1 :
1:
たててみた。
2 :
1:2012/02/12(日) 10:06:20.74 ID:me/4hny70
首都圏の大学です。
よくSkype掲示板で募集してるキモい奴?
哲学の教授って何でキモい奴しか居ないの?
4 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:08:13.53 ID:iWmXyRIY0
哲学って現代社会へどの様な価値を与えているの?
あ、教授じゃなくて教員だったwスマソ
6 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:11:33.23 ID:e7Yl+d7S0
大学で哲学やりたい高校生なんだけど、
オススメの入門書みたいなのある?
7 :
1:2012/02/12(日) 10:12:31.58 ID:me/4hny70
>>3 キモい奴もそうでない奴もいます。
>>4 たとえば、自由主義・社会主義などの政治哲学は世界全体に多大な影響を
及ぼしています。
世の中の仕組みの根幹には哲学が横たわってますね。
誰?
俺が知ってる人間かもしれん
論考読もうと思ってるんだけど、併せて呼んどけってもの何かある?
10 :
1:2012/02/12(日) 10:17:01.75 ID:me/4hny70
>>5 こちとらしがない准教授でございます。
>>6 たくさんありますが、パッと本棚を見たら目に入ったということで、
コニー&サイダー著『形而上学レッスン』(春秋社)はどうでしょう。
高校生には難しいかもしれませんが、いわゆる哲学らしい哲学を
現代の哲学者たちはどんなふうに論じているのかをうかがい知ること
ができます。
11 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:17:52.56 ID:zgi+1J2y0
哲学っても広いけど…
12 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:19:29.47 ID:NXzd7hUOO
首都大かい?
何歳?給料いくら?
13 :
1:2012/02/12(日) 10:21:23.66 ID:me/4hny70
>>8 狭い世界です。詮索はご勘弁を。
>>9 いきなり『論考』それ自体にアタックするのはキツイので、
野矢さんの「『論考を』読む」をお供にして読み進めるのがよいのでは。
あと、最近文庫化された『青色本』などはウィトゲンシュタインの導入
にはよいとよく言われますので、これもいいかも。それと、いささか
古いですが、永井さんの『ウィトゲンシュタイン入門』(ちくま新書)
は、今でも読む価値大いにありです。ウィトゲンシュタインは国内外
共に、よく研究されている哲学者であり、解説書も良書が多いですね。
人工知能にゴーストは宿るの?
15 :
1:2012/02/12(日) 10:23:56.34 ID:me/4hny70
>>分野をいってしまうと特定されかねないのでご勘弁を。
>>12 都立大ではないです。
30代後半、給料はまあそこそこというところでしょう。
お金が欲しくてやってるんじゃないやい、と強がってみたりして。
ぶっちゃけ哲学で何教えたらいいのかっていうのが難しいと思う
広く授業を開講するのがいいんだろうけど
日本の大学じゃ難しいかもね
17 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:25:00.00 ID:T9JSDP2c0
ウィトゲンシュタインはどれぐらいのホモだったの?
日本の哲学者って翻訳ばっかりしてて
ザンデル先生やヴィトゲンシュタインになることをはじめから放棄してるって本当?
19 :
1:2012/02/12(日) 10:31:00.49 ID:me/4hny70
>>14 ゴーストを思考実体の魂の意味だとするならば、「わかりません」が
無難な答えになるのかな。魂が実在するかどうかは経験的には分から
ないというのが哲学界での一応の公式見解と言えるでしょう。
それと、人工知能が何をやっているのか、とか、人工知能とは
何なのか、といったことは、「魂」に言及しなくても十分説明
できるので、あえて人工知能に魂は宿るか?と問うことの意義は
あまりないのかもしれません。が、ライフゲーム(知らない人は
ぐぐってね)のプログラムをコンピュータ上に走らせていたら、
あるときふと「気配」のようなものを感じた、と報告した人が
いたとかいう記事をどこかで読んだような記憶があります。
余談ですが。
20 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:33:18.71 ID:942hPuTJO
哲学的に、何故レイプ被害は自殺を考えてしまうんだろう。
自分は女だけど、レイプされたら自殺を考えると思う。
それは「レイプされた自分の身体」から逃げられないから。
けど、ボロボロになるまで殴られたり、ナイフで顔を切られたり、
無理矢理イレズミをされても、自分は自殺まではしないと思う。
手か足を切られても、相手を憎んでも、自殺したいとは思わないと思う。
レイプされた相手が犬とかゴリラなら、「怖かった」と思うだけで、自殺なんかしない。
もし仮にレイプされたら相手の男を殺せる権利があったら、
レイプされても、相手を殺せたら、やはり自殺はしないような気がする。
動物はレイプされても自殺なんかしない。
でも私は、80になっても、レイプされたら自殺したいと
考えると思う。
なんとなく、連続した「自分」という感覚を、破壊するような要素が
あるんじゃないかと思うけど、分かりません。
他者を排除する免疫機能が、(記憶を自分から排除できないせいで)自分に向かう(自分ごと殺そうとする)ようなイメージです。
テンプレ回答どうも
どうして哲学を学ぼうと思ったんですか?
哲学を飯の種にしようと思ったのはなぜ?
23 :
1:2012/02/12(日) 10:38:17.71 ID:me/4hny70
>>16 外国の大学も日本の大学も教えていることはほとんど大差ないですよ。
>>17 ガチホモです。イギリスの労働者階級の兄貴たちとアッー
>>18 欧米の哲学の輸入とその理解に汲々としていて、こちらから発信
しないというのは、とても残念ですが本当です。
昔は西田とか九鬼とか発信する哲学者がいたのですが、その伝統は
今日につながってはいません。
本場の欧米で哲学をやりたいという人は現地に行ってしまいますね。
ちなみにハーバード大のサンデルはすでに鬼籍に入った彼の先輩
であるロールズやノージックに比べれば、ずっと小物です。
24 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:40:11.74 ID:T9JSDP2c0
>>1 じゃあウィトゲンシュタインの兄さん達はどれぐらいのホモだったん?自殺の理由は?
結局、構造主義って何ですか?
26 :
1:2012/02/12(日) 10:45:21.36 ID:me/4hny70
>>20 レイプ被害者は、自分と自分の身体とを分けて考えることで、
つまり「犯されたのは私の身体にすぎないのであって、この私自身
ではない」と考えることによって自己を守ろうとすることがある
そうです。
元来、最も優れて「自分のもの」であるべき身体が他の男にいいように
されてしまうという、決してあるべからざることが起きてしまうと、
もう何をどうやっても取り返しがつかないと思うのかもしれませんね。
あなたが言うように、どうやらレイプは「自己」や「自我」に食い込む
凶行のようです。
27 :
1:2012/02/12(日) 10:50:40.12 ID:me/4hny70
>>22 哲学がおもしろそうだったから、という安易な考えです。
若い時分のこの安易な考えの後に待っていたのは長い長い苦難の
日々でした。
>>24 ウィトさんの性癖についてはちょっとそれ以上調べてないです。
ちなみに彼はたしか癌で亡くなってますよ、自殺ではなく。
>>25 結局、単なる流行だったと思います。きょうび構造主義なんて
言葉聞きません。
28 :
1:2012/02/12(日) 10:51:30.53 ID:me/4hny70
地震だ!
29 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:52:44.31 ID:WorE8kHz0
正義とは存在しえるのですか?
普遍性を持ち得るものですか?
31 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 10:53:19.62 ID:T9JSDP2c0
いやルートヴィヒの兄者達の自殺の理由よ。
>>1は近代哲学?
思想と宗教と哲学の違いは?
形而上学はオナニー以外の何?
>>23 そうですか?
私の日本のときの大学は哲学史と哲学入門と論理学、倫理学を勉強して
、みたいな感じでしたけど、
某海外の大学のシラバス見て、形而上学とか様相論理とか心の哲学の授業を3rd year用に開講してたから、もう少し広く現代の哲学を教えているのかなあって印象ですけど。
授業に顔出さなかったのでどんな内容かは知らないですけど。
私の今いる大学もちょっと変わってますけど3rd year用に広く専門的なことを教えています。
34 :
1:2012/02/12(日) 11:06:09.28 ID:me/4hny70
>>29 正義は存在するでしょ。あなたが友達から千円借りて、ちゃんと
返すのが正義、踏み倒すのが不正。
で、正義ってのは普遍性をもつべきものとされています(正義は
東京だけにあって大阪にはない、なんてことはあるべきではない
でしょう)。
>>31 失礼。兄貴というのは血縁関係の兄貴のことではなく、若い活気の
ある男性という意味で言いました(飲み屋の「お姉ちゃん」と同様)。
ウィトさんの家系はオーストリアの鉄鋼財閥なのですが、どうも
精神病の家系だったようですね。それくらいしか知りません。
>>30 大丈夫です。震度2くらいかな?
苦難の日々ですが、塾や予備校でチョーク芸者に黒板土方の日々。
非常勤講師も長くやりました。きょうびの若手研究者はみな苦難の
日々をやっとの思いで生きています。私自身も何度この世界から
足を洗おうと思ったことか。「博士が100人いる村」とか実話です
から。笑い事じゃないですから…
35 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 11:07:25.21 ID:pNDk4vlp0
よう給料泥棒
文系大学は全国に2つか3つでいい
36 :
sage:2012/02/12(日) 11:10:03.91 ID:WorE8kHz0
>>34 さぁ?どうかな?
それ自体微妙だと思うけどなぁ。
仮にそれを認めても、それって正義?
普通ってことじゃない?
正義は相対的にしか存在しないでよい?
39 :
1:2012/02/12(日) 11:19:07.71 ID:me/4hny70
>>32 近代&現代ですね。
思想と宗教と哲学の違いですか。
はっきりとした区別があるとは思いませんが、私の語感では、
思想は、それなりにまとまってはいるが、わりとドグマティックな考え方
で、対する哲学には批判的な考察が伴っているという感じですかね。
で最後に宗教ですが、これには単なる思想とも哲学とも異なる「信仰」
という独特の実践が伴っているという感じですかね。
形而上学は経験的には答えが出ないことをひたすら考えるので、
ゴール(最終目的)のない営みに見えるのでしょうね。
ただ、そうした形而上学的前提を抜きにしては経験科学は成り立た
ないとだけ指摘しておきます(「自然の斉一性」というキーワード
でぐぐってね)。
>>33 講座の数はたしかに多いかもしれませんが、内容は日本の哲学教育と
大差ないですね。講座の数が違うのはなぜかというと、むこうでは
哲学の教師自体が多い(ポストが多い)からだと思います。
外国と比べると日本での哲学の地位は本当に低いと思います。だから
ポストた教員の数も少ないのではないかと思ったりします。
40 :
1:2012/02/12(日) 11:23:07.82 ID:me/4hny70
>>36 「それ」という指示代名詞を多用しすぎで文意が甚だ不明確ですね。
一般論ですが、主張にはある程度の論証が伴っていないとダメですよ。
>>40 なるほど。
理解できないんじゃ仕方ないねw
まぁ、がんばってくれw
42 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 11:25:29.61 ID:8vhAgEWN0
>>36 正義は釣り合いが取れてることって習ったんだけど、
正義の有無は客観的に判断できるもので、
普通ってのは主観的なものだから
同列に考えるのは間違いなんじゃないかな
43 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 11:25:34.20 ID:fOFXOGL+0
ぬるぽ
44 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 11:27:54.13 ID:TlNI5tpO0
正直哲学って、結局は堂々巡りで中身スカスカのように感じるわ
早い話、哲学専攻は「色々考えてる俺かっこいい」と思っている奴としか自分は認識してない
経験あって始めて仮定が可能になるのであり、
経験から離れて仮定のみを思考する方はやっぱりアホだと思う
>>43 ガッ
46 :
1:2012/02/12(日) 11:36:17.36 ID:me/4hny70
>>41 いわゆるFラン大学で「自分の考えを述べよ」のような問題を試験に出すと、
あなたの文章と似たものを書いてよこす学生がいますね。人から理解されない
考えは無に等しいということを知っておくとよいでしょう。
>>43 ガッ
>>44 「堂々巡り」というのは哲学者自身が認めています。そもそも(簡単に)答え
が出るような問題は哲学の問題になりえないとも言えるでしょう。
同じような問題がその時代ごとにいろいろな文脈で繰り返し出てくる―哲学
の問題とはこんな感じです。
哲学はカッコいいかどうかは各人の感じ方でしょうが、単なるファッション
の感覚でやれるほど哲学は甘くありません。
47 :
1:2012/02/12(日) 11:40:35.65 ID:me/4hny70
>>45 それは何かに対する異論としての発言ですか?
たしかに、われわれはあらゆることを経験によって知るのですが、
しかし、その経験を何が可能にしているのかと問う視点もあるのです。
そのような視点を哲学では「超越論的」と呼びます。
48 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 11:40:40.43 ID:JozIHjU/0
哲学の話からはそれてしまうのだけれど
今の職についた経緯を少し詳しく教えてもらえると嬉しい
49 :
1:2012/02/12(日) 11:48:12.24 ID:me/4hny70
>>48 現職についた経緯ですか。まあ、当然のことながら公募で決まりました。
もちろん、それまでに何度も何度も公募に落とされていますが。
哲学にかぎらずどんな分野でも、アカポスをゲットするために
必要な業績の相場(水準)というものがあると思うのですが、
その水準に達したから決まったということでしょうか。
もし
>>48さんがアカポスを目指す研究者であるならば、
がんばって!とエールを送らせて下さい。
50 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 11:57:02.62 ID:mYHgNjuQ0
単位よこせください
>>47 ポストモダンな方々が嫌いなだけですよー
突っかかった物言いで申し訳ない、
>>1に何かあるわけではないので、お気になさらず
52 :
1:2012/02/12(日) 12:05:48.69 ID:me/4hny70
>>50 まじめに勉強している学生さんには差し上げますよ。試験の採点大変なんだから。
>>51 フランスのポストモダンは私も嫌いです。心ある人が読んで分かるように
書けと言いたい。でも、あの手のわけわからんフランス哲学が日本では
有難がられる風潮があり、そのせいで、日本では哲学全体が色眼鏡で見られて
いるような気がします。
53 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:06:31.79 ID:JozIHjU/0
>>49 とても丁寧なお返事ありがとうございます。
自分の場合どういった道を選択するかを決断するのはまだ少しさきの話なのですが、
後学のために質問させていただきました。
あと、よければ哲学の入門書として1さんが良いと思うものを教えてください
54 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:06:34.76 ID:EhEPsHlFO
哲学面白そう
ところで数学は哲学ですか?
