本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった

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1名も無き被検体774号+
「いや、意味わからん」

組み立てていたのは何の変哲もないホームセンターで買ったスライド式本棚だったはずだ。

「取り敢えず…」

>>5
1 話しかけてみる
2 不気味だし無視で
3 カーチャンを呼ぶ
2名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 15:52:44.75 ID:ZbyS0yPM0
セクロス!セクロス!
3名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:04:54.53 ID:KcJA4z+Q0
終了
4名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:10:07.68 ID:sW8MAsjn0
とりあえずパンツ脱いだ
5名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:10:39.44 ID:sW8MAsjn0
6名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:19:05.49 ID:8DL99UV0O
話し掛けてみることにした。

俺「おーい。起きろー」
女の子「…う…ん……」

ふるり、と長い睫毛が揺れて瞳が開いた。
黒曜石のような瞳だった。
黒い本棚だったからか、女の子は黒い瞳に黒い髪だった。

女の子「ここ、は…」

>>8
1 お前がこれから住む家だよ
2 お前が俺の下僕となる家だよ
3 やべぇ喋った。カーチャン!
7名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:20:47.18 ID:R+37N0bA0
1か2で悩むな…kskst
8!sex:2012/11/15(木) 16:21:38.59 ID:FnXY4e7+0
2
9名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:22:34.60 ID:5Yybogwh0
どんだけかーちゃん呼びたいんだよ
10 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/11/15(木) 16:30:49.87 ID:TLTvBp6n0
黒www曜www石www
11名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:53:13.06 ID:8DL99UV0O
お前が俺の下僕となる家だよ。
そう言うと女の子は子首を傾げた後、こくりと頷いた。

女の子「何を致しましょう?」

1 俺の部屋を片付けろ
2 ベッドに座れ
3 カーチャンに聞く


仕事中に書いてるからすぐ書けないときもある。すまん。
12名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:55:08.14 ID:8DL99UV0O
>>15
13名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:56:28.05 ID:IXynf7BX0
kskst
14名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:58:37.11 ID:xCmUifjS0
3
15名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:58:44.51 ID:x0XiOsAJ0
母ちゃん推しすぎワロタ
16名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 16:59:05.93 ID:9xGY7vIN0
2
17名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 17:04:32.28 ID:8DL99UV0O
これはカーチャンが良いと、そういう事かね?>>15

1 カーチャンで行く
2 >>15が選ぶの待ち
3 再安価(の場合>>23)

どうする?
18名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 17:05:08.94 ID:x0XiOsAJ0
スマン
ベットで
19名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 17:05:16.77 ID:R+37N0bA0
安価なら下入れとけよ…
3で
20名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 17:19:43.25 ID:8DL99UV0O
ベッドに座れ。
そう言うと大人しくベッドに座った。
女の子が俺を見上げる。ロリコンの趣味は無いが、正直かわいいと思った。

俺「さて…」

>>25

1 頭を撫でる
2 頬を触る
3 放置
21名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 17:34:42.77 ID:3QYtZuEC0
放置
22名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 17:54:30.98 ID:R+37N0bA0
2かな
23名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 19:45:33.80 ID:SzlRZ5yI0
選択しかないんか
24名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 19:51:49.89 ID:8DL99UV0O
(安価の時に行動系だったり意味がわかりやすかったらそれで書くつもりではあった)
25名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 20:05:22.20 ID:5Yybogwh0
1
26名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 21:02:40.62 ID:9VqbKNFH0
支援
27名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 21:06:12.92 ID:carXGvPA0
期待
28名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 21:21:46.46 ID:8DL99UV0O
俺は女の子の頭を無言で撫でた。
何も言わない俺を不安そうに見上げてくる。

俺「いいか?お前は俺の下僕だ。俺の言うことを聞けるな?」
女の子「……はい」
俺「なら、お前は今日からこの家の子だ。楽しく過ごすこと!」
女の子「えっ……?」

俺は我慢がきかずに口角を上げてしまった。
女の子が子首を傾げる。

女の子「わたし、ここにいて良いの?」
俺「何がどうなって女の子になったのかはわからないが、本棚を買ったのは俺だ。所有者の俺が良いって行ってるんだから良いんだよ」

もう一度くしゃりと頭を撫でてやると、女の子はふふっと笑った。

俺「下僕だからな。部屋も一緒だし、色々な所にも行くぞ?」
女の子「はいっ!お供致します」

ドタドタドタ。
廊下から誰かが部屋に向かってくる音がする。

俺「誰だ…?」

>>32
1 カーチャン
2 気のせい
29名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 21:30:52.92 ID:carXGvPA0
これは...幼馴染か妹!!
30名も無き被検体774号+:2012/11/15(木) 22:28:40.39 ID:0BKH8kp10
支援

安価下
31名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 10:02:45.03 ID:ZKVIBvWQ0
3 (姉)
32名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 13:51:15.85 ID:SJbkgnWM0
支援
33名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 14:03:00.24 ID:xBci7Kf9O
>>32が14:20までに選択しない場合、自動的に1レス分進みます。(予定)
34名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 14:45:25.60 ID:0SpeMt4wP
まだか?
35名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 15:08:56.05 ID:xBci7Kf9O
現実の俺「くそっ。一定の時間が経つと勝手に進むシステムかよ……」
-------

この足音は聞き慣れている音だ。俺はこめかみを押さえる。

?「俺ちゃぁんっ!」

ぎゅむうっ。
勢い良く扉が開いたかと思うと、体が柔らかいものに締め付けられた。

俺「っ、苦しいって。離してくれよ」

ぴちぴちの肌にくりくりとした大きな瞳。
軽いウェーブがかかった淡い栗色の髪。
豊満な胸にくびれたウエスト、桃のような美尻。
見た目20代のこの女の人は、確かに――。

俺「離してくれよカーチャン…」

俺の母親だった。

母「んもぅ!かーちゃんじゃないでしょう?お母さまか、美琴(ミコト)ちゃん!」

ぷぅっ。と頬を膨らませているのは確かに俺を産んだ母親だった。
見た目だけなら20代だが、実年齢は……。

美琴「あらやだ。俺ちゃん、このかわいい子どうしたの?」
女の子「えっと…」
俺「本棚」

そう言うとカーチャンは頬に片手を添えながらまじまじと女の子を見た。

美琴「あらあら珍しい本棚ねぇ」
俺「そう言うわけだからよろしく」
美琴「なんだか娘ができたみたいで嬉しいわぁ。ねぇ、お名前は?」

名前。そう言えば、名前無かったな。まぁ本棚だっし。
女の子がじっと見てくる。名前か……そうだな。

俺「タナ子」
美琴「変わったお名前ねぇ」

確かに、あみにゃんとかほゆほゆとかみたいに可愛い名前ではない。
本棚から取ったんだが……嫌、だったか?

タナ子「…………」

女の子――タナ子は白い頬を桃色に染めて照れ臭そうに笑っていた。
良かった。俺をは小さく息を吐きだす。

そんなこんなで本棚を組み立てたはずが女の子ができあがっていたわけだが、タナ子は無事に我が家の一員となった。

〜一冊目終了〜


遅くてスマン。仕事しながらだからな。
もしもしいじれないときがある。
あと、支援ありがとう!
続きはもうちょっと待ってくれ。
36名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 15:25:27.14 ID:0SpeMt4wP
タwナw子wwww

カーチャンがムチムチプリン()つーよりタナ子に衝撃w
37名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 16:02:11.99 ID:xBci7Kf9O
〜二冊目〜

ちっ、ちちち。ちちち、ちちっ。
鳥の囀りが聞こえる。

俺(朝、か……)

ちちちっ。
ぼんやりとだが、少しずつ頭が覚醒していく。
ちちっ、ちち、はぁ、ちちちっちっ。

俺(……?)

一瞬の苦しそうな呼吸音の後にまた鳥の囀り。いや、これは人の声だ。
正確には人と言っていいのかわからないが、昨日我が家の一員となった本棚の――タナ子の声だった。

俺(…………)

うっすらと、ばれない程度に瞳を開けると、タナ子が一生懸命鳴いていた。顔が真っ赤だ。
俺は思わず……。

>>40
1 もう少し寝た振りを決め込んだ
2 おはよう、と頭を撫でた
3 二度寝した
38名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 16:58:36.24 ID:0SpeMt4wP
さえずるタナ子モエス
39名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 18:25:43.99 ID:MK2GkNyf0
過疎苦
40名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 18:26:21.20 ID:MK2GkNyf0
1
41名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 20:31:23.58 ID:SJbkgnWM0
>>32だけど
ごめんなさい
面白いよ
42名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 21:43:19.78 ID:xBci7Kf9O
あまりにも必死すぎて可愛かったので、もう少し寝た振りをしてタナ子を観察することにした。

タナ子「ちっ、ちちぃ、ちぃ、はぁ、は、ん、ちぃ、ちちち」

顔を真っ赤にさせてずーっと鳥の囀りの真似をしている。
どうしてここまで必死なのか。
俺のベットにちょん、と座って俺に向かって言っているということは、その……。

タナ子「朝のお目覚めは、鳥の、はぁ、鳴き声で、爽やか、にぃ……ぐすっ」
俺(やっぱり俺の為か……)

タナ子の瞳に、じわぁ、と透明な水が溜まっていく。
俺が目を覚まさないからか?

俺「タナ子」
タナ子「っ!」

タナ子を抱き寄せて、おはよう、と耳元で囁く。と、一瞬体が硬直した後、タナ子は忙しなくばたばたと両手を動かした。

タナ子「あのっ、えっと、そのっ、あっ、おはようございます」
俺「ん。ありがとな。あー、なんだか爽やかな気分だよ」
タナ子「……!よかった、です」

ほわぁ、と笑うタナ子の頭をわしゃわしゃと撫でた。

さて。今日は何をするか……。

>>46
1 タナ子と出かける
2 一人で出かける
3 カーチャンに親孝行



>>41うわぁ、ありがとう。ちょっと怖かったんだw
そう言ってもらえると続けやすいよ。
43名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 22:18:45.64 ID:SJbkgnWM0
人いないな・・・
支援
44名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 22:23:07.56 ID:eEHvLkoZ0
ksk
45名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 22:33:27.95 ID:YWoAtGRs0
46名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 22:34:39.36 ID:SJbkgnWM0
3だわ
47名も無き被検体774号+:2012/11/16(金) 23:06:46.28 ID:xBci7Kf9O
せっかくだしカーチャンに親孝行をすることにした。
俺の部屋から出てリビングに行くと、カーチャンは台所に居た。
鼻歌混じりで洗い物をしている。

俺「カーチャン」
美琴「俺ちゃん!あら、タナちゃんも」
タナ子「あの、おはようございます」
美琴「おはよう。……んもぅ、俺ちゃん?かーちゃんじゃないでしょう?」

俺とタナ子の姿を見るなり一瞬顔を輝かせたものの、呼び方がお気に召さなかった様でカーチャンはぷんぷん、と怒ると言うか、その、拗ねた。

美琴「俺ちゃんったら、最近はカーチャンなんだもの。ちょっと前まではお母さま、みこちゃん、なんて呼んでくれてたのに」

カーチャンは、つん、と唇を尖らせた。
俺はしょうがなく……。

>>51
1 みこちゃん、と呼んだ
2 話題を反らすように洗い物を変わった
3 タナ子を見た



>>43いつも通りだ。支援ありがとう!
48名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 01:34:25.34 ID:D4U2KrGD0
4.母の頬を軽くなぞる
49名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 02:07:20.53 ID:fVEn+ugO0
かーちゃんかわいいなww
50名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 02:22:24.05 ID:5MiR1FRk0
過疎もったいないなー

実はたった時からみてた
51名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 02:22:54.05 ID:5MiR1FRk0
ついでに1でよろしく
52名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 03:31:20.23 ID:jAQS/knjP
あっ!タナ子は俺の嫁だから。
異議は認めん( ^ω^)
53名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 08:22:02.08 ID:jJSoxc48O
俺「……みこちゃん」

俺がカーチャンをそう呼んでいたのは、確か小学生の頃までだ。なんだか照れくさい。

美琴「っ、俺ちゃぁんっ!」

カーチャンはくりくりの瞳をうるうるさせるや否や、手早く手に付いている泡を落として手を拭くと俺を抱き締めた。こういう所はやはり主婦だ。

俺「カーチャン、苦しいって」
美琴「うふふ。だぁって、俺ちゃんがみこちゃんって呼んでくれたんだもの」

嬉しくないはずが無いでしょう?
そう言ってカーチャンはぎゅぎゅうっと俺を抱き締める。正直そろそろ離れてほしい。
その、胸とか、胸とか、胸とかがあたってて柔らかいというか、女性特有の柔らかさと温かさというか、いや、相手はカーチャンだ。落ち着け。カーチャンだからな。
別に何かあるわけじゃないぞ。カーチャンだからな。見た目は若いけど、二児のカーチャンだ。それに実年齢は――。

美琴「さぁ、朝ご飯にしましょうか?」

カーチャンはうふふ、ともう一度笑うと俺から離れた。少し、寂しい感じがした。
いや、マザコンではないぞ。

タナ子「…………」
俺「……?」

タナ子は微かに眉根を寄せて、口元に片手をあてている。
どうしたのだろうか?

>>57
1 タナ子に声をかける
2 カーチャンと朝食の準備をする
3 二度寝する



>>50 マジか。ありがとう。いや、遅筆だから過疎ってる方が良いのかもなw
>>52大変だぞ…?
54名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 08:40:37.99 ID:fVEn+ugO0
かーちゃんに惚れた!
55名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 10:00:00.95 ID:yT//Ae1Y0
1

支援
56名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 10:08:14.44 ID:qqeZbA850
4:キスする
57名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 10:11:46.84 ID:fVEn+ugO0
1しかない
58名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 13:08:46.47 ID:jJSoxc48O
俺「どうした?」

タナ子の眉間を小突くと、びくっと跳ねる。そして視線が忙しなく彷徨い、落ち着た。かと思うと、やはりまた眉根を微かに寄せる。
一体どうしたというのか。

タナ子「…………」

きゅきゅうっ。タナ子は俺に抱きついてきた。

俺「タナ子……?」

これにはオレも少し困惑してしまう。
カーチャンとばっかり話してたから寂しかったのか?

タナ子「どうして……」

ぽつりと、タナ子が零した言葉は悲しみの音で。

タナ子「どうして、喜んでくれないですか?」

タナ子の顔は、見えない。

タナ子「先程は、喜んでました」

先程。カーチャンのことか?
朝の囀りといい、今の抱きつきといい、もしかしてタナ子は。

俺(俺に喜んでもらいたいのか?)

>>62
1 さすが、俺の下僕だな
2 馬鹿だなぁ、タナ子は
3 タナ子の頭を撫でた



カーチャンのスペックがわかった途端におまえらはwww
59名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 15:04:13.50 ID:fVEn+ugO0
定期的に見てるぞ
支援
60名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 20:07:33.99 ID:5MiR1FRk0
かーそーくー

カァチャン…ふぅ
61名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 20:27:12.77 ID:yT//Ae1Y0
3
62名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 20:45:03.52 ID:3UzsUxtK0
1
63名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 21:14:25.71 ID:uEG5JFuJ0
3
64名も無き被検体774号+:2012/11/17(土) 22:01:20.64 ID:jJSoxc48O
さすが、俺の下僕だな。
俺を喜ばせよう。その心意気は買ってやれる。だが。

俺「そんな事で俺が満足できると思ってるのか?」

自分でも少し驚くくらい冷たい声だった。
タナ子の顔がゆっくりと俺に向けられる。恐々する必要がどこにある?
お前は俺の下僕だ。それ以上でもそれ以下でもない。俺にただ従えば良い。そうだろう?

タナ子「っ!やぁっ!?」

心の中にドス黒いものが広がる。
俺は何をしているのだろう。タナ子を組み伏せて。
この衝動は、一体。

>>67
1 ダメだ。抑えられない
2 ダメだ。落ち着け
65名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 00:27:31.62 ID:EUdBclKv0
ちょっいやあああああ('A`)何この急展開い
俺の嫁ピーンチ
66名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 00:45:22.54 ID:5GKFitoVO
67名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 01:03:50.31 ID:BqP1072/0
1
68名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 01:04:46.34 ID:EUdBclKv0
あああああ('A`)おまえらああああ
鬼畜√いやああ
69名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 09:36:34.06 ID:hAMDUC9ZO
一瞬。こんな事は良くないと冷静な自分が叫んだが、それは抗い難い衝動によって掻き消された。

タナ子「ひぁっ!?」

白い喉元に唇を這わせると、ひゅっ、とタナ子が息を呑んだのがわかった。
かたかたと震える手は俺の胸を押し返そうとしているのか、添えているのかわからない。

タナ子「いやぁ、いやですっ、やめて、くだ、さあぁっ!んっ…ふ…ぁ」

喉元から耳へと舌を滑らせる。耳たぶを甘噛みすると、タナ子から甘ったるい声が上がった。もっと聞きたい、と耳の中に舌を差し入れる。
くちゅり。ぐちっ、ちゅ、くちゅ。
水音が辺りに響く。
俺の与える刺激にタナ子がびくびくと体を震わせる。ぞくり。快感が俺の背筋を駆け抜けた。
もう、止まらない。
二人分の荒い息遣い。
タナ子がぼろぼろと快感からか、はたまた悲しみからかわからない涙を零す。
それでも、俺は冷静になれなかった。

タナ子「いやと、言いいましたのに」

痛みが襲うまでは。

俺「うぐっ!?」
タナ子「信じて、いましたのに」

ばきり。ばきっ。ぐきっ。
俺の体が有り得ない方向へ曲がり、四角く折り畳まれていく。
グチュ。体の中の臓器が潰れる。込み上げてきたものを吐いた。
真っ赤なそれは、タナ子を深紅に染め上げた。

タナ子「本は、本棚へ戻しましょう?」

ああ、そうか。薄れゆく意識の中、抗い難かった衝動の名前を思い出す。
俺は本能的に悟っていたのかもしれない。この、衝動は。
死への欲求。
そうか、お前は。

俺「タナト――」

最期に見たのは、喜びか、悲しみか。

BAD END
―ED3 死への誘い―
70名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 09:55:31.16 ID:JL+OA79k0
なんとwwwまさかのbad end!
71名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 11:10:37.19 ID:BqP1072/0
マルチエンドか!
72名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 11:14:16.91 ID:hAMDUC9ZO
>>71 うん。気付いてくれてありがとう。
選択肢によってはタナ子も普通の女の子。
俺の中では色々出来上がってきてるwww
あるEDを迎えないと真EDにいけないとかwww誰得www
73名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 11:16:17.88 ID:tnUBv22O0
EDなんこあるんすかwww
74名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 11:16:49.20 ID:tnUBv22O0
>>72
俺得ー
75名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 11:37:17.86 ID:cJYQExls0
お前らセーブしろよ!
76名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 12:12:29.60 ID:hAMDUC9ZO
>>73
まだ出してない娘三人は居るし、序盤から大なり小なりBADEND張ってたから個別EDと合わせるとそれなりにwww
タナ子が下僕かそうじゃないかでも若干変わるし。

>>74
ありがとう!

>>75
半オートセーブ(かもしれない)


意外と見てくれてた人いるみたいで嬉しいな。
続けても良い?
77名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 12:31:40.56 ID:EUdBclKv0
>>76
続けろください!
78名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 12:42:59.11 ID:odBF34gb0
うわなんだこのスレ
なんで今まで気付かなかった
79名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 12:57:06.05 ID:tnUBv22O0
もっとつづけろくだされ
80名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 13:49:31.50 ID:CxC0BACD0
最後はタナトスでいいのかな?
81名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 14:20:47.03 ID:lTBLG6tp0
セーブした!続き頼む
82名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 17:05:55.12 ID:hAMDUC9ZO
―家族会議兼反省会―

美琴「んもぅ。俺ちゃんダメよ?女の子は繊細なの。そんなに親しくないのにあーんなことやこーんなことは良くないわ」
タナ子「ちょっと、怖かった、です」
美琴「でもね、俺ちゃんは優しい子だもの。きっと大丈夫よね。みこちゃんって読んでくれてとっても嬉しかったわぁ」
タナ子「あの、その、撫でてくれたの、嬉しかったです。なんだか、胸の辺りがあたたかくなったんです」

…………。
間違えなければ下僕でも幸せになれただろう。
でも、タナ子への最初の接し方が違ったら、もっと違う未来が俺には訪れたのだろうか……。

―MEMO―
タナ子は頭を撫でられるのが好きらしい。
カーチャンは、恥ずかしいけどみこちゃんと呼ばれるのが好きらしい。

---------
>>83-93の間で一番多かった選択肢からスタート
1 最初から(二週目/クリアデータ有り)
2 クリアデータ無しの二冊目から
3 途中から(レス番指定/クリアデータ無し)


みんなありがとう!
今日明日は夜仕事がみっちりだから夜はあまり書けないかもしれないが…。

>>80
基本はそれで正解。
でも、タナトフィリアとも解釈でき無くはないようにそこで止めたw
83名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 17:15:02.96 ID:ii2RQ6y50
1
84名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 17:25:04.80 ID:MaXPu8PkO
1
85名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 18:08:38.13 ID:CxC0BACD0
1 タナトフィリアか、なるほど。
86名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 20:13:01.21 ID:6nZqQb/30
1 トゥルーエンドを目指そうぜ
87名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 20:33:27.56 ID:cJYQExls0
タナトスってなに?タナ子の妹?
88名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 20:55:33.31 ID:2XT8zEyr0
つーかこれちゃんと完結するよな?


無理なら早めに終わらせてくれよ・・・
89名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 21:18:43.59 ID:hAMDUC9ZO
>>87
ギリシア神話の死の神様。実際は男だけど。
詳しくはwikiなりggrなり。

>>88
マルチエンディングだから人が居なかったらあれで終わりのつもりだったし、完結がトゥルーエンドをさすなら、みんながどの選択肢を取ってくれるか、だな。
簡単にいっても良いんだけど、やっぱりある程度のEDを出してからじゃないとトゥルーエンドは……な。


みんなが飽きるまではやるつもり。
俺が飽きたからヤラネ、はしない。
寧ろ頭の中に記憶してある内に作り終えたいしなw

帰ってきたので寝落ちなきゃ12時前後まではいる予定。
90名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 21:32:11.27 ID:6nZqQb/30
書き溜めとけば?
91名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 21:42:10.13 ID:hAMDUC9ZO
>>90
ある程度の骨組みとEPはあるけど、やりながら書きたいってのもあるんだ。
あと、もしもしだから保管が面倒なんだ。使われない話も一週目でそこそこあったし。

これで>>93まで別の選択肢希望でも1超えられないので続けますよっと。
92名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 21:43:05.50 ID:hAMDUC9ZO
一度行ったEDには行かないようにするので、一週目ではあった選択肢が消えたりする場合もあります。
---------

本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった 。

「いや、意味わからん」

組み立てていたのは何の変哲もないホームセンターで買ったスライド式本棚だったはずだ。

「取り敢えず…」

>>95
1 話しかけてみる
2 不気味だし無視で
3 カーチャンを呼ぶ
93名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 21:49:03.13 ID:2XT8zEyr0
ksk
94名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 21:53:33.93 ID:6nZqQb/30
みこっちゃんの出番だろ
95名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 21:54:41.80 ID:hhgH2pbYi
2
96名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:03:40.64 ID:hAMDUC9ZO
>不気味だし無視で

いや、本棚の代わりに女の子ができあがるとか意味わからないだろ。
あのスライド式本棚、4980円もしたんだぞ?
とりあえず動かないみたいだし、放置するか。
あー、でもこんなの持ってるのカーチャンに見られるのは気まずいよなぁ。なんか勘違いされそうだし。

俺「とりあえず部屋の隅に置いて、っと」

無視だ、無視。不気味すぎるだろ。
本棚のお金勿体なかったなぁ。

>>99
1 気晴らしに外でも行くか
2 いや、でもちょっと気になるよなぁ
97名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:12:47.39 ID:2XT8zEyr0
ksk

このスレ過疎り過ぎだw
98名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:14:27.04 ID:K0vB4EB30
2

良スレなんだけどな
99名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:25:05.70 ID:BqP1072/0
1
100名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:33:03.44 ID:hAMDUC9ZO
>>気晴らしに外でも行くか

バイト代で買った本棚はこの有様。
この虚しいような、怒りのような感情の矛先はどこへも向けられない。
いくら動かないとは言え、見た目は人間の女の子にあたるわけにも行かず、俺は気持ちを切り替えるために外に行くことにした。

俺「どこに行くかな…」

>>103
1 ホームセンター
2 商店街



>>97
俺が立てるスレはいつも過疎ってるからwww
>>98
熱無いか?ありがとう!
101名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:42:50.17 ID:BqP1072/0
2

まぁ、荒らしのたぐいもいないから
ゆっくり楽しめるな
102名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:47:02.72 ID:6nZqQb/30
1 一瞬バッティングセンターにみえたww
103名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:54:40.54 ID:2XT8zEyr0
2で

>>101 確かにな。荒らしがいるよりいいな
104名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 22:56:36.32 ID:EMUTyThbO
支援
105名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:12:34.07 ID:hAMDUC9ZO
>>商店街

痛い思いをしたばっかりのホームセンターには近寄りたくなかったので、商店街に行くことにした。

?「俺じゃないか!」

暫く歩いていると、後ろから声をかけられた。
振り返ると、青みがかった髪を一つに纏めている女が居た。ゆら、と尻尾の様に髪が揺れる。

俺「柚葉(ユズハ)か」

柚葉は俺の幼馴染みだ。
エプロンを着けてスーパーの袋を両手に持っているところを見ると、家の手伝いをしているのだろう。
こいつの家は、昼は食堂、夜は居酒屋を営んでいる。
スーパーの袋はそこそこ膨らみを持っていた。慣れているとはいえ、重いだろう。

柚葉「ほんっと、暇人な顔してるねぇ」

>>108
1 スーパーの袋を持つ
2 スーパーの袋を持たない
106名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:13:53.84 ID:tnUBv22O0
良スレほど沈むよな
107名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:15:50.30 ID:NMGthzdSP
2週目も期待( ^ω^)
タナ子はやっぱり俺の嫁
108名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:16:58.60 ID:6nZqQb/30
1 優しさアピール
109名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:29:49.20 ID:hAMDUC9ZO
>>スーパーの袋を持つ

白い膨らみは全部で四つ。

俺「持っていってやるよ。俺はどうせ暇人ですからー」

俺は柚葉の持っているスーパーの袋を一袋だけ残して持った。

柚葉「あっ、いいよ!あたし持つから!」
俺「一袋持ってるだろ?」
柚葉「そうじゃなくてっ」

柚葉は、人にはお節介すぎる程あれやこれやと世話を焼くのに、あまり自分には世話をかけさせたがらない。
きっと俺が全部持ったら全部奪い返さないと気が済まなかっただろう。

柚葉「ごめん。ありがと」
俺「さっ、帰るぞ」

暫く二人で並んで歩くと、見慣れたお店が見えてきた。

柚葉「ありがとね。あっ、そうだ、お礼に何か食べてく?」

>>112
1 お言葉に甘えて食べていく
2 いや、今日は遠慮しておくよ
3 あれ?あの後ろ姿は…
110名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:34:56.24 ID:JjROEWsy0
1
111名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:35:08.99 ID:OkcBditw0
1
112名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:36:08.82 ID:BqP1072/0
1
113名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:36:37.57 ID:6nZqQb/30
1 なんかガンガン進むなぁ・・・
114名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:38:27.02 ID:NMGthzdSP
出遅れた(・ω・`)

甘味処だといーなー
115名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:45:24.06 ID:hAMDUC9ZO
>>お言葉に甘えて食べていく

俺は柚葉の申し出を受け入れた。
丁度食堂と居酒屋に切り替わる時間帯の為、お店は閉まっている。

柚葉「ちょっと待ってね。あ、美琴さんのお夕飯食べられるように軽めのにするから」

やはり飲食店の娘だからか、柚葉の作るご飯はおいしい。ご飯は、な。ご飯限定だからな。

柚葉「あー……じゃあやっぱりご飯じゃなくてデザートの方がいっか」
俺(デザート!?)

なんだか不穏な単語が聞こえてきたぞ?

柚葉「はいっ。お待ちどーさんっ」

たん、とテーブルに置かれたのは。

>>118
1 ご飯
2 デザート
116名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:48:28.79 ID:6nZqQb/30
これで2じゃなかったら面白いなww
117名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:49:03.15 ID:OkcBditw0
1
118名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:49:40.76 ID:CxC0BACD0
1
119名も無き被検体774号+:2012/11/18(日) 23:49:43.08 ID:BqP1072/0
2

俺、は思春期真っ盛りかよww
120名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 00:01:44.13 ID:QFeI40AsO
>>ご飯

ご飯だった。ミニオムライスと言ったところか。
思わず噴き出していた冷や汗を拭う。
こいつのデザートだけは避けたかったからな。

俺「んじゃ。いただきます」
柚葉「ささっ。召し上がりなさいな」

俺は、この時柚葉の瞳が輝いていたのを見落としていたことに、激しく後悔することになる。
ミニオムライスを、ぱくり。

俺「ッ!?」

この世の味とは思えない世界が口内に広がる。
嘘だ。嘘だろ?
柚葉のご飯はおいしいはずだ。一体何がどうなっている?

柚葉「どっきりオムライス、どう?どう?」

表情を明るくする柚葉と青ざめていく俺。

柚葉「オムライスの形のデザートって可愛くない?」

嬉々として話し掛けてくる柚葉に、俺は。

>>123
1 斬新、だな
2 ごめん、トイレ貸して


>>119
最初年齢とか決めないようにしてたけど、これは大学くらいかもしれん。まぁまだまだ思春期でいけなくは、ない?
121名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 00:17:37.03 ID:PaWdyMRd0
1
122名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 00:35:46.80 ID:YbkWLxJa0
1
123名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 00:51:31.86 ID:vSpsh7WN0
124名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 07:37:41.61 ID:4QviVmzC0
125名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 09:19:32.39 ID:1LkUAKmkO
支援
126名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 09:27:21.80 ID:QFeI40AsO
>>斬新、だな

俺「斬新、だな」

息も絶え絶えにそう言うと、柚葉は嬉しそうにどっきりオムライスのあれやこれやを語ったが、正直頭の中に入ってこない。
からん。俺は何とか食べ終わり、共に戦ったスプーンを置いて席を立った。ミニオムライスサイズで良かったと本当に思う。

俺「それじゃあな」
柚葉「うん。ありがとね」

挨拶もそこそこに柚葉に別れを告げて家に帰った。
カーチャンの晩ご飯を食べた時、美味しすぎて涙が出るかと思った。いや、本当に。
さて寝るぞ。と、ベッドに入りふと部屋の隅を見ると、やはり黒の本棚ではなく女の子が居たが、俺はどうするわけでもなく深い眠りに入っていった。

〜一冊目終了〜
127名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 09:31:24.75 ID:QFeI40AsO
〜二冊目〜

朝日が部屋に入り込んで来たようで、意識が段々と覚醒して行く。

俺「あー……ねみぃ」

ぐっ。と体を伸ばして体の覚醒を促す。あふ、と情けない音の欠伸が出た。
幾分頭がスッキリしてきた所で今日の予定を考える。

>>130
1 商店街に行く
2 部屋でのんびりする
3 PCの電源を入れる
128名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 12:16:45.86 ID:1LkUAKmkO
129名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 12:17:17.23 ID:0PPBCUlDi
3
130名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 12:32:27.99 ID:4QviVmzC0
3
131名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 13:04:48.87 ID:QFeI40AsO
>>PCの電源を入れる

俺はPCを立ち上げて適当にネットサーフィンを始めた。
タタン。カチカチ。
何かおもしろい記事は無いか、と探していると、何だか気になる記事を見つけた。

俺「ニュクスドールのまじない?」

ひやり。部屋の空気が冷たくなったような気がした。

>>133
1 続きを読む
2 いや、止めておこう
132名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 13:58:15.21 ID:jag1OpY60
1
133名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 14:25:52.51 ID:1LkUAKmkO
1で
134名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 14:55:39.19 ID:bs9A9L6rP
支援
135名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 17:12:18.78 ID:86mLPf/KP
ほっしゅ( ^ω^)
136名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 17:19:42.06 ID:QFeI40AsO
>>続きを読む

俺は胡散臭いな、と思いながらもクリックした。

俺「えーっと……」

ニュクスドールとは。
人形師ニュクスが創りだした二体の人形のことである。
ニュクスは自分のその名に因み、タナトスとヒュプノスと名付けた。
その二体のドールに優しさを持って接すれば、その優しさに応えて幸福をもたらすと言われている。
しかし、優しさが無ければその名の通り死と眠りが与えられるだろう。

俺「……まさかな」

ちら、と部屋の隅に追いやった女の子を見た。いや、あれは本棚だ。本棚。

女の子「……ふわ」

最近の本棚は欠伸くらいするよな。うん。

俺「……は?」

ぱちり。女の子の瞳が開かれた。
深く暗い闇の色。

女の子「時間切れ、です」

ザッ。風が頬を撫でた。
殺気を纏った女の子は、確実に俺に死を与えようとしている。
まさか、本当にあのドール――タナトス、なのか?

俺「いや、因んでいるのならタナトスは男の筈だ。つまりお前は、タナ子だなっ!?」
女の子「えっ!?」

びくぅ。女の子の体が止まった。

俺「えっ、なに正解?」
タナ子「う……お名前、付けられたら、使えてもらうしか、ない、です」
部屋から溢れんばかりに広がっていた殺気が次第に消えていく。
どうやら、俺の死は免れたようだった。

タナ子「……以上、です」

それからタナ子に色々と話を聞いてみた。
タナ子は女の子だか、名前は本当にタナトスらしい。
俺は幸福を得るニュクスドールのまじないをしなかった為、死が訪れる筈だった。が、タナトスをタナ子と名付けた事により人形使(ニンギョウシ)となり、タナ子に使えることで死を免れた、とのことだった。

俺「どこのファンタジーだよ、まったく……」
タナ子「早く遊んでくださいです!」
俺「ああ、はいはい」

一命を取り留めたが差し詰め俺は、もう今まで通りの生活は遅れそうに無かった。

Thanako END
―ED4人形の人形―



反省会は10時か9時に。
このEDを取ると、俺の中では人形使ルートができるようになるけど、それはまた別のお話www
137名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 17:41:55.31 ID:XwIvbpB80
おおー!進んでるー!
138名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 17:44:36.39 ID:XwIvbpB80
主、ノベルゲームでも作れそうだな
139名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 18:01:29.49 ID:vSpsh7WN0
>>136
まさかのバトル系になるのかと思いきや
普通にエンディングだったwww
140名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 18:54:52.93 ID:86mLPf/KP
人形使い√もまたよろしく!
じゃあ反省会まで仕事してくるわ( ^ω^)ノシ
141名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 19:30:37.07 ID:L1IRMFvv0
こういうゲームやらんから全然意味分からん
142名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 21:01:45.07 ID:vSpsh7WN0
反省会はまだか?
143名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 21:38:41.02 ID:86mLPf/KP
( ^ω^)まだか…
も少し仕事するか…
144名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 21:54:16.25 ID:tKhrd281O
かーちゃんのEDが気になるぜ・・・
145名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 22:04:52.25 ID:QFeI40AsO
仕事が長引いててまだ職場なんだ。もうちょっと待ってくれ。すまん。
146名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 22:16:21.44 ID:bs9A9L6rP
>>145
147名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 22:26:04.09 ID:XwIvbpB80
おつかれさんだぜぃ
148名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 22:47:53.73 ID:86mLPf/KP
おぉ、おつおつ。
無理せずやってくれ
149名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:00:29.30 ID:QFeI40AsO
>>138
環境が整ってたら凄い作ってみたいな。まぁ、現状では無理だしみんなの反応がありがたいからここでやってみたんだけどw

>>139
スレ立て時の流れと大分空気が違うから怖くてなw
人形使ルートに行くとそんな感じ。

>>140
いつもありがとな。仕事乙。
人形使ルートはもしもまだスレが続くようだったらおいおい、なw
ゲームとして作るならこのEDの後の次周のみ選択可能ってしたいけど。

>>141
2ちゃんで無い?
もしくはシュミレーション系とかノベルゲーやったこと無い、の意味か?

>>144
カーチャンは、大元のEDは2つあるけど、多分書いてるうちに増えるwww
実は柚葉ルートの時にもカーチャンに行く分岐あったんだぜwww


今日も寝落ちなきゃ12時前後までいる。
起きてたらちゃんと寝る宣言するのでお付き合いよろしくw
150名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:02:26.01 ID:QFeI40AsO
―家族会議兼反省会―

美琴「良かったわねぇ、俺ちゃん。タナちゃんの個別EDは初めてでしょう?」
柚葉「あーあ、もうちょっとであたしだったのになぁ」
タナ子「わたしの使僕(しもべ)です。あの、ごめんなさい……」
柚葉「タナ子が謝る必要は無いよ。私の前で無理しすぎるのが悪いんだ。もうちょっと弱音を吐けば良いのに」
美琴「格好良い俺ちゃんも素敵だとは思うけど、女の子は時々甘えてほしいものなのよ?ね」

…………。
いや、柚葉。
俺が吐くとしたら弱音じゃなくて柚葉の作ったデザートだ。
タナ子とこれからどう過ごしていく事になるかは、このまま進めていけばわかりそうだ。

―MEMO―
柚葉はデザートを食べてもらえると嬉しいみたいだ。


----------
どうやらスキップ機能が付いたみたいだ。
以降希望が無ければ勝手に週回します。
>>151-161の間で多かった選択肢から3週目スタート
1 最初から
2 タナ子下僕ルートから(>>11から)
3 柚葉ルート(>>105から)
4 途中から(レス番指定)



>>146-147
ありがとうだぜぇwww
151名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:12:20.41 ID:XwIvbpB80
あえて1
152名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:19:00.81 ID:bs9A9L6rP
2
153名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:19:32.14 ID:86mLPf/KP
おっしゃおかえり続きキター!

タナ子が下僕じゃない√も気になるが、ここはぐっと堪えて〜の、
2!( ^ω^)
154名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:27:22.77 ID:alG7D6dN0
2
155名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:29:21.15 ID:0PPBCUlDi
1!
156名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:32:38.28 ID:4QviVmzC0
2で
157名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:35:39.56 ID:L1IRMFvv0
2
158名も無き被検体774号+:2012/11/19(月) 23:44:01.86 ID:DflkyTFU0
なかなか面白いなコレ

1がいいな
159名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 00:28:23.67 ID:+EncTvfeO
1!
てか>>1はもうお休みか…
160名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 00:34:17.68 ID:VPRgMDoGO
>>159
一応待機してたが、まさか1と2で僅差になるとは思わなくてだな…。
申し訳ないがそろそろ落ちるよ。

あ、次書き込まれた選択肢でスタートする。
同着だったらもう1レス分追加で。
161名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 00:51:15.44 ID:/BoOYPbH0
やっと追いついた

1で
162名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 01:29:39.81 ID:cfRk+V4iP
同着じゃねーか!じゃあ…
すまん…









2で!
カーチャン好きのお前らごめん。
タナ子は俺の(ry
163名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 06:48:26.22 ID:VPRgMDoGO
お前が俺の下僕となる家だよ。
そう言うと女の子は子首を傾げた後、こくりと頷いた。

女の子「何をいたしましょう?」

1 俺の部屋を片付けろ
2 ベッドに座れ
3 カーチャンに聞く


次は9時以降にくる予定。仕事行って来る。
164名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 06:57:02.31 ID:VPRgMDoGO
あっ、間違えた。
すまん、次の投下までまってくれ。
165名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 09:14:58.57 ID:VPRgMDoGO
>>3週目/タナ子下僕ルートまでスキップ

お前が俺の下僕となる家だよ。
そう言うと女の子は子首を傾げた後、こくりと頷いた。

女の子「何をいたしましょう?」

>>168
1 俺の部屋を片付けろ
2 ベッドに座れ
3 まずは適性検査だな
166名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 09:30:53.41 ID:IUovKZoRP
加速
167名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 12:37:45.37 ID:cfRk+V4iP
ksk
168名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 12:41:35.20 ID:CCUPslyq0
1かな
169名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 15:02:16.40 ID:VPRgMDoGO
>>俺の部屋を片付けろ

下僕としてどれくらいの技量か確認してみたかったので、俺の部屋を片付けさせてみることにした。
と言っても定期的にカーチャンが勝手に掃除をしているので、あまり散らかってはいない。
唯一散らかっていると言えば、レポートの資料として使った本が床に積んであるくらいか。
これを昔から愛用している本棚に戻す作業ならば、さして難しくも無い。単純作業だが、単純作業だからこそ技量も確認しやすいだろう。

俺「それじゃあ、床に置いてある本をあの本棚にしまってくれ」

本棚(女の子)に本を本棚にしまってくれ、なんて変な感じだ。この子も違和感を覚えたりするのだろうか?

