1 :
名も無き被検体774号+:
需要ある?
2 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 11:36:28.67 ID:7BVZkxCwi
パンツ脱いだ
ズボンまでは脱いだ
4 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 11:38:46.31 ID:1mBvYD6ri
パンツ飛ばされた
5 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 11:39:53.53 ID:s0qLlgSE0
自分のパンツ全て焼却した
6 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 11:48:54.40 ID:Pp1WtwqsO
付き合ったのは高校二年生の冬から卒業まで
当時のスペック書くと
俺
・フツメン
・公立高校生
・運動部
幼なじみ
・小学生以来の付き合い
・中学受験して女子校に通っている。
・身長165
・ひんにゅー
・僕っ子
7 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 11:49:12.25 ID:ZUxhjlFt0
パンツの穴からチン子だした
8 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 11:49:52.96 ID:ZUxhjlFt0
貧乳は正義
9 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 11:57:23.42 ID:Pp1WtwqsO
幼なじみとの付き合いだけど、父母とも両働きで当時小学入りたてだった僕を近所だった幼なじみの家に預けられた事から始まった。
俺と幼なじみの父親の仕事場が同じところで親御さん同士の話は簡単についたみたいだけど、その時の僕と幼なじみは通っていた幼稚園は違ったし、クラスは違ったので顔見知りもいいところだった。
10 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 12:02:31.82 ID:/6M+4C9R0
ふむ
11 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 12:02:55.49 ID:Pp1WtwqsO
最初、母親と初めて幼なじみの家の家を訪ねたんだ。俺の家から10分くらい歩いたところにあった。幼なじみの家は農家で古いけどとにかくデカイ家だった。柴犬もいた。
おkおkわかったよパンツも脱ぐよ
13 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 12:10:03.04 ID:Pp1WtwqsO
午後から講義+バイトだから一旦離脱するね。 夜22時に戻るので保守お願い致します
14 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 12:17:40.59 ID:O+GocRz30
パッチは脱いだ
>幼なじみ
>・小学生以来の付き合い
>・中学受験して女子校に通っている。
>・身長165
>・ひんにゅー
>・僕っ子
これでショートカットなら二次元
16 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 13:21:31.19 ID:wJ+gIqOa0
最後どーせしぬんだろ
17 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 13:23:32.47 ID:15zqWj4SO
ふぅ…
18 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 13:25:33.10 ID:d4jw1J/W0
よう俺w
待ってるぜ
20 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 22:34:40.59 ID:Pp1WtwqsO
さーせん いまバイトあがったところです。
>>15 中学からショートでした。でも二次元とは違って幼なじみの顔は中の中で特段可愛い訳ではないです。
21 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 22:44:49.25 ID:Pp1WtwqsO
その日から幼なじみの家に預けてもらう事になった。当時、小学校にも学童クラブあったけど、家から遠いし6時までしか預かってくれないので通わなかった。
もちろん幼なじみと一緒に帰る事になる。小学生のはな垂れ生意気小僧だったけど、女の子で違うクラスだったので会話もぎこちなかった。
22 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 23:05:15.49 ID:Pp1WtwqsO
幼なじみの家に行けば、幼なじみのばぁちゃんやじいちゃんがいて、よく面倒を見て貰った。 後で聞いた話だけどじいちゃんは俺を孫だと思ってたらしい。孫が全員女の子で男の子の孫が欲しかったみたい。
23 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 23:14:38.82 ID:Pp1WtwqsO
何回か一緒に帰る毎に俺と幼なじみの関係は近づき始め、会話もぎこちなくなった。
当然、女の子と二人きりで帰る訳だから、俺と幼なじみが付き合っていると噂され、クラスからは冷やかされたりした。
24 :
名も無き被検体774号+:2011/12/12(月) 23:51:15.02 ID:Pp1WtwqsO
もちろん俺も幼なじみも否定したよ。クラスの皆から聞かれる毎に「幼なじみの家に預かって貰って、一緒に帰っているだけ。別に付き合っている訳ではない」と弁明していた。幼なじみも同様だったらしく、昼休みにクラスの女の子に寄って集って聞かれたらしい。
もちろん、俺達は付き合ってた訳ではないけどお互いが異性なんだと感じた。
なんか、自分のレスだけで埋まりそうだけど、需要あるの?
25 :
名も無き被検体774号+:2011/12/13(火) 00:45:53.70 ID:95WWk93wO
気にしないで書くのだ!!
26 :
名も無き被検体774号+:2011/12/13(火) 00:47:48.41 ID:niKh/GZo0
見てるから!
27 :
名も無き被検体774号+:2011/12/13(火) 01:17:18.26 ID:XgG14t1p0
あれっ今日は終わり?
そんな訳ないよなwwww
28 :
名も無き被検体774号+:2011/12/13(火) 02:09:40.36 ID:DZspJjzn0
きになって眠れん!!!
29 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2011/12/13(火) 02:54:30.55 ID:oJH9GG1B0
ちゃんとロムってるから最後まで宜しくー
30 :
名も無き被検体774号+:2011/12/13(火) 12:07:04.12 ID:zsaou25C0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
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バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
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ドゴォォォォン!!
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!!,' (;; (´・:;⌒)/
∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
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(ノ゚Д゚)ノ |/
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
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31 :
名も無き被検体774号+:2011/12/13(火) 20:53:44.84 ID:gkRYghdS0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
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バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
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ドゴォォォォン!!
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
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32 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 01:34:38.55 ID:Ld/jKvGFO
期待してた皆にはすまん…
今から帰るところ…気力あれば帰宅して落とす。
33 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 01:35:29.38 ID:BFclzrpS0
保守!
34 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 02:16:01.52 ID:Ld/jKvGFO
>>33 保守乙です
小学生入学時から幼なじみの家に預けられて四年。ちょうど四年生の春になった頃に俺は友達の隆平と和哉の誘いでミニバスに入ったんだ。隆平とは小学三年生からの付き合いになるんだけど所謂スポーツ少年だった。背は高いし運動は出来てカッコいいしイケメンだった。
あとは和哉。クラスは一度も同じになった事はないけど隆平とはよくつるんでいて、隆平繋がりで仲良くなった。見た目は地味な奴だけど勉強も運動も平均以上だった。
ミニバスは放課後に小学校の体育館でやった。月・水・金が練習日で土日や休日は試合だった。
35 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 02:26:44.07 ID:Ld/jKvGFO
ミニバスを始めたので幼なじみの家に預けられる日は火曜日と木曜日だけになった。その日すら隆平や和哉ん家に遊んでいくので、あまり幼なじみとは遊ばなくなった。
ミニバスのチームは、俺が選手登録され途中出場したり出来るぐらい人数が少なかった。小五の時にはスタメンで出場できたくらいだった。
ちなみにポジションは俺は基本的にはポイントガードで隆平はセンター、和哉はスモールフォワード。でも人数が少ないから複数のポジションは経験している。
36 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 02:33:10.74 ID:Ld/jKvGFO
さらに同じ頃から幼なじみは塾に通い始める。志望校は電車で一時間くらいの中高一貫の女子私立で、その女子校OBの母親の強い意向らしく本人が行きたい訳ではなかったらしい。塾に入るのが遅かったのもあり、入りたて当初は追い付く為に毎日通っていたらしい。
37 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 02:40:38.55 ID:Ld/jKvGFO
まぁ俺はミニバスで幼なじみは塾でつるむ事は無かったし、親から家の鍵を貰った事から幼なじみの家に預けられる事はなくなった。 小六の時にはクラス替えで同じクラスになったけど、幼なじみは中学受験って事で休みがちになった。
結局、幼なじみはその女子校に受かった。本人曰く、当確ラインギリギリらしかったけど母親がOBだから受かったと聞いた。俺と隆平と和哉は仲良く地元の中学に通う事になった。
38 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 02:52:19.47 ID:Ld/jKvGFO
中学に入っても、俺と隆平と和哉はバスケ部に入った。 中学となればグレた奴は一人か二人は居るわけで、バスケ部の二年生がそういう奴の集まりだった。もちろん、真面目な二年生先輩がいて、ミニバスからの先輩の石橋先輩や竹下先輩もいた。
ミニバスとは違い、三年生だけでも充分にチームが造れる人数だったので、当然一年からレギュラーは張れなかったし雑用ばかりの日だった。試合に行けば応援に回ってたし、普段の練習はランニングかボール集めだった。
39 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 03:02:18.71 ID:Ld/jKvGFO
まぁ、あっという間に夏になった。強豪って訳ではないので三年生は地区大会敗退という事であっさり引退した。
キャプテンは石橋先輩が引き継ぐ事になったが、三年生がいなくなった事で二年のDQN先輩が我が物顔になり、練習は来ない所か部室で煙草を吸ってたりしてた。
それどころか部室を私物化して自分たち一年生と真面目にやってた石橋先輩や竹下先輩が閉め出された。
40 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 03:05:58.62 ID:Ld/jKvGFO
石橋先輩が何度か顧問に相談したみたいだけど、顧問の先生はまともに取り合わずDQN先輩は相変わらずだった。夏の終わりには竹下先輩ら真面目にやっていた先輩が次々に辞めていった。
41 :
名も無き被検体774号+:2011/12/14(水) 03:10:15.27 ID:Ld/jKvGFO
とりあえず今日はここまでです。
相変わらずのマイペースな上、端ない文で申し訳ないです。また明日書きます。
42 :
名も無き被検体774号+:2011/12/15(木) 17:14:44.34 ID:nQ8iqtn30
保守
楽しみにしてる
43 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/15(木) 23:31:08.57 ID:YjmSkqAcO
とりあえず酉つけた。
当時の顧問なんて名ばかりで職員室にこもってばかりだった。気まぐれに体育館に顔を出すけど、その時ばかりはDQN先輩方はいい顔をするんだよね。
で、先生がいなくなるとDQN先輩がいびり始めるんだよね。ろくに練習なんて出来なかった。
44 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/15(木) 23:37:18.53 ID:YjmSkqAcO
このままいたら駄目になると思ってたけど、「一年頑張ればDQN先輩が引退する」って隆平が僕や和哉を引き留めてくれた。
当然、学校の体育館での練習は期待出来なかった。だから、僕たち三人は市営体育館の一般解放日に一般人に混じって練習をするようにした。 これが幼なじみの再開となるんだけど
45 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/15(木) 23:49:12.76 ID:YjmSkqAcO
なんかバスケネタになっているけど気にするな。 リアルあひるの空。 でも、作品とは違って先輩方は全く更正しながったがな。
で、最初の体育館の日。解放日は本当に色んな人がいて、40歳のおっさんもいれば、大学生の兄さんもいた。自分たちが一番若者だった。
解放日は集まった人で即席でチームを作ってミニゲームをする感じだった。その中に幼なじみがいた訳です
46 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 00:04:45.86 ID:YjmSkqAcO
すまん とにかく眠いんで寝ます
明日になりますが何か質問あれば答えます
わっふるわっふる
48 :
名も無き被検体774号+:2011/12/16(金) 08:20:25.64 ID:0M1h/nmm0
幼馴染は芸能人で言うと誰に似てる?
49 :
◆kM2EnY4QxE :2011/12/16(金) 18:25:36.98 ID:7WWKMWRSO
>>48 全体的な雰囲気はデビュー当時の広末涼子に似ている。ただ、目は細くて、あんなに肌は白くはない。普段から頬はピンクがかっていた。
とりあえず続き書くね
50 :
名も無き被検体774号+:2011/12/16(金) 18:35:38.29 ID:7WWKMWRSO
幼なじみと会うのは小学校を卒業してから半年になる。 小学校の時はそれなりに髪は伸ばしていたけど、今の幼なじみはバッサリショートカットだった。
だから、最初は幼なじみだとは解らなかった。
声をかけてくれたのは向こうから。幼なじみが僕に気がついたみたいで少しビックリしてたみたいだった。
51 :
名も無き被検体774号+:2011/12/16(金) 18:42:48.18 ID:/eUD5XLzO
僕っ子幼なじみとか羨ましい……。
52 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 18:44:38.27 ID:7WWKMWRSO
とりあえず僕達はコート脇でアップやボール回しをする事になった。横で幼なじみのプレイを見ていたけど、バスケ半年の動きだった。ドリブルは上手くないし、ぎこちなかった。
けど、シュートは半年にしては上手かった。 アップ中にミドル二本と3Pを決めていた。
まぁおっさんが気を使ってあまり真面目にディフェンスやらなくてシュート打ちやすい状況だけど、シュートとかそれなりの技術は必要だけど、距離感とかの経験も絶対に必要で幼なじみのミドルはちょっと信じられなかった。
53 :
名も無き被検体774号+:2011/12/16(金) 19:20:32.53 ID:OZ1kMwDZi
55 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 22:51:01.14 ID:7WWKMWRSO
適当にアップしてたらコートではミニゲームが終わったみたいで、ぞろぞろと此方に戻ってきた。幼なじみも戻って来た。
まぁ、女の子って成長早いよね。まだあか抜けてない感じはあったけど、幼なじみの体つきとか胸を除いて女の子ぽくなってたんだよね。
リーダーぽいおっさんが俺達にじゃんけんしてそれぞれチームに混ざってと言われた。
俺は幼なじみと同じチームになって、次の試合は審判をやる事になった。 俺と幼なじみはスコアを付ける事になった
56 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 22:57:26.95 ID:7WWKMWRSO
改めて近づいてみると小学校の時とは違うんだなと感じた。なんというのか女の子として意識してしまうというかね…
スコアを付けながら俺と幼なじみはお互いの近況を話し合った。幼なじみは中学に入って友達の誘いで直ぐにバスケ部に入った。そしてハマって体育館の一般解放日に練習するようになったらしい
ふむふむC
58 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 23:04:34.45 ID:7WWKMWRSO
もちろん俺も近況を話したけど、部活が荒れている事は伏せていた。
チームは大学生が一人とおっさん二人、俺と幼なじみだった。
その場でポジショニングを決めて幼なじみと僕は外からシュートを撃つ事になった。
59 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 23:14:25.06 ID:7WWKMWRSO
その日は体格の差を知ったよ。おっさん相手で外とはいえども中々上手くいく訳がなく、シュートをブロックされたりしたわ。
でも、おっさんから足の運びとか重心の使い方とか色んな技術教えてもらったり、何よりミニバス以来、実践的な練習をして来なかったから楽しかった。
60 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 23:19:22.48 ID:7WWKMWRSO
帰りは幼なじみと一緒に帰る事になった。俺はチャリだったけど、幼なじみは歩きだったから、自転車を引いて帰る事になった。 学校から直接来たみたいでセーラー服と小さい身体に似つかわないボストンバックを抱えていた。
もちろん紳士としてボストンバックを自転車の前篭に入れたよ
61 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 23:28:15.83 ID:7WWKMWRSO
市営体育館から家までは歩いて30分はかかる距離だった。 その間は俺と幼なじみは近況を話したり、今日のバスケの事を話したりした。 こうやって二人きりで話したのは幼なじみの家に預けられて以来だった。
62 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 23:34:11.80 ID:7WWKMWRSO
家に近づきて、田んぼのど真ん中にある交差点に着いた。ここを真っ直ぐ行けば自分の家で左に曲がれば幼なじみの家に着く。
荷物の事もあるし俺は幼なじみの家に寄り道してもいいと言われたけど、幼なじみは「僕は大丈夫!」と言い、自転車の篭から自分のエナメルバックをひったくった。
63 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 23:41:14.95 ID:7WWKMWRSO
後に知った事だけと、幼なじみは市営体育館から自宅まで母親の車で送迎してもらったらしいけど、俺と会ったその日はかなり無理をして断って歩いて帰ると母親に言ったらしい。
片田舎とはいえ、おかしい人がいない訳でもないし、そういう事件が大阪にあって中学から防犯ブザー渡されていた時期だったしね。
64 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/16(金) 23:46:42.77 ID:7WWKMWRSO
とりあえず今日はここまでです。相変わらずの遅さで申し訳ないがゆっくりしていってね。
何か質問あればお願い致しやす
65 :
名も無き被検体774号+:2011/12/17(土) 00:43:45.09 ID:PG78MdJU0
びっぷらだからそう簡単には落ちないだろうな
66 :
名も無き被検体774号+:2011/12/17(土) 01:07:52.48 ID:Aeu1+Bo20
>>64 自分のペースでいいよ
明日も楽しみに待ってる
67 :
名も無き被検体774号+:2011/12/17(土) 02:49:32.93 ID:OlhBFVEb0
はよ明日になれ
68 :
名も無き被検体774号+:2011/12/17(土) 03:26:57.20 ID:N24eZQvh0
俺の名前、隆平なんだけどwしかもバスケ部だったんだけどwww
あまりの偶然にちょっと寒気がしたけど、別にその
>>1の友人でもなんでもないよw面白いから続けてね♪
69 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 14:34:59.75 ID:/sliW+GbO
>>68 よう隆平!元気か?
とりあえず続き書くな
それから週に二回ある市民体育館の解放日は部活→市民体育館と行く事になった。 幼なじみは毎回とはいかないけど、それなりに顔を合わせた。もちろん帰りも一緒に帰る事になった。
70 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 14:42:28.55 ID:/sliW+GbO
彼女の学校は規則が厳しくて駅までの自転車通学も禁止されていたので相変わらず幼なじみは歩きだった。
ある時の帰り、流石に疲れていた俺は下り坂で彼女に2ケツするように言ったんだ。
言った瞬間幼なじみはきょとんとしてたね。彼女は真面目な子でそう言う事は無縁そうだからね。
とりあえず僕は適当に荷台に座っておけば大丈夫だと言った。
71 :
名も無き被検体774号+:2011/12/17(土) 14:48:36.19 ID:o/rNORUM0
キターー
楽しみにしてる
72 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 22:29:45.99 ID:/sliW+GbO
「動くね!」と幼なじみに声をかける。自転車はゆっくりと動き始めた。安物のママチャリはギシギシと音をたてながら加速する。幼なじみは僕の身体を強く握りつかんでいた。 なんという「轍」www
少し坂がおわり、僕はブレーキをかけた。鈍い音が響き、自転車はゆっくりと止まった。
幼なじみはゆっくりと降りた。暗くて良くはわらかないけど月明かりで照らされていた幼なじみの顔は少し紅潮していた。
「大丈夫?幼なじみ!」と一応声をかけた。
「ううん。僕は大丈夫だよ。初めて二人乗りしたから怖かったんだ。それより僕が君の身体を強く掴んでいたけど大丈夫?」と幼なじみは言った。
「大丈夫だよ!」
「ならよかった。あ、でも、あんな事はしないでね。僕と君が怪我したら大変だしね。」
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
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バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
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ドゴォォォォン!!
