ぼったくりに復讐したい＠北京

書き溜めてあるから質問に回答しつつ投下してく。
ちなみに性的な要素は一切ありません。

にげの

代行乙。

今年の9月から北京郊外の大学に語学留学してるんだが、
昨日あった出来事を聞いて欲しい。

毎週金曜日は授業がないから地下鉄で1時間かけて
よく中心地まで出掛けてるんだけど、
王府井（北京の銀座）のショッピングモールで買い物してたら
20代半ばぐらいの女性に英語で話しかけられた。

相手は彫りの深いアジア系で真矢みきを少し若くして更に濃くした感じ。
俺はハーフで英語が出来るから外人に声を掛けられやすくって、
道でも聞かれるのかなって思ったら違った。

「時間があったら少し英語の練習相手になってくれる？」

相手はモンゴル人で、ウランバートル出身の「ウラン」と言った。
偽名にしては安直すぎるけど、
「覚えやすいでしょ？」って言われたから信じてしまった。

ウランは大学進学のためモンゴルから北京まで出てきて、
現在英語を勉強しながら求職中とのこと。
この日は待ち合わせ中の友達が少し遅れて来るそうで、
話し相手を探していたところに英語が喋れそうな俺が通り掛かったらしい。

適当な会話の後、「良かったらカフェにでも行かない？」と聞かれ、
これといってすることがなかった俺は二つ返事でOKした。

需要ないかな？なかったら落とす

せっかく書いたから最後までうｐする


改めて考えてみると見るからに怪しかったんだけど、
北京に来たばかりで友達の少ない俺は出会いに飢えていたのかもしれない。
あ、恋愛対象としてではなく友達としてね。
ウランは小綺麗にしてるけど美人って程でもなく、
ごくごく普通の女性だったのが警戒心を和らげたんだろう。

お店は北京歴4年で王府井に詳しいというウランに任せることになった。
駅と直結してるショッピングモールを出て、
大通りを少し歩いて左に曲がったところに「休閑酒ba（baは口に巴）」
という看板が出てて、そこの二階がウランの行きつけのカフェバーだった。

中はカラオケボックスみたいな個室になってて客は俺らだけだった。
まあ、平日の15時ぐらいだったし隠れ家的なお店だったから特に違和感はなく、
ウランを完全に信用しきってる俺はメニューも彼女に任せっきり。

知り合ってすぐの相手にホイホイ着いてくなんて飛んで火に入る夏の虫だし、
俺が世間知らずなのは否定しないが、
道端で会った相手と意気投合して一生の友達になったりするのが
海外留学の醍醐味だと思うから、
この時点でウランを疑う気持ちなんてまったくなかった。

しばらく待ってるとポットに入ったプーアル茶とピーナッツが運ばれてきた。
11月の北京は最高気温が12〜14度ぐらいで
少し厚めのコートを着ないと寒くて凍えるほどだから、
温かいプーアル茶は打ってつけだった。

ウランとは日本とモンゴルのお国事情や北京のよもやま話で盛り上がって、
彼女の両親とお兄さんが今現在ウランバートルに居ること、
半年以内に仕事が見つからなければモンゴルに帰ることなどを聞いた。

彼女はモンゴル人とは思えないぐらい流暢な英語と北京語で喋るんだけど、
英語が出来るのは高校時代、プライベートスクールに通っていたからだそうで
北京語はこっちに来てから独学で覚えたらしい。

ぼったくりの被害に遭った今となっては
どこまでが本当でどこからが作り話だったのかは分からないけど、
あれだけ語学が出来れば求職なんてしなくても引く手数多だわな常考。

でも女詐欺師って妖絶でずる賢いイメージがあるから
あんなに普通っぽくて純朴そうなウランが犯罪に加担してるなんて
今でも信じられなくて、会計時に吹っかけられるまでは終始好印象だった。

ただ、彼女が途中からワインを注文し始めたのは気になったけど。

カフェバーには全部で2時間ぐらい居たのかな。
店に入って1時間ぐらい経った頃に南京出身で同じく英語が喋れるという
彼女の友人（オアシスの大久保さんに似てる）も遅れてやってきて、
3人で上海人の悪口を言ったり
俺のつたない北京語を披露したりしてたっけ。

知らない間にワイングラスがだいぶ増えてた（俺は弱くて一杯しか飲んでない）けど、
たぶん割り勘だし中国は物価が安いから心配してなかった。

だから店を出ることになって、会計のお姉さんから
「5200元（約64000円）アルヨ」と言われた時は度胆を抜いた。

何かの間違いだと思って「桁が一つ違うんじゃ？」って確認すると、
一番高いプーアル茶とワインを頼んだから合ってるという。

メニューを見ると「150元」や「300元」（それでも高い）の他に
「1600元」の最高級プーアル茶があって、
ウランに何でそんなものを注文したのか尋ねたら平然とした顔で
「あなたが私に任せるって言ったんじゃない」と言い放った。

