カツオ「タエコさんっっっ!!!」←この結末が200になりますように

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78名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 07:14:52.57 ID:+gnbGgEk0
>>77
一方カツオは...

カツオ「タマっ!タマーー!!」

シュウウウゥゥゥン

タマはみるみる小さくなっていき、元の姿に戻ってしまった...

タマ「にゃ.....にゃー....」
カツオ「あぁっ!」

マスオ「大丈夫さカツオくん致命傷じゃないよ」
カツオ「あっ!マスオ兄さん!いつのまに!」
波平「だが早急に手当てせねば危険だ」
カツオ「と..父さんまで!?」
波平「カツオ...ノリスケくんの家へは行ってはいかん!」
カツオ「えっ?」
マスオ「カツオくん...今の僕達じゃあアナゴくん達には到底太刀打ちできないんだ...」
カツオ「そ...そんな...中島が!姉さんが!」
波平「狼狽えるな!カツオ!策はある!」
カツオ「え...?」
波平「我が礒野家に代々伝わる力だ!」
カツオ「!!!!!!」
79名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 07:25:16.69 ID:+gnbGgEk0
>>78
マスオ「その正統伝承者がカツオくん、君さ」
カツオ「そ....それなら!!!!」
波平「だが今はその力が使えん...鍵が必要じゃ」
カツオ「か...ぎ....?」
波平「その力はな、おまえが真の友に掘られることによって解放する」
カツオ「な....中島!!....え...?じゃあアナゴさんは...!!!」
マスオ「そう....アナゴくんの狙いは最初から鍵である中島くんだった...全てが罠だったのさ...僕さえもっと...」
波平「マスオくん、自分を責めるんじゃない!アナゴくんがああなってしまっては仕方なかった...」
カツオ「な....中島が....」
80名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 07:40:20.93 ID:+gnbGgEk0
>>79
波平「修行が必要じゃ!カツオとマスオくんはタマを連れて例のところへ!」
カツオ「え?
マスオ「イササカ先生のとこさ」
カツオ「な...なんで...イササカ先生?!」
波平「カツオ、イササカ先生が"たまたま"隣に住んでいると思っていたのか?」
マスオ「先生はね今でこそ物書きをしてるけど、かつては鬼のイササカと恐れられていた伝説のガチホモさ」
波平「そして我が礒野家を護りし者!
さぁ!イササカ先生の下で修行をしてくるんだ!」
カツオ「と...父さんはどこへ...?」
波平「わしか?わしの力はふたつでひとつ!」ニヤリ
マスオ「お父さんはね、海平おじさんと融合することによって完全体になるのさ」
カツオ「!!!!!」
波平「フフフ...ふたつに分けたんじゃよ....少々力が強すぎたもんじゃからな」
カツオ「そ...それならあのアナゴさんに!!」
マスオ「さあ!いくよカツオくん!」
波平「そうだ!前を向いて突き進め!」

81名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 10:14:57.23 ID:+gnbGgEk0
ーーノリスケ宅の屋上ーー

アナゴ「うーん、ついに波平も動きだしたぁようだねぇ」
ノリスケ「大丈夫さアナゴくん!鍵はこっちにあるからね」
アナゴ「カツオくんのぉ力が一番やっかいらしぃからねぇ」
ノリスケ「それにサザエさんがあの状態じゃ...」
アナゴ「マスオくんも自由に動けなぁい」
ノリスケ「マスオくんもかなりのポテンシャルを秘めているらしいが...」
アナゴ「こっちのぉ手順はぁ万全さぁ」
アナゴ&ノリスケ「ハッハッハッハー」

ふたりの笑い声は....

深夜にとても近所迷惑だったのである!!
82名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 11:55:31.73 ID:djADOI2F0
>>81
そこで自治体がアナゴとノリスケをフルボッコにする計画を立てた。
そしてまとめて袋に詰め、宇宙へと捨てられる事になったのである。
83名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 13:40:43.38 ID:X4zTiEqu0
>>82
これが第三次世界対戦の幕開けとなる
84名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 14:36:10.09 ID:djADOI2F0
>>83
そう、ドラえもんで宇宙に棄てられたあの栗饅頭に袋が接触し、
突然変異でアナゴ君が大量繁殖してしまったのだ。
85名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 00:53:27.02 ID:YYJJIMJji
>>81から一年が過ぎようとしていた。

宇宙では大量の宇宙ゴミを養分とし、増殖を続けたアナゴ君が巨大な球体となって浮いていた。

よく見るとその表面は光沢を放ちつつ、止めどなく蠢いている。
地球上から観察できたならそのおぞましさに卒倒したであろう。
その光沢、蠢きの実態は、宇宙の極度の寒暖から守るため、表面と内部の循環を続けていたのだ。精液を潤滑剤として‼

そして!

