1 :
名も無き被検体774号+:
クロノ一行が時代を行き来して様々な問題を解決しラヴォスを倒し未来を救った。
その裏でとある青年もまた未来に行ったり古代に行ったりして色々あった話
2 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 00:30:22.42 ID:1IToeHtx0
聞こう
3 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 00:34:02.69 ID:Ug/1WcKV0
期待
4 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 00:34:21.17 ID:9XQYWcaOi
どうぞ
5 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 00:39:58.49 ID:zuFa5av0O
>>1 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
チラシの裏にでも書いてろ、な
AA略
6 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 00:40:40.55 ID:23RjkSYqO
話はルッカがゲートホルダーを手にし中世へ行った時に遡る。
ルッカの友達で機械大好きなディファはルッカのゲートホルダー作りの手伝いをしていたためゲートホルダーのプロトタイプを持っていた。
7 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 00:45:22.69 ID:23RjkSYqO
ルッカが広場で転換装置のショーをするらしいので見に来たがいない。
「あれ…もう終わった?」
予定ではまだ始まってあまり経っていないはず。
すると突然ゲートホルダーが共鳴しだす。
「え!?なにこれ!?ちょ、ちょっと!!」
目の前の次元の歪みに吸い込まれるディファ。
そう、ゲートホルダーはプロトタイプなので不完全だったのです。
きたい
続きはよ
9 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 00:57:22.70 ID:23RjkSYqO
吸い込まれて行き着いた先は山奥。
「あれ?どこだここ?」
何が起こったかもわからずよくわからない場所に飛ばされ戸惑う。
とりあえず山を下っていく。
「ギャァア!!!」
小さい緑色の妖精的なの(小さいオヤジ?)と大きい鳥に出くわす。
10 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:04:51.78 ID:23RjkSYqO
「ごめん、ここどこ?なんかリーネ広場から飛ばされたみたいなんだけど…」
「トルースの裏山だけど…って、え?いやいや俺魔物だけど怖くな…」
「トルースの裏山?こんなだったっけ!?まぁいいや。ありがと!これあげる」
ディファはポケットに合ったチョコを手渡し下っていく。
「あ、ありがと!危ないから気を付けていけよー!チョコもらっちった!へへwww」
鳥(コッカドゥドゥが欲しそうに見ている)
「わーった!あげるから半分あげるから!」
嬉しそうに飛び回るコッカドゥドゥであった。
11 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:13:08.23 ID:23RjkSYqO
山を降りるとリーネの広場…のはずがなかった。
本来ならばあるはずの広場がない。
というかいろんな建物が古く感じる。
「まさか転換装置で時代を飛び越えた!?いやまさかそんなことはありえないよなwww」
店屋に入り今の時代を尋ねる
「え?今はA.D.600年だけど?」
「やっちまった…時代を遡ってるよ…」
12 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:21:13.23 ID:23RjkSYqO
「取り合えず戻る方法を探さないと…あ、来た道戻ればいいんじゃん♪」
トルースの裏山に戻る
「あ、また来た」
さっきの妖精もどき(ジャリー)にまた会った
「いやー時代を遡ってきちゃったみたいだよwww科学の進歩って凄いよねーwwwってかルッカはとんでもない物作ってたんだな」
「さっきチョコありがと。折角だからいろんなとこ見てから帰れば?せっかくだし。せっかくだし…」
どうやら友達になりたいらしい。
「んーそれもそだね!じゃあ案内してよ!」
「え!?しゃーねぇなぁwwwそんなにして欲しかったしてあげるけどさぁ」
ジャリーに案内してもらいいさ中世巡りへ
13 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:23:05.36 ID:tFBigMQA0
ちょっと面白いw
14 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:30:37.53 ID:23RjkSYqO
「あ、自己紹介が送れたけど俺の名前はディファ。よろしく♪」
「よろしく!俺はジャリーだ!よろしくな♪」
時空を越えた初めての友達だった。(魔物)
「さて、案内するもどこがいいかな…あそこ景色が綺麗だけどあぶねぇからなぁ…」
「景色が綺麗な場所とかいいねー!行きたい!!」
「いや、魔物が多くて危ねぇからさ…」
「ジャリーも魔物じゃん?仲良くないの?」
「い、いや仲いいけどさ、そりゃお、俺は強いし俺が一言いえばみんななにもしないけどさ…」
「じゃあ行こう♪レッツゴー♪」
15 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:30:50.30 ID:Ip55uU3Ni
ジャリーかわいい
16 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:35:58.34 ID:23RjkSYqO
そしてデナドロ山に到着
「ここの頂上の景色が綺麗なんだよなー」
「そうなんだ。山登りとかいいねぇ♪」
梯子を登って進もうとすると
「おぅ!ジャリー人間と仲良くハイキングかぁ?笑」
太った魔物(オウガン)がいた。
「ち、ちげぇよ、こいつは俺の子分だよ!」
「お前の子分になんかなるやつなんかいねーだろwww」
「ねぇジャリー、あの太っちょ誰?」
「ふ、ふとっちょ!?」
17 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:41:15.18 ID:23RjkSYqO
「ふとっちょwwwあいつはオウガンってんだ。ここによくいる魔物だ。悪い奴じゃねぇぜ。口はあんなだけどな」
「誰がふとっちょだ!!人間が何しに来たんだ!!」
「ここの景色が綺麗って言うから見に来たの!一緒に行く?」
「はぁ?俺がなんで人間なんかと一緒にハイキングしなきゃ…おい!ハイキングするならまず準備運動しろ!足首とか関節を痛めちゃ上れねぇぞ!!」
そして木陰から出てきたハンマーを持った魔物(ハンマーオウガン)が
「そうだそうだ!人間は山を甘く見すぎだ!ちゃんと準備運動しろ!」
それからぞろぞろ出てきた他の魔物5体ほどと準備運動をした。
18 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:47:50.64 ID:23RjkSYqO
「じゃあ準備運動もしたし行くか!」
「うん!ハイキングとかかなり久しぶりだなー」
「オウガン、頂上まで一番簡単なルートで案内してくれよ!」
「まかしとけよ!ここは俺の庭だからな〜♪」
そして川辺などを渡って登って行く。
そして頂上に到着。
ジャリー「どうだ?いい景色だろ?」
ディファ「おぉ!いい景色だねぇ〜♪」
オウガン「ここは秋になるともっと綺麗だぞ♪」
ジャリー「ところでなんでトルースの裏山なんかにいたんだ?」
ディファはことのいきさつを話した
19 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 01:51:19.56 ID:23RjkSYqO
オウガン「おいおい時空を越えて過去へとか凄いな!?お前らの時代はどんなんだよ?」
ディファ「ん〜魔物とかは見たことないなぁ。」
ジャリー「え?俺らいなくなってんの!?」
ディファ「俺は見たことないなぁ…」
ジャリー「なんだよそれ!共存共栄が大事だろ!人類みな兄弟だろ!!」
オウガン「うん、まぁ俺ら人類じゃねぇけどな。」
20 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 02:00:25.46 ID:23RjkSYqO
ディファ「じゃあ現代、AD1000年の世界に行ってみる?」
ジャリー「え?いいの!?俺ら魔物だぜ?」
オウガン「魔物がお前らの世界に行っちゃマズいだろ流石に…」
ディファ「こうやって一緒に山登って綺麗な景色一緒に見ていろんな話したしもう友達じゃん!それに着ぐるみって言えばバレないよ!」
ジャリー「友達ぃ!?ま、まぁお前が友達って言うんならそれでもいいけどよ///」
オウガン「まぁ友達って言われて悪い気はしねぇわな///」
ディファ「よし!じゃあ現代に戻ろう!」
こうして初パーティができたのである。
続く
次回、第二話
〜ただいま現代!え?クロノが裁判にかけられてるの!?〜
ご期待ください
21 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 02:52:56.73 ID:BiFoZC0R0
キャラも地名も全然覚えてないから話が分からんなー
待ってる
なつかしい
期待
24 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 10:11:29.29 ID:q7Toa9N1i
支援
25 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 12:24:29.48 ID:23RjkSYqO
第二話 〜ただいま現代!え?クロノが裁判にかけられてるの!?〜
そして現代。リーネ広場の奥、ルッカが転換装置のショーをしていた場所に戻ってきた1人と2匹
ディファ「ただいま現代!」
オウガン「ひとて気になったんだけど魔物が町中を歩いて大丈夫なのか?絶対マズイだろ?」
ジャリー「魔物だーとか言われて弓矢とか飛んでくるのは勘弁だぜ…」
ディファ「それは大丈夫♪今はお祭りだから着ぐるみを着てますって言えばいい♪」
そうしてひとまずディファの自宅に戻る
26 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 12:54:42.80 ID:6/z6xAO+0
カエルのテーマは偉大だった
27 :
名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 17:48:12.52 ID:23RjkSYqO
ディファ「ただいま〜!」
母のミナトが迎える
ミナト「あらおかえり。お友達の仮装凄いわねぇ〜♪」
ディファ「いや…実は仮装じゃなく本物の魔物なんだ。」
ミナト「あらそうなの?」
意外に驚かない母
バレン「襲ってきてないしなぁ。まぁバカ息子だけど仲良くしてやってくれwww」
父も驚かない。
オウガン「どうもよろしく。ディファの母ちゃんと父ちゃんいい人だな」
ジャリー「ディファは父ちゃん似だな?」
ディファ「そう?まぁ騒ぎにならなくてよかった。」
あんなにやったのに全然おぼえてない
続きは?
30 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 05:49:30.25 ID:+lZP477O0
カッ…カッ…カッ…
一切の光がなかった。だが、なぜか目の前に巨大な振り子時計があることだけは視認できた。振り子だけが一定のリズムを刻み続けている。
クロノはなぜ自分がこんな所にいるのか全く分からなかった。
やがて一定のリズムを刻んでいた振り子のスピードが遅くなってきたのにクロノは気付いた。
やがて、振り子はその動きを止めた。
31 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 06:30:57.96 ID:+lZP477O0
第1章:旅立ち!夢見る千年祭
港町トルースに高らかにリーネの鐘が鳴り響く。
「クロノ…… クロノ!
いつまで寝てるの? いいかげん起きなさい! ほら、リーネの鐘があんなに気持ちよさそうに歌ってる。」
ジナの声が飛んでくる。
「あんたのことだからどうせ夕べ興奮
して寝れなかったんでしょう。」
ジナは小さく苦笑する。クロノはようやく薄目を開けた。
「まぁ建国千年のお祭りだから無理もないけど…。
あんまり調子に乗ってハシャぎ過ぎるんじゃないわよ! さ、いいかげん起きなさい!」
そうだ、今日は待ちに待ったガルディア王国の千年祭。起きて支度をしなければ…
クロノはしばらくモゾモゾと動いていたが、押し寄せる睡魔に勝つことができず、再び深い眠りにつこうとしていた。
そんな息子の姿を見て、ジナは小さくため息を漏らす。
「そういえば、ルッカがカッコいい男の子にナンパされてたわよ。」
32 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 06:58:21.35 ID:f4XCRYxQ0
見てるよ
33 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 07:01:52.51 ID:+lZP477O0
部屋の中に沈黙が流れる。
ジナが最後に発した言葉から十秒ほど経った頃だろうか。クロノはガバッと飛び起きた。
「ウソだろ!?男って誰!?それでルッカはどうしたの!?」
寝起きとは思えない動きでクロノはジナに詰め寄る。
だが、ニヤニヤと目も口元も笑っている母親の顔を見てクロノは全てを理解した。
「嘘かよ…」
クロノは心底ホッとした。
「でも近い将来現実になるかもね。あの子、あんな格好してるからよく見ないと分からないけどこの村でも5本の指に入るくらい美人よ。まぁ、あんたが一番分かってるでしょうけど。さ、朝ごはんの支度はできてるから早く食べちゃいなさい。」
ジナは笑いながら部屋を出ていった。
クロノはベッドに腰を下ろしふぅっと息を吐いた。おそらく顔は真っ赤になっていることだろう。
薄々感じてはいたが、母親にまでこんなにもはっきりと気持ちを見抜かれているとは…
クロノは思わず天を仰いだ。自分が隠し事をするのが苦手なタイプだというのは分かっている。
しかし、実の母親にあんな言われかたをされるとさすがに気恥ずかしいものがあった。
(…とりあえず飯だ!)
クロノは階段をかけ降りた。
34 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 12:21:13.05 ID:pRi+vm8vO
ミナト「そういえばクロノくんが裁判にかけられるそうよ!?」
ディファ「え!?なんで!?」
ミナト「マールディア王女を誘拐だって。何かの間違いだとは思うんだけど…」
ディファ「裁判の日はいつ!?」
ミナト「今日よ。もうすぐ始まるんじゃない?」
それを聞くとディファは走り出した。
ジャリー「おい!?行くのかよ!!」
オウガン「ついていくか。ホットケーキありがとう!」
35 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 12:27:33.13 ID:pRi+vm8vO
オウガン「裁判所に行って止めるのか?」
ディファ「裁判の内容を聞いて判断する。クロノがそんな事をするなんて考えられないからな…」
ジャリー「っていうか俺ら入れんのか!?」
裁判所に着く
警備員「ん?すいませんが着ぐるみは脱いでもらわないと…」
ディファ「いや、これ終わったらすぐ広場でイベントあるのでなんとかなりませんかね?静かにするんで…
警備員「んーじゃあ今回だけですよ?着ぐるみで傍聴なんて聞いたことがない。笑」
そして裁判が始まった
見てるよ
がんばれ
37 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 14:04:33.53 ID:+lZP477O0
朝ごはんを食べながらクロノは昨晩見た夢についてぼんやりと考えていた。
(なんで振り子時計の夢なんか見たんだろう…)
クロノの家には振り子時計は置いてない。そもそもここ最近振り子時計など見た記憶はなかった。
クロノは再び記憶を模索する。友達の家にも、ルッカの家にも振り子時計などなかったはず…
クロノが夢について考えていたのもそこまでだった。最愛の幼馴染みの家の中を考えているうちに、彼女自身の事について考えがシフトしていったからだ。
(ルッカ、今頃準備で忙しいんだろうなぁ)
38 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 17:53:43.18 ID:9RK5N6nG0
ん?んん?
並行して話してるのか?
クロノの時間軸とディファの時間軸はリンクしてるのか?
わけわからん
39 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 18:16:04.98 ID:pRi+vm8vO
>>38 >>37とかみたいなコテついてるやつは俺が書いてないです。
ちなみにディファとかのを書いてるのが
>>1の俺です。
40 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 19:10:08.00 ID:pRi+vm8vO
裁判官「只今よりマールディア王女誘拐事件の裁判を始める」
ディファ「クロノは誘拐なんかしないぞー!何かの間違いだー!」
オウガン「そうだそうだー!クロノはそんな事しないぞー!クロノをよく知らないけど!」
ジャリー「ホットケーキが食べたいぞー!ディファのママが作ったふわふわのホットケーキがまた食べたいぞー!」
裁判官「静粛に!!今から様々な人の証言を聞き判断するので静粛に傍聴するように」
そして様々な証人が集まり発言していく
41 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 19:50:51.16 ID:pRi+vm8vO
猫を助けてもらったという少女などの発言により陪審員達には好印象のようだ。
そして判決が下る
裁判官「無罪多数により被告人を無罪にす…」
大臣「誘拐の意思はなかったにせよ、マールディア王女をしばらく連れ出したのは事実。よって反省をうながすため3日間の独房入りを命ず!!」
無罪にはなったものの独房入りは免れれなかったようだ。しかしディファ達は聞いてしまった。それは大臣が退廷する時だった
大臣「なに、後からギロチンにかけてしまえばいい…」
42 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 19:52:02.02 ID:+lZP477O0
ルッカ・アシュティア。
クロノより2歳年上の19歳。
クロノにとって幼馴染みの親友であり、姉のような存在であり、そしてクロノが想いを寄せている人である。
大きな眼鏡がトレードマークで、機械をいじるのが大好きで、トルースのお騒がせ娘との異名を持つ彼女とは物心ついた時からの付き合いだ。
ただクロノ自身、いつの頃からか彼女の事を姉ではなく、異性として見るようになっていた。
しかしルッカ自身、クロノの事を弟のようにしか見ていない上に、色恋沙汰にとんと興味がないというのが、目下クロノの最大の悩みの種なのだ。
さらにここ何年かで、悩みはさらに増えつつあった。
ルッカがトルース町や隣町の若者に告白されるという事件(クロノは最早事件だと思っている)が一度ならず何回も起こったのだ。
43 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 19:55:07.70 ID:pRi+vm8vO
オウガン「おい、今の…」
ディファ「このままじゃマズイね。何かいい方法はないかな?」
ジャリー「忍び込めりゃ一番いいんだけどな…とりあえず今日は疲れたから帰ってゆっくり休まないか?いくらなんでもそんなすぐにギロチンにかけないだろ?」
ディファ「そうだね。今日は帰って体を休めつつ対策を考えようか。2人ともうちに泊まりなよ♪」
オウガン・ジャリー「もちろん!!」
ディファ「ちょっとは遠慮しろ!!笑」
そうして3人は帰路についた。
44 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 20:04:17.56 ID:pRi+vm8vO
そして次の日
ディファ「じゃあ昨日の大臣が発言した事を告発しに行くよ!それを聞けばきっとすぐ釈放されるはず!」
そうして森を抜け城に行こうとした時だった。
森の中が騒がしい
大臣「あ、ありえない…消えた…人が消えた…」
ディファ「あ、大臣!クロノをギロチンにかけて処刑する気だろ?無罪なんだから処刑はおかしいと思います!!今すぐ釈放してください!!」
大臣「釈放も何も奴はたった今ワシの目の前で消えたよ…マールディア様を連れてな…」
あたりの兵士も愕然としている
45 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 20:05:46.71 ID:+lZP477O0
中にはクロノ自身、逆立ちしても勝てないような容姿端麗な美男が彼女に想いを伝えたのだが、彼女の答えは一貫して決まっていた。
「ごめんなさい。そういう事に興味がないの。」
何人もの男を一刀両断してきた彼女だが、当の本人はというと
「こんな油臭い女のどこがいいのかしらねー?理解に苦しむわ」
と、自身の容姿が大きな眼鏡をかけていようと関係なく、男性を虜にできるレベルであることにすら気づいていないようなのである。
クロノが予想するに、ルッカの色恋沙汰に対するスタンスは当分変わることはないだろうと踏んでいた。
だが、人の心はいつ如何様に変わってもおかしくないものである。
ルッカ自身、
「“必ず”や“きっと”なんて断言できるものはこの世にない」
と常日頃から言っているくらいだ。
ジナの言う通りルッカの魅力は自分が一番よく分かってるつもりだ。
しかし、同じことを考えてるライバルは自分が思ってる以上に多いんじゃないだろうか。いや、きっと想像以上にいるはず。
いつからかそんな考えを抱くようになったクロノは、数ヵ月も前からある決心をしていたのだ。
千年祭の夜、ルッカに告白をしよう
と。
46 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 20:08:37.53 ID:pRi+vm8vO
ディファ「消えたってもしかして…」
大臣「何か知ってるのか!?知ってるなら話せ!話さないと隠蔽罪で牢獄行きだぞ!」
ディファ「いや、消えた風に見せかけて森の奥に進んだんだと思う!手品とか好きでよく脱出マジックの本とか読んでたし」
大臣「なに!?よし、奥を探せ!奥にいるかもしれんぞ!」
こうして大臣と兵士達は去っていった
47 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 20:11:31.35 ID:25S61zKs0
期待
48 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 20:13:10.89 ID:+lZP477O0
自分がルッカにとって一番近しい位置にいることは紛れもない事実。
それでも勝算は数パーセントとクロノは踏んでいた。
だがしかし、このままではいつまで経っても関係は変わらないままだ。
自分は彼女の姉弟でいたいんじゃない。恋人になりたいのだ。
(フラレてもしょうがない。とりあえず俺の事を男として見てもらわないと話しにならない!)
ご飯を食べ終えたクロノはお茶を啜りながら自分に言い聞かせていた。
グズグズしてる暇はない。あれだけの器量持ちだ。誰に取られてもおかしくないんだ…
クロノにも勿論同年代の異性の友人は何人かいる。だが、息を飲むほどの美人には17年生きてきてルッカを含め二人しか会ったことがない。
クロノはボンヤリしながらいつの間にかルッカの事ではなく、違う事を考え始めていた。
自分が子供の頃の記憶を巡ってみる。おぼろげだがガルディアの森で、確かにクロノは可憐な女の子に目を奪われた事があるのだ。
(金髪だったんだよなぁ、その子…
あととにかく可愛いってことは覚えてるんだけどなぁ…)
物思いにふけって天井を見つめてるクロノの足に何かがすりよってきた。
49 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 20:19:57.29 ID:pRi+vm8vO
ディファ「さて大臣もいなくなったし…お、あったあった」
草の中にわずかな時空のゆがみがある
ディファ「危ないからみんなは待って…」
オウガン「大事な友達をほっていけねえだろ?」
ジャリー「お前ら2人だと心配だから俺がいねぇとなぁ。ほんと世話やけるぜ////」
その言葉がディファには嬉しかった
ディファ「ありがとう。じゃあ行きますか!さぁどこへたどり着くのやら…」
次回・第三話
荒れた未来。僕らの未来に何があったの!?
50 :
名も無き被検体774号+:2013/11/14(木) 20:44:53.95 ID:pRi+vm8vO
第三話
荒れた未来。僕らの未来に何があったの!?
時空のゆがみに入ったその先は…
オウガン「ここは…どこ?」
ディファ「なんだか凄い文明発達してるみたいだね。みてこの扉!大砲でも壊れなさそうだよ!」
ジャリー「じゃあディファの時代よりまだ先か?楽しみだな♪外はどんなんだろうな♪」
外に出ると街は荒れ果て砂嵐が舞っている
ジャリー「え…なにこれ!?」
オウガン「未来…だよな?」
ディファ「僕らの未来に何があったんだろ…」
とりあえず近くの建物に入る事にした
51 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/14(木) 22:58:31.37 ID:+lZP477O0
我に返ったクロノはテーブルの下を覗く。
飼い猫のクロが気持ち良さそうに足に顔を擦り付けていた。
「クロ、おはよう。」
慣れた手つきでテーブルの下からクロを持ち上げて膝の上に乗せる。
クロは主人と目が合うとニャーと鳴きながらクロノの手に擦りよってきた。
「クロ、お前が教えてくれた場所で俺、今日頑張るよ。」
そうクロに話しかけた途端、クロは身を翻し、ピョンと飛んで床に華麗に着地した。そして今までくっついていたクロノには一瞥もくれず、颯爽と歩いていった。
(もうちょい空気読めよ!逃げることないだろ!)
