提供されたお題で短編SSを書いてみる

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1スレ立て代行@転載禁止
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1398726130/104の依頼を代行

依頼者
ID:6yrGCPJwO

お題例
○○と○○が○○する話

みたいな感じで。

流れ、ルールは>>2
2名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 21:45:12.16 ID:6yrGCPJwO
【流れ】
お題をもらう

スレ主以外でも書ける人はお題の安価をつけて投下する

【ルール】
@スレ主以外でも投下可

A同じお題でも複数人、複数SS投下可

Bお題を出す人で設定をつける場合、お題・設定を1レスにまとめて投稿する

CSSは1〜10レスぐらいにまとめる
(できるだけ)

D書きためて投下し、最後に「おわり、完」などをつけて締めくくる

※終わるまで感想は控えて下さい。
(不可抗力でかぶった場合はドンマイということで)
3名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 21:54:01.39 ID:6yrGCPJwO
お題待ち
4名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 21:54:53.28 ID:185R/yTw0
悟空とベジータが将棋をする話






こうですか?(´・ω・`)
5名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:00:31.49 ID:6yrGCPJwO
>>4
そうそうw
6名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:02:07.66 ID:T+/V4hWr0
7名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:45:13.96 ID:6yrGCPJwO
>>4

タン

悟空「はぁ!!やぁ!!」

シュシュシュ

チチ「また修行やってるだか」

悟空「おぅチチ、体動かさなきゃ気持ち悪いからな」

チチ「悟空さ、たまには頭も使わなきゃダメだべ」

悟空「うーん。わかった。ちょっと行ってくる」

ヒューン

チチ「あら、悟空さ、どこへ行っただ?」
「あ、きっと逃げただな(クスッ)」
「しょうがない人だべ」
「まぁ、そのうち帰ってくるさな」
8名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:48:09.47 ID:6yrGCPJwO
ヒューン

タン

悟空「よぉブルマ!!」

ブルマ「あら、孫くん。めずらしいわね。どうしたの?」

悟空「実は…」

ブルマ「なるほどね。それじゃ、ベジータと将棋でもしてみれば?」

悟空「おら将棋なんか知らねぇぞ」

ブルマ「私が教えてあげるわよ」

ギーッ

ベジータ「何してるんだ」

ブルマ「あ、いいところに。実は…」

ベジータ「フハハハ!!カカロット!!俺に将棋の勝負を挑むとは気でも狂ったか!!」

悟空「ベジータ、やけに自信満々だな」

ブルマ「そうよ。この人、つい最近ルールを覚えたの」

悟空「へぇ。よし。勝負だ!!」

ブルマ「待って!!孫くんはルールを覚えなきゃ」

悟空「そうだった…」
9名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:49:45.84 ID:6yrGCPJwO
〜1年後〜

ブルマ「つ、疲れた」バタッ

悟空「よし!!ルールは覚えた!!ベジータ!!勝負だ!!」

ベジータ「フハハハ!!カカロット!!ルールを覚えるのに1年もかかるとはな。半年で覚えた俺様に貴様は勝てない!!」

悟空「いいさ。さぁやろうぜ!!」

ベジータ「吠え面かくなよ!!」

パチン

パチン

パチン

パチン

パチン

パチン

悟空「ま、待った!!」

ベジータ「待ったなしだ!!」

悟空「そこをなんとか」

ベジータ「しかたない。俺と戦って貴様が勝ったら待ってやろう!!」

悟空「ありがてぇ!!さっそくやろうぜ!!」

ベジータ「移動するぞ」

悟空「おぅ!!」

ヒューン
ヒューン
10名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:52:24.43 ID:6yrGCPJwO
〜1年後〜

プルプルプル

ガチャ

ブルマ「はい。こちらカプセルコーポレーション」

チチ『ブルマさん、おらチチだ。そっちに悟空さいねぇだか?もう2年も帰ってねぇだよ』

ブルマ「あら、チチさん。孫くんなら来てましたよ。2年前に来て将棋を進めたらルールを覚えるのに1年かかって…」

チチ『で?今はどこにいるだ?』

ブルマ「実は…勝負の待ったをしてもらうのを戦いで決めるとかで、ベジータと2人でどっかにいっちゃいました。かれこれ1年たちましたが…」

チチ『……』

ブルマ「きっと勝負がつかなくてまだ戦ってるんじゃないかな?」

チチ『……』

ブルマ「どうしました?」

チチ『いや、おらにはわかるだ。2人は将棋よりも戦いが楽しくてやめられねぇだよ』

ブルマ「あぁ…」

チチ『これだからサイヤ人は…』

ブルマ「あははは。お互いサイヤ人の亭主をもつと苦労しますね」

チチ『ほんとにそうだよ。もう二度と頭を使う話はしねぇだ』

ブルマ「それ正解かも」

チチ『はぁ…』
ブルマ「はぁ…」

〜その頃、遠く離れた広野では〜

将棋のことなんかすっかり忘れて戦う2人の姿があった。

おわり
11名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:54:08.33 ID:185R/yTw0
思ったよりクオリティが高くてワロタw
12名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 22:59:43.91 ID:6yrGCPJwO
>>11
お題ありがとうございました。
キャラを脳内再生したらこうなりましたwww
13名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 23:58:38.34 ID:6yrGCPJwO
お題待ち
14名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 06:10:25.63 ID:rKmBUenO0
ない
15名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 06:47:51.94 ID:17XKhnwF0
将棋の駒が種類ごとに分かれて戦争するバトルもの
16名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 21:49:40.34 ID:XeTnf9QoO
>>15

カッカッカッ

ガチャ

金将1「くそ…」

金将2「どうした?王に呼ばれてたんじゃないのか?」

金将1「行ってきたさ。今、王に散々言われてきたよ」

金将2「王はなんて?」

金将1「俺達全員能無しだとよ」

金将2「え?それって…」

金将1「全方向に動けない能無しはいらないと解雇されたよ」

金将2「なんだと!!今までどれだけ王のために働いたと思ってるんだ!!」

金将1「すでに他の駒達は王に一矢報いて次期王になるためにそれぞれ分かれていった」

金将2「なんだと?それって…」

金将1「そうだ。これからは全種類が敵ってことだ」

金将2「しかし…それだと全種類金に成りうるぞ」

金将1「大丈夫だ。俺達の加護のない奴らは金には成り得ない」

金将2「だといいんだが…」

金将1「しかし事は急ぐ。さっそく敵だった金将3と4に連絡して力を合わせなきゃならん」

金将2「そうだな…連絡してみよう」

プルプル
17名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 21:51:01.13 ID:XeTnf9QoO
金将2「もしもし。あぁ、3か。こちら2だ。ふむ。実は…え?なんだと!!」

金将1「どうした!!」
金将2「金将4が…」

金将1「?」

金将2「金将4が飛車2に捕まった!!」

金将1「な、なんだと!!」

金将2「やばいぞ…奴が金を捕まえたということは…」

金将1「そうだ!!奴は…」

ドォォーン

金将2「始まったぞ…」

金将1「しばらくは戦況を見守るしかあるまい…」

金将2「……」
18名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 21:53:38.91 ID:XeTnf9QoO
ドドドドォォーッ

香車1「突撃ィーーッ!!」

香車2「銀を打ち取れぇー!!」

香車3「まっすぐぅー!!まっすぐぅー!!」

ドドドドォォーッ

香車4「!!」

ザッ

桂馬1「今だ!!」

桂馬2「かかれー!!」
ヒュン

香車4「うわー!!桂馬が飛んできたぁー!!」

ドォォーン

桂馬3「よし!!香車4を打ち取った!!」

香車2「やばい!!逃げろー!!」

香車3「無理だ!!俺達はまっすぐしか行けない!!前には銀がいるぅー!!」

ドドドドォォーッ

桂馬4「逃がさん!!」
ヒュン

ドォォーン

香車3「ぐわっ!!」

桂馬4「あと2匹」

キィィィーン

桂馬が香車3、4を打ち取ったその瞬間、どこからともなく黒い影が現れた。
19名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 21:54:47.59 ID:XeTnf9QoO
桂馬4「うっ!!貴様…」

ドォォーン

飛車1「フッフッフ…油断大敵だったな」

キィィィーン

角行1「貴様もなぁー!!」

ドォォーン

飛車1「くっ…角…油断した(ガクッ)」

飛車が桂馬4を打ち取った隙をついて角行が斜めから襲った。
角行1「フッフッフ。金の加護がなくなったとはいえ、斜めを自由に飛べる俺は機会さえあれば飛車すら凌駕する!!」

桂馬3「やばい…逃げろ!!」

ドォォーン

角行1「逃がさねぇよ」

ドォォーン
ドォォーン

桂馬1「無念…(ガクッ)」
桂馬2「くそっ…もっと飛べれば…(ガクッ)」
桂馬3「俺達って…(ガクッ)」

角行1「フッフッフ。しょせん貴様らは…」

ドスッ

角行1「う…なんだ…銀!?」
20名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 21:59:51.83 ID:XeTnf9QoO
銀(金)「いや違うね。金将3の加護をうけ、俺達4人は金となった。俺達が横に行けないと思って見逃したのが運のつきだったな」

角行1「………(ガクッ)」

金将3「やったか…」
銀(金)1「そうですね」

金将3「いいか…いくら敵になったとはいえ、金になったお前らはいわば同士だ。奴が暴れ出す前に同士を増やさねばならん。」

銀(金)1「奴とは…」

金将3「今は言えん。現状でそれを知れば必ず絶望する。今は同士集めをする事が唯一希望なのだ」

銀(金)「わかりました」

金将3「俺は1と2に今の現状を伝え協力してもらう」

銀(金)1「そうですね。今は我々4人、先ほど仲間にした香車(金)2人…」

金将3「急がねばならん」

プルプルプルプル

金将1「もしもし。俺だ。…なんだと!?わかった。すぐに動くとしよう」
21名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:02:21.22 ID:XeTnf9QoO
ザッ

歩1「俺達って…」

ザッ

歩2「うむ」

ザッ

歩3「地味だよな」

ザッ

歩4「だな」

ザッ

歩5「俺達…」

ザッ

歩6「うん?」

ザッ

歩7「国とれるかな…」

ザッ

歩8「無理じゃね?」
ザッ

歩9「だよなぁw」

ザッ

歩全員「ケラケラケラ」


スザッ

金将1「おいお前ら」
ザッ

歩10「あ、金さん」

ザッ

歩11「奉行かよw」

ザッ

歩全員「ケラケラケラ」
22名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:03:51.51 ID:XeTnf9QoO
金将2「お前らのん気だな」

ザッ

歩12「歩ですしねーw」

金将1「お前らは自分達の価値がわかってない!!」

ザッ

歩13「そうですか?」

金将2「今からお前らに俺達の加護をやる。全員金となるのだ!!」

金将1「時間がないんだ!!」

歩全員「おぉー!!なんかすげー迫力w」

金将2「行くぞ!!」

バァァァーーン

歩全員「お…お…」

ゴゴゴゴォォォーッ


歩全員「きたきたきたきた!!」

金将1「フッ…」

ゴゴゴゴォォォーッ

歩全員「とっきーん!!」
23名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:04:56.01 ID:XeTnf9QoO
と金全員「すげー!!金に成った!!」

金将2「よし、同士よ。行くぞ!!」

ザッザッザッザッザッ

銀(金)1「金将3様!!金将2人方、と金18名が見えました!!」

金将3「よし、これで27人。なんとかなりそうだ」

ザッザッザッザッ

金将1「戦況を聞かせてくれ」

金将3「うむ」

全員「ゴクリ」

金将3「まず…飛車、角行は1人づつ倒れた。それはいい…」

金将1「なにが問題なんだ?」

金将3「飛車2が金将4を取り込み龍王と成った。斜めに行けるようになったことで角行2を手中に納めた。さらに角行2を取り込み王将2人を倒してしまった」

金将2「それって…」

金将3「あぁ…縦横斜めすべて自由自在に飛べるんだ。手がつけられん」

金将1「あぁ…それで人海戦術か」

金将3「そうだ。唯一倒せるとしたら、俺達を含む金に成った全員で取り囲むしか方法はない」

金将2「作戦はあるのか?」

金将3「ない。取り囲んでひたすら打ち取るよう攻撃を仕掛けるしかない」

ヒューン

ドォォーン
24名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:17:52.11 ID:XeTnf9QoO
金将1「なんだ!?」

銀(金)「と金がやられました!!」

ヒュンヒュンヒュン

龍王「ふははは!!そうはさせるか!!貴様ら全員倒して俺は将棋界の覇者となる!!」

ドォォーン

銀(金)「ぐわぁー!!」

金将3「囲めー!!囲んで奴を倒すんだぁー!!」

ジリジリ

ドォォーン

と金「うわぁー!!」

龍王「無駄だ!!」

ジリジリ

ドォォーン

と金「あー!!」

金将1「ときーん!!」

ジリジリ

ドォォーン

銀(金)「く…!!(バタッ)」

龍王「無駄だと言っただろ!!」
25名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:21:05.05 ID:XeTnf9QoO
金将1「何か手はないのか!!」

ジリジリ

ドォォーン

ジリジリ

ドォォーン

金将3「俺が出る!!金将1は俺のすぐ後ろに待機しててくれ」

金将1「わ、わかった」

ジリジリ

金将3「とう!!」

龍王「無駄だぁぁぁー!!」

ドォォーン

ザッ

金将1「今だ!!」

龍王「しまった!!」

ドッカァァーン!!

金将1「やった!!」

ドーン!!

ドーン!!

