1 :
1 ◆0WnCxUuuMU :
2 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2012/05/19(土) 22:56:01.58 ID:06sNyrMJ0
ゲット
3 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/19(土) 23:32:27.29 ID:0Nmglx2nI
〜〜主な登場人物〜〜
勇者
この物語の主人公。
安価で世界を救うと決心し、仲間とともに旅に出る。
鎧 伝説の勇者の鎧
兜 伝説の勇者の兜
盾 伝説の勇者の盾
武器 伝説の勇者の剣
嬢王様
この物語のメインヒロイン。性格はツンデレ。
様々な国の王をいじめるW嬢王様Wという職業に就いていた。
鎧 胸甲つきのドレス
兜 なし
盾 嬢王のスク水と歯間ぶらしとパンティー(別のW嬢王様Wの遺留品)
武器 女王様のムチ
アナリスト
アナル好きの遊び人。
ハッテン場で勇者と知り合った後、パーティーに加わった。
鎧 あぶない水着
兜 スイムキャップ(黄色)
盾 サーフボード
武器 たわわに実った桃
王様
Wネチョネチョハッテンアー♂・ヌルヌルWという国の元国王。
性格は優しく、特技は一本足打法。
前回、「私が本当の勇者だ」という衝撃発言をしている。
鎧 嬢王様の服
兜 スイムキャップ(黄色)
盾 肉の壁
武器 ソーセージ
4 :
名も無き被検体774号+:2012/05/19(土) 23:33:34.52 ID:hI+YfJO9O
お
5 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2012/05/19(土) 23:38:58.83 ID:lzJy8PPRI
みとるぞ
6 :
名も無き被検体774号+:2012/05/19(土) 23:43:25.47 ID:CjZgXOdX0
そういやこいつ等ずっとこんな装備で冒険してんのかw
桃とかソーセージとか、とうに腐ってるだろうにw
7 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/20(日) 00:00:40.97 ID:0Nmglx2nI
キャバ嬢
都市国家WラクーンシティWの元大統領。
嬢王様が病に倒れた際、勇者たちの洋館調査を手伝った。
鎧 神の鎧
兜 アナリストのパンツ
盾 おなべのふた
武器 ルガーP08
女医
キャバ嬢の姉で、ラクーンシティの医院で働く医者。
全国民の保険証を盗まれ、勇者パーティーに加わることになった。
店長
ラクーンシティの外にある便利屋WコンビニWの店長。
元は砂漠に住む魔物で、伝説の勇者パーティーの一員だった。
今回はキャバ嬢から頼まれて、勇者たちに手を貸すことになる。
8 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/20(日) 00:21:46.03 ID:9QkCxRbzI
老婆
ユフオクの町の廃屋に住む魔法使い。
乳搾りコンテストの際、嬢王様の母乳が出るように施した。
勇者たちを守るため、サキュバスを道ずれにして息絶える。
伝道師
乳搾りコンテストの審査委員長で、究極魔法の伝道師。
性を司る能力を持ち、幼少時に伝説の勇者パーティーに加わっていた。
いなくなった勇者のことを今でも想い続けている。
メタモン
伝道師が魔物使いだったころに苦楽を共にした魔物。
変化呪文WモシャスWが得意で、相手の性格や記憶の一部までコピーできる。
伝説の勇者
21年前に魔王を滅ぼした人物。
伝道師に装備を預け、忽然と姿を消した。
9 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 00:28:45.73 ID:qMONkwCx0
勇者が消えてる辺りはロト紋続みたいだなw
10 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/20(日) 00:55:53.40 ID:9QkCxRbzI
キュバ
暗黒四天王の一人、W淫夢のサキュバスW。
究極魔法伝授を阻止するため、身分を偽って乳搾りコンテストに参加していた。
老婆の自爆技を受け、現在は消息不明。
ハスター
暗黒四天王の一人、Wニュー速の邪神 ハスターW。
魔王をも凌ぐスピードの持ち主。
メイド
洋館内のカプセルに封印されていた謎の美女。
なぜか少女ものの服を着ており、その手にはバイブと手紙が握られていた。
ダストマン
全身真っ黒の謎の生物。
夜中に医院を襲撃し、嬢王様のパンティーと魔動分析装置、
それにラクーンシティ国民全員の保険証とグレムリンの耳を盗んでいった。
11 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 08:02:48.33 ID:oYblpeG+0
はよ
12 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 09:57:39.02 ID:oYblpeG+0
マダー?
13 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/20(日) 10:15:24.12 ID:9QkCxRbzI
おはようございます。
前スレ
>>975に書いた通り、続きは月曜日の夜に始めます。
14 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/05/20(日) 11:45:11.52 ID:Oi1BZrMxO
こう見ると随分、俺は安価とってるなあ
16 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 15:29:39.10 ID:Bobs9bnW0
下ネタさえふせれば十分漫画化して売れるレベル
17 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 16:10:33.78 ID:T0FykVxB0
月曜マダ―?
18 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 18:54:59.15 ID:FrErZb0J0
ゲームの続編とか、漫画の引き伸ばしとか作るクリエイターさんには
>>1の伏線回収能力を見習って欲しいもんだわ
あ、いや、もちろん上手い人もいるけどね
19 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 22:19:11.13 ID:QBuyM1Xg0
このスレをリアルタイムで
最初から見てることに誇りを持つわ
20 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 22:57:08.33 ID:llKT/NEr0
21 :
名も無き被検体774号+:2012/05/20(日) 23:56:27.88 ID:llKT/NEr0
22 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 13:37:50.95 ID:jMjg8JTc0
ふ
ね
24 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 18:57:02.96 ID:FQCIwRLR0
を
25 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 19:45:54.41 ID:WfwAfT+FI
そろそろ再開しますね。
26 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 19:55:05.62 ID:WfwAfT+FI
〜ラクーンシティ 武器・防具屋〜
商人「へい、いらっしゃ……」
キャバ嬢「やっほー!また来たよ!」
商人「おおっ!これはこれは大統領婦人!」
女医「こんにちは」
店長「よう」
商人「何だい何だい!勇者様ご一行かと思ったら、また奇妙な面子だね!
特に店長さん、あんたがこんな所まで来るなんてな!」
キャバ嬢「あれっ、知り合いだったの?」
店長「まぁな。商売仲間ってやつさ」
27 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 20:07:11.65 ID:WfwAfT+FI
店長「それで?うちの店に何しに来たんだい?」
キャバ嬢「やだなぁ、お買い物に決まってるじゃん!
これからこの二人に、 とびっきりの装備を買ってあげるの!」
女医「は!?ちょ、聞いてないんだけど!?」
キャバ嬢「だって今言ったもん」
女医「な、なんで装備なんて買ってもらわなきゃいけないの!」
キャバ嬢「あのね姉さん……私たちこれから洋館に行くんだよ?
魔王軍の四天王が戻ってきてるかもしれない……そんな場所に」
女医「……!!」
キャバ嬢「そんな所に、まさかその白衣で行くつもりなの?私だってこんな鎧着てるのに」
28 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 20:16:22.75 ID:WfwAfT+FI
女医「……うぅっ、わかったわよ。えーっと、じゃあどれに……」
キャバ嬢「ストーップ!二人の装備は私が決めます」
女医「なっ……なんであんたが!?」
キャバ嬢「私がこの、第二の勇者パーティーのリーダーだからです」
女医「いつ決まったのよそんなこと!」
キャバ嬢「さっき。勇者様たちが旅立つ前に」
女医「……!!」
キャバ嬢「私をこのパーティーのリーダーにしてくれたのも勇者様……
よって、新入りの装備の決定権は全て私にあるのです!」
29 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 20:22:20.15 ID:WfwAfT+FI
女医「あ、あんたって子は……!!」
店長「くっくっ、まぁいいじゃねぇか。あの勇者が選んだヤツはごめんだが、
婦人が選んだ装備なら喜んで着てやるぜ」
キャバ嬢「さっすが店長!ものわかりがイイね!」
女医「で、でも私は……」
キャバ嬢「あっ、嫌なら医院に戻ってもいいよ。そしたら保険証紛失の件で間違いなく牢屋行きだね」
30 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 20:29:34.74 ID:WfwAfT+FI
女医「…………わ、わかったわよ。あんたに全て従うわ」
キャバ嬢「最初からそうしとけばいいのよ。元から選択肢なんてないんだから」
女医「ぐぅっ……!」
店長「くっくっ、流石だねぇ婦人」
31 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 20:31:49.29 ID:KqMNXeEq0
安価フラグktkr!
32 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 20:36:14.80 ID:WfwAfT+FI
キャバ嬢「よしっ、じゃあまずは……」
店長「俺の装備から選んでもらうか」
キャバ嬢「おっ、自ら進み出るとは殊勝な心がけだね〜!」
店長「まぁな。何を選んでくれるのか楽しみだぜ」
キャバ嬢「任せといて〜!じゃあまず鎧は……
>>36がいいかな!」
33 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 20:37:39.45 ID:7PnKS8z80
ksk
ksk
ksk
36 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 20:42:15.84 ID:TvWzySDo0
全身網タイツ
37 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 20:49:46.68 ID:KqMNXeEq0
38 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 20:56:01.33 ID:WfwAfT+FI
商売「かっはっはっは!こりゃまたいいのを選んだねぇ!」
女医「どこが!?明らかに変態が着るような代物でしょ!」
店長「おいおい、こいつは相当な逸品だぜ?なぁ商人」
商人「その通り!そいつはミスリル製で魔力も込められてるからな!
物理攻撃だけでなく、魔法や火炎なんかにも強い!」
女医「いやでも、モノがモノでしょ!全裸の状態でなきゃ着れないじゃない!」
店長「心配いらねぇって。元から裸みたいなもんなんだから」
39 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 20:57:30.70 ID:uKokFrOk0
ミスリル製の網タイツって何事wwwwww
40 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 21:01:38.61 ID:WfwAfT+FI
女医「……!」
店長「さて、お次は兜だ。期待してるぜ」
キャバ嬢「うーん、そうだね。じゃあ
>>44にしよっか!」
41 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:03:28.75 ID:54JI3FCFI
小型冷蔵庫
42 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:04:25.48 ID:uKokFrOk0
kskst
43 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:06:40.85 ID:54JI3FCFI
おばあちゃんの匂いが染み込んだタンス
44 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:06:58.61 ID:uKokFrOk0
スイムキャップ(黄色)
45 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 21:17:25.31 ID:WfwAfT+FI
店長「……?スイムキャップ?」
女医「……それって確かあの二人も被ってたわよね?」
キャバ嬢「うん、全く同じやつ」
女医「なんでそれを選んだのよ!?」
キャバ嬢「だって、勇者様以外の男衆はみんな被るものだと思ってたから……」
女医「そんなルールないわよ多分!とっとと選び直しなさい!」
キャバ嬢「えーっ、別にいいじゃん。チームカラーも出ててさ」
店長「まぁ俺はあんなチームに染まりたくはねぇが……
婦人の選んだヤツならなんでも被るさ」
46 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 21:22:05.16 ID:WfwAfT+FI
女医「ほ、本当にそれでいいの……!?」
店長「もちろんさ。婦人の言うことは絶対、だからな」
キャバ嬢「さっすが店長!ものわかりがイイね!」
女医「…………」
47 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 21:23:46.51 ID:WfwAfT+FI
店長「さて、お次は……」
キャバ嬢「盾だね!これはやっぱり、
>>51がいいんじゃない?」
48 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:24:45.76 ID:uKokFrOk0
kskst
49 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:28:44.41 ID:uKokFrOk0
スキー板
50 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:28:51.57 ID:54JI3FCFI
TSUTAYAのカード!防御力よりも利便性を重視した次世代型の盾
51 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:29:01.41 ID:Ij2O2xXF0
まくら
52 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:29:29.12 ID:O2fw4jpd0
洋式トイレの蓋
53 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 21:46:05.86 ID:WfwAfT+FI
商人「おっ、こいつはまた珍しいのを選んだねぇ!」
女医「なんでまくらが盾なのよ……」
店長「ただのまくらじゃないぜ。こいつは人呼んでW夢見のまくらWだ」
女医「ゆ、夢見のまくら?」
商人「こいつで寝るとぐっすり眠れる上に、不思議な夢を見ることもできるのさ。
さらに盾にして使えば、攻撃された相手を眠らすこともできる!」
女医「……!!」
店長「網タイツに夢見のまくら。機能性を重視した見事な組み合わせだと思うぜ?」
54 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 21:50:33.60 ID:WfwAfT+FI
女医「…………」
店長「さて、最後はいよいよ武器か。楽しみだぜ」
キャバ嬢「武器って大事だよね〜!あっ、ほらほら、
>>59なんてどうかな?」
55 :
忍法帖【Lv=33,xxxPT】 :2012/05/21(月) 21:52:07.31 ID:RwSw0C4l0
Ksk
56 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:52:33.53 ID:54JI3FCFI
リセッシュ
57 :
【AMS】VIPエンジェル【ー等兵】《歩兵》:2012/05/21(月) 21:53:24.15 ID:PDv8mhQb0
58 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:54:28.09 ID:uKokFrOk0
バナナ
59 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 21:54:37.92 ID:54JI3FCFI
憲法9条
60 :
【AMS】VIPエンジェル【ー等兵】《歩兵》:2012/05/21(月) 21:55:40.17 ID:PDv8mhQb0
61 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/21(月) 21:59:03.26 ID:WfwAfT+FI
すみませんが、今日はここまでにします。
安価にはちゃんと応えますから、明日の夜までお待ちください<(__)>
62 :
名も無き被検体774号+:2012/05/21(月) 22:01:08.08 ID:uKokFrOk0
乙
しかしコレどうすんだろ?
64 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 07:44:45.65 ID:zlNsGb5g0
訳わかめ
65 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 09:37:44.70 ID:hDc9a1gg0
ひ
66 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 :2012/05/22(火) 15:28:23.62 ID:rp7QaL8Ki
ふ
67 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 17:47:25.09 ID:ztMCezYWI
女医「は?」
商人「ちょ、ちょっと待ってくれ婦人!そいつは売り物じゃあねぇんだが……」
キャバ嬢「堅いこと言わないでさ……お願い……♡」
商人「ぐぬっ……し、しかし……」
店長「ちょっと待て……なんだその憲法9条ってのは」
キャバ嬢「ん?……あー、そっか。店長ってラクーンシティの国民じゃないもんね。
じゃあ知らないのも無理ないか」
68 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 17:50:58.68 ID:ztMCezYWI
女医「いや……ラクーンシティ国民の私も知らないんだけど」
キャバ嬢「え、嘘でしょ?」
女医「本当よ。何なのその憲法9条って」
キャバ嬢「……呆れた。元大統領としてとっても嘆かわしいわ」
女医「…………」
69 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 17:54:05.66 ID:ztMCezYWI
キャバ嬢「……はぁ。じゃあここでクイズね」
女医「は!?な、何よいきなり!」
キャバ嬢「いいからちゃんと答える!」
女医「いっ……!?」
キャバ嬢「…………」
女医「……は、はい」
70 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 18:01:28.86 ID:kvhTbslq0
は、始まってた!
ってか今日は早いですね
wktk
71 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 18:01:35.71 ID:ztMCezYWI
キャバ嬢「ではいきます……ラクーンシティ憲法の第9条とは何でしょうか?」
女医「えっ……し、知らない」
キャバ嬢「……姉さん、さすがにそれはないよ」
女医「う、うるさいわね!私は昔から医学と薬学専門なのよ!」
キャバ嬢「国民にとっては常識だってば。正解はズバリ、W身体的自由権についてWです」
72 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 18:11:10.71 ID:ztMCezYWI
女医「し、身体的自由権……!?」
キャバ嬢「そっ。要するに、奴隷的拘束や苦役の禁止を謳ってるの」
女医「……??」
キャバ嬢「21年前に前の魔王が倒されたのは知ってるよね」
女医「え、ええ……それはもちろん……」
キャバ嬢「今は行方不明の勇者さんを始めとした、たった4人のパーティーが世界を救った。
で、その中の一人がここにいる店長さん」
店長「……フン、もう昔の話さ」
73 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 18:18:24.77 ID:ztMCezYWI
女医「そ、それこそ常識じゃない……一体何だって……」
キャバ嬢「じゃあ聞くけど、その中で魔王撃破に大きく貢献したのは誰でしょうか?」
女医「は……?ゆ、勇者さんに決まってるでしょ……」
キャバ嬢「ブッブー!外れー!」
女医「えっ……」
キャバ嬢「これは以外と知られていないんだけどね……
実は魔王を倒したのは勇者さんじゃなくて、たった6歳の女の子だったんだよ?」
74 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 18:26:27.78 ID:ztMCezYWI
女医「なっ……!!」
キャバ嬢「だよね?店長さん」
店長「ああ。性奴隷っていうガキが、とんでもねぇ魔法でやっつけたのさ」
女医「せ、性奴隷!?」
店長「まぁ正確に言えば、虫の音まで追い込んだだけだがな。
その後は勇者がトドメを刺して、見事討伐完了ってわけだ」
75 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 18:32:32.12 ID:ztMCezYWI
女医「ちょ、ちょっと待って……6歳の女の子が性奴隷って……!」
キャバ嬢「それ。そこが話の本題なんだけど」
女医「……??」
キャバ嬢「W性奴隷Wっていうのは別にやましい意味じゃなくて、
その子の能力と元々の身分から付けられた名前なのよ」
女医「元々の身分?」
キャバ嬢「そっ。その子はね……ユフオクの男爵一家の奴隷だったの」
76 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 18:34:23.53 ID:ztMCezYWI
ちょっと飯食ってきます。
77 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 19:21:40.95 ID:kvhTbslq0
思い切り悪手に見える安価でもほぼ確実に好手にしてくるよなぁ〜
78 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 20:18:44.70 ID:ztMCezYWI
女医「奴隷!?その子が!?」
キャバ嬢「そう。一人の奴隷が魔王を葬った……その事実は当時の世界を震撼させた。
そしてそれがきっかけで、各国で奴隷制度を見直す動きが拡まったのよ」
女医「……!!」
キャバ嬢「都市国家ラクーンシティもその中の一つ。魔王討伐後に憲法が見直され、
そこに新たな条文が加わることになった」
店長「それが憲法9条ってわけか」
キャバ嬢「その通り。そしてこの剣は、その憲法制定を記念して作られた国家の名剣。
悪しき風習を断ち切る正義の刃として、ラクーンシティに伝わってきたのよ」
79 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 20:21:47.98 ID:kvhTbslq0
そうきたか!
80 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 20:31:07.50 ID:ztMCezYWI
店長「なるほどねぇ……それで名前も、そのままW憲法9条Wなのか」
キャバ嬢「そういうこと。私としては、なかなかいいネーミングセンスだと思うわ」
店長「でもよぉ、なんでそんな国宝級の代物をお前が持ってるわけ?」
商人「定期点検で預かってたんだよ。だからこれを売り出すわけには……」
キャバ嬢「せっかくの名剣なのに、使わずに腐らせとくなんて勿体無いよ!
仮にも平和の象徴ならさ、それに見合った使い方をさせるべきじゃない?」
商人「しかし……」
キャバ嬢「武器商人やってるならわかるでしょ?その方が絶対に剣も喜ぶって!」
商人「…………」
キャバ嬢「今の大統領には私から口利きしとくからさ。ね、お願い!」
81 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 20:38:02.94 ID:TbWpiBV+0
82 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 20:41:03.97 ID:ztMCezYWI
商人「……はぁ、参ったなぁこりゃ」
キャバ嬢「お願い。この通りだから♡」
商人「婦人にそう言われちゃ仕方がねぇや。ほれ、持ってきな」
キャバ嬢「やったー!商人さん大好き!」
店長「しかし、こんな魔物に正義の刃とはねぇ……なんとも滑稽じゃねぇか」
キャバ嬢「何言ってんの。店長さんだからこそ、この剣なんじゃん」
店長「……フン、まぁいいや。ありがとな、婦人」
83 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 20:45:57.65 ID:ztMCezYWI
女医「……でもとにかく、無事に決まって良かったわね!」
キャバ嬢「ん、そうだね」
女医「よしっ!じゃあ早速、例の洋館に向かいましょう!!」
キャバ嬢「ハーイそこ、逃げなーい」
女医「…………」
84 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 20:53:25.35 ID:ztMCezYWI
キャバ嬢「何勝手に終わらせようとしてんの。次は姉さんの番でしょ?」
女医「や、やっぱり私はこの白衣でいいって!ほら、医者だし!」
キャバ嬢「そんな言い訳通用しませーん!私が責任を持って選びます」
女医「い、嫌よ!絶対ロクなことにならないわ!」
キャバ嬢「じゃあ鎧は……」
女医「やめっ!やめて!」
キャバ嬢「鎧はやっぱり……
>>88にしようかな」
85 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 20:54:49.93 ID:7M3Dv8tf0
ksk
86 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 20:59:12.56 ID:9e79KEXri
ksk
87 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:03:13.78 ID:7M3Dv8tf0
ダンボール
88 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:03:26.19 ID:hzEEBM4h0
ビニール製ナース服
89 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 21:12:22.51 ID:ztMCezYWI
女医「……!?」
キャバ嬢「……?どうしたの姉さん?」
女医「いや……以外とマトモっていうか……」
キャバ嬢「姉さんが医者医者うるさいから、ちゃんと配慮してあげたのよ」
女医「だったら別に白衣のままでもいいと思うんだけど……」
キャバ嬢「いや、姉さんは絶対にナース服の方が似合うって。エロいし」
女医「…………」
90 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 21:15:00.72 ID:ztMCezYWI
女医「……まぁいいわ。ありがたく頂戴するわね」
キャバ嬢「どういたしまして〜!じゃあこの調子で兜も選んであげるね!」
女医「…………」
キャバ嬢「兜は……そうだなぁ、
>>94がいいかな」
91 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:17:23.58 ID:hzEEBM4h0
kskst
透けるビニールじゃないのか……
92 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:23:38.60 ID:S57mzmJw0
ksk
93 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:24:16.04 ID:S57mzmJw0
ksk
94 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:24:20.55 ID:hzEEBM4h0
聴診器
95 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:24:59.56 ID:S57mzmJw0
全自動頭くぱぁ機
96 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:27:56.80 ID:XW5xmvDp0
いいよいいよ
97 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 21:35:09.33 ID:ztMCezYWI
女医「…………」
キャバ嬢「……?気に入らなかった?」
女医「いや、いい組み合わせだとは思うんだけど……」
キャバ嬢「?」
女医「兜じゃなくない?」
何この >74-78 までの伏線回収能力と機転……。
99 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 21:42:03.03 ID:ztMCezYWI
キャバ嬢「ん……あー、確かにそうかも。頭にかけるってことばかりに気を取られちゃって……」
女医「頭っていうか耳だけどね」
キャバ嬢「まぁいいじゃん。私なんかアナリストさんのパンツだよ?」
女医「あんたよくそれで発狂しないわね……」
キャバ嬢「正直吐きそうなほど嫌だけど……ふふっ、勇者様が選んでくれたものだからね」
女医「…………」
100 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:45:34.19 ID:hzEEBM4h0
そういやアナリストのパンツってブリーフ? トランクス?
