打ち止め「ミサカはミサカは!」美鈴「美琴ちゃん?」

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1名も無き被検体774号+
〜セブンスミスト〜

美鈴「あら!これもいいじゃない!流石は噂のセブンスミストねー」

品ぞろえ豊富、学園都市の外では品切れのものが多いがここセブンス
ミストは広大なショッピングセンターである。御坂美鈴は先の季節を
見越してか秋物の服をあさる。

美鈴「あら、これってゲコ太?」

それはカエルのゲコ太というキャラクターがプリントされたTシャツ
だった。それを見て思い出すのは愛娘、美琴のこと。昨日、ここ学園
都市が戦争を始めるというので、大学の資料閲覧という名目で美琴を
連れ戻しに来た美鈴だったがスキルアウトというならず者たちに襲撃
されたのだ。

美鈴「上条くん・・・か」
2 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/08/12(金) 17:11:52.44 ID:g0xACQQE0
期待
3名も無き被検体774号+:2011/08/12(金) 17:12:37.79 ID:JT42akGl0
期待age
4名も無き被検体774号+:2011/08/12(金) 17:24:31.51 ID:xGMGGCvK0
待機
5名も無き被検体774号+:2011/08/12(金) 18:54:07.22 ID:WGL1U1ACO
パソコンぶっ壊れたんでまた落として立てようと思います。pspからの超遅筆でもいいなら書かせてもらいますけど、どうですか?
6名も無き被検体774号+:2011/08/12(金) 19:31:05.38 ID:JT42akGl0
+はほっといても落ちなくないか?
7名も無き被検体774号+:2011/08/12(金) 19:36:41.42 ID:WGL1U1ACO
え?
8名も無き被検体774号+:2011/08/12(金) 19:37:34.34 ID:Jn2pschw0
良スレ臭がしたのに>>5で一気に不安がよぎるぜ。
9名も無き被検体774号+:2011/08/12(金) 21:42:11.87 ID:kCBvkYXb0
>>5
なん……だと……!?
10名も無き被検体774号+:2011/08/15(月) 15:50:09.36 ID:Tl0SY26Q0
ほし
11名も無き被検体774号+:2011/08/15(月) 16:02:35.70 ID:Tl0SY26Q0
困っている人がいるとなりふり構わず助けてしまう、そんな少年だった。
あの少年、上条くんなら美琴を守ってくれる・・・。

―――美琴ちゃんも結構男を見る目があるのかもね。

美鈴はゲコ太のTシャツを見て微笑むとそれをそっと買い物カゴに入れた。

(お母さん!ゲコ太知らない?!)

そういって慌ててゲコ太の人形を探していた小学生の美琴の姿が浮かぶ。
あんなにゲコ太が好きなのによくなくしては泣きながら探し回っていた。
そして見つけると笑いながら駆け寄ってきて・・・

「ねえねえ、こーんな白いモヤシみたいな頭した人知ってたら教えて
ほしいかもってミサカはミサカはたずねてみたり!」

―――そうそうこんなかわいい声で・・・え?

美鈴が振り向くと、小さな手が美鈴のシャツをつかんでいた。






12名も無き被検体774号+:2011/08/15(月) 17:19:30.22 ID:5lfLTy/n0
毎日見てるぞ!
頑張って是非続けてくれ!
13名も無き被検体774号+:2011/08/15(月) 19:44:25.48 ID:WES5GkGb0
がんばってくれ
見てるから
14初めての面:2011/08/15(月) 19:46:02.61 ID:3dOIdHaU0
無概念日本 !!! oh my god
15名も無き被検体774号+:2011/08/15(月) 23:33:59.65 ID:3HB0TW2a0
良スレの予感
16 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/08/17(水) 00:21:58.72 ID:QZVayZsW0
私怨
17名も無き被検体774号+:2011/08/17(水) 18:44:08.78 ID:WWa5TRB20
支援
18名も無き被検体774号+:2011/08/17(水) 20:58:49.24 ID:1IcNb+XEO
1です、必ず帰ってきます
19名も無き被検体774号+:2011/08/17(水) 22:35:17.61 ID:WWa5TRB20
>>18
頑張れ 全裸待機しとくからな
20ロリミサカ:2011/08/17(水) 23:09:06.86 ID:jHRdzhTB0
>>18
全裸で正座待機してるぜ
21名も無き被検体774号+:2011/08/17(水) 23:43:14.92 ID:x5+AEcYu0
そこには小学校高くらいの女の子がいた。その少女は水玉のワンピースを着ていた。
特徴的な茶色の髪と目、いや、まさか

美鈴「美琴ちゃん?」

そんなことはないと分かっていても、昔は寝ている隙をみてはハムハムしていた
かわいいアホ毛もある。幼い娘がタイムスリップしてきたとしか思えない。
美鈴は少女が動く度に揺れるアホ毛をハムハムしたい衝動にかられた。

打ち止め「どうしたの?ミサカは人を探してるんだけど、あなたすごい怖い顔
してるかも・・ってミサカはミサカは少し怖がってみたり・・・。」

(ダメ・・この子かわいすぎる・・・)

美鈴は獣のような、愛とよだれを抑えきれなかった。少女がヒッと息をのむ。

打ち止め「・・・あっ・・・どこいってたの〜さがしたんだから〜ってミサカ
はミサカは逃げ出す理由に嘘をついてみたり・・・。」

少女はわざとらしい笑顔を作ると一目散に逃げていった。
22名も無き被検体774号+:2011/08/17(水) 23:48:06.74 ID:x5+AEcYu0
ps3からなんで改行とかおかしいとこありませんか?
超遅筆てまじ死にたい。
23名も無き被検体774号+:2011/08/18(木) 00:00:59.69 ID:x5+AEcYu0
美鈴「しまった。そんなことよりあの子『ミサカ』っていってたわよね。速く
追いかけて確かめないと」

もちろん、美鈴はハムハムしたいだけなのだが気になることもあったので追い
かけることにした。

(美琴ちゃんが髪をセットし始めてからアホ毛が立たなくなっちゃっのよね
、はっ速くハムハムしたい!!)