女の子「はい。がんばります!」

躊躇うかと思ったのだが、女の子はあっさりと了承して本棚の方へ向かった。
さて、と。ベットに適当に腰を下ろして女の子が片付ける様子を見る。
確か、一番上に積んであった本は少し大きめな辞典だったと思うが。

女の子「はわわっ……!」

ぐらり、ぐしゃっ。
女の子は予想以上に本が重かったのか、重さに耐えきれずバランスを崩した。ご丁寧に本の塔まで崩壊させてくれたようだ。
しかしそれでも一応片付けようという意志はあるみたいで、片付けを再開する。

女の子「んっ、よいしょ……ふわっ!?」

ごんっ。どざとざどさっ。
今度は何をしでかしたかと思えば、本棚に自分の頭をぶつけ、しまってあった本の雨を浴びている。
辺りが本で散乱していく。

女の子「……っ」

これは片付けるどころか、どんどん散らかっていく気がする。

>>172
1 もういいよ
2 使えないな
3 もう少し様子を見る
170名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 15:08:38.15 ID:/BoOYPbH0
ksk
171名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 15:10:13.35 ID:/BoOYPbH0
ksk
172名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 15:18:01.48 ID:IUovKZoRP
3
173名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 18:41:46.97 ID:wm0RUBVCO
支援
174名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 19:20:12.99 ID:VPRgMDoGO
>>もう少し様子を見る

俺はもう少し様子を見ることにした。
今ここで俺が手を貸してしまえば、片付けは簡単に終わるだろう。けれど、それでは女の子の本当の技量はわからなくなってしまう。
じわ、と涙が滲んできている瞳をごしごしと両手で拭うと、女の子は片付けを再開した。

女の子「あっ!……ふぁ」

ぐら、ととと、ぴたっ。
女の子は最初にお世話になった辞典を抱えたが、今度は倒れなかった。

女の子「んっしょ、はわぁ……」

一冊、また一冊と本棚にしまっていく。
楽しくなってきたのか、ほわぁ、と女の子が笑みを零した。
うん。大丈夫そうだ。

俺「もういいぞ。ありが」

ミシッ。部屋が軋む音。
グラッ。次いで襲うは揺れ。

俺「――ッ!」
女の子「ひゃあぁっ!」

ドサドサドサッ、ドサッ。

俺「痛、ッ……」

背中に幾つもの衝撃が振ってくる。次第に背中が熱を帯び、ジンジンとした痛みを伴う。
ピタリ。と、揺れが納まった所で腕の中の女の子を見ると、かたかたと震えていた。

俺「大丈夫か?」
女の子「あのっ、ごめ、なさ……こわぁ…っく」

どうやら地震が怖かったみたいだ。
しかしこの涙の原因はそれだけではなさそうだった。
折角片付けた本がまた散乱したことが嫌だったのか、俺に怪我をさせたことが嫌だったのか、守られたことが嫌だったのか。女の子はぐすぐすと泣き出した。
その間、俺は女の子を抱き締めたまま時折大丈夫だ、と声をかけてやりながら。

>>177
1 背中を優しく叩いた
2 頭を撫でた
3 落ち着くのを待った
175名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 19:30:35.44 ID:cfRk+V4iP
ksk
176名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 19:30:49.86 ID:wm0RUBVCO
ksk
177名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 19:31:14.36 ID:CCUPslyq0
ksk
178名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 19:32:04.84 ID:CCUPslyq0
3
179名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 20:43:48.60 ID:VPRgMDoGO
>>落ち着くのを待った

女の子が落ち着くまで、俺はただ静かに待った。

女の子「あの、ありがとう、ございました」
俺「怪我はないか?」
女の子「はい」

こくん。と頷いたので、俺は体を離した。

?「俺ちゃぁんっ!」

ぎゅむうっ。
勢い良く部屋の扉が開いたかと思うと、体が柔らかいものに締め付けられた。

俺「っ、苦しいって。離してくれよ」
?「地震大丈夫だった?怪我はない?」

ぴちぴちの肌にくりくりとした大きな瞳。
軽いウェーブがかかった淡い栗色の髪。
豊満な胸にくびれたウエスト、桃のような美尻。
見た目20代のこの女の人は、確かに――。

俺「離してくれよカーチャン……」

俺の母親だった。

母「んもぅ!かーちゃんじゃないでしょう?お母さまか、美琴(ミコト)ちゃん!」

ぷぅっ。と頬を膨らませているのは確かに俺を産んだ母親だった。
見た目だけなら20代だが、実年齢は……。

美琴「あらあら。俺ちゃん、どこか痛いんじゃなぁい?」

流石母親と言うか、鋭いと言うか……。

>>182
1 ちょっとだけ、な
2 いや、痛くないよ
3 それよりカーチャン
180名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 21:32:30.32 ID:IUovKZoRP
kskst
181名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 21:32:58.09 ID:+rMeTqJZ0
可速
182名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 21:33:52.51 ID:/BoOYPbH0
ksk
結構楽しみにしてるのに人いない
183名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 21:34:24.00 ID:/BoOYPbH0
すまん、3で
184名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 21:34:29.51 ID:MMdCA/lr0
3
185名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 21:35:19.32 ID:+rMeTqJZ0
積極的に加速していこう
186名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 22:10:48.57 ID:VPRgMDoGO
>>それよりカーチャン

俺「それよりカーチャン……」

俺はカーチャンの左頬を見て顔を顰めた。
途端にカーチャンの端正な眉が下がり、しゅん、と子犬のように縮こまった。

美琴「だっ、大丈夫よ?」

俺はカーチャンの顔を両手で包み込むようにして良く見た。
左頬には何かで切れたかのように一筋の赤い線が入っていた。流れ落ちる程ではないが、じわじわと血は溢れてきている。

美琴「俺ちゃんに怪我が無れば良いわ」

ふふっ。とカーチャンは笑った。
本当に、俺より自分の心配をしてくれよ。でも俺は、そんなカーチャンがカーチャンで良かったとは思っている。
思ってはいる。が。それとこれとは話が別だ。カーチャン。俺はその微笑みに騙されないぞ。

俺「消毒しなきゃな」

その言葉にカーチャンが、びくり。と体を跳ねさせた。

美琴「だぁいじょうぶよ?これくらい。ねっ?」

>>189
1 問答無用。消毒液を取った
2 うっ。カーチャンの目が…
3 痛ってぇ!背中触るなっ!
187名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 22:18:40.68 ID:/BoOYPbH0
ksk
188名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 22:21:50.60 ID:5vUN0iju0
ksk
189名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 22:34:58.44 ID:yN82FQoX0
2
190名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 23:01:33.97 ID:VPRgMDoGO
>>うっ。カーチャンの目が…

美琴「俺ちゃぁん……」

カーチャンの目がうるうるしている。俺を見るくりくりの目が、懇願と怯えの色を滲ませている。
いや。それでもここは心を鬼にして、鬼にして、鬼にして。

俺(……無理だ)

俺の肩の力が抜けたのを見て、カーチャンが小さく息を吐いた。
カーチャンは消毒液が嫌いだった。ビリビリとする痛みが嫌だ、と大人気なく拒否するのはいつもの事だ。それもこちらは把握済み。
しかしその度に消毒液を付ける付けないの攻防をするのだが、今日は俺の負けだった。

美琴「ありがとう、俺ちゃん」

偉く上機嫌なカーチャン。
だが、俺はただ引き下がりはしない。傷をそのままにしておく事だけは許せない。

美琴「俺ちゃん?……っ、あ、やぁ、いったぁいっ!」

実際は雑菌がどうのだとかで良くないんだろうけど、俺はカーチャンの傷口に舌を這わせた。苦い味が口の中に広がる。

俺「消毒液が嫌ならこれぐらい我慢しろ」
美琴「んぃ、あっ!やぁよ、やぁっも、俺ちゃんっ」

びくびくとカーチャンの体が跳ねる。本当にカーチャンは痛いのが駄目だ。ぎゅ、と俺の両腕を握っている手に力が籠もる。

美琴「はっ、あ、んんっ、びりびり、す、んいやぁ!」
俺「……ッ、は」

最後にもう一回傷口を下から上へ舐め上げて唇を離した。じわ、と少しだけまだ血が滲むようだが、絆創膏でも貼っておけば良いだろう。

美琴「酷いわぁ、俺ちゃん……」

くたり、とカーチャンが俺に寄りかかってきた。

>>173
1 大人しく従わないのが悪い
2 大丈夫か?
3 ん?呼び鈴が鳴ってるな
191名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 23:04:09.10 ID:VPRgMDoGO
すまん間違えた
>>194
192名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 23:05:15.00 ID:+rMeTqJZ0
3
193名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 23:08:13.59 ID:/BoOYPbH0
3
194名も無き被検体774号+:2012/11/20(火) 23:13:17.77 ID:CCUPslyq0
2
195名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 02:02:27.87 ID:EvNyQe6oP
なんつー展開だw
196名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 04:08:34.69 ID:tErbJYZG0
エロはあると思っていいんだよな!?
197名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 06:34:09.74 ID:lf3I1nXWO
>>196
エロに食い付くなwまぁ11時過ぎたから良いかと思ったんだがwww
俺、エロ書いたことねーのwほのぼのこそ至高!だったからなwww

まぁでも今回は18禁PCゲーイメージではあったんだけど、ぶっちゃけ18禁要素有りと15歳以上対象くらいまでで止めておくのとどっちが良いのwww
198名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 11:56:15.12 ID:lf3I1nXWO
>>大丈夫か?

俺「大丈夫か?」
美琴「大丈夫じゃないわよぅ」

カーチャンは、いたぁい、と言いながら綺麗な形の唇を尖らせた。

美琴「でもありがとう、俺ちゃん。心配してくれたのよね?」

その言葉に俺は照れ臭くなって、まぁ、とぶっきらぼうに返事を返した。

美琴「あら?あらあら。俺ちゃん、このかわいい子どうしたの?」

カーチャンは女の子に気付いて女の子へと近寄った。
体にあった重みが消えて、少し名残惜しかった。いや、マザコンじゃないぞ!

女の子「えっと…」
俺「本棚」

そう言うとカーチャンは怪我をしてない方の頬に片手を添えながらまじまじと女の子を見た。

美琴「あらあら珍しい本棚ねぇ」
俺「そう言うわけだからよろしく」
美琴「なんだか娘ができたみたいで嬉しいわぁ。ねぇ、お名前は?」

名前。そう言えば、名前無かったな。まぁ本棚だったし。
女の子がじっと見てくる。名前か……そうだな。

俺「タナ子」
美琴「変わったお名前ねぇ」

確かに、変わった名前である。
本棚から取ったんだが……嫌、だったか?

タナ子「…………」

女の子――タナ子は白い頬を桃色に染めて照れ臭そうに笑っていた。
良かった。俺は小さく息を吐き出す。

そんなこんなで本棚を組み立てたはずが女の子ができあがっていたわけだが、タナ子は無事に俺の家に住むことになった。

〜一冊目終了〜



エロ有り無しの意見募集中www
それによって中身と選択肢替えるからwww
199名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 12:07:38.40 ID:lf3I1nXWO
〜二冊目〜

ぱち。俺は意識が覚醒して目を開けた。辺りはまだ薄暗い。
視線を動かすと、ベットの下には布団が一枚敷かれている。
ああ、そうか。本棚が女の子になって、俺の下僕になって、一緒に住むことになったんだ。
踏まないように気を付けてベットから降りると、俺は用を足すために部屋を出た。

俺「……ふう」

一通り用を済ませて手も洗い、部屋に戻るか、と思った時、微かに声が聞こえた。

?「っ、たぁ……」

確かここはカーチャンの部屋だ。

美琴「ぐすっ……いっ、ん、はぁ」

俺はカーチャンの部屋を。

>>205
1 開けた
2 開けない
200名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 12:15:28.83 ID:tErbJYZG0
ありがいい。ありしかありえない。
201名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 12:26:36.70 ID:h3ZSpPFf0
2
202名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 12:38:33.14 ID:EvNyQe6oP
ほのぼの好きなんだけど








有りでオナシャス!( ^ω^)
203名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 15:10:37.15 ID:M/VCQ+1qO
ksk
204名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 16:36:09.00 ID:UVa/F/kN0
ksk
205名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 16:38:37.92 ID:DSpdEZez0
あり
1
206 忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+0:8) :2012/11/21(水) 17:09:34.39 ID:XVith2l60
支援
207名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 19:19:57.59 ID:SP79RB+j0
208名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 20:14:49.75 ID:vzWj///90
209 忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+0:8) :2012/11/21(水) 20:32:23.15 ID:XVith2l60
210名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 20:44:20.17 ID:DSpdEZez0
211名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 20:49:15.21 ID:lf3I1nXWO
>>開けた

俺「カーチャン?」

夜中だし、一瞬躊躇ったが扉を開けてみた。
びくり。とカーチャンの体が跳ねた。

美琴「俺ちゃ……?」

薄暗い部屋には月光が射し込んでいる。その僅かな明かりでも、カーチャンが涙を浮かべているのがわかった。
正直、焦った。
慌ててカーチャンに近寄る。

俺「どうしたんだよっ」
美琴「っ、痛いのよぅ」

カーチャンが指差したものを見て俺は一先ず安堵した。

俺「……消毒液」
美琴「俺ちゃんに迷惑かけるわけにもいかないじゃない?でも、いったくってぇ……」

めそめそと泣くカーチャンに俺は。

>>215
1 消毒手伝ってやるよ
2 迷惑なんて思ってねーよ


保健体育完成やったな!
保守+支援ありがとう。
明日休みだから流れれば書けるだけ書くぞ。取り敢えず風呂入ってくるけど。

エロ無し派いねーのかよwww
おまえらに聞いた俺が馬鹿だったwww
おkw
212名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 21:08:48.72 ID:tErbJYZG0
3 ブラジャーを脱がした
213名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 21:15:44.48 ID:vzWj///90
ksk
214名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 21:42:30.30 ID:vzWj///90
ksk
215名も無き被検体774号+:2012/11/21(水) 23:32:08.42 ID:gR3yZ5ut0
2
216名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 00:16:59.08 ID:n3E+8ECdO
>>迷惑なんて思ってねーよ

そんなこと思うわけ無いだろうが。
俺は穏やかな気持ちで部屋の電気を点けると、消毒液と脱脂綿を取った。

俺「迷惑なんて思ってねーよ。ほら」
美琴「でもぅ……」
俺「それ以上言うといっぱいつけるぞ」

そう言うとカーチャンは唇を引き結んだ。

美琴「……んっ」

なるべく痛くしないように優しく消毒液を含ませた脱脂綿を頬にあてる。が、やっぱりしみるようで、カーチャンは痛みに耐えている。
ぐっ、と握り締めた指が、白くなっている。って、待てよおい。

俺「カーチャンこれは?」
美琴「えっ?」

俺が視線を指先に移すと、慌てたように両手を後ろへと隠した。
幾つかの切り傷が、カーチャンの指先にはあった。日中にはこんな傷無かったはずだ。

美琴「なんでもないのよ?ほんっとうに」
俺「なんでもないわけあるか。どうしたんだよ、これ」
美琴「…………」 

消毒液を目の前にちらつかせると、カーチャンは忙しなく目線を漂わせた。暫くして観念したのか、ぽつりぽつりと喋りだした。

美琴「地震でお皿、割っちゃったのよ」

それで頬を切り、割ったお皿の後処理で指も切ってしまった。とのことだった。

俺「まったく……。そう言う危ない事は俺に言えよ?やるから」
美琴「ダメよ!俺ちゃんが危ないじゃないっ」

俺としてはカーチャンに傷を作ってほしくないわけで。

俺「もっと俺を頼ってくれ。……頼むよ、みこちゃん」
美琴「っ!」
俺「おやすみ、カーチャン」

俺はカーチャンの部屋を後にした。

>>219
1 さーて、寝るか
2 眠れる気分じゃないな



エロ…惜しかったな、みんなw
217名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 00:21:27.32 ID:KINpotbi0
タナ子下僕ルートから遠ざかっていくw
218名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 00:23:00.84 ID:n3E+8ECdO
>>217
一応タナ子への選択肢も出してるのにみんなカーチャンの選ぶんだもんwww
219名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 00:24:18.70 ID:KINpotbi0
軌道修正
1で!
220名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 00:36:26.23 ID:n3E+8ECdO
>>さーて、寝るか

ちら、とリビングにある時計を見る。思ったより時間が経っちゃったな。
あー、ベット冷たくなってるだろうな。
そんな事を思いながら部屋に戻る。足取りはベット一直線。って、まずい。
タナ子が寝てる布団が置いてあるんだった。

俺(やべぇ!踏むっ)

と思ったのだが、布団の中にタナ子はいなかった。踏まなくて良かったとは思ったものの、タナ子はどこへ?

俺「タナ子……?」
タナ子「んぅ、はいー……」

眠そうな返事が俺のベットから聞こえた。よく見ると、掛け布団が少し膨らんでいる。

タナ子「あたためて、おきました」

寒くないですよ。そう言ってタナ子はもぞもぞと俺のベットから出て自分の布団へと向かう。
俺のベットを温めてくれていたとなると、タナ子の布団は冷たいんじゃないだろうか。

俺「タナ子」
タナ子「はいー?」

>>222
1 一緒に寝るか?
2 ありがとな
3 余計なお世話だ
221名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 00:38:06.39 ID:KINpotbi0
タナ子、うちの猫みたいだ

1か2で悩むな…
222名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 00:47:10.57 ID:2x7KtY9C0
1でも大丈夫な気がする

から 1
223名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 01:08:40.14 ID:n3E+8ECdO
>>一緒に寝るか?

タナ子に温めて貰ったベットでぬくぬくと寝て、タナ子が冷たい布団で寝るなんて冗談じゃない。

俺「一緒に寝るか?」

その言葉に自分の布団へと入ろうとしたタナ子の動きがぴたり。と止まる。

タナ子「いいのですか……?」
俺「ほら、おいで」

ベットに入り、掛け布団を捲って入るように促す。
それでもタナ子は少し躊躇っているようだった。

俺「タナ子が来ないとどんどん寒くなってくぞ」

ぽんぽん。とベットを叩いてもう一度促すと、タナ子はおずおずと俺のベットの中に入ってきた。

タナ子「じゃま、じゃ無いですか?」
俺「邪魔じゃないよ。温かくて丁度良いくらいだ」

俺は心配そうに覗いてくるタナ子を優しく抱き締めながらそう言った。

タナ子「なら、良かったです」

俺の意識がどんどんと眠りに落ちていく中。ふふっ、とタナ子が小さく笑ったのが聞こえた気がした。

俺(んー……)

徐々に意識が浮上していく感覚がする。もう朝だろうか。
なんだか、腕の中に柔らかい感触がある。気持ち良いな。

>>235
1 ふにふに
2 ぎゅう
3 いや、なんだよこれ
224名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 01:12:32.79 ID:KINpotbi0
ksk
225名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 01:13:06.38 ID:KINpotbi0
ちょ、遠いw
226名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 01:16:29.53 ID:n3E+8ECdO
あっ。>>225だったんだよ!
ごめん>>227でw
227名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 01:20:41.96 ID:fn4P6S6QP
1
228名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 01:40:37.84 ID:n3E+8ECdO
>>ふにふに

ふにふに。
あー、やばい気持ち良い。柔らかい。
あれだな、なんかあの、気持ち良いクッションあるじゃん。さらさらした。あれとはまた違うけど、気持ち良さのレベルはあれと同じかそれ以上だな。
ふにふに。ふにふに。

?「んぅ……っ、やぁ」

ふにふに。ふにふに。ふにふに。
止まらないなぁ。この気持ち良さ。

?「あぅっ、あ、くすぐった、ふふっ」

って、この声タナ子じゃないか?
あー、そうか。確かタナ子と一緒に寝たからなぁ。ふにふに。

タナ子「ふぁ、はぅ、ん……んっ」

タナ子、かわいいな。
俺の頭は最早完全に覚醒していたが、まだ寝呆けている振りをしてタナ子を触った。

タナ子「ひゃあ、あ、そんなぁ、ぅあ」

調子にのってお尻を揉みしだく。あまりの気持ち良さに心臓が早くなっていくが、ここで息を荒げたらばれてしまう。落ち着け、俺。

タナ子「んんっ、はぅ、ん、やん……っ」

ふるふるとタナ子の体が震えているのがわかる。俺はお尻から胸へと手を舐め滑るように動かした。

タナ子「んやぁ……はぅ!」

まだそこまで発達していない小振りの胸に手を添え、きゅっ。と小さな突起を摘むと、タナ子はびくん!と跳ねた。

俺「んー……?あぁ、タナ子、おはよう」

何食わぬ顔で起きた振りをする。
タナ子を見ると、頬が濃い桃色に染まっており、息が少し荒かった。

タナ子「おはぅ、よ、ござい、ます」

>>230
1 辛そうだな、タナ子
2 どうした?
3 顔赤いけど、熱でもあるのか?
229名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 01:43:29.53 ID:KINpotbi0
ここはー

3で…
230名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 02:01:51.54 ID:KINpotbi0
マジで人少なっ
3でおなしゃす
231名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 02:22:42.55 ID:ObBK3nBzP
ああああ('A`)俺の嫁があああ
エロ√ありがとうございますw
232名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 02:42:51.68 ID:n3E+8ECdO
>>顔赤いけど、熱でもあるのか?

こつん。俺はタナ子の額に俺の額を当てた。じわ、と熱が伝わってくる。

俺「顔赤いけど、熱でもあるのか?」

タナ子の瞳が、一瞬大きくなる。

タナ子「っ、あ、だいじょうぶ、です」
俺「本当に?」

至近距離で囁く。ぴくり、とタナ子が身じろいだ。
きゅうっ。と目を瞑ったタナ子の頭をさらりと撫で、頬に触れる。

俺「だいぶ熱いみたいだけど?」
タナ子「それっ、は、ぁ」
俺「それは……?」

耳元で囁くと、びく、と震える体。もしかして、耳が弱いのか?

タナ子「なんでもっ、ないん、ですぅ……」
俺「そう?」

ふぅ。と、わざと吐息が耳に掛かるように言うと、タナ子はふるりとその華奢な体を震わせた。

タナ子「ひゃ、あ」

いちいち反応がかわいくて困ってしまう。

>>234
1 そろそろ止めてあげるか
2 もうちょっとだけ
3 誰か来る?


>>230
いつも通りだからwww

>>231
おまwwwまぁ、毎日ありがとよwww
233名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 03:11:26.02 ID:ObBK3nBzP
誰かー!

ksk
234名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 03:13:22.67 ID:qDeRXP870
1
235名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 03:34:57.57 ID:n3E+8ECdO
>>そろそろ止めてあげるか

あまりいじめすぎてもかわいそうだ。そろそろ止めてあげるか。

俺「あまり無理するなよ?」

わしゃわしゃとタナ子の頭を掻き混ぜる。

タナ子「はっ、はい……っ」

タナ子から離れて体をぐっ。と伸ばす。
ちら、とタナ子を見ると、落ち着かなさそうにもじもじしていた。

タナ子「はぅ……っ、あ」

きっと無意識だろうが、どことなく甘ったるい声を上げている。だが、これ以上からかうのも酷なので俺は冷静になろうと努めた。

俺「さて、と」

今日は良い天気だ。どうしようか?

>>237
1 タナ子と出かける
2 一人で出かける
3 カーチャンと話す
4 部屋でのんびりする
236名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 06:25:13.83 ID:h+stNOmK0
4

支援
237 忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+0:8) :2012/11/22(木) 07:22:09.39 ID:enlhlmkE0
1で
238名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 08:24:56.71 ID:n3E+8ECdO
>>タナ子と出かける

よし。天気も良いことだしタナ子と出かけるか。

俺「タナ子ー。出かけるぞ」
タナ子「――!はいっ」

ぱたぱたと嬉しそうに走り寄って来る。
ああ、何も走らなくても良いのに。危ない、ぞ。

俺「タナ子!」
タナ子「はわわっ」

ぽふん。転びそうになったタナ子を抱き止める。
まったく、油断も隙もないな。

タナ子「すみません……」
俺「怪我はないか」
タナ子「はい」

こくん。と頷くタナ子に、俺は気を付けろよ。と言って体を離した。
色々な意味でタナ子からは目が離せない。本当は外になんて出したくないと思う。が、ずっと閉じ込めておくのもなぁ、と思うのも俺の気持ちだ。

俺「それじゃあ出かけるぞ」

さて。どこに行こうか?

>>240
1 商店街
2 バイト先
3 ショッピングセンター
239名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 09:12:32.81 ID:2SWoAWHmO
タナちゃん可愛すぐる… ksk
240名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 09:15:59.10 ID:envuYIoh0
タナ子可愛いよタナ子
3で
241名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 09:53:21.44 ID:n3E+8ECdO
>>ショッピングセンター

ショッピングセンターに行くことにした。あそこなら色々なお店が入っているし、退屈することはないだろう。

タナ子「はわぁ……」

タナ子はきらきらとした瞳でショッピングセンターを見上げている。人で溢れ返っているそこは、慣れている人同士でもちょっと目を離したらはぐれてしまいそうだ。

俺「手、繋ぐぞ。はぐれないように」

きゅ。おずおずと伸ばされた小さな手をしっかりと握る。

タナ子「……ふふっ」

タナ子が小さく笑う。俺も少し笑ってショッピングセンターへと進んだ。
それにしても、今日はいつもより人が多い気がするな。嫌な予感がする。

タナ子「あれはなんですか?」
俺「ん?」

ちょん。と指差したのは長蛇の列。その先には。

俺「今話題の麗しの可憐美少女占い師、ミスティック・ユウ降臨……。げっ」

嫌な予感はこれか。
長蛇の列の先には、いわゆるゴシックアンドローリータな格好の赤い髪の人が居た。俺にはツイン縦ロールが凶器にしか見えない。
気になっているようだったが、タナ子の手を引いてその場を離れた。

俺「どこか行きたいところはあるか?」
タナ子「えっ、と……」

タナ子がさっきからちらちら見てるのは…。

>>243
1 ぬいぐるみ
2 クレープ
3 トイレ
242名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 10:07:53.10 ID:fn4P6S6QP
kskst
243名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 10:26:46.58 ID:2SWoAWHmO
3だーー!
244名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 10:46:11.52 ID:n3E+8ECdO
>>トイレ

トイレだった。

タナ子「あっ、ぅ……ん」

やっぱり言いづらいのだろう。足と指をもじもじさせて耐えているようだ。

俺「そろそろトイレ休憩にするか。一応行っとけ、タナ子」
タナ子「っ、はいっ……」

ぱたぱたぱた。
タナ子の後ろ姿を見送る。流石に女子トイレについていくわけにはいかないからな。俺は外で待つことにした。

俺「……俺も行っとくか」

用を済ませて外でタナ子を待つ。
待つ。
待った。

俺「遅くないか?」

あまりにも遅いので心配になってきた。お腹を壊しただけなら良いが、やはり嫌な予感がする。
俺は女子トイレに向かうご婦人に声をかけた。最初は不審がられたものの、事情を説明すると快く応じてくれた。

俺「どういう事だ……?」

タナ子はトイレにいなかった。
俺はタナ子が行きそうな所を考える。
嫌な予感は治まらない。

>>246
1 雑貨屋
2 非常階段
3 男子トイレ
245名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 12:09:08.36 ID:rzMCOJjO0
3 男子トイレで犯されている
246 忍法帖【Lv=20,xxxPT】(1+0:8) :2012/11/22(木) 12:35:02.31 ID:enlhlmkE0
3で
247名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 12:38:33.17 ID:AQ3lQ+nPi
1
248名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 13:05:20.21 ID:2SWoAWHmO
タナちゃん実は…おと…
249名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 13:06:23.84 ID:n3E+8ECdO
>>男子トイレ

まさかとは思うが、男子トイレを見てみることにした。
もしかしたら行き違いになっていた可能性もある。

タナ子「んゃ、やめてください……」
?「いいから、大人しくして」

サッ。と血の気が引いていく。もしかして、よからぬ事が起こっているのではないだろうか。
男子トイレに人の姿は無い。だが、確かにタナ子の声がする。

俺「個室かっ!タナ子っ!?」
タナ子「あっ……ゃ!」
?「ああ、待って。まだ終わってないよん」
タナ子「んやぁ!」
俺「タナ子ーっ!!」

俺はダンダンと個室の扉を叩いた。いっそ壊してしまおうか。そう思った矢先。
カチャリ。と鍵が開いた音がして、扉が開いた。
とん。と、体に僅かな重みと衝撃。

俺「タナ子……?」

ふわり。ひらひら。
俺の胸に飛び込んできたタナ子は、ふわふわしていた。

?「あー、もぅ。まだ頭付けおわってないのにぃー」

次いで出てきたのは、ゴシックアンドロリータで身を包んだツイン縦ロール。
先程長蛇の列を作っていた占い師だった。

タナ子「あのっ、あのっ、いやと、言いましたのに、あのおねーさんがっ」
俺「よしよし」

ぼろぼろと泣くタナ子の頭を撫でてやる。
悪びれた顔もせずに現れたヤツを見て、俺の顔がヒクリ。と引きつる。

俺「……いや、お姉さんじゃねぇよあの糞は」
ユウ「やだぁ。俺きゅんこわぁーい顔してるぞっ」

ばっちん。とウインクを決めるこいつは。

俺「何やってるんだよ兄貴……」

確かに俺の兄貴だった。

>>250
1 一発殴る
2 タナ子から遠ざける
3 久しぶりだな!
250名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 13:09:23.35 ID:rzMCOJjO0
3
251名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 13:37:31.68 ID:n3E+8ECdO
>>久しぶりだな!

ゴスロリに身を包み女装している実の兄貴――優都(ユウト)は屈託の無い笑みを浮かべている。

優都「久しぶり!俺」
俺「久しぶり!じゃねぇよ!!」

思わず優都に掴み掛かると、お洋服高いから辞めてくれ、と制止される。
服なんか知るか。タナ子が、タナ子が受けた苦しみに比べたら…!

俺「てめぇ、タナ子に何しやがった!」
優都「いや、何って、可愛くなるおまじない?」

女の子が、可愛くなる、おまじない。

俺(まさか、あんなことやこんなことを……)

こいつ、ふざけた頭しやがって。絶対に許さない。

俺「兄貴、いくら兄貴でも、いや、兄貴だからこそタナ子に手を出すことは俺が許さん」
優都「いやいや、タナ子チャン見てみろって」

ふっ。と俺の腰に抱き付いているタナ子を見ると、ショッピングセンターに来た時とは違う格好をしていた。
確か黒のシンプルなワンピースだったが、兄貴と同じ種類の服。ゴスロリを着ていた。

俺(……かわいい)
優都「なぁに勘違いしてんだか」

ふざけた頭をしてたのは俺でした。ごめんなさい。

優都「ユウはぁ、ただぁ、たぁちゃんがもぉーっとかわいくなるようにしてあげただけなのぉ」
俺「気色悪いからやめろ」
優都「ひっどぉいん」
俺「あー、タナ子。こいつ気持ち悪いけど、認めたくないけど、一応俺の兄貴。優都って言うんだ」

タナ子は、ひょこり。と俺の影から顔を出して優都を見た。

優都「よろしく。タナ子チャン」
タナ子「おねがい、いたします」
優都「優都より、ユウおねーちゃん、って呼んでねっ」

ばっちん。と星が飛びそうなウインク。

>>253
1 てか、謝れよ
2 てか、仕事は? 
3 てか、ますます女顔だな
252名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 13:51:11.30 ID:aUBT6lSh0
2
253名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 13:51:46.83 ID:ObBK3nBzP
ksk( ^ω^)
254名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 14:36:39.30 ID:ObBK3nBzP
ごめん安価だったわ

2で!
255名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 15:10:17.15 ID:n3E+8ECdO
>>てか、仕事は?

俺「てか、仕事は?」

優都は女の振りをしてユウと名乗り、占い師として名を馳せている。
先程も長蛇の列を作っていたように、今は有名売れっ子占い師だ。

優都「ユウは、今休憩のお時間だったのぉ。それでぇ、お手洗いにいったらぁ、俺きゅん探しに来たたぁちゃんと会っておめかしみたいなぁ?」
俺「そのうざったい喋り方止めろ」
優都「こっわぁい!」

キャハ、と笑う優都に俺の苛々は募るばかりだ。
楽しげに揺れる縦ロールがむかつく。

優都「ユウだったから良かったもののぉ、別の人だったらどうするの?って感じぃ」
俺「……っ」

そればかりは俺も言い返せない。
タナ子がいなくなってすごく焦ったし、捕まってたのが俺の兄貴で本当に良かったとは思ってる。

俺「……ごめん、ありがとう兄貴」
優都「あらー?んじゃあ、反省できた俺きゅんにごほうびー」

そう言うと優都はタナ子の頭に何かを付けた。
レースとリボンがふんだに使われたヘッドドレスだった。

優都「はい完璧ー。じゃあ、ユウはお仕事に戻るねん。ばいばーい」
タナ子「ありがとう、ございます」

タナ子はひらひらと優都に手を振って見送った。
優都が帰ってきたのなら、占ってもらえるかも?

俺(タナ子は、っと)

男子トイレから出てタナ子の様子を見る。相当一人が不安だったのか、俺の腰に抱きついたままだ。

俺「ごめんな、タナ子」
タナ子「いえっ」

きゅう。と腕に力が籠もる。意外と強がりだな。

>>257
1 疲れただろうしそろそろ帰るか?
2 ん?何見てるんだ?
3 あ。あの女性は…
256名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 16:36:30.10 ID:FD450KuT0
過疎ってんなぁ…
2で
257名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 16:40:16.92 ID:yAp8mEBx0
2
258名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 17:38:10.03 ID:n3E+8ECdO
>>ん?何見てるんだ?

タナ子の様子を探ろうと見てみると、何やら一点を見つめている。
何を見ているんだろうか。
視線の先を追うと、そこに居たのは。

俺(ぬいぐるみ……?)

猫や犬、虎に馬。
色々なぬいぐるみが置いてあるが、中でもタナ子がご執心なのはうさぎのぬいぐるみだった。
やっぱりまだ幼いんだな、と思いながらぬいぐるみ達に近付いていく。

タナ子「あっ……」
俺「欲しいの?」

ひょい。と、うさぎのぬいぐるみを手に取る。
タナ子は一瞬驚き、視線を逸らした。

タナ子「ほしくない、です」

遠慮しているのか?
さり気なく値札を確認する。うん。全然買える範疇だな。

俺「そうだなぁ。寝る時にこいつがいれば、良いかもしれないな?」
タナ子「――っや!?いやです!そんなもの、いりませんっ」

あれ?タナ子のやつ、どうしたんだ?
てっきり、いいのですか?とか言って顔を綻ばせると思ったのだが、現実は。
きゅう。と細い眉を寄せて、いやいやと首を振っている。
ここまで自分の意志を表すのも珍しいな。

>>300
1 タナ子……どうした?
2 こいつじゃなかったか?
3 ちっ。面倒だな……


>>256
もうちょっと俺に技術が有れば良かったんだけどすまんwwwまぁ焦らずゆっくりしていけよwww
259名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 17:41:47.90 ID:KINpotbi0
1111111111111111111111
260名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 18:17:37.22 ID:yAp8mEBx0
1
261名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 18:18:07.21 ID:yAp8mEBx0
300は遠くないだろうか
262名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 18:21:20.45 ID:n3E+8ECdO
あっ。>>260だったんだよ!
すまん……>>263
263名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 18:23:23.42 ID:yAp8mEBx0
了解w1で!
264名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 19:20:41.84 ID:n3E+8ECdO
>>タナ子……どうした?

ここまで拒否するのは珍しい。俺はタナ子を宥めるように頭を撫でながら優しく聞く。

俺「タナ子……どうした?」
タナ子「いやですっ!やぁ!!」
俺「いや、だけじゃわからないよ。ちゃんと話して」

すっ。タナ子の瞳に溜まっている水を指で拭う。

タナ子「あの、そのっ」
俺「ゆっくりでいいから」
タナ子「……そのこがいたら、一緒に、ねてくれなくなっちゃい、ます」
俺「えっ」

ぐすぐす。と鼻をすするタナ子。
ちょっと待て。俺は別にこのうさぎと寝たいわけじゃないぞ?

俺「いや、タナ子が寝る時寂しいだろうから、こいつをだな」
タナ子「はぅ!やっぱり、わたしと、もうねてくれないん、ですか」

なんだ、これは。
タナ子は俺と一緒に寝たい。と言うことでいいのか?
だからうさぎはいらない、と。

タナ子「一緒に、ねれなくなるの、やですっ!」
俺「タナ子……」

わかった。
俺はタナ子を抱き締めて耳元で優しく囁いた。

俺「今日も俺と同じベットな」
タナ子「はぅ!っ、はい」

タナ子の突然の拒否の原因もわかったことだし、いつまでもこのうさぎを持っている必要は無いだろう。

タナ子「ふかふかぱたぱたー」

棚に戻す時に、タナ子はうさぎの耳を触った。ふふっ、と小さく微笑う。
うさぎ自体は嫌いでは無さそうだ。寧ろ、好きそうだ。
うさぎがいても俺と寝れるとわかってくれれば、買ってあげられそうだな。

俺「ふぅ……」

無事に家に帰り夕飯も済ませた。
まだ寝るまで少し時間があるな…。

>>267
1 タナ子ー
2 カーチャーン
3 優都ー
4 寝るか
265名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 19:25:29.29 ID:KINpotbi0
選択肢www



迷わず1で!
266名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 19:26:29.89 ID:2SWoAWHmO
ニトリにタナ子売ってなかった…
ksk
267名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 19:51:44.94 ID:2x7KtY9C0
1
タナ子ー
268名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 20:28:21.03 ID:n3E+8ECdO
>>タナ子ー

タナ子「はふー」

ばたん。お風呂に行っていたタナ子が部屋に戻ってきた。

俺「タナ子ー」
タナ子「はいー」

ぱたぱたと駆け寄ってくると、タナ子は、すとん。と俺の胡坐の上に座った。
わしゃわしゃと首にかかっているタオルで黒い髪の毛を拭いてやる。

俺「パジャマ変わったんだな」
タナ子「はいー。ゆうおねーちゃんがくださいました」

確かこのひらひらした感じのは、ネグリジェ……とか言ったか?
優都のらしくリボンだのレースだのフリルだのがついているが、今回ばかりは優都に感謝だな。

タナ子「ぶおー」

ドライヤーをあてると、タナ子は何が楽しいのか、ふふっと笑う。
丁寧にブラッシングを繰り返しながら、これじゃあどちらが下僕かわかったもんじゃないな、と俺は苦笑する。

俺(まるで、妹ができたみたいだな)

キィン。
一瞬、耳鳴りがした。

?『――おにいちゃん!』

おにいちゃん…?
ああ、昔、優都をそう呼んでいたな。
俺には上が居ても下は居なかったから、なんだか不思議な気分だ。

俺「……はい、おしまい」
タナ子「さらさらー。ふふー、ありがとーございますー」

タナ子の語尾が伸びてきている。そろそろ眠くなってきたんだな。
でも俺はまだ眠くはないなが……。

>>270
1 カーチャーン
2 優都ー
3 寝るか



>>266
俺はコメリで茶色いタナ子を買ったぞw
269名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 20:31:39.33 ID:KINpotbi0
kskst
270名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 20:53:50.35 ID:2x7KtY9C0
イケアで本タナ子買った

3
271名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:14:11.76 ID:n3E+8ECdO
>>寝るか

明日はバイトがあるからな。
早めに寝ておくか。
タナ子を見ると、床にぺたんと座っていた。こくこくと頭が揺れている。静かだな、と思ってはいたが眠りへと向かっていたのか。

俺「ほら、約束通り一緒に寝るぞ」
タナ子「んぅ……」
俺「ふぅ。しょうがないな」

タナ子を抱えてベットに入る。

俺「おやすみ、タナ子」

しっかりと布団をかけてやる。風邪でも引いたら大変だ。

タナ子「……んゅ」

すり。と、俺の胸に擦り寄ってくる。
どうしようもない愛おしさが胸に込み上げてきた。
それと同時に、どこか切なく甘い痛みを伴った。
腕の中のぬくもりを確かに感じながら、俺は眠りへと落ちていった。
どこか懐かしい夢を見ている気がしたが、起きたら覚えてはいられないだろう。

〜二冊目終了〜


>>270
お買い上げ誠にありがとうございまーすwww
貴方だけのタナ子を大事にしてくださいねwww
272名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:17:33.44 ID:n3n5QrwnO
初遭遇で安価狙おうと思ったら終わったところだったwww
支援age!
273名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:20:58.56 ID:n3E+8ECdO
〜三冊目〜

腕の中のぬくもりは、確かにあったはずだった。けれど。

俺「タナ、子……」

どうして、今は無いんだ。

タナ子 「おきてください。朝ですよ」

ぺたぺた。と頬に温かい感触。
ああ、良かった。
タナ子は、確かに居た。
起こすんなら、せめてぺちぺちの力くらい無いと駄目だぞ。なんて考えてしまう。

>>275
1 もうちょっと寝た振り
2 おはよう、タナ子
3 バイトまでまだ時間あるだろ……


>>275
よっ!
274名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:23:46.27 ID:n3E+8ECdO
×>>275
>>272
よっ!
まぁゆっくりしてけよw

次安価は>>275のままで
275名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:26:36.47 ID:n3n5QrwnO
よっしゃ!

1で!!!
276名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:47:07.17 ID:n3E+8ECdO
>>もうちょっと寝た振り

俺はそんなんじゃ起きないぞ、タナ子。
さぁ下僕としての腕の見せ所だぞ、タナ子。

タナ子「はぅ……おきないですか」

なんだ、諦めるのか?
ぺたぺたと俺の頬を叩いていた柔らかい感触が消えた。

タナ子「起きて……俺にい?」
俺「ッ!?」

ガバッ。俺は電流でも流されたかのように勢い良く起き上がった。
今、タナ子はなんて言った!?

タナ子「はわ……本当におきました。ゆうおねーちゃーん!」

タナ子は、ぱたぱたと走っていった。
ドクドクと心臓が早鐘を打つ。

俺「――っ」

タナ子にお兄ちゃん扱いされたのが嬉しいには嬉しいんだけど、そうじゃなくて、今。

俺「俺の、名前……」

確かに俺の名前を呼んでくれた。
今までタナ子は俺が最初に下僕だとかちょっとふざけたことを言ってしまったからか、名前を呼んでくれたことはなかった。
優都が先に呼ばれててちょっと。いや、かなり。悔しかったぐらいだ。
でも、今。

俺「……すっげぇ嬉しいかも」

簡単に着替えてリビングに行くと、優都とタナ子がソファーに座っていた。カーチャンは台所で朝食の準備をしている。

タナ子「ゆうおねーちゃんが言った通りでした」
優都「ガバッって起きた?」
タナ子「はいっ!がばーでした」
優都「そう。良かったわねぇ 」

タナ子と優都、二人で楽しそうに会話してやがるな。

>>278
1 タナ子と優都の間に座る
2 優都の隣に座る
3 カーチャンの手伝いをする
277名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:53:18.68 ID:KINpotbi0
1
278名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 21:54:41.49 ID:8Tb6tyMM0
279名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 22:24:49.20 ID:n3E+8ECdO
>>タナ子と優都の間に座る

俺はタナ子と優都の間に半ば強引に座った。

俺「兄貴か?タナ子に吹き込んだのは」
優都「あらぁ。お寝坊さん。ユウは、たぁちゃんが俺きゅんのこと、なんて呼んだらいいかわらないって言うからぁ」
タナ子「きゃあ!ゆうおねーちゃんっ、ないしょっ、ないしょっ!」

ぎゅぎゅうっ。俺の膝の上を通過しながら必死に優都にしがみつくタナ子。
イライラっ。なんだ、これ。イライラするぞ。
べりっ。とタナ子を優都から引き剥がす。
優都はその様子をニコニコと笑って見ているが、それが胸くそ悪かった。なんだか優都の方が一枚上手な感じがして余計イライラする。

美琴「はい。三人ともじゃれてないで朝ご飯、食べちゃいなさい」
タナ子「はわぁ!ごはんー」
優都「タナ子チャン、可愛いな」
俺「ッ、兄貴……っ」

俺は、優都が仕事に行くまで優都を威嚇して過ごした。

優都「それじゃあ、行ってくるわねん。たぁちゃん、今度から俺にい、って呼んであげなさいね」

ばっちん。とウインクを残して優都は出て行った。
やっと仕事に行ったところで一息吐く。

タナ子「こわいかお、してます」
俺「……ごめんな」
タナ子「いえ」

嫉妬だなんて、子供みたいな感情みっともないな。

俺「タナ子?」

ぎゅう。タナ子が俺に抱きついてきた。

タナ子「やっぱり、ちがうです。……俺にいが、いいです」

さっき優都に抱きついた時の事を言ってるのか?

俺「いつでも抱きついてきていいぞ」
タナ子「はいっ」

そろそろバイトに行く時間だな。

タナ子「行っちゃうですか?」

さすがにバイト先に連れていくわけにもなぁ。

>>283
1 ごめんな
2 すぐ帰ってくるから
3 …………
280名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 22:25:23.18 ID:2oHtV5s70
追いついた
>>1がんばれ!
281名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 22:26:33.36 ID:aH9wHV/d0
ksk
282名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 22:26:46.50 ID:2oHtV5s70
2
283名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 22:36:15.22 ID:8Tb6tyMM0
284名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 22:52:24.45 ID:rzMCOJjO0
安価とれねー
285名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:03:32.65 ID:n3E+8ECdO
>>すぐ帰ってくるから

寂しそうな瞳で見上げてくる。この表情に、俺は弱い。
でも連れて行くわけにもいかない。

俺「すぐ帰ってくるから」

くしゃり。タナ子の頭を撫でて俺は仕事先に向かった。
ショッピングセンター内のそこそこ大きい本屋が俺のアルバイト先だ。

俺「おはようございます。お疲れさまでーす」
?「あら〜。俺くん、おはようございます」

上品なのんびりとした声に振り向くと、鞠華(マリカ)さんが立っていた。
鞠華さんは俺の先輩だ。
お菓子会社のご令嬢で、本来ならアルバイトなんてしなくてもいいはずなのだが、鞠華さんたっての希望で社会勉強も兼ねてここでアルバイトしている。

俺「鞠華さん、これありがとうございました」

一冊の本を鞠華さんに返す。

鞠華「あら〜。もう読み終わったんですの?」

ふうわり。鞠華さんが笑うと花が舞っているような感覚に陥る。

俺「はい。最後の結末にも驚きましたが、俺としては中盤の」
鞠華「脱走?」
俺「はい!」
鞠華「わたくしも、あの場面が一番驚きましたの」

鞠華さんとは本の趣味も作品の捉え方も似ていて、いつも話すのが楽しかった。

鞠華「いっぱいお話したい所ですけれど、そろそろお仕事しないといけませんわね」
俺「あっ、すみません。つい」
鞠華「くすっ。良かったら、今日お仕事が終わりましたらお茶に致しませんか?」

よく本を返した後は読んだ作品の感想を言い合うために鞠華さんとお茶をしていた。
俺は……。

>>288
1 良いですね
2 すみません
3 あれ?柚葉?


