爺さんと母さんが共産党員だったけど質問ある？

俺は政治とか全然詳しくないけど

やっぱり２人とも色は赤が好きだったとかある？
赤い服が好きとか、赤い絨毯とか

じいさんは茶色い服ばっか着てた。
母さんは緑が好きだったけど生理の時は赤い服着てたな。
家の中に赤い物が無かったけど逆に意識してたのかもしれない。
しんぶん赤旗はがっつり取ってたけどね

間が空いたらぽつぽつ書くよ。
質問大歓迎です

母さんは感化されただけだしどうでもいいけどじいさんはすごかった。
地方都市だったけど地元の共産党員のトップで市議会議員だった。
議論が大好物で体力がありカリスマだった。
思想を別にすれば結構自慢できるじいさんだ。

死んでから今年でちょうど10年だ。

思想がおかしい

おおう、別に服とか家の中赤で染めたいわけじゃないのか

かーちゃんやじーちゃんの活動の想い出のメットとかタオル？首に巻くやつ
ああいうのも記念に家に飾られてる？
あととーちゃんは出てこないが、とーちゃんは活動しない普通の人？
それともやっぱ党員同志？で結婚したの？

>>5
別に荒れてもいいけど敢えて思想について俺は知らないことにしていくよ。
ただ、いわゆるネトウヨが言うようなブサヨは人じゃねえ売国奴だみたいな言い方は
実際に二人の「ブサヨ」を近くで見てきた俺から言うと違和感がある。

じいさんについて言えば地元が高齢化する中市街地に病院が無かったから苦労して誘致したりして
常に弱者とか貧乏な地方コミュニティの味方だったし、
少なくとも俺が物心ついてからは日本が中国に対抗してどう生きて行くかを考えてた。

>>6
そういう系の物は人の目に触れる場所には一切なかったよ。
じいさんの部屋に表彰状とかメダルが飾ってあったくらい。
母さんの方はファッション感覚もあったかもしれない。
小学校の国歌斉唱で起立しなかったり。

親父は党員ではなかったんだけど高校時代哲学書とか経済書読み漁った結果資本論に行きついたらしく
興味はあったらしい。
母さんとは大学の自治会で知り合い意気投合したそうだ。
もう学生運動も終わった時代に変わった二人だったんだろうね。

有力な党員だったら、公安の監視対象になっていたかもね
あと警官とか自衛官は就職出来ないよ

>>8
有力って言ってもせいぜい地方議員だからね。
共産党が革命の党是を取り下げてからは公安のマークもゆるくなったんじゃ。

それ系で割を食ったのは叔父だ。
自衛隊や警察以外なんて甘いもんじゃないよｗ
志望先全部断られて党に関係のある組織にしか就職できなかったんだ。
今右寄りの若者が増えてるとしても昔見たくリアルに革命の恐怖が有る訳ではない。
日本が成熟した証かもね。

多分そのことがあって親も俺には左寄りの教育は施さなかった。
普通に子供のころからデザインが好きで大学出た後それ関係の企業に入れたよ。
国家公務員だってなろうと思えばなれただろう。
自由に仕事選べる社会って素晴らしいと思う。
資本主義万歳だね

>>10
何課か忘れたが、未だに専門部署があるからね
昔は過剰に酷かったみたいね。
自衛官、警察は多分、共産革命でも起きない限り入れないよ
基準は変わるかもしれないが…
友達も警察になれなかったしね

>>11
警察入ろうとすると調べられるのかな？
たしかに革命しませんよ言ってても内部が知れないし保安上不安はあるかもね。
自衛隊については親がコテコテの党員だったりするとなりたがる奴はいないと思う。
今日日共産党が声高に主張できるのは平和主義と福祉くらいだしね。
9条については親と議論しても平行線になって困る。

間が空いたらぽつぽつ書いてくよ。
質問大歓迎です


爺さんはハルピンで生まれた。
18の時戦争に行って終戦後シベリアに抑留された。
前線にいたけど一人も殺さなかったと自慢してたな。
シベリアの話は聞いてると本当につらい。
毎日ちょっとのパンだけ食わされて病気になって治療もされず死んだ戦友の墓穴掘って埋めるんだぜ？
そりゃ平和主義者にもなる。

