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名も無き被検体774号+:
ちなみに親父が婆ちゃんを見限る決定的なきっかけなんだが
30年以上前の話だから言ってもいいだろうな。
ある生徒が他の生徒の財布を盗んだ。
しかし、盗んだはいいが、やはり良心の呵責に耐えかねて
悩んで悩んだ挙句、親に告白して親と一緒に担任である婆ちゃんに相談した。
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「よく正直に名乗り出たね。きちんと処理しますから安心してください」と
婆ちゃんは約束した。
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しかし婆ちゃんは翌日のHRでクラスに公表。もちろん実名で。
クラス中の冷たい視線に晒されて財布を盗んだ生徒と盗まれた生徒に握手させる。
婆ちゃんそれを涙ぐみながら見守る。
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翌日から熾烈なイジメ始まる。
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よその学校に通っていた親父に始まる。