1 :
代行:
書き溜めは簡単にしています。
少し長いので申し訳ないのですが、自分の中で色々時効かなと思いましたので
少しずつ書かせてください。
2 :
名も無き被検体774号+:2013/03/30(土) 14:13:57.00 ID:8dr4JJX70
はいよ
おk
三行でな
5 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(2+0:8) ◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:18:16.78 ID:86TIZaGu0
代行ありがとうございました。感謝です。
初めに。スレ立て経験がほとんどないので不手際があったらすみません。
あと最初にお伝えしておきたいのですが、もう何年も前の話なので、愚痴とかではなく、
ただただ懐かしいな、楽しかったなという懐古的な書き込みです。
流し読み程度に見てもらえると嬉しいですw
初恋は多分幼稚園の時でした。
今思い返せばなぜ好きだったのかもわからない、記憶では別段男前でもなく、
スポーツもズバ抜けて出来るわけでもない、ごくごく普通の男の子でした。
自分語りで書き込みをしている癖に申し訳ないのですが、正直気持ちだけ思い出せて、
この頃の記憶はほとんどありません。
思い出せるのが、バレンタインです。
母親のママ友グループの男の子達にチョコを配ったのですが、その男の子には一番大きいチョコをあげました。
多分母にはバレバレだったと思います。
あとは、当時持っていたぬりえ。
ぬりえにプロフィールを書くページがあって、「すきなタイプ」のところに
その子の名前を迷わず書いたが為に、幼稚園で噂がすぐ広まり、周りに茶化されて、
恥ずかしかった事を覚えています。
好きな“タイプ”なのに実名で名前を書いてしまった事をその時は全然意識していませんでした。
しかし、初恋なんてあっけないもので、少しすれば小学校に入学し、そんな淡い気持ちも消えていました。
次に好きな人ができたのは小学校低学年だったと思います。
この頃の私はすごく活発で、女の子よりとにかく男の子と冒険したり、外で遊んだりする方が好きでした。
唯一人見知りもせず、だれとでも仲良くなれると自信を持っていた時期でもあります。
男の子の名前は、シンヤ君(仮名)でした。
シンヤ君は家もそんなに遠くなかったので、ほぼ毎日遊びに行っていました。
シンヤ君の家の猫と遊んだり、一緒にゲームをしたりしました。
シンヤ君にはもちろん自分の気持ちを伝えていなかったのですが、
その頃グループ内で変な2択ゲームが流行っており、雰囲気的にシンヤ君は自分を
好いてくれているのでは?という変な期待がありました。
というのも、2択の内容が
「プレゼントを1人にしかあげられません、AちゃんとBちゃんどっちにあげますか?」とか
「AちゃんとBちゃんが崖から落ちました。一人しか助けられません。」みたいな感じだったのです。
シンヤ君はこの2択で結構な頻度で私を選んでくれていたように思います。
たかがゲームなのですが、小学生だった私はその回答に一喜一憂し、
自分の回答もほとんどシンヤ君を選んでいました。
しかし、シンヤ君は恋多き男の子でもありました。
たまにいる、好きな子がクラスの女の子全員。もしくはコロコロ変わってしまうような男の子でした。
シンヤ君は今思えば後者だったのかもしれません。
---------
>>3>>4 見てくださってありがとうございます。頑張って書いていきますね!
ある日友達のC子ちゃんがシンヤ君の事が好きだから協力してほしい。
と、グループ内で相談してきました。
私は自分の気持ちを隠していましたし、断る理由が言い出せず、素直に協力しました。
もちろん小学生の考える作戦ですから、内容もおそまつなものでした。
肝試しをして、みんな怖がって走って逃げる(作戦)。C子ちゃんとシンヤ君を二人きりにする。
というものでした。
…もちろん作戦は大失敗でした。
C子ちゃんと2人きりにされたことに怒ったのか、肝試しが怖かったのかはわかりません。
とにかく逃げたみんなで元の場所にもどるとシンヤ君はグシャグシャに泣いていました。
大好きな人を泣かせてしまい、その時は謝れなかったのですが、翌日シンヤ君に謝りました。
少し気まずかったですが、その後もいつも通りに遊べていたと思います。
15 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(2+0:8) ◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:32:38.13 ID:86TIZaGu0
シンヤ君の事は2年くらい好きだったのではないかと思います。
ある日シンヤ君はいいました。
「俺、好きな子ができたよ。」
16 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(2+0:8) ◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:34:06.64 ID:86TIZaGu0
私もいいました。
「私もずっと好きな人がいるよ。」
「“み”から始まる子だよ」と、彼が言いました。
私の名前も“み”から始まったので、これはと思い、私も「“し”から始まる人だよ」と伝えました。
ヒントを出し合う度に、彼の回答が自分に当てはまりました。
これはもう間違いないと、最後に「好きな人教えて。」といいました。
彼は少し間を置き、口を開きました。
17 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(3+0:8) ◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:35:06.75 ID:86TIZaGu0
「隣のクラスの“みかこ”ちゃん。」
もちろん私は隣のクラスでもなければ“みかこちゃん”でもありませんでした。
そして自分も咄嗟に
「私、同じクラスの“しんじ”君。」
と、言ってしまいました。
18 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(3+0:8) ◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:36:19.07 ID:86TIZaGu0
…とてもシンヤ君とは言えませんでした。
その上適当にしんじ君と言ってしまい、もう気持ちは伝えられないな、と思いました。
それから先はまた曖昧なのですが、気が付けばシンヤ君とも遊ぶ頻度がへり、
恋愛感情もなくなっていきました。
小学校低学年の恋愛はこんな感じで終わってしまいました。
19 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】(3+0:8) ◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:37:39.84 ID:86TIZaGu0
高学年になると年ごろということもあり、少しずつ女の子グループ、男の子グループができ、
意識してもお互いがなかなか話せない妙にむず痒い時期になりました。
私も本当はみんなで外で遊んだりしたかったのですが、次第に恥ずかしくなり、
女の子グループで休み時間におしゃべりしたり、お絵かきをするようになりました。
ふむふむ
21 :
名も無き被検体774号+:2013/03/30(土) 14:38:48.14 ID:l6T+JkKJI
うん
22 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:38:49.34 ID:86TIZaGu0
そんな頃に好きになったのが、クラスメイトのマサヒロ君(仮名)でした。
マサヒロ君は同じクラス、家が近所で、兄弟同士で遊ぶことも多かったです。
しかしこの頃から私はクラスでいじめられるようになり次第に内気な性格になっていきました。
マサヒロ君も私の事をよくからかってきましたが、
いじめていたグループが言うような悪口は一切言わず、
ただちょっかいをかけるような言い方でした。
23 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:40:09.70 ID:86TIZaGu0
もちろん私も、それが嬉しくて彼をからかいました。
好きの裏返し。という感じだったのかもしれません。…というのと、
こうでもしなければ彼と話す機会がなかったのもありました。
少しやりすぎてしまう性格の私は、マサヒロ君を本気で怒らせてしまうことが多々ありました。
マサヒロ君は怒るとすごく怖かったです。
でも気が付けば彼が気になって仕方ありませんでした。
24 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:41:50.87 ID:86TIZaGu0
あと、近所という事でなんと私の部屋のベランダから、彼の部屋が見えました。
ある夜、気づいてくれるかな?としばらく彼の部屋を眺めていたら彼が出てきました。
まさか出てくると思ってなかったので、嬉しくなって笑いかけたらシャッターを下ろされました。
勿論、翌日ストーカー呼ばわりされた事も忘れていません。
--------
>>20>>21 反応ありがとうございます。
良ければお付き合いお願いします!
