1 :
名も無き被検体774号+:
びっぷらに長くある半生スレです
自分のこれまでの半生を振り返って、誰かに聴いて貰いたいなって思ったことはありませんか?
でもスレ立てる程でもないよな……、
そんな時にこのスレで、気軽に貴方の半生を語っていって下さい
誰もいないかな?なんて思っても心配しないで
ここは傾聴スレ
重い話も軽い話も、皆が見ています
仮にレスが無くても、必ず誰かが貴方の話に耳を傾けています
語り手さんへの質問・応援レスは大歓迎
きっと語り手さんは勇気づけられるでしょう
(語りの内容をよく汲み取って、語り手さんの邪魔にならないレスを心掛けて下さい)
★語り手さんは語り終わったら、5〜10レス程度先に次の安価をお願いします★
書きたい人は語りまーすと宣言してください
保守はageで、語り待ちは安価なしで語り待ち宣言してください
語りが尻切れトンボになることもありますが、その際は次に進める可能性があります
2 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 08:58:50.80 ID:k38r8YCOi
3 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2013/02/14(木) 09:05:10.13 ID:guWunDer0
加速
ksk
5 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:28:12.40 ID:wtsCZgZf0
6 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:30:33.47 ID:3CZelary0
はよ
7 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:37:51.72 ID:LJ51ctbM0
8 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:37:59.03 ID:wtsCZgZf0
よし、いこ。もしもしだから亀だ。すまん。
幼少時はごく普通より活発な子だったな。んで、中学に上がる前に両親離婚。原因は親父のアル中。親父は前からアル中だったが、離婚時はもう手に負えないぐらい暴れてた。当然この親父の姿が今でも立派なトラウマである。
9 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:43:25.41 ID:pUBzxt0yP
yjh
10 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:45:01.56 ID:wtsCZgZf0
離婚後、危険な親父から逃げるように母ちゃんと姉ちゃんで引越す。でも母ひとりで二人の子供育てるのは大変なんだなww
子供でも借金が多いってわかるぐらいウチビンボーなの。電気やらガスやらよく止まってた。
したら、いつの間にかかーちゃんに彼氏みたいなヤツができてた。
私はもう中学生で、ちと反抗期。
かーちゃんと彼氏のセクロスおぇーだった。
そして姉ちゃんにも彼氏できる。
かーちゃん、姉ちゃん彼氏ウチに連れ込む。
私の居場所ない(笑)
んで、初めて死ぬ準備する。
11 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:51:03.63 ID:wtsCZgZf0
でも死ぬ事なんてできなかった。
だから、ウチに帰らずブラブラ。
学校には行ってたけどな。
ビンボー生活も変わらず。
電気やらガスは止まらなくなったけど(笑)
で、時は流れ高校。
高校はつまらな過ぎて中退。
因みに学歴コンプレックスは現在もない!
12 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:57:33.87 ID:guWunDer0
見てるぞ
13 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 09:58:59.61 ID:wtsCZgZf0
家庭は荒れてたけど、横道にはそれなかった。
高校辞めて、それからはバイト三昧。
かーちゃんと姉ちゃんの彼氏は相変わらずだった。
かーちゃんの彼氏大嫌い。
早く別れないかなぁーと思い苛つきを覚えてたのもこの時期。
その当時団地の最上階に住んでたんだが、夜中にドアを叩く激し音。
アイツだとわかったてからシカトしてたら、何故か今後はベランダの窓を叩く音に変わってた。
つーか、私文才ねぇーwwww
14 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:09:02.14 ID:wtsCZgZf0
思わず、ほぇ?ってなったがそれと同時に恐怖。
ベランダにどーやって侵入したんだよ!!気持ち悪って。
かーちゃんも寝たフリしてたけど、アイツだってわかってたからベランダ開けて家の中に入れた。
あまりにも非常識過ぎて、怒りが頂点に。昔から口だけは達者だったからまくし立てるようにアイツに怒りをぶつけたら、シュンとして帰っていった。
後からかーちゃん聞いた話しだが、その頃私が嫌がってるからもう別れて欲しいと言ってたんだと。
やっぱり親は子の事微妙にみてんだなぁーって思った。
まぁ、アイツとかーちゃんが付き合ってる時は色々壮絶な思い出が多かった。
でも割愛するw
15 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:10:55.91 ID:wtsCZgZf0
誰もいねぇーwwww
ちと飯食わして!!
すぐ戻る!!
16 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:26:25.01 ID:wtsCZgZf0
飯食った!
じゃ、書いてく。
一応年頃だから恋愛もひと通りにした。
20歳までは安定した彼氏は居なかったがなwwww
かーちゃんも無事アイツと別れ、平凡な日々を送ってた。
仕事もしてたし、脱ビンボーできた。
して、20歳頃彼氏が出来きて結構長く付き合った。結婚も考えて向こうの家に挨拶に行ったんだ。
向こうの家柄将来はウチの会社で働いてもらいたい。だから、高校だけは出てくれだと。
戸惑いながらも相手の為に他県に引越し、通信高校に通いながら働いた。
17 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:33:44.83 ID:guWunDer0
うんうん
18 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:34:05.83 ID:4+gKVRaL0
みてるよ
19 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:35:07.78 ID:wtsCZgZf0
新しい環境にはあまり馴染めなかったが、仕事は彼氏に紹介してもらったとこにお世話になりながらなんとか頑張った。
時間は掛かるけど、絶対卒業しなきゃって思いが強かったからな。
ある日実家に帰郷した時に刑事がきた。
親父の事で話しがあります〜云々。
当然追い返せる状態じゃなかった為話しを聞いた。犯罪を起こしたんじゃないかってヒヤヒヤしてたけど、結果親父は被害者で加害者はかーちゃんの元カレだった。
え??
一瞬頭が真っ白に…
もうね、この頃からアイツに殺意が沸き始めた。
20 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:47:40.11 ID:wtsCZgZf0
まぁ、上の話しは横道にそれそうだから聞きたいヤツだけ後で質問してくれ。
実家から戻ったあと、新しく働き出した職場で事件が起こった。
それによって私PTSDにw
実家に強制的送還→高校卒業出来ず
こんな流れになった。
彼氏とも上手くいかなくなり別れた。
しばらくニートしてたけど、精神的に落ち着いて前に地元で働いてたとこに出戻り。
仕事だけは上手くいって、あれよあれよと管理職に就いたが去年プツンと糸が切れたように退職。
今付き合ってる彼氏からのプロポーズを待ちながら絶対ニート中だぜ!!
だいぶ端折ったけど薄ーい人生wwww
文才なくてすまん。
21 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:51:10.15 ID:wtsCZgZf0
22 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:55:09.01 ID:LJ51ctbM0
おつー
いうほどBBAじゃねーなwww
彼氏にしっかり求婚バレンタインデーしな
23 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 10:59:55.71 ID:wtsCZgZf0
>>22 今年三十路のBBAだせwwww
因みに2月14日はかーちゃんと親父が離婚した日だwwww
24 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:08:52.30 ID:9Fkt9bVF0
ksk
25 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:30:54.99 ID:RaEABMpn0
踏んだかな?