しかし爺さんだけは元気だったのか近所の村娘と知り合い仲良くなる。
ナターシャとか言うベタな名前のソ連人だ。

駅前でチラシ配ってる党員らしきジジババキモすぎ
邪魔だから蹴り跳ばしたくなるわ

>>14
この前駅前で老婆がイマジンの替え歌歌ってて宗教かって思ったｗ

という物の俺も幼稚園の頃は手伝わされたよ。
たぶん消費税３％法案の時だと思う。
母さんはどっぷりはまっちゃってそういうのも平気でやってたんだよな。

街頭演説もあるいは暴力かもしれない。
聞きたくない人も気持ち悪がる人もいるしな。
ただどんな主張でも危険性が無い限り潰すべきじゃない。
いろんな言論があって初めて国としてのバランスが取れると思うよ。

そういった意味で国家転覆を目論んでた共産党が合法になったのは
当時の国としての度量がかなり深かったんじゃないかと思う。

>>13続き
ナターシャと結婚してくれりゃ俺もクオーターになれたのに
残念ながら爺さんが結婚したのは不細工な農家の娘だった。
母さんは不細工として生まれ俺については言うまでもない。
シベリアでみっちり社会主義教育を受けた爺さんは帰国して活動を始めた。
革命を目論む犯罪者としての人生を開始したわけだ。

>>16続き
質問大歓迎です

爺さんはある企業の地方支店に就職した。
貧乏な時代に生活は安定させたかったんだろうな。
しかし我慢できなかったのか活動の第一歩はその企業内からだった。
自ら中心になって労働組合を結成したのが昭和22年。

>>12
うん、安全関係で弾かれるんだわ
あと入ってから感化されたりすると離島とか僻地に追いやられる
気を悪くするかもしれんが、共産主義って結局、理想なんだよね

>>17続き
日々労使闘争に明け暮れデモやストを次々実行した。
復興の時代だからまじめに働けよと思うのは現代の感覚なんだろうか。

企業は組合のメンバーを全員切ることを通告した。
こういうことが許される時代だったんだろうね。
組合は若い者から年配まで多くいて仕事の無い時代に運よく働けてる人たちだ。
それでも待遇の悪さに労使闘争したわけだが。
徹夜で話し合った結果発起人の爺さん一人が辞めることで交渉することに決定。
通告と比べ軽い条件だが勝算はあったのかもしれない。
翌日会社側との会議が開かれた。

>>18
いやいや、レスくれてありがとう。
ソ連で恐怖政治になったり中国で餓死者が出まくったり
これだけ失敗しといてまだ共産主義に夢を見る人がいるのが俺は不思議だよ。
魅力的な思想ではあるのかもしれない。
ちなみに俺は資本論読んだことありませんｗ

警察は現状の国体を是としたときの最後の防衛線だからそうあるべきとも思う。
公安も自衛隊も。橋下はさすがにやりすぎと思ったけどｗ

たしかな野党って言ってるように体制に対するカウンターパートでいいはずなんだよね。
今の日本共産党は。
けど歴史的な経緯からか党内部でも外の認識でも共有化されてないと思う。
浮動票拾ってるだけっていう。

>>19
爺さんは自分だけが辞める条件を経営陣に提示した。
当然軽い条件に経営陣は納得せず激論になった。
この非国民めとか企業に恩は無いのかとか言われたみたい。
気持ちは分かるｗ

日が暮れるまで戦い、結局最終的な条件は
・爺さんが会社を辞めること
・組合の活動制限
・解散・活動停止は無し　で終わり。
法律ができるまではこんな具合にどこの労組も
今の形に近づいていったのかもしれない。

爺さんは辞める前労組のメンバーに約束した。
俺が政治家になって世の中を変えてやると。
まあかっこいいこと言いながら地方議員って半端なとこで終わったけど。

>>20
本当に不思議だよね
昔、東大行ってた友達が言ってたが、資本主義じゃみんなを救えなくて、
悩んで、共産主義ならって人が教授でいたみたい
警察、自衛隊は最後の砦だよ
共産革命が起きたら、カウンタークーデター起こすよ。
共産党は他の野党がだらしないからって所で儲けを出してるよね