>>39 "内容"が何を指してるのかわからないですけど、
講義の難易度は大差ないと思います。講座の数が多いって書いておられるのを見ると、
>>16の後半で書いたことには同意されているようにも思います。
ただ日本の大学でチュートリアルで議論とか無いしね。argumetativeなエッセイの書き方とか教えないし、エッセイの添削もないし。
まあ大学にもよるんだろうけど。トップ校の質は人文系だと欧米のほうが高いと思うけどね。
56 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:07:54.22 ID:IcyYjQ4Y0
シンポジウム、普遍
文明に資本主義に、人間の未来って
叩かれたハエみたいなもんだよね
そう思わん?
私ドイツで哲学学んでるよ
本当、死にたくなる
57 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:10:46.19 ID:W8ZpGhfYO
現在の目標と将来の夢は?
58 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:22:28.30 ID:EhEPsHlFO
そして誰もいなくなる
59 :
1:2012/02/12(日) 12:25:54.24 ID:me/4hny70
>>53 入門書はたくさんあるんで「これ一冊」ていうのは難しいですね。
外れが無いのは野矢本かなあ。野矢茂樹『哲学の謎』(講談社現代新書)
あたりを古本で読んでみては。野矢さんの本は素晴らしいですね。
>>54 数学は哲学と似たところがありますね。ちなみに「数学の哲学」という
分野もちゃんとありますよ。岩波文庫のデデキント著『数について』など
読んでみては。
>>55 チュートリアルやアカデミック・ライティングの指導は無いですが、
ただ、日本のゼミナール形式のクラスはいいと思います。英米のトップ
の大学院は世界中の俊英が集まるから当然に質は高くなります。
ただ、とどかないほど高い壁というわけでは全くないですね。一番の壁は
やはり「言葉の壁」(つまりは英語)ですね。これに尽きると思います。
>>56 なんか文章がちょっと変ですが、大丈夫ですか?
死なないで下さいね。すでにこの業界の知り合いを複数亡くしていますので。
ドイツに頼れる人はいますか?心配です。
60 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:30:27.25 ID:IcyYjQ4Y0
大丈夫ですよ!
ありがとう。
wwwwwww
62 :
1:2012/02/12(日) 12:31:52.45 ID:me/4hny70
>>57 現在の目標は、とりあえず、目前の仕事を、締め切りに間に合うように
こなすことですかね。
将来の夢は…、う〜ん、あまり野心がないので…。
なにか新しい趣味を開拓して、全然違う分野の人たちと交流して
みたいですね。
>>58 中島義道さんの本にそういうタイトルあった気がする…
63 :
1:2012/02/12(日) 12:35:38.28 ID:me/4hny70
>>60 よかった。留学すると、人によってはいろいろな理由から鬱になったり
しますからね。
64 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:39:23.61 ID:OSR7ywVs0
哲学者で幸せになった人って居ると思う?
65 :
1:2012/02/12(日) 12:46:13.49 ID:me/4hny70
>>64 伝記によると、カントやウィトゲンシュタインは幸福な最後を迎えた
ようですよ。
大学で哲学が講じられるようになるまで、哲学者はそこそこ経済的に
余裕のある人がなるものだったので、さほど不幸ではなかったのでは
ないでしょうか。
ただ、日本でも海外でも現代においては哲学で生きていくのはいばらの道
ですね。幸せになりたかったらこの道は辿るべきではないでしょう。
まあ、今のご時世、何を職業にするにせよ、楽ではないでしょうけど。
66 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 12:52:08.62 ID:AbDh3Uqk0
結婚してんの?
67 :
1:2012/02/12(日) 12:55:12.27 ID:me/4hny70
も、もしかしてwww
69 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:10:40.11 ID:H9vo68sm0
駒場の表象文化卒?
70 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:13:36.81 ID:me/4hny70
71 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:17:49.01 ID:H9vo68sm0
まぁ、
>>1は9割くらいの可能性で東大か京大卒だろうな。
東大は無いと思うな、良い意味で
73 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:24:56.09 ID:me/4hny70
>>71 哲学板だと特定系の質問だらけになるかと思ってこっちでスレたてしたの
に…。
もうちょっと慎重にレスしたほうがいいと思う。
専門がどの辺かまるわかりだから。あと数学の哲学だったらシャピーロの翻訳が出たんじゃなかったっけ?
75 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:27:56.37 ID:H9vo68sm0
だいぶ前の話だけど、『「知」の欺瞞』についてどう思う?
76 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:28:33.26 ID:me/4hny70
>>72 哲学業界の人がいたら怖いです。日曜にvipにはいないだろうと
思ってたのに。ふとした一言をきっかけに特定されてしまいかねない。
橋下さんが学者さんに喧嘩売ってるじゃん
どう思う?
たまには2ch哲学板を覗いたりしますか?
79 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:35:09.18 ID:me/4hny70
>>74 ですね、気を付けます。シャピロの翻訳は知りませんでした。
ハートリー・フィールドの翻訳とか出ないかな?まあ、売れないか…。
>>75 懐かしのソーカルですね。生半可な知識を振りかざすのは、やはり
いけないことですよね。私も自らを戒めなくては。
80 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:41:17.89 ID:me/4hny70
>>77 山口二郎さんにケンカ売ってるのをつべで断片的に観ました。
テレビでその場かぎりの口喧嘩に勝ってもどうしようもないのにねえ、
というのが感想ですね。政治に対する見識では橋下さんは山口先生の
足元にも及びません。ちなみに山口先生の著書はどれも読みごたえ
あると思います。
学者が嫌いな人っていますよね。そういう人に何を言っても仕方な
いかなと思います。
>>78 あまり哲学板は見ないですね。登山板が意外と面白かったりします。
81 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:46:13.87 ID:H9vo68sm0
女子院生はいる?
山口と橋下の言い争いの感想をみる限り
>>1は京大卒ではない。
>>80 彼が言ってるのは
批評批判を言うだけじゃなくて
もうちょっと実に近い提案が出来ないのか?
という事だと思うんだけど
哲学ってのはそもそももっと離れたところにあるんですかね?
84 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 13:59:19.98 ID:me/4hny70
>>81 少数ながらいます。可愛いかどうかは…。
>>83 すみません。その動画、全部観たわけではないので、内容は知らないのです。
ただ、山口さんは単なる学者というよりも、実際に政治にコミットしたりも
していたので、単なる批評家ではないと思います。
ちなみに、政治哲学という分野がありますが、NHKのサンデルの番組が
ちょっと流行ったせいで、最近少しだけ脚光を浴びている感がありますが
どうでしょうか。もう下火になってしまったかな?
>>82 なんか、発言の断片から、少しずつ特定しようとしてません?
怖いからヤメテ。
山口と橋下の件をどう評価するかは、関西に住んだことがあるか否かでわかれる。
東大出身なら教養で野矢との接触があっても不思議じゃない。
フランス嫌いそうだし、なんか私大の院を出てる感じするよね。
>>1。
86 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:17:20.54 ID:me/4hny70
>>85 そういうあなたはどこのどなたかが興味ありますね。
関西の方?もしや京大?
88 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:21:41.93 ID:4OfQ0f9E0
東浩紀をどう思う?天才?
>>84 見てる見てないとかどうでも良くて
批評批判を言うだけじゃなくて
もうちょっと実に近い提案が出来ないのか?
って問いに哲学やってる学者さんはどう答えるのかが知りたいなぁと
学問は学問、実社会は実社会と住み分けてるのが平和なんですかね?
>>85 めんどくさいヒトですね
90 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:22:36.32 ID:H9vo68sm0
91 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:23:53.56 ID:me/4hny70
>>87 肯定も否定もせずはぐらかすあたり、もしかして当たった?
それはそうと、質問来ませんね。しばらくすると落ちてしまうのかな?
眠くなったので、少し昼寝します。
92 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:25:32.33 ID:4OfQ0f9E0
>>91 東浩紀についてどう思う?どんな視点からでもいいよ
93 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:26:18.08 ID:H9vo68sm0
>>87 どうやら京大出身の哲学屋さんみたいだね。
94 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:33:07.52 ID:/fOOlbxX0
哲学ってただの個人的思想って事でok?
95 :
1:2012/02/12(日) 14:35:43.46 ID:me/4hny70
ごめんなさい。名前欄に「1」って入れてなかったですね。
>>89 あくまでも私的見解ですが、哲学屋はもっと実社会にコミットすべきだ
と思います。いろいろと意見できるだけの知的資源はもっているはず
なので。象牙の塔に籠っていられるとは思っていません。
ただ、哲学の知見って本来、実社会における個別の問題に直接に適用
できるようなものではないと思うので、あまり安易に「応用」にはしる
べきではないと思いますが。
「すぐに答えを」というのが現代の風潮ですよね。でも哲学は回り道
しながらゆっくり丹念に考えるというのが本来のスタイルなんです。
>>88 東氏ですか。デビュー作「存在論的、郵便的」は正直言ってなかなか
スゴイと思いました。でも、哲学研究を離れ、いわゆるカルスタですか、
あっちの方に行ってしまってからは、あまりよく存じ上げません。
秀才と思いますが、天才ではないかな。
96 :
1:2012/02/12(日) 14:38:08.64 ID:me/4hny70
>>94 哲学は他人から受け入れられたり批判されたりするものですよ。
単なる独り言は哲学とはいいません。哲学の原型はやはり
対話(プラトンの対話篇のような)かと思います。
97 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:44:13.93 ID:szWfHzi0O
法哲学は割りと面白かった。解説書だけど…ヘーゲル『法の哲学』に学ぶは面白かった。
法哲学って哲学の分野ではメジャーなの?
99 :
1:2012/02/12(日) 14:51:35.46 ID:me/4hny70
>>97 その解説書は未見だけど、ヘーゲル『法の哲学』は読みました。
日本では法哲学は法学部で学ぶものって感じですね。哲学の分野では
う〜ん、特殊な地位を占めているって感じですかね。どちらかというと
法学部の人たちっていう目で見ているかなあ。メジャーとは言い難い。
となるとマイナーかな。ちなみに東大法学研究科出身の法哲学の先生方
はすごい人が多いです。勉強家だなって思います。
100 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 14:52:46.49 ID:ebmI/bbV0
好きな小説家は?川上未映子とかどうよ?
101 :
1:2012/02/12(日) 14:53:09.28 ID:me/4hny70
ちょっとお昼寝します。
(=ФωФ=)2828
ここはVIPではないので、残念ながらすぐには落ちないよー
103 :
1:2012/02/12(日) 14:56:25.15 ID:me/4hny70
とか言いながら、
>>100 川上さん会ってみたいです。可愛いですよね。あこがれる。
小説はいろいろ読みますが、最近時間がとれなくて…。
塩野七生さん(とくにエッセイ)が好きです。
さあ、昼寝昼寝。
104 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 15:04:37.02 ID:szWfHzi0O
哲学科では法哲学やらないんだ。
原書読もうとしたら難しくて諦めた(笑)哲学書ってほんとめんどい…
106 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 15:12:09.83 ID:iDJotW/4O
107 :
1:2012/02/12(日) 16:49:20.19 ID:me/4hny70
起きた。寝過ぎた。
>>104 原書は大抵外国語ですから、読むのは面倒ですよね。
日本では、哲学の研究者は、少なくとも、英語・フランス語・ドイツ語は
読めないといけないんです。
>>105 秘密保全法案はよく知りません。昔、中曽根総理の頃、スパイ防止法制定が
ならなかったことがありましたよね。それと似たようなものですかね?
>>106 男性ですか?女性ですか?それによって回答が変わります。
すこし寒いけど散歩行ってきます。
108 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 17:03:03.19 ID:iDJotW/4O
>>107 性別は雌ですが雄のが良かったでしょうか。アーッ!
哲学と教員の組み合わせは素敵です。
109 :
てすすき:2012/02/12(日) 17:08:44.91 ID:ESVBnSz50
書かれてない気もするので、支障のない範囲で簡単にこのスレを立てた経緯、
それから、デカルトの方法序説・世界論をどう捉えるか、を聞いておきたいです。
>>107 >>哲学の研究者は、少なくとも、英語・フランス語・ドイツ語は読めないといけない
どうやって勉強したんですか?なんかコツあります?
111 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 20:17:12.48 ID:cth6iVE00
哲学は肌に合わなかったな
もう少し簡潔で実生活に即したものならいいのに
内輪で盛り上がっているというか
数学は好きなんだけどな
才能の無い人間が哲学をやる意味ってあるんですかね
113 :
1:2012/02/12(日) 20:51:36.09 ID:me/4hny70
>>108 本当ですか?素敵ですか?そう言われると嬉しいです。
>>109 スレ立ての経緯は、暇だったからです。安易ですみません。
デカルトは哲学者である以上に自然学者ですね。ひとくちに
デカルトの評価はもちろんできませんが、その透徹した知性で
現代に至るまでの自然科学隆盛の礎を築いた人物であると思います。
>>110 仏独は高校大学で第二外国語でしたね。
読むだけなら文法書を一冊ざっとやってしまって、単語を3000くらい
ざっと暗記すればいいと思いますよ。コツが要るほどのこともないですね。
留学すると会話は自然と上達しますね。書く方はそれなりに修行が必要
ですけど。
決定論は間違っているよね
115 :
1:2012/02/12(日) 20:57:05.47 ID:me/4hny70
>>111 合う合わないはありますよ、仕方ないことです。
>>112 趣味で哲学書読むなら才能無くても構わないと思います。
ですが、大学で研究&教育をするとなると、要求される素養なり
才能なりがあると思います。その要求の水準に達していない人は
教員として大学にいるべきではないですね。
116 :
1:2012/02/12(日) 21:00:41.21 ID:me/4hny70
>>因果的決定論や過去の状態と自然法則によってそれ以降の状態は
一義的に決定されるという自然科学的決定論のことですか?
私は間違っていると思います。しかしその論拠をここで展開する
ことはできませんが。
論拠は重視しないんですね。
118 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 21:11:17.97 ID:UfHSJH8P0
>>1 哲学者さんに質問
友達が28才なんだけれども高校生の時に受けたイジメを忘れられないらしいんだ
いまでもメールでイジメたやつの悪口を延々と
いってくるんだけど
どう接したらいい?
時間の定義って結局人間原理に基づいてません?
宇宙のある領域の時間って観測しえないから時間の意味がないよね?
120 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 21:15:37.06 ID:4SfRFyOxO
各々の分子や粒子の座標が与えられていれば(相当な情報量になるが)、未来は一意的に決まるんじゃないのか?
哲学教員の中では理詰めじゃないほう
淫夢は見たことありますか迫真
123 :
118:2012/02/12(日) 21:22:52.87 ID:UfHSJH8P0
質問に答えてください
待っています
124 :
118:2012/02/12(日) 21:28:23.42 ID:UfHSJH8P0
質問...
