1 :
名も無き被検体774号+:
〜港 昼〜
社長「おーい男ー!飯にしようや」
男「うーす」
社長「いや〜助かってるわ。リフトの免許持ってるヤツ、今は俺とお前だけだからよ」
男「もう一人の方は定年、でしたっけ?」
社長「そうそう。ま、宜しく頼むわ」バンバン
男「はい」
社長「おう、あとコレ。差し入れな」
男「あざっす」
社長「それ飲んで暖まれ。じゃな」
男「はい」
男「(…確かに今日は冷えるな)」
男「ま、とりあえず飯飯」
男「(フッ…手作りなのさ)」
男「(………俺の)」
2 :
名も無き被検体774号+:2014/02/27(木) 20:44:36.58 ID:zhslWo4pO
〜定時〜
男「じゃ、お疲れさんです」
作業員A「おー、お疲れさーん」
作業員B「また明日な」
作業員A「今度飲みにでも行こーや」
男「はい。では」
スタスタ…
作業員A「なーんかまだカテェよな?」
作業員B「入って2ヶ月くらいだっけ?」
作業員A「確かそんくらい」
作業員B「まあ悪いヤツじゃなさそうだし、追々馴染むだろ」
作業員A「それもそうだな」
作業員B「俺らも帰るか」
作業員A「おう」
スタスタ…
社長「…」
3 :
名も無き被検体774号+:2014/02/27(木) 20:45:41.69 ID:zhslWo4pO
男「(惣菜でも買って帰るか…)」
ワー ワー
男「…?」
スタスタ…
〜公園〜
子供A「B!、C!ヤツにジェットストリームアタックをかけるぞ!」
子供B「あいよ〜、任されて〜」パンパン
子供C「ここから居なくなれぇー!」パンパン
男「(エアガン…?何を撃って…)」
カァー
男「待て待て」
子供A「あ…」
男「生き物に向けて撃っちゃいかんだろう」
子供B・C「…」
男「もう二度としないなら、学校や親には黙っとくぞ?」
子供A「も、もうしないから!」
子供B・C「内緒にしてください!」
男「おう。約束だぞ?」
子供A・B・C「はーい!」
4 :
名も無き被検体774号+:2014/02/27(木) 20:46:52.02 ID:+WNR/JOw0
長い産業
5 :
名も無き被検体774号+:2014/02/27(木) 20:47:02.29 ID:zhslWo4pO
男「さて…」
カラス「…」グッタリ
男「(…やれと言うのか…?俺に…アレを…)」
カラス「…」ジー…
男「カラス、動け、カラス、何故動かん!」
カラス「…」
男「…」
男「ダメだ…お前にはガン○ムが足りてない」ヒョイ
男「(しゃーねえ。どうせ近くの山が寝床だろ)」スタスタ
カラス「…」
〜翌日 港〜
社長「よ!やってるか!」
男「社長…はい」
社長「そろそろ昼だ。ほれ」スッ
男「あ、ども」
社長「まだまだ冷えるなぁ…風邪引くなよ?」
男「気を付けます」
社長「んじゃ、ちょっくら見回ってくるわ」
男「はい」
カァー カァー
男「?」
6 :
名も無き被検体774号+:2014/02/27(木) 20:48:07.45 ID:zhslWo4pO
男「(カラスか…昨日からよく見かけるな)」ゴソゴソ
男「(さて…俺製手作り弁当を食うか)」パカッ
男「(おにぎり尽くし…そう、あれは昨夜の事…)」
男「(俺が!飽きるまで!握るのを!やめない!)」
バサバサ
男「(と…おにぎりしか作れない俺なりに色々…ん?)」
カラス「…」ジー…
男「…森へお帰り。ここはお前の住む世界じゃないのよ」
カラス「…」
男「…」
男「ナウ○カもダメとか…お前昨日のヤツだな?」
カラス「…」
男「まあいいや。どれどれ…」モグモグ
トットット…
カラス「…」ジー…
男「…ほれ」ポトッ
ツンツン
男「…やれやれだぜ」
7 :
名も無き被検体774号+:2014/02/27(木) 20:50:18.42 ID:zhslWo4pO
ええ、またぽちぽち…///
おらさっさと続きかいてくださいゴラァ(゜д゜)
9 :
1:2014/02/28(金) 00:21:36.93 ID:Zv90uafPO
〜帰路 夜〜
カァー
男「?」
カァー
男「(ああ、カラスは夜目が利くんだっけ?)」
男「(にしても…最近カラス増えたのか?)」
ボテッ
男「何だ…?何か落ちて…」
カラス「…」
男「…?怪我してんのか」
男「(……やれやれだぜ)」
〜山中〜
男「(…確か昨日も来たぞ)」
カラス「…」
男「まったく…ここらでいいか」
男「もうヘマすんなよ」
カァー バササッ
男「…わかってんのかね」
男「(まあいいや。帰ろ帰ろ)」ザッザッ
10 :
名も無き被検体774号+:2014/02/28(金) 00:22:41.68 ID:Zv90uafPO
〜港 昼〜
カァー バサバサ
男「カラスは賢いと聞くが…順応性高過ぎだろ」
トットット…
男「(フッ…今日は一味違う)」ゴソゴソ
男「(一品付けてみた)」パカッ
男「(………沢庵をな)」
スリスリ
男「こら、足に擦り付くな」
カラス「…」
男「おお、そういえば昨日な?ありゃお前の仲間か?」
カラス「」スリスリ
男「間抜けなヤツがいたぞ」
ブスッ
男「あイター!」
カラス「」ツーン
男「(まさか同一カラスで言葉が解るのか…?)」
男「(…なんてな)ほれ」ポトッ
ツンツン カァー
男「カラスか…」
男「…嫌われもの同士、か」
カラス「…」
11 :
名も無き被検体774号+:2014/02/28(金) 00:23:46.81 ID:Zv90uafPO
〜定時〜
男「…」
社長「おう男、お疲れさん!」
男「あ、お疲れさんです」ペコッ
社長「どうした?浮かない顔してたが」
男「……いえ、今日は冷えるな、と」
社長「あ〜、確かにな。でもよ?」
男「?」
社長「寒い冬にだって、冬の良いトコがあらぁな。それにいつかは、暖かい春も来るってモンだ。だろ?」
男「…はい」
社長「やべw俺超カッコイイw」
男「(そんな事より…)」
社長「おいおい、見とれてんのか?惚れるなよ?w」
男「は、はあ(いや…しかし…)」
社長「じゃ、また明日な!」スタスタ
男「はい」
男「(言うべきだったか…?いや、いいか)」
男「(社長のチャックが全開でも、俺が困るわけじゃないしな)」スタスタ
12 :
名も無き被検体774号+:2014/02/28(金) 00:24:52.61 ID:Zv90uafPO
〜翌日 港〜
ブロロロ…
男「もう昼か」
カァー バサバサ
男「来たなぁ!プレッシャー!」
カラス「」ビクッ
男「いや、すまん、冗談だ」
トットットッ
男「…ほれ」ポトッ
ツンツン
男「美味いか?」
カァー ツンツン
男「そうか」
カラス「」スリスリ
男「ウ○コして手、洗わずに握ったんだけどな」
カラス「」ポロッ
男「…冗談だ。食い物は粗末にしない」
カァー
男「(というか、言葉が通じているような気が…いや、まさかな)」
カラス「…」ジー…
男「沢庵はやらん…これは俺のものだ…俺だけのものだ…」
カラス「…」
男「…ぬぅ」ポトッ
ツンツン カァー
13 :
名も無き被検体774号+:2014/02/28(金) 00:26:54.22 ID:Zv90uafPO
>>4 永井産業 ハハハ
>>8 お待たー!
はいよお仕事お仕事…
14 :
1:2014/02/28(金) 19:19:22.51 ID:EZumRNzCO
〜一週間後 港〜
カァー バサバサ
男「…遅かったな。言葉は不要か」
カラス「…」
男「…」
男「あ、おにぎりね。はいはい」
ヒョコヒョコ
男「…?」
ヒョコ… ツンツン
男「今度は石でも投げられたのか?」スッ
男「う〜ん…折れてはない?のか?」
カァー
男「カラスは賢いんだろう?なぜ危ないトコに居着く…」
カラス「」スリスリ
男「確か…お、あったあった」ゴソゴソ
男「ほれ、絆創膏貼ってやろう」
カラス「…」
男「…こんなもんか」ペタッ
カラス「…」
男「ああ、礼は三倍返しな?」
カァー バサバサ
15 :
1:2014/02/28(金) 19:20:41.46 ID:EZumRNzCO
〜定時〜
男「お疲れさんです」ペコッ
作業員A「おー、お疲れさーん」
作業員B「お疲れさーん、また明日なー」
スタスタ…
作業員A「…お前、知ってるか?」
作業員B「んー?何を?」
作業員A「いやアイツさ、以前何の仕事してたのか、誰も知らないみたいでよ?」
作業員B「…大方フリーターとかで、あんま胸張って言えないだけだろ」
作業員A「…ま、そんなトコだよな」
作業員B「そうそう。実際、今は助かってるしよ」
作業員A「んだな」
作業員B「んだんだ」
作業員A「じゃ、俺らも帰っか」
作業員B「おう」
スタスタスタ…
社長「…」
16 :
名も無き被検体774号+:2014/02/28(金) 19:21:52.75 ID:EZumRNzCO
〜自宅 夜〜
男「…」モグモグ
男「(あのカラス…)」
男「(何か…精のつく物を食わせてやりたいが)」
男「…」モグモグ
男「(コンビニ弁当でも買ってくか)」ズズッ
男「しかし、お茶漬けを考えた奴は天才だな」ホゥ…
〜翌朝 コンビニ〜
店員「いらっしゃ…」
男「…」スタスタ
店員「…いませ」
男「…」ガサガサ
店員「…」
男「…」ドサッ
ピッピッピッ…
店員「は、860円に、なります」
男「じゃあ…これ」スッ
店員「せ、1000円から…お釣り、140円です」
男「…」ガサッ
スタスタ…
店員「ありがとう、御座いました…」
17 :
名も無き被検体774号+:2014/02/28(金) 19:22:56.59 ID:EZumRNzCO
〜港 昼〜
男「…」モグモグ
男「(さすがに来ないか…)」
男「(無理もない)」
男「…」フゥ…
男「(弁当、無駄になっちまったな)」
男「…」モグモグ
〜自宅前 夜〜
男「(今日も冷えるな…さっさと中に入って…)」
男「(…何だアレ?玄関に、黒い…ゴミ袋?)」
男「(まあ嫌がらせにしちゃ、可愛らしいモンか)」
?「」ヒョコッ
男「!」
?「…」ジー…
男「(なるほど…黒のコートに…頭をうずめて座っていたのか)」
男「(紛らわしい…)」スタスタ
男「退いてくれ。ドアを開けたい」
?「…」スッ
男「(何なんだ一体…っと、鍵…)」ゴソゴソ
?「…」ニギッ
男「…?」
18 :
名も無き被検体774号+:2014/02/28(金) 19:23:47.06 ID:mwXJL4yd0
カラス変化キター!!!!!!
おら次はまたですかゴラァ(゜д゜)
20 :
名も無き被検体774号+:2014/03/01(土) 00:15:08.31 ID:lGhNNQgv0
続きたのむぜ(*^_^*)
カラスの好物はマヨネーズ
22 :
1:2014/03/01(土) 00:32:06.58 ID:t4A9aBvJO
?「…」ジー…
男「…家出か何かか?」
?「…」
男「家に帰れ」
?「…」
男「日本語ダメか?なら…」
男「あー…This is a pen?」
?「頭…悪い?」
男「Kiss my ass!」
?「…///」
男「(…しまった)」
男「ゴホン…で?うちに何か用か?」
?「…泊めて」
男「他所をあたれ」
?「ここしかない」
男「…どこもダメだったのか?」
?「」コクコク
男「この家には俺しか住んでない。だから…」
?「襲う…?」
男「そんな腐ったことはしないが…」
?「…知ってる」ニコッ
男「…?どっかで会ったか?」
?「…多分?」
男「(何なんだコイツは…)」
男「何にせよ、どこか…」
?「」ヘクチッ
男「…」
23 :
名も無き被検体774号+:2014/03/01(土) 00:33:16.58 ID:t4A9aBvJO
〜お茶の間〜
男「仕方がないから泊めてはやるが、明日帰れよ?」
?「…」
男「風呂はそこ。トイレはあっちだ」
?「」コクコク
男「飯はこれを食え」ガサッ
?「…」
男「不満か?スーパーの惣菜弁当だが、悪くないぞ?」
?「…1つしかない」
男「足りないのか?」
?「」フルフル
男「(難儀な娘だ…)」
?「男さんの、無くなる」
男「俺は…外で食った」
?「半分こ。1つは、入らないから」ニコッ
男「…あいよ」
男「……ちょっと待て」
?「?」
男「今、『男さん』と言ったか?」
?「!」
24 :
名も無き被検体774号+:2014/03/01(土) 00:34:22.71 ID:t4A9aBvJO
男「どういう事だ?どこかで聞いたのか?」
?「」アワアワ キョロキョロ
?「!」
?「あれ」スッ
男「(…似顔絵か)…そうか」
?「」ホッ
?「誰が描いたの?」
男「…弟だ。もう居ないけどな」
?「!…ぁ、」
男「さ、飯にしよう」
?「…」
〜客間〜
男「ここを使え」
?「」コクン
男「俺の部屋は2階だ。何かあったら呼べ」
?「」コクン
男「あとは…」
?「…」
男「…」
?「…?」
男「…」ジー…
?「…///」ポッ
男「思い出した。お前、名前は?」
?「」ズルッ
25 :
名も無き被検体774号+:2014/03/01(土) 00:38:02.14 ID:t4A9aBvJO
>>18 好きですねぇ…旦那ぁ ウェッヘヘヘ
>>19 >>20 お待たせ致しました。ごゆっくりー! つ旦~
>>21 石鹸も食うそうで///
ああ、仕事だよ。
んだば、また。ノシ
おう待ってるからな
っ牛脂
不意に中澤裕子のカラスの女房を思い出したよ
28 :
1:2014/03/01(土) 19:14:41.26 ID:t4A9aBvJO
〜翌朝〜
男「(弁当よーし、お茶代よーし、戸締まりよーし…)」
男「(…そういや、あー、娘、だったか?)」
男「(まだ寝てんのか…)」
男「(仕様のない…)」
男「(えー、鍵はポストに入れとくように…と)」カキカキ
男「こんなモンか」チャラッ
男「じゃ、行きますか…」
〜港 昼〜
男「(…やっぱり来ないか)」モグモグ
男「(何処か遠くへ…か)」
男「(俺は行けねぇな…離れらんねぇ)」ハァ…
コソコソ
男「(…何だ?今、リフトのミラーに…)」
男「(んー?…こっちに忍び寄って…)」
男「(むぅ…)」
29 :
名も無き被検体774号+:2014/03/01(土) 19:15:46.26 ID:t4A9aBvJO
男「勝てると思うな、小僧ぉ!」ビュッ
カーン
社長「」ゴロゴロ ジタバタ
男「」タタタッ
男「あ」
社長「」グスン
男「だ…誰だ!誰がこんな事を!」
社長「…缶が飛んできた」
男「…」
社長「しかもまだ開けてないヤツだぜ?」
男「…酷い奴が居たもんですね」
社長「…まったくだ。クビにしねーとな?」
男「…それだけは何卒」
社長「冗談だジョーダンw」
男「てっきり不審者かと」
社長「いやあ〜、ちっと驚かせてやろうってな?」
男「そうでしたか」
社長「お、美味そうなおにぎりだな」
男「1つ、どうですか?」スッ
社長「お、悪ぃな」パクッ
社長「美味ぇ!」モグモグ
男「何よりです」
男「(…なるほど。世辞でも嬉しいもんだな…)」
男「(だからアイツは…)」
30 :
名も無き被検体774号+:2014/03/01(土) 19:16:52.32 ID:t4A9aBvJO
〜自宅前 夜〜
男「?」
男「(電気、点けっぱで出ていったのか)」
男「(まったく…)」ゴソゴソ
男「(?…ああ、そうか。ポストだ)」カタン チャラッ
ガチャ
男「(やれやれだぜ)」バタン
娘「お帰りなさい」ニコッ
男「」
〜お茶の間〜
娘「ご飯、出来てる」
男「何でまだ居る…」
娘「行くトコ…無いから?」
男「親御さん、心配してるぞ?」
娘「親、居ない」
男「(…家出ではない?)」
娘「…何でもする」
男「(となると…ワケありか?なら尚更…)」
娘「ダメ…?」
男「…」
男「ハァ…」ガリガリ
男「…好きにしろ」
31 :
名も無き被検体774号+:2014/03/01(土) 19:20:25.09 ID:t4A9aBvJO
>>26 へいお待ち!まあゆっくりしていきなんせ。
>>27 演歌か何かでしょうか?今度ググってみます。
ほいたら、また深夜に ノシ
32 :
1:2014/03/02(日) 00:24:26.78 ID:P1+ZoRx3O
男「…」モグモグ
娘「美味しい?」
男「ああ。美味い」
娘「」ニコッ
男「…何でもすると言ったな?」
娘「」コクン
男「…」ガタッ スタスタ ゴソゴソ
スタスタ パサッ
娘「?」
男「家事を頼みたい。金はそれを使え」
娘「!」
男「面倒になったら、それ持って逃げてもいい」
娘「そんな事しない!」
男「」
娘「ぁ…ゴメン、ナサイ…」
男「いや…じゃあ、頼むわ」
娘「///」コクコク
男「あとは…ああ、そうだ。2階には極力上がるな」
娘「?…わかった」
男「まあ、最低限やってりゃ文句は言わん。気負う事はない」
娘「」フルフル
男「?」
娘「頑張る」グッ
男「お、おう」
33 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 00:25:33.11 ID:P1+ZoRx3O
〜風呂〜
男「ふぅ…」パシャ
男「(面倒な事にならなきゃいいが…)」
男「(…いいか?俺は面倒が嫌いなんだ)」キリッ
男「(……虚しい)」
男「(お、そうだ。リフト従事者は痔になりやすいらしいからな)」ザバー
男「(鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番…)」
鏡「*」
男「うむ、もーまんたい」
娘「背中流す」カラララ
男「ファンタスティック!」ドボン
娘「?」
男「…見たのか?」
娘「湯煙で…よく見えない」
男「」ホッ
男「そんな事までしなくていいぞ」
娘「…」
男「…湿気が回る。さ、戻れ」
娘「」コクン
男「(…湯煙が無ければ即死だった)」
娘「ところで」
男「ん?」
娘「さっきの珍妙なポーズは何?」
男「」
34 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 00:26:37.27 ID:P1+ZoRx3O
〜お茶の間〜
娘「なるほど…健康にいい」
男「ああ、そうだ(行け、アクシズ…忌まわしき記憶と共に…)」
娘「私も」グイーッ
男「待て待て!ここでやるな!」
娘「?」
男「あー…アレだ、裸でないと効果が無いんだ」
娘「そ…そう…///」
男「う、うむ」
男「(グッジョブ俺!)」グッ
娘「?」
〜翌朝〜
娘「おはよう」
男「…おはよう。早いな」
娘「ご飯、出来てる」
男「助かる」
娘「」ニコッ
男「」モグモグ
娘「…」ジー…
男「うん、美味い」ズズッ
娘「!///」
娘「お弁当もある///」ズイッ
男「おお、至れり尽くせりだな」
娘「晩御飯も頑張る」
男「…ああ」
なんだゴー☆ジャススレだったか
36 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 00:28:24.29 ID:P1+ZoRx3O
ああ。楽しい楽しい、お仕事timeさ。ヘヘヘ…
スティンガー乙
38 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 12:06:15.95 ID:P1+ZoRx3O
>>35 ファンタスティック!///
あの微妙さがたまらない…
>>37 最近の月光のバナナっぷりだけは…勘弁なんっスよ…
帰って泥のように眠るのさ。ヘヘッ
39 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 15:24:34.89 ID:TafbatNa0
続き期待
40 :
1:2014/03/02(日) 19:22:36.84 ID:P1+ZoRx3O
〜港 昼〜
男「(…やっぱ居ねーな)」
男「」フゥ…
男「(取り敢えず飯飯)」ゴソゴソ
男「(料理上手いみたいだし、期待できそうだ)」
男「どれ」パカッ
男「(ふむふむ…おにぎりと、おにぎりと…)」
男「(………おにぎり)」
男「…」
男「(……こんなに苦しいのなら…こんなに悲しいのなら!)」
男「(もうおにぎりなど要らぬぅぅ!)」
男「…なんてな」モグモグ
男「(…食い物に罪は無いからな)」
男「(あ…)」
男「(……沢庵)」ポリポリ
男「…変わってなくね?」
41 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 19:23:42.17 ID:P1+ZoRx3O
〜自宅 夜〜
男「…」ガチャ
娘「あ、お帰りなさい」
男「…ただいま」
娘「お弁当、どうだった?」
男「美味かった」
娘「…///」
男「…ただ」
娘「?」
男「無理にとは言わんが、おにぎりだけじゃなくて…もう少し彩りというか…」
娘「!」
男「いや、贅沢か…」
娘「おにぎり…好物だと思ってた」ボソッ
男「?」
娘「明日、頑張る」グッ
男「お、おう」
娘「好物、何?」
男「塩鯖」
娘「わかった」
男「作れるのか?」
娘「…塩して焼くだけだよ?」
男「…俺が焼くとカ○ルトが必要になるんだ」
娘「カド○ト?」
男「いや…忘れてくれ」
娘「?」コクン
42 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 19:24:51.93 ID:P1+ZoRx3O
〜翌朝〜
娘「おはよう」
男「ああ、おはよう」
娘「ご飯」コトッ
男「…あんがと」ガタタッ ストン
娘「…塩鯖」コトッ
男「!」
娘「上手に出来た…と思う」
男「…」パクッ モグモグ
娘「…」
男「美味い」
娘「…///」グッ
娘「お弁当にも入れた///」
男「…こりゃカラスにはやれねーな」
娘「!」
男「ん?ああ…ちょっと前まで、昼飯時に来るヤツがいてな?」
娘「…」
男「ただ、ここ数日は見掛けない。多分どっか…
娘「…あ、会いたい?」
男「そらぁまあ…」
娘「!///」
娘「今日は、会えるよ///」
男「?…だといいな」
娘「…///」コクン
43 :
名も無き被検体774号+:2014/03/02(日) 19:27:44.89 ID:P1+ZoRx3O
>>39 期待…機体…ああ、フルブもやんなきゃ…
ありがとー!
今日は早出かしら…
44 :
1:2014/03/03(月) 00:33:16.75 ID:6v+P/DUvO
〜港 昼〜
カチッ ロロロ…
男「(ふー、今日は多いな)」
男「(飯でも食って、また昼から
カァー
男「!」
バサバサ トトトッ
─今日は、会えるよ─
男「カラス、か…もう再度と(二度と)…そう思っていたんだがな…」
カラス「…」
男「…ゴホン、久しぶりだな?」
カラス「」スリスリ
男「ええい、足に擦りつくなと言うに」パカッ
男「おお…今日はご馳走だぞ?」
男「ほれほれ」ポトッ
ツンツン
男「(…塩鯖もわけてやるか)」スッ
カラス「!」
カラス「」フルフル
男「(何だ?塩鯖は食えないのか?)」
男「…しかし美味いな」モグモグ
カァー ツンツン
45 :
名も無き被検体774号+:2014/03/03(月) 00:34:21.74 ID:6v+P/DUvO
〜自宅 夜〜
ガチャ
男「ただいま」バタン
パタパタ
娘「お帰りなさい」
男「弁当、文句無しだった」スッ
娘「」ニコッ
男「おお、そうだ。カラスも来たぞ」
娘「…///」
男「(ん?…ほう)」
娘「?」
男「…綺麗だな」
娘「!///」カアァァッ
男「見事な清掃能力だと感心はするが、どこもおかしくはないな」キリッ
娘「」
〜お茶の間〜
娘「明日、2階の掃除…」
男「2階はいい。俺がやる」
娘「…」
男「気にすんな。色々あんだよ」
娘「…」コクン
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」ガチャ
?「よう、久しぶりだな」
46 :
名も無き被検体774号+:2014/03/03(月) 00:35:26.55 ID:6v+P/DUvO
男「…お久しぶりです。得意先さん」
得意先「今晩、頼めるか?」
男「いえ…」
得意先「金は前の倍出す。どうだ?」
男「いえ、もう辞めたので…」
得意先「辞めた…?」
男「はい」
得意先「…そうか。おめでとさん、でいいのかな?」
男「…いえ」
得意先「…悪ぃ。そうか…ま、何かあったら連絡しな」
男「ありがとう御座います」
得意先「ああ。じゃあな」
ガチャ
男「…」
娘「…」オズオズ
男「何だ?」
娘「…何かあった?」
男「なんにも。何故?」
娘「…顔」
男「俺のハンサムフェイスに文句があると?」
娘「…ハンサム?」
男「…お前も蝋人形にしてやろうか」
47 :
名も無き被検体774号+:2014/03/03(月) 00:37:50.08 ID:6v+P/DUvO
お仕事お仕事。夢はズル休みです///
カラスがカーカー可愛いなかわいい
49 :
1:2014/03/03(月) 19:20:51.65 ID:6v+P/DUvO
〜夢〜
男「ワリィ、遅くなった」
弟「あ、お帰り〜」
男「今日は中華丼と牛丼だ。どっちがいい?」
弟「へへへ…」
男「?」
弟「ジャーン♪」
男「!」
弟「やっと出せるような料理になってきたんだ♪」
男「ほう、どれどれ…」パクッ モグモグ
弟「…どうかな?」
男「美味い!」
弟「でしょ?兄ちゃんの好きな塩鯖もあるよ!」
男「俺は今!猛烈に感動している!」ヒョイ パクッ
弟「お弁当買ってくると思って、ご飯は炊いてないんだ〜」
男「そうかそうか」ヒョイ パクッ
弟「に、兄ちゃん、僕の分が無くなるよ!」
男「ワリィワリィ」ハハハ ヒョイ パクッ
弟「も、もぉ〜」
50 :
名も無き被検体774号+:2014/03/03(月) 19:21:56.56 ID:6v+P/DUvO
〜翌朝〜
男「…」ボー…
娘「…」ジー…
男「!」
男「ああ、飯、美味いぞ」モグモグ
娘「どこか、悪い…?」
男「…いんや、最ッ高にハイってヤツだ」
娘「…」
男「あー…そろそろ行くわ」ガタッ
娘「お弁当」
男「お、ありがとよ」ポフッ
娘「!」
男「ぬぁ!ワ、ワリィ…」
娘「///」フルフル
男「…じゃ」
娘「行ってらっしゃい///」
ガチャ バタン
娘「…」
娘「…///」
娘「///」ジタバタ
51 :
名も無き被検体774号+:2014/03/03(月) 19:22:59.71 ID:6v+P/DUvO
〜港 昼〜
男「(…今日は来ないのか)」
男「(まあ、カラスの社会も色々あるか)」パカッ
男「…」モグモグ
男「(昨日の帰りに、良い物買ったんだけどな)」
男「(…しっかし…人待ちならぬ、カラス待ちか)」
男「…」モグモグ
〜定時〜
社長「おお、男!」
男「あ、お疲れさんです」
社長「お疲れさん。ちょいこっち」チョイチョイ
男「?」スタスタ
社長「いやナニ…ちょいとばかし、真心を君に」
男「(また古いネタを…)ダンボール?中身は何です?」
社長「まあ帰ってから開けるといい」フッ
男「…」ビリビリ
社長「アッー!」
52 :
名も無き被検体774号+:2014/03/03(月) 19:26:16.60 ID:6v+P/DUvO
>>48 ういうい///
まま、おひとつ…つ旦~
さあ、今日こそはバサラ日和!
53 :
1:2014/03/04(火) 00:24:26.63 ID:4QWPyY5nO
社長「何で!?何で帰ってから開けないの!?」
男「爆弾とかだとマズイですし」ビリビリ
社長「今開けてもマズイよね!?」
男「…本当に爆弾なんですか?」ビリビリ
社長「んなわけねーだろw」
男「(さすがに冗談だが…)」パカッ
男「こ、これは!」
社長「老若男女、和洋折衷…」フッ
社長「いつかは…!やがていつかはと!そんな甘い毒に踊らされ!」
社長「心に残る一冊を探し求めていた頃の名残だ!」
男「初版、最近のもあるようですが」
社長「あ、それ表紙に騙された」テヘッ
男「…」
社長「ま、まあ無理に持って帰れとは言わ
男「私は一向にかまわんッッ!」クワッ
社長「」
54 :
名も無き被検体774号+:2014/03/04(火) 00:25:50.48 ID:4QWPyY5nO
〜帰路〜
男「(オ○ニーをするときはね…誰にも邪魔されず、自由で…)」
男「(何と言うか…救われてなきゃあダメなんだ)」
男「(ひとりで…静かで…豊かで…)」
男「…」
男「(どうやってやり過ごす?)」
男「(考えろ…考えるんだ!…まだ慌てるような時間じゃない)」
〜頭の中〜
娘「お帰りなさい」
男「ただいま」
娘「…それは?」
男「これか?東南アジアの少女が剥いた海老だ」
娘「そうなんだ」
男「ああ。じゃ」スタスタ
〜現実〜
男「完璧だな」
男「(時々自分が怖くなる…)」フフ
55 :
名も無き被検体774号+:2014/03/04(火) 00:26:58.53 ID:4QWPyY5nO
〜自宅 夜〜
娘「お帰りなさい」
男「ただいま」
娘「お弁当」
男「ああ。美味かった。ありがとよ」スッ
娘「」ニコニコ
娘「…それは?」
男「(きた!)」
男「これか?東南アジアの海老を剥いた少女だ」
娘「」ガタッ
男「!…間違えた」
娘「…」ジー…
男「東南アジアの海老が剥いた少女だ」
娘「…」ジワッ
男「(どうしてこうなった…)」
男「…冗談だ。ちょっとした資料とかが入ってるだけだ」
娘「そうなんだ」ホッ
男「(セェェェフ!)ああ。じゃ」スタスタ
56 :
名も無き被検体774号+:2014/03/04(火) 00:29:43.98 ID:4QWPyY5nO
さあ、残業しても金増えねー会社に行くべ…
また明日ね
58 :
1:2014/03/04(火) 20:02:07.13 ID:4QWPyY5nO
〜翌朝 自室〜
男「…ぅ」パチッ
男「(…途中で力尽きてしまったのか。無念)」
男「(これは…見た。これも)」パラパラ
男「(未開の地はここからか。半分といったところだな)」
男「(My son…よく頑張った)」ナデナデ
〜お茶の間〜
娘「はい、お弁当」スッ
男「あんがとよ」
娘「」ニコッ
男「今日は来るかねぇ…」
娘「?」
男「ああ、カラスだよ。気紛れみたいでな」
娘「色々、慣れないと…」ブンブン
娘「忙しい、のかも」
男「かもな」
娘「毎日、会いたい?」
男「ああ、まあ…意外と可愛くてな」
娘「!」
娘「今日は、会えるよ///」
男「そういや前も確か…これがニュータイプか」
娘「ニュー、タイプ?」
男「いや、忘れてくれ」
59 :
名も無き被検体774号+:2014/03/04(火) 20:03:10.63 ID:4QWPyY5nO
〜港 昼〜
社長「昨夜はお楽しみでしたねぇ?」
男「ええ、まあ」
社長「そ、そう正直に返されると困るな」
男「サーセン」
社長「いやいや、気に入ってくれたようで何よりだよ」ハハハ
社長「あ、これ。コーヒーな」
男「ども」ペコリ
社長「じゃ、またな」
スタスタ
男「(さて、飯飯)」カパッ
男「(今日も美味そうだ)」
カァー
男「!」
バサバサ トットットッ…
男「なんと…」
カラス「」スリスリ
男「愛い奴よ」ポトッ
ツンツン
男「おお、そうだ」ゴソゴソ
カラス「?」
男「イイ物をやろう」チャラ
男「足環だ。これ付けときゃ、酷い事はされない…とは言わんが減りはするだろう」
カラス「!」
60 :
名も無き被検体774号+:2014/03/04(火) 20:04:16.77 ID:4QWPyY5nO
男「よし出来た」チャラ
男「うむ、やはり黒には銀が映えるな」
バサバサ トトッ バサバサ トトッ
男「(カラスがスキップ…だと…!?)」
〜定時〜
男「じゃ、お先に」ペコッ
作業員A「あいよ、お疲れ〜」
作業員B「また明日な〜」
スタスタ…
作業員A「う〜ん…違う、のかなぁ?」
作業員B「うん?」
作業員A「あいつって…○×町だっけ?」
作業員B「いや、知らね」
作業員A「○×町に知り合いが居んだけどな?う〜ん…」
作業員B「何のこっちゃ?」
作業員A「いや、まあ違うだろ」
社長「お、どうした?サービス残業でもすっか?」ハハハ
作業員A「け、結構でーす!」スタコラ
作業員B「お疲れさんでーす!」サッサ
社長「……まったく」
61 :
名も無き被検体774号+:2014/03/04(火) 20:06:21.66 ID:4QWPyY5nO
>>57 読んでくれてありがとね///
まんま食うべさ。
62 :
1:2014/03/05(水) 00:16:11.63 ID:ASue9ESdO
〜自宅 夜〜
男「ただい…」ガチャ
娘「///」クルクル
男「…」
娘「///」ヒラヒラ
男「…」
娘「///」クルクル フワリ
男「…」
男「(弁当はここに置いとくか)」カタッ
男「…」スタスタ
〜自室〜
男「(そっとしておこう)」
男「(俺にはやる事もあるしな…)」ゴソゴソ
男「(さあ逝こう…ピリオドの彼方に!)」
〜お茶の間〜
娘「」フゥ…
娘「(今日は、遅い…)」
娘「(ご飯…冷める)」
娘「…?」
弁当箱「」ハーイ
娘「」
63 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 00:17:16.76 ID:ASue9ESdO
〜自室〜
─────!!
男「!」
男「(何だ?いまの…何かの鳴き声にも似た悲鳴は…)」
男「…仕様のない」ジーッ カチャカチャ
〜お茶の間〜
男「どうした?」
娘「!」ビクッ
娘「…」ギ…ギギ…
男「怖いから普通に振り向け」
娘「…か、帰ってた?」
男「ああ」
娘「いつ、から…?」
男「お前がバレリーナしてる時から」
娘「」
64 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 00:18:17.67 ID:ASue9ESdO
男「…」モグモグ
娘「…」
男「…」ハグハグ
娘「…」
男「…」ズズッ
娘「…」
男「…いい加減、元気出せ」
娘「…」コクン
男「何かイイ事でもあったんだろ?」
娘「///」コクコク
男「ならそれでイイじゃないか」
娘「…うん///」
男「あの珍妙な舞いは忘れてやるから」
娘「」
男「風呂にでも入って…醜態を晒したことも、すっきり流してこい」
娘「」
男「(我ながら上手いことを言ったもんだ)」
娘「」グッタリ
男「おいィ?」
65 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 00:20:09.64 ID:ASue9ESdO
おっ仕事おっ仕事///
乙
仕事ガンバ
カラス娘ちゃんかわええ
67 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 00:41:52.46 ID:1uOMx5qJ0
男はブロント語を知らずに使ってる雰囲気になんだが?
俺はカラスは好きだがこれは許されざるおこない
多分近い将来闇に落ちる
いっぽカラスとの絡みは
>>1は見事な仕事だと関心はするがどこもおかしくはない
68 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 05:06:35.57 ID:duXHtW000
おはよう
69 :
1:2014/03/05(水) 19:04:06.63 ID:ASue9ESdO
〜翌朝 事務所〜
会長「…というワケでな。アレにも、色々と仕事を覚えさせているところだ」
社長「はい」
会長「なに、軽い視察みたいなもんだと思ってくれ」ハッハッハ
社長「…はい」
会長「そろそろ着く頃だろう。では、よろしく頼む」
社長「……はい」
ガチャ
社長「(マズイ…)」
社長「(クソ生意気なうえに、クソ我儘なんだよな…)」
社長「(…逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…)」
社長「…」ポクポクポク…
社長「!」チーン
社長「(案内は誰か他の奴に任せよう。そうしよう)」
70 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 19:05:11.44 ID:ASue9ESdO
〜応接室〜
コンコン
社長「おお来たか。入ってくれ」
男「失礼します」ガチャ
お嬢「アナタが私の案内役ね?」
男「…」
お嬢「しっかりエスコートしなさい?グズは嫌いよ」フフン
男「誰です?このクソ生意気な小むす
社長「わーー!わーー!わーー!」ガバッ
お嬢「何事よ?騒々しい…」
社長「あ…申し訳ありません。ちょっとしたコミュニケーションを」ハハ…
社長「男、実はな…」ヒソヒソ
男「…はあ……ええ…」ヒソヒソ
社長「…というワケだ」
男「…」ジト…
社長「ほ、ほら、またエロ本やっから」
男「……わかりました」
社長「恩に着る…!」
男「…今回だけですよ?」
社長「…う、うむ」
71 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 19:06:16.51 ID:ASue9ESdO
お嬢「何?男同士でコソコソと。イヤラシイわね」
男「死ねよ」
お嬢「」
社長「『しねぇよ』!『しねぇよ』って言ったんですよ!」
社長「ちょっと此方の話で盛り上がってしまいまして」ハハハ
社長「コイツぅ〜、社長に向かって『しねぇよ』はダメだろぉ」グイグイ
男「…申し訳ありません。ついノリで」
社長「ま、まったくぅ〜(上手いぞ!男!)」
お嬢「じゃ、そろそろお願いしようかしら?」
社長「だそうだ、男。しっかりな!」
男「……はい」
72 :
名も無き被検体774号+:2014/03/05(水) 19:10:20.72 ID:ASue9ESdO
>>66 ありがとう御座います。ささ、ごゆるりと つ旦~
>>67 ?「お前らにブロントの悲しみの何がわかるってんだよ」
>>68 うい。こんばんは///
ああ、今日こそホンダムを…
73 :
1:2014/03/06(木) 00:32:06.67 ID:YV4Ey+isO
〜港〜
お嬢「倉庫は何処かしら?」
男「こっちです」スタスタ
お嬢「…物が散乱していて歩きにくいわね」カツカツ
男「(そらそんな靴じゃな…)」
男「倉庫付近は足元に気を…
お嬢「あっ」ズデッ
男「…大丈夫ですか?」グイッ
お嬢「へ、平気よ!」フン
カツカツ
男「気を付けてください。特にそっちは工事中の大穴…
カカッ
お嬢「──ッ!!」
男「!」
ガッシ
お嬢「」プラーン
男「…今引き上げます」グイッ ズリズリ…
お嬢「」ペタン
男「どこか痛い所はありますか?」
お嬢「な、無いわ…でも、あの…」モジモジ
男「?(何か小便臭ぇな)」
男「あ」
74 :
名も無き被検体774号+:2014/03/06(木) 00:33:11.67 ID:YV4Ey+isO
社長「作業服?」
男「はい。本格的に見て回りたいそうで」
社長「ふむふむ。お嬢さんは?」
男「更衣室です」
社長「わかった。すぐに届けさせる」
男「いえ、俺が持って行きますよ」
社長「…すまん。頼む」
男「はい」
〜更衣室〜
男「…」コンコン
お嬢「…」ガチャ
男「どうぞ」
お嬢「あ、ありがとう」バタン
〜昼〜
男「(昼からもかよ…応接室で茶でも啜ってろよ…)」
カァー
男「お、来たな」
バサササ トトッ
男「…昼から帰ってやろうか?」
カラス「?」キョトン
男「面倒くせぇ子守り頼まれてな」ハァ…
カラス「」スリスリ
男「ん?頑張れってか?」ハハハ
カァー
75 :
名も無き被検体774号+:2014/03/06(木) 00:34:18.47 ID:YV4Ey+isO
〜定時〜
社長「いや〜、さすがは会長のお孫さんです。まさか作業服に着替えてまで…」ウンウン
お嬢「…当然よ」フン
社長「どうぞまたいらしてください」
男「お疲れ様でした」
お嬢「ええ。それじゃ」
お嬢「そうだ…アナタ、名前は?」
男「俺の名前はアンドリュー・スコット軍曹だ」シツモンハ?
社長「」
お嬢「そう。覚えたわ…じゃ」
男「」
社長「」
スタスタ…
社長「行ったな…」
男「行きましたね…」
社長「…なあ、アンドリュー・スコット軍曹」
男「…はい」
社長「…何してくれてんの?」
男「まあまあ…本社勤務でしょうし、もう会う事も無いかと」
社長「俺はあるんだよおぉぉぉ!!」クワッ
男「…サーセン」
76 :
名も無き被検体774号+:2014/03/06(木) 00:36:50.53 ID:YV4Ey+isO
夜はまだ冷えるんだよなぁ…
んでは またノシ
☆
78 :
名も無き被検体774号+:2014/03/06(木) 13:50:50.03 ID:apoE0nGz0
いい感じ
79 :
名も無き被検体774号+:2014/03/06(木) 17:51:03.80 ID:zJlwM79w0
妄想スレ?にリンク貼ってくれてありがと〜
またほのぼのさせてもらうよ
80 :
名も無き被検体774号+:2014/03/07(金) 04:44:11.00 ID:Qn8LxxfZ0
ほ
81 :
名も無き被検体774号+:2014/03/07(金) 11:22:16.87 ID:OlNVPHUf0
ほしゅ
びっぷらはどのくらいで落ちるの?
83 :
名も無き被検体774号+:2014/03/07(金) 19:26:16.25 ID:DixjFQ++0
昨日から携帯全規制だよね
84 :
名も無き被検体774号+:2014/03/07(金) 19:32:53.60 ID:pT39uzxtO
解除?
やた!あとで更新しまする!