>>21続き
以前からメンバーとコンタクトは取っていたが爺さんは正式に共産党員になった。
それからの話は結構過激な物もある。
公安の話も出たけど警察のガサ入れは日常的な物だった。
自宅を荒らされたこともある。
事前に情報をキャッチして刷り上がったビラを縁の下に埋めて難を逃れたりもした。
いわば反乱分子だから今でいうヤクザ並みの扱いでも文句は言えないだろう。

そして昭和28年、ついに逮捕される。

>>22
全ての人が食っていけるってのは人類の夢だよね。戦争の無い世界も。
共産主義が正しく機能すりゃそうなるのは論理的に正しい。
頭のいい人は色々考えた結果その結論に行きつくのかもしれないし
特に学者は夢を見るのが商売でもある。

で俺から見たら今の共産党がだらしなさすぎる。
憲法9条堅守はそれこそ世界の夢だし俺もいいと思うんだけど
それを正当化できる理屈が作れてない。
そもそもアメリカの庇護があって初めて成り立つ法律なのに共産党は反米だったり矛盾がある。
アメリカを切るなら代わりの選択肢は中国に寄り添うしかないのにその中国とも仲悪い。
一体何がしたいんだ。
自民党政権でいけいけの時代にこそきちんと反論できる政党が必要なのに
それができてない。

長々すまんね。
カウンタークーデターいいんじゃないかな。
ただ現代の革命は言論と言論の戦争じゃないといけないね。

>>23続き
この話聞いたときは正直ショックだった。自分が犯罪者の孫だったんだぜ。
でも行動が犯罪かどうかは時代が決めるものだしまあいいかと思った。
爺さんは強くて面白い人だったから。

で投獄中婆さんが身ごもっていた。
爺さんは牢屋の中で太陽が見たかったから名前は陽子。俺の叔母。
この人は自意識が強かったのか共産主義思想には染まらなかった。
俺が幼稚園の頃訳も分からず「エンゲルス！エンゲルス！」って連呼してたら
よく知ってるねーと褒めてくれたのが懐かしい。

母さんが生まれたはそのしばらく後。
末っ子は男の子。名前は宮本顕冶から一文字もらっている。

>>1

両親が共産党員で、自分はネトウヨのオイラがきましたよー

>>1の個人的な意見を聞きたいんだけど、
ぶっちゃけ、共産党って、今後伸びていくと思う？

>>25続き
あくまで屈しなかった爺さんは次第に支部の中で頭角を顕し
ついに市議会議員に立候補するに至った。

赤ん坊の母さんを抱えて選挙カーから演説している写真が残っている。
これがどういうことかと言うとこの頃には共産党の候補が演説しても
石を投げられたり罵倒されないようになってたってことだ。
日本も経済的に躍進する中で国民の心に余裕が生まれていた。

爺さんは無事当選し晴れて政治家の末席に加わることができた。
苦労につき合わされた婆さんは本当にうれしかったことだろう。

>>26
ネトウヨか！ｗ
俺はネトウヨとは思ってないけど近い境遇の人がいてうれしいね。

当面は自民が与党だし俺もそれでいいと思うけど
一党が突っ走るのに不安を覚える人は必ずいる。

その受け皿がこの前まで民主党だったわけだけど
それがぶっ倒れて共産党に票が落ちて行ったのは多分そうだよね。

こうは思うものの選挙後ジャーナリストが同じようなことを言ってた。
個人が思うのは勝手だが国民の参政権を馬鹿にするようなことをテレビで言うのはどうかと思う。
共産党が伸びたんならそれはそれで絶対の事実だし国民の総意なんだから。
俺も浮動票が集まったとは思うがそれを否定する気は無い。