>>284
ファイオッオッオッw
286名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:06:51.04 ID:KINpotbi0
令嬢言葉ktkr
287名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:15:05.89 ID:ObBK3nBzP
俺の嫁ちゃんの本日の服装kwsk頼むわ!
288名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:19:40.07 ID:fn4P6S6QP
3
289名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:37:59.63 ID:n3E+8ECdO
>>あれ?柚葉?

鞠華「俺くん?」
俺「あっ、すみません、鞠華さん。ちょっと」

本屋の前に柚葉(ユズハ)が居た。
柚葉は俺の幼馴染みだ。 エプロンを着けているところを見ると、家の手伝いをしている最中だろう。買い出しにでも来たのか。
こいつの家は、昼は食堂、夜は居酒屋を営んでいる。

俺「柚葉、何してんだ?」
柚葉「あっ、俺……」

ギクッ。と固まる柚葉。
手に持っている本を見て理解する。
優しいお菓子の作り方。
初心者さんのスイーツの作り方。

俺「お菓子、作る気なのか?」

止めろ。止めてくれ。死者が出る。
俺の願いとは裏腹に、柚葉は、うん。と頷いた。

柚葉「俺はさ、お菓子作るの上手いじゃない?だから、その……今日仕事終わったら教えてほしいんだけど……」

今日は……。

>>292
1 先輩と先約があるんだ
2 しょうがねぇなぁ
3 ちょっ、あのひらひらした格好!?


>>280
ありがとっとーwww

>>286
エセだけどなーwww

>>287
まぁ落ち着いて選択肢に身を委ねろやーwww
290名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:39:45.54 ID:KINpotbi0
ksk
291名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:41:35.90 ID:2x7KtY9C0
あいかわらず過疎ってry
292名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:42:12.92 ID:fn4P6S6QP
2
293名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:43:17.91 ID:ObBK3nBzP
333333
294名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:55:52.90 ID:n3E+8ECdO
>>しょうがねぇなぁ

まぁ、俺がお菓子作り上手くなったのは柚葉のせいだしな。

俺「しょうがねぇなぁ。付き合ってやるよ」
柚葉「ありがとう、俺」

へらっ。と笑う柚葉は、正直、女の子らしいな、と思った。

俺(こいつ……こんなにかわいかったか?)
柚葉「それじゃあ、帰りにウチに寄ってってね」

そそくさといなくなる柚葉を見送って俺は仕事に戻った。
仕事を定時で切り上げて鞠華さんに挨拶をして帰る。
もうそろそろ夕方か。
柚葉の家に向かわないとな。

俺「ん……?」

なんだか忘れていることがある気がするな。

>>297
1 まぁいいか。柚葉の所行かないとな
2 なんだったかなー


>>291
いつm(ry

>>293
こえーよwww
気持ちはわかったから落ち着けwなっwww


明日からまた仕事だからそろそろ……。次まで進か進まないかで寝るw
295名も無き被検体774号+:2012/11/22(木) 23:57:48.75 ID:KINpotbi0
明日も仕事か、お疲れさま
296名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 00:05:13.48 ID:dD5I3Ki90
ksk
だけど寝とけ
297名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 00:05:27.33 ID:FQkRGMC/P
kskst
298名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 00:06:28.34 ID:FQkRGMC/P
2
299名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 00:07:51.04 ID:OgI/Q2tQP
おー、今日は結構進んだね〜
しごと頑張ってなー

明日もかわいい嫁ちゃんオナシャス!
300名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 00:22:00.53 ID:QXknjsfYO
乙かる〜明日も楽しみにしてますぜ^^

明日はIKEAにタナちゃん探しにいくか
301名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 06:49:21.77 ID:cFPTjtZt0
302名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 09:35:49.84 ID:olAQudS+O
>>なんだったかなー

そう。何かを忘れている気がする。

俺『早く帰ってくるから』

そうだ。タナ子に早く帰ると約束したんだった。
このまま柚葉の家に行くとなると、帰りが遅くなるだろう。

俺「どうするかな……」

>>305
1 電話をかける
2 一旦家に帰る
3 いや、まぁ、なんとかなるだろ



保守ありがとな。
昨日は大人しく寝ましたw
また仕事が続くから遅筆だけどよろしくwww
303名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 09:42:13.59 ID:J/3XgPG5i
ksk
304名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 09:51:12.34 ID:FQkRGMC/P
kskst
305名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 10:00:02.52 ID:8IEKUB4q0
2
306名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 14:43:00.28 ID:vmy/magT0
追いついたー
1日くらい見てないけど
だいぶ進んだし、BADENDなしだし、
・・・すごいな
307名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 16:40:09.04 ID:cFPTjtZt0
308名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:21:43.24 ID:olAQudS+O
>>一旦家に帰る

タナ子に早く帰るって言ってあるしな。
ここは一回家に帰ってから柚葉の家に行くか。

俺「ただいまー」

あまり大きい声ではなかったのだが、そう言うとすぐにぱたぱたと走ってくる音がする。

タナ子「お帰りなさいですっ」

がちゃ。リビングへと繋がる扉が開くと、ひょこり。とタナ子が顔を出した。嬉しさからか頬が微かに桃色に染まっている。
今日は、あれだ。不思議の国のアリスみたいに青いワンピースとエプロンだった。
優都、良い仕事したな。

タナ子「あのっ、あのですね」
俺「ごめんな、タナ子」
タナ子「……はい?」

俺はこれから柚葉の所に行くと伝えると、タナ子はしゅん。と大人しくなった。

タナ子「えっと」
俺「ごめんな。カーチャンも居るだろうし、もう少ししたら優都が帰ってくるから。な?」

聞き分けてくれ。
俺がすまなさそうに笑うと、タナ子は何かを言い掛けていたが、それを押し殺すかのように、ふにゃり。と笑った。

タナ子「はい。だいじょうぶです」
俺「ん」

わしゃ。と頭を撫でたが、タナ子はどこか辛そうだった。頬もいつも通り白く、いや、少し青みがかっていたかもしれない。

俺「さて、と」

家に寄ったからちょっと遅くなっちゃったな。

俺「柚葉ー?」

お店の前に着いたが、返事は無い。
勝手知ったる柚葉の家だ。裏口に回ってお店に入る。

俺「……ん?」

>>311
1 何か焦げ臭くないか?
2 何か甘ったるい匂いがするな?
3 酢酸カーミン臭いぞ!?


>>336
選択肢→はいすぐBADENDはみんな回避してるけど、BADに行く要素は他にもあるからなwww
309名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:28:24.61 ID:34qiEwPz0
更新されてた
ksk
310名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:29:09.27 ID:34qiEwPz0
>>308
>>336宛ては未来へのレスか
難易度高いな
311名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:33:46.32 ID:OgI/Q2tQP
アリスコス!エプロン!ヒャッホー( ^ω^)


でもなんかフラグってる…?不穏な空気…?(´;ω;`)
312名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:33:54.37 ID:LsHrUXBG0
ksk
313名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:35:40.78 ID:34qiEwPz0
安価は>>311だw
314名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:45:46.40 ID:olAQudS+O
>>310
うっはw
>>306だったwww
もう安価やだwww
315名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:47:05.40 ID:34qiEwPz0
>>314
どんまいw
安価どうするの?
316名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:47:10.99 ID:OgI/Q2tQP
>>313
うあゴメン!

2で〜
317名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 18:52:41.59 ID:olAQudS+O
>>316
おkw

>>315
>>316で行くw
318名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 19:29:37.04 ID:zLWOgA6iO
仕事乙でーす!

柚葉ルート…なのか…?!!!
319名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 20:32:15.63 ID:olAQudS+O
>>何か甘ったるい匂いがするな?

すん。鼻に入ったのは甘い香りだった。
この匂いは決して悪くない。が。少し濃すぎる気がするな。

俺「柚葉?」
柚葉「あっ。ごめん、来てたんだね」

柚葉は一旦コンロの火を止めて俺を見た。

柚葉「ちょっと遅かったから心配したよ」
俺「悪い。ちょっとな」

さっとエプロンを付けて柚葉が煮ていたものを見る。

俺「砂糖?」
柚葉「うん。カラメル作ろうと思って」

もう一度見る。鍋にはたっぷりと色が変わり始めた砂糖が入っている。

俺「この量はカラメルっつーより、べっこう飴だろ」
柚葉「ええっ?もっと少なくて良かったの?」

今日作ろうと思っていたのは林檎のケーキだ。
確かにカラメルは必要だが、こんなに沢山の量はいらない。と言うか使ったら甘過ぎて吐く。
まったく。醤油だのみりんだのの味付けの調整は絶妙なのに、どうして甘いのは駄目なんだ。

俺「柚葉、予定変更。今日はべっこう飴講座な」
柚葉「うん。ごめん……」
俺「いや、べっこう飴だったら色々な形が作れるからな」

>>322
1 柚葉のシルエットでも作るか?
2 うさぎとかも作れるぞ
3 リボンとかも作れるぞ
4 本とかも作れるぞ


>>318
柚葉スナイパーが二回撃ち抜いたからこのイベントは柚葉だwww


柚葉はゆの字も出ないから心配だったけど嬉しかったぞwww
つーわけでただいまwww
帰ってきたからさくさく書けるといいな。
320名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 20:36:06.02 ID:34qiEwPz0
4で
321名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 20:42:40.31 ID:qjztlkK10
1
322名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 20:45:46.97 ID:FQkRGMC/P
1
323名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 21:15:47.88 ID:olAQudS+O
>>柚葉のシルエットでも作るか?

俺「柚葉のシルエットでも作るか?」
柚葉「あたしっ!?」

カッ!と柚葉の頬が赤くなる。
よし。ちょっと柚葉に悪戯してやるか。
ニヤリ。と笑って両手をわきわきさせる。

俺「でもそうだなぁ。触ってみないとわからないよなぁ」
柚葉「なっ!?ばっ、馬鹿なこと言わないでよっ」

するり。柚葉の背後に回って体の線にそって両手を滑らせる。

柚葉「んっ!?」
俺「砂糖を大量に入れてべっこう飴に変えたのは誰だったかなー」
柚葉「俺っ、ずるいっ、よ」

熟れた林檎のように頬を染める柚葉を見て、ドキリとする。

俺「今の柚葉、すっげーかわいいかも」
柚葉「かもって、なによっあ!?やっ、ダメッ」

腰を撫でていた手を胸へと持っていく。意外とあるな。
こいつ、着痩せするタイプか?
ゆっくりと胸全体を触ると、時折ぴくりと柚葉が揺れた。

柚葉「んぁ、もっ、あ……やめてぇ」
俺「もうちょっと触らないとわからないって。ほら、動くなよ」

きゅ。とエプロンの上から突起を摘むと柚葉の動きが止まる。
右手は胸を触ったまま、左手を下へと移動させる。少し固めの二つの膨らみに手を這わせると、柚葉が途端に動いた。

柚葉「あっ、あ、や、ほんっと、俺っ、ダメッ」

柚葉は足をきつく閉じて身を捩っている。

俺「柚葉……?」

>>325
1 柚葉、ここ……
2 悪かったよ、ごめん
324名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 21:26:03.83 ID:OgI/Q2tQP
オカエリー( ^ω^)
寝込んでてやる事ないからたのしみ〜
325名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 21:32:07.52 ID:g83ASbGJ0
1
326名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 21:53:38.90 ID:olAQudS+O
>>柚葉、ここ……

柚葉「何っ、よあぁっ!?」
俺「柚葉、ここ……」

お尻の割れ目を上下に擦って足を解かせる。その隙に秘部へと手を滑り込ませると、布の上からでもわかるほどそこは湿っていた。

柚葉「っ、あ……やだぁ」

ゆっくりと、焦らすように上下に擦る。
ぴく、ぴく。と柚葉が揺れる。

柚葉「こんなの、おかしいよぉ」
俺「なんで?」
柚葉「あたしっ、俺のこと、んぁ、好きだけどっ」

ぴたり。俺の動きが止まる。
ハァハァと呼吸を整える柚葉。目には生理的なものか、そうじゃないものなのか区別がつかない涙が浮かんでいる。

柚葉「俺は、そうじゃ、っは……ないでしょ?」
俺「………」

俺は……。

>>328
1 好きだよ、柚葉
2 ………
3 動きを再開する

>>324
おまwwwどうしたwww
いや、嬉しいけど寝てろよ。嬉しいけどw
327名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 21:58:43.15 ID:wmcXRx/y0
kskst
328名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 21:58:48.56 ID:fXp2nGMJ0
4 構わずお尻に挿れた
329名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:00:29.05 ID:OgI/Q2tQP
3333
330名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:01:32.70 ID:OgI/Q2tQP
イヤー鬼畜√おっしゃああああ( ^ω^)扁桃炎なう
331名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:05:49.45 ID:qjztlkK10
うは尻穴www
332名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:16:10.28 ID:w6WrO+SX0
あれ、タナ子ルートにするんじゃなかったのか?ww
333名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:17:51.05 ID:fXp2nGMJ0
誰のお尻でも俺は構わないよ
334名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:41:24.26 ID:olAQudS+O
>>構わずお尻に挿れた

俺「好き、だとしたら?」
柚葉「俺……っ!」

柚葉の表情がやわらいできらきらとしていく。

俺「好きじゃないと、したら?」
柚葉「え……っ?」

笑んだまま、柚葉の表情が固まる。その表情は、俺の心と衝動を満たすのに充分だった。
クツリ。と笑う。

俺「柚葉をこんなふうにしている相手は、柚葉のことを好きじゃないとしたら?」
柚葉「えっ……何、言ってるの?」
俺「そんな相手からお前はこんなことをされて」

グッ。と秘部を強く押すと柚葉が短い喘ぎ声と共にビクリと跳ねる。

俺「喜ぶんだな?」

先程のように丁寧に焦らす感じではなく、荒々しく秘部にあてている手を動かす。

柚葉「っあ、あ、やだぁ!俺っ、あ、んあ!いやっあ!」

嫌。そう言いながらも柚葉の秘部はどんどん潤っていく。

俺「好きなんだ?こういう事」
柚葉「っう、ん、あ、ちがっ」
俺「違わないだろう?ほら」

柚葉の秘部にじかに触る。恐らく少し大きくなっている蕾を摘んだ。

柚葉「ひあぁっ!?あ、イヤ、あっ、ふ、ダメッ……あぁっ!」

ビクン!と柚葉が跳ねる。
トロォ。と秘部から蜜が滴り落ちた。

俺「イッちゃった?柚葉。好かれてない男に弄られて」
柚葉「ぅ、んぁ、は……っあ……」

だらしなく口の端から唾液を垂らす柚葉。ああ、こいつもちゃんと、女だったんだな。
未だ溢れる蜜を掬ってお尻の穴へと塗りたくる。

柚葉「えっ?や、あ、そこちがうっ」
俺「ここで良いんだよ」

指をグッ。と挿れてみるが、そこは本来受け入れる場所ではない為なかなか入らずきつい。
本来ならほぐしてやるべきだが。

柚葉「いっ!?あ、やっ、痛、いああっ!!」

俺は自分を押し進めた。

柚葉「やだっ!やだぁ!おねが、俺っ……」

>>338
1 止める
2 止めない
335名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:47:45.10 ID:olAQudS+O
>>333
おwまwえwはっ!!www


いれる描写はかかないつもりだったのに恥ずかしいじゃねーかよクソッwww
336名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:51:21.33 ID:37vIHZmhO
進もうぜ
337名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:52:47.91 ID:fXp2nGMJ0
ここは1ですね
338名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:54:10.40 ID:37vIHZmhO
うめ
339名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:54:33.19 ID:wmcXRx/y0
2
340名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 22:57:39.15 ID:olAQudS+O
>>338
23:05まで安価しなかったら再安価な
341名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:06:28.75 ID:olAQudS+O
再安価>>343
342名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:12:22.50 ID:g83ASbGJ0
ksk
343名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:13:27.40 ID:FQkRGMC/P
kskst
344名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:13:56.55 ID:qjztlkK10
2
345名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:17:22.68 ID:olAQudS+O
デジャヴwww
もう時間あまり無いし2で行くわwww
346名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:43:28.46 ID:olAQudS+O
>>止めない

グッ。グチュ。グチャ。ズチュッ。
柚葉の蜜と血が混ざり合う。やっと滑りが良くなり、俺に快感がもたらされる。

俺「っ、ハァ……だよ、柚葉」
柚葉「んっ、んあ、あ、な、にっ、……んはぁ!」

一際強く柚葉に打ち付ける。

俺「好きだよ、柚葉」
柚葉「ひぅんっ!あ、ほん、と……?」
俺「ああ」

だから。
グリュッ。グチッ。ズブッ。ズチュ、クチュン。

柚葉「んああんっ!あっ、ああうぁ!?」
俺「俺の言うこと、なんでもっ、聞けるよな?」
柚葉「う、んっ!きけっ、あっ、ん、る、よ!うあ、んっ」
俺「なら、ご褒美だ、なっ」

ズルリ。柚葉のお尻から俺を引き抜いてもう一つの、本来の穴へとあてがい、貫いた。
ガクガクと揺さぶりながら突くと、柚葉の嬌声が増す。

柚葉「んいやぁぁ!!すごっ、あ、あん、や、だめぇんっう!」

くちゅ。柚葉に深いキスをする。下からも上からもぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
唇を離すと、唾液が俺と柚葉を繋いだ。

俺「柚葉……出すぞ」
柚葉「うん、っ!出し、て、良い、か、ああっ!っ、あ、はっ、俺っ」

一気に突くスピードを早める。グチュグチュと淫らな音が響き渡る。ゾクゾクとした快感は止まらない。

柚葉「あっ、あ、だめっ、あたし、も、イッちゃ、あっ!」
俺「いいよ、柚葉」

ドクリ。
俺は総てを柚葉に注ぎ込んだ。

柚葉「あつ、い、んぁ!?俺っ!?ちょっ、と、まぁあんっ!」
俺「待たない」

今出したばかりだと言うのに、俺はまた動きを再開させる。
ネチョネチャと粘り気があったが、それすら今は気持ちが良い。

柚葉「ひぁんっ、あ、や、またイッちゃうっ、あ!」
俺「柚葉、イクの?」

>>348
1 動きを止める
2 激しくする
347名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:45:50.90 ID:FGhu60k/0
1
348名も無き被検体774号+:2012/11/23(金) 23:47:30.80 ID:9p0jlEGd0
1
349名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 00:04:38.89 ID:qjztlkK10
1
350名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 00:14:13.67 ID:+EDtTseUO
>>動きを止める

コク。と頷く柚葉。
ピタリ。と俺は動きを止めた。

柚葉「えっ?あ、や、どうしてっ」

きゅきゅ。と中が締まる。
まるで刺激が欲しい、と催促しているようだ。

俺「もうちょっとでイケそうだったのにな?」

グッ。少しだけ腰を動かす。

柚葉「んはっ!やぁ」

与えられた刺激は気持ち良いが、イクにイケない刺激。柚葉の息が更に上がっていく。

俺「苦しい?」

グリュ……グチ、グチュ……ズチュ。

柚葉「う、んぁ、イカ、せて?」

懇願する柚葉が愛おしい。今すぐイカせてあげたい。
でも、その感情とは裏腹に意地悪したい欲求にもかられる。

俺「ああ、ごめんな柚葉。こっちがお留守だったな」

ガク、ガク。とイケないくらいの揺さぶりを続けながら蕾を触る。

柚葉「ひああぁあんっ!あっ!そんなっ、あっ、ああっ!?」

摘んで、弾いて、捏ねて。
ビクヒク、ビクン。と柚葉の体が跳ねるが、まだイケる快感じゃない。
きゅうきゅうと中が緩く、きつく俺を締め上げる。
柚葉の瞳がぼんやりとしてきているのを見て、俺は勢い良く動きだす。

柚葉「あっ!あ!ああんっ、あ、や、おかしく、なっちゃ、ああっ、ふぁ、ひぁんっあ!いやぁあっ!だっ、め、んああっ!!」

イクにイケず焦らされた柚葉の体は、外と中からの急な刺激に激しく乱れ、何度もイッた。

柚葉「んぁ、う、んぅ、ふ、あ……んっ」

イッた余韻に浸る柚葉にキスをする。

俺「柚葉……」

それは、恋人としてか。

俺「お前は俺のモノだ」

それとも、支配者としてか。

Yuzuha END
―ED6 イダズラの果てに―
351名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 00:17:21.77 ID:zKlxtDjZ0
料理中になにやってんだよ
352名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 00:38:48.39 ID:+EDtTseUO
―家族会議兼反省会―

美琴「良かったわねぇ、俺ちゃん。柚ちゃんの個別EDは初めてでしょう?」
優都「でも、ユウはぁ、データ吸い出してボツデータ改竄は良くないと思うなぁ!そ、れ、に!一回もユウのこと誘ってくれなかったしぃ。あーあ。もう見せてあーげないっ」
柚葉「いや、その、あたしもびっくりしたけど、でもっ、俺のこと好きだし幸せだから、別に良いよ」
タナ子「ひどい、です。わたしと、やくそく、したのに」
柚葉「そうねぇ。俺ちゃんの、重要な時にあっちにもふらふら、こっちにもふらふらはよくないわねぇ」
優都「ふらふらしないといけない時にはしないしな、俺は」
柚葉「あたしは、一緒に居られるなら俺は何も知らなくていいよ!」
鞠華「わたくし、俺くんに嫌われてますの?」

…………。
なんだろう。
俺は大事な場面で真実の道から外れてしまったのだろうか?
でも、俺にはまだ一回も通ってない道があるのも確かだ。

―MEMO―
柚葉は最初から俺に恋心を抱いていたようだ。
タナ子はうさぎが好きみたいだ。
カーチャンは痛いのが苦手みたいだ。
優都は俺と遊びたいみたいだ。

----------
スキップ機能がバージョンアップしたみたいだ。
スキップ機能で飛ぶとその週で選んだ選択肢を通過するようだ。

>>353-364の間で多かった選択肢から4週目スタート
ただしスキップが最後の安価の場合は多数決を無視します

1 最初から
2 タナ子下僕ルートから(>>11
3 通常・柚葉ルート(>>105)
4 下僕・柚葉ルート(>>294)
4 スキップ(レス番指定)


お休みーwww
353名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 00:42:09.44 ID:0bMaGcssP
3

おやすみぃ
354名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 00:46:25.50 ID:PY6lptUE0
2
面白かった!おやすみー
355名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 00:47:20.53 ID:zKlxtDjZ0
鞠華ってマリオカート?
356名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 01:00:32.04 ID:fUx3NZPv0
3

柚葉かわいい
お休み〜さん
357名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 01:20:07.95 ID:n/iio9UG0
おつ
2
358名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 01:33:03.08 ID:WVrgBnAC0
2

おつ
次はどんな結末か楽しみ
359名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 01:35:48.61 ID:n2T6XquZ0
2

360名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 01:41:43.82 ID:dvC9JEXkP
んがっ寝てた!
2で〜
361名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 02:01:18.90 ID:ko4DwoiO0
1
362名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 06:15:52.85 ID:P2sP9P6u0
おはよう

22222222222222222222222
363名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 13:15:40.94 ID:CZXYgYVj0


エロ有りいいね〜(*´∀`*)
もっとやってほしい
364名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 13:28:25.25 ID:+EDtTseUO
>>4週目/タナ子下僕ルートまでスキップ

お前が俺の下僕となる家だよ。
そう言うと女の子は子首を傾げた後、こくりと頷いた。

女の子「何をいたしましょう?」

>>366
1 俺の部屋を片付けろ
2 ベットに座れ
3 まずは適性検査だな



>>355
おいネタバレ止めろ

>>363
エロはそれだけでテンションあがるから本当はあまりやりたくないんだけどなw

乙あり。つーわけでタナ子下僕ルートでスタートな。
365名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 13:33:36.35 ID:frJLXS/b0
ksk
366名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 13:46:51.62 ID:dvC9JEXkP
嫁ちゃんがんばれ〜( ^ω^)



3
367名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 13:49:54.58 ID:CZXYgYVj0
スキップ発動かな?
368名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 14:45:11.81 ID:+EDtTseUO
>>まずは適性検査だな

この女の子は俺の下僕となりうる逸材か、確認しなければならない。

俺「まずは適正検査だな」

女の子に一枚の紙を渡す。

俺「その問を解いてみろ」
女の子「はい」

ある女性が飼っていた猫がある日居なくなってしまった。
その猫はどこへ行ったのか?
1、部屋の中に居た。
2、誘拐された。
3、元から猫などいなかった。

女の子「…………」

さぁ。どう答える?

女の子「答えは、これだけですか?」
俺「――!?」

この子は、できるぞ。
そう。俺達に必要なのは多角的な視点。そして疑うことだ。

俺「合格だ」
女の子「えっ?……あの?」

がしっ。と女の子の肩を掴む。

俺「今日から俺の下僕(じょしゅ)だ!」

下僕と書いて助手と読む。
俺には下僕が必要だったのだ。俺の頭脳に優るとも劣らない、下僕が。

俺「月ヶ丘探偵局へようこそ!」
女の子「はっ、はい?」
俺「お前のコードネームは……そうだな」

この女の子元は本棚だったはずだし、これしか無いな。

俺「タナ子だ!」
タナ子「はい……?」

よし。これは早速他のメンバーに連絡しなければならないな。

>>370
1 連絡するか
2 いや、明日にするか


>>367
紛らわしくてすまん。
下僕ルートに入るまでの過程をスキップしてるってこと。まぁ、スキップ使うと行けなくなるルートもごにょごにょ。
369名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 14:54:07.04 ID:CZXYgYVj0
ksk
370名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 14:55:57.90 ID:frJLXS/b0
1
371名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 15:03:01.50 ID:P2sP9P6u0
>>368
新展開きた

1で
372名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 16:22:39.77 ID:dvC9JEXkP
すごい展開www
久しぶりにテカって待ってます!
373名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 20:03:48.91 ID:cW5O13DyO
昨日これなかったら柚葉とセクロスしてた…ww

反省会からすると兄ちゃんルートもあるの?www

とりあえず待機してる!
374名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 21:35:26.78 ID:Hb//OfEF0
初めから〜
375名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 21:36:13.26 ID:Hb//OfEF0
ごめんミス
376名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 21:52:09.66 ID:+EDtTseUO
>>連絡するか

いや、この月ヶ丘探偵局に新メンバーが加わるという喜ばしい事態を仲間に報告しなくてどうする。

俺「あ、もしもし柚葉?俺俺ー。いや、オレオレ詐欺じゃなくって俺だって」

とりあえず柚葉に今すぐ来てくれるように頼むと了承してくれた。

俺「次は、と。あ、鞠華さん?俺です。はい。今から来れますか?お願いします」

よし。鞠華さんも来れるみたいだしこんなもんで良いだろう。
優都は……いらないな。

タナ子「あの……」
俺「ああ、今から他のメンバー来るからもうちょっと待っててくれ」

ん?この気配はあのメンバーのものだな。

>>379
1 呼び鈴が鳴ってるな
2 この音は……外からかっ!?
3 天井かっ!
4 誰だ?


このルートは一回下僕ルートで何かしらのEDを迎えるのと柚葉、鞠華、優都が一度出ていることと、スキップして下僕ルートから始めないと出ないんだwww

>>373
選択肢によるんじゃないかなwww

>>375
気にすんなw
377名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 21:53:55.44 ID:P2sP9P6u0
>>376
なかなか凝ってるな
378名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 22:19:56.44 ID:dvC9JEXkP
ちょっとー!おにゃのこ勢揃いかよ!
嫁ちゃ(ry
379名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 22:21:45.33 ID:n2T6XquZ0
3
380名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 23:05:53.71 ID:+EDtTseUO
>>天井かっ!

天井から気配がする。

俺「天井かっ!」
?「さすがだね、俺」

ガパッ。仕掛け天井が開いて落ちてくる影が一つ。
トン。と優雅に落ち立ったのは柚葉だった。

俺「部屋は土禁な」
柚葉「ああ、ごめん」

愛用の刀をベットに置いてブーツを脱ぐと、柚葉は俺のベットに腰掛けた。

俺「こいつは柚葉な。俺の幼なじみ」
柚葉「どんな物好きが入ったのかと思えば、女の子じゃないか」
タナ子「よろしくお願いいたします」

タナ子はきちっ。と柚葉に頭を下げた。
これは柚葉の好感度大だな。

柚葉「…………」

おっ。やはり感心している。柚葉は感心したり考え事をすると手を口にあてるからな。

柚葉「名前は?」
タナ子「タナ子です」
柚葉「変わった名前だね。ま、よろしくね」
タナ子「はいっ!」

うむ。柚葉の掴みはばっちりだな。やはりこの女の子は侮れない。
ますます俺の下僕に相応しい。

俺「ん?この気配は……!」

>>383
1 呼び鈴が鳴ってるな
2 この音は……外からかっ!?
381名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 23:09:15.35 ID:P2sP9P6u0
柚葉カコイイ
2で
382名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 23:21:30.89 ID:0bMaGcssP
kskst
383名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 23:35:46.60 ID:dScoenJX0
2
384名も無き被検体774号+:2012/11/24(土) 23:36:55.37 ID:dvC9JEXkP
C
385名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 00:04:43.95 ID:+EDtTseUO
>>この音は……外からかっ!?

バラバラバラバラ。
空気が裂かれる音がする。

俺「この音は……外からかっ!?」

ゴウッ。外は強風だった。葉っぱが舞う。

?「遅くなってしまいましたわね」

ふわり。俺の部屋へと通じるベランダに降り立ったのは微笑を浮かべる鞠華さんだった。片手には相棒の小型ノートPCを抱えている。
鞠華さんが微笑うと葉っぱではなく、花が舞っているようだ。
まぁ、実際にお付きの人が花を撒いてるんだけど。
鞠華さんがヘリコプターの操縦者に手を振ると、ロープ式の梯子を回収した後、置き土産にもう一回花を撒いて行った。
あれ、掃除大変なんだよな。

鞠華「よいしょ……」
俺「あ、鞠華さん土禁でお願いします」
鞠華「どきん……ああ、土足禁止。ですわね?」

すっ。タナ子がスリッパを差し出した。
あれは鞠華さん専用のスリッパだ。そんな事をタナ子は知らないはず。
この一瞬で俺の部屋に不自然なスリッパがある事を発見し、なおかつ鞠華さんのものだと見破るこの洞察力。
ますます俺の下僕に相応しい。

俺「っ!この気配は……!」

玄関の呼び鈴が鳴り続けている。

>>388
1 行く
2 行かない
386名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 00:07:23.27 ID:82SbDOj+0
1111111

鞠華さんに惚れたwww
387名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 00:15:36.70 ID:KYHbxv8TO
>>385
鞠華とタナ子のやり取り抜けちゃったw
--------
鞠華「どきん……ああ、土足禁止。ですわね?」

すっ。タナ子がスリッパを差し出した。
あれは鞠華さん専用のスリッパだ。そんな事をタナ子は知らないはず。

鞠華「まぁ……ありがとうございます」
タナ子「いえ……」

タナ子が照れたように笑う。

鞠華「くすっ。可愛らしい子ですわね。もしかしてこの子が?」
俺「はい」
タナ子「タナ子、と申します。よろしくお願いいたします」
鞠華「鞠華、と申します。よろしくお願いしますわね、タナ子さん」

この一瞬で俺の部屋に不自然なスリッパがある事を発見し、なおかつ鞠華さんのものだと見破るこの洞察力。
ますます俺の下僕に相応しい。
-----------

>>386
初鞠華wありがとなwww
388名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 00:15:53.17 ID:cm7ibN9G0
2
389名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 00:43:06.12 ID:KYHbxv8TO
>>行かない

行かない。俺は行かないぞ。
この流れで行くと絶対に優都な気がする。連絡してないのに。

タナ子「わたしが、見てきます」
俺「あっ!止めろタナ子!」

言うが早いか止めるが早いか。
僅かの差でタナ子は扉の先へと消えていった。

俺「……寒気がする」

ドタドタドタドタ。
勢い良く階段を駆け上がる音。扉が開かれるのも時間の問題か。

?「俺きゅんひっどぉーい!」

バァン!扉が開かれる。
俺の絶望への扉も開かれる。

俺「優都……」
優都「月ヶ丘探偵局のメンバー召集でぇ、ユウだけ誘わないなんて酷くなぁい?」

背後から俺にのしかかってくる優都がうざったいことこの上ない。

優都「ユウが占いでわからなかったらどうするつもりだったのぉ?」
俺「どうもしねーよ」

背中に柔らかい感触が二つある。が、どうせあんパンか何かだろう。一瞬ドキッとした自分が情けない。

優都「ああそうそう。たぁちゃん、玄関開けてくれてありがとねっ。はい、ユウからのお礼っ」

そう言って胸元をゴソゴソ漁ると、優都はうぐいすパンを取り出した。

俺「ちっ。うぐいすパンだったか」

あんパンだったら貰ってやったのに。

タナ子「ユウおねーちゃん、ありがとうございます」
優都「どういたしましてぇー」

どうやらタナ子は玄関に迎えに行った時に挨拶を済ませたらしい。ちゃっかり優都が呼び方まで教えている。
しかしこの物事に対する処理能力の早さ。
ますます俺の下僕に相応しい。

俺「さて、と。全員揃ったな?」

タナ子の推理力、愛嬌、洞察力、処理能力。
そして全員に合わせる対処力。
俺の下僕として相応しい。相応しすぎる。久しぶりに興奮してきた。

俺「みんな!こいつは今日から月ヶ丘探偵局の新メンバー」

>>393
1 本棚だ!
2 下僕だ!
3 タナ子だ!

また明日な!お休み!
390名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 00:47:15.72 ID:82SbDOj+0
おつかれさま、おやすみ!
391名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 01:02:30.80 ID:LQ9eZ51w0
ksk
392名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 01:23:07.25 ID:8V5ARuwT0
3
393名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 01:23:27.14 ID:I2DcpODM0
3
394名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 03:45:51.38 ID:h1ECPwDKP
うわまた寝てたっ
おつです!明日もたのしみ!
395名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 13:03:08.33 ID:3AhBfvX00
396名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 13:11:32.65 ID:gP7n+fKw0
397名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 18:56:40.89 ID:UU3t15MCO
保守ほしゅ!!
398名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 22:27:03.91 ID:UU3t15MCO
今日はこないの(´;ω;`)?
399名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 22:35:16.10 ID:KYHbxv8TO
>>タナ子だ!

しーん。
ししーん。
しししーん。

俺「えっ」

部屋が沈黙で埋めつくされる。どういう事だ?

柚葉「いや、知ってるし」

沈黙を切り裂いたのは柚葉だ。

鞠華「先程ご挨拶致しましたわよね?」

鞠華さんが追撃する。

優都「何を今更って感じぃ?」

とどめを優都に刺された。
こういうお決まりの紹介は鉄板じゃないのかよ。

タナ子「あの……あらためまして、タナ子です。よろしくおねがいします」

さすがタナ子!さすがおれの下僕! わかっているではないか。

タナ子「俺さんの下僕になりました」

ガタタタンッ!
一斉に皆が崩れ落ちる。コントかよ。

柚葉「えっ!?じょしゅっ?俺が認めたのっ?」
鞠華「あら。すごいですわね」
優都「みーんな俺きゅんの助手にはなれなかったのにぃ」

まじまじと皆がタナ子を見る。
唯一下僕に近かったのは柚葉だったが、それでも俺の下僕になるには何かが足りなかったんだよな。

柚葉「ふーん……この子がね」
俺「なんだよ柚葉?」
柚葉「別にー」

ポフン。タナ子を見るのが飽きたのか、柚葉は俺のベットに身を投げだした。

俺「とりあえずそう言うことだから、よろしくな」

その日は一先ず顔合わせと言うことでお開きになった。
カーチャンにも探偵局の一員としてタナ子が加わったことを言うと、快く歓迎してくれた。これでなんの杞憂も無いな。

>>401
1 資料の整理でもするか
2 メールするか
3 ネットサーフィンするか
4 隣がうるさいな

保守ありがとう!
400名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 22:38:08.96 ID:82SbDOj+0
悩む…

2かな
401名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 22:50:58.80 ID:gP7n+fKw0
4
402名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 22:51:05.23 ID:3AhBfvX00
5 むらむらするな…抜くか
403名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 23:20:26.02 ID:KYHbxv8TO
>>隣がうるさいな

馬鹿兄貴が騒いでいるのか、隣がやけにうるさい。
俺は苦情を言う為に優都の部屋の扉を叩いた。

俺「うるさいぞ優都!」
優都「今良いところなのぉ!」
タナ子「はうっ!」

ん?今タナ子の声がしなかったか?
しかも良いところだと?

俺「何してやがる優都!」
優都「なにってぇ」

床に散らばる幾つもの服。

優都「着せ替えごっこぉ?」

そこには優都と似たデザインの赤いワンピースを纏ったタナ子が居た。
黒い髪は優都に結われている途中で、左側だけ尻尾ができていた。

優都「なぁにぃー?俺きゅん厭らしいことでも考えてたのぉ?思春期ぃー?」

クスクスと笑いながらタナ子の髪を結っている。
こいつ、馬鹿にしやがって。

優都「……はい、おしまーい。みこたんに見せておいで」
タナ子「はいっ」

ぱたぱたと走って行くタナ子。
二つの尻尾が揺れてかわいい。ツインテールも良いものだな。

優都「さて、と。ついに女装する気になったか?俺」
俺「絶対しないから」
優都「えぇっ?なぁにぃ?じゃあ、もしかしてユウにお手伝いして欲しいってことぉ?」

さわさわ。優都が俺の下腹部を触る。

俺「なっ!?どうしてそうなるんだよっ!」
優都「ん?確か頼んでたよな?前回の依頼主の占いの結果」

にや。と優都が意地悪い笑みを浮かべる。今日のこいつはなんだかおかしいぞ。
優都とユウの切り替わりが激しい気がする。

>>405
1 とりあえず聞かせろよ
2 俺を占ってよ


>>398
改行が多くて書き込めなくて文章削る作業してたwww
404名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 23:22:30.51 ID:8V5ARuwT0
kskst
405名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 23:24:07.42 ID:gP7n+fKw0
本当にふざけないでくれ
406名も無き被検体774号+:2012/11/25(日) 23:24:37.52 ID:gP7n+fKw0
あ、選択肢3ね
連投スマソ
407名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 00:25:38.51 ID:h49A+PO3P
3て何よ?
行動安価てこと?
408名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 00:51:17.46 ID:8nQvTOzy0
そゆこと
409名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 01:02:23.83 ID:ygnM+IuYO
こういう自分で考えたつまんねー選択肢強制するやつってなんなの?
410名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 01:05:32.11 ID:EBNMEr1J0
選択肢あるんだからそこから選べよ…
411名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 03:04:27.19 ID:c9QExQlVO
>>本当にふざけないでくれ

なんだか今日は優都の冗談に付き合ってられないな。
優都の時とユウの時で絡み方が違うが、今日は異質な空気が漂っている。

俺「本当にふざけないでくれ」

少し語気を強くしてそう言うと、優都の眉がピクリと動いた。

優都「いや、ふざけてるのはどっちだよ?」
俺「はぁ?」

明らかに優都の方だろうが。
俺は子供じゃあるまいし手伝いなんかいらない。第一、俺にも優都にもそう言う趣味は無い。俺が慌てるのを見て喜ぶってパターンだろ。
だからもちろん優都も冗談だったんだろうが。

優都「お前さぁ、いきなり現れた子を助手です!なんてよく言えるよな?」
俺「タナ子は俺の下僕として理想そのものだったんだよ」
優都「それじゃあ今までお前に付き合ってきた人間の立場は?柚葉チャンのことも考えてやれよ」

柚葉?
どうしてそこで柚葉が出てくるんだよ。

俺「柚葉チャンも可哀想な子だよ。こんなどうしようもないヤツに付き合ってさ」

俺なら悲しませたりしないっつーの。
優都はそう吐き捨てた。
そうか、こいつ。

俺「何?優都、柚葉のこと好きなの?」

だから怒ってんのか、こいつ。

優都「…………」

>>
1 女の子好きで安心したよ
2 柚葉……ね


俺も一応>>24最初の頃こんなこと書いちゃったからなぁ。
まぁ、俺の中でここまでしっかりフローチャート的なものできると思ってなかったしなwww
でも行動安価だと柚葉の時は一応BADにならなかったけど、いつもよりBAD張るから気を付けてな。
412名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 03:08:15.38 ID:c9QExQlVO
あ、すまん次安価>>415
413名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 03:09:42.87 ID:uaKtHGjv0
2
414名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 11:56:48.69 ID:AYc7k95H0
ヤンデレみたいなバッドエンドなら大歓迎だ
415名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 14:30:01.68 ID:ygnM+IuYO
2
416名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 15:46:11.45 ID:h49A+PO3P
ほっしゅほっしゅ( ^ω^)
417名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 20:25:59.80 ID:8nQvTOzy0
さっきのは優都ルートを確実につぶしたかったんだ
すまん
418名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 20:36:52.45 ID:QXKd91dk0
>>417
特定のルートを潰すために選択肢勝手に作るのはどうかと思うが
419名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 20:48:35.21 ID:c9QExQlVO
ちょまwwwBADなるなり目当てのキャラじゃないEDになっても俺はみんなが飽きるまではやるからwww
まぁ、選択肢追加した所で誰のルートになるかは俺の手の中だけどwww
あと、優都ルートは特殊だからw難しいと思うぞwww
それに……タナ子最初に居ただろ?

