今まで誰にも言えなかったウチの事情

この度故郷を離れることになったので、厄落としに吐き出させて下さい。

宜しくお願いします。


代行

今北産業

>>2
ち
ん
こ

はよ

聞くぞ

はよ

代行ありがとうございます。
スレを立てて頂くのは初めてなので、遅いとは思いますがどうぞお付き合い下さい。

はよ

今まで誰にも話したことない事情とは家族のことです。
家族構成は父と母、兄弟三人の五人家族。物心が付いた頃から、うちの家族は仲の良い方だと思っていました。年に二度ほど旅行に行ったり、私達の前でも父が母にじゃれついたり。兄弟も良く喧嘩をしながらも賑やかに暮らしていました。

私が小学生高学年になった頃でしょうか、元々少々ヒステリックなところがあった母が些細なことでますます怒りっぽくなってしまい、母の機嫌が悪い時は顔色をうかがいながら過ごしていました。
ちょうどその年ぐらいから女同士でなら誰でも経験のある仲間外れや陰口と言ったイジメに遭い、家でも学校でも必死に気を遣う日々でした。

母メンヘラか

母の機嫌が悪くなると背中を蹴る頭を叩くなど手を上げることが少なくなかったので、とてもイジメのことは言い出せませんでした。
そのイジメは中学まで続きましたが、母のヒステリックに比べるとイジメの方がまだマシで、友人も新しく何人か出来たのでさほど気になりませんでした。

適度な所で改行してくれない？
読みづらいから。

平日の朝からする話ではないかなー
読みたい話でもないかなー

両親は共働きで兄弟は部活動があり、帰宅する時間が一番早かったのは帰宅部だった私でした。
ある日中学校から帰宅し、リビングのソファでうとうとしていました。車の音がして誰かが帰ってきた気配を感じましたが、眠いのでそのまま目を閉じていました。

すいません。
改行気をつけます。

見てる

目を閉じたままで居るとリビングに入って来る気配が
しましたが、声を掛ける様子もなく静か。
そのままで居ると近くまで寄って見つめられている
気配がして、不思議に思いました。

それでもそのままの状態で目を閉じていると
制服のブラウスの上に手が乗ったような重みを
感じました。意図が分からず、取り敢えず
狸寝入りを続けていました。

こわいやつ？

最初は私を起こそうとしているのかな？と思いました。
起き上がるタイミングを見計らっていると、乗っていた手が
ブラウスのボタンを外し始めました。

急に釣り臭くなった

おかしいなとは思ったのですが、首元を緩めてくれて
いるのかなと思いましたが…下着が見えるように
ぐいっと引っ張られた辺りで完全におかしいと
気付き、薄目を開けました。

忘れもしません。そこには父の顔がありました。
頭が真っ白になって、でもどうしたら良いのか分からず
寝ぼけたフリをして少し身をよじることが精一杯でした。

うわ

すると父は手早くボタンを全て留めて再び家を
出て行きました。車が出て行ったことを確認して
起き上がって、何で…何で…と繰り返し呟いていた
ことを覚えています。

母に怒られないように洗濯物を畳んだり炊飯器の
スイッチを押したり、宿題をしながら色々考えましたが
それが何を意味しているのか分からず、分かりたくも
なく、忘れることを選びました。寝ぼけていたんだと。

数日は家族から何か言われないか機が気ではなかったのですが
特に何も変わったこともなく普通だったので、やはりあれは
私の勘違いだったのだと決めつけて過ごしていました。

父は厳しい人でした。自分は若い頃に勉強をしなかったせいで
親にも苦労をかけたし、仕事を見付けるのも大変だった。だからお前達は
しっかり勉強をして良い給料を貰える仕事に就け、と口癖のように
言っていました。

そこそこに勉強をしてそこそこの高校に進学。中学時代の同級生が誰一人と
居ない高校を選んだので、友人がたくさん出来て高校生活はとても充実して
いました。しかし、家に帰ると両親の喧嘩が増え、母の機嫌も毎日のように
悪く家に帰るのが憂鬱でした。

支援

ふむ

喧嘩の理由は当時、良く分かりませんでした。両親達の自室で
長い間引きこもり話し合っていたので。
そんな日が続き、父も母が些細なことでヒステリックに怒り出す
ことを避ける為か私達兄弟に良く話し掛けてくるようになりました。

中でも、特別私との距離が近いような気がしました。
何気無くテレビを見ている時に学校はどうだ彼氏は
居るのか。それぐらいは普通なのですが、私に掛かって
来た電話を勝手に出て相手が男なら切ってしまい、
それを面白半分に笑いながら話して来るなど、変だなと
思うことが増えました。