その期待を受けてもっとしっかりして欲しいと思う。
今後伸びるかは本人たち次第だね。

>>27続き
議会に出た爺さんは暴れた。
完全アウェーだから開き直ったのかもしれない。
某首相よろしくバカヤロー発言で民報を飾ったりもした。
一番の実績は先に書いた病院の誘致だろう。
俺の妹はこの病院で生まれた。

人生最良の時だったんだろうな。
そして議員として一定の実績を収めた爺さんは市長に立候補する。

うちのかーちゃんも昔共産党員とつきあってたらしい
田舎に帰って古い友達に会うと未だに共産党がどうのこうの言われてる

特に思想の植え付けはされなかったけど宗教(新興系)に関しては幼い頃からろくなもんじゃないと教えこまれてた

>>29続き
母さんはこの頃のことを覚えていてかっこよかったと話してくれる。
はっきり言って母さんに思想なる物は身についていないと思っていたが
この話を聞いて何だか納得したのは
人と人の間の憧れだとかそういう物で継がれていくものはあるんだろう。
池田大作に万単位のフォロワーがいるのも教えへの共感と
やはりカリスマ性がなせる業なんだと思う。

もっともこれは美しい話とは限らなくてナチスドイツの事例もある。


で、選挙の結果は最下位で落選だった。
爺さんはそれでも再奮起して議員は続けた。


そして昭和47年、あさま山荘事件が発生した。

>>30

なんで層化と犬猿の仲なんだ？

>>30
土地にもよると思うけど田舎に行くほど風当たりは強いんだろうね。
今の若者の親の世代ってまだ白い目で見られてたんだろう。
子供にはつらい思いさせたくないって気持ちがよく分かる。

新興宗教については俺あまり分からないんだけど、
オウム事件以前ってどういう風に見られてたんだろう？
友人に草加とか天狸とか立哨の家の子もいるけど彼らは折伏しようしとしてこない。
それって俺と同じく親がガードしてくれたんじゃ？って思うと
昔からよくは思われてなかったのかな？

こうして考えてるとあらゆる主義主張思想宗教がしのぎを削る
混沌とした昭和の日本像が想像されて胸が熱い。

こんなリンクありました。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2462689.html
ネット情報って怪しくて嫌いだけどこれは筋通ってる。

>>28

「共産党は伸びた」
そうだな。共産党の議席が、前回の選挙結果よりも絶対値として増加したというのは事実だ。
だからオレはその事実をそのまま受け入れる。

そうして同じように自民党が圧勝したという事実もそのまま受け入れる。

その上で、国民が下した判断はどの様なものだったかと言えば、

「自民党に今後の国政を任せる」

と考えている。

共産党の今後は本人達次第か…その通りだな。
オレは、共産党の持つ「カネにクリーンなイメージ」や、
ブラック企業への対策等がおそらく1番だろう点を失わなければ、公明党のちょっと下くらい迄は勢力を戻せると予測している。


戻せる、という言葉を使ったが、要は往年の共産党の規模を考えたら、今の共産党なんてまだまだ小さいって考えている。

共産党の支持者には、
「どうして共産党がこんなに凋落したか、考えたことある？」
って聞きたいよ。

>>31続き
事件が遠因になってかは知らないが爺さんは次第に失脚した。
歳も歳だったしその後は支部の職員として働き続け、将棋と釣りを趣味に暮らした。
特に将棋はやたら強かった。
学歴こそ尋常卒だけど共産主義なんてややこしいものやってたくらいだから頭はよかったんだろう。
貯めた金で婆さんにラーメン屋開かせたりもしてた。
大陸で育ったせいかラーメンと冷麺を生涯愛好した。

昭和60年　　俺誕生
平成３年　　ソ連崩壊
平成５年　　次女が共産党脱退
平成１４年　爺さん肺がんで病没　享年たしか75

共産主義で本当にうまくいくと思ってんのかね？

>>35
正月実家にかえって母さんになんで共産党抜けたのか聞いてみたんだ。
やっぱ仲間集めに必死で目的を見失いがちだったんだってさ。
先に書いたけどソ連が崩壊して革命！っていう最大の存在意義がなくなって
迷走したんだよね。