帰ってきたから書くよーwww
420名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 20:52:46.65 ID:QXKd91dk0
>>419
乙かれ
言いすぎたか?
でも例えば毎回誰かが新しい選択肢作ったら、最初から選択肢を用意する意味がなくなると思うんだが
421名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 21:02:50.12 ID:c9QExQlVO
確かに>>420の言う通りだよ。
選択肢が無駄になるし。だったら最初から行動安価て書けばいいしな。
でも>>417はきっと悪気があったわけじゃないし、それだけ楽しんでくれてるってことなのかな、って俺は自惚れた。
>>417気まずかったら日付変わってからまた付き合ってくれな。

まぁ行動安価で柚葉エロ展開wの前例もあったから、な。
でも、俺、ksk中にぶっ飛んだ選択肢見るのは好きだよwww





>>420ありがとな。俺は、みんなに読んでもらってる立場だから強くは言えないからな。
そう言って心配してくれたってことは楽しんで貰えてるのかな、って俺有頂天www
422名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 21:06:40.86 ID:c9QExQlVO
>>柚葉……ね

俺「柚葉……ね」

黙っているあたり、確定だろう。
俺としてはだが、優都は鞠華さんみたいなのがタイプだと思っていたから意外だな。

俺「それじゃあ優都。今から柚葉に連絡してやるから告白でもすれば?」
優都「お前……本気で怒るぞ?」

ギッ。と優都が睨んでくる。
なんでそんなに怒ってるんだよ。意味がわからない。
意味がわからないと言えば優都の女装癖も理解できないけどな。

俺「さて、と」

柚葉に連絡を、っと。

>>425
1 する
2 しない
423名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 21:33:39.08 ID:L6mZdNOoO
2
支援!
424名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 21:34:40.40 ID:g7Z/zpdL0
2
425名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 21:35:48.99 ID:Zv3zv9a50
2
426名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 22:29:41.53 ID:c9QExQlVO
>>しない

柚葉に連絡してやろう。と思ったが、優都があまりにも怖い顔をしていたので止めることにした。

俺(優都のあんな顔久しぶりに見たな……)

ちょっと悪い事したかもしれないな。

俺「ごめん、優都。柚葉のこと、俺に任せてくれ!」
優都「えっ?俺?」

よし。心を入れ替えて優都のキューピッドになってやるか。
ちゃんと女の子と付き合えば女装癖もなくなるかもしれないしな。
俺は優都の部屋から自分の部屋へと戻ると柚葉に連絡をした。

俺「時間が経つのは早いな」
タナ子「そう、ですね」

あれから半年が経った。
紆余曲折したが、優都と柚葉は無事付き合うことになった。俺は自分が仕組んだことなのに、今は複雑な気分だ。

俺「タナ子、柚葉はな」
タナ子「はい」
俺「俺の下僕にはなれなかったんだ」
タナ子「どうしてですか?」

今更になってわかるなんて馬鹿だよなぁ。
俺は柚葉の事を下僕じゃなくて一人の女の子として見ていたんだ。だから、下僕なんて位置付けにはいつまでもできなかったんだよな。

タナ子「わたしが、居ます。だいじょうぶ。あたし、が」

さすが、俺の下僕だ。俺の欲しい言葉をくれる。
でも、下僕だ。
下僕でしか、ない。

俺「柚葉……」
柚葉「俺?元気ないじゃないか」
俺「柚葉!お前、今幸せか?優都と付き合って」
柚葉「何?夢でも見てたの?あたしと付き合ってるのは俺でしょう?」
俺「夢……そうか、俺は夢を見ていたのか」

そうか、俺は夢を見ていたのか。悪い夢を見ていたんだな。
俺は柚葉を抱き締める。ああ、こんなに小さかったかな。
でも、俺の柚葉がいるなら、それでいい、か。
駄目だ。最近はすぐ眠くなるな。起きていられない。

柚葉「おやすみ、俺」
俺「おやすみ……ゆず、は」

夢の中でもお前といられたらいいな。

タナ子「現実が楽しくないんですね。でもだいじょうぶですよ。柚葉(わたし)が、現実も夢も守ってあげます」

BAD END
―ED11 演技派な女の子―
427名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 22:41:29.82 ID:c9QExQlVO
―家族会議兼反省会―

美琴「んもぅ。これで二回目よ?俺ちゃん。反省しないと、ダ、メ、よ?」
柚葉「まさか、優に俺のことで相談してたら優のこと好きになっちゃうなんて」
鞠華「でも……優都さん、本当に男、の方でしたのね」
優都「まぁ、ね。なんなら鞠華サンも試してみる?」
鞠華「いりませんわ」
タナ子「わたしがいれば、みーんないなくてだいじょうぶです、ね」

…………。
間違えなければ俺が勢いで柚葉と付き合えた気がする。
部屋に来る順番って、やっぱり俺の為にどれだく早く来てくれるかってことだよな。

―MEMO―
探偵局ルートは今までの皆とはちょっと違うみたいだ

---------
探偵局ルートが追加されたみたいだ。

>>427-436の間で多かった選択肢から5週目スタート
ただしスキップが最後の安価の場合は多数決を無視します

1 最初から
2 タナ子下僕ルートから(>>11
3 通常・柚葉ルート(>>105)
4 下僕・柚葉ルート(>>294)
5 探偵局ルート(>>368)
6 スキップ(レス番指定/その週で選んだ選択肢を通過)




明日の夜は用事があるからあまり書けないかもしれん。
水曜日は休みだから書けるだけ書くよwww
428名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 23:17:28.19 ID:qY29QN0x0
>>426
タナ子ってヤンデレ・・・?

2、タナ子TRUEEND見るまでは、やめられない・・・
429名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 23:31:12.89 ID:QXKd91dk0
5

探偵局の活動内容が気になる
430名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 23:38:40.85 ID:8nQvTOzy0
>>421
気を使わせちゃってごめん
ありがとな
431名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 23:43:05.11 ID:uaKtHGjv0
2
432名も無き被検体774号+:2012/11/26(月) 23:53:51.72 ID:8nQvTOzy0
1
433名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 00:04:58.11 ID:h49A+PO3P
じゃあやっぱ1からで!
@
434名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 00:27:40.16 ID:MnVQscYX0
1
435名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 01:05:20.79 ID:ORIRGs3Z0
1つずつ確実にいこうぜ?

2
436名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 02:02:26.10 ID:Q1GKqSSE0
1
437名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 06:22:53.71 ID:/iyKlZ9C0
ハーレムエンドはどうやっていくんだ
438名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 06:34:27.66 ID:vTHN+XHpO
おはようタナ子〜
439名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 09:18:01.58 ID:evlOBNjIO
>>5週目/最初から

「いや、意味わからん」

組み立てていたのは何の変哲もないホームセンターで買ったスライド式本棚だったはずだ。

「取り敢えず……」

>>441
1 話しかけてみる
2 不気味だし無視で
3 カーチャンを呼ぶ




久しぶりに最初からwww
よろしくな!

>>428
探偵局ルートの場合は下僕ルートと違って頭は良いよw
故にいろいろと、な。
まぁ選択肢によってはみんな病むよwww

>>429
進めていけばわかる、はずw

>>437
BADの中にそれっぽいのはあるw
あとは一応個別EDだけどうんぬんかんぬんぬーんwww

>>438
タナ子「おはようございます。早起きさん、ですね」
440名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 12:02:11.68 ID:DwXxdlc/P
5週目キタワァ
441名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 12:52:05.39 ID:Y41WVadH0
3
442名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 14:38:35.36 ID:/iyKlZ9C0
ハーレムなのにバッドエンドかよ…
443名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 19:30:30.31 ID:vTHN+XHpO
タナ子〜応援してるよ〜
444名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 19:44:27.08 ID:DwXxdlc/P
>>443
( ^ω^)タナ子は俺の(ry
445名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 20:20:01.36 ID:LSsg3G+70
しえん
446名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 22:49:16.65 ID:evlOBNjIO
>>442
最初ハピエンノマエン作るかと思ったんだけど、俺の中で定義があやふやだったから思い切って個別EDとBADだけにしたんだ。まぁ、最近はノマとハピ扱いにしても良いかなぁ、ってEDもあるけどw

>>443
タナ子「わっ、わたし、ですか?ありがとう、ござまいますっ」

>>444
タナ子「ふふっ。いつもありがとうございます」

>>445
支援ありがとう!


だいぶ抜けてるんだけど酒飲んできたから寝落ちたらすまんwww
447名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 22:51:11.77 ID:evlOBNjIO
>>カーチャンを呼ぶ

この状況は理解できない。
ここはちょっとカーチャンを呼ぶか。
俺は部屋を出てリビングの方へ声を投げた。

俺「カーチャン!ちょっと来てくれ」
美琴「んもぅ。カーチャンじゃないでしょう?美琴ちゃんっ」

そう言いながらもカーチャンは俺の所へ来てくれた。
さすがにいきなり女の子を見せるわけにはいかないからな。

美琴「それで、どうしたの?俺ちゃん」
俺「その……」

俺は本棚を組み立てたはずが、女の子ができあがったことを伝えた。
すると、やはりと言うか、なんと言うか。カーチャンは怪訝そうな顔をしている。
ここはやっぱり見せないと駄目か。

俺「じゃあ、まぁ、見てよ」

部屋に入ると、カーチャンはちょっと戸惑ったようだった。そりゃそうだよな。俺もそうだったし。

美琴「あの、ね。俺ちゃんもお年頃だから、しょうがないと思うわよ」

ん?なんだ?
カーチャン、勘違いしてないか?

美琴「だから、止めたりしないわよ」

安心して。と笑うカーチャン。
いや、待ってくれ。違うんだって。

美琴「零都(レイト)さんもいないから、そう言う相談もできないのかもしれないけど……」

零都――どこをほっつき歩いてるのかわからない俺のオヤジだ。
だから、そう言う相談は優都とか友達としてたな。ってそうじゃなくて。

美琴「言ってくれれば聞くわよ、俺ちゃん」

待て待て待て。待って。
本当に違うんだよカーチャン。これはいかがわしいモノじゃないんだって。
しかし無情にも、カーチャンは微笑みを残して俺の部屋を出ていった。

俺「……最悪だ」

>>450
1 カーチャンに弁解する
2 こうなったら自棄だ
3 気分を変えよう
448名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 22:53:45.91 ID:Kx8BZ4TR0
3

俺は鞠華押しだ
449名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 23:03:05.37 ID:vTHN+XHpO
ksk
450名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 23:19:37.85 ID:wiwdsIfa0
1
451名も無き被検体774号+:2012/11/27(火) 23:23:37.07 ID:uHA2PDx10
1
452名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 01:05:59.17 ID:DHow7Aby0
おおカーチャンルートくるか!?
453名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 10:07:27.03 ID:ewbNyBs5O
タナ子おはよ〜
保守するよ〜
454名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 11:11:41.56 ID:0L5TL/GfO
>>カーチャンに弁解する

このままここで過ごすなんて居たたまれない。居たたまれなさすぎる。
これから俺を見る目が哀れみか蔑む目だったらまだ良い。でもカーチャンはそんなことをしない。きっといつも通りだろう。
逆にそれはそれで辛い。ここはなんとしても弁解しなければならない。

俺「カーチャンっ!」
美琴「あらあら。もしかしてもう相談?零都さんともお話してないし心の準備が……」
俺「違うって!だから」

俺は再度説明したが、カーチャンは困惑している。
まぁ、その、あたり前だろうけど。

美琴「わかったわ。俺ちゃん、今は明るいから、後で、ね?」
俺「違うんだってカーチャン!!」

敗北した。
しかも夜の約束付きって俺もう死にたいんだけど。
部屋に戻って女の子を見る。
触ったらやっぱり本棚みたいに木の感触なのか。材料が木だからいくら見た目が人間の様でも柔らかくはないだろう。
頬に恐る恐る触れてみる。

俺「噛み付いたりしない、よな」

ぱちり。

俺「うああぁうわあっ!?」

女の子の目が開いた。

女の子「おはようございます。マスター」

しかも喋った。

女の子「わたしは、ヒューマノイド、タイプTです」

幼さを感じるけれど、抑揚の無い淡々とした声が告げる。

女の子「マスター、ご命令を」

>>456
1 これならカーチャンに弁解できるだろ!
2 詳しく話を聞かせてくれ
3 頭痛い、な

>>448
!?こやつ……見破っただと!?できるな……。
鞠華押しありがとな!

>>452
みんな次第w

>>453
タナ子「今日はわたしも>>453さんも遅起きさん、ですね。保守ありがとう、ございます」
455名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 12:18:58.82 ID:8Sn23tf0i
2
456名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 12:23:35.18 ID:OvxZ4E9gP
2
457名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 13:38:24.30 ID:0L5TL/GfO
>>詳しく話を聞かせてくれ

いやいやいや。なんだよこれ。
本棚でもなければいかがわしいモノでもなさそうだぞ。

俺「ご命令、なんて言われてもそんなすぐに……あ」

ご命令。なんて言うくらいだから、おそらくなんでもやってくれるだろうし、なんでも喋ってくれるんじゃないだろうか。

俺「詳しく話を聞かせてくれ」
女の子「はい。マスター」

俺は女の子に今の状況、女の子自身のことについて聞いた。
女の子は先の通り、ヒューマノイド、タイプTと言うものらしい。人間ではないようだ。
そして一番最初に触れた人間をマスター――主と認識しマスターに危険が及ばないように護衛をする存在だと言った。
なぜ俺の部屋に居たのか、誰が女の子を創ったのかはわからなかった。

俺「とにかく、これって家に住むってことだよな?」
女の子「マスターのお側に控え、護るのがわたしの使命です」

と言うことはカーチャンに説明するしかないよな。でもまぁ、今度は信じてくれるだろう。

俺「カーチャン。そういう事なんだよ」
美琴「あらぁ……そうなの」

カーチャンは片手を頬にあてながらしげしげと女の子を見た。
ジッ。と見られても女の子は微動だにしない。

美琴「レイシス?」
女の子「っ!」

カーチャンが外人みたいな名前を言うと、女の子はピクリと反応した。

俺(なんだ?カーチャンは何か知っているのか?)
美琴「そう……俺ちゃんにも話す時がきたのね」

カーチャンが口を開いたその時。
ガシャンッ!!
リビングと庭を繋ぐ窓が割れた。

俺「えっ!?ちょ、何っ!?」
女の子「下がってください」

女の子が俺とカーチャンの前に立つ。

>>459
1 馬鹿!危ないだろうっ
2 何これカーチャンっ!
3 俺死ぬのっ!?
458名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 13:45:38.55 ID:cOj6ef7KO
1
459名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 14:41:26.89 ID:eMLrA5vV0
1
460名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 14:51:42.01 ID:PXnS7LZbP
嫁ちゃんの謎の呼び名キタワァ
どう展開するというのだ( ^ω^)
461名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 15:09:09.64 ID:eMLrA5vV0
>>136のヒュプノスってのが気になる
462名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 15:23:04.63 ID:0L5TL/GfO
>>馬鹿!危ないだろうっ

俺「馬鹿!危ないだろうっ」

グイッ。
俺は女の子の腕を掴むと抱き抱えた。

女の子「っ!何を……っ」

暴れる女の子を押さえ込む。
俺を護るだって?冗談じゃない。
いくら人間じゃないとは言え、女の子に怪我をさせるわけにはいかない。

女の子「はなしてください!マスターを護れないっ」
美琴「だぁいじょうぶよ。映像機のお届けものみたいだから」

そう言うとカーチャンは窓ガラスの破片に混じる小型の箱を拾い上げた。
ヴゥン、と機械音がした後、人が映し出される。

俺「おっさん!?しかも立体映像っ!」

やたら長い白髭。
ころんとした体型。
そしてまばゆい頭部。

美琴「お父様……」
俺「えっ」

このおっさんが、カーチャンのオヤジ?
つまり俺のお爺ちゃん!?

爺「ミコトちゃんや。元気にしとるかの?ミコトちゃんが国を出奔してからガガッ年。やっと居所を突き止めたぞい」

家に投げ込まれた時の衝撃でか、機械の調子があまり良くないみたいだ。所々にノイズが交じっている。

爺「どうやら子供が二人居るみたいじゃのぉ?男の子がガガッガー。そこでな、我が国もそろそろ王の交替をしたくてだの」

国?王?まさか、カーチャンはどっかの国のお姫様だったとでも言うのか?

爺「俺君にだな、国を継いでほしいのじゃ」
俺「は……俺っ!?」

いやいやいや。なんで俺なんだよ。
普通は長男の優都だろうが。

爺「そう言うわけでの、婚約者を用意したから好きなおなごを選んで国に帰ってくると良いぞぅ」

婚約者?
いや、ちょっと、俺まだ結婚とか考えてないんですけど。第一付き合ったりとかも……。

>>464
1 なんで俺なんだよ!
2 優都で良いだろ!


>>460
まぁありがちな展開でここは一つw
>>461
幾つかの特定のルートで出てくるぞ(コソッ
463名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 15:33:57.99 ID:eMLrA5vV0
そうきたかw
464名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 15:36:42.39 ID:v3v1qf2P0
1
465名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 16:00:37.83 ID:0L5TL/GfO
>>なんで俺なんだよ!

別に俺は金銀財宝ハーレムうっはっはーに憧れはない。と言えば嘘にはなる、が。

俺「なんで俺なんだよ!」
女の子「あれは録画されている立体映像です。会話機能はありません、マスター」

大人しくなった女の子は俺の腕の中でそう淡々と告げた。

俺「ああ、そうだよな。ありがと」
女の子「っ!?いっ、いえ……」

ふっ。女の子は俯いてしまった。
呆れられちゃったか?
にしてもこの子、耳がうっすらと桃色だな。

爺「しかしの、おなごらは婚約者です、って俺くんには言えないからの。俺くんが探してあげるんじゃぞ?」

は、いや。なんだよそれ。
つまり、通りすがりのオバサンとかに俺の婚約者ですか?とか聞かなきゃいけないってことか?
いや、頭おかしいやつだろ、それ。

爺「わしが選んだおなごたちばかりじゃからの。きっと俺君の目に止まるじゃろ。ふぉっふぉっふぉ」
?「レイシス様、ドキドキ猫耳萌萌じゃんけんのお時間でございます」
爺「おぉおぉ。もうそんな時間か。それじゃあ、またの、ミコトちゃんに俺君。ミコトちゃん、連絡くれないなんてわしゃガガーッビッ」
美琴「あらぁ?壊れちゃったわね」

うふふ。と笑うカーチャン。
でも、今、カーチャン、叩き潰したような。
なんて、野暮なこと聞いちゃいけないよな。うん。

美琴「多分、ほとんどわかったとは思うんだけど……」

>>467
1 カーチャンお姫様だったんだな
2 そうなるとこの女の子は
3 なんか凄いことになりそう
466名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 16:11:00.44 ID:eMLrA5vV0
2
467名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 16:15:15.48 ID:PXnS7LZbP
2
468名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 16:37:05.34 ID:dIiD5imj0
追いついた
支援
469名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 16:54:17.04 ID:0L5TL/GfO
>>そうなるとこの女の子は

俺「この女の子も俺の婚約者!?」
女の子「違います。わたしはマスターを護るものです」

護る護る、って。
そんなに危ないのか?

女の子「マスターはもう、次期国王なのです。普通の人ではないのです」
美琴「あらあら。勝手に決めるのは良くないわぁ」

うふふ。とカーチャンが笑う。でもそれはいつものような優しい笑みではなく、どこか陰りがあった。

美琴「ごめんなさいね、俺ちゃん。いきなりこんなこと言われても、困るわよね」
俺「いや、まぁ、びっくりはしたけど、カーチャンが謝る必要は無いだろ?」
美琴「俺ちゃあん……」

うるうる。とカーチャンの目が潤んでいく。
女の子がカーチャンにハンカチを手渡した。

俺「で、まぁ、俺は次期お偉いさんになるかもしれないからそのSPがお前ってこと?」
女の子「そうです。それに、婚約者と言うことが露見すれば、力ずくでマスターを手に入れても良いことになっております」

おいおい。なんだか物騒な話になってきたぞ?

女の子「その為にマスター、わたしがいるのです」

力に対抗できない俺を護る為に。
また、女の子を倒せるほどの力があるのかどうか。
それを見極める為にも居る。と、付け加えた。

俺「あー、まぁ、よろしく」
女の子「はい」

要は、この女の子は俺の護衛兼婚約者を見極める審判と言ったところか。

美琴「それで、お名前は?」
タナ子「?名前はありません。型番はヒューマノイド。識別はタイプTです」
俺「名前が無いって、不便だよな……」

>>471
1 俺が付けても良い?
2 カーチャン、なんかある?
3 人間じゃないなら名前いらないよな


>>468
支援ありがとう!
470名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 16:57:52.49 ID:OvxZ4E9gP
kskst
471名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 16:59:20.55 ID:eMLrA5vV0
1
472名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 17:21:38.17 ID:0L5TL/GfO
>>俺が付けても良い?

女の子「名前の有無などたいしたことではないと思いますが」
俺「いや。不便だし、名前はある方が良いよ」

名前で呼んだほうが親しみやすいだろう?
そう言うと、女の子はわからない。と言うように小首を傾げた。

俺「俺が付けても良い?」
女の子「わたしのマスターは貴方です。どうぞ、お好きなように」

よし。
それじゃあどうするかな。
初恋の相手とかは胸が痛すぎるし、アニメのキャラクターはそれはそれで胸が痛すぎるし。
ここはやっぱり原点回帰でいこう。

俺「タナ子!」
タナ子「タナ子……それがわたしの名前ですね。わかりました、マスター」

ぺこり。と女の子――タナ子は頭を下げた。
本当に従っちゃうんだな。
もっと、ココアとかエリザベスが良いとか言うかと思ったんだが。

美琴「タナ子……珍しいお名前ねぇ」
俺「元は本棚だったはずだからさ。そこから……って、俺の本棚はどこにいったんだ?」
タナ子「国王になれば幾つでも本棚をご用意できますよ」
美琴「タナちゃん。助長させちゃダメよ?」

とにかく、なんだか大変なことになってきたみたいだ。

俺「とりあえず、疲れたから部屋で休むな」
美琴「それじゃあ、後でおやつ持っていくわね」

部屋に戻ろうとすると、タナ子も俺にくっついてきた。
俺が不思議そうに見ると、タナ子は当然。と言った顔で俺を見る。

タナ子「わたしはマスターの護衛ですから」

この様子だと本当に、どこまでも付いてきそうだ。

俺「はぁ……」

久しぶりに頭を使わざるおえない状況だったからか、酷く疲れた気がする。

>>475
1 こんこん
2 こつん
3 ぐぅ
473名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 17:33:35.33 ID:eMLrA5vV0
擬音語だと…?
474名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 17:37:54.99 ID:dIiD5imj0
3
タナのたを夕と読んでゆうなでも良かった
475名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 18:15:50.31 ID:ewbNyBs5O

ぐぅで頼む!
476名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 18:52:32.18 ID:0L5TL/GfO
>>ぐぅ

あー、やばい。疲労ピークか。俺は自分の意思に反して眠りへと落ちていく。
誰かが掛け布団をかけてくれたようだが、誰だろう。カーチャンか、タナ子か、はたまた違う誰かか。
俺は、ただ眠りへと沈んでいった。

俺「……っ、あ?」

浮遊感と共に意識が覚醒していく。部屋は薄暗い。ちょっと寝るつもりが夜まで寝てしまったみたいだ。

俺「電気……」

カチリ。そう呟いただけで部屋の明かりが点いた。便利な世の中になったものだ。って、ありえないだろう。

タナ子「お目覚めですか」

声がした方を見ると、電灯のスイッチに手を伸ばしているタナ子が居た。

俺「タナ子か……今、は」
タナ子「18時34分12秒です」
俺「そうか、ありがとう」
タナ子「いえ」

ふい。とタナ子は俺から視線を反らした。

俺「……?」

カチャリ。扉が開いてカーチャンが入ってきた。

美琴「あら?俺ちゃん起きたのね。ご飯食べられる?」

ぐぅ。ぐきゅるるる。

俺「…………」
タナ子「…………」
美琴「…………」

どうしてここで鳴る。俺のお腹よ。

美琴「うふふ。聞くまでもなかったわね」

カーチャンは笑いながら部屋を出ていった。俺も軽く体を伸ばしてからリビングへと向かう。やはり、タナ子は付いてくる。
俺が料理の並んであるテーブルに付くと、タナ子は壁に体を預けた。

美琴「いただきます」
俺「いただきます」

今日の夕飯はシチューだった。
タナ子は食事がいらないのか、俺の斜め後ろで立ったまま待機している。

>>480
1 タナ子は食べないのか?
2 人参……星型だ!
3 何かの気配を感じる

ぐぅ。は俺が眠るぐぅに決まってるじゃねーか……。

>>474
ちょw俺とヒュプ子の五日間ルートのネタバレやめいwww
477名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 18:59:16.64 ID:eMLrA5vV0
3が気になるけど、嫁のおまえらのために1で

ヒュプ子が気になる…
478名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 19:20:45.17 ID:ewbNyBs5O
タナ子kskだ
479名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 19:22:55.78 ID:ikpoEYLTi
・・・・・2!!
480名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 19:34:26.48 ID:dIiD5imj0
1
481名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 19:59:11.73 ID:dIiD5imj0
はよ
482名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 20:26:10.88 ID:0L5TL/GfO
>>タナ子は食べないのか?
俺「タナ子は食べないのか?」

人間じゃない創られた存在とは言え、何かしらの補給は必要だろう。それに心情的にもあまり良いものではない。

タナ子「わたしに食事は必要ありません」
美琴「食べ物、食べられない作りかしら?」

タナ子は、ふい、と顔を反らす。

タナ子「そう言うわけでは、ありませんが……」

これは、いけるかもしれない。カーチャンありがとう。

俺「ならタナ子も一緒に食べよう。な?」
タナ子「わたしは、マスターを護らないと」
俺「なら!ほら、ここで食べれば良いだろう?」

俺は隣の椅子を引いた。
タナ子はまだ思案しているようだが、もう一押しだろう。

俺「そんな離れた所より、俺の隣の方が良いんじゃないか?」
タナ子「……マスターが、そう言うのでしたら」

タナ子は周囲を警戒しつつ俺の隣に座った。家の中に危険なんてあるわけないのに。

タナ子「いただき、ます」

おずおずとタナ子はシチューを口にした。
俺とカーチャンは期待のこもった瞳でタナ子を見る。

美琴「どう?タナちゃんおいしい?」
タナ子「……毒物を感知することはできても味覚はわかりません」

味がわからないなんて、何を食べてもつまらないじゃないか。
俺はタナ子が可哀相だな、と思った。

俺「じゃあ、嫌な感じはするか?」
タナ子「しません」
俺「なら、それはおいしいってことだ」
タナ子「………」

タナ子はじっ。とシチューを見つめると、もう一口口に含んだ。

タナ子「……お――っ!伏せてくださいマスター!!」

ガガッ。
俺の頭上が何かを通過した。

>>485
1 タナ子、これは一体!?
2 カーチャン大丈夫か?
3 誰だっ!?

>>481
すまん。みんな大好きコンビニに行ってた。
483名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 20:33:09.55 ID:y/Q8GvFs0
ksk
484名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:02:17.39 ID:OvxZ4E9gP
kskst
485名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:08:09.99 ID:79R+Lig80
1
486名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:18:10.34 ID:dIiD5imj0
ゆったりまったり
支援
487名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:19:01.77 ID:F0HSsY2R0
なんか、周回が増えるほどファンタジーな展開に・・・(゜д゜)
488名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:29:39.91 ID:0L5TL/GfO
>>タナ子、これは一体!?

日中に割れた窓ガラスから何かが飛んできている。

俺「タナ子、これは一体!?」
タナ子「9cm……小苦無、飛苦無です」

俺の頭上を通過したのは苦無だったのか。って、俺が聞きたいのは武器のことじゃない。

俺「タナ子……!」
タナ子「敵襲です。迂闊でした。マスターとミコトさまは、わたしの後ろに」

俺はタナ子に護られるなんてごめんだ。男が女の子を護らないでどうする。
動こうとしたが、俺はカーチャンによって止められた。

俺「どうして!」
美琴「俺ちゃんが心配するような子じゃないわ。見ていなさい」

カキン。キン。バラッ。
タナ子はどこから取り出したのか、青い短刀を振り回している。否。飛んできている苦無を叩き落としていた。
俺はその光景をただ黙って見ていた。
タナ子は、見た目通りの小さな女の子では無い。
この光景は、そう、告げていた。

タナ子「そこ、ですね」

一瞬、苦無の攻撃が止んだ。その瞬間にタナ子は叩き落とした苦無を数本拾い上げると真っ直ぐ飛ばした。

?「くぅっ!」

小さな呻き声が外からした。次いでガサガサと草木を掻き分ける音。
タナ子は短刀と苦無を構えたまま暗闇を見つめている。

タナ子「もう、大丈夫です」

>>490
1 タナ子、怪我はっ?
2 カーチャンは、知ってたんだな
3 今のやつは……

>>487
基本ルートが下僕ルートと柚葉、鞠華、美琴、の通常ルートで、他のルートはパロディ的な扱いだったんだwwwこんなに早くファンタジックなルートがばれると思わなかったんだよwww
おまえらやる度に繰り返すより新しい方に進むんだもんwww
489名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:33:21.28 ID:eMLrA5vV0
苦無わからんから調べたったwww
490名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:36:12.30 ID:F0HSsY2R0
491名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:47:26.70 ID:0L5TL/GfO
>>タナ子、怪我はっ?

俺「タナ子、怪我はっ?」
タナ子「ご覧の通り、ありません」

タナ子には掠り傷の一つも無かった。俺はホッと息を吐く。

美琴「これでわかったでしょう?俺ちゃん」
俺「ああ……」
タナ子「わかっていただけて何よりです。これからは、おとなしく、していてください、で、す」

ぎゅ。タナ子の顔がしかめっ面になる。
見た目的には怪我などはしていなさそうだが、どこか痛いのだろうか。

俺「タナ子っ」
美琴「さぁ。ご飯食べちゃいましょう」

でもタナ子が。そう言い掛けたが、当のタナ子はすでに澄ました顔をしていた。

俺(俺の気のせいだったか……?)

夕飯も食べ終わり、お風呂も入った。あとは寝るだけだな。

俺「けど、寝るにはまだ早いな……」

>>494
1 カーチャンと話す
2 ん?タナ子……?
3 疲れたし寝る


>>489
マジかw意外と馴染みないのかなwww
492名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 21:55:53.55 ID:eMLrA5vV0
2
493名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 22:38:03.39 ID:y/Q8GvFs0
苦無わからんとか日本人かよ
494名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 22:52:52.42 ID:7F5UDCLq0
2
495名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 23:21:40.61 ID:A3eL6oYZ0
2
496名も無き被検体774号+:2012/11/28(水) 23:42:46.62 ID:0L5TL/GfO
>>ん?タナ子……?

あれほど俺にひっついていたタナ子が俺の部屋を出て行った。
一体どうしたんだろうか。
俺はそっと扉を開けて廊下を見る。タナ子はこちらに背を向けて何かをしていた。

タナ子「いたい、です……でもっ、わたし、は……っ」

その声音は先程のような抑揚の無い淡々とした声ではなく、幼さのある、年相応のものだった。

タナ子「っ、だいじょうぶ、です。しっかりと、まもって、みせます、です」

ぴくり。タナ子の体が身動いだ。
ゆっくりとこちらに振り替える。

タナ子「どうしました?マスター」

ドキリ。とした。
抑揚の無い淡々とした声。
まるで、見ていたことを咎められているような、そんな錯覚を覚える。

タナ子「寝るのでしたらどうぞ。わたしが護衛いたします」
俺「お前……どこか具合悪いんじゃないか?」
タナ子「…………」

肯定も否定もしない。

俺「さっきからちょっとおかしいぞ?」
タナ子「……わたしは、未完成品なのです」

そう言ったタナ子の瞳は暗く濁っていた。
それ以上は今は聞けないような気がして、俺は押し黙った。

>>498
1 カーチャンと話す
2 疲れたし寝る


>>493
漢字にすると解りづらいかもなw
俺も仕事で携わってなかったらわからなかったしwww
497名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 00:33:52.85 ID:31KzcpLyP
kskst
498名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 00:37:14.26 ID:k4zn3foo0
>>496
>俺も仕事で携わってなかったらわからなかったしwww




苦無に携わる職業…だと…?
499名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 00:39:45.71 ID:k4zn3foo0
ああああ('A`)スマソ

1 で!
500名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 00:53:56.31 ID:FP7cjxNB0
500get
501名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 01:20:40.49 ID:RLyaQyIsO
>>カーチャンと話す

カーチャンは色々と知っているはずだ。
俺は改めてカーチャンと話そうと思い、リビングへと向かった。

俺「カーチャン。ちょっと良い?」
美琴「俺ちゃん……。いいわよ」

カーチャンに椅子に座るよう促される。俺はカーチャンの目の前に座った。
タナ子は壁に背を預けて立っている。

美琴「私はね、小さな小さな国のお姫さまだったの」

カーチャンは俺が聞く前に自分から昔話をしてくれた。
自分が一国の姫だったこと。
婚約者が居たが、日本人のオヤジと愛し合って国を出奔したこと。
俺と優都を授かって密かに暮らしていたこと。
そして、カーチャンの国は地図には決して載らない機密の国だと言うこと。

美琴「世の中にはね、知られてはならない機関がいっぱいあるの」

タナ子の様な存在の開発や高度な科学技術を用いた実験を行っている場所がある。
カーチャンの生まれた国も、その一つだった。

俺「タナ子は……カーチャンの国で創られた存在なのか?」
美琴「そうね。レイシス――お父さまのお名前に反応したから、きっとお父さまが送り込んだのね」

俺を次の国王にするために。
勝手に逃げたり、死なれたりしないしないように。
カーチャンはそう付け加えた。

美琴「ばれないと、思っていたのよね」

ぽつり。カーチャンはどこか寂しそうにそう漏らした。

俺(今ならさっきのタナ子の様子のことも聞けるかもしれないな)

>>503
1 ありがとう、カーチャン
2 それじゃあ寝るよ
3 タナ子、ちょっと向こうに行っててくれ

>>498
まぁ触れるなよwww

うっはw俺の建てたスレが500とかwww夢かwww
502名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 01:35:48.55 ID:31KzcpLyP
kskst
503名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 01:36:24.04 ID:aJAj8NM40
3
504名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 02:05:54.16 ID:RLyaQyIsO
>>タナ子、ちょっと向こうに行っててくれ

流石にタナ子本人が居るところでは聞き辛いからな。
最初は渋っていたもののタナ子は、ご命令なら、と言ってリビングを出て行った。

俺「カーチャン。タナ子のことなんだけど、さ」

敵襲の後の様子と、先程の廊下であったことをカーチャンに話した。

美琴「多分……薬だと思うのよ」
俺「薬?」

なんだよそれ。やばそうな雰囲気じゃないか?

美琴「タナちゃんは、本当はまだ味覚……それに痛覚も感情もあるんじゃないかしら」
俺「どういう、ことだよ」
美琴「護衛をするなら、味覚と痛覚は邪魔なのよ」

毒味をする際に味に騙されないよう。
主を護る際に痛みから逃げないよう。

美琴「感情があると物事に左右されやすいわ」

冷静かつ敵に非情であるよう、感情なんて無いほうが良い。

美琴「だから薬で抑えているのでしょうね。元の自分を」
俺「未完成品だ。って。タナ子が言っていたのは、そう言う意味だったのか……?」

未完成?ふざけるな。
俺から言わせれば、薬によって不完全なモノにされようとしているとしか思えない。
最初からおかしいと思ったんだ。
どこか幼いのにそれを押し隠そうとする抑揚の無い声。淡々とした物言い。冷めた瞳。
おかしいと、思った。

俺「その薬は、無いと生きられないのか?」
美琴「薬が無い場合は人間と同じように食物を摂取することによって代替できるはずよ」

俺はカーチャンに短くお礼を言って部屋へと戻った。

俺「なんだアレ」

テーブルの上に黒い箱が置いてある。

>>508
1 触ってみる
2 疲れたし寝る


おやすみ!風呂入って寝るわwww
505名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 02:10:53.39 ID:3sfK5S6w0
どんだけ今のルートは母ちゃん推しなんだよ
506名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 02:19:09.93 ID:byt+2TQcP
おつかれ〜( ^ω^)カーチャンお姫様√オモロイ
507名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 02:20:22.11 ID:d5vetYPw0
毎晩乙
1
508名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 02:23:41.18 ID:31KzcpLyP
1
509名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 02:39:35.94 ID:zQSIpl0yO
お疲れさま
無理すんなよ
510名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 07:14:11.54 ID:2q1utlNv0
学校から帰ってきたら続きあることを願う!
511名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 10:45:14.74 ID:sjp1JP3yO
この展開は…
タナ子嫁endか!?
512名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 10:55:35.83 ID:RLyaQyIsO
>>505
最初からやって二回ともカーチャンに対する選択肢だったからwww
>>506
ありがとな。そう言ってもらえると怖さが半減するw
>>507
付き合ってくれて乙、あり!
>>509
ありがとな!
今これが息抜きになってるから助かってるんだ。
無理はしないようにするw
>>510
おお、学校行ってらっしゃい。あまりネットばかりするんじゃないぞwww
人のこと言えんがwww
>>511
まだ状況説明だからプロローグみたいなもんだぞw
まだ婚約者候補出してないしw
まぁでも確実にタナ子イベは押さえてるぞ。
513名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 10:57:02.15 ID:RLyaQyIsO
>>触ってみる

タナ子が何も言わないあたり、危険なものではないのだろう。
俺は黒い箱を触ってみた。ノートPCに似ている。
PCの様に折り畳まれているそれを広げてみると、モニターの明かりが付いた。
ヴゥン。機械音がした後、ノイズ交じりに声が聞こえる。

タナ子「そちらの箱は通信機です」
俺「通信機?」

と言うことは、まさか、お爺ちゃんに連絡とれるとか?

俺「あのー……」
?『ああ、そちらの資料は……にしてくださいませ』

モニターには薄水色の髪の女性が映っている。

俺「巫女さん?」
?『お待たせを致しました。イザナミでございます』
俺「うわっ!?」

総てを見通しているような凛とした声。
自分から通信しておいてなんだが、実際に会話を交わせるとびっくりしてしまう。
携帯で電話をすることもあるし、PCを使って会話をしたこともあるが。

イザナミ『俺様、いかがなさいましたでしょうか?』
俺「あ、いや、俺の部屋に見慣れないものがあったから触ってみまして」
イザナミ『そうですか。そちらはワタクシ、イザナミに繋がる通信機でございます』

現在の状況、婚約者のこと、できうる限りで俺のサポートをする。とイザナミさんは言った。

爺『イザちゃんやーい。ちょいと来ておくれんかのぉ?』
イザナミ『それでは俺様。このイザナミにどうぞ、何なりとお申し付けくださいませ』
俺「あ、はい」

イザナミは丁寧にお辞儀をした。
プツリ。と回線が切れる。

俺「……あの人は、人間なのかな」

名前があるし、タナ子とは違うのだろうか。
ちらりとタナ子を見ると、澄ました顔をしている。
でもそれは本当のタナ子なのか創られたタナ子なのか。
俺にはまだわからなかった。

〜一冊目終了〜
514名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 11:51:42.75 ID:RLyaQyIsO
〜二冊目〜

頭が少し重いような感覚がする。

タナ子「……心拍数63、体温36.7℃。異常無し。起床気配有り」

タナ子の声がやけに近い。
ふわり。空気の流れが変わると共に頭の重さが無くなった。

俺「っ、あさ……?」
タナ子「おはようございます、マスター」

タナ子は表情を変えずに抑揚の無い声でそう言った。
事務的な挨拶に対して、俺はわざとらしく感情を込めて挨拶を返す。タナ子は少し俺から目線を逸らした。そう。何でも良いから思ってくれ。反応してくれ。

俺「さて、と」

確か今日は……。

>>516
1 学校に行かなきゃ行けなかったな
2 本の発売日だったな
3 バイトの日だよな
4 何もなかったな
515名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 12:08:22.60 ID:3sfK5S6w0
すこし体温高いな
516名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 12:16:21.78 ID:zQSIpl0yO
3
517名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 14:32:34.59 ID:sjp1JP3yO
支援






タナ子は俺の(ry
518名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 14:49:42.72 ID:RLyaQyIsO
>>バイトの日だよな

俺は身支度を整えた。少ない荷物を持って家を出る。
今日はバイトがある日だ。
俺のバイト先はショッピングセンターの中にある本屋だ。働く前から通っていたので、割と長い付き合いである。

俺「どうしてもついてくるのか?タナ子」
タナ子「わたしはマスターを護る為にいるのです」

こんな感じでタナ子はショッピングセンターまでついてきてしまった。
しかし流石に本屋までは連れていけないよな。

俺「タナ子……あれ?」

今まで隣に居たタナ子が居なくなっている。
一瞬焦ってきょろきょろと辺りを見回すと、耳元で誰かが囁いた。
マスターの邪魔にはならないようにします。
それはタナ子の声だった。姿は見えなくても、近くに居てくれているようだ。
少し安心して本屋へと向かう。

?「きゃあ!」

どんっ。誰かが背中に激突してきた。
一体誰だ。と顔を後ろに向けると、馴染みの顔だった。

俺「鞠華さん!」
鞠華「俺くん、申し訳ありませんわ。お怪我はありませんかしら?」

申し訳なさそうに微笑んでいたのは俺のバイト先の先輩、鞠華さんだった。

俺「鞠華さんこそお怪我は……」

俺はそう言いかけて言葉を切った。

>>520
1 無いみたいですね
2 鞠華さん膝……
3 タナ子っ!!
519名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 15:26:19.42 ID:nMyJqBE40
kskst
520名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 15:34:03.50 ID:zQSIpl0yO
2

膝ペロペロ
521名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 18:51:21.65 ID:FP7cjxNB0
ksk
522名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 18:58:07.50 ID:sjp1JP3yO
た、タナ子は平気か?
523名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 21:01:54.17 ID:qber75nRP
追い付いた
俺にもう少し時間があったらこれをノベルゲームにするんだけどな…そしたら結構面白くて流行りそうだ

ただの恋愛ノベルかと思いきや探偵物になったり、バトルものになったり、鬱ものになったり、エロゲになったり…
とても楽しい!
今後も期待!
524名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 21:54:48.70 ID:RLyaQyIsO
支援ありがとな!

>>515
マジ?
一応男性の平均の範疇だと思ったんだがw
ちなみに俺は基本の平熱が37℃前後だwww

>>522
マルチだから安心してくれwww

>>523
うわぁー……ありがとな!
そう言ってもらえるとすっげぇ嬉しいよ。
俺も言語とか勉強して吉里吉里とか使えたら作りたかったんだが、なw
俺の回りに>>523みたいに偏見無くてこういうのに理解があるやつが居たら良かったんだけどなぁ。


明日は5時30分起きだから、今日は11時くらいまでしか居ないwすまんwww
525名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 21:58:10.69 ID:RLyaQyIsO
>>鞠華さん膝……

俺は血の気が引いていく感覚に呑まれそうになるが、それをグッと堪える。
じわり。と、鞠華さんの膝からは鮮血が滲み出ていた。
普段は足さえも育ちの良さや気品さが出ているのだが、今はそれが壊されている。

俺「鞠華さん、膝……」
鞠華「ここに来る時も何度か転んでしまいましたの。どうしてかしら〜?」

困ったように微笑う鞠華さん。口元に添えた指は微かに震えていた。
平静を装っているが、きっと痛いのだろう。

俺「鞠華さん」

スッ。俺は鞠華さんの背中に左腕を回し、右腕を膝の裏に回した。
俺の筋肉は何の為にある?
今この時の為にある!

