>>1の受験必勝法を語るスレ

受験シーズンだし10年以上前の俺の受験体験記を語ります。

書き溜めてないので許して下さい。

sage

中学生時代、俺は学年で10番以内の成績だった。1番も2回とった事がある。

なので、高校は俺の地区では1番の高校に入った。

ただ、高校時代は見事に落ちこぼれた。
勉強をちゃんとしてきた人はわかると思うけど、中学と比較して高校の勉強量は急に跳ね上がる。世界史とかの殺人的暗記量にはほんと驚いた。

俺の家から高校は、電車で50分ぐらい。
朝が弱かった俺は見事に学校に行かなくなった。

とにかく朝が弱かった俺は毎日11時頃に学校に行った。ずる賢かった俺は家庭科などが午前中の時はサボりまくった。

お陰で3学期には単出席日数ギリギリで進級できるか否か微妙な感じだった。

それでも2年、3年と不真面目ながら進級した。
もちろん、学校祭などの行事もオールサボり。
友達も全然いない。
そんな高校時代だった。

ただ、数学と化学は好きだった。
もちろん勉強してる奴には勝てないが、それでも勉強しなくても何回かたまに上位に食い込む事があった。もちろん勉強しないから悪い時との差が激しかった。

ちなみに俺の学校のトップクラスの連中は、現役で東大に行く。そんな学校だった。
俺はその高校の落ちこぼれ。自慢じゃないが、中だるみの2年生の時には学年ビリもとった。

こういう女性に憧れるか？
http://board.sweetnote.com/:images/board/ascii2d/91ca05616dc585c5d5cf1f744168e6cd?t=jpg