一方で副産物として生まれた
反米・9条堅守・福祉・減税　っていう党是は残った。
これら口当たりはいいがなかなか互いに結びつかないと個人的には思ってる。
前提となる共産主義が抜け落ちたからだろう。

逆に自民党は
親米・自衛・福祉より自由経済・増税と公共事業
ってテーゼを持ってて、実績もあるしいいんだけど
それだけじゃ危険だろう。実際小泉政権で大量の非契約社員が生まれた。

俺は片手落ちじゃだめだと思う。
自民党主導のもとそれに非を唱える政党がバランスして初めていい社会になると。
イギリスみたいな2大政党制って政策が一貫しないリスクがあるけど
それと今の日本の中間みたいな政治がいいと思う。

ま、第2党を受け持つのは共産党でなくて見たことのない芯を持った
リベラルな政党なのが理想。
今は共産党がいていいと思うけどその理想が形になったら消えるべきと思う。

>>37
今周囲に党員がいれば議論してみたいね。
予想だけどうまくいくと思う人はもういないんじゃね？

>>36続き

爺さんの主義は聞いたことがないが
�ｹ小平を敬愛してた。

想像にすぎないけど共産党に身を置きながら
共産党のあるべき姿を模索してたんじゃないだろうか。

そして共産党が活躍しなくても日本は徐々に豊かになっていった。
死んで10年たって考えるけど爺さんの生き様ってなんだったんだろう。
若いころは革命の夢に燃えたのかもしれないけど
偉くなって老いるにつれ周囲の人たちをまず助けることを志向したのかもしれない。

一人感慨深くて恥ずかしいが人間的に優れた爺さんだったよ。

日本共産党は共産主義掲げてないだろｗｗｗｗｗｗ

>>38

うん、そうだな。ほとんど同意見だ。やっぱ似たようなとこに落ち着くんだな。同じような境遇だと。


自民党支持ではあるけれど、共産党の今後もずっとwatchしていくよ。
政党として存在感しなくなる迄。

ソ連という国が思ったよりあっけなく逝った様に、共産党が無くなる日も意外と近いかもな。

>>41
段階的に改革して最後共産主義になるんじゃないっけ？

>>42
ネトウヨ自称しなくてもいいんじゃない？
こういう掲示板だと自民まんせーって短いレスしかできなくて
なんかネトウヨって呼ばれちゃうけど。
ま本当にそれしか考えてない奴がいたら別の側面も見て
それから考えて欲しいと思う。

移動中につきID変更。
次は母親のこと書く。
まだ元気だしあまりきれいな話ばかりでもないから書きにくくはあるが。
じいさんとはまた違う下位党員の姿。

俺は戦争死んでも反対だし天皇を翼賛する思想も少し苦手だ。
中国や韓国の国民は日本が嫌いかもしれないけどうまくやっていくべきと思っている。
これはカーチャンの影響で、中韓との関係を除いては別に論理的にそう想ってるわけでなくただの癖みたいな物だ。

カーチャンは俺が幼い頃党を抜けたがそれまでは割と元気な活動派だった。

日本は何で戦争に負けたの？
Ｊ(´ｰ｀)し仕掛けた方が負けるんだよ
天皇は偉いの？
Ｊ(´ｰ｀)し 普通の人だよ。
なんで音楽の教科書の最後は君が代なの？
Ｊ(´ｰ｀)し 知らないねえ

こんな感じｗ

主張には一定の方向性があるんだけどなかなか筋の通らない人だ。
でもその狂信的とも言えるちぐはぐな主張は一つづつ俺の中に染み込んでいった。

しかし子供には言葉は飲み込めてもその背景や意味は理解しようがない。
そしてカーチャンは俺をコミュニストにしようとはしなかったから自分の
思うことは言うけれども俺を教化しようとはしなかった。
結果高学年になるころには学校で毛沢東やスターリンの似顔絵を描く変な子供になっていた。

そんなカーチャンはすでに名士と呼ばれていたじいさんの子として昭和32年に生まれた。
共産党員の家とはいえそれなりに裕福だったので不自由は無かったことだろう。
正直器量がよくないのでそういった辛さはあったのかもしれないが基本的にはのんびりと育った。