・・・美鈴の頭はどこぞの風紀委員の少女と同じでお花畑である。
24ロリミサカ:2011/08/18(木) 00:05:57.22 ID:96BuRVWf0
>>22
大丈夫ですよ
楽しみにしています
25名も無き被検体774号+:2011/08/18(木) 00:27:06.70 ID:LKO+OByM0
上条当麻は不幸な少年である 

上条「ちょっと御坂さん!今日の特売逃したら上条さん死んじゃいますよ。」

美琴「しょっ、しょうがないでしょ!黒子が風紀委員の仕事でこれなくなったん
だから。」

今上条は超電磁砲こと御坂美琴に手をひかれている。いや、引きずられている

上条「おい・・・それ俺に関係なくないか?」

美琴「いいから、今日の晩くらいあたしがおごってあげるから!」
26名も無き被検体774号+:2011/08/18(木) 07:43:31.08 ID:uPIb798G0
」の前に 。 を入れない方がいいよ
27名も無き被検体774号+:2011/08/18(木) 10:26:07.53 ID:6QQAdmy20
良スレ発見
28名も無き被検体774号+:2011/08/18(木) 19:45:49.59 ID:LTmasiuy0
ハムハムwwwww
美鈴さんなにやっとんwwwwww
29名も無き被検体774号+:2011/08/18(木) 22:09:00.01 ID:OnDU2LEv0
これはこれは良いものを見つけました
30名も無き被検体774号+:2011/08/18(木) 22:30:39.18 ID:luPlQr3F0
C
31名も無き被検体774号+:2011/08/19(金) 20:54:18.15 ID:UAO/uOOg0
スーパー支援
32ロリミサカ:2011/08/20(土) 11:26:16.83 ID:8vtv0XOd0
続きが・・・・・・読みたいです
33名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 17:31:14.52 ID:pkgHC5fFO
I will be back.
34名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 19:00:28.72 ID:CsVrDDyh0
wktk
35名も無き被検体774号+:2011/08/20(土) 20:26:44.30 ID:S6cHePP20
age
36名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 23:23:37.82 ID:HGPkrzRo0
あげ
37名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 23:33:21.73 ID:VU0WZ+g20
age
38名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 23:48:57.90 ID:ssTCxD/B0
age
39名も無き被検体774号+:2011/08/21(日) 23:56:36.72 ID:vGL4OeIj0
age
40名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 00:22:18.73 ID:6sraOWFF0
上条「だから、そういう問題じゃねえんだって!」

上条の頭に大食いシスターの少女の顔が浮かぶ、一日でも満足に
飯が食えなければ問答無用で上条に噛みつくのだ。全く食料を
与えなかった日には上条の頭を丸ごと喰い千切りかねない。
そして翌朝には首のなくなった哀れな上条(笑)が転がっている
ことだろう。

上条「今日はマジ無理なんだっうわッ」

上条の手を引いていた美琴が急に立ち止まったため、上条は
バランスを崩しかけた。

ーーーーしまった怒らせちまったか

上条は強力な電撃を予測し掴まれていない方の右手を突き出した
しかし、そこには上条の予想とは違い震える美琴の肩があった。
41名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 00:28:33.99 ID:6sraOWFF0
待っていてくれた人、

ありがとう。

待たしまくった俺

死にましょう。
42名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 00:43:41.72 ID:wSJaoiQFI
>>41
べつに待ってなんかないんだからね!


続きを…
43名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 09:29:57.85 ID:SkMDpIa/i
44名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 23:13:41.90 ID:/H3bzveq0
捕手
45名も無き被検体774号+:2011/08/23(火) 01:02:41.99 ID:7Qn7qhhL0
ふっ。

別に朝まで待機するつもりなんてなかったさ
46名も無き被検体774号+:2011/08/23(火) 08:03:31.63 ID:Awv5v2J80
>>45
風邪引くなよ
47名も無き被検体774号+:2011/08/23(火) 11:36:56.85 ID:+ry7MYHg0
>>45
とりあえずチンコしまえ
48名も無き被検体774号+:2011/08/23(火) 19:30:55.10 ID:QzbPYYdw0
age
49名も無き被検体774号+:2011/08/23(火) 21:16:49.67 ID:UzISnh0f0
wktk
50名も無き被検体774号+:2011/08/24(水) 14:26:11.74 ID:Zuoj6UDGi
立てよヒーロー……
51名も無き被検体774号+:2011/08/25(木) 01:13:10.27 ID:ekXn3Gze0
wktk
52名も無き被検体774号+:2011/08/26(金) 19:06:26.43 ID:IDuqKfyg0
ここで終わりなわけないだろう
53ロリミサカ:2011/08/27(土) 13:38:50.60 ID:41Torouu0
ここで終わりではないことを信じてる。
54名も無き被検体774号+:2011/08/28(日) 01:11:42.87 ID:0qILTW/a0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今上条はフードコートにいる、そもそも今日は早く家に帰らないと
いけないのだがそうもいかなくなってしまった。

