勇者「安価で世界を救う」第七章

1 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/28(木) 18:12:00.63 ID:FJVL6LsHI

安価で世界を救うと誓った勇者。
しかしそこに集ったのは、６人の奇怪な仲間たちだった！？

着々と洋館調査を続けるキャバ嬢一行！
一方、勇者たちは魔王軍最強の軍団と手を組み……！？

今までの冒険の記録は、下記URLに保存してあります！
初めての方はどうぞ御覧あれ！

勇者「安価で世界を救う」
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1332026174/
勇者「安価で世界を救う」第二章
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1332229290/
勇者「安価で世界を救う」第三章
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1332590989/
勇者「安価で世界を救う」第四章
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1333459385/
勇者「安価で世界を救う」第五章
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1335430868/
勇者「安価で世界を救う」第六章
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1337435745/

2 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/28(木) 18:17:54.72 ID:FJVL6LsHI

～～主な登場人物～～

勇者

この物語の主人公。
安価で世界を救うと決心し、仲間とともに旅に出る。

鎧　　伝説の勇者の鎧
兜　　伝説の勇者の兜
盾　　伝説の勇者の盾
武器　伝説の勇者の剣

嬢王様

この物語のメインヒロイン。性格はツンデレ。
様々な国の王をいじめる＂嬢王様＂という職業に就いていた。

鎧　　胸甲つきのドレス
兜　　なし
盾　　嬢王のスク水と歯間ぶらしとパンティー（別の＂嬢王様＂の遺留品）
武器　女王様のムチ

アナリスト

アナル好きの遊び人。
ハッテン場で勇者と知り合った後、パーティーに加わった。

鎧　　あぶない水着
兜　　スイムキャップ(黄色)
盾　　サーフボード
武器　たわわに実った桃

王様

＂ﾈﾁｮﾈﾁｮﾊｯﾃﾝアー♂･ﾇﾙﾇﾙ＂という国の元国王。
性格は優しく、特技は一本足打法。
以前、「私が本当の勇者だ」という衝撃発言をしている。

鎧　　嬢王様の服
兜　　スイムキャップ(黄色)
盾　　肉の壁
武器　ソーセージ

3 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/28(木) 18:29:42.54 ID:FJVL6LsHI

キャバ嬢

都市国家＂ラクーンシティ＂の元大統領。
勇者たちの洋館調査を手伝った後、第二の勇者パーティーのリーダーとなった。

鎧　　神の鎧
兜　　アナリストのパンツ
盾　　おなべのふた
武器　ルガーＰ０８

女医

キャバ嬢の姉で、ラクーンシティの医院で働く医者。
全国民の保険証を盗まれ、勇者パーティーに加わることになった。

鎧　　ビニール製ナース服
兜　　聴診器
盾　　ゴルディアス・ホイール
武器　ブラックジャック

店長

ラクーンシティの外にある便利屋＂コンビニ＂の店長。
元は砂漠に住む魔物で、伝説の勇者パーティーの一員だった。
キャバ嬢から頼まれて、勇者たちに手を貸すことになる。

鎧　　全身網タイツ
兜　　スイムキャップ（黄色）
盾　　夢見のまくら
武器　憲法9条

4 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/28(木) 18:31:17.50 ID:FJVL6LsHI

老婆

ユフオクの町の廃屋に住む魔法使い。
乳搾りコンテストの際、嬢王様の母乳が出るように施した。
勇者たちを守るため、サキュバスを道ずれにして息絶える。

伝道師

乳搾りコンテストの審査委員長で、究極魔法の伝道師。
性を司る能力を持ち、幼少時に伝説の勇者パーティーに加わっていた。
いなくなった勇者のことを今でも想い続けている。

メタモン

伝道師が魔物使いだったころに苦楽を共にした魔物。
変化呪文＂モシャス＂が得意で、相手の性格や記憶の一部までコピーできる。

伝説の勇者

２１年前に魔王を滅ぼした人物。
伝道師に装備を預け、忽然と姿を消した。

5 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/28(木) 18:43:50.19 ID:FJVL6LsHI

キュバ

暗黒四天王の一人、＂淫夢のサキュバス＂。
究極魔法伝授を阻止するため、身分を偽って乳搾りコンテストに参加していた。
老婆の自爆技を受け、現在は消息不明。

ハスター

暗黒四天王の一人、＂ニュー速の邪神ハスター＂。
魔王をも凌ぐスピードの持ち主で、元は伝説のドラゴン＂三邪神＂の一人だった。

ジュン

暗黒四天王の一人にして、レッドリボン軍の総長。
本来はモッコスという名前だが、なぜかジパング人の名を名乗っている。
ハスターと同様、元は＂三邪神＂の一人だった。

メイド

洋館内のカプセルに封印されていた謎の美女。
なぜか少女ものの服を着ており、その手にはバイブと手紙が握られていた。
現在、その身柄は伝道師のもとにある。

ダストマン

全身真っ黒の謎の生物。
夜中に医院を襲撃し、嬢王様のパンティーと魔動分析装置、
それにラクーンシティ国民全員の保険証とグレムリンの耳を盗んでいった。

6 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/29(金) 17:00:18.08 ID:bNYAAGeAI

～～主なあらすじ～～

安価で世界を救えと言い渡された勇者が、ルイーダの酒場で仲間を募る。
（アナリスト、嬢王様、王様）

↓

旅の装備を整えるため、砂漠の町ユフオクへ向かう。

↓

装備を整えた一行は、究極魔法を習得するために
乳搾りコンテストへの出場を決意する。

↓

母乳を出せるようにするため、嬢王様が老婆から施しを受ける。

↓

見事コンテストで優勝し、究極魔法習得の権利を得る。

7 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/29(金) 17:20:32.03 ID:bNYAAGeAI

↓

究極魔法伝授を阻止しようと、キュバが勇者たちを襲撃する。

↓

ピンチになった勇者たちに老婆が助太刀し、キュバを道づれにして息絶える。
そんな老婆を生き返らせるため、勇者たちはドラゴンボールの収集を決意する。

↓

その翌日、亜空間にて、伝道師とメタモンにより究極魔法が伝授される。

8 ：名も無き被検体774号+：2012/06/29(金) 17:44:17.80 ID:V+o1UI7Y0

ほ

9 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/29(金) 18:12:44.04 ID:bNYAAGeAI

↓

究極魔法を習得した嬢王様は勇者たちと合流。

そこで先代魔王を掘り起こす動きがあるという情報を得た彼らは、
かつての魔王城へ向かうことにする。

↓

道中で嬢王様が体調を崩し、近くにあったラクーンシティの医院を訪れる。

10 ：忍法帖【Lv=13,xxxPT】：2012/06/29(金) 19:25:41.20 ID:IGDBZq6c0

前スレ埋めてきたぜ！

11 ：名も無き被検体774号+：2012/06/29(金) 19:35:42.60 ID:bBPNjr9Q0

面白そうだ

12 ：名も無き被検体774号+：2012/06/29(金) 19:57:40.19 ID:l3BBVoUW0

長く続いてるんだな

13 ：名も無き被検体774号+：2012/06/30(土) 00:17:42.13 ID:b4SYfCvJ0

続きが気になる

14 ：忍法帖【Lv=40,xxxPT】：2012/06/30(土) 12:02:49.24 ID:WJtCkcjb0

ほしゆ

15 ：名も無き被検体774号+：2012/06/30(土) 16:56:08.73 ID:JwpIMD7m0

いちおつ！

16 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/30(土) 18:07:05.80 ID:y/f6JaPqI

↓

秘伝薬の材料を調達するため、店長の経営する便利屋へ赴く。

↓

材料を売る条件として、洋館に眠る宝の調査を依頼される。

↓

嬢王様の代わりにキャバ嬢が加入。
彼女の装備を整えた後、郊外にある洋館へと向かう。

17 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/30(土) 18:08:02.95 ID:y/f6JaPqI

↓

洋館調査を進めていくと、カプセルに封印された謎の美女を発見する。

↓

しかしそこにハスターが現れ、勇者たちは追い詰められてしまう。

↓

メタモンの機転によって、勇者たちは窮地から救われる。
その際、伝道師から宝と思われる物を渡される。

↓

店長に宝を見せ、秘伝薬の材料を受け取る。

18 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/30(土) 18:11:51.63 ID:y/f6JaPqI

↓

秘伝薬を飲んだ嬢王様は回復。
しかしその夜、ダストマンに襲撃されて複数の物品を盗まれてしまう。

↓

キャバ嬢、女医、店長を仲間に加え、旧魔王城へ向かうパーティーと
洋館を再調査するパーティーに分ける。

19 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/30(土) 18:17:48.47 ID:y/f6JaPqI

《キャバ嬢パーティー》

↓

装備を整え、洋館へ向かう。

↓

洋館の調査を進めていくと、作者不明の小説が刻まれた壁を発見する。
（←今ここ）

20 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/30(土) 18:28:09.57 ID:y/f6JaPqI

《勇者パーティー》

↓

旧魔王城への道中で、真実の口と呼ばれる町に立ち寄る。

↓

しかしそこはレッドリボン軍のアジトであり、勇者たちは捕えられてしまう。

↓

ジュンにレッドリボン軍との同盟を提案され、勇者たちは同意する。

↓

アジトから脱出するため、＂真実の口＂に落とされる。
（←今ここ）

21 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/30(土) 18:43:02.87 ID:y/f6JaPqI

今までの冒険の記録は、下記URLからもご覧いただけます！

勇者「安価で世界を救う」
http://sp.logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/news4viptasu/1332026174/
勇者「安価で世界を救う」第二章
http://sp.logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/news4viptasu/1332229290/
勇者「安価で世界を救う」第三章
http://sp.logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/news4viptasu/1332590989/
勇者「安価で世界を救う」第四章
http://sp.logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/news4viptasu/1333459385/
勇者「安価で世界を救う」第五章
http://sp.logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/news4viptasu/1335430868/
勇者「安価で世界を救う」第六章
http://sp.logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/news4viptasu/1337435745/

それでは、引き続き勇者たちの冒険をお楽しみください！

22 ：名も無き被検体774号+：2012/06/30(土) 20:49:08.23 ID:RFaX26Lo0

あらすじだけでも結構な量だなｗ
エロ部分を大人しくさせれば時期ドラクエと言われてもさしつかないレベルｗ

23 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/06/30(土) 21:59:27.59 ID:y/f6JaPqI

すみません…
続きなんですが、水曜日まで待っていただけますか？

24 ：名も無き被検体774号+：2012/06/30(土) 22:05:19.74 ID:gBMUVGRY0

>>23

自分のペースでいいよー

25 ：名も無き被検体774号+：2012/06/30(土) 22:18:33.16 ID:RFaX26Lo0

>>23
了解！
まぁ、このスレは落ちんよｗ

26 ：名も無き被検体774号+：2012/06/30(土) 22:19:37.62 ID:n8xLn9Ql0

待ってる間に前スレ復習でもしてるわ。楽しみにしてるよ～。

27 ：名も無き被検体774号+：2012/06/30(土) 23:32:49.30 ID:hV1+Mhf40

保守ならまかせろ(`・ω・)b

28 ：忍法帖【Lv=40,xxxPT】：2012/07/01(日) 09:01:59.77 ID:d7637Guf0

ほ

29 ：名も無き被検体774号+：2012/07/01(日) 10:26:47.10 ID:kspxoixZ0

む

30 ：忍法帖【Lv=14,xxxPT】：2012/07/01(日) 11:12:19.64 ID:M0eFMB9U0

み

31 ：名も無き被検体774号+：2012/07/01(日) 13:08:20.77 ID:Vd8MfbEO0

ん

32 ：名も無き被検体774号+：2012/07/01(日) 13:44:45.48 ID:UQ8ht+Kd0

ほ

33 ：名も無き被検体774号+：2012/07/01(日) 18:00:05.70 ID:IBtNRyOE0

も

34 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/01(日) 20:31:05.96 ID:W8I7oO1gI

すみません…
続きなんですが、水曜日まで待っていただけますか？

35 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/01(日) 20:32:08.62 ID:W8I7oO1gI

あれ……？
すみません、気にしないでください。

36 ：名も無き被検体774号+：2012/07/01(日) 21:14:05.59 ID:e0xSI2Da0

何が起こったwwwwwwwwwwwww

ほす

37 ：名も無き被検体774号+：2012/07/01(日) 22:42:17.36 ID:+5iYUQno0

ほ

38 ：名も無き被検体774号+：2012/07/02(月) 07:32:48.51 ID:X80s6bYr0

か

39 ：名も無き被検体774号+：2012/07/02(月) 14:03:21.92 ID:fngvU2l60

べ

40 ：名も無き被検体774号+：2012/07/02(月) 19:35:51.38 ID:2s6Lx0zk0

ん

41 ：名も無き被検体774号+：2012/07/03(火) 12:24:58.01 ID:tHsac/SX0

ほしゅ

42 ：名も無き被検体774号+：2012/07/03(火) 18:08:30.86 ID:+8XosAeA0

>>36
>>1のドジな一面を見た気がするｗｗｗ

>>22
サブタイは安価な勇者たち？　売られてそうだな

43 ：名も無き被検体774号+：2012/07/03(火) 23:18:10.56 ID:Jk7+dTM00

ほしゅぬるぽ

44 ：名も無き被検体774号+：2012/07/03(火) 23:29:07.91 ID:lCoiTpRp0

>>43
がっ

45 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 08:30:16.74 ID:/kO8tyKt0

ほ

46 ：忍法帖【Lv=4,xxxP】：2012/07/04(水) 17:34:18.74 ID:V8Gfa0nE0

し

47 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 18:05:22.96 ID:GTBT/B1kI

～嬢王様の真実～

ｻﾞｰｯ……
ｻﾞｰｯ……

嬢王様「う……うーん……」

ｻﾞｰｯ……
ｻﾞﾊﾞｰｯ……

嬢王様「…………ここは……？」

48 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 18:11:40.92 ID:GTBT/B1kI

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

ﾋｯｸ...…ﾋｯｸ...…

嬢王様「……子どもの笑い声と泣き声……」

ｻﾞｰｯ……
ｻﾞﾊﾞｰｯ……

嬢王様「……静かに押し寄せる波の音……」

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

ｻﾞﾊﾞｰｯ……

嬢王様「……ここって……」

49 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 18:15:48.55 ID:/6LvQRLB0

人魚か

50 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 18:18:27.96 ID:GTBT/B1kI

？？？「キャハハハハハ！！」

セイレーン「びえぇぇええええぇぇぇん！！いたいぃぃ！やめてよぉおぉぉ！！」

？？？「ヤダー！絶対やめてあげなーい」

嬢王様「……！！！あ、あれは……！！」

51 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 18:24:28.71 ID:GTBT/B1kI

セイレーン「あああぁぁっ！！いたいいぃぃぃ！！」

嬢王様（幼少）「いたい？いたいよねー？
じゃあもっといたくしてあげる」

セイレーン「やあああああああ！！いやああああああああああ！！！」

嬢王様（幼少）「じゃあ試しに……>>56と>>61使ってみよっと！」

52 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 18:33:29.80 ID:XwWIdP1W0

ksk

53 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 18:50:25.43 ID:Jv001T/90

kskst

54 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 18:51:12.49 ID:/kO8tyKt0

kskst

55 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 18:56:41.36 ID:Jv001T/90

kskst

56 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 18:57:17.97 ID:Jv001T/90

蛍光灯

57 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 19:24:28.79 ID:Yy8bHpMO0

ksk

58 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 19:35:26.12 ID:Yy8bHpMO0

ksk

59 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 19:36:22.99 ID:/6LvQRLB0

ｋｓｋ

60 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 19:38:41.05 ID:Yy8bHpMO0

アナリスト（魔道分析装置）

61 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 19:38:55.32 ID:/kO8tyKt0

↓

62 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 19:39:10.10 ID:Jv001T/90

ハンマー

63 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 19:39:11.99 ID:Yy8bHpMO0

>>60

64 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 19:53:46.89 ID:GTBT/B1kI

ちょっと中断しますね。

65 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 22:43:02.45 ID:GTBT/B1kI

セイレーン「ひいいっ！！？」

嬢王様（幼少）「蛍光灯って知ってる？ほら、ガラスの中に蛍が入ったランプなんだよ？」

セイレーン「っっ……？？」

嬢王様（幼少）「この蛍光灯から蛍を取り出して……こうするの」

66 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 22:50:45.44 ID:GTBT/B1kI

ﾌﾞﾁｯ！

セイレーン「いやあああああああああああああああああ！！！！！」

嬢王様（幼少）「キャハハハハハ！！見て見てぺっちゃんこー！」

セイレーン「いやああああああっ！！！なんでこんなことするの！！」

嬢王様（幼少）「この蛍にはねー、げんかく作用とびやく効果があるんだって」

セイレーン「げ……げんかく……？びやく……？」

嬢王様（幼少）「そうそう……これを塗りたくったらもっと気持ちよくなれるよ！」

67 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 22:57:55.68 ID:GTBT/B1kI

セイレーン「……！！！いやっ、いやああああああっ！！！」

嬢王様（幼少）「ほらほら、動くな動くな！」

セイレーン「ひぐうっ……！ああ……あ……」

嬢王様（幼少）「あー、でも気持ちよくなったらいたくできないかー……」

セイレーン「あ……あ……」

嬢王様（幼少）「……ま、いっか。もっとイジメればいいだけだし」

68 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 23:00:01.12 ID:GTBT/B1kI

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

嬢王様「こ……このガキ……！！！」

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！
ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！
ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

嬢王様「いい加減にしろっ！！！！」

69 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 23:06:34.96 ID:GTBT/B1kI

ｽｶｯ！

嬢王様「えっ……！？」

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

嬢王様「な、なんで……ちゃんと殴ったはずなのに……！」

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！
ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

70 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 23:13:45.23 ID:GTBT/B1kI

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

嬢王様「……この子たち……もしかして、あたしの姿が見えてない……！？」

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！
ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

嬢王様「……ああ、そっか」

嬢王様「この世界は＂あたしが見るべき真実＂……あたし自身は直接干渉できない」

ｷｬﾊﾊﾊﾊﾊ！！

嬢王様「あたしはただ……見てることしかできないんだ」

71 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/04(水) 23:17:34.41 ID:GTBT/B1kI

今日はここまで。
続きは明日の夜にやります。

72 ：名も無き被検体774号+：2012/07/04(水) 23:49:09.60 ID:/kO8tyKt0

おつー

73 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 11:40:28.27 ID:iRY4vYux0

ほ

74 ： ◆fpUrVnIyRXor ：2012/07/05(木) 14:50:00.28 ID:kPxawsWd0

そ

75 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 17:10:57.14 ID:e5EJDXcw0

き

76 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 18:11:23.33 ID:G9D1LUVZI

～王様の真実～

王様「う……うーむ……」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

王様「暗くてよく見えん……ここは一体……」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

王様「どこかの部屋の中じゃな……」

ｷｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ！！！！

王様「……！？な、何じゃ……」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯダッダッダッダッ！

ｶﾞﾁｬｯ！

大臣「お……王様！大変でございます！！」

77 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 18:14:42.09 ID:G9D1LUVZI

王様「なっ……！！だ、大臣！？」

大臣「お、王様！すぐに起きてくださいませ！」

王様「そ、そなた……死んだはずでは……！？」

？？？「……何事じゃ、騒々しい」

78 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 18:20:50.08 ID:G9D1LUVZI

王様「！！？」

大臣「王様！一大事でございます！今すぐお越しくださいませ！」

王様（壮年）「こんな夜更けに何の用じゃ。それに、今の私は王ではな……」

大臣「大変なのでございます！国王様が……」

王様（壮年）「……！息子がどうかしたのか？」

大臣「国王様が……国王様が……」

79 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 18:59:24.63 ID:Pu8NgLNl0

子供の嬢王様が蛍光灯とハンマーを使った最悪の拷問方法を知らなくて本当に良かったｗ

80 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 19:08:54.00 ID:G9D1LUVZI

～国王の寝室～

王様（壮年）「国王！！国王！！」

国王「…………」

王様（壮年）「国王！！しっかりせんか！！」

大臣「……駄目です、王様」

王様（壮年）「……！！」

大臣「もう……息がありません……」

81 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 19:14:03.97 ID:G9D1LUVZI

王様「なぜじゃ……なぜこんなことに！！」

大臣「……私が部屋に入ったときは、すでにこの状態でした。
>>85状態の国王様に、部屋中に散らばった>>90と>>95……」

82 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 19:14:52.68 ID:Pu8NgLNl0

kskst

83 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 19:30:27.61 ID:XJ9aFjVq0

ｋｓｋｓｔ

84 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 19:41:53.12 ID:XJ9aFjVq0

ｋｓｋ

85 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 19:42:15.12 ID:Pu8NgLNl0

絶頂

86 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 19:43:39.91 ID:iRY4vYux0

ひでぇ

87 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 19:52:42.59 ID:qbhQoZw30

ksk

88 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:13:54.08 ID:JfcE6YFp0

kskst

89 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:14:51.64 ID:JfcE6YFp0

kskst

90 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:15:39.65 ID:JfcE6YFp0

オナホ

91 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:23:32.65 ID:hy/IQjwc0

ksk

92 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:24:04.23 ID:hy/IQjwc0

ksk

93 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:24:36.37 ID:hy/IQjwc0

ksk

94 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:25:01.04 ID:JfcE6YFp0

kskst

95 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:25:08.77 ID:hy/IQjwc0

ksk

96 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:25:36.37 ID:AvjqxEbs0

ナイフ

97 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:25:41.14 ID:hy/IQjwc0

花火

98 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 20:42:43.76 ID:iRY4vYux0

ナイフオナニー……？

99 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 20:49:41.86 ID:G9D1LUVZI

wwwww

ちょっと中断します。
23:00頃まで待ってくださいね。

100 ：名も無き被検体774号+：2012/07/05(木) 21:43:56.14 ID:e5EJDXcw0

>>98
随分斬新な自慰行為だなwww

101 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 23:01:54.60 ID:G9D1LUVZI

大臣「……それと、例の女」

王様（壮年）「女！？何のことだ！」

大臣「国王様から口止めされていたので、王様には申し上げておりませんでしたが……
……実は国王様は、密かに女を雇っていたのです」

王様（壮年）「女を雇う……？何のために！？」

大臣「ご存知ありませんか？この世には＂嬢王様＂と呼ばれる職業があることを……」

102 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 23:10:49.23 ID:G9D1LUVZI

王様（壮年）「……！！じょ、嬢王様だと……！？」

大臣「はい……一国の主の要望に応えて……その……
性的な虐待を行うというもので……」

王様（壮年）「その職業の女を雇っていたというのか！！私の息子が！？」

大臣「は、はい……国王様は、その……そういう性癖の持ち主でしたから……」

103 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 23:24:28.74 ID:G9D1LUVZI

王様（壮年）「……！！」

大臣「どのようなお戯れを行っていたのかはわかりませんが……
状況から見て、腹上死だったのでしょう」

王様（壮年）「なっ……！！」

大臣「もともと身体の強いお方ではありませんでしたから……
限界を超えてしまわれたのでしょうね……」

104 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 23:28:24.26 ID:G9D1LUVZI

王様（壮年）「…………」

大臣「……お、王様？」

王様（壮年）「その女は……今どこにいる」

大臣「発見した者がただちに捕らえて……今は地下牢に放り込んであります」

王様（壮年）「…………」

105 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 23:33:46.83 ID:G9D1LUVZI

大臣「……いかがいたしますか」

王様（壮年）「いかがいたしますか、だと！？」

大臣「ﾋﾞｸｯ……」

王様（壮年）「息子が殺されたのだぞ！？その穢らわしい女に！！！」

大臣「……で、では」

王様（壮年）「死罪じゃ！！！徹底的に苦しめて殺せ！！！！」

106 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 23:39:23.00 ID:G9D1LUVZI

ｻﾞﾜ……ｻﾞﾜ……

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

王様「…………たわけが」

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

王様「そんなことをしても、息子が戻ってくるわけではないのに……」

107 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/05(木) 23:41:16.36 ID:G9D1LUVZI

今日はここまで。
お付き合いくださった方々、ありがとうございました。

108 ：名も無き被検体774号+：2012/07/06(金) 00:03:28.41 ID:Dr4fJQwe0

今まで、この話を「勇者ヨシヒコ」のキャラに脳内変換して

勇者：ヨシヒコ
女王：ムラサキ
アナリスト：ダンジョー
王様：メレブ

で楽しんでたんだけど、王様が息子がいる年齢だと知り、違和感あったけど
王様：伝説の勇者≒ヨシヒコの父親＝キタロウ
に置き換えたらなんか落ち着いた。

というわけで、また一章から読み直してくる！！

109 ：名も無き被検体774号+：2012/07/06(金) 07:52:54.71 ID:Gr+hcVF30

ほ

110 ：名も無き被検体774号+：2012/07/06(金) 19:12:05.44 ID:Gi00jPtH0

なんだ、王様の息子の下半身をマルマルモリモリしてたわけじゃないのかｗ

111 ：名も無き被検体774号+：2012/07/06(金) 23:09:54.06 ID:cLgRgDNR0

>>110
かわいいなおい

112 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 15:49:26.52 ID:RevrqJ2B0

ほ

113 ：忍法帖【Lv=6,xxxP】：2012/07/07(土) 16:37:39.85 ID:Zim4bo9Y0

し

114 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 16:47:16.71 ID:qC8wbTcNI

～地下牢～

嬢王様「…………」

ｶﾞｻｯ……

嬢王様「……？」

ｶﾞｻｯ……ｶﾞｻｶﾞｻｯ

嬢王様「……！！誰！？」

115 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 16:50:30.73 ID:qC8wbTcNI

幼女「ばぁ！」

嬢王様「なっ……！！」

幼女「えへへ……おかあさん」

嬢王様「あ、あんた……なんでこんな所にいるの！！」

116 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 16:51:45.49 ID:KDNr9FS40

117 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 16:53:22.98 ID:qC8wbTcNI

幼女「……！！ふ、ふえぇっ……」

嬢王様「あ……ご、ごめん。怒鳴ったりして……」

幼女「ふえぇぇ……」

嬢王様「な、泣かないで……いい子だから……」

118 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 16:56:53.11 ID:qC8wbTcNI

幼女「ふえぇっ……おかあさん……」

嬢王様「……ごめんね。お母さんが悪かった」

幼女「……ｸﾞｽﾝ」

嬢王様「ほら、こっちにおいで」

119 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 17:01:03.44 ID:qC8wbTcNI

ばすっ

幼女「……ｸﾞｽﾝ……えへへ、おかあさんのにおい」

嬢王様「困った子ね全く……」

幼女「えへへ……」

嬢王様「……お母さんに会いに来てくれたの？」

幼女「うん」

嬢王様「……そっか。ありがとね」

120 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 17:04:23.66 ID:qC8wbTcNI

