17 :
名も無き被検体774号+:
なんと、ゆかりも待ち伏せしていたそうだ。
何しろ、お互い顔も知らないわけである。
警戒するのも当然だ。
つまり、二人隣にいながら必死になって
ビートルズと青コートを探していたわけだ。
にしても、美人すぎるだろおいもうやだ死にたい。
俺「ゆかりさんですか?」
ゆかり「そうですよー、俺さんですよね?」
俺「あ、っあはいそうです始めました」
ゆかり「ん?」
俺「あ、いや初めまして!」
ゆかり「メールのときと違って元気なんだね笑」
噛みすぎて死にたい。始めましたを突っ込まない優しさが
逆につらい。
まあ、ひと悶着ありながらも、二人でお茶することになりました。