需要ある?
一人で進めとくわ。
俺の初恋は幼稚園の時だった。
幼稚園っつっても、当時の俺の家は超がつく田舎にあったんだ。
当然人数もすごい少ないし、女の子もそう多くなかったが一人だけめっさかわいい子がいたんよ。
すごい色白で、髪も目も色が薄くて。入園式の時から一目惚れしてたんだ。
で、モテない俺だったけど、その子(Aとしとく)とすごい仲良くなってた。
親の職場が同じで親同士が仲良かったってのもあって、お互いの家に遊びに行くくらい。
なんかまだ小さかったし、「好き」っていう感情がよくわかんなくて、自分のなかで「このもやっとした気持ちは何だろう」って思ってた。
ただ、Aと一緒にいたくてしょうがなかったんだ。
んで、バレンタインデーがやってきた。その頃はただチョコがもらえるイベントだととらえてたんだ。お袋と妹から毎年もらっててさ。
幼稚園では全然もらえなくて、「チョコ食べたいな…」とか思ってたんだ。そんなで帰りが近付いてきて、「チョコ貰えへん…」とか思いながら帰ろうとしたんよ。
で、いつも帰る方向が同じだから一緒に帰ってたAと一緒に帰ったんだ。
5 :
名も無き被検体774号+:2010/09/01(水) 16:22:59.87 ID:rRI+z5b30
んでんで??
一緒に帰りながら俺はAに「チョコたべたいお…」とか漏らしてたのね。
そしたらAが「んじゃあげるよ。」ってきれいにラッピングされたチョコをくれた。
「ありがとう!食っていい?」みたいなノリでその場で開けて食おうとしたんだ。
そしたらAがあわてて「帰ってから開けて!」って言うんだよ。「いや、今食べたいんだもん」って言ってラッピングを開けたんだ。
そしたらポロっとなんか便箋見たいのが包みの中から落ちたんだ。
Aがものすごい勢いでそれを拾って、俺に押しつけながら「もう!これは家に帰ってから見てよ!」って顔を真っ赤にしながら言った。
7 :
名も無き被検体774号+:2010/09/01(水) 16:33:37.36 ID:rRI+z5b30
んでんで?
んで一緒にチョコ食べながら帰って、家に着いてからその便箋みたいのを開けたんだ。
「好き」
って一言だけ書いてあった。
まだ幼稚園で好きっていう感情がよくわかんなくて、スルーしたわけだがw
次の日の幼稚園でAが「…みた?」って話しかけてくれて「ああ、ありがとう」って答えたんだ。
そしたら顔真っ赤にして「…うん」とか言って。
それからなにかあったかというと今まで通りだった訳でw
ホワイトデーとか何もお返しとかしなかったしw
幼稚園はそんな感じで終わって、小学校に舞台は移る。
うちはほんと田舎で、小学校とか一つしかなかったし、幼稚園も一つだけだったから幼稚園のメンバーがそのまま持ち上がるんだ。
人数もすごい少なくて、ひと学年ひとクラスみたいな。
そんな中で、幼稚園の時ほど一緒にはいなかったけどやっぱりAと俺は仲が良いままだった。
毎年チョコもらってたしw
その頃にはもう「好き」って感情が理解できるようになってて、「俺とAは両想いなんかなあ…」とかちょっと悩んだりもしてた。
でも小4の時のバレンタインだか俺の誕生日だかにプレゼントの包みを貰って。
「開けていい?」って聞いたら「うん。」っていうから開けたんだ。
そしたら、ハートの片割れのキーホルダーが入ってた。
Aはぞの反対側のキーホルダーを取り出して「おそろいっ!」ってにへへっと笑顔でいったんだ。
…キュンキュンした。
そんな感じでうまくいっていたんだ。
小4までは。
小5に入ったあたりからAが冷たくなっていった。
話しかけても「ごめん、後で」とか避けられてる感がすごかった。
なんでだろう?俺、なんか悪いことしたっけ…とか考えたけど心当たる節はない。
Aに冷たくされると、胸が苦しくなってしょうがなかった。
どうしたら仲よくしてもらえるんだろう?とか、ずっとそんなことを考えてた。
そして、考えた末に思いついたのが、告白することだった。
今考えるとなんで?wwみたいな発想だけど、あの時の俺にはそれがベストだと思えたんだ。
どうやって告白しようか思案した揚句、Aの誕生日に誕生日プレゼントを渡すとともに告白しようと思った。
そして、プレゼントの準備をしたりなんだりしているうちにAの誕生日を迎えた。
続きは
まだか?
16 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/09/01(水) 21:34:29.35 ID:uY1IfIMI0
ごめん、IDかわったけど1です。遅れました…
Aの誕生日がついにやって来た。
準備したプレゼントもちゃっちいおもちゃの指輪とか、今考えるとwwwな感じだけど、当時の俺には精いっぱいのプレゼントだった。
そして、放課後に教室に残っていてくれるようAに頼んでいた。
放課後の教室はオレンジ色のセピアに染まっていた。そんな中、Aが「…用って何?」と聞いた。
「うん…あ、まずは誕生日おめでとう」と、きれいにラッピングした指輪を渡した。
「…ありがとう」と言ってAは受けとった。
そして、(今しかない)って思った俺は、意を決して言った。
「…あのさ、もしよかったら…俺と付き合ってほしいんだけど…」
…数秒の沈黙。それが、俺にはとても長く感じられたことを今でも覚えている。
すると、Aは泣き出してしまった。
「え、え?」とおろおろしていると、Aは教室から走り去ってしまった。
一人教室に残されて、俺は途方にくれていた。
後で女友達に聞いてわかったことだけど、Aは俺に冷たくしだした頃から俺とは別の同級生のイケメンを好きになっていたらしかった。
でも、幼稚園の頃から馴れ合っていた俺も好きなままで、どうしたらいいかわからなくなったいたそうだ。
そんな時に俺から告白されて、Aはどうしたらいいのかわからなくなって泣き出してしまったらしい。
まあ、そのあとはしばらくシカトされてたし、実質フラれた感じだった。
そして、小5、小6とまったく絡みがないまま時は経って行った。
舞台は、中学へと移り変わる。
ごめん、飯食ってきます。
21 :
名も無き被検体774号+:2010/09/01(水) 22:10:09.43 ID:6HVE4OFh0
恋愛スレとは古きよき+っぽいな
支援
22 :
名も無き被検体774号+:2010/09/01(水) 22:49:04.11 ID:g3oBoVfN0
このふいんき(・・・嫌いじゃない(キリッ
23 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/01(水) 22:51:30.87 ID:zgKFASbZ0 BE:556151933-2BP(1324)
わー中学生
俺の初恋は小学生の時「ゆい」って女の子だったな。
当時は付き合うとかいうのがまだ理解できてなくて片思いのまま終わったかな。
その子は可愛かったし忘れられなくて、こういうの良くないのかもだけど
ずっと自分の子供に名前をつけるとしたら「ゆい」ってしたいと思ってたんだ。
でもその考えも大学に入ってから変わっちゃったな。なぜって
同級生の「ゆい」って子が、ものすごいビッチなんだもん。
アバちゃん笑
26 :
名も無き被検体774号+:2010/09/02(木) 19:19:55.21 ID:/yXzwAOt0
続き期待
27 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/09/03(金) 00:17:20.74 ID:VUJ4ukD/0
遅れますた…
支援あざっす!
>>25 wwwwww
では続きを。
中学校に入って一番最初のイベントと言えば、入学式とクラス分けだと少なくとも俺は思っている。
小学校から持ち上がりで人数は変わらなかったが、無理やりのように2つのクラスに分かれることになっていたんだ、俺の中学は。
初めての学ランにドキドキしながら、中学校へと向かう俺。一番最初に見たのは、クラス分けが表示された掲示板だったんだ。
…Aとは別のクラスになっていた。ちょっとほっとしたような、残念なような複雑な気持ちに俺はなったんだ。
そして迎える、入学式。先輩に迎えられてのくすぐったいような入場。
ふと、Aの姿が見えた。
…めでたいはずの入学式に、Aは涙目でいた。
…?
