今日、夢で子供の頃に戻って1年半過ごしてきた

懐かしさで泣きたくなった。
需要があったら書かせてください

ききたい

どんなん過去？
今のあなたはどんなん現在？

まず昨日の話。
GWだというのに大学で部活の練習があって、22時頃にアパートの部屋に戻ってきた。
んでいつものようにGLAYの曲を聞きながら、MinecraftっていうPCゲームをやっていたら、日付が変わった頃に無性に眠くなった。
いつもは2時くらいまで余裕でやってるので、あー俺今日疲れてんのかなー、って思いつつパジャマにも着替えず部屋着のままベッドに横になったんだ。

で、起きる。
天井が自室の白い壁じゃなくて、板敷き。ベッドで寝てたはずなのに畳の部屋で布団の上に寝てる。どうやら実家の一室にいるらしい。
実家に帰る夢は何回か見た事があるんで、おっ、こんな夢久々に見るなwwwと思いつつウキウキして起き上がった。

そしたら、母親が台所から「○○(俺の名前)、いつまで寝てるの？早く起きなさい〜」って呼ぶ声が聞こえた。ちょうど今起きたので「今起きたんだよ」と不機嫌に答えようとした。

声が出ない。んでどうも身体の様子が変なことに気づいた。視線はいつもより低めだし、起きたばかりのくせに随分体が軽い。まあ夢だから何でもありか、と思いつつトイレに向かった。

なんかIDコロコロ変わるな

トイレに入ってズボンを下ろす。陰毛が一本も生えてないのを見て、さっきから感じていた違和感が一瞬で恐怖に変わった。
俺、子供の体になってる。

なんで声出なかったんだろ
続きはよ

トイレの中でパニクった。
どうして俺は子供になってるんだろう？夢にしてはリアル過ぎるし、むしろこっちが現実だと思うくらいだ。何が何だかわからなくて、便器に座って頭を抱えていると、数年前に一人暮らしを始めたはずの姉貴が「行ってきまーす」と言う声が聞こえた。

>>8
ゴメン、書き溜めてないんだ

声が出なかったのは声変わり前と後で発生の感覚が変わってたからだとおもう

発生× 発声○

>>10
気にすんな、のんびり投下してくれ
なかなか楽しそうだ

またトイレの中で頭が混乱する。姉ちゃん何でいるのさwwwしかも今姉ちゃんが眼鏡落とした音がしたwww姉ちゃんコンタクトに替えて久しいだろwwwww

そんなこんなしてるうちに居間から母親の苛ついた声がした。「○○、便秘なの？学校遅れるよ！」いつまでもここにいても仕方がないのでトイレを流して出た。

母親がメッチャ若い。

楽しそう
はよはよ

その場で立ちすくんだ。かーちゃん、あんた30代かよww髪のツヤ凄えwwシワ全然無いwww
30秒くらいそうしてたので流石に母も心配して、「大丈夫？お腹痛いの？」と優しい声で聴いてくるので「ダイジョ(この辺で声が出る)うぶ、大丈夫」と甲高い声で適当に返して洗面所に向かった。

その間も頭はフル回転。母さんは30代、姉ちゃんの眼鏡は高校まで。俺は小5で声変わりした。つまり、俺は過去に戻ったわけだ。

じゃあ、いつに戻ったのかと顔を洗うふりして頭から冷水浴びながら考える。過去に戻ったことについてショックは大きかったけど、この時はまだどこか冷静に考えられていた。

頭を拭いて洗面所を出るとペットのハムスターが2匹いた。これで時期の特定ができる、と俺は内心ガッツポーズした。

GLAYのなんて曲なの！？ 気になる教えて！！

ウチでは2001年の夏にハムスターを2匹飼い始めた。2003年の冬、ちょうどさっき出て行った姉が大学受験した当日に1匹死んで、2004年にもう1匹死んだ。ちなみに2004年からはウサギを飼っていて、2013年3月に死んでこの間四十九日終えたばっかだ。

よって今は2002,3年。後で居間に戻ってカレンダーを確認したら2002年9月18日だった。

よくそんな細かく覚えてたな

>>17
昨日聴いてたのはとまどいとMERMAID。どっちも2000年の曲だったから、この不思議な体験の間にも余裕で聞くことが出来た

2002年には俺は小学3年生だった。つまり母親の「学校遅れるよ」と言う言葉は、俺に小学校に行けと命じてるわけだ。現実世界の俺は大学生なわけだし、幾ら何でも小学校に行くのはねーだろwwwと思ったが、母親がうるさいので家を出ることにした。