125 :
てすすき:2012/02/12(日) 22:04:16.04 ID:ESVBnSz50
>>113 有難うございます。もう少しこゆいレスを期待してたけど
時間的にも教員としても仕方ないですね。
126 :
1:2012/02/12(日) 22:06:16.71 ID:me/4hny70
>>117 この板で決定論の評価というビッグクエスチョンに関して論証するなんて
無理というものでしょう。
>>118 個別的な問題なので、その友人との関係如何でどうすべきか変わってくる
のは無論のことと思いますが、私ならば、感じたら「やめてくれ」って
言いますね。イヤなものはイヤ、正直は最良の策と思います。それと
お待たせしてごめんなさい。
>>119 時間って定義されているんですか?カントが言うように時間は直観の形式
だと思うのですが。
>>120 どうしてそう言えるのですか?仮にある瞬間の宇宙の状態を十全に知ってい
たとしても、それ以降の状態がランダムであると考えることに矛盾は
ありませんよ。なぜ一意的に決定されねばならないのですか?
>>121 TPOを考えたいタイプなので。この板でゴリゴリの理詰めだったら嫌がられる
のでは?
>>122 あります。いつも夢はとてもリアルです。食べ物の味もするし痛みも
感じます。夢は白黒なんて信じられません。
127 :
1:2012/02/12(日) 22:09:54.90 ID:me/4hny70
126に訂正です。
>>118 ×私ならば、感じたら→○私ならば、イヤだと感じたら
余談ですが、vipの人たちが真面目なのに少し驚いています。
128 :
てすすき:2012/02/12(日) 22:17:12.18 ID:ESVBnSz50
哲学板のスレにリンクがあったからそのせいかも?
129 :
1:2012/02/12(日) 22:19:44.89 ID:me/4hny70
>>128 哲学板にですか?哲学板の真面目な人たちが誘導されてきたのですかね。
vipの他の板との雰囲気が違いすぎる。場違い板違いだったかも。
130 :
てすすき:2012/02/12(日) 22:23:35.51 ID:ESVBnSz50
んーよくわからないですけど、僕もその一人で決定論のスレには
このスレのリンクがありましたよ?僕はちょっと来てみた的な感じです。
131 :
1:2012/02/12(日) 22:28:07.80 ID:me/4hny70
>>130 そうでしたか。
なんかもっと煽りとかを予感していたのですが、真面目に受け答えしている
感じで、ちょっと拍子抜けですね。
ここVIPじゃなくてVIP+だから…
133 :
てすすき:2012/02/12(日) 22:34:41.93 ID:ESVBnSz50
なるほど。僕は2ch初心者なんで良く知らないですが、
スレの内容からもそういう人が来にくそうではあるかもですね。
134 :
1:2012/02/12(日) 22:35:22.84 ID:me/4hny70
>>132 その違いが分からないです、すみません。
後学のために違いを簡単に教えて下さい。
他の教員と哲学議論することはありますか
「我思う故に我あり」は正しいと思いますか
137 :
1:2012/02/12(日) 22:47:08.09 ID:me/4hny70
>>135 もちろんありますよ。でも研究分野が違ったりすると、あまりディープな
議論になりにくいかも。互いに相手が専門とする研究について教えあったり
する方が多いですかね。絶対数の少ない哲学研究者がさまざまな哲学の領域
に散らばっているので、専門や関心がピッタリとはなりにくいですね。
ただ、カント研究やヘーゲル研究なんかだと、かなり層が厚くて、研究の
蓄積もあって、わりと熱い議論が交わされるという気がするのですが。
日本のカント・ヘーゲル研究は素晴らしいです。
138 :
1:2012/02/12(日) 22:51:14.16 ID:me/4hny70
>>136 正しいと思いますが、そこから何か他の知見が得られるわけではない
ので、あまり有益だとは言えないですね。コギトから出発する『省察』
の論証は間違っていると言わざるをえない。
大哲学者デカルトであっても間違いを犯すことはあります。
139 :
1:2012/02/12(日) 22:56:12.08 ID:me/4hny70
そろそろ寝ようかな。
明日も家にいる予定なのでスレが消滅していなければレスします。
哲学に於いて「有益」とは例えばどんなことですかね・・・
永井均の<私>も全く有益ではないような
おやすみなさい
「我思う故に我あり」が不可疑であることは、はたして我の存在を自明としますかね・・w
142 :
1:2012/02/12(日) 23:12:29.24 ID:me/4hny70
>>140 ここでの「有益」性とは、ある真なる命題から別の含意が引き出せることの
意味で言っています。「我思う…」を知っていても、そこから先に進みません
よね。それと、永井氏の<私>をめぐる思索は私には面白いと感じられますが。
余談ですが、永井さん、とてもいい人ですよ。
>>141 「ありとあらゆる物事を片っ端から疑わしいと退けても、疑っているこの
私がいるということ、このことは退けえない。すると疑っているかぎりの
この私は存在するのだ」というこの論証を退けることができますかね?
できるのであればうかがいたい。
では、おやすみなさい。
才能が無いなら哲学の研究などお辞めになった方が世のため
144 :
名も無き被検体774号+:2012/02/12(日) 23:48:14.55 ID:2hhA85xJi
存在学について語ろう。
>>1 1の全部の記憶のうちで、一番古いと思える記憶は何歳頃のどんな記憶?
146 :
名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 06:08:49.46 ID:XRrH8ki30
カントって名前は卑猥なのに、死ぬまで童貞だったって本当ですか?
147 :
名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 06:21:49.70 ID:Ff9CSllYO
哲学って哲学者について調べる学問なの?
自分で新しいこと考えるの?
哲学者になるためには哲学科を出てないとだめ?
148 :
名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 06:35:53.94 ID:0XOiQ24+0
どうやったら単位くれますか?
色仕掛けには弱いですか?
哲学板の機械教をやっつけちゃってください
150 :
1:2012/02/13(月) 16:50:32.96 ID:lCYwDLFq0
>>145 4歳ごろが一番古いですかね。結構いろいろ覚えています。近所の友達が
犬に噛まれたこととか。
>>146 独身ではありましたよね。童貞かどうかは知りません。
>>147 いささか同語反復的ですが、問題に対して哲学的なアプローチで考察する
のが哲学かと思います。他の人が言ったことのない新しいことを言うと、
それは独創性という価値を帯びるわけですが、それはやはりとても難しい。
過去の哲学者に学ぶのは、過去の蓄積を利用するためで、思考経済上の
理由ですね。学問は積み重ねなので、何もかも自分がゼロから構築する
という訳にはいかないですね。そして、哲学者は必ずしも哲学科を出ている
必要はありません。
>>148 ちゃんと試験答案やレポートを書くことですね。色仕掛けには弱いですが
負けません。
>>149 機械教?すみません、存じ上げません。
今日も夕飯の買い物がてら散歩に行きます。
思考経済・・・・
まあ哲学屋としては仕方ないのか
152 :
名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 17:03:01.63 ID:6UwFGise0
哲学屋ってモテます?
153 :
名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 17:37:26.30 ID:0ttCMwnC0
哲学なんてやってると恋愛できなくならない?
人間が生息可能ではあってもインターネットが不可能な惑星や、
電気がないか、ちょっとしかない惑星は有り得るとおもいますか?
また、鉱物が余りにも少ないために、テレビなども作れない惑星というものも
考えられますか?また、陸と陸が余りにも離れているために、船を造っても
もう一方の陸に到達できない惑星も考えられますか?
155 :
名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 17:53:01.53 ID:12wRowOF0
哲学では、ある物事が正しい、正しくないということをどのように判断するんですか
実社会だと正しいとおもう人が正しくないとおもう人より多くなれば正しくなるという感じですけど。
中島義道さんについてどう思いますか?
哲学板を建て直してください
哲学は将来に渡っても文献、言語の全面的な自然科学化はしないのでしょうか?
ここでいう文献、言語の自然科学化とは原典を読まずに
チャート式哲学みたいなのと英語だけ
勉強して論文を書くみたいなことを念頭においています
159 :
1:2012/02/13(月) 23:20:53.41 ID:lCYwDLFq0
>>152 それはないです。
>>153 普通にできます。
>>154 想像可能か?という意味の問ならば、答えはイエスでしょう。
ただ、電気がないとなると、ミクロな原子レベルでの違った世界を
想定しているわけですから、この世界と根本的に違うそのような世界で
われわれ人間のような生命体が存在しうるかどうかというと、
もしかしたら物理的に不可能なのかもしれませんね。
>>155 正しいか否かの唯一の判断基準は無いと思います。大多数が正しいと
思っていることは、実際たしかにほとんどの場合において正しいので
しょうが、だからといって、大多数の人が偽なることを真と誤って信
じていたということもありうるので、「多数者の判断」は絶対ではない
ですよね。われわれはある物事が正しいかどうかを様々な基準を
使いながら判断しているというのが実情でしょう。偉そうな物言い
ですが、なかなか良い質問だと思います。
>>156 カント研究は掛け値なしに素晴らしいです。人生に意味はないとか、どうせ
死んじゃうとかいった彼のエッセイについてはノーコメントで。
>>157 すみません。あまり興味がないので丁重にお断りさせて下さい。
>>158 古典力学を学ぶ人はニュートンを読んだりしないでよくまとまった教科書
で学びますよね。哲学もそうできないか?ということですよね。
う〜ん、自然科学と哲学とでは、同じ学知でも「知のあり方」が違うので
そうはならないと思います。原典を精読して過去の(あるいは現代の)
哲学者と対決するのは哲学の醍醐味ですよ。
160 :
名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 23:28:06.95 ID:Vi8plU780
ソフィーの世界読んだ?
ネットで議論するおすすめのところはありますか
162 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 00:34:51.43 ID:Ljp+uJw50
歴史的に最も有益だった哲学的発表ってなんですか?
163 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2012/02/14(火) 00:35:35.61 ID:jWuwqR4T0
大学いってるけど、なんで簡単に単位くれないんだ
みんな合格させりゃいいのに
164 :
1:2012/02/14(火) 00:52:47.99 ID:DG/6vvj00
>>160 読んでいません。すみません須田さん。
>>161 ネットでですか。寡聞にして存じ上げないです。それよりも大学の
公開講座とかカルチャースクールの方が面白いですよ。本物の哲学教師
と話ができるので。
>>162 なんでしょうね。哲学史ではなく全歴史的規模での(ひとまずは)有益な
影響というのであれば、「全ての哲学はプラトンの脚注である」と言われる
プラトン哲学、キリスト教神学の基礎として使われたアリストテレス
哲学、資本主義を批判したマルクスの哲学あたりですかね
>>163 大学いってるのに、なんで熱心に勉強しないんだ
みんな勉強すればいいのに
哲学教員なのにVIPより哲学板のほうが興味ないw
166 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 00:56:53.80 ID:ARpkU8pH0
教育哲学は一番上の成績だった!
先生ありがとー
向こうは他に教師いるからバレちゃうよね
168 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 01:01:52.39 ID:Ljp+uJw50
アリストテレス哲学の有益性とは具体的にどんなものがありますか?
実生活上で今までに質問されたものの中で、一番エレガントで、難解で、
今後哲学界で最も熱い関心を持たれそうな質問はありましたか?
もし、なかったにしても、それに一番近い質問はどんな質問だったですか?
170 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 15:47:54.50 ID:GmExvuI30
Bラン大で哲学を専攻している学生ですが、翻訳された哲学書(岩波)が難しいです。周りの学生も理解できない人が多いです。
分からないなら学ぶ意味はないと思うんですが、4年間学び続ければ少しは理解できるようになりますか?
171 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:14:43.15 ID:Pm1PSLZN0
数学や物理専攻してる人が行きつく先は哲学になると語る人たまに見掛けるけど
本当なの?
工学系の人間だけどそういう思考には辿りつけない
永久に存在し続ける全知全能の神がこの世あの世等
あらゆる世界を含めて、最強な存在なのかなと思ってますが
それより最強な存在は考えられませんか?
173 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:21:08.00 ID:BaiEJSHQi
>>170 哲学的思考出来ないなら飽きらめろ。
ことわざ覚える学問じゃない。
先天性ある程度必要。
向いてないならやめろ。
174 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:23:03.89 ID:BaiEJSHQi
>>172 初歩だめだめ。
突拍子もないこと言うならだれでも出来る。
理由がひとことも説明されてないから議論を返せない。
やり直し。
175 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:25:04.12 ID:BaiEJSHQi
>>171 自分で考えろ。
おれはオカルトに興味もった。原爆からw
176 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:27:11.92 ID:BaiEJSHQi
とりあえず、こっからいま流行りの正義論スレね。
177 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:28:20.77 ID:BaiEJSHQi
哲学者は独善的。
おれもそう。
えっそうなるの
179 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:36:30.60 ID:Mkrd7cQL0
もうなんか文学部 哲学科進学するだけでも
人生終了みたいな
たぶん就職無理だな。
181 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 16:58:25.71 ID:BaiEJSHQi
>>179 哲学者は全員独善的だし、困ると言い訳が哲学的議論でいきなりさぼりは必要か?とか言い出し話題反らすから部下には向いてない。
>>1 冨田恭彦さんの一連の本を読んで、クワイン、デビドソン、ローティ、サールなどなどの(富田流に噛み砕いた)考えを知りました。
とくにクワイン、デビドソンあたりの考えを知ることで、自分の人生がものすごく楽になりました。
かれらは他人の人生を楽にするつもりで哲学したわけじゃないと
おもうんですが、哲学はこんなふうにも役立つんだとそのときはじめて知りました。
とくに質問があるわけじゃないです。たまたま見つけたんで書いてみました。
ついでに、アメリカは哲学でもすごいんだと知りました。哲学といえば、独仏というイメージだったんで。
184 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 17:22:21.71 ID:BaiEJSHQi
185 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 19:53:31.72 ID:aFtkz+0o0
学会どれくらい掛け持ちしてる?
