みずぽ「私とアメリカ、どっちが大事なの?私は貴方が欲しい」

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1ローカルルール変更議論中@VIP+
という言葉が頭から離れなかった。
ベッドの横には寝息を立てて眠っている妻。確かに妻の顔なのに、なぜか私にはその顔がみずほの顔に見えたのだ。
かつて、妻を略奪したように、また同じことを繰り返すのか。いや、何を考えているんだ私は。

ここ最近の自分はおかしい。おかしいと分かっているのに、止められない。
おかしくなったのは、あの日からだ。みずほから電話があった、あの日。


なんか最近のみずぽの暴走とポッポの優柔不断を見てイライラしたので描いてみた。
ゆっくり最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
政界模様はそこらの下手っぴなドラマより数十倍オモロイです\(^o^)/

参照動画 http://www.youtube.com/watch?v=UtG4gAx15Ykの1:38とか2:19
2ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/10(木) 23:07:28.06 ID:3Of0uf9h0
電話の翌日、みずほがマスコミに基地の移転が県外国外にならなければ、党として、そして彼女自身重大な決意をすると言い出した。
近くにいた平野は「こんなワガママに付き合ってられない」と冷たく言い放った。
同じく岡田も「社民よりも日米合意を優先させるべきだ」と。

それが正論だ。
連立は大事だが、それ以上に私は国の長として、この国を守らなければならない。
だが・・・。私の中にどうしてもそれを受け入れられない抵抗があった。

彼女の存在が邪魔をする。彼女と離れたくない。

だから、小沢や輿石が「連立を優先させろ」と言ってくれた時は正直ホッとした。


ふと携帯の着信音で我に返った。画面には北沢の名前が表示されていた。
今何時だと思ってるんだ?夜中の3時だぞ?
あぁ、彼は今海外にいるんだったな。忘れてた。

申し訳ない、今日はもう休ませてくれ。

携帯の電源を落とし、私は枕元の明かりを消した。
3:2009/12/10(木) 23:10:26.67 ID:3Of0uf9h0
「あなた!いつまで寝てるの!早く起きて太陽パクパクするわよ!」
威勢の良い妻の声で目が覚めた。まだ6時半じゃないか。
「7時になると太陽の新鮮さがなくなっちゃう。さぁ!早く庭へ出て」

正直、妻は今でも愛しているが、以前に比べると愛情は薄くなっていた。
なにより妻の異常な信仰には頭が痛い。

私は高速で太陽をちぎって食べている妻に目をやる。
これはこれで幸せなのだろう・・・。
4:2009/12/10(木) 23:20:19.47 ID:3Of0uf9h0
午前は来客がなく、書類の整理をして過ごした。

昼前になると菅がやってきた。
彼は相当苛立たしそうに部屋の扉を閉めた。

「どうなさったんですか?」
菅は勝手にソファに腰を降ろし、ため息をついた。
「どうもこうも・・・亀井はなんとかならないのか。あのオヤジのせいで俺のメンツが丸つぶれだよ、まったく。」
「本当に菅さんにはご苦労お掛けします。もうしばらくの辛抱ですから」
「あぁ、そうだな。来年の夏まで我慢すれば、もうアイツの嫌味を聞くこともない」
5:2009/12/10(木) 23:23:16.76 ID:3Of0uf9h0
「あの人は仕事の話をしなければ良いお方なのですがね、ハハハ」
「まったくだ。この前『なんで会議に来ないんだ』って聞いたら『あんた、福島さんと仲良くお茶でもしてたらいいじゃない』って。参っちゃうよ」
「へぇ。それで福島さんとお茶を?」
「まさか。フラれたよ」
照れくさそうに菅が笑う。
「『亀井さんが来ないんだったら帰ります!』だって。アイツらデキてるんじゃないの?なんか今日も会うとか言ってたぞ。」

そういえば最近、亀井とみずほがよく会談していると聞いている。でもそれは仕事で会うのであって、別にプライベートで会うのではない。
そう自分に言い聞かせていた。
6:2009/12/10(木) 23:25:38.60 ID:3Of0uf9h0
「おい鳩山君」

菅の呼びかけでハッとした。

「どうしたの?ボケっとしちゃって。」
「あ、あぁ・・・少し寝不足なもので」
「・・・そういえば弟が献金の件、吐いたらしいな。それで考え事してたのか?そろそろウチにも・・・」
「大丈夫ですよ、菅さんにはご迷惑をお掛けしませんし。私に万が一のことがあっても、スムーズに私の後を引き継いで貰えるように配慮はしてありますから」
その言葉に顔をほころばせる菅。分かりやすい奴だ。

それよりも先程の菅の言葉が気に掛かっていた。

今日、亀井とみずほが会う・・・。

7:2009/12/10(木) 23:30:29.44 ID:3Of0uf9h0
社民党本部。

党首室でみずほは頭を抱えていた。

ーこのままだと私は確実に何もかもが終わっちゃう。そしてこの社民党も・・・。

大好きな村山富市と土井たか子から引き継いだこの党を、自分の代で終わらせるわけにはいかないのだ。
昔、野党第1党と呼ばれていたあの栄光を取り戻すために・・・。

ここ数日は嵐のように過ぎ去った。
閣内に入ったことで、現実がかなりくっきりと見えていた。
もちろん辺野古への基地移転も現実的には受け入れざるを得ないということも。

しかし、そうした態度に党内から反発が起きた。

『党首は党の意見を政府内ではっきり示していない』『党首の求心力がない』

反省力は勢いをつけて、党首選に対立候補を擁立するとまで言い出した。
衆参あわせて12人の小世帯だ。いつ民主に併合されてもおかしくない。
このような危機的な党状態を自分以外の人間に任せる訳にはいかない・・・。

ーそうよ、土井さんから引き継いだ伝統ある社民党を私が守らなきゃ!
8:2009/12/10(木) 23:34:25.98 ID:3Of0uf9h0
その焦りがいけなかった。
徐々に自身の発言が報道されていく様子を見て、だんだん怖くなった。
党首の座は守ることができたが、その代償に連立政権から追われる可能性が出てきたのだ。
今の状況から見て、県外移設の可能性はほぼゼロに近い。

「このような状況になってしまった以上、もはや我々は離脱せずにはいられないでしょう。」
社民党幹事長である重野は、みずほにそう言った。
「そうね・・・。でも連立はやめたくないの。」
「みずほさん、あなたはこの党を守るという選択をした。それは決して間違いではないのです。」
「重野・・・ありがとう。」

みずほは顔を上げ、少し微笑んだ。

9:2009/12/10(木) 23:39:11.70 ID:3Of0uf9h0
「福島さんが連立を抜けたくないと言うのは、大臣を辞めたくないからでしょう?そうでしょう?」
そう言ったのは反福島勢力の一番手である阿部知子だ。
「阿部さん。私はそんなことに執着はしていないんです。お願いだから今はあまり外で騒がないで、今が党にとって一番大事な時なの。」
阿部は腑に落ちない顔をする。

重野が再び口を開いた・
「阿部さん、今、この党のトップは福島党首です。あなたは自分の立場をもう少し弁えた方が良い。」
阿部の顔はみるみるうちに紅潮していく。

「それから、みずほさん・・・。あなたが連立を抜けないというのであれば、私もそれを支持します。しかし・・・」
「何?」

重野は一旦口を開きかけて、しかしその言葉を飲み込んだ。

「いえ、何もありません。」

10ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/10(木) 23:39:12.10 ID:Y4RsZXj7O
なんなのこのスレ……
11:2009/12/10(木) 23:41:08.63 ID:3Of0uf9h0
>>10
すまぬ・・・気持ち悪かったら普通にスルーして><
12:2009/12/10(木) 23:44:13.82 ID:3Of0uf9h0
実は偶然ではあるが、重野はみずほの電話を立ち聞きしてしまったのだ。
どうやら話し相手は首相のようだ。

確かに彼女は『このままの案で行けば連立を抜ける』と言っていた。
『私は本気よ』とも、『覚悟はできている』とも言っていた。
しかし、もちろんそれはみずほの本音ではなかった。

その後、みずほが続けた言葉に重野は耳を疑った。

『私とアメリカ、どっちが大事なの?あなたはどう思っているか分からないけれど・・・。私は貴方が欲しいの。』

13ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/10(木) 23:45:41.06 ID:Y4RsZXj7O
いや全然おけです
14:2009/12/10(木) 23:49:08.82 ID:3Of0uf9h0
とりあえず今日はこのあたりで。
ポッポがアメリカとの合意よりも、みずぽ社民を擁護する異常な状態を見て、絶対あの二人できてるよねーって思ったのが発端。
優柔不断ポッポにビッチに成り下がったみずぽたんとか、誰得orz
明日またスレが残ってたら続き書きますー
15ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/11(金) 00:36:45.04 ID:Qa+kj2dK0
おもしろい!
支援です!
16ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/11(金) 00:38:50.17 ID:4qkYTc330
ぽっぽ、ひょっとこみたいな口でクンニは上手そうだよね。
17ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/11(金) 09:54:40.22 ID:mwfvm52g0
まさかのぽっぽ×みずぽwwww
支援アゲ
18ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/11(金) 11:24:38.36 ID:tUypIGsV0
なにこのスレ…
ざわざわ…
19:2009/12/11(金) 14:23:45.88 ID:nMKMFjqM0
>>16
このAA思い出したw

          彡巛ノノ゛;;ミ
    \    r エ__ェ ヾ | 何がクニだよ・・・  |
   ク |  /´  ̄  `ノj` 、ヽ  _______/
   ン |  ( l_/l_l_|^|_Ll_l...ハ_)|/
   ニ |   i / ―    ―ヽl
   し |   !゙ 〈●〉 ` ´ 〈●〉i!ノ´⌒ヽ
   ろ  > | ///(__人_)///|      \          
   オ |  \   `ー'  / ⌒\    )___.,ノ⌒γ⌒'ヽ
   ラ |   |  (◎) (◎)ヽ  ⌒  |   )          .|
   ・ |   | |       。)´(。 ) !,/           /
   ・ |   | |ヽ__   γ(ノ、_)   __ノ /     / ノ_
   ・/    ノ∪(__`(i)   -'  ノ (___ノヽ____人´ j

という訳で、続き落としますー。
20:2009/12/11(金) 14:24:59.32 ID:nMKMFjqM0
>>12
つづき。

「ごめんなさい、もう私いかなくちゃ。」

みずほは午後から亀井と会う約束をしていた。
今の政界で強力な権力を持っている人間のうちの一人が亀井だ。
彼に頼めば、なんとかしてくれる。

21:2009/12/11(金) 14:25:47.55 ID:nMKMFjqM0
菅が部屋を出て行った後、ソワソワが止まらなかった。
みずほは亀井と会って何をする気なのだろうか。
そしてみずほが最後に言ったあの言葉・・・

『私を愛してくれないの?』

あの言葉は本当だったのだろうか。
あぁ、私は一体どうすればいいんだ。
何も自分で決められない。何も自分で行動を起こすこともできない。
でもこのままではいけない・・・!

意を決して携帯のメモリを呼び出した。
呼び出し音が鳴る。3回…7回…10回…。
みずほは出なかった。あぁ、どうしよう・・・。
リダイヤルをしてみても結果は同じだった。
彼女の居場所すら掴めない。分かっているのは彼女が亀井と会うということだけだ

そうだ、重野さんなら行方を知っているかもしれない。

電話はすぐに繋がった。
22:2009/12/11(金) 14:27:16.09 ID:nMKMFjqM0
「急にすみません。福島大臣を探しているんです。」
「うちの福島に何か用でも?」
「あぁ・・・少しお話がありまして。」
「それは緊急の用で?」
「いえ・・・そんなに急ぎではないのですが・・・」
「でしたらまた夜に折り返し連絡させますので。」
「夜じゃダメだ!」
息を整えて話を続けた。

「とにかく今すぐにでも会いたい。」
「落ち着いてください。福島は夜には戻ってきますから」
「いいから行方を教えなさい。これは総理命令です。」

こんな強気な態度に出るなんて、自分でも驚いた。

「わかりました・・・。」

ついに重野が折れた。

「今から行き先を教えますので、メモを取ってください。」
23:2009/12/11(金) 14:28:27.67 ID:nMKMFjqM0
「みずほちゃん、こっちこっち!」
あるホテルの会員制の喫茶に男はいた。

「遅くなってすみません。」
「いいんだ、俺もさっき来たばかりだ。」
照れくさそうに亀井は頭を掻いて笑った。相変わらず寝癖が可愛い。

「話は聞いたよ。あんたも思い切った事したもんだ。へへっ、でも自分で自分の首絞めちゃダメだよ。」
「えぇ・・・でもやはり党内の意見も大事ですし。」
「いいじゃない、あんな小さい党なんて。俺はあんたが党の連中にイジメられているのを見てられないんだ。おたくの幹事長は頼りない。」
「重野はしっかりやってくれています。それにイジメっていうほどでもないし・・・」

みずほは視線を落とした。
24:2009/12/11(金) 14:29:34.65 ID:nMKMFjqM0
「それに私・・・土井さんの分まで頑張らなきゃ。ずっとお世話になったから。土井さんを喜ばせたいんです。」
「あんた本当にあのオバチャンの事が好きなんだな。羨ましいよ。」

そう言うと、亀井はみずほの手に自分の手を重ねた。亀井の手はしっとりとしていて、熱を感じた。

「亀井先生・・・」
「みずほちゃん、俺にいい考えがあるんだけど。」

亀井はみずほの隣に座り直し、より距離を近付けてくる。
25:2009/12/11(金) 14:31:02.15 ID:nMKMFjqM0
「亀井・・・せんせ・・・ダメで・・・す・・・ぅ・・」
手はスカートまで伸びてくる。
亀井の息遣いが段々荒くなっているのを感じていた。

みずほは、ただ真っ直ぐ一点を見つめるように遠くを見ていた。冷静を装おうとしていたが、膝がガタガタ震えていた。

これでいいのよ、これで。

自分にそう言い聞かせてみたが、恐怖は薄れない。
果たしてこの選択は間違ってはいなかったのだろうか。

鳩山に迫った時から私は・・・もう戻れないんだ。

26:2009/12/11(金) 14:31:54.22 ID:nMKMFjqM0
電話を切った後、すぐに車に乗り込んだ。

「もうちょっとスピード出せない?」

自分でも無理だと分かっていた。
こういう状況に限って渋滞に巻き込まれるなんて。今日は運が悪いみたいだ。

「くそっ!どうして進まないんだ!」

焦りや苛立ちのせいで、感情がコントロールできそうにない。
駄目だ、こういう時こそ落ち着かないといけない。
焦っても仕方ないじゃないか。

「頼む、間に合ってくれ。」

祈るように窓から外を見上げた。
27:2009/12/11(金) 14:32:43.86 ID:nMKMFjqM0

亀井の手はとうとうスカートの中へと侵入していた。

「このあと部屋に来ない?」
「・・・えぇ、そうですね」

みずほは固く目を閉じていた。

スカートの中を探る手がちょうど下着へ届いた瞬間だった。

「うぐっ」

亀井の重低音の呻き声とともに、あの巨体が華奢なみずほに圧力をかけた。
みずほには、一体何が起こったのか理解ができなかった。
28:2009/12/11(金) 14:33:53.09 ID:nMKMFjqM0

「貴方を殴ったのは十数年ぶりですね、亀井さん」

それは岡田だった。

「たまたま通りかかったら見覚えのある人たちが何か怪しげだったんでね。あまり余計な事はしない方がいい。何か重要な話がある時は閣僚会議で話し合うのが基本ですからね。」
「お前、いつか必ず痛い目にあうぞ、覚えておくことだ。それから福島さん。この話はなかった事にしよう。いずれあんたの社民は消えてなくなる運命だ。」

みずほは、ようやく状況を理解できた。
既に外に出た岡田を追いかけた。

「岡田さんっ!!」
29:2009/12/11(金) 14:35:14.07 ID:nMKMFjqM0
みずほの声に岡田は振り向いた。

「どうして邪魔したの。もう少しだったのに。」
「女を武器にするやり方は個人的に好きじゃない。」

貴方なんかに私の気持ちは分からないわよ。

みずほは喉まで出かかったその言葉を飲み込んだ。

「さっきも言ったけれど、大事な要件は閣僚会議で話しあうべきだ。」
「私は貴方とは今後も分かり合うことはないわ。」
「それは非常に残念だが仕方がない。」

イヤミな奴。
遠くなる岡田の背中にそう呟いた。

30:2009/12/11(金) 14:35:56.19 ID:nMKMFjqM0

「一体どういう事なんだ・・・?彼女は亀井と会っていたはずでは?なぜ岡田と・・・」

到着したのは、ちょうど岡田を追いかけてみずほが中から出てきた時だった。
あの二人は基地移転をめぐって対立していたし、決して二人きりで会う様な仲ではないはずだ・・・。
なのに何故?