86 :
名も無き被検体774号+:2014/03/07(金) 21:21:01.18 ID:OlNVPHUf0
待ってる〜
87 :
名も無き被検体774号+:2014/03/07(金) 21:50:22.79 ID:ugUQ8w350
お帰り〜
88 :
1:2014/03/08(土) 00:18:31.50 ID:79FQUuC1O
〜翌朝 自宅〜
娘「…お休み?」
男「ああ」
娘「何するの?」
男「取り敢えず…2階の掃除と買い物かな」
娘「2階…」
男「お前は1階を頼む」
娘「…」コクン
男「買い物は…二人で行くか」
娘「あ…」パアァァ
男「人数が増えたからな…色々買い足さねーと」
娘「…ごめんなさい」
男「謝るような事じゃない。それに…」
娘「…?」
男「お前はやくやってくれてる」ニッ
娘「///」
男「褒美に今日は何か買ってやろう」
娘「」ブンブン
男「…気にすんな。美味い飯の礼だ」
娘「…///」コクン
89 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 00:19:35.87 ID:79FQUuC1O
〜昼〜
男「…こんなもんか」フゥ…
チンポーン
男「?」
男「(客…?いや、何かの勧誘か)」タンタンタン…
娘「あ、チャイム…」
男「ああ、聞こえた」
チンポーン チンポーン
男「はいはい…今行きますがな…」
聞き覚えのある声「さっさと開けなさい!グズは嫌いよ!」
男「」
ソンナ カゲェボウシィ〜
男「社長…?ピッもしもし」
娘「じゃあ、私が…」
社長「おお男。実は昨夜、お嬢さんに住所を聞かれてな」
男「」
社長「居留守を使うか、出かけた方がいいぞ」
男「おい娘!待…
娘「え?」ガチャ
お嬢「遅い!」
男「俺が遅い?俺がスロウリィ!?」
社長「えっ」
お嬢「えっ」
男「…遅かったようです」
社長「」
90 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 00:20:41.52 ID:79FQUuC1O
〜お茶の間〜
娘「…どうぞ」コトッ
お嬢「ありがとう」
男「で?用件は?」
お嬢「こちらは妹さんかしら?」
男「…親戚の子を預かってる」
お嬢「そう」
お嬢「ところで…私はアナタの上司なのだけど?」
男「会社ではな」
お嬢「…なるほど」
娘「この人は…?」ヒソヒソ
男「ちょっと頭が残念な上司だ」ヒソヒソ
お嬢「では、アンドリュー・スコット軍曹」
娘「ア、アンドリュ…?」ヒソヒソ
男「だから言ったろ?頭が…」ヒソヒソ
娘「…」コクン
お嬢「昨日は迷惑をかけたわね。お詫びに、食事に招待するわ」
男「いきなり言われてもな…」
お嬢「あら?何か予定でも?」
男「買い物」
お嬢「」
男「?」
91 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 00:21:46.22 ID:79FQUuC1O
お嬢「み、耳がおかしくなったのかしら?」
男「それはいかん。耳は自覚症状が出たらすぐ病院が基本だ」
お嬢「そ、そうね……ではなくて!」バン!
男「ギャンギャン吠えんなよ」キリッ
娘「」オロオロ
お嬢「いいこと!?」ビシッ
男「はあ」
お嬢「この!」クルリ
お嬢「私が!」キュキュッ
お嬢「食事に!」タンッ
お嬢「招待してるのよ!?」バァァン
男「…生き別れの姉妹か?」
娘「///」ブンブン
お嬢「なのに買い物?冗談が過ぎるわよ?」フゥ
お嬢「…もう一度聞くわ。食事と買い物、どちら?」フフン
男「買い物」
お嬢「」
92 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 00:27:50.15 ID:79FQUuC1O
93 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 00:44:30.15 ID:ojH6H9Vm0
蛇の恩返し書いた人かな
楽しく読んでるよー
94 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 01:40:15.70 ID:K6p6RgX50
☆ゅ
95 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 04:37:02.13 ID:xGSs1KlT0
おはよう
出勤前の楽しみだ
安定のチンポーン
97 :
1:2014/03/08(土) 19:13:51.65 ID:79FQUuC1O
〜スーパー〜
男「次は…便所紙か」
お嬢「べ…!」
娘「こっち」
男「おお、流石だな」
娘「」ニコッ
男「洗剤とゴミ袋取ってくるわ。食材頼む」
娘「」コクン タタタッ
お嬢「…仲が良いのね」
男「そうか?」
お嬢「ええ」
男「あれ?ゴミ袋のコーナーどこだっけか」
お嬢「私が知るワケないでしょう?」
男「使えねーな…何のための真ん中分けだよ」
お嬢「髪型は関係無いでしょう!」
男「お、あったあった」ガサガサ
お嬢「〜〜〜ッ!」プルプル
男「何だ?またションベンか?」
ブチッ
お嬢「下郎ォォ!!」
男「」
98 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 19:14:56.44 ID:79FQUuC1O
〜自宅 夜〜
お嬢「すっかりご馳走になったわね」
男「まあ荷物持ちしてもらったしな」
お嬢「娘ちゃん、料理上手ね」ニコッ
娘「」ニコッ
お嬢「ふふ」
チンポーン
お嬢「あら、もう来たみたい」ガタッ
男「悪いな。結局付き合わせちまって」
お嬢「いいえ。楽しかったわ」
男「そうか」
お嬢「娘ちゃんも、晩御飯ありがとう」
娘「」コクン
男「じゃ」
ガチャ
お嬢「ごきげんよう」
バタン
男「以外と抜けてて面白い奴だったな」
娘「綺麗な人…」
男「ん?ああ…見た目はな」
娘「頑張る」グッ
男「?」
99 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 19:16:03.30 ID:79FQUuC1O
男「それはそうと…」
娘「?」
男「せっかく何か褒美にと思ったのに…ケーキでよかったのか?」
娘「」コクン
男「(やっぱレディは甘い物が好きなのかね…)」
男「さて、俺は風呂行くわ」
娘「!」ニギッ
男「?」
娘「ケーキ、一緒に」
男「…じゃ、茶でも淹れてくれ」
娘「///」コクン
〜翌朝 自室〜
男「…ぉ」パチッ
男「(…昨日は、あんまゆっくり出来なかったな)」
男「(はぁ…金持ちの気紛れってーのは…)」
男「(まいーや。仕事仕事っと)」ガバッ
100 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 19:20:21.92 ID:79FQUuC1O
>>93 左様に御座りまする!またよろしくー!
>>94 保守、ありがとう!つ旦~
>>95 ありがとう!ぽちぽち書いていきます。
>>96 もう伝統ですな…
今日はお泊まり、なの///
101 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 19:39:32.32 ID:48ndNE4x0
男の仕事が気になるなー
カラスちゃんかわゆすw
102 :
名も無き被検体774号+:2014/03/08(土) 21:05:56.81 ID:K6p6RgX50
この謎の娘ちゃんは誰なんだ!
うちにもカラス来ないかな
103 :
1:2014/03/09(日) 00:17:22.36 ID:+b7MBKdPO
〜お茶の間〜
娘「おはよう」
男「…おはよう」フワァ〜
娘「眠そう」クスクス
男「…お前は元気だな」
娘「毎朝、頑張らないと…って」ニコッ
男「…そうか」
娘「うん」ニコニコ
〜事務所〜
男「(さっさとタイムカード押して、リフトの暖気するか…)」スタスタ
作業員A「おう、おはよーさん」
男「おはようございます」ペコッ
作業員B「今日はカード押したら会議室に集合だとさ」
男「何かあったんですか?」
作業員A「どうかな?何かの連絡とかじゃないか?」
作業員B「ま、行ってみよか」
男「はい」
104 :
名も無き被検体774号+:2014/03/09(日) 00:18:26.52 ID:+b7MBKdPO
〜会議室〜
ザワザワ
社長「おはよう」
オハヨーゴザイマース!
社長「朝から悪いな。今日は紹介したい方がいてな…どうぞ」
お嬢「おはよう、皆さん」
ザワザワ
社長「はい静粛に、静粛に」パンパン
社長「お嬢さんは会長のお孫さんで…
カクカク シカジカ
社長「…というワケでな。いずれは本社に戻られるが、皆よろしく頼む」
お嬢「頼むわね」
ザワザワ ワーワー
男「(…下積みをしたい、ということか?)」
男「(勉強には熱心なタイプなのかね)」
男「(まあ、流石にもう関わる事は無いだろう)」
105 :
名も無き被検体774号+:2014/03/09(日) 00:19:32.88 ID:+b7MBKdPO
社長「おし、じゃ解散!」
お嬢「アンドリュー・スコット軍曹は残りなさい」
社長「」
ザワザワ
作業員A「…そんな奴居たか?」
男「俺は入って3ヶ月くらいなんで何とも…」
作業員B「しかも軍曹って…」オイオイ
作業員A「ま、俺らにゃ関係無いっしょ」
作業員B「んだな」
男「じゃ、リフトんトコ行きます」
作業員A「あいよ〜」
ザワザワ スタスタ…
シーン…
お嬢「…出勤していると言わなかったかしら?」
社長「え、ええ…まあ…」ハハ…
お嬢「では、これはどういう事?」
社長「ま、まあ…アレなりのお茶目といいますか…その…」
お嬢「?」
社長「じ、実はですね…」
106 :
名も無き被検体774号+:2014/03/09(日) 00:22:14.65 ID:+b7MBKdPO
>>101 旦那、お目が高い! ウェッヘヘヘ
>>102 誰なんでしょうねぇ…?まま、おひとつ つ旦~
おっ泊まりおっ泊まり///
107 :
名も無き被検体774号+:2014/03/09(日) 00:28:33.31 ID:5SiJFjuA0
>>106 男同士でお泊りですか……
カラスに優しくしたら逃げられる。
なぜなのか
カラスちゃんは当然可愛いが
お嬢もきらいじゃない
みんなが幸せな結末を望む
109 :
名も無き被検体774号+:2014/03/09(日) 14:08:37.22 ID:RXo+VW9i0
おつ!
お嬢も天然で可愛いよ
110 :
1:2014/03/10(月) 00:14:06.34 ID:eNO3ilQEO
〜港 昼〜
男「(そろそろか…)」ゴソゴソ
ガタッ
男「!」
男「この左上のプレッシャーは何だ!?」バッ
お嬢「」
男「ゴホン、お気になさらず」
お嬢「…やるじゃない」
男「アイン乙」
お嬢「は?」
男「申し訳ありません。身体が反応してしまうので…」←ネタの事
お嬢「…恥じるような事ではないわ」←勘違い
お嬢「軍曹を騙るだけの事はあるわね?」ニヤリ
男「」
お嬢「ねぇ?アンドリュー・スコット軍曹殿?」
男「」
カァー バサバサ
男「(戦を呼ぶ凶鳥…レイヴン…)」
カラス「?」
男「(古くはヴァリキュリアを指す…)」
カラス「」オロオロ
男「(お前がこの戦禍を呼んだのか…)」
お嬢「面白い言い訳を期待するわ」
男「飯食っていいスか?」
お嬢「」
111 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:15:10.81 ID:eNO3ilQEO
お嬢「まったく…」
男「まあアレです。最後くらい、にこやかに終わろうかと」ポトッ
カァー ツンツン
お嬢「信じ込んだわよ…」
男「…サーセン」
お嬢「笑ってもいいのよ?」
男「ゲラゲラw」バンバン
お嬢「…解雇、と」
男「サーセン」ポトッ
ツンツン
お嬢「カラス、飼ってるの?」
男「餌をやってるうちに…何というか…」
お嬢「…アナタ、色々変わってるわね」
男「そうですか?」
お嬢「ええ。親の顔が見てみたいわ」フン
男「居りませんが」
お嬢「…ッ!」
男「お気になさらず。もう何年も前の事です」
お嬢「そ、そう…」
カラス「…」
112 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:16:17.99 ID:eNO3ilQEO
〜自宅 夜〜
男「…」モグモグ
娘「…美味しくない?」
男「いや?…何故?」
娘「」フルフル
娘「何でもない」ニコッ
男「…」
〜夢〜
男「調理師の学校?」
弟「うん。来年、中学卒業だし…進路とか考えてたら…」
男「…ふむ」
弟「お金とか…厳しいかな?」
男「いや?お前を学校行かすくらいは稼いでるぞ?」
弟「…」
男「それに…俺より真面目なお前が、俺より学歴低かったら親父とお袋が迎えに来そうだ」
弟「じゃ、じゃあ…!」
男「おう。立派なコックになって、兄ちゃんに楽させてくれ」
弟「兄ちゃーん!」ダキッ
男「(甘えたがりが…)」フフ
男「(でもな?兄ちゃんも、お前が居るから頑張れてんだぜ?)」
113 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:17:29.17 ID:eNO3ilQEO
〜翌朝 自室〜
男「…」ムクッ
男「…」グイッ
ガチャ バタン
ジャー
男「…」バシャバシャ
キュッ
男「…」フゥ…
〜お茶の間〜
男「おはよーさん」
娘「あ、おはよう」ニコッ
娘「座って。ご飯、よそう」
男「…ああ」ガタッ
パタパタ
娘「はい」コトッ
男「……なぁ」
娘「?」
男「無理、しなくていいんだぞ?たまにはサボっても…」
娘「大丈夫」ニコッ
男「…そうか」ポフッ
娘「!///」
男「おぁ!またやっちまった!」バッ
娘「!」ガシッ
男「…?」
娘「…いい///」
男「…これか?」ポフッ
娘「///」コクコク
男「……さいで」
114 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:22:09.95 ID:eNO3ilQEO
>>107 そんな奴おれへんやろ〜 つチ
>>108 どうなるんでしょうねぇ… ヘヘヘ
>>109 ういうい///ごゆっくりー!
短い休日だった…
ああ、仕事さ。
115 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:25:39.24 ID:nFAWh7mw0
116 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 02:38:42.76 ID:JSytp5Sf0
カラスちゃんは幼女(確信)
117 :
1:2014/03/10(月) 19:21:31.55 ID:eNO3ilQEO
〜港 昼〜
男「…」フゥ
社長「よう!」
男「社長…」
社長「相変わらず良いペースだな。ほれ、コーヒー」スッ
男「アザッス」
社長「あー…何てーか、その、な?」
男「?」
社長「お前、お嬢さんに目ぇ付けられたかもしれん…」
男「…まあ、心当たりあり過ぎですからね」
社長「何かよく聞いてくんだよ。クビにする理由探してんのかもな」
男「…」
社長「心配すんなってw」
社長「ここで横紙破りはさせねーよ」ハハハ
男「…」ペコリ
118 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:22:36.58 ID:eNO3ilQEO
社長「まあ見てろ?俺が一発ガツンと言ってやる」フフン
お嬢「ここに居たのね」
社長「これはこれは!どちらにご用ですか?」ヘコヘコ
男「」
お嬢「男の方よ」
カァー
男「お(来た来た)」
社長「じゃあ男、昼からもよろしくな!」
男「…はい」
社長「じゃなー!」
バサバサ トトッ
お嬢「随分、社長とも仲良しみたいね?」
男「…よくしてもらっています」ポトッ
ツンツン カァー
お嬢「…リフトの爪で、円柱を立たせる事も出来るそうね?」
男「…ほんの手妻ですよ」
お嬢「本社の倉庫、腕の良いのが辞めて空きがあるのだけど」
男「はあ」
お嬢「本社に来る気はないかしら?」
男「」
お嬢「何?」
男「…いえ(正反対じゃねーか…)」
男「俺はここが気に入ってるんで」
お嬢「…そう」
119 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:23:46.65 ID:eNO3ilQEO
〜お嬢宅 夜〜
お嬢「(親から『社会勉強だ』と色々な場に出され、多くの人を見てきたけど…)」
お嬢「(男、ね…)」フゥ…
お嬢「」ゴホン
お嬢「(解っていることは…)」
お嬢「(社長と仲が良い、私の魅力に怯まない…)」
お嬢「(つまり…)」
お嬢「(………ホモ?)」
お嬢「それはダメ!」バン
お嬢「」ハッ
お嬢「(?…何でダメなのかしら?…って当たり前よ!男同士でそんな…)」
お嬢「(も、もう!イライラするわね!)」
〜自宅〜
男「」ブルルッ
娘「…寒い?」
男「いや…誰か噂でもしてんだろ」
娘「それ…くしゃみじゃないの?」
男「そうだっけか?」
娘「」コクン
男「風邪かね」
娘「暖かくして寝て」
男「ああ。そうするわ」ポフッ
娘「///」
120 :
名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:27:22.79 ID:eNO3ilQEO
>>115 まあ、ぼちぼちやりやしょう…
>>116 お巡りさーん!
まま、署の方でごゆっくり つ旦~
んでは またノシ
121 :
1:2014/03/11(火) 00:26:21.63 ID:dfbi6dZEO
〜翌朝〜
男「…そういや、そろそろ渡したお金無くなるんじゃないのか?」
娘「…んと」ゴソゴソ
男「(がま口…だと…?)」
娘「」ヒーフーミー…
娘「あと一週間分くらい、かな?」
男「…まだそんなにもつのか」
娘「頑張った」ニコッ
男「ふむ…」ガタッ ゴソゴソ
男「もうお前が管理してくれ」スッ
娘「これ…銀行の…」
男「ああ。暗証番号は0721だ」
男「覚え方はオ…」ハッ
娘「オ?」
男「お、『おお(0)、ナイス(7)な兄(21)ちゃん』だ」
娘「覚えやすい」ニコッ
男「あ、ああ…だろ?」
男「(危なかった…)」フゥ…
娘「?」
122 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 00:27:26.71 ID:dfbi6dZEO
〜港 昼〜
男「(しかし…)」
カラス「」スリスリ
男「(そのうち『鳥の人』とか呼ばれたりしてな)」
社長「よう!鳥の人!」
男「」
社長「昼からクレーン空かなくてな…帰ってもいいぞ?」
男「…わかりました」
社長「半日有給にしとくわ」
男「はい」
社長「んじゃ、お疲れ!」
男「お疲れさんです」
スタスタ…
男「んーじゃ帰りますかね…」
バサバサ キーン
男「」
男「(えらい勢いで飛んで行ったな…)」
〜事務所〜
男「(タイムカード、と)」ガチャ
お嬢「あら?今日はもう上がりかしら?」
男「はい。では」
お嬢「待ちなさい」
男「?」
お嬢「(とは言ってもデリケートな問題だし…)」
お嬢「(そうね…遠回しに…)」
男「何か?」
お嬢「アナタ、ホモ?」
男「」
123 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 00:28:54.46 ID:dfbi6dZEO
〜「曲がれるのかそれ」っていうくらい長い車の中〜
お嬢「…悪かったわよ」
男「…いえ」
お嬢「でも…そう、社長に直接雇われたのね」
男「はい」
お嬢「ふぅん…それはそうと、休みの時とは全然態度違うのね」
男「それが普通かと」
お嬢「いいのよ?少しくらいなら」フフン
男「死ねよ」
お嬢「」
男「…勿論冗談です」
お嬢「…『少しくらいなら』って言ったわよね?」ピクピク
男「ですから3文字で」
お嬢「そういうことじゃなくて…」
男「わかりましたよ…じゃあ…」
男「死んじゃえ」
お嬢「言い方の問題でもないわよ!」
男「」チッ
お嬢「何よその嫌そうな顔はあぁぁ!」
124 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 00:30:19.01 ID:dfbi6dZEO
悲しいけどこれから、お仕事なのよね…
125 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 00:34:45.12 ID:7VUHt8440
お仕事がんばー!
男は恐らくケモナー
127 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 05:27:19.24 ID:xeDCwm1p0
読んだし仕事行くか
128 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 08:08:57.57 ID:OzW5xKRo0
おおナイスな作者さん
カラスちゃんかわいいです
追いついた
これ面白いなwww
作者が考えずに好きなもの書いてます。感がすごくいい
130 :
1:2014/03/11(火) 19:15:06.83 ID:dfbi6dZEO
〜自宅前〜
男「ありがとうございました」ペコッ
お嬢「いいのよ。楽しかったから」
男「…そうですか」
お嬢「じゃ、また明日」
男「はい」
お嬢「遅刻するんじゃないわよ?…出して頂戴」
ブロロロロ…
男「(…なんつーか…愉快な奴だ)」
ガチャ
娘「…お帰りなさい」ゼェ…ゼェ…
男「」
男「どうしたんだ?」
娘「そ、掃除も、真面目にやると、大変」ゼェ…ゼェ…
男「寺の茶坊主のように、雑巾がけに小宇宙を燃やしたのか?」
娘「…うん」コクン
男「そ、そうか。ぼちぼちでいいからな?」
娘「」コクン
131 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 19:16:11.85 ID:dfbi6dZEO
〜自室 夕方〜
男「和か、洋か…それが問題だ」
…サーン
男「…漫画もたまにはいい」
オトコサーン
男「?」
タンタンタン…
男「どうした?」
娘「お醤油、忘れてて…」
男「あ…この前買い忘れたからな」
娘「ごめんなさい…すぐ
男「…一緒に行くか」
娘「!」
娘「///」コクコク
〜大通り〜
男「俺が仕事行ってる間、家事以外は何やってんだ?」
娘「様子を見…」フルフル
娘「お散歩とか…本とか」
男「本?」
娘「料理の本。お茶の間にあった」
男「ああ、アレか…」
娘「あ…ダメ、だった…?」
男「いや、バンバン読んでくれ」
娘「うん」ニコッ
132 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 19:17:19.53 ID:dfbi6dZEO
〜翌朝〜
男「しかし…」モグモグ
娘「?」
男「正直、ここまで家事をこなすとは思わなかった」ズズッ
男「むしろ給料出してもいいレベルだな」
娘「…要らない」
男「まあ仮の話だが…」
娘「置いてくれるだけでいい」ニコッ
男「…ふむ」
娘「…」ジー…
男「まあ、アレだ。好きなだけ居ればいい」
娘「」コクン
男「っと、そろそろ行くわ」
娘「お弁当」スッ
男「ありがとよ」
娘「」ニコッ
133 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 19:22:49.19 ID:dfbi6dZEO
>>125 ありがとう御座います。
>>126 どうなんでしょうねぇ…ヘヘッ
>>127 毎度ー!
お仕事頑張ってください。
>>128 そう言われると嬉しいものですなあ///
>>129 話の大筋とキャラを考えたあとは、時折ネタを差し込みながらぼちぼち…ですねぇ…ヘヘッ
んだば、今日は稽古行ってきまする…
134 :
名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 19:49:11.19 ID:OzW5xKRo0
男が帰るからって小宇宙を燃やしながら帰ってくるカラスちゃんかわいい
135 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 00:04:49.08 ID:PhUBdFkMO
カラスちゃん///
136 :
1:2014/03/12(水) 00:17:29.23 ID:6pKPR1AgO
〜事務所〜
男「おはようございます」
事務「あ…おはよう」ドヨーン
男「具合でも悪いんですか?」
事務「いや、そうじゃなくて…あれ…」スッ
男「車庫ですか?あれは…社長…?リフトに乗るのは珍しいですね」
事務「うん…男君のお陰で最近は無かったんだけどね…」ハァ…
男「…何でしょう?えらい嬉しそうに…」
社長『ハッチ開け』キリッ
男「(ハッチ…?)」
事務「…」ハァ… ポチッ
ガーーーー…
男「(シャッター…)」
事務『あー…テステス』
社長「」ウキウキ
事務『社長号出ます!社長号発進!』ヤケクソ
社長「」キャアァァ! コレコレー!
男「…」
事務「…」
男「あの…」
事務「…いいんだ。男君、もう…」
男「俺もいいスか?」
事務「俺は会社を辞めるぞ!社長ぉぉ!!」
137 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 00:18:36.40 ID:6pKPR1AgO
〜港 昼〜
男「えどっこいしょ」ドカッ
男「(そういやもうすぐクリスマスか)」
男「(玩具屋に群がるガキどもに、『サンタはお前の父ちゃん』と呟いて去る時期だな)」
男「(たまに『知ってるよw』とか言われたりな…)」
カァー
男「おお友よ、こっちだ」
お嬢「えっ」
男「えっ」
お嬢「い、いきなりそんな…馴れ馴れしいというか、あ!でも、どうしても…と言うなら、考えなくも…///」
男「ああ、カラスですよ」
お嬢「」
バサバサ トトッ
カラス「」スリスリ
男「この足環、我ながらセンス良かったな」ウンウン
お嬢「〜〜ッ!」プルプル
男「…またですか?トイレはあっちで
お嬢「シャァラァァァップ!!」
男「」
138 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 00:20:01.06 ID:6pKPR1AgO
〜自宅 夜〜
男「…という事があってな」ハグハグ
娘「」クスクス
男「ありゃ婿探し苦労するな」
娘「でも、綺麗な人」
男「…むう。確かに」ムシャムシャ
娘「…ああいう女の人、好き?」
男「口をミシンで縫ったら良いかもな」ズズッ
娘「酷い」ケラケラ
男「話は変わるが」
娘「?」
男「…何か欲しい物とかあるか?」
娘「大丈夫」
男「いやなに、その…サンタさんがな?」
娘「サンタクロース…?」
男「ああ」
娘「サンタさんに…」
男「うむ」
娘「『もう十分貰いました』…て」ニコッ
男「…」フゥ…
男「ま、なんか適当に言っといてやろう」
娘「」クスクス
139 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 00:23:56.35 ID:6pKPR1AgO
>>134 昔の?聖闘士聖矢、面白いですね。
>>135 好きっすねぇ、旦那ぁ…まあ、ゆっくりしていきなせぇ。
ええ。仕事ですとも。
140 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 00:30:59.87 ID:qP9dDdYC0
>>139 ss書くのが仕事なんですね。わかります。
カラスチャンカワイイヤッター
141 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 05:02:46.00 ID:C3MWz6e/0
面白かった
今日も行くか
142 :
1:2014/03/12(水) 19:22:06.47 ID:6pKPR1AgO
〜翌朝 事務所〜
男「倉庫のチェック…の補佐ですか」
社長「…ああ」
男「嫌ですよ」
社長「…まだ誰のスタンドになるか言ってないだろ?」
男「だいたい判りますよ…」
社長「うん、まあ、そうなんだが…」
男「リフトも出さないと…」
社長「ああ、リフトは俺がやるからよ」
男「…昨日も楽しそうでしたしね」
社長「」
男「だいたい…あのツンツンしたの苦手なんスよ」
社長「俺だってヤだよ」
男「じゃ、せめてじゃんけん…」
社長「男…頼む」
男「(アンタに頼まれたら…断れないでしょうが…)」ハァ
男「…板垣あ○さ」
社長「造作もない」
男「…2枚」
社長「よかろう」
ガシッ
143 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 19:23:11.15 ID:6pKPR1AgO
〜倉庫〜
お嬢「今日の分は?」
男「こっちです」
スタスタ…
カキカキ…
お嬢「…うん。OKね。次…明日の分」
男「隣です」
スタスタ…
カキカキ…
お嬢「OK。明後日の分」
男「隣です」
スタスタ…
カキカキ…
お嬢「OK、と。次、
男「隣です」
スタスタ…
カキカキ…
お嬢「ねえ」
男「隣です」
お嬢「…退屈かしら?」
男「とな…」
お嬢「」ニヤニヤ
男「…りのト○ロはお好きですか?」
お嬢「フゥ…好きよ。可愛いじゃない」
男「そうですか」
お嬢「…外の空気でも吸いましょう」
男「お気を付けて」
お嬢「…」
男「…冗談です」
144 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 19:24:25.65 ID:6pKPR1AgO
〜港〜
お嬢「…少し冷えるわね」
男「はい」
お嬢「ねえ」クルリ
カカッ
お嬢「──ッ!!」
男「またかよ!」ダッ
ガシッ
男「ふんぬ!」ガッ
プラーン
男「(もうヤだこの人)」
男「(下は海とはいえ、この時期ではマズイし…)」ギリギリ…
男「(左手だけでは長くはもたん…)」
お嬢「」ヒシッ
男「俺の身体よじ登ってください!」
お嬢「」フルフル
男「(…仕様のない…幸い隣は一段低いし…)」グイッ
ブラーン ブラーン…
男「(燃え上がれ俺の小宇宙!!)」クワッ
ブンッ!
お嬢「きゃ!」ドテッ
男「(やれやれ…んーじゃ俺も…)」グイッ
ズルッ
男「おいィ?」
145 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 19:25:50.22 ID:nrYlpW2n0
>>144 お嬢はバックステッポでもしたのかな?
146 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 19:27:32.93 ID:6pKPR1AgO
>>140 いえいえ…早出や残業しても、給料が増えないお茶目な会社ですよ…
>>141 毎度ありー!少しでも活力にしてくだされ! つ旦~
手作りまんま〜///
147 :
名も無き被検体774号+:2014/03/12(水) 20:36:17.24 ID:qP9dDdYC0
>>146 会社もお嬢もカラスちゃんもお茶目だなぁ///
仕事不規則そうで大変だなぁ
149 :
1:2014/03/13(木) 00:24:31.66 ID:fVszCfVxO
〜事務所〜
男「」ガチガチ
社長「寒中水泳にも限度があるだろ…」
お嬢「…ごめんなさい」ションボリ
社長「帰って風呂でも入って、ゆっくり休め」
男「」ガチガチ コクコク
お嬢「今車を呼んだわ」
男「」ガチガチ
お嬢「本当に…ごめんなさい」
〜自宅 昼〜
男「(一足…遅かった)」ゴホゴホ
娘「大丈夫…?」
男「大丈夫だ。問題無い」キリッ
男「」ウゲッホ ゴホゴホ
男「薬も飲んだし…部屋で寝るわ」ズー
娘「晩御飯もお粥でいい?」
男「おう、頼む」ゴホッ
娘「」コクン
150 :
名も無き被検体774号+:2014/03/13(木) 00:25:36.42 ID:fVszCfVxO
〜自室 深夜〜
男「(晩飯食うまでは、まだ余裕があったが…)」
男「(ああ…これは割りとマジでキツイ)」ゴホゴホ
男「(しかもパトラッシュ、なんだか寒いんだ)」ガチガチ
タンタン…
男「(娘か…?)」
男「(2階はダメと言った手前、こういう時だけ頼るのも…)」ウーン…
男「(タヌキで行こう。そうしよう)」ゴホゴホ
コンコン
男「(返事が無い。ただの屍のようだ)」
娘「男さん…?」ガチャ
男「(なにいきなり入って来てるワケ?)」キリッ
娘「…」ピトッ
娘「また、熱くなってる…」
男「(俺は寒いんスけどね…)」ガチガチ
娘「震えてる…寒い?」
男「(お。気ぃ利かせて毛布の追加でもしてくれるのか?)」
151 :
名も無き被検体774号+:2014/03/13(木) 00:26:47.48 ID:fVszCfVxO
娘「…暖かくする」
男「(でかしたクソッタレ!早めに頼むぜ!)」ガチガチ
娘「出来る…筈」ゴソゴソ
男「…?」ソー…
バッサ
男「!?」
娘「こうかな…?」スリ…
男「(手…いや翼!?いやいやしっかり…モフ…何じゃあこりゃあ!?)」
娘「違うのかな…?」スリ…
男「(胸毛…いや羽毛か…)」
男「(………羽毛!?)」ゴホゴホ
娘「…で、こう、かな…?」
男「(……暖かい)」
娘「うん、きっと合ってる…」スリスリ
男「(何だ…鶴の恩返しか何かか…?)」
男「(んーな事あるワケ…)」
チャラ
男「(…何だ?ネックレス?)」ソー…
男「(何か結わえて…これは…足環…?)」
娘「…良くなって」ギュッ
男「(……そうか…お前か)」ゴホ…
男「(ああ…しかし…これ、は…何と心地……)」
男「」zzz…
152 :
名も無き被検体774号+:2014/03/13(木) 00:30:26.27 ID:fVszCfVxO
>>145 おや、ここにも違いの分かる紳士が…
>>147 会社がお茶目なのは直してほしいところです。
>>148 今は夜間の方ですからねぇ…まあ、去年からずっとなんですがね?
さあ…お仕事ですよ。では またノシ
今日はまた気になるところで終わってるじゃない!
154 :
名も無き被検体774号+:2014/03/13(木) 01:05:49.37 ID:2T2MfwsM0
あれれー?娘ちゃんの足にナニかついてるよー?
なんで娘ちゃんの足に足環がついてるんですかね(白目)
155 :
1:2014/03/13(木) 20:02:32.87 ID:fVszCfVxO
〜翌朝〜
男「(神は言っている…ここで死ぬ運命(さだめ)ではないと)」ムクッ
男「(娘…は居ないな)」
男「(………夢、か?いや…)」サワッ
男「(羽毛…)」
〜お茶の間〜
娘「あ、おはよう」ニコッ
男「おはよう」
娘「身体はどう?」
男「かなり良い。…ありがとな」
娘「」ニコッ
娘「お粥、出来たとこ」
男「…」
娘「…どうしたの?」
男「いや、何だ…その…」
娘「?」
男「バレたら山に帰るのか?とか…考えたり」
娘「!」
男「それは困るな…とか、それなら見なかった事にしとこうか…みたいな」
娘「…」
156 :
名も無き被検体774号+:2014/03/13(木) 20:03:36.43 ID:fVszCfVxO
娘「……昨夜?」
男「……うむ」
娘「嫌じゃ、ないの…?」
男「ああ」
娘「化け物、みたいなモノ…だよ?」
男「…出て行かれると、またおにぎり三昧になってしまう」
娘「…」
男「それに…まあ、一人よりは二人とも言うし…」
娘「…」
男「要するに…細けぇこたぁいいんだよ」
娘「あ…」パアァ
男「まあ…恩返し?みたいなモンなんだろ?」
娘「…半分は」ボソッ
男「嫌になるまで…いや、気が済むまで?居ればいい」
娘「」ダキッ
男「(…何か忘れてんな)」
娘「…良かっ…グスッ…った」グスッ
男「(まあいいか)」ナデナデ
娘「…///」
〜事務所〜
社長「無断欠勤…だと…?」
157 :
名も無き被検体774号+:2014/03/13(木) 20:04:44.22 ID:fVszCfVxO
〜自室 昼前〜
…サーン
男「…む」ムクッ
オトコサーン
男「(何だ?飯にしては早い…)」
タンタンタン…
男「…どうした?」
鴉娘「風邪薬と、食材買いに…」
男「もともと、風邪薬はあんま買わなかったからな…」
鴉娘「…お昼御飯、少し遅れるかも」
男「それくらい構わんが…ああ、そうだ。娘」
鴉娘「?」
男「2階は家族のスペースだったから…あまり人を上げないようにしていたが…」
鴉娘「…」
男「…これからは、お前はいい」
鴉娘「!」
男「アレだ…呼ばれる度行くのも面倒だしな」
鴉娘「わかった」クスッ
男「…じゃ、薬頼むわ」
チンポーン
男「?」スタスタ
男「はい」ガチャ
お嬢「…こんにちは」
男「」←思い出した
158 :
名も無き被検体774号+:2014/03/13(木) 20:09:04.39 ID:fVszCfVxO
>>153 すいやせんねぇ…ヘヘッ お待たー!
>>154 旦那ぁ、人の足にありゃあ嵌まりませんぜ?だから人でいる時は…ネックレスにしてたんでしょうねぇ…
ああ。早出らしい…
159 :
名も無き被検体774号+:2014/03/14(金) 10:00:50.05 ID:uhCc1h5b0
>>158 カラスの足に付けたものが首につけられる……だと!?
足からずり落ちてしまうではないか
ついに名前も鴉娘になったのね
カラスちゃんかわいい
160 :
1:2014/03/14(金) 11:44:41.88 ID:FsBRkJEfO
>>159 旦那ぁ、『ネックレス』と『首輪』は違いやすぜ?
早出のうえに残業だったよ…給料増えねーのになぁ…
お休み〜ノシ
なるほど、ペンダントトップにしていたのか
しゃれおつだな鴉娘ちゃん
162 :
1:2014/03/14(金) 19:17:06.67 ID:FsBRkJEfO
〜お茶の間〜
男「(上司として来てるワケだからな…面倒クセェけど…)」
男「申し訳ありません。朝は色々とありまして」
お嬢「…いいのよ。有給にしておいたわ」
男「助かります」
鴉娘「どうぞ」コトッ
お嬢「ありがとう」
お嬢「…顔色が悪いわね」
男「峠は越えました。あとは熱だけです」
お嬢「そう…あ、これ…」スッ
お嬢「大した物ではないけれど…」
男「いえ、態々ありがとうございます」ペコッ
お嬢「…何か出来る事はないかしら?」
男「……一つ、頼みたい事が」
お嬢「何かしら?大抵の事は叶えてあげるわ」ズイッ
男「コイツが買い物に行くので車を…」
お嬢「…そ、そんな事でいいの?」
男「米や飲み物は大変でしょうから」
お嬢「ふふ」
男「?」
お嬢「…優しいのね」クスクス
163 :
名も無き被検体774号+:2014/03/14(金) 19:18:11.45 ID:FsBRkJEfO
〜昼過ぎ〜
鴉娘「うん、出来た…」
男「…いつもすまないねぇ」ゴホゴホ
鴉娘「」ニコッ
お嬢「微笑ましいわね」
男「…(それは言わない約束でしょう?おとっつぁん)」
男「(…虚しい)」フゥ
鴉娘「?」
お嬢「何か凹んでない?」
男「…何でもありません」
鴉娘「さ、どうぞ」カタッ
お嬢「ありがとう」
男「んじゃ…」モグモグ
男「んむ。んまい」ハフハフ
お嬢「少し落ち着いて食べなさいな」フフ
男「…サーセン」
鴉娘「」ニコニコ
164 :
名も無き被検体774号+:2014/03/14(金) 19:19:16.43 ID:FsBRkJEfO
〜夕方〜
お嬢「そういえば…」
男「?」
お嬢「アナタの履歴書を見たのだけど」
男「(履歴書?書いたか?そんなモン…)」
お嬢「いくら社長と仲が良いからと言っても…」
男「はあ(…思い出した)」
男「(たしか…社長が『手続きはこちらでやる。身一つで来ればいい』)と…」
男「…」
お嬢「まあ確かに決めるのは
男「どんな事が書いてありました?」
お嬢「自分で書いたんでしょう?」
男「…酔っていたかもしれません」
お嬢「たしかコピーが…」ゴソゴソ
お嬢「ほら」ピラッ
男「どうも」
165 :
名も無き被検体774号+:2014/03/14(金) 19:22:33.04 ID:FsBRkJEfO
>>161 男「作者はむしろ反対のつっこみを危惧しとったようだが…」
鴉娘「反対?」
男「人→カラスの場合、どうやって足環装着するんだ?みたいな」
鴉娘「…まずネックレスから外して」
男「ふむ」
鴉娘「次にカラスになって…」
男「ほう」
鴉娘「えいや!…って」
男「……そうか」
鴉娘「…うん」
まあ気にしたら敗けって事で…
今日はホワイトデー!色々やってくるぜ!
まあそのあとは仕事へ直行なんスけどね…
166 :
名も無き被検体774号+:2014/03/14(金) 22:00:41.04 ID:uhCc1h5b0
☆
168 :
1:2014/03/15(土) 19:19:31.90 ID:igXYYadPO
鴉娘「それが履歴書?」
男「おう。なになに…」
男「(顔写真、住所…は普通だな)」
男「(最終学歴…『名前を漢字で書けたら入れる高校卒』)」
男「…」イラッ
男「(次。資格…『車、リフト、自家発電』…)」
男「…」ピクッ
男「(次だ。職歴…『ただのハンサムなプーさ…』…)」
男「…」ピクピクッ
男「(…志望動機…『せっかくだから俺はこのハンサムな社長を選ぶぜ!』)」
男「…」ビキッ
鴉娘「」オロオロ
男「…後日、マシなのを提出します」ビキビキッ
お嬢「え、ええ。そうして」
169 :
名も無き被検体774号+:2014/03/15(土) 19:20:36.59 ID:igXYYadPO
〜倉庫 夕方〜
作業員A「今日は男休みか?」
作業員B「ああ。昨日海に落ちたらしい」
作業員A「…俺、分かったかも…」
作業員B「うん?」
作業員A「前に言ってたろ?前の仕事云々って」
作業員B「ああ、そういや言ってたな」
作業員A「…まあ、まだ軽く知り合いに聞いたダケだからよ?」
作業員B「ああ」
作業員A「今度
社長「おーい!休憩終わってんぞ〜!」
作業員A「はーい!」
作業員B「かかりまーす!」
タッタッタッ…
社長「…」フゥ…
170 :
名も無き被検体774号+:2014/03/15(土) 19:21:41.36 ID:igXYYadPO
〜自宅 夜〜
鴉娘「明日、出る?」
男「おう。明日の朝には完治してるだろ」
鴉娘「大事をとって、もう一日…」
男「いや、大丈夫だろ」
鴉娘「…」
男「また弁当頼むわ」
鴉娘「」コクン
男「(しかしまあ…アレがコレねぇ…)」ジー…
鴉娘「…?」
男「(…考えりゃ、ああなるほど、って事も…うん?)」ジー…
鴉娘「///」ポッ
男「なあ…娘」スッ
鴉娘「///」ドキドキ
男「お前、俺の足刺したな?」ガシッ
鴉娘「」
171 :
名も無き被検体774号+:2014/03/15(土) 19:23:07.02 ID:vesWF1Vd0
>>170 今日は遅いなって思ってたら来たよ
鴉娘可愛いよ///ポッ
172 :
名も無き被検体774号+:2014/03/15(土) 19:24:24.97 ID:igXYYadPO
>>166 楽しゅう御座いました。ヘヘヘ
>>167 保守ありがとー!まま、ごゆるりと…つ旦~
ああ…フルブやんなきゃ…
173 :
1:2014/03/16(日) 00:23:22.00 ID:zpL26duyO
〜自室〜
男「念のため…?」
鴉娘「」コクン
男「いやしかし…」
鴉娘「…」
男「…」
鴉娘「…」
男「……わかったよ」
鴉娘「」グッ
男「今ガッツポーズしなかったか?」
鴉娘「///」フルフル
男「まいーや。んーじゃ…」ボスッ
鴉娘「…///」バッサ
男「一思いにやれぇぇ!」
鴉娘「!?」
男「…気にせんでよろしい」
鴉娘「」コクン
モフッ
男「お、おお…心地良い暖かさだ」
鴉娘「…多分、得意///」スリスリ
男「(卵か…それにしても)」
男「(これは…イイものだ…ッ!)」モフ
174 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 00:24:27.62 ID:zpL26duyO
〜翌朝 事務所〜
男「おはようございます」
社長「おお男、おはよう。風邪はもういいのか?」
男「はい。ご心配をおかけしました」ペコッ
社長「いや丁度よかった。実は
男「嫌です」
社長「…くっ…くぐ…」orz ガクッ
男「…何を笑ってるんです?」
社長「泣いとんのじゃあ!」
男「それに何ですか?あの履歴書は…」
社長「!?」
男「風邪とは別に、頭が痛くなりましたよ…」
社長「ゲラゲラw」バンバン
男「…」
社長「」ゴホン
175 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 00:25:38.19 ID:zpL26duyO
社長「それはそうと…どうやって見たんだ?履歴書」
男「お嬢さんが見せてくれました」
社長「あっらぁ〜?随分仲イイじゃなぁい?嫌よ嫌よも好きの内かぁ?」ン〜?