幼女「えへへ……あったかい」

嬢王様「……でも、どうやってここまで来たの？見張りの兵隊さんいたでしょ？」

幼女「いたよー。でもねー」

嬢王様「……？」

幼女「今ごろはきっと>>125してるよー」

121 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 17:22:26.89 ID:d9rSk+z20

ksk

122 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 17:22:30.39 ID:KDNr9FS40

kskst

123 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 17:23:00.17 ID:d9rSk+z20

マルマルモリモリ

124 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 17:23:09.65 ID:lemMHKkH0

ksk

125 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 17:23:50.82 ID:KDNr9FS40

妹たちと乱交

126 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 17:36:51.82 ID:qC8wbTcNI

嬢王様「なっ……！？どどど、どういうコト！？」

幼女「ふえぇっ！？」

嬢王様「あ……ご、ごめん」

幼女「うぅぅ……」

嬢王様「ど、どういうコトなのかな～？」

幼女「……あのね、兵隊さんにね」

嬢王様「うん、兵隊さんに？」

幼女「兵隊さんにね、こっそりね、>>132を使ったの」

127 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 17:54:35.11 ID:0DgIsM+R0

ksk

128 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 17:56:30.70 ID:jAqciZEJ0

魔法

129 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 18:33:35.50 ID:0DgIsM+R0

兵隊さん

130 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 18:38:08.16 ID:aXptx1/H0

ｋｓｋ

131 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 18:52:45.19 ID:0DgIsM+R0

kskst

132 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 18:58:41.37 ID:RevrqJ2B0

写輪眼

133 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:08:34.51 ID:qC8wbTcNI

嬢王様「……！！！」

幼女「……？おかあさん？」

嬢王様「しゃ……写輪眼ってあんた……」

幼女「その人が見たいと思うまぼろしを見せる魔法だよね？」

嬢王様「ま、魔法じゃないわ！それは呪術よ！」

134 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:12:19.21 ID:qC8wbTcNI

幼女「じゅ……じゅじゅちゅ……？」

嬢王様「あ、あんたどうして……！教えたことなんかないのに……」

幼女「……やっちゃいけないことだった？」

嬢王様「絶対やっちゃダメ！身体に悪いんだから！」

幼女「ふえぇ……」

135 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:16:30.15 ID:qC8wbTcNI

嬢王様「……！あ、ああ、ほらほら、泣かないで」

幼女「ふえぇぇん……ごめんなしゃい……」

嬢王様「大丈夫、大丈夫よ。よしよし」

幼女「ふええぇぇぇん……」

嬢王様「（……驚いたわ……この子に呪術の才能があったなんて……）」

136 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:30:22.36 ID:qC8wbTcNI

嬢王様「（……！そうだ……）」

幼女「……ｸﾞｽﾝ……ﾋｯｸ」

嬢王様「ねぇあんた……写輪眼使ったとき、兵隊さんに顔見られなかった？」

幼女「……ｸﾞｽﾝ……見られなかった……こっそり使ったから……」

嬢王様「……そう」

137 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:35:08.17 ID:qC8wbTcNI

幼女「……おかあさん、もう帰ろうよ」

嬢王様「……！！」

幼女「ここ暗くてこわいよ……いっしょに帰ろうよぉ」

嬢王様「……ごめんね。お母さん、ここにいなきゃいけないの」

幼女「どうして……？」

嬢王様「どうしても」

幼女「そんなぁ……」

嬢王様「その代わりに……ほら、いいものあげる」

138 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:41:09.22 ID:qC8wbTcNI

幼女「……？なぁにこれ」

嬢王様「お母さんのぱんつとブラジャー。両方あげる」

幼女「えっ……いいの？」

嬢王様「もっちろん」

幼女「やったー！」

嬢王様「……あんたはきっと、お母さんに似てナイスバディになるから、似合うはずよ」

幼女「えへへへ……おかあさんのおっぱいのにおい……」

139 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:45:27.78 ID:qC8wbTcNI

嬢王様「……ねぇ、ちょっとこっち見て」

幼女「ん？なぁに？」

嬢王様「お母さんの目……よーく見て」

幼女「……？？こう……？」

140 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:48:21.47 ID:qC8wbTcNI

ｷﾞｨﾝ！

幼女「……！？」

嬢王様「…………」

幼女「お……おかあさん……？」

嬢王様「……ごめんね。こうするしかなかったの」

141 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:52:43.87 ID:qC8wbTcNI

幼女「う……あ……」

嬢王様「…………」

幼女「おかあ……さん…………なに……したの……」

嬢王様「写輪眼の応用版。相手に幻を見せたあと、記憶を全部消す呪術……」

幼女「あ……あ……」

嬢王様「目が覚めれば全部忘れてるわ。自分のことも、今までのことも」

幼女「ぁ……うあ……」

嬢王様「……そして、お母さんのことも」

142 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 19:58:55.72 ID:qC8wbTcNI

幼女「なん……で……」

嬢王様「……お母さんね、この国の王様を殺しちゃったの。
だから、もう一緒にはいられない」

幼女「ぁ……や……だ……」

嬢王様「あたしの娘だってわかれば、あんたもタダじゃ済まないかもしれない。
だからこうやって、あんたの記憶を消すの」

幼女「や……だ……」

嬢王様「そうすれば、あんたは地下牢に迷い込んだただの子供になるから……」

143 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 20:02:38.98 ID:0DgIsM+R0

地下牢に迷い込むただの子供ｗｗｗ
警備的に大問題だなｗｗｗ

……ドラクエじゃよくあることだった

144 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 20:10:11.35 ID:qC8wbTcNI

幼女「ぅ……ぁぁ……」

嬢王様「あんたはとっても可愛くて、とっても優しい子。あたしの自慢の娘よ」

幼女「ぉ……ぉかぁさ……」

嬢王様「大きくなったらイイ男見つけて、幸せに暮らしなさい。
くれぐれもあたしみたいな……特に、こんな仕事に就いちゃダメよ？」

幼女「ぉかぁさ……ぃや……」

嬢王様「あんたはあたしの自慢の娘。あたしはいつだって見守ってるから」

幼女「ぉ……かぁ……さ……」

145 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 20:13:02.47 ID:qC8wbTcNI

ｶﾞｸｯ

嬢王様「バイバイ……あたしの可愛い嬢王様……」

146 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/07(土) 20:15:08.72 ID:qC8wbTcNI

今日はここまで。
続きはまた明日にやります。

147 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 20:16:13.00 ID:0DgIsM+R0

ひょっとして王様はこの光景見てるんだろうか……

148 ：名も無き被検体774号+：2012/07/07(土) 20:30:32.60 ID:quN/pUm30

おつー

149 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 12:39:35.02 ID:w+SpWwXN0

ほ

150 ：名も無き保守屋：2012/07/08(日) 12:40:51.45 ID:SKoTtK010

し

151 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:10:17.64 ID:402mF4NeI

～嬢王様の真実～

セイレーン「うぐっ……ひっく……」

嬢王様「ごめんね……痛かったよね……」

セイレーン「ゲホッゲホッ…………うぅっ……」

嬢王様「ごめんね……ごめんね……」

152 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:13:56.78 ID:402mF4NeI

？？？「……！！おい、大丈夫か！？」

嬢王様「……！？」

セイレーン「うぐっ……うえぇぇぇぇえぇぇ……」

？？？「……！これは酷い……」

セイレーン「びぇええええぇぇぇぇぇん！！！」

？？？「待ってろ……今助けてやるからな」

153 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:17:42.06 ID:402mF4NeI

ベホマ！

セイレーン「……！？」

？？？「……これで傷の方は大丈夫だ」

セイレーン「うぅぅっ……あぁ……」

？？？「幻覚作用が残ってるようだが……しばらくすれば治るだろう」

154 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 14:20:27.18 ID:X2cnku4a0

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

155 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:24:49.37 ID:402mF4NeI

セイレーン「うっ……うあぁぁ……」

？？？「気をしっかり持て。もう何も心配ない」

セイレーン「ぅぅ…………ぁなた……だれ……」

？？？「……ん？俺か？」

セイレーン「だ……れ……」

？？？「俺のことは……そうだな……>>159と呼んでくれ」

156 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 14:25:55.37 ID:X2cnku4a0

ksk

157 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 14:26:25.96 ID:X2cnku4a0

ksk

158 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 14:27:03.59 ID:X2cnku4a0

kskst

159 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 14:27:34.66 ID:X2cnku4a0

勇者

160 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:32:45.02 ID:402mF4NeI

セイレーン「……ゅ……ぅ……しゃ……？」

？？？「そう……勇者だ。いい響きだろう？」

セイレーン「あぁぁ……ぅぅ……」

161 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:35:15.13 ID:402mF4NeI

？？？「……誰にやられた？」

セイレーン「ぇ……」

？？？「誰にやられたんだ？」

セイレーン「うっ……うぐっ……」

？？？「…………」

セイレーン「……にんげんの……おねえちゃんに……」

162 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:37:31.44 ID:402mF4NeI

？？？「…………そうか」

セイレーン「うっ……うぇぇぇん……」

？？？「…………」

セイレーン「うぇぇぇん……うええぇぇぇぇん！！！」

？？？「…………」

163 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:41:30.94 ID:402mF4NeI

？？？「……そいつが憎いか？」

セイレーン「うえぇぇぇええええぇぇぇぇええん！！！」

？？？「そいつのことが……人間のことが憎いか？」

セイレーン「……っ……にくいっ……やっつけたいっ……！！」

？？？「…………」

164 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 14:43:56.55 ID:402mF4NeI

？？？「……なら、俺と一緒に来ないか？」

セイレーン「うぐっ…………ぇ？」

？？？「俺と一緒に来ないか？」

？？？「俺と一緒に…………この世界を変えてみないか？」

165 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 18:57:21.10 ID:YlMsMvUR0

こいつ

魔王か？

166 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/07/08(日) 19:59:37.32 ID:OGyuSDYe0

>>165
前の勇者だろ

167 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 20:13:53.84 ID:402mF4NeI

ﾄﾞｻｯ！

嬢王様「痛……ッッ！！」

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ……

嬢王様「あ、あれ……？」

嬢王様「さっきまで海岸にいたのに……」

ｶｧ！ｶｧ！

嬢王様「今度は一体どこなのよ……」

168 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 20:18:06.41 ID:402mF4NeI

王様「……！誰かおるのか！？」

嬢王様「えっ……お、王様！？」

王様「嬢王！？嬢王か！」

嬢王様「ど、どういうコト……？
……ってか、あんたと普通に話せるってコトは……」

王様「うむ……どうやら、無事に＂真実の口＂を抜けたようじゃの」

169 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 21:51:03.77 ID:PZC7hVKp0

>>166
前の勇者＝魔王フラグか、勇者軍、魔王軍、ジュン軍に続く第4勢力かってところだなｗ

170 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 22:13:44.02 ID:402mF4NeI

嬢王様「じゃあやっぱり……」

王様「そうじゃ……ここはおそらく現実の世界」

嬢王様「……！！」

王様「＂その者が見るべき真実＂を見た者は、世界のどこかにランダムで飛ばされる……
……と、ジュンは言っておったな」

嬢王様「うん……」

王様「わしらは偶然同じ場所に飛ばされたのじゃろう。
不幸中の幸い……というべきか」

嬢王様「…………」

171 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 22:16:41.38 ID:402mF4NeI

王様「……む？どうした？」

嬢王様「…………いや」

王様「……？」

嬢王様「…………ちょっと……嫌なコト思い出しちゃってさ」

王様「……そうか」

172 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 22:20:11.63 ID:402mF4NeI

嬢王様「…………」

王様「…………なあ、嬢王よ」

嬢王様「ん……？」

王様「ちょっとだけ時間をくれんか」

嬢王様「……？？」

王様「そなたに……話しておかねばならんことがある」

173 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/08(日) 22:22:48.48 ID:402mF4NeI

今日はここまで。
飛び飛びになってしまってすみません。

お付き合いくださった方々、ありがとうございました。

174 ：名も無き被検体774号+：2012/07/08(日) 22:31:40.57 ID:YlMsMvUR0

乙！

175 ：忍法帖【Lv=13,xxxPT】：2012/07/08(日) 22:38:46.49 ID:ugVAT/xa0

乙！！！

176 ：忍法帖【Lv=7,xxxP】：2012/07/08(日) 22:50:08.97 ID:SpQVp6XC0

おつ！

177 ：忍法帖【Lv=15,xxxPT】：2012/07/09(月) 05:50:08.97 ID:QLFAjuJW0

>>173
時間スゴくないか？

178 ：名も無き被検体774号+：2012/07/09(月) 12:55:52.65 ID:RQm6GKtF0

>>177
スゲェwww

179 ：名も無き被検体774号+：2012/07/09(月) 15:47:14.95 ID:ygybQEex0

ほ

180 ：名も無き被検体774号+：2012/07/09(月) 16:25:53.75 ID:xgfqHZ3E0

し

181 ：名も無き被検体774号+：2012/07/09(月) 19:24:47.09 ID:SunJsZVy0

ん

182 ：名も無き保守屋：2012/07/09(月) 20:32:39.75 ID:qY03Ggt80

こ

183 ：名も無き被検体774号+：2012/07/10(火) 02:10:29.71 ID:8B79Ks0L0

ほ

184 ：忍法帖【Lv=8,xxxP】：2012/07/10(火) 11:11:30.43 ID:Nt1syTiP0

し

185 ：ninja!：2012/07/10(火) 14:08:18.22 ID:mt7ox1T20

ふむふむ

186 ：ninja!：2012/07/10(火) 14:08:54.01 ID:mt7ox1T20

むふ？

187 ：名も無き被検体774号+：2012/07/10(火) 15:44:42.08 ID:IvNdRaUg0

んふ？

188 ：名も無き被検体774号+：2012/07/10(火) 19:59:45.65 ID:9uI7hIiP0

ぐふ？

189 ：名も無き被検体774号+：2012/07/10(火) 20:01:20.32 ID:8B79Ks0L0

いあ？

190 ：名も無き被検体774号+：2012/07/10(火) 20:23:57.69 ID:zz+DTeCg0

ふぇ?

191 ：名も無き保守屋：2012/07/10(火) 20:32:04.15 ID:oBvxOR3u0

ぐふ？

192 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/07/10(火) 20:59:47.33 ID:aSLzn/lw0

保守

193 ：名も無き被検体774号+：2012/07/10(火) 21:22:11.09 ID:ANY5uE3Z0

お？

194 ：名も無き被検体774号+：2012/07/10(火) 22:11:46.63 ID:IvNdRaUg0

っ？

195 ：名も無き被検体774号+：2012/07/11(水) 07:41:23.03 ID:m3Lqc0MM0

ほ

196 ：名も無き被検体774号+：2012/07/11(水) 19:46:18.19 ID:NTGSDWfH0

し

197 ：名も無き被検体774号+：2012/07/11(水) 20:12:38.18 ID:qh4C83ePi

の

198 ：名も無き被検体774号+：2012/07/11(水) 20:37:38.08 ID:HI8avEDi0

あ

199 ：忍法帖【Lv=9,xxxP】：2012/07/11(水) 21:10:44.72 ID:KLQ3Y6D+0

き

200 ：名も無き被検体774号+：2012/07/12(木) 03:24:07.97 ID:JNGamZiUO

ら

201 ：名も無き被検体774号+：2012/07/12(木) 03:31:17.85 ID:JHpRA/Fu0

ち

202 ：名も無き被検体774号+：2012/07/12(木) 09:45:48.71 ID:Ep/Dp5870

さ

203 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/12(木) 17:01:37.04 ID:x/QpYxyiI

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

はるか昔、人の文明が栄えはじめた頃……
突如として、三匹の竜がこの世界に降臨した。

豪炎のモッコス、神速のハスター、そして、セクハラのフィクサー。

彼らは力を欲しいままにし、瞬く間に世を支配した。

恐怖に慄き、泣き叫ぶ人々。
手先として生み出された魔物たちが、そんな人々をも襲う。

殺戮、略奪、強姦、奴隷化……
それはまさに、この世の地獄だった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

204 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/12(木) 17:15:11.74 ID:x/QpYxyiI

～洋館氷漬けの間～

キャバ嬢「…………」

女医「……それって本当のことなの？」

店長「そんなこと知るかよ。俺は書かれてる淫語を訳してるだけだ」

キャバ嬢「…………」

店長「……続きを読むぞ」

205 ：名も無き被検体774号+：2012/07/12(木) 17:55:18.47 ID:W2oI18l/0

確か、淫語で小説が書かれてたんだっけ？
ってかキャバ嬢パートは前スレ以来か？

206 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/12(木) 19:50:03.42 ID:x/QpYxyiI

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

そんなあるとき、三竜のうちの一匹が最大の禁忌を犯した。
神の姿を真似ることで、絶対的な力を得ようとしたのだ。

この行為はついに神の怒りを買った。
神は一人の人間を選び、自らの化身として三竜に差し向けたのである。

黄金の国から来た一人の戦士。
その者の名は、小泉純一郎といった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

207 ：名も無き被検体774号+：2012/07/12(木) 20:00:47.42 ID:W2oI18l/0

シュール過ぎるｗｗｗ

208 ：名も無き被検体774号+：2012/07/12(木) 20:11:47.07 ID:TrsFG8Pi0

小泉純一郎クソワロタw

209 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/12(木) 20:39:29.85 ID:x/QpYxyiI

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

激闘の末、ついに純一郎は三竜を破る。
禁忌を犯した竜は生殖器を切り取られ、残りの竜たちと共に封印された。

人々は三竜の封印を心から喜び、純一郎を讃えた。
後に語り継がれる、はじめての＂勇者＂誕生の瞬間である。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

210 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/12(木) 21:06:04.22 ID:x/QpYxyiI

今日はここまで。
続きは明日の夜にやります。

211 ：名も無き被検体774号+：2012/07/12(木) 22:09:12.07 ID:Yedq6lli0

　　　　　　　　　　　_,,..r'''""~~`''ー-.、
　　　　　　　　　　　 ,,.r,:-‐'''"""~~`ヽ、:;:;:＼
　　　　　　　　　　 r"r　　　　　　　　　ゝ、:;:ヽ
　　 r‐-、　　 ,...,,　|;;;;|　　　　　　　,,.-‐-:、ヾ;:;ゝ
　　 :i!　 i!　　|: : i! ヾ| r'"~~` :;:　::;",,-‐‐-　 `r'^!
　　　 !　 i!. 　|　 ;|　l| 　''"~~　　　、　　　　　　i' |
　　　 i!　ヽ　|　　|　|　　　 ,.:'"　　　、ヽ、　　　!,ノ
　　　　ゝ　 `-! 　:|　i!　　.:;:　'~~ー~~'"　゛ヾ　: : ::|　　　　　　　　　　イェーイ、小泉、みてるぅ～？
　　 r'"~`ヾ、　　　i!　i!　　 ,,-ェェI二エフフ　: : :::ノ~|`T
　　,.ゝ、　　r'""`ヽ、i!　`:、　　ー　-　'"　:: : :／ ,/
　　!、　 `ヽ、ー、　　ヽ‐''"`ヾ、.....,,,,＿,,,,.-‐'",..-'"
　　 | ＼ i:" ）　　　　 |　　　~`'''ー---―''"~

小泉もまさかこんなところで勇者になってるとは思いもしないだろうなｗ
いや、ウルトラマンにはなったけどさ……

212 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 01:56:07.22 ID:TmjBlGrA0

ほ

213 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 10:33:50.11 ID:bHze1RB30

む

214 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 14:48:20.79 ID:RhQPUOYR0

ん

215 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 17:21:01.78 ID:RhQPUOYR0

く

216 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 17:58:33.44 ID:fP+Toatr0

る

217 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 18:10:58.96 ID:nA/cRMYr0

す

218 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 18:14:33.33 ID:9WDzcr+E0

ぎ

219 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/13(金) 18:33:29.29 ID:xp9fTMw8I

女医「……最初の勇者？」

キャバ嬢「…………」

女医「全然聞いたことないんだけど……あんた知ってた？」

キャバ嬢「いや……」

女医「あんたが知らないってことは相当マイナーなのね……
全然語り継がれてないじゃん」

店長「無理もねぇさ……何千年も前の話だからな」

220 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/13(金) 18:37:07.99 ID:xp9fTMw8I

女医「えっ……店長さんは知ってたの？」

店長「そういう奴がいたってのは聞いたことがある。
小泉純一郎って名前は初めて知ったが」

キャバ嬢「…………」

女医「じゃあこれって……」

店長「ああ……全部本当のことかもな」

221 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/13(金) 18:44:32.68 ID:xp9fTMw8I

キャバ嬢「……！」

女医「えっ……で、でもさっき『そんなこと知るかよ』って……」

店長「もちろん、本当のことだって言い切れるわけじゃねぇ。
嘘が書かれてる可能性も十分にあるからな」

キャバ嬢「…………」

店長「だが、俺がさっき話した＂セクハラのフィクサー＂って名前は一致してる。
他の二竜も……うろ覚えだが、こんな名前だった気がする」

女医「……！！」

222 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/13(金) 18:48:12.78 ID:xp9fTMw8I

キャバ嬢「……私も本当のことだと思う」

女医「えっ……」

キャバ嬢「このハスターって名前……」

店長「…………」

キャバ嬢「……私たちを襲った暗黒四天王と同じ名前だから」

223 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/13(金) 18:52:27.24 ID:xp9fTMw8I

女医「……！」

店長「ほう……こいつは面白いことになってきたな」

キャバ嬢「…………」

店長「ってことはなにか？かつてこの世界を牛耳っていたドラゴンが、
今は魔王の配下にいると」

キャバ嬢「……まだ決まったわけじゃないけどね。
たまたま同じ名前だったのかもしれないし」

224 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/13(金) 18:58:18.88 ID:xp9fTMw8I

女医「…………」

キャバ嬢「……それより、小説はもう終わりなの？」

店長「まだ半分も行ってねぇよ」

女医「先は長いわね……」

店長「そうだな。だがこの先は壁の痛みが酷いから、
全部は解読できないかもしれん」

キャバ嬢「…………」

店長「とりあえず、訳せるところまで訳すぞ」

225 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/13(金) 19:04:14.01 ID:xp9fTMw8I

すみません……
短いですが、今日はここまでにします。

226 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 19:23:38.65 ID:fP+Toatr0

乙！

227 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 19:31:51.73 ID:RhQPUOYR0

乙です

228 ：忍法帖【Lv=27,xxxPT】：2012/07/13(金) 20:55:45.62 ID:IBZtkEL30

>>1
今までずっと思ってたんだけど
>>1って作家にいそうだよね

229 ：名も無き被検体774号+：2012/07/13(金) 22:54:36.70 ID:i3oyNunL0

>>1が作家でもおかしくないとは思うが、作家ではないと思う

230 ：名も無き被検体774号+：2012/07/14(土) 10:09:18.32 ID:XExqjY/G0

ほ

231 ：忍法帖【Lv=28,xxxPT】：2012/07/14(土) 20:37:29.32 ID:u3ViKlSh0

ん

232 ：名も無き被検体774号+：2012/07/14(土) 20:39:49.94 ID:cmfD11XL0

だ

233 ：名も無き被検体774号+：2012/07/15(日) 00:36:20.23 ID:bTWJwOdd0

ゆ

234 ：忍法帖【Lv=12,xxxPT】：2012/07/15(日) 01:23:38.80 ID:2uSzvJey0

う

235 ：名も無き保守屋：2012/07/15(日) 09:44:35.90 ID:A21tnnVj0

な

236 ：名も無き被検体774号+：2012/07/15(日) 21:13:55.75 ID:hW7gb6mw0

>>1は何だか今週元気ないな。
大丈夫だろうか？

237 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 07:42:58.96 ID:gQ6oGOZU0

ほ

238 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 08:23:01.61 ID:5wA7FUudI

>>236
心配かけてすみません。間もなく再開します。

239 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 08:25:17.48 ID:XYH/TUkP0

待ってました！

240 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 08:30:07.97 ID:5wA7FUudI

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こうして、この世界から竜が消えた。

しかし、彼らの残した魔物たちにより、人間は以後数千年に渡って
その生活を脅かされるのである。

遠い未来に、新たな勇者が世界を救うまでは……

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

241 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 08:35:39.74 ID:5wA7FUudI

～勇者の真実～

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

勇者「う……うー……ん……？」

勇者「ここは……？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

勇者「……！す、すっごく揺れてる……」

勇者「早く逃げないと……！」

242 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 08:44:11.77 ID:5wA7FUudI

？？？「いいから早く逃げろ！！」

勇者「！！？」

チワワ「お、おい！どうなってんだよこれ！？」

？？？「性奴隷の一撃で魔王は致命傷を負った……
魔王の力で機能していたこの城は、もう形を保っていられないんだ」

チワワ「……！！」

？？？「これでわかっただろ……お前はそいつらを連れて早く逃げるんだ！！」

243 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 08:51:47.85 ID:5wA7FUudI

勇者「えっ……性奴隷……？魔王……？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

勇者「じゃあ……あの人って……まさか……」

244 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 08:58:06.42 ID:5wA7FUudI

？？？「ちょ、ちょっと！あんたはどうすんのよ！？」

伝説の勇者「ここに残る。魔王にトドメを刺すまでは安心できない」

？？？「なっ……！！」

性奴隷「いやあっ！勇者さまっ！」

伝説の勇者「心配すんな……必ず生きて戻るから」

245 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 09:04:34.54 ID:5wA7FUudI

チワワ「…………」

ｶﾞｼｯ

性奴隷「……！！」

？？？「なっ……は、離してよ！」

246 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 09:10:01.50 ID:5wA7FUudI

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

チワワ「……信じていいんだな？」

伝説の勇者「ああ。絶対に戻る」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

チワワ「……わかった」

？？？「……！ちょ、ちょっと！！」

チワワ「オラッ！さっさと逃げるぞ！」

性奴隷「いやっ！勇者さまぁっ！」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

性奴隷「勇者さまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！！！！！！！！」

247 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 09:12:25.56 ID:5wA7FUudI

一旦中断します。

248 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 09:23:45.05 ID:6T+eYb4mO

ひまだあああああ

249 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 09:25:41.80 ID:XYH/TUkP0

>>242の？？？が伝説の勇者で、以降の？？？は別人？

250 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 13:32:47.30 ID:5wA7FUudI

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

魔王「……ッ！！ガハッ……！」

伝説の勇者「……ここまでだ、魔王」

魔王「ぐっ……！に、人間ふぜいが……！！」

伝説の勇者「人間ふぜいをナメた結果がこれだ」

魔王「……！！」

伝説の勇者「俺たちの……人間の勝ちだ」

251 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 13:36:40.49 ID:5wA7FUudI

