1 :
名も無き被検体774号+:
女勇者「やる事、ホンマあらへんがな」
女勇者「何すりゃええねん、うち……」
女勇者「どないしよか……?」
安価直下
現在地
1、城の中
2、町の中
3、村の中
4、外(山の中など、場所指定OK)
5、その他(自由指定)
安価その下
行動(自由指定)
注意 グロ安価はスルーか再安価
5,トイレ
3 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 10:55:51.54 ID:cYJ06ngp0
オナニー
これはひどい
5 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 11:08:00.36 ID:LZqZrhkz0
【トイレ】
女勇者「なんか暇すぎてムラムラしてきてもうた//」
女勇者「丁度、場所が場所やし……//」
女勇者「今、多分、誰もおらへんよな……?//」
シーン……
女勇者「ちょっとだけ、胸揉んでみよかな…?///」
安価直下
オナニー熟練度
1、初めて
2、中級者
3、上級者
4、その他(自由指定)
安価その下
何をオカズにするか
1、ラブラブH
2、無理矢理犯されるのを想像
3、無理矢理犯すのを想像
4、SM(SかMか指定)
5、その他(キモいプレイ以外で自由指定)
1
7 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 11:41:09.37 ID:OVlI6efJ0
4
8 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 11:51:44.62 ID:IbiCxCsy0
うはw
9 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:00:59.17 ID:LZqZrhkz0
女勇者「あかん、こないな事するの、生まれて初めてやわ……///」モミッ……
女勇者「ん……///」
女勇者「こない誰が来るかもわからん場所で……//」モミ……
女勇者「あ……///」ハァハァ……
モワモワ……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
女勇者『この豚魔王! ほら、私の靴を舐めるんや/// はよしいや!///』ピシッ!! ピシッ!!
魔王『は、はい! 女勇者様!///』ペロペロ……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
10 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:05:47.35 ID:LZqZrhkz0
女勇者「いかん事やわかっとるんやけども……//」ハァハァ……
女勇者「でも、Mとかもちょい憧れるわ……///」モミ……
モワモワ……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
奴隷「あの、女勇者様……?」
女勇者「ええから、その鞭で私を叩きい!// はよしいや!// あと踏むんやで!// ごっつ踏むんやで!//」ドキドキ
奴隷「はあ……。こうですか?」ピシッ
女勇者「あかん、あかん、そんなんあかんて!// もっと腰入れておもくそ叩かんかい!// はよ、はよ!//」
奴隷「えと、こんな感じで宜しいですか?」ピシッ!
女勇者「ふあっ!///」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
11 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:10:10.79 ID:rCC7+WD2O
アホじゃw
12 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:12:23.66 ID:LZqZrhkz0
女勇者「あ……あん……///」ハァハァ、ハァハァ
女勇者「ダメ、あかん……これ、気持ちええわ///」モミモミ
女勇者「とろけ……」
ガチャ
女勇者「///」ビクッ!!
女勇者(あかん、誰か来た!)アセアセ
安価直下
誰が来たか
1、全く無関係な人
2、知り合い(人物指定)
3、仲間(人物指定)
4、その他(自由指定)
4魔王
14 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:26:48.10 ID:LZqZrhkz0
魔王「」コソコソ……
女勇者(なんやの、誰が来たん?///)ドキドキ
女勇者(まさか……その……私がエッチい事してたん、聞かれとらへんやろな……///)ドキドキ
魔王「」コソコソ……
女勇者(何か知らへんけど、こっち来たがな!)アセアセ!!
安価直下
魔王が来た目的
1、女勇者を襲撃に
2、覗き
3、実は女勇者が呼びつけてたのを忘れてた
4、その他(自由指定)
安価その下
魔王の性格
1、真面目、素直
2、軽い、大雑把
3、単純、熱血
4、その他(自由指定)
15 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:32:42.64 ID:p/gF0+WE0
4便所飯
16 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:33:36.68 ID:Gc4Ro84P0
3
17 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:39:54.09 ID:LZqZrhkz0
魔王「」コソコソ、ガチャ
女勇者(何か隣の個室に入ってきた……!)
女勇者(普通に用を済ますだけやろな……?さっきの聞いてて何かこっちにしてくるとか、あらへんやろな……?)ビクビク……
魔王「うおっしゃー!! 今日も楽しく便所飯だ!!」
女勇者「」ビクッ!!
魔王「力の限り食いつくしてやるわ、ヌハハハハハ!!」
女勇者(コエー!!)ビクビク……!!
18 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:46:24.11 ID:LZqZrhkz0
魔王「この卵焼き!! まずは貴様からだ!! 覚悟するがよい!!」
女勇者(マジ、なんやねん、こいつ!?)
魔王「貴様の抵抗など我の前では、死神に魅入られた仔猫同然! 食らうがよい!!」
魔王「」パクッ、モグモグ……
女勇者「って、お前が食っとるがな、おい!!」
魔王「」ビクッ!!
女勇者「しもうた! つい反射的に突っ込んでまった!!」
19 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 12:59:26.32 ID:LZqZrhkz0
魔王「」ガラッ
女勇者「」ガラッ
魔王「女勇者!?」ビクッ
女勇者「あん? なんや、誰か思たらお前かいな、おい!」
魔王「ひっ!」
女勇者「何、トイレで飯食うとんじゃ、ボケ! 大体ここ、女子トイレやろ! どないなっとんねん、説明しいや!」
魔王「いや、待て、落ち着け! これには訳が……!」アセアセ
女勇者「お前が落ち着かんかい!」キラッ……!
魔王「待て! 剣を抜くな! 落ち着いてくれ!!」アセアセ
安価直下
魔王の便所飯の理由
1、女勇者にやられて以来、側近から冷たくあしらわれてる
2、女子トイレで飯食って喜ぶ変態
3、単純に便所飯が趣味
4、その他(自由指定)
20 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:8) :2013/08/17(土) 13:02:02.54 ID:tNinx9J00
2
21 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 13:13:02.07 ID:LZqZrhkz0
女勇者「で、なんや用て? 嘘ついとる思たら、この聖剣で首かっきるで!」
魔王「良かろう、その時は存分にかっきるがよい!」
女勇者「ホンマ、ええんか、おい? そこは考え直した方がええんちゃうか?」
魔王「構わぬ、何故なら我は嘘をつかないからだ!」
女勇者「お前な、マジで策略いうもんをちょい考えた方がええで? 城攻めの時も真っ向勝負で来て、あっさり負けたやろが」
魔王「あれはお前が卑怯な手を使ったからだろう! 正々堂々と戦っていれば負けはしなかった!」
女勇者「ん、まあ、どうでもええわ、もう。……で、理由てなんや?」
魔王「我は女子トイレで飯を食うのが大好きな変態だからだ!」
女勇者「」
安価直下
女勇者の次の反応
1、否定的
2、肯定的
3、どうでもいい
4、その他(自由指定)
2
23 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 13:32:41.37 ID:8oXG6F9yO
あかん
24 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 13:34:30.97 ID:LZqZrhkz0
女勇者「ん、まあ、そういう趣味のやつもおるしな……。しかもそんだけ潔う言われたら、まあ、うちもそこまでは……」
魔王「本当か!」パアッ
女勇者「ああ、うん……。まあ、ホンマや。誰だって変わった趣味の一つか二つぐらいはもっとるもんやしな」
魔王「ほう」パクパク
女勇者「うちも、実は一個だけ変わった趣味もっとるし、まあ、今回のところは見逃しておいてやるで」
魔王「すまんな」モグモグ、ハァハァ……
女勇者「だからって、私、見ながらハァハァ食うなや、おい」
魔王「……で、女勇者の変わった趣味というのは何だ?」ムシャムシャ、ハァハァ……
女勇者「それは……」
安価直下
女勇者の変わった趣味
自由指定
25 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 13:39:20.54 ID:p/gF0+WE0
男子トイレで飯食って喜ぶ変態
テラ賢者
27 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 14:00:14.67 ID:LZqZrhkz0
女勇者「私もその……男子トイレでの便所飯が好きだから……///」モジモジ
魔王「む!」ガツガツ、モグモグ
女勇者「なっ! オカズにすんなや! キモいわ、ボケ!!」バキッ!!
女勇者の攻撃!
魔王は吹き飛んだ!
魔王「ごふぅっ!!!」ドカンッ!!
魔王「ぐっ……! やるなっ! 燃えてきたし、萌えてきたぞ!!」
魔王「良かろう、我の本気を見せてや……え、ちょ……」
女勇者「あん? 舐めとんのか? 鼻の下から指突っ込んでガタガタ言わせたろか、おい?」ゴゴゴゴゴ……
魔王「ぐっ!」ガクガク……
女勇者「どや、三下? 地獄の門を通る覚悟は出来たやろな……!」ゴゴゴゴゴ……
女勇者「格の違いってものを見せつけてやんよ」ゴゴゴゴゴ……
魔王「ぬ、だが、我は退かんぞ! 敵に背を向けて逃げ出すなど、魔族の恥……!! 退かん、退かんぞっ!」
28 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 14:11:31.73 ID:LZqZrhkz0
〜5分後〜
魔王「すびばせん……もうひまへんから……」
女勇者「わかりゃええねん、わかりゃ。以後、注意せえや」
魔王「はび……」
女勇者「さてと、魔王しばいて、だいぶ暇は潰れた事やし、そろそろ別の事でもしよか……」
安価直下
場所移動
1、王様のところに
2、魔王の城に
3、どっかの町へ
4、その他(場所指定)
安価その下
行動(自由指定)
男子トイレ
30 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 14:26:47.27 ID:vafLjcLa0
魔王とセックル
31 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 14:37:22.25 ID:LZqZrhkz0
女勇者「よし、魔王、お前ちょっと来い」グイッ
魔王「はひ……」ヨロヨロ……
【男子トイレ】
女勇者「ここでいいか……」
魔王「あの……? 何の為にここに……?」
女勇者「脱げ。抱いてやる//」
魔王「!?//」
安価直下
魔王の行動
1、拒否
2、ノリ気
3、逃亡
4、その他(自由指定)
1
33 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 15:02:33.42 ID:LZqZrhkz0
魔王「いや、我にはそれは出来ぬ!」
女勇者「なんやて? 女に恥かかす気か、おい?/// 言うだけでも恥ずいんやで、このセリフ///」
魔王「そうではなく、我には出来ぬ理由があるのだ」
女勇者「?」
女勇者「どんな理由や」
魔王「それは……」
安価直下
1、体の構造が人間とは違う
2、愛した人としかしないと誓った
3、好みちゃうねん
4、その他(自由指定)
34 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 15:05:22.64 ID:8Sa8iF900
3
35 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 15:12:43.98 ID:LZqZrhkz0
魔王「女勇者は我の好みちゃうねん」
女勇者「」バキッ!!
魔王「がぶっ!!」ドサッ!!
女勇者「なに急に方便使い始めた? しかもむっちゃ失礼な事言うたな?」
魔王「すまぬ……!! だが我は自分に嘘などはつけぬ……!! 実に不甲斐ない!」ポロポロ……
女勇者「何かそんな風に泣かれるとうちが悪い事してるみたいやんか……。精神的ダメージ、うちの方が絶対大きいで……」ショボン……
魔王「ならば、我好みの女の子になってくれれば、あるいはもしかして…………」
女勇者「そこまでして、そんだけ確率低いんか、おい」
36 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 15:18:51.44 ID:LZqZrhkz0
女勇者「なら、しゃーない。一応、お前の好みをうちに話してみ」
女勇者「ひょっとしたらお前好みの女になれるかもしれへん」
魔王「そこまで我の事を……!! 我は今まで女勇者の事を誤解しておった!」
魔王「すまぬ! これまでの我の非礼を許してくれ!!」
女勇者(暑苦しいな、こいつ……。何でうち、こないなやつとセックルする気になったんやろ……?)
女勇者「で、お前の好みを言うてみ。言っとくけど、顔は変わらへんから、性格やで」
魔王「我の好みは【安価直下】で、【安価その下】で【安価二つ下】だ」
37 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 15:21:16.55 ID:jqEFvcNP0
パンチラ
ドジっ娘
39 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 15:50:31.18 ID:W0KDOoPp0
どM
40 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 15:59:41.10 ID:LZqZrhkz0
女勇者「…………」
魔王「?」
女勇者「とりあえず、もっかい言うてみ」
魔王「我の好みはパンチラでドジっ娘でドMだ」
女勇者「何か疑問持たへんか、自分のセリフ?」
魔王「そんなものあるわけがなかろう!」
女勇者「なに逆ギレしてんねん、おい」
41 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 16:06:52.02 ID:LZqZrhkz0
女勇者「とりあえずな、パンチラいう性格ってなんや?」
魔王「そういうのをチラチラ見せてくれる女性が好みだという事だ」
女勇者「お前、誇らしげに言うとるが、言っとる事あまり誇れる事ちゃうで」
女勇者「……まー、つまり、小悪魔的な女いう事か?」
魔王「そうだな」
女勇者「んでもってドジっ娘か」
魔王「そうだ」
女勇者「で、ドMと」
魔王「女勇者は完全にドSではないのか?」
女勇者「まあ、せやな……。でも、うちM要素ももっとるで」
魔王「そうなのか!? それは驚きだが……!!」
女勇者「いちいちリアクション鬱陶しいねん、お前」
42 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 16:16:29.68 ID:LZqZrhkz0
女勇者「まあ、それぐらいやったら問題ないわ。うちはこれでも尽くすタイプやで、相手の為やったらなんぼでも性格変えたるからな」
魔王「おお、では!」
女勇者「って言うても、そんなすぐには無理やで。性格なんてそない急に変わるもんちゃう。しばらく魔王城で待っとり。後で行ったるさかい」
魔王「ホンマか!?」
女勇者「お前、つられ過ぎや……。方言うつっとるやんか」
魔王「む、すまない……」
女勇者「ほな、またな。首長くして待っとりーよ」
魔王「任せとけ! 伸ばせるだけ伸ばしておく!!」
女勇者「マジで、すんなよ。キリンみたいな男を抱くのなんて嫌だぞ、うち」チャキ……
魔王「」ビクッ
43 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 16:21:55.78 ID:LZqZrhkz0
女勇者「……行ったか」
女勇者「さてさて、どないしたもんかな……」
女勇者「とりあえず、性格変える為に何かする必要があるな……」
女勇者「まずは小悪魔的な女にならんとあかんから……」
安価直下
女勇者の特訓内容
1、酒場で踊り子のバイト
2、それ系の本を読んで勉強
3、めんどいから魔法使いあたりに薬を作らせる
4、その他(行動指定)
2
45 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 16:28:10.85 ID:LZqZrhkz0
女勇者「まあ、こういうんは本とか読むんが一番やろな」
女勇者「本が一杯あるとこいうたら王立図書館か……」
女勇者「移動魔法使うてすぐに行けるし、てっとりばやいわ」
女勇者「よっと」ヒュン!!
46 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 16:46:23.93 ID:LZqZrhkz0
【王立図書館】
女勇者「さてと……」テクテク
受付「まあ、これは女勇者様! よくぞいらしてくれました」
女勇者「受付ちゃん、久しぶりやんなー! 元気しとった? 体壊したりとかしてへん?」
受付「それはもう。これも神様と女勇者様のおかげですわ」
女勇者「うちはなんもしとらへんって。それより、受付ちゃん、本を調べに来たんやけどな。小悪魔的な女になるみたいな本ってあるか?」
受付「……」
受付「」クスッ
受付「女勇者様でも、そんな事言われるんですね。どなたか好きな人でも出来たんですか?」
女勇者「そ、そういう訳ちゃう!//」
受付「はいはい、それなら向こうにいい本がありましたよ。今、持ってきますね」トコトコ
安価直下
この後の展開
1、本をバッチリ読んで、試しに誰かに実践(人物指定)
2、読んでる間に誰かと出くわす(人物指定)
3、急に王様から謎の呼び出し
4、その他(指定)
47 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 16:48:21.28 ID:jqEFvcNP0
1
仲間の僧侶
48 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 16:54:12.56 ID:LZqZrhkz0
女勇者「へー……相手の瞳をしっかり見つめて、その後、急に外したり、チラチラ見たり……」
女勇者「ふんふん……」
女勇者「ほうほう……」
女勇者「あ……/// ここまでしちゃうの……?///」ドキドキ
女勇者「うはー///」ドキドキ
女勇者「……い、いくらなんでも、これはちょっと、ねえ///」ドキドキ
49 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 17:06:08.32 ID:LZqZrhkz0
〜〜数時間後〜〜
女勇者「うん!// よっしゃ、バッチリや! 全部頭の中、叩き込んだで!」パタン……
女勇者「ほな、早速、魔王のところに……! って思たらまだドジっ娘とかドMが残ってるんやんな……」
女勇者「それに、この本に書いてある事がホンマに効くんか試しておかんとあかんしな……」
女勇者「んー……そや! 僧侶のとこ行ってみるか!」
女勇者「あいつなら、まあ、気心知れとるで問題ないやろ。一緒に魔王倒しに行った仲やしな」
女勇者「そうと決まれば早速僧侶んとこに……あいつ、今、どこにおるやろ?」
安価直下
僧侶の居場所
1、自宅
2、酒場
3、お城の中(場所指定)
4、その他(自由指定)
安価その下
僧侶の性格、話し方
1、冷静、丁寧語
2、陽気、関西弁
3、弱気、ノーマル
4、その他(自由指定)
50 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 17:13:31.08 ID:tNinx9J00
3男子トイレ
1
52 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 17:25:33.08 ID:LZqZrhkz0
女勇者「」トコトコ……
女勇者「受付ちゃん、これおおきに」
受付「あ、はい。ずいぶん長い間読んでられましたね」クスッ
女勇者「もうそれはええっちゅうねん!//」
女勇者「それより、受付ちゃん、僧侶どっかで見いへんかった?」
受付「僧侶様、ですか?」
女勇者「せや。あいつの居場所知らへん?」
受付「それなら確かつい先程、あちらのトイレに入って行くのを見ましたけど……」
女勇者「さよかー。おおきに。ほな、またな、受付ちゃん」タッタッタッタッ……
受付「……ひょっとして女勇者様の好きな人って僧侶様……?」
53 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 17:34:06.91 ID:LZqZrhkz0
【男子トイレ前】
女勇者「」キョロキョロ……
女勇者「よし! 周りに誰もおらへん! 突入!」タッタッタッタッ
女勇者「しかし、今日、うちトイレばっかやな……。何でやろ……?」
女勇者「しかも、男子トイレやからご飯食べたくてしゃーないがな///」
安価直下
1、たまたまトイレ前にパンが用意されてるのを発見
2、そんなんあらへん
3、パンがなければお菓子を食べればいいじゃない
4、その他(好きにして)
4
その場で何か作る
55 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 17:49:36.73 ID:LZqZrhkz0
女勇者「って思てたら、何故かこんなところに材料と調理器具がゴロゴロ置いてあるがな!」
女勇者「多分、王女様やな。あの人も便所飯が大好きやからな!//」
女勇者「きっとここで作ってて忘れてったんやな、こういうのをドジっ娘言うんやろか? ひょっとしたら王女様、魔王の好みにドストライクかもしれへんな……」
女勇者「それはともかく、こんなんみたら我慢出来へん! 早速、【安価直下】を作るでー」
56 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 17:53:54.72 ID:dZq6IUyt0
カレー
57 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 17:57:52.42 ID:IbiCxCsy0
うわ・・・
58 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 18:10:05.69 ID:LZqZrhkz0
女勇者「まずは材料、材料。玉ねぎ、人参、じゃがいも、肉と……」ゴソゴソ
女勇者「で、こっちでは鍋に水いれてルーの下準備をして……」
女勇者「炎は魔法でええか」ボッ!!
女勇者「で、その間に野菜と肉を聖剣で切って……」スパスパ
女勇者「で、こんがりと炒める、炒める」ジャッ、ジャッ
女勇者「炒め終わったのをさっき作ったルーにぶちこんで」ザバッ
女勇者「これで、アクをとりつつ、じっくり弱火でコトコト煮込めば完成や」グルグル……
僧侶「煮込む時間はどれぐらいになりますか?」
女勇者「ま、3、4時間ぐらいやろかね。その間に飯ごうでライスも作るから丁度ええねん」
僧侶「で、煮込み終わったのとライスがこちらに」スッ
女勇者「後は盛り付けるだけやね!」
僧侶「盛り付けたのもこちらに」スッ
女勇者「わお! うまそーやねー! じゃ早速頂きます♪」ペコリ
僧侶「頂きます」ペコリ
59 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 18:20:44.83 ID:LZqZrhkz0
女勇者「んー! たまらへんな♪ スパイシーやわ!」モグモグ
僧侶「そうですね。我ながら良作だと思っています」パクパク……
女勇者「あっ、これ、僧侶が作ったん?」
僧侶「はい。王女様のトイレご飯係が今日回ってきたので」
女勇者「ああ、それでここに……」
僧侶「ええ、それ以外の用ではここのトイレは使われる事がありませんから」
女勇者「そう言えばめっちゃキレイな上かなり広いもんな、ここ……。花とかも飾ってあるし」
僧侶「王女様はただ単にトイレという場所で食事するのが好きなだけですから。あなたとは微妙に違うかもしれませんね」
女勇者「確かに花のええ匂いして物足りん感じもある」
僧侶「良ければあちらにテーブルもありますが……」
女勇者「いや、うちは便座に座って食うのが好きやねん。僧侶が座ればええがな」モグモグ
僧侶「生憎、私は立ち食いが好きなので……。戦場での習慣でしょうかね」パクパク
60 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 18:32:17.43 ID:LZqZrhkz0
女勇者「……」モグモグ
僧侶「……」パクパク
女勇者「」ハッ!
僧侶「……どうしました?」
女勇者「あ、いや、何でもあらへん!//」
女勇者(あかん、二人でトイレでカレー食っとる場合じゃないがな)パクパク
女勇者(うちは僧侶を誘惑しに来たんやで。こんな色気のない事しとったらあかん)パクパク
女勇者(僧侶でもその気になるようなら、魔王でも効果があるに決まっとる)パクパク
女勇者(に、してもこのカレー、ホンマに美味いな)パクパク
女勇者(さて、まずは何からしよか……)パクパク
安価直下
1、まずはじっと見つめてみよう
2、定番ネタの、あーん
3、ご飯つぶついてるよ、ひょい、パクッ
4、その他(自由指定)
61 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 18:37:26.49 ID:rCC7+WD2O
この安価の下で面白く続いてるとかwやるなww
3
63 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:35:27.45 ID:ZXBOypvoP
何度もすまんね、自重する
64 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:42:35.72 ID:hd49MLB70
アナゴさんの真似をしてみる
65 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:48:44.24 ID:LZqZrhkz0
女勇者(とはいえ、今、ライスを食べてるのを利用せん手はあらへん)
女勇者(確か本には、ライスが顔についたまま気付かん確率はカジノのスロットで大当たりを五回連続引くよりも低いて書いてあったから……)
女勇者(こっそりライスを手につけて、これをあたかも顔についてた様に演出すると……)コソコソ……
僧侶「……ん?」
僧侶「女勇者、顔にライスがついたままですよ」ヒョイ、パクッ
女勇者「///」ドキッ
女勇者「お、おおきに///」ドキドキ
女勇者(効果、確かにあったけれども……!// これ、なんかちゃうねん!)
66 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:51:12.87 ID:APnGCnj60
あかん悶え地ぬ
67 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:55:37.23 ID:LZqZrhkz0
女勇者(あかん、あかん。今度こそ、うちが指にライスをつけて……)コソコソ……
女勇者「あ、僧侶、あんたも顔にご飯つぶが//」ヒョイ、ズボッ
僧侶「ふごっ!!」
女勇者(しもうた! 鼻の穴に!!)
僧侶「…………」
女勇者「…………」
僧侶「…………」
女勇者「…………」
僧侶「…………」
女勇者「…………」
女勇者「……なんか、ごめん。でも、折角だからもう一本入れとく」ズボッ
僧侶「ふごっ!!」
68 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 20:03:49.34 ID:LZqZrhkz0
女勇者「…………」パクパク……
僧侶「…………」ハァハァ……
女勇者「…………苦しいん?」
僧侶「たひょう……」
女勇者「さよか……ごめんな」
僧侶「いへ…………」
女勇者「次、うち、どないしたらええやろか……?」
僧侶「ほうでふね……」
安価直下
1、指を抜いて、元の流れに戻す
2、指を抜かずに元の流れに戻す
3、折角だから、もう少し何か入れてみる(指定)
4、その他(自由指定)
69 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 20:18:41.02 ID:IbiCxCsy0
3ア○ルにバイプ
70 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 20:34:31.57 ID:LZqZrhkz0
僧侶「まは、女勇者のふきなよふに……」
女勇者「好きなように言われても、別に僧侶にしたい事なんか、うち、あらへんねん。そういうのは魔王討伐の旅の途中でさんざんやったから飽きてる」
僧侶「そふ言へば、旅の途中へかなひ珍ひい物を拾ひまひたね……」
女勇者「ああ、あったな。懐かしいわあ。スイッチ入れるとウィンウィンいって震える妙な道具やろ? それ使ってさんざん僧侶を苛めてやったもんやけどな」
僧侶「はひ……今とばっては良き思ひ出でふが……」
女勇者「そう言えば、あれ、どないしたん? 売り払ってまったっけ?」
僧侶「いへ……魔王城かわの帰りひ女勇者が旅ぼ記念にとわたひに……」
女勇者「せやったかな……もう忘れてもうたけど」
71 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 20:52:55.78 ID:LZqZrhkz0
僧侶「そべで、実ら今ぼ持ってうんです……」
女勇者「あ、そうなん?」パクパク
僧侶「でひればまだ入でてもらえなひでじょうか……?///」
女勇者「ん、ええで。脱げ。ただし、飯食っとるから汚いもん見せんようにせえよ」パクパク
僧侶「あの……そではどぶいふ意味で?」
女勇者「お前が向こうの個室で全裸になって自分で入れろいう事や。入れた後、また服を着て、こっちに戻ってき。ズボンの上からやったら動かしたる」パクパク
僧侶「はひ……/// では……///」
女勇者「うん。鼻の穴の指は抜いたる」ズボッ
僧侶「ふごっ!!」
女勇者「あとバッチイからお手拭きなんか持ってきいよ。走れ、ええな!」
僧侶「はい! 只今!///」タタタタタッ
女勇者「しかし、何でうちの周りは変態しかおらんのやろか……。不幸や……」ハァ……
72 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:03:37.51 ID:LZqZrhkz0
〜〜20分後〜〜
女勇者「なんや、その無様な格好は? 恥ずかしくないんか、僧侶!」グリグリ
僧侶「あ/// あひぃ!///」
女勇者「全く、これだけの事で悦ぶとかありえへんわ! この豚!」グリグリ
僧侶「ふああっ!///」
安価直下
今後の展開
1、無理矢理、元の流れに戻す
2、僧侶は諦めて別の人物のところに
3、もう小悪魔じゃなくて悪魔でもええんちゃうか?
4、その他(自由指定)
4暗黒面大暴走
74 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:10:03.69 ID:rko9l+Iw0
勇者なのに悪魔とはこれいかに
75 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:18:07.61 ID:LZqZrhkz0
僧侶「はひ/// ふあ///」グッタリ……
女勇者「なんや、僧侶? もうグロッキーか? 体力落ちたもんやな?」
僧侶「で、でふが/// 久しぶりに激しかったのへ…///」ハァハァ、ハァハァ
女勇者「さよかー。ま、うちにはそんなん関係あらへんけどな//」ゾクゾク……
女勇者「立ちいや」グイッ
僧侶「あ、あの……///」
女勇者「大事なとこ以外は全部苛めたるからな。今日は歩いて帰れん事を覚悟しいや//」
僧侶「ひぁ!///」ゾクゾク……
76 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:25:48.10 ID:LZqZrhkz0
【トイレ前】
???「」コツコツ……
???「」ピタッ
???「」ソーッ……
???「」キョロキョロ……
???「……周りに人はなし、今……!」
???「」タタタッ……
安価直下
トイレの中に入っていった人物指定
1、受付のお姉さん
2、王女
3、敵国のスパイ
4、その他(自由指定)
安価その下
入っていった人物に、僧侶と女勇者が……
1、気が付く
2、気が付かない
3、その他(自由指定)
77 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:26:49.81 ID:/JO06CBc0
2
78 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:28:04.01 ID:VzuPc8VD0
2
79 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:49:43.28 ID:LZqZrhkz0
【トイレ内】
女勇者「うら、うら! 聖なる剣で汚いところをつつかれてる気分はどないやねん?///」チクチク
僧侶「あふょ/// ふあああっ///」ビクビク
女勇者「ついでにお前の持ってた聖水も顔にぶちまけてやるっちゅうねん!/// 汚物は消毒やー!///」バシャッ!!
僧侶「ひばっ!///」
女勇者「これで弱い魔物はもうお前に寄ってもくれなくなるよ!/// うりうり、うりうり!///」ゲシゲシ、ゲシゲシ
僧侶「あひゅっ!/// あ、あ……もっと! もっとして下さい!///」
王女「」ソーッ……
王女「」ビクッ!!
安価直下
王女の反応と性格
1、ドキドキ///(のほほん)
2、汚らわしい!(誇り高い)
3、私のカレー食べられてる…… グスン(天然)
4、その他(自由指定)
もう無理、体力の限界……
今日はこれでバイバイ
80 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 21:50:34.25 ID:VzuPc8VD0
3
81 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 02:26:23.31 ID:jlRMKzE30
ほしゅ
82 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 02:32:17.51 ID:J9L7UEMj0
天然かあいい
ほ
84 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 10:05:49.71 ID:9pJ7NtdsP
ほ
85 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:06:59.58 ID:B6eK/x8f0
おもしろい
86 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:07:29.99 ID:jlRMKzE30
ほほほっ
87 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:19:01.81 ID:u/s4vaRb0
王女(私のカレー、食べられてる……)グスン
王女(しかも私専用の食事場所であんなに楽しそうにイチャイチャして……)メソメソ
王女(ひどいよ、女勇者……。トイレご飯の魅力についてあんなに熱く語った仲なのに……)ウワーン
王女(うぅ…………お腹空いたよぉ…………)メソメソ……
安価直下
王女の次の行動
1、カレーがどっかに残ってないか探そうとしてドンガラガッシャーン
2、イチャイチャしてるとこ出てくのは気まずいからキッチンへ
3、私も一緒にイチャイチャするー!
4、その他(自由指定)
保守サンクス
88 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:21:57.02 ID:B6eK/x8f0
1
89 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:26:59.00 ID:jlRMKzE30
キター!
90 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:36:27.40 ID:u/s4vaRb0
王女(カレー……残ってないかな……)グスン
王女(鍋の中にはもうなかったけど、でも、もう1個向こうに鍋があるからそこに……)トコトコ……
ツルッ
王女「え、え、ふわわわわわっ!」ヨロヨロ、ツルン
王女「きゃあああああっ!」ドンガラガッシャーン!!
女勇者「」ビクッ!!
僧侶「///」ビクッ!!
女勇者「な、なんやねん! 誰や!」ドタドタ
王女「あうう……」ジタバタ……
女勇者「ホンマに誰や、お前……。何で深鍋を頭からかぶってんねん……」
安価直下
女勇者の次の行動
1、しゃーない、助けたる。スポッ
2、ひゃっはー、新しい獲物やー♪
3、とりあえずそのままで尋問
4、その他(自由指定)
91 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:43:52.20 ID:9pJ7NtdsP
1
92 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:44:56.29 ID:sscNkP800
僧侶とイチャイチャさせる
93 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:53:16.86 ID:u/s4vaRb0
女勇者「しゃーない、助けたる」スポッ
王女「はうっ」ビクッ
女勇者「王女様!? なにしてはるん、こんなとこで!?」
僧侶「王女様!?」ビクッ!!
王女「あ、あの、カレーが残ってないか確かめようとしたら、何故か床がびしょ濡れで滑って転んで……このような事に……」
女勇者(あかん、さっきぶちまけた聖水のせいや……)
女勇者(しかも、カレー全部食うたん、うちや……どないしよ)
安価直下
1、カレーを急いで町から持ってくる
2、代わりの食事を大急ぎで作る
3、気絶させて全部なかった事に
4、その他(自由指定)
94 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 11:58:18.15 ID:J9L7UEMj0
3
95 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:07:58.40 ID:u/s4vaRb0
女勇者(しかも、僧侶とソフトSMしてたん王様にバレたら大変な事になるがな)
女勇者(…………)
女勇者(なかった事にしてまお)
女勇者(首をほいっと!)トンッ
王女「あ……」ドサッ
僧侶「危ないところでしたね」
女勇者「さよか? 冒険してた時なんて、こんなん日常茶飯事やったがな。あの頃はうちも僧侶も若かったからな……。今、思うとかなりの無茶をしたもんや……」シミジミ
僧侶「では、いつも通り私が記憶消去の魔法をかけて……」ポンッ
女勇者「起きたら、うちが催眠術をかけると。完璧や」
96 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:20:39.74 ID:u/s4vaRb0
〜〜30分後〜〜
女勇者「そろそろ起きる頃やな。さてと、この魔法の振り子で……」
王女「んん……」パチクリ
女勇者「あんさんは今とっても上機嫌……」ユラユラ
女勇者「カレーを食べてお腹一杯で、元の部屋に帰ってくー……」ユラユラ
女勇者「うちは美人でとても素晴らしい女勇者ー……」ユラユラ
王女「んん……」ユラユラ……
女勇者(これぐらいでええかな……。どうせ効力一日ぐらいしかもたへんでな……。あんま無茶な事言うと後が怖い……)
女勇者「僧侶、お前は何かあるか? くれぐれも言うとくけど無茶な事は言うんやないで。前フリちゃうで」
僧侶「そうですね……。それでは……」
女勇者「あとお前、いい加減ケツのもん抜き。ウィンウィンうるさいねん」
僧侶「あ、すみません」ズボッ……
97 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:21:48.13 ID:u/s4vaRb0
安価直下
僧侶の注文
自由指定
98 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:23:13.74 ID:9pJ7NtdsP
たまにはドSな王女様も見てみたい
99 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:32:07.82 ID:u/s4vaRb0
僧侶「たまにはドSな王女様も見てみたいですね」
女勇者「僧侶……うちだけじゃ物足りへんのか?」ショボン
僧侶「いえ、そうではないのですが。ただ、たまには他の人からもお尻を叩かれたりとかしたいので……」
女勇者「尻ならうちがなんぼでも叩いたるで……。だからうちだけにせえへんか……? そない僧侶に言われると悲しくなるがな……」シュン
僧侶「すみません……。ですが、一回だけでいいのでお願いします」
女勇者「わかった。せやな……。僧侶の尻はうちだけのもんちゃうでな……」グシュ……
僧侶「女勇者……」
女勇者「うっさい、ペット。黙ってろ。こっち見んな!」ゴシゴシ
100 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:39:23.34 ID:u/s4vaRb0
僧侶「女勇者、本当にすみません……」
女勇者「ええで、わかっとる。僧侶がそうしたいんならうちはそうする。それだけの事や……」ゴシゴシ
僧侶「………………女勇者」
女勇者(……こないな感じでええやろか? 小悪魔っちゅうんは……)
女勇者(まあ、僧侶も悩んどるみたいやし、多分ええんやろな……。うちもなかなか演技力あるわ)
女勇者(さてさて、ほんじゃま、お姫様にドSなるよう催眠術かけてと……)
女勇者「あんさんはドSになるー……」ユラユラ
王女「……う、ん……」パチクリ
101 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:50:15.53 ID:u/s4vaRb0
王女「……私、一体何をしてたのかしら……」
女勇者「忘れたらあきまへんって。カレー食べてお腹一杯言うてましたがな」
王女「忘れた?」ピクッ
王女「王女たるこの私が忘れたとでも? いいえ、そんな事はありえない!」
女勇者「いや、そこ意地張るとこちゃう」
王女「おだまり!」バシンッ
僧侶「ふごあっ!///」
王女「あら、間違えた……// いいえ、違うわ、王女たるこの私が間違える事などあるはずがない! お前は今から女勇者よ! いいえ、薄汚い野良犬ね!」バシンッ
僧侶「ほひゅっ!///」
女勇者(これ一日続くんやけど、大丈夫やろか……)
安価直下
女勇者の次の行動
1、小悪魔は多分OKやろから、次はドジっ娘や!
2、おもろそうやから、しばらく見てこかな……
3、その他(自由指定)
102 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 12:51:31.12 ID:buXMl8yZ0
女勇者に対してもドSになりエロい責めを始める
103 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 13:01:39.29 ID:u/s4vaRb0
王女「さて、そこの僧侶」
女勇者「あくまで誤魔化し通す気か、おい」
王女「おだまり!」バシンッ
僧侶「あふあっ!///」
王女「あら、また間違えた……// いいえ、この私が間違えるはずなんてない! お前は今から薄汚いチワワよ」
女勇者「可愛ええがな、連れて返りい」
王女「それもそうね、さあ、私の部屋まで行くわよ」グイッ
女勇者「ちょっ、王女様、また間違えとる! 手を引っ張っとるの、うちや、うち!!」
王女「いいえ、私が間違えるはすがない! お前は今から女勇者よ!」
女勇者「一周して合っとるけども! あかん、助けてー!!」ズルズル……
安価直下
エロイ責めの内容
自由指定
104 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 13:03:16.65 ID:niGO4uYw0
媚薬使って廃人になる迄
105 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 13:03:25.26 ID:buXMl8yZ0
靴舐めからクンニまでをさせる
106 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 13:04:36.20 ID:buXMl8yZ0
これで二回言ったからしばらく自重する
107 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 13:17:11.69 ID:u/s4vaRb0
【王女の部屋】
王女「ほーほっほっほ、これでもう逃げられなくてよ! ほーほっほっほ!」
女勇者「言っとくが、お前が亀甲縛りにしたん、でっかい熊のぬいぐるみやで」
王女「えっ……やだ、私ったらまた間違えた……// いいえ、私が間違える事はたまにしかない! お前の名前はこれからリラックマラよ!」
女勇者「大変なブランドが出来上がってしもた……」
王女「おだまり! 私に対する口答えは許さないわ!」バシンッ
リラックマラ「あひょっ!///」
女勇者「中に人おったん!?」
108 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 13:23:50.27 ID:u/s4vaRb0
王女「さあ、まずはどうやって苛めてやろうかしら//」
リラックマラ「……//」ドキドキ
女勇者「なんか、そいつも期待してへんか、おい」
王女「そうね、媚薬漬けにして、俳人になるまで喘がせようかしらね」
女勇者「今度は字を間違うとるで、おい」
リラックマラ「/////」ドキドキ、ドキドキ
女勇者「しかも、何でお前の期待値上がってんねん!?」
109 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 13:37:21.71 ID:u/s4vaRb0
王女「さあ、まずはこの媚薬をお飲み!」
女勇者「おい、箱におもくそ生理痛の薬って書いてあるぞ」
リラックマラ「うっひょー!////」
女勇者「ついにべしゃりやがった! しかも喜ぶポイント相変わらずずれとる!」
王女「ほら、ほら、お飲み!」グイグイ
女勇者「うごっ! 何でそこは間違えへん!?」
リラックマラ「ぐぐっ……!」ポロポロ……
女勇者「おい、中のやつが悔し涙流しとるけどええんか!?」
安価直下
薬の内容
1、本当に生理痛の薬
2、実は媚薬
3、魔法使い印、ドMになる薬
4、その他(自由指定)
安価その下
リラックマラの正体
1、王様
2、魔法使い
3、謎のまま
4、その他(自由指定)
1
4、隣国の王子
112 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 14:09:07.67 ID:u/s4vaRb0
女勇者「あっ、これ、ホンマに生理痛の薬や……。飲みなれとるからわかる……」ゴクッ
王女「さあ、女勇者、こっちにいらっしゃい!」グイッ
リラックマラ「あ……!!」ポロッ
女勇者「顔の部分取れたがな……って、おま! 隣の国の王子やないか!? 何してるん、こんなところで!!」
隣国の王子「しまった! バレた!」
女勇者「バレたちゃうわ、ボケッ!」スパンッ
隣国の王子「ふあっ!///」ビクンッ
女勇者「コイツもドMか!? どないなっとんねん、この世界!?」
安価直下
隣国の王子の性格
1、負けず嫌い
2、努力家
3、アホ
4、その他(自由指定)
着ぐるみをかぶる趣味がある以外は非のうちどころがない性格イケメンの完璧超人
114 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 14:29:49.53 ID:u/s4vaRb0
了解
ちょっと便所飯してくる
116 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 14:58:31.63 ID:jlRMKzE30
わくわく
117 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 15:26:20.97 ID:u/s4vaRb0
女勇者「つーか、お前、何しとんねん、こんなとこで」
隣の王子「いや、その……」
女勇者「喋らんようなら、どつくで!」
隣王子「そんなっ! やめてくれ、それだけは!///」ワクワク
女勇者「あかん、こいつに脅しはきかんわ……となると……」
女勇者「喋ったらどついたる……どや?」
隣王子「そんな脅しで私が喋るとでも思ってるのか! 私は誇り高き王家の一員だぞ!」
女勇者「着ぐるみ入って亀甲縛りになっとるやつがなに言うてんねん!」ゲシッ
隣王子「ああっ!/// もっと!///」
女勇者「しもた! 悦ばせてまった!」
118 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 15:42:43.79 ID:u/s4vaRb0
女勇者「つーか、お前、めっちゃ評判高い王子ちゃったか? 文武両道でオマケにイケメンいう完璧超人やったはずなんやけど……」
隣王子「いや、私はまだ全てにおいて未熟者だ。もっと学ばねばならない事が多い」
女勇者「謙遜までするか、こんな状態で。変態なのか良識的なのかわからへん」
隣王子「それよりもレディ、こんなところで話すのも無粋というものだ。良かったら向こうでお茶でもしながら語り合うというのはどうだろう?」
女勇者「エスコートまでするか、縛られとるのに」
隣王子「宜しければ王女もご一緒にいかがかな?」
王女「おだまり! 豚の分際で生意気よ!」バシンッ
女勇者「はぐっ!! 何でうちやねん!!」
安価直下
隣王子と王女の関係
1、恋人
2、許嫁
3、 無関係
4、その他(自由指定)
119 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 15:55:57.94 ID:9pJ7NtdsP
2
120 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 16:08:41.71 ID:u/s4vaRb0
隣王子「一体何から話せばいいのか……」
女勇者「急に語りだしたで、こいつ」
隣王子「そう、あれは10年以上も前の事……」
女勇者「長くなりそうやから、三行でまとめろ」
隣王子「私と王女が許嫁となり
そこで、色々あった結果
私の趣味が着ぐるみに入る事に変わった」
女勇者「逆に気になるな、おい。何があったんや」
王女「聞くんじゃないわよ!///」バシンッ
女勇者「ふぎっ!! 何でそこは間違えへん!!」
安価直下
エロイ責め、再安価
自由指定(廃人以外で)
こっそり持ってきたバイブを王子のけつあなにプラグイン
122 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 16:55:11.46 ID:u/s4vaRb0
女勇者「にしても、お前、王女がこれだけ変わったのに反応普通やな……」
隣王子「変わった?」
女勇者「え?」
隣王子「え?」
女勇者「…………」
隣王子「…………」
王女「おだまり!」バシンッ!!
女勇者「ふあっ! べしゃっとらへんがな!! お前、それが言いたいだけやろ!!」
123 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 17:04:42.45 ID:u/s4vaRb0
女勇者「……なんや、つまり、王女は元からドSやと……そういう事か?」
王女「ほーほっほっほ! 今頃気づいたの! この雌豚!」バシンッ!!
女勇者「ひごっ! さっきから叩き過ぎや、お前!?」
隣王子「こうして来るたびに叩かれ叩かれしてる内に、いつしかそれが快感へと変わってしまってな……」シミジミ
女勇者「それでも来るお前の根性に敬意を払うわ……。うちなら絶対来うへん……」
隣王子「私は姫を愛しているのだ。好きな女性がドSであった事ぐらい、些細な事だよ//」
女勇者「お前、イケメンやわ……」
王女「このイケメンが!!///」チュッ
隣王子「王女……/// 愛してる///」
女勇者「亀甲縛りされとらんければ、完全にラブシーンなんやが……」
124 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 17:15:36.14 ID:u/s4vaRb0
女勇者「さよか……ほなら、愛し合う二人の為にプレゼントや。これを思う存分使うてくれ」つ バイブ
王女「?」
女勇者「スイッチ入れると震えるから、それをアナルに……」
王女「ほらほら、これが気持ちいいの!!/// このド変態!!///」ズボッ、グリグリ
隣王子「ああっ!!/// なにこの新感覚!!/// お尻が、お尻が!!///」ビクビクッ!!
女勇者「お前ら、適応力ありすぎや……。しかも着ぐるみプレイって……」
安価直下
女勇者の次の行動
1、着ぐるみに興味がわいたので自分も着てみる
2、二人だけの世界を邪魔するのも嫌やし、退散
3、今の内に王女の部屋をこっそり探る
4、その他(自由指定)
3
126 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 17:26:22.40 ID:u/s4vaRb0
女勇者(それにしても、王女の部屋入ったん初めてなんよね……)
女勇者(なんか今、あの二人、自分たちだけの世界に入っとるし……)
女勇者(こっそり探ってみよかな……。なんかオモロイもんが出てくるかもしれへん)
女勇者「」コソコソ……
女勇者(さて、まずはどこから探そかな……)
安価直下
探し場所
1、定番のタンス
2、ベッドの下とかどないやろ?
3、机から
4、その他(自由指定)
天井裏
128 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 17:41:50.54 ID:u/s4vaRb0
女勇者(せやな、普通のとこ、探しとったらあかんわ)
女勇者(見られたないもんは、まず見いへん場所に置くはずや)
女勇者(となると……)
女勇者(天井裏、そこしかあらへん!)
女勇者(どっか入れるとこあらへんやろ……あったわ)
女勇者(つか、むっちゃ空いとるがな。下には椅子まで置いてあるし)
女勇者(王女様が開けて、うっかり忘れたんやろな)
女勇者(ほな、突入っと)ピョン
安価直下
次の展開
1、思わぬ物を発見(物を指定)
2、奥に人影を発見(人物指定)
3、実は隠し通路(どこに通じてるか指定)
4、その他(自由指定)
129 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 17:52:17.73 ID:S+GghHra0
ミイラ化した隣国王(王子父)が天井裏の梁に宙づりされてる
130 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 18:06:54.90 ID:u/s4vaRb0
【天井裏】
女勇者「」ゴソゴソ
女勇者「暗いな……。灯りを点す魔法を使て……」ピカッ
女勇者「ん? なんや、あれ?」
女勇者「ああ、梁から宙吊りにされとるミイラか……。他に何かないやろか……」ゴソゴソ……
女勇者「…………」
女勇者「いーーーーーーっ!!」
女勇者「なーんてな。そないなもんぐらいで驚かんちゅうねん」
女勇者「いーーーーーーっ!!」
131 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 18:24:51.29 ID:u/s4vaRb0
女勇者「一体どういう事やねん、これ!」
女勇者「何でこないな事になってる!?」
女勇者「ここは冷静になるんや、冷静になるんやで、女勇者!」
女勇者「まずは事件の整理からや」
女勇者「このミイラの身元を確認出来るもんはあらへんやろか……」ジッ……
女勇者「ん、あれは……隣国の国王だけが持てる紋章……? そういえば……何年か前に隣の国の王と一番目の王子が一緒に病気で倒れたいう事件があったな……」
女勇者「それで、今も治っとらんもんやから、女王が国王代理を務めとるはずやが……」
女勇者「あの病気言うんが嘘で、本当はここにずっと監禁言うか宙吊りにされとったとしたら……」
女勇者「これ、ヤバイ事件の匂いがプンプンするがな……どないしよ」
安価直下
1、真実はいつも一つ! 名探偵、女勇者の血が騒ぐでー!
2、ま、ええか、触らぬ神に祟りなしや。見なかった事にしとこ……
3、このネタ使うて上手い事王女を脅せんやろか……
4、その他(自由指定)
132 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 18:52:37.30 ID:htGOkIDJ0
3
133 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 18:53:05.35 ID:jlRMKzE30
隣に遺書
134 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 20:55:16.73 ID:MMSPZbLY0
女勇者「勇者ゆう肩書きもそろそろ飽きてきた頃や。魔王はほとんど私の言いなりやしな……」
女勇者「この一件から芋づる式に、王家の表に出せない黒歴史を暴いていって……」
女勇者「裏で魔王を操る一方、表ではこの国と隣国の二つを上手いこと操っていく……」
女勇者「そして、うちは表上、世界でただ一人の女勇者……。裏では実質的な魔王……」
女勇者「この世界はうちの思いのままやな……」
女勇者「うちは……その新世界での女神となる!」
Wi-Fi入ってたら規整食らってた
今日はここで一旦おしまい
なんて、デスノート
136 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 22:16:57.82 ID:jlRMKzE30
魔王はどうなった
137 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 23:47:49.24 ID:B6eK/x8f0
ワロタ
ほ
ほ
140 :
名も無き被検体774号+:2013/08/19(月) 13:53:48.51 ID:cOeT1Ym70
しゅ
141 :
名も無き被検体774号+:2013/08/19(月) 14:47:03.02 ID:zAFj3pEH0
ははは
飽きられたか?
けっこう楽しみにしてんのに・・・
143 :
名も無き被検体774号+:2013/08/19(月) 20:07:00.03 ID:+VC0Subc0
ほ
144 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 00:19:38.03 ID:XzeVic1E0
キャッチャー
145 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 01:32:44.24 ID:YUF6vutY0
保守サンクス
安価置き逃げしてくんで、気がついた時に続き書いてく
時間とれへん時は大体こんな感じであんじょう頼んます
来れない日もあるでー
146 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 01:33:35.28 ID:YUF6vutY0
女勇者「よっしゃ! そうと決まったら早速行動開始や! やったるでー!」
女勇者「……ちゅうても、何から始めたらええんやろか?」
女勇者「不思議の国のアリスちゃんのお話やと、初めから始めて終わりにきたらやめればええいう話やけど……」
女勇者「あかん、余計わからへんくなった。なんやねん、この言葉」
女勇者「んー……どないすればええんやろか……?」
安価直下
1、まずは魔王ともっと親密になって完全に言いなりにさせる必要があるか……
2、まずはこの事件をもうちょい詳しく調べなあかんやろ
3、えーい、めんどい事は嫌いや! 今すぐ王女にナシつけたる
4、その他(自由指定)
147 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 01:37:35.87 ID:pQrbRu9jP
2
ほっ!
149 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 07:38:28.88 ID:1S+SQEKU0
楽しみ
150 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 08:16:24.70 ID:YUF6vutY0
女勇者「そもそも何でコイツ、こないなとこでミイラになってんねん?」
女勇者「世の中には偶然で片付かへん話はないっちゅうけど、偶然で隣の国の隣国王がその隣の国の王宮の王女の部屋の天井裏の梁に宙吊りになってミイラとかありえへやろ。早口言葉ちゃうねんで」
女勇者「おまけに第一王子も病気いう話やけど、そいつはホンマに病気なんか? 隣国王と同じでどっかでミイラになっとるんちゃうんか?」
女勇者「あと、王女の許嫁いうあのドM完璧王子、あいつ確か2番目の王子やろ? 自分が王位継承する為に王女と協力して二人を殺したんちゃうん?」
女勇者「調べる事、むっちゃ多そうやがな……。どれから手えつけたもんか……」
安価直下
女勇者の次の行動
1、とりあえず隣の国の王宮に行ってみよかー
2、一人で調べるんはちょい不安やな……。誰かに手伝ってもらお(人物指定)
3、このミイラを調べたら、何か手がかりみたいなん出てくるんちゃう?
4、ここの天井裏のもうちょい奥に行ったら、第一王子のミイラも出てくるんちゃうか?
5、その他(自由指定)
ちょうど亀甲縛りされてるドMに聞く。王女は気絶させる
152 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 11:04:00.48 ID:PpWPTrq/0
女勇者「よし、決めた! こういうんは決めつけてかかって間違ってたらごめんなさいでええねん」
女勇者「ドMがおとん監禁してドSがミイラにさせたと決めつけてあのアホどもを自白させよ」
女勇者「いうても、王女とか自白させんの難しそうやで、丁度亀甲縛りになっとる隣王子から聞くか」
女勇者「いざとなったら体に聞いたらええねん! 勇者のする事ちゃう? 知るか、んなもん。うちは新世界の女神になる女や。どんな手使てもかまへんわ!」
『女勇者は新世界の女神に転職した』
ピロピロピロロン♪
新世界の女神「さあ、やったるでー!」
153 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 11:05:06.68 ID:PpWPTrq/0
【王女の部屋】
女神「ひょいっとな」スタン
女神「まずは王女をまた気絶させなあかんな……」コソーッ……
女神「」チラッ……
王女「ほらほら、奴隷の様にムチで打たれてる今の心境を五七五で表現してみなさい!」ピシィ!! ピシィ!!
隣王子「ああっ!!/// ムチ打たれ、喘ぐ自分に、大興奮っ!!///」
王女「ド変態には、しつけがいるわ!//」ピシィ!! ピシィ!!
隣王子「ひあっ!!////」ビクッ!!
女神「あいつら、ホンマ、なにしてんねん……」
女神「しかも何気に王女も下の句つけとるがな……。絶対やり慣れとるやろ、あいつら……」
154 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 11:06:01.48 ID:PpWPTrq/0
女神「まあ、熱中してて隙だらけなんはええ事やが……」
女神「」コソコソ、ソーッ……
女神「うりゃ!」トンッ
王女「あ……」ドサッ
女神「これでよし。さあ、次はお前の番や。ちょい聞きたい事あんねん」
隣王子「なっ!」
隣王子「何をする、この無礼者、許さんぞ!」
女神「いつまで五七五やってんねん! そんな場合ちゃうやろ、お前!」スパンッ!!
隣王子「ひぐっ!!/// 今のは、そんなつもりはっ!!」
安価直下
新世界の女神の尋問の仕方
1、ミイラを見つけた事は隠して、普通に聞いてみる
2、ミイラを見つけた事を伝えて、脅して聞いてみる
3、ミイラを見つけた事を伝えて、体に聞いてみる
4、その他(自由指定)
155 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 11:08:59.14 ID:pQrbRu9jP
1
156 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 12:30:39.68 ID:PpWPTrq/0
女神「実はさっき不意に思い出したんやけどな。お前のおとん、確か病気だったんちゃったか?」
隣王子「……ああ、そうだ。六年前に不意に倒れてしまってな。あれからずっと昏睡状態だ……。心配で心配で、今もずっと、夜もろくに眠れない日々が続いてる……」
女神「そんだけ、激しい事してて眠れるか、ボケッ!」スパンッ
隣王子「あひゅっ!!///」
女神「あかん、すっかり出来上がってしもてる。叩くのはやめといた方がええかも」
隣王子「ぐぐっ……!」ポロポロ……
女神「お前の涙、安すぎや、おい! たったこんだけの事で男泣きすんなや!」
157 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 12:31:27.59 ID:PpWPTrq/0
隣王子「だが、何故、急にその事を?」
女神「あん?」ギロッ
隣王子「///」ゾクゾク……
女神「別に理由なんかあらへんわ。なんたってうちは女勇者やからな。色んなとこ冒険しとるさかい、知り合いめちゃ多いし、変わった魔法アイテムもぎょうさん持っとる。だから……ひょっとしたらお前のおとんの病気を治せるかもしれへん思ただけや」
隣王子「それはまことか!?」パアッ
女神(なんや……? この表情、とうてい演技とは思えん……。いや、演技だとしたら臭すぎや……)
隣王子「そういう事なら是非とも父上に会ってくれ! 話ならば私がつけておく!」
女神(しかもうちを隣国王に会わせる気満々や……。コイツ犯人ちゃうのか……?)
女神(いや、しらばっくれてうちを呼び出し、王宮で暗殺しようとしてる可能性もある……。コイツ、ドMいう事のぞけば完璧超人やでな……。頭の回転早そうやし、油断は出来へん……)
女神(どないしたもんやろか……)
安価直下
女神の決断
1、十分な備えをしてから王宮に行く
2、虎穴に入らずんば虎児を得ず! そのまま行く
3、あれ、なんやろ……急に眠たなってきたで……(さっきのカレーに睡眠薬)
4、その他(自由指定)
158 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 12:57:27.45 ID:J77Iic380
ミイラを引き摺り出して見せる
159 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 15:30:49.31 ID:PpWPTrq/0
女神(まずはコイツが犯人かどうかを確かめてからやな……)
女神(確かめる為には、犯人以外知らない事をコイツに口走らせるのが一番や)
女神(ここにミイラ持ってきてコイツの反応を見たる)
女神「よし、ちょっと待っとり。ええもん見せたるさかい」
隣王子「?」
女神「」ダダダダダッ
隣王子「何なのだ、急に……?」
安価直下
隣王子の一人言
1、隣王子「まさか、あの女勇者、父上のミイラに気づいたのでは……!?」(隣王子が犯人確定)
2、隣王子「……いいものとは、一体、何を見せる気なのだ?」(隣王子が無実確定)
3、隣王子「……いや、そんな事より姫が心配だ。フンッ!」ブチッ (隣王子がムキムキマッチョ確定)
4、その他(自由指定)
160 :
◆UGrpZnL11g :2013/08/20(火) 15:33:55.43 ID:9XWTb3/M0
1
161 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 16:28:54.78 ID:J77Iic380
ほしゅ
162 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 17:29:42.10 ID:PpWPTrq/0
隣王子「だとすると、まずい事になったぞ! ここには私と姫と女勇者しかおらず、しかも一人は気絶して、一人は亀甲縛りになっている!」
隣王子「これでは逃げる事もかなわず、抵抗する事も不可能だ!」
隣王子「一体、この危機的状況をどう乗りきれというのだ!」
隣王子「いや、諦めるな! 諦めたらそこで何もかもが終わってしまう!」
隣王子「今、この状況下で最善の手を尽くすのだ!」
隣王子「」ポクポクポクポク、チーン
隣王子「よしっ! この手でいこう!」
安価直下
隣王子の最善の手
1、女勇者に全ての罪をなすりつける
2、罪を認めた上で、女勇者を買収工作
3、とことんまでしらばっくれて、女勇者と一緒に犯人捜し(デスノートルート確定)
4、その他(自由指定)
163 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 17:32:36.50 ID:p8oNRMKV0
王も実はドMだった
ミイラ化したのは行き過ぎたSMプレイ
164 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:19:29.16 ID:Y1diTHOH0
【天井裏】
女神「おおう……今、気がついたんやが、これ、うちが抱えて持ってくんか? 嫌やわ、流石にそんなん。グロいのうち苦手やねん……」ブルブル
女神「なんか手を使わず持ってくええ方法あらへんやろか……?」
女神「そや! 吊り下げられとるロープをぶったぎって、聖剣にくくりつけて持ってけばええんちゃうか?」
女神「それなら早速……そりゃ」スパッ、ガシッ、グルグル
女神「うん。これでええわ。なんか釣り竿みたいな感じになってもうたけどしゃーないわ。……祟らんといてな?」
ミイラ「…………」
女神「返事がない、ただのミイラのようや…………」
ミイラ「ひゃっほーい!///」
女神「うぎゃーーーーーーーっ!!!!」
165 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:21:22.33 ID:Y1diTHOH0
【王女の部屋】
女神「助けてー!!」ダダダダダッ
ミイラ「say―yo♪ say―ho♪ ゆれるおっぱいに目が釘付け! 動くミイラのワシは梁にくくりつけ! 久々の自由におなご追いかけ! 明日に向かって楽しく生きてけ! オー、イエーッ!///」ダダダダダッ
女神「嫌や、嫌や、嫌や、なんやねん、コレー!」ダダダダダッ
隣王子「駄目だ、いきなり試合終了だ……。諦めよう……」
166 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:23:01.71 ID:Y1diTHOH0
隣王子「こうなったからには真実を話すしかあるまい……」ハァ……
女神「先に言うてやー! 怖くて怖くて死ぬか思たわ、ホンマー!」グスッ、グスッ、ヒック……
ミイラ「Hey、Hey、Hey、元気がないのう、おぜうさん♪ これだから最近の若いもんはとか言われるんじゃよ」ホッホッホッ
女神「ふざけた事抜かすなー! 誰だって驚くやろがー!」グシュ、グシュ……
隣王子「まあ、そうだろうな……。ハンケチーフが取り出せなくてすまない。亀甲縛りにされてる私を許してくれ……」
女神「やかましわー! 殺すぞ、お前ー!」グスン、ヒック……
167 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:26:22.95 ID:Y1diTHOH0
隣王子「実はこのミイラは私の父上なのだ」
ミイラ「いかにも」エヘン
女神「なに、お前、骨と皮だけの分際でえばっとんねん……」グシュ、ゴシゴシ……
隣王子「こうなったのにも、深い訳があってな……」
女神「なんや……ヤバイ魔法でもかけられたんか……?」グシュッ……
隣王子「いや、行きすぎたSMプレイのせいだ」
女神「ふざけんなや、おい!! 同情してまったやろが!!」
168 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:28:55.40 ID:Y1diTHOH0
隣王子「父上は大変立派なお方だが、一つだけ欠点があってな」
女神「ミイラいうだけで欠点もくそもあるかー!」バシバシ
隣王子「あふっ!/// なんという腰の入ったビンタ!/// これは良いものだーっ!!!///」
ミイラ「うっひょー!/// 次はワシにも!///」
女神「じゃかあしい!」ゲシッ!!
ミイラ「あひょっ!!///」ゴロゴロゴロゴロ、ドッカーン!!
女神「しもた! めっちゃ軽いから、結構な勢いで吹き飛んでまったがな……。大丈夫か、あいつ……?」
ミイラ「ああっ!/// たまらん!/// ナイスキック!!///」
女神「大丈夫か、あいつ………………。逆に怖なってきたで………………」
169 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:30:24.08 ID:Y1diTHOH0
女神「つまり親子揃ってドMやと?」
隣王子「そういう事だ……。特に父上はそれがかなり激しくて、母上と過激なSMプレイを毎晩のように……」
女神「お前、それ知っててよう耐えれるな……。うちなら間違いなく家出するわ…………」
隣王子「私は両親に尊敬と感謝しているのだ! たかだかハードSMが好きな事ぐらい、何も問題ない! むしろ色々なプレイを教えてもらいたいぐらいだ!」ワクワク
女神「もうイケメンちゃうわ、変態や、お前」
隣王子「ああっ///」ゾクゾク……
女神「下手にツッコミも出来んがな、おい」
170 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:32:21.85 ID:Y1diTHOH0
女神「で、そっからどうミイラに繋がんねん?」
隣王子「うむ。色々なプレイに飽き足りた母上はついに呪いのアイテムプレイを始めてな」
女神「ちょい待ておい、色々ツッコミどころ多すぎや」
隣王子「それを幾つか試している内に、いつの間にかこのような姿に」
女神「途中で誰か止めろや、おい!!」
隣王子「止めようにも、父上は六年以上も望んで、立ち入り禁止の地下牢で暮らしてたゆえ、誰も気付かず……」
女神「それもう王やなくて囚人や」
隣王子「仕方なく病気という事で、誤魔化していたのだが、このような姿になってしまってはもう後戻りも出来なくてな……」
女神「淡々と語っとるが、かなり深刻で相当アホな話やで、これ」
ミイラ「yo! yo! yo! ワシの未来は一体どこに? ミイラってhappyかい?」ルンルン♪
女神「何でコイツ、こんな明るいねん? おかしいやろ、おい」
171 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:34:31.10 ID:Y1diTHOH0
女神「つか、お前、悲しくないんか? 一時の快楽の為にそんな姿になってもうて……」
ミイラ「まあ……確かにこのような姿になってしまった事について少しは後悔しておる」
女神「急に王様口調になりやがった」
ミイラ「だが、これはワシに対する天からの罰ではなかったのかと今は思うのだ」
女神「全部お前の奥さんのせいや。神さんのせいにすな」
ミイラ「王たる責務を忘れ、快楽に溺れ過ぎてしまった事。妻の暴走を止められず、呪いのアイテムプレイを喜んで受け入れてしまった事……」
女神「今、喜んでって言わんかったか、おい?」
ミイラ「取り扱い説明書をよく読まず試してしまった事……」
女神「百パー、お前の責任やないか。なにしとんねん」
172 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:36:53.05 ID:Y1diTHOH0
女神「まあ、その事についてはもうええ。お前がそれでええなら、うちがどうこう言う事ちゃうでな」
ミイラ「うむ」エヘン
女神「言っとくが、お前。今更、威張ったところで威厳ゼロやで」
隣王子「父上の事を悪く言わないでほしい……。悪く言うなら私を…///」ドキドキ
女神「お前もや」
隣王子「何故だ…!?」
女神「お前の国には鏡がないんか、リラックマラ」スポッ
リラックマラ「うっひょー!///」
女神「…………んで、第一王子の方はどないなってんねん? まさか王子もミイラになったとかちゃうやろな?」
女神「あと、お前、何でここの天井裏から吊り下げられ……」
ミイラ「///」ドキドキ
女神「ああ、うん、それはまあええわ……。もう理由はわかったさかい……」
リラックマラ「次は私の番だったのだ///」ドキドキ
女神「王女の包容力半端ないな、おい」
173 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:38:49.65 ID:Y1diTHOH0
女神「んで、話を戻すけど、第一王子はどないしてん?」
ミイラ「それが…………王子の方は本当に原因不明の病気なのだ……」
女神「さよかー。……どんな病気や? ひょっとしたらホンマにうちが治せるかもしれへんで?」
ミイラ「それはまことか!?」パアッ
女神「またこのパターンかいな……。こいつらを片さん限り、うちは一歩も前に進めん女になってもうたがな」
ミイラ「そなたがもしも本当に治してくれるのであれば、礼として何でも好きな物を与えるぞ。約束しよう!」
女神「なら、国を寄越せ」
ミイラ「ふぁっ!?」ビクッ
リラックマラ「…………そうきたか……」
174 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:43:00.22 ID:Y1diTHOH0
女神「先に言うとくけどな。お前らのその話、国中に噂ばらまいて扇動すれば、革命かクーデターぐらい軽く起こせるんやで? 捕らえられてギロチン送りにされるんと、うちの操り人形になるん、どっちがええゆう話や」
リラックマラ「……そうなった時の覚悟は出来ている。潔く、騎士らしく、華々しく命の花を散らす事を選ぼう。王家の誇りまで踏みにじられる訳にはいかない…!」
女神「お前、イケメンか変態かはっきりせいや。扱いに困んねん」
ミイラ「ワシは嫌じゃぞ! まだ楽しく生きたいんじゃ!!」
女神「お前はもう死んでええわ。死んだとしても心は一ミリも痛まへん」
ミイラ「あっ////」ドキドキ
女神「訂正や。お前も色々と扱い困る」
175 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:45:38.72 ID:Y1diTHOH0
女神「とにかくお前ら、国の話は一旦置いといて、とりあえず王子の病気は診にいったる。病人見捨てるんも後味悪いでな」
リラックマラ「すまない、女勇者……。例え治せなかったとしても、お前のその優しさだけで私の心は十分癒された……。それについてだけは深く感謝する」
女神「お前、ホンマに性格はイケメンやな……。王女のもんちゃったら惚れとったかもしれへん」
リラックマラ「すまないな……」フッ……
女神「嘘に決まっとるやろ。調子に乗んなや、ド変態」
リラックマラ「はうっ////」ドキドキ
女神「で、おい、そこの骨皮」
スネ夫「なんじゃ…?」
女神「王子治したら、お前、うちの言いなりになれ。脅してもええんやが、イマイチすっきりせえへん。うちに絶対服従すると誓え。ええか?」
スネ夫「だが、それでは民が……。それに隣王子も……」
女神「安心せい。そない無茶な事は言わへんわ。それに言う事きくなら御褒美としてお前らには丸一日往復ビンタかましたる。……どや?」
スネ夫「喜んで服従を誓おう!///」ドキドキ
リラックマラ「そなたに忠誠を誓おう!///」ドキドキ
女神「言い出したうちが言うんもあれやが……お前ら欲望を抑えるいう事出来へんのか…………」
176 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 00:47:00.56 ID:Y1diTHOH0
女神「ほな、第一王子の病状とかをとりあえず先にうちに教えてんか? それからどないするか考えるさかい」
リラックマラ「わかった……。私が言おう。少し複雑だからよく聞いてくれ」
女神「そないめんどい病気なんか? どんな感じやねん?」
リラックマラ「兄上の病気は、朝は【安価直下】な状態になり、昼は【安価その下】な状態になり、夜は【安価もう一つ下】な状態になる病気だ」
女神「…………どういう事やねん、それ…?」
177 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 01:04:25.29 ID:1MblwlraP
よくある「朝、目覚めたら女性になっていた」展開
178 :
【インド人】 :2013/08/21(水) 01:58:21.49 ID:27q42DEE0
いかなる時でも突然眠くなる
179 :
【インド人】 :2013/08/21(水) 01:59:23.03 ID:27q42DEE0
夜の血が騒ぎ、下ネタ連発する男子高校生みたいなノリ
ほ
181 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 10:12:06.79 ID:4DS0LRgD0
女神「とりあえず、あれや、急に眠くなるいうんはわかる」
リラックマラ「うむ」
女神「でもな、女になるいうんは、それ病気ちゃうやろ、もう」
リラックマラ「うむ」
女神「なに冷静に返事してんねん、おい!」
リラックマラ「恐らく好奇心に負けて呪いのアイテムを使ってしまったのであろう。おいたわしや、兄上……」グスッ
女神「それは自己責任や」
リラックマラ「夜に下ネタを言う病気も16歳の時から一向に治らず……」グスッ
女神「それ、童貞こじらせとるだけちゃうんか、おい?」
182 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 10:13:37.80 ID:4DS0LRgD0
女神「ちなみにお前の兄ちゃん、いくつや?」
リラックマラ「35歳だ」
女神「お前とは結構年離れとるな。他になんか、これは知っといた方がいい、いう情報あるか?」
リラックマラ「そうだな……。30歳を越えたあたりから、急に魔法が使えるようになったな……」
女神「完璧童貞やないか、おい」
スネ夫「今では大魔法使いと王宮内でもっぱらの噂になっておるぞ」エヘン
女神「それ自慢どころか、いじめの領域や」
リラックマラ「その内、賢者に転職出来るのではないかと母上も喜んで」
女神「孫の心配をせいや。可哀想になってきたがな、おい」
183 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 10:14:42.90 ID:4DS0LRgD0
女神「とにかく、わかった。呪いと病気はなんとかしたる。童貞は諦めろ言うしかないが」
リラックマラ「むしろ童貞こそ、そなたがすぐに治せ……」
女神「生き地獄か地獄か選ばしたろか? 何でうちが童貞の世話までしなかん?」ゴゴゴゴゴ……
リラックマラ「」ビクッ
女神「ほなら、する事は決まったな。まずは呪いをとく事からや。それじゃ、早速……」
安価直下
女神の行動
1、呪い言うたら教会やな、教会行こか
2、呪い言うたら魔王の専門分野やろ、魔王城に行くか
3、呪い言うたら僧侶が詳しかったはずや、僧侶のとこ戻るか
4、その他(自由指定)
184 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 11:23:28.36 ID:rJqpFN2z0
1!
185 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 14:11:48.76 ID:4DS0LRgD0
女神「教会行こかー。ついでに教会も裏から操れるようならそうしたいしなー」
女神「女勇者こそ神の使いー、みたいな感じで教皇に言わせれば、うちは表世界でも完璧に女神や!」
女神「ついでにそこでドジッ娘かドMになれたら、なお良しやな!」
女神「うん、燃えてきたでー! ファイトやー!」
女神「となると、行く場所は教皇のおる大聖堂で決まりやな。移動魔法で、ほいっと」ヒュン!