さて、高校3年の受験シーズン。
俺は化学と数学だけで受験できる大学を受験した。

まあ逃げた訳だ。大学受験から。


国数社理英。莫大な勉強をしなくちゃならない受験勉強から逃げた。


結果は見事に不合格。

>>6
いや、全く

おれも高校時代そんなんだったわ、みんなこんなもんなのかな？

俺の高校は進学校だったから受験に失敗した人間はほぼ100%浪人した。

代ゼミ、駿台、河合塾のどれかに行く。

たまに医学部専門予備校に行く奴もいたけど。

俺は行かなかった。
だらだら家で過ごした。勉強したくなかった。

バイトをやって稼いだ金で毎日遊んだ。
毎日楽しいって思った。
予備校に行ってる奴らを何故か見下していた。

世の中学歴じゃない。

これは当時の俺の座右の銘

あっという間に1年が過ぎた。

センター試験。

俺は受験しなかった。

当時俺は風俗にはまっていた。
毎日充実してる。俺は思った。

そして3月。

国立大学の合格発表の翌日の新聞には俺の高校の同期がいっぱい載っていた。

東大合格、京大合格、法学部合格、医学部合格•••

俺は代ゼミに何故か行った。
そこには合格一覧が壁じゅうにあった。

そこにも俺の知り合いがいっぱいいた。

つまるところ必勝法とは >>1 の真似をしないことだな

えっ、あいつが早稲田？？
えっ、慶応？
えっ？
えっ？

俺と高校時代一緒だった奴の名前が続々あった。
ってか俺が何故か見下していたような奴まで合格していた。そう、俺は人を見下す癖があった。

でも、違った。
俺が一番下だった。いや、ってか勝負の土俵にも立っていなかった。

俺は初めて自分が情けなかった。

俺は初めて勉強したいと思った。

親に先生に勉強しろ、勉強しろと今まで散々言われてもしなかったのに、本気で勉強したいと思った。

俺は親に頼み予備校に通う事になった。
代ゼミに通った。
いきなり2浪からのスタート。

まずは、3月末の春季講習会をとった。
英語、数学、理解の3教科。

春季講習は、新高校3年生を主に対象とした授業だった。

もちろん予習していった。
全然わかんない。辺り前だった。

英語は辞書を引きまくる。単語わかるけど、文章が読めない。

数学は問題が全然解けない。

理解は化学。熱量とモルの計算。何となく覚えているかも。

さて、授業。

印象的なのは、英語の先生が言った。
「この問題は基本中の基本です。解けなければまず受験生にすらなっていません」と言う言葉だった。

もちろん解けなかった。

でも、代ゼミの授業に感動した。
英語、数学、理解。全ての先生の授業がわかりやすかった。

代ゼミのいわゆるサテラインの有名な先生達ではなかったが、感動した。

こんな授業を受けて勉強したいと真剣に思った。

本授業が始まる前に模試も受けた。

ステップアップなんちゃらとかいう模試だった。

英語、数学、国語だったと思う。

偏差値は40前半だった。
まあ辺り前か。
英語は30台だった気もする。


そこからのスタートだった。

さて、晴れて予備校生になった。

志望校はどこにするか？

どうせ勉強するなら、高みを目指そう。
俺は自分の県で1番難易度の高い国立大学の最も高い学部を受ける事にした。

今は知らないが、当時の偏差値で68だったと思う。

俺は決めた。

必ず来年の2月にそこを受験する。
例え、偏差値が上がらなくてもそこを受けると。

参考になる！頑張って

そう決めたのは理由がある。

予備校入って不安ばかりの4月。
とある先生が受験の前に言った言葉があった。

志望校は絶対変えるな。一度下げるときりがなくなるぞ。今の志望校を絶対帰るな。

また、その先生の言葉でもう一つ

夢は叶う夢しか見ません。今君達は大リーガーになりたいって思わないでしょ？それは叶わないって知ってるからです。今の君の志望校は叶うから夢なんです。

ベタかもしれないが、当時の俺の胸を貫いた。1年も学業から遠のいていた俺は不安でいっぱいだった。まして1番上を目指そうとしている。その先生の言葉は俺の支えになった。

今までも大切にしている。

俺の予備校ライフが始まった。

予備校の授業はフレキシブルで好きな時間に授業を選択して受ける事ができた。

まず、1時間目の9時には必ず授業を入れた。

俺は朝が弱かった。高校時代は毎日遅刻。フリーター時代も深夜に主に仕事をしていたので、朝早起きして規則正しい生活などここ何年もしていなかった。

まずは、生活習慣を変えた。


事実、俺は予備校時代殆ど寝坊しなかった。
確か1回だけ、電車1本逃して5分遅刻してしまった。
本当にそれぐらいしか遅刻した記憶がない。

朝は9時に予備校に居る！

そして、授業が終わったら俺は予備校の自習室にいた。授業の空き時間も必ず自習室にいた。

予備校の自習室は夜20時半まで空いていた。
俺は必ず最後まで自習室にいる事にした。


俺は朝、8時30分の電車に乗って予備校へ行き、
8時半まで予備校で過ごし、20時42分の電車に乗って家へ帰る。

この生活をずっと続けた。

「ずっと」と言う意味は本当にずっとだ。

予備校の授業はだいたい17時か18時で終わっていたからそれから、2時間か3時間自習室で勉強する。

これが辛い。

19時を過ぎるとお腹も減る。
何より勉強したくなくなる。
外は真っ暗。気分も暗くなる。

実際、自習室に残ってる人は19時過ぎにはみんなバタバタと帰り殆どいなくなっていた。

俺も帰りたいと思った。
毎日思っていた。
別に家が恋しい訳じゃない。何がある訳じゃない。もうここにいたくない。帰りたい。毎日思った。

でも帰らなかった。どれくらいって、1年間で1回も帰らなかった。どんなお腹が減っても売店のチロルチョコでしのいだ。1日足りとも帰らなかった。
「ここで帰って受験失敗したら絶対後悔する。」毎日自分に言い聞かせた。

月から金はこの生活を続けた。

土曜日は夕方に2コマだけ授業を入れた。
土曜はゆっくり休もう。そう思った。
ゆっくり寝て、遅くに予備校の自習室で勉強して夕方に授業を受けて帰る。

日曜日は完全オフにした。
もちろん、模試がある日は模試を必ず受けた。
まだ模試を受けるレベルじゃないとかいう奴はバカだと思う

俺の高校の同期も2浪した奴が何人か代ゼミにいた。
俺はバカにされた。何せ偏差値40だし。で、志望校は周りより圧倒的に高い。
同じ浪人生なのに何故かお前よりは上だの、上下関係があるらしい。