これは…

高校に上がり成績が良かったこともあり、初めての携帯電話を
手に入れ、毎日メールをしていました。それを父に咎められ
カチンと来た私は、反抗期と言うこともあり以前に勝手に
電話に出たあげく切ってしまったことをなじりました。

まさか

すると父は突然私に掴み掛かり額の辺りを何度も何度も
膝蹴りしました。男性に本気の力で殴られたことが
なかったため、私はなす術なく気が遠くなり失禁して
しまいました。ごめんなさい、ごめんなさいと呟きながら。

お、お父ちゃんアカ・・・ン

尋常ではない悲鳴に風呂に入っていた母や自室に居た兄弟達が
リビングに飛んで来て、私と父を引き離してくれましたが
しばらく涙と震えが止まらず、母のどうしたのと言う
問いかけにも答えられず、自室にこもり泣き疲れ寝ました。

このあとエロ親父が痛い目に会うんだよな？な？

その日から携帯は21時以降は使用禁止、その時間帯辺りから
眠る24時ぐらいまで自室で勉強するように言い付けられました。
もちろん歯向かうことなど怖くて出来なかったので、従いました。

>>41
エロい期待が隠し切れてないぞ下衆(^o^)

うん

それから少し経って、夜中に部屋へ誰かが入って来る
気配を感じました。物音がするので薄目を開けると、父。
中学生の頃の記憶がフラッシュバックしました。
体が強張る。声が出ない。怖い怖い怖い。

うわぁ

勉強か宿題の出来を見に来たんだ、と自分に言い聞かせて
目をつむっていましたが…違った。布団をゆっくりめくって、
パジャマの上から胸を触る。足を撫でる。
指先や足の爪先がサーっと冷たくなって頭がクラクラした。

体中が脈打ってるのに体温がどんどん下がって行くような感覚。
怖い以外の感情を何も感じることが出来ない、動けない。
それは数分で終わりました。階段をおりて行く音を聞いてから、
布団に潜って吐く程に嗚咽しました。

翌日、学校に行きたくなかった。でも家に居るのはもっと嫌だ。
それから数日どう過ごしたのか覚えていません。
そのおぞましい行為は数週間に一度程の頻度で起こりました。
背中を向けて寝る、身をよじるぐらいしか当時の私は
自衛の方法が思い付きませんでした。

壮絶や

どうしたら良いのか分かりませんでした。相談？誰に？
友達…無理に決まってる、引かれる、嫌われる。
母、兄弟達…家族が壊れてもいいのか？無理に決まってる。
父…あの殴り方で、今度はもっと酷い目に合わされるかもしれない
怖くて絶対に無理。どうしようもなかった。

心が痛い

見る見るうちに成績が下がりました。一時は留年も覚悟する程。
何も手に付かない。もちろん、両親は私の成績の悪さを叱りました。
両親は私を大学に進学させて、薬剤師にさせたかったようです。
今の成績では到底無理。

悩み、泣き、苦しんで、死にたかった。本当に死にたかった。
でも怖くて自殺なんて出来ない。気付けば、適当な大学ノートに
どこにもぶつけられない思いを書き殴る習慣が付いていました。

うん

読んでるよ

自分の口からはとても切り出せない。だから、気付いて欲しい。
そんな気持ちだったんでしょう。しかしその大学ノートを見付け
られることも怖くて、いつも持ち歩いていました。

大学ノートに書き殴ることも、未だに続くおぞましい行為も
耐えられなくなった。もう無理。
父が自分から家族に話してくれないだろうか…何かきっかけが
あれば、自分を悔いて話してくれるかもしれない。
家族で話し合えば、もしかしたらまた元に戻れるかもしれない。
そんな訳ないのですが…そう思いたかった。

高校の道徳か何かの授業で、子供が非行に走るのは何かに気付いて欲しい
心のサインだと習いました。非行…思い付いたのが、万引きでした。
万引きして、捕まって、家族で話し合いになったら、父から切り出して
くれるだろう、本気でそう思っていました。

スレタイがウンチの事情に見えた

今思えば本当に馬鹿だったと思います。
でも、当時の私の知恵ではそれが精一杯でした。
必ず捕まえて貰えるように大きなデパートの
監視カメラがたくさん付いた本屋さんで、欲しくもない
大きな雑誌を学生鞄に詰めました。