26 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:31:59.92 ID:RaEABMpn0
踏んだので書いていきます
書き溜めてないから遅いしつまらないけど
27 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:36:41.54 ID:RaEABMpn0
小さい頃はうちは普通の家庭だと思ってた
父親は夜の仕事で自分や兄弟たちとは真逆の生活だったけど、GWは温泉行ったりお盆には母の田舎に行って夏しか会えないおばあちゃん達に会って美味しい漬け物食べたり、家族っぽいこともしてた
当時は気付かなかったけど、自分が生まれた頃から母は父にモラハラ受けてた
亭主関白を通り越して軟禁状態だったと思う
幼稚園の役員引き受けただけで激怒罵倒してた
28 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:40:54.17 ID:RaEABMpn0
自分が年中の時に家を建てて、間も無くして妹が生まれた
私から見ても妹は可愛かったし、新しく誕生した妹が家族の中心になったのは当然なんだけど、しばらくしてものすごい違和感に気付いた
父方の祖父母が写真を撮りまくったり赤飯もってきたりしてる様子が不思議だった
自分の赤ちゃんの頃の写真なんて一枚も無かったから
妹の写真がどんどんアルバムに貼られていくのに、私の写真は一枚も無い
そういえば写真なんて幼稚園でしか撮られたことないな、ってその時初めて思った
29 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:44:22.75 ID:RaEABMpn0
それで家中のアルバムとか引っ張り出して、親の子供の頃の写真まで漁ったけど、結局私の写真は出てこなかった
逆に、兄の写真は山ほど出てきた
生まれた時のなんか豪華な和服着せられたやつとか初めて立った時の写真とか
私も一緒に行った旅行だったのに写ってたのは兄と父だけだった
あまりにも自分の写真だけないものだから、実は自分は透明人間なんじゃないかと小学一年まで本気で悩んでたwww
30 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:45:12.51 ID:k38r8YCOi
ふむふむ
31 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:49:17.99 ID:RaEABMpn0
でもなんとなく母には聞けなくて、どうせブスだしいいやって思った
けどこの写真の事実に気付いたことで、もっと悲しいことに気づいてしまった
私は父方の祖父母に嫌われてた
長男がとにかく大事だった
祖父母にもらうお年玉の袋が毎年私だけ違ったのは、私の分は母が用意してくれていたからだった
父はそんなことに気付ける人ではなく、むしろ父も兄と妹だけを可愛がってた
32 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:54:19.34 ID:RaEABMpn0
小学生になっても、時々父や祖父母の愛の差を感じてどうしようもなく悲しかった時があった
小学二年の時に初めて母に訴えた
母はそんなことない!ってヒステリックになって泣きながら崩れて病院に行ったから、母に父と祖父母の話は二度としないと決めた8歳の誕生日←
ローソクの立ったケーキがなんかすごく不味そうに見えたなー
33 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 15:59:03.50 ID:RaEABMpn0
祖父が入院した時には家族でお見舞いに行って、別れ際に祖父と握手するのがうちのお決まりのパターンだった
あれ、私って愛されてないんだな、って気付いた後からは握手するのをやめた
祖父は何も言わなかった
自分から消極したけどなんかやっぱりショックだった
ちなみに兄はとんでもなく無頓着で、自分が可愛がられてチヤホヤされてる後ろで私が泣いてることに気付かないひと
わがままに育った坊ちゃんだった
私は兄を名前で呼び捨てしてんのに、自分で自分のことお兄ちゃんって言ってたwww
34 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:05:44.92 ID:RaEABMpn0
家族が崩れ始めたのは私が小学四年の時
この頃、母は兄の野球部のコーチと仲がよくて、決して不倫ではなく、コーチ一家のご好意で家族ぐるみで仲良くしてくれてた
うちはほぼ母子家庭だったから、一緒に鍋食べたりすごろくやったりしてくれてて私も大好きだった
けど父はそんな関係が許せず、毎晩母を怒ってた
携帯のメールをチェックしたりアドレス消したりして、結局母は携帯を解約させられた
父は母がキチガイになった、田舎に帰って更正してこい、俺の女房として相応しくなるまで戻ってくるな、と言って母と兄と私と妹を追い出した
引っ越しが決定してから3日くらいで母の田舎へ移った
転校の手続きとかよく間に合ったなあ、と思う
きっとたくさんのひとに迷惑かけた3日間だと思う
35 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:10:46.89 ID:RaEABMpn0
引っ越し騒動の3日間は春休みで、友達にもお別れを言えなかった
私のことが好きだと言っていた松村くんはショックだったに違いない、ごめんね←
母の田舎に引っ越してからは毎日大変だったけど、今まではお盆の時しか会えなかった大好きなおばあちゃん達と一緒に暮らせたから私は幸せだった
おばあちゃんは本当に私のことを愛してくれた
学校も、方言でからかわれたりしたけどみんな温かくてすぐに馴染めた
兄と妹もそれぞれ生活をスタートできてた
36 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:15:21.32 ID:RaEABMpn0
母は教員免許を持ってたので非常勤講師として隣町の中学に勤めはじめた
母はそれなりの大学出てたのに10年以上そのスキルを活かすことも出来ないでいたから、母が仕事を始めたのは私はすごく嬉しかった
ようやくママも自分の人生を取り戻した!って思った
兄と妹は今までの専業で自分のわがままをきいてくれたママのが良かったみたいだけど
だから私はご飯つくったり洗濯したり、母がもっと自由になれるように、って頑張った
37 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:19:37.42 ID:RaEABMpn0
そんなこんなで私は中学二年になり、もう父の元へ戻るなんて話も無かった
母の田舎には今でも四人で住んでて、母もこっちで新しく開業したから父とは一年に数回会うか会わないか、って感じ
いま思えば妹は一番甘えたい時に母が忙しかったから、相当寂しい思いをしてたと思う
そんな時に私がちゃんとケアしてあげられなくて情けない
兄は兄で一匹狼ながらも我が道をゆく、って感じだった
この頃から全員の歯車が狂い出します
38 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:24:41.25 ID:RaEABMpn0
周りの友達が、家に帰ったらあったかいご飯が並んでて家族でいただきますする家庭ばっかりで、ある日ふと、なんで私がご飯作らなきゃいけないんだろう、って爆発した
初めは喜んでやってた家事も、自分が愛されてないからとか思っちゃって、苦痛になった
悲劇のヒロインぶったら負けだと思ってたからそれでも家事はやめたくなかった
そしたらなんだか全部いやになって私は不登校になった
兄も野球がうまくいかなくなって、地雷を抱えたまま退部した
妹はそんなピリピリした兄姉を見て、幼いながらに気をつかうようになって、自分の意見を一切言わなくなってしまった
母は母で、私が鬱になったことや兄が逆上することでいっぱいいっぱいだった
39 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:28:01.65 ID:RaEABMpn0
私は病院に通ったり、おばあちゃんの家に引っ越したりして、中3からは完全復活
兄も高校生になってからはうまくいってるみたいで良好だった
妹はきっとまだ心に抱えちゃってるけど、私に余裕が出てからはちょっとわらってくれる
この頃は父とは私だけ絶縁関係だった
祖父が亡くなっても私だけお葬式に行かなかった
40 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:33:05.98 ID:RaEABMpn0
私は学校に通えるようになって、親友もできて毎日楽しかった
不登校の一年間も勉強はしてたから高校入試も合格できた
春からJKになります
妹も最近ませてきて、恋に花を咲かせるようにwww
母は、妹が成人したら正式に離婚することを決めて、今は私達兄妹を守ろうと頑張ってる
私は未だに愛するとか愛されないとかがトラウマで、恋愛っぽいことは避けてきたけど最近ちょっと好きな人ができました
41 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 16:42:42.90 ID:RaEABMpn0
それぞれが明るく生きてるように見えるけど、我が家では家族らしい話題はタブーになってるし、表面的な家族という意味では昔と変われてない
けど、もっといい家族になれるように歩み寄りたいと思えるようになった
愛されなかった自分を認められるようになったのかも
高校生になればバイトもできるしたくさんの出会いがあるから自分の世界も広がるといいな、って思ってる
語りたかったのは以上です
なんの波もなく支離滅裂でつまらなかったと思うけど、吐き出せてよかったです
高校生になるまえに、嫌だったこと全部浄化したくて書かせてもらいました
見てくれたひとありがとう。
次は
>>47で!
