1 :
名も無き被検体774号+:
ふと思い出してな。
聞いてくれる?
2 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 01:27:00.18 ID:2Tg/bfF60
寝ようと思っていたがしかたない
3 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 01:27:30.08 ID:pqfLw8SB0
書いてみろ
4 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 01:28:10.15 ID:WESVnIP2O
(・∀・)ノ
好きな子に告白しようとしたら、あまりの緊張で脱糞してしまい、翌日からアダ名は立ち糞になったって話ならいらないぞ…orz
6 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 01:36:38.73 ID:HmxLOMed0
聞く聞く。
7 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 01:38:10.99 ID:n6ui8rQKO
俺は二年前高校2年生というまさに青春真っ盛りだった。
当時俺は生徒会副会長として学校のために尽くしていた。
俺は推薦に受かればいいやという理由で生徒会をやっていた。しかし、そんな概念を覆す人物が現れた。
生徒会長だ。
9 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 01:59:18.18 ID:lNcFsJKI0
俺は後期生徒会ということもあり三年生の会長はほとんど生徒会に顔をだしていなかっため副会長である俺が基本的には仕切っていた。
そして、一月末、俺は久しぶりあった会長に開口一番。
「おい!副会長(ここからはHで)!なんだこの生徒会新聞は!文字ばっかりでつまらないじゃないか!」
俺「別にちゃんと事実を伝えていていいじゃないですか?先生方にも好評でしたし。」
会長「お前はバカか!先生などどうでもいい!問題は生徒だ!いいか?生徒会たるもの生徒に支持されなくては意味がない!」
先生はどうでもいい…言いおった。
俺は思わず仰天した。
10 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 02:00:22.64 ID:iz7i6Nf60
うわつまんね
11 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 02:04:09.34 ID:lNcFsJKI0
翌日から会長は生徒会室に顔を出しだすようになりそのたびに文句を言った。
正直ウザいというのが本音だった。
その度に会長は「お前のことを思って言ってるんだ!ありがたく思え」
と明らかに上から目線で言ってきた。
しまいには蹴りまで入れられた。
俺は影で「まじ。あの会長ウザい…早く卒業すればいいのに。」
しかし友人は「なにいってんだ!あの会長マジで美人じゃん!お前が羨ましいぐらいだよ」
と言う。
確かに会長は見た目だけなら黒髪のセミロングで足も長くスタイルもいいため男子生徒からは人気があった。 俺を除いてな。
12 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 02:07:29.61 ID:2Tg/bfF60
美鶴先輩しか想像できないハァハァ
13 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 02:15:25.73 ID:lNcFsJKI0
それから数日後。
俺は職員室で生徒会の顧問の教師と話していたために遅く帰ることになった。
ふと、生徒会に忘れ物をしたことを思いだし戻ることにした。
生徒会には誰かいた。一瞬、部外者と身構えたが、セミロングの後ろ姿は明らかに俺の天敵であったため。俺は遠慮なく生徒会に入った。
会長「おー!Hか。ご苦労様。ほらこれ、温かいぞ!」
俺「なんで俺がミルクティー好きだって知ってんですか?」
会長「当たり前だろ!?会長たるものメンバーの好きな飲み物ぐらい日頃の行動見てればわかるわ」
意外だと思った。
いつも文句ばかり言っていた会長が自分のとをしっかり見ていたことに驚いていた。
14 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 02:39:24.98 ID:lNcFsJKI0
会長「お前は入ったときから面白い奴だと思ったよ。なんせ推薦が狙いなんだろ?わかるよー私には」
俺「(゚o゚;;へっ?まさかバレるとは…」
会長「バレバレだよ。演説内容でまったく公約を言わなかったからね」
俺「あっ…確かに。しかしよく見てますね?」
会長「だろ?にしてもHとこうして話すのは始めてじゃないか?」
俺「いつも言い争いばかりでしたからねw」
それからしばらくたわいもない話をし続けた。
天敵である会長は俺の話全てにマジメに聞いてくれてあくまで第三者の意見を述べたりとしてくれて非常に話しやすかった。
15 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 02:39:51.30 ID:lNcFsJKI0
気が付けば時計は午後7時近くになっていた。
俺「そろそろ帰りますね。会長は?
