1 :
名も無き被検体774号+:
幼馴染み「えーどうしようかな」
男「いいじゃん一緒に帰ろうよ」
幼「男かぁ〜んー」
幼「まぁいいよ」
男「お、やった・・・」
幼「あ!ギャル男君!」
ギャル男「っつすー、幼!これから遊びいくけどお前行かない?」
幼「うん!行く行く!」
幼「そゆことだから!男、じゃねー」
男「お、おう・・・」
2 :
名も無き被検体774号+:2013/10/15(火) 07:09:26.58 ID:WVGqerob0
で?
パンツ消し飛んだ
4 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0:8) :2013/10/15(火) 08:19:41.25 ID:DR7QYOyl0
vipでもやってたやんw
5 :
名も無き被検体774号+:2013/10/15(火) 23:44:05.71 ID:bHFimSbi0
続きはよ
6 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:39:45.29 ID:/J2vbE7Z0
男「おーい」
男友「うん?」
男「カラオケでも行こうぜー」
男友「あれ・・?」
男友「お前幼ちゃんと一緒に帰ったんじゃないの・・?」
男「んあ・・・・まぁな」
男友「あ・・?あれは幼ちゃん・・・?」
幼「あっはっはギャル男君相変わらずおもしろーい」
ギャル男「でしょ?そんでさー」
ぎゃははは
7 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:41:51.08 ID:CrhnmwjC0
続けたまえ
8 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:42:52.53 ID:/J2vbE7Z0
男「・・・・」
男友「・・・」
男友「カラオケ・・・」
男友「行くか」
男「おう」
男友「カラオケなんて久しぶりだわ・・」
男「ん、そうなの俺は割ときてる」
男友「ふーん。」
男「あ、飲み物注文しようぜ」
男友「そうだな」
9 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:45:32.47 ID:/J2vbE7Z0
男「店員遅いな」
男友「もうそろそろ来ても良いと思うけど」
店員「お待たせしましたー」
店員「こちら・・・・」
男友「おお・・来た来た」
男友(ずいぶん可愛い子が店員なんだな)
男「・・・」
男「従妹・・・?」
店員「・・・」
店員「兄さん?」
10 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:47:34.69 ID:/J2vbE7Z0
従妹「どうしたんですか?こんなところで?」
男友「え?知り合い?」
男「ん・・まぁ」
男「見りゃ分かるだろ。友達とカラオケ」
従妹「宿題は終わったんですか?」
男友「?」
男「・・・」
従妹「予習は?明日の学校の準備は?」
11 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:50:10.03 ID:/J2vbE7Z0
男「べ・・別に・・まだ・・だけど?」
従妹「ならさっさと帰って準備してください」
従妹「というか兄さん。腕時計はしてないんですか?」
男「・・・今日は忘れた」
従妹「あーまたですか。」
従妹「だからいつも言ってるでしょう!」
従妹「次の日に使う物はその日のうちに準備しておけと」
従妹「よかったら、私が帰って手伝ってあげましょうか?」
男「う、うるせぇ!お前バイト中だろ」
男(従妹の奴相変わらずだな・・会いたくなかった・・)
12 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:52:48.41 ID:/J2vbE7Z0
従妹「バイト中関係ありませんね」
従妹「兄さんが困ってるなら手伝ってあげるのが私の仕事・・」
男「あーもう!うるさい!さっさとでてってくれ!」
従妹「あ・・・ちょっと!兄さん!」
バタン
男「・・・」
男友「・・・・」
男友「なぁ」
男「あ、なんかわる・・」
男友「俺に紹介してくれよ・・今の子・・・」
男「・・・・」
13 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 11:55:17.39 ID:/J2vbE7Z0
男「ただいま・・・」
従妹「お帰りなさい」
男「うわ!びっくりした!」
男「何?何何?どういうこと?」
従妹「いえ、久々に兄さんに会ったと思ったら」
従妹「兄さんまた、だらしない駄目男になってるんですから」
従妹「これはこれは私の出番だと思い」
従妹「しゃしゃりでさせていただきました。遊びに来てます」
男「鍵は・・?」
従妹「合い鍵がありますが?」
男「ああそう」
14 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 12:00:16.14 ID:/J2vbE7Z0
男「お前に合い鍵を渡した覚えはないんだけどな」
従妹「ええ。そうですね」
従妹「もらった覚えもありません」
男「・・・」
従妹「ささ!さっそく晩ご飯作ってました」
従妹「お風呂も準備できてます」
従妹「それとも」
男「飯で」
従妹「そうですか」
15 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 12:02:12.03 ID:/J2vbE7Z0
男「ん・・・」
男(てか飯はいっつも幼が作りに来てるんだけどな・・)
男(まぁ今日は来てないのかな?)
男(遊んでるんだし・・)
従妹「あ、そうそう」
従妹「何かこの家に侵入者が居ましたね」
男「お前のこと?」
従妹「雌猫でした。それもかなりヒステリックな」
男「ヒステリック?」
男(幼のことだよな・・?たぶん)
16 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 12:04:30.28 ID:/J2vbE7Z0
従妹「何か料理作ってましたね」
男(あ・・やっぱり)
従妹「こちらがお帰りいただきますか?と聞いただけなのに」
従妹「それはもう、ギャンギャン騒いでましたよ」
男「・・・?」
従妹「男の料理は私がー作るーっと」
従妹「邪魔なので外にポイしておきましたけど」
男「・・・」
男(幼がそんなこと言うか?)
17 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 12:14:08.17 ID:N2r4VLpJ0
はよ
18 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 15:16:48.98 ID:/J2vbE7Z0
従妹「まぁあの女については後で説明してもらうとして」
従妹「今はお料理を・・どうぞ・・」
従妹「兄さんのために丹精こめてつくりました」
男「ああ・・どうも」
男「あれ・・?」
男(なんだあの生ゴミ袋?)
男「なぁ・・従妹」
従妹「はいはい。何ですか兄さん」
従妹「ああ、そのおひたしの味付けですか?それは」
男「いや、それよりも・・」
従妹「それよりもぉ・・・?」
男「あ、ごめん」
19 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 15:19:11.72 ID:/J2vbE7Z0
従妹「いいですよ。許してあげます」
男「そりゃどうも」
男「あのゴミ袋・・」
男「何か、料理でもミスしたのか?」
従妹「ん?ああ」
従妹「アレですか」
従妹「あれは侵入者の作ってた料理の作りかけですね」
従妹「毒でも入ってたら困るので」
男「・・・」
20 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 15:22:04.36 ID:/J2vbE7Z0
男「おー」
男「うまいうまい」パクパク
男「やっぱ料理うまいなぁお前は・・」パクパク
従妹「そうですかそうですか」
従妹「たんと食べてください」
男「おう・・」パクパク
従妹「あ・・」
男「ん・・・」パクパク
従妹「なんです?それ?」
男「?」
従妹「それです。その箸の持ち方」
21 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 15:24:38.19 ID:/J2vbE7Z0
男「んあ・・」
従妹「なんなんですかそれ?」
従妹「そんな持ち方するのは猿と兄さんだけなんじゃないですか?」
男「い、いや結構居るでしょ・・」
男「癖なんだよ
従妹「兄さん」
従妹「癖だよ。っと言って微笑んだところで」
従妹「許されない物は許されないのです」
男「うう・・・」
従妹「兄さん教えてあげます。こっち来てください」
22 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 16:03:26.51 ID:+rdXZ91c0
保守
23 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 16:35:30.10 ID:/J2vbE7Z0
男「え、ええー」
男「子供じゃないんだから・・いいよ」
従妹「子供みたいな事をする自分を呪ってください」
従妹「さぁさぁ」
男「い、いいって!」
従妹「何もよくありません。ほらこっち来て」
男「い、いいからいいから」
男「お前はオカンか!」
従妹「違いますが?」
男「そうか」
24 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 16:44:32.21 ID:N2r4VLpJ0
保守
25 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 16:52:49.47 ID:/J2vbE7Z0
従妹「ささ・・・お風呂できております」
男「お、おお・・」
従妹「・・・」
男「おい」
従妹「なんでしょう?」
男「いや、服が脱げないんだけど」
従妹「・・?」
従妹「体でも麻痺したんですか?」
男「・・・」
男「そうじゃなくてさ」
26 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 16:54:16.04 ID:/J2vbE7Z0
従妹「はいはい。わかりましたよ。」
従妹「兄さんは変なところで照れ屋ですね」
男「変な所って」
従妹「私と兄さんの仲じゃないですか」
男「どんな仲」
従妹「主人と奴隷」
男「もちろん俺が」
従妹「奴隷」
男「ああそう」
従妹「ジョークですよ。小粋な」
男「・・・」
27 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 17:25:29.30 ID:/J2vbE7Z0
男「ん・・・」
男「ふあ・・ああ・・」
男「眠い・・な」
従妹「そうですかそうですか」
従妹「その点も抜かりありません。」
従妹「安心してください」
従妹「寝室の準備も私が全てやっておきました」
男「寝室の準備?」
男(なんだそら)
28 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 17:26:52.75 ID:/J2vbE7Z0
男「うっわ・・」
男「めっちゃシーツがピーンってなってる」
従妹「ふふ・・驚きましたか?もっと驚嘆しても構いませんが」
男「・・・」
男「いや・・でもすげぇよ」
従妹「ええ、お手物ですね」
男「おー何か知らんが布団もふかふか」
従妹「ええ、お手の物ですね」
男「そして何か良いにおいもする」
従妹「もちろんお手の物です」
男「でもなぜか枕が二つある」
従妹「お手の物です」
29 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 17:27:56.37 ID:/J2vbE7Z0
男「何これ?」
男「ああわかった、」
従妹「そうですか。わかってしまいましたか。」
男「俺が寝返りを打っても」
男「どこにでも枕があるようにするため」
男「優しいなぁ従妹は」
従妹「違いますね」
男「違うのか」
従妹「違います」
30 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 17:35:19.89 ID:/J2vbE7Z0
従妹「ずばり」
従妹「私も一緒に寝るためです」
男「・・・」
男「お前今日泊まるの?」
従妹「はい泊まりますよ」
従妹「なに言ってんですかアンタ」
男「・・・」
男「ふーん」
男「なんで?」
31 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 17:36:52.08 ID:/J2vbE7Z0
従妹「んなもん決まってます」
従妹「だるんだるんにだらしなくなった兄さんを」
従妹「私が引き締めてやるためですよ」
男「・・・」
男「別にいいよ」
従妹「兄さんの意思は特に関係ないですが」
男「拒否権はない」
従妹「拒否権?そんなものはどこにもありません存在しません」
男「・・・・」
従妹「?」
32 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 17:39:06.82 ID:/J2vbE7Z0
幼「な、な、なによぉ・・」
幼「誰・・・あの女・・」
幼「勝手に男の家に入ってきて・・」
幼「男に晩ご飯作るのは私の・・・」
幼「私の仕事なのにあーもう!」
幼「・・・」
幼「あれじゃあ・・・」
幼「あれじゃあ、他の奴とわざといちゃついて男の気を引く」
幼「私の上級恋愛テクニックが無駄になっちゃうじゃない・・・」
33 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 17:40:50.08 ID:/J2vbE7Z0
幼「ま、まさか・・・・」
幼「まさか・・・今頃男と・・」
幼「か、考えすぎよね?」
幼「そんなことない・・・大丈夫大丈夫」
幼「だ、大丈夫よ・・うん」
幼「男が好きなのは私だもん・・」
幼「男が私のこと裏切るはずないよ!」
幼「男が私を裏切るはずないよ」
見てるゾ
35 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 22:05:51.94 ID:jg6FXvLOi
続きお願いしゃす
36 :
名も無き被検体774号+:2013/10/16(水) 22:35:42.59 ID:sHOw7sj60
いいぞ
37 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 00:47:56.99 ID:3tXi794k0
続きまだ〜?