42 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 18:13:49.89 ID:j6ub4EOv0
ksk
43 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 19:42:01.28 ID:v0hsgtg40
ksk
44 :
名も無き被検体774号+:2013/02/14(木) 20:29:50.50 ID:dz9aHFyRP
加速
h
46 :
名も無き被検体774号+:2013/02/16(土) 14:01:50.35 ID:KeQ0AUjAP
b
俺がいこうかね
48 :
名も無き被検体774号+:2013/02/16(土) 18:50:36.54 ID:/gv2fCvRi
よろしく
49 :
名も無き被検体774号+:2013/02/17(日) 03:17:15.26 ID:3KjNShVV0
ごめん、忙しくて書けなかった
>>47です
今までの人たちに比べればさほどたいしたことないけど
いいかな?
どぞ
みてます楽しみ
wktk
53 :
名も無き被検体774号+:2013/02/18(月) 14:23:52.52 ID:txNECAWO0
踏み逃げ?
次安価だしとく?
54 :
名も無き被検体774号+:2013/02/18(月) 14:28:16.46 ID:/yCa524Ei
こないね
語りたい人はどうぞ
安価出すと保守がままならないから、好きな人が語ればいいよ
55 :
名も無き被検体774号+:2013/02/18(月) 15:49:22.18 ID:RkmP6Rka0
ごめん
風邪引いて寝込んでた
今から少し書きます
56 :
名も無き被検体774号+:2013/02/18(月) 20:36:02.91 ID:jLcThqU40
あげ
57 :
名も無き被検体774号+:2013/02/19(火) 12:46:56.13 ID:eoCAH3xCP
jh
58 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:8) :2013/02/19(火) 14:16:55.61 ID:eXLFjYGP0
結局??
このスレすき
60 :
名も無き被検体774号+:2013/02/19(火) 15:06:53.39 ID:updBOXcTi
次書く人待ち
語りたい人はどうぞ
62 :
名も無き被検体774号+:2013/02/19(火) 19:50:19.70 ID:O8X9NPx20
ksk
63 :
名も無き被検体774号+:2013/02/19(火) 19:51:25.67 ID:9hrXHszY0
うん
64 :
名も無き被検体774号+:2013/02/19(火) 20:20:48.04 ID:RSIyRLpt0
65 :
名も無き被検体774号+:2013/02/20(水) 23:04:09.91 ID:NXAgfauz0
しかたねえな
29で人生変えた俺様の出番か
66 :
名も無き被検体774号+:2013/02/20(水) 23:11:23.62 ID:QXD7F8vv0
67 :
65:2013/02/21(木) 01:45:53.94 ID:wlhHVRgE0
看護師になった話しか
mixiで20人くらい食った話かどれがいい?
68 :
名も無き被検体774号+:2013/02/21(木) 07:56:21.88 ID:Hwqhr10Di
ま、看護師になった話のほうがスレにはふさわしいが
どんどん書いていいぞー
69 :
名も無き被検体774号+:2013/02/21(木) 08:10:35.95 ID:Zqssmn490
見てる
70 :
65:2013/02/21(木) 11:23:24.66 ID:wlhHVRgE0
わかりました。
夜勤から生還したら書きます
71 :
名も無き被検体774号+:2013/02/21(木) 12:31:34.13 ID:Zqssmn490
まだまだじゃねぇ?ww
72 :
65:2013/02/22(金) 11:15:56.43 ID:LXqPka0N0
おまえら待たせたな
73 :
名も無き被検体774号+:2013/02/22(金) 11:37:32.51 ID:p2c53WA/0
おせーよ
74 :
65:2013/02/22(金) 11:53:53.24 ID:LXqPka0N0
>>73 わるかった。
26で看護学校入学
29で、卒業
75 :
名も無き被検体774号+:2013/02/22(金) 11:57:38.71 ID:p2c53WA/0
76 :
65:2013/02/22(金) 20:32:13.90 ID:yZ/wdxHC0
18で文系専門入学、
21で専門卒業。もちろん内定なし。
資格はtoeic、英検のみ。就職氷河期で
内定なし。このときハロワに始めていきました。社会の溝をみました。
当時、家賃六万の家に住んでました。仕送り打ち切り。とにかく内定、正社員、安定したかった。このときは童貞。
77 :
65:2013/02/22(金) 20:37:26.59 ID:yZ/wdxHC0
藁もすがる思いで、インターンシップして、何ヶ月後に正社員になるシステムの派遣会社に登録。登録後企業を、紹介されます。一社目は
人員増加に伴い、スペースがないから首、たぶん、能力不足かと。
二社目は営業見習いのインターン。二週間目で
積極性がないとか言われる。営業にむいてないことを知る。
ちなみにそのときは、インターンは無給、ファミレスでバイトしながら生活をする
読みやすい文章だね
みてるよ
79 :
65:2013/02/22(金) 21:30:34.49 ID:LXqPka0N0
ファミレスでバイトと二ちゃんで知り合った男から在宅ワークをもらい月11万稼ぎながら生活をする。翻訳家の夢をおいながら勉強も続ける。この生活を続けてると公務員とかを恨み出すようになる。
これを22から25まで続ける。
ファミレスでバイトしてるとモデルみたいなかわいいメンヘラと知り合い付き合い出す。
このあたりでメンヘラという存在と病態に興味を持ち出す。
>>78 サンキュー
80 :
65:2013/02/22(金) 21:36:16.20 ID:LXqPka0N0
メンヘラ作成レシピ
第一位は家族内不仲
離婚、養育拒否、愛情不足
二位は遺伝要因、環境因子
何とか病なら克服かのう。何とか『障害』とつく病気は治癒不可能、原因が根元にあるから。
ちょっと、オナニーしてジョギングしてきます。
81 :
65:2013/02/22(金) 22:53:31.63 ID:LXqPka0N0
詳しく書いたほうがいいのか。
ちなみに営業のインターンは首。帰宅路で明日からいかなくてもよい
事実にほっとすると同時に自分が無能だと実感する。
一方でで翻訳のほうでも収入が入りだす。翻訳チェックなどで月に4,5万稼げる
ようになりだす。25で月収12,3万でだいじょうぶなのかと不安になりだす。
ファミレスの夜勤でたらこスパゲティの中に頭突っ込んで昏睡している
おっさんを見て自分の将来に不安を覚えだす。
面接、自己アピール、想像力が欠けているのに内定が取れる仕事は専門職しかないと
考え、看護師に目をつける。人の役に経ちたい、人を救いたい、親が看護師、
人が大好き、社会貢献、小さいころに入院した・・・etc
など高尚な志望動機は一切なし。
みてるよ
83 :
65:2013/02/22(金) 23:53:27.60 ID:LXqPka0N0
>>82サンキュー
看護師への志望動機は金、安定、ほんのちょっとの贅沢と
フィリピーノ看護師撲滅。FTAかなんかで外国人看護師がでてくるとか。
ファミレスでバイト時代、ちかくにフィリピンバーがっておっさんどもに
金をたかってるフィリピーのを見てきたから態度が悪いフィリピン人が嫌いになってしまった。
そんなんで26歳の時なけなしの貯金130万円を使って
看護学校入学。
初年度学費、入学金で貯金30万まで少なくなる。
生活費はバイトと奨学金。この3年間は本当に辛かった、地獄だった。
何人もの同期がやめていきやがった。めんへらになったやつもいた。
金銭的にぎりぎりだった。テニスサークルとかの大学生を憎むように
なってしまった。
84 :
65:2013/02/23(土) 00:00:28.92 ID:LXqPka0N0
奨学金12万とバイトで10万稼ぐ。余った金は翌年の学費にまわしてきた。
授業も週5でびっちりと詰まっている。単位1つ落としたら留年。
昼飯は毎日日の丸弁当。教員はブラック企業に出てくるような上司、人格否定
とため息の嵐。実習ではゴミ扱い。
そんな過酷の状況のなかでも友はいた。学校から下校時はいつも
一日中教員からのパワハラで憔悴しきっている。下校時、友は
腹をすかしたままバイトに行く俺に無言でアンマンを奢ってくれた。
そいつとは看護師になった今でも親友である。
85 :
65:2013/02/23(土) 00:08:27.70 ID:jcUBEPMV0
3年間常に金銭面のことを苦慮していた。単位がかかった試験前日でも
バイトを休まなかった。国家試験前日でもバイトをしていた。
授業は4回まで休める。3回までは体力回復のために休んた。
看護学校時代でもメンヘラに目をつけられる。いきなり
変なメールがくる。1週間ほど支離滅裂なメールが来る。
しかしあきらめたら乞食確定。3年間乗り切って無事に看護師になる。
このとき奨学金借金450万、貯金30万なんとか逃げ切った。
第一部終了
需要があれば看護師編を書く。
86 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 00:21:35.96 ID:quIyOX9m0
壮絶だな。
続き気になる!