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74 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 22:41:12.25 ID:/sliW+GbO
夏からあっという間に秋になった。 バスケ部はDQN先輩があまり来なくなり、俺達には過ごしやすくなった。
そして市の新人大会が近づいてきた。夏からの新チームにとっては初めての試合となるこの大会。キャプテンの石橋先輩は思いきった事をした。
新人大会の選手登録からDQN二年先輩全員を外して、その空いた枠を一年生、しかも中学からの初心者も数名込みで埋めた。
結局、顧問の先生から茶々をいれられ、年功序列を考慮して二年生全員を入れる事になった。
75 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 22:48:45.35 ID:/sliW+GbO
当然試合は負けた。しかもトリプルスコアで。
DQN先輩は動きが緩慢過ぎて酷かった。シュートを撃てば足が止まる。まともにリバウンドをとる気がない。速攻されたら守る気もなくダラダラと後ろに下がるだけ。適当に意味ないボール回しをしていた。
序盤は石橋先輩が単身切り込んでいたけど、直ぐにべったりとワンツーマンされた。そこからウチはまともに点がとれず、一方的なゲームとなった
76 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 23:02:44.62 ID:/sliW+GbO
4Qが始まって直ぐに僕は交代で試合に入った。ポイントガードの武部先輩と変わった。ちなみに武部先輩は数少ない真面目な先輩。武部先輩は尋常ないほど汗をかいて息も切れ切れだった。
バスケの試合って劣勢だと凄く走らされている気分になるんだよね。
さらにDQN先輩がポジショニングが余りに悪すぎて役にたたないのと、石橋先輩がワンツーマンでぎっちり固められていて、武部先輩は無理してでも自分で斬り込むしかなかった。
当然、カットされてルーズボールをとられたり、無理にシュートまで行けてもリバウンドがまったく機能してないから、骨折り損だった。
試合に入って直ぐに感じた。パスの選択肢が全くなかった。 DQN先輩はただ突っ立てるだけで動いてDFを掻き回す気もなかった。
77 :
名も無き被検体774号+:2011/12/17(土) 23:13:11.53 ID:ICrR+gjv0
man to manだからマンツーマンな。
見てるで。
78 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 23:13:53.45 ID:/sliW+GbO
負けるのは仕方ない。でも負けているのに笑うのはおかしかった。試合が終わって更衣室ではDQN先輩が笑いながら「試合ダルかったな」とか「この後ゲーセンいく?」言うわけ。
しまいには、一年生に荷物を押し付けて先に帰ってしまう。
彼らが帰った後、武部先輩がブチキレてロッカーを殴って、石橋先輩が宥めていた。
79 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 23:20:56.49 ID:/sliW+GbO
>>77 …orz
顧問なんて適当にベンチに座っていただけで、適当に交代を指示してただけ。 活を入れる顧問がいる他校がうらやましいかったよ…
トーナメントの第一試合でボロ負けしたおかげで午前中に解散となった。
バスケの詳細はいいから幼馴染をだな
81 :
名も無き被検体774号+:2011/12/17(土) 23:28:53.10 ID:8BGYWZF40
82 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 23:31:40.46 ID:/sliW+GbO
後日、市営体育館で幼なじみと会って、新人大会で活躍したと僕に伝えてきた。
彼女は第一試合は3Qの前半に途中出場して3Pを2本決め14ポイント稼いだと半ば自慢気に言ってきた。 第三試合ではスタメンで出だし、チームも良いところまで勝ち進んだと
3ヶ月一緒に練習してたけど彼女はとにかくミドルシュートが上手かった。ボール運びが上手くなれば選手になれると思ってたけど、みるみると上達していた。その日のミニゲームで何回か彼女に抜かれたしね。
83 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 23:45:41.17 ID:/sliW+GbO
その一週間後くらい。
俺は彼女と一緒にバスケシューズを買いにいく事になったんだ。幼なじみは今まで学校指定の体育館履きだったけど、試合に出だ事で買うことにしたらしい。
ただし、二人きりではなくwith幼なじみのばぁちゃん。
近所にはスポーツショップなんてないから、電車で30分位のショッピングモールに行くことになった。駅前で待ち合わせになったんだけど、俺が着いた時には私服の幼なじみとばぁちゃんがいた。
ばぁちゃんと会うのは久しぶりだけど、僕をみるなり「○○大きくなったねぇ〜。昔はこんなに小さかったのに〜」って言われた。
>何回か彼女に抜かれたしね。
ふぅ
85 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 23:55:15.21 ID:/sliW+GbO
幼なじみはジーンズにパーカーという女っ気ない服装。ばぁちゃんの服がまだ女っ気あるくらいだった。
スポーツショップに着くなりシューズコーナーに行くともの凄い数のシューズが並んでいた。
一応、事前調査って事で隆平と和哉に聞いたが、隆平はアシックス一筋でガンガンアシックスを勧めてきた。和哉はまともで「とりあえず試着して足に合うモノを買えば」だった。
なので、和哉の言う通りに幼なじみが気に入ったモノを順繰りに試着していった。
87 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/17(土) 23:58:56.32 ID:/sliW+GbO
明日も1日バイトなんで、寝ます。
パンツ脱いだ紳士方はどうか風邪をひかないよう気をつけてください。
89 :
名も無き被検体774号+:2011/12/18(日) 02:02:26.79 ID:ZRL6qM5tO
90 :
名も無き被検体774号+:2011/12/18(日) 08:12:05.13 ID:5boPwljc0
91 :
名も無き被検体774号+:2011/12/18(日) 09:47:16.44 ID:DF7rUywl0
電車だけどパンツどころかジーパン突き破った
パンツ埋めた
93 :
名も無き被検体774号+:2011/12/18(日) 22:51:00.55 ID:5GqTFLUe0
パンツ掘り出した
>>93 ちょwwwww それ俺のパンツwwwww
95 :
名も無き被検体774号+:2011/12/18(日) 23:31:11.49 ID:m7JQYv31O
97 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/18(日) 23:39:21.56 ID:1bGPmsL3O
今バイト上がった…こんなに働く予定はなかったorz
100 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/18(日) 23:50:18.99 ID:1bGPmsL3O
とりあえず飯食べてから落とすわ。なにか質問あればレスしてくれ
101 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 00:14:59.03 ID:cSREHphK0
>>100 今現在の幼との関係は?
重大なネタバレとか含んでたり他の奴らが反対したら無視ってくれ
>>101 当然、教えたらネタバレになるはずだから、ダメでしょw
103 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 00:20:53.10 ID:hbj+iEtuO
>>101 友達以上恋人未満な微妙な関係かな。 詳しく言っちゃうとネタバレするけどそんな感じ。
とりあえず落とすな。
104 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 00:28:04.68 ID:hbj+iEtuO
案外彼女のバスケットシューズは簡単に決まった。至って普通のバスケシューズだったけど、俺と同じメーカーだった。
お昼ご飯はショッピングモールの中華レストランで幼なじみのおばぁちゃんにご馳走してもらった。 バスケとか学校の事とか色々と話したよ。で、おばあちゃんがポロリと言ったんだよね。「私が死ぬまで孫の婿さんを見たい」とね。
105 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 00:31:56.08 ID:hbj+iEtuO
まぁ、そん時は中坊の俺や当人の幼なじみにはおばあちゃんに何て言えばいいのか解らなくて固まっちゃたんだよね。
空気読んだのかおばあちゃんは直ぐに話題を変えたけどね。
106 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 00:38:30.97 ID:hbj+iEtuO
冬は過ぎて、あっという間に春になった。俺達は中二になったんだけど、ここで大きく2つの事が起こった。
一つは顧問の先生が変わった事だった。
新しい顧問は新任の若い男の先生だった。見た目は体育会系で熱血漢な感じで実際に大学までバスケをやっていた。 新しい顧問は「次の大会は実力で選ぶ」と言った。
107 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 00:43:08.26 ID:hbj+iEtuO
当然、緩かった練習も厳しくなった。最初なんてボールさえ触らせてもらえず、ただコートの周りをぐるぐる走り回るだけだった。
DQN先輩達は直ぐに顧問に反発したが、「嫌なら来なくていい」と一蹴した。
108 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 00:52:33.34 ID:hbj+iEtuO
しばらく俺達はコートをぐるぐる回るだけだったけど、二週間たって新しいメニューが追加された。
けど、僕と武部先輩、そして和哉は3Pシュートを50本入れてから練習に合流するよう言われた。
3P50本成功は中学生にしてはかなり厳しい数字だった。休まずに撃ち続けないと練習時間内に終わらない数だった。
お前さ、実はバスケの話がしたいだけなんじゃねーの?
その詳細な練習内容の説明は幼馴染とどう繋がるんだよ
後であれが複線だったのか!って思わせてくれることに期待するよ
110 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 09:03:39.75 ID:ksycVY1N0
111 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 09:04:45.56 ID:49ijYWWZ0
爆発まだー?
112 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 09:28:46.37 ID:hbj+iEtuO
>>109 ぶっちゃけ伏線ばかりでいまから回収する。 書くのが遅くてごめんな。
もう一つ変わった事は練習が厳しすぎて市営体育館の解放日に行けなくなった事。学校の練習だけで精一杯だった。
ある日、家に帰ったら留守電が入ってたんだ。留守電をとると幼なじみから電話が入っていた。
僕は直ぐに電話をかけ直した。
113 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 09:37:36.63 ID:hbj+iEtuO
直ぐに電話は繋がった。幼なじみの声だった。
幼「今すこし話してもいい?」
自「いいよ?」
幼「最近忙しかったりするの?僕、あまり君の事見なくなったからさぁ…」
自「あ、うん。実は学校の練習増えてちゃって…ゴメンね」
幼「あ、僕こそゴメンね。学校の方の練習が大事だよね。大変そうだけど頑張ってね」
114 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 09:54:56.77 ID:hbj+iEtuO
それから暫く幼なじみと会話が続いたけど何となくぎこちなかった。
あと、学校では隣の女の子と仲良くなった。 というのも、僕が余りに授業中に寝ていて、よく読み上げとか指名される前に起こしてくれた子だった。
名前は紗耶とする。紗耶のスペックは…
・地味だが可愛い
・頭はいいらしい
・女子の人気は凄い。地味ゆえなのか男子はあまり人気ではない。
・あだ名は「さやたん」
・丸顔かつ童顔
・体つきはいい。いわゆる幼女体型だけど、胸はかなりあった。
・中一の時にレズられそうになったらしい(本人談)
・吹奏楽部所属
・兄が生徒会長やってたらしい。
このハイスペックさやたんが何故か俺になついたんだよね。
みてるおー。
116 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 10:03:41.39 ID:ksycVY1N0
117 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 10:08:04.17 ID:hbj+iEtuO
まぁ学生だからテストはある。 5月の終わりに中間テストにあるんだが、部活がハード+授業は寝てたばかりでヤバいってもんじゃなかった。
テスト一週間前になり、練習が休みになったから、とりあえずバスケ部二年生で和哉の家に集まって勉強しようとなったんだ。
で、勉強は捗ったか?答えは否だった。
隆平は直ぐに飽きてスラムダンク読んじゃうくらいだし、一時間も経てばスマブラ大会だった。
118 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 10:18:08.72 ID:hbj+iEtuO
とりあえず、集まったら遊んじゃうから個人プレーで頑張ろうぜってなった。
ノートすら取ってない自分はオワコンだった。絶対誰かの助けが必要になる。…そうだ!横の紗耶から教えて貰おう!
ダメ元で紗耶に「勉強教えてくれ」って頼み込んだ。 断れるかな〜って思ったら、笑顔で「えっ!いいよ〜」って言われた。よし、これで勝てる!
僕は放課後の教室か図書館でいいって言ったけど、紗耶は自分の家でやりたいと言ったので紗耶の家で二人きりの勉強会となった。
119 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 10:25:57.06 ID:hbj+iEtuO
紗耶の家はかなり大きかった。 壁あり門あり池ありシベリアンハスキーありだった。
もちろん僕は緊張してた。紗耶の母親に会うことになる訳だし、下手すれば彼氏を連れ込んできたと誤解されるかもしれないしね。
とりあえず、広い玄関に入って大声で挨拶しようと思ったけど、紗耶が「今家に誰もいないから」とクスッと笑いながら言った。それもっと不味くないか?
120 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 10:31:42.92 ID:hbj+iEtuO
俺「え、親いないの?」
紗「うん」
俺「それは色々と不味くないか」
紗「まぁ、そうだね。でも○○は私を押し倒したりはしないから大丈夫だと思うよ。それともベッドでお相撲ごっこする?」
俺「」
地味にさやたんは変態淑女です。
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
ドゴォォォォン!!
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
!!,' (;; (´・:;⌒)/
∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄
/\
. ∵ ./ ./|
_, ,_゚ ∴\//
(ノ゚Д゚)ノ |/
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
_/_ミつ/ ̄/_
/_/
122 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 10:42:02.60 ID:hbj+iEtuO
で、彼女の部屋に連れて込まれた。 女の子にしては案外、質素な部屋だった。
俺「案外、すっきりした部屋なんだね。」
紗「まぁ、女の子ぽくはないね。」
俺「でもすっきりした部屋もいいかもね。」
で勉強会が直ぐに始まった。勉強会と言っても紗耶の方の勉強は完璧らしく、俺の家庭教師みたいな感じになった。
密接とはまでいかないけど、彼女の身体は僕に凄く近いところにあった。 射精を覚えたばかりの僕のムスコがヤバい。
123 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 10:44:08.47 ID:6pMbfaB70
俺のムスコもヤバイ…
125 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 10:54:36.01 ID:hbj+iEtuO
>>123 「クラスの隣の可愛い女の子と二人きり勉強会」というエロゲー ただしエロシーンはなしな。
まぁムスコ問題は机の下だっだし、ブレザーを上に被せて解決したわ。 でも、お菓子持ってきた時にわざとらしくティシュの箱を目の前に置かれた時はガチで焦った…というかバレていた?
余談になりますが紗耶には大学生の兄貴がいるみたいですが、その兄貴が変態で部屋には普通にエロゲーや薄い本が並んでいます。その薄い本が変態淑女さやたんの当時のエネルギー源らしいです。
ちなみに変態淑女さやたんのお勧めエロゲーはアマガミで黒辻さんが大好きみたいです。
126 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 11:04:37.26 ID:hbj+iEtuO
それから毎日紗耶の家で二人きり勉強会だった。
まぁ、ハイスペックさやたんは凄かった。色々と教えてもらったけど、とても分かりやすかった。 テストもなんとか平均点を上回るくらいとれた。
でも時たまでる変態プレーは止めてほしかった。よくムスコや理性が暴発しなかったと思った。
ちなみにバスケ部では隆平だけ再試に引っ掛かった。
127 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 11:18:37.21 ID:hbj+iEtuO
テスト終わってから、またバスケ部が再開し、キツい練習が始まった。
それと紗耶が勉強おしえたから何かお返ししてと言われた。
自「何が欲しいの?」
紗「う〜ん。食べ物でいいよ〜」
自「じゃあ、お菓子を明日渡すでいい?」
紗「それはないなぁ…」
自「えっ?」
紗「やっぱりさ。おいしく所に連れていってほしいなぁ〜」
はい、人生初のデート来ました。
変態プレーの詳細kwsk
129 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 11:30:17.85 ID:hbj+iEtuO
>>128 発言だと
「おっぱい何カップだと思う?」
「私が女王様になれば勉強捗る?」
「レズってどう思う?」
とかね
行動だと
兄貴が冗談で買ってもらったゴスロリのメイド服を着て勉強教えたりね。
とにかく発言がヤバかった。 学校では真面目系なのに家では変態淑女。
130 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 11:32:29.36 ID:6pMbfaB70
>>129 学校では真面目系…
家に帰ると変態プレー…
ふぅ…
132 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 11:39:33.25 ID:hbj+iEtuO
さやたんのデート(?)だけど全ての段取りは紗耶がやってくれた
「何で私がやらんといけないの?」とか文句垂らしてたけど、この店がいいだの何だの言うのも紗耶だった。
デートは日曜日になった。場所は電車で一時間離れた所、幼なじみの学校の近くだった。
で、いつ死ぬの?
134 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 11:51:27.36 ID:hbj+iEtuO
地元の駅前で待ち合わせする事になった。紗耶の服はワンピースに上にジャケットを羽織っていた。何処かの幼なじみと違って女の子ぽい服装だった。
そこから電車で一時間乗って目的地に着いた。日曜日だから学生の姿はあまり見なかったけど、幼なじみと同じ制服を来た女の子と何人かすれ違った。
俺達はバスに乗ってまずはベイエリアに行くことになった。
まぁ、リア充が一杯だな。 すれ違いざまに「中学生カップル〜可愛い〜」とか言ってたカップルもいて少し恥ずかしかった。
135 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 12:06:00.46 ID:hbj+iEtuO
離脱します。今晩落とせれば落とします
136 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 12:08:41.38 ID:appO6wNN0
なんだこのスレ
おもしろいな
137 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 12:09:20.53 ID:6pMbfaB70
俺の幼馴染みは何故爽やか系イケメンロリコン紳士だったんだろうか…
139 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 14:51:45.95 ID:6pMbfaB70
140 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 16:27:48.99 ID:ksycVY1N0
>>139 138が報われない男友達ってことだな
顔はいいのに性格が…みたいな?
>>140 自分で言うのもあれだが顔は普通で性格は良い方だw報われないというか、かなり理不尽な人生歩んでるけどさ!www
142 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 17:26:08.20 ID:ksycVY1N0
>>141 そうか
理不尽に報われない方だったか…
何と言うかご愁傷様
>>1に殺意を覚えたんだがどうしようか、いや、どうしようもない。
144 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 19:22:35.32 ID:6pMbfaB70
145 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 19:25:48.87 ID:wxduGkCt0
,rn \从从从从从从从从从从/从从从从从从
r「l l h. ≫
| 、. !j / / ≫
ゝ .f / _ ≫ 紗耶ちゃ〜〜〜〜〜〜〜ん !!ニ ダ
| | ,r'⌒ ⌒ヽ、. ≫
,」 L_ f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ. / ./ ≫
ヾー‐' | ゞ‐=H:=‐fー)r、) ./ /
| じ、 ゙iー'・・ー' i.トソ WWWWWWWWWW\WWWWWWW
\ \. l、 r==i ,; |'
\ ノリ^ー->==__,..-‐ヘ__. / /| /
\ ノ ハヽ |_/oヽ__/ /\ / |_ ゴゴゴゴ…
\ / / / \./ / ヽ___
\' |o O ,| \ ../ / /
y' | |\/ | ./ /
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ヾニコ[□]ニニニ | ⌒ リ川::/
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148 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 23:33:37.04 ID:hbj+iEtuO
バイト終わったお!
なんか殺意を感じるだが、さやたんは未だにバージンだぞ!つまり、そういう事だ。
149 :
名も無き被検体774号+:2011/12/19(月) 23:38:43.62 ID:aGP8AXJn0
おかえり〜
おかえり
151 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/19(月) 23:43:20.67 ID:hbj+iEtuO
クリスマスがバイト無双すぎて辛い…
期待してた皆には悪いが明日の為に寝ていい? 明日は一杯落とすんで許してくれ
152 :
名も無き被検体774号+:2011/12/20(火) 00:23:11.64 ID:ygENBjFE0
>>1 さやたん ばーじん確定なんは 本人がいうてたん?
アニキが買ってきたメイド服着てたりする時点でアニキのシモベ率90%・・・イヤナンデモナイ
ふぅ
154 :
名も無き被検体774号+:2011/12/20(火) 09:36:31.93 ID:oRu+//YX0
今北産業
155 :
名も無き被検体774号+:2011/12/20(火) 09:55:53.33 ID:QVUiMn6L0
156 :
名も無き被検体774号+:2011/12/20(火) 11:33:06.74 ID:alW5NfLJ0
さやたんルートだお
幼なじみ「ぼくの1だもん!」
さや「私の1よ」
は?