魔王「…………ッ」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

伝説の勇者「……最後に、何か言い残すことはあるか？」

魔王「…………」

伝説の勇者「言い残すことはあるか？」

魔王「…………言い残すことか」

伝説の勇者「…………」

魔王「『>>258』」

252 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 13:40:57.25 ID:fByoPjp30

ｋｓｋ

253 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 13:43:10.37 ID:fByoPjp30

ｋｓｋ

254 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 13:43:11.88 ID:kOK9Bmjj0

kskst

255 ：忍法帖【Lv=29,xxxPT】：2012/07/16(月) 13:47:07.60 ID:jMkOW3HN0

ksk

256 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 13:48:09.10 ID:Kyl4098E0

ksk

257 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 13:51:51.77 ID:fByoPjp30

私は魔王ではない

258 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 13:51:57.11 ID:kOK9Bmjj0

世界を変えてやる、くらいの意気込みがなければ、生きてる意味なんてない

259 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 14:24:58.75 ID:5wA7FUudI

伝説の勇者「……？なんだそれは」

魔王「貴様への忠告だ…………グブッ……
……何の考えや目的も持たず、他人のいうことのみに従う……貴様へのな」

260 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 14:29:31.51 ID:5wA7FUudI

伝説の勇者「ふん、負け惜しみか？」

魔王「…………」

伝説の勇者「確かに、俺が魔王討伐の旅に出たのは王の命令だ。
でもな……この手で世界を救いたいと思う気持ちは本物だよ」

261 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 14:37:29.72 ID:5wA7FUudI

魔王「……世界を救う……？」

伝説の勇者「そうだ」

魔王「……ククク」

伝説の勇者「……何がおかしい。俺にだってそのくらいの意気込みはある」

魔王「ククク……では聞くがな……」

伝説の勇者「…………」

魔王「貴様にとって……『世界を救う』とはどういうことなのだ？」

262 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 14:44:59.46 ID:5wA7FUudI

伝説の勇者「……？」

魔王「……どうした？答えられないのか？」

伝説の勇者「……聞くまでもないだろう。
貴様を滅ぼし、人類に平和をもたらすことだ」

263 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 14:53:11.60 ID:5wA7FUudI

魔王「…………やはりその程度か」

伝説の勇者「何……！？」

魔王「我ながら情けないものだ……その程度の志しか持たぬ者に敗れたとは……」

伝説の勇者「き、貴様だって他人のことは言えないだろう！？
人類が魔物に置き換わっただけで、俺と貴様が目指していたものは同じだ！」

魔王「違う」

伝説の勇者「何が違う！？」

魔王「俺には……その先があった」

264 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 14:56:24.42 ID:5wA7FUudI

伝説の勇者「……！？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

伝説の勇者「その先……！？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

265 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 15:08:42.67 ID:5wA7FUudI

？？？「パパっ！！」

伝説の勇者「！！？」

魔王「……チイッ……！！」

266 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 15:16:00.09 ID:5wA7FUudI

ﾎﾟﾜﾜﾜｰﾝ

？？？「！？」

伝説の勇者「なっ……き、貴様……何をした！？」

魔王「貴様らに……リレミトをかけた…………ゴフッ！」

伝説の勇者「……！！」

魔王「どうせ俺は放っておいても死ぬ……
……ならばせめて、貴様らだけでも生き延びろ……」

267 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 15:19:59.97 ID:5wA7FUudI

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

伝説の勇者「ちょ、ちょっと待て！なぜ貴様が俺を助ける！？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

伝説の勇者「その先って何だ！この子は一体誰なんだよ！？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

伝説の勇者「答えろ！！魔王！！！！」

268 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 15:22:30.84 ID:5wA7FUudI

伝説の勇者「魔王ーーーーー！！！！！！！」

ﾋﾟｨｰﾝ

269 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 15:24:56.36 ID:5wA7FUudI

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

魔王「…………」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

魔王「…………」

魔王「…………ククク」

魔王「一生苦しめ……半端者が」

270 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/16(月) 15:26:00.14 ID:5wA7FUudI

今日はここまで。
お付き合いくださった方々、ありがとうございました。

271 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 15:32:47.21 ID:kOK9Bmjj0

乙！　魔王いいキャラ！

272 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 17:47:14.92 ID:qDKtKqTN0

ちょっと待てよ？
嬢王様も王様も回想シーンには過去の本人がいたよな？
となると勇者は……

273 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 18:39:40.17 ID:DS1KHxwQ0

>272
あ゛

274 ：忍法帖【Lv=40,xxxPT】：2012/07/16(月) 21:47:48.77 ID:OPQui8+KO

ぐ

275 ：名も無き被検体774号+：2012/07/16(月) 23:06:41.93 ID:SSTj4CnF0

ね

276 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 01:10:36.95 ID:TzYr3UCD0

す

277 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 01:15:25.46 ID:CUahyR+90

ち

278 ：忍法帖【Lv=13,xxxPT】：2012/07/17(火) 02:51:10.55 ID:KxOqGYBQ0

ゃ

279 ：忍法帖【Lv=25,xxxPT】：2012/07/17(火) 06:06:19.02 ID:9m8L2sgR0

ん

280 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 07:50:40.60 ID:C/HQw1v50

さ

281 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 14:29:24.94 ID:W9Y/UP1v0

ん

282 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/17(火) 18:38:02.27 ID:UCik9wEDI

～洋館氷漬けの間～

店長「…………ダメだ。ここまでだな」

女医「ええっ！？」

店長「壁の痛みと文字のかすみが酷い……これ以上は解読できねぇ」

女医「そ、そんな……いいところだったのに！」

キャバ嬢「…………」

283 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/17(火) 20:25:00.03 ID:UCik9wEDI

キャバ嬢「…………＂遠い未来に、新たな勇者が世界を救うまでは…… ＂」

女医「……？」

キャバ嬢「これって、勇者さんのことだよね？」

店長「だろうな。世界を救った勇者って言ったら、あいつ以外思い当たらねぇし」

キャバ嬢「……ってことは、ここから先の文章は勇者さんの話ということになるけど……」

女医「ずいぶん長いのね。三竜の話はすぐ終わったのに」

キャバ嬢「うん……なーんかそれが引っかかるんだよね～……」

284 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 20:31:51.80 ID:L/lGOf6g0

いつ書かれたか、ということか
淫語は古代文字のはずなのにな

285 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/17(火) 20:35:43.48 ID:UCik9wEDI

店長「…………」

キャバ嬢「…………」

女医「…………そういえばさ」

キャバ嬢「ん？」

女医「勇者さんの話で思い出したんだけど……ずっと気になってたことがあって」

店長「……なんだ？」

女医「前の魔王を倒したのは４人のパーティーだったのよね？
勇者さんと、店長さんと、性奴隷って子と……」

店長「…………」

女医「……最後の一人は誰なの？」

286 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/17(火) 20:46:22.06 ID:UCik9wEDI

キャバ嬢「あっ……それ、私も気になる！」

女医「女だっていうことは知ってるんだけどね」

店長「ん……？なんで知ってんだ？」

女医「ほら、ティッシュの話をしたとき、商人さんが言ってたじゃない。
＂残り二人のメンバーは女だ。＂って」

店長「…………」

女医「あのときは結局聞けずじまいだったのよね。
いい機会だからさ、教えてくれないかしら？」

287 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/17(火) 20:51:05.70 ID:UCik9wEDI

店長「…………」

キャバ嬢「……店長さん？」

店長「…………あいつか」

女医「……？」

店長「あいつは…………>>291っていってな」

288 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 20:55:03.97 ID:W9Y/UP1v0

ksk

289 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 21:05:36.37 ID:CUahyR+90

kskst

290 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 21:44:21.72 ID:bT9uWxil0

500円

291 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 21:44:51.01 ID:bT9uWxil0

>>290

292 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 22:04:58.13 ID:C4+JeP0l0

これは・・・
本名が「ファイブハンドレット・エン」で、あだ名が500円なんですね！

293 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/17(火) 22:17:11.75 ID:UCik9wEDI

すみません……今日はここまで。
続きはまた明日に。

294 ：名も無き被検体774号+：2012/07/17(火) 22:17:36.76 ID:uUGJZIGc0

>>241->>269の伝説の勇者、凄い真面目な奴っぽいのにホントネーミングセンスは最低なんだなｗ

295 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 13:46:23.17 ID:tfG2p0lo0

ほ

296 ： ◆xm0Imkumvo ：2012/07/18(水) 17:44:59.40 ID:LzOo8wdS0

い

297 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 18:09:38.07 ID:MiTEngK3I

キャバ嬢「……？？」

女医「ご、500円……？それが名前なの？」

店長「もちろん本名じゃねぇぞ？＂チワワ＂や＂性奴隷＂と同じように、
勇者のヤローが勝手に付けた名前だ」

298 ： ◆xm0Imkumvo ：2012/07/18(水) 18:12:43.74 ID:LzOo8wdS0

きたああああああ

299 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 18:25:06.93 ID:MiTEngK3I

女医「……ず、ずいぶんと変わった人だったのね」

店長「まぁな……」

キャバ嬢「…………」

300 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 18:37:50.03 ID:MiTEngK3I

店長「……で、なんでそんな名前になったのか、だが」

女医「うんうん」

店長「俺たち一行がユフオクで性奴隷を仲間にしたとき、
バザーであいつの装備を整えてやったのさ」

キャバ嬢「おっ、勇者パーティーの恒例行事だね！」

店長「ああ……アイツは装備のセンスも凄まじかったからな。
性奴隷のやつ、プルプルしながら必死に涙堪えてたぜ」

女医「かわいそうに……その気持ちすごくわかるわ」

キャバ嬢「…………」

301 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 18:39:03.25 ID:g7oEG3SP0

前勇者は安価無しでのセンスなんだろうか……

302 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 18:49:34.03 ID:MiTEngK3I

キャバ嬢「……それ、どんな装備だったの？」

店長「ん？……あー、これ言っていいのかねぇ……性奴隷に怒られちまう」

キャバ嬢「同じパーティーリーダーとして参考にするだけだって！
誰にも言わないからさ、ねっ？」

女医「いや…………あんたのセンスが悪化しそうで怖いんだけど」

303 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 18:53:20.43 ID:MiTEngK3I

店長「…………はぁ。わかったよ」

キャバ嬢「えっ、教えてくれるの！？」

店長「絶対に性奴隷には言うなよ？あいつ、怒ると結構怖えーから」

キャバ嬢「やったー！絶対言わない！」

女医「…………」

304 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 18:55:14.90 ID:g7oEG3SP0

さて……性奴隷は当時いくつだったかな？

305 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 18:55:53.12 ID:MiTEngK3I

店長「まず鎧だが……」

キャバ嬢「うんうん！」

店長「鎧は確か…………>>310だったな」

306 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 18:57:32.50 ID:g7oEG3SP0

kskst

307 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 18:59:39.08 ID:pCC89xHY0

kskst

308 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 19:07:26.83 ID:Npehv6mp0

kskst

309 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 19:12:14.69 ID:AAidO4LH0

ベーコン

310 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 19:21:44.21 ID:g7oEG3SP0

手錠

311 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 19:21:45.15 ID:GTCG+yWo0

くまもん

312 ：忍法帖【Lv=15,xxxPT】：2012/07/18(水) 19:55:04.60 ID:/rEyp+Eu0

手錠…だと……！？

313 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 20:08:34.03 ID:MiTEngK3I

女医「は……？」

店長「だから手錠だ。要するに、鎖付きの手枷……」

女医「い……いやいやいや！鎧じゃないでしょ！？」

店長「最後まで聞け。……要するに、鎖付きの手枷を何重にも重ねた鎧だ」

314 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 20:14:33.86 ID:MiTEngK3I

女医「……！！」

キャバ嬢「くさりかたびら……みたいな？」

店長「そんな立派なもんじゃねぇよ。言ってみりゃ、身体中に手枷の鎖を絡ませただけだ」

女医「じょ、冗談でしょ……６歳の女の子よね……？」

店長「アイツはいたって真面目だったぜ。
曰く……『この方がすごく奴隷っぽい』とか、『小さいうちに身体を鍛えることは大切だ』とか……」

女医「…………」

315 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 20:25:08.57 ID:MiTEngK3I

キャバ嬢「な、なるほど……すごく斬新だわ……！！」

女医「……お願いだから真に受けないでね」

キャバ嬢「ねぇそれで！？他の装備は！？」

店長「兜は確か……>>320だったかな」

316 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:25:57.78 ID:57l/WpQg0

ksk

317 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:26:32.08 ID:57l/WpQg0

ksk

318 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:26:47.76 ID:g7oEG3SP0

kskst

319 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:28:00.80 ID:g7oEG3SP0

チョークの粉

320 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:28:04.35 ID:57l/WpQg0

千円札

321 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:29:57.54 ID:g7oEG3SP0

>>314
手錠の鎖でグルグルにしてるってことか？
こういうの想像してたけど、それもいいなｗ
http://blog-imgs-35.fc2.com/t/r/i/triangleplaza872602/wj462.jpg

322 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 20:37:24.28 ID:MiTEngK3I

女医「……？何それ？」

店長「ジパングの紙幣さ。＂円＂っていうのは通貨単位だ」

女医「えっ……じゃあ、さっきの500円っていう名前は……」

店長「その通り。ジパング式の値段表記だ」

323 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:38:45.72 ID:g7oEG3SP0

そうか、こいつら円知らねぇのか！
この辺の基本通貨って何だろ？

324 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 20:41:46.34 ID:MiTEngK3I

女医「……！！」

キャバ嬢「でも、なんで500円なんて名前を？」

店長「それはまぁ、あとで話す。とりあえず例の兜についてだが……」

女医「…………」

店長「とりあえずこれを見てくれ」

325 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 20:47:23.53 ID:MiTEngK3I

女医「……？これは？」

店長「今話してたろ？千円札だよ」

女医「えっ！？」

キャバ嬢「なんで店長さんが持ってるの？」

店長「そりゃあ婦人、俺の本職は商売人だぜ？
世界の紙幣の一枚や二枚、普通に持ってるさ」

キャバ嬢「ふ～ん……」

326 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/18(水) 20:51:01.65 ID:MiTEngK3I

店長「……でだ。この千円札をよく見てほしいんだが……」

女医「うん？」

店長「ほら、ここに>>331する>>335が描かれてるだろ？」

327 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 20:57:13.18 ID:8u7K/6Wz0

ksk

328 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:09:10.16 ID:57l/WpQg0

ksk

329 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:09:46.29 ID:57l/WpQg0

ksk

330 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:10:19.88 ID:57l/WpQg0

kskst

331 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:10:51.72 ID:57l/WpQg0

サマーソルト

332 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:27:03.91 ID:57l/WpQg0

kskst

333 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:27:40.27 ID:57l/WpQg0

ksk

334 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:28:33.82 ID:57l/WpQg0

kskst

335 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 21:28:39.62 ID:v4dcF4SU0

まちガイル

336 ：忍法帖【Lv=4,xxxP】：2012/07/18(水) 21:28:49.99 ID:GZWomgi40

おっぱい

337 ：名も無き被検体774号+：2012/07/18(水) 23:30:49.97 ID:GtjagBQS0

俺の500円安価はどうなんだろwktk

338 ： ◆xm0Imkumvo ：2012/07/19(木) 00:20:19.74 ID:9zzk2ENf0

ガイルwww

339 ：名も無き被検体774号+：2012/07/19(木) 00:24:26.00 ID:QqHqxz+X0

wktk

340 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/19(木) 02:10:32.92 ID:z8Bo4gzaI

いかん、寝落ちしてた……
すみませんが、続きは金曜日にやります。

341 ：忍法帖【Lv=15,xxxPT】：2012/07/20(金) 00:39:53.12 ID:uGpjM7Hj0

ほ

342 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 00:41:37.26 ID:/aWWCcwl0

む

343 ：名も無い保守屋：2012/07/20(金) 07:44:32.50 ID:XyGdZj4K0

乙

344 ：忍法帖【Lv=16,xxxPT】：2012/07/20(金) 12:16:30.66 ID:2VSt1Tjp0

乙！！
待ってます！！

345 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 19:43:56.15 ID:IzStADJ+0

wktk

346 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/20(金) 21:58:15.32 ID:Jn9CsRWEI

ただいま帰りました～！
もうしばらくお待ちを……

347 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/20(金) 22:18:39.52 ID:Jn9CsRWEI

キャバ嬢「……まちガイル？」

店長「ガイルってのはグレムリンのことだ。ジパングの連中はそう呼んでる」

女医「えっ、グレムリンって……！」

店長「ああ、最近先生にやった耳の持ち主だよ。
魔物でも妖精でもない、変なやつらだ」

女医「……！！」

店長「グレムリンは普通森の奥深くに住んでるんだが、稀に
人里に住み着くやつらがいるんだ。そういうやつらを特に＂まちガイル＂って呼んでるのさ」

348 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/20(金) 22:33:24.98 ID:Jn9CsRWEI

キャバ嬢「ふ～ん……それで？」

店長「ジパングには、まちガイルを信仰する文化があってな。
町や村の守り神として、代々崇められてきたんだ」

女医「へぇ……」

店長「そして、まちガイルが空中でひらりと回ると悪気が去るという言い伝えもあるんだ。
その様子を描いたのが……この千円札だ」

女医「……！」

店長「千円札は紙幣であると同時に、強力な魔除けの札でもあるのさ。
アイツはこれを買って、性奴隷のでこにペタリと貼ったんだよ」

349 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/20(金) 22:46:22.69 ID:Jn9CsRWEI

女医「で、でこにペタリって……それが兜なの？」

店長「ああ。性奴隷はまだチビッ子だったから、普通の兜だと安定しなかったんだ。
だったらこれがちょうどいいって、勇者がな」

キャバ嬢「優しいんだね、勇者さん」

女医「い、いやいや……全身鎖で頭にお札って、悪霊の封印じゃないんだから……」

350 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/20(金) 22:49:58.25 ID:Jn9CsRWEI

キャバ嬢「……で、次は！？」

店長「ん……ああ、次は盾か」

女医「…………」

キャバ嬢「盾は確か…………>>355だったな」

351 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 22:54:52.19 ID:/aWWCcwl0

ksk

352 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 22:56:02.44 ID:qqvmbRGz0

kskst

353 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 22:57:34.03 ID:tAGBYlGE0

kskst

354 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 23:00:24.46 ID:frg1v19l0

カンパチ

355 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 23:00:30.54 ID:tAGBYlGE0

ラーの翼神竜

356 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/20(金) 23:08:46.39 ID:Jn9CsRWEI

ほう……

今日はここまでにします。

357 ：名も無き被検体774号+：2012/07/20(金) 23:09:05.19 ID:qqvmbRGz0

おつー

358 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 11:16:39.53 ID:wWIppx6i0

ほ

359 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 12:49:04.00 ID:mzUnZkt2O

び

360 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/21(土) 16:56:50.65 ID:9WsYviuAI

キャバ嬢「……？？」

店長「ラーの翼神竜ってのは、太陽神ラーの使いであるドラゴンのことだ。
性奴隷の盾はそいつを象った一品だよ」

女医「なんだ……てっきり竜そのものを装備してるのかと思ったわ」

店長「何かを象った武防具の場合、象った対象の名前がそのまま付けられることが多いんだ。
ほら、この＂憲法9条＂だって＂憲法9条の剣＂とかじゃねぇだろ？」

女医「た、確かに……」

361 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/21(土) 17:13:33.25 ID:9WsYviuAI

キャバ嬢「……そのドラゴンは三邪神とは違うの？」

店長「違う。そもそも太陽神なんてのは、おとぎ話の世界だ」

女医「ふーん……実際にいるわけじゃないのね」

店長「ああ。ついでに言えば、三邪神なんてのも怪しいもんさ。
数少ない歴史資料に記されてるだけで、誰も実物を見てないんだからな」

キャバ嬢「……でも、店長さんは実在したって思ってるんでしょ？」

店長「そう考えた方が辻褄が合うってだけだよ。色々とな」

女医「ふーん……」

362 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/21(土) 17:17:29.47 ID:9WsYviuAI

キャバ嬢「……で？」

店長「ん？」

キャバ嬢「ほら、盾の次は武器でしょ！一番重要なところじゃない！」

店長「ああ、性奴隷の武器か」

女医「…………」

店長「あいつの武器は…………>>369だったな」

363 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 17:48:23.01 ID:jlnwQ2aq0

kskst

364 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 18:15:41.06 ID:jlnwQ2aq0

ksk

365 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 18:23:21.06 ID:jlnwQ2aq0

ksk

366 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 18:36:42.15 ID:k6VlHTq10

kskst

367 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 18:38:17.34 ID:jlnwQ2aq0

ksk

368 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 18:51:32.08 ID:jlnwQ2aq0

足枷

369 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 18:51:43.27 ID:XVQpc/V90

血塗られた鉄球

370 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 21:16:12.42 ID:FMpZiwUd0

>>355はひょっとしてラーの鏡と書こうとしたところ翼神竜に惑わされたんじゃなかろうか？

371 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/21(土) 21:45:05.61 ID:9WsYviuAI

女優「は！？……て、鉄球！？」

店長「ああ。使い古しの、返り血がベットリと付いたやつだ」

女優「な、なんでそんな……」

店長「実はラーの翼神竜を購入したときに、所持金がほとんど尽きちまってな。
中古の鉄球が破格で売られてたんで、勇者がそれを…… 」

女医「なんでそこだけ適当なのよ！！６歳の女の子に鉄球とか無理でしょう！？」

店長「大丈夫だって。ガキでも扱えるように勇者が改良してたから」

372 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/21(土) 22:00:28.83 ID:9WsYviuAI

女医「…………」

店長「……でだ。ここで話を戻すが……」

キャバ嬢「おっ、ついに500円の由来がわかるんだね？」

店長「ああ。まずはこれを見てほしい」

女医「……！それは……」

店長「>>376だ」

373 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 22:13:47.63 ID:FMpZiwUd0

ksk

374 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 22:16:27.16 ID:W/RDORc60

kskst

375 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 22:24:05.43 ID:rIIDx5Qa0

槍

376 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 22:26:20.15 ID:XVQpc/V90

タモリ

377 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/21(土) 22:31:11.33 ID:9WsYviuAI

今日はここまでにします。
お付き合いくださった方々、ありがとうございました。

378 ：名も無き被検体774号+：2012/07/21(土) 22:36:39.19 ID:RdR72ACp0

乙！

安価は27時間テレビの影響っぽいな

379 ：忍法帖【Lv=17,xxxPT】：2012/07/21(土) 23:42:30.00 ID:Qw9r6NHA0

乙！！

>>378　俺もそう思った

380 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 10:25:16.30 ID:JB65juzhI

キャバ嬢「タモリ？」

店長「イモリの一種さ。田園地帯に生息してるやつを特にそう呼んでる」

キャバ嬢「ふ～ん……」

店長「で、こいつはそれを黒焼きにしたものだ。先生はよく知ってるだろ？」

女医「ええ……よく店長さんから譲ってもらってたものね」

381 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 10:27:45.75 ID:JB65juzhI

キャバ嬢「……えっ、譲ってもらってた？何のために？」

女医「タモリの黒焼きにはね……>>385効果があるのよ」

382 ：名も無き被検体774号+：2012/07/22(日) 10:41:55.23 ID:Lap6uLXx0

イモリの一種ｗｗｗｗｗｗ
ksk

383 ：名も無き被検体774号+：2012/07/22(日) 10:52:34.37 ID:iRbyYVUN0

ksk

384 ：名も無き被検体774号+：2012/07/22(日) 10:53:04.44 ID:iRbyYVUN0

kskst

385 ：名も無き被検体774号+：2012/07/22(日) 10:58:27.19 ID:Lap6uLXx0

ジェノバ

386 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 11:02:06.77 ID:JB65juzhI

一旦中断します。

387 ：名も無き被検体774号+：2012/07/22(日) 14:17:22.89 ID:RLk+m6yt0

タモリの黒焼きwww
w

388 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 15:41:48.92 ID:JB65juzhI

キャバ嬢「ジェノバ効果？？」

女医「簡単に言えば擬態効果ね」

キャバ嬢「擬態効果って……カメレオンが背景に合わせて色を変えるやつ？」

女医「もっと高度なものよ。そのタモリっていう生き物はね……
相手の記憶に合わせて姿を変えられるの」

389 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 15:54:06.12 ID:JB65juzhI

キャバ嬢「……！？ど、どういうこと！？」

女医「例えば、お腹をすかせた魚がいるとするわね。
その魚は当然、エサのことしか頭にないでしょ？」

キャバ嬢「うん、まぁ……」

女医「するとタモリはその思考を読み取って、小さな虫に姿を変えるの。
飢えた魚はさほど警戒もせずに、タモリに喰らい付こうとする」

キャバ嬢「…………」

女医「で、そうやっておびき寄せた魚を、タモリが集団で襲って自分たちのエサにするわけ。
小さな体して意外と狡猾なのよ、タモリって」

390 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 16:04:07.90 ID:JB65juzhI

キャバ嬢「それが、ジェノバ効果……」

女医「そういうこと。なんで＂ジェノバ効果＂っていうのかは知らないけどね」

キャバ嬢「でも、だったらなんで譲ってもらってたの？
擬態効果なんて、医療の現場とはまるで無縁じゃん」

女医「実はね……ユフオクの魔法組合と共同研究をしてたのよ。
相手の記憶を読み取るジェノバ効果を、＂モシャス＂っていう変化呪文に応用させようってね」

391 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 16:11:42.38 ID:JB65juzhI

キャバ嬢「……！！」

女医「……とまあ、今はこの話はいいでしょ。それよりも……」

店長「ああ、なんでタモリの黒焼きが500円に関係してくるのか……だろ？」

女医「そうよ。全く見当がつかないんだけど」

店長「実を言うとな、タモリの黒焼き自体は関係ねぇ。
あるのは先生も言ってた擬態効果ってやつだ」

女医「えっ……」

店長「これは、性奴隷の装備を買った帰りの話なんだが……」

392 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/22(日) 16:14:55.49 ID:JB65juzhI

今日はここまで。
続きはまた近いうちにやります。

393 ：名も無き被検体774号+：2012/07/22(日) 18:47:20.84 ID:P0yhXoaw0

おつー

394 ：名も無き被検体774号+：2012/07/22(日) 20:45:35.93 ID:uoBdb1qZ0

近いうちってことは早くても火曜か……

395 ：名も無き被検体774号+：2012/07/23(月) 18:39:22.71 ID:LsYkgBAS0

ほ

396 ：忍法帖【Lv=18,xxxPT】：2012/07/23(月) 19:00:34.90 ID:GSTa4UuL0

ま

397 ：名も無き被検体774号+：2012/07/23(月) 19:46:20.76 ID:2VFQoKFsO

ところで>>371の女優というのは

398 ：名も無き被検体774号+：2012/07/23(月) 21:10:47.76 ID:WaezkYEy0

>>397
ワロスｗｗｗｗｗ
まったくきづかなんだわ

399 ：名も無き被検体774号+：2012/07/24(火) 17:44:04.30 ID:J0MfV1xl0

ほ

400 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 10:00:38.27 ID:gThah4LA0

か

401 ：忍法帖【Lv=19,xxxPT】：2012/07/25(水) 14:41:30.14 ID:0SmXS3dK0

まだか…

402 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/25(水) 18:03:11.85 ID:yacuRChGI

～アナリストの真実～

アナリスト「…………うぐっ」

アナリスト「…………」

アナリスト「ここは………」

403 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/25(水) 18:06:32.05 ID:yacuRChGI

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

アナリスト「む……？」

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

アナリスト「……！あ、あれは…………>>407！？」

404 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 18:40:37.19 ID:w629MTs60

kskst

405 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 18:54:57.47 ID:y4M0o1RB0

ksk

406 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 18:57:45.17 ID:y4M0o1RB0

ksk

407 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 18:57:54.00 ID:w629MTs60

バベルの塔（肉棒）

408 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 19:00:19.10 ID:y4M0o1RB0

青姦

409 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/25(水) 19:06:05.51 ID:yacuRChGI

アナリスト「おお……おお……！！」

アナリスト「なんというたくましさだ……！」

アナリスト「今にも衣服を突き破らんばかりではないか……！」

410 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/25(水) 19:13:31.59 ID:yacuRChGI

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

アナリスト「……ん？」

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……
ｷｬｰｰｰ!!!