三兄弟だったが党員になったのはカーチャンだけだ。
他の二人が違うところを見るとじいさんも積極的に子供を教化しようとはしなかったんだろうと思う。

カーチャンは今でもあまり物を疑わないたちであり、
受動的なので周囲の声を自分の物にして自然にその影響でそっちに行ったんだろう。

ちなみにカーチャンは絵が上手い。

小学生の頃パパの職場っていう課題で絵を描いた。
中央にでかでかと赤旗の描かれた絵を見て教師たちは当惑した。
あるいは書き直させようとする者もいた。

しかし担任だった先生はその絵に花丸をつけた。
今思えば日教組で左翼教育がされていた時代でありその若い先生も影響下にあったんだろう。

カーチャンはおさなながらに自分の方向性を定めたのかもしれない。
いろんな意味で今では考えられない話だ。

思春期になるがカーチャンは比較的孤独な時代を送った。
器量の悪い女性にとって青春は暗い物になりがちかもしれない。

一方でアカであるという噂もあったんだろうか？
これは考えないでおきたい。

その後カーチャンは地元の私大に入学する。
学生運動は既に終わっていたが、今と違い学生が主義主張を語り意見を戦わせる空気は残っていたようで、出自からそういうのが得意だったカーチャンは
学生の中で一定の地位を得るようになる。

自治会(？)に所属し、友人に恵まれ
いかにも楽しい学生時代だったようだ。
そこでマルクス主義？に興味のあった親父と知り合い卒業後結婚する。
勉強家だった親父はじいさんに偉く気に入られるがこの辺はなんか気持ち悪いと言わざるを得ない。

カーチャンはそれなりに優秀だったようで、出自の問題はあるものの一応地元企業に就職できた。

その頃からだろう、共産党の支部に出入りするようになったのは。

じいさんは既に議員をやめていたがカーチャンは走りつづけた。
暴走していたのかもしれないし地元を離れ寄る辺なくもあったのかもしれない。

俺が生まれたのは結婚二年後だが、小学校に入るくらいまでは毎日のように会合を開いていた。
自宅だったり、または支部メンバーの家に連れて行かれては俺が眠くなる頃まで議論を交わしていた。

ミヤモトケンジがどうだとかゴルバチョフがどうだとかエリツィンだブッシュだと延々と。

一度同じ県内で引っ越し別の支部に移ったことがある。
そこで若手議員候補の選挙の手伝いをしたりした。
公私に渡る手伝いで、例えばその家のじいさんの介護なんかもやった。
このあたり宗教団体であるような関係性と似ていたかも知れない。
ちなみにその候補は最下位で落選した。前の土地と比べて保守的な土地柄であり自民の有力議員もいた。
共産党としては肩身が狭かったろう。

前にいた支部は県庁所在地だったが移った後はもっと田舎で、
メンバーも少なかったし母親はいまいち馴染めていないようにも見えた。
そんなこんなでカーチャンは数年後党を脱退。

小さな支部で当選の望みもない馴れ合い関係、大らかな土地柄で攻撃的な議論好きがいなくて物足りなかったこと、
カーチャンは飽きたんだろう。

かっこよかったじいさんの背中を追いかけ、学生時代に居場所あるいは青春の舞台を見いだした共産党だった。

カーチャンが母親として大人になり親父の仕事も安定してきた頃、もうそれは必要なかったんだろうか。

表舞台に立ったじいさんと下っ端の中で落ち着こうとしたカーチャンは好対照にも見える。

改革の実行者たる器は持たずとも議論だけは好きな諸君に居場所を提供しよう！
我が革命の夢の元に集い給え！

やがてカーチャンは選挙の際も保守的な一票を投じるようになっていった。

リーダーは退場し、下々は大人になるにつれ離れていく。
社会が安定すればするほど共産党は薄くなっていくだろう。

自分は牽引車と荷車の両者を少年見ていたわけだが、この二十数年で着実に社会も変わった。
前者は死に後者は退場したが、俺の中にだけ妙な残滓がこびりついた。
やがて俺が忘れたとき、我が家の歴史あるいは共産党にまつわる無数の物語のうちの一つがこの世から消え去ることになる。