クロノは歩き去る猫の後ろ姿を見送ったあと、よしと呟きながら立ち上がり、出掛ける準備を始めだした。
52 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 00:52:06.69 ID:yYjt0EbN0
読みづら過ぎ
53 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 01:26:44.98 ID:c0DWM56SO
ディファ達は朽ちかけたドームに入った。
そこにはホームレスのような人たちが集まっていた。
ディファ「すいませんここはどこですか?」
「ここはトランドームだ。綺麗な格好してるけどどっから来た?」
ディファ「え…と、トルースです!」
「トルース?聞いた事ねえな…」
オウガン「ってか今って王国歴何年なんだ?」
「王国歴?なんだそりゃ?今は西暦2300年だが」
ジャリー「年号が変わってる…王国歴がそのまま使われてるとしたら俺らの時代から1700年か」
ディファ「僕の時代から1300年…何があったんだろう…」
謎は深まるばかりであった
54 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 01:40:21.82 ID:c0DWM56SO
「そういえば兄ちゃんみたいに若い兄ちゃんと姉ちゃん達も来たなぁ」
ディファ「え!?その子達はどこへ行きました?」
「アリスドームに向かって行ったよ。ここから南東、16号廃墟を抜けた先だ。」
ディファ「ありがとうございます!ここから南東か」
オウガン、「んじゃまぁ行きますか…」
ジャリー「しかし何があったか気になるな」
「火の雨だ。空から火の雨が降ってきて世界はめちゃくちゃさ…」
ディファ「火の雨!?なんですかそれは!?」
「詳しい事が知りたいならアリスドームに行くといい。あそこの奴らなら何か詳しい事を知ってるかもしれねぇ。」
ジャリー「とりあえずアリスドームに行くか」
「おっと、16号廃墟を抜けるなら武器がないとマズイぜ。今や外はミュータントや機械で溢れて丸腰じゃ命がいくつあっても足りねぇぜ」
オウガン「武器なんかもってきてねぇしな…」
「それならウチで買ってってくれや♪」
55 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 01:49:14.28 ID:c0DWM56SO
住人が用意した箱には様々な武器があった。
「今回は特別な武器も仕入れたしいっぱい買ってってくれ」
ディファ「じゃあ俺はこの白銀剣にしようかな?」
「お目が高い!それは残り1本だったんだ!800Gでいいぜ!」
ジャリー「じゃあ俺はこのアイアンソード!」
「それはたしか古物商のオヤジからパンと引き換えにもらったやつだから1000Gだな」
オウガン「じゃ俺はこねブロンズアックスで!いつも使ってる木槌より使いやすそうだしな♪」
「それは重いし使い勝手悪いから早く処分したかったんだ1000Gだな」
お金を払いアリスドームを後にした。
そして16号廃墟を進んでいく
56 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 01:54:38.62 ID:c0DWM56SO
16号廃墟に入るとタコのような化け物や意思を持ったかのような植物、岩に扮したミュータントが行く手を阻んだ。
ディファ「みんな大丈夫?」
オウガン「こんなの朝飯前よ!伊達にデナドロ山で鍛えられてねぇぜ!ジャリーはキツいんじゃねぇの?」
ジャリー「へ、へっ!こんな奴ら俺にかかれば!ってあぶねぇ!!」
それぞれが奮闘しつつ16号廃墟を抜けアリスドームに着いた。
57 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 02:00:05.97 ID:c0DWM56SO
アリスドームにも難民が溢れ返っていた。
老人「おぉ…また若者が…あんた達はどこからきなすった?」
ディファ「16号廃墟を抜けて来ました」
老人「おぉ!!先程の若者達といいまさかまた16号廃墟を抜けてきたものがいるとは!!よくミュータント達に襲われなかったなぁ」
ジャリー「俺達にかかりゃミュータントなんてちょちょいのちょいよ!!」
オウガン「苦戦してたくせによくいうぜ!笑」
ディファ「先程来たって言う若者達はどこに向かったかわかりますか?」
老人「東のプロメテドームを目指すと言っておった。じゃが工場跡でロックをはずさにゃならん」
オウガン「まずは工場跡か…」
58 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 02:11:00.04 ID:c0DWM56SO
ディファ「気になったんですがどこの街もひどい状況ですが何があったんですか!?」
村長「ラヴォスじゃ…」
ディファ「ラヴォス?」
村長「あぁ。詳しい事が知りたいなら地下の記録を見るといい。先程の若者達が機械達を倒してくれたようだからもういないだろう」
ディファ達は梯子を降り記録をある部屋に向かい記録を見た。
ディファ「なにこれ…」
ジャリー「おいおい冗談だろ…」
オウガン「なんだこの化け物は…コイツが世界を無茶苦茶にしたのか…」
ディファ「とりあえず今は工場跡を目指そう!」
そして一階に戻る
老人「見てきたか…」
ディファ「あのラヴォスって一体…」
老人「わからん…」
ディファ「とりあえず僕達はプロメテドームを目指します。」
老人「そうか…32号廃墟を抜けねばならんな。歩き続けて行くのは大変だがジェットバイクは先程の若者達にあげてしまったからなぁ…」
59 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 02:16:08.26 ID:c0DWM56SO
若者A「俺のバイクを使えよ。こんなんになる前は走り屋やっててその時に使ってたシングルジェットバイクのキーだ」
若者B「俺のも使っていいぜ。」
若者C「俺ももう使う事ないだろうからやるよ」
ジャリー「わりぃな。ありがとう」
若者A「その代わり生きて向こうにたどり着けよ」
オウガン「もちろん。行かなきゃなんねぇ場所があるからな」
若者A「走り屋の仲間もみんなミュータントや機械にやられちまったからさ…」
ディファ「そうなんだ…ありがとう。このバイクを無駄にしない!」
3人はプロメテドームを目指した
60 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 02:21:47.75 ID:c0DWM56SO
32号廃墟に入って少し行った場所に3つのバイクが置いてあった
ディファ「?これかな?なかなかカッコいいね♪」
オウガン「俺にピッタリだな♪ジャリーは足届くか?笑」
ジャリー「ばか野郎!バッチリとど…くよ!!」
「オイオイ、オ前ラモムコウニイキタイノカ?」
ジャリー「あんた誰?」
ジョニー「俺ハジョニー。ココヲシキッテル。ハイウェイアトデショウブシナ?」
オウガン「まぁやってみりゃいいんじゃねぇの?」
そしてジョニーとの勝負が始まる
61 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 02:26:19.83 ID:c0DWM56SO
勝負はギリギリの所でディファが勝った
ジョニー「オマエラモツエーナ。負ケタヨ」
ディファ「ジョニーも強かったよ!ありがとう♪」
ジョニー「負ケタカラコレヲヤルヨ。俺ラニャヒツヨウネーシナ」
アイアンヘルメット、アイアンメイルを貰った
オウガン「ありがとうな!」
ジョニー「キヲツケナ!工場跡はヤバイノガゴロゴロイルゼ」
ジャリー「心配ありがとうな!けど俺がいるから大丈夫だぜ♪」
そうして3人は工場跡へ向かった
62 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 04:44:35.58 ID:rtHdcmgn0
支援
63 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 06:22:02.12 ID:hv63/VXK0
歯を磨いて顔を洗い、髪をセットする(寝癖を直してドライヤーをかけただけだが)。
鏡の前に立ち、己の顔をジッと見つめる。
(告白するって覚悟決めたからって急にかっこよくなるわけでもないよなぁ…)
クロノは心の中で苦笑し、鏡を鏡台から離れた。
「じゃあ母さん、行ってくる。」
キッチンで洗い物をしてる母親に声をかける。
「あ、クロノ!ちょっと待ちなさい。」
ジナはタオルで手をふくと、タンスの中から財布を取りだし、200Gをクロノに手渡した。
64 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 06:51:26.28 ID:hv63/VXK0
「少ないけど、ね。お祭り楽しんでらっしゃい。」
思わぬ臨時収入にクロノの心は小躍りした。
「いいの!?やったー!サンキュー母さん。」
「ああ、それとルッカがあんたが起きる前にうちに寄ってったんだけど、昨日言った通り木刀を持ってきてって」
そうだ。前日ルッカの家に遊びに行って帰り際にそんなことを言われてたのをクロノは思い出した。
木刀を取りに部屋に戻ろうとしたクロノを見てジナはクスクスと笑いながら続ける。
「「昨日伝えたけどきっとあいつは忘れてるだろうから」って。その通りすぎて可笑しくなっちゃった。」
クロノは苦い顔をする他なかった。
65 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 06:58:18.16 ID:hv63/VXK0
木刀を腰に差し、出ていこうとする息子に再びジナは声をかける。
「あんまり遅くならないようにね。行ってらっしゃい。あ、クロノ!」
「んー?まだなんかあるの?」
「結果はどうなるか分からないけど、頑張ってらっしゃい。」
クロノの顔は一気に紅潮した。
「…行ってきます。」
66 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 07:08:31.09 ID:hv63/VXK0
家を出てからクロノは深い溜め息をつく。
鏡の前に長いこと立ってたから気づかれたのか。いや、もっと前から気付かれてた可能性もあるが、まさか今日告白しようとしていることまで見抜かれているとは…
おっとりした人だと思っていたが、中々どうして鋭い人だったらしい。いや、自分が単純すぎるのか…?
色々と考えていたが、やがて気を取り直したクロノは千年祭広場へと足を動かした。
67 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 08:08:24.16 ID:hv63/VXK0
「おー、クロノ。おはよう!」
「ルッカが昼からリーネ広場の奥でなんかスゲー事するってさ」
「おっ、クロノじゃんか。最近港に来ねーなぁ。お前と一戦交えたいって奴が今でもたまに来てるぞ。」
すれ違う人達、同じように千年祭会場に進む人達がクロノを見かけては声をかける。
クロノも挨拶を返しながら歩みは止めず、ズンズンと進んで行った。
ルッカには及ばないとしても、この辺ではクロノもちょっとした有名人である。
一番の要因は数ヵ月前に港で大立ち回りをしたせいなのだが…
(あの時はルッカを泣かせちまったからなぁ…もうあんな泣き顔なんて二度と見たくない…)
そんなことがあってか、クロノは港に行かなくなってしまった。
尤も、その出来事があった日にクロノはルッカに告白する決意を固めたわけだが。
それはまた別のお話である。
68 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 10:54:14.31 ID:YcNl1dsb0
クロノ側書いてるやつ、どうせ書くなら1とペース合わせてくれたら読みやすいんだけど
69 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 12:21:25.44 ID:c0DWM56SO
〜工場跡〜
工場跡に入るとセキュリティシステムがあった。どうやらパネルを操作してロックを解除するようだ
ジャリー「なんだか難しそうなもんがあるな」
ディファ「機械なら任してよ♪」
ディファは慣れた手つきで操作すると解除した。
オウガン「おーやるねぇ♪」
ディファ「誰かがアクセスした記録がある…クロノ達かな?」
3人は奥へと足を踏み入れた
読んでるよ
71 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 12:28:52.89 ID:c0DWM56SO
工場を進んでいくが想像していた以上に静かであった。
もっと機械達が暴れていると思ったから意外に感じられた。
そして最深部にあたりに着く。
ディファ「んーいないみたいだね?もうプロメテドームに行っちゃったのかな?」
オウガン「みたいだな。一足遅かったな」
一体の青いロボットがこっちを見ていた
72 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 12:31:09.11 ID:c0DWM56SO
>>68 >>70 読んでくれてありがとう。
仕事終わりにでもまた書きます!
今日はできれば次の時代まで行きたい
73 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 12:42:03.67 ID:hv63/VXK0
74 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 12:42:39.29 ID:c0DWM56SO
>>1 だけど今のみんなの装備
ディファ・白銀剣、アイアンメット、アイアンメイル
ジャリー・アイアンソード、アイアンメット、アイアンメイル
オウガン・ブロンズアックス、アイアンメット、アイアンメイル
75 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 12:43:17.08 ID:hv63/VXK0
>>72 今更謝っても遅いと思いますが、
>>1さん、勝手に書いてしまって本当にごめんなさい。
76 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 13:21:34.64 ID:hv63/VXK0
そうこうしているうちにリーネ広場の方から喧騒が押し寄せてきた。クロノは一気に駆け出した。ものの数十秒でリーネ広場に到着した。
「うわぁ…」
思わずクロノは声をあげた。普段から見慣れていたはずのリーネ広場。
だがクロノの眼前にある風景は昨日とは全く違うのだ。
沢山の人、人、人、スピーカーからは陽気な音楽が流れている。
恐竜や騎士の仮装をした人達がレースをしてる。
辺りに漂う旨そうな食べ物の香り。テントがあちこちにいくつも建てられていた。
クロノはキョロキョロと催し物を見渡しながら真っ直ぐ奥へと進んで行った。
77 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 13:26:26.33 ID:hv63/VXK0
色々と見て回りたいところだが、まずはルッカと合流しよう。
昼過ぎにはルッカの世紀の大発明とやらも終わるはずだ。遊ぶのはそれからでも遅くはない。
(確かリーネの鐘のさらに奥の広場でやるって言ってたな。)
自然に足が早まる。リーネの鐘が見えてきた。鐘の下を通過しようとしたその時、
ドン!!!
「うわっ!!」
「キャッ!!」
79 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 15:30:40.21 ID:uTYiogT60
>>77 いやー。ホント邪魔だなー。
空気よめよks
自分でたてろ
頭おかしいんだろうな
81 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 19:19:46.97 ID:hv63/VXK0
完璧に不意をつかれた形になったが、ぶつかってきたものの重量は以外と軽く、クロノは片手をつくくらいで済んでいた。
我に返ったクロノが辺りを見回すと、
「 いったー…」
と、金髪の少女が起き上がりかけていた。
さっと駆け寄りあわてて声をかける。
「大丈夫ですか!?」
「こっちこそゴメンなさい!大丈夫?」
「ああ、こっちは平気。怪我はしてない?」
「うん、どこも怪我してないよ! ア、アラ? ペンダントが…。 た、大変! 無くしちゃったのかしら? 」
82 :
◆ynZMod9YMk :2013/11/15(金) 19:45:24.36 ID:hv63/VXK0
「ペンダント?」
「古ぼけてるけどとっても大事なものなんだ。さっきまであったのに…」
少女はそういうと下を向き、ペンダントを探し始めた。
それに倣うようにクロノも辺りを探し始める。
あった。リーネの鐘の柱の影にペンダントは落ちていた。
「おーい、ペンダントあったよ!」
そう言うと少女はこちらに駆け寄ってきた。
「ありがとう!! そのペンダント私のよ。とっても大事な物なの。返してくれる?」
「もちろん!はい。」
少女はニコニコしながらペンダントを受け取った。
つられて笑っていたクロノだったが、ペンダントをつけている彼女を見ているうちに、いつしか真顔に変わっていた。
いや、みとれていたのだ。
カ、カワイイ…
83 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 19:55:15.62 ID:c0DWM56SO
ジャリー「ん?なんか見てるぞ?」
青いロボが頭をちょこんと出しこっちを見ながから言った
Rシリーズ「モウオワッタ?タタカイオワッタ?」
オウガン「戦いなんかしてねぇぞ!?」
Rシリーズ「サッキアカガミノヒトタチとボクトオナジタイプノロボガタタカッテタカラ。モウオワッタミタイデヨカッタ♪」
ジャリー「戦い嫌いなの?」
Rシリーズ「タタカイニガテ。コンナノダカラデキソコナイアツカイサレテタンダ…」
ディファ「戦いが好きなのがいい事じゃないから気にしないでいいと思うよ♪」
Rシリーズ「ホントニ?ボクハタタカウヨリニンゲントオハナシスルホウガスキナンダ♪」
友好的なロボットもいるようだ。
話を突然サイレンが鳴り出す
84 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 20:06:59.59 ID:c0DWM56SO
サイレンがけたたましく鳴り響く。
その瞬間、爆発音のような音と共に壁が破壊され大きなロボが現れた
ゴリラ型ロボ「ココニニンゲンハヒツヨウナイ。ハイジョスル」
ディファ「な、なんだあれ!?」
かなり大きなゴリラのようなロボだ。
Rシリーズ「アワワワ、アレハハンターG!セキュリティロボダケドイマハヤリタイホウダイシテルンダ!」
オウガン「おいおいあんなでけぇ奴を倒せるのかよ…」
ジャリー「剣が通るかな…」
ハンターG「ハイジョカイシ!!」
85 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 20:09:30.14 ID:42g6Uc560
>>82 読んでるよ。
でもやっぱり2つ話があるとすごく読みにくい。
ここは1の場所だと思うから他の人が言うように別にたてて書いてくれると助かる。
この話はこの話だけで読みたいからさ。
86 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 20:17:28.63 ID:c0DWM56SO
ハンターGのパワーある攻撃をなんとか避ける3人
隙を見てハンターGに白銀剣を突き立てるディファ
しかしあまりダメージはない
ディファ「やっぱり機械は固いな…」
ハンターGのパワーの前に苦戦する3人
ハンターG「サァオワリダ…」
その時爆発音と共にハンターGば吹っ飛ばされた
???「大丈夫?ケガはないか?」
身長が高く程よく筋肉が付き目鼻立ちがしっかりした銀髪のモデルのような者が現れた
87 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 20:25:35.64 ID:c0DWM56SO
その男の腕はバズーカの砲身のようになっており煙がうっすら出ていた。
やがて煙が消えると砲身は収納され普通の手になった。
オウガン「なんだあれ!?」
ジャリー「イケメンな兄ちゃんつええじゃん…ま、まぁ俺には敵わないけどな!」
ディファ「手が…人間!?」
シェイド「俺の名前はシェイド。詳しい話はコイツを倒してからだ。いいな?」
そう言うとシェイドは持っていたセラミックブレードを手に切りかかりハンターGに止めをさした
88 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 20:32:24.73 ID:c0DWM56SO
Rシリーズ「シェイドアリガトウ。ヤッパリツヨイネ!!」
シェイド「それが仕事だからな…みんな怪我がなくてよかった」
オウガン「あんた何者だよ!?ただの人間じゃねぇだろ!?」
シェイドは静かに語り出す
89 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 20:44:34.85 ID:c0DWM56SO
シェイド「俺はアンドロイドだ。人間のように作られた。ただ違うのは戦いに特化してる事だ。」
シェイドは淡々と話す
シェイド「人間の腕に見えるがバスターランチャー、ガトリングガン、狙撃用ライフル、他にも色々仕込んだ多目的アーム、そしてこいつが電気を帯びさせたセラミックブレード、俺の目はあらゆる物を識別し記憶する」
ディファ「スゴい…未来じゃこんな事になってるんだ…」
シェイド「他にも投げれば目標に向かい飛んで行く小型チェーンソー型手裏剣のブーメランチェイサー、10mほど飛べるストロングレッグ。」
ジャリー「なんだコイツ…」
シェイド「破壊するために作られたからな…」
その言葉には悲しみが感じられた
90 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 20:54:30.48 ID:c0DWM56SO
ディファ「けど助かったよ。ありがとう♪」
Rシリーズ「ミンナハドコカラキタノ?」
オウガン「ここよりずっと昔からだ」
シェイドがクスッと笑った
シェイド「いやすまない。こいつを騙すにしてもその嘘はさすがにバレるぞ。笑」
ディファ「嘘じゃないよ!ここから1300年前から来たんだ!」
R「モウ!ボクヲバカニシテ!イクラカガクガスゴクテモソンナコトデキナイノグライワカルヨ!!」
ジャリー「それがほんとなんだな〜」
シェイド「じゃあ仮に本当だとして目的は?」
ディファ「友達を追ってきたんだ」
91 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 21:01:50.30 ID:c0DWM56SO
ディファ「プロメテドームの先にいるはずなんだ」
オウガン「じゃあそろそろ行こうか。助けてもらってありがとうな」
去ろうとした3人にシェイドが声を掛ける
シェイド「俺も連れていってもらえないか?俺は狭い世界で生きてきたから本当の意味での世界を知らない。それに破壊するために作られた俺でも誰かを助ける事ができたから何か役にたてるかもしれない。ダメか?」
ディファ「いいよ♪助けてもらったし友達は多い方がいいし♪」
そう言うと各自自己紹介を済ませた
シェイド「Rは行かないのか?」
Rシリーズ「ボクハタタカイガニガテダカラヤメトク。けどミンナニデアエテヨカッタ♪」
シェイド「そうか。俺は行くよ。見たことない世界を見るために。破壊じゃない、俺が生まれた本当の意味を見つける為に」
そしてシェイドを加えた4人はプロメテドームへ向かった
92 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 21:07:02.68 ID:c0DWM56SO
プロメテドームのロックは外されていた。
奥に進むと次元のゆがみがあった。
ディファ「さぁ行くよ!」
シェイド「本当にこんなものが…」
ジャリー「な?言ったろ?俺は嘘つかねぇって♪」
オウガン「嘘つかねぇ?嘘しかつかねぇの間違いじゃないのか?笑」
ジャリー「おい!オウガン!バカにしやがってwww」
ディファ「2人はほんとにおもしろいなぁ。じゃあ行くよ?いい」
シェイド・ジャリー・オウガン「ああ」
そう言うと次元のゆがみに飛び込んだ
次回・第三部
時の最果て、僕らの新たな道しるべ
93 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 21:37:31.83 ID:Qw21lYpAi
BGMの脳内再生が余裕なんですが
94 :
名も無き被検体774号+:2013/11/15(金) 23:08:37.62 ID:S8+HMpYx0
ほ
95 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 07:14:11.38 ID:Nx5s6zy/i
支援
ほしゅほしゅ
97 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 14:26:46.42 ID:OCV6WFFcO
>>1ですが夜あたりに書かしてもらいます。それまで出掛けつつ考えておきます!
98 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 15:36:18.57 ID:6EoMp3UG0
シェイドは16号系かトランクス系か?
99 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 17:23:10.35 ID:OCV6WFFcO
>>98 トランクス系ですね!
