俺が騙されて部長になってしまった話する

忘れないうちに文にして残そうと思う
誰かに話を聞いてもらいたいと思ってたので、聞いていってほしい

スペック
高校2年 男
現在放送部部長


ID:B+LXFBLv0 代行


代行代行代行代行代行代行代行代行

　　　　　　　　　　　　　　ﾊ,,ﾊ
　　　　 　　　　　 　　　（ ﾟ.ωﾟ )　＜お断りします
　　　　 　　　　　　 　　/ つ¶つ¶
　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　|) ○　○　○ (|
　　　　　　　　 　／″ 　　ν.　　　＼　　ｳﾞｨーーﾝｳﾞｨーーﾝ
　 （(　((　(( 　／＿＿＿＿＿＿＿＿＼　　ｳﾞｨﾝｳﾞｨﾝ
　　　　　　　　￣ ＼＿＼＿_／＿／ ￣
　　　　　　　　　　　　 ',)　　 (､;.
　　　　　　　　　　　 　.;ヽ,　<,､　ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ
　　　　　　　　　　　　　､ﾉ　(､
　　　　　　　　　　　 　,;,)　('､'
　　　　　　　　　 ;.､人,ノ　 <,人,ノ',.;
　　　　　　　　 　;.,,)　>>1　　　(,;
　　　　　　　　　:､) ヽ（O皿O）ﾉ　(
　　　　　　　　 ;;､')　　　羊ﾍ　　 ('
　　　　　　　　　;.､')　　<　　　　(',.:;

代行ありがとうございます

>>2
まぁそう言わず

はよ

文章よみにくかったらすまん

まず事の発端は1年ほど前に遡る
入学してすぐの部活見学期間中に、俺は2人の先輩に声をかけられた
元々は中学からやっていた陸上部に入るつもりだったけど、先輩が厳しそうという理由でやめた
一番楽そうな部活にしようかなーと思っていた時に誘われてホイホイついていってしまったのだ

その先輩達は放送部に所属していた
先輩A「今日はあんまりいないけど、部員は結構いるよ」
先輩B「去年新しい顧問も入ったし、適度に楽しめる感じ」とかなんとか
部室はCDやらパソコンやらコードやらが散乱していて結構汚い
俺「どんな活動するんですか？」
先輩A「あぁ、昼放送で曲流すとか、まぁ色々そんなかんじ」
先輩達は部活についてはあまり説明してくれなかった
あんまり活動してないって事か、と納得して俺は放送部に入ることにした

先輩A「どう？入る？」
俺「あーはい、入ろうかなぁと思います」
先輩A「まじ！？じゃあもう面倒だし入部届け出そうか」
俺「いや、明日でも別に・・・」
先輩A「いや、出し忘れたら大変だから」
俺「まぁ確かに・・・」
俺はその場で入部届けを書いた
というより先輩がやけにせかしてきたので書くしかない
先輩A「俺が代わりに出しておくよ、どうせ帰りに顧問に会いに行くし」
俺「ありがとうございます(すげぇ親切な人だな)」

その後お菓子を大量にもらい、ジュースをもらい完全に餌付けされた後俺は解放された
去り際に先輩達は「ごめんな」と言ってきた
その理由が分かるのはそれからすぐの事だった

次の日
担任「入部届け受け取ったよ、放送部にしたのかぁー」
俺「はい」
担任「顧問の先生喜んでたぞー 希望の星だって」
俺「そうなんですか」
そんなに新入部員が入って嬉しかったのか、と不思議に思った
まさか今年の1年生は俺しか入部しなかったとかじゃ・・・という不安もよぎる
ともかく放送部にいってみようと部室へ向かった

部室には誰もいなかった

俺(先輩まだ来てないのか・・・)
部室でぼんやりしていると顧問がやってきた
顧問「あ！！えーっと新入生だよね」
俺「はい、>>1(苗字)です」
顧問「あぁよかったよかったｗｗｗようこそ放送部へ」
俺「あの、他のひとは・・・？」