今や十分な質量を蓄えたアナゴ球は蠢きながら徐々に重心をズラしていた。

もう少し…もう少しで地球の重量を捕まえることができる…

アナゴ球 「マ ッ テ ロ … フ グ タ クゥゥ〜ウン〜ン‼‼」
86名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 13:05:17.87 ID:DQ8DHQcz0
ちょいちょい飛ばされてるのは何故なんだ?
87名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 22:54:09.85 ID:r3nQS5ha0
>>86
飛ばされてるとは?
88名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 23:56:23.44 ID:DQ8DHQcz0
>>87
例えば近いとこだと
>>85>>82>>84がスルーされてる
89名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 23:59:35.38 ID:DQ8DHQcz0
>>88
すまんこれは安価間違えただけか
>>60>>57あたりが飛ばされてる
90名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 00:52:30.94 ID:bmf12ezU0
流れ的に繋げるのが無理だったんじゃね?
91名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 07:22:48.20 ID:eFXVq7Cm0
それでも飛ばすのはいかん
92名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 09:21:21.57 ID:HuDXq8BTi
>>84>>85は繋がってるよ。
時間は飛んだけど。
93名も無き被検体774号+:2011/08/24(水) 09:07:06.60 ID:Maw1cgeb0
そしてタマはあとの祭りとなった。
94名も無き被検体774号+:2011/08/24(水) 18:49:12.70 ID:DL7hw7E90
ところがタマタマ一部始終を見ていたハチ(犬)が
95名も無き被検体774号+:2011/08/25(木) 20:38:18.56 ID:zVldK5Oni
ハチ「もうダメだ…」
96名も無き被検体774号+:2011/08/26(金) 11:50:18.05 ID:xbhfsaho0
ナナ「どうした?ハチ」

ハチ「いや、誰だよあんた」

キュウ「何でも言えよ。困った時はお互い様だろ?」

ハチ「ナナ迄は許すが貴様は許さん」

こうしてキュウはモーニングスターでフルボッコにされた上に鼻ピアスを付けられてしまったのだった。
97名も無き被検体774号+:2011/08/26(金) 18:00:33.56 ID:zdy5+laQi
タマ「ニャー」
98名も無き被検体774号+:2011/08/27(土) 13:24:07.90 ID:E3NSCe/B0
こうしてタマは普通の猫に戻った。
そう、全ては幻だったのである。

波平はツルッパゲになり、
フネは転覆し、
サザエはアーネストホーストにスネを蹴られ続け、
マスオはますますマスをかき、
カツオはブラ男になり、
ワカメは酒造に勤しみ、
タラヲはチン毛が生えた。

イササカはポプラ社小説大賞を獲り(賞金は還元)、
アナゴはセルへと姿を変え、
サブロウはいないはずのシロウからのオレオレ詐欺に3回も引っ掛かり、
ナカジマはメガネに指紋を付けられるという屈辱を味わった。

また、梅さんは死に、
ヒロシも死んだ。
「平面蛙のマジキチにやられた」というのが最後の言葉だった。

そしてタイコは今更ヨン様にはまり、どういうわけかタエコに改名したという。
エコに目覚めたのではないかと学会で討論になっているらしい。
99名も無き被検体774号+:2011/08/27(土) 16:41:43.62 ID:uAjI9i9m0
タマ「ニャー?」
100名も無き被検体774号+:2011/08/27(土) 20:03:26.83 ID:E3NSCe/B0
タエコ「あら、美味しそうな猫がいるわね…」