少しクールな感じのアンドロイドをイメージして出してみました。
100 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 17:56:25.91 ID:6EoMp3UG0
ほっしゅ
102 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 22:10:44.07 ID:OCV6WFFcO
第三部
時の最果て、僕らの新たな道しるべ
次元のゆがみを抜けてたどり着いた場所は暗く柵に覆われた場所だった。
次元の歪みは光に照らされプロメテドームの歪みの隣にも光に照らされた次元の歪みがあった。
ディファ「あれ?なんだここ?」
4人は柵に覆われた道を進んで行く
すると1本の伝統の下でハットを被ったおじいさんが佇んでいた
老人「今日はお客さんが多いのぉ…」
ジャリー「じいさん、さっきも誰か来たのか?」
老人「あぁ、赤髪の男の子と金髪ポニーテールの少女、紫の髪の少女にロボットが揃ってきたわい」
ディファ「赤髪はクロノ、紫の髪はルッカとして金髪ってマールディア王女?ロボットまで連れてるのか…」
シェイド「まぁ俺もロボットだがな…」
ディファ「ロボットじゃなくて友達でしょ?それか頼りになる先輩かな?笑」
シェイド「フフ、世話が焼ける友達だぜ。笑」
オウガン「それよりここはどこなんだ?」
103 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 22:13:15.97 ID:fJtnT4nW0
糞残り香
104 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 22:21:42.90 ID:S/QziSIf0
さっき見終わった
105 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 22:23:23.46 ID:OCV6WFFcO
老人「ここは『時の最果て』時間のまよい子が行き着く所さ。お前さん達はどっから来なすった?」
ディファ「僕は王国歴1000年。」
ジャリー「俺とこのふとっちょ…」
オウガン「ふとっちょ言うな!筋肉だ!見ろこの鍛え上げられた肉た…」
ジャリー「は王国歴600年からだ」
シェイド「俺は西暦2300年から」
老人「ほう、おぬしら先ほどの子らと同じも違う時間を生きる者達が集まったわけか。まぁそのせいで次元が更に歪みここに誘導されたわけだが…」
オウガン「誰か1人ここに残るか?」
老人「いや、先ほどの子達と違いおぬしらは歪みが少ないから4人までは大丈夫そうだ」
ディファ「あの他の光は?」
老人「また違う場所に通じておる。しかしそのバケツから行ける場所には気を付けるんじゃな…」
ディファ「行き先は?」
老人「…ラヴォス。」
106 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 22:29:14.48 ID:OCV6WFFcO
オウガン「世界崩壊の原因か…」
老人「おぬしらの目的は?」
ディファ「クロノ達、赤髪の少年達を追ってる!」
老人「ほう、しかし彼らは彼らで目的があるようじゃ。それに彼らは無事だからおぬしらはおぬしらの目的のままに行動してみてはどうかな?」
ディファ「僕らの目的のまま?」
シェイド「目的がないからな…」
老人「いろんな時代にいけば運命がおぬしらを導くじゃろう。それより上のドアの向こうにも寄って行ってみなされ」
ジャリー「プレゼントでもあるのか?すげぇ美味いスイーツかなんかかな?」
オウガン「いや、たぶん肉だな。霜降り肉。」
シェイド「お前ら食い物から離れろ。」
4人はドアの向こう側へ行った
107 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 22:36:23.09 ID:OCV6WFFcO
扉の先には白いマスコットのような魔物?がいた
スペッキオ「なんだおめーら?またわけわかんねぇのが来たな。オレか?オレはスペッキオ。戦の神!こっからいろんな時代の戦を見てる。」
シェイド「ほぅ、戦の神…興味あるな…」
スペッキオ「おめーらから見てオレどう見える?」
ディファ「かわいいマスコット」
シェイド「何か秘めた力が有りそうだな」
オウガン「強い弱いより子供受けよさそう」
ジャリー「弱そう。俺より弱いな。子分にしてやってもいいぜ?」
スペッキオ「可愛いとか言われても嬉しくねぇからなな///俺の姿はおめーらの姿。おめーらが強ければ強そうに、弱ければ弱そうに見える」
ジャリー「ま、まぁ強そうに見えてたけど強がっただけだしな!!」
108 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 22:48:31.21 ID:OCV6WFFcO
スペッキオ「おめーら、持ってるな心の力を…そうか、それで表のジジイここに通したか」
ディファ「なにそれ?心の力?」
スペッキオ「おめーらの生まれるずっと昔、魔法で栄えた王国あった。みんな魔法を使った。けどその王国魔力に溺れ滅びた…それから人は魔法を使えなくなった。魔族以外は。」
シェイド「大いなる力は使い方により破滅を招くか…」
スペッキオ「だがおめーら持ってる。心の強さを。魔法は心の強さ。力。そこの魔物も秘めたる力あるぞ」
ジャリー「俺が?」
オウガン「魔法か…どんなのか気になるな」
スペッキオ「お前はロボだから使え…あれ?お前にも力あるな…お前ほんとにロボ?」
シェイド「あぁ。戦闘用アンドロイドだ。」
スペッキオ「おかしいな…まぁいいや。魔法は天・冥・火・水の4つで成り立ってる。」
ディファ「僕は!?」
スペッキオ「お前は天。んでこの小さいの」
ジャリー「小さいの言うな!!」
スペッキオ「はいはい。このちびっこいのは水。そんでそのふとっちょは火。」
オウガン「いやだからね、ふとっちょじゃなく筋肉…」
スペッキオ「んでお前は全てを少しずつ。属性的には冥だけど」
シェイド「俺にも魔法が…おもしろい」
109 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 23:01:40.58 ID:OCV6WFFcO
スペッキオ「魔法が使いたい〜と念じながらドアの所から時計回りに3回まわる!そしたら使える!」
言われた通りにまわった
スペッキオ「よ〜し!ハニャハラヘッタミタ〜イ!」
それぞれ魔力を得た
ディファ「これが魔力…」
スペッキオ「魔力に溺れるなよ」
4人は先ほど老人がいた場所には戻った
老人「やはり君らもか。はるか昔はたくさんいたんじゃがなぁ。そう、はるか昔…とりあえず光の先から違う場所へ行ってみてはどうかな?」
シェイド「たしかに違う時代が気になるな」
ジャリー「光がどこに通じているか気になるしな」
老人「先ほどの子達が表なら君たちは裏。表と裏、どちらにも必ず意味はある」
4人は光の先へ向かった
光の先は…
―王国歴1000年・メディーナ村―
110 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 23:16:27.66 ID:OCV6WFFcO
―王国歴1000年・メディーナ村―
魔物「あら!またタンスから出てきた!うちのタンスどうなってるの…」
魔物「お、おまえらといいあいつらといい他人の家のタンスから出るとは人間はほんとに…」
ジャリー「人間じゃねぇよ…ってあれ?」
魔物「ん?僕らそっくり!」
魔物「ほんとだな…」
ジャリー「自分に似た奴とか気持ち悪ぃわwww」
家から出ようとしたすると
魔物「待ちな。このメディーナ村は魔族の村。400年前、人間との戦いに負けた魔族の子孫によってつくられた村だ。この村に住む魔族はほぼ人間を憎み嫌ってるから気をつけな…」
ディファ「ありがとう。人間と魔族の戦いか…」
オウガン「仲良くやればいいのにねぇ…」
111 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 23:28:45.52 ID:OCV6WFFcO
宿屋や武器屋に行ってもみな当たりが強かった。
広場に向かうと魔王の像に向かい魔物達がなにやら祈っている
シェイド「魔王とやらは魔族にとってはそんなにえらいのか?」
オウガン「まぁ俺らはなにも思わねぇが直属やビネガー配下の奴等は盲信してるよ」
ディファ「ビネガー?」
オウガン「魔王の腰巾着さ。」
4人は岬の小屋に向かった
老人「人間とは珍しい。何か買っていくかい?」
いい品ばかりだが高い
ディファ「いいの多いけど高いなぁwww」
シェイド「気にするな、これがある」
シェイドは抱えていた袋からお金を出す
ジャリー「どうしたんだよこれ!?」
シェイド「工場にあるATMから拝借した。なに、奪った訳じゃない。ハンターGが襲ってきたから慰謝料として貰っただけだ」
オウガン「抜け目ねぇなwww」
各自が商品を選んでいった
112 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 23:38:19.88 ID:OCV6WFFcO
ディファは紅の剣
オウガンはアイアンアックス
ジャリーはアイアンソードを研ぎ直してもらい、切れ味が増した
シェイドは使っていたセラミックサーベルを研ぎ直してもらった
そして各自チタンベストを購入し装備
ジャリー「ずっと気になってたんだけどシェイドは傷ついて破損したらどうすんだ?」
シェイド「胸のコアが破壊されなければ少しずつ再生していく。ダメージの損傷具合により再生速度が異なるが」
オウガン「凄いな。まさに最強の戦士だな…」
老人「武器はな…生命を奪うための物ではないぞ。生かすための物であるべきじゃ。」
シェイド「そうありたいな。俺も大切な人を守る為にこの力を使いたい」
老人「向こうのトルース町には北の山の洞窟を抜ければいけるはずじゃ」
4人は北の洞窟をめざした
113 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 23:49:17.55 ID:OCV6WFFcO
洞窟内には好戦的な魔物がいた
魔物「魔族の敵に死を!!」
ジャリー「なんで仲良くやれねぇかなぁ」
オウガン「やりたくねぇけどしかたねぇな…」
ジャリーの剣が魔物を切り裂きオウガンの斧が魔物を真っ二つにする
ディファ「やっぱり魔物は強いね。ほんとやられるかと思った…」
喋っているディファの後ろにいた魔物がその長い爪でディファに襲いかかる!!
ジャリー「ディファ危ない!!」
その時、魔物の眉間にナイフが突き刺さる
シェイド「気を付けろ。どうやら奴等は容赦ないらしい」
ディファ「シェイド助かったよ。ありがとう!」
さらに奥に進んで行く
宝箱がいくつかあったが全て空だった
ジャリー「ったくなんだよ〜!全部空かよ!!」
オウガン「ひとつも残ってねぇ…」
ディファ「まぁ仕方ない。先を進もう!」
114 :
名も無き被検体774号+:2013/11/16(土) 23:58:38.75 ID:OCV6WFFcO
奥に進んで行きまもなく出口かという所で大きな魔物が倒れていた
ヘケラン「クソッ!!人間なんかに…」
オウガン「戦い終わった後か?」
ヘケラン「また人間か。お前ら人間にやられるとはな…クソがッ!!ブハッ…」
魔物は朽ち果てた。何やらシェイドは眼球型多目的センサーで分析している
シェイド「傷の付き具合から激しい戦闘があったようだな。」
そして魔物の血に触れるとそっと目を閉じた
ディファ「何してるの?」
シェイド「この魔物の能力を分析、戦闘方法、使えそうな技などをコピーできる範囲でしている。」
ジャリー「そんな事もできんのかよ!?」
シェイド「まぁある程度だがな」
4人は水の中に飛び込みトルース町に戻った
115 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 00:13:34.94 ID:1H5ytlcIO
オウガン「トルースに戻ってきたんだし父ちゃんと母ちゃんに会いに行こうぜ!シェイドを紹介がてらに。」
ジャリー「いいねぇ♪またあのふわふわホットケーキを食べてぇなぁ♪」
4人はディファの自宅に戻った
ディファ「ただいま〜」
ミナト「おかえり♪あら?またかっこいいお友達が増えて〜♪若いときのお父さんそっくり♪」
バレン「母さん、俺の方がもうちょっとかっこよかったぞ?笑」
ディファ「はいはい父さんはかっこいいねー。(笑)友達のシェイド。」
バレン「今回は魔物じゃないんだな?」
シェイド「どうも魔物ではないがサイボーグだ」
ミナト・バレン「サイボーグ!?」
シェイド「あぁ。破壊する為に作られたサイボーグさ。全身に武器が仕込まれてる…おかしいだろ?」
バレン「全身武器か…まぁ自分の運命は自分で切り開くものだから破壊する為に生まれたっていう運命を破壊してやりゃいいんだ。」
ミナト「そうそう。人生は自分で決めないと♪」
ジャリー「ホットケーキまた食べたーい!」
ミナト「はいはい、じゃあホットケーキ作るから席についてー」
出来たホットケーキを4人は食べ談笑した
116 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 00:21:40.40 ID:1H5ytlcIO
シェイド「ふわふわで美味しいな…」
そう言うとシェイドは分析し出した
ディファ「ん?分析?」
シェイド「あぁ、次からどこでも作れるようにな。分析完了」
ミナト「シェイドくんも作ってみる?」
シェイドがホットケーキを作った…がふわふわではない
オウガン「うん、不味くはないがふわふわではないな。」
ジャリー「美味しいんだけどこれじゃない感が…」
シェイド「なぜだ!?分析通りなのに!?」
ディファ「けど美味しいからいいと思うよ!」
シェイド「いやダメだ!ふわふわかつふんわりじゃないとダメなんだ!母さん!俺にふわふわホットケーキを直々に伝授してくれ!」
ミナト「あらまぁ仕方ないわね〜♪じゃあいらっしゃい♪」
シェイドとミナトは台所へ行った
数分後、ホットケーキが出てくる
ジャリー「さっきより美味くなったな」
オウガン「あぁ。ディファの母ちゃんのには及ばないが悪くねぇ」
シェイド「あとは経験だな…母さんありがとう!」
ミナト「いえいえ♪」
シェイドは【ホットケーキ初段】を覚えた
117 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 00:33:03.33 ID:1H5ytlcIO
そして食べ終わるとリーネ広場から時の最果てに戻った
ジャリー「気になったんけどメディーナ村にあった魔王の像ってシェイドに似てない?」
ディファ「たしかに似てたね!シェイドを長髪にした感じで」
シェイド「そうか?魔王っていうのはどんな奴なんだ?」
オウガン「会いに行ってみる?」
ディファ「そんな簡単に行けるの?」
オウガン「魔王城への入り口が開いてりゃな。1回行ってみるか?」
ディファ「行こう!魔王が気になるし」
4人は再び中世へ
トルースの町が何やら騒がしい
村人「ゼナンの橋が突破されそうだ!不味いぞ!!」
ディファ「何があったんだろ!?話を聞いてみよう!」
村人に詳しい話を聞くとサンドリノの町へ渡る橋、ゼナンの橋を使い魔族が来ているらしい
オウガン「しゃあねぇなぁ。力貸してやるしかねぇか」
ディファ「いいの?オウガンやジャリーと同じ魔族なのに!?」
ジャリー「もし魔族が進撃して来て人間が皆殺しにされたらディファの祖先も死んでディファの存在がなくなるだろ?友達を助けたいのは普通だろ?」
シェイド「魔族の力がどれほどか…見せてもらおう」
4人はゼナンの橋へ向かった
118 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 00:39:28.25 ID:1H5ytlcIO
ゼナンの橋へ向かうと激しい攻防戦が始まっていた
ディファ「助太刀します!!」
騎士団長「君達は!?しかし今は少しでも戦力が必要だから甘えるとしよ…魔物じゃないか!!」
ジャリー「俺達は友好的だから安心しな!こんな男前な魔物が友好的でよかったな♪」
オウガン「魔物がみな敵だと思うなよ〜?さぁバッチリ助太刀してやるぜ!」
騎士団長「おぉ、そうか!なら助太刀を頼む!今赤髪の若者達が食料を取りに行ってくれているからそれまで持ちこたえてくれ!」
ディファ「クロノ達!?」
シェイド「悪いが赤髪の若者達の出番はない。帰って来た時は魔族の死体があるだけだ」
3人は橋を進んで行った
119 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 00:50:09.34 ID:1H5ytlcIO
骸骨の魔物が遅いかかる
オウガン「火葬してやるよ!ファイア!!」
骸骨は炎に包まれ灰になった
ジャリー「小さいからって油断すんなよ?」
ジャリーの剣が骨を砕く。しかしまた3体の骸骨がやってくる。
そして骸骨の槍がシェイドに遅いかかる!
しかしひらりひらりとかわす
シェイド「そんな遅い突きでは当てれん。さぁ終わりだ」
シェイドは骸骨に向かいブーメランチェイサーを投げるとそれは骸骨を砕き、破壊し戻ってきた
ディファ「僕たちが食い止めるなきゃダメなんだ…サンダラ!!」
雷が骸骨を破壊する
しかしまた増援がやって来た
ジャリー「クロノ達はまだか!?」
オウガン「数が多いな!!キリがねぇ!」
ディファ「もうすぐだと思うからがんばろう!!」
120 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 00:56:12.54 ID:1H5ytlcIO
後ろから兵士がやってくる
兵士「ここは我々が持ちこたえますので一旦騎士団長の元へ戻ってもらえますか?」
ディファ「わかりました!!」
ディファ達は騎士団長の元へ戻った
騎士団長「すまんがトルース村に行ってもらえまいか?」
ディファ「なにかあったんですか?」
騎士団長「奴ら陸上部隊の他に海上部隊をよこしたらしい。船でトルース村に向かっているらしい。どうかそちらを頼めないか!?」
ディファ「僕はいいですが…みんなどうかな!?」
ジャリー「頼られたら力貸すしかないっしょ!」
オウガン「乗りかかった船だ。やってやるよ!」
シェイド「誰かを助ける為に力を貸せる。喜んで受けよう」
4人はトルース村に向かった
121 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 01:09:03.53 ID:1H5ytlcIO
トルース村の海岸では兵士が上陸してきたザリガニのような魔物と戦っていた
ディファ「みんな行くよ!」
それぞれが魔物を倒す
シェイド「1人、強い奴がいるな…」
シェイドの目線の先には青い体の剣士がいた
ソイソー「ほぅ、人間共の中にも猛者はいるのか…おもしろい!!」
船に乗っていたソイソーが大きく飛びシェイドに切りかかる。
キンッ!!
刃物と刃物がぶつかる鋭い音
海から大きなカニのような魔物も現れた
シェイド「ディファ、ジャリー、オウガン、俺はコイツを仕留める!!だからこのカニは任せる!!」
ディファ・ジャリー・オウガン「わかった!!」
ソイソー「貴様にこの俺が殺れるか!?」
シェイド「どれほどやれるかお手並み拝見させて貰おう。お前との戦いに銃は、魔法はいらない」
一方ディファ達は大きなカニの魔物、ストロングクラブを相手に戦っていた
ジャリー「こいつ固いな!!」
オウガン「炎もなかなか通らねぇ!!」
ディファ「そうだ!雷で感電させる!その隙に間接部分を切って!」
そう言うとディファはサンダラを唱えた。
するとストロングクラブは感電し動きが鈍くなった
122 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 01:24:33.02 ID:1H5ytlcIO
ジャリー「さぁカニの解体ショーだ!」
そう言うとジャリーのアイアンソードとオウガンのアイアンアックスがストロングクラブの肢体を切り裂いた
ディファ「とどめだ!!」
ディファがストロングクラブの腹の下に潜り込み力を込めて刀を突き立てとどめを差す!
ストロングクラブは大きな叫び声をあげ倒れた
ジャリー「手間かけさせやがって」
オウガン「俺らも成長したんじゃないか?」
ディファ「シェイドは大丈夫かな…」
123 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 01:28:20.87 ID:1H5ytlcIO
その頃シェイドはソイソーと激しい戦いを繰り広げていた
シェイド「なかなか強いな!」
ソイソー「人間の癖にやるッ!!」
幾度となく刃と刃がぶつかる。
そして互いが後退り少し距離が空く。
シェイド「一瞬で決めようか…」
そう言うとシェイドがセラミックサーベルを鞘に納める。
答えるようにソイソーも鞘に納める。
ソイソー「居合いか…いいだろう。さぁ…終わりだ!!」
互いが鞘から抜き切りかかり交える
一瞬の静寂
シェイドの顔に傷がつく
がしかしシェイドは動じない
ソイソー「!?」
ソイソーの肩から腰を斜めにかけて血が吹き出す
ソイソー「この俺が!?」
シェイド「浅かったか…」
致命傷には至らないがダメージは深いようだ
ソイソー「俺にこれほどのダメージを与えるとは!貴様の強さを認めよう。このままでは歩が悪い。しかしまだ終わったわけではない!次は貴様を殺す!!必ずな!」
そう言うとソイソーと魔物達は船で撤退していった
124 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 01:34:48.51 ID:1H5ytlcIO
戦いを終えたて少ししてから騎士団長がやってきた
騎士団長「贈れてすまない!魔物達を退却させたようだな!」
ジャリー「ほんと疲れたぜ〜」
オウガン「腹減った!もうペッコペコだ!」
ジャリー「ダイエットになったしいいじゃねぇか♪デブから並になったんじゃねぇか?笑」
オウガン「てめぇ!誰がデブだ!!」
騎士団長「お礼にご飯をご馳走しよう」
4人は城に招待された
125 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 01:44:19.83 ID:1H5ytlcIO
そして城にて食事会
ディファ「クロノ達は大丈夫でしたか?」
騎士団長「あぁ見事に倒してくれたよ。彼らも食事会に誘ったんだがどうやら先を急ぐようだったんでな」
ディファ「そうですか。無事ならよかった♪」
オウガン「しかしこの肉うめぇな!!たまんねぇ〜♪」
料理長「だろぉ?これはハイパーほしにくって言って最強の肉だぜ!!」
ジャリー「こんな美味いメシ食べたの久しぶりだ!」
シェイド「料理長、このりんごのコンポート美味しいな」
料理長「メインだけじゃなくデザートもキッチリしねぇとな!」
シェイド「作り方を教えて貰えないか?」
料理長「作り方ぁ?仕方ねぇな〜こっちきな♪」
料理長はシェイドを調理場に連れて行き調理方法を教える
料理長「なかなか手際いいじゃねぇか♪」
シェイド「なるほど、こうするのか…」
シェイドは濃厚りんごのコンポートを覚えた
126 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 01:52:52.42 ID:1H5ytlcIO
料理を食べ終えると4人は感謝の気持ちを伝え時の最果てに戻る事にした
騎士団長「今回は本当に助かった。ありがとう!君にこれを贈ろう」
ディファはゴールドヘルメットを貰った
騎士団長「君は剣を使うようだな。ならこれを使うといい」
ジャリーはバスターソードを貰った
ジャリー「でけぇな!!」
騎士「その剣では堅い奴はなかなか倒せんだろう」
ディファ「色々ありがとうございました!」
例を言うと4人は時の最果てに戻った
127 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 02:02:02.72 ID:1H5ytlcIO
今の4人の武器・防具
ディファ
・紅の剣
・ゴールドヘルム
・チタンベスト
ジャリー
・バスターソード
・アイアンメット
・チタンベスト
オウガン
・アイアンアックス
・アイアンメット
・チタンベスト
シェイド
・セラミックサーベル
・多目的アーム(バスターランチャー、ガトリングガン、狙撃用ライフル、など)
・ブーメランチェイサー(小型チェーンソー型手裏剣)
・投げセラミックナイフ
128 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 02:06:46.61 ID:1H5ytlcIO
4人は時の最果てに戻ると別の次元の歪みを覗いた
オウガン「こっちは原始時代か?」
ジャリー「おもしろそうじゃん!!恐竜とかいたりしてな!行ってみようぜ?」
シェイド「原始時代か…興味はあるな」
ディファ「じゃあ行ってようか!どんなんだろうな〜♪」
次回・第4部
ようこそ原始!
ここはジュラシックワールド!?
129 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 09:01:30.23 ID:xQzRKZpg0
みてるぞ
期待
保全
保守
133 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 22:55:31.82 ID:KHsq0hvD0
ほ
134 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 23:01:13.02 ID:1H5ytlcIO
第4部
ようこそ原始!