恋多いなぁ 女だったらこれが普通?
26 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:43:08.30 ID:86TIZaGu0
バレンタインは年頃だったこともあり、恥ずかしくて一人では渡せませんでしたが、
母親同士が知り合いだったため、毎年強制的にチョコを作り持っていかされました。
母親がいうのだから仕方ない。と思っていましたが、今思えばありがたかったです。
27 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:46:53.57 ID:86TIZaGu0
夏は毎年兄弟ぐるみで花火をしたり、マサヒロ君の家でゲームをしたりしました。
一度、保護者参観か何かで、マサヒロ君の母と、私の母と、私とで廊下を歩いていると
マサヒロ君のお母さんが「大人になったらマサヒロは置いといてあげるからね。」
といってくれました。
まんざらでもなかった私は調子に乗って「よろしくお願いします」
と笑って答えました。
-------
>>25 すごく単純な子どもだったので、優しくされると気にしてしまうというところが
あったのかもしれません。
小学生だったので恋愛といっていいのかわからないような事ばかりですが。
28 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:47:49.30 ID:86TIZaGu0
そうこうしているうちに気が付けば小学校を卒業する時期になりました。
両親は将来の事を考え別の中学へいく事を進めてくれました。
正直友達と離れるのは辛かったのですが、両親の気持ちをありがたく受け止め、
別の中学へ進学しました。
29 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:48:40.40 ID:86TIZaGu0
中学では、人見知りながらも気の合う友達もできて、そこそこ楽しく過ごせていました。
きっかけは忘れたのですが、中学1〜2年頃でしょうか。
みんな少しずつ彼氏彼女ができ始めた頃だったと思います。
もちろん私にはまだ彼氏なんていなかったのですが、まわりの雰囲気に触発され、
マサヒロ君に気持ちを伝えようと決心しました。
思い立ったら行動は早かったです。
小学校からの友達に連絡し、「私、告白する。」と伝えました。
30 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:50:08.58 ID:86TIZaGu0
直接口で言うか、電話か手紙にするか、すごく迷いましたが、結局手紙にしました。
内容はあまり覚えていないのですが、レターセットはシンプルなものを。
確か記憶では、保護者参観の手紙みたいな感じで切り取り線を付けて
「付き合う・付き合わない」みたいな選択欄を設けていたと思います。
今思い返すと中学生の描くラブレターにしては稚拙すぎて恥ずかしいのですが。
あと、うやむやにされないように『1週間後に返事』という期限も付けました。
31 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:50:50.20 ID:86TIZaGu0
今思い返してもなんかドキドキしますw
32 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:52:12.03 ID:86TIZaGu0
小学校の時からずっと友達で、ちょっかいをかけて、かけられて。
恋愛の意識とか…向こうはしていたのかな?迷惑じゃないかな?そう思う気持ちもありました。
いろんな感情が自分の中を駆け巡りました。
曜日も時間も覚えていないのですが、意を決してマサヒロ君の家へ向かいました。
チャイムを押して。
「これ読んで」
渡して。
走って。
帰りました。
>>30 ちょw切り取り線に選択欄ってwww
斬新すぎだろwww
34 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:53:54.09 ID:86TIZaGu0
気持ちが高ぶりすぎて、友達にも「今、手紙を渡したよ!」とすぐに報告しました。
友達も「頑張ったね!」と、言ってくれました。
しばらくはいろんな気持ちが体中をかけめぐりソファにダイブしたり叫んだりしました。
人生初の告白でした。
夕方になるにつれ気持ちが徐々に落ち着いていき、
落ち着いたら次は相手の返事がものすごく気になりました。
手紙の期限を自分で書いたくせに、結局我慢できずにすぐに手紙の催促にいってしまいました。
まだ読んでるよん
36 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 14:57:16.73 ID:86TIZaGu0
マサヒロ君の家に行って、手紙を受け取りました。
正直この時、相手がどんな顔をしていたのか、なんて言って手紙を催促しにいったのか覚えていません。
恥ずかしくて彼の顔は見れませんでした。
そして家に帰って、手紙を開く時がきました。
37 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:00:54.95 ID:86TIZaGu0
手紙には「付き合う」に○がありました。すごくうれしかった。
母同士仲が良いのでバレないようにというのと(でも私は本当にわかりやすい子どもだったのできっとバレていたと思います)
自分に彼氏ができということが、本当にうれしかったです。
その時、私は今後一緒にデートに行ったり、おそろいのものを付けたり、
毎日連絡をとったりと色んな楽しみを思い浮かべていました。
-------
>>33 なんであんなラブレターにしたんでしょうねw
返事は、ちゃんと切り取り線で切り取って○されていました。
が、相手の返事(文章)が一切書かれていなかったので、もうすこし工夫するべきでした。
>>35 ありがとうございます!嬉しいです。
38 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:02:15.66 ID:86TIZaGu0
しかし、やはり中学生。
いざ付き合うとなったものの、その後相手から一切リアクションはありませんでした。
勿論当時は携帯なんてありませんでしたし、今まで以上に意識してしまっていたこともあり、
気軽に連絡もなかなか取れず、以前のように遊ぶこともなくなり、
どうすればいいのか私にもわかりませんでした。
39 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:03:07.78 ID:86TIZaGu0
しかも学校も別だった為、気持ちを伝えても小学校の頃のように毎日会えませんし、
相手が何をしているのかさえ分かりませんでした。
それでも、お揃いのキーホルダーをプレゼントしたり、たまに手紙を渡したりしました。
