13 :
名も無き被検体774号+:
次の日になった。
集合場所は俺の最寄駅まで来てくれることになった。
2時に駅前集合、俺は家が駅から近すぎたため、
1時には集合していた。
来るかどうかもわからない、ましてかわいいのか。
それとも、ホモなのか。
一応風呂できれいに尻まで洗ったが…
不安は募る一方である。
確か、当時待ち合わせる際に、目印を決めた。
俺はビートルずのtシャツ、向こうは青のコートだった。
時間は1時半、血眼で青い女性を探す。
見つからない。
2時になった。見つからない。
だまされたか…。
あきらめて横を向いた瞬間
ゆかりがいた。