男「いえ…まあ、ツンツンしたのをどうにかすれば、イイかもしれませんね」
社長「ああ見えて…お嬢さんツンデレかもよ?」
男「いや…多分ツンギレかと」
社長「…それイイとこ無いじゃない」
男「…そうですね」
社長「ま、そういうワケでお嬢さんの見回りの付人役任せたぞ」スタスタ
男「」
176 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 00:28:30.82 ID:zpL26duyO
>>171 お待たせいたしやぁんした。ごゆっくりー!
え?仕事に決まってる。
行ってきます…シクシク
そうか、昨日の夜中来なかったのはホワイトデーだったからか…そうか…
178 :
1:2014/03/16(日) 19:14:06.94 ID:zpL26duyO
〜港〜
お嬢「もう1日くらい、休んでもよかったのよ?」スタスタ
男「いえ、大丈夫です」スタスタ
お嬢「…そう」
男「…」
お嬢「…ねえ」
男「はい」
お嬢「明日はクリスマスね」
男「はい」
お嬢「…夜は娘ちゃんとパーティーかしら?」
男「さあ?プレゼントは今日の帰りにでも買う予定ですが」
お嬢「…そう」
男「お嬢さんの方は盛大なパーティーですか?」
お嬢「そうね…きっと、そう」
男「羨ましいですね」
お嬢「あら?来たいのかしら?」
男「いえ、遠慮します」
お嬢「…でしょうね」
男「…?」
179 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 19:15:11.53 ID:zpL26duyO
お嬢「アナタには迷惑を掛け通しだし…」
男「(…まあ確かに)」
お嬢「実際、その…い、嫌でしょう?こんなトロい…形だけの上司…」
男「…はは」
お嬢「ッ!」
男「最初から何もかも上手く出来る人はいないでしょう」
お嬢「…」
男「過ちを気に病むことはありません。ただ認めて、次の糧にすればいいダケです」キリッ
お嬢「…靴、変えたのよ」
男「はい。先ずはそんなトコからでいいと思いますよ」
お嬢「そ、そう…」
男「あと、先ほどの質問ですが…まあ、『嫌ですが嫌いではない』といった感じですかね」
お嬢「え…///」
カカッ
お嬢「──ッ!!」
ガッシ プラーン
男「…やっぱ言い直していいスか?」
お嬢「ごめんなさぁぁい!」
180 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 19:16:23.60 ID:zpL26duyO
〜帰路〜
男「(さて…何にしたものか)」
男「(さすがに食い物はちょっと…)」
男「(そういや…弟に『サンタさんからだ』って金一封を渡した時は泣かれたな…)」
男「(…同じ轍は踏むまい)」
男「(!…アレにするか)」
〜デパート〜
マイドー!
男「(よしよし…ん?)」
男「(ほう、趣味本屋か。ちょっと覗いていこう)」
シャーセー!
男「(おのれ…見本は無しか)」
男「(フッ…ならば表紙とタイトルよ!)」
─おのろけ姫 アソコを解き放て!あの子は敏感だぞ!─
男「(そう…お前もアーガマに帰りたいのね…)」ガシッ
マイドー!
181 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 19:19:46.21 ID:zpL26duyO
>>177 まあ色々と楽しゅう御座いました///
ああ、堂島が仕事しねー…
182 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 20:15:03.93 ID:uNkQ6S9n0
クリスマス?ハハッ何言ってんだよ
明日は平日だろ?
183 :
名も無き被検体774号+:2014/03/16(日) 20:52:50.48 ID:rKjwlKrm0
堂島って誰だよw
185 :
1:2014/03/17(月) 00:21:08.46 ID:9Y5peW3nO
〜自宅 夜〜
男「明日はクリスマスだ。ご馳走でも作ってくれ」
鴉娘「わかった」
男「いい子にしてるから、サンタさんも何かくれるだろ」
鴉娘「うん」ニコニコ
男「(この小芝居感…)」
男「んーじゃ、飯飯」
鴉娘「」コクン
〜翌朝 事務所〜
男「おはようございます」
社長「ああ…おはよう」
男「…テンション低いですね」
社長「パーティーに出なきゃなんないからな…」
男「パーティー?」
社長「会長んトコの…ほれ、クリスマスだろ?」
男「楽しそうじゃないですか」
社長「息が詰まるよ…」
男「ああ…そういう感じなんですね」
社長「お腹が痛くなる予定でバックレるか」
男「…小学生ですか」
186 :
名も無き被検体774号+:2014/03/17(月) 00:22:16.35 ID:9Y5peW3nO
〜港 昼〜
カァー
男「(問題は無いのかもしれんが…)」
バサバサ トットッ…
男「(地面に落として食わせるのはどうなんだろうか?)」
男「…」
カラス「?」
男「(弁当の蓋を皿にすればいいか)」
ヒョイ ヒョイ
カラス「!」
男「3秒ルールとかも聞くけどな。こうした方がイイだろ?」
カラス「」コクコク
男「しっかし…何か奇妙な感覚だ」
カラス「」スリスリ
男「(まあいいか…)」ナデナデ
187 :
名も無き被検体774号+:2014/03/17(月) 00:23:32.62 ID:9Y5peW3nO
〜定時〜
男「じゃ、お疲れさんです」ペコッ
社長「おー、お疲れー」
社長「そういや、お嬢さんの用事って何だったんだ?」
男「はい?」
社長「あれ?会わなかったのか?」
男「ええ」
社長「ふぅん…?ま、大した用じゃなかったんだろ。呼び止めて悪かったな」
男「いえ。では」
〜正門〜
男「(用事ねぇ…はて?)」
カカッ
男「ん?」
ズデッ
お嬢「…」
男「もう慣れましたけど…大丈夫ですか?」スッ
グイッ
お嬢「あ、ありがと」パッ
男「…一応手は洗っているので、思っているより汚くはないと思いますが」
お嬢「ち、違うわよ…」
男「?…では、お先に」ペコッ
お嬢「あ…」
男「…何か?(早く帰ってご馳走食べたいんスけど…)」
188 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2014/03/17(月) 00:24:43.10 ID:pCKP5TpS0
tes
189 :
名も無き被検体774号+:2014/03/17(月) 00:26:48.18 ID:9Y5peW3nO
>>182 そ、そんな事より殿!IDが!
>>183 そんな奴おれへんやろぉ〜 つチ
>>184 あ…堂島はゲームの鍛冶屋です///
仕事です。行きます。はい。
190 :
名も無き被検体774号+:2014/03/17(月) 01:22:37.39 ID:iz2mIxb60
191 :
名も無き被検体774号+:2014/03/17(月) 17:09:20.34 ID:nUJaylYJO
びっぱー来襲age!!
保湿
193 :
1:2014/03/17(月) 19:29:56.00 ID:9Y5peW3nO
開くだけでめちゃめちゃ重い…
少々お待ちを。
194 :
名も無き被検体774号+:2014/03/17(月) 22:59:33.60 ID:iz2mIxb60
ホシュッンシュン
195 :
名も無き被検体774号+:2014/03/17(月) 23:13:24.25 ID:Cgko9dU80
おつ
196 :
1:2014/03/18(火) 00:06:24.02 ID:9Y5peW3nO
お嬢「ごめんなさい、何でもないわ」フゥ…
男「…そういえば社長が『お嬢さんがお前に何か用事が…』とかナントカ」
お嬢「…」
男「?」
お嬢「…パーティーが退屈で」
男「はあ」
お嬢「せめて変わり者のアナタが来るなら少しは…と思ったのよ」
男「(変わり者…?)そういった場は、どうも性に…」
お嬢「…そう」
男「まあ、こっちはこっちで…二人だけの寂しいクリスマスですが」
お嬢「あら」
男「お嬢さんが来れば、華やかになるかもしれませんね」ハハ
お嬢「!」
お嬢「か、考えておくわ」
男「では、俺はこれで。お疲れさんです」
スタスタスタ…
お嬢「(ダメで元々…掛け合ってみましょう)」
197 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 00:07:29.42 ID:9Y5peW3nO
〜自宅 夜〜
男「では、これよりサンタ狩りを…ゴホン、メリークリスマス」パーン
鴉娘「クリスマース」ポクーン
男「…」パーン
鴉娘「?」ポクーン
男「(何だ?あの腹立つ音のクラッカーは)」
鴉娘「可愛い…」ポクーン
男「(…わからん)」
男「さあ、腹も限界だ。飯にしよう」
鴉娘「」ニコッ
チンポーン
鴉娘「あ…」
男「俺が出よう」ガタッ
男「(…こんな日でも勧誘か)」スタスタ
男「フッ…勧誘員というのは…因果な人種だな」ガチャッ
お嬢「は?」
男「」
198 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 00:08:34.20 ID:o5eqH1G/O
〜お茶の間〜
鴉娘「どうぞ」コトッ
お嬢「ありがとう」
男「パーティーはどうしたんだ?」
お嬢「言ったでしょう?退屈なの」
男「で、庶民のささやかなクリスマスを邪魔しに来たのか?」
お嬢「ア、アナタが『来たら華やかになるかも』とか言ってたから…」
男「…確かに。まあアレだ、邪魔しに云々は冗談だが…」
お嬢「?」
男「もっと退屈かもしれんぞ?」
お嬢「…いいのよ」
お嬢「アナタみたいに面白いのはそうそう無いから」フフ
男「おい、これは誉められてるのか?」ヒソヒソ
鴉娘「…半分」ヒソ…
お嬢「?」
男「半分?…残りは?」ヒソヒソ
鴉娘「…珍獣?」ヒソ…
男「いや、珍獣はお前だろ」ヒソヒソ
鴉娘「」
199 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 00:11:13.63 ID:o5eqH1G/O
>>188 よもやテストだけとは言うまいね?
まま、お一つ つ旦~
>>190 ええ…あっしも何年か前までは、「何それ美味しいの?」でしたねぇ…
>>191-192 ありがとう!下手したら落っこちてたね…
>>194-195 保守、ありがとう御座います。まま、ごゆるりと…つ旦~
良かった…普通に書き込めた。
さあ…仕事の時間だ…
200 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 00:21:18.39 ID:cPDkGzyk0
おお〜!ここは無事だったか〜
良かった!
201 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 03:15:31.10 ID:rdjx4Y5D0
ポクーン チンポーン
鴉娘可愛いよ
202 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 04:58:49.94 ID:uDXAt02T0
ほ
203 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 11:15:37.76 ID:rJGZeKya0
僕もフルブ勢でしゅ
204 :
1:2014/03/18(火) 19:12:16.52 ID:o5eqH1G/O
男「うまうま」モグモグ
鴉娘「」ニコニコ
お嬢「ふふ」
男「何だ?気色の悪い」
お嬢「失礼ね!」ガタッ
男「(お?)」
お嬢「この!」クルリ
お嬢「私の!」キュキュッ
お嬢「微笑が!」タン
お嬢「気色悪いワケないわ!」バァァン
男「なあ、やっぱりアレ…」
鴉娘「///」ブンブン
鴉娘「忘れるって、言った…」
男「……すまん」
お嬢「まったく」フン
男「アレだ、言葉のあやってやつだ。多分」
お嬢「…こんな雰囲気の食事は、家では無いから…」
男「…」
鴉娘「たくさん食べて」ニコッ
お嬢「…ありがとう」ニコッ
205 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 19:13:21.42 ID:o5eqH1G/O
お嬢「あら?」
男「?」
お嬢「これは…自画像かしら?」
鴉娘「あ…」
男「…違う」
お嬢「誰かが描いてくれたの?」
男「…ああ」
男「さて、お楽しみのプレゼントタイムだ」ゴソゴソ
鴉娘「!」
お嬢「あ…」
男「どうした?」
お嬢「…用意、してないわ」
男「んじゃ後日倍返しってコトで…」
お嬢「まさか…私にもあるの?」
男「まあ急に用意した物だが」
お嬢「!」
男「まずは娘」ズイッ
鴉娘「料理の本と…ネックレスチェーン!」
男「まあ気に入ったら使ってくれ」
鴉娘「使う」グッ
男「うむ」ポフッ
鴉娘「///」
206 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 19:14:33.07 ID:o5eqH1G/O
男「次、お嬢」
お嬢「(…何かしら)」ドキドキ
男「そなたにはこれをやろう」スッ
お嬢「お面……しかも般若」
男「なんと手作りだ」フフン
お嬢「(手…手作り…!)」
男「俺が高校生の頃のだが」
お嬢「そう」ニコニコ
男「そうそう、知ってるか?般若のモデルはブチキレた女性だ」
お嬢「」
鴉娘「(わ、態々言わなくても…)」
男「気に入ったら使ってくれ」
お嬢「……飾るわ」ボソッ
男「?」
男「ああ、付けても付けなくても変わらんか」
ブチッ
お嬢「下郎ォォ!!」
キャー ハンニャー マチナサーイ
ワーワー…
207 :
名も無き被検体774号+:2014/03/18(火) 19:19:58.01 ID:o5eqH1G/O
>>200 うい///方々のお陰に御座りまする。
>>201 おお!嬉しくなりますね。
>>202 保守、ありがとー!ゆっくりしてって!
>>203 佐官が見えてきました///
稽古→早出のコンボなので、夜の方は無理かもしれませぬ…
208 :
名も無き被検体774号+:2014/03/19(水) 01:42:42.21 ID:B3U57BElO
☆
209 :
1@転載禁止:2014/03/19(水) 19:15:07.15 ID:5Bowgi5NO
お嬢「…まったく」フン
男「まあアレだ。イライラしてガーッとなった時にだな…」
お嬢「…」
男「それを見て、『あら、美人が台無しだわ。オホホ』と落ち着けるように」
お嬢「び…びじ…!///」
男「…と俺なりに考えてだな」
お嬢「も、物を見る目はあるようね///」
男「まあ出任せなワケだが」
お嬢「」
アァァァ キャー ハンニャー
ワーワー…
210 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/19(水) 19:16:11.35 ID:5Bowgi5NO
〜玄関〜
お嬢「…楽しかったわ」
男「何よりだ」
お嬢「娘ちゃん、美味しいご飯ありがとう」ニコッ
鴉娘「」ニコッ
お嬢「今度は私の家に招待するわ」
男「…気が向いたらな」
お嬢「別に堅苦しいトコじゃないわよ?」
男「…左様で」
お嬢「ええ…じゃ、またね」
男「ああ。こっちも楽しかったよ」
お嬢「ふふ、ごきげんよう」
鴉娘「またね」ニコッ
バタン
男「さて…片付けるか」
鴉娘「」コクン
鴉娘「何か…少し、寂しい」
男「宴のあとってやつだ。なに、またやればいい」
鴉娘「うん」ニコッ
211 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/19(水) 19:17:16.87 ID:5Bowgi5NO
〜曲が(ry)車の中〜
お嬢「(本当に楽しかった)」
お嬢「(子供の頃のように、馬鹿を言って…はしゃいで…)」
お嬢「(男、か…)」ソッ…
お嬢「(ふふ、器用じゃない)」ナデナデ
お嬢「(…不躾で、口が悪くて、ひねくれ者で…)」
お嬢「(そのくせ、優しいんだから…)」
お嬢「(……でもね?)」
お嬢「(私は小さい頃から、大勢の人を見てきたのよ?)」
お嬢「(軽口を叩いても、娘ちゃんの頭を撫でていても…)」
お嬢「(アナタは…どこか…)」
運転手「お嬢様、そろそろです」
お嬢「」ハッ
お嬢「ありがとう」
運転手「いえ」
お嬢「(調べて…みようかしら…?)」
212 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/19(水) 19:19:04.22 ID:5Bowgi5NO
>>208 保守ありがとー!まま、ごゆるりと…つ旦~
早出、なんだって…ヘヘッ
213 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/19(水) 21:36:24.58 ID:+ZAngraK0
おつおつ〜
ハンニャーwww
215 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/20(木) 01:09:50.34 ID:cN8X08GW0
パーティーが終わってシュンとしてる鴉娘ちゃんかわいい
シュンとしてるってなんか味がしみてそうだよね(´・ω・`)
216 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/20(木) 18:06:48.73 ID:9QoJyydwO
☆
217 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/20(木) 19:43:07.57 ID:AEY7vVf70
保守
218 :
1@転載禁止:2014/03/21(金) 00:23:16.86 ID:S9lqPDS/O
〜翌朝 事務所〜
作業員A「…聞いてみた」
作業員B「…あんま感心しねーな」
作業員A「いや…なんつーか、はっきりした事は分からず終いだったんだけどな?」
作業員B「…」
作業員A「昼は町工場のリフト乗りだったらしい。で、夜…な」
作業員B「夜?」
作業員A「ああ。デカい車が送り迎えしてたらしい」
作業員B「…」
作業員A「乗ってる連中も…だいたい分かんだろ?」
作業員B「…ああ」
作業員A「まあ…町の人も『こりゃただ事じゃない』、『触らぬ神になんとやら』ってな感じでな」
作業員B「…今は?」
作業員A「最近は見ないみたいだな」
作業員B「じゃ、今はここ一本なんだろ?」
作業員A「…多分」
作業員B「なら、もういいじゃねーか」
作業員A「…そだな」
作業員B「ああ」
219 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 00:24:21.44 ID:S9lqPDS/O
ガチャッ
社長「おう、おはよう」
作業員A・B「おはようございまーす」
社長「ま、人間生きてりゃ色々あらぁな。だろ?」
作業員A「き、聞いてたんですか?」
社長「まーな」
作業員B「社長は…詳細を?」
社長「さて…どうかな?」
作業員A・B「…」
社長「さ、つまらない話はこれくらいにして、持ち場に行け」
作業員A「はーい」
作業員B「うぃーす」
スタスタスタ…
社長「…やれやれだぜ」フゥ…
220 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 00:25:26.80 ID:S9lqPDS/O
〜港 夕方〜
男「…そうですか」
社長「内容までは掴んで無いようだったが」
社長「『内容』だけに」
男「…はは」
社長「まあ気にすんな。アイツらもそんなに気にしてねーよ」
男「…」
社長「お前は俺が雇うって決めた。んーでお前も応えたんだ。だろ?」
男「はい」
社長「あり得ねーけどよ、俺が『要らねー』って思うか、お前が嫌んなるまで…ここで頼むわ」
男「…はい」
社長「ま、出来る事はしてやっから」
男「……一つ、頼みが」
社長「(お、珍しい)何だ?」ウキウキ
221 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 00:28:39.19 ID:S9lqPDS/O
>>213 ありがとー!
>>214 まぢでブチキレた女性の顔がモデルだそうで…
>>215 煮物…好きです///
>>216 >>217 保守ありがとー!まま、ごゆるりと…つ旦~
今日はちょいと色々ありまして…///
楽しかったぁ…
さ、仕事いくべ。
222 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 01:48:51.96 ID:F1z+RZuu0
今日は鴉娘ちゃん出なかった(´・ω・`)
223 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 04:23:53.26 ID:j9xhLIdE0
224 :
1@転載禁止:2014/03/21(金) 19:14:12.12 ID:S9lqPDS/O
男「こんな事頼めるのは…社長しか…」
社長「あ…」パァァ
男「やめてください」
社長「…すまん」
社長「で、何だ?」
男「後を向いて頂けますか?」
社長「?おう」クルリ
男「…」ガコッ ウィィー
社長「…これは?」プラーン
男「出来ました。『猫掴み』」
社長「…」
男「いや〜、出来るかどうか不安で」
社長「…やっぱクビな」
男「まあまあ。上司を慕う、部下の可愛らしいお茶目ですよ」グンッ
ブロロロ… イヤー オロシテー
225 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 19:15:17.16 ID:S9lqPDS/O
〜自宅 夜〜
鴉娘「今日は鍋」
グツグツ
男「おお…」
鴉娘「お奉行様、する?」
男「お、お奉行ォォォ!!」ガクッ
鴉娘「」ポカーン
男「大丈夫だ。問題無い」
鴉娘「(…勉強した方がいいのかな?)」
男「どうした?鳩が豆食ってポーみたいな顔して」
鴉娘「ま、豆鉄砲…?」
男「」フゥ…
鴉娘「…?」
男「お前には失望した」
鴉娘「」ガーン
鴉娘「(どうしよう…?どうしたら…)」オロオロ
男「…すまん。俺の病気みたいなモンだ」ポフッ
鴉娘「あ…」
男「真に受けるなよ?」ナデナデ
鴉娘「…///」ニギッ
226 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 19:16:24.63 ID:S9lqPDS/O
男「」モグモグ ハフハフ ムシャムシャ
鴉娘「」クスクス
男「んぉ?ろーひら?」ムグムグ
鴉娘「ほっぺ、リスみたい」クスクス
男「う…ぬぅ」ゴクン
鴉娘「美味しい?」
男「…ああ」
ソンナ カゲェボウシィ〜
男「…はい」ピッ
社長「…聞きたいことがある」
男「何でしょう?」
社長「さっきお嬢さんから電話があった」
男「はあ」
社長「どーして俺を誘わなかったんだ…」シクシク
男「はい?」
社長「クリスマスパーティーにどーして俺を誘わなかったんだぁぁ!!」
男「」キーン…
男「いや…俺だっていきなり来られたワケで…」
社長「…」
男「第一、会長んトコのパーティーがあったでしょう?」
社長「お嬢さん、脱け出したじゃん」
男「そんなこと俺に言われたって…」
227 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 19:19:36.44 ID:S9lqPDS/O
>>222 すいやせんねぇ…大筋は決まっておりやして///
勢いで書ける人はどうやってるんだろう…
>>223 色々ですよ。はい。色々…ヘヘッ
早出だそうな…つーか手当て付けてくれー!
228 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/21(金) 19:51:54.77 ID:F1z+RZuu0
ガコッウィィがカッコウィーに見えた
鴉娘ちゃんがお奉行様して欲しいならしちゃおうかな(´・ω・`)
手当てはあるけど楽しいことがないよ
お楽しみ中かお…
231 :
1@転載禁止:2014/03/23(日) 00:23:28.48 ID:1B3i9RlAO
早出、残業のコンボに御座いました。
ここ二〜三日は仕事きちぃ…せめて寝かせてほしい。
>>228 ちなみに上司はマジで鍋奉行…
>>229 まあブラックなのは仕方がないですねぇ。ええ…
>>230 お苦しみで御座いました。グヘーッ
嘘みたいだろ…?今からまた出勤なんだぜ?
一思いにやれぇぇぇ!
休みはいつなんだ
体壊さないようにね…
233 :
1@転載禁止:2014/03/23(日) 19:20:26.92 ID:1B3i9RlAO
社長「で、真面目な話だが」
男「はい」
社長「お嬢さんからの電話ってーのが、まあ…アイツらと似たような事でな?」
男「…」
社長「やれ『前は何を?』だの『どんな経緯で雇ったのか?』だの『好きな物は?』だの…何より
男「俺には…関係無い…ッ!」
社長「いやそんな深○中尉みたいに言われても…しかもあんま通じないよ?それ」
男「マジすか」
社長「最近じゃ雪○っつったら、可愛らしい戦艦娘らしい」
男「…」orz
社長「話、戻すぞ」
男「…はい」
社長「上手いこと誤魔化したが…お嬢さんが本気で調べる気になったら、プロを余裕で使うだろう」
男「社長」
社長「?」
男「そん時は…そん時で」
社長「…」
234 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/23(日) 19:21:31.88 ID:1B3i9RlAO
男「はい…ええ…はい。では」ピッ
鴉娘「社長さん?」
男「おう」
鴉娘「仲、良い」
男「普通だと思うが…さ、んーなことより鍋鍋」
鴉娘「うん」ニコッ
〜お嬢宅〜
お嬢「…」
執事「何かお悩みですかな?」
お嬢「爺…」
執事「最近よく話される『男』さんの事ですかな?」
お嬢「…流石ね」
執事「伊達に長年仕えてはおりませんぞ?」ヒョッヒョッヒョ
お嬢「ちょっと気になる…と言うか引っかかる…所があるの」
執事「ふむふむ…」
235 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/23(日) 19:22:36.68 ID:1B3i9RlAO
〜翌朝 自宅〜
鴉娘「あ、おはよう」
男「おお、おはよう」
鴉娘「用意する」
男「ああ」
鴉娘「〜♪」カチャ コトッ
男「…」
男「(上機嫌だな)」
男「(アイツもそうだった。料理覚えてからは毎日毎日…)」
男「(…何が楽しいんだろうな?)」
鴉娘「?」
男「ん?おお、ちょっと考え事をな」
鴉娘「…」
男「さ、食おう。冷めてしまう」
鴉娘「」コクン
236 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/23(日) 19:23:57.40 ID:1B3i9RlAO
>>232 ありがとう御座います。休みは不定ですね…ウェッヘヘヘ
ええ。早出だそうです。
237 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/24(月) 00:07:26.24 ID:zZ0TwjDJ0
コクン
今頃だけど無口っ子かわいいよね
無口っ子っていうジャンルがあるんや…
239 :
1@転載禁止:2014/03/24(月) 19:16:32.00 ID:GRo3662xO
〜港 昼〜
男「クリスマスが終わったらすぐに大晦日、で、正月と…」
カラス「」スリスリ
男「おせちとかも作れんのか?」
カラス「」コクコク
男「見せてもらおうか…カラスの性能とやらを…!」
カラス「…」
男「…」
男「…ああ、今日も寒いな」
〜定時〜
男「じゃ、お疲れさんです」
社長「おー、お疲れー。またなー」
お嬢「あ、男」
男「はい」
お嬢「アナタ、徒歩よね?」
男「ええ」
お嬢「今日は○×町方面に用があるから、乗っていきなさい」
男「…はい」
社長「…」
240 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/24(月) 19:17:37.04 ID:GRo3662xO
〜曲が(ry)車の中〜
男「(直接探る気か…暇なこった)」
お嬢「もうすぐお正月ね」
男「はい(…まずはジャブからか)」
お嬢「休み中は何処か行くのかしら?」
男「いえ。寝正月ですね」
お嬢「あら。ゆっくり出来て羨ましいわ」
男「暇なだけですよ」
お嬢「…そう」
男「はい」
お嬢「…」
男「…(来るか…)」
お嬢「…ねぇ」
男「はい(…来た!)」
お嬢「何か面白いこと言いなさいよ」
男「…」
お嬢「…」
男「は?」
お嬢「せっかく送ってあげてるのに、これじゃ面白くないわ」
男「…(へ、変化球か…?)」
男「(う…うろたえるんじゃあないッ!ドイツ軍人はうろたえないッ!)」
お嬢「?」
241 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/24(月) 19:18:42.10 ID:GRo3662xO
男「申し訳ありません。根が真面目なもので」
お嬢「どの口が言うのよ」クスクス
男「…」
お嬢「…社長から何か聞いたかしら?」
男「ええ、まあ…」
お嬢「軽く口止めしていたのだけど…まあいいわ」
お嬢「前の仕事は何を?」
男「…工場のリフト班です」
お嬢「何故辞めたの?」
男「まあ色々とありまして」
お嬢「…で、職が無くて困っていたところを社長に…かしら?」
男「…概ね」
お嬢「…普通ね」
男「ありふれた話ですね」
お嬢「あとは…そうそう、『コミック○ロス』って何かしら?」
男「」
お嬢「ほら、お礼には何がいいのかしらと思って、社長に聞いたのだけど…」
男「(…あの野郎…)」
男「それは…」
お嬢「ええ」
男「社長が好きな本です」
242 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/24(月) 19:21:25.97 ID:GRo3662xO
>>237 可愛らしいですなぁ…ヘヘヘ
>>238 どうやらそのようで…まま、ごゆるりと つ旦~
悲しいけど今日も…早出なのよね…
ヘヘが笑いじゃなくて顔文字に見えていらっとしたヘヘ#
244 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/24(月) 22:46:32.31 ID:MgVALfdf0
鴉娘ちゃんの名前がカラスに変わっている……
さては偽物か!?
港で昼に会う時は⌒(ё)⌒だからカラスなんやで
ほ
247 :
1@転載禁止:2014/03/25(火) 19:23:16.32 ID:5kMLovM3O
男「ありがとうございました」
お嬢「いいのよ。じゃ、また明日」
男「はい」
バタン
お嬢「出して頂戴」
ブロロロ…
男「(難儀なこった)」
ガチャ
男「今帰ったぞー」
パタパタ
鴉娘「お帰りなさい」
男「おう、ただいま」
鴉娘「今日、早い」
男「ああ、お嬢さんが送ってくれてな」
鴉娘「仲、良い…?」
男「まあ悪くはない、かもしれない…こともないかもしれないな」
鴉娘「…」
男「?」
248 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/25(火) 19:24:21.77 ID:5kMLovM3O
〜お茶の間 夜〜
男「(娘は風呂に行った)」
男「(TVのボリュームも小さくした)」
男「(そして板垣あ○さ)」
男「(求められる解とは…!)」
男「スタンバイ!」ジー カチャカチャ
鴉娘「何するの?」
男「はぅあ!!」ドキーン
鴉娘「?」
男「…風呂はどうした」
鴉娘「バスタオル、忘れて…」
鴉娘「で、どうしたの?」
男「いやなに、まあアレだ…そう、アレもんのアレだな」
鴉娘「…熱、測る?」
男「(…ど、どこまで…)」
男「…風呂に行け。そなたは美しい」
鴉娘「!///」
鴉娘「い、行ってくる///」タタタッ
男「…」
249 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/25(火) 19:25:37.73 ID:5kMLovM3O
男「…危なかった」
男「(やはり部屋でやるべきか…?)」
男「(否!断じて否!)」
男「(何のためにデカいテレビを買ったと思ってる!)」
男「」キョロキョロ
男「(だがもう安心だ。またせたな?あ○さ…)」
男「スタンバイ!」ジー カチャカチャ
鴉娘「石鹸、無い」
男「きてはぁぁぁぁ!!」
鴉娘「」
〜その頃〜
お嬢「(社長の好きな本なんて興味も無いけど…)」
お嬢「(男も知ってるみたいだったし)」カチッ
カタカタカタ…
お嬢「コミックゼ○ス…と」カタカタ カチッ
アハ〜ン
お嬢「」
250 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/25(火) 19:29:32.27 ID:5kMLovM3O
>>243 どう見ればそのように…つカルシウム
>>244 使い分け…のつもりでやぁんした…ヘヘッ
>>245 お美事に御座りまする!
>>246 保守ありがとー!ごゆっくりー!つ旦~
ええ。早出だそうです…
251 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/26(水) 16:53:04.58 ID:LU3S/5k00
会社に行けそなたは美しい
252 :
1@転載禁止:2014/03/26(水) 19:14:44.05 ID:IgXYE4zzO
今日は遅くなりまする///
>>251 最近は休み無しですがそれは
253 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/26(水) 19:46:33.33 ID:EEYrto+Bi
美しい汗をかこうwww汗をかくって素晴らしいwww汗をかくって素晴らしいwww
年度末のせいかしら
255 :
1@転載禁止:2014/03/27(木) 00:10:16.58 ID:PCaHb5z1O
〜翌朝 事務所〜
ガチャ
男「おはようございます」
社長「おお、おはよう」
男「あ、社長」
社長「何だ?」
男「コミック○ロスは、社長の愛読している本という事にしておきました」
社長「」
〜港 昼〜
男「明日出たら正月休みだな」モグモグ
カラス「」ツンツン
男「特にすることもないが…初詣でも行くか?」
カラス「」スリスリ
男「そうかそうか」
カカッ
男「見える…そこぉ!」ビュッ
ベチッ
お嬢「…」
男「」
256 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/27(木) 00:11:21.73 ID:PCaHb5z1O
男「…申し訳ありません。てっきり社長かと…」
お嬢「…アナタは、社長におしぼりを投げつける趣味があるのかしら?」
男「…いえ」
お嬢「まあいいわ。そんなことより、正月は暇なのよね?」
男「ええ、まあ」
お嬢「そう。私も暇なのよね」
男「…?昨日、忙しいみたいなことを言っていたような」
お嬢「暇になったのよ」
男「そうですか」
お嬢「…」
男「…」
お嬢「…暇になったのよ?」
男「?はい(大事なことなのか?)」
お嬢「…」
男「…」
お嬢「き、気が利かないわね…」プルプル
男「?…ああ、そういうことですか」
お嬢「」フフン
男「便所はあっちです」
お嬢「」
カラス「」
257 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/27(木) 00:12:27.00 ID:PCaHb5z1O
〜自宅 夜〜
男「…というワケで、俺達の静かなお正月は失われた」
鴉娘「…」
男「さすがに元旦は挨拶回りとかあるみたいだが」
鴉娘「言ってたね」
男「まあ相手しても一日くらいだろ」
鴉娘「」コクン
男「とりあえず飯飯」
鴉娘「」コクン
男「(初詣、か…)」
鴉娘「…どうしたの?」
男「うん?」
鴉娘「…」
男「…」
鴉娘「何でもない。ご飯、用意する」
男「お、おう」
258 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/27(木) 00:15:08.98 ID:PCaHb5z1O
259 :
1@転載禁止:2014/03/27(木) 20:12:02.01 ID:PCaHb5z1O
今日も遅くなりまする。御容赦!m(__)m
260 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/27(木) 20:33:57.73 ID:y69JlI/Z0
コミックエ○スがコミックゼ○スになってコミックエ○スにもどったよ
261 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/27(木) 21:55:05.93 ID:eToxWFa3i
>>258 古いギャツビーのCMなんだよな。あれは10年経つけど忘れられない
262 :
1@転載禁止:2014/03/28(金) 00:14:23.88 ID:180V36voO
〜夢〜
男「ただいま…っと」
弟「兄ちゃん兄ちゃーん!」ドタドタ
男「お、その様子だと…」
弟「受かったよ〜!」
男「そうかそうか。流石は俺の弟だ」
弟「?担任からは『お前は本当にあの悪ガキの弟か』って言われるけど…」
男「アイツまだ生きてんのか…」
弟「合格祈願の御守り、効いたね」ニコニコ
男「フン」ポフッ
男「実力あってこそだろ」グリグリ
弟「へへ〜♪」
男「んーじゃ今日はご馳走作ったのか?」
弟「そゆこと♪」
男「塩鯖、たくさんあるか?」
弟「ご、ご馳走で塩鯖は…ないんじゃないかな?」
男「…馬鹿な」ガクッ orz
弟「どんだけなん…」
263 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 00:15:28.60 ID:180V36voO
〜深夜〜
男「…お」パチッ
男「…」フゥ
男「(ったく…女々しいったらありゃしねー)」
男「(まだ1時か…寝よ寝よ)」
男「(その前に…なんか喉乾いたな)」
タンタンタン…
男「(?明かりが…)」
鴉娘「…」ゴソゴソ カチャ ギュギュッ
鴉娘「…出来た」フゥ
男「まだ起きてたのか?」
鴉娘「!」
男「お、すまん。驚かせたか?」
鴉娘「…少し」
男「喉が乾いてな。水くれるか?」
鴉娘「」コクン
パタパタ
鴉娘「はい」スッ
男「あんがとよ」ゴクゴク
男「ふぅ…で、何やってたんだ?」
鴉娘「仕込み」ニコッ
男「あ〜…やっぱ弁当用の?」
鴉娘「」コクン
264 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 00:16:41.57 ID:180V36voO
男「(アイツもそうだった…毎晩、遅くまで…)」
男「(『楽しいよ』だの、『勉強になる』だのと…)」
鴉娘「…」ジー…
男「(…『勉強』は分かるが、『楽しい』ねぇ?)」
男「(…まあいいか。別にもう)」
鴉娘「…」
男「(…どうだって)」フゥ…
鴉娘「!」
男「前にも言ったが、あんま無理すんなよ?」
鴉娘「あ…うん」
男「おやすみ」ポフッ
鴉娘「ぁ…///」
鴉娘「お、おやすみなさい///」
タンタンタン…
鴉娘「(やっぱり…何か…)」ウーン…
鴉娘「(多分…でも…)」
265 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 00:21:24.82 ID:180V36voO
>>260 エ○ス…?はて?
確か○ロスかゼ○スと…
まあアレだ。こまけぇこたぁいいんだよ。でひとつ///
>>261 なかなかナイスなCMで…
まま、ごゆっくり つ旦~
オラァ!仕事だ仕事ー!
休みくれないかな〜
上の人のCM繋がりで、24時間戦えますか♪を思い出したよ
つリゲイン
267 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 18:26:24.65 ID:dncMkTquO
ほ
268 :
1@転載禁止:2014/03/28(金) 19:20:21.69 ID:180V36voO
〜翌朝 事務所〜
男「おはようございます」
社長「お、来たな」
男「?」
社長「やらないか」
ガチャ バタン
社長「待て待て!」バァン
男「うわぁ…」
社長「忘年会だ忘年会!」
男「…遠慮しときます」
社長「あー、忘年会つってもアレだぞ?君と僕のオンステージ…みたいな」
男「楽しいんですか?それ…」
お嬢「じゃ、お嬢付き」
男「罰ゲームじゃないスかそれ」
社長「えっ」
男「えっ」
お嬢「…」
269 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 19:21:27.29 ID:180V36voO
お嬢「ま、前々から聞きたかったのだけど」
男「何か聞きたい事があるみたいですよ?」ツンツン
社長「お、おう」ゴホン
社長「何でしょう?」キリッ
お嬢「アナタじゃないわ」
社長「」
男「え、俺?」
お嬢「そうよ!」
男「何でしょう?」
お嬢「アナタ、一体この私を何だと思ってるの?」
男「上司です」
お嬢「そういうことじゃなくて…」
男「…どういうことなんでしょう?」ヒソヒソ
社長「要するに、多分…アレだ」ヒソヒソ
男「何です?」ヒソ…
社長「一人の人間として、どういう風にみてるかとか…そんな感じ」ヒソヒソ
男「そんなの正直に言ったら怒られるじゃないスか…」ヒソヒソ
社長「いや、ソコはほら…適当に」ヒソヒソ
男「はあ…」ヒソ…
270 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 19:22:32.21 ID:180V36voO
男「えーと…美人ですね」
お嬢「んな…ッ!///」
社長「…」グッ
男「意外に愉快な所もあったり」
お嬢「」ウンウン
社長「(イイぞ!その調子だ!)」
男「勤務態度も流石ですね」
お嬢「」フフン
社長「(やるじゃない)」ニコッ
男「あとは…優しい?所もあったり…」
お嬢「…///」フン
社長「(男…恐ろしい子…!)」
男「まあ性格のキツさでマイナス53万点といったところ…」ハッ
お嬢「」
社長「」
271 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 19:27:32.46 ID:180V36voO
>>266 おお!それ、上司がから聞いたことがあります。その後二人で「24時間如きでw」と笑ったものです…グスン
>>267 保守ありがとう御座りまする!
え?今日ですかい?
稽古→早出(はぁと)
272 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 20:35:34.86 ID:zyIcre7NO
お嬢がことあるごとに2人の間に入ってきてそろそろ鬱陶しい(´・ω・`)
男とカラスちゃんだけのおうちでほのぼのがみたいよ!カラスちゃん可愛い!
今更だけど鴉娘ちゃんはいくつなんだろう
274 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/28(金) 23:04:29.94 ID:obqARg6M0
娘だから一才半じゃない?
275 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/29(土) 18:30:02.29 ID:8KQ2RUw7O
今日は色々とやることが…続きは明日になりまする。御容赦!
