1 :
名も無き被検体774号+:
大嫌いな先輩をひょんなことから好きになって、それからどんどん奇行に走ったったwww
そんな残念な女の話だけど、よかったら読んでって
2 :
塩なめくじ ◆namequziNk :2012/10/04(木) 21:52:14.04 ID:9whJWhPU0
よし来い!
3 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 21:53:08.80 ID:KVAq6tCAI
ふむ、続けなさい
4 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 21:54:24.11 ID:ytxT/dkB0
最後まで詳しく書くなら聞いてやる
5 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 21:56:04.56 ID:ygaTLu1cO
はよ
6 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 21:57:53.80 ID:9cJ3c+4d0
ありがとう
ゆっくりで申し訳ないですが、書き込んでいきたいと思います
7 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 21:58:00.96 ID:NfSRuaHH0
はよ書け
8 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:00:30.05 ID:pdsgIVCE0
うp
9 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:02:28.44 ID:9cJ3c+4d0
当時私は高校3年生だった
地元の大学に進学が決まり、友達の紹介でバイトを始めることにした
詳しく言うと身バレするから伏せるけど、そのバイトは接客ありきの仕事で、客に気に入られるとチップを大量にもらえたりした
10 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:09:04.60 ID:9cJ3c+4d0
高校生は無条件で可愛がってもらえるだろうと勘違いした私は、チップを大量にもらえることを期待していた
しかし始めてのバイトでそんなに美味しい思いができるほど現実は甘くなかった
逆に失敗を繰り返し、上司からの評価もどんどん下がっていった
そんな私に頻繁に声をかけてくれた先輩が、今回の被害者だった
柴咲コウに似た先輩なので、柴崎とする
読んでるぞ
13 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:18:02.70 ID:9cJ3c+4d0
柴崎は明るくて気がきいて、客に好かれていた
その一方でバイト仲間に対しても優しくて、でも陰口などの類いには決して混ざらないさっぱりとした性格だった
そんな柴崎はバイトのたびに大量のチップをもらっていた
自分がうまくいかないあまり、私はどんどん柴崎を僻んでいった
だから私が落ち込んでいるところに柴崎が「大丈夫?」とか「元気だして」なんて励ましてきたり、「甘いもの食べて元気出そう」なんてお菓子を渡してきたりするとあからさまに悪い態度をとってしまっていた
いま思い出しても酷い性格だったと思う
14 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:19:31.24 ID:9cJ3c+4d0
>>11 柴崎顔って割りといるのかな
似たような人で例えてすまん
>>12 ありがとう
どMでタイツ好き?
16 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:24:50.25 ID:9cJ3c+4d0
柴崎を僻んだままバイトを続けた
続けていたらいつの間にか私は大学生になっていた
柴崎はバイトリーダーになり、私はさえないバイトのままだった
客に名前と顔くらいは覚えてもらっていたが、チップはもらえても10円とか100円くらい
自分でも引くくらいチップに固執していた私は、せっせせっせとがむしゃらにバイトばかりしていた
バイトリーダーの柴崎はそんな私をみかねて、時々指示やアドバイスをしてくれたが、私はそれを全てスルーした
17 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:26:05.02 ID:9cJ3c+4d0
>>15 Mっ気はあるかもしれないけどよくわからないなあ
ニーハイ派
18 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:32:03.88 ID:9cJ3c+4d0
バイトがうまくいかないかわり、大学デビュー()した結果男の子には困らなかった
サークルで仲良くなった男の子と朝まで飲んで、そのままバイトに行って
バイトの帰りにバイトの男の子の家に行ったりしていた
そして学校に行って・・・以下エンドレス
立派なビッチが完成していた
19 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:39:34.24 ID:9cJ3c+4d0
ただ、そんな生活で体力がもつはずもなかった
次第に脚がフラフラになり、睡眠不足で頭がボーッとすることが多くなった
夏になると暑さでますます体力が減っていった
バイトをしていると急にたち眩んだりすることが多くなった
そんなある日のこと、いつものようにボーッとしながらバイトをしていると急に目の前が真っ白になった
何も見えなくなり足にも力が入らず、その場で倒れてしまっていた
倒れた場所もスタッフからは死角になっていて、誰も私が倒れたことに気づかなかった
大袈裟だけれど、このまま死ぬのかななんて漠然と思っていた
20 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:46:15.91 ID:9cJ3c+4d0
「1ちゃん!しっかりして!」
突然柴崎の声が聞こえた
肩を抱いて起こしてくれた
大嫌いな女のはずだったのに、なぜか声を聞いたら安心してドッと涙が出た
ぐえぐえ妙な声を出しながら泣く私に柴崎はひたすら優しかった
「もう大丈夫だよ。ちょっと頑張りすぎたかな?少し休もうな。立てる?」
首を横にふると、柴崎は私をひょいと抱き上げてしまった
俗に言うお姫さまだっこだ
そのまま私はスタッフルームに運搬された
21 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 22:55:11.72 ID:9cJ3c+4d0
運搬されている最中柴崎のおっぱいがずっとあたっていて「結構でかいな」なんて思っていた気がする
スタッフルームにつく頃にはすっかり体調も戻っていて、自力で水を飲んだり立ったりできるようになっていた
柴崎は「ちょっと待ってて」と言うと私の早退を上司にかけあってきてくれた
それからタクシーを呼び「上司が出してくれた」と言ってタクシー代と飲み物をもたせてくれた
大事をとって数日バイトを休んだ
休みながら、なんで柴崎があそこまでお節介なのか助けてもらったくせにイライラした
結構でかいな
結構でかいな
結構でかいな
結構でかいな
結構でかいな
23 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 23:01:56.25 ID:9cJ3c+4d0
バイトに復帰した初日、少し早めに出勤して誰もいないうちに上司にタクシー代のお礼をしに行った
1「この間はすみませんでした。お休みもいただいてしまって」
上司「これからは体調管理気を付けて」
1「はい。すみません。あと、タクシー代ありがとうございました」
上司「タクシー代?」
1「柴崎さんが上司さんからだってタクシー代をくれたんですけれど」
上司「ん?俺はそんなことしてないけど?」
タクシー代は柴崎の自腹だった
私はまたイライラとした
24 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 23:08:29.68 ID:9cJ3c+4d0
上司が私を評価していてくれたから、タクシー代を出してくれたんだ
私の努力が認められたんだ!
そう思っていたのに
ただの柴崎の嘘だった
柴崎は気を使わせないように嘘をついたのかもしれない
でも、いつの間にかチップや上司の評価に固執していた私は、柴崎の嘘を激しく憎んだ
当然、柴崎も憎んだ
スタッフルームでバイトの時間になるまで、じーっと座ってただイライラしていた
25 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 23:10:33.77 ID:9cJ3c+4d0
読み返したら文章ぐちゃぐちゃ過ぎワロタw
読みにくくてごめんなさい
ちょっとご飯食べて来ます
26 :
名も無き被検体774号+:2012/10/04(木) 23:51:16.82 ID:9cJ3c+4d0
しばらくすると柴崎が出勤してきた
柴崎は「あ、おはよう!はやいね〜」なんて言いながらヘラヘラしていて、それを見たら私のなかで何かが弾けたんだ
1「そんなに私をバカにして楽しいですか?嬉しいですか?」
柴崎「バカになんて、してないよ?」
1「嘘だ!仕事もできないし、上司にも見捨てられてて、バイトのひとにも客にも嫌われてる私のことをバカにして楽しんでるんでしょ!ふじこふじこ」
柴崎「1ちゃん落ちつい・・」
1「うるさい!!!」
とにかく私はふじこった
既にこの時にはメンヘラ化していたんだと思う
私は昔から誰かと比べられたりすることが多くて、他人に認めてもらえない自分がコンプレックスだった
受験期には、進学校だった癖に周囲に比べて段違いに偏差値の低い大学に入ったこともあり、教師や親には散々責められて益々コンプレックスは肥大した
どうにかして、どんな分野でもいいから誰かに認められたくて、バイト以外にも色んなことに手を出してがむしゃらになっていった
でも自分の努力が足らないのか、どれも結果はいまいちで手応えはなかった
そんな時にちょっとした気まぐれで男の子とてみたら、自分が求められることが嬉しくてコンプレックスが少し解消した気がした
それが嬉しくて何回も何人とも身体を重ねた
でも気持ちまで重なっている訳じゃないんだから、心が満たされることはなかった
それなのにコンプレックスを解消したいあまり昼はがむしゃらになんでもして、夜はとっかえひっかえ違う男と寝る生活を続けてしまった
その結果精神的にもろくなり、体調面でもバイト中に倒れるほどになってしまっていたのだった
認められたい気持ちと認められない焦燥感を、柴崎を責めることで全てぶつけた
(;´Д`)ハァハァ
28 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:03:18.71 ID:JuTG34M40
「なんで認めてもらえないの」とか「なんでこんなにあたしはだめなの」とか、柴崎に関係ないことまでなんでもかんでも柴崎のせいにしてぶつけた
ぶつけているうちに涙が出るわ鼻水が出るわすごい顔になって嗚咽で喋れなくなってしまった
1「ウッ・・・ウッ・・・」
柴崎「1ちゃん。ごめんね。でも1ちゃんは頑張ってるってみんなわかってるよ」
1「ウッ・・・嘘、だ」
柴崎「嘘じゃないよ。だから少しだけお休みしよう。ちょっとがんばりすぎちゃったんだよ」
柴崎は謝らなくていいのに謝り、私を抱きしめて慰めてくれた
悔しいけど、すごく安心してすごく嬉しかった
いままでずっと、誰かにこうしてほしかったんだなって、やっとわかった
そしてやっぱり柴崎の胸が顔にあたっていて、結構でかいなと思った
結構でかいなと思ったら妙に気恥ずかしくなって、急にどきどきしたと思う
しばらくすると柴崎は体を離して、今度は頭を撫でながらただ微笑んでいてくれた
他のバイトが来ると私が見えないようにしながら、こっそり外に連れ出した
29 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:22:55.47 ID:JuTG34M40
柴崎「うまいこと言っておくからここでちょっと休んでなさいな」
1「嫌です。ちゃんとできます!」
柴崎「だーめー!バイトリーダーの言うことは聞きなさいw」
1「でも」
柴崎「その顔でお客さんの前に出たらびっくりされちゃうよ?w」
1「・・・じゃ、じゃあ顔がなおったら仕事に入りますから!」
柴崎「うん!待ってるから」
柴咲は自販機で缶ジュースを買って私に渡すと仕事に戻っていった
それで顔を冷やしながら、外から柴咲の様子をぼんやり目で追った
柴咲はみんなに好かれているし、柴咲はみんなに平等だ
でもついさっきまでは、私は柴崎の特別な存在だった
私だけに笑いかけて、抱きしめて、慰めてくれた
柴崎は私のことを認めてくれたし、きっとこれからも私を認めてくれる
そしたらいずれは、私を求めてくれるかもしれない
私の身体ではなく、私の心を
そんなぶっ飛んだ思考で、私の勘違いが幕をあけた
30 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:31:48.16 ID:pEceppPq0
結構でかいな、で吹くわwww
31 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:37:05.07 ID:JuTG34M40
その日から危ない思考と勘違いが膨らみ、いままでとはまた違った意味で柴崎を避け始めた
柴崎の姿を目で追い、話しかけられると(きゃ///恥ずかしい///)とか脳みそにお花咲かせながら仏頂面で柴崎をスルーし
他のバイトスタッフに探りをいれて柴崎のプライベートを探った
柴崎の行動や癖なんかも真似したりした(真似し始めたら不思議なことにチップが増え始めた)
バイトが終わると柴崎が帰るまでスタッフルームで時間を潰したり、柴崎の後を追ったりした
家に帰ればネットで柴崎の情報を探り、あらゆるSNSのIDを割り出し、過去から現在に至るまでの情報を得た
当然忙しくなった私に男の子と寝ている暇はなく、ビッチ化することはなくなった
おかしなもので、ビッチ化が止むと自然と男女を問わず普通の友達が増えていった
32 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:38:46.46 ID:JuTG34M40
>>30 ありがとう
柴崎の胸が結構でかいせいで、この先また違った奇行に走ったりもするw
読んでます
34 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:39:56.71 ID:pEceppPq0
35 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:48:09.86 ID:JuTG34M40
立派なネットストーカーと化した私に怖いものはなかった
仲良くなった同い年の男性スタッフに、「柴崎さんがね○○なんだって!デュフフw」なんてネットで得た情報をさも自分が知っているかのように教えたりもした。
この男性スタッフは成宮を劣化させた感じなので、成宮とします。
成宮は私のネットから仕入れた柴崎話に興味をもったのか、すぐに柴崎とアドレスを交換し急速に仲良くなった。ちくしょう
柴崎はさっぱりした性格と面倒見のよさから同い年の男と仲が良く、男数人の中に女の子ひとりで遊ぶことが多かったらしい(某SNSより)。
成宮はそのグループにもぽーんと簡単に入っていったが、私にはそれができなかった。
そこで考えたのが偶然を装い柴崎と遭遇するという作戦である
36 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:49:56.06 ID:JuTG34M40
37 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 00:58:02.34 ID:JuTG34M40
SNSで偽アカウントを作り柴崎と仲がよい人物に接触し行動を把握。
柴崎と遊ぶ場所に偶然を装って登場。
散々避けているくせにこんなこと考えるなんて矛盾甚だしいが、当時の私はバイト以外の時間も私を意識してほしくて仕方がなかった
まだ「好き」という訳ではなかったけれど、お母さんに構って欲しがる子供みたいな感じだったと思う
ただ、SNSの情報は曖昧で何回かやってみてもバッチリ遭遇できるということはなかった
私が接触した男は集合場所や集合時間の詳細をSNSで晒すタイプではなかった
38 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:11:09.61 ID:JuTG34M40
そうこうしているうちに秋になり、なぜか柴崎がそのグループと遊ぶことが徐々に減り、遭遇作戦のチャンスも減っていった。
バイト後もすぐに帰ったり姿が見えなくなるようになってしまった。
成宮に聞き出したり、成宮伝いに仲間に入れば簡単だったのかもしれないが、私は成宮に妙なライバル心を抱いていたためそれはできなかった。
柴崎をストーカーするチャンスがどんどん減り、焦った私は偽アカウントを使って柴崎の友達と繋がりまくった。
その中で以下のような書き込みを発見することができた。
柴崎の友達「明日○○(某有名バンド)のライブだぜ!」
柴崎「まじか!あたしも行くよ♪」
柴崎の友達「▲▲(地元ライブハウス)でやるやつ?」
柴崎「そうだよ(^o^)」
そのライブハウスの出口は一ヶ所だった。
となればすることはひとつである。
次の日私は終了間際からライブハウスで出待ちしたw柴崎をwww
39 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:17:45.28 ID:TH9TPyYb0
ちょっとだけ支援
40 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:19:50.12 ID:pEceppPq0
Dか、いいサイズだな。
奇行ww
楽しみにしてるwww
41 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:22:09.43 ID:JuTG34M40
ただ、いざ柴崎と遭遇した時にひとりだと心細かったので成宮を無理矢理連れていった。
ご飯を奢るという名目で呼び出し、有無を言わさずライブハウス前に連れていった。
腹が減ったとうるさいのでガムを一粒あげた
成宮「飯じゃねーのかよー。こんなんじゃ腹膨らまないって」
1「もうちょっとまってて!ガムならまだあるから」
成宮「いらねーよwww」
1「あ、観客がでてきた!!!」
成宮「あー。今日○○のライブらしいな。いきたかったの?」
1「そういう訳じゃないけど・・・(柴崎が見当たらないなあ)」
成宮「柴崎さんも○○好きって言ってたな。って、あれ柴崎さんじゃない?」
1「どこどこどこ!・・・あ、あ、れ?」
ライブハウス出口の傍らに柴崎がいた。秋だというのに汗でびっしょり濡れて。そして長身の男と手を繋ぎながら。
42 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:24:21.08 ID:JuTG34M40
>>39 支援ありがとう!
>>40 ありがとう\(^o^)/
楽しんでもらえるかわからんがw
43 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:25:48.95 ID:j/q7uRCd0
朝には終わってるかね
支援 っちんこ
44 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:38:15.82 ID:JuTG34M40
成宮「そういえば柴崎さん彼氏の影響でライブたくさん行くって言ってたな」
1「彼氏?」
成宮「ついこの間付き合ったんだって。だから最近あんまり遊んでくれねーんだなきっと」
1「・・・(涙ダバーw)」
派手に涙を流しながら走ってその場を離れた。
成宮も訳がわからないまま後を追って来てくれた。
この時また変な勘違いが私の頭で起こっていた。
特別なはずの私を差し置いて柴崎に彼氏ができた。
柴崎の特別は彼氏だけになった。
もう私を認めてくれない。求めてくれない。
私が恋人になれないからだめなんだ。
でもきっと、恋人になれれば私が特別になれるはず!
女の子同士だって別にいいじゃん!
成宮「ゼー!ハー!急に走るなよ!って、どうして泣いてんだよ?大丈夫か?」
1「あたし、柴崎さんが好きなの・・・」
成宮「は?」
1「柴崎さんと付き合いたい。お願い、柴崎さんのことなんでもいいから教えて!」
成宮「・・・・・」
成宮の血の気の引いた顔が今でも忘れられないwwが、それはさておき
こうして訳のわからん思考のもと、私は柴崎の恋人の座を狙い始めた。成宮を巻き添えにしながら。
45 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:40:19.65 ID:JuTG34M40
>>43 ありがとう
途中寝起きしちゃうかもしれないけれどご容赦くださいm(__)m
ちんこより胸がすきw
46 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:42:23.04 ID:j/q7uRCd0
そのちんこは触れるものじゃなくお前の股間に装着するもんやで
47 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 01:46:28.69 ID:JuTG34M40
>>46 そうだったのか・・・
これさえあれば柴崎と・・・w
>>45 寝落ちだろjk
こっちもだいぶ眠たいんだが^^;
49 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 02:14:18.31 ID:j/q7uRCd0
ちんこを蒸着して柴崎邸に向かってる模様
50 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 07:27:45.86 ID:A1OzC7Ha0
なかなか面白い
文章も読みやすいから最後までガンがれ
つC
51 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 19:37:54.24 ID:YFUDPbE90
続き楽しみにしてるっす!
待ってるっす!
52 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 22:06:39.35 ID:JuTG34M40
ごめんなさい。
お待たせしました1です。
支援ありがとうございます!
続きかいていきます。
53 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 22:16:28.42 ID:JuTG34M40
とにかく私自身が柴崎と仲良くならなければ意味がないと気づいた私は、成宮を使いながら徐々に柴崎に近づいていった。
挨拶は自分からし、柴崎を率先して手伝い、言うことはなんでも素直に聞いた。柴崎がひとりでいるのを見つけるとそれとなく近寄っていき、ひとりでなければ成宮に私を柴崎の所まで連れていかせた。
急に変わった私の態度に、他のバイトスタッフたちは大いに驚いた。
なにせすっかり「1=柴崎が嫌い」と言う公式が出来上がっていたのだから。
しかし柴崎は驚きもせず、いつもただニコニコと迎え入れてくれた。
54 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 22:33:47.14 ID:j/q7uRCd0
柴たんはぁはぁ
55 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 22:34:59.70 ID:j/q7uRCd0
そろそろトリップつけるんだ
名前欄「#(適当な文字列)」で→◆abcdesex
56 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 22:38:10.19 ID:JuTG34M40
男スタッフ「柴崎さん!この後飲みに行くんですけど、もちろん行きますよねw」
柴崎「あんたら昨日も飲んでただろうがwあたし明日学校だからやめとくわ」
男スタッフ「まあまあ、ちょっとだけ行きましょうってw」
1「・・・成宮」
成宮「ハイハイ。・・・なに面白そうな話してるんすかw飲みなら俺らも連れてってくださいよw」
男スタッフ「なんだよ成宮かよwまーた1ちゃんとベタベタしてw」
柴崎「本当に仲良いよな二人ともw」
1「そんなんじゃないです!こ、こんなチャラチャラした男は勘弁です」
成宮「俺だっておまえみたいなビッチ願い下げだわw」
男スタッフ「ビッチとかwww」
1「柴崎さーん成宮がいじめるー!」
柴崎「ヨシヨシw成宮もチャラ男なら女の子に優しくしろってw」
成宮「ちょっと柴崎さんまで!」
1柴崎「www」
こんな風に柴崎が誰かと話しているのをみつけると、成宮の背中をグイグイ押して連れていくように指図して会話に混ざっていくのが定番になった。
こんなことを繰り返すうちに、成宮が柴崎を見る目がふと優しげになることに気がついた。
ああ、こいつも柴崎が好きなのか。
そうわかっても不思議と成宮を邪魔に思うことはなかった。
成宮は私の気持ちを尊重する一方で、自分で柴崎に手を出そうとは全くしなかったからかもしれない。
57 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/05(金) 22:41:33.68 ID:JuTG34M40
>>54 柴崎へのハアハアで私に勝てる奴はちょっといない!w
>>55 助言ありがとう!
トリップつけてみた。
なってるかな?
58 :
名も無き被検体774号+:2012/10/05(金) 22:43:45.23 ID:j/q7uRCd0
59 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/05(金) 22:50:55.19 ID:JuTG34M40
私が邪魔に感じていたのは他ならぬ柴崎の彼氏だった。
私の目の前で柴崎と手を繋いで笑いあって、柴崎を一人占めしていたあの男だ。
私から柴崎を奪う敵でしかなかった。
中々整った顔立ちの長身イケメンだったが、悔しいのでアンガールズ田中からとって田中とする。
柴崎と仲を深める傍らで、田中について調べることも欠かさなかった。
やはりネットを駆使し田中のIDを特定した。しかし田中自身のアカウントからはめぼしい情報は得られなかった。
柴崎とのこともっとノロケろよチンカスが!!!どんだけ幸せなのかわかってないのか!
なんて思いながらひたすらスクロールを繰り返していたと思う。
60 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/05(金) 22:53:28.80 ID:JuTG34M40
>>58 ありがとう
柴崎は公共の財産にしておこうw
61 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/05(金) 23:12:05.22 ID:JuTG34M40
SNSはあてにならなかった。
その旨を成宮に伝えたところ
成宮「田中のこと知りたいの?まあ馴れ初めとかくらいなら知ってるけど」
もっと早く教えとけよばかやろー!
成宮がその場で教えてくれたことをまとめると
・田中と柴崎は同じ大学
・柴崎は田中と付き合ってから男とあまり遊ばなくなったらしい
・田中の趣味にあわせて服装を女らしくしたらしい(そういえば柴崎の服装が少し変わった)
・柴崎は田中にぞっこんらしい
・柴崎は田中にぞっこんらしい
・柴崎は田中にぞっこんらしい
最後のひとつで心が折れそうになった。
付き合っている男女なんだから当たり前なのにね。
ちなみにこれらは酔った柴崎がデレデレにノロケていたらしい。
1「そんな話ききたくなかったーorz」
成宮「お前が聞いたんだろうがw」
1「違うの!もっと田中がダメなやつって話が聞きたいの!」
成宮「へーへーwなんか聞いたら教えてやるよ」
その数日後、待ちに待った「なんか」を成宮が持ってきた。
62 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/05(金) 23:38:04.85 ID:JuTG34M40
その日の柴崎はいつになく元気がなく、妙な顔つきをしていた。悲しそうな、寂しそうな、泣き出しそうな。
初めて見る柴崎の一面に、正直私は興奮していた。
柴崎の新しい一面を見ちゃった///悲しんでてもすてき///デュフフ///
静かに興奮している私の目の前に成宮が現れた。なんとなくイライラしているような気がした。
1「どうしたの?」
成宮「いや、柴崎さんが元気ないから」
1「悲しんでる顔もいいよね」///
成宮「・・・おまえに言うのやめよーかな」
1「何を?」
成宮「柴崎さんが元気ない理由」
1「なんであんたが知ってるの」
成宮「えーと、田中の元カノが俺の知り合いなんだけどさ。そこから仕入れた」
1「てことは田中のせいで元気がないの?」
成宮「まあそうなるかな。元カノはまだ田中諦めてないみたいでさ。田中に連絡したり会おうとしたりしてるみたい」
1「しつこい女だね。まあ良くある話だよね。なんで柴崎さんがその話しってるの?」
成宮「元カノが柴崎さんに接触したみたいだ。それで、田中の中では元カノが本命で柴崎さんは浮気相手だって内容のメールを送ったらしい」
1「どうやって?元カノは柴崎さんのこと知ってるの?」
成宮「詳しいことはわからないけど、どうにかして連絡したみたいだ」
どうして柴崎さんのアドレスを他人のはずの元カノが知っているのか。
考えれられるのは二つだった。
・田中と元カノはまだ会っていて、すきをみて元カノがコピーした。
・柴崎本人か柴崎の友人と接触して手にいれた。
63 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/05(金) 23:51:40.53 ID:JuTG34M40
どちらの可能性が高いかわからないが私は田中チャラ男説を信じて探りをいれることにした。
成宮から元カノのSNSのIDを教えてもらい、元カノ本人とその友達と接触した。
元カノ本人はサブカル気取りのメンヘラでちょっと気持ちが悪かったが、下手に出ればなんでも話した。
元カノは「彼氏(田中)が浮気しているが、取り返すため相手の女と接触した。アドレスは田中の携帯から手にいれた。」と言った。
やはり田中チャラ男説は正しかった。
ただこのままこの女と田中に柴崎が傷つけられるのを見るのは嫌だった。
柴崎が悲しんでる顔は好きだったけれど、他人のせいで柴崎がそんな顔をしているのは許せなかったのだ。
来てたか
さっき帰宅したとこ
結構でかいな
結構でかいな
結構でかいな
いや、楽しく読んでるぜっwww
65 :
名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:02:39.95 ID:j/q7uRCd0
>他人のせいで柴崎がそんな顔をしているのは許せなかったのだ
最高だよ
柴たんの悲しげな顔もさいこうだお
66 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 00:11:32.25 ID:S444AYgN0
ここである作戦を思いつく。どうせなら元カノと田中には自滅してもらおう。そして柴崎とも別れさせる。
私は元カノともっとも仲の良さそうな友人と接触した。
※ここから私の行動が益々胸くそになっていきます。
爽やかかつ可愛い百合を想像した方ごめんなさい。
67 :
名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:14:55.22 ID:3Q6kSLbV0
そんな百合は期待してない
どろっどろのどす黒い煮えたぎったイカスミスープみたいなのでヨロ
68 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 00:26:01.46 ID:S444AYgN0
元カノの友人は元カノと同じくサブカル気取りのメンヘラだった。(以外ヘラ子)そしてヘラ子はなんと柴崎や私たちと同じ場所でバイトをしていたのだ。
なんたる偶然、なんたる幸運。
口がにやけて仕方なかった。
ヘラ子とある程度仲良くなった頃、元カノが共通の友人であると伝えた。そして「最近恋愛がうまくいっていないらしい。元カノが元気がなくて心配だ」と続けた。
ヘラ子「元カノの彼氏(田中)が浮気してるみたいだね。許せない」
1「彼氏(田中)の浮気相手知ってる?」
ヘラ子「知らない」
1「柴崎って人なんだけどね」
ヘラ子「え?もしかして○○でバイトしてる?」
1「うん、よくしってるね」
ヘラ子「だって同じバイトしてるから。前々から男好きだと思ってたんだよねあの人。田中も柴崎も許せない。」
1「本当だよね。ちょっとこらしめたい・・・元カノが可哀想だよ・・・」
ヘラ子「あたしもそう思う・・・何か良い方法ないかな」
自分がメンヘラなだけあって、メンヘラは扱いやすかった。
柴崎に嫌われたくなくて、私はヘラ子を実行犯にしたてあげることで田中と別れさせることにした。
69 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 00:26:54.73 ID:S444AYgN0
>>67 逆にそこまでいけるか不安だけどw
がんばる
70 :
名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:31:26.93 ID:3Q6kSLbV0
じゃ薄々のぬるいコンソメスープでいいだす
その代わり柴たんは俺のもの
71 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 00:58:28.82 ID:S444AYgN0
数日後、田中のとあるSNSのアカウントへ思いきり可愛い女の子からメッセージが届く。
「私も○○(田中の趣味)が好きなんです。よかったら仲良くしてください(はーと)」
田中はすぐに返信。
二人の会話が弾んできた頃女の子からこんなメッセージが届く。
「田中さん優しいから好きになっちゃいそう。よかったらこれから会ってくれませんか?」
少々渋るも少し押しただけで田中は快諾。
「どこにいけばいい?」
「私の部屋に来てほしいな」
「襲っちゃうかも」
「いいよ(はーと)」
別SNSにてヘラ子から1へメッセージの内容が送られる
1「バカな男だね」
ヘラ子「これからどうする?」
1「柴崎に一連のメールを転送。あくまでも柴崎のために報せてるってスタイルでね」
ヘラ子「うんw」
ヘラ子からメッセージの内容をつけて柴崎へメール。
ヘラ子「SNSでメールしてる人が柴崎さんの彼氏みたいなんですが・・・」
柴崎「大丈夫だよ。試しに本名きいてみてくれる?」
ヘラ子「田中って言うそうです」
柴崎「その人のアドレス教えてもらっても良い?」
柴崎から田中へメール。
柴崎「急に悪いんだけど、これから会えたりする?」
田中「今日はもう寝るから無理だよ」
柴崎「そっか。電話もだめかな」
返信無し
ヘラ子から1へメッセージ
ヘラ子「これからどうする?」
1「柴崎の知り合いって明かした上で田中を責めよう。元カノが疑われちゃうから、元カノの名前は伏せよう」
72 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 00:59:17.88 ID:S444AYgN0
>>70 熱々のコンポタ出せるようにするから許してw
成宮ならあげるw
73 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 01:15:38.83 ID:S444AYgN0
つまり、ヘラ子が美少女になりすまして田中を誘惑する。そして柴崎へそれを伝え、柴崎から田中へ連絡がいくようにする。
そして柴崎と謎の美少女を比べた上で、田中が美少女を優先するように仕向ける。
田中にも勝ち目はあった。柴崎から連絡が来た時点で目が覚めていればよかったのだ。
でも田中にはそれができなかった。
それどころかSNSで送った気持ち悪いメッセージの数々を柴崎に見られることになったのだ。
この後田中と柴崎にどんな修羅場があったかはわからないが、程なくして二人は別れた。
別れてから田中が元カノとよりを戻せばよかったのだが、それは叶わなかった。あんな女が側にいることになれば、もっと楽しいことになったのに。
それでも二人が別れただけで私は充分だった。それどころかより深く傷ついたような表情の柴崎を目にするたびに「私が柴崎をここまで傷つけた。私だけがそうできる。私だけが柴崎を救える。」そんな妙な興奮を覚えていた。
ヘラ子と元カノへの接触のために使ったアカウントを削除し、二人はこの時点で捨てた。
74 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 01:20:59.60 ID:S444AYgN0
ちなみにこの間成宮は元カノに迫られていた。詳しくは聞いていないがどうやらひどい振り方をしたらしい。しばらく成宮に元カノは粘着していたが、それを共通の友人にさらされると大人しくなったと言う。
75 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:8) :2012/10/06(土) 01:23:30.00 ID:/TiEsB/t0
これはまとめにのるな
76 :
名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 02:54:03.67 ID:o5eo/UJc0
策士だなぁ...