186 :
1:2012/02/14(火) 21:51:42.06 ID:DG/6vvj00
>>166 それ他の先生ですね、きっと。
>>168 アリストテレス哲学の有益性を言い出すと尽きることないですが、
たとえば彼の道徳哲学は今日においてもその重要性を何一つ失って
いません。
>>169 いい質問してくる学生さんはたまにいますよ。もしそれが論文や著書のタネ
になりうるほど素晴らしい質問だったら、私はおそらくそれをあたかも
自分が思いついたかのように頂いちゃうと思います。でもそこまでの質問は
ないですね。哲学はよい問いをたてるのが実はとても難しいんです。
>>170 なります。学び続ければ分かるようになります。学問とはそういうものです。
>>171 理系から哲学に来る人はかなり多いです。いちど他の学問をやってから
哲学に来る人は本当に多いですよ、私も含めて。
どんな学問でも、その学問を構成している基礎的な概念というのが
いくつかあって、思考がその概念への問いへと向かうとき、どうしても
哲学的なアプローチが求められるようになるということではないでしょうか。
187 :
1:2012/02/14(火) 22:08:11.96 ID:DG/6vvj00
>>172 「全能」の言葉の意味からして、そのような存在はないということに
なりますよね。
>>179 できる学生さんは専攻の如何に関係なく、よい就職先を獲得している
と思います。頑張って。世の中を変えるのはいつの時代も若い人たちです。
>>181 哲学の議論をちゃんとやった人は議論の仕方や効用を身に着けています。
議論が意味をなさない場面では無駄な議論はしないし、上司に感情を
ぶつけるために批判するようなこともしないでしょう。哲学が人間性を
歪めたりはしないと思いますよ。むしろ哲学屋は素直な人が多い気がし
ます。ちょっと手前味噌だったかな。
>>182>>183 そうですか。クワインやデイヴィドソンのホーリズムか何かに対して
共感するところがあったんですかね。クワインの「経験主義の二つの
ドグマ」は誰もが認める名論文なので、是非ご一読を。
それと、現代哲学のメインストリームは英語圏の哲学です。日本では
大陸の哲学の方がありがたがられていますけど。
>>185 4つ入っています。ちゃんと活動しているのは2つですね。これが平均的
なところかと思いますが。
こりゃ哲学科のステマなのかしらw
最近は学生も減ったんじゃないですかね
哲学科とかだと特に
189 :
1:2012/02/14(火) 22:24:13.78 ID:DG/6vvj00
>>188 そもそも「哲学科」をもっている大学が少ないです。
それなりに伝統がありそれなりのレベルを維持している大学でないと
哲学科は維持できないので。そういう大学だとこのご時世だからといって
学生数が激減したということはないです。もちろん少子化で学生数は
減っていて、就職難という理由からも、哲学科は決して人気の選択肢では
ないですけどね。
190 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 22:27:14.35 ID:rxUASrdK0
デリダの脱構築って結局なんなの?そんなすごいものなのか
そうなんですか
私が大学受験するとしたらやっぱり哲学科は怯みますね
将来どうするか、とか考えます
国語の先生にでもなれればいいけど
これも少子化で厳しそう
橋下市長の話も出てましたけど
やっぱり口喧嘩にも勝たないと駄目だと思います
とりあえず勝つことでしか知性の存在意義を世に問えない
詭弁に対しても、哲学にはそれを封じる武器もあるわけでしょう?
自分の本を出版してますか?
あと、物真似をする人や話の上手い人は、一種の顔の劇場での演劇や言葉の劇場での
演劇だと言えるとすれば、そこにカントの『判断力批判』を適用できると思いますか?
193 :
1:2012/02/14(火) 23:23:28.07 ID:DG/6vvj00
>>190 デリダは訳分からんと評判の現代フランス哲学の中では、まだ分かる方で
すね。英語圏の哲学とも交流があります。現代思想の冒険者シリーズで
高橋哲哉著の『デリダ』はわりといい入門書です。脱構築がすごいかどうか
についてはお答えする力量がありません、すみません。ただデリダは
第一級の哲学者だと思います。
>>191 今は「手に職」ということで工学系が人気のようですね。それでいいと
思います。世の中に哲学者がやたらに増える必要はどこにもないですし。
口喧嘩に勝つために哲学を利用する気には私はなれません。ただ、相手の
議論の矛盾や破綻を指摘することはできるし、議論を相手の土俵に乗せない、
自分の土俵にもっていく、といったことは議論になれた哲学者ならとても
簡単なことだと思います。
>>192 してます。もちろんタイトルは言えませんが。
美学を論じた第三批判の前半部の話ですね。それと物まねや話上手がどう
関係するのか、ちょっとすぐには気の利いたことは言えないですね。
でも「博多花丸(でしたっけ?)の児玉清の物まねはすごい似てるよね」
というのはある種の趣味判断・美的判断だと思いますので、カントの美学論
を適用することは可能でしょう。
余談ですが、話が上手くなりたいなら、アリストテレスの『弁論術』(岩波文庫)
などいかがでしょうか?
194 :
1:2012/02/14(火) 23:42:27.16 ID:DG/6vvj00
寝ます。おやすみなさい。
支障がなさそうならいつまでも質問に回答しますか?
196 :
1:2012/02/14(火) 23:51:31.23 ID:DG/6vvj00
>>195 そうですね。あと時間があれば。この板の人たちの真面目さには
少し驚きです。あまり面白くない回答ばかりで少々申し訳ないです。
ではまた。
197 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 23:54:02.24 ID:IoSMlNbd0
裏口入学ってありますか?
>>196 僕の場合勿体ない回答かもです。どうもです。
忙しい時期に向かう可能性もある感じなんでしょうか。
真面目はリアルでもよく言われますw
けどその真面目のニュアンスとは少し違うような・・・
英語やドイツ語の哲学書を読めるようになりたいのですが、語学の勉強はどのようにされましたか?
200 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 17:12:52.89 ID:wEOmxT250
ほしゅ
201 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 17:26:07.24 ID:YiL7GoDy0
哲学をまったく知らないAラン大学生に、書物で体系的に哲学を学ばさなければならないとなった場合、1さんなら何の本を薦めますか?
できれば、読むべき本を順番に20冊程度は教えてください
>>193 凄いかどうかは別として、ポストモダンの一視点としてはどうなの「脱構築」
あれはモダニズムに対して退行しているだけなのではないかという疑問があるけど。
大学教員って、美人と結婚してる人多い?
見合いとか殺到すんのかね
204 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 19:00:35.29 ID:DvpuZYYn0
京都学派についてひとこと
あと今度もう一つ学会掛け持ち増やそうと思うのですが、ひどい学会知ってたら教えてください
一度某実存系学会でいやな目にあったので
205 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 20:23:27.12 ID:58SrNiEX0
>>199 横レスだけど、原書読み込むしかないです
最初は辛いけど
齋藤よしふみ(兆史)信者だった
でもすごい時間かかる
206 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 20:26:15.77 ID:58SrNiEX0
>>201 横レスです
翻訳ですよね
日本語訳は原書より実は読みにくいので、
自分は倫理の教科書に出てる人で興味あった奴だけ読みました
哲学ってくせがあるので、自分の普段の考え方になじむものからいったほうが
いいと思います
自分的なお勧めはエランヴィタルの人ですけど
相対主義が絶対なことは絶対にないという主義らしいですね
わからないけれど
208 :
1:2012/02/15(水) 21:25:21.20 ID:Jqm52WpH0
>>197 私は聞いたことがありません。
>>199 前の方で似た質問にレスしましたが、原書を読むためならば、まず、
定評ある初級文法書を一冊やってしまう(白水社の文法書は良いものが
多いです)、次に(あるいはそれと並行して)、基本単語を3千ほど
暗記してしまう。これをやればOKです。辞書片手にお好きな原典を
お読みになれます。
>>201 20冊挙げるのはキツいのでご勘弁を。たとえば東大出版会あたりから
出ている哲学史や哲学概論の本を読めば体系的にひととおりの知識は
得られると思います。
>>202 ごめんなさい。語れるほど知りません。
>>203 美人の奥さんもらっている人は少ないような…。見合いは地方の国立大
(地元では名門と呼ばれる大学)に勤務している人だと、そういう話を
もってこられると聞いたことがあります。殺到ということは、まずない
でしょう。
209 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 21:28:14.68 ID:90ZlOGUT0
普通の人はどうやったら善のイデアを見ることができるの?
哲学的ゾンビとは何でしょうか。
211 :
1:2012/02/15(水) 21:41:40.17 ID:Jqm52WpH0
>>204 大橋良介さんの本のおかげなのか、最近再評価されてますよね。
「ウィーン学団」における論理実証主義のような特定の方向性を
もった集団というわけではないと思います。海軍に接近して
おかしくなっちゃったりしたそうですが、西洋の分厚い知的伝統
を東洋に生きてきた日本人が短期間で輸入して受け止めようとすると、
いろいろな反応が生じてくるものです。
今日の日本の哲学界への影響はほとんど無いと思います。
ひどい学会は幸いにも知りません。学会発表でいじめられても
負けちゃいけません。頑張れ。どこの学会にも嫌な奴の数人は
いるものです。
212 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 21:43:32.74 ID:tQmk6Qi0O
生と死についてkwsk
213 :
1:2012/02/15(水) 21:57:26.91 ID:Jqm52WpH0
>>209 イデアそのものは見えないそうですよ。ただうっすらとは覚えている
そうですよ、プラトン先生によれば。
まじめにレスすると、善などの道徳的性質をわれわれはどのように
知るのか(あるいは知るべき道徳的性質なんて本当に実在するのか)
という問題ですよね。メタ倫理学という分野の議論ですね。
興味があればメタ倫理の入門書を読んでみては。
>>210 心の哲学での想定例ですね。クオリアをもっていない人の
ことです。ゾンビとかスワンプマンとか、いろいろいて
楽しいですね。
クオリアを持つ人持っていない人…
それは具体的にどんな違いとして分別されるのでしょう。無痛病みたいなことでしょうか。
215 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 22:15:59.81 ID:90ZlOGUT0
>>213 洞窟のたとえと想起説だっけ?(後期の授業でおぼろげに聞いたような)
思われの世界にいる人間が現実に社会秩序をどうつくればいいのかという疑問に
プラトンは答えてるの?
以前の回答ありがとうございます。
217 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 22:24:10.11 ID:H68LmgBY0
ひまな大学教員ですね。スレ埋め尽くすまで頑張ってください。
京都学派についてのコメント、お粗末過ぎますね。どこの先生?
218 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 22:24:16.90 ID:M0u/BCK20
ヒトは自分の命に対して自由な権利を持っていると思いますか?
ロールズと比べたら
今の哲学者だいたい小物化するんじゃないの?
220 :
1:2012/02/15(水) 22:42:17.15 ID:Jqm52WpH0
>>214 近いですね。足の裏に画鋲がささったとき、われわれにはある種の物理的・
生理的現象が生じます(血が出る、足裏から脳に至る神経系にあるタイプ
の反応が生じるなどなど)。そういうことはゾンビにも全く同様に生じる。
でもゾンビには痛みのクオリアが現れない(画鋲が足裏にささったときの
あの痛さがゾンビには生じない)。この違いです。足裏に画鋲がささった
ときに何が起こるかを自然科学的に(物理主義的に)あますことなく完璧に
記述できでも、それで「足裏に画鋲がささった痛み」についてあますこと
なく完璧に知ったわけじゃない。なお知るべきこととして、足裏に画鋲が
ささったときのあの痛み(痛みのクオリア・感覚質)があるじゃないか、
と言って物理主義者を諭すためにゾンビの想定例が使われるんです。
似た例で「マリーの部屋」というのがあります。ぐぐってね。
221 :
1:2012/02/15(水) 22:42:41.80 ID:Jqm52WpH0
>>214 近いですね。足の裏に画鋲がささったとき、われわれにはある種の物理的・
生理的現象が生じます(血が出る、足裏から脳に至る神経系にあるタイプ
の反応が生じるなどなど)。そういうことはゾンビにも全く同様に生じる。
でもゾンビには痛みのクオリアが現れない(画鋲が足裏にささったときの
あの痛さがゾンビには生じない)。この違いです。足裏に画鋲がささった
ときに何が起こるかを自然科学的に(物理主義的に)あますことなく完璧に
記述できでも、それで「足裏に画鋲がささった痛み」についてあますこと
なく完璧に知ったわけじゃない。なお知るべきこととして、足裏に画鋲が
ささったときのあの痛み(痛みのクオリア・感覚質)があるじゃないか、
と言って物理主義者を諭すためにゾンビの想定例が使われるんです。
似た例で「マリーの部屋」というのがあります。ぐぐってね。
222 :
1:2012/02/15(水) 22:50:02.38 ID:Jqm52WpH0
2重レスしてしまった…。
>>215 質問の主旨が不明確ですが、善や美などのイデア(善や美そのもの)
がイデア界にはあって、でも現象界に生きるわれわれは、それらの
影を見ることができるにとどまるというのが、洞窟の比喩ですね。
想起説も同じようなものです。
現実の世界で社会秩序(国家)をどう構築すべきかというテーマ
で有名なのが、プラトンの主著とも言うべき『国家』ですね。
プラトンの著作の中では最長ですが面白いですよ。彼の理想国家論
が説かれています。私は彼の理想国家に住むのは遠慮したいですが。
223 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 22:54:12.92 ID:DvpuZYYn0
非専門家にとって想起説はアイデンティファイの問題に困ったプラトン先生がでっち上げたように思えて仕方ない
224 :
1:2012/02/15(水) 22:56:46.42 ID:Jqm52WpH0
>>218 自分の命を維持するためなら、いざとなれば何をやってもよい
と思います。それをやらないと死んでしまうのだから。
では自殺する自由はあるのかというと、あるよと答える人もいるで
しょう。だからこそ安楽死が認められていたりするのです。
でもカントのように苦しいからって自殺はダメと言う人もいます。
私は人の命を「権利」という言葉で語るには限界があると思います。
権利とは元来、土地やら商品やらの所有や取引のために使われるよ
うになった言葉なので。
225 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 22:57:20.62 ID:/lAYw6FZO
>>1が自分で想像・創造した考えはありますか?
自分は高校レベルの知識しかない者ですが
日本には独創的考えを持つ人が少ないと聞きました。
西田哲学とまではいかなくともある程度の独自性を持った人がいるのでは。
226 :
1:2012/02/15(水) 22:59:26.89 ID:Jqm52WpH0
>>223 まあ、半分神話ですよね。そういう神話を用いて語ることに
説得力があったんですかね、当時のギリシャは。
>>220 ありがとうございます。マリーの部屋についてはだいたいわかりました。
自分はデネットの考えに近いです。ゾンビについては自分にはまだわからない
です。無痛病で画鋲を踏んでも痛い仕草はしないし気づかないのだろうかと。
普通の人のように痛い仕草をする能力がある場合がいわゆる「痛み」
なのでしょう。
>>224 横レスですが、ほとんどの戦争はどちらも自衛を主張しているのです。なのでそれは
戦争状態の肯定ともいえるのです。
229 :
1:2012/02/15(水) 23:02:46.02 ID:Jqm52WpH0
>>225 ありません。私の考えなど所詮だれかの二番煎じです。
ただ、独創的な哲学者はこれから日本にも増えてくる気がします。
230 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 23:17:02.49 ID:90ZlOGUT0
>>222 春休みの間に読んでみます。
死すべき運命にある人間は誤りを犯すので政治を行うと衆愚政治になる
↓
善のイデアに至ることのできる哲人さんが理性に基づいた政治をする
アリストクラティアが理想
↓
しかしその哲人自体死すべき者であるので誤りを犯すので完全な社会秩序を
構築できないのではないか、さらにそもそも哲人自体現れない場合、現実に
どのような社会秩序を構築すべきなのか?