本当に小さなことだが、それは歴史の終焉なのだ。
わが国はまだ豊かになって行くかも知れないが、
現在は歴史の延長であることを忘れては寂しい。
それはマルクスが言うようにある必然性を持って進むものではなかったのかもしれないが
なぜ今の社会があるか、その中に社会をかき回した彼らの足跡があるのかもしれない。

「思想は大衆の心をつかんだ時、 力となる」ウラジミール・レーニン

以上メモ終了。

良スレ

保守

ほ

心に余韻が残る話だ。

間違った、あるいは実効力がなかった主義や思想に一生を捧げた人間の人生は無意味なのか？
という問いをずっと前から持っていたのだけれど

>なぜ今の社会があるか、その中に社会をかき回した彼らの足跡があるのかもしれない。

という>>1の言葉を読むと、意味はある！と言いたくなるな。

一人の人間が懸命に生きれば、それは周りの多くの人に影響を与える。
その人が信じていたことや広めようとした理念は鼻で笑われようとも、その熱は必ず誰かを変える。

情熱を持つこと、行動することが大切なんだ。

ほ

シベリア抑留者にソ連が行った思想教育について読んだことがある。

それは教育というより、マインドコントロールとか洗脳というべきもので、人間の生理と心理の弱さを利用した、実に胸が悪くなるものだった。

>>1のおじいさんは、その犠牲者とも言えるけど、それはやはり一面的な見方だろう。

かつての職場の同僚にとってはヒーローだし、選挙で票を投じてくれた人にとっては頼もしい代表だし、>>1にとってはすごく魅力的なおじいさん。

一人の人間の一生を、犠牲者とか敗北者、と簡単に切り捨ててしまっては、取りこぼすものが多いということかな。

はあ

>>1です。
保守してくれる皆さんありがとう！レスくれたひとも。
誰も見てねえよクソったれ思って最後思い切り恥ずかしく書いたのを後悔している。

>>64
その通りと思うよ。
色んな考え持った人間がいるべきだしその喧嘩が良くも悪くも歴史を動かすか
あるいは影響を残すんだろ。
何が正しいかまじめに考えてそれを人にぶつけることを恐れないことよね。
ただし暴力は駄目だ。

>>66
言っちゃうけどいわゆるﾈﾄｳﾖの言論に心を痛めてたんだわ。
ブサヨ＝売国奴とか
韓国人＝嘘つきの犯罪者とか
それらをよく知ってて言うなら声を大にして罵倒していいと思うけど
どうも誰もがそうでもないように感じてた。

「ﾈﾄｳﾖ」に嫌われるタイプの知り合いは共産党以外にもいるけど
当然人だから悪いところもいいところもある。
それを言いたくて二人については包み隠さず知ってること全部吐いたつもりだ。

ただレスくれた人でﾈﾄｳﾖ自称した子もいたけど俺もﾈﾄｳﾖに偏見持ちがちだったのがわかって良かったよ。

おじいさんもお母さんも、>>1に主義の押し付けをしなかった、というのが素晴らしいな。

その一点だけで、人間として尊敬できる。

子供をダシに使って布教活動している宗教団体、あれはほんまアカン…

ちなみに>>1がいま注目してる政治家か、人物はいる？

俺は乙武洋匡。あいつだったら何かをやってくれそう。

両手両足のない総理大臣なんてむちゃくちゃ痛快じゃない？それ想像したらワクワクしてしまう。

>>1です。

>>70
印象だけど昔と比べてそういうのは少ないんじゃないだろか。
友人に新興宗教の家の子が割といるんだけどむしろ隠そうとするよ。
団体内での助け合いのメリットより後ろ指さされる辛さの方が今は勝つのかも知れない。

それでも依存の方が強い親の場合子供を染めようとするんだろうね。
ただ、隠してたり教化されてなくても宗教によって性格の傾向は出る。
挿花はポジティブ、天狸は饒舌など