アナリスト「いや待て……」

アナリスト「あのバベルの塔の持ち主は……もしや……」

411 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/25(水) 19:21:46.49 ID:yacuRChGI

？？？「な……何をやっておるのだそなたはっ！！」

アナリスト「……！！！」

アナリスト（少年）「見てわからないんですか！
いきり立つバベルの塔を公衆に自慢しているのです！」

老婆（壮年）「そなたの穢れた塔など誰も求めておらぬわっ！！」

アナリスト（少年）「何をおっしゃいます！こんなに求められているではありませんか！」

老婆（壮年）「よく顔を見ろ！皆目が死んでおるぞ！」

412 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/25(水) 19:51:57.62 ID:yacuRChGI

ｷｬｰｰｰ!!!
ｲﾔｱｱｱｱ!!!!!

老婆（壮年）「お、おい！いい加減にせんと捕まるぞ！」

アナリスト（少年）「なぜです！？ちゃんと穿いているのに！！」

老婆（壮年）「そういう問題ではな……え、ええい！いいからこっちへ来い！！」

413 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/25(水) 19:53:24.25 ID:yacuRChGI

今日はここまで。
続きは明日やります。

414 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 19:57:10.41 ID:w629MTs60

乙！　しかし酷い展開だな（いい意味で）

415 ：名も無き被検体774号+：2012/07/25(水) 22:03:08.01 ID:y4M0o1RB0

>>414
アンタがやったんだろwww
まぁ人の事言えんが

416 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 01:58:02.89 ID:r7vRTZxb0

おつ

417 ：忍法帖【Lv=2,xxxP】：2012/07/26(木) 08:39:09.05 ID:RtZnSBuG0

乙

418 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/26(木) 18:03:36.91 ID:jYV+lPOYI

こんばんは！
突然ですが、みなさんにお知らせがあります。

実は諸事情により、８月以降このスレを続けるのが難しくなってきました。
ですので、大変申し訳ないのですが、今月いっぱいでこのスレは終わりとさせていただきます。

そのお詫びと言ってはなんですが、７月中は今日を含めて毎日やるつもりですので、
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

それでは、再開までもうしばらくお待ちください……

419 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 19:38:45.95 ID:px6TLzOK0

マジ……ですか？
まぁ、>>1にも都合がありますから仕方無いですけど……
個人的には安価少なめにしても、何とか物語に決着はつけて欲しいなとは思います。

420 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/26(木) 20:36:22.10 ID:jYV+lPOYI

～ユフオク裏路地～

アナリスト（少年）「なぜです！なぜ止めたんですか先生！」

老婆（老婆）「そりゃ止めるわ！」

アナリスト（少年）「すごくいいところだったのに！恨みますよ先生！」

老婆（老婆）「…………ああもう恨め恨め！私はもう知らん！」

421 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/26(木) 20:40:46.82 ID:jYV+lPOYI

アナリスト（少年）「……！」

老婆（壮年）「…………」

アナリスト（少年）「なぜです……なぜですか先生……！」

老婆（壮年）「……なぜもクソもあるか」

アナリスト（少年）「だって、先生おっしゃったじゃありませんか……『>>426』と」

422 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 20:49:09.13 ID:jECUIq2T0

ksk

423 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 20:50:36.66 ID:oITs4Eqv0

ksk

424 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 20:50:52.05 ID:jECUIq2T0

ksk

425 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 20:53:27.94 ID:oITs4Eqv0

オスプレイは安全だ！

426 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 20:53:58.97 ID:oITs4Eqv0

>>425

427 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/26(木) 21:18:26.99 ID:jYV+lPOYI

老婆（壮年）「な……なに……？」

アナリスト（少年）「あれはつまり、こういうことでしょう！？
『公共の場での女の淫らな行為は罪になるが、男の場合……すなわちオスプレイは問題ないと！』」

老婆（壮年）「どっちもダメに決まっとるだろうが！！というか、なんでそういう解釈になる！？」

アナリスト（少年）「えっ、違うのですか！？」

老婆（壮年）「当たり前だ！！いいか、あれはな……」

428 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/26(木) 21:24:33.18 ID:jYV+lPOYI

今日はここまでにします。
続きはまた明日に。

>>419
本当にごめんなさい。
物語の結末もある程度練っていたのですが、進めるところまで進めていきたいと思います。

429 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 21:38:35.09 ID:px6TLzOK0

乙！　どうか頑張ってください！

430 ：名も無き被検体774号+：2012/07/26(木) 23:27:33.34 ID:OqnklnWR0

乙ー

431 ：名も無き被検体774号+：2012/07/27(金) 09:41:56.64 ID:/DjfIusb0

>428
おつです。

どうしても終わらない時は、アニメのドラゴンクエスト(アベルのやつ) の初版みたいに、
「この後、○○○があってな、そして○○○になったんだよ」
みたいに、誰かに語らせる感じで、練ってた結末書けば良いと思いますよ。

432 ：名も無き被検体774号+：2012/07/27(金) 18:22:23.99 ID:WPNgA0AS0

>>431見て思いついた提案なんだが、>>1がどうしても無理だと判断したなら
>>431のような手段で『中略』して、ラストだけ今までと同じように書くというのはどうでしょう？

433 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/27(金) 20:33:00.98 ID:oOrOYONiI

老婆（壮年）「…………」

アナリスト（少年）「……？先生？」

老婆（壮年）「……あれはな、私の昔の知り合いのことだ」

アナリスト（少年）「知り合い……？オスプレイとは名前だったのですか！？」

老婆（壮年）「私が勝手にそう呼んでいただけだよ。奴には名前が無かったからな」

434 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/27(金) 20:45:35.75 ID:oOrOYONiI

アナリスト（少年）「……？？」

老婆（壮年）「奴とは親しくしていたのだが……その……色々と問題のある奴でな。
町の連中には前から疎まれておった」

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「だが……根はいい奴なんだよ。あのとき私は
必死にそれを説得しておったのだが、町の連中は聞かなかった」

アナリスト（少年）「だから、『オスプレイは安全だ！』と……」

老婆（壮年）「そうだ」

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「……まぁ、連中の本当の目的はどうせ、私が奴に渡した物だろうがな」

435 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/27(金) 20:52:33.12 ID:oOrOYONiI

アナリスト（少年）「奴に渡した物？」

老婆（壮年）「……！あ、ああ、こっちの話だ。忘れてくれ」

アナリスト（少年）「……しかし、根がいいお方であるなら、普通にそうおっしゃればいいではありませんか！
『安全だ！』なんて、まるで魔物か何か……」

老婆（壮年）「……！！え、ええい！いちいちやかましいんだよお前さんは！」

436 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/27(金) 22:43:13.07 ID:oOrOYONiI

今日はここまでにします。
短くてすみません……

437 ：名も無き被検体774号+：2012/07/27(金) 22:59:36.98 ID:ELhXGV060

おつー

438 ：名も無き被検体774号+：2012/07/27(金) 23:25:11.47 ID:WPNgA0AS0

乙！　終わる気がしないｗｗｗ

439 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 00:02:29.88 ID:dQxsy5sT0

乙！
途中、飛ばしてでも結末が見てみたい！

440 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 07:05:12.14 ID:8wcDP1nBO

>>1さんの書きたいように書いてください(´・ω・`)

あと４日間、どう展開してくかwktkしてます！

441 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/07/28(土) 11:17:48.36 ID:0qlQbxWm0

完結記念祝賀会スレ立てようとおもてたのに...

442 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 12:06:25.71 ID:ahgUAPJC0

>>441
楽しそうだな、おいｗ

443 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 16:11:33.49 ID:JOGVPJgfI

こんにちは！
皆さん本当にありがとう！

>>431-432
それについても考えました。

しかし、その形式で書ける自信がないのと、今までの流れを大切にしたいということで、
今のやり方のまま書き進めていきたいと思います。

それでもよろしければ、最後までお付き合いくださいませ！

444 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 16:23:51.81 ID:JOGVPJgfI

アナリスト（少年）「……？」

老婆（壮年）「そ、それよりも！そなたはいつまで私に付きまとう気だ！？」

アナリスト（少年）「乳が出せるようになるまでです、先生！」

老婆（壮年）「いい加減にその呼び方はやめろ！そなたを弟子に取った覚えはない！」

アナリスト（少年）「弟子にしていただけるまで諦めません！そして乳が出せるようになるまでは！」

老婆（壮年）「だーーーーーーーっ！！！！」

445 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 16:34:43.28 ID:JOGVPJgfI

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「そもそも何なのだ！そこまで乳にこだわる理由は！？」

アナリスト（少年）「理由……？」

老婆（壮年）「そう、理由だ！」

アナリスト（少年）「それは……」

老婆（壮年）「…………」

アナリスト（少年）「……>>450ですかね」

446 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 16:43:42.21 ID:mhbAok3i0

ｋｓｋ

447 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 16:46:14.03 ID:CVgBInfD0

親の仇

448 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 17:00:29.24 ID:NeJl9o5C0

ksk

449 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 17:16:59.95 ID:dQxsy5sT0

ksk

450 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 17:17:32.03 ID:dQxsy5sT0

サッカー日本代表の永井の足の速さ

451 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 17:33:02.11 ID:fQazGOJi0

この時間のない時に鬼畜

452 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 18:01:36.77 ID:JOGVPJgfI

老婆（壮年）「サ……サッカー日本代表？」

アナリスト（少年）「覚えていませんか？去年ユフオクで開催された
＂Energy Sucker's Contest＂のことを」

老婆（壮年）「……ああ、魔法力を吸い取り合って勝敗を決めるあれか」

アナリスト（少年）「そうです。あのとき僕は見たんですよ。
日本……つまりジパング代表として出場し、孤軍奮闘する永井という男を……」

453 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 18:08:57.19 ID:JOGVPJgfI

老婆（壮年）「…………」

アナリスト（少年）「数では圧倒的不利な状況で、永井はその駿足を活かして
どんどん勝ち進んでいったんです」

老婆（壮年）「ほう……去年は見とらんが、そんな選手がいたのか」

アナリスト（少年）「ええ。そしてその勇姿を見た僕は思いました。
自分もいつかああなりたい、ああやって世界中の観客を魅了したいと」

老婆（壮年）「…………」

454 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 18:16:00.63 ID:JOGVPJgfI

老婆（壮年）「……それがどうして、乳を出すということに繋がるのだ？」

アナリスト（少年）「魔法の才能がない自分にあんなことはできません。
だからせめて、誰もが驚くようなことで頂点を目指そうと……」

老婆（壮年）「なぜよりによってそれが＂乳を出すこと＂なのだ……」

455 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 19:42:46.04 ID:JOGVPJgfI

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「……いいか、男が乳を出すことなど絶対に不可能だ。
未婚の女ですら、奴に渡した物でも使わない限り……」

アナリスト（少年）「……！！先ほどおっしゃっていた物ですね！？それがあれば……」

老婆（壮年）「たわけ。そなたは男である時点で無理だ」

アナリスト（少年）「……っ！」

456 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/28(土) 19:51:01.11 ID:JOGVPJgfI

ちょっと早めですが、今日はここまで。
明日はもっと長くやります。

457 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 21:52:16.38 ID:ahgUAPJC0

後三日か……　どうなるんだろう？

458 ：名も無き被検体774号+：2012/07/28(土) 23:02:49.34 ID:mhbAok3i0

さみしす

459 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 06:49:09.43 ID:zCS625jbI

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「……でもまぁ」

アナリスト（少年）「……？」

老婆（壮年）「それでも諦め切れないと言うなら……もう少し待ってみるといい。
もしかしたら、＂乳搾りコンテスト＂なるものも開催されるかもしれないからな」

アナリスト（少年）「えっ……！？」

老婆（壮年）「例の＂Energy Sucker's Contest＂も、元々は魔法力吸収の研究のために開催されたのだ。
昔からコンテストが大好きだったからな、ここの魔法使い連中は」

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「聞くところによると、人の母乳も魔法開発に用いられているらしい。
そなたが上に進言すれば、そういうコンテストが開かれるかもしれん」

460 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 06:55:20.83 ID:zCS625jbI

アナリスト（少年）「で、でも……先ほど男の僕には無理だと……」

老婆（壮年）「だが諦め切れないのだろう？」

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「……こうなればもう私が何を言っても無駄だろう。
あとは自分で動いて、納得するまで突き詰めればいい」

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「そうすれば自ずと、答えは見つかるだろう」

461 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 06:59:47.38 ID:zCS625jbI

アナリスト（少年）「…………わかりました」

老婆（壮年）「よろしい」

アナリスト（少年）「…………」

老婆（壮年）「……というわけで、もう私に付きまとうのは止めろ」

アナリスト（少年）「それは嫌です」

老婆（壮年）「！？」

アナリスト（少年）「納得するまで突き詰めろとおっしゃったのは先生ではありませんか！
ここはもう意地でも弟子に……」

老婆（壮年）「だーーーーーーーっ！！！！」

462 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 07:05:45.26 ID:zCS625jbI

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……
ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

老婆（壮年）「む……？」

アナリスト（少年）「……？何やら表通りの方が騒がしいですね」

老婆（壮年）「…………」

アナリスト（少年）「……ハッ！まさか、他の誰かがバベルの塔を……」

463 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 07:08:08.31 ID:zCS625jbI

老婆（壮年）「……違う」

アナリスト（少年）「……？」

老婆（壮年）「あれはおそらく……>>466だ」

464 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 07:08:53.64 ID:vLrn7ovG0

>>1早すぎｗ　ありがとう！

そしてその結果があのバク宙かｗｗｗ

465 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 07:12:33.11 ID:vLrn7ovG0

安価待ってる時間もったいないから勝手に加速して勝手に取っていくぞ
kskst

466 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 07:15:14.90 ID:vLrn7ovG0

とあるモンスターの親玉

467 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 07:17:59.06 ID:zCS625jbI

朝飯食ってきます。

468 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 09:08:56.10 ID:zCS625jbI

アナリスト（少年）「！？モ、モンスター！？」

老婆（壮年）「……奴め、一体何しに来た」

アナリスト（少年）「えっ……」

老婆（壮年）「……何でもない。私たちも行くぞ」

469 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 09:30:04.33 ID:zCS625jbI

～ユフオク表通り～

親玉「クーッハッハッハッハ！！！」

町民A「きゃああああああああ！！魔物よ！！」

親玉「クックック……命が惜しかったら食い物を出せ！」

町民B「……！！こ、こいつ……確か老婆さんの……」

470 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 09:34:51.45 ID:zCS625jbI

老婆（壮年）「どけ」

町民B「……！！」

親玉「おおこれは……久しいな」

老婆（壮年）「……オスプレイよ、こんな所で何をしておる」

471 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 09:39:11.14 ID:zCS625jbI

一旦中断します。

472 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/07/29(日) 09:42:50.63 ID:/uPPKlcC0

やっぱり立てよう祝賀会スレ

473 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 11:20:26.67 ID:vLrn7ovG0

>>472
取り敢えず終わってからなｗ

474 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 12:41:44.07 ID:zCS625jbI

親玉「見ればわかるだろう。食糧を恵んでもらいに来たのだ」

老婆（壮年）「恵んでもらう者の態度とは思えんがな」

親玉「クックック……相変わらずの物言いで安心したぞ」

ｻﾞﾜ……

町民C「な……なんで魔物と話してるの！？」

町民D「老婆のヤツやっぱり……」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ……

475 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 12:49:48.95 ID:zCS625jbI

老婆（壮年）「……一つだけ聞きたい」

親玉「何だ」

老婆（壮年）「>>477？」

476 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 13:35:33.63 ID:r4Ye2IQV0

今日は何の日だ

477 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 13:45:17.01 ID:TaKnNcic0

明日は晴れるか

478 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 13:49:59.57 ID:zCS625jbI

親玉「…………」

老婆（壮年）「…………」

親玉「……ああ、必ず」

老婆（壮年）「……！！」

479 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 14:01:28.11 ID:zCS625jbI

親玉「クックック……こう答えればいいのだろう？」

老婆（壮年）「…………」

親玉「ワシとお前だけの合言葉……ちゃんと覚えているぞ。
お前との別れ際、例の物を渡されたとき……二人で決めたんだったな」

老婆（壮年）「…………」

親玉「ワシらは今は結ばれない。でもきっと晴れる日がくる。
そうなることを願って決めた合言葉だ」

480 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 14:06:00.29 ID:zCS625jbI

老婆（壮年）「…………」

親玉「さあ、お前もワシと共に……」

老婆（壮年）「…………お前さんは」

親玉「……？」

老婆（壮年）「お前は…………奴ではない」

481 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 14:18:04.87 ID:zCS625jbI

ﾊﾞｺﾞｵｯ！！！

親玉「！！？グハッ……」

老婆（壮年）「この偽物が……お前の口で奴との思い出を語るな」

親玉「な、なぜだ……！？ワシはちゃんとお前との合言葉を……」

老婆（壮年）「ああ、お前はなぜか知っていた。姿形や喋り方……
何から何までそっくりだ」

親玉「で、ではなぜ……！？」

老婆（壮年）「感じないんだよ。私の中の熱い気持ち……
奴へのどうしようもない愛の心……」

親玉「……！！」

老婆（壮年）「お前を見ても何も感じない……今すぐその姿を現せ！！！」

482 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 14:21:38.60 ID:zCS625jbI

ﾋﾟｨｨｨｨｨｨｨｨﾝ……

親玉「！！！そ、その光は……」

老婆（壮年）「喰らえッ！！＂>>485＂！！！」

483 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 14:43:22.00 ID:TaKnNcic0

ksk

484 ：忍法帖【Lv=34,xxxPT】【IQ213】本日の利用料 3,286円：2012/07/29(日) 14:51:17.70 ID:o2J0hOfA0

バベルの塔

485 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 14:54:17.00 ID:1+qfzGRk0

ガリガリ君

486 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 15:41:02.23 ID:zCS625jbI

親玉「！！！！」

ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ！！！！！

メタモン「……ピ、ピィ……」

老婆（壮年）「……それがお前の本当の姿か」

487 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/29(日) 15:45:47.43 ID:zCS625jbI

今日はここまでにします。
続きはまた明日に……

488 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 15:47:18.14 ID:WnYy+y2wO

乙です～久々に来た

489 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 16:54:23.79 ID:1Aoysf9/0

なんつーーか、伏線回収が凄い……。

490 ：名も無き被検体774号+：2012/07/29(日) 22:17:44.99 ID:vLrn7ovG0

>>489
ホント、もったいないよなぁ～
しかし……ということは勇者たちが戦った親玉は誰だったんだ？

491 ：名も無き被検体774号+：2012/07/30(月) 08:53:25.04 ID:OrQrr+Mi0

>490
自分は、歴代の勇者が次の魔王に。で、その子供が勇者にとか予想してる。
ほら、嬢王様が今の勇者の子供身籠ってるから、それが次の勇者候補って感じで。

魔王が言う「征服後のその先」って、その繰り返しを止めたかったんじゃないかなぁとか
勝手に予想してた。

まぁ、>1さんには、最後にそこら辺くらいの答えはもらいたいとこですが＾＾；

492 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 18:17:19.28 ID:zisEW5LzI

～ユフオクの宿屋～

チワワ「…………なんつーかよ」

伝説の勇者「濃い一日だったな」

チワワ「……ああ」

？？？「変な装備のせいで性奴隷ちゃん泣かせるし……」

チワワ「帰りの道端でホモのチ○コに出くわすし……」

伝説の勇者「仕舞いには魔物の親玉が現れて、しかもそれがスライムだったときた」

チワワ「…………」

？？？「なーんか異様に疲れちゃったわ……」

493 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 18:28:13.93 ID:zisEW5LzI

チワワ「……そういえば、あのスライムは結局どうなったんだ？」

伝説の勇者「駆けつけた憲兵に連行されてったよ。
今頃は地下牢か、もしくは殺されちまってるだろうな」

？？？「自業自得ね。町中にたった一匹で乗り込んできたんだもの」

チワワ「……ったく、ああいう奴がいるから、俺みたいな善良な魔物が苦労するんだ」

494 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 18:40:10.94 ID:zisEW5LzI

？？？「ぷっ、善良とか……」

チワワ「！！お、おい、てめぇ何笑って……」

？？？「そういえばさ」

チワワ「おい！」

？？？「すごい魔法だったよね。あのおばさんが使ってたやつ」

伝説の勇者「ああ、ありゃ相当な手練れだな」

？？？「どういう魔法なんだろ？
『喰らえッ！！＂ガリガリ君＂！！！』とか叫んでたけど」

495 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 18:45:15.88 ID:zisEW5LzI

伝説の勇者「……あれは多分、効果打消しの魔法だ」

？？？「効果打消し？」

伝説の勇者「相手にかかってる魔法効果を打ち消すんだよ。
＂凍てつく波動＂の魔法バージョンってとこか」

？？？「へぇ……」

496 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 18:51:59.84 ID:zisEW5LzI

チワワ「……でもよ、なんで＂ガリガリ君＂なんだ？」

伝説の勇者「ガリガリの魔法使いがいくら強がっても、
かかってる魔法効果が切れればただのもやしっ子……」

？？？「だから＂ガリガリ君＂……？」

伝説の勇者「魔法のネーミングなんて所詮そんなもんさ」

497 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 19:08:06.41 ID:zisEW5LzI

？？？「ふーん……」

チワワ「…………」

伝説の勇者「……それよりも俺が気になってるのはな、あのスライムのことだ」

？？？「えっ……」

伝説の勇者「考えてもみろよ。＂モシャス＂が使えるスライムなんて聞いたことあるか？」

チワワ「……新種なんじゃねぇの？」

伝説の勇者「かもな。でもあの＂モシャス＂……」

？？？「……？」

伝説の勇者「あの＂モシャス＂……相手の性格や記憶までコピーしていた。
普通の＂モシャス＂が真似できるのは、あくまで外見や能力だけだ」

チワワ「……ってことは……」

伝説の勇者「ああ……あれはどう考えてもジェノバ効果だ」

498 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 19:11:18.92 ID:zisEW5LzI

一旦中断します。

499 ：名も無き被検体774号+：2012/07/30(月) 19:14:29.48 ID:Lcd7wQ4/0

ああ、そういうことか。伝説の勇者たちにとって、メタモンはスライムだったんだな

後>>491
俺490だけど、勘違いしてないか？　俺の言った親玉というのは北の洞窟の親玉のことだぞ

500 ：名も無き被検体774号+：2012/07/30(月) 20:02:18.79 ID:OrQrr+Mi0

おつで～～っす。中断ってことは、まだ今日は続くのかな？ｗｋｔｋ

>499
あ、思いっきり勘違いしてた。

501 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 21:04:40.23 ID:zisEW5LzI

？？？「……？？ジェ、ジェノバ効果？」

伝説の勇者「ああ。例えば、タモリっていう……」

チワワ「あー、いーよいーよ教えなくて。てめぇは一生悶々としてろ」

？？？「ちょ、ちょっと！」

チワワ「で、問題なのは……」

？？？「おい！」

伝説の勇者「……なぜあのスライムがジェノバ効果持っているのか、ということだ」

502 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 21:14:18.18 ID:zisEW5LzI

？？？「……？？？？」

伝説の勇者「聞いた話によると、例の親玉ってのは本当に存在するらしい。
この町の北にある洞窟にひっそりと暮らしてるそうだ」

チワワ「まぁ大方、スライムの姿じゃ脅せねぇからそいつに化けたんだろうが……」

伝説の勇者「なぜあの生き物がジェノバ効果を……」

503 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 21:22:19.88 ID:zisEW5LzI

？？？「ちょ、ちょっと！何二人で意味不明な会話してんの！？」

チワワ「うっせぇな。門外女はお子ちゃまの世話でもしてろ」

？？？「な、何よそれ……っていうか今気付いたけど、性奴隷ちゃんは！？」

伝説の勇者「ん？トイレじゃないのか？」

？？？「トイレ！？」

チワワ「さっきコソコソ隠れて出てったからな。
どうせウ○コでも漏らしそうだったんだろ」

504 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 21:27:17.24 ID:zisEW5LzI

？？？「…………はぁ」

伝説の勇者「ん？」

？？？「本っ当にウチの男連中は…………先が思いやられるわ」

チワワ「あん？何だってんだよ」

？？？「……もういい。あたしが連れ戻してくるから」

505 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/30(月) 21:29:00.26 ID:zisEW5LzI

今日はここまで。
お付き合いくださった方々、ありがとうございました。

506 ：名も無き被検体774号+：2012/07/30(月) 21:30:10.21 ID:1D5Fql1/O

乙です。

507 ：名も無き被検体774号+：2012/07/30(月) 21:57:13.08 ID:EMgaTBy30

乙乙

508 ：名も無き被検体774号+：2012/07/30(月) 22:00:36.96 ID:Lcd7wQ4/0

乙。とうとう明日なのか……
orz

509 ：忍法帖【Lv=5,xxxP】：2012/07/31(火) 04:36:12.73 ID:jhDW9VBU0

ほ

510 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 07:36:26.55 ID:PQMY75780