美琴「どうしたのよ、あんた?」

美琴はキョトンとして上条に尋ねる。いやいや御坂さんあなたのせいです。

上条はがっくりと肩を落として、不幸だ、と呟いている。ヤンデレシスターが
加減して噛みついてくれることはないだろう。

ーーーーーそう、やっぱりあたしとなんかじゃイヤよね・・・・・。
そうして振り向いた美琴は泣きそうな表情で瞳を潤ませていた。
これだけで超がつくほどのお人好しの上条は混乱し、美琴が涙を拭く仕草
をしただけで上条の脳はショートした。
55ロリミサカ@あれ?美琴かわいい?:2011/08/28(日) 08:23:09.79 ID:2F/Jwhuj0
続きが気になるっ・・・・・・!
56名も無き被検体774号+:2011/08/28(日) 09:03:48.48 ID:t53uLntR0
>>55
続きをくれぇ
続きがないと俺は.....
57名も無き被検体774号+:2011/08/29(月) 00:35:49.47 ID:Z9utfIBK0
続きはまだかね?
58名も無き被検体774号+:2011/08/30(火) 19:37:25.95 ID:KckR88T/0
上条「それでお前、そんなモン食べてんのか?」

上条は美琴が食べようとしている。山のような存在感をもって
たたずんでいるパフェ?のようなものを指す。普通のものと比べても
2・3倍はあるのではなかろうか、

美琴「あ〜、これ?まえ初春さんにすすめられたらハマっちゃって・・・」

なにが恥ずかしいのか美琴はモジモジと顔を逸らす。上条は思う
こんなものがあの初春の小さな胃のどこにはいるのだろうか、やはり
あの頭の花は初春から栄養を吸い取っているのかもしれない。
上条の頭に最近ネットで見た都市伝説がよぎる。

上条「・・・御坂さん・・これを一人で喰うんでせうか?」

美琴「も、元々これは友達と一緒に食べるモンなのよ?」

上条「やっぱりお前はスゲエな、上条さん尊敬しちゃいますよ」

美琴「ちっ違うわよ、あ、あたしはあんたと一緒に・・・・」

いいかけて美琴の顔が沸騰したかのように赤く染まる。もちろん、
我らが上条さんはこれに気づくほど、できた男ではない。

上条「お〜い、御坂?お前ほんとに今日はちょっと変だぞ?」
59名も無き被検体774号+:2011/08/30(火) 20:01:52.12 ID:KckR88T/0
上条は美琴の様子を見ようとして、少しだけ身を乗り出した。
すると上条は、腕に何かが当たるのを感じた。

(ん・・・?)

見てみると上条が座っている固定式のイスと机の間だから、ふわふわした
少し茶色がかった、アンテナのようなものが延びていた。そして時たま
レーダーのように可愛らしくピコピコと揺れているのだ。

(な・・?何で背羽化?これは・・・こ、こんなもで上条さんの気が
引けると思ったら・・・・)

抑えられない人間的な、いや動物的な好奇心が上条の指を
その謎のアンテナに導いていく。

・・・ツンツン

ピクピクッ・・・!

(なんで背羽化、なんで背羽化ァー?これは・・・?)

反応が得られたことで上条の行為はエスカレートしていく。
上条はおそるおそるそのアンテナを摘む。手触りは絹のように
柔らかくなめらかだった。

(なんだッ!なんだッ!!この手触りはァーー!!誘ってンのかァー?)

美琴「ちょっと、あんたこそどうしたのよ怖い顔して?」

60名も無き被検体774号+:2011/08/30(火) 20:12:00.47 ID:KckR88T/0
いきなり声をかけられたことによって、上条の思考が中断される。
あわてた上条はそのアンテナを握ったまま後ろに倒れそうになった。

そのときだった。

「うにゃぁーーー!!痛い痛いってミサカはーーー!!」

その『アンテナ』の本体は痛みに耐えかねて正体を現した。
61名も無き被検体774号+:2011/08/30(火) 20:29:40.92 ID:aZtyLcQDI
ゆっくりで良いから完結してほしす
62名も無き被検体774号+:2011/08/30(火) 20:38:17.16 ID:KckR88T/0
『それ』は上条から逃げ出すかのように机の下を通って、
美琴のいる反対側へと逃げていく、

美琴「・・・え?」

机の下を通った『それ』は机とイスの間から無我夢中で美琴に
飛びついてきた。

美琴「ちょ、ちょっと?」

どうやらそれは美琴よりも一回り小さい少女のようで偶然
飛びついた美琴の胸に顔を埋めて、頭の『アンテナ』
をおさえて、う〜〜〜、と呻いている。

美琴「ね、ねえ、キミ大丈夫?」

頭を抑えていた少女は美琴の声に気づいて周りを確かめるかのように
キョロキョロとしながら顔を上げた。

大きな茶色の瞳、瞳と同じ色をした髪、それだけならどこにでもいる少女
であろう。
美琴が驚いたのはその少女の顔立ちが美琴とそっくりだったのだ。
63名も無き被検体774号+:2011/08/30(火) 20:53:07.87 ID:KckR88T/0
少女は美琴をの顔をしばらくキョトンとした目だ見ていた。
元々大きな少女の目がさらに大きく見開かれる。
すると、突然少女は花火が開くかのように綺麗に笑いながら、
美琴の首に抱きついてきた。