>>272 まま、続きをお待ちくだされ つ旦~
>>273 その辺はご想像にお任せ…ですね。
単純にこう、何と言うか…娘=成人前、女=成人、みたいな感じで…
>>274 何と言う守備範囲…感服致しましたm(__)m
んでは、またノシ
276 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/29(土) 19:38:17.25 ID:mAV6Plcn0
>>275 か、勘違いしないでよね。からすの年齢にあわせて考えただけなんだから
277 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/29(土) 20:46:24.76 ID:fVAWi6jqO
休みの日にまとめて書いてほしいね
しかしこれが始まってから1が休みだった記憶がほとんどないんだが…
279 :
1@転載禁止:2014/03/30(日) 21:24:24.89 ID:gewrWpOoO
〜定時〜
男「では、よい年を」
社長「こらこら、来年まで会わないような言い方をするな」
男「…」
お嬢「遅れたりしたら承知しないわよ?」
男「…はい」
社長「んーじゃ、またあとでな」ポンポン
男「ギギギ…」
〜自宅 夜〜
鴉娘「お帰りなさい」
男「おう。今日は忘年会行ってくるわ」
鴉娘「…わかった」
男「飯は軽くにしとこう」
鴉娘「」コクン
男「遅くなるかもしれん。先に寝てていいからな?」
鴉娘「」コクン
280 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/30(日) 21:25:26.73 ID:gewrWpOoO
〜料亭〜
社長「え〜、それでは…」スッ
男「…」スッ
お嬢「…」スッ
社長「かんっぱぁい!」
カンパーイ
社長「」ゴッゴッゴ…
社長「ぷはー、生き返るわ〜」ダン
男「…」ゴクゴク
社長「しかも!こんな立派な店で開いてくださったうえに、料金全持ちとは…」
お嬢「」フフン チラッ
男「…」モグモグ
お嬢「…」
社長「男、お前も何かお礼言っとけ」ヒソヒソ
男「はあ」ヒソ…
男「ありがとうございます」
お嬢「いいのよ。アナタには迷惑もかけたし…」フフ
社長「(ん、んん〜?)」
281 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/30(日) 21:26:36.84 ID:gewrWpOoO
お嬢「それに…今は会社関係ないのよ?」
男「はあ」
社長「?」
お嬢「素でいいのよ。素で」フフ
男「分かりました…では」
お嬢「私にポンポン軽口叩ける人なんて今まで
男「おう役立たず、焼き魚注文してくれ」
お嬢「」
社長「」
お嬢「お、覚えてなさいよ…」プルプル
社長「こ、こら男」
男「はい」
社長「お嬢さんは寛大なお方だが、少し控えめに、な?な?」
男「…善処します」
お嬢「あら」
男「?」
お嬢「社長に対しては変わらずなのね」
男「…年上だしな」
お嬢「アナタ…履歴書によると24よね?」
男「ああ」
お嬢「私、25」フフン
男「…年上…?これで…?」
社長「知らなかったのか?」
男「嘘だと言ってよバ○ニィ…」
お嬢「…どういう意味かしら?」ピクピク
282 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/30(日) 21:30:32.18 ID:gewrWpOoO
>>276 何と!大変な失礼をば…
まま、おひとつ つ旦~
>>277 休み自体がレアですからねぇ…今んとこ。
>>278 忘れた頃に休みくれるお茶目な会社ですよ。ヘヘッ
さあ、お仕事ですよ。
283 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/30(日) 21:40:42.95 ID:Mx+LwEly0
BB……お嬢25歳か
お嬢、四捨五入が禁じ手となる年だったのか…
男が24の方がなんかショック…
286 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/31(月) 09:20:44.20 ID:XVy7EYfE0
ガキんちょに見える25なのか、行動がガキんちょなのかそこが問題だな
25になると必ず言われる「生まれてから四半世紀経ったね」
288 :
1@転載禁止:2014/03/31(月) 20:16:07.08 ID:axyo79KOO
社長「(マズイ…話の流れを変えよう)」
社長「男!お前には色々足りてない!」バンバン
男「はあ…」
社長「俺を見ろ!」フフン
男「…社長のような三十路は嫌です」モグモグ
社長「」
お嬢「アナタだって時々馬鹿やってるじゃない」クイッ
男「イイんだよ俺は。ボヘミアンなんだから」
社長「へいへい…」
お嬢「そうね…」
男「」
社長「ま、ま、ま、そんなことは置いといて」トクトク
男「あ、ども」ゴクゴク
男「」プハー
男「お返しを」トクトク
社長「うむ」
お嬢「…」
お嬢「ほ、ほら」トクトク
男「ご苦労」ゴクゴク
お嬢「…」
男「冗談だジョーダン。ほれ」トクトク
お嬢「あ…」
男「心して呑め。百万石の酒ぞ」
お嬢「…は?」
社長「ブッwフw」
ナーハハハ ノメノメー ワーワー
289 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/31(月) 20:17:11.88 ID:axyo79KOO
〜自宅前 深夜〜
男「ども〜」ヨタヨタ
お嬢「ほら、しっかりしなさい」
運転手「中まで肩をお貸ししましょうか?」
お嬢「それは私がやるわ」
運転手「…は?」
お嬢「何かしら?」
運転手「い、いえ」
お嬢「感謝して敬いなさいよ?」ガッシ
男「うむ。良きに計らえ」ハハハ
お嬢「もう!」
ガチャ
鴉娘「お帰りなさい」
男「お、出迎えご苦労!」
お嬢「っと、少しは大人しくしなさいよ」フラッ
鴉娘「…酔ってる?」
お嬢「ええ。ここでいいかしら?」
鴉娘「」コクン
男「ん〜?お前、縮んでないか?」ナデナデ
鴉娘「?」
男「勉強ばっかしてるとモヤシになるぞ〜」ハッハッハ
男「いいか?お前は、兄ちゃんが立派な…り…に…」
鴉娘「!」
男「…して…」カクッ
お嬢「あら」
男「」zzz…
290 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/31(月) 20:18:17.73 ID:axyo79KOO
〜夢〜
弟「お帰り…」
男「お、出迎えご苦労!…てお前、最近顔色悪いぞ?」
弟「う〜ん、風邪かな…?最近ちょっとダルいような…」
男「今日は洗い物とか兄ちゃんがやっとくから、早めに寝ろ。な?」
弟「…ごめんね?」
男「気にすんな」ハハハ
男「お、今日は焼き鯖か!ありがてぇ!」
ドサッ
男「弟…?」
弟「…」グッタリ
男「弟!おい!」ガシッ
男「しっかりしろ!おい!」ユサユサ
弟「…」
男「待ってろ!今…」ピッピッ…
291 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/31(月) 20:19:22.79 ID:axyo79KOO
男「…つまり?」
医者「最近発見された難病でして…」
男「…治るんですよね?」
医者「今、効果的とされる治療法もありはしますが…」
男「何か問題でも?」
医者「…保険がきかないんです」
男「…」
医者「月に百万前後、期間も長期になります」
男「…」
医者「何より、治るかどうかも…」
男「それしか…無いんですよね?」
医者「…はい」
男「お金は…何とかします。先生、弟を…どうか…!」
医者「…全力は尽くします」
男「お願いします!」
292 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/03/31(月) 20:22:06.21 ID:axyo79KOO
>>283 BB…ゴホン、は早過ぎましょう。
>>284 わ、わざわざ四捨五入しなくても…
>>285 男「何故だッ!!」
社長「…坊やだからさ」
まま、ごゆるりと つ旦~
>>286 男「あ〜…両方、だな」
>>287 まま、『子供笑うな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ』と言いますし…
おかしいな…?そろそろ休みくれる筈なんだけどな…
あ、早出です///
まさかの社長が自分より年下だった件…orz
社長が三十路なのが一番ビックリした
てっきり40は過ぎてると
295 :
1@転載禁止:2014/04/01(火) 19:36:02.32 ID:4NPBOgKjO
〜翌朝 お茶の間〜
男「ぅぬ…」パチッ
男「(ありゃ…?ここは茶の間か)」
男「(…うーむ…朧気ながら、だが…)」
男「(間違えてたな…弟と)」
男「(?…何か暖かい)」
鴉娘「」スゥ…スゥ… スリスリ
男「…」
男「(なんとなく…)」ツンツン
鴉娘「…えへへ」ニヘラ
男「これは…楽しいな」ツンツン
鴉娘「…む〜」パチッ
男「(チィッ!)…おはよう」
鴉娘「(ち、近い…!)お、おはよ///」
男「毛布、ありがとよ」ポフッ
鴉娘「///」コクン
296 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/01(火) 19:37:06.94 ID:4NPBOgKjO
男「あ〜…あと、昨夜は悪かったな」
鴉娘「…遅くなったこと?」
男「あ〜…いや、それもだが…」
鴉娘「…」
男「酔ってたからな…弟と…間違えちまった」フゥ…
鴉娘「…」ニギッ
男「んん?」
鴉娘「聞くの、ダメ…?」
男「…何を?」
鴉娘「…」ジー…
男「弟のことか?…アイツは俺に似ず真面目な奴でな?」ハハハ
鴉娘「何か、隠してる」
男「…」
鴉娘「…」
男「…聞いても面白くない話だぞ?」
鴉娘「…」
男「まあ、いつかは話して、『ここには居ない方がいい』ってことを教えようとは思ってたが…」
男「顔を見るのも嫌になるかもな?」ハハハ
鴉娘「」フルフル
男「…」
鴉娘「…」
男「…取り敢えず、茶でも淹れてくれ」ハァ…
鴉娘「」コクン タタタッ
297 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/01(火) 19:38:17.41 ID:4NPBOgKjO
〜お嬢宅〜
お嬢「(調べる、と言う事は…疑う、と言う事)」
お嬢「(やっぱり本人からが一番よね)」
お嬢「(まったく…この私に
コンコン
お嬢「」ハッ
お嬢「爺?いいわよ?」
ガチャ
執事「失礼しますぞ」
バタン
執事「おはようございます。お嬢様」
お嬢「おはよう、爺」
執事「勝手とは思いましたが、調べて参りましたぞ」ガサッ
お嬢「?…まさか…ッ!」
執事「…爺めの仕事は、お嬢様の為に動く事にございます」
お嬢「…」
執事「そして、これは爺めがお嬢様の周りに危険分子が居ないかと、勝手に行った事」ヒョッヒョッ
執事「そして、お嬢様もまた…雇用主として、爺めが何の仕事をしていたか…把握しなければなりません」
お嬢「…爺」
執事「…爺めはこれで」ペコリ
ガチャ バタン
お嬢「…」
298 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/01(火) 19:44:05.28 ID:4NPBOgKjO
>>293 おや、かなり年上の方も読んで下さっているようで///
まま、ごゆるりと…つ旦~
>>294 社長「え!?俺そんなに渋かった!?///」
こういったトコは若い社長もチラホラいるようで…
まだか…?休みはまだなのか!?
ええ、早出です///
299 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/01(火) 20:43:59.97 ID:++VJr4yI0
俺は休みになったぞ
300 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/01(火) 22:41:15.87 ID:NM6GhCAf0
男は仙人かなにかですか?(タッカンシスギダヨー)
☆
302 :
1@転載禁止:2014/04/02(水) 20:20:13.43 ID:S7SxjWCoO
〜お茶の間〜
男「…以前、話したと思うが両親は居ない」
鴉娘「…」コクン
男「4年前に事故でな。んで、少し年の離れた弟がいた」
鴉娘「あれ、描いた人?」スッ
男「ああ」
男「両親がいなくなったのは…まあ、それなりにキツかったが…」
鴉娘「…」
男「何せ俺は社会人2年生だったが、弟は中学に入ったばかりでな?」
男「『コイツ一人前にしなきゃな』って、やる気も出てきてた」
鴉娘「いい、お兄さん」ニコッ
男「…はは。まあな」
男「お前と一緒で、料理上手だったよ」
鴉娘「…///」
男「『将来、立派な料理人になって兄ちゃんに楽させる!』って…言ってたな」ハハ
男「…でもな」
303 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/02(水) 20:21:16.84 ID:S7SxjWCoO
〜お嬢宅〜
お嬢「(…そう、4年前に…あら?兄弟、いたの?)」ペラッ
お嬢「(えーと…調理関係の学校に合格、しかし…)」
お嬢「(…難病)」
お嬢「(近年発見されたものであり、唯一効果的とされる治療法も保険がきかず…)」
お嬢「(月に百万前後とみられる治療費を、約1年半払い続けたようである…)」ペラッ
お嬢「(…難病についての詳細を知りたい場合は、別途依頼のこと…)」ペラッ
お嬢「(…『普通』では無理ね)」
お嬢「(…高額な治療費を稼ぐため、昼は当時就職していた町工場…そして…)」
304 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/02(水) 20:22:21.87 ID:S7SxjWCoO
〜お茶の間〜
男「…アテはあった。誉められたモンじゃないけどな」
鴉娘「…」
男「高校ん時から付き合いのあった先輩が…まあ、そっち方面に話せる人でな…」
男「…『普通』じゃ、無理だったからよ」
〜回想〜
頭「お前が男だな?」
男「はい」
頭「話は聞いてる。が…いいんだな?」カチッ ボッ
男「…どういう意味でしょう?」
頭「恨まれるぜ?この仕事は」フゥー…
男「構いません」
頭「事情もある程度は聞いてるが…」フゥー…
頭「『弟のために嫌々やったんです』、『可哀想でしょ?許してください』なんて後でぬかすようなヘタレには務まらないぜ?」
頭「それに…そんな覚悟でやられたんじゃ、相手の方が気の毒ってモンだ」フゥー…
男「…」
頭「…どうするよ?」
305 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/02(水) 20:25:56.02 ID:S7SxjWCoO
>>299 おお!おめでとう御座います!
こっちはさっぱりですなぁ…
>>300 どうなるんでしょうなぁ…?
まあゆっくりして行きなんせ つ旦~
>>301 保守、ありがとう御座います。
ごゆっくりー!
え?ああ、はい。早出です。行きます。はい。
ついに男の正体が…!!
307 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/03(木) 08:21:36.25 ID:l1waCI6Z0
おおおおおぉ…
この後の展開が気になる
男…(つД;)
309 :
1@転載禁止:2014/04/03(木) 19:45:38.21 ID:4edFp+xIO
今日は遅れまする。m(__)m
310 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/03(木) 23:36:09.17 ID:l1waCI6Z0
お疲れさま〜!待ってる〜
男…まさか体を売ってたなんてことないよな!?
312 :
1@転載禁止:2014/04/04(金) 00:30:57.13 ID:4y2OM3U3O
男「…一つ、伺っても?」
頭「何だ?」
男「俺は月に百万稼がなきゃいけません」
頭「聞いてる。お前次第だが可能だ」フゥー…
男「ならやります」
頭「…仕事の概要は聞いてるな?」グジッ
男「はい」
頭「『取立屋』、『切取屋』どっちでもいいが…普通は割に合わねぇ」
頭「一握りの一流以外は、せいぜい訴えられない事を祈りながら『ねこだまし』が関の山だ」
男「ねこだまし…?」
頭「ガキの遊びであんだろ?アレと似てる」
頭「最初は優しげに話始めて…相手が油断したトコで大声を出すんだ」
頭「気の弱い奴ならコロリ。しかし…」
男「…」
頭「これ、下手したら高額の罰金刑」カチッ ボッ
頭「他にも出向く時間だの何だの制約が多いのさ」フゥー…
313 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/04(金) 00:32:01.62 ID:4y2OM3U3O
頭「だから『正規』は割に合わねぇ」フゥー…
男「…」
頭「…俺達は違う。俺達が諦めて帰れば、文字通り『体』で払ってもらう」
頭「…そういうトコからの依頼だ」フゥー…
頭「お前に担当してもらうのはリフト役だ。工場の機械とかだな」
男「わかりました」
頭「…万が一、だが」フゥー…
男「はい」
頭「警察に引っ張られたら、『バイトなんで分かりません』でいい」
男「…」
頭「そうしてある」フゥー…
男「ありがとうございます」ペコッ
頭「フン…」グジッ
頭「明日から入れるか?」
男「今日からでも」
頭「…上等だ」
314 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/04(金) 00:33:18.75 ID:4y2OM3U3O
〜お茶の間〜
男「そっからは…まあ、昼は工場、夜はそれだ」
鴉娘「…」
男「仕事続けるうちに、依頼主が直接頼んでくることもあったな」
鴉娘「前に、電話で…」
男「…覚えてたか」
鴉娘「」コクン
男「…あの人には世話になったな」
鴉娘「良い人?」
男「いや、悪人だ」
鴉娘「…」
男「…人のこた言えねーけどな」ハハ
鴉娘「どんな風に、その…」
男「そうだな…ある程度慣れた頃は…」
315 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/04(金) 00:39:04.55 ID:4y2OM3U3O
>>306 どいなるんでしょうなぁ…ウェッヘヘヘ
>>307 ういうい///お楽しみにー!
>>308 イイ兄貴ですなぁ…
ささ、おひとつ つ旦~
>>310 お待たせいたしました。どうぞごゆっくり。
>>311 い、いえいえ…
ああ…仕事なんだ…俺…ヘヘッ
毎回気になるところで切りやがって……(´;ω;`)
317 :
1@転載禁止:2014/04/04(金) 21:35:31.58 ID:4y2OM3U3O
今日はちと忙しいので…御容赦!m(__)m
>>316 ごめんなさぁぁい!!
まま、ゆっくりしていきなされ つ旦~
318 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/04(金) 23:57:16.48 ID:DQV+m41fO
カラス版のカラスちゃんを見たい。
お預けか…
320 :
1@転載禁止:2014/04/05(土) 19:18:27.08 ID:gOJKTgfaO
〜回想〜
手下A「おう新入り、さっさと運んじまえ」
男「…はい」ウィィ
債務者「ま、待ってください!その機械を持って行かれたら…!」
手下B「ああ?じゃ今払ってくれんの?」ニヤニヤ
債務者「明日…何とか利息を…」
手下A「聞き飽きたんだよ!」ドカッ
債務者「うっ!」グラッ
手下B「それとも何?体で払う?2つあるのから取っていこうか」ニヤニヤ
債務者「き、機械だけは!」ガシッ
男「…退け」ブロロロ…
債務者「クソォ…!ど腐れどもォ!」
手下A「おいおい、むしろ感謝してもらいてぇな?」
手下B「そそ。これで大変な事にならずに済むんだからなぁ?」ニヤニヤ
男「積込、終わりました」
手下A「おお!手際良いな!」
手下B「それじゃ、アデュー」ニヤニヤ
債務者「明日から…どうやって…」ガクッ
男「…」
321 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/05(土) 19:19:31.79 ID:gOJKTgfaO
〜お嬢宅〜
お嬢「(一緒に仕事をした者の話によれば、泣き付く者にも容赦なかったようである…か)」ペラッ
お嬢「(家族のためとは言え、道を外れてまで…)」
お嬢「(もし私が同じ立場だったら…出来るかしら…?)」
お嬢「…」
お嬢「(…分からないわね)」ペラッ
お嬢「(当時勤めていた町工場の従業員達の話によれば…)」
お嬢「(両親を亡くした後、むしろ以前より熱心に仕事に取り組んでいたようであり…)」
お嬢「(『アイツを一人前にする』と、よく冗談混じりに話していたようである)」ペラッ
お嬢「(…当時の彼にとって、恐らく弟は何よりも優先すべき存在だったのだと思われる)」
お嬢「(…少し、羨ましいわね)」
322 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/05(土) 19:20:37.67 ID:gOJKTgfaO
〜お茶の間〜
鴉娘「…」
男「大体そんな感じだったな」
鴉娘「…」
男「相手のあとの事は考えない。ただ金になる物を持っていく」
男「『呪ってやる!』なんて頓珍漢なことを言う奴もいたな」ハハ
鴉娘「で、でもそれは…!」
男「一緒だ。やられた方からすれば」
鴉娘「!」
男「理由が有ろうと無かろうと、『身ぐるみ剥がされて放り出された』…てトコだろ」
鴉娘「…」
男「…まぁ残念なことに、そうやって治療費を作っても…」
鴉娘「…」
男「弟は助からなかったんだけどな」
323 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/05(土) 19:22:49.96 ID:gOJKTgfaO
>>318 まま、続きをお待ち下され///
>>319 お待たせ致しやぁんしたm(__)m ごゆっくりー!つ旦~
はいはい。早出早出…と。
324 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/05(土) 21:36:27.73 ID:I9pDuHTK0
頑張れ
弟…(´;ω;`)
悲し過ぎる(ノД;)
327 :
1@転載禁止:2014/04/06(日) 19:20:32.04 ID:qNwj89ycO
〜お嬢宅〜
お嬢「(しかし、治療の甲斐なく…)」
お嬢「(…8月に死去)」
お嬢「…」フゥ…
お嬢「(…その落胆は酷く、町工場の上司によれば…)」
お嬢「(『以前の姿は見る影もなく、虚ろで近寄り難い幽鬼のようだった』…)」
お嬢「(…もう、間違いないわね)」
お嬢「(どこか厭世的と言うか、投げ遣りと言うか…そんな感じが時々していたけど…)」
お嬢「(…9月、体調不良を理由に、町工場を退職)」
お嬢「(同月末日、現会社に就職…)」ペラッ
お嬢「(社長への口利は、切取屋の頭が行ったようであり…)」
お嬢「(…え?)」
お嬢「(この二人は過去、何らかの繋がりがあったようである…)」
お嬢「…」スッ
チンチーン
お嬢「(あのヒゲ…)」
コンコン
お嬢「いいわよ」
ガチャ
執事「お呼びですかな?」
328 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/06(日) 19:21:36.80 ID:qNwj89ycO
男「大体分かっただろ?」
鴉娘「…」コクン
男「…悪かったよ」
鴉娘「…?」
男「もっと早く教えて…身の振り方、考えさせた方が良かったんだけどな」
男「前にも言ったが、お前…思いの外、なんつーか…便利っつーか…」
鴉娘「!」
男「まぁ…そういうワケだからよ?」
鴉娘「…」
男「今は落ち着いてるが、少し前まで嫌がらせみたいなのもあったしな」
男「恩返しも…もう十分だ。そろそろ
鴉娘「嫌」
男「」
鴉娘「…」ニギッ
男「…今はいいかも知れんが、ココに住んでることが広まったら、色々
鴉娘「嫌われるの、慣れてる」ニコッ
男「…」
男「…そうか」ポフッ
鴉娘「///」スリスリ
男「…腹へったな」
鴉娘「すぐ作る」ニコッ タタタッ
男「…」
329 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/06(日) 19:22:42.62 ID:qNwj89ycO
〜お嬢宅〜
社長「このような神域とも呼べる場に、塵芥にも等しい一介の社長をお呼び下さり、真に、まっこっとっに!恐悦至極!お嬢さんには何と…」ナンタラカンタラ
お嬢「長いからその辺でいいわ」
社長「ははぁーっ!」
お嬢「『頭』…という名前に聞き覚えは?」
社長「…記憶に御座いません」
お嬢「どこの政治家よ…正直に話しなさい。片方だけヒゲ剃るわよ?」
執事「ホッホッホ」チャキッ
社長「あぁあ!たった今思い出しました!」
お嬢「…話しなさい」
社長「ははぁーっ!」
330 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/06(日) 19:26:50.57 ID:qNwj89ycO
>>324 どもー!そろそろ休みくれそうなこと言ってやしてねぇ…ヘヘヘ
>>325 >>326 家族は大事にしたいもんですなぁ…
まま、ゆっくりしていってくだされ。つ旦~
稽古→は・や・で(はぁと)
331 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/06(日) 20:47:17.24 ID:X2dXZKmA0
おい気になる
が寝るぞ
仕事はいつ休みなんだ…
そして稽古っていうのも気になる
「片方だけヒゲ剃る」であっさり白状www
この社長の軽さが嫌いじゃないw
嫌われるの慣れてる、にちょっとズキンときた
335 :
1@転載禁止:2014/04/07(月) 20:11:08.30 ID:z+55f1imO
執事「社長様、お茶に御座います」コトッ
社長「ありがとう。おお、良い香りだ」
お嬢「…」ジト…
執事「お嬢様も。そう急かさず」ヒョッヒョッヒョッ
お嬢「うっ…そ、そうね」
社長「…まぁ、粗方調べはついてるかと思いますが。頭とは昔、居酒屋で知り合いまして」
社長「付き合いは…もう10年程になりますか」
お嬢「友人、ということかしら?」
社長「はい。頭の仕事については…もう?」
お嬢「ええ」
社長「そうですか。まぁ…それでも友人に変わりはないワケでして…」
お嬢「…そう」
社長「ああ、勿論友人として付き合っているだけで…」
お嬢「その辺は信用してるわ。男の件を」
社長「ありがとうございます。男のことは…確か9月の終わり頃、珍しく『頼みがある』と」
お嬢「…」
336 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/07(月) 20:12:11.93 ID:z+55f1imO
〜お茶の間〜
男「社長…?」モグモグ
鴉娘「」コクン
男「何で?」
鴉娘「仲、良い」
男「…確かに、まぁ…そこそこ、何と言うか…」
鴉娘「ま、まさか…ホ
ガシッ
男「…」ギリギリ…
鴉娘「…おえんあひゃい」
男「…まったく」パッ
鴉娘「…痛い」
男「まあ、ついでだから話してやろう」
〜回想〜
バァン
男「弟!」
弟「…あ……兄ちゃ…声…」
男「そうだ!兄ちゃんだ!」ガシッ
弟「…ごめ…僕……もう…」
男「バカを言うな!」
弟「兄ちゃ…僕、の…分、まで…」
男「や、やめろ…!そんな…こと、言うな…!」
弟「長…生き…」
男「お…親父!お袋!助けてくれ!」
弟「…して」ニコッ
男「連れていかないでくれ!!」
弟「…」
男「────ッ!!」
337 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/07(月) 20:13:16.97 ID:z+55f1imO
男「」ハッ
男「(まただ…)」フラフラ
男「(ダメだ…酒、足りねぇ)」
社長「HEY YOU!」
男「(公園で酔い潰れる、か…ハハハ)」
男「(ああ、金はあるんだ…金は)」
社長「へ、HEY YOU!!」
男「あ゙あ゙?」ギロッ
社長「」
男・社長「(何だコイツ…)」
社長「(無理。超無理。何が『俺とダチやれてるお前なら…きっと気に入る』だ。フザけんな!)」
男「(…いいや、どうでも)」フゥ…
社長「!」
社長「(…何て顔をするんだ)」
男「…行っていいか?」
社長「まぁ待ってみなイカ?」
男「…寒いな、アンタ」
社長「」
社長「ゴホン、宮沢賢治、知ってるかい?」
男「…名前くらいは」
社長「『雨ニモ負ケズ』っての書いた人だ」
男「…」
338 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/07(月) 20:14:22.97 ID:z+55f1imO
社長「確か…雨にも負けず、風にも負けず…」
男「…」
社長「…丈夫な体を持ち」
男「(何なんだ?一体)」
社長「君は、木偶の坊」
ドカッ
社長「くぎゅう!」
男「何が『くぎゅう!』だ。湿気たばかうけみてーな面しやがって」
社長「」
ゴゴゴゴゴゴ
社長「テメーは俺を怒らせた」
男「(…ジョ○ョ…だと…?)」
社長「社長フルスロットル!」バキッ
男「…痛ぇな」ペッ
社長「あ、あれ?」
男「…1回は1回だよな?」グギュウッ ギシリ…
社長「あ、いや、待って」アワアワ
ウルルォア! ヒギィッ!
ワーワー…
339 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/07(月) 20:20:52.58 ID:z+55f1imO
>>331 お待たー!
お股…ヘヘッ
>>332 休みは不定期ですねぇ…
稽古は普通に ヤッ トウ ヌフゥですな///
>>333 こういう親しみやすい(?)上司は好きです。
>>334 切ねぇなぁ…
まま、おひとつ つ旦~
早出はいいんスけど、手当て下さい。はい。…シクシク
では またノシ
340 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/07(月) 20:21:54.74 ID:5D/56y620
ほっぺを引っ張られてたのか
341 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/07(月) 20:23:13.66 ID:z9QUAnME0
湿気たばかうけwwwwww
342 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/08(火) 01:31:36.58 ID:rhy3dj3QO
☆
343 :
1@転載禁止:2014/04/08(火) 19:26:03.20 ID:uJ8Twj2hO
社長「ははは…」ボロッ…
男「…」
社長「良かった…まだ完全に腐ってるワケじゃねぇみてーだな」
男「…何の話だ?」
社長「こまけぇこたぁイイんだよ。お前、仕事無いんだろ?」イタタ…
男「…」
社長「うちで働けよ。悪いようにはしねーから」
男「…遠慮しとくわ」
社長「うちは楽しーぞ。何せ俺が社長だ」フフン
男「…は?」
社長「騙されたと思ってよ、試しに来てみろ」
男「…やめといた方が
社長「○×町の有名人でも気にしやしねー。な?」
男「!」
社長「それに…既に『コイツ面白いw』とか思ってんだろ?」バンバン
男「…ほんのりと」
社長「ならいーじゃねーか。な?」
男「…」
社長「読み飽きたエロ本とか定期的にやるから」
男「…はは」
社長「!」
344 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/08(火) 19:27:08.04 ID:uJ8Twj2hO
〜お嬢宅〜
社長「まぁ本気出しゃ12秒で勝てたんですがね?ちょいと憂さ晴らしさせてから
お嬢「男の番号は…と」ピッピッ
社長「全力で負けました」
執事「正直が一番ですな」ホッホッ
お嬢「…で、社員にしたと」
社長「はい」
お嬢「…頭って人も、男には甘いのかしら?」
社長「さあ?ただ…」
お嬢「?」
社長「頭にも、昔…弟がいたと聞いたことがあります」
お嬢「…」
社長「『金が無かったから、助けてやれなかった』とかナントカ」
社長「同じ轍を踏ませたくなかった…のかもしれませんね」
お嬢「…そう」
社長「…お嬢さん」
お嬢「何かしら?」
社長「どうか男はこのまま…」
お嬢「」キョトン
執事「ホッホッホッ」
社長「…?」
345 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/08(火) 19:28:39.61 ID:uJ8Twj2hO
〜お茶の間〜
鴉娘「…そんな事が」
男「思い返すとツッコミたい所が山ほどあるな…」
鴉娘「でも、良い人」ニコッ
男「…まあな」
鴉娘「私も、頑張る」グッ
男「?…お、おう」
鴉娘「…明日、大晦日」
男「ああ。明日は大掃除だな」
鴉娘「」コクン
鴉娘「…」ジー…
男「…何だ?」
鴉娘「…買い物」
男「ああ、荷物持ちがいるか」
鴉娘「…」コクン
男「いいぞ。他にも見て回りたいトコもあるしな」
鴉娘「…///」グッ
346 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/08(火) 19:33:49.15 ID:uJ8Twj2hO
>>340 左様に御座りまする。お○ん○んびろーんみたいな…
>>341 個人的には『…似てるか?いや…う〜ん、見えないことも…』くらいですな。
>>342 保守ありがとう御座います。まま、おひとつ つ旦~
最近早出ばかりですな。
休みが…欲しい…
347 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/08(火) 22:17:36.65 ID:SZUeM4cu0
頑張れ
おやすみ
つまり男はエロ本に釣られて入社したと
☆ゅ
350 :
1@転載禁止:2014/04/09(水) 23:56:24.03 ID:g+10z9kYO
今日は無理に御座います。ごめんして!m(__)m
>>347 ありがとう御座います。お休みなさい…
>>348 読み飽きた物も久しぶりに読むと新鮮な…!
>>349 保守ありがとー!ごゆっくりー!
351 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/10(木) 04:28:19.26 ID:0hSB0Q600
おはよう
352 :
1@転載禁止:2014/04/10(木) 19:17:12.17 ID:NTEau9DcO
〜大通り 昼過ぎ〜
男「正月一色だな」
鴉娘「皆、楽しそう」ニコニコ
男「…だな」
鴉娘「あ、御飾り」
男「しめ飾りか…一つ買ってくか」
鴉娘「」コクン
男「んじゃ、頼むわ」
鴉娘「行ってくる」タタタッ
男「(…正月か)」
男「…」
男「(晦日も正月も、どうでもいいと…)」ガリガリ
男「(少し前まで思ってたんだがなぁ…)」
鴉娘「お待たせ」
男「おお、ご苦労さん」ポフッ
鴉娘「…///」
男「…そういや」
鴉娘「?」
353 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/10(木) 19:18:14.70 ID:NTEau9DcO
男「実に今更だが…お前、実家?みたいなのとか無いの?」
鴉娘「」コクン
男「あ〜…家族、とかは?」
鴉娘「…ずっと、一人」
男「…すま
鴉娘「でも」
男「?」
鴉娘「今は、違う」ニコッ
男「…そうか」グリグリ
鴉娘「///」アワアワ
執事「お、お嬢様、これ以上は持てません…」ヒィヒィ…
男「(ん?)」
お嬢「爺、鈍ったのではなくて?」
男「さ、今度はあっち行くぞ」ヒソヒソ
鴉娘「?」コクン
お嬢「あら…男?」
男「(チィッ!やる!)」
執事「…?」ハァテ…
執事「おお、あの方ですな?」
男「寒いから早歩きで行こう。な?」ヒソヒソ
鴉娘「」コクン
354 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/10(木) 19:19:22.41 ID:NTEau9DcO
お嬢「待ちなさい」ガシッ
男「(何て女だ!)」
お嬢「奇遇ね。男」
男「(まだだ!まだ終わらんよ!)」
男「…私はクワ○ロ・バジーナ大尉だ。それ以上でも、それ以下でもない」
お嬢「あ、あら…ごめんなさい」
男「君が謝る必要は無い。若いうちにはよくある事だ」
お嬢「…」
執事「…」
鴉娘「…」
男「では、失礼する」
お嬢「待ちなさい」ガシッ
男「ええい!解らぬ女め!」
お嬢「同じ手には引っ掛からないわよ!」
男「…聖闘士だとでも言うつもりか…!」
お嬢「前は確か…アンドリュー・スコット軍曹だったかしら?」
男「それは双子の弟だ!」
お嬢「あ、あら…そうだったの?」
男「…」
執事「…」
鴉娘「…」
355 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/10(木) 19:20:27.99 ID:NTEau9DcO
男「お、お前は…その…勉強とかじゃなく、人間的に…もう少し賢くなった方が良いと思う」
鴉娘「」コクコク
お嬢「何ですって!?」
執事「ホッホッホッ」ウンウン
お嬢「…ってアナタの兄弟は歳の離れた弟がいただけじゃない!」
男「!」
執事「ホッホ…(つい一時間程前に、本人には伏せておきましょう…と進言し)」
執事「(『その方が良いわね』と仰られたその口で…)」ヨヨヨ…
男「…」
お嬢「」ハッ
鴉娘「」アワアワ
356 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/10(木) 19:23:39.79 ID:NTEau9DcO
>>351 うい、こんばんは!
朝早いみたいですなぁ。
手作りまんま…んまか〜///
手作りmnm…n〜材料はこんにゃくとかかな
358 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/11(金) 00:40:51.72 ID:QBHnzaQo0
ペットボトル置いときますね
359 :
1@転載禁止:2014/04/11(金) 19:23:33.54 ID:fEKQOCleO
〜曲が(ry)車の中〜
執事「申し訳ありません、男様。…この爺めが勝手に行った事。お嬢様はそんなつもりは…」
男「…そうですか」
鴉娘「…」ニギッ
お嬢「…ごめんなさい」
男「別にいい」
お嬢「…」
男「…処分は年明けか?」
お嬢「処分…?」
男「別にいつでもいいが…出来りゃ、社長に挨拶してから
執事「ホッホッホッ…お待ち下され。男様」
男「…?」
お嬢「…解雇とかは考えてないわよ?」
男「何…だと…?」
執事「お嬢様から色々と伺っておりましてな。これは何かあるやも…と、調べさせはしましたが…」
お嬢「…私は、その人の『今』を見て判断するわ」
男「…」
360 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/11(金) 19:24:37.80 ID:fEKQOCleO
お嬢「…時には振り返る事も必要だけど」
男「…」
お嬢「人は、後ろ向きで歩いていたら…いつか転ぶでしょう?」
執事「(お、お嬢様…!)」ジーン…
鴉娘「(…後ろ向き…飛べない)」
お嬢「(決まったわね…)」フフン
男「…お前の場合、足元見た方が良さそうだけどな」
お嬢「」
執事「」
鴉娘「」
〜自宅前〜
男「ありがとう御座いました」
鴉娘「」ペコリ
運転手「いえ」
執事「では、また。ですな」ホッホッ
男「はい」
お嬢「じゃあ、私達はこれで」
男「ご苦労」
お嬢「…」ビキッ
執事「ホ…ホッホッ」
鴉娘「」アワアワ
男「…般若」ボソッ
お嬢「」ブチッ
アアァァァァ!
キャー ハンニャー!
361 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/11(金) 19:25:38.28 ID:fEKQOCleO
〜夜〜
鴉娘「〜♪」ジャー カチャカチャ
男「…上機嫌だな」
鴉娘「…そう?」
男「違ったか」
鴉娘「…どう、かな?」
鴉娘「(一日中一緒…何日も…)///」
男「まあいいや。明日は大掃除するから道具頼むな?」
鴉娘「」コクン
男「掃除と言やぁ…」
鴉娘「…?」
男「お前、初めて見たときな?」
鴉娘「…!」
男「こう、何と言うか…」
鴉娘「///」ドキドキ
男「ゴミ袋かと思ったわ」
鴉娘「」
男「ほら、あの黒い…生ゴミ用の」ハハハ
鴉娘「」
男「嫌がらせにしちゃ可愛らしいモンだ、なんて…」
鴉娘「」グッタリ
男「おいィ?」
362 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/11(金) 19:29:35.11 ID:fEKQOCleO
>>357 まんま(飯)!まんま(飯)に御座りまする!お気を確かにぃぃ!
>>358 ペットボトル…?はて?
こんにゃくを詰めて…とかですかい?///
ああ、分かってんだろ?
そう、いつものアレさ…
は・や・で(はぁと)
363 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/11(金) 19:50:02.71 ID:CXb8+QkN0
ハンニャー
ゴミ袋カラスちゃんカワイイ
そう言えば最近カラスちゃん本体見てないね
365 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/11(金) 20:27:15.82 ID:0P23avLx0
駄目だな。男は異性として見てない。ちょうど独り暮らしだからそんな感じで舞い込んで欲しい
366 :
1@転載禁止:2014/04/12(土) 22:12:22.92 ID:nd8OowL4O
〜1時間後〜
男「風呂空いたぞー」フゥー
鴉娘「…」
男「(…まだ凹んでんのか)」
鴉娘「…」
男「(う〜む…まぁ確かに、レディにゴミ袋はなかったか)」
鴉娘「…」
男「(仕様の無い…ちょいと元気付けてやるか)」
男「なあ、娘」
鴉娘「…?」
男「ゴミ袋ってのはアレだぞ?スゲー役に立つんだぞ?」
鴉娘「…」ジワッ
男「(……何故だ)」
男「あー…、それにアレだ。泣いたりすると、せっかくの可愛い顔が台無しだぞ?」
鴉娘「!」
男「(…最近なんか似たような事言ったような?)」
鴉娘「か、可愛い…?///」
男「ん?おう。冗談は好きだが、嘘はつかんぞ。……多分」
鴉娘「…///」
男「?」
鴉娘「お、お風呂、行く///」
男「行ってら」
パタパタ…
367 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/12(土) 22:13:26.93 ID:nd8OowL4O
男「(…元気?になった…よな?)」
男「(『可愛い』に反応したのか?)」ウーン…
男「(…お年頃かしら?)」
〜お嬢宅〜
執事「なかなか愉快な方でしたな」ヒョッヒョッ
お嬢「失礼なダケよ」フン
執事「左様で御座いますか」ニコニコ
お嬢「…嬉しそうね?」
執事「はい」
お嬢「あら。私がコケにされたのがそんなに嬉しかったのかしら?」
執事「いいえ」ホッホッ
執事「楽しそうなお嬢様は久方ぶりでしたので」
お嬢「た、楽し…!…くなんて…」ゴニョゴニョ
執事「分かっております」ニコニコ
お嬢「…そう」
執事「はい」
お嬢「まったく…」フフ
368 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/12(土) 22:14:31.90 ID:nd8OowL4O
〜深夜 自室〜
男「(今日はなんか疲れたな…)」ハァ…
男「(お嬢ねぇ…)」ゴロン
男「(冗談かまして誤魔化したが…)」ゴロン
男「(実はそこそこ人間出来てんのかね…)」
コンコン
男「(うん?)」
男「どーしたー?」
ガチャ
鴉娘「…今日、寒い」
男「?…エアコン使っていいぞ?」
鴉娘「…電気代、節約」
男「そ、そうか」
男「毛布とか押し入れにある筈だが…無かったか?」
鴉娘「…」
男「?」
鴉娘「…」ジー…
男「……まさかとは思うが、一緒に寝る気か?」
鴉娘「」コクコク
男「(俺がお父さんだったら、いっぱい泣くぞ…)」
鴉娘「…暖かくする」
男「(まぁアレ心地いいしな)」
男「じゃ寝ますか」
鴉娘「!///」グッ
男「…今ガッツポーズしなかったか?」
鴉娘「///」ブンブン
369 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/12(土) 22:19:32.27 ID:nd8OowL4O
>>363 ありがとう御座います。
嬉しいことを言って下さいますなぁ///
>>364 まま、続きをお待ちくだされ。つ旦~
>>365 ヘッヘヘヘ…さいで。これからどうなるんでやしょうねぇ?
や、休みくれるって話はどこに行ったんだー!!
……さ、行きますよ。
行ってらっしゃい!