ら

511 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 08:31:40.92 ID:PocgkVf1I

～ユフオクの地下牢～

性奴隷「……ほら、お食べ」

メタモン「ピ、ピィ……」

性奴隷「かわいそうに……おなかペコペコだったんでしょ？」

メタモン「ピィ……」

512 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 08:36:50.17 ID:PocgkVf1I

？？？「……やっぱりここにいたのね」

性奴隷「！！？」

？？？「全く……もう夜も遅いんだから、女の子が一人で彷徨いちゃダメでしょ？」

性奴隷「あ、あなたは……」

513 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 08:41:33.40 ID:PocgkVf1I

一旦中断します。

514 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 16:09:30.06 ID:lWuYG2xO0

終わっちゃう・・・
ほ

515 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 17:51:10.86 ID:PocgkVf1I

メタモン「……ピ、ピィ……」

？？？「……あんたも悪い子よね。地下牢に忍び込むなんて重罪よ」

性奴隷「…………」

？？？「よく憲兵に気付かれなかったわね」

性奴隷「…………を」

？？？「えっ？」

性奴隷「>>517を……使ったんです……」

516 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 18:18:03.60 ID:hvRhD4w30

ｋｓｋｓｔ

517 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 18:18:28.66 ID:hvRhD4w30

真実のハリガネ

518 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 18:28:58.22 ID:PocgkVf1I

？？？「真実のハリガネ……？」

性奴隷「は、はい……つついた相手に真実を見せるアイテムで……」

？？？「真実？何よ真実って」

性奴隷「＂その者が見るべき真実＂……だそうです」

？？？「……？？」

性奴隷「バザーの商人さんからもらったので……その……
私も詳しいことは……」

519 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 18:35:02.77 ID:PocgkVf1I

？？？「……あのオヤジ、いつの間にそんな物を……」

性奴隷「…………」

？？？「……まぁいいわ、帰るわよ」

性奴隷「えっ！？で、でも、今ごろは憲兵さんも目を覚まして……」

？？？「大丈夫。今ごろはきっと妹たちと乱交してるから」

性奴隷「？？？？」

520 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 18:39:48.94 ID:PocgkVf1I

？？？「ほら、いいから早く」

性奴隷「ま……待ってください！まだメタモンが！」

？？？「メタモン？」

性奴隷「その子の名前です」

521 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 18:45:56.70 ID:PocgkVf1I

メタモン「ピィ！ピィ！」

？？？「…………」

性奴隷「……その子、ただお腹を空かせてただけなんです。
もう悪いことはしないって言ってるし……」

？？？「…………」

性奴隷「お願いです、だから……」

522 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 18:49:25.28 ID:PocgkVf1I

？？？「……一緒に連れてはいけないわよ」

性奴隷「えっ！？」

？？？「当たり前でしょ。そいつは町の人間を襲おうとした魔物なのよ」

性奴隷「そ、そんな……でも、このままじゃメタモンが……！」

523 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 19:11:08.03 ID:PocgkVf1I

ﾊﾟｧﾝ！

性奴隷「……！？」

？？？「……いい加減にしなさいよ小娘が。こいつを連れていくコトがどういうコトか、
あんたホントにわかってんの？」

性奴隷「っ……」

？？？「こいつは人間の町を襲った魔物。もしそんな奴を逃がす手伝いをしたら、
あんただけじゃなく勇者たちまでが重罪人になる」

性奴隷「……！！」

？？？「あたしたちは犯罪人の烙印を押されるのよ。あんたのせいで。
特にこっちにはチワワがいるから……風当たりはさらに厳しくなるでしょうね。」

性奴隷「……っっ」

？？？「犯罪人になれば、旅先の町には一切入れてもらえなくなる。
その結果、宿にも泊まれない。食糧も買えない。装備も整えられない」

性奴隷「……っっ」

？？？「そうして弱ったあたしたちを魔物が襲う。あたしたちは死ぬ。
ついには魔物たちが人間を滅ぼし、世界は魔王に支配される。めでたしめでたし」

性奴隷「ふぇ……」

？？？「……あんたがやろうとしてるのはね、そういうコトなのよ」

524 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 19:21:17.30 ID:PocgkVf1I

メタモン「ピィ……」

？？？「あんたは認識が甘すぎる。あんたのその甘さが、
勇者パーティーを壊滅に追い込むのよ」

性奴隷「ふぇぇぇっ……ひっく……」

？？？「仮にも勇者パーティーの一員なら、もっと自覚と責任を持ちなさい。
それがイヤなら……今すぐ奴隷の身分に戻るのね」

性奴隷「ふえぇぇぇぇぇっ……」

？？？「……あたしに言えるのはそれだけ。あとはあんたが決めることよ」

525 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 19:23:15.16 ID:PocgkVf1I

一旦中断します。

526 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 19:27:48.25 ID:ZO6ojlh90

さぁ、どうなるのか……

527 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 19:53:07.05 ID:IJhFwUbk0

wktk

528 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 20:24:15.77 ID:PocgkVf1I

～翌日ユフオク郊外の砂漠～

性奴隷「…………」

チワワ「……？性奴隷のやつ、やけに元気ねぇな」

？？？「そうね」

伝説の勇者「昨日トイレで何かあったのか？」

？？？「別に。あの子が甘ったれたこと言うから、説教してやっただけ」

伝説の勇者「……？？」

529 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 20:38:17.19 ID:PocgkVf1I

ｶﾞﾀｯ！ｶﾞｺﾝ！
ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯ！

チワワ「……それにしてもよ、よく馬車なんて手に入ったな」

？？？「まぁね」

伝説の勇者「どうやって手に入れたんだ？性奴隷の装備買った時点で
財布はスッカラカンだったはずだが……」

？？？「バカね、本物なわけないでしょ」

伝説の勇者「えっ」

？？？「ユフオクの自動車教習所で教わったの。馬車の召喚魔法よ」

チワワ「召喚魔法……？」

伝説の勇者「……？お前って魔法苦手だったんじゃ……」

？？？「…………」

530 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 20:42:24.39 ID:PocgkVf1I

ｶﾞﾀｯ！ｶﾞｺﾝ！
ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯ！

性奴隷「…………」

チワワ「…………」

伝説の勇者「…………」

？？？「……そろそろいいかな」

伝説の勇者「……？？」

？？？「もういいわよ、メタモン！」

531 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 20:47:53.71 ID:PocgkVf1I

ぼん！

伝説の勇者「えっ……」

チワワ「ちょっ……」

性奴隷「ひゃあっ！？」

ﾄﾞｻｯ！

伝説の勇者「……！？」

チワワ「痛っ……！ば、馬車が急に消え……」

532 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 20:50:27.51 ID:PocgkVf1I

メタモン「ピィィッ！」

一同「「「！！？」」」

メタモン「ピィィッ！ピィィィィッ！！」

チワワ「こ、こいつ確か……」

533 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 20:53:38.58 ID:PocgkVf1I

性奴隷「めたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉん！！！」

ｷﾞｭｯ

メタモン「ピ……ピィ！」

性奴隷「メタモン……ほんとに……ほんとによかった……」

メタモン「ピィ……」

534 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 20:59:37.62 ID:PocgkVf1I

チワワ「ちょ、ちょちょちょちょっと待て！なんであのスライムがここにいるんだ！？」

？？？「実はね、勇者の頼みなの」

チワワ「はぁ！？」

？？？「勇者がね、その……ジェノバなんたらっていう能力を持つ魔物は珍しいから、
ぜひ仲間にしたいって言ってきてさ」

伝説の勇者「！？」

？？？「で、あたしは反対だったんだケド、なんとか強引に脱獄させたってワケ」

535 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:03:00.45 ID:PocgkVf1I

チワワ「ゆ、勇者！そうなのか！？」

伝説の勇者「えっ……い、いや、俺は……」

？？？「そうだよね、勇者？」

伝説の勇者「……！！」

？？？「そうだよね？」

伝説の勇者「…………はい、そうです」

536 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:09:55.28 ID:PocgkVf1I

性奴隷「勇者さまっ！」

伝説の勇者「おわっ！？」

性奴隷「本当にいいんですか？」

伝説の勇者「えっ」

性奴隷「本当に……あの子連れてっても……いいんですか？」

伝説の勇者「……！」

性奴隷「…………」

伝説の勇者「…………い、いいよ」

537 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:14:19.07 ID:PocgkVf1I

性奴隷「やったーーーーーーーーーーーー！！！！！」

ｷﾞｭｯ

メタモン「ピ、ピィ！」

性奴隷「めたもぉぉぉぉん」

メタモン「ピィ！ピィ！」

チワワ「……やれやれ。ついに俺にも後輩ができたか」

538 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:17:58.20 ID:PocgkVf1I

ﾜｲﾜｲﾜｲ……
ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

伝説の勇者「……ったく、お前も素直じゃねえよな」

？？？「……ごめんね、勝手な真似しちゃって」

伝説の勇者「別にいいよ。あいつを仲間にしたかったってのは本当だし」

539 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:23:11.95 ID:PocgkVf1I

？？？「…………」

伝説の勇者「でもよ、一体どうやったんだ？
あいつを脱獄させるの大変だったろ」

？？？「そうでもなかったわ」

伝説の勇者「えっ……」

？？？「>>540を使ったからね」

540 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 21:24:11.84 ID:TMKl155zO

ルーラ

541 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:37:27.71 ID:PocgkVf1I

伝説の勇者「ル、ルーラ？」

？？？「そっ。まぁ正確にはリリルーラだけど」

伝説の勇者「で、でもお前リリルーラなんて……」

？？？「あたしじゃないわ。メタモンよ」

伝説の勇者「……！？」

？？？「メタモンにあたしの記憶を読み取らせて、あんたに変身してもらったの。
あんたはリリルーラ使えるから」

伝説の勇者「……！！」

？？？「で、リリルーラでみんなの所にワープしてもらって、
あとは馬車に変身して待機してたってワケ」

542 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:43:55.12 ID:PocgkVf1I

伝説の勇者「し、しかし……そんなの憲兵にすぐバレて……」

？？？「大丈夫よ。彼らには賄賂渡しといたから」

伝説の勇者「賄賂！？」

？？？「ほら、あんたが前くれた500円札……」

伝説の勇者「……！！」

？？？「確か、今のジパングでは発行されてない希少品で、
一枚あたり1500万Gもするのよね？」

伝説の勇者「…………」

？？？「数枚あったから、一人一人に渡して口裏合わせてもらったわ。
まぁ少なくとも、これであたしたちに疑いはかからないはずよ」

543 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:47:50.62 ID:PocgkVf1I

伝説の勇者「…………」

？？？「……？どうしたの？」

伝説の勇者「…………お、お前」

？？？「……？」

伝説の勇者「お前……よりによってあれ使ったのか」

？？？「えっ……」

伝説の勇者「あれな……偽札だぞ？」

544 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 21:49:25.37 ID:hvRhD4w30

>542
ここで500円が出てくるのか……。

545 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:53:07.23 ID:PocgkVf1I

？？？「なっ……！？」

伝説の勇者「ぷっ……お前まさかあの話信じてたのかよ？
一札1500万Gの紙幣なんてあるわけないだろ」

？？？「ちょ……だ、騙したのね！？」

伝説の勇者「いや……まさか本当に騙せるとは思わなくてさ……ぷぷっ」

546 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 21:58:13.41 ID:PocgkVf1I

？？？「……！！」

伝説の勇者「おい、どうすんだよ？偽札だってバレるのは時間の問題だぞ」

？？？「えっ……ちょっ……」

伝説の勇者「あーこりゃ参ったなー。魔物の脱獄扶助に偽札賄賂。
完全に犯罪人の烙印押されたわー」

？？？「ぐっ……あ、あんたって人は……！」

547 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:01:10.05 ID:PocgkVf1I

伝説の勇者「……というわけで、今日からお前の名前は500円な」

500円「はぁ！！？」

伝説の勇者「勇者パーティーの足を引っ張ったせめてもの罰です。
解雇されなかっただけ有難いと思いなさい」

500円「ちょ、ちょっと！あんた絶対楽しんで……」

548 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:04:15.19 ID:PocgkVf1I

チワワ「おーい！何そんなとこで話してんだー？」

性奴隷「勇者さま！早く行きましょうよ！」

メタモン「ピィィィッ！」

伝説の勇者「おー！今行くぜ！」

500円「ちょ、ちょっと！」

伝説の勇者「ほら、500円も早く来いよ！」

500円「だ、だからその呼び方はやめろーーーー！！！！！」

549 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:13:06.96 ID:PocgkVf1I

～洋館氷漬けの間～

店長「…………ってわけさ」

キャバ嬢「ぷぷっ……かわいそう……」

女医「……あんた絶対バカにしてるでしょ」

キャバ嬢「でも、なるほどね～！擬態効果が関係してくるっていうのは、
メタモンっていうスライムのことだったんだね！」

店長「ああ。世間じゃ４人のパーティーが世界を救ったってことになってるが、
正確に言えば４人と１匹……いや、３人と２匹だ」

550 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:22:48.84 ID:PocgkVf1I

女医「そのあとも３人と２匹で旅してたの？」

店長「いや、メタモンのやつは別行動だった。
俺たちと一緒にいると怪しまれるからな」

キャバ嬢「まぁ確かに、あの状況じゃ仕方ないか～」

店長「メタモン役割は主に、その擬態能力を活かした偵察・情報収集だった。
あいつが色々と手を回してくれたおかげで、俺たちはあの後も他の町に入ることができたのさ」

551 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:30:50.80 ID:PocgkVf1I

キャバ嬢「ふ～ん……」

女医「……それにしても、随分と楽しそうなパーティーだったのね」

店長「……まぁ退屈はしなかったな。勇者とはよく話が合ったし……」

キャバ嬢「うんうん」

店長「500円とはよく口喧嘩したし……」

女医「ふふっ」

店長「勇者は500円とイチャイチャしてて……」

キャバ嬢「…………」

店長「それを見た性奴隷は頬を膨らませて……」

女医「…………」

店長「それを見たメタモンは慌てて宥めて……」

キャバ嬢「…………」

店長「……あの頃は本当に……楽しかった」

552 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:32:39.34 ID:PocgkVf1I

キャバ嬢「……あのさ」

店長「……ん？」

キャバ嬢「その500円って人……今は何してるの？」

店長「…………」

553 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 22:34:26.35 ID:prlIYWuU0

ふぇっ

554 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:36:15.61 ID:PocgkVf1I

店長「………………死んだよ」

女医「えっ……」

店長「俺たちが魔王を討伐したあと、あいつはどっかの国の職に就いて……」

キャバ嬢「…………」

店長「その国の国王を殺して…………処刑されちまったんだとさ」

555 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 22:37:23.00 ID:ZO6ojlh90

どぅえーーーー！？

556 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:45:51.37 ID:PocgkVf1I

～世界の某所～

嬢王様「…………そっか、そうだったんだ……」

王様「うむ……」

嬢王様「…………」

王様「……すまなかった」

嬢王様「あんたが謝ることないよ。最愛の息子を殺されたら、それが普通」

王様「…………」

嬢王様「もし逆の立場だったら……あたしも多分、そうする」

557 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:49:38.54 ID:PocgkVf1I

王様「…………嬢王」

嬢王様「それよりもさ、これ……」

王様「…………」

嬢王様「このあたしの盾……母さんの形見なんだね」

王様「……ああ」

嬢王様「……そっか」

王様「…………」

558 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:52:29.13 ID:PocgkVf1I

嬢王様「……王様」

王様「ん……？」

嬢王様「悪いんだけど……一人にしてくれるかな」

王様「…………わかった」

559 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:54:55.26 ID:PocgkVf1I

嬢王様「…………」

嬢王様「…………」

嬢王様「…………」

ぽろっ……

嬢王様「うっ……！ううっ……！」

嬢王様「おかあさん……！！」

560 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 22:56:09.29 ID:PocgkVf1I

以上で終わります。
ここまでお付き合いくださった方々……

本当に、本当にありがとうございました！

561 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 22:58:24.31 ID:ZO6ojlh90

嬢王様の父親ってひょっとして……
じゃなくて、こんな終わり方ってないよーorz

562 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 22:59:25.30 ID:ZO6ojlh90

ううっ……
でも取り敢えず>>1お疲れ様でした。

563 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 23:11:45.87 ID:hvRhD4w30

　￣￣￣￣￣￣○￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　O 。
　　　　　　　　　　　　　　　　 , ─ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　/,/＼ヾ＼　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＿＿|＿＿|＿＿|＿　　 __（（´∀｀＼　）＜　というお話だったのサ
|＿|＿＿|＿＿|＿＿　／ノへゝ/''' 　)ヽ　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
||＿＿|　　　　　　　 | | ＼´-｀）　/　丿/
|＿|＿|　从.从从　　| ＼__￣￣⊂|丿/
|＿＿|| 从人人从.　|　/＼＿＿/::::::|||
|＿|＿|／//ヽヾ＼　 /　　　::::::::::::ゝ/||
────────(~～ヽ::::::::::::|／　　　　　　　　

人間の男の子「ねぇねぇ、ちょっと待ってよ。この後勇者様達はどうなったの？魔王を倒したの？」

老婆「この世界、全てが思うように、正しい方向へ進むとは限らないんじゃよ。」

魔物の女の子「それじゃぁ、勇者様は魔王に敗けちゃったの？」

老婆「ほほほ、オマエ達がここにいるのが、答えじゃよ。」

人間の男の子「うーーーん、わかんないよ。」

老婆「今日はもう遅い。この続きは、いつかまた話してあげようかのぉ」

魔物の女の子・人間の男の子「約束だよ、楽しみにしてるね。それじゃぁおやすみなさい」

老婆「おやすみ。さて、わしも少し眠ろうかのぉ。」

老婆「ありがとう勇者。そして、１ ◆0WnCxUuuMU さん」

老婆はそっと目を閉じた。

そして、その目が開くことは二度と無かった。

＝完＝

１ ◆0WnCxUuuMU さんの続編もしくは次回作にご期待下さい！！

564 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 23:17:37.16 ID:TMKl155zO

>>1乙でした。またいつの日にか、完結させてほしかったな。でも面白かった。ありがとう！

565 ：名も無き被検体774号+：2012/07/31(火) 23:37:58.53 ID:44D5JC6AO

ええっ！終わった…んだな。

まー、とにかく>>1さんお疲れ様です！^^

密かに続編を期待してます(´ω`)

566 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/07/31(火) 23:58:10.91 ID:PocgkVf1I

皆さん本当にありがとう。
そしてごめんなさい。

もし、また戻ることができたなら……
今度はそちらでお会いしましょう！

567 ：名も無き被検体774号+：2012/08/01(水) 01:14:07.29 ID:ducgSnIGO

>>1さん、そのときは、わかるようにお願いしますよ！

568 ：名も無き被検体774号+：2012/08/01(水) 08:43:08.17 ID:zjB8noLI0

( ；∀；)

569 ：名も無き被検体774号+：2012/08/01(水) 17:17:42.91 ID:vh1Sg4MY0

終わっちまったああああああああ

遅いかもしれんが乙

570 ：名も無き被検体774号+：2012/08/01(水) 19:49:40.12 ID:GyJYDlmj0

保守・・・して行きますね

571 ：名も無き被検体774号+：2012/08/01(水) 20:34:54.32 ID:1+uPvMRX0

>>570
うむ、いつか>>1が戻ってくることを願ってスレは維持しておこう！

572 ：忍法帖【Lv=13,xxxPT】：2012/08/01(水) 23:36:15.97 ID:7s3x8pYt0

ほ

573 ：名も無き被検体774号+：2012/08/02(木) 11:28:34.41 ID:sPRTplxE0

も

574 ：名も無き被検体774号+：2012/08/02(木) 17:54:14.60 ID:0MgqQifL0

ぉ

575 ：名も無き被検体774号+：2012/08/02(木) 19:45:21.16 ID:jofw9WIq0

り

576 ：名も無き被検体774号+：2012/08/03(金) 07:45:05.04 ID:+LmiVL0Q0

ま

577 ：名も無き被検体774号+：2012/08/03(金) 14:45:13.79 ID:LUiooo0W0

ほ

578 ：名も無き被検体774号+：2012/08/03(金) 19:36:30.86 ID:+LmiVL0Q0

>>577
IDすごいな

579 ：名も無き被検体774号+：2012/08/04(土) 02:35:55.58 ID:sj+hVjPP0

ほ

580 ：名も無き被検体774号+：2012/08/04(土) 16:52:39.30 ID:8qpMAmQ2O

っ

581 ：名も無き被検体774号+：2012/08/04(土) 16:57:08.29 ID:370/NTo+I

ほ

582 ：名も無き被検体774号+：2012/08/05(日) 10:06:38.30 ID:JNOsIvAk0

っ

583 ：名も無き被検体774号+：2012/08/05(日) 19:36:38.22 ID:ZQ6jbMZH0

ほ

584 ：名も無き被検体774号+：2012/08/05(日) 22:53:47.24 ID:kCnhWZAu0

>>563が隠れた鬼才www

585 ：名も無き被検体774号+：2012/08/06(月) 10:11:58.54 ID:mVYcLOPE0

ほ

586 ：名も無き被検体774号+：2012/08/06(月) 16:37:38.91 ID:AacaOgAp0

む

587 ：名も無き被検体774号+：2012/08/06(月) 19:30:18.15 ID:nOrlSdIa0

>>584
どこが？

588 ：名も無き被検体774号+：2012/08/06(月) 20:44:07.38 ID:qAtNO2JZ0

ほ

589 ：忍法帖【Lv=40,xxxPT】：2012/08/07(火) 03:04:45.55 ID:IF6rbJrE0

も

590 ：名も無き被検体774号+：2012/08/07(火) 07:45:12.10 ID:UMOKYyFJ0

ま

591 ：名も無き被検体774号+：2012/08/07(火) 14:52:08.89 ID:Xey00Ekz0

ん

592 ：名も無き被検体774号+：2012/08/07(火) 22:14:39.64 ID:BOcjuIh00

こ

593 ：名も無き被検体774号+：2012/08/08(水) 07:37:41.40 ID:pvCW8+MZ0

は

594 ：名も無き被検体774号+：2012/08/08(水) 08:03:55.85 ID:9vOB3et80

、

595 ：名も無き被検体774号+：2012/08/08(水) 10:45:38.93 ID:Saj4VzNiO

ほ

596 ：名も無き被検体774号+：2012/08/08(水) 16:09:30.26 ID:LT/UE01L0

ろ

597 ：名も無き被検体774号+：2012/08/08(水) 16:17:33.98 ID:pjBE8aIK0

に

598 ：名も無き被検体774号+：2012/08/08(水) 19:13:22.09 ID:u+4WYboxi

が

599 ：名も無き被検体774号+：2012/08/08(水) 21:37:27.46 ID:6gkC47UJ0

く

600 ：名も無き被検体774号+：2012/08/09(木) 01:22:45.78 ID:IZpUTrTL0

あ

601 ：名も無き被検体774号+：2012/08/09(木) 07:03:41.52 ID:aD+rPqqY0

ま

602 ：vipエンジェル♯0411：2012/08/09(木) 21:15:44.13 ID:zQrj40hF0

スレ立てられない誰か立てて完結記念祝賀会で

603 ：名も無き被検体774号+：2012/08/09(木) 22:32:07.50 ID:4Zwc1hen0

>>602
もう立てないのかと思ってたわｗ
それに簡潔はしてないだろ。いつか>>1が帰ってくることを願ってこんなにも保守してるんだしさ
もうちょっと我慢しようぜ

604 ：名も無き被検体774号+：2012/08/09(木) 22:35:00.45 ID:/yky6sDH0

おそらく>>1は飽きている

605 ：名も無き被検体774号+：2012/08/10(金) 11:03:25.80 ID:pzB//Ybf0

ほ

606 ：名も無き被検体774号+：2012/08/10(金) 15:06:36.28 ID:mnHfv18T0

も

607 ：名も無き被検体774号+：2012/08/11(土) 00:31:38.29 ID:oqZhCVao0

り

608 ：名も無き被検体774号+：2012/08/11(土) 16:06:52.17 ID:sDFh8/r60

まだあったのか

609 ：名も無き被検体774号+：2012/08/11(土) 23:12:07.04 ID:yu9ms1K+0

ほっしゅ

610 ：名も無き被検体774号+：2012/08/12(日) 12:37:01.18 ID:cWvZCwe90

ほ

611 ：名も無き被検体774号+：2012/08/12(日) 22:45:12.73 ID:kHAQmDyZ0

ん

612 ：名も無き被検体774号+：2012/08/13(月) 01:34:21.10 ID:g2tzQUWP0

き

613 ：名も無き被検体774号+：2012/08/13(月) 15:58:44.57 ID:KB4cFUPi0

の

614 ： ◆GlazDfCUn6 ：2012/08/13(月) 16:16:13.40 ID:9d7zRGvgO

お

615 ：名も無き被検体774号+：2012/08/13(月) 22:19:40.28 ID:oYKKHIZE0

な

616 ：名も無き被検体774号+：2012/08/14(火) 01:44:16.17 ID:/HxDQjEw0

に

617 ：名も無き被検体774号+：2012/08/14(火) 07:01:03.23 ID:SimCx5C20

｜

618 ：名も無き被検体774号+：2012/08/14(火) 10:11:22.07 ID:Jo/nz5gs0

み

619 ：名も無き被検体774号+：2012/08/14(火) 14:24:30.85 ID:jidympIX0

せ

620 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/08/14(火) 15:11:51.29 ID:t+wdPTju0

そろった

621 ：名も無き被検体774号+：2012/08/15(水) 07:57:01.39 ID:9jgU/9wm0

ほ

622 ：名も無き被検体774号+：2012/08/15(水) 10:32:06.38 ID:OiDNwco10

む

623 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/08/15(水) 13:35:15.45 ID:zNwwzlNe0

ほ

624 ：名も無き被検体774号+：2012/08/15(水) 17:34:05.71 ID:b9LVrmd00

まとめサイトに載らないかな？

625 ：名も無き被検体774号+：2012/08/15(水) 18:52:37.02 ID:YheEQYm40

>624
まとめサイトを作ってはいるんだけど、まだ途中で。

で、今年は初盆やら何やらで忙しくて　まだ1章しか終わってないから公開するのもアレで（汗

626 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/08/16(木) 17:29:35.46 ID:Xxy4aeRE0