あまり記憶がありませんが。
40 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:03:48.43 ID:86TIZaGu0
家が近いので、時々学生服を着た彼を見かけることがありましたが
何故だか話しかける勇気はありませんでした。
そんなやきもきした時期がしばらく続いた頃、ついに彼をデートに誘いました。
映画にいこうと声をかけました。
41 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:04:57.77 ID:86TIZaGu0
マサヒロ君も了承してくれたのですが、私が直前ですごく緊張してしまって、
ギリギリになって友達の女の子についてきてもらうようお願いしました。
何故かこのときの自分の服装だけ覚えているのですが、
水色のパンダ柄のパーカーにデニム生地のスカートを履いていきました。
パンダ柄のパーカーは今思うとすごく子どもっぽいのですが、
フードと袖にレースが付いていて、私はそれがお気に入りでした。
42 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:05:43.89 ID:86TIZaGu0
映画館は少し離れた駅にあり、洋画をみました。
結局内容もよくわからず終わりました。残念ながら大して盛り上がりもせず、
ただ3人で映画を見に行ったという思い出しか残っていません。
43 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:06:26.02 ID:86TIZaGu0
正直、まだ中学生だった私はキスがしたいとかそういうのはありませんでしたし、
セ●クスという言葉も意味も知りませんでした。
告白できたことは大きな進歩でしたが、告白することがゴールになっていたのかも知れません。
付き合い方が分からず、マサヒロ君とはその後次第に連絡をとらなくなっていきました。
44 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:07:24.64 ID:86TIZaGu0
時は過ぎ、私が高校生くらいの時にマサヒロ君が引っ越したよと、
自分の母から聞きました。
何か一言くらい言って欲しかったな。というのと、
この時はまだ自分の中で付き合っているような感覚でしたので、
ようやく自然消滅で別れていたんだという認識を持ちました。
45 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:08:39.84 ID:86TIZaGu0
そして私は高校生になります。
実は高校生時代は特記するような恋愛話が一切ありません。ごめんなさい。
出会いがまったく無かったのと、私はテニス部に入っていた為、ひたすら部活に打ち込んでいたという事もあります。
バイトも禁止でしたし、恋愛面では味気ない3年間でした。
勉強はあまり得意ではありませんでしたが、三年生になると生徒会やテニス部の部長もさせてもらい、
学校行事の運営にも参加していたので、大学はほぼ内申点で決まったようなものでした。
46 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:09:38.19 ID:86TIZaGu0
大学は田舎の方にある小さな大学でした。
大学生になってから、初めてアルバイトもしたのですが、
結局小さなケーキ屋さんやカフェなんかで働いていたため、バイトメンバーも女の子ばかりでした。
大学生では山坂ちゃん(仮名)という女の子と友達になりました。
山坂ちゃんは、地方出身で小柄でかわいらしい女の子でした。
そして話がとにかく面白い子でした。
中学生のとき携帯がないということは•••
今何歳?
48 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:10:30.76 ID:86TIZaGu0
ちなみに私はというと大学生を機に、コンタクトにしたり髪形をガラッと変えたりして、
以前よりオシャレを意識するようになりました。
高校までの友達に会うと、だれか分からなかった!と言われたりして、
みんなの反応が面白かったです。
49 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:14:05.17 ID:86TIZaGu0
大学に入ったものの私も山坂ちゃんもサークルには入らなかったので、
授業とバイトだけで少し味気ないものを感じていました。
その頃からでしょうか、二人の間で密かに某掲示板のことが話題になり始めました。
それからは、二人でよく授業をさぼっては学校のPCで某掲示板を見たり、
空き教室でのんびり課題をしたりしました。
---------
>>47 20代後半です。
親が厳しくて人より携帯を持たせてもらうのが少し遅かったのもあるかもしれません。
50 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:15:05.88 ID:86TIZaGu0
ある日、私はオフ会という存在を知りました。
本当に興味本位で山坂ちゃんにこんなのがあるよ、と声を掛けました。
私も山坂ちゃんも好奇心から二人で参加してみようかという話になり、
参加表明しました。
当日は結局20人くらいの人が集まりました。
51 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:17:07.08 ID:86TIZaGu0
しかも、イメージとは違いオシャレなお姉さんやお兄さんもいて、ものすごく盛り上がりました。
初めて会う人たち、変わった人たちがとにかく新鮮ですごく楽しかったことを覚えています。
その中で年齢も近くて何人かと仲良くなり小さなグループができました。
メンバーはヒロ君と、泉君(二人とも10代後半?ちょっと見た目怖い)、透君(20代半ば)、山坂ちゃん、私でした。
意気投合し、その後もお花見やカラオケ、お祭りにいったり、とにかくたくさん遊びました。
52 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:18:02.54 ID:86TIZaGu0
余談ですが、オフ会の時から透君がやけに山坂ちゃんを気にしていたので、ミエミエだったのですが、
出会ってしばらくして二人は付き合いだしました。
私はその頃ヒロ君に惹かれていたのですが、すごく硬派なイメージでいつも壁を感じていました。
ちなみに今だから分かるのですが、彼は結構な中二病を患っていました。
アフィカスってさあ、生きてる価値無いよな、人に依存してだらけで自分じゃ何も出来ない、まさに人間のクズみたいなものじゃないか
依存する人間は自分が無いとか言うけどこの場合っていうのは自分が無いと言い訳して楽してるだけだよね依存生活楽しいですか?