38 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:07:33.93 ID:6m3GFie80
男「ちょっと・・・狭い・・・」
従妹「そうですかね?」
男「ん・・・」
従妹「まぁまぁ、このくらいがちょうど良いですよ」
従妹「ふふ・・・」ニコニコ
男「・・・」
従妹「・・・」
従妹「なんですか?その不機嫌そうな怪訝そうな顔は」
男「いや・・・」
男「もしかして寝方の注意までされるんじゃないかなって」
従妹「あのね・・・」
39 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:09:13.53 ID:6m3GFie80
従妹「ちょっと兄さん」
男「ん?」
従妹「さすがに考えすぎですよ。」
従妹「私を品行方正の塊とでの思ってるんですか?」
男「そうか」
男「まぁそうだよな」
従妹「ん・・・ところで兄さん」
男「ん?」
従妹「そっちは狭いでしょう。もっとこっちに来てはどうでしょう?」
男「・・・」
40 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:11:42.12 ID:6m3GFie80
〜学校〜
男「おっはよー」
ザワザワ
男友「お・・おっす・・」
男「・・・」
男(何か変な雰囲気だなクラス・・・)
幼「・・・・」
女友「っち」
女友「おい!男!」
男「ん?」
女友「お前・・昨日女を家に呼んでたらしいな?」
男「は、はぁ?」
女友「とぼけてんじゃねぇ」
41 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:14:19.28 ID:6m3GFie80
女友2「うっわ・・・なにこいつ・・キモ」
女友「知ってるんだぞ」
男「し、知ってるって・・・」
男(従妹のことを言ってるんだよな・・・?)
男(何怒ってんだこいつら)
男「ああ・・いたな」
女友「なに何開き直ってんの?こいつ」
女友3「ねぇ?」
男「?」
女友3「あんた幼の気持ち知ってるんでしょ?」
42 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:16:48.55 ID:6m3GFie80
女友3「あんた幼の気持ち知ってるんでしょ?」
男「はぁ」
女友「あんなにわかりやすく態度で表してんのに」
幼「・・・・」
女友2「ちょ、ちょっと!あーもう!!元気ないじゃん幼」
女友3「幼、大丈夫ー」
男「い、従妹だよ・・」
男「変な勘違いすんな・・・・」
女友「いい加減にしてくんない?」
43 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:18:55.98 ID:kanwu1fc0
保守
44 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:22:28.60 ID:6m3GFie80
女友2「ちょっとちょっとちょっと、ええ?」
女友2「なんなのその言い訳?」
女友2「女家に連れ込んで親族って・・」
女とも2「よくこの場で言えたね?」
女友3「ここに来て嘘つくとかまじでない」
女友2「ね!マジ最低でしょ信じられない」
幼「・・・」
幼「・・・男?」
男「・・・」
男「なんだよ?」
45 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:24:51.78 ID:6m3GFie80
幼「本当なの?」
女友「幼ーもうほっときなよー」
女友2「そうだって、私たちがあんなんより、良い人紹介してあげるから」
幼「・・・」
幼「・・・ありがとう」
幼「それで・・男・・・?」
男「なんだ」
幼「本当なの・・その・・従妹っていうのは・・」
男「本当だよ」
幼「・・・」
46 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:27:03.97 ID:6m3GFie80
女友「幼。もうこいつどうなの?」
女友2「マジでこんな奴だと思ってなかった。気持ち悪い!」
幼「ううん・・・」
幼「男は嘘はつかない・・・」
男「・・・」
幼「わかった信じるね・・・」
男「・・・」
男(信じるも何も・・)
男(俺は・・・)
47 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:28:11.12 ID:6m3GFie80
幼「男・・」
幼「私つらかった・・今回」
男「・・・」
幼「男が私以外の女の子と・・」
幼「まさか付き合ってるんじゃないかって・・・」
幼「だから言うね?」
男「・・」
幼「男。私と付き合って?」
男「!!!」
男(こ、こいつ・・クラス中のみんなが居る場で)
48 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:31:27.50 ID:6m3GFie80
女友「キャー幼やばーい」
女友2「ちょっと、女友静かにしてよ!」
女友「あ、ごめんごめん」
女友3「・・・」
男「・・・」
幼「・・・」
男「・・・」
幼「男・・・?」
49 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:35:57.38 ID:6m3GFie80
幼「・・・どうしたの・・?」
男「あ・・・」
男「そ・・その・・」
幼「いいよ・・・」
幼「ハッキリ言って?」
男「う・・・」
男「・・・」
男「それは・・その・・」
幼「うん・・・」
50 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:38:04.09 ID:6m3GFie80
従妹「それで保留にしてクラス中から大批判を浴びたと」
男「おう・・」
男「幼には泣かれるし・・」
男「クラス中の女子から非難されて今日掃除の時間にはさ」
従妹「はいはい」
男「女子がだれも俺と口聞いてくれなかったよ・・・」
従妹「そうですかそうですか。」
従妹「それはかわいそうに」
従妹「よしよし。私が兄さんの味方ですよ」ナデナデ
従妹「思う存分私の胸で休んでください」
男「・・・」
男「・・・ちくしょう」
51 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 02:44:56.45 ID:6m3GFie80
今日は寝る(´A`)
早く続きお願いー
53 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 12:11:15.40 ID:WeZ7u+CGi
続きは?