予備校生はやはりメンタル的にも辛い。だから自分より下が入れば心の支えになる。俺はみんなの心の支えだった。

そんな感じで毎日を過ごした。

俺は家では一切勉強はしなかった。
ってか家では全然できなかった。
だから予備校で集中して勉強した。

あまり具体的な勉強法を出してないからこの辺で少し。

俺は英単語は電車の中で覚えた。
暗記は集中して覚える必要がある。
電車でひたすら覚えて、時々、自習室でバーっと英単語を最初から区切りのとこまでで知ってるものに丸をつけていった。
で、丸がついていないものをまた電車で覚える。そして、またたまにバーと自習室で丸をつける。前丸だったのに忘れてしまったものもある。
こんな作業を繰り返した。
単語帳はみるみるボロボロになっていた。
でも、最後には電車での15分程度で1章を読み切れるぐらいになっていた。

これは、代ゼミの当時いた今井先生と言う先生がサテラインのテレビ画面でしゃべった勉強法だった。
俺は自分に合ってると思ったものはどんどん採用した。

模試の成績は秋ぐらいに偏差値60になった。
でもこれでは全然合格しない。
そこからは全然偏差値が上がらなかった。

偏差値60から上へ行く辛さは受験生ならわかると思う。

それでも俺は毎日同じ生活を繰り返した。
それが俺の生きがいだった。

当時は本当に辛かったが楽しかった。
フリーター時代の未来もない。口だけは偉そうな事を語っていた頃とは大違いだった。
俺は何も言わず黙々と勉強した。

俺は今も口だけは一丁前の人間が大嫌いだ。
フリーター時代の自分を見てるようで腹が立つ。

大切な事は口に出さない。
これは今の俺の座右の銘だ。

さて、そんな生活であっという間に季節は12月。

俺の成績はそれ程変わらない。
志望校合格率は最高で40%のギリギリC判定が1回。後は全部D判定だった。

12月中旬になって俺はこれから1ヶ月はセンター試験に特化して勉強する事にした。

当時センター試験は800点満点だった。
センター模試で俺の最高は610点ぐらい。
これは全く話にならない。

志望校平均は700点が必要だった。

俺はセンターの勉強をした。
と言っても自習室でいつものリズムで勉強をするだけだった。

流石にセンター1ヶ月前になると自習室は大盛況だった。混んで混んで自習室が増設、増設でそれでも足りなくて廊下に仕切りを立てて机が置かれていた。

そして来るセンター試験！

いいね

素がいいのですね（笑）

1日目は数学と国語
2日目に政治経済、理解、英語

だったと思う。

俺にとって2年ぶりのセンター試験だった。
高校生の時は数学と理解だけ受けて、他の試験中は悠々と他の受験生を見ていた。

だから俺にとって本気で望む初めてのセンター試験だった。


1時間目は確か国語だったはず。
その時、始めの合図でシャープペンシルを持った時、手が震えたのを覚えている。

震えるほど勉強したって事だ。

俺は本番にそれ程弱いとは思ってない。むしろ強いと思ってる。

俺は落ちついて試験に臨んだ。

>>21の先生の言葉なるほどと思うしぐっとくるな
頂きましたｗｗ

センター試験の2日目の最後の試験が終わって、流石にぐったりだった。
それはそうだ。本気なんだから。

次の日、新聞で自己採点をした。

800満点中、679点だった。

俺にとって過去最高だった。
数学は1Aも2Bも満点だった。その時は思わず「ウォーッ」って叫んでしまった。

もちろん志望校では700点が標準ラインだった。
それでも俺にとったら上出来だった。

wktk

代ゼミには、自分のセンターの点数を教えると、自分の志望校を受けようとしている人間の中で何位にいるのかを教えてくれるシステムがある。それで志望校を色々変える訳だ。

俺は志望校は変える気はなかったがもちろん、記入して提出した。


結果はC判定だった。合格者の数よりも下で2次試験で逆転する必要があったが、それでも2次試験の方がウエイトが思い。
逆転に必要な点数は数学1問ぐらいだと計算した。
これならいけるんじゃないか？
俺の夢は夢じゃなくなりつつあった。

ちなみに、俺と一緒に2浪した俺をバカにしてた高校の同期の連中は全員俺より点数が下だった。
「運がいいな」俺はある同期に言われた。
運と思っている奴には一緒わからないだろう。
俺がどれだけ勉強したかなんて。
俺は全く腹が立たなかった。