77 :
名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 06:18:11.18 ID:r8BEJ7Di0
スゲー情報収集能力にワロタwww
お前2ちゃんねるで特定班として活躍しろよwww
面白いな
これから柴崎が心も身体も開いていく展開になるの?
80 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 17:44:31.34 ID:S444AYgN0
ただいま!
支援ありがとうございますm(__)m
少しは楽しんでもらえてるのかな?
ぼちぼち書き始めます
読んでるよー、まったり待ってる
82 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 18:07:14.34 ID:S444AYgN0
これからゆっくり柴崎を独り占め
できるんだろうな。
アドレスをきいたり、電話したり?買い物なんかいっちゃったり?テラ楽しみすww
作戦終了後は、これから来るであろう柴崎との毎日を常に妄想した。
柴崎が好きな音楽やバンドのライブを調べたり、柴崎がすきそうなカフェやお店を調べたりした。(好みはあらかたSNSで調べあげていた)
83 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 18:08:05.19 ID:S444AYgN0
>>81 ありがとう!
速度は上がらないだろうからお茶でものんでてw
84 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 18:19:51.73 ID:S444AYgN0
次のバイトで柴崎の連絡先を聞こう。
もっともっとたくさんしゃべって素直になって私のことを好きになってもらおう。
そう決めた矢先のこと。
柴崎がバイトに姿を現さなくなった。
85 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 18:32:06.57 ID:S444AYgN0
どこを探しても柴崎がいない。柴崎と仲が良いスタッフに聞いても、成宮に聞いても、誰も柴崎の行方を知らなかった。
そんな時、新しいシフト表を持った上司が現れた。
新しいシフトの中に柴崎の名前はなかった。
スタッフ「柴崎さんの名前ないですけど」
上司「きいてないのか?柴崎はやめたよ」
成宮「まさかクビ?」
上司「違うよ。ついこの間辞めさせてくれって自分で言いに来たんだ。」
隅の方でヘラ子がニヤリとしていた気がする。
いくら明るい柴崎でも、事情を知っているヘラ子と顔を会わせたくなかったのだろうか。
それとも、一連の騒動の首謀者が私だと気がついたのだろうか。
いや、捨てアド捨てアカを使っていたし、ヘラ子を経由していたのだからバレるはずがない。
いや、でも、しかし。
私の中の不安は徐々に膨らんでいった。
私を認めてくれるひとがいなくなってしまう!
86 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 18:49:50.38 ID:S444AYgN0
事実を確かめようにも、もしもバレていたらと思うと柴崎に直接連絡する勇気はなく、悶々とした日々を過ごした。
成宮は「柴崎さんにメールしたんだけど、学校が忙しくなってきたからっていってた」と言っていたが信じられなかった。
もしかしたら私のためにと隠しているのかもしれない。
だったら怒っていない?
柴崎は一体どう思っているの?
悶々としながら毎日脱け殻のように柴崎や柴崎の友人のSNSを監視し続けた。
87 :
名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 18:57:56.69 ID:/SS/0UgF0
おもしろい!
88 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/06(土) 19:50:58.51 ID:S444AYgN0
そんな時に目にはいったのは、柴崎の友人のコメント。
「おい柴崎!夜中まで相談のってやったんだからうまくやれよ」
何をうまくやるのかはわからないけれど、このときの私にはひとつしか思い浮かばなかった。
まさか柴崎は田中とよりを戻した?
ごめんなさい中々客がひかなくて書き込みも遅れ気味です。
自分のためにも必ず完結させるから、気長にまっててください。
つ【お茶】
89 :
名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 21:35:05.91 ID:3Q6kSLbV0
今更だけど
>>1のIDすごいな
じゃ1の煎れてくれた尿茶でも飲むかのう
90 :
あ:2012/10/06(土) 21:55:37.93 ID:/uX+EI7c0
ksk
むしろ成宮似の男とそんな仲良くなれる
>>1がうらやましい…
93 :
名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:59:03.80 ID:J5CG10ClO
ヤるときは貝合わせ
94 :
名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 02:30:12.14 ID:fuKX7WM8O
もう寝かせてくれwww
/⌒ヽ
∩ ^ω^) な ん だ
| ⊂ノ
| _⊃
し ⌒
/⌒ヽ
(^ω^ ∩ う そ か
t⊃ |
⊂_ |
⌒ J
/⌒ヽ
( ) おっおっおっ
/ 、 つ
(_(__ ⌒)ノ
∪ (ノ
96 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 20:10:35.31 ID:BHTor2r00
すみませんお待たせしました!
再開します。
時間かかるだろうからみんなも気にせず早めに寝てくださいね(;´`)
97 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 20:13:41.87 ID:BHTor2r00
あんなに頑張って別れさせたのに、よりが戻っていたら・・・
考えれば考えるほど不安になった。
不安になるともっと柴崎を傷つけたくなった。
柴崎を傷つけることができる唯一無二の存在になる気がした。
どんな形でも良いから、柴崎の唯一人の存在になりたかった。
私はとうとう柴崎に直接会いに行くことにした。
98 :
名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 20:24:18.78 ID:0y8i1+YUO
転載されてるけどアフィカス?
99 :
名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 21:47:57.72 ID:Wg2ZnpHO0
この時点で柴崎としりあってどれぐらいなんだ?
100 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:02:30.03 ID:BHTor2r00
よし!バイトおわった!
>>98 まだ終わってないのに転載なんて早いね(;´`)
せめて終わってからにしてほしいです
>>97 柴崎の存在を認識し始めてからは大体1年くらいかな?
バイト事態はもう少し前からしてました
101 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:03:33.78 ID:BHTor2r00
102 :
名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 22:17:29.23 ID:CyEagw7D0
柴たんは俺のもの
103 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:20:38.23 ID:BHTor2r00
104 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:24:42.14 ID:BHTor2r00
IDかわっちゃったかな?
1です。続き書き始めます。
レベルひくくて長文書き込めぬ。ぐぬぬ
105 :
名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 22:24:57.59 ID:CyEagw7D0
じゃ間を取ってメンヘラ1を引き取、だが断る
106 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:28:51.63 ID:BHTor2r00
柴崎の通っている大学は私の実家から近かった。
しかし柴崎は卒業に必要な単位はほぼ取ってしまっているらしくあまり学校へは行かないらしい。
そこでSNSから柴崎の友人に接近し、柴崎の所属する学科の全員が学校に集まる日を特定した。
その間にも柴崎とその周囲の人物のSNSを監視し続けた。
すると、柴崎が田中とよりを戻しているという予想が的中しているセンが濃厚になっていった。
107 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:34:07.42 ID:BHTor2r00
柴崎「寒くなるとちょっと淋しい気分になるね」
「リア充は黙ってろw」
「彼氏が自分より体重が軽いと絶望的すぎる」
柴崎「わかるわwもう諦めてるけどw」
(田中はかなりの細身だった)
これらの情報を目にするたびに全身で悔しがった。色んなものを壊した。
その一方で柴崎を傷つけられる日々を妄想して、その快感に浸った。
108 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:40:17.44 ID:BHTor2r00
悶々としているうちにとうとう柴崎の学校へと乗り込む日となった。
私はやはり成宮を同行させた。成宮がいる方が自然だし、会話が弾むだろうと思った。
成宮と待ち合わせをして、学校へ向かった。成宮はいつもよりオシャレをしていた気がする。
SNSの情報と学校の掲示板の情報を照らし合わせ、相違ないことを確認すると目標の教室へと向かった。
109 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:48:54.99 ID:BHTor2r00
教室の外で柴崎らしい人が来るのを待った。
自分も成宮も大学生ではあったものの、周りの大学生の方が遥かに大人に見えた。
男子も女子も流行りの服を着ておしゃれをして軽快に会話をして。
この人たちは柴崎とこんな風に会話をして、何の不自由もせず自然と仲良くなれるんだろうな。
そう思うと後を追ってきただけの自分がみじめに見えて仕方なかった。
110 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 22:56:53.22 ID:BHTor2r00
1「私って子供っぽいかな」
成宮「貧乳だしな」
1「真面目に聞いてるんだけど」
成宮「・・・。柴崎さんは子供っぽいとかそういう風に思ってないんじゃない」
1「そうかな」
成宮「うん。だから・・・」
111 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:02:26.77 ID:BHTor2r00
成宮が何か言いかけたその時だった
「あ、1ちゃん!成宮!」
柴崎の大きな笑顔が見えた。その時の私には、柴崎が本当にきらきらして見えたんだ。
柴崎はバイトだとカジュアルな服装が多かったんだけど、この日は丈の長いワンピースを着ていてとてもかわいらしかった。
興奮して鼻血が出そうだった。w
鼻血www
113 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:27:36.10 ID:BHTor2r00
柴崎「久しぶりだね!二人ともこの大学だったけ?」
成宮「いえ○○(バイトスタッフ)に会いに来たんですよw俺らそんなに頭よくないんでw」
1「一緒にしないでよ!」
柴崎「1ちゃんも久しぶりだね♪ちょっと痩せたかな?」
柴崎はニコニコしながら私の頭を撫でてくれた。
114 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:30:26.33 ID:BHTor2r00
とても優しい表情だった。どうやら私がヘラ子を仕掛けた張本人とは気づいていないようだった。
静かに胸をなでおろした。
115 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:33:00.27 ID:BHTor2r00
成宮「柴崎さんはこれから授業ですか?」
柴崎「ううん、就活のセミナーかな。正直あたしもよくわかんないやw」
1「ニート確定ですか?w」
柴崎「ちょw本当になっちゃうから言うなってwあ、そろそろ始まるみたい」
後方で男の人が柴崎を呼んでいた。田中ではなかった。
116 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:36:17.00 ID:BHTor2r00
成宮「あれ、もしかして新しい彼氏さんですか?w」
柴崎「違うよ友達だってw新しいも何も彼氏変わってないしw」
1「え、別れたんじゃなかったんですか?」
柴崎「バレちゃってたかwなんだかんだでヨリもどっちゃってさ///」
1「・・・」
117 :
名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 23:36:52.30 ID:/QAIrznd0
面白いし読みやすい
C
118 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:37:17.86 ID:BHTor2r00
パソコンと携帯で二刀流状態で書き込み中w
久し振りにパソコン触って色々戸惑ってます(;´д`)
今日は夜更かし頑張ります
119 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:37:56.50 ID:BHTor2r00
120 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:40:25.57 ID:BHTor2r00
成宮「まじかーw俺ショックw」
柴崎「バカ言ってないのwそれじゃ行くね!またどこかで会おう」
ショックを受ける間もなく柴崎が半身をひるがえしてしまった。
いやだ!ここで逃したら何も変わらない。逃がしたくない!そばにいて!
1「あの!!!」
咄嗟に柴崎の手をガっと両手で掴んだ。
121 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/07(日) 23:59:25.82 ID:BHTor2r00
1「私もっと柴崎さんと仲良くなりたいです!また会ってくれますか!?」
拒絶されるのが怖くて柴崎の顔が見れなかった。
俯きながら勢いに任せて声を出した。
122 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 00:21:17.28 ID:+Npb/2H20
柴崎「もちろんだよwえっと、ちょっと待ってね」
柴崎は鞄からプリントの切れ端を取り出し、何かを書いて渡してくれた。
柴崎「連絡ちょうだい!待ってるから」
切れ端には携帯の番号とメールアドレスが書いてあった。
メンヘラって実際どうなんだろう・・・
恋人とか出来たら長続きするのかな?
>>123 依存体質だから大体長続きする
束縛系の彼氏とメンヘラ彼女はうまくいくからなwww
125 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 09:05:06.37 ID:+Npb/2H20
おほようございます。電話してたら寝てしまった・・・
今日はオフなので一日かけて書き込みますw
>>123 柴崎とだったら長続きする自信はあるwww
けど、男の人と付き合っても充実する感じがなかったから多分続かない
126 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 09:09:58.62 ID:+Npb/2H20
「1ちゃんへ
電話・○○○―○○○○―○○○
メール:×××.某有名キャリアne.jp
連絡まってるね。 しばさき」
紙切れを片手にぽーっとした。
隣で成宮が柴崎に向かって何か言っていたようだったけれど耳に入らなかった。
かろうじてその場を離れる柴崎に「さよなら」とだけ声が出せた。
きたい
128 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 09:21:07.90 ID:+Npb/2H20
成宮「柴崎さん元気でよかったな」
1「うん・・・。連絡先もらっちゃった」
成宮「連絡先くらい誰にでも教えるだろw俺だって知ってるし」
1「うるさい!いいの直接教えてっもらえて嬉しいんだから。」
成宮「まあいいけど。ほどほどにしろよなw」
1「なにが?」
成宮「・・・いや、柴崎さんも忙しいんだからって意味」
1「そのくらいわかってるよ」
129 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 09:27:07.75 ID:+Npb/2H20
その日は地に足着かぬまま成宮とご飯を食べてそのまま帰路についた。
田中と柴崎のよりが戻っているのはショックだったが、それ以上に柴崎の連絡先を手に入れた嬉しさに舞い上がっていた。
柴崎にもらった紙切れはクリアファイルにいれて、ボードに張り付け、柴崎の写真とか何かできれいに飾りつけた。
キメエwwwwwちなみに今でもそれは残っている。いつまでも捨てられない。
130 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 09:30:25.84 ID:+Npb/2H20
131 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 09:35:27.61 ID:+Npb/2H20
その日は柴崎に連絡できなかった。ただいつものようにSNSにはりついた。
そこで1つのSNSからとある書き込みを見つける。
柴崎「久しぶりに可愛い後輩ちゃんたちに会えた!なんだか明日もがんばろうって思えた。ありがとう」
私のことだ!きっと私(と成宮)のことだ!柴崎も私に会って嬉しかったんだ!
その日は携帯電話を胸に抱きながら寝た。
132 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 09:41:00.62 ID:+Npb/2H20
次の日、さっそく柴崎に連絡してみることにした。
聞きたい事や伝えたいことは沢山あったけれど、自分を抑えてメールを作った。
それでも大胆な気がして何回も何回も作りなおした。結果、以下のようなメールができた。
「柴崎さんこんにちは。昨日はありがとうございました。
柴崎さんがバイト辞めてから淋しかったのですごく嬉しかったです^^」
133 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 10:35:26.68 ID:+Npb/2H20
柴崎「あたしも淋しかったから二人にあえて嬉しかったよ♪なんか元気になれたwありがとね」
1「ならよかったですwバイトのみんなも淋しがっていました。たまには遊びに来てください」
柴崎「あははwじゃあ早めに顔出しに行かないとねw1ちゃんは最近はどう?バイト楽しい?」
1「柴崎さんがいないので楽しくありませんw」
柴崎「またまたw成長した1ちゃんの様子も早くみたいな」
134 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 10:38:59.36 ID:+Npb/2H20
1「じゃあ彼氏といちゃついてないで早くバイトにきてくださいw」
柴崎「いちゃついてなんかいないですーw1ちゃんは彼氏とかいないの?」
1「今はいないんです。あんまり興味がなくて」
今は柴崎さんにだけ興味があるんです。って一言はぐっと飲み込んだ。
135 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 10:53:11.30 ID:+Npb/2H20
柴崎「そうなんだ!てっきり成宮と付き合ってるんだと思ってたw」
1「冗談はやめて下さいってwそれより柴崎さんと彼氏の話がききたいですw」
柴崎「話せるようなこと何もないよwwあっても恥ずかしくていえませんww」
1「じゃあお酒でも飲みながらでも話しましょうw」
136 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 10:58:04.85 ID:+Npb/2H20
こんな風にあっと言う間に柴崎とのデートが決まった。
ストーカーをしているうちに、柴崎は年下の女の子に頼られると断れないことがわかっていたから、連絡先さえ手に入れてしまえば柴崎と会えることが可能だった。
私は柴崎と2人きりで会えることをとてもとても楽しみにしていたのに、成宮が余計なことをしたのだ。
柴崎「成宮も一緒に遊びたいみたいなんだけど、3人で遊ばない?」
137 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 11:07:55.72 ID:+Npb/2H20
ごめんなさいバイトが急に休んだみたいで呼ばれてしまいました。
帰ってきたら再開します。
なかなか進まなくてごめんなさいm(__)m
なにか要望とかあったら教えてくれるとありがたいです。
それではいってきます!
もう誰も期待してないしageんなks
ただの飲みをデートと脳内変換するあたりガチストーカーぽいな…
行ってらっしゃーい、まったり待ってるよー
どうせアフィカスの作り話でしょ
転載に乗り気だし、ここまでレスないのに必死になる理由ないし
142 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 12:11:27.58 ID:iXa5V1/10
普通に恋愛って感じだな
143 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 16:29:19.86 ID:gkMczyNrO
待ってるよ〜続きよろしく!
144 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 17:18:47.82 ID:iXa5V1/10
ばいとかー。なんのバイトだろ
145 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 18:37:17.66 ID:+Npb/2H20
おまたせしました1です。
不快に感じさせちゃった方もいるみたいでごめんなさい。
sage進行の方がいいのかな。
とりあえず続き書き始めます。
146 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 18:40:44.31 ID:+Npb/2H20
柴崎からそんなメールが届いて、すぐに成宮へ電話をした。
1「ちょっと、柴崎さんと遊ぶのに邪魔しないでよ」
成宮「いいじゃんかw俺だって柴崎さんに会いたかったんだしw」
1「でも今回は・・・」
成宮「この間みたいに会話につまったら助けが欲しくなるだろ?」
147 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 18:44:01.25 ID:+Npb/2H20
確かにそうだ。柴崎と仲良くなりたい気持ちは人一倍だが、会話は上手い方ではない。
1「邪魔しない?」
成宮「いつ俺がお前の邪魔をしたよw」
1「・・・仕方ないな。」
私は成宮が飲み会に同席することを了承した。
148 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 18:49:55.25 ID:+Npb/2H20
そして当日、集合場所にはやっぱりいつもより少しオシャレな成宮がいた。
そしてその傍らには、丈の短いワンピースを着た柴崎。
また新しい姿が見れたと、気分が高揚した。
そして私たちは柴崎の友人がバイトをしているという店へ連れて行ってもらった。
ここで特に目立った出来事はなかったけれど、ただただ楽しくて嬉しい気持ちでいっぱいだった。
149 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 18:55:04.02 ID:+Npb/2H20
成宮がいた方が会話は弾むし、むしろこの3人がとてもしっくりしているような気がしてならなかった。
接客してくれた柴崎の友人が「浮気か?w」なんて揶揄してきたり、酔った柴崎が田中とのことを惚気たり、気に障る事はあったけれど、楽しい気持ちの方がずいぶん勝っていたから黒い気持ちにはならなかった。
150 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 18:57:43.91 ID:+Npb/2H20
柴崎「もう本当楽しいわw若いっていいねw」
1「なにおばさんみたいなこといってるのwでも本当楽しいw」
成宮「サイコーっすwもうコレ定期的に集まるしかないっすよwww」
それからは3人で都合を合わせて週一で飲みに行ったりを繰り返し、それ以外にも飲みに限らず自然と集まったりする仲になるまで差ほど時間はかからなかった。
151 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 19:00:41.17 ID:+Npb/2H20
田中とのことは気になったが、このままこの3人で楽しめるのならそれでもいいかもしれない。
私が柴崎を思う気持ちがありさえすればいいかもしれない。そう思った。
田中との毎日をしあわせそうに語る柴崎を「私の手でめちゃくちゃにできたら」と思う気持ちは残っていたが
それ以上にこの時間を、この3人を大切にしたかった。
152 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 19:04:14.31 ID:+Npb/2H20
今まで散々柴崎を痛めつけようとしていたのに、この矛盾に初めは戸惑ったが、目の前のしあわせに夢中ですぐにどうでもよくなった。
私自身もこのまま柴崎をどうにかしたい気持ちを深く沈めたまま、普通の女の子になれるのではないかと少し期待していた。
そして冬になり、春になり。私と成宮は2年生に、柴崎は4年生になった。
153 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 19:10:33.07 ID:+Npb/2H20
授業が少なくなって私と成宮はバイトを増やした。
バイトが終わると成宮が私をバイクで家まで送ってくれた。
時々その途中に柴崎の家に寄り、朝まで話したりただそばにいたり、そんな生活を繰り返した。
154 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 19:21:04.72 ID:6ZR04BIz0
はよかけks
ああもううらやましいいいいい成宮くれよおおおおおおおおお
156 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 19:53:54.73 ID:+Npb/2H20
そんなしあわせが永遠に続くはずもなかった。
生ぬるいような毎日が続いて続いて、また夏がきた。
この日、私は柴崎と珍しく2人で会っていた。
あれだけ一緒にいたのに、2人きりになったのは数えるほどだった。
2人きりになろうとすると、いつもいつも成宮が邪魔をした。
157 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 19:56:50.02 ID:+Npb/2H20
それでも3人が居心地良くて、2人になる場面があると自然と成宮を呼ぶようになった。
しかし、この日は成宮にどうしても外せない用事があり、2人であうようになったのだ。
柴崎は白地に青い花のワンピースを着ていた。
このころにはすっかり柴崎の服装はフェミニンなものになっていた。おそらく田中の趣味だろう。
158 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 19:58:51.48 ID:+Npb/2H20
柴崎はいつもの何倍もニコニコしていて、その胸元には見慣れないネックレスが光っていた。
1「柴崎さんなんかいつもより嬉しそう」
柴崎「あはw顔に出ちゃってたかw」
柴崎は胸元のネックレスを指で撫でながら恥ずかしそうに(でも嬉しそうに)話しはじめた。
159 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:02:02.33 ID:+Npb/2H20
柴崎「この間、田中と付き合って○○(年月)だったから内緒で色々準備してたんだ」
1「へえ・・・どんなことしたの?」
柴崎「大したことないんだけどさwあたしの家で宝探ししながら思い出に由来したプレゼントをいくつかしたのw」
1「乙女ですねw」
柴崎「えへへw成宮にはいわないでねw」
1「そっか、それが成功して上機嫌なんですね」
160 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:04:33.84 ID:+Npb/2H20
柴崎「それもあるんだけどね・・・///」
1「?」
柴崎「プレゼントを贈りあうことを示し合わせたり、ほのめかしてたわけじゃないんだけど・・・これ」
柴崎がネックレスのトップを軽く指でつまんだ。
柴崎「田中がね、内緒で準備してくれてたんだ」
161 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:08:56.79 ID:+Npb/2H20
柴崎「きっとすごく恥ずかしかっただろうし、大変だっただろうし・・・申し訳ないけど、すごく嬉しくてw」
柴崎は恥ずかしそうに笑った。とても素敵な笑顔だったけれど、私の中で沈めたはずの黒い気持ちがザワザワしていた気がする。
私だって柴崎に会いたくて、柴崎に喜んでほしくて色んなことをした。気持ちなら田中に負けていないはずなのに。
162 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:12:08.08 ID:+Npb/2H20
なんで田中ばっかり。なんで田中のことでばっかりそんなに嬉しそうにするの。
私をみて。私のことだけをみて。
あなたを不幸にできるのも幸せにできるのも、きっとあたしだけのはずなのに。
なんで?なんで?なんで?