「とりあえず戻ってください」

車内に戻り、大きくため息をついた。
なぜ・・・なぜアイツが。

目の前が真っ暗になった。

31:2009/12/11(金) 14:39:26.21 ID:nMKMFjqM0
とりあえず今日はこのあたりで。
バイトから戻って来て続き書く元気があればまた落とします。
昔ジャスコが亀を殴った云々の詳細は各自でググってください。
32ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/12(土) 10:53:26.49 ID:01NuiB+f0
続き来てたw
てかこのスレ、みずぽのスレに晒されてるんだけど。ヤバくね?
33ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/12(土) 10:57:29.09 ID:PpjN6MfC0
    クル!  っぽ!


    /   ,´ーヽ \
    .|    ( ̄Y")  |
    i、   (・ ), 、 ( ・) iヽ 
   i ヽ  、__,  、__, ノ )
   \ \,, ,,、__,、__/  )
    入_、__,      ノ`
        `ヽ、__,ノ`  
34:2009/12/12(土) 12:08:48.25 ID:Iayu0wU/0
>>32
マジですか?!
ちょっと荒れたらいけないので少し様子見る事にしましょうか。
ご迷惑おかけしてすみません。
352代目-Ver@MARIKO- ◆MARIKO/iFQ :2009/12/12(土) 12:26:50.34 ID:TQX92ijeO
気にすんなよ!


続きマダー?
36 ◆IzUvoOdBt8h9 :2009/12/12(土) 16:08:15.38 ID:Y0I0Zj2SO
>>32 結構、貼られてるな
37代議士 ◆IzmMctMSjw :2009/12/13(日) 10:17:48.88 ID:h8CBHpQbO
>>1には別の話を文芸板で書いてほしい

現実感がある
38ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/13(日) 18:31:19.36 ID:B+Hyzkp40
結構楽しみにしてたのに〜。
せっかくだし続き書いて欲しい。
39:2009/12/13(日) 22:17:55.74 ID:o7u7lWFN0
みなさん、ありがとうございます。
ゆっくりになると思いますが続き書いていこうと思います。

>>37
他の話ですか?うーん、引き出しがあまりないので・・・
タダの政治ウォッチャーですからw
40ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/14(月) 11:13:35.41 ID:4tEBgDXK0
どうせなぜ開いた3行かと思ったら、本格的なスレでワロタ
こういう類いは晒されるのは仕方ない。だが頑張れよ。応援してるぜ。
41ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/14(月) 23:44:44.56 ID:wp8K/nPn0
続きマダー?
42ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/15(火) 09:46:37.88 ID:TXmw5QJX0
続きキボンヌ
43ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/15(火) 17:45:30.47 ID:RaWZwpI/0
鳩が普天間先延ばしを決めたのを見るとマジでこの二人が出来てるんじゃないかと思い始めた。
44:2009/12/16(水) 11:43:32.40 ID:9yoU6S760
遅くなりました。
続き書きます。
45:2009/12/16(水) 11:44:39.53 ID:9yoU6S760
>>30の続き

部屋に戻ると、倒れ込むようにソファへ身を投げ出した。

どうしてなんだ・・・
どうして岡田と一緒に・・・

私に掛けたあの言葉は嘘だったのか?

全然気にも留めていなかった女が、一緒に仕事をするようになり、いつしか心惹かれていた。
実際に、小柄で可愛らしく愛想が良い彼女は多くの人に好かれていた。
まぁ思想が斜め上を行っているのは愛嬌といったところか。
46:2009/12/16(水) 11:45:23.15 ID:9yoU6S760
以前から彼女のことは仕事仲間としては好きだった。
だが、先日の電話で強く迫られてから、私は私の理性をおさえられなくなっていた。

しかしあの時の電話。
彼女に「貴方が欲しい」と言われた時、「相変わらず冗談ばかり」と逃げてしまった自分を後悔した。
もし、あの時、自分の意志をはっきり示していたら状況は変わっていたのだろうか。

どうして「貴方が欲しい」なんて言いながら岡田と会うんだ?
まさか奴にも同じような言葉を・・・

その時、携帯が鳴った。

47:2009/12/16(水) 11:46:05.65 ID:9yoU6S760
亀井からだった。
「あんた!民主の代表だろう。党くらいちゃんとまとめなさいよ。あんたはどうせ一人じゃなにもできないのか?俺がやってやる。」
鼻息が荒く、興奮した様子で亀井は捲し上げた。

「落ち着いてください、亀井さん。国民新党さんにも十分配慮した上で決定しますので・・・」
「落ち着いてられるかこの野郎。お前、このままだとどうなるのか分かってるのか?あんたの献金問題だって黙って見過ごす訳にはいかないぜ?それから岡田なんだが・・・あいつはそのうち邪魔になる。今のうちに潰しておいた方が得策だ。」
48:2009/12/16(水) 11:47:06.54 ID:9yoU6S760
みずほが党首室に戻ると、それに続いて重野が部屋に入った。
一息つく前に重野は問いつめた。

「その様子では上手くいかなかったようですね。」
「え?」
「止めるべきかと迷いましたが・・・すみませんでした。」
「何の事かしら?」

笑顔を作り、重野を見つめる。

「もう隠し事はやめましょう。私、聞いてしまいましたよ。貴女と鳩山さんの会話を。今日、亀井さんとお会いする時も似たような手口で呼び出したのでしょう。」
49:2009/12/16(水) 11:49:03.22 ID:9yoU6S760
みずほは視線を机の上に落とした。
目の前がぼやけて資料の字がはっきりと読み取れなかった。

「・・・聞いてたの?」
「申し訳ありません。しかし、このようなやり方は・・・」
「口出ししないで!私が全部決めた事よ、あなたにとやかく言われる覚えはないわ」
「しかし貴女を放っておくわけにはいきません。・・・首相から電話がありました。」
「え?」

キョトンとした顔で重野を見た。

「随分と酷く動揺していました。彼は貴女の言葉を真に受けたのかもしれません。」
「・・・」

「彼は今すぐ貴女に会いたい、と。」
50:2009/12/16(水) 11:50:53.14 ID:9yoU6S760
とりあえずこのあたりまで。
思いつきで書き始めたので上手く話がまとまってないですね。
話は後半に差し掛かってきましたので、あともう少しお付き合いをお願い致します。
51ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/18(金) 16:49:19.50 ID:T82YZnqG0
支援age
52ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/18(金) 17:12:42.16 ID:qzMUJOB/O
良スレ支援
53ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/18(金) 18:09:46.75 ID:qzMUJOB/O
続きマダー?
54ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/18(金) 21:30:12.17 ID:qzMUJOB/O
続きマダー?
55ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/20(日) 07:24:53.06 ID:fcseoHVs0
続きカモーーーーン!!!!!!!
56ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/21(月) 00:49:13.37 ID:rXw8YC1PO
支援
57ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/21(月) 07:18:10.53 ID:5GUPz8h1O
みずぽは可愛い
58ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/21(月) 10:31:19.21 ID:+hbafP7e0
みずぽの可愛さは異常w
でもよく考えたらみずぽから可愛さを取ったら、タダのキチガイ左翼おばさんだもんな。
59:2009/12/21(月) 16:35:58.36 ID:ey2/uMeu0
>>49の続き

みずのの心の中で何かが動いた。
やっぱり私はあの人の事が好きなんだ。
その気持ちに嘘をついて、私はあの人を利用しようとした。

ごめんなさい。
本当に、ごめんなさい・・・。

涙で顔がぐちゃぐちゃだった。
小さく弱々しい体を重野はぎゅっと抱き寄せた。

「行ってきなさい。後の事は私に全て任せておいてください。」

走る車の窓から空を見上げた。
どんよりと曇った空には星ひとつさえない。その様子と心がシンクする。
今までの行動から目を背けたい。彼は許してくれるだろうか。
とにかく、今すぐ会いたい。
60:2009/12/21(月) 16:36:42.00 ID:ey2/uMeu0
亀井との電話を終え、車に乗り込もうとした時だった。
目の前に一台の車が止まる。
中から出てきたのはみずほだった。
先程まで泣いていたのだろうか、興奮気味で目は赤く充血している。

「どうなさいました?」
「私の話を・・・聞いて欲しいの・・・」

涙をこらえ、上目づかい気味になっているのが余計に癪に障る。

「そうやってまた私を陥れる気ですか?」

その言葉にみずほは下を向いた。
すぐに言い返そうとしたが、言葉が思いつかない。

61:2009/12/21(月) 16:38:16.12 ID:ey2/uMeu0
「あまり裏で卑怯な事はなさらない方が賢明かと。どうせ、社民は潰れる運命だ。あんたらがどう足掻こうと運命は変えられない。」
「今はその話はよして」
「・・・。普天間の件で貴女には大臣を辞めていただこうかと思っているんです。」

「私を辞めさせる?私が大臣の椅子を降りること・・・つまり、社民が連立を抜ける・・・そんなこと、小沢さんが許すと思う?」

「連立は続けますよ。貴女を更迭して、後任には阿部さんにお願いしようと。これからそれで出掛けるんです。」


62:2009/12/21(月) 16:39:32.97 ID:ey2/uMeu0

さすがのみずほも鳩山の口から阿部知子の名前が出たときには血が登った。
阿部は党内でも特にみずほを目の敵にしている反勢力なのだ。

そんなこと絶対に許せるはずがない!

ただ・・・今の自分にはどうすることも・・・。
その場に立ち尽くし、ぐっと唇を噛み締めることしかできなかった。

「でも辞めていただくのは、貴女一人だけじゃないから安心してください。仲良しの岡田も一緒ですからね。」

予想外だった。
63:2009/12/21(月) 16:41:27.53 ID:ey2/uMeu0
遅くなってすみませんでした。アク禁巻き添え食らってた。

ちょっと中断して外出します。
また夜中あたりに続きうpします。
そういえば、読んでくださっている方の中でエロ系無理な人っています?
ちょっとこの後どうしようかなと悩み中。
64ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/21(月) 17:49:29.69 ID:mYH82Q930
>>1乙!
俺は大丈夫だぜ
全裸で待ってるわ
65ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/21(月) 20:35:09.26 ID:XT10N93C0
GJ!
俺も大丈夫だ
wktkしながら待ってる!
66ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/21(月) 22:24:09.03 ID:oQ9v97Nb0
続きキターーーーー!!!
楽しみにしてるぜ
67ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/21(月) 23:09:54.88 ID:rXw8YC1PO
wktk
681:2009/12/22(火) 00:13:57.30 ID:7JrmVzvL0
1です。今帰宅したんですが、またアク禁くらってました。
今はレス代行してもらっている次第です。
また、明日書き込み挑戦してみます。お待たせしているのに、本当に申し訳ないです。

全裸の人、風邪ひかないでね><
69ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/22(火) 01:45:54.12 ID:5Co013nXO
>>68
全裸の>>64だが、実は俺も規制中なんだぜ
おとなしく服着て待ってるわw
70ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/22(火) 09:49:11.34 ID:397wiX3l0
規制マジウゼーーーー
俺も根気強く待ってるわ。
71ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/22(火) 22:22:42.10 ID:pKfTdzxA0
みずぽと付き合いたい…
72ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/23(水) 01:52:49.46 ID:C4jetvOwO
みずぽ曰く時代はどんどん社民党!らしいけど実際は残念な結果ばかりだよな。
都議選一議席も取れなかったのには流石に吹いたわw
73ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/23(水) 02:11:24.43 ID:WHSWXEIA0
このカップリングはw
74:2009/12/23(水) 14:49:37.80 ID:y0WzfqhX0
>>69
風邪引いてないかい?まだ規制中かな…?
>>70
お待たせしてます、すみませぬ。。。最近規制ばっかりなんですよ。そろそろプロバ変えようかな。
>>71
みずぽは友人(男)曰く「奇跡の53歳」らしい。
>>72
時代はどんどん社民党→だんだん社民党→だんぜん社民党→やっぱり(いつもの)社民党
                               ↑
                             いまここ
エコナ問題の頃の社民はマジで時代はだんだん社民党だった。でも普天間の件で崩壊ルート驀進中wトップが弁護士だし、医者もいるし、あの人たちは消費者関係の事をやらせれば優秀なんだけどね。
>>73
まだまだカオスなカップリングが出てきますお…

というわけで、続き落としていきます。
お付き合いよろしくお願いします。
75:2009/12/23(水) 14:50:38.83 ID:y0WzfqhX0
>>62の続き

「・・・なぜ彼が?」
「その理由は貴女が一番ご存知かと。何もかも取り上げられても愛があれば生きていけるってね、よく言うじゃないですか。頭がお花畑な貴女たちにぴったりだと思いますがね。」
「待って!それは違う」
「いいや違わない。貴女は自分の都合が良いように動く人間なら誰でもいいんだ。権力の為なら誰とでも寝る。娼婦まがいの貴女には愛なんて理解できるはずもないでしょうけれ・・」

最後まで言い切る前に、左頬に鋭い痛みが走った。
みずほは、鳩山の頬を叩いた右手を庇いながら最後こう言った。

「貴方の事を少しでも本気で愛した私が馬鹿だったわ」

76:2009/12/23(水) 14:52:19.31 ID:y0WzfqhX0

あの時のみずほの蔑むような目が忘れられない。

私は確かに大人げ無かった。
あんな言い方をすれば逆効果だと言うことは百も承知だ。
ただ、どうしても自分に甘い言葉を掛けながら岡田と一緒にいたみずほが許せなかったのだ。