待ってるお>>1

627 ：名も無き被検体774号+：2012/08/17(金) 19:08:03.85 ID:G/9GK70H0

お

628 ：名も無き被検体774号+：2012/08/18(土) 07:28:53.04 ID:5ZPb7WQw0

ほ

629 ：名も無き被検体774号+：2012/08/18(土) 11:27:18.97 ID:BKaC12tC0

まさかここまで続いているとは思わなんだ

4章までは読んだんだが・・・

630 ：名も無き被検体774号+：2012/08/18(土) 23:10:21.12 ID:dSnfslop0

お

631 ：名も無き被検体774号+：2012/08/19(日) 11:39:03.25 ID:mqYSZG5y0

な

632 ：名も無き被検体774号+：2012/08/19(日) 11:45:58.42 ID:NpN6IDM/0

か

633 ：名も無き被検体774号+：2012/08/19(日) 21:15:19.60 ID:LMow7l8J0

が

634 ：名も無き被検体774号+：2012/08/19(日) 22:59:08.66 ID:fjz/XmoM0

や

635 ：名も無き被検体774号+：2012/08/20(月) 00:01:52.30 ID:mqYSZG5y0

ば

636 ：名も無き被検体774号+：2012/08/20(月) 20:59:10.16 ID:BnFXx/yK0

い

637 ：名も無き被検体774号+：2012/08/20(月) 21:14:55.35 ID:FTqZKkl40

>>1

638 ：忍法帖【Lv=8,xxxP】：2012/08/20(月) 22:30:53.89 ID:sx5j36LS0

は

639 ：名も無き被検体774号+：2012/08/21(火) 00:19:45.61 ID:0QL5ZGiN0

も

640 ：名も無き被検体774号+：2012/08/21(火) 01:25:02.58 ID:iIiC3E7R0

り

641 ：名も無き被検体774号+：2012/08/21(火) 22:14:11.94 ID:dg7vVF/v0

へ

642 ：名も無き被検体774号+：2012/08/22(水) 07:54:34.37 ID:YhMmkYW90

か

643 ：名も無き被検体774号+：2012/08/22(水) 21:24:10.51 ID:lMhzYknK0

く

644 ：名も無き被検体774号+：2012/08/23(木) 02:22:09.19 ID:Dgot2E4N0

れ

645 ：名も無き被検体774号+：2012/08/23(木) 22:10:18.21 ID:Jm6PfC+l0

て

646 ：名も無き被検体774号+：2012/08/24(金) 10:11:44.99 ID:cCN/IVNw0

オ

647 ：名も無き被検体774号+：2012/08/24(金) 12:04:43.77 ID:moWQM7Zai

ニ

648 ：名も無き被検体774号+：2012/08/24(金) 23:26:36.43 ID:iS4qRGWH0

ギ

649 ：名も無き被検体774号+：2012/08/25(土) 00:38:17.55 ID:YMAu/sir0

リ

650 ：名も無き被検体774号+：2012/08/25(土) 01:23:32.28 ID:8zfT9vSh0

の

651 ：名も無き被検体774号+：2012/08/25(土) 02:38:07.26 ID:+SQV3OIc0

り

652 ：名も無き被検体774号+：2012/08/25(土) 02:40:16.60 ID:Wb8861RZ0

し

653 ：名も無き被検体774号+：2012/08/25(土) 23:33:40.66 ID:foKTfpVl0

を

654 ：忍法帖【Lv=10,xxxPT】：2012/08/26(日) 18:57:44.70 ID:ezl1AnoN0

た

655 ：名も無き被検体774号+：2012/08/26(日) 21:40:14.27 ID:oIqDKI5L0

く

656 ：名も無き被検体774号+：2012/08/26(日) 23:34:34.38 ID:MQdS2X3l0

さ

657 ：名も無き被検体774号+：2012/08/27(月) 02:06:35.20 ID:xF5/HtVp0

ん

658 ：名も無き被検体774号+：2012/08/27(月) 12:16:46.24 ID:yQcAqPai0

し

659 ：[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI ：2012/08/27(月) 22:10:03.83 ID:og9Kg47N0

もし1000行ったら次すれ？

660 ：名も無き被検体774号+：2012/08/27(月) 22:27:40.80 ID:qrpvRqBY0

は

661 ：名も無き被検体774号+：2012/08/28(火) 22:05:17.02 ID:j/qEcTrz0

ら

662 ：名も無き被検体774号+：2012/08/29(水) 00:45:56.46 ID:1BzTsV1u0

た

663 ：名も無き被検体774号+：2012/08/30(木) 00:02:06.91 ID:gTXRHaeO0

ら

664 ：名も無き被検体774号+：2012/08/30(木) 18:05:56.90 ID:4kjd8S8Y0

ちゃ

665 ：名も無き被検体774号+：2012/08/30(木) 20:15:46.42 ID:gTXRHaeO0

ん

666 ：名も無き被検体774号+：2012/08/31(金) 18:55:31.57 ID:4OYQwxM00

す

667 ：名も無き被検体774号+：2012/08/31(金) 18:57:02.17 ID:ARS2/Ry10

ち

668 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/02(日) 12:11:43.52 ID:EnCsRhD9I

みなさんお久しぶりです！
まさかここまで残ってるとは思いませんでしたw

さて、７月で終了宣言をしたこのスレですが……
９月中に少し時間を取れそうなので、またストーリーを再開したいと思います！

ただし、１０月になってからは本格的に厳しくなるので、
再開は９月いっぱいの一時的なものになりそうです（毎日やれるわけでもありません）

それでもよろしければ……どうぞまた、お付き合いくださいませ！

669 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/02(日) 12:19:46.27 ID:EnCsRhD9I

ちなみに……次の再開は今日ではなく、８／９（日）になりそうです。
一週間ほど後ですが、もしそれまで残っていたら再開します。

>>625
まとめサイト見ました。びっくりしましたw
本当にありがとうございます。

670 ：名も無き被検体774号+：2012/09/02(日) 12:48:59.26 ID:bqG3X8P40

(ﾟ∀ﾟ)キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

671 ：名も無き被検体774号+：2012/09/02(日) 13:02:00.96 ID:OxSX7JUq0

まってたぞおおおおおおおおお！！、

672 ：名も無き被検体774号+：2012/09/02(日) 15:10:59.27 ID:mNbJM8TQ0

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

673 ：名も無き被検体774号+：2012/09/02(日) 15:26:41.05 ID:IdKpr+QcO

き

き

きたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！

674 ：名も無き被検体774号+：2012/09/02(日) 17:49:11.51 ID:GrlY0s+M0

１来てたー
再開は安価なくてもいいので完結してほしいな

675 ：名も無き被検体774号+：2012/09/02(日) 18:26:04.12 ID:zdFcUm1C0

>669
え、いや　ちょっと待った　まだまとめサイト公開してないですし (´Д`；
自分が作ってるのとは別軒かも……。

ところで次に８／９（日）とはなるのは2015年・・・・・・。

とかヤボな突っ込みを入れてみます。

676 ：名も無き被検体774号+：2012/09/02(日) 18:27:52.16 ID:HoxsMCTZ0

あいぽんぶっ壊して暫く見てなかったらｷﾃﾀｰ！
でも2015年ね・・・

677 ：名も無き被検体774号+：2012/09/03(月) 18:24:37.48 ID:a3oNeb7v0

ほ

678 ：名も無き被検体774号+：2012/09/03(月) 21:09:32.67 ID:tDjqj49y0

む

679 ：名も無き被検体774号+：2012/09/03(月) 21:34:36.68 ID:CVbnZ81t0

ん

680 ：名も無き被検体774号+：2012/09/04(火) 12:04:14.22 ID:kGStCcYg0

く

681 ：名も無き被検体774号+：2012/09/04(火) 15:42:13.71 ID:OgZ5coYj0

る

682 ：名も無き被検体774号+：2012/09/04(火) 16:20:07.11 ID:Y8tKTGzd0

す

683 ：名も無き被検体774号+：2012/09/04(火) 18:34:18.75 ID:1IB9EzAa0

を

684 ：名も無き被検体774号+：2012/09/04(火) 19:07:32.04 ID:VlQ7xQY50

た

685 ：名も無き被検体774号+：2012/09/05(水) 00:33:46.35 ID:yEP7l72Z0

べ

686 ：名も無き被検体774号+：2012/09/06(木) 15:09:25.35 ID:n7ErpUV40

た

687 ：名も無き被検体774号+：2012/09/06(木) 22:34:51.66 ID:pIMKvYSD0

>>1

688 ：名も無き被検体774号+：2012/09/07(金) 00:58:34.63 ID:/z8B90TK0

が

689 ：名も無き被検体774号+：2012/09/07(金) 19:00:18.63 ID:KhmhX9Vf0

ぷ

690 ：名も無き被検体774号+：2012/09/08(土) 01:18:23.76 ID:RH6q7Las0

ー

691 ：名も無き被検体774号+：2012/09/08(土) 09:54:31.18 ID:urCmWO060

ついに明日から、シーズ２開始(だよね？)かぁ。

楽しみだが、まとめwiki作りが、2章までしか終わってねぇ orz

692 ：名も無き被検体774号+：2012/09/08(土) 21:54:20.97 ID:BDipQy4E0

ｗｋｔｋ

693 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 01:36:58.18 ID:Uovnx0kM0

>>1が帰ってくるぞぉぉぉ！
正直、一年ぐらい待つ覚悟はあったぞｗ

694 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 08:41:56.28 ID:2932CuwcI

…………ぶ

勇者「…………」

…………ぶ……か

勇者「…………？」

695 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 08:46:05.72 ID:2932CuwcI

…………ぶですか

わ……りますか

勇者「ううっ…………」

しっかり……

ほら……わかりますか……

696 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 08:54:59.53 ID:2932CuwcI

ｶﾞﾊﾞｯ！

勇者「はあっ……！！」

？？？「ああっ、よかった！気がついたんですねっ！」

勇者「……ここは…………ううっ！」

？？？「ま、まだ動いちゃだめですよっ！ちゃんと寝ててくださいっ！」

ﾄﾞｺﾞｯ！！

697 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:02:29.17 ID:2932CuwcI

勇者「がはっ……！！？」

？？？「あっ……」

勇者「き……君ねぇ……『ちゃんと寝ててくださいっ！』って……
何も……ボ、ボディーブローかまさなくても……」

？？？「ご、ごめんなさいっ！気絶させた方が手っ取り早いかと思って、つい……」

勇者「ちゅ、中途半端な威力だからかえって苦しいよ……！
……てか……今ので完全に目が覚めた…………おえっ」

698 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:07:25.31 ID:2932CuwcI

？？？「だ、大丈夫ですかっ！？」

勇者「…………ちょっと……背中さすって……」

？？？「は、はいっ！よろこんでっ！」

699 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:14:24.84 ID:2932CuwcI

さすさすさす……

勇者「…………」

？？？「…………」

勇者「…………」

？？？「……あの～……」

勇者「ん？なに？」

？？？「わたしのこと……覚えていませんか？」

勇者「えっ……いや……」

？？？「ははは……そうですよね。直接お会いしたわけじゃありませんし……」

勇者「……？？」

？？？「わたし、マツコっていいます。ユフオクの町から来ました」

700 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:26:02.72 ID:2932CuwcI

勇者「マツコ……？ユフオク……？」

マツコ「ほら、一月くらい前にユフオクの乳搾りコンテストがあったでしょう？
そのときの決勝で嬢王様と戦った一人ですよ」

勇者「……？」

マツコ「まぁ、実際に嬢王様と搾り合ったのはキュバさんでしたし……
わたしはダントツの最下位でしたから、覚えていないのも当然でしょうね……」

701 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:41:51.74 ID:2932CuwcI

勇者「ちょ、ちょっと待って……さっきから何の話をしてるの？」

マツコ「えっ、何のって……確か嬢王様は、究極魔法を得るために出場を……」

勇者「だからその嬢王様って誰なのさ」

マツコ「えっ……だ、誰って……勇者さんのお仲間なんじゃ……」

勇者「勇者……？」

マツコ「……！！」

702 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:49:06.52 ID:2932CuwcI

マツコ「……勇者さん……」

勇者「……？」

マツコ「まさか……記憶を失ってるんじゃ……」

勇者「えっ……」

マツコ「ちょ、ちょっと思い出してみてくださいっ！
ここに来る前、あなたは何をしていましたかっ！？」

勇者「な、何って……」

703 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:51:20.57 ID:2932CuwcI

マツコ「…………」

勇者「…………」

マツコ「…………」

勇者「…………あれ？」

マツコ「…………」

勇者「何にも……思い出せない……」

704 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 09:58:31.69 ID:2932CuwcI

マツコ「やっぱり……」

勇者「……なんか、ごめんね」

マツコ「ううん、謝る必要なんてありません。むしろ命があるだけラッキーですよ」

勇者「…………」

705 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 10:08:07.07 ID:2932CuwcI

勇者「……あっ」

マツコ「……？」

勇者「一つだけ……思い出したよ」

マツコ「えっ……ほ、本当ですかっ！？」

勇者「うん。でもこれは記憶っていうか……夢かな」

マツコ「夢……？」

勇者「うん……すごくリアルな夢だった」

706 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 10:11:57.89 ID:2932CuwcI

遅くなりましたが、おはようございます！
保守してくださった方々、本当にありがとうございました！

ちょっとここで中断します。
続きはまた夕方～夜に……

707 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 10:32:32.49 ID:3+O4Pybo0

wktk

708 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 11:04:00.21 ID:dIud1dP80

キターーーーーーーーーーーーーーーーー　＞▽＜

709 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 12:07:56.26 ID:bT6Wfl+d0

ここに来て新展開とか大丈夫か
期待

710 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 12:41:42.17 ID:ibNaPGME0

ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!

711 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 13:38:56.05 ID:Uovnx0kM0

マツコとか懐かしいなｗ
しかし記憶喪失とはまた、長くなりそうな展開ｗ

712 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 17:05:40.61 ID:2932CuwcI

マツコ「……！！」

勇者「……そんなところかな」

マツコ「……ということは……勇者さんは先代魔王の最期を見たと？」

勇者「う、うん……でも単なる夢かもしれないし……」

マツコ「……そうですね。先代魔王が滅びたのは２１年前……
勇者さんは多分生まれてないでしょうし……」

勇者「…………」

マツコ「でも……単なる夢で済ませるにはどうも……」

713 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 17:13:49.67 ID:2932CuwcI

勇者「…………」

マツコ「……仮に、ですよ」

勇者「……？」

マツコ「仮に……その話が本当にあった出来事だとしましょう」

勇者「えっ……で、でも、そのときにはまだ僕は生まれてないって……」

マツコ「そんなことはどうでもいいんです。何かのはずみで時を遡ったとか、
預言者のような能力を得たとか……そんなふうに仮定します」

勇者「そ、そんなムチャクチャな……」

マツコ「何事もまず仮定から。わたしが魔法を勉強する上で学んだことです」

714 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 17:32:55.12 ID:2932CuwcI

勇者「…………」

マツコ「で、そう仮定したときに……」

勇者「…………」

マツコ「なぜ魔王は、その勇者さんを逃がしたんでしょうか」

勇者「えっ……」

マツコ「だってそうでしょう。リレミトを使えるなら、なぜ自分に使わなかったんです？」

勇者「……！」

マツコ「自分だけリレミトで脱出すれば、まだ再帰の芽はあったかもしれない。
そうでなくとも、リレミト分の魔力を使って相打ちにできたかもしれない」

勇者「…………」

マツコ「それなのにどうして……わざわざ敵に塩を贈るような真似をしたんでしょうか」

715 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 17:39:58.01 ID:2932CuwcI

勇者「そ、それは……」

マツコ「…………」

勇者「……騎士道精神ってやつじゃないかな」

マツコ「……魔王が騎士道精神？本気で言ってるんですか？」

勇者「だ、だってそんな感じの奴だったよ。
『その程度の志しか持たぬ者に』とか言ってたしさ」

マツコ「…………」

716 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 17:53:58.85 ID:2932CuwcI

マツコ「……そう、それも気になってたんです」

勇者「……？」

マツコ「＂魔王を滅ぼし、人類に平和をもたらす＂…………
…………すごく大きな志だと思います。これ以上はないっていうくらい」

勇者「……うん、そうだね」

マツコ「なぜそれが＂その程度＂なんでしょうか。
魔王が言う＂その先＂なんて、本当にあるんでしょうか」

勇者「えっ……」

マツコ「わたしには、単なる負け惜しみにしか聞こえないんですが……」

717 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 17:57:51.12 ID:2932CuwcI

勇者「…………」

マツコ「…………」

勇者「……う～ん、負け惜しみ……か……」

マツコ「…………」

勇者「そうは聞こえなかったけどな……」

718 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 18:01:46.81 ID:2932CuwcI

マツコ「……それに、例の子」

勇者「えっ……」

マツコ「魔王を『パパ』っと言っていたその子……
もしその子が生きているなら、今どこで何を？」

勇者「……！」

719 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 18:04:31.06 ID:2932CuwcI

マツコ「……どうしました？」

勇者「ま、待って……確かその子……」

マツコ「……？」

勇者「その子……どこかで……」

720 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 18:10:25.27 ID:2932CuwcI

勇者「……ううっ！」

マツコ「……大丈夫ですか？」

勇者「……ダメだ……思い出せない……」

マツコ「無理しないでください。ゆっくり思い出せばいいんですから」

勇者「う、うん……」

721 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 18:18:49.08 ID:2932CuwcI

マツコ「…………」

勇者「……て、ていうかさ、君こそ大丈夫？」

マツコ「……？」

勇者「な、なんか……最初と雰囲気が違うよ……？」

マツコ「えっ……そ、そうでしょうか」

勇者「うん。目が怖い」

マツコ「や、やだなぁ！勇者さんが変な話するからですよっ！」

勇者「そうかなぁ」

マツコ「そうですよっ！全くもう……ははは」

722 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 18:42:32.02 ID:2932CuwcI

勇者「……変なの」

マツコ「そ、それよりもですねっ……今はこの状況をどうにかしないとっ！」

勇者「えっ……どうにかって……？」

マツコ「このままじゃ殺されますっ！」

勇者「ええっ！？」

マツコ「あぁっ……一体なんでこんなことに……」

勇者「ちょ、ちょっと待ってよ！いきなり何！？
っていうかここはどこなの！？」

マツコ「どこって……ここは……」

マツコ「魔王の城ですよ」

723 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 18:45:56.16 ID:Uovnx0kM0

ユフオクじゃなかったのかーーーーーーい！

724 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/09(日) 18:47:16.18 ID:2932CuwcI

今日はここまで。安価を全く出せずにすみません……
お付き合いくださった方々、ありがとうございました！

725 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 18:53:49.05 ID:Uovnx0kM0

お疲れ様です！　何でもいいです、戻ってきてくれて有難いです！

726 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 19:24:32.08 ID:ibNaPGME0

乙！
自分のペースで頑張ってくれ！

727 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 19:52:53.59 ID:3+O4Pybo0

乙

728 ：名も無き被検体774号+：2012/09/09(日) 21:44:38.05 ID:aXL1kVqO0

１おつ～～～。

マツコの中身って、キュパあたり？
次回が楽しみで仕方ない。

729 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 17:00:49.97 ID:loas4Tt/I

～魔王の城回廊～

部下B「オラッ、とっとと歩けぇ！」

ﾊﾞｼｯ！

勇者「いてっ……！」

マツコ「ちょ、ちょっとっ！あんまり乱暴にしないでくださいよっ！」

部下B「黙れ小娘ぇ！口答えできる立場だと思ってんのかぁ？」

ﾊﾞｼｯ！

マツコ「ひぐっ……！」

勇者「やめろ！！」

部下A「ああやめるとも。お前たちが大人しく歩いてくれたらな」

勇者「……ッ！」

部下A「さっさと歩け」

730 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 17:12:11.56 ID:loas4Tt/I

ｶﾂ……ｶﾂ……ｶﾂ……

勇者「（……冗談じゃなかったんだ……）」

マツコ「（……冗談言ってるように聞こえたんですか？）」

勇者「（だって信じられるわけないだろ！いきなり真顔で『魔王の城ですよ』
なんて言われたってさぁ！）」

マツコ「（しっ、知りませんよそんなことっ！
だいたい、魔王の城の地下牢で呑気に気絶してた勇者さんが悪いんですっ！）」

勇者「（えっ……僕が？）」

マツコ「（そうですっ！わたしが牢に入れられたときには
既にその状態だったんですからっ！てっきり死んでるのかと思いましたよっ！）」

勇者「（…………）」

731 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 17:16:56.65 ID:loas4Tt/I

勇者「（……そういえば君ってさ）」

マツコ「（何ですかっ！）」

勇者「（なんで地下牢に入れられたの？）」

マツコ「（えっ……）」

勇者「（僕は記憶がないから思い出せないけど……
魔王軍に生け捕りにされるなんて、よっぽどヤバイことしたってことだろ？）」

マツコ「（……！！）」

勇者「（ねぇ……一体何をしたのさ）」

732 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 17:19:07.99 ID:loas4Tt/I

マツコ「（……！）」

勇者「（……？）」

マツコ「（……そ、それは……）」

733 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 17:26:41.15 ID:loas4Tt/I

部下B「おいコラッ！何をヒソヒソと話してんだぁ？」

ﾊﾞｼｯ！

マツコ「あううっ！」

勇者「ぐっ……！お、おい！やめろ！」

部下A「言ってる意味がわからないようだな。
お前たちが素直に我々に従えばこんなことはしない」

勇者「……ッ！！」

部下A「あまり我々の手を煩わせるな。うっとうしい」

734 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 19:18:17.19 ID:loas4Tt/I

勇者「くっ……」

マツコ「……ッ」

ｶﾂ……ｶﾂ……ｶﾂ……

735 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 19:28:31.08 ID:loas4Tt/I

ｶﾂ……ｶﾂ……ｶﾂ……

部下B「（…………おい、一体どうなってんだ）」

部下A「（…………）」

部下B「（なんで勇者がここにいるんだよ。穴に落っこちたんじゃなかったのか？）」

部下A「（……＂真実の口＂に落とされた者は、世界の任意の地点に飛ばされると聞く。
奴の場合、たまたまそれが魔王城だったということだろう）」

部下B「（……とことんついてねぇヤローだな）」

部下A「（ああ……今回ばかりは擁護できない）」

736 ：名も無き被検体774号+：2012/09/10(月) 19:29:42.92 ID:bOm5DByt0

おい、部下、普段は勇者を擁護してんのかよｗｗｗｗｗｗ

737 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 19:34:40.63 ID:loas4Tt/I

部下B「（……こりゃあ、魔王退治は残りのメンバーに期待するしかねぇな）」

部下A「（致し方あるまい。下手に庇えば共謀していることがバレる。
きっと純一郎様もわかってくださるはずだ）」

部下B「（あーあ……アジトから派遣された矢先にこれだもんねぇ……）」

738 ：名も無き被検体774号+：2012/09/10(月) 19:38:40.93 ID:bOm5DByt0

お、おう……　そういうことだったのか

739 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 19:40:40.67 ID:loas4Tt/I

マツコ「…………何をヒソヒソと話してるんですか？」

部下B「あぁん！？文句あんのかぁ！？」

マツコ「ひっ……」

部下A「よせ。そろそろ着くぞ」

740 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 19:48:00.69 ID:loas4Tt/I

勇者「……！ここは……」

部下A「この扉の向こうが玉座の間だ。そこに魔王様がおられる」

勇者「なっ……！！」

マツコ「ま……魔王が……！」

部下B「ゲッヘッヘッヘ……要するに、ここがお前らの死に場所ってワケさぁ！」

勇者「……！！」

部下A「では参ろうか……魔王様がお待ちかねだ」

741 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/10(月) 19:51:37.77 ID:loas4Tt/I

今日はここまで。
続きは未定ですが、また近いうちにやります。

742 ：名も無き被検体774号+：2012/09/10(月) 20:00:07.71 ID:bOm5DByt0

乙！
この急展開は予想外だ。しかし、ついに現在の魔王の正体と系譜が分かるのかと思えばwktk

743 ：名も無き被検体774号+：2012/09/11(火) 23:19:58.64 ID:/nrItARa0

ち

744 ：名も無き被検体774号+：2012/09/11(火) 23:21:37.93 ID:kY0nKgIj0

ん

745 ：名も無き被検体774号+：2012/09/12(水) 00:22:03.83 ID:RUCx4pzo0

ぽ

746 ：名も無き被検体774号+：2012/09/12(水) 21:49:09.74 ID:zULUupCd0

こ

747 ：名も無き被検体774号+：2012/09/12(水) 23:29:10.82 ID:J6OJMuOyO

を

748 ：名も無き被検体774号+：2012/09/13(木) 00:15:05.91 ID:rjyRUkd70

な

749 ：名も無き被検体774号+：2012/09/13(木) 21:42:45.42 ID:zrxvt+e00

め

750 ：名も無き被検体774号+：2012/09/14(金) 16:52:29.44 ID:90S57nIA0

ま

751 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 17:58:20.99 ID:6TzvcoPfI

ｷﾞｷﾞ……
ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ……

ｶﾞﾁｬﾝ

？？？「……来ましたね」

752 ：名も無き被検体774号+：2012/09/14(金) 18:05:01.66 ID:6rOkcST10

来ました！来ました！

753 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 18:05:50.18 ID:6TzvcoPfI

部下A「はっ……仰せの通り、勇者と女をお連れしました」

？？？「ご苦労でした」

部下A「はっ！では、我々はこれで……」

？？？「待ちなさい。あなた方はまだここに」

部下A「……？はあ……」

754 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 18:08:04.76 ID:6TzvcoPfI

勇者「……！！」

マツコ「……もの凄い威圧感……！」

勇者「……あ、あいつが……魔王……！？」

755 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 18:13:51.49 ID:6TzvcoPfI

部下B「ゲッヘッヘッヘ……」

勇者「な、何笑ってるんだよ」

部下B「あの方は魔王様じゃないぞぉ……」

勇者「えっ……！？」

部下B「あの方は暗黒四天王の一人……>>758様だ」

756 ：名も無き被検体774号+：2012/09/14(金) 18:36:41.07 ID:JplQalgHO

マダァ

757 ：名も無き被検体774号+：2012/09/14(金) 18:50:13.06 ID:90S57nIA0

kskst

758 ：名も無き被検体774号+：2012/09/14(金) 18:55:28.30 ID:vDOyXOPq0

聖徳太子

759 ：名も無き被検体774号+：2012/09/14(金) 19:02:32.32 ID:vDOyXOPq0

聖徳太子

760 ：名も無き被検体774号+：2012/09/14(金) 19:04:57.35 ID:6rOkcST10

>>758
またジパング被れかよｗｗｗ

761 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 19:12:52.27 ID:6TzvcoPfI

勇者「あ、暗黒四天王……？聖徳……太子……？」

部下B「ゲッヘッヘッヘ……そうさぁ」

マツコ「……どういうことですか？ここに魔王がいるんじゃ……」

762 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 19:21:44.96 ID:6TzvcoPfI

