1 :
名も無き被検体774号+:
〜山中 昼〜
男「…資料によるとこっちだが…」ザッザッ
男「迷ったか…」
男「えどっこいしょ」フゥ
…キュウ…キュウ…
男「…?」
男「気のせいか…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
…キュウ…キュウ…
男「見える…!そこぉ!」バサッ
子狐「キュウ…キュウ…」
男「何だお前、狐なのに虫の息じゃないかw」ケタケタ
子狐「…キュウ…」
男「…チッ、しゃーねぇ」
男「トラバサミね…今はほぼ禁止の筈だが」ギリギリ…バィン!
男「ハンカチもくれてやる。もう必要無いしな」
ビリッ クルクル キュッ
子狐「」スリスリ
男「はい、しっしっ」
子狐「」タタタッ
男「…さて、行くか」
2 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 19:23:28.58 ID:+K5d14DaO
〜山中 夕方〜
男「(姉さん…迷子です)」
男「(いや姉貴なんざ居ねーけど…)」
男「(何が『これでアナタももーまんたい!魅惑の滝!』だ…)」
男「(釣られたのか…?)」
オーイ
男「(道を尋ねようにも…まるでシシガミの森…)」
オーイ オーイ
男「?」
?「無視は良くないなー!」グワッ
男「ナメるな!」ガスッ
?「へぶっ!」バタッ
男「俺の後に立つな…」
?「…い、痛い…」ジワッ
男「え、あれ?わ、悪い」ナデナデ
?「…もう大丈夫。大儀♪」
男「目上に対する言葉遣い!」スパーン
?「…バ、バカになる」
男「お前なら大丈夫だ…なんとなく」
娘「お前じゃなくて…私は娘。お兄さんは?」
男「男だ」
娘「男、覚えた♪」
3 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 19:24:30.32 ID:+K5d14DaO
男「というか…何で小娘がこんなトコに…」
男「まあ丁度いい。この辺に滝はあるか?」
娘「あるけど遠いよ?それにもう暗くなるし。迷うよ?」
男「うっ…」
娘「…それより、家まで肩貸してほしかったり」
男「…何で?」
娘「足挫いて…痛い」
男「…面倒臭ぇ」
娘「…と言いつつ、肩組んでくれる。嬉しい」ニコニコ
男「…」
〜屋敷 夜〜
?「お帰りなさいませ、娘さ…
娘「ただいま、女ー」
女「貴様ァ!娘様に何をしている!」
男「…人助け。…して怒鳴られるのか」
娘「女、ちょっと…」
女「…はい」
ヒソヒソ ボソボソ
スタスタ
女「…失礼した。私は女だ。娘様の件、礼を言う」
男「どいたま。そんな事より滝への道を教えてくれ」
娘「私が地図書くよ」
女「…取り敢えず中へ」チッ
4 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 19:25:47.08 ID:+K5d14DaO
〜客間〜
娘「お待たせ。ほい地図」
男「ああ、ありが…」
男「(何じゃあこりゃあぁ!?)…と」
娘「えへへ〜」ニコニコ
男「そんじゃ…お邪魔様」
娘「え!もう帰るの!?ご飯、女の、美味しいよ!」
女「…」
男「いや、あの帰れオーラは…ちょっと」
女「…支度してきます」
男「…」
娘「すぐだから待っていよう?ね?ね?」ガシッ
男「わーったわーった…つーかテレビも無いのか…」
娘「うん。有った方がいい?」
男「今時有って当たり前だろ」
娘「解った!買う!」
男「どうせならデカいの買え。自宅映画館みたいな」
娘「任せて!」
シュッ
女「…支度が出来ました。こちらにお運びしましょうか?」
娘「うん!お願い」
女「畏まりました」
5 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 19:26:50.83 ID:+K5d14DaO
娘「美味しいでしょ?」ニコニコ
女「…」
男「ああ。美味いんじゃねーの?」モグモグ
女「…」ピククッ
娘「…口に合わない?」
男「味なんか判んねーよ。舌、死んでんだ」
娘「…え」
男「ああ、いや、冗談だ」
男「美味い、ぞ。うん」ガツガツ
女「…」
〜屋敷前〜
男「じゃ、世話んなったな」
娘「またねー!」ブンブン
女「…こっちだ。キリキリ歩け」
男「今時提灯かよ…」
〜山中〜
女「…」ザッザッ
男「…」ザッザッ
女「…お前、娘様をどう思っている?」
男「…どう、とは?」
女「単純に好き嫌いでも構わん」
男「好きか嫌いかでいいのか?」
女「ああ」
男「…なら嫌いだ。馴れ馴れしいし、鬱陶しい」
女「…そうか」
6 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 19:27:56.05 ID:+K5d14DaO
女「…何の間違いか、娘様はお前を気に入っておられる」
女「だから
男「悪い虫が付かないように、だろ?」
女「…」
男「心配要らねーよ。もう会うことも無いだろ」
女「…それほど嫌いか」
男「この件については好き嫌いは関係ねーよ…」
女「それはどういう
男「ここまででいい。あとは一本道だろ?」
女「…ああ」
男「じゃあな」ザッザッ
女「…」
〜アパート〜
男「…明日こそ、だな」
男「ああ…一日…ズレた…」
男「…だけ…」zzz…
7 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】(2+0:8) :2013/07/12(金) 19:31:00.26 ID:4W9nXTxr0
見てるよ〜
来たよ
俺の予想言っていい?
この娘ね、最初にたすけ、、、
10 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 20:05:48.03 ID:OBPiFvowP
C
11 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 20:15:15.30 ID:F9vVpfWs0
来たぜ
12 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 20:17:18.91 ID:+K5d14DaO
>>7 ありがとうございます。またポチポチ書いていきます。
>>8 貴方も///
>>9 落ち着きなせぇ、旦那。それ以上は言っちゃあいけねぇ…
>>10 ありがとねー!ごゆっくりー!
では方々、また深夜に ノシ
13 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 20:47:06.41 ID:DKYFEydS0
Vソ/
ニすニ /\__/\
ニまニ / ノ ヽ \
ニぬニ|(●) (●) |
/ハΛ|||ノ(_)ヽ|| |
|||ィ-==-ヽ|| |
\|`ニニ′||/Vソ/
/`ー―――´ ニすニ
ニまニ
ニぬニ
/ハΛ
>>1 お前さん大好きだわ!
蛇に続き狐か・・・
蛇とのときからなんか狐好きだったもんなwww
きました。
16 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 22:01:30.13 ID:jr65TLpzO
はよ
17 :
名も無き被検体774号+:2013/07/12(金) 22:20:45.33 ID:WQR8G/u30
まってたZ!
待ってました。
よく規制食らうからあまり書き込めないけど、楽しみにしています。
ぽんぽこぉ
20 :
1:2013/07/13(土) 00:20:16.19 ID:pDKHW1DxO
〜山中 夕方〜
男「(朝から歩き続けているが…)」
男「(…同じトコ廻ってないか…?)」
男「(だいたい…この落書きが地図だと?)」
男「ハァ…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
男「(…もう二〜三日探してダメなら…)」
女「(ん?アレは…)」
女「(確か滝を探していると言っていたが…)」
女「(屋敷か…?いや、地図を見ているからな…)」
女「(仕様の無い…)」
女「おい、何をしている」
男「…煙草吸ってる」
女「滝探しか?」
男「ああ。…朝から同じトコ、ぐるぐる廻ってるみたいだけどな」
女「…地図、見せてみろ」
女「…」ジー…
女「…これは…見ない方が良いだろう」
男「…やっぱりか」
21 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 00:21:32.48 ID:pDKHW1DxO
女「今日は諦めて屋敷に来い」
男「おい鳥頭」
女「…なんだと」
男「俺が昨日言った事覚えてるか?」
女「…ああ」
男「なら…」
女「娘様はテレビをお買いになられたぞ」
男「…」
女「(ほう…この男、これ系に弱いのか…)」
女「Am○zonでお急ぎ便まで使われてな」
男「…う」
女「お前の助言を聞き入れたというのに…悲しまれるだろうな」
男「…卑怯な」
女「…付いて来い」
〜屋敷 夜〜
娘「いらっしゃーい!」ダキッ
男「…ああ」ポフッ
女「…」ギリッ
娘「テレビ観よ、ほら。大きいの買ったよ」ニコニコ
男「ああ」
娘「そこ座って」
男「?」
娘「とうっ!」ストン
男「…まあ、いい」
娘「えへへ〜///」スリスリ
女「…」ギリギリッ
22 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 00:22:40.54 ID:pDKHW1DxO
〜客間〜
男「…馳走になった」
娘「お兄さん、もう遅いから泊まってくといいよ」
男「いや、帰るよ」
娘「残念…」ションボリ
女「送ろう」
〜屋敷前〜
娘「お兄さーん!またねー!」ブンブン
男「…ああ」
女「行くぞ」
男「提灯、マイブームか?」
女「…」
〜アパート〜
男「…取り敢えず、まともな地図を女に書いてもらったし」
男「多分、明日は見付けられるだろう…」
男「明日こそ…」
男「」zzz…
23 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 00:24:00.66 ID:pDKHW1DxO
〜山中 昼〜
男「…こっち…?いや、あっちか」
娘「見付けたー!」ダキッ
男「何処から湧いて出た…」
娘「足、治ったから元気!」
男「会話が成立しねぇ…おい小娘、滝はあっちか?」
娘「滝?まだ探してるの?」
男「ああ」カチッ ボッ
娘「あそこ、何も無いよ?」
男「いいんだ。別に」フゥー…
娘「まあいいや、付いて来て♪」
男「おお、悪いな」
〜屋敷前 夕方〜
女「お帰りなさいませ。娘様」
娘「たーだいまー!」
男「こら小娘」ガシッ
娘「いひゃい、いひゃいぃ〜!」ジタバタ
女「貴様ァァ!!」クワッ
男「やかましい!」クワッ
男「おい小娘!お前は滝に案内してくれたんじゃないのか!?」
娘「え?付いて来てとは言ったけど…」
娘「滝なんて言ってないよ…?」
24 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 00:25:24.72 ID:pDKHW1DxO
〜客間〜
娘「…ごめんね…グスッ、ごめんなさい」グスッ
男「な、泣くな…悪かった、言い過ぎたよ」ナデナデ
娘「…ごめ…なさ…い」zzz…
男「…? おい」
娘「」スヤスヤ
女「…朝からお前を探しまわっておられたのだ」
男「…」
女「加えて、泣き疲れられたのだろう」
男「…悪かったよ」
女「…先刻の態度、滝に何かあるのか?」
男「お前には関係の無いことだ」
女「…そうか」
女「夕飯の支度をしてくる。娘様をみていてくれ」
男「…ああ」
25 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 00:30:36.84 ID:pDKHW1DxO
26 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 02:10:56.21 ID:mL0yX2bH0
いよいよ動き始めたな
待ってた
27 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 06:40:44.76 ID:XPT+PjRr0
お気に入り登録して待っとるぞよ〜
28 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 16:27:50.53 ID:ddnR33JiO
ニア 待ってました
29 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 19:37:10.24 ID:pDKHW1DxO
娘「うまうま〜」パクパク
男「…」モグモグ
女「…口に合わないか?」
男「いや…美味い」
女「舌が死んでいる、というのは本当のようだな」ボソッ
男「何か言ったか?」
女「いや」
娘「お兄さん、それ好物♪あーん」
男「…ああ」ヒョイ
女「あ」
娘「えへへ〜///」パクッ モグモグ
娘「」バタン
男「…女」
女「娘様!娘様ぁー!」
男「おい女」
女「貴様ァァ!!」
男「…理不尽だ」
〜屋敷前〜
娘「お兄さん!またねー!」ブンブン
男「…元気なことよ」
女「行くぞ。グズグズするな」
男「だから何で提灯なんだよ…」
〜帰り道〜
女「一応、詫びておく」
男「…ああ」
女「美味い物を味わえぬとは…哀れな」
男「黙れ」
女「…失言だった」
男「…」
30 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 19:38:14.59 ID:pDKHW1DxO
〜山中 昼〜
?「(まったく…娘様も物好きな…)」ヒクヒク
?「(…居た)」
カチン
?「(ん?)」
トラバサミ「」ハロー
?「(あ、やば)」
ギャイィィィン
男「何だ…今の品性の欠片もない悲鳴は」ガサガサ
狐「キュウ…キュウ…」
男「…」
狐「キュウ…」
男「俺は今まで…思い込みによる勘違いをしていたのかもしれん」
男「これは確かめねば…おい狐」ザッザッ
狐「キュウ…」
男「言葉は通じなくとも、魂で聞け。一見ピンチに見えるその状態だが…」
男「それは流行っているのか?」
狐「」ギロッ
男「あ、今のは解った。こいつキレたw」
ガブッ
ギャイィィィン
31 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 19:39:27.03 ID:pDKHW1DxO
男「(待て待て!落ち着け!)」
男「(思い出せ…こんな時、蒼き衣を纏いて金色の野をほっつき歩いてた人は…どうしてた…?)」
男「ほら…怖くない」ニコッ
狐「!」
男「怯えていただけなんだよね?」ナデナデ
狐「…」カパッ ペロ…ペロ…
男「(鳥の人スゲー!)」
男「(まあ…助けてやるか)」ギリギリ…バィン!
狐「…」
男「動くな。ちょっと待て…ってハンカチ無いな…」
男「お気に入りの『お前はもう、死んでいる』Tシャツだが…」ビリィィィッ
クルクル キュッ
男「これでいい。じゃあな」
32 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 19:40:29.08 ID:pDKHW1DxO
〜夕方〜
男「(…まさか…俺が方向音痴なのか?)」
女「…おい」
男「…またお前か」
女「…ッ」チクッ
女「(何だ…今のは?足の傷…?いや、違う…)」
男「おい、どうしたんだ?」
女「…いや、足を挫いてな」
男「…」
〜屋敷 夜〜
娘「お帰りー!と、いらっしゃーい!」ダキッ
男「…ああ」ポフッ
娘「あれ?女どうしたの?」
女「申し訳ありません娘様。足を…少し」
娘「大変、ほら、奥の間行こ」
女「はい」
男「じゃ、俺はこれで」
娘「ダメ〜!」
男「…何で」
娘「もう暗いし、帰るの危ないよ。女も今日は送れないし…」
男「大丈夫だろ。ここからの帰り道は大体分かる」
娘「でも…」
男「提灯、貸してくれ。明日返しに来る」
娘「あ…」
娘「うん!」ニコッ
33 :
名も無き被検体774号+:2013/07/13(土) 19:44:40.16 ID:pDKHW1DxO
>>26 お待たせしました。どうぞごゆっくり。
>>27 ありがとー!宜しくー!
>>28 おお!ニアのお方!また宜しく///
この後、道場で稽古→お泊まり///なので…多分夜の部は無理かと。
ごめんして!
34 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/13(土) 21:24:22.69 ID:FXDbixc/0
待ってたぞ!
泊まり?そんなのはいいから続き早くかけ下さい
35 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 09:55:49.62 ID:Vd6YNiOv0
さあこい!
お泊りでなんの稽古をしてきたのやら!!!!
37 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 10:59:14.16 ID:BYI/6PGe0
待ってる!
38 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 11:33:42.02 ID:2Jq+jz1wO
ニア 覚えられてたとか恥ずかしい
39 :
1:2013/07/14(日) 19:54:08.65 ID:ok2Lwb5PO
〜アパート 朝〜
男「(何…やってるんだろう、俺…)」カチッ ボッ
男「(まあ…約束は守らねーと)」フゥー…
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」
母「ああ男?またお金入れといて」
男「少し前に入れたろ」
母「あんなもん、もう無いわよ」
母「そこまで育ててやったってのに…はぁ〜あ」
男「(これで最後だろうしな)…多めに入れとくよ」
母「明日までにね」
ツー ツー
男「育ててやった…ね」
男「ありがとよ…テメェがギャンブルと男にハマったお陰で…」
男「カビたパンも、どんなご馳走も…変わらず食える舌になったよ」
男「銀行行って…提灯、返しに行くか」
男「そして…今日こそ」
40 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 19:55:25.86 ID:ok2Lwb5PO
〜屋敷前 昼〜
男「おーい」
男「不在か。…置いてくか」
男「…じゃあな」
〜山中 夕方〜
男「…迷った」
男「(まあいいさ。運が良けりゃ熊でも出るだろ)」
男「(はぁ〜)」ゴロン
娘「えへへ〜///」ガシッ
男「…」
娘「〜♪」スリスリ
男「エロールはムゴい方です…」
娘「?」
男「なあ小娘。滝はどっちだ?」ガバッ
娘「ずーっと向こう」
男「…そうか。女は?」
娘「今日は大人しく寝てるって言ってたよ」
男「…そうか。まあ気ぃ付けて帰れよ」
娘「一緒に♪」ガッシ
男「(…初めは鬱陶しいとしか思わなかったが…)」
男「(よく笑う子だ…笑顔は伝染る…というのは…)」
娘「どしたの?どこか悪い?」
男「いや、行こう」ニッ
娘「!」
娘「うん!」ニコッ
41 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 19:56:46.81 ID:ok2Lwb5PO
〜屋敷前 夜〜
女「お帰りなさいませ、娘様」
娘「ただいまー!」
男「じゃ」
娘「」ガシッ
男「?」
娘「ご飯、一緒に…ね?」
男「…」
娘「…昨日すぐ帰った。我慢したよ?」ジワッ
女「…昨日の礼もある。夕飯くらい食っていけ」
男「…ああ」
娘「ん〜♪」スリスリ
男「…鼻水は付けるなよ」
娘「で、出てないよ!」
男「(何やってんだろうなぁ…)」
〜客間〜
男「…またしても馳走になった」
娘「えへへ〜///」スリスリ
女「娘様、そのような下郎に…」
娘「下郎じゃないよ、ねー?」
男「…どうでもいい」
娘「じゃあ…じゃあ恋人!///」
男「5年早い」
娘「むー…暫く友達のままかー」
男「…友達?」
娘「?」
42 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 19:57:51.54 ID:ok2Lwb5PO
男「今、友達と言ったか?」
娘「? うん」ニコッ
男「表向きはヘラヘラしておいて、裏に回れば罵詈雑言、利害によっては手の平を返す…」
男「そんなモノになりたいのか?」
娘「お兄さん、それ友達違う。私は友達ー!」ダキッ
女「…」
男「う…悪い。言う事じゃねーな」
娘「許すー。だから膝枕!」
男「存外図々しいのな…」
娘「わーい!」グリグリ
〜屋敷前〜
娘「泊まってけばいいのに…」
男「そこまでは…ちょっと」
女「送ろう」
男「足を治せ。じゃあな」
娘「あ、提灯貸すよ!だから…また、明日…」
男「…要らん。今日はライトがある」
娘「…」
男「じゃ」
43 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 20:02:41.49 ID:ok2Lwb5PO
44 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 22:31:32.26 ID:eyB16qIF0!
これは男がデレるやつなのか、それとも娘と女を食べちゃうやつなのか…どっちも美味しくいただきます
45 :
名も無き被検体774号+:2013/07/14(日) 22:44:40.47 ID:4eitLIPRO
ブクマした
安心して書かれよ
46 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/14(日) 23:00:35.09 ID:TqH9CTrp0
気長に待つことにするよ
47 :
1:2013/07/15(月) 00:23:54.01 ID:f15aF5IJO
〜アパート〜
電話「メッセージは2件です」
電話「…元上司だ。解っているとは思うが、誰かが責任を負わなきゃならなかった…」
電話「退職金は弾んでやったんだ。くれぐれも外に漏らさないようにな」
男「ああ…お陰でどこ受けても書類でバッサリだよ…」
電話「次のメッセージです」
電話「…元カノよ。ねぇ、怒ってるのは解るけど…電話くらい出てよ」
電話「反省してる。けど男、仕事ばかりで寂しくて…でもね?一番好きなのは男よ。だから
ブツッ
男「…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
男「(…なかなか愉快な人生だった)」
男「(取り敢えず明日だ…)」フゥー…
男「(人間五十年…ねぇ…)」グジッ
男「(そこまで…生きれりゃ…立派なもん…だ)」
男「」zzz…
48 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 00:24:56.71 ID:f15aF5IJO
〜山中 朝〜
娘「おはよー!」ダキッ
男「お前…暇なのか?」
娘「うん!案内するよ。滝」
男「でかしたクソッタレ!さあ早く!」
娘「はいはーい♪」ガッシ
男「…歩き難い」
娘「まあまあ♪」
男「離してくれろ?」
娘「まあまあ♪」
男「まあまあしか言えんのか…」
娘「みいみい♪」
スパーン
娘「おバカになったらどーすんのー!」
男「大丈夫だ、問題無い」
ザッザッ
男「(ここにも一つ)」ギリギリ…
娘「あー木にイタズラしてるー!」
男「…目印だ」
娘「? 要らないよ?私が居るもん」
男「(今日はお前が居るから、道を覚えるだけ…とは言えないし…)」
男「…念のためだ。お前バカだし」
娘「あぅ…信用してない…」ションボリ
49 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 00:26:08.06 ID:f15aF5IJO
〜滝 昼〜
娘「到着ー」
男「おお…」
娘「凄い?嬉しい?抱き締めたい?いーよー!」
男「(この高さなら…確かに。加えて上からの圧で浮かぶことも…)」
娘「お兄さん?」
男「ありがとう。さ、屋敷まで送ろう」
娘「? もういいの?」
男「ああ。十分だ」ポフッ
娘「えへ〜///」スリスリ
〜屋敷 夕方〜
女「お帰りなさいませ。娘様」
娘「ただいまー!」
男「よう」
女「…貴様か。ついでだ。夕飯、食っていけ」
男「馳走になろう」
女「いちいち断るな。面倒…なに?」
男「…耳も悪いのか」
娘「食べるって」ニコニコ
女「あ…はい」
女「おい待て貴様。耳『も』とはどういう意味だ?」
男「」チッ
女「何だその嫌そうな顔は!」
50 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 00:30:29.59 ID:f15aF5IJO
>>44 さてさて…どうでしょうねぇ? ウェッヘヘヘ
>>45 ありがとー!ポチポチ書いていくよ!
>>46 お待たせ、ホモ殿!
ええ…仕事です。では、またノシ
51 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 16:00:21.02 ID:XIZLQhAjO
ニア とりあえず女さんは貰っていい?
52 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 19:30:08.80 ID:f15aF5IJO
〜客間 夜〜
娘「ん〜♪」スリスリ
男「(今日で最後だ…これくらいはいいだろう)」
娘「明日は?来る?イイ子にしてるよ」グリグリ
男「…今日で休暇は終わりだ」
娘「」ガバッ
男「…そんな顔、するなよ。また、そう…気が向いたら来るさ」ナデナデ
女「…」
娘「…待つ。待ってる!だから…」ジワッ
男「…ああ。きっとだ」ニコッ
娘「うん…うん!」
女「貴様、娘様との約束を違えるなよ…?」
男「ああ…また、美味いモン用意しといてくれ」ニコッ
女「…いいだろう」
〜屋敷前〜
男「世話んなったな」
娘「…」
女「…」
男「どうした?景気の悪い顔だな」
娘「…」
女「…」
53 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 19:31:12.17 ID:f15aF5IJO
娘「」ガシッ
男「…おいィ?」
娘「…なく…る」ジワッ
男「?」
娘「お兄さん、来なくなる…グスッ 気がする…」グスッ
男「…何故?」
娘「わかんないよ!グスッ でも…」グスッ
男「仕様の無い…ほら」
娘「これ…」
男「山刀…御守りみたいなモンだ」
娘「でも…これ、きっと大事な
男「預かっててくれ」
娘「あ…うん!」ニコッ
男「ふふ」ナデナデ
男「じゃあな」
娘「またねー!」ブンブン
女「…」
〜アパート〜
カチッ ボッ
男「(…小娘、そいつはお前にやるよ)」フゥー…
男「(大事にしてもらえ。相棒…)」
男「(…女、お前の飯、本当はウメーんだろうな)」フゥー…
男「(ああいうのが『人間』ってヤツなんだろう…)」フゥー…
男「(…寝よう)」グジッ
男「(いよいよ…終い…)」
男「」zzz…
54 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 19:32:17.29 ID:f15aF5IJO
〜屋敷 朝〜
娘「えへへ〜///」ナデナデ
女「あまり撫でまわすと、危のう御座いますよ?」
娘「うん!気を付ける!」ナデナデ
女「僅かながら、加護が働いている様子…本当に大事な物だったのでしょう」
娘「預かる!大事!」ニコニコ
女「はい」フフ
ビシッ キィン
娘「あ…!」
女「これは…!」
〜滝 昼〜
男「…着いた」
男「(古来…死刑囚も最後の一服が許されていたとか)」カチッ ボッ
男「(最後まで裏切らなかったのは…)」フゥー…
男「(爺さんと…山遊びが好きだった俺に、爺さんがくれた山刀…)」
男「(あとは…煙草)」フゥー…
男「(…ま、一休み一休み)」
〜山中〜
娘「大好きな匂い…」ヒクヒク
女「滝に向かっていますね」
娘「胸がザワザワする…」
女「急ぎましょう」
娘「うん!」
55 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 19:33:22.37 ID:f15aF5IJO
〜滝〜
男「(ああ…)」
男「(もう一つ…いや、二つか…あったな)」
男「(鬱陶しいのと…堅苦しいのが…)」
男「(いや…早計か)」
男「(…ま、元気でやってくれ)」
バッ
娘「!」バッ
ガシィッ
男「ぐぅっ!」ガクン
男「何だ!?」
娘「〜っ!!」ギリ…ギリ…
男「何やってんだ!離せ!」
娘「イヤ!」
男「バカ!お前まで落ちる!」
娘「〜っ!!女!女ー!!」
男「(…ダメだ)」
男「おい聞け!俺はお前の足に掴まる!お前は左腕を引っ掛けてる木に両手でしがみつけ!」
娘「…うん!」
ガシッ
娘「うぅ〜!女ー!早くー!」
男「…お前がバカで良かったよ」
娘「ええ!?何!?」
女「娘様!」
男「…ありがとな」パッ
娘「あ…」
娘「イヤァァァァ!!」
56 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 19:36:09.90 ID:f15aF5IJO
>>51 旦那ぁ、好きっすねぇ…ヘヘッ
世間様は『連休』だったとか。羨ましい限りで…orz
57 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 19:38:12.03 ID:TULWf9amP
>>56 俺も連休とか関係無しだ
土日月全部出勤だったわ…
58 :
名も無き被検体774号+:2013/07/15(月) 20:20:30.94 ID:XIZLQhAjO
ニア ところでバットエンド?(笑顔)
59 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/15(月) 21:28:29.85 ID:UUpUrJXy0
続き気になって朝起きれなくなりそうだわ
ようやく規制が解けたから思う存分支援できるぜ!
やっふううううう!!!!
今回の男はひどい奴だな。娘様のトラウマになったらどうするんだ。
とりま支援。
62 :
1:2013/07/16(火) 19:35:12.81 ID:DcoPy4L/O
〜下流 夕方〜
男「…ぅ…」
男「(神は言っている…ここで死ぬ運命ではないと…)」
男「(何が『これでアナタももーまんたい』だ…)」
男「…娘…女…二人はどうなった…?」ノソノソ
男「? ずぶ濡れの狐…が二匹」
男「しかも虫の息…」
男「(…待て。この狐は…)」グイッ
男「(やはり…二匹とも足に怪我の痕が…)」
男「(引き上げたのか?大の男を?)」
男「(取り敢えず…)」ヒョイ
男「(暖めるくらいなら…)」ヌギヌギ
男「(そして俺も…限界…)」ギュウッ
男「」zzz…
63 :
名も無き被検体774号+:2013/07/16(火) 19:36:24.41 ID:DcoPy4L/O
〜屋敷 朝〜
男「…ぅ…布団…?」
男「」ガバッ
男「おぉぉぉ…!(か…身体が…!)」ビキビキ
ガシャン
男「…?」
娘「あ…あぁ…」ポロポロ
娘「お兄さーん!」ダキッ
ギエェェェェ!
〜昼〜
男「…ハッ!」ガバッ
男「おぉぉぉ…!」ビキビキ
娘「…ごめんなさい」
男「…無事だったか」ポフッ
娘「うん…///」
女「///」
男「…何でお前が頬を染める?」
女「だ、黙れ!寝込みを襲うような真似を…!///」
男「?」
娘「照れてるんだよ〜。お兄さん、暖かかったーって///」
男「つ…つまり…」
男「この痴女め!俺が動けないのをイイ事に!あんな事やこんな事を!」
女「違うわ!たわけ!///」
男「そういや狐はどうなった?」
女「狐?…知らんな」
男「…そうか」
娘「」ニコニコ
64 :
名も無き被検体774号+:2013/07/16(火) 19:37:42.29 ID:DcoPy4L/O
〜客間 夜〜
娘「お兄さん、身体はどう…?」
男「…だいぶいい」
娘「お兄さん…何で…?」
男「?」
女「滝を探していたのは死ぬためか?」
男「…いや、足を滑らせて
娘「ウソ!お兄さんバッて自分から!」
男「…」
娘「どうして…?私や女が、何かダメだった?」
女「む、娘様…」
男「…違う」
娘「直すよ?私、バカだから…いっぱい、いっぱい勉強する!」
娘「女も…本当はすっごく、すっごく優しいんだよ?」
娘「だから…だから…」ポロポロ
男「…」
女「理由くらい話せないのか?」
男「…」
女「…だんまりか」スッ
男「これは…」
女「…これがお前の危機を教えてくれた。余程大事にしていた物だったのだろう」
男「爺さん…」ボソッ
65 :
名も無き被検体774号+:2013/07/16(火) 19:38:51.55 ID:DcoPy4L/O
男「…嫌になった」
娘「」ビクッ
男「…お前達の事じゃない」
男「…母は物心ついた時からギャンブルと男狂い、父は失踪」
男「飯はカビた食パン…舌はこの頃からおかしくなった」
女「…」
男「学校の授業料のためにバイトして稼いだ金は、気が付きゃ母の財布ん中」
男「…就職した先は蹴落とし御免の競争システム…友達ってのは利用してナンボの世界」
男「挙げ句会社は責任を被せられて解雇…当然次の仕事なんざ書類選考でバッサリ」
男「彼女も居たが、他の男に股開いて『寂しかったの』だ…はは」
男「かなり省いたが…ま、人によっちゃ這い上がる奴もいるだろう」
男「が…俺は『もういい』って方だ」
娘「私…私は大丈夫だよ!嫌な事しないよ!」ガシッ
男「…そう」
男「やっぱ同じ事言うんだな」
66 :
名も無き被検体774号+:2013/07/16(火) 19:44:32.68 ID:DcoPy4L/O
>>57 お疲れ様です。いつか振替で休めるといいですね。
…お互いに。
>>58 さてさて…どうでしょうねぇ?