小学校卒業したあと従弟にゆずった紺のランドセルがあった。テレビからは「さくら」のテーマが流れていた

D子と連絡ついた？

あっちの件まだ終わってねーべ

伏線全部回収しろや

ゴールデンウィークですな

幼少から続いてる恐ろしい体験を話す
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1367249744/

こっちはまだ終わってないよ

頭文字Ｄ

小学校に行く途中は新しい(わけじゃないが)発見ばかりだった。
おいおい、ここのセブンイレブン移転前の場所にあるじゃねーか！小6の時に店畳んだ床屋さんまだある！店主のおじいさんまだ元気だ、あ、目があったら手振ってくれた！
ここにできるはずのマンション、更地のまんまだ！路面電車のデザインが古い！ここの信号機、LEDになってない！

正直、数分前まで19歳だった人間がこんな些細なことで眼を輝かせるのは自分でもどうかと思う。

>>25
そっちとは全く関係ない

小学校に着いて3年4組の教室に入った瞬間、思い切りラリアットを食らって吹っ飛ばされた。何をされたか分からなかったが、懐かしい声で「おい○○遅えぞ！今日朝サッカーするって言ったべや！」と言われて我に返った。

つまり〜わけだ

大好きだよね‥

起き上がるとそこには当時一番仲の良かった友達、Kが仁王立ちして笑っていた。

懐かしかった。本当に久しぶりだった。俺は自分が今小学生になってることも忘れてKに飛びつこうとした。
でも、突然足が止まった。思い出してしまったんだ。Kとはこの1年後、ある出来事をきっかけに激しく対立しいがみ合い、争いに負けた俺は卒業までずっとコイツにいじめられ続けていたことを。

懐かしい友に会えて嬉しい気持ちと、一度は「コイツのせいで人生狂わされた」と憎んだ奴を目の前にした悔しい気持ちが入り乱れて、俺はしばらく動けなかった。

その時、Kが「うお、○○ゴメン！鼻血！鼻血！」と駆け寄ってきた。多分さっき吹っ飛ばされた時に頭打って、鼻の血管が切れたんだろう。身体のつくりは本格的に子供らしい。そういえばさっきの通学路も19歳の感覚で大股で歩いたから、膝が痛い。

>>31
夢の中では痛みを感じないらしいぞ
つまり、釣りじゃなかったら本当に過去に戻ったのかもな

保健室で鼻血を止めてもらって教室に戻ってきた。小学校懐かし過ぎるwww
離任する前の校長先生とすれ違って「おや○○くん、大丈夫かい？」と心配されたり、翌年担任になるはずの先生のハゲる前の姿を見て吹き出しかけたりした。

授業が始まってる教室に入ると、大好きだった熱血先生が「おう○○、遅刻だな！腕立て5回！！」と満面の笑みで宣告した。先生、お久しぶりです。アンタ最高だよ。

>>32
本当に戻ったと信じてる。

もちろんクラスメイトは皆8,9歳。先述の出来事で俺がいじめられる前だから皆超フレンドリー。
俺はピアノが弾けるので当時「リコーダーきょういくがかり」なるものに就任していた。お陰で合法的にロリの手指に毎日のように触れることができた。今まですっかり忘れていたが物凄い経験だったんだなあ。

>>32
俺は夢で痛み感じるぞ

そんなこんなで数日を過ごした。今さっき確認してきたんだが、俺が2002年に戻って3日目の朝に母さんが「ねえ、今日って何曜日？金曜だよね？」としつこく聞いてきた。その2002年9月20日、NHKが間違って21日の分の朝ドラを流している。

この頃は自分の今までの人生で一番楽しかった時期だと思う。その頃に理由は分からないが戻ることが出来て嬉しかったし、すぐに9歳の生活にも慣れた。
ただし記憶は19歳のものが継続しているから、小学生なのに姉貴の微積分の問題は分かるし、感覚もそのままだから字が瞬く間にうまくなった。

ゴメン、ちょっと用事ができた。またもどってきます

支援支援。

野暮な突っ込みはしないぜ
四円

支援ありがとう。続けます

さすがに頭脳は大人、体は子供のコナンくん状態をひけらかす訳にはいかないので、それ以降は知識を披露したりする事は無かったが、当時は苦痛だった勉強や習い事がいとも簡単にスラスラできる事には感動した。
特に、滅多に褒めることのない厳しいピアノの先生が、タイムスリップ後初めてのレッスンで「よく頑張ったね」と一言言って下さったのが本当に嬉しかった。