87 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 00:43:38.67 ID:Yc0wzTqr0
苦労されてますね…続き書いてくれるなら聞きたいです
88 :
65:2013/02/23(土) 01:05:09.22 ID:jcUBEPMV0
89 :
65:2013/02/23(土) 11:55:03.20 ID:jcUBEPMV0
ふう、おわりました。
看護師になりました。就職は共産党下の
病院。労働組合との関わりが強いです。
入社して一週間は労組、反原発の演説ばかりでした。二ちゃんでいう老害の演説。
具体策を考えない一方的な反論ばかり。
同期は21〜23が多かったです。男性も一人いましたが、モヤシみたいなやつだから特につるまず、ソロで行動してました。
90 :
65:2013/02/23(土) 12:01:45.33 ID:jcUBEPMV0
そして、五月になります。
メーデーにはデモに参加させられました。日勤=デモ参加なんで休めません。前日に師長から
『明日の場所はわかりますね』ニッコリ
といつのまにか参加。
デモは年金引き下げ反対、消費税増税反対に対してです。年金まともに払ってない老害どもが何をほざきやがると。
幕をもたされ武蔵野市を行進。俺たちを見かけた園児が泣き叫んでいました。
デモ参加はビジュアル的に若い人間が必要みたいですね。翌朝の院内新聞で
『青年立ち上がる』という見だしが。
91 :
65:2013/02/23(土) 12:09:01.87 ID:jcUBEPMV0
仕事面では40歳独身お局に目をつけられて
あることないこと、罵倒されてます。毎日公開処刑。女性は素晴らしく優れた方もいますが、
感情を剥き出しにして、周囲の目を気にしない方がおおいと思います。
静かな我を出さない女性がすきな私には苦痛でしかありません。
まとめに正社員として働き出してもうすぐ一年。社会不適応だと自信をなくしています。
夜は朝に怯えて、朝は絶望して、気分が悪くなり吐き気を抑えながら出勤しています。
92 :
65:2013/02/23(土) 12:12:00.97 ID:jcUBEPMV0
毎日本当に辛い、あることないこと罵声をくらう。辞めようと思いながら、辞意表明してこれ以上風当たりが強くなることが怖い。
もうばっくれたいよ
終わり
93 :
65:2013/02/23(土) 12:16:07.45 ID:jcUBEPMV0
質問は受け付ける
なんでも答える
94 :
65:2013/02/23(土) 12:17:28.25 ID:jcUBEPMV0
あげる
95 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 13:01:25.18 ID:+meP80Rp0
お疲れさん
吐きけしながら働いてるのか
無理しすぎるなよ
次安価よろ
96 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 15:19:43.21 ID:7M5/aB8B0
苦労人だなぁ
97 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 17:05:39.09 ID:Yc0wzTqr0
お疲れ様
看護師って大変なんですね…
98 :
65:2013/02/23(土) 17:37:25.43 ID:LiCXAL0T0
99 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 17:40:27.06 ID:kY6E6V0pO
罵倒される理由の一端を知った気がするわ
100 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 17:48:10.45 ID:X2VIB+ij0
>>98 病院なり相談しな
スレたててもいいとは思うけどな
次安価指定がないので
>>105
101 :
名も無き被検体774号+:2013/02/23(土) 22:16:28.38 ID:mC95rMB10
65の病院だけなのか他の病院もそうなのかは知らんが
看護師は大変そうだな……
いつか苦労が報われますように
102 :
名も無き被検体774号+:2013/02/24(日) 00:04:49.68 ID:w5JwsIXn0
ksk
ksk
ksk
踏んだかな?