157 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/20(火) 23:24:40.97 ID:ZHu+qgZVO
お待たせ 今から落とすよ
158 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/20(火) 23:32:28.93 ID:ZHu+qgZVO
ベイエリアだけど、やはりカップルが多かった。 お互い気持ち悪いくらいベタベタくっついていた。
俺はそんな事はしなかった。紗耶が前で歩きその後ろを俺が着いていく感じだった。
最初に行ったのはある小物屋さんだった。店には観光客相手の土産品が並んでいて、店内は客でごったがえしていた。
ここで紗耶が勉強教えたお礼って事でキーホルダーをねだってきた。よく観光地で売っているちゃっちい安物のキーホルダーだった。
ほう…
160 :
名も無き被検体774号+:2011/12/20(火) 23:40:25.02 ID:alW5NfLJ0
それ俺だわ
161 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/20(火) 23:44:52.83 ID:ZHu+qgZVO
俺は「そんな安物でいいの?」って聞いたけど、紗耶はこれがいいと言い一点張りだった。
この後、紗耶と一緒に食べ歩きしたりして楽しんだ。 サトウキビうまかった。
一通り回ったら歩き疲れたって事で公園に戻って芝生の所で足を休めた。相変わらず微妙な距離感だった。
162 :
名も無き被検体774号+:2011/12/20(火) 23:45:28.95 ID:KAIt5jlrO
結局さやたんは何カップなんだぜ
163 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/20(火) 23:56:11.84 ID:ZHu+qgZVO
いろいろ話したけど、その時に紗耶の家族の話しになったんだよね。
まぁ、紗耶の兄貴の事ばかりだったね。紗耶はブラコンだったんだよね。
紗耶の父も母も会社のお偉いさんで家を留守にする事が多かったらしく、小さい頃から年が離れた兄貴に面倒みてもらったらしい。
で、紗耶から自分の家族の事を聞かれて、同じ境遇で幼なじみの家に預けられていた事を話した。そして、幼なじみが公園の近くの女子校に通っている事を話した。
164 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 00:00:43.34 ID:ZHu+qgZVO
>>162 中二時点でBカップだけど、ブラがきついらしく、本人いわく実質Cカップらしい。 ちなみに幼なじみは絶壁でカップは言うまでもないがな
165 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 00:08:24.64 ID:/nSDDeFxO
そしたら紗耶が幼なじみの学校に見に行こうとか言い出したんだ。
俺は場所は知らなかったけど、紗耶が駅員や行き往く人に聞いて何とかたどり着いた。
まぁ綺麗な学校だったよ。レンガ敷きで門には守衛さんがいるしね。公立の学校とは全然雰囲気が違ったよ。
166 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 00:14:46.07 ID:qPCnqHcy0
なにこのスレ面白いんだけど
167 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 00:19:22.53 ID:/nSDDeFxO
紗耶たんは敷地内に凸しようとしたけど、守衛さんにあしらわれた。 まぁ当然だけどね。
結局、幼なじみの学校を後にして俺達は帰った。帰りの電車で紗耶が「眠いから肩借りていい?」って言われて、本当に肩に紗耶の頭が乗っかった。 耳元で彼女の吐息が聞こえて、女の子独特のいい匂いがして息子がヤバい状態だった。
168 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 00:28:55.02 ID:/nSDDeFxO
十年前の記憶と色々と脚色したりしているから釣りぽく見えるかもな…
まぁ、先に書くと、他人から見れば紗耶は俺にずっこんらしく、かなりあからさまな言動をしてたみたい。
何故、彼女が好きになった理由は後で書くけど、かなり重たい理由で、それが原因で付き合えなかった。
169 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 00:40:03.71 ID:eCUJ+IO4O
追い付いちまったOTZ
これまだ全然完結してねーwwww
170 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 00:40:14.72 ID:nmwiNQtu0
''';;';';;'';;;,., ザッザッザ・・・
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171 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 00:40:37.01 ID:3B8ntBU+0
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172 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 00:43:20.99 ID:/nSDDeFxO
とりあえず続き。
翌日の朝、紗耶はキーホルダーをつけたカバンを俺に見せてくれた。
そして梅雨が過ぎて夏になった頃に紗耶から告白された。
173 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 00:50:55.52 ID:ep22ELz30
ふぅぅぅうう!!!!
175 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 00:58:44.95 ID:/nSDDeFxO
告白された時期は三者面談が行われていた。 三者面談って言っても教師と親のやり取りだけどね。
で、その三者面談をやる時間だけど、母親は仕事だし俺は部活だったから最後の時間を希望したんだ。 俺の前の時間に紗耶が入っていた。
三者面談だけど担任が理科の教師だった事で理科室で行う事になった。親はPTA室で待ち、生徒は教室で待つことになった。
176 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 01:06:18.01 ID:IS9GtROS0
気になって寝れない
177 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 01:06:40.24 ID:/nSDDeFxO
当然と言ったら当然だけど、こう言うのは遅れるものなんだよね。
約束の時間の10分前に教室に入ったんだけど、紗耶を含めてまだ4人いた。一人15分だから約一時間遅れだった。
教室は紗耶ともう一人の吹奏楽部の女の子、あまり絡んだ事がない男がいた。紗耶と女の子は教室の教壇前で雑談して、男はゲームボーイアドバイスでポケモンやっていた
178 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 01:07:07.58 ID:ep22ELz30
179 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 01:20:54.00 ID:/nSDDeFxO
面談はゲームボーイ→女の子→さやたん→俺の順番だった。
直ぐにゲームボーイの子は呼ばれたけど、なかなか彼の面談は終わらなかった。まぁ、授業中にゲームボーイやって取り上げられるくらい生活態度悪かったしな。
30分くらい経った後に女の子が理科室に行った。 教室には俺と紗耶だけだった。
イチャイチャシーンが始まるんですね
181 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 01:40:24.16 ID:/nSDDeFxO
女の子が廊下に消えて直ぐに紗耶が話しかけてきた。
紗「だいぶ遅れてるね」
俺「そうだね」
紗「…でも、本当は面談したくないんだよね。」
俺「え?なんで?」
紗「親に成績見せるのが恐いんだ」
俺「えっ?宮澤さんは成績いいのに?」
紗「うちの親、完璧じゃないと駄目なの…」
俺「…」
僕は黙ってしまった。 何て言えばいいのかわからなかった。
紗「…ごめんね」
俺「…うん…」
紗「○○は優しいからさぁ、私何時も頼っちゃうし愚痴も言っちゃいそうになるの…」
俺「そ、そんな事はないよ。何時も勉強教えてもらったりしてたし、紗耶がいないとテストもヤバかったしね。それはお互い様だよ」
紗「やっぱり○○は優しいよ…」
182 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 01:57:14.54 ID:/nSDDeFxO
教室の扉が空いた。女の子が面談が終わって紗耶を呼びに戻ったらしい
女の子「終わったよ〜次、紗耶ちゃんの番だよ!」
紗「わかった〜いま行く〜」
紗耶の面談はかなり長かった。ゲームボーイよりずっと長かった気がした。
40分が経って7時に回りそうになった時に紗耶が帰ってきた。顔は相当げっそりしていて疲れていた感じだった。
紗「待たせてごめんね。次行っていいって」
俺「…わかった」
紗「あと、面談終わった後、ここに戻ってきてもらっていい?」
俺「…あ、うん…」
俺はPTA室に寄って母親を呼んだ。
親が「さっきの子の親御さん。かなり喚き散らしたみたいだよ。廊下まで怒号が聞こえていたみたい」と教えてもらった。
理科室に着くと先生が待っていた。紗耶と同様かなりげっそりしていた。先生は俺達二人を席に座らせ開口一番に「遅れてしまって申し訳ない」と謝ってきた。
面談はすんなり進んだ。成績は可もなく不可もなかった。母親から「部活が大変だけどこれ以上は落ちこぼれるな」とお小言を頂いたが、それ以外は平穏だった。
母親は車で一緒に帰ろうと言ったが、俺は和哉や隆平と一緒に帰ると言い母親には先に帰ってもらった
183 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 02:01:04.47 ID:IS9GtROS0
沙耶の母親はザマスなのか?
184 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 02:20:03.99 ID:/nSDDeFxO
もちろん隆平や和哉と一緒に帰る事はない。 紗耶と会うためだった。
教室に戻ると窓際に紗耶が立っていた。濡れていた。
俺はとりあえず椅子に座るように言った。そして紗耶の目の前に別の椅子を引っ張り座った。
紗耶の母親は厳しい人だった。特に学業に関しては完璧を求めていたらしい。小さい頃から成績の事で兄貴が叱られている場面をよく見ていて、自分が母親に怒られない一心で優等生としての今の自分を造っていたらしい。
勉強に関しては兄貴に教えてもらったらしく、成績は優秀だったらしい。 中学一年生では成績はオール5だったらしい。
でも今回は成績がオール5ではなく、4が幾つか入ってたらしい。
その為、母親がブチ切れてあの騒ぎになったらしい。先生は高校受験の為に「わざと」厳しくつけていると言ったらしいけど聞く耳もたず、部活をやっているから成績が下がったと決めつけ、紗耶に辞めるように迫ったが紗耶が拒否をしたため、紗耶を否定しはじめたらしい。
結局、先生が母親の肩を持ちつつ宥める事によって何とか面談は終わったみたい。
185 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 02:23:13.21 ID:IS9GtROS0
濡れていた
ふぅ
186 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 02:26:08.23 ID:/nSDDeFxO
>>183 まさにそんな感じ。相当な学歴コンプレックスだったしね。
187 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 02:43:51.86 ID:/nSDDeFxO
ぶっちゃけ言うと紗耶は不器用だったんだ。
頭も冴えるし出来る子だったけど、やる事に人より多くの時間が必要だった。ハイスペックだけどメモリーディスクが足りなくて動きが鈍いパソコンみたいな感じ。
だから通っていた塾の勉強の為に時間が必要で好きでやっていた吹奏楽部も熱心には行けてなかったらしい。
当然、部活の子からはあまりいい顔はされなかったし、不器用なのに頭がいいって事でクラスの不良の女の子から目を付けられていた。だから、クラスで受けが良かったけど、本当に仲が良い友達がいなかったのも事実だった。
紗耶としては部活を頑張りたかったらしい。でも、成績が下がると母親からは否定されるし、かと行ってクラスから孤立したくなかった気持ちもあって、紗耶の気持ちは板挟み状態だった。
その中で兄貴は紗耶の気持ちを理解してた唯一の人物だった。そして、紗耶を支えていた人物だった。だから、紗耶はブラコンで兄貴が好きだった。
188 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 02:48:01.82 ID:/nSDDeFxO
良いところですが、眠たくなったんで寝ます。明日、続きを落とします。
189 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 02:50:11.85 ID:IS9GtROS0
190 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 09:06:16.97 ID:ijie1K6B0
いいところでき切りやがって…
続き早よ
191 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 13:25:42.73 ID:/nSDDeFxO
僕は紗耶の話を聞いていた。 紗耶は明るい人だと思ってたけど、心の奥ではずっと悩んでいて、誰も言えずに抱え込んでしまったらしい。
僕は紗耶の話をずっと聞いた。それしか僕には彼女を助ける事が出来なかった。
20分位経ったら突然教室の電気が真っ暗になった。 どうやらブレーカーを落とされたみたいだった。
192 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 13:35:17.41 ID:/nSDDeFxO
俺と紗耶は窓から灯る月明かりをたよりに荷物を纏めた。
当然昇降口のドアは閉まっていた。仕方無しに職員室前の職員玄関から出る事になった。
運悪く職員室前で担任の先生と出会ってしまった。普通なら「何でこんな時間におるんだ!とうに下校時刻過ぎてるだろ!」って怒鳴られると思ったけど、「気をつけて帰れろ!」と言って見逃してもらった。
193 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 13:35:24.88 ID:sQ6CD7FX0
待ってたぜ
194 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 13:45:19.66 ID:/nSDDeFxO
途中の交差点まで紗耶と一緒に帰った。何時もみたいに下らない話はその時はなく、何とも気まずい空気が漂っていた。
交差点で別れようとしたら、紗耶が「帰りたくない」って言って、自分の袖を引っ張ってきた。
俺は黙って紗耶を抱きしめた。
195 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 14:13:52.92 ID:ijie1K6B0
はよはよ
196 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 14:41:27.27 ID:0HYhJY590
wktk
中二でそんな経験できるもんなの?俺が田舎出身だからかもしれんが想像できん
198 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 14:46:12.48 ID:ijie1K6B0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
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バン はよ
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>>197 時と事情が上手いタイミングで合うと起こる…かもしれないby理不尽な(ry
201 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/21(水) 17:03:11.43 ID:/nSDDeFxO
抱きついた理由はない。あるとしたら俺の身体や心がそうしろと感じていた。
抱きつかれた紗耶は一瞬びっくりしたけど、僕の身体に手を回して、また濡れた。
紗「かえりたくない。家に私の居場所なんてない…」
俺と紗耶は近くの公園に行った。夜の公園はとても静かだった。
202 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 20:03:09.80 ID:qkb4L37i0
続きはよ
203 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 23:53:08.62 ID:1RIyBLjFO
はよスケベしようや
204 :
名も無き被検体774号+:2011/12/21(水) 23:58:58.72 ID:IS9GtROS0
まだか
寒いから早くしろ
206 :
名も無き被検体774号+:2011/12/22(木) 10:18:41.82 ID:Sxl195Sx0
焦らされて……感じちゃう…♡
男だけども
207 :
名も無き被検体774号+:2011/12/22(木) 17:26:55.61 ID:QJcupFXf0
208 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/22(木) 17:29:16.45 ID:teIHYqKYO
戻ってきたお 昨日もバイトだったんで…orz
209 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/22(木) 17:36:41.55 ID:teIHYqKYO
続きを書くよ。
紗耶は人に頼るのが苦手だったんだよね。 クラスでは優等生でゎ親からは成績を求められていた。
唯一、甘える事が出来たのは兄だけだった。
210 :
名も無き被検体774号+:2011/12/22(木) 17:47:37.89 ID:9WyywI3s0
釣りってわかっていても早く見たい
211 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/22(木) 18:02:46.06 ID:teIHYqKYO
だから兄がいない学校には居場所はいないし、母親に認められるように頑張る場所でしかなかった。
紗耶自身が優等生かつ性格も良いので、見かけの友達もおおかったみたいだけど、それは紗耶が優等生故に尊敬や畏怖によって繋がれていた薄い友人関係だった。
そして、僕も最初はそんな友人の一人だと思っていたらしい
212 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/22(木) 19:47:25.35 ID:teIHYqKYO
きっかけは、隣の席に俺がきた事。 何時も昼休みになると隣のクラスから隆平が来て和哉と一緒にバスケの話をしてたんだけど、横で紗耶が聞いていた。
俺が練習がきつく授業中はよく寝てた事も紗耶はわかっていたし、うやまらしいかったらしい…
213 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/22(木) 19:53:14.94 ID:teIHYqKYO
紗耶は部活のやる時間を抑えて勉強してた訳で、対極な俺をある意味憧れだと思ってたらしい。 憧れから興味を持ち、惹かれていった。
だから、授業中に寝ている俺を助けようとしたらしい。
214 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/22(木) 20:55:19.48 ID:teIHYqKYO
そんな事を紗耶から言われた。 恐ろしいくらい悩んでいたんだなと感じた。
紗「ごめんね。わがままばかり言って甘えちゃって」
俺「大丈夫だよ。」
そこでちょっと笑ったんだよね。 紗耶がどうしたのって聞いたから「紗耶も悩みあるんだね。なんか凄く親近感わいたよ。やっぱり紗耶も自分と同じ人間なんだよな。」って言った。
俺「でも紗耶は何でも頑張りすぎるとおもうの。頑張り屋はいいけど、自分を無理強いしては駄目だと思う。だから、もし紗耶が自分の荷物が重いって感じたら僕を呼んで欲しい。後ろから荷物を支えてあげるからさぁ」
本当はもっとgdgdで日本語でおkだけど、紗耶はまた濡れた。自分も濡れた。
215 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/22(木) 20:59:47.57 ID:teIHYqKYO
紗耶が濡れたから、またぎゅっと身体を抱きしめた。
紗耶が耳元で囁いた。「ありがとう。○○。好きだよ。」
216 :
名も無き被検体774号+:2011/12/22(木) 21:19:56.21 ID:Wja1T9Ak0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
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217 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2011/12/22(木) 23:42:46.56 ID:fYg02f8/0
保守
218 :
名も無き被検体774号+:2011/12/22(木) 23:44:28.08 ID:Sxl195Sx0
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219 :
名も無き被検体774号+:2011/12/22(木) 23:45:30.82 ID:Sxl195Sx0
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221 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2011/12/23(金) 00:03:33.18 ID:fYg02f8/0
この鈍いスレ進行なんなのwww
読者ばかぬしてんのか?
なんか段々読む気うせてきたわ・・・・
良スレのヨカンしたんだがなぁ・・・
・⌒ ヾ(*´ー`) ポイ
223 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/23(金) 01:07:51.84 ID:DyTSsvOaO
とりあえず帰宅
>>222 相変わらず進行遅くて、ごめんお。 色々あって忙しくて中々落とせないんで… でもスレを立てた以上は完結するんで暖かく見守ってほしい。
明日からクリスマス三連休はバイト無双なんで、落とせないかもしれん…気力があれば落とすよう頑張るけど…
とりあえず、メリークリスマスとリア充爆発しろとは言っとくよ。
224 :
名も無き被検体774号+:2011/12/23(金) 01:59:51.57 ID:JbxactSW0
一気に釣り臭くなったな
225 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2011/12/23(金) 12:29:45.05 ID:2Wgjq/bC0
気長に待ってるぜー
226 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2011/12/23(金) 17:04:16.99 ID:2Wgjq/bC0
待ってるよー
227 :
名も無き被検体774号+:2011/12/23(金) 21:28:53.36 ID:FS6tlNi00
待ってるぜ支援
リア充は爆発な☆ 俺との約束だぞ☆
228 :
忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2011/12/24(土) 01:53:53.93 ID:YeFxglN10
保守
229 :
名も無き被検体774号+:2011/12/24(土) 02:56:08.60 ID:vIFVEXIL0
捕手
230 :
忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2011/12/24(土) 10:28:43.68 ID:YeFxglN10
投手
ほしゅ
232 :
忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2011/12/24(土) 17:28:12.13 ID:YeFxglN10
233 :
忍法帖【Lv=39,xxxPT】 :2011/12/25(日) 00:10:30.31 ID:52cCD9dv0
待ってる
234 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/25(日) 00:27:17.21 ID:qK+kw0B5O
クリスマスだな〜 今宵セクロスしているリア充は腹上死しろ!