その一方で、何故自分が11年前に戻ったのかは全く分からなかった。

もちろん、自分が未来の記憶を引き継いでいる事は誰にも知らせていない。そもそも、今自分がいる世界は、昨日寝るまでの世界と同じなのかどうかも分からない。本来同じ世界だったものが、俺が未来から来たという事象をきっかけに少しずつ改変される可能性も捨てきれない。

考えだすとキリが無かった。とりあえず今は誰でもいい、自分に起こった現象を誰かに聞いて欲しかった。

勿論株は買ってきたんだろ？

有馬記念は？

両親にも友達にも話すわけにはいかない。ならばと思い、俺は今こうして書き込んでいるのと同じように、2chでスレを立てる事にした。
2002年9月29日、日曜日。俺はあのＫと一緒に遊びに行く約束をして、母親から5000円貰って街に出た。
小学生が2人街に出る事について母はいい顔をしなかったが、それ以上に普段毎日ピアノのある部屋から滅多に出てこない、ピアノさえあれば良いという感じの俺がいきなり活動的になり、友達と遊びに行くんだ！と言い出したことに驚いたようだった。

その日、俺は生まれて初めて友達と外に遊びに行った。

つまんねー

>>42 >>43
後で話すけどそう言った事はしなかった
期待させてごめんね…ってか未来を見て来たわけじゃないからその質問意味無くない？

>>46
未来、が今やんか
せやから、今の知識使えばなんとでも出来る
俺は淀に行く

Kと漫画喫茶(の先駆けのようなもの)に入った。ヒカルの碁にハマっていたKを漫画ブースに放置して、俺は当時最新鋭のXPで2chをしようと思い…

VIPがこの時代に存在しないことを知った。これには本気でビビった。

仕方がないのでオカルト板に「10年後から来た者です」というスレを立てた。今思えば過去改変の危険があったが、やはりどこかでこれは夢だという気持ちがあったのであまり気に留めなかった。ちなみに今日起きたあと同じキーワードで検索したが見つからない。

こういう夢を見てみたいな。


夢を見ている間に、これは夢だって認識できるのがすごい。うらやましいです。

結局、1時間の間にレスは碌なものが帰ってこなかった。でもその方が良かったのかもしれないと今は思う。漫画を読み終えたKが来たので、一緒にflashを見た。日本おにぎり計画を見たKがゲラゲラ笑ってた。見なかったが、田代のプロジェクトXもこの頃だったかな。

帰りにGLAYのUNITY ROOTS&FAMILY,AWAYを買って、母親に怒られた。

漫喫は俺が生まれる前からあったんちゃうか？
オジサンが学生の頃漫喫泊まってロードバイクで日本一周した
2000年くらいから次々ネカフェになってったけどな

ログ速試しに検索したら2004年の俺のスレはあったわ
馬鹿やからコテやし恥ずかしい(>_<)

2002年10月になった。タイムスリップから半月ほどが経っていた。
疑問は募るばかりだが、問題点を整理すると
1.これは夢なのか？それともある種の現実なのか？
2.どうして俺は過去に戻ったのか？それも記憶を残して。あと何で11年前？
3.この世界は2013年までの世界と同じなのか、違うのか？

>>51
なるほど。じゃあスレが残ってないのなら俺のは夢だったのかもね。

正直、どの答えも解決できる気がしなかった。そろそろ答えを探すことにも疲れていた。
だから、俺はこの新しい2002年の世界を「今までの自分のの人生を修正するため」に使うことに決めた。
このまま行けば2004年には俺は小学校で居場所を失い、逃げるように進学した中学校でも噂を立てられ虐められる。ぶっちゃけ俺の10代ロクなもんじゃない。今も大学留年してるし。
それなら19歳の知識と判断力をもって、今まで俺がやらかした選択肢の失敗を正せば良い。
そう思った。

その日のうちに俺は包茎を直し、大量出血で病院に運ばれた。

それからは毎日、自分の行動に気を配った。
遅刻は絶対にしない。かけっこでは必ず自分が2等になる組み合わせを見極める。女子にセクハラかます男子にツッコミを入れる立ち位置にいる。とにかくリコーダーは一音もミスらない。
かつていじめられた経験がトラウマになっているからか、意地でもいじめられる要素を排除しようとした。