顧問「他の人？うーん来たらいいなぁー」
俺「」

俺「先輩達は・・・」
顧問「あぁ、3年生だから結構前に引退しちゃった こないだの勧誘が実質最後の活動かなぁ」

書くのおっそ

>>10
ごめん
飯食ったりシャワーあびたりしてた
ペースあげるね

俺「じゃあ、俺ひとりなんですか」
顧問「あと5枚くらい入部届け貰ったけど、来るといいなぁ」

俺が某然としていると後ろから女子2人が入ってきた
2人も俺と同じように戸惑っている
時間がたつにつれ、一人また一人と新入部員がやってきて結局俺含め男子3人女子2人の計5人が集まった
顧問「1人きてないけど、まぁ大体みんな揃ったし説明するね」

そして誰もいなくなった

顧問「びっくりしてる人も多いけど、現在放送部には君たちしか部員がいません」
俺「部員はたくさんいるって、先輩から聞いたんですけど」
顧問「聞き間違いじゃない？」
男子T「俺もそう言われました」
顧問「じゃあ先輩が幻覚とか見てたのかもね」
全員「」
顧問「まぁとりあえず自己紹介するね 顧問のK田です 去年ここに赴任してきました
高校時代は放送部で、僕はこの学校の放送部を変えたいと思っています」

顧問「先輩から説明を受けた人もいるとおもうけど、"今までの"放送部はあまり活動はしていません 幽霊部員になって辞めていってしまう人も多いです」
顧問「しかし今年は違う 知らない人も多いと思うけど放送部にだって大会もあるし学校行事だって関わることができる
君たちには全力で部活を楽しんでもらいたいうんたらかんたら」

俺たちは顧問についていけていなかった
別に大会に出たくないし、こんなつもりではいったわけではない

男子T「やっぱりやめてもいいですか」
顧問「そう言うなよ 半年だけ、半年だけ続けて、無理だと思ったら辞めたらいい」
女子達「まぁ、もう入部しちゃったしねぇ・・・」

顧問「先輩から説明を受けた人もいるとおもうけど、"今までの"放送部はあまり活動はしていません 幽霊部員になって辞めていってしまう人も多いです」
顧問「しかし今年は違う 知らない人も多いと思うけど放送部にだって大会もあるし学校行事だって関わることができる
君たちには全力で部活を楽しんでもらいたいうんたらかんたら」

俺たちは顧問についていけていなかった
別に大会に出たくないし、こんなつもりではいったわけではない

男子T「やっぱりやめてもいいですか」
顧問「そう言うなよ 半年だけ、半年だけ続けて、無理だと思ったら辞めたらいい」
女子達「まぁ、もう入部しちゃったしねぇ・・・」

その場でやめていいか聞いちゃう男子に驚きｗ

顧問「そうそう。半年やって、無理なら辞める みんなこれでOK？」
全員「・・・はい」
顧問「それじゃあ活動の説明をするね」

この放送部の活動をざっくり説明すると
�@文化祭などの行事の裏方をやる
�A放送部のコンテストに出る
�B地域の祭りの司会をやる
というもの

顧問「とりあえず君たちには映像作品を作って、文化祭で発表してもらいたい」
俺「裏方っていうんですかそれ」
顧問「これは放送部のPR的な感じかな この学校の生徒をたくさん映して、君たちで考えてひとつの番組を作って欲しい」
T「そう言われても・・・」
顧問「じゃあ今日はとりあえず、どんな番組にしたいかみんなで相談しようか
僕は会議があるから抜けるけど、がんばってね」
全員「・・・・」

こんなの余程自発的なやる気が無いと無理だろｗ
顧問は他力で部を建て直させて手柄をかっさらいたいのか

顧問は爽やかに笑いながら去って行った
俺「どうするよ」
女子「てか今言うことじゃないかもだけど、みんな名前教えてもらっていい？」
全員「たしかに」
女子「えーっとじゃあ私は、吉岡(仮名)です」
女子2「吉岡と同じクラスの広田(仮名)です・・・」
男子「あ、池坂です よろしく」
男子T「田中です すぐにやめると思います」
俺「>>1です」