ここはジュラシックワールド!?
ディファ達が次元の歪みを通り抜けてついた原始時代は…
ディファ「さぁ着い…えぇぇぇぇ」
原始の次元の歪みはどうやら崖の中間にあったらしい。
なので歪みを抜けた4人は落下して行く
ディファとシェイドは上手に着地し、オウガンはバランスを崩したものの難なく着地。
ジャリーは…
ジャリー「いってぇ〜!ななんでこんなとこに歪みあんだよー!」
ディファ「気をつけないと〜!まぁ怪我がなくてよかった♪」
シェイド「さて、じゃあどこに行く?」
オウガン「とりあえずこの場所から移動しようぜ」
進んで行くと見たことのない動物?がいた
ジャリー「おいおいあれ恐竜っぽいぞ!?」
カンガルーのような生物がいた
シェイド「気をつけろ、襲ってくるかもしれない」
カンガルー型の恐竜はじっとこっちを見ている
ディファがゆっくり近づくとカンガルー型の恐竜も近づいてきた
そしてそっと手を出すと優しく手を舐めた
ディファ「カワイイね♪人なつっこいし♪」
オウガン「ディファは動物とか魔物と仲良くなるの美味いな〜」
カンガルー型の恐竜はディファに顔を擦り付け甘えている
ジャリー「こんななつっこい恐竜だけだといいんだけどなー」
そうこうしながら山を下って行った
135 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 23:22:45.23 ID:1H5ytlcIO
山を下って行くとテントの群れがあった。
そしてそのテントの側に人の姿が見える
ジャリー「お?第一村人発見ってか〜」
村人「お前ら見たことない。どこから来た?」
オウガン「こりゃ本当の事を話しても理解できなさそうだな…」
ディファ「ん〜と、ずっと先!ここから遠い所!」
村人「そうか。ゆっくりしてけ。酋長も会ってみたらいい」
4人は酋長に会いに行った
酋長「よく来た。ゆっくりしてけ」
シェイド「今の村、この集落はどんな状態なんだ?」
酋長「みんな仲良く助け合ってる。問題1つだけ?」
ディファ「問題1つ?」
酋長「恐竜人と戦ってる!恐竜人、人間支配しようとしてる!」
話を聞くと恐竜人と人間が種の存亡をかけて対立しているようだ
酋長「ラルバは争い嫌い。だから逃げて隠れてる。イオカは戦いで恐竜人を追い払ってる」
シェイド「いつの時代も人の歴史は戦いか…」
ディファ「大変だね。何か力になれることないかな?」
酋長「今はまだ恐竜人来てないから大丈夫。もし来たら戦い助けてくれ」
ディファ「うん。僕はディファ!よろしく!」
そうして各自自己紹介を済ました
ジャリー「なんにもねぇみたいだし時の最果てに戻るか〜」
4人はテントなどを見て周り終えると時の最果てに戻った
136 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 23:31:09.91 ID:1H5ytlcIO
老人「お〜い」
時の最果てに戻ってきた4人は老人に呼ばれた
ディファ「どうしたの?
老人「中世にあるマノリア修道院に行ってみてはどうかな?何か見つかるものがあるかもしれんぞ?」
シェイド「どこにある?」
オウガン「あぁ、それならガルディア城の近くだな。場所はわかるよ」
ジャリー「何があるか気になるな。行ってみっか!」
4人はマノリア修道院へ向かった
マノリア修道院へ入るが静まり返っている
ディファ「誰もいないみたいだね…」
4人はさらに奥へ進んで行く
137 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 23:50:19.10 ID:1H5ytlcIO
マノリア修道院を進んで行き一番奥と思われる部屋に入った。
すると女性が窓の方を向き佇んでいる
???「あんた達は誰だイ?」
ディファ「僕はディファ。そしてみんなはジャリー、オウガン、シェイド。」
女は振り返ると大きな目でこちらを見た。
綺麗な顔に巨乳だが太ってるわけではなくスタイルもよくモデルのようだった
女は歩いてこちらに近づいてくるとディファの頬を手で触り呟いた
???「カワイイ顔してるじゃなイ♪こっちのシェイドってのはいい男だし。」
シェイド「何者だ?」
マヨネー「おっと、自己紹介がまだだったね。あたしはマヨネー。空魔士マヨネー」
ディファ「マヨネーよろしく♪何してたの?」
マヨネー「この修道院はアタシが育った場所だから久しぶりに来たくなってさ…」
ディファ「そうなんだ。え?修道院で育ったってマヨネーの両親は!?」
マヨネー「親の顔は見た事ないネ。生まれて物心着いた時には既にいなかったかラ」
ジャリー「色々あるんだな。訳あり美人ってとこか。」
オウガン「今は誰もいないがなぜなんだ?」
138 :
名も無き被検体774号+:2013/11/17(日) 23:59:29.69 ID:1H5ytlcIO
シェイド「すまないがあんたは本当に女か?生体センサーは男と示してるんだが…」
マヨネー「フフッwww今気づいたのかい?あたいは女だヨ。けど心は乙女さ♪女でも男でも強い者は美しいのヨネ〜♪」
シェイドがゆっくりセラミックサーベルに手をかける
マヨネー「あんたらとやりあう理由がないからやらないよ。それにいい男だしネ♪」
ディファ「こんな美人な人が男だなんて!?」
マヨネー「美人とか嬉しいこと言ってくれるじゃなイ♪」
そう言うとマヨネーはディファに抱きつきおでこにキスをした
オウガン「男同士のキスとか気持ち悪ぃな〜!」
マヨネー「なによこのふとっちょ!!」
オウガン「ふとっちょ言うな!!」
ジャリー「普段は何をしてるんだ?」
マヨネー「普段は…用心棒かな?」
ジャリー「用心棒!?」
マヨネー「そう。お金の為に戦う用心棒サ♪」
シェイド「まるで俺のようだな」
マヨネー「あんたも用心棒なのかイ?」
シェイド「元用心棒さ。」
139 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 00:07:55.65 ID:1H5ytlcIO
マヨネー「んじゃそろそろ行こうかナ。大事な仕事がもうすぐあるシ」
ディファ「そっか。またどこかで会えたらいいね!」
マヨネー「そうだね。あんたらとまた会える事を願っとくよ♪」
そう言うとマヨネーは出て言った
オウガン「さて、次はどこに行こうか?」
シェイド「多目的アームの手入れとかしたいんだがどこか工具ある工房とかないか?」
ディファ「じゃあ僕の家に来なよ!家に作業室あるし機械なら任せてよ♪」
4人は現代、ディファの自宅に戻ることにした。
現代に戻る時にトルース街によると何やら住人が話をしている
住人「聞いたか?勇者様が魔王討伐に行くらしいぜ?」
住人「魔王に勝てるのかな…あのサイラスでもダメだったんだぜ?」
住人「わからん。けど今回の勇者はカエルらしいぜ?」
住人「カエルぅ!?おいおいそんなのに任せて大丈夫なのかよ〜」
140 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 00:14:09.87 ID:RBMGH5G1O
ディファ「すいません、詳しい話を聞かせてもらえますか?」
詳しい話を聞くと近々勇者が魔王討伐に行くらしい。
今は魔王城へ続く魔王岩を砕く為の術を手に入れる為に行動してるとの噂を聞いたようだ
ジャリー「へぇ〜。って事は近いうちに魔王城までの道ができるってわけだ」
オウガン「魔王城に行った事ねぇから行ってみてぇな」
ディファ「けど魔王城ってくらいだからかなり危ないんじゃないの?」
ジャリー「たぶん魔族の精鋭がいるだろうな…」
オウガン「ジャリー、ビビってんのか〜?笑」
ジャリー「ビビってねぇし!全然ビビってねぇし!じゃ、じゃあ魔王城までの道できたら行こうぜ!!」
ディファ「ひとまず家に戻ってシェイドの手入れだね」
そうして4人はひとまず自宅に戻った
141 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 00:31:27.65 ID:RBMGH5G1O
自宅に戻りシェイドの手入れをしている。
その隣でジャリーとオウガンはぐっすり寝ている
ジャリー「ん〜ディファママもうホットケーキ食べれないぜ…ムニャムニャ…」
夢でもホットケーキを食べているらしい
ディファ「しかし未来は凄い事になってるねー。シェイドはどこで生まれたかも記憶ないの?」
シェイド「まったくないな。というかある時期から昔の記憶がない」
ディファ「ある時期?」
シェイド「あぁ。俺がいたシェルターで爆発事故があったらしいんだ。そしてそれに巻き込まれれ破損した体を直してくれたのがゴルドー博士だ。それ以来ゴルドー博士の警護をしていたよ」
ディファ「ゴルドー博士はどんな人なの?」
シェイド「ゴルドー博士は謎が多い人物だったよ。よくわからない研究をしていた。なんだったかな?たしか人体機械化理論とか言うのを見たことある」
ディファ「人体機械化理論?なんだろそれ…ゴルドー博士はどうなったの?」
シェイド「ラヴォスにより世界が崩壊する少し前に博士はいなくなったよ。」
ディファ「どこに行ったんだろうね?無事なのかな?」
シェイド「どうだろうな…」
ディファ「よし!手入れ終了♪」
シェイド「ありがとう。うん、バッチリだな」
シェイドが腕や足を動かすと以前よりしなやかに動いているような気がする
142 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 00:43:44.78 ID:RBMGH5G1O
そして次の日
ジャリー「もうそろそろ魔王城への道開いてんるんじゃない?」
ディファ「そうだね、1回見に行ってみようか」
4人は魔王城への道がある魔王岩へ向かった
以前、魔王城への道を塞いでいた魔王岩がなくなっている
オウガン「これで魔王城へ行けるな」
魔王城への道を抜けるとトルース村がある大陸のすぐ隣の大陸に出た
そしてそこを進むと目の前には魔王城が
オウガン「ここが魔王城か…」
ジャリー「なんかゾクゾクすんぜ…」
シェイド「魔王城と言うぐらいだからきっと魔物も猛者ばかりだろうな。みんな油断はするなよ」
ディファ「魔王城か…みんな準備はいい?」
オウガン「あぁ!どんな猛者だろうが俺たちには関係ないぜ!」
ジャリー「魔王なんて俺の子分にしてやるぜ!」
シェイド「魔族の王がどんな者か見せてもらおう」
4人は力強く踏み出し魔王城の扉を開いた
次回・第5部
進撃!魔王城!
読んでるよ。ホッシュ保守
カエルのテーマ曲が頭から離れない保守
保守
146 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 20:05:15.45 ID:RBMGH5G1O
夜あたりにまた書きます。
今日は古代あたりまで書ければいいなと。
寒いですがカゼひかないように
147 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 23:14:05.13 ID:RBMGH5G1O
第5部 ・進撃!魔王城!
ディファ達が魔王城に入るとロウソクの火が薄暗くあたりを照らしていた
ジャリー「薄気味悪いな…」
右と左に部屋があるようなのでず左の部屋へ向かった
部屋を進んで行くと骨の散らばった後や一つ目の大きな魔物が倒れていた
オウガン「先客がドンパチやったみてぇだな…」
ディファ「クロノ達かな?」
そして左の一番奥に進むと部屋は嵐が通り過ぎたように荒れており空っぽになった宝箱が2つあった。
シェイド「かなり激しい戦いがあったようだな…」
ディファ「反対側の部屋も行ってみよう!」
ディファ達は反対側の部屋に向かった
148 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 23:27:54.04 ID:RBMGH5G1O
反対側の部屋を進んで行くとこちらの部屋でも魔物の亡骸があった
ジャリー「ひでぇ有り様だな。よくこんな連続倒していけたもんだぜ」
オウガン「ディファの友達もかなり強いみたいだな!」
道を進み奥へ進むと綺麗な女性が壁に座りもたれかかっていた
ディファ「マヨネー!?」
マヨネー「あんた達とこんなとこで会うとはネ…」
ディファ「ひどい怪我してるじゃないか!!」
ディファは駆け寄り持っていた救急キットで手当てをする
シェイド「お前は魔王の手下だったのか」
マヨネー「手下?生きる為に付いてただけさ。身寄りのなかったあたいが生活して行くには剣を振るい魔法を使うしかなかったからね…で、気づいていたらこの状況さ」
ディファは手当てを終えた
ディファ「ひとまず応急処置は済ませたけど無理しちゃダメだよ!もう魔王と関わるのやめなよ!」
マヨネー「フフッ…今更どうやって生活していくのさ?手当てありがとう。やっぱりあんたはいい男だよ…♪」
そう言うとゆっくり立ち上がった
149 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 23:35:34.06 ID:RBMGH5G1O
ディファ「僕たちと一緒に来ない?」
マヨネー「あたいが?ダメだよ。人間の敵の魔王側についたんだよ。そんな奴が一緒に旅しちゃあんたらが病み嫌われる」
ジャリー「誰もお前が魔王側の人間だったなんて知らないだろ」
マヨネー「まぁ考えておくよ。また会う時があればその時にでも答えを出す事にするよ。手当てありがとうね♪」
そう言うとマヨネーはゆっくり部屋を出ていった
シェイド「運命ならいずれまた出会うだろう…しかし進む道がないな?」
4人は一度最初の部屋に戻ることにした
150 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 23:45:45.57 ID:RBMGH5G1O
最初の部屋に戻ると中央が光っていた
ディファ「ん?なんだろあれ?」
その光に触れると体が吸い込まれ違う部屋に移動していた
シェイド「簡易的な転送装置のようなものか」
そして部屋を進んで行くとまた多数の魔物の亡骸があった。
さらに奥に進むとベルトコンベアの床があり上にはギロチンがある。しかし作動はしてないようだ
オウガン「おいおいなんつートラップだよ!」
さらに奥に進むと魔王城の外に出る通路がありそこをさらに進むと大広間があった
ジャリー「誰もいねぇのかよ…なんだこの穴?」
下を覗くとうっすら緑色の何かが見える
ジャリー「なんだよあれ…気持ち悪っ!」
シェイド「この光からまた奥に進めそうだな」
光を触りさらに奥に進んで行く
光の先の階段を降り部屋に足を踏み入れた。
どうやらこの部屋が最後らしい
151 :
名も無き被検体774号+:2013/11/18(月) 23:53:39.00 ID:RBMGH5G1O
部屋に入ろうとすると中から魔法が炸裂する音や剣と鎌がぶつかり合う大きな音がする
シェイド「既に戦闘中か!!」
急いで部屋を進むとそこにはクロノ達と対する魔王の姿があった
魔王「くッ、きさまグランドリオンをそこまで…」
マール「こ、これは!?」
カエル「ラヴォスってヤツか!?」
魔王「まずい!今、眠りからさめられては…」
マール「眠りって!?あなたが作ったんじゃないの!?」
152 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:00:29.07 ID:RBMGH5G1O
魔王「愚か者どもが!私は呼び出したにすぎん!あれは太古の時より地中深く存在しこの大地の力を吸いながらゆっくりと成長を続けているのだ」
マール「じゃあこの時代に生まれたわけじゃ…」
カエル「なんだこの感じは…」
マール「ゲート!?それもかなり巨大な…!」
魔王「おのれ、貴様達さえ現れなければ…!」
一通り話を聞いていたディファ達がクロノ達に声を掛けようとする
ディファ「クロノ!!いったい何があったか話を…このゲートはッ!!」
シェイド「ようやくディファの友人にに会えたらいきなりゲートに吸いこまれるとは」
大きなゲートがディファ達、クロノ達を吸い込んでゆく…
153 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:10:27.60 ID:gPpspi3qO
4人が目を覚めると険しい岩山に囲まれた洞窟のような場所にいた
ディファ「あれ…ここは…クロノ達は!?」
シェイド「どうやら別々の場所に飛ばされたようだな。しかしここはどこだ?」
岩山の先には溶岩地帯、そしてその前には大きな城のような物が見える
オウガン「原始時代か?」
話をしていると何かが向かっているような話し声が聞こえる
恐竜人「さっきここらへんで動く影をみた!絶対何かいる!」
恐竜人「ほんとかよ?おいお前見てこいよ!」
恐竜人「え!?僕が!?嫌だなぁ…」
恐竜人「さっさと行けよ!何かいたらすぐ伝えろよ!」
1人の恐竜人が向かってきた
ジャリー「どうする?戦うか?」
ディファ「どうしよう?無駄な戦いはしたくないなぁ…」
シェイド「前に聞いた話だと人と対立してるようだから戦闘になる可能性が高いな…」
そうこうしているうちに恐竜人ディファ達がいる場所に入って来て目と目が合った
154 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:15:11.26 ID:gPpspi3qO
恐竜人「あっ!」
恐竜人「何かいたかー?」
恐竜人「ううん、何もいなかった!ただの見間違いだったよー!」
恐竜人「そうか。先に行ってるからなー!」
ディファ「なぜ嘘ついたの?」
恐竜人「目が合った時に襲ってこなかったでしょ?だから戦闘的じゃないんだなって。僕は戦いが苦手だし人間と仲良くしたいから…こんな事をアザーラ様の前で言っちゃったら父さん母さんみたいになっちゃうから言えないけどね」
恐竜人にも僅かだか友好的、共存を願う者もいるようだ
155 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:24:31.12 ID:gPpspi3qO
オウガン「アザーラって誰だ?親父さん達は?」
恐竜人「アザーラ様は僕ら恐竜人の王さま。不思議な力を使って岩を浮かせたりできるんだ!父さん母さんは人間と仲良く共存しようって言ってたから処刑されちゃった…」
ジャリー「仲良くしようとしたら処刑とかひでぇな…仲良くすりゃ全て丸く収まるのに」
恐竜人「僕もそう思う…そろそろ戻らなきゃ!」
ディファ「家はどこなの?」
恐竜人「あそこ!」
指を指した先は先程見た大きな城が
ジャリー「あの城に住んでるのかよ!?」
恐竜人「アザーラ様のお城に暮らしてるんだ。危ないから来ちゃダメだよ!じゃあね!バイバイ」
そう言うと恐竜人は去っていった
156 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:32:59.59 ID:gPpspi3qO
オウガン「なぁ、もしアザーラって奴を倒せばああいう友好的な恐竜人と共存できるんじゃねぇか?」
シェイド「たしかに。トップさえ倒れれば後はなんとでもなりそうな気が…」
ジャリー「どうする?俺はディファの決めたようにするぜ」
ディファ「そうだね、友好的な恐竜人もいるのにどちらかが滅亡するまで戦うとかおかしいよ!行こう!」
4人は恐竜城へ向かった
恐竜城へ着くと様々な恐竜が襲いかってきた
シェイド「いきなり手荒い歓迎だなッ!!」
ジャリー「目的はお前らじゃねぇっつうの!!」
オウガン「どいつもこいつも戦い好きな野郎ばっかだな!」
ディファ「数が多いね!ある程度捌いたらアザーラの元へ向かおう!」
何匹か恐竜を捌くとアザーラの元へ向かった
そしてアザーラがいる部屋に着く。
それと同時に外からとてつもない大きな恐竜の断末魔のようなものが聞こえた
ディファ「なんだろ!?」
4人はアザーラの部屋の奥から外に出た
157 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:40:35.36 ID:gPpspi3qO
するとそこには着飾った恐竜人と先程の恐竜人がいた
ディファ「これは!?」
恐竜人「さっきのお兄ちゃん達!」
シェイド「何があったんだ?」
恐竜人は先程あったクロノ達との戦闘の事を話した
アザーラ「貴様らと共存など…」
アザーラは瀕死の重症により息も絶え絶えだ
恐竜人「アザーラ様!」
アザーラ「お前には謝らねばならんな…お前の父と母の事はすまぬ。恐竜人の大事な仲間を…」
ディファ「もし共存できていたら…」
アザーラ「始めに、炎をまとった大岩が降ってくる…灼熱の火球は万物をやきつくす。やきつくされた大地はやがて冷え始め、全てが凍りつく長く厳しい時代が来る…」
シェイド「ラヴォスか…」
オウガン「もうそこまで来てるぞ!!俺らあれに押し潰されて死んじまうぞ!!」
ラヴォスが迫っている
158 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:48:42.95 ID:gPpspi3qO
アザーラ「お前らくらいならワシの力を使いきればでこの城の外まで飛ばせる。負けた恐竜人から最後のプレゼントだ…」
ディファ「君も一緒に行こう!!」
恐竜人「行きたいけど大地が決めた掟だから…」
ジャリー「そんなの破っちまえよ!!」
恐竜人「…やっぱり行けない。父さんも母さんもこの溶岩の下にいるから。僕も一緒に…」
シェイド「グズグズしてると下敷きになるぞ!!」
アザーラ「さぁ、お別れだ…」
アザーラは手に力を込めるとディファ達の体を浮かし城外に飛ばした
その瞬間、火の玉が落ちティラン城は跡形もなくなった
ディファ「あの恐竜人…」
オウガン「共存って難しいのかな…」
ジャリー「…なぁ、あの城どうなったか見に行ってみねえか?」
ディファ達は火の玉が落ちた場所へ向かった
するとそこには新たな次元の歪みが
159 :
名も無き被検体774号+:2013/11/19(火) 00:54:50.51 ID:gPpspi3qO
シェイド「さて、どうする?行くか?」
ジャリー「行こう行こう!もうどんどんいっちまえ〜」
オウガン「お前はほんとに…まぁ俺も気になるけどな!」
ディファ「じゃあ行こうか♪」
次元の歪みへ進むと体はゆっくり包まれた
次回・第5部
魔法の王国ジール
奇跡の少女とサラとジール
保守
保守
保守ボッシュ
163 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:00:46.10 ID:gPpspi3qO
第5部
魔法の王国ジール
奇跡の少女とサラとジール
次元の歪みを出ると洞窟の中だった。
そして洞窟から出ると
ジャリー「うわっ!?なんだこの吹雪!?」
オウガン「さ、寒い…」
シェイド「いつの時代なんだ?」
ディファ「わからない…とりあえずどこか暖かい場所がないか探そう」
しばらく歩いて行くとほこらがあった。
ほこらには大きな魔方陣が描いてあった
ジャリー「なんだこれ…ってうわっ!!」
魔方陣に足を踏み入れると吸い込まれ消えて行った
ディファ「ジャリー!!」
ジャリーを追いかけディファ達も魔方陣に踏み入れると吸い込まれ消えて行った
ジャリー「なんだここは…」
白銀の世界から一変して緑が生い茂る場所に出た
しかもなんと空の上に浮かぶ島のようだ
シェイド「なんだこれは…空に浮かぶ島だと…」
ディファ「天空都市…凄い!!」
オウガン「こんな世界があったのかよ…」
164 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:15:15.21 ID:rRKqqyjgO
ディファ達は近くにある街、エンハーサに向かった
ディファ「凄い神秘的だね…」
街の中は見たこともない装飾が施されていた
ジャリー「ん?グラン?グランじゃん!!」