2002年11月。後にKと仲違いすることになる元凶の出来事を防ぐ事に成功した。
もうこの頃には19歳の自分はパラレルワールドの住人のようになっていた。俺は「そいつ」から送られてくる情報や知識を参考にしつつ、自分の新しい世界を心から楽しんでいた。

面白いな
支援

またお前か

もとの世界で失敗して、今の世界で修正してなお「こうしておけばもっと良かったなあ」と後悔することも少しはあったが、俺はほとんど失敗という失敗をしなくなっていた。
当時俺は公文で数学をやっていたのだが、タイムスリップ時にG教材(中1相当)でヒイヒイ言っていたのに、2002年が終わる頃にはJ教材(高1相当)に手をつけていた。

>>54
これは何よｗｗｗ

>>58
え、何か俺のに似たスレがあるの？

あの時俺は、2013年まである自分の記憶を利用して、自分の人生をより楽しいものにする事に全力を尽くしていた。最初あんなに怯えていた過去改変も、この頃にはもう何も感じていなかった。
今の友達と仲良く同じ中学に進みそこでトップを取り、県で一番レベルの高い高校に入り、地元の医学部に進む。少なくとも2012年までのビジョンを、俺は明確に持っていた。

>>60
いやw、自分を変えていこうと風呂場で心に決めた瞬間、真っ先に目についたものがそれだったんだ…(※現実世界の俺は今でも仮性包茎)

2003年の正月を迎えた。史実の3倍近い友達からの年賀状を貰ってウハウハしてる俺に、母親が英語教室に通わないかと言ってきた。

現実世界でも俺は同じ時期に母親に誘われ、この時は一度断っている。しかしその後考え直し、4月から通っている。

いつも書いてる時って 一種のトランス状態なの？

ああコレはチャンスだ、2011年にあと1点で逃した英検準一級を取れると思った俺は、二つ返事で英語教室に通う事を決めた。
翌週、すでに地元で天才少年と言われていた俺は、鳴り物入りで3つ飛び級のクラスに入学することになった。ちなみに史実では1つ飛び級。

>>64
かもしれん、今はとにかく今日起こった現象を書き起こしておきたい、って気持ちが大きいからね〜

英語教室の初日、俺ともう一人の飛び級生はそのクラスの新入生として迎え入れられた。だが、俺にはその飛び級生の女の子に見覚えがあった。そしてその子と目があった瞬間、現実世界での2003年の記憶が蘇った。

完結させろよ

>>65
ちょっと質問。

＞ちなみに史実では1つ飛び級。
実際の自分の過去が１つとび急で、夢の中では３つ飛び級ってこと？
英会話教室はどちらにせよ結局いったということ？

俺は、この子が好きだった。そして彼女は、史実通りなら今年の11月に死ぬ。

現実世界で何度悔やみ、何度やり直したいと思ったかわからない。それなのに、たった4ヶ月過去に遡って生活しただけで彼女の事を完全に忘れていた、自分の愚かさに押しつぶされそうになった。結局その日は罪悪感に打ちひしがれ、彼女とは一言も話せなかった。

>>68
そうです。分かりにくくてごめんなさい。

その日の夜、気を取り直して彼女のことを思い出した。2003年の4月に英語教室で俺の隣の席に座った彼女。ずっと年上だと思っていたけど実は同い年だったこと。
いつも朗らかに笑っていて、本当はどれだけいろいろな事で苦しんでいたか、言われるまで全く気づかなかったこと。泣きながら俺に悩みを打ち明けたこと。
夏休みに2人で出かけて、海の見える高台まで歩いたこと。「今は苦しいし悲しいけど、10年経った時には何もかも笑い飛ばせればいいね」と笑った彼女。

彼女といた8ヶ月を思い出して、その日は泣きながら眠りについた。

>>69
この1の嫌なとこは平気で人死なせる創作書いて創作宣言しーひんことやわ
不謹慎

君の創作が薄いのもそーゆの分からへんからやろな

しかし、不可解なことが一つある。
俺は現実世界で1学年飛び級だった。そのとき彼女は同じクラスにいた。
だが、今度の俺は3学年飛び級だ。それなのになぜ今回も彼女は同じクラスにいるんだ？
過去改変が都合よく作動したのかもしれない。理屈は今考えてもよく分からない。
でも俺は、きっと神様や見えざる力が、自分に彼女を救うことを求めているのだと解釈して、今まで自分のために使っていた未来の記憶を彼女のために利用することに決めた。