胸のざわざわは柴崎といるときも別れてからも、その日ずっと消えなかった。
163 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:25:16.83 ID:+Npb/2H20
その日柴崎はSNSにネックレスの画像付きで日記を更新していた。
柴崎は田中とのことをあまり更新するタイプではなかったのに。
嬉しそうな柴崎の表情とSNSの書き込みが頭から離れても消えてもくれなかった。
そして、深いところに沈めたはずの黒い気持ちが、また動き始めた。
私は普通の女の子にはなれなかった。
164 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:42:24.34 ID:+Npb/2H20
私はまたSNSのなりすましを再開した。
それまでもなりすまし自体はしていたが、それを利用してなにかをしていた訳ではなかった。
柴崎・田中・元カノ・柴崎の友人・田中の友人・元カノの友人・・・
どんどんどんどん掘り下げて調べていった。調べるのに夢中になったあまり何日か睡眠をとらなかった。
ただSNSでは限界があった。
165 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:44:41.40 ID:+Npb/2H20
そこで私はもう一度柴崎の学校へと乗り込むことにしたのだ。
普段ならば絶対にしない。しかし妙な「スイッチ」が入ってしまっている状態の私は、ただ実行することしかできなかった。
柴崎の学科の必須授業をSNSで調べ、掲示板で確認し、教室へと向かう。
この日、柴崎が用事があって授業に出ないことは確認済みであった。
166 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 20:52:44.62 ID:+Npb/2H20
柴崎や田中、その周辺と仲が良いだろうと目星をつけていた人物をみつけそれとなくその人の後方へ行く。
そして出席表や席順などで名前を確認し、SNSの中で該当者を探す。
プロフィール画像を写メやプリクラにしている人、アカウントを本名にしている人などそれぞれとても見つけやすかった。
その作業を終えると学校内の写メを撮ってまわった。
盛り上がってまいりました?
168 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 21:18:03.03 ID:+Npb/2H20
>>167 まいりましたかな?w
家に帰ってから新しいアカウントをつくり架空の人物になった。
何度か更新してその中には学校で撮った写メを付けた。
私はすっかり柴崎と同じ学校の人間になった。
169 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 21:22:07.65 ID:+Npb/2H20
それから、学校でみつけた人物のアカウントとどんどん繋がった。
学校や学科の事情はそれまでのなり済ましでなんとなくではあるが把握しているつもりだったので、会話のネタには困らなかった。
新しいアカウントで探りを入れている一方で、私と成宮と柴崎はしばしば会っていた。
柴崎と田中はいたって順調らしい。柴崎を目にするたびに「壊したい」気持ちが何よりも強まっていった。
170 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 21:31:41.86 ID:+Npb/2H20
新しいアカウントを使用して得た情報は以下
・田中と柴崎は上手くいっているようにみえているが、田中の評判はいまいちであるらしい
・付き合い始めは田中が柴崎に会いに行くことが多いようだったが、今は逆
・田中と女性が地元で二人でいこと
・柴崎は田中との将来に不安を抱いていること
・田中のアルバイト先
171 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 21:50:00.85 ID:6ZR04BIz0
>>170 田中と女性が地元で何?
てか田中再びks化?
172 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 21:59:31.30 ID:+Npb/2H20
>>171 ミスってたごめん;
「田中が田中の地元で女性と二人で夜中まで一緒にいたこと」
これからどんどんksっぽくなっていくよ。
でも本当のところはどうなのか未だわからない。柴崎が庇っていた。
173 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:02:54.45 ID:+Npb/2H20
情報は手に入っても肝心の柴崎がどう考えているのかわからない。
直接接触するのははばかられた。いつどうやって正体がバレるかわからない。
かと言って柴崎は私と成宮にとてもよくしてくれたが、悲しいや悔しいなど「負」の部分となるような感情はみせようとしなかった。
その時私に考えられる柴崎の本性を知る唯一つの手段。それは携帯電話を盗み見ることだった。
174 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:08:10.42 ID:+Npb/2H20
数日後、柴崎に「今夜一緒にご飯を食べないか」と連絡をした。
柴崎からは「いいよ」の返事。数時間後最寄りの駅に集まることになった。
柴崎と私の家は割と近い距離にあったが、成宮の家は少し遠い所にあった。
だから私たちの最寄り駅の近くならば、「成宮を呼ぼう」なんてことにはならないだろうと予想したのだ。
その行動力を他に向けられなかったのか
成宮は何か気づいてそうだな
176 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:12:30.00 ID:+Npb/2H20
私たちは近くの居酒屋へと向かった。
なんてことの無い会話をし、少しのお酒を飲んでご飯を食べた。
柴崎がほろ酔いになった頃(柴崎はお酒にとても弱かった)、柴崎の携帯電話が鳴る。
私の携帯電話も少し遅れてメールの着信を知らせた。
届いたのは成宮からのメールだった。
177 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:14:30.80 ID:+Npb/2H20
>>175 当時は柴崎を自分のものにすることしか考えられなかった。
本当にどうしようもないカスだったと思う。
成宮についてはこれから触れていくね
178 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:16:36.36 ID:+Npb/2H20
成宮「今どこにいます?これから飲みませんかー?」
柴崎「あはw私たち今飲んでるのにねwちょっと電話してみようよw」
1「あ、あははwそうですねw」
柴崎が成宮へ電話をかけた
179 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:19:06.90 ID:+Npb/2H20
柴崎「もしもしwあははw○○ってとこに1ちゃんと・・うんそうだよwえ?いいけど気をつけてねw」
1「えっと、柴崎さんもう遅いし・・・」
柴崎「成宮ー!1ちゃんもこういってるし心配かけんなってばーwあははwわかったわかったw」
ほどなくして電話が切れる。
柴崎「成宮これからバイクかっ飛ばしてこっちにくるってさw」
180 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 22:20:33.88 ID:6ZR04BIz0
飲みにバイク・・・。
フラグか?
181 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:22:42.18 ID:+Npb/2H20
1「あ、あははw・・・成宮いまどこにいるんですか?」
柴崎「いま家だって。でもバイクできたらお酒飲めないのにねw」
おっかしいやつだなあなんて柴崎はのほほんと笑ったが、私はそれどころではなかった。
これ以上柴崎が何を考えているのか、何をしているのか把握できない毎日は我慢できない。
今日絶対柴崎の携帯電話を盗み見る。
182 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:25:44.34 ID:+Npb/2H20
自分にもう一度言い聞かせた。
成宮がこの場につくまでどんなに早くとも30分はかかる。
柴崎はお酒が入るとよくトイレで席をたつから、その間に一度はチャンスが訪れるはず。
「柴崎さんちょっと飲みすぎだよw」なんて言いながらどんどん柴崎にソフトドリンクをすすめた。
183 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:29:30.18 ID:+Npb/2H20
「そんなことないのにな」なんて言いながらチョロチョロ烏龍茶を飲む柴崎は小さな子供みたいだった。
今日、目標が達成できたらきっと私があなたを幸せにしてあげるから。でもその前に傷つけさせて。
柴崎が席をたつのを願いながら、背中のあたりがゾクゾクと高揚した。
そしてその約10分後「ちょっとトイレいってくる〜」柴崎がフラフラと席を立った。
185 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:34:17.76 ID:+Npb/2H20
柴崎の携帯電話はテーブルの上。咄嗟に手を伸ばしまずはメールを起動した。
田中とのやりとりはなんてことの無い普通のメールだったが、時々絵文字もないもない無愛想なやりとりが目に付いた。
どうやら田中が柴崎との約束をすっぽかしているようだった。それから、田中の件を友人へ相談しているメールもいくつかあった。
メールでわかったのはその程度で、他には特に収穫もなさそうだった。
186 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:36:37.92 ID:+Npb/2H20
他の部分も見たい気持ちはあったが、いつ柴崎が戻ってくるかわからない。
私はそっと携帯電話をもとの位置に戻した。
ほどなくして柴崎が戻り着席。この時点で20分ほどがたっていた。
もう今日は無理かもしれない。そう思った時だ。
187 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:39:34.79 ID:+Npb/2H20
成宮から私たちへメールが届いた。
「ちょっと遅れました。あと30分ほどかかります」
チャンスだ。きっともう一度くらいは柴崎は席を立つだろう。
その時に携帯を盗み見れるはずだ。
188 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:43:58.84 ID:+Npb/2H20
そしてその20分後。案の定柴崎が席を立った。
すかさず開いた柴崎の携帯。次に見たのはブックマーク。
その中には私がチェックしていたどのSNSでもない簡素なブログサイトのアドレスがあった。
アドレスを開く。開くと柴崎と思しきIDが表示された。
189 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:46:59.04 ID:+Npb/2H20
IDを自分の携帯電話に記録する。
しかしブログには鍵がかかっており、柴崎のアカウントからログインするかパスワードを手に入れるかしなければ中身を見れない使用となっていた。
もしかしたらメールに設定の記録が残っているかもしれない。そう思ってもう一度メールを起動させようとしたその時だ。
柴崎の電話が急にうるさく鳴り響いた。
190 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:48:39.88 ID:+Npb/2H20
画面は成宮からの着信を知らせている。焦った私は咄嗟にそのまま電源を消してしまった。
ほっと胸を撫で下ろしたその時だ。
ぽん、っと肩を何かに叩かれ、続いて携帯を取り上げられた。
191 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 22:52:04.27 ID:6ZR04BIz0
・・・・・成宮?
192 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 22:54:56.37 ID:mFLU6zwL0
まさに警官と犯人みたいだな
193 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 22:58:11.55 ID:+Npb/2H20
成宮だった。成宮は何も言わず携帯をテーブルに戻すと、私の隣の席へと腰掛けた。
怖々成宮の顔を盗み見る。飄々とした、怒っているのかなんなのか全く読めない表情をしていた。
そしてこれから私はどうなってしまうのだろうかと不安になった。
成宮がどんな行動をとるのか全く読めなかったからだ。
194 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:01:49.09 ID:+Npb/2H20
沈黙を守ったまま時間が過ぎた。ほどなくして柴崎が戻ってくる。
柴崎「お待たせ・・・って成宮じゃん!遅いよー」
成宮「俺は法定速度を守るいい子だから仕方ないんですよwwなあ1w」
1「え?あ、そうそうw」
柴崎「かっ飛ばしてくるっていったくせにwほら1ちゃんも文句言ってやんないとw」
1「う、うんw成宮はどうしようもないんだからwww」
195 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 23:02:29.53 ID:6ZR04BIz0
196 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:03:41.65 ID:+Npb/2H20
柴崎が戻ってくると成宮はいつも通りの成宮になった。
合わせて私も普通にするが、依然とひやひやしていた。
成宮に脅されるかもしれない。全部ぶち壊されるかもしれない。
心臓が馬鹿みたいにうるさかった。
197 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:05:40.29 ID:+Npb/2H20
それから1時間ほどその店で過ごしてその日は解散となった。
田中の家に帰るという柴崎を駅前で見送り、残されたのは私と成宮だった。
気まずい空気が流れる。
メンヘラって男女関係なく執着するもんなのか?
ノンケだと恋愛に発展しづらいだろうし、そもそも
>>1は柴崎を性的な目で見てたの?
質問ばかりでごめん。レスはいつでもいいから
199 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 23:08:38.57 ID:laK1M+UZ0
成宮は柴崎好きなんかね
200 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:11:40.87 ID:+Npb/2H20
成宮「これから田中の家か。夜遅いのに迎えにも来ないのな」
1「・・・そうだね」
成宮「・・・送ってやるから駐輪場行こう」
成宮はとぼとぼと歩き始めるが、私は立ち止まったまま動けなかった。
そして成宮の背中に声を投げかける。
1「柴崎には言わないで。さっきのこと。お願いだから。」
なんか柴崎かわいそうだな
そして成宮の一挙一動にwktkしているwそこいらで成宮似のイケメンなんてなかなかいないし
>>1のポジション本当にうらやましいわw
202 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:13:47.76 ID:+Npb/2H20
成宮はゆっくりとこちらを振り返った。
成宮「どっかゆっくり話せるところに行こう。」
私たちは成宮のバイクに乗り、人気のない公園へと向かった。
203 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:18:36.84 ID:+Npb/2H20
>>198 柴崎に介抱されたり手助けしてもらっているうちに柴崎をちょっと神聖化しちゃってた気がする。
ちょっと大げさだけどw宗教、みたいなw
おっぱいが結構でかいって意識したことをずっと引きずっていたけど、単にぬくもりに触れたかっただけなのかもしれない
回答遅くてごめんね。読んでくれてありがとう
>>203 回答ありがとう
なるほどな。気持ちはわからんが、柴崎の胸の温もりだけは伝わってくるww
中断させてごめん。最後まで読ませてね
205 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:22:16.61 ID:+Npb/2H20
公演のベンチに座り、成宮が口を開いた。
成宮「俺は柴崎さんが好きだ。異性としてすごく大切だ。でもお前のことも友達として大切だと思ってる。
だから柴崎さんを悲しめるようなことはしたくないし、お前のことも止めたいと思ってる。」
1「・・・何が言いたいの」
成宮「1は柴崎さんが好きなのか?」
1「好きだよ。大好きだよ。いい先輩じゃなくて、恋愛として柴崎さんが好き」
結構でかい
結構でかい
結構でかい
結構でかい
結構でかい
ふぅ…
いや、まだ帰宅しないで酒後のラーメン中^^;
207 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 23:27:40.89 ID:86vFNouq0
柴たん柴たん柴たん
208 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:28:11.12 ID:+Npb/2H20
成宮「去年お前に柴崎さんと付き合いたいって言われた時は冗談だと思った。ごめん。
お前は女だし、柴崎さんも女だ。すごく辛い恋愛だと思う。でもこんなことを続けてちゃだめだ。」
1「・・・どこまで知ってるの」
成宮「元カノから話を聞いてまさかと思ってたんだけど・・・ヘラ子をけし掛けたのは1だな?」
1「・・・そうだよ。あたしがやった」
209 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 23:31:38.11 ID:86vFNouq0
ネクラオタクイクラオクラメンヘラ1たんはぁはぁ
210 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:31:41.72 ID:+Npb/2H20
1「でも女同士だから辛いからとかそんなんじゃない!田中みたい奴に柴崎さんを傷つけられたくなかったから!」
代わりに私が柴崎さんを傷つけたかった。という一言は飲み込んだ。
成宮「わかってる。俺も田中は嫌いだ。でもこんなことしてたらだめだ。」
1「だって・・・」
成宮「田中とヘラ子の事、柴崎さんがまだ引きずってるのは知ってるか?」
211 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:36:08.76 ID:+Npb/2H20
1「知ってるよ」
成宮「これから先お前がすることで柴崎さんが傷ついて、もっとひどい事が起こるかもしれない。
そうなった時お前は罪悪感に耐えきれなくなる。俺もそんな柴崎さんと1を見たくない。
だからもう辞めよう。今なら引き返せる。」
1「・・・」
成宮「・・・ごめん、偉そうなこと言った。俺も元カノ使って色々調べたりしてたわ」
212 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:39:50.09 ID:+Npb/2H20
1「・・・」
成宮「今日の事は柴崎さんには言わない。だから1ももう一度考え直して」
1「・・・わかった」
成宮「ありがとなw1はいいこだなーwうんうんw」
1「うるさい!撫でるな!」
それからその日はちょっとだけ馬鹿みたいなやり取りをして、成宮に家まで送ってもらった。
213 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:42:04.00 ID:+Npb/2H20
成宮はきっとすごくいい奴だ。
柴崎と成宮と私でいることが居心地良くなる前は、成宮のことを道具としか思っていなかったのに。
こんなに大切に思ってくれている。いい奴だと思う。
そんなことを考えながらお風呂に入り、寝る身支度を整え、パソコンを起動した。
214 :
名も無き被検体774号+:2012/10/08(月) 23:43:56.36 ID:86vFNouq0
そして成宮と1はしあわせにくらしましたとさめたでしめたでし
一方柴たんは俺のもの
216 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:56:05.22 ID:+Npb/2H20
ごめんね成宮。
検索サイトから柴崎の携帯でみつけたブログを開き、柴崎のIDを入力する。
そして出てきたロック画面に思いつく限りのパスワードを入力した。
217 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/08(月) 23:57:34.88 ID:+Npb/2H20
ひとつひとつにレス返せなくてごめんなさい。
こんなつたない文章なのに読んでくれてありがとう。
今夜は頑張るぞ!っとw
あげんなっつってんだろ
アフィカス
219 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/09(火) 00:01:58.22 ID:+Vwh2aav0
やっぱり私には柴崎さんしかいないんだ。
もう一度柴崎さんに抱き締めてほしいんだ。ずっとずっと私だけの柴崎さんでいてほしいんだ。
入力して、戻って、入力して、戻ってを繰り返す私の表情はきっとさぞ醜いものだったに違いない。
成宮ごめん。私は柴崎さんしかいないんだ。
220 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0:8) :2012/10/09(火) 00:05:16.00 ID:thY7CaNi0
まったり待ってる
221 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/09(火) 00:05:18.04 ID:+Vwh2aav0
何度も何度もチャレンジした。カーテンから覗く空が薄ら明るくなってきた。
まさかなと思いながら、試しに自分の誕生日を入力した。そしてエンター。
画面がぱっと変わり、日付の一覧と日記のタイトルが現れた。
えっ…これもしかして柴崎バイ疑惑…?
223 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0:8) :2012/10/09(火) 00:08:51.72 ID:thY7CaNi0
なん…だと!
224 :
名も無き被検体774号+:2012/10/09(火) 00:10:17.90 ID:YvuXNBF40
なにこの展開!
225 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/09(火) 00:11:18.12 ID:+Vwh2aav0
え、まさか。もしかして柴崎も私の事・・・
一瞬そんな期待が過ったが、すぐにそれは私の勘違いなのだと気付いた。
私の誕生日がたまたま柴崎にとって特別な意味をもった日なだけだった。
ブログの内容から読み取れたが、その場で気づかなかったらもっとまずい方向に向かっていたと思う。
226 :
◆DKyn2yHGD. :2012/10/09(火) 00:12:39.48 ID:+Vwh2aav0
みんな期待裏切ってごめんwww
あと、確かに更新遅いしsageて書いていった方がいいかな?
教えてもらえるとうれしいですm(__)m
>>226 変なの湧きそうだしsage進行で行こうぜ
今日で終わるかな?
ラーメン屋の人、帰宅した?
228 :
名も無き被検体774号+:2012/10/09(火) 00:16:45.32 ID:oqHZWQT40
>>226 柴たんは俺のものだけど名前欄「転載禁止#文字列」にしな
それで文句いうやつはカス
あと成宮とお幸せにな
>>227 オッケー教えてくれてありがとう(^O^)
今日中に終わる気は・・・しないですすみません。
柴崎とラーメン食べたい
どうやらその特別な日とやらは、柴崎が何かある決断をした日らしかった。
詳しくは分らないがそんなようなことが読み取れた。
ブログのトップには「きっと誰も読めないブログだと思うけど、記録するって意味でここにかかせてください」とあった。
どうやら柴崎の自己満足のためのブログらしい。
柴崎の秘密を手にいれた嬉しさでいっぱいだった。
>>227 ラーメン食って今 帰宅したぜ
明日も仕事だけど睡魔に負けるまでは読むぞっ
>>228 ありがとう!これで大丈夫かな?でも柴崎は私のだw
成宮に「アフィ可っすか?の略だよ」って言われて信じてしまったorzちくしょうめ成宮。そして情弱の私乙。
続き書きます。
>>229 完結してくれるなら許す!
では成宮をいただきますね
>>231 おかえり
ラーメンレスに心奪われたぜ
>>1と柴たんと成宮と
>>231とラーメンパーティーしたいはあはあ
その日はそれで満足して寝た。次の日から柴崎のブログを貪るように読んだ。
ブログの更新はまちまちだった。
すごくうれしかったことや反対に悲しかったことがあった日や、自分の気持ちを整理したい時に更新しているようだった。
中でも人に言えない悩みや心の動きを記述しているものが多かったように思う。
>>232 名前欄はそれでいい
だが柴たんはもっといい人がいる
それは田中でも成宮でも俺でもない男(涙目
田中と別れた時のことは(実際には伏字などが使われていたが)、大体こんなようなことが書いてあった。
「田中は人に認められたい欲求が人一倍で、だからこそ傷つきやすい。
今回は誘われた形でこんな風になってしまったのだから、私がちゃんと信じてあげればいいだけなのにそれができない。
追いつめるだけ追いつめてそして傷つけてごめんなさい。」
柴崎は田中が浮気しようとしたことや、その片鱗があったことに傷ついていたのではなかった。
田中が弱い人間だと知りながら、支えたり信じたりすることができない自分を嫌悪していたのだった。
「ばかだよ、柴崎さんは。」誰より柴崎が傷ついたはずなのに。なにそれ。
誰かを想って傷つかないでよ。自分だけを想って傷ついてよ。
バイトをやめて理由(らしい)のもあった。
どうやら柴崎に粘着する男性スタッフがいたらしく、それを理由にそのスタッフがクビになったらしい。
それが田中のことと重なり「申し訳ないことを沢山してしまった。こんな自分が人に物を教えることなんてできない」
と思うようになり、結果的に辞めたようだった。ヘラ子のことは気にしておらず逆に「迷惑をかけてしまった」と記述していた。
柴たん人良すぎるだろ…
田中とよりが戻ってからは、田中を疑う気持ちと、信じきれない自分への嫌悪が綴られていた。
その中には「こんな気持ちで付き合っていられないけれど、田中を好きな気持ちが待ったをかける」
ともあった。田中は周囲から影響されない限りは穏やかで優しいらしく、そんな田中を柴崎はとても大切に思っているらしかった。
その反面、約束を破ったりすることも多いらしく、その度に疑ってしまっていたらしい。
>>238 美味そうだなーこの時間にラーメン画像はやばいww
238のSっ気に惚れた
1よ、無理せず書き上げてくれ
お疲れだろうから眠くなったら休めよ
では柴たんの添い寝は任せろ!明日リロ楽しみだ!
約束の一つ一つは大したことはないが、それが重なるにつれて田中への信頼が薄れていったらしい。
何にせよ、これはチャンスだ。柴崎の中には「田中と別れなければいけない」と思う気持ちがある。
だったらその気持ちを強めるように仕向けてやればいいだけの話だ。
そうすればきっと自然に柴崎は別れて、同時に「私のせいで」傷ついてくれる。
>>238 ラーメンテロwww
書き込み待たせちゃってごめんね。
>>242 沢山の支援ありがとう!いっぱい書き込んでいられるように頑張るおw
また明日(^O^)
>>242 悪いがオレはドMだwww
仕事は朝早くないから、3時まではつきあうぜ
>>1
>>244 この玉子が旨くてさぁwww
食ったら2時間は絶対寝ない主義なので(キリッ
ゆっくりでいいぜっ
って今日は終わりか^^;
また、明日なぁ
柴崎はあくまでも田中を信じようとしている。その力だけで辛うじて付き合っていれている。
だったら、信じれなくなるまで、田中が裏切ればいい。
しかし田中が柴崎を裏切ったという事実は別に必要が無い。
柴崎が田中を信じれなくなるようなことを吹き込んでいけばいいだけのことだ。
でも私が何度も吹きこんだのでは意味がない。
実行犯を準備することにした。
寝るのは
>>242だったか^^;
まだつきあうぜ
>>1 盛り上がってまいりましたしwww
詳しい方法は身バレするから伏せるが、新しいアカウントを使って田中と他の女性との目撃情報をそれと無く書き込む。
同じようなことをいくつかのアカウントで行う。
田中と柴崎の共通の知り合いなら、どこかしらから情報が柴崎へと向かうはず。
一方で好きな男のタイプが田中と被っている恋愛脳の女の子に、○○(田中のバイト先)にイイ男がいるらしいと吹き込んだ。
恋愛脳ならばあとは勝手にやってくれるはずだ。
しばらくそれを見守る生活が続いた。
ボロが出るのを防ぐため(主に成宮に)3人で会うのは控えた。
淋しいが、ブログで柴崎の様子を確認できていたのでそれを見るたびになんとなくほっとした。
>>249 ありがとう。でも無理せず寝てね
私も寝落ちそうw(^^;)
>>252 この計算された陰湿な感じがたまらなく好きだ^^;
この話終わったラーメン奢ってやりたいぜwww
ちょっち眠いけど、まだいけるぞっ
254 :
名も無き被検体774号+:2012/10/09(火) 01:52:22.57 ID:XQTkDN8g0
楽しく読んでます
レズではないけど、メンヘラ気質なところが似てるのですごく共感できるww
そしてとうとう恋愛脳女が田中への告白を仄めかす発言をし始めた。
すかさず連絡し、いつどこでどうやってするつもりなのか把握した。
そしてその当日、私は成宮とその現場にいた。
バイトを終えて成宮に送られている最中、少し疲れたから休憩したいと言ってその場にバイクをとめさせたのだ。
>>253 陰湿ウエーイ!
ほめことばとして受け取っておくw
>>254 読んでくれてありがとう!
そっくりさん現れたw
私はバイクに腰掛けて缶ジュースを飲みながら、成宮はバイクによりかかりながらたわいもない話をしていた。
ふと、成宮が顔をしかめる。
成宮「・・・田中?」
1「え?」
私たちから少し離れたところに長身の男となんとも形容しがたいいたって普通の女の子がいた。
成宮の顔がどんどん険しくなっていく。成宮は何も言わずにただ様子をうかがった。
私も何も言わなかった。結局2人が去るまで沈黙は続いた。
成宮「・・・こんな夜遅くに2人ってなんなんだろうな」
1「・・・わかんないよ」
成宮「柴崎さんには言わないでおこう」
1「うん」
その日はそのままそれぞれが帰路へついた。
これで良かった。その後田中と女がどうなろうがどうでもよかった。
ただ、この後くる場面のために必要なことだったのだ。
全部うまくいっている。もうすぐだからね柴崎さん。
>>256 ほめてるぜ
てか、
もうすぐだからね
がホントに怖いんだが^^;
だが破滅の予感も(
おはようございます。
ラーメンの人やみんな、先に寝落ちしちゃってごめんなさい。
書き始めます。
恋愛脳女から「失恋しちゃった」との連絡があった。
とりあえず「あきらめないで」と送信。あとは放置でいいや。
柴崎はというとひと月、ふた月とたつ頃にはマイナスの感情でブログを更新することが多くなっていた。
田中を疑い「急に会いたいなんて言って迷惑をかけたりもした」なんてこともあったらしい。
「最近よくない話を沢山聞くけれど、どれも確かな情報ではないし田中を信じていよう」
「噂は信じたくないのに、噂の日と田中が約束を破る日が被ると・・・だめだ信じなきゃ」
「田中に会うのが少し怖い」
こんな書き込みを目にするたびに私は静かにほくそ笑んだ。
途中で田中の誕生日を盛大にお祝いしたらしく、その時は幸せそうな書き込みで沢山だった。
でもすぐにまた元通り。「可哀想な先輩だねwふふふw」
いつの間にか冬が来ていた。
柴崎と成宮と遊ばなくなってから数カ月がたった。
3人で集まらないだけで成宮とはバイトを含めちょくちょく顔を合わせていた。
成宮はあの夜見たことについて何も言わなかった。
でもそろそろ「柴崎にあいたい。会いたくて仕方がない」そんな気持ちが私の中に充満して来た頃。
柴崎から私と田中宛にメールが届いた。
「年が変わる前に一度みんなで会わない?」
おはよう
自分も寝落ちした^^;
これから仕事だから続きは休憩中に読むぜ
>>267 おはよう!毎晩つきあってくれてありがとう!
