1 :
名も無き被検体774号+:
昔凄く仲の良かった友達がいた。
その友達との思い出を語る。
と言うか語らせてほしい。
2 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 10:07:57.23 ID:P/lqJNoC0
どうぞ
話を聞こうか
4 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 12:06:53.57 ID:O1I/137z0
5 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 12:25:04.82 ID:b3eLhC+B0
ココの1は夕べの0時までにスレ立て希望だった
このスレは手違いで代行でさっき立ったスレ
要するにここの1はこのスレには居ません
6 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 14:17:15.79 ID:ihW6+lcxO
いつのまにか立ってた。
代行の代行ありがとう。
せっかく立ててもらったし書くよ。
ただ、今は取り込み中なので夜から書く
7 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 18:55:44.65 ID:ihW6+lcxO
帰ってきた。
代行の代行で立ててくれた人ありがとうございます。
書きためとか無いから遅いかもしれんが付き合ってくれ。
8 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 19:02:11.44 ID:ihW6+lcxO
まず一応自分のスペック
性別はメス
身長は164p
23歳
オタクだ。腐女子では無い。
一応本文中では『カナ』って名前にしとく。
今から思い出を語らせてもらう友達の名前は『サキ』にしとこうか。
9 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 19:10:06.34 ID:ihW6+lcxO
サキと自分の出会いは小学校四年の時。
確かサキが三年の時にうちの小学校に引っ越してきた。
その時はクラスが違って話した事も顔も全然知らなかった。
で、四年でクラス替えの時に出会いは訪れる。
サキはその時も別クラスだったんだが、
サキと仲の良かった奴……仮の名を『ネズミ』にしとくか、ネズミと隣の席になったんだ。
ネズミが自分に話しかけてきて意気投合。
なんかよくわかんないけど始業式の放課後に一緒に遊ぶ事になった。
10 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 19:12:41.95 ID:Zl5cgbIzO
パンツは穿いたままで大丈夫か?
つ「チラ裏」
いいんじゃねえの?クソスレなら他に乱立してるし。
13 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 19:15:34.46 ID:ihW6+lcxO
放課後、約束の場所に行くとネズミと仏頂面したサキがいた。
カナ(自分)「誰これ」
ネズミ「隣のクラスのサキ、一緒に遊ぼうと思って」
カナ「そっか、初めてだけどよろしく!」
って、自分がサキの肩をポンって叩こうとしたら脇腹に強烈な痛みが。
ええ、サキさん人の脇腹に蹴りを入れやがりました。
14 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 19:25:06.17 ID:ihW6+lcxO
超唖然とした。
超痛い。
しかし自分はその頃からすでにオタクだったんだ。
そしてその時は格闘ゲームにはまっていた。
だから『何しやがるんだ』とか『蹴られた』とかよりも
「凄い凄い!こんな強い蹴りどうやったら出来んの!?」
と、はしゃいでしまった。
しかしサキからも思いがけないセリフが飛び出した。
サキ「はあ?アホちゃうん自分。サキはアンタをイジメるつもりで来たんやからな」
サキさん、超怖い。
15 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 19:43:49.48 ID:ihW6+lcxO
どうやらサキはネズミが大好きらしく、嫉妬しているようだった。
カナ「え?イジメ?え?」
自分はもちろん混乱した。
サキ「ネズミはうちと一緒に遊ぶ約束しててん、それを横から取られてんから腹立つやん」
カナ「え?でもネズミちゃんから誘ってきたんやけど……なあ?」
ネズミ「……」
おいネズミなんか言えよ。
カナ「うん…ネズミちゃんが遊ぼって言ったから来ただけやもん。カナは自分がおるの知らんかったから……横取りなんてせんよ」
サキ「はあ?ネズミをしつこく遊びに誘ったんちゃうん!」
カナ「え?だからネズミちゃんが誘って来たんやって…ほんまほんま」
サキ「………ほんまに?」
サキ、ネズミ睨む。
どうやらクソネズミ、自分を誘ったはいいが他にサキと約束があったらしく、
どうしようかと思ってサキに『カナって子にしつこく遊びに誘われてる。怖い子やから行かな絶対なんかされる』って嘘ついてたらしい。
で、サキは『自分との約束があったのに横取りされた上自分の大好きなネズミを脅す奴なんて許すまじ』とか思ったらしく、
脇腹に蹴りを入れてきたらしい。
16 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 19:53:36.50 ID:ihW6+lcxO