ということがいいたかったのでした。
マリーの部屋について
物理主義を諭すために、マリーは物理情報を取得しているとしているのかも
しれないけれど、マリーは色だけを見て色名を答えることはできないのは当然で
外に出ることによってそれができるようになりますね。前後でそれだけは違う
のでしょう。この辺はどう思われるでしょうか。
232 :
名も無き被検体774号+:2012/02/16(木) 00:17:09.10 ID:xJ8m/GES0
>>1 ウィトゲンシュタインのストンボロー邸にどう彼の哲学が生かされているか教えてください。
233 :
名も無き被検体774号+:2012/02/16(木) 00:19:40.47 ID:xJ8m/GES0
哲学の範囲って広すぎて敵わんですよね
でも分からないけど読んでる自分が居て、しかも分からないなりに読んでいるのが楽しい
しかし読み終わって身に付いてるかと言えば…
何らかの変化はその都度実感としてあるけど、それが社会一般で通用するような成長というものではない、
そんな読み方をしています
これってありですか? もちろんアカデミズム的には無しでしょうが…
ちなみに今はアガンベン『言葉と死』とベルナール『偶有からの哲学』とクロソウスキー『ニーチェと悪循環』を
読んでいます
ヘブライ語やギリシャ語やラテン語も話せるんですか?
236 :
1:2012/02/16(木) 22:57:00.59 ID:dDNbkTfo0
>>231 質問のご主旨がいまひとつ掴みきれませんが、私は「マリーの部屋」は
物理主義(物的一元論)へと向かおうとする人を思いとどまらせるに足る
想定例であると肯定的に評価しています。われわれがそう簡単に物理主義
へと向かえないその理由は、ひとつには、クオリアというものがあるから
だと思います(もうひとつは心の状態がもつ志向性)。
>>232>>233 ウィトさんには建築に熱中した時期があったということは知っていますが、
伝記には詳しくありません。総じて私は哲学者に関する伝記的事実には
さほど興味がないので。
>>234 哲学の範囲は本当に広いですね。学問の分化が進んだ現代において、
ひとりで哲学の全分野をカバーするなんて無理だと思いますね。
本の読み方はいろいろあると思いますよ。読んで何かを得たと感じれば
きっと何かを得ていると思いますよ。そう信じましょう。読んで楽しい
ってのは最高だと思いますよ。
ただ研究者の場合には論文を書くために読むという、いわば「職業として
の読書」なので、ときには楽しくない論文も読まなくてはいけないんですよ…。
>>235 古典ギリシャ語とラテン語は履修しました。でも、もちろん話せません。
ヘブライ語は全く知りません。
237 :
名も無き被検体774号+:2012/02/17(金) 01:13:06.86 ID:zyaF8f3G0
あなたより勉強してると思いますよ
保守
>>236 > 質問のご主旨がいまひとつ掴みきれませんが、私は「マリーの部屋」は
> 物理主義(物的一元論)へと向かおうとする人を思いとどまらせるに足る
> 想定例であると肯定的に評価しています。われわれがそう簡単に物理主義
> へと向かえないその理由は、ひとつには、クオリアというものがあるから
> だと思います(もうひとつは心の状態がもつ志向性)。
マリーの部屋の話を読んでも私には思いとどまるというのはなかったのですがマリーの部屋から
違う何かを読み取ったのでしょうか。クオリアと心の状態がもつ志向性(志向性クオリア?)の存在が
物的一元論ではない根拠なのでしょうか。
240 :
名も無き被検体774号+:2012/02/17(金) 22:42:26.68 ID:Rd+VWRKG0
4月から高3です。
哲学専攻の大学で進学おすすめは??
偏差値関係なく私立でお願いします。
西洋系、東洋系−−−
241 :
1:2012/02/17(金) 22:51:12.62 ID:LKhp2zvK0
>>237 精進いたします。
>>239 「赤い色を見る」という体験が自然科学の記述の下ではいかなるものなのか
を隈なく知ってる天才科学者がいて、しかし彼は特殊な環境(たとえば、全
てがモノクロームの部屋)で生まれ育ったので、実際に赤い色を見たことが
ない(赤の感覚質をしらない)。その彼がはじめて部屋を出て、庭の赤い
薔薇を見たときに、彼はその赤さに驚きを覚え「これが赤さというものか」
と言うと思います。自然科学的記述(物的一元論)では汲みつくせないもの
がやはりあるということを「マリーの部屋」はとても印象的にイラストレ
イトしてくれていると私は思います。
242 :
1:2012/02/17(金) 23:04:01.69 ID:LKhp2zvK0
>>239 (続き)
次に「志向性」ですが、欲求や信念などの心の状態に特徴的なのは、
それらが志向性を有するという点です。「志向性」(intention)と呼ぶ
とあまりピンとこないので、むしろ「〜について性」(aboutness)と
呼んだ方が分かりやすいと思います。たとえば「シリアのアサド政権
が退陣する」ことを欲するという場合、この欲求は「シリアのアサド
政権の退陣」という、心の外に或る出来事「について」の欲求です。
心の状態以外の自然界の状態には、この「〜について性」というもの
が見当たりません。たとえば、夕暮れは時に悲しげわれわれの目に
映りますが、夕暮れそれ自体が人生の悲しみ「について」語っている
わけではないですよね。夕暮れはただひたすらにあるがままにある
だけで、夕暮れ以外の何か「について」述べていたりするわけでは
ない。「について性=志向性」はわれわれの心にだけ認められる
性質である。ゆえに、そのような性質を有する心の状態は物的状態
へと還元できない(物的一元論はダメよ)。ざっとこういうこと
です。
243 :
1:2012/02/17(金) 23:14:24.17 ID:LKhp2zvK0
>>240 私立限定ですね。あいにく私が知っているのは西洋系だけです
ので悪しからず。
「哲学科」や「倫理学科」などを持っている大学がいいですね。
そうなると数は限られてきます。
首都圏ばかりになってしまいますが、慶応・東洋・中央・専修
を挙げておきます。これらの大学ならば、ちゃんと研究を指導できる
体制がある(主に教員の質の点から)と思いますし、学部において
も良質の授業をやってくれていることと思います。
244 :
名も無き被検体774号+:2012/02/17(金) 23:18:57.22 ID:3XFmNAKh0
以下の意見についてですが、ちょっとひっかった箇所があります。
______________________
他人に左右されない頑固な自分の意見の持ち主って、
実はあまり考えないひとなんじゃないだろうか.
対抗してちょっと極端なことを言えば、
考えるひとというのは、ひとの意見を聞いて敏感に反応して、
すぐに『なーるほど』とか『あっそうか』と言って、
むしろ自分の意見にはこだわらないんじゃないだろうか.
_______________________
>考えるひとというのは、ひとの意見を聞いて敏感に反応して、
>すぐに『なーるほど』とか『あっそうか』と言って、
>むしろ自分の意見にはこだわらないんじゃないだろうか.
何故、考える人=誰にでも同調する人と位置づけられているのでしょうか?
観念論ですか
246 :
1:2012/02/17(金) 23:40:20.47 ID:LKhp2zvK0
>>244 「自分の意見に固執する人ならば、考えない人である」
という条件文から引き出せるのは、
「考えない人ではない人ならば(=考える人)ならば、自分の意見に固執しない」
ということですね(対偶律)。
仮に「自分の意見に固執しない」=「だれにでも同調する」であるならば、
この論者の論の運びには論理的な破綻は無いと思います。
ただ「自分の意見に固執しない」と「だれにでも同調する」は同義で
はないと思いますが。
247 :
名も無き被検体774号+:2012/02/17(金) 23:54:29.84 ID:Rd+VWRKG0
243>ありがとうございました。
やっぱり学部に哲学科がちゃんとあるところですね。
偏差値は別としてやっぱり創立してから歴史のある大学
ばかりですね。
受験頑張ります。
248 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 00:01:36.33 ID:3XFmNAKh0
>>246 っていうか、だれにでも同調するは私の意見ですが
そもそもこれは、だれにでも同調するっていうことを言ってるの?
あなたの見解がない
249 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 00:03:37.76 ID:3XFmNAKh0
>>246 それと、聞いているのはそこではない
「自分の意見に固執する人ならば、考えない人である」
ここよ。なぜここがイコールで結ばれるのか
学部生の哲学に対する姿勢とか意欲とか知識ってどの程度のものですか?
>>241 > 物的一元論では汲みつくせない
根拠が知りたいのです。「これが赤さというものか」は、マリーはそもそも赤を判別出来なかったのですから、
それが出来るようになったのでしょう。これは
>>231のとおりです。
>>242 クオリアと心の状態がもつ志向性が物的状態に還元できない根拠が知りたいのです。
>>246 「考える人ならばだれにでも同調しない」ではなく
「考える人ならばだれにでも同調する」を正しいとした根拠がないようですが。
哲学は普通の人よりこういうところを厳密にするイメージがありましたが。
253 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 06:12:47.66 ID:KfwOlAYs0
前後の文脈をすっとばして一部だけ取り出して
これどう思うよって言われても大学教員の人も困るんでねーの?
質問の仕方が悪いのだと思われ
年収おいくらなんですか
255 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 06:31:09.80 ID:jcB9OouW0
宗教と哲学の違いを教えてくれ!
宗教は真理と捉えてるのだが
講義で惑星ソラリスみせられたけど意味不明だった
257 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 06:50:29.57 ID:D5n7W9DyO
善の研究…読んだがむつかしいです
視点のアドバイスを
258 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 07:10:16.03 ID:dIgzNcip0
259 :
1:2012/02/18(土) 20:48:01.51 ID:ThYWakAN0
>>247 勉強頑張って下さい。
>>248>>249 形式(論理や推論)に関する質問ではなく、内容に関する質問だったので
すね。あなたの言うように、「自分の意見に固執する人ならば、考えない人である」
が真であるとは私も思いません。自説に固執し、かつ、よく考える人というの
が存在しうるので。
>>250 大学院進学を当初から考えている学部生には、当然ですが、意識が高く知識
も貪欲に吸収する人が多いです。姿勢・意欲・知識は当人次第なので本当に
千差万別です。ただ言えるのは、どんなに優秀でも学部生はやはり学部生に
過ぎないということですね。みんな院で研究してやっと一人前になっていく
ということだと思います。
>>251 物的一元論は自然科学的知識の他に知るべき重要なことは無いと言っている
わけですが、マリーの部屋の事例は、いやそんなことはない、赤のクオリア
を知ることは、自然科学的知識ではない重要な何かを知ることなのだ、と
いう主張に説得力を与えるような事例として提示されているのです。もし
あなたがこの事例に対して「私は何ら説得力を感じない」と言うのであれば、
それはもう、それまでのことです。
それと、クオリアや志向性が物的状態に還元できないということはわれわれに
与えられている事実であって、根拠を提示すべき主張のようなものではありません。
>>252 私は内容が正しいかどうかではなく、推論の形式が妥当かどうかに関する質問と
思ったので、形式に関してお答えしたまでです。
>>253 おっしゃる通りです。一般の人はまず適確な質問ができません。専門家では
ないので、これは当然で仕方のないことです。哲学のセンセイは、その辺りは
心得ていますのでご心配には及びません。
260 :
1:2012/02/18(土) 20:59:53.81 ID:ThYWakAN0
>>254 内緒です。でも大学の教員が高給取りということはありません。
>>255 大きすぎる質問ですね。
そもそも宗教とは何かということに関して一致した宗教学的見解が
あるわけではないようです。
多少の間違いを覚悟で言うならば、宗教はだいたいにおいて、核と
なる教義というものがあって、それに対する批判的検討はご法度であ
ることが多い。しかるに、哲学の核心は物事を批判的に検討すること
にある。こんな感じでしょうか。他にもいろいろと違いがあるかも
しれませんけどね。
>>256 昔の東京の首都高が出てきますよね。当時のロシア人には東京が未来
っぽく映ったんですかね。
>>257 キタロー先生ですか。具体的なアドバイスはできませんが、かわりに
永井均さんの解説書を読むことをお勧めします。
>>258 普通にしてます。余談ですが、権威主義的で人から偉く思われたい
という態度が見えるような哲学の先生は極めて高確率で研究者として
ダメな先生ですので遠ざかっていましょう。
261 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 21:39:06.67 ID:p3eiJTpW0
哲学学者と哲学者の違いを教えてください
「哲学者という仕事」は存在しますか?
哲学者ですか?哲学学者ですか?
262 :
1:2012/02/18(土) 22:16:27.30 ID:ThYWakAN0
>>261 「哲学学者」という言葉は初耳です。ですのでそれと「哲学者」の違いに
ついては、あいにくですが、分かりかねます。
「哲学者という仕事」は存在するか?という質問についてですが、「哲学者」
は職種ではないと思います。哲学の論文を学会誌に発表するなどの活動を
していれば「哲学者」と呼ばれるための最低限の資格はあると私は思うの
ですが、論文を発表しても飯が食えるわけではないので職業とは言い難い
ですね。
現代において、哲学で飯を食っている人となると、哲学を専門として教えて
いる教師(主に大学教員)と哲学書を書いたり哲学を私塾で講じたりして生計
を立てている人(中島義道さんですね)ぐらいですよね。これらを「職業として
の哲学者」と呼ぶのであれば、哲学者という仕事は存在するということに
なるかと思いますが。
ゆとりについて偏見はありますか?
264 :
1:2012/02/18(土) 22:45:45.57 ID:ThYWakAN0
>>263 いわゆる「ゆとり世代」に対しては偏見はありません。
その世代の生みの親(寺脇研氏など)に対しては思うところがありますが。
勉強なんて所詮は詰め込みですよ。運動だって勉強だって、脳みそと体が
柔軟な若いうちに、できるだけあれもこれも詰め込んで教え込んで叩き込む、
教育はそういうもんですよ。
265 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 23:03:50.19 ID:p3eiJTpW0
ありがとうございます。要するに長年、上で書かれました「哲学者」と「論文」の関係が腑に落ちてないのですが、論文を書かなければ哲学者ではないのでしょうか?
現代ではそうなりますか?
古代から例外なくそうなのでしょうか?