ヨン様に金を費やしていたタエコは飯さえ食えない生活を強いられていた。

タエコ「うふふ…猫ちゃん、こっちへいらっしゃい…」
101名も無き被検体774号+:2011/08/27(土) 21:31:43.38 ID:+qdgQkYi0
月が綺麗な夜、血しぶきが上がった
102名も無き被検体774号+:2011/08/27(土) 22:52:10.05 ID:uAjI9i9m0
タマ「ニャ…ング…ゴフ…ゴフォ… …」
103名も無き被検体774号+:2011/08/27(土) 23:00:16.77 ID:HNB8EGbr0
一方そのころ三河屋は....
104名も無き被検体774号+:2011/08/27(土) 23:08:28.06 ID:E3NSCe/B0
借金で首が回らなくなって臓器を売ろうとしていた。

そんな事はおかまいなく、夜は更けていく。

ウキエ「今、何か悲鳴みたいな声が聞こえなかった?」

タラヲ「捨ておくです。それより、先にシャワー浴びてこいよ」

同じ年で誰よりも早く毛が生えたタラヲは調子に乗っていた。
陰では「シゲル」と呼ばれている事も知らずに…

ウキエ「待って。でも様子が変よ。そうよ!イクラちゃんとノリスケさんがどうなったか書かれていなかったじゃない!」

タラヲ「イクラ?そいつは井倉って奴だぜ。ただのおっさんさ」

ウキエ「じゃ、じゃあノリスケさんは…」

タラヲ「ノリスケはタエコに吸収されたのさ…。深海で雌を見つけたらくっついて体の一部になってしまう雄のアンコウのようにな!!」

ウキエ「こ、ここにきて、海つながりでまとめられたという事なの…!?」

タラヲ「濡れたか…。困った女だ」


またその頃、カツオはホーストに蹴られ続けるサザエを放って
自分のアナル開発を計画していた。
105名も無き被検体774号+:2011/08/28(日) 16:14:49.82 ID:QCI0GeZ60
カツオ「よし、次はパチンコ玉を10個繋ぎ合わせた鎖を入れてみよう」

サザエのスネが悲鳴を上げる。自動修復機能が備わっている彼女のスネは永遠にホーストのローキックから逃れられないのだ。

カツオ「うるさいなあ…。そうだ、ナカジマんちでやろう。姉さん、行ってくるよ」

サザエ「まっ…やめ…助け…ぐえっ」

カツオはムーンウォークでナカジマの家に向かった。
だから途中、マンホールに落ちた事にも気付かなかった。

そしてしばらく行くと、ハナザワさんが待ち構えていた。

ハナザワ「ふははははは!ここを通りたければ私を…」

ハナザワが一撃でのされた事は言う迄もない。

こうして3秒の月日をかけてカツオはナカジマハウスへとやってきた。
ムネオハウスに並ぶいわくつきの物件である。

カツオ「ここがナカジマハウスか…」

ナカジマ「イソノ!どうだい?2LD7Kの僕の家は。今なら焼夷弾が埋まってるかもしれない庭付きだぜ」

カツオ「でもお高いんでしょう?」

ナカジマ「ええ、そりゃあもう」

交渉は決裂だった。
正にケツに列をなしたパチンコ玉を突っ込んだのである。
106名も無き被検体774号+:2011/08/28(日) 19:42:31.17 ID:Kfe2txP90
ファイヤーーー!
107名も無き被検体774号+:2011/08/28(日) 22:54:52.50 ID:QCI0GeZ60
〜一時間後〜

カツオ「ハァハァ…ナカジマ…今のは痛かった…痛かったぞーーーっ!!」

ナカジマ「イソノ、お前、マジ変態だな…。挿入れてくれって言うから挿入れてやったけど、まさかこんなに興奮するとは…」

ナカジマはやけに冷めていた。表情は完全にドン引きである。

カツオ「な、何言ってんだよナカジマ。前から僕はこうだっただろ…?」

ナカジマ「お前とはもうお医者さんごっこするのやめるわ…。」

カツオ「何い!?そんな事した覚えはないぞ!!貴様!どこのカツオとそんなパラダイスプレイをしたって言うんだ!!」

ナカジマ「落ち着けよイソノ。もう終わったんだ…。このスレにはもう人は戻ってこない…。少なくとも長文を書く奴はいないのさ…。一人で続けてる暇野郎を除いてな…」

カツオ「あ…アレ…?涙が…止まらない…よ…?」

ナカジマ「イソノ、それが慈しみという奴さ。最後の最後で知ってしまったようだな」

カツオ「バカな…!そんな…そんな事ってないよ!!」

ナカジマ「これが現実さ。お前以外は皆飽きたんだよ。サバンナ八木のギャグにさ…」

カツオ「何ぃ!?俺、ハマってさえいないんだけど!?」


心外なレッテルを貼られてしまったカツオの運命やいかに!?
108名も無き被検体774号+:2011/08/29(月) 00:24:24.74 ID:swPZId9a0
その時!