106 :
名も無き被検体774号+:2013/02/24(日) 14:47:23.20 ID:wW5B8M+Si
よろ
まだ18なので半生といってもだけど。
普通の家庭に生まれた。5才の時に親父が膿胸になって入院。それから2ヶ月くらいして治った。それがあったからかは知らないけど父の実家で同居することになった。
そしたらそれまで仲良しだった嫁姑が同居した途端険悪になって母は辛そうだった。
その頃母方の祖父(変わった人だった)が体調崩したのでそちらへ引越し。
そして両親は昔の知り合いと会社を設立しました。結局その知り合いに詐欺にあって、あとで聞いたけど1億円くらいの借金を作ってしまった。
その詐欺が発覚する直前くらいに母方の祖父が交通事故で亡くなった。
それからは自己破産したり弁護士にあったり交通事故の裁判に出たりとてんやわんやで両親ともすごく疲れて辛そうだった。
でも2人とも仲良くて言い争いなんか一回もしてなくて俺とも遊んでくれたりしてくれてたので家が苦労してるという認識はあまりなかった。
それでひと段落ついて母方の祖父も死んだし父方の実家に帰った。嫁姑は普通になってた。
ここから父が膿胸再発、胸が腐ってて膿が肺に入るとかで開窓術とかいう手術をやった。だから脇腹が開いてて肺が丸見えなんだ。今も。
その一年後、胸の膿が膿に行って脳膿瘍になって知能が5歳児にwww脳膿瘍の時は母は義両親からお前のせいだとか言われてノイローゼ気味になってた。
で、医者からは治らない、治ったとしても麻痺とか後遺症が残るって言われてたのに奇跡的に完治。先生もびっくり。
しかし、その半年後肺ガンが発覚。結構進行してて、あとちょっとで脊髄に侵入するとこだったらしい。それで放射線やったら、昔ユーイング肉腫で放射線あてたとことかぶってしまって背中にも穴がww脇腹の穴と貫通しましたwww
それで余命半年って言われたのが2年前。父はまだ死なないまだ死なないと笑ってる。母も再婚する予定が狂ったとか言って笑ってる。
なんだかんだで幸せです。
なんか親父の半生みたいになったけど、どんなに苦しくても弱音を吐かずに笑って大丈夫と言ってる父がすごすぎて、あんな人間にはなれないしなりたくないと思って尊敬してて大好きなので書かせていただきました。
長文ごめんなさい。次
>>110
108 :
名も無き被検体774号+:2013/02/24(日) 20:15:05.68 ID:w5JwsIXn0
>>107 親父さんすげぇwwww
おれも肺が弱いから気をつけないとな…
109 :
名も無き被検体774号+:2013/02/24(日) 23:11:13.02 ID:ykzQnpmE0
あげ
110 :
●:2013/02/26(火) 09:05:49.85 ID:ReY+4EGsi
保守あげ
以降語りたい方は語ります宣言して、自由にどうぞ
111 :
名も無き被検体774号+:2013/02/26(火) 11:26:35.88 ID:ixIefk4W0
112 :
名も無き被検体774号+:2013/02/26(火) 17:53:47.20 ID:N9JXFB1SO
113 :
65:2013/02/26(火) 22:44:55.03 ID:FvtgrAx70
ここで、なつかしの俺が登場
114 :
名も無き被検体774号+:2013/02/27(水) 07:59:09.43 ID:mEZGR07Si
次語りたい方どうぞ
115 :
名も無き被検体774号+:2013/02/28(木) 01:20:25.72 ID:/3YWdhdEP
f
116 :
名も無き被検体774号+:2013/03/01(金) 01:13:36.33 ID:yvUgBPnOQ
とりあえず保守しますね
117 :
名も無き被検体774号+:2013/03/02(土) 15:53:45.14 ID:tL+gD6VQ0
ほしゅ
118 :
名も無き被検体774号+:2013/03/02(土) 22:07:37.21 ID:1+001DCf0
ほ
119 :
名も無き被検体774号+:2013/03/03(日) 00:49:02.47 ID:kz1GRH1N0
ほす
120 :
名も無き被検体774号+:2013/03/03(日) 00:58:24.47 ID:Ba8LNdopP
x
121 :
名も無き被検体774号+:2013/03/03(日) 14:15:42.52 ID:flVn2+ZV0
あげ
122 :
名も無き被検体774号+:2013/03/03(日) 23:00:25.91 ID:+c/5Wgah0
だれか半生を語ってー!
123 :
名も無き被検体774号+:2013/03/03(日) 23:01:32.43 ID:9g1OUxUxO
124 :
名も無き被検体774号+:2013/03/04(月) 16:03:13.14 ID:J/Lg7F/yP
gb
書き溜めとかしてないからまとまらなくて
しかも真性BBAで良いなら書くけど人いるのかな?
126 :
名も無き被検体774号+:2013/03/04(月) 18:47:57.40 ID:fNBvr7uP0
書いてください
じゃ暇なので。需要無いだろうけど現在34歳無職BBAです。
どんどん凋落していきますw
【小中時代】
父自営業、母専業主婦、ともに同一地方出身の両親の下に生まれる。
小中学生当時はバブル期にあたり、父の仕事の羽振りもよく、
成績も悪くなかったので、中学から私立の女子校へ進む。
4つ下の弟も私立の学校へ進む。
中学までは漫画すら読んだことのなかった反動からか、オタクになる。
しかし別にイジメられたりすることもなく、むしろオタ軍団のリーダーだった。
学校を適度にサボりながらゲーセンに通う日々。(当時は格ゲー全盛期。)
それでも成績は中の上で人生楽勝だなぁ〜と思ってた。
・・・この頃までは。
【工房時代】
相変わらずオタだったが2年になる頃にはバイトも始め彼氏も出来て
順風満帆の人生wwwかとおもいきや、大学入試の本命受験前日に風疹を発症。
そもそも受験勉強も相当怠けていたこともあり、滑り止め以外全滅する。
この辺から少しずつ人生の雲行きが怪しくなる。
大学時代が多分ちょっと長いので分けます。
【大学編】
親から女子には浪人はさせないと言われ、渋々滑り止めの大学に通い始める。、
しかし行きたくなかった学校の上、圧倒的に男子が多い学部。
友達もあまり出来ず、サークルも入らなかった。
学校近くの場外馬券売り場に入り浸り学校をサボり始める。
サイレンススズカが予後不良になった時は隣の見知らぬおっさんと一緒に泣いた。
高校の時から付き合っていた彼氏ともここらで別れる。
3年になる頃、同業者が夜逃げした煽りを食って父の会社が危ない状態に。
学費を出すのが難しいと突然言われ、バイトを1つから3つに増やした。
超氷河期も逆手に取り、足りない単位を強引に取って大学をストレートで卒業。
学業よりもバイトを頑張っていたため、学費も払いきった。
就職も決まっていた。
ただし将来2ちゃんに単独スレが立つような超ブラックだということを当時はまだ知らない。
【ブラックIT】
バリバリの文系だったのにPCとインターネットに詳しい()とかいう理由で
採用されたIT企業。偽装請負をやってる会社だった。
とは言え、志願して本社勤務になったので激務ではなかったのだがとにかく薄給。
東京で大卒の基本給13万とかw
技術手当とかその他諸々謎の手当が付いても手取りは17万くらいだった。
正直、大学時代やってたバイト代より安くて驚いた。
この頃、弟が大学に入学し、学費が足りないというのでその分も自分が払っていた。
親の会社の状況は悪くなる一方で、母もパートに出始めていた。
2年目には昇給で月の給料がなんと300円UP!ワンコインですら無い。
むしろ税金分が1年目より上がる分、手取りが減るという
ブラックならではの現象に目を疑う。
【退職〜放浪〜社会復帰】
仕事はネットワーク技術者という肩書きの、架空会社のドメインを取るお仕事www
・・・スキルも何も身につかない現状が精神的に辛くなって体調を崩し3年半で退職。
当時、社内恋愛で付き合っていた彼氏ともこのタイミングで別れる。
退職後、すぐに仕事をする気になれなかったので一人旅に出る。
世界をちょこちょこ巡り、資金的に不安になってきたころ帰国。
その頃、家では父が母方の親戚からの借金(1000万超)を踏み倒していたことが
判明し、祖母が家に乗り込んでくるという事件が勃発していた。
そんな自分にニートという選択肢はなくすぐに派遣社員として社会復帰する。
でも今度はお気楽派遣社員だし、楽勝☆とか内心思ってた。
しかしブラックがエンドレススパイラルだってことに気がつくのはそう遠くない未来だった。
【ブラック3連鎖】
1社目の派遣先では、会長が金正日のように崇められている会社だった。
会長が通る時は全社員がダチョウ倶楽部ばりに道をゆずるその風景が
あまりに北の国の雰囲気だったので3ヶ月で逃げ出す。