グラン「なんで僕の名前を知ってるの?」
オウガン「おいおいなに冗談言ってんだよwww」
シェイド「いやちょっと待て。ここが中世より昔なら知らないのも頷ける…」
ディファ「今って何年かわかる?」
リオン「今はB.C.12000年。」
ディファ「えぇ!?」
ジャリー「はぁ!?」
オウガン「ちょwww」
シェイド「紀元前12000…原始の少し後か…」
リオン「ここは永遠なる魔法王国ジール。すべての望みのかなう場所…だけど、その代償がどのくらい高くつくかは知らないけれどね…」
ディファ「魔法…王国…」
ドリーン「あなたの目に見えてる世界とアタシの目に見えてる世界とはまったく違うものなのかもね。いい?宇宙は生命の数だけ存在するわ。見えるもの、触れるものだけが本当と思っちゃダメよ」
165 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:23:05.73 ID:rRKqqyjgO
エンハーサを出てまた違う魔方陣に入るとまた吹雪の世界に飛ばされた
そしてまた吹雪の世界を歩いて行き違う魔方陣に入るとまた上の世界へ
歩いて行くと左手にかなり大きな飛行機が見える
シェイド「この時代にこんな高度な文明が…」
オウガン「なんで滅んじまったんだろうな?」
シェイド「気になるな…」
そうして進むと洞窟があり中に先程のとは違った光に包まれたスポットがあった
そのスポットに入るとまた違う場所に飛ばされ進んで行くとそこにはジール宮殿があった
入って行くと厳かで今までと少し違っていた。
奥に進んで行くと長髪の男が歩いてきた
166 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:30:38.84 ID:rRKqqyjgO
???「ったくあのガキ共よー手間かけさせやがって!俺様のゴーレムをオシャカにしやがるしいい気味だぜwww」
他の人とは服装が違い少しいい格好をしている
???「ん?なんだお前ら?見たことねー服装してんな。あのガキ共の仲間か?」
ディファ「あのガキ共って?」
???「知らねーならいい。お前らどこ出身だ?名前は?」
ディファ達は時代を渡って来た事は言わずに出身の村や街の名前だけを言った
???「どこだそれ?下の集落でもねぇみたいだし…まぁいいや。俺はダルトン。いずれこの国を治めるから覚えておきな♪」
そう言うとダルトンは去って行った
167 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:39:53.95 ID:rRKqqyjgO
宮殿の奥の部屋に進むと青髪のポニーテールの女性と少年が機械のロボのような前で佇んでいた
こちらに気づいたようだ
???「ん?貴方達は…誰?」
ディファ「いきなりごめんなさい。」
ディファ達は自己紹介をした
彼女はサラ。少年はジャキと言うらしい
どうやらかなりの魔法の使い手でこの国を治めるジールの娘と息子らしい
ディファ達は自分達が時代を渡って来たという事実を正直に話した
サラ「ほんとにそんなことが!?未来はどうなってるの?」
中世、現代、未来の事を話した
サラ「みんな魔法が使えなくなってるのね…」
ディファ「そういえば気になったんだけど下の世界は誰も住んでいないの?」
サラ「下の世界は…」
ジャキ「下の世界は魔法が使えない人たちが住んでいるのさ」
168 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:46:00.01 ID:rRKqqyjgO
シェイド「魔法が使えない人たちもいるのか?」
ジャキ「うん。魔法が使えない人達は劣等扱いだから下にいるのさ」
ジャリー「なんかひでぇ話だな…」
ジャキ「君たちは使えるの?」
オウガン「あぁ使えるとも」
オウガンは火の魔法を使ってみせた
ジャキ「まだまだだね。」
ジャリー「このクソガキっ…」
話をしているとこちらに向かい青い髪ロングヘアーの少女が歩いてきた
169 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:49:45.21 ID:rRKqqyjgO
???「サラ様、ジャキ様、こちらにいらしたのですか。ジール様がお探しでしたよ」
ジャキ「様はやめてよ。ジャキでいいよ」
???「そうはいきません。私が呼び捨てなど…」
サラ「アルマ、あなたとジャキは同じ歳で友達なんだからいいのよ。みなさん、私たちはこのへんで失礼します。アルマ、よかったら宮殿を案内してあげて♪」
アルマ「わかりました」
そう言うとサラとジャキは去って行った
170 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 00:58:39.25 ID:rRKqqyjgO
物静かな少女はこちらをじっと見ている
ディファ「なんかごめんね。案内とか邪魔くさいと思うからいいよ!適当に見てまわるし♪」
アルマ「気にしないで。サラ様に頼まれたし今はヒマだから案内してあげる」
オウガン「口数少ないがいいやつじゃんか♪」
シェイド「親は?」
アルマ「父さんも母さんも私が幼いときに死んじゃったらしい。幼い頃だから覚えてないんだけど…」
シェイド「変な話を聞いてしまったみたいですまない」
アルマ「いいの。父さんと母さんがいなくても私にはサラ様やジャキ様とかみんないるから」
ディファ「普段はどこに暮らしてるの?」
アルマ「この宮殿に住んでる。私は強い魔力を持ってるからジール様に引きとらられたの」
171 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 01:09:42.00 ID:rRKqqyjgO
街を案内してもらい近くのテーブルで紅茶を飲んでいた
ジャリー「ここは住みやすいし景色が綺麗し最高だな♪」
オウガン「なぜ滅んだのか気になるよな?」
アルマ「滅んだ?」
ディファは時代を渡って来た事や今までの話をした
アルマ「なんか絵本の中の話みたい。いろんな時代を旅して、楽しそうだなぁ…」
ディファ「アルマも一緒に来なよ♪いろんな人に出会えるし、いろんな物を見れるし楽しいよ♪」
アルマ「私も一緒に行っていいの!?けどジール様が許してくれないだろうしなぁ…」
そんな話をしてると窓に備え付けてある下の世界を覗く下界望遠鏡を覗いている老人がなにか驚いている
老人「ん!?下界の嘆きの山に誰かいるな…あんなへんぴな所にわざわざ立ち入るとは何事じゃ…」
ディファ「なげきの山って?」
アルマ「ジール様に逆らった命の賢者様が幽閉されちゃった山」
シェイド「揉め事はどの時代も絶えないな…」
172 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 01:16:24.39 ID:rRKqqyjgO
アルマ「客室が空いてるからよかったら泊まっていけば?」
ディファ「いいの?」
アルマ「うん。誰も使ってないし大丈夫。それにディファ達が誘ってくれたからどうするか一日考えてから返事したいし…」
ディファ「わかった、ありがとう♪」
そうしてディファ達はジール宮殿内の客室を借り眠りについた
―次の日―
ディファ「よく寝たー♪」
ジャリー「スッキリだな♪」
アルマ「おはよう。よく眠れたみたいでよかったわ。昨日の答だけど私も行きたいからジール様には旅に出るって伝えようと思う」
オウガン「新しい仲間か♪」
シェイド「これからよろしく」
アルマ「ジール様の部屋に行かないと」
5人はジールの部屋に向かった
173 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 01:27:39.85 ID:rRKqqyjgO
召使い「ジール様なら海底神殿の方に行かれましたが…」
アルマ「ありがとう。地下神殿か…」
ジャリー「地下神殿は何かマズイのか?」
アルマ「警備用の魔物はジール様やサラ様以外の人は通さないからなぁ。サラ様とかと一緒にいれば通してくれるけど」
老人の、ジールに昔から使えてるような召使いが言った
老人召使い「そう言えば赤髪の少年達も海底神殿に向かったとかで警備がピリピリしておりましたから行くのは危険かと…」
ディファ「クロノ達だ!!」
ジャリー「こりゃますますいくっきゃねぇな!!」
アルマ「知り合い?」
ディファ「大事な友達なんだ!」
シェイド「警備が厳しくなった上にディファの友達が行った後なら警備兵達と先頭になるだろうな…」
オウガン「俺たちが守ってやるからしっかり付いてきな♪」
アルマ「大丈夫…」
手と手を合わせ少し空間を作ると黒い波動のような物ができた
アルマ「私がジール様に選ばれたのは強い魔力持っていたからだから…」
老人召使い「アルマ様はジール様やサラ様やジャキ様と同等の魔力を持っていますからな。ジール様いわく秘めたる力ではサラ様やジャキ様以上とジール様が仰っていましたから」
174 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 01:34:03.25 ID:rRKqqyjgO
アルマ「ちょっと待ってて」
アルマは自室に戻り枚を取り戻ってきた
シェイド「その枚は?」
アルマ「私が物心つく前からあった。父と母の形見らしくてこれがあれば魔力が安定するの」
ジャリー「じゃあ行きますか!」
ディファ「海底神殿ってどんなとこなんだろう…」
不安を抱きつつ5人は海底神殿へと向かった
次回・第6部
ラヴォスの呼び声・海底神殿に眠る古代獣
保守ボッシュ
枚ってなんぞ?
177 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 16:12:30.38 ID:rRKqqyjgO
>>176 いかづちの枚みたいな感じで杖みたいなもの。
漢字間違えてるかな!?
札の誤り?
いかずちの枚がそもそも解らん。
いかずちの杖じゃなくて?
>>177 節子それ枚(ひら)やない、杖(つえ)や。
枚は枚方(ひらかた)とか枚岡(ひらおか)みたいな地名とかにしか使わん漢字のはずよ。
逆にどう変換して枚を出してたんよ。
>>177 まあ水差してごめんね。
最初からずっと読んでるし
応援してるから続き期待してる!
182 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 19:10:23.56 ID:rRKqqyjgO
>>179の人が正解でしたwww
間違えて凄い恥ずかしいですwww
間違えないようにちゃんと調べてからまた今夜続き書きます!笑
あぁ恥ずかしい…笑
183 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 19:11:59.35 ID:0AuF7pr2I
184 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 23:20:14.28 ID:rRKqqyjgO
第6部
ラヴォスの呼び声・海底神殿に眠る古代獣
―海底神殿―
ディファ「まさか海底にこんなものが…凄い…」
アルマ「ジール王国が技術の粋を尽くして建設した神殿だから。」
ジャリー「こんなへなちょこ武器で大丈夫なのかよ…」
アルマ「あ!こっち来て」
海底神殿に着いてすぐ隣に部屋がありそっちに向かっていった
オウガン「なんだここ?」
アルマ「ここは警備兵の詰所だけど今は誰もいないは…」
オーメン「なんだ?アルマ様!そいつらは?」
アルマ「私がジール様の場所へ行く為の警護なの。けどれ元々海底神殿に来る予定じゃなかった急に呼ばれた兵だから装備が整ってなくて…」
オーメン「お前ら装備ぐらい整えとかんか!アルマ様、すぐ容易させますのでお待ちください。こっちに来い!」
ディファ達は奥の部屋に連れていかれた
185 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 23:31:25.97 ID:rRKqqyjgO
アルマ「私の警護に付く者達だから映える装備にしてあげてほしい」
オーメン「もちろんですとも!お前にはとても貴重なこの剣を与えるからしっかり警護にあたれよ!」
ディファは天王剣、シャインプレート、シャインヘルムを装備した
オーメン「お前にはこれを与える。親衛隊装備だ。」
ジャリーはルーンブレード、シャインプレート、シャインヘルムを装備した
オーメン「お前はこれだな。重くて誰も使いたがらないがお前の体格なら使いこなせるだろう」
オウガンはシャインアックス、シャインプレート、シャインヘルムを装備した
オーメン「お前は…もう整ってるじゃないか。優秀だな♪」
アルマ「ありがとう。あなたは名前は?」
オーメン「私はオーメンの兵士長カルヴィスであります!」
アルマ「カルヴィスありがとう。じゃあ私たちはジール様の元に向かうわ」
カルヴィス「お気をつけて!」
186 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 23:38:30.57 ID:rRKqqyjgO
ジャリー「お前愛されてるなぁ」
アルマ「兵士長や一般兵士ならよく神殿で見かけるから。」
オウガン「ならここも戦闘なしでいけそうだな♪」
アルマ「ここはさっきのカルヴィスと違い親衛隊が集まってるから詳しいことを知らされてるから私たちは部外者とみなされ戦闘になると思う」
シェイド「あのカルヴィスという者をデータ化したら強そうだったかそれでも親衛隊に入れないのか?」
アルマ「親衛隊に入るには世渡りの上手さの方が必要かも…」
ディファ「けどいい人だったよね♪僕は嫌いじゃないなぁ〜」
そんな話をしていると前からひとつ目の魔物がこちらに気づいたようだ
ジャリー「どうやらすんなり通してはくれなさそうだなッ!!行くぜ!!」
187 :
名も無き被検体774号+:2013/11/20(水) 23:54:04.98 ID:rRKqqyjgO
ディファの剣が青いひとつ目をジャリーが赤いひとつ目の魔物を切り裂きオウガンの斧が黄色の魔物を真っ二つにする
オウガン「さすが親衛隊装備。いい切れ味だな!」
神殿を進み階段を下って行くと親衛隊がいた
カーヴィナ「きさまらは何者だ!ここは関係者以外は立ち入り禁止だ!」
ディファ「あなた達は親衛隊ですか?」
カーヴィナ「そうである。きさまらもしや赤髪の少年の仲間か!?」
ジャリー「まぁディファが友達だから仲間っちゃあ仲間だけど…」
カーヴィナ「仲間ならここは通せん!アルマ様もそちら側に付くというなら排除せねばなりませんな!」
そう言うとカーヴィナ達は素早い動きで間合いを詰めシェイドを狙ってきた
カーヴィナ「まずはコイツから仕留めるぞ」
4人のカーヴィナが素早い剣で襲いかかる
シェイド「いい動きだが…遅い!!」
シェイドは素早くセラミックサーベルを抜くと一気に切り払い、反対側の手をガトリングガンに変え撃ち抜いた
188 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 00:03:02.99 ID:rRKqqyjgO
ビリオン・ミリオン「そこまでにしてもらおう」
ディファ達が攻撃するがなかなか通じない
ディファ「やっかいだね…」
アルマ「大丈夫。そんなに強くない…」
アルマは手と手を合わせると離すとその間に黒い空間ができた
アルマ「ダークミスト!!」
霧状の黒い空間はビリオン・ミリオンに向かって行き粉々にした
ジャリー「つえぇぇぇ!!!」
シェイド「かなり高度な魔法の使い手か。」
アルマ「さぁ、先を急ぎましょう」
5人は海底神殿のさらに奥に向かっていった
そして魔神器の祭壇のすぐ前についた
シェイド「ん?あれは!!」
189 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 00:15:44.16 ID:imM7P+uTO
???「シェイド?なぜ君がここに…」
ディファ「知り合いなの!?」
シェイド「ゴルドー博士だ…俺の破損した体を直してくれた人だ」
ジャリー「おいおいなんで未来の人間がこの時代にいるんだよ!?」
オウガン「どういう事だこりゃあ?」
ゴルドー博士「まさかラヴォスに時代を越える方法のかけらがあったとはびっくりしたよ」
ディファ「どういうこと!?」
ゴルドー「地中深くにいるラヴォスに刺激を与える。そうするとラヴォスは地上に出てくるだろ?その時に次元にゆがみができる。それを利用したんだ。」
シェイド「なんの為にこの時代に?」
ゴルドー博士「この時代に来たのは時代を確実に行き来する方法を手に入れる方法の手掛かりを掴む試だ。それと大きな力を手に入れる為。この2つだ。人体機械化理論は君で成功したがそれだけじゃ満足できなかった」
190 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 00:29:22.11 ID:imM7P+uTO
シェイド「俺で人体機械化理論が成功した?」
ゴルドー博士「あぁ君は結局記憶が戻らなかったんだねぇ。君は元々は人間だったんだ。筋量、体格、知性、申し分なかった。だから君を人体機械化理論の実験台にしたんだ」
ディファ「え…って事はシェイドはアンドロイドじゃないってこと!?」
ゴルドー「んー、元は人間だからなぁ。シェイドの住んでたシェルターに爆弾を仕掛け爆発させた。そして君の親や君を知る人物を片っ端から消していったよ。そうしないと君の記憶を消しても意味がないからねぇ」
シェイド「なんだと…お前が俺の過去を奪ったのか!!許さない!!」
シェイドはとてつもない早さでセラミックサーベルをゴルドー博士に向け切りかかった
キンッ!!
金属と金属がぶつかる鈍い音がする
ゴルドーの鈍色の手がセラミックサーベルを掴んでいた
ゴルドー博士「君のその闘争本能は素晴らしいね!!しかしアンドロイドは君だけじゃないんだよ!」
ゴルドーは反対側をの手をバスターランチャーに変えるとディファ達に向け放った
素早くディファ達は避ける
ゴルドー博士「いい動きじゃないかぁ〜♪素晴らしい!!」
突然神殿が激しく揺れる
ゴルドー博士「クッ!!お楽しみはこれからなのにねぇ!まぁいい。ここは間もなく崩壊する。生きていたらまた会おう。いや、また会いたいね♪」
そう言うとゴルドー博士は煙玉を投げ煙と共に姿を消した
191 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 00:40:22.60 ID:imM7P+uTO
シェイド「クソッ!!まさか奴が記憶を、全てを奪った張本人だったとは!!」
オウガン「気持ちはわかるが今はここから出るのを考えた方がいいようだぜ!!」
すると今きた道が落石により塞がれた
アルマ「前に進みましょう!!」
前に進むとそこには倒れているサラの姿が
アルマ「サラ様!!」
サラ「なぜ来たの!?」
アルマ「私…この人達と、ディファ達と旅がしたいんです!!」
サラ「そう…やりたい事がやっと見つかったのね…よかった…」
アルマ「サラ様!」
サラ「私はもう…はやくここから逃げて…巻き込まれないうちに…」
もう海底神殿は限界のようだ
ジャリー「逃げろったってどうやって…もう道がないぜ!?」
ダルトン「俺とアルマの魔力を出しきりゃなんとか地上に上がれんぜ!!」
端からダルトンがゆっくり歩いてきた
ディファ「ダルトン!!」
ダルトン「どうする?時間がないぜ?」
アルマ「わかった。力を合わしましょう」
ダルトン「空に飛ばしてある飛行機、黒鳥号の中に行くぞ!!」
そう言うとダルトンとアルマは力を込めた
やがて光に包まれ体は消えて行った
192 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 00:49:55.92 ID:imM7P+uTO
目を覚ますと5人は見たことのない部屋のベッドに寝ていた
ディファ「ここは…?」
ダルトン「飛行機黒鳥号の中さ。しかし地上はひでぇ有り様だな…」
アルマ「上の世界、下の世界はどうなったの?」
ダルトン「上の世界が崩壊して落っこちてきてそのかけらで下の世界もほぼ壊滅状態だな…」
窓から下の世界を見ると吹雪は止んでいるが大陸がちりじりになっている
オウガン「生存者はいるのか?」
ダルトン「僅かだがいるよ。俺はちょっくら生存者を見に行ってくる。こうやってお前らと生き延びたのも何かの縁だゆっくりしてきな」
そう言うとダルトンは出て行き黒鳥号は海岸付近に着陸した
ディファ「これからどうしようか…」
果たしてこれからのディファ達はどこへ向かうのだろうか…
次回・第7部
ゴルドー博士の野望
193 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 00:58:14.31 ID:imM7P+uTO
今のディファ達の武器
ディファ
・天王剣
・シャインプレート
・シャインヘルム
ジャリー
・ルーンブレード
・シャインプレート
・シャインヘルム
オウガン
・シャインアックス
・シャインプレート
・シャインヘルム
シェイド
・セラミックサーベル
・多目的アーム(バスターランチャー、ガトリングガン、狙撃用ライフル、ショットライフル、など)
・ブーメランチェイサー(小型チェーンソー型手裏剣)
・投げセラミックナイフ
・クラスターボム
・時限式クラスターボム
アルマ
・いにしえの杖
・聖者の法衣
保守
やべー超おもしれー
そして懐かしいわ
続き期待♪
196 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 11:22:13.44 ID:+6lgG478i
続きはよー!
197 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 12:21:42.87 ID:imM7P+uTO
夜にまた書きます!
もうすぐクライマックスなのでがんばります!
保守
199 :
名も無き被検体774号+:2013/11/21(木) 23:57:33.77 ID:imM7P+uTO
>>1ですが仕事のまとめがあって今日はかけそうにないので明日の夜22時〜23時に続きを書きはじめて行きます!
楽しみにしていただいてる方すいません↓↓
ゆっくりでいいよー。楽しませてもらってます。
それじゃあ保守っとく
202 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 09:32:37.43 ID:1YEdR64Ui
ダルトンがいい奴で胸が熱くなる
203 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 14:10:54.57 ID:scGHv3OB0
クロノクロスは感動した
204 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 15:24:33.58 ID:hdd4HoEvi
ふざけんなよ!!
お待ちしております\(^o^)/
205 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 19:11:38.61 ID:KKD0z4R3O
>>1ですが今日の22時〜23時くらいから書きはじめます!
予定ではこのストーリーはクロノクロスとは違った未来に進めていくつもりです。
がんばりますのでよかったら最後までお付き合いください
206 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 19:58:37.58 ID:KKD0z4R3O
時間できたので少しだけ書いていきます!