本当にアフィカスという人種は生きてる意味すらもないような奴らだよね自分じゃ何も生まないし、その癖他人のものをさも自分のもののように扱う
何度も繰り返してるようで悪いけれどもアフィっていうのはやっぱりそういう劣等人種なんだと思う劣等っていうか生まれつき劣ってるっていうか
そう、いわゆる障害者なんだよ自分で稼ごうとしても稼げないみたいなアイディアが無いみたいな哀しい哀しい生きてる価値もない障害者
つまらない人間と言い換える事もできるね、とにかく幼い頃からきっと他人に依存しないといけないみたいな障害に悩まされてきたんだよ
>>1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20
∧_∧
(´・ω・`) n
 ̄ .. \ ( E)
フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//
>>21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38,39,40
∧_∧
(´・ω・`) n
 ̄ .. \ ( E)
フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//
>>41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60
∧_∧
(´・ω・`) n
 ̄ .. \ ( E)
フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//
>>61,62,63,64,65,66,67,68,69,70,71,72,73,74,75,76,77,78,79,80
∧_∧
(´・ω・`) n
 ̄ .. \ ( E)
フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//
>>81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99,100
∧_∧
(´・ω・`) n
 ̄.. \ ( E)
フ ア.フ.ィ /ヽ ヽ_//
>>101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111,112,113,114,115,116,117,118,119,120
∧_∧
54 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:19:11.39 ID:86TIZaGu0
ちょっと話はそれるのですが、当時私は昆虫が大好きでした。
世界にはこんな生き物がいるんだっていう発見とドキドキ感というか、とにかく不思議で。
もちろん理解してくれる友達はほとんどいませんでしたが。
55 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:20:37.32 ID:86TIZaGu0
うちのバイト先は全員女の子だったので、お誕生日になるとみんなでお金を出し合って
その子の欲しいものをプレゼントしていました。
みんな年頃の女の子だったので、プレゼントの内容はCDやら化粧品がほとんどだったのですが、
私はその頃欲しかった「昆虫図鑑」を頼みました。
ちょっと驚かれましたが、自分で買うには少し高かったのでうれしかったです。
56 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:21:39.22 ID:86TIZaGu0
話は戻りますが、泉君はそんな昆虫好きを理解してくれる数少ない理解者でした。
「こんな変な女いない!」と言うのですが、その後にいつも「一緒にいて面白い!」といってくれました。
あ、彼のスペックをもう少しだけ詳しく書きます。彼は地方出身で私の2つ年下、当時はもちろんまだ学生でした。
57 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:22:39.74 ID:86TIZaGu0
彼も少し変わっていて、変なもの好きというところ、滲み出る純粋さに惹かれて
気が付けば付き合うようになっていました。
彼は本当に人懐っこくて、人付き合いがとても上手でした。
喧嘩っ早いところが玉に傷でしたが、きっかけはなんとなくだったのに、
実際に付き合ってみると彼のいいところが本当に沢山ありました。
58 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:23:58.08 ID:86TIZaGu0
しかし私もまだ若かった事もあり、そしてちゃんとお付き合いしたのが初めてだったので、
愛情表現がイマイチ分かりませんでした。
いうなれば、当時のマサヒロ君のような、好きの裏返しというか、ヤキモチを焼いてもらうことで、
相手の気持ちを図ってしまうところがありました。
ですので、たまに街中で知らない人から声を掛けられたりすると、「今日ナンパされたよ。」と、
泉君に伝えてしまったり、みんなで飲み会のときはあえて泉君にそっけない態度を取ってしまったりしていました。
わざわざ言わなくていいことを相手に伝えてしまい、怒って今から殴りに行ってくると家を飛び出す彼を
必死に止める事もありました。
59 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:24:52.35 ID:86TIZaGu0
それでも、彼が手料理をつくってくれたり、初めてペアリングを買ったり、
一緒にお昼寝したり、本当に楽しくて、幸せな時間を過ごしました。
あと、何故か彼はヒロ君の事をいつもよく褒めていました。
彼はいいやつだ。彼はカッコいいと口癖のようにいっていました。
60 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:26:38.09 ID:86TIZaGu0
そしてセ●クスも付き合って半年くらいでようやくました。
すごく怖くて時間もかかったけど、「実はおれも初めてだから。」と
安心させてくれたことを今でも覚えています。
(後日談で、実はそうじゃなかったことを聞いたのですが、
その時は私の不安を払拭させたかったようです。)
年下だけど甘えたで、屈託のない笑顔がかわいい彼氏でした。
不器用で胸が痛くなるよ
62 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:27:48.97 ID:86TIZaGu0
ちなみに。
私も相手に何かしたくて、一度お弁当を作っていったことがあります。
泉君はすごく料理上手だったので、正直気が引けたのですが。
…といっても卵焼きと冷凍食品位しか詰めれず、いま思うと申し訳ないのですが、
彼は何度も美味しいと言って食べてくれました。
バレンタインも買ったチョコだったのに、一気に食べるのがもったいないと
毎日少しずつ食べてくれました。
63 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:29:27.94 ID:86TIZaGu0
当時雑貨屋さんに置いていたカップル用交換日記も私がやりたくて、一緒に付き合ってもらいました。
でも当時は歩み寄りと反発を繰り返していましたので、よく笑った分よく喧嘩もしました。
なので日記の最後は彼の「1のバカヤロー」ばかりが並んでいました。
64 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:34:43.25 ID:86TIZaGu0
とにかく、この頃は何もかもが新鮮で、すごく楽しかったです。
そして彼は私に対して十分すぎるほど優しかったです。
私はただお姉さん気取りをして甘えていたような気がします。
------------
>>61 みんなそうなのかもしれませんが、友達も恋人も、何度も失敗して人間関係というか
人との付き合い方を覚えていくような感じですかね。
もちろんケンカしてもう連絡を取ってない人もたくさんいますし、その分仲良くなって今でもよく遊ぶ
友達もいます。
ほんと難しいですね。自分から見ればまわりはみんなすごく人付き合いが上手にみえるのですが。
65 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:35:58.31 ID:86TIZaGu0
1年ほど付き合った頃でしょうか。少し曖昧なのですが彼は学校を卒業し、
社員として働くことになりました。
今回書かせて貰って気付いたことなのですが、自分にもう少し落ち着きと思いやりがあれば
何か変わっていたのかもしれません。
とにかく当時の私は相手を思いやるより目先の楽しさ、落ち着いた毎日より、
何が起こるか分からない毎日に憧れてしまい、あまり相手のことを思いやれなかったのです。
66 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:37:12.75 ID:86TIZaGu0
結局泉君ともその後しばらくして別れてしまいました。
理由ははっきり思い出せませんが、ただ相手といることが退屈に思えて、
嫌なところが次第に目についてしまったのかもしれません。
私はその頃大学の3,4回生くらいだったと思います。
泉君はその頃務めていた会社を辞めました。
もうここにいる意味もないといい、自分のしたい仕事のある九州へと旅立ちました。
67 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:37:47.39 ID:86TIZaGu0
そして同時期、グループのヒロ君も仕事の都合で東北へ旅立つことになります。
数年仲良く一緒にいた某掲示板のメンバーでしたが、次第にバラバラになっていきました。
ちなみに山坂ちゃんと透君はこの頃もまだ付き合っていました。
68 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:38:36.76 ID:86TIZaGu0
話は前後するのですが、実は某掲示板のオフ会は本番前にプレで1回オフ会をしていました。
前記のメンバーはプレで仲良くなった人達でした。
そして本番のオフ会の日、何故かヒロ君から集合前に遊ぼうと連絡がきました。
69 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:39:20.44 ID:86TIZaGu0
待ち合わせですごく驚いたのですが、彼はコスプレ姿でやってきました。
今ではすごくいい思い出なのですが、当時は本当に恥ずかしかったです。
子供が指差して大はしゃぎ。
ヒロ君もまんざらでもない様子で子どもたちにパフォーマンスをしていました。
70 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:40:42.10 ID:86TIZaGu0
最初は一緒にいることがとにかく恥ずかしかったのですが、不思議と次第に慣れていきました。
オフ会集合時には、それが目印になり大盛り上がりでした。
彼は二人でいるときは全然話さないのですが、人数が多いときに盛り上げるのはすごく上手でした。
そしてこれ以降は二人で会うことはなく、メンバーのうちの一人としてみんなで遊ぶようになります。
しかし、そんな楽しい時期もあっという間に終わりを迎えました。
みんな就職や進学などでそれぞれの道に進み、土地を離れ、次第に会う回数も減っていってしまいました。
>>64 ふむ。不器用ってか自分と重なって胸が痛いの間違いだった
72 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 15:43:00.69 ID:86TIZaGu0
すみません、妹が髪やってとうるさいので15分ほど席を外します。
申し訳ないです!