うん

はぁ

ぶっちゃけびっぷらの語りスレはほぼ釣りだから安心して読めるな

挙動不審だったことも手伝ってか、すんなり捕まり
保安室へ。保安員のおばさんが、今まで捕まえた
学生の万引き犯の子と未だに文通してるのよ、
若いと気の迷いってあるわよね。
あなたともペンフレンドになれるわね、大丈夫よ。
なんて長々一方的に話されてる時間が無駄だと思えて
仕方がありませんでした。

しばらくすると母が来ました。殴られることを覚悟していましたが
ただ泣きながら店の人に謝っていました。初犯だと言うこともあり
警察が呼ばれることもなく、お金を払って家に帰りました。
その日たまたま父が早番だった為、母は父に電話をしていたようで
私から話す必要が無く、ほっとしていました。

あぁ

これで解放される。話し合いが円満に終わると信じていました。
もちろんそんな筈もなく、私は帰った瞬間にボコボコに
殴られました。力いっぱい頭や顔やお腹、色んな所を殴られ
母が止めに入るも吹っ飛ばされて、延々と殴り続ける父。

最初は泣き叫んでいましたが、もうその気力もなくなり
うずくまって、あぁ父は家族に話すつもりなんてないんだな、と
ぼやっと考えながらただ終わるのを待ちました。

ふむ

母も兄弟達も半狂乱になって叫び、父は包丁を持ち出し
正に地獄絵図のようでした。もういっそ殺してくれと思いながら、
項垂れた頭を持ち上げ父を見上げると、何故か
包丁を置いて自室に戻ってしまいました。

ヘムヘム

その日の翌日が文化祭だったので、
フラフラでも学校に行ったことを覚えています。
それから数日して、私は母に今までのことを告白しました。
不思議と涙は出なくて、兄弟達が居るにも関わらず
生々しい内容を事細かに全て打ち明けました。

何かも吹っ切れた気持ちだったのでしょうか。
泣き崩れる母を見ても不思議と何の感情も湧かず
ごめんね、ごめんね、と謝る母に、何で謝ってるの？
と疑問しか湧きませんでした。

父が帰宅し、母がめちゃくちゃに父の顔を叩きながら
半狂乱になって私が話したことについて問い詰めました。
それを見て、『ウチは終わったな』とボーッと考えていました。
その後の両親のやりとりは正直あまり覚えていません。
最後に母から言われた言葉が衝撃過ぎて、全てが吹っ飛びました。

顔殴られた事ある奴ならわかると思うけどびっくりするくらい腫れるから女の子が次の日普通に学校には行くのは不可能に近いね

うん

『私の気持ちは誰にも分からないだろうね。
私はな、あんたに女として負けたのよ！』
目を真っ赤にして、鼻声で、でも大声で
一字一句違わず、そう言った母。
一生忘れない言葉だと思う。
その日から、私は父と母を親と思わなくなった。
それは今も変わりません。

みてる

安っちい展開やなぁｗ
てか長いよ
もっと簡潔に

その後、私は祖母の家に預けられました。
何も理由を聞かず黙って家に置いてくれた祖母には
一生頭が上がりません。

釣りや創作と思われても結構です。
ただ吐き出したいだけですので。
もう少し続きますので、
長いと思われたらどうぞ読むのを止めて下さいね。

>>82
じゃーsageてくれ

その後の家のことは聞かなかったので知りませんが
取り敢えず離婚はしなかったようです。
高校の学費の振り込みを父がストップしたので、
バイトを掛け持ちしながら何とか高校を卒業し
国家資格の取れる専門学校へ進学しました。

age

あげ

>1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49>50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64,65,66,67,68,69,70,71,72,73,74,75
>76,77,78,79,80,81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100,101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111,112,113,114,115,116,117,118,119,120,121,122,123,124,125,126,127,128,129,130,131,132
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>250,251,252,253,254,255,256,257,258,259,260,261,262,263,264,265,266,267,268,269,270,271,272,273,274,275,276,277,278,279,280,281,282,283,284,285,286,287,288,289,290,291,292,293,294,295,296,297,298,299