打ち止め「やったぁ〜〜!お姉さまだぁ〜!ってミサカはミサカは
美琴お姉さまに会えたうれしさを体を使って表現してみたり!」

打ち止めは美琴の頬に自分の頬をすり付けながらキャイキャイと
騒いでいる。

美琴は訳が分からず唖然としていたがそれ以上に驚いていたのは
上条だった。まさに、目が点といった表情でこう言ったという。

上条「美坂、お前、いくつのときにその子を産んだんだよ・・・・?」




上条当麻はこのとき二度目の『死』を迎えた。
64名も無き被検体774号+:2011/08/31(水) 00:28:22.54 ID:XBH9sVEI0
これはいい展開w
続きが楽しみww
65名も無き被検体774号+:2011/08/31(水) 01:02:41.16 ID:KzozjEbp0
1です今日の俺は頑張った
66名も無き被検体774号+:2011/08/31(水) 04:25:17.49 ID:wwI6vw0F0
いいよ、いいよー
67ロリミサカ@続きが気になる、良い展開:2011/08/31(水) 19:23:40.27 ID:T/GPsU600
>>1
ありがとぉぉぉおおおおお!!!!!!
待ってました!
68名も無き被検体774号+:2011/09/01(木) 14:51:10.62 ID:MxhB2I8X0
wktk
69名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 00:38:00.70 ID:4MbSAenD0
美琴「・・・・」ビリビリ

上条「」

打ち止め「ミサカもあんなでんげきできるようになりたいってミサカはミサカは
ミサカのでんげきの弱さに落胆してみたり・・・」ピリピリ

打ち止めは美琴に抱きついたまま心底驚いた様子で哀れな焦げたウ二頭を
見ていたが、すぐに美琴への尊敬のまなざしを向ける。

それに気付いた美琴は打ち止めに質問をしようとするが

打ち止め「ミサカもあんなの打ちたい〜ってミサカはぁ〜〜」

美琴「ちょ、ちょっと、その前にあんたに聞きたいことが・・・」

聞きたいことが山ほどあると言いかけた美琴だったが、妹に駄々を
こねられる姉のように首に抱きつかれて動けない。
かといって愛らしい打ち止めを振りほどくことなどできるはずもなかった。

打ち止め「ダメ・・?ってミサカは・・・」ウルッ

ふいに抱きつく手を緩めた打ち止めは、上目づかいで少し泣きそうになって
美琴を見る。これが天罰というものだろうか、美琴は上条にしたことと
まったく同じことをされているのに混乱してしまい、
とにかく打ち止めには泣いてほしくないと思ってしまう美琴。

美琴「わ、分かったから、ホラ!また教えてあげるから・・・ね・・・?」ナデナデ

打ち止め「グスッ・・・ホント・・?」

美琴「ホントよ、またあたしの寮に来ていいから」

打ち止め「うん!」

美琴「」キュン

地面から花が生えてきそうなほど、かわいらしく笑う打ち止めに不覚にも
ときめいてしまう美琴。

打ち止め「お姉さま大好き!ってミサカはミサカはお姉さまに抱きつきながら
ほっぺにスリスリ!」スリスリ

美琴「」キュンキュン (この子やわらかい・・・)

もう、打ち止め中毒にかかりかけて恍惚としていた美琴だったが、後ろから
声を掛けられ我にかえる。どうやら美琴に向けられたものではなく打ち止め
に対してのもののようだ。

「もう、こんなところにいたの。勝手に抜け出しちゃダメでしょ!」

おそらくこの子の母親か何かだろう、と美琴はもっともな答えを出した。
振り返ってみるといかにも優しそうな少し太った中年女性がいた。


70名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 01:11:10.00 ID:4MbSAenD0
「こら!アホ毛ちゃん!離れなさい!その人が困っているでしょう」

美琴から打ち止めを引き離そうとするその女性。しかし打ち止めは
美琴にしっかり抱きついていて離れない。

打ち止め「や〜だぁ〜せっかくミサカはお姉さまに会えたんだもん」

「すいません!この子、迷子センターから抜け出してしまって・・・え?」

女性の手がふと止まる。どうやら打ち止めの言った「お姉さま」というのが
引っかかっているらしい。少し申し訳なさそうに美琴の顔を覗き込む女性。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「いや、申し訳ございません妹さんは預からしていただいていたんですが
この子元気がよくて」

美琴「え?」

何度も頭を下げる女性に困惑する美琴、さっきから困惑しっぱなしで
気の毒な彼女だが黒焦げにもかかわらずスルーされる上条も哀れである。

「アホ毛ちゃん、もうお姉ちゃんからはぐれちゃダメよ?」

そう言ってにこやかに自分の持ち場に帰っていく女性。

え?つまりはあたしこの子を丸投げにされたってこと?