俺「すみません、失礼します」
鞠華「えっ?きゃっ、何っ?」

グッ。腕に力を込めて鞠華さんを抱え上げる。
所謂、お姫さま抱っこと言うやつだ。
まだバイトまで時間はあったが、本屋の休憩室を借りることにした。

鞠華「手慣れていますのね〜」
俺「母親がそそっかしい人で、よく手当てしてたんです」
鞠華「そうなんですの」

軽い手当てを終えて、鞠華さんの足を見る。やはり美しい。

俺「ん?」

俺は鞠華さんの履いているパンプスを見た。踵にあるヒールにヒビが入っている。
恐らく転んだりバランスをくずしたりした原因はこれだろう。

>>529
1 少々お待ちください、お姫様
2 ヒール、壊れかけてますね


22時20分頃に戻ってくる。一回離れるなw
526名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 22:07:19.57 ID:nMyJqBE40
またコンビニかなw
527名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 22:10:27.22 ID:FP7cjxNB0
kskst
528名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 22:34:32.21 ID:RLyaQyIsO
>>526
いやぁ、一人暮らしだとお湯ためないでシャワーですませちゃうことが多くなるんだよなぁwww
529名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 22:44:08.81 ID:1K9Ycx0F0
1
530名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 22:53:28.48 ID:qber75nRP
つまり風呂か
一瞬シャワーでカップ麺作るのかとおもた
531名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 23:02:49.32 ID:3sfK5S6w0
一人暮らしだからこそお風呂溜めてちゃんと入ると気持ちいい
532名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 23:22:16.09 ID:RLyaQyIsO
>>530
正解。
流石にシャワーのお湯は使わねーよwwwせめて電気ケトルwww

>>531
そうなんだよな!
俺しか入らないからお湯綺麗だしwww

次投下して今日は寝るな。
すまん。
明日の夜睡魔が襲ってこなかったら日中だけしゃなくて夜も書くよw
533名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 23:26:12.37 ID:RLyaQyIsO
>>少々お待ちください、お姫様

鞠華「えっ?俺くんっ」

俺はそんなキザったらしい言葉を鞠華さんに残して休憩室を出た。
ここがショッピングセンターで本当に助かった。目当てのお店に入る。

俺「……困ったな」

ズラリ。と並ぶ靴達。
どれが良いのかさっぱりわからない。
とりあえず鞠華さんが履いていたのと似た形の物を見る。

俺「………あ」

ふと目に止まったのは一つのパンプス。あまりヒールは高く無いが、デザインが気にいってしまった。
正直俺の好みなんてどうでもいい。のだが、逆にここは俺の好みで選んでも良いんじゃないだろうか。

俺「よし」

手際良く会計を済ませて休憩室へと戻る。
休憩室に戻ると、鞠華さんは心もとない表情をしていた。

俺「鞠華さん?」
鞠華「俺くん!お待ちしておりましたわ」

ぱぁっ。と鞠華さんの表情が明るくなる。
これから渡す物でそれが暗くならないと良いんだが。

俺「お待たせしてしまいすみません。その、鞠華さんの普段履いている靴より安物なんですけど」
鞠華「まぁ……」

俺は壊れかけている鞠華さんのパンプスを脱がす。
そして買ってきたばかりの俺のパンプスを履かせた。

鞠華「いただいてしまっても、よろしいんですの?」
俺「はい」
鞠華「くすっ。とっても気に入りましたわ」

ふうわり。鞠華さんが笑う。俺はこの鞠華さんの笑みが好きだった。

鞠華「あら〜?まるでわたくしの髪止めとお揃いみたいですわね」

そう。このパンプスに付いている花の飾りが鞠華さんの髪止めを彷彿させたのだ。

俺「鞠華さんに似合うかな、と思いまして」
鞠華「嬉しいですわ。ありがとうございます。あの……こちらも履かせていただけないかしら?」

鞠華さんは壊れていなかった方の足を差し出す。
このままだと靴があべこべだ。

>>538
1 はい。お姫様
2 えっと……
534名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 23:28:51.41 ID:nMyJqBE40
乙!
早起き頑張れ
鞠華さん生足か…
535名も無き被検体774号+:2012/11/29(木) 23:36:24.77 ID:qber75nRP
おつ!早起きがばれ
鞠華さん生足か…クンクン
536名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 00:16:38.76 ID:r+bfS4jw0
kskst
537名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 00:17:10.60 ID:r+bfS4jw0
乙です
538名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 00:19:51.93 ID:ZbO1vzzRP
1
539名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 01:32:26.11 ID:QaSgzUTH0
はぁやっと来れたー!嫁ちゃんが空気だけど…

ほんとに毎日たのしませてもらってる
ありがとー
540名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 05:02:19.49 ID:yT6VLmO30
足指ペロペロ
541名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 06:18:36.98 ID:8RRYThgi0
C
542名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 07:09:00.40 ID:uRn/eE8D0
つC
543名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 09:51:14.88 ID:NTYUj6NoO
>>はい。お姫様

鞠華「くすっ。俺くんは王子さまみたいですわね。今、シンデレラの気分ですの」
俺「シンデレラじゃなくて鞠華さんは産まれながらのお姫様じゃないですか」

そう。鞠華さんはお菓子会社のご令嬢だ。小さな会社、ではない。
日本国内で一番と言って良い程の大手企業だ。
海外進出も盛んで、業績も安定している。
学生達がこぞって就職したがっているのが現実だ。

鞠華「そう、ですわね。でも、鳥籠の中の窮屈な鳥かもしれませんわよ?」

鞠華さんはどこか寂しそうにそう言った。
きっと、一般人の俺とは違う世界なのだろう。同じ線に立っていない俺が軽々しく言えることではない。

鞠華「だって、恋だって自由にできませんの」
俺「恋?」

突拍子もなくそんな言葉か出てきて俺は思わず聞き返してしまった。
ため息を吐きながら鞠華さんが言う。

鞠華「親の決めた婚約者。……わたくしは、自分の好きなお方と結ばれたいですもの」

なんだろう。鞠華さんと俺は、もしかしたら似た境遇なのかもしれない。
図々しいですがもしもの話ですよ。と、俺は一言断ってから言葉を繋ぐ。

俺「俺が鞠華さんの婚約者だったら、絶対に鞠華さんを幸せにします。もしも俺の事が嫌いだったとしたら、浮気でもなんでもいい。鞠華さんを自由にしますよ」

鞠華さんの瞳が僅かながらに見開かれる。

鞠華「それは……わたくしに尋ねていらっしゃるの?」

言葉は慎重に選ばなければいけない。
本能が俺にそう告げている。

>>546
1 ……はい
2 きっと、良い人が見つかりますよ


支援さんきゅ!
後で描写するつもりだったけど最初はストッキング(ベージュ)はいてたけど今は生足な。
つか、足フェチ群がるなしwwwありがとうwww
544名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 09:52:18.11 ID:RyJJocBNO
おはタナ子!
出番減ったタナ子がぐぬぬしてるの想像しながら萌え待つぜ
545名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 10:43:27.15 ID:8RRYThgi0
ksk
546名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 11:47:49.25 ID:8RRYThgi0
かそってんな

547名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 13:18:09.33 ID:NTYUj6NoO
>>……はい

俺の答えに鞠華さんが瞳を伏せる。

鞠華「一つ、聞いても良いかしら?わたくしを幸せにすると言ったあの言葉は、婚約者では無かったら駄目ですの?」
俺「婚約者じゃなかったとしても、俺は鞠華さんを幸せにします」

言葉にしてみて自覚する。
俺は鞠華さんのことが好きなのだ、と。

鞠華「そう……。わたくし、俺くんの婚約者ですの」

俺はどこかで確証があったのかもしれない。
鞠華さんは大手企業のご令嬢。
財力、権力共に申し分無いだろう。
俺の婚約者候補だったとしてもおかしくは無い。
だからこそ俺は、もしもの話と言っておきながら俺の本心を鞠華さんに話したのだ。

俺「でも、鞠華さん。好きな人がいるなら、俺のことは大丈夫です」
鞠華「何が大丈夫ですの?」
俺「えっ?その、婚約者じゃなくて好きな人と結ばれたいと……」

くすくすくす。
鞠華さんが微笑う。
俺は何かおかしなことを言っただろうか。

鞠華「わたくし、婚約者だから俺くんと結婚するなんて嫌ですわ」

グサリ。鞠華さんの言葉が突き刺さる。
振られた、のか。
けれど鞠華さんは微笑を崩さない。

鞠華「婚約者ではなく、鞠華として結婚したいんですの。鞠華を、好きになっていただきたいのですわ」
俺「鞠華、さん」

ふうわり。鞠華さんが笑う。
なんだ。俺も、鞠華さんも、確証があったのか。

俺「婚約者かどうかなんて関係無い。鞠華さんが好きですよ」
鞠華「嬉しいですわ!」

ぎゅうっ。抱き付いてきた鞠華さんを優しく抱き締め返す。

鞠華「俺くん、提案がありますの」

>>549
1 ずっと一緒ですのよ?
2 一緒に住みませんか?
548名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 13:37:55.70 ID:Dfp7Ct3rP
kskst
549名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 15:41:42.89 ID:M0nQECok0
どっちがエロルートですか?

1
550名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 16:28:28.32 ID:ffJkxclJ0
エロルートwktk
551名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 19:21:34.37 ID:RyJJocBNO
支援だよタナ子
552名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 20:52:13.76 ID:NTYUj6NoO
>>ずっと一緒ですのよ?

まるで内緒話をするかの様に耳元で囁かれた言葉。
そんな事、言われなくてもずっと一緒だ。

俺「俺はねちっこい性格ですよ?」
鞠華「くすっ。わたくしも、執念深いですわよ?」

俺と鞠華さんの笑い声が休憩室に入り交じる。
トンッ。その声を打ち消すかのような物音に振り返るとタナ子が立っていた。

タナ子「まだ他の婚約者候補の方とお会いしておりませんが、鞠華様をマスターの正式な婚約者。と言うことで良いのですか?」

俺と鞠華さんは少し顔を見合わせる。お互いの気持ちに嘘も偽り、ましてや変わりもない。
スッ、とタナ子を見据える。

俺「ああ。俺は、鞠華さんと婚約する。結婚、するよ」
鞠華「俺くん……」
タナ子「わかりました。レイシス様にご報告します」

そう言ってタナ子はまた見えなくなった。一体どこに潜んでいるのだろうか。
それからすぐバイトの時間になり、鞠華さんと少しドキドキしながら働いた。
俺はバイトが終わり名残惜しかったが、鞠華さんと別れた。明日も、会う約束をして。
家に帰る時は横にタナ子が居たが、特に何も喋らなかった。

俺「……鞠華さんと婚約かぁ」

部屋へと入り、幸せな気持ちを抱えたままベットに身を投げる。

俺「どうするかなぁ」

この幸せな気持ちのまま。

>>554
1 鞠華さんを思いながら寝る
2 通信機に手を伸ばす
3 タナ子に惚気る



ちょw勝手にエロ期待すんなしwww
すぐにエロが見たかったんならこっちじゃなうぇっほん。
俺はあまりエロ得意wじゃないから期待しないでくれwww
553名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 20:58:57.49 ID:PLh4Qtc20
ksk
554名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 21:03:39.63 ID:VW9z1dEp0
3
タナ子に嫉妬という感情が出てきそうだな
555名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 21:30:40.83 ID:NTYUj6NoO
>>タナ子に惚気る

今までの鞠華さんとのこと、今日のこと、思い出せる限りの鞠華さんとの思い出をタナ子に惚気た。

俺「タナ子。俺と鞠華さん付き合うと言うか、通り越して結婚だよ」
タナ子「嬉しいことなのですね」
俺「当たり前だろ?」

タナ子を見ると、表情を変えずに、じっ。と俺を見ていた。
微かに首が傾いている気がする。

タナ子「わたしにはわかりません」

どうして嬉しいのか。そもそも、嬉しいと言うものはわからない、と。タナ子は抑揚の無い言葉でそう言った。

タナ子「でも、マスターの体温と声がいつもより高いことから、嬉しい、と言うことなのだとは、わかります」

でも、わたしには感情が無いのでわたしはわかりません。とタナ子は付け加えた。
正直、タナ子がわかろうとわからまいと俺にはどうでも良かった。ただ、この幸せな気持ちを誰かに喋りたくてしょうがないだけなのだから。
一通り喋って満足した俺は眠りに就くことにした。
俺は、鞠華さんとずっと一緒にいると決めたから。
これで婚約者騒動は無事に終わり、平穏な日常が訪れるのだと、そう、思っていた。

〜二冊目終了〜
556名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 21:56:15.68 ID:M0nQECok0
初夜がないと不完全燃焼だな
557名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 22:09:58.88 ID:NTYUj6NoO
〜三冊目〜

俺と鞠華さんが婚約し、付き合い初めて一ヶ月が経った。
まるで婚約者うんぬんの事なんか無かったかのように、平穏な日々を送っている。
最初の頃の敵襲とかはなんだったのか。と、半ば呆れてしまうくらいだ。
だが、そんな平穏な日々を壊したのは、一つの報道だった。

タナ子「マスター、鞠華さまの」
俺「えっ?」

テレビのニュースに映し出されているのは馴染み深い大手企業の事業失敗と言う報道。俺の頭が真っ白になる。
ピリリリリ。
俺の意識を戻したのは携帯の着信音だった。画面には鞠華さんの名前。
俺は鼓動が早くなっていったが、平静になろうと心を落ち着かせる。

俺「もしもし?鞠華さん?」
鞠華「申し訳ありませんわ。わたくし、もう、俺くんの婚約者としての資格がありませんの」
俺「どういうっ」

プツッ。ツー、ツー、ツー。
鞠華さんの声の変わりに無機質な音が流れる。
俺は居ても立っても居られなくなり家を飛び出した。

タナ子「鞠華が言っていたように、もう婚約者ではありませんよ」
俺「婚約者かどうかなんてどうでも良いんだよ。俺は鞠華さんが好きなんだ」

鞠華さんがどこにいるかなんてわからない。でも、俺は走った。
走って、走って。鞠華さんと行った所や好きだと言っていた所を巡る。
けれどどこにもいない。

俺「……まさか」

一つだけ行っていない所をを思い出すが、あんな所にいるだろうか。

俺「行ってみるか」

行かないよりは行ってみたほうが良いだろう。
俺はショッピングセンターへと向かった。

俺「鞠華さんっ!」

バイト先の本屋の休憩室に、鞠華さんは居た。背中をこちらにむけているため表情は見えない。

>>559
1 後ろから抱き締める
2 腕を引く
3 婚約、残念です

>>556
すぐヤレたら苦労しねーよwww
一番難しいのはタナ子だけどw
558名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 22:12:52.93 ID:uRn/eE8D0
1
559名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 22:12:54.13 ID:PLh4Qtc20
えええー
560名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 22:13:25.61 ID:PLh4Qtc20
ごめん
1で
561名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 22:47:11.45 ID:NTYUj6NoO
>>後ろから抱き締める

鞠華「どう、して?わたくしは、もうっ」
俺「最初に言ったじゃないですか。俺は婚約者かどうかなんて関係無い。鞠華さんの事が、好きなんです」

少しの無言の後、小さな嗚咽が漏れる。震える体をきつく抱き締めて、鞠華さんの存在を確認する。
絶対に逃がしたりはしない。

俺「俺は、人じゃなくて財力や権力で結婚なんかしたくない」
鞠華「俺、くんっ……」
タナ子「でしたら、闘いましょう」

タナ子が淡々と告げる。
婚約者では無くとも、タナ子と決闘し、打ち負かすことができれば認めると言うこと。
決闘の際に使用する武器は何でも構わないと言うこと。
そして、闘うのは俺。ではなく、鞠華さんだと言うこと。

鞠華「今のわたくしでも俺くんと一緒になれるのでしたら、致しましょう」

鞠華さんは瞳に溜まっていた涙を拭うと、気丈にもタナ子を見据えてそう言い放った。
対してタナ子は俺達に背を向ける。

タナ子「受理しました。それでは今日はこちらのホテルでお休みください。明日の朝、お迎えに上がります。お側を離れること、許してくださいマスター」

タナ子はホテルの鍵を俺に渡すと休憩室を出ていった。
俺と鞠華さんも落ち着いて話がしたかったので、ホテルに行くことにした。向かっている最中、鞠華さんはずっと俺の腕を掴んでいた。

鞠華「俺くんっ」

ホテルの部屋に入った途端に鞠華さんが抱き付いてきた。辛かっただろう、心細かっただろう。俺は総てを受け止める意味でも抱き締め返す。

俺「鞠華さん」

>>563
1 涙を拭う
2 このまま、逃げましょうか
562名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 22:50:23.77 ID:9AjjjFoe0
コレは、エロ期待だろ

563名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 22:51:01.99 ID:PLh4Qtc20
1
564名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 23:01:59.41 ID:cW9wOxLm0
逃げないとバッドっぽくね?
でもそれ以上に

期待
565名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 23:15:42.24 ID:NTYUj6NoO
>>涙を拭う

留まることを知らないのか、拭ってはぽろぽろと零れ落ちる。
どうにかしてこの涙を止めたい。鞠華さんには花のような笑みが似合うのに。

鞠華「――っ!俺、くんっ?」
俺「止まり、ましたね」

ちゅ。鞠華さんの瞳にもう一度キスをする。
ぴく、と鞠華さんが身動ぐ。

俺「鞠華さん。鞠華さんは、結婚するまではこういう事はしないと、言っていましたが」

耐え切れずに抱き締める。
鞠華さんの体が強ばったのが伝わった。

俺「俺は、今したいです」

否定されるだろうと、思った。
けれど腕の中の鞠華さんの体は、徐々に強ばりを解いていく。
鞠華さんの顔を見ると、ふうわり。と笑っていた。
ゆっくりと瞳が閉じられる。
今まで貞操を気にしていた鞠華さんだっただけに、意外だった。鞠華さんの平穏は壊されたが、もしかしたらそのしがらみも壊されたのかもしれない。
俺はそっと鞠華さんに口付ける。

俺「鞠華さん、好きです」

一旦離し、もう一度口付ける。今度は唇が触れるだけではない、キス。

鞠華「ふ、んぅ、ん……っん!」

唇を舌で舐めると、くすぐったいのか鞠華さんが身を捩る。その隙に薄く開いた唇に舌を差し入れて鞠華さんの口腔内を蹂躙するかのように暴れる。

鞠華「ふぁ、あ、んぅっ、んぁ……んぁ、ぅ、んんっ!!」

きゅっ。舌を絡め取ると、ヒクン、と鞠華さんが跳ねた。

鞠華「ふ、あ……っ俺、くん、わたくし……初めて、ですの。だから」

優しく、してくださいね?
乱れた呼吸もそのままにそう言った鞠華さんに、俺の欲望は抑えきれなかった。

>>567
1 ベットに押し倒した
2 バスルームへ連れていった
566名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 23:24:44.71 ID:PLh4Qtc20
落ち着け
2だ
567名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 23:25:44.81 ID:BmDeufU/0
追いついた

支援
568名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 23:28:07.94 ID:BmDeufU/0
すまん

2で。
569名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 23:42:56.96 ID:n2XXGK9U0
C
570名も無き被検体774号+:2012/11/30(金) 23:58:52.70 ID:NTYUj6NoO
>>バスルームへ連れていった

灯りの元曝け出された一糸纏わぬ姿に、お互い多少の気恥ずかしさに見舞われる。

俺「鞠華さん、俺に任せてください。洗って差し上げますね」

ゆっくりと、丁寧に鞠華さんの体を泡で包んでいく。

鞠華「あっ、あの、さっきからそこばっかりじゃありせんの?」

もじもじと内股を動かしながら、鞠華さんが俺に言う。
そこばっかり。とはどこだろうか?

俺「どこのことですか?」
鞠華「えっ!?あのっ、その、あっ、胸、ばかりでは……ありません、か」

くるくると弧を描くようにして胸の周りを洗う。少し主張し始めた突起に触れるか触れないかを繰り返す。

鞠華「ん、っ……ぁ」
俺「鞠華さん、変な声出してどうしたんですか?俺はただ洗っているだけですよ?」
鞠華「ふ、っそん、なの嘘、ですわ」
俺「酷いなぁ、鞠華さんは。俺の言うことが信じられないんですか?」

信じてくれなかったお仕置きですね。
ぎゅっ。と両方の突起を少し強めに摘む。

鞠華「あっ!?んっ、いっ、んんっ」

摘んだまま捏ねるようにぐにぐにと指先を動かす。
ぎゅうっ。と鞠華さんが内股を締めた。

鞠華「や、俺くんっ、なんだか、あっ、熱いん、ですの……っ」
俺「ここがですか?」

するりと内股に手を這わせて足を割ると、鞠華さんの秘部に触れた。

鞠華「ああっ!んっ、あ、やっ、おかしい、ですわっ、ん……はぅ、ぁっ」
俺「気持ち良いんですか?」

くっ。鞠華さんの蕾を押し潰す。
とんとん。と一定のリズムで弾くと、ピクンと揺れる。

鞠華「んぅ!はぁ、あ、んっ、ああっ、いや、何か、がっ、あっ、ああっ!!」

ビクビクン。鞠華さんの体が一層跳ねた。指先にはトロリとした感触。

俺「イッてしまったんですね」
鞠華「はっ、あ、ん、っあ、あ、ひゃんっ!?」

イッたばかりで敏感な蕾をまた弄る。

>>572
1 良く見てみる
2 指を一本挿れてみる
571名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 00:15:47.65 ID:wTNHtU2P0
ksk
572名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 00:21:29.78 ID:UCpggE6ZP
2

ふぅ…
573名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 00:36:03.46 ID:JJbEmrl50
>>572
はえーよwww
574名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 01:05:18.69 ID:+h2tKxHU0
>>572
おいおいこれからだろww
575名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 01:53:16.11 ID:G7P8Wzwg0
>>572
おwまwえwはwww
576名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 09:21:54.26 ID:JJbEmrl50
支援
577名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 10:24:16.19 ID:MKGa5qWE0
>>572www
支援
578名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 12:55:48.76 ID:pkWsmh7AO
>>指を一本挿れてみる

くたり。と、俺に体を預けている鞠華さんの秘部を指先だけで探り、弄り回した。一度イッた鞠華さんのそこは滑りを良くしているばかりではなく、一層卑猥な音を立てる助けもしている。
クチュ、クチャ、ヌリュッ。
俺の胸の中で鞠華さんはビクビクと震えている。

鞠華「ひっ、ん、ぁ、はぁ、あ!っ、う、んはぁっ!!」

グチュッ。蕾を弄りながらもあいている方の手で入り口を探す。目視できずに手探りだと意外と難しい。

鞠華「ひゃ、えっ?あっ、うぅんっ!?」

ニュルリ。グプッ。
奥へと促すかのように指が呑まれる。

俺「見つけましたよ、鞠華さん」
鞠華「はうっ、ん、ああっ!」

やはり初めてだからか。指に絡み付いてくる感触もするが、ギチッ。ときつく圧迫してくる。
ぐにゅぐにゅ。ゆっくり指を動かし、押し広げるように指を奥へ奥へと動かした。

鞠華「っはぁ、ん、俺、くん……」
俺「痛いですか?苦しい?」
鞠華「少、し、でもっ、はぁ、大丈夫、ですわ。だから、あ、やぁんっ!?」

きゅきゅうっ。きゅっ。
ある一点を擦り上げると、一際高い嬌声が上がり、鞠華さんの中が収縮した。

俺「ここですね、鞠華さんのイイ所は」
鞠華「あぅんっ!は、ああっ!いっ、んはぅ、はぁ、っん!」

鞠華さんの愛らしい反応に俺は興奮していく。
執拗なまでに擦り上げると、それに連動するかのように鞠華さんの体が弓なりに反った。
ビクビクビクッ!

鞠華「ああっ!あっ!はぁ……っ、は、ふぅ……んはっ」

指を引き抜くとトロトロと蜜が溢れた。抜くときにも感じる所を擦ったのか、ヒクリと鞠華さんが跳ねる。

>>580
1 挿れてもいいですか?
2 終わりに、しましょう

>>572
ちょw早漏乙ありwww
579名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 13:26:51.92 ID:UCpggE6ZP
ksks…


ふぅ…







賢者タイム
580名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 13:28:06.42 ID:jTrTvoHi0
1
581名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 15:36:06.90 ID:ad236naD0
お尻にいれてるんですよね?
582名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 15:43:58.74 ID:pkWsmh7AO
>>挿れてもいいですか?

そう耳元で囁き、はち切れんばかりの俺を鞠華さんに押しつける。
鞠華さんの朱に染まった頬がさらに色味を増した。

鞠華「はい……。いらっしゃってください」

ふうわり。鞠華さんが笑う。

俺「鞠華さんっ……!」
鞠華「んんっ!あっ……あっ、あうっ、んっ!」

早く中に挿れたい衝動にもかられるが、初めてである鞠華さんの為にゆっくり挿入する。
ギュッ。ギチッ。グチュ。

俺「ッ、く……はぁ」
鞠華「あっ、ああっ」
俺「苦しい、ですよね」

自分を推し進めながら鞠華さんの蕾を弄る。
きゅうっ。と中が締まったが、直ぐにヒクヒクとして俺を奥へと誘う。

俺「確か……ここ、でしたよね」
鞠華「んやあぁっ!?あぅんっ!あっ、あ、だめっ、ですわっ!ああっ!」

グチュン、ヌチュ。ジュブッ、チュクッ。
先程探り当てた鞠華さんのイイ所を擦り、突く。

鞠華「あっ、ああっ!俺、くんっ、あっ、もうっ、ずっと、はぅんっ、そこ、ばかっあっ、ひぁっ!」
俺「言った、じゃないですかっ。くっ……俺は、ねちっこいっ性格、なんですよ!」

ズチュッ!グリュリュッ、ヌプッ。

俺「どうぞ、イッて、くださいっ」
鞠華「んはぁっ!っあ、いやっ、んっ、いやっ、ですわっ」
俺「――ッ!!」

ぎゅぎゅうっ。鞠華さんの中が締まる。

鞠華「わたくしと、一緒では、んっ、ない、と」

きゅきゅう。締まったり緩んだり。俺の背中に快感が走りかける。

俺「鞠華、さん……一緒に、イキましょう」
鞠華「俺くんっ、ああんっ!」

それから俺と鞠華さんは何度も一緒にイッた。
そして幾分冷静になった頃。
わたくしも執念深いんですの。そう言って鞠華さんは妖しく笑った。

〜三冊目終了〜

>>581
おまっwまたお前かっwwww
583 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/01(土) 19:34:48.18 ID:MKGa5qWE0
いちおつ
584名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 20:45:21.33 ID:Mm7vUR1I0
おつおつ
585 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/01(土) 22:45:51.78 ID:MKGa5qWE0
はよはよC
586名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 22:54:35.66 ID:G7P8Wzwg0
( ^ω^)おつおつ
587名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 23:24:42.60 ID:/a5pybtE0
おつおつ
588名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 23:38:39.62 ID:pkWsmh7AO
〜四冊目〜

朝。タナ子が来てどこに連れていかれるのかと思ったが、案内されたのはホテルの屋上だった。
屋上には巨大なモニターが置いてある。あれは恐らくホテルの物ではないだろう。

イザナミ『皆様お揃いでございますね』

モニターにイザナミさんが映し出される。
やっぱり用意された物だったか。

イザナミ『レイシス様に代わりましてワタクシ、イザナミがこの決闘を見届けさせていただきます』

スッ。タナ子が青い短刀を構える。
そう言えば、鞠華さんはどうするのだろう。お嬢様だからか、武術等も嗜んでいるとは以前聞いたことがあるが。
ちら。と鞠華さんを見るが、やはり武器らしいものは持っていない。どうするつもりなのか心配になってきた。そんな気も知らずに鞠華さんは目が合うと、ふうわり。と俺に笑った。

鞠華「イザナミさん?武器は何でもよろしいのでしたわよね」

尋ねてはいるが、有無を言わせない言い方をしている。

イザナミ『何でも構いません』

それに対してイザナミさんは表情を変えることなく回答した。

鞠華「そうですの。では、わたくし絶対に勝ちますわ」

鞠華さんの自信がどこからくるのか俺にはわからない。が、瞳が真っ直ぐだったから信じようと思った。

タナ子「準備はお済みですか?」
鞠華「大丈夫ですのよ」

大丈夫、って。準備なんて特にしてないよな。どうするつもりなんだ。

イザナミ『時間制限はございません。どちらかが戦闘不能、もしくは降参するまでおやりくださいませ』

不意に鞠華さんが俺の腕を組んだ。
いや、ちょっと、こう言うことはさすがに終わってからが良いんだが。

鞠華「わたくしの武器は、俺くんですの!」
俺「……え?」

>>591
1 俺っ!?
2 何言ってるんですか
3 はぁ?


ただいまー。乙あり!
今日は一時頃までは作業もあるから起きてる予定www
589名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 23:49:21.19 ID:pUM1rtUT0
支援
590名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 23:51:44.40 ID:5vGujd1m0
支援
591名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 23:53:45.08 ID:4bQZu+eb0
1
592名も無き被検体774号+:2012/12/01(土) 23:55:00.78 ID:7q3Z9XtAP
メイン盾来た!これで勝つる!
593名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 00:11:37.42 ID:8qVBhwiNO
>>俺っ!?

驚く俺を余所に、鞠華さんは優雅に微笑む。

鞠華「問題ありませんわよね?」
イザナミ『武器と、言うのでしたら』
鞠華「ですってよ?」

いや、そんな、ですってよ?って嬉しそうに言われても。

鞠華「信じていますわ、わたくしの王子さま」

ああ、そんな風に微笑まれたらやるしか無いじゃないですか。

俺「わかりましたよ、俺のお姫様」

俺は鞠華さんに笑い返した。

俺「さて、と」
タナ子「………」

タナ子の青い短刀。
あれには以前助けられたが、今度は俺を傷付けるのか。

タナ子「マスターは、国王になることをお望みですか?」

国王。ぶっちゃけ面倒くさそうだしなりたくない。
でも、俺が今鞠華さんと一緒にいる為にはその財力は必要だ。鞠華さんを家のしがらみから解放する為にも。
鞠華さんと一緒に居られるための対価だとするのならば、これ程安いものではない。

>>595
1 ああ
2 俺は鞠華さんと居たいだけだ
594名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 00:40:25.46 ID:c7xn0z1u0
1でお願いします
595名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 01:08:18.11 ID:5JKaC9sA0
1で
596名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 07:31:00.05 ID:hKEIF9Ox0
おまいらこの後はたなこルートだからな!
絶対だぞ!
C
597名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 08:40:56.87 ID:8CjAMQ2Y0
おはよう支援
598名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 08:47:39.45 ID:hKEIF9Ox0
>>1はまだかね?
599名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 10:58:39.77 ID:lt0AsKyV0
嫁ちゃんかっこよす( ^ω^)服装kwskしてくれると喜びます!
600名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 15:47:35.81 ID:+4B6pmLq0
支援
601名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 17:42:48.67 ID:hKEIF9Ox0
まだー?
602名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 19:11:07.43 ID:8qVBhwiNO
すまん、今日はがっつり仕事だから22時頃には来れたらな、と思う
603名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 22:11:52.01 ID:8qVBhwiNO
>>ああ

タナ子「そうですか。残念です」

カラン。タナ子は自分の短刀を地面に放り投げた。

タナ子「わたしはマスターを傷つけることができません」
イザナミ『降参でございますか?』
タナ子「はい」

呆気なく終わった決闘に唖然としていると、後ろから柔らかいものに包まれた。

鞠華「くすっ。勝ちましたでしょう?」
俺「鞠華さん……はい。これで、ずっと一緒です」

こうして俺はお爺ちゃんから国を継ぎ、鞠華さんを嫁に貰った。
今、鞠華さんと一緒に過ごすことができてとても幸せだ。
けれど普通では無いこの国。一度入れば基本外へと出る事は叶わない。
だからこそ俺はお爺ちゃんを知らなかったし、カーチャンの居場所がわかったのにお爺ちゃんはカーチャンの、娘の所へ行けなかったのだ。

鞠華「何を考えていらっしゃいますの?」
俺「んー……これで良かったのかなぁ、って」

清楚なドレスに身を包んだ鞠華さんが俺を覗き込む。
俺は、鞠華さんを鳥籠の中から出してあげたかった。
でも、実際は鳥籠から俺と言う檻の中へ閉じ込めてしまっただけじゃないだろうか。

鞠華「愚問ですわね。わたくしは、俺くんと一緒でしたら何でも良かったのですわ」

鞠華さんが微笑む。
今の俺にはその言葉が、笑顔が、ありがたかった。

俺「鞠華さん……」

寄り添う体。
聞こえる鼓動。
お互いが今、ここに存在すると確認し合う。

鞠華「ずっと、一緒ですのよ?」

大きな国の狭い世界で確かに俺と鞠華さんは、幸せだ。

Marika END
―ED11 鳥籠の中の鳥は檻の中―
604名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 22:17:05.05 ID:lt0AsKyV0
うぉあっキター( ^ω^)
おつおつ!おつおつお!
605 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/02(日) 22:25:07.15 ID:hKEIF9Ox0
>>1お伝え
606 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(2+0:8) :2012/12/02(日) 22:25:39.11 ID:hKEIF9Ox0
すまん
>>1
607名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 22:40:17.28 ID:ETw+wCGW0
おつおつ
トゥルーエンド以外はどれも含みのある終わり方だ
次が楽しみ
608名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 23:11:40.51 ID:8qVBhwiNO
―家族会議兼反省会―

美琴「あらあら。鞠ちゃんがお嫁さんだなんて、嬉しいわぁ」
鞠華「でも、お義母さまと一緒に過ごすことはできませんのね……」
イザナミ「俺様と鞠華様にはこの国の責務がございます故」
タナ子「わたしは、国王より鞠華さまと一緒に居たいのだと思考してました」
鞠華「わたくし、俺くんと一緒でしたら鳥籠でも檻の中でも幸せですわ」

…………。
ギリギリの所でタナ子に殺されなかった。何故かそう、思った。
まだまだ俺の知らない鞠華さんはたくさん居そうだ。

―MEMO―
鞠華さんは頭の回転が早そうだ。
カーチャンはお姫様だったらしい。
---------

婚約者ルートが追加されたみたいだ。

>>609-619の間で多かった選択肢から6週目スタート
ただしスキップが最後の安価の場合は多数決を無視します

1 最初から
2 タナ子下僕ルートから(>>11
3 通常・柚葉ルート(>>105)
4 下僕・柚葉ルート(>>294)
5 探偵局ルート(>>368)
6 婚約者ルート(>>454)
7 婚約者・鞠華ルート(>>552)
8 スキップ(レス番指定/その週で選んだ選択肢を通過)



乙あり!

>>599
婚約者ルートのタナ子は文章で説明するの難しいなw
機会があったら描いてみるけど、想像にまかせるwww


そろそろ多数決きつくなってきたか?www
609名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 23:16:11.11 ID:++aQXN+gi
1!
610名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 23:17:59.21 ID:M6hWJi2O0
2
611名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 23:19:19.07 ID:ETw+wCGW0
55555555555
612名も無き被検体774号+:2012/12/02(日) 23:19:36.14 ID:6dC3isrJ0
6
613 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/03(月) 01:47:38.84 ID:67pTA4bp0
1
614名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 02:06:26.75 ID:9T2NumNL0
615名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 03:35:16.73 ID:wbxiWRyB0
1
616名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 05:04:09.99 ID:W2s6EZ5G0
617名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 06:44:38.71 ID:36Pr7lhx0
1
618ファンクラブ会長:2012/12/03(月) 07:18:07.84 ID:3B05kvax0
1!
619!omikuji:2012/12/03(月) 09:40:09.03 ID:tntrLsaR0
いち
620名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 09:41:28.63 ID:vC7WgR+u0
1 ( ^ω^)
621名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 10:37:00.89 ID:wzC/elpkO
>>6週目/最初から

本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった。

「いや、意味わからん」

組み立てていたのは何の変哲もないホームセンターで買ったスライド式本棚だったはずだ。

「取り敢えず……」

>>623
1 話しかけてみる
2 不気味だし無視で
3 カーチャンを呼ぶ



探偵局ルートは俺も消化不良だからその内できたら良いなwww
622名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 12:29:30.90 ID:RaTom5YG0
1
623名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 12:39:19.17 ID:bJBPacX9P
1
624名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 13:46:17.06 ID:wzC/elpkO
>>話しかけてみる

話し掛けてみることにした。

俺「おーい。起きろー」
女の子「…う…ん……」

ふるり、と長い睫毛が揺れて瞳が開いた。
黒曜石のような瞳だった。
黒い本棚だったからか、女の子は黒い瞳に黒い髪だった。

女の子「ここ、は…」

>>626
1 お前がこれから住む家だよ
2 お前が俺の下僕となる家だよ
3 やべぇ喋った。カーチャン!
625名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 13:58:46.76 ID:DQl7L/3LP
kskst
626 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/03(月) 14:19:30.46 ID:z4O7hjIN0
1
今度こそたなこルート
627名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 18:34:19.05 ID:bJBPacX9P
本当に誰かこれをゲームにしないか
じっくりプレイしたくなってくる
628名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 19:21:01.76 ID:wzC/elpkO
>>お前がこれから住む家だよ

どうして本棚が女の子になったのかわからない。でも、確かに俺は創ってしまったのだろう、この女の子を。
だったら俺が責任をとらなければならない。

俺「お前がこれから住む家だよ」

俺はなるべく優しい声で柔らかくそう言った。

女の子「…………?」
俺「えっ?ちょっ!」

ぽろぽろ。女の子はいきなり涙を流した。俺は何かまずいことを言っただろうか。
何せ男兄弟の中で育ったからか、女の子の扱い方はよくわからない。

俺「ごっ、ごめんな?急にそんなこと言われても嫌だよな?」

女の子はふるふると首を横に振る。
俺の言葉が嫌ではなかったみたいで一先ず安堵する。
落ち着いて女の子を見てみると、泣いてこそはいるが、きょとん。としていた。
まるで、なぜ泣いているのかわからないかのように。

俺「どこか痛いのか?」
女の子「…………」

ふるふる。また首を振る。
どうしていいかわからず、とりあえず涙を拭ってあげようと思い、指で拭ってやる。と、女の子の唇が薄く開いた。

女の子「……ごめんなさい」

女の子は一言そう言うと糸が切れた人形の様に崩れ落ちる。

俺「――!」

>>630
1 抱き留める
2 よける
3 仕掛け人形?


>>627
今から言語勉強したら何年かかるかなwww
でもそう思ってくれると書いてる側はすっげぇ嬉しいwwwありがとうwww


ただいまー。めっちゃ早く帰ってこれたったwww
629名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 19:22:26.00 ID:W2s6EZ5G0
kskst
630名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 19:26:19.74 ID:CNENiKd+i
1
631名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 19:26:32.36 ID:V0tAzMHS0
1
632名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 19:27:41.86 ID:x+C8F0Qz0
おかえりー!
今日も楽しみにしてるよ
633名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 19:43:54.42 ID:wzC/elpkO
>>抱き留める

俺は女の子が床に打ち付けられる前に抱き留める。
ドサッ。軽いが、確かにある程度の重さがあった。

俺「この子は……生きてる?」

微かに伝わる鼓動と呼吸音。自分もよく知っている音だった。
これは自分一人の問題ではないな。俺はカーチャンに相談する事にした。

美琴「不思議なこともあるのねぇ」

カーチャンは未だ眠っている女の子を見てそう言った。
俺は信じてもらえないだろうがこの子の経緯と、この家の子として住まわせたいと話した。
カーチャンは疑いもしなければ否定するわけでも無くあっさりと了承してくれた。だから後はこの子が目を覚ますのを待つだけなのだが、目を覚まさない。

美琴「俺ちゃんのお話が本当だとすると、この子は俺ちゃんが創ったのよねぇ?お名前はどうするの?」
俺「名前……?」

ああ、そうか。名前が必要だよな。
俺は……。

>>635
1 タナ子だな
2 カーチャン何が良い?
3 か――
4 柚葉か鞠華か……

>>632
ありがとな!
俺が寝るまでよろしくwww
634名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 19:58:19.83 ID:x+C8F0Qz0
kskst
635名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:03:09.61 ID:CNENiKd+i
2
636名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:12:50.32 ID:nM35LG920
1
637名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:22:57.53 ID:x+C8F0Qz0
3が気になる…
638名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:36:41.25 ID:wzC/elpkO
>>カーチャン何が良い?

名付けのプロと言えばやっぱり親だろう。

美琴「そうねぇ……。姫華ちゃんとか、桜子ちゃんとか、美雨ちゃんとか――」
俺「うわごめんなんでもない」

出るわ出るわカーチャンの少女趣味全快のキラキラした名前の数々。聞くだけでぞわぞわしてしまう。

美琴「うふふ。俺ちゃんが付けてあげるのが良いんじゃなぁい?」

確かに、このままカーチャンに付けてもらったら恵利座部澄とか脚沙凛とか真理杏縫とか言い出しそうだ。
俺は眠る女の子を見る。

俺「……タナ子」
美琴「それが、この子のお名前?」
俺「ああ」

カーチャンは俺の付けた名前に異議を唱えなかった。それどころか、小さく笑って俺を見る。

美琴「そう……」
俺「駄目?」
美琴「ダメなんかじゃないわよぅ。俺ちゃんがこの子の為に付けたお名前だもの」

さらり。カーチャンは女の子――タナ子の前髪を分ける。

美琴「早く目が覚めると良いわね、タナちゃん」
俺「……うん」

本棚から取った名前。
本棚になるはずだった女の子。
もしくは、本棚になれなかった女の子か。
はたまた、本棚ではない存在なのか。
俺にはこの子がわからない。
でも、どこか、一緒に居たいと思ったのだ。

俺「目を覚ましてくれ、タナ子……」

俺はタナ子の頭を撫でた。
気が付けばだいぶ時間が経っている。
さて、どうするか。

>>640
1 タナ子の傍にいる
2 カーチャンは何してるかな
3 メールするか


>>637
その選択肢は本当はまだ入れたくなかったやつなんだけどなw
639名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:42:42.67 ID:TUjHcXj50
1
640名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:45:44.08 ID:A9q+ephW0
3
641名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:47:05.45 ID:x+C8F0Qz0
>>638
マジかw
探偵局と鞠華さんとヒュプ子も気になるw
642 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/03(月) 20:52:35.05 ID:z4O7hjIN0
ヒュプ子はヒュプノスの方かな
一体何から生まれるのか
643名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 20:58:27.78 ID:wzC/elpkO
>>メールするか

カーチャンに話したとは言え、まだちょっと抱えきれないな。
こう言う時は誰かに話してみて整理するのが良いだろう。
まぁ、本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった。なんて、笑われるだろうが。

俺「携帯、っと」

カチカチ。電話帳を開く。

>>645
1 あいつ何してるかな
2 そう言えば明日は
3 あっ、忘れてた


>>641
ヒントなw
探偵局やれば出てくるし、条件満たせばスキップしないで最初から始めて、あるルートに行く手前の選択肢を通ればヒュプ子メインになるぞwww

>>642
そうピュプノス。
でもマルチ式だから一概には言えないな。すまんw
644 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/03(月) 21:01:32.73 ID:z4O7hjIN0
タナ子ルートはよ
ksk
645名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:06:17.38 ID:x+C8F0Qz0
3で

1→柚葉
2→鞠華
3→優都
と予想
646名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:20:25.41 ID:x+C8F0Qz0
>>643
ヒント難しすぎだろwww
647名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:33:57.23 ID:36Pr7lhx0
婚約者ルートにタナ子ルートあるんだろうか。
何だか見えた気がする。
648名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:39:37.99 ID:wzC/elpkO
>>あっ、忘れてた

そうだ、明日は優都が帰ってくるんだったな。
鞠華さんから借りてた本を明日返すって約束してたけど、次のバイトの時でも良いか連絡しないとな。
ついでにタナ子の事も話せる流れだったら話したい。

俺「すみません、鞠華さん。明日は兄が帰ってくるのを忘れてまして、お茶はまた今度でも良いでしょうか?」

よし。こんな感じだろう。
送信して暫くすると返事が返ってきた。良かった。今は稽古中じゃないみたいだ。
鞠華さんは俺のバイト先の先輩だ。だが、お金欲しさにバイトをする必要は無いはずの大手企業のご令嬢である。
以前、そんな鞠華さんのスケジュールを聞いてびっくりした事がある。あまり空き時間と言うものは無かったはずだが、メールをする時間があるみたいで良かった。

俺「えーっと……」

大丈夫ですのよ。
お兄さまを大事にしてくださいね。
わたくしも、明日は用事が出来てしまいましたの。ですから、お気になさらないでくださいね。
また俺くんとのお茶を楽しみにしていますわ。

俺「鞠華さん……」

明日用事があるなんて嘘だ。
鞠華さんはこの約束をした後、明日スケジュールをあけるために前倒しで色々済ませたと、嬉しそうに言ってくれたのだから。
俺に気を遣わせまいとした鞠華さんの心遣いが胸に染みる。

俺「すみません、鞠華さん」

俺は鞠華さんに再度丁寧に謝り、お休みなさいと返信した。さすがにタナ子の事を相談できる空気では無い。

俺「うーん……どうするかな」

>>651
1 あいつ何してるかな
2 そう言えば明日は
3 どうしてるかな
4 俺は寝るぞ

>>645
おしかったなwみんなそう言う並びで来るだろうと思ったろうから今回はあえて俺の中の法則を変えんだwww
あとヒントの件な、もうちょっとわかりやすくすると、ヒュプ子メインルートに行くには別のルートでヒュプ子を出す必要がある。
探偵局以外にも出てくるルートはある。
それと、割と最初の頃その分岐に通りかかったけど上記の条件をまだ満たしてないからヒュプ子には行けない。
どうよ?俺大盤振る舞いwww
649名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:42:05.87 ID:wzC/elpkO
>>647
あるよー。しかし見えちゃったか?w
ちなみに、どのルートも数に違いはあれど絶対個別(あとBADもw)用意してるからなwww
650名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:45:00.90 ID:36Pr7lhx0
3
651名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:48:29.44 ID:A9q+ephW0
2
652名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 21:58:58.95 ID:x+C8F0Qz0
わからんw
しかし全EDを見たい
653名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:02:21.08 ID:bJBPacX9P
案外RPGツクールでもこの手のゲームは作れたりして
使ったことないから分からんけど
654名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:04:38.38 ID:x+C8F0Qz0
>>653
サウンドノベルツクールとか昔あったよな
655名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:29:09.78 ID:wzC/elpkO
>>そう言えば明日は

俺の兄貴、優都が帰ってくる日だったよな。
レポートを纏めていた手を止める。
優都は俺の兄貴だが、女装して占い師をしていると言う変わり者だ。そしてかなり、うざったい。
あまりメールとかしたくないが、やっぱり兄貴だしな。頼れるだろう。連絡してみるか。

俺「えっ?」

メール画面にした所で電話がかかってきた。表示された名前を見てびっくりする。

俺「すごいタイミングだな。もしもし、優――」
優都『きゃはっ!ユウだよん!俺きゅんひっさしぶりぃー』

ブツッ。反射的に切ってしまった。

俺「……ですよね」

しかしめげずにかけ直すのが優都だ。

俺「もしも――」
優都『もぉーう!俺きゅんひっど』

ブツッ。俺は何してるんだろう。
いや、ほんと、遊んでいるわけじゃないんだ。手が勝手に動いちゃうんだよ。

優都「そぉんなことする俺きゅんには、お土産あーげなーいぞっ!」
俺「うわああぁっ!?」

ガタガタゴトン!ガシャ、バサッ。
いつの間にか部屋の扉は開いており、優都が立っていた。
驚いた俺は椅子から転げ落ちると共に筆記用具とレポートを床にぶちまけてしまった。情けない。

優都「ちょっと、何やってるんだよ俺」
俺「いや、だって明日帰ってくるって言ってたから」

おそらく素に戻っている優都が床にぶちまけた諸々を拾ってくれる。

優都「ちょっとな。気になることがあって早く帰ってきた。ほら」
俺「ああ、ありがとう」

優都からレポート類を受け取る。こうしてると良い兄貴なんだけどな。
女装してゴシックアンドロリータな格好してなければだが。

俺「そうだ優都。相談があるんだけど」
優都「えぇーっ!?ついに俺きゅんから恋の相談?やだやだぁ!ユウどうしよーっ。さぁさぁお話なさいなっ」

うぜぇ。

>>660
1 いや、やっぱいいや
2 あのさ、家族増えたから

風呂行くから遠めでw
656名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:31:00.26 ID:c8iVhjPJ0
ksk
657名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:36:33.41 ID:A9q+ephW0
kskst
658名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:41:11.06 ID:x+C8F0Qz0
ksk
659名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:43:09.78 ID:3B05kvax0
2!2!
660名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:50:06.90 ID:bJBPacX9P
>>654
マジか!ごめん、しらなかったww
あとでググってみよう

そして
2
661名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:50:06.66 ID:+8Ey39XH0
662名も無き被検体774号+:2012/12/03(月) 22:51:48.66 ID:+8Ey39XH0
悪魔の数字でた
663名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 00:08:50.09 ID:Je24Jsk3O
>>あのさ、家族増えたから

優都「俺きゅん……ついに妊娠したの?」
俺「しねぇよ!できねぇよ!!」

ついにって何だよついにって!そんな深刻そうな顔で見るな!
まったく。どうしてそうなるんだよ。

優都「きゃはっ!冗談だよん。みこたんからも聞いてるしぃー」
俺「カーチャンから?」
優都「俺きゅんがロリちゃんを誘拐及び監禁そして猥せ」
俺「おい」

ウソウソっ!そう言って優都はまた癇に触るような笑い方をした。本当に優都と話すと疲れる。

優都「ユウねぇ、俺きゅんのこと占ってたんだけどぉ」
俺「勝手に占うなよ」
優都「そぉしたらぁ、なぁーんか不思議な感じがしたから早く帰ってきちゃったのぉ」

ばっちん。どうしてそこでウインクするんだよ。
でもまぁ、カーチャンから話を聞いてるんなら話が早い。

俺「まぁ、それでタナ子を家の子にしようと思う」
優都「じゃあ、俺きゅん一気にパピィ?」

パピィ。パパ。お父さん。
それはなんだか違う気がする。

優都「うぅーん。でも俺きゅんならおにぃたんの方が良いんじゃないかしらん?」
俺「……まぁ、そうだな」

お兄ちゃん。その方がしっくりくる気がする。パピィよりは。
優都もタナ子を受け入れてくれて安心した。しかしこうもすんなりと理解してくれると怖いような気もするが。

俺「それで優都」

>>665
1 タナ子見てみるか?
2 今度はいつまで家にいるの?
3 俺は疲れたから寝る



今日は用事があるから夜はあまり書けないと思う。すまんなw
水曜日は休みだからとりあえずネットには繋いでおくwww
664名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 00:21:22.92 ID:/RClMN+S0
俺きゅんがんばれ
>>1もがんばれ
665名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 00:26:28.13 ID:xL3eEqlr0
1で
666名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 00:55:57.71 ID:Je24Jsk3O
>>タナ子見てみるか?