頑張って書きためてるよ
いってらっしゃい
私と成宮は「柴崎は卒業間際で色々忙しいから柴崎から連絡がない限り誘ったりしないようにしよう」
と示し合わせていただけに歓喜した。
やっと柴崎にあえる。柴崎はどんな顔をしているのだろう。
また強がって私たちの前ではなんでもなさそうな顔をするのだろうか。
この時点で柴崎のブログでは以下のような記述を目にしていた。
「田中と将来を共にしたいけれど田中にその気はないようにみえる。
これから田中に何か期待したりすることがどんどん増えるだろうけれど
そのせいで田中を傷つけたくない。私のわがままで田中を振り回したくない。早く解放してあげなくちゃ」
どうやら柴崎は私が流した情報に加えて、別な用件でも田中とうまくいっていないようだった。
私が手を加えたから田中への懐疑心が育ち、こんな結果になったのかもしれないが、それはどちらでもよかった。
柴崎の心が田中から離れつつあるという事実だけあればいい。
起きたら展開進んでるなー。
んでもってwktkしつつまたーり待ちますかー
久しぶりに3人が集まる日。
柴崎は黒いワンピースに黒いアウターを着ていて、まるでお葬式みたいだった。
それでも明るい表情を保ったまま、私と成宮を迎えた。
柴崎「あ、1ちゃーん!成宮ー!久しぶりー!」
1「柴崎さーん!ひさしぶりー!元気でした?」
柴崎「元気元気!うわーすごく久しぶりだねー!」
成宮「こんな時期に遊んでていいんですかw柴崎さんニートになっちゃうよw」
柴崎「いーのいーのwほら、そろそろ会わないと2人の顔忘れちゃうそうだったからw」
1「ひどーいwww」
3人とも前と変わらない調子だった。そのまま一番最初に3人で飲んだお店へと向かった。
クリスマス間際ということもあり、自然と恋愛関係の話題へとなっていった。
1「店も街中もカップルだらけだねー」
柴崎「クリスマスも近いしねw2人何かそういう話題ないの?w」
成宮「ある訳ないじゃないですかwじゃなかったら1としょっちゅう遊んでませんよw」
1「そうそう、いい人がいたら成宮となんて遊びませんw」
柴崎「あはw本当仲良くなったよね2人ともwもう付き合っちゃえw」
1「こんなの絶対いやですーw」
成宮「そうそう!リア充爆発しろー!www」
1「爆発しろー!www」
柴崎「wwwww」
成宮「柴崎さんこそ、クリスマスは彼氏さんと過ごすんでしょ?」
柴崎「一応ねw」
成宮「性の6時間かよ!爆発しろー!w」
1「爆発しろー!w」
柴崎「ちょw変態www」
成宮「でも順調みたいでよかったですねwこのまま結婚しちゃうんすか?w」
柴崎「そうなればいいんだけど、ね・・・w」
柴崎が急に苦しそうな笑顔になった。
成宮と私は顔を見合わせて、それからもう一度柴崎を見た。
成宮「うまくいってないんですか?」
柴崎「えっと、あはwあんまり・・・w」
柴崎は少しだけ俯いて、それからぽつりと声を出した。
柴崎「えっと、2人は噂聞いたことあるかな。田中が浮気してるとか、田中が女の子の一緒にいたとか、そういう」
やったあ。困ったような表情で成宮を見上げる。でも心の中でほくそ笑んでいた。
>>272 ありがとう!待たせてばっかりでごめんね
まったり待ってて(^o^)
成宮も困った顔で私を見た。それから柴崎に視線を戻して、ゆっくりと口を開いた。
成宮「俺たち見たんです。夜中に彼氏さんと女の子が一緒にいるところ。」
柴崎「・・・ほんとに?」
1「・・・はい」
柴崎「そっかwあははwそっかwあははwあは・・・wそうかw」
柴崎「ごめんねwあれwあはははwあれwあれwごめんねwww」
柴崎は笑いながら泣き始めた。ぽろぽろぽろぽろ次から次に涙がこぼれおちた。
成宮「すみません、嫌なこときかせて」
1「柴崎さん・・・・」
柴崎「ううん、ごめんね教えてくれたのに泣いちゃってwあははwだめだねwあはw」
成宮と2人で柴崎のの背中を撫でて慰めた。
でもその零れおちてる涙は私が作ったんだと思うとゾクゾクした。
ああ、私のせいで柴崎が傷ついてる。涙を流してる。私がこうした。私がこうさせた。
1「柴崎さん、いいんですよ吐いちゃって。弱音言っていいんですよ」
柴崎「ごめん。ごめんね。最近田中が浮気してるとか田中が女の子と一緒にいたとか色んな人に言われて
田中の事信じられなくなってきちゃってね。田中を信じようとがんばってたんだけど。今日のは決定的だったかなw」
成宮「すみません・・・」
柴崎「ううん信頼してる2人の口から聴けて良かった」
1「・・・これからどうするんですか?」
柴崎「どうしようかなw田中のことを疑えば疑うほどどんどんワガママになっちゃってたし」
1「ワガママ?」
柴崎「うん。あたしのことを大切に思ってくれているか確かめたくてどんどんワガママになっちゃって」
成宮「そっか・・・田中はどんな風に・・・」
柴崎「ワガママ聞いてくれたよでも苦しそう。だからもう別れなきゃって思ってたんだ。」
1「柴崎さんはそれでもいいの?」
柴崎「本当はすごく嫌だけど、でも・・・。考えたくてここ最近は田中にも会ってないんだ」
1「クリスマスは田中と過ごすつもりなんですよね?まさかそこで別れ話を?」
柴崎「わからないけど、クリスマスで気持ちを確かめようと思って」
成宮「そっか・・・。無理かもしれないですけど元気出して下さい。今夜は飲みましょう」
柴崎「そうだね、うん。ありがとう!」
飲もう飲もうとその日は何件かハシゴして、最後は柴崎の家近くの公園で缶ビールを飲んだ。
寒空の下よくやったと思う。
柴崎は今までにないほど酔っており、変に管を巻いていた。
柴崎「もー、1ちゃん可愛いんだらるあああwちゅーしよwちゅーwwww」
1「ちょw柴崎さんw(といいつつ避けないw)」
成宮「ちょwちょwちょwまずいってwww柴崎さん俺も俺もw」
柴崎「五月蠅いwお前は嫌だーwww田中がいいーwwww」
1「好きなのは分ったからwwwほらお水飲んでwww」
柴崎「うんw(コクコク)」
成宮1(かわいいw)
柴崎「あーもー田中のばああああああかあああああw」
成宮「だめだこりゃ。柴崎さんの家まで送ってこう」
1「あんたの家は反対方向でしょw私いくよ」
成宮「おまえ1人だと色々不安だから俺も行くよw」
1「信用ないな―もう。」
成宮「まあまあw」
休憩中
飯食いながら読んでるぜ
>>289 おつかれさま!
これが良いおかずになってたらいいなw
成宮と2人で柴崎を家まで送る。柴崎の足取りはフラついて、覚束なくなり、途中立ったまま寝たりした。
仕方なしに成宮が柴崎をおんぶした。(成宮は普段絶対に柴崎に触ろうとしなかったから意外だった)
途中で何回かお願いして私もおんぶさせてもらった。(私はどざくさにまぎれて乳を触ろうとした)
柴崎に介抱されたところから始まって、とうとうここまで来てしまった。
柴崎は私のせいで田中と何度も別れることになったり、人を疑う自分を嫌いになっていったり。
柴崎に助けられた一方で私は柴崎を傷つけて喜んでいる。それで、今私は柴崎をおぶっている。
きっと好きなら普通はこんなことしないだろうに。普通に柴崎を想い、優しくできる成宮が羨ましい。
背中に柴崎の重みも温かさを感じながらそんなことを考えた。
柴崎の家についた。成宮は柴崎の鞄から鍵をなんとか探し出すと、扉を開けて私に渡した。
成宮「俺は中に入れないから、お前柴崎さん運んであげて」
1「いいの?w色々不安なんじゃなかったの?w」
成宮「うるさいうるさいwさっさといけw」
なんとか柴崎を部屋の中に運び入れ、ベッドに寝かした。
柴崎の部屋はその性格とは裏腹にとても可愛らしかった。沢山のぬいぐるみが枕元に敷き詰められていた。
もしかしたら柴崎は淋しがり屋なのかもしれない。
脱ぎっぱなしのズボンをみつけてクスリと笑った。
1「柴崎さん、柴崎さん。家につきましたよ」
柴崎を軽く揺り動かしても反応が無い。どうやら本当に寝てしまっているらしかった。
軽く開いた口元と、少し乱れた胸もとが目について仕方なかった。
どうにかしてしまいたい衝動を抑え、頭を軽く撫でた時、柴崎が寝がえりしながら寝言をつぶやいた
柴崎「・・・たなか。あいたい。」
急に裏切られたような気分になった。もっとぐちゃぐちゃにしてしまいたくなった。
1「柴崎さんの馬鹿」
私は柴崎の胸もとに手を滑り込ませた
パンツ…
脱げないな
職場のバックヤードだからwww
でも、結構でかいなとの生遭遇にwktk
そのままブラの中に手を伸ばし、柴崎の胸をタユタユと触った。
やっぱり結構でかくて柔らかかった。
そのまま指を伸ばして先の方を軽くなぞってみた。
柴崎は「ううん」と小さく声を出すとまた「田中」とつぶやいた。
口を塞がなくちゃ。
開いている方の手で柴崎の唇をなぞると、ぱくぱくと口が動いた。
もう一度先の方をなぞるとまた小さく声をあげた。
背中の方がゾクっとした。
何度も何度も指でなぞり、唇を撫でた。
とうとう我慢が出来なくなって、柴崎の唇に自分の唇を重ねてしまった。
やわらかかった。
軽いキスを繰り返して最後に少しだけ舌をいれてみた。
柴崎の舌先を少し舐めて、それから体を離した。
1「おやすみなさい」
それから外で待っていた成宮と少し話してそれぞれ家に帰った。
おっぱい舐めたいと思って悶々しながらその日は眠った。
次の日柴崎はブログを更新していた。
「2人には申し訳ない事をしてしまったけれどやっと人に話せて少し肩の荷が下りた。
クリスマスが終わったら、田中と話をしよう」
大体こんな内容だった。
タユタユ
タユタユ
タユタユ
タユタユ
タユタユ
成宮からも連絡がきた。
成宮「俺、言わない方が良かったかな」
1「わからないけど、私たちが見たのは事実だから、仕方ないよ」
成宮「・・・柴崎さんが別れたら1は何かするのか?」
1「何もしないよ。このままでいい。3人で一緒にいたい」
柴崎はイブと友達と過ごして、クリスマスを田中と過ごし、次の日にはすぐに自分の家へと帰ってしまったらしい。
ブログは「崩れ落ちそうな自分の気持ちをどうすればいいかわからずワガママばかり言ってしまった。
田中に申し訳ない気持ちでいっぱいで楽しいとも思えなかった。ごめんなさい」
そんなようなことが書いてあった。ただ、すぐに別れたわけではなさそうだった。
なんかIDが変わってたな^^;
で、休憩終わって仕事に戻るのでまた夕方の休憩時に覗きにきますっ
308 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0:8) :2012/10/09(火) 14:55:09.70 ID:thY7CaNi0
講義まで時間あるからお茶でも飲みながらゆっくり待ってるよー
柴崎は年末や年越しを友人と過ごし、正月から友人と遠出したりしたようだった。
ブログの内容が楽しそうで、でも不思議と妙な気持になることはなかった。
この時私は田中に固執していたことに気がついた。
きっと田中以外が、それこそ成宮が柴崎の恋人になったりしてもこれほど固執することはなかっただろう。
心当たりはあった。田中は限りなく私に似ていたのだ。
自分が弱いあまり他人を傷つけ、他人を頼る。どうやって自分を守ってもらうかそればかりを考える。
自分の事しか考えられない。
そんな田中と私はとても似ていた。だからこそ許せなかった。
田中を知れば知るほど自分の嫌な部分を目にするようで、余計田中を嫌った。
そんな田中に傷つけられるくらいなら、私に傷つけられて。
私だけに壊される存在でいて。
歪んだ気持ちは田中を経由しながら醜く育っていったのだった。
数日後。柴崎は田中と別れた。
その日のブログには田中への謝罪と感謝、そして自分を嫌悪する言葉が綴られていた。
最後まで田中を責めるような言葉を目にすることはできなかった。本当に自分だけが悪いと思っている馬鹿な人だ。
これからは私と成宮で守ってあげるから。
その数日後柴崎は長文のブログを更新していた。
柴崎のブログパスが私の誕生日であったこと。そしてその日はたまたま柴崎にとって特別な日であることは前述したが。
なぜこの日が柴崎にとって特別な日だったのか、この書き込みでやっと明らかになった。
柴崎はとある分野で期待されている人物だったようだ。ネットで名前を検索をすると今でも上位に出てきていた。
しかし色々な事情からそれを続けることが不可能になったらしい。
それで周囲の人間に蔑まされるたり、噂を流されたりもしたようだ。
そんな時に全てを忘れて新しい自分になろうとした日が、奇しくも私の誕生日だった、ということらしい。
しかし周囲の人間の期待を裏切ってしまったことを気にしているらしく、どうにか今の自分も自分であることを
認めてもらえるように色んな事にがむしゃらに手を出していたらしい。
だから自分を好きだと言ってくれる人の期待には自分が無理をしてでも応えたいと思う気持ちが強くあるらしい。
きっと、だから私のような人間を放っておけなかったのだろう。
あれ、これどこかで・・・そうだこれ私と同じだ。
誰かに認められたくてがむしゃらになっていたころに私と、同じだ。
柴崎は私と似たコンプレックスを抱いていたんだ。
柴崎は当時の自分と重なるような人がいるとどうにかしたくなったり、頼られると断れないところがある。
そんな自分を嫌って、その特別な日について記述していた。
「きっと私はこれからも誰かを助けようとして誰かを傷つけてしまう。こんな自分大嫌いだ。ごめんなさい。
みんなごめんなさい。」
こんなような書き込みでその日のブログは終えられていた。
私と柴崎は同じようなコンプレックスを持ちながら
1人は他人を傷つけることで
1人は他人を救うことで
それぞれ自分を保とうとしている。
コンプレックスこそ同じではあるが、きっとこの違いこそが私が柴崎を好きでいる理由なんだろう。
そして柴崎を手離したくない理由でもあるんだろう。
数日後柴崎からは、田中と別れた報告と迷惑をかけて申し訳ないという謝罪が届いた。
成宮と私は連絡を取り合い、柴崎を遊びに誘った。
会うと、柴崎は以前と変わらない笑顔を私たちに向けてくれた。
そしてブログには「いつもありがとう」と私たちに向けた言葉を綴ってくれた。
柴崎と成宮と私で、ずっと笑っていられると思っていた。
でも周囲が柴崎を放っておく訳はなく。
柴崎の卒業間際、柴崎には新しい彼氏ができていた。
田中とは正反対のタイプの人間らしい。柴崎はよくその人をブログでくまくんと呼んでいたので以下「熊」とする。
「熊くんはいつも真っ直ぐに私に向かってきてくれる。時々悩んで悩んで迷うこともあるけれどその迷いも含めて真っ直ぐな人だ。
熊くんとなら、自分のコンプレックスを含めた等身大の私でいれるかもしれない。
彼が私を大事に思うその何倍も彼の事を大事にしたい」
そんなようなことを書いていた。
まぁ悔しいよね。私だってひたすら柴崎の事が好きだったんだ。
でも田中と正反対のタイプだときいてなんとなく勝てない気がした。
「彼氏ができました」とはにかむ柴崎の顔があんまり嬉しそうで、もうどうしようもできないと思った。
でも悔しいことに違いはないから、田中を調べたときのように熊のことも調べた。
しかしどうやって調べてもネットじゃ素性がよくわからなかった。
成宮も熊なんて聞いたことが無いと言っていた。
柴崎が言っていた「馴れ合いがあまり好きではない人」というセリフを思い出す。
そうかもしかしたらSNSの類やネットにはあまり興味の無い人間なのかもしれない。
ちょっと辛くなってきた。
すみません。少し休憩してきます。六時には再開しますね
休憩入って追いついたら居なかったwww
じゃ仕事終わったらまたくる^^;
てか、意外と深い話で読み入ってしまってる自分…
お疲れ様、マッタリ待ってるよー( ´ ▽ ` )ノ
ただ出身や学校などは辛うじて調べることができた。
さらにSNSによると柴崎と熊は卒業後すぐに遠距離恋愛になることがわかった。
安堵した。新しい彼氏ができたからと言って、その人に柴崎を独り占めされるわけではなさそうだった。
柴崎の口からも直接その事実を確認することができた。
柴崎は熊と共に過ごせる残り少ない毎日を楽しんでいるようだった。
焦るようにデートを重ね、その期間は確かに私も成宮も満足に相手をしてもらうことができなかった。
というのも熊は嫉妬深い人間だったからだ。私はともかく、成宮はもうしばらく柴崎と会うことはできないだろうと覚悟していた。
この時成宮とこんな会話をした。
1「柴崎が田中と別れたら、成宮は告白すると思ってた」
成宮「俺もそう思ってたw」
1「なにそれw」
成宮「なんか告白するの怖くなっちまったんだよ」
1「根性無しw」
成宮「うるせーwあのままが良かったんだよw時々3人で会ってバカやってって」
1「うん。ずっと続くと思ってたのにね」
成宮「辛いか?」
1「うん。でも前ほど辛くない。田中に取られるよりはずっといい」
成宮「俺は前よりずっと辛いよw」
1「なんでよ」
成宮「・・・柴崎さんにハマりすぎてその反動で」
1「・・大丈夫だよ。きっと柴崎さんは変わらずに私たちを大切にしてくれるよ」
成宮「あれ、前俺がおまえに言ったセリフに似てるようなw」
1「しらなーいw」
柴崎は卒業し、私と成宮は無事に進級し、バイト先ではバイトリーダーになっていた。
柴崎は社会人一年目でいそがしそうにしていたけれど、連絡をすればいつでも優しく対応してくれた。
SNSやブログを見ていると柴崎の仕事先には小さな子供や学生が大勢訪れ、柴崎を頼りにしているようだった。
少し嫉妬もした。もう少し私や成宮のことも構ってほしかった。
でも私の気持ちは前より落ち着いていた。柴崎や成宮と出会って、そして田中がいなくなって、少し大人になれたのかもしれない。
この時始めのうちは柴崎のブログ内容は落ち着いていた。
「熊が頑張っていると自分も頑張ろうって思える」「1人でも多くの人の力になれたらいいな」
「電話しながら熊と一緒にDVDをみた」「上司がすてきなひとだった」
前向きな内容が多かったと思う。だけど、そのうち妙な書き込みが増えていった。
大きく分けると内容は3つ
・仕事中に受ける嫌がらせのこと
・体調が落ち着かないということ
・誰かに頼られているが何もしてあげられないこと
柴崎の同僚となりすましアカウントで既に繋がっていた私はその人へ連絡をとってみた。
すると、柴崎の仕事先の人物が新人いじめで有名な人らしく、柴崎にしつこく嫌がらせをしているらしかった。
だが問題はそれだけではないようだった。
338 :
名も無き被検体774号+:2012/10/09(火) 19:05:50.44 ID:z3kA3Z8Z0
待ってるよー!
「熊くんに愚痴をもらしてしまった。少し呆れられてしまったかもしれない。
辛いのは同じなんだから何があってももう少し我慢しなきゃいけないと思う。」
そんなようなことをブログに書き込んでいた。
柴崎は熊に何かを言われたことで「自分が悪いからこんな事態になった」と思い込んでいるようだった。
そしてまた自分に嫌悪を向けていた。
いつの間にか柴崎には何か問題に直面すると「自分を嫌悪する癖」がついていた。
原因はきっと特別な日のことと、田中のことと、きっと両方だろう。
そして柴崎は体調がどんどん悪くなり、人が大勢いるところにいるのがしんどくなっているようだった。
食べ物が食べれなかったり、食べた物を戻したり、時には気絶してしまうこともあるようだった。
誰にも言えないようだった。何も食べられない日は「無理やり物をつめこみ、口を押さえながら寝る」と書いていた。
そして三つめ。これはブログにも殆ど書かれていなかった。
ただ「自分にしか助けられないのなら、自分が何か力を貸したい。ごめんなさい。」
そんなようなことしか書いておらず、なんの事だか分らなかった。
初めは仕事にくる子供たちの事かと思ったが、それは私の勘違いだったとわかる。
柴崎が卒業してから、私も成宮も柴崎とは時折メールや電話をするものの会うことは叶わなかった。
前は連絡をすればすぐに応答があったのに、柴崎からの反応が段々と鈍くなってきた。
加えてブログの更新もほとんどなくなった。
私たちは柴崎を心配したが「仕事で忙しいのだろうからそっとしよう」そんな結論を出した。
そして夏が近くなってきた頃のことだ。
私と成宮はバイトが始まる少し前に、上司に呼び出されていた。
特に何も悪いことはしていないし、2人とも思い当たることは何もなかった。
成宮「失礼します」1「(ぺこり)」
上司「あー、悪いな来てもらって。ちょっと紹介したいのがいてな」
成宮「新しい社員さんですか?」
上司「いや、一応バイトなんだけどな」
おお、たくさん更新されてる!
やってる事はひどいんだが、1の文章力に魅了されてるよ
今の1が幸せだといいな
>>345 同感!続きがすごく気になる
文才あるなぁ…
おいでと上司に呼ばれて現れたのは
「はじめましてw」
会いたくて会いたくて仕方がなかったあの人だった。
伸びた黒髪を後ろでチョンと縛り、ほんの少し青白い顔で彼女は微笑んでいた。
会いたくて会いたくて仕方がなかった彼女を前に、私は声を出すことができなかった。
成宮「え、ちょ・・・柴崎さん!?」
1「・・・・!!!!」
柴崎「来ちゃったw」
成宮「な、なんで!?仕事辞めたの!?」
柴崎「そんなことある訳ないでしょw」
上司「ヘルプで暫く入ってもらうことになったんだ。
かと言っても表には出せないから事務所に引きこもって私たちの手伝いしてもらうことになった」
柴崎「かけもちバレたら本業クビになっちゃうからねw」
上司「お前たちにだけは教えておくから、何かあったらお互いフォローしあってくれ」
柴崎「ということでお仕事がんばってらっしゃいなw」
私と成宮は質問する間も与えられず、さっさと事務所から追い出されてしまった。
口をぽかんとあけたまま私たちは顔を見合わせた。
成宮「・・・なんでだ?」
1「あたしが聞きたいよ」
成宮「・・・」
1「・・・」
その日はろくに指示を出すこともできず、お互いぽーっとしていた。
バイトが終わると成宮と合流し、事務所の前で柴崎か上司が出てくるのを待った。
ほどなくして上司が現れた。
上司「なんだまだいたのか」
1「えっと柴崎さんと話したくて」
上司「さっき帰ったよ」
成宮「あー・・・柴崎さんなんでヘルプなんて」
上司「さあなあ。本人が言ってないなら俺はなんとも。」
成宮「・・・」1「・・・」
上司「まあ、そんなに落ち込むな。本人に聞いてみろ」
上司はそのまま帰宅。残されたのは私と成宮。
1「・・・どうする?」
成宮「柴崎さんに連絡してみよう」
成宮は携帯を取り出し柴崎に電話をかけた。
中々柴崎は電話にでないみたいで、成宮は何度かかけ直していた。
そうしているうちにプツっと電話から音がしてもしょもしょと何か話す声が聞こえた。
途端に成宮の顔が明るくなる。
成宮「あ、ちょっと柴崎さん電話出るのおせーってw」
1「スピーカーにしてスピーカー!」
成宮「おっけおっけ。えっと柴崎さん?」
柴崎「やほーw」
成宮「やほーじゃないの。俺たち聞きたいこといっぱいあんの」
柴崎「えっと、事務所を通してからにしてくだs・・・」
成宮「俺真面目に言ってるんですよ」
1「わ、私もです!柴崎さんのばか!」
柴崎「ちょw馬鹿ってw」
成宮「柴崎さんは馬鹿ですよまったく!」
1「そうだよ!連絡もなかなか返してくれないし!」
柴崎「あははwごめんごめんwよしよし、泣かないでw」
1「な、泣いてなんかない!」
柴崎「そっかそっかwごめんね心配させちゃって
成宮「許しません」
柴崎「そこをなんとかw」
成宮「今度のお休み俺たちと会ってくれたら許してあげます」
1「そうだ!遊べ!」
柴崎「えーっと、んーっと」
1「柴崎さん、お願い」
柴崎は少し悩むと了承してくれた。
ただし会うのは昼間に、ということだった。
成宮「なんで夜はダメなんですか?」
柴崎「ほらwみたいテレビがあるからw」
柴崎は嘘をつくのが下手だ。
柴崎に絶対に約束を守ることと念を押して、私たちは解散した。
その日柴崎は久しぶりにブログを更新していた。
「なんて説明すればいいかわからない。こんな姿誰にも見せたくない
2人に軽蔑されたくない。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい
このまま消えてしまいたい」
そして最後にこう記述されていた。
「命を奪うためにがんばるなんて」
ずっと読んでるよ、こんなに気になるスレは初めてかも?
文章も読みやすいし、更新されてると嬉しくなる
だけど悲しい展開になるのかな、、、と今からドキドキ、、、
マッタリ続けて下さい。
映画化決定、キャスティングは任せる。って2人はもう決まってるのか。
訳が分らなかった。
考えられることはいくらでもあった。
いくらでもあったけれど、訳が分らないから調べようもなかった。
がむしゃらに調べても調べても調べても決定打は何も出てこなかった。
まさかまさかとそればかりが頭に浮かんで、そして消えることなく留まった。
維持させていたアカウントを総動員してそれから毎日パソコンに張り付いた。
「今度のお休みの日」つまり、3人で会う約束の日がきた。
日がカンカンと照って蒸し暑く、挙句蝉がミンミン鳴いてうるさかった。
私たちはエアコンのきいた店で待ち合わせた。
>>359 応援ありがとう!