54 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 12:55:47.30 ID:BaAvKIj/0
期待してます
55 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 13:58:36.76 ID:6m3GFie80
男「・・・」
男「俺・・」
従妹「はい」
男「これから・・・」
男「俺は・・どうすればいいんだろ・・」
従妹「兄さん・・・落ち込んでるんですね?」
従妹「お馬鹿な兄さん」
男「は?」
従妹「兄さんがやることは決まってますよ」
従妹「すぱっと付き合えないと言って終わりです」
キター
57 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:01:37.74 ID:6m3GFie80
従妹「それで面倒ごとは全部片づくじゃありませんか」
従妹「それで仮に取り巻きに何か言われたとして」
従妹「これは自分たちの問題だ。と言っておきさえすれば」
従妹「取り巻きも自分がどういう立場が自覚し、少しは自重するでしょう」
従妹「うんうん・・・完璧」
男「え・・・」
従妹「まだ何か?」
男「告白・・・・断っちゃうの?」
従妹「え?」
男「え?」
58 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:04:13.91 ID:6m3GFie80
従妹「な、な、なるほど。」
従妹「兄さんはその幼とかいう女がずっと好きだったと」
男「うんうん」
従妹「一丁前に」
男「・・・・」
男「・・・うん」
従妹「・・・」
従妹「ねぇ兄さん?」
男「何?」
従妹「さすがに薄々は気づいてるでしょう?」
従妹「少し女の見る目がなさ過ぎやしませんか?」
59 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:06:59.81 ID:6m3GFie80
男「・・・・・」
男「そんなことは・・」
従妹「あるでしょう?」
男「・・・」
従妹「・・・ふぅ」
従妹「兄さん?」
従妹「話を聞いた程度しか私は分かりませんが」
男「うん」
従妹「その女相当のクズ女ですね」
男「クズって・・」
従妹「まぁ、たくましいとも言えますけど」
60 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:10:30.64 ID:6m3GFie80
男「お、俺の好きな相手を俺の目の前で馬鹿にするな・・」
従妹「あのねぇ、兄さん」
従妹「馬鹿にしてるんじゃないんです。事実ですよ」
従妹「私もそんなこと言いたい気持ちも分かります」
男「・・・」
従妹「おそらく全部わざとですね」
従妹「クラスのみんなの前で告白したのは」
男「え?」
従妹「話を聞くとクラスのほとんどが兄さんの敵だったんでしょ?」
従妹「それを利用して絶対に断られない布石を打っておいたんですよ」
61 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:14:09.98 ID:6m3GFie80
男「ま、まさか、さすがにそんなことはしないだろ・・」
男「仮にも告白しようって相手だぞ?」
従妹「甘い甘い」
従妹「兄さんは他人の思考を自分基準で考えすぎ」
男「そうかなぁ」
従妹「おそらく自信もあったんでしょうね」
従妹「絶対に断られないという」
従妹「断られる可能性があるなら・・・」
従妹「クラス中で告白してフラれでもしたら格好がつかないですしね」
62 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:17:26.80 ID:6m3GFie80
男「そうなの?」
従妹「そうなのです」
男「じゃあ、みんなの前で泣いたのも演技?」
従妹「それは」
男「それは?」
従妹「わかりません」
男「わからないのか」
従妹「ええ」
従妹「私は告白をしたことがありませんから」
男「そうなの?」
従妹「そうなのです」
63 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:21:40.55 ID:6m3GFie80
従妹「でも兄さんも悪いんですよ?」
男「ん・・なにがさ」
従妹「そんな女を好きになったことが、です」
男「・・・」
男「俺は・・ずっと小学生の時から・・・」
従妹「はー」
従妹「別に一途であることは長所ということではありませんよ」
従妹「逆に言えばその人を好きだった時の自分から成長できていないとも言えます」
男「そんなの」
従妹「そうですね。屁理屈でした」
従妹「だけど兄さん。女を見るなら中身をも見なければいけませんよ」
64 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:24:06.96 ID:6m3GFie80
従妹「今はその幼って女の子が・・・」
従妹「学校の中では可愛い子なのかもしれません」
男「おお・・」
従妹「ですが考えてもみてください」
従妹「成人して働いたら、ただの顔が良い女でしかありません」
従妹「そして性格が学生時代の時のような未熟なままでは・・・」
従妹「もう可愛いね。だけではすみません」
男「そ、そんな先のことまで・・」
従妹「いいえ。考えてください」
従妹「私の兄さんなんですから」
65 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:26:09.44 ID:6m3GFie80
男「・・・・」
従妹「兄さん」
男「なんだよ・・」
従妹「好きになるなら私のような女を好きになるべきでした」
男「はい?」
従妹「私のような女は最高ですよ」
従妹「家事もうまいし、家庭も亭主関白で結構ですし」
従妹「まさに将来一緒に居ても困らない理想の女」
男「・・・」
男「俺は奴隷なんじゃなかったのか?」
従妹「あれは照れ隠しですよ。言わせないでください」
66 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:27:47.90 ID:6m3GFie80
男「あーやめろやめろ混乱させるな」
従妹「・・・」
男「け、結局、俺はどうすれば・・・」
男「幼の告白を断るにしても・・さ」
従妹「だからさっきから言ってるじゃありませんか」
男「え?何何?」
従妹「はー」
従妹「この、お馬鹿!」
男「なんじゃい」
従妹「私と付きあえばいいんですよ」
従妹「全部解決万々歳」
男「ああ!」
男「ああ?」
いいから先輩エンド書かんかい
68 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 14:54:12.68 ID:ZQT1UPPi0
はよ
69 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 15:21:38.31 ID:jPb0quRc0
もうクズな男はみたくないぞ
70 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 15:39:24.00 ID:BaAvKIj/0
いい方向に丸まってくれれば全て良しっ
71 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:37:43.08 ID:6m3GFie80
男「なぜ」
男「そうなる」
従妹「・・・」
従妹「良いじゃないですか。」
従妹「おそらくそれが最善です」
男「最善かなぁ?」
従妹「ええ」
従妹「ただ断るのではなく」
従妹「もう付き合ってる人が居る」
従妹「これは断る理由としては最適では?」
男「いやいやいや・・」
男「付き合うっていうのはそんな軽い物じゃない」
72 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:40:07.08 ID:6m3GFie80
男「そんな何かにつけて・・・」
従妹「わかってます」
従妹「私の想いも軽くはありませんもん」
男「・・・は?」
従妹「なんですかその顔は」
従妹「これだけ言ってもまだわかりませんか?」
従妹「兄さんが好きです」
従妹「ずっと好きでした」
男「・・・」
73 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:43:08.95 ID:6m3GFie80
従妹「もっというと・・・」
従妹「一目惚れでした。」
男「・・・でも・・」
従妹「はい?」
男「従妹と始めてあった時」
男「ナヨナヨしている軟弱な男は嫌いだ」
男「って殴られたんだけれど」
従妹「ああ、あれは照れ隠しです」
男「攻撃的だな照れ隠し」
従妹「そうですねよく言われます」
男「・・・」
従妹「嘘です。そんなことは言われたことがありません」
74 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:46:21.71 ID:6m3GFie80
男「ああそう」
男「じゃなくて」
男「お前本当に?」
従妹「そうですよ」
従妹「いい加減しつこいですね」
従妹「あんまり聞き返すようでは、また裏拳で殴りますが」
男「お・・おい俺だって驚いてるんだから」
従妹「そうですねわかってます」
従妹「なんたって照れ隠し」
男「・・・」
75 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:48:02.36 ID:6m3GFie80
男「ん・・・」
従妹「煮え切らないですねさっきから」
男「そりゃあ・・・」
従妹「ほら!ちゃっと答える」
男「え・・・・うん」
男「俺は・・さ」
男「やっぱり」
従妹「やっぱり?」
従妹「やっぱりってなんです」
従妹「おいおいこいつはあきれたぜ」
76 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:49:52.57 ID:6m3GFie80
従妹「まさか、ここで断るつもりじゃないだろうな?」
従妹「この男は・・」
男「お・・おい」
従妹「まさかないよなぁ」
従妹「年下の私にここまで言わせてお世話になって」
従妹「兄さんはきっと」
従妹「健気で可愛い私の願いを叶えてくれるんだろうなぁ」
従妹「ね?兄さん」
男「・・・」
男(お前も大概だな)
77 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:52:12.11 ID:6m3GFie80
男(まぁ・・でも・・)
従妹「おいおい・・・どしたどうした?」
男「いいよ・・」
男「わかった」
従妹「ぬ?」
男「付き合おう俺たち」
従妹「・・・」
従妹「あ・・・」
男「ん?」
78 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:54:33.99 ID:6m3GFie80
従妹「う・・うん」
従妹「え、ええっとええっと・・」
男「うん?