あれで良かったのだ。
自分に何度もそう言い聞かせた。
そうでもしないと気が狂いそうだった。

「あぁ・・・」

両手で目を覆った。

77:2009/12/23(水) 14:53:42.95 ID:y0WzfqhX0


まさかこんな事になろうとは思ってもいなかった。

大臣を辞めさせられる・・・。

それはみずほにとって、かなりの痛手であった。
仮に阿部に大臣の椅子を譲ったとすれば、党内での勢力を増し、そのうちみずほは党首を追われることになるだろう。
そして阿部の一番の目的は民主党との合流だった。

このままでは、党が潰れてしまう。
先程の鳩山の半笑いの顔が浮かぶ。

「もう・・・こうなれば最後の手段に賭けるしかないわ。党は私が守りぬく。誰の手にも渡すものですか。」


78:2009/12/23(水) 14:55:13.12 ID:y0WzfqhX0

思い立てば行動が早かった。
車から降りると、警備員を振り切って階段を駆け上がった。
若干、足首の筋肉がつるような感じがしたが、不思議と痛みは感じなかった。

息を切らしながら、ある扉の前で止まった。

「福島さん、今日は帰ってください。アポなしで来られても困るんです!」
警備員の制止には耳も貸さなかった。
「・・・話が・・あるんで・・す・・。出てきて・・・下さい・・・小沢さん!」
肩で息をしながら精一杯名前を叫んだ。

静まり返った民主党本部の廊下にみずほの声が響きわたる。

反応はなかった。
しかし、諦めきれず、みずほは駆け寄り小沢の名前を呼びドアを叩いた。

願いが通じたのか。
重い扉が開いた。

「こんな夜中に騒がれちゃ困る。入りなさい。」
79:2009/12/23(水) 14:56:48.58 ID:y0WzfqhX0
「ですが・・・」
警備員が口を挟もうとしたが、小沢の睨みが効いたようだ。

「ありがとうございます、小沢さん」

みずほは安堵の表情を浮かべた。

幹事長室は異質な雰囲気だった。
社民党本部にも幹事長室はあるが、それとは全く別空間だ。
下手をすれば自分の党首室よりも広いかもしれない。

「誰か来たの?」

部屋の奥の方から声がした。

「えっ・・・?!!」
みずほは声がした方を見て腰を抜かしそうになった。

部屋の奥にはベッドがあり、そこに横たわっていたのは見覚えのある顔だった。
80:2009/12/23(水) 14:58:45.38 ID:y0WzfqhX0

「あら福島さん?どうしたのそんなに驚いた顔して。まぁ、驚くのも当然よね。なぜ私がこんなところにいるのかって話だもの。」

みずほは声が出なかった。
どうしてこの女が小沢の部屋にいるのか、そして下着姿で横たわっているのか。
やっと振り絞って出した声は裏返っていた。

「・・と、とにかく・・服でも着たら?・・・小池さん。」

「いいじゃない、別に女同士なんだし。」
「いやっ・・・そういう問題じゃなくて・・・・私が恥ずかしいから・・・」

余裕の表情の小池百合子とは対照に、みずほは頭が混乱していた。
81:2009/12/23(水) 14:59:29.05 ID:y0WzfqhX0

「それで福島さん、あんた俺に何の用だ?」
すっかり小沢の事を忘れていた。
そうだ、彼に用があったのだ。

「実は・・・その・・・。助けて欲しいんです。私、このままだと鳩山さんに大臣も辞めさせられるし、そうなると社民も潰れちゃう・・・。お願い小沢さん!私、何でもするから助けて下さい!」

そう言うと覚悟を決めて、みずほは上着を脱いだ。
インナーを脱ぎ捨て、シルク生地のキャミソール一枚だけが体を包んでいる。
その目は小沢だけを捉え、また小沢も彼女から目を逸らすことはなかった。

ーあの女、割と根性あるわね・・・。嫌いじゃないかも。
不適な笑みを浮かべつつ、百合子は高みの見物のように見つめていた。

さらに、みずほがキャミソールを脱ごうとした時だった。
それを制したのは小沢だった。
82:2009/12/23(水) 15:03:55.03 ID:y0WzfqhX0

「もうこの年齢にもなると、自分が動くのも辛くてな。酒を飲みながら見るのが最高の時間だ。」

そう言うと、小沢はみずほの胸を鷲掴みにした。

「今夜は面白くなりそうだな。・・・おい、たっぷり可愛がってやれ」
「・・・!」

みずほはようやく理解できた。
なぜここに百合子がいたのか、なぜ彼女だけ下着姿だったのか。
そして彼女がベッドの上で一人で何をしていたのか。

83:2009/12/23(水) 15:05:34.36 ID:y0WzfqhX0
百合子はみずほに近付き、視線を落とした。
小柄な体は百合子の腕にすっぽりと収まった。

「ほら、こっち向いて?」

いつものキツそうな目つきの百合子が微笑んでいる。
彼女の手が髪に振れる。
なぜかドキドキする・・・。それもそのはず、しばらく”レス”が続いていたからだ。

でも・・・こういうのも悪くないかも。
目を閉じて、しばらく百合子の唇を味わった。

服を脱がされ、されるがままにされていた。
百合子は優しかった。
首、腕、胸、腰・・・全ての部分に優しくキスを落としていく。
84:2009/12/23(水) 15:06:36.77 ID:y0WzfqhX0

どうして今自分がこのような事になっているのか。
みずほは一度最初から整理してみようと試みたが、無駄だった。
もはや快楽の虜になり、思考回路がまともに動かない。

「ほら力、抜いて・・・。」

今まで感じたことのない感覚だった。
というのも、実は今までの単調なセックスでは満足できなくなっていたのだ。

男が好き勝手に挿れて、適当に腰を動かして、自分だけ先に果てる。
決して満足はしていなかったが、何度も感じる演技をしていた。

85:2009/12/23(水) 15:07:53.61 ID:y0WzfqhX0
いつしかみずほの中では、セックスとは愛情表現ではなく、一つの儀式的なものになってしまっていた。
それは百合子も同じだった。

彼女もまた男性には恵まれなかった。そして”女の身体”を売り物にしてきた。
愛されたかった。そして愛したかった。
しかし、その願いは叶わなかった。行為が終わった後、すぐにベッドを後にする男の後ろ姿を見て何度も寂しさを堪えていた。
若い頃から自分の体を売り物にしてきた代償なのだ、と自分に言い聞かせては納得していた。

しかし自分の腕の中に抱かれているみずほを見て、少しずつ本気になりはじめていたのだ。
お互いに孤独を抱えて、それを隠しながら第一線で活躍してきた同士。
妙な繋がりを持つ二人の呼吸が次第に重なりあっていく。
86:2009/12/23(水) 15:09:05.08 ID:y0WzfqhX0

「んあっ・・・っ」

呼吸と共に声も大きくなる。

「かわいい」

頬を紅潮させているみずほに百合子が声を掛ける。

「やだっ・・・。からかわないで」
「からかいじゃないわ。本当にかわいいの」
「もうっ!・・・」
「そうやって照れるのが好き。ほら、私の目見て。」

87:2009/12/23(水) 15:09:53.80 ID:y0WzfqhX0

みずほは言われるままに視線を上げた。
肩で息をし、白い肌がピンク色に紅潮し、すこし瞳が潤んでいた。
なぁに、と少し首を傾げて百合子を見つめる姿は天性の小悪魔そのものだった。

「小池さぁ・・・ん・・・もうダメかもっ・・・!ねぇ、本当にあたし・・はぁっ・・んぐっ」

百合子の唇がみずほの言葉を遮った。
みずほの言葉を聞いて、百合子の手の動きがより一層激しくなる。

体がフワフワと浮いて、頭の中が真っ白になっていく。
快感に酔いしれているうちに、みずほはだんだんと意識が遠のいていくのを感じた。

88:2009/12/23(水) 15:11:35.16 ID:y0WzfqhX0


目を開けると、横に百合子がいた。
夢じゃなかった。私は本当にこの女と・・・

ただ、感じたのは絶望感ではなかった。
なんとも言えない微妙な感情。

天井を見たまま、無言で涙がこぼれた。

「泣いてるの?」
百合子はみずほをそっと抱き寄せた。

「泣かないで。」
安心させるように頬にキスを落とす。

「小沢さんはもう出て行ったわ。なんとかするって言ってた。」
「え?」
「とっても満足していたわ。明日にでもなんとかするって。」


89:2009/12/23(水) 15:13:52.28 ID:y0WzfqhX0
ホッとした表情を見せたみずほに百合子は話を続けた。

「私がずっと小沢さんの元に通っているのは、彼の権力が欲しいから。ただ、すごく虚しかったわ。自慰行為を彼に見せて、私はイッたフリをする。」
「・・・。」
「演技なのが伝わったのか、決して彼は満足してくれなかった。途中で席を立つこともしばしば。正直疲れてたわ。でも、貴女が来てくれた。なぜか貴女の前だと素直に自分を出せたわ。」

照れくさそうに百合子は笑う。
いつも怖い顔をしてキツイことばかりを言う彼女は一体何者だったのかと思うほどだ。

「私、貴女を抱いて思ったの。」
「え?」
「・・・もう、権力の為に自分の体を売らない。だから、貴女も、もう無茶はしないで」

いつも強がっている百合子の弱さを見た。
そんな気持ちを汲んで、みずほは首を縦に振った。

90:2009/12/23(水) 15:21:01.30 ID:y0WzfqhX0
(関係ないけど)天皇陛下のお誕生日ってことで、多めに文章落としておきました。
(全然関係ないけど)明日はみずぽの誕生日らしいです。

とりあえず、今日はこの辺りまでにしておきます。
最初から読み返してみたら誤字脱字多すぎて申し訳ないです。
91ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/23(水) 21:27:09.55 ID:C4jetvOwO
このスレの内容が政界の真実に思えてきたw

あと誤字脱字とか全然気にならないんでどんどん書いちゃって下さい。
wktkしながら待ってますw
92:2009/12/24(木) 14:10:53.81 ID:1/iCpepD0
>>91
ありがとうございます。
あまりにもムチャぶりな設定や誤字があれば、遠慮なく突っ込んでくださいね。



えっと、今日はみずぽたんの誕生日ということで、全然関係ないけど小ネタを考えてみた。

93:2009/12/24(木) 14:12:07.46 ID:1/iCpepD0
みずぽ「今日は私の誕生日なんですぅ♪みんな、覚えててくれるかなぁ。ドキドキ・・・」

みずぽ「あっ、亀井さんだ・・・挨拶しないと。」
亀井「みずほちゃん、おはよう」
みずぽ「おはようございますぅ!」
亀井「今日も寒いねー」
みずぽ「そうですねぇ・・・。(え、それだけ?!)」

みずぽ「菅さん!おはようございますぅ」
菅「・・・ムニャムニャ」
みずぽ「・・・(やだ、この人、立ちながら寝てる)」

みずぽ「長妻さんに前原さん、おはようございますぅ(ニコッ」
長妻「あぁ・・・おはよう・・・(目がうつろ)」
前原「福島さん、今日も朝から無駄に元気ですね。」
みずぽ「・・・(こいつらも無視かよ!)」
94:2009/12/24(木) 14:14:17.42 ID:1/iCpepD0

みずぽ「ううっ・・・岡田さんなら真面目だし、私の誕生日の事、覚えててくれそうかなぁ。あ、そうだ、誕生日を話題にしてみよう!」

みずぽ「岡田さん、おはようございますぅ。昨日は天皇陛下の誕生日・・・」
岡田「・・・。」
みずぽ「・・・(いけない、この人にこのネタはダメだったんだわ)」

みずぽ「そうだ!千葉ちゃんがいたんだわっ。女子はイベント事には張り切るモノだもんねー。」

みずぽ「千葉ちゃんおはようございますぅ!」
千葉「・・・おはよう。」
みずぽ「(テンション低っ!)・・・今日は何の日か知ってますかぁ?」
千葉「あんた、彼氏いない歴=年齢=61年の私をディスってんの?」
みずぽ「いやっ・・・そのぉ・・・」

みずぽ(やっぱりみんなクリスマスの事ばかりで私の誕生日なんて忘れてるのかなぁ。)

鳩「みなさん、早く席に着いて下さい。閣議はじめますよ」

みずぽ「うぅ・・・やっぱり誰も私の事なんて覚えてくれないんだ・・・」
95:2009/12/24(木) 14:15:43.67 ID:1/iCpepD0


閣議終了後

鳩「みなさんお疲れ様でした。」
みずぽ「お疲れさま・・・。はぁ・・・。(今日はケーキ買って帰って一人で食べよっと。)」

鳩「福島さん!ちょっと待ってください」
みずぽ「ほぇ?」

その時、扉が開いてケーキを持った幸夫人登場。

みゆき「みずほちゃんお誕生日おめでとう」

独特の宝塚歌唱法でハッピーバースディを歌い上げる幸夫人。
その後、次々とプレゼントを持って集まってくる閣僚たち。

96:2009/12/24(木) 14:17:06.58 ID:1/iCpepD0
みずぽ「うわっ・・・みなさん・・・嬉しいですぅ。もうすっかり忘れられているかと」
はらぐちぇ「だって鳩がサプライズにしろっていうから」
みずぽ「え?」

みゆき「みずほちゃん、一日だけうちの旦那貸してあげる」
みずぽ「えっ・・・いやぁ・・・そのぉ・・・(困ったなぁ)」

千葉「今夜うちの家で土井さんと清美、あと田嶋暢子あたりを呼んで『クリスマス?なにそれ、おいしいの?クリスマスを真っ赤にしようze!会』するんだけど、もちろん来るよね?(ニヤニヤ」
みずぽ「・・・・(目が本気だ、目が。。。)」

というわけで、みずぽたん、54回目の誕生日おめでとう!
これからも政界のアイドルとして輝き続けてください。
97:2009/12/24(木) 14:19:33.58 ID:1/iCpepD0
この小ネタ(>>93-96)は本編とは全く関係ないです。
単なる思いつきなんで。

さて、昨日の続き落としていきますー。
98:2009/12/24(木) 14:20:56.67 ID:1/iCpepD0
>>89の続き。

急な呼び出しがあったのは夕方すぎだった。
これから幸と食事に行こうとする直前に小沢から電話が掛かってきたのだ。
彼の命令には逆らえない。
幸に小沢からの電話を伝えると、彼女も仕方ないわという表情で理解してくれた。

よく考えれば、形式的な立場が上の私が党の一幹事長である小沢の元へわざわざ出向くのは甚だおかしい話だ。
しかし、実際に権力を握っているのは彼だ。私は彼の操り人形にしかすぎない。
ただ、私も好き好んで彼の操り人形をやっているわけではない。隙を伺って、いつかは立場を逆転させる事を狙っていた。
私は彼の弱みを握っている。しかし、逆に私も彼に弱みを握らせてしまった。
以前よりも小沢が私を玩具にして遊びたがるようになったのはその頃からだった。
悔しいが、私も下手に動く事ができない。