斜め上のブルマ?
101 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:45:33.50 ID:S57mzmJw0
健気やぁ・・・・
102 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 21:47:31.09 ID:ztMCezYWI
女医「……まぁいいわ。兜ってことにしておきましょ」
キャバ嬢「オッケー。じゃあ次は盾だね」
女医「ちゃんといいの選んでね。ちょっと期待してきたから」
キャバ嬢「任せといて〜!うーん……それじゃあ、
>>106にしよう!」
103 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:47:58.45 ID:XW5xmvDp0
ksk
104 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:48:35.63 ID:XW5xmvDp0
ksk
105 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:51:10.92 ID:S57mzmJw0
KSK
106 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 21:51:43.04 ID:S57mzmJw0
全自動頭くぱぁ機能がついたゴムタイヤ”ゴルディアス・ホイール”
107 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 21:57:49.62 ID:ztMCezYWI
女医「…………」
キャバ嬢「……?気に入らなかった?」
女医「いや、あのさ……」
キャバ嬢「?」
女医「意味がわからないんだけど」
108 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/22(火) 21:59:52.91 ID:ztMCezYWI
キリが悪いですが、今日はここまで。
続きはまた明日の夜にやりますね。例のごとく安価にはry
109 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 22:01:35.70 ID:S57mzmJw0
乙っしたぁー!
110 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 22:04:59.32 ID:PjUJf2tg0
乙!
次も楽しみにしてるよ
111 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 22:10:43.59 ID:hzEEBM4h0
乙!
112 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 22:45:41.46 ID:FnK9kqAK0
乙!
113 :
名も無き被検体774号+:2012/05/22(火) 23:33:52.94 ID:qbkXC81b0
乙ぅ
114 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 00:04:48.98 ID:XW5xmvDp0
乙!
115 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 00:09:36.61 ID:VjbIqs660
乙!
116 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 09:08:51.37 ID:pRzZD0zN0
け
117 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 11:17:12.87 ID:15Cfhwcx0
つ
憲法9条スゲェ
今夜も楽しみにしてるよ!
119 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 17:49:48.80 ID:4+3UabCXI
キャバ嬢「意味がわからない?何が?」
女医「全部よ全部!なんでタイヤが盾なのよ!何よ、全自動頭くぱぁ機能って!」
キャバ嬢「もう……いっぺんに聞かないでよ。頭が痛くなるじゃん」
女医「頭が痛いのはこっち!!」
商人「まぁまぁ、落ち着きなって。今から説明してやっから」
120 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 18:00:14.13 ID:4+3UabCXI
女医「……!」
商人「改めて紹介するが、これはWゴルディアス・ホイールWっていってな。
馬車の車輪を改造して盾にしたものだ」
女医「なんで馬車の車輪!?」
商人「理由はその構造にある。一般的なホイールってのは、中央のハブから
スポークが放射状に伸びてるだろ?」
女医「スポーク……?線みたいなやつのこと?」
商人「そうだ。円周部を支えるスポークが中心のハブに収束する……
まさにその構造が肝なのさ」
121 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:04:11.48 ID:rfn1RZN20
122 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 18:09:11.74 ID:4+3UabCXI
女医「……??」
商人「結論から言うとだな……そいつは魔法吸収の盾なのさ」
女医「ま、魔法吸収!?」
商人「ハブのところに、モンスターの頭部みてぇな飾りがあるだろ?」
女医「え、ええ……さっきから気になってたけど」
商人「要するに、その盾で魔法を受ければ……魔法力がスポークを伝って、
その頭像に溜まる仕組みなのさ」
123 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 18:11:22.00 ID:4+3UabCXI
女医「……!!」
商人「んで、魔法力が一定以上溜まるとその頭像がくぱぁって開いて……」
女医「……ひ、開いて?」
商人「ま、それは実戦でのお楽しみってことで」
女医「ちょ、ちょっと!いいところで止めないでよ!」
124 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 18:20:50.82 ID:4+3UabCXI
キャバ嬢「まぁいいじゃん。魔法吸収の盾なんて、パーティーにとっては貴重な戦力だよ?」
女医「だからって…………その為にこれを常時持ち歩けと?」
商人「なかなか様になってていいと思うぜ?
あと一応言っとくが、その盾は物理受けできねぇからな?」
女医「それって盾としてどうなのよ……」
商人「打撃に脆いだけじゃなくて、力を加えるとスポークが簡単に曲がっちまうからな。
そしたら魔法吸収能力も失われるから、注意して使えよ?」
125 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:21:34.40 ID:ltyjC7bQ0
最近気付いたけれど、訳の分からないこと書いても結局
>>1が好きに出来てしまうから
微妙に外したものを安価した方が
>>1もやり辛いんじゃってw
126 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:33:18.34 ID:4+3UabCXI
女医「……はぁ、まぁいいわ。無いよりはマシかもしれないし」
キャバ嬢「さっすが姉さん!ものわかりがイイね!」
女医「…………」
キャバ嬢「じゃあ最後は……いよいよ武器だね!」
女医「お願いだから、マトモなの選んでね……」
キャバ嬢「任せといて〜!それじゃあ武器は……
>>130に決定!」
127 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:35:45.27 ID:ltyjC7bQ0
kskst
128 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:38:27.93 ID:rfn1RZN20
ksk
129 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:39:54.66 ID:rfn1RZN20
ゲイボルグ
130 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:39:57.89 ID:ltyjC7bQ0
ブラックジャック
131 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 18:49:45.48 ID:4+3UabCXI
女医「ブラックジャック……?」
キャバ嬢「聞いたことない?円筒状の袋とかに砂なんかを詰めた、棍棒の一種だよ」
女医「そ、そんなので威力出るの?」
商人「バカにしちゃいけねぇぜ?確かに造りは原始的だが、
棍棒よりも柔軟性があって、衝撃が体内に浸透するんだ」
女医「……!!」
商人「シンプル イズ ベストってやつさ。上手く使いこなせば、かなり頼りになるはずだ」
132 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:53:08.51 ID:ltyjC7bQ0
うむ、まともなブラックジャックで良かったw
133 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:53:26.58 ID:VjbIqs660
まともwww
134 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 18:56:05.68 ID:hBDHvvzw0
女医肉弾戦かよwww
135 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 18:56:47.89 ID:4+3UabCXI
女医「……まぁ、わかったわ。思ったよりマトモそうだし」
キャバ嬢「さっすが姉さん!ものわかりが」
女医「はいはい。じゃあ今度こそ、これで準備完了ね?」
キャバ嬢「うん、装備はね」
女医「は?まだ何かあんの!?」
キャバ嬢「ちょっと商人さんに……聞きたいことがあって」
136 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 19:03:22.13 ID:4+3UabCXI
商人「お、何だい婦人?」
キャバ嬢「これ覚えてる?」
商人「もちろん覚えてるさ!この前来てくれたときに渡した、使用済みティッシュだろ?」
女医「し、使用済みティッシュ!?」
キャバ嬢「そっ。実はさっそく役に立ってさ〜。そのお礼をって思って」
商人「かっはっはっは!そうだろうそうだろう!なんせ伝説の勇者様の使用済みティッシュだからな!」
137 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 19:06:06.48 ID:4+3UabCXI
女医「えっ」
店長「何だと?」
商人「あっ」
キャバ嬢「…………」
キャバ嬢「…………どういうことかな、商人さん?」
138 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 19:07:23.59 ID:4+3UabCXI
ちょっと夕食休憩〜!
139 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 20:00:02.12 ID:4+3UabCXI
商人「あっ、いや、それはだな……」
キャバ嬢「商人さんの言った通り、このティッシュ持って洋館に行ったよ。
そしたら何が起こったと思う?」
商人「…………」
キャバ嬢「カプセルに入った女の人が、突然それを嗅ぎ出した。
嗅ぎ出すどころか……その……バイブを使ってオナニーまで……」
商人「えっ……」
キャバ嬢「そこに暗黒四天王が現れて、私たちはコテンパンにやられたの。
そしてそいつは言った……Wこの女は魔王軍のトップシークレットなんだWって」
商人「……!!」
キャバ嬢「ってことはだよ……?商人さんは知ってたんじゃないかな。
あの館に魔王軍のトップシークレットが隠されてることも、このティッシュでその人が覚醒することも」
商人「い、いや、それは……」
キャバ嬢「それに……商人さんが今言った言葉。
どうしてこれが勇者さんのだってわかるの?どうしてそんな物を持ってるの?」
商人「…………」
キャバ嬢「もう言い逃れできないよ。知ってること全部話して」
140 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 20:05:20.48 ID:4+3UabCXI
商人「…………はぁ、参ったなぁ。本当に参った」
店長「……おい、一体どういうことだ」
商人「…………」
店長「婦人の言う通りだ。お前……どこでそんな物手に入れた?」
商人「……実はな、
>>145で手に入れたんだよ」
141 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 20:26:07.29 ID:LlBYUfLb0
スーパー
kasok
143 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 20:34:01.24 ID:iyKIBtQp0
ksk
144 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 20:37:38.96 ID:QvHzghVei
フィリピンパブのレジ
145 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 20:37:53.98 ID:VjbIqs660
とらのあな
北朝鮮
147 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/05/23(水) 20:42:54.06 ID:K0snUviI0
カインズ○ーム
148 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 20:51:52.11 ID:4+3UabCXI
店長「とらのあなだと……?」
商人「覚えてねぇか?あんたが昔、勇者一行とこの町に来たとき……
町の住民から魔物退治を頼まれただろ?」
店長「……あー、そういやあったな」
キャバ嬢「何それ?」
店長「当時、ちょうど今の俺の店あたりにな……トラ型の魔物が住み着いてたのさ。
で、そいつがこの町に悪さするってんで、俺たちが何とかしてやったんだ」
149 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 20:56:48.05 ID:4+3UabCXI
女医「へぇ、そうだったの」
キャバ嬢「でも……それがどう関係してくるの?」
店長「ちょうどその魔物を退治した後、もの凄い嵐に見舞われてな。
真夜中だったこともあって、一晩その洞窟で野宿したのさ」
商人「で、それがWとらのあなWってわけだ。町の住人はみんなそう呼んでた」
150 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 21:02:20.14 ID:4+3UabCXI
キャバ嬢「いや、それはわかったけど……」
商人「?」
キャバ嬢「そこからどう繋がるのよ。なんでそこで勇者さんのティッシュ拾ったの?」
商人「まぁまぁ、落ち着けよ婦人。ちゃんと説明するからさ」
151 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 21:02:36.48 ID:CFOvIeK50
すっげぇなw
どう使うか全く分からなかったティッシュの伏線が……
152 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 21:06:44.09 ID:4+3UabCXI
キャバ嬢「…………」
商人「で、その嵐の翌朝……俺はそのとらのあなに向かったのさ。
勇者様たちが帰ってこねぇから、ちょっと心配になってな」
店長「そうなのか?俺たちはお前に会わなかったが……」
商人「多分すれ違ったんだろうなぁ。俺が行ったときはもぬけの殻だったから」
153 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 21:12:16.82 ID:4+3UabCXI
キャバ嬢「それで、続きは?」
商人「勇者様たちがいねぇかと思って、その洞窟内を探し回ったのさ。そしたら……」
女医「そしたら……?」
商人「見つけたんだ。そのティッシュと……
>>158をな」
加速
155 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 21:14:56.81 ID:CFOvIeK50
kskst
加速
157 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 21:16:07.94 ID:CFOvIeK50
アナリストのブロマイド
金正日
159 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 21:17:06.70 ID:QvHzghVei
サルモネラ菌
160 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 21:29:11.81 ID:4+3UabCXI
店長「金正日……?なんだそれ」
商人「医薬品の一種だよ。女医先生なら知ってるだろ?」
女医「ええ……いわゆる興奮剤ね」
キャバ嬢「興奮剤……!?」
女医「そう。性的興奮を極限にまで高める……メロメロエキスみたいなものね」
キャバ嬢「……!!」
女医「Wお金を正しく使える日Wと書いて金正日。
やっと手に入れたお小遣いで、少年たちがエッチな冒険をする薬……そういう由来らしいわ」
161 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 21:30:31.13 ID:CFOvIeK50
クソワロタwww
162 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 21:34:59.34 ID:4+3UabCXI
商人「そういうこった。これで俺の言いたいことはわかっただろ?」
キャバ嬢「…………」
商人「俺はそのティッシュと一緒に興奮剤を見つけた。
そのティッシュからは独特のイカ臭え匂いがしたから……わかるな?」
女医「…………」
商人「店長さんは魔物だし、残り二人のメンバーは女だ。
つまり、そのティッシュに染み込んだモノは勇者様のだってことさ」
163 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/23(水) 21:41:38.93 ID:4+3UabCXI
今日はここまで!
続きはまた明日の夜(おそらく22:00くらい)にやります。
164 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 21:43:52.37 ID:CFOvIeK50
乙!
165 :
名も無き被検体774号+:2012/05/23(水) 21:44:07.09 ID:V6ABpq9ui
乙
乙でやんす
167 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 12:08:49.59 ID:BXuXDY8WO
ほ
168 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 20:37:03.87 ID:oY5+bKsCi
ム
169 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 21:00:44.74 ID:Q0lE30mq0
170 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 21:47:20.78 ID:DtVLGJLCI
店長「…………」
商人「……とまぁ、こんなところだ。
これこそ、そのティッシュが勇者様のモノだと知っていて、尚且つ俺が所持していた理由さ」
キャバ嬢「いやまぁ、それはわかったけど……」
商人「?」
キャバ嬢「どうしてそれを洋館に持っていけなんて言ったの?何か確信があったみたいだけど……」
商人「ああ、そのことか。それも今から話すよ」
171 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 21:55:38.11 ID:DtVLGJLCI
商人「実は1年ほど前にな……俺は一人であの洋館に行ってみたのさ」
キャバ嬢「あの洋館に……?なんでまた」
商人「ほら、店長さんなら知ってるだろ?伝説のネクロマンサーの墓と、
そこに眠るとんでもねぇお宝の話を」
店長「なんだ、お前も知ってたのかよ」
商人「おうよ。こちとら商人の端くれ……そのお宝に興味を抱いたのも自然な流れさ」
172 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 22:03:48.79 ID:DtVLGJLCI
キャバ嬢「それで?」
商人「それから俺は、苦労しながらも館の仕掛けを解いていって……
なんとか最深部の一歩手前まで辿り着いたんだ」
女医「一歩手前……?」
商人「ああ。そして最後の部屋に入ろうとしたとき……突然
>>176が起こってな」
173 :
!work:2012/05/24(木) 22:05:39.23 ID:8sp1Amt/0
ラオウ誕生
174 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/05/24(木) 22:07:58.72 ID:tIBuuKiH0
勃起
175 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 22:10:55.59 ID:xHXXA7Ct0
東日本大震災
176 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 22:12:02.12 ID:/pGAEB5o0
じんましん
177 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 22:37:52.91 ID:DtVLGJLCI
キャバ嬢「じんましん?」
商人「ああ……いきなり身体中に紅い斑点が出始めてな。
そりゃあもう痒いのなんの……」
女医「アレルギー性のある何かに触ったのかしら?」
商人「いや……多分匂いのせいじゃねぇかな」
キャバ嬢「匂い?」
商人「実は奥に進むにつれて……変な匂いが漂ってきてたんだ。
なんかこう……肉が腐ってるみてぇな……」
女医「肉が腐ってる……?」
商人「そりゃあもう、とんでもねぇ匂いだった。ぶっ倒れそうになったくらいさ」
178 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 22:47:09.45 ID:DtVLGJLCI
キャバ嬢「じゃあ、館の奥まで行って戻ってきた人の噂って……もしかして商人さんのことだったの?」
商人「多分な。俺が行ったときは、他のやつが辿り着いた形跡が無かったし……」
店長「お前が初めての到達者ってわけか」
商人「ああ。だが流石の俺も引き返すことにした。
なんせ、立っていられねぇほど臭かったからな……」
キャバ嬢「…………」
179 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2012/05/24(木) 22:52:05.67 ID:fdoOJdgN0
始まってる
180 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 22:57:32.94 ID:DtVLGJLCI
商人「そのときだった。ちょうど踵を返したときに……」
キャバ嬢「……?」
商人「突然肩を掴まれたんだ。ガシッってな」
女医「えっ……!?」
店長「おいおい、お前の他には誰もいなかったんじゃ……」
商人「俺もそう思ってた。だが後ろを向いたときに……そいつはいたんだ」
女医「そ、そいつ……?」
商人「亡霊だよ」
181 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 23:01:49.48 ID:DtVLGJLCI
女医「なっ……!?」
商人「ああ……そいつは俺を見て……ニッタリと笑ってた」
店長「……や、やっぱり……本当にいたのか」
キャバ嬢「…………」
182 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 23:07:03.13 ID:DtVLGJLCI
キャバ嬢「……それ、本当に亡霊だったの?」
商人「間違いねぇって!だってよ、全身に墨でも被ったように真っ黒だったんだぜ!?」
女医「えっ、それって……!」
キャバ嬢「……勇者様が見たっていう、襲撃者の特徴だね」
商人「あんな不気味なやつは見たことがねぇ……心臓が止まるかと思ったよ」
183 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 23:21:54.12 ID:DtVLGJLCI
店長「で……その後はどうしたんだ!?」
商人「逃げようとしたさ。でもそいつは……俺の手を掴んで離さなかった」
キャバ嬢「…………」
商人「そして、いつの間にか手にしてた
>>187で……
>>191しようとしたのさ」
184 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/05/24(木) 23:24:16.37 ID:tIBuuKiH0
ゲイボルグ
185 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:25:54.56 ID:QQUQac/Y0
kskst
186 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:32:04.02 ID:QQUQac/Y0
kskst
187 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:32:05.25 ID:/pGAEB5o0
エンヤ婆の弓と矢
188 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:32:26.17 ID:QQUQac/Y0
ドラゴンボール
189 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:32:58.04 ID:QQUQac/Y0
kskst
190 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/05/24(木) 23:37:37.14 ID:tIBuuKiH0
アナルにリンゴをブチ込む
191 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:37:41.93 ID:A7vx7ghX0
逆立ちしながら蟻と糸電話
192 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:37:45.14 ID:QQUQac/Y0
性転換
193 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/24(木) 23:43:03.16 ID:DtVLGJLCI
すみませんが、今日はここまで!
例のごとくry
194 :
名も無き被検体774号+:2012/05/24(木) 23:49:19.29 ID:A7vx7ghX0
乙!
195 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 01:38:33.23 ID:P1BSdmfl0
お
196 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 08:12:52.05 ID:K1c/VtVY0
安価鬼畜過ぎるが、この1ならなんとかしてくれる。
197 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 18:00:06.67 ID:5b+/NJPL0
198 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 18:52:35.02 ID:Vv/GDj/J0
この程度なら
>>1が何とかしてくるはず
だから俺はもっと鬼畜安価狙ってやるぜ!
199 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 19:10:39.48 ID:8uFvLYKb0
金正日やら憲法9条やら、現実での固有名詞は適当な意味づけ出来るからさほど鬼畜じゃないんだろうなぁとこの頃思うw
200 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 21:13:04.50 ID:i7NxHHdq0
弓矢で糸電話とかwwwwww
201 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 21:39:13.45 ID:QagSgZTh0
なんかもう、よくワカンネ
202 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 21:44:26.71 ID:QagSgZTh0
ヲイヲイ
203 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 21:53:25.55 ID:F6KFfpCn0
具体的すぎる安価はつまんない
せめて単語にしろよ
204 :
名も無き被検体774号+:2012/05/25(金) 23:44:54.24 ID:4BzIf3w80
まぁ、2、3行に渡ってるのはどうかと思うけどなw
205 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 07:33:25.23 ID:/H2cu4fTI
キャバ嬢「えっ……??」
女医「ど、どういう状況なのよ……」
店長「まずエンヤ婆の弓と矢ってのは……まぁ見てもらったほうが早ぇか」
女医「……??」
店長「これがエンヤ婆の弓矢だ。手に取って見てくれ」
206 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 07:39:02.23 ID:/H2cu4fTI
キャバ嬢「……?これが矢なの?」
女医「矢じりの部分がお椀型になってるわね……」
商人「なかなか変わってるだろ?そいつはな、敵を殺す道具じゃねぇんだ」
キャバ嬢「えっ……」
商人「店長さん、あんたならわかるだろ?ちょっと使い方見せてやってくれねぇかな」
店長「フン、いいぜ」
207 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 08:03:10.27 ID:/H2cu4fTI
店長「婦人、ちょっとこっち来な」
キャバ嬢「……?」
店長「この弓を持って……矢を構えて……そうだ、なかなかいいぞ」
キャバ嬢「……え、えーっと……これは?」
店長「そしたらよ……姉ちゃんに狙いを定めて撃ってみな」
208 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 08:10:45.63 ID:/H2cu4fTI
女医「は!!?」
店長「おっと、じっとしてろよ。動いたら撃つぞ」
女医「動かなくても撃つんでしょ!何のつもりよ一体!?」
店長「大丈夫だって。あいつも言ってたろ?こいつは人殺しの道具じゃねぇ」
女医「でも絶対痛いって!やめなさいよ!」
キャバ嬢「ふふっ……姉さん覚悟……!」
女医「あんたは何楽しんでんの!?いやっ、ちょ、やめなさい……」
209 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 08:17:59.71 ID:/H2cu4fTI
バシュッ
女医「ひぃっ!?」
カポッ……
女医「はうっ…………あ、あれ?」
シュポッ……シュポッ……
女医「ひゃん!ちょ、なんか吸われてる……!」
210 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 08:37:14.19 ID:/H2cu4fTI
ピピピピ……
女医 LV1
HP 19/19
MP 26/26
ちから 21
みのまもり 12
かしこさ 81
すばやさ 18
鎧 ビニール製ナース服
兜 聴診器
盾 ゴルディアス・ホイール
武器 ブラックジャック
呪文・特技
ホイミ、べホイミ、キアリー
キャバ嬢「あっ、すごい!頭の中に流れ込んできたよ!」
店長「それがエンヤ婆の弓矢の特性だ。相手に上手くヒットすれば、
それを撃ったやつに相手の情報が流れる仕組みさ」
女医「……!!」
キャバ嬢「姉さんってレベル1なんだね……よっわ」
女医「う、うるさいわね!冒険したことないから当たり前でしょ!」
211 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 08:54:44.89 ID:/H2cu4fTI
キャバ嬢「……まぁ、とりあえずこの弓矢についてはわかったけど」
商人「ん?」
キャバ嬢「そのあとの、逆立ちしながら蟻と糸電話してたってのは?」
商人「ああ、それか……あの亡霊、いつの間にか俺の弓矢を持っててな。
そんでもって突然、器用に分解し始めたんだ」
女医「ぶ、分解……?」
商人「ああ。矢じり部分のお椀と弓の糸を使ってな、糸電話みてぇな物を作ったのさ」
キャバ嬢「……!!」
212 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 09:06:59.65 ID:/H2cu4fTI
店長「なんでそんな物作ったんだ……?」
商人「わからん。とにかくあいつは、作ったばかりの糸電話で蟻と話し始めたんだ」
女医「蟻と?無理でしょそんなの」
商人「本物の蟻じゃねぇよ。実はあの通路の壁にな、何匹もの蟻の頭部がずらりと並んでたんだ」
女医「なっ……!」
商人「もちろん作り物さ。大きさも人間の頭くらいあったからな」
キャバ嬢「…………」
商人「そう、あいつは蟻の彫刻に向かって糸電話で話し始めたんだ。逆立ちしながらな。
そりゃあもう、この上なく不気味な光景だったぜ」
213 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 09:15:29.16 ID:/H2cu4fTI
キャバ嬢「……それで」
商人「ん?」
キャバ嬢「何て言ってたの?糸電話の会話を聞いてたんでしょ?」
商人「それがなぁ、よく聞き取れなかったんだ。ゴニョゴニョ喋ってたし、
俺もそれどころじゃなかったから」
キャバ嬢「…………」
商人「ただ……断片的ではあるんだが、『
>>217』とか、『
>>221』とか、『
>>224』とか言ってたような……」
214 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:16:54.02 ID:MsLuwJ0S0
朝からお疲れ様です
加速!!