>>83
スレッドあぼ〜んすれないいじゃん

これで下げられていますか？
気付かなくて申し訳ありません。

ageていいよ、なんか一匹顔真っ赤やけどｗ

あげあげ〜

変な奴が沸いてるけど気にしないで続けて
聞くよ

NGですっきり。
続けて

上げて宜しいのでしょうか？
何かあれば仰っしゃって下さいね。

続けます。

>1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49>50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64,65,66,67,68,69,70,71,72,73,74,75
>76,77,78,79,80,81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100,101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111,112,113,114,115,116,117,118,119,120,121,122,123,124,125,126,127,128,129,130,131,132
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>150,151,152,153,154,155,156,157,158,159,160,161,162,163,164,165,166,167,168,169,170,171,172,173,174,175,176,177,178,179,180,181,182,183,184,185,186,187,188,189,190,191,192,193,194,195,196,197,198,199
>200,201,202,203,204,205,206,207,208,209,210,211,212,213,214,215,216,217,218,219,220,221,222,223,224,225,226,227,228,229,230,231,232,233,234,235,236,237,238,239,240,241,242,243,244,245,246,247,248,249
>250,251,252,253,254,255,256,257,258,259,260,261,262,263,264,265,266,267,268,269,270,271,272,273,274,275,276,277,278,279,280,281,282,283,284,285,286,287,288,289,290,291,292,293,294,295,296,297,298,299

>>:98a+SvH80

なんでそんなにつっかかるｗｗｗｗ

>>95
こいつあちこちのスレ荒らしてる

父の束縛が激しく彼氏を作ることや夜遊びさえ
禁じられていたので、祖母の家に来てからは
今までに経験したことのない自由を謳歌することが
出来ました。

>1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49>50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64,65,66,67,68,69,70,71,72,73,74,75
>76,77,78,79,80,81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100,101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111,112,113,114,115,116,117,118,119,120,121,122,123,124,125,126,127,128,129,130,131,132
>133,134,135,136,136,137,138,139,140,141,142,143,144,145,146,147,148,149
>150,151,152,153,154,155,156,157,158,159,160,161,162,163,164,165,166,167,168,169,170,171,172,173,174,175,176,177,178,179,180,181,182,183,184,185,186,187,188,189,190,191,192,193,194,195,196,197,198,199
>200,201,202,203,204,205,206,207,208,209,210,211,212,213,214,215,216,217,218,219,220,221,222,223,224,225,226,227,228,229,230,231,232,233,234,235,236,237,238,239,240,241,242,243,244,245,246,247,248,249
>250,251,252,253,254,255,256,257,258,259,260,261,262,263,264,265,266,267,268,269,270,271,272,273,274,275,276,277,278,279,280,281,282,283,284,285,286,287,288,289,290,291,292,293,294,295,296,297,298,299

俺もNGにぶっこんだから続けて下さい。

さすがアフィカスに飼い慣らされた板だわ

祖母に少しお金を借り、バイト三昧で学費を何とか賄い
無事に国家資格を取り専門を卒業した後は、引越しの為
やむなく辞めることになった最近まで勤めていた職場で
働いていました。

ずっと祖母の家で暮らす訳にも行かず、理由を聞かずに
何年も置いてくれた祖母も『そろそろ家に帰りなさい』と
実家に帰ることを勧めて来ました。
気は進みませんでしたが、祖母の言う通り数年振りに
実家へ戻ることになりました。

うん

数年振りに一緒に暮らすとあって、家族は暖かく迎え入れてくれました。
ただ、予想通り両親は何も変わっておらず、母は相変わらずヒステリックで
父は私が夜に外出することに良い顔をせず、兄弟達に八つ当たりする為
22時には家に戻るようにしていました。

ある時、下の弟に打ち明けられました。片耳の聴力が無いのだと。
私達が一番揉めている頃にストレスで耳が聞こえにくくなったそうです。
でも、家族の一大事に耳が聞こえにくくなったぐらいのことを
言い出すことが出来ず、そのまま数年放置し病院に連れて行って貰えた
頃には完全に聴力を無くしていたそうです。

>>78
この言葉がどういうことを言いたいのかがよくわからん、俺が池沼なだけか？

絶句しました。両親や他の兄弟に聞いたことが無かったから、余計に。
弟が家族全員に強く口止めしたそうです。私が責任を感じてしまわない
ように、気遣ってくれたのでしょう。買ったばかりのiPodのイヤホンを
片方しか付けていないことを疑問に思い何気なく聞いてしまったことを
後悔しました。

>>106
夫が娘を女としてみてることを考えろよ

>>106
本来なら娘に手を出そうとした父を責めるべきところで
娘を責めた見当違いな母親の態度に愕然としたってことだろ

この子には一生付いて回るハンディキャップを負わせてしまった。
気丈に振舞っている弟が健気で、可哀想で。自分が情けなくて
堪えましたが、数年振りに声上げてわんわん泣きました。
泣き止んだ頃に余ったイヤホンで弟の好きな曲を教えて貰いました。
その中に、私の好きなバンドの曲が入っていて、離れて暮らす
今でも未だに一緒にライブへ行きます。