事情がわかってサキは「ごめん」って謝ってきた。
自分も何故か「こちらこそご迷惑かけました」とか言った。
ネズミは「それじゃダイエーにでも行こ」とか早々とテンションを切り替えていた。
ダイエーに行く途中、サキは何回も
「(´・ω・`)ほんまにさっきはごめんな、お腹大丈夫?」
と聞いてきた。
そんで根は良い子なんだなとか思った。
これがサキとの出会い。
17 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 20:24:31.86 ID:ihW6+lcxO
…あんま需要無いかな。
でも知って欲しいから書き続けるね。
とりあえずそっから、ちょっとづつ仲良くなっていった。
サキはなんというか、ヤンデレ+ヤンキーみたいな奴。
口や行動は乱暴なんだが自分の好きな物には過剰に思い入れをする。
そして自分はサキに気に入られたようでべったりひっつかれた。
そして自分もサキを気に入りネズミ抜きでもよく遊ぶようになった。
18 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 20:26:45.00 ID:dVrui1TG0
みてますよー
19 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 20:36:48.05 ID:ihW6+lcxO
サキと仲良くなっていった頃
父親と母親が仲悪くなっていった。
子供心になんで仲が悪くなったのかわからなかった。
そんで自分が小学校五年に上がる手前で離婚した。
20 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 20:46:07.86 ID:ihW6+lcxO
急に父親がいない生活が始まった。
まあでも意外と普通に過ごせていた。
母親は大学で働いてたから金銭的に問題はなんらなかったから。
しかし五年に上がってから母親の帰りが遅くなる事が多くなった。
ちなみに母親が帰るまでは、一人で留守番は危険だからってんで近くに居たじいちゃんばあちゃん家で母親が迎えに来るの待ってたのね。
だからその頃は母親の帰りが遅くてもじいちゃんばあちゃんが居たから寂しくなかった。
21 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 20:54:30.73 ID:ihW6+lcxO
サキも親が離婚していた。
つってももう再婚していて、義理の父親がいたんだが。
しかしサキも両親が急に離婚し、父親が居なくなる気持ちを知っていたので親身に慰めてくれた。
自分はそれだけで良かった。
気分が晴れたのを覚えている。
22 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:01:00.40 ID:ihW6+lcxO
ある時、
母親から家の合鍵を渡された。
どうやらじいちゃんばあちゃんともめたようだった。
学校帰りにじいちゃんばあちゃんの家に居ず、そのまま家で留守番してろとの事だった。
じいちゃんばあちゃん家にこれからは行かないようにとも言われた。
正直不安だったが、もう小学校高学年になったんだし、大丈夫って自分に言い聞かせた。
しかし、母親は帰りが遅い。10時11時ぐらいに帰ってくる。
母親がお土産にご飯を買って来るのでそれまで待たなきゃならなかった。
小五の時は一人で家でお腹すかせて母親待ってた記憶ばっかり。
23 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:05:48.88 ID:ihW6+lcxO
小学校五年の終わり頃。
サキの家に行った時、サキ母がご飯をご馳走してくれた。
そんで良かったらこれからちょくちょく晩御飯食べにおいでって言ってくれた。
自分はお言葉に甘えてそれからしょっちゅう晩御飯食べにサキの家にお邪魔した。
サキ母は良い人だ。
サキの義理の父も良い人だった。
それからかなり面倒見てもらった。
24 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:07:27.79 ID:LS6xclzEO
よそにスレ立てを頼んだ者です。
間に合ったようでよかった。思う存分語ってください
25 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:11:03.79 ID:O1RH58IB0
見てます
26 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:12:02.38 ID:ihW6+lcxO
小学校六年でやっとサキと一緒のクラスになれてかなりはしゃいだ。
ネズミは違うクラスになった。
サキとの時間が増えてますますサキと自分はべったりになった。
そいで学校で絵本作りとか毎日してた。
放課後もしてた。
絵本っても、マンガみたいなもんで子供らしい下手な絵とその場の思いつきなストーリーなんで今見返してみると『うあああああああああああああ』とか叫びたくなるような内容なんだけど。
でもとにかく楽しかった。
しかしそれを気に入らない奴がいた。
ネズミだ。
27 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:15:29.52 ID:ihW6+lcxO
>>24ありがとう!