>>59 …お待たせして申し訳ありませぬ。ホモ殿。
上司に『来い』と言われたらそれまでなのです…
>>60 コンゴトモヨロシク…
>>61 支援、ありがとー!続きをお楽しみにー!
手作りまんま…ガッついてきます///
67 :
名も無き被検体774号+:2013/07/16(火) 20:00:13.79 ID:B5LfUhVTO
ニア 意味深な……たまには
>>1のバットエンドをリアルタイムで見たい
68 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/16(火) 21:04:46.07 ID:0OIBybtv0
>>66 大丈夫だ!ゆっくり書いてくれ、気長に待つよ。どうせなにもすることも無いからな!
69 :
1:2013/07/17(水) 00:21:22.02 ID:k6RInhstO
娘「え…」
男「どいつもこいつもこいつもどいつも」
男「似たような事言っては擦り寄って…」
女「おい、娘様は…」
男「…もういいんだ。そんなこたぁ」
娘「…どうして?…どうしたら信じてもらえる?」
男「逆に聞くが、何でだ?」
娘「?」
男「俺と仲良くなったら…お前達にどんなメリットが発生するんだ?」
娘「…私、難しいこと、ダメだから…でも!」
娘「嬉しいよ?お兄さんと仲良くなったら、嬉しくて、楽しい!」
男「…」
娘「お兄さんが生きてて、すっごく嬉しいんだよ!」
男「…もう、いい」
娘「お兄さん…」
男「色々…毒されてんのかもな」
女「…今はゆっくり休んで…頭を冷やせ」
男「…ああ」
娘「お泊まり、流連」ニコッ
男「…」
70 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 00:22:39.57 ID:k6RInhstO
〜客間 早朝〜
男「…」ムクッ
男「(…朝の山は好きだ)」イソイソ
シュッ
女「…早いな」
男「散歩してくる」
女「何?」
男「心配いらねーよ」スタスタ
女「(仕様の無い…念のため…)」
〜山中〜
男「(何か気分が良い…)」
男「(…やはり山は良い。たまらなくイイ)」
ガサッ
男「?」
狐「…」
男「お前は…」
狐「…」
男「…礼を言う…べきなんだろうな。子狐は一緒じゃないのか?」
狐「…」
男「足見せてみろ。化膿してねーか?…って言葉解んねーよな」
狐「…」スッ
男「…まさか…んなワケねーか」
男「ああ、これなら大丈夫だ」ニコッ
狐「!」
男「付いて来るか?景色の良いトコがある。朝ならもっと良い筈だ」
狐「…キュウ」
男「ふふ、イイ子だ」ナデナデ
狐「!!」
71 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 00:23:51.71 ID:k6RInhstO
男「…ココだ」
男「なかなかイイだろ?」
狐「…」
男「どっこい庄一」
男「…遠慮すんな。こっち来い」ガッシ
狐「…」
男「はぁ〜…」グリグリ
狐「キュウ…」
男「もうちっとだけ、頑張ってみようかね…」
狐「!」
男「…仕事も、選ばなきゃあ…何かはあるだろ」
狐「…」スリスリ
男「お、ありがとよ」ナデナデ
狐「キュウ…」
男「…爺さん、ずっと見ててくれてたんだなぁ」
狐「…」
男「…小娘と堅物にも、礼くらい言っとくか。のう?」グリグリ
狐「キュウ…」
男「くぁ…眠ぃ…」
狐「…」スリスリ
男「…ちと寝る…お休…み」
男「」zzz…
72 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 00:24:54.36 ID:k6RInhstO
〜昼〜
男「…くぁ〜…寝た寝た」
男「…重い。何だ…?おい狐、お前太っ
娘「」クゥ…クゥ…
女「」スゥ…スゥ…
男「…」
男「おい、小娘」ユサユサ
娘「」クゥ…クゥ…
男「おい、女」ゴスッ
女「…う」
男「…何をやっとるんだお前は」
女「む、娘様!」ガバッ
男「…一緒に来たんじゃないのか?」
女「娘様、娘様」ユサユサ
娘「…ぅ〜…」
男「起きたか?」
娘「お兄さーん!」ダキッ
男「…はいはい」ナデナデ
女「娘様…これは、その」
娘「ねー?女優しいでしょー?」ニコッ
男「え?ああ…多分」
娘「お兄さん、女、ご飯ご飯」
女「はい。取り敢えず戻りましょう」
娘「うん!」
男「おい手を離せ。歩き難い」
娘「ダメー」ニコニコ
73 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 00:28:01.82 ID:k6RInhstO
>>67 まま、ごゆるりと つ旦~
>>68 ありがとうございます。またポチポチ…///
ああ、仕事なんだ…
体壊さないように頑張ってください
いつもありがとう
75 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 01:03:27.89 ID:Rip4kOM20
笹部郷みたい。
76 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 07:45:45.91 ID:lpoC4Jeq0
無理せず頑張って!
見てるから!
77 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 14:09:52.75 ID:Ngso62hOO
ニア あ、ありがとう……ズズズ
78 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 14:18:46.34 ID:Ngso62hOO
ニア 途中送信だと……!? 休み休みやれよー身体壊すなよー。
79 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 20:51:34.22 ID:+Df1G5mEO
なんか右目から水湧いた
80 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 21:08:12.52 ID:k6RInhstO
○○の恩返しの後日談を少し…よかったらどうぞ。
>>74 こちらこそ、ありがとうございます。
>>75 ?後で調べてみます///
>>76 ありがとー!頑張る!
>>77 >>78 ニア殿、いつもありがとうございます。
>>79 涙は心の汗だから!
では、また深夜に ノシ
81 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 22:43:43.76 ID:Ngso62hOO
ニア 読んできてニヤけた。同僚が幸せでよかった。そしていつもいい話をありがとう
82 :
名も無き被検体774号+:2013/07/17(水) 23:15:34.49 ID:WFXM5qCE0
向こうのおまけ読んできまちた。
ハッピーエンドで良かった。
83 :
地獄のホモオ ◆UFLJI3RH.4Qf :2013/07/17(水) 23:17:21.79 ID:KNx4m8xz0
深夜に更新だからリアルタイムで見れないのが残念だが、
>>1の話はいつも楽しいからいつまででも待ってられるよ!
ゆっくりで良いから着実に進めてくれよ!
84 :
1:2013/07/18(木) 00:17:49.49 ID:Oh2u2OOEO
〜客間〜
男「…取り敢えず帰ろうと思う」
娘「…」
男「心配すんな。絶望的な職探し、やってみるんだよ」
娘「…本当に?」
男「俺が嘘ついた事あったか?」
娘「…」ジワッ
男「…超あるね。うん」
女「」ハァ…
男「いやいや!大丈夫だ。今度は本当だ!ジッチャンの名にかけて!」
娘「…信じるよ。お兄さん」ギュッ
男「…ああ」
男「あー、それと…」
娘「?」
男「お前と、女…礼を言っとく。ありがとよ」
娘「…///」テレテレ
女「…///」フン
娘「あー!女照れてるー!」
女「む、娘様!」
男「えぇぇ…」
女「引くな!///」
85 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 00:18:52.18 ID:Oh2u2OOEO
〜屋敷前 夕方〜
娘「電話する。番号覚えた!」
男「…お利口さん」ナデナデ
娘「えへへ〜///」
男「じゃ」
女「…気を付けてな」
男「ああ」
〜アパート 夜〜
男「(選んではいられない…)」
男「(が、せめて食い扶持くらい稼げるトコじゃないと…)」
男「(生きるってなぁ…)」カチッ ボッ
男「(何気に大変だよな)」フゥー…
男「(ま、取り敢えずは明日だ…)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「お兄さーん!」
男「…」キーン…
男「…電話で叫ぶのは止せ」
娘「あぅ…ごめんなさい」
男「で?どうした?」
娘「あ!お休みなさい!」
男「…」キーン…
娘「ごめんなさい…鳥頭だね。私」
男「…鳥に謝れ」
86 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 00:19:59.43 ID:Oh2u2OOEO
〜ハロワ 昼〜
男「…取り敢えず、この三つを」
係員「わかりました。少々お待ちください」
男「(畑違い…だが)」
係員「…お待たせしました。こちらが資料になります」
係員「面接の連絡は後日になります。では、また何かありましたら」
男「ども」
〜アパート 夜〜
男「(情報誌も買うか…)」
男「(退職金、考えて使わねーとな)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
母「男?悪いんだけどさ」
男「お金?」
母「そうそう。アンタ『多めに』何て言ったくせに、20万しか入れてなかったでしょ?」
男「俺、ちょっと前に…会社クビになってさ」
母「は?クビ?」
男「そう。だから…」
母「家来てもダメよ?そんな余裕無いから」
男「そうじゃなくて…お金。無いの」
母「はぁ〜…」
ブツッ ツー ツー
87 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 00:21:01.19 ID:Oh2u2OOEO
男「…」カチッ ボッ
男「わかりやすいねぇ…」フゥー…
男「金の切れ目が…ってやつか」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「繋がったー!」
男「…」キーン…
娘「…ごめんなさい」
男「学習しようぜ…して小娘よ、要件は何だ?」
娘「さっき繋がらなかったよ?何で?」
男「他の奴と話してる時に繋がるわけないだろ…って知らんのか?」
娘「…うん。でも大丈夫!覚えた!」
男「そいつぁ良かった。で?要件は?」
娘「…お兄さん、来ない」
男「そりゃ今はなぁ…」
娘「いつ来る?待ってる!」
男「…じゃ明日」
娘「明日!やた!お休みなさい!」
男「…お休み」
ガチャッ
男「…元気な子だ」
男「何か買って持って行くか」
88 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 00:25:13.52 ID:Oh2u2OOEO
>>81 いえいえ、楽しんで頂けたようで何よりです。
>>82 読んでくれてありがとー!こちらも宜しく!
>>83 ありがとうございます。ゆっくりとですが、またお付き合い下さい。
吠えろケンメリ!(ウソ。台車の軽四)仕事が俺を待っている!
あっちもこっちも書いてくれてありがとう
90 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 06:42:32.01 ID:ZG+Ke/VJ0
あっちってなんぞ?
91 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 07:43:57.07 ID:EHVjtxRM0
前の作品も読ませていただいてます!
とても面白いです!
92 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 19:46:55.24 ID:Oh2u2OOEO
〜翌朝 山中〜
男「(つーか何でこんな山奥に住んでんだ…)」
男「(車で入れるようにしろ…まったく…)」
娘「やー!」ダキッ
男「…すぐに抱きつく癖はどうにかならんのか」
娘「ならないー♪」スリスリ
女「来たのか…朝からご苦労だな」
男「まったくだ。車道を通せ車道を」
男「それとコイツの抱き癖をどうにかしろ」
女「問題無い。抱きつくのはお前だけだ」
娘「お前だけだー」グリグリ
男「大問題だ」
女「黙ってキリキリ歩け」
男「…へいへい」
〜屋敷〜
女「仕事は見付かりそうか?」
男「…何とかなるだろ」
娘「お兄さんなら大丈夫!」
男「だといいがねぇ…あ、これ」ズイッ
娘「?」
男「ドーナツだ」
娘「くれるの?食べていいの?」
男「ああ」
娘「わーい!」
93 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 19:47:58.45 ID:Oh2u2OOEO
娘「甘い、美味しい!」パクパク
女「ふふ」
男「!」
女「どうした?」
男「コイツ…笑うぞ…!」
女「…どういう意味だ?」
男「いや別に」
娘「女、美味しいよ。食べよ♪」
女「はい。では…」パクッ
女「むぅ…これは…」
女「…お前にしては上出来だ。誉めてやろう」
男「…気に入ったようで何より」
〜山中 昼〜
男「一面赤…なんと見事な」
女「直に見れなくなる。…来年までな」
娘「お気に入りの場所だよ」ニコニコ
娘「春はあっち。山桜」
男「夏は?」
娘「あっち。川♪」
男「ふ
女「冬はどこも銀世界だ」
男「やるな…ニュータイプか?」
女「にゅう…何だ?」
男「…流してくれ」
女「?」
94 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 19:49:06.34 ID:Oh2u2OOEO
男「昼は弁当か」
娘「私もお手伝いしたよ」
男「イイ子だ」ナデナデ
娘「…///」
女「おい、敷物くらい手伝え」
男「フッ…俺は高いぜ?」
女「…2円50銭くらいか?」
娘「買う!」
男「やめろ…もうやめてくれ」
娘「…残念」ションボリ
男「…というか人を金で買うな」
女「冗談だ。100倍くらいの価値はあるだろう」
男「…それでも250円ですよね?」
娘「買う!」
女「こき使いましょうね?」ニッコリ
男「…この口かい、この口がイケないのかい?ええ!?」グリグリ
女「い、いひゃい!ひゃひを…!///」
娘「あー、ずるいー!」ダキッ
男「うわっ!何をする!」
女「ま、まったく!///」
95 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 19:50:15.98 ID:Oh2u2OOEO
男「…ごちそーさん」カタッ
娘「…お兄さん、いつもたくさん食べない。大きくならないよ?」
男「いや成長期終わってるから」
娘「舌のせい?」
男「…多分な。そんな事よりお前はしっかり食べろ」ホレ
娘「あーん」パクッ
娘「えへへ〜///」モグモグ
男「餌付けしてるみたいだ…」
女「娘様はペットではないぞ?」
男「わーってるよ。それより…」
女「?」
男「すまねぇな。本当はウメーんだろうけど…」
女「…気にするな」
男「でもな?食わなきゃ、腹へって辛いから食ってた今までとは違う」
男「なんつーか、ウメー気がする…相変わらず味は判んねーけど」
女「…そうか。何よりだ」
96 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 19:53:17.61 ID:Oh2u2OOEO
>>89 こちらこそ。ありがとねー!
>>90 ○○の恩返し
に少しだけ後日談を///
>>91 ありがとうございます。コンゴトモヨロシク…
97 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 21:38:47.24 ID:jFTqWJEaO
98 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 21:42:55.05 ID:EHVjtxRM0
99 :
名も無き被検体774号+:2013/07/18(木) 22:15:15.86 ID:jFTqWJEaO
100 :
1:2013/07/19(金) 00:22:49.79 ID:CEtTax75O
〜屋敷前 夜〜
娘「泊まってけばいいのに…」
男「…色々あんだよ」
女「無理はしないことだ」
男「ああ。じゃ」
娘「またねー!」ブンブン
〜アパート〜
電話「メッセージは1件です」
電話「元カノよ。ねぇ、話くらい聞い
ブツッ
男「…なかなか図太い生き物だ」カチッ ボッ
男「(ま、あんなのに引っかかった俺も…か)」フゥー…
男「(せいぜいイイ男見つけてくれ)」
男「(俺はもういいや…)」フゥー…
男「(そういや面接の連絡無いな…)」
男「(今回も…かね)」ヤレヤレ
男「(…寝よう)」グジッ
男「(もしかしたら明日、連絡あるかもしれんし…)」
男「(…ダメだったら…また…探せ…ば…)」
男「」zzz…
101 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 00:23:55.68 ID:CEtTax75O
〜昼〜
男「(新しい情報誌、買ってきたが…)」
男「(要資格、要経験ばっかりだな)」ハァ
男「(給料に目を瞑ればいくつかあるが…生活出来ん…)」
男「(ここ、家賃安いんだけどなぁ…それでも無理とか)」
男「(面接の連絡も…まだ来ない)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「(来たか)はい」
係員「職業安定所の者です。今回の件ですが…」
男「…」
係員「…という訳でして。これで諦めず、またいらしてください。では」
男「わざわざありがとうございました」
男「ハァ…」ゴロン
男「(ま、予想通り…だな)」
102 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 00:25:02.63 ID:CEtTax75O
〜夜〜
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」
娘「こんばんはー!」
男「…」キーン…
娘「あぅ…ごめんなさい」
男「…もしやわざとか」
娘「わざとじゃないよ。本当だよ?」
男「まあいい…お休みなさい、か?」
娘「うん!あといつ来るかなーって」
男「また折をみて顔を出すさ」
娘「折?みる?」
男「…暇になったら」
娘「わかった!待つ!」
男「イイ子だ。お休み」
娘「お休みなさーい!」
ガチャッ
男「(そういやあの二人…どうやって生活してるんだ?)」
男「(屋敷といい、使用人(女)といい…親の遺産か何かか?)」
男「…どうでもいいか」ゴロン
男「(明日は…またハロワ行って…)」
男「(ああいかん…横になって…考え事…すると…)」
男「(寝て…しま…)」
男「」zzz…
103 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 00:28:42.22 ID:CEtTax75O
>>97 >>99 いえいえ、身の丈に合ったニヤニヤで十分です。
いつもありがとー!
>>98 …というワケでして。こちらでお付き合い下され///
知ってるか?ブラック企業ってのぁ…人権、無いんだぜ?
…行ってきます。
104 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 00:50:24.54 ID:Nxl8pUQFO
ニア そうか、残念(´・ω・)まぁ、逝ってらっしゃい。彼女さんのためにも、俺らのためにも還って来いよ
105 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 07:40:06.59 ID:v+c1+jcN0
>>103 人権がないとは・・・大変ですね体をたいせつに・・・
106 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 19:42:13.75 ID:CEtTax75O
〜一週間後〜
男「…依然としてぷー」
男「(スゲーよなク○のぷーさん…ぷーで人気者なんだぜ?)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
?「…私だ」
男「お前か…俺はもう足を洗った人間だ。これ以上、組織と関わるつもりはない」
?「…何?」
男「俺はまっとうな人間として生きたい…!」
?「ちょ、ちょっと待て」
男「…という可愛らしいお茶目をかましたところで、何の用だ?女」
女「…燃やすぞ?」
男「電話をかけてきた用件が『燃やすぞ?』か。…新しい…」
女「…娘様が会いたがっておられる」
男「毎晩電話してるだろ」
女「とにかく。明日来い」
男「…秘書が前向きに検討すると言っている」
女「…頼む。娘様が期待に満ちた眼で、こちらを見ておられるのだ」ヒソヒソ
男「…」
107 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 19:43:17.92 ID:CEtTax75O
〜翌朝 屋敷前〜
娘「来たー!」ダキッ
男「ほう、デカくなったな…小娘」
娘「? 変わってないよ?」ペタペタ
男「…流してください。あと人前で確認しないでください」
女「お前は時々、ワケの解らないことを口走るな?」
男「…(そりゃそうか…最近までテレビも無かったみたいだし)」
娘「仕事見つかった?」
男「…まだ」
女「焦らぬことだ。いずれ縁も生まれよう」
男「…だと良いがねぇ」
娘「取り敢えずご飯ご飯♪ずっと待ってた!」
男「……え」ゲフーリ
女「さあ、行くぞ」
男「いや待て俺は
女「行くぞ」
男「…アイマム」
108 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 19:44:31.07 ID:CEtTax75O
〜客間〜
娘「お腹いっぱーい」
男「(はみ出る…だが、はみ出てイイのは…ブルマからのご褒美のみ)」ウップ
女「…これを飲んでおけ」
男「?(あ…胃腸薬)」
女「すまぬ…あと、礼を言う」
男「いいさ。薬、ありがとな」
女「…うむ」
娘「とーう!」バッ
男「よ…止せ!今はボディ一発でマットに沈む!」
娘「?」ボスッ
男「…お前が…俺の…"死"なのか…?」
男「バイバイ…拓ち○ん…」ガクリ
女「お、おい!しっかりしろ!」ガシッ
娘「ご、ごめんなさい!私、私…何てこと…!」
女「娘様!取り敢えず横にさせましょう!」
娘「うん!」
男「(マズイ…なんか大事になってる)」
男「(特○の拓ごっこがしたかったダケなんだが…)」
男「(あ…イカン…横になって考え事は…)」
男「」zzz…
109 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 19:47:49.35 ID:CEtTax75O
>>104 お待たせしました。どうぞごゆるりと。つ旦~
>>105 ありがとうございます。
…慣れとは恐ろしいものです。当たり前のようになってきますね。
お、お泊まり…なの///
110 :
名も無き被検体774号+:2013/07/19(金) 23:51:37.77 ID:Nxl8pUQFO
ニア ズゾゾ……お仕事もたまには手を抜かなきゃいかんよ。サボるのもまた仕事だ
111 :
名も無き被検体774号+:2013/07/20(土) 00:05:38.93 ID:Av1Yqbpt0
笹部郷、わかった?
112 :
名も無き被検体774号+:2013/07/20(土) 00:05:52.78 ID:TFE8OTpN0
お泊まりですか。手を抜きすぎず、ゆるーく頑張って
なんか感想ほとんどニアの人と俺だな
頑張ってよ!
113 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/20(土) 01:13:03.24 ID:+8AdCov70
これ本当にリアルタイムで見れないのが残念
だがしっかり読みにきてるから焦らずゆっくり書いていってくれ!
114 :
名も無き被検体774号+:2013/07/20(土) 20:52:37.38 ID:O2sKh4mp0
ほ
115 :
名も無き被検体774号+:2013/07/20(土) 23:59:50.24 ID:TFE8OTpN0
し
116 :
1:2013/07/21(日) 00:28:38.73 ID:Hk+it9jaO
〜昼〜
男「…ハッ!」ガバッ
女「おお、気が付いたか」
娘「…お兄さん、ごめんなさい」グスッ
女「どこか悪いのか?でなければ、そうそう人が倒れたりはしないだろう?」
娘「グスッ…私、酷いこと…」
男「(取り敢えず…誤魔化そう)」
男「…最近、職探しで忙しくてな。身体に負担が掛かってただけだろ」ウンウン
男「別にお前のせいじゃないぞ」ナデナデ
娘「…あぅ///」
女「…ふむ。日頃の不摂生が原因か」
男「そうそう、そんな感じ」
娘「身体、大事」グッ
男「んだな。これからは気を付けよう」
娘「うん♪」グリグリ
117 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 00:29:56.85 ID:Hk+it9jaO
女「…娘様。たまにはこちらから出向いて、食事等を用意するのも良いかと」
娘「お兄さんの家!?」
女「はい。どうもこの男は不摂生が常態化している様子」
女「環境を整えてやるのも、良いように思います」
娘「行く、行く!」
男「…女性がイクイク言うな」
娘・女「?」
男「いや、何でもない…」
娘「お兄さん家、ダメ…かな?」オズオズ
男「…来ても何も無いぞ?」
娘「大丈夫!」
女「別にもてなしに期待してはおらん」
男「…来るときは連絡くれ」
娘「わかったー!」ダキッ
男「(…掃除くらいはしておこう)」グリグリ
女「そろそろ昼時だが、どうする?」
男「…食う」
女「そうか。…では娘様、支度にかかります」
娘「うん!お願いー!」ニコニコ
118 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 00:30:53.37 ID:1DKjqmowO
ニア やべぇ本当のリアルタイムで見れるタイミングがいい
119 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 00:31:08.11 ID:Hk+it9jaO
〜客間 夜〜
男「…王手」パチッ
娘「あぅ、ま、待った!待って!ね?」アワアワ
男「何回目だ…」
娘「うぅ〜…」
女「娘様、引き際も肝心ですよ」
娘「だ、だって…終わっちゃったら、お兄さん帰っちゃう…」
男「…女、コーヒー頼めるか?」
女「ふふ…よかろう」
娘「?」
男「もう一局だ」
娘「あ…///」
娘「うん!///」
〜屋敷前〜
女「本当に送らなくていいのか?ライトがあるとはいえ…」
男「ああ。道も頭に入ってるしな」
女「…そうか」
娘「お兄さん、また来てね」
男「ああ」ポフッ
娘「〜♪///」グリグリ
男「じゃ、またな」
娘「またねー!」
女「気を付けてな」
120 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 00:35:50.35 ID:Hk+it9jaO
>>110 >>118 何事も「要領よく」というやつですね。
リアルタイム…宜しゅう///
>>111 何かの物語かと思っていました…大神というゲームに出てくるみたいですね。
>>112 >>115 あっしがニヤニヤ出来て…何人かが読んでくれりゃあ…されば来世はつがい雛ゴホォッ
>>113 ありがとう!ホモ殿!お楽しみに〜
>>114 保守、ありがとうございます。
では、また。何事も無ければ19時くらいに ノシ
仕事だぁぁぁぁ!!
121 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 00:49:20.80 ID:1DKjqmowO
ニア そうそう、詰め込み過ぎるとバグおこすよ。にしてもこの
>>1見てると就職したら負けかなぁって思えて来る
122 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/21(日) 00:59:36.74 ID:6l0XFONz0
またリアルタイムじゃなかったか…
くそっ!まぁ、身体には気を遣ってゆっくり更新してくれ!
123 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 01:58:54.91 ID:spx6WGEt0
ところでこの物語何人読んでるのかな
124 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 09:53:27.86 ID:VcJdsjvp0
ほ
125 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 11:19:03.98 ID:1DKjqmowO
126 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 16:03:33.29 ID:UHNmZkov0
やーっと追いついた...
127 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 19:37:58.95 ID:Hk+it9jaO
〜翌朝 アパート〜
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」
元カノ「…私よ」
男「…(チッ…確認してから取りゃよかった)」
元カノ「ねぇ…まさか、別れたりしないよね?」
男「? 何を言ってる。発覚した日に『終いだ』と言ったろ」
元カノ「冗談…でしょ?だって私が好きなのは男だけなんだよ?」
男「…なのに浮気したワケだ?」
元カノ「アレは…前にも言ったけど、男、仕事ばかりで寂しかったから…」
男「俺も寂しかったから誰かにチンポ挿れていいんだ?」
元カノ「ダメに決まってんじゃない!」
男「まあ付き合ってた場合の話だ。今はお互い好きにすればいいよな」
元カノ「何言ってんの?別れないわよ?」
男「お前にそんな決定権があるのか?」
元カノ「兎に角!」
男「はぁ…さいなら」ガチャッ
128 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 19:39:01.62 ID:Hk+it9jaO
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「(確認…するまでもないか)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「(マズイな…求職関係はこの固定電話だから、線を抜くワケにも…)」
男「(携帯の着拒解除はもっとマズそうだし…)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「(何より話すことも無い)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「(…本屋行こ)」
〜本屋〜
男「(新しいのは…あった)」
男「(…ネカフェで読もう)」
元後輩「あれ?男さんじゃないスか」
男「? ああ、お前か」
元後輩「…話聞きましたよ。災難っしたね」
男「ああ。…どうでもいいけどな」
元後輩「その本…仕事探してるんスか?」
男「おう。つっても、殆ど書類で切られるんだけどな」
元後輩「…」
男「お前が気にする事じゃねーよ。じゃな」ポン
元後輩「男さん…」
129 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 19:40:10.06 ID:Hk+it9jaO
〜ネカフェ 昼〜
男「…」ペラ…ペラ…
男「(特に目ぼしいのは無いか…)」
男「(昼ちょい過ぎか…何か頼むか)」
男「(…いや、外で食う方が安いか)」
〜飯屋〜
ワイワイ ガヤガヤ
男「(…結構混んでんな)」
元カノ「男!」
男「(うげぇ…)」
元カノ「ご飯?ほら、こっち来なさいよ」
男「いや…用を思い出した」
元カノ「待ってよ!」ガシッ
男「…離せ」グイッ
元カノ「男だって悪いんじゃない!」
男「そうか。なら尚更だな」
元カノ「え…」
男「お前とは無理だ。もう二度と会わないようにしたい」
元カノ「そんなの勝手に決めないでよ!」
男「…わかった。ハッキリ言う」
男「顔を見るどころか、声も聞きたくない」
元カノ「」
男「頑張ってイイ男見付けてくれ。じゃ」スタスタ
130 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 19:46:08.84 ID:Hk+it9jaO
>>121 >>125 働かないと生きていけませんからねぇ…
いつもありがとねー!
>>122 ありがとう、ホモ殿。いつかリアルタイム出来るとイイですね!
>>123 さぁ…?あっしの趣味みたいなモンですからねぇ…
>>124 保守、ありがとうございます。
>>126 いらっしゃあい オヨヨ
では、また ノシ
131 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 20:33:16.53 ID:spx6WGEt0
男は幸せになるのかな
132 :
名も無き被検体774号+:2013/07/21(日) 22:10:32.19 ID:1DKjqmowO
ニア 働いたら負け。ちゃんと働いてる
>>1が輝いて見えるよ……。ゆっくりゆったり書けよー、あんまり急ぐと身体壊すからなー!