215 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:32:34.86 ID:MsLuwJ0S0
もういっちょ加速
216 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:36:30.94 ID:dnyk3hqM0
ksk
217 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:36:57.15 ID:dnyk3hqM0
偽りの世界
218 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:37:33.23 ID:MsLuwJ0S0
kskst
219 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:39:15.71 ID:1C6tNttxi
ksk
ksk
221 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:42:05.90 ID:MsLuwJ0S0
魔大陸
フタナリハーレム
223 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:46:09.43 ID:MsLuwJ0S0
kskst
ksk
225 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 09:46:28.33 ID:MsLuwJ0S0
愚かな神
227 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 09:58:35.79 ID:/H2cu4fTI
228 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 10:15:00.87 ID:/H2cu4fTI
キャバ嬢「偽りの世界……魔大陸……愚かな神……」
女医「……どういうことかしら?」
商人「さぁな……」
店長「でも、それだけか?その亡霊は……お前に何もしなかったのか?」
商人「いや、この話には続きがある。あいつはそうやってひとしきり話した後……」
キャバ嬢「…………」
商人「俺に向き直って……
>>233しようとしたんだ」
229 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 10:16:13.61 ID:MsLuwJ0S0
kskst
230 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 10:20:14.96 ID:dnyk3hqM0
ksk
231 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 10:20:47.80 ID:dnyk3hqM0
ksk
232 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 10:21:19.14 ID:dnyk3hqM0
kskat
233 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 10:21:34.71 ID:dnyk3hqM0
奇声を発しながら土下座
234 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 10:30:45.32 ID:/H2cu4fTI
女医「ど、土下座!?」
商人「ああ。後ろから思いっきり助走をつけてな……いわゆるジャンピング土下座ってやつだ」
キャバ嬢「ジャンピング土下座……」
商人「考えてもみろ。あの薄暗い通路の中で、真っ黒い不気味なやつがそんなことしたんだぜ?
俺はもう……パニックで失禁しちまったよ」
235 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 10:39:12.71 ID:/H2cu4fTI
商人「……ところがな、ふと俺は気づいたのさ」
女医「……?」
商人「どうもその亡霊は……俺なんかに注意が向いてないんじゃねぇかってな」
店長「どういうことだ?」
商人「糸電話で意味不明なことを言ってたのも、奇声を発しながら土下座しようとしたのも……
この俺じゃなくて、もっと他のものに反応したからじゃないかって思ったんだ」
女医「他のもの?」
商人「そこで俺はな、そいつに向かってある物を投げたんだ。
そしたらそいつ……ものの見事に喰いついた」
女医「な、何を投げたのよ……」
商人「さっき話した……勇者様のティッシュさ」
236 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 10:51:49.56 ID:/H2cu4fTI
キャバ嬢「……!!」
女医「ど、どういうこと!?ってか、なんでそんな物持ってたの!?」
商人「お守り代わりだよ。なんせ、伝説の勇者様のモノだからな」
店長「…………」
商人「そして俺は……亡霊がティッシュに気を取られている隙をついて、
まんまと逃げ出したってわけだ」
キャバ嬢「でも……それじゃあ、私たちに渡したのは何なの?」
商人「あのとき洞窟に落ちてたティッシュは一つじゃなかったからな。
俺が持ってたのも、亡霊に投げたのも、その中の一つだよ」
キャバ嬢「…………」
商人「とにかくこれでわかっただろ?俺はな、あの亡霊対策になればと思って、
婦人たちにティッシュを渡したのさ」
237 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2012/05/26(土) 10:54:15.94 ID:gX9JUHZC0
クッソフイタwww
238 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 10:54:22.02 ID:/H2cu4fTI
ここで一旦中断します。
続きは今日の夜、22:00以降に!
239 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 18:36:42.99 ID:TlkuGKvZ0
オナニー?使用済みティッシュがこんなに気になるなんてなあ
240 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 20:21:23.73 ID:EjIwVM7Ni
はよ
241 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2012/05/26(土) 21:35:25.17 ID:EmVTput70
もうすぐ
楽しみ
キャバ嬢「ちょ、ちょっと待って」
商人「ん?」
キャバ嬢「あのとき商人さん……W(使用目的:オナニー)Wとか言ってなかった?」
商人「ああ、確かに言ったな」
キャバ嬢「その亡霊は……オ、オナニーなんかしてなかったんでしょ?
だったらやっぱり、カプセルの女の人のことを知ってたんじゃ……」
商人「あのW(使用目的:オナニー)Wってのは、勇者様がオナニーに使ったって意味だよ。
そのカプセル云々ってのは本当に知らん」
キャバ嬢「…………」
243 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 22:12:27.35 ID:/H2cu4fTI
店長「……ふむ」
キャバ嬢「……?」
店長「なぁ婦人……そのカプセルの女は、確か手紙を持ってたんだったな」
キャバ嬢「えっ……うん」
店長「ちょっと見せてくれねぇか?」
キャバ嬢「いいけど……はい、これ」
244 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 22:16:11.83 ID:lJujMsda0
乙、いつも楽しく読ませてもらってます
なんか厳しい安価になるとやめるなww
お前ら手加減してやれww
245 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 22:19:16.45 ID:/H2cu4fTI
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この世界を壊滅してからどれくらい経ったでしょうか。
私は今も、勇者のことばかり考えています
あれから元気でお過ごしですか?
あなたのことだから……きっとまた、あをい空を眺めてお昼寝をしてるんでしょうね
でも、どうか忘れないで。
神はフィクサーだということを
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
246 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 22:19:21.56 ID:FvCrGkt10
手紙はメタモンから返してもらってたのか
247 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 22:24:20.99 ID:/H2cu4fTI
店長「…………なるほどな。そういうことか」
キャバ嬢「えっ……」
女医「何かわかったの?」
店長「その女がどういう奴なのかは知らねぇが……こいつは多分、勇者に宛てた手紙だ」
248 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 22:32:20.54 ID:/H2cu4fTI
女医「!!??」
キャバ嬢「なっ……ゆ、勇者って……」
店長「俺が言う勇者だ。現在行方不明の方に決まってんだろ」
キャバ嬢「そんな……でも、どうして!?」
店長「どうしても何も、W勇者のことばかり考えていますWって書いてあるだろうが。
それにあいつは……天気の良い日に外で寝転ぶのが好きだったからな 」
キャバ嬢「……!!」
店長「こいつは、その女が勇者に宛てた恋文……そんなところだろうよ」
249 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 22:44:19.51 ID:/H2cu4fTI
キャバ嬢「えっ、でも……」
店長「あん?」
キャバ嬢「ハスターから私たちを助けてくれた女の人……
勇者様に聞いたんだけど、あれが性奴隷さんなんだよね!?」
女医「えっ!?性奴隷って……あんたがさっき話してた人!?」
店長「らしいな。そしてその性奴隷が今、例のカプセル女の身を預かってる……
これがどういうことかわかるよな?」
キャバ嬢「……!!」
店長「そうだ。あいつは……自分の恋敵を引き取ったことになる」
250 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 22:49:58.89 ID:FvCrGkt10
五章を別窓で表示しとかないとついていけないやw
251 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 22:52:04.36 ID:/H2cu4fTI
女医「こ、恋敵?」
キャバ嬢「その性奴隷って人はね、ずっと前から勇者さんを愛してるらしいの。
嬢王様がそう言ってた」
女医「……!!」
キャバ嬢「性奴隷さんは……その人が恋敵だって知ってるのかな?」
店長「さぁな。でもその女、勇者の精液を嗅いで股間をいじくり出したんだろ?」
キャバ嬢「……う、うん」
店長「ってことは、勇者ともそういう関係だった可能性がある。
それをもし性奴隷のやつが知っていたとしたら……」
キャバ嬢「……!!」
252 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 23:02:53.18 ID:/H2cu4fTI
女医「そんな……それってかなり危ないんじゃ……」
店長「……まぁ、性奴隷に限って悪いことをするとは思えねぇがな」
キャバ嬢「…………」
店長「とにかくだ。今回の洋館調査……よっぽど気を引き締めなきゃならないらしいな」
女医「……ゴクリ」
キャバ嬢「……ええ、そうね」
キャバ嬢「行きましょう。例の洋館へ」
253 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 23:04:46.48 ID:FvCrGkt10
……そっか。洋館にはまだ入ってなかったんだw
こりゃ六章は勇者出番なしかねw
254 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/26(土) 23:05:37.74 ID:/H2cu4fTI
今回はここまで!
続きは月曜日の夜にやります。
255 :
名も無き被検体774号+:2012/05/26(土) 23:09:59.63 ID:FvCrGkt10
乙!
月曜か〜
256 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/05/27(日) 09:54:19.27 ID:TkJq22zn0
月曜まで舞ってるぞ
257 :
名も無き被検体774号+:2012/05/27(日) 18:27:23.95 ID:a+2ObaLq0
258 :
名も無き被検体774号+:2012/05/27(日) 20:51:38.39 ID:e1J5x03D0
お
259 :
名も無き被検体774号+:2012/05/27(日) 20:59:15.41 ID:QxabkazC0
っ
260 :
名も無き被検体774号+:2012/05/27(日) 22:11:50.73 ID:fkc8JrH9i
ぱ
261 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/05/27(日) 22:13:04.90 ID:SQ7+RMiV0
い
262 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 01:10:37.08 ID:0sJoJ4o/0
も
263 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 11:40:34.47 ID:ngoEpvfU0
た
264 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 14:33:53.88 ID:G5igIAUU0
さ
〜平原〜
ガタッ !ガコン!
パカラッパカラッパカラッパカラッ!
嬢王様「ヒューーーーーーーーーーー!!!!」
勇者「ちょ、ちょっと嬢王様……飛ばしすぎ……」
嬢王様「うっさい!早く行かないと王国軍に先越されちゃうでしょ!」
勇者「だ、だからって……おわっ!?」
266 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 18:27:27.01 ID:Idg/M5lq0
れ
267 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 18:36:19.55 ID:lrsR2B5XI
パカラッパカラッパカラッパカラッ!
勇者「ひいっ……!」
嬢王様「あははははは!自動車サイコー!!」
勇者「や、やっぱり教えるんじゃなかった……」
嬢王様「好きなときに召喚できて、馬はエサ要らずで疲れない!
こーんな便利な魔法、あんたなんかには勿体無いわ!」
勇者「……病気が治った途端にこれだもんなぁ。やっぱり治さない方が良かったんじゃ……」
嬢王様「何か言った?」
勇者「いえ、何も」
268 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 18:43:31.33 ID:lrsR2B5XI
パカラッパカラッパカラッパカラッ!
嬢王様「ねぇ!魔王の城ってあとどのくらい?」
王様「まだまだ先じゃよ」
嬢王様「はぁ!?こんなに飛ばしてんのに!?」
王様「出発してからまだ半日しか経っとらんじゃろうが。
それにな、あそこまで行くには海を越えねばならん」
269 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 18:48:29.11 ID:lrsR2B5XI
嬢王様「げっ!……う、海!?」
勇者「……?どうしたの?」
嬢王様「いや……海にはちょっとヤな思い出があって……」
アナリスト「ハッハッハ!さては大ウツボにア○ルを掘られたな!!?」
勇者「女の子に何てこと聞いてんですか……」
270 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 18:51:22.07 ID:lrsR2B5XI
嬢王様「……いや、そんなんじゃなくてさ」
勇者「……?」
嬢王様「実は小さいころにね……海で
>>275したことがあるのよ」
271 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 18:54:12.12 ID:Idg/M5lq0
kskst
272 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 18:58:09.01 ID:rDMEBjJHi
kskst
273 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 19:03:04.34 ID:OLJIPZnB0
ksk
274 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 19:03:28.09 ID:OLJIPZnB0
ksk
275 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 19:03:49.61 ID:Idg/M5lq0
処女喪失
276 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/05/28(月) 19:16:04.71 ID:OWbZmYJE0
おいwwww
おまwww
278 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 19:20:02.07 ID:lrsR2B5XI
勇者「!!??」
嬢王様「はぁ……今考えてもホントにトラウマものだったわ……」
勇者「い、いや……トラウマものっていうか……!」
嬢王様「?」
勇者「一体誰が!?誰が幼い嬢王様にそんなことを!!」
279 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 19:24:27.09 ID:lrsR2B5XI
嬢王様「なっ……ななな……!」
勇者「えっ……」
嬢王様「あ、あああ、あたしなわけないでしょ!何言ってんの!!」
勇者「は……?だ、だって今の話だと……」
嬢王様「誰もWあたしのW処女喪失なんて言ってないでしょうが!魔物よ魔物!」
280 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 19:34:07.39 ID:lrsR2B5XI
勇者「えっ……ま、魔物?」
嬢王様「そう、魔物よ」
王様「……一体どういうことじゃ」
嬢王様「あんたたちさ、セイレーンって知ってる?」
勇者「セイレーン?」
アナリスト「聞いたことがあるぞ!確か、海に住むという伝説の……」
嬢王様「そう、女性の姿をした魔物よ。あたしは小さいころにね、
当時のあたしよりももっと小さな……子どものセイレーンに会ったのよ」
281 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 19:45:30.41 ID:lrsR2B5XI
勇者「……!!」
王様「し、信じられん……実在しておったのか!?」
嬢王様「この目でみたもん。間違いないわよ」
アナリスト「しかし、それがさっきの話とどう関係してくるんだ!?」
嬢王様「ほら、小っちゃい子どもって結構残酷じゃん?
平気でトンボの羽毟ったり、アリの巣の出口を塞いだり……」
アナリスト「…………」
王様「…………まさか」
勇者「…………ハハハ、嘘だよね?」
嬢王様「残念ながら本当よ。そのときのあたしはね……その対象をトンボでもアリでもなく、
小さな魔物の女の子に定めたのよ」
282 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 19:48:16.07 ID:Idg/M5lq0
俺が言うのもなんだが、
おい
283 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 19:54:27.29 ID:lrsR2B5XI
勇者「…………」
王様「…………」
アナリスト「…………さすがのおじさんも引いたぞ」
嬢王様「…………そうだよね。あたしもコレばっかりは何にも言えない」
勇者「……嬢王様」
嬢王様「ホントに馬鹿なことしたって思ってる。魔物とはいえ女の子なのに……」
284 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 20:05:21.37 ID:lrsR2B5XI
王様「……して、その後はどうなったのじゃ」
嬢王様「……散々虐めたあとに、あたしは家に帰った。
その子はそのまま置いてきちゃったから、どうなったかは知らない」
勇者「き、君ってやつは……!!」
嬢王様「……わかってる。軽蔑してくれたっていい。
もしあの頃に戻れたなら……あたしは自分をボコボコに殴ってたと思う」
勇者「…………」
嬢王様「今だって、あの子のことを思い出さない日は一日たりとも無いわ……本当よ」
285 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 20:09:55.89 ID:lrsR2B5XI
王様「…………」
アナリスト「…………」
嬢王様「……ごめん、イヤな話だったね」
勇者「……もしまたその子に会ったら、ちゃんと謝らなくちゃね」
嬢王様「…………うん」
286 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 20:13:07.65 ID:lrsR2B5XI
勇者「…………」
アナリスト「…………」
嬢王様「…………」
王様「…………」
287 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 20:15:20.67 ID:Idg/M5lq0
嬢王様の処女喪失よりもえげつない話になってる……
昔とある恋愛バラエティーにて地中海(だったと思う)に飛び込んだ女性が膜破れる事件を思い出して安価したが、こんなことになるとはw
288 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 20:18:13.00 ID:lrsR2B5XI
パカラッパカラッパカラッパカラッ!
王様「……む」
勇者「あっ……何か建物が見えてきましたね」
アナリスト「ふむ……地図には何と書いてあるんだ?」
勇者「ちょっと待ってくださいね……えーっと……
……あれは多分、
>>294ですね」
289 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 20:19:16.07 ID:Idg/M5lq0
kskst
290 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 20:19:57.10 ID:ZjRzqQxh0
kskst
291 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 20:27:21.18 ID:Idg/M5lq0
ライヘンバッハの滝
ksk
ksk
294 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 20:31:51.94 ID:XKIYqgjT0
真実の口
295 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 20:43:27.12 ID:lrsR2B5XI
嬢王様「真実の口……?」
勇者「知らない?大地にポッカリと空いた大穴のことだよ。
その穴をとり囲むように町が造られているんだ」
嬢王様「へぇ……でも、なんでW真実の口Wなの?」
王様「一説によるとの……その穴に落ちた者は、真実を見れるらしいのじゃ」
嬢王様「し、真実?何の真実よ」
王様「わしも詳しいことは知らんが……まぁ、町に入ってみればわかるのではないか?」
勇者「そうですね。じゃあ早速行ってみましょう」
296 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/28(月) 20:47:24.75 ID:lrsR2B5XI
少々早めですが、キリが良いのでここまでにします。
お付き合いくださった方々、ありがとうございました!
乙!
298 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 21:13:22.14 ID:8r/kKJwB0
299 :
名も無き被検体774号+:2012/05/28(月) 21:14:56.76 ID:XKIYqgjT0
乙!
まさか真実の口がそうなるとは。
にゃあ
301 :
名も無き被検体774号+:2012/05/29(火) 11:03:00.97 ID:HGyW52E3O
幼嬢は鬼畜だな(´・ω・`)
302 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 :2012/05/29(火) 19:09:52.93 ID:0qtarJkFi
ほ
ん
304 :
名も無き被検体774号+:2012/05/29(火) 22:08:07.80 ID:XI17VZrdi
だ
305 :
名も無き被検体774号+:2012/05/29(火) 22:10:57.42 ID:ajlWzvXPI
の
306 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2012/05/29(火) 22:18:54.37 ID:SsJkI0oYi
な
す
308 :
名も無き被検体774号+:2012/05/29(火) 22:26:14.93 ID:LgUsag7W0
び
309 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 01:05:50.21 ID:MiLJr32yI
は
310 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 04:53:56.21 ID:9t8nw/bx0
き
311 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 :2012/05/30(水) 08:04:46.55 ID:c98g0d1wi
ち
312 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 09:21:32.75 ID:9t8nw/bx0
が
313 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 10:50:01.37 ID:WOt5OmUsi
い
314 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 11:35:15.46 ID:SsLfiI6c0
だ
315 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 18:22:17.01 ID:ezeyFnSzI
〜ラクーンシティ郊外 洋館〜
女医「…………想像以上の広さだわ」
店長「ここまで大きな館だとはな……思ったより骨が折れそうだ」
キャバ嬢「はぁ……ここに来ると嫌でも思い出しちゃう……
頭の中でゲイボルグの振動音が……」
女医「えっ?ゲイボルグ?」
キャバ嬢「……!あ、ああ、何でもないの……」
316 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 18:36:38.68 ID:ezeyFnSzI
店長「参ったな……自分たちの位置すらわからなくなりそうだ」
女医「ねぇ、あんた確か地図持ってたわよね?」
キャバ嬢「あ、ああ……これね」
女医「今どこにいるのか確認して」
キャバ嬢「ちょっと待ってね……えーっと……
……ここは1階の廊下だね」
女医「そんなのわかってるわよ。私が聞いてるのは具体的な場所!」
キャバ嬢「ったく、うるさいなぁ……ほら、ここよここ!」
女医「どこよ!?」
キャバ嬢「地図見てよ地図!ここから見て右の扉が
>>320の間、左の扉が
>>324の間、
そして突き当たりの扉が
>>328の間!」
317 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 18:38:38.40 ID:BNKgAGAH0
ksk
318 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 18:38:50.01 ID:er0pOvbOO
わびさび
319 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 18:49:25.32 ID:wKy7JWori
のまのま
320 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 18:50:07.09 ID:Y5HAwNGa0
拷問
321 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 18:55:16.53 ID:Y5HAwNGa0
kskst
322 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:19:11.29 ID:Y5HAwNGa0
kskst
323 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:21:59.43 ID:oO1MLQen0
↓
324 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:22:42.33 ID:OpR56ZPD0
両刀
325 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:26:19.69 ID:Y5HAwNGa0
kskst
kskst
327 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:37:18.87 ID:Y5HAwNGa0
kskst
328 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:37:35.63 ID:Y5HAwNGa0
氷漬け
329 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:37:37.68 ID:MiLJr32yI
乳圧
330 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:38:28.56 ID:bsir7yGH0
ロクな部屋ねぇwww
331 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 19:44:19.39 ID:Y5HAwNGa0
この屋敷にまともな部屋あった試しねーだろwwww
332 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 20:02:01.67 ID:ezeyFnSzI
女医「……ああ、ここにいるのね」
店長「それにしても……何だその部屋の名前は」
キャバ嬢「この館の部屋にはね……一つ一つ名前が付けられてるのよ。
そしてその各々に、その名前に沿った仕掛けがあって…… 」
女医「……ってことは、このW拷問の間WとかW氷漬けの間Wっていうのは……」
キャバ嬢「うん……つまりそういうことだね」
333 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 20:07:47.88 ID:ezeyFnSzI
女医「……もしかして私、とんでもない場所に来たんじゃ……」
キャバ嬢「今さら何言ってんの。全ては保険証のためでしょ」
女医「ぐぬっ…………そうだったわね」
店長「……で?どこから調べるんだ?」
キャバ嬢「今の三つだと……やっぱりW両刀の間Wかな。
拷問も氷漬けもイヤでしょ、姉さん」
女医「あ、当たり前よ!じゃあ早速入ってみましょう!」
334 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 20:22:21.87 ID:ezeyFnSzI
〜洋館内 両刀の間〜
女医「…………い、意外と中は普通ね」
店長「妙な鎧がある以外はな」
女医「鎧なんてインテリアでよくあるじゃない……」
店長「よく見てみろ。鎧の両手に剣が握られてる」
女医「……!」
店長「ただのインテリアが、あんなにガッシリと握れるかね」
女医「そ、そんなの……針金か何かで固定されてるんじゃないの……」
店長「だといいがな……しかしここはW両刀の間Wだぜ?