はたから見ればどう見ても姉妹にしか見えないので仕方のないことだが
事が勝手に進みすぎて何が何だかまったくわからない。

混乱した美琴はとにかく上条を起してみることにした。

美琴「ちょっと、あんた起きなさいって」

上条「んん・・ああ・・こ、ここはどこで背羽化?」

起きて上条の目に入ったのは美琴だった。あの雷の直撃を受けたので
まだ視界がチカチカとしている。

神条「やっぱり上条さんは死んだんですね・・・女神さまが見えるなんて・・・
上条さんはまだ童貞ですよっと、はあ・・不幸だ」

どう見ても上条の目は正常ではない。ゆらりゆらりと美琴に近づいてくる
羞恥と怒りに震える美琴の頭から放電の音が響いた。

神条「女神さまこんな哀れな上条さんにせめて先っぽだけでもッ―――――」

今日二度目の雷が落ちた。



71名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 01:24:40.87 ID:4MbSAenD0
おやすみなさい・・・。
72名も無き被検体774号+:2011/09/03(土) 02:43:46.25 ID:TNxtcc5U0
>>1
乙です!
期待して待ってますw
73名も無き被検体774号+:2011/09/04(日) 02:28:41.65 ID:E5PnC0Oy0
>>1
>               /} ))
>             /   !____
>     | ̄`ヽ、_/  〈: : : : : : `: . 、 ))  。
>   ((  |   - Y     }ニニ=、: : : : : \  ・ o っ o    _____
>    , オ    r'`t---': : : :.ヽヽ: :   ヽ/〃/ , "       ==- ____
>   //{   /:∧:ヽ: :ヽ: : : : : : ! : :.:.l. . :;ゞ______________,.へ   ____
> / /:/: :レ': : /| ヽ:.{\:.\: : : :|: : :.:|. . l:ミ::::::::::::::::::::::::::| |////////|    ヽ ==−
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>   |/ !: :ト:.::八 xxx   o .ィ'´|: :./ ̄歹                ` ----------‐´ ____
>.     c ヽ|:.:.:∧`:.ーr:t.7T 「/ ノ/   <__}{.|               ==─
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>.   ((.  ∨  ∨ /  /  l        |'´ : : :.:}    これは刺さってるんじゃなくて
>               /) V   !  / , '´  ! : : : : :|     乙なんだからねっ!
>           〈¨ /    |  //     |: : : : : }
74ロリミサカ@続き希望:2011/09/04(日) 22:41:08.32 ID:Tf71t21a0
寒くなってきたので、そろそろ続きが欲しいですorz
75名も無き被検体774号+:2011/09/04(日) 22:56:40.87 ID:cxyX9lOwO
すいません今日は無理っぽいです、でも次は書き溜めてくるから許してw
76名も無き被検体774号+:2011/09/04(日) 23:44:58.44 ID:J/RAan5j0
>>1
エロはありますか?
77名も無き被検体774号+:2011/09/05(月) 00:17:49.01 ID:+KF4YrbW0
多分ありません。所詮童貞ですからww
78名も無き被検体774号+:2011/09/05(月) 04:22:45.07 ID:+KF4YrbW0
美琴は「ミサカも、お姉さまと同じのが食べたいかも!」といってレジ
に走りだそうとした打ち止めを抱き上げながら質問した。

美琴「あんた、今も自分で『ミサカ』って言ってたわよね・・?」

美琴は抱き上げた打ち止めを自分の隣に座らせる。打ち止めはアホ毛
をピンと立てると少し不満そうにいった。

打ち止め「お姉さま、話を逸らさないでほしいかもってミサカはミサカは
怒っていることを上目づかいでお姉さまに訴えてみたり・・・」

美琴(妹達にしては小さすぎるし・・・)

打ち止め「お姉さま・・?ミサカのこと無視してる?って・・・
グスッ・・・ミサカは・・・ミサカは・・」ウル

美琴「はい、あーん」

泣かれてしまっては美琴のほうが打ち止めの虜になってしまいそうなので
美琴はすかさずパフェをスプーンですくって打ち止めの口に運ぶ。

打ち止め「うぇ・・?・・あーん」パクッ

打ち止めは幸せそうにモクモクと咀嚼する。


・・・・かわいい。

美琴「それで、あんたも妹達なの?」(やっぱり、かわいい・・・)

打ち止め「うん!ふぉうだよ!ミヒャカは検体番号20001ぎょう」

打ち止めは口の中のパフェをのみこむと胸を張って言った。

「妹達の司令塔!打ち止めなんだから!ってミサカはミサカは小さいながらに
ミサカが凄いってことをお姉さまにアピール!」エヘン

凄いでしょ!とドヤ顔を決めた打ち止めの頭を美琴はクシャクシャとなでる。

美琴「そうね///]

もうメロメロな美琴だった。
79名も無き被検体774号+:2011/09/05(月) 04:53:44.77 ID:+KF4YrbW0
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



上条「そういえば、どっかで見たことあると思ってたんだよな、お前、
あんときのミニ御坂だったのか、いやあ御坂とそっくりだから上条さん
親子と見間違っちゃいましたよ」

上条は焦げた服を少し気にしながら打ち止めに確認をとる。

美琴「どうやったら、親子に見えんのよ!普通は歳からして姉妹でしょ!」

打ち止め「一日のうちにミサカたちの恩人二人に会えるなん今日のミサカは
ラッキーかもってミサカはミサカはもう一度あなたにお礼を言ってみる」

打ち止めがまじめな顔で上条と美琴にお礼をする。

美琴「恩人・・・?あたしが?あたしはむしろ、あんた達妹達に会ったら言わなきゃいけない
ことがあったの」

打ち止めは頭の上に?マークを浮かべる。美琴が何を言うのか本当に分からないらしい。


美琴は打ち止めに深く頭を下げた。




「ごめんなさい・・・あたしのせいであんた達をあんな実験に巻きこんでしまったから」

打ち止め「・・・みことお姉さま・・・なんであやまるの?ってミサカはミサカは
素朴な疑問を抱いてみる・・・」

上条「御坂・・・。前にも言ったけど悪いのはお前じゃねえ、お前がDNAを提供しなかったら
妹達も打ち止めも存在さえしなかった。悪いのは妹達をあんな風に扱った研究者たちだ。」

打ち止め「ミサカ達は誰もお姉さまを悪く思ってなんかいないよ、もしお姉さまがいなかった
らミサカはお姉さまと話すことも遊ぶこともできなかったんだよ・・・?だからそんな風に
謝らないで・・・だってミサカは・・・ミサカは・・」