後半になるにつれてなぜか辛くなってきてたからみんなからの支援や応援がとても嬉しい
>>360 柴咲コウと成宮ねw
私の配役が誰だか気になるw
私と成宮は既に着席して、今か今かと柴崎を待った。
約束の時間に少し遅れて、青白い顔の柴崎が登場した。
柴崎「ごめん、おまたせw」
柴崎は青白い顔でほほえんだ。
とても苦しそうに見えた。
成宮「今日はめちゃくちゃ問い詰めるつもりで来たんですからねw覚悟してください」
柴崎「うわー怖いなーwまさか1ちゃんもそのつもりで?w」
1「・・・まあw覚悟して、くださいねw」
柴崎「うわーwあ、申し訳ないんだけど連絡してたように今日は5時には失礼させてもらうね」
成宮「まぁそれは柴崎さん次第ですけどね!」
柴崎「怖っwww」
1「wwwww」
>>363 ゆっくりで良いからね!毎日更新ありがとう
1の配役、吉高さんっぽいかな〜可愛いのに裏がある感じがww
仕事終わったっ
ちょうどいいとこみたいでよかった^^;
これから、生呑みながら読むんだぜwww
1「ところで何で今日はそんなに早いお帰りなの?」
柴崎「みたいテレビがあるんだってw」
成宮「へー、5時に?」
柴崎「そうそう、お母さんと一緒が見たくてw」
成宮「よし1!柴崎さんを今日は帰さないぞ!」
1「ラジャー!」
柴崎「ちょwww」
1「そういえばなんでヘルプでバイト入り始めたんですか?」
柴崎「欲しいものがあってさwお小遣いかせぎだよw」
成宮「柴崎さんもついにバイクの良さに目覚めたんですねw」
柴崎「そんな訳あるかwバイク狂と一緒にすんなw」
1「そういえば成宮ったら新しいバイク買ったんですよーw」
柴崎「わーw怖い怖いw」
成宮「女にはわからないのだよバイクの良さはw」
柴崎「へーw」
時間は楽しいまま過ぎていった。
熊との遠距離恋愛の話や柴崎の仕事の話、私のバイトの話、成宮のバイクの話。話のネタは尽きなかった。
しかし誰も核心に触れることができないまま、時間が過ぎ、そして約束の5時になってしまった。
柴崎「久しぶりに2人にあえて嬉しかったw明日からまた仕事がんばれそー!」
成宮「また集まりましょうね!柴崎さんが俺たちの顔忘れないうちにw」
1「そして柴崎さんの連絡が途絶えないうちにねw」
柴崎「もー1ちゃんたらw」
成宮と柴崎の背中を見送った。
見送りながら成宮がつぶやいた。
成宮「本当はだめなんだよなきっと。熊って嫉妬深いんだろ。
きっと俺のせいで柴崎さんちょっと苦しむんじゃないかな。」
1「いいじゃん、でも会ってくれたんだから」
成宮「そうだけどさ・・・。柴崎さん何か青白い顔してたよな。この間は見間違いかと思ったんだけど」
1「うん・・・」
成宮「何か、あったのかな」
1「・・・」
1「成宮、行こう」
成宮「え?どこに」
1「柴崎さんの後を追うの」
この日、柴崎に何かありそうなことをブログから読み取っていた私は、1柴崎の追跡をするつもりだった。
ひとりで追うつもりだった。でも成宮は同士だから。
同じように柴崎を想って苦しんでいる同士だから。
成宮「・・・」
成宮は静かに首を縦に振った。
柴崎は「どうすればいいかわからないけれど、あたしにはこれしかできないから」とこの日について書き込んでいた。
きっと柴崎を追い込んでいた「誰かに頼られているが何もしてあげられないこと」の誰かと何かがこの日わかるだろう。そう思っていたのだ。
柴崎はゆっくりゆっくりと歩き、バスや電車を使って乗り換えをし移動した。
そして人気のない公園につくとどこかに電話をかけた。
数分後、長身の人物が姿を現した。
柴崎ともう一人はベンチに腰掛けた。
私と成宮はゆっくりゆっくりと気付かれないように隠れながら2人に近づいた。
>>1 最初から読んでるけど、超展開に驚いてるw
まったりでいいからおもしろく書いてねw
あと、配役は田中も決まってるだろww
>>376 悔しいから田中っていってるだけで
本当はもっとイケメンじゃなかったっけ?
>>377 そうだったw
でもこのところ田中ksだしイケメン起用はもったいないw
柴崎「ごめんね。遅くなっちゃった」
「ううん。ありがとう」
男性の低い声が聞こえた。目を凝らしてもう一人の顔を見る。
顔を確認し「やっぱり」と小さく声を漏らした。成宮は隣で絶句していた。
柴崎「寝癖たってるよ田中」
田中「あ、本当だ」
>>376 >>377 田中が登場するところで丁度田中の話題になってびっくりしたw
田中は本当のところ顔は本郷奏多に似ている。悔しい。
やっぱり田中でFA!w
えええなんじゃこの展開!
田中ねばるなぁ…
柴崎について調べているうちに「田中が自分の情報が知らないところで出回っていることに気がついている」
と知った。田中はひどく憔悴しているらしい。
もしもその事実が柴崎の耳にはいっていたら?もしも田中が柴崎を頼ったら?
柴崎はきっと拒むことはできない。柴崎のせいで田中に被害があったと、今の柴崎ならば考えるだろう。
>>380 まさかの展開にドキドキしてるよ
田中は田中のままが良いね、悔しいし!
配役決めると本気で映画化期待しちゃうね
そうなると田中は…絵柄がなあww
柴崎「最近は、どう?」
田中「柴崎のお陰で元気だよ。柴崎はどうだった?」
柴崎「うん。元気元気。平気だよ」
田中「よかった」
何が良かっただ。柴崎の顔色もわからないのか。会話に耳をすませながらイライラした。
柴崎の表情は心なしか、私たちに向けられる笑顔とはまた違っていた。
お母さんのそれみたいだった。胸の奥のところがもやもやとした。
成宮は口をだらしなく開けたまま放心しているようだった。
>>382 田中は柴崎の人間性わかってないのかな?
長いこと付き合ってたのに柴崎がいろいろ背追い込むタイプだってこともわからないのかな?
わかっててまだ柴崎に依存してるならさらにksだな
今後に期待で
田中「ごめん。付き合ってる時も別れてからも俺が辛い時ばっかり」
柴崎「大丈夫だよwほらwあたし元気だしw」
田中「そっかwでもね」
柴崎「ん?」
田中「付き合ってる時には柴崎の「平気」がどれだけ平気じゃないか気づいてあげられなかったから」
柴崎「・・・」
田中「今は少しは理解できてるつもりだよ。柴崎がどれだけ辛いか」
柴崎「・・・」
田中「俺じゃもう柴崎の力になれないかな?」
>>385 柴崎は田中が弱いってわかってたから、田中には自分の弱みはトコトン隠していたみたい
でも柴崎は弱みを隠しきれずになって別れたんだから、少しは気づいてたはずだよね
柴崎「・・・彼氏に悪いから」
田中「今さらでしょ。彼氏には頼れないの?」
柴崎「彼氏に迷惑かけたくないから」
田中「俺もう彼氏じゃないから迷惑かけていいんだよ。
彼氏に責められたら俺が無理やり呼びだしたって言えばいい」
柴崎はうつむき、しばらくするとポロポロと涙をこぼし始めた。
田中が柴崎の背を撫でる。
柴崎「あたし・・・してるの」
田中「え?なに?」
柴崎「あたし妊娠してるの!」
田中「にんし・・・」
柴崎「赤ちゃん!お腹に、赤ちゃんがいるの!赤ちゃんが、いるの・・・」
隣で成宮が呻き声を出した。咄嗟に成宮の口を抑える。
予想はしていた。柴崎の体調の変化。仕事をかけもちしだしたこと。そしてブログの書き込み。
外れていてほしかったことが当たってしまった。
それから柴崎は途切れ途切れに話を続けた。
体調が崩れて、気づいたら生理が来なくなっていた。
病院に行くと妊娠をしていることと、中絶費用を告げられた。
そしてどうすればいいかもわからないまま仕事をかけもちし始めたらしい。
田中「彼氏には言ったの?」
柴崎「・・・体調がおかしいことだけ。結果は言ってない」
田中「柴崎はどうしたいの?」
柴崎「コ□したくない・・・」
あああ、何となく予想してたけど、当たってしまったああ、、、
田中「家族には・・いえないよね」
柴崎「・・・」
田中「家族は最近どう?」
柴崎「相変わらず。だから、これ以上迷惑かけられない」
田中「やっぱり彼氏には言うべきだよ」
柴崎「でも・・・私のせいで熊くんの人生狂わせたくないよ
でも、怖いの。すごく怖いの。どうすればいいか、わからないの。」
田中「何も出来なくて、ごめん」
その日、柴崎はひたすら泣いた。泣いて泣いて、静かに2人はそれぞれ帰って行った。
残された私たちは、さっきまで柴崎と田中が座っていた場所に腰をおろし、しばらく茫然としていた。
成宮「・・・なんだよこれ。なんでこんなになってんだよ」
1「・・・」
成宮「どうして柴崎さんばっかり・・・」
1「私のせいだ」
成宮「お前じゃ柴崎さんに中出しできねーだろ」
1「違うよ。私が色々してから」
成宮「・・・考えんな」
1「だって!」
成宮「いいから。考えるな。お前が直接柴崎を・・・妊娠させたわけじゃない」
396 :
名も無き被検体774号+:2012/10/09(火) 22:36:13.24 ID:z3kA3Z8Z0
熊もksフラグか?
>>396 sageようぜw
避妊はマナーだと思うの
私と成宮は静かに来た道を帰っていった。
2人とも泣いていた。
今までずっと柴崎を傷つけることだけ考えてきたけれど、こんなことをしたかった訳じゃない。
もし私がなにもしなければ?
柴崎は田中とつきあったままだった。
どうなったかはわからないが、少なくとも妊娠はしなかったはずだ。
帰宅してすぐにパソコンを開く。
柴崎がブログを更新していた。
「消えてしまいたい」
もう一度静かに涙を流して、それから改めて柴崎・熊・田中について調べ始めた。
柴崎についてはやはりブログくらいしか役に立たなそうだった。
熊については柴崎との共通の友達や、同級生から調べた。
けれど、やはり「嫉妬深いこと・遠距離であること」くらいしか出てこなかった。
ただ、共通の友人が柴崎へ熊の昔の恋愛について吹き込んでいることがわかった。
田中については、相変わらず調べるのは簡単だった。
もう他に女がいるらしい。それなのに柴崎を頼るなんて許せない。
やはり私の矛先は田中へと向かう。
ここで田中に何かをしたからと言って、柴崎がどうにかなる訳ではなかったけれど。
せめて柴崎から田中を離したかった。
田中の情報を蔓延させた張本人が、柴崎の知り合いだとしたら田中はどうなる?
支援
特に何か綿密な計画があった訳ではないから簡単に書きます。
新しいアカウントを作った。数日かけてデタラメな更新を繰り返した。
適当に田中の知り合いに近づいた。
田中を攻撃するような発言を繰り返した。
その知り合いが本人は告げ口しただろう頃に、直接田中にメッセージを送り攻撃した。
数日後、柴崎からメールが届いた。
柴崎「○○ってサイトの○○って、もしかして1ちゃんかな?」
最後の実行犯は、私だ。
デタラメな更新を繰り返しながら、その中に私の情報をちりばめた。
柴崎と親しくしていた私が、田中を攻撃していた人物だと分かれば、田中は柴崎に近寄らなくなるだろう。
田中を柴崎から離したいだけなら、他にもやりようは沢山あった。
けれど、私自身がこうすることで罪を償いたかったのかもしれない。
柴崎に私の本性を晒すことで、救われたかったのかもしれない。
そう考えると、最後まで私は自分のエゴだけで動いてしまった。
>>405 ちょっち泣けた
呑み終わってカツ丼中^^;
柴崎に電話をかける。
1「はい。○○は私です」
柴崎「そっか。1ちゃんごめんね。私のせいでこんなことまでさせちゃったね」
1「・・・」
なんでこんな。私が悪いのは明らかなのに。
こんな時にまで自分を責めないでよ。私を責めてよ。
柴崎「田中にごめんなさいはした?」
1「はい・・・」
柴崎「そっか。偉いね。私からも田中に謝っておくから」
1「・・・」
これが最後とか悲しい予感しかしない
もうこれが最後になるかもしれない。
もうこれで、柴崎と離せなくなるかもしれない。
いやだ。いやだ。
自業自得なのに。涙が出た。
柴崎「1ちゃんごめんね。ずっと構ってあげられなかった」
1「そんなこと、ない」
柴崎「1ちゃん最近何かあったのかな?良ければ力にならせて」
1「・・・」
最近じゃない。何年もかけてあなたを傷つけようと躍起になっていたんだ。
私の物にしたくて、あなたの唯一になりたくて。
よーしパパ、1をおかずにするぞー
柴たんはぁはぁ
柴崎「1ちゃん、お願いきいてくれるかな?」
1「・・・もう田中さんや知り合いの人に危害は加えません」
柴崎「ありがとう。」
1「・・・ごめんなさい」
柴崎「1ちゃん・・・1ちゃんはもうしないってちゃんとわかってるよ。
お願いはもっと違うことなんだ。」
1「・・・」
二度と柴崎に近づくなとか、そういう類の話かもしれない。
電話を耳に押しつけながら、ぎゅ、っと目をつむった。
1「これからもあたしと仲良くして・・・くれるかな?」
間違えたwwww
柴崎「これからもあたしと仲良くして・・・くれるかな」
でしたw
1「え・・・」
柴崎「すごく近くにいたはずなのに、1ちゃんのことを何も気づいてあげられなかった。
これからもっと1ちゃんの事を理解して、1ちゃんに力になりたいと思うんだけど、だめかな?」
1「・・・」
どこまでお人よしなの柴崎は。
なんでここまで傷つけたのに。
どうして。なんで。なんで。
1「いいとも!」
あれ、目から汗が…
明日はカツ丼だ
涙がボロボロボロボロ零れてうまく言葉が出せなかった。
1「・・・柴崎さん・・・怒っていませんか」
柴崎「怒ってないよ」
1「・・・嫌いになりましたか?」
柴崎「かわらずに1ちゃんのことが好きだよ」
1「柴崎さん、柴崎さん、柴崎さん・・・」
柴崎「大丈夫だよ。大丈夫。」
1「電話を切ったら、もう柴崎さんとあえなくなると思っていました」
柴崎「そんなことないよw」
1「でも、怖くて電話を切れません」
柴崎「じゃあこれから会おうw」
柴崎の家近くの公園で待ち合わせた。
柴崎と成宮と缶ビールを飲んだ人気のない公園。
柴崎は笑顔で私を迎えてくれた。
それは田中に向けられていたものと同じ、とても優しい笑顔だった。
そして、私を介抱してくれた時と同じものだった。
柴崎「1ちゃんwひどい顔だよw」
1「それは元々です・・・」
柴崎「あははwそんなことないのにw」
1「・・・ごめんなさい。柴崎さん。ごめんなさい。」
何度もごめんなさいを言った。言えば言うほど涙がこぼれた。
柴崎「もうw1ちゃん、おいで」
柴崎は私をぎゅうっと抱きしめてくれた。
抱きしめて、優しく頭を撫でてくれた。
柴崎「大丈夫。大丈夫だよ」
なんでこんなにこの人は、私が一番欲しいものをたやすく与えてくれるのだろう。
どうしてこんなにもこの人は、特別なんだろう。
その夜私はひたすら子供のように泣きじゃくり、柴崎はただぬくもりを与えてくれた。
次の日には保有していたアカウントをいくつか削除した。
泣かせたところでごめん。
まだ続くんだwww
でもこれから後味が悪くなっていくかもしれないので苦手な方はUターンお願いします。
本当にグダグダ長く続いてごめん(__)
>>420 毎日美味そうなの食べてるなーファンになってしまうだろww
>>422 この先怖い気もするけど、最後まで読ませてくれ
1のペースで書いてって!毎日更新ありがとう
一番Uターンしたいのは自分かもしれないw
ちょっと辛いわw柴崎に抱きしめてほしいwww
ちなみに
>>419でも乳が顔にあたっていたんだぜwww
よし、続けます。
>>422 タイトルの割に爽やかな青春ドラマが主体だったからな
先に期待してるんだぜwww
LAWSONで買い物して帰路だが、今日も付き合えるだけ付き合うぜ
これからが
>>1の本気だろ?
柴崎は私についてブログを更新していた。
「1ちゃんにも田中にも悪い事をしてしまった。中途半端なことをしてごめんなさい」
簡単に書くとこんなようなことだった。
柴崎はやはり自分を責めていた。
>>423 酒呑んだ後の飯なんかみんなジャンクフードだよwww
毎日呑んでるダメ野郎だしな^^;
>>425 ハードルあげないでーw
努力はするけどw
睡魔に負けそうだが続けます
寝たきゃ寝ろよパトラッシュ
以降は熊とお腹の子に関する書き込みが増えていった。
・熊に妊娠の事を話したらしい
・熊は産ませたそうだが柴崎は気が進んでいないらしい
・理由は色々ありそうだったが、一番は産むことで赤ちゃんも周りの人間も不幸になると思っていた
・それでも一つの命をコ□してしまうことに戸惑っているようだった
>>429 柴崎に抱かれて寝たいよネロw
30分以上更新がなかったら寝落ちたと思ってくださいm(__)m
結果、柴崎は間違った選択をしてしまう。
「熊の覚悟を確かめたい。赤ちゃんを育てることと、私と共に歩むことに対する覚悟があるのかを」
柴崎は田中とのことを引きずっているようだった。
もしかしたら熊も、田中と同じように将来を共に歩むことに覚悟が無いのかもしれない。そう不安がっているみたいだった。
残念ながら詳しい事はわからない。
ただ、熊にも田中同様に「大丈夫」と「平気」を繰り返していたようだ。
柴崎は自分の辛さを熊に伝えることができていないようだった。
そして熊も柴崎の「大丈夫」と「平気」を鵜呑みにしているようだった。
次第にブログに「助けて」や「辛い」「どうすればいいかわからない」「ごめんなさい」「消えたい」
これらの書き込みが増えていった。
そして「熊くんを憎む気持ちがある。熊は悪くないのに。私が悪いのに。赤ちゃんを愛せないかもしれない」
そんな言葉がブログに書き込まれた。
そして時を同じくして、田中が柴崎へとコンタクトをとってきたらしい。
おそらく私のことでだろう。
柴崎のブログには「熊くんへ言えなかった「大丈夫」と「平気」の内容を田中にぶちまけてしまった」
とあった。更に「田中に助けてほしいと思ってしまった」「私は最低だ」
「自分が助けてほしいあまり熊くんをどんどん傷つけている」とあった。
その間、一度だけ私と柴崎は顔を合わせた。
柴崎は私がカミングアウトした日と同様に優しくしてくれた。
でもブログは荒れていた。依然として「助けて」「辛い」「ごめんなさい」「消えたい」だった。
きっとたび重なるストレスで表と中のバランスが崩れていったのだろう。
同じ性質を持つ人間だから、堕ちていく柴崎の心の動きが手に取るようにわかった。
そして柴崎を追いつめるストレスの根底にあるのは私の行いが原因だということは明白だった。
堕ちていく柴崎を前に、興奮してしまう自分がいたことは紛れもない事実だ。
私のせいで柴崎が堕ちていく。
柴崎はその堕ちていく様をしばしば「頭がおかしくなる」「自分が自分でなくなる」と表現していた。
「もとの自分にもどりたい」「たすけて」「辛い」「ごめんなさい」「消えたい」
「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」
程なく、柴崎は中絶手術を受けた。
正直読んでて自分と似た境遇が出てきて苦しい、、、
でも読みたい!1さん毎日更新ありがとう!
カツ丼食べたいー
柴咲は柴咲コウと外見は似てても、性格はずっと優しそうなイメージ
当たり前のことなんだろうけど、人を愛するって苦しいね
1と柴たんが今、幸せであることを願うばかり。あ、あと成宮も
以下当日の柴崎ブログ
「熊くんは仕事で忙しいから、付き添ってはもらえなさそう。
仕方ないよね。私が悪いんだから。
私がダメなだけなんだもんね。
ごめんね熊くん。あかちゃん。
また冷たい台の上でしらないひとに股をひらくのかな。
今日まで色んな事をしてお金をためた。
それも全部あかちゃんをコ□すためだった。
コ□すためだけだった。
あかちゃん怖いよね。ごめんね。ごめんね。痛いよね。
あかちゃんはひとりなんだから。あたしもひとりでいいんだ。
ひとりでつらさを味わえばいいんだ。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
柴崎さんいい人なのに壊滅的な男運の悪さだな。気の毒に…
以降、しばらくブログは更新されなかった。
私と成宮のメールや電話にも柴崎は応じなかった。
やっと届いたメールは「遅れてごめんね。元気だよ♪いまちょっと忙しいんだけど落ち着いたらまた遊ぼうね」
そしてメールが届いた日にブログも久しぶりに更新された。
ブログの中で熊と柴崎が別れたことが判明した。
「熊くんはあたしを心配してくれた。自分で勝手に熊くんをはねのけた癖に熊くんを憎く思えて仕方ない。
熊くんを酷くふってしまった。ごめんなさい。こんな頭のおかしい女じゃなくて、普通の女の子と幸せになって。
熊くんと別れる前に、少しだけ田中に頼ってしまった。田中が表れたタイミングがたまたま良かっただけで
田中のことを好きだと一瞬勘違いしてしまった。最低だ。このまま誰かとつきあっていることはできない。
消えてしまいたい」
柴崎の書き込みを、色々変えてはいるけれどブログに近い形で晒しているから身バレするかちょっと心配。
ちょっと辛くなってきた。
続けます。
柴崎が心配で、私がいても仕方ないけれど柴崎の家に遊びに行った。
朝になったら帰る約束付きだった。
柴崎「いらっしゃい!汚いけど・・・まあゆっくりしていってw」
1「汚いのは承知の上ですよwww」
柴崎「酷いわwww」
柴崎は優しい顔で(優しい顔を作って?)迎えてくれた。
単なる感だけれど、それまで誰かがいたような形跡があった気がした。
夜通し柴崎と話をした。どうでもいいことも沢山話した。
私は学校やバイト、成宮のことを多く話した。
柴崎「なんだか懐かしいなwもう一度学生したいw」
ちなみに成宮は柴崎のことを殆ど口にしなくなっていた。
時々「そういえば柴崎さん・・・なんでもねえや」なんて言うことはあったが、それだけだった。
柴崎は話しているうちに寝てしまった。
ベッドで寝そべる柴崎に布団をかけてやった。
×感
○勘
◎性感帯
1「柴崎さん、柴崎さん」
いつかと同じように柴崎を軽く揺さぶってみた。
やはり目を覚まさない。
柴崎の目元を指先でなぞってみた。
柴崎の目のクマはこんなに濃かったかな?
髪の毛を一束掌にのせてみる。
柴崎の髪はこんなに痛んでいたかな?
×1
○柴たん
◎柴たんと俺
出会ったころと変わらない笑顔や温かさを柴崎は私に与えてくれる。
でも私は柴崎のことを随分蝕んでしまった。
これじゃ柴崎も立派なメンヘラじゃないか。
柴崎を堕としてどうするつもりだったの。
でもそれでも
1「柴崎さん、ごめんなさい。それでもすきなんです。」
私は柴崎にキスをした。前と同じように胸もとに手を滑り込ませてみた。
柴崎は誰の名前も口にしなかった。
ごめんなさいと呟いて、もう一度キスをして、それから私も眠りについた。
次の日は随分寝坊してしまったみたいだった。
柴崎は慌てて出かける準備をし、私も同じくらい急いで帰る準備をした。
柴崎「1ちゃんごめんね!」
1「大丈夫だよw今日はどこかにお出かけ?」
柴崎「まぁねw・・・あ」
柴崎の携帯電話が鳴った。
1「お邪魔みたいなんでそろそろ帰宅しますねw」
携帯を手にした柴崎に見送られながら柴崎の家を出た。
そして離れたところから柴崎の家の前を観察した。
待つこと数分。1人の男が柴崎の家へと入って行った。
ブログから後々判明するのだが、この男こそが熊らしかった。
熊と柴崎は別れこそしたが、まだ繋がっていたのだった。
454 :
名も無き被検体774号+:2012/10/10(水) 01:38:08.17 ID:DsmLN8+H0
続きwktk
落ちたか?
じゃ、寝る^^;
お休みー( ´ ▽ ` )ノ
落ちたっぽいな
明日また楽しみに待ってようw
俺はなんというスレを開いてしまったのだろう…
数日前に開いたスレがなんでまだ残ってるんだぜ・・・
>>460 ほんとだジャンクだww
と見せかけ、夜は立派な食べ物なんだろ!
今日のご飯スレがあれば人気者になりそう。撮り方好きだ
1、連日で疲れちゃった?大丈夫かな
1=吉高さんを想像して待ってるぜ
お待たせしました。
吉高には似ても似つかないけれど1ですw
九時ごろから続きをかきはじめます。
待っててくれた方々ありがとう!
おめーなんて誰も待ってねーょ
柴たんはふはふ
熊に柴崎をとられている気がした。
柴崎は私を助けることで自分を保とうとしていた。
でも同じくらい誰かに助けてもらえることを望んでいたのだった。
私は奪うだけで何も与えられない。
かと言ってこれ以上柴崎を堕とす勇気もない。
グっと唇を噛み締めた。
そのまま家に帰って柴崎のブログを読み返し、少し泣いて、それからバイトに行った。
成宮「おー、1おはよ。すげー顔してるな」
1「・・うるさい。昨日柴崎さんといたの」
成宮「ま、まさかとうとう柴崎さんに×××して×××して×××したのか!!?」
1「バアアアカ!・・・そんなんじゃないよ。
・・・柴崎さんまだ熊とあってるみたいだった。」
成宮「・・・そっか。でも、しょうがないよな。誰かそばにいなきゃだめだよ。今は」
1「うん・・・」
仕事終わった
さて、また呑みながら読むか^^;
>>1 今晩も楽しみにしてるぜ
>>461 食うのと呑むのが好きで、食べたもの撮るのも好きなんだわ
でも大したもん食ってないよ?