カラスちゃん可愛いなぁ
カラスちゃん羽毛だから暖かそうだなあ
372 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/13(日) 08:05:48.12 ID:vj151I6Ei
つまりカラスちゃんは脱いだらすごい(羽毛的な意味で)
373 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/13(日) 10:27:21.73 ID:IgoN3iZ00
ゴミ袋系幼女
VIPPER来襲ほしゅ
375 :
1@転載禁止:2014/04/13(日) 19:23:43.44 ID:Mds+YHt9O
〜3時〜
男「…ぉ」パチッ
鴉娘「…ん〜…」スリスリ
男「(…喉乾いたな…)」
男「(えどっこいしょ)」グイッ
鴉娘「」ヒシッ
男「…」
鴉娘「ぅん…」スリスリ
男「(はぁらどっこいせ)」グイッ
鴉娘「」ヒシッ
男「…」
鴉娘「ん…」スリスリ
男「(イェェガァァァ!)」グイッ
鴉娘「」ヒシッ
男「…」
鴉娘「大…じょ…、私が…」スリスリ
男「(うん?)」
鴉娘「ず…と、傍…居る…」スリ…
男「…」
鴉娘「…から…」スリ…
男「…」ポフッ
男「(…ああ。助かってるよ)」ナデナデ
鴉娘「…えへへ」ニヘラ
男「…」
376 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/13(日) 19:24:46.44 ID:Mds+YHt9O
〜昼〜
男「(むぅ…趣味の本をどう処分するか)」
男「(表紙に踊らされたやつは論外として、今は飽きていても後々…という事もある)」パラパラ…
男「(これは…要る。これは…要らないな。これも…)」ポイ ポイ
男「(蹄コキとかバカかよ!)」ベシッ
パラパラ…
男「(なっちゃいない!なっちゃいないぞ!)」
男「(通学路の角でぶつかって尻餅…それはいい!だがなぁ!)」
男「(何で体育座りを横に倒したような姿勢なんだ!)」
男「(違う!そうじゃない!)」
男「(もっとこう…M字開脚に近く…!そう、こんな感じで…)」グイッ
鴉娘「」
男「ん…?」
鴉娘「…」
男「…」
鴉娘「…」ソッ… パタン
男「待てマテまて!」ダダダッ
ガッシ
鴉娘「い、言わない、誰にも」
男「違う!違うんだ今のは!」
377 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/13(日) 19:25:51.84 ID:Mds+YHt9O
〜お茶の間〜
鴉娘「…研究?」
男「…ちょっと社長をときめかすためにな」
鴉娘「そうだったんだ」
男「ああ…」
男「…ちなみに、何だと思った?」
鴉娘「オ、オカマ…」
男「…頼むから忘れてくれ」
鴉娘「」コクコク
〜夜〜
男「今年は色々あったな…」モグモグ
鴉娘「…うん」パクパク
男「来年は…どうなるかな」ズズッ
鴉娘「きっと、良い年」ニコッ
男「…だといいな」
鴉娘「大丈夫」グッ
男「(大丈夫、か。コイツが言うと…何て言うか…)」
男「ああ」ニッ
鴉娘「!」
男「?…どした?」
鴉娘「何でもない」ニコニコ
男「?」
378 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/13(日) 19:31:30.43 ID:Mds+YHt9O
379 :
1@転載禁止:2014/04/14(月) 19:25:32.17 ID:gu4tqCMSO
〜23時〜
鴉娘「お蕎麦、出来た」
男「おお、今年のうちに食わないとな」
鴉娘「」コクコク
男「んでは早速」ズルズル
鴉娘「」フーフー
男「うまうま」ズルズル
鴉娘「良かった」ニコッ
男「…以前、社長にお握りをあげてな?『美味い』と言われて、嬉しかった覚えがある」
鴉娘「わかる」ニコッ
男「…弟も、俺が『美味い』と言うとニコニコしてた」
鴉娘「…」
男「それが何故かはわかったが、アイツは料理を『楽しい』とも言っていた」
鴉娘「」ウンウン
男「お前…わかるか?」
鴉娘「…多分」
380 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/14(月) 19:26:36.51 ID:gu4tqCMSO
男「教えてくれ娘。Googleは俺に何も言ってはくれない」キリッ
鴉娘「…誰かのために作る料理、はね」
男「…」
鴉娘「その人が喜ぶ事を、楽しみに作るから」
男「!」
鴉娘「弟さんも、きっと…」
男「…そうか」
鴉娘「」コクン
鴉娘「さ、お蕎麦伸びる」ニコッ
男「ああ…そうだな」フーフー ズルズル
鴉娘「今度…」
男「?」ズルズル
鴉娘「社長さんが喜ぶの、想像しながら作ってあげるといいかも」
男「…なぁ、娘」
鴉娘「手伝う」ニコニコ
男「青酸カリって簡単に手に入るのか?」
鴉娘「」
381 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/14(月) 19:27:41.73 ID:gu4tqCMSO
〜0時〜
ボーン ボーン ボーン…
鴉娘「あ…」
男「明けたな」
鴉娘「明けまして、おめでとうございます」
男「ああ、おめでとう。今年も宜しくな」
鴉娘「こちらこそ」ニコニコ
男「さて、お年玉を…と思ったが」
鴉娘「?」
男「通帳やらカードやらはお前に任せてるワケで…」
男「まぁ適当に欲しい物でも買え」
鴉娘「大丈夫」ニコッ
男「…まったく」グリグリ
鴉娘「///」アワアワ
男「何か一つくらいあんだろ」
鴉娘「」ウーン…
鴉娘「あ」
男「お、何か思い付いたか?」
鴉娘「今日、も…あの…」
男「?」
鴉娘「さ、寒い…から、一緒に…///」
男「まあ冬だしな」
鴉娘「」コクコク
男「了解だ」ポフッ
鴉娘「!///」ニギッ
男「…お前今絶対ガッツポーズしたよな?」
鴉娘「///」ブンブン
382 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/14(月) 19:29:06.18 ID:gu4tqCMSO
ええ。勿論早出ですとも。
今週こそ休めるかな…ヘヘッ
可愛いなあ、まったく!
384 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/15(火) 07:34:18.11 ID:OAYFqTEO0
ヒ素にしよう(提案)
385 :
1@転載禁止:2014/04/15(火) 19:34:30.64 ID:rX0zYtXpO
〜朝〜
鴉娘「御節とお雑煮」ゴトッ
男「ブラボー!おお!ブラボー!」パチパチ
鴉娘「頑張った」ニコッ
男「よーしよし」ナデナデ
鴉娘「///」
男「さ、食おう食おう」カチャ
鴉娘「」コクン
チンポーン
男「…元旦の朝っぱらから勧誘か?」
鴉娘「年賀状、とか?」
男「大抵メールで済ませちまうが…」
チンポーン チンポーン
男「…せっかちな郵便局員だな」
鴉娘「私、出る?」
男「いや、俺が出よう」ガタッ
鴉娘「わかった」
チンポチンポチンポーン
鴉娘「…」
男「アグレッシブな郵便局員だな、おい」
スタスタ…
男「はいはい」ガチャッ
お嬢「遅い!」
男「俺が遅い?俺がスロウリィ!?」
男「…は、一回やったんだ」
お嬢「え?え、ええ。そうね」
男「じゃ」バタン
お嬢「ご、ごきげん…ヨウ…?」
お嬢「…って違うでしょうがぁ!!」ダンダン
386 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/15(火) 19:35:37.21 ID:rX0zYtXpO
〜お茶の間〜
男「軽い冗談だ。気にするな」
お嬢「…まったく」
鴉娘「…どうぞ」コトッ
お嬢「ありがとう」
男「…元旦は挨拶回りがあるとか言ってなかったか?」
お嬢「済ませたわ」ズズッ
男「…で?何しに来たんだ?」
お嬢「その前に…ほら、言うことがあるでしょう?」
男「…!」
お嬢「さぁ」
男「…すまん。会社の便所(大)に『お嬢ダメ』と書いたのは出来心だ」
お嬢「何書いてんのよアナタ…」
男「だから『お嬢ダメ』って」
お嬢「そう言う意味じゃないわよ!」バン
お嬢「ゴホン…ま、まぁいいわ。会社始まったら掃除させ
男「そりゃ無理だ。鑢で肌を立たせてから油性で書いたからな」ハハハ
お嬢「」ピクピク
男「…すまん」
鴉娘「」アワアワ
387 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/15(火) 19:36:42.16 ID:rX0zYtXpO
お嬢「」フゥ…
お嬢「まぁいいわ。良くないけど…御目出度い日だし」
男「そうそう。人間寛容こそが
お嬢「第一…そんな事じゃないわよ。お決まりの挨拶があるでしょう?」
鴉娘「」コクコク
男「……ちょっと待て」
お嬢「何かしら?」
男「…落書きの事じゃないのか?」
お嬢「違うわよ?」
男「謀ったなお嬢ォ!」
お嬢「アナタが勝手に勘違いしただけじゃない!」
鴉娘「(仲、良い…?)」
お嬢「『明けましておめでとうございます』、よ!」
男「何てくだらない…んーな事よりお年玉くれお年玉」ホレホレ
お嬢「何で私があげなきゃいけないのよ」フン
男「そりゃお前…年長者は年下にだな…」
388 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/15(火) 19:37:56.85 ID:rX0zYtXpO
お嬢「ふ、普段、散々人をコケにしておいて…」ピクピク
男「娘、それ頼む」
鴉娘「自信作」ニコッ
お嬢「大体アナタは…」
男「あ、餅2つな」
鴉娘「」コクン
お嬢「…」
男「アチッ、アチチッ!」ハフハフ
鴉娘「お餅、逃げない」クスクス
お嬢「」ブチッ
アアァァァ!
ウワァァ ハンニャダー!
ワー ワー…
〜10分後〜
男「まぁ落ち着け。海老でも食え」
お嬢「誰のせいよ!」フン
男「娘、あまりからかってやるな」
鴉娘「…え?ぅ、うん…?」
お嬢「…こ、ここ、この…」ギリギリ…
男「はいホラ、あ〜ん」スッ
お嬢「え、ぁ…む」モグ…
鴉娘「!」
男「美味いだろ?」
お嬢「ぁ…え、ぁ///」
お嬢「///」バタン
男「」
389 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/15(火) 19:42:23.02 ID:rX0zYtXpO
>>383 ありがとうごぜぇますだぁ!
まぁゆっくりしてってけろな?つ旦~
>>384 ヒ素…ですか。昔事件があったそうで…ブルル
今週、休みくれるらしい。
信じるぞぉ!マイ上司ぃぃ!
あ、早出です。
乙
鴉娘ちゃん、切ない…
カラスちゃんあけおめ!
休みくれるといいねぇ
392 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/15(火) 23:54:11.61 ID:FNtklVys0
いちおつ!
393 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 01:06:08.03 ID:+gTpSGvdO
保守
394 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 03:08:15.35 ID:EpYbsJnDO
お嬢は毎回ご飯たかりに来てるようにしか…w
395 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 06:35:38.56 ID:M/XBVMoL0
上司「休みををやると言ったな」
396 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 07:57:28.60 ID:0OP9e3+j0
休みは彼女するんだぜ
書く時間が少なくなる
捕手
398 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 14:31:29.58 ID:+gTpSGvdO
保守
399 :
1@転載禁止:2014/04/16(水) 19:31:02.61 ID:ARbw1ZLMO
男「お、おい…」ペチペチ
お嬢「///」キュウ…
鴉娘「大丈夫。すぐ治る」
男「そうなのか?」
鴉娘「」コクン
男「…とは言え、このままにしておくのもな」ヒョイ
鴉娘「(お、お姫様…だっこ…)」ガーン
男「客間にパージしてくるわ。今はお前の部屋だが、いいよな?」
鴉娘「…」シクシク…
男「そ、そんなに嫌か。しゃーねぇ、どっかその辺に…」
鴉娘「」フルフル
男「?」
鴉娘「…いい」
男「おお、すまんな」
鴉娘「手伝う」
男「布団敷いてくれ」
鴉娘「」コクン
400 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 19:32:10.08 ID:ARbw1ZLMO
〜昼前〜
トイウワケデシテー ハーナルホドー
男「正月のTVはつまらんな」
ガチャッ
お嬢「…」
男「お、気が付いたか」
鴉娘「ご飯、食べる?」
お嬢「え、ええ。さ、さっきのは、その…」
男「ああ、気にするな」
鴉娘「…」
お嬢「い、嫌だったとかじゃ、なくて…」
男「疲れてたんだろ?俺にだって経験くらいあるさ」
お嬢「そ、そう…」
男「まぁ飯でも食って初詣行こうぜ」
お嬢「い、一緒に?」
男「嫌ならかまわんが…」
お嬢「嫌とは言ってないじゃない…」
鴉娘「…お雑煮」コトッ
お嬢「わ、ありがとう」
男「農家の権作さんが丹精込めて作った大根入りだ。よく噛み締めてな」
お嬢「…ええ。近所の方かしら?」
男「…すまん、適当こいたダケだ」
お嬢「」
401 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 19:33:14.22 ID:ARbw1ZLMO
〜神社 昼過ぎ〜
ワイワイ ガヤガヤ
男「…混んでるな」
鴉娘「…はぐれそう」
男「手ぇ繋ぐか?」
鴉娘「!」
鴉娘「///」コクコク
お嬢「わ、私も…はぐれそう…///」ツツ…
男「達者でな」
お嬢「何でよ!」
男「いやだって…娘はまだ兄妹もあるが…」
鴉娘「…」
男「お前と手ぇ繋いでたら勘違いされそうだろ?そんなの…」
お嬢「こ、光栄に思いなさい」フフン
男「死にたくなる気分だ」
お嬢「」
男「…冗談だ」スッ
お嬢「す、素直じゃないんだから!///」フン
男「何となくだが…」
お嬢「?」
男「お前にだけは言われたくない気がする」
お嬢「」
鴉娘「(どっちも、どっち…)」クスクス
402 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 19:36:33.28 ID:arIMOVOV0
あらら…なんだかカラスちゃん切ないね
403 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 19:40:20.05 ID:ARbw1ZLMO
404 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/16(水) 19:42:04.55 ID:ARbw1ZLMO
>>402 抜けておりやした…御容赦!
まま、続きをお楽しみに…つ旦~
405 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/17(木) 12:57:55.95 ID:hOkAmakIO
びっぱー襲来〜
カラスちゃん可愛いよ
もしかしてまたVIPPER来てる?不安定ですなあ
ほしゅ
408 :
1@転載禁止:2014/04/18(金) 10:05:45.13 ID:ZFDMEhgpO
やっとこさ解放されやした…
帰って寝て起きたら書きまする///
409 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 13:11:57.13 ID:fLxjryNp0
いちおつ!ゆっくり身体休めてね
410 :
1@転載禁止:2014/04/18(金) 18:56:48.52 ID:ZFDMEhgpO
鴉娘「着いた」ニコニコ
お嬢「なかなか大変ね」フゥ…
男「どれ、さっそく」チャリーン
男「ふんぬ!」ガランガラン…
男「(さて…願い事、願い事…)」ウーン…
お嬢「…どうしたのよ?」
男「いやなに…もう願うような事無いなって」
鴉娘「…」ニギッ
お嬢「…折角来たんだから、家内安全でも願いなさいな」
男「おお、それにしよう」パンパン
お嬢「…」
411 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 18:57:54.21 ID:ZFDMEhgpO
〜大通り〜
男「何か買っとくモンとかあるか?」
鴉娘「」フルフル
鴉娘「大丈夫」ニコッ
男「んーじゃ帰るか」
鴉娘「」コクン
お嬢「あら。もう帰るの?」
男「どっか寄りたいトコでもあるのか?」
お嬢「ええ、色々と。折角ですもの」
男「…出歩く事自体レアそうだしな」
お嬢「勿論アナタも…」
男「じゃ、俺らはこれで」
お嬢「えっ」
男「えっ」
社長「えっ」
鴉娘「(二人っきり、難しい…)」
412 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 18:58:57.53 ID:ZFDMEhgpO
男「どっから生えたんです…」
社長「人をタケノコか何かみたいに言うな」
お嬢「初詣かしら?」
社長「え、ええ。まあ…」ハハハ
お嬢「歯切れが悪いわね…何か隠してる?」
男「そらお前、巫女さん目当てで来たとか大声では言えんだろ」
社長「」
お嬢「…最っ低ね」
男「まぁ冗談だが」
社長「なんだ、バレてなかったのかw」
男「…」
鴉娘「…」ヒシッ
お嬢「…最っ低ね」
社長「」
〜自宅〜
男「(…で俺の家かよ)」
社長「ほうほう、なかなか良い家だ」キョロキョロ
お嬢「…あまりキョロキョロするものではないわ」
鴉娘「…どうぞ」コトッ
社長「おお、ありがとう!しかし…」
鴉娘「?」
社長「男と二人だと大変じゃないか?」
鴉娘「」フルフル
社長「そっか…」
413 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 19:00:00.46 ID:ZFDMEhgpO
社長「おいでパパだよ」ニコッ
鴉娘「」
男「…110、と」ピッピッ…
社長「か、軽いジョークじゃないか!」
男「社長の場合シャレにならないんスよ…」
社長「…どういう意味かね」
男「…」ジー…
社長「…」
男「ブッwフw」
社長「テメェェェ!」
ワー ワー…
お嬢「…本当に仲良いわね」
鴉娘「」コクン
お嬢「…娘ちゃんは、その…」
鴉娘「?」
お嬢「不自由とか…無い?」
鴉娘「大丈夫」ニコッ
お嬢「そう…」フフ
414 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 19:04:31.57 ID:ZFDMEhgpO
>>405 >>407 保守ありがとー!助かっておりますm(__)m
>>406 気に入って頂けたようで…ウェッヘヘヘ
>>409 ありがとう御座います。休み貰えました///
明日は休みだ!プチ旅行だ!サービスサービスゥ!ヒャッハア!!
…多分明日は書けませぬm(__)m
おめでとう
存分に楽しんできてくれ
416 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 20:59:29.01 ID:LPBOP00j0
417 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 21:07:35.36 ID:r9yKumaH0
>>1の自宅周辺が謎の大雪によって埋まる呪いをかけた
418 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 21:24:56.14 ID:fLxjryNp0
良かった!リフレッシュしてまた楽しい話書いてね
419 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/18(金) 22:03:03.05 ID:PWTQ3+uA0
またやるのか?
彼女と
スケベめ
やっと繋がったと思ったら、お休みおめ〜
楽しんで来てね!!
421 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/19(土) 15:28:56.47 ID:KkJFBmn2O
⊃☆
今頃お楽しみなんですな
423 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/20(日) 00:46:19.81 ID:gsSIqQq+0
ぐへへ…
うふふ…
425 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/20(日) 16:18:13.51 ID:zmNAFpdZ0
おほほ・・・
426 :
1 ◆ZbmUZ9sYwg @転載禁止:2014/04/20(日) 20:15:27.39 ID:nZA0q0J1O
お待たせしておりまする。今日は帰ってバタバタしたうえ、すぐ出るので取り敢えず御礼のみとなりまする。
>>415 ありがとう御座います。
実にええ休みでした。
>>416 >>417 人を呪わば穴二つ…穴…二つ…?前と後ろ…いや、上と下か!
>>418 いやぁ〜、温泉は良いですなぁ…リフレッシュ完了!
>>419 >>422 ええ、まあ…///
>>420 しっかり楽しんできました。ヘヘッ
>>421 保守、ありがとう!まま、ごゆっくり…つ旦~
>>423 >>424 >>425 ウェッヘヘヘ…
ゆっくりしてってくれろ?つ旦~
さ、仕事ですよ。行きますよ。
んだば またノシ
427 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 01:29:02.07 ID:iu/wSj/I0
温泉!いいなぁ〜
リフレッシュ出来たようでなにより
428 :
1@転載禁止:2014/04/21(月) 19:30:52.80 ID:fU8N27S0O
〜夜〜
ナーハハハ ドンチャン ワーワー
社長「気になるあの人のお部屋紹〜介〜」ヒック
男「…2階はダメですよ」
鴉娘「」コクコク
社長「なぁんでだぁ〜…あ///」
お嬢「?」
社長「…男の子だもんな///」ポン
男「ええ、まあ…」
鴉娘「?」
社長「わかった。ちょっとだけ!舐める程度!ね?」
男「嫌ですよ…栗の花畑にされそうですし…」
社長「男ぉ〜、いくら俺でもなぁ〜…」
男「(…まぁ流石に人ん家ではしないか)」
社長「5分や10分では無理だぁ!1時間はかかるぞぉ!w」ゲラゲラ
男「」
社長「センズリ妖精−コキ風−」キリッ
男「」ブチッ
男「ジャムだぁぁ!!」ドカッ
アッーー!
429 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 19:31:58.73 ID:fU8N27S0O
〜深夜〜
男「……ぅ」パチッ
鴉娘「起きた」ニコニコ
男「…ん〜…?」
鴉娘「大丈夫?」ナデナデ
男「(これは…膝枕か)」ツンツン
鴉娘「…くすぐったい///」
男「…あ、そうか。『ちょっと横になる』ってそのまま…」
鴉娘「社長さん、帰った」
男「ありゃ…悪いことしたな」
鴉娘「」フルフル
鴉娘「『楽しかった』って」ニコッ
男「…そうか」
鴉娘「部屋、行く?」
男「いや、もう動きたくないな…」フワァ〜…
鴉娘「あとで毛布用意する」
男「おお…助かる」ウトウト
鴉娘「お休みなさい」ニコッ
男「うむ…うむ…お休……み…」
男「」zzz…
鴉娘「(何か忘れて…)」
鴉娘「(あ…)」ハッ
鴉娘「(大丈夫、かな…?)」
430 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 19:33:00.33 ID:fU8N27S0O
〜翌朝〜
男「(天よ…御覧候え)」
鴉娘「…」クゥ…クゥ…
男「(それはいい。分かってる)」
男「(だが…)」
お嬢「…」スヤスヤ スリスリ
男「(……落ち着け、そう、確かあれは…)」
〜回想〜
男「(…弟、また痩せたか…?…いや、)」フルフル
頭「どうした?」
男「いえ、何でも」
頭「…お前、幽霊とか信じるクチか?」
男「?いえ」
頭「フン…」カチッ ボッ
頭「…人から恨まれる仕事してるとな?始めたてのヤツは『見え』ちまう事がある」フゥー…
男「…」
頭「しかし、2年3年と続けると…『そんな事言ってましたね。あはは』になる」
頭「…何故か解るか?」フゥー…
男「幽霊の正体見たり枯れ尾花…ってトコですか?」
頭「…人間は目と脳で物を『見る』」フゥー…
男「…」
431 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 19:34:05.89 ID:fU8N27S0O
頭「薬物中毒者や極限、あるいは恐慌状態にある者等…」フゥー…
頭「精神が参ったヤツは、ありもしない物を見たと言って騒ぐ」
男「…」
頭「俺達の場合、『自分は恨まれている』『死んだら化けて出てくる』」
頭「慣れないうちは、こういった思い込みが恐慌状態を作る」フゥー…
頭「…まぁ実際そんな存在が居るんなら」グジッ
頭「例えば、それぞれの帰宅を待ち伏せした一家惨殺…先に殺されたヤツは何やってたんだ?」
男「実は仲が悪くて見捨てた…とか」ハハ
頭「かもな。天寿を全うしてはいかん者も、実は愛されていた…とかな」ニヤッ
頭「…だが」
男「?」
頭「人間ってのは不安定な生き物だ。どうしても弱る時はあるさ」
頭「そん時は…頭で解っていても、おかしな物が見えたりするかも知れねぇ」
男「…」
432 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 19:36:50.03 ID:fU8N27S0O
>>427 ういうい///ゆっくりできやした。
まま、ごゆるりと…つ旦~
ああ、そうだ。早出だ。拒否権は無い…
433 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 19:38:04.41 ID:X32XDbsW0
おお更新されてる
434 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 20:32:15.43 ID:PDm3276M0
まさか・・・
気になる…
436 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/21(月) 21:47:48.01 ID:hYdnq0Ayi
>>151 >娘「…暖かくする」
>
>男「(でかしたクソッタレ!早めに頼むぜ!)」ガチガチ
>
>娘「出来る…筈」ゴソゴソ
>
>男「…?」ソー…
>
>バッサ
>
>男「!?」
>
>娘「こうかな…?」スリ…
>
>男「(手…いや翼!?いやいやしっかり…モフ…何じゃあこりゃあ!?)」
>
>娘「違うのかな…?」スリ…
>
>男「(胸毛…いや羽毛か…)」
>
>男「(………羽毛!?)」ゴホゴホ
>
>娘「…で、こう、かな…?」
>
>男「(……暖かい)」
>
>娘「うん、きっと合ってる…」スリスリ
>
>男「(何だ…鶴の恩返しか何かか…?)」
>
>男「(んーな事あるワケ…)」
>
>チャラ
>
>男「(…何だ?ネックレス?)」ソー…
>
>男「(何か結わえて…これは…足環…?)」
>
>娘「…良くなって」ギュッ
>
>男「(……そうか…お前か)」ゴホ…
>
>男「(ああ…しかし…これ、は…何と心地……)」
>
>男「」zzz…
437 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/22(火) 00:13:33.12 ID:EvPDZhda0
いちおつ〜!
かしら だよね…あたま って幽霊かと思ってしまった///
438 :
1@転載禁止:2014/04/22(火) 20:09:43.18 ID:l00PS4kJO
頭「そんな時ゃ、自分の一等大事な…あるいは頼りにしてるモンを思い浮かべな」
男「(弟…)」
頭「不思議と人間ってのは、それだけで余力が生まれるモンよ」
頭「前線の兵士が持つ、家族の写真効果だな」
男「…よく解る話です」
〜お茶の間〜
男「…」
鴉娘「…えへへ」クゥ…クゥ… スリスリ
男「(取り敢えず、こっちのあり得ないモノは置いておこう)」
男「(駄菓子菓子…)」
お嬢「…ぅん…」スリスリ
男「(俺には…もう……いや!)」ハッ
男「(ある…!)」
男「(辛い時、苦しい時…俺を支えてくれた…!)」
男「(初々し○妹!)」
男「…」
男「(…イイぞ。割とどうでもよくなってきた)」
男「(お前がリアルだろうと生き霊だろうと…)」
男「(退かぬ!媚びぬ!顧みぬ!)」
男「起きろオラ」
スパーン
439 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/22(火) 20:10:55.90 ID:l00PS4kJO
男「うまうま」パクパク
鴉娘「御節、無くなってきた」
男「そら美味いからな」ムシャムシャ
お嬢「…信じられないわ」ブツブツ
男「どーした?塩鯖要らんのならくれ」
お嬢「お父様にもブたれたことないのに…」
男「(よく言ってくれた!)」
男「殴られもせずに一人前になったヤツが、何処に居るものか!」キリッ
お嬢「!」
鴉娘「(教育、暴力…難しい)」
お嬢「…そうね(人の痛みが解らない人間は、大きくなれないとお爺様も…)」ジーン…
男「(決まった…満足だ)」
お嬢「でも」
男「?」
お嬢「今回のは起こし方の問題よね?」
男「…そういう見方もないこともないな」
鴉娘「無理だらけ」クスクス
お嬢「頭が悪くなったら責任とってもらうわよ?///」フン
男「ああ。燃えるゴミの日でいいか?」
お嬢「」
440 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/22(火) 20:12:02.69 ID:l00PS4kJO
男「だいたいお前、酔って仕方が無かったとは言え…」
お嬢「?」
男「成人女性が男の家に泊まるとか…」
お嬢「な、何考えてるのよ…イヤラシイ///」
男「…」
お嬢「?」
鴉娘「」オロオロ
男「…」ジー…
お嬢「///」ポッ
鴉娘「」アワアワ
男「…無い無い」フゥ…
お嬢「」
鴉娘「」ホッ
男「たまに愉快な点は評価するが…」
お嬢「私は不愉快よ!」
男「仮に、万が一、いや…1億歩譲ってアハン(はぁと)な関係になったとして…」
お嬢「…///」
男「…」
男「…恐ろしい」ブルルッ
お嬢「」ブチッ
アアァァァ!
イヤー! ハンニャー!
鴉娘「(今日も、平和)」クスクス
441 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/22(火) 20:20:48.36 ID:l00PS4kJO
>>433 お待たせ致しました。ごゆっくりー!
>>434 >>435 はてさて、どうなることやら…
まま、おひとつ…つ旦~
>>436 な、なんでげしょう?
>>437 ありがとねー!
ういうい///『かしら』に御座います。
稽古→お仕事ォ…
なんか開くだけでめちゃめちゃ重い…もうガラケーはダメなのかしら…?
ほいたら、また ノシ
ガラケは虐げられてるよね(´;ω;`)
ブラウザ変えたらちょっとマシになるかも
443 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/04/22(火) 22:24:55.20 ID:eaMKr5MP0
おいついた(^∇^)
1乙!続きも楽しみにしてますぜ!!
444 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/23(水) 07:56:19.38 ID:CItN+u+70
いちおつ〜!
ひょうひょうムキーッハラハラトリオ(長い)のやりとり和むな〜
445 :
1@転載禁止:2014/04/23(水) 21:36:28.18 ID:ShcHDem8O
〜昼〜
チンポーン
お嬢「来たわね」
男「?…ああ、迎えか」
鴉娘「お昼、もうすぐ…」
お嬢「大丈夫よ」ニコッ
鴉娘「?」
スタスタ…
男「まぁ見送りくらいはして…」
お嬢「お待たせ」ガサッ
鴉娘「…着替え?」
男「何…だと…?」
お嬢「さて、その前にお風呂ね」スタスタ カラララ…
男「な、何を当たり前のように…」ギリギリ…
鴉娘「ま、まぁまぁ」スリスリ
446 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/23(水) 21:38:03.77 ID:ShcHDem8O
〜20分後〜
お嬢「いいお湯だったわ…ポッカポカ///」
男「…何がポカポカだ。ア○ルー村でも行ってこい」
お嬢「何処…?」
男「んーな事よりメシ…」
お嬢「あ、娘ちゃん」
鴉娘「?」
お嬢「髪、手伝ってくれるかしら?」
鴉娘「」コクン
鴉娘「私の部屋」
お嬢「ええ。お邪魔するわね?」
パタパタ スタスタ
男「(たった一夜の宿を貸し…)」
男「(一夜で我が物顔をされ…)」
男「(男一代『侠客泣き』…!)」
男「…」
男「(馬鹿やってないで、たまには茶でも用意してやりますかね…)」
447 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/23(水) 21:39:12.02 ID:ShcHDem8O
〜30分後〜
男「……遅ぇ」
男「(茶が冷めるだろうが。まったく…)」
スタスタ
…コッチ…イイ?…エエ…アッ…
男「(何だ…?何だかイケない気配がするぞ)」
男「(…仕方が無い。茶を運んでやろう)」
男「(このままでは茶が冷めてしまう。それは茶に失礼というモノだ)」ウンウン
カチャカチャ
男「(よぉし…行くか)」ニヤニヤ
…ダメ……アァッ…!…
男「(…実にけしかりませんな!茶を運んでやったら偶然にもこのような!)」
男「こらぁ!」
バン
鴉娘「ここも凝ってる」モミモミ
お嬢「あぁ…凄くいいわ」ウットリ…
男「」orz ガクッ
448 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/23(水) 21:48:06.56 ID:ShcHDem8O
>>442 もうガラケーは潮時か!
書き込むのも一苦労ですね。重過ぎぃ…
>>443 ありがとねー!ポチポチ書いていきまする。
>>444 ういうい///気に入って頂けたようで何よりに御座います。
間に合った!んでは、お仕事ォ…ノシ
449 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/23(水) 22:28:58.10 ID:G3FQjqLo0
たとえそのようなことが起きたとして、お嬢は烏娘のことを今まで通りに接することが出来るだろうか
450 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/23(水) 22:30:10.81 ID:KWfERHCp0
451 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/23(水) 23:50:28.69 ID:o69TNNaH0
452 :
1@転載禁止:2014/04/24(木) 19:31:32.10 ID:N33/OgWrO
男「(…そうじゃないかな、とは思っていた)」orz
男「(だが…見果てぬ夢の眩さは…!)」
鴉娘「あ、男さん」
男「(溢れて尽きない涙にも似て…!)」
お嬢「…何やってるの?あら。お茶?」
男「裏切ったな、俺の期待を裏切ったな…!」
鴉娘「え…?え?」オロオロ
お嬢「わ、私が?アナタを?」
男「紛らわしい声をあげて人を惑わす外道!」
鴉娘「…?」
お嬢「な、何を想像したのよ!///」
鴉娘「…あ///」
お嬢「お茶を淹れてくるなんて気が利くじゃない、と誉めようと思ったのに…///」
男「ウルセー!俺はそこまで人間出来ちゃいねーんだよ!」バン!
鴉娘「み、見たい、の?///」
お嬢「…///」
男「いや、そこまでは(素)」
鴉娘「」
お嬢「」
453 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/24(木) 19:32:37.66 ID:N33/OgWrO
男「そんな事より腹へった。飯にしよう」
鴉娘「…用意する」
お嬢「…ねえ」
男「?」
お嬢「アナタ、好きな女性のタイプとか…ある?」
男「あるぞ」
鴉娘「!」
お嬢「聞いてもいいかしら?」
男「長くなるぞ?」
お嬢「かまわないわ」
男「家事が出来て優しいのが良いな」ウンウン
鴉娘「(家事、出来る)」グッ
お嬢「…そう。あとは?」
男「?…以上だが」
お嬢「全然長くないじゃない…」
男「長くなる予定だったんだが…」
お嬢「?」
男「どうでもよくなった」
鴉娘「」ズルッ
男「誰かと付き合うとか…あんま考えた事無いしな」
鴉娘「」ハァ…
お嬢「」フゥ…
454 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/24(木) 19:33:41.21 ID:N33/OgWrO
〜玄関 夜〜
お嬢「楽しかったわ」
男「…さいで」
鴉娘「また」ニコッ
お嬢「ええ」ニコッ
お嬢「出して頂戴」
運転手「はい」
ブロロロロ…
男「嵐が去ったか…」
鴉娘「楽しそうだった」ニコニコ
男「まあ本人も『楽しかったわ』なんて言って…」
鴉娘「」フルフル
鴉娘「男さん」ニコッ
男「…認めたくないものだな。自分自身の、若さ故の過ちというモノは」キリッ
鴉娘「?」
男「というか馬鹿なことを言うのはこの口かい?この口がイケないのかい!?」ギューッ
鴉娘「…ひひゃい」
男「まったく…」パッ
鴉娘「…楽しくなかった?」
男「いや、まぁ…ぼちぼち、いや…ほんのりとは楽しかったが」
鴉娘「わかった」ニコニコ
男「(何かに…敗けた気がする…)」ガクッ
455 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/24(木) 19:41:04.76 ID:N33/OgWrO
>>449 さぁて…どうなんでしょうなぁ…?
まま、先をお楽しみに。ヘヘッ つ旦~
>>450 そんな事はアレですよ。『一人静』で///
>>451 あ、旦那ァ、いやぁなにねぇ?さっき
>>450の旦那が『やる気あんのか』って。へぇ、んじゃあっしはこれで…
早出&残業、らしい…グスン
456 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/24(木) 21:57:12.77 ID:wAA9IqWp0
頑張れ
また出来る日まで
この調子だとGWも休めなさそうな
458 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/24(木) 23:41:40.48 ID:cHpKY77jO
完全にブラックだし過労死する前にやめて転職したほうがいいよ
仕事の黒さが鴉並み
460 :
1@転載禁止:2014/04/25(金) 19:42:36.17 ID:Ex7sTxKfO
今日は無理に御座います。色々バタついておりまして。
ごめんなさいましね?
>>456 ありがとう御座います。
ゆっくりしていって下さい。つ旦~
>>457 GWは厳しそうですな…一日くらいはくれると思いますが。
……多分。
>>458 飴と鞭の上手な会社でしてね…ヘヘッ
>>459 おや。上手いことを仰る///
んだば、また ノシ
男は正月休みを満喫してるというのに1ときたら
462 :
1@転載禁止:2014/04/26(土) 19:30:51.71 ID:TmQUQoYgO
〜翌朝〜
男「…よく寝た」フワァ〜…
鴉娘「おはよう」
男「おはよーさん」
鴉娘「今日はお餅」
男「おお、焼きたてが美味いんだよな」
鴉娘「七輪」ニコニコ
男「いいねぇ〜」
鴉娘「今日、よかったらお買い物…」
男「おう。行くか」
鴉娘「」コクン
男「まぁ取り敢えず餅焼こ、餅」
鴉娘「すぐ焼く」クスクス
男「う…頼む」
鴉娘「任せて」ニコッ
463 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/26(土) 19:31:56.15 ID:TmQUQoYgO
〜お嬢宅〜
お嬢「爺、頼みがあるの」
執事「ホッホッ、この爺めに出来ることならなんなりと」
お嬢「家事を教わりたいの」
執事「」ステーン
お嬢「…爺?」
執事「も、申し訳ありませんお嬢様。爺めももう歳、今一度…」
お嬢「家事を教えて頂戴」
執事「」ステーン
お嬢「…遊んでいるのかしら?」
執事「め、滅相もありません」
お嬢「…」
執事「と、取り敢えず」ゴホン
執事「家事と一口に言っても色々御座います。炊事、洗濯、清掃等々…」
お嬢「そうね…取り敢えずは炊事かしら?」
執事「…お嬢様、人には向き不向き、得手不得手、さらには適材適所と
お嬢「料理を覚えたいわ」ウンウン
執事「何故、また急にそのような事を…」
お嬢「…」
464 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/26(土) 19:33:01.10 ID:TmQUQoYgO
〜スーパー 昼〜
男「あとは…」
鴉娘「電球と乾電池。最後に食材」
男「…見事だ」ポフッ
鴉娘「行ってくる///」
男「ああ」
タタタ…
男「(まぁ荷物持ちくらいしか出来んわな…ん?)」
男「(アレは…!)」ピキーン
スタスタ
男「(やはりエロ雑誌コーナーか…どれどれ)」
男「(…ほう、ほう……うむ…なかなか…)」
〜物陰〜
?「(…?)」
?「(アイツは…!)」
465 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/26(土) 19:35:13.94 ID:TmQUQoYgO
>>461 けしからんこってす、へい。
まま、おひとつ つ旦~
そうよ!そのまさかよ!
…早出、なの(はぁと)
466 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/26(土) 20:39:29.28 ID:pc2QWlJB0
俺も連休なしで仕事だ
頑張れ
467 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/26(土) 21:24:58.85 ID:qAJ6VZf60
いちおつ!
うう…まさかこの展開は…
468 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/26(土) 21:26:28.08 ID:qbRkAGy/0
うっ嘘だろ…
ヤメテ(´;ω;`)
470 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/04/26(土) 22:54:31.01 ID:/SdRayJT0
典隆か!?(´・ω・`)
471 :
1@転載禁止:2014/04/27(日) 19:22:23.99 ID:T6i0//DDO
〜お嬢宅〜
執事「……非常に申し上げ難いのですが…」
お嬢「…黙っているほうが失礼よ」
執事「……0点、ですな」
お嬢「」
執事「…何故お米を研ぐのに洗剤をお使いになったのですかな?」
お嬢「爺が『要するにお米を洗うのです』って言ったんじゃない」
執事「…何故パスタが洗濯機で回っているのですかな?」
お嬢「爺が『冷水でもみ洗いを』って…」
執事「…何故肉が香水漬けになっているのですかな?」
お嬢「爺が『臭みをとりましょう』って…」
執事「(まずは基本を…と、易しいものから選んだというのに…)」
執事「(ここまでとは…)」orz ガクッ
472 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/27(日) 19:23:27.37 ID:T6i0//DDO
〜大通り〜
鴉娘「帰ったらすぐ支度する」ニコニコ
男「ああ、楽しみだ」
男「…」パカッ クイッ
鴉娘「携帯、調子悪い?」
男「ん?いや…」
鴉娘「さっきから開いたり閉じかけたり」クスクス
男「あ〜…開閉が緩くなったみたいでな」クイッ
男「(尾いて来てるな…)」
鴉娘「買い替える?」
男「…娘、ちょっと寄るトコ思い出した」
鴉娘「一緒に…」
男「いや、すぐ済むから…飯の支度頼むわ」
鴉娘「わかった」ニコッ
男「すまんな」
鴉娘「」フルフル
鴉娘「美味しいの、作る」グッ
男「ああ」ポフッ
鴉娘「///」
男「じゃ、行ってくるわ」
鴉娘「」コクン
スタスタスタ…
男「(…さて)」スタスタ
男「…」パカッ クイッ
男「(…やっぱ俺か)」
473 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/27(日) 19:24:32.33 ID:T6i0//DDO
〜路地裏〜
?「クソッ!見失った!」
男「誰か探してんのか?」
?「!」クルッ
?「テメェ…!」
男「…どうにも見覚えが無いな。人違いじゃないのか?」
?「…債務者って名前、聞き覚えあるだろ」
男「いや?」
?「はは…一々切り取った相手なんざ覚えてないってか!?」
男「ああ、なるほど。まぁ、そうだな」
?「俺は債務者の息子だ!」
男「(……頭)」
─自分が決めて行った事に─
─言い訳をするな─
─泣き言を言うな─
─許しを乞うな─
債務息子「テメェらのせいでなぁ!工場は閉鎖、家族はバラバラだ!」
男「知らんよそんな事は。興味も無い」
債務息子「はっ…ははは、そうだろうな…絵に描いたようなクズ野郎だ!」
債務息子「…殺してやる」チャキッ
男「…」ニィッ
474 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/27(日) 19:25:45.46 ID:T6i0//DDO
債務息子「なにヘラヘラしてんだよ…?本当に刺したりしないなんて思ってんのか?」
男「いや?家族が絡めば後先や他人なんざ、どうでもよくなるよな」
男「(長生きして…か。はは)」
債務息子「…テメェらのせいでなぁ!テメェらのせいでなぁ!!」
男「…良い教訓になっただろう?」
債務息子「な…に…?」
男「そういったトコで金借りて…」
債務息子「…」
男「さらには借りる時には納得し、感謝までしておきながら…返せないと泣き付く」
債務息子「!」
男「お前の親父はそのツケを払ったダケだ」
男「自業自得ってんだ」ハハハ
債務息子「テメェ!」ダッ
ズンッ
475 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/27(日) 19:32:14.28 ID:T6i0//DDO
>>466 1日くらい休めるといいな…お互いに。
>>467 ありがとー!続きをお楽しみにしやがれ下さい///
>>468 バ…バーニィ!!
>>469 ままま、落ち着きなすって…つ旦~
>>470 ?
さぁ、今日は馬鹿の尻拭いで早出ですよ…ウェッヘヘヘ
476 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/27(日) 20:43:08.67 ID:QA8t4Mg70
いちおつ!