聖徳太子「魔王様はこちら……このベールの向こうにおられます」

勇者「……！！」

聖徳太子「……今から魔王様のお言葉をいただきます。心して聞きなさい」

部下A・B「ははぁっ！」

763 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 19:26:40.60 ID:6TzvcoPfI

…………
…………

部下A「…………」

部下B「…………」

聖徳太子「…………」

勇者「……？」

764 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 19:32:43.81 ID:6TzvcoPfI

ｸﾞｷﾞｬｯ……

聖徳太子「はうっ……！？」

勇者「…………え？」

ｸﾞｷﾞｬｯ……

ﾊﾞｷｯ……ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷｯ！！

聖徳太子「うっ……うがあああああっ！！」

ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷｯ！！

マツコ「……！？」

勇者「……えっ？えっ？」

765 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/14(金) 19:35:11.79 ID:6TzvcoPfI

……何とも間が悪いですが、今日はこのへんで。
続きは明日の夜にやります。

766 ：名も無き被検体774号+：2012/09/15(土) 11:01:50.06 ID:Q6i5TTSuO

ほ

767 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/15(土) 19:51:51.53 ID:TTr7BfgHI

部下A「……こら、頭を下げろ」

ぐいっ

勇者「……！？」

マツコ「なっ……何がどうなってるんですかっ！」

部下B「ゲッヘッヘッヘ……」

ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷｯ！！

部下B「今にわかるさ……」

768 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/15(土) 19:56:36.69 ID:TTr7BfgHI

聖徳太子「ぐあっ…………っ……」

ぐたっ……

…………
…………

聖徳太子「…………」

769 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/15(土) 20:08:16.81 ID:TTr7BfgHI

聖徳太子「…………ククク」

マツコ「！！」

勇者「……！？な、なんだ……！？」

聖徳太子「貴様が勇者か……直接見るのは初めてだな」

勇者「雰囲気が……変わった！？」

聖徳太子「改めて名乗ろう…………俺が魔王だ」

770 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/15(土) 20:16:17.25 ID:TTr7BfgHI

勇者「なっ……！？」

マツコ「……！」

勇者「ど、どういうことだ！だってさっき、暗黒四天王とかの一人だって……」

聖徳太子「ああその通り。俺はその四天王を通じて話をしているのだ。
この者の身体を一時的に乗っ取ってな」

勇者「……！！」

771 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/15(土) 20:23:52.72 ID:TTr7BfgHI

マツコ「…………まどろっこしい」

勇者「……？」

マツコ「ベールの裏にいるなら、直接出てきて話せばいいでしょう。
何が『お言葉をいただきます』ですか……バカバカしい」

772 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/15(土) 20:33:02.92 ID:TTr7BfgHI

部下B「口を慎め小娘ぇ！」

ﾊﾞｼｯ！

マツコ「はうっ……！」

勇者「……ッ！！」

部下B「ゲッヘッヘッヘ……というよりお前、バカかぁ？」

マツコ「何ですって……？」

部下A「魔王様が外部の者にお顔を晒されるわけないだろう。
魔王軍の者でさえ、限られた者しか知らぬというのに」

勇者「えっ……」

部下A「我々が知ることを許されるのは、聖徳太子様を通じたお言葉と
ベール越しの影だけだ」

773 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/15(土) 20:35:31.91 ID:TTr7BfgHI

今日はここまで。人いないかな？
続きはまた明日の夜に。

774 ：名も無き被検体774号+：2012/09/15(土) 20:57:05.15 ID:3Wp+BXpL0

うわぁぁぁぁ！
外食行ってる間に>>1が降臨されてお帰りになられてしまったぁorz

775 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 18:09:51.48 ID:uhId9maSI

聖徳太子「そこまでにしておけ」

部下A「……！はっ……」

マツコ「…………」

776 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 18:17:55.22 ID:uhId9maSI

聖徳太子「……さて、勇者よ」

勇者「……！」

聖徳太子「＂真実の口＂に落ちたそうだな？」

マツコ「……！！」

勇者「し……真実の口……？」

聖徳太子「部下から話は聞いているぞ。お前たち一行は無謀にも
レッドリボン軍のアジトに忍び込み、逃走劇の末に誤って大穴に落ちたと……」

勇者「……？？」

聖徳太子「…………そうであったな」

部下A「はっ、左様であります！」

777 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 18:24:37.66 ID:uhId9maSI

マツコ「…………」

聖徳太子「さて……そこで貴様に聞きたいのだが」

勇者「……？」

聖徳太子「…………何を見た？」

勇者「えっ……」

聖徳太子「何を見た？」

勇者「……え、えーっと……」

778 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 18:30:50.09 ID:uhId9maSI

マツコ「…………」

勇者「（……ね、ねぇ！あいつさっきから何を言ってんの？）」

マツコ「（……多分、勇者さんが見た夢のことだと思います）」

勇者「（えっ……）」

マツコ「（勇者さんはおそらく……その＂真実の口＂に落ちた衝撃で、
記憶を失ったんだと思います。穴に落ちて見た夢以外の記憶を）」

勇者「（……！）」

マツコ「（だから……あの夢の内容を話せばいいはずです）」

779 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 18:35:05.58 ID:uhId9maSI

部下B「おいコラッ！何をヒソヒソと……」

聖徳太子「よせ」

部下B「……っ」

聖徳太子「……どうした、さっさと話せ」

勇者「…………」

聖徳太子「…………」

勇者「……わ、わかった」

780 ：名も無き被検体774号+：2012/09/16(日) 20:44:17.15 ID:JQmo8abC0

夢を見た……って言ったら太子ぶち切れそうだなぁｗ

781 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 20:50:43.85 ID:uhId9maSI

勇者「…………というわけなんだ」

聖徳太子「…………」

部下A「…………」

部下B「…………」

勇者「…………あ、あの～……」

782 ：名も無き被検体774号+：2012/09/16(日) 20:53:00.33 ID:JQmo8abC0

おー！　今日は外食言ってる間>>1がいなかったｗ

783 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 20:54:48.67 ID:uhId9maSI

聖徳太子「…………ククク」

勇者「……？」

聖徳太子「なるほど……どうやら、＂真実の口＂に落ちたというのは本当らしいな」

勇者「は、はぁ……」

聖徳太子「だが……二つほど勘違いをしているようだ」

勇者「……勘違い？」

784 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 21:05:28.07 ID:uhId9maSI

聖徳太子「そう……まず一つ目」

勇者「…………」

聖徳太子「＂真実の口＂に落ちた者は、＂その者が見るべき真実＂を見たあと、
世界の任意の点に飛ばされる……と、一般的には言われている」

勇者「……は、はぁ……」

聖徳太子「だが、それは間違いだ」

勇者「へっ……？」

聖徳太子「落ちた者はランダムに飛ばされるわけではない。
飛ばされる場所にはちゃんとした意味があるのだ」

部下A「……！？」

聖徳太子「つまり、貴様が魔王城に飛ばされたのは偶然ではないということ……
他の仲間も、それぞれの真実にちなんだ場所に飛ばされているはずだ」

785 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 21:11:00.34 ID:uhId9maSI

マツコ「…………」

聖徳太子「そして二つ目……」

勇者「…………」

聖徳太子「貴様は……他にも何かを見ている」

勇者「えっ……」

786 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 21:16:37.53 ID:uhId9maSI

マツコ「……！？」

聖徳太子「見たところ貴様……以前の記憶が欠落しているのではないか？」

勇者「……！え、ええ……」

聖徳太子「＂真実の口＂に落ちた者が記憶をなくす……これが何を意味するのかわかるか？」

勇者「さ、さぁ……」

聖徳太子「貴様は目にしたのだ。今語った内容とは別の……
記憶が飛ぶほど衝撃的な……もしくは核心的な何かを」

勇者「えっ……」

787 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 21:23:06.97 ID:uhId9maSI

マツコ「……！！」

勇者「か、核心的な……何か？」

聖徳太子「そうだ。おそらく貴様が以前の記憶を取り戻すとき、
その内容も思い出すのだろうが……」

ﾎﾟﾜﾜﾜﾜ……

勇者「……！！」

聖徳太子「それを思い出す前に……貴様には消えてもらおう」

788 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/16(日) 21:24:41.38 ID:uhId9maSI

今日はここまで。
続きはまた近いうちに。

789 ：名も無き被検体774号+：2012/09/16(日) 21:26:52.74 ID:cnBM/A/4O

乙～

790 ：名も無き被検体774号+：2012/09/16(日) 21:28:19.90 ID:JQmo8abC0

乙！　非常に気になる続き！

791 ：名も無き被検体774号+：2012/09/17(月) 20:29:30.58 ID:AJ5kkK+90

お

792 ：名も無き被検体774号+：2012/09/17(月) 21:09:36.95 ID:UOQC9W2G0

まだ残っていたんだね
一番最初に他の探偵もの(マサイのやつ)と両方のスレ進めてた時しか見てなかったけど、キャラが濃すぎて覚えてたよ
最後までがんばれー

793 ：名も無き被検体774号+：2012/09/18(火) 13:09:55.01 ID:v6opEpVa0

つ④

794 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 18:12:17.37 ID:Gwb0WTZ/I

マツコ「ちょ、ちょっと待ってくださいっ！」

聖徳太子「……ああ、そういえば貴様のことを忘れていたな」

マツコ「なっ……」

聖徳太子「貴様は先ほど、俺に対して『まどろっこしい』と言ったが……
…………それはお互い様ではないのか？」

マツコ「……！！！」

聖徳太子「その三文芝居……そろそろやめたらどうだ」

795 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 18:16:38.58 ID:Gwb0WTZ/I

勇者「えっ……」

ﾋﾟｨｨｨｨｨｨｨｨﾝ……

マツコ「！！や、やめ……！」

聖徳太子「喰らえ」

796 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 18:22:57.46 ID:Gwb0WTZ/I

ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ！！！！！

部下A「……！？（い、凍てつく波動……！？）」

部下B「……ッ！！」

勇者「…………！！」

部下A「（…………いや、これは……！）」

797 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 18:29:51.55 ID:Gwb0WTZ/I

メタモン「……ピ、ピィ……」

勇者「！！！？？」

部下B「なっ……ス、スライム……！？」

部下A「……！！」

聖徳太子「……ククク……やはりな」

798 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 18:39:16.18 ID:Gwb0WTZ/I

勇者「えっ……ええっ！？ちょ、ちょちょちょ……マツコさん！？」

メタモン「ピィ……」

聖徳太子「……それが娘の正体だ」

勇者「は……はぁ！！？」

聖徳太子「何を嗅ぎ回っていたのかは知らんが……俺の計画を邪魔するやつは容赦しない」

ﾎﾟﾜﾜﾜﾜ……

勇者「……！！！」

聖徳太子「勇者と一緒に、あの世へ逝くがいい」

799 ：名も無き被検体774号+：2012/09/18(火) 18:45:24.78 ID:+4vM+0K80

うおおお!

800 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 18:55:33.79 ID:Gwb0WTZ/I

ﾊﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ！！！！！

勇者「……！？」

聖徳太子「……！何事だ！？」

魔王の臣下「た……大変でございます！侵入者です！！」

聖徳太子「なに……？数は？」

魔王の臣下「そ、それが……」

聖徳太子「……？」

魔王の臣下「た……たったの一r……」

801 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 19:05:00.38 ID:Gwb0WTZ/I

ｸﾞｼｬｯ！

聖徳太子「……！」

魔王の臣下「！！ぐあ……ぁ……」

ｸﾞｼｬｯ！
ﾊﾞｷｯ……ﾎﾞｷﾊﾞｷｯ！！

魔王の臣下「ぐぇ……ごぼぉぇぇ……っ……」

ﾊﾞｷｯ……

802 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 19:12:38.41 ID:Gwb0WTZ/I

勇者「……！！おえっ……」

ﾄﾞｻｯ

部下A「……！！」

部下B「……お、おい……冗談だろ……」

聖徳太子「……貴様は……！」

伝道師「ふふふっ」

803 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/18(火) 19:16:17.44 ID:Gwb0WTZ/I

今日はここまで。
続きは未定ですが、また近いうちに。

804 ：名も無き被検体774号+：2012/09/18(火) 19:17:28.14 ID:zgjjOEOk0

乙！　てっきりメタモンが現魔王だと思ってたけど、違ったかｗ

805 ：忍法帖【Lv=17,xxxPT】(1+0：8) ：2012/09/18(火) 20:47:45.26 ID:H8EoJD/O0

wktk

806 ：名も無き被検体774号+：2012/09/19(水) 21:31:24.68 ID:llxhF57Z0

ち

807 ：名も無き被検体774号+：2012/09/20(木) 22:15:19.93 ID:qasdHHth0

こ

808 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/21(金) 18:10:31.25 ID:Y6sJbZfxI

メタモン「ピ、ピィ！？」

伝道師「ふふっ……迎えに来ましたよ、メタモン」

メタモン「……！！」

伝道師「本当に困った子ですね。最近どうも様子がおかしいと思ったら、
まさか魔王城周辺をうろついて捕まっていたなんて」

メタモン「…………ピ、ピィ」

伝道師「初めて会ったときの約束……もう忘れたんですか？」

809 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/21(金) 18:21:52.19 ID:Y6sJbZfxI

部下A「…………」

伝道師「……ふふっ、やめておいた方がいいですよ」

部下A「……！」

魔王の臣下「ぁぐっ…………げぼっ…………」

伝道師「あなたもああなりたいんですか」

部下A「……！！」

伝道師「ふふふ、安心してください。邪魔さえしなければ、
あなた方雑魚には手を出しませんから」

810 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/21(金) 18:39:48.83 ID:Y6sJbZfxI

部下B「…………お、おい、言われてんぞ…………なんとか言い返したらどうだ？」

部下A「…………無茶を言うな」

伝道師「……あら、勇者さん？」

勇者「ﾋﾞｸｯ……」

伝道師「どうしたんです？そんなに怖い顔をして」

勇者「…………」

部下A「（……しかし、なんだあの強さは）」

伝道師「嬢王様は一緒ではないのですか？」

勇者「…………」

部下A「（魔王城に乗り込み、この玉座の間にたどり着くなど、
一人の人間ができることでは……）」

811 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/21(金) 19:18:50.10 ID:Y6sJbZfxI

聖徳太子「……なるほど、雌雄同体化か」

部下A「……！？」

聖徳太子「完全なる存在となることで、規格外の力を得る……あの究極魔法を使っているのだな」

メタモン「……！！」

812 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/21(金) 19:29:34.30 ID:Y6sJbZfxI

ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ！！！！！

聖徳太子「……！！？」

伝道師「ふふふ、これでおあいこですね」

聖徳太子「くっ……あのスライムにかけたのと同じ魔法ですか……！」

伝道師「よかったですね。これで乗っ取りから解放されましたよ」

聖徳太子「……ッ！」

813 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/21(金) 19:35:44.38 ID:Y6sJbZfxI

伝道師「……そこにいるのでしょう？魔王」

…………
…………

伝道師「この私と話したいなら……部下の身体など借りず、
ここに姿を見せなさい」

814 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/21(金) 19:37:16.12 ID:Y6sJbZfxI

今日はここまで。
この続きは月曜日にやります。

815 ：名も無き被検体774号+：2012/09/21(金) 19:38:37.31 ID:zYrMqygn0

乙！

816 ：名も無き被検体774号+：2012/09/22(土) 07:30:21.73 ID:7YvGAS750

もつ！

817 ：名も無き被検体774号+：2012/09/22(土) 16:09:14.20 ID:7YvGAS750

ほ

818 ：名も無き被検体774号+：2012/09/22(土) 19:22:12.93 ID:dj2cc5CS0

保守

819 ：名も無き被検体774号+：2012/09/23(日) 13:13:52.34 ID:TFiiJ21S0

保守

820 ：名も無き被検体774号+：2012/09/23(日) 22:24:35.94 ID:uD41S1n70

ほ

821 ：名も無き被検体774号+：2012/09/24(月) 00:46:19.37 ID:Syerx0dW0

まだ続いていたのか、伝説一式取ったのが懐かしい
ほ

822 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 17:44:59.52 ID:3qawNCzEI

…………
…………

…………
…………

伝道師「…………」

…………
…………

…………
…………

勇者「……？」

823 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 17:53:15.54 ID:3qawNCzEI

ぼん！

メタモン「びっくりするほどユートピア！びっくりするほどユートピア！！」

一同「「「「！？」」」」

メタモン「びっくりするほどユートピア！びっくりするほどユートピア！！」

伝道師「……！」

勇者「えっ……ええっ！！？ちょ、いきなり何やって……」

824 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 17:59:59.01 ID:3qawNCzEI

勇者「…………えっ」

ｶﾞｸｯ

勇者「……！？」

部下A「！なっ……」

部下B「うおっ……！？」

825 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 18:05:03.33 ID:3qawNCzEI

ﾄﾞｻｯ

勇者「……ッ」

部下A「……な、なんだ……力が……」

部下B「力が……入らねぇ……ぞ……」

伝道師「くっ……」

メタモン「…………」

伝道師「メ……メタモン…………これは……何のつもり……」

826 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 18:14:56.96 ID:3qawNCzEI

伝道師「！！！」

メタモン「……性奴隷さん、覚えていますか？今の……」

伝道師「なっ……あ、あなた……！！」

メタモン「亜空間で嬢王様の腕試しをしたとき……あいつにかけた呪術ですよ」

伝道師「あ、あなた……その姿……！！」

メタモン「ごめんなさい。こうしないと、上手く狙いが定まらないから」

827 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 18:23:18.61 ID:3qawNCzEI

伝道師「……ぁ……うっ……！」

メタモン「……やっぱり性奴隷さんも気付いていたんですね。
嬢王様がこの人の娘であること……」

伝道師「……！！あぁ……」

メタモン「だからあいつに……勇者さんの装備を託したんでしょう？」

伝道師「…………ぐうっ……」

828 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 18:39:25.80 ID:3qawNCzEI

部下B「……ぁぃつら……さっきから……何話して……んだ……？」

部下A「…………」

伝道師「ぐうっ……術を……解きな……さい……」

メタモン「駄目です」

伝道師「な……なん……で……」

メタモン「言ったでしょう？こうしないと狙いが定まらないって」

829 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 18:43:28.89 ID:3qawNCzEI

ﾎﾟﾜﾜﾜﾜ……

伝道師「……！！」

勇者「なっ……！」

メタモン「さようなら……性奴隷さん、勇者さん」

830 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/24(月) 18:47:48.35 ID:3qawNCzEI

今日はここまで。
この続きは水曜日にやります。

831 ：名も無き被検体774号+：2012/09/24(月) 19:44:44.18 ID:hq+EKcMo0

つまりメタモンの姿はアレか。取り敢えず乙！

832 ：忍法帖【Lv=15,xxxPT】(1+0：8) ：2012/09/25(火) 12:01:39.70 ID:ZaBXBRvc0

ほ

833 ：名も無き被検体774号+：2012/09/25(火) 22:43:42.51 ID:TTOFY06m0

く

834 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/26(水) 19:02:33.32 ID:x3pFaz8jI

～洋館氷漬けの間～

キャバ嬢「……！！！」

女医「しょ……処刑って……」

店長「もうこの世にはいねぇってことさ」

女医「そんな……！」

835 ：名も無き被検体774号+：2012/09/26(水) 19:13:23.01 ID:Hpnhrpda0

取り合えず最後のキャバ嬢パートは>>554だな。久しぶり過ぎて探したぜｗ

836 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/26(水) 20:08:33.84 ID:x3pFaz8jI

キャバ嬢「…………」

店長「……報せを受けたときは、何かの間違いだと思った。
あいつは誰かを殺すような奴じゃなかったから……」

女医「…………」

店長「俺は商売を放り出してその国に向かった。
きっとこれはあいつの悪ふざけだ、信じ切って必死になってる俺を
ケラケラ笑い飛ばすに違いない…………そんなこと考えながらな」

キャバ嬢「…………」

837 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/26(水) 20:14:07.87 ID:x3pFaz8jI

店長「…………でもな」

女医「…………」

店長「俺はそこで……信じられない光景を目にしちまった」

キャバ嬢「……信じられない光景？」

店長「……>>841だ」

838 ：名も無き被検体774号+：2012/09/26(水) 20:17:14.77 ID:Hpnhrpda0

イザナミ

839 ：名も無き被検体774号+：2012/09/26(水) 20:26:38.85 ID:NvoyFj/j0

女医の裸踊り

840 ：名も無き被検体774号+：2012/09/26(水) 20:34:47.83 ID:NvoyFj/j0

今日はあんまり人いないな
kskst

841 ：名も無き被検体774号+：2012/09/26(水) 20:44:39.74 ID:ThXjooLm0

びっくりするほどユートピア！

842 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/26(水) 21:20:47.01 ID:x3pFaz8jI

女医「………………え？」

キャバ嬢「……な、なにそれ」

店長「相手の脱力を誘う呪術さ。かけられた相手は全身の力が抜けて、
立つことすらできなくなる」

キャバ嬢「そ、それが信じられない光景なの……？」

店長「だって信じられるか？仲間が殺されたっていう国に駆けつけたら、
別の仲間が兵士たちの前で尻をバンバン叩いてたなんてよ」

843 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/26(水) 21:36:01.24 ID:x3pFaz8jI

女医「……別の仲間？」

店長「性奴隷だよ」

キャバ嬢「……！」

店長「それはそれはシュールな光景だったぜ。端から見りゃ、
アホなガキが兵士たちの見せ物になってるみてぇだったからな」

女医「…………」

店長「さすがの俺も呆れてよ、止めようとして割り込んだんだ」

844 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/26(水) 21:51:54.18 ID:x3pFaz8jI

店長「そしたら……」

女医「……？」

店長「見ちまったんだ……あいつの顔」

キャバ嬢「顔……？」

店長「あいつ……ぐしゃぐしゃに泣き腫らしてやがった」

女医「……！」

店長「あんときの顔は今でも忘れられねぇ。
あのガキは……ぐしゃぐしゃの顔で歯を食いしばって、
使えるはずのない呪術をかけ続けてたんだ」

キャバ嬢「…………」

店長「その呪術を教えてもらった……大切な人を助けるために」

845 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:15:12.15 ID:MmkXmZgQI

女医「…………」

キャバ嬢「…………」

店長「……っと、ちょっとしんみりしちまったな」

女医「店長さん……」

店長「もうこの話はいいだろ。今はそれよりも、目の前の謎を解かねぇと」

846 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:18:53.91 ID:MmkXmZgQI

847 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:19:26.37 ID:MmkXmZgQI

848 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:20:01.40 ID:MmkXmZgQI

849 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:21:47.69 ID:MmkXmZgQI

850 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:31:19.80 ID:MmkXmZgQI

キャバ嬢「……ここまでが、解読できる部分なんだよね？」

店長「ああ」

女医「聞けば聞くほどわからなくなってくるわね……」

キャバ嬢「多分ここに隠された謎を解けば、次の道が拓けるんだろうけど……」

店長「文字の過半数が読めない以上、そもそも謎解きは不可能なのか……？」

851 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:39:53.55 ID:MmkXmZgQI

キャバ嬢「う～ん…………ん？」

女医「？どうしたの？」

キャバ嬢「あれなんだろ？」

女医「は？どれのことよ」

キャバ嬢「ほら、あれだよ。小説の最後の壁にあるやつ」

852 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 18:41:20.78 ID:MmkXmZgQI

店長「……これは……」

キャバ嬢「……？」

店長「これは……>>858か？」

853 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 18:44:54.87 ID:aFx0meu00

ksk

854 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 18:52:49.09 ID:5UdGUrJg0

kskst

855 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 19:00:04.16 ID:5UdGUrJg0

kskst

856 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 19:10:18.61 ID:5UdGUrJg0

kskst

857 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 19:11:35.80 ID:5UdGUrJg0

kskst

858 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 19:12:08.10 ID:5UdGUrJg0

ダイイングメッセージ

859 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/27(木) 19:31:04.31 ID:MmkXmZgQI

女医「ダ……ダイイングメッセージ？」

店長「ああ、いかにもそんな感じだ。血で文字が書かれてる」

キャバ嬢「なんて書いてあるの？」

店長「……＂>>864の>>869を示せ。さすれば>>875への扉は開かれん＂」

860 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 20:01:34.88 ID:5UdGUrJg0

kskst

861 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 20:28:28.92 ID:5UdGUrJg0

kskst

862 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 20:45:39.52 ID:kEAYau7x0

相変わらず安価遠いぜ

863 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 20:45:53.16 ID:PR5n5XwO0

ksk

864 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 20:47:53.76 ID:b25pomd50

ああああ

865 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 20:49:44.00 ID:5UdGUrJg0

ずっとこのスレを見ている奴らが>>864で思い出す光景はおそらく完全に一致すると思う。
安価下

866 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 20:59:54.43 ID:5UdGUrJg0

kskst

867 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 21:15:07.67 ID:5UdGUrJg0

kskst

868 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 21:30:08.09 ID:5UdGUrJg0

kskst

869 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 21:30:41.51 ID:5UdGUrJg0

命名神マリナンの見解

870 ：名も無き被検体774号+：2012/09/27(木) 22:50:37.71 ID:QYfRC5jt0

今北
誰もいないのかな？
kskst

871 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 00:00:51.45 ID:PR5n5XwO0

ksk

872 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 00:01:28.12 ID:PR5n5XwO0

ksk

873 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 01:24:53.52 ID:RvD7twAC0

ksk

874 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 01:25:28.37 ID:RvD7twAC0

ksk

875 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 01:25:53.25 ID:RvD7twAC0

ルルイエ

876 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/28(金) 07:14:36.80 ID:LqfxeNNYI

女医「……？どういう意味かしら」

店長「命名神マリナンってのは聞いたことがある。名前を司る神らしい」

キャバ嬢「この＂ルルイエ＂っていうのは？」

店長「あー……なんだっけな。どっかの地名だったような気もするが……」

877 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/28(金) 07:56:51.61 ID:LqfxeNNYI

女医「…………」

店長「…………」

キャバ嬢「…………あっ」

女医「えっ？」

キャバ嬢「ひょっとして……」

878 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/28(金) 18:17:38.94 ID:4iK81JEPI

キャバ嬢「ねぇ、店長さん！勇者さんには呼び名とかなかった！？」

店長「な、なんだよいきなり」

キャバ嬢「チワワ、性奴隷、500円……仲間にはちゃんとした呼び名があるんだから、
自分にもありそうなもんじゃん！」

店長「……確かに、メタモンの＂>>885＂ってのも含めて
俺らには呼び名があったが……」

キャバ嬢「…………」

店長「でもなぁ……アイツは俺たちに付けるばっかりで自分には……」

879 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 21:58:04.31 ID:cy21hu8u0