???「スネェェェク!まだだ!まだ終わってない!!」
109名も無き被検体774号+:2011/08/29(月) 11:14:40.00 ID:J3JayyiX0
と思いきや、???は飛んできたボールに当たって死んだ。
その死骸はアリさん達の30年分の食料になったという。
110名も無き被検体774号+:2011/08/29(月) 11:45:00.12 ID:wmgZ9Iai0
その食料を食べたアリさんはみるみるカツオそっくりになっていったのです
111名も無き被検体774号+:2011/08/29(月) 12:54:07.27 ID:J3JayyiX0
カツオ「よおイソノ、野球しようぜ」

カツオ「じゃあ僕がピッチャーをやろう。イソノはキャッチャーをやってくれ」

カツオ「僕はシンデレラをやるよ」

カツオ「狼の役は誰がやるんだい?」

カツオ「そりゃ姉さんに決まってるよ」

カツオ「でも姉さんはホーストに蹴られてるからなぁ…」

カツオ「そうかぁ、じゃあ邪魔は出来ないな。そうだ、アナゴさんなんてどうだい?」

カツオ「決まった!早速家を焼き討ちして炙り出そうぜ!」

ちなみに、今会話していたのは皆同じカツオである。

その光景を見ていたワカメは震えていた

ワカメ「た、大変な事になったわ…。お兄ちゃんがシンデレラ役に選ばれるなんて…!」

今夜、磯野家では夜通し全裸パーティーが行われたそうな。
112名も無き被検体774号+:2011/08/31(水) 19:16:50.28 ID:c+IhMYvy0
ところがパーティーはマスオの一言で終止符を打った。

マスオ「あれ?ところでお義父さん、いつそんなにフサフサになったんです?」

マスオは酔っていた。
それまでは如何に不自然な増毛だったとしても我慢していたが、酔って理性を忘れてしまったのだ。

場が一瞬で凍り付いた。

ワカメ「マスオさん、それは言っちゃ…」

タラヲ「…おっと、もうこんな時間か。急用を思い出したので俺はここらでドロンさせてもらうぜ」

カツオ「あ、そう言えば僕もアナゴさんちを焼き討ちしに行かなくちゃいけないんだった!」

しかし、さっさと逃げようとするカツオの手をつかむ手がある。
フネである。

フネ「待ちな、あんた、宿題はどうしたの?」

カツオ「も、もうやらせてるよ、姉さんに…」

フネ「サザエはホーストに蹴られてるじゃないの!ちゃんと自分でやらないとお父さんみたいになっちゃいますよ!」

この一言でカツオは改心したという。
こうして、ついでにワカメも共に居間から逃げていった。


さて、残されたのは波平、マスオ、カイジの三人である。
長くて気まずい沈黙を破ったのは波平からだった。

波平「誰だ?君は」

当然の質問だった。
因みに波平は怒りでヅラにも関わらず金髪になり逆立っていた。
今ならフリーザにも勝てる心地である。

マスオ「ぼ、僕はマスオですが…」

またマスオがやっちまった。てめーに聞いてねえよと波平がマスオを睨む。

カイジは助かったと安堵の胸を撫でおろした。

カイジ(やった…ッ!これで…これで俺は磯野家の一員だ…ッ! 勝てる…ッ!この勝負、勝てる…ッ!)

勝利を確信した。
無論、直後にフルボッコにされた上に住居不法侵入で逮捕された事は言う迄もない…ッ!
113名も無き被検体774号+:2011/09/01(木) 20:18:24.67 ID:5NWBDwZ10
さて、考えてみればマスオはもっと重大な事に気付いていなかった。
それは、カツオの体がアリになっていた上に大群だった事である。