IDがDOだね、やるっきゃないね
やめてぇぇぇ(´;ω;`)
478 :
1@転載禁止:2014/04/28(月) 22:09:39.87 ID:4CvdSeXRO
ちくと遅くなりまする///
平に、ひ〜ら〜に〜m(__)m
479 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/04/29(火) 00:00:06.81 ID:M53+LuT10
楽しみにしてますぜ(^-^)v
480 :
1@転載禁止:2014/04/29(火) 00:21:07.51 ID:9dVya9hcO
〜自宅〜
鴉娘「(遅い…)」
鴉娘「(もうご飯の支度も終わったし…見に行ってみようかな…?)」
鴉娘「…」ウーン…
プツッ コトッ カラカラ…
鴉娘「(足環が…やだ、チェーン…切れ…)」
鴉娘「(まさか…!)」
〜お嬢宅〜
執事「取り敢えず、料理の基本よりも先ず…」
お嬢「…常識から、ね?」
執事「…はい」
お嬢「…面倒を増やすわね。爺」
執事「」ステーン
お嬢「…流行っているのかしら?」
執事「い、いえいえ…」
執事「…しかし」
お嬢「?」
執事「男様は幸福者ですなぁ」ヒョッヒョッヒョッ
お嬢「ちちち違うわよ!///」
お嬢「家事の一つくらいこなせずして、その…アレよ!///」
執事「はい」ニコニコ
ピキッ カラーン
お嬢「…?」
執事「お嬢様、面が…」
お嬢「!」
481 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/29(火) 00:22:12.39 ID:9dVya9hcO
〜路地裏〜
債務息子「やった!はは…!どうだ!」
男「…この…ヘタクソ…ッ!」ゴフッ
ビシャ
債務息子「ひ…ッ!」
男「もっと…上、だ」
債務息子「な、なな…!」ペタン
男「ふ、ん…!」ズッ
男「…」スッ
債務息子「ひ…!やめ…!」
男「なんだ、お前…人には、向ける、くせに…向けられる、覚悟は…無ぇのか」ゴホッ
債務息子「い、ひぃ…」ガクガク
男「返、す…やり、直せ」ヒョイ
カラン
債務息子「ヒィィわあぁぁぁ!!」ダダダッ
男「お、おい…待…」
ズルッ ドシャッ
男「(この状態で…放置プレイか…)」ゼェゼェ
男「(まぁ、これなら…弟も怒らないだろ)」
カツッ
男「(…携帯……せぇのっ…!)」バキッ
男「(残念…うっかり折っちゃった…)」
男「(ワリィ、もう打つ手ゼロ、だ…弟)」フフ
482 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/29(火) 00:23:17.29 ID:9dVya9hcO
〜大通り 上空〜
カラス「(別れたのは、この辺…)」バサバサ
バササ
バサバサ
カラス「(…居ない)」
カラス「男さーん!」カァー カァー
バサバサ
烏「ようお嬢ちゃん!飯でもどーお?」カァー
カラス「ごめんなさい」カァー
烏「そう言わずによ?出来たてがあるって聞いてな?今から行くトコなんだわ」カァー カァー
カラス「出来たて…?」カァー
烏「そそ。人間の。正確には出来たてかけらしいんだけどw」カァー カァー
カラス「…!」
〜お嬢宅〜
お嬢「…ダメね。携帯は繋がらないわ」
執事「固定の方も不在のようですな」
お嬢「…爺、男の携帯のGPSを使えないかしら?」
執事「家族ならまだしも…とはいえ、使えない事もありませんが…」
お嬢「…やりなさい。いくらかかってもいいわ」
執事「直ちに」
483 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/29(火) 00:28:11.27 ID:9dVya9hcO
>>476 ありがとねー!
DO…?ディオ…は違うしな…はて?
>>477 さぁて…どうなるんでしょうなぁ…
へぇ、まゆっくりいきやしょ つ旦~
>>479 気に入って頂けたようで何よりです。…ウヘヘ
さ、仕事行きますよ。今日も尻拭いですよ。ええ。
484 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/29(火) 00:29:05.29 ID:EGNniNk40
愛されてるな
男は
485 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/04/29(火) 00:41:55.55 ID:M53+LuT10
そんな男になりたいぜw
>>1も仕事頑張ってな!!
自分は休みじゃけ、飲んで寝ますzz
ハンニャーが割れたのか
久しぶりにカラスちゃん本体が見れたと思ったらこのシーン…(´;ω;`)
487 :
1@転載禁止:2014/04/29(火) 18:19:55.75 ID:9dVya9hcO
おはよう御座います。
何と『今から出て来い』との事に御座います。
…いつかカンチョーしてやる…
>>484 エエですなぁ…ホロリ
>>485 そ、そう言えば世間様は祝日だとか!
ウヌレ〜…
>>486 すいやせんねぇ…
まま、ごゆるりと つ旦~
んだば、またノシ
488 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/04/29(火) 19:35:36.12 ID:/O7aAomi0
489 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 04:46:12.72 ID:dwKAz5R10
さてと俺も仕事いくか
490 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 06:14:56.83 ID:UmTTu0iuO
とてつもなく気になる所で…!!
wktkしながら保守
492 :
1@転載禁止:2014/04/30(水) 19:33:13.48 ID:98FFX1ojO
〜路地裏 上空〜
烏「お、あれだなw」カァー
カラス「!」バササ
トトッ
烏「おいおい、そんな焦んなくても…」カァー
パアァァ…
鴉娘「男さん!」ガシッ
烏「」
〜お嬢宅〜
執事「…ほう…ふむ…映せるなら…んむ…では」ガチャ
お嬢「どう?」
執事「場所は判りましたぞ。丁度良い位置に居た衛星ともリンク、今モニターに画像を」
お嬢「…流石ね」
執事「いえいえ」ホッホッ
お嬢「偶然が重なったダケだと思うけど、一応…一応ね?」
執事「はい」ニコニコ
パッ
お嬢・執事「!」
493 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 19:34:17.26 ID:98FFX1ojO
〜路地裏〜
鴉娘「(どうしよう…血、失い過ぎてる)」ギュッ
鴉娘「男さん!男さん!」ペチペチ
男「…」グッタリ
鴉娘「(携帯、救急車!)」ハッ
携帯「」ポッキリ
鴉娘「…」ペタン
鴉娘「誰か…!」
〜ドクターヘリ〜
ババババ…
お嬢「……アレよ!」
救急A「了解、降下準備」
救急B「いつでも行けます」
救急C「同じく」
救急A「よし、降下!」
救急B・C「了解!」
救急A「続け!」シュー
救急B「いやぁ、一度言ってみたかったことがあって…」
救急C「お前こんな時に…」
救急B「ガン○ムってあるじゃん?あの主人公の
お嬢「グズグズしない!」ゲシッ
Bイッキマース! シュー
お嬢「…」チラッ
救急C「エ、エンットリィィィィ!!」シュー
お嬢「(お願い…どうか…!)」
494 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 19:35:22.22 ID:98FFX1ojO
〜?〜
男「光が…広がっていく…」キリッ
クスクス
男「何が可笑しい!」クルッ
弟「に、兄ちゃん」ケタケタ
男「」
弟「…痩せたね。ううん、窶れた、だね…」
男「…なぁに、最近は美味いモン食ってっから…」
弟「…うん」
男「お前は、変わらないな…モヤシみてぇな…モヤシ、みてぇ…な…ッ」ボタボタ
弟「うん…!」ボロボロ
ガッシ
男「この野郎…!この野郎!」グリグリ
弟「暴力…グスッ、反対…!」アワアワ
495 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 19:36:27.81 ID:98FFX1ojO
弟「ふむふむ…で、折ったと」
男「いやいや、『折れた』んだよ」ウンウン
弟「…」ジト…
男「…も、もしかしたら少し力が余分に入ったかも」
弟「」ハァ…
男「もういいじゃねーか、こまけぇこたぁ…な?」
弟「よくないよ…」
男「おお、そうだ。親父とお袋は?」
弟「あ〜…『追い返してこい』って…」
男「…追い返す?」
弟「兄ちゃん、まだ…」
男「…我ながらしぶといな」
弟「うん…そろそろ帰らないと…」
男「…帰ったら、会えなくなるんだろう?」
弟「弱った兄ちゃんが見てる幻かもしれないよ?」クスクス
男「イイじゃねーか。それでも」
弟「…」
496 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 19:41:00.98 ID:98FFX1ojO
>>488 ういうい///ありがとう御座います!
>>489 お互い、仕事厳しそうですなぁ…
まま、ゆっくりしていって下され つ旦~
>>490 すいやせんねぇ…ウェッヘヘヘ
お待たー!
>>491 お待たせ致しやぁんした。ささ、ごゆるりと。つ旦~
ああ、解ってるって?そう、早出だよ…
497 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 19:42:47.39 ID:lYq3Ocyo0
見てるよー
仕事頑張ってくれ
498 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/04/30(水) 19:45:49.87 ID:kgoJ0dtF0
上司「ちょっとハワイに出張に行ってくる」
499 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/01(木) 00:07:33.01 ID:gW1/rXMx0
おつおつ!
500 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/01(木) 00:10:52.36 ID:q6nEJC6p0
うわー…念のため保守
501 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:8) @転載禁止:2014/05/01(木) 04:10:47.92 ID:3q1S7EOq0
な、なんか涙が…
ゆっくりでいいから続き楽しみにしてます。
ほっすー
503 :
1@転載禁止:2014/05/01(木) 19:38:06.77 ID:cHNK03FAO
男「それに…ほっとけば死ぬんだろ?」
弟「!」
弟「歯ぁ食いしばれ!そんな兄ちゃん、修正してやるッ!」ダッ
バキッ
男「くっ…これが若さか…」
弟「折れたー!」ゴロゴロ
男「」
ホラホラ ナレナイコトスルカラ… ウン ゴメンネ
シュゥゥ…
弟「あ、治った」
男「便利だなオイ」
弟「兄ちゃんがバカな事言うから…」
男「…」
弟「ほら、これ見て」ポゥ…
男「何だこれ…?」
男「ん〜?…病院か?」
弟「…」
男「あ、俺が寝てる」
504 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/01(木) 19:39:12.29 ID:cHNK03FAO
鴉娘「嫌!グスッ、起きて!」グスッ
鴉娘「塩鯖、作る!たくさん!…グスッ…だから…!」ワァァァ!
男「(娘…)」
弟「普段、大きな声なんて出さない子が…」
男「…」
弟「ほら、隣の人も…」
お嬢「ダメ…ダメよ、しっかりしなさい…!」ギュッ
お嬢「ね?いくらでも軽口叩かせてあげる。だから…!」ポロポロ
男「(お嬢…)」
弟「普段、あんなに…アレな人なのに」
男「ア、アレとか言ってやるな」
弟「…一応、その隣の人も」
社長「男ぉ…ヒック、ダメだぁ、起ぎろよぉ…!」ボロボロ ズーッ ズビーッ
男「うへぇ…」
弟「うわぁ…」
505 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/01(木) 19:40:17.66 ID:cHNK03FAO
弟「ま、まあ、大体分かったよね」
男「…ああ」
弟「…ごめんね?いっぱい無理させて」
男「…いや」
弟「兄ちゃん」
男「うん?」
弟「でもやっぱり、兄ちゃんの弟で良かった」ニコッ
男「…そうか」
弟「…また、暫く会えなくなるね」
男「…寂しいのか?」
弟「兄ちゃんの弟だから」ニコッ
男「…そうだな」ニッ
ピッ…ピッ…
ピッ……ピッ…
弟「兄ちゃん、そろそろ行かないと」
男「…ああ、分かってる…分かってるよ」
506 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/01(木) 19:41:22.94 ID:cHNK03FAO
社長「起ぎねぇどぉ…グスッ、ヒック…お前の母ぢゃんの写真でコくぞぉ…!」ズーッ ズビーッ
男「行ってくるわ」
弟「シバいといて」
男「任しとけ」
〜病院〜
ピッ…ピッ…
ピー…
鴉娘「そ…そんな…!」ガシッ
お嬢「──ッ!」ガクッ
社長「嘘だッ!!」ガバッ
医師「せめてもう少し早ければ…」
男「…」ムクッ
社長「お、男!」
医師「」ステーン
鴉娘「」
お嬢「」
社長「帰っでぎだ…戦士達が帰っでぎだ…!」パァァ
男「うるるおぁ!!」バキィッ
社長「はきゅん☆!」バタッ
男「何が『はきゅん☆』だ…プロハンター様か…テメーは…」ゼェゼェ
鴉娘「お、男さーん!」ダキッ
男「お、ただいま…でいいのか?」
お嬢「お、遅い、わよ…!」グスッ
男「ワリィ…でいいのか?」
社長「」シクシク
507 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/01(木) 19:48:22.09 ID:cHNK03FAO
>>497 毎度〜!楽しんでいって下され!
>>498 …許さねぇ…あの怒り肩のゴキブリ…
>>499 ありがとう御座います。どうぞごゆっくり。
>>500 VIPが落ちると恐怖ですな…
助かっております!
>>501 うい///どうぞ先をお楽しみに…
>>502 保守ありがとー!
まま、おひとつ つ旦~
はい。早出です。GWは2日間休みくれるとかナントカ…
508 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/05/01(木) 20:51:51.82 ID:3q1S7EOq0
泣けてくる…
トレーラー運転手な自分はカレンダー通りの休み。>>1無理せず頑張ってな!
社長…………
いい社長だな…
GWは1日だけ休みだわ
休みくれるとええなー
511 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) @転載禁止:2014/05/01(木) 22:21:44.62 ID:3q1S7EOq0
>>508だが、、、
泣けてくるってのは>>1の仕事に対してじゃないからな(;´д`)
ストーリーなwストーリーw
512 :
1@転載禁止:2014/05/02(金) 19:30:17.69 ID:cPmrPf3bO
〜翌朝〜
鴉娘「着替え、持って来た」スッ
男「お、ありがとよ」
社長「しかし良かった良かった…」
男「すんません、仕事…」
社長「いいんだ。ゆっくり休め」
お嬢「警察とかは頼まれた通りにしたけど…」
男「助かる」
お嬢「…本当は何があったの?」
鴉娘「…」
男「いやぁ…ちょっと切腹の練習を…」
お嬢「」
男「ちょっと熱が入ってな?」ウンウン
社長「ほぉ〜、どんな風に?」
男「…見たいんですか?」
社長「見せてもらおうじゃないか?なあ?」ニヤニヤ
男「…仕様の無い」チッ
社長「あ!今舌打ちした!今社長に向かって舌打ちしたなぁ!」
鴉娘「」クスッ
男「…んでは」スッ
社長「無視すんな!泣くぞコラ!」ジワッ
513 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/02(金) 19:31:22.85 ID:cPmrPf3bO
男「上司のお嬢が腹を切る折…」
お嬢「…」ピクッ
男「いみじくも、こう申しておりました…」
鴉娘「…」
男「時の流れが、早過ぎると──」
社長「…」ウルウル
お嬢「…満足かしら?」ピクピク
男「まだだ!ここから共に腹を切る老武者にペコリと頭を下げ!」
男「お先に…」
鴉娘「(…完全に入ってる)」
社長「」ブワワッ
男「で、プスッと」
お嬢「…真面目に話す気は無いのね?」フゥ…
男「…まぁ、ありゃもう来ねーだろうし」
お嬢「…そう」
鴉娘「…」ジー…
男「大丈夫だ」ポフッ
鴉娘「…///」コクン
男「……あれ?社長は?」
お嬢「泣きながら飛び出していったわ」
男「ふむ…俺の演技力も捨てたもんじゃないな」
お嬢「………そうね」
514 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/02(金) 19:32:31.77 ID:cPmrPf3bO
〜お嬢宅 昼〜
お嬢「爺」
執事「はい」
お嬢「流石の爺も、私の完璧なポーカーフェイスで気付かなかったでしょうけど…」
執事「…」
お嬢「あの口が悪くて、不躾で、性格も捻くれている…その…」
執事「…好きなんですな?」
お嬢「///」カアァァッ
お嬢「…ど、どうして…///」
執事「…年の功、というヤツですな」ヒョッヒョッ
お嬢「さ、流石は爺ね///」
執事「いえいえ(バレバレじゃあ!…とは言えんしの)」
お嬢「で、その…仲良く…とか、ランクアップ…とか…///」ゴニョゴニョ
執事「では先ず…」
515 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/02(金) 19:33:37.94 ID:cPmrPf3bO
〜病院〜
男「」zzz…
鴉娘「(…よく寝てる)」
男「上が…変わると……やっぱ…ダメな…ダークソ○ルU…」ムニャムニャ
鴉娘「(ど、どんな夢を…)」
男「先生…ッ!ぼかぁ、ぼかぁもう…ッ!!」
鴉娘「…」
鴉娘「(…えい)」ペチッ
ニギッ
鴉娘「(…手、握られた)///」
男「娘……塩鯖…3つ…」ムニャムニャ
鴉娘「…わかった」クスクス
鴉娘「…」
鴉娘「」キョロキョロ
鴉娘「(…ちょっとだけ…1回だけ…)///」ソー…
鴉娘「(大丈夫、フレンチなの、ノーカン)///」ドキドキ
男「違う!俺はエ○ダ編のガナ○ドになって『テコキ』って叫びながら追いかけたいダケだ!」ガバッ
鴉娘「」
男「…夢か」フゥ…
516 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/02(金) 19:39:14.06 ID:cPmrPf3bO
>>508 >>511 ういうい///楽しんで頂けりゃあ、それで…ヘヘッ
>>509 おっ母の写真はいけやせん…ええ。
>>510 信じ難いことに、3日4日と連休頂きました。
後が怖ぇ…
明日、明後日は…まぁ、その…色々と///
御容赦!
ま、今日は早出なんスけどね…
517 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/02(金) 22:00:07.47 ID:dZ1/GB9I0
いちおつ!
連休良かったね!!!
保守は頑張る
518 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/02(金) 22:52:16.10 ID:z1XDX5Oj0
しちゃうのね
裏切り者め
休み無しだぜ
鴉ちゃんが大胆になってきましたな
1に休暇日数で負けるとは無念…
520 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/03(土) 23:09:33.79 ID:a750nG7yO
お休み保守
521 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/04(日) 06:51:37.63 ID:PWbyTQnC0
仕事だぜ
同じく仕事だよ保守
523 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/05(月) 00:56:19.67 ID:mF7T2IqoO
連休おめ&びっぱー来襲保守age
524 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/05(月) 00:57:22.86 ID:mF7T2IqoO
連休おめ&びっぱー来襲保守age
525 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/05(月) 08:33:44.83 ID:J9aOa24W0
ほ
526 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/05(月) 09:13:31.83 ID:J9aOa24W0
射畜になってるのだろうな
今頃は
馬並…じゃなくて馬車馬のように働いているんだろう
528 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 03:12:57.67 ID:O/R2B7ob0
ほしゅー
529 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 18:44:03.12 ID:/sx6oBah0
明日から仕事かぁ
530 :
1@転載禁止:2014/05/06(火) 19:18:53.04 ID:MtrVMxh9O
〜病院 夜〜
男「(…暇だ。社長、本でも持って来てくれねーかな…)」
コンコン
男「(?…面会の時間は終わってる筈…看護婦さんか?)」
男「どうぞ」
ガチャ
頭「…よう」
男「頭…お久し振りです」ペコッ
頭「ああ。生き返ったと聞いたが」
男「…弟に会いました」
頭「…そうか」
男「弱ってたんですかね」ハハ
頭「…かもな」
男「頭は笑うかもしれませんが…」
頭「…」
男「弟に会って、話して…何か、こう…マシになったような」
頭「…」
男「…そんな気がします」
頭「確かに…辞めるときより、遥かに良い面んなったな」
男「…」
頭「…じゃあな。二度と馬鹿な真似はするな」ガチャ
男「!」
頭「まぁ、もう心配要らねぇか…」バタン
男「…」ペコッ
531 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 19:19:57.95 ID:MtrVMxh9O
〜翌朝〜
男「これは…」
社長「お前なら、きっと…そう思ってな」
男「……無理です」
社長「はっ!腰抜けが!」
男「何だと…ッ!」
社長「フッ…やはりか。バカだのアホだのは笑って許せても…」
男「…」
社長「ナメられるのは許せねぇ…『漢』なのさ」
男「!」
社長「そんなお前が、戦う前から白旗か!?」
男「お、俺としたことが…すみません、社長」
社長「…だがまぁ、解らなくもない。いくら見た目が美少女でも、実は野郎だからな」
男「ええ」
社長「そこで…」ゴソゴソ
社長「これを慣らしに使え」スッ
男「これは…」パラパラ
社長「簡単に言えば、クララが付いた女だ」
男「なるほど…」
社長「じゃ、クララによろしくな」
男「ども」
532 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 19:21:02.62 ID:MtrVMxh9O
〜昼前〜
男「(取り敢えず夜までは読むだけにしとこう…)」ペラッ
男「(しかしピクリともしない)」ペラッ
男「(クララのバカ!意気地無し!)」ペチペチ
男「(…まぁ焦るこたないか。いつか、こう…)」
男「クララが勃ったー!クララが勃ったー!」キャアァァァァ
ボトッ
男「という日も…うん?」
お嬢「…いきなり叫ばないの。ビックリするでしょう?」
男「おお、いらっしゃあい」クイッ
お嬢「…今日は娘ちゃんは?」
男「家事もなかなか大変だしな…毎日来るのは無理だろ」
お嬢「そ、そう」
男「出来ておるのう…娘は」キリッ
お嬢「(爺が言うには、献身的な介護は心動かされるもの…)」
お嬢「な、何かして欲しい事とか…あるかしら?」ニコッ
男「…何を企んでる?」
お嬢「」
533 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/06(火) 19:24:33.10 ID:MtrVMxh9O
>>517-529 方々、保守等ありがとう御座いましたm(__)m
ええ、またぽちぽち///
え?早出っス。はい。
534 :
!ninja@転載禁止:2014/05/06(火) 20:22:14.20 ID:XyA2I5Cp0
待ってたよ(°∀°)b
乙
お嬢頑張るねぇ
536 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/07(水) 05:11:18.30 ID:oV4DWlyF0
おはよう
537 :
1@転載禁止:2014/05/08(木) 00:20:56.12 ID:E1D4fWgHO
男「…なるほど。要するに見舞いか」
お嬢「…他に何があるのよ」
男「ザマァwとか」
お嬢「何で高いお金払ってまでそんな事するのよ!」
男「…やっぱ高いのか」
お嬢「そうよ」フフン
男「さては!そうやって金の事を盾にして!俺を好きにする魂胆か!」ハッ
お嬢「え、ええ!?」
男「くっ!殺せ!」
お嬢「違うわよ!話を聞きなさいよ!」
男「まぁ落ち着け。茶でも飲むか?」コポコポ
お嬢「く、くぬ…」ギリギリ…
ズズッ
お嬢「…私がそんなセコい真似するワケ
男「知ってるよ」
お嬢「?」
男「ワリィ、冗談が過ぎたな…」ウルウル
お嬢「!」
お嬢「(ウソ…そんな…)」
男「勘弁、な…?」ポロッ
お嬢「い、いいのよ!そんなに気にしなくて…ね?」
538 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 00:21:59.16 ID:E1D4fWgHO
お嬢「(うぅ〜、なにやってるのよ私は!)」
男「…」ピッピッ…
お嬢「(そうよ、男が元気なのが一番…目薬?)」
男「ん〜…」パチッ…パチッ…ィヨシ!
お嬢「…」
男「俺は…ついついやり過ぎちまうんだ…」ポロポロ
お嬢「…ねぇ」
男「お嬢、こんな俺を許し
ギュ〜
男「…はーへん」
お嬢「まったく…」パッ
コンコン
男「どーぞー」
ガチャ
鴉娘「具合、どう?」
男「さっきまでお嬢に泣かされてたトコだ」
お嬢「」
鴉娘「そうなんだ」クスッ
男「今日も来てくれたのか…すまん。家の事も任せっきりだな」
鴉娘「大丈夫」グッ
男「…頼む」ポフッ
鴉娘「任せて///」
お嬢「…」
539 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 00:23:02.78 ID:E1D4fWgHO
〜昼〜
コンコン
看護婦「お昼でーす」ガラガラ
カタッ カチャカチャ
男「どうも」
看護婦「ではー」ガラガラ
男「そういやお前ら、昼飯は?」
鴉娘「…あ」クゥ〜…
男「お」
お嬢「あら」クスッ
鴉娘「///」カァァッ
お嬢「ここはご飯食べる所もあるから、行きましょうか?」
鴉娘「///」コクコク
男「俺も…」
お嬢「ダメよ。アナタはそれ(病院食)を食べなさい」
鴉娘「栄養、考えられてる」
男「ぬぅ…」モソモソ
お嬢「ふふ、少しの間の辛抱よ」ニコッ
男「お…ぅ」ドキッ
鴉娘「…」
お嬢「さ、行きましょう」
鴉娘「…」コクン
バタン
男「…気のせいだ…疲れてるんだ…」
540 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 00:29:15.64 ID:E1D4fWgHO
>>534 お待たせ致しました。ささ、どうぞ楽に…つ旦~
>>535 そう…とあるアルカナがこう示した…
強い意志と努力こそが、唯一夢を掴む可能性であると
>>536 ういうい///こんばんは。
今日は携帯オンゲのギルドイベントでしたm(__)m
さぁ…仕事の時間だ…
ドキッ…だと…?
542 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 13:39:20.08 ID:5FJYDyN/0
>>540 ガラケーでオンゲ・・・!!?
何てタイトルかよかったらおしえろください
あっ、
>>1おつ(´・ω・`)
543 :
1@転載禁止:2014/05/08(木) 19:27:19.33 ID:E1D4fWgHO
〜食堂〜
お嬢「好きな物頼んでいいわよ」ニコッ
鴉娘「」コクン
お嬢「…毎日大変だものね。こんな時くらい
鴉娘「」フルフル
お嬢「…いいのよ?たまには手を抜いても」
鴉娘「好き、だから」
お嬢「!」
お嬢「…えーと…それは、つまり…」
鴉娘「…男さん///」
お嬢「…(やっぱり…)」
鴉娘「アナタも、男さんが好き」
お嬢「!」
鴉娘「…違った?」
お嬢「…」
お嬢「違わないわ」フゥ…
鴉娘「…負けない」グッ
お嬢「あら。私もよ」
鴉娘「」クスッ
お嬢「ふふ」
544 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 19:28:56.50 ID:E1D4fWgHO
〜夜〜
男「(私の息子!諸君等が愛してくれたクララは勃たない!)」
男「何故だッ!!」バッ
看護婦「うるさい!」
スパーン
男「何て医療従事者だ!」
看護婦「どこか異常はありませんか?」ニッコリ
男「頭が痛いの。少しなの」ホレホレ
看護婦「頭が異常…と」カキカキ
男「」
看護婦「問題無いようですね。では」スタスタ
男「」
バタン
男「(…優しさが…欲しい)」
コツ コツ
男「うん?窓?」
カラス「」コツ
男「おおロメオ〜!」ガラッ
バサバサ トトッ
男「アナタはどうしてロメオなの〜!」
パアァァ…
鴉娘「ロミオ…?」
男「……そうとも言う」
鴉娘「ふふ」クスッ
545 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 19:30:06.81 ID:E1D4fWgHO
〜お嬢宅〜
お嬢「こんなものかしら?」フゥ
執事「だいぶ整ってきましたな」
お嬢「…でも」
執事「何か問題でも?」
お嬢「男は…娘ちゃんの美味しい料理に慣れてるから…」
執事「ホッホッホ」
お嬢「爺?」
執事「味の優劣も大事ですが、一番は心ですな」ヒョッヒョッ
お嬢「…良いこと言うわね」
執事「それに男という生き物は、『自分の為の手料理』にグロッキーになるものですぞ」
お嬢「ふふ」
執事「心配は御無用。明日にでも差し入れを…」
お嬢「ええ。爺、手伝ってくれるわね?」
執事「そのための爺めに御座いますれば」ホッホッ
お嬢「(楽しみに待ってなさい、男…)」
546 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/08(木) 19:36:59.31 ID:E1D4fWgHO
>>541 ドキッ…しかしポロリは無い…
ままま、おひとつ。つ旦~
>>542 イルーナ戦記 ですな。昨日は六周年だそうで、記念会場が解放されやした。
携帯だと重いな〜…
あ、早出っス。行きます。はい。
2ちゃん自体なんだか調子悪いですなぁ
もしもしは瀕死の状態だ…
548 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 02:20:08.36 ID:zrffRNM80
ほしゅ
549 :
1@転載禁止:2014/05/09(金) 19:19:36.99 ID:C0zMU6eNO
ギギギ…重過ぎィ…
少々お待ちをm(__)m
550 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 20:55:46.05 ID:j79W1RoR0
待つ
待ってるよ
552 :
1@転載禁止:2014/05/09(金) 21:59:07.22 ID:C0zMU6eNO
〜病院〜
男「どーしたー?留守番は寂しいかー?」ウリウリ
鴉娘「」コクン
男「う…ぉ、そう正直に返すな」
鴉娘「いつまで、一緒に居られるか…だから…」
男「?」
鴉娘「いつか、男さんにも…好い人が出来て」
男「…」
鴉娘「私、居られなくなる日が…」
男「先の事は分からんが…」
鴉娘「…」
男「少なくとも、今はそんな心配は要らんぞ?」
男「まぁ将来、セクシーな嫁を貰うかも知れんが」ウンウン
鴉娘「…私、じゃ」
男「?」
鴉娘「私じゃ、ダメ…?」
男「…一応、『何が?』と聞いてもいいか?」
鴉娘「お、お嫁、さん」
男「」
553 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 22:00:13.35 ID:C0zMU6eNO
〜深夜〜
男「(…震えてたな)」
男「(精一杯の…何かを振り絞って…だったんだろう)」
男「(それに対して『考える時間をくれ』…)」
男「(…分からん。常日頃『妹』のように接していた)」
男「(そう言えばよかっただろう?何故迷った?)」
男「(ぬぅ…こんなに迷ったのは…そう、あの日以来だ)」
男「(弟が中3の時…初めてのオ○ホに何をプリーゼント・フォー・ユーするかと…)」
男「(しかも苦悩の末選んだ転○生を渡したら泣かれた…)」
男「(…無理も無い。この不出来な兄を許せ)」
男「(…ローションの無いオナホなど、箸の無い弁当と同じ…ッ!)」
男「(何故忘れた…何故…ッ!)」
男「俺は一体どうすれば良かったんだぁぁ!!」
看護婦「寝ろー!!」
スパーン
554 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 22:01:17.45 ID:C0zMU6eNO
〜翌朝〜
お嬢「…あまり病院に迷惑をかけないでくれるかしら?」
男「?」
お嬢「看護婦さんが言いに来たわよ?夜中に叫んでるって」
男「…前向きに検討する」
お嬢「…でも、無理も無いわよね」
男「?」
お嬢「色々思い出したり…夢にうなされたり、なんでしょう?」
男「え?あ、あぁ」
お嬢「精神科の先生にも診て
男「大丈夫だ。問題無い」キリッ
お嬢「…そう」
男「そんな事よりその重箱は食い物か?」
お嬢「!…そ、そうよ(来たわね!)」
男「よーしよし。でかしたクソッタレ」
お嬢「(褒められ…え?)」
男「…くれないのか?」
お嬢「い、いいえ。今開けるわ」ゴソゴソ
パカッ
555 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 22:02:22.40 ID:C0zMU6eNO
〜?〜
弟「兄ちゃん、これ読める?」フフーン
男「いくら兄ちゃんがアレな高校しか出てないからってなぁ…」
弟「これこれ」スッ
─Danger─
男「中学で習う英単語くらい…っつーか読み方はコツがあってな?」
弟「へー」
男「コイツは…ああ分かった。『ダンガー』だ」フフーン
弟「…」フゥ…
男「おい、今何を諦めた!?」
弟「これはね、『デンジャー』って読むんだよ」
男「…むぅ」
弟「意味はね──」
〜病院〜
ネェ…タノヨ!…シッカリ…サイ!
男「」ハッ
お嬢「良かった…大丈夫?」
男「あ、ああ。ところで…」
お嬢「何かしら?」
男「『浦島太郎』って知ってるか?」
お嬢「?ええ」
男「…玉手箱」
お嬢「違うわよ!」
556 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 22:07:59.21 ID:C0zMU6eNO
>>547 携帯は最近開くだけで何度かリトライですな…グスン
>>548 保守ありがとう!ごゆっくりー!
>>550 >>551 お待たせ致しました。ガラケーは色々大変でして…
何とか書き込めた…さぁ、仕事が俺を待っている!
ほいたら、またノシ
557 :
◆8xSH92EIMc @転載禁止:2014/05/09(金) 22:24:24.20 ID:D+6WUnmn0
>>556 お勤めご苦労様です
身体は大事にしてね
558 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/09(金) 22:27:42.80 ID:qItg6zATO
今から仕事ていつ寝てるの?
仕事23〜9とか?
>>556 毎晩お疲れ様(^∇^)
続きも楽しみにしてるよ!
ところで連休はどう過ごしたのだろうか
561 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 04:08:23.07 ID:2Vql2y6i0
落ちてなかったよかった〜
昨夜なんか重くて入れなくて、心配だったよ
毎日の楽しみになってます
保守!
562 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 05:10:15.15 ID:EhT64k5l0
連休は彼女とやりまくり
563 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 18:58:27.12 ID:HEO0xLk/O
テスト
564 :
1@転載禁止:2014/05/10(土) 18:59:42.62 ID:HEO0xLk/O
男「いやだって、俺のスタンドが『ヤベー!コイツぁヤベー!』って言うんだよ」
お嬢「何をワケの分からないことを言ってるのよ…」
男「それにほら、明らかに地球に優しくなさそうな…」
お嬢「…解ったわ」
男「うむ…」
お嬢「食べさせてほしいのね?」フフ
男「ポジティブだなおい」
お嬢「照れないの。ふふ、手作りって気付いたのね?」
男「やっぱりかぁぁぁぁ!!」
お嬢「…」フゥ…
男「…?」
お嬢「…そうよね。こんな…」
男「…」
お嬢「美味しくなさそうな物…ッ!」グッ
男「待て」カチャ
お嬢「…いいのよ。無理しなくても」ジワッ
男「…食い物に罪は無いからな」パクッ
565 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 19:00:48.44 ID:HEO0xLk/O
男「…」モグモグ
お嬢「(爺によれば…美味しくなくても、笑って『美味い』と言う筈…)」
お嬢「(そこでいい気にならず、『もっと練習するわ』でイチコロ…らしいけど…)」
お嬢「ど、どう?」
男「…まっず」オエッ
お嬢「」
〜購買〜
ピッ ガタン
男「しかし何でまた料理なんぞ…」パキッ
お嬢「…」
男「それこそ専用のコックとか居るんだろ?」ゴクゴク
お嬢「…ナタ…出来…」
男「んー?もっぺん頼む」プハァ
お嬢「アナタが…家事、出来る女性が、って…」
男「…そら俺の場合であって、世の男性は十人十色だぞ」
お嬢「だから…ああ、もう…!」
男「まぁ落ち着け。深呼吸だ。はいヒッ・ヒッ・フー、ヒッ・ヒッ・フー」
お嬢「す、好きなのよ…アナタが!///」
男「」
566 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 19:01:56.05 ID:HEO0xLk/O
男「ヒッ・ヒッ・フー、ヒッ・ヒッ・フー…」
お嬢「…お、落ち着いたかしら?///」
男「無理だ。そもそもコレはラマーズ呼吸法といって
お嬢「返事は、その…急がない、から///」
男「…冗談、とかでなくて?」
お嬢「…」ジワッ
男「!」
お嬢「…私は、し、真剣に…」ポロッ
男「ワ、ワリィ…今のはなかったな」ナデナデ
お嬢「…」フルフル
お嬢「…今までが今まで、だから…でも!」
男「よく分かった。勘弁な?」ナデナデ
お嬢「も、もう少し、撫でなさい。それで手を打つわ///」
男「よろしくてよ」ホホホ ワシャワシャ
お嬢「普通でいいのよ!普通で!」
男「」チッ
お嬢「その嫌そうな顔はヤメなさい!」
男「エフッエフッエフッw」ニィィ… ナデナデ
お嬢「(どうしてこんなのを…ああ、もう!)///」
567 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 19:03:11.01 ID:HEO0xLk/O
〜昼〜
看護婦「お昼でーす」ガラガラ
男「ご苦労」
ダンッ ガチャンッ
男「」
看護婦「ではー……シネ」ガラガラ
バタン
男「…『死ね』って言ったよ?」
お嬢「…そうね」
男「だって『死ね』って言ったんだよ?」
お嬢「ほ、ほら、食べさせてあげるから///」
男「いや、それはいい」
お嬢「…そう」ションボリ
コンコン
男「どーぞー」
ガチャ
鴉娘「着替え、その…///」
男「…苦しゅうない。近う」
鴉娘「…」オズオズ
男「毎日すまんな」ポフッ
鴉娘「!」
鴉娘「(いつもと変わらない…ホッとする、けど…)///」
お嬢「さて…そろそろ帰るわね」ガタッ
男「おう。あ〜…次は美味い物頼むわ」
お嬢「!」
お嬢「れ、練習するわ///」
バタン
鴉娘「…」
568 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/10(土) 19:10:13.51 ID:HEO0xLk/O
>>557 ありがとう御座います。武道のお陰か身体は頑丈でして…
まま、ごゆるりと…つ旦~
>>558 基本は夜の場合、1時前後〜11時前後ですな。で、帰って風呂・ご飯で即寝まする。
17時半〜18時に起床。これは彼女が会社の帰りに寄るので&道場に行くためですな。
大体こんな感じとなりまする。
>>559 ういうい///励みになりますなぁ…
>>560 連休はハニーとドライブしたり買い物したり…坊主(友人)シバいたり…
楽しゅう御座いました。
>>561 重いのはガラケーだけではない?のでしょうか?
>>562 流石に覚えたての10代とかではないし…程々…ああ、程々さ///
今日はちょっと早めに。明日は色々あるので無理かも知れませぬ…御容赦!
あまり落ちることのないびっぷらすら鯖落ちする始末
ほしゅ
570 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 01:29:12.50 ID:4n1bC13bO
☆ミ
571 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 01:47:17.58 ID:7QzUAaoY0
ほしゅ
572 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 07:36:16.90 ID:f6uvnV8Z0
保守
ほ
574 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/11(日) 23:25:56.37 ID:yl0yT3ICO
びっぱー来襲
念の為保守age
575 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 04:47:18.09 ID:YJgCXBQH0
おはよう
ほ
577 :
1@転載禁止:2014/05/12(月) 19:55:42.23 ID:9K6KqfOVO
男「今日はお腹大丈夫か?」モグモグ
鴉娘「///」コクン
男「…しかしアレだ。ここまで来て小腹が空いただろう」カチャッ
男「さあ、このニンジンを食うといい」スッ
鴉娘「…ニンジン、嫌い?」
男「な、何を言う!コウ・ウ○キじゃあるまいし!」
鴉娘「大丈夫」ニコッ
男「…むぅ」
鴉娘「!」ハッ
鴉娘「や、やっぱり食べる///」
男「お、そうかそうか。ほれあーん」スッ
鴉娘「///」パクッ
男「美味いか?」
鴉娘「///」コクコク
男「よしよし、ならばこのニンジンは全部やろう」ホレ
鴉娘「///」パクッ
男「(上手くいった)」フッ
鴉娘「(大成功)///」ニコニコ
578 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:56:47.01 ID:9K6KqfOVO
〜お嬢宅 夜〜
お嬢「…というワケで、まだまだらしいわ」
執事「…妙ですな」
お嬢「?」
執事「完成間近まで見ておりましたが…普通に上手くいっていたと記憶しております」
お嬢「…」
執事「何故そのような…」
お嬢「…」
執事「…お嬢様?」
お嬢「ふ、普通に普通の物が出来そうだったから、その…」
執事「…」
お嬢「少しアレンジを…入れてみちゃったりなんかしちゃったりして」
執事「…」ハァ…
お嬢「…ごめんなさい」
579 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:57:52.65 ID:9K6KqfOVO
〜病院 深夜〜
男「(…整理してみよう)」
男「(娘…お嫁さんになりたい、というのはそういう事なんだろう)」
男「(お嬢…ワケが分からん…自慢じゃないが、気に入られるような事は何一つしてない)」
男「(さあDOTCH!…と言われたワケでもないが)」
男「(う〜む…長所と短所、か)」
男「(娘…は家事OK、優しさOK、しかし何処と無く明るさに欠ける…)」
男「(お嬢…家事関係は恐らく全滅だろう。優しさは…普通?で、明るい…と言うよりアレだ)」
男「…」
男「(あの二人が結婚して、出来た子供が丁度良さそうなんだが…)」
男「(いや、待てよ…)」
580 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 19:59:02.52 ID:9K6KqfOVO
男「(の○太の父ちゃんは、勉強は出来たが運動は普通だった)」
男「(対して母ちゃんはその逆…)」
男「(恐らく、『じゃあ僕達が結婚して産まれてくる子は、良いトコ取りした素敵な子!』と考えて…)」
男「(しかし、産まれてきた子はまるで絞りカスのような…)」
男「(…ダメじゃん)」
男「(いや待て。そもそも初めから間違ってる)」ハッ
男「(あの二人では結婚は出来ないし、子供も出来ん)」
男「何てこったぁぁぁ!!」バァン!