あ

880 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 23:12:22.91 ID:cy21hu8u0

誰かいないのか

881 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 23:14:51.57 ID:cy21hu8u0

ｋｓｋ

882 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 23:15:36.54 ID:cy21hu8u0

ｋｓｋ

883 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 23:16:06.00 ID:cy21hu8u0

ｋｓｋ

884 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 23:16:51.50 ID:cy21hu8u0

ｋｓｋ

885 ：名も無き被検体774号+：2012/09/28(金) 23:17:44.69 ID:cy21hu8u0

死神

886 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 05:13:46.09 ID:6TsBrXDRO

>>1が消えた

887 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 07:01:32.09 ID:wQHdPfb3I

女医「ちょ、ちょっと待った！」

店長「あん？」

女医「何なのその物騒な呼び名！？」

店長「あいつの特徴から取ったのさ。誰かになりすまし、知らないうちに忍び寄る……
まるで死神みたいだってな」

女医「…………」

店長「……まぁ結局は、性奴隷の猛反対を受けて＂メタモン＂に定着したが」

888 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 07:12:07.39 ID:wQHdPfb3I

店長「…………」

女医「……？」

店長「…………ああ、そういえば」

女医「えっ……」

店長「思い出したぜ。あいつにも一応呼び名があった」

キャバ嬢「……！」

店長「あれはちょうど、メタモンを仲間にしたときだったな……」

889 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 10:01:39.40 ID:wQHdPfb3I

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

伝説の勇者「……おい、500円」

500円「だからその名前で呼ぶなっ！」

伝説の勇者「なーに怒ってんだよ。いい名前じゃん」

500円「……嫌味にしか聞えないんですケド」

伝説の勇者「そう照れるなって…………あ、そうそう、
そいつにも名前付けてやんなきゃな」

性奴隷「！！だ、だめですっ！メタモンはメタモンなんですっ！」

伝説の勇者「いやいやいや、我がパーティーに入ったからには、
勇者である俺が責任を持って……」

性奴隷「ほ、本当に！本当にいいですからっ！」

890 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 10:11:30.55 ID:wQHdPfb3I

500円「……てかさ」

伝説の勇者「ん？」

500円「あんたには名前とかないわけ？」

伝説の勇者「は？何言ってんだ。俺は勇者で……」

500円「そうじゃなくて！あたしたちばっかりヘンテコな名前付けて
自分は付けないのかってコト！」

伝説の勇者「え……？」

チワワ「……言われてみれば、確かに不公平だよな」

891 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 10:20:07.98 ID:wQHdPfb3I

500円「でしょでしょ！？じゃああたしが責任を持って……」

伝説の勇者「お、おい……」

500円「そうだなぁ…………＂>>896＂なんてどう？」

892 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 10:25:37.26 ID:cgB5PhZ80

と

893 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 10:26:09.09 ID:cgB5PhZ80

お

894 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 10:26:49.43 ID:cgB5PhZ80

い

895 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 10:27:22.07 ID:cgB5PhZ80

お(´・ω・`)

896 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 10:48:47.83 ID:XuSifK/h0

納豆

897 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 10:58:58.09 ID:wQHdPfb3I

伝説の勇者「な……納豆だと……？」

500円「そう。前にあんたが食べさせてくれた、ジパングの腐った豆」

伝説の勇者「……お前まだ根に持ってたのか」

500円「あったりまえでしょ！？あの日は一日匂いが取れなかったんだから！」

898 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 11:04:30.58 ID:wQHdPfb3I

チワワ「……でもよ、なんで納豆なんだ？」

500円「ネバネバしつこいから」

伝説の勇者「…………」

性奴隷「だ、だめですよ！もっと素敵な名前じゃないとかわいそうです！」

500円「……なに？あんた、なんかいい案でもあんの？」

性奴隷「は、はい…………＂>>901＂なんてどうでしょうか？」

899 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 11:09:21.40 ID:cgB5PhZ80

Ksk

900 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 11:09:50.40 ID:pZjXmGdn0

メスシリンダー

901 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 11:21:35.53 ID:XuSifK/h0

ちくわ大明神

902 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 11:36:31.84 ID:wQHdPfb3I

500円「……どこが素敵なのよ」

性奴隷「ええっ、素敵でしょう？」

伝説の勇者「…………」

チワワ「……お前ら、勇者のセンスをとやかく言えるのかよ」

500円「な、なによ！じゃああんたはいいのあんの！？」

チワワ「当たり前だアホ。ズバリ、＂>>906＂なんてどうよ？」

903 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 11:43:59.46 ID:XuSifK/h0

ksk

904 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 11:44:21.76 ID:XuSifK/h0

ksk

905 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 11:44:46.53 ID:XuSifK/h0

ksk

906 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 11:45:02.44 ID:XuSifK/h0

ゴマだれ

907 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 11:58:01.44 ID:wQHdPfb3I

500円「……ないわ」

性奴隷「……ないです」

チワワ「なっ……て、てめぇら！俺の渾身の力作を……！」

500円「それなら、ちくわ大明神の方がまだマシね」

性奴隷「そうですよ、チワワ大明神」

チワワ「だ、誰がチワワ大明神だ！」

908 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 11:59:14.97 ID:wQHdPfb3I

一旦中断します。

909 ：名も無き被検体774号+：2012/09/29(土) 12:38:43.46 ID:eDs1Q/y00

チワワ大明神クソワロタｗｗｗ

910 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/29(土) 19:37:13.24 ID:wQHdPfb3I

ﾜｲﾜｲﾜｲ……
ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

伝説の勇者「……却下」

500円「だーかーらー……えっ」

伝説の勇者「却下だ却下。３人とも却下」

500円「はぁ！？ちょ、何勝手に決めてんの！？」

伝説の勇者「大体なんで３つともジパングのグルメ関連なんだよ。
お前ら感性どうかしてるぞ」

一同「「「（あんたにだけは言われたくないよ……）」」」

911 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 02:42:36.25 ID:fqat1EWR0

>>1の来る時間がサッパリ読めないｗ

912 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 06:54:58.16 ID:QFFUaPsBI

みなさんおはようございます。
最近は飛び飛びになってしまってすみません。

>>668で言った通り、このスレを続けられるのは今日で最後になります。
今日一日、ぼちぼちと書き進めていきますので、どうぞ最後までお付き合いください。

913 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 07:10:28.88 ID:QFFUaPsBI

伝説の勇者「はぁ……もういいよ俺の名前は」

500円「いいワケないでしょ！？」

性奴隷「じ、自分ばっかりずるいです！」

伝説の勇者「あのな……お前ら、勇者パーティーの鉄則忘れたのか？」

500円「えっ……」

伝説の勇者「＂勇者様の決めたことは絶対＂だろ？」

一同「「「……！」」」

914 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 07:15:32.50 ID:QFFUaPsBI

性奴隷「……で、でもっ！」

500円「やっぱり一人だけ付けないのはおかしいって！」

伝説の勇者「ああもうわかったよ！じゃあ＂ああああ＂で」

500円「あんたどんだけやる気ないの！？」

伝説の勇者「いいじゃねーかよ別に。お前の名前じゃないんだし」

500円「よ、よくないッ！」

915 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 07:19:34.98 ID:QFFUaPsBI

ﾜｲﾜｲﾜｲ……
ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

チワワ「……やれやれ。こりゃ先が思いやられるぜ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

916 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 07:25:26.32 ID:QFFUaPsBI

店長「……ってな感じでな」

女医「……じゃあ、その＂ああああ＂っていうのが勇者さんの呼び名？」

店長「いや、結局あれはあのとき言っただけだ。あの後もみんな
＂勇者＂って呼び続けてたよ」

キャバ嬢「……なるほどね～」

917 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 07:30:17.33 ID:QFFUaPsBI

女医「……で、その話がどう関係してくるわけ？」

キャバ嬢「えっ、まだわかんないの？」

女医「…………わかんないから聞いてるんでしょ」

キャバ嬢「いい？まず、もう一回この血文字を読んでみるよ」

918 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 07:39:55.90 ID:QFFUaPsBI

＂ああああの命名神マリナンの見解を示せ。さすればルルイエへの扉は開かれん＂

キャバ嬢「……言うまでもないと思うけど、最初の＂ああああ＂っていうのが勇者さんの呼び名ね」

女医「……！」

キャバ嬢「で、ここで注目するのが＂命名神マリナンの見解＂ってやつ」

919 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 07:52:45.43 ID:QFFUaPsBI

店長「ふむ……命名神についてはわかるが、その＂見解＂ってのはなんだ？」

キャバ嬢「昔、おとぎ話で読んだことがあるんだけどさ。その神様は、
極端に思いやりのない名前には容赦がないらしいんだって」

女医「極端に思いやりのない名前……？」

キャバ嬢「＂ああああ＂みたいな単なる文字の羅列であったり、う◯ことか
△△△とか×××とか■■■■とか……」

女医「……あんた、よく平然とそんな単語口にできるわね……」

キャバ嬢「……と、とにかく、当然勇者さんの呼び名も
命名神の逆鱗に触れたってわけ」

920 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 08:56:14.51 ID:QFFUaPsBI

女医「ふーん……それで？」

キャバ嬢「逆鱗に触れた名前は受け入れられない。だから命名神マリナンは、
その人間に呪いをかけるの」

女医「の、呪い……？」

キャバ嬢「名前を変えられない呪いだよ。どうしても許しを請いたい場合は、
命名神の司祭にお金を払う必要があるんだって」

女医「……なーんか現金な神様ね」

921 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 09:02:36.57 ID:QFFUaPsBI

店長「……その呪いっていうのが＂見解＂なのか？」

キャバ嬢「ううん。呪いをかけた人間には、命名神マリナンが独自の名前を与えるんだよ。
つまり呪いが解けたあとは、一生その名を名乗らなければならないってこと」

女医「……その独自の名前っていうのが、＂命名神マリナンの見解＂？」

キャバ嬢「そういうこと。命名神が解釈した、その者にふさわしい名前……
それが、＂命名神マリナンの見解＂」

922 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 09:19:20.60 ID:QFFUaPsBI

女医「……で、でも……それが壁の小説とどういう……」

キャバ嬢「さっきも話したでしょ？『……ってことは、ここから先の文章は
勇者さんの話ということになるけど……』って」

女医「え……ええ、確か」

キャバ嬢「どの言語でも、大抵はその人の名前は素性の前後にくるの」

女医「……ごめん、もうちょっとわかりやすく言って」

キャバ嬢「だーかーらー！例えば＂勇者ああああ＂とか＂AAAA, the Hero＂とか、
そんな感じ！」

923 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 09:21:30.65 ID:QFFUaPsBI

女医「だ、だからそれが何なのよ……」

キャバ嬢「ここまで言ってまだわかんないの！？」

女医「…………」

キャバ嬢「いい？要するにね……」

924 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 09:29:02.64 ID:QFFUaPsBI

店長「……＂勇者＂っていう単語の前後を調べればいいってことか」

女医「えっ……」

店長「通常、命名神の怒りを買った名前は記されない。つまり残りの文章には、
命名神が新たに与えた名前が記されてるはずだ」

女医「……！」

店長「＂ああああの命名神マリナンの見解を示せ。＂ってのはそういうことだろう。
婦人の言う通りなら、新しい名前は＂勇者＂の前後に記されてるはずだ」

925 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 09:36:08.73 ID:QFFUaPsBI

女医「で、でも……残りの文章は痛みが酷くて読み取れないんじゃ……」

店長「ああ、だが全く読めないわけじゃない。＂勇者＂っていう淫語と似たような形を探して、
その前後を調べればいい」

女医「……な、なるほど」

キャバ嬢「さっすが！姉さんと違って、店長さんは理解力があるね～！」

女医「…………」

店長「ま、そうと決まれば実践あるのみだ。このかすれた文字を片っ端から調べるぞ」

926 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 09:36:53.89 ID:QFFUaPsBI

一旦中断します。

927 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 14:48:01.15 ID:fqat1EWR0

ああっ！！
そうか……今日で最期だったのか……

928 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 16:25:27.88 ID:QFFUaPsBI

～魔王城玉座の間～

ﾊﾞｼｭｰﾝ！ﾊﾞｼｭｰﾝ！

部下A「なっ……き、消え……た……？」

部下B「何が……どうなって……やがんだ……？」

聖徳太子「……なるほど、あの２人にリリルーラをかけたのですか」

メタモン「そういうコト。今ごろはきっと他の仲間のところね」

929 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 16:32:16.55 ID:QFFUaPsBI

部下A「……！」

メタモン「……てかさ、なんであんただけ呪術効いてないの？
究極魔法下の性奴隷さんですら動けなくなったのに」

聖徳太子「あまり私を見くびらないでいただきたいですね。
あの程度なら何てことありません」

メタモン「……ふーん。まぁいいケド」

930 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 16:40:05.55 ID:QFFUaPsBI

聖徳太子「……それよりもあなた、ずいぶん勿体無いことをしましたね」

メタモン「は？」

聖徳太子「究極魔法がかかった人間には、私も勝てる気がしません。
それどころか、そこにおられる魔王様ともいい勝負ができたかもしれないのに……」

メタモン「…………」

聖徳太子「それをわざわざ逃がすなんて、あなたは馬鹿ですか？」

931 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 16:45:44.59 ID:QFFUaPsBI

メタモン「何言ってんの？馬鹿はあんたの方でしょ」

聖徳太子「なっ……」

メタモン「そもそもあたしがここに来たのはね、決着をつけるためなのよ。
あの二人は邪魔だったから、帰ってもらっただけ」

聖徳太子「……！」

メタモン「特に性奴隷さんには……今の魔王に会わせたくないから」

932 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 16:53:03.87 ID:QFFUaPsBI

聖徳太子「……決着をつける、ですって？」

メタモン「そうよ。あんたじゃなくて、そこの魔王に」

部下A「……！！」

部下B「なっ……！？」

聖徳太子「……あなた正気ですか？究極魔法を使えるあの女ならともかく、
あなたごときならこの私が……」

メタモン「無理ね」

聖徳太子「……何ですって……？」

メタモン「あたしには……切り札があるから」

933 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 17:02:31.39 ID:QFFUaPsBI

聖徳太子「切り札……？」

メタモン「魔王の正体よ」

聖徳太子「……！！！」

メタモン「魔王軍の中でも限られた者しか知らないっていうそいつの正体を……
…………あたしは知ってる」

部下A「なっ…………！！」

部下B「なん……だと……！？」

メタモン「何なら化けてあげよっか？今、ここで」

934 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 17:09:07.17 ID:QFFUaPsBI

聖徳太子「や、やめ……」

ククク……

部下A「……！！？」

やはりお前の目は誤魔化せないな

聖徳太子「ま、魔王様……！？」

935 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 17:13:32.39 ID:QFFUaPsBI

ﾊﾞｻｯ

一同「「「……！！！！」」」

魔王「……久しぶりだな、死神」

メタモン「……久しぶりですね、ああああさん」

936 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 17:14:40.28 ID:QFFUaPsBI

一旦中断します。

937 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 17:18:54.62 ID:fqat1EWR0

このフラグは厭なフラグだよ……

938 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:20:08.63 ID:QFFUaPsBI

魔王「ククク……これはまた随分と懐かしい名前を……」

メタモン「…………」

魔王「その変化能力や洞察力……相変わらずだな」

メタモン「……そういうあなたは、随分と変わりましたね」

939 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:22:07.42 ID:QFFUaPsBI

部下A「な……あ、あのお方が……」

部下B「魔王……様……？」

聖徳太子「……ッ」

940 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:22:43.56 ID:QFFUaPsBI

魔王「……いつ気付いた？」

メタモン「キュバ……いえ、サキュバスに化けたときです」

魔王「…………」

メタモン「究極魔法を伝授するために、あたしは亜空間であいつに化けた……
……そのときに記憶を読み取ったんです」

魔王「……そうか。俺としたことが迂闊だったな」

941 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:28:26.40 ID:QFFUaPsBI

メタモン「…………」

魔王「…………」

メタモン「…………なぜ」

魔王「…………」

メタモン「なぜ……こんなことを……」

942 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:36:28.29 ID:QFFUaPsBI

魔王「……かつて俺が、勇者として魔王を打ち滅ぼしたとき」

メタモン「…………」

魔王「あいつは俺に言った。『世界を変えてやる、くらいの意気込みがなければ、
生きてる意味なんてない』と」

メタモン「……！」

魔王「そしてこうも言った。『俺には……その先があった』と」

メタモン「…………」

魔王「俺はあれ以来……ずっと悩んでいたんだ」

943 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:42:12.66 ID:QFFUaPsBI

メタモン「…………」

魔王「……正直言って、俺は今でもわからない。
あの魔王が何を目指していたのか、＂その先＂とは何なのか……」

メタモン「…………」

944 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:44:17.91 ID:QFFUaPsBI

魔王「だがな……やっと見つけたんだ」

メタモン「…………」

魔王「俺が目指す……目指さなければならない……＂その先＂を」

945 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:47:33.08 ID:QFFUaPsBI

メタモン「…………」

魔王「…………」

メタモン「…………それは」

魔王「…………」

メタモン「人間であることを捨ててまで……目指さなければならないのですか？」

魔王「…………」

メタモン「かつての仲間を裏切ってまで……目指さなければならないのですか？」

946 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:49:36.26 ID:QFFUaPsBI

魔王「…………そうだ」

メタモン「……ッ」

魔王「だから俺は、今こうしてここにいる」

947 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:53:09.56 ID:QFFUaPsBI

メタモン「……………………許せない」

魔王「…………」

メタモン「チワワさんの……500円さんの……」

魔王「…………」

メタモン「性奴隷さんの……あたしの気持ちを踏みにじって……ッ！！」

948 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 19:55:51.94 ID:QFFUaPsBI

魔王「……だったらどうする？ここで俺を殺すか？」

メタモン「…………」

魔王「さっきも言ったが、俺の計画を邪魔するやつは容赦しな……」

949 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 20:01:45.57 ID:QFFUaPsBI

ぼん！

魔王「……！！」

メタモン「……これならどうだ」

魔王「……貴様」

メタモン「こうやってあんたに化ければ……誰よりも互角に渡り合える！」

950 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 20:10:56.99 ID:QFFUaPsBI

聖徳太子「……ハッ！やはり底無しの馬鹿ですね！
そんな変身、凍てつく波動ですぐに解けて……」

メタモン「解けねーよ」

聖徳太子「なっ……」

メタモン「さっき魔王が放ったのは凍てつく波動じゃなく……＂ガリガリ君＂だからな」

聖徳太子「……！！」

メタモン「どちらも魔法効果を打ち消す技だが……＂ガリガリ君＂は波動と違って、
その後一定時間、あらゆる補助技を受け付けなくなる！」

951 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 20:18:03.31 ID:fqat1EWR0

>>1はもう全く来ないつもり？
やっぱこの話の結末が読みたいからさ、暇な時にでもほんのちょっとずつでもやってやろううとでも思ってくれるなら、
次スレ置いていってくれないかな？　保守して待ってるからさ……

952 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 20:18:17.10 ID:QFFUaPsBI

聖徳太子「し、しかし……あらゆる補助技を受け付けないというなら、
あなたのモシャスだって……」

魔王「……ああそうか。貴様はジェノバ効果持ちだったな」

聖徳太子「えっ……」

魔王「そいつのモシャスは補助魔法というよりも特性に近い。
ゆえに、＂ガリガリ君＂の効果範囲には入らない」

聖徳太子「……！！」

魔王「ククク……なるほど。最初からこれが狙いだったのだな」

953 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 20:24:08.23 ID:QFFUaPsBI

メタモン「ああそうさ……その一定時間で決着をつければ、
俺にも十分勝ち目はある！」

聖徳太子「……ッ！」

魔王「よせ」

聖徳太子「ま、魔王様……！？」

魔王「邪魔をするな」

聖徳太子「……！！」

魔王「売られた喧嘩は……買わねばならない」

954 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 20:34:19.45 ID:QFFUaPsBI

メタモン「ククク……そうこなくちゃな」

魔王「…………」

メタモン「俺は絶対あんたに勝つ。大切な人たちを守るために」

魔王「…………」

メタモン「性奴隷さんを、これ以上苦しませないために……」

魔王「…………」

メタモン「あいつにたった一人の肉親を……実の父親を討たせないために」

魔王「…………」

メタモン「覚悟しろよッッ！！魔王ォォォォォォォォォォォォッッ！！！！」

955 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 20:45:17.04 ID:QFFUaPsBI

少しだけ中断します。

956 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 20:50:25.19 ID:QFFUaPsBI

>>951
明日からはかなり厳しくなるので、本当に来られなくなると思います。

万一……また続けられるようになったら、同じトリップで新スレを立てますので、
見かけたら覗いてみてください。

957 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 20:56:40.11 ID:fqat1EWR0

>>957
そうですか。じゃあ時々検索かけてみることにします。
その際は八章でお願いしますねｗ

958 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 20:58:05.97 ID:fqat1EWR0

ミスった。何で自分に安価付けてんだよorz
最後に見苦しいミスしてｽﾐﾏｾﾝ。>>956です、ハイ……

959 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:29:56.78 ID:QFFUaPsBI

～洋館氷漬けの間～

キャバ嬢「……う～ん」

店長「あったかー？」

女医「んー、それらしき文字は無いわね……」

キャバ嬢「同じく～」

店長「むぅ……やはりこの中から探すのは厳しいか……」

960 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:32:33.76 ID:QFFUaPsBI

女医「……あっ、ちょっと待って！」

キャバ嬢「おっ？」

女医「この記号……かなり見づらいけど、なんとなく……」

ぺたぺた……

961 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:35:38.98 ID:QFFUaPsBI

ｶﾞｺｯ

女医「…………え？」

ｶﾞﾗｯ
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ……

962 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:40:32.37 ID:QFFUaPsBI

ｶﾞｺﾝ

女医「…………な、なに？」

キャバ嬢「……くぼみ？」

店長「……？これが＂ルルイエへの扉＂なのか……？」

963 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:45:18.79 ID:QFFUaPsBI

＂鯨肉を求める者に読書感想文を＂

キャバ嬢「あっ！」

女医「……えっ？」

店長「な、なんだ？」

キャバ嬢「もしかして……！」

964 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:48:28.13 ID:QFFUaPsBI

ｶﾞｺｯ

女医「…………え？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

965 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:50:25.99 ID:QFFUaPsBI

店長「……！！か、壁が……」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

女医「壁が開いてく……！？」

ｸﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

966 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 21:54:44.55 ID:QFFUaPsBI

ｶﾞｺﾝ

女医「……！！！」

店長「こ……こいつはスゲェ……！！」

女医「道が……拓けた……！」

キャバ嬢「……！！」

女医「ちょ、ちょっとあんた！一体どうやったの！？」

967 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 21:57:55.00 ID:2Y5bMHWN0

誰かパー速当たりにスレ立てできないかな
あそこなら落ちるようなこともないし１がそこで書いてもいいし
１がスレ立てた時に報告しあうスレにもできるし

968 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 22:03:41.13 ID:QFFUaPsBI

キャバ嬢「……読書感想文」

女医「は！？」

キャバ嬢「あの文章の意味がようやくわかったの。あれは扉を開けるカギだったのよ」

女医「えっ……！？」

キャバ嬢「＂読書＂っていうのは壁に書かれた小説を読むこと。
そして＂感想文＂っていうのは……」

女医「……？」

キャバ嬢「その小説を読んで……私たちがどう思い、どう行動するかってこと」

969 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 22:11:11.49 ID:QFFUaPsBI

女医「ど、どういうこと！？」

キャバ嬢「……これよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「…………何やってんの」
キャバ嬢「あっ、これですか？今までの冒険の書をまとめてたんです～！
記念すべき初パーティーだから、ちゃんと準備しとかないと！」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

970 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 22:19:11.23 ID:QFFUaPsBI

女医「！！」

キャバ嬢「このかすれた淫語は勇者さんのことを書いてる……
……つまりこれは、勇者さんの冒険の書なのよ」

店長「なっ……」

キャバ嬢「かつて世界を救った、勇者さんの冒険の書。
世界が再び危機に立たされている今、それを読んでどう行動するか……」

女医「…………」

キャバ嬢「……それはまさに、私たちの冒険の書なのよ」

971 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 22:24:16.17 ID:QFFUaPsBI

店長「……なるほどな。それでくぼみに冒険の書を……」

キャバ嬢「そういうこと」

女医「……でもなんで、こんな館に勇者さんの冒険の書が……？」

キャバ嬢「……それはわかんない」

店長「…………」

キャバ嬢「でも……」

972 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 22:32:00.46 ID:QFFUaPsBI

ﾌｫｫｵｵｵ……

キャバ嬢「……この音……聞いたことがある」

女医「！臭っ……この匂い……！？」

店長「肉が腐ったような匂い……商人の言う通りだ」

973 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 22:34:22.90 ID:QFFUaPsBI

キャバ嬢「…………」

女医「…………」

店長「…………行くか？」

キャバ嬢「…………行こう」

キャバ嬢「きっとこの先に……………………真実がある」

974 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 22:40:18.13 ID:QFFUaPsBI

……以上で終わります。

ここまで見てくださった方々、応援してくださった方々……
本当に、本当に、本当にありがとうございました！！

975 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 23:15:20.09 ID:mfkKHfXa0

うわあああああああああ

976 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 23:15:43.39 ID:2Y5bMHWN0

あー良い所なのに終わっちまうのか残念
長い間お疲れ様でした

次いつかスレ立てるときは　勇者「安価で世界を救う」第八章
でお願いします

977 ：１ ◆0WnCxUuuMU ：2012/09/30(日) 23:23:54.14 ID:QFFUaPsBI

>>976
了解です。

このスレはこのまま埋めちゃってください。

978 ：名も無き被検体774号+：2012/09/30(日) 23:27:33.38 ID:ZnSuNqwQO

さよなら>>1また会う日まで…

979 ：名も無き被検体774号+：2012/10/01(月) 02:17:17.86 ID:e6wcVAY90

未完．．．だと．．．
だが>>1 は必ず戻ってくる。
勇者ヨシヒコのように

980 ：名も無き被検体774号+：2012/10/01(月) 07:43:32.68 ID:4+X3sFHh0

勇者パーティの冒険はまだ始まったばかり！
彼らはこれから更なる苦難を乗り越えて行くだろう

先生の次回作に御期待下さい

いや、本気で舞待ってるからな

981 ：忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0：8) ：2012/10/01(月) 12:06:18.72 ID:FbHdIss/0

>>1 乙

982 ：名も無き被検体774号+：2012/10/01(月) 18:22:25.35 ID:dYQsQWkN0

この前終わった時よりもかなり気になる終わり方をされてしまったなｗ
というか、今回嬢王様と王様とアナリスト出てないしｗ