・第7部
ゴルドー博士の野望
ディファ達は黒鳥号から降り生き残った人々が集まる集落に向かった
そこには赤ちゃんから老人までいたが天空の島の人間はかなり少なかった
ディファ「生き残った人々に話を聞いてみようよ!」
ジャリー「だな。まず何があったか聞かねえとな」
話を聞いてまわった
生き残った人「波が来て一瞬で全てを奪っていきおった…」
生き残った人「空が、空が落ちてきたんじゃ…」
天空の島のかけらが海に落ち、その衝撃により津波を引き起こしたようだ
ダルトン「ひでぇだろ。高度な魔法都市だろうが崩壊する時は一瞬だ。情けねぇ話だよ…」
シェイド「これほどの災害から人々は復興できるのか…」
オウガン「何もない0の状態からは厳しいよな…」
ダルトン「人間はそんな弱くねぇよ。何もなくなった0からじゃなくてくだらねぇ余計なもんがなくなった新しい状態から始めるんだよ。必ず人々はまた立ち直れる。歴史を作っていける…」
アルマ「ダルトン…」
ダルトン「そう!ダルトン帝国を建国するんだ!この俺様が仕切る俺様を称える国…」
アルマが鋭い目で睨む
ダルトン「な、なんだよ!?ようやくジールがいなくなったんだし…」
ディファ「せっかくいい事言ってたのに…」
ダルトン「冗談だよ冗談!な?この辛気くせぇ空気を飛ばそうとしてたんだよ〜」
アルマ「冗談には思えなかったけど?」
アルマが鋭い目で睨んだまま言った
ダルトン「うん、アルマ怖い。」
207 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 20:16:27.78 ID:KKD0z4R3O
そうこうしていると兵士がダルトンの元にきて耳元で何かをささやいた
ダルトン「ん?あぁわかった。新しいオモチャが手に入ったから黒鳥号で他に島とか残ってないか調査しながらイジろうと思うだがお前らも黒鳥号に乗って島を探すか?」
ディファ「うん、そうする!」
ディファ達は黒鳥号に乗り込んだ
―メインルーム(操縦室)―
黒鳥号は海岸から飛び立ち残った島はないか、また生き残った人々はいないか探していた
ダルトン「俺はちょっくら格納庫に行ってくる。腹減ったなら食堂に行きゃなんか食べれるはずだから適当に食べな!俺のオススメはカレーだ♪」
ディファ「ありがとう!後で行ってみるよ♪」
扉が開き見たことのある兵が入ってきた
アルマ「カルヴィス!生きてたのね!!」
カルヴィス「アルマ様ご無事でしたか!よかった…なぁに、ワシはまだまだ死ねませんからな!」
ダルトン「しぶてぇジジイだぜ!」
カルヴィス「ダルトン!!貴様はほんとにひとこと多いやつじゃ!!」
ダルトン「あ〜こわっwwwジジイの相手はお前らに任せるぜ!」
そう言うとダルトンは去って行った
ディファ「カルヴィス生きててよかった!」
カルヴィス「お前らはあの時の警護兵…」
アルマ「実は警護兵じゃないの…」
アルマは全て正直に話した
カルヴィス「そうでしたか…私はアルマ様が生きたいように生きればいいと思います。何かお手伝いできる事があればいつでもお申し付けください。ジジイでも意外に役に立ちますから♪」
208 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 21:24:37.34 ID:KKD0z4R3O
ディファ達は食堂に向かった
オウガン「しかし腹減ったなぁ〜!もうペコペコで飢え死にしそうだぜ!」
ジャリー「お前はその肉があるから2〜3週間何も食わねえでも大丈夫だよwww」
オウガン「うるせえwwwさ〜て何しょうかな?」
ディファ「たしかカレーがオススメって言ってたね!」
シェイド「じゃあカレーにしようか」
ディファ達はカレーを頼んだ
料理長「よく寝かして隠し味にヨーグルトやリンゴ使ってるから上手いぜ♪」
ディファ達はカレーを食べた。
甘すぎず辛すぎず、絶妙な味がとても美味しい
アルマ「おいしい!今まで食べたカレーの中で1番かも!」
シェイド「ふむ、この絶妙な辛さがより美味さを引き立ててるな」
バジー「そんな褒められると照れるな///俺は料理長のバジーだ。これから食いてえもんがあったら言いな。俺が作ってやるよ♪」
ディファ「よろしくバジー♪けどほんとどうなっちゃうんだろうね…」
バジー「だな…俺ができんのは料理作る事だけだから生き残った奴らにも美味いもん食わしてやりてぇなぁ…」
209 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 22:23:35.40 ID:KKD0z4R3O
食事をしながら話をしているとダルトンか入ってきた
ダルトン「一仕事終えたら腹減っちまったぜ〜!バジー、カレー頼むわ!」
バジー「あいよ!手に入れてきたあのでけぇのどうだい?」
ダルトン「あぁ、あれか。羽付けてやったからこれで空も飛べるよ!あとまだ調べてないがちょっと気になる設備あったんだよなぁ…」
ディファ「なんか手に入れたの?」
ダルトン「あぁ、海岸にいた地上民でも天上民でもない奴が変わったもん持ってやがったからかっぱらってやった♪」
ジャリー「かっぱらうって何やってんだよ!?」
ダルトン「ちょ!?借りただけだって〜wwwまぁ返す気はないけど…」
アルマ「借りたら?」
ダルトン「返す。はい、後でちゃんと返します。」
シェイド「アルマには素直だな」
ダルトン「この女こえぇからな。怒らしたら魔法でぶっとばされちまうぜwww」
ドオォォン!!!
話をしていると爆発音がし、機体が大きく揺れた
バジー「おい!?なんだ急に!?」
シェイド「この揺れ具合は何か攻撃でも受けたか!?」
カルヴィスが急いで入ってきた
カルヴィス「おいダルトン、見たこともない船がビーム砲を撃ってきとるぞ!!」
ダルトンが窓側に駆け寄り外を見た
ダルトン「あの野郎ッ!!」
ディファ「ダルトン!!」
ダルトン「ちょっと出てくる!カルヴィス、落ちる速度の速さから見てこの艦はもう持たねぇ。どっかに不時着させてくれねぇか。」
カルヴィス「わかった!おまいさんは?」
ダルトン「ちょっと野暮用済ましてくるだけさ」
そう言うとダルトンは急ぎ足で出ていった
210 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 22:52:02.11 ID:KKD0z4R3O
黒鳥号はみるみる落ちて行く
操舵室に戻ったカルヴィスとディファ達は不時着できそうな場所を探している
カルヴィス「ダメだ、大陸がみな沈んでしもうて海しかない。海のど真ん中に不時着したら重さであっという間に沈んでしまう…」
シェイド「万事休すか…」
その時、目の前に今までに見た事のない大きな次元のゆがみが現れた
カルヴィス「あれは!?」
ディファ「さっき話した次元のゆがみ!あれを使って僕たちは色んな時代を来たんだ!」
アルマ「あれを使って時代を…」
シェイド「一か八かあの中に入ってみるしかないか…」
カルヴィス「このままだとどうしようもない。その次元のゆがみとやらに突っ込むので皆様手すりなどに掴まっておってくだされ!!」
黒鳥号は次元のゆがみに向け進んで行った
そして大きな光と共に姿を消した…
211 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 23:20:00.01 ID:KKD0z4R3O
何やら喋り声が聞こえる
どうやら死なずに済んだようだ
ディファ「ん…ここは?」
カルヴィス「あぁ気がついたか。どうやらA.D1000年に来たらしい。メディーナとかいう村の海岸付近に不時着したようじゃ」
ジャリー「メディーナ!?魔物達に襲われなかったか!?」
カルヴィス「襲われる?襲われるどころか食事やディファ達を部屋に運んでくれたのもここの魔物達じゃぞ?」
かつてメディーナに来た時はひどく嫌われていたからにわかには信じられなかった
シェイドが部屋に戻ってきたようだ
シェイド「目が覚めたか。どうやら魔王が魔王城にできた次元のゆがみに吸い込まれた事で歴史が変わったみたいだ。今じゃかなり友好的だ」
ディファが表に出るとそこは魔物と人間が共存していた
ビネガー8世「おぉ、無事でよかった!急に空から大きな飛行機が落っこちてきたからびっくりしたわ!」
オウガン「世話になったみたいだな。ありがとう」
ビネガー8世「な〜に、気にしなさんな。困った時はお互い様さ♪」
黒鳥号のクルー達も無事なようだ
アルマ「ダルトンは?」
カルヴィス「見当たらない…」
ディファ「ダルトン…」
シェイド「もしかしたら次元のゆがみに入ったものの違う時代に行っただけかもしれない。」
バジー「そうだぜ。あんなうるせえ奴そんな簡単に死なねぇよ」
話をしているとクルーがやって来た
クルー「カルヴィス様、黒鳥号の補修をするには部品が足りません。それに補修を完璧にこなせるクルーもいないようで…」
カルヴィス「やはりそうか。どうしたものかのぉ…」
ディファ「どうしたの?」
カルヴィス「黒鳥号の補修に部品が足りんのじゃ。それにあんな精密機械を直すには相当な技術もいるしのぉ…」
ディファ「足りない部品のリストとかある?」
クルー「こちらに纏めておきました!」
クルーから手渡されたリストをペラペラとめくる
212 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 23:32:31.00 ID:KKD0z4R3O
ディファ「うん、この部品ならうちの工房でまかなえるし補修できる♪」
カルヴィス「しかしかなり複雑そうじゃが…」
ディファ「機械ならまかしてよ♪けど黒鳥号を動かすのは厳しそうだから船で持ってくるか…4〜5日で直せると思う!」
そうして黒鳥号の補修が始まった
ディファの家の工房から部品を持ってきてディファが補修をしていく
それは補修を始めて2日目の事だった
クルー「そういえば数日前から浮かぶあの黒い飛行している戦艦のようなものはなんでしょうね!?」
カルヴィス「たしかに気になるな…」
ディファが補修の手を止めて望遠鏡で黒い飛行物を見た
ディファ「ほんと大砲やらが満載に着いてて空飛ぶ戦艦って感じだね」
その飛行物のメインルームでディファ達がいるメディーナを見る人物がいた
ゴルドー博士「生きていたか、いいねぇ。そうだ、いい事を考えたぞ♪」
ゴルドーは小さなロボットをメディーナに向け発信させた
やがてロボットはメディーナに到着しディファ達の元にたどり着いた
オウガン「ん?なんだあのロボット?」
213 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 23:45:19.02 ID:KKD0z4R3O
ロボット「あ〜マイクテストマイクテスト。聞こえるかな?」
シェイド「ゴルドー!!」
ロボットからゴルドー博士の声がする
ロボット「正解♪さすがシェイド。それでこそ私の最高傑作だ♪」
シェイド「貴様の最高傑作などではないッ!!」
ロボット「まぁまぁ落ち着いて♪今日は君達に伝言があったからこのロボを使わせたんだ」
シェイド「目的はなんだ?」
ロボット「空の上に黒い飛行物が見えるだろ?あれは黒の夢と言ってもともとジールの所有物だったんだ。しかし私がそれを奪ったんだ」
シェイド「いったいどうやって!?」
ロボット「海底神殿が崩壊する時に黒の夢が各時代に浮かび上がったんだ。そしてこの時代の黒の夢のシステムをハックした。ジール自身も僕の手で消えてもらったよ♪」
カルヴィス「ジール様を…」
ロボット「黒の夢が浮かび上がってまだ間もなかったからね。その混乱に乗じて…って感じかな♪まぁいずれ他の時代の黒の夢も乗っ取ってそれを完了しだい各時代の世界そのものを支配させてもらう事にするよ♪」
ディファ「そんな事はさせない!!」
ロボット「ん〜けど防ぎようがないよ?君たちがここまでこれるのかい?まぁ来たとしても君達じゃ私を倒せない。今僕は究極の科学力とジールの持つ究極の魔力を手に入れたからねぇ」
214 :
名も無き被検体774号+:2013/11/22(金) 23:56:32.18 ID:KKD0z4R3O
シェイド「究極の魔力と究極の科学力を手に入れたから最強になったとは限らない。お前は俺の手で潰す!!」
ロボット「まぁ楽しみに待っておくよ。あ、私の元にたどり着くまでに死なないでね♪」
そう言うと通信は切れた
次の瞬間ロボットは煙を出し壊れた
シェイド「ゴルドー…」
カルヴィス「これは急いで黒鳥号を直さねばなりませんな」
???「話は聞かせてもらったぞ。その武器じゃまともに戦えんだろ?」
ジャリー「あ!あんたは洞窟付近の鍛冶屋のじいさん!」
カルヴィス「ボッシュ!?なぜお前さんがここに!?」
オウガン「知り合いなのかよ!?」
カルヴィス「三賢者のひとりで命の賢者と呼ばれており武器生成の達人でもある。しかしなぜこの時代に?」
ボッシュ「ジール様の意見に苦言を申したら飛ばされてこの時代に来たわけじゃ」
ジャリー「じいさんそんな凄いやつだったのかよ!?」
215 :
名も無き被検体774号+:2013/11/23(土) 00:07:59.11 ID:c5GysPB/O
ボッシュ「強い武器を作るには中世にあるというオリハルコンが必要なんじゃ」
ディファ「中世のどこにあるの?」
ボッシュ「場所はわからん…」
ジャリー「ビネガーの館の北にある山の頂上だ」
ディファ「なんで知ってるの!?」
ジャリー「魔物ならみな知ってるよ。ただあの金属は加工するのがめちゃくちゃ難しいからな…」
ボッシュ「それならまかせろぃ♪」
オウガン「それにオリハルコンがある場所にはなぁ…」
アルマ「なにかマズイことがあるの?」
ジャリー「凶暴な奴がいる。だから誰も手を出さないんだよ…」
カルヴィス「おろ?おぬしビビっておるのか?笑」
ジャリー「ビ、ビビってねぇし!!」
カルヴィス「なら取りに行くのに場所案内しても問題ないのぉ?」
ジャリー「ま、まぁ余裕だ!!」
シェイド「なら決まりだな。」
ディファ「黒鳥号はもう修復終わるしオリハルコンを取りに行こう!オリハルコンを取ってボッシュに武器を製造してもらってから…」
シェイド「ゴルドーの元へ…」
216 :
名も無き被検体774号+:2013/11/23(土) 00:21:36.87 ID:c5GysPB/O
オウガン「けどよ、黒鳥号で黒の夢に乗り込めんのか?あんな武装しまくりのに近づいただけで蜂の巣にされちまうぜ?」
カルヴィス「それならちゃんと秘策はある♪まぁ帰って来てからのお楽しみじゃな♪」
そうしと黒鳥号の補修が終わり…
ディファ「じゃあオリハルコンを取りに行こうか」
アルマ「オウガン、ジャリー、案内は任せるわよ」
オウガン「行くしかねぇよな。まぁ俺も成長してるし今ならやれる!」
ジャリー「もう腹くくった!任せろ!」
シェイド「バジー、飛びっきり美味い料理を作って待っててくれ」
バジー「あいよ!最高のメシを作って待ってるからしっかりやって来いよ!」
次回・第8部
魔の山とマヨネー
保守ボッシュ
218 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 01:43:43.96 ID:3wL/oupJ0
続き待ってるよー
219 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 13:16:24.11 ID:kDdMNgTn0
保守
220 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 16:08:33.47 ID:gqh9XRx/i
久々にクロノトリガーやりたくなったわ保守
221 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 22:24:32.95 ID:JqFqti3pO
第8部
魔の山とマヨネー
ディファ達は魔の山から南東のチョラスの村のパブにいた
ディファ「ほんとにここにいるの?」
ジェリー「あぁ。奴は必ずパブに来るからなぁ。それにここは人間に友好なモンスターが多く来る場所だし情報がたくさん入るからな」
話をしていると冒険家のような男が入ってきた。そしてジェリーに気づき手をあげた
トマ「ジェリー!久し振りじゃねぇか〜♪元気してたのか?」
ジェリー「まぁまぁかな♪トマは元気にしてたのか?宝探しはどうよ?」
トマ「いやぁ、最近は巨人のツメっていう厄介なやつを探っててなかなかだな…オウガンも元気そうどよかったぜ!デナドロ山はどうよ?」
オウガン「ん〜デナドロ山は相変わらずのんびりした奴らの集まりだな。まぁ悪くはないけどな♪」
トマ「そうかそうか。で、今日は俺に何か聞きにきたんだろ?」
ジェリー「え?どうしてそれを!?」
トマ「長年トレジャーハンターしてると勘が冴えるんだよ♪何が聞きたいんだ?」
ジェリー「魔の山の事でな…」
222 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 22:48:09.50 ID:JqFqti3pO
トマ「ほぅ…魔の山。あの山の何が聞きたい?」
ジェリー「あの山にオリハルコンという希少金属があると聞いたけど事実か?」
トマ「それは俺にもわからん。」
ジェリー「わからんとはどういうことだ!?」
トマ「いや、魔の山の頂上に希少金属があると言うのを聞いた事はあるがそこまでたどり着いた奴がいないんだ」
ジェリー「なぜだ?強いモンスターでもいんのか?」
トマ「そうだな…時間あるか?時間があるなら魔の山について詳しく話せるが」
ジェリー「あぁ頼む」
トマの話によるとこうだ
魔の山の頂上に行くには3つの試練を越えて行かなければならないらしい
1つ目は魔鏡の試練
2つ目は暗闇の試練
3つ目は最後の試練
それを越えた先の頂上にオリハルコンがあるらしい
トマ「気をつけなきゃいけねぇのは2人までしかいけねぇ事だ。2人以上で進もうもんならトラップで死んだり進めなかったりするらしいぜ。」
ディファ「どんな場所なんだろうね…」
???「強者どもが己の力を試す場所さ」
オウガン「ん?お前は!?」
マヨネー「久しぶりだネ♪あらかわいいお嬢ちゃんまで連れテ♪」
アルマ「知り合い?」
ディファ「あぁマヨネーって言うんだ。マヨネー詳しいね!けどなんでそんな詳しいの?」
マヨネー「あたいも昔その山に挑んだからサ。そう、まだ若く幼かった頃ネ…」
シェイド「で、どうだったんだ…」
マヨネー「幼く今みたいに強くなかったからダメだった。それに…」
ディファ「それに?」
マヨネー「大切なものを失った…」
223 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 23:02:15.03 ID:JqFqti3pO
ディファ「大切なもの?」
マヨネー「あたいの相棒のヒスって奴さ。あたいと真逆で女なのに男を気取った奴でさ。修道院で育った仲間であり親友だった」
マヨネーはウィスキーのロックを飲み干すと深く溜め息を吐くと話し出した
マヨネー「小さい頃から剣士ごっこが好きだったヒスにつられてあたいも剣士ごっこしてた。そのうちにいつか2人で世界を旅して行きたいなぁなんて話をしてた。」
オウガン「仲良かったんだな…」
マヨネー「いつからかアタイは魔法が使えるようになってさ。周りのオトナに話すと魔女扱いされそうだったからヒスだけに話をしたら『凄い!かっこいい』って言われて嬉しくなったよ」
アルマ「この時代にも魔法を使える人がいたのね…」
マヨネー「で、あたし達が少し大きくなった時に修道院が閉鎖されるようになったんだ。親がいないんだ子供をたくさん抱えてたから生活していけなくなったんだろうって察しがついた」
シェイド「大変だな…どうして生活していったんだ?」
マヨネー「あたいとヒスで流浪の剣士になったんだ」
224 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 23:21:57.58 ID:JqFqti3pO
アルマ「流浪の剣士?」
マヨネー「うん。行商人の馬車の警護やガルディア王国の臨時兵士を受けたりね。あの伝説の勇者サイラスを越える2人組って言われたよ」
トマ「あのサイラスを越えるとかすげぇじゃねぇか♪」
マヨネー「そんな時にあの【魔の山】の噂を聞いたのさ。若いあたい達はその噂を聞いていてもたってもいられなくなった。若かったんだろうねぇ…」
ディファ「それで魔の山へ?」
マヨネー「あぁ。魔の山の麓に行くと同じような流浪の剣士や力試しにきた奴がたくさんいたよ。けどみんな傷ついてボロボロだったりすでに息がなかったりだった」
ジェリー「そんなに危険なのか…」
マヨネー「けど怖くなかった。周りの奴らもあたいらの存在に気づいてさ、『マヨネーとヒスだ!』『あいつらならきっと!!』なんて言われたのが心地良くてさ。迷うことなく試練へ向かったよ」
シェイド「で、試練の内容は?」
マヨネー「覚えてないんだ…洞窟に足を踏み入れたまでは覚えてるんだけどそこらは記憶がなくて。」
ディファ「記憶がない!?」
マヨネー「あぁ。記憶があるのは痛みに目を覚ましたら山の麓に有志で作られた臨時キャンプのベッドの上さ。腕と腹をバッサリ切られてかろうじで生きてた。ヒスは肩から腰を深く切られ胸を刺され既に息を引き取ってた」
シェイド「何があったんだ…」
マヨネー「わからない…ヒスを失ったあたいは生きる目標を見失ったよ。もうどうにでもなれって思ってさ、気づいたら魔王側の用心棒さ」
トマ「今も魔王とつるんでんのか?」
マヨネー「いいや、ビネガーともソイソーとも離れたしもうつるんでないよ」
225 :
名も無き被検体774号+:2013/11/25(月) 23:35:24.13 ID:JqFqti3pO
ディファ「なら僕らと旅しようよ!前に次に会った時に答えを聞かせてくれるって言ったしその答えを聞かせてよ?」
マヨネー「…」
マヨネーは黙っている
アルマ「仲間がいるっていいもんだと思うの。あの日ヒスさんと果たせなかった魔の山頂上到達を、ヒスさんの無念を晴らすのがヒスさんへの餞だと思うの。」
ディファ「僕はマヨネーに来てほしいな。マヨネーと試練を越えて頂上に辿り着きたい!」
マヨネー「わかった。こんなあたいでもいいとかあんたらほんと変わり者だねぇ♪(笑)次は必ず頂上に到達してヒスの無念を晴らす!あの頃の私とは違う!!」
ジェリー「決まりだな。じゃあ用意済ましたら魔の山に向かうか」
トマ「気をつけろよ。今じゃ誰も挑戦すらしねぇ魔境だ。」
ディファ「ありがとう♪マヨネー、よろしく!」
マヨネー「よろしく♪カワイイ顔したナイトちゃん♪」
マヨネーはディファのおでこに軽くキスをするとマントを翻しパブから出た
その姿は何かを吹っ切った逞しい剣士の姿だった
次回・第9部
3つの試練を越えし先には…
226 :
名も無き被検体774号+:2013/11/26(火) 01:42:59.89 ID:wFEHDOg/0
マヨネーがかっこ良く見える日が来ようとは
餞の用法といい日本語が不自然すぎて読むのが辛くなってきた。
1がクロノトリガー世代なら20代半ばぐらいだと思うけど
小学生の作文みたいで内容が頭に入ってこない。
228 :
名も無き被検体774号+:2013/11/26(火) 02:28:05.59 ID:zVGlNJsh0
おもしろい
久々、クロノトリガーしたくなった
俺は♪が気になる。なんとかならんか。
230 :
名も無き被検体774号+:2013/11/26(火) 12:18:59.81 ID:fKaQg+eZO
みなさんを意見を真摯に受け止めがんばって書いていきたいと思います
今夜もまた同じくらいの時間に書いていきたいと思いますのでよかったら見てください
あまりに評判が悪かったら打ち切りにするかもしれないのでそうならないようにもっと楽しんでもらえるよう精一杯書いていきたいと思います
ではまた今夜!
231 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2013/11/26(火) 12:28:58.83 ID:9cAUcuVE0
打ち切りしないでー‼
232 :
名も無き被検体774号+:2013/11/26(火) 13:21:42.67 ID:LvyvkxCl0
楽しみにしてるぞ
ここまできたら最後まで頑張れ
保守
233 :
名も無き被検体774号+:2013/11/26(火) 17:56:39.81 ID:Y2VArZ+IO
R A R A
来れるかな?