そんな事はさておき、ノリスケはEDで悩んでいた。
しかも実はイクラは養子であり、ノリスケ本人は童貞という始末である。
あとカントンである事は言う迄もない。

ノリスケ「死のう…」

彼が呟いたのは、幼くしてヤリチンになったタラヲに嫉妬して殺害を計画し、
その為に居合い斬りの達人になったある日だった。

ノリスケ「ふっ…かの宮本武蔵も天下無双に上り詰めた心地はこんなものだったのか…。虚しい…。至極虚しい…」

彼はこの日、タラヲの竿を斬っていた。
玉を残して棒を斬る、その無常な地獄斬りで一人の漢を生き地獄に貶めていたのだ。

???「虚しい?何が虚しいのだ、ノリスケ」

ノリスケ「何奴っ!」

瞬間、ノリスケの剣は???の股間を地獄斬りにしていた。
後日、???は自ら死を選んだという。

そしてノリスケが何処に行ったのかは誰にも分からない。
ただ、日本中のソープで目撃例が頻発したという。

その目撃映像は、ビッグフットやネッシー、ひいては幽霊やUFO映像として世を騒がせる事になる・・・
114名も無き被検体774号+:2011/09/02(金) 13:32:40.25 ID:WcJeD/z20
今日も磯野家からはホーストのローキックの音とサザエの絶叫が響いていた。

居間では家族がいつものように団欒している。
波平、カツオ、カツオ、カツオ、カツオ、カツオ、カツオ、女王カツオ、タラ子の9人である。

波平は自毛だと言い張るヅラをかぶり、タラ子は仕方ないので性転換していた。
本名はイングベイ=フォン=タラコスティーンに変わったという。

カツオ「色っぽくなったなあ、タラコスティーン」

カツオ「どう?僕と一発やってみない?」

カツオ「いや、俺がやろう」

カツオ「いやいや、俺が」

カツオ「何言ってやがる!俺だ!」

波平「早く『どうぞどうぞ』と言わんかぁっ!!このKYアリがぁっ!!」

タラコスティーン「カツオお兄ちゃんはKIです〜」

波平「タラちゃんや、それはそうだけど、イニシャルの事じゃ…」

女王カツオ「父さんはK無しだけどね」

瞬間、波平は凍り付いた。
ヅラを自毛だと言い張りたいプライドと、女王陛下の御言葉を否定できない葛藤に苦しんだのだ。

波平「ぐっ…、ま、まぁその通りですな…」

苦渋の表情で女王を立てる。隣のカツオがほくそ笑んだのを波平は一生忘れない。

波平(殺す…!!こいつらはいつか必ず根絶やしにしてくれるわ…っ!!)

しかし、大群のアリにはかなわなかった。

カツオ「そうだ、チン毛もK無しになって貰おうぜ」

カツオ「いいねぇ。僕、丁度永久脱毛剤を持ってたんだよ。隙をついてワカメにかけてやろうと思ってさ」

女王「波平、あなたの皮つきポークピッツを出しなさい」

屈辱だった。

波平「ふざけるな!!せめてフランクフルトと言え!!」

カツオ「あ?」

波平「あ、いえ…今すぐ出します。どうぞおかけ下さい」

こうして波平は新世界の境地に立った。
今ではアリ達に感謝しているという。
115名も無き被検体774号+:2011/09/02(金) 17:50:38.57 ID:Ifq1my+R0
花沢さん「カァァァァァァツゥゥゥゥォォォォォオオオオォォォオオ!!」

カツオ「い、いきなりなんだよ花沢さん」

花沢さん「腹がぁぁぁぁぁへったからぁぁぁぁぁぁぁ」

カツオ(普通にしゃべろよ)

花沢さん「マック行こうよ」

カツオ(心の声が届いたのか?)「う、うんいいね」

花沢さん「では行きましょうか」

カツオ「うn」

こうして二人は電車に乗った
電車の中には波平がいた

波平「よお¥二人してデートかい$」

カツオ(何だよその記号)「いや、ちがうよ父さん」

波平「お前に父さんと呼ばれる筋合いは無い。」

カツオ(何だこいつ)「そ、それよりおじさん、この辺にマックないかな」

波平「あるよ♪この駅をおりた先だよ!」

カツオ(何だこいつ)

こうして二人は電車を降りた

カツオ「波平の話によるとどうやらこの先の交差点を左に右折したとこにあるらしい」

花沢さん「なんかさ、急にめんどくさくなってきたんですけど」

カツオ「え?」

花沢さん「というわけで俺かえるわww」

カツオ「ちょ、ちょっと花沢さん!?」

花沢さん「てやんでい」

結局花沢さんは一人で帰ってしまった
俺は結局そのあとマックに行ってとりあえずマックポークを食べて帰った
そして家に帰った後も花沢さんがどうなったか気になって
とうとう夜も眠れなかった
116名も無き被検体774号+:2011/09/02(金) 20:12:38.84 ID:WcJeD/z20
カツオ「そうだ、そう言えば花沢さんは死んだんだった」