133 :
1:2013/07/22(月) 00:19:02.92 ID:jXZTl/SdO
〜アパート 夜〜
男「(…マズイ…な)」
男「(仕事見付からねぇ…って諦めるのは早過ぎか)」
男「…」カチッ ボッ
男「(ハロワのパソコン、明日は空きあるかな…?)」フゥー…
男「(ハァ…どうしても沈んだ気分になるな)」フゥー…
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「(この番号は…)」
ガチャッ
娘「お兄さん、こんばんは」
男「ああ。こんばんは」
娘「あのね、明日いい?お兄さん家」
男「午前はハロワ行くからな…昼からならいいぞ」
娘「わかった!行く!」
男「山の麓に駅がある。わかるか?」
娘「女なら知ってると思う」
男「じゃ、13時に駅まで迎えに行こう」
娘「うん!楽しみ!」
男「ああ。遅れるなよ?お休み」
娘「お休みなさーい!」
ガチャッ
男「…掃除しねーと」
134 :
名も無き被検体774号+:2013/07/22(月) 00:20:12.29 ID:jXZTl/SdO
〜駅 昼〜
男「(取り敢えず二件見付けたが…面接までいけるかねぇ…?)」
男「(…何とかしなきゃな)」
娘「見付けたー!」ダキッ
男「…お前は悩みなさそうだな」グリグリ
娘「悩み?あるよ」
男「なん…だと…?」
娘「こーしてると吹き飛ぶー♪」グリグリ
男「…ええこっちゃ」
女「…何だ。魚が死んだような目をして…」
男「…失礼な」
男「取り敢えず…俺ん家でいいのか?」
娘「うん!」
男「途中でアイスでも買うか」
女「気が利くな」
男「…何で上からなんだ」
娘「アイス、アイス」ニコニコ
男「…(何だろう…?気分が楽になる…)」
女「どうした?」
男「いや…行こう」
135 :
名も無き被検体774号+:2013/07/22(月) 00:21:17.43 ID:jXZTl/SdO
〜アパート〜
娘「ここがお兄さん家…」
女「…思ったより綺麗だな」
男「掃除したしな…アイスだ」
娘「わーい!」
女「頂こう」
男「やっぱ甘い物には目がないのか?」
娘「」パクパク ムシャムシャ
女「…うむ」ムシャムシャ
男「そうか…遠慮せずやってくれ。礼みたいなもんだ」
女「ああ」ムシャムシャ
〜スーパー〜
女「部屋は思ったより片付いていたからな…次は食事だ」
女「日持ちする物も作っておこう」
娘「女、料理、上手」ニコニコ
男「ああ。いい嫁さんになるだろう」
女「…///」
娘「…私も料理覚える!」
女「はい。頑張りましょう」ニッコリ
娘「うん!」
136 :
名も無き被検体774号+:2013/07/22(月) 00:24:46.22 ID:jXZTl/SdO
>>131 どうでしょうねぇ…?まま、先をお楽しみに。
>>132 ええ。ボチボチやりましょう///
うおぉぉ…仕事なのか…
行ってきます…
137 :
名も無き被検体774号+:2013/07/22(月) 11:32:53.65 ID:DsaINR7LO
ニア くぺっ。いつまでも見てるからな<●><〇>
138 :
名も無き被検体774号+:2013/07/22(月) 17:47:56.59 ID:jXZTl/SdO
>>137 ニア殿、楽しみにしていてくれているようで嬉しい限り///
えー…本日は、携帯オンゲの方でLv上げを…はい…
330かぁ…1Lv3〜4億EXPかしら…
ではまた。深夜に ノシ
139 :
名も無き被検体774号+:2013/07/22(月) 22:04:02.46 ID:QTjLrOgF0
ほ
140 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/22(月) 22:38:55.14 ID:SPkrvszj0
つC
141 :
1:2013/07/23(火) 00:21:52.11 ID:cDAsgUv8O
〜アパート 夜〜
女「出来たぞ」
男「…流石だ」
娘「食べよ、食べよ!」
男「ああ。いただきます」パン
娘「いただきまーす!」パクパク
女「ふふ」
男「(卓を囲む…か)」モグモグ
男「(…悪くない)」
女「(ふむ…初めて会った頃より、顔の険が薄れてきたな)」
娘「おかわりー!」
女「はい、只今」
娘「今日の、特に美味しい。お兄さん家だから頑張った?」ニコニコ
女「ふ、普通です」
男「?」パクパク
142 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 00:23:06.65 ID:cDAsgUv8O
男「お…もう20時か」ナデナデ
娘「〜♪///」
女「何かあるのか?」
男「いや、外真っ暗だぞ?」
女「? そうだな」
男「帰り、平気か?」
娘「えっ」
男「えっ」
女「何のために泊まりの用意をしてきたと思ってる」
男「ちょっと待て。泊まるとは思ってなかった」
娘「ダメ…?」
男「うっ…い、いや布団が無い」
女「毛布の類いは?」
男「わかった、わかったよ。布団は二人で使え。俺は毛布でいい」
娘「お兄さんも一緒ー♪」ダキッ
男「無理だ。はみ出る」
女「大丈夫だ」
男「?」
女「敷き布団の横に掛け布団を…ああ、掛け布団は内を上にして」
男「…なるほど」ゴソゴソ
男「毛布が掛け布団代わりか。毛布なら人数分あるしな」
娘「皆一緒♪」ニコニコ
143 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 00:24:23.86 ID:cDAsgUv8O
男「風呂はどうする?」
女「流石にそこまでは、と思ってな」
娘「入ってきたよ。出掛ける前に」
男「そっか。じゃ、ちょっと入ってくるわ」
娘「背中、流すよ!」
男「…そんなスペースは無い」
娘「残念…」
男「というか…そういうのはだな、もっとこう…」
娘「?」
男「いや、いいや…年取れば解んだろ」ポフッ
娘「? うん!」
男「(ダメだ…多分伝わってねぇ…)」
女「娘様、大人しく待ちましょう」
娘「はーい」
男「じゃ」スタスタ
カラララ…ピシャッ
娘「女、お兄さん元気になった?気がしない?」
女「はい。以前よりずっと」ニコッ
娘「〜♪」ニコニコ
女「ふふ」
144 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 00:25:27.58 ID:cDAsgUv8O
男「んーじゃ寝ますかね…」
娘「とー!」ブンッ
ボスッ
男「…何の真似だ」
娘「枕投げ。知らない?」
男「…」ピククッ
娘「…あれ?」
男「ダメな子だ…ダメな子だ」ギュ〜ッ
娘「いひゃい、ひひゃい〜!」ジタバタ
女「…その辺で。娘様は今まで、遊び相手に恵まれなかったのだ」
男「本気で怒ってはいないさ」グリグリ
娘「ぁぅ///」
男「とはいえ、結構な時間だ。寝るぞ」
娘「私真ん中ー♪」
男「…お好きに」
女「貴様…分かっているとは思うが…」
男「ないない」
女「…うむ」
娘「?」
カチン
娘「お休みなさーい」
女「はい、お休みなさいませ」
男「…お休み」
145 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 00:28:06.01 ID:cDAsgUv8O
146 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 00:28:31.86 ID:G0gEkpI/O
今北産業
C
仕事頑張れ
俺も用意して仕事に行こ
148 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 09:41:02.28 ID:NujC9WRn0
仕事頑張って
俺も少し用事があるからな
俺も頑張ろう
149 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 10:21:21.99 ID:SUp4JFoA0
楽しみ〜!
待ってるぜ!!
150 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/23(火) 17:45:30.19 ID:Tb9rb9lQ0
この文才どっから来たんだ?
一度調べてみたいねww
151 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 19:16:13.33 ID:cDAsgUv8O
〜翌朝〜
女「(ふむ…あとは…)」
タンタンタン ジャーッ コトコト…
男「」zzz…
娘「(…いいよね?少しなら)」ソッ…
娘「むーすーんーで♪ひーらーいーて♪」ギューッ グイーッ
娘「てーをうって♪むーすんでー♪」グイグイッ
男「…人の顔で遊ぶな」
娘「あ!おはよう!///」スリスリ
男「…おはよう」
女「娘様、朝食が出来ました」
娘「食べるー」ニコニコ
女「はい、此方へ」ニコッ
男「食べるー」ニヤニヤ
女「此方だ。愚図が」フン
男「…兎は寂しいと死んじゃうのよ?」
女「…は?」
男「…すまん、何でもない」
152 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 19:17:25.09 ID:cDAsgUv8O
〜麓 昼〜
男「気を付けてな」
娘「うん!」
女「職探し、上手くいくといいな」
男「ありがとよ」
娘「またねー!」
女「ではな」
男「ああ」
〜アパート〜
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」
係員「職業安定所の者です。今回の件でお電話させて頂きました」
係員「大変残念ながら、今回は…」
男「…」
係員「では、これで。またいらしてください」
男「…どうも」
ガチャッ
男「…」ゴロン
男「(なかなか厳しい…かなり条件下げたんだが)」
男「(クビ…だと、やっぱり前職に確認いくよな…)」
男「(また明日…行かないと)」
153 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 19:19:09.00 ID:bQOZT+gVO
ニア またもリアルタイム! 更新ボタンが壊れる!
154 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 19:19:33.43 ID:cDAsgUv8O
〜翌朝〜
チンポーン
男「はいはい」ガチャッ
元後輩「おはようございます」
男「お前か…どうした?」
元後輩「いやー、気になっちゃって…」
男「…あの職場では希な存在だったな。お前は」
元後輩「そうっスかね?」
男「ま、入れよ。今日は休みか?」
元後輩「ええ」
バタン
男「今茶でも淹れよう」
元後輩「ありがとうございます」
元後輩「職探しの方、どうっスか?」
男「…良くはねーな。案の定、書類でバッサリだ」
元後輩「そうっスか…」
男「ま、何かはあんだろ。ほれ」コトッ
元後輩「あ、ども」
男「そっちは順調か?」
元後輩「ぼちぼちっスね…相変わらず競争っスよ」
男「…お前には、あまり合っているようには…いや、余計な事か」
元後輩「はは、ありがとうございます」
155 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 19:20:20.99 ID:0QqdCEXgP
リアルタイム遭遇age♪
156 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 19:20:48.90 ID:cDAsgUv8O
〜夕方〜
元後輩「すんません、すっかりお邪魔しちまって…」
男「いや、良い気分転換になった」
元後輩「月並みっスけど、頑張ってください。応援してます」
男「ありがとよ。お前もしっかりな」
元後輩「はい。じゃ、お邪魔しました」
男「おう。じゃあな」
バタン
男「…」カチッ ボッ
男「(意外と…自分が気付いてないダケで…)」フゥー…
男「(味方、居たのかもな…)」
男「(…まあ、今更か)」フゥー…
男「(明日から、また頑張ってみよう…条件も、もう少しだけ下げて…)」
男「(取り敢えず、面接まではいきたいな)」フゥー…
157 :
名も無き被検体774号+:2013/07/23(火) 19:27:59.54 ID:cDAsgUv8O
>>146 支援ありがとねー!ごゆっくりー!
>>147 お互い頑張りましょう!
>>148 貴方も///
>>149 お待たせしました。どうぞごゆっくり!
>>150 さぁ…?あっしはしがないブラック企業の下っ端ですぜ?ヘヘ…
>>153 ニア殿毎度あり〜!どうぞごゆるりと つ旦~
>>155 リアルタイムありがとねー!
今日は道場の方が遅くなりそうです。深夜の部は無理かもしれませぬ…
では、また ノシ
158 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/23(火) 19:37:07.73 ID:Tb9rb9lQ0
きたー!やっとリアルタイムだわー!
159 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 11:41:02.28 ID:wjfQLW+j0
俺も稽古あるわ
お互い頑張ろう
160 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 13:02:44.80 ID:53hsWC5EO
ニア
>>1の道場がとても気になる気になる……ズソソ
161 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/24(水) 16:52:11.21 ID:i49Uz3Cq0
>>160 ニアさんなんかそーいわれると俺も気になってきたwwww
162 :
1:2013/07/24(水) 19:30:38.96 ID:ooPA2bovO
〜三日後 アパート〜
係員「大変残念ながら…」
男「…どうも」
ガチャッ
男「…」カチッ ボッ
男「(…世間はさぁ…冷てぇよなぁ…)」フゥー…
男「(…顔、出してみるか)」フゥー…
男「(電話…はいいや、面倒臭ぇ。あとは…何か甘いモンでも買ってきゃいいか)」グジッ
〜屋敷前 昼〜
男「たの
ダダダダダ バァン
娘「ろっくおんゆー!」ダキッ
男「英語…だと…?」
娘「〜♪」スリスリ
男「…というか監視カメラでもあるのか?」
娘「カメラ?何で?」
男「いや、声かける前に出てきたからな」
娘「あ、それ匂い!すぐ判る!」
男「俺が臭い?俺がスメェリィ!?」
娘「?」
男「すまん…無理があった」
娘「? 良く解らないけど、取り敢えずまーきんぐ〜///」スリスリ
男「や、やめてけれ」
163 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 19:31:46.99 ID:ooPA2bovO
〜客間〜
女「来たのか。ご苦労だな」
娘「あのね、女ね、慌てて化粧とか髪とか」ニコニコ
女「み、身嗜みは、その…一応、客人ですし」
男「まあ元が良いからな。少々手を抜いても悪くはないだろ」
女「な…ぅ///」
娘「お兄さん私はー?」
男「もっと食え。育てろ」
娘「何を?」
男「いいか?オッパイは二つに分けられる」
娘「…え?///」
男「大きいオッパイと、普通のオッパイだ」
女「き、貴様!娘様に何を!///」
娘「小さいのは?」
男「それはオッパイではない。オッパイに似た何かだ」
娘「お兄さん…はっきりスケベ…///」
男「むっつりよりはマシだ」
女「ええい、止めんか!」
男「ちなみに女は普通だ。面白味に欠ける」
女「」ガーン
娘「育てる!///」
男「ああ」ニコッ
164 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 19:32:50.78 ID:ooPA2bovO
女「職探しの方は順調か?」コトッ
男「…いや」ゴクゴク
娘「大丈夫、お兄さんなら」ニコニコ
男「ああ、ありがとよ」
娘「えへへ〜///」ダキッ
男「あ、バカ!」バシャッ
娘「あ…ごめんなさい!すぐ拭くね!」
フキフキ フキフキ
男「気を付けないと…熱い茶だったら大変…」ハッ
ガシッ
娘「?…あ!」
女「!」
男「これは…このハンカチは…」
娘「…あの、ね?お兄さん…?」
女「…」
男「これは…俺のハンカチだ」
男「罠にかかった子狐の足に巻いた…なぜお前が持ってる?」
娘「…」
女「…」
165 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 19:38:05.06 ID:ooPA2bovO
>>158 ホモ殿、リアルタイムおめでとー!…で良いのかな?
>>159 体動かすの好きですからねぇ…
頑張ろねー!
>>160 >>161 古い流派ですね。かなり範囲が狭まるので…あとは内緒///
では、また ノシ
166 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 20:27:24.81 ID:ZPe0Uuun0
なぜ持ってるって、なぜ気がつかない…
167 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 22:18:04.28 ID:53hsWC5EO
ニア 古い流派……うぅむ、気になる。あわよくば俺もやってみたい……。そして男みたいな鈍感に女さんは譲らん!
168 :
名も無き被検体774号+:2013/07/24(水) 23:17:51.05 ID:wjfQLW+j0
女が可愛く思えてきた
169 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/24(水) 23:57:46.26 ID:i49Uz3Cq0
>>1が書く話の女はみんななぜこんなに可愛くなるのか…モデルでもいるのか?
170 :
1:2013/07/25(木) 00:20:43.39 ID:0ubfBbgtO
娘「…黙ってて、ごめんなさい」
男「…なぜ謝る?」
娘「だって…だって…」ジワッ
男「?」
娘「知られたら、嫌われちゃう…って」ポロポロ
女「頼む!」ズザッ
男「止めろ、軽々しく土下座なんぞするな」
女「娘様は、ただ、お前に嫌われまいと…!だから!」
男「…話が見えん」
娘「お兄さん…見てて」
パァァ…
子狐「…」
男「…」
女「…という次第なのだ。そして…」
パァァ…
狐「…」
男「…」
男「…まぎらかす…浮世の業の彩りも…」フラッ
男「ありとや月の…薄墨の…空」バタン
171 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 00:21:56.95 ID:0ubfBbgtO
〜客間 夜〜
男「…ハッ!」ガバッ
娘「お兄さん…気が付いた?」
男「…夢、だったとか?」
娘「私と女の事なら、夢じゃないよ?」
男「…い、今一度」
娘「…うん」
パァァ…
子狐「…キュウ」
男「なんてこった…」
子狐「…」スリスリ
男「戻ってみてくれ」
パァァ…
娘「…お兄さん、こんなの…嫌だよね?」
男「…」チョイチョイ
娘「…」オズオズ
男「いいんじゃないか?別に」グリグリ
娘「!?」
女「ほ、本当か…!?」
男「ああ。そりゃ驚きはしたが」
娘「お兄さん…///」グリグリ
男「…鼻水は止せ」
172 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 00:23:00.86 ID:0ubfBbgtO
狐娘「宝物、にしてた♪」
男「千円しない物だぞ?」
狐娘「いいの!あ…返した方が、いい?」
男「いいよ。やるよ」ポフッ
狐娘「お兄さん…///」
狐女「…一時はどうなるかと」フフ
男「……いやちょっと待て」
狐娘・狐女「?」
男「じゃあ何か?お前が俺の足を噛んだ事になるのか?」
狐女「…あ」
狐娘「お、女…大胆///」
狐女「違うのです、娘様!アレは…///」
男「痕になってしまった…もうお婿に行けない…」
狐女「すまぬ…あの時は痛いし腹立つしで…」
狐女「…まだ、痛むのか?」
男「いや?痕も残ってないが」
狐娘「女、騙された」ニコニコ
狐女「…貴様」
男「まあまあ、飯でも頼む」
狐女「誤魔化す気か!」
男「お前の飯は美味い気がするんだ。頼む」
女「…むぅ///」
173 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 00:29:45.01 ID:0ubfBbgtO
>>166 今まで世知辛いリアルを生きてきた者に…急にファンタジーな事は…
>>167 ニア殿、体を動かすのは健康にも良いですよ!
>>168 気に入って頂けたようで…ウエッヘヘヘ
>>169 ホモ殿、毎度〜
モデルは居たり居なかったり、ですねぇ…
性懲りもなくまた来たか…仕事の時間が…
…行ってきます。
>>1の作品読むの、これが初めてだけどすごい面白くて好み
是非他の作品も知りたい
175 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 12:09:27.72 ID:DIcPkopOO
ニア うんむ、何をしたらいいかわからないしなぁ……。運動する暇があるなら
>>1の健康と幸せを祈るわ
>>174 ニア 前作に「〇〇の恩返し」があって、その前にもう一作あるんだが……ガラケーだから見付けられなかった
176 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 19:27:31.48 ID:0ubfBbgtO
男「すっかり遅くなってしまった…」
狐娘「お泊まりー!」
狐女「…そうした方がいいな。足元も覚束ぬ夜に、今の時期の蝮は危険だ」
男「ああ。…まあ咬まれても1〜2日は動けるが」
狐女「血清も数回目以降は取り寄せになろう。可能な限り咬まれぬ方が良い」
男「…んだな。じゃ、世話んなるか」
狐娘「やたー!」ダキッ
男「そういや…どうやって生計立ててんだ?」ナデナデ
狐女「…簡単に言えば山の管理だ」
男「管理?」
狐女「迷い人を帰したり、不法に木々を伐採する者を帰したり、木を植えたりもするな」
狐女「…あとは御布施か」
男「…お前、偉いの?」
狐女「偉いのは娘様だ」
狐娘「えっへん!」ニコッ
男「えぇぇ…」
177 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 19:28:34.00 ID:0ubfBbgtO
狐女「今はまだ、その、色々と勉強中だが…」
男「…暗にバカって言ってるよな?」
狐女「違うわ!」
狐娘「あ!」
狐娘「女、女」チョイチョイ
狐女「? はい」
狐娘「あのね……で……どうかな?」ヒソヒソ
狐女「はい……慣れるまでが…いえ…はい」ヒソヒソ
男「…何なんだ」
狐娘「お兄さん!」
男「お、おう」
狐娘「うちで働いて?」ニコッ
男「…心遣いは有り難いが、生活がある。給料次第…かな」
狐女「…ふむ」カキカキ スッ
男「フッ…給料は毎月、スイス銀行に頼むぜ」
狐女「スイス銀行…?まあいい。口座番号は?」
男「頼む…流してくれ」
狐娘「えっと…おーけー?なのかな?」
男「ああ。山、好きだしな」
狐娘「わーい!よろしくー!」ダキッ
178 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 19:29:52.88 ID:0ubfBbgtO
〜翌朝〜
男「(取り敢えず、一度帰って準備だな)」
男「(仕事は明日から…になるか?)」
狐女「起きているか?朝食が出来た。茶の間へ来い」
男「ああ」
男「(まぁ、聞いてみよう)」
〜お茶の間〜
狐娘「分かった!明日からだね」ニコニコ
狐女「色々と準備もあろうしな」
男「俺は雑用係みたいなもんか?」モグモグ
狐娘「三食昼寝付きだよ」ニコニコ
狐女「破格の条件だろう?」
男「まあ確かに…」ズズッ
狐女「一応私は上司になる。可能なら敬語を使ってもらいたいものだな?」
男「畏まったぜ」
狐女「…止めておこう」
狐娘「お兄さん」ケラケラ
179 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 19:34:08.76 ID:0ubfBbgtO
>>174 気に入って頂けたようで何よりにござりまする。
◆ZbmUZ9sYwg で出てくる?かもしれません///
>>175 ニア殿、毎度ー!
自分もガラケーだけど、ググったら出てきたような?
手作りまんまー! ノシ
180 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/25(木) 20:01:48.42 ID:y6okuyxx0
最近夕方の更新に切り替わったな!
就職できなくてどうしようかと思ってた
あ 俺じゃなくて男な
182 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 23:27:10.10 ID:tBV911cs0
いつものように面白いな
>>179でググッたら
ぼっち「カンダタと蜘蛛?」
ていうのが出たがこれでいいのか?
183 :
名も無き被検体774号+:2013/07/25(木) 23:52:40.48 ID:DIcPkopOO
ニア 見っけた。なるほど最初はVIPで書いてたのか……読んで来る。
184 :
1:2013/07/26(金) 00:26:06.79 ID:UdkzBsFMO
〜アパート 昼〜
男「(…準備はこんなもんか)」カチッ ボッ
男「(今までのデスクワークに比べりゃ、夏や冬は厳しくなるが…)」
男「(山好きには、お誂え向きだな)」フゥー…
男「(あ…そういや、もう山刀無いんだっけ)」
男「(鉈にもナイフにもなる物…となると高いんだよな…)」フゥー…
男「(とはいえ、山に入るなら一本は欲しい)」グジッ
〜刃物店 夕方〜
男「(うん、これにしよう)」
店主「お決まりかの?」
男「これにします」
店主「山仕事…かの?シースは革製じゃから、中に水入れんようにの」
男「はい」
店主「ほれ、おまけじゃ。1000番じゃから、大体はこれで足りよう」コトッ
男「どうも」ペコッ
185 :
名も無き被検体774号+:2013/07/26(金) 00:27:11.57 ID:UdkzBsFMO
〜刃物店前〜
男「(なかなか良い買い物だった)」
ドサッ
男「?」
元後輩「お、男さん…」
男「おお、最近よく会うな」
元後輩「ダメっスよ…そんなの…」
男「何の事だ?」
元後輩「ソレで何をする気っスか!?」
男「ソレ?コレか?」ズイッ
元後輩「仕事見付かんないからって…ヤケ起こしちゃダメっスよ!」
男「……大体何が言いたいか解った」ベシッ
元後輩「…あれ?」
男「仕事は見付かったし、コイツは仕事で使うから買ったんだ」
元後輩「…あー、実はそうじゃないかなーって」
男「さて…お前には少し教育が必要だな?」
元後輩「み、右ですか?…左ですか?…ま、まさか…オラオラですか…?」
男「」ニコッ
186 :
名も無き被検体774号+:2013/07/26(金) 00:28:18.04 ID:UdkzBsFMO
〜アパート 夜〜
男「…まったく」
元後輩「…サーセン」
男「しかし、悪かったな。その大量の情報誌…」
元後輩「いえいえ。仕事見付かって良かったっスね」
男「…まあな」
元後輩「あ!飯行きません?奢りますよ?」
男「阿呆、後輩に金を出させてどうする」
元後輩「相変わらずっスね〜…そうじゃなくて、お祝いっスよ!」
男「…そういう事か。なら、行くか」
元後輩「了〜解〜!」
男「商談に使ってた懐石料理店があるんだ」
元後輩「」
男「経費が下りる相手の時だけ使ってたんだけどな」
元後輩「」
男「そんな嬉しそうな顔するなよ」
元後輩「相変わらずっスね…」
187 :
名も無き被検体774号+:2013/07/26(金) 00:37:02.21 ID:UdkzBsFMO
>>180 ホモ殿、相変わらず19時と0時の2回にござりまする///
>>181 読んでくれてありがとう!先をお楽しみにー!
>>182 彼女と、友人の坊さんとで考えたお話ですね。
>>183 携帯の事情でお蔵入りになりかけていた物を投下…したのですが、丁度VIPが不安定な時でして…
VIP+の方でないと最後まで読めません。ごめんなさいましね?
この気配…!ヤツだ…お仕事タイムが来たんだ!
…行ってきます。
188 :
名も無き被検体774号+:2013/07/26(金) 00:40:24.34 ID:eJobMbYu0
ちょうどいいペースの更新で
朝ドラ感覚で楽しませてもらってるよ〜
しっかり完結させてくれ
189 :
名も無き被検体774号+:2013/07/26(金) 04:50:58.80 ID:a7JQYAi5O
ニア 読んできた。
>>1がケモナーな事を再確認したわ。いやはや、
>>1とはうまい酒が飲めそうだな……
190 :
名も無き被検体774号+:2013/07/26(金) 11:58:43.17 ID:XQvP7Vam0
枕にしたいなー
191 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/27(土) 00:41:16.49 ID:VyOXdJPR0
今日は更新無いのか?
夕方また見に来る!
体調崩してないと良いんだが…
193 :
1:2013/07/27(土) 12:18:52.26 ID:hy7QeBtGO
ほんの18時間勤務ですよ…
何時間拘束されても給料変わらない…ってトコがお茶目な会社でしてね…
>>188 ありがとうございます。先をお楽しみに。
189
好きですねぇニア殿…/// ヘヘヘ…
190
!
解っていらっしゃる…!
191
申し訳ありませぬホモ殿!さすがに寝まする…はい。
192
ご心配をおかけしました。どうぞごゆっくり///
お休みなさーい!
194 :
名も無き被検体774号+:2013/07/27(土) 12:20:35.73 ID:hy7QeBtGO
ああぁぁ…安価が…
ご容赦!
お休みなさい…
195 :
名も無き被検体774号+:2013/07/27(土) 17:41:47.70 ID:cv+oH9G70
コテハンとかはないけどいつもみてます
196 :
名も無き被検体774号+:2013/07/27(土) 18:53:17.92 ID:OT/Xl0EQ0
ここは急がせるひとはいないと思うから、
ゆっくり休んで下され…
197 :
名も無き被検体774号+:2013/07/28(日) 01:08:10.48 ID:3ch/Lm1UO
ニア せやせや。みんな
>>1のペースを尊重するさ。
>>1が書きたい時にちょろっと書くくらいのペースが俺は好きだ。
198 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/28(日) 01:26:41.54 ID:YRIOGOY40
ゆっくり休んで暇が出来たら更新してくれればいいぞ
>>1!
でも、これが書かれてない時の残念感は半端じゃ無いんだよ。wwwwwww
暑いし体調不良になるやすいから
しっかり休んでから続き書いて下さい
保守してまってます
ほ
201 :
名も無き被検体774号+:2013/07/28(日) 18:59:50.58 ID:3ch/Lm1UO
し
202 :
忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+0:8) :2013/07/28(日) 19:12:12.84 ID:qxjoAPz40
柿
203 :
1:2013/07/28(日) 19:24:59.01 ID:TLrYgi9FO
お待たせしております。
さすがにお休みを貰って、しっかり休んでおりました///
>>195 ありがとう!続きをお楽しみに。
>>196 しっかり休みました!まぁブラックなのは仕方がありませんね。
>>197 ニア殿、いつもありがとうございます、また完結までお付き合い下され。
>>198 ホモ殿、楽しみにしてくれるのは嬉しいことですね!
>>199 ご心配をおかけしました。久しぶりにしっかり休みました///
>>200 >>201 >>202 保守、ありがとうございます!
では、また 深夜にノシ
204 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 00:00:47.55 ID:3ch/Lm1UO
ニア こちらこそ、完結まで張り付くけどよろしく。さぁ深夜の部を楽しみにしながら仕事や……orz
205 :
1:2013/07/29(月) 00:20:36.76 ID:cehJy7rQO
〜翌朝 屋敷〜
狐娘「来たー!おはよー!」ダキッ
男「おはよう」ナデナデ
狐女「おはよう。早速だが見回りだ。地図に示したポイントを回ってきてもらう」
男「自慢じゃないが迷うぞ?」
狐女「…本当に自慢にならんな。娘様」
狐娘「任せて!」
狐女「…気を付けて行け」
男「あいよ」
狐娘「お昼には戻るねー!」
狐女「はい。美味しいご飯を用意しておきます」
〜山中〜
ガサガサ
狐娘「蛇避けも知ってるんだねー」ニコニコ
男「まあな」
狐娘「普段は狐になってササッと見て回るけど、ゆっくりも良いね」
男「ああ。山は良い」
狐娘「うん!」
206 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 00:21:46.50 ID:cehJy7rQO
〜屋敷 昼〜
狐娘「ただーいまー!」
狐女「お疲れ様でした。娘様」
狐女「ささ、此方へ。食事の用意が出来ております」
男「御苦労」
狐女「…噛むぞ」
男「…サーセン」
〜お茶の間〜
狐娘「」モグモグ ハグハグ ムシャムシャ
男「…」モグモグ
狐女「娘様、もう少し噛んでから飲み込みましょう」
狐娘「あ…うん///」モグモグ
男「そう…そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー…」
狐娘「エクスカリバー?お兄さんの?」
狐女「何だ?食い物か?」
男「すまん…忘れてくれ」
狐娘・狐女「?」
207 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 00:22:51.64 ID:cehJy7rQO
〜山中 夕方〜
男「…なるほど。ゴミだらけだ」
狐娘「キャンプ?かな?」
男「川の側だからな…さ、仕事だ」
狐娘「うん!」
ガサガサ ゴソゴソ
男「こんなトコか。そろそろ帰ろう」
狐娘「お兄さん、少しくらい持つよ?ゴミ袋」
男「大丈夫だ。それより案内を頼む」
狐娘「はーい♪」
〜屋敷 夜〜
狐娘「お兄さん、お疲れ様〜」
男「ああ。お疲れ」
狐女「娘様、先にお風呂になさいますか?」
狐娘「ご飯がいい〜」
狐女「ふふ、畏まりました。此方へ」
狐女「お前も食べるだろう?」
男「…ああ」
208 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 00:26:33.04 ID:cehJy7rQO
>>204 ニア殿、毎度ありー!
まま、おひとつ つ旦~
ああ…仕事が俺を呼んでんだ…
C
支援
211 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 01:25:39.78 ID:oTFqb3by0
起きてて良かった
久しぶりだ!
212 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/29(月) 07:01:26.14 ID:+ksC3ZO50
つC
213 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 07:29:35.23 ID:0nMp0fZQ0
乙です!!コテハンつけようか悩むなあ
つけんでよろしい
215 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 18:39:49.97 ID:CAhfX1o2O
ニア おぉ、ありがとう……ズソソ……。お互い、ムリせん程度に仕事頑張ろうな……。ってか
>>1はこのスレと彼女と自分のために有休とれや!