部屋の中央に堂々と置かれた両刀の鎧……絶対に何かある」
335 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 20:28:29.88 ID:ezeyFnSzI
女医「ちょ、ちょっとやめてよ……」
キャバ嬢「ぐふふ……姉さんビビってんの〜?」
女医「う……うるさい!ビビってなんかないわよ!」
キャバ嬢「はいはい、素直じゃないね〜」
女医「……ッ!!」
336 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:35:41.63 ID:0g8Uhruj0
始まってた
337 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 20:35:55.20 ID:ezeyFnSzI
店長「おい、無駄口はそのくらいに…………ん?」
キャバ嬢「どうしたの?」
店長「この鎧……文字が彫られてるな」
女医「も、文字?」
店長「ああ、こう書いてある……
『騎士は目覚め、
>>340を
>>344する。
そして
>>348の
>>352によって、騎士は再び眠りにつく』」
338 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:40:42.82 ID:MiLJr32yI
加速
339 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:42:01.29 ID:QaU14U+z0
槍
340 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:42:01.41 ID:myUDB1+j0
kskst
341 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:42:10.10 ID:d9UVq4hv0
ケーキ
342 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:55:25.84 ID:qsRlOUlu0
一刀両断
343 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:57:23.40 ID:d9UVq4hv0
kskst
344 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 20:57:47.08 ID:QaU14U+z0
食
345 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:02:08.88 ID:MiLJr32yI
タイムパラドックス
346 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:02:35.62 ID:d9UVq4hv0
ksk
347 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:03:28.88 ID:d9UVq4hv0
kskst
348 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:03:44.03 ID:d9UVq4hv0
饅頭
349 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:05:15.33 ID:QaU14U+z0
ksk
350 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:06:42.31 ID:qsRlOUlu0
咀嚼
351 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:10:51.04 ID:d9UVq4hv0
ksk
352 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:11:00.83 ID:OpR56ZPD0
光臨
353 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:11:07.11 ID:d9UVq4hv0
錬金術
354 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:12:08.66 ID:ezeyFnSzI
355 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:12:28.34 ID:TQRqf7i0i
スイーツかよww
356 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:13:04.46 ID:ezeyFnSzI
間違ったorz
kskstだからケーキでいいんですね。
357 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:13:14.16 ID:OpR56ZPD0
358 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:13:51.17 ID:TQRqf7i0i
やっとおいついたぜ...
360 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:19:11.73 ID:ezeyFnSzI
女医「…………随分グルメな騎士さんね」
キャバ嬢「どういう意味だろ……?」
店長「さぁな。でも、ケーキを喰うだけの野郎ならそんなに……」
361 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:24:21.53 ID:ezeyFnSzI
ガシャ……
店長「ん?」
フォン!!
店長「おわっ!?」
362 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:29:05.50 ID:ezeyFnSzI
女医「!!」
キャバ嬢「て、店長さん!大丈夫!?」
店長「あ、あっぶねぇ……ちょっと掠ったぜ……」
ガシャ…… ガシャ……
女医「う……嘘でしょ……」
店長「ケッ……いきなり斬りかかってくるたぁ、いい度胸してるじゃねぇか」
363 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:39:16.88 ID:ezeyFnSzI
ガシャ…… ガシャ……
店長「……どうやら、このパーティーの初戦闘になりそうだな」
女医「そ、そんな……まだ心の準備が……」
店長「そんなの旅立つ前に済ませとけ。モタモタしてると殺されちまうぞ」
女医「……!!」
364 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:42:06.39 ID:ezeyFnSzI
キャバ嬢「……ふふっ、やってやろうじゃない」
店長「くっくっ、その意気だ。ほら、先生も覚悟決めな」
女医「………………あーもう!!やるわよ!!やればいいんでしょ!!」
キャバ嬢「よし……じゃあ行くよ」
キャバ嬢「さくせん!『
>>369』!」
365 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:43:52.73 ID:XNg4acym0
kskst
366 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:45:23.55 ID:j2H97DR4i
服を脱ごうぜ!
367 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:45:58.86 ID:rG4uDOvO0
vip復活大作戦!
368 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:46:38.54 ID:V04Ho0wT0
いろいろやらないか?
『いのちそまつに』
370 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/30(水) 21:50:18.00 ID:ezeyFnSzI
すみませんが、今日はここまで!
続きは明日の夜にやります。
371 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 21:51:18.27 ID:XNg4acym0
乙!
待ってるよ〜
372 :
忍法帖【Lv=26,xxxPT】 :2012/05/30(水) 22:03:04.63 ID:9tplhoHwi
「いのちをそまつに」すんなw
いのちをそまつにwww
374 :
名も無き被検体774号+:2012/05/30(水) 22:45:55.60 ID:qsRlOUlu0
命蘇待つに
かもしれないぞ…
ほ
376 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 08:46:13.36 ID:inWEynaY0
む
377 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 18:38:44.44 ID:5ISoXBKAi
ん
く
379 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 20:57:47.70 ID:T4rgvTdk0
る
380 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 20:58:34.64 ID:2KrC+LEY0
|
381 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 21:48:41.39 ID:xpQSm1iyO
ず
女医「は!!?」
キャバ嬢「あっ……こ、これは違くて……」
店長「…………随分と斬新な作戦名だな」
キャバ嬢「ち、違うの!私は『いのちそまつにするな』って言おうとしたの!」
女医「ややこしいわね!変なところで切らないでよ!」
キャバ嬢「う、うるさい!こう見えてもいっぱいいっぱいなんだから!」
wktk
384 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/31(木) 22:21:04.77 ID:ITgE+3ohI
フォン!!
店長「危ねえっ!」
ガキィン!!!
女医「……!?」
キャバ嬢「店長さん!」
店長「こ、こいつ……!鎧のくせになんて身のこなしだ……!!」
385 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/31(木) 22:27:03.47 ID:ITgE+3ohI
ギギギギギギ……
店長「……おいお前ら」
キャバ嬢「な、何?」
店長「本当に『いのちそまつに』したくないんだったら……ここは俺の言う通りにしろ」
女医「……!」
店長「戦闘に関しては俺の方が大先輩だ……いいからそのまま聞け」
386 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/31(木) 22:29:48.44 ID:ITgE+3ohI
キャバ嬢「……わ、わかった」
女医「何すればいいの?」
店長「まず婦人は
>>390を……先生は
>>394をしてくれ」
387 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:30:58.61 ID:hJHM5aiG0
ksk
388 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:40:02.61 ID:MPnLKO1r0
ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします
/ \
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
389 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:41:20.60 ID:hJHM5aiG0
kskst
390 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:41:31.04 ID:cJdjoOt50
奇声を上げながら阿波踊り
391 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:41:51.39 ID:hJHM5aiG0
ジェットストリームアタック
392 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:42:22.12 ID:hJHM5aiG0
kskst
393 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:42:52.81 ID:hJHM5aiG0
kskst
100マス計算
395 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:43:35.79 ID:hJHM5aiG0
カポエイラ
396 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/05/31(木) 22:46:16.19 ID:ITgE+3ohI
Oh……
すみませんが明日の夜まで時間をくださいw
397 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 22:48:51.84 ID:MPnLKO1r0
まさか1が悩んでいる・・・?
そりゃこんな鬼畜安価だもんな...
399 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 23:09:12.68 ID:Vmh+vbHt0
今日はないと思ってたら……
400 :
名も無き被検体774号+:2012/05/31(木) 23:46:04.27 ID:kyironMF0
がんばれ1w
401 :
名も無き被検体774号+:2012/06/01(金) 02:38:16.76 ID:7YmP0NZi0
危機感カモーン
402 :
名も無き被検体774号+:2012/06/01(金) 10:09:18.78 ID:qPRwEcIZ0
ひ
403 :
名も無き被検体774号+:2012/06/01(金) 11:32:15.30 ID:Ue4LggP3i
ん
404 :
名も無き被検体774号+:2012/06/01(金) 15:01:25.91 ID:KMerrZmR0
こ
405 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/06/01(金) 17:00:12.82 ID:HKC/26Wk0
ほ
406 :
忍法帖【Lv=27,xxxPT】 :2012/06/01(金) 19:34:29.68 ID:wRi8Kuxbi
し
407 :
【小吉】 :2012/06/01(金) 20:02:09.60 ID:uEoV1Kfz0
阿波踊りの優勝だな
408 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 20:30:24.45 ID:C3JPVlTMI
キャバ嬢「えっ……」
女医「は!?」
ギギギギギギ……
店長「い……いいから言うとおりにしろ!阿波踊りは知ってるだろ!?」
キャバ嬢「う、うん……前にジパングの大使がラクーンシティに来たとき、一緒に踊ったから……」
店長「じゃあすぐにやれ!」
キャバ嬢「でもなんで……」
店長「見てわかんねーのか!!説明してる暇はねぇんだ!!
つべこべ言ってないで、奇声を上げて阿波踊りを踊れ!! 」
409 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 20:33:56.62 ID:C3JPVlTMI
キャバ嬢「……!!わ……わかった」
すーっ……はーっ……
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
410 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 20:37:38.82 ID:C3JPVlTMI
ギギ……
女医「なっ……!!」
ギ…… ギギ……
キャバ嬢「……!!よ、鎧の動きが鈍くなった!?」
店長「こら、勝手に止めるんじゃねぇ!」
キャバ嬢「ご、ごめん……キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!」
411 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 20:46:30.99 ID:C3JPVlTMI
ギギ…… ギ…… ギギ……
店長「へへっ……これで大分楽になったぜ……オラッ!!」
ドン!
ギ……ギギ…… !
412 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 20:53:49.47 ID:C3JPVlTMI
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
女医「ど、どういうこと!?なんで鎧の動きが鈍くなったの!?」
店長「先生……阿波踊りについてはどこまで知ってる?」
女医「ジパングの伝統的な踊りでしょう!?私も大使が来たときに踊ったからよく知って……」
店長「じゃあよ……その伝統的な踊りが呪術発祥だったってのは知ってるか?」
413 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 20:59:43.48 ID:C3JPVlTMI
女医「なっ……!!?」
店長「そう……阿波踊りってのはそもそも、金縛りの呪術だったんだ。
それが形を変えて、今のジパングに伝わってるってわけさ」
女医「……!!」
414 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 21:08:52.89 ID:C3JPVlTMI
店長「まぁもっとも……現在の阿波踊りにその効き目は無いがな」
女医「えっ……じゃあなんであいつに効いてるの!?」
店長「それはな……この場所のせいだ」
女医「ば、場所……?」
店長「ここに来たときに気づいたんだが……
……どうやらこの洋館全体に、強力な呪術結界が張られてるらしい」
女医「……!!」
店長「俺自身が魔物だからか、そういうのにはえらく敏感でな……
おそらく洋館内の奇妙な仕掛けも……その結界によるものだろう」
415 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 21:17:57.63 ID:C3JPVlTMI
女医「じゃあつまり……」
店長「そういうことだ。奇声を上げて踊らせたのは、昔のやり方に近づけるためだ。
そして結界を逆に利用して……阿波踊りの呪術効果を底上げしたのさ」
女医「……!!」
店長「……さて、今度はあんたの番だぜ。俺の言う通りに100マス計算をしてもらうからな」
416 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/01(金) 21:20:31.51 ID:C3JPVlTMI
……短くてすみませんが、今日はここまでです。
>>394の安価にもちゃんと応えますから、もう少し待ってくださいね。
417 :
名も無き被検体774号+:2012/06/01(金) 21:25:39.62 ID:uEoV1Kfz0
418 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/06/01(金) 21:27:33.77 ID:8WJj1WDv0
419 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 12:02:25.17 ID:6D/EPBnF0
な
420 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 12:10:19.59 ID:lcd+oMP30
女医「だ……だからその100マス計算って何なのよ!?」
店長「まぁ待て。まずはこれを使ってからだ」
女医「……!!こ,これって……」
店長「エンヤ婆の弓矢だ。商人からもらってきた」
女医「……!!」
店長「動きが鈍ってる今がチャンスだ。早くそれをあいつに撃て」
421 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 12:16:49.87 ID:lcd+oMP3I
女医「な、何だかわかんないけど……やるわよ。やればいいんでしょ!」
ギギ…… !
女医「喰らえっ!」
422 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 12:19:04.22 ID:lcd+oMP3I
バシュッ
女医「……っ」
カポッ……
女医「当たった!」
シュポッ……シュポッ……
423 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 12:27:33.66 ID:lcd+oMP3I
ピピピピ……
???? LV??
HP ???/???
MP ???/???
ちから 421
みのまもり 298
かしこさ 7
すばやさ 34
鎧 魔神の鎧
兜 魔神の兜
盾 皆殺しの剣
武器 皆殺しの剣
女医「……!!す、すごい……頭の中に直接……」
店長「待て。まだ流れ込んでくるはずだ」
女医「……?」
424 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 12:51:48.23 ID:lcd+oMP30
ピピピピ……
- 994 4409 3600 8626 929 2821 902 3393 1016 5126
513
92
286
301
187
424
155
882
528
160
425 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 12:54:40.94 ID:PK2UR3xf0
こりゃ面倒だなw
426 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 13:05:27.63 ID:lcd+oMP30
女医「なっ……!こ,これって……!!」
店長「エンヤ婆の弓矢の特性だ。そうやって相手の重要情報を暗号化することがある」
女医「じゅ,重要情報……!?」
店長「勉強は得意だろ?さっさと解いちゃってくれ」
427 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 13:09:06.28 ID:lcd+oMP30
女医「……じょ,冗談よね?」
店長「冗談言ってるように見えるか?」
女医「3,4ケタの100マス計算を頭の中だけでやれっていうの!?
しかも減法……」
428 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 13:14:02.87 ID:lcd+oMP30
フォン!!
女医「きゃっ……!!」
ガキィン!!!
店長「こ……こんのッ……!」
女医「店長さん!!」
店長「わかっただろ……迷ってるヒマなんかねぇんだ!
死にたくなかったら,さっさとその暗号を解け!」
429 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 13:41:44.35 ID:PK2UR3xf0
430 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 13:52:09.22 ID:lcd+oMP30
女医「……ッ!!」
ガキィン!!ガキィン!!
店長「どうした!早くやれ!」
女医「やってるわよ!ちょっと黙って!」
431 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:05:24.97 ID:lcd+oMP30
女医「…………」
- 994 4409 3600 8626 929 2821 902 3393 1016 5126
513 481 3896 3087 8113 416 2308 389 2880 503 4613
92 902 4317 3508 8534 837 2729 810 3301 924 5034
286 708 4123 3314 8340 643 2535 616 3107 730 4840
301 693 4108 3299 8325 628 2520 601 3092 715 4825
187 807 4222 3413 8439 742 2634 715 3206 829 4939
424 570 3985 3176 8202 505 2397 478 2969 592 4702
155 839 4254 3445 8471 774 2666 747 3238 861 4971
882 112 3527 2718 7744 47 1939 20 2511 134 4244
528 466 3881 3072 8098 401 2293 374 2865 488 4598
160 834 4249 3440 8466 769 2661 742 3233 856 4966
432 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 14:07:06.26 ID:PK2UR3xf0
頑張ったな
>>1 それにしても何か文字見えてくるなw
433 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:12:39.69 ID:lcd+oMP30
女医「……できた!できたわよ!」
店長「よし!今度は,求めた解の中で最大のものと最小のものの差をとれ!」
女医「ええっ!?そ,そんな急には……」
店長「最上行と最左列を見ろ!そこの最大値と最小値を見ればすぐわかる!」
女医「……!!わ,わかった……」
434 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:15:48.68 ID:lcd+oMP30
女医「ええっと……最大の解は8534,最小の解は……」
店長「ぐっ……まだか!」
女医「20だから…………わかった!8514よ!」
435 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:20:17.54 ID:lcd+oMP30
店長「よしいいぞ……今度はそれをアルファベットに直せ!」
女医「ア,アルファベット!?」
店長「求めた数字を当てはめるんだ!1ならA,2ならBって具合にな!」
女医「でもアルファベットは全部で26個よ!?求めた数字は8514で……」
店長「アホか!!数字を切り離して考えるんだよ!8と5と1と4だ!」
436 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 14:23:27.45 ID:PK2UR3xf0
スッゲェェェ
437 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:25:14.77 ID:lcd+oMP30
女医「……!!や,やってみる!」
ガキィン!!キィン!!
店長「ぐっ……!この……!」
キィン!!ガキィン!!
女医「H……E……A……」
女医「HEAD……頭よ!頭を狙って!」
438 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:32:28.63 ID:lcd+oMP3I
店長「喰らいやがれッッ!!」
ガキィィィィィィィィン!!
店長「よっしゃあっ!」
女医「やった!頭が吹っ飛んだ!」
店長「へへっ、ざまぁ見やがれ」
439 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:39:24.89 ID:lcd+oMP3I
フォン!!
店長「!!??」
女医「……!!て……店長さん!!」
バシュゥゥゥゥッ!!!
440 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:41:18.76 ID:lcd+oMP3I
店長「ぐああぁっ……!!」
女医「店長さん!!店長さん!!」
店長「な……なんで……」
441 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:47:13.17 ID:lcd+oMP3I
ミタナ……
女医「!?」
ユルサナイ………… ゼッタイニ…………
ミナゴロシダ
442 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/02(土) 14:50:52.04 ID:lcd+oMP3I
今日はここまでにします。続きはまた今度!
ノシ
444 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 15:49:38.35 ID:DSVslG74i
すげえw
発想力すごすぎワロタwwwww
446 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 19:31:16.64 ID:wb1lV7Pji
HEAD
447 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 19:55:16.61 ID:CD7m2vPo0
推理小説のトリックになるレベル
448 :
名も無き被検体774号+:2012/06/02(土) 22:01:49.01 ID:u8lzipGNi
すげーwwww
449 :
名も無き被検体774号+:2012/06/03(日) 09:37:06.33 ID:DB3nv3QN0
ほ
450 :
名も無き被検体774号+:2012/06/03(日) 17:09:58.11 ID:VlAQ5r6zO
451 :
名も無き被検体774号+:2012/06/03(日) 18:37:34.22 ID:q0OIaNTY0
干し
452 :
名も無き被検体774号+:2012/06/03(日) 21:32:17.59 ID:V1ZKGngF0
肉
453 :
名も無き被検体774号+:2012/06/04(月) 02:40:51.97 ID:BjfbPBSm0
た
454 :
名も無き被検体774号+:2012/06/04(月) 06:39:27.64 ID:uC0BodLCi
く
455 :
名も無き被検体774号+:2012/06/04(月) 08:42:01.46 ID:doqlnGr00
さ
456 :
名も無き被検体774号+:2012/06/04(月) 09:56:02.86 ID:HlJLllio0
ん
457 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/06/04(月) 10:27:02.14 ID:FLMdhfy90
あ
458 :
名も無き被検体774号+:2012/06/04(月) 13:31:33.34 ID:+lL7mSbB0
る
の
460 :
忍法帖【Lv=27,xxxPT】 :2012/06/04(月) 22:05:06.09 ID:6SGJ/rfY0
は
461 :
名も無き被検体774号+:2012/06/04(月) 23:19:14.68 ID:3lR/WQM80
グ
リ
463 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/06/05(火) 03:14:01.66 ID:iv7HOa8Gi
コ
464 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/05(火) 06:36:58.60 ID:7GfSAtDjI
おはようございます。
今日の夜に再開しますね。
465 :
名も無き被検体774号+:2012/06/05(火) 08:07:05.16 ID:4TZPv8rf0
待ってました!
楽しみ!
〜真実の口〜
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ……
嬢王様「…………なんだか随分寂れた所ね」
勇者「あれ……おかしいな。噂ではかなり栄えてるって聞いたけど」
嬢王様「栄えてるどころか人っ子一人いないじゃない……何ここ、ゴーストタウン?」
アナリスト「おーい!!!!誰かいないかーー!!!!」
467 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/05(火) 18:46:54.82 ID:7GfSAtDjI
王様「……本当に誰もおらんのう」
アナリスト「みんなでどこか出かけてるんじゃないか!?」
勇者「うーん…………あっ、そうだ!」
嬢王様「な、何よ……」
勇者「試しにさ、
>>472やってみない?」
468 :
名も無き被検体774号+:2012/06/05(火) 18:50:24.93 ID:Xa0QikKZ0
ksk
469 :
名も無き被検体774号+:2012/06/05(火) 18:51:45.66 ID:cbk0UpV20
ksk
470 :
名も無き被検体774号+:2012/06/05(火) 19:01:02.14 ID:Xa0QikKZ0
遠いぜ
471 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/06/05(火) 19:10:08.97 ID:cqzlCM2e0
せくろす
ダストマンを電話で呼び出し
473 :
名も無き被検体774号+:2012/06/05(火) 19:15:32.38 ID:Gfp0BwHG0
おいwww
474 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/05(火) 19:26:42.99 ID:7GfSAtDjI
嬢王様「は……?」
勇者「だからさ、ダストマンを呼び出すんだよ。電撃式通話魔法……略して電話で」
嬢王様「何よその魔法!?っていうかダストマンって誰!?」
アナリスト「何!?お嬢さん、ダストマン知らないのか!?」
嬢王様「……!?」
勇者「まぁいいや。それも含めて説明してあげるよ」
475 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/05(火) 19:27:35.83 ID:7GfSAtDjI
夕食休憩〜
476 :
名も無き被検体774号+:2012/06/05(火) 20:54:18.77 ID:cbk0UpV20
477 :
名も無き被検体774号+:2012/06/05(火) 23:16:42.82 ID:MbhPx/Xu0
>>476 かわえええええええええええええええええええええええ
478 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 02:37:27.65 ID:5oAgq95EI
勇者「まず電撃式通話魔法っていうのは、電撃魔法を応用させて遠くの相手と話をするものなんだ」
嬢王様「なんで電撃魔法なのよ……」
勇者「ほら、何か閃いたりするときって頭にビビビってくるじゃない。
それを人口的に作り出すんだよ。簡単に言えばテレパシーだね」
嬢王様「あ、あんたいつの間にそんな魔法覚えてたの?」
勇者「自動車教習所だよ。馬車召喚の他にも、色々と便利な魔法を教えてもらったんだ」
嬢王様「……!」
479 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 02:44:51.76 ID:5oAgq95EI
勇者「もっとも、この魔法は双方が覚えていなければ会話は成立しない。
片方だけが覚えていた場合は、もう片方の人に一方的に話しかける形になるんだ」
嬢王様「……まぁ、それはなんとなくわかったけどさ」
勇者「ん?」
嬢王様「ダストマンっていうのは誰なのよ。あんたの知り合い?」
勇者「うーん、知り合いというか……」
480 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 02:49:06.94 ID:5oAgq95EI
……とりあえずここまでにします。
短い上に寝落ちしてしまって申し訳ないorz
続きは明日(というか今日)の夜にやります。時間はおそらく22:00以降。
ホイホイ
舞ってるよ
482 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 17:30:22.39 ID:3ysOb0En0
寝落ちしていたとはいえ、こんな時間にやってくれたのかw
483 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 20:39:29.17 ID:cU1O10N80
ほ
484 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 22:20:51.04 ID:IIKL6LwlI
勇者「……実を言うとさ、僕もよくわからないんだよね」
嬢王様「は!?」
勇者「電撃式通話魔法っていうのは普通、誰かに狙いを定めて使うものなんだけど……」
嬢王様「そ、それくらいわかるわよ!適当にテレパシー送ったって意味ないじゃない!」
勇者「いや、それがさ……」
嬢王様「……?」
勇者「誰にも狙いを定めずに適当に魔法を使うとね……
自動的にダストマンに繋がるんだよ」
485 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 22:28:24.39 ID:IIKL6LwlI
嬢王様「……!?」
勇者「その現象が起こり始めたのは、ここ一年くらいらしいんだけどね……
とにかく僕は、ダストマンっていう人の声しか聞いたことがないんだ」
嬢王様「な、なんでそんな人を電話で呼び出そうと思ったワケ!?」
勇者「それなんだけどさ……これがまた便利なんだよ」
486 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 22:40:30.09 ID:IIKL6LwlI
嬢王様「べ、便利……?」
勇者「その人はどういうわけか、魔法を使った相手のことをよく知っていてね……
そのときの状況に応じて、的確なアドバイスをくれるんだ」
嬢王様「なっ……何よその不気味な相談員!!」
アナリスト「ハッハッハ!確かに不気味だな!