富澤さん、ちゃんとごめんなさいして創作宣言しはったで
1との器の違いも明らかやん

>>１ねぇ あなたってさ
クズな俺でもって夢をなんちゃらな人？
幼少から続いているなんちゃらな人？

>>71
気を悪くしたならごめんなさい。
>>74
違います。幼少から〜は一昨日まとめで読みました。
あとVIP+でスレ立てるのはこれが初めてです。

次の授業の日。彼女の席は隣では無く、かなり遠い席だった。
現実世界で彼女と初めて話をしたのは、俺が落とした消しゴムを彼女が拾ってくれたことがきっかけだ。つまり現実世界での方法は通用しない。

ただ、今回は俺も彼女も同じ時期に入校した飛び級生である、という共通項がある。ならばと思い、そのネタで彼女にはなしかけることにした。

授業後。現実世界では彼女にはクラスの中にたくさんの友達がいたが、今度は入ったばかりだから一人で帰り支度をしている。そこで、俺は教室を出た彼女(Yとします)に話しかけた｡

何ヵ月前かにここに立ったげんふうけいさんのSS思い出したわー
まあ題材的にはわりとある話なのかな

俺「あー授業終わったねー！お疲れ様！」
Y「え、あ…○○君だっけ?」
俺「うん！名前覚えてくれたんだ、ありがとう！Yさんで合ってるよね？」
Y「そう、難しい字なのによく分かったね」
俺「だって前の授業の時に先生が名前言ってたじゃん」
Y「あ、そっか」

俺「それにしても、先輩ばっかだねえ」
Y「制服着てる人もいるし…」
俺「皆でっかいから黒板見えないし(笑)」
Y「私の左の人、すごく大きいし中学生だし、最初隣にきた時はびっくりした」
俺「あーw、妙に威圧感あるよねあのひt…(当人が後ろから追い越して行った)」
Y「…」
俺「……噂をすれば何とやら、とはよく言ったもので」
Y「ちゃんと周り見ようよー」
俺「ごめん(笑)」
Y「(笑)あ、私こっちだから…」
俺「あ、そっか。じゃ、またねー」
Y「うん」

こんな感じだった。

ロクな会話じゃないが、一応これで彼女との面識もできた。
この世界の彼女は、現実世界よりかなり落ち着いていた。3つも飛び級していると精神的にも大人っぽくなるのかもしれない。

その日は収穫があったので、景気付けに自販機で力水を買って帰った。

>>80 面白い
大丈夫 会話部分はいつもと同じだよ

なかなか面白いな

次の週。ピアノの習い事からまっすぐ向かったので、授業開始の40分前についてしまった。ロビーでMDを聞きながら時間を潰していると、ややもしないうちに彼女が来た。
Y「お、○○君早いねー」
俺「やっほー。てかYさんも30分前だよ？」
Y「あはは、急ぎすぎて1本前のバスに乗っちゃって(笑)」

嘘だ。彼女の家はこの英語教室から徒歩圏にある。てか俺の家よりも近い。

俺「…そうなんだ〜。ここって交通手段乏しいから遅れたら大変だもんね(笑)」
Y「うんうん。まあこれで急ぎすぎてもダメだって分かったよ」
俺「そうだねw」
Y「○○君は何でこんなに早いの？」
俺「いや、他の習い事からまっすぐ来たもんで」
Y「え、凄いね〜。何やってるの？」
俺「ピアノのレッスン」
Y「おー！てことはそのMDはピアノの？」
俺「な訳ないじゃん(笑)GLAYのアルバム入れてるんだw」
Y「そうなんだー」

現実世界では彼女は大のGLAYファンだった。そもそも彼女が俺をグレオタに引き込んだ訳で。こちらの世界でも彼女とGLAYのネタで盛り上がれるかと思い、去年出たアルバムを入れていた。

じゃあ教室に荷物置いて来るね、とロビーを出て階段を上がって行った彼女を見送り考える。
現実世界では彼女にはたくさんの友達がいた。そしてクラスの友達同士で互いの家に遊びに行くこともあったという。しかし、Yのウチにも遊びに行こうよ！という話になると彼女は必ず、「私の家遠いから大変だよー」とやんわり断っていた。それはこちらでも同じようだ。
彼女の家族は修復不可能なほど関係がこじれ、毎日のように罵声が絶えず、彼女の居場所すら無いことを、今の俺は知っている。