216 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 19:24:18.94 ID:cehJy7rQO
〜お茶の間〜
狐娘「動いた後のご飯、美味しい」ニコニコ
狐女「はい」ニコッ
男「…」モグモグ
狐娘「あ…えと、」
男「…気にしすぎだ」ポフッ
狐娘「…うん」
狐女「医者は何と?」
男「精神性、とか言ってたな」
狐女「そうか…ゆっくり治していけばいいさ」
男「…お前の飯食ってると、良くなってる気がする」
狐女「ぁ…う、そ、そうか」
狐娘「私も最近練習してるよ。料理」ニコニコ
男「そうか」
狐娘「頑張る!」
男「ああ、頑張れ。応援しよう」
狐娘「えへ〜///」
217 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 19:25:22.69 ID:cehJy7rQO
〜翌朝 アパート〜
男「さて、そろそろ行
チンポーン
男「誰だ?こんな早くに」
ガチャッ
狐娘「おはよー!迎えに来たよ」ニコニコ
狐女「…まったく、何もこんな者のために…」
男「…お前は嫌味を言いに来たのか」
狐娘「あれー?女、出るときはニコニコ
狐女「ささ、行きましょう」
狐娘「あ、うん」
男「まぁ待て。そこの自販機で一服してから行くのが日課だ」
狐娘「わかった!」ガシッ スリスリ
男「…歩き難いというに」
狐女「悪い気はしないだろう?…それとも」
狐女「まだ嫌いとか言うつもりか?」ヒソ…
男「…いや」
狐女「…何より、だ」
男「?」
狐娘「あー!二人でコソコソしてー!」
男「別に悪いことは言ってないさ」ポフッ
狐娘「なら許すー!」スリスリ
218 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 19:26:31.55 ID:cehJy7rQO
〜屋敷〜
狐女「今日から数日は山道の草刈になるが…宜しく頼む」
男「よかろう。金の重みに応えよう」
狐女「…一応上司だぞ?」
男「こまけぇこたぁいいんだよ。せっかくの美人がシワになるぞ?」
狐女「な…!き、貴様!///」
男「行ってくるわ」
狐娘「行ってきまーす!」
狐女「あ、おい!……まったく…」ブツブツ
〜山中〜
男「そういや、迷い人とか出るのか?」
狐娘「年に二〜三人くらいかな?ここ、そんなに人来ないし」
男「なるほど」
狐娘「ちゃんと麓まで案内してたよ」
男「イイ子だ」ナデナデ
狐娘「〜♪///」
男「さ、草刈始めるぞ」
狐娘「うん!」
219 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 19:30:31.43 ID:cehJy7rQO
220 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 23:34:13.38 ID:oTFqb3by0
毎日見るのが日課だよ
221 :
名も無き被検体774号+:2013/07/29(月) 23:48:49.47 ID:CAhfX1o2O
ニア いや、旅出てみたらどうだ? もちろん彼女つれて二人で。有休とって旅行気分で森行くとか。いいところ紹介しよか?(お節介)
222 :
1:2013/07/30(火) 00:18:17.03 ID:px25Fmn5O
〜屋敷 昼〜
狐娘「えっとね、ココからココまで刈ったよ」
狐女「予測より早いようですね…無理はいけませんよ?」
狐娘「してないよ?」
狐女「…となると」チラッ
男「?」モグモグ
狐女「ふむ…その調子で頑張ってくれ」
男「? ああ、出来る範囲で、だが」
狐娘「お兄さん、天職に転職」ニコニコ
狐女「…ギャグセンスも、その、お流石です」
男「…おい、笑ったほうがいいのか?」ヒソヒソ
狐女「…頼む」ヒソ…
男「ははは、はははこやつめ」グリグリ
狐娘「えへ〜、あ、あれ?なんか痛い」アワアワ
223 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 00:19:36.28 ID:px25Fmn5O
〜山中 夕方〜
男「一日で結構進んだな」
狐娘「うん、凄く助かってるよ。お兄さん」ニコニコ
男「(充実してる…気がする)」
男「(…一度は死のうとした人間が…変わるモンだな)」
男「(…本当、良い笑顔だ…)」フフ
狐娘「お兄さん、帰ろ?そしてご飯!」
男「ああ」
男「(罠から助けた恩返しから…なんだろうが)」
男「(助けられたのは、どっちなんだろうな…?)」
狐娘「やー!」ダキッ
男「…何の真似だ」
狐娘「子泣き爺♪」
男「なんてこった…お前は俺を殺す気だったのか…」
狐娘「しないよーそんなこと」スリスリ
男「…へいへい」
224 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 00:20:50.88 ID:px25Fmn5O
〜屋敷前 夜〜
男「馳走になった」
狐娘「また明日、だね」
男「ああ。また明日」
狐女「今日は月が陰っている。そこまで送ろう」
男「ライトがあるが…」
狐女「モタモタするな。行くぞ」
男「お、おう」
狐娘「気を付けてねー!」ブンブン
〜山中〜
狐女「…仕事はどうだ?キツいか?」
男「いや、大丈夫だ。結構気に入ってる」
狐女「…そうか」
男「しかし…今まで二人でやっていたのか?」
狐女「ああ。お前がうちで働くようになって、私は屋敷の管理や家事に専念しているが」
男「…今まで大変だったんだな」
狐女「…感謝している」
男「…お互い様だ」
狐女「ふふ、そうか」
男「ああ」
225 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 00:24:37.48 ID:px25Fmn5O
>>220 ありがとうございます。
コンゴトモヨロシク…
>>221 旅、良いですねぇ…まとまった休みが取れたら、行ってみたいところです。
外道 仕事が表れた!
ニア 働く
働く
働く
嘆く
…行ってきます。
226 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 00:37:08.01 ID:EiOeVCVm0
健康だけを願っておりまする
227 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/30(火) 14:37:38.73 ID:+TWf3/500
228 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 18:31:38.15 ID:qNyYTQJPO
ニア まとまった休み、とれるといいな! 是非彼女さんとでかけて惚気てほしいわ。
229 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 19:28:19.42 ID:px25Fmn5O
〜翌朝 アパート〜
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
ガチャッ
男「はい」
元カノ「おはよ。頭冷めた?」
ガチャッ
男「…何で俺が頭冷やさなきゃならんのだ」
ジャリリリリン…ジャリリ ズボッ
男「朝っぱらから勘弁してくれ…」カチッ ボッ
男「まったく…」フゥー…
ザァァー…
男「しかも雨…」
男「(雨具雨具…)」フゥー…
男「(雨は体力を奪うからな…あったあった)」ガサガサ
男「…穴空いてる」フゥー…
男「(ま、無いよりマシか。ガムテープで塞いどきゃ上々だ)」
男「うし、行くか」グジッ
230 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 19:29:21.84 ID:px25Fmn5O
〜屋敷〜
狐娘「電話、繋がらない…」
狐女「朝から長電話、でしょうか?」
狐娘「何かあったのかも」
狐女「今日も行ってみますか?」
狐娘「うん!」
〜山中〜
ザッザッザッ
男「(穴は塞いだと思っていたが…)」
男「(蜂の巣にに近かったのか…これなら傘の方がよかったな)」
ガササササッ
男「?」
子狐・狐「!」
パァァ…
狐娘「お兄さーん!」ダキッ
男「うわっ…」グショッ…
狐娘「あれ?お兄さんビショビショ…着てるのに。雨具」
狐女「…穴だらけではないか」
男「保管場所が悪かったらしい」
狐娘「早く屋敷で乾かそ?」
男「水も滴るイイ男、だろ?」
狐女「…もう熱が出たのか」
狐娘「大変、急ご!」
男「…」
231 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 19:30:29.02 ID:px25Fmn5O
〜屋敷〜
狐娘「さ、脱いで。乾かすよ」
男「なん…だと…?」
狐女「乾くまでこれを着ていろ」ズイッ
男「…これ(着流し)では仕事が…」
狐女「今日は雨だ。屋敷内での仕事になる」
男「そうだったのか…やはり傘で来ればよかったな」
狐娘「朝、繋がらなかったから…電話」
男「ああ…電話線抜いたからな」
狐女「故障か?」
男「いや、まぁ色々とな。着替えてくるわ」スタスタ
シュッ タン
シュッ
男「…覗くなよ?」
狐女「…鶴にでもなるのか?」
狐娘「我慢する!」
男「ああ…」
シュッ タン
232 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 19:35:53.35 ID:px25Fmn5O
>>226 ありがとうございます。ささ、ごゆっくり。つ旦~
>>227 ホモ殿、ありがとねー!暑い日が続きます。お互いに気を付けましょう。つ旦~
>>228 盆休みに期待…出来ないかなぁ…
まま、ごゆるりと。つ旦~
今日は早出になります。深夜の部は御容赦を…
では、また ノシ
233 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/07/30(火) 19:55:52.65 ID:+TWf3/500
つC
234 :
童貞服屋 ◆WF91fD0QMbTg :2013/07/30(火) 20:22:09.80 ID:9PyGOgJtP
シエンタ
235 :
名も無き被検体774号+:2013/07/30(火) 20:23:05.49 ID:9PyGOgJtP
ごめん名前欄気にしないで
いつも楽しませて頂いてます
238 :
みかん猫:2013/07/30(火) 23:18:44.32 ID:EiOeVCVm0
これから名前付けます
頑張って下さい!お体には気をつけて
頑張れ
240 :
名も無き被検体774号+:2013/07/31(水) 00:14:10.19 ID:rSRM2aWdO
ニア 盆がダメでも元旦がある!諦めちゃダメだ!俺は応援するついでにヘビとクモとネコとキツネが擬人化して
>>1の手伝いをする呪いかける!
にしてもコテハンつけなくても誰かわかられるって嬉しいな。いつもお茶ありがとうズソソソソソ……
241 :
名も無き被検体774号+:2013/07/31(水) 05:40:25.29 ID:euW9AO1cP
お前はコテ付けてるようなもんだろ
ニアってなんだよ...
もうそれコテにすればいいのに
243 :
名も無き被検体774号+:2013/07/31(水) 09:31:13.54 ID:D7Bd7DSM0
ニアって指さしの形なのに意味もなく使ってる時点でもうコテにするべきだろw
244 :
名も無き被検体774号+:2013/07/31(水) 09:47:45.56 ID:rSRM2aWdO
最初は選択肢作ってニアで選んでたんだけど面倒になって
245 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 00:13:59.44 ID:e1bc6O7nP
ほ
246 :
1:2013/08/01(木) 00:18:59.68 ID:kxjhmcBEO
狐女「お前には倉の清掃、整理を頼みたい」
男「…やってみよう」
狐女「私は、娘様と屋敷内の清掃、及び家事を行う。」
狐女「何か解らないことがあったら呼べ」
男「『アンパンマーン!』でいいのか?」
狐女「…誰だそれは」
男「知らんのか?愛と勇気だけが友達の、孤高のヒーローだ」
狐娘「…哀しい人だね」
男「いや、パンの精だ」
狐女「も、もういい。仕事にかかれ」
男「…行ってくる」
スタスタスタ…
狐娘「女、今日はお兄さんに出せるかな?」
狐女「大分、味も見映えも良くなってきています。お昼に出してみますか?」
狐娘「うん!」
狐女「ふふ、さ、行きましょう」
狐娘「頑張る!」
狐女「はい。その意気です」ニコッ
247 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 00:20:06.30 ID:kxjhmcBEO
〜倉 昼〜
狐娘「お兄さん、お昼だよ」
男「お、もうそんな時間か」
狐娘「湿っぽいでしょ?倉」
男「…確かに」
狐娘「女もココは大変って言ってた」
男「…そうだな、アレをどかせば多少は風通しも良くなるだろう」
狐娘「まま、続きはお昼食べてから、ね?」
男「そうしよう」
狐娘「さ、早く早く!」グイグイ
男「わかったわかった、引っ張るな。太股が露になってあられもない姿になる」
狐娘「あ…ごめんなさい…///」
男「まあ、野郎の太股なんざ見ても…楽しくはないだろうが」
狐娘「…///」
男「…ちょっとだけよ?」チラッ ウフン
狐娘「〜っ!///」バタン
男「…どんだけなんだ…おい、しっかりしろ」ユサユサ
248 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 00:21:12.19 ID:kxjhmcBEO
〜お茶の間〜
狐女「遅かったな…何をしていた?」
男「いやなに、ちょっと俺の魅力について色々と…」
狐娘「///」
狐女「? まぁいい。冷めないうちに食え」
男「ああ。いただきます」パン
狐娘「…」ドキドキ
男「(何だ…?普段より見映えが悪い)」
男「(味は…相変わらず判らんが…美味いんだろうな?くらいか?)」モグモグ
狐娘「…お兄さん、美味しい?」
男「ああ。美味いんだろうな…って気はする。相変わらず判らねーんだけどな」
狐娘「そうなんだ♪」
男「(ああ、なるほど。これを作ったのは…)」
男「よくここまで練習したな」
狐娘「! バレちゃった」
男「もう少し見た目が整っていたら、気付かなかったかもな」
男「とは言え、期間を考えれば大したもんだ」
狐娘「えへへ〜♪」ニコニコ
249 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 00:27:37.19 ID:kxjhmcBEO
250 :
みかん猫:2013/08/01(木) 00:40:11.63 ID:SiaFlwzi0
地獄を抜ければ天国が待ってるはずです
お仕事無理せず頑張ってくだされ…
251 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/01(木) 00:50:19.99 ID:gyQ1+FtP0
252 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 08:02:55.15 ID:iNk1tiUP0
のののののの
253 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 08:03:27.23 ID:iNk1tiUP0
すまん誤爆した
254 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 15:43:34.96 ID:R7zQP+EkO
ニア そう言えば
>>1の職種知らねぇな。なにやってるん?借金取り?8の人?
255 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 19:34:24.19 ID:kxjhmcBEO
〜屋敷 夕方〜
狐女「(ふむ…とうに乾いているな)」
狐女「(取り敢えず、畳んでやるか)」サッ サッ
狐女「(…ぅ///)」
狐女「(何だというのだ…ただの布だろう)」サッ サッ
狐娘「女ー?」
狐女「はい」
狐娘「お兄さんが服乾いてないかって」
狐女「はい。こちらに」スッ
狐娘「渡してくるね」
狐女「はい。お願いします」ニコッ
狐娘「任せて!」タタタ
狐女「…」
〜屋敷前 夜〜
男「服やら飯やら、ありがとな」
狐娘「また作る!」
男「ああ、期待してる」ポフッ
狐娘「えへへ〜///」スリスリ
狐女「明日も宜しくな」
男「ああ。じゃ」
狐娘「気を付けてねー!」ブンブン
256 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 19:35:27.14 ID:kxjhmcBEO
〜アパート〜
男「(ただいまっと…)」
ガチャッ
男「(今日もよく働いた)」
バタン
男「(取り敢えずシャワーでも…ん?)」
男「変だな…」
男「(…小物の位置が変わってるような)」
男「(いや、気のせいか。今朝はバタバタしてたからな)」
男「(取り敢えずシャワーシャワー)」カラララ… ピシャッ
〜翌朝〜
男「…ぅ」
男「(これは…この感覚は…!)」
ゴホッ ゴホッ
男「(疑うまでもない…風邪だ)」
男「(マズイ。働き出して数日で風邪とか…凄まじいマイナスイメージだ)」
ゴホッ ゲホッ
男「(何とか風邪薬で騙し騙し…)」ガサガサ
男「(幸い、出るまでまだ時間はある。少しでも良くして…)」
チンポーン
狐娘「お兄さーん」
男「ああ…エロールよ…!」
257 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 19:36:37.06 ID:kxjhmcBEO
狐女「ふむ…風邪だな」
狐娘「昨日の雨?」
男「…多分」
狐女「濡れ鼠だったからな」
狐娘「今日はお兄さんの看病だね」ニコニコ
男「いや、二人は戻って仕事を…」
狐女「構わん。お前が来てまだ三日だが、かなり進んでいる」
狐女「それに…」
狐娘「看病〜♪」スリスリ
男「…把握した。こらこら、感染るぞ?」
狐娘「感染ったらお兄さんが看病!」ニコニコ
男「…我が家では尻にネギを挿すが…いいのか?」
狐娘「な、治るの?それ…」
男「…治らないだろうな」
258 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 19:39:07.54 ID:kxjhmcBEO
>>250 みかん殿、ありがとうございます。
>>251 仕事は色々やらされますね。…とだけ。
ごゆっくりー!
>>252 >>253 大変ですぜ?旦那ぁ…読まないと祟られちまうみたいで…ウェッヘヘヘ…
>>254 …いくらブラックとは言え、法に触れるような事は///
今日も早出かもしれませぬ…
259 :
名も無き被検体774号+:2013/08/01(木) 21:18:36.83 ID:fLfPXByAO
尻に挿すなよw
まあ我が家でもそうだが
アッー!
261 :
みかん猫:2013/08/02(金) 12:10:46.57 ID:zHBycIbA0
262 :
名も無き被検体774号+:2013/08/02(金) 16:18:13.08 ID:y4D+QduuP
>>259 おいおい、尻に挿す家庭があるかよ。
我が家の場合は尻に挿すけど
263 :
名も無き被検体774号+:2013/08/02(金) 20:29:14.36 ID:oPk5LgF+P
みんな尻にネギ挿すとかマジかよ…
うちなんてせいぜいアナルだぜ
264 :
1:2013/08/03(土) 00:21:26.61 ID:6f5ANqdLO
〜昼〜
狐女「粥だ。食えるか?」
男「…ああ」ゴホゴホッ
狐娘「私もお手伝いしたよ♪」
男「日に日に上達してるな…」
狐娘「頑張ってる!」
男「イイ子だ」ナデナデ
狐娘「えへ〜///」
狐女「辛いなら残しても構わんが、出来るだけ食べた方がいい」
男「…食欲はある。明日には治ってるだろ」
狐女「…だと良いがな」
狐娘「あ!あーんしてあげる///」
男「いや、自分で食える」
狐娘「残念…」ションボリ
男「…大風邪ひいた時には頼む」
狐娘「あ…うん!どんどんひいて!」
男「いやそれは…」
265 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 00:23:37.16 ID:6f5ANqdLO
男「」zzz…
狐娘「(お邪魔しまーす…)」ゴソゴソ
狐娘「(暖か〜♪)」スリスリ
狐女「…」
狐娘「女もおいでよ、お兄さん暖かいよ」
狐女「い、いえ…それは…」
狐娘「お兄さん、嫌い…?」
狐女「そんなことは!」
狐娘「わわ、しーっ!」
狐女「あ…も、申し訳ありません…」
狐娘「ほら、早く♪」
狐女「で、では…失礼して…///」
狐娘「えへへ〜///」スリスリ
狐女「娘様は…この者を余程気に入られたのですね」
狐娘「女も、でしょ」ニコッ
狐女「!」
狐娘「難しい事、解んないけどね、嬉しいんだよ?」
狐女「娘様…」
狐娘「女は、ずっと一緒に居てくれる。お兄さんもそうだったら…いいなぁ…」
狐女「…はい」
266 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 00:24:42.01 ID:6f5ANqdLO
男「」zzz…
狐娘「」クゥ…クゥ…
狐女「(ずっと一緒…だと、確かに…)」フフ
ガチャッ
狐女「?(玄関…?)」ピクッ
バタン スタスタ
ガチャッ キィ…
狐女「どちら様でしょう?」
元カノ「キャッ!だ、誰!?」
狐女「…失礼しました。男の上司で女と申します」
元カノ「わ、私は元カノ。男の彼女よ」
狐女「妙、ですね。既に別れたと聞いておりますが」
元カノ「そんなことないわよ!」
狐女「お静かに。男は体調を崩して寝ています」
元カノ「なら私が看病するわ」
狐女「…失礼ながら、貴女が居ては、男はゆっくり休めぬかと」
元カノ「何ですって!?」
狐女「お静かに。今日のところは、我々にお任せ下さいますよう」
元カノ「我々…?」
267 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 00:28:30.74 ID:6f5ANqdLO
268 :
みかん猫:2013/08/03(土) 00:42:28.71 ID:axReUYYj0
なんという天界
270 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/03(土) 02:03:04.52 ID:kk6eH0Nu0
そういえば狐女って俺の女のこと?
>>1どこで俺の女と出会ったんだ!?
271 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 13:05:43.95 ID:hrB4oQgv0
272 :
みかん猫:2013/08/03(土) 13:34:44.71 ID:axReUYYj0
273 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 13:45:45.76 ID:Ak2FQY6yO
274 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 19:22:04.82 ID:6f5ANqdLO
狐女「私と、私達の主にあたる娘様が付いておりますので」
元カノ「私がいながら女を二人も部屋に…フザけんじゃないわよ!」
狐女「…困った方ですね」
ガチャッ
狐娘「女?どしたの?騒がしいけど」
狐女「申し訳ありません、娘様。こちらの方が少々…」
元カノ「アンタが娘?男は部屋よね?」
狐娘「そうだけど…アナタはダメだよ?」
元カノ「は?私は彼女よ?」
狐娘「…お兄さん、嫌がると思う。だから
元カノ「どきなさい!」ドンッ
狐娘「あ!」
狐女「娘様!」
ガチャッ キィ…
男「…何を騒いでんだ…?」ゴホゴホッ
男「…お前か」ハァ…
元カノ「男…!体調悪いの?私が看てあげるからね?」
男「…帰れ」
275 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 19:23:13.84 ID:6f5ANqdLO
元カノ「まだ怒ってるの?反省してるし、男だって仕事仕事って!」
男「帰れ!」
男「(ぅ…マズイ…)」フラッ
狐娘「お兄さん!」ガシッ
元カノ「ちょっとアンタ!なに触ってんのよ!」タタッ
狐女「…」ガシッ
元カノ「ちょっ…!放しなさいよ!」
狐女「…これ以上の狼藉は許さん。帰れ」
元カノ「くっ…」
スタスタスタ ガチャッ バタン
狐娘「お兄さん、大丈夫?」
男「…ああ。取り敢えず布団に戻る」
狐娘「…ごめんなさい」
男「? 何故謝る」
狐娘「…嫌な思い、させたね。お兄さん」
狐女「娘様、それは私が…」
男「…お前達のせいじゃないだろ」ポフッ
狐娘「あ…」
男「会わないでいいように、動いてくれたんだろ?女もありがとな」
狐女「…ああ」
276 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 19:24:21.46 ID:6f5ANqdLO
〜夜〜
狐娘「お兄さん、どう?」
男「大分いい…二人のお陰だ」
狐娘「〜♪」スリスリ
狐女「気になったのだが」
男「?」
狐女「合鍵を渡しているのか?」
男「…なるほど。小物の位置に違和感を覚えたのは…」
狐娘「…勝手にってことかな?」
男「大家に言って、シリンダー変えてもらうしかないな」
狐女「ふむ…気を付けることだ」
男「ああ」グゥ〜…
狐娘「ご飯、だね」ニコッ
男「……ああ」
狐女「ふふ、少し待て」
277 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 19:30:20.77 ID:6f5ANqdLO
278 :
名も無き被検体774号+:2013/08/03(土) 22:11:04.20 ID:Xvs9WEMlO
ニア うへぇ……キチガイ予備軍じゃなくてキチガイだったか元カノは……。ところで
>>270-272が勘違いしてるみたいだが、俺の女だと説明してくれないか?
>>1
279 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 00:19:14.17 ID:MUDFMRlA0
夏目友人帳の子狐思い出すわー
280 :
みかん猫:2013/08/04(日) 03:59:36.85 ID:vOc2vGJF0
281 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 09:47:07.06 ID:4UOSkGgm0
282 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 13:13:28.46 ID:9QlI6vnF0
ほ
283 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 19:48:51.36 ID:qTHAHsGBP
い
284 :
1:2013/08/04(日) 20:18:21.88 ID:Km6lzV48O
男「食った食った…」ゲフーリ
狐娘「お兄さん、今日…泊まってもいい?」
男「…ああ。狭いトコだが」
狐娘「やた!」
狐女「風呂も借りていいか?」
男「ああ。なんなら湯を張って、しっかり暖まれ」
狐女「ふふ、そうしよう」
狐娘「おっ風呂〜♪」タタッ
男「…元気な子だ」
〜深夜〜
男「」zzz…
狐娘「女…?」
狐女「はい」
狐娘「お兄さん、きっと明日から働きだすと思う。でも、病み上がりだし、その…」
狐女「…娘様、明日はお休みですよ」ニコッ
狐娘「あ…」
狐女「さぁ、もう寝ましょう?早起きすれば、たくさん遊べますよ」
狐娘「うん!」
285 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 20:19:27.22 ID:Km6lzV48O
〜翌朝〜
男「(風邪はもういいようだ)」
男「(遅れを取り戻さねーと…うし!やるぞ!)」
狐女「おはよう。体調はどうだ?」
男「おお、おはよう。もうすっかり良い」
狐女「そうか。何よりだ」
男「すぐに支度する。今日は草刈の続きか?」
狐女「いや?今日は休みだ」
男「なん…だと…?」
狐女「嫌なのか?」
男「嫌とは言わんが…この俺の、迸る熱いナニカはどうすれば…」
狐女「取り敢えず朝食にしよう。娘様を起こしてくれ」
男「…わかった」
286 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 20:20:47.71 ID:Km6lzV48O
男「おい小娘」ユサユサ
狐娘「」クゥ…クゥ…
男「これ小娘」ユサユサ
狐娘「」クゥ…クゥ…
男「(おのれ…野郎ならカンチョーかますところだが)」
男「仕様の無い…」
ガシッ グイ〜ッ グイ〜ッ
狐娘「…ひひゃい」
男「おはよう」ニコッ
狐娘「…ん〜…!」
狐娘「おはよー!お兄さーん!」ダキッ
男「朝飯だとさ」
狐娘「わかった、行く!」
〜お茶の間〜
狐娘「…というワケで」モグモグ
男「色々見て回りたいと?」ズズッ
狐女「どうせ暇だろう?」
男「…ああ」
狐娘「なかなか、こういう機会無くて」
男「…そうか。どこまで期待に沿えるかはわからんが…」
狐娘「お兄さんとだから大丈夫!」ニコニコ
男「お、おう」
287 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 20:25:12.65 ID:Km6lzV48O
288 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 20:32:07.97 ID:a4jLowOoO
ニア 夏目友人帳マジでいいぞ!オススメはヒノエと田沼!あと狐女さんを嫁にください!ズソソソソ……ふぅ
289 :
名も無き被検体774号+:2013/08/04(日) 21:07:52.09 ID:qTHAHsGBP
夏目友人帳おもしろいよね
290 :
みかん猫:2013/08/04(日) 23:14:54.50 ID:vOc2vGJF0
いやいや狐女さんは俺の許嫁だ
初見だけど楽しんでるよ
頑張らず頑張ってね
292 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/05(月) 00:08:56.98 ID:Z5RhvlVn0
つC
293 :
1:2013/08/05(月) 00:22:50.78 ID:15j8o7LwO
〜遊園地 昼〜
男「…まあ定番だろう」
狐娘「アレ、大丈夫?」
男「いきなりか…乗ってみるか?」
狐娘「うん!」
狐女「ほ、本当に安全なんだろうな?」
男「毎回死傷者が出るような物を置いているとでも?」
狐女「…むぅ」
男「男は度胸、何でも試してみるのさ」
狐娘「行こ!早く!」
〜三十分後〜
男「…」
狐女「…」
狐娘「ね、もう一回、もう一回行こ!」
男「…これが若さか」
狐女「娘様、こうも続けてでは身が持ちません…」
狐娘「えぇ〜」
男「…アレはどうだ?あれも楽しいぞ」
狐娘「お馬さん?」
狐女「ふむ。あれならば何とか」
男「ちなみに俺はカボチャの馬車に乗る」
狐女「…さらに楽そうだな」
男「それもあるが…この歳でアレには跨がれん」
294 :
名も無き被検体774号+:2013/08/05(月) 00:24:00.37 ID:15j8o7LwO
狐娘「お兄さん、アレは?」
男「お化け屋敷だな」
狐娘「お化け!?」
狐女「なんと…」
男「…一応言っとくが、人間が仮装してるだけだからな?」
狐娘「お化け、怖い」
男「えっ」
狐娘「えっ」
狐女「貴様…まさかとは思うが『似たような存在だろう』とか考えてないだろうな?」
男「さあ、次行ってみよう」
狐娘「うん!」
狐女「あ、こら!」
〜レストラン 夜〜
狐娘「ハンバーグ、美味しい!覚えた♪」モグモグ
狐女「ふむ…洋風もなかなか…」ムシャムシャ
男「気に入ったか?」
狐娘「うん!」
狐女「洋風も良いものだな。色々と調べてみよう」
狐娘「屋敷でハンバーグ食べられるようになる?」
狐女「はい」ニコッ
狐娘「わーい!」
295 :
名も無き被検体774号+:2013/08/05(月) 00:25:07.00 ID:15j8o7LwO
〜アパート〜
狐女「…迷惑ではないか?」
男「いや、それに…」
狐娘「」クゥ…クゥ…
男「起こすのも忍びない」
狐女「ふふ、そうか」
男「布団を敷いてくる」
狐女「ああ」
〜十分後〜
男「コーヒーでも淹れよう」
狐女「今日は色々とすまないな」
男「気にするな。看病の礼だと思え」コポコポ
狐女「…ああ」
男「…出来たぞ」コトッ
狐女「有り難く」
男「そういやあの子の家族は?」
狐女「…」
男「…悪いこと聞いたか?」
狐女「いや…」
男「言い難い事なら、無理には聞かんぞ?」
狐女「…」
296 :
名も無き被検体774号+:2013/08/05(月) 00:32:11.68 ID:15j8o7LwO
>>288 ニア殿毎度〜。夏目友人帳、少女漫画?というのは分かったのですが、詳細は未だでして…
>>289 面白いみたいですね///
>>290 落ち着きなせぇ、みかん殿 つ旦~
>>291 ありがとうございます。どうぞごゆるりと つ旦~
>>292 ホモ殿、支援ありがとう!ごゆっくり〜
ああ…俺、仕事なんだ…
>>296 ありがてぇズズズゲハァ
夏目は、時間があるならアニメで見たほうがいいかもね?
にゃんこ先生っていう猫がよく動くし
あと狐の子も可愛い
298 :
名も無き被検体774号+:2013/08/05(月) 14:01:08.14 ID:qTGthx2JO
ニア そうそう、Lalaって雑誌で連載してるのよ。
えーっと、かい摘まんで説明するとね。主人公の祖母(以下レイコ)が妖が見える人間でして、
レイコさんはそのせいで人に嫌われてたんですよ
で、妖を相手にして戦って、紙に名前を書かせた束がありまして、それが「友人帳」
名前を呼ばれた妖は必ず呼んだ人のところに行かなきゃいけない、まぁ妖を操れる紙の束なわけです
で、その友人帳を主人公(以下夏目)が受け継いで、しかも夏目も妖が見えるおかげで気味悪がられるのよ
そこでニャンコ先生にあって、夏目が死んだら友人帳を譲るって条件で、妖達に名前を返していく話
アニメだとニャンコ先生がクソ可愛い。あとヒノエが綺麗
個人的には三期がオススメかな。あと二期も。四期入った辺りから的場が出るんだっけ?
299 :
名も無き被検体774号+:2013/08/05(月) 14:06:37.88 ID:qTGthx2JO
ニア ちなみに今夏目は十六巻まで出てるよー
夏目はね、どこか切なくなる物語だから彼女さんと見るといいかも。人間関係の優しさが垣間見える作品
んで、夏目を描いてる蛍火の杜へっていうのもいいよ。よかったら読んでみて
アニメの方から入るとスルッと入れると思う。アニメだと子狐以外にカイの話もありだぜ!
夏目は子狐と毛玉のと雛のが可愛いな
この隙に狐娘は貰った!