だがその不気味さも相まって、相談を持ちかける人が後を絶たんのだ!」
嬢王様「……!!」
アナリスト「相手の状況を知り尽くし、無償で相談に応じる謎の人物……
砂漠の塵のように姿を掴めない彼を、人はいつしかWダストマンWと呼ぶようになったのだ!」
487 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 22:53:42.07 ID:3Ez7IbVM0
な、なんだってー
488 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 22:53:43.16 ID:ItMnudqLI
嬢王様「…………じゃあ、今回その人を電話で呼び出すのは……」
勇者「この町のことを聞いてみようと思ったんだ。
せっかく覚えた魔法も試してみたいし」
嬢王様「そ、そんな急に聞いてわかるもんなの……?」
勇者「言ったでしょ?あの人はこっちの状況を瞬時に見抜くんだ。
何も心配することないよ 」
嬢王様「…………」
勇者「まぁとにかく、やってみるね」
489 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 23:00:19.34 ID:ItMnudqLI
ピピピピピピピピ
勇者「…………」
嬢王様「…………」
勇者「…………」
嬢王様「…………ねぇ、まだ?」
勇者「しっ……ちょっと黙って」
嬢王様「…………」
490 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:02:50.75 ID:zJ0/yVem0
鮮やか過ぎる伏線回収劇www
491 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 23:12:22.18 ID:ItMnudqLI
……ノ…………ハ…………
勇者「あっ!何か聞こえた!」
嬢王様「……!!」
ソノ…………チハ…………
嬢王様「何て言ってたの!?」
勇者「ちょっと待って……思ったより聞き取りづらいなぁ」
ソノ町ハ……
ソノ町ハ…………
>>494ノ
>>498……
492 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:15:25.72 ID:zJ0/yVem0
kskst
493 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:20:19.67 ID:zJ0/yVem0
kskst
494 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:20:34.68 ID:zJ0/yVem0
赤毛連盟
495 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:21:15.40 ID:LWECZlKJ0
ksk
496 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:21:53.59 ID:xgui184Gi
ジャパニーズピーポー
497 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:25:07.82 ID:3Ez7IbVM0
DHC
498 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:25:35.88 ID:zJ0/yVem0
カツラ
499 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 23:29:03.04 ID:ItMnudqLI
勇者「……??」
嬢王様「どうしたの……?」
勇者「いや……よく意味がわからなくてさ」
アナリスト「何て言ってたんだ!?」
勇者「この町は赤毛連盟のカツラ……とか」
王様「……!!!」
500 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 23:34:51.41 ID:ItMnudqLI
勇者「王様……?」
王様「勇者よ……そやつは間違いなくW赤毛連盟Wと言ったのじゃな?」
勇者「え、ええ……」
王様「そうか……ならばすぐに、ここから離れた方がいいかもしれん」
嬢王様「ちょっと、どうしたのよ急に……」
王様「その赤毛連盟というのはな……レッドリボン軍のことなんじゃ」
501 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/06(水) 23:40:21.14 ID:ItMnudqLI
今日はここまで!
続きはまた明日の夜、同じ時間帯にやります。
502 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:42:25.09 ID:zJ0/yVem0
乙!
わけの分からん集団を一つ増やそうとしたら呆気なく吸収されたでござるw
503 :
名も無き被検体774号+:2012/06/06(水) 23:48:52.04 ID:5zkI8mhx0
乙
やるねぇ
504 :
名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 13:38:34.78 ID:jmAlvkot0
け
505 :
忍法帖【Lv=28,xxxPT】 :2012/06/07(木) 17:31:27.41 ID:R2zeONZGi
ん
506 :
名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 19:16:37.90 ID:eV8lP5xZi
ち
ん
508 :
名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 20:26:44.66 ID:Shpk+fn60
じ
る
510 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 22:05:21.73 ID:yLYQf8UdI
勇者「なっ……!!」
嬢王様「レ、レッドリボン軍って確か……魔王軍の中でも最強っていう、あの!?」
王様「そうじゃ。レッドリボン軍の昔の呼び名……それが赤毛連盟なんじゃよ」
511 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 22:11:58.86 ID:yLYQf8UdI
勇者「昔の……?」
王様「うむ……先代魔王が幅を効かせていた時代の呼び名じゃ」
嬢王様「先代魔王って……だって、レッドリボン軍は今の魔王直属の部隊なんじゃ……」
王様「今はの。しかし赤毛連盟というのは、今の魔王が現れる前から存在しておったのだ」
512 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 22:17:43.73 ID:yLYQf8UdI
嬢王様「ど、どういうこと!?」
王様「当時は魔物たちの中でも派閥というものがあっての……
数名の親玉が魔王を名乗り、それぞれの勢力で争っていたんじゃよ」
アナリスト「では、その争いに勝利した親玉というのが……」
王様「先代魔王というわけじゃ」
513 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 22:25:37.36 ID:yLYQf8UdI
嬢王様「……!!」
王様「しかし、それらの魔王勢力の他にもう一つ……無視できない勢力があった」
勇者「……人間ですね」
王様「その通り。魔物同士の争いに勝ったところで、人間の勢力に潰されては元も子もない。
そこで魔物たちは考えたんじゃよ」
勇者「………」
王様「自分たちの決着をつける前に……勢力同士で同盟を組み、先に人間たちを滅ぼそうとな」
514 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 22:32:06.96 ID:yLYQf8UdI
勇者「…………それが、赤毛連盟……」
王様「そうじゃ……奴らと対峙した人間勢は必ず血の海になった。
それこそ、死体の髪が真っ赤に染め上がるほどにな」
嬢王様「それでW赤毛連盟Wなのね……」
515 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 22:41:51.33 ID:yLYQf8UdI
嬢王様「…………あれ?でもちょっと待って」
王様「む?」
嬢王様「魔物たちの勢力争いをハッキリさせる前に、
赤毛連盟は人間を滅ぼそうとしたのよね?」
王様「うむ」
嬢王様「でも今、あたしたち人間はこうして生きてる。ってことは……」
王様「その通りじゃ。その全てに終止符を打ったのが……伝説の勇者一行なんじゃよ」
はじまってた
517 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 22:51:52.75 ID:yLYQf8UdI
勇者「……!!」
王様「先ほどは、魔物たちの勢力争いに勝利したのが先代魔王だと……そう言ったな?」
勇者「え、ええ……」
王様「だが厳密に言えば、完全に決着がついていたわけではない。
圧倒的な差で、先代魔王の勢力が一番だったということじゃ 」
嬢王様「…………」
王様「だがそんなときに、先代魔王が勇者一行に倒された。
それにより世界のパワーバランスが崩壊し、人間たちは自らの世を取り戻したのじゃ」
518 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 23:00:07.37 ID:yLYQf8UdI
嬢王様「じゃあ……他の魔王たちはどうなったの?」
王様「人間勢に滅ぼされたか、もしくはその後行方知れずじゃ。
魔王勢同士で組んでいた赤毛連盟も、人間たちによって壊滅的な打撃を受けた」
勇者「…………」
王様「レッドリボン軍はその生き残りじゃよ。現代魔王の力の下、
奴らは新たに名前を変えて、最強の軍団を蘇らせたのじゃ」
519 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/07(木) 23:09:06.28 ID:yLYQf8UdI
……すみませんが、今日はここまでにします。
色々とややこしくなっちゃったけど大丈夫かな?w
それでは、続きはまた明日の夜に!
520 :
名も無き被検体774号+:2012/06/07(木) 23:49:29.68 ID:7HY9g79p0
おお!
ついに魔王軍の秘密が明らかになってきましたね
今後が楽しみです!
521 :
名も無き被検体774号+:2012/06/08(金) 12:19:07.04 ID:AmqWmSG7O
wktk
522 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 21:38:02.82 ID:s4IVQ9awI
嬢王様「……!!」
勇者「じゃあ……この町が赤毛連盟のカツラっていうのは……?」
王様「カツラというのは、禿げた頭を隠すためのものじゃろう?」
勇者「ええ……」
王様「これはわしの推測なんじゃが…………つまりこの町は……」
523 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 21:47:41.18 ID:s4IVQ9awI
部下A「我らレッドリボン軍のアジトってわけだ……」
勇者「!!??」
嬢王様「なっ……いっ、いつの間に!!」
524 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 21:51:49.21 ID:s4IVQ9awI
部下A「おっと、動くなよ」
勇者「……!」
部下B「ゲッヘッヘッヘ……敵のアジトとわかっていながら、
のこのこ足を踏みいれるとはねぇ…… 」
嬢王様「なっ……!!」
525 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 21:58:29.17 ID:s4IVQ9awI
嬢王様「ア、アジトですって!?この町が!?」
部下B「そうさ。この町はアジトの存在を隠すためのダミー……
それをカツラに例えるとは、なかなかいいセンスだねぇ……」
王様「ぐっ……遅かったか……!」
部下B「ゲッヘッヘ……残念だったねぇ」
526 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 22:05:10.48 ID:s4IVQ9awI
勇者「…………」
部下A「……おっと、やる気か?」
勇者「……人数的にはこっちの方が有利だ。
増援が来る前にお前たちを倒してしまえば……」
部下B「ゲッヘッヘ!止めておいた方がいいぞぉ!」
勇者「……!」
部下B「お前たちが変なマネをした瞬間に……
>>530をするからな!」
527 :
名も無き被検体774号+:2012/06/08(金) 22:08:05.22 ID:KUnvBVxV0
wktk
528 :
【AMS】VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 :2012/06/08(金) 22:14:25.41 ID:EDOy8+nj0
ksk
529 :
【AMS】VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 :2012/06/08(金) 22:15:00.95 ID:EDOy8+nj0
自爆
530 :
名も無き被検体774号+:2012/06/08(金) 22:15:17.83 ID:EKtofQ1E0
稲葉ジャンプ
531 :
【AMS】VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 :2012/06/08(金) 22:15:35.48 ID:EDOy8+nj0
街を爆破
532 :
【AMS】VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 :2012/06/08(金) 22:16:07.94 ID:EDOy8+nj0
533 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 22:27:37.25 ID:s4IVQ9awI
勇者「い、稲葉ジャンプだと……?」
部下B「そうさ……まぁ実際に見てもらった方が早いかねぇ……」
534 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 22:30:38.50 ID:s4IVQ9awI
ブン!!
アナリスト「ぬぉぉっ!!?」
勇者「なっ……!!アナリストさん!!」
アナリスト「ぬわあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
535 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 22:35:45.49 ID:s4IVQ9awI
シュパッ !
勇者「……!!」
ズババババ ッ!!!
アナリスト「ぐおおおおおおおおっ!!!!!!」
勇者「ア……アナリストさん!!」
536 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 22:38:56.26 ID:s4IVQ9awI
ドサッ ……
アナリスト「ぐおっ……」
勇者「アナリストさん!!大丈夫ですか!?」
部下B「ゲッヘッヘッヘ!心配いらねぇよ。刻んだのは水着だけだからな」
537 :
名も無き被検体774号+:2012/06/08(金) 22:41:28.82 ID:gLrZbyUL0
ということはアナリストは今……!!
538 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 22:51:49.07 ID:s4IVQ9awI
アナリスト「あぁ……なんてことだ……
勇者様に買ってもらった……せっかくの装備が……」
嬢王様「ぎゃああああああああああああ!!!前っ!!前見えてるっ!!!」
部下B「ゲッヘッヘ、我ながら器用なもんだな」
嬢王様「器用なもんだな、じゃない!!最悪の展開だわ!!」
アナリスト「あぁ……おじさんはもう生きていけない……」
嬢王様「何大の字になって絶望してんの!!そんな汚れた巨塔見たくないのよ!!」
539 :
名も無き被検体774号+:2012/06/08(金) 22:54:16.51 ID:gLrZbyUL0
汚れた巨塔wwwwww
540 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 22:58:11.74 ID:s4IVQ9awI
部下B「……とまぁ、見ての通りだ」
勇者「……!!」
部下B「相手を空高くジャンプさせ、無数の稲の葉で切り刻む技さ。
なかなか面白いだろう?」
勇者「……ッ!」
部下B「今は水着だけだったが……今度は身体ごと切り刻むぞ」
541 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 23:03:37.37 ID:s4IVQ9awI
王様「……勇者よ、ここは言うとおりにした方がいい」
勇者「お、王様……!」
王様「今のを見たろう?アナリストの巨体を放り投げる怪力、そのスピード……
わしらの敵う相手ではなさそうじゃ」
勇者「ぐっ……!!」
542 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 23:11:00.67 ID:s4IVQ9awI
部下A「くっくっくっ、そうだ。大人しくしていろ」
勇者「……ッ!!」
部下A「安心しろ。別にお前たちを殺そうっていうんじゃない……
ただ少しだけ、協力してもらいたいだけだ」
勇者「協力だと……!?」
部下A「そうだ。まぁ詳しいことは……これから行く場所で聞くんだな」
勇者「……??」
部下A「さぁ行くぞ……ボスがお待ちかねだ」
543 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/08(金) 23:14:17.17 ID:s4IVQ9awI
今日はここまで!
続きはまた明日に……
何が起きるんだwwwww
545 :
名も無き被検体774号+:2012/06/08(金) 23:50:58.81 ID:yMZ7Hg3x0
なんとなく海パン刑事思い出した
〜洋館内 某所〜
女医「ベホイミ!」
店長「ぐっ……!!」
キャバ嬢「なかなかよくならないね……」
店長「……ありゃあ多分、呪いの武器だ。そう簡単には……うぐっ!」
キャバ嬢「そんな……一体どうすれば……」
店長「へへっ、心配すんな……幸い急所は外れて……ッッ!!」
女医「マズいわね。このままだと……」
キャバ嬢「こ、このままだと……?」
女医「
>>550になる恐れがあるわ」
548 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 09:50:06.43 ID:VShPa8820
kskst
549 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 09:52:35.66 ID:7mmHMIv+0
テラビッチ
550 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 09:52:50.57 ID:VShPa8820
現地人
キャバ嬢「何よそれ……」
女医「この館の住民ってことよ」
キャバ嬢「……??」
552 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 10:01:22.59 ID:Zx+BftvSI
女医「店長さんが言うにはね……この館には、強力な呪術結界が張られてるらしいの」
キャバ嬢「えっ……」
女医「……ああ、あんたは阿波踊りしてたから聞いてなかったか」
キャバ嬢「…………」
女医「この館のいろんな仕掛けは、全てその結界によるものらしいのよ。
おそらくさっきの鎧もそう。どう考えてもあれは人間じゃない」
553 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 10:07:00.41 ID:Zx+BftvSI
キャバ嬢「それが一体……」
女医「考えてもみなさいよ。そんな呪術結界が張られてる中で、
呪いの武器に身を刻まれたら……どうなると思う?」
キャバ嬢「あっ……!!」
女医「そう……その傷は結界から多大な影響を受けるわ。
そして最悪の場合……あの鎧のように、この館のしもべと化す」
キャバ嬢「……!!!」
554 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 10:14:58.71 ID:Zx+BftvSI
キャバ嬢「そんな!どうすればいいの!」
女医「そうね……一応、応急処置として
>>558してみましょう」
555 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:16:42.19 ID:VShPa8820
kskst
556 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:23:45.94 ID:VShPa8820
kskst
557 :
田中:2012/06/09(土) 10:24:05.37 ID:1bGNTCmNi
痛いの痛いのどんだっけぇぇぇぇっ\(^o^)/
558 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:24:47.64 ID:VShPa8820
冷凍保存
559 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 10:32:01.60 ID:Zx+BftvSI
キャバ嬢「冷凍保存!?」
女医「そうよ。傷の部分だけを凍らせて、現在の状態を保存させるの。
呪いに効くかどうかはわからないけど……」
キャバ嬢「凍らせるって……一体どうやるの!?」
女医「
>>564を使うのよ」
560 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:37:09.90 ID:VShPa8820
kskst
561 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:42:00.17 ID:VShPa8820
kskst
562 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:49:06.91 ID:VShPa8820
kskst
563 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:57:19.78 ID:VShPa8820
kskst
564 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 10:57:35.52 ID:VShPa8820
氷漬けの間
565 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 11:10:39.61 ID:Zx+BftvSI
キャバ嬢「えっ……氷漬けの間って……」
女医「W両刀の間Wの近くにあった部屋よ。凍らせるにはそこしかないわ」
キャバ嬢「あそこまで戻るの!?せっかく必死に逃げてきたのに!」
566 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 11:19:04.24 ID:Zx+BftvSI
店長「うぅっ……」
キャバ嬢「……!!」
女医「……わかったでしょ?迷ってるヒマなんかないのよ」
キャバ嬢「…………」
女医「ここに隠れ続けたって埒があかない……
それに私たちだけじゃ……この館の攻略どころか、脱出だって怪しいわ」
キャバ嬢「……わかった。戻りましょ」
567 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 11:20:28.21 ID:Zx+BftvSI
一旦中断します。
|-`)y-~~ 俺
魔王「安価で世界を滅ぼす」
ってスレ立てて、このスレのパラレル書こうと思ったけど、このスレより先に沈みそうな
気がし過ぎてアレ
569 :
忍法帖【Lv=29,xxxPT】 :2012/06/09(土) 13:06:36.91 ID:WytilHSZi
わくわく
570 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 18:26:10.61 ID:jmqwOCxV0
571 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 21:23:04.77 ID:Zx+BftvSI
〜洋館 1階廊下〜
ガシャ……ガシャ……
ドコダ……ドコニイッタ……
キャバ嬢「まだ彷徨いてる……」
女医「参ったわね……あれじゃあW氷漬けの間Wに入れないわ」
ガシャ……ガシャ……
ドコダ……デテコイ……
572 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 21:29:46.24 ID:Zx+BftvSI
店長「ううっ……!!」
女医「くっ……こうなったらイチかバチかね」
キャバ嬢「……何する気なの?」
女医「
>>576よ」
ksk
KSK
kskst
情熱
577 :
名も無き被検体774号+:2012/06/09(土) 23:01:16.82 ID:lTiVT0Me0
キャバ嬢「じょ、情熱?」
女医「パッションの方じゃないわよ。これは医学の専門用語でね……
情交、つまり性的な交わりの際に発する体温のことを言うの」
キャバ嬢「???」
女医「いいからちょっと耳を貸して。私に考えがあるから……」
579 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 23:17:37.83 ID:Zx+BftvSI
キャバ嬢「……!」
女医「どう?この作戦」
キャバ嬢「……確かにイチかバチかだね。不確定要素が多すぎるし」
女医「試してみる価値はあると思う。それにこの際、どうやってもリスクは避けられないわ」
キャバ嬢「……それもそうね。じゃあやってみようか」
580 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/09(土) 23:19:36.11 ID:Zx+BftvSI
今日はここまで!
続きはまた明日に!
581 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 10:32:49.18 ID:ichlAnWxI
キャバ嬢「……準備はいい?」
女医「いいわよ。ちゃんと店長さんにも打っておいたわ」
キャバ嬢「オッケー……じゃあいくよ……」
fvsvsvs
583 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 10:38:45.73 ID:ichlAnWxI
パァン!!
パシュッ
キャバ嬢「よしっ!命中したわ!」
584 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 10:44:31.74 ID:ichlAnWxI
ナンダ……?
女医「気づいたわね……」
イタ……ソコカ……
ミナゴロシダ
585 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 10:47:59.20 ID:ichlAnWxI
女医「キャバ嬢、今よ!」
キャバ嬢「了解!」
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
586 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 10:51:29.33 ID:ichlAnWxI
……!?
ギ……ギギ…… !
女医「よし!効いてるみたいよ!」
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
587 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 10:54:50.55 ID:ichlAnWxI
ギギ…… ギ……
ギギ……
女医「あんたは盆踊りを続けて!そのまま一気に走るわよ!」
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
588 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 10:59:28.05 ID:ichlAnWxI
ダッ!
女医「だああああああああっ!!」
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
マテ……
ニゲルナ……
589 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 11:03:14.56 ID:ichlAnWxI
〜洋館 氷漬けの間〜
女医「はぁ……はぁ……!」
キャバ嬢「はぁっ……上手くいったね」
女医「大事なのはこれからよ……っていうかあんたは盆踊り続けて!」
キャバ嬢「はいはい……っていうか盆踊りじゃなくて阿波踊りね」
590 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 11:06:37.52 ID:ichlAnWxI
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
女医「待っててね店長さん。もう少しの辛抱よ」
店長「うぐっ……!」
女医「(マズいわね……症状が悪化してる。
早くこの部屋の仕掛けを解かないと……)」
591 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 11:13:27.23 ID:ichlAnWxI
女医「(他の部屋と同じなら……ここにも何か文字があるはず)」
女医「(私の考えた通りなら、おそらくそれで……)」
592 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 11:15:41.21 ID:ichlAnWxI
593 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 11:53:18.46 ID:ZI/zOR9Li
ksk
594 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 11:53:43.75 ID:ZI/zOR9Li
ksk
595 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 11:55:36.99 ID:oXBrW2rp0
鯨肉
596 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:00:32.07 ID:7DANItIZ0
ksk
597 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:00:47.74 ID:7DANItIZ0
ksk
598 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:01:02.59 ID:7DANItIZ0
ksk
599 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:01:20.61 ID:7DANItIZ0
kskst
600 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:01:39.86 ID:7DANItIZ0
読書感想文
601 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:10:40.63 ID:AzD9TOzx0
kskst
602 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:17:45.00 ID:AzD9TOzx0
ksk
603 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:27:56.05 ID:AzD9TOzx0
kskst
604 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:28:27.20 ID:AzD9TOzx0
アルジャーノン
605 :
:2012/06/10(日) 12:43:43.68 ID:X5Sjyaeqi
kskst
606 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:46:02.61 ID:AzD9TOzx0
kskst
607 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:48:45.42 ID:WhUPhPif0
花束
608 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 12:50:28.39 ID:nklIH6oc0
卒業
609 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 14:55:58.56 ID:ichlAnWxI
女医「…………」
女医「(ど、どうしよう……全然わからない……!)」
610 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 15:01:27.98 ID:ichlAnWxI
キャバ嬢「キエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」
女医「(鯨肉……鯨……もしかして
>>615のことかしら)」
キャバ嬢「キエエエエェェェェェェ……ね、姉さんまだ!?」
女医「(だとすると……)」
611 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 15:42:07.42 ID:6ybUc4340
ksk
612 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 15:42:23.18 ID:6ybUc4340
kskst
613 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 15:42:38.43 ID:6ybUc4340
kskst
614 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 15:43:42.11 ID:6ybUc4340
ksk
615 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 15:43:57.56 ID:6ybUc4340
枕
616 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 16:01:16.05 ID:ichlAnWxI
ガン!!ガン!!