ドサッ

金将4「お、俺はいったい…」

金将2「おぉ。龍王に取り込まれた奴らが解放されていく」

金将1「そうだな。倒されたみんなも帰ってくるだろう」

金将2「これからどうする?」

金将1「俺達4人がサイコロになってみんなを出世させようと思う。どうだ?」

金将2「戦いではなく競争か」

金将1「うむ。歩から王将になる様子を見守ろうじゃないか」
金将4「俺は助かったんだ。なんでもするぜ」

金将1「よし、決まりだ。ルールは…」


こうして将棋の駒を使った回り将棋というゲームができた。

おわり
26名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:29:34.29 ID:XeTnf9QoO
やべぇ10レス超えるとこだったw
27名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:33:17.36 ID:XeTnf9QoO
見てくれてる人がいるとテンションあがるわぁーw

「死SSスレ」でのお礼はスレチなのでここでお礼を…


あざーすm(_ _)m
28名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:33:48.46 ID:s3VwdkU40
>>26
乙!面白かったぜ

      /\                 /\
     /  u \ <あっちの方が   /   \
    / /u      ',  後々有利ッスよ  /u     ', ', <あっちに行けば
   / /へ 金   ',/         ─/   金 ゞ ', ',  安全地帯ですよ
   / /.u  将 u .',           /u  将 u .', ',
  /_/______',          /______',_',
      |   |       /\       | |
              /::::::::::::\ヽ⌒/
            //:::::::::::::::::::::', / ンー…
             ヽ/:::::::::::::::::::::::::',
             /:::::::::::::::::::::::::::::', ←桂馬
              ̄ |  ̄ ̄ |  ̄
29名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:34:26.92 ID:VuFTEx920
おつ!おもしろい!
30名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:35:03.85 ID:C8Y5+OH20
加藤あいと深田恭子が服を脱がし合いながら取っ組み合いの大喧嘩
31名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 22:45:04.43 ID:C8Y5+OH20

はよはよ
32名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:03:47.52 ID:XeTnf9QoO
>>31
待って待ってw
33名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:17:18.02 ID:C8Y5+OH20
>>32
待ってるぜ
34名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:40:39.53 ID:XeTnf9QoO
>>30

コンコン

恭子「はーい」

ガチャ

恭マネ「えー…1時間のち、次はドラマの収録入ってますんでお願いします」

恭子「はい。ありがとうございます

恭マネ「では」

バタン

プルプル

恭子「はい。あ、たかしくん。うん、元気よー。じゃあね」

プツッ

コンコン

恭子「はーい」

バン!!

あい「あなた!!私のやる夫さんと浮気してるわね!!」

恭子「な、なによ!!いきなり!!」

あい「聞いたわよ!!」

恭子「あなただってたかしくんと浮気してるじゃない!!おあいこよ!!」

あい「なんですって!!」

恭子「第一、やる夫くんは私のこのおっぱいが大好きなの」

ボヨ〜ン

あい「なによ!!私だって!!」

プル〜ン

恭子「プッ」
35名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:43:04.79 ID:XeTnf9QoO
あい「服の上からじゃわからないだけよ!!」

恭子「へ〜。んじゃ」

ビリッ

あい「きゃ!!なにするのよ!!」

恭子「服が邪魔なんでしょ?」

あい「やったわね!!」

ビリッ

恭子「ちょっと!!おっぱい見えちゃうじゃない!!」

ビリッ

あい「きゃ!!でかけりゃいいってもんじゃないのよ!!」

ビリッ

恭子「たかしくんもやる夫くんもこのおっぱいにメロメロよ!!」

ビリッ

あい「やる夫さんは程よい大きさが好きなのよ!!」

ビリッ
36名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:44:01.41 ID:C8Y5+OH20
期待
37名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:44:25.18 ID:XeTnf9QoO
プルン

恭子「あらw寄せないとあまりないわね。私は…」

ボヨ〜ン

あい「たかしさんも私の程よいおっぱいが好きって言ってたわ!!」

恭子「きーっ!!」

ボヨ〜ン

あい「きーっ!!」

プルン

恭子「それはおっぱいじゃないわ!!まな板よ!!」

ボヨ〜ン

あい「それはおっぱいじゃないわ牛の乳よ乳!!」

プルン

恭子「きーっ!!」

ドン!!

あい「やったわね!!」

ドン

恭子「何するのよ!!」

ドン

ドタン

バタン
38名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:46:21.69 ID:XeTnf9QoO
カチャ

コソ〜

恭マネ「……」

カッカッカッ

あいマネ「おや、恭子さんのマネージャーさん」

恭マネ「あ、あいさんのマネージャーさん」

あいマネ「何してるんですか?楽屋を覗きですか?」

恭マネ「いやぁ…ドタバタしてたんで何事かと思って覗いたんですが…」

あいマネ「ほう。どれどれ」

コソ〜

あいマネ「あいちゃ…」

恭マネ「どうやら痴話喧嘩のようで…」

あいマネ「でも、もうあれは裸相撲ですよね」

恭マネ「もったいな…いやいや」

あいマネ「役得…いやいや」

恭マネ「恭子ちゃんは2ちゃんのカリスマたかしくんと付き合ってるし…」

あいマネ「あいちゃんは2ちゃんのマスコットやる夫くんと付き合ってる…」

恭マネ「その2人が2人とも恭子ちゃんとあいちゃんを恋人にしてると…」

あいマネ「うらやま…いやいや」

恭マネ「うらやま…いやいや」

「死刑ですな」


おわり
39名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:48:19.11 ID:C8Y5+OH20
40名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:50:27.95 ID:C8Y5+OH20
>>38
やり直し
41名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:51:17.03 ID:XeTnf9QoO
やべぇw
脳内再生されたw
42名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:52:33.03 ID:XeTnf9QoO
>>40
んな無茶なw
43名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 23:53:41.35 ID:C8Y5+OH20
>>41
は?
44名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 00:46:21.61 ID:PSSfGp1hO
お題待ち
45名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 03:27:12.36 ID:R4YTMvGa0
【お題】
長靴少女の壺をめぐる冒険
【ストーリー】
長靴を履くのが大好きな小学6年生の甕川美子。
ある日、愛用の赤い長靴を履いて、頭から壺を被ったが、
頭に壺がはまって抜けなくなり、壺を被ったまま、
壺をめぐる不思議な冒険の旅に出る・・・。
46名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 11:03:48.90 ID:2E871e/y0
>>45 ストーリー補足
壺は、甕川家の蔵で発見した古い壺。
頭に被って抜けなくなった壺を抜いて貰うために、
甕川美子は旅に出る。
【甕川美子】
//vippic.mine.nu/up/img/vp139706.jpg
47名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 11:25:04.16 ID:PSSfGp1hO
>>46
すでに>>45で半分以上書いてるので修正不可能ですw
>>46は別ストーリーでまた書きますw

よろしくね(^^)
48名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 20:53:42.39 ID:PSSfGp1hO
>>45
少し長いです。

チュンチュン

ママ「美子。用意できた?」

美子「うん」

ママ「はい。これ。お使いのメモね」

美子「今日は封筒なんだ。開けていい?」

ママ「だ、だめよ!!あ、開けるときは自然にわかるから!!」

美子「今日のママ変〜。わかったよ。開けない」

ママ「いい子ね。そ、それじゃお願いね」

美子「昨日雨降ったし長靴履いてくね」

ママ「え、えぇ。いいわね」

美子「行って来まーす」

バタン

トコトコ

私、甕川美子(かめかわよしこ)小学6年生。
今日から夏休みに入ったんだけど、私には何故か宿題がなかったの。
そのかわり、ママからお使いを頼まれたわ。
いつも頼まれるお使いは「お買い物」なんだけど、今日は違ったの。
「好きなところを歩いてお使いのメモを実行する」だって。
変よね。これじゃまるでお使いではなくお散歩だわ。

トコトコ

美子はママの依頼を不思議に思いながらお使いという名の散歩を楽しむこときした。
お気に入りの赤い長靴を履いて出かけられたことでテンションも上がっていたからお使いの内容は特に気にならなかったのだ。

トコトコ
49名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 20:55:31.35 ID:PSSfGp1hO
カチャ

パパ「行ったか」

ママ「えぇ」

スチャ

プルプル

パパ「もしもし。はい。今出発しました。はい。よろしくお願いします」

プッ

パパ「ふぅ…」

ママ「あなた…」

パパ「大丈夫だ。きっと…俺達は元気に帰ってくることだけを祈ろう」

ママ「そうね…」

ザッザッザッザッ

ザッザッザッ

ガー…ガー…

司令官「これより作戦を開始する!!甕川美子、コードネームを『ミコ』とし通信の際は『M』と呼称すること!!全員ただちに配置につけ!!」

『ラジャー!!』
50名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 20:57:15.13 ID:PSSfGp1hO
トコトコ

美子「フンフフ〜ン♪」

バシャバシャ

トコトコ

バシャバシャ

美子「晴れた日に水溜まりを歩くのって快感だわ」

長靴を履くと水溜まりを歩きたくなるのは長靴好きには当たり前の衝動である。

そうして遊びながら歩いていると、空き地に壺が放置してあるのを見つけた。
いつもなら、近所の友達がワイワイ遊んでるのだが今日は誰一人いない。
無人の空き地に見知らぬ壺がやけに目立つ。

美子「なにか入ってるのかな?覗いちゃおう♪」

タッタッタッ

ズルッ!!

美子「きゃ!!」

ズボッ!!

美子は急いで壺に駆け寄ったため、ぬかるみにはまり滑ってしまった。
しかも、勢い余って壺に頭がはまってしまったのだ。

美子「困ったわ…」

ヒョイ

美子「あら?軽い。結構大きな壺だと思ったけど軽いわ。自転車のヘルメットより軽い。変な壺」

壺に頭がはまった美子だったが、壺のあまりの軽さにごく普通に立ったのだった。

美子「でも困ったわ。前が見えない」

ブゥゥゥーン

美子「あら、見えた。不思議な壺ね。まぁいいわ」

トコトコ
51名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 20:59:53.49 ID:PSSfGp1hO
隊員「こちら隊員。空き地にいた住民を待避させたところ、本当に壺が現れました。はい。Mはその壺をかぶり、ものすごいスピードで歩きだしました!!推定時速100km…信じられません!!」

ガー…

司令官『了解。こちらで追跡する!!』
『各班に連絡。コードネームMは赤い長靴を履き、頭に壺をかぶって時速100kmで移動中!!見失うな!!』

各班『ラジャー!!』

プツッ

司令官「ふぅ…これから我々はどうなるんだ…」

〜1週間前〜

コンコン

司令官「誰だ」

ガチャ

老婆「占いババじゃ!!(クワッ)」

司令官「あ、ババ様!!」

老婆「わしは世界の終わりを予言した!!世界を救うためきたのじゃ!!(クワッ)」

司令官「なんと!!」

老婆「よく聞け!!これより1週間のち世界は滅びる。唯一救えるのは、ある少女だけじゃ。その少女に世界の命運を託し見守るのじゃ!!よいな!!」

司令官「わ、わかりました!!これまで数々の予言を的中させてきたババ様の言葉。疑うことなく政府をあげて実行したします!!」

老婆「よろしい。ではこれを…」

スッ

司令官「予言書?」

ガチャ

バタン

司令官「必ず当たる予言…」

ペラッ
52名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:02:04.50 ID:PSSfGp1hO
『そのもの赤き長靴を履き、壺をかぶりて世界を救うであろう。』

司令官「さすがに予言書っぽい…意味がわからん」

ペラッ

司令官「もう1枚…」
『世界を救うのは○○県○○市在住の甕川美子。小学6年生。血液型O型。あまり細かいことにはこだわらない性格。赤い長靴が好き。
1週間後、世界を救うようお使いを頼むべし。内容は知らせぬ事。
お使いの最中、近くの空き地に壺が現れる。美子は誤って壺をかぶるが心配はない。
美子のお使いの邪魔をしないことが世界を救う鍵となる』

司令官「よくわかる予言書だった…」
53名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:03:20.85 ID:PSSfGp1hO
トコトコ

美子「歩いてるだけなのに、やけに景色が流れて行くわ。変なの」

ボワァァァン

「そりゃあそうさ。今、時速100kmで移動してるからな」

美子「時速100km?よくわからないわ。で、あなたは誰?どこから声を出してるの?」

妖精「俺は壺の妖精。壺に入った人の願いを3つ叶えてあげるのが役目なのさ」

美子「へぇ。壺をかぶったのに前が見えるのもあなたの力?」

妖精「そうだ。で?どこ行くんだ?もうすぐ海だぞ」

美子「そうなの?」

妖精「おい。歩くの止めろ!!」

美子「え?」
「きやっ!!」

どっぼーん
54名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:04:30.21 ID:PSSfGp1hO
妖精「おい。起きろ」

美子「ん…うーん。ここは?」

妖精「壺の中だ」

美子「へぇ。そうなんだ。」

妖精「動じない子だな…」

美子「しかたないんじゃない?」

妖精「まぁそうなんだが…で、どこに行くんだ?」

美子「うーん。お使いの途中なんだけど…」

妖精「そうなのか」

美子「うん。今どのへんにいるのかな?」

妖精「ん〜。日本海だな。それより願いを言ってくれ。役目が終わらない」

美子「願いぃ?私はお使いをしなきゃいけないの。願いはその後でね」

妖精「おいおい。お手伝いなんか後で手伝ってやるよ。だから早く願いを言ってくれよぉ」

美子「ん〜。今海よね。じゃあ陸にあげて。一番近い陸でいいわ」

妖精「よしきた!!」

ブゥゥゥーン
55名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:06:48.35 ID:PSSfGp1hO
妖精「ほい。陸についた」