そんな事を考えながら、車に乗り込んでラジオを聞き流していた。
99:2009/12/24(木) 14:22:15.47 ID:1/iCpepD0
民主党本部に到着した頃は小沢と約束した時間を10分ほど越えていた。
この時間帯は一番道が渋滞しやすいのだ。
小沢は怒っているだろうか・・・。
ドキドキしながら幹事長室をノックした。

「待っていたよ鳩山くん、入りなさい」

予想に反して穏やかな声だった。
よかった、彼は今日は機嫌が良いようだ。

部屋の中には先客がいた。
前原と管、そして岡田だ。

100:2009/12/24(木) 14:23:08.97 ID:1/iCpepD0

「最近の様子を拝見しているが、実にけしからん。」

席に座るなり、急に小沢の檄が飛んだ。
先程までの穏やかな様子は何だったのだ?まったく・・・。

「特に岡田。お前は全く3党連立の大切さを分かっとらん!」
「連立よりも大事な物があるでしょう。」

岡田の欠点はそこだった。馬鹿がつくほど真面目で頑固すぎるのだ。
黙ってハイハイ言っていれば小沢からこんなに目の敵にされる事もなかっただろうに。

101:2009/12/24(木) 14:24:13.53 ID:1/iCpepD0
「アメリカよりも国内の、しかもあんなちっぽけな党を贔屓するなんて。それは誰が考えてもおかしい。」

岡田はやつれていた。それもその筈、外務と内政に板ばさみにされて、まともに眠れていないのだろう。
その事は、岡田の隣に座っている前原にも同じことが言えた。
間違いなく、この二人はジョーカーを引かされたのだ。小沢の手によって。
私はそんな二人をどこか見下した節があった。特にみずほの件があって以来、岡田に対してはその気持ちが強くなっていったのは言うまでもない。

「鳩山くん。岡田くんがこんな事言ってるよ。外務大臣がこんな事では困るね。君もそう思うだろう?」
「えぇ。」
「君はどう思う?アメリカと社民党。どちらを大事にすべきか?」

102:2009/12/24(木) 14:25:24.72 ID:1/iCpepD0

さて、困った。
確かに岡田には正直腹が立っている。
しかしアメリカを否定すれば、それはそれでみずほを擁護することになる。

「・・・その答えは小沢さんがよくご存知だと。」

小沢の眉がピクリと動いたのを見逃さなかった。

「上手く逃げたね鳩山くん。君は逃げるのだけは上手い。さて、冗談はおいておいて。今後一切勝手な真似はするんじゃない。特に岡田と前原、お前らは大臣である前に民主党議員であることを忘れるな。肝に命じて行動するように。・・・おい鳩山くん。」
「は、はい。何でしょう?」

「横で寝ている菅くんにも起きたら伝えておいてくれ。次寝たら永遠に朝は来ないぞってな。」


103:2009/12/24(木) 14:26:50.08 ID:1/iCpepD0

「全く困ったもんだ。悔しいが小沢の暴走を止められないな。」
酒を一気に飲み干した前原がぐったりとテーブルへ倒れ込んだ。
「ちょっと飲みすぎだぞ。・・・まったく、世話が焼ける奴だ。」
全く酒を口にしない岡田が呆れた様子で前原を見つめる。

菅を置き去りにして逃げるように幹事長室から出てきたのは覚えている。
それから、3人で食事をしようということになって、何軒かまわって・・・
それから・・・ええと・・・思い出せない。

少し酒を飲みすぎたようだ。
104:2009/12/24(木) 14:27:41.04 ID:1/iCpepD0

目の前の岡田を見て、しばらく思考を巡らせた。
さぁ、どうやってこれから岡田を更迭させようか・・・。
普天間の件で岡田を更迭すればみずほを救うことになり、みずほを更迭すれば岡田を救うことになる。
二人同時に辞めさせる方法はないものか・・・。

「なに人の顔じっと見てるんですか」

岡田に気づかれた。

「いや、別に何もないよ。ただ・・・」

「鳩山さん!ダメですよ!」

先程までぐったりしていたはずの前原が身を起こした。

「岡田さんは俺と・・・うぐっ!」

慌てて岡田が前原の口を手で塞ぐ。

「コイツ、かなり酔っているみたいだ。ハハハ、途中まで送っていってきます。・・・おい、行くぞ!」

105:2009/12/24(木) 14:28:55.79 ID:1/iCpepD0

千鳥足の前原を抱え込むようにして岡田は店を出て行った。

私は夢を見ているのだろうか?

いや、これは現実だ・・・。前原にあんな趣味があったとはな・・・。
しかし岡田も岡田だ。
みずほの次は前原か。相変わらず良い趣味をしている。

それに比べて私はどうだ。
いや、もう考えるのはよそう。
そんな事、どうだって良いじゃないか。

最後の一口を飲むと、そのままテーブルに突っ伏した。

106:2009/12/24(木) 14:31:46.27 ID:1/iCpepD0
今日はこのあたりまでにしておきます。
年末までには終結する予定です。
ですので、もうしばらくのお付き合いをよろしくお願いいたします。

ではみなさん、よいクリスマスをお過ごしくださいーノシ
107ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/24(木) 17:38:10.80 ID:syiREs0u0
続きktkr!
みずぽきゃわええ〜
前川ワロタw
>>1も良いクリスマスを
108ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/24(木) 18:30:09.24 ID:mCSgMOOX0
>>1はもしかして801板住人?
カップリングが斜め上すぐるwww
それはそれで面白いからいいんだけど。
109ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/24(木) 22:21:57.68 ID:1/iCpepD0
>>108
801板とは全然無縁です。
でも周りがそういう趣味の人が多いので…

個人的には長妻の総受k(ry
110:2009/12/25(金) 17:10:47.48 ID:ZKpCJTsn0
>>105の続き

あれから数日が過ぎた。
鳩山は小沢に釘を刺されたのか、何も行動できずにいた。
それよりも、自分の周りにおける環境が変わりすぎていた。
弟の邦夫は議員辞職とまではいかなかったが、党の役職を降りた。
自分がこの座を追われるのは時間の問題なのか・・・。
しかし、一度手にした権力を手放す訳にはいかない。最低でも、岡田とあの女を表舞台から引き下ろすまでは・・・。

111:2009/12/25(金) 17:11:38.71 ID:ZKpCJTsn0

『マニフェストに次から次へと違反することは、まさに詐欺だ!鳩山首相は辞任すべきだ!』
部屋にある電源が入ったままのテレビが自分の名前を呼んでいる。
もう自分への批判も慣れてしまった。何とでも言えば良い。
最後は私が全てを決めるんだ。

『次のニュースです。福島瑞穂消費者・少子化担当相が大阪府庁を訪れ、橋下知事と会談しました。』

自然と目線がテレビの方へと向かった。
一瞬、目を疑った。
そこには黄色のジャケットに、黒のロングドレスを合わせたみずほの姿があった。
胸元がはだけ、妙な色っぽさがあった。

112:2009/12/25(金) 17:12:38.38 ID:ZKpCJTsn0

ダメだ、落ち着くんだ。
これがあの女の正体じゃないか・・・。最低な尻軽女なんだぞ。
やめろ、想像するのをやめるんだ。

急いでチャンネルを変えた。
しかしそれが裏目に出た。
ブラウン管に映し出されたのは、見たことのない洋画だった。
三白眼の女が男を誘っている。
女は50代前後といったところだろうか、しかし顔の皺の一つ一つが妙な色気を醸し出しているのだ。
やがて女は男の首に両腕を回し、男の首筋を丁寧に舐め上げる。
113:2009/12/25(金) 17:13:34.00 ID:ZKpCJTsn0

『私を無茶苦茶にしていいのよ?』

女がその言葉を放った瞬間、理性が吹っ飛んだ。
もうダメだ。押えきれない。
ソファに座ると、おもむろに男性自身を取り出した。
既にソレは大きく固くなりつつある。
天を見上げ、快楽に身を任せるように目を閉じた。

「はぁっ・・はっ・・」

段々と息が荒くなる。
テレビの中の女の喘ぎ声に反応し、ますます自分のモノが熱を帯びている。
より一層手に力を込めて激しく動かした。
114:2009/12/25(金) 17:14:28.98 ID:ZKpCJTsn0

「ああぁ・・・」

情けない、力弱い声が漏れる。
独特の匂いが部屋に充満し始めた。今、この瞬間に誰かが部屋の扉をノックすればどうなるのか。
そういう一種のスリルさえも興奮要素になっていた。

あまりの気持ち良さに、自然と腰が動き始める。
頭の中で、先程のみずほの姿が浮かんだ。
黒いドレスからチラリと見える白い肌。むっちりとしたあの肉体。
あぁ、ダメだ。
想像すればするほど欲しくなる。
夢中で腰を振り続け、手を動かし続けた。
115:2009/12/25(金) 17:15:22.80 ID:ZKpCJTsn0

「はぁっ・・・うっ・・・!」

果てた瞬間、何とも言えない脱力感に襲われた。
今ならどんな敵でも勝てそうだ、あぁ、小沢なんて目じゃない。

しばらく余韻に浸った後、憎んでいた女を想像して抜いてしまった自分を後悔した。

どうして彼女なんだ?

他にも女なんて山ほどいるし、私は妻を愛しているはずだった。
116:2009/12/25(金) 17:18:33.99 ID:ZKpCJTsn0
今日は時間があまりなくて短くなってしまい申し訳ないです。
そういえば、年明けに閣僚で合宿するらしい。
いつもぶっ飛んだネタを提供してくれる鳩内閣って・・・。

ちなみに、みずぽの胸チラエロ参照画像はこちら↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091221-00000027-jijp-soci.view-000
117ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/25(金) 22:23:23.71 ID:sVUEddfg0
妙に生々しいなポッポw
118ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/26(土) 17:28:11.48 ID:1wk94y8z0
ところで何故小池なの?
119ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/26(土) 22:25:29.86 ID:G3JB2KNE0
続きwktk
120ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 08:06:23.94 ID:S1IHWnmxO
みずぽ可愛いよみずぽ
121ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 11:49:05.73 ID:maC50oab0
2009.12.27 サンデープロジェクト・「フリーズみずぽ」のまとめ

場外論者A: ねえみずぽ、日米同盟って、「良い面」と「悪い面」があるよね?その「良い面」と「悪い面」を両方挙げてくれる?
みずぽ: 「悪い面」で言えばミズポ、普天間基地では事故が多発してミズポ、強姦事件が多発してミズポ…。

場外論者A: じゃあみずぽ、日米同盟の「良い面」を挙げてくれる?
みずぽ: …(そんな事聞かれたってミズポ…)。

場外論者A: 日米同盟の「良い面」は無いの?みずぽ。じゃあ、日米同盟なんてやめちゃった方がいいんじゃないの?みずぽ?
みずぽ: …(それを言っちゃったら、反対出来なくなるじゃないミズポ…)。

亀: う゛ぉい!俺のみずぽをいじめるな!
122ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 12:16:42.04 ID:bNbqNPkY0
亀www
それにしてもみずぽの外交オンチは酷すぎるな、俺が手とり足とりで叩き込んでやりたい。
123ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 16:15:53.48 ID:UZxXqoKR0
みずぽカワユス
124ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 17:20:07.14 ID:bNbqNPkY0
続きまだかな・・・
125ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 20:36:58.30 ID:xxtHoESp0
前原と岡田の続きも読みたい
126ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 21:37:42.70 ID:XqH5a/jB0
数字でやれば
127ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 23:20:12.14 ID:bNbqNPkY0
数字?
128ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 23:27:01.01 ID:oPQyre780
真面目にみずぽに萌えてきたから困る
129ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/27(日) 23:40:55.12 ID:3Ce6Teg+0
立て逃げネタスレかと思ったら…
>>1友愛されるんじゃね?w
130:2009/12/27(日) 23:59:11.55 ID:0NmnfK1E0
すみません、遅くなりました。
続き落としていきますー。

>>118
なんかみずぽの著書に、小池姐さんに向けた(と自分は読み取った)文章があって、それで勝手に妄想が広がって・・・という次第であります。

>>125
了解です。ちょっと本編とは違う形ですが書いてみます。

>>126−127
数字って何ですか??

>>129
友愛wwwちょっと今後の展開次第で本当に友愛されるかもしれない・・・
131:2009/12/28(月) 00:00:54.11 ID:Us9c+Iet0
>>115の続き

夜、妻と食事をしている時もそれは頭から離れなかった。
こうしている間にも、あの女は岡田と会っているだろう。
そう思うとなかなか食事も手につかない。

「ねぇ、あなた。最近なにか変よ?」

幸の言葉も耳に入らない。

「ねぇあなたってば!」
「うるさい!黙っててくれないか!」
132:2009/12/28(月) 00:02:17.55 ID:Us9c+Iet0

一方、みずほはあの件以来、暇を見つけては百合子の部屋で会っていた。
小沢が上手く鳩山を丸め込んでくれたものの、相変わらず心は不安定だった。

夢中で何かを忘れるように百合子に抱かれ続けていた。
そうしている時だけは心が落ち着いていられるのだ。
百合子もあの日以来、小沢の元へ行くことはなくなった。

極力二人で一緒にいるときは仕事の話は避けるようにした。
考え方もかけ離れている二人を繋ぎ合わせているのは体の相性だ。

133:2009/12/28(月) 00:04:24.56 ID:Us9c+Iet0

ただ、百合子には気になる事があった。
それは、みずほが行為の後、必ずと言って良いほど涙を流すのだ。
みずほが実はもっと自分が思っている以上に何か重いものを抱えているのではないか。
そう思っていても、問いただすことはできなかった。
百合子も百合子で、今の関係を壊すのが怖かったからだ。

その日もみずほは涙を流した。
手を握る力も弱々しかった。

辛かった。
本当は屈託のない笑顔で見つめて欲しいのに。
どうして泣いているの?
それを聞くこともできない自分に腹が立つ。
134:2009/12/28(月) 00:06:02.49 ID:Us9c+Iet0

しかし、しばらく経たない内に、思わぬ形で百合子はその謎を知ることができた。
眠っているみずほが寝言で小さく鳩山の名前を呼んだのだ。

「そういう事だったのね・・・」

百合子はまだ眠っているみずほを起こさないよう、そっとベッドから立ち上がり、上着を羽織って部屋を出ていった。
突き刺さる冷風を物ともせず、ひたすら足を進める。

ー私じゃ、彼女を本当に幸せにはできない。

その目には涙が溢れていた。

135:2009/12/28(月) 00:07:04.83 ID:Us9c+Iet0

目が覚めると、ベッドの上だった。
意識が戻ると右腕が痛い事に気付いた。
目をやると、なぜか点滴の針が刺さっている。

「あなた・・・大丈夫?」

心配そうに覗き込む幸の顔があった。

136:2009/12/28(月) 00:08:06.19 ID:Us9c+Iet0
「みゆ・・・き・・・?」
「そうよ、私。あぁ、元に戻ってよかった。あなた、急に奇声を発して倒れたものだからビックリしちゃったわ。」
「みゆき・・・」

「なんだか物騒な事が多いわね。さっき亀井さんが見えたわ。彼も目の上に大きなタンコブ作っちゃって。真っ青で痛々しかったわ。なんでも岡田さんに殴られたとか。」
「え?」
「こういう時にこそ、あなたが元気になってしっかりしなきゃ!」
「ハハハ、そうだな」