看護婦「黙れ小僧!」
スパーン
581 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/12(月) 20:06:56.48 ID:9K6KqfOVO
看護婦に一票
鴉娘ちゃんに一票ノシ
584 :
1@転載禁止:2014/05/13(火) 19:22:43.96 ID:nBZ9E+udO
〜翌朝〜
社長「いやぁ〜順調そうで何よりだ」ショリショリ
男「ども」
社長「ああ、仕事の方も大丈夫だ。俺の仕事は増えちまったがなw」ショリショリ
男「すんません…って、リンゴ剥くの上手いですね」
社長「だろ?いつか嫁が病気になった時のために練習してたんだぜ?」ショリショリ
男「?…嫁さん居たんですか?」
社長「いや?」ショリショリ
男「ああ、まだ嫁さん候補の彼女って事ですか」
社長「お前は何を言ってるんだ?」ショリショリ
男「えっ」
社長「えっ」
男「いやさっき嫁が…と」
社長「だから彼女が出来て、嫁に昇華して、病気で寝込んだ時のためにな?」ショリショリ
男「………ああ、なるほど」
社長「さ、出来たぞ」カタッ
男「頂きます…」
585 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 19:23:52.99 ID:nBZ9E+udO
男「(どうこう言っても人生の先達…まあ、物は試しとも言うし)」シャリ モグモグ
男「…実は少し相談が」
社長「カモォ〜ン、ポル○ルくぅ〜ん」ウキウキ
男「…」イラッ
男「(大丈夫だろうか…名前は伏せとくか)」
男「実は…」
カクカク シカジカ
社長「…」
男「…というワケでして」
社長「つまり…アレか?二人の女に言い寄られている、みたいな?」
男「…概ね」
社長「…何故、俺に相談した?」
男「人生経験は俺より上でしょうし」
社長「俺はな、男」
男「はい」
社長「かつて、右手が恋人─オナニスト─という名で呼ばれた事のある男だ!」
男「」
社長「そんな俺に聞いて!どうなるって…言うんだ!」ガターン
男「あ、もういいです。リフトを頼みます」
社長「…殺し文句だ」orz シクシク
586 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 19:24:57.86 ID:nBZ9E+udO
〜病院前〜
社長「う〜ううぅ、あんまりだ…HEEEEYYYY!あァァァんまりだアァアァ!!」ダダダッ
鴉娘「」
お嬢「」
タッタッタ…
鴉娘「あ、こんにちは」ペコッ
お嬢「ええ。こんにちは」ニコッ
鴉娘「今の…社長さん」
お嬢「…仲が良いのよ」
鴉娘「…」コクン
お嬢「…」
鴉娘「…」
お嬢「あ、あのね…その、告白…と言うか、えと…」
鴉娘「…した」
お嬢「!」
鴉娘「今、保留」
お嬢「同じ…なのね」
鴉娘「!」
お嬢「ま、まったく!何を悩む必要があるのかしら!」フン
鴉娘「(自信、凄い)」
お嬢「…なんてね」ボソッ
鴉娘「…?」
お嬢「い、いいえ…何でもないわ。行きましょう」ニコッ
鴉娘「」コクン
587 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 19:26:02.56 ID:nBZ9E+udO
〜病院 昼前〜
男「おお、揃って来たのか」
鴉娘「///」コクン
お嬢「ええ///」
男「仲良きことは美しきかな」ホホホ
お嬢「(…と言うか普通ね)」
鴉娘「お医者様、順調だって」ニコニコ
男「おう。社長もそう言ってたな」
お嬢「…アナタ、何かしたの?身を捩りながら泣いて走って行ったわよ?」
男「あ〜…まあ、何だ。色々とな…うん」
鴉娘「仲良し」ニコッ
男「?」
お嬢「言いたいこと、言い合える仲…なんでしょう?」
男「まあ、確かに」
鴉娘「…羨ましい」
お嬢「今、アナタに一番近い所に居るのは…あのヒゲなのかしら?」
男「…勘弁してくれ」
588 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 19:31:22.03 ID:nBZ9E+udO
>>582 そ、其方…まさか…Mといいヤツか…ッ!
>>583 好きっスねぇ、旦那ぁ?ウェッヘヘヘ…
ああ、稽古終わり次第出勤っていう…何と言うかこう、笑いが込み上げてくるような何か…
行きます。はい。
これは…社長に一票
590 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/13(火) 22:17:47.51 ID:1djR6m2O0
社長は萌えキャラだからな
591 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 00:16:39.04 ID:Njjb05DF0
追いついた!
592 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 00:39:06.59 ID:B1shZdNd0
そんじゃ爺に一票しとこう
593 :
1@転載禁止:2014/05/14(水) 20:07:08.17 ID:DEQ5QDYdO
〜昼〜
男「(昼…か)」
男「(…あの看護婦は調子に乗りすぎた…いつか俺が然るべき報いを…)」
コンコン
男「!」
看護婦「お昼でーす」ガラガラ
男「…」←変顔
カタッ カチャカチャ
看護婦「ではー……シネ」ガラガラ
バタン
男「…手強い」
お嬢「何やってるのよ…」ハァ…
男「やはり元がハンサム過ぎるとダメか…」フッ
お嬢「…」スッ
男「?」
鴉娘「」ケラケラ バンッバンッ
男「」
594 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 20:08:12.89 ID:DEQ5QDYdO
男「…」モグモグ
男「娘、ニンジン…いるか?」
鴉娘「///」コクン
お嬢「…嫌いなの?」
男「いやなに…わざわざ病院まで来たから、小腹が空いているだろうと」ウンウン
お嬢「だったら…」
男「ほれあーん」
鴉娘「///」パクッ
お嬢「(…そういう事)」
お嬢「男」ズイッ
男「お、おう」
お嬢「私はニンジンが大好物なの」フフン
男「…そうか」カチャッ
鴉娘「…」
お嬢「ええ(さぁ、私にも…その、あ、あーんを…)///」
男「お前は敵か」
お嬢「」
595 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 20:09:24.32 ID:DEQ5QDYdO
男「ごちそーさん」カチャッ
鴉娘「お茶」
男「よーしよし」ナデナデ
鴉娘「///」
お嬢「さぁ、デザートね」フフン
男「…?」チラッ
鴉娘「」フルフル
男「ま、まさか…」
お嬢「そう、そのまさかよ」ゴソゴソ
男「待て」
お嬢「?今日のは大丈夫よ?」
男「違う。今の台詞だ」
お嬢「台詞?」
鴉娘「?」
男「正しくはこうだ」ンッ…ンン
男「そォよ!そのまァさかよォ!」
お嬢「」ポカーン
鴉娘「」フゥ…
男「OK?リピーッアフタミー」
看護婦「…」ゴキッ ポキッ
男「…すんません、静かにします」
596 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 20:11:00.10 ID:DEQ5QDYdO
看護婦「フン」スタスタ
バタン
お嬢「ほら、バカ言ってないで」パカッ
男「おお…見た目は普通のプリンだな」
鴉娘「美味しそう」
お嬢「爺にしっかり教わりながら作ったから…その、今日のは…美味しい筈よ?」
男「どれ…」パクッ
お嬢「…」ドキドキ
男「んん。んまい」パクパク
お嬢「あ…///」
男「大したモンだ」カチャ パクッ
お嬢「良かった///」
男「何だ?味見しなかったのか?」
鴉娘「味見したら、形…」
男「む。確かに…まぁ食ってみやれ」スッ
お嬢「…!///」パクッ
男「美味かろう」フフーン
お嬢「美味しい…って、どうしてアナタが威張るのよ!///」
鴉娘「」クスクス
597 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 20:19:57.53 ID:DEQ5QDYdO
>>589 社長「見ろォォ!俺の人気をォォォ!」
男「はいはい」パチパチ
>>590 社長「きゃあん(はぁと)///」
男「お嬢、焼却炉解放してくれ」
お嬢「いいわよ」ポチッ
アアァァァァァ!!
>>591 お疲れさんどす。まま、ごゆるりと…つ旦~
>>592 守備範囲の広い方ですな…
まま、先をお楽しみに!
重いんだよ…開くだけで何回リトライしなきゃなんないんだよ…グスン
え?早出っス。最近こんな感じっス。ええ。
頑張って働け
599 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/14(水) 21:00:11.12 ID:EQOI6hYP0
24時間戦えますか
600 :
1@転載禁止:2014/05/15(木) 19:58:13.38 ID:liZI9bFYO
〜夜〜
男「(…さて)」ゴロン
男「(昨日はどこまで考えたんだったか…)」
男「(おお!そうだの○太だ!)」
男「(まったく無駄な時間だったぜ!)」
男「(…そもそもアレだ。正直なトコどうなんだ?)」
男「(娘を嫁に…とか)」
男「…」
男「(まぁ…うん。今と変わらん気もするが…)」
男「(ではお嬢はどうだ?)」
男「…」
男「(まぁ…うん。最近何か…そう、健気さなんかも…)」
男「…」
男「えぇぇ…」
601 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 19:59:18.15 ID:liZI9bFYO
〜深夜〜
男「(そうか…娘、お嬢…)」
男「(娘には『妹みたいなモン』…お嬢には『超無理』と…)」
男「(即答出来なかったのは…)」
男「(そんな馬鹿な…)」ガクッ
男「(大事なモンはもう持たねぇ…そう決めた筈だ)」
ゴソゴソ
男「(…お前以外は)」プニプニ
男「なのに何故!」ニギプニッ
看護婦「」フゥー…
男「まだ苦しみたいか!?」プニプニ
男「性器と信じ!シコらぬと逃げ!擦ら
ゴキィッ
男「…この際お前でもいい。ちょっと話を聞いてくれ」ボタボタ
看護婦「…タ、タフね」
男「まぁ茶でも淹れよう」ガタッ
看護婦「(?…何これ)」プニプニ
男「何と言うか、あまりこういった事を相談出来る相手が居なくてな」コポコポ…
看護婦「ふーん」プニプニ
男「真面目に聞け。そして命より大事な初々し○妹を返せ」
602 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 20:00:24.29 ID:liZI9bFYO
カクカク シカジカ
男「…とまぁ、だいたいこんな感じでな?」
看護婦「爆発しろ」
男「」
スタスタ
バタン
男「(あ…あの女の目…)」
男「(養豚場の豚でも見るかのように冷たい目だ。残酷な目だ…)」
男「(『かわいそうだけど、明日の朝にはお肉屋さんの店先に並ぶ運命なのね』って感じの!)」
男「…」
男「(虚しい…)」
男「(寝よう。寝ちまおう)」ゴロン
男「谷村ァ…」ムニャムニャ
男「」zzz…
603 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 20:01:35.82 ID:liZI9bFYO
〜翌朝〜
社長「…」ショリショリ
男「…」
社長「小豆…研ごうか…」ブツブツ ショリショリ
鴉娘「…」
社長「人…とって…喰おうか…」ブツブツ ショリショリ
お嬢「…」
社長「あ…しょきしょき…」ブツブツ ショリショリ
お嬢「な、何とかしなさいよ…」ヒソヒソ
男「…俺だって人の子だぞ」ヒソヒソ
鴉娘「…怖い///」ヒシッ
お嬢「ちょ…ズル…ッ!」
社長「あしょき…しょき…」ブツブツ ショリショリ
男「(し、仕様の無い…!)」
男「社長!」ズイッ
社長「男…」
男「大丈夫ですよ」ニッ
社長「…そ、そうかな?」
男「はい」
社長「まだ…イケるかな!?」
男「来世があります」グッ
ウワァァァァァ!
ダダダダ…
男「何が…いけなかったのだろう…」
604 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 20:08:04.72 ID:liZI9bFYO
>>598 あぁりがとぉー!
働かないと、食ってけませんからねぇ…
>>599 最長37?8?時間だったぜ!(はぁと)
はいはい、早出っスね?給料増えないんスね?
もーかーりまっかー…ヘヘッ
605 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 20:20:41.67 ID:+3BX/5mz0
きーみはだーれとキスをすーるー
606 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/15(木) 20:51:52.11 ID:t/7umD/a0
あーぬすそーれーとーもーあーなるー
おぼえていますか…
☆
609 :
1@転載禁止:2014/05/16(金) 22:11:34.62 ID:A24JUYrkO
〜昼〜
コンコン
男「(俺は…あの看護婦に勝ちたい…!)」
看護婦「お昼でーす」ガラガラ
男「愛ぃっするぅ」ウィィ ガシャッ ガシャッ
カタッ カチャカチャ
男「人よぉ〜」ガチャッ ウィィ
看護婦「ではー……フッ」ガラガラ
男「…」
バタン
男「笑った!」
お嬢「…」
男「やった!お○うが笑ったー!」
鴉娘「い、今のは、『笑われた』だと思う…」
お嬢「…馬鹿ね」
男「」
610 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 22:12:41.95 ID:A24JUYrkO
〜曲が(ry 車の中 夕方〜
お嬢「娘ちゃん、一人で寂しくない?」
鴉娘「」フルフル
鴉娘「大丈夫」ニコッ
お嬢「…そう」
鴉娘「ありがとう」
お嬢「ふふ、可愛いわね」
鴉娘「///」フルフル
お嬢「…男は、娘ちゃんのように家事が出来る女性が好みなのよね」フゥ…
鴉娘「でも、男さんアナタの事…」
お嬢「な、何か言っていたのかしら?」
鴉娘「綺麗、て」
お嬢「!///」
鴉娘「…それに、私は…」ジワッ
お嬢「…どうしたの?」
鴉娘「」ブンブン
鴉娘「何でもない」ニコッ
お嬢「…」
611 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 22:13:52.65 ID:A24JUYrkO
〜夜〜
男「(…自分をモッテモテな人間だと思ったことは無い)」
男「(むしろ…まあ、その、色々…ねぇ?)」プニプニ
男「…」フゥ…
男「頭なら迷ったりしないんだろうな…」
頭「人をコンピューターみたいに言うな」
男「すんません」
頭「悩みでもあんのか?」
男「」ガタタッ ズデッ
頭「…遊んでんのか?」
男「い、いつ部屋に?」
頭「何だ?気付いてなかったのか?」
男「はい」
頭「…まだまだだな」カチッ ボッ
男「頭、ここは禁煙
頭「煙缶」
男「はい」サッ
頭「…で?偶々暇だから話くらいは聞いてやるぞ?」フゥー…
男「…ありがとうございます。実は…」
カクカク シカジカ
612 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/16(金) 22:21:05.83 ID:A24JUYrkO
>>605 >>606 ○クロス…でしたっけ?うろ覚えですな…
まま、おひとつ…つ旦~
>>607 愛!
○クロス!会社に好きな人が居りまして、歌っておりました。
>>608 保守、ありがとー!ごゆっくりー!
間に合った!
さ、仕事いくべさ…
コロッケのロボ五木か
614 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/17(土) 03:56:27.50 ID:xMSKM+os0
おはよう
俺も行くか
更新たのしみ
616 :
1@転載禁止:2014/05/17(土) 19:25:35.67 ID:ICCjFmIyO
申し訳ありません。今日は友人の坊主とロードラン巡礼中でしてm(__)m
>>613 ブラボー!おお、ブラボー!
コロッケ好きです///
>>614 こんばんは!
大変ですなぁ…まま、どうぞ。つ旦~
>>615 あぁぁあ!ごめんなさぁぁい!!
しばしお待ちくだされ…m(__)m
おかしい…Uで変な癖が付いたかな…
おはようおやすみ
618 :
1@転載禁止:2014/05/18(日) 19:28:39.37 ID:++CKSz6oO
男「…という次第でして」
頭「…ふっ、はは」
男「…頭?」
頭「いやなに、少し前までアレだった奴が…随分贅沢な悩みを…ってな」
男「は、はぁ」
頭「フン…で、お前はどうしたいんだ?」フゥー…
男「どっちかに決めて…てトコですかね」
頭「そいつァお前のしたい事じゃないだろ?」
男「?」
頭「お前が今言ったのは、世間様や…特に、常識に従って『やんなきゃならない』事だ」
男「…」
頭「お前の話聞いた感じじゃ、二人とも気に入ってんだろ?」フゥー…
男「はい」
頭「…いいか男。常識ってのは国や文化が違えば、ひっくり返っちまうモンだ」
男「それはそうですが…」
頭「まあ聞け。所詮上手くいくかどうかも、お前がどうするかも判らん仮の話だ」フゥー…
男「…」
619 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/18(日) 19:29:43.98 ID:++CKSz6oO
頭「話を戻すぞ?…まあ、常識なんてのはそんなモンよ」フゥー…
男「…」
頭「…世間様やら何やらは、自分でどうにかするしかねぇがな」
男「頭…」
頭「言った筈だぜ?自分が決めて行った事に…
男「言い訳や泣き言、許しを乞うな…ですね」ニッ
頭「フン…」グジッ
頭「あとはテメェで決めな」
男「はい」
頭「何かあったら…アレだ」
男「?」
頭「…遠慮すんじゃねぇ」
男「(…ツンデレ?)」
頭「今何かフザけた事考えなかったか?」チャカッ
男「」ブンブン
頭「フン…じゃあな」
男「…ありがとうございました」ペコッ
バタン
男「…」
男「(俺のやりたいように、か)」
男「(…ダメ元よ。なぁ?)」
男「(だがその前に…)」
看護婦「」ニッコリ
男「違ぁう!俺は吸ってなぁい!」
ゴキィッ
620 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/18(日) 19:30:48.84 ID:++CKSz6oO
〜翌朝〜
鴉娘「頬、腫れてる…」ソッ…
男「お嬢、あの看護婦クビにしろ。患者にシャイ○ングウィザードかますとか…」
お嬢「また何したのよ?アナタ…」
男「まったく…俺は煙草吸わねぇってのに」
鴉娘「…誰か来た?」
男「ん?おお、ちょっとな」
お嬢「…社長…は吸わないし…」ブツブツ
鴉娘「?」
お嬢「…夜…面会時間は終わってる…」ハッ
男「(…流石に気付くか)」
お嬢「女ね!?」
鴉娘「!」ガタッ
男「」ズルッ
621 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/18(日) 19:35:31.16 ID:++CKSz6oO
>>617 こんばんは。
毎朝早いようで…大変ですなぁ…
フゥーハハハー!
勿論今日も早出ですともぉぉ!
622 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/18(日) 19:37:40.41 ID:MVe5bhBw0
初代になるか、フロンティアになるのか
続きキタ━━(゚∀゚)━━!!
624 :
1@転載禁止:2014/05/19(月) 19:43:25.67 ID:C0vrO5KCO
男「何でそうなるんだ…」
お嬢「だ、だって…」
鴉娘「」オロオロ
男「まぁ落ち着け。今日は少し話もある」
鴉娘「!」
お嬢「…」
男「話をしよう」キリッ パチン
鴉娘「」
お嬢「」
男「ゴホン…フラン○ースの犬、知ってるな?」
鴉娘「」コクン
お嬢「え、ええ」
男「このテの話は、大抵何らかの…伝えたいテーマがある」
鴉娘「」コクコク
男「フラン○ースの犬の場合は…」
お嬢「…」
男「要領の悪いヤツは死ぬ」
鴉娘「」
お嬢「」
男「俺は○ロのようになるワケにはいかない!」バン
鴉娘「…」ヒシッ
お嬢「そんな事…させないわよ…」
男「駄菓子菓子…」
鴉娘・お嬢「?」
625 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/19(月) 19:44:29.11 ID:C0vrO5KCO
男「…時々考えてしまう」
鴉娘「?」
男「アレはアレで幸せだったんじゃないかと…」
お嬢「…」
男「たとえ濡れ衣を着せられ、自信の絵も認められず、冷たい雪夜に凍え死んでも…」
男「何人かは自分を信じ、案じてくれた」
男「そして何より…」
鴉娘「…」
男「預けられた家を飛び出し、冥道を共にと駆け付けた犬を傍らに…念願の絵を見ながら…」
鴉娘「」ウルウル
お嬢「良い話よね…」グスッ
男「…やってきた事を考えれば」
男「周りからどんな扱いを受けてもいい。ただ、一人でも二人でも…そんな存在が…」
男「そういった意味では、羨ましくも思う…」
男「娘、お嬢」
鴉娘「…?」
お嬢「何かしら?」
男「明日は…別々に来てくれ」
鴉娘「!」
お嬢「…ええ。分かったわ」
626 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/19(月) 19:45:34.11 ID:C0vrO5KCO
〜自宅 昼過ぎ〜
鴉娘「(私と…お嬢さん)」
鴉娘「(どっちが、パトラ○シュに…)」
鴉娘「(もし…もし、お嬢さん…だったら…)」
鴉娘「…」ジワッ
鴉娘「(また…一人になるのかな…?)」ポロッ
鴉娘「(…嫌、だな…)」ポロポロ
鴉娘「(家事、頑張るから…置いて、くれないかな…)」グスッ グスッ
〜お嬢宅 夜〜
お嬢「…」カチャッ
執事「…お口に合いませんでしたかな?」
お嬢「…いいえ、違うのよ。爺」
執事「となると…男様、ですかな?」
お嬢「…ええ。多分…明日、返事が…」フゥ…
執事「ならばなおのこと、しっかり食べて、ゆっくり休みましょう」
お嬢「…そうね」フフ
執事「(…男様…どうか…)」
627 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/19(月) 19:50:36.25 ID:C0vrO5KCO
>>622 ○クロス…ですかい?すいやせんねぇ?実はプラス以外まともに見てねぇモンで…ヘヘッ
>>623 お待たー!
ゆっくりしてってくれろー!つ旦~
早出…でしてね?
嫌だぁぁぁ!帰らせてくれぇぇぇ!
鴉娘ちゃん…(´;ω;`)
629 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 19:44:07.63 ID:QpK7w9gD0
ほ
630 :
1@転載禁止:2014/05/20(火) 21:33:14.15 ID:7bwwFcWXO
〜病院 深夜〜
男「(フラン○ースの犬の何が怖いって、最後辺りのア○アの絶叫だよな)」
男「(そう、確か…)」ンッンン…
男「ネ゙ェ゙ェ○゙オ゙ォ゙ォォォ!!」
看護婦「寝゙ぇ゙ぇろ゙お゙ぉ゙ぉぉぉ!!」
男「」
メメタア ドグチアッ
男「…良い夢を、見させてもらったぜ…」
男「ママ…!!」
ガクッ
看護婦「」ハァハァ…
男「(…惜しまれる命では、ない…これで、いい…)」キリッ
男「」zzz…
631 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 21:34:38.94 ID:7bwwFcWXO
〜翌朝〜
コンコン
男「どぞー」
鴉娘「…」ガチャッ
男「おお、来たか…て」
鴉娘「…」オズオズ
男「どうした?目、真っ赤じゃないか」
鴉娘「…」ダキッ
男「おいィ?」
鴉娘「お願い」
男「…?」
鴉娘「何でも、する…から」グスッ
男「まあ落ち着け」ポフッ
鴉娘「…」ポロポロ
男「…お前のことは気に入ってる」
鴉娘「…」
男「要するに、好きだ」
鴉娘「あ…」パアァァ
男「ただ…」
鴉娘「…?」
男「最近、まあ…何だ。お嬢も気に入ってる」
鴉娘「…」コクン
男「俺は欲張りでな?気に入ったモンは全部欲しい」
鴉娘「わ、私と…お嬢さん?」
男「…んむ」
鴉娘「私、気に入ってる…?好き?」
男「な、何度も言わすな。…まあ、それで良けれ
鴉娘「!///」ダキッ スリスリ
632 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 21:35:43.81 ID:7bwwFcWXO
〜昼〜
男「(第一段階はクリア…さて)」
コンコン
男「入りたまえ」
看護婦「お昼でーす」ガラガラ
男「何だお前か」
ダンッ ガッチャン
看護婦「ではー……ペッ」ガラガラ
男「(か、看護婦が…)」
男「(病室で唾を吐いた!)」デ カルチャー…
男「(恐ろしい子…!)」ブルルッ
男「(お嬢め…『私は昼くらいに』とか言ってたから、てっきり…)」モグモグ
カチャカチャ パクパク
コンコン
男「どーぞー」
ガチャッ
お嬢「…調子はどうかしら?」
男「…ああ、かなりイイ」
お嬢「そう…何よりね」
男「ああ」
お嬢「…」
男「…」
633 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 21:36:49.79 ID:7bwwFcWXO
男「(…ダメだ。出だしが掴めん…)」
男「(ならば勢いよ!昔から『カ○オ、酔った勢いで花沢さん』と言うだろう!)」
男「お嬢!」クワッ
お嬢「は、はい!」
男「(はい…?)」
男「俺は…お前のことが好きみたいだ!」
お嬢「!…ぁ///」
男「自分でも理解に苦しむが」
お嬢「…」
男「というワケで!」
お嬢「は…はい///」
男「愛人になってくれ!」
お嬢「…」
男「…」
お嬢「…言い間違い、かしら?」
男「いんや?」
お嬢「…愛人、ですって…?」
男「(…うむ。至極真っ当な反応だ)」
お嬢「ア、アナタねぇ…」ガシッ
男「だろうな…まあ、残念だが仕方が
お嬢「私が正妻でしょうがぁ!」グイグイ
男「そ、そこか!?そこでいいのか!?」ガクンガクン
634 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 21:38:22.38 ID:OpcwCZah0
635 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 21:40:53.77 ID:7bwwFcWXO
>>628 泣かないでア○ロ…
お茶に御座います…つ旦~
>>629 保守ありー!ごゆっくりー!
うーん…まだちぃと重いような?
あ、早出っス。
636 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 21:45:15.02 ID:7bwwFcWXO
>>634 抜けておりやした!御容赦!
イヤラシイ!お母さんが泣いていますよ!
お嬢からの逆プロポーズキター!!
638 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/20(火) 21:56:15.55 ID:OpcwCZah0
639 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/21(水) 04:12:38.64 ID:EVquANIK0
さてと行くか
640 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/21(水) 06:45:03.78 ID:pjHz6hRv0
追いついた。
一晩で読み切ったがすごく面白い。
641 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/21(水) 11:49:48.52 ID:XHfYibXl0
いちおつ!
うまくいきそうでよいよい
642 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/21(水) 20:34:05.03 ID:EVquANIK0
こんばんは
643 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/21(水) 21:17:16.03 ID:yVez0rFQ0
逆たまですな
あぁ男もハッピーエンドへ向うのだな……1乙
645 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/22(木) 04:52:37.63 ID:dOgyfXfC0
おはよう
行くかな
646 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/22(木) 14:36:14.91 ID:SZkO9Vqw0
今は睡眠中かな
647 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/22(木) 14:44:50.57 ID:KzrOouWM0
というか昨日から携帯はアクセス出来ないはず
アクセス出来ないこともないが非常に重かったりエラー出たり書き込めなかったり
vip落ちた?
650 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/22(木) 22:28:40.41 ID:KzrOouWM0
またVIP落ちたのか
保守
651 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/22(木) 23:10:52.14 ID:iK/F8RWy0
保守
652 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/23(金) 04:15:28.47 ID:4DaXFJ6r0
さてと仕事行くか
653 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/23(金) 18:09:28.22 ID:+3aBOJeI0
ほしゅ
654 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/23(金) 22:27:28.02 ID:NtwLBL760
保守
来てないのかー
おやすみ
656 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 04:53:12.77 ID:Re+7jCW90
さてと行くか
657 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 06:51:30.31 ID:iZt3H6yK0
658 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 10:14:44.15 ID:l+CDy4k50
保守
659 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 11:43:50.86 ID:dpJevk6pO
あ
おお!
大変お待たせ致しましたm(__)m
帰って寝て起きたら続きをば!
661 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 13:12:27.28 ID:clzrHF6W0
663 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 15:07:17.93 ID:067Z72Rx0
664 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 16:19:08.48 ID:Re+7jCW90
夜からも仕事なんだ
早く書いてくれ
665 :
1@転載禁止:2014/05/24(土) 18:56:34.84 ID:dpJevk6pO
男「落ち着いたか?」
お嬢「///」コクン
男「まあ正確には、上も下もない…ただ…」
お嬢「…まったく///」フン
お嬢「だいたい普通は尻込みするものよ?」
男「何で?」
お嬢「美人で聡明、家柄も文句無し…こんな
男「ツッコミたい…」ボソッ
お嬢「…何ですって?」
男「何より、相手見て尻込みするようなヘタレと一緒にするな」
お嬢「ヘ、ヘタ…
男「欲しいモンに欲しいって言わない、言えない、そして辞退する…なんてのはな?」
男「戦う前から尻尾を巻いた負け犬が、テメェの面子守ってるダケなんだよ」
お嬢「──ッ!///」
ガチャッ
看護婦「アンタ…ニンジン残したね?」
お嬢「…」ジト…
男「ニ、ニンジンさんとは、仲良しさんでいたいから…戦わなくてイイかなー…って」
スパーン
666 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 18:57:37.05 ID:dpJevk6pO
男「しかし…まさか承諾するとは思わなかった」
お嬢「?」
男「二人の女性を同時に、だからな」
お嬢「それは、私だって…出来れば私一人に…でも」
男「…?」
お嬢「そうね。教えてあげるわ」フフン
男「…」
お嬢「私は幼い頃から色んな人を見てきたわ」
男「…」ゴソゴソ
お嬢「そういった事が当たり前の国の人も居たし、受け入れられない程ではないのよ」
男「なるほど」パラパラ
お嬢「何より…アナタと一緒になれるなら…」
男「んむ」ペラッ
お嬢「……ねえ」
男「流石だな」ペラッ
お嬢「…」
男「大したモンだ」ペラッ
お嬢「」ブチッ
アアァァァァ!
キャー ナンデー!
667 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 18:59:43.84 ID:dpJevk6pO
〜夕方〜
男「(…やってみるもんだ)」
鴉娘「///」スリスリ
お嬢「///」ニギッ
男「んむ。たまらなくイイ」
鴉娘「明日、退院」ニコニコ
男「おう。美味いモン頼むぞ」
鴉娘「」コクコク
お嬢「私も手伝うわ///」フフン
男「…え」
お嬢「だ、大丈夫よ!………多分」
鴉娘「…見張る」
男「…頼む」
お嬢「それはそうと…」
男「?」
お嬢「近い内に、報告と挨拶に行かないといけないわね」
男「気が早いなおい。まあ適当に言っといてくれ」
お嬢「アナタも行くのよ!」
男「……ですよねー」
鴉娘「大丈夫」ニコッ
男「ああ」ナデナデ
鴉娘「///」
お嬢「(う、上手いわね…)」
668 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 19:00:47.86 ID:dpJevk6pO
〜翌朝〜
ナンタラカンタラ
医師「そうですね、あとは…」
医師「暫くは様子見も兼ねて、激しい運動はしないように」
男「はい」
医師「以上です。お大事に」
男「ども」ペコッ
〜病院前〜
鴉娘「…あ」
男「よう、待たせたな」
鴉娘「」フルフル
お嬢「まだ無理はダメよ?」
男「あいよ。医者にも言われたわ」
社長「仕事も、もう少し先にするか」
男「すんません」
男「…ところで」ヒソ…
社長「ああ…頭は来ないってよ」ヒソヒソ
男「そうですか…」ヒソ…
社長「ただ」ヒソ…
男「?」
社長「『しっかりやれ』とさ」ヒソヒソ
男「はは…了解です」ヒソヒソ
社長「?」
669 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 19:08:00.99 ID:dpJevk6pO
上手く書き込めてるか不安ですが…お待たせ致しました!
保守して下さった方々に社長が熱いベーゼをば…
PCの件
…まあ色々ありまして、現在タブー?のような…ヘヘッ、見たいんですかい?
1「PC買うかな」
彼女「何に使うのですか?」
1「『聖もん○す学園』。めちゃめちゃやりたい」
彼女「…」
あの時の…何かを言いたげな、しかしどこか諦めたような…ええ、以降この話は…ええ。
あ、早出です。
670 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 19:49:45.01 ID:iZt3H6yK0
敬語彼女だと!?
671 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 19:55:46.66 ID:YoOGfY0f0
裏山
672 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 20:43:11.50 ID:Re+7jCW90
さてと風呂入って仕事行くかな
673 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/24(土) 23:01:19.60 ID:uUerJzZc0
675 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/25(日) 15:44:53.32 ID:f8sYwRwj0
良かぁ〜
676 :
1@転載禁止:2014/05/25(日) 19:22:08.46 ID:Kgi+Si0yO
〜自宅〜
男「自宅よ!私は帰ってきた!」
鴉娘「」ニコニコ
お嬢「やっぱり嬉しいのね」フフ
男「…やりにくいわね」
社長「…」ポン
〜お茶の間〜
鴉娘「はい」コトッ
男「お、ありがとよ」ズズッ
社長「うんうん、娘ちゃんはイイ子だなぁ」スッ
鴉娘「」ビクッ
お嬢「驚かせてはダメよ?」
社長「い、いいこいいこしようと…」
男「よーしよし」ナデナデ
鴉娘「///」ポッ
社長「くっ…俺に対する当て付けか!?」
677 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/25(日) 19:23:28.92 ID:Kgi+Si0yO
社長「お、そろそろ俺は戻らねーと」ガタッ
男「今、忙しいんですか?」
社長「まあぼちぼちってトコだな」
男「…」
社長「イインだよ!今はそんなコト気にすんな」ポンポン
お嬢「そうよ。それに本人もリフトで遊び回ってるんだから」
社長「」
男「あ〜…」
鴉娘「」クスッ
社長「で、では、会社に戻ります」
お嬢「ええ。信用してるわ」
社長「!」
社長「査定評価、GETだぜ!」フフーン フンフン
男「…お嬢」
お嬢「ナントカもおだてりゃ…って言うでしょ?」
男「…ああ。なるほど」
鴉娘「…」
社長「ヒャッハー!仕事が俺を呼んでるぜー!」スキップ
678 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/25(日) 19:24:39.04 ID:Kgi+Si0yO
〜昼〜
男「そういや…お前は戻らなくていいのか?」モグモグ
お嬢「食べたら戻るわ」
鴉娘「夜は、ご馳走」ニコッ
お嬢「ええ。私も手伝うわね」ニコッ
男「…」
鴉娘「大丈夫、見てる」グッ
男「頼む…病院にとんぼ返りはしたくない」
鴉娘「」コクン
お嬢「…くっ、くぬ…」ピクピク
男「ほらそんな顔しない」ヒョイ
お嬢「ぁ…む///」パクッ
お嬢「…///」モグモグ
男「(うーむ、何と言うか…)」
鴉娘「ぁ、あー…ん///」
男「お?お前もか」ヒョイ
鴉娘「///」パクッ モグモグ
男「(…意外に扱いやすいのか?)」
679 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/25(日) 19:26:04.25 ID:Kgi+Si0yO
〜夕方〜
男「」zzz…
鴉娘「(よく寝てる…)」ツンツン
鴉娘「」キョロキョロ
鴉娘「(…一回、一回だけ…今度こそ…)///」ドキドキ
男「俺が!俺達が!従業員だ!」ガバッ
鴉娘「」
男「…夢か」フゥ…
鴉娘「あ、ぅ…お、おはよう」アワアワ
男「…おはよう。いやな夢だった…」
鴉娘「あ、お風呂…沸いてる」
男「お、入るわ。あんがとな」チュッ
鴉娘「」
スタスタ… カラララ
鴉娘「…///」ソッ… ナデナデ
鴉娘「〜!///」ジタバタ
〜風呂〜
男「(…起きてあんな近くに顔があったら判るわ)」パシャッ
男「(クソぅ…恥ずかしいじゃないか…!)」ザブン
男「(今はこれが精一杯…)」キリッ
男「(…やれやれだぜ)」フイ〜…
680 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/25(日) 19:33:49.00 ID:Kgi+Si0yO
>>670 >>671 今でこそ慣れましたがねぇ…
付き合いだした頃は『何か間違えたか?』とか『遠慮させてんのかな?』とか…ええ。
>>672 毎度ー!
お仕事、頑張って下され!
>>673 そこまで想像力豊かにはなれやせんねぇ…
>>674 ままま、おひとつ…つ旦~
>>645 アレは…イイものだ…ッ!
はいよ早出でお仕事お仕事…
681 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/25(日) 23:20:48.47 ID:MdThEDHs0
682 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/26(月) 04:38:18.75 ID:6/jnJPqk0
さてと行くか
683 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/26(月) 21:12:02.65 ID:BwYyHKKFO
今日は時間が無く…しかも早出っス。ヘヘッ
>>681 おお!実は結構多いとか?
んーなワケないか…
>>682 身体にゃあ、気ぃ付けてくだせぇ…つ旦~
さ、行くべぇよ…
684 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/26(月) 22:25:03.44 ID:B2QKlI+B0
あらま!
毎度のことながらお仕事頑張れ〜
ひとこと言いにきてくれてありがとう
685 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/27(火) 00:55:43.68 ID:RK3DawND0
働かずに食う飯はうまいっすヘヘッ
686 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/27(火) 04:57:13.18 ID:HlOtP6af0
おはよう
さてと仕事行くか
687 :
1@転載禁止:2014/05/27(火) 19:18:30.86 ID:jSWzqvmDO
〜お茶の間 夜〜
社長「えー、それでは…」ゴホン
社長「男の退院を祝して!」
カンッパァーイ!
男「」ゴッゴッゴ…
男「くぅ〜!染みるわ〜」ダン
鴉娘「暫く、控えめに…」
男「わーってるわーってる」ハハハ
お嬢「本当に解ってるのかしら…」ハァ
男「(…?何だ?この炭みたいなの)」
社長「ん?何だ?これ…」ヒョイ パクッ
男「あ」
お嬢「ちょ…!(男に最初に…て)」
社長「」バタン ブクブク
お嬢「」
男「…見張ってたんじゃないのか?」
鴉娘「『これは大丈夫!』って…」
男「社長?…社長…?」ペチペチ
社長「…たまには…左手、も…」ガクッ
男「問題無いそうだ」
鴉娘「良かった」ニコッ
お嬢「そう」
社長「」
688 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/27(火) 19:19:34.44 ID:jSWzqvmDO
ナーハハハ ノメノメー ワーワー
社長「あ〜、ところで…アレはどうなった?」グビグビ
男「?」
社長「ほれ、何か二人の女に〜とかナントカ」
男「ああ、その事ですか」モグモグ
社長「ま一応、少ーしだけ気になってな」グイッ
男「娘、お嬢。近ぅ」パンパン
鴉娘「…?」
お嬢「何かしら?」
社長「お、どうしたどうした?」パクッ モグモグ
男「社長」
社長「はぁ〜ん?」グビグビ
男「家内です」ギュッ
鴉娘「…!///」
お嬢「も、もう!///」
社長「」ブフォッ
689 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/27(火) 19:20:41.46 ID:jSWzqvmDO
社長「お、男ぉ〜、その冗談は笑えないぞぉ〜」ハハ
男「超マジですが」
社長「」
〜?〜
社長「アハハハハ、うふふふふ」スキップ
社長「ク○ラー!ペ○ター!」
イヤァァ! コナイデー!
キャッキャッ
社長「教ーえてーお爺さーん」
お爺さん「ああ?何を?」ホジホジ
社長「あのねー?男がねー、嫁さん二人ってー」
お爺さん「イイんじゃねーの?別に」ピン
社長「でもー」
お爺さん「ははは!羨ましいんだろう?w」ゲラゲラ
〜お茶の間〜
社長「それが人の夢!人の望み!人の業!」クワッ
男「」
社長「他者よりモテて!他者よりモテて!他者よりモテる!」ブワワッ
鴉娘「」
社長「競い!妬み!憎んで!その身を
お嬢「落ち着きなさい」スパーン
690 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/27(火) 19:24:55.12 ID:jSWzqvmDO
>>684 どもー!
ままま、楽しんでいってくだされ。つ旦~
>>685 へ、返答に困るんだぜ?
まぁぼちぼちでイイんじゃないでしょうか。
>>686 はーい毎度ー!
お気を付けてー!
畜生…あのヘルハウンド…
あ、早出っス。行きます。ええ。
社長も幸せにしてやって…
692 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/27(火) 23:32:22.34 ID:YkFUpBy60
いちおつ!
社長はナースがいいんじゃない
693 :
1@転載禁止:2014/05/28(水) 19:35:14.51 ID:kOpLazkHO
男「…というワケでして」
社長「へー…」
男「でまあ、機会があったら報告を…と」
社長「ほー…」
男「ま丁度よかったですね」
社長「ふーん…」グビグビ
男「…ひどく、どうでもよさそうですね」
社長「だってどうでもいいものォォ!!」ブワワッ
男「」
社長「知れば誰もが望むだろう!君のようになりたいと!君のようでありたいとォ!」
男「そ、そうスか?」テヘッ
社長「」ブチッ
社長「モンッッキィィィィィ!!」ブンブン
鴉娘「」アワアワ
お嬢「それ以上騒ぐと降ろすわよ?」
社長「男、幸せにな」ニコッ
男「」
694 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/28(水) 19:36:24.06 ID:kOpLazkHO
〜玄関 深夜〜
社長「ま、少ーし取り乱したが…」
男「(少し…?)」
社長「お前が幸せならそれでイイんだ」
男「!…ありがとうございます」ペコッ
社長「んーじゃ、またなー」
男「はい」
バタン
ウワアァァァァ…
男「」
〜お茶の間〜
男「…よっと」ストン
鴉娘「そろそろ、寝る?」
男「んむ。お嬢の迎えが来たら寝るか」
お嬢「?…来ないわよ?」
男「」
鴉娘「…泊まる?」
お嬢「ええ。爺にもそう言ってあるし、お風呂も済ませて来たわ」フフン
男「…しかし、部屋どうすっかな」
お嬢「な、何考えてるのよ!恥ずかしい!///」
男「…恥ずかしいのはお前の頭だ」
お嬢「」
鴉娘「私の部屋…」
男「すまんね」
鴉娘「大丈夫」ニコッ
695 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/28(水) 19:37:29.26 ID:kOpLazkHO
〜翌朝〜
鴉娘「はい」コトッ
男「あんがと。…なぁ、お嬢」モグモグ
お嬢「何かしら?」
男「鶴の恩返しってどう思う?」
お嬢「いい話ね」
男「いやしかし、鶴が人になったりするんだぞ?」
鴉娘「…」
お嬢「いいじゃない。そうまでして恩を返そうとするなんて」
男「問題無いそうだ」
鴉娘「」コクン
お嬢「?」
パアァァ…
カラス「…」
お嬢「」
カラス「」スリスリ
男「お?お前こっちの方が甘えん坊さんだな」ナデナデ
カラス「」スリスリ
男「ま、そういう事だ」ポン
お嬢「」
696 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/28(水) 19:41:06.76 ID:kOpLazkHO
>>691 社長「そーだろーとも!そーだろーとも!」
>>692 俺は…大筋を立ててからでないとダメな奴なんだ…
今からとなると、いささか…
さ、楽しい早出さ!
……せめて手当をくれぇぇぇ!
697 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/28(水) 19:51:56.29 ID:PWFkYyx10
ついにばれてしまった烏娘!
お嬢の魔の手から逃れられるのか?
次回!鳥籠の鳥
君はカラスの涙を知る…
698 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/28(水) 21:49:47.23 ID:CS3dX/Ta0
>>696 お疲れ様(°∀°)
こちら、ただいま帰宅(;´д`)
続き、楽しみにしてるで(^∇^)
社長大好きだけどな///
700 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/29(木) 04:50:06.91 ID:6FSTgUpP0
おはよう今日も休みなし
701 :
1@転載禁止:2014/05/29(木) 20:30:02.32 ID:sSufZkVDO
申し訳ありません。急遽、お休みを頂きました。
遊び倒して参ります!!
>>697 そ、そんな!Zガ○ダムの次回予告みたいに…!