派遣の営業に「聞いてた話と違うw」と詰め寄り次に紹介されたのは外資メーカー。
正直、全然英語は喋れないので断ったが「日本語でおk」との回答。
行くことにした。
ここは比較的馬が合って、3カ月ほどは想像通りのお気楽派遣社員生活を満喫した。
しかしあまり長く派遣でいるのも不安だったので、他社に転職活動を
始めようとしようとしたところ、その会社から引き抜きの打診が。
そんなうまい話があるわけねーべwww
と思っていたのだが、げに恐ろしきかな外資マネー。
これが実現する。
見受け金払って引きぬかれてしまった。
後々、会社の内情をよく知ったのだが、とにかく人が音速で辞めるので
金払ってでも人が欲しかっただけ。
正社員の肩書きを手に入れたし、当然給料も跳ね上がったのだが、
仕事の量も質も倍率ドン、更に倍である。
入った時とはまるきり違う部署で全然お気楽じゃない仕事に奔走する事になる。
なお、この頃いつのまにか父親に勝手に自宅のローンの
連帯保証人にされていたため、仕事を辞めるという選択肢も既に無かった。
当時のローン残額2000万円。
【家庭崩壊】
仕事だけは充実していた日々。
「俺と仕事とどっちが大事なんだ」という捨て台詞を吐いて
当時半同棲していた彼氏は出て行ったが、更に仕事に打ち込み、
数年でローン残額を1300万まで減らした。
しかしこの頃、父の職場が競売にかかり、心労で母親が病に倒れる。
父も家で仕事という名の自宅警備をするようになり、
弟は仕事に就いては辞めを繰り返し女のところを転々としていた。
このままではどうにもならないと判断し、自宅を売却することを考えた。
売却しても、担保に入っている金額が大きいため、手元にプラスはほぼ無い。
しかしローンが1000万以上残った状態よりはマシだと思ったからだ。
祖母も父にキレ、結局離婚話が進み、両親は離婚した。
私が母を引き取り父にはセカンドハウスと偽りアパートを契約させ、そこに生活させた。
その生活が始まって、自宅売却の算段が付いた頃、父が突然心不全で他界した。
自業自得とはいえ、誰にも看取られない最期だった。
【その後】
父が亡くなったのは311の少し前。
父名義だった家は結局売却することができなくなり、
資産ゼロというある意味最強状態の弟名義で限定承認という特殊な
相続手法を取ることで、家を売却し私の連帯保証も含め残債はゼロになった。
とりあえずその安心感もあり、私は昨年仕事を辞めまた少し放浪した。
特に目的があったわけではなく、とにかく家族としばらく離れて現実逃避したかったから。
・・・そして今に至ります。
20代後半くらいには父親を殺して自分も死のうと思って脳内シミュレーションしすぎて
胃潰瘍になった日々もありました。
本当はもっと普通にOLやって普通に結婚とかしたかったけど、まぁ人生運だよね。
今後は回復した母を労って慎ましく2人で生きていこうと思ってます。
これでもだいぶ省いたつもりだったけどめっちゃ長くなっちゃってごめんなさい。
吐き出してちょっとスッキリした。
見てくれた人いたらどうもありがとう。
135 :
名も無き被検体774号+:2013/03/04(月) 20:35:45.68 ID:Jb852hIKO
乙
今はまた働いてるの?
137 :
名も無き被検体774号+:2013/03/04(月) 22:48:59.37 ID:psvmoZfui
おつー
なかなか壮絶だけど がんぱってあいてみつけろよー
>>137 どうもありがとう。
他にも放浪してた海外で死にかけたりとか3社目でとんでもない嫌がらせを受けたりとか
結構色々あったけど話が逸れそうだから割愛した。
相手かー。
父親に騙されてた事が分かってから男性不信が捗ってしまってもうね・・・
何とかならないかなと思って相談所とか考えたこともあるんだけど、
色々と自分には不向きなシステムだったから諦めた。
この先いい人と知り合えたらいいなーくらいでBBAらしく慎ましく生きてくつもりww
とりあえず仕事して一人で生きる老後資金を貯めるの頑張るよ。
139 :
名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 04:04:16.77 ID:WdQOLj0RP
h
140 :
名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 17:02:18.90 ID:kuqRGOyj0
ほ
141 :
名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 22:00:00.34 ID:0+tRf3tgO
俺、書いてもいい?
142 :
名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 22:54:43.12 ID:gzbEu5D6i
いいよ
143 :
名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 23:26:00.21 ID:0+tRf3tgO
ありがとう。携帯からだから亀だけど頑張る。
聞いてほしいのは不思議な女の子に出会ったってことなんだ。
144 :
名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 23:32:59.45 ID:gzbEu5D6i
ふむ、がんばれ
145 :
名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 23:33:31.43 ID:0+tRf3tgO
俺は幼少の頃からある格闘技をしていたせいか、喧嘩がめっぽう強かったんだ。
厨房になってからは別に不良というわけじゃないがそういう奴等と仲がよかったりもした。だから、喧嘩しに行く時なんか助っ人として呼ばれたりすることが多かった。市内の同年代の不良、DQNなんかにはかなり有名だったらしい。
そんな俺は体格がよく顔も厳つく、どう見ても中学生には見えない中学生に成長したんだ。
146 :
名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 23:42:53.48 ID:0+tRf3tgO
>>144ありがと。頑張る。
ゴツい俺には似つかわしくない趣味がある。読書が好きなんだ。身長180オーバーの俺が図書室で夏目漱石の「こころ」の文庫本とか読んでた。周りの生徒からすると異様な光景だろうな、不良とつるんで喧嘩するような奴が毎日図書室で本よんでるんだから。
下級生とかビビって近寄らなようにしてたみたい。
147 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 00:09:16.40 ID:ocytFO3qO
俺が通っていた中学の図書室は始業のチャイムから放課後までずっと解放してるんだ。だから授業サボって図書室に行くってなことを一年の時からしょっちゅうやってた。
誰も居ない図書室の窓際で静かに本読んでる時間がすごく好きだった。窓から入ってくる光と音が妙に心地よかったんだ。
148 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 00:10:29.87 ID:ocytFO3qO
そんな俺のお気に入りの場所に一人の訪問者が現れた、小柄で黒髪セミロングな女の子だ。第一印象は儚げな感じだと思った。可愛かった。
その子は室内を見渡して本探しに行った。本棚の列に隠れて体が見えなくなったので「こころ」に視線を戻し、しばらく読んでた。
K…可哀想すぎだろ。とか思ってたら近くで椅子を引く音が聞こえた。あろうことかさっきの女の子が俺の前で本を読み始めたんだ。
149 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 00:35:36.99 ID:ocytFO3qO
近くで見るとかなり可愛い。窓から射し込む光が当たって神秘的にすら思えた。季節は秋だけど暖かく感じた。日射しのせいだけではなかったと思う。
その子は俺が見ていることを気にせずページをめくっていく。気付いたら長い時間その子を見ていた。ハッとなって自分の読んでいる本に意識を向けた。
かなりの時間が経ったであろう時に、彼女から声をかけられた。
彼女「何の本読んでるの?」
唐突の質問に少し戸惑った。
「夏目漱石のこころ。」
そう伝えると、「渋〜い。」と驚いた顔をしていた。可愛い。
「そっちは?」と返すと、本の背表紙をこちらに向けてみせた。「国盗り物語 司馬遼太郎」
どっちがた。
150 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 00:52:35.50 ID:ocytFO3qO
その短いやり取りがおわるとまた元の静寂に戻る。またいくらかの時間が経った時、また椅子を引く音がした。
