部長「そうだ。これからは希少金属の確保が重要になる」
波平「しかし…なぜ私が? ロシア語もできませんし、何より歳です」
適当に書いていきます
部長「重役は今までのキャリアを見て君に決めたんだ。これはもう決定事項だ」
部長「行かないなんて言わないよな?」
波平「…」
―磯野家
波平「おーい、母さん」
フネ「お帰りなさい。今日は飲まずに帰ってきたんですね」
波平「そろそろ無理も利かんしな」
波平「か、母さん」
フネ「何ですか?」
波平「わ、わしはロ…ロ」
波平「ロリコンだ」
フネ「…お夕飯の支度がありますので」
波平(馬鹿馬鹿、わしの馬鹿!!)
夕食時
カツオ「いただきまー」
波平「待て、カツオ」
カツオ「どうして?」
波平「みんなに話がある」
ざわざわ
波平「ロシアの支社へ出向することになったんだ」
マスオ「えー、お父さんがですか?」
波平「重役会で決まったことらしい」
フネ「どのくらい行かれるんですか?」
波平「詳しくは分からんが、5年以上だろう」
ワカメ「私たちも行くの?」
波平「いや、わしだけ行く。お前たちは学校があるだろう」
カツオ「父さん、そりゃないよ。僕たちも行くよ」
タラヲ「行くでーす」
サザエ「父さんだけだと心配だわ」
波平「お、お前たち…」
マスオ「この柴漬けうまいなー」
4 :
名も無き被検体774号+:2011/09/09(金) 18:29:27.92 ID:633LqdqLi
マスオさんww
―モスクワ
波平「おーいお前たち、こっちだ」
タラヲ「寒いです」
ワカメ「耳が痛い」
カツオ「中島に貰ったロシア帽が役に立ったよ」
波平「母さんとサザエは?」
ワカメ「両替に行ったわよ」
フネ「私が両替に行くから、サザエはマスオさんに電話してらっしゃい」
サザエ「わかったわ」
フネ「ええと、両替所は…」ドン
フネ「…スリ!」
サザエ「あら母さんどうしたの?」
フネ「スリにお金を…」
フネ「申し訳ありません」
波平「なに、母さんが無事ならそれでいいんだ」
テクテク
ロシアっ子A「あ、アジア人だ」
ロシアっ子B「日本人ぽいな」
ロA「イエローモンキーが見てるよクスクス」
ロB「猿が来るなんてこの国も終わりだねwww」
ロA「ハゲ、ババア、池沼、Jizo、ビッチ、クソガキどれもきめえw」
ロB「ビッチとか下着見せてやがるwwwさすがHENTAIの国」
カツオ「なんか言ってるよ。敵意が滲み出てるよ」
波平「気にせんほうがいい。海外に行くと人種差別の洗礼は付き物だ」
ロA「Fuck Jap!」
サザエ「なんですって!」
波平「サザエ、よさんか。もうここはお前たちの仲間はいない」
一同「…」
―現実世界
部長「磯野君、どうした?」
波平「っは! いえ、少し考え事を」
部長「昨日の話だが、行ってくれるかね?」
波平「これが私の答えです」スッ
部長「き、君待ちたまえ! これはどういうことだ? 君の年齢では再就職は無理だ。何だこれは?」
波平「わしには愛すべき家族がいる。家族を不幸にはさせん!」クルッ
その後、波平はスーパーの清掃員に再就職を果たした。
年下の社員に怒鳴られ、時にはモップで殴られた。
しかし、波平は家族を養うため、今日も都内のどこかのスーパーの床を拭くのであった。
終
聞こうか
>>7 いやあ、話を考えるって難しいですね
私にはこういうのは向いてなかったようです