待ってるよー
74 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:02:31.57 ID:86TIZaGu0
すみません、戻りました。
では、ゆっくり再開させてください。
>>71 同じような思いをされたんですね。
好きだから一緒にいるのに、相手を傷つけてしまうのは本当に胸が痛いですね。
私もいつも後から気付いて後悔します。
お互い後悔のないように相手と接していきたいですね。
75 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:03:50.38 ID:86TIZaGu0
暇を持て余していた頃、私は地元の大きな飲み会に誘われて参加しました。
これもあまり記憶はないのですが、やはり田舎ということもあり、
なんだかパッとしない雰囲気で正直適当に飲んですぐに帰ろうと思っていました。
そんな時、誘ってくれた友達が何人か知り合いを紹介してくれました。
76 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:06:54.45 ID:86TIZaGu0
そのうちの一人が川田君(仮名)という男性でした。
川田君はすぐ女の子に手を出すから気をつけた方がいいよ、といわれました。
第一印象、年下で背が高くて細身で、いかにも草食系。
とても女遊びが激しそうには見えませんでした。
とりあえず「そうなんだ、気を付けるよ!」と返事をしました。
---------
>>73 そんな風に声を掛けてもらって嬉しい限りです。
のんびり見てってくださいね。
77 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:07:52.71 ID:86TIZaGu0
時間が経つにつれて人数も少し減ってきて結局帰るタイミングを逃した私は
気がつけば川田君とも話していました。
あまり覚えていないのですが、彼はすごく話が上手で、彼が話し出すだけで場がすごく盛り上がりました。
そして結局私はその後もその飲み会に参加することになります。
78 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:09:02.99 ID:86TIZaGu0
川田君は噂で聞くような女たらしのイメージは全くありませんでした。
と、いうのも当時川田君には彼女がいましたし、彼のブログはいつも彼女の話題ばかりが並んでいました。
一部ではあまり上手くいっていないという噂もありましたが、
上記の事もあり、冗談だろうと私は全く気にしていませんでした。
あとは、「女の子に対してそんなにガツガツしない。」とか
「出会いとかナンパとかめんどくさい。」みたいなセリフを口癖のように言っていたので、
女たらしの噂もデマなのかな?くらいで思っていました。
79 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:10:12.14 ID:86TIZaGu0
そして気が付けば飲み会中に彼が私に絡む回数も増えてきたように思います。
グループの半分は女の子でしたが、彼はなにかにつけて>>1が好きだ!愛してる!と繰り返すようになりました。
私がお手洗いに行くときや、コンビニに買い出しいってくるね、といった時も、
じゃあ俺も!と必ずついてきました。
私も深く考えていなかったのですが、彼女がいるんだしノリとか冗談かな?くらいで思っていました。
80 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:11:26.08 ID:86TIZaGu0
しかし、しばらく経ったある日、川田君が彼女と別れたい?か別れるというような事を言い出しました。
その頃になると私もだいぶ川田君の事を意識していましたので、
彼女と別れて、私と付き合う日がきたりするのかな?と、淡い期待を持っていました。
上手く言えませんが、とにかく私の事を一途に好いてくれている気がして、
いつか彼のブログが私の事でいっぱいになる日がくるんじゃないか、と。
そんなことばかり考えていました。
81 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:12:44.94 ID:86TIZaGu0
そして、しばらくして川田君は彼女と別れ、私と付き合うことになります。
川田君はすごく面白いですし、一緒にいてすごく楽しかったです。
そして、私とのデートが毎回彼のブログにあがり、お誕生日やイベント事があれば
その度に二人でお祝いをしました。
彼が仕事の日は毎日いってらっしゃいの電話をして、川田君もすごく喜んでくれていました。
結局、女たらしなんて噂を聞いていましたが、なんとなくこの先も二人なら上手くいくんじゃないかと、その時は自信を持って思っていました。
82 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:13:36.24 ID:86TIZaGu0
彼は社会人でしたが、私がバイトで遅番の日は必ず外で待っていてくれました。
そして二人で缶コーヒーを飲んで少し話して帰宅して。
…些細な事なのですがすごく幸せでした。
83 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:14:07.15 ID:86TIZaGu0
しばらく付き合ってから気づいたのですが、川田君はすごくヤキモチ焼きでした。
些細な焼きもちは嬉しかったのですが、ある日大きく揉めたことがあります。
84 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:14:56.62 ID:86TIZaGu0
それは、友達主催の飲み会が原因でした。
その時意気投合した男女数名で、後日飲みにいく事になったのです。
もちろん女の子もいたので、特に罪悪感もなく、彼にこんな飲み会にいってきたよーと後日伝えると、
彼は浮気だといって鬼のように怒りました。
85 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:15:59.49 ID:86TIZaGu0
勿論何かあった訳でもありませんし、私は彼氏がいることも言っていました。
しかし、川田君があまりにも激怒していたので、浮気のラインは人それぞれ違うし
今回彼をこんなにも心配させてしまったのかと反省し、とにかく謝りました。
86 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:16:45.81 ID:86TIZaGu0
少し引っかかっていたのは、私以上に川田君がよく飲みに行っていたことです。
それこそ友達伝いに仲良くなった女の子と飲みに行ったりもしていました。
釈然としない気持ちもありましたが、とにかく解決することだけを最優先に考え、謝罪しました。
87 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:17:23.19 ID:86TIZaGu0
しかし、予想以上に彼はショックを受けていました。
いつもの地元飲み会では浮気されたと大泣きし、ブログにも今回の事を書いていました。
一方的にブログに書かれた時は共通の友達も見ていたので、私も困ってしまいました。
88 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:18:31.04 ID:86TIZaGu0
その後やっと気が済んだのか、川田君はまた以前通り好きだ、愛しているというようになりました。
もちろん記念日のお祝いなんかもして普段の生活に戻りました。
ちなみに川田君は、よく私のバイト先に遊びにきてくれました。
いつもカウンター席に座り、クリームソーダを注文する彼はすごく可愛かったです。
89 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:19:18.09 ID:86TIZaGu0
しかし平穏な日々は続かず、ある日またしても事件が起こります。
いつものように川田君がバイト先にきてくれた日の夜、私宛に一通のメッセージが届きました。