従妹「え、えへへ・・」
従妹「う、うん・・」
男「なんだなんだ急に」
男「さきまでの饒舌っぷりはどうした?」
従妹「い・いや・・・・」
従妹「何か・・勢いで言った部分がありまして」モジモジ
79 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:55:34.02 ID:6m3GFie80
従妹「なんというかぁ・・そのぉ」モジモジ
男「お前は勢いで言ったのか?」
男「俺はお前と付き合うつもりで」
従妹「あ・・違う!違います!」
従妹「気持ちは最初から・・うん」
男「そうか?」
従妹「へへ・・兄さんとカップルだ・・・」
男「うん」
従妹「えっへっへ〜兄さんー」
男「・・・・」
80 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 16:57:02.52 ID:6m3GFie80
男「これからのことを考えよう?」
従妹「はい!了解しました!」
従妹「結婚は何歳にするかですね」
男「いや違くて」
従妹「老後のことですか?犬でも飼います?」
男「・・・」
男「いや幼のこと」
従妹「・・・・」
従妹「幼?」
男「わすれんな!!」
今回は更新早いな
楽しみ
82 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 17:37:38.45 ID:dpry6Ol/O
従妹も大概だけど素直だし自力で正面アタックしてるし照れ笑い可愛いから幸せになって欲しい
だがしかし幼は相手が傷付くのを見ながらわざと別の男といちゃついて見せたり、周りの女連中使って教室で卑怯くせえ公開集団攻撃させたりと笑って許せないクズビッチでくたばって欲しい
おもしろい
84 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 19:18:29.88 ID:BaAvKIj/0
期待
85 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/17(木) 20:53:14.31 ID:R+18jDZF0
86 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 20:55:16.14 ID:R+18jDZF0
従妹「ああ・・・」
従妹「ああ!」
従妹「忘れてるわけないじゃないですか」
従妹「ええそりゃあもちろん!」
従妹「はいはいはい!、これからのこと!うんうん」
男「・・・」
従妹「では私から言っておきましょう」
男「は?」
従妹「だから幼さんに、ですよ」
従妹「引導を渡してやりますよ・・クックック」
男「・・・」
87 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 20:58:19.97 ID:R+18jDZF0
従妹「男の彼女は私だからもう近づかないでね?」
従妹「こんなんどうでしょ?」
男「・・・・」
男「いや・・・」
従妹「気に入らなかったですかね?」」
従妹「それとも何か問題がありました?」
男「・・・」
男「幼にはさ」
男「俺が直接言うよ」
88 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:00:21.45 ID:R+18jDZF0
従妹「・・」
従妹「ほうほう」
男「なんだよ?」
従妹「いや以外でした」
男「だから何が?」
従妹「兄さんって割りとヘタレですから」
従妹「こういうことは、これから付き合っていくあたり・・・」
従妹「私の仕事だと思っていましたけど」
従妹「やるじゃん。認めてやるよ」
男「・・・」
89 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:02:25.04 ID:R+18jDZF0
男「お前さ」
従妹「はい?」
男「俺のこと好きなんだよな?」
従妹「ええ、もちろん」
従妹「これはもう愛」
従妹「といっても過言ではありませんね」
男「・・・」
従妹「なんですかその目は?」
従妹「気持ちの悪い奴ですね」
男「いや別に」
90 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:04:39.91 ID:R+18jDZF0
従妹「ところで大丈夫なんですかね?」
男「ん・・・」
従妹「相手は正直強敵ですよ」
従妹「色々な意味で、ですが」
男「そうかな・・・」
従妹「そうです。面倒くさい女ともいえます」
男「・・・」ムッ
従妹「ああ、すいませんそうですよね」
従妹「好きだった女を貶されては・・・」
従妹「不快になるのは当然ですね。申し訳ありません」
従妹「私は引き際は心得ている思慮深い女なんです」
男「・・・」
91 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:07:33.80 ID:R+18jDZF0
男「別に・・・今は・・」
従妹「いえいえ、隠さなくても結構」
従妹「それも兄さんの美徳ですから。」
従妹「私もそれくらい愛されるよう、尽くすつもりですのでよろしく」
男「・・・」
男「おお。俺だってお前をドンドン好きになるようがんばる」
従妹「?」
従妹「あ、は、はい」
男’(何だその言葉みたいな顔してんな)
従妹「ところで何です?その言葉?」
男「・・・」
92 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:11:43.36 ID:R+18jDZF0
男「おっはよ・・・」
ザワザワ
男友「よ、よう」
男「おはよう」
女友「来たぁ」ヒソヒソ
女友2「どの面下げて」ヒソヒソ
女友3「のんきに挨拶してる」ヒソヒソ
男「・・・」
男(挨拶くらい許してくれよ)
幼「おはよう。男」
93 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:14:03.50 ID:R+18jDZF0
男「ああ」
幼「昨日・・・」
男「ん・・・」
男(さっそくか・・)
幼「昨日はごめんねーご飯」
幼「作りにいけなくて」
男「へ?」
幼「いやぁテレビ見ててさぁ」
幼「そしたらすっかり眠くなっちゃって」
幼「それでね、その見てたテレビっていうのが」
男「・・・」
94 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:16:18.96 ID:R+18jDZF0
幼「ん、どうしたの?男」
男「昼休みF教室に来いよ」
幼「何で・・?」
幼「別に、今ここで言ってもいいんだよ?」
男「え・・」
幼「ん?何?」
男「昼休みだ」
幼「今言えない事なの?」
男「・・・」
男「ああそうだ」
男「二人で話したい」
95 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:23:00.75 ID:R+18jDZF0
幼「ふーん。そっか」
幼「まぁわかった」
幼「でも・・・その話は一日待ってくれない?」
男「ん・・・・?まぁいいけど」
女友「男らしく言えよ」ヒソヒソ
女友2「ッチ」
幼「ちょっとみんな!」
女友「え?どうしたの幼」
幼「男の悪口はこれ以上やめて?」
幼「私、幼馴染として気分よくないんだよね」
96 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:25:40.20 ID:R+18jDZF0
女友2「わ、私らは幼のためを思って」
幼「わかってるよ。ありがとう」
幼「あなたたちは最高の友達だもん」
幼「私のことを本当に思って言ってるのはわかってる」
幼「でも、男も友達の女友ちゃん達と同じくらい大事なの」
女友「う、うん・・・」
女友2「おい、男悪かったな・・」
幼「うんうん。今までごめんね?男」
男「・・・」
幼「もうあんなこと言わせないからね。私が」
男「・・・うん」
97 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:28:06.63 ID:R+18jDZF0
男「・・・」
従妹「とんだ策士です!!兄さん!」
男「わ、わかったから落ち着けって・・」
従妹「ああ、すいません」
従妹「そうですね・・・」
従妹「私としたことが・・」
従妹「冷静沈着が座右の銘の私が落ち着きを忘れてしまうとは」
従妹「とんだ愚か者でした!」
男「・・・」
98 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:31:09.32 ID:R+18jDZF0
従妹「兄さんわかってますよね?」
男「何が?」
従妹「幼とかいう女の戦略ですよ」
男「戦略て」
従妹「なぜ・・・兄さんを助けたかってことですよ」
男「そりゃあお前」
男「幼の俺へのやさしさだろ?」
男「告白までした相手が非難されてんだから、なぁ?」
従妹「兄さんの頭には脳みそが搭載されているんですか?」
99 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:35:38.27 ID:R+18jDZF0
従妹「兄さんのお馬鹿さかげんは愛嬌もありますが」
従妹「今はあきれてものも言えません」
従妹「人類なんでしょうか?」
従妹「この駄目男が!」
男「・・・」
男「お前は俺のことが好きなんだよな?」
従妹「ええ、もちろん」
従妹「一生お使えする覚悟です」
100 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:37:47.39 ID:R+18jDZF0
従妹「いいですか。あの女」
男「・・」ムッ
従妹「・・・」
従妹「幼さんが兄さんを庇ったのは」
従妹「もうこの状況が意味がないと気づいたからです」
男「へ?」
従妹「兄さんは幼さんにハッキリ伝えたんですよね?2人きりで話したいと」
男「うん」
従妹「そうですよね」
従妹「そうなれば、もう男を孤立させるやり方は意味がなくなります」」
どっちもどっちだなww
102 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:41:19.33 ID:R+18jDZF0
従妹「たとえば公開告白などさせれば、また話は違ってきますが」
従妹「それを使えない状況の場合」
従妹「あえて、その取り巻き連中から兄さんを救うことで」
従妹「あたかも兄さんを、クラスから救ったような演出をしたんです」
従妹「そしてお馬鹿な兄さんは・・」
従妹「お馬鹿に幼さんに感謝します」
男「・・・」
従妹「最初にこの状態を作ったのは幼さんなのに・・・」
従妹「たいした人ですね」
従妹「もはや尊敬の息に達しますよ」
103 :
名も無き被検体774号+:2013/10/17(木) 21:43:32.75 ID:R+18jDZF0
従妹「ですが私も負けてはいられません」
従妹「ささ!」
従妹「早速私を抱いてください!!!」
男「チョップ!」ドカ
従妹「あいた」
男「お前の言いたいことはわかった」
男「だから落ち着け」
従妹「・・・」
従妹「ええ・・すいません」
従妹「何せ私の座右の銘は鉄は熱いうちに打て。なので」
男「ああそうかい」
今日はもう終わり
105 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 00:05:47.08 ID:m0S8A1nG0
ひとまず乙
106 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 00:05:49.86 ID:jJALDoM50
/ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ─ ─ ヽ
| (●) (●) |
\ (__人__) __,/
/ ` ⌒´ \
_/((┃))______i | キュッキュッ
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/ /_________ヽ.. \
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____
/⌒ ー \
/ (●) (●) \ +
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::ヽ