キャバ嬢「姉さん!扉が破られちゃう!」
女医「…………」
ガン!!ガン!!
女医「(……ん?)」
ガン!!ガン!!
女医「(あれは……
>>620?)」
617 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 16:42:00.66 ID:UZHG8QlE0
スイッチ
618 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 16:44:50.06 ID:lXFVt1yM0
ksk
619 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 17:12:03.65 ID:KVC9Aq+3i
k s k
620 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 17:14:45.70 ID:KVC9Aq+3i
レバー
621 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2012/06/10(日) 17:18:02.14 ID:wxIRH7so0
どっちのレバーだよwwww
622 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 17:24:12.62 ID:ichlAnWxI
女医「(……なるほどね。そういうことか)」
ガン!!バキッ!!
キャバ嬢「ね、姉さん!早く!」
女医「わかってる……今やるわ!」
623 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 17:36:08.09 ID:ichlAnWxI
バキ バキッ……
バァン!!!
キャバ嬢「きゃああっ!!」
モウニガサナイ……
ミナゴロシダ
女医「殺されるのはあんたの方よ……でやあっ!」
ガチャッ
624 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 17:37:51.38 ID:ichlAnWxI
一旦中断〜
625 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/10(日) 18:02:59.97 ID:ichlAnWxI
……と思ったけど、今日はここまでにしておきます。
お付き合いくださった方々、ありがとうございました!
626 :
名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 18:22:53.79 ID:6ybUc4340
乙
627 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2012/06/10(日) 20:41:36.72 ID:Munmfxa10
思えば乳搾りコンテストやらなんやら色々あったな
628 :
名も無き被検体774号+:2012/06/11(月) 17:41:04.73 ID:9Rm4gcY80
そろそろエロ展開がくると期待しておくか・・・。
久々に来たが相変わらずのクオリティーだな
630 :
名も無き被検体774号+:2012/06/11(月) 20:28:41.71 ID:y+uBjBLf0
安価がわけわかめwwwww
631 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2012/06/11(月) 22:06:53.16 ID:M5K04j4O0
今北産業
632 :
名も無き被検体774号+:2012/06/11(月) 23:29:47.84 ID:1N6omVHj0
一本糞
乳搾りコンテスト
第六章
633 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/06/11(月) 23:45:47.27 ID:JrMYMHhJ0
やっと追いついた
634 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/06/12(火) 17:01:53.13 ID:p0O7ld3RO
(´・ω・`)
635 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 17:38:21.58 ID:T+XkJRPMI
店長「う……ん……?」
キャバ嬢「あっ、姉さん!気がついたみたいだよ!」
店長「ううっ……ん……」
女医「大丈夫?気分はどう?」
636 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 17:42:21.80 ID:T+XkJRPMI
店長「ここは……?」
女医「W氷漬けの間Wよ。ここの仕掛けを利用して、店長さんの傷を凍らせたの。
思ったよりも効いてるみたいね」
店長「……!!そ、そうだ……あいつは……あの鎧野郎は……」
キャバ嬢「鎧くんならそこだよ、ほら」
637 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 17:47:21.83 ID:T+XkJRPMI
店長「!!!??」
店長「なっ……お、お前らがやったのか……!?」
キャバ嬢「そうだよ〜!あれだけやれば再起不能でしょ!」
店長「どういうことだ……一体どうやって……!?」
キャバ嬢「へっへーん!実はねぇ……」
638 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:01:58.38 ID:T+XkJRPMI
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜氷漬けの間 数分前〜
カチカチカチカチカチカチカチ……
キャバ嬢「やった!部屋が凍り始めた!」
グオオッ……!!
コ……コレハ……!?
女医「フフフ……メロメロエキスはよく効いてるみたいね」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
639 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:07:05.47 ID:T+XkJRPMI
店長「ちょ、ちょっと待て!なんだそのメロメロエキスってのは!?」
キャバ嬢「ん?店長さん知らないっけ?」
女医「あー、秘伝薬製作のときに居なかったからね」
店長「秘伝薬……?一体何の話だ!?」
女医「まぁまぁ、落ち着いて。ちゃんと全部説明してあげるから」
640 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:16:39.84 ID:T+XkJRPMI
女医「まずメロメロエキスっていうのは、生物の性的パワーを極限にまで高める薬品のこと」
店長「せ、性的パワーだと?それをあいつに使ったってのか?」
女医「そう。この子が持ってるルガーP08を使って、
薬品注射用の弾丸を撃ち込んだのよ」
641 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:25:10.41 ID:T+XkJRPMI
店長「しかし、何のために……」
女医「店長さんはもう気づいてるよね?あいつには確かにW中身Wがあるってこと」
店長「……?ああ……確かに、頭を吹き飛ばしたときに手応えを感じた」
女医「私もそのときに見たんだけどね。てっきり空だと思ってたからビックリしたわ」
642 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:34:58.06 ID:T+XkJRPMI
店長「ああ……俺も驚いたさ。まさか首を跳ねても動き出すなんてな」
女医「そうね。首を跳ねても死なない生き物なんて存在しないもの」
店長「…………」
女医「でも、確かにW中身Wはあった。今回のポイントはそこなのよ」
643 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:42:49.73 ID:T+XkJRPMI
店長「……??」
女医「あの鎧の中には何か生き物がいた。ということはメロメロエキスが効くことになる」
店長「生き物ったって……ありゃあ多分、死霊術で操られてた死体だぞ?」
女医「メロメロエキスは煮込んだ肉団子にも効くのよ?死体にだってもちろん効くわ」
644 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:54:41.30 ID:T+XkJRPMI
店長「…………しかしだな」
女医「はい?」
店長「なぜそこまでして、メロメロエキスとやらを撃ち込む必要がある?
死体の性的パワーを上げたところでどうなるってんだ」
キャバ嬢「熱よ」
店長「は?」
キャバ嬢「メロメロエキスを注入することで性的興奮が高まり、
その生物の体温、いわゆる情熱が上がる……だったよね、姉さん?」
645 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 18:58:27.71 ID:T+XkJRPMI
店長「じょ、情熱だと……!?」
女医「そうよ。ちなみに私たち3人にも打ってあるわ」
店長「なっ……!!」
女医「こんな氷漬けの部屋で、今こうして平気でいられるのも、
全てメロメロエキスに誘発された情熱のおかげなのよ」
646 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 19:02:38.23 ID:cCfF8uxy0
>>1大ピンチかと思ってたのに・・・
見事に捌くなやっぱり
647 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 19:05:50.49 ID:T+XkJRPMI
店長「は、話が見えんぞ……ってことは、あの鎧を凍らせないために、
わざわざメロメロエキスを撃ち込んでやったってのか!?」
女医「違うわ」
店長「……!?」
女医「私たちに打ったのは適量のエキスだけど、
あいつに撃ったのは大量の、しかも高濃度のものよ」
648 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 19:12:48.49 ID:T+XkJRPMI
店長「なっ……!」
女医「エキスの純度が高く、しかも大量であればあるほど、
誘発される情熱も高くなるわ」
キャバ嬢「それこそ、生物としてはあり得ない体温にまでね」
店長「……!!」
女医「そして信じられない程に上昇した体温は、身につけた鎧にも伝達していって……」
649 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 19:20:28.27 ID:T+XkJRPMI
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カチカチカチカチカチカチカチ……
女医「……ではここで、鎧くんに問題です」
……??
女医「熱した金属を急激に冷やすと……どうなるでしょうか?」
……!
女医「正解は……っ!!」
パリィィィィィィィィィィィィン!!!
グアァ……ァッ……
女医「W極端に脆くなるWでした」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
650 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 19:23:46.03 ID:HTYYIPz60
ちょっと違うけどハンスを思い出したw
651 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 19:26:54.10 ID:T+XkJRPMI
女医「……というわけ」
店長「なるほどな……始めからそれが狙いだったのか」
キャバ嬢「まぁね〜!店長さんの傷の処置をするついでに、あいつもやっつけちゃおうってこと!
まぁ、姉さんにしてはよく考えたんじゃない?」
652 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 19:30:50.75 ID:T+XkJRPMI
女医「相変わらず一言多いわね……」
キャバ嬢「正直な感想じゃん」
女医「ふ〜ん、そう。そんな態度でいるんだったら、
どうやってこの部屋の仕掛けを解いたかは教えてあげないわよ」
キャバ嬢「え!?ちょ、かなり気になってたのに!」
653 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 19:40:10.47 ID:T+XkJRPMI
店長「この部屋の仕掛け?」
女医「W鯨肉を求める者に読書感想文を。アルジャーノンを求める者に卒業をW」
店長「……??」
女医「この部屋にあった文字よ。私はこれを解いてあることをしたから、
ここを氷漬けにすることができたの」
店長「あること……?なんだそれは」
女医「それを今から教えようと思ったんだけど……やめとくわ。
この子があんまり生意気だから、気が変わっちゃった」
654 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 19:45:20.13 ID:T+XkJRPMI
キャバ嬢「ちょ、ちょっと!そりゃないよ姉さん!」
女医「ざまぁないわね。そうやってずっと悶々としてるがいいわ」
キャバ嬢「勘弁してよ!私こういうふうに焦らされるのダメなの!知ってるでしょ!」
女医「知ってるわ。だからやってるのよ」
キャバ嬢「何でもするからさ、教えて!ねっ?」
655 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 19:48:26.10 ID:HTYYIPz60
お?
656 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 20:13:42.53 ID:T+XkJRPMI
女医「……フフッ」
キャバ嬢「……?」
女医「今何でもするって言ったわよね?」
キャバ嬢「えっ……」
女医「そうね……それじゃあ
>>661してもらおうかしら」
657 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 20:15:47.11 ID:HTYYIPz60
キタキタ
ksk
658 :
忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2012/06/12(火) 20:21:36.66 ID:STel3VJE0
ksk
659 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 20:23:33.45 ID:HTYYIPz60
kskst
660 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 20:25:58.59 ID:BIxmFvWi0
最高のエロ動画を教えてもらおうか
661 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 20:26:08.32 ID:HTYYIPz60
お見合い
662 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 20:46:34.57 ID:T+XkJRPMI
キャバ嬢「は!?お、お見合い!?」
女医「そう、お見合いよ」
キャバ嬢「何よそれ!?何で急にそんなこと……」
女医「あら、さっき何でもするって言ったじゃない」
キャバ嬢「いっ……言ったけど……!」
女医「あんたもいい年頃なんだし、彼氏の一人もいないのは勿体無いわよ?
いい人紹介してあげるから、喜んで受けなさい」
663 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 20:52:27.50 ID:T+XkJRPMI
キャバ嬢「うぅっ……ま、まぁ、お見合いするだけなら……」
女医「うふふ、じゃあ決まりね」
キャバ嬢「でも、今すぐじゃなくていいでしょ?」
女医「もちろんよ。この旅が終わって落ち着いたら、ね」
キャバ嬢「…………」
664 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 20:58:50.29 ID:T+XkJRPMI
女医「うふふふ……感謝しなさいよ?あくまであんたのことを思ってやってるんだからね?」
キャバ嬢「…………絶対楽しんでるでしょ」
店長「……まぁ何はともあれ、これで謎解きの秘密が聞けるってわけだ」
キャバ嬢「……!そ、そうよ!ちゃんと話してよね!」
女医「もっちろん。じゃあ教えるわね……」
665 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/12(火) 20:59:55.54 ID:T+XkJRPMI
今日はここまで!
お付き合いくださった方々、ありがとうございました!
666 :
名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 21:46:23.36 ID:cT1IytH10
おつ
667 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 09:58:50.62 ID:kR3R2BEE0
次は勇者編になって俺たちはもうしばらく悶々とするんだろうなw
668 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 10:09:24.16 ID:714Z8eON0
お江戸エクストリーム
669 :
【AMS】VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 :2012/06/13(水) 17:59:08.10 ID:A09LaiGm0
,.- '´  ̄ ̄ ` - 、
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ヽ:::::lヽ.、  ̄ノ :.'`-'ヽ`ir' )::::::::::;r'
` ヽニ:. ,. ::.` 'i:.r'::;;-'´
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イ :. "'''''''"';;;;:ミ .!
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ホッシュ [Sred Hossu]
(1875〜1934 イギリス)
670 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 18:04:19.67 ID:I/bOIrR60
ほ
671 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 19:02:21.56 ID:HrwoXBRAI
〜レッドリボン軍 アジト〜
コンコン
部下A「失礼します。勇者一行をお連れしました」
???「入れ」
672 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 19:08:53.01 ID:HrwoXBRAI
ガチャッ……
部下B「オラッ、大人しく座れぇ!」
嬢王様「ちょ、乱暴にしないでよ!」
???「……ほう、貴様らが噂の勇者一行か」
勇者「……!!」
???「ご苦労だった。下がっていいぞ」
部下A・B「はっ!」
673 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 19:14:23.46 ID:HrwoXBRAI
部下B「ゲッヘッヘッヘ……あとはごゆっくり……」
バタン
???「……さて、勇者諸君」
勇者「……っ」
???「まずは自己紹介からしよう。
私はレッドリボン軍の総長にして暗黒四天王の一人……
>>677の
>>682だ」
kskst
675 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 19:25:09.28 ID:x1E5dFzTi
kskst
野田佳彦
677 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 19:30:39.32 ID:O8n3mthv0
邪神モッコス
kskst
679 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 19:33:33.48 ID:x1E5dFzTi
kskst
680 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 19:42:57.20 ID:O8n3mthv0
kskst
681 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 19:48:27.64 ID:OR38xrl5i
しもべ
682 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 19:52:12.24 ID:x1E5dFzTi
小泉純一郎
683 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 19:54:14.76 ID:O8n3mthv0
コイツで3人目……か
684 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 20:10:49.00 ID:HrwoXBRAI
勇者「コ……コイズミ……」
嬢王様「ジュンイツ……あーっ!言いにくいっ!」
???「まぁ無理もない……貴様らには馴染みのないフレーズだろうからな」
勇者「……?」
???「これはジパングのとある男から取った名だ。言いづらければWジュンWでいい」
685 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 20:13:14.89 ID:O8n3mthv0
ジパング便利だなwww
686 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 20:17:13.52 ID:HrwoXBRAI
嬢王様「なっ……!」
王様「ジ、ジパングじゃと!?」
ジュン「そうだ。東の異教の地……黄金の国ジパング……」
勇者「どういうことだ!?その国の男から取ったって……」
ジュン「聞きたいか?話せば長くなるが……」
687 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 20:27:13.17 ID:HrwoXBRAI
ジュン「…………貴様ら、W三邪神Wというのは知っているか?」
嬢王様「は……?三邪神?」
王様「……かつてこの世界を支配していたという、暗黒の神々のことか」
ジュン「ほう、ずいぶん博識だな」
王様「…………」
ジュン「では……これは知っているかな?」
勇者「……?」
ジュン「私がその、三邪神の一人だということを……」
688 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 20:36:40.38 ID:HrwoXBRAI
嬢王様「なっ……!!」
王様「さ、三邪神の一人じゃと!?」
ジュン「そうだ。名をモッコスと言った」
王様「し、しかし、三邪神が存在していたのははるか数千年前……」
ジュン「私はその数千年前から生きている。数名の魔王が世に現れて
覇権争いをしていた時代よりも……ずっと昔にな」
王様「……!!!」
ジュン「……まぁ、と言っても、2000年間は封印されていたが」
689 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 20:51:01.35 ID:HrwoXBRAI
勇者「……!!」
ジュン「はるか昔……この世界には三邪神と呼ばれる神がいた。
モッコス、ハスター、そしてフィクサー……」
勇者「えっ……ハ、ハスターってまさか……!!?」
ジュン「……ほう、貴様らハスターを知っているのか?」
嬢王様「…………」
ジュン「そう、私と同じ四天王であるあいつもまた……三邪神の一人だったのだ」
690 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/13(水) 20:55:12.13 ID:HrwoXBRAI
ちょっとキリが悪いですが、今日はここまで!
お付き合いくださった方々、ありがとうございました!
691 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 21:41:23.61 ID:OR38xrl5i
こりゃジパングにも行く流れ
終われるのか?www
692 :
名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 22:32:10.05 ID:sYyg9ig80
肥後モッコスきたーー
693 :
名も無き被検体774号+:2012/06/14(木) 15:04:43.24 ID:KlmcfNU+O
wktk
保守
695 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 00:14:04.08 ID:k1OYZBYXi
保守
696 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 07:30:26.71 ID:Z5GkEVV4I
おはようございます。
今日の夜に再開しますね。
697 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 08:04:03.66 ID:oxse3I9J0
wktk
698 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 16:02:41.13 ID:vg0crjxaO
ほしゅ
699 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 19:10:33.08 ID:T4ue0QYKI
勇者「……!!!」
王様「し、信じられん……魔王の配下に三邪神じゃと……!?」
ジュン「ククク、驚いたか?」
700 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 19:16:12.43 ID:T4ue0QYKI
嬢王様「ちょ、ちょっと待って……」
勇者「……?」
嬢王様「三邪神のうち二人が暗黒四天王ってことは……」
ジュン「…………」
嬢王様「残り一人の四天王も……まさか……」
701 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 19:39:05.21 ID:T4ue0QYKI
ジュン「フィクサー……」
勇者「……!!」
ジュン「……と言いたいところだが、奴ではない」
嬢王様「えっ……」
ジュン「奴は今封印されている」
702 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 19:44:41.14 ID:T4ue0QYKI
王様「封印……?」
ジュン「そうだ。ドラゴンボールと呼ばれる7つのオーブにな」
勇者「なっ!?」
アナリスト「ドラゴンボールだと!!?」
ジュン「……ほう、知っているのか」
勇者「知ってるも何も、僕たちは今……」
703 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 19:57:50.68 ID:T4ue0QYKI
嬢王様「勇者!!」
勇者「……!」
ジュン「……?」
嬢王様「……どういうこと?オーブに封印されているのは、
伝説のドラゴンじゃなかったの?」
ジュン「伝説のドラゴン……今はそんな風に呼ばれているのか」
勇者「……?」
ジュン「ではこう言った方がわかりやすいかな?
かつてこの世界は……三邪神と呼ばれるドラゴンに支配されていた、と」
704 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 20:10:43.18 ID:T4ue0QYKI
王様「!!?」
嬢王様「はぁっ!!?あ、あんたが伝説のドラゴン!?」
ジュン「そうだ」
嬢王様「全然ドラゴンじゃないじゃん!」
ジュン「これは仮の姿だ。ドラゴンの姿では力を抑え切れんのでな」
勇者「……!!」
ジュン「W神速のハスターW、W
>>710のフィクサーW、W
>>715のモッコスW……
これが三邪神……すなわち伝説のドラゴンの正体だ」
705 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:13:02.17 ID:0Gzpk72Z0
加速
706 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:15:33.46 ID:XggOajti0
ksk
707 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:16:11.78 ID:dOubpO1U0
kskst
708 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:26:18.40 ID:dOubpO1U0
過去ログ探ってようやく見つけたぞ!
確かに伝説のドラゴンは3体居て、一人はドラゴンボールに封印の記述あるな……
ここでそれ持ち出してくるとかスゲェ
安価下
709 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:26:51.44 ID:XggOajti0
↓
710 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:27:18.79 ID:XggOajti0
セクハラ
711 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:27:20.61 ID:dOubpO1U0
象徴
712 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:29:27.42 ID:XggOajti0
ksk
713 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:29:52.45 ID:XggOajti0
kskst
714 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:30:09.52 ID:XggOajti0
↓
715 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 20:36:07.06 ID:bi9GnJBX0
豪炎
716 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 21:17:10.03 ID:T4ue0QYKI
嬢王様「なっ……ななな……!!」
ジュン「ククク、驚いたか?」
嬢王様「セ、セクハラって何よ!そんなやつが伝説のドラゴン!?」
ジュン「奴は性を司るドラゴンだ。セクハラとはすなわち、
Wセクシャル・ハラームWの略称……」
王様「ハラーム?ハラスメントではないのか?」
ジュン「違う。WハラームWはイスラムという言葉でW禁忌Wを意味する。
奴はすさまじいまでの性への執念で……とんでもないことをしでかしたのだ」
勇者「とんでもないこと……?」
ジュン「雌雄同体化だよ」
717 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/15(金) 21:21:55.12 ID:T4ue0QYKI
今日はここまでにしておきます。
お付き合いくださった方々、ありがとうございました!
718 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 21:25:52.83 ID:cIQya+hD0
究極魔法か……
なんだかんだで凄く纏めてくるなw
取り合えず乙
719 :
名も無き被検体774号+:2012/06/15(金) 22:14:56.59 ID:B8g85q6d0
乙乙
保守
721 :
名も無き被検体774号+:2012/06/16(土) 19:19:51.48 ID:EGp/GJ1S0
ほ
モ
723 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/16(土) 21:35:08.90 ID:inT3NS6iI
こんばんは!
今日明日と忙しいので、続きは月曜日の夜にやります。
724 :
【AMS】VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 :2012/06/16(土) 22:28:11.03 ID:4mZPj58X0
わくてか
725 :
名も無き被検体774号+:2012/06/17(日) 13:06:54.27 ID:17cVhqGQ0
ほ
726 :
名も無き被検体774号+:2012/06/17(日) 13:55:24.27 ID:PXAlVuVu0
む
727 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/06/17(日) 20:32:04.94 ID:BnTqZ5js0
ら
728 :
名も無き被検体774号+:2012/06/17(日) 20:56:46.75 ID:4NFhJ6gF0
ち
729 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 16:51:26.68 ID:hyERT4+I0
ゃ
730 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 18:05:33.83 ID:MKBChFL7I
嬢王様「!!!」
勇者「し……雌雄同体化って……」
ジュン「簡単に言えば、雄と雌……二つの生殖器を同時に合わせ持つことだ」
王様「まさかそれは……」
嬢王様「…………究極魔法」
勇者「……!!!」
731 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 18:16:48.85 ID:MKBChFL7I
ジュン「……ほう、そこまで知っていたとはな」
嬢王様「…………」
ジュン「フィクサーも馬鹿な奴だった。性への探究を止められぬばかりに、
その生殖器を切り取られて封印されたのだからな」
嬢王様「……じゃあやっぱり、あの生殖器はフィクサーってやつのだったのね……」
732 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 18:32:57.26 ID:MKBChFL7I
ジュン「……ククク、なるほど」
勇者「……?」
ジュン「ではやはり……貴様が究極魔法の継承者だな?」
嬢王様「……!!」
ジュン「フィクサーの生殖器を見たということは、それを使って
乳搾りコンテストに出場したということ……」
嬢王様「…………」
ジュン「そして究極魔法が雌雄同体化であることは、その継承者だけが知り得る事実……違うか?」
733 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 18:44:46.18 ID:MKBChFL7I
嬢王様「…………そうよ」
勇者「じょ、嬢王様!」
嬢王様「もう隠したってしょうがないわ。あたしが究極魔法の継承者よ」
ジュン「ククク……やはりな」
嬢王様「……ってかさ、あんた最初から知ってたんでしょ?」
勇者「えっ」
嬢王様「究極魔法伝授を阻止するために、わざわざ四天王を送り込むくらいだもん。
キュバがそれに失敗したことを、こいつらが知らないワケないでしょーが」
734 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 18:48:06.12 ID:mBikCUX/0
そういやキュバは一応究極魔法教えてもらってたんだっけ?