てな訳でただいま&保守乙です。
>>232 ピザを運ぶ簡単なお仕事です
235 :
名も無き被検体774号+:2011/12/25(日) 10:48:52.91 ID:Aw2V9kgT0
待ってたぞ
236 :
名も無き被検体774号+:2011/12/25(日) 11:20:17.74 ID:pfszZWHd0
ほしゅ
237 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/25(日) 13:52:21.01 ID:8bbhbmMj0
ピザ運ぶwww
238 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/25(日) 17:15:13.39 ID:LxVid17F0
ピザだけど、一人で歩けるぞ
239 :
名も無き被検体774号+:2011/12/25(日) 18:04:59.01 ID:DZB1RdlzO
昨日の夜お隣さんから喘ぎ声聞こえたなw
240 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/25(日) 21:47:42.70 ID:qK+kw0B5O
雪降るとか萎えるわ…
とりあえず続きを書くよ
241 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/25(日) 21:57:55.87 ID:qK+kw0B5O
紗耶に告白されて返事はイエスともノーとも言わなかった。
俺「ありがとう。でもまだ紗耶の事が本当に好きなのかはわからないんだ。だから今は返事は出来ない」
生殺しみたいな返事をしてしまった。だって突然告白されるし僕、童貞だし…
紗「…」
紗耶は暫く黙り込んでしまった。ようやく俺の言った言葉を理解したみたいらしく小言で「早とちりしちゃった」って呟いた。
242 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/25(日) 22:25:01.10 ID:qK+kw0B5O
流石に夜遅くなったので紗耶に家に帰るように言った。
コンビニ(夜8時に閉まるデ○リー)の前にある緑の公衆電話で紗耶が兄貴の携帯に電話をかけた。兄貴が車で迎えにくるみたいらしい。
直ぐに紗耶の兄貴がきた。 至って普通の地味な大学生だった。
兄が俺達の前に車を止めた。
兄「…君は妹の彼氏さんかい?」
俺「いえ。でも紗耶の特別な友達です」
兄「そうか…妹がお世話になったな」
紗耶の兄さんは俺の家まで送ってくれた。後部座席に紗耶と俺が座っていた。
243 :
名も無き被検体774号+:2011/12/25(日) 22:42:06.17 ID:qK+kw0B5O
車の中は異常な程空気が重かった。 僕は兄貴に家の手前ではなく裏の大通りで降りると伝えた。
直ぐに家の裏についた。
兄「ここでいいのか?」
俺「はい!」
降りてお兄さんの方に一礼した。 すると、お兄さんが車を降りてきて俺を追いかけてきた。
お兄さんは右手に缶のココアがあって「車の中で渡しそびれた」と言い、暖かいココア缶を渡してくれた。
兄「それと、紗耶の事なんやけど?」
俺「はい?」
兄「いつも紗耶から話を聞いてるけど、紗耶にとっては君はとても大切な人らしいな。紗耶は不器用で人に迷惑しか掛けられない可哀想な子だけど、そんな紗耶をバカにしないでくれないか?あいつは生き方が不器用過ぎるんだ…」
そう言い残し、兄貴は自分の車に戻った。
244 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/25(日) 22:58:49.41 ID:qK+kw0B5O
次の日、紗耶は至って普通に振る舞っていた。 ただ目の下に隈が出来ていて腫れていた。
お昼休みに俺は紗耶を呼び出した。 場所は人目につかない非常口の踊り場だった。
俺「とりあえず、昨日は大丈夫だった?」
紗「駄目って言ったら駄目だったね。お母さんにこっぴどく怒られた。「わたしは夜遅くまで徘徊する不良に育てた覚えがない」って言われちゃったよ。でも大丈夫だよ。学校も来てるし、こうやって君と話せているしね」
良いニイチャンやな〜
246 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/26(月) 00:29:58.05 ID:lHWoWvFr0
うん、
面白い
自分の妹を不器用言うのはまぁいいけど、迷惑しか掛けられないとか、可哀相とか言わなくね?
親も親なら兄も兄って感じだな
248 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 08:14:40.06 ID:TTwNXaHiO
>>247 謙遜を含めて、とりあえず面倒見てやってくれって感じ。まぁ、夜中まで紗耶の付き添いしてたし、その事で兄さんから謝られた後だからね…
一応、紗耶兄さんの事を書くと…
・フツメン
・彼女持ち
・大学生
・母親には反発
って感じかな。まぁ、教育ママの圧力に対してかなり反発してたし、その為なのか、かなり物事をはっきり言ってくる性格だったね。
249 :
名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 10:58:34.37 ID:2J46Yf2b0
250 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2011/12/26(月) 11:22:30.91 ID:PG6i9bUv0
保守
251 :
名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 12:02:24.42 ID:T/KUl0I60
追い付いた!
どこで幼馴染が再登場するのか〜
しないのか〜
どっちなんだい!!?
252 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 13:09:43.07 ID:TTwNXaHiO
254 :
名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 13:32:55.09 ID:FQNzcd7o0
追いついたはよ
255 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 13:56:47.93 ID:TTwNXaHiO
待たせたな。
今から落とすぜ
256 :
名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 13:57:06.57 ID:+7iliCde0
きたー
257 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 14:06:10.59 ID:TTwNXaHiO
学校の非常階段の踊り場で紗耶と二人きり
紗「まぁ、仕方ないよ。成績下がったのも事実だし、これからは高校受験だしね」
俺「受験かぁ…」
紗「で、私を呼び出したのはこの事の為だけ?」
俺「あ、うん…まぁ…」
紗「じゃあ私から聞くね?○○にとって私は恋愛対象外?」
俺「なんと言うのかそう言う空気やったし…」
紗「私は本気だよ?だから○○もはぐらかさないで、ちゃんと答えてよ!」
俺のうやむやな態度に紗耶は声を張った。
紗「嫌いなら嫌いって、はっきり言ってもいいからさぁ…」
俺「紗耶を恋人してまだ見れないの!」
258 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 14:11:32.51 ID:TTwNXaHiO
紗「…」
俺「…」
紗「○○は私の事を友達と思ってたんだね…」
紗「○○は優しいよ。でも優しすぎるよ…」
そう言い紗耶は踊り場から消えた。
259 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 14:20:11.46 ID:TTwNXaHiO
俺は紗耶は嫌いではなかったし、むしろ好きだった。でも、友達としてなのか恋人として好きなのかわからなかった。
でもそれは建前であり言い訳だった。本音は紗耶と付き合うのが怖かった。俺は今の紗耶の関係が心地よく、それ以上を求める事もなく、ただただ現状維持がよかった。それ故に曖昧な返事をしてしまった。
その時の俺は何をとち狂ったのか、幼なじみに自分の気持ちを相談した。
話を聞いて開口一番が「ばっかじゃねえのか?」だった。
260 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 14:25:33.66 ID:TTwNXaHiO
とりあえず幼なじみに貶されまくった。
思わせ振りだの女々しいだの何だの酷い事を言われた。
幼「とりあえず、告白されたんだからちゃんと返事しなさいよ。まだ好きじゃないんで付き合えないです。って言えばいい。僕から言えるのはそれだけ。それ以上もそれ以下もないよ。」
261 :
名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 14:26:09.12 ID:X1R7thSW0
お!来てる〜
262 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 14:41:19.27 ID:TTwNXaHiO
翌日の昼休み、紗耶を呼び出した。紗耶は何も言わずについてきてくれた。 場所は昨日と同じ非常階段の踊り場
俺「まず昨日はごめん」
紗「…」
俺「紗耶が本気で告白してくれたのに、俺が真面目に答えなくて悪かった。遅くなったけど、ちゃんと言うね。紗耶の事はまだ好きになれない。だから付き合えません。ごめんなさい」
紗「…わかったわ…ありがとうね」
紗耶は泣きそうだった。でもその一歩手前で踏ん張っていた
紗「なんとなくそんな感じかな〜って思っていた」
俺「…」
紗「○○はどう思うかわからないけど、私にとって○○はクラスの中で一番大切な人だよ。今でも変わらないし、たぶんずっと先もそうだと思うんだ。だから恋人としては無理かもしれないけど、友達として、これからも付き合って欲しいんだ。」
俺「…わかった」
紗「ありがとうね。あと私が泣いても抱き着かないで…誤解しちゃうからね…」
263 :
名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 18:00:44.58 ID:CKCRPDQ20
お、俺が変わりに抱き着いてやろう!
・・・Cカップ///
264 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/26(月) 20:26:50.55 ID:lHWoWvFr0
俺だったらぜったい紗耶たん!!
265 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/26(月) 21:31:11.77 ID:TTwNXaHiO
紗耶たんに似ている芸能人おった。 AKBの研究生(?)の梅田綾乃に似ている。 雰囲気はあんな感じかな。
しかし1999年産まれがアイドルレビューとはなぁ…本人の夢だけど良いのか悪いのか…
266 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/27(火) 00:08:28.21 ID:pOKYTDjy0
紗耶たんと付き合いたい。
Cだぞ?
267 :
名も無き被検体774号+:2011/12/27(火) 00:22:08.08 ID:5CGi0CMNO
お前等は下心しかないなwww
貧乳派の俺は…偶には裏切っても良いかも
268 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 02:12:52.19 ID:u5Qy1eP0O
その夜、久しぶりに市営体育館に行ってきた。 幼なじみもいて、俺は紗耶の件を話した。
幼「また酷い事を言って、その子を泣かせなかった?」
俺「してないよ。流石に俺もそこまで鬼じゃないよ。」
幼「むしろ君は優しすぎるんだよ。何時も優しくするんじゃなくて、時には突き放す必要もあるんだよ」
俺「う〜ん…」
幼「今回、はっきり断ったら可哀想って思ったんでしょ?でも、はっきり断ってなかったから彼女に淡い期待を抱かせちゃったんだよ?」
俺「…」
幼「とにかく、優しすぎる男は駄目だよ!わかった?」
269 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 02:28:12.47 ID:u5Qy1eP0O
ロッカー室
隆「前から聞きたかったけど、お前って幼なじみと付き合っているのか?」
俺「何をいきなり聞くんだい?」
隆「そりゃあ…ねぇ?」
隆平はニヤニヤした目線を和哉に移した。和哉はそんな隆平を見て小さい溜め息をついた。
和「俺は腐れ縁以上のモノは感じないぞ。隆平。お前は本当にそういう話好きだな」
隆「そりゃあ、人の色恋沙汰は聞いてて楽しいもん」
和「そうか。人の恋を気にする暇あるなら、自分の恋か勉強を頑張れよ。特に後者は赤点ギリギリだろ?」
隆「…」
270 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 03:16:46.01 ID:u5Qy1eP0O
俺「とりあえず言わせてもらうと、和哉の言うとおりだよ。あんまり異性として考えてないかな…」
隆「…そうか。でも○○と幼なじみは何時も話してるから、そうだと思ってたよ」
7月になって石渡先輩や武部先輩にとって最後の試合が近づいていた。 春に顧問が変わりキツくなった練習にDQN先輩は次々に退部し消えていった。
一週間前にはベンチ入りメンバーが発表され、石渡先輩と武部先輩、和哉と隆平、そして自分が基本的にスタメンになると言われた。
ゴール下は空中戦に強い石渡先輩と隆平、スモールフォワードにオールマルチ和哉が入り、武部先輩は外からのシューターとミドルシュートを担当し、自分はガードでボールを回す事が基本となった。
271 :
名も無き被検体774号+:2011/12/27(火) 03:51:44.58 ID:TyFfymqGO
紗那たん今も元気してるかな…
272 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 09:26:41.58 ID:u5Qy1eP0O
>>271 勝手に死なすなよww
とりあえずおはような
今から落とすぜ
274 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 09:44:07.05 ID:u5Qy1eP0O
試合前日は部活は休みになった。ただ、体育館は借りていて自主練習は出来るようになった。
紗「明日試合なんだ」
俺「うん」
紗「試合頑張ってね!」
俺「ありがとう」
275 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 09:51:52.83 ID:u5Qy1eP0O
紗「…今日も練習なの?」
俺「あ、うん…練習と言っても調整だから何時もより軽めだね」
紗「じゃあ、練習早く終わるね?」
俺「うん。そうだね」
紗「○○君に渡したい物があるの。教室で待ってるから練習終わったら来て!」
俺「わかった」
276 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 10:11:59.66 ID:u5Qy1eP0O
調整は本当に直ぐ終わった。 連携プレーの確認と、シュートを何十本か撃った。
調整が終わり、教室に戻ったら紗耶がいた。
俺「ごめん。お待たせ」
紗「大丈夫だよ」
紗耶はそう言い、鞄から御守りを出した。
紗「昔、兄貴が野球やっていて試合の時に使っていた同じ御守り。兄貴、最後の試合の時は4回戦まで行ったから縁起いいと思う」
そう言うと、紗耶は御守りを渡してきた。
俺「ありがとう」
そう言うと紗耶は白い頬を染めた
紗「うん。試合頑張ってね!」
277 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/27(火) 17:37:29.63 ID:pOKYTDjy0
続き続き!
278 :
名も無き被検体774号+:2011/12/27(火) 17:52:53.39 ID:FpU8Oup10
追いついた
紗耶マジ可愛い
279 :
名も無き被検体774号+:2011/12/27(火) 23:51:06.17 ID:gA7wJVqH0
紗耶かわいすぎだろ
続きはよはよ
280 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/27(火) 23:59:28.05 ID:u5Qy1eP0O
紗耶たん人気だなぁ…
とりあえず続き書くよ
281 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/28(水) 00:15:30.03 ID:H6QHWvkoO
翌日、俺達はコートで戦っていた。 紗耶から貰った御守りは、不器用ながら自分のポケット裏に縫った。
相手は地区一番の相手だったけど、リードされぱっなしだけど、終盤まで僅差で粘り続けていた。
試合が動いたのは5分前で武部先輩の3Pが決まり、和哉のスティールを決めて、この試合初めて逆転した。
ただ、相手も横綱だった。 直ぐにシュートを決め再逆転し、隆平が撃ったシュートがリングに弾かれこぼれたボールをリバウンドし、速攻で突き放された。
その後、武部先輩が3Pをまた決めて同点になった。
282 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/28(水) 00:33:37.06 ID:H6QHWvkoO
試合が終わるまで、あと1分切っていた。
リバウンドを石渡先輩が制し、こちらのボールになった。そしてボールは自分の右手にあった。
ゴール前には敵味方が混在していた。相手も必死で守っていて隙がなかった。 相手はマンツーマンを敷いていた。
パスは駄目だ。自分で切り込んで決めよう。
そう直感した。
俺は目の前に着いた敵ガードの左側を切り込んだ。
相手ガードは慌てて、俺を阻止しようとしたが遅かった。 ゴール下では石渡先輩や隆平がスクリーンを敷いていた。
決められる。
そう思った。
でも、シュートを撃とうとした瞬間、出し抜いた相手ガードが俺の後ろから無理やりシュートを阻止しようとした。
相手の手が俺の手首にあたった。 直ぐに審判の笛がなった。
シュートされたボールはゆっくり弧を描きながらリングに向かった。
283 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/28(水) 00:41:39.73 ID:H6QHWvkoO
ガッシャンとリングに当たる音がした。 シュートは外れてしまったけど、相手ガードのディフェンスファールを貰い、ツースロー貰った。
とても緊張した。手は汗まみれで足は震えていた。一つでも入れば、こっちのリードになるし、時間もない。
ふと紗耶の御守りを思い出した。 後ろポケットの中に手をいれ「フリースローがはいりますように」と願った。
284 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/28(水) 01:45:43.70 ID:QZRrvlLE0
バスケ漫画もいいけど紗耶はよ
追い付いたw
286 :
名も無き被検体774号+:2011/12/28(水) 11:10:54.55 ID:fREQyaXK0
ラブコメはよ
すまん、バスケはカットしてくれないか?
物語に重要な意味を持つのか?