| |r┬-| | +
. \_ `ー'´ _,/
/ \ +
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | トン
_(,,) 早く続きを (,,)_
/ | 頼みます | \
/ |_________| \
楽しみ
108 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 00:39:29.83 ID:7smC6Ja50
保守じゃああああああ
109 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 03:35:48.43 ID:/UUbF269O
保守
110 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 03:45:58.85 ID:sy69FJYM0
保守
111 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 08:01:28.00 ID:/UUbF269O
保守
112 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 12:13:46.38 ID:/UUbF269O
保守
びっぷたすはそんなに保守しなくてもオチないぞ
それでもなんか書きたいならsageろ
114 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/18(金) 15:22:26.29 ID:AU2hwHGF0
従妹「わかりました。わかりました。」
男「うんうん」
従妹「抱かれるのは兄さんのタイミングに任せます」
男「・・・」
従妹「まぁ晩ご飯でも食べながら作戦会議しましょう」
男「・・・おう」
男「あれ・・晩ご飯・・?」
ぴ〜んぽ〜ん
男「・・・」
幼「男ー」ドタドタ
115 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:24:45.25 ID:AU2hwHGF0
幼「遅れてごめ〜ん」ドタドタ
男「あ・・幼・・・・」
幼「男〜昨日はごめんね〜」
幼「買いだめしてきたから、袋重くて重くて・・」
幼「ささ晩ご飯作りに来たよ〜っと・・・」
幼「あれ・・・・?」
従妹「・・・」
幼「・・・」
男「・・・・」
まってたぞー
117 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:27:25.69 ID:AU2hwHGF0
幼「・・・」
従妹「・・・」
男「えっと、あーっと」アセアセ
男「これは・・あの・・その」アセアセ
従妹「こんにちは」
幼「・・・・こんにちは」
従妹「あなた・・何しにここに入ってきたんです?」
幼「・・・」
幼「・・・こっちの台詞なんだけど・・」
従妹「はい?」
118 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:29:36.96 ID:AU2hwHGF0
幼「なんで男の・・・・・」
幼「男の家に勝手に入って・・・」
従妹「あのぉ」
従妹「勝手に入ってる状況に見えますか?」
幼「・・・」
従妹「入るべくして」
従妹「入ってるんです」
幼「男?」
男「な、何?」
幼「どういうこと?」
119 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:31:20.11 ID:AU2hwHGF0
男「えっと・・・さ」
幼「男?」
幼「私・・男に私の気持ち伝えたよね?」
男「う・・あ・・」
幼「それで・・え?」
幼「何で女を家に連れ込んでるの?」
男「そ・・それは・・さ」
従妹「・・・・」
従妹「それは私がお答えしましょう」
幼「あなたには聞いてない」
幼「私は、男に話しかけてるの」
120 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:32:24.95 ID:AU2hwHGF0
従妹「兄さんに話しかけてるというのは」
従妹「私に話しかけているも同義」
幼「は、はぁ?」
幼「何?なんなのこの子?男」
従妹「私と兄さんは」ギュウ
幼「あ・・・」
男「お・・おい抱きつくな・・」
従妹「この通り。ギュっと離れずの関係です」
幼「え?」
幼「男?」
男「・・・・うん」
121 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:33:32.04 ID:AU2hwHGF0
幼「うんって・・・」
男「付き合ってるんだ・・・」
男「俺たち」
幼「な、なんで・・?」
幼「ええ?だって・・親族なんでしょ?」
従妹「親族であり恋人です」
従妹「法律上も問題ないですし」
幼「貴方には聞いてない!!」
従妹「・・・」
122 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:34:52.76 ID:AU2hwHGF0
幼「男・・・男・・・!」
男「う・・・」
幼「何でこんなことするの?」
幼「だって結婚するって約束もしたじゃない!」
男「・・い、いつの話・・」
幼「ううん・・ううん!」
幼「私は忘れてない・・忘れてない!!」
幼「う・・うう・・・」
幼「男の馬鹿・・ジゴロ!」タタ
男「幼!待って!」
123 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:36:12.61 ID:AU2hwHGF0
男「・・・」
従妹「・・・」
従妹「結果オーライ」
男「チョップ」ドン
従妹「あ痛て!」
男「最悪のタイミングだ・・・」
従妹「・・・」
従妹「そうですね・・」
従妹「女からの告白を保留にしてる間に彼女を作る」
従妹「兄さんはゲスですね!」
男「・・・・」
男「・・・・否定できない」
124 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 15:48:46.08 ID:G/RZ2l740
男がkzに見えてきた
125 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 16:33:32.26 ID:V5KWbk6c0
早くしてくれませんかね
126 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 16:38:14.59 ID:C8BUslVE0
このK's男め
127 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 18:01:12.49 ID:AU2hwHGF0
男「あ、あーどうしよどうしよ」
男「ああ・・都合悪いところ見られた最悪だ」オロオロ
従妹「オロオロするな」
男「・・」
従妹「仮にも私の兄さんでしょうが」
従妹「なってしまったものはしょうがないです」
従妹「それよりも今後のことを考えましょう」
男「今後か・・」
男「そうだな・・まず・・・」
従妹「えっと私は将来専業主婦になるので」
従妹「兄さんは働いてくれると助かりますね」
男「・・・」
128 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 18:04:06.56 ID:AU2hwHGF0
従妹「それからそれから・・」
従妹「ああ犬を飼うってはなしですけど」
従妹「あれは子供が生まれてからにしましょう」
従妹「それまでは兄さんと2人っきりで・・なんて・・キャ!」
男「・・・・」
男(もうアテにならんな)
男(いや・・元々年下に頼ってる時点で俺が情けないのか)
男「ふぅ・・」
従妹「それでもし稼ぎが少ない場合は」ペラペラ
従妹「まぁ私が副業などをするんで」ペラペラ
男「・・・」
129 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 18:06:24.88 ID:AU2hwHGF0
幼「・・・」
幼「・・・・」
ピッポッパ
Prrrrr
ギャル男『はい』
幼「あ・・ギャル男君ー」
幼「私私・・・幼だよ」
ギャル男『おー久しぶりー』
幼「ごめんね。最近連絡取れなくて」
ギャル男『そうだな。それで何さ?』
幼「うん・・・」
幼「実は頼みたいことがあんだよねー」
幼「従妹って女がいるんだけどー」
130 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 18:10:35.86 ID:AU2hwHGF0
ギャル男『あっはっはっは・・その年下の女の子に彼氏取られた・・と?』
幼「うん・・・っち。あんま言わないでよ」
ギャル男『ああーごめんごめん』
ギャル男『それで?その女絞めとけばいいわけ?』
幼「そうーお願いできる?」
ギャル男『んーまぁ幼ちゃんの頼みなら良いけどさぁ』
幼「何よ?」
ギャル男『いやぁ、さすがにさ、今厳しいからなぁ警察も。捕まるのは嫌だしぃ』
ギャル男『リスク背負うならこっちも・・・何?その子可愛い?』
幼「まぁ・・そこそこに。今写メ送る」
ギャル男『お!』
ギャル男「良いじゃん了解』
幼「・・・頼むよ」
雲行きがあやしくなってきたな
やめんかド畜生が
133 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 18:31:30.36 ID:J3DGZ6Pa0
やめてくれ・・・頼む・・・・・・
134 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 18:36:15.27 ID:Sfx0LoMR0
はよ
できるだけ陰惨な欝エンドで頼む
そういうのがたまにはあってもいいだろ
136 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 22:03:07.16 ID:43jZIph2O
>>135 VIPで頼む
びっぷらでは何だか嫌だな
幼糞だから幼が痛い目にあうんなら許容範囲かもしれん
137 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:34:17.11 ID:AU2hwHGF0
〜学校〜
男「おはよう」
男友「よっす」
女友「来たぁ・・・」
女友2「ヒソヒソ」
男友「・・・・」
男友「俺が口だして良いことなのかわからないけどさ」
男友「ついに今日だな」
男「おう」
男友「・・・まぁお前さ」
男「うん?」
男友「どんなことがあっても俺はお前の友達だ」
138 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:37:17.57 ID:AU2hwHGF0
男「なんだ急に」
男友「いや別に・・」
男友「気持ち悪かった」
男「・・・」
男「ちょっと」
男友「そうか」
男「まぁでも」
男「ありがとうな」
男友「おう」
139 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:39:08.36 ID:AU2hwHGF0
先輩「おい!男はいるか」ガラ
男「!!」
男「はい」
男(あれは・・・・生徒会長の先輩さん?)
女友「きゃー先輩さんだー」
女友2「メッチャ綺麗ー」
男友2「え?え?先輩さんがこのクラスに何の用?」
先輩「おうおう・・・」
先輩「見つけたぞ・・くっくっく」
140 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:40:20.71 ID:AU2hwHGF0
先輩「さぁさぁ私と来い!!」
男「え・・は?」
先輩「問答は問わん」グイ
男「うわ!」
女友「え、えーどういうこと男と先輩さんがどうして?」
女友2「あんな奴と先輩が・・・まさか信じられな・・」
女友2「あ!」
女友2「べ、別に変な意味じゃないのよ幼!」
幼「・・・わかってるよ」
幼「・・・」
先輩キター
142 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:42:02.90 ID:AU2hwHGF0
〜屋上〜
男「こんな所に連れ出してなんですか?」
先輩「うむ。言い質問だぞ」
先輩「さすが男だな。うんうん」
男「・・・」
男(そういやなんで俺の名前を・・?)