会長「私はまだいい。やるべきことがある。」
俺「じゃあ俺も残りますよ。ちょうどやることもありますしね。」
会長「いや、Hは帰れ。どうせ私もすぐ帰る。」
俺「でも会長。明日からは三連休ですよ?早いうちに仕事は」
会長「だめだ。」
俺「はいはい…わかりました。じゃあ帰りますね」
会長「まて!Hの将来の夢ってなんだ?」
俺「へ?まぁ…海外で働きたいですね。あと奥さんもできれば英語が話せる人がいいです」
会長「ふーむ。そか、すまんな。じゃあ気をつけて帰れよ!」
俺は会長と別れて帰宅することにした。
しかし、この何気なくいった理想の奥さんが後から起こる事に関与するなどとうてい思わなかった。
16 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 02:58:25.51 ID:QLge7e7fO
落ちが読めた
17 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 06:48:16.13 ID:+NvJZR8mO
それ二年前に聞いたわ〜
−−−−−−ここまで夢話−−−−−−
19 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 10:29:05.08 ID:/yNn7mPqi
つまらん
20 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 17:10:23.21 ID:FDr4ylo30
テス
21 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 17:18:22.73 ID:s3m/YqvPO
12に同意
22 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 17:37:32.83 ID:FDr4ylo30
なんでこうなるんだ…
俺は紙袋を持ってある人の家に向かっていた。
学校で
俺「あれ?今日会長は?」
書記女子「今日会長なら休みだよ。なんでも、三連休中ずっと学校に来て新聞とか雑務やってたらしいよ」
俺「あのバカ…」
全部自分一人で仕事を片付けて三連休ずっと仕事してれば倒れるわ。
無理しすぎだな。
顧問「おーH!ちょうどよかった!今日、K(会長)の家にこのプリントを持っていてくれんか。家近いだろ。」
俺「え…知らないですよ。てかこの住所…小学校区同じ!…いや、転校という可能性も」
意外にも彼女の家はすぐ近くにあった。
俺は驚きつつ向かうことにした。
そして指定された住所についた。
23 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 17:51:12.95 ID:FDr4ylo30
しかし…中々立派な家じゃないか。
家は和風でいかにも武家の家系みたいな感じ。庭にも松が複数生えており、盆栽、少し濁った小池には鯉が何匹か泳いでいた。
砂利道の上にひかれた複数の平岩の上を若干遊び半分で一個飛ばしで行くと玄関についた。
さて…あれ?チャイムは?
ない………本当にタイムスリップした気分だ。
仕方なく若干強めにノックし開ける。
俺「お邪魔しまーす…」
…………返事がない。
鍵もかかっていないし誰かいるはずだ。
もしや……俺は空き巣というしたくもない想像をしながらあがり恐らく上の階であるはずの会長の自室に向かった。
会長も女の子だ部屋のドアに名刺でもかけてあるに違いない…いやかけてくれてないと困る。
二階に到着!………全部ふすまじゃねーかー…俺は頭を抱えて泣き出したくなった。
いったい…何時代だよ…
しょうがない…奥の部屋からノックして確認してくか。
24 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 18:06:48.07 ID:FDr4ylo30
まず一番奥の部屋。
コンコン…はい?