川田君の元カノからでした。
90 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:20:07.44 ID:86TIZaGu0
内容はこうでした。
『今日、あなたの彼氏と○○駅で会ってキスされました。
お金があればいまからホテル誘うのにって言われました。
あなたの彼氏は勤め先にも他にもセフレが何人もいますよ。』
みたいな内容でした。
正直どうしていいかわからず電話いいですか?といって番号を教えてもらい元カノに電話しました。
91 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:23:18.64 ID:86TIZaGu0
どうやら川田君は私のバイト先に来ていた後に元カノと会っていたらしく、
しかもこれが初めてでもなかったそうです。(ちなみに○○駅は私のバイト先でした)
何故か突然泣き出す元カノ。慰める私。
セフレの話も聞けば結構前からだったそうで、私たちの喧嘩はなんだったんだろう…と、泣きたくなりました。
バイト先にきてくれたのだって私が間違いなくバイトで働いているかを確認する為だと分かった時は
相当ショックでした。
そうとは知らず毎回喜んでた…。ノンキすぎますね。
92 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:24:19.46 ID:86TIZaGu0
結局電話が終わった後に、私はすぐ川田君に電話をしました。
「嘘つき、元カノから全部聞いた。」と一言だけ言って電話を切りました。
その晩、彼からの電話とメールがすごかったのはいうまでもありません。
勿論出ませんでしたが。
93 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:25:44.01 ID:86TIZaGu0
そして後日。川田君も色々弁解してきたのですが、元カノのからの話をほぼ認めた為、
私は別れようと伝えました。
結局別れるまでも結構もめてしまい、最終的に川田君は
「俺はお前の浮気を許したのにお前が許さないのはおかしい!!」と怒りました。
結局彼氏に浮気されて、泣き寝入り
…でこの話は終わる予定でしたが、実はまだ少しだけ話は続きます。
94 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:27:18.97 ID:86TIZaGu0
こういう時、sage進行にすべきかすごく迷ってしまうのですが、大丈夫でしょうか?
大分書き連ねていっていますが、もし見にくかったりしたら言ってください。
川田君…なんてこった
96 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:31:07.10 ID:86TIZaGu0
結局しばらくたっても私の怒りは収まらず、後日私は川田君の友人に頼んで彼を呼び出してもらいました。
人生初の仕返しです。
川田君の友人も今回ばかりはあいつが悪いから全面的に協力するよといってくれました。
97 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:33:19.25 ID:86TIZaGu0
私が部屋に隠れているとも知らず、川田君は友人の家で楽しそうに話していました。
あぁ懐かしいな、楽しかったなという気持ちと今回の悔しい気持ちがぐるぐると私の体の中を駆け巡りながらも、私登場。
私の存在に気付いた時の彼の驚いた顔は今でも忘れられません。
98 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:35:00.08 ID:86TIZaGu0
そして次の瞬間、私は人生初のドロップキックをかましました。
見よう見まねであまり上手にできませんでしたが、細身の川田君が相手でよかったですw
友人はとにかく大笑いしていました。
私もどうせやるならもっと体鍛えておけば良かったと思いましたw
99 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:39:07.61 ID:86TIZaGu0
川田君も、友達の家で楽しく話していた筈が、いきなり元カノが登場して、ドロップキックかまされて、
無言で去っていくという現実を認識するまで、しばらく時間が掛かったと思います。
私もそれまで人を叩いたこともありませんでしたし、どちらかといえば温厚な性格だと思っていましたので、
今思い返しても当時の行動力にはびっくりします。
…川田君とは勿論それきり連絡を取っていません。
まさかこんなことになるとは思いませんでした。(全体的に)
なんだそりゃw
101 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:40:12.74 ID:86TIZaGu0
そんなこんなで川田君と別れても、私はしばらく落ち込んでいました。
そんな頃、また連絡を取り始めて慰めてくれたのはやはり泉君でした。
102 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:41:50.73 ID:86TIZaGu0
泉君は九州で仕事を頑張っているらしく、とても充実しているようでした。
事務で可愛い子がいるよーとか、仕事でこんなことしたよと近況をよく話してくれました。
私の何気ない話もしっかり受け止めて聞いてくれて、この頃は本当に支えて貰いました。
そして何度か私の住んでいるところに戻ってきてくれて一緒に遊びに行ったりもしました。
気が付けばほぼ毎日、昔のように連絡を取っていました。
103 :
名も無き被検体774号+:2013/03/30(土) 16:44:11.01 ID:kZCoJDSM0
仕返しが可愛いな
104 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:44:45.79 ID:86TIZaGu0
なんとなく、まだ泉君が自分を好いていてくれるような気がして、
自分はそれに甘えていたのかもしれません。
付き合っていないのに毎日メールして、電話して。
川田君の時の悔しい気持ちが薄れていくにつれて、泉君に対しても妙な罪悪感が芽生え始めていました。
------------
>>100 もうこの時期は私も怒りすぎて色々おかしかったのかもしれません。
あと、万が一何かあっても川田君の友人がいたので止めに入ってもらえるという安心感が
あったのもありました。
105 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:47:02.56 ID:86TIZaGu0
実はこの頃に、同時期に東北へ行ったヒロ君から連絡がありました。
久々にそっちに戻るからみんなに会いたいという事でした。
しかしみんな社会人になっていたということもあり、なかなか予定が合わず、
結局みんな夜から合流になりました。
それまではあたしとヒロ君の二人で会う事になりました。
------------
>>103 その頃精一杯頭をひねらせて考えた仕返しがコレだなんて恥ずかしくて笑っちゃいますねw
それで怒りはおさまったのかよww
107 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:48:14.20 ID:86TIZaGu0
そして当日。
昔コスプレで会った時と同じで二人だとどうしても話が弾みませんでした。
そして昔はちょっと悪そうで何考えているか分からないところが好きだったことを思い出しました。
なんなら私の事も遊んで捨ててくれたらいいのに。と、例の一件で荒んだ私は思っていました。
108 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:49:38.91 ID:86TIZaGu0
夜になって二人で先に居酒屋に入りました。
時間になってもなかなかみんなから連絡が来ず、みんな遅いねというとヒロ君が、
実は誰も来ないよ。といいました。