なんで、Aは涙目なんだろう。
不思議に思いながら入学式を終え、初めてのHRを終えて帰路に就いた。
帰り道の途中、仲の良かった女友達と会った。Aと仲のいい奴だったんだ。
「よお」「お、N(俺)じゃん」
そんな感じで、しばらく初めての中学校の印象とか、たわいもない話をしながら帰ってたんだ。
そんな時、俺はふとAが涙目だったことを思い出して、「そういえばAはなんで涙目だったんだろう?」って言ったんだ。
「ああ、あれね」
女友達は含んだような声で言った。
「なんかね、好きな人と別のクラスになっちゃったかららしいよ。Nのことじゃない?」
続きを期待
支援
「…え?」俺は一瞬頭の中が真っ白になった。「いや…最近全然話してないし…俺Aに嫌われてると思って…」
「いや、わかんないよ?女の子の心は難しいもんだしね。」
「…」
胸が苦しくなった。…本当に?Aが、俺のこと、好きで…?
そんな感じで女友達と別れ、一人悶々とした帰り道をたどったんだ。
なんだか、忘れかけてたAが好きっていう感情が一気に噴き出して、ドキドキが止まらなかった。
つ・・・続きをくれー
32 :
名も無き被検体774号+:2010/09/03(金) 00:43:09.34 ID:h/gTWVtP0
支援
>>29支援あざっす。
…でも、そんなドキドキは長続きしなかったんだ。
入学式から一週間後、中学初の俺と同じ学年内カップルができたっていう噂でもちきりだった。
……Aと、俺と同じクラスになった、小学校の頃Aが好きだったあのイケメンが付き合ったっていう噂でね。
みなさん支援どうもです。
…そうだよな。俺のわけ、ないよな。イケメンの方が、俺よりずっと、顔も、性格もイケメンだもんな。
うん、…しょうがないな。……うん。
そんな感じで、無理矢理自分を納得させたんだ。
それから、部活も、委員会も、中2のクラス分けも、うまいことにAと同じになる機会は全くなかった。
話すことも、絡むこともなかった。というか、避けていた。
そして話は、中3、ちょうど受験直前まで飛ぶ。
余談だけど、中3の頃にまた面白い恋愛話があるんだ。
それ書くと長くなりそうだからまた暇なときに書くよ。
36 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/09/03(金) 01:18:56.41 ID:VUJ4ukD/0
たぶん、俺の運命を変えた中3の冬の補習の日。
今でもはっきりと思い出せる、あの日。
俺は、中学の公立高校受験者向けの補習授業を受けていた。
クラスは関係なく誰でも参加できるタイプのやつで、Aも参加していた。
長く、退屈な授業に窓の外を眺めていた。外は暗く、窓ガラスには幾筋も雨が伝っていた。
傘持ってきといて正解だったな…とか、そんなことを考えながらボーっとしてたんだ。
そして、補習の終了時間がやってきた。みんな一斉に昇降口へと向かう。
「やっべー、俺傘ないや…」とか、そんな声を聞きながら下駄箱から靴を取り出していた。
そんな時、昇降口の外、庇の下で雨の降る暗い空を見上げているAの姿が、人混みに紛れて見えたんだ。
A…イケメンと別れたんだっけ…中2くらいの時だっけ…
そんなことを考えながら少しAを見てたんだ。「
38 :
名も無き被検体774号+:2010/09/03(金) 01:31:24.62 ID:OvSqLxez0
というか、
>>1のスペックうp
初恋が実るとかうらやましいわ。オレの初恋の相手は引っ越しちまって行方知れずだもん(´・ω・`)
そしたら、Aが雨の中を走り出したんだ。どうやら傘を忘れたらしく走って帰るつもりだったんだろうと思う。
Aの家は学校から結構距離がある。それに、まだ12月。雨というより、霙が降っているような感じだった。
…少し、考えた。
そして俺は意を決すると、傘立てから自分の傘をひっつかんで、靴を履きかえて、傘も差さないで走り出したんだ。
…Aを追いかけて。
>>38 身長169 メガネ男子 髪伸ばすと女に間違えられるような顔 今20の大学生
スペックってこんな感じ?よくわかんない…
ksk
霙混じりの雨の中をひたすら走った。雨はけっこう強くて、なかなかに濡れたし寒かった。
で、走るうちに田んぼ沿いの道でAが歩いてるのを見つけたんだ。
その道は、小さい頃はよく一緒に帰った道だった。
…大丈夫かな…しばらく話してないけど…
不安に思いながら、濡れた前髪を掻き上げて傘を差す。
ゆっくりと、前を歩くAに近づく。
どくん、と胸が苦しくなる。
走ったことによるものとは別の、動悸がきつくなる。
Aに近づくと、息を整えてちょっとわざとらしく咳払いをした。
「ごほん」
Aが咳払いに振り向く。濡れた髪が跳ねていた。Aはちょっと驚いたような表情を浮かべた。
「えっと…ひさしぶり。」
思いつく言葉もなく、俺は言った。
「…おひさしぶり。」
Aも話してくれた。
「…傘、持ってないの?」
「…うん。」
また、胸が苦しくなる。
用意していた言葉がのどの辺りでつっかえてうまく出てこない。
それでも、頑張って言った。
「もし…もしさ。よかったら、傘、一緒に差していかない?」
保守
45 :
名も無き被検体774号+:2010/09/03(金) 14:13:41.64 ID:gld3BZ240
なんかいいな
見てるよ、支援する
ていうか同級か
俺も見ている。
ニートだが支援
見てるよ
支援
面白い。
ってかもう寝るから明日見る。
49 :
名も無き被検体774号+:2010/09/04(土) 03:13:47.07 ID:I0Ctlx2u0
続きが気になる
50 :
名も無き被検体774号+:2010/09/04(土) 03:38:19.61 ID:tkew9eNFP
くそぉ、甘酸っぺえなあ
51 :
名も無き被検体774号+:2010/09/04(土) 11:30:56.28 ID:XQNeoKT00
1はどうしたんだ
続きが気になる…
すまない、暇なようで暇じゃなかった…
みんな支援ありがとう。
続きを。
…若干の沈黙。
「…えっ」
Aが声を上げた。
「…風邪…ひいちゃうよ?このまま濡れて帰ったら…」
ドキドキしながらの追撃。
また、若干の沈黙。
そして。
「…うん、お願いする。」
Aは、俺の差していた傘の中へと入ってきた。
いつから振りだろうか、こんな至近距離。3年間はなかったはず。
胸のドキドキが激しくなる。よこをちょっとむけば、Aがいる。Aのシャンプーの匂いがする。
横を向くと、一瞬Aがいなかった。(え!?)と思って若干下を見るとAがいた。
小学校の頃の俺はチビで(今でも十分チビいがwww)、Aの方が若干身長が大きかったんだ。
だからいつもちょっと見上げてたAを、今は見下ろしてる感じになってる。
俺が伸びたのか、Aが伸びないのか。なんだか、3年の月日を強く感じた一瞬だった。
53 :
名も無き被検体774号+:2010/09/04(土) 12:04:37.59 ID:VlvwUhhy0
甘酸っぱい初恋・・・続き気になる・・・
ちょうど、俺の肩のあたりがAの身長だったんだ。
そんな小さくなったAの歩調に合わせて歩き出した。
と、Aが震えてるのが見えた。
「…寒い?」
と俺が聞くと
「…寒くない」
とAが震えた声で言った。
(…寒いんだな)と判断した俺は、肩で傘を支えつつMY鞄を開け、タオルを取り出した。
そして、不意にAの頭にかぶせた。Aはちょっとびくってなってた。
「…拭きなよ。濡れたままだと寒いっしょ?」
「…」
Aは無言のまま、タオルでぐしぐしと髪を拭きだした。
なんとなく、3年前に戻ったような気分になってた。
そんな時。
「N、ちょっと屈んで。」
Aが言った。
「ん?なんで?」
「いいから。」
言われたとおり、屈む。
ふわっ
俺の頭にタオルがかかった。
わしゃわしゃとタオルがAの手と共に動いて、俺の髪の水分を取っていく。
「ちょ!?」
驚いた俺は声を上げる。
「いいから、そのままで。」
Aは言う。
しばらく、わしゃわしゃと髪を拭かれていた。
「…N。」
タオルで視界が塞がれている中、Aが俺の名前を呼んだ。
「…ん?」
「…ありがと。いろいろ。」
「…ううん。」
最高にキュンキュンした一瞬だった。
...終わり、じゃないよな・・・
57 :
名も無き被検体774号+:2010/09/04(土) 16:30:45.88 ID:XQNeoKT00
暇がないんだよな、1は…
続きがくるって、信じてるよ
いま喫茶店でいちごかき氷たべながら読んでる
甘酸っぱい情景が伝わってきていいね
59 :
名も無き被検体774号+:2010/09/04(土) 17:49:45.82 ID:VlvwUhhy0
wktkしながら待ってます〜〜
しっかし・・・なんて羨ましい情景だ事・・・
また時間が空きました…
みなさんすみません、そしてあざっす!