昨日のもかつやだし…
1「熊ってさ。いい奴なのかな?」
成宮「さあなあ。どんな奴かもわかんねーしなんとも」
1「熊は柴崎さんのこと助けてくれるかな。しあわせにしてくれるかな。支えてくれるかな。」
成宮「・・・わからない」
1「柴崎さんが幸せになれるなら私もう柴崎さんに近づかない。
コソコソ嗅ぎまわったりもしない。手も出さない。だから・・・」
成宮「1・・・。大丈夫。きっと柴崎さんは大丈夫だよ。信じて、待っていよう」
1「・・・うん」
成宮の言葉を100パーセント信じた訳ではなかったけれど、私は柴崎について何も手を出す気になれなかった。
ただ柴崎のブログをチェックするだけの日々を過ごした。
朝起きてブログをみて、学校に行って、ブログをみて、バイトをして、ブログをみて、家に帰って、ブログをみて。
毎日毎日ブログをみた。
柴崎は嬉しい事も悲しい事も空しい事も、色んなことを記述していた。
熊をはねのけなければいけない気持ちと、助けてほしい気持ちと、大切に思う気持ちと、様々な想いが交差していた。
その一方で中絶した子供のことも同じくらい記述していた。中絶した日のことや診察した日のことが急にフラッシュバックしたり
赤ん坊が頻繁に夢に出てきたりしているようだった。その度に「ごめんなさい」と「辛い」と「助けて」が目についた。
柴崎はマイナスの書き込みをする時にしばしば「頭がおかしくなるのが怖い」「元の自分に戻りたい」などと記述していた。
私はストレスに耐えきれず他人を頼ろうとしたり、する柴崎自身の心の動きが本人にそう思わせているのだと思っていた。
人を助けることで自分を保っていた柴崎が、人を頼って自分を保とうとする自分自身を嫌ってそう表現しているのだと思った。
しかし、どうやらそれは違うらしかった。
既に夏が終わり秋になっていた。
柴崎のブログにとある書き込みが増えていた。
「記憶がとびとびになる」
「もの忘れが激しい」
「気絶すると気がついた時に違う場所に移動している」
柴崎はその症状を熊との些細な喧嘩から自覚し始めたようだった。
「熊くんと○○の約束をしたみたいだけど、身に覚えがなかった」
「熊くんに約束をすっぽかされたと思ったら、いつの間にかキャンセルされてたみたい」
「熊くんと喧嘩をしたみたいだけれど、よく思い出せない。というか身に覚えがない」
熊はこのことに関して「柴崎が俺の話をいつも適当に聞いているからだ」と言ったらしい。
柴崎はまた自分を責めて、ブログをメモ帳代わりにするようになった。
しかしそれでも、柴崎のこの症状が緩和されることはなかった。
更に柴崎は自傷行為にも走ってしまっているようだった。
しばしばカッターで体に傷をつけていたらしい。
それが原因で熊ともめてからはおさまったらしいが、以降以下のようなことが増える。
「嫌なことや悲しいことがあるとぼーっとしたまま寝てしまう。
そして気がつくと刃物を握りしめている。」
「朝起きると枕元にカッターが転がっている。」
「いつの間にか身体に傷がついている。」
柴崎は妙な症状に思い悩みながらも、それは自分の弱さだと、気持ちが落ち着けれきっと元に戻ると信じていた。
そして、元に戻れば熊とずっと一緒にいれるだろうと信じていた。
というのも、熊が柴崎になにをしたかわからないが、柴崎はこのころには熊に絶大な信頼を置くようになっていたからだ。
柴崎は徐々に増える症状に思い悩みながらも、それを自分の弱さだと思うことで自分を取り戻そうとしていた。
熊を大切にしようと思えば思うほど、そうなっているようだった。
柴崎が熊とよりを戻すのも時間の問題なのかな。
なんとなくそう思っていたころ。
突如としてブログに成宮の名前が出現した。
1「え、はあ!?」
夜遅くだったにも関わらず成宮に電話をかける。
成宮「はいはい成宮でs・・・」
1「あ!あんた!柴崎、柴崎に!!!」
成宮「なんだwもうきいてたのかw早いなーw」
1「ええ、じゃあ」
成宮「うん。フラれちったw」
1「あ、あんたよくもヌケヌケと!」
成宮「だってもう無理だったんだもーん」
1「無理って・・・」
成宮「だって、柴崎さんこの調子ならきっとこれから熊とより戻しちゃうでしょw」
1「この調子って?」
成宮「柴崎さんに久しぶりに連絡したんだ。どうしても会いたくてw
俺が少しは力になれるかもしれないってちょっと自惚れてたんだw
そしたらさw柴崎さん熊の話をすっげー嬉しそうにするんだw」
1「・・・」
成宮「柴崎さんが田中とより戻した時も、熊と付き合って時もすげー後悔した。
他の男に傷つけられる柴崎さんをみてもっともっともーっと後悔した。
だからもう後悔したくなかったんだよ。ごめん。ひとりで先走って」
1「ひとりで先走って勝手にフラれてちゃ世話ないわよ」
成宮「うるせーw」
1「まさかあんた泣いてる?w」
成宮「あーもー、好きなんだから仕方ねーだろおお!」
1「ヘタレめwwwことの顛末全部吐いちゃいなよw」
成宮「あーもー!!!」
成宮は「どうしても相談したいことがあるから」と柴崎を呼び出したらしい。
柴崎「よ!久しぶりw」
成宮「お久しぶりでーすw元気でしたか?」
柴崎「元気元気!で、どうしたの今日は?」
成宮「えーっと・・・その・・・好きです!」
柴崎「は?w」
成宮「は、ってなんですか!は、って!」
柴崎「えwだってwえ?何が?w」
成宮「俺は、柴崎さんのことが好きなんです!」
―
1「・・・ど直球なあんたらしいっていうか」
成宮「うるせー!まどろっこしいのは苦手なんだよ!」
1「はいはいwそれで?」
柴崎「そっか。ありがとなwいままで辛かったよな。ごめんな。
でも成宮が思ってるほどいい人じゃないと思うんだあたし」
成宮「そんなことないです。俺は柴崎さんじゃなきゃ嫌なんです。」
柴崎「あははwありがとうw
じゃあ、何年か経ってそれでもまだあたしのことが好きだったらもう一度言ってよwそのとき考えるからw」
成宮「・・・それ職場にきた子供にいったセリフですよね。」
柴崎「バレたかwまあ成宮も子供も同じようなもんでしょw」
成宮「ひっでー!俺は何年たっても柴崎さんがすきですから!」
柴崎「はいはいw」
―
成宮「宣戦布告して帰ってきた」
1「馬鹿かあんたは。ストーカーか」
成宮「お前が言うなw」
成宮「お前も失恋しちまえ」
1「wwwあんたも私も近いうちに失恋するよきっと」
成宮「だと思う」
私と成宮の予想は当たっていた。
程なくして柴崎は熊とよりを戻した。
よりを戻してしばらく、柴崎のブログは落ち着いていた。
その一方で症状は変わらないようだったが、柴崎はしあわせそうな記事を多く更新した。
柴崎が幸せそうにしている姿を想像できるだけで満足だった。
このままずっと柴崎が幸せになればいいなと思った。
成宮と二人で残念会をした。柴崎爆発しろなんて言いながら2人でビールをひたすら飲んだ。
どうやって柴崎と3人で遊ぶか作戦会議なんかもした。
そしていつの間にか冬になり、クリスマスももう目前となった頃のことだ。
柴崎のブログがまた荒れ始めた。
C円
ANDの半角化けたwww
なんでorz
>>485 毎回毎回胃袋に訴えてくるテロをしやがる…
ちくしょう、うまそうだ!
そして
>>486 すげぇ…
続きが気になって眠れない…柴たん大丈夫なのか
鬱エンドだと嫌だな
>>485 分けてくれー!ほんと美味そう!
このスレで柴たん、成宮、1、ゴハン(
>>485)に毎日癒されてるんだぜ
よく見ると
>>486はコンマ単位が00じゃなくて惜しい
コンマ
帰宅したぜ
>>486の時間の凄さに言われてビックリ^^;
さて、これからもみんなの胃袋と
>>1のために食うからなwww
てか、ちょっち酔っ払い…
でも明日は休みなんだぜぇ♪
で、
>>1 まだ寝落ちしてないよな?
って、ラスト書き込みから2時間近いのか^^;
また明日
かぁ…
494 :
名も無き被検体774号+:2012/10/11(木) 01:36:55.30 ID:GvSR2s2A0
ここまで読んどいて今さら、叩かれるの覚悟でいうけど
柴崎のほうがよっぽどメンヘラビッチじゃね?
>>493 この時間に見てしまった…
テロだって言葉が身に染みたわww
いつも画像ありがと!
>>494 シッ!
今後の展開に期待しようぜ
今日も続き待ってるよー
おはよう。
寝落ちてしまった・・・すみません(・_・;)
今日は20時くらいからは書き始められると思います。
待たせて本当にごめんね。
待つのも楽しいから気にすんな!
楽しみにしてるよ(´・ω・`)
499 :
名も無き被検体774号+:2012/10/11(木) 08:57:08.94 ID:YHd9KCuH0
もう毎晩これを読み進めて何日経つのかにゃ?
あげんなやカス
休みなんでまったり、この時間から生だ^^;
>>1 ゆっくりで構わないからね
>>495 こっちこそスレに関係ない画像をあげ続けてるんで、そう言ってもらえると
調子にのりますwww
ちらっ【】ョ゚∀゚)
おおおおお!
沢山お待たせしてごめんなさい。
もう少ししたら書き始めます。
>>501 昼間から生羨ましいw
おかえりなさい!
ゆったり待ってます―
wktk
「あたしが悪いからだめなんだ」「だめな子だからいけないんだ」「頭がおかしいからうまくいかないんだ」
「また覚えてなかった」「気絶していた」「ここがどこだかわからない」「急に忘れる」
「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」
「助けて」「助けて」「助けて」「許して」
「熊くん助けて助けて熊くん」
「もとの自分に戻りたい」
詳細はわからない。ほとんど日記ではなく柴崎の不安な気持ちと謝罪を綴るだけになっていった。
だからこそ柴崎がどんどんどんどん堕ちていく様だけははっきりとわかった。
メールを送っても返事が無い。電話をかけても出てくれない。
熊に助けを求めているのは重々分っていた。
私が柴崎にだけ助けを求めたように、柴崎も熊にだけ助けを求めていた。
でもどうにかして助けたかった。他ならぬ私が柴崎を堕とした事実はかわらないのだけれど。
1「最近柴崎さんと連絡とれた?」
成宮「全然。俺のことフったから気まずいのかな」
1「でも柴崎さんだよ?そんなことで連絡シカトするとは思えない」
成宮「そんなことってwもしかして1も連絡とれないのか?」
1「うん。メールも電話もダメだった。」
成宮「・・・柴崎さん家、行ってみるか?」
1「行っても大丈夫かな」
私たちが行くことで、また柴崎さんが自分を追いつめてしまうことが怖かった。
成宮「行こう。2人で。俺だけで行ったら修羅場になるしなw」
1「そうだねw2人で行こうw」
その日私たちはバイト後柴崎の家にいくことにした。
バイトが終わってすぐ、私の携帯から柴崎にメールを送った。
「こんばんは。今バイト終わったところなんですが、柴崎さんに急に会いたくなっちゃいましたw
これから成宮と柴崎さんの家に向かいますね(^o^)」
返事が無いのはわかっていたから、許可を求める内容にはしなかった。
成宮のバイクに乗っている間、ずっと心臓がうるさかった。
会ってもらえないかもしれない。会っても邪険にされるかもしれない。
鼓動がとまらなかった。
ごめんなさい。ちょっと電話が・・・
30分ほどしたら再開します。
成宮「俺はちょっとまずいからこのへん隠れてるわ」
1「ストーカーwww」
成宮「うるせーw大丈夫そうだったら呼んで」
1「おっけー。ちょっと緊張するw」
成宮「大丈夫だよw」
成宮は少し離れた木陰でスタンバイ。
私は柴崎の家へと近づく。
が、もう少しと言うところで異変に気付く。
呻き声のような、唸り声というか、妙な声が聞こえる。
(変質者?)
そう思ったら、子どもが泣きじゃくるような声が聞こえてきた。
柴崎の家に近づけば近づくほどその声は強くなる。
冬の寒空に鳴き声が妙に響き渡っていた。
まさかと思って、柴崎の家の扉にピタっと耳をつける。
「わあああああああああああああ!あああああああ!うわああああああ!」
柴崎の声のようだった。
柴崎は自傷についてブログに記述していた。
まさか、もしかしたら。
血の気が一瞬でひいていった。
ごめん。文章力無くてここから一気に釣りっぽくなるかもしれない
はじめに謝っとく。すまん
もう知ってるし大丈夫
「わあああああああああああ!ああああああああああ!ああああああああ!」
1「柴崎さん・・・柴崎さん!!」
鳴き声を遮るように呼び鈴を何度か押してみた。
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
そして程なく鳴き声がピタリと止んだ。
扉の向こうでガチャリと鍵をあける音がきこえた。
>>516 なんだかんだ最後までみてくれてありがとうw
ゆっくりと扉が開き、姿を現したのは
1「柴崎さん!こ、こんばんは」
柴崎「・・・」
目の周りを赤くした柴崎だった。
以前の柴崎なら「1ちゃんこんばんは」なんて言いながら、無邪気な笑顔や、お母さんみたいなあったかさで私を迎えてくれただろう。
でも目の前の柴崎は、すわった目で冷たく私を見据え、口を不機嫌そうに曲げ、なんて言うか、別人だった。
けだるそうに扉を開いたその姿は、一瞬男のようにもみえた。
柴崎はそのまま何も言わない。
目の周りがなんとなく赤い気がした。
やはり柴崎は泣いていたのかもしれない。
1「えっと・・・夜遅くごめんなさい!久しぶりによってみちゃったwあはwあはは・・・w」
どうにか声を絞り出せた。
柴崎はジロリと私の全身を見渡すと「ああ」と低い声を発した。
柴崎「なんだ。お前か」
1「え」
柴崎「何の用」
1「柴崎さんに、会いに・・・」
他人のような低い声と素っ気なさに背中がぞくりと震えた。
いつもの興奮してする身ぶるいではない。これは恐怖だ。
私の返事を聞くと柴崎は口の片端をきゅっとあげてニヤリと笑った。
笑ったかと思うと私の片手を掴んで中に引き入れた。
1「え、え」
柴崎「上がりなよ」
柴崎は手を離さない。
逃げたい気持ちを抑え靴を脱いで柴崎の家にあがる。
部屋の中はテレビがついているだけでうす暗かった。
私は部屋の中まで手をひかれ、そしてそのままベッドに押し倒された。
訳がわからない。
暗い天井が見えたかと思えばすぐに柴崎の顔が目の前に見えた。
柴崎は冷たい目で私をじーっと見た。しばらくじーっと見るとまたニヤリとした。
そしてそのまま強引にキスをされた。
急に生温かい舌が口内に入り、私の口の中をにょろにょろと蠢いた。
そしてパっと口を離される。柴崎はやっぱりニヤリとしていた。
気がつくと柴崎の片手は私の方乳を揉んでいた。
1「柴崎・・さん・・?」
私の呼びかけを無視して柴崎はまた激しいキスをした。
私は確かに柴崎とこういうことがしたかった。
でもこんな形でしたかったわけじゃない。
柴崎はいったいどうしてしまったのだろう。私がここまでしてしまったのか?
考えているうちに涙が出てきた。
涙が止まらなくない、嗚咽がもれるようになって、やっと柴崎は口を離してくれた。
そしてそのまま私を拘束していた手を離すと、くるっと私に背を向けた。
1「柴崎さん?」
怖々呼びかけてみる。返事が無いので顔を覗いてみた。
薄暗い中、両目を閉じているのが辛うじてわかった。
1「柴崎さん、柴崎さん」
軽くゆすりながら名前を呼ぶ。
けれど返事はない。
強くゆすると、こてん、っとあっさり仰向けに姿勢が崩れた。
どうやら寝ているみたいだった。
辛さのあまり人格別れちゃったとかか・・?
涙をぬぐうと、部屋の電気をつけた。
そして外で待っている成宮を呼び寄せる。
成宮は柴崎からオッケーが出たのだと思って、嬉々として部屋の中に入ってきた。
成宮「ちょ・・・柴崎さん寝てるじゃん!まずいって」
1「いいから!・・・柴崎さん!柴崎さん!」
私は柴崎を何度も強く揺さぶった。
柴崎「んー・・・・ん・・・?」
柴崎がうっすらと目を開く。
柴崎「あ・・・・・1ちゃんと成宮wどしたのw」
1「・・・先輩に会いたくて来ちゃいましたw鍵開いてましたよw」
柴崎「なんだまたかーw最近多いんだよねw」
1「もう・・w不用心なんだから・・・w」
柴崎「あははw」
成宮「あーもー!フったから俺にあってくんないのかと思ったw」
柴崎「何いってんのw」
成宮「だって俺の電話も1のメールにも応答してくんねーしさー!」
柴崎「・・・え?w」
1「?」成宮「?」
柴崎「あ、そうだそうだ!ごめんごめんw今度から気をつけるからw」
あれ、ぽくちゃんの柴たんがいなくなってるんだけど
別なスレに迷い込んだかな?
成宮「まったくw俺泣いちゃうからなw」
柴崎「あははwごめんごめんw泣け泣けw」
1「あは・・・w成宮、もう遅いし帰ろうw邪魔になるよw」
成宮「そうだな。急に熊が来たら困るしw」
柴崎「熊?・・ああwそうだね。気をつけて帰りな」
私たちは柴崎の家をあとにした。
成宮「柴崎さんちょっと痩せてたな」
1「うん」
成宮「でもまあ会えてよかったわw」
1「そうだねw」
成宮「1、ありがとなw」
1「・・・」
成宮には「男のような柴崎」のことは言わなかった。
糞女が一人の女をメンヘラビッチ多重人格に仕立てあげた
にせんとな
家に帰ってから改めて柴崎のブログを呼んだ。
「物忘れが激しい」
「気がつくと違う場所にいる」
それらの症状をもとに検索をかける。
そして出てきた結果が解離性障害。
専門的なことは説明できないけれど、解離性障害とは耐えがたいストレスから身を守るために起こる防衛反応らしい。
解離性健忘といって、防衛反応として数時間から数日間の記憶を忘れてしまうことがあるらしい。
さらに解離性同一性障害の場合、他の人格が表れている間の記憶が失われていることもあるらしい。
わー、辛いwww
ごめん。続けます
535 :
名も無き被検体774号+:2012/10/11(木) 21:31:10.16 ID:2K9gg4Ld0
最初からずっと見てるよ!いち頑張れ!
それでも素人が調べたただの情報に過ぎない。
専門的な裏付けは特にない。
信じたくない気持ちを抱いたまま月日は過ぎた。
柴崎のブログは何日も更新されていなかった。
そして年が明けた頃、柴崎がブログを更新する。
「もう熊くんに迷惑をかけられない。
頭のおかしいあたしがこれ以上迷惑をかける前に、離れなくちゃ。
どうせ今はただのセフレなんだから。
時々熊くんが誰だったかも思い出せなくなる。
それだけあたしがダメってこと」
どうやら熊と柴崎はとうの昔に別れ、再び妙な関係となっているらしかった。
「やっぱり、熊くんが言うとおりあたしの頭がおかしいだけみたい。
ごめんね熊くん」
付き合っている間、柴崎は熊を頼るたびに拒絶されていたようだ。
熊は柴崎の性格が変わってしまったと思い、それが理由で別れたようだった。
「お医者さんが言っていたんだ。
疲れちゃっただけだから、大丈夫だよ。休んでいいんだよ。
ただ、柴崎さんだけじゃなく、周囲の人の理解が必要なんだ。
って。でも家族は連れて行けない。心配しちゃうもん。友達もだめだよ。迷惑かけたくない。
本当は誰より熊くんに助けてほしかったんだ。
いつまでも待ってて、ごめんなさい。」
最初の柴崎を思うとツラいなぁ…
それからしばらくブログは更新されなかった。
成宮が柴崎に連絡すると3回に1回は返ってくるようになった。
私は「あの柴崎」に遭遇するのが恐ろしくて電話はできなかった。
それでも慣れない就活の話や、バイトの話など時折メールをしてみた。
やはり返事がくるのは3回に1回くらいだった。
もしかしたら「あの柴崎」が定期的にメールや電話の形跡を消してしまっていたのかもしれない。
そんな風にしながら春が来た。
毎日毎日、更新されないブログを確認した。
成宮と私は4年生になった。
学校にはほとんど行かなくなった。
けれどその分バイトに入るようになった。
成宮は卒業後、社員として雇ってもらうらしい。
私も同じような話をもらったが、保留にしたままでいる。
けれど漠然と「柴崎のそばから離れたくない」という気持ちで、地元就職に向けて励んでいる。
そして夏になった頃、やっとブログが更新された。
「もうここにいちゃいけないと思う。
大切な人のそばにいちゃいけない。
どんどんおかしなあたしが、大切な人を傷つけてしまう。
ごめんなさい。
ごめんなさい
ごめんなさい
はやく普通に、戻りたいな。」
「さようなら。」
以降、ブログは更新されていない。
そしてつい先日熊のアカウントを発見した。
なんで今までSNSに登録しいなかった熊が今更アカウントを作ったかはわからない。
けれど、「柴崎を助けられるかもしれない人がやっとみつかった」
そう思うと、依然のように手を変え品を変え、何かしてしまいたいと思う自分がいる。
いや、既に手を出してしまった。
熊もやはり女がいるかもしれない。
柴崎はブログを更新しなくなるちょっと前に、熊の交友関係について相談していたようだった。
許せないと思う反面、一番許せないのは自分自身だ。
どうすればいいかわからなくなって2chにスレ立てした。
というのも、柴崎をはじめ今回の関係者の多くは2chをよくみていたらしい。
時系列などをずらしてボかしてはいるが、当事者が見ればきっと「柴崎」のことだと気付くと思う。
もしも柴崎がこれをみていたら、私のせいで柴崎がこんな風になってしまったことをわかってほしかった。
私を責めて、これ以上自分を責めないでほしかった。
もしも当事者の誰かがこれを見たら、柴崎を助けて欲しかった。
柴崎が今でも熊や田中の助けを求めているかはわからない。
でも、誰かに柴崎を助けてほしかった。
悔しいけど、きっと私じゃだめなんだ。
最後の柴崎の書き込みが気になる。
柴崎はココからいなくなることを示唆していた。
解離性障害の人は突然いなくなってしまうことも珍しくないらしい。
もしかしたら柴崎は急にいなくなってしまうかもしれない。
勝手な願いだけど、私のことも誰のことも忘れてもいいから、この場にいて欲しかった。
けれど、スレ立てして一番救われてしまったのは誰でもなく私だと思う。
文章にしてみてやっと、自分のことも柴崎のことも整理できた気がする。
おそらく柴崎は、私が柴崎をこんな風にしてしまったことになんとなく気が付いていたんじゃないのだろうか。
だからこそ「あの男のような柴崎」は私を押し倒して排除しようとしたんじゃないかと思う。
きっと、私は柴崎の前から姿をけさなくてはいけない。
柴崎に会えなくなることを思うと胸が引き裂かれそうだし、そんなの絶対に嫌だ。
でも、もうそれしか柴崎にしてやれることはないのかもしれない。
手土産程度に熊にちょっかい入れてやりたいけれど、それで柴崎がどうにかなる訳じゃない。
どうか、柴崎を助けることのできる人がこのスレをみることがありますように。
どうか、柴崎が誰かに救ってもらえますように。
どうか、柴崎がこの先幸せになれますように。
以上が今日までの柴崎と私の話です。
書き終わったら柴崎から離れるか、熊にちょっかい出すかしようか思ってたんだけどなw
涙とまんないや。本当に自分のせいなのに。
私はマジカスだよ。
せっかく何日もかけて呼んでくれたのにこんな胸糞でごめん。
「実は私こそが柴崎の人格の一部だったのだ!
ははははは!」
とか釣りでもして盛り上げながら逃げようとも思ったけど無理だったw
こんな結末で、ごめん。
自己防衛のために新しい人格が生まれることがある
1の知っている柴たんと男性柴崎は、見た目は同じ人間だけど心が違うんだ。体は同じでも心が別れてる
もし本当に解離性障害なら、これからもっと辛いことが待っているだろうし、今の状況だと柴たんが最悪な道を選ぶかもしれない
しかも、柴たん自身が選ぶのではなく、男性柴崎が柴たんの心を守るために選ぶこともあり得る
男性柴崎がなぜ生まれたのか、1が全面的に悪いとかそんな事はわからないけど、
男性柴崎は、柴たんの心を守る、柴たんの本当に欲しかった相手の投影かも…ごめん、想像でこんなに話しちゃダメだな
途中からまさかとは思ってたんだけど、1、自分を責めるより前に柴たんを専門家に連れてって
時間はかかるけど、まずは柴たん本人が現状を理解することから始めなきゃ
偉そうにごめんね。この結末を見て、どうしても伝えたかったの
548 :
名も無き被検体774号+:2012/10/11(木) 22:25:06.18 ID:2K9gg4Ld0
なんか涙出そうになった。柴崎には幸せになってほしいな。もちろん1にも。
柴たんの過去のことも書かれていたけど、過度な期待を裏切ったと本人がずっと自分を責めてたのかもね
積み重ねた結果、今爆発したのかな
成宮の力は借りられない?このまま離れると、それこそ1が後悔しそう
もし釣りなら全力で釣られてやるけど、マジレスも受け止めてww
>>547 色々考えてくれてありがとう。
私も、柴崎の「守ってほしい願望」が男柴崎を生んだんだと思ってる。
色んな人格が生まれるらしいから、男柴崎だけではなんとも言えないけれど・・・
柴崎を死なせたくない。
>>548 ありがとう
私は柴崎のそばにいれて幸せだった。きっと柴崎のそばにいられたらそれだけで幸せ。
でもこれからは、今度は柴崎が誰かのそばでしあわせになったらいいなって思ってる
>>549 マジレス歓喜www
嬉しくて画面の向こうで泣いてるw
成宮に言うか言わないか悩んでる。
柴崎は私と成宮には知られたくないんじゃないかと思ってたからさ。
成宮にいうことで柴崎が崩れてしまわないか不安に思ってた
本当にカスな考えなんだけど
これ見た誰かが柴崎に気がついて、柴崎すくってくれないかな
なんて思ってたんだwww
だから転載禁止についても「アフィサイトへの〜」って書き方にしてたのwww
マジ私カスwwwww
カスすぎてほんとごめんwww
ごめん柴崎。しなないで
読ませてもらいました
で、自分はこの中の登場人物とはまったく関係ないんだけど
これと似た話をどこかでみたことがある気がする
気のせいかもしれないんだけど…
思い出せたらまた書き込みます
>>553 ありがとう
その話の人たちがどんな結末を迎えたのか興味ある
思い出したらぜひ教えて下さいm(__)m
>>1ありがとう。お疲れ様でした。
アフィサイトとかよく分からないけれど、
このスレは埋まってて欲しくないし、
どっかにまとめられて当事者とかいろいろな人の目に留まってほしいと
そう思った。
誰かまとめをつくってほしい…
>>551 良かった、安心した!
勢いで書き込んじゃったからさ、迷惑になったらどうしようって後悔したww
人に知られたらショックだろうし、柴たん崩れちゃうかもだけど。最悪の事態だけは避けたい
1のずるさがあるなら成宮に泣きつけ!そして大人にもね
時間はかかるけど、どうか柴たんが以前のように笑える日が来て欲しい
きっと解離だろうけど、このままじゃどういう手段でココから居なくなってしまうのか分からない。だからなんとかして医者にかからせてやってほしい。
>>1は柴崎のこと、変わってしまっても好きなんだろ?少しでも柴崎への救いを求めてスレ立てたんだろうけどできれば最後は幸せにしてやってほしい。なにもできないやつが無責任にごめん。
ブログの存在を知ってること、パスワードを知ってること
それを言えないからこそ強く出れないよなぁ
抱えてる事情は大体わかっていても
どうにもできないのはやっぱりつらいですよね・・
>>555 こんなの読んでくれてありがとう。
まとめについては柴崎にとってどう働くかわからないから少し怖い
でも、ここをみんなに見てもらえてよかった。
>>556 おk
心の準備がちゃんとできたら誰かに相談してみる
もう、直接医者に相談した方がいいのかな
柴崎は傷つくかもしれないけど、それで柴崎が生きていられるなら
嫌われるかな
>>557 応援ありがとう。柴崎大好きだよ。きっとずっと好きだ
柴崎の周りにも、柴崎をこんな風に応援したり受け入れてくれる男がいればよかったのに
>>558 こっそりつけてたブログがずっと監視されていたったわかったら・・・
ブログの存在を知っていたことは伏せようと思います。
561 :
名も無き被検体774号+:2012/10/11(木) 22:55:59.85 ID:z/8rnLb10
病院に連れていくのが一番だと思う
柴崎の親は?
余談だけど・・・
私が田中に直接接触したのが柴崎にバレたとき、柴崎なんていったかわかる?
「もしかして弱音を吐く場所がなくてアカウントを作ったのかな。
ごめんね。1ちゃんの居場所奪っちゃって。」
だってさwwwwww
なんで謝ってんのwwwww
色々奪われたのはお前だろwwww
柴崎って本当馬鹿なんだからwwww
本当馬鹿だよwwwほんとう
柴崎、そんな状態で仕事どうしてんの?
>>561 やっぱり一番いいのは親かな?
詳しい事はわからないけれど、「過去のこと」があってからは家族の前ではいい娘でいようとしてるらしかった
柴崎はよく家族の話をしていたから、柴崎自身は家族をすごく大切に思っていると思う
だからなにもいえなかったんだろうけど・・・
>>563 ブログには仕事のことあまりかいてないから分らなかったけれど
公開してるSNSではよく仕事中の楽しい話や嬉しい話を更新していた
もしかして仕事での問題は改善されていたのかな?