俺は2次試験対策み取り掛かった。

>>38
同期頭スカスカ杉ワロタwwwww

基本は一緒だった。
朝予備校に行って夜帰る。
この頃はほとんど授業はなかったが俺は生活のリズムを絶対に変えなかった。


そしてこの時の勉強法は志望校に特化したものにした。

まず、赤本を熟読。
理科などは去年出たところは出ないと踏んで浅く勉強。
そして大学の過去の入試問題と同程度のレベルに合わせた。

また、代ゼミには、俺の受ける大学学部の最高点、最低点も書いてあった。俺最低点に注目した。この点数さえ越えればいいんんだ。

確かセンターの点数を圧縮したのを合わせて67%ぐらいだったと思う。

そして理科、数学などの配点は決まっているからそれぞれどれくらい取ればいいか考えて過去問を解いた。

数学が3問解けたから◯点、理科や英語にも自分なりに点数配分を決めて解いた。
それで、これなら受かる。これならギリギリか。など何度もシュミレーションした。

後は、一緒だった。
とにかく今までのテキストを何度も復唱した。数学の代ゼミのテキストは恐らく50回は繰り返したと思う。
英単語帳は100回じゃきかないと思う。
理科のいいと思って買った駿台の問題集も50回
英語のテキストだって何十回

とにかく繰り返した。
何度も
何度だって
時間のある限り

まさに努力の天才だな

この頃になると精神的にも病んでくる。
これは誰だって同じだろう。

そんな時に最初の先生とは別の代ゼミの先生の最終講習のオリジナルテキストのあとがきに

「頑張れ、頑張れ、みんな」
とあった。

俺はこれにものすごい感動した。
その先生の授業は大好きでずっと受けていたが、ぶっきらぼうな先生でそんな事言われた事がなかったからだ。

この先生は本気で俺らを応援してくれている。
それは授業内容からも身に染みてわかった。

最近は「頑張れ」と言う言葉が無責任で嫌いで言ってはいけない言葉とされているのが俺はもの凄く残念だ。

心の芯に響く「頑張れ」があるってことを知らない人は不幸だとさえ思う。

この当時の俺の支えはこの「頑張れ」だった。

俺は「頑張れ」って言葉が大好きだ。
俺は人には言わないけど、俺は言って欲しい。

俺は受験票を出した。
もちろん、4月に決めた志望校の国立大学の某学部1本のみ。滑り止めはなし。そこの前期と後期に願書を出した。

受験票が数日後にやってきた。
倍率によっては足切りもあるところだったが、無事に受験票は届いた。

受験票を見るだけで少し嬉しかった。
つい1年前はまさかここを受験するなんて思ってなかったから。


そして時は流れ、時は2月末、2次試験当時！

俺は大学の受験する建物の前にいた。
そこの扉の前で同じ受験生達と一緒に待っていた。

当時のそこの倍率は6倍だった。
例年は5倍でいつもより少し受験生が多かったのが腹立った。

周りには、そこの大学生がいた。
「頑張れよ」
「落ち着いて」
など俺らに声をかけてくる。
もちろん、その言葉に返す受験生はいない。
みんな緊張の最中だった。


そんな中で
「楽しく、楽しくね」
こんな事を言う大学生がいた。周りの大学生からは笑れていたが、俺にはやけに印象に残った。

そう、俺は数ヶ月前はこんな所とは全く無縁の所にいた人間。それがこんなレベルの高い所を受けようとしている。
これが可笑し筈がない。
よし、受験を楽しもう。俺のスタンスは決まった。

門が開く。受験会場へ受験生が入っていく。

俺も受験生…

理科、数学、英語

この順番で試験は進む。

まずは、理科から。
ここの大学の理科はそれ程難しくない。
7割、問題によってはひょっとしたら8割は必要か

俺は思っていた。

周りをみると、予備校で見かけた事のある顔あチラホラ。それでも6人に1人しか受からない。

沈黙の中、試験開始を待つ。

チャイムがなる
「始め」
試験監あ言う。

ざわざわ

理科は化学、生物、物理から2科目を受ける。
俺は化学と生物をとっていた。

俺は化学はある程度得意だったが、生物は暗記が主で苦手だった。まずは生物から。

すると、生物の問題が超簡単だった。
おいおい、余裕じゃない？
俺が勉強したからではないだろう。これはみんな解けるはず。だが、俺にはラッキーだった。苦手科目で相手に差をつけられないで済む。