彼がその事を思い出した時、すでに花沢さんの17回忌が過ぎていた。
家族もすっかり忘れていたという。

ナカジマ「で、俺を呼んだのは何故なんだい、イソノ」

カツオ「あ、ええと、何だっけ?」

女王カツオ「ミセス花沢を弔う為よ」

ナカジマ「何だって!?花沢さん、いつのまにミセスに!?」

カツオ「ナカジマは人妻好きだもんなぁ」

ナカジマ「ほざくな。それより、なのに花沢さんに会ったっていうのはどういう事なんだ?」

カツオ「そりゃあ、、、他人の空似に決まってるだろ」

カシオ「それより時間が無いぜ」

ナカジマ「あれ?イソノ、新しい時計を買ったのかい?」

カシオ「ああ、格好いいだろ?」

カツオ「タダイマ、午後11時58分デス」

ナカジマ「バカ言うなよ。坊主でクソみたいな時計じゃないか。で、時間が無いって何の事だ?

カシオ「0時に日課のオナニーをしなくちゃならないんだ」

ナカジマ「何だって!?じゃあここでしないと間に合わないじゃないか!」

カシオは急いでパンツを脱いだ。
邪魔だったのでカツオはここで捨てられた。

「ここは俺に任せて先に行け!」

それがカツオの最後の言葉だった・・・
117名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 16:10:42.41 ID:aFkpiNSN0
「さて、それはさておきアナゴさん邸焼き討ち事件の捜査に入ろうか」

作家を引退して刑事になっていたイササカさんは
新米の癖に偉そうに正座をして言った。

サブロウ「目撃情報は無いんですか?」

ジンロク「いえ、今のところカツオとナカジマが計画して実際に火を放った動画があるくらいです」

彼等はイササカのコネで入署したが、肩書きは「受刑者番号0930」と「受刑者番号239314」である。

イササカ「という事は、手がかり無しか…」

かくして事件は迷宮入りしようとしていた。
そう、彼等はその動画に騙されまいとして、頑として証拠とは認めなかったのだ。

ジンロク「でも誰でしょうか?この偽動画を作ったのは…」

サブロウ「いや、作られた形跡は無いんだ。確実に二人が放火してるんだよ。凝った演出だよなぁ」

ジンロク「そうだ、二人に事情聴取をしたらどうだい?」

サブロウ「もうしたよ。二人はその時間、放火に出掛けてたんだってさ。泣き叫ぶアナゴさんが証人さ」

ジンロク「そうか、じゃあアリバイは確かなんだなぁ。…待てよ?サザエさんが怪しくないか?だって火で焦げたような髪型だぜ?」

イササカ「決まったな。星は今、自宅で2年と343日間ホーストに蹴られ続けているらしい。総力上げて捕まえろ!」

しかし、

フネ「待ちな!あんた達、ホーストの邪魔をするつもりかい?」

オカル「フネさん!」

オカルはイササカの第二の人格である。

オカル「ホーストの邪魔を…?いいえ、ちゃんと蹴っていただきますよ。それでも不満なの?」

タマ「待てよ!?サザエさんは蹴られ続けているから放火なんて出来ないんじゃ…!?」

タマは久々に人語を利いた。けれどこの1回限りでただの猫に戻った。
無論、誰も彼の発言を聞いてはいなかった!

フネは長い沈黙の後、更に風呂に入って一服し三日三晩眠り続けてから漸く口を開いた。

フネ「犯人は、この中にいない…!」

イササカ「ということは、やっぱりサザエさんだったんですね!?野郎共!さっさとしょっぴいてきやがれ!このクソ野郎共が!!」

急に江戸っ子になったイササカは調子に乗っていた。
こうしてイササカは流刑にされたのだった。
118名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 22:38:10.69 ID:aFkpiNSN0
アレからアナゴはハチの犬小屋に住んでいた。
10年もの領地争いの末、竹島を独島だと主張するような自分でも無理がある理由で
理不尽に奪い去ったのである。
この問題が拡大し、アナゴは世界中を敵に回すことになる…