ただ、夜寝て気づいたら次の日の昼に職場の物置にいたこともあったとブログに書いていた
566 :
名も無き被検体774号+:2012/10/11(木) 23:07:58.20 ID:z/8rnLb10
病院に連れていくにしても、友人っていう立場じゃ難しいと思う
自傷行為が伴う乖離の場合は、家族の了承があれば入院させられると思うし、親御さんに相談することを視野に入れるべきじゃないかな
自分も子どもがいるんだけど、そういうことがもし自分の子どもに起こったら、知らせて欲しいと思うかな
何も知らないまま子どもが壊れていくなんて、親の立場からしても辛すぎる
>>559 専門家に頼るのが一番だと思うよ
けど解離なら、解離を専門的に扱う医者を先に見つけた方がいいかも
誤診されがちな症状だし、理解ない医者もいるからさ
私の親しい人が解離なんだ
その人は周りの大人が無理やり医者に連れて行って、今は安定してる
当時は周りの人を毛嫌いしてたけど、何年もかけてようやく心を開いてきたよ
嫌われても、1がそれ以上に柴たんを愛してあげて欲しいな
ほんと偉そうにごめんね。応援しかできないけど、このスレで色々考えることができたからさ
無責任な言葉だけど、一つの考えだと思ってほしい
…柴たんはあはあとか、吉高さんだとか書き込んでたからマジレスは恥ずかしいなww
>>566 子どもがいたんだね。すごく心強い
言わないでおこうと思ったんだけど、柴崎の両親ちょっと毒親っぽいんだ
過去の時も柴崎をひどく責めたらしい
こういう親でも、柴崎を受け止めてくれるかな?
ちょっとわからなくて
>>567 そうだったんだね
柴崎もあくまで自分の性格が悪くなっただけだと思ってた
(熊に洗脳されてたのかな?)
これ以上誰かに拒絶されたら、柴崎本当にいなくなっちゃう気がしてしまう
何もできないかもしれないけど、柴崎のことはずっと好きでいると思う。
一緒に柴たんはあはあしてくれて嬉しかったよw
570 :
566:2012/10/11(木) 23:21:27.97 ID:z/8rnLb10
うーん、毒親だとまずいかもしれん
>>567が言うとおり、近くで乖離を診てくれる病院を探して、強制的にでも柴咲を受診させるしかないか
解離性同一性障害の場合、もう素人がどうこうして心の傷を塞げるもんじゃないから
成宮と2人で説得するか、熊の言うことなら聞くようだったら、熊に病院に行くよう説得してもらうのはどうだろう
「私のせい、私がカスでした。誰か柴崎を」って責任取ってる風に見せて逃げてるようにしか見えない。
なんで柴崎がそんな状況だってわかってるのに中途半端に放ってる期間が何度もあんの?
成宮にも言えよ。成宮がどれだけ周り想いの良い奴かってことはおまえが一番わかってるだろ?
散々巻き込んでおいていまさら何言ってんだよ
おまえが成宮の立場だったらどうなんだ
あと柴崎の親にも言うべきだと思う。
親にはどうしても言えそうにないならおまえと成宮で専門医なり探してなんとかしてやれよ。
キツい言い方になったけど、柴崎のことを思うとおまえの危機感のなさに腹が立つ。
釣り宣言するならさっさとしてくれ
>>570 そうか・・・毒親の可能性が少しでもあるなら親はやめておいた方がよさそうだね
成宮と2人でも、私だけででも、柴崎を病院につれていけるように説得sる
>>571 本当にその通りだと思う。
キツイこと言ってくれてありがとう。優しいな。
釣り宣言はないんだ。ごめん。
ずっと最初から読んでたけど、何かとても後味悪かったなぁ…
>>1は自分のした事をどう思ってるのか
そこが良くわからない
書く事で整理出来たのならそれはそれで良かったと思うんだけどさ
これで最後かな
今日食ったのは上げちゃったからこないだ食べた天津丼
オムライスなんかよりずっと美味いんだぜ
http://i.imgur.com/McqsL.jpg
>>574 最初から最後まで読んでくれてありがとう。
後味悪くてごめん
天津丼おいしそうw
テロリストだwww
そこまで柴崎のことが好きなら
柴崎を救うことに
>>1の人生を使って欲しいな
人1人の人生を背負うのはとても大変なことだけど
そこまでしないと救えないと思うし
柴崎もそうやって支えてくれる人を求めてるように思う
柴崎に頼ってもらえないなら
頼ってもらえるようにまずなろう
駆け引きやコントロールじゃなくて
裏表のないまごころで接しよう
577 :
566:2012/10/11(木) 23:38:06.58 ID:z/8rnLb10
開業医よりは大学病院にまず相談してみるといいかも
「解離性同一性障害」「病院」ですぐggr
攻撃的な人格が他にもいるかもしれないから、男手はあった方がいいし、成宮にはちゃんと話して協力してもらえよ
取り合えずできるとこから行動してみ
親御さんの毒具合がわからないからなんとも言えないが、もし精神疾患に理解がない毒親のようなら、柴咲の容体が悪化する場合もあると思う
精神疾患って、家族との関係が根本の原因になってる場合が多いから
>>576 柴崎が前に言ってたんだ「気絶から目が覚める時、目の前に熊くんがいてくれたらどんなに幸せだろう」って
柴崎がそばにいて欲しいって思う人ができるまでは、私が「気絶から目がさめる時に目の前にいる人」になろうと思う
ただ柴崎は私と成宮に弱みを見せようとしないから、根気強く接していかなきゃなって思う
みんな優しすぎるだろう。
>>577 そうだね。男柴崎に押し倒されて、抵抗もしたんだけど全く歯が立たなかった。
両親のことは慎重に考えなくちゃいけないね。
とりあえず病院探す!ありがとう。
>>578 人に心を開いてもらうにはまず自分から開かないとね
素直な気持ちを伝えて
>>1の弱い部分も見せないといけない
これまでも柴崎は相手の弱い部分を知って力になってきたけど
そうやって相手の心に近付くことで
自分の弱い心を受け止めてくれる人を探していたのかもしれない
そして言葉だけじゃだめ
柴崎が支えが欲しい時は常にそばにいてあげようよ
>>569 正直、私も厳しい意見に賛同する
好きな気持ちがストーカー化して、柴たんを困らせたのは事実だから
だけど今は柴たんの命が大切だから、ここで終わりになんてしないで、1なりに償ってほしいな
今度スレで会う日が来るなら良い報告を持ってきてね
>>574 テロだww
ゴハンともまた違うスレで会いたいなーたくさん画像ありがとね
天津丼でお口直しとしますか
>>582 ありがとう
こんなに優しく説かれて私申し訳ないよ
男柴崎にメール消されても履歴消されてもどうやっても
柴崎に近寄るよ
私が柴崎に助けて欲しかった時「柴崎にだけ助けて欲しかった」から他の人はみんな邪魔だったんだ。
だから柴崎もきっと「熊にだけ助けて欲しい」かた他の人は邪魔なんじゃないかって
私のことも邪魔に思うんじゃないかってビビってたんだ
でももう迷わないよ。邪魔にされてもなんだっても、柴崎を助けられるるように頑張るよ
ありがとう
柴崎にメール送ってみた
柴崎本人に届くまで送り続けるよ
きっと男柴崎も柴崎自身の人格だろうから
男柴崎にもどの人格にも、認めてもらえるように頑張るよ
そして柴崎が大切な人と思いあって幸せな生活を歩めるように償い続けたい
>>586 メールも電話も大事だけど
1番大事なのは直接会うことだよ
そして頭撫でてあげたりハグしたり
人の温もりを伝えてあげてほしい
何気ない会話から
柴崎が少しずつ本音を出してくれるように根気よく待ってあげて欲しい
意見やアドバイスはいらないから
ただただ柴崎の気持ちを聞いて受け止めてあげて欲しい
こんな結末になるとは…
まずは、成宮に今までのこと全部話して、(ブログも含めて)二人で柴崎を助けることを考えた方がいいと思う。
てか、怖がらせるつもりはないんだが、今現在、柴崎の生存は確認できてるの?一人暮らしなんだよな?心配だ…
よかった。きっと最初は拒絶されるだろうけど気にしすぎないよう、根気よく。あと
>>1自身も壊れないように成宮と助け合ってな。
元々行動力は引くくらいあるんだから(笑)がんばれ。応援してるよ。
精神疾患は看てる方も引きずられるから、医者と成宮と協力して対処するといいよ
1もあまり自分を追い込まない様にね
>>589 同じく。
一人の優れた女の一番楽しくて輝ける時期を、自分の欲でボロボロに壊したくせに考え方が軽すぎ。
胸糞悪い。
俺も専門家に頼る、に一票
柴崎を連れていく前に、まずは
>>1が一人で行って指示を仰いでみたら?
この場合はお医者さんよりもカウンセラーの方が話を聞く時間を
長くとってくれるので良いと思う
その後、柴崎を連れていくにしても「解離」の状態に立ち会った
>>1の
話も聞いていた方が診断もしやすいだろうし
…はともかくとして
>>1に苦言
「自分にとって都合の良い償い方」ではなくて
「柴崎にとって一番良い償い方」をちゃんとしろよ
憶測で申し訳ないけど
1だけのせいとは限らないんじゃないかな?
柴崎の親子関係、子ども時代の問題とかも精神疾患には繋がるし
柴崎と付き合って来た男達との関係、ここら辺は1にも少し関わるけど…
性格や考え方云々
最大の要因は子供をおろした事への罪悪感だと思う、元が責任感強そうだし
熊との事もブログ見ただけじゃ全てはわからないよ、隣の夫婦の悩みなんて
所詮他人にはわからないのと同じ様に、柴崎は1には弱味見せて来なかったし
色々な原因が織り混ざって今の状態になってるんじゃないかな?
>>592 まさしく。
みんなが柴咲の事心配するのは当たり前だけど、
>>1を励ましてるのは理解出来ないね。
直接手を出してない分、ストーカーより悪質だと思う。柴咲を助けたいって言ってるのも自分のためにしか思えないし。
>>594 1だけのせいではないのはわかるよ。1が色々画策しなくてもこうなる可能性はあったのかもしれない。
でも関わって余計な事したのは確かだし、1のやった事が変わる訳じゃない。問題なのは柴咲じゃなくて1なんだ。
自分の好きな玩具を独り占めしたくて陰で細工してたら壊れちゃったので、(自分の罪の軽減化とまた玩具で遊びたいから)誰か直して欲しい。
そんな風に見えるんだよね。
597 :
名も無き被検体774号+:2012/10/12(金) 02:27:55.60 ID:nXzkm88h0
柴崎って、良い子過ぎたじゃない?
だから色々と無理が祟ったのではないかと思う
熊なんて、避妊も出来ない男に頼るなんて駄目
毒親のせいで、もともと人格障害あったとしたら
そのせいで
>>1ちゃんとか、駄目男にばかり惹かれてしまうのかも
なんにせよ、至急精神科にかからないと危ない
事情を知ってる
>>1ちゃんが頑張るしかないよ
ここが正念場だ!頑張れ
>>1
最初からずっと読んでたよ!
最後は万歳で終わると思ってたけど。
ここまで柴崎に干渉してきたのに、
今になってこのスレ見てる誰かに頼るのはどうなんだろう。
そこまで
>>1も自分を追い詰めてるのかな?
でもさ、始めたんなら最後までやれ!
(って釜爺も言ってた)
柴たんは俺のもの(男ver.除く)だが、
>>1って大して
柴たんに「何か」ってほどのことしてないよね
きっかけ程度のことをいくつかはしたけど
それはやがて柴たんが通るべき道だったかもね程度であって
バタフライエフェクトとまではいかないが
山頂で小石を蹴ったら下で大岩になってた、みたいな
とにかく自分が救われたいとかの前に会えるとか連絡取れるとかなら
柴たんになんとかしてやれや、俺と成宮で良かったらいつでも突き合うぜ
おはよう。みんな遅くまでレスありがとう。
どれもこれもが全部あたしにとって大きな支えです。
柴崎のことを想ってくれてありがとう。
落ち着いたら詳しくレスしたいです。
今日のことも。
とりあえずまた夜に
柴が自分のことを責めるのは毒親に責められたのが根本的な原因の気がする
家庭環境は人格形成にかなり影響を与えるから、親に責められた自分は悪い子なんだって思い込もうとしてるだろ
そして毒親が実際どういう反応をするかわからない以上、親には頼らん方がいい
取り敢えず
>>1が一人で専門家に相談し信頼できるところへ柴を強制連行
あとは実際会って
>>1が柴のことハグしろ 拒否されてもハグハグ(´・ω・`)
スキンシップってかなり安心感生まれるし今までのことを償いたいなら柴を離さないってこと伝えろ
結果報告楽しみにしてるよ!!!がんばれ!!!
毒親の家に育つと、周りの目、人の気持ちを必要以上に気にする子に育つ
本人は無理をして、周りのために尽くす子に育つ
で、いつか本人がパンクする
上手くパンクしないと心を病む
毒親は本当に頼りにしてはいけない。
毒親はきちんと取り繕える子供しか受け入れない
きちんと取り繕えないから、親には頼れないのだ
男柴崎は受け入れられない部分が人格化したモノ
毒親を頼りにすると、もっと人生を絡め取られてしまい、病んでしまう
病んでも、側に居てくれる人は、本当に心の支えになる
熊じゃ無くても
>>1 でも 成宮 でもいい
側に居て、話を聞いてあげるのが一番の償いになるよ
私も毒親に育てられてパンクした
そのときに寄り添ってくれた人たちに助けられた
尽くさなくても自分を受け入れてくれる人に、どれだけ心が救われたことか
側に居て受け入れてあげて欲しいと、心から思います
こんばんは。
もう誰も見てないと思うけど、整理も兼ねて書かせて下さい。
今日は解離に詳しい医者がいる病院を探した。
簡単にいうと、教授が紹介してくれた。
教えてもらった連絡先に電話をかけるとゆったりと話す男性が出た。
電話口で柴崎の症状を説明すると、なるべく早く会いに来るように言われた。
そして、医者に三つのことを言われた。
ひとつめは、医者につれてくるまでの間でいいから柴崎の理解者でいてほしいと。
ふたつめは、柴崎の支えとなれるような人がいるなら、目星をつけておいてほしいと。
みっつめは、私や成宮が柴崎の支えになれるかは、柴崎自身の様子を見なければわからないから、取りあえず落ち着けと。
見てねーよ
ふたつめって俺のことだな
「人」という字で言う「ノ」の役が俺
それから成宮に会った。
柴崎と最近連絡をとったか、何か変わったことはなかったか訪ねた。
すると、成宮も「もう一人の柴崎」に遭遇していたことがわかった。
成宮が柴崎に電話をかけると、やけに舌たらずで言葉が幼い柴崎が出たという。
「もしもししばさきれす。いまおとなのひといないのね。だからねまたあとでね。」
その柴崎は電話口で歌い出すと、電話を放置して1人遊びのようなことをし始めたらしい。
成宮には私が見た男柴崎のことを教えた。
成宮は黙りこんでしまった。
沈黙を守る成宮に、柴崎には解離性障害の可能性があることと、医者に連れていこうと思っていることを伝えた。
それから、「柴崎を医者につれていくのを手伝ってほしい。あとでメールをください」と言い電話をきった。
移動しながら熊と熊に近い女について調べた。
女には別に男がいるようだった。手癖みたいに女と繋がった。
熊のことを転がして遊んでいるらしいことがわかった。
○○○のお仕事は男をもてあそぶことでしたとさ。
熊もばかだよね。
熊に柴崎のことを伝えるかどうかは保留にした。
というか教えたくなくなった。
教えるべきかな。この熊をみせて柴崎を悲しませたくはないけど
それでも柴崎があいたがるなら会わせるべきかもしれない。
それは医者が決めることかなあ。とりあえず保留した。
次に向かったのは柴崎の職場だ。
もっと早くこうすればよかった。馬鹿だ私は。
中にまでは入れないものの遠巻きに姿を確認することができた。
少し痩せていた。けれど顔色は普通にみえた。
表情もにこやかでいつもと変わりないようにみえた。
その場で柴崎に電話をかけた。
柴崎はサササとデスクを離れ、外に出てきた。
私は物陰に隠れた。
柴崎「もしもし1ちゃんひさしぶり!」
1「うん、元気でしたか?」
柴崎「うん!元気元気!」
いつもの柴崎のようだった。
1「いま、少し時間ありますか?ちょっと話したくてw」
これまで知り得た柴崎の知人の名前を出しながら話をしてみた。
反応を見て、柴崎が誰を信頼しているか確かめたかった。
ふと熊の話題となると、柴崎が急に沈黙した。
それから
「えっと、ごめんね。熊さん、ってどんな人だったっけ?
ド忘れしちゃったみたいw」
柴崎はそういった。
なんでもないと話を濁して、少し話して電話を切った。
それから今までの柴崎について知っていることを文章でまとめた。
まとめる作業が終盤になった頃一通のメールが届いた。
成宮だった。
「俺にも手伝わせてほしい」
「ありがとう。医者に判断を仰いでまた連絡する」
とりあえずここまでです。
アドバイス、叱咤激励をくれたみんなありがとう。
医者と成宮に相談して正解でした。
お門違いだけど熊にイラついてまた暴走してしまう所でした。
今後の行動は全て医者に判断を仰いで決定しようと思います。
このスレをみて不快になってしまった人もたくさんいると思う。
胸糞ですみません。
そして柴崎、なによりだれより本当にごめんなさい。
ここで言っても今更言っても仕方ないけれど、それでもごめんなさい。
だからお前のしたことなんてバタフリャーエフェクツ的なもので
些細な感じのなんかアレやゆーちょろうが
だが、責任を感じるのなら、今まだ医者にみせてないのなら
お前にはみせてやる義務はないが、権利はあるのだから
そこんとこひとつしっかりやりたまえ、あともうひと息なんだろ?
617 :
名も無き被検体774号+:2012/10/12(金) 23:02:24.53 ID:xbLuCTS30
応援してる
こんなメンヘラビッチを見守ってくれて本当にありがとう。
一つ一つレスできなくてごめんね。
柴崎の現状を知った人間の一人として、許される所まで行こうと思う。
死なせたくない。
柴崎に幸せになってほしい。
本当にごめん柴崎。
行動を始めたんだね!
よくがんばったと思う
>>1は進み始めたらがんばれる子だからその調子で!
柴崎にとって
>>1は大事な存在だと思うよ
>>1にしかできないことはたくさんあると思うから
それをたくさんしてあげて下さい
1ちゃん、がんばれー
柴崎さんがよくなりますように
>>1や成宮のような存在があるから、柴崎は救われるんだよ。
柴崎の精神的な弱さは
>>1だけが原因じゃないよ
柴崎が良くなること願ってる
まだスタートに立ったばかりだけど、応援している、がんばってね
>>1さん頑張れ
すごくすごく応援してます
応援しかできないけど
柴崎救うためにちょっとずつ進み始めたのが嬉しい。
また何かあったら報告待ってます!
行動したのか!
よかった。
このスレは落ちるまで見てる。
今日みたいに気持ち整理したりもやもやしたら気分転換に書き込むと良いよ。
頑張ってるのはわかるけど、其れでも許さないと思ってる輩が居るのは認識してくれ。
応援くれたりアドバイスくれたり怒ってくれたり、みんなありがとう。
柴崎に罵倒されたい気持ちがあるから、私を許さない人がいると逆に救われる。
なんかごめん。でもありがとう。
また報告させてください。
成宮はこのスレ知ってるの?他に誰か気付いた?
この先、成宮がギブしても責めないであげてね
1を悪者にはしたくないけど、もし私が成宮の立場だったら1を恨むよ
1も大変だけど、柴たんや成宮も大変なんだから。背負わせる覚悟と受け止める心を忘れないでください
また報告待ってます
結果的に
>>1のしたことはタイミング的に最悪の方向に働いたのは言うまでもないわ。それが大したことじゃなくてもね。
まぁ頑張れ。
最初から見てるよ、大変だったね頑張たよ
絶対に1人で抱え込まず、医者と成宮と進めて行って欲しい
やってしまった事は今更どうにもできないけど
柴崎を思うなら、支えてあげてね、でも無理しないように
スレ落ちるまで見に来るよ、気になってしょうがないw
ここで吐き出せるならまた来てね
630 :
名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 06:28:20.74 ID:gifH2NOQ0
このスレは事後報告にも使ってくれるのかな…?
>>1も忙しいと思うけど、出来れば経過を知りたいです 柴崎の未来と
>>1が心配です
おはよう。
今日は朝シフト後に成宮と会うことになった。
電話でしか柴崎の話はしていなかったから、少し緊張します。
今のところスレに気付いている人間はいなさそう。
なんとなく「ん?」って思っている人はいるみたいだけど
「まさか柴崎なわけないよなw」って感じみたいです。
このまま誰にも気づかれない方がいいかもしれない。
でも、柴崎の助けになってくれる人がいるなら力になってほしい。
本当にありがとう。
それではまた夜に
待ってる
物語も終わったしもう落としていいんじゃね
これ以上なにがしたいの
なにが目的なの
ちょっと思ったんだけど、柴崎を助けてくれる人が現れて欲しいって
あるけれど、もし誰かが気がついた場合、助けてくれる人も出てくるかも
しれないけど、柴崎は子供をおろした事とかあまり知られたくないんじゃ?…
それこそ精神的ダメージが増えそうな…気がする
確かに自分の知らん所で自分の情報が出回ってるとか嫌だな
自分の情報出回る前に自分に空白の時間があって
別人格的なものが知り合いに何かしてるほうがいやだわ
話し合いどうなったんだろう
気になるな
進捗を伝えられそうならほしいところだね
でも、もしこれ以上続けられそうになければこれで終わりますって一言あるとありがたい
こんばんは。遅くなってしまってすみません。
9時ぐらいになったらちゃんと書き込めると思います。
ひとつだけみんなに聞きたいんだ
どうしても許せない人がいる時みんなはどうしてる?
許せなくても許したいときはどうやって許せばいい
お前のことなど許さぬが仕方なしに許したふりをしてやるのである、と自分は相手より位が上なのだといいきかせて心のなかで相手を見下すことで平静を保ち、許す。
もしくは、許せないという感情を遮断して相手にたいしての感情を無にする。
>>640 どうしても許せないんだから、どうあがいても許せないんじゃないの?
自分の場合は
>>641さんと似てるかも
表面的には許した様に振る舞うけど
本当には許さないだろうな
>>640 許せなくても許したい ってことは
許すことで現状の最高が得られるかもってことかな?
許さざるを得ない、というか
「許す」ことで最高ならば、許すことも考えなくちゃいけないね・・
内容は追々わかりそうだね
で、大事なのは
柴崎を助けるためのベストを考えることだとおもう
>>1の倫理、気持ちももちろん大事なんだけど
たぶん、
>>1のベストは柴崎の回復、だとおもう
無理に新しいネタ出して引き延ばそうとしなくていいから…
もう落とそうぜ
キリスト教的「赦し」の世界だな
ゆるせなくてもゆるすんだよ
柴たんはおれのゆるし
携帯厨が消えればいいと思うよ(^^)v
634 :名も無き被検体774号+ [↓] :2012/10/13(土) 10:09:52.22 ID:WIq+BspfO [携帯]
物語も終わったしもう落としていいんじゃね
これ以上なにがしたいの
なにが目的なの
644 :名も無き被検体774号+ [↓] :2012/10/14(日) 20:47:50.93 ID:rytoFr93O [携帯]
無理に新しいネタ出して引き延ばそうとしなくていいから…
もう落とそうぜ
お待たせしました。
報告を続けると不快に思う人も多いのかな?