リラックマラ「父上……今の話…………」
スネ夫「ワシ、知らん。民が無事で、ビンタさえしてもらえればワシはそれで良いし」
リラックマラ「そうですか…………」ハァ……
186 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 14:12:53.13 ID:4DS0LRgD0
【大聖堂】
女神「ここ来るんも久々やな……。聖剣もろた時以来ちゃうか……?」キョロキョロ
女神「……にしても、ちっとも変わっとらへん。模様替えぐらいせえっちゅうねん」トコトコ
女神「うちが名実ともに新世界の女神になったら、ここにある女神像もうちの顔に変えさせたろ」トコトコ
女神「さてさて、教皇はおるかな? あいつ出掛けとったら来た意味ないでな。誰か知ってるやつ、おらへんやろか……」キョロキョロ
女神「おっ、ちょうどええとこに知り合いがおったがな。声かけてこ」タタタッ
安価直下
見つけた知り合い
1、神父
2、シスター
3、仲間(僧侶以外で指定)
4、その他(自由指定)
187 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 17:26:25.46 ID:27q42DEE0
神父と仲良さそうにはなす魔王
188 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 21:11:16.03 ID:4DS0LRgD0
女神「ヤッホー、神父、久しぶりやんかー、って魔王!? お前こんなとこでなにしとんねん!?」
魔王「女勇者!?」ビクッ
神父「おや、これはこれは女勇者様、お久しぶりです」
女神「いや、久しぶりとかそんなん後でええわ。それより神父、アンタなにしとんの? 魔王と仲良うべしっゃとらへんかったか?」
神父「なにかまずかったでしょうか?」
女神「いや、流石にまずいんちゃう? そいつ、一応悪の化身やで?」
神父「いえいえ、そんな事はありませんよ。生きとし生ける者はみな神の子です。魔族だとかそういったものは関係ありません」ニコッ
女神「せやったか……? そない懐広い宗教やったっけ?」
神父「世の中、物を言うのは銭でございます」ニコッ
女神「賄賂かい!? 神父のくせしてゲスいな、おい!」
189 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 21:18:30.98 ID:4DS0LRgD0
魔王「実は今日は神父に相談があって来たのだ。このところ魔王軍が行き詰まっているのでな……」ハァ……
女神「まあ、うちがさんざんコテンパンにのしたったからな。お前が今、生きてるんは、あくまで軍事バランスの為や。王国軍、魔王軍、そして竜王軍とで三者が睨みあってた方が都合がええねん」
神父「潰してしまったら、竜王軍との血みどろの戦いが始まってしまいますからね」
女神「ちゅう事をこの、人の良さそうなおっさんがうちに言うたさかい、殺すのをやめて魔王城から大人しゅう帰ったったけど、まさか、裏で手をくんどるとは思えへんかったわ……」ハァ……
神父「争いが続けば武器商人からもガッポガッポ寄付金が来ますので」ニコッ
女神「お前、ホンマもんのゲスやな、おい」
魔王「しかし、このゲスのおかげで我は命拾いしたのだから、一応、命の恩ゲスという事になるのだ……」ハァ……
女神「恩ゲスいう単語、初めて聞いたわ。なんやねん、それ」
190 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 21:20:17.06 ID:4DS0LRgD0
女神「で、行き詰まっとるからて、何でお前ここにおんねん? 魔王城で待っとり言うたやろ。うち、まだドジっ娘にもドMにもなっとらへんのやで? 変わってから会いたいいう微妙な乙女心を読めや、気まずいやろ」
魔王「なんと!? それはすまなかった、我とした事が……!」
女神「相変わらずリアクション暑苦しいな、おい。めんどくさいキャラ、ナンバーワンやで、お前」
魔王「それは誉められたのだろうか!」パアッ
女神「ナンバーワンいう言葉に騙されんなや、おい」
魔王「そうか、けなされたのか……」シュン……
女神「ホンマ、めんどいな、おい。……まあ、そういうんも可愛ええ思う時はあるが……」
魔王「そうなのか!」パアッ
女神「常に躁鬱気味か、お前は。それより、何の相談に来たかはよ説明しいや」
魔王「うむ、実はな……」
安価直下
魔王の相談内容
1、王国軍との和平交渉を頼みに来た
2、裏から武器を流してくれるよう頼みに来た
3、今後の生き方について相談にきた
4、その他(自由指定)
恋の相談
192 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 22:00:19.50 ID:SYGrQDwpO
命の恩ゲスw
193 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 00:29:01.89 ID:lpdKUiQ20
魔王「恋の相談に来たのだ」
女神「あ/// う、うちとのか?///」ドキドキ
魔王「いや、別の相手だ」
女神「とりあえず殺してええか?」チャキッ
魔王「落ち着け!」
神父「女勇者様、ここは聖なる場所ですので殺生は……」
女神「んなもん関係あるかい! 乙女の純情を踏みにじったやつは死んでもええねん!」
神父「どうしてもそうされると言うのでしたら口止め料をお願いします」ニコッ
女神「お前も一緒に地獄送ったろか!」チャキッ
神父「いえ、地獄の番人に賄賂をつかませて天国に行くので私は」ニコッ
女神「こいつ、ホンマ神父やっとってええんか? ごっつ悪どいわ!」
194 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 00:31:17.45 ID:lpdKUiQ20
女神「で、なんや、おいこら、そこの豚」チッ
魔王「態度が180度変わってしまった!!」
女神「お前が惚れたゆう♀はどこのどの豚や。チャーシューにしたるで言うてみ」ギロッ
魔王「もはや悪党面! 女勇者にしておくのは惜しい!」
女神「まあ、それは冗談としてや。……ホンマに誰やねん? もしも、そいつがうちよりお前に相応しい女や思たら……しゃーない、お前の事はすっぱり諦めたるわ……」
魔王「本当か!?」パアッ!!
女神「正直過ぎてごっつきついわ、お前の態度……。優しい嘘の一つぐらいはつけや……」グスン……
神父「女勇者様……。良ければ私が慰めてさしあげましょう。丁度、今日は良い宿屋をとっておりますので、そこで朝までじっくりと愚痴を吐き出されてはいかがかと……ベッドの上でね」ニコッ
女神「そんでもって、お前の下でか、おい。ゲスも大概にせえや、コラ」
安価直下
魔王の好きな人
1、隣国の王妃
2、王女
3、女に変わった第一王子
4、その他(自由指定)
195 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 00:37:04.65 ID:EC9YLYh9P
シスター
196 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 02:30:11.23 ID:lpdKUiQ20
魔王「実はそこにいるシスターだ///」ゴショゴショ
女神「お前、ホンマ悪の化身か? 色々可愛ええとこ多すぎやろ?」
神父「世も末でございますなあ」
女神「お前の事やでそれ! びっくりやわ! ツッコミ多すぎて困るっちゅーねん、ホンマ! いい加減まともなキャラ出てこーへんのか、おい!」
魔王「何を言う。あのシスターは常識のある立派な女性だぞ!」
女神「恋は盲目いう言葉知っとるか、お前? うちはもう騙されへんで! 絶対、どっかおかしいに決まってんねん!」
安価直下
シスターの性格
1、常識人
2、小悪魔、ドM、ドジっ娘
3、バリバリの武闘派
4、その他(自由指定)
197 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 02:35:47.60 ID:EC9YLYh9P
どんな異性の好みも演じる事が出来る超絶腹黒女
198 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 03:28:24.72 ID:lpdKUiQ20
魔王「いや、そのような事など断じて有り得ない! 彼女は小悪魔的でドMでドジっ娘な素晴らしい女性であるぞ!」
女神「もうその時点でおかしいやろ、おい! 確かにお前の好みドストライクやが、シスターとして小悪魔はあかんやろ!!」
神父「神は何者であろうと拒みません。それにいざという時は免罪符を発行すればいいだけの事です」ニコッ
女神「お前、教会を中から滅ぼす気か、おい! 間違いなく教会の黒歴史になるからやめとき!」
魔王「小悪魔と魔王……理想のカップルとは思わぬか?///」ドキドキ
女神「シスターと魔王なら禁断の恋じゃ、ボケ。なに都合のいいところだけ抜き出しとんねん」
199 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 03:29:32.55 ID:lpdKUiQ20
女神「とにかくお前らの言う事なんか一ミリたりとも信用出来へん。うちが実際にあって確かめたる」
魔王「ならば思う存分確かめるがよい。必ずや己の間違いを痛感する事になろうぞ。ヌハハハハ!」
女神「なんでうちが悪者みたいな扱いになってるん? おかしいやろ?」
神父「私が言うのもなんですが、彼女は素晴らしい女性ですよ、女勇者様。わざわざ確かめるまでもないかと……」
女神「お前に比べれば大概のやつは聖人君子や。信用出来るかい」タタタッ
200 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 03:30:24.15 ID:lpdKUiQ20
【大聖堂、廊下】
シスター「」トコトコ……
女神「いうても、いきなり声かけるんも難しいな……。どないして声かけよ……?」
シスター「はぁ……」トコトコ
女神「……何か溜め息ついとるけど、悩みでもあるんかいな?」
シスター「どこかにいい男いないかしら……」ハァ……
女神「いきなり煩悩全開な悩みやな、おい」
シスター「都合のいい男が欲しいわあ……」ハァ……
女神「しかもそっちか! あかんやろ、お前!」
シスター「きゃっ! 誰!?」ビクッ
女神「あかん! うち、ツッコミおさえきれへん体質や
ねん! 気づかれてもうたがな!」アセアセ
201 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 03:31:36.54 ID:lpdKUiQ20
シスター「これは、女勇者様!」
女神「ああ、もう! 顔が知れわたっとるんも問題やな、めんどいがな」
シスター「あの……何か私にご用でしょうか?」
女神「用っちゅうか、ええと、ちょいと話ええか?」
シスター「はあ……どうぞ」
女神(……とは言うても、何を話そ……?)
安価直下
1、魔王の話
2、教皇の居場所
3、第一王子の呪いについて
4、その他(自由指定)
私の恋人になれ!(魔王の話が本当なら恋のテクニックを盗めるはずや)
ちょいっと最初の頃に戻ってきたか
魔王(どうでもいいが女神は処女なのか?)
205 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 11:16:30.78 ID:lpdKUiQ20
女神(……うーん、ホンマなに話そ。とりあえず、こいつ、小悪魔っぼい雰囲気はあんねんな……)
女神(こいつが魔王の好みやゆうなら、ずっと一緒におれば恋のテクニック盗めるんちゃうか?)
女神(せやな……うん。よし、決めた!)
シスター「……あの……女勇者様……?」
女神「お前、うちの女になれ!」
シスター「えぇ??」
女神「ええからなれ。ええ思いさせたる」
シスター(……ええと? んん?)
206 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 11:18:02.09 ID:lpdKUiQ20
シスター(女勇者様、レズビアンなのかしら……?)
シスター(私、そういうのはないんだけど……)
シスター(でも、レズビアンだろうとなんだろうと、女勇者様、富と名誉と名声とある程度の権力は持ってるのよね……)
シスター(そういえば、新しいバッグと靴と洋服と香水と指輪とイヤリングと宝石と食器と燭台が欲しかったのよねー……)キラキラ
シスター(…………)チラッ
女神「どないやねん? さっさと返事しいや。あんま待たせるもんちゃうで」
シスター(ま、いっか……。丁度、今、男いないし)
シスター「……その……私で良かったら、喜んで!///」パアッ
女神(おおう……まさかの告白成功やがな…………)
207 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 11:19:59.98 ID:lpdKUiQ20
シスター「……ところで、女勇者様ぁ?///」
女神(急に甘え声になりよった……。もう服装以外、シスターちゃうやん……)
女神「な、なんやねん?」
シスター「女勇者様の好みってどんなタイプなの?///」ニギッ……
女神(……うちの事をじっと見つめながら、さりげに手を軽く握ってボディタッチかい……。勉強なるなー……)
女神「うちのタイプはあれや、パンチラでドジっ娘でドMやな」
シスター「やん、H/// でも、女勇者様なら、ちょっとぐらいなら……///」ドキドキ
シスター「……ね?/// 見たいの?///」ソッ……
女神「お前にはTPOちゅうもんがないんかい! 聖なる場所でスカートの裾を掴むなや! 戻せ!」アセアセ
208 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 11:21:26.07 ID:lpdKUiQ20
シスター「ごめんなさい、私ったらついうっかり///」テヘペロ
女神「ドジっ娘や」
シスター「でも、女勇者様が命令してくださるなら、いつでも……///」ドキドキ
女神「ドMや」
シスター「これからは思う存分にいじめて下さいね/// 私、期待して待ってますから///」ボソボソ
女神「小悪魔や」
シスター「そういえば、私、今度誕生日なんですよー!/// ご飯でも食べた後、ショッピングにでも行きませんか?///」ドキドキ
女神「夜の蝶に変わりよった」
209 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 11:23:12.09 ID:lpdKUiQ20
女神「なんか妙な事になりよったな……」
シスター「何がですか?」
女神「いや、こっちの事や。それよりこれからどないしよ……?」
シスター「私がアルバイトしてる店に遊びに来ます? 指名料は特別に私がこっそり出しときますから///」ボソボソ
女神「もうどんな店か大体わかってもうたがな」
シスター「ボトル入れてもらったら、ちょっとエッチなサービスもしますよー///」ボソボソ
女神「それ、恋人にしていい話なん? 速攻で破局してまうで?」
シスター「あっ、いっけない/// 私ったら、もう!///」コツン、エヘ
女神(魔王が惚れたんもわかるわ……。こいつ、魔性の女や……)
安価直下
女神の次の行動
1、ホンマに店に行ってみる
2、シスターに呪いの事について相談してみよかー
3、コイツ、利用して教会の悪事かなんか握れんやろか?
4、その他(自由指定)
3
211 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 12:29:57.55 ID:lpdKUiQ20
女神(せやな、あのゲス神父とこの小悪魔シスター利用して、なんかヤバめの悪事握れんやろか?)
女神(どっちも金に目がなさそうやから、大金ちらつかすか、自分の儲けになるゆう話やったら喜んで協力するやろ)
女神(その為には何かネタがなけりゃあかんな)
女神(何か教会関連の事件とかあったやろか?)
安価直下
1、そういや昔から教会のどこかで呪いのアイテム製造しとるゆう都市伝説があったな……
2、そういや今の教皇、悪魔と契約して教皇なったゆう噂を耳にした覚えあるで……
3、んな事考えんでも、ネタなんてこっちででっちあげたったらええねん!
4、その他(自由指定)
1
213 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 14:26:11.05 ID:GJ4Ec6Gh0
1!
214 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 16:25:03.24 ID:lpdKUiQ20
女神(これ、ひょっとしたらホンマの事かもしれへん)
女神(呪いのアイテムを裏で売りさばく一方で、表ではその呪いを解いていく)
女神(金も入るし、人々の信仰も集められる、オマケにエンドレスやわ……。一石三鳥やな……)
女神(今までは都市伝説や思て鼻で笑てたけども、あんなゲス神父おるし、十分やってそうな感じするわ……)
女神(よし、そうと決まったら早速調査開始や!)
安価直下
1、まずは教皇に会うて探り入れよかー
2、呪いのアイテムを買うたゆう隣王妃から聞くんが一番かな
3、あのゲスから探ってこ
4、その他(自由指定)
体を使って
聞き出す
216 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 19:12:33.42 ID:lpdKUiQ20
女神(まあ、もう身近なとこから順繰りに聞き出してくかいな)
女神(よっしゃ、ほなら最初のターゲットはコイツや!)
シスター「……?」
女神「シスター、ショッピング連れてったるさかい、今晩うちと付き合えや、ええな?」
シスター「もちろん!/// 嬉しい!///」パアッ
女神(かかっ。ちょろいもんや! ほなら、今晩宿屋とって、ベッドの上でピヨピヨ言わしたるがな)
安価直下
ピヨピヨ言わす方法
1、縛ってヒヨコプレイ
2、くすぐりの刑
3、得意のSM
4、その他(自由指定)
217 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 19:49:18.18 ID:GJ4Ec6Gh0
自白剤入のヒヨコ着ぐるみを着せて羞恥プレイ
218 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 20:14:34.11 ID:VBB+o0aFO
実にゲス面白い
219 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 20:52:00.65 ID:lpdKUiQ20
女神「ほなら、うちは他にも行くとこあるさかい、夕方頃、ここで待っとりいや」
シスター「はい。女勇者様///」ニコッ
シスター「///」ルンルン♪
女神「……さてと、小悪魔は行った事やし、今日の夜の為に色々用意せなかんな……」トコトコ
神父「おや、女勇者様。もうお帰りですか?」
女神「んっ? ああ、ちょい用事が出来たさかいな。ところで魔王はどこ行ってん?」
神父「魔王ならもう帰りましたよ。なんでもペットの餌と玉ねぎとタワシとトイレットペーパーを買いに行くとか」
女神「なんやねん、そのごった煮な買い物は。あいつは主婦かい」
220 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 20:57:05.92 ID:lpdKUiQ20
神父「いえ、それがシスターに贈り物をするのだとか」ハハハッ
女神「ハハハッちゃうやろ。もうちょい服とか宝石とかマシなもんを贈るよう忠告したれや。完全に日用品やがな」
神父「私もそう言ったのですが、シスターにプレゼントが何がいいか聞いたところ、それが欲しいと言われたので、それを買いに行かなくてはと」ハハハッ、アホヤ
女神「アホヤちゃうやろ。お前、それ完全にパシリ扱いされとるがな。うちの魔王になにさらしとんねん!」カチンッ
神父「まあ、全く相手にされてないんでしょうな。それを聞いた時はもうおかしくておかしくて」ハハハッ、ザマーwwww
女神「ザマーwwwwちゃうやろ、ボケッ! お前、ゲスどころか人として最低やで!」バシバシ
神父「ふぎゃっ!! やめて下さい、暴力は人として最低の行為だと、神も仰ってま……ひぐっ!!」
女神「やかましい! 黙って左の頬を差し出せや、コラ!」バシバシ、バシバシ
221 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 20:59:48.80 ID:lpdKUiQ20
【五分後】
神父「……慰謝料と治療費を要求しまふ。ほれとほの半分は女勇者様の体で払う事も」
女神「顔パンパンになっとってもゲスは変わらへんな、おい」
神父「女勇者様を抱いたとなへば、自慢出来まふので」
女神「根っからのゲスや。コイツ、どないし……そや!」
神父「??」
女神「わかった。体で払ったる。今晩、お前がとったいう宿屋に行ったるさかい、場所を教えてんか」
神父「おおっ!/// 流石は女勇者様! とった宿屋はここからすぐの『ヤバイぐらいの大満足亭』でございます!」
女神「その名前に客引きの効果あるんか? 逆に不安になるがな」
222 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 21:01:25.03 ID:lpdKUiQ20
神父「では、今夜を楽しみにしております」ニコッ
女神「顔パンパンのくせして下の元気は一杯やな、お前」
神父「女勇者様をニャーニャー言わせれるかと思うと楽しみで楽しみで」
女神「なに、着ぐるみプレイを前提に話してんねん、おかしいやろ、おい」
神父「では後程……」ニコッ
神父「///」ルンルン♪
女神「やっぱり変態ばっかりや……。まともなんはうちだけかいな」ハァ……
223 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 21:02:46.59 ID:lpdKUiQ20
女神「まあ、ええ。とりあえず、これで宿屋は確保出来たしな。あいつら二人同時に自白させたろ思てたし丁度ええわ」
女神「問題は肝心の自白剤やな……。これは流石のうちも持っとらへんし……」
女神「どないしたもんか……」
安価直下
女神の選択
1、仲間の魔法使いなら持ってるはずや、そいつのとこ行こ
2、まあ自分で調合したればええわ、うち器用やさかい出来るやろ
3、探せば近くの町に売っとらへんやろか……?
4、その他(自由指定)
路地裏の怪しいお店
効果抜群で副作用も抜群
225 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:19:33.48 ID:lpdKUiQ20
女神「うーん。とりあえず近くの町から探してみよか。見つからんかったらまた別の方法考えればええわ」トコトコ
【町】
女神「さてさて、こういう怪しげな薬は怪しげなとこ探すんが一番やからな。うちはそういうん得意やねん。どっか怪しげなとこは……」キョロキョロ……
女神「早速発見や!」キュピーン!
女神「ここの路地裏とかむっちゃ怪しげやんかー。女の勘が騒ぐでー」ワクワク
女神「いざ、突入やー!」タタタッ
226 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:22:18.42 ID:lpdKUiQ20
【路地裏】
女神「」トコトコ……
女店主「ζγλτΨξ!!!」ヌッ
女神「うおい! 予想以上の怪しげさや!」ビクッ
女店主「δπθΨЧиЩЯ、χЖИ!! χЖИ!!」グイッ、グイッ
女神「えっ、ちょ、待って! 何でムリヤリ店の中引きずりこもうとするん!? しかも何でか知らんけど、あんさん、ムッチャ怒っとらへん!?」
女店主「ΘΩЖ、ЧЮю!! шψζτθτИχ!!」グイッ、グイッ
女神「いや、何言うとるんか、わからへんがな! ちょ、あかんて! 引っ張らんといてーな!」
女店主「∃γΣьт、яИψλθξχ!!!」グイッ!!
女神「やー! 助けてー!! 連れこまれるー!!」ズルズル……
227 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:23:22.77 ID:lpdKUiQ20
【怪しげな店の中】
女店主「‰ΞΖжЧЩ、ыЮП、ДЁξε!!」ダンッ!!
女神「いや、何か知らんけども、すんまへん! うちが悪かったさかい、そない机たたかんといてーな! 怖いがな!!」ブルブル
女店主「●$&◆⊆⌒£<★!!!」ダンッ!! ダンッ!!
女神「堪忍やて、ホンマー! 何でそないバチ切れてんねん! 怖いやんかー!!」ブルブル
女店主「イイカラコノ薬買ウアル! サッサトスルネ!!」
女神「って、べしゃれるんなら最初からべしゃらんかい! ビビってまったやろが!!」スパンッ!!
女店主「アウチッ!!」
228 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:24:36.83 ID:lpdKUiQ20
女店主「ナニヲスフノ、ヒドヒ!」
女神「当然の報いや、ボケー! うちをそこらの女と一緒にすなや!」スパンッ!!
女店主「Oh、no!! Help!!」
女神「お前、何人かはっきりせいや! ややこいねん!」
女店主「ンダ事、ワッカラヘンダベヨ。知ルカイ」
女神「お前一人で多国籍軍作れそうやな、おい! しかもなに開き直ってんねん」スパンッ!!
女店主「オー、バイオレンスガールッ!!」
229 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:26:56.61 ID:lpdKUiQ20
女店主「やれやれ、参ったね。それで何かお探しかい? お嬢さん」
女神「お前、めっちゃ流暢に話せるやんか。さっきまでの流れは一体なんやねん」
女店主「やれやれ、参ったね。それで何かお探しかい? お嬢さん」
女神「なかった事にすんなや、おい、コラ」
女店主「やれやれ、参ったね。それで何かお探しかい? お嬢さん」
女神「いつまでやっとんねん、ドアホ」
女店主「やれやれ、参ったね。それで何かお探しかい? お嬢さん」
女神「……ひょっとしてお前、それしかべしゃれへんのかいな?」
女店主「そうさね、今頃気づいたのかい」
女神「なめとんのか、おい」
230 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:28:17.87 ID:lpdKUiQ20
女店主「まあ、こんな怪しげな商売やってると色々と煩わしい事が多くてね」
女神「まあ、それはわからへん事もない」
女店主「異国人のフリをしてた方が色々と都合がいい時もあるのさ」
女神「おもに押し売りの時にやろ? えげつないわ、ホンマ」
女店主「悪かったね、勘弁しとくれよ。お詫びに少し安くしとくからさ、何か買っていかないかい? このところめっきり客足が減ってね。不景気ってのは辛いねえ……」ハァ……
女神「客足減ったん、百パー押し売りのせいちゃうん?」
女店主「客足が減ったから押し売りを始めたのさ。何年か前まではいいお得意さんがいたんだけど、その人も来なくなってしまったからねえ……」フゥ……
女神「さよかー……。まあ、景気ばかりは、うちにもどうしようもないでな……」
女店主「また買いに来てくれないかねえ、隣王妃様……」
女神「絶対来うへんからそれは諦めろ」
231 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:29:25.77 ID:lpdKUiQ20
女店主「で、アンタもどうせ何かヤバイ物を買いに来たんだろ? こんな怪しげな路地裏に足を運ぶのはそんな人間ばかりだからねえ」
女神「まあ、うちも人の事言えへんか……。実はな、自白剤を買いに来たねん」
女店主「自白剤ねえ……。それならこれがお勧めさね。効果の程は保証するよ。ヤバイぐらい効くから」スッ……
女神「ヤバイんかい……。大丈夫かいな、コレ……」
女店主「副作用もヤバイぐらい効くからお得な一品だよ」
女神「あかんやろ、それもう! まともな物はないんかい!」
女店主「ちなみに副作用は【安価直下】だよ。お得だろう?」
女神「さよか?」
232 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 23:44:25.64 ID:EC9YLYh9P
ほんの数滴で数時間性格、性癖、その他色んな物が真逆になる
効果時間は量に比例
ほしゅ
234 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:8) :2013/08/23(金) 14:33:41.03 ID:N44sPnx+0
ほ
す
235 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:39:02.89 ID:jbt42EFP0
女神「うーん。まあ確かに、あのゲスと小悪魔には丁度ええかもしれへんな。わかった。これ買うたる。なんぼや?」
女店主「毎度あり。それはなかなか手に入らないヴィンテージものだからね。少々お高くつくよ」
女神「売れ残っとた正直に言わんかい。カタカナ使て誤魔化そうとすなや」
女店主「あら、バレちまったかい。しょうがないね。まけるっていう約束もしてるし500万ゴールドでいいよ」
女神「高すぎやんか、おい。家が4、5軒買える値段やで。もっとまけんかい」
女店主「仕方ないね……。それならおおまけにまけて、4万ゴールドでどうだい?」
女神「ホンマか!? めっちゃ安なったがな! ええんか!?」パァッ
女店主「あ、ああ、いいよ。えと……それで……本当にその値段で買うのかい?」
女神「もちろんやがな、おおきにな! ほな、これ小切手や! 受け取ってんか!」サラサラ、スッ……
女店主「あ、ああ……。毎度あり……」
236 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:40:35.41 ID:jbt42EFP0
【路地裏】
女神「それじゃ、ホンマおおきにな、ねーちゃん。商売頑張ってやー!」
女店主「…………」
女神「ほな、また……」……ガシッ
女店主「ちょいと待ちなよ、アンタ」
女神「なんや、ねーちゃん、どないしてん?」
女店主「アンタ、嘘つくのもいい加減にしなよ。ホントは気づいてるんだろう? その薬が4万ゴールドもしないって事にさ」
女神「………………」
女店主「一体どういうつもりだい? 恩でも売ろうっていうんなら、こちとらお断りだよ。そういうのは嫌いな人間なんでね」
女神「…………なんや、バレっとったんかいな。しゃーないな」
女店主「やっぱりかい。食えない女だね。で、どういうつもりなのか説明しなよ。でないと返さないよ」
237 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:42:48.28 ID:jbt42EFP0
女神「まあ、別にそない深い理由はないねん。なんや困っとるみたいやったから、ちょい騙されてみただけや。ホンマにそれだけやで」
女店主「そういうのが気に入らないんだよ、アタシは。金なら返すからちょいとお待ちよ」
女神「せやかて、あれやろ? 押し売りみたいな事しとるぐらいやから、金にかなり困っとるんちゃうか? そんなん好きでやる人間には、ねーちゃん、見えへんで」
女店主「だからって人様から施しを受けるほどアタシは落ちぶれちゃいないよ。何とかやってけるから余計な親切をするんじゃないよ」ポイッ
女神「あん? なに人の親切断っとんねん? しかも小切手捨てやがって。聖獣召喚してこの店、粉微塵にしたろか?」ゴゴゴゴゴ……
女店主「」ビクッ
238 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:44:22.02 ID:jbt42EFP0
女神「言っとくけどな、ねーちゃん、金は大切やで。これがなかったら生きてけれーへんのや。そない大切なもんを渡してんねんから、素直に受け取っとくんが筋ちゃうんか?」ゴゴゴゴゴ……
女店主「あ、いや、あの、別にそんなつもりじゃなくてだね……」アセアセ
女神「やかましわ、ボケ! 四の五の抜かさず黙って受けとらんかい! まだ文句あるねんなら、拳で語ったってもええねんで!!」
女神「全く、人の親切を何だと思ってんねん! 虫けらみたいに小切手捨てやがって!!」
スーパー女神人「うちは怒ったでー!!」ボンッ!! シュワシュワシュワシュワ……
女店主「あ、いや、すまないね! ありがたく受け取っとくよ! だから抑えて、抑えて、少し落ち着いとくれ!! 髪が逆立ってるじゃないかい!!」アセアセ!!
239 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:46:29.97 ID:jbt42EFP0
スーパー女神人「ふうっ……」シュイン……
女店主「戻ってくれたかい。ふうっ……」ホッ……
女神「まあ、あれや。その金はうちからのおせっかいや思わず、今後の協力代や思て、とっといてくれへんか? また世話になる事もあるかもしれへんでな」
女店主「協力代、ね……。つまり、この店のごひいきになると捉えてもいいのかい?」
女神「まあ、せやな。何か欲しいもんがあった時はここで買うたるし、知り合いにも勧めといたる。代わりにうちが困った時は助けてんか? それでええやろ?」
女店主「……ギブアンドテイクって事かい……。まあ、それで納得しといてあげるよ」
女神「さよか、良かったわ。それならそうしといてや」
女店主「色々とすまなかったね、このお金はありがたくもらっとくよ。ただし、返せと言われても返せないから、それだけは覚えときなよ」
女神「かまへん。うちは勇者やさかい金づるならなんぼでもおるでな」
女店主「アンタが勇者ねえ……。まあ、そういう事にしといてあげるよ。キレて店壊そうとする勇者がいるもんかい」
女神「みんな勇者に対して先入観持ちすぎやっちゅうねん。勇者かて人の子や。お腹すいたらご飯食べるし、キレたら惑星の一つぐらい壊すっちゅうねん」
女店主「それはない」
女神「さよか?」キョトン
240 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:47:23.82 ID:jbt42EFP0
【夕方の大聖堂前】
女神「さてさて、シスターはどこかいなと」キョロキョロ……
シスター「」トコトコ……。キョロキョロ……
女神「あ、おったがな。おーい! こっちや、こっちー!」
シスター「女勇者様!///」パアッ
女神「さ、ほな、買い物行こかー。好きなもん買うたるで」
シスター「ホントですか!? 嬉しい!/// 女勇者様、大好き!///」ギュッ!!
女神「抱きつくなや。暑苦しい」ベリッ
シスター「えっ、あっ、私ったら、いつの間に!/// やんっ、恥ずかしい!///」モジモジ
シスター「」チラッ……
女神(今、一瞬だけ素に戻ってこっちの反応見たで……。ちゅう事はこれ全部計算かいな……。恐ろしい子やわ……)
241 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:48:48.51 ID:jbt42EFP0
シスター「それじゃ、女勇者様! 早速行きましょう!///」ルンルン
女神「せやな……。ちゅうかそないはしゃいだら、転ぶで」
シスター「大丈……あっ、やあんっ!///」コテン
シスター「転んじゃったー///」テヘッ
シスター「」ソソッ……
女神(コイツ、今、自分からスカートまくったで? パンチラとドジっ娘アピールってこうやるんかー……。そして、下着は黒のレースと小悪魔系……)フムフム
シスター「あっ!/// やあんっ!///」サッ……
シスター「その……見えちゃいました?///」モジモジ
女神「ん? ああ、ごっつ見たったで」
シスター「あんっ////」ゾクゾク……
シスター「」チラッ……
女神(相当注意して見んと、これ演技かどうかなんて全くわからへんがな……。ホンマただもんやないな、コイツ……。何で女優じゃなくて、シスターやってんのやろ……?)
242 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:50:13.54 ID:jbt42EFP0
【夜の町】
シスター「女勇者様〜、飲みすぎちゃいましたぁ///」フラフラ
女神「調子こいて飲むからや。ちょいどっかで休んでくかー」
シスター「はい…///」フラフラ
女神(かかっ。酒場でしこたま飲ましたったがな。こんでお持ち帰り出来るでー!)
シスター(ふふっ。酒場でしこたま飲んであげたわよ。これでお持ち帰りしてくるわね、きっと!)
女神(こんで後は自白剤飲ませて、こいつらの知っとる事全部吐かしたるでー!)ワクワク
シスター(これで後は睡眠薬飲ませて、既成事実作ったふりして一生私の貯金箱にしてあげるわ!)ワクワク
243 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:51:37.75 ID:jbt42EFP0
【ヤバいぐらいの大満足亭】
女神「こっちやこっち」グイッ
シスター「やん、女勇者様、積極的///」
女神「あった。この部屋や。さ、入れや、コラ」ドンッ
シスター「えっ? あっ! きゃあ!」コロンコロン
神父「女勇者様、お待ちしておりま……いっ!?」ドンガラガッシャーン
女神「かかっ。天罰やっちゅうねん。ほな、二人ともピヨっとる内にさっさと縛ってまお。御用や、御用やー!」グルグル、ギュッ!!
神父「」ピヨピヨ、ピヨピヨ……
シスター「」ピヨピヨ、ピヨピヨ……
女神「んでもって、この自白剤を二人に飲まして、ついでにそこらにある着ぐるみ着せたるっちゅうねん」ササッ
安価直下
二人に飲ます自白剤の量
1、数滴
2、そこそこ
3、がっさり
4、その他(自由指定)
保守おおきに
244 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 16:54:24.68 ID:9/VYThh50
丸ごと全部
245 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 17:32:19.61 ID:jbt42EFP0
女神「もうこいつらにらまるごと全部飲ませたるか。多分、一生分ぐらいはあるやろ。ほいっとな」グイッ
シスター「きゃあっ!」ガボガボ
神父「うごっ!」ガボガボ
女神「んでもって、着ぐるみ、着ぐるみ。シスターはヒヨコかな。んでもって、神父は犬にしたろ。ほいほいっと」ササッ
ヒヨコ女「」ピヨピヨ、ピヨピヨ
チワワ男「」ワンワン、ワンワン
女神「なんやねん、ワンワンって? どない状況やねん??」
女神「まあ、ええか。気にするほどの事ちゃうやろ。ほなら、こいつらの知っとる事、これからガンガン吐かしたるでー!」
安価直下
二人の知っている教会の悪事
1、呪いのアイテム量産計画
2、魔王の美人局計画
3、人類補完計画
4、その他(自由指定)
246 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 17:37:33.47 ID:peFQiQwX0
悪事全て
247 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:38:05.23 ID:jbt42EFP0
女神「まずは小悪魔からやな。おい、コラ、起きんかい。ピヨピヨ言わすで」
ヒヨコ女「あっ……う、ううん…………」パチッ
女神「お前が知っとる悪事を洗いざらい吐いてもらおか」
ヒヨコ女「ハイ。私ハココニイルゲスヤロウト共謀シテ魔王ヲツツモタセニスルツモリデシタピヨ」
女神「何か怖いわ、この薬。ホンマ大丈夫かいな、おい」
248 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:39:33.59 ID:jbt42EFP0
女神「他には何かあらへんか? 教会の悪事でもええで」
ヒヨコ女「教会ハ裏デ呪イノアイテムヲ製造シテ、ソレヲコッソリ売リ捌イテマスピヨ」
女神「やっぱホンマやったんかい……。で、それはどこで製造してんねん?」
ヒヨコ女「ソレハアノゲスヤロウガ知ッテイマスピヨ。私ハ知リマセンピヨ」
女神「さよかー。それならあのゲスに聞いたろ。お前はもうええで。ベッドの上でピヨピヨしとり」
ヒヨコ女「……わかりました。これも女勇者様を貯金箱にしようとした天からの罰なのでしょう。私はこれまでの罪を償うため、これからは一生ヒヨコとして生きていきます!」
女神「待ちいて! 他の償い方にしとき! 早まったらアカンて!」アセアセ
249 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:40:45.39 ID:jbt42EFP0
女神「さて、コラ、そこのゲス神父」
チワワ聖人「」ピカーッ
女神「ちょい待て、いつのまにかお前、聖人になっとるがな! 元はどんだけゲスかったんや、おい!」
チワワ聖人「」ピカーッ、ピカーッ
女神「後光が眩しいがな! 着ぐるみからピカピカ漏れてんねん! その光、なんとかしてや!」
チワワ聖人「」スッ……
女神「って、ホンマに消えたがな……。出すのも消すんも自由自在かいな。松明忘れた時とか便利そうやな……」
チワワ聖人「…………悔い改めなさい」
女神「何でチワワにそないな事、言われなあかんねん、おかしいやろ」
250 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:42:00.11 ID:jbt42EFP0
女神「で、なんや、その……。教会が呪いのアイテムを製造しとるゆう場所を教えてくれへんか?」
チワワ聖人「」ピカーッ
女神「光はもうええっちゅうねん!」
チワワ聖人「大聖堂ノ地下深クデ作ッテイルワン」ピカーッ
女神「こんな神聖なチワワ初めて見たがな……。どない扱うてええか、全くわからへん……」
チワワ聖人「問題ありません……。私はこれまでの自分の罪、そして全人類の原罪を浄化する為、明後日、磔の刑となります……」
女神「思いとどまれや、お前も! 死んだらアカンて! 他の償い方をよう考えるんや!」アセアセ
251 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:43:51.68 ID:jbt42EFP0
チワワ聖人「いえ、これは私が生まれる前より定められていた事……。生と死は私にとっては等価値なのです……」
女神「なに言うとるんかわからへんけど、死んだらアカンて!」
チワワ聖人「遺言ですよ……」フッ……
女神「なにカッコつけてんねん、チワワのくせして! 人は生きてる以上、精一杯生きなアカンねん! うちも罪滅ぼしに協力したるさかい、強く生きてくんや!」
チワワ聖人「……わかりました。今宵、ここであなたと私が出会ったのもまた神のご意志なのでしょう……。あなたの言う通り、もうしばらくの間は生きていく事とします。神もきっとお許し下さるはずです……」
女神「さよか……。良かったわあ……」ホッ……
女神「うちのせいで死なれでもしたら、夢に出てきそうやもんなー……」フゥ……
チワワ聖人「ですが、ヒヨコが三回鳴く前にあなたは私の事を三度知らないと言うでしょう」
女神「いきなり何を訳のわからん事を預言してんねん?」
ヒヨコ女「ピヨピヨ、ピヨピヨ……」チラッ
女神「言わんとあかんのかい、おい。脅迫やがな、こんなん」
252 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:45:24.30 ID:jbt42EFP0
女神「なんかもう、元のゲスの方がまだ良かった気がするわ……。聖人とかは流石にうちもしばかれへん……」
チワワ聖人「」ピカーッ
女神「返事代わりなん、それ……? で、他になんか教会の悪事とかあるかー……?」ハァ……
チワワ聖人「」ピカーッ
女神「あるんやな……。で、なんやねん? 一応聞いたるわ……」
チワワ聖人「教会ハ天使ヲコピーシテ量産型ノ新兵器ヲ開発シテルワン」
女神「それごっつヤバイ事やねんけど、お前のせいで緊張感ゼロや」
チワワ聖人「ソシテ最終的ニハ、人類ヤ魔族ヤ竜ヲ一ツノ生命体ニシテ、平和ナ世界ヲ作ロウトシテイルワン」
女神「ある意味一番の悪党が、ノーマークの教会ってどういう事やねん」
253 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:46:58.97 ID:jbt42EFP0
女神「まあ、もう聞いてまったんはしょうがあらへん。それもうちが何とかしたる」
チワワ聖人「私も協力を惜しみません……。二人で共に、心優しい人だけが住む平和な世界を作っていきましょう……」
女神「お前のその言い方、裏を返せば心優しくない人間は皆殺しにする言うとるんやけど、それはええんか?」
チワワ聖人「」ピカーッ、ピカーッ、ピカーッ!!