288 :
名も無き被検体774号+:2011/12/28(水) 12:42:15.54 ID:KVfphpsTO
その御守りの中に紗耶たんの爪が…
その御守りの中に紗耶たんのマ○毛が…
290 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/28(水) 16:58:11.75 ID:H6QHWvkoO
わかった。 でも俺にとっては重要だと思うから書いてるわけで不必要なら飛ばして読んでくれ。
結局試合は負けた。フリースローは最初は入れたけど、二回目は外してしまった。 相手がリバウンドを制して、速攻されシュート。 そこで試合終了だった。
翌日、沙耶に試合結果を伝えた。
沙「そっかぁ…負けちゃったんだね…」
俺「まぁボロ負け確実な相手だったし、自分が言うのはオカシイかもしれないけど、健闘した方だと思う。お守りのお陰かなぁ…ありがとう」
沙「えへぇぇ…」
291 :
名も無き被検体774号+:2011/12/28(水) 18:39:03.92 ID:hQS3pbxe0
293 :
名も無き被検体774号+:2011/12/28(水) 23:50:10.04 ID:H6QHWvkoO
翌日から俺は昼休みに外のコートでシュート練習するようにした。 前の試合の戦犯は自分だと感じていた。
数日後、沙耶が来た。
沙「○○ここにいたんだ。」
俺「うん…昼休みはシュート練習しようと思って」
沙「ふ〜ん」
そう言い沙耶は木立の影にあるベンチに座り、コンビニ袋から菓子パンを取りだして、かじった。ちなみにうちの中学は給食はありませんでした。
俺「教室で食べないのかい?」
沙「ううん。ここでいいの…」
294 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/29(木) 00:16:15.40 ID:DS/hW+nHO
沙「バスケ好きなんだ。」
俺「まぁ、嫌いではないな。」
沙「そうなんだ…」
そう言い、沙耶はベンチから立ち上がりボールをパスしてくれと言われた。
沙耶にパスすると、沙耶はシュートを撃った。すこし短いスカートが靡き、薄いYシャツと共に乳も揺れた。ボールは勢いなくリング下を通った。
沙「やっぱり駄目かぁ」
俺「まぁ遠かったし、始めてならあんな感じだよ。」
295 :
名も無き被検体774号+:2011/12/29(木) 01:33:26.59 ID:jiUeajcz0
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
(;; (´・:;⌒)/
(;. (´⌒` ,;) ) ’
( ´・ω((´:,(’ ,; ;'),`
( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__
\/___/
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
_/_ミつ/ ̄/_
/_/
296 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/29(木) 14:18:52.48 ID:IuRmr6sa0
297 :
名も無き被検体774号+:2011/12/29(木) 16:19:15.85 ID:fgQu/AqQO
12日からパンツ脱ぎっぱなしだよ
298 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/29(木) 23:12:29.88 ID:IuRmr6sa0
はやくしろ〜
299 :
名も無き被検体774号+:2011/12/30(金) 02:20:53.48 ID:3EIQvUUw0
続き気になる
300 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/30(金) 03:52:29.27 ID:BVJ3mSEQO
夏休みに入り8月になった。 その時の夏はとても暑かった。
そんな暑い日の1日に幼なじみのおじいちゃんが亡くなった。そして一ヶ月後に後を追うようにおばあちゃんも亡くなった。
葬式には行って幼なじみを見たが、幼なじみは泣いてなかった。無表情というのか感情がないというのか、何か抜けているような顔だった。
そして二週間後の秋の県大会に幼なじみと会った。 トイレから出たときに幼なじみと出会い話しかけた。葬式以来、顔を会わせる事になった。
幼なじみはユニホームを着ていた。背番号は5で、レギュラー格の数字だった。ちなみに膨らみはなく絶壁である。
幼「地区大会、勝ち進んだんだね?」
俺「うん。トーナメントが良かったのもあるけどね」
幼「そうなんだ。おめでどう〜」
俺「そっちもおめでどう」
幼「あはぁ…試合見れたら見るよ。じゃあね!」
そう言い残し彼女は消えた。 何か心の奥でひっかかる不自然な笑顔を残して…
301 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/30(金) 04:05:06.91 ID:BVJ3mSEQO
先に俺が試合になった。幼なじみは頭上のアリーナ席にいて試合を見てくれていた。
第一試合は何とか勝った。 前半はシーソーゲームだったけど、後半から差をつけ、圧勝とまではいなかいけど勝ち進んだ。
幼「おめでとう!ナイスゲームだったね」
俺「まぁ、後半に突き放せて良かったよ。幼なじみのゲームは何時?」
幼「第○試合だよ。しばらく先だね。」
第二試合は午後一番の試合で暫く時間もあり、俺と和哉と隆平は早めの弁当を食べながら幼なじみのゲームを見ることにした。
和哉曰く、相手は強くない極々普通の中学らしく勝てない相手ではないらしい。
しかし、試合は負けてしまった。 幼なじみが足を引っ張りまくっていた。
ほう…
303 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/30(金) 13:12:51.21 ID:nzZ/3pb/0
304 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/30(金) 18:04:26.49 ID:BVJ3mSEQO
幼なじみのポジションはガード(PGとSGを兼任?)で、簡単に言うとボールを回してチャンスを造ったり、ミドルからロングレンジでゴールを狙ったりするポジション。
普段の幼なじみはミドルシュートや3Pシュートが得意で、チームの得点源の一人でもあるし、幼なじみのお陰でゴール下もよく効いていた。ある意味、幼なじみという強力なシューターがいるからこそ成りなっていたチームだった。
だけど、今日の幼なじみは大不調だった。シュートは外しまくり、パスも精細を欠けていてよくカットされていた。
相手から見れば、当然、外からの脅威は消える訳だし、ゴール下を固める事が出来た。
幼なじみは第一Q終了間際に交代された。この時点でダブルスコアだった。
結局、幼なじみは大差がついた第四Qでコートに戻ったけど、逆転する事はなかった。
305 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/30(金) 18:12:32.39 ID:BVJ3mSEQO
試合終了後、幼なじみはベンチに踞っていた。 敗因があるとしたら、幼なじみの大乱調だったし、幼なじみを中心に纏まっていたチームが幼なじみを欠ける事で失う機能も多かった。
そう言う意味で幼なじみは責任を感じてただろう。
俺達の第二試合の時、アリーナ席にいた幼なじみ達のチームは荷物を纏めていた。
相手は今大会の本命だった。 当然ドラマチックな事はなく普通に試合は負けた。
306 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/30(金) 18:33:42.33 ID:BVJ3mSEQO
大会の帰り、小学校の校庭で幼なじみを見かけたんだ。 グランドにあるリングに向かってシュートを撃っていた。暗い中、近くの街灯から漏れる光だけで練習していた。
幼「…誰?」
夕方で暗くなってわからなかったんだろうね。近づいてきた人影が誰なのか解ってなかったみたい
俺「○○だよ。通りがかりで見かけたんだよ」
そういい、通ってきた道を指差す。
幼「そうか…」
俺「悔しいのか?」
幼なじみの手にはバスケットボールが抱えられていた。
幼「悔しいって言うのか何て言うのか……僕が凄く情けないと感じてる」
307 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/30(金) 18:50:43.03 ID:BVJ3mSEQO
幼「負けたのは僕のせいなんだ。僕が少しでも得点できたら、あんな無様な負けかたはしなくて済まなかった」
俺「…」
幼「悔しいよ。 本当に悔しいよ…」
後から聞いた話だけど、幼なじみのおばあちゃんやおじいちゃんは良く応援に来たりして、孫の部活を理解してたんだ。 幼なじみのモチベーションもおばあちゃんやおじいちゃんが見に来てくれる事で維持してた訳。
でも今回の試合はおばあちゃんやおじいちゃんはいなかったし、葬式の後の直ぐだった。 「天国にいったおじいちゃんやおばあちゃんが見ている」と思って、試合に臨んだんだけど、かえって幼なじみの気持ちは空回りしちゃった。
チームにも天国にいったおじいちゃんやおばあちゃんに対して、そんな自分が情けなく感じたらしい…
308 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 00:15:35.19 ID:XRjlJK4f0
支援
309 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/12/31(土) 00:54:38.66 ID:9g8jVCWX0
支援
支援だろjk
311 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 01:22:20.72 ID:3vNq+b2N0
↑支援なのにし忘れたorz
312 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/12/31(土) 08:05:57.45 ID:02287lAL0
こらー年またいでしまいますな
バスケやったことないけど、割りと楽しんでる
313 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 14:47:11.71 ID:Q59LlotbO
俺「負けたのはしょうがないよ。次勝てばいいよ。俺らにはまだ数多のチャンスが残ってる訳だし…」
幼「そうだね。でも、そうと判っても…」
俺「だったら、忘れさせるよ。ワンオンワンしようぜ」
ちなみに幼なじみのワンオンワン負けまくりました。俺まじシュートとか苦手だし…orz
314 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 14:59:50.99 ID:Q59LlotbO
春に俺は怪我をした。簡単に言うと、右足膝の間接を痛めてしまったのだ。
なんとか治療してリハビリを頑張った結果、バスケを続けられる事にはなったけど古傷は残る訳で再発の可能性は勿論、次の怪我でもっと酷くなる可能性もあった。
俺は夏の最後の大会で区切りをつけようと思った。 そして、和哉と隆平にはこの事は言わなかった。
監督の先生は、試合では一年下でポジションが被る後輩との併用を考えていたけど、僕は無理を押した。フルはいかなかったけど全試合スタメンで使ってくれた。
夏の大会は地区大会を制し、県大会に行った。
県大会は幼なじみのチームも勝ち進んできた。
315 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 15:29:11.75 ID:Q59LlotbO
試合前日。幼なじみから電話があった。
お互いに県大会に進出した事、頑張ろうと励まし合った事、そして…
幼「この大会でバスケやめちゃうの?」
俺「え?」
幼「和哉君から聞いたんだ。○○が膝を怪我したって…だから、この大会で最後だって…」
俺はびっくりした。和哉や隆平が内緒にしていた事が何で知っているのか解らなかった。
316 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 15:49:27.79 ID:Q59LlotbO
俺「…そうだね。でも、今はまだ続けるし、負ける気もしない」
幼「…」
俺「…」
幼「…ごめんね」
俺「いいよ。何れちゃんと話すべきだったし…」
翌日、試合会場に幼なじみと出会った。幼なじみからマジックを渡された。 ユニホームの上から羽織っていたジャージを脱ぎ、右腕を差し上げた。
幼「腕に何か書いてよ」
俺はとりあえず悩んだ。そして彼女の白い肌に「斬込隊長」と書いた。 コートの上の幼なじみの印象そのままだった。
幼「○○の腕にも書かせてよ」
317 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 16:12:31.67 ID:Q59LlotbO
彼女が書いたのは「冷静沈着」だった。
幼「お互いに勝とうね」
そう言い残し、彼女は人混みの中に消えた。
「ちょっと三年生集合。」
試合前、キャプテンの和哉が三年生を呼び出した。 三年生といっても四人しかいなかった。和哉、隆平、北松、俺だった。
和「とりあえず円陣!」
廊下に出て和哉がそう言った。俺達は円陣を組んだ。
隆「人少ないなぁ…」
和「バカ野郎。少数精鋭だ」
そんな和哉と隆平のやり取りを見て、ちょっと笑ってしまった。
和「気をとり直すぞ。北松?緊張してないか?」
北「大丈夫!」
和「隆平!朝飯食べたか?」
隆「ちゃんと食ってきたぜ!」
和「よし!二人はゴール下任せる。やってくれ」
和「○○!膝は大丈夫か?」
俺「問題ねえよ」
和「よし…」
隆「キャプテン!アリーナ席で可愛い女の子見つけましたか?」
和「バカ野郎!」
和「泣いても笑ってもうちら三年の最後の大会だ。でも、まだ終わらせる気はねぇよな?」
三人「うん!」
和「よし!おめえら!今日も勝つぞ!」
皆「ウォー!」
円陣をほどいた後、俺は和哉に呼ばれた。和哉は少し険しそうな顔をしていた
318 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 16:55:15.32 ID:PD+dsLC4O
しえん
319 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 17:10:29.11 ID:Q59LlotbO
和「お前、高校でバスケやらないんだな?」
俺「まぁ…秘密にしてたけど良く分かったなぁ…」
和「昔からお前は嘘をつくのが下手くそなんだよ。顔でバレバレなんだよ」
俺「…そっかぁ……」
和「そうなんだよ。俺らもすぐに分かったけど、黙っていたよ」
和哉は清々しくそう言った。
和「色々言いたい事はあるけど、まずは試合に勝ち続けようか?簡単に終わらせねえよ。」
保守
321 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 18:06:02.88 ID:Q59LlotbO
第一試合は難なく勝った。 幼なじみのチームに至ってはダブルスコアで勝っていた。
「○○女子の五番うめぇ…」
「五番はマークきつくした方がいい」
と言った声もチラホラ聞こえた。
第二試合の女子ブロックで古豪の所に当たったけど、接戦で幼なじみのチームが勝った。
俺達は二回戦も特に問題なく勝った。
そして互いにとって運命の三回戦が始まった。
322 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 18:15:45.81 ID:Q59LlotbO
三回戦となると実力があるチーム同士との戦いになる。
幼なじみのチームは三回戦は前回、全国大会に行ったチームとあたった。 背番号から相手チームは主力を温存していたみたいで、スコアは均衡していた。
その日の幼なじみは冴えていた。シュートも入ってたし、チーム一のポイントゲッターだった。
第3Qから、相手は主力を投入。そこから均衡は破れた。
幼なじみには二人ついてマークされて、得点力が低下。そして、一方的な展開となった。
第三Qは14点差に拡がり、最終的には35点差で負けた。
323 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 18:20:31.88 ID:Q59LlotbO
俺達も負けてしまった。
最後まで均衡した試合だったけど、終盤に5Fした隆平が退場してから、立て続けに得点を決められて、それが決勝点となってしまった…
そうして、俺達の夏が終わった。
324 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 18:32:23.86 ID:Q59LlotbO
それから中学卒業はアッという間だった。
高校受験に関しては中2の秋から行き始めて、何とかそれなりの高校に進んだ。 驚いたのは沙耶が同じ高校に進学した事だった。
沙耶の学力では、もうツーランク上の高校に進学してもオカシクはない筈で周りからは勿体無いと言われた。
本人が言うには、私立の学校が第一志望らしくて、公立高校はあくまで滑り止めだったらしい…
つまり、そういう事だ。
隆平はバスケの推薦が来てたけど断って地元の工業高校に進学し、和哉は違う進学校に通う事になった。
325 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 18:37:09.30 ID:Q59LlotbO
とりあえず中学生編はここで終わりになります。
相変わらず稚拙な文章で申し訳ないです。何か質問あれば受け付けます。
326 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 18:46:08.27 ID:rsigCu0L0
>>325 マイペースで続けてください。
応援してます
327 :
◆0uXqFOC2zc :2011/12/31(土) 18:57:36.69 ID:Q59LlotbO
とりあえず高校編 こっちが本編だしメインになる。
高校は電車で一時間のところだった。 中学から高校には俺と沙耶の他7人が進学した。
高校は足の怪我もあって部活にいく事もなかった。いわゆる帰宅部だ。
まぁ、帰宅部だと中々深い付き合いの友達は出来ないもんだな。一人で帰る日々が続いた。
沙耶は弓道部に入って毎日練習漬けみたいだしね。声を掛けてくれる友達はいるけど、それ以上はいなかった。
328 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 20:09:04.33 ID:hMwowRdMO
ほ
329 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 21:24:11.71 ID:hMwowRdMO
おーい
ほ
330 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 22:28:07.15 ID:hMwowRdMO
だれもいねぇ
ほ
331 :
名も無き被検体774号+:2011/12/31(土) 23:38:48.07 ID:XRjlJK4f0
こんな時間にこんなとこいる俺って・・・
ほ
332 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/01(日) 01:46:48.60 ID:3Ifubyz0O
あけおめ〜
333 :
名も無き被検体774号+:2012/01/01(日) 01:59:12.50 ID:gVhk8K5SO
ことよろ〜
あけおめ
続きはよ
あけおめ〜
336 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/01(日) 02:16:11.65 ID:3Ifubyz0O
逆高校デビューを決めた俺に声を掛けた奴がいるんだ。
二年生の中畑さんって人なんだ。 スペック書くと…
・背が高い(168cm)
・あか抜けている
・胸は普通
・黒髪ロング
沙耶と一緒に購買で惣菜パンを買ってた時に中畑さんから声をかけられた。
中「××中の○○さんですよね?」
振り替えると中畑さんとバッチから三年生らしき人一人、そして自分のクラスにいた男子の計三人がいた。
中「ちょっと話したい事があるんで、良いですか?」
俺は頷き、沙耶に先に教室に行くように行った。
中「ここじゃあ狭いんで、話は昇降口でいいですか?」
購買から昇降口は階段を降りて直ぐだった。
白「まず名乗り遅れたな。ここのバスケ部のキャプテンの白井だ」
俺「…勧誘ですか?」
白「そうだ。スカウティングだ。○○君は××中のガードらしいな?」
俺「スカウティング有難いんですが、俺バスケ出来ないんです」
俺はそう言い、右膝を指差した。
俺「ここをやっちまったんです」
白「…そうか…悪い事を聞いてしまったな…お大事にな…」
そういいバスケ部のキャプテンは去った。一年の同じクラスの子が後に続き、中畑さんは僕に一礼して去った。
337 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/01(日) 02:23:51.08 ID:3Ifubyz0O
教室に戻ったら沙耶から質問責めされた。
沙「あの人達なんだったの?」
俺「バスケの勧誘…」
沙「やっぱり!ワダちんが言ってたけど、バスケ部って人少ないから勧誘してるって…ほら、うちの高校はサッカーや野球が強いから目立たないじゃん。バスケだけじゃくて剣道部もスカウティングしているみたいだよ」
俺「ふ〜ん、なるほどね…スカウティングなんて漫画だけの話だと思っていたよ…」
沙「で、返事は?」
俺「断ったよ」
338 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/01(日) 02:43:09.53 ID:3Ifubyz0O
沙「やっぱり足の怪我が理由?」
俺「そうだよ」
沙「そ、そうだよね…」
数日後の放課後、中畑さんがまた声をかけてくれた。体育館で見学しないかという話だった。
最初は断るつもりだったけど、横から沙耶の「どうせ暇なんだから見に行ったらどう?目の保養にもなるし!」って言われたので見学する事になった。
339 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/01(日) 02:56:23.09 ID:3Ifubyz0O
中「さっきの子って彼女さん?」
体育館の道中にこんな質問をされた。まぁ、数年前とはいえ告白された訳だし、かなりドキッとした。
俺「い、いいえ…中学以来の友達です」
中「ふ〜ん。そうなんだ。始めてあった時も一緒だったからそう思っちゃった。気悪くしちゃった?」
俺「いえ、大丈夫です……中畑先輩は女子のバスケ部の人なんですか?」
中「私?違う違う。男子バスケのマネージャーだよ」
俺「そうなんですか…」
支援
支援
342 :
名も無き被検体774号+:2012/01/01(日) 11:00:33.78 ID:k/wYtwU+O
ほし
343 :
名も無き被検体774号+:2012/01/01(日) 17:10:58.29 ID:14cHx5OHO
ほす
追いついたww
中学の監督有能とか超羨ましい・・・
346 :
名も無き被検体774号+:2012/01/01(日) 21:55:24.05 ID:Ogih8fxJ0
ほしゅ
347 :
名も無き被検体774号+:2012/01/01(日) 22:39:24.28 ID:k/wYtwU+O
ほしゅ
348 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/02(月) 00:13:00.86 ID:nCMiPMwyO
俺「珍しいですね。野球とかサッカーなら分かるんですけど、バスケ部のマネージャーとかあまり聞かないんで…」
中「そうね…他の高校はスコアラーとか一年生がやっているもんね…」
体育館に近づくにつれて、懐かしいあの甲高い音が聞こえてきた。 靴と床が擦れる音だ。
中「適当に靴置いといて…」
中畑先輩は下駄箱を指差しそう言った。既に先客でいっぱいだったけど、隅っこにスペースがあったのでそこに押し込んだ。
始めて体育館に入った。外観がボロかったが中も同じだった。でも床は綺麗に磨いてあって差し込む光を反射していた。
体育館独特の生温くて蒸せた空気が何とも懐かしかった。
続きktkr
350 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/02(月) 00:24:48.79 ID:nCMiPMwyO
体育館はネットで区切られていて半分はバレー部が使っていた。もう半分をバスケ部が使っていた。
バスケ部はハーフコートで男女混合のミニゲームをしていた。
中「キャプテン…見学の子が来たよ!」
白「えっ?マジ?」
コート脇で休憩していた白井先輩が起き上がる。 同じく脇で休憩していた数名が俺を見る。その中に同じクラスの野上がいた。
白「君は××中の○○だよね?」
俺「あ、はい…あ、あの時は断っちゃったんですが、興味はあるんで見学だけでもって思いまして…ご迷惑なら…」
白「ううん。気にしないで!全然大丈夫。今席を用意するから座ってくれや!」
351 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/02(月) 00:32:36.30 ID:nCMiPMwyO
俺はコート脇中央に用意されたパイプ椅子に座った。隣に白井先輩が席を並べた。
俺「あ、気を使わなくて大丈夫ですよ」
白「いえいえ…見るだけじゃつまんないし、話しでも…ご迷惑なら立ち去りますが?」
俺「大丈夫ですよ」
そう言うと、白井先輩は自分で用意した席に座った。
白「この前は悪かったな…怪我の事を知らなくて、安易にさそっちまって…」
俺「大丈夫ですよ…解らない方が普通ですから…」
352 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/02(月) 00:46:46.88 ID:nCMiPMwyO
その後、白井さんに怪我の経緯や程度を話したい。
生活や体育程度の運動量では大丈夫な事。ただ古傷は未だに残っていて、それが部活をやっても「再発しない」という保証がない事。最後に自分は再発させたくない事を伝えた。
白井さんは黙り込んでしまった。 だから俺は部活の事を聞いて、話題を変えた。
部活は男子が11人 女子が23人 マネが1人でいわゆる弱小チームだった。 男子は慢性的に人数不足で、ああやって毎年、中学からの経験者を勧誘しないとチームが成り立たない状況だったらしい…
353 :
名も無き被検体774号+:2012/01/02(月) 00:53:31.59 ID:FKKF+mkS0
354 :
名も無き被検体774号+:2012/01/02(月) 00:59:38.95 ID:xkvEbV6gO
今北産業
356 :
名も無き被検体774号+:2012/01/02(月) 01:17:29.02 ID:xkvEbV6gO
357 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/02(月) 03:02:51.72 ID:nCMiPMwyO
最後に白井先輩からバスケ部の勧誘チラシを貰った。そのチラシに白井先輩のアドレスが載っているから、興味あったら連絡してくれって事だった。
体育館を出て新しい携帯に目を通す。「新着メール一件」と表示されていたのでメールを見た。
送り主は沙耶だった…
ほしゅ^^
保守
360 :
名も無き被検体774号+:2012/01/02(月) 17:35:58.42 ID:/6BmN+Hm0
あげとこう
361 :
名も無き被検体774号+:2012/01/02(月) 19:57:51.27 ID:HNuXd0230
保守
362 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/01/02(月) 20:31:43.54 ID:Zoy3jO9j0
ほ
363 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/02(月) 21:53:36.70 ID:sIYTznjP0
まってる
はよっ!