俺は生物をかなりの手応えで解いた。

次に化学だ。
化学はそれなりの計算力と暗記力を試された。
だが、俺は解いて行く事ができた。もちろん満点ではないが、かなりも手応えがあった。

よし、ここで脱落はない。
俺は思った。

とにかく俺は逆転しなければならなかった。
どこかの科目でつまづいてはアウトだった。

理科は自分の力を発揮できたと思った。

次は数学だった。

数学は6問解く必要があった。
ここがポイントだ。
数学は1問の配点がデカイ。解ければドカンと点が入るが、解けなければダメージも大きい。

まして俺は逆転が必要。

ここが勝負だった。
数学が得意とはいえ、解けない問題は解けない。それが6題続く事だってある。

「始め！」
数学あスタートした。

みんな必勝だったら誰も落ちない

ぶっちゃけ必勝法じゃなくて努力しろとゆうことだな
そして受験生にエール大学をおくってくれてるんだな

>>52みす
大学いらないです

まずはざっと大きく全問目を通す。

すると、一つの問題に注目した。
おいおい、これって。
そう、俺はその問題を見た事があった。

忘れもしない代ゼミのサテラインの山本先生が、テキストにはない問題だけど大事だからと言って、2学期の授業で黒板に書いた問題だった。

俺は代ゼミのテキストの復習は50回はやった。
俺はその問題を5分もかからず解いた。

これはデカイ。
残り5問時間はタップリある。
俺は心にゆとりができた。

>>51
>>52


違います。
必勝法です。

>>55ハッキリ言いきるなんて
かっこいいな

俺はゆっくりと詰まったら、次へ
詰まったら次へと心を落ちつかせて解いていった。

1問が間違いなく完答というのがでかかった。
心に余裕ができたまま俺は数学を解いた。

6問中、5問完答、1問途中まで

俺にとっては上出来だった。

>>55
じゃあまずその必勝法というのがどんな定理で言ってるのか教えてくれないか

ラストは英語。

俺の単語帳はボロボロだった。俺のお守りの一つだった。

俺は毎日英語の長文を1つは必ず解いていた。
代ゼミのテキストの予習、センター試験の過去問、それで足りなければ長文のテキストを買って必ず1つ解いた。

月から金まで1週間で5個長文問題を解く。
それを1年間続けた。

2次試験の前日まで続けていた。

それが英語での俺の心の支えだった。

受験生の俺に一言

俺も受験生だからわかるが、結局努力したもん勝ちだと思う。
ただ、努力を>>1みたいに続けることは、勉強ができるようになる事より難しいと思う。
そういう意味では必勝法ではあるけれど、誰もが簡単に歩める道ではないから
必勝法ではあっても全員が受かるという訳ではないよ。

受験生だけどもう半分詰んでるあたしにもひとこと

明日テストで古典がとても苦手な俺に一言

ちなみに、俺は所謂お守りと言うのを持っていない。大事な運命を神なんかに頼るのは大嫌いだった。


俺のお守りの一つはボロボロの英単語帳
もう一つはインクのなくなった黒のボールペンだった。

俺は板書、予習、復習、自習、全てをボールペンでやっていた。シャープペンシルは模試でしか使わなかった。
ボールペンの方がノートにはっきり写って好きだった。

俺はインクが空になったボールペンを4月から全部とっていた。空のボールペンは80本近くあった。これだけ俺は文字を書いたんだ。それが俺にとって何よりのお守りだった。

英語も淡々と解く事ができた。

ただ、リスニングが散々だった。
こればっかりはどうしようもなかった。
センター終了後から付け焼刃でリスニングのCDを聞いていたが全然意味をなさなかった。

リスニングはほぼ勘だったと思う。

それでも、俺にとっては充分だった。

英語の終了のチャイムが鳴る。
「はい、終了」

終わった。

俺はシャープペンシルを置いた。
瞬間、俺は何とも言えない倦怠感に襲われた。
うわ、身体が怠い。

そこから家までの帰路は覚えていない。
家に帰って体温を図ると何と39度だった。
俺はその日から数日寝込んだ。

2次試験前、俺は両親や周りに
「落ちて当然だから、気楽だよ。全然緊張もないよ」と吹聴していた。

それは本音のつもりだったが、試験が終わった瞬間のあの倦怠感を思うと、ずっと気を張り詰めていたんだなと、気がついた。

oh...すげー

数日して身体が回復して、後期試験の勉強をしなければならなかった。

前期で落ちたら後期試験が始まる。
でも俺はできなかった。家でただボーっとしていた。親には勉強しろと言われたけどできなかった。

もう俺は燃え尽きていた。

前期が落ちたらしよう。そう決めた。

それから合格発表までは蛇の生殺しの毎日だった。何をするでも気になってしょうがない。

なまじっか手応えがあったから余計辛かった。
これで駄目なら絶対今年は無理だよとも考えていた。3浪したら代ゼミのこのコースに入って、この授業をとって...何て毎日考えていた。