気付いて視線を上げると彼女が立ち上がり本戻しに行ってしまった。その足で図書室を後にする。
また図書室に一人きりになった。少し日が傾き初めていた。先程より空気が冷たく感じるのはそのせいだけじゃないだろう。
151 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 01:46:48.67 ID:ocytFO3qO
それからその子はちょくちょく図書室に現れるようになった。いつも俺の前の席に座って司馬遼太郎を読んでいた。
少しずつだけど話しもするようになった。名前は椿。彼女は転校生で最近本を読むようになったらしい。司馬遼太郎は親の影響だとか。
ある日、彼女は俺がどういう人間なのかクラスメイトに聞いたらしい。近寄らないほうがいいとも言われたそうだ。
そう聞いて距離を置かれるのかと少し不安になった。けれども彼女は距離を置くどころか怒り始めた。
椿「君のその手は暴力を振るうためについてるの?なんのために格闘技をしているの?人を傷つけるために習ってるわけじゃないでしょ!」
プリプリ怒っていた。可愛い。
俺「ちょっと待って!何でそんなに怒ってんの?」
椿「格闘技を習ってるのに喧嘩なんかしてるからだよ!友達に頼まれてるのか知らないけど、そんなのただの暴力じゃん!格闘技はそんな事するためにあるんじゃないでしょ!」
この言葉が胸に刺さった。
152 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 02:03:11.29 ID:ocytFO3qO
俺「喧嘩なんかしないほうがいいかな。」
椿「当たり前だよ。特に君の場合は。」
なぜ彼女が俺のことでこんなに怒ってるのかが分からなかった。しかし俺はこの時、もう喧嘩するのはやめようと決意したんだ。なぜなら目の前にいる女の子が目に涙を溜めながら本気で怒ってくれたからだ。
俺「わかった。わかったから泣かんでくれ。」
椿「ホントにわかったの?」俺「俺が悪かったよ。もう喧嘩はしない。誓ってもいい。」
変わった子だと思った。少し喋るていどの知り合いの事で泣きながら説教をするのだから。
153 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 02:18:45.78 ID:ocytFO3qO
その時から俺は彼女に惹かれていった。彼女はどんな事でも表情豊かに話す子だった。
今日の朝飯の味噌汁が美味しかったとか寒くなってきたとか。小柄だけど、そうやって話す彼女はとても存在感が強いように思えた。
ある日、彼女が「ちゃんと真面目に授業にでないとね…」と暗い声で言った。
俺「確かにな。」
椿「なら今から教室に戻ろう!」
そう言って俺の手を引いてきた。彼女の手は俺の手より冷たかった。「早く〜!」と引くが、俺はビクともしない。
しょうがなく教室に戻ることにした。それからは授業をサボって図書室に行くことはなくなる。彼女と会う時間が減るがそうしなければまた彼女のことを悲しませることになるからだ。
154 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 02:23:09.46 ID:ocytFO3qO
見ている人いるかな?
すみませんが続きは朝になってからでもいいかな?眠気が限界です。
155 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 03:40:21.37 ID:ot8N+KJK0
おつかれさまー
156 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 07:55:09.68 ID:sIrNqWY9i
うむ、適度に頑張れ〜
本を読んでる人の文章だなぁ
面白い
158 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 09:39:56.57 ID:ocytFO3qO
おはようございます。再開するね〜。
それからも喧嘩の誘いはしばらく続いた。その度に俺は頑なに断り続けた。
最初は悪友達も難色を示していたが、喧嘩をするために格闘技をやっているんじゃないときちんと説明して、所謂喧嘩のコツのようなことを伝授するとそういう誘いも減っていった。
だからといって付き合いがなくなるわけではなく、今でも飲みや遊びに誘ってくれるいい奴等だ。
教室にいるようになったのが二年生の三学期から。今の時期は自分の進路についてるの真剣に考えなければならない季節。
俺は格闘技はできたが勉強は出来なかった。やっとのことで私立の中堅に行けるかどうか、と担任に言われた時は(高校行けるんだ。)とか変に前向きだった。
159 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 10:15:31.04 ID:ocytFO3qO
図書室にいると椿が聞いてきた。
椿「進路とか決めたの?」 俺「いや、まだ。そっちは」
椿「私は○高にした。今の学力で行けば余裕らしいし。」
その高校は県立の中堅くらいだったと思う。かなり焦った。このままじゃ彼女とは離れてしまうことになる。
椿「君はどうするの?」
俺「×高くらいしか行けないみたい。今のままじゃ。」
椿「そっか…。残念だな…。」
俺「残念?何が?」
椿「高校でも君と一緒に本を読んでたいから。この学校に来て初めてできた友達なんだよ。君は。」
彼女はなんとなくクラスに馴染めないそうだ。そのせいで学校に来るのが嫌だったらしい。
気が乗らずに授業を脱け出し図書室に行くと自分と同じように授業を受けずに本を読んでる人を見つけた。それが俺だった。
デカイ図体をして小さな文庫本を読む姿みて可笑しかったらしい。そんな姿をみて俺に少し興味を持ったと言っていた。そして噂を聞いて怒ってきた、そんな人間だったのかとショックを受けたらしい。
160 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 10:35:52.76 ID:ocytFO3qO
そんな期待をしてくれていた彼女を喜ばせたいと思い。進路希望調査に「第一志望 ○高校」と書いた。するといきなり担任から呼び出しが。
「お前の今の学力じゃかなり厳しい。今の勉強ではとても間に合わない。」と忠告された。別の高校を薦められたりもした。
でも俺は○高に進学するのを諦めなかった。今までで一番勉強に励んだ。その変化は勉強をすることに慣れていない俺にはキツイものだった。
しかし授業外で先生に質問しまくって何とか食らいついていくしかなかった。彼女の喜ぶ顔が見たかったから。
本来の授業に追いつく頃には桜の花は散り、梅雨前線という言葉が気象予報士の口から聞こえて来るころだった。俺の成績の伸びに担任は舌を巻いていた。「本気で○高目指してるんだな。」
惚れた女の為だ、当然だろう。
161 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 11:55:11.46 ID:ocytFO3qO
○高を目指す。その旨を彼女に伝えた。彼女は「そっか〜!」としか言わなかったがどこか嬉しそうにしてた。その事がまた俺に頑張る力を与えてくれた。
残りの中学生活はあっという間にすぎていった。二人の関係に大した進歩はなかったが、勉強の合間に彼女と話しをするのがすごく楽しかった。
年末に彼女から連絡が。「一緒に初詣に行こうよ!合格祈願しよう!」ということだった。断る理由はどこにもない。
初詣に来た彼女は振り袖姿。すごく可愛くて、一緒に初詣に来ていることすら夢なんじゃないかと思ったくらいだ。彼女はその名前のように花のように綺麗だった。
賽銭箱に小銭を入れて願掛けをしていると、周りは騒がしいけど彼女がブツブツと言っているのが聞こえてきた。
「二人で合格させて下さい。」
俺達は二人とも同じことをお願いしていたのだ。これはなんとしても合格せねば。
162 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 12:10:17.48 ID:ocytFO3qO
それからはよりいっそう勉強に励んだ。最後の追い込みをかけ、寝る間も惜しんで勉強してた。
滑り止めの私立には合格。そこまでは良かった。
しかし、本命の○高。この試験が俺にはかなり難しかった。時間ギリギリまで粘るが答えを絞りきれなかったりもしたんだ。
全て終わったあとに彼女が「どうだった?」と尋ねてきた。「やれるだけのことはやった。」と笑って言ったが、その顔はすごく情けなかったんじゃなかろうか。
合格発表の日までは気が気ではなかった。何度も落ちる夢を見た。彼女が悲しそうな表情で俺を見つめるんだ。俺は「ごめん。」と謝りその場に立ち尽くす、そんな夢。
彼女の表情を曇らせるなんてあってはならないのに。