美子「あれ?また壺をかぶってるわ」

妖精「まぁ、移動手段だからな」

美子「え?移動はかぶった人まかせ?」

妖精「うん。そういう決まりなんだ」

美子「まぁいいわ。で、どこの陸についたの?」

妖精「ん〜。K国だな」

美子「K国…聞いたことはあるわ。キムチで有名だよね」

妖精「あと、C国、北C鮮と同盟を組んで世界に戦争を仕掛けようとしてることで有名だな」

美子「え?それってヤバくない?」

妖精「どうだろ?あと2時間で宣戦布告のミサイルが各国に打ち出されるみたいだけど」

美子「ヤバいじゃない!!なんとかしてよ!!」

妖精「いいのか?願いはあと2つだ」

美子「うん。戦争を止めてもらうでしょ。家に帰してもらうでしょ?2つだよね」
妖精「そっか。戦争を止めても、巨大隕石が地球に衝突するし、地球の巨大プレートが大移動して地球の陸が海に沈むけど2つには変わりないな」

美子「え?」
56名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:11:14.55 ID:PSSfGp1hO
ガー…ガー…

司令官「Mは大丈夫か?」

隊員『はい。今のところ。K国に上陸した模様。』

司令官「なんだと!!あそこは今、全世界に向けて宣戦布告を出した国だぞ!!あと2時間で戦争が始まる!!」

隊員『しかし…』

司令官「たぶん、予言はこのことだ…くっ…」

コンコン

司令官「なんだ!!この一大事に!!」

ガチャ

隊員「お知らせします!!あと2時間で巨大隕石が地球に衝突するとの連絡が入りました!!」

司令官「なんだと!!」

コンコン

司令官「今度はなんだ!!」

ガチャ

隊員「あと2時間で世界中のプレートが大移動をし、陸が海に沈むとの連絡が入りました!!」

司令官「く…世界中大パニックに…」

隊員「いえ…みんな諦めて普通に過ごすようです!!」

司令官「そ、そうか…これで戦争はなくなるかもな」

隊員「いえ…K国は警告を無視し、戦争の準備に躍起になっております!!」

司令官「世界が終わる…ひとりの少女に回避できるわけがない!!くっ…」
57名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:14:04.02 ID:PSSfGp1hO
トコトコ

美子「ねぇ。何故あなたはそんなに詳しいの?」

妖精「まぁ、妖精だからな」

美子「考えたんだけど、とりあえず戦争なくしてくれない?」

妖精「それでいいのか?」

美子「ええ。自然の力で地球が滅ぶのはしかたないと思うの。でも、戦争で人が死ぬのはイヤだわ」

妖精「そっか。わかった」

ブゥゥゥーン

妖精「よし。これで戦争は起きない」

美子「何したの?」

妖精「K国と、その同盟国の武器、兵器と人間の知能を消した」

美子「というと?」

妖精「戦争をしようとしてた国の武器や兵器はなくなり、人間はすべて猿以下の知能になったから戦争は起きないってことだ」

美子「あぁ。なるほどね」

妖精「で、どうする?最後の願いで隕石かプレートか止めるか?どっちにしてもいずれかで世界は滅びるが」

美子「いえ。どうせ滅びるなら家に帰してちょうだい。最後は家族と一緒にいたいわ」

妖精「わかった」

ブゥゥゥーン
58名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:16:50.79 ID:PSSfGp1hO
シュゥゥ…

妖精「ついたぜ」

ポロッ

美子「あ、とれた」

壺「願いを3つ叶えたからな」

ガチャ

ママ「美子!!ダメだったのね!!」
パパ「しかたないさ。美子を責められない。あと30分、家族水入らずで過ごそうじゃないか」

壺「そろそろ…」

ザッ

司令官「はじめまして。君がM…いや美子さんかね」

美子「えぇ。あなたは?」

司令官「あなたのお使いをサポートしていたものです」

美子「お使い…あー!!」

壺「俺はそろそろ…」

美子「待って!!妖精さん!!」

壺「なんだよ。願いは叶えたぜ?」

美子「私、お使いしてないの!!」

司令官「!!」
パパ「!!」
ママ「!!」
59名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:18:39.10 ID:PSSfGp1hO
壺「だからなんだよ。俺になんの関係が…」

美子「あなた、お使いを手伝ってくれるって言ったじゃない!!」

壺「あぁ…言ったな。でも世界は滅ぶんだぜ?今更お使いもないだろう」

美子「滅ぶからよ!!だからこそお使いはしなくちゃいけないの!!」

壺「チッ。わかったよ。で?どんなお使いだ?」

美子「待って。今封筒を開けるわ」

ビリッ

『世界を救ってちょうだい』

美子「ママ…」

ママ「コクン」

美子「妖精さん、手伝ってよね(ニヤリ)」

壺「マジか」
60名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:21:33.78 ID:PSSfGp1hO
壺「しかたねぇなぁ…」

ブゥゥゥーン

ガー…ガー…

司令官「なんだ」

隊員『今、巨大隕石が突然進路を変え、宇宙の彼方に消えました!!』

司令官「よし!!」

美子「司令官さん、あとプレートの大移動が止まったら世界を救える?」

司令官「もちろん!!」

美子「…だって。妖精さん」

壺「わかってるよ!!」

ブゥゥゥーン

壺「これでよし!!じゃあな!!こんなズルい地球になんか二度と来ねぇからなっ!!」

フッ

美子「フフフ…残念だわ」


こうして赤い長靴を履き、壺をかぶった少女に世界は救われた。


おわり
61名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:31:34.12 ID:PSSfGp1hO
続きまして>>46

チュンチュン

美子「雨が上がったわ。よし」

私は甕川美子(かめかわよしこ)。小学6年生。
今日は大好きな赤い長靴を履いて庭で遊ぶの。

バシャバシャ

美子「楽しー♪」

バシャバシャ

美子「ん?蔵が開いてる」

私の家には蔵があるんだけど、古い蔵だから怖くていつもは近寄らないんだよ。
でも、今日は大丈夫なの。
大好きな赤い長靴があるから。

美子「よし。冒険だ♪」

ソロ〜リ

美子「ん?壺?」

ガタン

美子「案外軽いわね。ヘルメットみたい。被っちゃおうかしら」

ズボッ

『あーあー。響く響く♪』

『ラララー♪』

『楽しー♪』

ママ「美子ー!!どこー!!」

美子『はーい』

グッ

美子『あれ?』

『抜けない!!真っ暗で何も見えない!!』
62名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:31:36.75 ID:V13RUr2P0
おもしろいですね。
63名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:33:55.36 ID:PSSfGp1hO
グッ

美子『ママー!!壺をかぶったら抜けなくなっちゃったー!!』

ママ「ひっ!!」

美子『ママ?』

ママ「こっち来ないで!!気持ち悪い!!」

美子『え?ママ…』

『取らなくっちゃ!!』

美子は壺を取るため首を大きくふった。

グルングルン

ガコッ!!

美子『何かに当たったわ…ママ?ママ?』

ママ「……」

ドタドタ

パパ「どうした!!ママ!!…うっ…息がない」

美子『パパ?パパなのね。ママどうしたの?』

パパ「ち、近寄るな!!」

グルングルン

ガコッ!!

美子『パパ?』

パパ「……」

美子『声が聞こえなくなっちゃった』

『どうにかして壺を取らないと…』
64名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:35:19.09 ID:PSSfGp1hO
フラフラ

ガコッ!!

通行人「……」

フラフラ

ガコッ!!

キキィィー!!

ドッカァァァーン

美子『なんか事故かしら』

フラフラ

ガコッ!!

通行人「……」

フラフラ

警官「やめろー!!」

ガコッ!!

ドタッ

フラフラ

警官「こ、こちら警官!!怪しい壺女が通行人および走行中の車に体当たりし、死人がでています!!至急応援をお願いしま…(ガクッ)」

フラフラ

フラフラ

ガコッ!!
65名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:38:34.81 ID:PSSfGp1hO
司令官「全隊員に告ぐ!!壺女は危険人物と認定!!射殺してもかまわん!!なんとしても止めろ!!」

隊員『ラジャー!!』

フラフラ

ガコッ!!

フラフラ

ガコッ!!ガコッ!!

隊員「と、止まりません!!(ガクッ)」

美子『もういや!!前が見えないから当たりまくってるわ。誰か取ってー!!』

ヒュンヒュンヒュン

ビーッ

「取ってあげましょうか?」

美子『あなた誰?』

「まぁ、自己紹介は壺を取ってからでいいでしょう。ついてきて下さい」

美子『着いていきたくても前が見えないわ』

「大丈夫ですよ。そのまままっすぐ」

美子『わかったわ』

トコトコ

「はい。止まって」

ビーッ

ヒュンヒュンヒュン

通行人「今のなんだ?」
通行人「あれってUFO?」

ヒュンヒュンヒュン

キキィィーン
66名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:40:33.22 ID:PSSfGp1hO
ヒュンヒュンヒュン

「着きましたよ」

美子『早く壺を取って!!』

「わかりました」

ピッ

コロン

宇宙人「はじめまして」

美子「取れた…って、ここどこ?あなた誰?」

宇宙人「私は宇宙人。今は宇宙にいます」

美子「宇宙?」

宇宙人「そうです。あなたは人類初の『何もしないで宇宙旅行をした少女』になりました」

美子「……」

宇宙人「さて、壺を取った変わりと言ってはなんですが、あなたにある許可をいただきたいのです」

美子「許可?」

宇宙人「はい。我々は地球の人類を滅亡させ、星を高く売りたいのです」

美子「は?」

宇宙人「その許可を…」

美子「バッカじゃないの?そんなことしていいわけないじゃない!!第一、私には許可できる権限もないわよ!!」

宇宙人「いえいえ。許可は地球人であれば誰でもいいんです。なかなか許可を下さる地球人がいなくて困ってました」

美子「私は許可なんかしないわよ!!」

宇宙人「なんなら壺をかぶせなおしましょうか?」

美子「……」
67名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:44:44.38 ID:PSSfGp1hO
美子「でも、うちにはパパもママもいるわ!!私のひとことでパパやママを殺すわけにはいかないわ!!」

宇宙人「え?あなたは自分の手で両親を殺しましたよ?」

美子「え?」

宇宙人「映像に出しましょうか?ほら」

ブゥゥゥーン

宇宙人「見えますか?両親だけにとどまらず、あちこちで死人が出ています」

美子「……」

宇宙人「人類が滅ばなくても、あなたの人生は終わっているといっていいでしょう」

美子「……」

宇宙人「もし、許可してくれるなら、あなたを私の星に連れて行ってあげましょう」

美子「……」

宇宙人「どうですか?いい話だと思うのですが…」

美子「口がうまいわね…」

宇宙人「これが商売なもので…」

美子「わかったわ!!パパもママもいない世界なんていらない!!あなた達にあげる!!」

宇宙人「まいどあり〜♪」

ピッ

宇宙人「全船に通達!!地球人の許可がおりた。全船『人類消滅光線』を地球に向けて発射!!」

キュィィーン

バシュッ!!

宇宙人「さぁ行きましょうか」

美子「人類は?」

宇宙人「消えましたよ。我々が欲しいのは土地ですから♪」

キキィィーン

こうして赤い長靴を履き、壺をかぶった少女のひとことで人類は滅ぼされた。


おわり
68名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:44:49.13 ID:2E871e/y0
>>45のお題の提供主です。
大変面白かったです。
甕川美子が母親から渡された封筒を見て、単なるお散歩と思いきや、
実は彼女が壺を被って世界の危機を救うとは夢にも思わなかった、
と思います。
彼女も、壺を被っている間は大変な思いをしたようですが、
見事に地球の危機を救ってくれました。
ありがとうございました。
※引き続き、>>46も宜しくお願いします。
69名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:48:20.98 ID:oH7FI/uW0
乙!まさかの2話連続www
面白かったよー
てか昨日といい、今回といい大変だな…こういうのって考えるだけでも時間かかりそうだ
70名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 21:54:37.31 ID:2E871e/y0
>>68 続き
>>46は壺少女が“新天地”へ行くのと引き換えに、
地球を滅亡させるバッドエンドのケースか。
くれぐれも悪い宇宙人とは一切交渉せぬように。
こちらも大変面白かったです。
ありがとうございました。
71名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 22:01:17.47 ID:PSSfGp1hO
>>62
励ましのお言葉ありがとうございます(^^)

>>68
なかなかいいお題でした(^O^)
ありがとうございましたm(_ _)m

2作目はおまけですw
(これ内緒←)

>>69
乙ありがとうございます。
2作目は1作目の結末を反対に…と思ってたのでサクサク書けましたw

考えるのは…ノリっすねw
72名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 22:21:52.30 ID:PSSfGp1hO
お題待ち

※設定などあれば「お題を含めて1レス」でまとめて下さい。

次回からは"1レス以降の追加設定"は省略させていただきます。
m(_ _)m
73名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 21:44:05.50 ID:dEsrZYzJ0
過去から現代にタイムスリップしてきた男と、未来から現代にタイムスリップしてきた女の話
みたいな感じでいいんですかね
74名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 06:38:31.10 ID:JzoNFJDIO
>>73
少しアバウトですがなんとかなりそうです。


○○と○○が
「○○する話」←次回からこれをつけてねw

夕方投下予定〜(^^)
75名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 18:01:31.83 ID:JzoNFJDIO
執筆再開したもののさすがに今回は難産だw

しばし待たれよ
(ハウルの動く城より)
76名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 18:51:22.06 ID:JzoNFJDIO
>>73