哲学とはそうでしょうか?
永井先生の解説とは異なりませんか?
266 :
1:2012/02/18(土) 23:15:29.93 ID:ThYWakAN0
>>265 ソクラテスのように文章を書かなかった哲人もいますが、現代では
哲学的思索を伝達する手段は論文ということになっています。ですので、
論文を書かなければ哲学者とは言い難いですね。
永井さんがこの点について何を言ったか私は知らないのですが、
永井さんも論文や本を書いてきたからこそ、自らの思考を世に知らしめる
ことができているのです。
267 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 23:20:10.43 ID:j14N5G/TO
大学生(哲学科関係なく)にこれは読んでおいて欲しいって本ありますか?
268 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 23:27:48.45 ID:p3eiJTpW0
>>266 私には「哲学者」という言葉が、その人をまるっと説明する「哲人」に聞こえるわけです
先生の「哲学者」では「職業哲学者」に聞こえると
論文や文が必須であれば先生は「論文分」だけ哲学者であって、先生自体全体は「哲学者」ではないということでしょうか?
哲学者であることを証明する必要のない哲学者がいるのでは?
269 :
名も無き被検体774号+:2012/02/19(日) 00:18:19.78 ID:1ocVwotZ0
気が強い人って、人の気持ちがあまり読めない人が多いけど
あれなんでなのかな?
270 :
名も無き被検体774号+:2012/02/19(日) 00:18:45.70 ID:1ocVwotZ0
人はなぜ、言葉をつかって自己表現よりも自己主張に走るのでしょうか?
>>264 哲学が専門の先生だったら「智」とは何か、とか「学び」とは何かとか
いろいろ独特の視点をお持ちだと思ったら、案外普通でワロタw
でも詰め込み方にも工夫は必要ではないですか?
まあ詰め込みっていう言葉も比喩的な表現だから実態を正確に表してないから
何ともいえないものがありますが
登山(ロッククライミングも可)という行為に、実際に自分の「身体」を通して関わることで
その人の環境(ここでは山)に対する認識がどう変わるかとか、
自分の「生活」に対する認識がどう変わるかとか、
ということを議論している論文や本を探しています。
現象学の分野になるのかと思いますけれども。
特殊な質問で申し訳ありませんが、もしご存知なら教えてください。
273 :
塩なめくじ(;´Д`) ◆P.1kwWtwlwvG :2012/02/19(日) 16:14:43.66 ID:4Y3nenuc0
特定する気まんまんw
274 :
塩なめくじ(;´Д`) ◆P.1kwWtwlwvG :2012/02/19(日) 16:22:58.03 ID:4Y3nenuc0 BE:69689243-2BP(524)
>>96へ
おれも対話と独り言のどっちが哲学なのか悩んでるんだぜ。
プラトンのは対話篇といってもさ。あれ全部一人で書いてるわけじゃん。
だったらそれって批判を取り込んでるように見せるマッチポンプになるんじゃないの。まったく批判を寄せ付けないとする独り言よりたちがわるいんじゃないかだぜ?
いっぽう独り言だったならそんなまねはしなくてすむ。批判を批判としてちゃんと自分の外側にとっておくことができるだぜ。
独り言のほうが哲学なんじゃないのか?
275 :
塩なめくじ(;´Д`) ◆P.1kwWtwlwvG :2012/02/19(日) 16:23:56.94 ID:4Y3nenuc0 BE:69689243-2BP(524)
あとなんでVIPにたてなかったんだぜ? まちがえた?
276 :
忍法帖【Lv=27,xxxPT】 :2012/02/19(日) 16:30:04.90 ID:Z+5HBDIW0
哲学の論文は表立っては対話篇にはなってないけど、
想定されうる反論や対立する立場について言及するから、
形式上は差異はないと思われる。
だから藁人形論法に陥っている論文も当然のことながら存在する。
>>259 > それと、クオリアや志向性が物的状態に還元できないということはわれわれに
> 与えられている事実であって、根拠を提示すべき主張のようなものではありません。
横レスですが疑問に思ったのですが哲学ではどのようなことが事実とされるのでしょうか。
マリーの部屋ではマリーが外に出る前と後では物理情報が同じとされているのは何故でしょうか。
278 :
名も無き被検体774号+:2012/02/19(日) 19:50:08.87 ID:y+l/I1DCO
博士課程に進んだら教員以外に就職口がないのに教員になるのも難しいと言うけど現状は?
それに関連して博士課程の志望理由書は面接で修了後の進路を聞かれたら何と答える人が多い?
279 :
1:2012/02/19(日) 23:29:29.79 ID:z/ks+yHE0
>>267 経済関係の分かりやすく良質な入門書・解説書ですね。
「世間を知る」ってとても難しいことですが、もし世間を知るに最短の道は
何かと言われれば、経済を学ぶことだと私は答えたいです。
個々の人間の行動とその集積である社会の動きを知るには経済学は
とてもよいツールだと思います。少しでも世間を知って、したたかに社会で
生き抜いていってほしいです。
>>268 その人の生き方や存在自体が哲学って感じの人のことですかね。まあ、そう
いう人もいるのかもしれませんね。
>>269 う〜ん、よく分かりません。
>>271 そうですね、詰め込みをやるならなるべく効率のよい方法を採用すべきだと思
います。
>>272 登山と現象学ですか…。難しい注文ですね。ごめんなさい知りません。
現象学の貫さんはダンスがお好きのようですが、ダンスと現象学じゃ
ダメですか?
>>274 授業の出席者が少なくて、しかも相当数寝ていたりすると、自分は教壇から
独り言を言っているだけじゃないのか?なんて思ったりします。
そんな教師のために学生さんはときどき視線で「聞いてるよビーム」を
送ってあげて下さい。
>
>>275 VIPとVIP+の違いが分からないんだぜ。
>>277 事実にもいろいろありますが、雑駁かつ一般的に言って、みんなが事実と
見なすことはだいたい事実ですよね。
それとマリーの部屋の話は飽きましたので終わりにさせて下さい。すみません。
>>278 現状はおっしゃる通りです。博士号もってても企業は採用してくれません。
だって博士もってる30歳よりも学部卒22歳の方が仕込みやすいし、人件費も
安いし長く働いてくれるし…というのが企業側の理由ですね。もっともな
理由だと思います。理系は別として、文系博士を企業が必要とするかという
と疑問です。博士持ちを企業が採用して使ってみれば、それなりに使える
とは思いますが、でもあえて採りたいとか、どうしても採りたいと思わせ
るほどではないでしょう。
ちなみに博士課程進学者は進路については、大半が「研究職(大学教員など」
と答えている筈です。博士課程っていうのは、そもそもそのためにあるので
すから。
アキレスと亀の話の中でパラドクスである理由が述べられているのはどこでしょうか。
281 :
272:2012/02/19(日) 23:52:45.16 ID:9TnTfqaZ0
>>279 レス、ありがとうございました。
私は哲学が専門でないので、知りませんでした。
私は、ダンスも好きなので、その方の本から読み始めようかと思います。
282 :
名も無き被検体774号+:2012/02/19(日) 23:56:45.44 ID:hDbfCH8x0
突然ですみません。哲学とは関係ないとは思いますが、非常に
悩んでいることがあります。それは以下のことです。
人間は話を聞くとき、聴覚器官から入ってくる音声言語を、頭の中で
文字言語としてイメージしているのでしょうか?それともそんな過程は経ずに、
音声言語を理解しているのでしょうか?意味わかりませんよね?
すみません。自分でもうまく言葉にすることができない問いですので。
ですが、大学教員をしているほどの方からなら、何か得られるのではないかと思い、
質問させていただきました。
283 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:01:41.21 ID:LCG5kJt50
生き方や存在を哲学とか哲学者とはあまり呼ばないでしょう
(人生哲学ではないのですから)
哲学は人に見せる前にしていませんか?
哲学が「できる」から、「論文を書く」のが本当の哲学者でしょうか?
そんなものが「ありき」でなくても、哲学してしまう人ではないのでしょうか?
「論文=哲学者」の定義は、哲学者のコンセンサスがありますか?
その場合「哲学者=いわゆる哲人」では全くない、という解釈でよろしいでしょうか?
284 :
1:2012/02/20(月) 00:16:30.84 ID:mQz/DHVZ0
>>280 それはもちろん、アキレスが亀に追いつけないという結論が受け入れがたい
という一点に尽きるでしょう。
>>282 音声を文字に変換したりはしていないと思いますよ。文字の発明以前から
言語は存在したのですから。また、幼児は読み書きできなくても聞いたり
話したりしてますしね。
>>283 生き方や存在を哲学とか哲学者とはあまり呼ばないでしょう
>実は私もそう思います。
哲学はあくまでも、どこまで行っても学問です。逆に言うと、所詮学問
でしかない。では、学問は何を用いて遂行され、その成果はどのようにして
他者へと伝達されるか。答えは「言語」以外ではありえません。
言語化不可能ならばそれは学問でも哲学でもありません。
で、言語化するとは、現代の哲学界では「論文を書く」ということです。
論文を書くために考えるのか、たまたまよい考えがまとまったから
論文を書くのか、そんな順序はどうでもいいのです。
もちろん、この広い地球のどこかにアリストテレス級の哲学を自分の
頭脳の中だけで構築し、しかしそれを一切他人に漏らさず、ただ一介の
サラリーマンとして生涯を暮す、そんな人物がいないとは断言できませんが、
まあ、そんな人はほぼ確実に自分の考えを何らかの形で公表したいと
考えるでしょうね。
>>279 > それとマリーの部屋の話は飽きましたので終わりにさせて下さい。すみません。
哲学の先生ならゾンビやマリーの部屋についてわかりやすく解説できると期待していましたが
残念です。ありがとうございます。(デネットの解説はよく理解できたのだけれど)
286 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 00:30:45.95 ID:cj3O6Qfs0
>>284 そんな大層なものが哲学ではないかと言っておりません
永井さんは「哲学を学ぶ前に自分で哲学をしはじめてしまった」「子どもは哲学する」といっています
特別な文脈でなく、文字通りの意味で
永井さん的「哲学」は存在し得ませんか?
>>284 > それはもちろん、アキレスが亀に追いつけないという結論が受け入れがたい
> という一点に尽きるでしょう。
アキレスはその時点での亀のいる地点までしか進まないという前提なので追いつけない
のは当然だと思ったのです。前提が追いつかないという設定なのでどうして追いつかない
ことがパラドクスになるのかと思いました。
288 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 01:14:13.80 ID:M6bNkdg40
>>284 282で質問したものです。なるほどと思い感心しました。流石ですね。
ありがとうございました。
289 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 01:21:31.05 ID:byQv2oFz0
良スレの臭いがする!
290 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 01:21:42.16 ID:M6bNkdg40
「論理」とはなんですか?
漠然とした質問ですみません。
291 :
1:2012/02/20(月) 01:29:27.59 ID:mQz/DHVZ0
>>286 永井さんがその発言をどこでされたのか私は知りません。あるいは、その発言
を読んだかもしれませんが、忘れました。
さて、「子どもは哲学する」ですが、哲学する子供が存在することに矛盾は
ないので、そういう早熟な子供がいてもいいと思います。ちなみにヒュームが
彼の哲学を構想したのは10代後半でクリプキも高校生の頃に様相論理に関する
重要な研究を成し遂げています。
で、「哲学を学ぶ前に自分で哲学をしはじめてしまった」という永井氏の
述懐ですが、それは「哲学するとは何か」を自覚的に問いつつ哲学研究に
従事する、大人になった永井氏が、過去を振り返って、「ああ、あの子供の
頃の自分の思考は今思えば哲学だったんだ」と言っているわけです。
これは永井氏が実際に子供の頃に哲学していたということではなく、大人で
あり哲学者である永井氏が、子供の頃の思考を「いま」哲学的思考として
再構成しているにすぎません。よってこれは実のところ大人の永井氏の思考
に他ならないのです。永井氏はおそらくこれを認めるでしょう。
哲学は学問なのですから、当然に優れて自覚的な営みなのです。ですので
「我知らず哲学してしまった」ということは本来ありえないはずなのです。
292 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 01:33:24.28 ID:2HL3pBv30
哲学関係の大学職に就きたいんだけど
私立大からでは厳しいですか?
293 :
1:2012/02/20(月) 01:36:42.83 ID:mQz/DHVZ0
>>287 なるほど。言わんとすることが、なんとなく分かります。
最初からパラドクスと感じられないというあなたのような読み方は
面白いと思います。アキレスと亀についてはセインズブリー『パラドックスの
哲学』の中の一章か、植村恒一郎氏の『時間の本性』の最初の方を
読むといいですよ。どちらも期待を裏切らない面白さです。
294 :
1:2012/02/20(月) 01:43:03.20 ID:mQz/DHVZ0
>>289 気軽にスレ立てましたが、レスするのって案外大変ですね。
でも、質問系なら「元ヤクザだけど〜」とか「現役AV女優だけど〜」
の方がやっぱり面白いですよね。哲学教師は地味すぎる。
>>290 推論(推理)するときの規則ですね。では、われわれが物事を考える
とき、いかなる規則に従っているのか、あるいは従うべきなのか、
などとあれこれ考えるんのがphilosophical logic(論理学の哲学)
です。
295 :
1:2012/02/20(月) 01:46:48.34 ID:mQz/DHVZ0
>>292 事実だけ述べますと、私大出身の哲学教員は国公立出身者に比べると
とても少ないです。最多はやはり東西両横綱ですね。それか海外の大学
のPhD取得者。厳しいという答えになってしまうかと思います。
296 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 01:48:51.90 ID:2HL3pBv30
297 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 01:51:54.29 ID:M6bNkdg40
人間の思考は言語によって規定、あるいは制限されているのですか?
これもまた漠然とした質問ですみません。
298 :
1:2012/02/20(月) 02:03:42.73 ID:mQz/DHVZ0
>>297 『論考』での初期ウィトゲンシュタインは言語の限界が思考の限界と
考えていたようです。ただ、彼は後に言語に関する見方を大きく転換させて
います。
思考は言語によって限界づけられるという考えには私も同意します。
では言語とは何なのかとなると、先のヴィトゲンシュタインの言語観の転換
に示されるように、それはたやすく答えられるものではないと思います。
言語とは何かがよく分からないので、言語が思考を限界づけると言った
ところで、思考の限界がどこにあるのかが明確になるわけではないという
ことなのでしょう。
299 :
1:2012/02/20(月) 02:10:26.99 ID:mQz/DHVZ0
さて、そろそろ寝ますね。ではまた。
300 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 02:20:04.05 ID:M6bNkdg40
>>298 本当にありがとうございました。
個人的には大変楽しかったので
またぜひお願いします。
301 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 02:26:35.78 ID:cj3O6Qfs0
>>291 「哲学者」は「学者」であると
「科学学者」「数学学者」「哲学学者」と呼ばれて看過できない問題はありませんか?
