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名も無き被検体774号+:
17 名前: ◆A6333/vag. [sage] 投稿日:2008/09/24(水) 16:13:52 ID:mPchfmlS0 [1/2]
そして、C1とは異なる子でもう1匹、印象に残っている子がいました。
三毛の雌で、この子もやはり野良の子猫だったのですが、私が拾って飼いました。
名前は別にあったのですが、ここでは仮にK3と呼びましょう。
当時の私は中学校を卒業していましたが、進学はせず毎日自宅でダラダラ暮らしていました。
親しい友達もおらず、趣味らしい趣味もなく、楽しみはPCでエロゲーをすることくらいでした。
でも別に、それを淋しいとか退屈だとか感じることもなく、結構満足していたのも確かです。
他人と会うことや、社会のルールに縛られることの苦痛が無く快適ですらありました。
K3がうちにやってきたのは、中学を卒業してもうすぐ1年が過ぎようとしていた早春のある夕方。
庭でニャーニャー鳴いているのに私が気づいて、ソーセージを与えたのが最初の出会いでした。