金正日「独裁者を許すな!!」

ワカメ「お兄ちゃん!どのツラ下げてかデブハゲが正論ほざいてるよー」

このTV中継は世界中を騒がせた。
金正日が東洋水産製と騙されてシャネルのサングラスを身につけていたからである。

カツオ「あははー、こいつバカだ!!」

ワカメ「あ?バカじゃねえ!アホよ!!」

カツオ「何だと?僕がバカだって言ったらバカなんだよ!」

ワカメ「でも、これは誰が見たってアホじゃない!」

カツオ「いいや、バカだね。英語にするとVacaさ!」

ワカメ「まだ私、英語習ってないのに卑怯よ!」

タラコスティーン「おいおいwww、喧嘩はやめろよ」

カツオ、ワカメ「これは諍いだ!誰が喧嘩なんて低俗な事するかっ!!」

二人の意見が初めて一致した。その日、彼等は遂に兄妹の垣根を越えたのである。

ワカメ「…ごめんなさい…。いえ、すまんこって。私が悪かったわ」

カツオ「うん、ここはすまんこってだな。僕…いや、おいどんの方こそ悪かったよ」

もはや彼等に言葉なんて要らなかった。
唯一要らないものといえば、
部屋に大量に山積みにされた緋色の眼球だけだった…
119名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 22:41:05.35 ID:9yxsNNwMO
タマ『三行でまとめろ』
120名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 22:47:18.90 ID:aFkpiNSN0
タマがそう言った気がしたので
タラコスティーンが代表してまとめた。
「久々に乳首コリコリしたいですう…」
121名も無き被検体774号+:2011/09/04(日) 23:03:45.45 ID:SaluoEUt0
一方その頃、とある洞穴では何者かが世界の滅亡を計画していた。

???「遂に完成するぞ…!これさえ完成すれば世界は…!!」

「はははははは!はははははは…ぐっ!?」

だが???は、この時、ぎっくり腰で動けなってしまった。
ぼっちの彼はこうして誰に助けられる事もなく餓死してしまったのだ。

それから300年前、カツオは新しい体位を発見しつつあった。

カツオ「待てよ?肩胛骨から腕を出せばもっと凄い体位が生まれるんじゃないか?」

ワカメ「さっすがテンシンハ…カツオお兄ちゃん!ついでに額に目を付けるっていうのはどう?」

カツオ「それはクソだな」

ワカメの心が一つ折れる音がした。

カツオ「じゃあ生やすか。でもそんな事出来ないから、ワカメの腕をくっつける事にしよう。ワカメ、もいでくれ」

ワカメ「えっ!?」

カツオ「何驚いてんだよ。ほら、早くしろよ」

ワカメ「で、でもそれだと私が肉ダルマに…」

カツオ「だから何なんだよ?てめーに選択件なんかあると思ってんのか?早くもげよ。ついでに鼻ももいでいいよ」

ワカメは逃げ出した!この支配からの卒業だった。

しかし、回り込まれてしまった!

波平「ふふふ…ワカメ、ここは逃がさんぞ!」

ワカメ「父さん!?な、なんで父さんまで…!」

波平「理由?そこにワカメがいるからさ!さあカツオ!ワカメの鼻をもげい!」

だが次の瞬間、もがれていたのは波平の鼻であった。

波平「が…!?な、何ぃぃぃぃぃ!?」

カツオ「父さん、これはあんたをおびき出す為の釣りさ。さあ、次は腕だよ」

波平「ま、待て!そうじゃ、サザエをやろう!もう有無を言わさずもげ!」

カツオは快諾した。

カツオ「そりゃいいや。父さん、じゃあ父さんの鼻は返して上げるよ」

波平の鼻は天狗になって復活した。

波平「な、なんか違くないか?カツオ…」

カツオ「安心しなよ。僕も股間の辺りで何故かタオルが落ちない超能力が使えるんだ。父さんも顔の前で出来るようになっただけだよ」

波平「カツオ…」

波平の感動はいつの日か太平洋という海を作ったという。
122名も無き被検体774号+:2011/09/07(水) 20:37:13.53 ID:O0JdGt0k0
あれから5秒・・・
わらわらと大天狗を頼ってやって来たカラス天狗の数は10000を越えていた。