735 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 19:09:07.32 ID:MKBChFL7I
ジュン「……ククク、バレたか」
嬢王様「…………」
ジュン「貴様の言う通りだ。キュバがコンテストの優勝を逃したこと……
優勝者である貴様の抹殺を計ったが、返り討ちにあったこと……」
嬢王様「…………」
ジュン「そして、貴様が伝道師から究極魔法を継承したこと……全て知っている」
736 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 19:37:33.30 ID:MKBChFL7I
勇者「じゃあ……キュバの死体を持ち去ったのも……」
ジュン「それは私たちではない」
勇者「えっ……!?」
ジュン「第一、なぜそんなことをする必要がある?
仮に奴が生きていたとしても、待っているのは処刑だけだ」
勇者「そんな……じゃあ一体誰が……!?」
737 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 19:50:15.67 ID:MKBChFL7I
嬢王様「……今はそんなコトどうでもいい」
勇者「……!?」
嬢王様「そんなコトより……なんであたしたちを殺さないの?
魔王を脅かす究極魔法の使い手が、あんたの目の前にいるのよ?」
ジュン「部下から聞かなかったか?お前たちをここに連れて来させたのは……殺すためではない。
貴様らに協力してほしいことがあったからだ」
アナリスト「協力だと!?」
ジュン「そうだ…………貴様ら、
>>742に手を貸せ」
738 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 19:51:32.72 ID:mBikCUX/0
ksk
739 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 19:52:23.87 ID:yUTnePeF0
カイジ
740 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 19:56:26.23 ID:hyERT4+I0
ksksy
741 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 20:02:02.01 ID:yUTnePeF0
加速!
742 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 20:02:18.07 ID:mBikCUX/0
政権交代
743 :
【AMS】VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 :2012/06/18(月) 20:11:56.64 ID:C33op5Rk0
744 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 20:15:21.34 ID:mBikCUX/0
純一郎だからなw
745 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 20:16:36.83 ID:MKBChFL7I
勇者「……??」
王様「せ、政権交代じゃと……?」
ジュン「そうだ」
嬢王様「何よそれ……」
ジュン「聞いてわからんか?」
ジュン「今の魔王を打ち滅ぼし……私がその座に取って代わるのだ」
746 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/18(月) 20:30:57.31 ID:MKBChFL7I
今日はここまで!
お付き合いくださった方々、ありがとうございました。
747 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 21:36:31.61 ID:wbTqAlSX0
乙です
748 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 21:43:19.89 ID:wbTqAlSX0
今日でちょうど3ヶ月目だった
1 : 名も無き被検体774号+ : 2012/03/18(日) 08:16:14.26 ID:mUhZhLlHI [1/66回発言]
王様「おお勇者よ!よくぞ参った!
世界は魔王の手に呑まれようとしておる!
今こそ安価で魔王を滅ぼし、その手で世界を救うのじゃ!
まずはわしからの餞別じゃ、
>>3を持っていくがよい!」
749 :
名も無き被検体774号+:2012/06/18(月) 23:18:38.18 ID:4q4DUDQ10
一本糞懐かしいなwwwwww
750 :
《ハエ》 :2012/06/19(火) 09:55:55.30 ID:JjZ6xwth0
,.- '´  ̄ ̄ ` - 、
r' _,. -―-- .、 ヽ
l r '´ `ヽ l
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ホッシュ [Sred Hossu]
(1875〜1934 イギリス)
1こないかなー
平日だからなー
折れ休みだけど
保守
752 :
名も無き被検体774号+:2012/06/19(火) 15:55:21.67 ID:Qu3v9m1n0
ほ
り
754 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/19(火) 17:33:31.72 ID:KlrJhM/0I
一同「「「「!!?」」」」
嬢王様「なっ……!!」
王様「ま、魔王を裏切るというのか!?」
ジュン「そうだ。そして私……いや、私たち三邪神がその座を奪う」
勇者「……!!」
ジュン「そのために貴様らにも協力してほしい。どうだ?」
755 :
名も無き被検体774号+:2012/06/19(火) 17:40:23.56 ID:Qu3v9m1n0
おかえりー!
756 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/19(火) 17:50:24.66 ID:KlrJhM/0I
嬢王様「……でっ……!」
ジュン「…………」
嬢王様「できるワケないでしょーが!一体何考えてんの!?」
ジュン「なぜ拒む?魔王軍最強の軍団が魔王討伐を手伝うのだぞ?」
嬢王様「そんな単純な話じゃない!あたしらに魔王軍の味方をしろっての!?」
757 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/19(火) 18:04:51.83 ID:KlrJhM/0I
ジュン「……ククク」
嬢王様「な、何よ!?」
ジュン「……まぁ、貴様の気持ちもわからなくはない。
今まで目の敵にしていた魔王軍にこんなことを言われても、簡単には信じられないのだろう」
勇者「…………」
ジュン「だが悪い話ではないと思うぞ……特に貴様らにとってはな」
王様「ど、どういうことじゃ……」
ジュン「これを見ろ」
758 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/19(火) 18:23:54.06 ID:KlrJhM/0I
勇者「なっ……!!」
嬢王様「そ、それは……!!」
ジュン「ドラゴンボールだ。喉から手が出るほど欲しいのだろう?」
嬢王様「……!!!」
ジュン「気づいてないとでも思ったか?
キュバに殺られた魔法使いを救うために、貴様らが必死に集めていることを……」
嬢王様「……ぐっ……!!」
ジュン「貴様らが持っているオーブは2つ。そして今、私の手元には4つのオーブがある」
勇者「…………」
ジュン「私たちに協力すれば……これらのオーブは貴様らにやろう。
それだけでなく、残り1つの捜索にも手を貸してやる」
嬢王様「……っ!!」
ジュン「……どうだ?こんなおいしい話をみすみす逃すのか?」
759 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/19(火) 18:30:57.58 ID:KlrJhM/0I
一旦抜けます。
760 :
VIPエンジェル ◆h9TADqA7EI :2012/06/19(火) 18:35:35.45 ID:JjZ6xwth0
761 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/19(火) 21:18:52.31 ID:KlrJhM/0I
勇者「……ちょっと時間をくれないか」
嬢王様「ゆ、勇者!」
ジュン「悪いがそれほどお人好しではない。今すぐ決めろ」
勇者「3分でいいんだ。みんなと話がしたい」
嬢王様「……!」
勇者「頼む」
ジュン「…………いいだろう。3分だけだぞ」
762 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/19(火) 21:33:45.63 ID:KlrJhM/0I
すみません……
帰ってきて早々申し訳ないのですが、今日はここまでにさせてください。
続きは明日の夜にやります。
763 :
名も無き被検体774号+:2012/06/19(火) 21:58:35.91 ID:DHy2jPH30
短かったけど乙
乙
765 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 07:43:03.66 ID:wcDV+jU80
ほ
766 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 17:22:34.61 ID:X6U8avyw0
保留で3分はムスカ大佐なのかジュンめぇ・・
767 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 17:59:51.99 ID:306criSlI
勇者「…………」
嬢王様「ちょ、ちょっと!あんた何考えてんのよ!?」
アナリスト「……そうか!この機に乗じて逃げ出すんだな!?」
勇者「ここは敵の本拠地ですよ?そんなことできませんって」
嬢王様「じゃあ何のためにこんな……」
勇者「さっき言った通りだよ。ジュンの提案について考えるんだ」
768 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 18:08:41.19 ID:306criSlI
アナリスト「!!?」
嬢王様「なっ……!!」
勇者「僕は……あいつの提案を呑もうと思う」
嬢王様「あんた正気なの!?魔王軍に肩入れするんだよ!?」
勇者「わかってる。それでもやるんだよ」
769 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 18:14:16.56 ID:306criSlI
王様「……わしも勇者に賛成じゃ」
嬢王様「なっ……あ、あんたまで何よ!」
王様「考えようによってはこれ以上ないチャンスじゃぞ。
魔王軍の勢力を二分できる上に、ドラゴンボールまで手に入る」
嬢王様「あいつのことを信じるっての!?この話自体が罠かもしれないのよ!?」
770 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 18:18:31.33 ID:306criSlI
王様「……そうかもしれんな」
嬢王様「だったら……!」
王様「じゃがな、嬢王よ。たとえ罠だとしても、わしらはこの話に乗らなければならんのじゃ」
嬢王様「……!?」
771 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 18:51:51.12 ID:306criSlI
アナリスト「どういうことなんだ!?」
王様「まだわからんのか。この話を断ったら確実に殺されるぞ」
嬢王様「……!!」
王様「さっき勇者も言った通り、ここは敵のアジトのど真ん中じゃ。
交渉が決裂すれば敵対することになる。そうなったら絶対に勝ち目はない」
嬢王様「……ッ!」
王様「特にあいつは、魔王を裏切ると明言しておる。
そんな状態で……わしらを生かして帰すと思うか?」
772 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 19:20:00.71 ID:306criSlI
勇者「…………」
王様「それにじゃ。仮にここから逃げ出せたとして……その後はどうする?
あやつはドラゴンボールを4つも持っているのじゃぞ?」
嬢王様「……!」
王様「ドラゴンボールを揃えるつもりならば、あやつを倒さねばならん。
しかしそれは……今のわしらにできることではない」
嬢王様「……ぐっ」
王様「……わかったじゃろう?わしらには始めから選択肢などないんじゃよ」
773 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 19:25:07.39 ID:306criSlI
アナリスト「…………」
王様「……そういうことじゃろう?勇者よ」
勇者「ええ、王様の言う通りです」
嬢王様「…………」
勇者「……ですが、もう一つだけ理由があります」
王様「なに?何じゃそれは」
勇者「
>>780です」
774 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:26:03.25 ID:m6ahYEtH0
kskst
775 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:31:10.53 ID:6HMe6Mzf0
ksk
776 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:31:48.89 ID:5W6IoL9q0
ksk
777 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:31:49.55 ID:6HMe6Mzf0
ksk
778 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:34:04.63 ID:5W6IoL9q0
ksk
779 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:37:49.93 ID:m6ahYEtH0
腹が痛い
780 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:37:53.48 ID:6HMe6Mzf0
漢字練習帳
781 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 19:38:12.29 ID:5W6IoL9q0
嬢王様の生理
782 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 19:43:23.07 ID:306criSlI
王様「……??」
嬢王様「な、何よそれ……」
勇者「今は言えないけど、ちょっとした秘策があるんだ」
アナリスト「秘策だと!?」
嬢王様「何よ!もったいつけずに教えなさいよっ!」
勇者「だ、だから今は言えないんだって……」
783 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 19:47:39.17 ID:306criSlI
ジュン「……3分経ったぞ」
嬢王様「……!!」
ジュン「答えを聞こう。私たちに協力するのか?しないのか?」
勇者「……協力する」
ジュン「……ククク、いい答えだ」
784 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 19:55:16.40 ID:306criSlI
嬢王様「……でも協力って、具体的に何をすればいいワケ?」
ジュン「それはあとで話す。
それよりもまずは……私と一緒に来てもらおうか」
嬢王様「えっ、行くってどこに……」
ジュン「W真実の口Wだ」
785 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/20(水) 19:56:47.50 ID:306criSlI
今日はここまで!
お付き合いくださった方々、ありがとうございました。
786 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 20:01:55.20 ID:m6ahYEtH0
乙!
787 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 20:18:00.85 ID:6HMe6Mzf0
乙!
788 :
名も無き被検体774号+:2012/06/20(水) 21:50:56.24 ID:5m0lHj/F0
乙!
789 :
名も無き被検体774号+:2012/06/21(木) 18:35:48.70 ID:HWWFv1TA0
ほ
む
791 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/21(木) 19:10:37.88 ID:hu6SrkvtI
〜洋館 氷漬けの間〜
W鯨肉を求める者に読書感想文を。アルジャーノンを求める者に卒業をW
女医「……まずこのW鯨肉Wっていうのは、枕のことね」
キャバ嬢「は!?」
店長「ま、枕だと……!?」
女医「そう。ただし、枕は枕でも……店長さんが装備してるW夢見のまくらWね」
792 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/21(木) 19:20:52.58 ID:hu6SrkvtI
店長「!!?」
キャバ嬢「いっ……言ってる意味がわかんないんだけど……」
女医「だってそのまくら……鯨の紋様が描かれてるじゃない」
キャバ嬢「いや、だからって……」
女医「それにね、鯨の肉には導眠作用があると言われているのよ。
私も睡眠剤を作るときによく使うもの 」
キャバ嬢「…………」
女医「おそらくその紋様も、導眠作用に準ずるものだわ。
それを使うとぐっすり眠れるって商人さんも言ってたし」
793 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/21(木) 19:44:40.94 ID:DLRAFreZI
キャバ嬢「……いや……いやいやいや」
女医「何よ」
キャバ嬢「いくらなんでも強引すぎるって!
W鯨肉Wって言われたら鯨肉そのものを考えるのが普通でしょ!?」
女医「そうかもしれないけど、今回は間違いないわ。
このW鯨肉Wっていうのは夢見のまくらのことよ」
キャバ嬢「か、仮にそうだとしても……それが何だっていうの!?
どうやって氷漬けにできるってわかったのよ!」
女医「うるさいわね……ちゃんと説明するから、ちょっとは落ち着きなさいよ」
794 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/21(木) 19:46:28.58 ID:DLRAFreZI
一旦中断〜
795 :
名も無き被検体774号+:2012/06/21(木) 22:23:37.65 ID:0rBy6JxN0
待ってるお
796 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 00:03:21.52 ID:DLRAFreZI
女医「……この解読にあたって最も注目すべき点はね、文の構造よ」
キャバ嬢「ぶ、文の構造?」
女医「ここには二つの文章があるけど……ほら、
どちらもW◯◯◯を求める者に△△△をWって形になってるでしょう」
店長「……ああ、確かにな」
女医「こういう形式の場合はね、対応する語句が対になってる場合が多いのよ。
ここでいうとW鯨肉WとWアルジャーノンW、W読書感想文WとW卒業Wね」
店長「……??」
女医「……で、私はピーンときちゃったってわけ」
797 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 00:12:14.62 ID:zJ272OvBI
キャバ嬢「……ぜ、全然ピーンとこないんだけど」
女医「店長さんなら知ってるんじゃない?このWアルジャーノンWって部分……」
店長「…………」
女医「聞き覚えない?この人の名前……」
店長「……まさか、アルジャーノン・シーモアのことか」
深夜にはじまってた!
799 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 00:21:43.96 ID:oNEdIn0R0
すまん!うっかりsageてしまった!
800 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 00:30:41.93 ID:zJ272OvBI
キャバ嬢「…………誰それ?」
女医「……あんた、さすがにそれはないわ」
キャバ嬢「う、うるさい!知らないものは知らないのよ!」
女医「……呆れた。あのときは散々私をバカにしたくせに」
キャバ嬢「……??」
女医「いい?そのアルジャーノン・シーモアって人はね……」
店長「……W憲法9条Wを造った鍛冶屋だ」
801 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 00:33:09.84 ID:zJ272OvBI
今回はここまで。
続きはまた次の夜にやります。
802 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 00:37:49.80 ID:z4RLbdqB0
乙
803 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 00:58:47.21 ID:s9YllMHq0
乙!
804 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 11:31:09.58 ID:3q282xSQO
ほ
キャバ嬢「えっ……!?」
女医「あら……店長さん、W憲法9条Wは知らなかったんじゃないの?」
店長「今気づいたのさ。こいつはアルジャーノン作に間違いないねぇ」
キャバ嬢「な、なんでわかるの?」
店長「アルジャーノンって奴はな……自分の作品に
>>810を彫り込むんだよ」
806 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 19:43:30.64 ID:mf3WVMLf0
ksk
807 :
[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI :2012/06/22(金) 19:47:39.20 ID:9LFObUZw0
加速
kskst
809 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 19:48:22.31 ID:iMMluFzc0
kskst
810 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 19:49:10.95 ID:iMMluFzc0
花束
811 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 20:02:59.61 ID:zJ272OvBI
キャバ嬢「は、花束……?」
店長「ここ見てみろ……それっぽいのが彫られてるだろ?」
キャバ嬢「…………あっ、確かに」
店長「鍛冶屋ってのは普通、作品のどこかに名前なんかを刻むんだが……
こいつの場合は花束の彫刻ってわけだ」
812 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 20:10:23.59 ID:zJ272OvBI
キャバ嬢「へぇ〜……」
女医「……W憲法9条Wの由来は知ってても、その作者までは知らなかったみたいね?」
キャバ嬢「ぐっ……」
店長「なぁに、心配すんなって。商売人である俺も知らなかったんだ。
まさかこの剣が……アルジャーノンの作品だったなんてな」
813 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 20:28:54.12 ID:zJ272OvBI
キャバ嬢「そんなに有名なの……?そのアルジャーノンって人」
店長「ああ。武器商人の間じゃあ、知らねぇ奴はいねぇくらいだ」
キャバ嬢「ふぅん……」
店長「アルジャーノンは数々の名品を世に送り出してる。
ほら、先生が持ってるっていう妖刀“ムラマサ”だってそうだ」
女医「えっ……あれもなの!?」
店長「他にも名品はたくさんあるぜ。
有名どころでは、W
>>817の短刀W、W
>>823の大剣W、W
>>828の大斧W、
W
>>833の大鎚W……あとはW
>>837ソードWやW
>>842バスターWなんかも
アルジャーノンの作品だ」
814 :
[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI :2012/06/22(金) 20:29:24.05 ID:9LFObUZw0
加速
815 :
[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI :2012/06/22(金) 20:30:06.57 ID:9LFObUZw0
∩_∩
/ \ /\
| (゚)=(゚) |
| ●_● |
/ ヽ
r⌒| 〃 ―― ヾ |
/ i/ |_二__ノ
./ / / ) 精神を加速させろ
./ / / //
/ ./ / ̄
.ヽ、__./ / ⌒ヽ
r / |
/ ノ
/ / /
./ // /
/. ./ ./ /
i / ./ /
i ./ .ノ.^/
i ./ |_/
i /
/ /
(_/
ksk
817 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:37:31.63 ID:iMMluFzc0
ストーカー
818 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:39:43.40 ID:iMMluFzc0
ksk
819 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:43:35.80 ID:6L3mxmkZ0
ksk
820 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:44:03.10 ID:I5KakGIjO
ksk
821 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:45:12.92 ID:1J/Uhpyg0
kskst
822 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:45:28.74 ID:iMMluFzc0
kskst
823 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:59:21.89 ID:z4RLbdqB0
リンカーン
824 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 20:59:49.39 ID:mf3WVMLf0
ksk
825 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:00:11.01 ID:iMMluFzc0
kskst
826 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:04:27.39 ID:6L3mxmkZ0
kskst
827 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:05:35.26 ID:z4RLbdqB0
kskst
828 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:06:48.68 ID:iMMluFzc0
湯豆腐
829 :
忍法帖【Lv=22,xxxPT】 【IQ28】 本日の利用料 747円 痴漢 :2012/06/22(金) 21:07:14.24 ID:6ddsqvtR0
サバン
830 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:07:52.87 ID:z4RLbdqB0
kskst
831 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:09:36.65 ID:mf3WVMLf0
ksk
832 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:10:17.96 ID:mf3WVMLf0
↓
833 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:19:17.57 ID:i4kCqKgP0
ゲイボルグ
834 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:20:31.28 ID:z4RLbdqB0
kskst
835 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:21:05.30 ID:iMMluFzc0
kskst
836 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:27:33.67 ID:iMMluFzc0
kskst
837 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:28:12.73 ID:iMMluFzc0
サバト
838 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:29:40.23 ID:z4RLbdqB0
kskst
839 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:42:05.46 ID:xVmIeleN0
ksk
840 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:47:53.12 ID:D6TJztOz0
ksk
841 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:48:47.49 ID:D6TJztOz0
ちんぽこ
842 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:48:47.60 ID:mf3WVMLf0
↓
キャバ嬢
844 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:49:35.66 ID:D6TJztOz0
ちんぽこ
845 :
名も無き被検体774号+:2012/06/22(金) 21:50:55.69 ID:vd+ybpQb0
GN
846 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 21:55:19.87 ID:zJ272OvBI
一旦中断〜
23:30頃まで待たれよ。
847 :
[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI :2012/06/22(金) 22:43:33.80 ID:9LFObUZw0
ストーカーの短剣ww
やばい匂いがする
848 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 23:34:16.62 ID:zJ272OvBI
キャバ嬢「…………」
女医「…………」
店長「……ん?どうした?」
キャバ嬢「……色々突っ込みたいところだけど、今回は一つに絞ってあげる」
店長「?」
キャバ嬢「最後のWキャバ嬢バスターWって何!?
