コミュ障柔道部員が失恋した結果

俺は小学校5年位から太り出し
身体測定後の肥満検診の常連だった。

そして中学に行き
何となく親父も兄貴もでかい体型で柔道部、その流れで柔道部に入る。

しかし軟弱だった僕は凄い弱くて落ちこぼれ扱いを受ける。
試合にも出してもらえず。

そう、俺はただのデブであった。

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1381221890/742の依頼を代行
ID:0qorV1K3i

代行ありがとうございます！
一応書きだめしてますが初めてなので
時間かかるかもですが書いていきます

童貞は卒業できたのか？

しかし
練習だけは真面目に行った。
先輩超怖かったし
行けば行ったで毎日ボコボコに殴られ蹴られ
いわゆるごく普通の体育会系だった

>>3
この当時は卒業できてませんが
後に無事卒業しました

でもそれが良かったのか
脂肪の下に筋肉をまとい始める。
打たれ強くなる。
どんなにやられても
練習で投げられ続けて
みんなへばって動かなくなっても
絶対に立ち上がる俺に顧問は
「畳の救世主」
と名付けた。

>>5 おめでとう。そのエピソードも合わせて語ってくれ。

そしてデビュー戦が総体。
個人戦で三位
団体で俺は中堅で個人無敗で準優勝。
結果を出せる程に。

その試合で
暴力狂のうざい先輩らが引退。
物凄い優しい先輩が主将になった。

そりゃーもう調子乗って部活をサボる。
大変サボる。

行っても遊ぶ。

そしてとうとう寛大な主将の逆鱗にふれ、
ハイスペックなドロップキックをかまされる。

主将になるほど強いので
優しさからは見えない鬼の力で屈服させられる。

更に部室でカードゲームしているのが見つかり
顧問に全部没収される二年の春。

「返して欲しければ夏休み終わるまで部活に毎日来い」

そりゃーもう必死だった。
マジック・ザ・ギャザリング。当時中2の俺にはとても高いカードゲーム。

没収された2人だけ追加メニューが倍位あった。
当時の顧問の口癖は
「カード燃やすぞ」だった。
夏休みも死に物狂いで頑張った。

そして二年の総体が終わった頃にはその時は同年代の部員の中では一番強くなっていた。
でも同じレベルの部員がもう一人いたが
皆の推薦で俺が主将に選ばれた。
入部当初ひ弱な俺が先輩のシゴキとカード没収の引き換えの猛練習の成果で。

でもまだ太ってた。

>>8
中堅でも耳は王将なんだろ

ただ、筋肉をかなりみにつけていた。
当時僕は14歳で160cm72kg、120kgあった後輩を背負い投げ出来たのは俺だけだった。

しかしその筋肉のせいで、身長を伸びなくする原因はその時はまだ気づかない。

そしてカードも返還してもらい
主将の座に付き・・

まぁ天下ですよ、
って事で、また遊びだす。
でも部活にはちゃんと行って。

キャプテン、主将と呼ばれるのが
何だか心地よかったから。

>>12
実は耳は餃子にはなってない。
そこまで本格的な力を入れてる所でもない中学柔道部だったので。

性格が温厚な方だったので
後輩の少しの悪戯も笑って許してた
笑って。

そう、
笑って・・・

が、
気付けば俺は後輩に全身全霊の
ドロップキックをかましていました。
この時一年前の自分を思い出した。

どうやら柔道部の主将は皆同じ事を繰り返すそうだ。

当時の体質として
顧問よりみんな部長に依存するので
決して後輩に舐められてはいけない

舐められ無い為には
絶対的な条件が柔道部では

力と信頼だった。

充実した部活生活を過ごしていたそんな俺は、よく気付けば女子とは縁の無い中学生活。

小学校の時仲よかった女子も思春期が邪魔をして何故か話せない

太ってると余計に引っ込み思案になるのだ。

ただそんな俺も中3になると
恋をする。
一目惚れって奴だ

当時84kg。身長163cm。

4月の3年クラス替えで、同じ校舎の別クラスになった。

廊下で見かけるようになったM子。この子に一目惚れした。

どうやらその子と同じ小学校の奴から聞けば隠れマドンナ的存在だそうだ。
中学校ではマドンナはヤンキーのテリトリーだ。
隠れマドンナはヤンキーの中ではそこまで人気がないが
ヤンキーのバカには分かりっこない
絶対的美女だ！
そう、世間一般の美女！