しばらく経ったあと、俺も教室に向かった。
彼女は教室の電気をつけず、窓際の机に腰掛け、窓の外を見ていた。俺が来た時には晴れていたはずの空が、今は灰色一色になっていた。
俺は「うわ天気悪くなってる。一雨来るかなー、いや雪か…」と少し大きめの独り言をしながら自分の席に座った。
振り返った彼女の目は、少し赤かった。

Y「ホントだよー、雪ならともかく雨はやだなー。バス停まで結構あるんだよ？」
俺「それはキツイねー。俺一応折り畳み傘あるから、もし降ったら貸すよ？」
Y「いいよそんな。ダッシュで頑張るから」
俺「じゃあアレだ、バス停まで一緒に行けば良いかも」
Y「○○君バス停の道は遠回りでしょ。風邪引いちゃうよ？」
俺「大丈夫だって」

どちらにせよ俺がバス停まで来たら彼女が困るので、もし雨が降ったら最初から彼女に傘を貸すつもりでいた。結局降らなかったけど。

その日の帰りは授業の内容について少し話して別れた。

それから数日間はあまり進展はなかった。というのも、姉が受験当日に腹を壊して病院に運ばれる事と、飼っていたハムスターが姉の厄を吸収したのか突然死んでしまうことを回避するのに必死だったからだ。
姉が受験前夜に食べるはずだった鍋焼きうどんは俺が奪って食べた。キャベツが腐っていたらしく、激しい嘔吐に見舞われた。ハムスターは2匹とも病院に健診に連れて行ったところ、何故か死なない方のハムスターに腎機能障害があった。

気になって寝れない

2月になった。GLAYの裏ベストを2枚ともフライングゲットしたら母親がブチ切れた。お年玉で買ったんだからいいじゃん。

2月に入って最初の授業の日、Yは頬を腫らして登校した。

>>89
遅くてごめんなさい

現実世界でもこういう事は何度もあった。間違い無く虐待だ。
当時俺は彼女が悩みを打ち明けるまで待っていようと少し楽観的になっていたが、その姿を見た瞬間そんな考えを捨て、彼女に歩み寄った。

今んとこ 一年半の中のいつくらい？終盤？

幼少から続いている〜の人なのは分かってるから 遠慮なく教えて

俺「ねえ、大丈夫？顔のこっち側、かなり赤いよ？」
Y「あ、うんw大丈夫大丈夫、痛くないからw」
俺「…何かあったの？」
Y「あはー、大したことじゃないんだけどね。学校の男子が友達いじめてたから注意したら私までやられちゃったww」
俺「女子の顔殴るとか最悪だろソイツ。目の前にいたら俺マジでぶっ飛ばしてるわ」
Y「あははは、もう平気だって。近くにいた女子が囲んでボコボコにしてたから」
俺「うーわえげつねー…」
Y「ま、そんなわけで全然平気！心配掛けてゴメンね」
俺「………」

現実世界でも彼女は同じように言い訳していた。昔の俺は、それ以上追求することができず、気付いた時にはもう手遅れになっていた。

>>92
幼少の人とは違います
2002年9月-2003年12月のうち 今は2003年2月
中盤です

野暮なこと言ってるのは分かるけど
これを創作じゃないっていうのは無理があるな
面白ければいいけどさ

創作でもいいけど とぼけ方腹立つわ

>>091
ゆっくりでいいよん

その日の帰り、俺とYはいつものように喋りながら教室を出た
いつもは最初の交差点で別れるけれど、その日俺は彼女と同じ道を歩いた。
彼女は「あれ、どうしたの？珍しいねw」と笑って、俺も「まあ、なんとなくね」と笑って返した。

彼女の家と、いつも彼女が言っているバス停は途中まで同じ道を辿る。その分岐の所で彼女が「じゃあ今日はこの辺で…」と言うので、思い切って彼女に聞いてみた

台詞wwwww

俺の昔住んでたちょっと変わった村の祭の話をする
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1343449389/