お二方、代わりに答えて頂きありがとうございます。
仰っしゃる通りです。言葉足らずで申し訳ありません。

独自の家のルールで束縛され、年頃で一番楽しい時期の時間を
無駄にしていることを歯痒く思っていましたが、兄弟達を思うと
家を離れる決心が付かず、でも使い道のないお給料は着実に貯金として
貯まって行きました。

兄弟達が欲しがる物の足しにお小遣いをあげたり、家に入れるお金を
差し引いても貯金の額は貯まって行きました。
ある年の私の誕生日、ケーキやお祝いもそこそこに自室に戻ると
しばらくして兄弟達が部屋にやって来ました。

まさか

兄弟達は私に『いつもありがとう、お誕生日おめでとう』と小さな封筒を
くれました。手紙かな？と思い兄弟達が自室に戻ってから中身を開くと
現金五万円と、日頃の感謝の気持ちやお祝いの言葉、そして、このお金は
引越しのお金の足しにして下さいと綴ってあった。

『このまま家に居たら前のようにお姉ちゃんがダメになってしまう。
僕たちも大人になって自分達のことは自分達で出来るようになった。
だから、大丈夫。引っ越したら昔みたいに兄弟で鍋パーティーしたいな』
と続いていました。何度も何度も読み返して涙が止まりませんでした。

上の子はバイト代から、下の子達は少ないお小遣いからこの
お金を貯めてくれたんだと思うと嬉しいような切ないような、
とにかく絶対勿体無くて使えないなと思うと同時に、
家を出る決心が付いた瞬間でした。

最初にｶｰﾁｬﾝが壊れたきっかけらしいきっかけってあった？
父親が浮気してたとか

早速週末から動き出した。不動産屋に行き良さそうな物件を探して回り
契約し、後は保証人にサインを貰うだけだった。父は口癖のように
『好きなことがしたいなら出て行けばいい』と言っていたので、
金銭面で迷惑を掛けさえしなければ了承してくれるものだと思っていた。
甘かった。

>>108
>>109
どっちもなのか、ありがとう

保証人にサインするだけの契約書と、十二分に家賃を
払っていけるだけの通帳を見せても父はサインをしてくれませんでした。
契約書を出さなければならない期限が来てしまい、一人暮らしの
計画は流れてしまいした。

それから兄弟達も説得に加わってくれ、私も家に入れている
お金の額を増やしたり夜遊びを一切しないなど、半年かけて
再度一人暮らしのお願いをしたところ、ようやく保証人に
サインをしてくれることになりました。

今なら保証人不要物件もあるんだが当時はなかなか無かったのかな

セックスなしかよ





終わり

それから数週間を掛けて、私は念願だった自分だけの城を手に入れました。
少し狭いワンルームだったけど、約束していた兄弟達との鍋パーティーも
忘れずに実行し、家具も徐々に買い揃え自由な生活を満喫していました。
一人暮らしを始めてからも二週間に一度ほどのペースで、兄弟達には
会っていました。

一人暮らしを始めて、二年が経ちました。
私も人並みに男性とお付き合いして来ましたが、結婚はしないと
決めていました。今まであったウチの事情を隠して結婚など
出来ないし、何より、両親を見てきたせいで家庭への憧れが失せていた
というのが大きかった。

読みやすい文章だ
続きをどうぞ

趣味や遊びもそこそこに、それなりに生活していました。
部屋の更新をきっかけにもう少し大きな部屋に移ろうと引越しを
することにしました。
離れて暮らすようになった為か、両親との関係は良好でした。
良好というのは両親がそう思っているであろうことで、
父は私にした行為は過去のものとして、私が水に流したと
思っているので、何事もなかったかのように普通に接して来ました。
何なら、たまに帰って来る娘の近況を楽しみにしている父を
気取っているようでした。

俺は家庭は憧れるけど、嫁が欲しいとは思わない。でも子供には両親がしっかりいないと辛いだろうしな

ふむ

難なく保証人のサインを貰い、私は広い部屋に移りました。
人を集めてワイワイすることが好きだったので、新居での
生活は賑やかで楽しいものになりました。
ある日、兄弟達と会っている時に『相談がある』と
切り出され嫌な予感がしました。