女神「眩しい! 怒ったんかいな、おい! 地味な奇跡の使い方をすなや!」
ヒヨコ女「あの……私はどうすれば宜しいのでしょうか? これからの人生、どうやって罪を償っていけば宜しいのでしょうか、女勇者様……」シュン……
女神「そない言われても、まっとうに生きてけとしか言えへんがな、そんなの。人に頼らず自分で考えてき。神さんかて反省しとる人間にそこまでひどい事はせえへんやろ」
ヒヨコ女「そうですよね、わかりました! ありがとうございます!」パァッ
女神「何か世直しの旅みたいになっとるがな。どうなってんねん、これ」
254 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 20:48:07.28 ID:jbt42EFP0
女神「しっかし、やる事どんどん増えてってるがな。どっから手をつけたらええねん……」
安価直下
1、まずは魔王をおとす事からー
2、第一王子の呪いを片付けてからー
3、教会の野望を粉微塵に粉砕してからー
4、その他ー(自由指定ー)
255 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 21:11:37.05 ID:9/VYThh50
3
いい加減エロがほしい
257 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 07:36:33.15 ID:aml9fDxb0
女神「ま、一番アカンとこから片付けてくかいな。教会の野望を粉微塵に粉砕したるがな」
女神「そんじゃまずは……」
安価直下
1、うちは最強やー! このまま速攻で大聖堂の地下に突撃したるでー!
2、チワワとヒヨコからも少し情報を手に入れてからやな
3、教皇しばいた方が早ないか、これ
4、その他(自由指定)
3
259 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 07:48:12.13 ID:aml9fDxb0
女神「しちめんどい事は嫌いやからな。教皇しばいてついでに新兵器とやらもうちが奪ったるがな。かかっ」
女神「チワワ聖人、お前なら知っとるやろ。教皇は今どこで何をしとんねん。そこに行って【安価二つ下】したるがな」
チワワ聖人「教皇は今、【安価直下】で、【安価一つ下】をしてるはずです……」
260 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 07:59:16.20 ID:zLEFmlYp0
トイレ
便所飯
262 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 08:52:03.85 ID:Tx97DF9o0
どんだけ〜
263 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/24(土) 10:11:07.32 ID:OsjcnIFI0
便所飯好きすぎるだろ…ww
264 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 11:17:06.61 ID:aml9fDxb0
安価直下
教皇の性別
1、♂
2、♀
3、その他(指定)
教皇
266 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 11:38:39.87 ID:aml9fDxb0
女神「うちと同じ趣味かー。意外と話が合うかもしれへんな。平和的に解決出来るんなら、それが一番やでな」
チワワ聖人「そうですね……」ニコッ……
女神「お前、ホンマ変わったな……。元のゲスがなんか懐かしいわ。人間やっぱり多少は汚れとらなあかんのかもな」ウンウン
ヒヨコ女「ピヨ?」
女神「あー、うん……。お前はそっちの方が可愛ええかもしれへん。一緒に教皇のところまで来るかー?」
安価直下
ヒヨコ女の決断
1、ピヨピヨ!///
2、ピヨピヨ…………
3、ピヨピヨ、ピヨピヨ
4、その他(指定)
267 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 11:43:48.85 ID:zLEFmlYp0
コケコッコー
268 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 11:58:58.61 ID:aml9fDxb0
ヒヨコ女「コケコッコー」
女神「さよか、成長したいんか。OKや! ほならお前も一緒に行くでー! うちとおればなんぼでもレベルアップ出来るっちゅうねん!」
ヒヨコ女「コケーッココココッ///」バサバサ
女神「任しとき。最終的にはお前をフェニックスにしたる! うちと一緒に天高く羽ばたくんや!」ビシッ!!
チワワ聖人「……私はどうしましょうか?」
女神「チワワ、暇やったらお前も一緒に来るか? 便所飯の真髄を教えたるで!」
安価直下
チワワ聖人の決断
1、ピカーッ!!
2、ピカー……
3、ピカチュウッ!!
4、その他(何でもええわ、もう)
269 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/24(土) 12:03:52.61 ID:OsjcnIFI0
1
270 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 12:15:23.66 ID:aml9fDxb0
チワワ聖人「」ピカーッ!!
女神「さよか、お前も行きたいんか。なら連れてったる! 奇跡とかあったら便利やろしな。パンと葡萄酒の用意もいらへんから助かんねん」
チワワ聖人「私は便利屋ではないのですが……」
女神「使えるもんは有効利用せなもったいないやろ。減るもんちゃうから構へんがな。ほな、大聖堂のトイレに早速行くでー!」グイッ
ヒヨコ女「ピヨーッ!///」ジタバタ
チワワ聖人「ヒヨコ女よ、安心なさい。服装など些細な事です。神の前ではみな裸同然ですから」ニコッ
ヒヨコ女「ピヨ、ピヨ、ピヨーッ!///」ジタバタ
女神「暴れんなや、黙ってついてき! うらっ!//」グイッ
ヒヨコ女「ピヨーーーーーーーッ!!///」
271 :
レス代行:2013/08/24(土) 13:08:19.61 ID:QYU2vaBE0
規制食らった…………
落とすか、誰かが続きを書くかでよろ
マジかよ・・・誰か頼んだ!
あらら...残念
残念だぁ〜
275 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 17:21:54.31 ID:1xcPNMZQO
嘘だと言ってくれ
今一番の楽しいスレなんだよここ!
どこか違う所に書いてコピペとかしてくれぬか
277 :
レス代行:2013/08/24(土) 21:29:24.58 ID:gI7GFOYf0
無念ですが、ここで途中退場です
実は移住や代行レスの話も持ちかけられたのですが、色々考えた末、結局、諦める事としました。ご好意を無駄にしてしまい申し訳ありません
以下、ここまで読んで下さった方へ、みんなからのメッセジをどぞ
女神「途中までなんは残念やけど、うちの可愛さは十二分に伝わった思うでー! ちょっと野心家なとこも見えてもーたけど、んなもん愛嬌やっちゅうねん!」
王女「おだまり! この雌ヒヨコが!///」ビシッ!!
ヒヨコ女「ピヨーッ!!」ピィピィ、ピィピィ
魔王「フハハハハ! 便所飯は最高だな!」パクパク
教皇「私の出番は? また規制とか、どんだけ〜!?」
魔王、受付、僧侶、王女、リラックマラ、スネ夫、女店主、ヒヨコ女、チワワ聖人、教皇「それでは皆さん、今から規制の原因作ったやつをしばいてきます!」
女神「って、うちが入っとらへんがな! 置いてかんといてやー! 待ってー!!」タタタッ!!
本当の本当に途中退場、スマソ
ざんねーん!
解除されたら続きを頼むよ。待ってる―!!
279 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/24(土) 21:49:07.86 ID:OsjcnIFI0
そんな馬鹿な…‼
俺は待ってるぞ…‼
280 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 22:33:47.38 ID:1xcPNMZQO
また書け
必ず書け
絶対書け
超絶書け
悶絶書け
絶倫書け
絶食書け
絶命書け
規制とけるまでゆっくり保守しながら待つとしよう
ほしゅ目安どんくらいよ?
283 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 04:54:06.33 ID:ZPIrc3d70
ほしゅ
ほ
285 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:05:33.96 ID:BZko4k3z0
なんかいつのまにやら規制解除されとった
一時的なものらしいから、とりあえずいけるとこまで
保守おおきに
286 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:14:47.93 ID:BZko4k3z0
【夜の大聖堂】
ヒヨコ女「ピヨ……ピヨぅ……//」グシュン、メソメソ
女神「かかっ。おもろかったな、みんなうちらの事見とったで」
チワワ聖人「」ピカーッ
女神「ああ、うん、そや。チワワはそないして周り照らしとってやー。明かり灯す魔法使わんで済むから助かんねん」
ヒヨコ女「ひどいです……女勇者様……。私、死ぬほど恥ずかしかったのに……」グシュン、グシュグシュ……
女神「魔王を騙くらかそうした罰や。これで全部チャラにしたるさかいメソメソすなや」
チワワ聖人「ヒヨコ女よ、神は耐えきれない程の試練をあなたに与えたりはしません……。裁きの時が来るまで耐え忍……」
女神「チワワ、明かり消えとる。照らしてーや」
チワワ聖人「」ピカーッ
ヒヨコ女「」グスン……
287 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:16:05.18 ID:BZko4k3z0
【大聖堂、男子トイレ前】
女神「さてと……トイレについたな。教皇のおっちゃん、まだご飯食うとるとええけど」
チワワ聖人「違います、女勇者よ……。教皇はそちらにはおりません……」ピカーッ
女神「ん? 何でや? 他のトイレかいな? それとも、教皇も女子トイレでご飯食って喜ぶ変態なんかー?」
ヒヨコ女「ピヨ? 教皇も?」
女神「ああ、うん、こっちの事やさかい気にしんといて」アセアセ
女神「それより、どういうこっちゃねん、チワワ?」
チワワ聖人「あなたの知っている教皇は代理人、言わば影武者なのです……。真の教皇は大聖堂の地下深くで……」
女神「チワワ、また、光、忘れとる。暗いの怖いやんか。つけてや」クイッ、クイッ
チワワ聖人「」ピカーッ
ヒヨコ女「コケコッコー」
女神「何でこのタイミングで鳴いたん?」
288 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:19:44.51 ID:BZko4k3z0
【地下へと通じる階段】
女神「ほなら、つまり教皇はオスメスとかなく、キョウコウいう全く別の生物やいうんか?」カツン、カツン……
チワワ聖人「ええ……」カツン、カツン……
ヒヨコ女「それ、私も初めて聞きました……」ポヨヨン、ポヨヨン……
チワワ聖人「……教会の裏の記録によると、今から何百年も昔に天から白い月が降りてきて、その中からキョウコウが現れたのだと……」カツン、カツン……
チワワ聖人「そして、キョウコウは数々の奇跡を起こし、瞬く間に神の使いとして教会に呼ばれ、そのまま大聖堂の地下深くへと……」カツン、カツン……
女神「それ、神さんの使い言うか、宇宙人ちゃうんか? むしろ、拉致監禁されて解剖されてそうな勢いやがな……」カツン、カツン……
ヒヨコ女「知りませんでした……。そんな裏の話があったんですね……」ポヨヨン、ポヨヨン……
女神「ちゅうか、お前の足音だけおかしいやろ。どないなっとんねん、それ」
289 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:21:08.33 ID:BZko4k3z0
【大聖堂地下、セントラルトイレ】
磔にされた巨大天使「…………」
女神「……なんやねん、コレ…………」
チワワ聖人「キョウコウです」
女神「おかしいやろ! 流れ的に! 便所飯はどないなっとんねん!」
磔にされた巨大天使「あー、マジ、ようけ食ったわー。もう食えへん、食えへん。今日の便所飯はなかなか旨かったでー。正に、味の暴走状態やー!」ゲップ、ドヤァァ
女神「神聖さの欠片もあらへんがな!? どんだけ〜!?」
ヒヨコ女「どんだけ〜!?」
チワワ聖人「どんだ……」ゲホッ、ゴフン……
290 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:22:33.45 ID:BZko4k3z0
女神「どういうこっちゃねん、コレ!? コイツ、ホンマに悪の親玉なん!?」
チワワ聖人「この方こそ、教会の裏の最高権力者であり、天使です……」ピカーッ
女神「こんな下品な天使がおるかい! ちゅうかコレをコピーする気にようなったな、おい!!」
チワワ聖人「私ではなく、キョウコウが言い出した事なので……」
女神「さよか。……おい、コラ、そこの仮面宇宙人。何で自分のクローン作ろ思たんや?」
キョウコウ「そんなん、人類補完計画の為に決まっとるがな。ワイは平和が好っきやねん。争いとかしたらあかんあかん。全部一つになってまえば争いとかせえへんやろ?」
女神「なんちゅう大雑把な性格や、おい。悪気ないとこがホンマにタチ悪いな、コラ。お前、うちの一番嫌いなタイプやで」ムカッ
291 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:24:03.99 ID:BZko4k3z0
キョウコウ「ほな、どうせえっちゅうねん? 人だ魔族だ竜だゆうて醜い争いしよってからに。何で仲良う出来へんのや? 殴るより、握手した方がお互い気持ちがええやろ」
女神「正論吐いたかて、お前のやろうとしてる事が最低な事やいうのは変わらへんで。正しけりゃ、何でもしてええいうもんちゃうやろ!」
キョウコウ「知るかいな。お前らの下らん争いにワイはもういい加減、嫌気がさしたんや。だからみんな一つになったったらええねん」プンッ
女神「だだっ子か、お前は! ええ加減にせんとしばくで!」
キョウコウ「おもろいがな、やってみいや。ワイのATフィールドは一級品やで。とんちはからっきしの三級品やけどな!」ドヤァァァ
安価直下
女神の選択
1、はっ、おもろいやんけ、やったるでー!
2、ほな、うちが争い止めたるさかい、新兵器を寄越せ
3、ええわ、もう。こない痛いやつほっとこ!
4、その他(自由指定)
292 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:25:17.98 ID:7iSCXdxF0
2
293 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 20:30:14.51 ID:BZko4k3z0
女神「ほな、うちがその争い止めたる! そんでどや! 文句あらへんやろ!」
キョウコウ「ホンマに止めれるんかい、単なる人間の小娘が」
女神「なんやて?」カチンッ
女神「お前、うちを誰や思てんねん? こんなチンケな大聖堂、五分もあれば全壊させたるで、コラ!」
女神「お前が天使言うなら、うちは新世界の女神や! どっちが上か今ここではっきりわからしたってもええねんで!」チャキッ
キョウコウ「そない聖剣なんか、ワイに効くかいな。元はワイがちょちょいと作ったオモチャやで。脅しがワイにきくと思うなや」フンフーン
女神「ほう……。さよか……。それならこれはどないやねん?」ニヤリ
キョウコウ「?」
294 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 20:31:30.37 ID:BZko4k3z0
女神「」ゴソゴソ
キョウコウ「……?」
女神「」ジャーン!!
キョウコウ「なんや、その短剣は?」
女神「昔、冒険しとった時、氷の島でごっつデカイ槍見つけたんでな。その槍ぶち壊して、欠片を伝説の鍛冶屋に持ってって鍛えてもろたんよー」
キョウコウ「ロンギヌスの槍をなんばしよっとね、アンタ!」
女神「聖剣が活かす剣なら、この短剣は完全に殺す剣や。どや、これで勝負したろか? この剣も、最近、血を吸うとらんゆうて悲しんどるさかいなー……」ペロリ
キョウコウ「ひっ!」ビクッ
295 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 20:32:14.11 ID:BZko4k3z0
キョウコウ「…………わかったわ……。ほな、お前に頼むさかい……」
女神「うちに協力する言うんやな?」
キョウコウ「……せや」ハァ……
女神「ほなら、お前が造っとるいう新兵器をうちに寄越さんかい」
キョウコウ「お前、ホンマに女勇者かいな!? 押し込み強盗やで、こんなん!」
女神「ちゃうちゃう」チッチッ
キョウコウ「なんやねん?」
女神「うちはもう勇者やなくて新世界の女神や!」キラキラ
キョウコウ「なに目を輝かせて野心語っとんねん……。ホンマ疲れるわ……」
女神「ちゅう事で、大聖堂の女神像をうちの顔にしときいよ。ええな? 次来るまでに変わっとらんかったらどつくで」
キョウコウ「」ビクッ
296 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 20:33:08.47 ID:BZko4k3z0
女神「ところで、お前が造っとる新兵器言うんは、どんな名前でどんな兵器やねん? あと、どこにあるんや?」
キョウコウ「名前は【安価直下】で、ここの更に奥にいったところにある」
キョウコウ「それでその兵器いうんは……」
安価その下
兵器の詳細
1、人造人間……つまり巨大なゴーレムや
2、ランプの魔神や
3、宝具(パオペエ)や。(能力指定)
4、その他(自由指定)
297 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/26(月) 20:37:56.11 ID:tF6YUD+f0
林蔵丸
298 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 20:51:50.13 ID:7iSCXdxF0
渋いなww
299 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 22:00:00.60 ID:bfHGGkgv0
引金を引くだけで銃口の直線上にある物を全て消し飛ばすリボルバー銃
パオペエとか懐かしいな、もう名前しか覚えてないや
301 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 00:17:39.84 ID:fLn+9BPU0
キョウコウ「引き金を引くだけで銃口の直線上にある物を全て吹き飛ばすリボルバー銃や」
女神「りんぞうまる? りぼるばーじゅう? なんや、そのけったいな単語は?」
キョウコウ「ワイが昔おった星での武器の名前や。見てみればわかるわ」
女神「さよか? なんやようわからんけど、百聞は一見に如かず言うでな。とりあえず見に行ってくるわ」タタタッ
チワワ聖人「それでは私もこれにて……」ペコリ
ヒヨコ女「待って下さい、女勇者様ー!」ポヨヨン、ポヨヨン……
キョウコウ「くれぐれも悪用するんやないでー」
302 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 00:18:30.08 ID:fLn+9BPU0
【大聖堂深淵、ターミナルトイレ】
女神「んー……」キョロキョロ……
女神「おっ、なんか向こうの巨大便座の上にそれっぽいもんがゴロゴロ置いてあるがな。あれやろか?」
女神「よっと。はっと。ほいっとな」ピョン、ピョン、ピョン
女神「ふーん……。これがりぼるばーじゅういうもんか……。あの仮面宇宙人をコピーしたいうとるが、意外な事にも小っこいんやな……」スチャ、クルクル、チャキ
女神「にしても、これ、どないして使うんやろ? 指で引くみたいな感じの構造になっとるけども、これ引っ張っればええんかいな?」グイッ
ダンッ!!!
女神「ん?」
303 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 00:19:50.88 ID:fLn+9BPU0
【大聖堂地下、セントラルトイレ】
キョウコウ「あっ、そう言えば使い方教えるの忘れてもうたわ……」
キョウコウ「ま、戻ってきたら教えればええ………ん?」
ヒューン……!!!
キョウコウ「ええええええええええっ!!!」
キョウコウ「ちょ、逃げっ! え、ワイ、磔状態!?」アセアセ
キョウコウ「あ、や、ま、あかん! あかんて、コレ!! 助け……!!!」
ドガーンッ!!!
304 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 00:20:58.00 ID:fLn+9BPU0
女神「………………」
チワワ聖人「………………」
ヒヨコ女「………………」
キョウコウ「」
女神「………………」チラッ
チワワ聖人「ワンワン」
ヒヨコ女「ピヨピヨ」
女神「………………」
チワワ聖人「………………」
ヒヨコ女「………………」
女神「……どないかならへん?」
チワワ聖人「……彼は天の国へと旅立っていったのです。戻ってくる事はないでしょう……」
ヒヨコ女「……キョウコウの魂に安らぎがありますように…………」
キョウコウ「……ワイ、生きとるわ…………。勝手に殺すなや…………アホンダラ…………」ピクピク
305 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 00:21:54.47 ID:fLn+9BPU0
女神「……ちゅうてもこないヤバイ兵器なんか、この林蔵丸いう武器…………。ホンマに銃口の直線上、全部吹き飛んでもうてるがな……」
チワワ聖人「ここが地下だったのが不幸中の幸いでしたね……。被害はキョウコウ一人で済みましたから……」
キョウコウ「ワイが何したんや……。とんだとばっちりやで、コレ…………」ピクピク、ピクピク……
女神「ちゅうても、お前、人類どころか全種族を滅ぼそしてたでな……。これこそ天罰いうもんちゃうか?」
キョウコウ「アホ抜かせ……全部お前のせいや…………」ピクピク、ピクピク……
306 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 00:23:13.02 ID:fLn+9BPU0
女神「そういえば、キョウコウ。グロッキーしとる今の内に聞いとくけど、お前、呪いのアイテムも製造しとるんやってな?」
キョウコウ「知らへんがな……んなもん…………」ピクピク……
女神「ほーう。知らん言うんか? うちの林蔵丸がお怒りやで!」カチャ
キョウコウ「ふええ! 嘘です! 資金集めにさっきのターミナルトイレで造ってました!」
女神「なら、当然、呪いを解く事も出来るやろな? ちゅうか出来なきゃ造る意味あらへんでな」
女神「白状しい。朝だけ女になるいう呪いを解くにはどないしたらええねん?」
キョウコウ「それは……」
安価直下
呪いを解く方法
1、呪いを解く祈りがある
2、呪いを解く薬がある
3、誰かとキスする
4、その他(自由指定)
307 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 00:27:43.56 ID:/0rGVdr20
男子トイレで便所飯を食う
308 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 07:59:10.02 ID:fLn+9BPU0
キョウコウ「男子トイレで便所飯をすればええねん……」
女神「…………」カチャッ
キョウコウ「いや、ホンマや! 嘘ちゃう! ホンマやって!!」アセアセ
チワワ聖人「キョウコウの言っている事は本当です……。と、言うより、ここで製造している、一部の通常の祈りでは解けない呪いのアイテムの解き方は、全てそれですので……」
女神「ん? そうなん? まあ、聖人やから、お前は嘘つかへんわな……」
女神「ちゅう事はあのミイラも男子トイレで便所飯すれば元の姿に戻るんかもな……。確かにわざわざそないな事するやつそうおらへんからな……」
女神「つーか、何でそない呪いのアイテム造ったんや、おい!」カチャッ
キョウコウ「やめ! 銃口、こっち向けすぎや!! 悪用するな言うたのに!」アセアセ
309 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 08:00:14.70 ID:fLn+9BPU0
キョウコウ「まあ、あれや。そこらへんはワイの趣味や」
女神「趣味でそない訳のわからんもん作んなや! 日曜大工で戸棚作ってまうおっさんかいな、お前は!」
キョウコウ「だって作るの楽しいんやもん」プイッ
女神「プイッちゃうわ、ボケ! やっぱもう一発いっといたる!」カチャッ
キョウコウ「ふええっ!」
女神「何で怯えるとこだけ、幼女風やねん、お前! ごっつ腹立つわ! ホンマに冥土送ったろかい!!」カチャッ
キョウコウ「あばばばばばば!!! 助けて!!」
310 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 08:01:53.26 ID:fLn+9BPU0
女神「ええか、よう覚えときーや、キョウコウ。うちに逆らったりまたなんか悪さするような事があれば、林蔵丸でこの大聖堂ごと粉微塵にしたるさかいな」
キョウコウ「はい…………」ショボン
女神「さてさて、これにて一件落着や。ほな、チワワ、ヒヨコ、次のとこ行くで。ここトイレゆうても広すぎて便所飯する気にならへんさかいな」
ヒヨコ女「ご隠居様、次はどちらへ?」
女神「人をジパングのちりめん問屋みたいな扱いにすなや。印籠なんかうち持っとらへんちゅうねん」
チワワ聖人「それで、本当にどちらへと……?」
女神「せやな……」
安価直下
女神の次の行動
1、魔王に美人局だった事を教えに魔王城へ
2、第一王子の呪いを解く為に隣国の王宮へ
3、そういや王女あれからどないなったんやろ? 王宮へ
4、その他(自由指定)
311 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 10:13:42.41 ID:vFRiXM/rP
2
312 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 12:47:58.00 ID:fLn+9BPU0
女神「童貞王子の呪いを解いたるさかい、隣国の王宮へ行こか」
チワワ聖人「……わかりました。では参りましょう」
ヒヨコ女「ピヨー!」バサバサ
女神「ちゅうか、お前ら流石にもう着ぐるみ脱ごか。ほいっ、ほいっとな」ポイッ、ポイッ
聖人「ふむ……」ピカーッ
聖女「ふむ……」ピカーッ
女神「シスター、何でお前まで聖女にレベルアップしてんねん!? ピヨピヨ言っとっただけやのに、おかしいやろ!?」
聖女「何故か? 私はつい先程神の声を聞いたからです! 人と魔と竜の争いを止め、平和な世の中を作れと! この林蔵丸こそが、神にそれを託された証!」ジャーン!!
女神「いつのまにパクって来たんや、おい! 着ぐるみの中に隠しとったんかい!?」
キョウコウ「いや、ワイがさっきあげたんや。嬢ちゃん、可愛かったでな///」エヘヘ
女神「お前、ホンマにただのおっさんやないか! 無駄な奇跡の力、持ちすぎやろ!?」
313 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 12:51:06.98 ID:fLn+9BPU0
女神「なんか扱いにくいんが二人になりよったがな……。めんどいわー……」ハァ……
聖人「」ピカーッ
聖女「」ピカーッ
女神「明るさ二倍になって何の得があんねん、うちに。どっちか一人置いてったろか」
安価直下
1、聖人を教会に置いてって、新しい表の教皇にする
2、聖女を置いてって、竜王軍の討伐に向かわせる(聖女と並行して安価展開)
3、二人とも置いてって、1と2をさせる
4、やっぱり二人とも連れてく、役に立つかもしれへん
5、その他(自由指定)
314 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 13:08:03.93 ID:hdRBVkAr0
1で聖女と魔王と棺桶に入れたミイラを連れていく
315 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 14:15:16.82 ID:fLn+9BPU0
女神「せやな……。聖人、ちょい来い、お前」
聖人「なんでしょうか……?」
女神「お前、ピカピカ光っとるで、表の教皇になれ。今の教皇代理のおっちゃんよりありがたみがあるやろ」
女神「ええな? Wキョウコウ。早速手続きしてきーよ」ギロッ
キョウコウ「わかったがな、もう……。そない睨まんといてやー……」
聖人「それが私の使命でもあるのでしょう……。わかりました……」ペコリ
女神「そんでもって聖女、お前はうちの仲間にしたる。二人で林蔵丸撃ちまくるでー!」
聖女「女神様がそう言うなら、喜んで私は参りましょう!」
女神「なんかお前、カッコええな。後で聖騎士の鎧買うたる。きっと似合うで」ニコッ
聖女「そんな// 恥ずかしいですわ、女神様」モジモジ
女神「ちょっとだけまだ小悪魔の名残があんな、おい」
316 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 14:16:39.68 ID:fLn+9BPU0
女神「にしても、ついでやから、あと仲間がも少し欲しいところやな……」
女神「よし、魔王連れてったろ。二人で仲良う冒険の旅しとれば、色々とセックルするチャンスもあるやろ///」ドキドキ
女神「そんでもって道先案内人として、ミイラも連れてったろかー。あいつ暇人やから構へんやろ。2、3発どついたれば喜んでついてくやろしな」
女神「よし、決めたで! っとその前に、聖女……ちょっとええか?」
聖女「なんでしょう、女神様!」
女神「ええからちょいこっち来ーや。こっちやこっち」ソソクサ
聖女「?」
317 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 14:17:38.39 ID:fLn+9BPU0
【大聖堂、物陰】
女神「よし、ここなら誰にも聞かれへんやろ」キョロキョロ
聖女「なんでしょう?」
女神「お前、元は小悪魔やからな。魔王連れてく事決めたさかい、ちょい聞きたい事あんねん」
聖女「はい?」
女神「魔王おとすには、どないしたらええと思う?///」ゴニョゴニョ
聖女「…………あの?」
318 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 14:18:40.61 ID:fLn+9BPU0
女神「ほら、あれやんかー……// うち、こない性格やさかいなかなか魔王好みの女になれへんねん……//」モジモジ
女神「なんかええ方法思いつかへんかー……?//」チラッ
聖女「はあ…………そう言われても…………」
女神「ええから考えろ」カチャッ
聖女「HELP!!」
安価直下
元小悪魔からの禁断の知恵の実
1、お酒を飲ませて酔ったところを押し倒す
2、失恋させて落ち込んでるところを狙って
3、最終手段、惚れ薬
4、その他(自由指定)
319 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 14:19:39.84 ID:jPtdZd9I0
1
320 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:32:38.59 ID:tTJyOjfF0
聖女「それでしたら、お酒を飲ませて酔ったところを押し倒すというのはどうでしょう?」
女神「お前、うちをそんなに肉食系にしたいんか。恥ずいやろ//」
聖女「そんな言葉通りにとらなくても宜しいですよ。自分も酔ったふりして甘えて抱きついてキスして脱がして自分も一緒に脱いでしまえば、大抵の殿方は墜ちますので……」
女神「経験豊富そうで怖いがな、お前。一応聖女なんちゃうん?」
聖女「女神様が言えと仰ったからではありませんか!」プンッ
女神「ああ、堪忍やて! 怒らんといてーな」
321 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:34:27.01 ID:tTJyOjfF0
女神「なるほどなー……。服を脱がすんはともかく、とりあえず、甘えてみればええんかー……」
聖女「そうですね。魔王もそれでコロッといきましたので……」
女神「お前、そないな事までしとったんかい! 撃ち飛ばすで、ホンマ!」カチャッ
聖女「過去の事です! もうそんな真似はしませんし、悔い改めてもいますから! それに服を脱いだりとかはしてませんよ!」アセアセ
女神「さよか……? まあ、チャラにする言うてまったでしゃーない。うちに二言はないさかいな」チッ
聖女「まあ、脱がせはしたんですが」
女神「やっぱ二言はあったで」カチャッ
聖女「Oh my god!!」
322 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:35:47.28 ID:tTJyOjfF0
女神「全く魔王もなにしとんねん。うちがあいつの為に変わろう思て頑張っとった時に、脱がされとったんかい」ケッ
聖女「やさぐれないで下さい。女神様……」
女神「で、なんや、魔王とはどこまでいったんや。教えんかい」
聖女「とりあえず、服を上着だけ脱がしまして」
女神「うん」
聖女「乳首をさんざん弄りまして」
女神「いきなりハードや//」
聖女「それから首筋をprpr、hshsしたところ」
女神「ふんふん//」
聖女「イッてしまったので」
女神「魔王、童貞かいな、おい!」
323 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:36:59.94 ID:tTJyOjfF0
聖女「ですので、そこでお預け状態にして、しばらく冷たくあしらっていたら、計算通り進んでパシリ状態になったという、そんなところまでです」
女神「おおう……小悪魔通り越して悪魔やがな」
聖女「男を虜にするのは得意でしたので。特に童貞は扱いやすくて良いカモでした」
女神「過去の事を聞くのが怖なってきたがな。ついさっきまでヒヨコだったとは思えれーへん」ブルブル
聖女「しかし、それも仰られる通り過去の事です。もう二度とあのような事は致しませんし、世界を平和にする事でこれまでの罪を償っていこうかと決意しております!」
女神「さよか……。とはいえ、夜の蝶から一転して聖女やからな……。これまでの男関係とかややこし事になるんちゃう?」
聖女「それなら問題ありません。心は乙女に変わりましたし、体は元から乙女のままですので……//」モジモジ
女神「お前もヴァージンかい! 今までの中で一番びっくりやわ!」
324 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:38:12.44 ID:tTJyOjfF0
聖女「と、とにかく参りましょう!// いざ魔王の元へ!」
女神「それ、うちのセリフやさかい、とらんといてーな」
聖女「と、言うより、呼び出した方が早いのでは?」
女神「自分で言うたくせにうちが言ったみたいに言うなや」
女神「にしても、また小悪魔の名残かいな? 呼びつけるとかうちはそういうの好きやあらへん。移動魔法使って行くで」
聖女「女神様がそう言われるのでしたら、私はそれに従います!」
女神「んー……。なんか忠実な部下みたいな感じになってもーてるでな。うちはそういうのも好きやあらへんでもっと友達感覚でええんやで?」
聖女「めーたんがそう言うなら、そうするよ。さ、行こっ!」ニコッ
女神「変わり身早すぎやろ、おい」
325 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:39:20.94 ID:tTJyOjfF0
【魔王城】
地獄の門番A「見よ、この上腕二頭筋」ムキッ
地獄の門番B「羽ばたけ、荒鷲のごとき僧帽筋」ムキムキッ
女神「おー、マッチョども元気かー。遊びに来たったでー」トコトコ
地獄の門番A「女勇者様ではありませんか! お久しぶりです!」ムキムキッ
地獄の門番B「この間は大量の肉をごっつあんです!」ムキムキッ
女神「ええねん、ええねん、知り合いからもろたお歳暮やさかいな。また何かもろたら持ってきたるわ」
地獄の門番A「ありがとうございます!」ムキムキッ
地獄の門番B「ごっつあんです!」ムキムキッ
聖女「なんたる事!? 地獄の門番と癒着!?」
326 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:40:49.50 ID:tTJyOjfF0
地獄の門番A「ところで女勇者様、そちらのお嬢ちゃんは?」ムキムキッ
女神「ん? ああ、最近ツレになった聖女や。お前ら、挨拶しいや」
地獄の門番B「おいっす! わてらは地獄の門番です! 以後、宜しくお願いします!」ムキムキッ
地獄の門番A「挨拶代わりに筋肉をお見せします! 轟け、若獅子の様に大胸筋!」ムキムキッ
聖女「わ、私は聖女だ。特技は後光だ……宜しく頼む」ピカーッ
地獄の門番A「眩し!」
地獄の門番B「ひつ眩し!」
女神「かかっ。ほな勝手に邪魔するでー。たのもー!」バタンッ
聖女「お邪魔するぞ」トコトコ……
327 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:41:51.65 ID:tTJyOjfF0
【魔王城、玉座の間】
魔王「おお、これは麗しのシスター! ここまでよくぞたどり着いたな、フハハハハハ!」
女神「テンパんなや、勇者用とごっちゃになっとるで」
魔王「なんと!? 我とした事がなんたる失態! かくなる上はどうすれば良いのだ!?」
女神「知るかい。いい加減しばくで」
女神「それよりもな、魔王。うち、お腹空いとるし、酒もぎょうさん飲みたいねん。用意してくれんか?」
聖女「そこは奢らすの、構わないの!?」
魔王「ん? なんだ、そんな事か。良かろうすぐに用意してやる。女勇者には見逃してもらった恩もあるからな」
女神「毎度、おおきにな!」
聖女「毎度!?」
328 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:42:58.38 ID:tTJyOjfF0
【食卓】
女神「うん。なかなかええワインやわ。魔王、お前も飲んどるかー?」グビグビ
魔王「というか、何故、我まで付き合わされたのだ?」
女神「ええから、飲め。うちの酒が飲めんっちゅうんかい」
聖女「元は魔王のお酒なのに!?」
魔王「いや、お歳暮で女勇者からもらったものだ」
聖女「またお歳暮!?」
女神「元は王様からお歳暮でもろたもんやけどな」
聖女「ややこしいから!」
329 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:44:12.99 ID:tTJyOjfF0
【食事終了後】
魔王「///」フラフラ
女神「///」フラフラ
聖女「///」フラフラ
魔王、女神、聖女「飲み過ぎ……///」フラフラ
女神「あかんなー、こない飲むつもりはなかったんやけど……///」フラフラ
聖女「元々、飲んでから来てますし……///」フラフラ
女神「ああ、そういやそやったな……忘れとったわ……///」フラフラ
魔王「二人して我に飲ませ過ぎだ……///」フラフラ
330 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 22:45:25.57 ID:tTJyOjfF0
女神「えっと、魔王、今夜はもう二人して泊まってくさかい、部屋を用意してやー……///」フラフラ
魔王「もうそれぞれ用意してある……突き当たりを真っ直ぐ行ったところの、並んだ部屋二つだ……。我の寝室の隣だから、何かあった時は呼ぶと良い……これが鍵だ……///」フラフラ
女神「サンキューな、魔王……。ほな、聖女、行くでー……///」フラフラ
聖女「女神様、行きましょう……///」フラフラ
魔王「我ももう今宵は眠りにつくとしよう……///」フラフラ
ガチャッ
魔王、女神、聖女「お休み……///」フラフラ
コンマ直下
00〜15 → それぞれ部屋を間違えずに、無事就寝
16〜40 → 部屋を間違えて、魔王と女神で同じベッド
41〜55 → 部屋を間違えて、魔王と聖女で同じベッド
56〜75 → 部屋を間違えて、三人一緒に同じベッド
76〜99 → 安価その下で自由指定
331 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 23:01:20.46 ID:EPbGudR80
かきこ
332 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 23:23:41.51 ID:tTJyOjfF0
コンマ直下
部屋を間違えたのはどっち?