残念なことに、もうちょい続きますwww
髪を拭いてもらった後、俺とAは進路についてや、最近の出来事について話しながら帰った。
そして、右に行けば俺の家、左に行けばAの家へと向かうT字路に差し掛かったんだ。
その時、Aは
「あ、あたしん家こっちだから…」
と傘を抜けて走り出そうとした。
「ちょ、ちょっと待って!家の前まで送ってくよ」
と、俺は思わず叫んで走り出そうとしているAの手をつかんじゃったんだ。無意識に。
wktk
いいなー若いって。
うひょー!
女から退学を迫られた俺の人生とは雲泥の差だw
廊下で女子に呼び止められて
「足短いね」って言われた俺に爪の垢ください
64 :
名も無き被検体774号+:2010/09/04(土) 22:20:52.14 ID:VlvwUhhy0
中学生時代に、人を信用しないと言ってケンカ別れした俺死ねorz
>>1が羨ましい
そんな青春なかったよ
つうか今もくぁwせdrftgyふじこlp
66 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/04(土) 23:10:55.46 ID:V9UoE2S+0 BE:1483070764-2BP(1575)
>>65 >くぁwせdrftgyふじこlp
これって、どういう意味?最近じゃもう見ないけど、流行ってるの???
何年前のやつ???
67 :
名も無き被検体774号+:2010/09/05(日) 09:14:26.23 ID:5vuWmcYSO
ほす
中学、高校のころにファンクラブ作られた俺が来ましたよ
当時流行ってたのが、何かのゲームの罰ゲームが俺のファンクラブに入ること
罰ゲームのために作られたんだ…orz
69 :
名も無き被検体774号+:2010/09/05(日) 21:55:33.66 ID:dnrevKFM0
保守
70 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/05(日) 22:59:12.24 ID:L/aZqIKF0 BE:1483070483-2BP(926)
いや、vip+って保守いらないし。。。
というか、保守って荒らしだし。。。規制対象だし。。。
71 :
名も無き被検体774号+:2010/09/06(月) 23:57:23.35 ID:r0XOLZhOO
もうやめちまったのか
男子校の俺が通りますよっと
73 :
名も無き被検体774号+:2010/09/07(火) 21:14:09.40 ID:2T3V57Et0
まだかまだなのか
続きわくてか!
75 :
名も無き被検体774号+:2010/09/07(火) 21:46:14.22 ID:uCMYFVFl0
続きはまだか・・・
76 :
名も無き被検体774号+:2010/09/07(火) 22:33:39.39 ID:sSz4wGZk0
続きはまだなのか…!!
77 :
名も無き被検体774号+:2010/09/07(火) 23:17:53.95 ID:MZw7XOg40
追いついた、wktk
78 :
名も無き被検体774号+:2010/09/08(水) 00:16:19.02 ID:uxLSLmJg0
楽しみにしてるぜ1よ
続きを早くww
そして夜が明けた…!
続き期待してるよ〜
ほsy
81 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/09(木) 08:50:19.83 ID:D6jkIwH4P BE:896972328-2BP(1509)
いや、続きなんかないし、、、
82 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/09/10(金) 21:56:31.41 ID:4YPKWLnj0
すげえ、まだ残ってた…
しばらくPCが使えない状況でした…
みなさんレスあざっす!
続きを。
Aの手は氷のように冷たかったのをよく覚えている。
「・・・」
Aは無言で握られた手を見つめていた。
「あっ、ごめん!」
慌てて俺は握ってた手を放したんだ。
「…わかった、家の前までお願い」
Aはまた傘の中に戻ってきてくれた。ちょっと、ほっとした。
そして、再び歩き出した時の事。
「…N」
Aが俺の名前を呼んだ。
「なに?」
「…やっぱり寒い。」
そういって、Aは俺の手を握ってくれたんだ。
めちゃくちゃドキドキした。手を繋いだのなんて何年振りだろう。
…Aの手は、冷たいけど暖かかった。胸の苦しさが尋常じゃなかった。
「…あのさ。いいの?」
「…何が?」
「手、つないでて。」
「…うん。あったかいから。」
また、キュンとなった。
「…でもさ、誰かに見られたら…誤解されるかも」
そしたら、Aは
「…よ」
と雨音で消えそうなくらい小さな声で言った。
「え?」
「…なんでもない」
そのあとは何度聞いても「なんでもないよ」としか言ってくれなかった。
ほんとは、その小さな声は聞き取れていた。
でも、耳を疑うような言葉だったから聞き直したんだ。
「…別に、そう思われてもいいよ」
って聞こえたから。
84 :
名も無き被検体774号+:2010/09/10(金) 22:52:24.26 ID:BEj4DN1X0
来てたwwww
待ってたよ~~
後
>>1とAのスペックをkwsk
85 :
名も無き被検体774号+:2010/09/11(土) 07:42:28.95 ID:k6zOKWJ20
1よ!おかえり〜!
待ってたw
続き楽しみにしてるぜ♪( ´θ`)ノ
86 :
名も無き被検体774号+:2010/09/11(土) 09:57:19.05 ID:WS+rKjPX0
追いついた
>>1みたいな恋ってのはそう滅多にできるもんじゃねぇな…羨ましいわ
87 :
[―{}@{}@{}-] ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/11(土) 10:35:24.34 ID:zPpVU4wZP BE:2522731695-2BP(1509)
いや、お前の日記はお前のブログでやれよwww
コメント付けてる奴ら意味わからんwww
地区しょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
>>84 スペックってどんな項目書けばいいの?
教えてくだされ
ドキドキしたまま歩き続けた。
頭の中が泡立って、感覚が研ぎ澄まされるような感じだった。
自分の心音が聞こえる。自分の鼻息がやたら荒く聞こえる。
Aの吐く息の音すら聞こえるような気がした。
「あ、ここまででいいよ」
Aの言葉で我に返った。いつの間にかAの家の前についていた。
「…ほんとにいろいろありがと。…またね。」
Aはそれだけ言うと、握っていた手を解き、するりと傘を抜け出して自分の家に入っていった。
俺は、何も言えないままだった。
そして、キュンキュンしすぎてオーバーフロー気味の頭で今日の出来事を整理しながら帰った。
たぶん、一人でにやけてたりしてキモかったと思うww
90 :
84:2010/09/11(土) 20:54:32.12 ID:PVJiBDwl0
なんだろう・・・そう言われると困ったけど
特徴とか?
伸長高いとか、低いとか
声が低い高いとか
そんな感じで希望www
続き楽しみww
91 :
名も無き被検体774号+:2010/09/11(土) 21:28:33.68 ID:+WMxhtPQ0
追いついた
んでんで
92 :
名も無き被検体774号+:2010/09/12(日) 01:47:30.49 ID:tnX8zGgw0
おかえりぃぃぃぃ!!
楽しみにしてたよ
93 :
名も無き被検体774号+:2010/09/12(日) 12:36:22.73 ID:rxoX+Laf0
追いついたぜ
続きを頼む
94 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/12(日) 12:43:21.08 ID:GMNImimqP BE:1793943348-2BP(2000)
いや、つづきはいらんて
日記だろ?日記はブログかミクシ(笑)でやれよ
95 :
名も無き被検体774号+:2010/09/12(日) 14:21:55.11 ID:JoN7WE1l0
>>94 いくら過疎だからって糞スレみるよりいいだろ
追いついた
続き期待
97 :
名も無き被検体774号+:2010/09/12(日) 19:44:25.97 ID:MaZS3Bb00
支援
98 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/12(日) 22:44:58.44 ID:QxDgw5/F0 BE:1853838656-2BP(2000)
>>95 糞スレってどこにあるスレのこと?
く、糞スレwwwwwwwwwwwwwwwwって言えるほどセンスに溢れてるスレあるの?
