1 :
うらない京 ◆AOXXXXTARDMD :
俺は負けた。正確には最初から負けていた。
コテを始めた当時の俺は受験生だった。、
その鬱屈とした日々の中から生成される負の情念の捌け口を
いつしか2ちゃんねるに求めるようになった。
いかにして他人の負の情念を引き出すかが
俺にとって工夫のしどころであり、2ちゃんねるにおける楽しさの源だった。
相手の精神を砕け散らす度に俺は歓喜した。
しかし、やがて受験生活も終わり、大学生になった。
大学生活は楽しかった。今までの人生の中で一番楽しい。
しかし、負の情念がコテ活動の源であった俺にとって
充足感はコテ活動の障害だった。
それだけではない。
2ちゃんねるで俺を賛美する人が徐々に増えてきたのだ。
俺にとってはこれがとどめだった。
現実世界でも2ちゃんねる世界でも正しい意味で充足してしまったのだ。
負の情念を源にコテ活動をしてきた俺が
その活動によって2ちゃんねるで認められ
そして認められた故にコテ活動の源たる負の情念を失う皮肉。
コテとして俺は抹殺されたのだ。そう、本当に死んだ。
しかし、俺はゾンビだった。
人に認められることで初めて沸くその場所への愛着感。
俺はコテをやめることができなかった。すでに中毒だったのだ。
俺はコテを続けた。
しかし、何度も言うようにコテとしての俺はすでに死んだ。
活動の源を失った充足しきった今の俺を誰も求めていなかった。
それでもなんとか誤魔化して、昔の自分を真似しつつ
もはや負の情念なんてものはないのに、無理やり絞ってそれを糧にコテを続けた。
そうやって誤魔化していても、やがて気付かれる。「このコテは終わった」と。
敗北をした人間は、その敗北を認めることで初めて次の段階を踏むことができる。
俺は敗北を認めず、その敗北を引きずったままコテ活動をしていたのだ。
そんな俺は最初から今までずっと敗北者だったのだ。
だから今、この場をもって長い長い敗北の歴史に終止符を打とう。
自らの敗北を認めることで。
しかし、これは明日の勝利のための宣言である。
忘れてはならない。「最後に勝った者が勝者」だと。
そして、敗北を認めた俺がもはや2ちゃんねる界最強であることは言うまでもない。
以上、敗北宣言もとい最強宣言を終了する。
最強宣言を終了する
まで読んだ
4 :
名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 18:51:45.60 ID:Yr3ZdXEFO
ながいので産業で
5 :
名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 18:55:23.23 ID:Iqr9pQZs0
つまりどういうことなの?
6 :
名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 22:35:58.96 ID:l5Re3/Ji0
2ch楽しい
大学楽しい
俺最強
7 :
◆PolqjiupTk :2011/06/01(水) 22:51:10.89 ID:BcDiLp1f0
8 :
名も無き被検体774号+:
2チャンピオンおめでとう!