吉岡「てか先生の説明よくわかんなかったんだけど、適当に動画作れってことでいいのかな」

てかメンバー次第だけど、
これ>>1よ意外と楽しい高校生活送れる可能性有ると思うぞ

田中「えっマジで作るの？無視すりゃいいのに」
吉岡「だって動画作るぐらい簡単でしょ 中学の時文化祭でCM作ったし」
広田「うん。あれ、なんか楽しかった」
田中「えぇーめんどくせぇー何で乗り気なんだよ」
池坂「俺、動画編集とか結構得意」
田中「そうだと思ったわ」
池坂「なんで」
田中「メガネかけてるから」
吉岡「じゃあー多数決できめよ 作りたい人手あげて！」

結局俺と田中以外は動画製作に乗り気だった
そして俺もみんなが手を上げたからつられて手を挙げたため結局田中以外賛成という形で動画製作が始まった

T田中はブレないなｗ

>>21
最近は楽しいよ 1年の頃はちょっと苦しいと思ってたけど

喋り始めると吉岡はすごくリーダーシップがあるタイプだった
とりあえず地面にみんなで座り吉岡の進行で話が進む
吉岡「じゃあ意見あったらどんどん言っていこうよ」
池坂「CMのパロディとかは？」
吉岡「いいねーそれとPVっぽいの作りたい」
広田「A○B48とか・・・？」
アイデアは出るし盛り上がったが、だんだん話も横道にそれていく
きづけば下校時刻になっていた
田中「もう帰ろうよ」
吉岡「はぁ？まだまとまってないじゃん」
田中「だって部活動時間もうすぎてるし」
吉岡「そうだけど」
田中「かえりたい」
俺「じゃあ明日までに家で考えてこようそれを合わせて1つの動画にすりゃいいよ」
吉岡「そうだね・・・じゃあ解散しよっか！」

五人もいてよかったなｗ
この後どうなるかわからんが

正直みんな初対面の相手なのにそこそこ打ち解けられたのは嬉しかったから、俺は放送部入って良かったかもなーと思った
帰りは田中と池坂と帰ることになり、お互いまったくタイプは違うがそこがまた面白かった

まず田中は、そもそも俺があまり関わってきたことが無かったヤンチャな感じの人間だった
中学時代はサッカー部に入っていたが途中で退部したらしい
悪気があってもなくてもズバズバものをいう奴だった

次に池坂は、メガネをかけたインテリボーイだった とにかく見た感じ頭が良さそうで、実際頭はかなりよかった
見た感じ大人しそうだが田中に何か言われるたびに応戦してるあたり気が強い

俺はというと、一番地味でとくに何もないやつだった

部長にされたのが4月だとすると、
2ｹ月は経過したのか？
当初の発言通り田中は辞めたん？

なんとなーくうまくいきそうな予感がしたが、次の日状況は一転した
出会って2日で吉岡と田中が喧嘩をしたのだ
その日思ったより掃除が長引いた俺は部室に到着するのが遅れた
俺が入った時にはすでに吉岡と田中はお互い無言でそっぽを向いていた
俺「なにこの状況」
池坂「何かｗｗ喧嘩し始めてｗｗｗ」
俺「とめろよ」
池坂と広田の説明によると、こういうことだった
まず部活が始まってすぐ、吉岡・池坂・広田のアイデアをホワイトボードに書いてまとめた
吉岡は一番アイデアをたくさん持ってきており、とても元気そうだった
そこに田中が登場
ホワイトボードを見るなり「うぇーおもしろくなさそう」と言ったそうな
吉岡「なにそれ」
田中「これって俺達しか出ないわけ？」
吉岡「そうだけど」
田中「知らないやつが少人数で面白がって作った映像って、結構しらけるもんだとおもうけど」
吉岡「じゃあどうすんの」
田中「pvなら全校生徒を出す それ以外なら、たとえば先生のみっちゃく24時とか みんながたのしめるものじゃないと」

今晩中に終わるか？これ・・・

吉岡「そんなの不可能でしょ 時間的に無理 それに恥ずかしいからでない人もいるかも」
田中「まだ期間あるんだし不可能じゃないっしょ もっとポジティブに目測たてれないわけ？」
吉岡「・・・」
田中「アイデアは数あればいいってもんじゃないから」

田中の案は一見良さそうだけど集まった五人いるのを活かせないなら何も残せない作品になりそう