99 :
名も無き被検体774号+:2010/09/12(日) 22:59:17.70 ID:m4G42FyK0
100 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/12(日) 23:01:02.16 ID:QxDgw5/F0 BE:617946252-2BP(2000)
宣伝?
101 :
名も無き被検体774号+:2010/09/12(日) 23:53:39.39 ID:+HtVb/lS0
おいついたぞー
102 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/12(日) 23:56:23.36 ID:QxDgw5/F0 BE:1483071438-2BP(2000)
103 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/09/14(火) 23:36:39.99 ID:eAPjbZA40
>>90 A:身長150? 色白 茶っぽい髪 ミディアム 若干ベッキー似? 低めだけど優しい声
俺:身長169 色白 メガネ男子 俳優の本郷奏太?に似てるらしい
当時のスペック。こんなんでいい?
それからはAと時々一緒に帰った。でも、そこにはあの雨の夜のようなドキドキは無かった。
本当に、普通の友達になったような感覚だったんだ。
それからなんの発展もないまま、中学校の卒業式を迎えた。
やたらと長い卒業式を終えた俺は、中学校の友達達と最後にゲームでもして遊ぼうってことになった。
会場は、学校から徒歩40秒のところにある同級生の家。
各自昼飯を調達して集合になった。集合時間は、学校の4限目開始のチャイムが鳴る時間。
昼飯を家主の同級生にたかるつもりだったから、俺は集合時間までの暇を持て余してたんだ。
だから学校の校門のところにあった石碑に腰かけてまったりしてたんだ。
104 :
[―{}@{}@{}-] ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/14(火) 23:38:55.50 ID:x1GiFxi0P BE:448485942-2BP(2000)
105 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/09/14(火) 23:46:48.32 ID:eAPjbZA40
そんな時。
「…N?」
後ろから声がした。
振り返ると、
女友達がいたww
「…なんだよ、変な期待持たせやがって」
「変な期待って何よwww」
「別にw」
そんな感じでだべってた。
「…あーあ、卒業だよな」
「そうだね…」
「あ、そういえば」
「何?」
「AがNの事呼んでたよ」
「…え?」
「…それも校舎裏で。」
校舎裏は、俺の中学校では告白スポットとして名高かったんだ。
「…わかった。今?」
「うん。」
俺は返事もせず石碑から飛び降りると走った。
校舎裏へ。
106 :
[―{}@{}@{}-] ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/15(水) 00:01:52.95 ID:x1GiFxi0P BE:896972328-2BP(2000)
作りこみが甘い。
とうとう破綻した。いや、破綻していたのか
107 :
名も無き被検体774号+:2010/09/15(水) 01:03:37.41 ID:ua3Htp9g0
やっと追い付いたw
続きwkwk
108 :
名も無き被検体774号+:2010/09/15(水) 01:20:20.40 ID:ivC0DZAz0
追いついた。支援。
109 :
名も無き被検体774号+:2010/09/15(水) 12:51:48.44 ID:OMPr+biD0
追いついた!!支援!!
110 :
名も無き被検体774号+:2010/09/15(水) 17:44:05.68 ID:t4yxAs4T0
支援
111 :
名も無き被検体774号+:2010/09/15(水) 20:02:40.76 ID:XyYomN1D0
早く続きを聞かせてくれー
112 :
名も無き被検体774号+:2010/09/15(水) 20:19:15.56 ID:sWpVxgan0
wktk
113 :
ハードM ◆HardM.jTT. :2010/09/15(水) 21:36:01.48 ID:CfJ1FF7TP BE:1681821656-2BP(2000)
支離滅裂wwwwwwwwwwwwwwwwwwww建て直しに
時間かかるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
追いついた
まあゆっくりやってくれ
115 :
90:2010/09/15(水) 23:33:33.42 ID:bGkdzDgK0
スペックthx
楽しみに待っているよ
116 :
名も無き被検体774号+:2010/09/16(木) 22:05:23.22 ID:bPGbdARB0
まだあったのか
支援
117 :
名も無き被検体774号+:2010/09/17(金) 01:44:11.83 ID:d5SmBJ0K0
いいねえ、若いって。w
118 :
名も無き被検体774号+:2010/09/17(金) 13:49:39.68 ID:ypXaIOyn0
ほしゅ
僕は35のおっさんだけど最近初恋のことばかり思い出して涙が止まらん
120 :
名も無き被検体774号+:2010/09/17(金) 22:18:14.54 ID:KJmE/kzC0
ほしゅ
支援
122 :
名も無き被検体774号+:2010/09/18(土) 11:19:00.21 ID:a4mnA0Ld0
しえん
保守
保守
125 :
名も無き被検体774号+:2010/09/20(月) 20:04:37.94 ID:Q9yi5xjW0
ほしゅ
ほしゅ
127 :
名も無き被検体774号+:2010/09/21(火) 18:18:36.45 ID:3ArwIjir0
甘酸っぱいな
羨ましいな
今日も外に出れないや
128 :
名も無き被検体774号+:2010/09/21(火) 18:54:07.11 ID:Ftjn80Y40
つ・・・続きを・・・
俺に続きをぉおおおお・・・(バタッ
129 :
名も無き被検体774号+:2010/09/22(水) 05:56:59.49 ID:JmBMzodW0
しえん
131 :
名も無き被検体774号+:2010/09/23(木) 20:11:42.68 ID:+O5C8H/R0
ほしゅ
保守
133 :
名も無き被検体774号+:2010/09/26(日) 22:03:35.13 ID:zj9prV0F0
ほす
おいついた。
支援。
こんな良スレ落とさん!
135 :
名も無き被検体774号+:2010/09/26(日) 22:26:25.88 ID:7CkahDH90
しえん
136 :
名も無き被検体774号+:2010/09/26(日) 22:27:20.86 ID:7CkahDH90
しししえん
137 :
名も無き被検体774号+:2010/09/26(日) 22:50:52.42 ID:iDf5/fbN0
これは続きに期待
支援!
え、評判良いんかよwwww
139 :
名も無き被検体774号+:2010/09/26(日) 23:33:34.09 ID:j5cWQ+YYO
女子にハンパなく嫌われて男子校に行ったおれが通りますよ
140 :
名も無き被検体774号+:2010/09/26(日) 23:34:25.96 ID:j5cWQ+YYO
女子にハンパなく嫌われて男子校に行ったおれが通りますよ
なんか目から出てくるしょっぺい(つд`)
141 :
90:2010/09/27(月) 00:05:54.34 ID:zu4nMROJ0
保守
はやく続きを。。。そして、俺も片思い(?)だな!!実らせたい><
142 :
名も無き被検体774号+:2010/09/27(月) 01:30:49.49 ID:nVJJT46JO
支援
143 :
名も無き被検体774号+:2010/09/27(月) 10:17:53.31 ID:ery+Z2CZO
俺は他人にいわせればそこそこのスペックだったらしいんだが
中高時代、ひたすらハナクソ食ってたんだよな
高校時代はさすがに自重してたけど、残念ながら中高いっかんの学校だったんだよな
若かったぜ
144 :
名も無き被検体774号+:2010/09/27(月) 10:19:22.36 ID:ery+Z2CZO
中高時代→中学時代
145 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 00:59:17.46 ID:fq9vHRMy0
大学行ってからやな。
自分が相手してやろか。
146 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 01:29:35.27 ID:ndgSGS/UO
保守
147 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 03:06:02.93 ID:ZyBg29qiO
あ
148 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 13:39:48.43 ID:HXUITAVFO
シェン
149 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 18:55:25.32 ID:5Cp9PnNB0
しえん
150 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 21:48:06.75 ID:7ro93iQC0
支援
151 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 21:50:25.21 ID:CPZHu3ml0
いつになったらくるん?