先輩「・・・?」
先輩「貴様・・」
男「はい?」
先輩「遠慮はいらん。私に抱きついても良い」
先輩「私が許可しよう」
143 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:45:09.96 ID:AU2hwHGF0
男「え?」
男「は?」
男「何がどうなってそうなるんですか?」
先輩「?」
先輩「貴様」
先輩「話さないうちにずいぶんシャイになったな」
先輩「それとも私に抱きつくのが嫌か?」
男「い・・いや・・」
男(いや先輩綺麗だし胸も大きいから・・)
先輩「ほう・・」
144 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:46:45.81 ID:AU2hwHGF0
先輩「貴様中々良い度胸だ」
先輩「さすが男だな」
男「な、何ですか急に・・」
先輩「私の胸を穴が開くほど凝視して・・・」
先輩「少しは遠慮する者だろうに。欲求に素直な奴」
男「は、はぁ!」
男「べ、別に見てないです」
先輩「ほう?そうだったかな?」
先輩「私は別に良いんだぞ?」
145 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:50:31.81 ID:AU2hwHGF0
男「え・・」
先輩「そう動揺するな」
先輩「可愛い奴め」
男「・・・」
男「大体・・・」
先輩「ん?」
男「俺が先輩に抱きつく理由がないでしょ」
男「正直訳分からなくて・・頭真っ白です」
先輩「真っ白かそうか。私も実は少し緊張しているぞ」
先輩「何せ男と話すんだからな。うん。一緒だな」
男「・・・・そうですね」
146 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:53:41.24 ID:AU2hwHGF0
先輩「何だ男よ」
先輩「ずいぶん冷めてるじゃないか」
先輩「感動の再会だろう?」
先輩「貴様が冷めすぎていて実は私は今ショックなんだ」
男「?」
先輩「ほらほら。懐かしいだろう。もっと体で表せ」
先輩「喜びをな。はっはっは」
男「はぁ・・・」
男(さっきから・・・まるで前にも会ったことがあるかのような口ぶりだな・・・)
147 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:55:06.15 ID:AU2hwHGF0
男「・・・」
男「えっと・・・」
先輩「・・・」
先輩「ふむ・・」
先輩「貴様・・・まさか私を忘れたわけではあるまいな?」
先輩「まぁ・・・そんなことはないか。わっはっはっは」
男「すいません・・」
男「どこかで会いましたっけ?」
先輩「が!!!!!」
148 :
名も無き被検体774号+:2013/10/18(金) 23:58:35.64 ID:AU2hwHGF0
男「が?」
先輩「・・・ふ・・ふふふ・・・」
先輩「貴様ぁ・・中々冗談の腕をあげたようだなぁ」
先輩「中々楽しめたぞぉ・・・だが」
先輩「もう冗談はやめた方が良いんじゃないかな。うん」
男「い、いえ本当に」
先輩「本当に?」
男「すいません。わかりません」
先輩「・・・・・ゆるせん」
男「?」
149 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/18(金) 23:59:39.84 ID:AU2hwHGF0
今日はもう寝るね
乙!
一つだけ言っておく
幼馴染みはどうなってもいい、先輩エンドを書くのだ
152 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 09:20:54.33 ID:Seh4T5zn0
先輩エンド希望(`・ω・´)
先輩
今日はやらないのかな
155 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/19(土) 22:26:34.95 ID:Zq66QZwl0
先輩「おい」
男「・・・なんですか」
先輩「私の乙女心はズタズタだぞ貴様」
男「は、はぁ・・」
男「すいません・・」
先輩「保育園」
男「?」
先輩「保育園で一緒だっただろ。さっさと思い出せ」
男「保育園・・・」
男(こんな人居たかな・・・)
156 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:29:34.47 ID:Zq66QZwl0
先輩「私がブラックで貴様がレッドをやっていただろう」
先輩「当時流行っていた戦隊ゴッコでな」
先輩「今でもあそこまで楽しい遊びはなかったな。うん」
先輩「まぁ貴様と遊んだ思い出だからだろうがな。はっはっは」
男「ん・・・」
男「あーあったかも。そんなの」
先輩「ようやく思い出したか」
先輩「冷や冷やさせるな」
男「え?」
男「でもあのときの子は確か男児だったような」
先輩「・・・」
157 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:31:05.24 ID:Zq66QZwl0
先輩「その子は男子ではない」
先輩「かわゆい乙女だ」
先輩「というか私だ」
男「は・・・・・」
先輩「貴様覚悟は良いか?」
男「なんの覚悟?」
先輩「私に殴られる覚悟」
男「い、いや・・いやいや」
男「殴られる覚えは」
先輩「ないか?」
男「・・・」
先輩「嘘だ」
男「よかった」
先輩「本当は貴様の覚悟など関係なく殴る」
男「は・・・」
先輩「とも・・・・・思ったが」
先輩「ふむ・・・」
先輩「確かに話しかけなかった私も非があることは拭えん」
先輩「特別に許してやろう」
先輩「特別だぞ」
男「お・・おう」
159 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:34:43.28 ID:Zq66QZwl0
先輩「話は本題に入って」
先輩「私と付き合え。お前が好きだ」
先輩「というかずっと好きだった。保育園の頃から」
男「・・・えっと」
男「頭がこんがらがってるんだけど」
男「俺は告白されてるんだよね」
男「先輩に・・・・」
先輩「そうだ」
先輩「貴様は熱烈告白され中だ」
男「そ、そっか・・・」
先輩ルートか?
161 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:36:05.27 ID:Zq66QZwl0
男「まぁ・・・」
男「正直よくわからないんだけどさ」
男「ごめん」
先輩「ん?」
先輩「なにを謝っている?さきほどの胸を見ていた件か?」
先輩「言っただろう。見ても私は怒りはしない」
先輩「私のことを忘れた件は許しがたいがな。わっはっはっは」
男「・・・」
男「いやそうじゃなくてさ」
男「告白のこと」
162 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:38:24.95 ID:Zq66QZwl0
先輩「告白のこと告白のこと・・・」
先輩「はて・・・?何か謝られるようなことはしたかな貴様は」
男「い、いやそうじゃなくてさ!」
先輩「・・・」
先輩「・・・・まさかとは思うが」
先輩「断られているのか、私の告白は」
男「うん・・・」
男「・・ごめん」
先輩「・・・・」
163 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:40:16.90 ID:Zq66QZwl0
男「俺さ・・今彼女がいるんだよ」
先輩「・・・」
男「それで今は彼女一筋だと決めてるんだ」
男「だから・・・」
男「その告白は嬉しいけど」
男「受けることはできない・・ごめん」
先輩「・・・」
先輩「・・・」
先輩「・・・」
先輩「そうか」
164 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:42:08.75 ID:Zq66QZwl0
先輩「付き合っている女が居るから私の告白は受け入れられないと?」
男「うん・・」
先輩「つまり付き合っていなければ了解したと?」
男「え・・いや揚げ足をとるなよ」
先輩「そんなつもりはないさ」
先輩「・・・」
先輩「その女が好きなのか?」
男「うん」
先輩「私より」
男「う・・・うん」
男(いや先輩とは、さっき会ったばかりだから比べるもなにも)
先輩「いや会ったのはだいぶん前だぞ」
男「・・・」
165 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:43:19.68 ID:Zq66QZwl0
先輩「なら・・・・わかった」
先輩「身を引くことにしよう」
男「おお・・」
先輩「今は」
男「おお?」
先輩「確かに・・ふむ・・」
先輩「いやこの状況は非常に不愉快でわある」
男「すまん」
先輩「が、貴様は私を覚えていなかったみたいだし」ギロ
男「・・・」
166 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:46:05.16 ID:Zq66QZwl0
先輩「いや確かに付き合っている女が居るにもかかわらず」
先輩「急に現れた美しくて可憐で・・・」
先輩「勇敢でかつ儚げな女に・・・」
男「・・・」
先輩「急に心を奪われるようでは」
先輩「私も貴様を自分の物にした後困りそうだしな」
男「は?」
先輩「もちろん心を奪うつもりで来たわけではあるんだが」
男「俺は・・・」
男「今付き合ってる人以外とは・・」
167 :
名も無き被検体774号+:2013/10/19(土) 22:47:14.09 ID:Zq66QZwl0
先輩「どうかな?」グイ
男「ちょ・・ちょっと」
男「顔を近づけないで・・」
先輩「ふふ・・・」
先輩「かわいいぞ貴様」
男「・・・」
先輩「時間の問題だよ」
先輩「実際な・・」
先輩「なぁに安心しろ。すぐにおまえは私の物だ」
男「・・・」
先輩「そう。ムッとするな。わっはっはっ」
168 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/19(土) 22:48:02.40 ID:Zq66QZwl0
短いけど今日は終わり
おつです
170 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 00:02:10.16 ID:zUoFEXW30
期待してます
おもしろいよ〜
172 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 14:19:31.88 ID:og8Zq0zWO
保守
173 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 15:38:46.08 ID:EelUmdqM0
ほ
174 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 15:58:40.61 ID:hffgp5+p0
続きはよ
175 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 17:20:41.68 ID:79TAD6910
これ、先輩が幼馴染に反論出来ず殴ったところを男が見て男ブチギレ先輩蹴落とされエンドだよ
しょうもないよな
176 :
1:2013/10/20(日) 17:46:44.91 ID:AwQbojtK0
177 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/20(日) 18:00:35.68 ID:dUgloruU0
〜放課後〜
先輩「ふむ・・・振られてしまったか」
先輩「正直言ってこの展開はあまり考えていなかった」
先輩「いや考えないようにしていたが・・・」
先輩「ここからだな何も心配することはない!」
先輩「なーに男のことだ。また昔のように私と一緒にいてくれるさ」