これは今より少し未来のお話。

ヒュィィィーン

ドサッ

男「いてて…ここはどこだ?成功したのか?」

俺は男。
最近、ある発明をしたのだが、何故か何者かに命を狙われ、しかたなく逃げるハメになってしまった。
特に狙われるようなものを発明した覚えはなかったが命を狙われては逃げるしかない。
とりあえず、そのへんにある材料でタイムマシンを作って過去に逃げてきたつもりだったのだが。

男「お…あの人に聞いてみよう」

トコトコ

男「すみません。今、西暦何年ですか?」

通行人「は?2114年に決まってるじゃないか」

男「あ、そうでしたね。すみませんでした(ペコッ)」

通行人「変な人…」

トコトコ

男「ふむ。困った…」

俺のいた時代は西暦2064年。
予定では2014年に着くはずだったのに…

男「50年過去に行くつもりが50年未来に来てしまった」

どうやら間違って、未来にタイムスリップしてしまったようだ。

男「ちっ、50年過去なら狙ってくる奴も生まれてないか小さい子供になってるはずだったのに…残念」
77名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 18:53:32.75 ID:JzoNFJDIO
男「まぁいいか。50年未来なら俺を狙う奴は生きてはいないだろう」

トコトコ

男「さて、どうするかな…」

俺が過去に行きたかった理由はもうひとつある。
すでに終わってる歴史を繰り返すことはいわば、未来を知った上で効率よく生活、研究ができるということだ。
現実に未来に来てしまった俺には何のプランもなかった。

男「命が助かっただけヨシとするか…」

トコトコ

黒服「いたぞ!!」

ダダダダダーッ

男「え?ちょ…」

黒服「捕まえろー!!殺してもかまわん!!」

ダダダダダーッ

男「嘘だろ!?なんで追いかけられるんだ?」

タタタタターッ

バシュ バシュ

男「ひっ!!拳銃かよ!!本気だぁー!!」

ザザザザザーッ

グイッ

男「うわっ!!」

ムギュ

全速力で走ってる俺の腕を何者かが引っ張った。
逃げることに夢中で不覚にも無防備で身を任せることとなってしまった俺は柔らかい感触に身を包まれた。

男「フガフガ…」

女「しっ!!」

男「……」
78名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 18:55:08.61 ID:JzoNFJDIO
コソッ

女「行ったね…」

ムギュ

男「フガフガ…」

女「あ、ごめんなさい」

男「いやいや…なんか得した」

女「おじいちゃんやらしーw」

男「は?俺は25だぞ…って、ここどこ?あんた誰?」

女「あ、そっか。説明しなきゃね」

男「?」

女「私は女、20歳。50年未来からタイムマシンに乗って来たあなたの孫。正確には51年ね。失敗して1年分タイムスリップしちゃった」

男「ん?」

女「つまり、私の時代2164年から50年過去が今、実際飛んだのは51年。2113年、今から1年前ね」

男「なるほど。俺の家族が未来からやってきたのか」

女「うん。私は養女だけどね。で、ここはタイムマシンを改造して作った私の家。外からはホームレスのテントにしか見えない」

男「なんのために?どうして俺を1年も待った?」

女「あ、そうそう。それが目的だった。タイムスリップの誤差が怖くてそのまま待つ事にしたんだ。そんなことより、おじいちゃん、発明したイヤホン持ってるよね?」

男「あぁ。これのせいで何故か命を狙われてる」

女「でしょうね。それのせいで未来がメチャクチャになってるもん」

男「ん?詳しく話してくれ」
79名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 18:57:07.61 ID:JzoNFJDIO
女「おじいちゃん、そのイヤホン、どんな目的で作った?」

男「これか?これは、イヤホンを着けると脳に反応して苦手なことを克服できるんだ。例えば…」

俺は自己暗示にも似た思い込みを強制的に脳に植え付けて、どんな苦手でも克服できるイヤホンを発明した。
例えば、人と関わり合うのが苦手な、一般的に「コミュ障」と呼ばれる人が着けると、脳に作用し、人とコミュニケーションが普通にとれるようになる。
運動が苦手な人が着けたら運動が得意になる。
といった代物だ。
まぁ、強制的に思いこませるだけのもので、脳にそう信じ込ませるだけだからずっと着けてる必要もない。
自分からできない人にはちょっとしたきっかけになるだろうと発明したのだ。

男「これがどうした?」

女「それがね。例えば、ある1人を崇拝するよう思いこませることができるとしたらどうなる?」

男「そりゃあ、着けた人すべてが1人に忠誠を誓い、その1人は世界を支配でき…まさか!?」

女「そう、そのまさかなの」

男「………」
80名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 18:59:07.56 ID:JzoNFJDIO
女「おじいちゃんが狙われてるのはそこ。おじいちゃん、設計図とか書かないでしょ?」

男「まぁな。いつも雰囲気で作ってる」

女「だからよ。だからイヤホンが必要なの。実物を解析して改造するために。で、おじいちゃんは邪魔。同じものか対抗できるものを作る恐れがあるから」

男「こわいな、それ」

女「おじいちゃんはね。この時代で殺されてイヤホンを奪われるの。そのイヤホンを解析して30年後に洗脳しちゃうイヤホンが出回る。未来はメチャクチャよ」

男「まてまて。そんなに人間は生きられないぞ」

女「人間じゃなかったら?」

男「え?」

女「未来の支配者は今から50年前の…つまり、おじいちゃんが実際にいた時代のアンドロイド。ロボットよ」

男「こりゃ驚いた」

女「少しは状況が飲み込めた?」

男「ん〜。俺がこの時代で死んでるならあんたはいないんじゃないのか?」

女「うーん。そのへんはよくわからないけど、イヤホンを今壊せば未来が変わることは間違いないわ」

男「ふむ…」
81名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:02:16.32 ID:JzoNFJDIO
男「しかたないな。そんなつもりで作ったわけではないが、未来がそんなんじゃ作った意味がない」

女「わかってくれた?」

男「うむ」

スチャッ

男「これが…」

ポトッ

ガッ!!

男「これでいいな」

女「うん。ありがとう」

男「ところで…」

女「ん?」

男「あんたは1年もここでひとりで暮らしてたのか?」

女「うん。未来のためだもん。寂しかったけど頑張ったよ…」

男「そうだな。これで未来は変わる」

女「良かった」

男「……」

ギュッ
82名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:04:15.16 ID:JzoNFJDIO
女「おじいちゃん」

男「おいおい。おじいちゃんはやめてくれないか。実感がない。男でいいよ」

女「うん。男…」

男「よく頑張った!!」

女「うん…」

ギュッ

男「……」
女「……」

チュッ

ドサッ

女「今だけこうしてて…お願い」

ギュッ

男「女…」

チュッ

チュッ

アァーーッ
83名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:05:47.95 ID:JzoNFJDIO
ホー ホー

男「ん…いつのまにやら夜か…」

ザワザワ

男「なんだ!?外が騒がしい…」

カチャ

チッチッチッ

男「この音…まさか!!」

女「男?どうしたの?」

男「ヤバい!!外に追っ手がいる!!裏から逃げろ!!」

女「でもタイムマシンが…」

男「そんなこと言ってる場合じゃない!!ここにいたら二人ともやられる!!」

女「でも!!」

男「俺は追っ手を引きつける!!行け!!」

ザッ

黒服「やはりここにいたぞ!!」

男「捕まえられるものなら捕まえてみろ!!」

ダダダダダーッ

黒服「追えー!!」

ダダダダダーッ

ダダダターッ

ダダ…

………
84名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:12:17.58 ID:JzoNFJDIO
女「行ったわ…」

チッチッチッ

女「何?この音…まさか!!やば…」

ザッ
ダダダダダーッ

ドッカァァァーン

女「きゃっ!!」

ズザザザザーッ

コソッ

女「ふぅ…まさか時限爆弾が仕掛けられてたとは…男が慌ててたのはこれね…うまく逃げたかしら…」

パァァァーン

女「え!?」

ザッザッ

黒服「ないぞ!!くそ!!とりあえず帰って報告だ!!」

黒服「ちっ!!」

ドカッ!!

ザッザッザッザッ

ザッザッ

……

女「え!?え!?」
85名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:15:53.95 ID:JzoNFJDIO
チュンチュン

女「男…男…」

ザッザッザッザッ

女「はっ!!」

ダダダダダーッ

男 ……

女「男ーっ!!」

ギュッ

女「男ーっ!!」

「どうしてこんなことに…何故一緒に逃げてくれなかったの…」

ギュッ

女「グスン…わかってるわ…私のために…いえ…未来のためにだよね…グスン…ありがとう。あなたのおかげで未来は救われたのよ…男…男…」

ギュッ
86名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:18:35.13 ID:JzoNFJDIO
〜半年後〜

女「タイムマシンがなくなって未来には帰れなくなっちゃったけど、私の知ってる悲惨な未来にならないことだけはわかるから心配はいらない」

ナデナデ

女「ね。赤ちゃん…本来、あなたは私のお母さん。でも今は違うの。未来は変わるんだから…きっとそう…」

女は思った。
本来なら、男はこの時代で誰かと結婚していたのだろうと。
それが男とおばちゃんであり、その子供が私を引き取る親。

でも、それは男がイヤホンを盗まれ殺されて未来がアンドロイドに支配される結末の話。

でも今は違う。
私が未来から来た事で男は私と巡りあった。
私が未来から来た事でイヤホンがなくなって未来が変わる。

ナデナデ

女「あなたのパパは私のおじいちゃん、あなたのママはおじいちゃんの孫。あなた達の未来は私達家族が守ったの。安心して生まれてきてね」

ナデナデ

木漏れ日の穏やかな日差しを浴びながら女はお腹の赤ちゃんに優しく語りかけた。

おわり
87名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:38:54.36 ID:j79W1RoR0
>>73です
すいませんでした
今度から気をつけます…

それでも、書けちゃうのは凄いです
ありがとうございました
88名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 19:58:30.18 ID:JzoNFJDIO
>>87
お題提供ありがとうございました。
案外楽しかったですよ^^

でも、必ず難産になるという…w
89名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 21:10:14.77 ID:jyVj5qSO0
>>86
乙!
今回も面白かったよー
途中で阿部さんが出てきて流れが変わるのかと一瞬邪推したwww
90名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 21:29:24.81 ID:JzoNFJDIO
>>89
乙ありがとう(^O^)

阿部さんって風呂屋の阿部さんかwwww
男が阿部さんなら女は上戸あ…ゲホゲホ

それは盲点だったw
91名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 22:02:48.02 ID:JzoNFJDIO
お題待ち
92名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 23:35:56.75 ID:G7yKX0Hc0
できる1がいると聞いて

お題
小学生の少年が近所の憧れのお姉ちゃん(JK・初恋)に告白して振られる話
93名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 00:42:13.68 ID:6bcHXESEO
>>92
お題でてたw

できてるかどうかは感想レスの量でわかると思うんだがw
つまり…
まぁいいや←

頑張ります(^O^)
94名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 12:24:59.94 ID:6bcHXESEO
>>92

「オギャー」

看護師「可愛い男の子ですよ」

ママ「まぁ、イケメンパパにそっくり」

ある日、ある町で赤ちゃんが産まれた。
そう、のちの俺である。

ガチャ

少女「おばちゃん、お祝いにきたよーw」

少女のママ「お邪魔します」

ママ「あら奥さん。わざわざありがとうございます」

少女のママ「何言ってるのよぉ。ご近所同士じゃない。お祝いさせてよ」

ママ「ありがとう。赤ちゃんの顔見てあげて」

少女「まぁ可愛らしい赤ちゃん。イケメンだわ」

俺「アブー」
(うわ!!めっちゃ可愛いお姉さん!!惚れたー!!)

一目惚れだった。
95名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 12:25:55.67 ID:6bcHXESEO
少女のママ「そうね。大きくなったらイケメンになるわよぉ」

俺「アブー」
(おばちゃんも美人だ!!)

少女「ねぇママ、大きくなったらこの赤ちゃんを弟にしたい!!」

少女のママ「あはは。さすがに弟は無理ね」

少女「んじゃあ、結婚するぅー」

俺「アブアブ」
(ちょw生まれていきなりラッキーな展開!!)