364 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【東電 76.4 %】 :2012/01/02(月) 23:21:03.02 ID:6h/L3Pv2O
保守
365 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/03(火) 00:00:20.28 ID:a1MSbgAmO
沙耶からのメールは「○○どうせ暇だろ?△△駅の改札前に7時に来いよ!」だった。
絵文字も顔文字も何もない、まさに文字だけの素っ気ない文章だった。私服といいマジで女捨てている沙耶たんだからな。
約束の時間に約束の場所で沙耶と会った。沙耶は部活帰りで制服姿だった。
沙「よぉ!待たせたな!」
俺「なんだよ…暇人呼ばわりして、いきなり呼び出して…」
沙「○○は帰宅部だから暇人だろ?」
沙耶はそう言い、ちゃかした悪戯ぽい笑顔をした。
沙「まぁまぁ、家に引きこもるよりかはいいじゃないか。」
366 :
名も無き被検体774号+:2012/01/03(火) 00:12:49.31 ID:ni6w/Ji70
待ってました!!
367 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/03(火) 00:15:26.02 ID:a1MSbgAmO
沙耶と俺は駅前のスタバに入った。俺は普通にアイスコーヒを頼んで、沙耶も同じのを頼んだ。
席は何となく店の奥のカウンター席に座った。
沙「苦いし…」
沙耶は苦そうな顔をしてそう言った。
俺「だったらカフェラテとか頼めよ…とりあえず、ガムシロップなりミルクなり入れたら?」
沙「…うん」
そう言い沙耶は席を立って、ガムシロップをとりにいった。
そんな沙耶の後姿を見て「スカート短いなぁ…」って思った。膝上10cmはあったと思った。
うちの高校では短くはない方だけど、中学の時の沙耶と比べたら随分短くなったと思った。
368 :
名も無き被検体774号+:2012/01/03(火) 00:20:17.40 ID:HQQYriS50
沙耶タソ降臨!!
369 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/03(火) 00:30:42.33 ID:a1MSbgAmO
沙耶が戻ってきた。結局彼女はガムシロップを持ってきたらしい。
俺「まだガキだな。」
沙「うるせー中二病」
俺「はいはい、かわいでちゅうねー」
沙「…しね」
まぁ、こんな様なくだらない話をしていた。
沙「で、バスケ部の見学はどうだった?」
切り出しは彼女だった。
俺「まぁ、良かったんじゃないかなぁ?雰囲気も悪くなかったし…」
沙「ふ〜ん。結局入る気にはなったの?」
俺「流石に入部とまでは…」
お、続き来てるじゃんwktk
371 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/03(火) 00:47:00.29 ID:a1MSbgAmO
沙「そっかぁ…でも、何か部活入った方がいいと思うよ」
俺「うん…でも、どれも興味が沸かないんだよね…」
本音は足の怪我だった。まだ沙耶には足の怪我を伝えてなかった。
沙「あ、あれ佐知子だ!」
沙耶は離れた席に座っていた女の子二人を見つけて言った。確かに同じ制服を着ていた。
沙耶は声をかけるといい席を後にして彼女らの所に行った。
372 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/03(火) 00:55:36.68 ID:a1MSbgAmO
明日の為に寝ます。とりあえず暫くは沙耶のターンが続きます
乙
374 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/03(火) 07:01:36.28 ID:31oDzF7D0
ん?
紗耶たんの私服って女っ気なかったの?
女っ気無かったのは幼なじみの方じゃなかった?
376 :
名も無き被検体774号+:2012/01/03(火) 20:21:42.07 ID:cAiSQmMj0
保守
377 :
名も無き被検体774号+:2012/01/03(火) 21:28:51.67 ID:ni6w/Ji70
保守
378 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/03(火) 23:12:43.76 ID:a1MSbgAmO
>>374 俺に会うときは女捨てている。最初から暫くは女の子ぽい服装を着ていたけど、だんだんいい加減になってきたんだよね。ジャージにジーンズとか幼なじみ以上だった
>>375 両方女っ気ないけど、幼なじみはボーイシュで沙耶は干物女みたいな感じ。
379 :
名も無き被検体774号+:2012/01/03(火) 23:23:28.68 ID:ni6w/Ji70
おかえり
380 :
名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 00:40:46.95 ID:raPCz0Dy0
あれ
381 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/04(水) 08:41:28.70 ID:YymegZN/0
期待しとる
382 :
名も無き被検体774号+:2012/01/04(水) 12:41:37.65 ID:gIHNHGEjO
保守
おもしろすぎんだろこのスレ
追いついちまったww
385 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/04(水) 22:49:23.69 ID:YymegZN/0
たしかに面白すぎるけど
>>1の書くのが
すっげー遅いんだよな〜
386 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/04(水) 23:07:34.12 ID:fNAIfarwO
ただいま。 相変わらず落とすのが遅くなってすまんな…
この話は40%の実話と60%の脚色によって構成されています。基本的に幼なじみや沙耶の性格はそのままにしておりますが…
387 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/04(水) 23:13:21.47 ID:fNAIfarwO
関係ないんだけど昨日、沙耶が俺のアパートに凸したんだよ。 酒ばかり呑んで、瞑れて勝手に俺のベッド寝て今朝帰ったけど…
おかけで今年最初の資源ゴミはビール缶一杯出す破目になったよ
388 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/04(水) 23:18:29.82 ID:fNAIfarwO
まぁ酒盛の時にお互いの昔話したから、終わったら沙耶視点(高校生の時)を書こうと思うわ。
とりあえず続き落とすわ…
389 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/04(水) 23:31:29.97 ID:fNAIfarwO
沙耶が戻ってきた。
沙「ごめんごめん!置いてきぼりにしちゃって…」
俺「ううん!気にしてないよ!部活の子?」
沙「んにゃ…さっちゃん(佐知子)は吹奏楽部で、みーにゃん(宮下さん)はバスケ部だよ。」
俺「みーにゃん?」
沙「あ、三谷さんね。同じクラスの子」
みーにゃんこと三谷さんはとにかく背が小さかった。 バスケでは不向きだろうと思った。
390 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/04(水) 23:49:37.63 ID:fNAIfarwO
次の日、三谷さんから声を掛けられた。
三「あのぅ…○○さんですよねぇ?」
俺「あ、う、はい…」
三谷さんはクラスでは目立たない子で、バスケ部に入っているのに運動部とは思えないほど、華奢な体つきだった。ちなみに三谷さんもひんにゅー
三谷さんとは今まで一度も話した事はなかったからビックリした。
三「もしかして、中学の時にバスケやってましたか?」
俺「あ…うん…」
三「あ!やっぱり!ガードやっていましたよね?私、三年生の時の地区大会の時に○○さんの試合の手伝いしてたんです。中のセンターの方も上手かったですけど、○○さんも上手いガードだな〜って見てたんです。まさか同じ学校とは思いませんでした」
391 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/05(木) 00:00:56.58 ID:fNAIfarwO
三「○○さんはバスケ部に入らないんですか?」
俺「…今のところはね…」
ウチの高校は5月に球技大会があった。協議はサッカー・バスケ・バレーだった。サッカーは男子のみでバレーは女子のみ、バスケは男女混合の競技だった。
392 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/05(木) 00:09:51.02 ID:qyETpOq7O
当然、バスケにはバスケ部、サッカーにはサッカー部、バレーにはバレー部の参加人数が制限されていて一名のみ可能だった。
ウチの学校はサッカー部が有名でクラスには三人はいた。だから1人はサッカーに参加しても残りは参加できないから必然的にバスケになった。
そして、中学までの所謂元○○部は制限に引っ掛からないから、積極的に参加させられた。
なので、自分はほぼ強制的に球技大会はバスケで参加する事になった
393 :
名も無き被検体774号+:2012/01/05(木) 00:36:23.72 ID:ZjdTkBwe0
だってもう、釣りでしょこれは
まぁ、小説だと思えば読めるよ全然
394 :
名も無き被検体774号+:2012/01/05(木) 00:43:40.73 ID:sAqsQOiB0
やっと追い付いた!
395 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/05(木) 00:59:58.40 ID:qyETpOq7O
体育は球技大会の練習の為に、各種目毎に別れて行われた。体育は偶奇数の2クラス合同だから、練習は隣のクラスのチームとなる。
バスケはサッカー部三人と素人ばかりだった。サッカー三人組は運動神経が抜群で、運動量が半端なかった。けど、何かと目立ちたがり屋だった。 1人でドライブして斬り込み、シュートに持ち込みたがっていた。
なので、作戦はリバウンドをとったらサッカー三人組にパスして速攻というシンプルな作戦となった。
396 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/05(木) 01:11:20.10 ID:qyETpOq7O
>>393 まぁ、信じるか信じないかは任せるよ。話を盛っているは認めるけど。
女子はバスケ部の三谷さんが中心となっていた。 こちらも似たような感じでハンドボール部とか運動神経がいい子が走って速攻を決める作戦だった。
ちなみに沙耶はバレーに参加。本人は「おっぱいバレー」とか悪ふざけて称賛と羨望と怨念の視線を頂いたそうで…
397 :
名も無き被検体774号+:2012/01/05(木) 01:44:42.38 ID:fSyyanJT0
保守
398 :
名も無き被検体774号+:2012/01/05(木) 01:51:46.31 ID:ZjdTkBwe0
保守
399 :
名も無き被検体774号+:2012/01/05(木) 14:21:47.86 ID:fSyyanJT0
☆
保守
ぐぬぬ…追いついてもた
402 :
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:18:06.64 ID:E31TYo1M0
ほす
403 :
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 04:59:43.21 ID:L9Lw7it30
ほーしゅ
404 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2012/01/06(金) 15:05:04.34 ID:mJrdqzQN0
Ho
405 :
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 19:48:04.31 ID:UA+3zI87O
保守
406 :
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 22:39:12.56 ID:L9Lw7it30
おっぱい
407 :
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 23:30:46.16 ID:Ucgeb0mKO
おっぱい
408 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/06(金) 23:49:05.50 ID:UA+3zI87O
おっぱい
409 :
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 23:59:02.25 ID:E31TYo1M0
ま、まだなのか…
410 :
名も無き被検体774号+:2012/01/07(土) 08:48:35.03 ID:/G0AkZbG0
ほしゅ
411 :
名も無き被検体774号+:2012/01/07(土) 09:34:38.66 ID:cjcKHSmBO
保守
保守
413 :
名も無き被検体774号+:2012/01/07(土) 20:17:55.90 ID:cjcKHSmBO
保守
414 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/07(土) 22:41:59.37 ID:+5MbV8+TO
待たせたな… 誰がバイトのシフト代わって…
きたー!
416 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/07(土) 23:18:51.14 ID:+5MbV8+TO
三「スリーポイントシュートのコツを教えて!」
体育の後、バスケットボールを片付けている時に三谷さんからお願いをされた。
最初は断ったんだよね。シュートとか数をこなすしかないし、自分自身、スリーポイントは技術よりも経験や勘が大切だと思うんだよね。型を学んだ所でシュートがバンバン入る訳じゃないしね。
でも三谷さんは食い下がらない。型だけでもいいから教えてくれと頼まれた。 結局、三谷さんの熱意に負けてロングレンジのシュートを教える事になった
ふむふむ
三谷さんは誰似?想像のためにも・・
おいついた
ほしゅ
hs
保守
421 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/08(日) 13:17:49.61 ID:qOVV/pm5O
>>417 ショートカットの本仮屋ユイカに似ていると言えば似ている。 頬のエラがもうちょいあって頬がいつもピンクに染まっている感じかな〜
幼なじみ・沙耶・三谷さんと地味な子ばかり続くけど、自分はあまり派手な女の子とは気が合わないから、人付き合いは地味子が多い。
とりあえず、昼休みに三谷さんのシュートを見る事になったんだよね。流石にジャージや体操着に着替える暇ないから制服って形になるけど、シュートだし動かんからいいと思っていた。
三谷さんも制服だった。もちろんスカートの下にジャージを履いていた。
422 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/08(日) 13:30:02.72 ID:qOVV/pm5O
三谷さんは下手くそでも上手くもなかった。
三谷さんは両手でシュートを撃つ、所謂、女の子シュートだった。
形は悪くなかったし、膝の使い方もそれなりだった。だけど、距離感が掴めてなくて、リングに当たる事すら珍しい状況だった。
俺「三谷さんってシュート苦手?」
三「あ、うん。そうなんだ…」
三谷さんは、苦笑いしながら言葉を続けた。
三「中学の時、私、ずっと控えだったんだよね。シュートが入らないからって…」
俺「…」
三「高校では同じ経験をしたくないの…」
俺「……やっぱり三谷さんってバスケ好きなんだね」
三「え?」
俺「少なくとも、自分が三谷さんだったら高校は違う部活に入ってたかな〜」
423 :
名も無き被検体774号+:2012/01/08(日) 14:42:50.17 ID:Dlj5cfSrO
なんで紗耶は途中から沙耶になったんだ?
424 :
名も無き被検体774号+:2012/01/08(日) 15:11:07.21 ID:tfVuuwev0
紗耶って一発で変換できないからじゃね?
追いついた。支援
426 :
名も無き被検体774号+:2012/01/08(日) 16:20:12.62 ID:/q2/WWrNO
俺と紗那って
お似合いのカップルだと思う
427 :
名も無き被検体774号+:2012/01/08(日) 19:54:45.51 ID:pBJsIzrO0
はよー
428 :
名も無き被検体774号+:2012/01/08(日) 21:24:01.97 ID:tfVuuwev0
いっきに書いて欲しい
429 :
名も無き被検体774号+:2012/01/08(日) 22:19:57.43 ID:5yrW+YgjO
早よ
追いついた
支援
遅すぎてどんな話か忘れたw
432 :
名も無き被検体774号+:2012/01/09(月) 02:58:55.95 ID:E789feRk0
はよ
な
434 :
名も無き被検体774号+:2012/01/09(月) 10:46:33.45 ID:ivSzctReO
あ
435 :
名も無き被検体774号+:2012/01/09(月) 11:57:00.63 ID:+vH7cF9D0
追いついてしまった...
436 :
名も無き被検体774号+:2012/01/09(月) 13:04:27.14 ID:E789feRk0
お
437 :
名も無き被検体774号+:2012/01/09(月) 17:35:16.48 ID:6iAc8FDW0
ま、まだなのか‥
438 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 ◆rck.ESmEMk :2012/01/09(月) 20:54:35.69 ID:zMBWeaBq0
保守
439 :
名も無き被検体774号+:2012/01/09(月) 23:02:23.92 ID:JjMvGLXB0
始まってから、もうすぐ一月になるな。
440 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 03:40:34.32 ID:fGIeqNta0
追いついたんだなこれが
441 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 03:41:23.17 ID:fGIeqNta0
よくこのペースで落ちないな
442 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 10:25:39.55 ID:FAi/81Bti
追いついたけどまだ未完だと・・・
443 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 13:44:37.90 ID:LawHG2Msi
風邪ひいた。パンツ返せ
444 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 15:33:30.29 ID:gAcmOYF00
もう3日は待ってる
445 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 17:41:21.03 ID:QA95trzM0
いつまでパンツ脱いでればいいの?
447 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 19:23:35.28 ID:dvdLr5Ij0
だんだんこのスレも待ってるやつが増えてきたな。
448 :
名も無き被検体774号+:2012/01/10(火) 19:38:45.17 ID:9bKaHGyLi
まだ帰って来てないんかいw
hs
450 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2012/01/11(水) 00:49:25.30 ID:UpgsEjak0
ほしゅ
保守
452 :
名も無き被検体774号+:2012/01/11(水) 07:28:31.62 ID:jGtAURjB0
ほしゅ
453 :
名も無き被検体774号+:2012/01/11(水) 15:53:44.04 ID:74BjksmN0
454 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2012/01/11(水) 19:43:38.89 ID:kS2sNz+P0
まさか…
455 :
名も無き被検体774号+:2012/01/11(水) 20:37:39.24 ID:DXqfqrHgO
いやいや、まさかね
>>1がそんなこt…
え…!?
これは帰ってこないな
457 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/11(水) 23:36:45.92 ID:H3O5hdXXO
ごめんな〜 待たせた!
飯食ってから落とすわ
458 :
名も無き被検体774号+:2012/01/11(水) 23:38:03.51 ID:1Ukito7L0
おかえり
459 :
名も無き被検体774号+:2012/01/11(水) 23:46:28.01 ID:74BjksmN0
よっしゃ、おかえりー
wktk
461 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/12(木) 00:05:20.60 ID:WqvjE/ZVO
グランドキャニオン美味しかった〜 高かったけど…
とりあえず三谷さんの続きだね。
まぁ、毎日三谷さんの昼練を見てた。他人がバスケしているのを見ると、ついつい血が騒いじゃうけど直ぐに膝の事を思い出してしまう。
二週間に一回くらい定期的に病院に行ってたんだけど、ある時、何時も見てくれたお医者さんに「バスケを続けたいかい?」と言われた。
俺「したいはしたいんですが、無理な事もわかってますんで…」
医「いや、今となっては無理ではないよ。傷も治ってきた訳だし、これから身体に筋肉がつく訳だし…」
医者によると、だいぶ回復して動いても支障はないみたい。ただ、古傷は消えずに残るみたいだから、負担を少なくするのは必須みたい。
その為には、下半身の筋肉を付けて足膝の負担を減らしたり(リハビリの延長線みたいらしい)、動いたらクーリングしたり膝を労らなくちゃいけないみたい。
バスケ部に戻るなら二つは絶対にやらなくちゃいけない。
462 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/12(木) 00:26:03.05 ID:WqvjE/ZVO
俺「…先生はどっちの方がいいと思うんですか?」
医「医学的に言ってしまえば何も負担がない方がいいんだけどね…」
先生はそう言い机の上に出していたカルテをしまった。
医「ただこの怪我は一生残ってしまうものなんだ。つまり死ぬまでずっと古い亀裂は残りっぱなし。だからこの先、避ける事も出来るけど、真っ正面から向かう事も出来るんだ。よく考えてる後悔しないように…」
そういいお医者さんはにっこり笑ってくれた。
イイ医者じゃないか
464 :
名も無き被検体774号+:2012/01/12(木) 01:19:36.22 ID:BmO0Y+JNi
おかえりーーーー
465 :
名も無き被検体774号+:2012/01/12(木) 02:33:56.44 ID:1PpKjCQL0
いい医者だ
466 :
名も無き被検体774号+:2012/01/12(木) 09:43:40.46 ID:5/um84l00
(´ー`)
467 :
忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2012/01/12(木) 15:17:36.56 ID:Oj+wD1ms0
お医者さんイケメンすぐる
468 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/12(木) 23:30:02.55 ID:WqvjE/ZVO
医「つまり、君の場合はバスケはまだ出来るんだ。リハビリはツラしずっと続くかもしれないけどね…」
とりあえず、先生には親と相談する事にして答えは保留にした。
先生はもしバスケに戻るならスポーツ専門にやっている先生を紹介すると言ってくれた。
帰って直ぐにベッドに潜った。何故か沙耶に電話をかけた。
沙「もしもし。○○?」
俺「うん」
沙「あ、ちょっと待って!」
沙耶の携帯からカラオケにいる事がわかった。電話の向こうの沙耶が誰かに「電話来たから外れる」と言っていた。
俺「あ、うん。カラオケ中だったんだね。ごめんね」
沙「まぁいいさ!ところでなんだい?」
俺「沙耶に相談に載ってほしい事があるんだけど…今、カラオケ中だから後で…」
沙「んにゃ構わんよ!少し席を外したかったしね」
469 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/12(木) 23:45:34.51 ID:WqvjE/ZVO
沙「そうね…」
沙耶に今日の出来事を話した。
沙「ぶっちゃけ○○の気持ちが一番じゃないかな〜」
俺「そうだよね…」
沙「もしかして、自分の気持ちに悩んでいるの?」
俺「…うん」
沙「そうね…また壊すのが怖いの?」
俺「うん…もう二度とあんなツラい思いをしたくないんだ…」
沙「○○の気持ちはわかるよ!でも逃げてるばかりじゃあ何も得られないとも思うよ?」
電話の向こうから沙耶とは違う声が聞こえた。「沙耶!戻らないの?」と聞こえ沙耶が「あともうちょっとで戻る」と応えた。
沙「ごめんね…友達から戻れって言われちゃった。最後だけど、私、○○の最後の試合見たんだよ。○○かっこよかったよ!」
俺「…」
沙「だから、私は続けて欲しいと思うの…果敢にゴールを向かっていく君が……いいの!じゃあね!」
そう言い残し沙耶は電話を切った。
良い子だ‥
471 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/12(木) 23:56:11.51 ID:WqvjE/ZVO
翌日の学校にて…
沙「おはよー!昨日は気持ちよく抜けたかい?」
俺「おはよう!あと最後は余計だ。変態淑女!」
沙「失礼な!私は変態ではないぞ!汚れなき淑女だぞ?」
俺「はいはい」
沙「ところで昨日の結論はついたかい?最後は駆け足になってしまったが…」
俺「あ、うん。まだ時間が必要みたいだけど、よく考えて決めるよ。」
沙「そうかそうか!ところで昼は暇かい?」
俺「昼?あ、ごめん。三谷さんの練習に付き合うって約束しちゃった」
変態幼馴染み‥
473 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/13(金) 00:13:31.72 ID:niteMEkJO
沙「そうか!なら仕方ないな!」
俺「あ、でも断って…」
沙「その必要はないぜ!兄貴!」
そう言い沙耶は自分の席に戻った。
三「沙耶ちゃんとは付き合って無いんですか?」
昼休みの練習中に三谷さんからそう聞かれた。
俺「え!? 付き合ってはないよ…何で聞いたの?」
動揺しすぎて声が裏返りながらそう応えた
三「…野暮な事を聞いてすみません。沢地さんが昨日合コンしてその中に沙耶ちゃんがいたんで…」
そうか…昨日のカラオケは合コンだったんかぁ…
三「合コンの途中、沙耶ちゃんが電話出ていて、その電話が彼氏さんからだったみたいで…その彼氏さんが○○さんかな〜って思ったんです。何時も仲がいいんで…」
俺「う〜ん。中学一緒だったからね…でも付き合ってないよ」
三「そうですか…きっと違う人なんですね。誘った沢地さん怒っていて「何で彼氏がいないって言わなかったんだい」って言ってましたよ」
474 :
名も無き被検体774号+:2012/01/13(金) 01:14:28.61 ID:sprjBK4a0
今日は終わりかい?