137:2009/12/28(月) 00:09:50.03 ID:Us9c+Iet0

私は一体なにをしていたのだろう。
小沢幹事長にみずほを大臣から降ろすと提案して怒鳴られたところまでは覚えている。
どうして彼はあんなにもあの女を庇うのだろう。
どうせ、あの女のハニートラップにでも引っかかったのだろう。
もう、そんな事はどうでもいい。
何もかもに疲れてしまった。

あの頃に帰りたい。
父さん、母さん、そして姉さんと邦夫と、みんなで楽しく過ごした日々へ。
これほどまでに平凡な暮らしが羨ましいと思ったことはなかった。
政治家にならず、教授を続けていたら・・・いや、もう考えるのはやめよう。

「あなた、おやすみのキッスを」

幸とキスを交わし、再び眠りについた。

138:2009/12/28(月) 00:14:11.15 ID:Us9c+Iet0
すみません、途中ちょっと文章抜けました。
本当は>>131の後にポッポが叫んで倒れるシーンのはずだった。
また後で訂正します。ちょっと出直してきます。
139:2009/12/28(月) 01:33:15.15 ID:Us9c+Iet0
修正します。

>>131>>132の間に以下の文章が入ります。

「ごめんなさい・・・ただ、貴方のことが心配で・・・」
「君には関係無いことだ!男の仕事に口出しするんじゃない!」

勢い良くコップをテーブルに置いた。
頭に血がのぼって息が荒くなる。

それとは対照的に、幸の顔から血の気が引いていた。
その顔が、以前のみずほの自分を蔑むように見た目と重なる。

頼む・・・そんな顔で見つめないでくれ・・・。

「うわぁあああああああ!!」

目の前が真っ暗になった。
140:2009/12/28(月) 01:34:20.77 ID:Us9c+Iet0
そして>>137の続き


目が覚めると、隣に百合子の姿がなかった。
時計は午前5時だ。こんな朝早くからもう出掛けてしまったのだろうか。
服に着替え、マンションのベランダに出た。

「寒っ・・・」

頬に容赦なく風が突き刺さる。
まだ薄暗い東京の朝。
その光景が一気に夢の世界から現実へと引き戻した。
141:2009/12/28(月) 01:35:38.50 ID:Us9c+Iet0

携帯を開くと大量の着信がある。秘書からだ。
リダイヤルすると、すぐに電話が通じた。

「どうしたの?」
「大変なんです。鳩山さんが倒れたそうなんです。」
「・・・。」
「・・・もしもし?もしもし?!」

電話口からの秘書の呼びかけ声も耳に入らなかった。
一旦、ベランダから部屋にもどったが、なかなか落ち着かない。
142:2009/12/28(月) 01:36:35.56 ID:Us9c+Iet0

もちろん仕事も身に入らなかった。
副大臣や政務官に話し掛けられても上の空だった。
電話を掛ようにも繋がらないし、たとえ繋がったところで何も言おうか、言葉も浮かばない。

東京の空は18時だというのに、もう真っ暗だった。
その中を車はひたすら走る。
ある高級マンションの前で車は止まった。

毎晩、ここへ来るのが当たり前のようになっていた。
もう彼女に会わないと一日が終われないような気にすらなっている。
143:2009/12/28(月) 01:38:17.68 ID:Us9c+Iet0

合鍵で扉を開くと、忙しそうに部屋を整理している百合子の姿があった。
その姿を確認するなり、安心しきってみずほは抱きついた。

「ほら、離して、今作業中だから」
みずほの腕を解いて、百合子は優しく話かけた。
「そういえば今朝、早かったんだね。朝起きたらいなかったから。」
「えぇ・・・そうね。」
百合子は手を止めた。

「そろそろ休憩しようかな。お茶いれてくれる?」
144:2009/12/28(月) 01:39:20.26 ID:Us9c+Iet0
みずほの作る紅茶が大好きだった。
少し濃いめで、ミルクがたっぷりの紅茶。

台所でお湯を沸かすみずほを百合子は見つめていた。
なんだか急にせつなく、やりきれない気持ちになる。

みずほはあの日以来、毎日この部屋に通い、体をせがむ。
彼女が私と寝たがるのは自分を愛しているからではない。
鳩山の事を忘れたいからだ。

「大事な話があるんだけど。」

みずほが紅茶を運んできて席につくと話を切り出した。

「ん?なぁに?」

まるで、悪戯っ子のような視線で見つめるみずほ。
145:2009/12/28(月) 01:43:27.60 ID:Us9c+Iet0

「もう、今日で最後にしましょう。」
「・・・え?」
そう切り出されて、みずほは意味が理解できなかった。

「もう・・・私には会いに来ないで。だから今日で最後。」
「言っている意味が分からないよ」
「もう私は貴女を抱かない。これならわかる?」
「・・・どうしたの急に?そんな冗談やめてよ」

席を立ち上がり、百合子に詰め寄る。
そして、みずほがキスしようとした時に平手打ちが飛んだ。

「貴女は私を愛してなんかいない。」
146:2009/12/28(月) 01:44:45.28 ID:Us9c+Iet0

「えっ・・・どうしてそんな事言うの?私、一生懸命頑張ってるじゃない!」
「一生懸命頑張るって何?頑張らないと私を愛せないわけ?・・・つまり、そういうことよ。」
「・・・。」

「私、貴女のこと、本当に大好きだから立ち直って欲しいの。逃げないで。」
「何言ってるの?」
「もう隠さないで。私、聞いたの。貴方が寝言で鳩山の名前を呼んだのを。貴女は今でもあの男のことをずっと思っているのよ。私はその身代わり。いい加減にしてちょうだい!」
「・・・。」

力なくその場に座り込んだ。
147:2009/12/28(月) 01:45:40.15 ID:Us9c+Iet0

「ごめんなさい。私、もう自分でもどうしたらいいのか分からない。」

言い過ぎたことは自覚していた。大事な人を傷つけたくなかった。
でも、これだけは言わないと前に進めない。
百合子もしゃがみ込み、泣き崩れるみずほの体を優しく抱き寄せた。

「彼に会うべきよ。そして誤解を解いて。そうしなきゃ永遠に分かりあえない。」
「でも・・・」
「でもじゃないの!自分の気持ちに素直になって。それに、貴女は一人じゃない。私が付いているから。」
「ありがとう・・・。本当にありがとう。」

ようやく笑顔になったみずほに百合子も安心した。

「やっぱり貴女の笑ってる顔が一番好き。」

頬に軽くキスを落とした。
みずほは涙を拭いた。

よし、もう一度彼と向きあおう。
148:2009/12/28(月) 01:47:01.98 ID:Us9c+Iet0
ドタバタしてご迷惑おかけしました。
今日はとりあえずこの辺りで落ちます。
149ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/28(月) 03:06:52.03 ID:OIRmtU0U0
みずぽ可愛い
いつの間にやら、二人の恋を真剣に応援している俺がいた……
150ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/28(月) 03:41:29.50 ID:/8xRFTPkO
乙です!
次でいよいよラストか?
151ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/28(月) 10:13:38.25 ID:yTMUzVLgO
乙です。
最近の投げやりな発言聞いているとことさらリアルだ。
152ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/29(火) 09:24:37.63 ID:2QawqvDJO
真面目に読み耽ってしまったが全然後悔してない
153ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/29(火) 20:12:15.33 ID:0rWTHQRn0
TVでみずぽの顔見るたびに
このスレ思い出す
154ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/30(水) 06:57:17.37 ID:vEAbvach0
みずほが最近可愛過ぎて困る
というか、小沢とみずほはリアルで相思相愛だった件
155:2009/12/30(水) 19:35:05.74 ID:h1fAbVQB0
>>153
自分は最近テレビで鳩を見る度に申し訳ない気持ちになります。

>>154
一昨日くらい
みずぽ「ジュゴンが住んでるから環境破壊!辺野古の埋立反対!」
小沢「辺野古の綺麗な海を汚してはいけない。」
みずぽ「小沢先生も賛同してくれて嬉しいですぅ。」

昨日
小沢「普天間の移転先として下地島はどうか?」
みずぽ「(あれだけ県外と言っていたにも関わらず)下地島も検討に入れたい」

・・・もう二人はデキてるってことでFA?

えっと、お待たせしてすみませんでした。今日でとりあえず最終回ってことで落として行きたいと思います。
156:2009/12/30(水) 19:38:27.09 ID:h1fAbVQB0
>>147の続き。

台所で妻の幸が粥を作っている時に、突然インターホンが鳴った。
もう時間は0時近かった。
誰かしら、こんな夜中に・・・?
もうメイドは眠っている。
仕方なく、自らインターホンの画面を覗き込んだ。

「あら・・・福島さん。」

軽く会釈をして、みずほは鳩山邸に入った。

「あなた、お見舞いにお客様が見えてるわよ。」
「誰だ?」
「福島さんよ」

157:2009/12/30(水) 19:39:44.80 ID:h1fAbVQB0
まさかとは思った。
なぜこんな時間に?

「・・・通してくれ。」

気持ちが高ぶっていた。
手には汗が出ているのに、なぜか体は氷のように冷え切っていた。

「体調はいかがですか?」
「・・・・。」

みずほの問には答えなかった。
しかし、みずほは話を続けた。
158:2009/12/30(水) 19:41:04.08 ID:h1fAbVQB0

「今日は誤解を解くために来たの。このままじゃ、ちっともお互いにとって良くないと思って。あの時は急に殴ったりしてごめんなさい、反省してます。あれはその・・・急にカッとなってしまって・・・」
「あれは私が悪かった。中傷するような言葉を言ってしまった。しかし・・・残念ながら、結局は貴女は娼婦まがいの事をしていた。」
「・・・。」
「私、見たんですよ。貴女が岡田を追いかけてホテルから出てきたのを。あれは間違いなく君たちだった。」
「・・・・?」

159:2009/12/30(水) 19:42:01.29 ID:h1fAbVQB0
みずほはしばらく考えた。
岡田と・・・?
そしてハッとした。

「それは1週間ほど前の午後の事?」
「そうですよ。間違いなく貴方たちを見たんだ。」
「勘違いしてるわ。私が彼と会ったのは偶然。というか・・・私は彼に邪魔されたのよ。」
「え?」

しばしの沈黙が走った。

160:2009/12/30(水) 19:44:10.75 ID:h1fAbVQB0
「最初に貴方に娼婦だって言われた時は、カチンときたの。ごめんなさい。
でも、私が寝たのは岡田さんじゃない。私、あの時本当は亀井さんと会っていたの。彼と協力すれば基地問題も少しは私たちに有利になるかと思って・・・。
もちろんその時は亀井さんに女の武器を使おうって、そう思ってた。だけど急にそこに岡田さんがやってきて。
もう訳が分からなかったわ、急に岡田さんが亀井さんを殴るし。私の計画は台なし。」

「相手は岡田じゃなかったのか?!」

「そうよ、彼は何も関係ないわ。それから社民党本部に戻って、重野から貴方から電話があったのを聞いたわ。貴方が『今すぐ会いたい』って言ってくれてたのも聞いた。だから、私は貴方に会いにいった。そうしたらあんな事に・・・」
161:2009/12/30(水) 19:45:17.61 ID:h1fAbVQB0
「そうだったのか・・・でも、小沢とは寝たんだろう?」
「どう答えたらいいのか分からない。」
「何故だ。寝たか寝なかったか。答えは二つに一つだろう」
「そうね・・・寝たかもしれない。でも・・・正しく言うと、私が寝たのは小沢さんじゃない。」
「君は何を言っているんだ!」
「私が寝たのは・・・あの女。・・・小池百合子よ」
「え?」

理解できなかった。
なぜ小沢じゃなく、小池なのだ?
162:2009/12/30(水) 19:46:13.54 ID:h1fAbVQB0

「小沢さんは”鑑賞”するのが好きなの。そこで、たまたま居合わせた彼女と・・・」
「そういう訳だったのか・・・。やっぱり君は最低だ。最低の女だ。」
「えぇ・・・そうね、何も反論はできないわ。」
「開き直るつもりか?」
「悪い?」

もちろん開き直るつもりはなかった。
しかし、こうでも言わないと気持ちが保てない。

部屋を出て行こうとするみずほに、鳩山は声を掛けた。
163:2009/12/30(水) 19:47:10.57 ID:h1fAbVQB0

「私は悔しいよ。いや、悔しいを通り越して呆れているよ。こんな女を一瞬でも愛していたとは。」

ドアノブに掛けていた手が一瞬止まった。

「・・・そうね。でも、こんな最低な女を一瞬でも愛してくれた男を、私は今でも忘れられないの。」
「え?」
「誰に抱かれても、いつも思い出すのは貴方の事ばかり。どうしてなのか自分でも分からないわ。以前、貴方に言った言葉、覚えてる?」
「何のことだ?」
「私とアメリカ、どちらが大切なのか、と。」
「あぁ、そんな事もあったね。実に君らしい脅しだった。」

みずほは再び鳩山の方を向き直し、一歩ずつ近づいていく。
164:2009/12/30(水) 19:48:06.24 ID:h1fAbVQB0
「その後の言葉・・・私は貴方が欲しいって・・・覚えてる?」
「冗談にしては度が過ぎる」
「冗談なんかじゃなかった!・・・私は本当に貴方の事が好きだったの。ずっと遠い存在で見つめているだけだったのに、こうやって一緒に仕事ができるようになって嬉しかった。それだけでよかったのに、私は貴方の事を本当に・・・」
「・・・」
「でも結局私は貴方を傷つけることしか出来なかったわ。もし、余計な事などせずにもっと早く貴方に・・・」
「もういい。もういいんだ・・・」

小さいみずほの体を抱き寄せる。

「もうそれ以上は言わなくていいんだ。私も悪かった。勝手な思い込みで君を追い詰めた。本当に申し訳ないと思っている。」

もう我慢の限界だった。
165:2009/12/30(水) 19:49:09.90 ID:h1fAbVQB0
抑えていた気持ちを爆発させるように、語り始めた。

「私も実は裏で君を陥れる作戦を考えたりしていたんだ。だがそれは、君を傷つけること、すなわち自分の心を傷つけている事に気がついたんだ。今、君の気持ちを聞いてはっきりとした。私は間違いなく君を愛している!」

抱き寄せる腕に力を込めた。
みずほも、これまでにないくらい幸せを噛み締めていた。
親指で頬を伝う涙を一つづつ丁寧に拭ってやると、みずほは少し照れたように下を向いた。

「愛してるよ・・・」

みずほの唇に近付こうとした時だった。

ガシャン、と扉の方向から音が聞こえてきた。
出来立ての粥が湯気を立てて絨毯に散らばっていた。
166:2009/12/30(水) 19:50:09.81 ID:h1fAbVQB0

「幸・・・!」

血の気の無い顔で立ち尽くす幸の姿があった。

「貴方・・・何やってるの?」
「幸、違うんだよ、これは・・・」
「何が違うの?こんな女と楽しくやっちゃって。」
「幸、落ち着くんだ。きちんと話し合えば・・・」
「話し合い?笑わせるわね。私を騙して楽しかったかしら?」