301 :
みかん猫:2013/08/05(月) 23:30:04.64 ID:MFUIxXMC0
伸びてあがってるから更新されたと期待しちゃったじゃないかよバカあああ(っ´Д`)
303 :
1:2013/08/06(火) 00:26:32.10 ID:O99AjwzzO
狐女「娘様は…一族の中でも高位の家の方でな」
狐女「…当然、周囲の期待も高いものだった。しかし…」
男「(なんかバカっぽいよな?とか言ったらキレるんだろうな…)」
狐女「結局…家の恥になると、閑散としたあの山に…」
男「左遷…兼軟禁、みたいなもんか」
狐女「…ああ」
男「お前は何故、小娘に付き従う?上からの命令か?」
狐女「…最初は…確かに」
狐女「だが今は、私自身が望んでお仕えしている」
男「…そうか」
狐女「娘様は…確かに頭の方は、その、あまり…」ゴニョゴニョ
狐女「だが、生まれや身分を気にせず、分け隔てなく接する娘様を…私はいつからか…」
男「…なるほど」
狐女「少々、長くなってしまったな」
男「いや、聞いて良かったと思ってる」
狐女「…そうか」
304 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 00:27:42.24 ID:O99AjwzzO
狐女「…なぁ」
男「ん?」ズズッ
狐女「お前たち人間からすれば、私達は…化け物、だろう?」
男「ああ」
狐女「平気なのか?」
男「化け物より恐ろしい人間が、彷徨いてる世の中だからな…」
狐女「そ、そうなのか?」
男「ああ。それに、お前達を見た時『ああ、人間ってのは、こういうのを言うんだろう』って思ったくらいだ」
男「…知った時は流石に驚いたが」
狐女「…そうか」
男「ん…もうこんな時間か。そろそろ風呂入って寝るか」
狐女「先に入ってくれ。私はカップを片付けよう」
男「ああ、頼む」
カラララ…ピシャッ
狐女「(不思議な男だ…娘様が惹かれるのも…)」ジャー
狐女「(いや、私も…か)」カチャカチャ
狐女「(主従揃って物好きと笑われようか?だが…それでも…)」
305 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 00:28:44.44 ID:O99AjwzzO
〜翌朝〜
男「…ぅ、朝か」
男「…重い…うえに暑い…」
狐娘「」クゥ…クゥ… スリスリ
狐女「」スゥ…スゥ… スリスリ
男「…」
男「」ハッ
男「(取り敢えず起こそう、そうしよう)」
男「おい小娘」ユサユサ
狐娘「」クゥ…クゥ…
男「(ダメだ…やはり効かん)」
男「おい女」スッ…
男「(いや待て、再度ゴスッは扱いの差を攻められそうだ…)」
男「これ女」ユサユサ
狐女「ぅ…」
男「起きたか?」
狐女「ああ…すまん。いま退こう」
男「おう」
狐女「あ!」グラッ
男「む」ガシッ
狐女「か、重ねて…に、なるが、す、すまん///」
男「いいさ。足元、気を付けて立て」ポンポン
狐女「う、うむ///」
狐娘「女ずるい〜!」ガシッ スリスリ
狐女「む、娘様、これは…///」
男「…何がどうよ」
娘なにした
307 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 00:34:25.53 ID:O99AjwzzO
>>297 最近はあまり時間が…今度レンタル店で探してみます。
>>298 >>299 ニア殿、詳細説明ありがとうございます。面白そうですね///
>>300 子狐と毛玉と雛...φ(..)
>>301 みかん殿、まま、もひとつ つ旦~
>>302 お待たせしました。どうぞごゆっくり。
さぁ…仕事の時間だ…
計らずともリアルタイムで見れるようになった
更新楽しみ
309 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/06(火) 01:03:31.23 ID:Aed+G/lk0
毎日忙しそうで…
>>1こそたまにはゆっくりどーだ?つ旦
310 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 18:16:05.77 ID:GlQjYHL80
そろそろ保守
311 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 19:46:51.66 ID:q8dW6UnOO
ニア あとはノベライズとかも出てるよ、ファンブックもあったっけ?よかったらぜひみてみて!
312 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 20:03:41.38 ID:O99AjwzzO
〜屋敷前〜
狐女「では、仕事にかかってくれ」
男「あいよ」
狐娘「行ってくるねー!」ブンブン
〜山中〜
狐娘「えしょ、えしょ」ザクッ ザクッ
男「草刈り機があると早いんだが…」ザクッ ザクッ
狐娘「お兄さん、使えるの?」
男「爺さんの手伝いで何度か使ったぞ?」
狐娘「今度取り寄せとく!」
男「女なら使えそうだが…何かあったのか?」
狐娘「女…機械、ダメ」
男「…そうか」
狐娘「草刈り機あると早そうだね〜」
男「まあ小石やら、木の根やらには気を付けにゃならんが」
狐娘「危ない?」
男「草刈り機の刃でハネ飛ばした小石は、窓ガラスくらい割るぞ?」
狐娘「…気を付ける」
313 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 20:04:51.95 ID:O99AjwzzO
〜屋敷 昼〜
狐娘「ただーいまー!ご飯ー!」
狐女「出来ておりますよ。ささ、まずは手を洗って」
狐娘「うん!」
男「毎度の事だが、すまんね」
狐女「気にするな。しっかり食って、しっかり働いてほしいだけだ」クスッ
男「…ああ」
〜お茶の間〜
狐娘「ハンバーグ!」
狐女「大体想像通りでしたので」ニコッ
狐娘「女凄いー♪」パクパク
男「大したもんだ」モグモグ
狐女「ふふ、そうか」
男「(? 今日は機嫌が良いのか…)」ズズッ
314 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 20:06:11.33 ID:O99AjwzzO
〜山中 夕方〜
男「ふぅ…」トントン
狐娘「一日中、中腰はキツいね」
男「長いデスクワークで鈍ってんな…」カチッ ボッ
狐娘「前の仕事?」
男「ああ」フゥー…
狐娘「…戻りたい?」
男「いんや。今の仕事の方が良い」
狐娘「良かった」ニコッ
男「ああ。良い仕事、ありがとな」ポフッ
狐娘「うん!」
男「んーじゃ、もう一踏ん張りだな」フゥー… グジッ
狐娘「頑張る!」
男「おう」
〜屋敷 夜〜
狐娘「今日はココまで」スッ
狐女「本当に良いペースです」ニッコリ
男「何よりだ」
狐女「ささ、お疲れでしょう。食事の用意が出来ております」
狐娘「ご飯ご飯♪」グイグイッ
男「こら引っ張るな」
315 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 20:13:00.23 ID:O99AjwzzO
楽しい
317 :
名も無き被検体774号+:2013/08/06(火) 23:10:04.88 ID:q8dW6UnOO
ニア ケモナーで不思議な話好きな
>>1にとっても色んな資料になると思うよ。そして相変わらず狐女さんはふつくしい……
318 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/06(火) 23:23:01.63 ID:Aed+G/lk0
飲みたいがけのむがいい!!!
つ旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
規制解けてやったーこれで思う存分支援できるーとか言って何故かまた即規制食らってましたが、また規制解けたんでこれで今度こそ思う存分支援できる!!
前作でもそうだったけど、
>>1の物語に出てくる人ってなぜか夏目友人帳に出てきそうな格好で脳内再生されるんだよね
今回の狐娘なんてモロww
320 :
みかん猫:2013/08/07(水) 08:28:05.13 ID:YdaooKHD0
前はコメント書けなかったが
まとめて読んだ。
やっぱり
>>1はケモナーなのかと思った
まぁ、俺もケモナーに近いものが…
>>1とはいろいろ語れそうだな
>>318 しっかり頂いていくぞ
旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦⊂
321 :
名も無き被検体774号+:2013/08/07(水) 14:51:06.96 ID:DctEFMo+0
見ててほんわかする
322 :
名も無き被検体774号+:2013/08/07(水) 15:46:02.82 ID:M6pW6P3zP
今迄ROM専だったけど前作から見てます!今回も俺好みの作品で更新が楽しみですわ。無理せずゆっくりでいいの更新楽しみにしてます。
長文スマソ
323 :
名も無き被検体774号+:2013/08/07(水) 22:54:38.87 ID:A2qoiFV1O
ニア ……今日は更新ないのかな(´・ω・)サミシス
なさそうなのでオッサンも寝ようかしら
おっさん寝たいから狐娘ちゃんこっちおいで?ケーキあげるからね?
新着7もあるから更新来てると思ったのに…
328 :
みかん猫:2013/08/08(木) 07:35:43.81 ID:6Lyy0+Iz0
狐娘がよってきた
しゃーない狐女ちゃんこっちおいで?男のパンツあげるからね?
330 :
名も無き被検体774号+:2013/08/08(木) 14:29:53.46 ID:qEi7MFBGO
ニア お巡りさん早く早く! なんかヤバい人居る! 早く! こっち!
331 :
1:2013/08/08(木) 20:06:33.11 ID:AyjqwGkPO
332 :
名も無き被検体774号+:2013/08/08(木) 20:49:59.63 ID:qEi7MFBGO
ニア ふっ……今夜は寝れないな……。夏目、ある程度語れるようになったら語ろうぜ!
333 :
1:2013/08/09(金) 00:15:50.20 ID:XtVLaLjRO
〜アパート〜
男「(うん…元カノが侵入した形跡は無い)」
男「(シリンダー、迅速に変えてくれたみたいだし…大家に感謝だな)」
男「(あとは電話か…)」
プチッ
電話「メッセージは52件です」
プチッ キューッ
電話「メッセージを消去しました」
男「(…何か怖いぞ)」
〜翌朝〜
チンポーン
男「? 迎えにしては早い…」
ガチャッ
元カノ「…」
男「お前か…」
元カノ「…この前の二人は何?」
男「雇用主と上司だ」
元カノ「何で部屋に入れてんの?それに看病って…!」
男「なぁ…悪いが、お前とはもう無理なんだ」
元カノ「1回よ?たった1回!それに好きなのは男だけ!」
男「…1回で反吐が出る。もう来ないでくれ」
バタン
334 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 00:17:14.36 ID:XtVLaLjRO
〜屋敷〜
狐女「引き続き草刈を頼みたい…が、顔色が良くないな」
男「…問題無い。それ、使っていいのか?」
狐女「ああ。気を付けて使ってくれ」
狐娘「取り寄せた♪」ニコニコ
男「ありがとよ」ポフッ
狐娘「〜♪」スリスリ
〜山中〜
ヴィィィィィン
男「ヒャッハァ!汚物は消毒だぁぁ!」バリバリ
狐娘「お、お兄さん…」
男「気にするな。男は殲滅用の機械を持つとこうなる」バリバリ
狐娘「そ、そうなんだ…」
男「見ろぉ!草がゴミのようだ!」ハッハッハッ
狐娘「(元気そうだし、イイんだよね…ね?)」
〜屋敷 昼〜
男「アレは…良い物だ」
狐女「…草刈り機か?」
狐娘「お兄さん、テンション高かった」
狐女「ふむ…男性は機械が好きな方が多いと聞きます」
狐娘「…そなんだ」
335 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 00:18:19.98 ID:XtVLaLjRO
〜山中 15時〜
狐娘「お兄さん、休憩しよ」
男「おう」
狐娘「すごく進んだね」ニコニコ
男「ああ。やっぱコレがあると早いわ」
狐娘「だね〜♪」
狐女「娘様ー!」
狐娘「あ!女だ!おーい!」
狐女「これはまた…かなり進みましたね」
狐娘「ほとんどお兄さん。バリバリーって」ニコニコ
狐女「そうでしたか」ニッコリ
男「ほとんど草刈り機。バリバリーって」ニコニコ
狐女「ふふ、娘様の真似をするでない」ペチッ
男「(…あれ?)」
狐女「どうした?」
男「…」ピトッ
狐女「な、何を!///」
男「いや、熱を」
狐娘「熱は無いよ。ね?女♪」ニコニコ
狐女「…はい///」
男「?」
336 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 00:22:08.76 ID:XtVLaLjRO
>>332 ええ、眠れませんね。仕事ですからぁ!
読むの楽しみです///
さあ、お仕事お仕事…
337 :
地獄のホモオ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/09(金) 00:52:12.81 ID:ZS+EsHO80
>>336 仕事頑張ってくれ、たまにレス忘れるがしっかり見てるからな!つ旦旦旦旦旦旦旦旦旦
読んでるよー
仕事大変そうだし、無理せず更新してくれ
無理すんなよー
狐女ちゃんきゃっわいー
こっちおいでよーねー?
341 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 05:29:24.28 ID:N5W0Y6D+O
ニア なんか仕事のせいで
>>1のテンションが壊滅してる気がする。仕事ならば仕方ないよなぁ……更新も夏目も大人しく待ってる。
>>339お巡りさんコイツですタイホお願いします
343 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 14:01:31.74 ID:pOTbFA92P
>>342 ゲヘヘ、お巡りさんがタイホしちゃうぞぉww
344 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 16:29:25.30 ID:OQ/VCVDs0
おさわりマン
>>343です。やっちゃってください♂
345 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 17:28:52.08 ID:N5W0Y6D+O
なんでお巡りさんまで変態になってんだよ!!
衝撃過ぎてニアつけるの忘れたじゃねぇか!!
追いついた
いい話だな
正直ニアニアうるせえなあと思っていたので、忘れてるくらいでちょうどいい
狐娘みたいな子ほしいなー
349 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 19:27:19.78 ID:XtVLaLjRO
狐娘「どしたの?急用?」
狐女「いいえ、おやつをお持ちしました」ニコッ
狐娘「おやつ!」
狐女「ドーナツに御座います」
狐娘「女、ありがと!」パクパク
狐女「…お前も」スッ
男「…有り難く」パクッ
狐女「娘様、お茶もどうぞ」
狐娘「」モグモグ スッ ゴクゴク
狐女「ふふ」ニコニコ
男「…(この二人と居ると、自然と笑顔になる)」
男「(ふと、ガラスに映る笑顔の自分を見て、『誰だお前は』と思う時もあるが…)」
男「(いつかは『お、今日もハンサムだなw』と自然に思えるようになるんだろうか…?)」
狐娘「…お兄さん?」
男「ん?」
狐女「どうした?気分でも優れぬか?」
男「いや、大丈夫だ」
狐娘「疲れたら言ってね?私がお兄さんの分も頑張る」ニコッ
男「…バカタレ」グリグリ
狐娘「〜♪」
350 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 19:28:26.68 ID:XtVLaLjRO
〜屋敷前 夜〜
狐娘「また明日ー!」ブンブン
狐女「気を付けてな」
男「ああ」
ザッザッ…
狐娘「お兄さん、時々元気無くなる…」
狐女「…はい」
狐娘「お兄さんが元気無いと、苦しい」
狐女「…はい」
狐娘「大丈夫だよね?お兄さん、もう…あんな事…」
狐女「それは大丈夫でしょう。ただ、何かに悩んでいるような…」
狐娘「悩み事?」
狐女「はい…話してくれれば、一番なのですが…」
狐娘「…難しいね」
狐女「はい…」
351 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 19:29:31.88 ID:XtVLaLjRO
〜アパート〜
男「(…にしても)」カチッ ボッ
男「(毎度毎度タダ飯も気が引ける)」フゥー…
男「(たまには此方から何か…)」
男「(甘い物、好きだったな。買ってってやるか…)」フゥー…
男「(いや、待てよ…)」グジッ
男「(醤油、砂糖、みりん、塩…お、あったあった。お酢)」
男「(揚げは明日の朝、早めに起きてコンビニで…)」
男「(ご飯セット…こんなもんか)」
〜翌朝〜
男「…出来た」
男「(問題は味見が出来んことだが…毎年正月に作らされてたし、好評だった…)」
男「(大丈夫だろ。多分)」
352 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 19:37:11.71 ID:XtVLaLjRO
お疲れさん
今日も狐女ちゃん襲おうかと思ったけど止めておこうかな
354 :
名も無き被検体774号+:2013/08/09(金) 21:37:32.03 ID:N5W0Y6D+O
ニア ひしがきかぁー、やっぱ初代メンツもいいよね!初期なら時雨がオススメかなぁ。
ちょろっと見えるレイコさんの優しさとかひしがきの気持ち考えるときゅんきゅん来るんだよね
355 :
1:2013/08/10(土) 00:19:33.80 ID:e+TNX6rJO
〜屋敷前〜
狐娘「おはよー!」ダキッ
狐女「おはよう。今日も頼むぞ」
男「ああ。これ、部屋にでも置いといてくれ」
狐女「? 構わんが」
狐娘「…お弁当?」
狐女「…!」
男「いや、飯は女のがあるからな。なに、楽しみにしてろ」
狐女「」ホッ
狐娘「わかった!楽しみにする!」
男「ああ。じゃ行くか」
狐娘「うん!」
〜山中〜
ヴイィィィィン
男「快適快適」バリバリ
狐娘「束ねて結んで…束ねて結んで…」ワシワシ キュッ
カチッ ヴゥゥン…
男「一息いれよう」
狐娘「うん!」テテテ ガシッ
男「俺は刈るだけだから楽なもんだが、お前はキツくないか?」ナデナデ
狐娘「大丈夫!それに女も、『娘様は単純作業が向いてますね』って言ってた♪」
男「………そうか」
356 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 00:20:36.94 ID:e+TNX6rJO
〜屋敷 昼〜
狐娘「ただいまー!お腹空いたー」
狐女「お帰りなさいませ。ご飯の用意、出来てますよ」ニコッ
狐娘「手、洗って行くねー!」
狐女「はい」
男「俺も洗ってこよう」
狐女「ああ」
〜お茶の間〜
狐娘「あれ?朝の包み?」
男「ああ。女の料理の前では霞んでしまう物だが…」スルッ
カパッ
狐娘「!」
狐女「なんと…!」
狐娘「稲荷寿司…お兄さんが?」
男「ああ。これだけは何度か作ったことがある。そう悪くはない筈だ」
狐女「娘様のために作ってくれたのか…」
男「小娘もだが、お前もだ」
狐女「…!」
男「味は保証せんぞ。知ってるだろ?」
狐女「不味い訳が、あるものか…!」
男「そ、そうか?」
狐娘「うん!」ニコニコ
狐女「ああ」ニコッ
357 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 00:21:48.00 ID:e+TNX6rJO
〜屋敷 夜〜
狐女「今日もお疲れだったな」
男「ああ、お疲れさん」
狐娘「お疲れ様〜♪」スリスリ
狐女「明日、何か食べたい物とかあれば、ある程度は応じ…」ハッ
狐女「すまん…」
男「別に気にしちゃいないさ」
狐女「う、うむ…」
狐娘「お兄さんのお稲荷さんのお礼、したかったんだよね」ニコニコ
狐女「はい…」
男「俺の…お稲荷さんだと…?」
狐娘「すっごく美味しかったよ!」ニコニコ
男「…何よりだ(通じるワケないわな)」
〜お茶の間〜
狐娘「いただきまーす!」パクパク
男「…」モグモグ
狐女「(…舌、か。何とかならないものか…)」ズズッ
358 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 00:25:02.74 ID:e+TNX6rJO
>>353 毎度ー!まま、ごゆるりと…
>>354 ニア殿毎度ー!ポチポチ読んでいきまする///
はいよお仕事お仕事…
359 :
地獄のホモォ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/10(土) 02:00:31.76 ID:hnqsK8KQ0
お仕事…どんなブラックなんだ?
360 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 06:55:16.77 ID:xSxSGv2n0
俺もお稲荷さんに感謝して何かしてあげなきゃいけないのか
2回更新とはサービスが良すぎる
362 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 13:39:45.44 ID:ICvrMftCO
ニア
>>1が夏目に染まっていくのが楽しみで仕方ない。つーかお前さん少し休んだらどうだ?
相変わらず男の小ネタがw
しかし元カノが何かやらかしそうで不安だな
実在するよねああ言う女
364 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 19:28:51.24 ID:e+TNX6rJO
〜喫茶店〜
美男「ふ〜ん」
元カノ「…どうする?」
美男「可愛いんだろ?ヤるヤる」
元カノ「じゃ、頼んだわよ」
美男「新しい子の紹介ヨロシクな」
元カノ「…上手くいったらね」
美男「任せろってw」
カランカラン
元カノ「(どうせあの二人が唆してんでしょ…なら)」
元カノ「(あの二人が男から離れればいい…)」
元カノ「(あとは意気消沈の男を私が慰めれば…完璧♪)」
元カノ「(…もう少しの辛抱ね)」
365 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 19:29:56.63 ID:e+TNX6rJO
〜翌朝 屋敷〜
狐女「今日も気を付けてな」
男「おう」
狐娘「行ってきまーす!」
〜物陰〜
美男「(…アレがそうか)」コソコソ
美男「(イイねぇ〜。ん?小さい方は男と一緒か…)」
美男「(となると…まずはネーチャンからだな)」
美男「(よし…『道に迷った。助けてくれ』作戦でいこう)」
〜山中〜
男「やっぱ楽だな〜」バリバリ
カチッ ヴゥゥン…
狐娘「早い早〜い♪」
男「もう山道の草刈は終わるな」
狐娘「山全部刈る?」ニコニコ
男「…それは勘弁」
男「(今までたった二人で、機械も使わずに…)」
男「(枝落としも楽ではなかったろうに)」
男「…」ナデナデ
狐娘「〜♪」スリスリ
366 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 19:31:02.12 ID:e+TNX6rJO
〜屋敷〜
狐女「(男が来てから、随分楽になったな…)」コトコト
狐女「ふふ」タンタン
美男「すんませ〜ん!」
狐女「?」
ザッザッ…
狐女「はい」
美男「ああすんません、俺、美男っていうんだけど」
美男「ちょっと道に迷っちゃってさ」
狐女「…私は女と申します。わかりました。少々お待ちを」ザッザッ
美男「(近くで見ると、さらにイイねぇ〜)」ニヤニヤ
美男「(ああ〜堪らねぇ〜!)」
ザッザッ…
狐女「…お待たせしました」スッ
美男「?」
狐女「麓までの地図です」
美男「あ、いや、案内とかの方が助かるかな〜」
狐女「…申し訳ありませんが、私にも仕事があります」
狐女「お昼になれば、案内出来る者も帰ってきますが…」
美男「あ、じゃあ待つよ」
367 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 19:36:48.35 ID:e+TNX6rJO
>>359 ホモ殿、毎度ー!
ブラック企業とはいえ、業務内容は普通?ですぜ。
>>360 …たまに揉むくらいでイイんじゃないスかね?
>>361 仕事の都合、稽古、交尾等によりますが、2回が目安に御座りまする!
>>362 ニア殿、毎度ー!
夏目面白いですね。
>>363 先をお楽しみに///
早出でなければ深夜に ノシ
368 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 19:51:53.99 ID:ICvrMftCO
ニア やべぇ
>>363は予言者か。夏目に目覚めてくれてよかった、これからも話し合える!
369 :
名も無き被検体774号+:2013/08/10(土) 21:59:53.70 ID:zlW283iw0
おさわりマン「この流れは・・・俺が狐女を助ければいいんだな?」
370 :
地獄のホモォ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/10(土) 22:00:49.03 ID:hnqsK8KQ0
>>370 しまった、ここには本物がいるんだった・・・アーッ!♂
んじゃ俺は狐娘ちゃんと遊んでくるから
373 :
地獄のホモォ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/10(土) 23:25:30.63 ID:hnqsK8KQ0
「俺、美男っていうんだけど」
このセリフに漂うナルシス臭
美男と書いてよしおと読むんだろきっと
にゃ
377 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 13:09:30.84 ID:LS0XWAHH0
そろそろ保守
378 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 18:15:44.41 ID:c0iHG8bJ0
さらに保守
379 :
1:2013/08/11(日) 19:11:05.05 ID:k2ZcxF9YO
〜昼〜
狐娘「ただいまー!」
狐女「お帰りなさいませ。娘様、迷い人が一人…」
狐娘「迷い人?山道の草、刈ったばかりで、道、判る筈だよ?」
狐女「はい…とは言え、放っておく訳にも」
狐娘「わかった!お兄さんも一緒でいい?」
狐女「はい」ニコッ
狐娘「あの東屋の人?」
狐女「はい。お気を付けて」
狐娘「うんー!」
〜東屋〜
美男「(…お手伝い→仲良く→ぐふふ…の筈が、取り付く島も無いとか…)」
美男「(先に小さい方からいくか…?)」
狐娘「アナタが迷い人?」
美男「お!そう!俺は美男。ヨロシクね」
狐娘「娘だよ。宜しくね」ニコッ
男「男だ。宜しくな」
狐娘「早速行こー♪」
380 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 19:12:21.79 ID:k2ZcxF9YO
〜山中〜
ザッザッ…
美男「へぇ〜、雇い主は娘ちゃんの方か」
狐娘「そだよ〜」
美男「偉いんだな〜」
狐娘「そかな?」
男「そこ、蝮だ。気を付けろ」
狐娘「怖い〜♪」ダキッ
男「…嘘をつくな。あと重い」
狐娘「お、重い?」
男「冗談だ」ナデナデ
狐娘「〜♪」スリスリ
美男「(にゃろ〜、何だこの敗北感は…)」
男「おいキリキリ歩け。飯が冷める」
美男「…了解〜(見てろよ?この仏頂面野郎…)」
ザッザッ…
〜麓〜
狐娘「着いたー!」
美男「いやぁ、有り難う!助かったよ」
狐娘「どういたしましまて♪」
男「じゃあな」
狐娘「ばいばーい!」
美男「」ポツーン
美男「(小さい方は手強い…)」
381 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 19:12:42.91 ID:7Q/GHXGfO
ニア はいリアルタイムktkr!
382 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 19:13:37.82 ID:k2ZcxF9YO
〜屋敷〜
狐娘「ただーいまー!ご飯〜♪」
狐女「お帰りなさいませ。ささ、どうぞ」
狐女「お前も疲れただろう。さ、座れ」
男「…ああ」
狐娘「ちゃんと麓まで送ってきたよ♪」
狐女「お疲れ様です」
狐娘「ああいうの、『イケメン』って言うんでしょ?お兄さん」
男「…ああ」
狐娘「あの人、モテモテ?」
男「モテるだろうな」
狐女「ですが娘様、『男は顔ではない』とも言いますよ?」
狐娘「それはよく知ってるー♪」スリスリ
狐女「はい」ニッコリ
狐娘「ね、お兄さん♪」ジーッ
男「どうした?何か付いてるか?」
狐娘「男は顔じゃないよね♪」
スパーン
383 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 19:21:23.40 ID:k2ZcxF9YO
384 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 19:31:01.33 ID:g8u2Ajil0
リアルタイム?ねぇリアルタイム?
385 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 19:32:09.76 ID:g8u2Ajil0
途中送信
ほっこりした。やっぱこういうのはいいね
リアルタイム逃したよ?リアルタイム逃したよ?
おっつおっつ
387 :
名も無き被検体774号+:2013/08/11(日) 20:50:42.32 ID:7Q/GHXGfO
ニア にしても、娘ちゃんが何気に酷いww
388 :
名も無き被検体774号+:2013/08/12(月) 00:38:21.15 ID:Dv1H1sNEP
私怨
389 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:8) :2013/08/12(月) 04:48:11.99 ID:HDGdl0pM0
支援
C
支援
392 :
1:2013/08/12(月) 19:24:10.87 ID:p22xu5CpO
〜屋敷前 夜〜
狐娘「今日もお疲れ様。お兄さん」ニコニコ
狐女「お疲れ様。また明日、だな」
男「ああ。また明日」
狐娘「またねー!」
ザッザッ…
狐女「さ、娘様、お風呂に入りましょう」
狐娘「女、今日は一緒に♪」
狐女「ふふ、畏まりました。行きましょう」
オーイ
狐女「?」
狐娘「お兄さん、じゃない…」
狐女「アレは…」
ザッザッ…
美男「や。こんばんは」
狐女「こんばんは。どうされました?」
美男「いや〜、また迷っちゃってさ」
狐女「…娘様、如何致しましょう?」
狐娘「迷い人の保護もお仕事。離れに泊める」ニコッ
美男「いいの!?いやぁ助かるわ〜」
狐女「…こちらです」
美男「了解〜、娘ちゃんお休み〜」
狐娘「うん!お休みー!」
393 :
名も無き被検体774号+:2013/08/12(月) 19:25:16.35 ID:p22xu5CpO
〜離れ〜
狐女「こちらになります」
美男「いやぁアリガト!今度お礼に飯でも奢るよ」
狐女「お気遣いなく。仕事ですので」
美男「つれないなぁ、こんなに美人なのに」キラッ
狐女「では、私はこれで」
美男「ちょ…ま、待って!これ、携帯の番号。メルアドはこれね」スッ
狐女「事後の連絡用でしたら、明朝にでも専用の帳面に…」
美男「いやいや、そうじゃなくて!個人用というか、ね?」
狐女「必要ありません。では、お休みなさいませ」
美男「あ、ああ、お休み…」
394 :
名も無き被検体774号+:2013/08/12(月) 19:26:26.76 ID:p22xu5CpO
美男「(バカな…俺のキラキラスマイルが効かないばかりか…連絡先すら要らないだと…!)」
美男「(マズイ…こんなザマ、元カノの笑いの種にされちまう)」
美男「(おーし…こうなったら迫真の演技で…)」
美男「(風邪ひいた→看病→甘い言葉→メロメロ…)」
美男「(よぉし!勝ちの方程式は求められた!)」
美男「(フッ…明日の朝日が待ち遠しい…)」キラッ
〜翌朝〜
トントン
狐女「おはようございます。朝食をお持ちしました」
トントン
狐女「美男さん?」
シーン…
狐女「入りますよ」ガラッ
美男「…やぁ」ゴホゴホッ
狐女「…もしや風邪でも?」
美男「ああ…そうみたいなんだ…」
狐女「無理をせず、横になってください」
美男「…悪いね」ゲホゲホッ
395 :
名も無き被検体774号+:2013/08/12(月) 19:27:31.95 ID:p22xu5CpO
〜屋敷〜
狐娘「風邪?」
狐女「そのようです」
狐娘「女、看てあげてくれる?」
狐女「畏まりました」
狐娘「あ!そろそろお兄さん来るね」ニコニコ
狐女「はい」ニコッ
〜屋敷前〜
男「おはよう」
狐娘「おはよー!」ダキッ
狐女「おはよう。今日も娘様と作業にあたってくれ」
男「ああ」
狐娘「女、看病宜しくね?」
狐女「お任せを」
男「看病?」
狐娘「美男さん。夜にまた『迷ったー』って」
男「ほう」
狐女「まぁ、風邪といっても大した事はあるまい。こちらの心配は要らぬ」
男「わかった」
狐娘「じゃあ行こー!」グイグイ
狐女「お気を付けて」
男「おい引っ張るな」
396 :
名も無き被検体774号+:2013/08/12(月) 19:31:18.82 ID:p22xu5CpO
397 :
名も無き被検体774号+:2013/08/12(月) 20:44:53.28 ID:4Ewa5r4DO
ニア 悪気もないから余計にねぇ……ところで女さんが嫁に来てくれると聞き付けまして
さてと仕事行く用意をするか
仕事なうですわ
400 :
1:2013/08/13(火) 19:18:13.94 ID:4HhKd33LO
〜離れ〜
狐女「お加減は如何ですか?」
美男「…ああ、君みたいな美人に看病してもらえるなら、風邪もいいもんだね」
狐女「…ご冗談を」
美男「いやぁ本当さ…」ゴホゴホッ
狐女「医師を手配しましょう。もう少々お待ちください」
美男「(なん…だと…?)」
美男「(マズイ…仮病がバレたらマイナスだ!)」
美男「ああ、それなら多分大丈夫!もう殆どイイ!」
狐女「そうですか。念のため、夕刻までお休みになってください」
美男「了解〜…(クソッ!手強い…!)」
美男「(しょうがねぇ…少々強引にでも…!)」
狐女「では」ガラッ
美男「あ!ま、待ってくれ!」ガシッ
401 :
名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 19:19:21.69 ID:4HhKd33LO
狐女「…何か?」
美男「風邪の時ってさ…寂しくなんない…?」
狐女「…多少は」
美男「話し相手、とかさ…欲しいな…」キラッ
狐女「私も仕事がありますので」
美男「(かぁ〜!ダメだ!押せ押せしかねぇ!)」
美男「女さん!」グワッ
チクッ
美男「(…あり?)」
狐女「…ここに常時詰めているのは女性二人。これくらいは常備しております」
ガラッ
男「女、草刈り機の替刃…
男「家政夫は見た!」
狐女「…何を言っている?」
男「…取り敢えず、懐刀を人に突き付けるとは何事だ」
狐女「なに、性犯罪者に少しな…」
男「…つまり、刃物で脅して今から襲うと?」
狐女「違うわ!たわけ!///」
男「流石に冗談だが…」チラッ
美男「け、警察は勘弁!」ドゲザーッ
402 :
名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 19:20:33.35 ID:4HhKd33LO
〜屋敷 昼〜
狐女「…という次第でして」
狐娘「女が無事で良かった」ニコッ
狐女「ありがとう御座います」
狐娘「お兄さん、ナイスタイミング」ニコニコ
男「…必要無かったと思うが」
狐女「いや、心強かった」ニコッ
男「…そうか」
狐女「とは言え、この先も無いとは言い切れませんし…」
狐娘「お兄さんが住んでくれたら解決!」
狐女「!そ、そうですね。それは名案です///」
狐娘「というワケで!///」ダキッ
男「それはちょっと…」
狐娘「…嫌?」
男「嫌というワケではないが…」
狐女「何かあるのか?」
男「あのアパートにも、それなりに愛着がある」
狐娘「…残念」ションボリ
男「今回のような事があった時は泊まる、くらいでどうだ?」
狐娘「手を打つー♪」ダキッ
狐女「ふふ」ニコニコ
403 :
名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 19:24:41.31 ID:4HhKd33LO
>>397 ニア殿、毎度〜!