302 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 02:32:18.72 ID:cj3O6Qfs0
>>291 ちなみに永井さんは論文など当然書かず、天才でもない子どもが「哲学する」といっています
文字通りとはそういうことです
303 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 16:13:19.30 ID:tWlyr6j60
よく漫画などの登場人物の心理描写で、ものすごい量の言葉をつかって
登場人物が頭の中で思考している場面がありますが、人間って、それらの漫画
のように、大量の言葉を頭の中だけでつむんでいって思考しているものなのですか?
304 :
1:2012/02/20(月) 20:53:16.11 ID:mQz/DHVZ0
>>303 興味深い問いですね。
いわゆる普通の言語の他に、われわれが頭の中で物事を考えるときの言語
(mental languageとでも呼ぶべきもの)があると言われていた時代がありまし
た。しかしこれは現代ではほとんど聞かない考えですね。
大量の言葉を頭の中で紡いで思考することも確かにあると思います。
しかし、そうではない場面も多いですよね。たとえば、自分の恋人が自分以
外の異性に見せるふとした仕草に浮気の兆候を嗅ぎ取るという場合、
その仕草がなぜ浮気の兆候なのか、その推測を順序立てて文章にすると
思いのほか長くなるかもしれません。しかし、われわれが浮気の兆候を
見抜くのは一瞬です。順序立てて推測・推論をして、その挙句に「浮気
してるかもしれない」と結論付けたりはしません。この例からすると、
思考とは常に言葉を用いて行うものではないと言いたくなるのではない
でしょうか?
他にも言葉は文法的な構造をもっているが、思考を司る脳神経は、
脳科学的には全然別の構造をもっている(ニューラルネットワーク)という
ことも問題となってくるでしょう。まあ、この辺りは哲学と認知科学の
境界に位置する問題ですが。
305 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 20:58:30.88 ID:bWS8bKZ10
>異性に見せるふとした仕草に浮気の兆候を嗅ぎ取るという場合
童貞にはわからないけどこういうしぐさの心理というか自然としてしまう行動はおもしろいな
306 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 21:15:49.87 ID:QfoZJgzw0
「わかる」とはどういうことですか?
漠然としていてすみませんが。
307 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 21:29:17.61 ID:cj3O6Qfs0
哲学が論文なら人間はどの瞬間に哲学者になるのですか?
@初めての論文書き終えた瞬間
A初めての論文を提出した瞬間
B論文が認められた瞬間
>>306 「理解する」とは何かということですよね。
人はある難しい事柄をそれを構成してるいくつかのより易しい事柄へと
分解して提示すると「分かった」と思うことが多いですよね。言葉の
成り立ちからして、「分かる」や「理解する」は何かを小さくバラすという
意味をもっていますよね。
それと人はある事柄の原因や理由を提示されると「分かった」と思うこと
が多いです。さしあたりこれくらいですかね。
309 :
1:2012/02/20(月) 22:10:47.60 ID:mQz/DHVZ0
あ、またしても名前欄を空欄にしてしまった…。
>>307 何をもって哲学者と称すべきかという問いにこだわりがあるようですね。
哲学者は物理学者や生物学者や経済学者や法学者と同様に学者です。
現代においてそれに従事する者の大半は大学を主とする研究機関に属する
研究者です。
そして学者として研究を遂行するにはそれ相応の資質が必要です。その
資質は長期間に亘る教育を受けた末に獲得されるものです。
たまたま哲学的な問いを発した子供や素人がいたとしても、彼らは哲学者
ではありません。子供が物理学の業績を挙げたためしがないように、
子供が哲学の業績を挙げた例も実際には存在しません。哲学はあくまでも
学問の一分野です。子供や素人が遂行しうるような営為ではありません。
310 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 22:12:19.20 ID:QfoZJgzw0
>>308 なるほど。ありがとうございました。
303の質問にも答えてくださりありがとうございました。
311 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 22:22:47.25 ID:cj3O6Qfs0
>>309 ソクラテスは哲学者ではありませんか?
物理学者や生物学者や経済学者は物理学学者や生物学学者や経済学学者と呼ばれて差し支えますか?
先生は哲学学者と呼ばれることを甘受するのですね?
312 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 22:54:07.94 ID:cj3O6Qfs0
要するに他の「〜学」と異なり、「哲学者」の肩書にだけ、ソクラテス的や永井的な意味が含まれすぎるといっているわけです
それは哲学の先生方にとって決して悪い話ではないのではないかと
しかし哲学を学問だと言い切るのであれば、ソクラテス的永井的意味を排除していただかなければダブスタでしょうと
「哲学」という言葉が悪いわけです
学問であるという先生の定義はいいです
しかし私が主張する「哲学」は間違いなく存在しますし、決して見えにくくないはずです
哲学と宗教の関連性についてどう考えてますか?
私は哲学、宗教が自分に対してどれくらいの意義を持つかに関しては基本的には自己完結の域をでていませんが、今と過去、これからに対する大切な指針を得ることが出来ました
学生時代、その過程でフランス哲学を専門にされている方とはよく酒を呑みながらお話をする機会がありました
314 :
1:2012/02/20(月) 23:41:36.96 ID:mQz/DHVZ0
>>313 前レスにもありましたように、哲学と宗教の関連性について興味をもつ人が
少なからずいるようで意外でした。そういう方のために、世界的に定番のテ
キストとしてジョン・ヒック『宗教の哲学』(勁草書房)を挙げておきます。
この本の興味がある章だけを読んでみてもいいと思います。
あなたにとっての哲学・宗教の意義はあなた自身がよくご存じでしょう
から私の出る幕ではないと思います。大切な指針を得られたのはとてもよかった
と思います。
で、宗教と哲学の関連性ですか。これまた大きな難問をぶつけてきますね。
哲学の役割のひとつとして、人間は何を知ることができるのか(知識の限界)
を与えるというのがあると思います。宗教上の重要な教義の多くは(たとえば
「神の存在」「魂の不死」など)その限界を超えているとしばしば言われます。
しかし、これは人間の知の限界を超えているというだけの話であって、神様
はいるかもしれないし、いないかもしれない。魂は身体と共に滅びるかもしれ
ないし、滅びないかもしれない。宗教(あるいは「信」)とは哲学(あるいは
「知」)を超えたところからはじまると言えるように思います。
これは宗教と哲学の関連性のほんのひとつに過ぎません。哲学と宗教(主に
キリスト教)とのお付き合いは古くからのものなので、それを跡付ける書物の
量も膨大です。上に挙げたヒックの入門書あたりをとっかかりにして、あれこ
れ読んでみるといいと思います。
315 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 23:52:07.41 ID:cj3O6Qfs0
そろそろ先生なんですから「哲学は学問ですアーキコエナーイ」は辞めていただきたいのですが…
「学者」とは職業ではないのですか?
316 :
1:2012/02/20(月) 23:56:58.54 ID:mQz/DHVZ0
>>315 学問であるという先生の定義はいいです
しかし私が主張する「哲学」は間違いなく存在しますし、決して見えにくくないはずです
>
あなたは「哲学」という言葉に対してご自身なりの確信をもっておられる
ようですから、そうである以上、私の方から申し上げることは何もありま
せん。私は万人を私の考えに納得するとも、万人が私に説得される
とも思っていません。言うべきことを言い、しかしそれが受け入れられ
ないのであるならば、ただあきらめるのみです。
317 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 23:57:30.11 ID:mO9DJf2K0
受験めんでぇ
318 :
1:2012/02/20(月) 23:58:45.37 ID:mQz/DHVZ0
>>316 訂正 ×「私は万人を」→○「私は万人が」
319 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 23:59:11.98 ID:/uBkXoccO
320 :
名も無き被検体774号+:2012/02/20(月) 23:59:49.76 ID:cj3O6Qfs0
>>316 齟齬をすり合わせないのですか?
@哲学学者でよいのですね?
A「学者」は職業ではないのですか?
これに答えたら何かを失いますか?
321 :
1:2012/02/21(火) 00:00:00.82 ID:F95cDjkj0
322 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:03:29.61 ID:t4ZdI3W7O
テキストの提示、ありがとうございます。しっかり読みたいと思います。
私のこれまでとして、哲学、宗教に関して専門的な学問を修めたことはあり
ませんが、1さんの云われる哲学の役割および宗教のの役割に関してはほぼ
同じ感想(とも云え
ない程度以下でしょうが)を抱いています。
私がこれまで読んだ哲学書といえば、デガルトとカント、ソクラテス程度
のものですが、各人皆、基本としての西洋の宗教観を持っているなと。
それらを含んだ上で、哲学の教授は、時間、及び空間のことを考えろと仰
いました。
私の専門は絵画ですので、絵画の歴史と哲学の関連性は、宗教とのそれより
実践的に捕らえたいと考えています。
絵画は哲学より、より世俗的です。
1さんの、哲学論の範疇にある絵画論をお聞きしたいです。
持論を提示もせずに、ですが、まず専門家のご意見をよろしくお願いしま
す。
324 :
1:2012/02/21(火) 00:06:53.59 ID:F95cDjkj0
一般的な理由なんて無いと思いますよ。何で生きるのとか言いながら
ホモ・サピエンスはすでに何万年も生き続けているんので、理由なんて
知らなくて生きていけるということは実証されていると思います。
ここで
>>1に哲学教授としてまじめに回答を望んでる奴は、
ちょっと哲学舐めすぎなんじゃないのか?
326 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:16:19.68 ID:m4RROxIH0
自己を保つ為にスルーとはぐらかしで答える詰め込みの巨匠が日本では「哲学者」ですか
言葉に真摯に向き合う書生がいまどき大学に残りませんよね
大森先生ってすごかったんでしょうね
哲学者w
准教授w
確かにしがないw
327 :
1:2012/02/21(火) 00:24:04.48 ID:F95cDjkj0
>>323 絵画論ですか。子供の頃から絵は苦手で…。
絵画は全くの守備範囲外ですが、絵画の表現技法にはその時代の
ものの見方が表れているとよく言われますよね。原始的な絵画では
描き手が重視するものが大きく描かれるとか、人間中心主義に目覚
めたルネサンス絵画は描き手の視点から広がる世界が遠近法を
用いて描かれたとか。
私見ですが、西洋絵画はある時点の出来事を確定し、それを描き
とるという点でほぼ共通していると思います。これに対し、いま
日本を巡回中の「清明上河図」のような中国絵画は川辺の風景が川の
上流から下流へと、とても長い巻物に描かれていて、描き手の視点
の移動とそれに要する時間の経過を感じることができます。この手の
中国絵画は或る時ある場所の「出来事」を切り取るのではなく、
時間の流れと空間の移動が含まれていて、同じ絵画でも随分違うもの
だなと、この手の中国絵画を見ると思ってしまいます。この違いって
面白くないですかね。
で、紹介ですが、メルロ・ポンティ『眼と精神』は現象学のアプロー
チを用いて絵画を論じている論文です。とても短い論文ですので読んで
みてはいかがでしょうか。
328 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:28:20.17 ID:m4RROxIH0
皆さんググるのが面倒ならここで質問しましょう
しがない准教授の「哲学者(笑)」がわかりにくく答えてくれます
※NGワード→哲学とは
329 :
1:2012/02/21(火) 00:30:51.01 ID:F95cDjkj0
>
>>325 哲学はだれでも手軽に、準備や努力や能力なしにできると思われている
(要するに舐められている)というきらいは確かにありますね。
物理学者に対して議論を吹っ掛ける素人はいないのに、なぜ哲学だと
こうなるのかと時折思います。ただ、哲学に隣接する論理学となると
こういう現象は激減するんですよね。記号や数式を使うと人々は恐れを
なして遠ざかるようになるんですかね。
330 :
1:2012/02/21(火) 00:35:16.86 ID:F95cDjkj0
>>328 あなたのような人が哲学の催し物(研究会や講演会)に紛れ込んで
きて、支離滅裂な質疑をすることはしばしばあることなので(大学は
セキュリティが甘いということなのですかね)、哲学業界人はそういうのに
慣れています。なので煽ってもあまり効果はないです。
331 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:35:33.01 ID:m4RROxIH0
素人との議論を嫌う「哲学者(笑)」が2ちゃんに降臨中w
2ちゃんで自演ができる「哲学者(笑)」がいるらしいw
>>329 ただ、物理学などとは違い、哲学は「準備や努力や能力なし」であっても、個々人が
取り組む、考えるべき分野ではあると思います
(語弊があるかもしれませんが、70億人がみな物理学に取り組む世界より、
哲学に取り組む世界のほうがより豊かではないかな、と感じます)。
問題は、哲学的問題を考えるにあたっての論理の追い方、仮定の置き方
などの基本的な訓練がなされていないからかと。勿論これらも容易なことではないですが。
333 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:41:07.24 ID:m4RROxIH0
>>23 サンデル=小物
>>1=大物哲学業界人兼「哲学者(笑)」
※ただし「哲学学者」と呼ばれるのは嫌w
334 :
1:2012/02/21(火) 00:43:53.91 ID:F95cDjkj0
>>322 哲学のことです。philo(愛)+sophia(知)でphilosophia。
哲学者とは知を愛する者のことで、それに対し、金のために知を切り売りする
のがsophistです。古代ギリシャにおいてはソフィストがお金をもらって
若者に弁論術(これは政治家として出世するために重要な技術だったのです)
を教えていたのです。プラトンの著作に出てくるプロタゴラスなどは売れっ子
ソフィストだったそうです。
335 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:45:55.71 ID:m4RROxIH0
>>330 そんなもん行ったことも見たことも聞いたこともないw
どこでやってんの?