00〜30 → 聖女の方
31〜60 → 魔王の方
61〜99 → 安価その下(自由指定)
333 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 23:49:32.38 ID:ztwa58AN0
かきかき
wkwk
335 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 00:41:34.68 ID:9x8pL3Li0
【客室、女神用】
女神「んー…………むにゃむにゃ…………」zzZ zzZ
女神「なんや魔王……脱がして欲しいんかあ……?///」zzZ zzZ
女神「うへへへへ/// しゃーないなー……///」zzZ zzZ
女神「そない甘えてもあかんでぇー……/// うちは厳しいさかいなあ……///」zzZ zzZ
女神「んー……もうイッてまったんかあ……?/// まだまだ夜は長いでー……♪///」zzZ zzZ
女神「今夜は寝かさへんっちゅうねん……/// ほら、尻をこっちに向けるんやでー……///」zzZ zzZ
女神「ほらみーやー……上の口では嫌がっとっても下の口は正直やがな……///」zzZ zzZ
女神「ぐへへへへへへへ////」zzZ zzZ
女神「むにゃむにゃ…………」zzZ zzZ
336 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 00:42:26.08 ID:9x8pL3Li0
【魔王の寝室】
シーン…………
ガラーン…………
337 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 00:43:10.90 ID:9x8pL3Li0
【客室、聖女用】
聖女「」スースー、スースー
魔王「」zzZ zzZ
魔王「んんっ……」ゴロン
聖女「」スースー、スースー
魔王「んんーーーーーーー!?」
338 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 00:44:07.75 ID:9x8pL3Li0
魔王(何故、我の目の前にシスターの寝顔が!?)
魔王(一体これはどういう事だ!?)アセアセ
魔王(何があったというのだ、一体!?///)ドキドキ
聖女「んんっ……」コロン……
魔王(ぬはーっ!! 密着状態に!//// うっ!)ドピュッ
聖女「ん……」ダキッ……
魔王(抱き枕ー!!//// うっ!)ドピュッ
聖女「んー…………」ギュッ……
魔王(胸が!!/// 腰が!!/// うっ!)ドピュッ
安価直下
魔王の次の行動
1、辛坊たまらん! 襲う!
2、いや、我は紳士だ。そっと去ろう
3、このまま気付かれないようイタズラしよう
4、その他(自由指定)
なにもせず帰る
でも精液出しまくってるから後でバレるね
340 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 00:58:21.31 ID:y+uA/Mm80
部屋に帰る…つもりが女神の部屋に
341 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 01:14:45.36 ID:9x8pL3Li0
魔王(やってしまった……部屋中イカ臭い……)ズーン……
魔王(不意討ちとはいえ、たかだか抱きつかれたぐらいで……)ズーン……
魔王(なんか泣きたくなってきたではないか……)グスッ……
魔王(こんな事でシスターを汚してしまうのはやはり良くない。何もせず去ろう…………)グシュッ……
魔王(良い夢をあなたに……)ゴシゴシ……
ガチャッ……バタン……
聖女「んん……んー……」ゴロン、ゴロン
342 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 01:17:06.92 ID:9x8pL3Li0
聖女「んー! ううっ!」
ガバッ!!
聖女「はぁはぁ……」キョロキョロ……!!
聖女「良かった、夢か……。大王イカに襲われる悪夢を見てしまったから……」ホッ……
聖女「…………」
聖女「それにしても、この部屋……」クンクン……
聖女「この匂い……まさか…………!?」
安価直下
聖女の次の行動
1、魔王を問いつめ半殺し
2、魔王を問いつめギリギリ半殺し
3、魔王を問いつめ時々半殺し
4、その他(半殺し)
343 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 01:20:10.48 ID:RvF7tG6DO
くああー、下の方が面白そうだった!
半殺しにして1ヶ月便所飯禁止
345 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 01:28:31.92 ID:Xhi3DIjx0
4聖女と女神で半殺し
346 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:02:34.00 ID:9x8pL3Li0
魔王「はぁ……」トボトボ……
魔王「今宵は切ない夢を見そうだな……」
ガチャッ……
【客室、女神用】
魔王「ベッドに入ってさっさと寝てしまおう……」ポフッ、モゾモゾ……
魔王「はぁ…………」グスンッ
魔王「」モチョモチョ……
魔王「」スースー、スースー
女神「ぐへへへへ/// 魔王……///」スースー、スースー
347 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:04:06.91 ID:9x8pL3Li0
【廊下】
聖女「魔王はどこにいる!」ガチャッ、バタンッ!!
聖女「む? 確かここが魔王の寝室だと言っていたな!」
聖女「開けるがよい、魔王! 聞きたい事がある!」ダンダン!!
聖女「そうか……。開けないというなら、こちらにも考えがある!」カチャッ
聖女「吠えろ、林蔵丸! 蜂の巣にしてくれる!!」ダンダンダンダンダンッ!!
聖女「突撃!」タタタタタッ!!
【魔王の寝室】
聖女「」キョロキョロ……
聖女「もぬけの殻か……。どこへ消えた!!」
348 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:04:59.25 ID:9x8pL3Li0
【客室、女神用】
女神「」スースー、スースー
魔王「」スースー、スースー
女神「ううん…………やかましなあ……」ゴロン……
魔王「」スースー、スースー
女神「んんーーーーーーー!?」
349 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:06:04.14 ID:9x8pL3Li0
女神(何でうちの目の前に魔王の寝顔があんねん!?)
女神(一体どういうこっちゃいな、これ!?)アセアセ
女神(何があったらこない状態になるんや!?///)ドキドキ
魔王「んん…………」コロン
女神(あわわわわわわわ!!/// 密着状態やんか!)
魔王「ん…………」ダキッ……
女神(あかんあかんあかん!/// うち、今日、普通の下着やっちゅうねん! 風呂も入っとらんからきっと汗臭いがな!!///)
魔王「んん…………」ギュッ……
女神(にゅわはあーっ!!/// 魔王の胸が! 腰が!)
女神(ん……? 何かべたついとらへんか、こいつの腰あたり?)
安価直下
女神の次の行動
1、こっそり確認してみる///
2、んなもん気にしとれる状況かっちゅうねん! とりあえずキスしてみよかー///
3、あっ……/// これ、ひょっとしてアレちゃうんか? ……つーか何しとんねん、コイツ!
4、その他(自由指定)
350 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:08:06.97 ID:sjLBv+UP0
1
さりげなく340の安価要素も入れてきてるww
352 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:31:01.14 ID:9x8pL3Li0
女神(一体なんやろ?)
女神(………………)
女神(………………寝とるんよな?)
魔王「」スースー、スースー
女神(起きたらあかんに……///)ソッ……
ゴソ……ゴソ……
モミュ……ベトッ…………
女神(あっ……//// これ、間違いなくアレや……////)
女神(つーか、お前、何しとんねん、一体…………//)
女神(これがあれか? 夢精いうやつか?/// まあ、仕方あらへんなあ……///)
魔王「」スースー、スースー
女神(お前の寝顔に免じて許したる// ホンマやったらどつき回したるところやで//)
353 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:32:01.94 ID:9x8pL3Li0
女神(にしても……これ、一体どないしよ……///)
魔王「」スースー、スースー
女神(コイツ、抱きついたまま離さへんがな……///)
女神(まあ、変なとこ触られとる訳ちゃうし、それはええんやけども……///)
魔王「」スースー、スースー
女神(困ったがな……/// うち、もう寝られへんちゅうねん。かといって、よう寝とるから、起こすんも可哀想やしな……///)
女神(ホンマ、めんどいやっちゃな、コイツ///)ナデナデ
魔王「」スースー、スースー
安価直下
次の展開
1、いつのまにやら二人一緒に寝てました
2、聖女乱入、魔王半殺し
3、魔王起きて、女神告白
4、その他(自由指定)
354 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/28(水) 02:40:54.40 ID:34T3Vho90
魔王が無意識に襲い出す
355 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 12:56:21.88 ID:9x8pL3Li0
魔王「んん……むにゃむにゃ……」ギュッ……
女神(頭撫でたら、また強めに抱きついてきよたっで、コイツ///)
魔王「ん……」モミュ
女神(バカ、胸さわんなや、ボケ!///)
魔王「んん……」モミモミ……
女神(ちゅうか揉んできとるがな、おい!/// 離さんかい、ドアホ!///)
魔王「」ソッ……
女神(や、あかんて!/// ソッチに手を伸ばすなや! ンっ///)ビクッ
魔王「」サワッ……
女神(だからダメやっちゅうねん/// 襲うなら起きとる時に襲わんかい、アホー! あッ、やっ///)ビクッ
356 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 12:57:35.68 ID:9x8pL3Li0
魔王「むにゃむにゃ……」サワサワ、モミモミ……
女神(んっ/// あかんて、触りすぎや、バカぁ!///)ハァハァ……ハァハァ……
女神「あッ……/// んっ……///」ハァハァ……
女神「やめてやぁ……魔王……///」ハァハァ……
魔王「むにゃむにゃ…………。シスター……//」スースー……
女神「」
魔王「」スースー、スースー
女神「」プッツン!
女神「舐めとんか、クラァ!!!」バキッ!!
魔王「ひでぶっ!!!」
357 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 12:58:36.06 ID:9x8pL3Li0
魔王「がふっ!! な、一体、こ」ピタッ
女神「時は止まった」
シーン…………
女神「とっときの時魔法や。30秒間、動かれへんで!」
女神「で、今の内にそこらにある物全部をコイツにおもくそ投げつけてっと……」
女神「どりゃ! 死ね、ボケ、カス、うら、バカ、ブタ、アホ、タコっ!!!!」ブンブンブンブンブンブン!!!
魔王「」ピタッピタッピタッピタッピタッピタッピタッピタッ……
358 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 12:59:28.80 ID:9x8pL3Li0
ガチャッ
聖女「先程の音は何事ですか、女神様!? な、宙に浮いてるベッドやらタンスやら魔王!?」
魔王「」ピタッ
女神「おー、聖女かいな。丁度ええとこ来よったわ。コイツ、いてこますで」
聖女「わかりました! それならお任せ下さい! 唸れ、林蔵丸!!」ダンダンダンダンダンッ!!!
魔王「」ピタッピタッピタッピタッピタッ……
女神「そろそろお別れの時間やで、魔王」
女神「そして時は動き出す」
ドガガガガガガガガガガガッッッ!!!
魔王「ぐああああああああっっっ!!!」
359 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 13:00:50.40 ID:9x8pL3Li0
【翌日、魔王城】
メイド「女勇者様、朝食の用意が出来ましたのでどうぞ」コンコン
女神「おおきに。すぐ行くで」ガチャッ
メイド「なにやら昨夜はお楽しみだったみたいですね」ニコッ
女神「せやな、魔王をヒイヒイ言わしたったわ」
メイド「やん…///」テレッ
女神「おかげでベッドも壊れてもーたしな」
メイド「激しい///」テレッ
女神「魔王は気絶しよるし」
メイド「とっても濃厚///」テレッ
女神「ついでやから天井から吊り下げたったわ」
メイド「SMまで///」テレッ
女神「今も、聖女は魔王を責めとるで」
メイド「3Pとか過激///」テレッ
女神「後で部屋まで朝食運んだってや。あと回復魔法使えるやつも呼んだってな」トコトコ……
メイド「まだまだするなんてお盛んです///」テレッ
360 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 13:02:03.54 ID:9x8pL3Li0
【男子トイレ】
女神「うん。美味いがな」パクッ
女神「やっぱ朝は男子トイレでベーコンエッグが最高やな!」パクパク
女神「にしても、あのボケ、ホンマ腹立つわー」バクバク、バクバク
女神「寝とったからて、他の女の名前呼ぶなんてどういうつもりやねん」バクバク、バクバク
女神「やっぱ魔王をうちに惚れさせなダメやな、力業じゃあかんわ」バクバク、バクバク
\ ひょえええええっ! 魔王様ー! /
女神「ん? あれ、メイドちゃんの声やんか? どないしたんやろ?」パクパク、パクパク
361 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 13:03:09.72 ID:9x8pL3Li0
【玉座の間】
魔王「」ゲッソリ……
女神「ほんのちょい見ん間にずいぶん痩せとる!?」
聖女「失恋と折檻のダブルパンチが効いたのでしょう」
女神「他人事みたいに言うとるが、どっちもお前がやった事やで?」
聖女「当然です。人が寝ている間に部屋に忍び込んで、あんな事やこんな事をするなんて、許されざる行為です!」
魔王「それは誤解だと何度も……ううぅ……ぐっ……」グシュッ、グスグス……
女神「お前、魔王のくせしてメンタル弱すぎやろ。もっと悪ならんかい」
362 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 13:04:20.74 ID:9x8pL3Li0
魔王「もう二人とも帰ってくれぬか……我は今一人になりたい……」グスッ……
女神「ちゅうか、元々の原因作ったんお前やで。酔っとったからて二回も間違えて部屋に入ってくるさかい、そないな事になるんや」
魔王「わかっておるから、もう何も言わずに帰ってくれぬか……。二人に会わす顔がない……」グスッ……
女神「まるでうちが苛めとるみたいやんかー……。まずは泣き止まんかい。男いうか魔王やろ、お前」
魔王「この心の痛みは誰にもわからぬ……。好きだった人に半殺しにされる気持ちがお前にわかるか……」
女神「ある意味、ご褒美だと思えや。そないな事、普通に生きっとたらまずあらへんで」
魔王「だから悲嘆にくれておるのだ……」グスッ……
女神「あかんなー…………どないしよか?」
安価直下
魔王の救済
1、うちでなにか出来る事があったらしたるで。望みを言うてみ
2、恋は時間を忘れさせる、そして時間は恋を忘れさせる。今はそっとしとこか……
3、気分変える為にも、無理矢理、旅に連れてったろ
4、その他(自由指定)
363 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/28(水) 13:10:59.52 ID:34T3Vho90
ほっぺにちゅってしてから3
364 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 17:59:20.61 ID:RvF7tG6DO
ここが一番好きだw
365 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:20:58.98 ID:LgHZkcTp0
女神「ホンマしゃーないなー……。魔王、ちょい面貸しーな」
魔王「この上、屋上へ連れてってリンチをしようと言うのか!?」
女神「ドアホっ。ええからちょいこっち来ーや」
魔王「何だ……」トボトボ……
女神「ほい///」チュッ
魔王「なっ!///」
女神「これでちいーとは元気出たやろ?// こない暗いところにおるからふさぎ込むんや。うちと一緒にちょい遊びに行くで//」ニギッ
魔王「いや、我は……というか、手を離してくれぬか?//」
女神「魔王、うちの事、嫌いなんかー……?」シュン……
魔王「あ、いや、そういう訳ではないが……//」アセアセ
女神「なら決まりや! 行くで♪//」グイッ
魔王「……いや、待て! 手を引っ張るで……ぬわあああっ!」ズルズル……
366 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:21:58.62 ID:LgHZkcTp0
聖女「…………」
魔大臣「…………」
聖女「それでは後の事は宜しく頼む」ピカーッ
魔大臣「眩しい!!」
聖女「何かあった時には、伝書鳩で連絡をここに」サラサラ
魔大臣「教会の大聖堂!?」
聖女「いざという時には、私もこの命を賭けて馳せ参じよう。一宿一飯の恩は忘れぬ」
魔大臣「恩義が重い。忘れて下さい」
367 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:23:13.50 ID:LgHZkcTp0
【外】
女神「さてと、ほなら次はミイラのとこやな」
魔王「」ハァ……
女神「元気出しーて! ほら、朝日が温くて気持ちええやろ!」
魔王「確かに洗濯日和だが……」
女神「何でそない家庭的な例えを出した?」
魔王「しかし、こう見えても我は王だぞ。王が内政や軍事を放り出して遊びに行くというのは……。これでは部下の心が我から離れていってしまう」
女神「ミイラとは大違いや。まともな事言いよる」
368 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:24:30.41 ID:LgHZkcTp0
聖女「一応、魔大臣には何かあったら連絡が来るよう手配しておきました。そこは安心されるとよい」
魔王「そうか……すまないな、シスター……。いや、今は聖女であったか」
聖女「はい。争いのない平和な世を作るよう神から託宣を受けました」ピカーッ
魔王「文字通り、そなたの存在は魔王の私には眩しすぎるという事か……」フッ……
女神「誰が上手い事言え言うた」
369 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:25:38.56 ID:LgHZkcTp0
女神「ああ、そういえばな、魔王」
魔王「何だ?」
女神「お前、罰として1ヶ月間の間、便所飯禁止やからな」
魔王「何だと!? 何故その様なひどい事を!!」
聖女「むしろ便所飯が罰なのでは?」
女神「昨日の事考えたら当然やろ。それで許したるさかい、神妙にせいや」
魔王「ぬぐっ! 口惜しいが仕方があるまい!! その罰を受けてたとう!!」
聖女「受けてたつの!?」
370 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:27:53.27 ID:LgHZkcTp0
女神「ほなら話もまとまった事やさかい、ミイラのとこ行くでー」
聖女「わかりました」
魔王「ところで、ミイラとは一体誰なのだ?」
女神「一言で言えばアホや」
魔王「そうか」ウム
聖女「納得した!?」
女神「ちゅうても、アイツどこにおるんかいな?」
安価直下
ミイラの居場所
1、王宮の王女の部屋の天井裏の梁
2、隣国の王宮
3、一番最初のトイレ
4、その他(自由指定)
371 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:41:12.64 ID:2aXGnTK1P
道端の木に何故か亀甲縛りで吊るされている
372 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 12:52:08.84 ID:VZPFwsuI0
聖女「む?」
女神「ん?」
魔王「?」
女神「聖女、どないしたんや?」
聖女「女神様、あれを……。あれ、ミイラではありませんか?」
女神「……せやな。何しとんや、あいつ……木に縛りつけられとるがな…………」
373 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 12:53:30.02 ID:VZPFwsuI0
【近くの木】
魔物烏「カアカア、カアカア」ツンツン、ツンツン
ミイラ「助けて!! 食べられる!!」ジタバタ
魔物烏「カア?」ツンツン
ミイラ「アーッ!/// 犯されるー!!」ジタバタ
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
安価直下
ミイラを……
1、助ける
2、見なかった事に
3、しばらく様子見
4、その他(自由指定)
374 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 12:57:37.06 ID:/Ml8fxzK0
3
375 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 14:59:41.76 ID:VZPFwsuI0
魔物烏「カアカア! カアカア!」ツンツン
ミイラ「あっ! アッー!///」
魔物烏「…………」
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
魔物烏「カアーッ!」
『魔物烏は仲間を呼んだ』
魔物烏集団「」バサバサ、バサバサ
『魔物烏B、魔物烏C、魔物烏D、魔物烏E、魔物烏F、魔物烏G(以下略)魔物烏Zが現れた!』
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
376 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 15:00:33.95 ID:VZPFwsuI0
魔物烏集団「ガアガア! ガアガア!」ヅンヅン、ヅンヅン!!!
ミイラ「あひょっ!// ぬわはっ!// た、助けてー!!」
女神「」ゴソゴソ……
聖女「?」
魔王「?」
女神「ほい、これギター、魔王な」
魔王「?」
女神「で、聖女はドラムや」
聖女「?」
女神「いくで?」
聖女「はあ……」
魔王「ふむ……」
377 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 15:01:41.07 ID:VZPFwsuI0
女神「…………Are you ready?」
魔王「ワン……ツー……」
聖女「ワンツースリーフォー♪」ピカーッ
魔王「〜♪」ジャジャッ、ジャジャ、ジャジャッ♪
聖女「〜♪」ダンダダンダン、ダンダダンダンダン♪
女神「さあ、壊してくれー♪ 君の熱いクチバシでー♪ 蕩けるぐらいのー♪ 悪夢を私にー♪」
聖女「Hear we go!!」ダカダカダカダカダカ♪
魔王「皆の者ー、元気がないぞー!! 声が枯れるまで、歌い踊るのだー!!」ピョイン!!
魔物烏集団「カアーッ♪ カアーッ♪ カアカアーッ!!!」ピョイン!!
魔物烏集団「ガアガアガアガア♪ ガアガアガアガア♪」ヅンヅンヅンヅン♪ ヅンヅンヅンヅン♪
ミイラ「あひっ!/// ダメじゃって、イヤー! 助けてくれー!!」
女神「OK! いっくでー! ロックは魂の叫びや! はじけとべー!!」
聖女「これが貴方に捧げるレクイエム! hoooooooo!!」
378 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 15:02:50.09 ID:VZPFwsuI0
【コンサート終了後】
魔物烏集団「」バサバサ、バサバサ
ミイラ「もうお婿にいけない……」グシュ……
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
安価直下
ミイラを……
1、助ける
2、見なかった事に
3、しばらく様子見
4、その他(自由指定)
379 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 15:12:39.42 ID:1jrxjNqRi
3
380 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 15:22:37.44 ID:B0JR+VZt0
ワロタ
381 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 19:02:08.28 ID:gkzTJNOV0
ひどいw
382 :
299:2013/08/29(木) 21:22:44.12 ID:x9zEE+pH0
林蔵丸が最強装備になっててワロタ
383 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 02:21:05.04 ID:DkD79DQX0
ミイラ「」グスン……
大ナメクジ「……」ペタペタ……
ミイラ「む…………?」ジーッ……
大ナメクジ「…………」ジーッ……
大ナメクジ「///」ポッ
大ナメクジ「♪///」ヨジヨジ……
ミイラ「ひょえっ!! 登ってくるな、くるな!」ジタバタ
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
384 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 02:22:00.70 ID:DkD79DQX0
大ナメクジ「♪///」ペロペロ、ピチャピチャ……
ミイラ「やめっ!/// 触手が! ヌメヌメしてっ!/// あっ、あひっ、ふあっ!!///」ビクンッ!!
聖女「」ゴソゴソ……
女神「?」
魔王「?」
聖女「女神様はこちらを。鐘です」
女神「?」
聖女「魔王はこれを。花火です」
魔王「?」
聖女「用意は宜しいですか?」
女神「まあ……」
魔王「ふむ……」
385 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 02:22:53.08 ID:DkD79DQX0
女神「」リンゴーン、カンコーン……
聖女「パパパパーン♪」
女神「パパパパーン♪」
魔王「パパパパン、パパパパン、パパパパン、パパパパン♪」
女神、聖女、魔王「パーン、パーン、パパパンパンパンパン♪」
聖女「パンパパパパン、パパパパーーーーン♪」
大ナメクジ「///」テレッ
大ナメクジ「♪///」ペチャペチャ、ピチャピチャ……
ミイラ「あひゅっ!!/// 助け、ふあああっ!/// お尻が、お尻に触手が!/// あっあっあっアーッ!///」ビクンッ!!
魔王「種族の垣根を越えた二人に永遠の愛を! 天よ、二人に祝福を!」ヒュルルルルルルー……ドーンッ! ドーンッ!
聖女「花嫁に代わってブーケトスだ、受けとるが良い! 皆に幸あれ!」フワッ……!
女神「うちがゲットやー♪」パシッ!
386 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 02:23:52.73 ID:DkD79DQX0
【初夜終了後】
大ナメクジ「///」ペタペタ……
ミイラ「汚されちゃった……」グシュン……
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
安価直下
ミイラを……
1、いい加減、助ける
2、見なかった事に
3、しばらく様子見
4、その他(自由指定)
3
389 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 08:20:21.92 ID:0BJw/L07P
ドMでミイラのオッサン(既婚者)の触手プレイとか誰得なんだ…
390 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 14:49:18.58 ID:DkD79DQX0
ミイラ「」グスッ、ヒック……
ゴブリン「」トコトコ……
ミイラ「?」
ゴブリン「」ビクッ!!
ミイラ「…………」
ゴブリン「…………」
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
391 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 14:50:08.17 ID:DkD79DQX0
ゴブリン「」ピーッ
『ゴブリンは仲間を呼んだ』
ゴブリン集団「」ゾロゾロ……
ゴブリンA「」ヒソヒソ
ゴブリンB「……サーカスに」ヒソヒソ
ゴブリンC「……売り飛ばして」ヒソヒソ
ミイラ「??」
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
392 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 14:51:10.67 ID:DkD79DQX0
ゴブリンD「」ヨジヨジ
ミイラ「おお、助けてくれるのか!?」パアッ
ゴブリンD「」チョキッ……、ヒョイ、ポーイ
ミイラ「うええっ!?」
ゴブリンE「ナイスパス!」キャッチ
魔王「」ゴソゴソ
聖女「?」
女神「?」
魔王「聖女はこれを。たすきだ」
聖女「?」
魔王「女勇者はこれを。ハチマキだ」
女神「?」
魔王「準備は良いか?」
聖女「はあ……」
女神「まあ……」
393 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 14:52:03.24 ID:DkD79DQX0
魔王「ソイヤッ、ソイヤッ! はいっはいっ!」
聖女「セイヤッ! セイヤッ! はいっはいっ!」
女神「祭りや、祭りや、お祭りやー!!」ピョーン♪
ゴブリン集団「うおおおおおおっ! どっせいな!」
聖女「せいっ!」
ゴブリン集団「どっせいな!! はいっ! どっせいな!」ワラワラ、ヒョイ
ミイラ「何を!? あっ、ちょっ、離すんじゃよー!!」ジタバタ!!
魔王「ミイラを担いで、どっせいな!!」
聖女「はいっ! どっせいなったら、どっせいな!!」
ゴブリン集団「うおおおおおおっ! どっせいな!」ピョーン!!
ミイラ「やめっ! ふあああっ! 目が回る!?」グルグル
女神「ワッショイ! ワッショイ! 男衆、気合いが足らへんでー! 腰いれて担がんかい!!」パシンッ
魔王「ミイラカーニバルの始まりだー! 力の限り回せ回せ!! フワッ、フワッ!!」
聖女「踊るアホウに見るアホウ! 同じアホなら踊らにゃ損、損! イヤッホー!」ピョイーン♪
394 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 14:52:54.55 ID:DkD79DQX0
【悪魔サーカス団】
ミイラ「嫌じゃー、売られるのは嫌じゃー! 助けてー!!」ジタバタ
団長「ふむ……良かろう。2万ゴールドで買い取ろう」
ゴブリン集団「うおおおおおおっ! 今夜は宴会! どっせいな!」ピョイン♪
聖女「はいっ! どっせいなったら、どっせいな!//」ピョイン♪
女神「…………」
魔王「…………」
安価直下
ミイラを……
1、マジでいい加減、助ける
2、見なかった事に
3、しばらく様子見
4、その他(自由指定)
3
396 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 16:56:37.56 ID:zsKQ1Std0
現時点で様子見というより煽ってるよなww
397 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 18:02:52.79 ID:DkD79DQX0
団長「さて……ミイラ。これからお前にはこのサーカス団で働いてもらう事となる」
ミイラ「嫌じゃ、嫌じゃ、ワシ、王様なのに何で!?」
団長「心配するな。私に任せておけばお前をサーカス界の王様にしてやる」
ミイラ「人の話を聞くんじゃよー!!」
団長「だが、そこに至るまでの道のりは遠く、また辛い思いを幾度もするかもしれない」
ミイラ「今の状態よりも更に辛いとか拷問じゃよー!!」ジタバタ
団長「しかし、それを乗り越えた時、お前は今まで以上にミイラになっているはずだ!」
ミイラ「ワシからまだ水分を奪う気かー!!」
団長「お前にはミイラの素質がある! 二人で共に頑張っていこう!」グイッ、ズルズル……
ミイラ「元からミイラじゃよ、考え直してー!」ジタバタ
398 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 18:04:11.58 ID:DkD79DQX0
【サーカス小屋前】
聖女「……連れてかれてしまいましたね……」
女神「……せやな……」
魔王「……なかなか楽しき一時であったが、それももう終わりか……」フッ……
聖女「……しかし、そうなると暇ですね」
女神「……んー、しりとりでもするか?」
魔王「……良かろう」
聖女「では、私から……。ミイラ」
女神「ら……ラッパ」
魔王「ぱ……パンチラ」
聖女「へ……変態」
女神「す……スケベ」
魔王「べ……便所飯」
聖女「ド……ド変態」
女神「た……食べたい」
魔王「い……これ、しりとりになってないのではないか!?」
399 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 18:05:03.72 ID:DkD79DQX0
【ミイラが吊り下げられてた木】
親衛隊A「おかしい……いないぞ?」
親衛隊B「この木で間違いないはずだが……」
親衛隊C「ロープが切られてるな……。切り口から見て、自然に切れたものではないし、まだそれほど時間は経ってないようだ……」
親衛隊D「参ったな……。という事は誰かに連れ去られたという事か……。見つからなかったら隣王妃様から大目玉を食らうぞ」
親衛隊E「だからこんな魔王城のすぐ近くに吊るすのには反対だったんだ。こうなる事は目に見えていたのに」
親衛隊F「今更言ったところで仕方があるまい。とにかく周辺を探すぞ」
親衛隊G「了解!」
400 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 18:05:54.29 ID:DkD79DQX0
【サーカス小屋付近】
親衛隊集団「」ゾロゾロ……
親衛隊A「おい、あそこに人がいるぞ」
親衛隊B「こんな場所で、魔物ではなく人とはな……。少し話を聞いてみるか」
親衛隊G「了解!」
401 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 18:09:51.87 ID:DkD79DQX0
【サーカス小屋前】
親衛隊「」ゾロゾロ……
女神「ん? なんや?」
親衛隊D「これは! 女勇者様ではありませんか! どうしたのです、このような場所で!」
女神「なんや、うちの事知っとるんかいな。どこの者や、まずは自己紹介をするんが礼儀ちゃうんか?」
親衛隊E「失礼しました! 我々は隣国の親衛隊です! 理由あって、人というか、ミイラを探しております!」
親衛隊F「女勇者様、この辺で動くミイラを見なかったでしょうか?」
女神「ん? ああ、見たで。ついさっきそこのサーカス団に売られてったところや」
親衛隊集団「なんと!!」
親衛隊G「了解!」
402 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 18:10:54.88 ID:DkD79DQX0
親衛隊A「参りました……。あの動くミイラを連れて帰らないと、我々は隣王妃様からお叱りを受けてしまうのです」
女神「なら、あんな場所に縛って放置しとくなや、おい」
親衛隊F「仕方がなかったのです。隣王妃様からの御命令でしたので……」
女神「大体の事情飲み込めてもーたがな、おい。懲りるゆう事を知らんのかい、あの二人」
親衛隊D「……?」
親衛隊G「了解!」
女神「さっきから、お前、何を了解しとるんや。鬱陶しいがな、おい」
親衛隊E「あの、女勇者様? 懲りるとは?」
女神「あー、えーねん、えーねん、こっちの事や。それにしてもどないしよか……?」
安価直下
ミイラを……
1、本当にマジでいい加減、助けろ下さい
2、見なかった事に
3、しばらく様子見
4、その他(自由指定)
親衛隊がどうするか様子を見る
荒らしか?w
様子見た後、隣女王とミイラをとりあえず説教
どこまでも 3 様子を見る を選択肢に入れ続けるどMっぷり
作者隣国王家一族だろこれ
406 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 00:39:25.12 ID:WmEx971U0
女神(とりあえず、うちが勝手に口挟むのもあれやでな……)
女神(しばらく親衛隊がどないするか見とこか……)
親衛隊A「さて、どうしたものか……。魔族相手に王家の威光は通用しない……」
親衛隊F「無理矢理奪うか、こっそり拐うか、買い戻すか、の3択だが、無理矢理奪うのは後々面倒そうだな」
親衛隊B「大聖堂条約により、兵士でない者への攻撃行為は禁止されてるからな……。再び全面戦争の引き金になりかねん。何より騎士として奪うなどという下卑た行為はしたくない」
親衛隊D「こっそり拐うというのも同様だな。となると、買い戻すしか手はないか……」
親衛隊E「とりあえず、団長と交渉してみよう。いくらかかるかも不明では話にならないからな」
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
407 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 00:40:06.08 ID:WmEx971U0
【団長に説明終了後】
団長「なるほど、お話はわかりました。私としても、隣王家の目の敵になるような事はしたくありません。今は戦況が膠着状態なので、出来る限り穏便に済ませたい」
親衛隊A「それはこちらも同じだ。敵とは言え、あなた自身に恨みはない。話し合いで済むならそれが一番いい」
親衛隊E「それで、いくらならミイラを譲ってもらえる?」
団長「先程買い取ったばかりなので、2万5千ゴールドで結構です」
親衛隊B「まあ……それぐらいはするだろうな……。わかった。隣王妃様に金額を伝えるから、その間、ミイラを別のところに売り飛ばさないようにしてもらえるか」
団長「わかりました。そうしましょう」
親衛隊D「それでは、また来る。宜しく頼んだ」クルッ、スタスタ……
408 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 00:41:21.96 ID:WmEx971U0
聖女「無事、交渉が済んだようですね」
女神「せやな。あいつら、これから隣王妃のとこに行くやろから、一緒についてったろかな」
魔王「ミイラは放っておいても良いのか?」
女神「んー、あいつの事やから、まあ、放っておいてもええとは思うが、どないしよかな……?」
安価直下
女神の選択
1、ミイラは放っておいて隣王妃のとこに
2、ミイラが気になる、ちょいと様子見て来るか
3、二組に別れて、それぞれ確認
4、その他(自由指定)
2
410 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 02:32:19.85 ID:WmEx971U0
【サーカス小屋裏】
ミイラ「ワシ、これからどうなるんじゃろ……」グスッ……
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
安価直下
ミイラを……
1、慰める
2、説教する
3、しばらく様子見
4、その他(自由指定)
3
412 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 15:09:33.05 ID:NZrQ/VgxO
しつこすぎると嫌われるよ?
前に安価とってた人の方がセンスあったな
413 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 15:09:41.56 ID:WmEx971U0
ミイラ「」グスッ、グスッ……
はぐれメタル「」グスン、トボトボ……
ミイラ「? ……どうしたんじゃ?」
はぐれメタル「ミイラのおじちゃん……わたしね、わたしね……」グシュッ、グシュッ……
ミイラ「なんじゃ?」
はぐれメタル「わたし、おかあさんとはぐれちゃったの……ふぇぇ……」メソメソ……
ミイラ「おお、そうか、それは困ったのう……」
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
414 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 15:11:17.46 ID:WmEx971U0
ミイラ「どこではぐれたとかはわかるかの?」
はぐれメタル「わたしね、サーカスおわって女ピエロさんのとこいってたの……」グスン
ミイラ「ふむ」
はぐれメタル「そしたらおかあさん、いつのまにかいなくなってたの……」グスン
ミイラ「サーカスが終わってすぐに女ピエロのところに行ったのかいな?」
はぐれメタル「うん、そう…………でもきづいたらおかあさんいなくて……ふぇぇ……」グシュッ、グシュッ……
ミイラ「おう、泣くでない。心配はいらんぞ。ワシがお母さんを一緒に探してやるからな」
はぐれメタル「おじちゃん……本当……?」グシュッ……
ミイラ「うむ。余に二言はないぞ。だから、とりあえず、この縄をほどいてくれぬか?」
はぐれメタル「どうやってほどくの……?」グシュッ……
ミイラ「まず、背中の縄を引っ張ってじゃな……」
はぐれメタル「んしょ、んしょ、こう?」グイッ……
ミイラ「ヒョホッー!/// 締まる!///」
聖女「私は林蔵丸を」カチャッ……
女神「うちは聖剣やな」チャキッ……
魔王「我は特大の爆発魔法で」ブンッ……
415 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 15:12:16.88 ID:WmEx971U0
【15分後】
メタルキング母「本当にすみません、娘を連れてきてもらって」ペコペコ
聖女「構わない。当然の事だ」
女神「次からは気いつけるんやで」
メタルスライム幼「ありがとう! おねえちゃんたち! それとおにいちゃん!」
魔王「なに、礼には及ばぬ。ヌハハハハハ!」
メタルキング父「こ、これは魔王様!! 娘がとんだ失礼を!!」
魔王「よいよい。それよりも今後は娘から目を離さぬよう気をつけるがよい」
メタルキング父「ははーっ!」
416 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 15:13:12.81 ID:WmEx971U0
【サーカス小屋の近くの木】
ミイラ「」プラーン……プラーン……
聖女「…………」
女神「…………」
魔王「…………」
安価直下
ミイラを……
1、まず棺桶に入れます
2、それから土に埋めます
3、そして、黙祷します
4、最後に助けます
417 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 15:16:14.07 ID:ZVE4mTWeP
4
やっとミイラに救いがwww
419 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 17:45:16.77 ID:GVaswUdZ0
ついに救いがきたかwww
420 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 18:37:41.07 ID:DDCIRDtNi
やっと救いが!wwww
421 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 20:24:45.67 ID:NZrQ/VgxO
4が灰になるじゃなくて良かったwww
422 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 20:36:35.84 ID:CgPNSQOb0
よかったw
423 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:11:21.38 ID:WmEx971U0
女神「ほい、スコップな」
聖女「はい」
魔王「棺桶は私が団長からもらってこよう」スタスタ……
聖女「」ザクザク
女神「」ザクザク
聖女「彼の魂に救いがあらん事を……」ザクザク
女神「思えば、欲望にまみれた人生やったな、コイツ……」ザクザク
ミイラ「」プラーン……プラーン……
424 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:12:44.05 ID:WmEx971U0
魔王「棺桶をもらって来たぞ……」ズルズル……
魔王「早速入れてやるか……」ヨジヨジ……
ミイラ「」プラーン……プラーン……
魔王「よっと」ガシッ
ミイラ「う……む……」クラクラ……
聖女「木から落ちないよう気をつけて下さいね」ザクザク
女神「もうすぐ穴も堀り終わるさかいな」ザクザク
魔王「ああ、わかっておる。慎重に降りる」スルッ……スルッ……
ミイラ「あひょ……? 一体何……?」クラクラ……
425 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:14:40.82 ID:WmEx971U0
魔王「せめてもの情けだ。包帯ぐらいは巻いてやるか……」ゴソゴソ
女神「せやな、一応、王様やからな」
ミイラ「???」
聖女「では、私が……」グルグル、グルグル
ミイラ「あふっ! 一体何を!?」ジタバタ
女神「それで棺桶を用意して……」ゴソゴソ、パカッ
魔王「安らかにここで眠るとよい……」ヒョイ、ポイッ
ミイラ「ちょ、えっ、なぜじゃ!? 助け……!!」
女神「んで、閉めると」バタン
棺桶「ー!!」ダンダン、ダンダン、ダンダン!!
426 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:15:38.53 ID:WmEx971U0
女神「それじゃ、3人で運ぶで。結構重いさかいな」ガタッ……
魔王「それっ」ガタッ……
聖女「せいっ!」ガタッ……
棺桶「ー!!」ダンダン、ダンダン、ダンダン!!
魔王「ここの穴に入れて……」ドサッ
女神「んでもって、土をかぶせて埋めると」ヒョイ、バサッ
聖女「墓標はどうしましょう?」ヒョイ、バサッ
魔王「そこらの石と花で良かろう」ヒョイ、バサッ
棺桶「ー!!!」ガンガンガンガンガンガン!!
427 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:16:36.85 ID:WmEx971U0
【簡素な墓標、作成後】
魔王「これで完了だな……」
女神「せやな……」
聖女「彼は消えてなくなったのではありません。新たな世界へと旅だったのです……」
土の中の棺桶「ー!!!!」ガンガンガンガンガンガン!!
聖女「黙祷を捧げましょう、彼が無事天国へと行けるように……」
魔王「ああ……」
女神「せやな……」
聖女「………………」
女神「………………」
魔王「………………」
土の中の棺桶「ー!!!!!」ガンガンガンガンガンガン!!
428 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:17:34.30 ID:WmEx971U0
女神「さてと……」
魔王「そろそろ……」
聖女「それでは……」
女神「」ゴソゴソ
魔王「」ゴソゴソ
聖女「」ゴソゴソ
女神「魔王はそやな……小物にこのナイフとかどないや?」ゴソゴソ……
魔王「良かろう。では、聖女にはこのランプを」ゴソゴソ……
聖女「わかりました。では女神様はこちらを。メインの宝石です」ゴソゴソ……
429 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:18:30.06 ID:WmEx971U0
【五分後】
女神「ついに辿りついたで……。ここが伝説のミイラが眠るゆう場所やな……」
聖女「思えばここまで長い道のりでした……。出発した時は百人を越えていた仲間たちが、今ではたったの三人……」
魔王「途中、大蛇や熊に襲われ、そして数々のトラップ……。無念の中で散っていった者たちの為にも必ずやこの伝説のミイラを本国へと持ち帰らねば……」
女神「さあ、スコップや。これがうちたちの最後の仕事や。力の限り掘るで!」ザクザク
聖女「私はランプを照らしつつ辺りを警戒しています。いつ敵が襲ってくるかわかりませんから」
魔王「力仕事は我に任せてもらおう! 掘って掘って掘りまくってくれようぞ!」ザクザク、ザクザク
ガチンッ
女神「!? 今、何かに当たる感触があったで! ひょっとしたら棺桶かもしれへん!!」
魔王「慎重に周りを掘っていくぞ……」ザクザク……
430 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:19:54.80 ID:WmEx971U0
魔王「本当に棺桶が出てきたではないか……」
聖女「うっ……ついに今までの苦労が報われる日が……」ポロポロ……
女神「見てみーや! 棺桶は本当にあったんや! おとんは嘘つきじゃなかったんやー!!」
棺桶「ー!!!!!」ガンガンガンガンガンガン!!
聖女「では、お二人とも、宝石を持って棺桶の解錠の呪文を……」
女神「」コクン……
魔王「」コクン……
女神、魔王「バルスッ!!」パカッ!!
ミイラ「ぶはっ!!」ゼエゼエ、ゼエゼエ
聖女「」ピカーッ!!
ミイラ「目が、目がーっ!!」
431 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:20:54.28 ID:WmEx971U0
【救出後】
女神「」パクッ
女神「うまっ!?」
聖女「パンに目玉焼きをのせただけだというのに、この味は!?」パクパク
魔王「実に美味であるぞ!?」パクパク
ミイラ「死ぬかと思ったがな……ワシ……」グシュッ、グシュッ
女神「アホな放置プレイをしてるからや。これに懲りて反省しい」パクパク
聖女「おまけに幼メタルに対する猥褻行為。万死に値します」パクパク
魔王「まあ、二人ともそう責めるでない。ミイラも十分懲りた事であろう」パクパク
ミイラ「」ヒグッ、メソメソ……
女神「ええ年したミイラのオッサンがいつまでも泣くなや。体中の水分ないくせに何で涙が流れんねん」パクパク
聖女「二度とこのような卑猥な行為をしないと誓うがよい」パクパク
魔王「まあ、もう良かろう。我らも少し悪ノリが過ぎた。お前にもこのパンをやる故、それで泣き止むがよい」ソッ……
ミイラ「」グシュッ、コクン……
432 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:22:26.47 ID:WmEx971U0
ミイラ「」パクッ
ミイラ「うま!? うま!?」パクパク
女神「ほんで、ミイラ。多分もうすぐお前の奥さん来るさかい、そいつにも説教するで」
聖女「全くです。はた迷惑な夫婦ですこと」
\ いやー! 助けてー!! /
魔王「む? 空から声……?」
女神「あれ……人やないか?」
聖女「ミイラ! 空から女の子が!!」
ミイラ「うまうま」パクパク
聖女「食べてる場合ではなかろうが!!」カチャッ!
ミイラ「ひいっ!!」ビクッ!!
安価直下
空からの女の子は誰?
1、隣王妃
2、隣国の、女になった第一王子
3、王女
4、受付ちゃん
5、その他(自由指定)
433 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:23:00.87 ID:FlsLTei50
5.羽の生えた女の子
434 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:43:54.79 ID:duAJkLv80
魔王の妹
(ま、冗談だけどできたらねw)
435 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:48:31.69 ID:rbOAOXWw0
αか?βか?はたまたγ?
436 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:54:27.39 ID:WmEx971U0
【上空】
ハーピー娘「やー、来ないでー!」バサバサ
レッドドラゴン「逃がさん!!」バッサバッサ
ハーピー娘「助けてー!!!」バサバサ
レッドドラゴン「射程内に入った! 角度よし、照準よし!」
レッドドラゴン「ファイエル!!」ボーッ!!
ハーピー娘「キャーーー!!」バサバサ
437 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:55:50.16 ID:WmEx971U0
【地上】
ハーピー娘「助けて! 助けて下さい!」バサバサ
聖女「義を見てせざるは勇なきなり! 助けましょう!」
魔王「任せておけ! そなたは我の後ろに隠れているがいい!」
ハーピー娘「これは魔王様! ありがとうございます!! 頼もしいです!」
魔王「当然の事だ! ヌハハハハハ!!」
女神「…………」
レッドドラゴン「待て! 逃がさん!!」バッサバッサ
聖女「お待ちあれ! ここから先は通さぬ!」カチャッ
魔王「どうしても通ると言うならば、我が相手になろう!」ブンッ……
レッドドラゴン「なに!? 魔王!!」
女神「…………」
安価直下
女神の選択
1、とりあえず何があったか事情を聞いてみる
2、まあええか、ハーピー娘を助ける
3、なんか悔しいからレッドドラゴンの味方をしてみる
4、その他(自由指定)
438 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 21:57:26.29 ID:duAJkLv80
3
フフフ
バルスにやられたwwww
440 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 22:21:59.52 ID:duAJkLv80
同じく
441 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 22:22:43.29 ID:WmEx971U0
レッドドラゴン「ぐっ……流石に魔王相手では……。一旦退くか……」
女神「うん。勇気ある撤退を決断出来るやつや。気に入ったで」
レッドドラゴン「なんだ、貴様……な、女勇者だと!?」
女神「ほう。うちの事を知っとるんか、ますます気に入ったで。よっしゃ、うちが味方についたる! 任しとき!」
聖女「何ですと、女神様!!」
魔王「どういう事だ! 女勇者よ!」
女神「はん、知らへんがな。うちはコイツが気に入ったんや。だからコイツの味方をするだけの事や」プンッ
ミイラ「これ……ワシはどうすればええんじゃろ?」
442 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 22:24:03.24 ID:WmEx971U0
女神「さあ、その羽つき女を渡してもらおか。渡さへん場合は実力行使に出るで」カチャッ
魔王「ぐっ……」
女神「魔王、お前とうちとじゃ格が違い過ぎんねん。ここは大人しゅう下がっとり」
魔王「ぬっ…………」
聖女「女神様、お止め下さい! 撃ちますよ!」カチャッ
女神「構へんで。うちはそない脅しで退くような女ちゃうねん。勝負したいいうならなんぼでも受けてたったるがな」
聖女「ぐっ!」
女神「どないや、聖女。お互い同じ林蔵丸同士や。どっちが早く撃つか、いっちょ勝負してみるか?」
聖女「…………」
安価直下
聖女の選択
1、その勝負、受けて立ちましょう!
2、女神様とは戦えません。ここは一旦退きます……
3、魔王と協力して、二人がかりで奇襲を!
4、その他(自由指定)
443 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 22:27:56.72 ID:FlsLTei50
4.女神を手篭めにする
444 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 22:28:50.22 ID:duAJkLv80
女の子は大切に
魔王が引き金をひくなら受けてたとう
次から自重
445 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 22:29:56.98 ID:duAJkLv80
あ、寸での差で
446 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 23:05:29.13 ID:NZrQ/VgxO
面白そうな展開だw
バルス!目がー!くそワロタww
こいつらめちゃくちゃ息ぴったりでたまらんな
447 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 12:03:46.59 ID:d+WDGpmxO
自分で保守
悲しい
449 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 00:49:24.82 ID:Hib9vmRY0
ほ!しゅ!
まってるー
ほ
452 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 07:39:26.22 ID:ASxln3ZY0
し
453 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 11:25:45.36 ID:TGgi5O3/0
ゅ
454 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:29:07.55 ID:9nhBMEzY0
保守サンクス
VIPが落ちない限りは、半日以上はもつみたいなんで、10時間以上書き込みがなかったら誰か保守お願いします
455 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:29:56.05 ID:9nhBMEzY0
聖女「わかりました……女神様とは戦えません。ここは私が銃を下ろしましょう……」スッ……
女神「わかればええねん。ほならその羽根つき女を渡してもらおか」
聖女「ええ、どうぞ」スイッ……
ハーピー娘「いやー!」ジタバタ
魔王「待て! 聖女! そのような事は我が……!」
女神「観念しいや、魔王」カチャッ
魔王「ぐっ、しかし……!」
聖女「と、見せかけて!」パシンッ
女神「あっ! 林蔵丸がっ!」ポロッ……コロン……
聖女「大人しくなさいませ! 女神様!」ギュッ!!
女神「こら、離しーや! 聖女! 離さんかい!」ジタバタ
456 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:30:56.61 ID:9nhBMEzY0
聖女「魔王! 今の内にその娘をどこか別の場所に!」
魔王「わかった! 後の事は頼んだぞ! さっ、こっちだ!」サササッ
ハーピー娘「はい!」タタタッ……
レッドドラゴン「待て! 逃がさん!!」
ミイラ「待つん……!」
レッドドラゴン「どけっ!」バキッ
ミイラ「あうちっ!!」コロンコロンコロンコロン……ドンガラガッシャーン!!
親衛隊A「こちらです、隣王妃様……な!?」
隣王妃「ああっ! 私の豚が!!」
親衛隊D「ドラゴンだと! 何故こんなところに!?」
親衛隊G「了解!」
団長「テントが大変な事に!!」
女ピエロ「キャハハハハハハ! キャハハハハハハ! マッドなマッドな女ピエロだよー!!」クルクル♪
ゴブリン集団「どっせいなったらどっせいな!!」
457 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:32:01.06 ID:9nhBMEzY0
【サーカス小屋、表】
女神「離せ、離さんかい!」ジタバタ
聖女「いいえ、そういう訳には参りませぬ! 神よ、女神様を大人しくする為、今一度だけ、過去に戻る事をお許し下さい!」
女神「な!? どういうこっちゃいな、それ!?」
聖女「こういう事でございます! それっ!」モミ、サワサワ
女神「ひんっ!/// な、なにするんや、聖女! 変なとこ触らんといてーな!」ジタバタ
艶女「聖女? ふふ、その名は今は捨てたわ。大人しくしてなさい、子猫ちゃん。今、天国に連れてってあげるから…///」モミモミ、サワサワ、ペロペロ……
女神「ンっ!/// あっ!/// ひえっ!/// あ、あかんあかん、助けてーーーー!!」
女ピエロ「呼ばれて飛び出てほったらかし! キャハハハハハハ! キャハハハハハハ!」クルクル♪
女ピエロ「聞こえてるけど聞こえなーい! キャハハハハハハ! キャハハハハハハ!」クルクル♪
女ピエロ「………………」
女ピエロ「…………はあ、もう、仕方がないですわね」
女ピエロ「こんな公共の場でおやめなさい。はしたないですわ//」グイッ
艶女「あっ……!」ベリッ
女神「た、たふかったわ…////」ハァハァ……ハァハァ……
458 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:32:54.64 ID:9nhBMEzY0
【一方、魔王とハーピー娘】
レッドドラゴン「ファイエル!!」ボーッ!!
魔王「氷魔法!!」ピキーン!!
『炎は全て氷らされた!』
レッドドラゴン「くっ……やはり魔王相手では……」
魔王「諦めるが良い! 我と貴様では格が違い過ぎて相手にならぬ!」
魔王「これ以上戦うというのなら、貴様は必ずや絶望の深淵を見るであろう! フハハハハハハハ!」
ハーピー娘「キャー! 魔王様、カッコいい!!」ピー、ピー
レッドドラゴン「一時、退却する! だが、私は必ずもう一度現れる! その時は覚悟しておけ!」バサッバサッ……
459 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:33:52.29 ID:9nhBMEzY0
【一方、サーカス小屋裏】
隣王妃「豚が! しっかりおし!」バシバシ!!
ミイラ「あひょっ/// ふああっ/// たまらん!///」
親衛隊集団「…………」
団長「…………」
ゴブリン集団「どっせいなったら、どっせいな!」
団長「……テントが壊れたので賠償金をお願いする」
親衛隊A「いくらになるだろうか?」
団長「昨日買ったばかりなので10万ゴールドいただきたい」
親衛隊G「了解!」チャリン、チャリン
団長「では、よろしく頼んだ」
ゴブリン集団「すぐさま修復、どっせいな!!」ワラワラ、ワラワラ
ゴブリン集団「…………」トンテンカン、トンテンカン
460 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:34:48.10 ID:9nhBMEzY0
【サーカス小屋表】
女ピエロ「全くあなた方は……// 子供が見てたらどうするというのですか。教育上宜しくないでしょう」プンプン
聖女「すまない……。そこは勢いというやつだ……」
女神「久々にまともなキャラやがな。なんか感動や」
女ピエロ「それで一体何があったというのですか? よろしければ私にもお話下さいませ」
聖女「実はかくかくしかじかでな……」
女神「んで、あいつら一体どこ行ってもーたんや。見失ってまったがな」キョロキョロ……
女ピエロ「魔王様とハーピー娘なら向こうの方に行ったはずですわ」スッ……
女神「よっしゃ、おおきにな。ねーちゃん!」タタタタッ
聖女「お待ち下さい! 女神様!」タタタタッ
女ピエロ「あらあら……。私も行った方が良さそうですわね……。一輪車はと……」ゴソゴソ、チョコン
女ピエロ「キャハハハハハハ! キャハハハハハハ! 回る回るアタイは回るよ!!」クルクル♪
女ピエロ「野次馬なのに一輪車! キャハハハハハハ! キャハハハハハハ!」キコキコ、キコキコ
461 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:35:51.42 ID:9nhBMEzY0
女神「赤竜ー! どこやー!」タタタタッ
聖女「女神様ー!」タタタタッ
女ピエロ「キャハハハハハハ! キャハハハハハハ! いつのまにやら追い越しちゃた!」クルクル♪
レッドドラゴン「」バサッバサッ
女神「お? おったわ。おーい、赤竜!」キキィ
聖女「さっきのドラゴンだと!?」キキィ
女ピエロ「追い越しちゃっても止まらなーい! キャハハハハハハ! キャハハハハハハ!」クルクル♪
女ピエロ「」キキィ
女ピエロ「ふう……目が回りましたわ」クラクラ……
女神「結局、止まるんかい。助けてもらっただけにあまりツッコミ出来へんがな」
462 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:36:50.04 ID:9nhBMEzY0
レッドドラゴン「む……先程の女勇者か……」バサッバサッ、ストン……
女神「なんや、赤竜、ハーピー娘はどないしたんや」
レッドドラゴン「魔王に邪魔をされてしまったのでな。私の実力では魔王には叶わぬ。一時退却をしてきた」
聖女「無事に守りきったか……」ホッ……
女神「はん! そんで今は魔王と羽根つき女で二人きりかい。なんやそのベタな恋愛小説みたいな展開。気に入らへん!」ケッ
レッドドラゴン「?」
聖女「こちらの事だ。気にしないでもらおう。それよりも貴様は何故、ハーピー娘を狙う?」
レッドドラゴン「ふむ……実はな……」
安価直下
ハーピー娘が狙われる理由
1、鳥娘なだけにサギ師
2、逃げ出した人気女優
3、借金のかたに身売りの途中
4、その他(自由指定)
463 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:37:32.34 ID:89Y4oK3u0
1
464 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】(1+0:8) :2013/09/02(月) 12:39:55.02 ID:yEjEq3NU0
うまいなww
465 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:54:59.15 ID:/xeMKuvI0
3てかなり古いよね?
466 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 17:19:47.65 ID:9nhBMEzY0
レッドドラゴン「あの娘はサギ師なのだ」
聖女「……!!」
レッドドラゴン「主にクレクレサギをメインに行っていてな」
女神「なんやねん、クレクレサギって」
レッドドラゴン「モテない男の家に行っては、お金をちょうだいちょうだいお願いと」
女神「単なる甘えっ娘やないか、おい」
レッドドラゴン「お金をくれたら、一週間恋人代わりになってご飯を作ったりデートをしたりすると言ってな」
女神「金で愛は買えへんで」
レッドドラゴン「そして、4日後にトンズラするのだから、一応はサギという事になる」
女神「地味にダメージ大きそうや」
レッドドラゴン「お金をくれなかったモテない男の家には、落書きとかのイタズラをして帰っていく」
女神「ハロウィンかい」
レッドドラゴン「これまでに騙しとられた金額は、総計で10万ゴールド以上にも及んでな」
女神「そんなにモテない男がおるんかい! びっくりやわ!」
レッドドラゴン「私の息子もその一人だ……」グスッ
女神「なんか悪かったわ……ごめんな」
467 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 17:20:29.47 ID:9nhBMEzY0
女神「にしても、聖女」ジロッ
聖女「はい……」
女神「みてみーや。何でもかんでも助けるから、こないな事なんねん。犯罪者の逃げる手伝いとかあかんやろ」
聖女「ですが……本当にサギ師だと決まった訳では……。この竜が嘘をついている可能性も……」
レッドドラゴン「そら、竜警備隊の証明メダルだ。本物だぞ」キラン
女神「決まりやな……。聖女、どないすんねん?」
女ピエロ「全く……どうされるおつもりですか?」
女神「何でピエロが当たり前のように入ってくんねん。寂しがりやかい」
聖女「わかりました。仕方ありません……。捕まえます……」
女神「せやな。ほな、もう一度行くで!」タタタッ
468 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 17:21:10.49 ID:9nhBMEzY0
【一方、魔王とハーピー娘】
魔王「しかし、そなたはどうして竜に追われていたのだ?」
ハーピー娘「わかりません。突然、私の事を捕まえると言ってきて」
魔王「ふむ……。謎だな……。どんな小さな事でもいいから心当たりはないのか?」
ハーピー娘「えーと……」
安価直下
ハーピー娘の心当たり
1、そういえばサギ罪で逮捕とかどうとか……
2、多分、私が可愛いから…… テヘッ
3、きっと私が竜王の弱点を知っているから……
4、その他(自由指定)
2
470 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 19:31:58.46 ID:5IFz9o7uO
元シスターの方がはるかにうわてそうだがw
471 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 20:41:45.33 ID:/xeMKuvI0
シスターの方が絶対に被害総額上回る
472 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 22:27:10.40 ID:5IFz9o7uO
元シスター「あなたは今まで食べたパンの総額を覚えているの?」
続き楽しみにしてるぞ
473 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:31:11.18 ID:DuCOS0cR0
ハーピー娘「多分、私が可愛いから……」テヘッ
魔王「なるほど! 恋のお縄をちょうだいすると、そういう事か!」
ハーピー娘「はい、きっとそうに違いありません!」
魔王「わかった。ならば、お前は我が守ろう! 任せておくがよい!」
ハーピー娘「魔王様、ステキ!」キャー、キャー
女神「おい、コラ、待てや、そこの小娘」ゴゴゴゴゴ……
聖女「マズい! 女神様が本気を出されている!」
レッドドラゴン「一体、何故!」
女ピエロ「キャハハハハハ! キャハハハハハ! ヤバそうな時ほど回っちゃう!」クルクル♪ クルクル♪
474 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:32:07.52 ID:DuCOS0cR0
女神「さっきから黙って聞いとったら、なに調子いい事ほざいてんねん。羽を1本1本むしりとって、反物織ったろか、コラ」ゴゴゴゴゴ……
魔王「マズイ、ここは逃げるぞ!」アセアセ
ハーピー娘「はい! 魔王様!」アセアセ
女神「逃がすかい! 雷魔法!」ピカッ!!
バチッ、ゴロゴロ……
ドーンッ!!
魔王「結界魔法!」ピキーン!!
『雷は結界によって防がれた!』
ハーピー娘「魔王様、怖い!」ダキッ
魔王「案ずるな! 結界内にいる間は大丈夫だ! 我にしっかりと掴まっていろ!」
ハーピー娘「はいっ!」ギュッ!!
女神「なっ……!」
475 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:33:16.73 ID:DuCOS0cR0
魔王「女勇者よ! このようなか弱き娘に何をする! 目を覚ますのだ!」
女神「アホンダラ! そいつはサギ師やで! お前の方が目を覚まさんかい! ドアホッ!」
魔王「なんと! 詐欺師だと!」
魔王「ハーピー娘、そうなのか!?」クルッ
ハーピー娘「違います! 私、嘘なんかつかないです! 信じて下さい!」ウルウル
魔王「見よ、違うと言っておるぞ! 女勇者よ、騙されているのはお主の方ではないのか!」
女神「自分でサギ師ゆうサギ師がおるかい! お前、うちよりそいつの事を信用する言うんか!」
魔王「しかし……」
ハーピー娘「魔王様、信じて下さい! それとも同じ魔族の私より、人間の娘の方を信用なさるんですか!」
魔王「う……む…………。だが……」
ハーピー娘「そのような態度、他の魔族の方が知ったら悲しみます! 魔王様は魔族の英雄なのですよ!」ウルウル
魔王「そうであったな……。危うく忘れるところであった。我は誇り高き魔王なり! これ以上、人間の娘に惑わされたり脅されたりする訳にはいかぬ!」
女神「なんやて、おい、魔王! どないしたんや、ふざけんなや!」アセアセ
476 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:34:09.29 ID:DuCOS0cR0
魔王「女勇者よ! 今しがた聞いた通りである! 魔王は魔族の頂点に立つ者なり! 故に、同じ魔族を守る義務と責任がある! この娘を傷つける事は我が許さぬ!」
ハーピー娘「キャー!// 流石、魔王様ー!」パチパチ
女神「アホか! そいつはサギ師言うとるやろ! 何でそない簡単に騙されんねん! うちの言葉を信じんかい!」
魔王「心苦しいが、我はこのハーピー娘の方を信じ、そして守る! それが我が責務だ!」
女神「アホ抜かせ……! 何を言うてんねん、ホンマ……! 確かにうちはお前にひどい事も結構したけど、でも、でも、お前に嘘なんかついた事一回もあらへんがな!!」
ハーピー娘「魔王様、守って下さいね!」ダキッ
魔王「任せよ!」
ハーピー娘「キャー! ありがとうございます!」ギュッ
ハーピー娘「」チラッ
ハーピー娘(べーっだ)
女神「っ!!」
477 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:34:30.42 ID:uLgUZWbQ0
今北産業
478 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:35:23.36 ID:DuCOS0cR0
女神「……!!」
女神「なんでや……なんでうちの事を信用せえへんで、そないアホみたいな女信用すんねん……!」
女神「………………もうええ!」
女神「うちはもう知らへんっ!! 魔王なんて知るかいな、ボケッ!!」
女神「お前の事なんかもう知らへんわ! ドアホッ!」クルッ
女神「」タタタタッ
聖女「あっ、お待ち下さい、女神様!」
女神「」クルッ
女神「魔王のバカッ! 一万回死ね、ボケナスッ!」グシュッ……
女神「」タタタタッ
聖女「女神様ー!」タタタタッ
479 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:36:39.08 ID:DuCOS0cR0
レッドドラゴン「…………」
女ピエロ「…………」
魔王「女勇者よ…………」
ハーピー娘「キャー! おかげで助かりました! ありがとうございます! 魔王様!」キラキラ
魔王「あ、ああ、うむ……」
ハーピー娘「恩返しに、しばらくご飯とか作りますね! 私、料理得意なんです!」
魔王「そうか……それはすまないな……」
ハーピー娘「それじゃ、早速魔王城まで行きましょう! 魔王様は飛べれますか?」バサッ
魔王「いや、我は移動呪文が出来るゆえ……」
ハーピー娘「それなら、私は先に行ってますね! 美味しい晩御飯を期待しといて下さい♪」バサバサ、ピューン
魔王「…………」
魔王「いや、これで良かったのだ……。我は魔王ゆえ…………」クルッ、スタスタ……
480 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:37:40.97 ID:DuCOS0cR0
女ピエロ「……さてさて、困りましたわね」フゥ……
レッドドラゴン「大体の状況は私も把握した」
女ピエロ「それで、どうなのですか、レッドドラゴンさん。見てしまった以上は、何とかしてあげたいと思うのが人情だと思いますけど……」
レッドドラゴン「私は竜だ」
女ピエロ「つまらない挙げ足取りは宜しいですわ。それで、どうなさいますの?」
レッドドラゴン「ふむ……」
安価直下
レッドドラゴンの判断
1、私の仕事はハーピー娘を捕まえる事だ、魔王城へ向かう
2、女勇者が気になるな、そちらへ行こう
3、魔王と女勇者とハーピー娘の件を竜王様に報告しておく必要があるな……
4、その他(自由指定)
481 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 03:40:29.22 ID:yMDxDpbY0
3
482 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 23:41:09.95 ID:kuXixyKD0
ほしゅ
ほしゅー
484 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 15:29:15.51 ID:e/6nStpR0
ほしゅ
485 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 19:15:05.04 ID:Mb2aBlTvi
まだかなー
486 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 20:30:38.84 ID:WvDefpYdO
伸びてるー!と思ったらほしゅと叫ぶ愛であった
はよおおw
487 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 21:47:41.31 ID:vLFlVhb30
レッドドラゴン「とにかく私は竜王様のところに報告しておく必要がある」
女ピエロ「竜王、ですか……」
レッドドラゴン「竜王様だ」
女ピエロ「細かい事は宜しいですわ。それでなんと報告なさるおつもりですの?」
レッドドラゴン「まずは魔王と女勇者に繋がりがあったという事だな。言ってみれば、この二人は人間と魔族の象徴だ。看過すべき事態ではなない」
女ピエロ「そうですわね」
レッドドラゴン「次にハーピー娘の事だ。取り逃がした上、魔王城へと逃げられてしまった。こうなってしまった以上、私一人ではどうにもならん」
女ピエロ「そうですか。なるほど…………」
488 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 21:49:09.98 ID:vLFlVhb30
女ピエロ「それでしたら、大変恐縮ですが私も竜王の館へと御同行させてもらえないでしょうか?」
レッドドラゴン「お前をか? 女勇者ならまだしも、お前では連れていく意味がない」
女ピエロ「私が女賢者だとしても?」
レッドドラゴン「ああ、そ……なに!?」
ボンッ
女賢者「この姿に戻るのも久しぶりですわね。百年ぶりぐらいかしら」ニコッ
レッドドラゴン「時魔法か……」
女賢者「ええ、遥かな昔…………初代勇者の頃からずっと生きておりますの」
レッドドラゴン「初代勇者………という事は初代竜王様を助けたのは……」
女賢者「ええ。私たちです。他の仲間は皆、もう亡くなってしまいましたが…………」
レッドドラゴン「ならば、今の竜王様の事も……」
女賢者「はい、存じております。ここ何百年かお会いしてはおりませんが……」
489 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 21:50:34.97 ID:vLFlVhb30
レッドドラゴン「そうか。竜王家の恩人であり、昔の知己だというのであれば私が断れる訳がない。お前……いや、あなたを竜王の館へとお連れしよう」
女賢者「ありがとうございます」ニコッ
レッドドラゴン「しかし、何故、伝説の女賢者がピエロの姿をしてこのようなところで?」
女賢者「特に理由はありませんわ。ふらりとふらりと気の向くままに旅をしていたら、ここの団長さんにスカウトされましたので」
レッドドラゴン「スカウト?」
女賢者「ええ、お前にはピエロの素質があると」
レッドドラゴン「伝説の賢者に何を」
女賢者「まあ、私も元は遊び人でしたので……。目利きは確かなのでしょう」
レッドドラゴン「なるほど、転職したのか」
女賢者「いえ、この世の全ての遊びをやりつくした後、悟りを開き、賢者になりました」
レッドドラゴン「すごいのかすごくないのか私には判断がつかんが……」
490 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 21:51:26.36 ID:vLFlVhb30
レッドドラゴン「まあ、それはよい。では参ろうか」バサッ……バサッ……
女賢者「ええ。私は魔法の絨毯で」ゴソゴソ……
女賢者「よいしょ」チョコン
女賢者「」フワッ……
レッドドラゴン「…………」
女賢者「…………」
レッドドラゴン「行くぞ?」
女賢者「はい」
レッドドラゴン「」フワッ、バサッ……バサッ……
女賢者「」フワフワ……ヒュー……
レッドドラゴン「…………笑わなくてよいのか?」バサッ……バサッ……
女賢者「……? 何でですか?」ヒュー……
491 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 21:52:24.74 ID:vLFlVhb30
【竜王の館】
女賢者「」キョロキョロ……
女賢者「ここもずいぶんと様変りしたものですわ」トコトコ
レッドドラゴン「百年以上来てないというのなら、それは変わるだろう」ノッシ、ノッシ
女賢者「竜王もきっと変わったのでしょうね。変わるのは悪い事ではありませんが、ずっと変わらない私は皆に置いていかれてるようで少し淋しいですわ……」トコトコ
レッドドラゴン「それもそうかもしれんな……」ノッシ、ノッシ
女賢者「竜王にミルクをあげて育てたのが、つい昨日の事のようで……」トコトコ
レッドドラゴン「………………そうか」ノッシ、ノッシ
492 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 21:54:02.70 ID:vLFlVhb30
安価直下
竜王の性格
1、温厚
2、短気
3、頑固
4、その他(自由指定)
保守ありがとう!