先輩「そうだ・・ここからだ!ここから!」
先輩「・・・・」
先輩「だが私を覚えていないのは意外だったな・・・うん」
先輩「私は一日も忘れたことはなかったのにな。わっはっはは」
先輩「・・・」
178 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:02:15.31 ID:dUgloruU0
幼「あ、それでさーその子」
幼「そうそう・・頼むね?」
幼「○○高校に通ってるから・・」
先輩「む・・あれはいつも男といる女ではないか」
先輩「付き合っている女とはあいつのことかな?」
先輩「なんだ私の方が美人で可憐ではないか全く男は見る目がない」
幼「そーそーそいつが私の男を取った奴」
幼「それじゃあまぁ・・」
幼「・・・頼むわよ?」
179 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:06:27.31 ID:dUgloruU0
〜教室〜
男「ふぅ・・」
男「何か訳分からない目にあった」
女友「男?あんたあれ何?」
男「ん、ああ・・何でもない」
女友2「何が何でもないんだよ」
男「本当に何でもないんだってば」
幼「男?」ガラ
女友「あ、おいコラ男!さっきまで幼ずっと一人になりたいって落ち込んでたんだぞ」
女友2「幼大丈夫?」
幼「うん・・大丈夫・・」
180 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:08:15.78 ID:dUgloruU0
幼「さっきのアレなに?」
男「・・・何回も言ってるけど」
男「本当に何でもないから」
幼「・・・ふーん」
幼「まぁわかった」
男「それじゃあ話を・・」
幼「ああ・・そのことなんだけど」
男「ん?」
幼「学校ではやめよう?」
男「?」
幼「今日。家に行くから」
181 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:09:45.41 ID:dUgloruU0
男「え、ええ!?」
男「それは・・・」
幼「なんで?いいじゃん」
幼「ね?お願い」
男「・・・」
男(いや・・)
男(正直俺も幼には後ろめたさはある・・)
男(何せ彼女を黙って作ったんだから)
男「・・・」
男「わかった・・好きなようにしろよ」
幼「・・・うん」
182 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:11:08.28 ID:dUgloruU0
〜男の家〜
男「ふー」ドサ
男「あー適当に座って」
幼「うん」
幼「あ・・お茶出すね」
男「いや・・俺が・・って」
男「あれお茶どこだ?」
幼「ここの戸棚だよ」
幼「ふふ、この家の事は、もう男より私の方が詳しいんじゃないかな」
幼「だって私がずっと作りに来てるんだもんねご飯」
男「・・・」
183 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:12:05.58 ID:dUgloruU0
男「それで、まぁさ」
幼「うん?」
男「話なんだけどさ」
幼「うん」
男「ごめん」
幼「・・・」
男「俺・・前も言ったかもしれないけど」
男「付き合ってる人が・・」
男「彼女が居るんだ」
幼「・・・・」
184 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:14:02.73 ID:dUgloruU0
幼「その彼女っていうのは・・前の?」
男「うん・・・・」
男「本当にごめんな」
幼「男?」」
男「その子とはいつから付き合い始めたかな?」
男「・・・・・う」
幼「きっと最近でしょ?」
幼「それも間もない」」
男「・・・うん」
幼「そうだよね。男そんなそぶり見せてなかったし」
幼「私ね、ちゃんと男とのこと見てたんだから」
185 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:15:10.81 ID:dUgloruU0
幼「それでさ」
幼「何で付き合うことになったの?」
男「え・・そりゃあ」
幼「どっちからよ?」
幼「付き合おうっていったのは?」
男「・・・」
幼「・・・」
幼「その様子からだと・・・ふーん」
幼「相手からなんだ」
男「・・まぁそうだけどさ」
186 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:16:18.28 ID:dUgloruU0
幼「だいたいわかったよ」
男「・・何が」
幼「男?それは気の迷いよ」
幼「だって私のことが好きだったんでしょ?元々」
男「・・・」
幼「男って優柔不断なところあるからさぁ」
幼「その子にうまく言いくるめられたんじゃない?」
男「別にそんなことは」
幼「ていうかさ・・・」
幼「良いこと教えてあげる」
男「?」
187 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 18:17:41.83 ID:dUgloruU0
幼「その従妹って子さ」
幼「とんでもない、淫乱女なんだよ」
男「は?」
幼「実はさー」
幼「私男が心配でね?調べてたの」
幼「その子の事」
男「・・・・」
幼「そしたらさ、ものすごいヤリマンなんだって」
男「なに言ってんだよ・・そんなこと」
188 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/20(日) 18:21:04.10 ID:dUgloruU0
幼「確かな情報だよ」
幼「ギャル男君から教えてもらったんだし」
幼「もしかすると、もうギャル男君とも関係があったりして・・・」
男「おい!あんまり馬鹿にするな!」
幼「だから本当なんだって・・ギャル男君手が早いからなぁ」
男「・・・」
幼「ていうか、もうすぐ証拠が来ると思うよ」
幼「写メつきでね」
男「は?」
幼「かわいそうな男」
幼「騙されたんだね。そのヤリマンに。私が良い子良い子してあげるから」
幼「ね?元気出して?」
堅実に更新してくれるな
うむわあ
191 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 21:07:05.44 ID:hffgp5+p0
はよ!
192 :
名も無き被検体774号+:2013/10/20(日) 21:17:09.32 ID:EelUmdqM0
続きまだか
193 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】(1+0:8) :2013/10/20(日) 22:23:12.74 ID:lPAzb09M0
はよせい
194 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/21(月) 14:17:14.51 ID:WOucq2k+0
prrrr
幼「あぁー来た来たメール」
男「メール?」
幼(知らないアドレスから?)
幼(でもまぁこのタイミングならギャル男でしょ)
幼「男?これが従妹ちゃんの正体よ」バ
男「・・・」
幼「そう落ち込まないでね?」
幼「つらいよねわかってる」
男「いやボコボコのチャラ男が先輩と肩組んで笑ってるけど・・」
幼「まぁこんな淫乱女・・・」
幼「!!!!!」
195 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:21:38.03 ID:WOucq2k+0
従妹「兄さん!!」ガチャ
男「え?」
従妹「騙されないでください!!」
男「従妹・・」
従妹「その人は私を・・・」
従妹「兄さんのこの恋人だと知って襲わせようとした最低女です!!」
幼「だ、だれが最低」
従妹「十分最低ですが」
従妹「犯罪ですし」
従妹「あとシネ」
幼「・・・」
196 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:26:07.75 ID:WOucq2k+0
幼「でも・・」
幼「でもでもどうやって・・」
男「お前・・・どうやってって・・・」
幼(ギャル男やチャラ男は腕っ節には自信があったはず)
幼(それをこんな細腕の生意気女が逃げ切るなんて)
幼「何がどうなってるの・・・」
従妹「この女は・・今はそんなこと考えてる場合じゃないでしょ」
先輩「おじゃまします・・・っと」
先輩「おーおー」
先輩「これが男の家かぁ」
幼「!!」
197 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:30:23.97 ID:WOucq2k+0
先輩「男の家・・・うんうん」
先輩「想像してたのと大分同じだ」
男「想像してたの?」
先輩「おう。毎日な」
男「・・・」
幼「・・・・この人・・生徒会長の先輩さん・・・」
幼「どうしてあなたが?」
先輩「ん?」
先輩「ああ、男の住処に感激して貴様の存在を忘れていた忘れてた」
男「住処・・・」
198 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:37:52.64 ID:WOucq2k+0
先輩「というよりもたまたま偶然聞いていてな」
先輩「おっと本当にたまたまだぞ?」
先輩「私は盗み聞きなど卑怯くさいことはしない」
先輩「まぁ話を戻すが貴様がなにやら密通し・・・」
先輩「誰かに誰かを襲わせようとしているのを聞いてな」
先輩「これはこれは・・・男の彼女の弱みを握れるチャンスだぞ・・・と思ったが」
先輩「そしたら何だお前」
先輩「男の彼女ではなかったのか。」
従妹「そうですよ。正妻は私です」
先輩「そうなのか」助けて損した」
従妹「は?」
先輩「いや冗談だ」
199 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:43:50.36 ID:WOucq2k+0
先輩「まぁ実際ほっとく訳にはいかんしな」
先輩「どっち道助けた」
先輩「で、どうだ?男」
男「・・・何がですか?」
先輩「私に惚れたろう。何と雄雄しく勇敢な乙女なのだと」
男「え・・いや・・」
従妹「・・・」ギロ
男「うう・・・」
先輩「照れるな照れるな」
先輩「わっはっはっは」
修羅場だな
201 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:50:37.38 ID:WOucq2k+0
先輩「まぁでも・・・」
先輩「正直ほっとくわけにはいかんな。」
先輩「お前のような女は」
幼「・・」
従妹「そうですね。兄さんに近づく悪病神です」
従妹「そっこく私刑」
男「いいすぎ」
従妹「なんですか?兄さんはこの子の肩をもつんですか。浮気ですか」
従妹「言っておきますが」
従妹「浮気等は一切認めませんのであしからず」
従妹「世間には手をつないでから、一緒に食事をしてからが浮気とか」
従妹「しかし兄さんは異性と会話した時点で浮気です」
男「日常生活が送れない」
202 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:56:11.13 ID:WOucq2k+0
従妹「もし浮気なんてしたら・・・」
従妹「ふふ・・・」
従妹「ふっふっふっふ・・・楽しみですねぇ」
男「なんだよ・・」
従妹「見えます・・・兄さんが自分のつめを一枚一枚・・・」
従妹「自ら剥がしていくのを・・」
男「俺が自傷してんのかよ」
従妹「私、自分の手は汚したくないので」
男「ああそうかい」
203 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 14:58:45.28 ID:WOucq2k+0
先輩「おいおいー」
先輩「貴様ら私を無視するなよ。無視されるのはいやなんだ」
男「いや、無視も何も先輩は何でここにいるんですか・・」