そして2次試験から2週間後、運命の合格発表！！

良スレになるな

wktk

来年、受験生だが
今の志望校は絶対に変えないわ

「じゃあ、行ってきます」
俺は家を出た。

午後には合格者には合格通知が来る筈だったが、そんなの待ってられなかった。

合格発表は9時だったが、少し遅れて10時に家を出た。


電車に乗り大学へ向かう。
何も考えられない。


大学の門をくぐる。
どこだ？発表は？

少し遠くで「オーッ」って声が聞こえてくる。
あ、あそこだ。

俺はそこへ向かう。
終始うつむきながら。

俺はちょっとやそっとじゃ動じない自身があった。

フリーター時代、風俗行こうとしてぼったくりにあった時も悠然とお金を払って逃げた俺だったが、この時はドキドキが止まらなかった。

合格発表の掲示板の前に来た。

周りは大分人は少なくなっていた。

焦らしますな

これは久しぶりの良スレ

俺の学部の前に来る。

そこにビニールテープが張ってありこれ以上前に行けなかった。

俺はこの1年で視力が格段に下がってしまい。
番号がはっきり見えなかった。

えっと、俺は60523
ん？見えん？
俺は目を凝らした。

ん？全然見えん？

60415
60480
60.....

見えんっ

あるんだよな?

イライラしながら俺は懸命に目を凝らした。

60..5...2..3

ん？あれ？あった？
俺は自分の番号があったような気がした。

「番号ありましたか？」
その時、横に女の人がやってきた。多分、大学の学生なんだろう。

「あの、すいません。僕の番号これなんですけど、あそこそうですよね？ちょっと目が悪くて見えなくて」

女の人に受験表をわたした。

「見て見ますね」
女の人は丁寧に言ってくれた。


しばらくして

「あった！ありますよ。番号あります！」
女の人の声が大きくなった。

「よっしゃー！！」
俺は人目もはばからず大声でガッツポーズをした。

良スレだ。
うちも頑張ろう。励みになったよ

「ありがとうございます。じゃあ、俺行きます！」

そう言って俺は女の人から受験表をもらいダッシュで走った。

やったー！！

「あ、待って、」
後ろで女の人が言っていたが俺は興奮で走った。


次の瞬間、目の前の大柄な男達が視界を遮った。アメフトのユニフォームを着たガタイのいい男達だった。

「ちょっと待て待て」

「えっちょっと」
言われるまま、俺は男達に抱えられ、胴上げされた。

「おめでとう。おめでとう。」
全く知らない人達が俺を祝ってくれる。
胴上げされながら俺は泣きそうになった。

この時頑張って良かったって心底思う？

胴上げが終わると、次次に人が寄ってきてササークルやら部活やらのビラをくれた。

こんなに人に囲まれたのは人生で初めてだった。

「早くご両親にも伝えてあげな」
ある人から言われた。

「あ、はい。じゃあ失礼します。」
俺はその場を離れながら実家に電話をかけた。

「もしもし」
母親だった。

「もしもし、受かったよ」
俺は興奮気味に言った。

「受かったの、うわぁ〜」
母親は電話越しに大泣きした。

あんまり言わなかったけど、高校時代、卒業してからのフリーター時代は親不孝のばかりだった。

だから、こんな喜んでもらえて嬉しかった。

「お父さんにも伝えてあげて」

「わかった」
俺は父の職場に電話をかけた。
.