保守
235 :
名も無き被検体774号+:2013/11/26(火) 23:53:00.56 ID:fKaQg+eZO
第9部
3つの試練を越えし先には…
ディファ達は魔の山に辿り着いた
山への道を登って行くと穴があった。
どうやらここに入って行くらしいが2人以上がいっぺんに入るのは不可能らしい
ディファ「じゃあ僕とマヨネーで行ってくるよ」
ジェリー「気をつけろよ」
オウガン「何があるわわからんねぇ。慎重にな」
シェイド「無理だと思ったらすぐ引き返してくるんだ」
アルマ「気をつけてね。2人の無事を祈ってる」
ディファとマヨネーは洞窟の中に入り魔鏡の試練へと向かった
236 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 00:19:48.27 ID:72zCVbhgO
洞窟を進んで行くといくつものクリスタルで埋め尽くされてある
ディファ「なんだこれ…」
そのクリスタルをよく見ると表面が鏡のようになっており自分たちの姿を写し出している
マヨネー「これは…」
鏡のようになっているクリスタルを眺めつつ進んで行く
すると前に大きなクリスタルがありそこで行き止まりになっている
ディファ「あれ?行き止まり!?」
これ以上進む道がないようだ
ディファを写している鏡のようになったクリスタルに何か違和感を感じる
ディファ「あれ?なんかおかしいな…」
その時マヨネーが何かに気づきディファに素早く声をかける
マヨネー「こっちに来る!!避けてッ!!」
ディファ「えっ!?」
鏡の中の自分が剣を振りかざし突っ込んで来た
素早くよけるディファ
そして鏡の自分が進んだ方を見るとそこにはまたクリスタルがあり自分の姿を写し出している
マヨネー「思い出したよ…ここは反射した自分の姿と戦うんだった」
そう話したマヨネーに鏡の中のマヨネーが襲って来る
素早く剣を受け止め切りかかるが鏡のマヨネーはまたクリスタルの中に入り込む
ディファ「どうすれば…クリスタルを割っていこうにも凄い数があるし…」
あたりはクリスタルで埋め尽くされている
マヨネー「何か手段はあるはず…」
耐えず鏡の自分が襲ってくる
237 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 00:21:32.97 ID:72zCVbhgO
ディファ「そうだ!あの行き止まりの大きなクリスタルを割ってみようよ!その先に道があるかもしれないし」
マヨネー「あぁ!あの大きなクリスタルが気になる」
マヨネーが剣を振りかざし大きなクリスタルに切りかかろうとする
するとすぐ隣のクリスタルから反射したマヨネーが阻止しようと出てくる
マヨネー「もらった!!」
マヨネーがその体を切り裂くと甲高い音と共に反射されたマヨネーが煙と共に消える
ディファ「やった!?」
しかしまた別の場所に反射された自分がやってくる
マヨネー「キリがないネ!!」
ディファ「隙を突いて一気にクリスタルを割ろう!」
2人は鏡の自分の攻撃を避け続け一瞬の隙を突いた
そして大きなクリスタルに切りかかる
キエェェェェ!!!!
甲高い音をあげ大きなクリスタルは砕け奥に進む道ができた
そして周りにあった鏡のようになったクリスタルは透明の透き通ったクリスタルに変化した
ディファ「まずは1つクリアだね」
マヨネー「次はどんな試練なんだい…」
2人はさらに奥へ、暗闇の試練へ向かった
238 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 00:23:33.20 ID:snpXVjb20
やわらかい文体が読みやすくて、楽しくて好き
続きが気になるので、書き上げてくれると嬉しいです
239 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 00:34:53.63 ID:72zCVbhgO
洞窟を進んで行くとだんだん暗くなりさらに進むと一切の光が無くなった
ディファ「何も見えない!!マヨネー大丈夫!?」
マヨネー「あたいは大丈夫だよ!!真っ暗闇だから気を付けな!何があるかわかんないよ!」
暗闇の中を2人は進んで行く
ディファ「何か照らすものがあれば…そうだ!」
ディファは手に力を込め魔法を唱えた
ディファ「サンダガ!!」
大きな音を発したものの一切の光は出なかった
マヨネー「どうなってるんだい…」
ディファ「わからない…ここでは光を発生させる事は不可の…」
その瞬間ディファは足を踏み外し落ちた
マヨネー「ディファ!!」
マヨネーが素早く手を掴み引き上げる
ディファ「マヨネーありがとう!マヨネーがいなかったら落ちてたよ!」
マヨネー「どうやらここは道が細くなっていたりするようだね」
ディファ「少しずつ進んで行こう」
2人は剣で地面を探りつつゆっくり進んで行った
ディファ「!?」
マヨネー「どうしたんだい?」
ディファ「道が…ない」
マヨネー「道がない!?」
マヨネーはディファの隣に行き剣で地面を突いた
しかし剣は固い地面にはあたらなかった
しゃがんで突いてもまだ感触がない
マヨネー「どうすれば…」
240 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 00:45:23.49 ID:72zCVbhgO
ディファ「そういえばトマが魔の山の試練に関する書物の切れ端をくれたんだけどそこに何か手がかりがあるかも…」
マヨネー「いったんここから出て光ある場所で見てみよう!」
2人は先ほどの場所に戻り書物の切れ端を見た
書物の内容は
『恐れず暗闇の中を進め。細く長く険しい道だが進め。真っ直ぐ進め。闇は深くない。恐れずただ真っ直ぐ進むのだ。その恐れない真っ直ぐな道を開く。暗闇を恐れ道をそれると命を落とす』
マヨネー「真っ直ぐったって道がないからネ…」
ディファ「闇は深くない…もしかして!マヨネー付いてきて!」
ディファはマヨネーの手を引っ張り先ほどの場所へ向かった
マヨネー「これ以上進めない。進んだら落ちて死んじゃうよ」
ディファ「闇は深くないんだよ」
ディファはマヨネーの手を引っ張るとその場所から飛んだ
マヨネー「な、なにするんだいッ!?きゃぁぁぁぁ」
241 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 00:51:02.50 ID:72zCVbhgO
マヨネーの叫び声に反してすぐ地面についた
マヨネー「あれっ!?」
ディファ「暗闇だから地面まで深いと思い込んでただけで実際は深くないんだ。真っ直ぐの道はね。この真っ直ぐの道からそれると…」
ディファが落ちてる石を落とすと少し時間が立ってから地面に当たる音がした
マヨネー「よく気がついたネ!」
ディファ「正直なとこ一か八かだったんだけどねwww」
マヨネー「えぇ!?ほんとにあんたといたらいくつ命があっても足りないよ。笑」
2人が歩いて行くと暗闇の道は終わり光がさしてきた
ディファ「さぁいよいよ最後の試練だね」
マヨネー「ヒス、あんたの無念をあたいが晴らすからね…」
2人は最後の試練へ向かった
242 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 01:07:12.66 ID:72zCVbhgO
道を進んで行くと広く大きな場所へ出た
そこには6枚の翼を持ち2つの角を持ち紫の体に赤髪、右手には真紅の剣を持ったまるで悪魔のような者がいた
???「ほぅ、ここまで来れるとは。知恵と力を持ち合わせた者か…」
ディファ「あなたは!?」
ブレイズ「私はブレイズ。知恵と力を備えたオリハルコンを武具にする資格がある者かを試す最後の試練」
マヨネー「あんたが試練!?」
ブレイズ「あぁそうだ。怖いか?」
ディファ「ちょっとだけ…」
ブレイズ「正直でいいじゃないか。笑」
マヨネー「あんたは人間じゃないのかい?」
ブレイズ「私は魔界からいでし者。人間界でこのオリハルコンを使いこなせる者がいるのか見たくなって出てきた。しかし100年まてど一向に現れん。やはり人間には我が試練を越えるのは不可能かと思い魔界に帰ろうとした時にお前らが現れたと言うわけだ」
243 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 01:22:08.20 ID:72zCVbhgO
ディファ「最後の試練は…」
ブレイズ「私と戦いその力を示せ。力を見せて見ろ!!」
そう言うとブレイズは真紅の剣を振りかざした
ディファが剣で受けようとすると剣が二つに斬れた
ディファ「嘘でしょ!?」
ブレイズ「そんななまくらな剣では受ける事すらままならんわ!」
マヨネーが後ろから切りかかる
ブレイズは素早くよけもう片方の左手に力を込め魔法を唱えた
ブレイズ「ザルハ!!」
すると手から衝撃が走りマヨネーを吹き飛ばした
マヨネーは強い衝撃により壁に叩きつけられた
マヨネー「なんだいこの強さはッ!!」
ブレイズ「ここまでたどり着いたからできる奴らかと思っていたがその程度か?」
ディファ「強い…しかも剣がないとなると厳しいね…」
マヨネー「これを使いな!」
マヨネーはもう一本の剣をディファに差し出した
マヨネー「あいつの剣を受けると真っ二つにされるから受けちゃダメだよ!避けつつ攻撃するんだ!」
2人はブレイズの方に走りだし素早く剣で切りかかった
244 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 01:31:46.41 ID:72zCVbhgO
2人の素早い攻撃が左右から繰り出される
しかしブレイズはそれより早い速度で避けていく
ブレイズ「いい感じになってきたじゃないか!!人間がこの攻撃でを受けたらひとたまりもないだろうなぁ!」
そう言うと剣を鞘にしまい2人の体に手をかざし魔法を唱えた
ブレイズ「燃え上がれ!!ファイガ!!」
2人は炎に焼かれた
ディファ「くッ!!」
マヨネー「さすがに強いじゃないかッ!!」
ブレイズ「人間にしてはなかなかやるようだがそんな攻撃では私に傷をつける事はできんぞ」
ディファ「マヨネー!」
ディファはマヨネーを呼び何かを話した
マヨネー「…!?わかった。」
ディファは素早く切りかかり近づいた瞬間に魔法を唱えた
ディファ「サンダガ!!」
雷が放たれたが素早く避けるブレイズ
ブレイズ「魔法も使えるのか!?いいじゃないか!しかしまだまだだなぁ!!!」
ブレイズがディファの体にめがけて剣を素早く突きだした
ブレイズ「終わりだ!!」
245 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 01:41:15.27 ID:72zCVbhgO
ブレイズの剣がディファの体を貫いた!!
かに見えた…
ディファ「今だマヨネー!!」
ブレイズ「なにッ!?」
ブレイズの剣はディファの脇の下を通り当たっていなかった
さらにディファはブレイズの腕を掴み動きを止めていた
マヨネー「これで決まりだネ!!」
マヨネーが力を込め切りかかる
ブレイズ「クッ!!」
ブレイズは体を反らしギリギリで避けディファを振り払い距離をとった
しかし頬には一筋の切り傷と血が
ブレイズ「この俺に傷をつける事ができる人間が存在したとはな…フハハハハハおもしろい!!いいだろう。合格だ」
ディファ「えっ!?倒してないのにいいの?」
ブレイズ「貴様らでは俺を倒せん。というより魔界でも俺を倒すどころか傷をつけれた奴すらいなかった。その俺に傷をつけれた実力を認めてやろう。ついてこい」
マヨネー「ヒス…あんたの無念を晴らしたよ!!」
ブレイズは山の頂上に向かって歩いて行きその後を2人はついていった
246 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 01:53:23.53 ID:72zCVbhgO
頂上には黄金に輝く鉱石があった
ディファ「これが…オリハルコン!!」
マヨネー「黄金に輝く伝説の鉱石かい…」
ブレイズ「これで武具を作れば人間界では虹と並ぶ最強の武具を作れるだろう」
ディファ「虹?」
ブレイズ「あぁ。オリハルコンとならぶ素材があるんだ。オリハルコンの方が少し上だがな」
オリハルコンを持ち去ろうとした
ブレイズ「待て」
ディファ「ん?どうしたの?」
ブレイズ「貴様にはこれをやる」
ブレイズは真紅の剣を差し出した
ディファ「これは…?」
ブレイズ「私の魂を使い産み出した剣、ブラッディオブカオスだ。この剣より切れ味のある剣は人間界にはない。魔界にもわずか1本、2本あるかというところだ」
ディファ「なぜ僕に!?」
ブレイズ「逃げずに戦い抜いた勇気ある者へ俺からの褒美だ。お前の心の中に宿る炎…見事だった」
マヨネー「へぇ…魔王に認められたとか凄いじゃないか!」
ブレイズ「しかしなぜそんなに使い武具を求める?」
ディファはブレイズに全てを話した
247 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 02:04:26.73 ID:72zCVbhgO
ブレイズ「ほぅ…そんな事が。俺が力を貸してやろうか?」
ディファ「ううん、これは僕達が倒さないとダメだから。ありがとう、気持ちだけもらっておくよ!もう魔界へ帰るの?」
ブレイズ「そうだな。目的は果たしたしな。また俺に会いたくなったらその剣に強く念じろ。さすれば俺は現れる」
ディファ「わかった。剣とか色々ありがとう!」
ブレイズ「気にするな。では私は魔界へ帰り新たな剣を精製するとしよう」
ブレイズはそう言うと体を炎に包んだ。
そして炎が消えるとブレイズは消えていた
マヨネー「じゃあ帰ろうか!」
2人は山を下って行きみんなと合流し、起きた事全てを話した
シェイド「激しい戦いだったんだな…」
アルマ「お疲れさま。無事でよかった!」
ジャリー「魔王からもらった剣か。すげぇな…」
オウガン「さ、用意は整ったし帰ってボッシュに最強の武具を作ってもらうか!」
ディファ達はメディーナ村に戻った
次回・第10部
いざ黒の夢へ!
248 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 02:15:54.88 ID:rtjufkmQ0
PCからですが
今のディファ達の武器
ディファ
・ブラッディオブカオス(ブレイズからもらった真紅の剣。斬ったもの力を奪い人間界ではどんなものでも斬る事が出来る)
・シャインプレート
・シャインヘルム
ジャリー
・ルーンブレード
・シャインプレート
・シャインヘルム
オウガン
・シャインアックス
・シャインプレート
・シャインヘルム
シェイド
・セラミックサーベル
・多目的アーム(バスターランチャー、ガトリングガン、狙撃用ライフル、ショットライフル、など)
・ブーメランチェイサー(小型チェーンソー型手裏剣)
・投げセラミックナイフ
・クラスターボム
・時限式クラスターボム
アルマ
・いにしえの杖
・聖者の法衣
マヨネー
・ ソウルサーベル(魔力を剣に宿すことにより切れ味を上げることができる)
・ソウルアーマー(魔力を鎧に宿すことにより防御力を上げることができる)
・スナイパーボウ(ぶれず使いやすい玄人用の長弓)
249 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 02:55:06.43 ID:LIGNFY330
ほ
し
251 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 10:14:16.59 ID:VX3i34W40
ゆ
252 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 12:16:24.50 ID:FHv1WTnIi
シャイニングはいつ覚えるのだ?\(^o^)/
253 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 12:21:01.31 ID:72zCVbhgO
>>252 そこなんですがシャイニングをいつ覚えさすか、それともシャイニングと違う究極魔法を覚えさすか悩んでます
254 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 19:59:36.38 ID:pIukmL5ri
>>252 お任せします。
最近これが楽しみです\(^o^)/
255 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 20:35:53.16 ID:GAFpUx7f0
今日完結するかな期待
256 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 23:42:31.36 ID:72zCVbhgO
第10部
いざ黒の夢へ!
メディーナ村に戻ったディファ達はボッシュに武具を作ってもらっていた。
しかし武具生成には1日ほどかかるのでボッシュの計らいでディファ達は完成までボッシュの小屋に宿泊させてもらう事にした
そしてその夜
ボッシュ「黄金に輝く鉱石…噂には聞いていたが本当に存在するとは…」
ボッシュは薄暗い部屋で作業をしながら呟いた
ディファ「ん…ボッシュ夜通しやるの?」
ボッシュ「どうした?目が覚めたか?」
ディファ「うん。大変そうだね…何か手伝える事ない?」
ボッシュ「そうじゃな、じゃあコーヒーでも入れてくれ。うまいコーヒーを飲むと作業がはかどるからのぉ〜」
アルマ「私が入れるわ」
ディファ「アルマも目が覚めたの?」
アルマ「えぇ。それにオリハルコンから武具が作られる様子を見たかったし」
アルマはコーヒーを入れる為にキッチンへ用意しに行った
ボッシュ「ところでお前さんが持ってるその剣は?」
ディファ「この剣は…ッ!?」
ディファが剣を抜くと炎が広がり辺りを一瞬包み込みすぐに消えブレイズが現れた
257 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 23:44:55.00 ID:MxGocYwv0
きたー
258 :
名も無き被検体774号+:2013/11/27(水) 23:54:08.91 ID:72zCVbhgO
ブレイズ「私もみたいな。人間がオリハルコンをどう扱うかを。」
ディファ「ブレイズ!!」
アルマはコーヒーを作る手を止め振り返り魔法を放つ準備をした
ボッシュ「何者じゃ!?」
ディファ「敵じゃないから大丈夫!」
ディファは剣のこと、ブレイズの事を話した
ボッシュ「魔王の魂を使い産み出した剣か…凄まじい魔力を宿しておるな…」
ボッシュがブラッディオブカオスを手に取りつぶやいた
ブレイズ「どうだ、オリハルコンから武具を生成できそうか?」
ボッシュ「ワシが作れん武器はないわい」
ボッシュは少し笑みを浮かべるとまた作業に戻った
アルマがブラッディオブカオスを手に取る
アルマ「!?剣にこれほどの魔力を帯びさせるなんて。あなたの魔力は一体…」
ブレイズはアルマの頭に手をかざした
ブレイズ「ほぅ…お前は秘めたる力があるようだな。解放してやろうか?」
アルマ「解放?」
259 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 00:10:50.90 ID:dLQy/Y5TO
ブレイズ「人間が使う魔法には限界があるがお前には限界を越える力があるらしい」
アルマ「限界を越える力…」
ブレイズ「あぁ。今その力を解放してやる」
ブレイズが手に力を込めると手は光だし辺りを包み込んだ
アルマ「なにこの感じ…体が軽い…」
ボッシュ「これでお前は本来人間が使うことの出来ない魔法が使えるようになる」
ディファ「人間が使うことのできない魔法…」
ブレイズ「そうだ。ん?お前も限界を越えれるのか…」
ブレイズが再び力を込めるとあたりを光が包んだ
ディファ「ほんとだ!体が軽い!!」
ブレイズ「今日はお前に言い忘れていた事を言いに来たんだ」
ディファ「言い忘れたこと?」
ブレイズ「剣を持ち剣から発する魔力が体を包むイメージをしてみろ」
ディファは目を閉じ言われた通り魔力が体を包むイメージをした
すると炎が体を包み込み深紅色の鎧、小手、具足となった。
ディファ「凄い!!」
ブレイズ「炎がお前を包み守る鎧となる。お前が強くなればブラッディオブカオスも強くなる」
ボッシュが息を吐き呟いた
ボッシュ「さぁ完成したぞい」
260 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 00:22:36.44 ID:dLQy/Y5TO
ボッシュは出来上がったみんなの剣や鎧、杖を見せる
ブレイズ「まさかここまでの品を作り上げるとはな…見事だ」
ボッシュ「まぁな。ワシは世界一じゃからな」
ボッシュは笑いながら言った
アルマ「この杖凄い…」
ボッシュ「まさかオリハルコンが魔力を増長させる力があるとはなぁ。杖にしたら存分に発揮するぞい」
ブレイズ「さて、事は終わったようだし帰るとするか」
ディファ「色々ありがとう!」
ブレイズ「お前がゴルドーとか言う奴を倒すのを魔界から見ておくとしよう」
そう言うとブレイズは炎に包まれ消え去った
そして次の日…
ジャリー「おおおおお!すげぇ!!」
オウガン「黄金に輝く武具か!」
シェイド「俺の武器もある…」
マヨネー「あたいの武具もあるとか嬉しいじゃないか」
みながそれぞれ武具を装備した
ジャリー「気になってたんだけどディファのその武具は?」
昨日の話をした
オウガン「そんな事があったのか」
シェイド「深紅の鎧もかっこいいな」
マヨネー「けどどうやって黒の夢まで行くんだい?」
カルヴィス「そこで私どもの出番ですな!」
261 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 00:30:39.87 ID:dLQy/Y5TO
カルヴィス「黒鳥号で近づけるまで近づく。黒の夢の機銃に対応しながら煙幕を撒く。その煙幕に紛れ黒の夢に降下というわけですな」
ジャリー「おいおいそんなのできんのかよ…銃弾で蜂の巣とか嫌だぜ…」
カルヴィス「大丈夫、降下する付近の砲台、機銃はこちらの機銃で破壊する」
シェイド「まぁそれしか方法がないようだし仕方がないな…」
ディファ「じゃあ行こうか!ボッシュ色々ありがとう!」
ボッシュ「気を付けて行くんじゃぞ!」
ディファ達は黒鳥号に乗り込んだ
カルヴィス「気になったんですがこの女性は?」
マヨネーの事を話した
カルヴィス「なるほど。こんな綺麗な女性とご一緒できて光栄ですな!」
大きな笑みを見せる
アルマ「カルヴィス、マヨネーは男よ。」
カルヴィス「えええええええええ!!!!!」
こうして黒鳥号は黒の夢に向け発信した
262 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 00:50:04.49 ID:dLQy/Y5TO
黒鳥号が黒の夢に近づいて行くとこちらに向けて機銃や砲弾が放たれた
カルヴィス「段幕を張りつつ黒鳥号を黒の夢に近づけぃ!!」
黒鳥号を近づけて行く
カルヴィス「よし、あの地点の砲弾や機銃を破壊しつつ煙幕を撒いて行くぞ!!」
煙幕が視界を奪う
カルヴィス「さぁ降下地点です。お気をつけて!!」
ディファ達は勢いよく飛び出した
ディファ「みんな大丈夫!?」
アルマ「誰も怪我はないみたいね」
入口の扉を開け入るとそこは黒い壁面、鉄の通路が広がる空間があった
そこいたゴルドー博士がゆっくりこっちに歩いてきながら話し出した
ゴルドー博士「ようこそ私の城へ。しかし私がいる場所までたどり着けるかな?」
そう言うとゴルドー博士は突如現れた闇に包まれ消えていった
ディファ「さぁみんな…行くよ!!」
次回・第11部
黒の夢と次元の歪み
263 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 01:03:06.96 ID:wYrgDV760
またPCからですがディファたちの今の装備
ディファ
・ブラッディオブカオス(ブレイズからもらった真紅の剣。斬ったもの力を奪い人間界ではどんなものでも斬る事が出来る)
・ブラッディオブカオス(ブレイズからもらった剣を鎧や小手や足具にしたもの。使い手の魔力や強さにより防御力が異なるが使い手が弱くても相当な防御力を誇る)
ジャリー
・オリハルコンソード
・オリハルコンメイル
・オリハルコンヘルム
オウガン
・オリハルコンアックス
・オリハルコンメイル
・オリハルコンヘルム
シェイド
・オリハルコン融合セラミックサーベル
・多目的アーム(バスターランチャー、ガトリングガン、狙撃用ライフル、ショットライフル、など)
・ブーメランチェイサー(小型チェーンソー型手裏剣)
・投げオリハルコン融合セラミックナイフ
・クラスターボム
・時限式クラスターボム
アルマ
・オリハルコンロッド(杖の上の方にオリハルコンの原石を磨きだした物をつけておりそれが魔力を増強させる)
・金色の法衣
マヨネー
・ オリハルコンソウルサーベル(魔力を剣に宿すことにより切れ味を上げることができる。オリハルコンを使用したことにより以前より魔力が伝わりやすくなり切れ味が増した)
・オリハルコンソウルアーマー(魔力を鎧に宿すことにより防御力を上げることができる。オリハルコンを使用したことにより以前より魔力が伝わりやすくなり防御力が増した)
・オリハルコンボウ(ほぼブレがなくとてつもなく使いやすい国宝級の長弓)
264 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 01:10:31.24 ID:kGWvy0Vri
ほしゆ
265 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 01:13:06.09 ID:kGWvy0Vri
懐かしさもあり、新しい視点からの楽しさありで、最近の楽しみになってます
266 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 16:47:52.54 ID:zGC2mdj80
259のところ、ボッシュになってるけどブレイズだよな?