ママ「あはは。少女ちゃんはまだ10歳なのにおませちゃんね」

少女「いいの。私決めたの!!」

少女のママ「わかったわよ。しかたのない子ねぇ」

俺「アブアブ」
(俺の人生バラ色決定!!)
96名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 12:30:01.43 ID:6bcHXESEO
それからというもの、少女はなにかと俺の世話を焼きにきた。

食事、風呂、散歩。
まるで俺を本当の弟のように常に一緒に生活をしているような世話っぷりだった。

そんな俺も可愛い少女と一緒にいることを幸せに感じ、バラ色の人生を噛みしめていた。

特に風呂…

幼い少女の体を堂々と見れる。
少女が俺の(ピー)を洗ってくれる。
その行為は、(ピー)をおっきさせないように必死になるほどに興奮するものだった。

成長するにしたがって、体つきも少女から女になっていくのだが、少女は俺を溺愛し、おっぱいが一人前になっても一緒にお風呂に入ることをやめなかった。

俺は少女にメロメロだった。

俺「幸せだ…」
97名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 12:31:27.93 ID:6bcHXESEO
それから7年…

俺は7歳、小学生。

もちろん少女は17歳の女子高生。

俺はイケメンのまま成長し当たり前のように勉強もできた。
もちろんクラスでもモテモテ。

お姉ちゃんも、モデルか!!というぐらい綺麗になって、男共の憧れの的となっていた。

俺「このまま行けば間違いなくお似合いのカップルだな…小学生の女なんか目じゃないぜ(クックック)」

しかし、いいことばかりは続かないもので、転機は突然訪れた。

俺「ねぇ。お姉ちゃん。今日もお風呂入るよねぇ(ニヤリ)」

JK「えぇ〜。私も、もう17だし。もういいんじゃない?」

俺「え?昨日まで一緒に入ってたじゃん!!」

JK「うーん…」
98名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 12:33:29.14 ID:6bcHXESEO
俺「僕、お姉ちゃん好きだよ。お姉ちゃんもそうでしょ?」

JK「好き…は好きかな?」

様子がおかしい。

俺「ならいいじゃん。僕たち、もうちょっと大きくなったら付き合って結婚するんだよね?」

JK「あぁ…ママに聞いたのね。あれはなし。小さい頃の話だもん」

俺「えー!!いまさら…」

JK「クスッ。大袈裟ね。それに、実は、彼氏ができたんだよねー」

俺「え?」

JK「もうメロメロなの」

俺「ちょ…」

JK「それでね。付き合うようになって、私、とうとう女になったの。小学生にはわかんないだろうけどね」

俺「えー!!処女奪われたの!!」

JK「あら。よくそんな言葉知ってるわね。最近の小学生は進んでるね。ま、そういうこと♪これ内緒ね♪」

俺「ガーン」

JK「だからもう一緒にはお風呂に入らない。付き合うとか結婚とかもナシ。若いんだもん。たのしまなくっちゃ。わかってね♪」
99名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 12:34:54.59 ID:6bcHXESEO
俺はその瞬間、頭の中がグチャグチャになった。

俺「ちょっと待ってよ!!俺は赤ちゃんの頃からお姉ちゃんを見てきた!!」
「お風呂で(ピー)を洗ってもらって興奮もした!!お姉ちゃんのお尻のほくろの数だって知ってる!!」
「お姉ちゃんは僕のものだ!!」

「はぁはぁ」

ためていたものが一気に吹き出した感じだった。

JK「ち、ちょっと待ってよ。あなた、今まで、そんな目で私を見てたの?呆れた…」

俺「あ…」

JK「気持ち悪い!!顔がよくても変態は嫌よ!!誰があんたなんかと付き合うものですか!!」

俺「あ…えと…」

JK「二度と私に近寄らないで!!さよなら!!変態くん!!」

タッタッタッ

俺「しまった…」

この日から、俺は変態のレッテルを貼られ、親はもちろん、学校でも、誰にも相手にされなくなった。
100名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 12:38:25.95 ID:6bcHXESEO
やってしまった…

俺は焦って"また"やらかしてしまったのだ…

俺は生まれながらにして前世の記憶があった。
そう、産まれた瞬間からだ。

前世では「チビデブハゲ脂性ワキガ」のフル装備。
童貞を捨てたくて、焦って女の子に告白したが反対にストーカー扱いされ、俺の装備には「引きこもりニート」が追加された。

それからはずっと、死ぬまでギャルゲーの中のキャラが恋人だったのだ。

今世はイケメンに生まれ、将来お嫁さんになる予定の可愛い女の子が俺を溺愛し、クラスではモテモテ。
当然、小学校の勉強なんかできて当たり前。
そんなスペックを兼ね備え華々しい人生が待ってるはずだった。

俺「今度は変態かよ…いつになったら童貞を捨てられるんだ!!俺の人生は小学生にして終わった…」

俺は程なくして引きこもりになった。

おわり
101名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 20:39:12.08 ID:qp76c+Z30
想像と180°違った
でもちょっと笑った
102名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 20:42:39.47 ID:Mvw4x7zdI
おっさんとその親友がタイムトラベルする話
103名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 22:47:52.63 ID:6bcHXESEO
>>101
どんな想像をして…ゲホゲホ

お題提供ありがとうございました(^O^)
104名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 00:28:09.59 ID:ThvCnO7NO
>>102

トコトコ

おっさん「ヒック…うぅ…酔ったぁ」

トコトコ

親友「ヒック…よぉ!!おっさん!!」

おっさん「ヒック…ん?」

親友「俺だよ俺。お前のしんゆー…ヒック…お前酔ってるね酔ってるねー!!」

おっさん「おー!!なんだ親友かぁー!!」

親友「そうだー!!」

おっさん「お前も酔ってるだろー!!酔って俺の所に寄ってきたのかぁー!!」

親友「お前つまらん!!ぎゃはははは!!」

おっさん「ぎゃはははは!!」

ガラッ

近所のおばちゃん「うるさいわね!!いったい何時だと思ってるの!!」

ピシャ

おっさん「……」
親友「……」

おっさん「今の…」

親友「ドラマとかでよくあるよな」

おっさん「ぎゃはははは!!」
親友「ぎゃはははは!!」

おっさん「あー!!おもろ…ヒック」

親友「最高だな…ヒック」

ザッ

おっさん「ひっ!!」

ドサッ

親友「うぉ!!物影から誰か出てきた!!」

おっさん「ビビったぁ…ヒック」

親友「ビビってんじゃねぇよ…ヒック」
105名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 00:31:19.97 ID:ThvCnO7NO
親友「ひっ!!だって…ぎゃはははは!!」

おっさん「お前だって、うぉ!!とか言ってただろ!!ぎゃはははは!!」

おっさん「……」
親友「……」

おっさん「ぎゃはははは!!」
親友「ぎゃはははは!!」

「あの〜」

おっさん「なんだ!!貴様は誰だぁ!!…ヒック」

親友「お前偉そう!!ぎゃはははは!!…ヒック」

Tポリス「えと…私はタイムポリス。時間と時間を行き来して歴史を少しずつ修正して回っています」

おっさん「……」
親友「……」

おっさん「何言ってるのかさっぱりわからねぇー!!ぎゃはははは!!…ヒック」

親友「今のわからなかったのか?俺もだ。ぎゃはははは!!…ヒック」

Tポリス「あの…ちょっとメカトラブルがありまして…時代を間違えた可能性があります」

おっさん「ほう!!メカとラブルがあったのか!!」

親友「ラブルって何だよ!!」

おっさん「……」
親友「……」

おっさん「わからねぇー!!ぎゃはははは!!」

親友「バカじゃね?ぎゃはははは!!」

Tポリス「………」
106名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 00:32:24.34 ID:ThvCnO7NO
Tポリス「もうちょっと真剣に話を聞いてもらえませんかね」

おっさん「なんだなんだ?俺達が真剣じゃないとでも言うのか?」

親友「真剣なのか?」

おっさん「真剣じゃねぇー!!ぎゃはははは!!」

親友「やっぱりな!!ぎゃはははは!!」

Tポリス「いいかげんにして下さい!!」

おっさん「なんだよ!!文句あるのかよ!!ヒック」

親友「そーだそーだ!!ポリスとか言ったら俺達がビビるとでも思ってるのか!!ヒック」

おっさん「今、俺達カッコ良かったな。ぎゃはははは!!…ヒック」

親友「かんぺき。ぎゃはははは!!…ヒック」

Tポリス「もういいです」

おっさん「わかればよろしい。なんちゃって!!ぎゃはははは!!…ヒック」

Tポリス「ところで、あなた方。タイムトラベルはしたくありませんか?」

おっさん「タイムとラベル?ぎゃはははは!!…ヒック」

親友「いやいや、もういいって。ぎゃはははは!!…ヒック」

Tポリス「タイムトラベルとはつまり『時間旅行』のことです」

おっさん「ほぉ!?旅行!?ヒック」

親友「いいねいいねぇ!!旅行!!行こう!!ヒック」
107名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 00:33:48.30 ID:ThvCnO7NO
ウィィーン

Tポリス「これがタイムマシンです」

おっさん「すごいセットだなおい…ヒック」
親友「まるでタイムマシンみたいだな…ヒック」

おっさん「今言ってただろ?ちゃんと聞いとけよ。ぎゃはははは!!…ヒック」

親友「ぎゃはははは!!…ヒック」

Tポリス「どの時代にも行けますよ。どこがいいですか?」

おっさん「そうだなぁ…よし!!恐竜でも見に行くか!!…ヒック」

親友「いいねいいねいいねー!!2014年から恐竜時代に時間旅行!!よし!!決まり!!…ヒック」

Tポリス「わかりました。では…」

キュィィィーン

ウォンウォンウォン

バシュ!!

シュィィィーン

おっさん「おー!!凝ってるねー!!ヒック」

親友「すごいアトラクションだ!!ヒック」

Tポリス「少し時間がかかりますけどね」

おっさん「時間がかかるのか…ヒック」

親友「しかたないな…ヒック」

Tポリス「ええ…」

シュィィィーン

おっさん「……」
親友「……」

シュィィィーン

おっさん「ぐぅ…」
親友「ぐぅ…」
108名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 00:36:27.86 ID:ThvCnO7NO
Tポリス「ふっ…眠ったか。人をさんざんバカにしやがって」

シュィィィーン

ビー…ビー…

Tポリス「よし、着いた」

ウィィーン

ズルズル

ドサッ

ズルズル

ドサッ

ウィィーン

Tポリス「出発!!」

キュィィィーン

ウォンウォンウォン

バシュ!!

シュィィィーン
109名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 00:37:31.40 ID:ThvCnO7NO
Tポリス「こちらポリスNo.123」

上司『どうした?』

Tポリス「メカトラブルにより西暦2014年に不時着したところ、2人の男に脅され恐竜時代に連れてこられました」

上司『それでどうなった?』

Tポリス「隙を見て逃げ出せたので今帰還中です」

上司『2人の特徴を送ってくれ』

Tポリス「ラジャー!!」

カタカタカタ

ポチッ

上司『ふむ。西暦2014年…ふむ。1人はたかし、もう1人は親友のやる夫…ふむ。どちらも特に歴史に支障はないだろう。そのまま帰還せよ』

Tポリス「ラジャー!!」

プツッ

Tポリス「ふっ…ざまぁ…タイムポリスを侮辱するからだ」

シュィィィーン

ィィィーン

ィーン

……

おっさん「はっ!!ここは…」

親友「うん?は!!どこだここ!!」
110名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 00:42:52.49 ID:ThvCnO7NO
おっさん「なんか気分よくなって…時間旅行する夢を見て…

親友「お前もか。俺も同じ夢を見た」

ギャーギャー

ガォー!!

ドスンドスン

おっさん「まさか」
親友「いや…」

ドスンドスン

ギャーギャー

ガォー!!

「えーー!!」


おわり
111名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 14:21:26.67 ID:ThvCnO7NO
お題待ち
112名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 14:33:19.56 ID:E9eKOSbVO
私が、憧れのおにいさんにバッタリ会ったときの会話
ちなみに初めての会話
113名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 15:36:36.52 ID:E9eKOSbVO
やめたのか
114名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 15:45:29.51 ID:WA6KvUHU0
この板が原因か
115名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 18:09:21.44 ID:ThvCnO7NO
>>112-113
やめてませんよw

題材が「私」なので悩み中w
(スペックとかいろいろ想像でええんか?みたいな)

>>114
何の原因なん?w
116名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 18:39:11.91 ID:E9eKOSbVO
>>115
男30後半、女20後半でおねがいします
その他はおまかせします
117名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 19:28:06.16 ID:0GXvPzvM0
乙!シブいww
そういや今日もだけどここ最近重たいよね
118名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 19:37:36.31 ID:ThvCnO7NO
>>117
乙ありがとう(^^)
びっぷらが重いから他に影響してるん?
んなアホなぁーw

特にこのスレはカソっカソ(特に気にしてない)やから影響は0ちゃう?(適当)

重くて書き込みもできないw


よし、テンション上がってきた

帰ったら寝るまでに書き上げよう(自信なし)
119名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 19:51:15.49 ID:0GXvPzvM0
>>118
おう!
あ、重たいってのはびっぷらだけじゃなくて2ch全体でってことね
俺は>>114とは別人だ、分かってるかも知れんけど一応念のためww
最近結構重たい感じだったけど原因はなんだろうなぁ、書き込むと反映されるまでにかなりタイムラグ生じる時があるね
また面白いの投下してくれるの待ってるぜ!
120名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 23:41:02.52 ID:ThvCnO7NO
>>116
頑張ります(^^)

今日中に仕上がらないことが決定したのでご報告w

只今冒頭のみ完成

お題と年齢以外「創作」ですのでよろしくお願いします。
(当たり前っちゃ当たり前w)
121名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 23:53:54.03 ID:ThvCnO7NO
保守懇願m(_ _)m
122名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 07:25:12.60 ID:Fw5SttQ90
保守
123名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:19:20.35 ID:Oy6DhETWO
>>112>>116

〜天界〜

パタパタ

トン

Q「キューピット見習いのQ、只今到着したっす」

大天使「うむ。ご苦労。今回の役割は聞いているかね?」

Q「はい。今回は男女の仲をとりもつ…つもりで観察する。です。ハイ」

大天使「よろしい。では行ってきなさい」

Q「はーい」

パタパタ

〜人間界〜

パタパタ

Q「えっと…男30後半…私20後半っと…少し遅めっすね」

パタパタ

Q「あ、私の家発見♪まずは観察観察♪」

パタパタパタパタ
124名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:21:39.59 ID:Oy6DhETWO
〜私の部屋〜

ソーッ

カキカキカキ

『今日、男さんとすれ違った。』

Q「日記っすね。内容はないよ…っと」

パタン

私「ふぅ…寝よう」

ドサッ

私「ふぅ…ダメだぁ…すれ違っただけでドキドキする」

Q「ははぁ〜ん。片思いっすね」

私「スゥ…」

Q「あら、寝ちゃったっす。とりあえず私をロックオン!!っと…これでどこにいても所在がわかるっす」
「……」
「ちょっとしたストーカーっすね(ドヨーン)」
「私も寝ますかね…グゥ…」