今までに見たことのない幸の顔に二人ともそれ以上声が出なかった。
幸はフフッ、と不敵な笑みを浮かべながらその場を去っていった。
167:2009/12/30(水) 19:51:05.18 ID:h1fAbVQB0

「・・・ごめんなさい」
「いや、いいんだ。私の方こそ申し訳ない。とりあえずもう今日は帰った方がいい。幸は私がなんとかするよ。」

心配するみずほを励ますように、力強く言った。

「また電話するから」

みずほが上着を持って部屋を出ようとした時だった。
168:2009/12/30(水) 19:51:59.29 ID:h1fAbVQB0
ジリジリジリジリジリ・・・・・

けたたましい音に思わず耳を塞いだ。

「なっ、何?!」

音に続いて白い煙が勢い良く立ち上がった。
これから起こる事を理解するのには、多くの時間を要しなかった。
169:2009/12/30(水) 19:52:52.81 ID:h1fAbVQB0
「あなた。愛しているわ。」

その声に振り向くと、幸の姿があった。

「幸さん!何をしたんですか?!」

みずほの声に全く反応せず、幸は鳩山の方へひたすら歩みを進める。
その目はボーッと、どこかを向き、頬は青白く、覚めた目とは対照的に口角が広がっていた。
完全に狂人へと化していた。
170:2009/12/30(水) 19:53:53.09 ID:h1fAbVQB0
どこからか焦げたような臭いがした。
出火元は台所だった。
思った以上に火の回りが早い。

「逃げるんだ!」

立ち尽くしているみずほに鳩山は声を掛けた。
鳩山は幸にしがみつかれて身動きが取れない。
これが本当に女の力かと思うほど、幸の力は強かった。

「でも・・・。」
「迷っている時間はない!さぁ、早く!」

その言葉とは対照的に、どう見ても鳩山にはこの状況を打破できそうにない。
171:2009/12/30(水) 19:54:49.75 ID:h1fAbVQB0
「やっぱり私もここに残る。」

今のみずほには鳩山と幸を部屋に置いて一人だけ逃げることはどうしても出来なかった。

「あなた。愛してる、愛してるわ。あなた・・・」

狂ったように幸は鳩山の名前を呼び続け、あらゆる箇所にキスをしている。
鳩山は覚悟を決めたようにそれを受け入れた。

それから何分時間が経過しただろうか。
しかし、思った以上に煙が部屋に到達するまで、時間はかからなかった。
先程まであれほど騒がしくしていた幸が横でぐったりし始めた。
172:2009/12/30(水) 19:55:44.84 ID:h1fAbVQB0
絡みついた幸の腕をゆっくりと解き、すでに意識を失っていたみずほの元へと近づいた。
意識は失っているものの、まだ、かすかに呼吸はあった。

鳩山は小さな体を抱きかかえ、そっと左手でみずほの頬に触れた。
そしてその後、ゆっくりとキスをした。
最初で最後のキスだった。
みずほの唇は冷たかった。

彼女の頬が濡れている。
その滴の面積が広くなっているのを見て、初めて自分が涙を流していることに気が付いたのだった。
173:2009/12/30(水) 19:56:45.03 ID:h1fAbVQB0
「愛してる」

そうみずほに声をかけ、再び幸の元へ戻っていった。
夫としての、最後の務めを果たすために。

鳩山邸の火が完全に消えたのは翌朝の5時だった。
すぐさま建物の周りはマスコミで埋め尽くされた。
残ったのは、無残な姿になった家らしき建物だけだ。
むき出しになった柱が火事の大きさを物語っていた。

174:2009/12/30(水) 19:58:07.54 ID:h1fAbVQB0
ーエピローグー

目が覚めると、目の前には真っ白い世界があった。
その風景が、見覚えのある顔に変わった。
「気がついたの?」
百合子はまだ意識が朦朧としているみずほの顔を覗き込んだ。

「痛っ」
体を起こすと右の脇腹に鋭い痛みが走った。
「だめよ、まだ寝てなきゃ。」

痛みを感じることで、ようやく自分がまだこの世で生きていることを実感した。
周りを見渡すと、どうやらここは病院の個室のようだ。
部屋には百合子の他に、幹事長の重野、そして秘書たちがいる。
175:2009/12/30(水) 19:59:01.44 ID:h1fAbVQB0
重野と百合子は何やら話をし、そして彼と秘書たちは軽くみずほに会釈をして部屋を出て行った。

「救助隊の出動が早かったみたい。玄関で意識を失っていた貴女を見つけて外まで運んでくれたそうよ」
「え、玄関?」

確か、死を覚悟した場所は寝室だったはずだ。

「あと、最上階の寝室で倒れている夫人を見つけて運ぼうとしたんだけれど・・・。既に夫人は息を引き取っていたそうよ。」
「幸さん・・・最後は愛する夫と抱き合って・・・。私のせいで・・・」

176:2009/12/30(水) 19:59:56.37 ID:h1fAbVQB0
「・・・それがね」
百合子は不審そうな顔つきで話を続けた。

「彼の遺体がまだ見つかっていないの。あと夫人の遺体にも不審な点がいくつか・・・どうやら一酸化炭素中毒が直接の死因ではないみたい。」

いやな予感がした。
長年弁護士をしてきて、色々な刑事事件にも携わってきたせいで、ほんの少しの疑惑でも勘が働きはじめる。

「まさか。不可能よ、あの煙と炎の回りの早さでは。ありえない。」

しかし、現に自分は玄関で発見された。
177:2009/12/30(水) 20:01:21.38 ID:h1fAbVQB0
「あれ・・・?」
両手で顔を覆ったみずほは、何かがない事に気がついた。
左手の中指にしているいつもの指輪がないのだ。
「指輪がない」
「・・・きっと救出する時にどこかに落としてきたんじゃない?また新しいのを買ってあげるわ」
「・・・。」

指輪が簡単に抜け落ちるものではないことは十分知っていた。
だが、その時のみずほには、まさか鳩山が自分の指輪を持ち去ったという考えには至らなかった。
腑に落ちない表情を見せるみずほを見て、百合子はそれ以上は何も言わない方が良いと思った。
彼女が救出されてから意識を取り戻すまでの2日間、百合子はずっと考えていた。

今は混乱を避けた方が良い。
178:2009/12/30(水) 20:02:31.71 ID:h1fAbVQB0
彼女はみずほに背を向けて、窓の方を向いた。そして手のひらに指輪を取り出した。
指輪の内側には、イニシャルでY.Hと彫り込まれている。
それはみずほが救急で運び込まれてきた時に、ジャケットのポケットの中から出てきたものだった。
おそらく鳩山がみずほの指輪を持ち去った代わりに自分の指輪を入れたのだろう。
百合子は指輪をハンカチで包むと、再び自分のスカートのポケットの中へしまい込んだ。

「ごめんなさい、少し疲れたわ。一人になりたい。」
179:2009/12/30(水) 20:03:51.66 ID:h1fAbVQB0

百合子はその言葉に頷き、部屋を出て行った。
みずほはこれから起こることを少なからず予想していた。
もうすぐすれば警察が事情を聞きにやって来る。
それまでに頭を整理しないと。

窓の外はどんよりと曇っていた。
遠くに見える建物の一箇所を陽は照らしている。

そんな光景を瞼の裏に焼き付けるようにして、みずほは再び目を閉じた。

180:2009/12/30(水) 20:04:51.03 ID:h1fAbVQB0
    (⌒Y⌒)
   (⌒*☆*⌒)
   ~(__人__)~
      | ,、
 _    |/ノ
 \`ヽ、|
   \, V
     `L,,_         (⌒Y⌒)
     |ヽ、)       (⌒*☆*⌒)
      |        ~(__人__)~
    ./        r''ヽ、 | .,、
    /          `ー-ヽ|/ノ
    .|             `|
   |              |
    |                 |
   ヽ,      ノ´⌒ヽ,,  |
      ヽ, ,γ⌒´     ヽ,ノ
      ∨ / ""⌒⌒\  )
       i /   \  / ヽ )
       !゙  (  )` ´( ) i/
       |    (__人__)  |       ┼ヽ  -|r‐、. レ |
      \     \__| /     d⌒) ./| _ノ  __ノ
181:2009/12/30(水) 20:10:40.77 ID:h1fAbVQB0
長い間お付き合いありがとうございました。
最後は本当にグダグダな終わりになってしまい、自分の文章力のなさを痛感しています。
最初は思いつきで書き始めたのが、最後まで続いたのは、みなさんの応援のおかげと、鳩、みずぽを初めとするオールスター内閣()笑のネタ提供のおかげだと思っています。本当は憂うるべきなんですがね・・・。

さて、本文は突っ込みどころが満載なので、質問や疑問があれば、遠慮なく言ってください。

あと、まだ全然スレ的に余裕があるので、以前に言ってた岡田前原の続きでも落とします。
182:2009/12/30(水) 20:12:30.96 ID:h1fAbVQB0
>>104の岡田前原の続き。

店を出た後、ため息をついた。
危なかった。いや、もうもしかしたら二人の関係を悟られてしまったのかもしれないな。
そんな危機感をよそに、こいつは酒のせいで舞い上がってしまっている。

「も・・もう飲めないですよ・・・っく・・・」

歩を進めるたびに私に寄りかかってくるこの男。
情けないとは思いつつも、それが可愛い。
どうもこの男だけには甘くなってしまう。
183:2009/12/30(水) 20:13:56.30 ID:h1fAbVQB0
前原の足が止まった。

「おい、歩けるか?」

いつの間にか彼は私の肩で寝息を立てていた。

「仕方ないな・・・」

彼を無理矢理タクシーに押し込んで、続いて私も乗り込んだ。
タクシーに行き先を告げて、携帯を開いた。
もう時間は25時を示している。
184:2009/12/30(水) 20:14:49.30 ID:h1fAbVQB0
前原のマンションに到着した頃にはもう深夜の2時近い時間になっていた。
彼を抱え込み、部屋へ入った。
まさに単身赴任らしい男の一人暮らしの部屋といった光景は見慣れたものだった。

前原をベッドへ寝かせ、布団をかけてやった。
彼は寝顔が最高に可愛い。長い睫毛から妙な色気を感じる。
思わず頬に手がのびる。
この美しい寝顔を見ていられるだけでも私は幸せを感じる。

185:2009/12/30(水) 20:15:44.00 ID:h1fAbVQB0
急に前原が目を覚ました。
「あれ・・・岡田さん?」
「目が覚めたか。」
「家まで送ってくれたんですか?・・・すみません。」
「構わんよ」
立ち上がろうとした時、手を強く前原に引っ張られた。

「もうちょっと隣にいて下さい。」
「・・・悪いな、もう帰るよ。明日早いんだ。」

前原の手を優しく振りほどいて、立ち上がった。
困惑した顔が、泣きそうな顔へと変わっていく。
彼の唇は何か言いたそうにしているが、言葉にならなかった。
186:2009/12/30(水) 20:16:49.17 ID:h1fAbVQB0
「嘘だよ。こんな状況で帰れると思うか?」

この言葉だけで、彼の顔に再び笑顔が戻る。
本当に素直で単純で。
だから、彼をつい、からかいたくなってしまう。

「岡田さんの嘘にいつも引っかかる俺って・・・。人の心を弄ぶなんて最低だ」

その言葉とは対照に、顔はニヤけている。

「そうさせるお前が悪い」

しゃがみ込んで、ベッドで横になる彼と視線の高さを合わせる。
187:2009/12/30(水) 20:17:46.57 ID:h1fAbVQB0
ワシャワシャと、まるで子供を扱うように頭を撫でると、照れ隠しするように私の手を払った。

「早く来て下さい」

前原はベッドの奥へと体を移動させ、もう一人分のスペースを空けた。
決してベッドは大きいとは言えなかった。
だが、それが逆により密着度を高めてくれる。

込み上げてくる感情を抑え、彼のシャツのボタンを1つづつ丁寧に外していく。
188:2009/12/30(水) 20:24:37.81 ID:h1fAbVQB0
すみません、ちょっと外出するんで、中断させてもらいます。
こんな感じでいいのかな。>>125が見てくれていればいいんだけれど。

他にもリクエストあれば書きます。
189ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/30(水) 20:30:45.66 ID:sr+ZbRUV0
構わん。続けろ



と偉そうに言ってみたが続けてくださいお願いします
190ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/30(水) 20:59:47.28 ID:Dt3t+AW30
>>125じゃないが、全裸ネクタイで続きを待つ

みずぽがこんなに可愛く見えるなんて、俺の人生で起こる筈がなかった
ていうか前屈みの予想外の可愛さに自分まで前屈みになりそうで恐ろしいわwwwww
191ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/30(水) 22:19:43.99 ID:Rml8LSQS0
万感の思いであります、>>1
ところでオカラと前○さんの組み合わせには理由があるのか?
192ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/30(水) 23:31:27.67 ID:egZvGxSo0
完結かーと思ってるところに
>>180でワロてしまったwwww
前テカおからも続き楽しみにしてます
193ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/31(木) 01:41:04.39 ID:TKEc2LE80
>こんな感じでいいのかな。>>125が見てくれていればいいんだけれど。

>>125です
まさにこういうのが読みたかったんですよ!
続きをテカテカしながら待っています!
194ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/31(木) 09:46:22.73 ID:rWIVoA3z0
>>1乙であります!
>>64なんだが、これはまた全裸にならざるを得ないなw
195ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/31(木) 10:31:52.17 ID:1iB3s7PN0
小池の初めての女が誰なのか気になる。
196ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/31(木) 11:09:43.87 ID:TKEc2LE80
アナウンサー時代の先輩とかじゃね?
197ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/31(木) 12:33:59.91 ID:tB6l17r60
中東専門家だからな>小池
アクビちゃんみたいな娘に仕込まれたんではないか
198ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/12/31(木) 15:00:39.66 ID:AoHZl2Wd0
>>1乙!
このスレ見てると音声が完全再現されるから困るw
年越し全裸で待ってるから。
199メガ幸子:2009/12/31(木) 15:51:37.77 ID:YgkcdIw00
いのぶたを飼いならす飲食店を教えてください
できるだけくわしく
200:2009/12/31(木) 17:12:23.81 ID:UVq6js0R0
>>191
当初は岡田と菅の組み合わせの予定だったんだけど、実際書いてみると妙に泥々しすぎてボツになった。
長妻ではキャラが薄すぎる。原口じゃギャグだし・・・。で、前原に置き換えてみたら案外しっくりきた。
渋い男前とスマートなイケメンだし、思った以上に自分でもこれはイケるなと。そういう訳です。

>>195->>197
その設定いいかも。あと、初当選して、党の先輩女性議員から色々と教え込まれたとか。
しかし今の彼女からはドSな雰囲気しか・・・。
あ、あとエジプトは確か同性愛には厳しかった気がする・・・。

