もうすぐ親友の命日なんだ

初めてスレたてる。
もうすぐ命日って言っても、まだ１ヵ月以上あるんだが。

あいつと出会ったのは高校１年の時で、
自分なまぁ割と早くから友達が出来て騒いだりしてたんだ。
そのうち仲間から
「Ｙって毛が濃いしキモイ」って言われて気になり始めた。
Ｙってのが親友なんだけど。

最初は自分も
「本当に濃いなぁ。Ｙって嫌われてるんだ」って思って、
Ｙには近づかなかったし、あっちも近づいてこなかった。
全くと言ってもいいほど接点も出来なくて、
なにもないまま６月の衣替えになったんだ。

おまえゲイかよ

衣替えをすると余計に毛が目立つんだよ。
自分の学校は、夏用制服に半袖と合服っていう半袖と同じ生地の
長袖の制服があって、Ｙは毎日それを着てた。

＞４
ごめん、自分♀です。

そんなＹを見て周りは
「キモイ」だとか「暑苦しい」とかって毎日騒いでたんだ。
自分も一緒になって騒いでた。

あの時の自分を今殴りたい。

７月に入って、プールの授業があったんだ。
みんな中学の頃の水着で授業を受けるんだけど、
体育にＹの姿がなくて、
自分が室長だったから話を聞いてやれって担任に言われたんだ。

授業が終わってから探したらＹは保健室にいた。

全く話したこと無かったからなんて声をかけていいのか分からなかったよ。
「体育出ないの？」って聞いたのが精いっぱいだった。

「うん。だっていないほうがみんないいでしょ？」
Ｙはこっちを見ない。ずっと俯いてるんだ。

昔から自分は何かと正義感？が強い方だったみたいで、
室長やったり、仲の良いｸﾞﾙｰﾌﾟの子が悪さをしたら謝ったりして、
今回のＹを見た時も、
こんな風にこっちを見ないのは、
関わってないからってからかってた自分のこと知ってるからなんだって
すごく罪悪感を感じた。

そのまま話すこともなく夏休みに入ったんだけど、
夏休み明けにＹを見かけた時、誰かと話してたんだ。
同じクラスの子ではないんだけど、
すごく楽しそうに話してた。

それ見て少し安心したんだ。
一人じゃないじゃんってさ。

ある日、そのＹと話してた子と体育祭の話し合いで同じ種目になって
たまたま話したんだ。
そのときに、
「やっぱりＹっていじめられてるの？」
って言われて「うん。」って答えた。

「そうなんだぁ。昔からなんだよねｗ」
って少し寂しそうにその子は教えてくれた。
Ｙの中学時代の話をね。

話をまとめると

・中学のころからＹは太ってて毛が濃かった。
・そのため中学からいじめられてた。
・本人は「もう慣れた」っていうけどいじめに慣れるってことはない。

だからこの子はクラスが別れてすごく心配だって言ってた。
「いじめ」って聞いてすごく申し訳なく思ったんだ。
昔から色々な人が言うじゃん？
いじめは見てるだけでも加害者だ、とか。
まさにそうだよなって反省したよ。

Ｙはなにも悪いことしてないんだもん。

自分は全然いじめられた経験はないんだけど、
いじめってものすごく辛いんだろうな。
でも毎日学校にくるなんてＹはすげぇって思った。

その日、思い切ってＹに話しかけてみることにした。

自分「Ｙちゃん、体育祭の種目何になったんだっけ？」
Ｙ「え・・・？」
自分「うちはＹちゃんの友達と同じ種目なんだよｗ」
Ｙ「そう・・・なんだ・・・」

え？え？
なんで落ち込むの？！

自分「でね、Ｙちゃんの話聞いて友達になりたいなって思ったんだ」
Ｙ「なに聞いたの？」
自分「え、えっと。中学の時はこんな子だったとかさ」
Ｙ「同情？それとも室長の役目？」

全然そんなつもりなかったって言ったらウソになるけど、
友達になりたいって思ったのは本当だったんだ。
だから悔しかった。悲しかった。

なんか一人で書いてる自分ってかなり暇人すぎるｗｗｗ
オナニースレになってきてる。
って最初からか

それからどうなったの？

＞16
あ、ありがとう。
続き書いていいか心配になってたｗ

自分「友達になりたいからこうやって話してるの。」
Ｙ「だからなんで私なの？仲良くなったらみんなに一緒にいじめられるよ？」

こんなセリフなんて漫画やドラマでしか聞いたこと無かったよ。

自分「いじめられないよ。大丈夫だから」
Ｙ「根拠ないし、１さんってバンドとかやってて怖いから嫌だ」
‥‥バンドやってる人怖いってどういうこと？ｗ

自分「怖くないから１回ライブきてみてよ？友達も一緒に連れてきていいしｗ」
Ｙ「やだ。じゃあね。」

そのままＹは帰ったよ。
教室ででっかいため息吐いて自分も帰った。

体育祭も無事に終わり（Ｙは体育祭に来なかったけど）
あと１週間でライブがあるって時期になった。

自分のバンドは地元じゃちょっとした有名なバンドで、
自主制作だけどＣＤ作ったり、グッズまで売ってたりしてたんだ。
地元ラジオにも出演しちゃったりで、
ライブってなるとチケット欲しいって言ってきてくれる人もいるくらいな感じ。