人間界。
男と女と性別がどっちかわからない人類が地球の陸に所せましと繁殖している世界。
その大半は男女の恋愛という「幸せな心の繋がり」をきっかけに繁殖が促される傾向にある。

しかし、その恋愛感情をうまく表現できない人に天界のキューピットがうまく後押ししているということは内緒の秘密なのだ。
125名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:23:25.36 ID:Oy6DhETWO
テッカ〜

太陽サンサン

Q「ありゃ!!寝過ごしたっす!!」
「太陽さんがあんなに高く…どおりで暑いはずだ(テヘ)」
「しかたない…」

スチャ

Q「チャラン♪人間探索器〜♪」
「これは対象となる人間の居場所やら感情やらを正確に表示し、対策が練られちゃう優れもの♪心の声まで聞ける機能が付いてるっす〜♪」

「って誰に言ってんだろ…急ぐっす!!」

パタパタパタパタ
126名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:25:18.49 ID:Oy6DhETWO
〜私の会社〜

パタパタ

トン

Q「ここっすね」

ソーッ

私「後輩さん、これお願いね」

テキパキテキパキ

私「あ、それはこう…そうそう」

バタバタ

私「できた?うん。これでいい。次はこれね。これは私がやるわ」

テキパキテキパキ

コンコン

後輩「あ、業者の営業、男さん。どうも」

私「!!」

テキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキ

男「いつもありがとうございます。今日は○○をお持ちしました」

後輩「お疲れ様です」

トコトコ

後輩「私さん、男さんから○○が届きました」

私「え?何?私いま忙しいの」

テキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキ
127名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:27:54.95 ID:Oy6DhETWO
後輩「わ、わかりました。また後ほど…」

私「そうして」

テキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキテキパキ

男「では失礼します」

バタン

私「はぁ…」

Q「もろっすね。もろ(笑)」
「今度は男さんの所へ…っと」

パタパタパタパタ

トコトコ

男「はぁ…忙しそうだったな」

トコトコ

Q「ん?」
128名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:29:06.94 ID:Oy6DhETWO
パタパタパタパタ

Q「うーん。ちょっと調べるっす」

パタパタパタパタ

トン

Q「会社の屋上…ここなら落ち着いて調べられるっす」

スチャ

Q「人間たんさ…以下略っす」

ピッ

『私。○○社○○部の事務長。昔から人見知り。長年仕事に打ち込んできたため恋愛には極端に臆病』

Q「なるほど。それであれだけ美人なのに彼氏ができたことないんすね」

「……」

「ちょっと心の声でも聞いてみますか…」

パタパタパタパタ

トン

ソーッ

私「はぁ…」
(あー!!私のバカ!!なんでさっきでて行かなかったの!!出て行けば自然に話ができたのに!!バカバカ!!)

Q「もろっすね(笑)」

「男のさっきのセリフ…もしかして脈はあるんじゃないっすかねぇ…あ、よし」

パタパタパタパタ
129名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:30:01.55 ID:Oy6DhETWO
ブロロロォォーッ

Q「あの車っすね」

スィーッ

モフッ

Q「人間には見えないから車に乗り込んでもバレない。便利っす…」

ブロロロォォーッ

男「………」
(あぁ…今度私さんの顔が見れるのは明日か…しかし、10歳も離れてたら恋愛対象にはならんかな?モテそうだしな。まぁ、今日は顔が見れただけヨシとするか…)

Q「もろっすね(笑)んでロックオンっと…」

スィーッ

パタパタパタパタ

Q「大人の恋愛って複雑っす。とりあえず男さんの会社に先回り〜♪」

パタパタパタパタ
130名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:31:35.51 ID:Oy6DhETWO
パタパタパタパタ

トン

ソーッ

Q「着いたっす…ん?あの女の人3人、入口にへばりついて何やってんすかね」

カッカッカッ

事務3「きたわよ!!」

ドタドタドタ

ガチャ

男「ただいま〜」

スッ

事務1「おかえりなさい。はい。お茶(ニコッ)」

男「ありがとう(ニコッ)」

スッ

事務2「お疲れ様。はい。コーヒー(ニコッ)」

男「ありがとう(ニコッ)」

スッ

事務3「今日も暑いですね。はい。タオル(ニコッ)」

Q「モテモテっすね…」

男「あの…」

事務1「はい?(ニコッ)」
事務2「はい?(ニコッ)」
事務3「はい?(ニコッ)」

男「いつもありがとう。仕事に戻ってもらっていいですよ(ニコッ)」

事務1「はーい」
事務2「はーい」
事務3「はーい」

キャッキャッキャッ

Q「………」

男「はぁ…」
(クソバカ女共が…仕事しろよ!!俺の帰りを待ってお茶なんか用意して!!お茶とコーヒー一度に出されてどうすんだ!!仕事場をなんだと思ってるんだ!!私さんを見習え!!)

Q「せ、正論っすね」
131名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:33:20.86 ID:Oy6DhETWO
ピッ

Q『男。○○社営業部。成績優秀。長年、会社の女社員のふざけた態度を見てきたため女性に幻滅し婚期が遅れる』

Q「なるほどね。それでイケメンなのに自分から彼女を作らないんだ。で、仕事熱心な私さんに惹かれてると…ほんと大人の恋愛って面倒くさいっすね。若ければ勢いでくっついたりするんすけどね」

パタパタ

Q「とりあえず観察は終わりですけどぉ…気になりますねぇ」
「私は仕事熱心だが男に免疫なし。男は女性に辟易気味」
「両想いなのにもったいないっすね…」

パタパタパタパタ

Q「出会えるきっかけさえあれば…」

ピッポッパ

Q「もしもし。あ、大天使様っすか。観察は終わりましたが、自分なりにきっかけを作ってあげたいと思うんですがやっていいっすか?」

大天使『できるのか?』

Q「自信はあるっす」

大天使『よろしい。やってみなさい。無茶はするなよ』

Q「大丈夫っす。恋愛シチュエーションマニュアルがありますから」

プツッ
132名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:34:55.26 ID:Oy6DhETWO
Q「さてと…」

スチャ

Q「恋愛シチュエーションマニュアル〜♪これは…以下略っす」

ピッ
ピッ
ピッ


Q「うーん。どう考えても以前から2人は会話をした風には見えなかったから…性格からして、私から話を切り出すのは無理っと…仕事絡みだと大した会話にならない…インパクトっすかね」

ピッ

『女が遅刻しそうになって走ってるところ、脇道から男が出てきてぶつかり出会う』

Q「ふむ。なんかベッタベタっすね。そして古い」

『尚、女は走りながらパンを咥えて走ることが必須』

Q「なんすか。このパンって…必要なんすか?」

ピッ

Q「あ、これ30年前に流行ったシチュエーションだったっす」

ピッ

Q「最近の流行り…」

ピッ

『壁ドン』

ピーッ

Q「あ、電池切れっす」
「壁ドン…なんすかねドンって…」
「なんかインパクトはありそうっすね。やってみますか…」

パタパタパタパタ
133名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:41:05.21 ID:Oy6DhETWO
〜次の日お昼〜

ソーッ

Q「細工はバッチリっす」

私「それじゃ、お昼行ってくるわね」

後輩「今日は外食ですか?珍しいですね」

私「うん。今日は何故か弁当を作る気がしなかったの」

後輩「そんな日もあるんですね」

私「あはは。まぁね。じゃあお願いね」

後輩「はい。いってらっしゃい」

私「ニコッ」
(男さんは来ないし、気分転換にはちょうど良かったかもね)

トコトコ

ソーッ

Q「気分変換操作、成功っす。次は…」

パタパタパタパタ

Q「いたいた」

ブロロロォォーッ
ブルン キィーッ

男「参ったな」
(今日に限ってこんな時間になるとは…午前中に私さんの顔を見ないと調子が悪いのに…)

バタン

タッタッタッ

男「あ!!」
(もしかして昼休みかっ!!)

私「!!」
(え!?なんで男さんがこんな時間に…)

パタパタパタパタ

Q「成功っす」
「あとは…2人がすれ違うあたりの塀の壁…」

男 トコトコ
私 トコトコ

パタパタ

Q「ニヤリ」
134名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:42:13.51 ID:Oy6DhETWO
男「あ…えと…」
(なんか言わなくっちゃ!!)

私「あ…」
(ちょっと!!いきなり鉢合わせって想定外よぉー!!)

パタパタパタパタ

Q「今っす!!」

ドォォォーン!!

私「!?」

男「うわ!!危ない!!」

ガッ!!

私「キャッ!!」

ガラガラガラガラーッ

通行人「なんだ!?いきなり塀が爆発したぞ!!」
通行人「男女が下敷きになったぞ!!」

パタパタ

Q「よし!!壁ドン成功っす!!」

プルプル

スチャ

Q「はい。あ、大天使様。恋のキューピット作戦成功しました!!」

大天使『ちょっと戻ってきなさい!!』

Q「いや、きっかけを作ったんでこれから…」

大天使『も・ど・っ・て・き・な・さ・い!!』

Q「??…わかりました」

パタパタパタパタ
135名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:43:33.55 ID:Oy6DhETWO
カラカラ…

男「大丈夫ですか?」

私「あ、ありがとうございます」

男「うまく瓦礫が空洞を作ってくれてて助かりました。すぐに助けがくると思います。俺がいるし安心して下さい」
(俺、ちょっと調子にのってるな)

私「びっくりしました」
(なにもかもビックリよぉー!!)


男「あはは。俺も」

私「クスッ」

男「こんな時になんですけど、こうして話すのって初めてですよね」

私「え…あ…そ、そうですね」

男「良かった」

私「え?」

男「俺ね、私さんの会社に来るのが楽しみなんですよ。まぁ、仕事だし雑談とかできないんですけど忙しく仕事をしてる私さんはとても魅力的です」

私「え…えと…私、仕事ばっかで、男の人とあまり話したことなくて…男さんは慣れてらっしゃいますね」

男「まぁ、営業してますしね。でも、うちの女子社員は仕事もしないで恋愛の話ばかりで正直女性に対してうんざりしてました」

私「そうなんですか?」

男「まぁ、おかげで30超えても恋愛できないでいます」

私「そうなんですか。ちょっと安心しました」

男「え?」
136名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:44:38.44 ID:Oy6DhETWO
私「男さんはイケメンだし、会話もできるし、ずっと憧れてたから」
(言っちゃった!!)

男「あはは。光栄だなぁ」
(マジか…めちゃめちゃ嬉しいんだが)

私「そうなんですか?」
(謙虚だなぁ…)

男「どうです?こんな形だけど、こうして瓦礫に閉じ込められた者同士…」
(勇気を出せ!!俺!!)

私「え…(ドキドキ)」
(え…これって!!)

男「付き合って下さい」
(言った!!よくやった俺!!)

私「ドキドキ…」
(ヤバい…緊張して声が出ない。勇気を出して私!!)

男「無理ですかね…」
(反応が気になるー!!)

私「いえ…お、お、お願いします」
(言っちゃったー!!)

男「良かった…」
(よっしゃー!!)

ガラガラ

救助隊「いたぞー!!2人とも無事だー!!」

男「ニコッ」

私「ニコッ」
137名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:48:01.49 ID:Oy6DhETWO
〜天界〜

大天使「………」

Q「……」

大天使「あのね。壁ドンっていうのはだね……壁をドォォォーンと壊すことじゃないんだよ!!ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ」

Q「ひっ!!」

大天使「ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ…」

Q「ひぃーっ!!」

大天使「君、しばらく謹慎!!」

Q「は、はーい(グスン)」

〜私の部屋〜

ピッピッピッ

私「送信っと…」

パサッ

カキカキカキカキ

『今日、いろいろあって男さんから告白された。今日は最高の気分♪』

パタッ

私「さぁ、寝よう。寝れるかなぁ…クスッ」

ドサッ

私「仕事頑張ってて良かった…スゥ…」

〜天界・謹慎部屋〜

ガチャン

Q「やらかしたっすね。ドンマイ私」

「………」

「2人、うまくいくといいっすねぇ…グゥ…」


おわり
138名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 20:16:54.67 ID:nx42A4tk0
壁ドンで笑ってしまった。
139名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 21:11:40.66 ID:Oy6DhETWO
>>138
狙い通りのリアクションありがとうございますw(オィ)
140名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 21:54:13.12 ID:ynWiYAiy0
高校のクラスメートである
ツンデレ男とツンデレ女が
出会ってからカップルになるまでの話
141名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 22:00:03.05 ID:Fw5SttQ90
乙ー
お題なら12種類のキスをするカップルで
142名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 22:26:15.29 ID:Oy6DhETWO
>>140
了解しました。
やってみます(謎)

>>141
乙ありがとうございます(^O^)
12種類のキスというのが謎ですがやってみますw
143名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 22:29:55.51 ID:Oy6DhETWO
初めての会話ってお題をカップルネタにしちゃってからの2連続恋愛もの

できるのか俺www

乞うご期待(嘘)

しばらく保守でお願いしますw
144名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 23:37:25.02 ID:ynWiYAiy0
保守
145名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 23:56:51.82 ID:yl9+NH6u0
ほんじゃその次は文学少年に恋する活発女の子(中学編)でオナシャス!
146名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 00:23:59.51 ID:GZsG7rsLO
増えてたw

と、ここでルールに基づき(ちょっと忘れかけてた)呼びかけをしたいと思います。
誰か恋愛ものを書きたい人いませんかーw
スレ主以外でも書きたい人は書いてもらっていいんですよーw

>>140
>>141
>>145

俺はちょっと時間がかかるかもしれないので(書かないとは言ってない)名乗りでてくださいねーw
147名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 00:43:46.07 ID:3HgDuNdK0
>>146
おk
148名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 01:32:10.88 ID:GZsG7rsLO
よしw
寝る前にお題をまとめておこう。

誰か書いてくれるかもしれん
(実は同じお題の違うストーリーを見てみたいだけ)

‖柱‖ω・`) チラッ
149名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 01:33:54.84 ID:GZsG7rsLO
【お題まとめ】

@>>4
A>>15
B>>30
C>>45(設定1)
D>>46(設定2)
E>>73
F>>92
G>>102
H>>112>>116
150名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 20:04:54.21 ID:GZsG7rsLO
保守〜♪
151名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 20:38:32.08 ID:w1YZgu490
>>137

今回も面白かったよー
152名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 23:26:31.49 ID:GZsG7rsLO
>>151
乙ありがとう(^O^)

次がなかなか進まないw
153名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 17:03:15.89 ID:gr83qE+uO
保守あげ
154名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 21:52:21.56 ID:gr83qE+uO
>>140

キンコーンカンコーン

ザワザワ

ガラッ

先生「おーい席つけぇ…HR始めるぞぉ」

ガタン ガタ ガタ

先生「まず転校生を紹介する」

ザワザワ

ガラッ

男(ヤンキーだらけ…)

先生「自己紹介しろ」

男「男です。よろしく」

ガン!!