相談の内容は予感通り良くない内容で、両親が別居するという
内容でした。父は別居に渋々賛成はしているものの、資金は
一切出さないことを条件にしたそうで、母は昼間の仕事に加え
夜に飲み屋のアルバイトを始めたとのことでした。

本題はここからで、飲み屋のアルバイトを始めてから母が携帯を
片時も手放さないという。ちらっと画面を見た時にはハートマークの
嵐だったそうで。もしも営業メールなら事務的なものだし、片時も
携帯を手放さないのはおかしい。

『浮気してると思う、おかん』
私も同じ意見でしたが正直家族のゴタゴタには
関わりたくなかったし、兄弟達の進学をしっかり
面倒見てくれるのなら離婚しようが別居しようが
浮気だろうが何だろうが、どうでも良かった。

別居について、兄弟はどうするのかと尋ねると上の子は
母を放っておけないので付いて行き、下の子達は大学に
進みたいので父のところへ残るとのことでした。
母の浮気の件は、確証が持てない為に保留で様子を
見ることになり、それからしばらくして両親は別居
することになりました。

最初の頃は兄弟達の生活環境が変わり、心配で気が気では
なかったのですが、何とかやっているようなので、私も
兄弟達に微々たる仕送りをしながら生活していました。

ある日、母と一緒に暮らしている兄弟から携帯に連絡が入りました。
浮気相手を母から正式に紹介されたと。何でも、地元では有名な会社の
社長だそうで。私も会社名を聞いたらすぐに分かりました。
問題は、その方には妻子が居らっしゃるということ。

見てるよ

うん

そもそも母も別居しているとは言え父とは離婚している訳では
ないし、なぜ兄弟に紹介する必要があるのかと疑問でした。
二人の話によると、お互い家族があるから結婚という形は取れないが、
私達は真剣に愛し合っていて、それを君達に認めて貰いたい。
時間を掛けて私達と君達兄弟との絆を深めて行こう。
と、何とも全く意味の分からない理由でした。

君達兄弟の為なら何でも協力するよ、と宣ったそうで。
今のところ母と一緒に暮らしている上の子にしか
話していないそうですが、行く行くは私達にも紹介
するつもりのようでした。良い年こいた中高年が
愛だの絆だの、反吐が出そうでした。

本妻には愛が無い模様ｗｗｗ

母は実質愛人ということでしょうが、本当に私達の力になりたいと
いうのは本気のようで、妹の大学の学費を払ったりしていたようです。
私も、紹介を受けた後に数十万かかるだろう車の大きな傷を無償で
直して頂きました。それらは私達が頼んだ訳ではなく、完全にあちらからの
強引なご好意でした。

案の定しばらく経ってから、母から紹介したい人が居ると連絡が
あり、高そうな日本料理屋で例の社長を紹介されました。
どうでも良いチャチな人生論と、愛と希望に満ち溢れた未来を
語り、勝手にイチャイチャと酒を飲む二人。
嫌悪感しかなかったが、私達兄弟は人の顔色をうかがい空気を
読むこと、機嫌を損ねないように愛想良く振る舞うことに
関してはスペシャリストだったので、何とか乗り切ることが
出来ました。

車直してもらっといて何が強引なだよ

嫌なら断ればいいだろ

何か聞きたいことは無いかと母から聞かれ、
何だかんだ上手いこと言ってるけど愛人ってことでしょ？
あちらの奥さんから何か言われた時の覚悟は出来てるの？
お父さんは？実家の兄弟はどうするの？
と聞くと、幸せに逆上せていた表情が一変して
『ちゃんと考えてる』と。
あぁ、現実見たく無いんだろうなって思った。

それからしばらく私も仕事が忙しくなったり、
兄弟も受験や就活でバタバタした為に連絡が少なくなりました。
数ヶ月経って、母から連絡がありました。話があると。

泣きはらした目で私の部屋へわざわざ赴いた母は、
開口一番『離婚することになった』と。
そりゃそうだろうね、と思いながら話を聞いていると
実家に残してきた兄弟の世話するのに帰った際、
父が母の携帯を盗み見て浮気がバレたとのこと。

激昂した父は、母を罵倒するも何故か離婚はしないと言い張り
その日はそのまま別れたが、後日に母の浮気相手の社長に慰謝料を
請求し、離婚すると言い出したそう。
そして母は、愛しの社長の名誉が傷付くこと避けたいので、私にも
社長に慰謝料を求めないで円満に離婚できるよう説得に加わって欲しいと
言って来ました。