先輩「何を言っている男よ、私は一応貴様の恋人を助けたのだ」
先輩「いわば私は貴様の恩人だな」
従妹「助けてもらって何なんですが」
従妹「あなたは何なんですか?兄さんに向かってなれ馴れ馴れしい」
先輩「うむ。男と私は運命でつながれているのだ。わっはっはっは」
先輩「今のうち男を楽しんでおくと良い」
先輩「まぁ今すぐ私の元に送ってもらってもかまわないが」
従妹「兄さん?何です?」
従妹「この電波女。どこで拾ってきました?」
204 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:05:29.43 ID:WOucq2k+0
幼「・・・なによ・・・」
幼「なんなのよ・・あんたたち・・」
男「?」
先輩「なんだ貴様?」
先輩「まだ文句があるのか?」
先輩「私も貴様には呆れ返るな」
幼「・・・何が・・」
従妹「この期に及んでまだ言い訳するんですか?」
従妹「それはそれは往生際の悪い」
従妹「兄さんやゴキブリといい勝負です」
男「・・・」
205 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:07:55.48 ID:WOucq2k+0
幼「なんなの・・なんなの?!あんたら!」
幼「私たち・・私たちは好きあってるのに・・そうやって邪魔して」
従妹「好きあってると?」
従妹「それは誰と誰が?」
幼「私と、男!ねぇそうでしょ?」
男「・・・」
幼「お願い男!私・・私私」
幼「男がいないと・・・さみしいよ」
男「・・・・」
幼「ね?お願い・・こんなやつら振って、二人でいようよ」
206 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:11:40.85 ID:WOucq2k+0
男「・・・」
男「幼」
幼「な、何!何かな」
男「わかってるだろ」
男「俺が今回、お前が従妹にしたようなことが一番嫌だってこと」
幼「え・・あ・・」
幼「だって男のことが好きだからさ」
幼「これも・・・ううん」
幼「今までの行動全部男を想っての行動なの」
幼「ゆ、許してよぉ」
207 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:16:31.84 ID:WOucq2k+0
男「許さない」
幼「な、なんで」
男「何でだと思う?」
幼「・・・わ、わかんない」
男「本当はわかってるんだろ?」
幼「・・・」
従妹「兄さん」
従妹「いつまでもグダグダするのはやめて、さっさと振っちゃってくださいよ」
従妹「あなたの行いは許されるものでもないし兄さんがあなたに惚れることもありません」
従妹「以上」
男「・・・ま、まぁ話させてくれよ」
208 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:18:02.99 ID:p/PMKZ9J0
おもしろい
209 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:23:28.88 ID:WOucq2k+0
男「もし・・・」
男「俺のことを好きだったら普通に想いを伝えて欲しかったというか」
幼「・・・」
先輩「私は伝えたぞ?」
男「・・・」
男「そ、そうだったら・・・もしかしたら結果は違ってたのかも」
幼「・・・男」
先輩「さっきから聞いていたら」
先輩「貴様ずいぶん偉そうな物言いだな」
男「え・・・?」
従妹「そうですね。何様なんでしょう」
男「・・・」
210 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:8) :2013/10/21(月) 15:25:06.30 ID:p/PMKZ9J0
てす
211 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:29:21.63 ID:WOucq2k+0
幼「わかった・・・」
従妹「・・・」
幼「わかった」
幼「ごめんなさい」
男「ん?」
幼「ごめんね男・・・」
幼「もうしない・・よ・・こんなこと」
男「・・・・」
幼「許してとは言わないよ」
幼「でも・・でも私男が好きで・・」
男「・・・」
212 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:31:12.90 ID:p/PMKZ9J0
幼はクズ
213 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:31:48.34 ID:WOucq2k+0
幼「それであんなことしちゃったの」
幼「ううん・・」
幼「今考えると本当・・・なんて馬鹿だったんだろう」
男「幼・・」
幼「今度は」
幼「正攻法で・・・ちゃんと反省するから」
幼「だから・・・だから・・・」
男「・・・そっか」
男「そこまで反省してくれたんだな」
幼「・・・うん」
男「・・・幼」
214 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:34:43.44 ID:WOucq2k+0
幼「じゃあね・・・男」
男「おう気をつけて帰れよ」
幼「何言ってるのすぐ隣でしょ?私の家は」
男「それもそうだな」
幼「もう・・本当お間抜け」
男「あははごめん」
幼「ううんいいよ。私は誰よりも男と一緒に時間を過ごしてきたんだもん」
幼「もう男のそういう所に馴れちゃったよ」
幼「私は男と誰よりも長い時間を過ごしてきたんだし」
男「?」
男(何で2回言ったんだ?)
幼「じゃあねー」
215 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:40:06.69 ID:WOucq2k+0
男「いやーよかったよかった」
男「幼が改心してくれて」
男「幼って頑固なところがあるから心配してたけど」
男「きちんと反省してくれたみたいだな」
男「なぁ従妹」
従妹「そうですね」
従妹「兄さんのお馬鹿加減に思わず噴きだしそうな場面がありましたけど」
従妹「耐えられてよかったです」
男「?」
従妹「お馬鹿」
ハーレムエンド期待
217 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:42:32.18 ID:WOucq2k+0
先輩「まぁあんな女どうでもよいわ」
先輩「というか男以外、ここにいる人間どうでもよい」
従妹「あれ?それ私に喧嘩売ってます?買いますが」
先輩「獅子である私が子猫の貴様に喧嘩を売る」
先輩「ありえん話だ」
先輩「さっさと去れ」
従妹「いや・・・去るのはあなた・・・というか一番関係ないのがあなた」
先輩「関係はあるさ」
先輩「男の問題は私の問題」
先輩「な、男!」
218 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:46:43.41 ID:WOucq2k+0
男「う・・・」
従妹「ていうか兄さん?この人何なんですか?」
先輩「ん・・・私も思っていたのだが」
先輩「結局このぽっとでの女はなんなんだ?」
先輩「男!さっさと私に乗り換えろ」
男「・・・」
男「先輩」
先輩「なんだ?私に乗り換えるか。うむよかろ」
男「話は聞いてください」
先輩「はは怒るな。ジョークだ」
219 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:49:50.80 ID:WOucq2k+0
男「この人は・・・従妹は俺の彼女」
男「俺の恋人です」
男「屋上で話をしたでしょう」
男「俺の一番好きな・・そして俺のことを一番好いてくれている大事な人です」
先輩「現時点でのだろ?」
先輩「それに私のほうが男を愛しているが」
男「いえ・・・おそらくこれかたずっと従妹は俺の一番です」
先輩「・・・」
従妹「に、に、に、に、」
従妹「兄さん!!!!私も!!」ダキ
男「お・・おい」
従妹「私も・・私も同じ気持ちです!!ずっと兄さんが好きで!!!大事でした!!」
220 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:51:55.65 ID:WOucq2k+0
従妹「わ、わ、私どこか不安でした!」
従妹「もしかして・・もしかして・・兄さんは私のことはあまり好きじゃない」
従妹「ただ幼さんを振るための道具でしかなくて」
男「従妹・・・」
従妹「かつ兄さんは私の体目当てなだけなんじゃないかって!!!」
男「従妹?」
従妹「でも・・う、う、うれしいです!感涙しました!」
従妹「兄さん・・・好きです・・世界の誰よりも・・ずっとずっと」
男「・・・そうか」ギュ
従妹「あ・・・」
先輩「・・・」
221 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 15:54:41.09 ID:WOucq2k+0
先輩「やれやれやれ」
先輩「見せ付けるじゃないか。ふむ」
先輩「ここで私が水をさして男に嫌われるのも損というやつだな」
先輩「・・・」
先輩「帰る。二人とも楽しくやれ」
男「先輩・・・なんで?」
先輩「勘違いをおこすなするな。別に認めたわけではない」
先輩「貴様に好かれるための布石だよ」
先輩「言っただろう?貴様は私の物だと。それは変わらない」
従妹「いえ、兄さんは私の物です」
先輩「・・・そうか」
先輩「その威勢ははたして長く続くかな?続かせるつもりもないが」
先輩「それじゃあな」
222 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/21(月) 15:56:51.35 ID:WOucq2k+0
男「先輩なりに気を使ってくれたのかな」
従妹「こら」ドカ
男「あ痛・・何?」
従妹「私と二人っきりなんですから」
従妹「私のことだけ考えてください。私と同じように」
男「・・・おう」
従妹「あ、そうだ」
従妹「先輩との屋上とのことって何でしょう?後で説明お願いしますね?」
従妹「私が納得できるものでなければ到底許しません。即刻私刑」
男「おう」
〜end〜
223 :
◆PiqUzW26Xw :2013/10/21(月) 15:58:53.72 ID:WOucq2k+0
終わり
保守してくれた人どうも
224 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 16:02:36.03 ID:kxYiZ81I0
乙
225 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】(1+0:8) :2013/10/21(月) 16:02:55.88 ID:snGkr+aF0
乙した
乙!
乙
228 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 16:45:43.10 ID:/qlJXUJvO
乙 楽しめた ありがとー
229 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 17:21:26.10 ID:PJJQbh0G0
面白杉wwwwwwwww
乙
はい次は先輩編ね
232 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 19:17:24.44 ID:hmCOqSxZ0
これで終わりかよw
乙
もう少し読みたかった、乙
234 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 21:17:38.15 ID:UrU/lB78i
おっつー
235 :
名も無き被検体774号+:2013/10/21(月) 21:40:27.99 ID:tzczTvK80
乙!
乙
おもしろかったよ
237 :
名も無き被検体774号+:
乙っつ