267 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 18:34:16.48 ID:WEFdbwh5i
続きが楽しみ保守
268 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 19:49:25.04 ID:dLQy/Y5TO
>>266 気づかんかった!指摘ありがとう!
>>259の中段の台詞はボッシュじゃなブレイズです!
これからもがんばって書いて行きますので応援よろしくお願いします
269 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 21:35:02.19 ID:dLQy/Y5TO
忙しくて今日は書けないかもしれないです
できなかったら明日の19時〜24時の間に書きます!
270 :
名も無き被検体774号+:2013/11/28(木) 21:40:20.04 ID:Cr/ON7YAO
クロノトリガーとか懐かしいな!
お前ら的にはクロスはどうなのよ?
お、そういや最近初めてクロスをやったよ。
なんか、トリガーを超えようとする気概が空回りしているような作品だと思った。
あれもこれも手を出してどれも中途半端に仕上がったゲームという感じ。
運命には逆らえない、みたいなテーマもちょっと拙いし。
いいオッサンになってからプレイしたからかもしれないけど
出来としてはイマイチだったかな。
272 :
名も無き被検体774号+:2013/11/29(金) 00:53:40.37 ID:Bgo1NV4p0
おっさんのスレ汚し
273 :
名も無き被検体774号+:2013/11/29(金) 22:31:19.44 ID:S8aMV3Nl0
ほほ
274 :
名も無き被検体774号+:2013/11/29(金) 22:33:24.50 ID:wuClVBLgi
>>1無理すんなよー
楽しみにしてっから是非とも完結よろしく保守
クロノトリガーで検索したら思いがけず見つけたけども、
すごく楽しみにしてます!
何回もやったゲームだから、
主人公と同じ道を行きながら、少し違った人の話を追体験してるようで
とても嬉しくなります!
見てことしかできないですが、お待ちしてます
276 :
名も無き被検体774号+:2013/11/30(土) 00:17:18.54 ID:WJpyLWfVO
次回・第11部
黒の夢と次元の歪み
ディファ達は黒の夢を進んでいく
黒い防衛機械ブラックサイトや機械兵、ルインゴーレム、黄色い体の魔物デイブが道を塞ぐ
しかしオリハルコン装備のおかげがあまりダメージは受けずに倒せた
ジャリー「オリハルコン装備すげえな…切れ味といい防御力といい凄いぜ!!」
オウガン「これならゴルドーもすぐ倒せそうだな」
一同はオリハルコン装備の威力に驚きながらも黒の夢を進んでいった
そして床が青い神殿のような場所を進みそこの大きな部屋に入った時だった
シェイド「…!?何か来るッ!!」
天井からシェイドのいた場所に大きな何かが飛んできてその手で床を破壊した
アルマ「あれは…何!?」
それはまるで熊とライオンを足しミュータント化させたような姿だった
するとどこからか声が聞こえる
ゴルドー博士「それは私がが作り上げたペットだ。最強の熊と百獣の王ライオン。それを掛け合わせたらどうなるのか?さらにミュータント化させたらどうなるのか?」
マヨネー「趣味の悪い奴だネ…」
ゴルドー博士「趣味の悪い?これは心外だなぁ。純粋な科学への探求心だよ。あらたな何かが生まれるかもしれないだろ?」
シェイド「命をまるでおもちゃのように扱うとは…」
ゴルドー博士「頭の悪い君達が理解するのは無理だったかな?まぁいい。戦闘能力テストをさせてもらうよ!君たちの命でね?行け!アルティメットミュータント!!」
ミュータントが襲ってきた
277 :
名も無き被検体774号+:2013/11/30(土) 00:32:41.91 ID:WJpyLWfVO
オウガンのオリハルコンアックスによる斬撃を素早く避けしっぽをぶつけるとオウガンが吹っ飛んだ
ディファ「オウガン!!」
オウガン「すげぇパワーだなッ!オリハルコンメイルじゃなきゃ即死だったぜ!」
ミュータントがアルマに噛みつこうと素早く飛びかかる
素早く避けるアルマ
そしてミュータントの手の爪をギリギリで避けると魔法を唱える
アルマ「これで!!ウィカ!!」
風が刃になりミュータントを切り裂く
アルティメットミュータント「グォォォオ!!」
ミュータントは体に深い切り傷がつき後ずさりした
マヨネー「まだ生きてるとかしぶといネ!」
ディファ「しかも動きが早くて戦いづらい…」
シェイド「俺とジャリーが奴の目を引くからマヨネーと2人で一気に片付けるんだ!!」
ジャリー「しゃーねぇ、いっちょやるか!!」
ジャリーとシェイドは撹乱するように素早く動き回った
そしてミュータントが目を奪われそちらに攻撃しはじめて隙が生まれた
マヨネー「2人で左右一気に切り裂くよ」
ディファ「わかった!!」
2人はエックスの軌道を描くように切り裂いた
アルティメットミュータント「グゥォォォオオオオ!」
体を切り裂かれたアルティメットミュータントは大きな雄叫びをあげ倒れた
278 :
名も無き被検体774号+:2013/11/30(土) 00:42:28.88 ID:WJpyLWfVO
アルマ「ここの敵はなかなか強いのが多いわね」
シェイド「えらく耐久力があるというかなんというか。ゴルドーが何か手を加えたか…」
ディファ「それも含めゴルドーに合って問いただそう!」
こうしてディファ達はさらに奥へと進んだ
奥へ進むと大きなエレベーターがありそれを使い昇っていく
すると大きな体の警備兵が飛び降りてきた
ジャリー「ほんとに敵が多いなぁ!!」
そして警備兵も倒しまた先へと進んでいく行った
そしてさらに奥へと黒の夢の最後の部屋の前に来ると声が聞こえた
ゴルドー博士「そこは次元の間。壁にロボットのような物が埋め込んであるだろ?それが次元の歪みを産み出し異次元からいろんな者を召喚するんだ」
アルマ「人工的に次元の歪みを!?」
ゴルドー博士「さぁ何が出てくるかな?フハハハハハハハハ!!!」
目の前に次元の歪みが表れ少しずつ大きくなる…
279 :
名も無き被検体774号+:2013/11/30(土) 00:57:49.25 ID:WJpyLWfVO
次元の歪みから小さいラヴォスと魔神器を組み合わせたような物が表れた
ゴルドー博士「おぉ!?次元のはざまに吸い込まれた魔神器と次元のはざまを漂っているラヴォスの子が融合するとは!?おもしろい!どういう戦いをするか見せてくれ!!」
魔神器ラヴォスは目を見開くと体の機械に付いた針の先から四方八方にレーザーを飛ばした
それを間一髪で避けるディファ達
シェイド「なんだコイツは!?魔神器とラヴォスの特性を受け継いでるのか!」
マヨネー「厄介な奴だねッ!!」
マヨネーが魔神器ラヴォスの体に斬りかかると刃は深く食い込んだ
ディファ「いった!!」
しかし次の瞬間体をまとうトゲがマヨネーに向かい素早く延びてきた
マヨネー「チッ!!」
すばやく避け魔法を唱える
マヨネー「レインボウストーム!!」
毒の風が魔神器ラヴォスを包む
しかしかし魔神器ラヴォスは目を閉じているせいか効いていない
シェイド「その殻ごと吹き飛んで貰おうか!!」
シェイドがバスターランチャーをチャージし放った
ドォォォォン!!!
大きな爆音とともに魔神器ラヴォスは煙に包まれた
殻は破られボロボロになったが目はやられていなかった
オウガン「おい!?コイツ再生してやがる!!」
ジャリー「目をやらねぇと死なねぇのかよ!!」
アルマ「魔法で全てを粉々にはできないのね…」
280 :
名も無き被検体774号+:2013/11/30(土) 01:09:23.08 ID:WJpyLWfVO
マヨネー「さぁどうしようか…!!」
魔神器ラヴォスは絶えず拡散レーザーやトゲを伸ばしてくる
ディファ「みんなで一気に畳み掛けて殻ごと怖そう!!全員の力を合わせればいけるはず!!」
そしてそれぞれが息を合わせ一斉に剣や魔法、重火器を使い攻撃を仕掛けた
大きく煙が上がる
ディファ「やった!?」
煙が消える…
その先には目と体が少し残った魔神器ラヴォスの姿が…
シェイド「クソッ!!!」
その瞬間また次元の歪みが開く
そしてその次元の歪みから何かが魔神器ラヴォスに向かって飛び出した
???「はいさようならッ!!」
剣は魔神器ラヴォスの目を貫き轟音を上げ動きが止まった
???「ったくよー、わけわかんねぇとこ飛ばされて大変だったよ!コイツには追いかけ回されるし。」
ディファ「ダルトン!!」
シェイド「無事だったか!」
ジャリー「しぶといな〜!笑」
オウガン「いいタイミングじゃないか!笑」
アルマ「生きててよかった…」
マヨネー「誰この兄ちゃん?」
ディファはマヨネーにダルトンの事をダルトンにマヨネーの事を話した
281 :
名も無き被検体774号+:2013/11/30(土) 01:24:25.97 ID:WJpyLWfVO
マヨネー「よろしくダルトン」
ダルトン「あぁよろしく!」
ディファ「ダルトンは何があって次元のはざまにいたの!?」
ダルトン「まぁ〜あれだ!『はざまが俺を呼んでいた!』みたいな感じだなwww」
アルマ「まったくわかんない。」
ダルトン「まぁもう悪事はやめってこった!(笑)けど無事に帰ってこれてよかったぜ♪」
オウガン「新たな仲間が増えた所で最後の部屋、ゴルドーの元へ向かおうか」
シェイド「いや、何があるかわからんからダルトンには黒鳥号にもどり今の状態をカルヴィスに伝えてもらった方がいいと思うんだが」
ディファ「たしかに一理あるね…ダルトンお願いしていい?」
ダルトン「あぁ任しとけ!生きて帰ってこいよ!話してえことまだいっぱいあんだからよ!」
そう言うとダルトンは黒鳥号に戻るため出ていった
ディファ「いよいよだね…」
ジャリー「弱い俺はもういないぜ…」
オウガン「パッと倒してパッと帰って美味い飯食おうぜ!!」
シェイド「これでようやく全てが終わる…」
アルマ「誰かを守るためにこの魔法を使うって決めたから…」
マヨネー「大物倒してこそ中世一の剣士だからね!」
いよいよゴルドー博士との直接対決が始まる…
次回・第12部
決戦・ゴルドー!
ブラッディwwwオブwwカオスwwww
厨二病こじらせ過ぎwwくっさw
なにより国語力の無さww
小学生の自由帳の変な創作漫画より内容薄いですね。
283 :
名も無き被検体774号+:2013/11/30(土) 16:11:07.48 ID:1/PKr4yf0
ほ
し
285 :
名も無き被検体774号+:2013/12/01(日) 02:40:49.84 ID:c/3z3NE/i
ゆ
保守
287 :
名も無き被検体774号+:2013/12/01(日) 16:35:09.09 ID:f/UXjh+q0
頑張れ
見てるぞ
288 :
名も無き被検体774号+:2013/12/02(月) 00:48:52.05 ID:CiCHpxKV0
ほほ
289 :
名も無き被検体774号+:2013/12/02(月) 15:19:18.30 ID:157hRIPni
ほしゅ
290 :
名も無き被検体774号+:2013/12/02(月) 22:25:01.05 ID:lR8JrEAT0
最近見てないな
291 :
名も無き被検体774号+:2013/12/02(月) 23:36:23.86 ID:FKGv/1BxO
今週の水曜日あたりにラストまで書きます!
つたないガキ臭いかもしれませんがよければお付き合いください!
292 :
名も無き被検体774号+:2013/12/02(月) 23:38:13.85 ID:157hRIPni
面白いぞ
楽しみにしてるからなー
このスレのせいでクロノトリガーやり始めたわ、、
最初にやった頃は高校生だったっけなあ
294 :
名も無き被検体774号+:2013/12/03(火) 04:09:27.42 ID:jABbljf30
俺なんか初めてやったのが発売したての頃だな
親父がやってんのをみてそのあとにやってたわ
あの時は小学校入る前で5歳くらいか…
295 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2013/12/03(火) 13:00:33.39 ID:PU3bay0C0
保守
296 :
名も無き被検体774号+:2013/12/03(火) 21:14:53.42 ID:Im+OJgsc0
がんばれ!保守
297 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 07:57:56.29 ID:93MKsRMe0
保守
298 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 22:26:55.86 ID:l1oHlA+4O
第12部
決戦・ゴルドー!
扉を開けるとガラス張りの部屋に出た
ガラスから見える街や城が小さく見えるのは黒の夢がかなり高い場所にいるからのようだ
そして部屋の中央にはゴルドー博士が
ゴルドー「いい景色だろ?地球はほんとに素晴らしい星だ…」
シェイド「その素晴らしい星を自分の物にするのか」
ゴルドー「誰だって綺麗な物を自分だけの物にしたいだろ?」
ディファ「この星は渡せない!」
ゴルドー「そうか…」
そう言うとゴルドーの姿は消えた
ジャリー「どこ行った!?」
オウガン「消えた!?」
マヨネー「油断するんじゃないよ…」
あたりは物音ひとつなく静だ
そして声が聞こえた
ゴルドー「じゃあ見せてもらおうか」
アルマ「…来るッ!!!」
次の瞬間巨大化したゴルドーの右手、左手、顔が現れた
ゴルドー「君たちがどれほどの力か!!」
299 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 22:43:59.10 ID:l1oHlA+4O
ゴルドーの右手、左手がディファ達を襲う
マヨネー「なかなかやるじゃないか!」
ジャリー「今までの敵とは段違いだぜ!!」
ゴルドー「さぁ死ぬがいい!!」
ゴルドーが何か唱えると部屋中の壁から槍状の物が飛んできた
オウガン「避けれねぇ!!」
シェイド「まかせろ!!」
シェイドは両手をバスターランチャーに変えると振り回しながら放ち槍状の物を全て破壊した
ゴルドー「やるじゃないか!!」
ゴルドーは両手から次々と黒い魔法の球を飛ばしてきた
アルマ「その程度!」
アルマが当たる直前で魔法を放ち砕いていった
ディファ「これで決まりだ!!」
ディファがブラッディオブカオスでゴルドーの深く切り込んだ
300 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 23:15:46.94 ID:l1oHlA+4O
ゴルドー「まだだぁ!!」
ゴルドーは顔の上で手を三角にかざした
ゴルドー「ジールを倒し手に入れた魔力、そして私の持つ最高の科学力で葬ってあげよう!!!!」
かざした手の中心から暗黒の光が向かってくる
シェイド「万事休すか!!」
マヨネー「もうダメなのかいッ!!」
その時アルマのオリハルコンロッドが光る
アルマ「力がみなぎってくる…これが秘めたる力!?」
ゴルドー「死ねぇぇぇぇぇ!!!」
暗黒の光が当たる瞬間アルマが魔法を唱えた
アルマ「プレリュード!!」
輝く光のオーラがディファ達を包み込み暗黒の光を防ぎ消していった
ゴルドー「なぜだぁぁぁぁぁ!!!」
次の瞬間、ディファが秘めたる力を解放し魔力放った
ディファ「これで終わりだ!!ポストリュード!!」
あたりが光に包まれゴルドーの体を消していく
ゴルドー「こんな所で!こんな所で死ぬわけには!!」
そして光が最高潮に達し消えるとゴルドーも消えていた
301 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 23:24:01.08 ID:l1oHlA+4O
ジャリー「やったか!?」
オウガン「とどめをさせたみたいだな。」
話をしていると黒の夢が大きく揺れだした
シェイド「ゴルドーを失ったせいで制御できなくなったのか!?」
マヨネー「このままじゃ落ちるヨ!!」
その時ガラス張りの向こうに黒鳥号が見える
そして黒鳥号のスピーカーからダルトンの声が聞こえる
ダルトン「黒の夢が落ちていくからこっちに移れ!!ガラスを破ってそこから移るんだ!!」
言われた通りガラスを破り黒鳥号に移った
やがて黒の夢はゆっくりと海の底へと沈んでいった
302 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 23:33:09.20 ID:l1oHlA+4O
ダルトン「倒したみてぇだな」
シェイド「これからどうするか…」
ディファ「一度時の最果てへ行かない?」
一同は時の最果てへ向かった
老人「もうひとつの悪の根元を倒したようじゃな…」
アルマ「ラヴォスは!?」
老人「ラヴォスは赤髪の少年達が倒したわい。じゃからじきにここもなくなる…」
ジャリー「みんなともお別れか…」
ダルトン「黒鳥号はどうすんだ?あんなバカでけぇもん次元のゆがみに入れねぇだろ!?」
老人「これを使いなされ。これを割れば大きな次元のゆがみが出来る。」
老人から大きな水晶をもらった
アルマ「なんか寂しいね…」
ディファ「…最後にリーネ広場の千年祭まわろうよ!今夜が最終夜だしさ!」
ディファ達はリーネ広場へ向かった
303 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 23:44:22.51 ID:l1oHlA+4O
最終部
それぞれの時代へ
夜のリーネ広場ではパレードが行われていた
オウガン「おいパレードだぞ!すげぇなおい!!」
ジャリー「ガキみたいにはしゃぎやがって…ってすげぇ!!光ってる!あの人の服ピカピカ光ってるよ!!」
みながそれぞれ楽しんでいる
ダルトン「酒もうめぇし最高だなおいwww」
カルヴィス「たしかにいい祭ですな!未来がこんな明るいとはいいことじゃな!」
バジー「飯も美味いしこりゃ参考になるな〜!」
美味しい料理も好評のようだ
アルマ「なにあの髪飾り?凄い綺麗!」
ディファ「プレゼントしてあげる」
アルマはプレゼントされたエメラルドの髪飾りをつけた
ディファ「凄いカワイイ!!」
アルマ「ちょっと恥ずかしい////」
マヨネー「妬けるね〜!ちょっとシェイド!あんたもあたいにプレゼントしなよ!」
シェイド「強引だな!?男には興味ない。」
マヨネー「心は乙女だっていってんでしょうが!!」
304 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 23:51:15.17 ID:l1oHlA+4O
カルヴィス「じゃあそろそろ行きましょうか…」
ディファ達は広場の奥の次元のゆがみに向かった
ジャリー「みんなと旅ができてよかったよ。絶対忘れねぇから…」
オウガン「お?泣いてんのか?笑」
ジャリー「な、泣いてねぇよ!!湿っぽいのは苦手だからもう行くぜ!」
オウガン「みんな元気でな!」
ジャリーとオウガンは中世へと帰って行った
シェイド「最初はどうなるかと思ったがとても意味のある旅になったよ。最初で最後の友人だったから離れるのは寂しいが仕方ない…さらばだ」
シェイドは未来へ帰って行った
305 :
名も無き被検体774号+:2013/12/04(水) 23:59:30.39 ID:l1oHlA+4O
マヨネー「あたしは帰ってパブでも開くよ!流れの剣士は卒業だネ。あんたらと会えてよかったよ…じゃあね!」
マヨネーは中世へ帰って行った
カルヴィス「じゃあわしらは黒鳥号で帰ろうか」
ダルトン「なんだか寂しくなるなぁ…」
ディファ「ダルトン、もう悪さしちゃダメだよ!支配とか言ってたからなぁ〜」
ダルトン「もうしねぇよwwwそれより散り散りになった古代をなんとかしねぇとな…」
アルマ「人を集めて助け合っていかないと」
バジー「美味いメシ作るしかできないがバッチリ支えるぜ!」
カルヴィス「いい旅でしたなぁ。忘れられませんな…」
ディファ「なんだか寂しいね…」
ダルトン「…そろそろ行くか…忘れねぇからな。ぜってぇ忘れねぇから!」
ダルトン達が広場を出て黒鳥号に乗り込もうとした
306 :
名も無き被検体774号+:2013/12/05(木) 00:06:36.05 ID:l1oHlA+4O
アルマがディファに走りよりキスをした
ディファ「!?」
アルマ「大好き!絶対忘れないから!!」
そう言うとアルマは泣き顔を書くしつつ黒鳥号に乗り込んだ
バジー「やるぅ〜www」
カルヴィス「若い…青春ですな…笑」
ダルトン「いいねぇ〜!ディファ最高だったよ!じゃあな!」
ダルトン達は黒鳥号に乗り込んだ
そして水晶を割ると大きな次元のゆがみが生まれ消えていった
ディファ「みんな…ありがとう」
ディファが1人でリーネ広場の奥から出てくるとクロノ達がいた
ディファ「あ!クロノ!ルッカ!あれ?その子はマールディア王妃?ってか聞いてよ!凄い事があったんだ!実はね…」
〜fin〜
307 :
名も無き被検体774号+:2013/12/05(木) 00:10:57.05 ID:EiLKbhR7O
つたない文章の物語に付き合っていただいてありがとうございました!
また機会があれば続編、クロノとマールのこどもとディファが旅する話、それぞれが帰ってからの話を書けたらいいなぁと思います。
ではまたどこかで♪
お相手は俺でした!
308 :
名も無き被検体774号+:2013/12/05(木) 00:17:58.67 ID:oUBOOZeh0
乙
309 :
名も無き被検体774号+:
最初から読んでた
ちょいと厨二くさいとこもあったが面白かったよ