毎回チケットのノルマがあるんだけど、
Ｙにどうしても来てほしくて２枚取っておいたんだ。
友達の分と思って２枚ね。

どうして怖いって思うのかも分からないし、
怖いからって友達に慣れないなんて嫌だから、
ライブに来て自分のこと見てもらいたかったんだよ。

なんとかＹの友達にチケットを渡せて、
当日来ることを願ってた。

ライブには５組来てて
自分たちのバンドは３番目だったから、
客席に回って対バン相手のライブ見てたんだ。

そのとき後ろからモッシュされて、
危ないなって振り返ったらＹがいた。

ライブ会場の雰囲気にかなりドン引きしてる顔だった。
友達は隣でキャーキャー言いながら喜んでた。

自分「Ｙじゃん！あぶないからこっち来て」
ってＹと友達の腕つかんで舞台裏につれていった。
客は入っちゃいけないんだけど、
会場だとゆっくり話もできなかったから仕方なかった。

自分「２人とも来てくれてありがとう」
友「ううん。こういうの初めてだから興奮するよ！」
Ｙ「・・・」

Ｙが明らかに帰りたそうにしてる。

自分「次がうちらの番だから、それだけでも見てってよ？」
Ｙ「人多くて怖い。」
自分「ここでいいよ。袖から見えると思うから、ここだと安全だし」
友「すごーい！ＶＩＰ席だねｗｗｗ」
Ｙ「帰りたい・・・」

友達が乗り気で良かったｗ
２人して帰りたいって言われたら詰んでたな。

緊張してきた…ドキドキ

自分たちの演奏が始まった。
自分はボーカル。
Ｇｔも担いでるけどほとんどお飾り。

その日は５組も出てたせいか、
いつもより余計に人が多かったんだ。
その中でもＹと友達を見つけれてよかったなぁなんて
歌と全く違うこと考えて歌ってたら、
１番の歌詞を２番でも歌ってた。
客が一瞬固まった気がしたけど、全く気付かなくて、
あとからメンバーに言われて気付いたんだｗ

ライブが終わってからは、
ライブ会場の入口に急いでまわってグッズを売るんだが、
この日は本当に人が多くて、
会場を出るのも苦労した。

他のバンドが終わるころにはＣＤやらタオルやらは売りきれて
ポストカードだけ残ってた。
それを２枚もらって、裏にメッセージ書いたんだ。

「今日はきてくれてありがとう」って。

でも２人を見つけれなかった。
仕方ないから学校で渡そうと思って、
家に帰ってから携帯番号とアドレスも描き足しておいた。

次の日の学校は壮絶だった。
チケットを生とにも売ってるから来てくれてるのは知ってたけど
朝から見に来てくれてた生徒に話しかけられ、
それを見た全然関係ない人も集まり始めて
終いには先生に呼び出された。
自分悪いことしてないしって拗ねた。

１番びっくりしたのが、
昼休憩に昨日売ったばかりの曲が放送で流れたこと。
嬉しかったけど、それに比例して集まる人は怖かったなｗ

色々あってなかなかＹに会えなかったから、
放課後に話しかけたんだ。

自分「昨日はありがとう。人多かったからこわかったよね？」
Ｙ「まぁね。」

言葉のキャッチボールしようよ。
スーパー無言タイムが訪れてた。

眠くなってきちゃった…
(ρд-)

軽く５分はＳＭＴ（スーパー無言タイム）だったな。
何も話してくれないし、
話を続けていいか分からないから途中に
「ガム食べる？」って聞いたけど
余裕のシカトでした。ありがとうございます。

自分「あ、そうだ。ポストカードあげるね。」
Ｙ「…ありがとう。」
自分「え！？嬉しい？？」
Ｙ「昨日…ライブドキドキした。人多くて嫌だったけど袖側は怖くなかったし」

お、話が続いてきたｗ
ＳＭＴを抜けたぜ☆

＞28
うちも眠くなってきたｗ
起きてからスレがの子てったら続きかくお！

続き楽しみにしてますね☆

!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP304使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ （スレのダメージ 0）
このスレは1回目のダメージを受けた (150/981)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/981)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは3回目のダメージを受けた (450/981)

!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP395使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ （スレのダメージ 450）
このスレは4回目のダメージを受けた (600/450)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは5回目のダメージを受けた (750/450)
このスレは・・・

停止しました。