まぁぼちぼち… つ旦~
>>398 >>399 お互い休み無さそうですねぇ?体調には気を付けやしょう。 つ旦~
早出で無ければ深夜に ノシ
リアタなう
微妙に遅かったorz
>>403 朝5時に出勤してやっと帰れますわ
明日も5z
406 :
名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 19:33:12.91 ID:4HhKd33LO
407 :
みかん猫:2013/08/13(火) 22:23:35.33 ID:WFYgpDcp0
久しぶりの保守!
リアタで見てて更新が待ち遠しいssは久しぶり!
ありがたやありがたや
409 :
地獄のホモォ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/13(火) 23:30:04.47 ID:Cja1IsqA0
410 :
名も無き被検体774号+:2013/08/13(火) 23:39:13.35 ID:9eYqCV+CO
ニア あはは、ホント狐女さん一家に一人は欲しいタイプだなぁ……。みんな仕事大変だな、お疲れ様。
411 :
みかん猫:2013/08/14(水) 00:10:08.02 ID:9L5hLjsz0
リアルタイムに参上!
412 :
1:2013/08/14(水) 00:17:38.08 ID:oEsU3HxIO
〜山中 夕方〜
狐娘「草刈、そろそろ終わる♪」
男「そうだな…。草刈の次は何をするんだ?」
狐娘「暫くは見廻りと枝落としかな?」
男「そうか」
狐娘「お兄さんとだから、楽しい」ニコニコ
男「…何よりだ」ポフッ
狐娘「えへへ〜///」スリスリ
〜お茶の間 夜〜
狐女「今日は泊まっていかぬか?」カチャッ
男「?」モグモグ
狐女「お前が『未遂とは言え、性犯罪者は俺より就職に苦労するだろう』と言うから放免したが…」
狐娘「あ、仕返し!怖い怖い〜♪」ハグハグ
男「なんてわざとらしい…」
狐女「ダメか…」
男「…たまにはいいか」カチャッ
狐娘「本当!?」ガタッ
男「ああ」ポフッ
狐娘「やた!」
狐女「礼を言う」ニコニコ
男「(と言うか狐になってりゃいいだろうに)」
男「(…まぁいいか)」
413 :
名も無き被検体774号+:2013/08/14(水) 00:18:42.13 ID:oEsU3HxIO
〜客間〜
パチリ
狐娘「勉強したんだよ〜♪穴熊〜」
男「ほう」パチリ
狐娘「へへ〜♪歩もらったよ」パチリ
男「…たわけ」パチリ
狐娘「あ゙」
狐女「」ハァ…
男「桂馬一枚で詰む穴熊か…新しい」
狐娘「女〜」ジワッ
狐女「も、もう一局です。娘様」ニコッ
狐娘「うん、頑張る!」グッ
男「(…寝たい)」
〜深夜〜
狐娘「う〜…眠い…」
男「そろそろ寝るか。ほら、部屋に戻れ」
狐娘「嫌〜…」ダキッ
男「…と言われてもだな」
狐女「では布団はこちらに」スッ
スタスタ シュッ タン
狐娘「お願い〜…」ウトウト
男「…仕様の無い」ナデナデ
狐娘「えへへ〜…///」
シュッ
狐女「お待たせしました」ドサッ
男「手伝おう」
狐女「すまんな」
414 :
名も無き被検体774号+:2013/08/14(水) 00:19:43.87 ID:oEsU3HxIO
男「どっちが俺のだ?」
狐女「?お前のは、そこの押し入れの中にあるぞ」
男「…このプリティカルなのは?」
狐女「娘様のだ」
男「…この苺柄のは?」
狐女「…私のだ」
男「えぇぇ…」
狐女「う…へ、変か?」
男「(超変だよ…って言ったらキレるんだろうな…)」
男「い、いや…可愛らしいじゃないか」
狐女「そ、そうか!///」
男「で?何でお前の布団まであるんだ?」
狐女「さ、流石に、その、二人きりは…な?」
男「(もういいや面倒臭い)」
男「んじゃ敷くぞー」
狐女「う、うむ。娘様が真ん中だ///」
男「へいへい…」
415 :
名も無き被検体774号+:2013/08/14(水) 00:24:12.71 ID:oEsU3HxIO
>>407 >>411 みかん殿、保守ありがとー!
>>408 楽しみにして頂けているようで…何よりに御座りまする///
>>409 ホモ殿、毎度ー!
嬉しいこと言ってくれちゃって///
>>410 ニア殿も毎度ー!
お気に入りがいるというのは、励みになりますなぁ。
うわ、仕事…!生きていたのか…!!
416 :
みかん猫:2013/08/14(水) 00:30:54.91 ID:9L5hLjsz0
仕事大変なんですね…
それでも頑張る
>>1を見習おう…
読んだし仕事行く用意するか
418 :
名も無き被検体774号+:2013/08/14(水) 08:07:46.39 ID:Dnkvn8XiO
ニア 本当のお気に入りは
>>1さ……////ブラック会社でも頑張るって尊敬するわ
今日は無いのかい?
追い付いた
いいね
421 :
地獄のホモォ ◆q9ON1vsk8g :2013/08/15(木) 17:31:03.80 ID:v5m6m8HF0
最近顔出してなかったからつ旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
みんなゆっくりしてけよw
422 :
名も無き被検体774号+:2013/08/15(木) 17:56:39.15 ID:un/4ekXbO
ニア じゃあ右から二番目のもらうわ。ありがとうつ旦
423 :
みかん猫:2013/08/15(木) 18:11:24.20 ID:SgGQPn/j0
真ん中もらっとこう
旦⊂
んじゃ1番左から3個目貰うね
ここはコテが多いインターネッツですね
425 :
1:2013/08/15(木) 18:46:10.50 ID:f8/wOiMMO
お待たせしております。何とかお盆休みをゲット出来まして。
昨夜は道場関係の飲み会、本日は彼女宅で色々と…///明日は実家で色々と。
…なので、明日の深夜から再開となりそうです。
>>416 >>423 みかん殿、毎度〜!
何とかお盆休み取れました。
>>417 お仕事頑張ってくだされ!
>>418 >>422 ニア殿毎度ー!2日ばかりの休みを満喫中であります。
>>419 お待たせしておりまする。久しぶりの休みでして、色々とヤる事が…ヘヘヘ
>>420 明日から再開になりまする///
>>421 ホモ殿 旦~ ありがとう!お返しにおひとつ つ旦~
>>424 まま、ごゆるりと…
426 :
みかん猫:2013/08/15(木) 19:10:43.02 ID:SgGQPn/j0
やっと休めるのですね…
良かったです!
あら、まったり待ってるわよ
とりあえず暇そうな狐娘ちゃんは貰っていきますねー
>>427 俺の狐娘ちゃん取られてた…
男貰っていくわ!
429 :
名も無き被検体774号+:2013/08/15(木) 21:31:37.46 ID:un/4ekXbO
ニア 男かよwwww休みおめっとさん! ゆっくりゆったりしておいで!
男持って行かれたし、じゃあ元カノいただいてくわ
430 :
名も無き被検体774号+:2013/08/15(木) 22:11:23.60 ID:yy29k3PCP
美男はもらった
みんな、明日1が来たら一斉に「昨晩はお楽しみでしたね」みたいな事言おうぜ
432 :
みかん猫:2013/08/15(木) 22:36:22.62 ID:SgGQPn/j0
狐女は頂き!
んじゃ俺おじさんのきんの玉あげる係な
延びてるから2話くらい来てると思えば…
てことで娘ちゃんは俺の嫁
マダー?
436 :
名も無き被検体774号+:2013/08/16(金) 22:28:00.48 ID:R2JMNIEL0
〃
437 :
1:2013/08/17(土) 00:15:56.19 ID:Y2NcebyHO
〜翌朝 お茶の間〜
男「草刈は多分、今日で終わる」モグモグ
狐女「ふむ…随分早いな。助かる」
狐娘「お兄さんと草刈り機、鬼に金棒」ニコニコ
男「おお、そうだ。無いとは思うが、美男が迷っていたらどうする?」
狐女「送り返して『立入禁止』と言っておけ」
狐娘「言っておけー♪」ムシャムシャ
男「…へいへい」
〜喫茶店 昼〜
美男「ありゃ無理だ。むしろどうやってオトした?のか聞きてーくれーだ」
元カノ「…使えないわね」
美男「うるせぇ。つーかこれ以上関わると俺はヤベェ」
元カノ「もういいわ。役立たずに用はないから」
美男「はいはい。じゃあな」ガタッ
元カノ「(男…諦めないわよ…!)」
438 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 00:17:02.26 ID:Y2NcebyHO
〜屋敷〜
狐娘「たーだいまー!」
狐女「お帰りなさいませ。昼食は娘様の好きなハンバーグですよ」ニコッ
狐娘「やたー♪」
男「刈った草は乾燥させて焚き付けに使うんだろう?」
狐女「ああ。なかなか便利でな」
男「…一度纏めて火ぃ付けてみたいよな?」
狐女「気持ちは解るが…やるなよ?」
男「…流石になぁ」
〜山中 夕方〜
カチッ ヴゥゥン…
男「…終いか」
狐娘「お疲れ様、お兄さん♪」
男「山道以外は刈らないのか?」
狐娘「目印になるからね〜♪」
男「なるほど。草の刈られた道を歩けば迷わない、か」
狐娘「そゆこと〜///」ダキッ スリスリ
男「一息いれたら帰るか」ポフッ
狐娘「うん!」
439 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 00:18:05.16 ID:Y2NcebyHO
〜屋敷 夜〜
狐女「草刈り機はしばらく倉庫だな」
男「切り捨てたいなら…そう言え…!」
狐女「切り捨てる…?何の事だ?」
男「コイツと一緒に…ずっとやってきた…他に何も無い…!」
狐娘「お、お兄さん…?」
男「他に何も無いんだぁ!!」
狐女「す、すまぬ。何か気に障ったか?決して悪気は…」
男「さて○風ごっこも済んだし、飯にしよう」
狐女「」ズルッ
狐娘「お、お兄さん」
パァァ…
男「お、どうした女。狐になったりして」
ガブッ
ギャイィィン
440 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 00:23:37.42 ID:Y2NcebyHO
442 :
みかん猫:2013/08/17(土) 00:30:45.78 ID:C/eFoDg10
お仕事頑張って下さい!
狐女は俺の嫁!
おかえりー
昨夜はお楽しみでしたね///
444 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 00:52:05.03 ID:+X2T4G220
やっと追い付いた
おかえりおつかれいいよーいいよー狐娘はもらったよー
446 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 02:27:10.55 ID:kMOHRrQiO
ニア お帰り、昨晩はお楽しみだったようで。仕事、無理すんなよ?
ところで男母をもらいたいんだが異論はないな。
447 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2013/08/17(土) 05:34:38.25 ID:poi9K+yQ0
お仕事頑張れー
448 :
哀和 ◆Aiwa///ScE :2013/08/17(土) 09:06:58.80 ID:TnrfbxU80
昨晩は彼女とだいぶ楽しいひと時をお過ごしのようで・・・・
450 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:22:36.12 ID:Y2NcebyHO
〜アパート〜
ガチャッ
男「ただいま…と」バタン
男「(…一応確認)」ポチッ
電話「メッセージは0件です」
男「…ほう」
男「(やっと諦めたか)」カチッ ボッ
男「(新しい男でも見付けたのかもな…)」フゥー…
男「(…俺はしばらく女はいいや)」
男「(そう言えば女め…)」グイッ
男「(加減はしたんだろうが…歯形がついてるじゃねーか)」フゥー…
男「(最近、態度が軟化したなーとか思ってたらコレだ…)」
男「(…まあ俺もお調子が過ぎたが)」フゥー…
男「(しっかし…)」グジッ
男「(あの二人と居ると、今までの事が嘘みてーだ)」
男「(…また明日、か)」
451 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:23:42.07 ID:Y2NcebyHO
〜翌朝 屋敷前〜
元カノ「(美男が言ってたのはここね)」
元カノ「」スゥ〜…
元カノ「泥棒猫!出てきなさいよ!!」
カララ…
狐女「おはようございます。迷われましたか?」
元カノ「直談判に来たわ」
狐女「何についてでしょう?」
元カノ「しらばっくれないで。男の事よ!」
元カノ「アンタ達二人が唆してんでしょ?私達の邪魔しないで」
狐女「そう言われましても…」
元カノ「男に近付かないでって言ってんの!」
カララ…
狐娘「…」スタスタ
狐女「!娘様、中にお戻りください」
元カノ「アンタもよ。聞いてたんでしょ?」
狐娘「…ダメだよ。そんなの」
元カノ「はあ?」
狐娘「それ、決めるのはお兄さん。アナタじゃないよ」
元カノ「この…!」
パァン
452 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:24:47.68 ID:Y2NcebyHO
狐娘「あ!」ズデッ
狐女「娘様!」ガシッ
元カノ「知った風な事言わないで!」
狐女「…貴様」
元カノ「な、何よ?」
狐娘「女、いいよ。大丈夫」ニコッ
狐女「娘様…」
元カノ「兎に角!男は
狐娘「可哀想な人」
元カノ「は?」
狐娘「でも…お兄さんを苦しめる人」
元カノ「な、何言ってんの?」
狐娘「こんな事、言いたくないけど…」
狐娘「お兄さん、死のうとしたんだよ?」
元カノ「」
狐娘「アナタとの事だけじゃないけど、でも…」
元カノ「う、嘘よ…」
狐女「本当だ。滝に身を投げて…」
元カノ「」
狐娘「最近ね、やっと少し笑うようになったの」
狐娘「ね、お願い。お願いします」
元カノ「…」
狐娘「お兄さんの事、私達に。私なら、いくら叩いてもいいから」
453 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 19:30:01.17 ID:Y2NcebyHO
狐娘ちゃんの健気さに胸を打たれた…
狐娘ちゃん良い娘すぎる……
もう勝手に連れてかないよ男のとこへ行きなさい
456 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 22:07:06.53 ID:kMOHRrQiO
ニア ここに来て譲りやがったwwwwまぁいいや。じゃあ有り難くいただきます。
貴様ぁぁぁああああ折角男に譲ったのにぃぃぃいイイ!
返せ!俺の狐娘ちゃん返せ!
458 :
名も無き被検体774号+:2013/08/17(土) 23:56:32.79 ID:kMOHRrQiO
ニア 違う、俺が貰ったのは男母だ! あと俺は狐女派だ!
459 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 01:25:42.71 ID:J9L7UEMj0
この内に
男は俺が
貰ってく
俺
わかった
メンヘラ元カノ貰っていたぶりまくるわ
これで狐娘ちゃんも狐女も男も安全!
流石はニアの人、紳士の心を持ってらっしゃる
ところで狐娘ちゃんはどこかなぁ?
462 :
みかん猫:2013/08/18(日) 03:40:07.18 ID:C04Uk1b90
狐娘が健気だ…
可愛いな
狐女ってクールな中にかわいさが合っていい
463 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 03:44:35.45 ID:cd6vJsvcO
ニア (言えない……男母を連れ去ってガロットの実験台にしようとしたなんて今更言えない……)
誰か狐女のイメイラ描かないかなぁ……(チラッチラッ
やっと追いついた
すごい面白いからまた上から読み直そう
続き待ってるです
465 :
1:2013/08/18(日) 19:24:27.58 ID:HWN+ehVuO
狐娘「おはよー!お兄さーん!」ダキッ
男「おはよう。今日も元気そ…」
男「?」ツンツン
狐娘「あ痛、痛た」
狐女「こら、つつくでない」
男「女、躾はいいが加減はしないと」
狐娘「違うよ?ちょっと転んだんだよ」
男「…あーんしてみろ」
狐娘「?」アーン
男「少し切れてるな。ご飯、しみて痛いかもな」
狐娘「そなんだ」ニコニコ
男「…何で嬉しそうなんだ?」
狐娘「心配、してくれてる♪」スリスリ
男「…そりゃまあ、雇用主だし」
狐娘「ぶきっちょさん」ボソッ
狐女「ふふ」
男「?」
466 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 19:25:32.33 ID:HWN+ehVuO
〜山中〜
狐娘「アレも♪」
男「おう」
ギーコギーコ バササーッ
カッカッ カランカラン
男「これは時間かかるな…」
狐娘「焦らずいこ」
男「…そうだった。納期とか無いんだよな」
狐娘「うん♪」
〜屋敷 昼〜
男「」モグモグ
狐娘「…しみる〜」
狐女「困りましたね…」
狐娘「お兄さん、あーんして?」
男「…変わんないだろそれ」
狐娘「気分的に♪」
男「…ほれ」
狐娘「えへへ〜///」モグモグ
狐女「怪我の功名ですね」クスッ
狐娘「美味しさ、あっぷ!」
男「…何よりで」
467 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 19:26:37.31 ID:HWN+ehVuO
〜山中 夕方〜
男「これらも乾燥させて薪にするのか?」
狐娘「そだよ〜」
男「エコだよそれは!」
狐娘「?」
男「いや、いいんだ(やっぱダメか…)」
男「一束持てるか?」
狐娘「任せて!」
〜屋敷 夜〜
狐女「お帰りなさいませ。夕飯、出来てますよ」ニコッ
狐娘「ありがとー♪」
男「これ、積み上げてくるわ」
狐女「ああ。こっちだ」
男「あいよ」
〜納屋〜
男「…」カッカッ カコッ カッ
狐女「(なるほど…そう積めば乾燥させやすいな)」
男「戻ってていいぞ?すぐに済む」
狐女「いや、手伝おう」フフ
男「?ああ」
468 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 19:32:27.59 ID:HWN+ehVuO
469 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 20:31:54.57 ID:C04Uk1b90
くそっ!狐娘ちゃんを苛めた元カノめぇ!
市中引き回しからの打ち首にしてくれるわぁ!!!!
470 :
名も無き被検体774号+:2013/08/18(日) 21:33:22.10 ID:cd6vJsvcO
ニア ガロット知ってるとかこっちがブルルだわ……。個人的に使いたいのはカタルーニャ式の奴。
もしかして猫の足とか知ってる……?
471 :
哀和 ◆Aiwa///ScE :2013/08/18(日) 21:44:46.20 ID:TO5Gyt0o0
狐娘ちゃん傷口舐めてあげるから見せてみ?
追いついた
非常に面白い
474 :
名も無き被検体774号+:2013/08/19(月) 21:59:46.07 ID:GAzR9rnrO
>>471 ニア 俺の前に一つ下に居る奴通報しろよww
いやん通報いやん私まだ狐娘ちゃんprprしてないの
476 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/08/19(月) 23:59:20.34 ID:zDZxjrdB0
やっと追いついた!
>>1仕事とかも忙しいだろうが、頑張って完結させてくれ!!!
つC
477 :
みかん猫:2013/08/20(火) 00:14:53.26 ID:BMaKHMt50
狐娘なら今俺の膝の上で寝てるぞ
>>477 残念だったな
それは狐娘ちゃんに化けた普通の狐だ
本物の狐娘ちゃんは俺の隣で寝息たててるぜ
狐娘ちゃんならprprしようとして逃げられちゃったよ
どこいったのかなぁ!(ニッコリ)
お前ら、夢見すぎだ、本当の狐娘と狐女なら、上野動物園にいたぞ……
481 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/08/20(火) 01:33:02.79 ID:y1KgPPsR0
俺の上で上下運動しております
483 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 06:38:34.46 ID:p6jvOhGn0
エキノコックス
484 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 12:06:33.90 ID:tMTaohap0
なんか沸いてるから保守
485 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 12:35:36.16 ID:cjvLSkFE0
いつも思うけどここコテハン多過ぎだろ
486 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 19:30:09.14 ID:HzUca+cNO
〜アパート〜
男「(転んだにしては…あの腫れ方はビンタじゃないのか?)」
男「(冗談で躾云々言ったものの、女が小娘に手をあげるとは考え難い…)」
チカッ チカッ
男「おお、留守録あったのか」ポチッ
電話「メッセージは1件です」
元カノ「…私よ」
男「(やれやれ…)」スッ
元カノ「これだけは聞いて」
男「」ピタッ
元カノ「…ごめんなさい。私、ずっとアナタを苦しめてたダケみたい」
男「…」
元カノ「…もう、諦めるわ」
元カノ「あの娘、大事にしてあげなさいよ?」
男「(なに…?)」
元カノ「まぁでも、気が変わっ…何でもないわ。じゃあね」
電話「メッセージは以上です」
男「…」
487 :
あ、1です///:2013/08/20(火) 19:31:37.23 ID:HzUca+cNO
男「…」ガタッ
ガチャッ バタン
タッタッタッ…
〜屋敷 深夜〜
狐女「頬は痛みますか?」
狐娘「大丈夫!」ニコッ
狐女「…もう無茶はいけませんよ?」
狐娘「うん♪」
狐女「さあ、そろそろ休みましょう。明日に障ります」
狐娘「わかった。寝よ♪」
ダンダンダン
狐娘「…!お兄さんの匂い」
狐女「何かあったのでしょうか?」
狐娘「お兄さん?今開けるよ〜」カチン ガララッ
ダキッ
狐娘「お、おに、おにおに、お兄さん…?///」
男「…何故」
狐娘「?」
男「元カノから留守録があった…何故そこまで」
狐娘「…しょうがないよ。ね?」
狐女「はい」ニッコリ
男「…?」
狐女「お前は本気にしておらぬのだろうが…」
狐娘「好きなんだもん///」スリスリ
488 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 19:32:41.50 ID:HzUca+cNO
男「それはつまり、友人同士の『好き』ではなく…」
狐娘「『恋人』!…になれたらいいな〜って///」
男「…」
狐娘「あ!でもでも、焦らないよ?今すぐじゃなくていい!」
男「…俺に彼女が出来たら?」
狐娘「…お兄さんが幸せなら…諦める。うん」
狐女「まさか…好きな女性がいるのか?」
男「いや…」
狐娘「じゃあ、まだチャンスあるね!」
男「チャンス、ね…」ジーッ
狐娘「そ、育てるよ!///」
男「…ああ」
狐娘「それにね?私と女はずっと一緒!だから好みも一緒なんだよ」ニコッ
男「なん…だと…?」
狐女「…私は、もう…ゴニョゴニョ…育たないが」
狐娘「両手に花〜♪」
狐女「そ、それとも…私は考えられないくらい嫌いか?」
男「…ちょっと待て」
489 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 19:39:17.37 ID:+SBtDINPO
ニア うへへリアルタイムうへへ
490 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 19:40:40.44 ID:HzUca+cNO
491 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 19:43:42.12 ID:HzUca+cNO
お待たせしました。少々忙しくなっておりまする。
盆、2日休んだだけなんですけどねぇ…
>>489 これが…ニュータイプ…
492 :
名も無き被検体774号+:2013/08/20(火) 19:48:01.24 ID:+SBtDINPO
ニア あっ、その名前始めて聞いた。正式名がスペイン式擽り器だっけ? やだこの
>>1こっちがビビる程詳しい
定番だけど男母や社長には車輪引きとかユダの揺り篭が似合いそうだよね。
おいついた
おもしろい
494 :
哀和【695枚】 ◆Aiwa///ScE :2013/08/20(火) 20:52:42.49 ID:lEYB3cM40
狐女(*゚∀゚)=3ハァハァ
続きはよ
いいなぁ…癒されます
497 :
みかん猫:2013/08/20(火) 23:30:58.38 ID:BMaKHMt50
今俺狐娘たちの住む屋敷に居るぞ
499 :
みかん猫:2013/08/21(水) 00:08:26.10 ID:BMaKHMt50
500 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/08/21(水) 01:50:13.06 ID:qk/IVzqr0
男の鈍感なのには飽きれるなw
ほんとこのスレコテハン多いよね
狐娘ちゃんを陰から見守り続ける事にしましたprpr
続き気になる
>>502 まてやこら、狐娘ちゃんには舌一本舐めさせんprpr
505 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 18:11:30.46 ID:PzR0fhh/O
ニア ここにゃ俺以外にまともな奴はいないのかよ……。
ニアの人、一回ニアでスレ内検索してみ?
507 :
1:2013/08/21(水) 19:18:36.40 ID:T5RODMHdO
狐娘「なに?」
狐女「?」
男「それはアレか?つまり…」
男「二人で1セット…ということか?」
狐娘「正解〜///」スリスリ
男「…おい女」
狐女「至って正気だ///」
男「…」
狐娘「急がないよ?いつか、私達選んでくれたらいいな…だから///」
狐女「…取り敢えずもう遅い。泊まっていけ」
男「あ、ああ」
〜客間〜
男「(横になって考え事をすれば、寝てしまう筈なんだが…)」
男「(…眠れん)」
狐娘「」クゥ…クゥ… スリスリ
狐女「」スゥ…スゥ… スリスリ
男「(しかし悪い気はしない…)」
男「(戸を開けた二人を見たとき、何か込み上げるモノも…)」
男「(惹かれ始めている…のか?)」
508 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 19:19:42.40 ID:T5RODMHdO
〜翌朝〜
狐女「おはよう。早いな」
男「…飯の支度まで済ませてる奴に言われてもな」
狐女「ふふ、そうか。娘様を起こしてきてくれ」
男「あいよ」
シュッ
狐娘「」クゥ…クゥ…
男「(額に『肉』とか書いたら怒られるだろうか?)」
男「…仕様の無い」
男「魔球の魔の字はどう書くの」ギュッ
男「こうしてこうしてこう書くの」グイッ グイ〜ッ
狐娘「…いひゃ…ひひゃ」
男「おはよう」パッ ニコッ
狐娘「おはよー!」ダキッ
男「飯、出来たそうだ」
狐娘「わかった♪」
〜お茶の間〜
狐女「娘様、おはようございます」
狐娘「おはよー!今日も頑張ろー!」
狐女「はい」ニッコリ
509 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 19:20:47.10 ID:T5RODMHdO
〜山中〜
狐娘「〜♪」
男「ご機嫌だな」
狐娘「お兄さんと一緒に、だから」ニコッ
男「…なんと」
狐娘「あ、あの枝も落とそ!」
男「あいよ」ギコギコ
バササーッ
男「ちと長いか」カッ カッ メキメキ
狐娘「えしょ」クルクル ギュッ
男「もう10時過ぎか。休憩するか」
狐娘「ほーい♪」
男「えどっこいせ」ゴロン
狐娘「とー!」ダキッ スリスリ
男「…何の躊躇いも無くか」
狐娘「無いー♪」
男「末恐ろしい…」グリグリ
狐娘「〜///」
510 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 19:29:40.87 ID:T5RODMHdO
511 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 19:56:41.21 ID:PzR0fhh/O
ニア くそっ、前々から趣味が似てると思っていたが……まさか、生き別れた兄弟か!?