152 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 22:10:32.51 ID:HWdhP7MVO
待ってるよ
153 :
名も無き被検体774号+:2010/09/28(火) 23:54:24.47 ID:H2MHMIFCO
試演
154 :
名も無き被検体774号+:2010/09/29(水) 03:23:09.14 ID:O30KXlvZ0
支援
155 :
名も無き被検体774号+:2010/09/29(水) 19:08:19.08 ID:59X8rtsZ0
こない…
156 :
名も無き被検体774号+:2010/09/29(水) 20:24:09.81 ID:JZZueRYB0
きっとくるさ…
157 :
名も無き被検体774号+:2010/09/29(水) 22:51:19.16 ID:4CCIDXEh0
保守
158 :
名も無き被検体774号+:2010/09/29(水) 23:14:19.58 ID:cBXC3zSXO
終了説
159 :
名も無き被検体774号+:2010/09/30(木) 00:03:10.41 ID:bgNapqBW0
夢オチ説
続きも何も実ったんだろ
って思いつつ続きが気になる・・・・・・
終了説濃厚か
161 :
名も無き被検体774号+:2010/09/30(木) 12:35:54.77 ID:KF7FhYDY0
まってみるか
162 :
名も無き被検体774号+:2010/09/30(木) 15:45:13.65 ID:fOUd+70RO
まだ待つ
支援
163 :
名も無き被検体774号+:2010/09/30(木) 19:02:08.19 ID:KF7FhYDY0
きっと暇じゃなくなったんだな
これは遅すぎだろ
飽きたのか?
まだ待ってみるぜ
こんないい恋したい支援
えー
もういいや
167 :
名も無き被検体774号+:2010/10/01(金) 15:13:48.36 ID:Cci4KiEyO
こい!はぁやくこい!
石の上にも三年('A`)
168 :
名も無き被検体774号+:2010/10/01(金) 20:06:56.91 ID:dBmPy6G/0
sien
久しぶりにきますた
170 :
名も無き被検体774号+:2010/10/01(金) 23:36:59.61 ID:jNYr0EZf0
俺中2だからこれからだ
がんばるお
という事で支援
171 :
名も無き被検体774号+:2010/10/02(土) 00:13:22.05 ID:cxlrgOTmO
先輩に男らしいところ見せるにはどうしたらいい?
後輩としてしか見てくれないんだが…
追いついた・・・と思ったら1いないのか('A`)
173 :
名も無き被検体774号+:2010/10/02(土) 06:52:44.60 ID:nbnS/M4ZO
支援
174 :
名も無き被検体774号+:2010/10/02(土) 10:00:42.87 ID:SXYpwquVO
ほ
久々に来たがまだだったか・・・
176 :
名も無き被検体774号+:2010/10/02(土) 20:43:10.74 ID:Q5SmBXTN0
さすがにそろそろ続きを…
177 :
名も無き被検体774号+:2010/10/02(土) 21:06:30.52 ID:6NMFH7he0
没
178 :
名も無き被検体774号+:2010/10/03(日) 00:15:31.14 ID:ZWDgTNMPO
早く続きを
179 :
名も無き被検体774号+:2010/10/03(日) 00:16:41.86 ID:eh7LcLwTP
1ですが、すっごくめんどくさいです。
追い付いた!
つC
保守
182 :
名も無き被検体774号+:2010/10/03(日) 10:56:51.87 ID:3F/qcQJ+0
>>179 いやいやいや!
こんだけ待ってる人がいるんだ、スレ立てして語り始めたからには
完結ぐらいさせてくれよ頼むからw
183 :
名も無き被検体774号+:2010/10/03(日) 11:08:15.51 ID:Ttb5gOz20
1は今何歳なんだ?
幼稚園の頃から9年越しって今13歳くらいって事?
でも卒業って書いてあるしなぁ・・・。
自分は18年越しで結婚するから興味あって覗いてみたけど1いねーし
よくわかんね
186 :
名も無き被検体774号+:2010/10/14(木) 09:17:54.89 ID:rpXXuLxB0
支援… はもうみんなしないのか?
187 :
名も無き被検体774号+:2010/10/14(木) 19:06:08.30 ID:Ox/qnekR0
支援
188 :
90:2010/10/14(木) 21:59:34.12 ID:Pxslxlhe0
支援 書くの大変だけどがんがって
189 :
名も無き被検体774号+:2010/10/17(日) 00:10:09.32 ID:okIkAD0l0
支援
190 :
名も無き被検体774号+:2010/10/17(日) 01:10:27.95 ID:tTSEV1BqO
中学生時代、初恋の人に毎日「きもい」「馬鹿でしょ」みたいな事を話す機会を作りたくて言ってた。でも彼は相当嫌だったみたいで、ある日私の前でキレて机を蹴られた。その時の言葉に私の初恋は終わったけど1は小学生で告白とか、私は小学生以外すぎて泣けてきた(笑)
支援してます
191 :
名も無き被検体774号+:2010/10/17(日) 01:37:46.82 ID:3XyvGXEp0
支援
192 :
名も無き被検体774号+:2010/10/17(日) 01:53:07.05 ID:tRiyMdV90
193 :
名も無き被検体774号+:2010/10/17(日) 07:33:03.90 ID:pGz41M9U0
s
194 :
名も無き被検体774号+:2010/10/17(日) 09:05:17.91 ID:LU7nX+uFO
初恋がナビィの俺はどうすればいいですか?
いいよなあ俺なんか20年越しでふと思い出してしまったぜ
支援
197 :
名も無き被検体774号+:2010/10/19(火) 15:23:38.36 ID:16Yk8sbYO
終わり?
198 :
名も無き被検体774号+:2010/10/19(火) 16:22:40.26 ID:eZcCeScJO
私怨
199 :
名も無き被検体774号+:2010/10/19(火) 22:17:36.00 ID:taCGjgC8O
支援
200 :
名も無き被検体774号+:2010/10/25(月) 19:50:23.88 ID:fzPwG/5C0
もう〜終わり〜だね
201 :
名も無き被検体774号+:2010/10/27(水) 12:24:36.07 ID:G19sfFs1O
紫煙
202 :
名も無き被検体774号+:2010/10/27(水) 22:20:08.11 ID:0lZMPEKPO
支援してみる。
203 :
名も無き被検体774号+:2010/10/28(木) 16:15:10.45 ID:DsupJUebO
支援
204 :
名も無き被検体774号+:2010/10/30(土) 00:54:13.20 ID:+XfbhYOH0
支援
>>1よ面倒になったのも分かるけど
出来れば皆の期待にこたえてほしい><
205 :
名も無き被検体774号+:2010/10/30(土) 20:09:26.97 ID:JqCQjbwp0
支援
俺も人の事は言えないが、まだ支援する人がいるってのは相当凄い事だな
206 :
名も無き被検体774号+:2010/10/30(土) 23:48:04.71 ID:ENqzohtGO
207 :
名も無き被検体774号+:2010/11/03(水) 00:40:21.32 ID:CUY8JshDO
もう終わりだね
209 :
名も無き被検体774号+:2010/11/18(木) 23:16:59.51 ID:OmDql8d00
つづきが楽しみ
つれもいっしょだからまたせんでくれ
210 :
名も無き被検体774号+:2010/11/19(金) 00:50:35.87 ID:lFetVfBvO
え??こんな中途半端で終わらせる気??だったら最初っから書くなよw
211 :
名も無き被検体774号+:2010/11/19(金) 22:43:55.77 ID:ZY+eD8Af0
212 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 00:55:30.32 ID:lCaeqmgPO
…残ってるとは思わなかった…
…遅れてすみませんでした。
落ちたもんだと思ってました…
続き、行きます。