打ち止めは泣きそうになっている美琴の首にだきついた。

「お姉さまのことが・・・大好きだから・・・」

しかし、逆にそれが引き金になってしまったらしい、美琴は小さな嗚咽を出しながら
小さな打ち止めを抱きしめ返す。

美琴「ありがとう、打ち止め・・・あんたは・・妹達はあたしが命に代えても護るから」
80ロリミサカ@続き希望:2011/09/05(月) 06:47:37.09 ID:YrnOvMB50
>>1
きたぁぁぁあああああ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ありがとうございますm(_ _)m
81名も無き被検体774号+:2011/09/05(月) 08:14:23.94 ID:iz+GCeAzi
泣いた
82名も無き被検体774号+:2011/09/06(火) 02:12:50.46 ID:L20xVFzT0
上条「それなら、俺も妹達を護るのを協ry・・・」

打ち止め「うわぁー、これかわいいかもってミサカはミサカはお姉さまの
バックについてる缶バッチをみてはしゃいでみたり!」

打ち止めがカエルのゲコ太の金色の缶バッチを指して言う。

美琴「グスッ、あんたは話を変えるのが早いわね」クス

美琴は少し微笑んで頬についた涙をぬぐう。

打ち止め「お姉さま!どこ売ってたの、お姉さまとお揃いほしいかも!ってミサカはミサカは
はしゃいでみる!」

美琴「ああ・・ええとこれ、ガチャガチャで当てたものだから同じものが出るか
わからないし、ごめんね・・・」

打ち止め「」シュン

打ち止め「それなら仕方ないかも!ってミサ・・」

打ち止めの言葉を手で遮る。打ち止めなりに気を使おうとしていたことが
分かってしまったのでそうしたのだが、やがてその手を離すと美琴はそっと
打ち止めをなでる。

美琴「友達で二つ持っている人いたからまたもらってきてあげるわ」ナデナデ
(またガチャポンに通い詰めね・・・でも出るまであきらめないわよ!!!
シークレットの『スーパーケロン人ゲコ太』。)

美琴は打ち止めのアホ毛がしおれるのを見逃していなかった。これから世にも奇妙な美琴のガチャ
ガチャ通いの日々が再び始まるのだがそれはまた別のお話。

打ち止め「ホント!お姉さま!ってミサカはミサカは目を輝かせてみる!」

上条「////」ホッコリ
83名も無き被検体774号+:2011/09/06(火) 02:46:21.00 ID:L20xVFzT0
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


いま打ち止めは美琴と一緒に追加の注文をしている。あくまでそこはフードコート
なのでファミレスのような呼び鈴はなく自分でレジまで注文しにいかなければならない。
美琴は今店員に注文をしているがその右手は打ち止めの手を握っている。

打ち止めも大好きな美琴に手を握られてうれしそうにしている。

御坂美琴、打ち止めが一番会いたかった人物であり、上条や一方通行と並ぶ打ち止めの命の
恩人である。ネットワークからの共有記憶でしか知らなかったが、直接会ってみて打ち止めは
どうしようもなく美琴になついてしまった。強くて優しいけど自分ひとりで背負いこんで
自分を責めてしまう、そして何より命にかけて自分を守ると言ってくれた。そんな大好きな美琴お姉さまを打ち止めは大好きになっていた。もし自分がまっとうな人間として生まれてきていて姉と言う存在がいたならばそれは美琴以外にはありえないだろうと打ち止めは思う。


思考の渦から切り離される。気がつくと自分の手を握っていた美琴はいなくなっていた。
少し考えればトレイを持つために両手がふさがるので手を握られていないのは当然なのだが
お姉ちゃんっ子になりかけている打ち止めはひどく混乱した。

周りを見回すが夕食時でにぎわったフードコートには自分よりも背の高い大人ばかりで
まったく前が見えない。

不安な気持ちで見回していると神は打ち止めを見はなさなかったのか見覚えのある
茶髪をした女性の背中が見えた。


躊躇せずに打ち止めはその背中にだきついた、というより飛びついた。

「おねーさまー勝手にどこかに行くなんてひどいってミサ・・カ・・?」

「あら、・・・・・!!!!!!あなたはミニ美琴ちゃん・・・自分から抱き付いてくるなんて
いい子ね・・・探したのよ」

抱きついた女性は美琴より幾分背が高い、それにかすかに香水の香りがした。
打ち止めの本能が叫んだ。―――この人物は美琴とは似て非なる獰猛なアホ毛
に飢えた獣であることに。

84 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/09/06(火) 02:51:07.71 ID:L20xVFzT0
改行ミスった!!!!不覚・・・・ッ!!
85名も無き被検体774号+:2011/09/06(火) 13:00:33.98 ID:UcFFGvP9i
この>>1には才能を感じる
86ロリミサカ@かなり面白いSS:2011/09/06(火) 20:33:46.59 ID:LaJV+Er80
まとめて、後世まで残すべき
87 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/09/07(水) 03:14:10.24 ID:AAQ/6f3U0
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


上条は上の空であった。美琴に反則並みの技を使われ、ヤンデレシスターに首を食いちぎられる
覚悟をしてまで美琴についてきたはいいが、致死量の電撃を2度食らわせられ、話題からは
ハブられ、おごってくれるはずの夕飯はテーブルにはなく、あるのはバカでかいパフェだけである
良かったことと言えば御坂姉妹による姉妹プレーが見られたことだけである。
・・・これによって上条があることに覚醒してしまったことは言うまでもない。