人生相談板のあるカテゴリ名をおしえてください

ペペロンチーノ

「もしもし、受かったよ」
そう告げると向こうはしばらく無言になった。

「本当に、よく頑張った。本当によく頑張った」
父親も涙ぐんでいるのがわかった。
俺も泣いてしまった。

頑張ってよかったと一番思ったのは合格知った時よりも、この瞬間の方が強かったと思う。

本気で間違えたごめん！！

こうして俺は大学生になった。
しかも、俺の県で一番難関の大学学部だった。
俺の自堕落な高校時代を知る奴らには全く信じてもらえなかった。

大学へ入って周りの目が全然変わった。
家庭教師や塾の時給も俺のフリーター時代の時給とは比べものにならなかった。

何より、近所の人や親戚に可愛がられ。あと女にもモテるようになった。まあそれはスレ違いだから省略。

>>87
感動した
受験生の俺にとって最高のスレだった
ありがとう

さて、これで俺の話は終わりです。

スレタイの必勝法について少しだけ。

まず大学に入って合格した同期のみんなと話して思ったのはみんな受かるまで不安だったって事です。

なんていうか、模試でA判定とってる人達は優雅に受験をすり抜けて行くのかと思ってましたが、全然違います。

みんな不安でしょうがなかったと言ってます。
合格発表までは気が気でなかったと。
何だ、みんな同んなじじゃん

結局、誰も受かるなんて保証のないまま受験してるんですね。確かに、うちの大学を滑り止めみたいにして余裕で入った人間もいました。
でもそんなの数人です。あとは俺と同じ不安な受験生でした。

ただ、みんな例外なく言ってたのは、浪人なり現役なりみんな勉強を相当やったと断言してました。

俺も同じです。合格した1年は間違いなく勉強やりまくった。

皆は果たして、勉強やりまくったって言えるでしょうか？謙遜で勉強してないよ、何て人は全然いませんでした。みんな自分の勉強量に誇りを持っていました。

俺もそうです。

よく頑張ったよなぁ…。
尊敬するぜ！俺も頑張るわ！

あと、俺が思うに勉強法は人それぞれです。
だから正しい勉強法何てないです。自分にあった勉強法を探すしかないんですね。

だからこのスレで少し書いた俺の方法が他の人に通用する何て思いません。

俺の大学の同期もみんな勉強法はバラバラですから。

おお。俺も思い出すよ、6年前を。。

ただ、「朝から晩まで勉強する」俺はこれが必勝法だと思います。

俺は文字通り1年間月から金まで1日も休みませんでした。

勉強するという行為を放棄して方法論云々を語るのは論外です。

俺は大学生時代、浪人生や高校生をたくさん家庭教師しました。
その時に必ず言いました。勉強をやれと。

先ずは、浪人生なら予備校から夜の最後まで居ろと言いました。

でも、誰一人として出来ませんでした。
お腹空いた。雨降りそうだったから。
今日は疲れたから・・・

すげーぞお前
おめでとう。わしは来年頑張るわ

俺病気になって親も治療するお金もなくて
他の人にあたりながら言い訳して浪人したけど、

もう一回1人で頑張って行こうとおもう。
昨日まで病気で働けないし、どうしようっておもってたけど、

予備校にいかなくてもできるかな？
早稲田とか目指したい

そして、俺が怒ると次に言うのは決まっています。

「何をやればいいかわかんない、先生とは頭の出来が違うんだから」

よし、わかったと俺は次に宿題を与えます。
英単語帳の英単語1500個を予備校に残って暗記しろ。それならただの根性だけだ。

それでも帰ってきます。
今日は何か熱っぽかったから。

英単語だって全然覚えません。
それだけじゃ偏るし、色々やることあるし。
じゃあ、いつ覚えるの？
試験までには覚えるよ。

こういう奴は絶対覚えません。

>>97
おれ96ですけど、俺に宿題とかだしてくれませんか？
今まで病気の方で母さんたちにただでさえ貧乏なのに金を払わせてしまって
今では自分が恥ずかしいです。

捨てアドとかさらすんで、色々おしえてもらえないでしょうか？

必勝法とは100%という意味です。

断言します。朝から晩まで1年間勉強したら100%受かります。

もちろん数日サボっても受かるかもしれません。
でもその確率は100%じゃないでしょう。

毎日やれば100%受かります。


でも、絶っっっ対やらないです。
「論理的じゃない、根性論だ」
必ず言う奴がいます。

いや、いいからやれよ。って俺は思います。
それから話しようぜ。

たくさんのレスありがとうございます。

俺の言っている事を少しでも理解してくれる人がいたみたいで感謝します。

そういう事です。

勉強しまくってたらあほみたいに自信ついて全く緊張しなくなったけどなー

俺が受験したのはもう10年近く前です。

それでも受験シーズンになるといつもあの頃を思い出します。


浪人生の辛さはよくわかります。
もっと人生には辛い事が一杯あると言う人もいます。
でも、あの浪人という身分の低さ、人生の先の見えなさは独特です。

俺は辛いと思います。

一人で耐えてください。

漏れも東工大行きてぇなぁ……

>>98

ごめんなさい。

勉強は一人でするものです。
予備校も家庭教師もきっかけにしかすぎないと思います。

本気なら目の前の参考書を50回やって下さい。

>>104
ありがとうまたがんばれるきがする

では、そろそろ失礼します。
おやすみなさい。




頑張れ、頑張れ、受験生！

良スレ来たーε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘

これ2chまとめ行きますな

ありがとうございました！
頑張ります

でもこの話3月に聞きたかったな(笑)