1
待ってたぞ〜
494 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 22:16:59.26 ID:kAeJ84KK0
キタ−
495 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 22:25:05.14 ID:WvDefpYdO
おおおおお
>>1よ…
俺はもうお前のこの話を読まないと手の震えが止まらなくなるんdddddd
496 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 23:08:58.32 ID:Mb2aBlTvi
やっときた…待ってたぞよ…
497 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 23:39:09.85 ID:kAeJ84KK0
私も495と同じ症状がぁぁぁ
できれば魔王の妹とか出してほしiIIII
498 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 00:43:11.70 ID:yZL8gRpM0
【王座の間】
竜王「ほう……女賢者殿か。久しぶりじゃな、懐かしいのう」
女賢者「お久しぶりですわ、竜王。お元気そうで何よりです」ニコッ
竜王「元気か……。そうでもないがな……。近頃は悩みが多い……」
女賢者「やはり、争いの事ですか?」
竜王「そうじゃて。竜族の縄張りはどんどん減る一方だ……。種族自体も弱くなってきておる。このままじゃと遠い未来には竜族が全滅してしまいそうでな……」フゥ……
女賢者「私も出来る事ならどうにかして差し上げたいのですが…………」
竜王「なに、構わぬよ。女賢者殿が気にする事ではない。そなたは人でありながら、竜に関わりがありすぎるのでな……。中立を生涯誓った御身の判断は正しかろう」
女賢者「今は中立と言うよりも世捨て人の様になっていますけども……」
竜王「それもまた良かろう……。それよりも久々の再会だ。宴の用意をさせる故、今宵は楽しんでくれ」
女賢者「御厚意に感謝いたしますわ」ニコッ……
499 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 00:44:19.15 ID:yZL8gRpM0
レッドドラゴン「ところで、竜王様……」
竜王「なんじゃ?」
レッドドラゴン「どうしても、お伝えせねばならぬ事が……」
【説明終了後】
竜王「なるほど……。女勇者と魔王がのう……」
女賢者「歴史は繰り返されるのでしょうね。私としても他人事とは思えなかったので……」
竜王「しかし、それによって勇者はとどめを刺すのを渋々控え、竜族は救われた。今の竜族があるのも、全てそなたのお陰だ」
女賢者「おかげで幸せな四百年間でしたわ」ニコッ…………
竜王「代わりにそなたは人間の世界では裏切り者扱いとされたようだが……」
女賢者「ええ、教会では未だに異端者として破門扱いですわ。それも仕方のない事なのでしょうが…………」
500 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 00:45:07.24 ID:yZL8gRpM0
竜王「あいわかった。レッドドラゴン、お前はもう下がって良いぞ」
レッドドラゴン「ははっ」
レッドドラゴン「」クルッ。ノッシ、ノッシ……
竜王「さて、いかがしたものか…………」
竜王「ハーピー娘はともかく、問題なのは、女勇者と魔王の方じゃな……。この二人の扱いを間違えると、連合国軍と魔王軍にまで影響が及ぶ…………」
竜王「ふうむ…………。女賢者殿は何か考えはあるじゃろうか?」
女賢者「それはもちろん、二人の仲を取り持って、和平への道とするのが一番ですわ。女勇者の強さはほとんど別格ですので、敵に回すのは良くないですし」
竜王「ふむ…………。しかし、それではこちらから魔王と女勇者の手を組ませるようなもの。連合されて攻められる事態にもなりかねんが……」
女賢者「いいえ。言い方はよろしくないですが、だからこそ、女勇者に恩を売っておくのですわ。彼女は義理人情に厚い子だと聞いていますので、竜族が取り持てば、少なくともこちらの敵にはならないと思いますの」
竜王「確かにそういう噂はよく聞くのう……。なるほど……」
501 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 00:46:04.52 ID:yZL8gRpM0
竜王「しかし、どうやって二人の仲を取り持つというのじゃ?」
女賢者「何事も初めから始めるのが一番ですわ。まずは魔王の勘違いから直させるべきかと」
竜王「ハーピー娘をサギ師だとわからせるという事からか」
女賢者「そうですわ」ニコッ
竜王「だが、どうやって解らせる? 魔王は単純な男と聞く。一度信じたからにはなかなか難しいと思うがの……」
女賢者「こういう方法はどうでしょうか?」
安価直下
女賢者のアイディーア
1、ハーピー娘に実際に詐欺を行わせる
2、ハーピー娘に自白剤を飲ませて罪の告白をさせる
3、魔王の妹から説得して、魔王に信じさせる
4、その他(自由指定)
ハーピーが魔王妹に詐欺を行う
3
504 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 01:26:38.44 ID:yZL8gRpM0
女賢者「魔王の妹を説得して、そこからわからせるのですわ」
竜王「なるほど……。魔王と妹は仲がいいと聞くからな……。それは良いかもしれぬな」
女賢者「問題はどうやって魔王の妹を説得させるかなのですけど……」
竜王「ふむ……」
505 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 01:27:22.90 ID:yZL8gRpM0
【一方、魔王城】
ハーピー娘「フフッ、ラッキー♪ ここにいれば絶対安全だし、うまくすれば魔王様の恋人になれるかも」
ハーピー娘「やっぱり、男の価値はゴールドの枚数よね。ルンルンっと♪」
魔王妹「」テクテク……
ハーピー娘「ん? あれってひょっとして魔王様の妹君様? 何でこんなところにいるんだろう?」
ハーピー娘「確か西の防御を任されていたと思ったんだけど……」
ハーピー娘「ちょっとあとをつけてみようかな……」ワクワク
安価直下
魔王妹の性格
1、ヤンデレ
2、甘えっ娘
3、きつめ
4、その他(自由指定)
3
507 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 02:37:45.39 ID:wmAKsK5p0
2日かけて追いついた
期待
508 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 09:25:18.17 ID:jE5I6to+i
待ってた
509 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 12:16:01.39 ID:wmAKsK5p0
女勇者さんがわりと好きです
ほしゅ
510 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 13:19:57.54 ID:45o1DGwuO
便所飯入刀胸熱
511 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 13:51:44.83 ID:yZL8gRpM0
【魔王の部屋】
ガチャッ
魔王妹「邪魔するぞ、兄上」テクテク……
魔王「なんだと! 邪魔立てするなら妹とは言え、容赦はせぬぞ!」ブンッ……
魔王妹「言っとくが、その爆発魔法を妾に向かって放ったら兄上とは一生口をきかないぞ。それでも良いと言うなら、さあ、放て」
魔王「くっ……!」
魔王妹「放てよ、どうした、兄上。それでも魔王か、我が兄上か。男として情けなくはないのか、チキンか、ローストビーフか、トイレットペーパーか」
魔王「何故、我がそこまで言われねば……!」
魔王妹「ふんっ。兄上の下らぬボケに付き合うのもいい加減飽き飽きしておるのだ。そもそも妾は今かなり不機嫌ゆえな」
魔王「なんと! 何があったというのだ!」
魔王妹「何が? そんな事もわからぬのか。それで魔王などとよくぬかせる。妾にさっさとその座を譲ると良い」
魔王「いや、この座はお前には譲れぬ。お前の思想は危険過ぎる故な……」
魔王妹「譲れと申したのだ。早く譲れ。譲れよ。早ようせんか。兄上の分際でもったいぶるな。早よ、早よ、遅いぞ、妹にトロいと思われても良いのか、さっさとせぬか、従えよ」
魔王「」
512 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 13:53:50.00 ID:yZL8gRpM0
魔王「相変わらずの毒舌であるな……」
魔王妹「これしきの事を毒舌などと、どれだけ豆腐メンタルなのか。豆腐の角に頭をぶつけて百回ぐらい死んでしまえば良いのに」
魔王「いくら妹とはいえ、そこまで言う必要はなかろう……」
魔王妹「言いたくもなるというものじゃ。そもそもな、兄上。何故、妾がここにおると思っておる?」
魔王「遊びに来たのではないのか?」
魔王妹「兄上と遊んで何が楽しい? 子供の頃から一度たりとも楽しいと思った事はないぞ?」
魔王「そうだったのか!?」ガーン
魔王妹「それはジョークじゃな」
魔王「ジョークだと!?」
魔王妹「少し黙らぬか」
魔王「…………」
魔王妹「ふんっ。相変わらずの素直さじゃな。これでは怒れぬではないか」
513 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 13:55:15.74 ID:yZL8gRpM0
魔王「そうか、我の代わりとしてここに……」
魔王妹「そうじゃ。呼ばれたから、向こうの指揮を放り出して来てやったというのに、ノコノコ帰ってきて何様のつもりじゃ。もう一度出て行け」
魔王「出かけなければならぬのか……! しかし、どこへ出かけようか…………」
魔王妹「どこでも良いわ。良いから出ていけ。出ていかぬと言うなら妾が出ていくぞ。良いのか、兄上。妾が出ていってしまうぞ、早よう引き止めんか、優柔不断か、照れ屋か」
魔王「待つのだ! お前に出ていかせるぐらいなら我が出ていこう!」
魔王妹「出ていってどうする、兄上。ふざけてるのか」
魔王「ふざけていたのか、我は!?」
魔王妹「とにかくだ、兄上。自分勝手もいい加減にするがよい。向こうの部下にはしばらく帰らぬと言ってきた手前、すぐに帰るのは気まずいじゃろうが」
魔王「む……それはすまない」
魔王妹「わかれば良い、などと妾が言うと思うなよ、兄上。土下座するが良い。むしろ土下座するしかないぞ、兄上」
魔王「するしかないのであれば、仕方があるまい! 兄の土下座をしかと見て……!」
魔王妹「せんで良いわ。というか、するな。するぐらいならプリンの一つでも用意せぬか。一つではなく大量にだぞ。兄上が作るのだぞ。むしろ、兄上以外のは食わぬぞ。卵たっぷりだぞ」
魔王「任せておくがよい! ヌハハハハ! 嫌と言うほど卵を入れてやろう!」
魔王妹「ならばさっさと行くが良い。どうした、兄上、おじけついたか、ヒヨコか、卵か、ニワトリか。コケコケ鳴くがよい、兄上なら出来るはずだ、さっさとせぬか」
魔王「コケーコココココッ! フハハハハハ!
514 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 13:57:02.61 ID:yZL8gRpM0
【廊下】
ガチャッ
魔王「コケーコッココココ、コケーッ!」スタスタ
ハーピー娘「」ビクッ
ガチャッ
魔王妹「ふむ。行ったか……。それでは妾は部屋で今後の戦略でも練るかの……」
魔王妹「全く……兄上が女勇者にやられてからというもの、兵の士気が上がらぬというに、あの有り様ではな……」スタスタ……
魔王妹「妾が戦略、戦術を立てておらねば魔王軍などとうの昔に全滅しておるわ。困った兄を持つと妹は苦労するのう」
魔王妹「やれやれ、妾は不幸じゃ、あー不幸じゃ、兄上のプリンでも食わねばやっておれぬわ。不幸じゃのう」ニマニマ、ウキウキ
ハーピー娘(なんかすごい変わったツンデレブラコンね……)
515 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 13:58:19.22 ID:yZL8gRpM0
ハーピー娘(でも、ああいうタイプって騙しやすいのよね……。しかも出す金の量が惜しげもなく出すから……)
ハーピー娘(あっ、ダメだ。サギ師の血が騒ぐ)ウズウズ
ハーピー娘(そうよね、ちょっと危ない橋だけど一攫千金狙ってこその一流サギ師よ。だって、一生遊んで暮らせるだけのお金が手に入りそうなんだもん!)
ハーピー娘(よし、決めた! 魔王妹様を騙すわよ!)ガッツ
ハーピー娘(でも、どうやって騙してお金を手に入れよう……?)
安価直下
サギの方法
1、キレイになれる薬があるんですー
2、幸運のアイテムをどうぞー
3、私私サギー
4、その他(自由指定)
惚れ薬いかが?
517 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 15:44:18.94 ID:yZL8gRpM0
ハーピー娘(そうね……ブラコンみたいだし、惚れ薬とかなら乗ってくるかもしれないわね)
ハーピー娘(じゃあ、この胃薬を代用するとして……)ゴソゴソ
ハーピー娘(あとはサクラを……そうねえ、最低でも6人ぐらいは欲しいところね)
ハーピー娘(サギってのは家を建てるようなものだからね♪ まずは土台をしっかりと固めておかないと)ルンルン
安価直下
場面転換
1、聖女、女神組
2、女賢者、竜王組
3、ミイラ、隣王妃組
4、その他(自由指定)
518 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 15:50:22.40 ID:djb9RyRD0
ここいらで1
519 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 17:46:24.93 ID:yZL8gRpM0
【町、焼き鳥屋】
女神「おいちゃん、つくねと皮とこころとぼんしりな。全部塩でええで。タレなんて邪道やねん」バクバク
聖女「女神様……流石にそのへんでやめられては……もう三軒目ですが」
女神「うっさいわ。うちは食い倒れの町から来た女や。食って食って食いまくったるちゅうねん。おいちゃん、ビールおかわりやー!」ゴクゴク、プハーッ
聖女「」フゥ……
女神「魔王のクソバカなんかもう知るかいな。あんなやつ、もう仲間になんか入れたらへん。魔王領なんか全部実力で奪ったるちゅうねん。おいちゃん、ビール、まだかいなー!」バンバン
聖女「なんとも困った事になったものね……」フゥ……
安価直下
聖女の優先度
1、魔王との仲をとりもつのが先(魔王城へ移動)
2、第一王子の呪いを解く方が先(ミイラを回収して、隣王国へ)
3、世界の平和の方が先(魔王はひとまずおいて、竜王のところに)
4、その他(自由指定)
1
521 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 23:10:25.09 ID:cvFw9ScKi
まだかなー
523 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 08:02:28.83 ID:Tf2hq48j0
ほしゅ
524 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:15:26.03 ID:9YwtJCZw0
【魔王城、城内】
ハーピー娘「だから……こんな感じで私に恋してるフリをさせたいから……」ヒソヒソ
女ヴァンパイア「ふんふん……つまり部屋に入る前に私が血を吸ってそう命令すると……」ヒソヒソ
ハーピー娘「あなた、自分より弱い相手になら、しばらくの間、言いなりにさせる事が出来るのよね……それを利用して……」ヒソヒソ……
女ヴァンパイア「なるほどね……まあ、不可能じゃないとは思うけど……」ヒソヒソ……
トロル「?」
一角兎「?」
キメラ「ピーピー?」
ベビーデーモン「なに話してるのかなー? うー?」
ガーゴイル「オーレー!」タタタン!
525 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:16:48.72 ID:9YwtJCZw0
ハーピー娘「うまく言ったら礼金はこんな感じで……」ヒソヒソ
女ヴァンパイア「……もう一声もらえない? こっちだってかなりのリスク背負ってるんだからさー……」ヒソヒソ
トロル「ハーピー娘ー、オイラたちは何をすればええだ?」
一角兎「キュイキュイ」
キメラ「ピー……」
ベビーデーモン「教えて、教えて!」ワクワク
ガーゴイル「It's show time! フゥー♪」タタタン!
526 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:18:18.03 ID:9YwtJCZw0
ハーピー娘「じゃあこれでどう……?」ヒソヒソ
女ヴァンパイア「うーん……まあ、それで我慢しとくかあ……」ヒソヒソ
ハーピー娘「……商談成立ね……頼んだわよ」ヒソヒソ
女ヴァンパイア「……支払いはきっちりしてよ?」ヒソヒソ
ベビーデーモン「ねー、ねー、ハーピー娘。教えてよー」ピョンコ、ピョンコ
ハーピー娘「ああ、うん。あなた達は何も考えなくても大丈夫。女ヴァンパイアから合図があったら、魔王妹様のいる部屋に入るだけよ。いい?」
トロル「それだけで、お金をくれるだか?」
ハーピー娘「ええ、もちろん。これが前金ね」チャリン
ハーピー娘「上手くいったら、後で全額払うわ。みんな、いい?」
一角兎「キュイー」コクン
キメラ「ピーピー」バサバサ
ガーゴイル「yeah! all OK!」クネクネ
ハーピー娘「それじゃ頼んだわよ。みんなは部屋の前で待機しててね」
527 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:19:20.40 ID:9YwtJCZw0
【再び、町の焼き鳥屋】
女神「なんやねんもう…//」ウィー、ヒック
女神「何でこないな事になったんや…//」ヒック、グシュ……
女神「うちが悪いんかあ……ちゃうやろ、聖女…?//」ヒック、グシュッ……
聖女「……そうですね。女神様は悪くはありませんよ」
女神「なら何でこうなったんや……教えてんかあ……//」グシュッ、ヒック……
聖女「魔王が簡単に騙されるからです」
女神「ちゃうねん、魔王は悪ないねん……うちがやっぱ悪いんや……//」グシュッ……
聖女「そんな事はありませんよ。女神様は悪くないです。それなら、ハーピー娘が悪いんですわ」
女神「ちゃうねん、ちゃうねん……うちが短気起こさんければな…………きっとな……きっとな…………//」コテン……
聖女「……女神様?」
女神「……//」zzZ zzZ
528 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:20:18.33 ID:9YwtJCZw0
おいちゃん「やれやれ、お連れさんは眠っちまったみたいだね」
聖女「ええ。申し訳ない」ペコリ
おいちゃん「いや、なに、いいって事よ。時には酒でも飲まなきゃやってられない事ってのはあるさ」
聖女「そうですね……」チラッ
女神「//」スースー、グシュッ……
女神「//」スースー……
おいちゃん「酒ってのは嫌な事もいい事も全部忘れさせちまう。心の中にたまってるものも全部吐き出させちまうからな」
おいちゃん「飲んだ分だけ、二日酔いで明日の頭は重くなるさ。でも、心はずっと軽くなってるはずだ。何十年もここで、そんな客を見てきたんだ。間違いあるめえよ」
聖女「…………ええ」
おいちゃん「そのお嬢ちゃんはしばらくそこで寝かしといてやりな。まだ昼間だから、客なんかお嬢ちゃんたち以外いねえ。ゆっくりしてくといいさ」
聖女「感謝します」ペコリ
おいちゃん「礼なんかいらねえよ。また食べに来てくれりゃそれでいいさ。嫌な事なんか忘れちまって、幸せになった時、また来てくんな。かかっ」
529 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:22:12.71 ID:9YwtJCZw0
聖女「…………恋、か……」
聖女「今の私には無縁の言葉だな……」
聖女「ふむ…………」
聖女「まあ、それは良いにしても……」
聖女「このままでは女神様がお可哀想だ」
聖女「私がどうにかするしかあるまい」スクッ
聖女「店主。いや、おいちゃん」
おいちゃん「何でい?」
聖女「しばらくの間、この方の面倒をお願いしてもよろしいだろうか。目が覚めたら、近くの宿屋へ送り届けるよう手配してほしいのだが」
おいちゃん「そいつは構わないが……」
聖女「もちろん、礼金は先にお渡しする。これを……」チャリン、チャリン
おいちゃん「いや、いくらなんでもこんなにもいらねえよ、お嬢ちゃん。飯代と合わせてこれだけでいいさ。後の分は返すぜ」ズイッ
聖女「そうか。すまないな。面倒をかける」
おいちゃん「いいって事よ。人にはそれぞれ事情ってもんがあるからよ。後の事はおいちゃんに任しとけ」
聖女「感謝する。では……」スタスタ……
530 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:23:33.14 ID:9YwtJCZw0
【一方、竜王の舘】
女賢者「……まずは魔王の妹と会ってみて、それから説得の方法を考えた方が良さそうですわね」
竜王「百聞は一見に如かずか……。理屈はわかるが、しかし、我が軍と魔王軍は今は交戦中じゃからの。説得するだけの人材がおらぬ」
女賢者「私で良ければ伺います事よ」ニコッ
竜王「……良いのか? 女賢者殿」
女賢者「ええ。もちろんですわ。それに私なら魔王城へ入るのも容易いですし」
竜王「それならば、すまぬが宜しく頼もう。女賢者殿に任しておけば安心できるでの……」
女賢者「お任せ下さい。それでは早速行ってきますわ。宴の時間までには戻ってきますから」ニコッ
竜王「恩に着るぞ……」ペコリ
女賢者「はい♪」
531 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:24:30.85 ID:9YwtJCZw0
【ところかわって、魔王妹の部屋】
コンコン……
魔王妹「誰じゃ?」
『ハーピー娘と申します。魔王妹様に見ていただきたいものがありまして』
魔王妹「まずは何かを言う事じゃな。勿体ぶった言い方は妾は嫌いじゃ。言わんか。言わんと言うのならば帰れ。二度と来るな、貴様の面など見とうない、この城から出ていけ」
『Oh……。畳み掛けが半端ない……』
『あ、あのですね……魔王妹様。見せたいと言うのは惚れ薬でして……』
魔王妹「」ピクッ
魔王妹「惚れ薬と言うとアレか。飲ませた相手が誰でも恋の虜になるというアレか。そんな御都合主義と夢と欲望とロマンスの神様が詰まったアレか」
『えと……まあ、はい……(食い付き方も半端ないや、この人)』
魔王妹「なるほど。貴様は妾がそんな物に興味があるとでも思ったのか。思ったのであろう。何故それを早く言わぬ。入らぬか、入ってこい、早ようせぬか、遅いわ、焦らし過ぎだ、まだか、まだか」ウズウズ
『あ、はい、今すぐ……(どんだけチョロいの、この人……)』
532 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:25:52.23 ID:9YwtJCZw0
魔王妹「ほほう。これが惚れ薬か」キラキラ
ハーピー娘(目がすごい輝いてる……)
魔王妹「して、この効力はどのようなものになっておる。意中の相手を一生虜にする事は可能か? 可能であろう。可能にせよ。可能でなければ嫌じゃぞ」
ハーピー娘(嫌って言われても……)
ハーピー娘(まあ、偽物だからどうとでもなるんだけどさ)
ハーピー娘「もちろん、可能ですよ」ニコッ
魔王妹「まことか!?」パアッ
ハーピー娘(喜びすぎでしょ。どれだけ夢中なの……)
533 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:26:52.70 ID:9YwtJCZw0
ハーピー娘「この薬はですね、魔王妹様。飲ませた分だけ効き目が長く強くなるのです」
魔王妹「ほうほう」キラキラ
ハーピー娘「一粒で十分ぐらい。二粒で一時間。三粒で1日。四粒で一週間。五粒で一ヶ月。六粒で半年。七粒で一年。八粒で十年。九粒で五十年。そして十粒で一生でございます」
魔王妹「一生とな。よし、買おう、売らぬと言っても買うぞ、いくらだ、金に糸目はつけぬぞ。……などと妾が言うとでも思うたか、たわけが、愚か者、コーンポタージュで顔を洗って出直して来るがよい」
ハーピー娘「いえ、意味がわかんない」
534 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:27:58.30 ID:9YwtJCZw0
魔王妹「まずはじゃな。その効力を妾に証明して見せよ。話はそれからだ」
ハーピー娘「証明ですか……」
魔王妹「出来ぬのか、出来ぬのであろう、何故出来ぬ、おかしいではないか、早よう、早よう、出来ぬ事などない、頑張るのじゃ」
ハーピー娘「あ、はい……ええと…………」
ハーピー娘「そうですね……。では、この部屋に誰か訪ねて来たら、その人にこの薬を飲ませるというのはどうでしょうか? それで証明になると思いますが……」
魔王妹「なるほど……良かろう。それで貴様に惚れるというのであれば、妾も信じてやる」
ハーピー娘「では、それで……。そういう事なら、早速誰か呼んで頂けませんか?」
魔王妹「そうじゃな」スッ……
魔王妹「誰かおらぬか?」チリンチリン
535 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:29:04.58 ID:9YwtJCZw0
安価直下
部屋に来た人物
1、トロル
2、一角兎
3、キメラ
4、ベビーデーモン
5、ガーゴイル
6、魔王
7、聖女
8、女賢者
9、その他(自由指定)
保守サンクス
536 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:29:51.96 ID:Y12h/K9D0
3
いろいろキャラ出てきて誰がどんな性格とかワケわかんなくなってきた
538 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 14:35:11.12 ID:Y12h/K9D0
各キャラプロフィールですか。
539 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 16:03:42.20 ID:MpKQv8geO
>>537 たったこれっぽっちの数くらいわかれよw
日頃読書とかしないの?
とりあえずメインキャラだけ把握していればまあ何とかなるから大丈夫だよ
540 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:05:54.19 ID:9YwtJCZw0
>>537 ほい。現時点での簡単キャラプロフィール(出てきた順)
女神(女勇者)
関西弁、元気、義理人情に厚い、ほぼチート、魔王ラブ、裏の世界征服を企み中、便所飯が趣味
魔王
熱血、単純、鈍感、童貞、便所飯が趣味
受付(♀)
温和、それ以外は未定
僧侶
丁寧、冷静、ドM、昔の仲間、女神によって調教済み
王女
ドジっ娘、天然、隠れドS
隣王子(時々、リラックマラ)
王女の婚約者、着ぐるみ好き、ドM、それ以外は完璧超人、顔と性格はイケメン
ミイラ(スネ夫、隣国王)
呪いのアイテムプレイでミイラに、陽気、バカ、ドM
聖人(神父、時々チワワ聖人)
元ゲス、薬の副作用で聖人に、今は教会の教皇、光る、柔和
聖女(シスター、時々ヒヨコ女、ごく稀に艷女)
元小悪魔女、薬の副作用と託宣により聖女に、最強武器の林蔵丸(リボルバー銃)を所持、世界平和が目的、光る、処女、潔癖、清廉
女店主
姐ご肌、数ヶ国語堪能、根はいい人
キョウコウ(性別なし)
宇宙人、教会の裏の教皇、林蔵丸を量産、過激な平和主義者、関西弁、大雑把、便所飯が趣味
541 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:06:49.30 ID:9YwtJCZw0
魔大臣(♂)
慎重、それ以外は未定
団長(悪魔サーカス団)
人材育成大好き、紳士、それ以外は未定
親衛隊(A〜Gまで。隣王国の兵士)
G以外は誇り高いエリート、Gだけコネ入隊
ハーピー娘
詐欺師、明るい、腹黒、それ以外は未定
レッドドラゴン(♂)
真面目、責任感厚い、それ以外は未定
隣王妃
ヤバイぐらいのドS、それ以外は未定
女賢者(女ピエロ)
お嬢様、頭脳明晰、優しい、演技派、元遊び人、千年以上生きてる、竜王家の恩人、中立の立場
竜王
温厚、それ以外は未定
魔王妹
キツめ、ツンデレ、ブラコン、せっかち、魔王ラブ、プリン好き
おいちゃん
焼き鳥屋の店主、江戸弁、親切
女ヴァンパイア
色気ムンムン、それ以外は未定
それ以外のキャラ、モンスター
適当、未定
542 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:07:48.60 ID:9YwtJCZw0
【部屋の外】
女ヴァンパイア「そうだね……。 まずはキメラちゃん、ちょっとこっちにおいで」
キメラ「ピー?」
女ヴァンパイア「うふ。いただきます♪」アーン、カプッ
キメラ「ピーピー! ピーピー……。ピィー…………///」トロン……
女ヴァンパイア「ん// 美味しい…///」チューチュー
キメラ「ピー…♪///」ウットリ
女ヴァンパイア「んふっ……//」ソッ……
キメラ「ピィ? ピィーピィー……♪///」バサバサ
女ヴァンパイア「あら、おねだり? ダーメ。もうおしまい」
キメラ「ピィー…………」ショボン
女ヴァンパイア「キメラちゃん。もう一回血を吸って欲しかったら、今、部屋の中にいるハーピー娘にモーションをかけなさい。ただし、薬を飲まされてからよ。うまくやれたら、また吸ってあ・げ・る♪」
キメラ「ピィー!///」バサバサ
ガチャッ
543 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:09:02.63 ID:9YwtJCZw0
【魔王妹の部屋】
キメラ「ピィー」バサバサ
魔王妹「ふむ、キメラか。良かろう。試してみるがよい」
ハーピー娘「かしこまりましたー」ニコッ
ハーピー娘(うん。同じ鳥族だけあってやりやすいわ。女ヴァンパイアのやつ、いいチョイスするわね)
ハーピー娘「それでは……」コホン
ハーピー娘「クェ、ギャオ、ギャオ」バサバサ
キメラ「ピーピー、ピー」バサバサ
魔王妹「」ビクッ
544 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:10:07.85 ID:9YwtJCZw0
ハーピー娘「ギャオギャオ、クェー」スッ……
キメラ「ピーピー」アーン
ハーピー娘「クエ」ポイッ
キメラ「ピィー」ゴックン
魔王妹「…………」
ハーピー娘「クェ?」
キメラ「ピィー!//」バサバサッ
キメラ「ピィー、ピィー!///」バサバサ、バサバサ、
ハーピー娘「……どうです? ご覧の通りの効力ですけど」ニコッ
魔王妹「妾には何もわからぬわ、たわけ」
545 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:11:39.38 ID:9YwtJCZw0
魔王妹「これでは話にならぬ、別の者を呼ぼう」チリンチリン
ハーピー娘「そうですかあ……」ショボン
キメラ「ピ?」
魔王妹「もうお前は下がって良いぞ。むしろ出て行け。御苦労であった。また来るがよい。用がない限りは来るな」
キメラ「ピ……???」
ハーピー娘「クェー、ギャオギャオ。クェー」バサバサ
キメラ「ピー」コクン
キメラ「」バサバサ
ガチャッ
546 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:12:39.68 ID:9YwtJCZw0
安価直下
部屋に来た人物
1、トロル
2、一角兎
3、ベビーデーモン
4、ガーゴイル
5、魔王
6、聖女
7、女賢者
8、その他(自由指定)
1
548 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 17:17:15.29 ID:j4mdfFnIP
5
549 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 21:07:41.05 ID:ugjJqxwk0
ち
ここでまさかの魔王ってのも見たかったw
551 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 22:25:11.06 ID:9YwtJCZw0
【廊下】
女ヴァンパイア「さてと、次は……」
トロル「オイラがいいだ!」
女ヴァンパイア「あんたかあ……」ハァ……
トロル「結構傷つくリアクションだべ……」
女ヴァンパイア「まあ、いっか。おデブちゃんも嫌いって訳じゃないしね。……おいで♪」カモーン
トロル「ほいー!!」ドタドタ
女ヴァンパイア「それじゃ……」ペロリ
トロル「おおっ!」
女ヴァンパイア「いただきます♪///」アーン、カプッ
トロル「ふああっ///」
女ヴァンパイア「うん。こってりしててなかなかの味……//」チューチュー
トロル「あふっあふっ///」トロン……
女ヴァンパイア「んふっ//」ソッ……
女ヴァンパイア「さ、お行き。薬を飲んでからアプローチするんだよ。間違えちゃダメよ」
トロル「はい……///」トロン……
ガチャッ……
552 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 22:25:58.61 ID:9YwtJCZw0
【魔王妹の部屋】
トロル「お呼びですか、魔王妹様」ドタドタ
魔王妹「ふむ、トロルか……。こやつなら言葉を話せる故、良かろう。試してみよ」
ハーピー娘「あ、はい」
ハーピー娘(ハズレをよこされたか……。まあ、一角兎だと喋れないし、人いなかったし、仕方ないわね……)
ハーピー娘「えっと……トロルさん、この薬、飲んでもらえますか?」スッ……
トロル「わかっただ」ヒョイ、パクッ
トロル「…………」
ハーピー娘「…………」
魔王妹「…………」
トロル「おお、ハーピー娘よ、愛してるだ! オイラと結婚してくんろ!」
ハーピー娘(意外に演技上手だ……)
魔王妹「ほほう……」
553 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 22:27:00.13 ID:9YwtJCZw0
ハーピー娘「どうでしょうか? 効果の程はおわかり頂けたと思いますけど?」
魔王妹「ふうむ…………」
トロル「嗚呼、ハーピー娘よ! あなたはオイラの星! オイラの生きる希望そのもの!」
トロル「あなたがもしもハーピー娘でなく野兎だったなら、オイラはきっとあなたを抱きすくめ、そしてフクロウがさえずる夕闇の中へと消えていった事だっぺ」
トロル「だが、なんと悲しい不運! あなたには大空へと羽ばたく美しい翼があり、オイラのこの気持ちを地上へと置いて飛び去っていってしまうのだんべか?」
ハーピー娘「…………い、いかがですか?」ダラダラ……
魔王妹「いかがと言われてもな…………ふうむ」
安価直下
魔王妹の判断
1、まだいまいち信用出来ぬ
2、まあ良かろう、その薬を買ってやる
3、わらわも実際試させてもらおうか
4、その他(自由指定)
554 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 22:30:00.20 ID:Y12h/K9D0
3
555 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 22:30:04.01 ID:lIG3jUU3i
嘘くさいな…
556 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 22:48:14.95 ID:9YwtJCZw0
魔王妹「信用せぬという訳でもないが、嘘くさくもある。妾も試させてもらおうか」
ハーピー娘「魔王妹様がですか……」ギクッ
魔王妹「そうじゃ。もしも本物であるなら、その瓶ごと全て買ってやる。これなら試す分には問題なかろう。だから寄越すが良い。どうした寄越さぬか。それとも寄越せぬのか。寄越せ、寄越せ、早よう、早よう」バンバン
ハーピー娘「あ、えと、とりあえず落ち着いて下さい。落ち着いて下さい」ダラダラ……
ハーピー娘(まずい、どうしよう……!)アセアセ
安価直下
この後の展開
1、こりゃダメだ、逃亡!
2、女は度胸! この苦境を機転で乗り切る!
3、都合よく来客登場(人物指定)
4、その他(自由指定)
魔大臣
558 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 23:23:04.10 ID:Y12h/K9D0
↑つまり3だな
559 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 00:21:19.70 ID:rLNm6Tuk0
コンコン……
魔王妹「む?」
ハーピー娘(天の助け!)
魔王妹「誰じゃ?」
『魔大臣でございます。魔王妹様、少々お時間よろしいでしょうか?』
魔王妹「妾は今忙しい。後にせぬか」
『それが、そういう訳にもいきませんので。重要な要件です』
魔王妹「……わかった。入るが良い」
『それでは失礼します』
ガチャッ
560 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 00:22:10.19 ID:rLNm6Tuk0
魔王妹「して、どんな要件じゃ」
魔大臣「まずはお人払いを……」
魔王妹「…………下がれ。トロルにハーピー娘。ハーピー娘は後で呼び出す故、廊下で待っておれ」
ハーピー娘「はい!」
トロル「はい!」
ガチャッ
魔王妹「で、どんな要件じゃ?」
魔大臣「はい、実は……」
安価直下
1、連合国軍が西の要塞に攻めて来ております
2、魔王様が急にお倒れになりました
3、倉庫からこのようなアイテムが出てきたのですが(アイテム指定)
4、その他(自由指定)
561 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 00:31:16.96 ID:GKFdLQbi0
1
562 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 01:58:13.47 ID:rLNm6Tuk0
魔王妹「なんじゃと!? なぜそれを早よう言わぬ。一大事ではないか! ……などと妾が言うとでも思うたか、バカめ、妾をそのような浅はかな女だと思うた罪は重いぞ、磔の刑にしてくれよう」
魔大臣「はい」
魔王妹「ああ、いや、待て。今なら否定するなら間に合うぞ、否定せぬか、否定しやれ、何故否定せぬ、磔の刑になりたいのか? なりたくなかろう? そうであろう?」
魔大臣「はい」
魔王妹「良かろう。その正直さに免じて許してやる。……などと妾が言うとでも思うたか、大臣め、魔大臣め、私の部下め」
魔大臣「はい」
魔王妹「…………」
魔大臣「…………」
魔王妹「…………のう、魔大臣。相手をしてくれぬと寂しいのじゃが……」
魔大臣「今は一大事ですので……。妹君様も少し時と場合を考えられてほしいのですが」
魔王妹「すまぬ……つい、テンションが上がっての」ショボン
563 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 01:59:31.55 ID:rLNm6Tuk0
魔大臣「それで、話を戻しますが、魔王妹様はこうなる事がわかっていらっしゃったと?」
魔王妹「当然じゃ。何せ妾がそうなる様に仕向けたのじゃからな」
魔大臣「ほう」
魔王妹「呼ばれてただ来るだけでは芸があるまい? 兄上が亡くなったと連合国側には偽情報を流しておいたわ。ふふん」
魔大臣「なるほど。それで」
魔王妹「ついでに、要塞の兵たちも大多数を連れていったように見せ、近辺に伏兵として忍ばせてあるわ。袋の鼠とは正にこの事じゃな。恐れいったか」
魔大臣「はい」
魔王妹「……ああ、うん」
564 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 02:03:51.67 ID:rLNm6Tuk0
魔大臣「という事は、後は魔王妹様が出陣なされて、蹴散らすだけと」
魔王妹「そうじゃな。既に絵は出来上がっておる。後は額縁にはめるだけじゃ」
魔大臣「そうですか、わかりました」
魔王妹「魔王軍はこのところ行き詰まっておるからの。ここらで連合国軍の鼻柱をへし折ってやらねばなるまい」
魔大臣「それは確かに」
魔王妹「さて、そうと決まればすぐに出発と行きたいところじゃが……」
魔大臣「何か問題でも?」
魔王妹「兄上のプリンをまだ食べておらぬ。早ようしてくれぬと困るではないか」ウズウズ
魔大臣「どうでもいいので、さっさと行きなさい」
魔王妹「う…む…………。しかしのう…………//」
安価直下
1、残念だけどすぐ出発
2、魔王のプリンを食べてから
3、惚れ薬も気になるしのう……
4、その他(自由指定)
565 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 02:05:57.23 ID:GKFdLQbi0
連合の情報漏れで、さらにハーケンクロイツ軍が魔王城にあるあらゆる物の略奪を企て東から行進している
566 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 07:06:49.37 ID:GKFdLQbi0
保
567 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 10:43:28.66 ID:Ob4uddA6P
わけがわからないよ
568 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 10:46:00.34 ID:uftsXnym0
問題多すぎてこの先安価で全て解決出来るのかどうか.....
収集つかないなw
570 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 12:54:28.34 ID:cWw/RCgx0
再安価、直下
『魔王妹の決断』
1、残念だけど、すぐ出発
2、魔王のプリンを食べてから
3、惚れ薬も気になるしのう
4、その他(自由指定)
571 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 13:12:59.07 ID:GKFdLQbi0
2
572 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 13:32:25.01 ID:GKFdLQbi0
573 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:31:29.92 ID:cWw/RCgx0
>>572 本人だよ
もしもしからなんで変わっただけ
574 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:32:38.72 ID:cWw/RCgx0
魔王妹「やはり、兄上のプリンを食べてからじゃ。それぐらいの時間は良かろう? いや、良いはずじゃ、良いに決まっておる。魔大臣、良いと言わなければ妾は自決するぞ、良いのかそれでも?」
魔大臣「良くはないので、良いですよ」
魔王妹「うむ、話がわかる男じゃ。それにしても兄上はまだか? 遅いわ、ノロマか、それとも愛情込めて丁寧に作っておるのか//」ドキドキ
ガチャッ
魔王「フハハハハハ! 妹よ、待たせたな! 見よ、この特大ブリンを!!」ドンッ!
魔王妹「おほう!//」
575 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:35:21.90 ID:cWw/RCgx0
【西の要塞、上空】
女賢者「あら? ちょっと止まってもらえますこと。魔法の絨毯さん」ヒュー
魔法の絨毯「」キキィ
女賢者「…………これは……ふんふん。要塞が連合国軍に攻められておりますわね」
女賢者「……これはある意味、好機かもしれませんわね。この争いを止めれば、魔王妹さんに貸しが出来るはずですわ」
女賢者「そうと決まれば、まずは魔王妹さんに交渉からですわね。魔法の絨毯さん、魔法や弓に当たらないよう注意して、あの要塞に降りてもらえますこと?」
魔法の絨毯「」コクコク
女賢者「さて、面白くなってきましたわね。ふふ」
576 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:36:48.48 ID:cWw/RCgx0
【魔王城、城門前】
地獄の門番A「輝け、シャイニング腹直筋」ムキムキッ
地獄の門番B「麗しのあの子に届けて、ラブ広背筋」ムキムキッ
聖女「う…む…………。何度見ても、これはキツい……」
地獄の門番A「お、これは聖女さん、おいっす!」ムキムキッ
地獄の門番B「今日は女勇者様はいないんですかい?」ムキムキッ
聖女「あ、ああ、私だけだ。すまないが魔王に用がある、そこを通してもらえないだろうか」
地獄の門番A「もちろんです! さあ、どうぞ!」ムキムキッ
地獄の門番B「ごゆっくり!」ムキムキッ
聖女「か、感謝する。では……」トコトコ……
577 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:37:58.45 ID:cWw/RCgx0
【大聖堂、セントラルトイレ】
キョウコウ「んー、あかへんなあ……。なんやあいつらまた外でドンパチやっとるがな」
聖人「どうやらそのようですね……。悪意の波動を感じます。悲しい事です……」シュン
キョウコウ「ほーう。お前も感じるんかいな。聖人言うんはダテやないみたいやな。けど、悲しむだけじゃあかんで、お前」
聖人「どういう事でしょうか……?」
キョウコウ「なんぼ正しい事言うたかて、聞かへんやつは聞かへんねん。悲しい悲しい言うたかて、なんかが解決する訳ちゃう。せやろ?」
聖人「それはそうかもしれませんが、しかし、力ずくで平和を押し付けただけでは物事は真の解決を迎えたとは言えません……。人々の思想から変える必要があるのです……」
キョウコウ「んなもん、平和になってからやりゃええ話や。力ずくだろうが、押し付けだろうが、平和いう言葉には変わらへん。血い流して争っとるよりはなんぼかマシやろ」
聖人「その思想はある種危険だと思いますが……」
キョウコウ「どうでもええわ、そんなん。なんもせんままの方がワイは嫌や言うだけの話や。ちょいと女神になんとかさせたろ」ピッ
聖人「でも人任せですか」
キョウコウ「だって、自分で動くのめんどいやん?」
聖人「はあ…………」
578 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:39:15.80 ID:cWw/RCgx0
【焼き鳥屋】
女神「んん……」ムクッ……
おいちゃん「お、お嬢ちゃん、目を覚ましたかい。意外と早かったな」
女神「なんか嫌ーな感じがしたさかいな……」
女神「にしても頭がズキズキするがな……うぅ……飲みすぎたんかあ……? そない飲んだ覚えはないんやけど……」ズキズキ
おいちゃん「ははっ、心が荒れてる時に飲む酒なんざ……うごっ!」ガクガクッ、ブルブルッ
女神「」ビクッ!!