街はもはや混沌の渦である。
磯野家は呪われた家として世界的に報道され、
その上ナポレオンが最期を遂げた場所としてあらぬ新説が囁かれるようになっていた。

カラスA「波平様、話を聞いてください!」

カラスS「波平様、どうか話を!」

カラスΩ「波平!話を!」

アルティメット・カラス「おいコラハゲ!俺の話を聞け!」

The☆カラス「俺!俺の!俺の話を聞け〜♪」

〜〜割愛〜〜

こうしてカラスはこの世から絶滅した。
123名も無き被検体774号+:2011/09/07(水) 22:21:40.74 ID:5qV0TgxYO
波平は悩んでいた。
世界中から忌み嫌われている今、自分は何が出来るのだろうか。
一家の主であると同時に、自分は老人であった。時々息が苦しくなる。眠っているときに息苦しくなってもがくときもある。
それでも自分は老いを認めたくなくて、誰にもそのことを言っていない。

マスオは確かに優しい男だが、彼にはまだ、主になる器量はない。童貞で腰も低く、サザエの攻撃にも耐えられない程だ。
彼は己の優しさだけでこの家を渡り歩いている。

カツオはまだ子供だ。アイツは俺に似て強い心とバットを持っている。もしこの家に敵が来てもむかい打てるだろう。

しかし子供だ。
俺は、こんなことに自分の子供を巻き込みたくはなかった。それはマスオも同じはずだ。
なんとしても、俺が生きている間に終わらせる。

その時、波平の心臓に激痛が走った。
124名も無き被検体774号+:2011/09/07(水) 22:31:43.38 ID:fFY2jgnNI
波平「きっ…さま…は…」
波平の目の前にはマスオが居たのだ。
マスオは波平に乗っかかると、心臓マッサージを始めたのだ。
マスオ「お義父さん、僕知ってましたから。お義父さんが心臓痛いの知ってましたから。だから今痛みを和らげますね。ふふ、うふふ。」
125名も無き被検体774号+:2011/09/08(木) 18:04:41.66 ID:lfjDis9f0
波平「マスオ君…!しかし君を巻き込むわけにはいかない!今のうちに逃げろ!」

マスオ「うふふふ…、そういうわけにはいきませんよ。だって、僕だってとっくに巻き込まれてるんですから。ホント、痛いんですよね。チン毛を皮に巻き込まれた時って」

波平「マスオ君…」

感無量だった。
断じて菅無能の間違いではない。

マスオ「ところでお義父さん、遺産はどうするんです?」

波平「む?どうした急に」

〜〜中略〜〜

波平の鼻にはチンコのような血管の入れ墨が彫られていた。
もはやこの顔で外に出ればそれだけで強制猥褻罪に問われるツラである。
そして顔にも憤怒の表情が滲んでいた。

マスオ「お義父さん、そう怒らないで下さい。ほら、一人で続けていたスレにもレスがついたんですよ?」

波平「だ、黙れ!そんなものはすぐにいなくなる!こち亀の戸塚のように、いつの間にかいなくなってしまうんだ…!」

マスオ「仕方ないですねぇ…。じゃあ、こんな顔にしてしまった理由を説明しますよ。お義父さんをおちょくる為です」

波平「な、何ぃぃぃ!?ただそれだけ!?」

マスオ「ええ、じゃ、僕はもう行きますね。」

波平「ま、待て!」

マスオは「待て」のポーズをとった。所詮は婿養子である。
こうして波平はブリーダー界の大天狗として伝説を残したのである。
126名も無き被検体774号+:2011/09/10(土) 21:31:48.40 ID:YMz60cJn0
その頃、鼻と腕をもがれたサザエを蹴り続けるホーストは疲れを訴え始めていた。

フネ「ホーストや、ほら、仙豆だよ」

こうして復活したホーストは再びサザエを蹴り続けた。


そんな事はさておき、作者はいい加減一人で書き続けているのに疲れてきた。
しかも>>200ギリギリで待った上で決め台詞を取られ、ちくしょおおおおお!!となる算段迄想定済みである。

そこでサザエを除いて、他の全てのキャラが普通に戻る事になった。
そう、全てイクラの妄想だったのである。

この件でイクラはボコられ、そして一生「はぁい」と「ばぶ〜」しか喋れない声帯にされてしまった事は言う迄もない。

てな訳でヨロシコ。ノシ
127名も無き被検体774号+
長谷川「ふぅ・・・」