109 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:52:14.12 ID:86TIZaGu0
>>106 今はもちろん!逆にいい思い出ですw
当時はしばらくもやもやしてましたが、ドロップキックの後は妙にすがすがしかったのを
覚えています。
110 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:53:06.20 ID:86TIZaGu0
話を聞くと実は当時コスプレ姿で会った時に告白しようと思っていたらしいです。
でも、結局できずに東北へいった。
今回は気持ちを伝える為に帰ってきたということでした。
ヒロ君の気持ちを知らなかった私は正直すごく驚きました。
そして、ふと彼を見ると彼は泣いていました。
111 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:54:45.71 ID:86TIZaGu0
彼の涙と、わざわざ気持ちを伝えるために戻ってきてくれたことがすごく嬉しかったです。
川田君と別れた直後だったから余計に。
正直自分の気持ちはよく分からなかったけど、昔いいなと思った時期もあったので、
頷いて彼と付き合うことにしました。
この時、ふと泉君の顔がよぎりました。
112 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:55:52.81 ID:86TIZaGu0
時間は既に終電を過ぎていました。
私も帰宅できず即お泊りの流れになってしまいました。彼もホテルを取っていなかったようで、
結局小汚い民宿みたいなところに二人で泊まりました。
妙な気まずさを引きずったまま先にお風呂に入ると、ヒロ君は部屋の隅で色んな人に電話をしていました。
親か友達から電話でもあったのかな?と思っていたのですが、
どうやらいろんな人に告白の結果を報告しているようでした。
113 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:57:03.16 ID:86TIZaGu0
自分の勝手なイメージを押し付けて申し訳ないのですが、
何人か付き合ったことがあるのかなと思っていました。
どうやら彼は実年齢=だったらしく、とにかく告白が成功したからセ●クスができる!と、
おおはしゃぎしていました。
それまで童貞への偏見なんて一切無いつもりでしたが、
「ついに童貞を捨てることができる!」と嬉しそうに言った彼の顔には
先程まで純粋に涙を流していた面影はどこにもありませんでした。
114 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:58:31.98 ID:86TIZaGu0
そこからの彼は、とにかくやらしいことをしよう!今日の為に1週間オナ禁をしたんだ!!と言い、
正直どう反応していいのか分かりませんでした。
とにかく今日はできません、落ち着いてと伝えました。
彼は嬉しさのあまり色々爆発してしまったのだと思いました。
とにかく今回の話を小説に起こしたい!と何度もいっていました。
115 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 16:59:30.03 ID:86TIZaGu0
とにかく私もお風呂に入ったし、ヒロ君も入っておいでよと伝えると、
彼は捨て台詞をはいてお風呂へいきました。
「俺のチ●コはビックマグナムだぜ!」と。
そして翌日彼は東北へと帰りました。
本当に申し訳ないのですが、彼のビックマグナムはその後拝むことなく別れることになります。
116 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:03:17.36 ID:86TIZaGu0
それからしばらくして泉君がこっちに遊びに来ると言いました。
この時の私は、同じグループの友達と付き合ってしまったこと、
泉君と未だに連絡をとっていたこと。
もしかして自分も川田君と同じようなことをしているんじゃないかという罪悪感ですごく悩んでいました。
ヒロwwwww
118 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:04:04.80 ID:86TIZaGu0
結局泉君に、ヒロ君に告白されたこと、もう君とは会えないことをはっきり伝えました。
今なら、あやふやな気持ちでヒロ君と付き合うべきじゃなかったこと、
泉君を自分の罪悪感の犠牲にしてしまったことが痛い位に分かります。
とにかく当時の私は、ここまできたらすべて切ってリセットするしか方法がないと思い詰めていました。
119 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:09:34.33 ID:86TIZaGu0
>>117 書き出してみると当時のいろんな場面を後悔することが多いのですが、
不思議と彼との付き合いは後悔していません。
彼はきっと私のことをよく思っていないかもしれませんが、
これもこれで、すごくいい思い出ですw
120 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:10:49.82 ID:86TIZaGu0
泉君はこっちに来るのを本当に楽しみにしていましたし、私も本当に楽しみにしていました。
泉君も当時色々と悩んでいたので話を聞いて欲しかった、本当は支えてほしかったといいました。
そして最後に、ヒロ君は本当に良いヤツだから、彼と幸せになれよといってくれました。
私は部屋で何度もごめんなさいと言って泣きながら電話を切りました。
勿論、彼との連絡はこれが最後になります。
121 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:12:01.74 ID:86TIZaGu0
ヒロ君には泉君の事は伝えていませんでした。
彼とも遠距離でしたので、告白の日以来会うことはほとんどありませんでした。
ある時ヒロ君が何気なく言いました。
「昔、泉と>>1と3人で出かけたことがあったよな。実は俺、>>1とずっと二人きりになりたいって思ってさ。
正直泉には消えて欲しかったわ。」と。
恋愛していたら二人きりになりたいと思う気持ちなんて当たり前なのですが、
泉君がいつもヒロ君を褒めていた事を思い出して少し辛くなりました。
122 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:12:44.66 ID:86TIZaGu0
結局、自分の罪悪感も重なってヒロ君ともその後すぐに別れました。
多分1ヶ月位しか経っていなかったように思います。
勿論彼ともそれきり連絡は取っていません。
123 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:13:50.85 ID:86TIZaGu0
そして私は、その後大学を卒業し、無事就職しました。晴れて社会人の仲間入りです。
…が、正直生きるために、ほとんどの人が働いているんだし、
社員なんてバイトの延長線だろうとすごく甘い考えを持っていました。
会社は思っていた以上に体育会系で、入社当初は毎日怒られて、滅茶苦茶泣いていました。
社会人の基礎を叩き込まれ、必死に仕事を覚えました。
気が付けばあっという間に数年が過ぎていました。
124 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:14:36.30 ID:86TIZaGu0
実は社会人になってから嬉しいことが一つありました。
最後にその話だけ書いて終わろうと思います。
あと少しだけ、お付き合いしてもらえると嬉しいですw
125 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:16:57.20 ID:86TIZaGu0
ある日、地元の友達から連絡が来ました。
小学校の同窓会の案内でした。
といっても本当に少人数の会だったので10人足らずの人が集まりました。
私は当時が懐かしくなり、なんとなく参加してみることにしました。
みんな顔は昔と変わっていないのに、声や身長、話す内容がすごく成長していて、
