★ニュータリバン復活だ!夢見る黒ターバン★G

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14黒ターバン
 和夫には,一人の幼い娘がいた。ふだん模範的でいい子だったヒミコさんは,放課後,
家に帰ってきて,両親の身に起こった惨状を見,気が触れてしまった。ヒミコが何日間も
慟哭する声に,近隣住民たちは眠れなかったそうだ。その後,孤児になったヒミコは,
食べ物を乞おうと,その付近をさまよったが,朝鮮人は誰一人彼女に目もくれず,知らな
いふりをした。結局,彼女は9日後,村の橋の下でやせ衰えた死体となって発見された。
当時,ヒミコは小学校6年生の幼子だった。和夫の財産は,勇猛で愛国心に燃えたつ朝鮮
の青年たちの手にそっくり渡り,この事件は村人たちの沈黙の中,しだいに忘れられて
行った。
 
 この文章は,ある読者からの手紙にあったものだが,冒頭,韓国人が反省し作成した
ものと書かれているものの,「和夫君」,「和夫さん」などの日本的な呼び方が混じっており
最後の部分に朝鮮人に対する軽蔑に満ちた文章(削除した)が含まれていたことなどを
勘案すれば,韓国語ができる日本人が書いたものではないかと思う。いずれにせよ,
この事件について聞いたことがあるという韓国人も多いことを見れば,実際に釜山地方で
発生した事件のようであり,また韓国による植民地被害の主張に対する,日本人の対抗
論理をかいまみることのできる珍しい例として,決して重みが失われない文だといえよう。