マスコミにはウンザリ!真実のニュース教えて下さい

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43穿った見方
国際環境に目を転じてみよう。
やはりここでも、今までの作戦が政治的行動であろうと推察できる。

<アフガンの地に米国の旗を>
国際環境的に大事なのは、イスラム諸国対策であろう。
歩兵部隊の侵攻は、言ってみれば「アフガンの大地に星条旗をはためかせる」
事でもある。いきなりこれをやられては、イスラム諸国にとっては屈辱的で、
耐えがたいものとなろう。やはり歩兵部隊の展開に至るには、それなりの手順を
踏む必要がある。空爆をやってみせ、特殊部隊作戦をやってみせて、
テロ組織の殲滅には地上作戦しか方法がない、と認めさせる訳である。

<民間人の犠牲を減らすには地上戦>
空爆を続けていけば、どんなにピンポイントでも、民間人の被害が増えていくのは
分かりきった話。ましてやイスラム過激派は「人の盾」を使う。これは湾岸戦争で
経験済。国際社会/米国内のどちらからも、空爆中止の圧力が高まってくる。
この圧力を利用して、都市部への空爆を中止するかわりに地上戦を容認させる。
今、ラムズフェルドが関係諸国を歴訪しているのは、まさにこれが目的だろう。

*タリバンも米国も地上戦を欲している。今まではそれに向けた環境整備の期間。
*マスコミの情報操作もタリバンの情報操作も、この観点から見れば方向は同じ。
*阿吽の呼吸とでも言えばいいのか、地上戦の開始に向けた国際環境の整備という
*点に限ってみれば、ある意味、米国とタリバンの共同謀議みたいなもの。