俺「多分、まだ寝てるだろうけど」
優都「たぁちゃんどんな子かなっ?ユウ楽しみぃ」

タナ子はリビングに寝かせている。
俺と優都はリビングへと向かった。
リビングへ入り、なるべく物音を立てないようにしてタナ子に近付く。タナ子はまだ眠っていた。

俺「ずっと、眠ってるんだ」
優都「この子がたぁちゃんかぁ。ねぇ、元気?ユウはユウだから、ユウおねーちゃんって呼んでね!こっちは俺きゅん!俺にいって呼んであげてね!」
俺「お前っ!そんな大きな声で言うなよっ」
優都「俺にい!俺にい!を、よろしくお願いいたしまぁーす!!」

まるで選挙カーから流れる小煩い連呼のような真似までし始める。
タナ子が起きたらどうするんだ。って、そうか。起きて良いのか。
俺は、タナ子に起きてほしいんだ。でも。

俺「うるせぇよ!」

ぱこん。優都の頭を叩いた。
恨みがましそうに上目遣いで見てくるけどまったくもって可愛くない。

優都「にしてもぉ、本当に起きないんだねぇ。お姫サマごっこぉ?」

優都はそう言いながらふざけてはいるが、タナ子を見る瞳は真剣だった。

俺「まぁ、そう言うわけだからよろしく」
優都「妹ちゃんなんて、ユウ嬉しいなっ。今から何させるか考えよーっと」

そう言うと優都は自分の部屋へと帰っていった。
どっ。と疲れが襲ってくる。
そろそろ眠った方が良いな。

>>670
1 おやすみ、タナ子
2 俺の夜はこれからだ!

>>664
ありがとな!
667名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 01:03:52.82 ID:KSsJEvbm0
2
668名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 02:06:44.39 ID:Z8tED9yw0
1
669名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 02:10:26.30 ID:pLSTSrB30
ジャングルの王者たぁちゃん
670名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 02:13:04.78 ID:pWXs+hqO0
1
671名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 04:23:45.11 ID:G8ghJvUA0
嫁ちゃん√キタワァ( ^ω^)ヤフー

そろそろ『タナ子』という名前が、人名として違和感がなくなって参りましたよっと

完クリ!全ep制覇!を目指してる間に、絵師がみつからんかのぅ…
672名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 09:45:57.89 ID:Je24Jsk3O
>>おやすみ、タナ子

俺はそう言い残して部屋へと戻った。
ベットに身を沈めると、すぐに睡魔が襲ってくる。眠りにつく間際、何かが聞こえたような気がした。

優都「俺きゅーん!朝だよぉー?」

ガバッ。布団を剥がされ、ひやりとした空気が一気に纏わる。
うざったい声と寒さに、俺は多少のイライラと共に覚醒していく。正直、まだ眠っていたい気持ちもある。

優都「ほぅら、おっきして!そーれ、おっき!おっき!」
俺「……うるせ」

子供じゃないんだから。
こうして俺の朝の目覚めは最悪なものとなった。

俺「で。まだ眠ってるのか……」

俺と優都は朝食もそこそこに済ませ、タナ子の横に座って覗き込む。
すやすやと眠っているようにも見えるし、死んで眠っているようにも見えなくはない。
そっと耳をタナ子の胸にあてる。大丈夫。生きている。確かに生きている音が聞こえる。

優都「お姫サマなら、キスすれば目覚めるかもぉ!なぁんてねん」
俺「馬鹿言うなよ。お伽話じゃあるまいし」

でもまぁ、この状況はお伽話みたいなものだが。

俺「…………」

>>674
1 額をくっ付ける
2 手の甲に口付ける
3 いけっ、優都!


>>669
!?貴様……知っているのかっ!

>>671
喜んでるところ申し訳ないが、今はタナ子のポイント低いぞwww
絵師なぁ……絵を出すと各々のイメージが崩れちゃうだろうからなぁwどうなんだろwww
673名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 12:12:15.89 ID:yMv3M5PMO
これはタナ子嫁√!
間違いない
674名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 12:26:28.57 ID:21w8Cght0
1
675名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 13:33:11.83 ID:xL3eEqlr0
タナ子嫁√期待!!
676名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 15:43:47.12 ID:Je24Jsk3O
>>額をくっ付ける

こつり。タナ子の額に自分の額をくっつける。
じわ、と微かに体温が伝わる。熱くはない。熱は無いようだ。
ふるり。至近距離にあるタナ子の睫毛が震えた。

俺「タナ子……?」

うっすらと瞳が開かれた。
タナ子の漆黒の瞳に俺が映る。

タナ子「ぁ、ぅ……?」

きょと。とするタナ子。
ぴしり。と固まる俺。
べりっ。と優都が引き離す。

俺「あ、えっと、おはよう」
タナ子「おはよう、ございます?」

目を覚ましたタナ子は泣くわけでもなく、至って普通だった。

俺「あの、な。そのだな」
優都「お嬢ちゃんはぁ、今日から家の子だからねん!ユウはおねーちゃんで、俺きゅんはおにーちゃんだから、ねっ」

ばっちん。優都のウインクが決まる。

タナ子「おねーちゃん、に、おにー、ちゃん」
優都「そそっ!俺にい、って呼んであげなさいなっ」

ぎこちない俺の変わりに優都が今までの経緯やこれからのことをタナ子に話してくれた。
やはりと言うか何というか。タナ子は名前が無かったのでそのままタナ子と名前をつけた。そして家族に――妹として迎えると話すと、申し訳なさそうにしてはいたが、嫌ではないようだった。

俺「ありがとな、優都。助かったよ」
優都「お礼は三倍返しで良いわよん」

ウインクの置土産を残して優都はリビングを出ていった。

俺「部屋余ってないから、俺と一緒でも良いかな?」
タナ子「はい」

こくん。とタナ子が頷いたので、俺はタナ子が使っていた布団等を部屋に運んだ。
優都は自分の部屋に籠もっているのか外に行ったのかはわからないが、見当たらない。
今、俺の部屋には俺とタナ子だけだ。

俺「タナ子」

>>678
1 この間の、ことだけど
2 いや、なんでもないよ
677名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 16:50:58.68 ID:hP9dXyEn0
1
678名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 18:04:12.79 ID:pWXs+hqO0
2
679名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 19:06:36.05 ID:G8ghJvUA0
ほっしゅー( ^ω^)
680 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/04(火) 21:02:32.68 ID:ed1NEqSP0
嫁たんルート期待
681名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 22:48:09.01 ID:yMv3M5PMO
>>680タナ子は俺の(ry
682名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 22:48:35.70 ID:Je24Jsk3O
>>いや、なんでもないよ

タナ子「?」

タナ子は、ちょん。と子首を傾げて俺を見た。
聞きたいことがあったが、今一つ踏み込むことができない。聞く勇気が俺には無かった。

俺「そうだ、タナ子。ちょっと外に出てみないか?」

今日は快晴だ。出かけるには持って来いだろう。

>>683
1 兄弟水入らずするか
2 そうだ、もしかしたら
3 まだ出かけるのは止めておくか



ただいまー。今日は起きれるまで起きてるぞ。
683名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 22:49:24.93 ID:dnBSiFbm0
1
684名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 22:59:56.12 ID:/RClMN+S0
>>682
おかえりー
夜更かし付き合うぜw
685名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 23:08:41.88 ID:Je24Jsk3O
>>兄弟水入らずするか

俺「おーい優都ー。タナ子と出かけるけど行くー……げっ」

優都の部屋に入ると、服が散乱していた。
服と言っても普通の服では無い。リボンだのレースだのフリルだのが付いているぴらぴらとした服。本当に良くこんなのが着れるよなぁ、と思う。呆れを通り越して感心。はしないな。うん。

優都「ねぇ、俺きゅん。どっちが良いと思うぅ?」
俺「はぁ?勝手にしろよ。強いて言うなら、優都。せめてジーンズにワイシャツとかにしてくれ」

彼氏じゃあるまいし。優都の服のことを聞かれてもどうでもいいとしか思えない。
素直にそう思ったからそう言ったのだが、優都は面白くなかったのか頬を膨らませている。

優都「もぉう!せっかくだから俺きゅんにたぁちゃんのお洋服決めさせてあげようと思ったのにぃ!」

なんだと!?
優都のじゃなくてタナ子のだったのか。
俺はすぐさま優都の手に握られている二着のワンピースを見る。

俺「こっちだ!」

>>687
1 黒いワンピース
2 白いワンピース
3 赤いワンピース



>>684
ありがとな!
明日支障が無い程度に付き合ってくれw
686名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 23:26:55.14 ID:m/T8HOXP0
1!1!
687名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 23:29:01.53 ID:G8ghJvUA0
>>681
…いや、俺の嫁だから(・ω・`)ゴメンネ

嫁ちゃんなら何着てもかわいいよ!
688名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 23:30:23.66 ID:G8ghJvUA0
ああああ('A`)またやってもたスマン

なんだか意外だった、意味ありげな
2
赤でオナシャス!
689名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 23:31:08.82 ID:G8ghJvUA0
…3、赤でしたごめん('A`)
690名も無き被検体774号+:2012/12/04(火) 23:34:28.57 ID:/RClMN+S0
真紅みたいだ
691名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 00:11:35.60 ID:pN9vQtqKO
>>赤いワンピース

俺は優都の足元に落ちている赤いワンピースを奪うかの如く掴んだ。
くあっ。俺の俊敏な動きに対してか、優都の瞳が大きくなる。やらん。このワンピースはやらんぞ。優都のだけど。

俺「赤だ!」
優都「まさかそれ選ぶなんて、ユウびっくりって感じぃ……」

どうやら優都は俺の俊敏かつ華麗な動きではなく、赤いワンピースを選んだことに対して驚いていたようだった。

優都「ユウもそれが良いなぁって思ってたんだよねぇ」

そう言うが、でもこの赤いワンピースは候補に無かったよな。足元に落ちていたわけだし。
現に今も優都の手には黒と白のワンピースが握られている。

優都「でも残念。たぁちゃんは赤も似合うと思うんだけどぉ、お肌が白いから黒のワンピースかなぁ」

そう言って優都は白いワンピースをベットの上に置いた。いや、クローゼットの中にしまえよ。だから部屋汚いんだろうが。

優都「この黒のワンピースはぁ、真ん中のリボンとぉ、サイドの編み上げがかわいいんだよねぇっ!後ろにもちゃあんとリボン付いてるしぃ」

でも、赤でも良かったかなぁ。俺きゅんとも同じ考えだったみたいだしぃ。
優都はそう呟いた。どことなく嬉しそうな感じがしたが、こんな事で嬉しくなったりなんかしないか。

俺「おぉー。役に立つではないか、優都よ」
優都「きゃはっ!俺きゅんに褒められちゃったぁ」
俺「今回ばかりは、な」
タナ子「……え、と」

優都によってタナ子は黒のワンピースに着替え、長い黒髪にも可愛らしい飾りが付いている。
なんだか落ち着かなさそうにそわそわしているタナ子がまた可愛らしい。
妹、万歳。

俺「大丈夫だよ、タナ子。かわいいよ」
タナ子「そう、ですか?」
俺「ああ。頭に付いてる」

>>693
1 小さな帽子も似合ってるよ
2 リボンのカチューシャも似合ってるよ
3 ヘッドドレス、だっけか?も似合ってるよ

>>690
真紅「お黙りなさい、真似なんて許さないのだわ!」
俺、薔薇乙女は漫画一巻しか読んだことねぇwww
692名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 00:37:05.73 ID:N9vivLGy0
俺アニメしか見てねえw

赤ってなかなかないから悩むなー
693名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 00:51:43.07 ID:vRFKi2QA0
1
694名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 11:48:05.03 ID:pN9vQtqKO
>>小さな帽子も似合ってるよ

そう言うと、タナ子は頬を桃色に染めた。恥ずかしそうな、嬉しそうな。少し俯き気味で帽子を触った。

優都「はぁい。完璧ー。それじゃあどこに行こうかしらん?」
俺「俺は水族館が良いと思うんだよな」

水族館。綺麗だし小さな魚もいるだろうし、怖くはないだろう。
俺とタナ子と優都は水族館に行く事にした。

俺「意外と混んでるな」

平日だから人は疎らだろうと思っていたのだが、意外と家族連れやカップルで賑わっていた。

俺「ほら、タナ子」

はぐれないようにタナ子の手を握る。小さな手が遠慮がちに握り返してくれる。

優都「ずっるーい!ユウも俺きゅんとお手手繋ぎたいぃ」
俺「うるせぇ馬鹿」
タナ子「あ、の……」

おずおず、とタナ子が優都にあいている方の手を差し出す。
ぱちくり。優都は一瞬面食らったような顔をしたが、すぐに笑顔になるとタナ子と手を繋いだ。

俺「タナ子、小さい魚がいるぞ?」

水中トンネルを三人で歩く。小さな魚の群れがゆらゆらと泳いでいる。

タナ子「はわぁ……わいいです!」

きらきらとした表情で俺を見上げてくる。良かった。こんな表情もしてくれるんだな。

タナ子「ふふっ。ゆらゆらー……きゃうっ!?」

ぐるん。魚の群れを掻き乱すかのようにマンボウがやってきた。その大きさにびっくりしたのか、タナ子が跳ねる。
あわわわわ。となるタナ子の頭をぽんぽんと叩く。

俺「ははっ。びっくりしたな」
タナ子「はいっ……」

ぎゅうっ。とタナ子が俺にしがみ付いてくる。

優都「ねぇーえー!俺きゅーん!たぁちゃーん!」

いつの間にか優都は水中トンネルを抜けた先のショップに居た。ブンブンと手を振っている姿は、その格好も相まって痛々しい。
優都の所まで行くと、優都はピラリ。と一枚のチラシを差し出した。

俺「えーっと、なになに?」

>>696
1 イルカと握手会
2 オットセイとボール遊び
695名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 12:20:05.21 ID:ya09c9DpP
こんなこというのは不適切かもしれんが
優都はもやしもんの結城蛍をさらにケバくした感じのイメージ

安価なら1
696名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 12:45:09.17 ID:VO7DHJvs0
タナ子かわいいよタナ子
1で
697名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 14:55:51.74 ID:pN9vQtqKO
>>イルカと握手会

愛嬌たっぷりのハンドウイルカとイルカタッチができると言う内容のチラシだった。
ちら。とタナ子を見ると、きゅっ、と口を引き結びうずうずしている。よし。決定だな。

俺「タナ子、イルカと握手しに行くか」
タナ子 「はいっ」

ぎゅうっ。繋いでいる手に一層力が籠もる。楽しみみたいだ。

優都「ユウも握手しちゃうもんねっ」
俺「はいはい勝手にしろよ。ほら、タナ子。イルカだぞ」
イルカ「きゅーい、きゅーい」
タナ子「わあっ……」

プールサイドにまで来ているイルカは可愛らしい鳴き声で招いている。
係員の元、イルカと握手する。

タナ子「っ!ごむごむしてます!」

イルカの肌ざわりはゴムのような感触だった。
ばしゃばしゃ。水飛沫がかかる。

イルカ「きゅい!きゅーい!」
タナ子「わわっ」

水がかかったタナ子はぎゅっと目を瞑っている。
ハンカチで顔を拭いてやると、んぅ。と鳴いた。
イルカも可愛いが、やっぱりタナ子が可愛いな。

係員「?どうした、エイコ?」
イルカ「きゅきゅーい!」
俺「えっ」

ぐらり。

>>699
1 うわああっ!
2 待っ!
3 あっ。


>>695
ケバい感じはあってるw
俺の中ではマリみての瞳子の髪を赤くしてゴスロリさせたイメージwww
でも優都の髪はウィッグだから蛍みたいになることもあるんだろうなぁ。
698名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 16:00:33.96 ID:N9vivLGy0
ksk
699名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 16:02:29.54 ID:1yhcL5d30
なんか、俺が女の子(1人は男だが)に囲まれてるのが

羨ましいいいいいいいいぃぃぃぅうあああああああぁぁああ!!!!
700名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 16:05:30.76 ID:N9vivLGy0
>>699
うぜええええええええ
巣に帰れ、遊んでやるからw



選択肢選んどけよ
701名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 16:07:27.33 ID:N9vivLGy0
>>699
すまん、ぼっき君スレで見たIDだからぼっき君と勘違いしたわw
ノリが一緒だしwww
702名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 16:21:12.81 ID:1yhcL5d30
>>699です
ごめんなさい

2で

ほんとごめんなさい
703名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 16:35:58.78 ID:N9vivLGy0
>>702
すまん、ぼっち君だと思って対ぼっち君の挨拶しちまったw

このスレ楽しいからゆっくりしてってw
704名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 17:10:19.68 ID:pN9vQtqKO
>>待っ!

タナ子「きゃうぅっ!」

バシャーン!イルカによってタナ子がプールの中へと攫われる。

俺「タナ子ぉぉっ!!」
優都「おい係員何してんだゴラァ!!」
係員「ひぃぃぃっ!?エイコは穏やかな子でして、普段から気性も荒くなく、それはそれはもう天使のように愛らしく」
優都「お前の天使なんかどーでもいいんだよ!ユウ達の天使がだなぁ!!」
イルカ「きゅーい!きゅー!」
タナ子「ふふっ。すごいですー!」

ぱしゃーん。
タナ子の明るい声に係員からプールの方へと視線を移すと、イルカとタナ子が笑い合っていた。イルカの背に跨るタナ子は笑顔に包まれている。

俺「タナ子……」
優都「上の人間早く呼べよカス!」
係員「ひぃっ、あの、それだけはぁ」

とりあえずタナ子は大丈夫そうだな。
それよりもこっちの怒り狂ってる優都の方が大変そうだ。

俺「タナ子大丈夫みたいたぞ、優都。それより替えの服ある?」
優都「キャリーの中に入ってるに決まってんだ――え?たぁちゃん無事なのぉ?」

きゃるん。
どうやら落ち着いてくれたみたいだ。係員の人は顔面蒼白だが。

優都「ユウったらちょっとびっくりしちゃってぇ、ご、め、ん、ね?」
係員「……ひ、ひえ」

イルカは大人しくプールサイドまで泳いでくると、タナ子を下ろしてくれた。
きゅい!きゅい!と嬉しそうに鳴き笑う顔が憎らしい思いもあるが。

タナ子「イルカさん、ありがとう、ございます」

それ以上にタナ子が喜んでいるみたいだし良いか。
タナ子はイルカを撫でると、ごむごむー。と言ってまた笑った。

俺「ただいまー、っと」

家に帰りリビングのソファーに腰を埋める。
アクシデントがあったとは言え、楽しい時間を過ごせたと思う。
ちら。とタナ子を見ると、表情も心なしか明るい気もする。

>>706
1 そう言えば冷蔵庫に
2 そうだ、布団にあれを
3 疲れたし寝るか
4 ん?このリボン

>>699-703
おまえらwww
705名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 17:14:46.87 ID:N9vivLGy0
お騒がせしましたw
ユウくんカッコ(・∀・)イイ!!
706名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 17:30:22.72 ID:31SYQ6DD0
4
707名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 17:58:37.15 ID:pN9vQtqKO
>>ん?このリボン

ごそっ。何となくポケットに手を突っ込み引っ張りだした赤と黒の格子柄のリボン。

俺「これ……優都のだよな」

そう言えば水族館であいつが落として、そのままだったな。返しに行くか。
コンコン。

俺「優都ー」
優都「あっ、ちょっと待って!今ユウはお着替え中なのぉ」

別に着替えてても構わないだろうが。とも思うが、別に優都の着替えを見たいとも思わないし大人しく待つことにした。
カチャリ。暫らくしてから扉が開く。
これまたフリフリした赤いパジャマを着た優都が現れた。

優都「なぁにぃー?まさか夜這いぃ?」
俺「誰がするか。……じゃなくて、これ。優都のだろう?」

ずいっ。リボンを優都の前に差し出す。

優都「あーっ!これユウ探してたんだよぉ!もぉ、リボン欲しいんなら言ってくれれば良いのにぃ」
俺「ちげーよ!優都が水族館で落としたんだろうが」
優都「……わざわざ拾ってくれたの?」

普通そうだろうが。
優都は素直にありがとう、と言うとリボンを受け取った。

優都「ユウのリボン欲しくなったらいつでも言ってねん」
俺「いらん」

まったく。優都と話すと話がややこしくなるんだよな。

>>708
1 そう言えば冷蔵庫に
2 そうだ、布団にあれを
3 疲れたし寝るか
4 占ってもらうか


>>705
優都「きゃはっ!ありがとうっ。でもぉ、ユウとしては、可愛いって言われたいかなぁ。だぁって乙女だもんっ」
708名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 18:06:00.49 ID:N9vivLGy0
4で!
709名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 18:14:58.63 ID:3s6aBC3P0
4
710 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/05(水) 18:58:42.84 ID:aWS3cqBM0
C
711名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 19:18:22.93 ID:t8MVcDyCO
最初の頃より人増えた気がする!
良かったねタナ子(&>>1)




…いつかタナ子に俺の支援は必要無くなるな…
712名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 19:24:29.97 ID:pN9vQtqKO
>>占ってもらうか

優都は普段だいぶふざけてはいるが、一応今世間を賑わせている有名占い師だ。
確か、ミスティック・ユウとか胡散臭い名前だったはず。胡散臭い。が、優都がそういう不思議なモノを持っているというのは俺もよく知っている。

俺「なぁ、優都。占ってほしいんだけど」
優都「いいわよん」

あっさりと了承してくれた。
俺は優都の部屋に入って適当に座る。
がさごそ。優都はキャリーバックを漁っていたが、不意に俺へと振り向いた。

優都「あっ。何占いにするぅ?」

そう言えば特に決めてなかったな。

優都「特に決めてないんでしょう?」
俺「まぁ」
優都「じゃあ、昔みたいにほんの先を見てみようかなぁ。あとは、恋愛でも見てあげるよん」

早く俺きゅんにも彼女ができるようにぃ。と、優都がふざける。
でも、優都にはちゃんと力がある。建前上占いと言ってはいるが、優都のそれは超能力に近いものがあると俺は思う。

優都「俺きゅんだから小道具はいらないよねん」

ぎゅっ。優都は俺の手を両手で握ると瞳を閉じた。

優都「此度の道、時は既に遅く、繰り返す。幾つもの道を通り開かれる。定まらぬ通り道は、マヤカシ」

ぱちり。優都の瞳が開かれる。

優都「もうちょっと細かい所まで考えて行動しましょう、みたいなぁ?」

優都いわく、筋は間違っていないが細かい所が違うらしい。
何が違うのか、俺にはさっぱりわからん。俺はレポートとか課題も一応クリアーしてるはずだが。

優都「さてと。次は俺きゅんに好意を抱いている乙女はいるかしらん?」

バラッ。優都がカードを取り出す。
優都は色々な道具を使って占いをするが、元々不思議な力があるからか道具は補助的な意味合いが強い。
優都の占い方は幾つもの決まった占い方を使用しない優都独自のものだ。故に胡散臭いとされていたものの、結果がモノを言い今では至る所に引っ張りだこである。

優都「THE MAGICIAN、DEATH、THE HIGH PRIESTESS……。一番強い乙女と二番目の乙女は然程差が無いねぇ。でもぉ、それ以外の乙女はだぁーいぶ絶望的ぃ?」
俺「えっちょ、優都っ、それ、俺のこと好きな女の子が三人はいるってことかっ!?」

なんだ、それ。
モテ気到来かよ。

優都「まだ好きかどうかはともかく好感度みたいなぁ?また占って欲しくなったら来てねぇ」

>>716
1 そう言えば冷蔵庫に
2 そうだ、布団にあれを
3 疲れたし寝るか
713名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 19:27:27.44 ID:pN9vQtqKO
>>711
自分でもびっくりしてるw
俺の立てたスレが700いくなんてなwww
タナ子「……わたしのこと、きらいに、なりましたか?ぐすっ」
(タナ子はさみしがっているようだ)



タロット関連の資料どっかいきやがったwくそっwww
714名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 19:29:48.31 ID:N9vivLGy0
THE MAGICIAN=柚葉
DEATH=タナ子
THE HIGH PRIESTESS=鞠華
だろうか…?
715名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 20:02:58.72 ID:t8MVcDyCO
>>713
始め人居なかったから>>1がやめちゃわないか心配してたんだぜw

引き続き応援するよタナ子&1
716名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 20:57:47.05 ID:Mk4nB8wiO
1
717名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 21:21:15.27 ID:hr0hR/C30
ユウ√見てみたいけどどうすればいけるのやら…
718名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 21:26:07.04 ID:pO+wKYCe0
>>715
同意( ^ω^)
719名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 21:42:27.49 ID:N9vivLGy0
>>717
俺もユウ√見たい
720名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 21:52:06.71 ID:pN9vQtqKO
>>そう言えば冷蔵庫に

今日水族館で買ってきた飲料水を入れておくか。
普通のサイダーだがラベルに海の生き物が印刷されており、さながら海水を思わせる。サイダーだから甘いはずだが。

美琴「俺ちゃん、つまみ食いはダメよぉ?……あら?」

カーチャンは俺の手の中にあるペットボトルをまじまじと見つめている。
次第に瞳がきらきらとしていく様子からして、どうやらカーチャンはこいつが気に入ったらしい。

俺「はい。お土産」
美琴「俺ちゃん、本当に?嬉しいわぁ!」

カーチャンはまるで玩具を与えられた子供のようにはしゃいでいる。そんなに嬉しそうに動き回るとカーチャンの場合は危ないんだが。

俺「って、遅かったか!」

ガツ。カーチャンはテーブルの足に自分の足を引っ掛けた。ぐら、と体勢が崩れる。

美琴「きゃ……ぁ?」
俺「ったく、ほんと危なっかしいな」

間一髪の所でカーチャンを抱き留めたものの、体勢を整えらなかった為カーチャンの下敷きになってしまった。
馬乗りになったカーチャンはと言うとキョトンとしている。

美琴「どうして俺ちゃんが下に居るのかしら?」
俺「…………」

ああ、もうカーチャンはどうしようも無いな。
とりあえずカーチャンに退いてもらって起き上がる。

美琴「俺ちゃんがお土産買ってきてくれるなんて、嬉しいわ。ありがとう」

ぎゅ。とカーチャンに抱き締められたかと思うと頭を撫でられた。

優都「うっわ、マザコンとかユウどん引きって感じぃ。たぁちゃん、あれがマザコンだよー」
タナ子「…………?」

いつの間にか優都がタナ子を引き連れて俺とカーチャンを見ていた。

俺「馬鹿っ!ちげーよ!」

そんな俺と優都の様子をカーチャンは笑いながら見ていた。

>>723
1 そうだ、布団にあれを
2 疲れたし寝るか
3 優都、許すまじ

>>714
おしい!あの並びは好感度順だから柚葉はありえないんだぜwww
>>715 >>718
最初の頃からほんとありがとな。
これからもよろしくw
まぁ、人が居なかったら最初のEDで止めるつもりだったけど見てくれる人が一人でも居ればやろうと思ってたからwww
>>717 >>719
優都ルートも狙えば行けるはずwww
ただ、選択肢とルートによってはがらりと色々なものが変わるけどなwww
それにこのルートが一番優都狙いやすいルートなんだwww
721名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 21:53:46.57 ID:RrFp1TnC0
111111111
722名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 21:56:08.77 ID:n8VJyCra0
ksk
723名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 22:00:44.24 ID:N9vivLGy0
>>720
アンジェとかで好感度を教えてくれるようなアレだろうか?
死神はタナ子だよな、魔術師が鞠華さん?

ユウ√狙いたいけど、昨日つーか今朝3:30まで待ってたんだぜw
もう寝るw



3で♪
724名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 22:10:07.96 ID:31SYQ6DD0
一週間くらい前に見つけて、毎日楽しみに見てるよ!
こんなおもしろいスレ、例えコンプに10年かかっても見るから1がんばれ!
725名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 22:36:41.49 ID:pN9vQtqKO
>>優都、許すまじ

タナ子に妙な事を吹き込みやがって。
タナ子に、マザコンなんて気持ち悪いです。嫌いです。なんて言われてみろ。納豆ぐちゃまぜの刑にしてやる。

俺「優都っ!!」

ノックも無しに優都の部屋の扉を開ける。

優都「!?馬鹿っ!何急に入ってきてるのよぉ!」

何をそんなに慌てる必要があるのか。優都はパジャマのボタンを慌てながら留めている。相変わらずうざったいフリル付きだ。
もしや、背後にあるものに既に気付かれているのか?
いくら優都に不思議な力があるとはいえ離れていては使えないはず。

俺「さっきはよくもタナ子にいらん事を吹き込んでくれたなぁ、優都」
優都「えっ?いや、あれはユウジョーク……」

もわり。俺の背後から漂う独特な香りに気付いたのか、優都の顔が引きつっていく。

優都「まっ、まさか、俺きゅん」
俺「優都、許すまじ!」
優都「いいやあああっ!!」

どばっ。優都に賞味期限切れの小粒納豆と大粒納豆をぶちまける。
タナ子にあんな事を言われたら、と思っていたが腹の虫が治まらなかったので実行した。納豆嫌いの優都にとっては極刑だろう。
俺は気分がすっきりした所で自分の部屋へと戻った。
帰り際に優都が顔を真っ赤にしつつ涙目で睨んできていたが知ったこっちゃない。

>>727
1 そうだ、布団にあれを
2 疲れたし寝るか
3 風呂場から音がするな
>>723
アンジェはやったこと無いからわからん。すまん。
そして鞠華も最初に擦っただけだから違うな。タナ子よりは上にいかないだろう。
あとは……わかるよな?
まぁ、その、昨日はすまん。安価待ちしてたら寝てた。
優都「おやすみぃ!良い夢見れる様にユウがおまじないー」

>>724
10年は言いすぎだろwww
ありがとな!
そう言ってもらえると嬉しいよ。
もうちょっと付き合ってくれな。
726名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 22:43:56.47 ID:N9vivLGy0
あーあーあーあー!!
マジシャンな乙女か!乙女だよな!
察しが悪くてすまんw

ユウくんおやすみー!
727名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 22:54:58.29 ID:uBrC1Vb60
ようやく追いついたー

安価なら1かな
728名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 23:03:23.01 ID:hr0hR/C30
なっとうぶちまけはキツイwwww
729名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 23:30:12.07 ID:RrFp1TnC0
納豆ワロタwwwww
730名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 23:39:29.58 ID:0/yAY7Ea0
絵はないんですかねぇ…
731名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 23:44:23.12 ID:pO+wKYCe0
>>725
>もうちょっと付き合ってくれな。


もうちょっとじゃいやああああ('A`)
完クリするーーーーーーーーーー!
嫁ちゃんーーーーー!
732名も無き被検体774号+:2012/12/05(水) 23:50:46.38 ID:pN9vQtqKO
>>そうだ、布団にあれを

がさごそ。俺は水族館で買ったイルカのぬいぐるみを鞄から取り出す。
これはトイレ休憩以外で唯一俺がタナ子から離れた隙に買ったものだ。

俺「よし」

こそっ。と、タナ子の布団の中に隠す。まぁ、隠すと言っても少しだけ見えるように顔を出してはいるが。
タナ子の嬉しそうな顔を思い描きながらタナ子の帰りを待つ。
タナ子とカーチャンのお風呂は長いからな。とは言えお風呂に行ってから40分以上経っているから、そろそろ戻ってくる頃だとは思うが。
がちゃり。部屋の扉が開いた。

タナ子「はふー」

頬を桃色に染めたタナ子がとてとて、と歩いてくる。
ばふん。自分の布団に倒れこみ、ごろごろばたばた。

タナ子「きもちいいですー」

ふふっ。と笑うタナ子だが、イルカに気付いたのかぴたりと止まる。
じぃ。と暫く見つめた後、おずおずと手を伸ばしイルカを布団から取り出した。

タナ子「はわっ!イルカさん!」

ぱああっ。と、タナ子の表情が明るくなる。

タナ子「あのっ、あのっ、イルカさんっ」
俺「気に入ったか?」

こくこくこく。タナ子は一生懸命頷くと、更に頬を桃色に染めて笑った。
そう。俺はこの笑顔が見たかったのだ。優都とタナ子が楽しそうに小魚に餌をあげている様子をショップから見て悔しい思いをしたが、この笑顔を見ることができて俺は満足だ。

タナ子「ハンドウエイコさんー」

タナ子はぬいぐるみをぴよんぴよん跳ねさせながらそう言った。なんだかどこかのおっさんを思い起こさせる名前だが、俺はその考えを振り落とした。

タナ子「あの……」

きゅうっ。イルカのぬいぐるみを片手にタナ子が俺のパジャマの裾を掴んだ。

>>735
1 どうした?タナ子
2 おやすみ、タナ子

>>726
いや、俺も一応解りづらいように書いてるからなwww
優都「早く寝ないとお肌に悪いのよん。寝なさいなぁー」
>>728 >>729
納豆イェーイwwwww
>>730
俺の幼稚園児レベルの糞みたいな絵を晒すのはキツいwww
あと、皆の思い描いているイメージを崩しちゃうのもなぁ、と思って出してない。
>>731
wwwじゃあまだまだ付き合ってくれなw
まだ通ってない分岐ありすぎだから完クリは難しいんじゃないか?www

しっかしみんなタナ子を嫁嫁言うけど意図的にルート外してるとしか思えんwww
733名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 00:04:31.62 ID:31SYQ6DD0
ksk
734名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 00:26:33.25 ID:6IsuQPn10
1しかねええええ!
735名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 00:33:56.45 ID:deKsMTLL0
1イイいい
736名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 00:51:03.02 ID:JKP+hF//0
タナ子妹に欲しいわーwww
737名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 01:57:26.34 ID:tcqthBiv0
宿題が終わらないじゃないか
どうしてくれるwwwww
738名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 09:18:00.18 ID:VKYnVB1cO
おはよう〜タナ子&1
支援するよ
739名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 09:18:34.45 ID:3Ghdk9FA0
くさいな
740名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 10:56:07.62 ID:oE3jS0ZkO
>>どうした?タナ子

ベットに座り、寝るか。と言う時に一体どうしたのか。

タナ子「…………っ」

もじもじ。と足の指を動かしてイルカのヒレ部分をにぎにぎしている。少し沈黙。
ぴたっ。ぎゅっ。
足のもじもじと手のにぎにぎが止まった。タナ子は真っすぐ俺を見ると俺に向かってジャンプした。ぴょん。

俺「タナ子?」

ぎゅうぅぅっ。そのまま俺の膝の上に座り、おれの胸と言うか腹と言うかに抱きついてきた。

タナ子「わたしも、これでマザコンですか?俺にいといっしょですか?」

思わず面食らってしまう。
優都は俺とカーチャンのあの光景をタナ子になんて説明したんだ。

俺「マザコン、にはならないかなぁ」
タナ子「わたしじゃ、だめですか……」
俺「いや、駄目とかじゃなくてだな」

じわぁ。タナ子の瞳が溢れそうな水分で揺らめいた。
俺は思わず強く抱き締めて頭を撫でる。

俺「この場合はブラコンじゃないかなぁ」
タナ子「…………?」

もう一度よしよし。と頭を撫でて体を離す。
とろん。タナ子の瞳は眠たそうに下がってきている。気が付けば、だいぶ時間が経っていたようだ。

俺「ほら、もう寝るぞ」
タナ子「はいー」

こてん。返事はするものの、最早起きていられないのかタナ子は俺に寄りかかった。
仕方がないのでタナ子を布団まで運び、しっかりと掛け布団をかけてやる。
その間もイルカのぬいぐるみだけは強く握り、離さなかったのが俺は面白くて小さく笑った。

俺「おやすみ、タナ子」

幸せそうに眠るタナ子を見て、俺もまた幸せな気分になったのだった。

〜一冊目終了〜


>>736
大変だぞwww

>>737
程々になwww
でも宿題はやらない、もしくは学校で急いでやるのがデフォwww

>>738
タナ子「おはよう、ございます。ありがとうございます」
(タナ子は嬉しそうに笑っている)
741名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 12:37:47.98 ID:pU9RamvZO
俺はタナコンだ
742名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 12:55:43.09 ID:15F84t/K0
タナ子エロ√ほしいっす!
743名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 13:25:51.53 ID:VKYnVB1cO
>>741
棚の角に擦り付けるのか
744名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 15:42:39.38 ID:oE3jS0ZkO
>>741 743
タナコン(タナ・コンプレックス)
棚に抱く愛着
タナ子ン(タナ子・コンプレックス)
タナ子に抱く愛着
でおk?