そして、もう一つ言わなければならないことがあると。
『あなたはお父さんの子供じゃない』
いっぺんに色んなことを話されたせいで理解するのに
必死なのに、なぜ今ついでのようにそんな告白を
して来るのか。もう訳が分からなかった。

不倫しておきながら慰謝料無しという訳にはいかないだろ。

で、、

うわぁ…母クズw
そんなこと子供に言われたら更に父親逆上しそうじゃん
…しかもかつて自分の名誉にかかわる暴露をした娘じゃなぁ

なんかえらいことになってきたね

あああ…なるほど

父も母もクズっぷりが凄い

>>150
え！
父知ってて…？

聞けば、母は一度結婚をしているそうで、その相手は女癖が悪く
私を身籠ったものの籍を入れる前に別れたそうです。
その後に出会った現在の父と結婚し、私は養女になった。
当時三歳だそうで、全く記憶がない。

あなたは人懐っこくて〜どうのこうの、色々なんだかんだ
涙ぐみながら話す母の話が入って来ない。
私と父は血が繋がっていない。あぁ…だから、あんなことが
出来たのね。他人だから。

これなんてスイーツ小説？

妙に納得出来てしまった。
『女として負けた』この言葉もしっくり来た。
馬鹿みたいに、下手なテレビドラマより壮絶な半生だな、
こんなことってあるんだなー。って考えてた。

登場人物が基本クズ

私がうんともすんとも言わないからから、母は驚いていました。
そりゃあ目の前で泣き叫びながらアレコレ言われればね。
ショックを受けたというより、今までの出来事が全て合点が
いったという感じでした。

何故このタイミングなのか。それは父が、慰謝料を払わないのなら
私が両親との間に生まれた実の子じゃないとバラす、と
言い放ったそうです。笑えて来るほど自分のことしか考えてないな、
この人達は。ついでに母も他人だったら良かったのに。
そんなことを考えていました。

嗚咽していた母が少し落ち着いて、兄弟達の話しを始めました。
父が私にバラすと言い放った瞬間、兄弟達は父に掴みかかったり
皿を投げたりして『お前は！ねーちゃんのこと可哀想だと思わんのか！』
と絶叫したそうです。そこで、初めて涙が出ました。

父は激昂すると暴力的になり、兄弟達も酷く殴られたことがあり
怖かっただろうに、私の為に父に向かって行ってくれたことが
嬉しくて、過呼吸になるぐらいに泣いた。

兄弟達は母のアパートに集まっていると聞いたので、会いたくて会いたくて
すぐに会いに行きました。顔を見た瞬間に全員が顔を歪ませ
大声で泣いて、抱き合った。
『お姉ちゃんはお姉ちゃんだよぉぉー！』
この言葉に救われて、支えられて、今日の私があります。

>>1は、親に恵まれてないけど、兄弟には恵まれててよかったね。兄弟の優しさに泣けた(´；Д；｀)

その後、何が何だか知りませんが、両親はどちらが慰謝料を
取るなどということはなく離婚しました。
社長の方はと言うと、癌を発病。見る見る弱って、晩年は
家族と過ごしたいと母の元を去りました。

綺麗に終わりそう

俺も3兄弟の一番上なんだが



まぁ背負いすぎんなや

兄弟達は勉学に遊びにバイトに忙しく、何だかんだ毎日が
楽しそうです。とは言え、あんな父や母と一緒に暮らして
いるのだから気が滅入る時もあるようで、良く愚痴メールが
届きますが、上の子は無事就職が決まり自立することを
夢見て頑張っています。

母親が一番のくず

下の子は、負けん気の強い上の子と違い良くも悪くもおっとり。
進路も曖昧で勉強も苦手なようで、私の方がハラハラ。
しかし音楽の趣味が合うので、好きなバンドがツアーを組むと
二人で死ぬ気でチケットを取って一喜一憂したりして、
仲良ししています。

一体「きょうだい」何人いるんだよ

最初の設定では、
>家族構成は父と母、兄弟三人の五人家族。
のはずだが、

>>105で“下の弟”と言って弟が２人いるようだったり、
>>135で、“上の子”の他に“下の子達”という言い方したり、
>>143には妹が初出場

読みにくいんだよ

父は、たまにしか連絡を取らないので良く知りませんが
同じ職場で年下の彼女を作り、時々家に招いているようです。
私からすればどこがいいのか全く謎ですが、父は昔から
女性と縁が途切れることなが無かったそうで…
再婚するつもりなのでしょうか。
正直私は興味が無いです。