ニアで検索かけたけどまともなレスしか見当たらなかったよ?(白目)
512 :
みかん猫:2013/08/21(水) 20:40:58.14 ID:qamSHkI80
狐娘が来た
今俺の腕枕で寝ている
513 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 21:32:13.80 ID:RoY3mkCW0
514 :
名も無き被検体774号+:2013/08/21(水) 22:56:59.54 ID:yqt/W4I90
>>512 おさわりマン「君にはお仕置きが必要だな♂」
515 :
みかん猫:2013/08/22(木) 00:00:18.06 ID:qamSHkI80
狐女ももう寝付いたぞ
そっとしておけよ
俺コテ付けてないのに個別でレス返来てる何故だ
まあそんなことより狐娘ちゃんをprprしよう、まず狐女にバレないように忍び込むとこからだ
今日も楽しみだ
518 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 19:42:26.88 ID:lMEEbBDFO
〜屋敷 夜〜
狐娘「いただきまーす!」パクパク
男「頂きます」モグモグ
狐女「では、私も」
狐娘「あ、女」
狐女「はい」
狐娘「今日ね、まんまるだって。月」
狐女「では、今夜にしますか?」
狐娘「うん!お兄さんも!」
男「?」
狐女「月見だ。一緒しないか?」
男「遅くなるだろうしな…」
狐女「泊まればよかろう」
狐娘「流連〜♪」
男「…まあ、そういう事なら」
狐娘「やたー!」
狐女「ふふ」ニコニコ
男「(何か謀られた気がするが…)」
519 :
あ、1です///:2013/08/22(木) 19:43:31.84 ID:lMEEbBDFO
〜縁側〜
男「(しかし月見とは…実は風流を理解…)」
狐娘「お団子、お団子♪」モグモグ
男「…ですよねー」
狐女「どうした?」
男「いや、何でもない」
狐女「?まぁいい。まずは一献」スッ
男「おお…絵になるな」
狐女「…///」
狐娘「私も注ぐ〜」
男「よし来い」スッ
狐娘「とー」トクトク
男「」グビグビ
狐女「飲みすぎるなよ?」
男「ああ」グビッ
狐娘「お兄さん、お酒、好き?」
男「好きでも嫌いでもないな。ただ、味分かんなくても酔えるからな」
狐女「酔うことが大事なのか?」
男「一時の事とはいえ、色んなモン忘れられるからな」
狐娘・狐女「…」
男「…だから」フフ
男「今はあんま必要ねーんだ」
狐娘「お兄さーん!」ダキッ
520 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 19:44:43.56 ID:lMEEbBDFO
〜翌朝〜
男「そう言えば…」モグモグ
狐女「どうした?」
男「休みは無いのか?」
狐女「…娘様の気分次第だ」
狐娘「次第だー♪」ハグハグ
男「…」
狐女「無論、用事等があれば構わないぞ?」
男「今のところは問題無いが…」
狐娘「お仕事、毎日、お兄さんと一緒♪」
男「…左様で(おいおい…月・月・火・水・木・金・金かよ)」
狐女「まあ色々あろうしな…明日は休みにしますか?娘様」
狐娘「え〜…」
ススッ
狐女「押せ押せばかりでは、嫌がられるかもしれませんよ?」ヒソヒソ
狐娘「ぅ…そだね」ヒソ
男「?」
狐娘「お兄さん!」
男「お、おう」
狐娘「明日、お休み!」ニコッ
男「お、おう」
521 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 19:48:37.93 ID:lMEEbBDFO
522 :
名も無き被検体774号+:2013/08/22(木) 22:42:27.18 ID:H0J6iDev0
>>521 おさわりマン「私には亜鉛を処方してくれ」
523 :
みかん猫:2013/08/22(木) 23:24:24.01 ID:qkVWg02T0
お薬…ゴクリ
come back to 現実
…はっ!?
524 :
513:2013/08/22(木) 23:34:46.39 ID:GJ4Ec6Gh0
わーい!ビタミンCかな?
狐娘ちゃんprpr!
1おつ
525 :
みかん猫:2013/08/23(金) 00:10:42.22 ID:8pujuSRn0
薬効果切れ
come back to 狐女&狐娘
狐女が今隣で微笑んでいる…
526 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 00:10:50.17 ID:QiBv6r4fO
ニア なんだよお前ら狐娘取り合いやがって!!いいよ!!じゃあ俺狐女と元カノもらって行くから!!ついでに美男も!!
俺男貰ってくわ!
狐娘ちゃんもコッソリ後をつけて来るはず…グヘヘ
528 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/08/23(金) 01:02:15.94 ID:Z/hjtAUU0
なあ、コテ達よ
雑談はある程度までの控え目にしておくれよ
たくさん伸びているから毎日本文更新を楽しみに開いているんだ
ここでの感想をゼロにしろとまでは言わないから、どこかに感想雑談スレを作ってそっちで大いに盛り上がっておくれよ
最近盛り上がりを通り越してどうしてもちょっと嵐並みに感じてならないんだ
この話好きなんだ、頼むよ
530 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 01:44:37.30 ID:EfHlRD5l0
上に同意
同じく
532 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 11:50:55.82 ID:KiSb8Xhb0
533 :
名も無き被検体774号+:2013/08/23(金) 12:42:50.90 ID:TGE+DszCP
vipからきまんたーwww
534 :
みかん猫:2013/08/23(金) 19:57:37.65 ID:8pujuSRn0
今日は更新ないのか
更新ないなー
537 :
みかん猫:2013/08/24(土) 00:25:50.56 ID:PzUBhGDA0
更新無いっぽいな
面白いのに
538 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/08/24(土) 01:33:51.18 ID:XlNa/yUR0
今日はなかったのか残念だ…
539 :
1:2013/08/24(土) 19:48:08.64 ID:ShnKun8GO
〜山中〜
狐娘「お兄さん、明日は何するの?」
男「いきなり休みになったからな…」ギーコギーコ
狐娘「決まってない?」
男「ああ」バサッ
狐娘「(一緒に遊ぼ!…って言ったら、嫌がられるかな…?)」
狐娘「(うぅ〜…女、難しいよ…)」イジイジ
男「…特に何も無いが、遊びにでも来るか?」
狐娘「!」
男「ど、どうした?」
狐娘「でも、でも…いいの?」
男「?」
狐娘「お兄さん、休みまで、私達と…えと、」
男「阿呆」ポフッ
狐娘「…ぁ///」
男「嫌なら誘ったりしない」グリグリ
狐娘「〜///」ギュッ
540 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 19:49:17.11 ID:ShnKun8GO
〜屋敷 昼〜
狐娘「ただいまー!」
狐女「お帰りなさいませ。ご飯、出来てますよ」ニコッ
狐娘「女!お兄さんが明日嫁に来ないかって!」
スパーン
〜お茶の間〜
狐女「流石に驚きました」
狐娘「…ごめんなさい」
男「まあ冗談もTPOを弁えてだな」
狐娘「てぃーぴ…え?」
狐女「娘様、時と場所と場合の事です」
狐娘「お、覚える…」
男「話が逸れたが…女、どうする?」
狐女「娘様が行くのなら、私が断ることは出来まい///」
狐娘「あれ〜?じゃあお留守番命じよっかな〜?」
狐女「む、娘様…」
狐娘「女も行きたいんだよね?」ニコッ
狐女「…///」コクン
男「(この二人、足して2で割ったら丁度いいんだろうな…)」
男「(………おっぱい以外は)」
541 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 19:50:22.67 ID:ShnKun8GO
〜山中 15時〜
狐女「娘様、おやつをお持ちしました」
狐娘「わー!ありがとー!」パクパク
狐女「ほら、お前も」
男「あんがとよ」パクッ
狐女「…しかし見事な手際だ」
男「爺さんは山の人だったからな」
狐娘「お手伝いして覚えた?」
男「そんなトコだな」
狐娘「私も覚える♪」
男「おう」
狐女「ふふ」
〜屋敷前 夜〜
男「じゃ、明日10時だったな?」
狐娘「うん!」
男「(なんやかんやで2泊したからな…何か甘い物でも買っておこう)」
狐女「帰り道、気を付けてな」
狐娘「気を付けてねー!」
男「おう」
542 :
名も無き被検体774号+:2013/08/24(土) 19:56:46.33 ID:ShnKun8GO
続き楽しみにしてるぜー
まあもちつけみんな(´・ω・`)
(つ媚薬と)
u u
続きが楽しみ!
546 :
みかん猫:2013/08/25(日) 00:48:23.25 ID:27chPBN80
狐女と狐娘足して2で割って俺のものにしたい
足して2で割って胸がある方を男が選ぶなら、貧乳の方は貰って良いんだよな…
vipが落ちてるみたいなので
さあ!
550 :
名も無き被検体774号+:2013/08/25(日) 23:05:45.94 ID:/Xbf4Aga0
規制解除された
いつも楽しみにしてるよ!
551 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/08/26(月) 00:46:29.77 ID:3HrkOKce0
今日も無しか…
>>1は仕事で疲れてるんだろうな、それなら仕方が無いな。
>>1とりあえず、働き過ぎは良くないから、たまには1人の時間を過ごしてみるのも悪く無いと思うぞ
キモ
553 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/26(月) 08:06:21.20 ID:x9QryExF0
面白い
他になにか書いたりしてた?
コテをはずしたらどうだ?それで荒れなくて済むんだから
せっかくみんな仲良いのに
いや、あぼんしやすいからコテ有りで
softbank126規制解除キター
2年近く規制されてたから記念パピコ
>>1いつも見てる「恩返し」の最初からね
頑張って続けて下さい。
557 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 17:36:39.74 ID:fx2F2/n80
見てるよー
558 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:15:06.29 ID:qVz6hxsX0
あ
559 :
1:2013/08/26(月) 19:28:01.54 ID:ko5/dg5QO
〜翌朝 アパート〜
男「(…そろそろか)」
男「(た、楽しみになんかしてないんだからねっ!)」
男「…」
男「(つまらない冗談をかましてみたが…ツンデレってリアルで居たら、『ああ、脈無しなんだ』で終わるよな?)」
チンポーン
男「えどっこいしょ」ガタッ
スタスタ ガチャッ
男「おはよう。時間より少し早めか。良い心掛け
元後輩「えっ」
男「えっ」
元後輩「あ、あの…」
男「?」
元後輩「こんなこと…あの、心苦しいんスけど…」
男「何だ?…仕事、ミスったのか?」
元後輩「頭診てもらうのは早い方がいいっスよ?」
スパーン
560 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:29:27.34 ID:ko5/dg5QO
〜お茶の間〜
男「まったく…」
元後輩「…サーセン」
元後輩「お客さんでも来るんスか?」
男「ああ」
元後輩「あちゃー…出直した方がいいスかね?」
男「まだ少し時間はある。何か用があって来たんだろ?」
元後輩「ええ。まあすぐ済むんスけど…」ゴソゴソ
元後輩「あったあった。これっス」スッ
男「…これは」
元後輩「お得意さんから貰ったんスけど、相手も居ないんで…」
男「…」
元後輩「結構美味しいって評判の店っスよ?」
男「元後輩…お前…」
元後輩「やだなあ、いいんスよ。これくらい」
男「そういや浮いた話、聞かなかったな。どーてーなのか?」
元後輩「」
561 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:30:36.96 ID:ko5/dg5QO
男「(涙目で帰っていった…)」
男「(しかし…)」
男「(悟られまいと、必死にうかべたあの笑顔…)」
男「(『やだなあ、何言ってんスか』と…)」
男「(心に染みる…良い笑顔だった…)」
チンポーン
男「あ、やべ。それどころじゃねーや」ガタッ
スタスタ ガチャッ
男「おは
狐娘「おはよー!」ダキッ
男「…おはよう」グリグリ
狐女「おはよう。邪魔するぞ」
男「あいよ」
狐娘「ま〜きんぐ〜///」スリスリ
男「…ペイントボールよりはマシか」
狐娘・狐女「?」
男「…何でもない」
狐娘「はーい///」スリスリ
562 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 19:38:12.47 ID:ko5/dg5QO
563 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 20:28:09.35 ID:I/8TbRMr0
待ってた!
>>1の作品は初めて読むんだけど、最近はこれだけを糧に生きてる!
忙しそうだけど無理のない範囲でお願いします。
続き楽しみにしてます。
おつおつ〜
不覚にも元後輩にときめいたww
いつも乙
元後輩いいやつやなぁ……
566 :
名も無き被検体774号+:2013/08/26(月) 23:36:35.49 ID:3Vo/G4Px0
ここのためにも2ch潰れないでほしいと願っているぜ
パー速に移動したら助かるんだろうか
閉鎖はがちなの?情報流出は確からしいが
2chだからネタの可能性が捨てきれないんだが
鯖移動とかなんとか
2chなくなたら続き読めなくなるじゃないですかーやだー
570 :
みかん猫:2013/08/27(火) 03:26:23.17 ID:ikvkbX3f0
ここのスレは無くなってほしくないなー
2ヶ月には一度出る話題
そして全員釣られる
572 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 16:31:09.49 ID:0zbfmG9I0
\ ∩─ー、 ====
\/ ● 、_ `ヽ ======
/ \( ● ● |つ
| X_入__ノ ミ そんな餌で俺様が釣られクマ――
、 (_/ ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
573 :
1:2013/08/27(火) 19:23:08.01 ID:xloxGtSqO
狐女「ほう。では夕飯はその店で、だな?」
男「ああ。なかなか美味いらしい」
狐娘「楽しみ♪」
男「まぁアレは嘘はつかん。期待していいんじゃないか?」
狐女「そうか」
〜映画館前〜
狐娘「あ!可愛い〜。これ観たい!これはどんなお話?」
男「…子供たちに夢を与える話を作り続けた作者のやつだな」
狐女「ほう」
男「だがこの話は…」
狐娘「?」
男「半分も終わらないうちに、館内が飽きた子供達の声で満たされたという…」
男「…観るか?」
狐娘「い、いい」フルフル
男「エンディングは大合唱になる、と言われていたが…そんなことも無かったようだ」
狐娘「他行こ?ね?」
男「ああ」
574 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 19:24:12.66 ID:xloxGtSqO
〜バーガー屋 昼〜
狐娘「」ジュル…
狐女「む、娘様。はしたのう御座います」フキフキ
男「そういや小娘、ハンバーグ好きだったな?」
狐娘「」コクコク
男「ちっと待ってろ」
スタスタ
男「オヤジ、3つくれ。飲み物、そうだな…オレンジジュースも3つな」
店主「あいよ!600円!」
男「オヤジ、渋い顔付きだな。モテるだろ?」
店主「よ、よせやい!ほら、ポテトおまけしてやっから行った行った!」
男「ありがとよ(出川…)」
スタスタ
男「待たせたな」ホレ
狐娘「いいの?食べていいの?食べるよ?」
男「お、おう。あ、1つは女にな」
狐娘「」ハグハグ ムシャムシャ
狐女「…では、頂きます」パクッ
男「右手にポテト、左手にジュース。男、今、最強」
狐娘「?」モグモグ ゴクゴク
男「いいんだ…これで…」
575 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 19:24:26.65 ID:I+JQZuKvO
ニア 俺が寝込んでる間になにがあった……。
ただ今回の2ちゃん閉鎖はガチっぽいよね。情報漏洩の件もあるし。
576 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 19:25:21.27 ID:xloxGtSqO
〜遊園地〜
男「嘘だと言ってよバー○ィ…」
狐女「昨晩から『もう一度行きたい!』と、な…」
男「それをどうにかするのがお前の役目だろう…」
狐女「努力は…した」
狐娘「どしたの?早く乗ろ♪」
男「おい何回だ?何回持つ?」ヒソヒソ
狐女「…3回。お前は?」ヒソヒソ
男「…似たようなもんだ。いいか、交互に乗れば6回。+連続でなければもう少しいける筈だ」ヒソヒソ
狐女「しかし『皆一緒!』と…」ヒソヒソ
男「その辺は任せろ。おい小娘」
狐娘「何ー?」
男「このジェットコースターは2列だ。俺も女も、どうせならお前と肩を並べて乗りたい」
狐娘「う、うん///」
男「従って俺と女は交互に乗る。OK?」
狐娘「ざっつおーらーい♪」ダキッ スリスリ
狐女「(…見事だ)」
577 :
名も無き被検体774号+:2013/08/27(火) 19:30:25.82 ID:xloxGtSqO
578 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 00:13:15.82 ID:8G9/z+c50
>577
情報漏洩はガチ
579 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/08/28(水) 00:13:50.97 ID:VcpuTm8F0
>>577 おい!大丈夫か?倒れてるじゃないか、ならその好きに狐娘はもらっていくぞ
まじかぁ無くなったら困る(´;ω;`)ウッ…
581 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 01:33:24.40 ID:zL+PuxF6i
パンダも規制解除されとる
最期の晩餐か
582 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:12:13.84 ID:5IXdauB70
規制解除でやっと言える....
狐娘なら俺の横で寝てるよ
583 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 02:29:40.05 ID:BfM/Owgy0
いつも楽しみにしております。
遅まきながら
>>1から見ております故
C申し上げます。
584 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】(2+0:8) :2013/08/28(水) 02:58:41.48 ID:AqqlnKAZ0
規制解除きた
いつもみてるよ
585 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 07:36:48.99 ID:LwR6xg/li
おお!規制解除!
いつも見てます白蛇さん最高
じゃあ蛇は僕ちんが貰っていくお(^ω^)
猫娘は誰もいらないの?そっと頂きますよ
588 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 09:48:59.71 ID:Lw/eCclu0
閉鎖閉鎖騒いでるのがVIP+だけでワロタ
>>575 情報漏洩で閉鎖するならYahooも楽天も閉鎖してるわ
VIP+ってかVIPから流れてきた人達じゃないの?
いつも乙、肉食いてぇ
590 :
みかん猫:2013/08/28(水) 14:08:21.57 ID:gf2SLE560
狐女は今俺を看病してくれている…
バザーの通貨はジュエル、フォースだと管理楽そうだな
サイバーソードだったら何フォースが相場になるのかしら。
prprしたい気持ちが暴発して盛大な誤爆
593 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 17:48:37.74 ID:RvF7tG6DO
だ か ら お 前 ら こ の ス レ を 荒 ら す な よ !!!
お前らこの話好きじゃないの?
>>1や
>>1の書く話がそんなに嫌いなの?
なんでずっと荒らし続けるんだよ
>>1自身がひかえてくださいってお願いしていたのに、なんで守ってやれないんだよ
本当にちゃんとした雑談スレを立てろよ!
邪魔なんだよ、荒らしなんだよお前らはさ
いい加減理解しろよ
595 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:34:08.41 ID:vrhmyJC7i
お前らガキかよ
596 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 18:58:57.75 ID:RvF7tG6DO
>>594 うん、ありがとう
先日注意されたばかりで
>>1も嫌がってるのに、ファンを名乗りがら平気で荒らし続けるのが我慢できなかったんだよ
荒らしのおしゃべりじゃなくて、みんなこの話が読みたくて来てるんだろ
絡み用の専スレ立てってそんなに難しいのか?
それとも理解力ゼロなのか?
もうやめようや…
>>593 お前さんの気持ちもわかるが、荒らし呼ばわりは良くないぞ
みんな、
>>1の作品が好きだからこのスレにいるんだろ?
本当に好きなら、
>>1の作品を心から楽しんでるなら
わかるよな?狐娘も狐女も、お前らのもんじゃないんだよ
確かに嫁宣言したい気持ちもわかるよ
二人ともすごく魅力的なキャラだ
でもここは、「みんなで」
>>1の作品を楽しむ場なんだよ
個人の欲望を垂れ流す場所じゃない
素敵な作品なんだからさ
素敵なレス付けてみんなで楽しもうや
長文失礼
598 :
1:2013/08/28(水) 19:57:39.63 ID:XBYt4DjsO
599 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 20:30:23.53 ID:8G9/z+c50
>588
運営情報板での勢いが一万超えてるぞ
600 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 21:05:04.65 ID:KmkQFSJ/O
ニア 誰か忍法帳十越えの人居ないのー? いないならダメ元で代行頼んでみるけど。
コテ外してしまえよ………いくらなんでも目障りすぎ。
その意味のないニアとかいうのも非常に鬱陶しい。
どうせ別にスレたててもこっちにくるんだろうから無意味。そんなことより餓鬼みたいな会話をやめりゃいいんだよ。
個人で感想書いて次もよろしく楽しみにしてるで十分だろうが。非常に下らない
(良かった、そう思ってたのは俺だけじゃなかった)
今日の回はお休みか、明日が楽しみすぎて寝れないぜ…
605 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 21:55:58.69 ID:NlHs2AO50
1さん勝手なことしてすみません…
専用雑談スレがたったということで、この話はこれで終わりにしましょう、これ以上書き込むと物語終わる前にスレが1000行ってしまう恐れがある。あと、
「今日はまだか」や「リアルタイムキター」は感想でもなんでもないのでやめたほうかいいかと
これに対してのレスもなしで、もう一切この話終わりということでお願いしたい
607 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:8) :2013/08/28(水) 23:07:40.46 ID:qufo/5b+i
C
>>1のお話が大好きです
このお話も最後まで聴きたいです
応援してます
ガンガレ!
608 :
名も無き被検体774号+:2013/08/28(水) 23:27:27.32 ID:gf2SLE560
ほどほどにしとこう…
1さん…すいません…
ktkr、まだかなー、C駄目とか意味わからん
コテ付けてくれると、アボンしやすくて助かるんだがな。
C
610 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 00:38:41.03 ID:SHDkfbl/P
>>606 御前みたいな自己主張野郎が原因だって気付けよwww
本当にそう思ったならレスすんなよばーかwwwwww
611 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 01:25:31.00 ID:oXEYspMK0
>>609 支援がダメなんじゃなくて雑談が雑談がダメなんだと思う
○○は俺の嫁とか。そんな自己主張でスレ埋めるなよって思う
スレ出来てからロムしてきたけど
勝手なルール押し付けるのもどうかと思うなあ。
感想や妄想あってのSSスレだと思うけどな…皆が喜んでるの…微笑ましいじゃん
邪魔だから余計な書き込みするなって意見が1含め支持されていて唖然。
どんだけ心狭いんだよ
614 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 06:38:43.19 ID:SHDkfbl/P
>>611 なら言いたいこと言えば?
で、好き勝手にした結果がこれだろ
>>606と糞コテのどこに違いがあるの?www
どっちも自己主張でレスしてんじゃん
そんなに人気なかった
あーあ、糞コテが調子にのったせいで荒れてしまった
こんなんじゃ1も書きにくいだろうに
618 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 08:44:15.03 ID:NdxqhyRz0
もう住み分けしたんだからやめようよ
こんなんじゃほのぼの書けないよ
>>613 逆にこっちとしては変な妄想を繰り広げられる方が押し付けになってるとは思えないのかね?
盲目的なファンは作品を衰退させる要因となり得るのだから、たくさんの人に読んでもらいたい作者の意向にはそぐわないだろう。
>>613は心の広い寛大な人なのかもしれないが、全員そうと言えるはずがないだろう。こういった自称熱狂的ファンは隔離しておくことに越したことはないのだし、なにより作者本人も改善を望んだ。
つまりはそういうことだろう?
蛇足だが上でも述べられている通りこの件は別スレ立てで決着はついたので、まぜっかえすようなことはもうしない方がいいだろう。
30も更新されてるからワクワクして開いたらこれだよ
621 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 09:07:53.27 ID:CEDbRxMv0
もう妄想書くようなやつ消えたから良いじゃない
もう1の嫌がるような事するのはやめにしようぜ
1さんスレ荒らしてごめんなさい。wktkしながら今日も待っています。
どんだけ神回なのかと思ったら……
ずっとROMってきたが一言
>>613の意見に全面同意するのは俺だけか?
やり過ぎ感はあるものの、支援がてら自己主張は良いと思うんだがな
人気あるスレが支援だけで伸びるのは当たり前だし、支援が良くて感想はアウトってのがわからん
ROMに戻ります
>>623 もうこの件に関してgdgd言うのはやめよう
625 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 12:46:00.77 ID:SHDkfbl/P
>>623 最初と最後の行は要らないだろ
どんだけ自分をアピールしたいんだよ気持ち悪い
626 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 13:31:10.32 ID:oXEYspMK0
この話は別で作ったスレで話そうか
まあクソコテは解決としても保守はしないとね
628 :
1:2013/08/29(木) 19:30:06.58 ID:ZT6p+NGpO
狐娘「楽しかったー♪」
男「…何よりで」
狐女「」グッタリ
狐娘「女?どしたの?」
男「…少し休ませてやろう」
狐娘「わかった!じゃ、お兄さんともう一回行ってくるね♪」
男「立て!立つんだ女!立てぇー!!」
狐女「私は…もう…」
男「お前ならまだいけるって!」
狐娘「ほら早く♪」ガシッ ズルズル
アアァァァ…
〜遊園地前 夕方〜
狐娘「♪」ニコニコ
男「帰ってきて良かった…強い子に会えて…」ガクッ
狐女「…お疲れだったな」ガシッ
狐娘「あー!私もー♪///」ダキッ スリスリ
男「…楽しめたか?」
狐娘「うん!とっても!」
男「なら、いい」ナデナデ
狐女「ふふ」
629 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 19:31:13.91 ID:ZT6p+NGpO
〜美味店 夜〜
男「へぇ…落ち着いた感じの店だな」
狐女「ふむ。料理も期待できそうだ」
狐娘「ハンバーグあるかな?」
男「メニュー持ってくるまで待て」
狐娘「はーい」ニコニコ
店員「いらっしゃいませ。こちら、メニューになります」スッ
店員「お決まりになりましたら、そのベルを」
男「どうも」
店員「どうぞごゆっくり」ペコッ スタスタ
男「さて…」ペラ
狐女「娘様、ハンバーグありますよ」ニコッ
狐娘「やた!ハンバーグにする!」
狐女「私は…この海鮮パスタを頼もう。お前は何にするんだ?」
男「俺は適当に選ぶわ」
狐女「…そうか」
630 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 19:32:18.34 ID:ZT6p+NGpO
狐娘「美味しい!」パクパク
狐女「これは…確かに」モグモグ
男「流石にアレが勧めるだけのことはあったか」
狐女「ああ」
狐娘「でも、女の料理の方が好き!」
狐女「ありがとう御座います」ニコッ
男「…まぁ、たしかに」
狐女「そ、そうか///」
〜アパート前 夜〜
狐娘「今日はありがとー!楽しかった!」ニコニコ
狐女「礼を言う。また明日、だな」
男「?」
狐娘「どしたの?」
男「…いや、今日は泊まらんのか」
狐娘「!…あ、でも…」
男「?」
狐女「遠慮しておられるのだ」クスッ
男「…もう暗い。泊まっていけ」
狐娘「わーい!」ダキッ
男「というか、遠慮は要らん…と思う」
狐女「そうか」ニッコリ
631 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 19:40:23.69 ID:ZT6p+NGpO
支援や感想等は嬉しく、有り難いものです。「○○は貰ったぁ!」というのも、少しなら「可愛らしいものよ」で済みましょう。
酒も過ぎては毒、といいます。何事もほどほどが良いですね。
まま、あとはごゆるりと つ旦~
え?早出っス。はい。
味わかるようになったの?
634 :
名も無き被検体774号+:2013/08/29(木) 20:04:50.53 ID:ZT6p+NGpO
先程連絡がありまして…まだ先の話ですが、再度船上の仕事に行くかも知れませぬ。
>>632 まだ「感じがする」程度ですね///
>>633 ありがとー!ごゆっくりー!
635 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/29(木) 23:34:36.64 ID:QK3uPUfQ0
船上ってことは見れなくなってしまうのかな...
636 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 00:15:34.10 ID:TF5M1qtq0
坊主の話が聞きたいなあ
637 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2013/08/30(金) 01:05:07.34 ID:VMjFrOw+0
>>631 この話を書いてる人物は本当に優しさ溢れるってのが、文章から伝わってくる
638 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 02:06:10.05 ID:U6HVkt4D0
規制解除されたので、
やっとレスできます!
>>1さんの話大好きです!
これからも更新まってます^_^
639 :
哀和【1890枚】 ◆Aiwa///ScE :2013/08/30(金) 08:00:31.50 ID:ZNKOk6X00
(´・ω・`)まあまあみんな落ちつけ
(つc□~
640 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 16:22:26.41 ID:8nYGSFUwi
よし
おとなしく待ってる
641 :
1:2013/08/30(金) 19:32:11.68 ID:Bc5XoyleO
〜翌朝〜
男「」zzz…
狐娘「…」ウズウズ
狐女「」クスクス
狐娘「(目覚まし…2分前…もうちょっと♪)」
男「…む」カチッ
狐娘「」ガーン
狐女「私と同じですね」
男「?…おはよう」
狐娘「おはよー…」
男「元気が無いな。どうした?」
狐女「おはよう。なに、思惑が外れて凹んでおられるだけだ」フフ
男「?」
〜お茶の間〜
狐娘「」ハグハグ ムシャムシャ
男「今日も枝落としか?」モグモグ
狐女「ああ。先は長い。焦らずやってくれ」
男「そうしよう。小娘、今日も頼むぞ」
狐娘「任せて♪」
642 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 19:33:17.39 ID:Bc5XoyleO
〜屋敷前〜
狐女「中で休憩してから仕事にかかりますか?」
狐娘「そうしよ♪お兄さん家から結構あるからね〜」
男「…車道を通せ」
狐女「いい運動になるだろう?」
男「ダイエットか?むしろもう少し栄養を…」ジー…
男「いや、何でもない」
狐女「貴様…今何を諦めた!?///」
男「いや、十分普通だ。気にするな」ポン
狐娘「でもお兄さん、前に普通は面白味に欠けるって」
狐女「(そ、そういえば…)」ガーン
男「まぁアレだ。諦めたら試合終了とかそんな感じだ。多分」
狐娘「投げやり」ケラケラ
男「それに結局は…おっぱいで選ぶワケでもなかろう」
狐女「う、うむ。そうだろうとも///」
男「…いや、どうかな?」
狐女「」
643 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 19:34:22.14 ID:Bc5XoyleO
〜山中〜
男「…先は長い、と言うか終わるのか?これ」カッ カッ
狐娘「終わらなくてもいいよ。続けるだけ♪」
男「…そうだな」フフ
狐娘「というかお兄さん、かなりの真面目さんだね〜」
男「そうか?」
狐娘「女と二人でやってた時はね、途中でかくれんぼとかになってたから」ケラケラ
男「………そうか」
狐女「娘様ー!」
狐娘「あ、こっちだよー!」ブンブン
狐女「娘様、旦那様から連絡が」
狐娘「…お父さんから?」
狐女「はい。折り返し、電話するようにと」
狐娘「わかった。お兄さん、ちょっとごめんね?」
男「いいさ。ぼちぼち進めとく」
狐娘「うん」
狐女「また昼にな。怪我には気を付けろ」
男「ああ」
644 :
名も無き被検体774号+:2013/08/30(金) 19:38:00.08 ID:Bc5XoyleO
お父さんいたのか……
おつおつ
実家がドーノコーノって話があったぞ
ついに進展来たか。気になる
648 :
みかん猫:2013/08/31(土) 12:44:07.29 ID:q9hVq7BX0
久しぶりにみたら進展してた
これ見ると心が落ち着くよね
649 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 22:53:15.12 ID:QhR04ABzP
>>648 気持ち悪すぎ。
煽りとかじゃなくて、お前絶対リアルで嫌われてるぞ。
自覚した方が良い。
650 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 23:41:49.22 ID:lmAfyF9C0
コテはやめようって言ってるのになんで荒らすかなあ
651 :
名も無き被検体774号+:2013/08/31(土) 23:50:49.77 ID:SXXQqQLz0
>>648 もうまったり見たいからさ・・・
コテを外すだけで済むんだから
せめてこのスレだけでもコテを我慢してくれないか?
653 :
1:2013/09/01(日) 00:30:07.25 ID:D/qoeCVpO
申し訳ありません。今日はバタバタしておりまして、更新はありませぬ。御容赦!
>>645 ありがとー!
>>646 しっかり読んでくださっているようで///
>>647 …///
>>648 みかん殿、毎度ー!
>>649 >>650 >>651 コテ=荒らしではないと思いますが…
どうも語弊があるように思います。
自分が「控えましょう」と書いたのは、極端な話、お話1に対して「○○貰った」「じゃ○○は俺が」といったようなことが10も続いたらどうなんだろう?という点です。
前にも書きましたが、少々ならば「お気に入りがいる」と嬉しくなるものです。勿論、過ぎれば「読み難くなる」という方も出てきましょう。
何事も程々が一番ですね。
では、また ノシ
654 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 00:41:37.49 ID:djEsv/WUi
お疲れさん
毎回更新を楽しみにしてる
今日は休みかな?