妙に変な気持ちになりました。
126 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:17:54.91 ID:86TIZaGu0
でも不思議なもので、何年も会っていないのにすぐに当時のように打ち解けて話せるようになりました。
しばらく話していると実は一人だけ遅れてくると聞きました。
誰が来るのか、あまり深く考えていなかったのですが、 30分ほどした頃、
部屋に入ってきたのがマサヒロ君でした。
…正直くるとは思っていなかったので、本当にビックリしました。
127 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:18:55.39 ID:86TIZaGu0
当たり前ですが、マサヒロ君は大人になっていました。
背もずっと伸びて声も変わっていました。
でも笑った時の顔は当時のままで妙に懐かしい気持ちになりました。
総じて言えば、さわやか好青年はさわやか大人男子(語呂がいいのでw)に進化していました。
128 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:22:18.77 ID:86TIZaGu0
と、同時に当時の色々な思い出がフラッシュバックで蘇りました。
初めて告白した日のこと。
一緒に映画に行った日のこと。
そして、知らない間に引っ越してしまっていたこと。
もしかすると向こうはあんな些細なこと、もう忘れてしまっているかもしれませんが。
とにかく。その後自分が何を話していたのかほとんど覚えていません。
気が付けば解散時間になっていました。
129 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:23:52.37 ID:86TIZaGu0
帰りはみんなで歩きながら小学校、通学路、よく遊んだ公園をゆっくり見ながら帰りました。
途中でみんなで だるまさんが転んだ もしてすごく楽しかったです。(酔っぱらいですねw)
そして、居酒屋から近い子から一人、またひとりと家路につき、「ありがとう」「また会おうね!」
といって別れていきました。
130 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:24:38.35 ID:86TIZaGu0
最後に幹事の子と挨拶して別れ、私と彼は一番居酒屋から遠かった事もあり、
そこから二人きりになりました。
131 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:26:15.99 ID:86TIZaGu0
正直もう昔のことを蒸し返す気もなかったので、たわいもない話をしながらのんびり歩きました。
「当時よく花火したよね。 」
「あぁ、でもアレ地面に絵をかくことに夢中で、花火って言っていいのかいまだに謎だよな。」
「今日、>>1っていうか>>1“さん”っていうかすごく迷った。」
「私もwでもみんな“くん”とか“さん”とか付けてたから…。
でも、すごく違和感あったよね。」
132 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:27:49.95 ID:86TIZaGu0
本当は彼はそのまま駅に向かうはずでしたが、昔住んでいた自分の家が見たいと言うので
そのまま家の方まで一緒に行くことになりました。
当時、私の部屋から丁度彼の部屋が見えたのですが、今は間に大きなお家が立って見えなくなってしまいました。
彼のお家も今はもう別の家族が住んでいました。
よく遊んだ公園はまだそのままでした。
実は甘いものが好きだったみたいです。知らなかった。
133 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:29:56.37 ID:86TIZaGu0
昔のことを色々話していたら、気づけば終電時間が近づいていました。
懐かしい話もたくさんできたし、そろそろ帰ろうか。と言うと、
彼が急にまじめな顔をして「実はずっと謝ろうと思ってたことがあるんだ…。」
と言いました。
「…手紙くれたのに、あの時は…ごめん。」
彼は、頭を深く下げていいました。
134 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:31:43.58 ID:86TIZaGu0
私はというと、咄嗟に出た言葉が「謝らないでよ!w」でした。
とにかく覚えていてくれたことがすごく嬉しかった。
「あの時、恥ずかしくてデートにも誘えなかった。俺からもデートとか誘えばよかったな。」
正直むず痒くてどうしていいか分からなかったのですが、未来にこうやってちゃんと話す機会が有ったのなら、
当時ちゃんと気持ちを伝えていてよかったと思いました。
彼は今少し遠いところに住んでいるらしいのですが、今でもその手紙は大切にとっていてくれているそうです。
彼は何度も手紙を貰ったことを嬉しかったと話してくれました。
135 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:32:53.26 ID:86TIZaGu0
結局アドレスを交換するわけでもなく、
お互いの近況を言い合うわけでもなく。
じゃあまた、
といって私たちは別れました。
136 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:37:49.05 ID:86TIZaGu0
少し長くなってしまいましたが、私の話は以上です。
流れ上省略している会話や出来事も沢山ありますが、大体こんな感じです。
綺麗事かも知れませんが、今回こうやって書いてみると、本当に世間知らずで不器用な私でしたが、
結果として色んな経験ができて良かったと思っています。
勘違いされないように最後にもう一度書いておきますが、
もう何年も前の話なので、本当にどの人たちに対しても愚痴とか嫌な気持ちは一切ありません。
ただただ懐かしいなという懐古的な気持ちで書かせていただきました。
あくまで私の主観なので万が一知り合いが見たらまた少し違って見えるかもしれません。
そのときはごめんなさいw
あと、告白はするべきだと思いましたよ!w
137 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:39:11.06 ID:86TIZaGu0
そして、泉君のこと。
彼との物はもうすべて捨てたつもりでしたが、先日ベッドの下から当時のペアリングを発見し、
なぜだかものすごく心が締め付けられる思いをしました。
当初はピカピカだった指輪も、見つけた時は真っ黒く変色していて一瞬何だかわかりませんでした。
時の速さってすごい。
彼とは、勿論もうずっと連絡を取っていません。
ずっと残していたアドレスは、メールさえしなかったものの、連絡先に入っているという事実だけで
心強かったです。
私が言うのはおこがましいのは十二分に分かっているのですが、
ただ彼が幸せに暮らしていることを願っています。
138 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 17:46:05.64 ID:86TIZaGu0
本当に長々とお付き合いありがとうございました。
スレ汚しも申し訳ないので、本日中くらいで何か質問がありましたら
お答えさせて頂ければと思います。
その後は適当に落として(?)くださると嬉しいです。(ニュアンスが伝わるといいのですが
初心者の為申し訳ありません。)
社会人になって彼氏無し?
140 :
◆Y.DHCdVgk6 :2013/03/30(土) 18:07:24.10 ID:86TIZaGu0
>>139 出会いはこの頃がピークでした。
そのあとはしばらく付き合う事はなかったのですが、
今はお付き合いしている方がいます。
ここまですごい日記スレ初めて見たわ…
ID変わりましたが
>>1です。遅いかもしれませんが念のため。
今更他スレに書いてる転載禁止の意味がわかりました。
ですので、以後は転載禁止とさせてください。宜しくお願いします。
お付き合いありがとうございました。