ふぅ…
476 :
名も無き被検体774号+:2012/01/13(金) 02:54:03.56 ID:H1b8eE+Y0
支援ー
477 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/13(金) 09:24:13.95 ID:6hpJl0k10
おいついたのかい?
478 :
名も無き被検体774号+:2012/01/13(金) 16:04:58.05 ID:R7Q4sbA40
焦らすねえビクンビクン
479 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/13(金) 16:32:03.36 ID:niteMEkJO
放課後、紗耶を呼び出した。 あまり人に聞かれたくないので屋上に行くことになった。
紗「なになに?屋上で変なプレイするの?」
俺「違うよ。てか最近酷くないか?」
紗「まぁ、そういう時期だからね!」
俺「あ、そう…」
屋上のドアは鍵がかかっていて空いてなかった。けど、すぐ隣の窓を乗り越えていけば屋上に行ける。よくDQN達が授業をサボる為に屋上に行っているのを知っていた。
最初、紗耶が乗り越えようとしたが「俺が先に行く」と言った。理由はわかるよな?
俺の次に紗耶が窓を乗り越えようとした。
紗「…見るなよ」
俺「見ねえよ…前向いてるから問題ない」
紗「見たくないの?」
俺「…興味ねえよ」
480 :
名も無き被検体774号+:2012/01/13(金) 17:04:18.54 ID:ZY6ZKMxK0
追い付いたドピュ
481 :
名も無き被検体774号+:2012/01/13(金) 21:48:33.93 ID:IFWa34kz0
ほしゆ
wktk
483 :
名も無き被検体774号+:2012/01/13(金) 23:17:40.07 ID:IFWa34kz0
しゅっしゅっしゅっしゅっ
484 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/14(土) 00:36:20.21 ID:42CO/olHO
紗「そっかぁ…」
紗耶はそう言い、窓の冊子から飛び降りた。
紗「で、屋上に連れてきてまで話したい事って何?」
俺「紗耶さぁ…昨日、合コンだったみたいだな…」
紗「へぇ…よく知ったね…」
俺「まぁ、三谷さんが教えてくれたよ」
紗「三谷さんかぁ…」
俺「うん。あと沢地さんが怒っていたって教えてくれたよ。彼氏がいるとは知らなかったとね…」
紗「そうね…彼氏は嘘よ。いる訳ないじゃん。でも、合コンの男の子がしつこいから彼氏いるって言っちゃったんだ」
ほしゅ
486 :
名も無き被検体774号+:2012/01/14(土) 12:21:15.72 ID:or+mJUIY0
そのころの紗耶たんは男子から言い寄られるほどかわいかったのかい?
487 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/14(土) 15:21:56.48 ID:42CO/olHO
>>486 そうだね。中学の時よりかは明るくなったしね。ロリ系の可愛さはあって男子には人気になってたけど、本人はあまり男子には興味なさそうな感じを振る舞っていたからね。沢地さんの合コンの誘いもそんな紗耶を見て誘ったらしい
とりあえずバイト休憩中だから書けるだけ書くよ
488 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/14(土) 15:35:51.04 ID:42CO/olHO
俺「気に入らなかったのかい?」
紗「そうね…相手さんはイケメンだったけど、それ以上のモノは感じなかったんだ」
俺「そっかぁ…」
紗「で、私を呼んだのははこの事を確かめるだけ?もしかして嫉妬したの?」
俺「違うよ…ほら、昨日の相談で結論をつけたんだ」
紗「ふ〜ん。で、どうするの?」
489 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/14(土) 15:45:39.55 ID:42CO/olHO
俺「コートに戻ろうかな〜って思うの」
紗「戻るんだね」
俺「電話の後さぁ、ベッドに潜って泣いちゃったんだよね。やっと我慢しなくて良くなったとね…やっぱり自分は好きなんだと気がついてさぁ…俺も不器用だよね」
紗「まぁ、私よりかは不器用じゃないでしょ!ww」
俺「とりあえず親に言わないとなぁ…」
そう言い俺は立ち上がった。 紗耶に「ありがとう」と言い残して去ろうとした。
紗「○○!」
紗耶に呼び止められた。振り替えり、紗耶を見る。
紗「………頑張ってね!」
490 :
名も無き被検体774号+:2012/01/14(土) 15:53:27.94 ID:yfl/uIC20
休憩終わっちゃったのか?
491 :
忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2012/01/14(土) 21:15:55.78 ID:0Ofwojd70
492 :
名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 08:02:54.51 ID:Kh3DGEjrO
ギャルゲーのシナリオ?
493 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/15(日) 12:14:01.15 ID:mP0vIarL0
Hi
494 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2012/01/15(日) 12:41:37.17 ID:MbOPbeK80
コレナンテエロゲ?
495 :
名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 13:44:04.91 ID:k/QC1PhU0
ふぅ…
496 :
名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 22:42:48.99 ID:fpCpx0yqO
うっ……
497 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 00:58:32.50 ID:grhS0Vdo0
アッーーー
498 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 01:00:38.21 ID:TiGmf1D0O
イッーーー
499 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 01:25:02.51 ID:q28ZT4mlO
うぅぅぅぅぅ
500 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 05:28:17.68 ID:ztqg3PF7i
えーーー?
ほしゅ
502 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/16(月) 10:08:03.28 ID:jodE7iSUO
親は案外、直ぐに理解してくれた。そして親と一緒に先生の所に行った。
先生は「その筋に詳しい先生がいる」といい紹介状を書いてくれた。 駅から一時間半、電車に乗っていける大学病院だった。
翌週の土曜日に母親と大学病院に行った。昼間だから電車は空いていた。
途中、幼なじみの学校の最寄り駅に着いた。 数名の女子高生が電車に乗ってきた。
母「そういえば、まだ幼ちゃんと連絡とっているの?」
俺「ん〜最近は会わないから…」
そして、電車は目的の駅に着いた。 そこは工業地として有名で所に煙突が乱立していた。
そこから、大学病院に行くバスに乗った。
きてた
504 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 11:04:15.89 ID:sTQF5Cwci
追いついちゃった(泣)
505 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 15:34:50.87 ID:6UpQwYFy0
おいついた〜
506 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 19:08:33.55 ID:grhS0Vdo0
支援
507 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 22:37:49.10 ID:DGVCmdU+0
続きはよ
508 :
名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 22:58:07.75 ID:VdxdpZlqO
ふぅ…
俺はあと何回抜けばいいんだ…(´;ω;)
509 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/16(月) 23:23:23.80 ID:jodE7iSUO
やはり大学病院は広かった。あと綺麗なナースなお姉さんが一杯いたね。
紹介された先生は所謂スポーツ医学に詳しい先生で、あらかじめ連絡があったみたいで紹介状を渡すと「あぁ…○○さんかぁ…」と呟いた。
それからリハビリの説明を受けた。といっても大それた手術をする訳ではなく、週一で通院し施設を使ってリハビリを行う事らしい。
あとはアフターケアとかの説明やオーバワークしないようと注意された。
510 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/16(月) 23:58:38.52 ID:jodE7iSUO
案外鬼門だったのはバスケ部に入部する事だった。
誘われたといえ5月の半ばに堂々と入部届けを出す勇気はない。それも怪我持ちで練習を制限されている人を欲しがるとは思えないしね。
そこは三谷さんに助けてもらった。三谷さん経由でマネの中畑さんに伝わった。 とりあえず体育館で練習しているから放課後に来てと言われた。
511 :
名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 07:35:00.88 ID:p4XIV9Du0
保守
512 :
名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 15:28:35.29 ID:yzaVD1wI0
(*´Д`)'`ァ'`ァ
513 :
名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 17:23:30.77 ID:2+UKGNAV0
はよはよ
514 :
名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 17:51:57.71 ID:QQngB6f2i
待っとるでー
515 :
名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 19:53:20.54 ID:9yhzx1+aO
ほしゅほしゅ
516 :
名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 21:49:30.75 ID:DuOu8mdB0
保守
517 :
名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 00:29:56.90 ID:CwU7PZxu0
☆
518 :
名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 01:08:52.05 ID:i1DmgCBC0
保守
519 :
名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 11:39:12.72 ID:aRF4331Y0
オチが思いつかなかったんだな
520 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2012/01/18(水) 12:13:44.95 ID:t6WbSw700
☆ゅ
521 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/18(水) 16:50:21.10 ID:UF7RCirGO
そして放課後に体育館に顔を出した。恐る恐る入り口から覗いてたら中畑先輩が俺を見つけてくれたらしく、手招きしてくれた。
中「○○さんだよね?みっちゃん(三谷さん)から聞いたよ…入部希望だよね?」
俺「あ、はい」
中「じゃあ、ここに名前とクラスと電話番号書いてもらっていい?」
中畑さんは俺に古ぼけたノートを渡してくれた。 「入部希望者」と表紙に書かれていた。
522 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/01/18(水) 19:04:48.82 ID:i1DmgCBC0
ほしゅ
523 :
名も無き被検体774号+:2012/01/18(水) 21:21:42.02 ID:p6as4w+z0
ほ
524 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/18(水) 21:50:45.15 ID:UF7RCirGO
そんなこんなでバスケ部に入部出来た。 そして毎週日曜日にリハビリを受ける事になった。
最初は一人だけで行っていたけど、三回目の時に三谷さんが一緒にいくようになった。
俺「ついていっても暇になるよ?」
三「うん。全然構わないよ」
俺が病院でリハビリしている間、三谷さんは近くのショッピングセンターでフラフラしている事になった。
続き北!
526 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 00:00:10.15 ID:CwU7PZxu0
wktk
527 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/19(木) 00:05:06.48 ID:UF7RCirGO
病院には日曜日に行く事になったんだ。日曜日はオフ日で、だから三谷さんも暇だった。
前述したけど病院までは電車で一時間半かかる。 休日の昼間だから電車はそれなりに人がいて席には座れなかった。
俺「なんでついていこうと思ったの」
三「うん。何となくね」
そう言い彼女はニヤッと笑った。 その時の俺は変な奴だなと思っていた。
528 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/19(木) 00:16:07.83 ID:3ixphWOlO
駅に着くとショッピングセンターに行く三谷さんと別れた。その時に三谷さんと携帯のアドレスを交換した。
リハビリは三時間くらいかかった。 基本的には足腰を鍛えるんだけど、バランス良く鍛えなくちゃいけないらしい…
リハビリが終わって三谷さんに「終わったよ」とメールを送った。
三谷さんにはリハビリは長いから先に帰っていいと言ってた。
返事は直ぐに帰ってきた。「わかりました〜駅で待ってます〜」と絵文字付きの如何にも女の子ぽいメールの返事だった。
529 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/19(木) 00:23:33.11 ID:3ixphWOlO
駅に着くと、三谷さんが待っていた。 膨らんだスポーツショップの袋を持っていた。
俺「ごめん!遅くなった!」
三「大丈夫よ!私もさっき着いたばかりだから」
三谷さんははにかみながらそう言った。大きい八重歯が目立つ。
三「…それよりこの後時間ある」
俺「いいけど…」
530 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 01:14:01.61 ID:WBw4/ndv0
保守
531 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/01/19(木) 03:45:09.16 ID:QSpUBRYZ0
ほしゅ
532 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 04:34:37.83 ID:u3mZ1If0O
533 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 06:40:01.91 ID:axCCB2QR0
おいついちった
>>1バスケ部分も楽しんで読んでるから書いてくれ
しっかり完結な
534 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 10:56:38.41 ID:91o/1FK40
気になるところで止めやがって
535 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 14:28:32.23 ID:3J8B0FcE0
保守
536 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 18:28:08.75 ID:LX4T7yIS0
補習
537 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/01/19(木) 19:09:36.23 ID:GuDcD64R0
谷
538 :
名も無き被検体774号+:2012/01/19(木) 19:37:59.17 ID:nBuwXuP0i
り
三谷ルート・・・
保守
541 :
名も無き被検体774号+:2012/01/20(金) 02:22:48.64 ID:2ostd5hj0
ほしゆ
542 :
名も無き被検体774号+:2012/01/20(金) 05:05:40.87 ID:ZbQd6zBMi
まだ終わってねえのか
書き溜めて一気に投下しろよ
543 :
名も無き被検体774号+:2012/01/20(金) 08:40:11.67 ID:tKdVQCbH0
ぬるぽ
544 :
名も無き被検体774号+:2012/01/20(金) 09:39:25.48 ID:rPZklzkh0
保守
スレ放置罪でタイーホじゃ
548 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/21(土) 02:36:02.81 ID:th1n6xxe0
★
549 :
名も無き被検体774号+:2012/01/21(土) 14:55:57.39 ID:FZIUmf19i
ほしゅ
550 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/01/21(土) 22:05:08.16 ID:1OLNUFTY0
保守
ほしゅ
552 :
名も無き被検体774号+:2012/01/22(日) 09:40:44.88 ID:PcRS9vhl0
ほす
ほす
続きはよ
555 :
名も無き被検体774号+:2012/01/22(日) 13:20:19.48 ID:1adQNHhK0
まだか
保守
hosyu
12月12日に始まったのにまだ終わらンのかYO
>>1は何やってンだYO
559 :
名も無き被検体774号+:2012/01/23(月) 00:56:39.23 ID:pnp1n5Sk0
ぽしゅ
保
561 :
名も無き被検体774号+:2012/01/23(月) 10:09:52.76 ID:9eYHu1Im0
あきたのか
562 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/23(月) 10:11:27.25 ID:qfFEJdXiO
卒論再提出してGOサイン貰えたお! 待たせてごめんな(´・ω・`)
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
564 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/23(月) 11:19:03.36 ID:qfFEJdXiO
三谷さんの「このあと時間ある?」の言葉に動揺する俺。 そんな様子に三谷さんは「あ、迷惑ならいいんだけど…」と言った。
とりあえず「大丈夫」と言うと彼女は「行きたい場所があるんだけど××駅なんだけどいい?」と言った。
××駅は幼なじみの学校の最寄り駅だった。
はよはよ!