ゆっくり休んでくれ
おやすみ
655 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/09/01(日) 00:42:09.04 ID:APGI5UW90
>>651 俺がこういうのもムダにレスしてんのは分かってるけど、そういう事いう事でムダにレス使ってるってわかんないのかな?
みかん猫参加は普通に荒らしてる感じはし無いと俺は思うけど…?
656 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 01:36:15.18 ID:WHOUXZI20
>>1殿お疲れ様〜。
続きが気になりますなぁ(°ω°)
@
>>655さん、スルーですよ!スルー!
別スレも立っていることですし、そのお話もそちらで!
どこのコテも糞なのは最初から知ってるだろうに
658 :
哀和【1911枚】 ◆Aiwa///ScE :2013/09/01(日) 10:50:54.21 ID:9mcbXh3J0
コテでも別にイイジャナイ
(´・ω・`)
(つc□~
659 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 13:05:58.51 ID:a47PQz9U0
コテでもいいけど荒れる原因にはなり得るからどうなっても知らんよ、てかここで書き込むときくらいは外しちゃダメなのか?
楽しみすぐる、はよっ
661 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 14:29:34.08 ID:jZMnJYoP0
1が迷惑するならもう外そ
楽しみだ
662 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 15:21:13.55 ID:vMyDvDaE0
663 :
1:2013/09/01(日) 19:24:32.09 ID:D/qoeCVpO
〜屋敷〜
狐父「…というワケでな。相手は家柄も地位もしっかりした方だ」
狐娘「…」
狐父「おい。聞いとるのか?」
狐娘「…うん」
狐父「『うん』じゃない。『はい』だ」
狐娘「…はい」
狐父「相手も乗り気だ。とは言え、失礼の無いようにな」
狐娘「あの…断ることは…」
狐父「…なんだと?」
狐娘「私は…」
狐父「断る?お前が唯一出来る孝行だろう」
狐娘「…!」
狐父「悪いがこちらも忙しくてな。そろそろ切るぞ。一度こちらに顔を出せ。ではな」ガチャッ
狐娘「…」
狐女「娘様?」
狐娘「女…どうしよう…」
狐女「何か…大事でも…?」
狐娘「お見合い…だって」
狐女「!」
狐娘「要らない…要らないよ…そんなの…」
狐女「…」
664 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 19:25:36.66 ID:D/qoeCVpO
〜お茶の間 昼〜
男「…何かあったか?」モグモグ
狐娘「何も。どうして?」
男「暗いぞ」
狐女「娘様も色々とおありなのだ」
男「…女の子の日か」
狐娘「お、お兄さん///」
狐女「まったくお前は…」
男「言い難い事なら言わなくていい…が」ポフッ
男「まぁ、アレだ。俺で力になれる事なら…力になってやらんこともない、かもしれん」グリグリ
狐娘「うん…大丈夫。もう決めてるもん///」
男「?」
狐女「お前も素直ではないな」フフ
男「…お前に言われるのは許せない気がする」
狐娘「〜♪///」スリスリ
665 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 19:26:52.94 ID:D/qoeCVpO
〜屋敷 夜〜
狐娘「電話はなかなか取り次いで貰えないから、手紙になるね…」
狐女「やはり、正直に?」
狐娘「うん。大好きな人いるからダメ〜って///」
狐女「ふふ」
狐娘「…今回のこと、あっさり退いてくれない…かな?」
狐女「…御家の繁栄を考えてのお見合い話…でしょうか?」
狐娘「うん…多分、そう」
狐女「…」
狐娘「お兄さんには内緒だよ」
狐女「…はい」
狐娘「大丈夫!負けないもん♪」
狐女「その意気です。娘様」ニコッ
狐娘「うん!」
666 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 19:31:08.83 ID:D/qoeCVpO
667 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 20:49:40.15 ID:8BWOdpcA0
過疎っちゃったなぁ……
見てるよー頑張れー。
668 :
名も無き被検体774号+:2013/09/01(日) 21:54:41.48 ID:Z7Dk1M99P
何で荒れるのにコテ外さないの目障りだわ
ぶり返すなよ馬鹿か
ぶり返すじゃねーよ
掘り返すなよ だよ…
>>670 ドンマイ気楽に行こう
>>1お疲れさん、ガンバレー
次の更新wktkで待ってる
コテには大きく分けて2つある
良コテと糞コテだ
コテの7割が糞コテだ
その糞コテのせいでコテ全体に偏見が生まれコテを追放する
そして全面戦争になりスレは崩壊する
このスレもこのままじゃ崩壊する
コテを追放しないのが大切(最初からコテ禁止とか書いてあるなら別)
はいこの話はおしまいおしまい!
673 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 08:37:56.31 ID:OAudavHWi
C
674 :
名も無き被検体774号+:2013/09/02(月) 12:18:37.41 ID:pXTAioKmP
>>672 なんで上でさんざんおしまいって言ってんのに嬉々として掘り返してんの?
おまけになんで自己紹介してんの?
自分の行動が糞コテの偏見()を増進させてるのに気付けよ。全面戦争()とか笑わせるな。
原因がなければ結果も生まれないんだぞ?スレが荒れる原因はどちらか足りない頭で考えてみろよ。
続きが気になり過ぎて禿げそう
今日は更新無しかな?
>>1よ、ゆっくり休んでくれ
待ってるよ〜
保守
681 :
猫姫 ◆37iz2MneR6 :2013/09/03(火) 10:38:55.19 ID:5fjqKM25P
面白い!!(*´ω`*)
保守(`・ω・´)
682 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/09/03(火) 15:31:05.46 ID:RsTgG+w5i
>>666 いつみても、面白い話だな
いろいろコテがうざいって言われてるから最近ROMってるがちゃんと見てるぞ!
683 :
猫姫 ◆37iz2MneR6 :2013/09/03(火) 18:44:33.34 ID:5fjqKM25P
何でコテ駄目なの?w
意味不明w(*゜з゜*)
684 :
1:2013/09/03(火) 18:57:26.67 ID:X3+thwDbO
〜アパート〜
男「…」カチッ ボッ
男「(何だってあんな余計なことを…)」
男「(雇用主だから胡麻擂っとこう…ってワケじゃねーよな)」フゥー…
男「(…バカな)」
男「(おっぱいが全てでは無かった…ということか)」フゥー…
男「(そのアルカナは示した…)」
男「(時に己を見つめ、自らの意思で道を決する勇気を…)」フゥー…
男「(冗談は扨置き)」グジッ
男「(…考えた方がいいか)」
〜翌朝 屋敷前〜
狐娘「おはよー!お兄さーん!」ダキッ
男「ああ。おはよう」
狐女「おはよう。今日も宜しく頼む」
男「やってみるさ…!」キリッ
狐女「ぅ…///」
狐娘「お兄さん…カッコいい///」
男「(…やりにくいわね)」
685 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 18:58:31.95 ID:X3+thwDbO
〜山中〜
狐娘「ね、ね」
男「ん?」ギコギコ
狐娘「お兄さん、どんなのが好き?」
男「好みの話か?」
狐娘「うん」
男「おっぱい」キリッ
狐娘「…だけ?///」
男「馬鹿を言うな。大きいだけではダメだ」
男「大きさも大事だが…垂れていては台無しだ。『形』…それこそがおっぱいを語るうえで
狐娘「お、おっぱい以外で!///」
男「おっぱい以外か…」
狐娘「うんうん♪」
男「適当でイイんじゃない?」
狐娘「」
〜屋敷 夜〜
狐娘「女…どうしたら育つの?」
狐女「わ、私もどうやら『普通』らしいので何とも…」
狐娘「それ以外の勝負、厳しそうだよ…」
狐女「こればっかりは何とも…」
狐娘「う〜ん…」
686 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 18:59:51.84 ID:X3+thwDbO
〜翌朝 アパート〜
チンポーン
男「はいはい」ガチャッ
狐娘「おはよー!」ダキッ
男「おはよう。わざわざ出迎えに来たのか?」ナデナデ
狐娘「うん♪」
狐女「まぁ、朝の散歩も兼ねてな」
男「なるほど。まぁ中に入れ。支度がまだだ」
狐娘「は〜い」
〜お茶の間〜
男「コーヒーだ」コトッ
狐娘「ありがと」ニコニコ
狐女「すまないな」
狐娘「うん、美味し♪」ズズッ
男「…安物だ。気分で飲むだけだしな」
狐女「そういうことではない」フフ
男「…ああ。そう、だな」
狐娘「えへへ〜///」
687 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 19:04:51.34 ID:X3+thwDbO
…色々とありますが、コテを叩きたいだけなら他所でどうぞ。
では、また ノシ
今日の分は終わってしまったか
690 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 20:18:10.89 ID:v9mmzMbv0
いつも乙
気にせず書いてくれると嬉しいな
691 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 21:05:09.12 ID:qqGBYKgHi
うん、おっぱいは正義だよ!
お疲れ様〜!続き楽しみにしてるぜw
きゃっきゃうふふ描写が長すぎて飽きてきた
694 :
名も無き被検体774号+:2013/09/03(火) 22:21:18.23 ID:4oUK5ddQ0
いつも楽しみにしておりあす
おっぱい待ってるよ
くっそつまんねぇな
697 :
1:2013/09/04(水) 19:38:30.94 ID:+ygXWFYxO
〜屋敷 昼〜
狐娘「ここから…えーと、ここまで」スッ
狐女「私と二人で作業していた頃とは雲泥の差ですね」
狐娘「お兄さん、隠れんぼとかしてくれないから…」
男「…普通だろ」
狐女「う…まぁ、な///」
狐娘「さー!ご飯にしよー!」
狐女「はい。すぐにお運びします」ニコッ
〜夜〜
狐娘「あれから連絡とか…無い?」
狐女「はい…手紙はもう届いていると思われますが…」
狐娘「諦めた…とか?」
狐女「それは…難しいかと」
狐娘「うん…だよね」
狐女「大丈夫です。きっと解ってくださいますよ」ニコッ
狐娘「うん…」
698 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 19:39:37.05 ID:+ygXWFYxO
〜翌朝 屋敷前〜
狐娘「来たー!おはよー!」ダキッ
男「おはよう」
狐女「おはよう。引き続き枝落としを頼む」
男「あいよ」
狐娘「今日も張り切っていこー♪」
狐女「頑張ってください」ニコッ
狐娘「うん!」
〜山中〜
狐娘「お兄さん、あれ…はちょっと大きいかな?」
男「…狂ほしく、血のごとき月はのぼれり…」カチャッ
狐娘「お、お兄さん…?」
男「秘めおきし魔剣、いずこぞや…!」クワッ
狐娘「!」
男「」ギコギコ
狐娘「」
男「どうした?鳩が豆食ってポーみたいな顔して」ギコギコ
狐娘「な、何でもないよ!うん!」
男「そろそろ落ちるぞ〜」
狐娘「は、は〜い」
バササー
699 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 19:40:51.72 ID:+ygXWFYxO
〜屋敷 昼〜
男「飯飯」
狐娘「今日はね、仕込み手伝ったよ♪」
狐女「大変助かりました」ニコッ
男「ほう、経験が生きたな」キリッ
狐娘「うん!」
男「(まあ、美味い気がする…止まりなんだろうけどな)」モグモグ
男「…?」モグ…
狐女「どうした?」
狐娘「美味しく、ない…?」
男「妙だな…このカボチャ、甘い…な?」モグモグ
狐女「カボチャが甘いのは当たり前…」ハッ
狐娘「お、お兄さん!?」
男「まさか…」ズズッ
狐女「お、おい」
男「美味い…美味いぞ…!」ムシャムシャ
狐娘「お兄さーん!」ドッ
男「ぐぇ!」
狐女「む、娘様、危のう御座います」
狐娘「ごめんなさい…嬉しくて…」ジワッ
男「…いいさ。ありがとよ」ナデナデ
狐娘「〜///」
700 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 19:46:21.69 ID:+ygXWFYxO
おおう、やっと味が!
かぼちゃ旨いよな
702 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/09/04(水) 20:43:03.37 ID:1/VLJ1JQ0
かぼちゃの天ぷら好きだわ
煮付けもなかなか
カボチャはプリンだな
705 :
名も無き被検体774号+:2013/09/04(水) 23:22:46.63 ID:76xrKfFR0
味ついたか、乙乙
男の中二病が最近更に磨かれてるな
706 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 00:42:52.05 ID:q1RQC/kM0
最近鼻風邪で味覚失ってたんよ
味わかるってすごい嬉しいよね
男の歓喜が伝わるきょうこの頃
707 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 03:30:26.52 ID:cYyv/GWI0
がんばー
楽しいよー
今日もおっぱいがんばれ
今日はないのかな
710 :
名も無き被検体774号+:2013/09/05(木) 21:38:56.17 ID:ghI6Be5X0
かぼちゃ旨いよね
おっぱいもいいよね
OPI!OPI!
712 :
1:2013/09/06(金) 20:15:56.99 ID:FPIx60ssO
狐娘「今日はお祝いだね〜♪」
狐女「はい」ニッコリ
男「判る…私にも味が判るぞ…!」ガツガツ
狐娘「」ニコニコ
狐女「夜はご馳走を用意しよう。楽しみにしておけ」
男「ラ○ァ…私を導いてくれ…!」ムシャムシャ
狐娘「聞いてない…かな?」
狐女「…まったく」フフ
〜山中 夕方〜
男「(しかし何故…?)」ギコギコ
男「(たしかに屋敷で出される飯は…こう、なんと言うか、他とは違うような気はしていたが)」メキメキ
男「…いやはや何とも」ドサー
狐娘「どしたの?」
男「いやなに、何故舌が治ったのかと」
狐娘「女ね、治ると良いなって、ご飯作ってた」
狐娘「今日とか、お手伝いする時は私も♪」
男「つまり…?」
狐娘「愛!///」
男「」
713 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 20:17:02.36 ID:FPIx60ssO
〜屋敷 夜〜
狐娘「かんっぱ〜い♪」
男「乾杯」
狐女「治って良かったな」
男「ああ。いいモン食わせてもらったのが効いたんだろう」
狐女「そ、そうか///」
男「何か礼をしないとな」
狐娘「お泊まり♪」
男「…そんなことでいいのか?」
狐女「う、うむ///」
男「…では、一晩厄介になろう」
狐娘「ずっとでもいいよ〜」ニコニコ
男「それはちょっと…」
狐女「娘様、そう焦らずに」クスクス
狐娘「は〜い♪」
714 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 20:18:11.31 ID:FPIx60ssO
〜翌朝 お茶の間〜
狐娘「いただきまーす!」パクパク
男「いただきます」モグモグ
狐女「一晩経って、元に戻ったりしていないか?」
男「大丈夫だ。美味いぞ」
狐女「そうか」ニコッ
チンポーン
狐娘「…誰だろ?香水の匂いしかしない…」ヒクヒク
狐女「出てみます」
男「美男とか?付いていこうか?」
狐女「いや、大丈夫だろう」スタスタ
狐娘「迷い人かな?」
男「新聞や宗教の勧誘じゃないか?」
狐娘「どうだろ?」
タタタッ
狐女「娘様、旦那様と奥様がお見えになりました」
狐娘「!」
男「…俺は仕事に出ていよう」
狐女「」チラッ
狐娘「」コクッ
狐女「すまんな。あと、裏口から頼む」
男「あいよ」
男「(なんだかんだで心配になって見に来たのか?)」
男「(ま、俺にゃ関係無いか)」
いつもみてるよぉ ハァハァ
716 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 20:22:09.54 ID:FPIx60ssO
リアルタイムきた
1つ前で見るのやめておけば幸せだった…
うわあああ
719 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 20:24:09.09 ID:FPIx60ssO
>>715 抜けておりました///
ありがとねー!
720 :
名も無き被検体774号+:2013/09/06(金) 20:26:30.94 ID:FPIx60ssO
721 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/09/07(土) 00:05:29.15 ID:gquzm3oIi
>>716 いよいよ、クライマックスか?
狐娘本当に素直で可愛いな!
狐女もな
723 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 00:59:58.02 ID:o0fF33760
皆可愛いよ乙乙
724 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 01:16:11.58 ID:Lup2yYnb0
1は才能の塊だよな
おもしろすぎる
チンポーン
チンポーン
チチチチンチンポチンポーン
726 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 08:45:21.10 ID:ESUshdMh0
727 :
名も無き被検体774号+:2013/09/07(土) 17:54:00.30 ID:Ie8zLeezi
すげぇ
男のチャイムがこれだったとは…
729 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 13:05:41.41 ID:mVOOodFJO
昨日は更新なしかorz
ところで
>>1が戦場に行くってのはいつからなんだ?
730 :
1:2013/09/08(日) 19:16:21.98 ID:rmVsgZciO
待ち遠しい
732 :
名も無き被検体774号+:2013/09/08(日) 22:30:57.97 ID:kIIbWpFl0
まつぞー
たのしみだー
733 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 07:38:50.52 ID:kSyWaz+T0
待ってるよチンポーン
チンポーン期待age
735 :
1:2013/09/09(月) 19:23:06.79 ID:ZFucKZc7O
狐父「久し振りだな」
狐母「元気そうね」
狐娘「…お久し振りです。父様、母様」
狐女「お久し振りです。お茶をどうぞ」コトッ
狐父「ん。ご苦労。で?あの手紙は何だ?」ズズッ
狐娘「私、好きな人が…」
狐母「その方の身分は?今回のお見合いの方より、上の方?」
狐娘「…」
狐父「…なあ娘よ。幼少より、お前には最高の教師と環境を与えてきた。しかし…」
狐母「アナタは…何れも応えられなかったわね?」
狐父「あのような成績では家の名折れ。だからこの山にお前を移した」
狐父「そんなお前を、我が家と同格の家が『欲しい』と言っている」
狐母「…あまり困らせないで頂戴。ね?」
狐娘「…ごめんなさい。こればっかりは、無理です」
狐父「いい加減にしないか!」バン
狐母「」フゥ…
736 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 19:24:12.10 ID:ZFucKZc7O
狐母「女はその方の事を知っているの?」
狐女「…はい」
狐母「どんな方?」
狐女「無愛想で口も悪い男ですが…根は優しく、真面目な男です」
狐母「…なるほど。社会的地位、或いは血筋等は?」
狐女「そちらは…至って普通の人間です」
狐父「…なに?人間?」
狐女「はい」
狐母「冗談でしょう?人間?」
狐娘「…そだよ」
狐父「一緒になれたとして、一生隠していくつもりか?」
狐娘「お兄さん、知ってるよ」
狐母「どういうこと?」
狐女「簡単に説明しますと…」
狐父・狐母「…」
狐女「…という次第です」
狐父「娘…本気か?」
狐娘「」コクン
狐母「相手の方はどうなの?」
狐娘「わかんない…嫌われてはない、と思うけど…」
狐父・狐母「…」
737 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 19:25:29.45 ID:ZFucKZc7O
〜屋敷前 昼〜
狐父「取り敢えず、お見合いの話は進め
狐娘「進めても、受けないよ」
狐母「あなた、しばらく好きにさせましょう」
狐父「お前まで何を…!」
狐母「意思は固いようですし…時間をおいてみましょう」
狐父「むぅ…」
狐母「じゃ、帰るわね」
狐娘「またね」
狐女「お気を付けて」
〜山中〜
狐娘「お兄さーん!」タッタッタッ
男「おお」
狐娘「ご飯出来たって。帰ろ?」
男「親が来てるんだろ?邪魔にならんか?」
狐娘「帰ったよ」
男「早いな。様子見とかか?」
狐娘「う、うん、そんな感じ」
男「そうか。腹も減ったし、帰るか」
狐娘「らじゃ〜♪」
738 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 19:28:31.92 ID:ZFucKZc7O
おつさま
無理だけは禁物だぜ
740 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 20:21:42.39 ID:7ZOvuiNv0
まあパパの気持ちもわからんでもないがここはハッピーエンドになると期待
741 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 21:40:12.89 ID:Pfiumps/O
元カノの時もムナクソにはならなかったから、一悶着はあるだろうけど大丈夫だと安心して心配してるね
742 :
名も無き被検体774号+:2013/09/09(月) 23:56:49.35 ID:pjz6+eOei
深くなってきた
楽しみだー
じつは1の物語よんで玄関チャイム鳴らした音がチンポ-ンにしか聞こえなくなったww
>>743 そんなこと聞いたら俺まで...
うわぁぁぁぁぁってなるだろ
745 :
名も無き被検体774号+:2013/09/10(火) 08:29:35.50 ID:rFEMyVUzi
くっさ
だまってROMれねーのかよ
746 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 03:54:27.84 ID:tG97h1Z60
ふえぇ……
山にクリはなってないのかな。クリ狩りしようぜクリ狩り
んじゃ俺はリス狩るわ
クリとリスを狩るのか
750 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 18:54:33.20 ID:HJPWOSzb0
751 :
1:2013/09/11(水) 19:14:46.78 ID:DjftZsR+O
〜屋敷 夜〜
狐娘「取り敢えず、大丈夫なのかな?」
狐女「はい。今のところは…でしょうけど」
狐女「いっそ、話してみてはどうでしょう?」
狐娘「ダメだよ…お兄さん、困らせちゃう」
狐娘「返事を急かす事にもなりかねないし…」
狐女「…たしかに」
狐娘「う〜…やっぱりおっぱいなのかな?///」
狐女「こんなモノ、脂肪の塊でしょうに…」
狐娘「太ればいいのかな?」
狐女「…それはダメな気がします」
狐娘「難しいね〜…」ションボリ
狐女「はい…」
752 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 19:15:54.34 ID:DjftZsR+O
〜アパート〜
男「…という次第でな」
元後輩「は、はあ…」
男「確かに悪い気はしない…しかし、その二人はおっぱいが足りない…」
元後輩「は、はあ…」
男「お前も男なら、大きいおっぱいに惹かれる気持ち…解るだろう?」
元後輩「は、はあ…」
男「人が地球の重力に魂を引かれるように…」
男「男はおっぱいに惹かれるもの…抗う術など、無い…!」
元後輩「あ、そろそろ帰らないと」
男「まあ待て落ち着け。これから良いトコなんだから」
元後輩「は、はあ…(男さんが珍しく『相談がある』なんて言うから…)」
元後輩「(予定キャンセルまでして駆け付けたのに…)」
元後輩「(…来るんじゃなかった)」ガクッ
753 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 19:17:25.77 ID:DjftZsR+O
〜翌朝〜
元後輩「う…」ムクッ
元後輩「(…結局飲みながらの話になって…潰れて…)」
男「」zzz…
元後輩「男さん、朝っスよ」ユサユサ
男「む…」
元後輩「オザッス」
男「…お前まだ居たのか」
元後輩「…泣いていいスか」
〜お茶の間〜
元後輩「朝飯は昨夜のツマミっスね」
男「朝からピザか」
元後輩「ダ○テェィ…」
男「…好きだなお前も」
元後輩「男さんほどじゃないっス」
男「まぁ、ありがとよ。おっぱい以外も見てやらねーとって気になったよ」
元後輩「何よりっス」
男「で?お前まだ相手居ないの?」
元後輩「」
754 :
名も無き被検体774号+:2013/09/11(水) 19:22:25.76 ID:DjftZsR+O
本編よりも
>>754の下三行に泣かされた
お疲れ様行ってらっしゃい
おしごとがんばってね
757 :
1:2013/09/12(木) 19:30:08.67 ID:V4bcbdpTO
〜屋敷〜
狐娘「おはよー!」ダキッ
男「おはよーさん」
狐女「おはよう。今日は倉の方を頼みたい」
男「片付けか?」
狐女「ああ。あと、娘様は私と屋敷の方にかかる」
狐娘「お手伝い、要るようなら言ってね?」
男「…出資者は無理難題を仰る」
狐女「むう…やはり一人ではキツいか?」
男「すまん。流してくれ」
〜倉〜
男「なかなか片付かない…」ガタガタ
ポロッ ガン
男「い…痛い。ここ労災とか無いんだろーな…」
男「何だ一体…」ヒョイ
男「アルバム…?」
男「(ふむ…勝手に見ていいもんじゃない…とは思うが…)」
男「(右ヨーシ、左ヨーシ、音ヨーシ)」
男「どれどれ…」ペラッ
758 :
名も無き被検体774号+:2013/09/12(木) 19:31:12.05 ID:V4bcbdpTO
男「(ほうほう、これが小娘のガキん頃か?)」ペラッ
男「(あんま嬉しそうじゃねーな)」
男「(そういや以前、女に小娘の家族について聞いたことがあったな…)」
男「(…にしても嫌な目付きだ)」ペラッ
男「(『あーつまんね』『コロニーでも落ちてこねーかな』って面だ)」
男「(…)」ペラッ
男「(…ああ、そうか)」
男「(似てんだな。俺と…
ガタッ
狐娘「お兄さん?お手伝い要るー?」キョロキョロ
男「!(マズイ!)」
男「(あの窓!)」ハッ
男「(星になれー!)」ブンッ
男「ああ、こっちだ(あとで回収して、戻しておけばいいだろう)」
ガスッ アイター!
狐娘「あれ?女だ」
男「馬鹿な…」
759 :
名も無き被検体774号+:2013/09/12(木) 19:32:28.55 ID:V4bcbdpTO
男「…という次第でありまして」
狐娘「」ケラケラ
狐女「ほほう。つまり悪気は無かったと?」
男「勿論に御座います」
狐女「まったく…で?感想は?」
男「…まあ、あんま楽しそうには見えなかったかな」
狐娘「そだね〜。だから倉に置いてた♪」
男「すまん。俺のスタンドが『見るべきだ』っつーから…」
狐女「スタンド?何だそれは?」
男「…いや、何でもない」
狐娘「いいよ。お兄さんなら」ニコニコ
狐女「娘様の器に感謝するんだな」フフ
男「…」
狐娘「どしたの?」
狐女「う…すまん。調子に乗りすぎたか?」
男「…何が違うんだろうな」
狐娘・狐女「?」
男「ガキの頃の小娘は、俺に似てると思った…」
男「が、今は全然違う…」
760 :
名も無き被検体774号+:2013/09/12(木) 19:34:20.57 ID:V4bcbdpTO
>>755 ありがとー!
三連休どうなる事やら…
>>756 頑張りまする!
早出、なんスよね。ええ。
お疲れさま
無理するなよ
鍵はじいさん
763 :
名も無き被検体774号+:2013/09/13(金) 01:04:21.03 ID:7R1TDJeq0
なるほど納得した
面白くて続きが待ちどうしいねぇ
毎日の日課になったよ
765 :
名も無き被検体774号+:2013/09/13(金) 22:20:04.73 ID:n8ED/dCV0
オナニーする快感
コロニーでも落ちてこないかなー、って何だ?
コロプラが思い浮かんだんだけど…チガウカ
ガンダムのコロニー落としじゃないの?
オールバックの人「私が粛清しようと言うのだ安室!!!」
厨二すな〜
>>1乙
¥4
文字化けしちゃった、いつもROMってます!
771 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 12:40:36.24 ID:l7S5nNLD0
男「あ、でる。でるよお」ドピュリ ぴゅっ ぴゅ ぴゅ〜
女「あ、ああぁぁ〜〜〜!」
772 :
希夷蘭 ◆RKposP0EnU :2013/09/14(土) 13:00:41.33 ID:fvlChZ9ai
>>771 そういう感想でもなんでもないレスが有るからあーだこーだいう人が出てこなくちゃならんくなるだよ。
やめろよ
773 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 14:05:36.68 ID:n9NiLRvM0
狐娘の過去が気になる
774 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 15:02:19.84 ID:FmlX0+9k0
>>772みんな無視してるだろ?お前もスルーしろよ
775 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 15:40:01.77 ID:h83H1CneP
776 :
1:2013/09/14(土) 19:31:31.63 ID:91YBcGpfO
狐娘「女が来てから、かな?」
狐女「む、娘様…」
狐娘「女ね、厳しいときもあったけど、すっごく優しくて」
男「…」
狐娘「気が付いたらニコニコしてて、楽しいなーって。うん。そんな感じ」
狐娘「だから女も好き♪」
狐女「も、勿体のう御座います」
男「なるほど…(俺とは違うワケだ…)」
狐娘「お兄さんもね、最近ニコニコ増えた♪」
男「!」
狐女「顔の険も、随分薄くなったな」フフ
男「(た…確かに…以前、少し思ったな)」
男「そう、か?」
狐娘「うん!」
狐女「色々あって荒んでいたのが、良くなってきているのだろう」
男「…」
777 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 19:32:37.67 ID:91YBcGpfO
男「お前達といると、楽しいから…か」
狐娘「!」
男「そうか…そうだな。なあ小娘、女」
狐娘「なになに?」
狐女「どうした?」
男「付き合おう」
狐娘・狐女「!」
狐娘「い、いいの?おっぱい、まだ育ってないよ?」
男「…いいんだ」
狐女「わ、私はもう、育たないぞ?」
男「問題無い」
男「…お前達といられるなら、おっぱいは人並みで十分だ…多分」
狐娘「お、お兄さーん!///」ダキッ
狐女「…///」オズオズ ニギッ
男「(控えめなおっぱいもイイじゃないか…多分)」
778 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 19:33:43.88 ID:91YBcGpfO
〜夜〜
狐娘「手紙、書こう」
狐女「はい」
狐娘「反対、されるかな…」
狐女「…恐らく」
狐娘「女、もしかしたら…ここも追い出されるかも」
狐女「…娘様は、追い出されるくらいなら諦めますか?」
狐娘「諦めない!やっと一緒になれるんだもん!」
狐女「それでこそです」ニッコリ
狐娘「ただ、ここを追い出されたら…どうしようかなって…」
狐女「暫くは大丈夫でしょう。山の管理で得たお金も、かなりの額になります」
狐娘「家、建っちゃう?」
狐女「はい。ですが…男のアパートの部屋に空きがあれば、借りるのもいいかもしれませんね」
狐娘「女、名案♪」
狐女「ふふ、仮に追い出されても、悪いことばかりではない…ということです」
狐娘「そだね〜♪」
779 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 19:39:13.26 ID:91YBcGpfO
乙
待ってた!
781 :
名も無き被検体774号+:2013/09/14(土) 22:57:23.29 ID:+7mH7yE60
ぱんつ脱いでいいですか?
782 :
名も無き被検体774号+:2013/09/15(日) 00:12:21.76 ID:f0JN+2nO0
見てますよー。
乙!
続きが楽しみだねぇ^^
784 :
名も無き被検体774号+:2013/09/15(日) 00:42:27.86 ID:ENnn66ej0
乙!がんばってー
785 :
名も無き被検体774号+:
乙!楽しみにしてます