213 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 01:05:33.51 ID:lCaeqmgPO
鳥つけといてよかった…
続きです。
俺は走った。
卒業式が終わった後、かっこつけ+寒さ対策の為に学ランの下に着たパーカーのフードが膨らんで抵抗となり、すごく邪魔臭かった。
でも走った。
Aが待ってる。
そう思うだけで、胸がはっちゃけて痛かった。
しばらく走って、ようやく校舎裏に着いた。
この角を曲がれば、校舎裏において告白スポットとして名高い、校舎の影になって周りから見えないデッドスペースだ。
肩で息をしながら、疲労と緊張で震える足を奮い起たせながら、そっと角を曲がる。
Aがいた。
春一番だかなんだかわからないが、強めね風に栗色の髪をなびかせながら。
「…N、ほんとに来た。」
Aが言った。
「…いや、…呼ばれりゃ…行くっしょ…」
息切れ切れに答える。
214 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 01:11:06.07 ID:lCaeqmgPO
すげぇ、こんなに書き込みある…
皆さん、ありがとうございます。そして本当に申し訳ありません。
俺は今地方の大学に通ってる20歳のフツメンです。
メガネ男子、イベントでよく女装させられるような女顔、170のふつうの身長、体重50キロのやせっぽちですw
215 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 01:19:26.88 ID:lCaeqmgPO
続きです。
「…まあ、そうか」
Aは言った。
「…だろ」
ようやく整ってきた息で俺は答えた。
「…で、何?どうした?」
少しの沈黙の後、俺は言った。
「ん、ちょっとね。これ、あげる。」
Aはそう言いながら水色の便箋を俺に渡した。
「何?手紙?そんなセンチな子だっけ、Aw」
少し、いやかなりドキドキしだした胸の高鳴りを誤魔化すようにちょっと嫌みっぽく言った。
「ちがうよw開ければわかるけど、あたしのケータイの番号とアドレス。N、ケータイまだ持ってないんでしょ?」
「あ、うん、持ってない。」
「ん。それじゃ、ケータイ持ったら真っ先に連絡くれる?」
「…ん、わかった」
216 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 01:25:20.54 ID:lCaeqmgPO
俺とAは違う高校に進学することが決まっており、俺は市1つ分くらい離れた高校に、Aは地元の高校に合格していた。
それで、俺はたまたま進学先の高校の近くで、ばあちゃんが1人暮らしをしていたので、そこに引っ越す事を決めていた。
Aは実家から通うので、俺とAはけっこう離れてしまうことになっていた。
217 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 01:41:23.34 ID:lCaeqmgPO
便箋の受け渡しの後、俺とAは2人並んで校舎の壁に背中を預けて灰色の空を眺めていた。
ちらり、ちらりと雪が降り始めていた。
「…ねぇ、N」
長かった沈黙を破ってAが声をかけてきた。
「…ん?」
「あたしとNさぁ…高校離れちゃうじゃん?」
「…ん」
「あたし達って、幼稚園から中学まで一緒だったじゃん?」
「うん」
「…こう、今まで一緒に居たのに離れるのって、どんな気持ちかな」
ドキッとした。
Aの視線を感じたけど、Aの方は向かずに、向けずに空を見つめたままでいた。
「…」
俺は無言でいた。
と言うか、ドキドキして何も言えなかった。
「…いや、全体的によ?ずっと幼稚園から中学まで持ち上がりで同じ面子だったから、それがそれぞれ別の学校に行くのって意味合い。」
Aが言った。その一言で、緊張が解けた。
「…ああ、なんだw」
少し、残念に思いながら俺は言った。
「ww」
「まぁそうだよなw俺達、中学でほとんど絡まなかったしなwww」
「ww、ねw」
「www」
しばらく笑っていた。
なんだか、これが中学最後だっていう気がしなかった。
こんな感じで、ずっと笑い合えていたらいいな、なんて思った。
218 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 02:04:45.20 ID:lCaeqmgPO
しばらく笑った後、他愛もない話をとりとめなくしていた。
高校入ったらどんな部活をしたいか、どんな生活が待っているのか、友達増えるかなぁ、とか。
とにかく、居心地のいい時間だったことを覚えている。
そんな時。
キーン
コーン
カーン
コーン…
チャイムが鳴った。
集合の合図だ。
「あ、ごめん、俺約束あるから行かなきゃ」
会話を切って言った。
「…ん、わかった」
Aが言った。声のトーンがさっきまでより下がっていた。
「ん-…よし、じゃ、行くわ」
校舎から背中を離して伸びをし、俺は言った。
「…」
Aは無言だった。俯いたまま。
「…A?」
声をかけた。
「…N」
「ん?」
「…あのさ…約束、してほしいんだ」
「…約束?」
219 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/22(月) 02:09:40.29 ID:lCaeqmgPO
「…うん。Nがケータイ買ったら、真っ先にあたしに連絡ちょうだい」
「…わかった」
すこし胸が苦しくなりながら答えた。
「…んじゃ、指切りしよ」
「…指切り?んなガキみたいなww」
「…いいから」
「…む」
ゆびきーりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます、ゆびきった!
いつしかぶりな指切りをした。
「…約束だよ」
俯いてAは言った。
「…ん、わかった」
そして、沈黙。
sage忘れてた…すみません
沈黙を破って、言った。
「…ごめん、もう行くわ」
「…」
まだ、Aは黙ったままだ。
「…A?どうした?」
「………いよ…」
Aが消え入りそうな声で言った。
「…え?」
きゅっ、と俺の学ランの端を掴んでAは言った。
「…やっぱり……寂しいよ……」
ぽた、と水滴が落ちた。
Aは泣いていた。
221 :
名も無き被検体774号+:2010/11/22(月) 02:28:14.26 ID:XtdIYqXXO
間違えて+に来たけどナイスタイミングだったようだ
追いついた
さっきは告白する前に振られたスレ見てたからこれ見てるとテンション上がるわ
続きが気になるがずいぶんマイペースな
>>1だな
のんびり待つか
すみません、今日中に下記終えます…
「…え?」
気の抜けたような声しか出なかった。
堰を切ったようにAは泣き出した。
「…やっぱり……今まで一緒にいて……話さなかった時…とかも…あったけど……寂しいよ…N……」
学ランの端を掴んだまま、ひっくひっく言いながらAは言った。
「……中学…あんまり話さなかったけど……やっぱりNはいつでも…いたし…なんか……いつもいたのに……なんで…話さなかったんだろう…………」
限界だった。
俺は泣きじゃくるAを引き寄せると、ぎゅっと抱き締めた。
Aは、そのまましばらく泣いていた。
俺も泣きそうになるのを必死で堪えた。
切なくてしょうがなかった。
体のどこからか、柔らかくて熱い石みたいなものが喉に集まってきて、喉が、胸が、ぎゅうっと絞られるようで、鼻の奥がつうんと痛くなった。
それを我慢しながらAの頭を落ち着くまで撫で続けた。
「……ごめん、もう大丈夫」
Aはそう言うとそっと俺の腕を外した。
「…なんか、Nがいなくなるって思ったら…すごく切なくなった…」
もうキュンキュンの限界だった。
幼なじみっていいなぁ
おお、おかえり!
待ってたよ!
228 :
名も無き被検体774号+:2010/11/22(月) 12:01:25.52 ID:J5KNHy4BO
>>1おまえのマイペースっぷりにはあきれたが、とりあえず終わらせろ。
229 :
名も無き被検体774号+:2010/11/22(月) 12:43:03.44 ID:ncoTomFEO
うぉ〜>>1じゃないか!!!
待ってたぜ
230 :
名も無き被検体774号+:2010/11/22(月) 22:44:28.90 ID:9c1YhFLTO
231 :
名も無き被検体774号+:2010/11/23(火) 03:43:14.75 ID:sajJahi90
こんな青春送ってる人もいるんだなあ
自分の中学時代のトキメキのなさといったら
まだぁぁぁぁ?
233 :
名も無き被検体774号+:2010/11/23(火) 20:31:18.69 ID:EenqwR0RO
まぁぁぁだぁぁぁぁぁぁぁぁ??
まだ?(・ε・)
235 :
名も無き被検体774号+:2010/11/24(水) 12:45:12.04 ID:+JRZKrOBO
気長に待ってるよ〜
まだぁ!?