いきなり当たりかよ…まぁいっか。
俺「会長、大丈夫ですかー」
そこにはベッドの上で涙目になり恐らく護身用の木刀をもって布団に包まっている会長がいた。
会長「H?…はぁ〜。本当に死ぬかと思った。両親は仕事で帰ってくるわけないし鍵はかけたはずなのにどうして誰かうちにいるんだと思って木刀まで構えて、もし敵わずに見知らぬ男で私は処女喪失をし、おまけに殺されるかと思ったよ。 本当によかった…」
俺「大丈夫ですか?あと鍵はかかってませんでしたよ。」
会長は(゚o゚;;という顔になりゴホンと咳払いをした。
普段の学校では考えられない焦りようを見れたことに少し俺は優越感を覚えた。
結局この後、無理のしすぎと軽く説教をしたつもりが、会長はお前の仕事が中途半端などと逆説教を受けてしまう。
後はなんでも無い話などをしていて結局約2時間ぐらい居座っていた。
ちなみに会長の父親は某携帯会社の幹部をしており母親は司法書士、この家は祖父が県会議員をしていた時にかったものらしい。
25 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 18:12:56.72 ID:FDr4ylo30
別れ際、会長は晩御飯を薦めてきたがその日は妹が一人で待っているために帰宅することにした。
会長の机の上にはたくさんの英会話本と英語で書かれた資料があって改めて感心をした。
しかし、数週間前までは天敵だった相手の家にこうも長く居座るとは、世の中変わったものであると高校生ながら思ってしまった。
26 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 18:26:05.41 ID:FDr4ylo30
それから時は過ぎて卒業式を控えた前日。
俺は生徒会の掃除をしていた。
他のメンバーは部活関係や卒業式の準備で不在であった。三年生は午前中授業で帰宅した。
午後6時ごろ。
だいたいの片付けを終えて自販機でミルクティーを買い休憩していた。
その時…
「お前は最後まで中途半端だな」
誰かの声が下ので振り向くと、会長がいた。
俺「あれ?三年生は午前中授業じゃ…」
会長「生徒会室の掃除をしていないことに気付いて戻ってきたのだ。最期までやり遂げるのが当たり前だからな。 それに、中途半端な掃除をされては困る。」
俺「中途半端って…今から再開するところだったんですよ。」
俺は半分以上残っていたミルクティーを飲み干し片付けを再開した。
以前ならこの中途半端という説教にはイライラしていたが、今では会長の俺にたいする一種の合言みたいなものであり、聞いていて何故か心地がよかった。
この説教も明日でお別れとなると少し寂しいものであった。
27 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 18:41:56.43 ID:FDr4ylo30
片付けも終盤に差し掛かってきた所で会長がいきなり。
会長「Hは推薦だろ?それでいいのか?」
俺「え?最初からそう決めていたので今更変えるつもりはありませんよ」
会長「だからお前は中途半端なのだ!」
いきなり会長の口調が強くなり俺の人生にかなりの影響を与えることを言う。
会長「いいか?推薦というのは悪く言えば中途半端なことなんだ。自分の力にキレイに区切りをつけてそこでストップさせてるんだよ。」
会長はいつも以上に男勝りな口調で言った。
会長「お前はそれでいいの?やるなら自分の力を限界までだせよ!Hなら推薦で終わらないはずだ…国公立、旧帝を狙ったほうがいい」
俺「そんな塾の講師みたいなこと…簡単に旧帝大なんて狙えるものじゃないことぐらいわかるよ、だから…」
会長「私は中途半端な人間は大嫌いだ。」
ようは俺のことだ。
会長「卒業式前に見損なったよ。ふん…結局中途半端だったな。」
会長はこういうと足早に帰ってしまった。
俺は呆然としたまま立ち尽くしていた。
何を怒られたのかさっぱり理解ができなかった。
結局俺は片付けの最中も上手く頭が回らず閉門近くまで学校にいた。
28 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 18:42:44.33 ID:FDr4ylo30
いったん落ちます。
あくまで自己満足です。
釣りにすらならない
単なる妄想書き連ねて何が楽しいんだか…
30 :
名も無き被検体774号+:2011/02/08(火) 18:49:29.94 ID:FDr4ylo30
>>29 あくまで思い出話だよ。
若干台詞は美化しているが現実にあったこと。
つづきまだー?
32 :
名も無き被検体774号+:2011/02/10(木) 16:19:01.69 ID:TOo177GS0
つ
33 :
名も無き被検体774号+:2011/02/17(木) 23:39:47.50 ID:rPVJDSyM0
テス
34 :
名も無き被検体774号+:
保守