>>199
イノブタと聞いてなぜか猪口を思い出した。

さて、昨日の続き落としていきます。
201:2009/12/31(木) 17:13:35.72 ID:UVq6js0R0
>>187の続き。

丁寧にシャツを脱がし、前原の美しい肉体が顕になった。
肩の辺りから丁寧に指を這わし、逞しく盛り上がった胸筋を下っていく。

「・・・ふっ」

指が脇腹に触れてくすぐったかったのか、彼は息を漏らした。
ズボンをずらし、そのまま手を下のほうへ滑らせていくと、やがて膨張した物にぶつかった。

「あぁっ」

情けない声が漏れる。
しかし、その声が私にとっては心地よいものであり、心の中の征服感をより高めてくれる。

202:2009/12/31(木) 17:14:31.73 ID:UVq6js0R0
構わず私は手を動かし続けた。彼は目を閉じ、呼吸を整えようと必死になっている。
時々、快感に我慢できないのか、顔を歪ませる。

「もう・・駄目です・・気が・・・変に・・・」
「そうか。」

私は手を止めた。

「これ以上は駄目だ。」
「え・・・なんで?!」

大人げもなく素っ裸の男の目が潤んでいる。
203:2009/12/31(木) 17:15:29.29 ID:UVq6js0R0

「嘘だよ。ホントお前は面白いな。」
「何考えてるんですか!」
「うるさいな、おとなしくしないと続きやらないぞ?」
「・・・。」
「よし、続きをはじめよう。」

怒られた子供のようにおとなしくなった彼に少し申し訳ない気もしたが、それでも彼をからかうのを止められない。
悪かった、とキスをしてやると素直に喜ぶところが本当に子供のようだ。

204:2009/12/31(木) 17:16:21.27 ID:UVq6js0R0

下半身、もちろん上半身の方にも刺激を与え続け、ついに彼に限界が来た。

「もうダメです・・・っぁあ!・・はぁ・・・」

目を閉じ、口をポカンと開け、まだ息が荒い。
まだ快感の名残に酔いしれている彼を打き寄せた。

「よかったよ。お前はやっぱり最高だ」

キスを求めてきた彼に素直に応えた。

「・・っ、長いよ。息できないだろう」
「嘘つかれた分の仕返しです」

最後にニヤっと勝ち誇った笑顔を見せた彼に、私も笑うしかなかった。
まったく彼には完敗だ。
205:2009/12/31(木) 17:19:38.56 ID:UVq6js0R0
こんな感じでよかったですか?
>>193の期待に応えられていればいいんだけど。

さて、本当にみなさんお付き合いいただきありがとうございました。
来年もみなさんにとって良い年でありますように。
あ、あと全裸の人たち、風邪引かないように気をつけてね><
206自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/01(金) 16:16:53.53 ID:LplWUShR0
本当にいちおつ
本編も岡田と前なんとかも、どちらも読みふけってしまった
だが後悔はしていない。ありがとう
機会があったらまた何か書いて欲しいよ
207自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/01(金) 16:53:04.92 ID:QAm1N7cI0
小池の女初体験話は書いていただけないものか
208:2010/01/01(金) 18:17:29.38 ID:e0wU02oU0
あけおめことよろです。
小池さんの話書いてみます。しかし相手の設定をどうしようかと・・・。
確かあの人、キャスター出身でWBSで司会やってたのは聞いたことある。あと、選挙は最初は日本新党から出てたんだよね。
何か良い案があれば教えてくらさい。
209自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/02(土) 19:18:48.01 ID:tpD04dBs0
これはいいお年玉
足掛け二年のいい萌えをいただいた
>>1に乙
そしてシリーズ化を望む
210自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/02(土) 23:02:14.22 ID:RhET6QmW0
新進党つながりで扇千影とか。宝塚歌劇団出身で素養はありそう。
小池は中高と女子校で、テニス部やソフト部に所属していたのでもててたかも。
211自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/04(月) 09:33:31.60 ID:4dZTUG+X0
ぽっぽとみずぽは分かるけど、何で>>1は岡田と前○も混ぜようと思ったんだw
小池の仕込み仕込まれ話と、岡田と前○の始まり話を期待する
212自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/04(月) 12:57:33.05 ID:0cAz/W/U0
>日本新党→新進党→自由党→保守党→自由民主党
>細川護熙、小沢一郎、二階俊博、小泉純一郎、安倍晋三、中川秀直と時の権力者・実力者の近くを渡り歩いてきた。また日本新党、新進党、自由党、保守党、自民党と政党を渡り歩いていたため
>「政界渡り鳥」と揶揄されることもある。

誰とでも絡める百合子パねえw
213自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/04(月) 20:10:04.00 ID:sLgANGgL0
百合子の後は重野で社民党の話を期待。
重野の忠臣っぷりが読んでかわいそうになったから何とかしてほしいんだ。
ただ、岡田と管以上にドロドロしそうだな、社民党内部・・・・・・
214自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/04(月) 22:29:35.10 ID:VpTWW0zW0
社民党は女性議員が少なすぎる…阿部とかキツイ。
215自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/05(火) 00:51:46.51 ID:hrltt+wS0
みずぽかわいいよみずぽ。
自分もなぜ岡田が前※に走ったのか気になるww
社民内部でのみずぽを巡っての抗争もいいがキャラの派手さからいくとやっぱりあのホモ2人には負ける気がwww
でも亀のみずぽへのセクハラまがいの偏愛も気になるなぁ。>>1の見事な構成に改めて感服www
216自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/06(水) 17:21:00.63 ID:lOwXp9H+0
みずぽと付き合いたいです><
217自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/07(木) 00:06:33.96 ID:sUsrazIV0
週刊誌にみずぽと前テカさんの書き初めが載ってた
このスレ思い出して吹いてしまったじゃないか

>>1は今頃新作を練ってくれているんだろうか…
218自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/07(木) 17:17:05.97 ID:8JUPklyW0
ダンボールを慰めるお話とかお願いしたいのですが
219自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/07(木) 22:25:32.85 ID:KaBnLAq30
百合子みずぽがまた読みたい

あと小沢と藤井の関係がきになるけど誰得
220自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/07(木) 22:49:56.91 ID:c5epsyHX0
>>俺得 野田も絡めてほしい
221自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/08(金) 02:03:27.89 ID:657qTtW00
前○と岡田は、西松で騒がしかったとき、東南アジアに愛の逃避行に出かけてたよな
2221:2010/01/08(金) 17:06:43.27 ID:ISTrw/0a0
1です。本当にご無沙汰しています。申し訳ありません。実はまた規制に引っかかって解除待ち状態です。
ずっと解除待ってたんですが、もういい加減堪忍袋が切れそうなんで、今はレス代行していただいている次第です。
>>210>>212情報提供ありがとう!てか小池氏の人脈パネェwwwソフト部だったのか...トスバッティングの相手してあげたい...
今現状ですが、ユリコ様と扇さんでちょっと書いてます。

重野の事を気に入ってくれる人がいてビックリwでも>>214の言う通り女性議員でネタになりそうなのがみずぽぐらいしかいない...。
>>211>>215岡田前田は自分でも想定外でした。二人の関係が始まった理由を何かつけるとしたら...
二人とも小沢の陰謀で激務な場所の大臣にさせられて、お互いに励まし合っているうちにそういう関係に発展...とか。
おっ、なんかこれは1つネタ書けそうな気がしてきました。

>>217なにそれkwsk!
>>218箱妻氏wwいいですね、それ。最近なんか影薄いけど、あのポジションは結構ネタになる。
>>219->>220ユリコ様はツイッターで閣僚の悪口は書くのに、不思議とみずぽの悪口は書かない不思議。
小沢腐爺の関係は普通に事実を書き上げるだけでも十分面白いと思う。野田や仙谷枝野とか色々役者も揃ってるし。
>>221ちょwwwなにそれwww初耳だkwsk!

というかですね、本文を書き込みたくても書き込めないこの状況...どうすればいいんだ...。
外部のツールを使う?...そこまでする必要ないかな?全然解除される見込みもありませんし。
かといってレス代行してもらうにも、かなり膨大な文章だし...。本当にみなさんお待たせして申し訳ないです。
223自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/08(金) 22:26:01.44 ID:hxUth02h0
>>222
大量規制の巻き添え食らってたのかorz
首を長くして待つのみかな。
ところで外部ツールってまさかブログとか?ならやめといた方が良い。
絶対荒らし来るから。
224自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/08(金) 22:52:53.40 ID:9RSgryoS0
>>222
そら大変だ…乙…
小池と扇様wktkして待ってるぜ
>>217だけど、今週のSPAだった。別の記事目的で見たら載っててわろたw
>>221が言ってるのはこれのことか
ttp://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009030931.html

外部ってうpろだとか?ブログは確かにやめといた方がいい
225自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/09(土) 01:27:30.42 ID:5WrNAuBd0
じっぷらやシベリアなら規制関係ないんだZE

>>224
婚前旅行?だったのかw
「拉致問題に拉致されてる」とアメリカで言い回ってた二人
実はおざーさんに緊縛されて公開羞恥プレイの旅でしたとかそういうのは
226自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/09(土) 13:53:10.63 ID:lFJL/Kt10
>>224
うわ、すげぇwwwマジで二人で旅行だwww

てか少し前の新潮に「オバマよりオバサンを選んだ鳩山首相」って見出しがあったw
もちろんオバサンってみずぽの事。

ブログは微妙だけど、パスワード付きならギリokじゃね?
227自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/09(土) 16:53:35.95 ID:MhGnGfOj0
蓮ほうと枝野とか事業仕分けメンバーの話も読みたい。
私が貴方の一番じゃないと駄目なんです二番じゃ駄目なんですとか誰得。

続きは読みたいけれどブログはやめたほうがいい。
Pass付きでも晒されたり荒らしが沸いたりする可能性がある。
正直ネタがネタだけにここでこっそりやってるのがいいんだし、
気長に雑談しながら規制解除待ってるよ。
2281:2010/01/09(土) 22:26:24.29 ID:+YFr2+iT0
引き続きシベリアより代行してもらってます

>>224記事発掘GJ!ウホッ、リアルでこれは良いネタ・・・!

>>226なにその見出しw読みたかったw
>>227レwンwホwウwww結構ツボかも・・・w
あと仕分け会場で国新の亀姫が孤立してたのがかわいそうだったな・・・。

やっぱブログはダメですよね。了解しました。
本当にお待たせしますが、もうしばらくお待ちください。
解除されたら鬼のように落としまくっちゃる・・・
229自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/10(日) 02:15:50.77 ID:TP5xc84i0
規制が長引けば長引くほど>>1のストックが溜まるって寸法ですか
こりゃ解除後の投下が楽しみです

みずぽはつくづく小学生女子だねえ
マキコも汚沢たんも乙女というかガラスのハートなんだねえ
Ren4とか辻清とかは、レズっぽいっていうかおっさんなんだよなあ
230自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/10(日) 09:32:08.36 ID:GGFIO8FQ0
仕分け人ならレンホー、枝野、寺田の三角関係でおながいします
231自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/10(日) 14:57:31.19 ID:zRHrqW2T0
>>230を見て数字の蓮舫スレから拾ってきた

46 :風と木の名無しさん:2009/12/01(火) 03:46:24 ID:oq7NjBV7O
蓮舫「萌えとはどのようなものですか?」
腐「寺田さんと枝野さんを絡ませてみてください。」
蓮舫「絡ませました。
   ここからどう展開して萌えを出していくか、国民に分かるようきちんと数字を出して説明をお願いします」
232自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/11(月) 15:02:24.51 ID:LTKZDjEf0
投下楽しみだなー
レンホーはハイヒールでグリグリ踏みつけそうなイメージ
233:2010/01/11(月) 21:04:12.92 ID:4hh5bwYh0
やっと規制解除されました。長かった...本当にお待たせしました。
ところでネタ探しに色々ブログ等巡っていたんですが、みずぽぶろぐの菅+長妻+みずぽの写真が、
不祥事が発覚して謝罪する会社の社長(菅)と夫人(みずぽ)、そして社長の弟(長妻)の図に見えてしゃあないのです。
(参照図)ttp://blog-imgs-35-origin.fc2.com/m/i/z/mizuhofukushima/P1090769.jpg
これとかモロ謝罪会見ぽい
(参照図2)ttp://blog-imgs-35-origin.fc2.com/m/i/z/mizuhofukushima/P1090764.jpg
で、実は、夫人と弟がデキてたり。それにしてもみずぽは最近どんどん綺麗になっていくなぁ。
やっぱ恋でもしてるんじゃな(ry

>>229
そうそう、レンホウと清美はレズっぽさを全然感じないんだよね。あれはノブ姉の域に入ってる。
>>230-231
これはwww枝野と寺田を絡ませて、そういう趣味に目覚めてしまったレンホウ・・・
そして我慢できずに自分も参加という展開に持って行けそ・・・
そういえば反小沢だった枝野は、ここに来て何故か小沢擁護をし始めた。二人の間に何があった・・・ゴクリ。
>>232
ハイヒール女王様レンホウとか誰得wwしかし案外、ドM長妻とかそういう遊びは好きなのかもしれない。

さて、そろそろ百合子様と扇様落としていきます。
234:2010/01/11(月) 21:05:41.19 ID:4hh5bwYh0

机の上に無造作に置かれた資料を見て百合子は愕然とした。

「・・・これは何?」
「何って、資料ですよ。先生、昨日とりあえず全部の資料を集めてこいって言いましたよね?」
「だからって全然関係のない大昔の資料まで入れる必要はないでしょう!私が欲しかったのは去年のデータなのよ!」
「なら先にそう言えばいいのに」
「今何か言った?!」
「いいえ。何も。」
235:2010/01/11(月) 21:07:12.75 ID:4hh5bwYh0
新しい秘書は相変わらずこんな感じだ。使えない上に妙に上から目線。

ちなみにこの男秘書のあだ名はトロール。
見た目に加えて、仕事まで遅い。いや、トロールなんてまだ可愛い方ね。
もう一人は女の子だけど何か陰気くさい。
ちょうど髪型がおカッパなので、ちびまるこちゃんの野口さんと密かに呼んでいる。

事務所ではモンスター達の相手をし、党内の集会ではオヤジどもの機嫌を取らないといけない。
236:2010/01/11(月) 21:08:50.65 ID:4hh5bwYh0

党を移ってから時間も経っていないし、やる事が多い。
皮肉なことに、疲れが肉体ではなく、精神的に来るのだ。
夜眠れなくて、読書をしていたら朝だったなんてもう慣れっこ。

「小池先生、あの・・・」

顔を上げたら野口が立っていた。

「何?」
「扇先生が来ています」
237:2010/01/11(月) 21:11:18.79 ID:4hh5bwYh0
今のこの無茶苦茶な生活の中で唯一、落ち着ける時間が扇さんとお話することだった。
彼女は党内でも浮き気味の自分にとても親切にしてくれている。
こうやって時々私の様子を見に来てくれるのだ。

「調子はどう?」
「あ・・・相変わらずです。まだ事務所の片付けも終わってないし、あっ、ここじゃお茶もお菓子もないし・・・外、行きません?」
238:2010/01/11(月) 21:12:13.46 ID:4hh5bwYh0
本当はせっかく出向いてくれた先輩を事務所内でもてなすのが筋なのだが、
ソファには本が山積み、しかもポットが壊れている状態。

そういうわけで、いつも外出になる。
でも彼女は一切嫌な顔をせずに応じてくれる。
感謝せずにはいられない。

今日もいつもの行きつけのお店かな、なんて思っていた。
しかし連れて来られたのは彼女の事務所だった。
239:2010/01/11(月) 21:13:09.21 ID:4hh5bwYh0