ネズミは、サキは自分にべったりだったのに他人にべったりし始めたのが気にくわないようだった。
周囲にサキのあることないこと悪口言いふらしてた。
そんで
サキがイジメられるようになった。
28 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:20:43.38 ID:qdg1kaNy0
29 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:22:13.58 ID:ihW6+lcxO
みんなから「サキには近づかない方がいい」「サキは性格悪いから」とか言われた。
自分はイジメなんてしたくなかった。でも周りがサキと仲良くなるのを邪魔してきた。
何とかしてサキと話したい、つるみたいと思った。
だからみんなに「二人で絵本を書いてるから、それが出来上がるまで待って欲しい」って言い訳してサキに近づき普通に接した。
周囲も何故か「それならしかたない」とか納得して絵本作りの時だけ許可された。
おかげで二人の合作絵本『おしえ君のクリスタルファンタジー』はノート10冊に及ぶ長編になった。
30 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:36:49.44 ID:ihW6+lcxO
サキのイジメが全盛期を迎えた頃、一人の男子が自分達の絵本に興味を示してきた。
裕太(ゆうた)「おしえ君って何歳?」
カナ「10歳やで」
裕太「えええ!10歳やのに大変な冒険してない!?親は!?せめてもうちょっと設定を加えて…三・四歳年齢あげた方が…」
サキ「絵本にケチつけんなよ」
裕太「(´д`;)え…えええ…でもでも〜」
そして気がつけば裕太は二人の描いた絵本の担当みたいになっていた。
裕太経由で自然と他の男子もサキに普通に接するようになっていった。
だもんでネズミの機嫌は下がる一方である。
31 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:42:08.56 ID:dVrui1TG0
あ、駄目だこのスレ
32 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 21:44:35.09 ID:ihW6+lcxO
そんで女子もそのうち話しかけてくれるようになった。
三学期初め頃には嘘のようにみんなと元通りになっていた。
ネズミの機嫌は下がる下がる。
そんである日サキと自分に絶縁状を突きつけた。
手紙の中を開くと、これから一切無視するとの事だった。
裕太「大人になれよ〜」
カナ「…もうええんちゃう?絶交した方がいいよ」
サキ「(:ω:)あかん!ネズミと絶縁なんて…サキは嫌やああああ!!」
そう叫びサキ、絶縁状持ってネズミ追いかけてった。
カナ・裕太「(゜Д゜)」
33 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 22:03:33.09 ID:ihW6+lcxO
そんでよくわからんが、
よくわからんが、本っっっ当によくわからんが仲直りして戻ってきた。
ネズミとサキの関係は良くわからん。
いまだわからん。
まあでもこうしてサキのイジメは一年も持たず一件落着した。
34 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 22:08:58.46 ID:ihW6+lcxO
次は中学の思い出。
中学では柔道部入った。
ちなみにうちの中学は柔道部が強く、近隣からも柔道部目当てで入ってくる子がチラホラいたくらい。
だもんで部員数30人超の大所帯だった。
そのうち女子は自分とサキとマネージャーの三人だけであった。
部活はけっこう楽しかった。
自分とサキには才能がカケラも無かったが楽しかった。
35 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 22:15:53.63 ID:ihW6+lcxO
中学生活はなかなか順調だった。
しかし家庭はボロボロだった。
母親が家にほとんど帰ってこなくなった。
それからサキの家に泊まる事が多くなった。
サキ母とサキ義父は嫌な顔せず面倒見てくれた。
たまに外食も連れてってくれたし旅行も連れてってくれた。
だからいつか二人に恩返し出来たらいいなって思ってた。
しかし、片方に恩返しが出来なくなった。
何故ならサキの義父が事故で亡くなったから。
36 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 22:20:34.49 ID:ihW6+lcxO
放課後にネズミと裕太と一緒にサキの義父の式に出た。
顔は見せてもらえなかった。
それほど酷かったんだと思う。
サキは涙一つ流さず、強がってた。
なんか凄くサキが遠く見えた。
37 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 22:31:53.66 ID:ihW6+lcxO
それからしばらくサキは落ちこんでいた。
義父が亡くなったんだから当たり前だとも思う。
でもいつまでも落ちこんでいてはしょうがない。
だから放課後、部室裏でサキを慰めようと思って呼び出したんだ。
カナ「いつまで落ちこんでる気や?お父さんが心配するで?」
サキ「うん…」
カナ「良いお父さんやったから…気持ちはわかるけどさ」
こんな事を言った途端、サキがその場に泣き崩れた。
自分はわけがわからず呆然としていた。
そしたらサキはこう言った。
「最後まで『お父さん』って呼ばれへんかった」
38 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 22:36:08.39 ID:ihW6+lcxO
ごめん、ネズミにファミレスに呼び出されたからちょっと行ってくる。
次の更新多分深夜過ぎるかも
39 :
名も無き被検体774号+:2011/07/23(土) 22:50:19.58 ID:Zl5cgbIzO
>>38 今も付き合いあるんかwww
行ってらっさーい
なんかサキがthe deceasedな予感...
41 :
名も無き被検体774号+:2011/07/24(日) 21:39:22.54 ID:YpGTnTLJO
まだー?
待機
43 :
名も無き被検体774号+:2011/07/25(月) 20:38:02.50 ID:Nms+dw9r0
まdー
44 :
忍法帖【Lv=27,xxxPT】 :2011/07/25(月) 22:13:31.74 ID:ELWFUtcz0
いつまでパンツ脱いで待ってりゃいいんだよー
46 :
忍法帖【Lv=28,xxxPT】 :2011/07/26(火) 21:36:10.53 ID:+tYO8yWW0
とりあえず皮だけ被っといた
1は戻ってこないと予想