>>698 お疲れ様です。
すいやせんねぇ?休みを満喫してきます…ヘヘッ
>>699 社長「ねー聞ーた!?聞ーたでしょ!?」
男「…お嬢、アルプスに送り返してくれ」
お嬢「いいわよ」ポチッ
ウワッナンダ!? ヤメロォォォ…
>>700 お、お休み、なの///
ではでは!
俺は逝くぜ!ピリオドの彼方に!
702 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/29(木) 22:48:38.04 ID:6FSTgUpP0
彼女の股座にまっしぐらか
703 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/30(金) 04:29:37.34 ID:s2woylGI0
俺は今日も仕事
704 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/30(金) 19:22:54.53 ID:s2woylGI0
まだ彼女としてるのか?
705 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/30(金) 20:55:57.92 ID:ZqriR7yo0
>>1ならさっき女の人にムチで打たれて喜んでいたよ
「もっと打って欲しいのですか?薄汚い豚さんですね」ビシビシ
707 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/31(土) 03:43:34.92 ID:doS7UC3q0
彼女している間に仕事行くか
708 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/31(土) 06:40:20.91 ID:LJcDr5PD0
今日は子供の運動会でお休み(°∀°)
709 :
1@転載禁止:2014/05/31(土) 19:17:40.31 ID:4UuHTqOLO
男「よーしよし、そろそろモビルス○ツ形態だ」ナデナデ
カラス「…?」
男「…人型ね」
カラス「」コクコク
パアァァ…
鴉娘「///」スリスリ
男「ふはは。苦しゅうない、苦しゅうない…おいィ?」
お嬢「」ハッ
男「どうした?鳩が豆食ってフォー!みたいな顔をして」ハハハ
お嬢「『どうした?』じゃないわよ!」
男「どうどう」
鴉娘「」オロオロ
お嬢「…いいの?その、色々…」
男「大丈夫だ。問題無い」キリッ
お嬢「…」
男「そんな事で手放す事は考えられんな」ウンウン
鴉娘「手付け、貰った///」
男「おいバカやめろ」
お嬢「…詳しく」ズイッ
鴉娘「///」
710 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/31(土) 19:18:44.65 ID:4UuHTqOLO
鴉娘「…で……時に…」
お嬢「…」フムフム
鴉娘「チュッ、て…///」
お嬢「」スッ
スタスタ
男「無言で目を見ながら歩み寄るな。怖い」
お嬢「…目を閉じて」
男「ひ…一思いに右で…やってくれ」
お嬢「?」キョトン
男「ひ…左?」
お嬢「…何を言っているのかしら?」
男「りょ…りょうほーですかあぁぁ?」
お嬢「(両方…?フ、フレンチなのと…?)///」
お嬢「(ま、まさか…ッ!)///」
鴉娘「」アワアワ
お嬢「(で、でも、経験無いし…ああ、もう!)///」
男「もしかしてオラオラですかーッ!?」
男「(完璧だ…)」
チュッ
男「」
鴉娘「(わー…)///」
711 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/31(土) 19:19:50.89 ID:4UuHTqOLO
お嬢「…///」スッ
男「…おもひおく…言の葉なくて…つひにゆく…」フラッ
お嬢「?」
男「道は迷わじ…なるに、まかせ…て…」ガクッ
お嬢「何で辞世なのよ!///」
鴉娘「」クスクス
男「まあそれだけパンチが利いていたという事で」
お嬢「光栄に思いなさい///」フン
男「あと何か醤油の味がした」
お嬢「」
鴉娘「(目玉焼き…醤油)」クスッ
お嬢「言わなくていいのよ!そんな事はあぁぁぁ!!」
キャー ハンニャヨー!
ワーワー…
712 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/31(土) 19:28:13.92 ID:4UuHTqOLO
713 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/31(土) 20:21:07.76 ID:C7ioPSGq0
「そのようなことを言っても体は正直ですよ」ビシビシ
714 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/05/31(土) 22:57:13.04 ID:mXAQAYZO0
いまさら追いついた。鴉娘とお嬢が可愛いすぎて辛いけど、ほっこりするな。というか男爆発しろ!くそーす
男は今度は社長から刺されると思うの
716 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/06/01(日) 05:49:45.55 ID:oOkC+6IR0
おはよう
今日仕事行くか
717 :
1@転載禁止:2014/06/01(日) 19:20:49.36 ID:R4QoqTX/O
チンポーン
お嬢「来たみたいね」ガタッ
男「あいよ。行ってらっさい」
鴉娘「お弁当」スッ
お嬢「私に…?」
鴉娘「」コクン
お嬢「ありがとう!本当に嬉しいわ」ニコニコ
男「毎度、二千円ね」
お嬢「」
鴉娘「」
男「…すまん。冗談だ」
お嬢「…目を閉じなさい。それで許してあげるわ///」
男「暴力反対〜」
お嬢「どの口が言うのよ!」
男「ひ、人を暴力団みたいに言うな!」
ワーワー…
鴉娘「」オロオロ
鴉娘「…」
鴉娘「!」ピーン
男「朝くらい静かに、エレガントにだな…お、どうした娘」
鴉娘「///」チュッ
男「」
お嬢「んな!?」
お嬢「(も、もう!こうなったら…)」グッ
お嬢「…行ってきます///」チュッ
男「」
718 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/06/01(日) 19:21:55.04 ID:R4QoqTX/O
〜自室 昼〜
男「(まさか、お前と別れる日が来るとはな)」
男「(初めて会ったのはいつだったか…)」
男「…」フゥ…
男「(お前はいつだって俺を支えてくれた…)」ポロッ
男「(散々お前に頼っておきながら、掌を返すような真似をする俺を許すな…ッ!)」ポロポロ
男「(…じゃあな。願わくば…)」ニギッ
プニプニ
男「(しっかりリサイクルされてくれ)」ポイッ
ボスッ
719 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/06/01(日) 19:22:59.85 ID:R4QoqTX/O
〜お茶の間〜
鴉娘「〜♪(…出来た)」カタッ
ウワアァァァ! ヤッパリダメダアァァァ!
鴉娘「」ビクッ
鴉娘「(何か…!)」タタッ
〜自室〜
男「(捨てられるワケがない…ッ!)」
男「(ごめんね…許してなんて…言えないよね…)」キリッ
男「(…隠しとけばいいしな)」
ガチャッ
鴉娘「…」ハァハァ…
男「お、おう、どうした?」
鴉娘「何か、あった…?」
男「お、おう、少しばかり夢見がな」
鴉娘「」タタッ ギュッ
男「」
鴉娘「…大丈夫」ニコッ
男「…ああ(………すまん)」
720 :
名も無き被検体774号+@転載禁止:2014/06/01(日) 19:30:22.87 ID:R4QoqTX/O
>>713 どちらかと言うと…その、ほんのりとですが…責める方が…ヘヘッ
>>714 いらっしゃあい クイッ
まま、ゆっくりしていきなされ。つ旦~
>>715 まぁそいつぁ大丈夫でしょう……多分。
>>716 毎日お疲れ様です!
ささ、ごゆるりと。つ旦~
え?勿論早出です。はい。拒否権?ハハハ、まず人権がありゃあせん。
同じような会社だな
なんかわちゃわちゃしてて状況がわからん(´・ω・`)
はやくどっちかはっきりせい
723 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/02(月) 04:24:20.11 ID:z6x5ypM90
おはよう
仕事行くか
724 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/02(月) 12:28:50.09 ID:VFxhmUfx0
725 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/02(月) 12:31:12.36 ID:fgDACSzQ0
726 :
1@転載は禁止:2014/06/02(月) 19:17:34.94 ID:RIGHngpLO
〜事務所〜
社長「はい…はい……ええ、分かりました。では」ガチャッ
社長「やれやれ…おーい」
事務「はい」
社長「男の診断書貰いに病院行ってくるわ」
事務「分かりました」
社長「(看護婦さんで目の保養もしてくるか)」デヘッ
社長「ルンルン♪」スキップ
事務「(…入院してください)」
〜病院〜
医師「わざわざすみませんね。さ、お渡しして」
看護婦「はい」
社長「(イイ…実にイイ!たまらなくイイ!!)」
看護婦「こちらになります」スッ
社長「ありがとうございます」キリッ
看護婦「(あのゴミ虫の上司?…悪くないわね)」
社長「…実はお昼がまだでして。どこか近くにありませんか?」
看護婦「病院内にもあります。宜しければ、私が案内を
社長「是非」キリッ
727 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/02(月) 19:18:40.24 ID:RIGHngpLO
〜自宅 夜〜
お嬢「…というワケで、数日内に会いに行くわよ」
男「ああ。気を付けてな」
お嬢「アナタもよ!」
鴉娘「」クスクス
男「軽い冗談じゃないか…」
お嬢「///」フン
男「だいたい、そんなのは結婚を見据えだしてから…」
お嬢「そうね」
男「おお、分かってくれたか」
お嬢「早い方がいいわよね」ニコッ
男「………そうですね」
鴉娘「大丈夫」ニコッ
男「…おう」ポフッ ナデナデ
鴉娘「…///」
お嬢「(…何か扱いに差があるような)」
728 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/02(月) 19:20:05.86 ID:RIGHngpLO
〜翌朝〜
男「んむ。今日も美味い」パクパク
鴉娘「あとで、買い物…」
男「おお、付き合うぞ」モグモグ
鴉娘「(やた…!)」コクン
お嬢「…」
男「そ、そんな妬ましそうな目をするな。ほら、コレやるから」スッ
お嬢「///」パクッ
鴉娘「今度、皆で」
男「おお、いいな」ズズッ
チンポーン
お嬢「じゃ、行ってくるわね」
男「俺もそろそろ復帰しねーとな」
鴉娘「…焦らない」
お嬢「そうよ。まだダメよ」
男「いや色々と…金とか」
お嬢「全部特休にしてあるわよ?」
男「愛してる」
お嬢「!い、行ってきます!///」バタバタ
鴉娘「あ、お弁当」アワアワ
729 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/02(月) 19:26:32.23 ID:RIGHngpLO
>>721 おや、おたくもブラックですかい?…ヘヘッ
>>722 すいやせんねぇ…欲張りな奴も居たモンで…
ままま、おひとつ。つ旦~
>>723 毎度ー!お気を付けてー!
>>724 >>725 両手に華ってやつですかねぇ?ハハハ
さ、早出ですよ。行きますよ。
では、またノシ
730 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/02(月) 22:05:57.18 ID:z6x5ypM90
帰ってきた
おやすみ
731 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 02:55:46.56 ID:35Yj+ZjM0
おはよう
眠いけどもう少ししたら仕事に行くか
732 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 12:59:28.05 ID:rCRcsil60
ニヤニヤがとまらない
733 :
1@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:35:54.84 ID:GUTMfHJBO
〜大通り 昼〜
鴉娘「夜、何がいい?」
男「あ〜…うどんな気分だ」
鴉娘「分かった」クスクス
男「期待するぞ〜…って、げっ」
看護婦「…」
社長「おお、男じゃないか。覚えてるか?看護婦さん」ハハハ
男「社長…?そのアマゾネスと何を
看護婦「ちょっとこっち」グイッ
男「」
ズルズル
社長「な、何だ?アイツ何かしたのか?」
鴉娘「…」
〜路地裏〜
看護婦「…解ってるよね?」
男「何が?」フフーン
看護婦「私はお淑やかな看護婦。そうよね?」
男「どうすっかな〜…?」
看護婦「…お願い」
男「…ワリィ、冗談が過ぎた」
看護婦「じゃあ…」
男「つまらねー事は言わねーよ」
看護婦「本当…?」
男「男に二言は無い」キリッ
看護婦「録音OK…と」カチッ
男「」
734 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:36:59.43 ID:GUTMfHJBO
社長「お、戻ってきた」
男「…お待たせしました」
看護婦「もう…やっぱり言い付けを聞かずに、動き回っていたみたいですよ?」
男「」
社長「ああ、さっき引っ張って行ったのは…ダメじゃないか男ぉ〜」
男「い、いえ今のは…」
看護婦「」ギロッ
男「…以後、気を付けます」
看護婦「せっかく良くなってきてるんですから…ね?」
男「…はい」
男「(社長…すんません。『男に二言は無い』を顔写真付きでネット上にバラ撒かれるワケには…)」
キャッキャッ ヤダー
男「(それにしても…)」チラッ
看護婦「」フフーン
男「(末恐ろしい…)」
735 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:38:03.51 ID:GUTMfHJBO
社長「昨日、お前の診断書取りに行ってな?お昼案内してもらって…」
男「はあ」
社長「で、今日はお礼にお昼をご馳走しようってワケよ」ハハハ
男「はあ」
社長「お前らも来るか?」
看護婦「」ギンッ
男「え、遠慮しときます」
鴉娘「」ブンブン
看護婦「」ニコニコ
男「邪魔しちゃ悪いですし」ハハ…
看護婦「も、もう〜」パシッ
社長「そうかそうか。すまんなぁ〜」ハハハ
男「では、俺達も用事あるんで」
社長「おう。じゃあな」
看護婦「お大事に」ニコッ
鴉娘「」ペコッ
スタスタ…
男「あのグラップラーが下手したら社長夫人になるのか…」ブルルッ
736 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 19:42:13.57 ID:GUTMfHJBO
>>730 >>731 毎日お疲れさんどす…
ささ、せめてお茶でも。つ旦~
>>732 好きっすねぇ?旦那ァ…ウェッヘヘヘ
プランB…いわゆる早出です。
ほいたら、また。ノシ
737 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 21:03:17.09 ID:35Yj+ZjM0
いってらー
帰りました
738 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 21:13:45.24 ID:T7OLBRqz0
結婚したあと尻に敷かれるタイプだな
社長が幸せならばいいんや…一生騙し続けておくれ
740 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/03(火) 23:13:55.08 ID:sfmTf2Sp0
みんな幸せで何よりだ
おはよう
今日も仕事だよ
742 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/04(水) 10:35:11.08 ID:SkOfM2r70
これってもうすぐ終わっちゃう系?みんな幸せハッピーエンド的な?
社長にも春が来た!
春…なんだよね…?
744 :
1@転載は禁止:2014/06/04(水) 20:33:48.69 ID:yL7aJ9YvO
申し訳ありません。今日は色々と…しかも早出(はぁと)m(__)m
>>737 >>741 毎日お疲れ様です。
お身体、ご自愛を!
>>738 カカア天下ですかい?恐ろしかー…
>>739 どうなるんでしょうなぁ?…ウェッヘヘヘ
>>740 ですなぁ…
まま、おひとつ…つ旦~
>>742 もう少しですね。最後は…さぁ?どうでしょう…?
>>743 社長「春に決まってんだろう!///」ハハハ
…だそうで。
さあ、行きますか。手当の付かない早出とやらに…ヘヘッ
745 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/04(水) 22:15:38.19 ID:j+42JQ2q0
ただいまー
おやすみ
746 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/05(木) 04:46:36.52 ID:RLtVTUXr0
おはよう
今日も仕事行くか
747 :
1@転載は禁止:2014/06/05(木) 19:37:40.80 ID:YaWvCDiQO
〜自宅 夜〜
お嬢「…そう。良かったじゃない」
男「良かったんだろうか…?」
お嬢「誰にだって…見せたくない一面くらいあるものよ?」
鴉娘「///」コクコクコク
男「むぅ…たしかに(全裸ジョ○ョ立ちなんぞ見られた日にゃあ…)」ブルルッ
男「(娘も、バレリーナ事件は記憶から削除したいだろうし…お嬢も…)」
お嬢「まぁ、私ほど完璧な人間になると…」フフーン
男「」イラッ
お嬢「そんな心配も無いの
男「…ションベ垂れ」ボソッ
お嬢「〜〜〜ッ!///」
アアァァァァ! イヤー!
マチナサーイ! ホントノコトダロー!
鴉娘「…今日も、平和」ニコッ
748 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/05(木) 19:38:45.62 ID:YaWvCDiQO
〜翌朝〜
男「……おはよう」
鴉娘「…おはよう」
お嬢「…ごめんなさい」
男「この黒い円盤は…何なんだ?」ヒョイ
お嬢「目玉焼き…の筈…」
男「…このバニラの香り溢れる液体は…?」
お嬢「お、お味噌汁…の、筈…」
男「…こりゃ娘」
鴉娘「ほんの僅か…一瞬目を離したら…」
男「…どんな才能だ」
お嬢「…ごめんなさい、私…やっぱり料理は…」ジワッ
男「むぅ…」ポフッ
お嬢「ぁ…」
男「まあ焦るこたないさ。ぼちぼちでいい」
お嬢「でも…」
鴉娘「時間、沢山ある」ニコッ
男「そうそう」ナデナデ
お嬢「…///」
749 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/05(木) 19:40:07.14 ID:YaWvCDiQO
〜事務所 昼〜
社長「…ええ…はい。代わります」
社長「お嬢さん。実家から電話です」スッ
お嬢「ありがとう」
お嬢「代わりました」
お嬢父「おお、お嬢。元気でやってるみたいだな」
お嬢「ええ。お父様も元気そうで何よりです」
お嬢父「うむ。一応、明日時間が取れたのでな」
お嬢「では…」
お嬢父「うむ。…しかしお前が惚れ込むとはな。どんな人物か楽しみだよ」
お嬢「あら。私の目をお疑いですか?」
お嬢父「いやいや」ハハハ
お嬢「では、明日をお楽しみに」フフ
お嬢父「うむ。ではな」
ガチャッ
お嬢「(お祖父様なら簡単にノってくれそうだけど…)」
お嬢「」フルフル
お嬢「(退かないわ…!)」グッ
750 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/05(木) 19:43:45.74 ID:YaWvCDiQO
>>745 >>746 そちらも大変なご様子。
一週間くらい休んでみたいですな…
マスター、いつもの。
そう、早出…さ。
751 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/05(木) 21:33:03.83 ID:HScsVOGQ0
いいね
752 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/05(木) 22:01:44.14 ID:RLtVTUXr0
ただいまー
おやすみなさい
彼女とやりまくりの日が来ますように
祈っております
753 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/06(金) 11:02:29.99 ID:+vb5MgN60
うがああああ可愛ええええ
やっぱりお嬢嫌い(´・ω・`)
755 :
1@転載は禁止:2014/06/06(金) 19:37:36.95 ID:4V/4cv3vO
〜翌朝 自宅〜
お嬢「準備はいいかしら?」
男「大丈夫だ。問題無い」キリッ
男「(…汎用性高いな。コレ)」
鴉娘「じゃあ…」
男「ああ。行こう」
執事「では皆様、お車に」ホッホッ
〜お嬢実家 昼前〜
お嬢父「…」ソワソワ
お嬢母「あなた…少し落ち着いて」
お嬢父「いやしかしだな…あの子は、ほら、世間知らずなトコがあるから…」
お嬢母「人を見る目は確かな子ですよ」ホホ
お嬢父「いやしかし…」
コンコン
お嬢母「入りなさい」
ガチャッ
黒服「お着きになりました」
お嬢父「うむ。応接間に」
黒服「はい」
756 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/06(金) 19:38:50.68 ID:4V/4cv3vO
〜応接間〜
お嬢「只今戻りました」
お嬢父「うむ。お帰り」
お嬢母「そちらの方が?」
お嬢「はい」
男「初めまして。男です」ペコリ
鴉娘「娘、です」ペコリ
お嬢父「(妹さんか?)初めまして。お嬢父だ」
お嬢母「お嬢母です」
お嬢父「ふむ…面構えは悪くないな。私のようにハンサムではないが」フフン
男「…」イラッ
鴉娘「…」
お嬢「あら。お父様も冗談が上手に…」フフ
お嬢父「…」
男「エフッ…エフッ…」ニヤニヤ
お嬢父「…ンッ、ンン。さて、男君」
男「はい」
お嬢父「取り敢えず、仕事とか学歴とか…色々聞かせてくれるかな」
男「仕事は社長のトコでリフト班を。学歴は普通に高卒です」
お嬢父「」
757 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/06(金) 19:40:07.07 ID:4V/4cv3vO
お嬢母「あなた…?」
お嬢父「」ハッ
お嬢父「つ、つまり君…従業員なのか?」
男「ええ。まあ」
お嬢「…」
お嬢父「な、何か、こう…ほら、以前はどっかのエリート社員とか…」
男「以前も町工場のリフト班ですが」
お嬢父「」
男「あとは…」
お嬢父「勿体ぶらなくていい。さあ!」
男「(どうせすぐ分かるか…)切取屋です」
お嬢父「」
お嬢父「(待て、落ち着け。エリートになるには才能が必要な仕事だ)」
男「しかも非正規の」
お嬢父「」
お嬢「お父様、彼には事情が
お嬢父「黙りなさい」
お嬢「…」
お嬢父「爺を呼べ」
黒服「はい」
758 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/06(金) 19:45:58.28 ID:4V/4cv3vO
>>751 ありがとう御座います。
まま、ごゆるりと…つ旦~
>>752 ういうい///お互い大変ですなぁ。
>>753 お、落ち着きなせぇ。
でも!ありがとー!
>>754 そいつぁ残念ですなぁ…
多分、明日で終わり。
もう少しだけ、お付き合い下され///
はいよ、お仕事お仕事…
ただいま
明日で終わらすなよ
おやすみ
えっ明日で終わり!?まじかー
761 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/06(金) 23:08:05.96 ID:7s0R4xuQ0
続きが気になるぜぇぇ!てか、終わるのか…なんてこった。
762 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/06(金) 23:56:34.35 ID:jYoLl0xw0
えええええええーっ
終わっちゃうの;;
いちおつ…
763 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 00:02:16.23 ID:qbXB+4Hk0
さいごにおねがいだ
いちのおっぱいもませて
764 :
1@転載は禁止:2014/06/07(土) 19:17:50.55 ID:RJ64qRdBO
執事「爺、参りました」
お嬢父「…これはどういう事だ?」
執事「どう、とは?」
お嬢父「こんな馬の骨とお嬢が何故付き合ってる!」ダン
執事「…爺めは、お嬢様の力になるのが役目に御座いますれば」
お嬢父「…話にならんな」
お嬢父「おい君、もう帰りたまえ。今手を引けば
お嬢「お父様!」
お嬢父「早い内に気付けて良かった…少し好きにさせ過ぎたようだ。今後は
お嬢「私も、もう子供ではありません!」
男「おい、今そのセリフは…」
お嬢父「なぁにィィ!?」
お嬢母「あらあら」
お嬢父「ヤったのかぁぁぁ!?」
お嬢「ぇっ…な///」
男「ほら見ろ」
お嬢父「クゥソガキィィ!!」
お嬢母「落ち着きなさい!」
お嬢父「…むぅ」
765 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 19:18:56.04 ID:RJ64qRdBO
お嬢父「ゴホン。残念だが、君のような者にお嬢を嫁にやるわけにはいかん」
男「…」
お嬢父「分かるだろう?お嬢と君とでは
男「勘違いしてもらっては困ります」
お嬢父「…何だと?」
お嬢母「…」
男「儀礼上こういう形をとりましたが…」
鴉娘「…」ニギッ
男「許可を貰いに来たのではなく、『お嬢は貰っていく』と言いに来たダケです」
お嬢「!///」
お嬢父「のぉほほぉぉう!」
お嬢母「あらあら」ホホホ
お嬢父「ぬぅかしたな小僧!つまみ出して
お嬢母「あなた!…ふぅ、男さん」
男「はい」
お嬢母「よく分かりました。お嬢が入れ込むワケね」ホホ
お嬢父「お前…何を…!こんな馬の骨に
お嬢母「あなただって、元は売れない本屋の倅でしょうに」
お嬢父「」
766 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 19:20:08.91 ID:RJ64qRdBO
お嬢母「ほら、あなたが怒鳴るから…妹さんも怯えてるじゃない」
男「妹ではなく、家内Aですが」
鴉娘「…///」
お嬢父・母「」
お嬢「ちょっと!私がBなの!?」
男「言葉の綾だ。不満なら…A′でどうだ?」
お嬢「私をAにしなさい!」グイグイ
男「チィッ!まるで子供のように!」キリッ ガクンガクン
執事「ホッホッホ」
お嬢父「堂々と浮気だと…?」ギリギリ…
お嬢母「浮気は男の甲斐性、かしら?」
男「…いいえ。どちらも本気なので」
お嬢母「…ますます気に入ったわ」フフ
お嬢父「おい!まさかお前…!」
お嬢母「ええ。あなたみたいに、隠れてコソコソするより遥かに良いわ」
お嬢父「」
お嬢母「…知らないとでも思っていたのかしら?」
お嬢父「……ごめんなさい」
767 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 19:21:15.34 ID:RJ64qRdBO
〜自宅 夜〜
男「…疲れた」
鴉娘「でも、これで一安心///」スリスリ
お嬢「ふふ、そうね」
男「なんか可哀想だったな。親父さん」
お嬢「いいのよ。少しは懲りたでしょうし///」フワッ
男「(後から抱きつかれると、『俺の後に立つな』をやりたくなるが…)」
お嬢「〜♪///」スリスリ
男「(…我慢しよう)」
鴉娘「晩御飯、何がいい?」
男「塩鯖」
鴉娘「分かった」クスッ
お嬢「手伝うわ」
男「何…だと…?」
お嬢「も、もうアレンジはしないわよ!///」
鴉娘「…見張る」
男「…頼む」
男「(…ワリィな、弟…暫くそっちには行けねーわ)」
男「(親父とお袋と…仲良く待っててくれな?)」
ソンナ カゲェボウシィ〜
男「社長?イイところで…」ピッ
社長「看護婦さん…怖い…」
男「…ええ」
768 :
1 ◆ZbmUZ9sYwg @転載は禁止:2014/06/07(土) 19:30:19.85 ID:RJ64qRdBO
これにて、お終いに御座います。
>>759 すまんこってす。これでも急遽社長の春をねじ込んで延びたくらいでして…
>>760 マジです。はい。
>>761 あい。お終いに御座います。
まま、次をお待ちくだされ///
>>762 貴方も///
>>763 お、お前…イイのか?イイんだな!?ヌギヌギ
ではでは、またお会いできる日まで!ノシ
え?早出?稽古終わるまでは待ってくれる?お優しいですねぇ…………シクシク
769 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 19:43:07.12 ID:3PaYOIX/0
乙。面白かった。
770 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 20:58:51.03 ID:WMfZ1R610
ただいまー
終わってしまった
休みなく頑張ってきたのに
771 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 21:08:51.23 ID:c4alYPZS0
おつ
ながいあいだ楽しかった
次回作書くなら絶対に読ませていただきやす
772 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 21:34:30.29 ID:FOn7SdHE0
おつ!
ほのぼのハッピーライフで終わってよかった!
しばらくさみしくなるけど次回作に期待!
773 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 21:52:12.12 ID:RpHtlmT70
おつ!ほのぼのさせてもらったわー。楽しかったよ!仕事…頑張れー笑
774 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 22:12:08.81 ID:VFZhnGHJ0
乙乙!
最初から毎日楽しみに見てたよ
最後社長幸せ?にしてくれてあんがと(´;ω;`)
仕事頑張ってなー
775 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 22:35:04.12 ID:mLErWUsR0
お疲れさんでございます!
次にも期待してるぜ!
776 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 23:13:38.62 ID:z6aUh+OO0
面白かったで(^∇^)
続編を…
続編も期待してますぜ
カラスと男
だからカラスエンドかと思いきや…
長い間お疲れ様、楽しめたよ
778 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/07(土) 23:24:34.33 ID:NjyWR0bj0
おつかれ!
ROMってたけど最初から読んでました。
779 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/08(日) 01:31:52.84 ID:SQoFEWCY0
非常に満足でした!
また期待してる!!!
乙でした!
ハードワークな中、毎日ありがとう
次回作も期待してます
あー面白かった。
1>> ありがとう。
心からの
>>1乙
両方本気なら問題無いよな、うん!
次も待ってる、仕事頑張れ。
783 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/08(日) 15:06:54.34 ID:qYE6US8S0
おつでした
毎日楽しみに読んでたよ
784 :
1 ◆ZbmUZ9sYwg @転載は禁止:2014/06/08(日) 18:14:38.69 ID:FGTOdm1cO
おはよう御座います。
>>769-783 御礼が遅くなりました。m(__)m
たくさんの乙、ありがとう御座います!
やっぱ嬉しいモンですなぁ…ウェッヘヘヘ
次作
またお会いできると思います。ええ、はい…多分。
残っていたら報告に。落ちていれば、またひっそりと始めまする。
さぁ、何かいいタイミングでお休み貰いましたからね。お泊まり行きますよ///
785 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/08(日) 19:25:34.62 ID:7zX7TPUF0
え、俺んちに
786 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/08(日) 20:22:15.50 ID:/CHA2Gwz0
とりあえず保守
787 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/08(日) 22:41:53.89 ID:Sp53Vifp0
やりまくりだな
788 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/08(日) 23:47:43.08 ID:RgpCcOUq0
埋め
ほ
790 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/09(月) 21:35:52.56 ID:2+iOb+/AO
このスレ消えるのもったいないね
791 :
1 ◆ZbmUZ9sYwg @転載は禁止:2014/06/09(月) 22:43:14.17 ID:vHhOoScDO
お、おおぉ…
落ちない内に、後日談でもこしらえやしょうかね///
何、ほんの余興だよ…
※松永久秀(BASARA)の中の人が焼け野原だと気付けた人は凄いと思う…
792 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/09(月) 22:48:00.02 ID:Wny+XlSX0
書くのか?
寝ようと思ったけど…
793 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/09(月) 23:00:26.85 ID:vHhOoScDO
抜けておりやした。m(__)mBASARA『4』ですな。はい。前作はすぐ気付くとかナントカ…
>>792 明日(予定)になりまする。今日はお休みくだされ。
さ、仕事の準備ですよ…
794 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/09(月) 23:11:22.11 ID:RihblKZn0
わーい待ってる
795 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 01:23:45.84 ID:brySjK270
やったー
待ってる
796 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 01:45:04.55 ID:nwYqseaiO
やったー
仕事ガンバ
男と鴉娘ちゃんの濃厚なセクロスキボン
797 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 03:36:02.68 ID:T/WsP7v20
おはよう
さてと用意して行くかな
798 :
1@転載は禁止:2014/06/10(火) 20:05:49.24 ID:lBxyG38AO
んでは、まあ…
短いながら、その後を少し。
799 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 20:07:08.78 ID:lBxyG38AO
〜数日後 社長宅〜
看護婦「まったく、捨てても捨てても…」フゥ…
社長「ま、待ってくれ!そのmy favorite達だけは!」
看護婦「要りませんよね?」ニコッ
社長「………はい」グスン
看護婦「あら…コレは…」ゴソゴソ
看護婦「あのゴミむ…コホン、男さんの病室にもありましたね」プニプニ
社長「おあぁぁぁ!!」
看護婦「」ビクッ
社長「それは触れちゃいけない…!それは男性の宝だって…知ってるだろぉぉぉ!!」
看護婦「ご、ごめんなさい、私…グスッ」
社長「捨てましょうこんなモノ」ポイ
看護婦「…いいんですか?大切な物では…」
社長「イイんです。もっと大切な物が出来ましたから…」
看護婦「社長さん…!」ヒシッ
社長「(イイんだ…これで…)」キリッ
看護婦「(……フッ)」
800 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 20:08:15.63 ID:lBxyG38AO
〜路地裏 夜〜
頭「男も社長も目出度し目出度し…さて」
債務息子「」ガタガタ
頭「…俺達が動く一番の理由…解るか?」
債務息子「…お、お金…?」ガタガタ
頭「正解。…ただし、素人考えの中では、な」
債務息子「…?」ガタガタ
頭「金よりも重てぇモンがある」ジャリッ
債務息子「…ひっ…」
頭「『面子』だ」
債務息子「た…助け…」ズリズリ…
頭「そのためなら…金も命もあるだけ使う」
頭「…そいつを忘れたらチンピラなのさ」チャカッ
債務息子「ひっ…ひっ…」ジョオー…
頭「お前は俺の弟分を刺した。…覚悟はいいな?」
債務息子「」ガクガク
頭「…それか、時給245円で働くか」
債務息子「働ぎまずぅぅ!」ガバッ
頭「…連れてけ」
手下A「はい」
頭「(男…)」カチッ ボッ
頭「(これなら文句無ぇんだろ…?)」フゥー…
801 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 20:09:30.82 ID:lBxyG38AO
〜3ヶ月後〜
ザァ…
お嬢「どう?」
男「見事な桜だ…社長と看護婦も、遠慮せず来りゃよかったのに」
鴉娘「」コクコク
お嬢「ふふ、山奥なのが玉に瑕なのだけれど」
男「…そこの崖とかお嬢落ちそうだしな」
お嬢「そこまで抜けてないわよ!///」
鴉娘「」クスクス
男「…飯にしようぜ。腹へった」
鴉娘「たくさん作った」ニコッ
男「ブラボー!おお!ブラボー!」パチパチ
鴉娘「これからも、美味しいの、たくさ
男「ああ。頼む」ギュッ
鴉娘「!///」
お嬢「あー!ズルいわよ!」
男「…仕様の無い」スッ
お嬢「ふふ、ほら、こっちよ」タタッ
男「待てよこいつぅ〜(棒)」タタッ
カカッ
お嬢「──ッ!」
ガッシ
プラーン
男「…やっぱ考え直していいか?」
お嬢「ごめんなさぁぁい!」
鴉娘「」アワアワ
802 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 20:10:55.18 ID:lBxyG38AO
オマケもお終い。
では、また!ノシ
803 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/10(火) 20:46:25.76 ID:D0YTWWJ10
1乙(^∇^)
また次回作も楽しみにしてるよ!!
お嬢崖から落っこちるのかと思ったwww
乙!またな!
805 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/11(水) 06:34:58.03 ID:Lq1+EPIU0
おはよう
806 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/11(水) 08:04:30.93 ID:mVFsunBR0
崖から落ちてバットエンドってのもありかな...
807 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/11(水) 08:52:53.37 ID:a8/mcBVu0
808 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/11(水) 09:06:53.06 ID:OFQtXxyS0
ξ
人 ξ
(__)
(___)
(____)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/ /・\ /・\\ VIPERよりクソスレに潤いをwww
|  ̄ ̄  ̄ ̄ |
| (_人_) |
| \ | |
\ \_| /
〔 / ̄ `ー' ヽ
/ ,ィ -っ、 ヽ
| / 、__う人 ・,.y i
| /  ̄ | |
ヽ、__ノ ヽ |
| ( 。 |/
| ヽ、_ ,.:∴~・:,゜・~・:,゜・ ,
| ( つ‘∴・゜゜・・∴~・:,゜・・∴
| /~~ヽ | ・゜゜・∴~゜
゜゜・∴:,゜・~
:,゜・~:,゜・゜゜・~
809 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/11(水) 10:56:11.93 ID:JdCnvylS0
新作はいつぐらいだろう?
810 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/11(水) 21:30:24.08 ID:vgWxmVA70
久々の良モノだった
次回も期待してるぞ
811 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/12(木) 03:23:13.34 ID:ZB34HyAe0
ほ
812 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/12(木) 17:59:04.42 ID:KTEpIriZO
し
813 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/12(木) 21:20:27.15 ID:BuTzvLFm0
が
814 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/12(木) 21:21:07.39 ID:BuTzvLFm0
が
815 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/12(木) 21:47:57.88 ID:70u+xm990
り
816 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/13(金) 04:11:46.16 ID:6OCFapzg0
が
817 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/13(金) 17:41:25.20 ID:43jFGVgQO
また最初から読んだけどやっぱり面白いし落ちる前にブログかどっかにまとめて欲しいな
818 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/13(金) 19:30:32.76 ID:6OCFapzg0
ほ
819 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/14(土) 04:59:57.24 ID:j5TrrmJy0
ほ
820 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/15(日) 00:27:21.76 ID:9JUc1/Sd0
し
821 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/15(日) 07:38:51.18 ID:miJwo78q0
ほ
822 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/15(日) 14:59:07.80 ID:BohdkpmX0
続きは
Webで!
824 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/15(日) 21:40:33.47 ID:4MpuQmM50
今頃追い付いたが乙
825 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/16(月) 00:31:37.12 ID:ZuZkWHqk0
ほす
826 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/16(月) 11:17:05.27 ID:Y/bqm6O10
ほ
827 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/16(月) 21:52:55.14 ID:Z+1RN/2T0
ほ
828 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/16(月) 22:46:24.82 ID:xTXRHFQR0
俺はなんて幸運な男なんだ!
これが終わってしょんぼりしたとたん妖怪退治スレ復活やんけ!
マンセー!
829 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 00:32:37.44 ID:5iqedZZLi
あげ
830 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 04:21:37.12 ID:Hl9zoz3f0
ほ
831 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 13:19:54.64 ID:uN8kEtv1i
保守
832 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 15:40:34.84 ID:Q+Jt0T8s0
沸いてるのか
保守
833 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 17:33:15.88 ID:17l972U60
まだあるのか
834 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 20:19:37.32 ID:xa2qLyAo0
ほ
835 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 21:56:08.94 ID:Q+Jt0T8s0
お、生きてる
再度☆
836 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/18(水) 23:16:43.37 ID:Hl9zoz3f0
ほ
837 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/19(木) 12:56:48.68 ID:lserln3p0
ほ
838 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/19(木) 15:20:28.07 ID:0qGtIn6y0
ほ
839 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/19(木) 21:35:33.76 ID:lserln3p0
ほ
840 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/19(木) 21:50:36.11 ID:zKhpWidK0
「ほ」が4つで
☆…!
842 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/20(金) 05:09:21.37 ID:0RvOdEcB0
ほ
次も期待(´・ω・`)
844 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/20(金) 17:17:01.56 ID:FcF1gBwU0
ほ
845 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/20(金) 21:35:59.78 ID:0RvOdEcB0
ほ
846 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/21(土) 05:02:56.52 ID:DfZ4a9GS0
おはよう
847 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/21(土) 21:36:52.68 ID:DfZ4a9GS0
ほ
848 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/22(日) 04:38:44.25 ID:2tPR7pwy0
ほ
849 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/22(日) 15:42:20.73 ID:0ZJ/Zt4J0 BE:751257592-2BP(1000)
ほ
850 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/22(日) 22:04:57.05 ID:2tPR7pwy0
ほ
851 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/23(月) 04:29:16.10 ID:9griQNjq0
おはよう
852 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/23(月) 12:06:06.47 ID:1DjzmPYk0
こんにちは
853 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/23(月) 15:53:04.49 ID:8H/TnEDh0
読みきったー
1乙!
854 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/24(火) 05:09:37.31 ID:YkvB6T+X0
おはよう
855 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/24(火) 12:11:36.38 ID:RV1bPFdA0
こんにちは
856 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/24(火) 23:24:48.52 ID:nb8dftdz0
こんばんは
857 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/25(水) 04:47:39.17 ID:iigTTjCp0
おはよう
858 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/25(水) 12:06:41.10 ID:NgBGzWtL0
こんにちは
859 :
1 ◆ZbmUZ9sYwg @転載は禁止:2014/06/25(水) 19:23:17.19 ID:c0x1cGgpO
860 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/25(水) 19:26:44.78 ID:SvlaFK350
861 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/25(水) 21:14:15.11 ID:XCJjhlD90
862 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/25(水) 22:39:13.43 ID:goWFhQfQ0
ぬぉ!?今気付いた!
いってくる〜!
863 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/26(木) 04:29:22.61 ID:ieZCvu8m0
おはよう
864 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/26(木) 18:17:16.92 ID:nun8P31/i
いくよ〜
865 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/26(木) 21:38:28.93 ID:ieZCvu8m0
ほ
866 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/26(木) 23:22:52.76 ID:UVx0H6S2O
Σチンポンスレ見落としてた!
明日以降ゆっくり読みたいのでage保守スンマセン
867 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/28(土) 06:47:59.48 ID:uzUaMOUX0
ほ
868 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/28(土) 21:01:58.93 ID:uzUaMOUX0
ほ
869 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/29(日) 05:20:20.64 ID:TKAI0+TX0
ほ
870 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/29(日) 20:22:20.69 ID:TKAI0+TX0
ほ
871 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/30(月) 04:43:17.35 ID:G4Dgxc040
ほ
872 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/30(月) 11:31:09.66 ID:RLshN78li
ほ
873 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/06/30(月) 23:12:07.68 ID:P3vKSooN0
874 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/01(火) 04:14:46.54 ID:L0cTMdbE0
ほ
875 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/02(水) 23:00:18.01 ID:DSVDkC2P0
ほ
876 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/03(木) 10:14:53.04 ID:5FfOHlzei
ほ
877 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/03(木) 22:13:13.64 ID:FPOCbxlx0
ほ
878 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/04(金) 04:27:51.01 ID:iz1C78n10
ほ
879 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/04(金) 22:13:45.37 ID:4HUG0m140
お
880 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/04(金) 22:21:49.82 ID:Rtmn2bIj0
ほ
881 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/06(日) 03:24:03.51 ID:vlcWZTQE0
ほ
882 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/06(日) 22:07:48.16 ID:VrfxmGJ60
ほ
883 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/07(月) 04:34:38.03 ID:AkzRbjWk0
ほ
884 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/07(月) 15:13:38.95 ID:SkV9M/cw0
し
885 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/07(月) 21:37:54.12 ID:AkzRbjWk0
を
886 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/08(火) 03:36:38.22 ID:EGLXvXPGi
ほ
887 :
◆/1TlSqqQyhKc @転載は禁止:2014/07/08(火) 18:11:47.95 ID://C+tPtI0
し
888 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/10(木) 01:41:32.84 ID:2iphksbU0
☆
889 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/10(木) 22:51:26.12 ID:v4w+n2nV0
ミ
890 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/10(木) 23:05:13.35 ID:5OfrML900
★
891 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/11(金) 13:40:52.19 ID:iddZcoHMi
ほ
892 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/11(金) 22:03:55.57 ID:l2F1mvvs0
ほ
893 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/12(土) 04:21:22.33 ID:4qNI+Jnh0
ほ
894 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:2014/07/13(日) 00:33:31.89 ID:kJx4vKIvi
ほ
895 :
名も無き被検体774号+@転載は禁止:
ほ