女「フン!!愛想ないわね。もうちょっと愛想よくしたら?新人くん」

男「あぁん?なんだてめぇ…」

先生「おいお前ら!!俺の前で喧嘩か?いい度胸してんなおい」

女「……」
男(ヤクザかよ…)
155名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 21:55:13.22 ID:gr83qE+uO
先生「とりあえず男は空いてる女の横に座っとけ」

男「はい」

トコトコ

女「フン!!私の横なの?めんどくさいわね。よろしくお願いします(ペコ)」

男「へっ。しかたねぇだろ転校生には選択肢ねぇんだから。こちらこそよろしく(ペコ)」

先生「よし。授業始めるぞぉ」

男「あ…教科書…」

スッ

女「ほら。見たかったら見てもいいよ。見たくなかったら見なくてもいいけど(プイッ)」

男「しかたねぇな。そんなに言うなら見てやるよ。助かります(ペコ)」

女「素直じゃねぇな。良かった(ポッ)」

男「プイッ」
女「プイッ」
156名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 21:57:06.68 ID:gr83qE+uO
キンコーンカンコーン

先生「よーし。今日はこれまで。男は部活決めとけよぉ。うちは全生徒もれなく部活強制参加だからな。んじゃ」

生徒「ありあしたー!!」

ビシャン

ザワザワ

男「おい。お前部活何してんだ?」

女「フン!!なんだっていいでしょ。どんな部があるかわからないだろうから案内してあげなくもないわ(プイッ)」

男「アホか。質問に答えろや」

女「私は部活免除なの。時間があるから案内してあげるって言ってんの。文句ある?嫌ならいいわよ(プイッ)」

男「偉そうに!!何様だコラ!!頼むわ(ペコ)」
157名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 21:58:44.62 ID:gr83qE+uO
トコトコ

男「お前もしかして俺に気を使ってる?(ワラ)」

トコトコ

女「そんなわけないでしょ!!べ、別にあんたのためにしてるんじゃないんだからね(プイッ)」

男「ところでなんでお前だけ部活免除なんだ?ヤンキー風な奴らでも真面目に部活やってんのに。もしかしてお前使えない奴(ワラ)そーだろ?(ワラワラ)」

女「バッカじゃないの?先生見て何も気づかなかった?」

男「ん?あのヤクザみたいな先生か?それがどうした?」

女「先生がヤクザみたいで生徒の大半がヤンキー。何故だと思う?」

男「ん〜」

女「バカ?この学校はヤンキーを更生させる目的で作られたの。勉強はできなくても部活さえちゃんとやれば単位ももらえる。先生は紛れもないヤクザ。いわば監視員よ」

男「なんだそれ。今日来たばかりの俺にわかるわけないだろ!!なめてんのか!!そうなのか…」
158名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 22:00:04.01 ID:gr83qE+uO
トコトコ

男「それと部活免除とどういう関係があるんだ?」

女「そのうちわかるわよ。あんたも早く部活決めちゃいな。危険だから(プイッ)」

男「危険?」

女「あ!!」

男「ん?」

ザッザッザッザッ

女「きたわ!!」

男「なんだあいつら」

ザッザッザッザッ

ヤンキー「今日こそこの学校をメチャクチャにしてやる!!」

不良「落ちこぼれは落ちこぼれらしく俺達みたいになったらいいんだよ!!」

ザッザッザッザッ

トコトコ

ザッ

女「みんな部活してるの!!邪魔しないで!!」

ヤンキー「うるせー!!」

不良「いい子ぶってる落ちこぼれ共を片っ端から狙えー!!」

「ワァーーーッ!!」

女「ちっ」
159名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 22:01:09.86 ID:gr83qE+uO
女「今日は20人か…しかたないわ…ねっ!!」

ドカッ!!

女「まずは1人…」

ドカッ!!

女「2人目…」

ザッ

ヤンキー「隙ありー!!」

女「!!」

ボコッ!!

男「ふぅ…」

女「あんた何してんのよ!?バカじゃないの?ありがとう(プイッ)」

男「暇だったからな。別にお前のためじゃないぜ(プイッ)」

ダダダダーッ

不良「何デレデレしてんだよ!!」

女「そんなわけないでしょ!!」

ドカッ!!
バキッ!!

男「口には気をつけろ!!」

ドカッ!!
バキッ!!

女「お礼なんか言わないわよ!!(プイッ)ありがとう(ポッ)」

男「あはははは!!お前おもしろい!!」

ドカッ
バキッ
160名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 22:03:05.23 ID:gr83qE+uO
ヤンキー「覚えてろー!!」
不良「覚えとけよー!!」

ダダダダーッ

女「ふぅ…」

男「たいした奴らじゃなかったな…」

ザッザッザッザッ

生徒「ありがとう。助かったよ」
生徒「いつもごめんな」

女「い、いいわよそんなの!!さっさと部活に戻りなさい!!(プイッ)」

生徒「んじゃ…」

ザッザッザッザッ

男「ここはどういう学校でお前はなんなんだ?」

女「見ての通りよ(プイッ)」

男「わかんねぇよ」

女「この学校は、勉強ができない、格好つけでヤンキーをやってる、喧嘩もできない奴らが高校だけは卒業したいって集まってくる学校。
私はこの学校では一番強いから、みんなの部活、つまり学校生活を邪魔して社会の落ちこぼれにしようとやってくる他校のヤンキーから守るために部活は免除されてる。なんて言えるわけないじゃないバカ!!」
161名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 22:04:16.28 ID:gr83qE+uO
男「それも活動の一部ってわけか」

女「そうよ!!文句ある?大変なんだからね(プイッ)」

男「手伝ってやろうか?」

女「バカ?何様?(プイッ)助かるかも(ポッ)」

タッタッタッ

生徒「今のいいよ!!やってよ!!」

女「あんた何言ってんの?どこから湧いてきたの?バカなの?」

生徒「いいじゃん!!最強の2人が学校を守ってくれるなら安心だよ!!」

男「アホか。誰がこんな奴と組むんだよ!!俺は手伝うだけだ!!大変そうだからな(プイッ)」

女「手伝わしてあげなくもないわ(プイッ)」
162名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 22:05:21.57 ID:gr83qE+uO
ピンポンパンポーン

先生『男、女!!今すぐ職員室にこい!!』

ブツッ

男「?」
女「?」

トコトコ

ガラッ

男「失礼します」
女「失礼します」

先生「おい!!お前ら!!2人で部活やれ」

男「は?」
女「は?」

先生「ギロッ」

男「わ、わかりました」
女「わ、わかりました」
163名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 22:08:30.66 ID:gr83qE+uO
ピンポンパンポーン

先生『全校生徒に告ぐ!!只今をもって女がやってた「学校を守る会」を解散!!これより女は転校生、男と組んで学校保守部を設立する!!尚、学校保守部は別名「カップル」という名称で活動するのでよろしく!!命名は俺だ!!文句のあるやつはかかってこい!!以上』

ブツッ

男「なんだよ「学校を守る会」って(ボソッ)」
女「知らないわよ!!初耳よ!!(ボソッ)」

先生「いいな。お前らは「カップル」だ」

男「……」
女「……」

先生「返事は!!」

男「はい!!俺達は『カップル』です!!」
女「はい!!私達は『カップル』です!!」

「失礼しました!!」

バタン

こうして学校は「カップル」によって他校の脅威から守られるのであった。

この物語は

高校のクラスメートとなった転校生のツンデレ男とツンデレ女が「カップル」になるまでの話


おわり
164名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 23:01:27.44 ID:QK4vcL8q0
カップルって・・・
おもしろかった。
165名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 23:29:47.24 ID:gr83qE+uO
>>164
あははははw

ありがとうございました(^O^)
166名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 17:54:34.02 ID:zP+C4GivO
(´・ω・)つ【保守】
167名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 23:30:26.50 ID:zP+C4GivO
次のお題
半分ぐらいできた
168名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 00:41:22.53 ID:zcTiFIle0
ほすほす
169名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 17:33:49.70 ID:8Jou14UzO
できたっす

帰ったら投下します(^O^)
170名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:33:59.26 ID:8Jou14UzO
>>141

ホー ホー

(カチャ)

チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ

男「女…」
女「男…」

チュッ
チュッ

からの

ベロチュー!!

男「俺は女となら、いつでもどこでもどんなキスでもできちゃうよ…」
女「私も…」

ベロチュー
ベロチュー
ベロチュー

からの

アァーッ

(ジーッカチャ)
171名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:37:15.50 ID:8Jou14UzO
チュンチュン

女「ねぇねぇ起きて!!」

男「う〜ん…ん?どうした?」

女「テレビ見てよ!!」

男「ん?」

テレビ『全国のラブラブカップルのみなさん!!あなた方に素敵なイベントのお知らせ!!』

男「ん?なんか面白そうだな」

女「でしょ?新聞に広告が載っててテレビつけたの!!」

男「ちょ…しっ!!」
女「うん…」

テレビ『さて、この度、ラブラブカップルを対象としたキス選手権を開催いたします!!』
『予選はありません!!』
『そしてなんと!!優勝カップルには賞金1億円と副賞にクルーザーが贈られます!!』
『応募人数はなんと1000人500組!!締め切りは今日から1週間、選手権は1ヶ月後です。奮ってご応募下さい』

『詳細は追ってご連絡いたします。応募先は…』
172名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:39:42.04 ID:8Jou14UzO
男「なんだこれ!!恐ろしく興味がある!!いや!!絶対出場したい!!いや!!優勝したい!!いや!!優勝できる!!」

女「あはははは。おもしろそうだよね」

男「よし!!今すぐ応募だ!!」

女「はいはい」

男「そして…」

女「?」

男「練習〜♪」

女「え?」

(カチャ)

カバッ!!

女「キャッ」

チュッ
チュッ
チュッ
チュッ
チュッ

からの

ベロチュー
ベロチュー
ベロチュー
ベロチュー

からの

アァーッ
アァーッ
アァーッ

(ジーッカチャ)
173名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:40:53.60 ID:8Jou14UzO
〜1ヶ月後〜

AM6:00
とある海岸

ザワザワザワザワ

司会者「さーて、ここにお集まりの幸運な500組のカップルのみなさん!!これよりキス選手権を開催いたします!!」

「ルールは簡単!!皆様にはこちらから提示する12種類のお題でキスをしていただくだけ!!」

女「12種類のキスだって」

男「俺ベロチューは得意♪」

女「やだ、男ったらぁ〜」

男「あはははは」

司会者「ではさっそく1つ目のお題!!」

テレン

『@5時間耐久キス』

司会者「はいでました!!最初のお題は5時間耐久キス!!」
「ルールは簡単。この海岸で5時間ずっとキスをしていただくだけ」
「キスをする前にセンサーをつけていただきキスをします」
「唇を離したらセンサーが赤になり失格です!!センサーをつけてない人もわかりますからねー!!」
「最後までセンサーが青いままの人が予選通過です!!」
「AM7:00に開始しま〜す」

男「変なお題だけど楽勝だな」

女「唇腫れそうだけどね(クスッ)」
174名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:43:52.88 ID:8Jou14UzO
〜5時間後〜

男「プハー!!よし!!」

女「ふぅ…センサー青だったね」

司会者「はい。お疲れ様でした」
「残ったのはわずか200組、おめでとうございます!!」

男「かなり振り落とされたな」

女「愛が足りないのよ(クスッ)」

司会者「では次!!」

テレン

『A海中キス』

司会者「これから同時に海に入っていただき、海中でキスをしていただきます!!」
「早く顔を出したカップルが失格となります。ここで半数が落ちます!!頑張ってくださいね〜」

ザブン

司会者「用意はいいですかー!!」

「ではスタート!!」

男「スーッ」
女「スーッ」

ブチュッ

ザッブーン

ブクブク

男「……」
女「……」

ブク…

男(ぐっ…)

ブク…

女(やだなに…結構キツい)

ブク…
ブク…

女(もう無理…)(トン)男(もう少し…)

ブクブク…

女(もう無理ー!!)(トントン)

ブクブク…

男(オ、オッケー…)
175名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:45:22.31 ID:8Jou14UzO
男「ブハーッ!!(ゲホゲホ)」
女「ブハーッ!!(ゼェゼェ)」

男「ど、どうだ?(ハァハァ)」

女「どうだろ?半分には残れたんじゃないかな?よくわかんない…(ハァハァ)」

司会者「皆様お疲れ様でした!!今のカップルで最後です!!」

男「俺達1位だ!!」

女「愛ね愛♪」

司会者「続きまして…残った100組には…」

男「うげ…まだやるのか…」

女「うげ?」

男「いやいや…ペースの話ね…」

テレン

『B大食いキス』

司会者「でました!!ラブラブカップルにはかかせない『大食いキス』!!」

男「は?何言ってんだあいつ…」

女「大食いキスなんて聞いたことない…」

司会者「皆様!!ラブラブカップルなら1度や2度、ポッキーやプリッツを両側から食べて最後にキスしたことはあるんではないでしょうか!!」

男「あ、あるな…」
女「あるね…」
176名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:47:53.82 ID:8Jou14UzO
司会者「やっていただくのはまさにそれ!!両方から食べていただく食材が違うだけ!!」

男「食材?」

女「ポッキーとかのお菓子は食材じゃないよね…」

男「う、うん…嫌な予感がする」

ガラガラガラ

司会者「ジャーン!!食材はこれ!!」

男「これって!!」

司会者「そう!!巨大ウインナー!!直径3cm長さなんと5m!!これを両方から食べていただき最後にキスをします!!より早くキスにたどり着いたカップル50組が次のステージに進めます!!」

男「おいおい…」

司会者「ではスタート!!」

ガブッ!!