ちょうどその時期に実家が引越して
帰り道がその子と同じ方面になった事もあり
下校や通学時に更によく見かけるようになった。

その子は学校のすぐ裏のマンションに住んでいた。
そのマンションのエントランス前にある外のベンチで友達とよく2人でお喋りをしていた。

たまたまこの時期から急激に仲良くなった友達Aが
その子と物凄く仲が良い！

よし、掛け合ってもらおう。

だが、そいつと仲のいい友達Bも同じ事を考え群がっていた。

Bはややイケメンだ。
正直比べられると勝ち目はない。
だがBもM子と面識はない。

じゃあもう先に告白してしまおう！
そうしよう！
っと俺は決断。

早くしないと誰かに連れ去られる！
なんて焦ってた・・

フラれた事が無けりゃ
告白もした事がない！

女心も何も知りません。
そんな俺が取った行動は

電話だった。

ただ番号が分からないし、教えて貰えない。

今の時代こそSNSやLINEとか充実しきってるが当時1998年
んなものない。
中学生がポケベル、PHSを持ってるのも少数派。
考えた。

あ、ハローページだ！

今でこそ個人情報保護法で漏洩が厳しくなって配布は無くなったと思うけど

当時はイエローページとセットでどこの家にもあったのだ。

住所も中学校裏のでっかいマンションだからすぐわかる。

ただ何号室かは分からない。
よく考えた。
どうすれば分かるのか。
部屋に入るまで見届けるか？

見通しがよ過ぎて向こうからこっちかバレるのが嫌だ。

なら間接的に聞くか。
いや、告白すること自体ばれたくない。
この時どうしてもBに先を越されるのを嫌がっていた。

頼れる女友達なんていない。
悶える中3の俺。

そうだ

みてるよ

翌日俺は学校帰りにM子のマンションの集合ポストにスネークを決行。
苗字がありきたりなので二件該当。

M子が住むマンションは11階建ての分譲マンション。
二件該当したけど
3階以下と8階以上だ。
これだと簡単にいきそうだ。

なぜならけっこう上の階を歩いてるのを幸いにも見かけた事があったから。

視力2の千里眼に酔いしれた瞬間だ。

おもしろい

>>23
ありがとう！

>>25
今考えるとストーカーと何ら変わりありませんね。

期待

そして家に帰りタウンページを
見てみたら・・・

・・・
・・
・

あ！
M子の苗字あった！
そんな軽いノリで見つけてしまった。。

今考えたら1200%ストーカー行為。
怖くなる。

告白を決意した
確か5月の末の20時ごろだった。
晩ご飯食べた後、わざわざ公衆電話まで行って。

そん時ほどコレクションしていた
テレホンカードが役に立ったと思わなかった。

グラバー邸の写真の50度数のテレカ投入。

みてます

電話に出たのはおそらく父親。
M子と同級生という事を伝え
M子に取り次いでもらう。

開口一番
「俺です！好きです付き合ってください」

告白の返事は即
「ごめんなさい」

理由は
「誰か分かりません」

そりゃそうだ。
誰か知らなければ
なぜ家の番号を知ってるのかと
恐怖さえ覚える。

恋をするあの辛い、胸を締め付けられる感じがダメージになって二倍苦しかった。

そして中3の俺はバカなりに考えた。
何故ふられた？

その時は電話での会話は右から左に流れて全然言われた事覚えて無かった。

そして行き着いた答えが

・・あ！
太ってるからか！

それもあるけど、それ以前の問題に気付けない俺。

そして6月からダイエットしようと決意。

ふられたのに諦めず
�Wフラれてからこそスタート�W
の俺の恋愛哲学はここから始まった。

84kgあった俺は6月から
食事制限して
毎日夕食後にサウナスーツ来て
40〜60分ランニング

その後は銭湯行って
サウナ10分×4セット

まるでボクサーの減量のように追い込む。

夏休みに入る7月中旬には
75kgになっていた。

途中キツくてサボったが一ヶ月半で
-9kg

そして夏休みも頑張った。
無駄に頑張った。

クーラー消して
サウナスーツ着て寝た日もあった。

布団ビショビショで母に怒られたりしながら。

トマトだけの日とか
豆腐だけの日とか
キャベツだけの日とか
当時はやってたダイエットは試した。

淡々とした文だがおもしろいな

M子の事以上に痩せていく喜びが一番でかかった。

筋トレもしまくった。
部活でもしてる以上に頑張った。

そして夏休み明けの新学期。
体重は65kgになっていた。