566 :
名も無き被検体774号+:2012/01/23(月) 16:25:48.40 ID:YTd8hTEx0
卒論おつ
続きはよ
567 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/23(月) 21:18:32.72 ID:qfFEJdXiO
三谷さんが行きたいカフェは小洒落た雰囲気だった。
三谷さんはカフェラテで俺はブラックを頼んだ。
三「ブラック飲めるの?」
俺「あ、うん」
三「苦くないの?」
俺「苦いのが美味しいんだよ」
と他愛ない会話が続いた。
直ぐに話しはバスケになった。 お互い同じようなポジションだから時折議論ぽくなった。
568 :
名も無き被検体774号+:2012/01/23(月) 21:32:38.22 ID:qfFEJdXiO
話し逸れるけどポイントガードと言っても皆同じく用にプレイする訳じゃないし、もっと言えばポジションもあまり考えないんだ。
例えば俺と幼なじみはポイントガードやっているけど、全然スタイルが違う。 幼なじみは3Pをバンバン撃っちゃうタイプでゴール下のボール回しはチームのスモールフォワードが主にやっている。
俺はゴール下に切り込んで、敵を誘ってノーマクの味方にアシストするタイプ。 正直シュートは自信がないんだよね…
だから人様々な考えや意見があり自分が得意なプレーに近いポジションをやる感じ。だから和也みたいにマルチプレイヤーな奴もいるんだ。
まぁ話してると三谷さんがもの凄いマシンガントーカーだと感じた。 三谷さんが質問して僕が答える。また三谷さんが質問してって感じだった
569 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/23(月) 21:45:40.07 ID:qfFEJdXiO
話は紗耶の事になった。 三谷さんは紗耶と仲良しだった。
三「1って紗耶と同じ中学だよね?」
俺「あ、うん」
三「紗耶ちゃんって可愛いよね?いいなぁ…」
正直ここは何て返事を返せばいいのか迷った。
570 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/23(月) 23:38:29.00 ID:qfFEJdXiO
俺「う〜ん…紗耶をそういう風にみた事はないからなぁ…そうなのかな?」
三「そうだよ!紗耶ちゃん頭いいし美人さんだからうらやましいなぁ…」
俺「…」
その後、紗耶から写メで送りつけられたコスプレ写真を見せた。最初三谷さんドン引きしてたけど「似合っているんだなぁ〜」って言っていた。
さすがに紗耶の変態淑女伝説は言えない。
571 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/24(火) 00:41:46.04 ID:ofnffTQ9O
喫茶店を出た時はもう真っ暗で道は家路に急ぐ人で行き交えっていた。 ホームは人で一杯で電車も混んでいた。
電車の中で俺と三谷さんは息がかかるくらい近づいていた。 三谷さんの瞳が黒ではなくて焦げ茶色とわかるくらいにね。
混んでいる電車の中もあったけどお互い話す事はなかった。
途中駅に停まっている時に目の前の席が空いた。
俺「三谷さん座っていいよ?」
三「え、私はいいよ?大丈夫だよ?」
でも直ぐに隣にいたおっさんが座った。空気読めよぉ…
572 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/24(火) 00:55:42.81 ID:ofnffTQ9O
結局、おっさん含めて自分達の周りの席が空くことはなかった。
電車を降りて人の流れに沿って改札まで出た。みどりの改札の前で三谷さんと別れの言葉を言った。
6月の頭にクラスの親睦を深めようって事で遠足があった。 まぁ遠足は正直どうでもいいんだけど打ち上げがあって、その打ち上げで事件が起こった。
573 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/24(火) 01:10:46.30 ID:ofnffTQ9O
打ち上げはファミレスでやったんだけど席は例の如くクジ。
四人席の所になったんだけど同じ席になったのは男ばかりで「ハズレただの」「むさい」と文句を垂れ合う席になりました。
前二人は食い物だけ注文し届いたら直ぐに他の席に移動した。
横にいたイケメンなサッカー部な田中君と「おい。
ぼっちになっちまったなぁ…」とお互い慰め合ってたら紗耶が三谷さんを連れて前の席に座った。
紗「おぃ、これ美味しそうだな。貰うぞ!」
紗耶はそう言い、残しておいたポテトをつまんだ。
俺「おぃゴルァ!」
紗「お芋如きで怒るなよ」
おいついちまったwwww
575 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/24(火) 01:27:55.40 ID:ofnffTQ9O
田「宮地(紗耶)さんと三谷さんですよね?」
紗・三「はい!」
田「二人とも仲いいですよね〜。いつも二人でベタベタしてますよね…」
紗「そうですよ。私、男だったらみやちっち食べたいと思います。そのくらい可愛いもん」
変態淑女紗耶たん発動…田中君はともかく三谷さんが少し引いていた。
紗「あ、でも私はそういう方向には興味は持ってないんで大丈夫ですよ」
お前の頭が大丈夫じゃないよ。と内心突っ込んでいたら紗耶の手がまた自分のポテトに伸びていた。
これをピシャリと叩く。直ぐに紗耶は手を引っ込みブツブツ文句を言っていた。
576 :
名も無き被検体774号+:2012/01/24(火) 01:43:27.14 ID:ve3aqP+y0
追いついてしもた…(;_:)
577 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/24(火) 01:43:35.40 ID:ofnffTQ9O
とりあえず場の流れ的にメルアド交換をした。 と言ってもイケメン田中君しか知らなかったんだけどね。
まぁ話題は部活の話ばかりだね。ついさっきまで帰宅部だった俺涙目ww
お互い毎日練習があって大変だけど楽しんでいるみたい…
しばらくするとイケメン田中君がサッカー部仲間に呼ばれて席を立った。 紗耶も続いて違う席に行くと言い席を立った。 三谷さんと二人きりになった。
俺「三谷さんもどっか行きたかったら行ってもいいですよ」
三「大丈夫ですよ。私、正直大勢でワイワイするのが苦手なんです」
578 :
名も無き被検体774号+:2012/01/24(火) 13:40:33.22 ID:PAr3MCFR0
wktk!(゚∀゚)
579 :
名も無き被検体774号+:2012/01/24(火) 21:50:41.51 ID:D1sA1cRx0
ほしゅ
追いついてしまったorz
581 :
名も無き被検体774号+:2012/01/25(水) 13:22:22.45 ID:hulQVzco0
投手
582 :
名も無き被検体774号+:2012/01/25(水) 14:57:22.33 ID:aTFRODFr0
ほしゅ
583 :
名も無き被検体774号+:2012/01/25(水) 20:21:36.46 ID://qBkLJ90
ほ
584 :
名も無き被検体774号+:2012/01/25(水) 23:19:00.15 ID:mxLTcBzM0
ん
585 :
名も無き被検体774号+:2012/01/26(木) 02:32:48.24 ID:vaR8Rh7s0
保守
586 :
名も無き被検体774号+:2012/01/26(木) 09:21:23.30 ID:vaR8Rh7s0
保守
587 :
名も無き被検体774号+:2012/01/26(木) 12:46:33.95 ID:etwu4+fJ0
野手
588 :
名も無き被検体774号+:2012/01/26(木) 21:04:44.39 ID:RJ+Xyc4KO
>>570読んでる
追い付きたくないわあ・・・ はあ・・・・・・
589 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/26(木) 23:58:17.36 ID:tX5MSwzVO
俺「そうなんだ」
三「二人きりの方が喋りやすいんです。私は紗耶ちゃんみたいに皆の中心に入られるような人じゃないですしね」
三谷さんはそう言うと少し黙ってしまった。
三「正直に言うと、少し紗耶ちゃんの事を嫉妬してるんです。紗耶ちゃん頭良いし性格も良くて美人さんじゃないですか…よく絡んでくれるんですが、何か私と一緒にいていいっていうのか…」
俺「…」
三「やっぱり私って劣等感強いんですかね…」
590 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/27(金) 00:11:28.08 ID:sa7dpVsSO
5月の終わりになるとインターハイの予選が近づいてきた。 そんな長雨のある日だった。
その日の練習前に大会メンバーが発表された。 …と言っても男子は計12人で全員ベンチ入りだった。
俺は三年生の桐田先輩と併用ながらポイントガードになり背番号「15」を貰った。
問題は女子だった。女子は24人で半分は選手から漏れてしまう。
昼休みの練習の成果もあり三谷さんは上手くなっていた。 ただ、選手になれるかと言われたら正直、微妙だった。もしかしたらベンチ入り出来るかもしれないとは思っていた。
三谷さんは背番号が入ったユニホームを貰う事は出来なかった。
591 :
名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 00:16:01.82 ID:ioa2fTpg0
続ききてた!
592 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/27(金) 00:22:32.13 ID:sa7dpVsSO
練習が終わって男子更衣室に戻った時にバスケシューズを置いてき忘れた。 部室から出るときに同じ学年の森下や木宮から「待っとるからはよとってこい」と急かされた。
部室からグランドを横切り、水溜まりを跳ねながら体育館へ向かった。
体育館は灯りがついたままだった。昇降口にはいると靴と床が擦れるあの甲高い独特の音が聞こえていた。
興味本位で靴を脱ぎ上がった。 コートを見ると三谷さんが一人いた。 スリーポイントのラインから何度もシュートを撃っていた。
593 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/27(金) 00:34:00.92 ID:sa7dpVsSO
そんな三谷さんの練習を入口の影から見てると、後ろから声をかけられた。
振り替えると中畑先輩がいた。
中「あれどうした?忘れ物?」
俺「あ、はい!靴を忘れたんで」
中「そうかぁ…」
俺「それよりまだ三谷さん練習しているんですぬ?」
中「うん!彼女が残って練習したいって言ってたもんでね…」
594 :
名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 01:13:57.37 ID:ioa2fTpg0
それでそれで?
焦らすなぁ
596 :
名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 09:24:31.15 ID:a4I4ukJS0
嘘でも本当でもこういう話はやっぱいいね〜保守age
597 :
名も無き被検体774号+:2012/01/27(金) 17:08:59.71 ID:bVPQlT2W0
追いついた 1ヶ月以上かけてまだ中盤?
気長に読むわ
598 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/28(土) 14:02:57.49 ID:zvfcPhOtO
俺「…」
中「…でも三谷さん、全体的に上手くはなっているね。君の指導のお陰かもね」
そう言い、中畑さんは鍵をわたした。
中「じゃあ後の鍵閉め宜しくね!閉めたら私のロッカーに入れて!」
俺「え!俺、バッシューをとりに…それに」
中「いいからいいから」
そう言い中畑先輩は昇降口から外に出た。
599 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/28(土) 15:20:07.96 ID:zvfcPhOtO
俺「やぁ…」
三「えっ…」
俺「バッシュを取りにいったら音が聞こえたんでね…」
三「そ、そうなんだ…」
暫く気まずい沈黙が流れた… 広々とした体育館に雨が屋根に当たる音が響く。
俺「やっぱり悔しいの?」
三谷さんは無言で頷く。
俺「でも上手くなったよ。三谷さん…」
600 :
忍法帖【Lv=23,xxxPT】 :2012/01/28(土) 21:27:52.20 ID:Mf78McUe0
まだ幼なじみと付き合ってすらいない
601 :
名も無き被検体774号+:2012/01/28(土) 21:34:40.38 ID:vqcK2a9vI
このスレいったい何ヶ月かかんだ
602 :
名も無き被検体774号+:2012/01/28(土) 22:38:27.64 ID:IZm976VJ0
続きはよ
マターリしてるな
604 :
名も無き被検体774号+:2012/01/29(日) 03:02:16.91 ID:KkNzW3VN0
週刊?
605 :
名も無き被検体774号+:2012/01/29(日) 05:24:49.58 ID:OAwZ5gSs0
おもしろいからいいげど…
途中までしか見てないが、これバスケットがメインで、
幼なじみって脇役?
607 :
名も無き被検体774号+:2012/01/29(日) 17:40:21.10 ID:ILr+MuFH0
いい加減遅すぎるだろ
追いついちまったよ
609 :
名も無き被検体774号+:2012/01/29(日) 22:59:55.51 ID:pMn/8iRf0
はよ
610 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/29(日) 23:39:55.65 ID:jrtd7tiTO
三「…ありがとう」
俺「慰めじゃないよ。本当だよ!」
三「でも選手になれなかったし…」
俺「まだ一年生だし…まだまだチャンスあるし…だから一緒に頑張ろ!……頑張っている三谷さんは好きだよ!」
最後の言葉は恥ずかしかった。でも三谷さんの努力している姿は本当に好きだった。
自分が復帰を決意した理由も三谷さんのそういう姿を見たからだ。
三「ちょっとごめん…」
そう言うと三谷さんは場を離れた。
611 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/29(日) 23:49:50.28 ID:jrtd7tiTO
俺は立ち去る三谷さんを追いかけるか否か悩んでいた。 三谷さんが背中を向けて歩き出した時に「グスン」と鼻をすする音が聞こえた。
追いかけて慰めるべきかそっとしておくべきなのか判断つかず何もできない棒みたい突っ立っていた。
三谷さんが体育倉庫に消えた時にやっと「追いかける」と判断した。 急ぎ足で体育倉庫に向かう。
倉庫の引戸は半分空いたままだった。 俺は金属製の引戸をノックした。コンコンと音が響く。
俺「三谷さん。大丈夫?」
「…うん」と小声で返事が帰ってきた。引戸裏に三谷さんがいるみたいだった。
三「ごめんね……我慢出来なくて……」
612 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/30(月) 00:05:52.94 ID:L5DYlAiSO
俺「そっかぁ…」
三「…ごめんね」
俺「…大丈夫だよ」
暫く沈黙が続いた。相変わらず雨は降っていてドンドンと屋根に落ちる音が響き、ドア越しでは涙を啜る音が聞こえた。
暫くして、また俺はノックした。
俺「そっち行っていいか?」
三「う…うん…」
613 :
名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 00:08:47.49 ID:Wbh4b6drO
三谷ルート!
幼なじみっていうのは空想で、
>>1の中ではバスケが幼なじみということか
615 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/30(月) 00:24:51.92 ID:L5DYlAiSO
やっぱり三谷さんは引戸の後ろにいた。小さい身体で体育座りをしていた。
倉庫は電気がついてなく、暗かった。 最初は電気をつけようと思ったけど止めた。
ドアの隙間からコートから光が差していて、それを頼りに三谷さんの隣に座った。
俺「はいこれ。好きな方選んでいいよ」
俺はさっき買ってきた種類が違う2つのドリンクを三谷さんに選ばせた。
三「…えっ!悪いよ…」
俺「いいから!いいから!」
三「…じゃあ、お言葉に甘えて…」
そう言い三谷さんは緑茶のペットを選んだ。
三「…ありがとう」
このスレは1年計画なのか?
617 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/30(月) 00:36:25.81 ID:L5DYlAiSO
まぁ、またしてもスーパー沈黙タイム。 気の効いた言葉がなかなか浮かばなかった。
そんな俺を見てなのかはわからないけど、沈黙を破ったのは三谷さんだった。
三「ごめんね…困らせちゃって……初めて褒められたから泣いちゃったんだ」
俺「…」
三「選手になれなかったとか落選したのは昔からだから馴れてるんだよね。だから悔しくてもガマンできるの。でも人に褒められるのは初めてだし嬉しい…でも、期待してもらっているのに何も出来ない私が情けなくて…そう思って泣いちゃったんだ…」
618 :
名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 00:40:42.39 ID:Wbh4b6drO
過去このスレで
こんなに投下されたことあっただろうか
619 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/01/30(月) 03:18:02.24 ID:zOQaTcASi
620 :
名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 11:15:54.56 ID:LaMZHlaF0
まだ残ってたのか
最後まで頑張れ
おいついちゃった
まぁ気長に待つか
622 :
名も無き被検体774号+:2012/01/31(火) 04:26:24.89 ID:rKDbwlKS0
保守
流石に遅すぎだろ
624 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/31(火) 09:34:56.09 ID:cdpJuRtZO
三「困らせちゃってごめんね…」
俺「大丈夫だよ…」
三谷さんは感情をあまり顔に出すような人間じゃないんだ。 特に嫌な思いとかツラい時は特にね…
625 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/31(火) 09:49:31.41 ID:cdpJuRtZO
俺「…バスケしようか」
俺はそう言い倉庫を出た。 後から三谷さんが続く。 そして俺と三谷さんはワンツーマンをした。
暫くすると「バン」という音と共に天井に吊るされた水銀灯が消えた。
俺「ブレーカー?」
三「…多分、消されちゃったと思う」
俺「消されちゃった?」
三「うん…夜9時になると機械が自動的に消えちゃうんだ…」
真っ暗になってしまったが、窓から街灯が漏れていたから直ぐに目が慣れてきた。
俺「帰るか…」
626 :
名も無き被検体774号+:2012/01/31(火) 15:42:32.70 ID:5NcyLMvH0
保守
627 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/31(火) 16:09:54.13 ID:cdpJuRtZO
体育館の扉を閉めて外に出た。まだ雨は降っていたんだけど、傘が俺が行きに使った、みずぼらしいビニール傘一つしかなかった。
ちなみに部室はグランドの向こうでかなり距離があった。
俺「俺、走るから使っていいよ…」
三「えっ…それは悪いよぉ…」
628 :
名も無き被検体774号+:2012/01/31(火) 20:38:02.59 ID:fElkLhUlO
新聞の連載小説みたいな感じで良いね
629 :
名も無き被検体774号+:2012/01/31(火) 21:22:01.60 ID:f3O68UnB0
おいついてしまった・・・
630 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/31(火) 22:58:09.18 ID:cdpJuRtZO
俺「でも…流石にこの傘じゃあ二人は…」
三「それでも○○君だけがずぶ濡れになる訳にいかないし…私の為にもお願い!」
俺「あ、じゃあ…」
そう言い俺は傘を広げた。小さなボロい傘だったけど俺と三谷さんは身を寄せ合った。
グラウンドを横切るだけだったけどかなり気を使ってしまった。三谷さんの歩調に合わせなくちゃいけないし、出来るだけ三谷さんが濡れないよう傘を寄せた。
何より女の子とこんなに接近するとは思わなかったしね…
631 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/31(火) 23:07:15.24 ID:cdpJuRtZO
部室棟に着くまで終始沈黙が続いた。
部室に着くと俺は体育館の鍵を中畑先輩のロッカーの中に入れて欲しいと三谷さんに頼んだ。
男子の部室はまだ灯りがついていた。まさか二人が残ってくれたのかな?って思って部屋に入ったら、部室に置いてあった漫画を読んでいた。 因みにスラムダンクな
632 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/31(火) 23:25:56.58 ID:cdpJuRtZO
俺「悪い…待たせたな」
木宮「あぁ…バッシュとりに一時間以上かかるとは思わなかったよ」
そう言いながら木宮は気味悪いくらいにニヤついた顔で言葉を続けた。
木宮「中畑先輩から聞いたぜ。三谷と一緒にバスケの練習してたんだろ?」
木宮の隣でスラムダンクを読んでいた宮木が反応する。
宮木「おぃ…木宮。気持ち笑顔をするなよ…」
木宮「あぁ?」
宮木「下心丸出しだぜ?」
633 :
◆0uXqFOC2zc :2012/01/31(火) 23:41:17.89 ID:cdpJuRtZO
宮「そんなんだからいつまでも彼女出来ないんだよ」
木「うるせーリア充」
宮木は彼女持ちで吹奏楽部の美人さんと付き合っている。 木宮はお察しください。
宮「それに○○は三谷さんは恋愛対象と見てないよな?」
そう言い宮木は俺を見た。 コイツは頭良いから何か含んで言っていると思ったが、わからなかったので素直に「今のところは…」と答えた。
宮「まぁ、そんな感じだよな」
宮木はそう言い、またスラムダンクを読み始めた。
宮「ただ、向こうさんはお前と同じ考えではないと思うぜ」
俺「えっ…」
宮「そのうち解るよ」
意味深だのぅ
635 :
◆0uXqFOC2zc :2012/02/01(水) 01:05:01.76 ID:4MicMvL9O
俺「それより何で先に帰らなかったんだい?待たせた俺が言うのも難なんだけど…」
木「本当はそうしようと思ったんだけど漫画を読んでたらはまっちゃって…そしたらお前がきた訳なんだ」
宮「そうそう、こいつバスケ部に入っている癖にスラダン読んでなくてな…まじ信じれなかったよ。スラダン知らないバスケ部員がいるとはな…」
木「そこうるさい。知らないもんは知らないんだよ」
宮「まぁまぁ!とりあえず帰るか。これ以上遅くなると電車も少なくなるし○○もきた訳だし」
木「そやな…なら○○はやく着替えろ!」
636 :
名も無き被検体774号+:2012/02/01(水) 02:23:13.85 ID:WS2QQlkj0
今日は終わりか
毎日覗いてますから少しでも書いてくだたい
まだ1年か。
幼なじみと付き合うのは1年後か
639 :
名も無き被検体774号+:2012/02/01(水) 16:32:30.21 ID:EyIeQB050
まだまだかかりそうやね。
640 :
名も無き被検体774号+:2012/02/01(水) 18:53:27.76 ID:CnIZMgZs0
これ1000でおさまるのか?
641 :
名も無き被検体774号+:2012/02/01(水) 21:22:26.48 ID:nsQaEWHw0
まだか
!ninja
テスト
644 :
!ninjya:2012/02/02(木) 07:33:00.82 ID:swQrOq7R0
ほ
645 :
名も無き被検体774号+:2012/02/02(木) 12:57:05.09 ID:ATnjwH9Z0
ぽ
_¶ ̄|○ ウンコモラシチャッタ…