>>71
昔五体不満足読んだけど障害者なのに明るい人だと思った。
けどまさか十年以上たっても目立つ存在だろうとは思わなかった。
障害者を代表する以上に芯がありそうだよね。

俺は猪瀬直樹面白いと思う。
ミカドの肖像おもしろかった。
自分に華が無いからか石原を意識してそうな馬鹿っぽい言動があるけどそれはご愛嬌で。

>>1です。

爺さんの葬式の話。
美談に偏り過ぎた気もするので共産党が世間と相容れないことも書きたい。
爺さんが死んだのは俺が高3の夏で、嫌いな体育の時間に嫌いなサッカーをやっているときに危篤の報せが入った。
受験生でまだ部活もあり忙しかったが県内の爺さんの地元に行って最期を看取ることになる。

爺さんの地元に飛んで、その日の夕方爺さんに顔を見せることができた。
呼吸困難で話すこともできなかったが俺と妹の顔を見て何か物を書くようなジェスチャーを見せた。
病院なら紙とペンくらいあったはずだが、同席したカーチャンと陽子叔母さんが明日にしようと言い結局その時は何も聞けなかった。

結局翌早朝に爺さんは息を引き取ってしまうのだが何を言いたかったんだろう。
カーチャンと陽子叔母さんが止めたのは爺さんがあまりに辛そうだったからかもしれないが、
もしかしたら俺の知らない大いなる家の秘密なんかがあったのかもと思うと夢が膨らむ。
あるいは「議員になれ」とでも言われてたら俺の人生も違ったかもしれない。
実際は「タバコはやめろ」とかそんなものだろうと思うが。

すぐあって通夜、少しして告別式が開かれたが、この告別式がいかにもって感じだった。
まず送られた花に付いた名前はどれも共産党関係者の物だった。
県議は勿論のこと国会議員さらには志位和夫の名も有った。
これらと全く関係無い父方のいとこも来たが少し引いていたように見えた。

同志によるスピーチでは爺さんの武勇伝が語られ、その中でレッドパージなる単語も出る。
万歳三唱こそ無かったもののいとこの顔はどんどん引きつっていくのが分かった。
そして追い打ちのように党歌斉唱が始まる。
たしか「若き力」とかいうタイトルだったが死んだ老人へのはなむけに若きも何も無かろう。

幸い葬儀は普通に仏式だった。
婆さんはプロテスタントだけど、宗教を否定する科学的社会主義でも普及に当たって薄口になったんだろう。

数年後、いとこからあれは無かったと言われた。
聞くといとこの親戚にさる新興宗教の信者がいて、教義や主張の押しつけにはもううんざりしていたそうだ。
葬儀が党葬なのは仕方ないとして党歌まで歌わされるのは嫌だったと。
俺自身は葬式自体幼少時以来でこんなものかぐらいに思っていたが。

国歌斉唱で立たなかったカーチャンのことを思い出したが、
相容れない考え方やルールが多く存在する世の中は正しくこそあれ生きにくくもある。
これがイスラエルでのことだったら殺し合いになっていたかもしれない。

共産党傘下の病院で働いてるけど質問ある？

>>78
就職のきっかけと他の病院との違いを。

蛇足だけど俺も某宗教団体傘下の病院と仕事したことがあって
教団から出向してる課長がやたらエラそうだったけど
そんなことある？

>>79
選挙前は勧誘される

労組合員が常駐

原発の悪口垂れ流し

猪瀬直樹か。

ミカドの肖像読んだことあるけど、文体が合わなくて飛ばし読みだったなー。
あれを猪瀬は、はっきりと左翼的立場から書いてたけど、それが今、石原とツーカーなのは？？？だな。
本筋とは関係ないことだけどさ。

うちは田舎で超保守的な地域なんだけど、選挙の時期は共産党のポスターが、ふつうの家に貼られてたりしてる。
つきあいがある家から頼まれると、イヤと言えないみたい。
そういうユルさって俺はキライじゃないな。

ほ

も

ホモ？

保守

せい

いないのか

ほ

おーい