>>742
っ大ヒント
タナ子の場合特定のルート以外でそういう事するとアウト。
(ちなみに>>1はエロが得意じゃない)


今日は夜まで仕事がみっちりだから暫く離れるな。
23時前には来れたら良いなと思ってるw
745名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 15:57:24.77 ID:vGEWKTWO0
>>744
お疲れさま
仕事がんばれー
746名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 16:44:53.73 ID:qkXMspsr0
さっきのユウの占いだと、僅差なわけだよなぁ。。
特定の√以外はアウトっていうのは、今回、タナ子√のEDになったとして、タナ子エロなしEDかエロEDかはすでに確定してるのか!?
まだ余地があればいいな〜
747名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 16:48:07.46 ID:vGEWKTWO0
みんなタナ子エロEND期待しすぎwww
748名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 16:52:37.47 ID:DAvmwxHS0
俺の嫁ちゃんで不埒な妄想をしないで下さい (´;ω;`)
749名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 18:49:17.30 ID:+IiB3pQH0
ほし
750名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 18:51:31.60 ID:VKYnVB1cO
>>748
タナ子は俺の嫁なんだが…
751名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 19:06:36.25 ID:DO91YrTzP
>>750
俺の嫁だってば(´;ω;`)
752名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 19:19:05.18 ID:FLSmiV1m0
>>751
俺の嫁だよ
753名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 19:33:01.19 ID:VKYnVB1cO
んじゃ…俺の妹で
>>751 752
兄としておまいらにタナ子はやらんぞ
754名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 19:52:29.75 ID:DO91YrTzP
>>753
!!!(´;ω;`)!!!
755名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 20:55:49.02 ID:FLSmiV1m0
>>753
ならば力尽くで奪わさせてもらおう
756名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 20:58:50.38 ID:U0VaSnlwP
私がタナ子の父です
757名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 21:02:29.58 ID:DAvmwxHS0
>>756
お父さんタナ子さんは僕の嫁です!(キリ
758 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/06(木) 21:06:14.30 ID:MstrIc7k0
>>757
いや俺の(ry
759名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 21:23:31.23 ID:VKYnVB1cO
母がいないな
760名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 21:32:47.89 ID:qkXMspsr0
よし、私がタナ子の母だ!
761名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 22:21:10.50 ID:oE3jS0ZkO
ちょwおまえら俺の嫁論争になった途端活発になりやがってwww

タナ子「だんなさんと、にいと、おかーさん?いっぱい?」
(タナ子は困惑しているが嬉しそうだ)


>>746
これは俺個人の考えな。
前にも言ったけどエロってそれだけでんほぉっほぉー!!ってなるからあまり好きじゃないのな。まぁ、好きだけど。
それにタナ子はな、タナ子は、俺の中で柚葉とか鞠華以上に汚したくない感情が強いのな。エロも一応作ってはあるけど。
そして、俺はメインヒロインの中のメインはタナ子と位置付けてるからエロよりも鍵の意味合いが大きい。

何が言いたいかって、帰ってきたから二冊目書くからちょっと待って。
762名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 22:31:18.06 ID:DAvmwxHS0
正座して待ってまーす( ^ω^)
763名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 22:32:06.40 ID:vGEWKTWO0
>>761
おかえりー!
俺は二冊目もユウくん推しだ
764名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 22:46:55.40 ID:oE3jS0ZkO
〜二冊目〜

?「けほっ、ぅ……」

俺の目覚めを促したのは目覚まし時計の無機質な音ではなく、誰かが咳き込む音だった。

俺(……なんだ?)
?「こほっ、こほ、っ」

辛そうな咳の音と喉から鳴るひゅうひゅうと言う音が部屋に響いている。
眠たさからゆっくりと瞳を開けると、ぼんやりと映るタナ子の姿。布団の膨らみが動くと共に聞こえる咳の音。理解するのにそう時間はかからなかった。

俺「タナ子っ!?」
タナ子「は……い、っ」

ベットから降りてタナ子の布団へと近付くと、頬が赤に近い桃色に染まっている。
ぴたり。と手をタナ子の額にあてると想像以上に熱い。俺の手が冷えていて気持ち良いのか、タナ子の表情が少し軟らいだ。

タナ子「は、ぅ……」

しかし、だからと言って何の解決にもならない。俺の手では解熱剤にもなりはしない。
どうするか。そう考えていると部屋の扉が開いた。

優都「おっはよーぅ、う?」

バタァン。と開け放たれた扉の先には優都が立っていた。素早く雰囲気がおかしい事を感じ取った優都はタナ子に近寄る。

優都「たぁちゃんお熱みたいなぁ?」

タナ子をじっ。と観察しながら優都が呟く。

俺「……っ」

>>766
1 俺のせいだ!
2 タナ子、大丈夫か?
3 何か欲しいものがあれば取ってくるぞ?


>>762
まぁ茶でも飲みながら寛いでろよwww

>>763
ただいまーw
一応改めてこれの建前上のコンセプトを言っておくと、「野郎向けギャルゲーちょっとだけ、ほんとときたまエロあるよ」だからな?
765名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 22:58:41.27 ID:vGEWKTWO0
>>764
もしかして腐女子だと思われてるんだろうか(´・ω・`)
766名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 23:04:13.79 ID:DAvmwxHS0
1 (´;ω;`)
767名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 23:11:56.83 ID:qkXMspsr0
あぁ、気を悪くしたならすまなかった。
必ずしもタナ子エロEDがみたい、というよりは、タナ子エロEDの難易度的な意味合いのほうが強かったんだ。
そもそもまだ物語の確信がほとんど見えてきてないから、個人的にはタナ子√をがっつり攻めたいw

安価なら3で
768名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 23:53:54.70 ID:oE3jS0ZkO
>>765
いや、>>765に限らずそう言うわけも無くはないが、昨日アンジェとか出たからちょっとびびっただけwww
別にそこまで腐女子お断りっりーwwwってわけでもないしな。
最初の頃、行動安価になるくらい優都ルートは拒否られてたから、ちょっとびっくりしたんだwww
すまん。一応予防線張る意味でも言ったんだ。
純粋に優都を気に入ってくれたんなら申し訳ない。

>>767
いや、大丈夫だwww
こっちもエロのオンパレードを期待されると困るから以下略。
何故かおまえらってタナ子タナ子言う割にはほんっと他のルート言ったり他の選択肢選ぶんだよなwww
まぁ、選択肢は合ってたから頑張ってスナイパーになってくれw
769名も無き被検体774号+:2012/12/06(木) 23:56:45.23 ID:oE3jS0ZkO
>>俺のせいだ!

俺「タナ子が風邪を引いたのは俺のせいだ!」
優都「ちょっと、俺きゅんっ?」

だってそうだろう?
タナ子がプールに落ちる前にその手を掴む事ができなかったのは俺だ。
イルカの握手会に行こうと決めたのも俺だ。
そもそも俺が、水族館に行こうなどと言わなければ。

優都「いい加減にしな」

パァン。そこまで捲くし立てた所で俺の頬に痛みが走る。
キッ。と優都が俺を睨んでいた。左手は中途半端な位置に上がっている。
ジンジンとする痛みと熱くなる頬。
優都が俺を叩いたのだ。

優都「たぁちゃんの為に俺きゅんが考えてしたことでしょう?それを否定しちゃ駄目」
俺「優、都……」
優都「それって、昨日たぁちゃんが嬉しいって思った事も無くしちゃうんだよ」

タナ子を見ると、困ったような、嬉しそうな、ない交ぜになった顔をしていた。

優都「だからぁ、ユウはそぉんなことよりもたぁちゃんを楽にさせてあげたい、みたいなぁ?」
俺「ごめん……そうだよな」

優都が微かに笑う。自分を責めて自己嫌悪に陥るのは簡単な事だ。
でも、俺はそれで一時的に逃げて何になる?

優都「たぁちゃん、冷たぁいの取ってくるわねん。ほぉら、俺きゅんも行くよ」
俺「あっ、ああ。……タナ子、ちょっと待っててな」

こくん。頷いたタナ子は苦しいはずなのに笑っている様に見えた。

優都「……ごめん」

ヒヤリ。俺の頬に冷たさが走る。
優都は冷凍庫を開けると、まず俺の頬に保冷剤をあてがった。

俺「いや、ありがとな。優都」

自分で保冷剤を押さえると、優都の手が離れた。その手はタナ子の為に準備をする。

優都「たぁちゃん、昨日ユウに嬉しそうにお話してくれたのよん?俺きゅんとのこと。それに、夜中に起きだしてどうしたのかと思ったら」

イルカのぬいぐるみあげたんだって?
優都が穏やかに笑う。

俺「……うん。まぁ」
優都「すぅっごい嬉しそうに話してくれたよ?……もしかしたら、ユウにも原因があるのかも。夜中、寒かったから」

そう言うと優都は少し目を伏せた。

>>771
1 ありがとな、優都
2 それ、持っていくよ
3 ぺちん
770名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 00:00:30.49 ID:0oqvr/BB0
2
771名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 00:02:58.13 ID:ldtGUpMY0
>>768
乙ゲーは好きだが腐女子ではないんだ
乙女で漢なユウくんが好きなだけ
アッーな展開は期待していないwww

3が気になるけど、無難に1で
772名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 00:32:36.69 ID:Sm6PbBXDO
>>ありがとな、優都

しんみり。とした空気を掻き消すかの様に優都が笑う。

優都「ん。さっ、早くたぁちゃんの所に持っていこうっ」

カチャ。俺の部屋に戻るとタナ子の呼吸音が聞こえた。
顔を覗き込むと、瞳は閉じられている。表情はまだ辛そうだが、先程よりは落ち着いているような気がした。

俺「……ちょっとごめんな」

タナ子の頭を持ち上げてアイス枕を敷き、そっと降ろす。
額にも冷たいシートを貼る。と、タナ子の睫毛がふるりと震えた。

タナ子「んゅ……」

こんこん。タナ子が咳き込む。

優都「たぁちゃん……」
俺「早く良くなれ」

きゅ。とタナ子の小さな手を俺と優都は握った。

俺「…………」

部屋にオレンジ色の光が射し込む。それは暫らくすると夜の色へと変化を遂げた。
優都は仕事に行った為、部屋には俺とタナ子の二人だけ。朝と比べるとタナ子の顔色も落ち着いてきている。

>>775
1 ちょっと待っててな
2 おっ?
3 ……いや、駄目だろ



>>711
なんかすまないなwww
乙女ゲーとは攻略対象の性別が(若干名を除いて)違うからそこん所が不安だが、ありがとな。
優都「きゃはっ!ユウ嬉しいかもぉ」
(優都はご機嫌だ)


すまん。そろそろ寝る。
明日から俺、何日か休みだから用事もあるけどたくさん書けたら良いなみたいなw
773名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 00:42:32.00 ID:ldtGUpMY0
>>772
お疲れさま、おやすみ!
相変わらず安価がwww

あー選択肢ミスったか…
774名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 00:57:40.33 ID:A7KPUVyA0
選択肢ミスごめんお(´;ω;`)
しばらく自重するお…
775名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 01:08:43.88 ID:ldtGUpMY0
>>774
いやいや、ミスったのは俺だw
きっとタナ子が嫁の人は喜ぶべきw

自重するなよw
776名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 01:17:10.59 ID:Sm6PbBXDO
おまえらみんなでやってるんだからミスなんて存在しないんだよ。気楽にやろうぜ(寝言)

再安価>>778
777名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 01:20:01.25 ID:ldtGUpMY0
踏んでたwwwごめん(´・ω・`)
778名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 01:38:06.25 ID:RXF96j9G0
俺もユウ√みたいんだけど、優都とユウって完全にイコールなのかなと怪しんでいる

考えすぎか…?
779名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 01:39:38.92 ID:RXF96j9G0
しまった!安価踏んでた( ´ ; ω ; ` )
2で!すまん!
780名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 03:30:50.39 ID:gVtl93XB0
保守
781名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 03:49:39.56 ID:958+6D+u0
優都ルートならお尻しか挿れる場所ないよな…ゴクリ
782名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 12:26:08.72 ID:IJ5eDqE/0
保守ー
783名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 13:34:11.34 ID:w50uD72yO
俺の中でタナ子が宇佐羽え○黒髪で定着した…
784名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 15:31:29.26 ID:XPfXhFXf0
>>781
実は女だった√とかもありそうだぞ
785名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 17:26:12.88 ID://msLwCw0
地震怖いよー
ほしゅ
786名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 19:02:06.73 ID:w50uD72yO
タナ子〜地震平気だったか!?
てか>>1は平気かな?
787名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 21:47:00.21 ID:Sm6PbBXDO
保守ありがとな!

>>778 >>784
おいネタバレやめろください。
マルチだから色んな設定ぶっこんでるぞw
わかっちゃうとつまらないから言わないけどな。本当はわかってもおもしろいのが書ければ良いんだが。

>>781
まーたお前かwww
そうそう無いぞw尻ばっかだと全体向けじゃないからなwww

>>783
まじか……。あの子かわいいよな。
でも悪いな。俺の中の法則で長い髪+前髪少し真ん中分けなんだよ。
まぁでも好きに想像してくれw

>>786
職場で俺の相棒直してたら一斉にギュイギュイ鳴いたぞwww
怖がる♀と無関心な♀とうっへほーいな俺と♀が居た。
タナ子「ぐらぐらのふらふらですー」
(タナ子は眠りそうになっては目を覚ましている)


ただいまー。22時過ぎまでには投下できるように今から書くよ。


今度ミミズが這った感じの設定絵うpするか……?
自分が想像したの壊したくない人はスルーで。
788名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 22:02:57.38 ID:Sm6PbBXDO
>>おっ?

一度リビングに行こうかと思ったのだが、いつの間にかタナ子は俺の服の端をしっかりと握っていた。
その手を離させることは簡単にできるが、俺はもう少しタナ子の傍に居ることにした。しん。と静寂が部屋を包む。
聞こえるのはタナ子の落ち着いた呼吸音。
ひたり。と起こさないように手を額に這わせる。幾分熱が下がったような気がする。

俺「……また、遊びに行こうな」

行かなきゃ良かった。なんて事が二度と無いように、しっかりとタナ子を見守りながら色々な所に行きたいな、と思った。

俺「うん。大丈夫そうだな」

今日は一日タナ子の看病に時間を使ってしまったな。

>>790
1 おやすみ、タナ子?
2 たっだいまぁー
3 ドンガラガッシャーン!
4 メールだな?
789名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 22:23:26.35 ID:ekP+Jvzf0
ksk
790名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 22:38:49.48 ID:x8F0+9BQ0
791名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 22:41:07.92 ID:NpP2yGfaP
1だろう

地震でタナ子が倒れてないか心配になったが大丈夫そうだな!
792名も無き被検体774号+:2012/12/07(金) 22:49:25.85 ID:rW0FSD9r0
やっと本格的にタナ子√入る気になったかww
793名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 00:07:37.47 ID:A7KPUVyA0
嫁ちゃん早く良くなってー( ^ω^)
794名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 07:28:16.05 ID:xAGBPkC80
タナ子ー、朝よー
今日は母さん仕事だから行くけど、台所にごはん用意しておいたから、ちゃんと食べるのよー
795名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 08:35:25.12 ID:QlAF+zuLO
タナ子おはよう〜



と言いながら頭ナデナデしたいぜ〜
796名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 11:09:27.45 ID:y3zQs2sSO
>>おやすみ、タナ子?

タナ子「んゅ……」

もぞっ。タナ子が身動ぎ。
ぱちり。瞳を開いた。

俺「タナ子……?」

まだ寝惚けているのか、それとも疲労からか、ぼぅ、としている。タナ子を見ていると、唇が小さく動いている。が、何か音として発してはいないようだ。

俺「どうした?」

ぱちり。タナ子が瞬く。
もぞっ。寝返りを打つ。

タナ子「俺にい……?」
俺「ああ」

見つめてくるタナ子はいつものタナ子だ。だが、先程の様子はなんだか異質な気がして、俺の背筋に冷たいものが走る。でも、俺はあの時と同じで聞く勇気が無かった。

タナ子「俺にい、ずっといてくれたですか?」

離れようとした事もあったが、タナ子が離れてほしくなさそうにしていたからな。俺はタナ子の頭を撫でながら笑う。

俺「ああ。もう辛くないか?」
タナ子「朝より、ずっと良いです」
俺「そうか」

ぐきゅう。ぐきゅるる。きゅる。

タナ子「はうっ!」

ぼんっ!タナ子の顔が真っ赤になる。

俺「ははっ。そろそろ何か食べるか?」
タナ子「……はい」

恥ずかしさからか布団の中に潜り込んだタナ子は、小さな声でそう言った。
俺は小さく笑いながら部屋を出る。リビングに向かい、タナ子のご飯と俺のご飯を用意する。思えば、俺もタナ子に付きっきりで食べていなかったからな。

俺「タナ子には……」

消化が良いものがいいな。

>>798
1 梅干しのおかゆ
2 たまごのおかゆ
3 なんだ、これ?

>>791 タナ子「1回、びっくりしておしり……ついちゃいました。ないしょですよ?」(タナ子はお尻を擦っている)
>>792 今回は今まで通りの分岐一直線だけじゃないからそれはどうかな?
>>793 タナ子「早く良くなったらまた遊びたいです」(タナ子は、ふにゃ。と笑った)
>>794 タナ子「はいっ。おかーさん、お仕事行ってらっしゃいです」(タナ子は貴方の手をぎゅっと握った)
>>795 タナ子「ふふっ。なでてくれますか?」(タナは嬉しそうにしている)

すまん。夜更かし続いたからか昨日寝てしまったw暫らく仕事無いからさくさく進めていけたらいいなwww俺、用事がある日以外暇だしwww
797名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 11:23:52.62 ID:QPuup3j90
ksk
798名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 11:26:28.68 ID:fcdvU78z0
てs
799名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 11:36:40.77 ID:y3zQs2sSO
再安価>>801
800名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 11:37:26.10 ID:QPuup3j90
ksk
801名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 11:47:06.72 ID:Yl40mm2H0
3
802名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 12:42:58.93 ID:y3zQs2sSO
>>なんだ、これ?

カーチャンが作ってくれたおかゆの隣に子鍋が一つ。
かぱり。と蓋を開けてみると、うどんが入っていた。
一体誰が。そう思った時、床にメモ書きが落ちているのを発見した。

俺「ユウの愛情たぁっぷりうどん。たぁちゃん専用」

どうやら優都がタナ子の為に作ったみたいだ。折角だしこれを持っていこう。

俺「タナ子ー。食べれるか?」

部屋に入り電気を点ける。
もぞもぞ。タナ子は上半身だけ起き上がると俺を見た。
ほわん。と笑うタナ子。

タナ子「おいしいにおいですー」
俺「ご飯持ってきたぞ。優都が作ってくれたんだと」

お椀によそったうどんをタナ子に手渡す。

タナ子「ユウおねーちゃんが……」

タナ子は感動しているのか、じっ。と止まって黙っている。良かったな、優都。
しかしいつまでもそうしていると折角温めたのに冷たくなってしまう。

俺「お腹すいてるだろう?早く食べちゃえよ」
タナ子「はっ、はい」

もくもく。世程お腹が空いていたのか、タナ子はあっという間にうどんを平らげた。

タナ子「あの……俺にい?」
俺「どうした?」
タナ子「その、あの、また水族館に、行きたいです」

こんな事があったばかりだが……。

>>804
1 いいよ。また行こうな
2 水族館は、止めよう。な?
803名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 12:44:23.27 ID:QPuup3j90
ksk
804 忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:8) :2012/12/08(土) 12:54:48.12 ID:tormv8yf0
1!!
805名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 13:07:48.38 ID:EBqkTCQHP
甘々やん(・∀・)
806名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 13:30:41.88 ID:RtP+WWkY0
タナ子√クルー?
807名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 13:35:52.05 ID:QlAF+zuLO
ここは>>1を応援









タナ子可愛すぎ
808名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 13:40:35.82 ID:y3zQs2sSO
>>いいよ。また行こうな

タナ子「約束、ですよ」
俺「ああ」

そう言うとタナ子はにっこりと笑った。
俺は食べ終えた食器を片付ける為に台所へと向かう。
カシャン。

俺「やべっ」

らしくもなく食器を落としてしまった。硝子の破片が辺りに散らばる。
カーチャンじゃあるまいし、まったく何をやっているんだ、俺は。
食器だったものを片付けながら溜め息を吐く。

俺「なんか変な感じだな……」

タナ子の看病で疲れたのかもしれないな。
今日は早めに休もう。
俺はそう心に決めて後片付けをした。

〜二冊目終了〜

>>805-807
まだおまえら次第だけど先に言っとく。
ごめん。
809名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 13:49:31.76 ID:y3zQs2sSO
〜三冊目〜

タナ子が風邪を引いてから早数日。
すっかり元気になったタナ子は俺と、時々優都を交えて色々な所へ遊びに行っていた。

タナ子「俺にい、今日はどこに行きますか?」
俺「そうだなぁ」

近場の所はここ数日で行ってしまった。ここはちょっと遠出するか。
そう言えば、タナ子とまた水族館に行く約束をしていたな。

俺「今日は水族館に行くか?優都いないけど」
タナ子「行きたいですー!」

即答するタナ子に小さく笑いながら支度する。ちらり。とタナ子を見るとご機嫌だ。

俺「よし。行くか!」
タナ子「はいっ」

水族館に着くと、以前来た時よりは空いていた。

タナ子「ふふっ。今日は、俺にいと二人だけですね」
俺「そうだな、ぁ……?」
水族館は空いていた。と言うよりは、一ヶ所に人が集まっていた。

タナ子「ユウおねーちゃん……」
俺「げっ」
優都「はぁーい!ミスティック・ユウ、出張占いイン水族館だよぉ」

仕事で居ないと思ったら仕事先が水族館かよ。

タナ子「俺にい」
俺「タナ子?」

>>811
1 ドボォン!
2 ユウ……!
3 ユウおねーちゃん……
810名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 14:16:17.22 ID:olTmCHe50
…ごめん…⁈
(´;ω;`)
811名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 14:27:59.62 ID:xAGBPkC80
3。。
812名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 14:53:43.54 ID:y3zQs2sSO
>>ユウおねーちゃん……

きゅう。とタナ子の細い眉が寄る。

タナ子「元気ないです」

タナ子にそう言われて優都をよく見てみる。いつものふざけたような笑みを振りまいてはいたが、確かにちょっと元気が無いというか、疲労の色が見えた。
そう言えば、優都は最近仕事が忙しいのかあまり家にいなかったな。帰ってきたとしても夜中だったりと遅かった気がする。

タナ子「心配です……」

しゅん。と落ち込むタナ子。
俺はそんなタナ子の頭をくしゃりと撫でる。

俺「心配しなくても大丈夫だよ、あいつなら」
タナ子「でも……」

むむむ。タナ子は暫らく何かを考え込んでいたが、不意に俺を見上げた。表情が明るい様子からして、何か良い考えでも浮かんだのだろうか。

タナ子「わたし、ユウおねーちゃんのためにうどん作りたいです!」
俺「うどん?」
タナ子「はいっ。わたし、ユウおねーちゃんがうどん作ってくれて、うれしかったのです」

うっ。きらきらとした瞳が俺を見つめる。
タナ子をここまで嬉しがらせた優都が若干憎いが、良いだろう。ここはタナ子の願いを叶えようじゃないか。

俺「よし。じゃあ軽く見て帰るぞ。帰りはショッピングセンターに寄ろうな」
タナ子「はいっ」

それから水族館を少し回ったものの、タナ子はもううどん作りの方に意識がいっているようだったので早々に切り上げた。
そして今は、ショッピングセンターの食品売場にいる。

タナ子「ユウおねーちゃん、何が好きですか?」

うどんの具の事を言っているのだろう。

>>814
1 んー?それはなぁ、俺だ
2 ちくわぶ
3 納豆


>>810
ん?
813名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 15:09:34.88 ID:xAGBPkC80
やばいっ!いややばくないけど、どの選択肢でもユウ√しか推理(想像)できない!
とりあえず1でどうくるのか>>1に期待
814名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 16:44:11.28 ID:lbBzFZn30
1で!
815名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 17:43:55.08 ID:y3zQs2sSO
>>んー?それはなぁ、俺だ

ぱちくり。タナ子が瞳を見開く。

タナ子「俺にいですか……」
俺「冗談だよ。信じるなって」
タナ子「びっくりしました」

胸に両手を当ててタナ子が息を吐く。

タナ子「ふふっ。でも、ユウおねーちゃん、俺にいのことすきだから」

両思いですね。
屈託の無い笑みでタナ子がそう言う。しかしそれはすぐに少し陰り、でも。と続ける。

タナ子「わたしは、その……なんでもないです!」

本当にわかりやすい子だなぁ。俺はタナ子の頭を撫でる。

俺「だったら、俺も優都もタナ子と両思いだな」
タナ子「っ!」
俺「違う?タナ子は俺達の事嫌いか?」

ぶんぶんぶん。面白いくらいに一生懸命首を振る様子が面白くて、俺は噴き出した。それに釣られたのかタナ子も笑う。

?「二人でお買物とかずるぅーい!楽しそうだしぃ」
タナ子「ユウおねーちゃん!」
俺「え?……優都!」

振り返ると、頬を膨らませた優都が立っていた。ショッピングセンターに居るという事は、仕事は終わったのだろうか。

優都「二人だけでお出かけなんてずるいぞっ!ユウも一緒じゃなきゃ嫌ぁ!」
俺「はいはい悪かったな。で、優都、仕事は?」

終わったのならこのまま三人で一緒に帰っても良いが。そう思い優都を見ると、残念そうに肩が落ちた。

優都「今度はここで占いみたいなぁ?」
俺「そうか、あまり無理するなよ?」
優都「俺きゅんとたぁちゃんが応援してくれたらぁ、がんばれるみたいなぁ?」

ばっちん。優都がウインクする。しょうがない、今日くらいは良いだろう。

俺「もう少しだ。がんばれよ、優都」
タナ子「ユウおねーちゃん、がんばってくださいね」
優都「うんっ。ユウがんばっちゃうよん!今日はもうここで終わりだから、早く帰るよぉ」

そう言うと優都は手を振りながら人混みへと混じっていった。恥ずかしいやつだが、本当の所は嫌いじゃない。

俺「よし。材料買って帰るぞ、タナ子」
タナ子「はいっ」

うどんに必要な具材を買い、家へと帰った。
さて、と。うどんを作るといっても茹でて切るだけだが。

俺「タナ子はこれを頼む」

>>817
1 クッキーの型
2 玉葱
3 チョコレート
816名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 17:46:09.14 ID:y3zQs2sSO
>>813
これは割とストレートにPTの上昇がわかりやすい(故に話も)選択肢だと思ったんだけどなぁwww
817名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 18:24:09.42 ID:jMs69PHU0
1で
818名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 18:26:23.93 ID:xAGBPkC80
ユウはタナ子のことどの程度知ってんだろうなぁ。。
2で!
819名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 18:31:18.50 ID:xAGBPkC80
タナ子ーかーちゃん仕事おわったよー!
職場でみかんもらったから一緒に食べようか♪
820名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 18:48:05.37 ID:jMs69PHU0
うわああああぁ
817だけど数字間違えて打ってた!
正しくは2で ですorz
821名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 18:53:41.89 ID:y3zQs2sSO
>>820
おまーwww
わかった書きなおすから待ってろ。
822名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 18:58:43.63 ID:y3zQs2sSO
>>818
選択肢によるんだよなぁ。
いろんなパターンがあるからさw

>>819
タナ子「おかーさん、おかえりなさいです!みかんはあまいですか?すっぱいですか?」
(タナ子は早く食べたそうにうずうずしている)

次のレスは19時30分目安でw
遅かったらすまんwww
823 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/08(土) 18:59:46.97 ID:UL7uyPBZ0
あと30分だと…
C
824名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 19:02:14.42 ID:4mMqhlkG0
優都じゃなくてユウ√か……
825名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 19:24:54.10 ID:y3zQs2sSO
>>玉葱

外の皮を向き、半分切った玉葱をタナ子に渡す。

俺「これを切ってくれるか?」
タナ子「はいっ」

小さい包丁をタナ子に手渡してあれやこれやと指示を出す。正直な所、俺がタナ子に付きっきりになってしまうから効率は悪い。
でも、今はタナ子に色々な事をさせてあげたいし、優都への思いも大事にしてあげたい。

タナ子「……んっ」
俺「駄目だ!その手で目を触るなっ」
タナ子「えっ?」

言うのが少し遅かったか。
タナ子の瞳が薄い水に覆われた。じわじわ。と、それはタナ子の気持ちとは裏腹に溢れていく。ぎゅっ、と細い眉が寄った。

タナ子「っう、俺にぃ、いたい、です……っ」
俺「馬鹿っ、あ」

タナ子の涙を拭おうとした手を止める。俺もタナ子の手と同じだ。

俺「…………」
タナ子「ふぇ……俺にい?」

塩っぱい味と、玉葱の香り。俺の口内と鼻腔に広がる。

タナ子「んぅ、くすぐっ、たい、です」

溢れる涙を唇と舌で掬い、受け止める。
痛みが引いてきたのか、タナ子の涙はだいぶ納まっていた。

優都「……何やってるんだよ」
タナ子「ユウおねーちゃん!」
俺「あっ、あ、お帰り、優都」

別に、いや本当にやましい気持ちがあったわけでは無かったのだが、この光景を見られたとなると恥ずかしい。と言うよりは気まずい。

優都「たぁちゃん、ユウのお部屋にお菓子があるから取ってきてくれるかな?」
タナ子「はいー」

とてててて。待ってくれ、今は置いていかないでくれ、タナ子。

優都「さてと、話を聞こうか。俺?」
俺「えー、あのですね」

>>828
1 うどん作ってました
2 やましい気持ちはありません
3 えー、嫉妬ですか


>>823
悪いな、遅筆なもんでwww

>>824
どっちをお望みかわからんがどっちもあるぞ(小声)
826名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 19:28:26.13 ID:/dYpcEL+0
ksk
827名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 19:46:56.19 ID:QPuup3j90
ksk
828名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 19:51:52.77 ID:zVI9dfxD0
829名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 20:13:12.48 ID:y3zQs2sSO
>>やましい気持ちはありません

パコン。軽く頭を叩かれた。

優都「当たり前だ、馬鹿」
俺「ごもっともです」

優都が溜め息を吐く。

優都「一度はっきりさせておこうとは思っていたが、俺」
俺「はいっ」

しゃきり。自然と背筋が正しくなる。

優都「お前はタナ子チャンの事をどう捉えているんだ?」
俺「どう、って」

タナ子は、確かにここに来た経緯はわからないが俺達の家族として迎え入れて、俺の妹になった。
俺は、タナ子を妹として捉えていた。

俺「妹、だけど」
優都「なら、ああいう事は止めてやれ」
俺「ごめん」

よくわからないが、ここは謝っておくのが吉だろう。

優都「元々血の繋がりが無いんだ。それにタナ子――」

ぐっ。優都は自分の中で何かを噛み殺すように押し黙った。

俺「優都……?」

>>831
1 どうしたんだよ?
2 タナ子?
3 言って、くれ
830名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 20:18:24.15 ID:xAGBPkC80
ksk
831名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 20:21:05.04 ID:33BlAKOc0
1
832名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 21:22:05.79 ID:y3zQs2sSO
>>どうしたんだよ?

優都「お前には、わからないよ」
俺「……なんだよ、それ」

優都は覚束ない足取りでリビングを出て行った。
ガチャン。重い音がした。

タナ子「俺にい?」

ひょこり。と、タナ子がリビングから顔を出した。
とてとて、と遠慮がちに俺の所へ寄ってくる。

タナ子「ユウおねーちゃんと喧嘩したですか?」

だめですよ。と、タナ子が言う。

タナ子「ユウおねーちゃんは、俺にいのことが一番すきなんですから」

ね?と、タナ子が笑う。

タナ子「優都がだめならユウなら良いかなって、言ってました」

かわいそうです。と、タナ子は瞳を伏せる。

俺「わっかんねーよ」

優都が何を考えているのかなんて。いっつもふざけてばっかりで。

タナ子「聞いたら良いですよ、わからないことは」
俺「……そう、だよな」
タナ子「わたしのすきなゆーとなら、ちゃんと教えてくれるはずです」
俺「え?あっ、ああ」

タナ子に促される形で俺は家を出た。
優都を探すとしても、どこを探せば良いのか。
ふと、昔の事を思い出した。そう言えば喧嘩をした時に優都は必ずと言っていい程公園のブランコに乗っていた。

俺「行ってみるか」

キィー、キコー、キィー。
街灯の頼りない灯りの中で、ブランコが揺れていた。

俺「優都……」

>>836
1 お話しようか
2 ごめん。さっきの嘘
3 俺、怖かったんだと思う


風呂行くから遠めで。
っヒント





もう間もなくEDになりますよっと。
833名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 21:29:27.23 ID:G+6WKSNO0
ksk
834名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 21:36:01.69 ID:xAGBPkC80
wktk ksk!
835名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 21:36:35.11 ID:jMs69PHU0
数字間違えた者だが...
わざわざすみませぬorz
Ksk & C!
836名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 21:39:16.10 ID:7TYE4vn60
1!!

ユウこい!
837名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 21:50:10.35 ID:/dYpcEL+0
わたしのすきなゆーと

これが気になる
838名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 22:59:14.79 ID:y3zQs2sSO
>>お話しようか

カコッ。キィー。
隣のブランコに腰を降ろした。ゆらゆらと気ままに揺れながら、夜の公園を真っ直ぐ眺める。

俺「なぁ、タナ子って、お前の事好きなの?」

今までのタナ子の行動や、発言。わたしの好きな優都、の言葉。そう考えずにはいられない。

優都「……ユウはお姉ちゃんだが、優都は違うんだって、さ」

キィー。キキィー。
やっぱり、男としてタナ子は優都の事が好きなのか。

俺「優都はタナ子の事、どうなんだよ」

キィ。

優都「本当に、馬鹿だよねぇ、俺きゅんは」
俺「優都?」

キィキィー。主を無くしたブランコが激しく揺れた。

優都「ユウが、優都が好きなのは俺きゅんに決まってるじゃん」

ぎゅっ。体がブランコの鎖の冷たさと優都の体温に包まれる。

俺「あ、あのな、俺も兄貴だし、優都のこと好きだよ?タナ子の事も妹として好きだし!」
優都「馬鹿っ……」

ぎゅ。優都の腕の力が強まる。近くなる優都の端整な顔。まさか。

俺「優――」
タナ子「ゆーと!ぬけがけは禁止です!」

がさっ、たたっ。茂みからタナ子が走ってくると、俺と優都を引き剥がそうとする。

タナ子「んゅっ!正々堂々と勝負すると言ったじゃないですかっ」
優都「ちぇーっ。たぁちゃんがユウの事好き!?破れた初恋、かわいそうな俺きゅんをユウが慰めてあ、げ、る、作戦失敗ぃー」

なっ、なんだこの状況は。
ふんぬっ。と怒るタナ子と、ふんっ。と顔を背ける優都。

タナ子「わたしのすきなゆーとはいつでも平等でした……そんなことしないはずです!」
優都「たぁちゃん?恋のライバルなんてね、所詮ライバルなのよ?いつ裏切るかなんてわからないわよん。そ、れ、に!ユウだって、そろそろ三人一緒で出かけるのとかぁ、たぁちゃんにハンデあげるのきつかったしぃ」
タナ子「俺にい協定をやぶるつもりですか!」

ちょっと待てよ。もしかしてこれはもしかしなくても。
839名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:00:31.47 ID:y3zQs2sSO
俺「二人共、俺の事が好きなのか?」
優都「何を今更ぁ」
タナ子「わかってなかったのですかっ?」

えー、つまり。
あれか、タナ子にとってユウはお姉ちゃんだけど優都は恋のライバルと。
やたら三人一緒で出かける事が多いと思ったら、お互い抜け駆けしないようにと言うルール。
たまぁ、にタナ子と二人で出かける事があったのは優都なりの気遣い、ハンデ。
俺の知らない間に優都とタナ子にそんな関係ができていたなんて。

タナ子「それで、俺にいはどっちがすきですかっ?」
優都「もちろんユウよねん?」
俺「えーっと、俺、はだな……」

さっき優都にも言ったが、俺は優都の事を兄貴。タナ子の事を妹。として見ている。
そんな恋の感情は無い、はずだが。

俺「二人共大事な兄貴と妹ってことで!」

ダッ。俺は公園から逃げるように走り去った。
やはり優都とタナ子は追いかけてくる。
これは、あれだな。うん。
明日からは普通に兄と弟と妹としては過ごせないな。
俺はどこか寂しさと、ほんの少し生まれつつあるドキリとした感情を心に抱きながら夜道を走ったのだった。

BAD END
―ED16 妹ライアングル?―
840名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:04:53.19 ID:/dYpcEL+0
BAD ENDなのかぁ
俺はこういうの好きだがw

乙でした
841名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:07:33.77 ID:asdca3bi0
3が正解かー?

俺もこういうの嫌いじゃないな
842名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:18:00.32 ID:xAGBPkC80
BADだったかー
まぁどっちにもいけなかったからなw
でも私もこういうの好きだ!
攻略ヒントはよはよ!
843名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:21:08.48 ID:y3zQs2sSO
>>840
面倒だったから個別以外は響きが後味悪いけどBAD扱いなんだwww悪いな。乙あり!

>>841
っヒント
2、3は個別ED

>>842
いやぁ、直結BAD三分の二を潜り抜けてきたお前らに言うことは何もないよwww
でも、妹ルートのこの展開は覚えておいた方が良いぞ。そうそうできたもんじゃないはずだったからなwww
844名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:22:24.91 ID:y3zQs2sSO
―家族会議兼反省会―

美琴「あらあら。モテモテね、俺ちゃん。でも、辛いなんて言っちゃ駄目よぅ?どっち付かずな態度を取ったのは俺ちゃんなんだもの」
優都「あーあ。最後の最後でもユウとたぁちゃん、どっちか選んでくれないなんてぇ」
タナ子「でも、俺にいが、わたしとゆーと、どっちにも同じだけ好きだから安心しました」
鞠華「数々のトラップを潜り抜けたのは称賛にあたい致しますわ。でも、俺くんは優しすぎますのよね」

…………。
タナ子と優都、俺はどっちにもいい顔をし過ぎたのだろうか。
けれど、そうでないと見れないものもたくさんあるみたいだ。

―MEMO―
優都は納豆が嫌いらしい。
タナ子は体があまり強くは無いみたいだ。
---------

タナ子妹ルートが追加されたみたいだ。

>>844-855の間で多かった選択肢から7週目スタート
ただしスキップが最後の安価の場合は多数決を無視します

1 最初から
2 タナ子下僕ルート(>>11
3 通常・柚葉ルート(>>105)
4 下僕・柚葉ルート(>>294)
5 探偵局ルート(>>368)
6 婚約者ルート(>>454)
7 婚約者・鞠華ルート(>>552)
8 タナ子妹ルート(>>633)
9 スキップ(レス番指定/その週で選んだ選択肢を通過)
845名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:23:16.64 ID:RpaueBcV0
次の開始地点選択はさっきのとこがいいな
846名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:26:13.36 ID:/dYpcEL+0
初めて9スキップ選択
>>832

この展開の個別ENDが見たい(・∀・)
847名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:33:24.46 ID:xAGBPkC80
9
>>832から個別EDみたいです!

あ、タナ子、みかん甘かったよー
まだあるから食べていいからねー
848名も無き被検体774号+:2012/12/08(土) 23:52:16.13 ID:y3zQs2sSO
>>847
タナ子「ふふっ。おいしいですー」
(タナ子は幸せそうだ)









イメージ崩したくないやつは見るなよ!
最近は幼稚園児でもレベル高いけど幼稚園児が描いたと思えよ!

今の安価待ちの時
http://imepic.jp/20121208/856620
6日の安価待ちの時
http://imepic.jp/20121206/021420

時間があればちゃんと描きたいんだけどな。
俺の中で優都はこんな感じ。
849名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 00:09:57.73 ID:it5Edmbx0
俺ん中のイメージとリンクしてる
850名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 02:35:32.21 ID:ckY9dsqzP
9
>>832

ユウねーちゃんは髪の毛ピンクだったのか…
851名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 02:35:37.61 ID:azg33dQs0
おーーーー( ^ω^)
だいじょうぶ!ドリル予想通り!

流されて個別ED希望w
9で>>832でオナシャス
852名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 02:47:37.18 ID:cgRVaTF50
こんないいスレに今日まで気づかなかったとは…!
ここはあえて1で
853名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 08:45:43.22 ID:dAfxOtml0
854名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 08:50:45.06 ID:s48qmv8z0
いや、9だしょ!
個別みたいww >>832
おねしゃす!
855名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 09:53:32.90 ID:qHIGe+nd0
流されて9>>832
856名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 11:35:37.07 ID:HBp0o76D0
>>848
優都かわいい!
縦ロールwww
857名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 14:02:54.68 ID:HCq2U1CWO
>>849
ならよかったw

>>850
ごめん、ピンクが強いけど赤w

>>851
良かったおっおっwww

>>852
おっ、いらっしゃいーwww

>>856
優都「ユウもぉ、この髪型はお気に入りなのよん!」
(優都は嬉しそうにニコニコしている)


うっはw起きたら2時www寝ても寝ても寝れるwww
とりあえず次から始めるぞ!



元ネタは出したから、あとはいつか絵師様可愛くしてくれよ(小言)
858名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 14:03:46.22 ID:HCq2U1CWO
>>7週目/スキップ>>832から

優都「お前には、わからないよ」
俺「……なんだよ、それ」

優都は覚束ない足取りでリビングを出て行った。
ガチャン。重い音がした。

タナ子「俺にい?」

ひょこり。と、タナ子がリビングから顔を出した。
とてとて、と遠慮がちに俺の所へ寄ってくる。

タナ子「ユウおねーちゃんと喧嘩したですか?」

だめですよ。と、タナ子が言う。

タナ子「ユウおねーちゃんは、俺にいのことが一番すきなんですから」

ね?と、タナ子が笑う。

タナ子「優都がだめならユウなら良いかなって、言ってました」

かわいそうです。と、タナ子は瞳を伏せる。

俺「わっかんねーよ」

優都が何を考えているのかなんて。いっつもふざけてばっかりで。

タナ子「聞いたら良いですよ、わからないことは」
俺「……そう、だよな」
タナ子「わたしのすきなゆーとなら、ちゃんと教えてくれるはずです」
俺「え?あっ、ああ」

タナ子に促される形で俺は家を出た。
優都を探すとしても、どこを探せば良いのか。
ふと、昔の事を思い出した。そう言えば喧嘩をした時に優都は必ずと言っていい程公園のブランコに乗っていた。

俺「行ってみるか」

キィー、キコー、キィー。
街灯の頼りない灯りの中で、ブランコが揺れていた。

俺「優都……」

>> 861
2 ごめん。さっきの嘘
3 俺、怖かったんだと思う
859名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 14:05:10.80 ID:rAPGDzR10
ksk
860名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 14:06:49.75 ID:cgRVaTF50
ksk
861名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 14:13:32.12 ID:qHIGe+nd0
順番に行こう 2
862名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 14:13:36.60 ID:5JuZ2bNJ0
これは…
3で!!
863名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 14:46:02.11 ID:NdTMhwQ90
>>1キター!おはようw
みんな(私も含め)両方見る気満々ww
ユウのイメージはほぼ一致だったよ!
髪は青ってか藍色だったけどw
864名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:06:49.62 ID:08DOoPww0
お、1きた!
おはよう

昼寝しようと思ったけどやめようw
865名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:07:01.63 ID:HCq2U1CWO
>>ごめん。さっきの嘘

ぽつり。俺の口から出たのはその言葉だった。
優都の背中は、頼りなくユラユラと揺れているだけで表情は見えない。

俺「俺は、タナ子の事を妹として見ていなかったと、思う」

夜道で冷えた体と頭。その中で改めて考えた、否、目を逸らしていたものと向き合って残った感情。

俺「タナ子を、妹としてじゃなく女の子として好きなんだ」
優都「そう。やっぱり、可愛くて、血の繋がりが無くて……兄弟じゃないって、羨ましいなぁ」
俺「優都……」

クスクス、と笑ってはいるが、きっと今優都は泣いている。表情を見なくたってわかる。
ギッ。背後から抱き締めると、腕に鎖の冷たさと優都の震えが伝わった。

タナ子「こらぁー!」

ドンッ。

俺「なっ?タナ子?」

俺の腰に抱き付いてきたタナ子は口をへの字にしてご立腹だ。

タナ子「俺にい!ゆーとにせくはらだめです!」

えっ。これは、あれか。タナ子は抱き付いてきたんじゃなくて、離そうとしているのか。

タナ子「わたしのすきなゆーとに触っちゃだめですっ」
俺「えっ」

まさか、まさかまさか。

俺「タナ子は優都の事が好きなのかっ?」

確かに、二人で仲良く会話をしている事は多かったが、おかまだぞ?女装男子だぞ?