すみません。
>>641 許したふりも感情を遮断することもできない私は子どもなのでしょう。
でもこれを機にそうなりたいな。
>>642 内面的に許すにはきっと相当な労力と時間が必要になりますよね・・・
表面的にだけでも振る舞うことができれば、それ以上はなにも起こらないと思いたいです。
>>643 私が「許して」も「許さなく」ても柴崎の回復には影響しません・・・
ただ、私が許さなかったら柴崎は悲しみます。
だから、せめて許したふりをしたい。
>>644 不快にさせてすみません
>>645 ゆるせなくてもゆるすのが大人なんでしょうねきっと。
柴崎はきっと私にとってもゆるしでした。
>>647 柴たんはお前を常にゆるしていた
これを忘れるな
あと、この板自体おにゃにーなんで一言百言の雑言は気にしるな
朝のシフトを終えてから成宮と合流した
顔を合わせたときこそ「よw」と笑っていたが、本題に入るとやはり暗い表情になった。
成宮「俺もきっと柴崎さんのストレスだったんだ。
告白なんかしなくてもよかったのに、無理やり気持ち伝えちゃったしさ」
1「違うよ」
私がしでかしたことを全て言ってしまいたかった。
けれどここにきて言うことができなくなった。
私はやっぱり自分が一番大切なのかもしれないと思った。
言葉に詰まっていると成宮が背中をトンっと叩いた。
成宮「ごめん。お前こそ思うことは沢山あるもんな
全部終わったらまた酒飲みに行こう」
1「・・・ありがとう」
>>647 許したふりも感情を遮断するのも自分を納得させることが大事だから、まずは自分と向き合ってみてね。一番自分にとって腑に落ちる方法でやるのがストレスにならないし後腐れしない。
それから成宮に医者との3つの約束事を伝えた。
医者につれてくるまでは理解者でいること。
柴崎の支えとなれるような人がいるなら、目星をつけておくこと。
私や成宮が柴崎の支えになれるかは、柴崎自身の様子を見なければわからないから落ち着けということ。
それから成宮と合流するまえに医者と電話で話したことを伝えた。
「連れてくるまでは無理をさせてしまうが、それ以降はこちらにまかせてください」ということと
解離の支えとしてそばにいると、その人たちまでストレスをかかえてしまうことがある。
だから、ぜひ一度きみたちとも話をしたい。」ということ。
それから「連れてくる時には柴崎本人には解離のことをふせて欲しい」ということだった。
解離を自覚して症状がよりひどくなる人もいるから、何も知らない状態で柴崎とあいたいということだった。
成宮「わかった。でもどうやって連れていく?連絡もあんまりとれないし」
1「連絡は一応できたよ。仕事中だといいみたい」
成宮「まじかー。じゃあ俺も仕事中を狙って連絡を・・・」
1「はいはいwで、考えたんだけどね」
成宮「おう作戦かwお前得意だもんなそういうの、病的にw」
1「うるさい!でもそれを利用しようと思って」
成宮「利用?」
1「うん。私ってメンヘラビッチのストーカーじゃん?」
成宮「自分でいうなよw」
1「まあでもそうじゃん。だからさ、それが悪化したことにして、柴崎に病院まで付き添ってもらうってのは?」
成宮「あー。なるほどね。
それで、医者に俺らが言われたみたいに
「そばにいる人間もストレスをかかえてしまうから〜」って受診してもらうのか」
1「そういうこと。騙すみたいになっちゃうけど、柴崎さんって頼んだら断れないから」
>>647 うん。本当にそう思う。柴崎に存在も行動も全部ゆるされてたから
メンヘラちょっと緩和されたんだと思ってる。
>>650 ありがとう。
医者と会ったらその辺も含めて話したいと思う。
私もメンヘラだしねw
成宮「じゃあ俺から柴崎さんに連絡した方がいいな」
1「うん、お願い。医者には私から口裏合わせお願いしておく」
成宮「これでお前のストーカー癖治るといいなw」
1「うるさいwあんたこそバイク狂い治してもらいなさいw」
成宮「これが俺の正常値ですwwww」
1「うーざーいーwwww柴崎さんいたら殴られてるよwwwww」
成宮「いいよ俺Mっ気あるからwwwwwすきだしwwwww」
1「うーぜーwwwwww」
成宮「・・・w」
ふざけあってはいたけれどなんとなくお互い思っていたんだと思う。
医者は「連れていくまで」ってことを強調していたから。
連れて行ったらもう会えなくなってしまうかもしれないって。
成宮「なあ、俺さ・・・その・・・」
1「・・・・何?」
成宮「幼い柴崎さんと電話して、ちょっと怖かったんだ」
1「・・・」
成宮「あんだけ好き好き言ってたのに、あれだけで怖く感じるなんてなさけなくて」
1「・・・私も男柴崎さん怖かった。キスされてうれしいはずなのに、ただ怖かった
私たちの好きって、そんな軽いものだったのかな」
成宮「・・・そうじゃないってことを証明するためにも頑張ろう。
証明して終わりかもしれないけど、それで柴崎さんが幸せになれたら俺らも幸せだろ?」
1「うん。さみしいけど、頑張って、そう思う」
それから、医者との二つ目の約束
「柴崎の支えるなれるような人物に目星をつけておく」について考えた。
成宮「・・・俺たちを抜かすと、やっぱり一番可能性があるのはアイツかな」
1「熊?」
成宮「うん。別れた理由にもよるけど、最近まで付き合ってたんだから
柴崎だって熊なら信用できるかもしれないし」
1「ちょっと嫌だけどね」
成宮「俺はすげー嫌だ」
1「・・・ストーカーからの情報なんだけどね」
成宮「1っていうストーカーか?w」
1「まあそうなんだけどw
・・・熊もう他に女いる」
成宮「付き合ってんの?」
1「えーっと、2人いるんだけど・・・片方には男がいて熊で遊んでるだけ。
もう1人は熊は眼中にないけど、熊はどちらにもその気みたい」
成宮「お前のストーカーっぷりにも熊のksっぷりにも脱帽しちまうよ。
・・・・一応熊にもあたってみよう。熊にあたりながら他にもあたってみよう」
1「わかった」
成宮「一応確認するけど柴崎さんの解離はふせておく方向で」
1「当然」
成宮「じゃあ俺の○○(某SNS)のアカ使おう」
それから私たちは近くのファミレスに移動した。
熊へはSNSを通して成宮から連絡した。
熊からの返信は中々来なかった。
だからその間に他の人にあたってみた。
詳しい方法や内容は伏せるけど、可能性が高い人物とは電話をしたりもした。
けれどどの人もいまいち違う感じがして、ただ時間だけが経過した。
2時間ほどが経過した。
この間に成宮は柴崎にも電話していた。
いつもの柴崎が電話に出て「私を病院につれていく話」に了承してくれた。
そして熊からの応答があった。
成宮が無言で携帯をいじりはじめる。
成宮「・・・熊がこれから俺に電話かけるってさ。非通知で」
程なくして成宮に非通知電話がかかってきた。
スピーカーにした電話口からは年の割には幼い声が聞こえてきた。
熊「もしもし。○○(アカウント名)ですけど成宮さんですか」
成宮「はい。電話ありがとうございます」
熊「柴崎のことでってことでしたけど、あなたは誰ですか」
成宮「○○で柴崎さんの後輩でした」
熊「あー」
熊「それで、柴崎のことってなんですか?」
成宮「最近柴崎さん身体の具合がよくないみたいで。
できれば熊さんに柴崎さんに付き添ってほしいと思って。」
熊「あー・・・吐き気とか食欲がないとかでしょ?」
成宮「・・・」
熊「ただの想像妊娠だからほっといても大丈夫ですよ」
成宮「いえ、それだけじゃないみたいです。
僕たちでは力になれないので、熊さんに・・・」
熊「正直迷惑なんだよね。柴崎のそういうところに耐えきれなくなって別れたのに
別れからもそんな話されて」
成宮「・・・そういうところというのは」
熊「知ってるんですよね。中絶のこと。」
成宮「はい」
熊「傷ついたのはわかるけど、それでずっと落ち込まれてたんじゃこっちまで気が滅入るよ。
初めは優しくしてたけど、段々気性も荒くなるし。もう柴崎には関わりたくありません」
成宮「・・・物忘れも激しくなったんじゃありませんか?」
熊「うん。約束も随分忘れてたね。挙句逆切れするし」
成宮「急に子供みたいに甘えたりとか、男っぽい口調になったりもしたんじゃないんですか?」
熊「そうだよ。急に理屈っぽくなったり、自虐がすぎるようにもなったりした。
だからとにかく。もう柴崎には付き合ってられません」
男柴崎や幼い柴崎を目の当たりにしておきながら
柴崎が記憶が無くなっていく様を目の当たりにしておきながら
何を言っているのこの人
柴崎いい人だし友人には恵まれてるが男運ないな…
熊ksすぎ
1「まさか・・・それ柴崎に言ったんじゃないでしょうね!
おまえの性格が悪くなったから別れたいなんていったんじゃないでしょうね!」
熊「・・・誰?まあいいけど、その通り言ったよ」
1「あんたが柴崎を追いつめたんだ!あんたが柴崎を受け入れていれば!
柴崎を受け入れていれば!まだ柴崎は救われたかもしれないのに!」
成宮「ちょ、やめろ!・・・すみません」
熊「・・・たとえ俺のせいで柴崎の体調が崩れたからって、だから何?
単にストレスに弱い性格だっただけですよね
それが俺になんの関係があるんですか。」
成宮「・・・わかりました。急にお電話してすみません」
熊「言っておくけど、俺も柴崎には随分優しくしました。
その挙句あんな風に振る舞われたら誰だってうんざりするでしょ。
田中にも頼ってたみたいだし、もう無理。」
成宮「もうわかりました。これ以上は何もないです。すみません」
熊「わかってくれればいいよ。それじゃ」
私の顔は悔しさと涙でグチャグチャになっていた。
柴崎はあんなに熊が好きだったのに。
あんなに熊に助けを求めていたのに。
柴崎はよく自分のことを責めていたし、最後の更新になるにつれてその傾向はどんどん強くなっていった。
もしもそれが熊のせいだとしたら?
熊に責められて悪化したとしたら?
成宮「・・・おまえ今何考えてる?」
1「熊の親にも兄弟にも友達にも女達にも、あいつが女孕ませて中絶させた最低な奴だって風潮してやる」
成宮「そんなことしたら柴崎もショック受けるぞ」
1「だって!!」
成宮「あいつがksだってわかってよかっただろ?
あんな奴に柴崎さんは任せられないってわかっただけよかった」
1「なんで柴崎さんばっかり!なんで!」
成宮「・・・熊のことはもう忘れよう。
柴崎さんのためになることだけ考えよう」
1「・・・・うん」
結局、それらしい人の目星はつけられなかった。
仕方ないので、そのまま最後に医者と連絡して、いつ病院に連れていくか打ち合わせて終わった。
私の頭の中はずっと熊を許せない気持ちでいっぱいだった。
そんな時に、帰り道の途中で成宮がぽつりと言った。
成宮「・・・仕方ないと思うよ、熊のこと」
1「・・・なんで?」
成宮「なんつーか・・・俺たちは柴崎さんがあんまり強くないって知ってるだろ?」
1「うん」
成宮「柴崎さんは一見、優しくて気配りができて強い人、だろ?」
1「うん」
成宮「ずっとそんな柴崎さんとだけ一緒にいたいと思ってつきあったらさ・・・・
逃げたくなると思うんだ」
1「そんな、甘い汁だけ吸うみたいな・・・」
成宮「でも、柴崎さんわかってたんじゃないのかな」
1「わかってた?」
成宮「うん。田中の時もそうだったけどさ。
弱みを見せたら熊が離れていくってわかってたから、隠してたんじゃないかな。
きっと覚悟してたんだよ」
1「でもだからって、あんな言い方」
成宮「男って馬鹿だからw本当に柴崎さんの性格が変わったと思ったんじゃないか?
だから裏切られたと勘違いして、熊が傷ついてんだよ」
1「・・・成宮もそうおもった?」
成宮「いやー・・・そうは思わなかったけど色々考えたかな。
俺のせいかなー?とか。支えきれるかなー?とか。」
1「巻き込んでごめん」
成宮「「謝んなよw感謝してるよ俺。やっと柴崎さんの力になれるって」
成宮「1には言ってなかったけど、俺学校辞めようと思ってたことがあって。
その時柴崎さんに相談したらすごく力になってくれたんだ。
他にも悩みとかコンプレックスとか色んな相談にのってくれたんだ」
1「流石抜け駆けて告白するだけあるわねw」
成宮「wwwま、だからやっと力になれて嬉しいと思ってんだよ
ありがとな」
1「私も成宮が力になってくれてよかった。ありがとう」
無知は人を傷つける
これが昨日までの話です。
人をゆるしたいと思って訳はここでした。
お待たせしてすみません。
人と付き合って行くっていうのは、その人のいい部分も悪い部分も受け入れるってことなんだよね。
このスレ読んでると俺も考えさせられる。
>>672 散々柴崎を傷つけた私が言うなって話なんですけれどね。
あえていうなら柴崎の悪いところはだれにでも弱みを隠す所でした。
>>671 熊がksなのは確かだけど、そんな熊を選んだのは柴崎さんで
1ちゃんの怒りも分かるけど、今更熊責めたってどうしようもない
成宮さんが意外と大人で頼りになる良い奴で良かった
病気の柴崎さん支えるのは、1ちゃん一人じゃ大変だろうけど
なんとか二人で、力を合わせて頑張って欲しいです
報告ありがとう。。。
>>674 優しい言葉をかけてくれてありがとう。
書き込んだ当初は、熊をどうにかしてやりたい気持ちでいっぱいだったけど
成宮が言っていたことを思い出してこらえられてる。
柴崎が嬉しそうに熊のこと離してた姿が瞼に浮かんで消えないから余計悔しい。
でも熊に何かする時間があったら柴崎を助けることに時間を割くよ
報告ありがとう
近いうち、
>>1は柴崎と成宮を連れて病院いくんだよね?
で、もし入院とかになったら、柴崎の職場とか住まいはどうするんだろ?
精神病棟って、はいったらなんかでてこれなさそうで
報告受けてるだけの自分が不安にさいなまれてしまうorz
もし入院したらどのくらいかかるのか、とか
再度先生を交えて話きいてみてもいいかもしれないね
>>1も成宮ももう就職は決まった?
柴崎のことも自分のこともでいろいろ大変かもしれんけど
がんばって
>>646みたいな思慮の浅い馬鹿なゴミクズがいるから色々言われるんじゃないの
>>646みたいなキチガイはこのスレ出禁言い渡したほうがいいよ
>>676 医者は、解離の可能性は高いけれどとにかく診てみなければわからないって言ってた。
柴崎を連れて行ってからもう一度詳しい話を聞いてみようと思う。
どこまで介入が許されるかは分からないけれど
就職心配してくれてありがとうw
成宮は今のバイトで社員になるってほぼ決定してる。
私も一応地元就職きまってる
あんまりいいところじゃなさそうだけど
>>678 就職おめでと!
仕事ついちゃうと、お見舞いとかにさける時間もかぎられちゃってくるから
もし、しんどいケースが宣告されたら
また、いろいろ相談してね
ここもそうだし、
医師、先生、家族、もしかしたら柴崎の両親とか
いろいろ考えないといけないかもしれない
つらかったら成宮とかここにはきだせばいいさ
おやすみなさい、
>>1もちゃんとねとくように!
680 :
名も無き被検体774号+:2012/10/15(月) 03:09:10.60 ID:e4jDH6hS0
精神科に入院も、外科病棟に入院もそんなに変わらない
閉鎖病棟ですら比較的自由なのに
そういう偏見のお陰で苦労してる人を知っている
柴咲のためにも
>>1にはそういう偏見持って欲しくないなって思ってる
報告してくれてありがとう
柴たんを死ぬほど傷つけたと自覚してるやつが
自覚してないやつをゆるしたいゆるせないとかアホかと
このスレで1自体をゆるせないレスがいくつかあるってのに
どうして「ちょっと自己中な元彼」をゆるせないのか不思議
中絶は事実であればひどいけどそれ以外はよくある話
許されざる者が他の許されるべき者を処刑したいとか滑稽じゃん
熊のこと許したいけど許せないとかって言ってるけど
元はと言えば自分が撒いた種じゃねーの?
お前が無駄に首突っ込まなけりゃ田中と別れたりしなかったんじゃないのか、わからんけど
自分が柴咲崩壊させた原因のひとつである以上、熊のこと責める権利ねえだろ
お前も熊も救える立場にいたはずなのに傷つけた 同じじゃん
自分に熊を赦す資格があると思ってるのが凄いな
自分の行いが悪かったんだって心の底から思ってないから吐ける台詞だよ
>>683に1を責める資格があるとは思えないが、、、
許す許さないとか、自分の気持ちを
無理にねじ曲げるとおかしな事になる
ここでは素直な気持ちを言って良いと思う
そうすると、ここぞとばかりに叩きも湧くけどね
形はどうあれ自衛が下手ないい人ってのは食い物にされて壊れてくもんだ
一般的なまともで幸せな人生のイメージからいうと1に粘着されたのも
田中と熊なんかと自己責任とはいえくっ付いたのも全部柴崎にとってはマイナス
マトモな状態に戻してやりたいなら今の人間関係から隔離して家族なりの元で時間を置くしかないだろ
助けるなんて言葉を使うにはなにもかも手遅れ
686 :
名も無き被検体774号+:2012/10/15(月) 18:33:52.01 ID:KjOFRae80
両親に問題ない人には親がおかしい人の事なんてわからないだろうな
あんまり想像で親の側なら良くなるとか言わん方がいいと思うぞ
こんばんは。成宮と一緒に柴崎を病院につれていきました。
柴崎は何か気付いたみたいで「ごめんね」って苦しそうな笑顔で言いました。
私と成宮だけ先に帰されたので、柴崎の詳しい話はわかりません。
必要があれば医者から連絡が来るとのことでした。
直接会おうとするのは柴崎からアクションがあるまでとりあえず控え、
メールか電話のみで連絡をすることになりました。
柴たんはふはふ
何よりも責めるべきは自分自身ですが、電話口で直接話したので逆上してしまいました。
許す許さないの話で困惑させてすみません。
みなさんからアドバイスをもらって、「許せなくとも柴崎が悲しむことはしない」ようにしようと思いました。
熊へはもうなんのアクションも起しません。
それに、なんとなくではありますが柴崎は熊の存在自体を忘れてしまっているような様子でした。
解離では特定の人物の存在自体を忘れてしまうこともあるのでしょうか。
柴崎本人は「若年性アルツハイマーかもw」とおどけた様に振る舞っていました。
解離は知らんが、今見えるはずのものすら目の前で見えてないように見えることはある
記憶なんてもっと消えておかしくないもの
私のせいでこうなったのに、もう柴崎と会えなくなってしまうかもしれない事実で胸が張り裂けそう。
成宮との帰り道、あの日3人で缶ビールを飲んだ公園で2人で泣きました。
この公園は柴崎が私を抱きしめてくれた公園でもありました。
成宮もここで相談をしたそうです。
きっと柴崎も田中や熊や親しい友人たちとこの公園で過ごしたに違いありません。
その記憶さえも奪ってしまった。
>>690 そうなんですか。
記憶ってあってないようなものなんですね。
ごめん。涙とまんないんだ。
まじカスだけど柴崎が大好きなんだ。
ごめん柴崎。ごめん。好きになってごめん。
思い出なぞりながら柴崎との会話でも書き込んでく。
とことんオナニースレでごめん
柴崎に出会って、柴崎がすきになってしばらく、柴崎とまともに会話をすることができなかった。
それでも柴崎は私をみつけると
「1ちゃーん!」って今も昔も変わらない笑顔で寄ってきてくれたんだ。
それである日いつもみたいに柴崎が寄ってきた。
いつもなら「天気いいね」とか「お客さん少ないね」とか「課題やった」とか
適当に聞いてくるんだが、どうもこの日はただニコニコと隣にいた。
「・・・えっと何してるんですか柴崎さん」
「え?ああw居心地いいからここにいただけw」
「///・・・猫か犬ですか柴崎さんは」
「可愛がってくれてもいいんだよw」
って言いながら頭を差し出してきたんだw
恐る恐るなでようとしたら後ろから成宮が出てきて
柴崎の頭ぐしゃぐしゃにしてどこかに消えたw
いいとことりやがってw
そのとき覚えた記憶は完全に消えるということはまずはない
けれども、トラウマなどが絡むと脳や体を守るために
その記憶にフタをする、ってのはよくある
くまー関係は今は思い出せなくていい記憶
柴崎はちょっとスイーツ()っぽい所があった。
田中と円満な時は、しばしば田中との惚気を勝手に話たりもした。
熊の時もそうだったけれど、いかんせんその間あまり一緒に入れなかったから田中の時の方が記憶に強い。
柴崎「それで田中がね・・・・」
成宮「さっきから田中の話ばっかりじゃないっすかー。もうお腹いっぱいですー」
1「リア充ひっこんでろー!」
成宮「ひっこんでろー!」
柴崎「えへへwだって本当に幸せなんだもんw」
きまって柴崎はこう言いながら笑うのだが、その顔が本当に幸せそうで嬉しそうで。
よく、私にその笑顔をむけさせたいと思っていた。
今はその影もないから懐かしい。
>>695 私も熊のことは思い出せなくていいと思う。
熊も柴崎にイイ思いをもっていないみたいだから
次に熊と柴崎が出会ったら、始めましてから関係を構築していければいいと思う。
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | はじめましてクマ──!!
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\
/ __ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
柴崎さん無事に病院に連れてくこと出来たんですね、良かったです。
解離が快方に向かってくれることを願います。
思い出話いいなぁ!その三人の関係すごく羨ましくて微笑ましい。
それと、もう会えないなんてことないですよ!
成宮と電話なうw
YOU成宮とくっついCHINA YO!
電話おわた(^o^)
>>700 後半はほとんど3人は無かったですけどねw
柴崎さんが学生だったころの3人がとても懐かしいです。
>>702 それはないですw
ただ成宮はこの間女の子と付き合ったり(突き合ったり)していました。
顔はいいし、ノリもよかったので不自由はしてなかったみたいです。
YOU成宮とさっさと突き合いなYO
付き合うことはしないでいいから突き合いなYO
>>704 成宮に突かれるくらいなら私が成宮突いてやるねw
成宮と話してたんだけどね
「今は柴崎さんは疲れちゃってるからお休みしなきゃいけないと思うんだ
だから柴崎さんにしばらく会えないけど
いつでも柴崎さんがあいたいって思った時に
頼りたいって思った時に、そばにいれるようにしっかり自立しよう
ちゃんと働いてちゃんと自分食わせて、一人前になろう
お前は俺が尻引っぱたいてでも一人前にしてやるから
柴崎さん迎える準備だけちゃんとして、待ってよう」
だって。
成宮が柴崎さんとくっついてくれたらいいのになw
頼りになる男だよ本当に成宮は
成宮に「柴崎さんのどこが好きなの」って聞いたことがあった
成宮「どこがって・・・難しいなw」
1「顔とかいうなよw」
成宮「まあもちろんそれもあるけどw
なんだろうな。あえて言うなら全部だよw」
1「適当なこといってるーw」
成宮「適当じゃねーしwばーかwうるせーw」
本当に柴崎が好きなんだなって今になってわかった
一緒に柴崎を好きでいてくれてありがとう
ばーかばーか
病院連れて行けて良かったねー少し安心したよ
寂しいだろうけど、またきっと会えるよ
>>709 ありがとう
成宮と競い合って一人前になる
そして柴崎まってるよ
すっごくすっごく長引かせてごめんね。
今日までこんな拙い報告を待ってくれてありがとう。
いずれまた柴崎が介抱に向かっていって再会できることがあったら
こんな風にスレ立てしてひっそり報告したいと思います。
結果的に柴崎を病院にも連れていけたし、スレ立てして良かったと思う。
本当にありがとう。
それからもし柴崎の知り合いの方がこのスレみてたら、どうか今の柴崎に会ってもびっくりしないでほしい。
そしてもしよかったら少しでもいいから柴崎をめちゃくちゃく甘やかしてあげて下さい。
柴崎が私たちの前以外でどんな人だったかはわからないけれど、きっと強がってしまっていたと思うから。
たくさん甘やかして、たくさん泣かせてあげて下さい。
もしも酷いことを言ったり突然豹変したりすることがあっても、それは柴崎のせいじゃないんです。
私のせいなんです。
だから柴崎の存在や性格自体を責めることはしないであげてください。
認めてあげて下さい。
これは勝手な憶測だけど
柴崎はきっと今も心のどこかで熊の助けを待っている気がする
最後まで柴崎はブログに熊のことを書いていたから。
多分柴崎の最後の砦だったんだと思う。
熊のことを忘れたのもきっとその気持ちが強かったからなんじゃないかな。
なんて熊がいないところで言っても仕方ないんだけどね。
もしも熊がここをみてたら、お願いだから柴崎の前で女といちゃつかないで下さい。
オナニーでここまで書き進めてしまったw
今日いっぱい1でいて、明日からまた名無しに戻りますw
みなさん本当にありがとう(^o^)
なんだ終了か
>>714 柴たんいないとただの1の日記になるしねw
なんだかんだずっとみてくれてありがとう
いや俺は今日たまたま見た新参だが?
貴様のレスから40秒以内にレスしたのも偶然だが?
自慰式過剰とかやだわー
718が出してくる画像アップすぎてグロだかグロだかわからん件
てか「柴たん」でスレ内検索すると恐ろしい事実が。。。
病院行けたんだね、よかった!
きついことも言っちゃったけど、1が行動力ある人間でよかった。ほんとに良かった!
これからが始まりだよ
1も無理しすぎないで、自分を責める気持ちは柴たんを救う気持ちに変えてほしい
熊はkzに変わりないけど、子供堕ろした以外では成宮の言ってた通りかもしれないね。悲しいけどさ
大切な人を忘れることってあるよ
大切であれば大切であるほど、記憶から抜け落ちちゃう。人間の脳って不思議だよね
書きたいこと纏まらなくて長くなっちゃった
また1のスレに会えますように。ここでお別れは寂しいから、次こそ良い報告しろよな!
成宮のイケメンに惚れた名無しでしたww
>>718 最後までテロだ…!
ダイエット中これはきつい。ゴハンのばか!好きだ、ばか!
柴たんもふもふー
とにかくお疲れ様!
失敗してもそこからも自分からも逃げずに戦った
>>1は
よくがんばったと思う
柴崎が立ち直るためには
これからも少なからず
>>1の協力が必要だと思うよ
今は3人とも辛いだろうけど
ここから逃げずに乗り越えたら
3人ともいろんなことを学ぶと思う
3人とも幸せになれることを祈ってるよ
お、終了したか
スレ落とす?
お疲れさま!…て、遅かったか。
メンヘラで柴崎のこと好きすぎて行動力有り余るストーカーな
>>1だから柴崎の異変に気づいて病院にもつれてけたんじゃないかな。
次柴崎に会ったときには逆に惚れさせちゃえ!その時は報告まってるからさw
日付変わっちゃったw
みんな本当に今までありがとう。
ひとつひとつレスできなくてごめんなさい
今度はいい報告でスレたてできたらいいな。
私がしたことはこんなことじゃ償えないけど、それでもみんなのお陰で行動できた。
本当にありがとう。
名無しに戻りますw
バイバイ!またね(^o^)!
もふー
お疲れ!
病院連れて行けて、よかったね!
長い時間かかるし、辛いことがたくさんあるかもしれないけど、柴たんの、素敵な笑顔をもう一回取り戻せるまで支えてあげてね。人に向けたマイナスな言葉や感情は、いつも自分に返ってくる。1ちゃん、気をつけてね
あたしもメンヘラこじらせて、何回も自分殺したけど、たくさんの人に支えられて、今は元気に、人並みに生きてるよ!
今度は、柴たんのいい報告が聞けますように、祈ってる!長文すまん
728 :
名も無き被検体774号+:2012/10/16(火) 01:39:43.36 ID:OYuFjyVa0
お疲れ様でした!
柴崎病院に連れていけて本当良かったね。きっとこれからいい方向に向かっていけるはず!1も成宮もついてるしな!
また前みたいにみんなで笑いあえるといいな。
729 :
名も無き被検体774号+:2012/10/16(火) 04:35:44.73 ID:cw32N+YX0
もふもふー
もふー
も
もふー
もふもふ
もふ
バイバイ!またね(^o^)!
もふっ
あ、まだ残ってる
もふ
これ好きなんだけど誰かまとめサイトつくってたりしないかな
アフィがなければまとめていいもふと柴たんが言ってたもふ
じゃあ無理だね
もう書き込み無しで落としましょう
全然無理じゃないじゃん携帯厨
743 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】(3+0:8) :2012/10/21(日) 14:15:54.79 ID:YgyzvriJ0
ビッチビチやんか
よく考えると1ミクロンも1のビッチ描写がない件
携帯厨って言いたいだけのキチガイは馬鹿だなw
この配役と言い出来事と言い俺の知り合いにそっくりなんだが・・・
>>745 お前一人しか携帯で書き込んでるやついないじゃん
どこから書き込んでいようとどうでもよくね?
なんだこのキチガイ…
携帯から書き込んでる奴なんか腐るほどいるだろうに
このスレだけで何人いることやら
で携帯だとなんかあんの?
お前文句言いたいだけじゃねーの?
荒らしはどっかいけや
>>746 もし本当なら1に聞いてみるのはどうかな
周囲に助けてほしいとも書いてあったし、協力者がいると心強いもの
>>746の日々に負担にならない前提だけど…
で
この荒らしは何が言いたいの?
みんなの迷惑だから二度と来ないでね
そんなに悔しかったのならまずは大人になろう
>>750 >>746なんだが、これが本当なら俺は熊の知り合いにあたる
一度軽く顔をあわせた程度だが柴崎にもあったことはあるがその程度だ
熊ならこういう行動をとりそうだなということしか言えないすまん
>>752 全部お前のレスであることを否定できないんですね
ワンパタ乙
二度と来なくていいのはお前なのまだ気づかないの?
>>754 全部同じだろうが違う人だろうが何がしたいのか聞いてるんだけど?
レス抽出してストーカーで妄想癖とか病院いけよ
相変わらず内容がない煽りしかできないワンパターンな脳みそだな
自分の書き込みを説明できないうえに煽るだけとかここだけじゃなくて社会でもいらないから来るなよ
>>755 横からすまんがなんでそんなにスレ落としたいの?
>>755 よほど社会から要らない子されてるのか
お前がこのスレで誰も求めてないよ
以上の会話は保守のために行われたものです
よいこのみんなはまねしないでね
もふもふ
ふもふも
もふりもふり
もふ
もふも
もももふふふ
ももふふり
ふもっふ
もふぅー
もふ
>>756 話が終わったみたいだから落とす?ってスレ主に聞いてるだけだよ
落としてほしいかもしれないし逆に残してほしい場合もあるだろうしね
>>757 でたーw
気に入らなければ理由もなく必要ないとかw
せめて説明くらいしような
言い負かされてバーカバーカって負け惜しみしてるだけじゃないかw
相手を否定したければそれなりの理由書かないと恥ずかしいよw
>>769と
>634 :名も無き被検体774号+ :2012/10/13(土) 10:09:52.22 ID:WIq+BspfO
>物語も終わったしもう落としていいんじゃね
>これ以上なにがしたいの
>なにが目的なの
これがイコールだと言えるとか頭やばいだろ
ここで流れを変えるもふもふ。
便乗して柴崎もふもふ
773 :
名も無き被検体774号+:2012/10/26(金) 06:25:57.26 ID:Xy5RdC120
もふもふも
柴崎をもふもふしにきました。
もふっ
もふ
もふもふ7