163 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 12:27:52.18 ID:ocytFO3qO
そんな日々を過ごしつつ、ついに合格発表の時が。椿と二人で見に行くことになっていた。相当緊張していたのか何度もつっこまれた「緊張しすぎだよ〜。」とか呑気な感じで。
校門に着いたときには過呼吸でも起こすんじゃないかと思ったくらいだ。
掲示板に合格発表者の番号が張り出される。それを受けて周りの中学生達が一斉に群がり始める。俺達もそれに倣った。
掲示板と自分の受験番号を交互に確認する。やけに動悸が速い。息が詰まりそうになる。押し合う人達のなか、必死に自分の番号ん探した。
あった。合格していた。その瞬間、俺は声をあげた。周りには番号がなく落ち込んでいる人もいただろう。しかしそんなことにも気づかないくらい嬉しかったのだ。
164 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 13:10:08.86 ID:ocytFO3qO
人の群れから脱け出し椿を探す。彼女は気づいていたのかこちらに走って来ていた。
彼女の表情は不安そのものだった。
椿「どうだったの?」
俺「受かってた!番号あったんだよ!」
それを聞いて笑ってくれると思っていた俺は驚いた。彼女は泣き出したのだ。
椿「良かった…。本当に良かった。」
嬉し涙だった。俺はそんな彼女がとても愛しく思えた。人のために怒ったり泣いたりできる彼女がとても好きになっていた。
こういう涙なら流してもらってもいいんだろう。彼女の今の表情は曇ってなどいないのだから。
165 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 13:20:21.61 ID:sIrNqWY9i
うむ 聞いてるぞ
166 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 16:41:36.98 ID:ocytFO3qO
学校に行き担任に報告すると担任も泣き始めた。「よくやった、お前がここまでやれるとは。」この人も他人のことで涙する事ができる人だった。
今までちゃんと向き合っていなかったけど、そうすればすこしは違った学生生活が送れただろうか。
そして春になった。
吹いている風はまだ寒さを感じさせるけど、陽射しはとても穏やかである。
桜の花が咲き始めた頃に俺達は卒業した。友達と卒業しても変わらずに遊ぼうとか、元気でな、等の言葉を交わして解散。俺はその足で図書室に向かった。椿と待ち合わせしていたのだ。
椿は先に来ていた。いつもの席に座っていた。俺もいつもの席に着く。
この場所でこうやって二人で過ごすのも最後になる。高校に入っても同じことをするんだろうけど、それはまた別のことのように思える。だってこの場所は二人が出会った特別な場所なのだから。
167 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 16:46:40.77 ID:ocytFO3qO
書き始めたはいいんだけど、長くなりそうなんだ。
大丈夫かな?
168 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 16:55:47.25 ID:/uqcHN+l0
みてるぜ
ゆっくりでいいのよ
169 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 17:35:48.14 ID:ocytFO3qO
ご迷惑おかけします。 できるだけ頑張る。
高校に入学してからも図書室での関係は続いた。二人のクラスは違ったけど、一緒に帰ったりもした。一緒に遊びに行くことも多かった。
そんな日々を過ごしていたある日、俺達が付き合ってるという噂が流れ始めたらしい。
椿は恥ずかしそうに話していた。
椿「困るよね。勝手にそんな風に言われると。」
俺「そうだな〜。」
妙な沈黙が流れる。気まずい。
堪らず「いっそのこと、付き合って見るか?」とか九割本気で言ってみた。
椿はキョトンした表情。
一度口にしてみれば後の言葉は滑らかに続いた。中学の頃から好きだったこと。椿と一緒にいたいからこの高校に頑張って入学したこと。
彼女は終始ニコニコしながら話しを聞いていた。そして全部聞き終わって、「やっぱりそうだったんだ。」気づいてたのだろうか?
椿「そんな感じは伝わってた。でも、もし違ったら私の勘違いだし、今までみたいな関係がなくなっちゃうんじゃかいかって思ってた。怖かったんだ。」
なんだか嬉しそうにはなしている。
椿「でも、そんな心配しなくてよかったんだね。」
そう言って椿は視線を合わせてくる。綺麗な目をしている。
椿「二人とも同じ気持ちだったんだ。」
すごい、脳内に情景が浮かぶよー…。見てるぜ
171 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 19:17:45.23 ID:ocytFO3qO
俺達は晴れて付き合うことになった。これからどんなことをしよう。どこに行こう。そんなことをずっと考えてたな。
何回目のデートかおぼえてないけど、学年が一つ上がった年の冬だった。二人で夜景を見ようか、ってなった。そんな大それたもんじゃないけど、原付で二人して山の上にある公園までいったことがあった。
そこは普段近寄らないということもあってなんだか違う世界のように感じる。すこし進むと俺達の住んでいる町の夜景が見えた。テレビで見るような絶景とまではいかないが、その時の俺の目には十分過ぎるほど綺麗に写った。
椿はどう思っているだろうか?
椿「綺麗だね〜。」
そう言いながら笑っていた。
白い息が吐かれては夜の景色に消える。俺はそれをなんとなく儚いもののように感じた。椿に目をやると寒そうに体を震わせている。
後ろから椿に抱き着いた。こうすれば少しは温かくなるだろうか。「ありがと。」小さな声で椿が言った。
172 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 21:25:30.87 ID:ocytFO3qO
椿は夜景ではなく星空を見上げていた。
椿「星、綺麗だよ。」
その声につられて俺も見上げる。
俺達の住んでいる町は田舎ではないそれなりの町だ。町中では星の光は周りの光が邪魔で、あまり確認することができないらしい。
この公園で見る星空はそんな星空とは段違いに星が見える。二人ともしばらく無言で見上げていた。すると椿が突然声をあげたんだ。椿「あ!流れ星だ!」
急いで指差す方向を見てみるが流れ星は消えてしまっていた。
椿「残念。願い事3回言えなかったな。」
俺「願い事ってなに?」 気になって聞いてみた。
椿「内緒。」そう言って椿は笑った。
椿は星空をはない見上げながらこんなことを言った。椿「星たちは光りで自分達の存在を教えてる。自分はここに居るんだ、存在してるんだって。私もあの星たちみたいに光ってるかな?自分が生きている証明みたいなのがあるかな?」
俺はその時、質問の意味が分からずに生返事しか返していなかったと思う。この質問は大切な意味を持っている事を後に知ることになるんだ。
173 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 21:42:27.72 ID:EoUdtfnG0
冗長になってきた
長すぎて読む気せんわ 早く終わらせろグズ
175 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 21:51:28.86 ID:BY9wJ6vU0
こんなとこに書いても十中八九アフィには載らないよー
そんなに妄想書きたいなら自分でスレ立てりゃいいのに
176 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 21:55:13.33 ID:7Mk1hfkEi
177 :
名も無き被検体774号+:2013/03/07(木) 22:48:57.55 ID:ocytFO3qO
皆さんのおっしゃる通りです。長すぎるね。
面白いからいいと思うの
>>177 そのままでいい。ここは傾聴するスレだから。
グダグダ言ってる奴のがおかしい。
まぁ、春だから仕方ないが。
ここは傾聴スレ
長さなんて関係ないしレスは無くとも聴いている
つまり
>>177は続きをはよ書けってこった
181 :
名も無き被検体774号+:2013/03/08(金) 16:38:45.06 ID:4udDcBm00
age
☆
183 :
名も無き被検体774号+:2013/03/09(土) 12:10:17.92 ID:f7USxn/0Q
保守
面白いね
なんかこう…バッドエンド的なフラグが見えたのは気のせいだろうか
>>177 見てるよ。
ゆっくりでいいからお願いします。