すみません、docomo規制に巻き込まれてました…
続きです。
俺は無言でもう一度Aを抱き寄せた。
そして、きつく抱きしめた。
胸がこれ以上ないくらい暴れまわっている。
密着したAからも鼓動が伝わってきた。
俺がドキドキしているのと同じくらい、Aもドキドキしているのが分かった。
「…N?」
Aの声に、ぎゅうっとAを抱きしめることで答えた。
「……N?」
Aが再び聞く。
「…A」
俺はAの名前を呼んだ。
「…なに?」
精いっぱいの勇気と、ありったけの足りない脳みそを絞って、どうこの気持ちを伝えたらいいか考えた。
そして。
「…あのさ、遠恋、したことある?」
「………え?」
「…俺、したことないんだ、遠恋。Aは?」
「……ないけど」
「……そっか」
「…で?」
きっとAも解っていたと思う。
Aの声は震えているような気がした。
そういう俺も声が上擦っていた気がするww
そして、冷や汗とか流しながら、勇気を出していった。
「……遠恋、してみない?」
「……
239 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/25(木) 02:29:13.77 ID:IGkO86EA0
きっと一瞬だったと思う。
でも、月並みな表現だけど、俺には永遠の様に感じられる永い永い一瞬だった。
「………いいよ。」
Aは、確かにそう言った。
240 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/25(木) 02:39:31.77 ID:IGkO86EA0
「…ほんとに?」
「…うん。」
「あ、でもN、一つだけ約束して?」
「…なに?」
「えっちいこと、禁止ね?www」
「…んー…………」
「…それじゃ付き合わないよ?」
「…キスは?」
「んー………ギリOK。」
「…それじゃ、していい?」
「………ん」
抱きしめていた腕を解く。
Aの長めの前髪をそっと寄せる。
Aにキスをした。
今でも思い出せる、俺のファーストキス。
241 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/25(木) 02:46:23.09 ID:IGkO86EA0
と、こんな感じです。
で、今Aはどうしてるのかと言いますと…
中1の時のイケメソ彼氏と結婚したよ馬鹿野郎wwwwwwwwww
結局遠恋は無理でしたwwwwwwwww
高1の秋くらいまでは付き合ってたんだけど、Aとそのイケメソとの浮気が発覚して別れたわwwwwwwwwwwwww
…まあ、一瞬だったけど、俺の初恋は成就しましたw
ということで、長らくお付き合いをいただいた皆さん、ありがとうございました。
そのうち、俺の別の恋愛経験のスレでも立てます。
242 :
名も無き被検体774号+:2010/11/25(木) 03:41:22.14 ID:WeZX53VkO
243 :
名も無き被検体774号+:2010/11/25(木) 07:18:13.16 ID:IPTYP8TvO
お疲れさま
過去があるから今の1が居るって事で…
…イケメソWWW
244 :
名も無き被検体774号+:2010/11/25(木) 08:20:02.46 ID:EGiXAFstO
246 :
名も無き被検体774号+:2010/11/25(木) 20:17:48.61 ID:j4shEKhb0
>>1
乙!!
247 :
名も無き被検体774号+:2010/11/25(木) 21:31:11.48 ID:xQ9GPE3cO
乙
248 :
名も無き被検体774号+:2010/11/25(木) 23:15:36.13 ID:cg+xozto0
>>1復活しててびっくりしたww
しかも今日じゃねぇか・・・・
切なくてよかった><
次スレなんて言わずに、ここのスレ使えよ!
因みに俺も、19だけど同い年だwww早生まれの1月だからなww
勇気でた!明日、好きなこと話す約束してたから告白してくる
ありがとう!
>>1よ
249 :
名も無き被検体774号+:2010/11/26(金) 10:49:35.98 ID:1VWtHt+R0
>>1乙
楽しませてもらったよ
まぁ…人生これからだ!
乙
おれも久々にきゅんきゅんしちまったぞ
251 :
名も無き被検体774号+:2010/11/26(金) 20:25:48.76 ID:2+6sKoviO
面白かったよ(*^^*)
お疲れ様です♪
252 :
名も無き被検体774号+:2010/11/26(金) 21:24:02.73 ID:WvtWb64lO
(;´Д`)ハァハァ
253 :
名も無き被検体774号+:2010/11/26(金) 21:32:16.78 ID:9tI06EwxO
実ったのぉ〜?
心からおめでとう
254 :
名も無き被検体774号+:2010/11/26(金) 21:32:23.90 ID:kMMdhxF8O
おもしろかったっす!!
255 :
名も無き被検体774号+:2010/11/26(金) 21:57:37.63 ID:buPgvRe80
なかなか文才のあるやつだな。俺より4つも年下のくせに。
中3のときの恋愛話、おもしろいんだったらあげてくれ。
お疲れ!!
256 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/26(金) 22:46:19.47 ID:EfkLgseB0
皆さんあざっす><
>>248 どうだった!?気になる…
中3の時の話書こうと思うんだけど…いっていいすか?
(´・ω・)
258 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/26(金) 22:59:00.24 ID:EfkLgseB0
んじゃいかせていただきやすwww
俺が中3の頃の話だ。ちょうど、夏。
部活でやっていたソフトテニスで、団体戦のレギュラーとなって最後の大会である中体連に向けて頑張っていた頃。
俺は、中学男子らしく恋をしていた。
思春期丸出しで青春真っ盛りだった俺は、だれにも相談できずに一人想い悩んでいた。
そんな俺の変調に気づいたらしく、テニスのペアで、幼稚園からの付き合いだったFからも
「おい、何か悩んでんのか?悩んでんだったら話せよ!?俺たちは親友だろ!?」
なんて青臭いセリフをかけられたりしていた。
そんなFの青臭いセリフもかわしつつ、俺は一人で恋を成就させようと奔走した。
好きな女の子=H。Hの周囲の女の子から情報を、砂粒を拾い集めるように少しずつ収集していった。
塵も積もれば何とやら、Hの誕生日から血液型、好きな食べ物、好きなアーティストなどのプロフィールに始まり、彼氏の有無まで調べ上げた。
今考えると完璧ストーカーwwwアブねえwww
どうやらHには彼氏がいないようであった。
その情報を耳にした瞬間、俺は
「思い立った日が吉日!!」
と、NO PLANで告白することを決めた。
そうか、1はイケメンと結婚したのか…おめでとう!!
Hを、俺のホームで部活が終わると人気がなくなるテニスコートに呼び出し、ドキドキしながら待った。
指定した時間より数分遅れてHは来た。
部活も終わり、茜色の空が少しずつ群青色に滲み出す時間帯。
少し、冷え始めた風が葉桜を揺らしていった。
「…話って、何?Nくん。」
俺の普通じゃない雰囲気に気づいたのか、少し緊張気味にHは言った。
緊張していた俺は、用意していたセリフを一気に言った。
「ん、っと、…とちゅ、突然ごめん。もしよかったら…ちゅ、付き合ってほしいんだ…だめかな?」
カミカミに、うまく目も合わせられず、右斜め前下辺りを見ながら言った。
心臓が暴れだす。冷や汗が背中を伝う。持病の心室性期外収縮も顔を出す。胸が、苦しい。
少しの沈黙。
そして。
>>260 だったらいいのにね…ww
「…ごめんね。あたしNくんのこと、そういう風に見れない…」
使い古された、ドラマのセリフの様だった。頭の中で響く、現実が薄れていく。
目から滲みだす水を零さないように右斜め前上を見ながら、
「…そっか。…ごめん。そして、ありがと。きちんとふってくれて…じゃあ、ね。ごめん。」
とか、心の中で(うわ、俺こんなクサいセリフ吐いてるwwwかっけえwww)とか若干中二病になりながら、その場を後にした。
なんとか、Hの前では涙を見せずにいられた。
しょうがないよなー。うん。
あきらめるしかないよなー。あんなにスッパリふられたらもうなーww
…うん。
そんな風に自分に言い聞かせながら、涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔を誰にも見せないように裏道を通って帰った。
ここで一言言いたい。
神様とかいう奴がいるならば、本当に意地の悪い野郎だと、俺は思う。
告白から一週間くらいが経った頃だろうか。傷心から立ち直り始めていた頃だったと思う。
その日の朝、学校へ行くと新しく誕生した学年カップルの話で持ち切りだった。
「おい、N!聞いたか?新しい学年カップルが生まれたぜ!www」
同じソフトテニス部で部長のKが話しかけてきた。
「お、まじで!?w、ちょ、誰よ?www」
若干の傷心を気取られないよう、通常よりテンション高めで答えた。
「お前が聞いたら驚くぜ?wwなんせFだからなwwwwwww」
「マジかよwwwwwwあの万年フラれ男にwwwっで、誰よ、相手wwwww」
フラれた直後で若干後ろめたかったが、Fを笑ってやった。そして、Fを誰よりも祝福してやろうと思った。
Kの次の言葉を聞くまでは。
「聞いて驚くなよ……www………あのHちゃんだwwww」
一瞬脳から血液が全部心臓に吸い取られた気がした。
次の瞬間、今度は心臓が空っぽになって全身がじゅわっと泡立ち、痺れた。
「…へぇ…そうなんだ…知らなかったよw」
「なんだ、ペアなのに知らなかったのかよwwwま、あったらおめでとうくらい言ってやれよ?」
「おう、ありがと…」
「お、一時間目始まるぜ。」
チャイム。そして、授業が始まった。
内容が頭に入ってこない。
ぐるぐると「H」「F」「恋人同士?」「…恋敵?」「でも親友」「テニスのペアだし」なんていう繋がらない思考が頭を巡っていた。
気分が悪い。
限界だった。それくらい、Hが好きだったし、Fも大事だった。
「…先生。…気分悪いんで、保健室、いっていいすかね…?」
「おう、N…顔色悪いな、お前。早く行け。」
「…あざっす」
その足でトイレに行き、泣いた。久々にしゃっくりが出るまで、泣いた。
泣いても泣いても、涙は止まらないし、喉に熱くて柔らかい石みたいなのが詰まって苦しかった。
散々泣いた後、顔を洗って保健室に行き、ベッドで寝かせてもらった。
外から聞こえる蝉の鳴き声に、(こっちが泣きてぇよ…)とか呟きつつ、布団で顔を隠してまた泣いた。
次の日から学校に行くと保健室に直行するようになった。
「頭痛いっす…」「気分悪いっす…」と、何かしら理由をつけて保健室で眠る。そんな生活になっていた。
教室に行きたくない。Fは、同じクラスだ。どんな顔で会えばいいんだろう。つか、普通に話せるのか。
とにかく、顔を合わせたくない。そう思っていた。
保健室生活、4日目。そのくらい。イベントが起きた。
昼休みに、Fが一人で様子を見に来た。
「おーい、N。生きてっかww給食、お前の分持ってきたぜ。」
Fの顔を見た瞬間、心室性期外収縮が牙を剥いた。冷や汗が流れる。
「あ、ああ…ありがとう。そこ置いといてくれ…」
なんとか言葉を絞り出した。
「だいぶ調子悪そうだな…無理すんなよ」
「ああ…だるくてさ。授業めんどいしな…」
「そーだなwでも、できたら部活ぐらい顔出せよ?中体連近いしな。」
「ん、すまん。…ちゃんと顔出すわ。」
「ペアいないと練習になんないしなww…なんとか、無理しない程度に…な?」
「…ああ。一応レギュラーだしな。…みんなに迷惑かかるし。」
「ま、俺たちが勝たなくても勝つだろうけどなwww」
「…だなw」
少しずつ、胸の苦しさは無くなっていった。
よかった。普通に喋れてる。
そりゃそうだ、幼稚園からの付き合いだし。
…別に俺が気にしなけりゃいいだけの話だ。
そう思った。
そんな時、疑問が俺の頭を過った。
Fは、俺がHに告白したこと、知ってるのか?