ガブッ

ガブッガブッ

ガブガブガブガブ

男「きつい…」

アムアム
モグモグ

女「頑張って私のところまで来てね♪」

ガブッガブッ

男「お前も頑張れ!!」

ガブッガブッ

女「えー!!むーりー!!」

アムアム
モグモグ
177名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:53:05.71 ID:8Jou14UzO
男「うげっ…」

女「うげ?」

男「いやいや、ウインナーの量ね」

ガブッガブッガブッガブッ

司会者「さぁ!!残り枠はあと2つ!!頑張ってくださいね〜」

男「ヤバいな…」

ガブッガブッ

女「頑張って!!あと1m!!」

男「チッ!!」

ガブッガブッガブッガブッガブッガブッ

女「きた!!」

男「フガフガ!!」

ブチュッ

女「やった!!」

男「フガフガ」

女「男ー!!」

男「フガフガ…」

女「大丈夫?」

男「……」

バタッ
178名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:55:15.27 ID:8Jou14UzO
〜宿舎〜

男「ここは…」

女「宿舎よ。今回のイベントに関しての誓約書みたいなのにサインしといたわ」

男「誓約書?」

女「うん。いろんな場面を撮るから承諾してみたいなやつ。よくわかんない(テヘ)」

男「肖像権みたいなもんかな?まぁいいや」

女「それにしても頑張ったね♪」

男「あぁ…でも最後のやつ、お前は…」

(カチャ)

ブチュッ

男「!!」

レロレロ

男「!!」

チュッ

女「許して♪」
男「……」

チュッ

男「ゆ、許す…」

ガバッ

ドサッ

チュッ
チュッ
チュッ

アァーッ

(ジーッカチャ)
179名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 18:56:55.08 ID:8Jou14UzO
〜次の日〜

司会者「でははりきってまいりましょう!!」

テレン

『C大回転キス』
プロレスラー45人がそれぞれ男にジャイアントスイングをかけ、女がタイミングを見てキスをする

残り40組(10組脱落)

テレン

『Dサバイバルキス』
男が森のどこかに待機している女を探しだしベロチューをする

残り30組
(脱落5組)
(※失格5組)
※違う相手と(アァー)なことをしたため

テレン

『Eサーキットキス』
時速20kmで走る車の助手席に乗った女を男が追いかけてキスをする

残り25組
(脱落5組)

〜夜〜

男「今日のはかなりハードだった…」

女「男がメインで動いてたからね」

(カチャ)

チュッ

女「お疲れ様♪」

チュッ

男「女…」

ガバッ

ドサッ

アァー

(ジーッカチャ)
180名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:01:53.36 ID:8Jou14UzO
〜さらに次の日〜

司会者「まだまだいきますよー!!」

テレン

『Fスプリングキス』
ホッピングに乗り跳ねながら空中でベロチューをする

残り15組
(脱落5組)
(※リタイア5組)
※舌を噛んで続行不可能になったため

テレン

『Gモニターキス』男がパソコン画面に向かい、パラパラと高速で映し出される女の中から相手を見つけて素早くキスをする
合ってれば青
間違ってれば赤

残り10組
(脱落5組)

テレン

『Hキツツキキス』抱き合って30分間ひたすらキスをし回数を競う

残り5組
(脱落5組)

〜夜〜

男「口が痛い…」
女「私も…」

(カチャ)

チュッ

女「愛のキス♪」

男「あは♪俺達、毎日ヤッてるよな」

女「大丈夫よ。ここに集まってるカップルはみんなラブラブだし。やってるのは私達だけじゃないわ」

男「そうかな?(エヘ)」

ガバッ

ドサッ

アァー

(ジーッカチャ)
181名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:03:31.62 ID:8Jou14UzO
〜最終日〜

司会者「さぁ!!いよいよ最終日!!残り5組の中から優勝者が決まります!!」

スタッフ「すみません。男性はこちら。女性はあちら。分かれて移動しまーす」
男「なんだ?」

ザッザッザッ

女「さっき聞いたんだけど、初日の宿泊組から、脱落していったカップルに参加賞が宿泊ごとに1万円づつ出てたらしいわ」

男「へー。全員に?」

女「全員じゃないみたい。基準はわからないけど…」

男「なんか不公平だな」

女「ねぇ」

ザッザッザッ

女「じゃあ」

男「うん」

ザッザッザッ

ザッザッザッ

男「山?」

司会者「着きました!!」

男「つり橋?」

司会者「そうです!!あなた方のパートナーはこの下にいます。もうおわかりですね!!」

男(わかんねぇよ)

テレン

『Iバンジーキス』

男「は?」

司会者「見ての通り!!」

男「まさか…」
182名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:06:06.60 ID:8Jou14UzO
司会者「あなた方はここからバンジーをして下にいるパートナーとキスをするのです!!勝負は1回!!見事キスできたカップルが決勝に残ります!!」

男(ん?準決勝じゃないのかよ)

司会者「次の11番目が決勝。12番目は優勝者のボーナスゲームです!!」

男(なんか心読まれたー!!)

(カチャ)

司会者「ちなみに、今残ってるカップルには10万円が約束されています!!」

全員「おぉ…」

(カチャ)

司会者「では用意ができた方から始めて下さい!!」

1組目リタイア
2組目成功
3組目失敗
4組目成功

5組目
男「いよいよだ…(ゴクッ)」

男「……」
「とう!!」

ビュン

男「あ"ぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ビューッ

女「キャーーーーーーーー!!」

男「ちゅー!!」
女「ちゅー!!」

チュッ

男「!!」
女「!!」

ビッヨォ〜〜ン

ヨォ〜〜ン
ォ〜〜ン

ビョンビョン

男「せ、成功したぁ…」

ガクッ
183名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:12:24.87 ID:8Jou14UzO
ブーン

司会者「さぁ!!いよいよ決勝です!!」

ブーン

男「う、うーん…ここは?」

女「飛行機の中…」

男「は?」

司会者「さて、残った2組には最後の課題を…」

ブーン

男「2組?」

女「1組リタイアしたわ」

男「……」

女「最後よ!!頑張りましょう♪」

男「お、おぅ…」

ブーン

司会者「では!!」

テレン

『Jフライングキス』

司会者「あなた方には、ここからスカイダイビングをしていただきキスをしてもらいます。パラシュートは男性に1つだけ!!」

男「はぁ?」

司会者「空中でパートナーを抱きしめ、パラシュートを開きます。地上に降りるまでキスを続けて下さい」

男「おぃおぃ…」

女「最後まで来たんだもん。頑張りましょう♪(チュッ)」

男「……(ゴクッ)」

女「じゃあ待ってるわ」

タン!!

ヒューッ

男「ちょ…いきなり!!」

タン!!

ヒューッ

男「女ーーっ!!」
184名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:14:53.16 ID:8Jou14UzO
ヒューッ

ヒューッ

男「うおー!!」

ガシッ!!

女「すごいわ男♪愛してる♪」

ブチュッ

バサッ!!
ブワッ!!

チューッ

フワフワ
フワフワ

チューッ

ズザザザーッ

男「ふぅ…どうなった?」

女「よくわかんない」

(カチャ)

チュッ

男「おい」

女「怖かったの…」

チュッ

男「たまには青姦もいいか…パラシュートをシート変わりにしてっと…」

チュッ
チュッ

ガバッ

ドサッ

チュッ
チュッ
チュッ

ベロチュー
ベロチュー
ベロチュー

アァーッ
アァーッ
アァーッ

(ジーッカチャ)
185名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:16:45.17 ID:8Jou14UzO
〜翌日自宅〜

男「結局、スカイダイビングしたのは俺達だけだったんだな」

女「いいじゃない。とっても興奮して、あのあとのエッチも激しかったわ(ウフ)」

男「まぁな。しかし…」

女「ボーナスゲーム?」

男「うん。『スペースキス』ってなんだよ。できるわけないじゃん」

女「あはは。最初から1億円は出す気がなかったのね」

男「ズリィよな」

女「いいじゃない。楽しかったわ」

(カチャ)

チュッ

男「女…」

チュッ

女「ゆっくりたっぷり激しくして…」

男「うん…」

チュッ
チュッ

カバッ

チュッ
チュッ

アァーッ
アァーッ
アァーッ
アァーッ
アァーッ

(ジーッカチャ)

……

女「んじゃ仕事行ってくるね」

男「おぅ…頑張れ」

女「うん。男と一緒に居たいから頑張る」

バタン

男「フッ…気楽なもんだ。エッチさえしてれば養ってくれるんだからな…バカな女だ」
186名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:18:08.05 ID:8Jou14UzO
〜女の仕事場〜

女「おはようございます」

監督「あ、おはよう」

司会者「おはようございます」

女「やだ。まだ司会者の格好してるの?やめてよADさん」

司会者「あ、すみません」

女「で、どうだった?」

監督「あぁ。いいのが撮れたよ。イベント部分はテレビ局用に編集して売り込んでおいた。DVD用に編集したのはこちらで売る予定だ」

女「私頑張ったでしょ?ゲームはガチよ。あれはキツかったわぁ…」

AD「すごかったですもんね」

女「久しぶりに体張ったわよ」
187名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:22:56.14 ID:8Jou14UzO
監督「うんうん。よくやった。まぁ、俺達には隠し撮りがメインだがな…今回は素人のかなりいいのが撮れた。サバイバルで失格したやつらのプレイもバッチリ撮れてる」

女「えーっ。私のは〜?」

監督「女ちゃんのが一番に決まってるじゃないか。あの彼いいよ。『女ちゃんの私生活エッチシリーズ』毎回好評だから」

女「でしょ?彼、顔とエッチだけはいいのよ。本気のエッチができるから。でなきゃヒモなんかさせちゃいないわ(ウフ)」

監督「今回はイベントのDVDと、いつもよりすごい出来の隠し撮りで大儲けだ」

女「今回はたっぷりイロつけてよね」

監督「わかってるって。体当たりで頑張ったからな。仕事も増えるぞぉ〜」

女「ウフ」
188名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:29:16.03 ID:8Jou14UzO
監督「そう。それよ!!女ちゃんはその本気がウケてるからな。バレてないだろうね。バレたら困るぞ…」

女「大丈夫よ。彼、そういうのに興味ないみたいだし、欲求不満にならないように毎日吸い尽くしてるしね(ウフ)あとで見せてね」

監督「相変わらず怖い子だ。演技を1本撮ったら一緒に見よう」

女「クスッ」

AD「用意できました」

監督「さぁ、いくか」

女「はい」

男優「よろしくね」

女「よろしくお願いします(ニコッ)」

監督「スタート!!」

チュッ
チュッ


アァーッ


おわり
189名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 19:31:33.98 ID:8Jou14UzO
ちょっと長くなりましたw

ドンマイ俺( ̄∀ ̄)
190名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 20:21:43.46 ID:YFBdRAnV0
12種類・・・
面白かったけれど男がなんか可哀想。
191名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 20:56:02.89 ID:R7DccCgS0
>>188

オチわろたwww
男がちょっと可哀想(2人目)
192名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 22:19:58.19 ID:8Jou14UzO
>>190-191
あひゃひゃひゃw
乙ありがとうございます(≧∇≦)

エッチしまくる男を書いてて男がうらやま…ゲフンゲフン
突拍子もないオチにするために隠し撮りネタは後から付けたし…ゲフンゲフン

脳が疲れたっすw
193名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 23:16:38.01 ID:zcTiFIle0
たしかに12種類のキスすなー
ヒモ男はクズだけど根性あったし若干かわいそう……
にしてもAV女優さんの底力はんぱなかったです乙でした
194名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 23:40:27.01 ID:8Jou14UzO
>>193
乙ありがとうございます(≧∇≦)

何故か男に同情が集まるww
195名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/17(土) 13:41:27.20 ID:0AK0veTLO
序文だけできた(^O^)
196名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/18(日) 02:15:55.70 ID:lwJNxxz+O
あげとく
197名も無き被検体774号+@転載禁止
ふぅ…
ふぅ…