どうして私の名前が付いてんの!?」
849 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/22(金) 23:44:33.99 ID:zJ272OvBI
店長「どうしてって……そのWキャバ嬢バスターWっていうのは、
婦人が大統領に就任した記念に作られたものだぞ?」
キャバ嬢「ええっ!?」
店長「なんでも、アルジャーノンは婦人の大ファンらしくてな。
史上最年少・女性初の大統領誕生を祝して、丹精込めて造ったんだそうだ」
キャバ嬢「そ、そんなの知らないよ!?」
店長「だろうな。なんせ、婦人に渡す前におっ死んじまったんだから」
850 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 00:00:27.13 ID:zJ272OvBI
キャバ嬢「えっ……」
店長「婦人が大統領になったのって、3年くらい前だろ?」
キャバ嬢「う、うん」
店長「アルジャーノンが死んだのもそのくらいだ」
キャバ嬢「……!!」
店長「まぁ厳密に言えば……生きてるかどうかわからねぇんだけどな」
851 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 00:07:04.13 ID:96p6+CcuI
キャバ嬢「……??どういうこと?」
店長「氷漬けになってたのさ」
キャバ嬢「……!?」
店長「アルジャーノンは自分の仕事場で、何故か氷漬けになっていた。
早朝にやって来た弟子が発見したそうだ」
キャバ嬢「な、何よそれ……」
店長「俺にもよくわからん。とにかく奴は今も……氷漬けのままなのさ」
キャバ嬢「……!!」
店長「生きてるかどうかわからねぇって言ったのは、そういうわけだ」
852 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 00:11:35.80 ID:96p6+CcuI
店長「……ん?待てよ」
キャバ嬢「……?」
店長「ってことはまさか……このW卒業Wっていうのは……」
女医「ふふっ、そういうこと」
853 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 00:18:05.02 ID:96p6+CcuI
キャバ嬢「な、何よ……どういうこと?」
女医「卒業とはすなわち業を終えること。
様々な逸品を世に送り出してきたアルジャーノンが、どんな形でその業を終えたのか……」
キャバ嬢「……!!まさか……」
女医「そうよ。このW卒業Wは氷漬けになることを指すの。
つまりWアルジャーノンWを求めれば、この部屋を氷漬けにできるってこと」
854 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 00:29:39.01 ID:96p6+CcuI
キャバ嬢「な、なるほど……」
店長「でもよ、そのWアルジャーノンWってのは何なんだ?」
女医「簡単なことよ。もう一回この文字を見てみて」
W鯨肉を求める者に読書感想文を。アルジャーノンを求める者に卒業をW
女医「言ったよね?ここでは二つの文章が対になってるって」
店長「あ、ああ……どっちもW◯◯◯を求める者に△△△をWって形になってるんだったな」
女医「そうよ。今知りたいのはWアルジャーノンWについてだから、
◯◯◯の部分に注目してみて」
キャバ嬢「……W鯨肉WとWアルジャーノンW」
女医「W鯨肉Wはさっきも言ったように、夢見のまくらのことね」
店長「…………」
女医「ここまでくれば……ピンとこない?」
855 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 00:42:19.85 ID:96p6+CcuI
キャバ嬢「……まさか」
店長「……俺の装備のことか?」
女医「その通り!つまりこのWアルジャーノンWっていうのは……」
キャバ嬢「アルジャーノンさんが遺した作品ってことね」
女医「そうよ。ここでは夢見のまくらと対になってるから、
より正確に言えばW憲法9条Wのこと。剣と盾は互いに対をなすものだからね」
キャバ嬢「なるほどね……剣と盾をさらに言い換えれば右と左……」
店長「つまり、あのレバーを右に倒せば氷漬けにできるってことか……」
女医「大正解!どう?スッキリしたでしょ」
856 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 02:10:06.61 ID:B6v+YScV0
857 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 14:07:23.03 ID:zBe69yuw0
保守
858 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 14:44:25.16 ID:96p6+CcuI
キャバ嬢「ぐぬぅ……悔しいけど見事だわ……」
女医「ふふふっ……あんたを出し抜けると気分がいいわね」
キャバ嬢「……てか姉さん、こういう話には疎いんじゃなかったの?
W憲法9条Wだって知らなかったじゃん」
女医「フン……あんたにバカにされたのが悔しかったから、私なりに調べたのよ。
ここに出発する前のわずかな時間でね 」
859 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 14:48:23.54 ID:96p6+CcuI
店長「……俺はいまひとつ釈然としねぇな」
女医「えっ……なんでよ?完璧な推理だったじゃない」
店長「完璧だったからこそだ」
女医「……??」
店長「これじゃあまるで……俺がこの装備でやってくることを
わかってたみてぇじゃねぇか」
860 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 14:53:54.40 ID:96p6+CcuI
女医「……!」
キャバ嬢「あっ……確かに」
店長「見てわかる通り、この洋館はかなり古い。
そこの一室に彫られてる文字が……どうして半日前に揃えた装備を知ってんだ?」
女医「…………」
861 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 15:03:20.88 ID:96p6+CcuI
キャバ嬢「……そういえば、私も気になってることがあるんだけど」
女医「な、何よ……」
キャバ嬢「レバーを右に倒すと氷漬けになるっていうのはわかったけど……
左に倒すとどうなるの?このW読書感想文Wの意味は?」
862 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 15:08:16.10 ID:96p6+CcuI
女医「……さあ」
キャバ嬢「は!?」
女医「わ、私だって知らないわよ!
氷漬けの方法がわかれば十分だったし……」
キャバ嬢「…………」
女医「な、何よその目!」
863 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 15:15:08.35 ID:96p6+CcuI
店長「……まぁ考えるよりも、実際にやってみた方が早いんじゃないか?」
女医「えっ……」
店長「もしかしたら、次への道が開けるかもしれねぇぜ?」
女医「で、でも……何が出てくるかわからな……」
864 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 15:23:16.49 ID:96p6+CcuI
ガゴン
女医「……!!ちょ、ちょっと何やってんの!?」
キャバ嬢「レバーを左に倒したのよ」
女医「何勝手に……!」
キャバ嬢「店長さんの言うとおりよ。考えるよりもやってみた方が早いわ」
女医「だ、だからあんたね……何が出てくるかわからないから危険なんだって……」
865 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 15:31:41.02 ID:96p6+CcuI
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
女医「!!?」
店長「な、なんだ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
女医「……!!か、壁が開いて……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
女医「あ、あれは……」
店長「……
>>873か?」
ksk
867 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 15:33:05.24 ID:oqjAUfC50
ksk
868 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 15:34:59.78 ID:oqjAUfC50
ksk
869 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 15:57:19.29 ID:uwTa45dL0
ksk
870 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 16:12:18.92 ID:+zhk1bqj0
ksk
kskst
872 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 16:46:58.11 ID:mvYkW/Br0
kskst
作者不明の小説が刻まれた壁
874 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 16:54:41.67 ID:uwTa45dL0
仏壇
875 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/23(土) 17:32:11.15 ID:96p6+CcuI
ふむ……
一旦中断します。
876 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 18:03:51.08 ID:P1M8PMdw0
ほ
む
878 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 19:24:19.52 ID:oXkNGODt0
ほ
ま
れ
881 :
名も無き被検体774号+:2012/06/23(土) 23:38:29.06 ID:zBe69yuw0
も
882 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 01:55:58.35 ID:lJ3It4vb0
ん
883 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 09:27:10.00 ID:wVD8AYu1I
キャバ嬢「うわぁ……何このおびただしい数の文字……」
女医「圧巻ね……まさかこんなのが隠されていたなんて」
キャバ嬢「……これ本当に小説なの?」
店長「なんとなくそんな気がしただけだ。段落ごとに文字がきれいに並んでるからな」
884 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 09:29:21.24 ID:UCamZYME0
きた
885 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 09:34:00.38 ID:wVD8AYu1I
女医「それにしても、ずいぶん掠れてるわね……これじゃあはっきりと読みとれないわ」
キャバ嬢「言語もよくわかんないね。何語なんだろ、これ」
店長「……ああ、この言語なら知ってるぞ」
キャバ嬢「えっ……」
店長「これは
>>890語だ」
ksk
ksk
ksk
淫
淫
891 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 10:16:42.13 ID:1dMNo67U0
www
892 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 10:18:01.83 ID:wVD8AYu1I
女医「は!?」
キャバ嬢「い……淫語……?」
店長「そうだ」
女医「な、何よそれ……これ全部卑猥な言葉だっていうの!?」
店長「卑猥な言葉……まぁ半分正解ってところか」
893 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 10:18:14.29 ID:1dMNo67U0
やりおったwww
894 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 10:30:53.51 ID:wVD8AYu1I
キャバ嬢「半分正解……?どういうこと?」
店長「お前ら、三邪神っていうのは知ってるか?」
女医「三邪神?」
キャバ嬢「聞いたことある……確か、ずっと昔にいたっていう伝説のドラゴンだっけ?」
店長「そうだ。で、その中の一匹にWセクハラのフィクサーWっていうのがいたんだが……」
女医「セ、セクハラ!?」
店長「そのフィクサーが生み出した言語が……淫語だって言われてる」
895 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 10:42:54.71 ID:wVD8AYu1I
キャバ嬢「……!!」
女医「ちょ、ちょっと待って!色々と待ってよ!」
店長「……まぁ言いたいことはわかる。まず誤解を解いておくとだな、
WセクハラWっていうのは別にやましい意味じゃねぇ」
女医「えっ……?」
店長「直訳すれば、そうだな…………W性なる禁忌Wってところか」
女医「せ……性なる禁忌……?」
店長「俺も詳しく知ってるわけじゃねぇが……とにかくそのドラゴンは、
W性なる禁忌Wとやらを犯すほどに、性の魅力に取り憑かれていたのさ」
896 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 10:50:03.97 ID:wVD8AYu1I
キャバ嬢「…………」
女医「……ず、ずいぶん変わったドラゴンさんなのね」
店長「まあな。で、性への執着の一環としてフィクサーが生み出したのが……」
キャバ嬢「……淫語ってことだね」
店長「そういうこった。言ってみりゃあ、古代言語だな」
897 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 11:08:56.64 ID:wVD8AYu1I
女医「…………でも、そんな古代言語なら……」
キャバ嬢「私たちには解読できそうもないね……」
店長「いや、できるぞ」
キャバ嬢「えっ!?」
店長「前に勇者に教えてもらってたから……ある程度ならわかる」
キャバ嬢「……!!」
女医「ちょ……なんで勇者さんがそんな言語知ってたの!?」
店長「知るかよ。まぁかなり博識な奴だったから、知ってたとしても不思議じゃねえな」
898 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 11:18:27.59 ID:wVD8AYu1I
キャバ嬢「…………」
女医「じゃあ……ここに書いてある内容もわかるの?」
店長「今言ったろ。かなり読みづらいが、一応は解読できる」
女医「すごい……何て書いてあるの?」
店長「今訳してやるよ。ちょっと待ってな」
899 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/24(日) 11:21:30.39 ID:wVD8AYu1I
今日はここまで。
続きはまた近いうちにやります。
900 :
[AMS]VIPエンジェル【兵長】《歩兵》 ◆h9TADqA7EI :2012/06/24(日) 12:46:50.03 ID:YRBP1ZWb0
_ _ _ _
+ + | | | | | | | | +
| | Π | | | | Π | | +
/ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄l +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ /三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i、 ̄ ̄ ̄ i、
/ ̄ ̄ ̄ ̄ _/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄', ̄ ̄ ̄ ̄l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄',三二二ニl +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/三三三三// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
古代都市ワクテカ (B.C.8000年頃)
901 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 12:53:10.86 ID:iFVen7yW0
安価いつも出たときはこれどうすんだよwwwってなるが、
>>1が対応した後はこれしかないなってなるから不思議だ
902 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 15:36:32.28 ID:wmE8P7z60
ほ
903 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 19:52:41.03 ID:6diKKsLV0
む
904 :
名も無き被検体774号+:2012/06/24(日) 23:26:18.79 ID:lJ3It4vb0
ら
905 :
名も無き被検体774号+:2012/06/25(月) 00:56:30.79 ID:ttWgZhc+0
ほ
ってか、店長が色々怪しくなってきた。
ドラゴンボール揃うと、この店長にかかってた封印が解けてフィクサーになる
とかいう、ありきたりな展開とかは無いよね?
と、ちょっと低めのハードル置いときます
907 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2012/06/25(月) 14:24:49.57 ID:K/lAJx0M0
今日は来ないんかね
とりま保守
908 :
◆yu5usrsJvc :2012/06/26(火) 01:25:10.62 ID:stNkJqL80
保守
909 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 07:50:09.35 ID:ujwrOADd0
ほ
910 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 17:37:39.95 ID:cx6FckQnO
ほす
〜真実の口〜
フォォオオオ……
嬢王様「…………ゴクリ」
勇者「……で、でかい」
ジュン「ククク……とんでもない大穴だろう?これこそがW真実の口Wだ」
アナリスト「まさに地球のア○ル!おじさん睾丸がヒュンヒュンするぞ!」
王様「…………」
912 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 18:02:50.49 ID:RShqTCKvI
嬢王様「……で?」
ジュン「ん?」
嬢王様「ど、どうしてこんな所に連れてきたの?何か目的があるんでしょ?」
ジュン「ククク、目的か……それはな」
勇者「……?」
ジュン「これだ」
913 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 18:07:10.48 ID:RShqTCKvI
ドン!
アナリスト「……へ?」
嬢王様「えっ……」
アナリスト「うわあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
914 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 18:14:47.59 ID:RShqTCKvI
ちょっと中断……
915 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 18:15:40.07 ID:IXqy1hpw0
ギアガの大穴を思い出す派と、6の現実への大穴を思い出す派に分かれそうw
916 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 20:14:25.02 ID:RShqTCKvI
王様「……!!」
勇者「なっ……!?」
ジュン「ククク……」
嬢王様「な……何やってんのよあんた!!!」
917 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 20:20:41.98 ID:RShqTCKvI
ジュン「クククク……」
勇者「お、お前……やっぱり僕たちを殺す気だったのか!?」
ジュン「……違う。もしそうなら、こんなまどろっこしい真似はしない」
嬢王様「何言ってんのよ!!あんたは今アナリストを突き落として……」
ジュン「あの男は死んでいない」
嬢王様「は!!?」
ジュン「この穴に落ちても死ぬことはない」
918 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 20:28:13.87 ID:RShqTCKvI
勇者「……??」
ジュン「……貴様らは、W真実の口Wについてどこまで知っている?」
嬢王様「えっ……確か……」
勇者「……この穴に落ちた者は、真実を見れる……だっけ?」
ジュン「そうだ。Wその者が見るべき真実Wというのを見ることができる」
919 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 20:32:37.45 ID:s4pAMAo50
リアルタイムきたー
920 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 20:34:10.91 ID:RShqTCKvI
嬢王様「そ……その者が見るべき真実?」
ジュン「そうだ。そしてそれを見た者は……この世界のどこかにランダムで飛ばされる」
勇者「……!!」
嬢王様「な、何よそれ……その真実とやらを見せるために突き落としたワケ!?」
ジュン「違う。貴様らをここから出すためだ」
921 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 20:44:12.95 ID:RShqTCKvI
勇者「……!?」
嬢王様「ど、どういうコト!?」
ジュン「今、貴様らとはこうして同盟関係を結んでいるが……
表向きとしては敵対していることになっている。ここまではいいな?」
嬢王様「う、うん……」
ジュン「そんな中で……貴様らをこのアジトから、のこのこ脱出させるわけにはいかんのだ。
ここはレッドリボン軍の本拠地…… たった4人のパーティーが逃げ出すことなど、
まず不可能だからな」
勇者「…………」
ジュン「普通に出ていっては他の魔王軍に怪しまれる。
だから貴様らをここから落とすのだ」
922 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 20:48:41.32 ID:CRWPMHI10
おいおい・・・
このままだと勇者一行それぞれの視点とキャバ嬢達の視点で、
合計5つの視点を同時進行する事になりかねないんじゃないか!?
それは無謀すぎないか、
>>1よ・・・
923 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 20:52:17.59 ID:RShqTCKvI
勇者「……!!」
嬢王様「や、やっぱりあたしらも落とすんだ……」
ジュン「当然だ。私たちと争っていた中、事故で落ちたことにする」
王様「……しかしランダムに飛ばされては、バラバラになってしまうではないか」
ジュン「心配無用だ……
>>929があればな」
924 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 20:59:50.53 ID:caEOyIQV0
ksk
925 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 21:00:25.74 ID:caEOyIQV0
ksk
926 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 21:01:12.28 ID:caEOyIQV0
一人勝ちきた!?
ksk
927 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 21:01:55.64 ID:caEOyIQV0
ksk!
ksk!
928 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 21:03:17.24 ID:caEOyIQV0
心の繋がり
929 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 21:04:11.32 ID:caEOyIQV0
心の繋がり
930 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 21:11:48.23 ID:RShqTCKvI
嬢王様「こ、心の繋がり!?」
ジュン「そうだ。貴様ら人間にはそれがある。
かつての魔王を滅ぼした勇者一行のように……」
王様「……!!」
ジュン「もしそれほどの絆で結ばれているのならば、必ず再び巡り合う。
魂の糸が貴様らを離さない」
嬢王様「あ、あんた悪役のくせに何ロマンチックなこと言って……!」
ジュン「いいから崖際に立て。さっさと落とすぞ」
931 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 21:17:50.21 ID:RShqTCKvI
勇者「ちょ……ちょっと待てよ!」
ジュン「何だ」
勇者「まだ何も聞いてないぞ!一体僕たちは何をすればいいんだ!」
ジュン「今まで通りでいい。ドラゴンボールを探し、魔王討伐のための旅を続けろ」
勇者「……!?」
ジュン「フィクサーの封印を解き、今の魔王を滅ぼす……
元より私と貴様らの目的は同じだ」
嬢王様「……!」
ジュン「これからはレッドリボン軍が全面的に協力してやる。だから……」
932 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 21:21:50.86 ID:RShqTCKvI
ドン! !!
勇者「……!!」
嬢王様「やっ……!」
王様「ぐおっ……!」
一同「「「うわあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」」」
ジュン「ククク……貴様らの旅の無事を祈っているぞ」
933 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/26(火) 21:23:51.68 ID:RShqTCKvI
このスレではここまで!
続きは次スレでやります。
934 :
忍法帖【Lv=18,xxxPT】 :2012/06/26(火) 21:24:52.25 ID:y86ibVwe0
次で7スレ目か
935 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2012/06/26(火) 21:34:04.43 ID:caEOyIQV0
936 :
名も無き被検体774号+:2012/06/26(火) 23:23:35.05 ID:u8RE7rvu0
乙!
やっと追いついたぜ
937 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 17:47:43.18 ID:TPz12rqE0
ドラゴンボール7つでフィクサー復活だけど、
願いはちゃんと叶うのだろうか?
938 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 18:03:35.89 ID:dF10i0i60
埋めちゃっていいのか
939 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 18:33:38.00 ID:TPz12rqE0
>>1が新スレ立てて貼り付けてくれるだろうからその後じゃない?
今日来るか分からないけれども
940 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/27(水) 18:49:37.24 ID:JfHDsKoWI
こんばんは!
次スレは980付近を目安に立てたいと思います。
それまではまた、のんびりしていきましょう……
941 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 19:50:20.08 ID:HsAc7w750
こんばんは〜
また質問タイムですか?
942 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 19:58:58.40 ID:1GTPrRg30
こんばんは〜
どんどん壮大になってくなぁ
943 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/27(水) 20:04:08.32 ID:JfHDsKoWI
944 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 20:17:07.75 ID:jjsjVkV10
ksjst
ksk待ちじゃなかったのか・・お前ら・・・
えっと、勢いを上げる為のテコ入れとか考えてる?
946 :
941:2012/06/27(水) 20:38:57.42 ID:O/XLvw380
>>943 いや、ほっといたら980まで延々と届きそうになかったのでw
そういや前スレで質問していい?って聞いたのも自分だった気がするw
>>945 できるだけ安価を多めに出す……とかですかね。
あとは、新キャラ・新展開よりも過去の伏線を重視する……とか。
あんまり需要なさそうだから次ラストで →
>>950
948 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 20:54:36.75 ID:1GTPrRg30
ksk
949 :
941:2012/06/27(水) 21:00:02.14 ID:O/XLvw380
今までの安価で一番ナイスって思ったのは?
前スレであったのは面白かったのときつかったのだよな?
あったらスルーで
950 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2012/06/27(水) 21:02:35.81 ID:DOejxgW/0
>>949 これですね……517さん。
510: 1 ◆0WnCxUuuMU 2012/05/08(火) 21:07:28.85 ID:/q6yEFkxI AAS [9/19]
王様「『あれから元気でお過ごしですか?
あなたのことだから……きっとまた、
>>513を
>>517してるんでしょうね』」
513: 名も無き被検体774号+ 2012/05/08(火) 21:09:23.61 ID:/07wU8jx0 AAS [1/1]
あ
517: 名も無き被検体774号+ 2012/05/08(火) 21:13:42.41 ID:bqn8ySgI0 AAS [6/6]
い空を眺めてお昼寝を
952 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/27(水) 21:18:52.42 ID:JfHDsKoWI
というか、どうしましょう?
さっさと新スレ立てて、あとは埋めるだけにした方がいいですか?
953 :
名も無き被検体774号+:2012/06/27(水) 21:40:02.40 ID:c8pHqlhn0
続きが早く読みたいよう
954 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 06:12:59.55 ID:rlF00DeZ0
主に任せるぜ
955 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 13:33:45.87 ID:n9nD/TFQO
このスレは俺に任せてみんなは次スレに行くんだ!!
956 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 15:28:53.75 ID:B4una0Ov0
ばっかやろう!お前だけ置いて行けるかよっ!
957 :
1 ◆0WnCxUuuMU :2012/06/28(木) 18:15:40.70 ID:FJVL6LsHI
958 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 18:37:25.18 ID:urdBATec0
うめうめ
960 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 19:26:04.91 ID:urdBATec0
961 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 19:45:00.28 ID:3qeO9sRz0
うめめ
962 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 19:45:32.23 ID:3qeO9sRz0
うめっめ
963 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 20:23:28.17 ID:E9eXMfFJ0
埋め
964 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 20:27:18.47 ID:urdBATec0
埋め
うめうめ
966 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 20:39:06.11 ID:hBsrsaJ90
う
967 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 21:03:42.58 ID:mF+QPcn60
め
968 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2012/06/28(木) 21:11:32.57 ID:fGtKCshe0
埋め
969 :
忍法帖【Lv=19,xxxPT】 :2012/06/28(木) 21:42:06.07 ID:40QMo4q+0
うめてー
970 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 21:46:14.69 ID:eThjsBXd0
うめめめめ
971 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 21:59:14.39 ID:bn3zqvRH0
う
972 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 22:16:22.13 ID:8Zl9zlxvO
埋
973 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 22:17:54.63 ID:hBsrsaJ90
はようめ
974 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 22:31:57.23 ID:EHvrtL810
梅
975 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 22:59:40.20 ID:B4una0Ov0
埋めるしかねえ!!
976 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 23:07:59.19 ID:mF+QPcn60
王様って戦闘員なの?
977 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 23:30:47.37 ID:rlF00DeZ0
松茸梅ー
さらりとした埋め
979 :
名も無き被検体774号+:2012/06/28(木) 23:36:08.31 ID:B4una0Ov0
しゅ
チョーヤ埋め
981 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 00:25:51.18 ID:cKzYAFRJ0
うめうめ
梅
俺
うめ
985 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 11:57:54.28 ID:U6DnNM5i0
ぬーるぽ
うめ
うめ
989 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 17:54:01.24 ID:cKzYAFRJ0
梅
990 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2012/06/29(金) 18:10:54.66 ID:l6xstLyU0
秘技
991 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 18:38:19.39 ID:URdz7RZG0
992 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 18:40:51.80 ID:ih/iUduP0
う
993 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 18:41:22.62 ID:ih/iUduP0
め
994 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 18:48:31.25 ID:ih/iUduP0
∧
|| ∧_∧
|| (´∀` )
廿⊂ | ̄ ̄|
| |\/
(__)_)
995 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 18:59:15.77 ID:fQV43myR0
うめー
996 :
名も無き被検体774号+:2012/06/29(金) 18:59:17.20 ID:URdz7RZG0
うめ
うめ
うめめ
999 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2012/06/29(金) 19:22:46.92 ID:IGDBZq6c0
1000 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2012/06/29(金) 19:23:26.34 ID:IGDBZq6c0
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