おいおい…
なんだこのスレは思わず読み込んじまったぞ
10年も前に受験したのにこんなに鮮明に覚えてるってことは
そういうことなんだな

俺もだれてるけど、たった今からピシッとする！
来年の司法書士試験の合格目指す！

俺も東大目指し始めた時は偏差値40くらいだったわ…






浪人なう、だけどな

中3だけど
頑張るわw

俺も中3
受験生だけど、昨日から本気出してる(´・ω・｀)

本気だしてるのにこんなことくるってことは…いいたいことわかるよな？

受験生なのに２chのせいで勉強全然できないお前らちょっとこい

受験生なのに２chのせいで勉強全然できないお前らちょっとこい
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1323522289/

良スレだ。
1はもう来ないのか？

(・ω・`*)

>>118
1？

良スレ過ぎて何回も読んでしまう。
1さんに是非アドバイスを貰いたい。
また来て下さい。
このスレをお守りにしまし。

しますの間違い

>>1よカムバック

3月に見たかったww
激しすぎるほど同意。

一流大名門校って言われるところに入るやつって頭がいいから合格するわけじゃないんだよ
努力する才能がある人たちがそういう大学に入れるってこと。
もちろん少数ながら天才はいる。
でも、その他大勢は必死こいて勉強しまくってその結果栄冠を手に入れるんだ。

一定期間、将来役に立つかどうかわかんない、どーでもいいようなことをバカになってやり切れるか
努力できるかが問われている。
合格したいなら誰でも手に入れることができるんだよ。努力が必要だけどね。（←これがすげー難しいんだが）

通りすがりの俺からも言わせてもらおう

全ての誘惑を絶って努力している君へ
その努力が実を結ぶことを祈っている！
さあ、夢の実現まで、後もう少しだ。不安な気持ちを押し殺して、いつもどおり淡々と勉強に励もう。
受験生でいられるのも、あとわずか。受験生でいることを楽しみながら・・・。Good　Luck！

ほしゅあげ

合格祈願

第一志望絶対合格‼

努力も才能

>>128今はそんなこといってる時期じゃないYO!

>>1の使ってた参考書とか聞きたい

>>130>>1くらいの努力しないと使っても無駄な魔法がかけられた参考書だよきっとww

合格祈願あげ

やべぇ、今の時期まで現実逃避してた受験生の俺には
今だからこそ>>1のいう朝から晩まで1年間勉強する大事さと大変さが
身にしみてわかって、自分が情けなくなってくるぜ。
ここで逃げても仕方ないから、とにかく今から受験日までは一日も後悔しない日々送るわ。
結果でるでないの前にやる習慣つけなきゃ次につながらねぇ。

>>1また来てくれたら教えて欲しい

受験勉強中は雑念が頭に入ってこなかった？
昔のこと思い出して『うわあああ』状態によくなるんだ
そういうことなかった？
あったとしたらどうやって振り切ってた？

>>1大人気だな。明らかに釣りでしょ。
1日も休まないなんてありえないし偏差値40から
1年でそんな難関大学合格なんてドラマじゃないんだから。釣り確定だろ。

>>135
釣りじゃないと思う
一応模試で名前載ったことあるがそのときは五ヶ月程で偏差値が跳ね上がった
１日も休まなかったかはともかく難関大合格は不可能ではないと思う

>>135
愚か者

別に釣りでもいいじゃん悪いスレじゃないしむしろ受験生にエールを送ってくれてるんだと解釈した

理科一教科で受けられる医学部はないのかね？
センターまで一ヶ月きって志望校探さなきゃいけないんだが…

そんなの自分で調べず、この時期に言ってる段階で医学部無理だろｗ

１教科じゃなくて
１科目の間違いじゃない？

hshs

>>139
受験サロン行くと勉強してないけど一ヶ月でなんとか医学部目指すって言ってる奴何人もいるぞ。

そういう人がどこ受けようとしてるのか見てくれば？
参考になるかもな