やりっぱの釣り宣言もなし多いな

いつも 初スレ立てだしね

薬ないんだろ
明後日はちゃんとビョーイン行けよ

ちゃんと完結させてねー

>>100
こういうの見ていつも思うんだけど
どうやって同一人物だってわかるの？

書き方？

>>96
気を悪くされたのならごめんなさい
でも違うんです、入院してどうこうとか全く関係ない話ですし

俺「…ねえ、その傷」
Y「あー、すぐに治るって、平気平気」
俺「大人の人にやられたよね？」

苦笑していたYの笑いが止まった。

Y「ううん、さっき言わなかったっけ、同じクラスの…」
俺「その割には傷が大きくない？同じ所を何度も何度も殴られない限り、子供のパンチじゃそんな傷出来ないよ？」
Y「いや、だから本当に…」
俺「それにそんな傷拵えてるのに保健室行かなかったの？冷やさないと腫れも引かないよ」
Y「ああ、なんせ放課後だったし」
俺「放課後そんな時間あるの？今日の授業三時半からだったし、Yさんここまでバスできてるんでしょ？」
Y「あ、まあね、」

俺「お父さん？」

どうしてそんなにハッキリと台詞を細かくおぼえてるんですか？

覚えて切るセリフを元に穴埋めでしょ
夢での話だし

コテハンとか付ければ良いのかなあ

>>103
はい、少し時間はかかるかもしれませんが完結させます
早く書かないとあちこち忘れちゃうかもしれませんから


正直この傷が本当に親によって付けられたという確証は無かったからこの一言はかなり博打だった。確証が仮にあったとしても絶対に言ってはいけないセリフだと思う。

Y「やめてよ！！放っておいてよ！！」
現実世界でもこっちの世界でも、こんなに激昂した彼女の声を聞くのは初めてだった。

>>71
同意だけど、その似非関西弁をしつこく使うおまえもどうかと思う

>>106 >>107
時間的には昨日の話ですし、鮮烈に覚えてるシーンもあるんです
本当はもっと沢山会話があるんですけど、ほとんどうろ覚えです
最初のKのくだりとかも若干アレですね

Yが顔を上げた。涙の滲んだ目で俺を睨みつけていた。
俺も今の自分の言葉がマズイことに気付き我に返った。
「ほっといて」と彼女はもう一度低い声でつぶやき、俺に背を向けて早足で歩き出した。

俺は遠ざかって行く彼女の肩を掴み、振り払われると腕を掴んだ。
「そっちはバス停じゃないよ」と、泣きそうな顔で俺を睨みつけた彼女に言った。

素で自分の家の方に歩き出してしまったらしい。あからさまに「やべっ」という顔をする彼女に対して追い討ちをかける。掴んだ手を振り解こうとされるが、両手で掴んで絶対に放すまいとした。

俺「てかそっち、君の家だよね。一緒に行こう、もう二度と子供に手を挙げるな、って言ってやるから」
Y「………」
俺「行こう、このままじゃまた同じことになる、またYさんが傷つく、怪我をする」
Y「やめてよ！放してよ！」
俺「放してと言われてホントに放すなんて、君の親のやることじゃないのか！？」
Y「ふざ…けるなああああ！！」

掴んでない方の手で、顔を思い切り殴られた。

>>109
どーでもええけど、大阪弁ちゃう＝似非、つーのは失礼やな

ふーん、記憶力がいいんですねぇ

>>113
大阪弁うんぬんではなく関西弁うっとおしいって事ですよ

人通りの多い交差点でここまでして、通報されたりとかしないのは子供の特権だ。

さすがに殴られるのは想定外だったが、彼女の腕は掴んだまま離さなかった。
彼女も自分が殴ったことが信じられないのか、しばらく呆然としていたが、その表情のまま目からボロボロと涙が溢れ出てきた。

関西弁はどのスレに行っても同じこと言われてんなｗｗ
このやり取り今まで何度見ただろう

>>117
同じことを言われてるのに意地でも直さないところはこの>>1と同じだよね
類は友を呼ぶってのは本当だな

Y「ご、ごめんなさい、ごめんなさい…」
俺「あー大丈夫だから、大丈夫。気にしないで、大丈夫だから」
Y「ごめんなさい…」
俺「いいんだ、こっちこそゴメン。辛いこと言って、苦しませて」
Y「本当にごめん」
俺「君の傷に比べたら大した事ないって」

創作かはともかく、とりあえず最後まで聞いてみようよ

>>120
お前が>>1？
前の幼少から〜のスレにも同じような事が書いてあったが、ID変えて自演していたのか

戦犯はゲーセンの作者

この手のスレで完結まで待てないせっかちで空気読めないレスは邪魔なだけだｗｗｗ
そもそもたかだか便所の落書きで創作でもそうでなくても誰も困らんのにムキになる意味わからんｗｗｗ
自分では何も作らん癖に上から目線の変な関西弁つかう奴は相変わらずうざいなｗｗｗ