おれくらいになるとそんなん哲学じゃないw
だって学問なんだろ?w
337 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:49:51.63 ID:m4RROxIH0
「フィロソフィア」でぐぐれば一瞬で1億倍くらいの情報が得られる
そういう質問には生き生きとわかりやすく答える「哲学者(笑)」
338 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:50:35.88 ID:m4RROxIH0
339 :
1:2012/02/21(火) 00:50:35.67 ID:F95cDjkj0
>>332 なるほど。でも私は70億人が哲学する世界は窮屈で嫌です。
私生活では何ごとにつけても理屈っぽい奴は嫌ですね。
あなたがおっしゃる、論理の追い方や仮定のおき方などは
古代においては弁論術と呼ばれ、現代ではディベートの技法と
呼ばれるものかと思います。これを日本の大学教育に一律に取り入れ
たらいいかもしれませんね。
340 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 00:52:35.68 ID:m4RROxIH0
私生活で理屈っぽくないスマートな詰め込みの巨匠が日本では「哲学者(笑)」になれます
日本w
哲学者w
日本の哲学者w
日本のしがない准教授の哲学者w
341 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 01:01:00.11 ID:m4RROxIH0
皆さん素人と議論できないしがない准教授の哲学者(笑)なんかに質問するくらいなら、永井均を読みましょう
学生も素人なのにねw
金払えばしてくれるのかw
現代のソフィストといっても、ソフィストはさすがにここまで酷くなかったろうなw
アホやんw
詰んでるやんw
>>327 >>313での質問と統合しての質問ですが、宗教及び哲学を絵画論の狭間に限定した
時間と空間を設問として問うことは、当時としては当然のことであったと考え
ます。
これまでのレスに拠ると、1さんは設定として神の有用を認識した上での
意見を下さってますが、神を現代の実践的な面に於いてどう活用しますか?
私はキリスト教の信者ではありませんが、
汎神論的な宗教観よりは、哲学の先にあるのは一神教的解釈だと考えてい
ます。
絵画が前提の話で恐縮ですが、やはり表現を第一とする人間としては、
唯一もものを、どれだけの方が深く認識しているかには興味が尽きません。
>>342 最後の一行、唯一「の」ものを、どれだけ〜です。
申し訳ありません。
344 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 01:11:53.89 ID:duYdpKkj0
村上春樹の小説をお読みになったことはありますか?
345 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 01:17:39.75 ID:m4RROxIH0
「哲学学者」ではなく「哲学者」と呼ばれたい自己顕示欲の塊のしがない准教授に定義聞いたったおれwwwwwwwww
善良な皆さん
本当の「哲学」は、技術とも資格とも認定とも術語とも論文ともセンスとも偏差値とも裏金ともコネともハニトラとも全く関係がありませんのでよろしくお願いします
組合の「哲学」は、その逆ですw
346 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 01:20:19.28 ID:m4RROxIH0
↑センスは微妙かも
センスでもないんだよねー
ま永井均ですよ素人は
347 :
1:2012/02/21(火) 01:29:35.13 ID:F95cDjkjI
すいません。寝ます。
後日レスします。
お疲れさまです。
返答ありがとう。
おやすみなさい!
349 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 02:26:25.79 ID:duYdpKkj0
あとんす!またよろしくお願いします。
350 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 08:27:18.49 ID:B84z8tWR0
>>329 哲学は準備や努力や能力があれば「できる」ようになる(可能性がある)、準備や努力や能力で「する」と思われている(要するに舐められている)というきらいは確かにありますね
ソクラテスになれると誇大妄想するアホはいないのに、なぜ「哲学」だとこうなるのかと時折思います
ただ哲学に隣接する論理学になると、記号や数式を使うので、準備や努力や能力でできる可能性があることは、中学生でもわかります
351 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 09:03:14.97 ID:B84z8tWR0
>>325 ここで
>>1に哲学教授としてまじめに回答を望んでる奴は、ちょっと哲学舐めすぎなんじゃないのか?とか言ってる奴はちょっと2ちゃん舐めすぎなんじゃないのか?w
352 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 09:08:10.80 ID:R9dOPNvQ0
マルクス・アウレリウス・アントニウスって結局どうなの?
353 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 11:51:10.41 ID:B84z8tWR0
>>350やっぱこれで
↓
哲学は準備や努力や能力があれば「できる」(ようになる)(可能性がある)、準備や努力や能力で「する」と思われている(要するに舐められている)というきらいは確かにありますね。
ソクラテスになれると妄言を吐くアホはいないのに、なぜ「哲学」だとこうなるのかと時折思います。
ただ、「ソクラテス」というとこういう輩は沈黙するんですよね。子どもでもわかる言葉を使うとこの類の人々は恐れをなして遠ざかるようになるんですかね。
354 :
名も無き被検体774号+:2012/02/21(火) 18:29:59.80 ID:+2MbYj48O
まだいますか?
355 :
1:2012/02/21(火) 23:49:55.32 ID:F95cDjkj0
すみません、今日は締切間際の書類書きがあるのでレスは無理っぽいです。
年度末は学事日程が詰まっているもので。
356 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 00:21:31.00 ID:HFlaTql+0
了解です☆
立場は違えど私のいうところの「哲学」が微かでもお分かりいただけるようだと励みになりますのでまたよろしくお願いします☆
357 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 00:34:40.19 ID:MJIleCTdO
安心と繰り返しに関係があるのは分かるんだけど
何故人は環境が変わると精神的に弱るの?
安心の構成要素って、キーになる(欠けてはならないもの)要素が
何個かあるのか、純粋に安心の量(大1=小安心100で代替可能)が
一定量に達すればいいのかも分からない。
安心を「何に」依存して構築すれば、別の場所でも(テントを持ち運んで任意の場所で広げてそこを寝床にするみたいに)
再構築できるのかが分からない。それって哲学の領域?
>>355 すみませんスレタイだけ見て書き込んでしまいました。
頑張って下さい。
359 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 01:53:06.25 ID:HFlaTql+0
>>320 ↑
これやっぱり若干詭弁というか白々しすぎますね
私は先生に「水増し」「詐称」といったのでしたからね
イラついて一貫性精確性を欠きました
訂正してお詫び申しあげます☆
360 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 01:56:38.52 ID:HFlaTql+0
↑齟齬云々についてのみです
361 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 02:39:19.23 ID:RjxqeE190
>>304で先生は、「大量の言葉を頭の中で紡いで思考することも確かにあると思います。」と述べられていますが、
その後に、「言葉は文法的な構造をもっているが、思考を司る脳神経は、
脳科学的には全然別の構造をもっている」とおっしゃっています。そうであれば
漫画の登場人物のように頭の中だけではっきりとした言葉を用いて思考するのは
無理なんじゃないかと思うのですが。私の考えでは、頭の中で思考する際には
、言葉へと至る以前の「イメージのようなもの」で思考しており、それが
外部へと表出されるとき(発話や作文の段階)、初めてクリアな言葉となるのではないか
と思うのです。この考えは、304の冒頭で述べられていた昔の考え、すなわち
脳内で思考する際には、普通の言語とは異なる言語が用いられているという考えに
似たものなんでしょうかね?
362 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 09:57:49.51 ID:pgHiaxGX0
一浪でMARCH未満の哲学科に行くことになりそうな者です
やはり就職は厳しいですか?
大学では人一倍に勉強する気でいます
363 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 10:33:57.14 ID:fdL0SLmw0
大森荘蔵「国が私に給料を払うのは狂気の沙汰だと思います」
哲学は食うためにやるものじゃないよ
図らずとも食えるものでもない
364 :
名も無き被検体774号+:2012/02/22(水) 13:28:51.15 ID:PgdS87iT0
365 :
1:2012/02/23(木) 00:13:55.13 ID:lJeJ8uJO0
>>342 「神を現代の実践的な面に於いてどう活用しますか?」という問いですが、
神の理念というのは太古から存在し、実践的には、たとえば、道徳に実効性
を付与する役割(「だれも見ていなくても神は見ているのだから、いついか
なるときも悪いことをしてはいけない」など)を担わされてきたと思います。
また、人間とは何かを理解する上でも「人間は神の似姿」などと言われるよう
に、一定の役割を果たしてきたと思います。
では現代ではどうかというと、昔も今も神の理念の役割はあまり変わって
いないように思います。
ちなみに、哲学における「神」は、おっしゃるように、唯一神かつ人格神である
キリスト教の神を念頭に置くことがおおいです。スピノザは汎神論者ですね。
まあ、スピノザの汎神論も一神教なのでしょうが。
366 :
1:2012/02/23(木) 00:20:32.06 ID:lJeJ8uJO0
>>344 村上春樹は未読ですね。文学自体は好きなのですが。
>>352 マルクス・アウレリウス・アントニウスはモンテーニュの『エセー』に
つらなるエセー形式の伝統をつくった人物かと思います。
彼の『自省録』を一読すれば、ストア派らしく魂の平穏を求める彼の人物像
がしのばれますね。短い作品なので読んでみるといいでしょう。
367 :
1:2012/02/23(木) 00:30:43.31 ID:lJeJ8uJO0
>>357 「安心」ですか。それを問題視するあなたは、裏を返せば、もしや
「不安」にさいなまれているのではないですか?
「不安」は西洋哲学ではある種のキーワードになっていると私は
思います。人は不安を解消するためにさまざま行為へと動機づけられる
という近代哲学の行為論しかり、無意識の領域へと抑圧された感情
は不安へと変換されるというフロイトの『精神分析入門』での説明
もしかり(フロイトは哲学者ではないですが)。
同じことを反復するのは退屈かもしれませんが安心ですよね。
音楽で言う「ループ」というのも反復がもたらす安心からくる心地よさ
を狙ったものと聞いたこともあります。
>>357さんは安心をどこにでも持ち運べるようにしたいんですかね?
でも安心とはその時々の状況に対する評価を表す言葉なので、状況を
持ち運びできないように、安心を持ち運ぶこともなかなか難しいので
はないでしょうか。
まあ人生は不安だらけですよ。
368 :
1:2012/02/23(木) 00:34:57.59 ID:lJeJ8uJO0
>>361 そのとおりだと思います。頭の中で思考する際には、われわれは
mental languageとでも呼ぶべき言語を用いて思考しているという
考えにあなたはコミットしていると思います。
この考えは17世紀あたりの近代のものなのですが、現代でも
この考えにシンパシーを抱く人がやはりいるんですね。
369 :
1:2012/02/23(木) 00:41:54.68 ID:lJeJ8uJO0
>>362 「就職」とは大卒新規採用のこと(いわゆる普通の就活)ですか?
それならばあなた次第だと思いますよ。他人より頭一つ抜け出て
自分を希望する職を獲得するために何をしたらよいのか、よく考えて
行動するのみです。
もしアカデミック・ポストへの就職のことを言っているのであれば、
MARCH未満では厳しいです。大学院進学の際に両横綱のどちらかに進学
するか、あるいは海外の大学でPh.D.を取るかしないと道は開けない
でしょう。もしあなたが本気で努力する気があるのなら、やれないこと
はないと思いますよ。学問はその人の頑張り次第ですので。
370 :
1:2012/02/23(木) 00:56:35.24 ID:lJeJ8uJO0
>>363 哲学で飯を食って何が悪いと私は思いますね。
>>364 キャッチフレーズですか…。思いつきません。ただ、単位認定は甘い
ので、地味に「ホトケの○○」という感じかなあ。
あと、リンク先の痩せこけた小汚いグラサン兄ちゃんたちの写真、
笑いました。そういう学生もいますね。私ならば「クジャクは堕天使
の…」ですかね。
371 :
名も無き被検体774号+:2012/02/23(木) 00:59:22.74 ID:X2NCKUabO
大学の一般教養で哲学か倫理のどちらを取ろうか悩んでいます
実際どういう内容なんですか?
倫理との違いはなんですか?
372 :
名も無き被検体774号+:2012/02/23(木) 02:04:04.31 ID:2QdN/V4y0
>>370 自分が人生を賭けかつ現在進行形の選択を自己正当化しないで生きていける人間など多くはありませんよ
それが悪いというのはまあ野暮、それが人間というものでしょう
だからこそ大森や永井が化物として燦然と光り輝くのであって
そんなことでそちらの「哲学者」は人もご自分もいっこうに「幸せ」にしないわけです
化物といいましたが、そんなそのへんの「心理学者」でもわかることがわからない「哲学者」が、煽りではなく本当にいるのか?
どうすれば先生ほどの頭脳がこの手の書なり常識なりを回避できるのか?
どう考えても私にはホリエモン以上の虚業であることをもはや故意に、人生を賭けて引き受けてやってるとしか考えられないw
先生ほどのインテリをもってしてももしそうでないのであれば、人間というものは、脳というものはつくづくエレガントで麗しい何物かであると改めて感動せざるをえませんよw
373 :
名も無き被検体774号+:2012/02/23(木) 02:24:52.39 ID:JsvGnwZv0
准教授から教授になるためには、やはり所属する大学の現役教授からの評価・推薦がなければ
なれないのですか?
374 :
1:2012/02/23(木) 02:26:19.40 ID:lJeJ8uJO0
>>371 きょうびどこの大学もシラバスに授業の概要が書かれているので、
それを読むのが一番なのですが、一般的に言って、「哲学」では
理論哲学(形而上学や認識論など)が、「倫理」では道徳哲学が
講じられます。ただ、講師によっては「哲学」の講義でも中身は
倫理学だったり、「倫理」の講義の中身が理論哲学だったりもします。
シラバスの記事と初回の講義で登録するかどうかを決めるといいと
思いますよ。
375 :
1:2012/02/23(木) 02:30:20.45 ID:lJeJ8uJO0
>>373 業績が一定の基準を満たす必要があります。で、教授会で認められたら
昇進て感じですかね。
376 :
名も無き被検体774号+:2012/02/23(木) 02:42:00.47 ID:2QdN/V4y0
とはいえ哲学したことがなければ、「哲学は学問」だと思いますよねw
生まれながらに確定しちゃうw
ま我々は凡百の「哲学者」はさておき、まず大森や永井を読まなければいけません
「哲学」とは何かを知りたければ
一方「遊びで食うしかも肩書きが絶妙」という還元率極悪のギャンブルに賭けたい方には、彼らほどの無用の長物はありません
ひたすらお勉強しかありません
ただし「本」には何も書いてありませんよw
377 :
名も無き被検体774号+:2012/02/23(木) 02:48:05.03 ID:2QdN/V4y0
哲学者大森荘蔵「国が私に給料を払うのは狂気の沙汰」
哲学屋
>>1「教授なりてえええええええええ川上未映子とやりてえええええええええ」
378 :
名も無き被検体774号+:2012/02/23(木) 02:57:02.93 ID:2QdN/V4y0
というわけでここ哲学屋のステマねw
哲学屋も生活がかかってるからw
2500年程度では人間て成長しないのですねw
ではまた
379 :
名も無き被検体774号+:2012/02/23(木) 08:06:01.27 ID:mwfaDSSy0
「哲学とは」
「いささか同語反復的ですが、哲学的なアプローチで考察するのが哲学」
「ティッシュとは」
「いささか同語反復的ですが、ティッシュ的なアプローチで使われるのがティッシュ」
「豆とは」
「いささか同語反復的ですが、豆的なアプローチで喰われるのが豆」
ぶっちゃけこの程度を、体調が悪くても絶対にクスッとも笑わず真剣にドヤ顔で言えるようになれば、1000万が見えてきます☆
(
>>150)
380 :
342: