★ニュータリバン復活だ!夢見る黒ターバンF★

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183黒ターバン
>>167 に、関連してくるが、ペシャワール会の目黒丞君のレポート
ペシャワール会報NO73 (郵送されたもの)に載っていて非常に興味深い。
西側メディアは、現地の声に耳を傾けるべきである。
少し引用させてもらう。
>アルカイーダ捜索のための米軍機は我が物顔に飛び回り、銃を構えた米兵を乗せたジープが
>ジャララバードの街を巡回するようになりました。
>私も偶然、街にでていたために迷彩色のジープの一段を見ることができました。
>・・・・・そばにいたエンジニアの一人が「ソビエトが攻めて来たときと同じだ、
>あの時もいきなり兵隊が乗り込んできた・・」と私に言いました。人々も同じ気持ち
>だったのでしょう。その光景を見ていたジャララバードの人々の顔には恐怖と不安が
>浮かんでいました。現在のアフガンにおいてハリジィ(外国人)という言葉は侵略者
>をさすかのように感じます。・・・・・・

>去年のテロの直後に取材に来た日本の大手新聞社の記者に「識字率の低い連中と仕事を
>するのは大変でしょう?」と言われ殴りたくなった事があります。
                         ・・・・↓つづく
184183:02/11/02 22:56 ID:I0blDj3I
>確かに識字教育は大切です。しかしそれが人間性を測る基準にはなりません。
>アフガン北部でNGOが作った女学校が焼き討ちされたという報道を聞きました。
>私には地元の理解を得ずにやった結果だとしか感じませんでした。
>タリバン政権ですら女性の識字教育は必要だと言ってました。
>以前にタリバンの僧侶と井戸の交渉を行ったときに出た話ですが、「字が読めなくては
>コーランも理解できない。識字教育は絶対に必要だ。だけどその前に治安が安定する事と
>最低限の生活水準を保証することが必要だ。ミスター目黒はイスラム教徒じゃないから
>知らないと思うが、娘に字をおしえるのは父親の大切な義務のひとつだし、もし、妻が
>コーランを読めなければ夫が責任を持って字を教えるのも義務の一つなんだ」と言ってました。
>我々は、地元の責任者と交渉して理解を得てから作業をはじめることを最重要視しています。
>きちんとした関係を作れば焼き討ちなどには遭いません。
・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・  ↓つづく
185183:02/11/02 22:57 ID:I0blDj3I
・・・・・・
>彼は働き者で正直、体格も大きく、難しい井戸があると私が彼に依頼して特別派遣して来ました。
>現在はクリニック増築の現場で責任者であるアシスタントとして働いています。
>彼を正式スタッフのサイトエンジニアとして雇用しようかと考えた事があったのですが
>彼は読み書きができずレポートの作成が出来ないため実現しませんでした。
>その時に彼は
>「あなた達からもらった給料で俺は家族を支えることができているし、子供達は安心して
>学校に行き始めた。俺が字を読むことよりも子供に勉強っさせる方が俺にとっては嬉しい
>何より俺は日本人といっしょに働くのが嬉しいんだ」と言いました。
>アフガン人はとても誇り高い人々です。
>彼に対して字がよめなくてかわいそうと思うことは失礼であり、彼の誇りを傷つけることに
>なります。アフガン人と接して彼らの考え方を知ること、その上で必要な物がなんなのかを
>考える事が一番大事なことだと思います。仮に識字教育を始めるとしても、
>どのような形であればアフガン社会に受け入れられるのか、考える必要があります。
                          以下略・・・・