通りすがりでレスしてる此方もアレだけどなｗｗｗｗｗ

書くの辞めるタイミングまで
幼少の人と一緒だなｗ

>>123 はげど 釣り宣言したらしたで、ほら散々言っただろってどや顔して喜んでんのかねｗ

なんで創作だの幼少だのでムキになってんの
VIP逝けよ

>>93
結構普通に嘘がつける女だな

なんであっちのスレといい、内容と語り口調が明らかに創作風なのに実体験として投下するんだろうか。そんな見苦しいことするからあーだこーだ言われるんだろ。
物語自体は面白いのにもったいないわ

ちょっと静かにして

過去にタイムスリップしたってだけでも凄い体験なのに、まぁ更に色々と面白い人生を送ってきたみたいだね

>>1の他の作品もそうだけど、なんでそんな小説のような書き方になってしまうん？
それだと創作臭があからさま過ぎるから次からはもうちょい思い出し口調で書こうぜ

>>131
自分に酔ってる結果だと思われる

俺も過去に戻れたらモテモテなのかなあ…

夢からタイムリープしてるって人が前居たな
とりあえず最後まで聞かせてください

>>1
続き、はよ

>>128
創作釣りでもええけど人の死ネタにした不謹慎釣りはあかん

続きは23時前後とみた

>>136 死なないと思うよ 今度は暴力だけみたい

いつも弱った状況の女子に無理やり絡むのが大好きなようだから この趣向は誰も変えられない

完結してないのかよ

ネタ選びがよろしくない
あの頃に戻りたいってのは、誰もが持ってるもんだからなぁ
厳しい意見出て当たり前だわ

どうなったかなと思って見にきてみたら自演だと疑われちゃってる
べつに1を庇おうとしたわけじゃないけど、
話しくらいは最後まで聞いてもいいんじゃないかなと思っただけです
なんかごめんなさい

>>136
その前に関西弁やめて

実際はキモオタ風なんだろうなぁ

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1367899553/

また放置か…

>>143
あれ、そうだよな
すぐわかったわ
立て逃げするくせに…
どうにかならんもんかね

もりあがってるな

>>136
なんで関西弁使ってることが気持ち悪いってことに気付かないの？

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俺の昔住んでたちょっと変わった村の祭の話をする(最初)

http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343446115/l50

俺の昔住んでたちょっと変わった村の祭の話をする
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1343449389/

俺が過ごした夏のはなし
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1366632201/

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http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1367249744/

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http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1367750550/

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 ←new
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1367899553/

まだかー

完結だけはさせてほしい

>>148
このスレ達って、書き逃げが多くなかったか？

>>143 これは違ったよね
最後まで書ききってくれたし

書ききった＝同じ人ではない保証はないよ
共通点はいくつもある

>>153
>>143の人は自分で正体明かしてるだろ
共通点てなんだよwww

>>154
お前になんか教えるわけないじゃんｗ
仕事行ってきまーす

>>154
自分は155じゃないけど、悪いけど本当に共通点が分からない？
それに、書ききったとか最初から創作だと判るとか、正体をいうことがなぜ別人だという証拠になるの？
向こうでも、本人が文章を読めば違う人間だと判るはずだとか言っていたけど、
趣味とはいえ物を書く人間なら（というより一般人でも）あえて気をつけて、
文体を変えるとか出来て当たり前だから、共通点はそういう所じゃないよ。
もちろん、共通点や関連があるからといって本人だという証拠にもならないけど
共通点すら分からないのは、ちょっとね。
ちょっと引いた目線で読んでみたら？

まだかな

>>156
いや別に共通点が何かを聞きたかったんじゃないんだよね
あの人が今まで書いた作品から共通して感じるモノをここの作品からは全く感じないから俺は勝手に別人だと思ってる
ただなんでどうしても同一人物にしたがるのかなと思ったけど、まあどうでもいいよ
どうでもいいからそんな噛みつかないでくれww

共通点がどうとかマジどうでもいい。

共通点すらわからないのは、ちょっとね…（ﾁﾗｯ

誰が書いたとか創作とか本当どうでもいいからはよ続き

どうでもいいから続きはよ

好きなように捉えて黙って話をきいてろって

だったらブログにでも書いてろって

何にしてもつづきは書き込まれそうにないな

しま