>>106
母が娘のことを、父を取られた女としてしか見てないってことだろ

母は未だに飲み屋のバイトを続けているようで、男の影も時々
ちらついているようです。母は基本ちやほやされることが
好きなので、再婚はせず一生女として生きて行くのでは
ないでしょうか。

>>174
わろたｗｗｗｗ

結局、1はどうしたいんだ？

そして私ですが。
実は大きな部屋に引っ越した頃から、お付き合いしている
男性が居ました。とても優しくて思いやりがあり誠実で、
だからこそウチの事情なんて話せる訳もなく、
必死に隠して来ました。

釣れてるかー？

なんか突然妹が涌いたよな

お付き合いして数年が経ち、結婚の話が出て来ました。
私は焦りました。年齢的にも、まだ結婚は考えられないなどと
はぐらかし、やり過ごしていました。

それからまた数年が経ち、再び結婚の話が出ました。
彼の御両親にもお目にかかる機会が何度かあり、
はぐらかすことが難しくなって来ました。
将来ある男性の限られた時間を、私なんかで
引き留めてはいけないと思いました。

意を決して自分には結婚願望がないこと、家庭環境が複雑で
家庭に憧れがないこと、諦めて貰えるような理由を
かき集めて、やや無理矢理にはなりますが別れ話をしました。

>>174
グッジョブ
これはカッコ悪いｗｗｗ

長いし分かりにくい
センスないよ君

なんだよ作り話か

正直今までお付き合いした方の中で一番気が合い、
一緒に居ると安らぐ方で、結婚の話をされた時は
心が揺らぐ程に嬉しかったのですが、ウチの事情を
話して受け入れて貰える自信などありませんでした。

一通り話終えると、静かに聞いていた彼は
私の部屋のスライド本棚に入っているノートを
見てしまったと言いました。立て付けが悪いので、
直して貰っている時に見つけたと。
ノートのことをすっかり忘れてしまっていたので、
見られていたことにも全く気が付きませんでした。

て

ここでノートの伏線回収

誰にも言えない思いを書き殴っていた、あの大学ノート。
見るに耐えない部分は破いて捨てましたが、
日記のように書いていた箇所は捨てられず
何となくとっておいたことを死ぬほど後悔しました。

頭が真っ白になって、言葉を失いました。
彼は全てを見た訳ではなくて、適当に開いたら
日記のようだったので少し目で追って止めたと
続けました。それでも、どこの何を読んだのだろうと
嫌な動悸が止まりませんでした。

>>174
自分の読解力がないか飛ばして読んだだけかと思ったわ

私の異常な動揺振りを見て何かを察したのか、
彼は別れることに納得いく説明が出来たら欲しいと
言いました。脂汗が出て、顔は熱いのに手や足は
冷たくなるような感覚になって吐きそうになり、
その日は何度も謝って帰って貰いました。

それから会うことを避けるようになってしまい自然消滅に
なってくれることを期待しましたが、数日おきに私を心配する
電話やメールが来るということが続き、会わないまま一ヶ月が
経っていました。

アフィパターンだと最後は結婚しました
ちゃんちゃん！で終わるよね

自ら連絡することも会うことも避けている私に、不満や疑いを
口にすることなく根気よく連絡をくれる彼に、心が揺れ
考えに考えた結果、話をしてみようと決心しました。

残念だな

そして一ヶ月と数週間振りに彼に会い、これを話した後は
別れることになると思うけど聞いた話は絶対に誰にも口外
しないで、と散々前置きをして全てを話しました。

言葉を探しながら話してるうちに涙が次へ次へと流れ、
途中からは話すことが困難になる程でしたが、何とか
大体のことを話すことが出来ました。
話終わる頃には彼も顔をグズグズにして泣いていて、
それがおかしいやら釣られるやらで、わぁわぁ泣きました。
二人して。

>>1
一段落したら質問してもいいの？
吐き出して終了？

割と長い期間お付き合いをしていましたが、嗚咽するほどに
彼が泣いているところを初めて見ました。
その日は泣いて泣いて話にならず、翌日に改めて何故
泣いていたのかを聞きました。

>>203
こんなダラダラの長文にお付き合い頂いているので
後程ある程度は質問受け付けます

追い付いた。釣りかどうかわからんが複雑だな

普段しっかりものの私が泣じゃくっているのを見て、
しっかり者なんじゃなくて、しっかりしていなければ
自分を保てなかったのかな、辛かったろうな、
話してくれてありがとうなぁ、と色々考えているうちに
泣いてしまっていたとのことでした。