しかも大久保は「王府井ではこれぐらいの相場が当たり前」とか言ってる。

こんな大金は学生だから払えない、絶対におかしいとゴネるものの、
周りは既に囲まれてるから逃げ場はないし、
言葉の通じない国で金銭トラブルに巻き込まれたら一貫の終わり。

いつの間にか割り勘じゃなくて俺一人で支払うことになってたから
ウランと大久保に1000元ずつ負担してもらう合意を得るも
中国で一番大きい紙幣は100元札だから残りをキャッシュで支払えるはずもなく、
泣く泣く現地のデビットカードを使うはめに。

レシートを要求するも「これは店の控えだから」と貰えず、
警察に駆けこめないよう物的証拠も隠滅されたという訳です。

うわぁ

カフェバーを出てから交差点で別れるまでの帰り道、俺はとにかく悔しかった。
好奇心で危険に足を踏み入れた自分の無知さにも、
3200元（約4万円）を騙し取られたウランと大久保に何も言えぬまま
今まさにバイバイしようとしている状況にも。

何とかウランに仕返し出来ないだろうか。
どうにかして一泡吹かせられないだろうか。
考えに考え抜いて、別れ際に出た言葉が、「連絡先教えてよ」だった。

自分でも何を言ってるのか分からないポルナレフ状態だったが、
たぶん次に会うチャンスがあれば復讐出来るかもしれないという
精一杯の抵抗だったんだと思う。

ウランは「こいつ何考えてるんだ？」って一瞬驚いた様子を見せたけど、
都合の良いカモが出来たとでも思ったのだろう。
数時間後、恐いお兄さんに繋がるのを覚悟で電話したら普通に本人が出て、
向こうから「また会いたい」とまで言ってきてる。

ここまでが昨日の話。


どうみても過疎スレです。本当にありがとうございました

見てるぞ

はよはよ

さてこまったどうするかな

>>17-19
レスありがとー

一応書き溜めていた分のストックはおしまいで、
スレが盛り上がったら＋民の知恵を借りてウランに復讐するつもりでした。

仕返しか…。
流石にアウェイだと厳しいよな。
その女に惚れさせて捨ててやる位しか思い浮かばないが。

>>21
俺は北京に身寄りが誰一人として居ないし、言葉が不自由だから現地の警察に頼ることも出来ない。
このままだと泣き寝入りするしかないから、ワラにもすがる気持ちで書き込みました。

4万の出費は払えないことはないけど正直痛いし、何より悪を野放しにするのが許せない。
お金は返ってこなくても良いから何とかしてギャフンと言わせたい。

一応ウランとは連絡が続いてて、会おうと思えば明日でも可能。
ただ、日本じゃないからムチャは出来ないし、外人相手だから安価メールも出来ないｗ

いい授業料だな
甘ちゃんが少しは人を疑うことを知れてよかったじゃないか

なんと俺も北京に留学中いま二年目だ。
まさか同じ大学じゅあないよな？
正直金は諦めるしかないな。

日本ならまだしも中国じゃ危なすぎる。
いい勉強になったとあきらめるのをオススメする。
下手したら命落すぞ

まあ現実的なのはその話を2chじゃなくて大学で話して
ネタとしてね
友達増やすのが今のところ最高手なんじゃね？

>>25
同志よ、俺は五道口にある大学だ

もう誰も見てないと思うけど、一応報告。
ウランとはプリペイド（捨て）のSIMカードで連絡を取り合ってたんだが、
早速今日の夕飯を一緒にすることになった（俺はもちろん行くつもりはない）。

場所は金曜日と同じ王府井を向こうが指定してきて、
「別の駅に美味しい日本食を知ってるけど？」と提案したがまったく譲ろうとしない。
待ち合わせの5分前に「同じ大学で法学部の友達が一緒だけど別に良いよね？」って尋ねたら
急に都合が悪くなったとか言い出して、それっきりです。
面白い展開にならなくて申し訳ない。

北京の華僑補習学校を追い出された俺はみてるよ

その店専属の客ハンティングって事か？
ウランちゃん

五道口かー残念違った！
まあそういう事これからも有るだろうから、十分気を付けなよ。

だめもとで日本大使館駆け込んでみたら？
それか助けてくれそうな日本人コミュニティー探して見たら？ネットできるんでしょ？？
中国だったらいくらでもありそう、つーか留学だったらコーディネーターとかいないの？？単独留学？？

一応駄目もとでも警察は？そんなに使えない警察なの？

海外だと警察は使えないな。
でもクレジットカードきったんだったら、そのカード会社に連絡してみるのはどうだろう。
あの店詐欺です、詐欺に遭いましたって言ってみれば？

それと復讐は、どうかな
詐欺を働く時点で黒幕の匂いがするし、店がもとからそうゆう店なんだろう。
一人で復讐するのは命が危なすぎる。

インターネットでその店の悪口を広めるとかはどうだろうか？
中国じゃネット広告もしてなさそうだけど。