打ち止めがここにいるということはあの打ち止めの保護者である「携帯の男」も近くにいるとい
うことだ。声からして上条とそうは変わらない歳のように感じたがどうもそれ以前にあの声
を聞いた気がする上条であった。

上条「でも、また妹達が一方通行みたいなやつに狙われたらダメだからな。今度御坂妹に会った
ときにでもいまの妹達のことについて聞いてみるか」

ふうっと上条はため息を漏らす。時計に目をやると七時を過ぎたところ―――夕飯時だ。


自分の名前が呼ばれたことに気付き上条は振り返る

美琴だ。









88 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/09/07(水) 03:19:00.96 ID:AAQ/6f3U0
上条「お〜〜う。やっと帰ってきたか!上条さn」

美琴「打ち止めが、打ち止めがいないのよ!」

上条「え・・・。」

美琴「あたしが・・・トレーなんか持つために打ち止めの手を離したから!!」

上条「おい御坂落ち着け!」

打ち止めと同じく、重度のシスコンに陥りかけている美琴はそれどころではない。
そんな美琴に追い打ちともいうべき事態がおこる。

打ち止め「お姉さま〜〜〜!助け・・・あん!助けてーーってミサ・・はぅう!」

打ち止めの悦びからか恐怖からか分からない悲鳴が上条たちのテーブルの
すぐ後ろにある化粧室から聞こえてきたのだった。
美琴は戸惑うことなく化粧室に入っていく。

美琴「打ち止め!!!!」

美琴はダッシュで化粧室の個室に入る。そこには信じられない光景が広がっていた。
なんと、それは打ち止めのアホ毛を根元までおいしそうにほお張る女の姿だった。
美琴は女の顔が見えないのでまだこちらに気付いていない女を強引に自分のほうに向け
打ち止めを奪い返す。

美琴「あんた!うちの妹に何してんのよ!!・・・え?」

女の顔を見た美琴は唖然とする。

美琴「母・・・こんなとこで何してんの・・?」

美鈴「あら!美琴ちゃんじゃない。驚かさないでよ!とうとう警備員に見つかったかと
思っちゃったわ〜!」

なんとそこにいたのは御坂美琴の母こと御坂美鈴だった。

89名も無き被検体774号+:2011/09/07(水) 14:32:35.12 ID:q3kLXF+B0
乙です
楽しみにしてます
90 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/09/08(木) 03:43:45.97 ID:kAhb2HSV0
>>1です。最近は仕事が忙しく深夜に少しづつ書いてましたが
明日から出張になってしまいました。18日には帰ってくると思います。
帰ってきてからも仕事が忙しいならまた+で立て直します。
休みが取れたらvipで立て直そうと思います。
どちらにしても同じスレタイで立て直します。(おそらく休みは取れないと思うので+で立て直すと思います。)
しょっぱなからトラブルだらけでしたがどうも支援ありがとうございました。
必ず完結させますので、待っていただける方はまっていただけると幸いです
91名も無き被検体774号+:2011/09/08(木) 10:47:31.71 ID:UMkgPOlI0
一応支援しとく
92名も無き被検体774号+:2011/09/12(月) 00:48:06.61 ID:j1w4Uvdl0
あげる
93名も無き被検体774号+:2011/09/12(月) 19:02:04.82 ID:f6ZtfqmE0
期待age
94名も無き被検体774号+:2011/09/13(火) 21:55:56.18 ID:x7FkNZb60
支援
95名も無き被検体774号+:2011/09/15(木) 21:27:52.15 ID:dR5mk6ik0
凄い居良いできだからss速報に移せば良いのに・・・・と思ったw
支援
96名も無き被検体774号+:2011/09/18(日) 00:17:31.50 ID:SZKZnuwI0
支援
97 忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2011/09/20(火) 01:26:58.59 ID:NImC9QhS0
帰りました。続き書きます。


上条、美琴、打ち止め、美琴の母の美鈴はそれぞれの席に座っている。

最初は上条と美琴だけだったのだが今は席がすべて埋まってしまっている。
何ともおかしな光景だ。

美琴「・・・で、なんで母がここにいるのかしら?」

美鈴「あら、聞きたいことがあるのはあたしの方よ?美琴ちゃん」

美鈴が少し驚いた顔で言う。

打ち止め「うう〜、ミサカの自慢のあんてなが〜!あの人がいつも30分かけて
キレイにしてくれてるのに〜ってミサカはミサカはお姉さまと顔だけそっくりの
正体不明の人を恨めしそうに見てみたり〜・・・!」

美鈴にハムハムされたためか打ち止めのアホ毛はしっとりと湿ってうなだれている。

美琴「・・・・」

美鈴「あの子まさか上条くんとの子供なんてことはないでしょう?」

美鈴は顔こそからかうような目つきだが、目は本気だ。
上条がすかさずフォローを入れようとする。

上条「美鈴さんっ!」

美鈴「上条くんは少し控えて・・。ああ、あと昨晩はすごくカッコよかったわよ
美琴ちゃんが惚れるのも仕方ないってことね〜。あ、さっきメール送ったけど見てくれた?」

上条「美鈴さん・・その言い方は・・・」

いやな予感がした上条は向い側の席からの殺気に振り返る。

美琴「あんたね〜。いっつも女の子と居るのは知ってたけど、人の母親に手ェ出すなんて何考えてんのよ〜!」

美琴から立ち上る数億ボルトの電気に上条は思わずたじろいた。
上条は右手を構えながら美琴の誤解を解こうとする。

上条「ちょっと御坂さんっ!あなたのお母様をみてください!すごく、なんかいたずらっぽそう
な笑い浮かべてますって、ちょっと美琴!お願いだから泣きそうな目で見るな!」