タナ子「そうですよ?」
俺「いや、女装好きの男女だぞ?」
タナ子「?ユウはおねーちゃんだからだめですけど、ゆーとはゆーとだから良いんです」

あっ。これ墓穴掘ったかもしれない。

タナ子「俺にい、は、俺にいだからだめですよ?」

やっぱり。振られた。
傷心する二人は一人の女の子によって家へと連れ帰られた。
そしてタナ子が大人しく寝た後、俺は優都の部屋に行った。

優都「どうしたの?俺きゅん」
俺「……タナ子の事でさ。確かに、兄妹じゃないって良いなって」
優都「でも、ユウが好きなのは俺きゅんだもん。たぁちゃんじゃない。それは変わらない」

変わらない。つまり俺の事を好きでいてくれる。
タナ子には申し訳ないが、俺には光が見えた気がした。
866名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:08:58.33 ID:08DOoPww0
予想外w

希望が見えちゃったか
867名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:11:24.37 ID:HCq2U1CWO
優都「ねぇ、ユウは、男の子だから駄目なんだよね?」
俺「うん。ごめん」
優都「ん。大丈夫。本当にたぁちゃんが好きなら、負けちゃ駄目だよ?」

その日の会話は、俺の脳裏に強く焼き付いた。
そして時は流れ。
紆余曲折し、何度も拒絶されたり叩かれたりもしたが、俺はタナ子と付き合っている。恋人関係にまでなった。
俺のねちっこいまでのアプローチと、優都の一度としてタナ子の思いに応えなかった賜物だろう。

俺(優都、ありがとう!ゴチになりますっ)
タナ子「ひゃ、あ、やんっ」

俺は遂にタナ子とそう言うコトを致す事になり、非常に興奮している。
年月と共にスラリと伸びたタナ子の体は美しい。膨らみが全然無い、所謂貧乳だが俺はタナ子を愛しているから乳など関係ない。
スル、とスカートの中に手を滑り込ませると、タナ子がびくりと震えたが、俺もビクリと震えた。

俺「…………えっ?」

さわさわ。やわやわ。

タナ子「やっ、あ、だめっ、んぅっ」

タナ子の秘部の膨らみは、俺の良く知っている相棒と酷似していた。

タナ子「きゃあ!」

思わずスカートをたくし上げ黙視する。
あ、こんにちは息子さん。

俺「……そういう事か」

あの日の優都との会話が蘇る。優都は、知っていたんだな。
タナ子をお風呂に入れるのはカーチャンか優都だったからな。

タナ子「ぐすっ……わたしじゃ、だめですか?」
俺「そんな事ないよ」

俺はタナ子をふわりと抱き締める。
あの日性別を理由に優都を傷付けた俺が言える事ではないが。

俺「俺は、タナ子が好きだから」
タナ子「っ!……続き、しますか?」

恥ずかしそうにそう言うタナ子に、俺は小さく笑って覆いかぶさった。

Thanako END
―ED14 タナ子じゃなくてタナ男ですっ!―
868名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:13:24.23 ID:HBp0o76D0
ええええええええええ
予想外wwww
869名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:14:03.96 ID:08DOoPww0
えええええええ!!!!

タナオ男√だと!?www
870名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:14:03.97 ID:cgRVaTF50
なん…だと…
871名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:19:38.20 ID:NdTMhwQ90
     冖
   / /
  / / i  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |( ゚Д゚)< そんなバナナ
 |(ノi|) \____ __
 | i i
 \_ヽ_ゝ
   ∪~ ∪
872名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:20:39.88 ID:HCq2U1CWO
>>863
おはよう!青は柚葉なんだよなーw
何回も外見の描写するとクドイかなぁと思って初回くらいしかちゃんと書いてないからなwww(ちゃんと書いてない子もいるけど)

>>864
すまんなw俺は昼寝が終わった所だったんだwww
まぁでも眠かったら寝ろよ!

>>868-871
ええええwwww
あれ?以外とわかりやすいかと思ったんが(笑)
優都「兄弟じゃないって、羨ましいなぁ」
俺「兄妹じゃないって良いなって」
とか、あえて優都にあそこで可愛いとは使ったけど性別言わなかったのとかw
まぁ、嬉しい反応ありがとうwww

反省会もうちょっと待ってなw
873名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:28:24.49 ID:NdTMhwQ90
で、でもモデルになってるタナトスは♂なんだもんな、そうだったそうだった。。
と、みことはみことは吹っ飛んでった自分の心を取り戻そうとするのです。。
874名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:29:58.52 ID:HCq2U1CWO
―家族会議兼反省会―

美琴「うふふ。タナちゃんは娘でもあり息子でもあるねよねぇ」
タナ子「わたし、受け入れてくれて、うれしかったです」
優都「あーあ。これってぇ、結局性別関係無いんじゃん?もっと可愛らしくなるよう研究しよーっと」
鞠華「あら〜。だいぶ特殊な経験をなさいましたのね。でも……くすっ。皮肉ですわね」
タナ子「ふふっ。思い込みが激しい所も、わたしはすきですよ?」

…………。
最終的にはタナ子を選んだものの、俺はどっちにもいい顔をし過ぎたのだろう。
差別って、良くないよな。うん。

―MEMO―
優都はちょっと意地悪な所があるみたいだ。
---------

>>875-878の間で多かった選択肢から8週間スタート
ただしスキップが最後の安価の場合は多数決を無視します

1 最初から
2 タナ子下僕ルート(>>11
3 通常・柚葉ルート(>>105)
4 下僕・柚葉ルート(>>294)
5 探偵局ルート(>>368)
6 婚約者ルート(>>454)
7 婚約者・鞠華ルート(>>552)
8 タナ子妹ルート(>>633)
9 スキップ(レス番指定/その週で選んだ選択肢を通過)

まぁ、安価やる必要無いだろうけど一応なw
875名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:34:47.00 ID:sWNvplbT0
当然>>832だ!
876名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:35:21.02 ID:HBp0o76D0
9>>832希望
877名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:37:05.08 ID:cgRVaTF50
>>832だなw
878名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 15:37:28.34 ID:NdTMhwQ90
9
>>832
で、3だ!
879名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 16:22:49.04 ID:Z347bqaR0
タナ男√とは想像すらしてなかったww
880名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 17:26:26.32 ID:HCq2U1CWO
>>873
まぁ落ち着いて茶でも飲めってwww

>>879
イェーイwww


ちょっと動物の世話に行ってたら遅くなっちまった。
今から投下するぞー。
881名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 17:28:52.56 ID:HCq2U1CWO
>>8週目/スキップ>>832から>>俺、怖かったんだと思う選択

>>俺、怖かったんだと思う

優都の真っ正面に立ち、そう言った。
震える自分の手をきつく握り締める。きっと、声も震えているだろうが今逃げるわけにはいかない。
どうしてタナ子にあんな事をしたのか。俺は、やっと自分の中の気持ちに気付いたのだから。

俺「いつも優都とタナ子が仲良く話しているのとか、着せ替えごっこして楽しそうにしているのとか見ててさ」

タナ子が、優都をお姉ちゃんじゃなくて男として捉えるようになるのが怖かった。
もしもタナ子が優都を好きになったのなら、優都には拒否する理由が無い。タナ子は俺と違って女の子なのだから。
だから、俺は優都に意識が行く前に俺に意識を向けさせようとあんな事をしてみた。
そこまで言って、自分が情けなくなる。
散々優都の事をうざったがって、気持ち悪いだの言って否定していたのに、自分から奪われそうになったらこんな事をする。
本当に、情けない。でも。

俺「俺、優都の事、好きみたいだ」
優都「勝手な事ばっかり」

優都が立ち上がる。ブランコが、ガシャ。と鳴る。
呆れられて当然だ。ああ、もう、このすれ違いはどうしようも無いのか。
俺と優都は擦れ違う。

優都「勝手な事ばっかり言って、ホント馬鹿」

ぎゅうっ。擦れ違いざまに頬をつねられた。

俺「優、都?」

笑っているような、泣いているような、でも、確かに笑っている顔。

優都「ユウは、昔から俺きゅんが好きに決まっているじゃない」

つねられた頬に柔らかい感触。

俺「優――」

走り去る優都。今、逃がしちゃ、いけない。
ぱしっ。

俺「優都っ!」
優都「っ!馬鹿っ!離しなさ」
俺「離さない!」

掴んだ腕を引っ張り俺の胸へと閉じ込める。優都の方が身長がある筈なのに、とても小さく感じた。

優都「恥ずかしいでしょ、馬鹿っ!」
俺「馬鹿馬鹿言い過ぎ。……馬鹿だけど」

兄貴だとか男だとか関係無い。好きなんだよ。
882名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 17:33:32.79 ID:HCq2U1CWO
優都「本当に、馬鹿。いつまでユウの事男だと思ってるのよ」
俺「えっ?」

『やーいやーい。お前のねーちゃん女男ー。ゆーとなんて男の名前だろー』
『うるさいなぁ!ゆうねーちゃんを馬鹿にするなよ!』
『どうしてゆうねーちゃんはゆうねーちゃんなんだよぉ!ゆうおにーちゃんがよかった!』
『優ちゃん、俺ちゃんが熱出したのみたいなのよぅ。見ててくれるかしら?』
『俺、しっかりして。ねー……、……にーちゃんかそばにいるから』
『ゆう、にーちゃん?』
『……そうだよ』
『あれ?ゆう、ねぇ?ゆう、にぃ?』
『ユウにーちゃんだよ』
『にーちゃん……。そうだよなぁ。ゆーとってことは、おにーちゃんだよなぁ。ゆーとなんてなまえの女の子きいたことねーもん。』
『そう、だね』

俺「…………あ」
優都「もうっ。大変だったんだからね?元から男勝りな所もあったけど、男の子っぽく振る舞うの!」

その反動でかキレると男の子みたいになっちゃうしぃ。
優都は困ったように笑った。

俺「ありがとう、優……ねーちゃん」
優都「俺きゅん……」

ガサガサガサッ!
木の上からタナ子が降ってきた。

タナ子「ふぅっ!よかったですね、ゆーと!恋する乙女はさいごに勝つのです!わたしのように!」
優都「たぁちゃん……。相談に乗ってくれてありがとね」
タナ子「はいっ。ふふっ。いいえがおです。わたしはいちずなゆーとがすきですよ」

そうか、タナ子と優都は恋する乙女同士で……。
ん?

俺「タナ子?わたしのように、って?」
タナ子「?わたしも、きょうひゅーくんにすきって言ったらすきって言われました」

ひゅーくん!?ひゅーくんって誰だよおいっ!?

優都「人の恋路は邪魔しちゃだめよん」
俺「いや、だって」
タナ子「今度、だぶるでーとしましょう!」
優都「良いわねそれぇ!ユウ楽しみぃー」

夜の公園に三人の声が賑やかに響く。
胸の中の優都は、いつの間にか俺より小さくなっていた。
これから俺の世界が、少しだけ変わる。

Yuuto END
―ED8 優おねーちゃん―
883名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 17:45:09.50 ID:rAPGDzR10
女だったのか!w
ひゅーくんって誰だ!
884名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 17:50:07.04 ID:HBp0o76D0
ヒュプ子きたこれwww
いやヒュプ男か??

乙でした!
俺は最初のBAD ENDのやつが好きだったw
885名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 18:09:10.09 ID:HCq2U1CWO
―家族会議兼反省会―

美琴「そうねぇ、確かあれは俺ちゃんがうんと高いお熱を出して、治ったら優ちゃんの事をおにーちゃんなんて呼び出したのよねぇ」
優都「少しだけ、傷付いたけど。でもユウのせいで俺きゅんも嫌な思いしたんだもんね」
タナ子「ふふっ。でもゆーと、今は笑顔がふえました」
鞠華「思い込みって怖いですわね、俺くん?まだ、あるんじゃないかしら?」
優都「ユウの事を思い出してくれただけで、ユウは嬉しいよん!」

…………。
今通った道の最終的な所までは辿り着けたような気がする。
でも、通りすぎた道もあるはずだ。そんな感じがした。

―MEMO―
優都は公園のブランコがお気に入りみたいだ。
---------

さてと。今から新しく始めると、始めて割と直ぐにBADルートに行かないとスレが足りなくなると思うんだが……。
どうする?
1 切り良くここで終わらせる。さよならー。また会う日までー。
2 強行突破だろ。
3 番外編的な短いやつやる。

8レス位様子見して決めるw

>>883
本当はこのEDで女の子にするつもりは無かったんだけど、なんか、ホモ臭くなったから女の子にしちゃったったwwwみたいなw
ひゅーくんは、ヒュプ(ry

>>884
乙あり!
ご明察wヒュプ男だwww
俺もあのBADが好き。どっちつかずで、思いを寄せられハーレムうっはっはーwwwが大好物なんだよw
886名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 18:19:49.98 ID:HBp0o76D0
>>885
1はありえん
2か3どっちでもいいw

優都と鞠華ってどっちが年上設定?
887名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 18:29:02.62 ID:HCq2U1CWO
>>886
意見tnk!
優都。なんだけど、最近俺の中では同い年な空気がしてきてる。

裏設定で(ルートにもよるけど)鞠華と優都はあまり仲良くないイメージw
888名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 18:31:30.52 ID:HBp0o76D0
>>887
なるほどー鞠華さんが年上かと思ってたw
確かにあわなそうな感じがするw

てか、次スレもちろん立てるよな?

探偵局とヒュプ子とTRUE END見るまでは死ねないだろおおおお!!!!!!
889名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 19:37:24.73 ID:cgRVaTF50
2と3両方だろw
890名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 19:38:51.04 ID:NdTMhwQ90
コンプ目指すのは今もかわっていない!

次スレたてる前提なら3でもいいかなー
891名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 20:08:20.00 ID:KGXkuDN/0
4.次スレをたてる
892名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 20:29:57.16 ID:dAfxOtml0
>>891
同意
893名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 20:48:14.79 ID:wo5vbt7bO
今北!
次スレいこうぜ!


今日は見れなかったらタナ子がタナ男に…


タナ男…ふぅ
894名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:11:49.93 ID:HCq2U1CWO
うっはwwwおまえらまじでwww
俺が立てたスレがもしかしたら1000いっちゃうかもしれない上に次スレとかwいいのかよwww
だいたい俺が立てたスレって100いかなかったり5いかなかったりなのにwww

とりあえずじゃあ、なんかミニネタとかで100レス埋めるかwww

次スレはタイトルに二冊目とか足せばいい?w

>>888
俺よりは上って言う曖昧な定義だったんだよな。
鞠華上で
優都「うっせババア」
とかでもよかったんだけどなwww

>>893
おまwタナ男でも良いのかwww
895 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2012/12/09(日) 21:18:20.24 ID:BVks37jD0
とりあえずユンはもらって行きますね。
896名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:18:21.64 ID:HCq2U1CWO
>>EP ゆーとさんとげぼくたち

優都「次はどうしようかしらん?」

パラリ。と優都は台本を捲る。
劇団、優都と下僕達の腰掛け。の団長優都は、次の演目を決めかねていた。

優都「悩んでたってしょうがないよねっ!あみだくじで決めようかなっ」

>>897
1 白雪姫
2 赤頭巾
3 シンデレラ
897 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2012/12/09(日) 21:25:55.22 ID:BVks37jD0
1!!

>>895
ユンってなんだよ..

訂正!ユウはもらってきます!
898名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:27:23.99 ID:HBp0o76D0
>>897
俺の優都を独り占めするなよwwww
ぶりっこなユウも好きだが、口の悪い優都もかわいい^q^
899 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2012/12/09(日) 21:30:08.73 ID:BVks37jD0
>>1のidはHCq2...
>>898はHBp0
お二人は従兄弟かなんかですか?
900名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:32:13.21 ID:HBp0o76D0
>>899
ほんとだ、よく気付いたなwww
地味に嬉しいわwww
901名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:32:44.06 ID:HCq2U1CWO
>>白雪姫

優都「はーい。白雪姫に決定みたいな?さてと、白雪姫の配役はぁ」

>>902
1 俺きゅん!
2 ユウだよねん!
3 他にいるー?(ちゃんと姿が登場済みキャラのみ指定可能)

>>897-898
優都「きゃはっ!嬉しいかもぉ!でもぉ……>>898お前後で部屋に来いよ。なーんちゃってぇ」
(優都は楽しそうだ)

>>899
まさかのwww気付かなかったw
902名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:34:19.13 ID:pR4iZxk+0
1
903名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:39:34.39 ID:HCq2U1CWO
>>俺きゅん!

優都「やっぱりかわいい俺きゅんしかいないよねっ。次はぁ、ババアって言うか王妃様?」

>>905
1 鞠華さんしかいないよねっ
2 ユウいっちゃう?
3 キャラ指定
904名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:40:30.73 ID:rAPGDzR10
ksk
905名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:40:47.79 ID:HBp0o76D0
111111
906名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:44:36.44 ID:HCq2U1CWO
>>鞠華さんしかいないよねっ

優都「きゃはっ!おもしろくなってきたかもっ。次々ー!王子様はぁ」

>>908
1 もっちろんユウだよね!
2 ゆずちゃんかなぁ?
3 キャラ指定
907名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:46:53.65 ID:NdTMhwQ90
いまいちはっきりと白雪姫の内容を思いない(´;ω;`)
白雪姫と7人の小人は別物だっけ?
りんご食うやつは眠りの森の美女?
だめだ、ググってから出直すorz
908名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:47:04.45 ID:HBp0o76D0
1だああああああ
909名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:47:07.15 ID:Hf4dXMZD0
ユートピアゆーと
910名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:48:06.95 ID:HBp0o76D0
>>907
7人の小人とりんご食うのは白雪姫であってるw

白雪姫に食われるりんご役はタナ子のはずwww
911名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:51:39.63 ID:NdTMhwQ90
ちょwwりんご役がいるのかよww
>>910のおかげで>>1はりんご役を決めさせてくれるはずw
912名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:53:03.12 ID:NdTMhwQ90
あっとごめん、お礼をしてなかった。。
>>910説明ありがとうw
913名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:54:05.86 ID:HBp0o76D0
>>912
いやいやwww
わざわざサンキュ
914名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:54:40.47 ID:HCq2U1CWO
>>もっちろんユウだよね!

優都「ユウに決まってるよねっ!あとぉ、やっぱりオリジナリティーって大事だよね!林檎はぁ」

>>916
1 たぁちゃんでいってみちゃう?
2 果物の林檎
3 キャラ指定

>>909
くっそwこんなのでwww
>>910
(こいつ……よんでいるだと!?できる……!)
915名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:56:07.31 ID:rAPGDzR10
ksk
916名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 21:58:08.97 ID:HBp0o76D0
1
917名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 22:02:20.11 ID:HCq2U1CWO
>>たぁちゃんでいってみちゃう?

優都「一番小さいし良いよねん!最後にぃ、小人って言うか人殺し?」

>>919
1 イザナミさん?
2 レイシスさん?
3 キャラ指定
918名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 22:03:34.09 ID:HBp0o76D0
3ゆずは
919名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:01:47.72 ID:qHIGe+nd0
なんか1で進んでるから1で
920名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:03:18.89 ID:HBp0o76D0
小人が人殺し…気になるw
921 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:8) :2012/12/09(日) 23:04:16.06 ID:it5Edmbx0
ユウが女と聞いて

http://www.imgur.com/QTVyQ.jpeg
922名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:06:45.69 ID:HBp0o76D0
>>921
見れない…(ノω・、)
923名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:07:08.81 ID:qHIGe+nd0
>>921
カワイイ
924名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:09:26.16 ID:it5Edmbx0
>>923
あんがと
時間あるときにデジタルで描いてみる予定
925名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:15:48.22 ID:HCq2U1CWO
見れねぇくそおおおお
926名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:19:23.07 ID:it5Edmbx0
>>922
>>925
あれ
みれんか?
画像初うぷだからすまんね
別のろだつかってみるよ
927名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:19:59.10 ID:HBp0o76D0
>>926
すまんこ
超期待してる
928名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:21:29.76 ID:it5Edmbx0
http://iup.2ch-library.com/i/i0802954-1355062829.jpg

期待に添えらなかったらごめん
929名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:23:51.19 ID:HBp0o76D0
>>928
かわいいいい!!!!!!!!!!!
服とかもすっごい可愛い!!!
930名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:26:11.74 ID:HCq2U1CWO
やべええええくっそかわいいいい!!
しかも俺好みのかわいい絵柄!!
ありがとう>>928
ちょ、俺のイメージ垂れ流すから時間ある時にそれを元に描いてくれよ神こと>>928様www



画像が大きくて保存できないこの携帯勝ち割りてぇぇぇwwwww
931名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:34:07.76 ID:it5Edmbx0
>>929
ありがとう!
描いたかいあるわ

>>930
あれっ>>1だよね!?
ほんとスレ楽しくて毎日見てます!
これからも書き続けてくれっ
要望あったら俺も頑張って描くよ
932名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:43:54.56 ID:HCq2U1CWO
うんw
>>1ですwww
楽しいなんて恥ずかしいこというなよ照れるだろ!
いや、ほんと書く書く。俺>>931のおかげでテンションあがりまくりwww
じゃあ、ちょっと後で柚葉と鞠華の元出すから暇な時にアレンジしてくれませんかwww
933名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:46:32.50 ID:it5Edmbx0
りょーかい!
明日とか暇だろうからかくよ
鉛筆だろうけど勘弁してくれ
934名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:52:40.09 ID:HCq2U1CWO
>>イザナミさん?

優都「イザたんに決定ー!これで準備ばっちりみたいなぁ?」

優都は一冊の古ぼけた厚い本にタイトルと配役を書くと、パタン。と閉じた。

優都「はーい!みんな集合ー!」

俺は集合の合図に嫌な予感がしながらもリビングに行くと、優都とその他の面々が集まっていた。

俺「げっ。優都、お前またそれ使うのかよ」

優都の手の中にある本。
優都いわく、シナバギトオと言う本だった。タイトルと配役を書き、書いた人間が呪文を唱えると本の世界に取り込まれ、お芝居をしてストーリーを終わらせなければ本の世界から出られない。という、傍迷惑なアイテムである。
取り込まれる本人の意志は総無視だ。

優都「今回もお芝居をしたいと思いますぅ!」

ドンッ。テーブルに古ぼけた本を置くと、優都はパラパラと捲る。

優都「えーっと、ああ、あったあった!今回の配役を紹介しまーす」

俺、白雪姫。
鞠華さん、王妃兼物売りの老婆。
優都、隣国の王子。
タナ子、毒林檎。
イザナミさん、小人。
その他諸々。

俺「いや、俺が白雪姫とかおかしいだろ」
鞠華「王妃はともかく、わたくしが老婆ですの?」
優都「俺きゅんはユウが救ってあげるからねんっ」
タナ子「俺にいに食べられちゃうですか……」

思い思いに感想と言うか文句と言うかを述べるが、やはり優都はお構いなしだ。

俺「あー、面倒な事になりそう」

優都が唱える呪文を遠くなりつつある意識の中で聞いていた。

優都『俺雪姫のはじまりっ、はじまりー!』

優都のタイトルコールに目を覚ますと、そこはお城の中だった。

>>937
1 鏡を見る
2 庭に出る


>>933
いやもう描いてくださるだけでスレと俺と俺の士気が上がるわけですよw
ありがとう!
935名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:55:23.82 ID:HBp0o76D0
おれゆきひめwww
936名も無き被検体774号+:2012/12/09(日) 23:59:54.51 ID:pR4iZxk+0
2
937名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 00:00:12.90 ID:1iXQ0X4Y0
1!
938名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 00:45:10.66 ID:i8h+hUfvO
>>鏡を見る

俺「うっわキモっ」

そこには豪華なドレスに身を包んだ俺が映っていた。
幸いな事に、前回のシンデレラの時のように巨乳だったり髪が長くなったり等はしていない。が、余計に俺が浮き彫りになっているからか気色悪い事この上無い。
うなだれていると、隣の部屋からぶつぶつと何かを喋っている声が聞こえた。そっと扉を開けてみる。

鞠華「わたくしが老婆だなんて、喧嘩を売っているとしか思えませんわ!」
美琴「鞠ちゃんは綺麗だものねぇ」
鞠華「えっ、あ、美琴さまがそうおっしゃってくださるのなら……」
美琴「でも、やっぱり俺ちゃんには叶わな」

ピシィッ。パァン!
カーチャンの手中にある手鏡が割れた。

鞠華「クスッ。今、わたくし、例え俺くんでも美しさで私を超えることは許さなくってよ?」

鞠華さんが妖しく笑う。大丈夫、大丈夫ですよ。鞠華さんは美しいですから!
俺の心の中の必死な訴えも虚しく、鞠華さんは猟師に俺を殺すよう命じたらしい。

俺「うっわ怖ぇっ」

逃げるが勝ちだな。と思い庭先に出ると柚葉がいた。

柚葉「俺っ!」
俺「猟師ってお前かよ」

銃を携えた柚葉は銃口を俺に向けると、撃ち放った。

俺「ええっ!?」
柚葉「何を驚いているのさ?あたしは、俺を殺せって言われてるんだから」

ドンッ。ドンッ。
銃声が青空にこだまする。

俺「いや!そこは殺そうとするが殺せなくて猪の心臓を持ち帰る所だって!」
柚葉「そうなの?」

きょとん。とする柚葉。
銃声が鳴り止んだ。

柚葉「なら、早くそう言ってよ」

こいつ、白雪姫の話知らないのかよ。
こうして俺は柚葉に白雪姫の話を教えながら森へと入って行った。

柚葉「じゃあ、俺。猪仕留めたし帰るね」

ぽーい、ドスッ。柚葉は心臓を抉り取った猪を俺に投げて寄越すと、森を出て行った。

俺「次は……確か小人の家に行けば良いんだよな」

>>940
1 おっ、早速発見!
2 ……何してんの?


やべぇ、終わるかなこれw
939名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 00:51:13.86 ID:1iXQ0X4Y0
2
次スレに持ち込むかww
940名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 00:53:26.50 ID:+4B2JQ7kO
2
こういう話も楽しいw
941名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 01:08:04.75 ID:i8h+hUfvO
>>……何してんの?

優都「てへっ」
俺「いや、てへっ、じゃねーよ」

そこにはまだまだ出番は先な筈の優都が居た。

優都「舞台監督としてはぁ、俺きゅんが気になっちゃってみたいなぁ?」
俺「あのなぁ、これ終わらせないと俺達ここから出られないんだぞ?」

ため息混じりにそう言うと、優都は、むむむ。と考えだした。
どうせロクな事ではないだろう。

優都「じゃあ、このままユウの国に直行!はどぉ?」
俺「はぁ?何考えてんだよ」

>>942
1 アホか
2 小人の家へ向かう

>>939
スレ埋めでやってるのになw

>>940
ならよかったw安心したwww
942名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 01:43:40.96 ID:8nLvzHa30
りんご嫁ちゃん( ^ω^)

2
943名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 03:32:32.35 ID:i8h+hUfvO
>>小人の家へ向かう

確かに隣国で結婚式をあげている白雪姫を見て王妃がショック死、はい終了。な展開あるが、それにしても今行ってしまえば中身がすっからかんになってしまう。
俺は優都を適当にあしらい小人の家へと向かった。

俺「ちっちゃいなー」

森の中を更に進むと、小人の家はすぐに見つかった。やはり家は小さい。
とりあえず夕飯を作るためにも先程の猪をさばく必要があるな。

俺「えっ」

ザクッ。猪の脳天にナイフが突き刺さった。

イザナミ「曲者でございますか」
俺「いや、あの、俺は森の中を歩き回って疲れたので休ませていただきたいな、と」

俺は小さなイザナミさんにこれまでの経緯を説明した。

イザナミ「失礼致しました。今は小人ですが、昔は人殺しでした故に血の香りには敏感でございまして」
俺「そっ、そうですか……」

いつも通り冷淡な感じのイザナミさんだが、今は小さい上にわらわらと七人もいるせいかとても愛くるしい。

俺「可愛いですね、イザナミさん」
イザナミ「あっ、貴方までレイシス様の様な事を仰らないでください!」

ぷいっ。イザナミさんはそっぽを向いてしまった。
可愛いと思ったんだけどな。

俺「さて、と」

無事にこの小人の家に住めるようになったな。
先程イザナミさんは仕事へ出かけてしまった。
何をしようか?

>>945
1 コンコン
2 パリィン



寝るwwww
944名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 04:27:52.20 ID:i8h+hUfvO
寝ると思ったけど柚葉晒し


http://imepic.jp/20121210/159430


神、こいつを可愛くアレンジしてやってくれ、頼むorz
945名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 05:07:28.79 ID:To8AoYzr0
神じゃなくても描いていいかな…?
多分アナログ白黒だけど
946名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 08:21:40.28 ID:1iXQ0X4Y0
再安価?>>957
ちなみに私は1で。
947名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 08:22:22.84 ID:1iXQ0X4Y0
安価間違えたorz
>>
948名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 08:22:58.05 ID:1iXQ0X4Y0
あーもうだめだ。
>>949
949945:2012/12/10(月) 08:30:29.44 ID:uUjnZTtt0
うぎゃあぁ寝ぼけながらレスしたから安勝に気付かなかった…すみません

2で!!
950945:2012/12/10(月) 08:31:00.92 ID:uUjnZTtt0
×安勝
○安価
もうだめぽ…
951名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 11:11:35.25 ID:uAsLQu7z0
( ^ω^)945ドジっ子杉ワロタwww
952名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 11:17:56.76 ID:+4B2JQ7kO
みんなおちつけw
953名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 11:50:24.35 ID:i8h+hUfvO
ちょ、ID違うけど一緒?よくわからんから再安価でいいかwww
すまん>>946-950
安価>>955


>>945
おお、ぜひぜひ!
文書きの俺からしたら絵が描ける人は神www
954名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 12:12:24.48 ID:Tz6EUCEK0
>>953
文も絵もかけない俺から見れば、お前さんも神だwww
955名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 12:27:35.00 ID:LlOZd/vQ0
>>953
文書けないが絵は描く俺からしたら
文書きのお前は友達になりやがってください
956名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 12:35:56.34 ID:NCajCP/20
おまえらちゃんとしろw
落ち着くんだ!( ^ω^)
957名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 12:44:03.74 ID:i8h+hUfvO
>>954
うっはw初めて神言われたwww
俺にしてみれば付き合って遊んでくれてる>>954やおまえら神www

>>955
上等だコノヤロォ!友達になってくれださい。
本当に近くに居たら良かったのにwww

>>956
よし。いつも見てくれてるお前に安価まかせたw

>>965まで安価レス無かったら>>965なw




鞠華晒し
http://imepic.jp/20121210/457070
数多の神々よ、あとは、頼、むorz
958名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 12:51:47.10 ID:LlOZd/vQ0
おうっ!
鞠華かわいい!これはヨス
959名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 13:21:00.53 ID:Tz6EUCEK0
鞠華かわいいいいいいいいい!!!!!!
キャラも可愛いストーリーも面白い、>>1は神だなマジで

まあ俺は優都一筋だがな
960名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 13:21:41.27 ID:wn9z3aav0
うんこスレ
961名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 13:32:34.29 ID:NCajCP/20
ほぁっ( ^ω^)安価来てた!!!

とりま@で♡
って、こっちも完クリしてたら次スレに行っちゃうwww
962名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 14:41:17.23 ID:NCajCP/20
http://i.imgur.com/F2X0t.jpg

勢いでやった( ^ω^)反省はしている
963945:2012/12/10(月) 14:55:38.76 ID:+fCVpxbC0
>>962
うまぁぁぁ可愛いぃぃぃ

ID違うけど945なのです
ユウ姉描いたけど何か違う…
http://imepic.jp/20121210/535560
964名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 15:04:14.33 ID:i8h+hUfvO
>>956
あとはおまえに任せたぞ!w
>>959
うおお!ありがとうwww飽きられないうちに終わらせられるようがんばるwww
優都「きゃはっ!浮気したらユウ怒っちゃうよん?」
(優都はご機嫌だ)
>>962
見れねぇちくしょおおおorz
>>963
おおおっ!綺麗!
俺今幸せすぎwwwありがとなw


今外出してるから続きもうちょっと待ってくれな。
965名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 15:05:38.34 ID:i8h+hUfvO
おっと、一番上の安価は>>958な。すまん
966名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 16:12:39.59 ID:kZBzq4oX0
サイズ的に見れない人用に勝手にリサイズ
問題あったら消すお

>>962
http://i.imgur.com/lSgv1.jpg
>>963
http://i.imgur.com/jE488.jpg
967名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 17:32:21.70 ID:i8h+hUfvO
>>コンコン

扉からノックが聞こえる。これは次の展開的に物売りの老婆だな。

俺「はーい」

ガチャリ。バタン。
俺は扉を開けて閉めた。が、すぐに開けられる。

優都「ひっどぉーい!」

俺「酷いじゃねぇよ!だからお前何してんだよ!」
優都「マニュアル通りにやりたがる俺きゅんだからぁ、物売りのババアの振りすれば出てくれるかなっ!てぇ」
俺「帰れ」

バタン。優都を追い出してはみたものの、物売り役の鞠華さんはなかなか来ない。

俺「どうするか、ってえええ!?」

パリィン。家の窓が割れて人影が転がり込んできた。

?「あら〜?おかしいですわね」
俺「鞠華さんどこから入ってきてるんですか!」
鞠華「俺くん。ちょうど良かったですわ」

そう言うと鞠華さんは長いものと刺々したものを取り出した。いや、まぁ、その、大まかに分ければ合っているがまさか。

鞠華「腰紐と櫛がありませんでしたの。これで我慢なさってくださいますか?」

ギュッ。グサッ。
俺の首にヌメリとした感触。次いで頭に走る激痛。

俺「ちょ!それタコの足とウニじゃないですか!」
鞠華「近いものがこれしかなかったんですの」
俺「いや、ちょっとマジ勘弁っ」
イザナミ「俺様!」

仕事から帰ってきたらしいイザナミさんがナイフを投げる。
ヒュパ。と、首にまとわりついていたタコの足が切れた。

鞠華「邪魔が入りましたわね」

そう言うと鞠華さんは家を出ていった。

イザナミ「俺様、今日の晩ご飯の支度は?」

あっ。優都が来たりしたものだからすっかり忘れていた。
俺は床に散らばった無残な生物達を見る。

俺「えー、今日の晩ご飯はお刺身です」

まったく。こんなんじゃ完成まで程遠いいな。

>>969
1 勝手に林檎食べちゃうか
2 コンコン

>>966 やはりもしもしwだと見れないのかorz
968名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 18:31:57.16 ID:Tz6EUCEK0
>>967
もしもしから見たら、「ぬこ」とかいう専ブラ使ったら見れた
俺も以前見れない画像多くて、教えてもらったんだ
リンク張れなくてごめん(´・ω・`)
969 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:8) :2012/12/10(月) 18:46:38.51 ID:UowGjLjV0
1
970名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:23:53.25 ID:i8h+hUfvO
>>勝手に林檎食べちゃうか

そう思い立ったが吉日。俺は薄暗い台所へと向かった。月明かりだけが頼りなのだが、雲に覆われたのかフッと暗くなる。
むんず。丸いものを掴んだが、どこか柔らかい。

俺「なんだ、これ」
?「やだぁ!俺きゅん積極的ぃ」

この声、まさか。
月明かりが窓から射し込む。

俺「やっぱりお前か、優都」

最早溜め息しか出ない。

優都「ユウのダブルあんパン揉みしだくなんてぇ」
俺「ほんといい加減にしろ」

パリィン。日中直したばかりの窓が割れる。ごろん。と転がってきたのはやはり鞠華さんだった。鞠華さんは辺りをきょろきょろと見回すと首を傾げた。

鞠華「タナ子さんが居ませんわ」
優都「ちょっとぉ、ちゃんと毒林檎役連れて来てよねん」
鞠華「お言葉ですが、まず出番が先の貴方は消えるべきではございませんの?」

なんだか怪しい空気になってきたな。触らぬ神に祟り無し。君子危うきに近寄らず、ってか。
二人から離れて落ち着いてみると、小さい音だが扉を叩く音がした。

俺「誰だ?」
タナ子「俺にい……」

扉を開けると、そこにはタナ子が微かに涙を浮かべながら立ち尽くしていた。

俺「どうしたんだよタナ子!その格好っ」

赤いシーツの様な布を巻き付けただけのタナ子の体は冷えていた。

タナ子「鞠華おねーさんが、食べられるならこっちの方が都合が良いって。寒いです……」

ぎゅうっ。抱き付いてきたタナ子からひんやりとした冷気が伝わってくる。俺の身体はタナ子の冷たい体温でひやりとしている筈なのだが、鼻の辺りがやけに熱い。

タナ子「俺にい、血が……!」
俺「へっ?」

ポタリ。
嘘だろ。俺、まさか、鼻血で。

イザナミ「俺様!」

イザナミさんが騒ぎに駆け付けてくれた様で、一先ず安堵する。

イザナミ「出血多量に伴う意識の低下……我が国の医療棺をご用意致しましょう」

すみません、あの馬鹿兄貴達を頼みます。
意識が薄れゆく中、そうイザナミさんに頼んだ。

>>973
1 ガタン
2 ぎゅうぅっ

>>968 おおありがとう!見れた!
971名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:27:23.12 ID:QsVlArRNO
もう1000いくな〜
972 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/10(月) 19:34:33.10 ID:C3qciab40
鼻血でたなこ完熟か…
973名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:35:44.96 ID:1uIsNX8M0
次スレはいつ立てるの?
あと、>>1が立てるの?
974名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:36:34.77 ID:1uIsNX8M0
すまんミスった2で
連投スマソ
975名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:39:36.67 ID:i8h+hUfvO
次スレとりあえず立てる方向でいるけど、そろそろ立てた方がいいか?
976 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:8) :2012/12/10(月) 19:41:17.85 ID:C3qciab40
(´Д` )次すれよーい
977名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:47:57.62 ID:i8h+hUfvO
>>976
おk
ちょっと待って
978名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:49:39.43 ID:6R9gvY3S0
もう読んでないけどエロいところ来たら教えて
979名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:52:39.82 ID:i8h+hUfvO
>>978
すまんな、エロ目当てなら時間の無駄だと思われるw
980名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:55:39.94 ID:QsVlArRNO
>>978
>>1はエロ苦手らしいからww
981名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 19:59:54.16 ID:i8h+hUfvO
>>980
すまんなwww

俺次ぎスレとか立てたことないからこれで大丈夫なのかわからんがw
http://c.2ch.net/test/-.YY400!size=2/news4viptasu/1355137052/n
982名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 20:13:53.70 ID:Tz6EUCEK0
>>981
ちゃんと立ってるよー
リンクはこっちかな

本棚を組み立てたはずが女の子ができあがった -二冊目-
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1355137052/
983名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 20:16:17.17 ID:i8h+hUfvO
>>ぎゅうぅっ

ふっ。と、体が浮くような感覚がして目が覚めた。
正確には辺りに光は無く、真っ暗な為目が開いているのか閉じているのか判断がつかない。
けれど、感覚的には目を開けている。気がする。

俺(……なんだ?)

暗闇かつ自由に体が動かせない事から圧迫感と息苦しさを覚えるが、何かが乗っかっている様な気もする。一体何が。
得体の知れないものと言うのは例え危害を加えないとしても、それだけで恐怖心を増幅させてくれる。

?「んゅ」

もぞ。俺の上で何かが寝返りを打った。と言うことは生き物か。四肢のようなものが確認できたとなると人なのか。
だが、今俺と密着しなければならない人など居たかと考えを巡らせる。
ガタン。
思考を断ち切るかのように世界が揺れた。微かに明かりが射し込む。蓋がずれたようだ。
そうか、俺は棺の中に入っていたのか。

優都「麗しの俺きゅん!今、ユウが助けてあげるからねっ」
イザナミ「お待ちください。口付けという説もありますが他にも方法はございます」

うげ。まさか優都、俺に口付けする気かよ。冗談じゃない。

>>985
1 べりっ
2 動けない、だとっ!?
次で終わり。

>>982
すまん、ありがとう。
助かった!
984名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 20:19:18.87 ID:Tz6EUCEK0
>>983
言い忘れてた、スレ立て乙でした!
985名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 20:29:15.31 ID:TxZPnoDt0
2
986名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 20:39:29.83 ID:QsVlArRNO
スレ立て乙〜

>>1はトリつけないの?
987名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 20:42:50.56 ID:i8h+hUfvO
>>984
乙あり!
いや、こっちこそリンクありがとうなw

>>986
うはw俺が酉とかwww

あった方が良い?見易い?
988名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 20:56:26.10 ID:Tz6EUCEK0
前に

あれっ>>1だよね!?

ってレスもあったから、付けたらいいんじゃないかな?
989名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 21:00:41.70 ID:i8h+hUfvO
>>動けない、だとっ!?

止めろ、止めてくれ頼む。誰が好き好んで兄貴と口付けなんかしなきゃならないんだ。止めろ。
俺のそんな思いとは裏腹に身体は動かない。ガラリ。蓋が外されて眩しいくらいの光が射し込んでくる。

優都「俺きゅ」

ゴンッ。

優都「あぐっ」
?「きゃうっ」

俺の体にあった重みが無くなる。
自由が利く身体を起こしてみると、頭を両手で抑えて涙目になっているタナ子と、顎を抑えて悶えている優都がいた。
そうか、毒林檎役だからタナ子は俺とずっと一緒に居たのか。

俺「うっ!」

また鼻に熱が集まってきたような気がする。

俺「おいっ、優都もう完結にしろ!」
優都「えぇっ?まだ結婚式上げてバ、鞠華さんにあっつうい靴履かせて悔しがらせてないもん。やだぁ」

くそっ。このままだと俺はまたタナ子でやましい妄想をして鼻血を出すという失態をおかしてしまう。それは避けたい。

俺「わかった。後で一緒に買い物行ってやるから!」

ちらり。優都はこちらを一瞬見たものの、すぐにそっぽを向いた。
畜生。足元見やがって。

俺「それに、プリクラも撮ってやるぞ!」

優都の瞳が見開く。

優都「それ乗った!」
俺「よしっ」

思わずガッツポーズしてしまう。

優都『俺雪姫、おしまいっ、おしまいー』

ぽんっ。
気が付いたらシナバギトオを取り囲む形で俺達はリビングに戻ってきていた。
こいつが優都の手の中にある限り、俺達はまた優都の遊びに付き合わされるのだろう。退屈はしないだろうけど大変だなぁと、俺は思うのだった。

―END―
9901 ◆78FgFHtB2DKt :2012/12/10(月) 21:03:38.84 ID:i8h+hUfvO
>>988
そうだな。
と言うわけで付けてみたw
ありがとな!
991名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 21:20:53.90 ID:Tz6EUCEK0
バwwww鞠華さん涙目wwww

乙でした!
シナバギトオ面白かったw
次やるときは赤頭巾ちゃん狙うぜ!

ここ埋める?
992名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 21:44:26.44 ID:i8h+hUfvO
>>991
鞠華「この屈辱……許せませんわ!」
(鞠華は口をへの字にしている)
乙あり!
結構荒削りだったけど楽しんでもらえたのなら良かったwww
また番外編やる機会があったらがんばって狙ってくれなw
多分埋めたほうが良いよな?
993名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 21:47:07.25 ID:Tz6EUCEK0
>>992
金持ちのお嬢様には屈辱が似合う、っていうとSMな何かっぽいwww
機会があったら…じゃなく、機会を作ってくださいwww

うめー
994名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 22:06:35.19 ID:ifuoz2oRP
シーツだけの嫁ちゃん…!!!
ほあああああ!
9951 ◆78FgFHtB2DKt :2012/12/10(月) 22:21:58.36 ID:i8h+hUfvO
付き合ってくれたおまえらありがとう!
あと、才能隠してたやつ多すぎだろwww
描いてくれて嬉しかったぜ。
次ぎスレでもよろしくな!

>>993
言いたいことはわかるぞw
まぁ、そのうちまたやれたらやろうなwww

>>994
タナ子「さむいです……」
(タナ子は貴方にぎゅっと抱き付いてきた)
996名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 22:30:16.42 ID:OYz1BcE/0
おもしろかったよ>>1
スレ立て乙
これからもおともするぜぃ
997名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 22:39:56.50 ID:QsVlArRNO
1000ならタナ子は俺の妹
998名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 22:43:34.94 ID:Tz6EUCEK0
1000なら優都とクリスマスを過ごす
999名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 22:45:13.26 ID:OYz1BcE/0
1000なら>>1と結婚
1000名も無き被検体774号+:2012/12/10(月) 22:47:40.36 ID:s9hFcb1M0
1000なら鞠華は俺の嫁
10011001
 *     +    巛 ヽ
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ま、これをVIPタスが落とすのは無理やね(^_^;)