その疑問の答えは、すぐに分かった。
せつねぇ
「なぁ、N。ところでさ…俺、Hと付き合うことになったんだけど…知ってるか?」
胸が再び苦しくなった。頭の芯が、ゆっくりと麻酔されていくのが解った。
「…へー、そうなんだ…知らなかった、おめでとう。」
「さんきゅwwいやー、俺さ、ずっと前からHの事が好きでさ…Nにも相談できなくて。」
「…ああ。」
「Nは好きな子とかいないのか?もしかして、まだAのこと…w」
「…ちげえわ。いないよ」
「そっか…がんばれよwww」
Fは俺がHに告白したことを知らない。確信した。
Fは皮肉でこんなことする奴じゃない。
知らないんだ。
表情が作れない。
舌が回らない。
胃がきゅうきゅうと腹筋に絞り上げられていく。
そんな俺に、Fが追い打ちをかけるように言った。
「で、N。頼みがあるんだ。俺、恋愛経験少ないじゃん?これから悩むこととか、いっぱいあると思うんだ。」
「…ああ。」
「で、Nは俺よか恋愛はしてるじゃん?Aとかさwwwだから、困ったときにNに相談したいと思うんだけど…」
途中からはあまりうまく聞き取れなかった。
後悔した。
Hにフラれたこと、笑い話にしてFにでも話しときゃこんなことにならなかったろうに。
「…N?聞いてるか?…大丈夫か?汗尋常じゃねぇぞ?」
はっと気が付くと、Fが心配そうに俺の顔を見ていた。
「……ああ、わかった。」
腹の中がミキサーにかけられているのを感じながら、何とか答えた。
この状況苦しいな
その日の夜、学校から親に連絡が行き、保健室登校がバレた。
こっぴどく叱られ、普通に登校するしかなくなった。
地獄だった。
Hが諦められない自分がいた。
Fを親友として大好きな自分もいた。
その矛盾に挟まれながら、何もできないまま、むしろFとHの関係をアドバイスすることによって助長してしまっている自分がいた。
…Fにする恋愛に関するアドバイスは、全部俺がHにしたかったことだった。
Fは逐一アドバイスを求めてきて、その報告をしてくれた。
「昨日の帰りさ、上手く手を繋げなかったんだけど…そうすりゃいい?」
「この前の日曜のデート、うまくいったぜwNのデートプラン最高だったぜwwありがとうw」
「今度隣の市まで遊びに行こうと思うんだけど、N、どこかいいスポット知らない?」
「おい、Nwww聞いてくれよwww…昨日、ついに俺のファーストキスをHに捧げちまったぜwww」
…悪気がないのはわかっていたが、比喩でなく、死ぬほどきつかった。
272 :
1 ◆LUMFQ0Vuok :2010/11/27(土) 01:03:25.14 ID:wqRkA7MP0
Fの報告の度に、気分が悪くなったり、隠れて泣いたりした。
自分でしたことなのに、自分を追い込んでいた。
俺がHにフラれたことを話せば、少しは苦しくなくなるのかな。
何度そう思っただろう。
だけど、中学最後の大会前。話せばギクシャクしてテニスどころじゃなくなる。
3年間頑張ってきたことを、無駄にしたくないという変な意地があった。
そして。
「N、ちょっと便所つきあえよ。」
「ん、いいぜ。」
昼休みの事だった。トイレに行くと、Fは個室に入って手招きをした。
俺が個室に一緒に入ると、Fは鍵をかけた。
「なんだよw個室に男2人ってwwwアッーはやめてくれよwww」
「ちゃうわwwいや、ほかの誰にも聞かれたくなくてな…」
「ん、何よ?ww」
いやな予感がした。そして、それは的中してしまった。
「N、聞いてくれ。……俺はついに、漢、って奴になっちまった…ww」
「…え?」
「…誰にも言うなよ?Hと、昨日、Hの家で、初体験を済ませてきたのさwww」
「…そうか、おめでとう。」
「さんきゅwwwNも早く済ませろよwww」
「……先、行っててくれないか?」
「おう。ほんとーに、誰にも言うなよ?ww」
そういうと、Fは個室から出て行った。
「…言えねえよ、アホ」
トイレからFが出て行ったのを確認すると、個室に再び鍵をかけた。
その瞬間、口の中にゴポッと胃から内容物がせりあがってくるのを感じた。
吐いた。
頭の中で、何億匹もの蚊が唸っている。
何も見えない。
何も聞こえない。
何も考えられない。
なに?Fは、Hと、セックスしたの?へー。へぇー。
また、口の中に給食のなれの果てがこみ上げる。
吐いた。
もっと、吐いた。
あーあ…、と、少しずつ冷静になる。
トイレットペーパーで口の周りを拭き、鼻をかむと、吐瀉物で汚れた便座も拭く。
きれいになった便座に、だらん、と座り込む。
…おいおい、俺はどんだけHのこと好きなのよ?
…もう諦めようぜ?俺。
どれだけ自分に言い聞かせても、駄目だった。
きりきり、きりきりと胸に螺子を捻じ込まれているようだった。
また、涙がぽろぽろ溢れ出して、しゃっくりが止まらなくなって、そのまま午後の授業をサボった。
とりあえず、こんな感じです。
続きはあるけど、ちょっと寝ます。
やっとおいついた。期待。
279 :
名も無き被検体774号+:2010/11/27(土) 06:02:07.07 ID:geZCOaU30
せつねぇ・・・
因みに、248です
来週になってしまったwwww
今週時間が無くて話せなかったorz
取り敢えず、続き期待してるぜ!
281 :
名も無き被検体774号+:2010/12/07(火) 07:47:47.08 ID:w8SnK4SxO
くだらねぇ妄想はチラシの裏にでも書いてろよ
この童貞野郎が!
282 :
名も無き被検体774号+:2010/12/07(火) 09:20:25.11 ID:IHU9gIIQ0
んーふふふふふふっふーふふふっーふふぅふふふふふーふっーふっーふ!
誰かこの歌知らない?
283 :
名も無き被検体774号+:2010/12/12(日) 18:19:24.39 ID:qn3DsBJC0
続きはまだかね?
284 :
ハードM ◆HardM.jTT. :
!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP343使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
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