打ち止め「???」

美鈴「美琴ちゃん♪」

美琴「母は・・グス・・黙ってて・・ヒック・・今大事な話してんの!」ポロポロ

泣きながらパニクる上条に詰め寄る美琴

その美琴に御坂美鈴はにこやかに言い放った。

美鈴「冗談よ♪」

美琴「」プシュー

美琴は空気が抜けたかの様に脱力した眼で美鈴を見る。
そして美琴をなだめるか否か迷っている上条を見ると真っ赤になって項垂れてしまった。
98 忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2011/09/20(火) 01:38:41.78 ID:NImC9QhS0
美鈴「っとまあ冗談はこれくらいにして」

すでに先ほどの誤解が解けたため美琴は少し赤い顔でチラチラと上条の顔を見ている

かくいう上条はすでに打ち止めのことをどう説明するかですでに先ほどのことは全く
気に留めていないようだ。

美鈴「その子のこと説明してもらえるかしら?」

美琴はそう言われてやっと我に返る。

美鈴は真剣だ言い逃れはできそうもない。

美琴「この子は・・・。」

美鈴「その子あなたのことをお姉さまって呼んでたわよね?あなたの膝の上に
座ってるとこから見て美琴ちゃんにかなり懐いてるみたいだし」

美琴「・・・・」

黙ってしまった美琴を見て上条が言う

上条「美琴、ここは俺が説明を・・・」

美琴「あんたは黙ってて、ぜんぶあたしの責任だからあたしが説明するわ。
それと今日は付き合ってもらって悪かったけど先に帰っててくれない?」

その言葉に上条は別の意味で驚愕する。

上条「はい?ええと御坂さん?上条さんは今日の飯はどうすれば・・」
99名も無き被検体774号+:2011/09/20(火) 09:27:33.44 ID:lat93nLO0
支援
100名も無き被検体774号+:2011/09/20(火) 09:54:35.06 ID:rkiLj/70O
C
101名も無き被検体774号+:2011/09/20(火) 16:14:14.78 ID:tBeqWpGJO
保守
102 【21.9m】 忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2011/09/23(金) 19:07:40.87 ID:GfnFqMMx0
103ロリミサカ@上条さん涙目w:2011/09/25(日) 08:05:22.04 ID:mctXHsUH0
ありがとうございますo(^▽^)o
104名も無き被検体774号+:2011/09/25(日) 09:54:06.93 ID:TZRRTpoj0
たのしみ
105名も無き被検体774号+:2011/09/28(水) 13:03:32.80 ID:r7i3t34nO
保守
106 【9.6m】 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 :2011/09/30(金) 22:43:29.25 ID:CzxYRtah0
107 【4.3m】 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 :2011/10/01(土) 16:17:34.45 ID:fR/K4Lkr0
108名も無き被検体774号+:2011/10/01(土) 19:13:04.83 ID:alCute2q0
続きまだかな…
109名も無き被検体774号+:2011/10/05(水) 01:13:04.65 ID:BcS8tos5O
\(^o^)/?
110名も無き被検体774号+:2011/10/07(金) 05:26:36.27 ID:9WVV6S+g0
(((o(*゚▽゚*)o)))
111名も無き被検体774号+:2011/10/11(火) 21:30:17.05 ID:CdPBUqUtO
1です、ss速報に移そうと思います。
本当にごめんなさい
112名も無き被検体774号+:2011/10/12(水) 19:16:05.14 ID:RQKOOreb0
         ト、 ∧  /|  /| /|  _/|
         |:.:∨:.:ヽ./:.:.:.:!'´:.:.:.:.:.::.:.!'´.:.:.:/
     |\  |:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::. ̄ ̄ ̄ ̄/
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    ト、|:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::∠ _
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 <_:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:!:.:.:.:. 小:.:.:.:.:.:|ヽ:.:.!:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:\
  /:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.::./!:.:./  !:.:.:./  !ハ:.:.:.:.:.::.:.:.:.ト 、>
  厶イ:.:.:.:.:.::.:.:|:.:.:.:.:.::/ V   |.:/   |/ \:.:.:.:|ヽ|
   厶イ:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:/┘ '━━━i,|i━━  |Tヽ\
     /:.:.:.:.:/|:.:.:.:./   =・=  ( =・=   ! トミ.ヾ}
    ,厶ィ:.:.:| 从:.:.|         ヽ     |ノ     いいぜ
     ムィ人  V      /`―´\   ノ}     てめえがいつでも
        |7>へ    ( -=エエエ=-) /V       白星手に入れることが出来るってなら
         _|/   ヽ     `ニニ´  /::: `ー-、     まずはそのふざけた幻想をぶち殺す
       //     `  、     ィ \_::::::::::::\
     /::::い         ` r- く/      ̄ ヽ:::::\
   /::::::::::::\\    ヽ     //        !\:::ハ
. /::::::::::::::::/ \\    \  //         !  Vハ
:::::::::::::::::/     ヽミ二二二二/         !   |:::|
113名も無き被検体774号+:2011/10/13(木) 05:30:15.88 ID:UxrENq8JO
本物かどうかわからないんだが…

とりあえず、本当に移すのなら誘導頼む
114名も無き被検体774号+
>>113
とりあえず、今の段階では「やだね」だ