｢美衣子さん｣という猫の話

実家で法事の際になんとなく話がでたので書く。ある意味他人からすればネタのような話。
菩提寺の坊主も当時はネタだと思っていたらしいし。
猫嫌い、愛誤はお門違い。ブラウザバックしとけ。

怖っ(((;ﾟдﾟ)))

青狸の知り合いとかじゃ無いよな？

はよ

壁||ω･)ｼﾞｨ････

俺が大体一歳になる前後、美衣子さんは俺の目の前で(ベビーベッドの上)大往生した。
享年数えて32歳。ほぼ白猫に近い三毛♀。義祖母営む雑貨屋の看板娘兼招き猫。
道義上、義祖母の飼い猫だが、立場上で俺の叔母になる。

支援

うちの猫がみーこさんなんだが？

実際、俺が産まれてから看板娘兼招き猫やめて(店頭に出なくなって)ずっと一緒にいたらしい。
たまにヘビとかネズミ持ってきてた。父母がきちんと処分したらしいが。ただ、持ったり振り回した記憶もある。

怖いくらいすんげーー長生きだね(ﾟдﾟ)

猫又のお話しかい？
だったらwktk

でも、矢張り無理してたのかその後呆気なくだった。記憶にないが、俺がガン泣きするから来たら事切れてたんだとか。以降園卒までぬいぐるみ無いと泣くような俺だった事は暴露しておく。

>>11
どうだろうな。ただ、事情あって本当に義祖母の｢娘｣だった。
元々、俺の母親が養子縁組で義祖母の家に来てる。そこらに一応絡みがあるんだ。

人間の歳で言うと１５０くらいか？

まあ、義祖母は子宮だか卵管だかそのあと摘出手術受けてる。そんな事情。
血縁上の祖母(姉)から母親が養子に出されたのも、な。
そこらおいといて、そんな事情だから密葬ながら｢葬式｣をやったんだ。位牌も戒名もある。

これは非常に興味深い、それからそれから？

正直、昭和時代にペットの葬式なんてあり得ない部類の話だ。密葬にしたのもご近所付き合いの為。
ただ、事情が分かる人は参加してた。けれどもいるんだよそういうの気に入らない奴。当然揉めたんだ。

たかが猫に葬式出すのは常識外れと言ってきたが、そう言われるから密葬にしたわけで。元から他人を呼ぶ気なんか端から無い。
店先にも｢都合により｣程度の休業の貼り紙だしただけだった。この貼り紙すら未だに大事に持ってる義祖母の事考えると、余りに心無い行動だと思う。

まあ、坊さんも事情知っているから仲裁はした。全く聞かない方だったようだが。強引にお引き取りしてもらったらしい。親父いわく塩一掴み全力投球したんだとか。

一応言うと、
戒名は○○(菩提寺の名前)××(ウチの名字)敬美衣猫大姉。適当らしい。どこが適当なのかわからんが。
弟や妹は実際｢誰の｣戒名か今の今まで全く知らなかったと言うオチもある。

まあ何だ。実際、俺自身もそんなに覚えちゃいない。化けて出るとも思わない。大往生だったんだし。
ただ、話してるとぼろぼろ涙は出てくる。泣きのツボと言うか何というか。トラウマにでも入っているのかと。
そんな叔母にあたる猫がいた。それだけの話でした。
涙止まらんのでここでひとまず終わります。では。

一応涙止まったのと、親父が小ネタ話したんで一言。
ネズミはともかく、ヘビは焼酎漬けで菩提寺に有るらしい。確認しようがないが、アルビノの青大将だとさ。
…金運大丈夫かなぁ。