579 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:40:51.19 ID:cWw/RCgx0
おいちゃん「あ、ぐ……ご……」ガクガク、ブルブル、ピヨピヨ
女神「お、おい、どないしたんや、おいちゃん! しっかりしいや!」
おいちゃん「ワ……」
女神「わ?」
おいちゃん「ワイヤ、キョウコウヤー、ワカルカー、メガミー!」
女神「わかるかい! びっくりさすなや!」スパンッ
おいちゃん「あひゅっ!!」
女神「あ、堪忍な、おいちゃん! つい……!」
おいちゃん「ナンヤ、オマエ、ナニシトンネン。マヌケヤナー」ハハハッ
女神「お前が言うなや!」スパンッ
おいちゃん「ふごっ!!」
女神「しもうた! ごめんな、おいちゃん! 大丈夫かー!」アセアセ
580 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:42:25.61 ID:cWw/RCgx0
おいちゃん「マッタク。ムカンケイナニンゲンニ、ナニサラシトンネン。カワイソヤロー」ハハハッ
女神「あかん、どつきたいのにどつかれへん」
おいちゃん「ヤーイ、ヤーイ、バーカ、バーカ」ハハハッ
女神「うちはこの怒りをどこへぶつけりゃええんや」
おいちゃん「マア、マエオキハ、コレグライニシテヤナ」
女神「前置きなんか何もしとらへんがな。後で絶対蜂の巣にしたるで覚えときーよ」
おいちゃん「ソンナコトヨリ、ダイジナコトガアンネン」
女神「何や?」
おいちゃん「ニシノヨウサイデ、イマ、ドンパチヤットル。トメテ」
女神「止めてって何や。何でそこだけ可愛らしい言い方しとんねん」
おいちゃん「ホナ、ヨロシクナー」
女神「宜しくって、おい、コラ。待ちーや!」
おいちゃん「うごっ、が、ぎ、ぐ……」ガクガク、ブルブル、ピヨピヨ
女神「」ビクッ!!
581 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:43:57.02 ID:cWw/RCgx0
おいちゃん「が……ぐ……」ガクガク、ブルブル
女神「なんかごっつ体に悪そうなんやけど、ええんか、この通信手段」
おいちゃん「……よ」
女神「よ?」
おいちゃん「酔いやすいに決まってら、ははっ」
女神「ごめんな、おいちゃん。もう何の話をしてたか忘れてもうたがな」
おいちゃん「?」
582 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:45:00.91 ID:cWw/RCgx0
女神「んー……にしてもいつの間にやら聖女もおらんくなっとるし、うち一人やがな。どないなっとんやろ」キョロキョロ
おいちゃん「ああ、連れの嬢ちゃんなら、先に勘定済ませて行っちまったよ。あんたが起きたら、宿屋へ送ってくれって言ってね」
女神「さよかー……。うち、見捨てられてもうたんかな……」
おいちゃん「んなこたあねえよ。あんたの事、ずいぶん気にかけてたからな。ありゃ、いい娘だね、俺があと二十年若かったらプロポーズしてるところだ、かかっ」
女神「だとええんやけどな……」
おいちゃん「なんでい、なんでい、元気がねえなあ、嬢ちゃん。元気があれば何でも出来るってなもんだ、そーれ、いっくぞー!」
女神「?」
おいちゃん「いーち! にー! さーん!」
女神「ダーッ!!」
583 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:46:23.11 ID:cWw/RCgx0
女神「女神!」
おいちゃん「ボンバイエ!」
女神「女神!」
おいちゃん「ボンバイエ!」
女神「女神!」
おいちゃん「ボンバイエ!」
女神「しゃっ、来い、コノヤロー!」
おいちゃん「うらぁ!」ダダダッ
女神「うりゃ!!」バシンッ
おいちゃん「うおふっ!」ゴロゴロ、ドンガラガッシャーン!!
女神「ダーッ!!」
カンカンカン!!
584 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:47:33.48 ID:cWw/RCgx0
女神「うっしゃ、なんか知らへんけど、気合い入ったでー! 燃えてきたがなっ!」メラメラ
おいちゃん「……」ピクピク……
女神「せやな! ウジウジしとるなんて、うちらしゅうない! 前に前に、どこまでも進むのがうちや!」
おいちゃん「……」ピクピク……
女神「おいちゃん、おおきにな! 焼き鳥も美味かったで!」
おいちゃん「……おおよ、また来てくんな。歓迎するぜ……」ピクピク……
女神「また必ず来るさかいな! ぎょうさん人連れて、この店、貸しきりにしたるがな! ホンマにおおきにな、おいちゃん!」
おいちゃん「……気にすんねい。大した事はしちゃいねえよ……」ピクピク……
女神「おいちゃん、男前や! カッコええで! さあ、ほな、早速出発やー! 行っくでー♪」タタタッ
おいちゃん「……毎度ありー……」ピクピク……
585 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:48:45.98 ID:cWw/RCgx0
安価直下
場面転換
1、西の要塞(女勇者、女賢者)
2、魔王城(魔王妹、魔王、ハーピー娘、聖女)
3、連合国軍
4、その他(自由指定)
586 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:49:31.81 ID:uftsXnym0
1
587 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 15:49:45.50 ID:Ob4uddA6P
2
588 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 18:21:42.28 ID:cWw/RCgx0
【西の要塞、屋上】
女賢者「よいしょと」チョコン
女賢者「魔法の絨毯さんはしまっておいて」クルクル、ゴソッ
女賢者「さて、人間の姿では少しまずいですから、またピエロに……」
ボンッ
女ピエロ「キャハハハハハ! キャハハハハハ! 笑う門には福が来るよー!」クルクル♪
589 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 18:23:09.83 ID:cWw/RCgx0
【西の要塞、入口付近】
ヒュイン
女神「ほいなっと」スタン
女神「さてさて、とりあえず来たはええけど、どないしよかー……」キョロキョロ
女神「ん?」
ヒューン……!!
女神「なんや、投石かい。ほいなっと」スパッ
……バカンッ!!
女神「はん。百万の敵軍の中をたった一人で駆け抜けたうちやで。こないオモチャみたいなもんが通用するかいな」
女神「にしても、ここじゃ考えもまとまらへん上、魔王軍からも連合国軍からも攻撃食らうがな。どっか関係ない場所に一旦移動せな話にならへんな」
女神「んー……どこ移動しよかー……」
安価直下
移動場所
1、要塞の屋上(女賢者と接触)
2、向こうの山の中(伏兵と接触)
3、向こうの丘の上(誰とも接触せず)
4、その他(自由指定)
590 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 18:35:55.56 ID:GKFdLQbi0
2
591 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 20:26:54.06 ID:cWw/RCgx0
女神「せやな、向こうの山まで行こかー。結構離れとるけど、それぐらいが丁度ええやろ。陣形とかも見えるやろしな」
女神「ほな、行っくでー! 聖獣召喚!」ゴゴゴゴゴ
女神「出でよ、【安価直下】!」バシュン!!
聖獣を選んでー
1、不死鳥
2、ユニコーン
3、九尾の狐
4、その他(自由指定)
592 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 20:31:17.88 ID:Ob4uddA6P
1
593 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 22:26:32.21 ID:cbhHyzQei
ふんどしいっちょのデブなおじさん
594 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 00:34:04.76 ID:oOQRKiJF0
不死鳥「」ボフンッ!!
女神「久しぶりやんなー、元気しとったか?」ナデナデ
不死鳥「クェ//」
女神「さよか。それは良かったわ」
不死鳥「クェェェ」バサバサ
女神「ほんでな、早速やけど頼まれてくれるか?」
不死鳥「クェ」コクン
女神「ちょいと向こうの山まで送ってほしいねん。ええか?」
不死鳥「クェェ」バサバサ
女神「よし、ほな、頼むでー!」ピョン
不死鳥「クェェェェェ」バサバサ、バサバサ、ヒューン……
595 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 00:35:02.37 ID:oOQRKiJF0
【要塞内】
女ピエロ「キャハハハハハ! キャハハハハハ! マッドなマッドな女ピエロだよー!」クルクル♪
キラーマシーンA「」ビクッ!!
キラーマシーンB「」ビクッ!!
キラーマシーンC「」ビクッ!!
女ピエロ「魔王妹様はどこー? 君たち知ってるー? キャハハハハハ! キャハハハハハ!」クルクル♪
キラーマシーンA「データ照合結果、不明……」
キラーマシーンB「敵カナ? 味方カナ?」
キラーマシーンA「トリアエズ、捕マエル!」カチャカチャ
女ピエロ「アタイを捕まえてごらんなさい、なんちゃって! キャハハハハハ! キャハハハハハ!」クルクル♪
596 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 00:36:21.49 ID:oOQRKiJF0
【近くの山】
スライムナイトA「む、なにか変わった鳥がこちらに来るぞ」
スライムナイトB「本当だな、初めて見る鳥だが……って、デカッ!」
スライムナイトC「まずい、まっすぐこっち降りて来るぞ! これは危険……うわあっ!!」ゴロンゴロン……
スライムナイトD「ふぎゃっ!」ゴロンゴロン……
ドスンッ
不死鳥「クェェェェッ!」バサバサ……
女神「不死鳥、おおきにな。ほな、戻って……ん? 何やここにも魔族がおるがな。どないしてん? こないなところで?」
597 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 00:37:24.99 ID:oOQRKiJF0
女神「道にでも迷ったんかー? それとも戦争の見物かいな? どないしたんや?」
スライムナイトA「お、女勇者だと!?」
女神「ん? ああ、まあ、せやけど、攻撃してくるか、ボケへん限りは、うちは手え出さへんで。それぐらい知ってるやろ?」
スライムナイトB「まずい、逃げろ!」ピョンコ、ピョンコ!!
スライムナイトC「撤退だ!」ピョンコ、ピョンコ!!
女神「……?」
女神「なんや知らへんが、怪しいがな。うちの女の勘がビンビン働くでー! 一人残らず捕まえたる、行くで、不死鳥!」ダダダッ
不死鳥「クェェェェッ!!」バサバサッ!!
598 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 00:38:31.00 ID:oOQRKiJF0
【一方、魔王城】
ハーピー娘「マズイ、マズイ、今の内に逃げようっと」コソコソ……
聖女「む……あれはハーピー娘?」
聖女「丁度良い機会だ。捕まえて、レッドドラゴンに引き渡してくれる!」カチャッ
聖女「行くぞ、林蔵丸!」タタタッ!
コンマ直下
ハーピー娘の命運
00〜30 → 成功。ハーピー娘捕獲
31〜50 → 失敗。ハーピー娘逃亡
51〜70 → 降伏。ハーピー娘投降
71〜99 → 自由安価。その下
捕獲成功すると良いな
600 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 01:31:01.92 ID:lCCoO5G/0
601 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 01:52:44.70 ID:oOQRKiJF0
聖女「ハーピー娘、覚悟!」タタタッ!
ハーピー娘「いっ!? さっきの女の人!? 何でここに!?」
聖女「隙あり!」カチッ
ダンッ!
ハーピー娘「え、あ、えええええええっ!!!」
ドッコーン!!
602 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 01:54:22.04 ID:oOQRKiJF0
【魔王妹の部屋】
ドッコーン!!
魔王「なんだ、今の音は!?」
グラグラ……
魔王妹「美味しいのう、幸せじゃ……///」ポロッ……
魔王妹「あああああああああっ!! プーリーンがー!!」ベチョッ……
603 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 01:55:43.06 ID:oOQRKiJF0
魔王「妹よ、我は少し様子を……」ビクッ!!
魔王妹「」ゴゴゴゴゴ……
魔王妹「おのれ、おのれ、おのれ、おのれ、兄上が作った特製プリンが床に!!」ゴゴゴゴゴ……
魔王妹「まだ半分も食べておらず、カラメル部分は一口も食べておらぬというのにっ!!」ゴゴゴゴゴ……
魔王妹「許すまじっ!!」ダンッ!!
魔王妹「揺らした奴は八つ裂きにしてくれるわっ!!」タタタッ!!!
魔王「待つのだ、妹よ! 落ち着くがよい!」タタタッ!!
ガチャッ!!!
バタンッ!!!
魔大臣「」トコトコ……
魔大臣「」フキフキ……
604 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 01:56:59.63 ID:oOQRKiJF0
ハーピー娘「ハロホロヒレハレ〜〜〜!!」ピューン!!
聖女「む、壁を通り抜けて、森まで飛んでいってしまったか……」
聖女「ここまできて逃げられてはたまらない! 追うっ!」タタタッ!!
バタンッ!!!
魔王妹「フーフーフー!!」キョロキョロ……
魔王妹「逃げていく人影! あやつじゃな!」
魔王妹「許さん! 許さん! 許さん!!」タタタッ!!
魔王「待て! 待つが良い、妹よ!」タタタッ!!
605 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 01:58:11.68 ID:oOQRKiJF0
【しばらく後、森の中】
ハーピー娘「バタンキュ〜……」ピヨピヨ、ピヨピヨ
聖女「運良く木にひっかかったか……。悪運の強い女だ」
聖女「しかし……」カチャッ……
ドンッ!!
ピューン……!
聖女「それならば木を吹き飛ばせば良い事だ」フッ……
ハーピー娘「ふぎゅっ!!」ドシンッ
ハーピー娘「」ピヨピヨ、ピヨピヨ……
聖女「気絶してるか、それならば丁度良い」ゴソゴソ……
聖女「縄で縛っておこう」グルグル、ギュッ!!
縛られ鳥娘「」ピヨピヨ、ピヨピヨ……
606 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 01:59:36.29 ID:oOQRKiJF0
聖女「さて、これでひとまずは良いな……」
聖女「後はこの娘をレッドドラゴンに引渡し、魔王に事情を説明すれば……」
ダダダッ!!!
聖女「む? 足音……?」
ガサッ
魔王妹「そこにいたか、小娘!!!」ギロッ
聖女「……誰だ、貴女は? 初対面だというのに、その言い方は失礼ではないか?」
魔王妹「黙れっ! プリンの恨み、思いしるが良い!!」ブンッ!!
聖女「プリン!?」
コンマ直下
聖女VS魔王妹
00〜15 → 聖女の勝利
15〜35 → 魔王妹の勝利
36〜70 → 魔王乱入、止めに入って勝負なし
71〜99 → 自由安価、その下
607 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 02:00:06.19 ID:lCCoO5G/0
(´・ω・`)
608 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 14:20:40.33 ID:hJHCRhrZi
ほしゅ
ほ
610 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 20:49:06.22 ID:QaP0TL6C0
保守
611 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 21:21:09.07 ID:m1D1vTyeP
保守
612 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 22:06:28.79 ID:oOQRKiJF0
魔王妹「食らうがよい! とっときの竜巻魔法じゃ!!」ビュインッ!!
聖女「え……! あ……と、飛ばされる……!!」ブワッ、ピューン……
魔王妹「世界の果てまで飛んでゆくが良い! 妾の怒りを思いしれ!!」
聖女「あっ……!! た、助けてーーーー!!」ピューン…………
魔王「なんと!? あれは聖女!! まずい、助けねば!!!」アタフタ
613 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 22:08:16.10 ID:oOQRKiJF0
【ところ変わって、西の要塞】
女ピエロ「キャハハハハハ! キャハハハハハ! 捕まえられない女はいい女ってね! こっちだよー!」クルクル♪
キラーマシーン集団「追ウ。追ウ」ガッシャ、ガッシャ
女ピエロ(で、そこの角を曲がったところで……)
ボンッ
女キラーマシーン「目標ハアッチダ、目標ハアッチダ」スッ
キラーマシーン集団「追ウ。追ウ」ガッシャ、ガッシャ……
女キラーマシーン「……通り過ぎましたわね。変化の杖があるとやはり便利ですわ」
女キラーマシーン「……それにしても、少し妙ですわね。中にいるのは機械兵ばかりで、普通の兵士がほとんど見当たらない。おまけに、魔王妹様はどこを探してもいらっしゃらないですし……」
女キラーマシーン「……なにか裏がありますわね…………」
女キラーマシーン「さて……どうしたものかしら…………」
614 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 22:10:11.18 ID:oOQRKiJF0
安価直下
女賢者の選択
1、理由を調べましょう
2、理由は後回しにして、恩を売るため連合国軍を撤退させましょう
3、魔王妹を探す事を優先させましょう
4、その他(自由指定)
保守、ありがとうございます
615 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 22:15:01.97 ID:zf3ZYbXEP
1
616 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 02:37:16.22 ID:aJzHjKLu0
女キラーマシーン「まずは理由を調べるべきですわね……。なにかわからないまま動くのはよろしくありませんわ」
女キラーマシーン「となると、誰かに聞くのが一番ですわね」ガッシャ、ガッシャ
女キラーマシーン「どこかに普通の喋れる兵士は……」キョロキョロ……
動く石像「ひょっほい、ひょっほい」クイッ、クイッ♪
女キラーマシーン「…………いるにはいましたわ。普通じゃないですけど……」
617 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 02:39:01.27 ID:aJzHjKLu0
女キラーマシーン「」ガッシャ、ガッシャ
動く石像「こってん、ばってん、ふんふふん♪」クイッ、クイッ♪
女キラーマシーン(さて、どうやって聞き出そうかしら……)ガッシャ、ガッシャ……
動く石像「どんどこ、どこどこ、どこでも、どこここ?♪」クイッ、クイッ♪
女キラーマシーン「場所を聞いた!?」
動く石像「……? 」
女キラーマシーン「仕方なし!」ジャキッ!!
動く石像「ひえっ!!」ビクッ
女キラーマシーン「ヘイ、ストーンボーイ。ドリルでカッティングされたくなかったら、ユーがノウしてる事をセイするね」
動く石像「オー、イエス! イエス!」ブルブル
618 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 02:40:00.41 ID:aJzHjKLu0
女キラーマシーン「問、ワン。魔王シスター様はどこにステイしてる?」
動く石像「マオージョー!」ブルブル
女キラーマシーン「問、ツー。ここにソルジャーがアフューなのは何で?」
動く石像「サクセーン!」ブルブル
女キラーマシーン「問、スリー。どんなミッション?」
動く石像「ダマシウーチー!」ブルブル
女キラーマシーン「問、フォー。詳しくセイするね」
動く石像「フクヘーイガ、ソトーニー!」ブルブル
女キラーマシーン「問、ファイナル。ユーのウィークポイントはどこ?」
動く石像「コートーブー!」ブルブル
女キラーマシーン「オーケー、アンダースタン。グッドなスリープをユーにプレゼントするね!」バキッ!!
動く石像「オーマイゴッド!」フラフラ、コテン……
動く石像「」ピヨピヨ、ピヨピヨ……
女キラーマシーン「ふう。危ないところでしたわ」
619 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 02:41:16.65 ID:aJzHjKLu0
女キラーマシーン「ですけどこれで理由の全てがわかりましたわね。恐らく魔王妹さんの作戦でしょう。そうなると……」
女キラーマシーン「連合国軍を追い返せば、逆に作戦の邪魔になる訳ですね……」
女キラーマシーン「といって、この要塞を守ったところで大した恩は売れないでしょうし……。何日か持つぐらいの兵士は残してるでしょうから……」
女キラーマシーン「困りましたわね……。どういたしましょう……」
安価直下
女賢者の選択
1、魔王妹に会うため、魔王城に
2、要塞の外に出て、伏兵と協力する事で恩を売る
3、まだ何かあるかもしれない、連合国軍の中に忍び込んで情報収集
4、その他(自由指定)
620 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 02:46:08.41 ID:7A3E8ZLj0
2
ほ
622 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 14:53:39.56 ID:aJzHjKLu0
女キラーマシーン「一旦この要塞の外に出て、伏兵と協力してみましょうかしら」
女キラーマシーン「恩を感じるかどうかは微妙なところですが、少なくとも悪い印象は与えないはずですわ」
女キラーマシーン「そうと決まったら、早速、要塞の外に出ましょう」ガション、ガション……
623 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 14:55:00.99 ID:aJzHjKLu0
【要塞近くの山】
不死鳥「クェェェェ!」バサバサッ
女神「かかっ、この山の中におったやつら全員捕まえたったがな」
魔物伏兵全員「」ピヨピヨ、ピヨピヨ
女神「うん。うち、調子がええな。にしても、こないぎょうさんおるとは思わへんかったわ。千人ぐらいおるんちゃうかー?」
魔物伏兵全員「」ピヨピヨ、ピヨピヨ……
不死鳥「クェ?」ツンツン
女神「ああ、ごめんな。お前も頑張ったでな。ほれ、ご褒美や。炎魔法!」ボンッ!!
不死鳥「クェェェェ!///」バサバサ、バサバサ
女神「さよかー、美味いか。良かったな」ナデナデ
不死鳥「クェェ//」スリスリ
624 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 14:55:52.52 ID:aJzHjKLu0
女神「さて、にしても、こない大量に、しかも山ん中にコソコソ隠れとったちゅう事は、間違いなく魔王軍の伏兵やろな」
女神「こんなん、あの魔王のバカは考えつかへん、ちゅうか考えても実行せん事やな。となると、考えたんは多分、噂の魔王の妹やろな。西の要塞の守備しとるゆう話やし」
女神「最前線のこの要塞をずっと守りきっとるぐらいやから、まあ、こんぐらいの事は考えるやろ。ま、うちがここに来たのが運の尽きやな」
女神「さてさて、どないしよかー」
安価直下
女神の考え
1、伏兵がこんだけいう事はないやろ、とりあえず伏兵は全部ふんじばっとこかー(女賢者と接触)
2、連合国軍にこの事言うて、撤退させたろ
3、しちめんどうな事考えるんは嫌や、連合国軍も魔王軍もうちが全部いてこましたろ
4、その他(自由指定)
保守おおきに
625 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 15:08:32.61 ID:IYOBOjIp0
1
女神可愛いよ女神
626 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:41:29.60 ID:aJzHjKLu0
女神「せやなあ……。うちが魔王軍の指揮しとったとしたら、伏兵をもっとおくはずやからな……」
女神「こんだけいう事はあらへんやろ。多分、他にもおるはずや」
女神「となると、怪しいんは向こうの森とあっちの山かいな。ちょい見に行ったろか」
女神「不死鳥、悪いけどもう一回頼むで」
不死鳥「クェェェェ!」バサバサ
女神「よっしゃ、ほな行こか!」ピョイン
不死鳥「クェェェェエ!!」バサバサ、ヒューン……
627 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:42:51.04 ID:aJzHjKLu0
【要塞、屋上】
女キラーマシーン「さて、それでは参りましょうか」ゴソゴソ……
女キラーマシーン「魔法の絨毯さん。また頼みましたわよ」チョコン
魔法の絨毯「」コクコク
女キラーマシーン「ユー、キャン、フラーイ! レツゴー!」
魔法の絨毯「」フワッ……ヒュイン!!
628 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:44:34.25 ID:aJzHjKLu0
【上空】
不死鳥「」バサバサッ
女神「ん? 前から何か来るで。なんやあれ?」
魔法の絨毯「」ヒューン……
女キラーマシーン「ファット!? あれはヒロイン!? どうしてゼアーに?」
629 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:46:06.06 ID:aJzHjKLu0
不死鳥「」バサバサッ……キキィ
女神「何でキラーマシーンが魔法の絨毯乗ってんねん……?」
魔法の絨毯「」ヒューン……キキィ
女キラーマシーン「ハーワーユー。どうしてゼアーに?」
女神「なんか、べしゃりおったで……。しかも訳のわからんべしゃり方や……」
女キラーマシーン「オー、ソーリー。HAHAHAHA!」
女神「なんやねん、ごっつパチもんくさいがな、こいつ」
630 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:47:23.15 ID:aJzHjKLu0
女キラーマシーン「えいやっと」
ボンッ
女ピエロ「キャハハハハハ! キャハハハハハ! 実はアタイはマッドなマッドなピエロだよー!」
女神「だからなんやねん」
女ピエロ「それで、もう一回、はいっと」
ボンッ
女賢者「ふう……。この姿ではお初にお目にかかりますね」ニコッ
女神「変わりすぎやろ、お前。ピエロとマシンの面影あらへんがな」
631 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:48:18.74 ID:aJzHjKLu0
女賢者「あら、意外ですわね。驚かないんですか?」
女神「変化魔法使えるやつは何回か見た事あるでな。そない驚くほどのもんちゃう。そこまで完璧なんは初めて見たけどな」
女賢者「そんな、声まで変わって! とか言われないんですの?」
女神「なんでそない具体的なん?」
632 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:49:24.28 ID:aJzHjKLu0
女賢者「まあ、それはいいですわ。それより、あなたはどうしてここに?」
女神「なんやドンパチやっとるみたいさかいやな。止めに来たんねん」
女賢者「止めに、ですか……ふうん」
女神「そっちこそ、なんでここにおるんや? サーカスはどないしてん? それに何で魔法の絨毯持ってる? うちがちょっと欲しいがな」
女賢者「私は、実は女賢者ですので」ニコッ
女神「女賢者!? ホンマかいな、それ!」
女賢者「ええ、本当ですわ。残念ですけど、証明は出来ませんが……」
女神「さよか。ちゅうても女賢者の名前を騙るやつなんてそうおらへんからな。下手したら今でも石投げられるで」
女賢者「はい。多分そうでしょうね……。悲しい事ですが……」
女神「あ、堪忍な。嫌な事思い出させるつもりはなかったんねん……」
女賢者「いえ、気にしてませんからいいですわ」ニコッ……
女神「さよか……。まあ、女賢者がホンマかどうかは知らへんけど、姉さん、そない悪いやつには見えへんで」
女賢者「そうですか」ニコッ
633 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:51:52.93 ID:aJzHjKLu0
女賢者「それで話を戻しますけれど」
女神「せやな」
女賢者「ああ、その前に一つよろしいですか?」
女神「なに?」
女賢者「魔王とはあれからどうなりましたの?」
女神「なんや、見てたんか……。別に、どうもあらへん。あらから、うち、焼き鳥食べに行ってもーたし」
女賢者「はあ……焼き鳥」
女神「美味かったで。姉さんも今度来るかー? うちが奢ったるで。人のいいおいちゃんがおんねん」
女賢者「……そうですね、機会があれば是非……。いえ、それよりも…………」
女神「?」
女賢者「ええと、困りましたわね……どうしましょう……?」
安価直下
女賢者の選択
1、何も言わず、女神に協力する
2、女神にここに来た理由をきちんと説明する
3、初志貫徹、魔王軍を勝たせる為に女神を足止めする
4、その他(自由指定)
634 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 21:02:55.96 ID:zAPwr5oXP
2
635 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 22:07:14.58 ID:G81YOsdX0
わっふるわっふる
636 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:33:23.74 ID:aJzHjKLu0
女賢者「実は私ですね」
女神「?」
女賢者「あなたの魔王とのやり取りを見てて、少しいたたまれなくなりまして」
女神「大きなお世話や。うちは同情されんのは嫌いやねん」フンッ
女賢者「それで、成り行き上、竜王の城に行く事になりまして」
女神「ちょい待ち。どないしたらそんな成り行きになるん?」
女賢者「そこで竜王ともよく相談した結果」
女神「なにしとんねん!// 敵の親玉に恋の相談するとかありえへんやろ! うち、恥ずかしいがな!//」
女賢者「勝手ながら魔王との仲を取り持とうかと思いまして」
女神「…………え、ホンマか、それ?//」ドキドキ
女賢者「え、ええ、本当ですわ」
637 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:35:50.81 ID:aJzHjKLu0
女神「まあ、そういう事ならうちも嬉しいんやけど……//」
女賢者「それで、どうしたら魔王との仲を取り持てるか考えたんですけど」
女神「ふんふん」コクコク
女賢者「まずは誤解から解くのが先かと思いまして、ハーピー娘が詐欺師だという事を魔王に信じさせる事から始めようかと」
女神「ああ、まあ、せやろな。それが原因やでな。でも、あいつの事やからきっと魔王はそない簡単に信じへんで」
女賢者「ええ、ですので、魔王の妹から説得してもらおうかと思いまして。兄妹仲は良いみたいですので」
女神「そうなん? それは初耳やな」
女賢者「はい。で、色々とあった結果、伏兵と協力して連合国軍を蹴散らそうとしてたところなのですが」
女神「はしょりすぎや。しっかり説明しいや。訳がわからんがな」
638 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:36:48.27 ID:aJzHjKLu0
【説明終了後】
女神「ふーん、そういう事かいな……」
女賢者「ええ、ですので私どうしようかと困ってまして」
女神「何を困る事があるん?」
女賢者「女勇者の立場としては、連合国軍に味方するのが当然ですわよね?」
女神「まあ、せやな。このまま見殺しには出来へんわ」
女賢者「でも、ここで魔王軍を蹴散らしてしまうと、魔王妹の機嫌は悪くなるでしょうし、それどころか魔王軍そのものの敗北もありますわ」
女神「まあ、そうかもしれへんな。今、魔王軍落ち目やでな」
女賢者「ですので、あちらを立てればこちらが立たずで私困っていますの。出来れば、私の様な目にあなたを遭わせたくはないですし……」
女神「そういやそうやな。よう考えたら、うち、女勇者やでな。魔王とどうこういうんは禁断の恋かもしれへん」
女賢者「あぁ、魔王よ、魔王よ、魔王様。あなたはどうして魔王様なの」キラキラ
女神「急に小芝居始まったで」
639 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:37:52.21 ID:aJzHjKLu0
女賢者「貴方の地位を否定し、名前を拒否して下さいな」ラーラーラー♪
女神「オペラに変わりよった」
女賢者「お嫌ならば、私への愛を誓って下されば、私はもう女勇者ではありませんわ」クルクル♪
女神「何でそない楽しそうやねん。悲劇ちゃうんか、これ」
女賢者「私の敵は、貴方の名前だけ。 貴方は貴方、魔王ではなくても」ゴソゴソ……
女神「?」
女賢者「魔王って何? 手ではないし、足でもないし、腕でも、顔でも、その他の体の部分でもない」ポロロン、ポロロン♪
女神「ハープ似合うな、おい」
女賢者「あぁ、他ぼ名前にあっで!」シャラララン♪
女神「でも歯で弾くんはやめとき」
女賢者「名前には、何があるというの?」チラッ
女神「……う、うちたちがバラと呼ぶもんは、他のどんな名前で呼んだかて、同じように甘く香るで//」モジモジ
女賢者「あぁ、どんな障害だって!」クルクル♪
女神「恋の翼でひとっ飛びやー!//」ピョイン♪
ジャーン……♪
不死鳥「クェェェェ!///」バサバサッ
魔法の絨毯「///」パチパチパチ
640 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:39:05.36 ID:aJzHjKLu0
女賢者「…………」
女神「…………」
女賢者「…………」
女神「…………」
女賢者「…………」
女神「…………」
ボンッ
女ピエロ「…………」
女神「なんで、ピエロに変わったん?」
641 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:39:57.64 ID:aJzHjKLu0
女ピエロ「キャハハハハハ! キャハハハハハ! アタイどうするか困っチングー!」
女神「恥を器用に捨てよったで」
女ピエロ「キャハハハハハ! キャハハハハハ! んでんで、私はどーしたらいいかな、女勇者ちゃん?」
女神「とりあえず、それ、うっとうしいで戻れ」
ボンッ
女賢者「それで、本当にどういたしましょう?」
女神「相変わらずの変わり身の早さや」
女神「まあ、どないするかなんて、んなもん決まっとるがな。この戦争を遠慮なく止めたったらええねん。味方も敵さんも、流れる血の色は一緒やで」
女賢者「……本当に宜しいのですか? 魔王はともかく、魔王妹との関係は悪化すると思いますけど……」
女神「かかっ。他人の顔色伺って勇者がやれるかいな。うちは新世界の女神になる女や。どんな問題かて解決して、みんな幸せにしたったるがな!」
女賢者「……そうですか」ニコッ
女神「ちゅう事で、姉さんもうちの手伝い頼んでええか? うまく行ったら、世界の3分の1をやるで?」
女賢者「そんなにはいりませんが、お手伝いはしますよ。落ち着いて暮らせる庭つきの家とか、私、欲しいですし」クスッ
女神「かかっ。ならうちに任しときー。姉さんに似合いそうな、湖近くの静かな家を用意したるっちゅうねん。山ごと渡したるでー」
女賢者「ありがとうございますですわ」クスッ
女神「ほな、行こか! やったるでー!」メラメラ
女賢者「ええ、参りましょうか」ニコッ
642 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:40:52.45 ID:aJzHjKLu0
安価直下
場面転換
1、魔王、聖女組
2、魔王妹、ハーピー娘組
3、ミイラ、隣王妃組(連合国軍)
4、その他(自由指定)
1
ほしゅ
645 :
名も無き被検体774号+:2013/09/10(火) 21:00:51.28 ID:hzYryI110
ほしゅ
646 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 01:14:39.24 ID:Tm70Ev2A0
ほす
いつも楽しませてモラッテマス!
c
648 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 11:13:45.84 ID:zYmKEawV0
ほしゅ
649 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 19:28:01.50 ID:peugp2T50
ほしし
650 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 19:51:58.28 ID:rU+THteR0
>>1 魔王の妹出して欲しいていう希望叶えてくらてありがとうございます
651 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 21:34:15.64 ID:tqA4la6hO
伸びているから更新か!?
今度こそ更新か!!?
こ、今度こそ
orz
652 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 22:11:52.41 ID:K1N3V9fj0
orz
てなんて意味だっけ?
あと、発音もできたら教えてほしいです
653 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:02:52.64 ID:Tm70Ev2A0
>>652 orz
OTZ
oが頭 r,Tが体と手 zが足
人が落ち込んでるように見えるでしょ?
654 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:04:06.01 ID:s2Bl1XQ+0
す、凄い
地味に驚いた
655 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:04:25.64 ID:srNK3NDQ0
>>1ですけど、風邪引いて寝込んでます……
しばらく保守お願いします
656 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:05:40.70 ID:Tm70Ev2A0
>>655 無理しないでゆっくり休んで!
保守は任せて
657 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:07:32.20 ID:TChdQTNk0
しっかり休んで下さい
栄養とるのと身体を冷やさないのは忘れずに
季節の変わり目ですからね
体調崩しやすいですよね
658 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:21:21.07 ID:srNK3NDQ0
659 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:27:08.12 ID:osJIQ4m/0
任された!
660 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 23:31:04.20 ID:zYmKEawV0
>>655 あったかくしてお大事にね〜
ちゃんと身体休めてね
ほしゅ
662 :
名も無き被検体774号+:2013/09/12(木) 07:14:04.36 ID:BzMSL9eq0
ほ
663 :
名も無き被検体774号+:2013/09/12(木) 10:51:03.20 ID:FL89LQ7h0
ほしし
664 :
名も無き被検体774号+:2013/09/12(木) 14:22:22.90 ID:rNVkAh71O
鼻かんだらスパゲッティ出て来ながら保守
ほ
666 :
名も無き被検体774号+:2013/09/12(木) 21:14:35.20 ID:anAJk9rl0
塾帰りに保守
667 :
名も無き被検体774号+:2013/09/13(金) 07:26:23.06 ID:eD0wItTRi
ほし
ほっしゅ
669 :
名も無き被検体774号+:2013/09/13(金) 17:38:39.37 ID:i2L80im60
学校帰りに部活サボりつつ保守
670 :
名も無き被検体774号+:2013/09/13(金) 21:19:14.49 ID:sQg1M5vq0
入浴前に保守
671 :
名も無き被検体774号+:2013/09/13(金) 23:04:25.09 ID:t39OrEyFi
寝そうなときにほしゅ
672 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 00:06:58.34 ID:EEfNOhK20
寝返りほっしゅ
おやつ時のほしゅ
帰宅ほっしゅ
675 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 18:57:18.85 ID:sKJwAUY1i
飲食店順番待ちほしゅし
676 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 22:17:02.70 ID:VxOPha4sO
小学生の時、放課後に選抜の練習があるのに一人飯がたえられなくてさ
当時和式しか無いから立って便所飯してたら用務員さんにトイレの入り口のドアに鍵かけられてさ
出してー!出してー!って半泣きで騒いだら、「こんな所で何していたんだ!」って怒られてさ
水色だったなあ、今はもう無い校舎のあのドア
便所飯保守
677 :
名も無き被検体774号+:
676
ワロタww
眠いのでほしゅ