3ヶ月で-19kg。


まず僕の周りの友達はみんなビックリしていた。
その反応が嬉しい。

もっとビックリしてくれよーーーと
ワクワクしていた

おい女子！ビックリしただろー

なぁ、ビックリ・・


あ、女子に友達何かおらんみたいなもんやった。。。

切なかった。

ただそこからだ

旧世紀の話ﾊｧﾊｧ

>>37
ありがとう！文章は書くの苦手です！

みてます

それ以降、女子からの扱いがまるで別人になったのだ。

いきなり話かけられる側になった。
そして隣クラスからわざわざ覗きにくる子もいた。
手紙貰ったりもした。
なんで？って感じだった。

俺は思い切ってまたM子に告白を決意。リベンジだ！

今度は何と公園に呼び出すことに成功！

体は整えた！
問題ない！
夜、マンションの公園で

まるであの
あいのりの告白シーンのように告白した！



そしてフラれた！
潔く。

M子「話した事ってあの電話と今日と二回しか無いよね
それも告白だけで。
俺君のこと全然知らないし本当にごめん」

その時やっと理解出来た。

気付くの遅いだろ！って自分に突っ込んでしまったのを覚えてる。

恋は盲目、俺は耳までも塞いでいた。。

フラれて凹んだけど
でもそれが
自分のバカバカしさに気付けたのも冷静になれたきっかけだった。

心の奥深くで
卒業の時にもっかい告ろうと
懲りてない気持ちもあったけど。

まぁ結果それは実現しなかった。

そんな、痩せて標準体型になって
正直ちょっとモテた。

だが柔道がいきなり弱くなった。
僕と同格だった奴には体重差で勝てなくなったから。
階級が確か二段階も下がったのだ。

でも暑苦しいのを卒業し
引退後、放課後も遊びに励む。
いわゆるリア充になっていた。

冬のある日家に帰ると
母から
「Oさんって子から電話あったよ」
と。

ん？知らないよー、兄貴宛ちゃうの？とスルー。
だが次の日も電話があったそうで
母が俺宛である事は確認したみたい。

まさか

そして

母「いつも帰ってくるの遅いから、電話させるよー」って優しく気を遣ったら

O子「電話したら駄目なんでしょうか？」
っと泣きそうな震えた声で訴えて来たそうで

流石に母も健気に感じ、また電話してあげて〜と返したそうだ。

で、誰かわからんまま
次の日も電話が！
俺が家にいる時に。

母から例の子やでと言われて電話を代わる。

・・

・誰で何の用件なのか？内心超びびった。

O子「同じクラスのOです。何回もごめんなさい。非通知でかけたのも公衆電話なので、迷惑かけました。好きです」


と。

あれ？

俺番号教えた事無いよ？

口には出さなかったけど、俺から出たのは

「俺、君と話すのこれが初めてやし、君のこと全然知らないからごめんなさい。」

としか言えなかった。
そうまさに自分がした事が
まるっきり同じ様に自分に起きた！
尚更自分の行動に反省した。
反省させられたのであった。

以上です。
起伏もない内容だけど読んでくれてありがとう。
質問とかある？

>>52
そっからの話だよ！
Oとの続き書きやがれください

>>52 お疲れさまです。楽しかったです。DT卒業はこの後ですか？

>>52
なんだその教訓が入った昔話みたいな終わり方はｗｗ

で、Oとはそれで終わり？

>>53
Oとはクラスメイトだがそれっきり話すこともなく卒業で連絡先も知りませんのです！

>>54
童貞卒業は翌年のクリスマスに当時の彼女と卒業を目標にしたけど、我慢できずクリスマス前にフライング卒業でした

>>57 じゃあその時のエピソードを

>>55
まさか自分のしたことが自分に起こるとはなんて思いもしなかったのでw
Oとは何もないけど、その後紅の豚の主人公似な彼女が俺に出来るのは別の話

>>59
なんでそんな不細工と

>>60
2回目の告白の時にM子を公園にセッティングまで手伝ってくれたのが紅の豚だ。
俺は興味すらなかったが、女子を知らなさすぎてうまく導かれた感が後に思えばある。。

まさか豚が>>1の童貞をくれない？と…

>>62
紅の豚は1ヶ月もしない間に他の男へ乗り換えしていったので、その子には奪われてませんw

高校生になった俺は
彼女を作ってスクールライフを満喫だけしか考えていなかった。共学で絶対合格できる高校を受験していたのです。
そこで学年でも五本指に入る美女を見事彼女にするサクセスストーリーの末無事童貞卒業しました

ほ