「たまには誰もいないところで二人でお喋りするのも悪くないでしょう?」

彼女のイヤリングがキラキラと光った。
美しくて、気品があって。女の鏡のような人だった。
自分よりも一回りくらい年上なのに、肌も凄くみずみずしくて・・・

「何ボケっとしてるの、さぁ早く入って。」

彼女の声で我に返った。
部屋は壁や家具等すべて白で統一されていた。
まるで・・・どこかの国の王室?!
240:2010/01/11(月) 21:14:54.38 ID:4hh5bwYh0

ソファに座り、しばらくしていると綺麗な女の秘書が紅茶とクッキーを持って来てくれた。
足が長くてスラッとした長身美人だ。

「彼女はモデルさんかしら?すごく綺麗な足をしていたから・・・」
「あぁ、彼女は私の遠い親戚の娘さんよ。」
「そうなんですね。へぇ・・・」
「やっぱり女は若い方がいいのかしら?」
241:2010/01/11(月) 21:15:52.65 ID:4hh5bwYh0
「あっ、いえいえ!年齢なんて関係ないですよ!」
声が上ずった。

「あのっ、扇さんもすごく綺麗で、魅力的で・・・憧れます」
「本当に?」
「え、えぇ。私が男だったら扇さんと結婚したいくらい」
「あら残念、私はもう旦那がいるわ」
「あっ、あぁ・・・そうでしたよね!すみません!あはは・・私ったら変なの」
「いいのよ」

やはり密室だと緊張するし、変な事まで口走ってしまう。
嫌な空気になりそうなのに、扇さんは相変わらず笑顔で対応してくれる。
本当に器の大きい人でよかった・・・。
242:2010/01/11(月) 21:16:51.35 ID:4hh5bwYh0

「あなたは結婚しないの?」

急な質問にドキっとした。

「いや・・・実は結婚してたんです。学生の時に。でもやっぱり合わなくて。もしかしたら結婚自体、性に合わないのかも。今の状態が一番気楽なんです。」
「もったいないわね。貴女は素敵な女性なのに・・・」
「あははは・・・あ、お茶なくなっちゃった。入れて来ます」

立ち上がろうとした時、強く手を引っ張られた。

「え?」
243:2010/01/11(月) 21:17:45.83 ID:4hh5bwYh0

彼女は何も言わず、ゆっくりと体を密着させた。

「あの・・・扇さん?」
「貴女の事、なぜここに呼んだかわかる?」
「えっ、どういう意味です?!わっ、わたし・・・あの・・・」

頭が混乱して、体に力が入らない。
そして次の瞬間、唇を奪われていた。

体がビクッとして、思わず自分の唇を抑えた。
244:2010/01/11(月) 21:18:39.55 ID:4hh5bwYh0

「な、何・・・?」
「急にごめんなさいね。でも、嫌いにならないで。」

好き嫌いの感覚じゃない。そんな事を考える余裕もない。
女の人とキスなんてした事もなかった。
何か不思議な感じがする。
柔らかくて、男の人の独特のゴツゴツした感じがなくて。
気持ち良かった・・・。
自分の中で何か本能的なものが目覚めた瞬間だった。
245:2010/01/11(月) 21:19:39.95 ID:4hh5bwYh0

「あの・・・もう一回、いいですか?」

再び重なる唇。
テレビドラマや映画で見るキスシーンよりもずっと官能的。
激しさを増し、気がつけばお互いに体を抱きしめ合っていた。

唇を離すと、彼女は微笑んでいた。
246:2010/01/11(月) 21:20:23.22 ID:4hh5bwYh0

「やだ・・・私・・・ごめんなさい」

きっと私の顔は真っ赤になってるだろう。

「いいのよ。貴女を初めて見た時から・・・素質はあると思っていた。だけれど・・・・予想以上だったわ」
「なんだかすごく変な感じ。でも・・・落ち着きます。」

彼女は笑った。
その様子を見ているとなんだか自分も可笑しくなって来て、つられて笑った。

247:2010/01/11(月) 21:21:24.52 ID:4hh5bwYh0

事務所に戻った時には、もう夜の8時を過ぎていた。

「おかえりなさい先生」

トロールがまだパソコンに向き合っていた。
仕事が終わらず、残業していたのだ。

「もう帰って良いわ。後は私が全部やっておくから。」

予想外の言葉に彼はキョトンとしている。
今夜は無性に気分がいいのだ。
あの昼下がりの情事の興奮が未だに冷めやまない。
248:2010/01/11(月) 21:22:35.05 ID:4hh5bwYh0

「さてと・・・やりますか。」

誰もいない事務所で一人呟く。
パソコンに入力する手を止めては、思い出し笑い。

新しい世界を開いたみたいで、無性にワクワクする。
考えるだけで胸が熱くなっていく。
作業を終えると、百合子は背伸びをして、夜空を眺め続けた。
249:2010/01/11(月) 21:42:34.04 ID:4hh5bwYh0
意外と長くなってしまいました。
こんな感じで良かったでしょうか。扇さんの事をリサーチしてると、色々昔の画像とか出て来たりするんだけど、
この人、半端ないくらい美人だったんだね。すげぇ。八戸の姉ちゃんとか比べモノにならないです。
てか旦那が中村玉緒の兄とか、意外とすごいな。

さて、リクエストの順番に書いて行きたいと思っているのですが、
一応スレを読み返してみると次は岡田前田の始まり話でおk?
順番は岡田前田→重野(?)→箱妻→ゆりみず→小沢藤井野田→枝野寺田蓮舫の流れかな。

それから、>>213はまだこのスレ見てる?
もし見てて需要あれば重野話書こうかと思うんだけれど。
250自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/11(月) 21:53:09.88 ID:5pw7J1pF0
続編きたあああああああああああああああああああ
>>213じゃないけど重野話も期待してるぜ!
251自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/11(月) 22:29:22.42 ID:LTKZDjEf0
GJ!!
百合子かわいいよ
しかしどのキャラも生き生きしてるなあ
岡田前田ってますだおかだみたいだw
252:2010/01/11(月) 23:23:16.10 ID:4hh5bwYh0
>>250
おk。重野話書いてみる。
>>251
ますおかwそう言われればそうだwパァ
予想外に自分の中ではこの二人はしっくりくる良いコンビ。
しかし今になると菅がちょっと可哀想になってきたな。

あ、そうそう>>224、SPAの書き初め、見て来たよ。
前田さんは「有言実行」、みずぽは「愛と平和」。
前ちゃん、すっげぇ字綺麗でした。みずぽはいつもの字。
ちなみにみずぽのインタビュー記事に「この本、よく彼女を作る方法とか特集やってますよねー、私、結構読んでます」って。
そんな記事読んでどうするの、っと。
253自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/11(月) 23:59:38.38 ID:0fcQqEWF0
続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
規制解除オメ
少女のような百合子かわいいよ百合子
扇様も麗しいよ扇様
これから色々投下されるのが楽しみだw

>>252
みずぽはそんな記事読んで、一体何の参考にするつもりなんだろうねw
男心でも学ぶのか?w
前○さんは夜の楽しみが増えたとか言ってるし、>>1の書いた内容が現実な気がしてならないw
254自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/12(火) 20:24:13.73 ID:31WVZPkz0
>>249
旦那(三代目中村鴈治郎:現・坂田藤十郎)は人間国宝、
嫁(扇千景)は参議院議長・・・こんな一家だったんだぜ。
255自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/12(火) 21:48:55.02 ID:YjhFQSKR0
>>254
どんだけパネェ一家www

てか千景が千葉景子に見えたorz
256自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/12(火) 23:09:51.26 ID:yTS6SZD70
>>213だけどシゲさん楽しみにしています!
百合子可愛いよ百合子ハァハァ
257自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/13(水) 01:29:55.20 ID:jFjkgWfq0
>>1復活おめ!
俺も若い頃の画像で愕然としたもんで読んでる間所々若い扇様がチラついたw
あの可憐さで>>254なのは反則だろw

ところでロングワイフは箱と長い妻の異種格闘になるのでしょうかwktk
258自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/13(水) 10:37:36.50 ID:FdMc9UIW0
259自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/13(水) 21:33:09.92 ID:nTMC31YO0
>>258
麗しいったらない
漫画の世界から抜け出たみたいだ
260自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/13(水) 22:17:56.62 ID:tUIkM1820
みなさんに報告しないといけないことがあります。
また・・・規制されました。イーアクこの野郎、この頃1ヶ月の半数以上は規制してるだろ。
というわけで、いつものようにシベリアから代行していただいております。

>>253前源www夜の楽しみが増えたってwwごちそうさまです。
みずぽは男心を勉強して攻めに挑戦してみるつもりなんだよ・・・と勝手に解釈。
>>254うはっ!もうやだこの家族(´・ω・`)
>>255千葉ちゃんかわいいよ千葉ちゃん
>>256光臨お待ちしておりました。重野をリサーチしてみたらガチで参謀タイプの人だったwスポットライト当ててあげたい気持ちになった。
>>257箱と長い妻の異種格闘・・・!す、すごい。その発想は無かった。奇才あらわる!
今、ちょっと妄想してみたんだけど、シュールすぎるwww
>>258-259美しい・・・美しすぎる!!美しいとはまさしくこの方だけの為に存在する言葉だと思うくらいに美しい。
ほんと漫画の世界から来たみたい!お人形さんみたいだ。

明日、今度は職場から投下チャレンジしてみます。本当にみなさんには迷惑ばかりかけてしまい申し訳ないです。
261自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 00:04:30.16 ID:GwNlH2pH0
>>260
乙w見つかるなよww
262自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 00:47:51.36 ID:BhbQ0zQS0
>>260
ま た 規 制 か !
楽しみにしてるけど、無理すんなよw
263自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 01:35:54.56 ID:YwjAGiP90
職場からってwwwwwwww
会社バレしたらいろんなものを失う予感だけどうまくやってくれwwwww

お花畑で検察とワガママプリンセス一郎が追いかけっこしてる感じだね
「フフフ、捕まえてごらんなさいーアハハハー
「うん実は証拠固めてみたんだけど
「!!!
みたいな
264自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 12:29:57.57 ID:bXBfkV6f0
1の検討を祈るww
しかしほんと無理だったら無茶しなくてもいいよ!
265自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 14:01:54.33 ID:cf8a8RU30
test
266:2010/01/14(木) 14:11:39.70 ID:cf8a8RU30
おお、書き込めた!どうやら職場のプロパイダは規制されてなかったみたい。
>>265は自分です、すみません。なんか心配して頂いて申し訳ないです。
職場っていっても事務所勤めだし、自分以外の人はみんな年配の方ばかりなので、パソコンには誰も近づかない・・・フフフ
いつものように陳情を文字起こししてるフリをして書き込むZE!
>>263続き読みたいわっふるわっふる。捕まった後、取調室で二人きりになって刑事さんが「惚れてまうやろー!」ってなるコント思い出した。

さて、岡田前願落としていきます。今回はちょっと違う路線でやってみたかった。
ちょっと設定がややこしいんですが、前に書いた二人のやつ(>>201->>204)の続きだと思って頂ければ。
前さんが眠った後に、岡田さんの回想から始まります。
267:2010/01/14(木) 14:13:35.93 ID:cf8a8RU30

・・・さて、なぜ俺たちがこういう関係になったのか、思い出してみることにしよう。
少なくとも、俺たちはそんなに元々仲が良い訳ではなかった。
ヤツは枝野や仙谷さんのグループにいたし、俺は派閥には属していない。

そうだ。あの去年の春の出張だ。
東南アジアをまとめて訪問した6日間。

あの日、俺は東京から朝の便でベトナムに向かっていた。
離陸してからしばらくが経った。
アイマスクを着け、大好きなGacktの曲を聞きながら眠りの準備に入ろうとしていたその時。
268:2010/01/14(木) 14:14:34.63 ID:cf8a8RU30

「先生、先生」

同行していた秘書が肩をつついた。
なんだよ・・・せっかく眠ろうとしていたのに・・・。
アイマスクを外し、まだ周りがぼやけた中、秘書が指差した方向を見る。

「どうも」

軽く会釈をしたのは前原だった。
269:2010/01/14(木) 14:15:28.78 ID:cf8a8RU30

「あぁ、一緒の便か。珍しいな。どこに行くんだ?」
「どこって、これからベトナムに行くんですよ」

プレッツェルをポリポリ食べながら答える姿、まるで政治家とは思えない。

「おい、1つ落ちたぞ・・・って、こら、拾うな。」
「いや、落ちて5秒以内ならセーフなんで。」

なんだよその変なルール。
相変わらずイライラする奴だ。

「そりゃそうだろ、この便はベトナム行きなんだから。そうじゃなくてだな・・・」

そこまで言いかけて嫌な予感がした。

「おい・・・まさかベトナムで副首相に会うつもりじゃないだろうな?」
270:2010/01/14(木) 14:16:22.26 ID:cf8a8RU30
「そうですよ。あと、シンガポールの首相とも会う予定です。だって岡田さんの同伴として今回は訪問するんですから行き先が一緒なのは当たりま・・・」
「同伴だと?!」

少し声が大きかったようだ。前の座席の客が苛立たしそうに後ろを振り返った。
声のボリュームを下げて、もう一度ヤツに詰め寄った。

「おい、そんな話・・・俺は全然聞いてないぞ?」
「気にしないで下さい、自分が勝手に決めただけですから」
「勝手に決めたって・・。よく考えろ、俺たちが二人で・・・おい、何笑ってるんだよ?」
「いや、岡田さん顔近いなって思って」
「デカい声出せないんだ、こうするしかないだろ?!」
「あ、照れてる。顔赤いですよ」
「照れてないわ!怒ってんだよ!」

本当にヤツのペースに合わせていたら体力が持たない。
呼吸を整えてからもう一度話しかけた。
271:2010/01/14(木) 14:17:28.15 ID:cf8a8RU30
「あのな。今、党内がどういう状態か。知ってるだろ?」
「小沢さんが代表を辞めるか、辞めないか・・・」
「そうだ。俺らは反小沢という点においては共通点がある。もし、その二人が海外で小沢下ろしの作戦を練っているとでも報道されてみろ?・・・どうなるか、後は分かるな?」
「7割くらいは分かります」
「いや、そこは全部理解しろよ!」

このオトボケ関西人め。
あぁ、いけない。頭が痛くなって来たぞ。
272:2010/01/14(木) 14:18:25.02 ID:cf8a8RU30

「小沢さんの権力は半端ない。下手したら俺だけじゃない、お前まで潰されるんだぞ?」
「岡田さん。」
「何だ?」
「小沢さんが怖いんですか?」

怖いに決まってるじゃないか。
しかし本当に怖いのは小沢本人ではなく、彼の持つ権力なのだが・・・。

「どう答えたらいいのか、分からないんですか?」

図星だった。ヤツは俺の心を見透かしているのか?

「あぁ・・・そうだな。」
273:2010/01/14(木) 14:19:19.68 ID:cf8a8RU30

すると、ヤツはニヤりと笑った。

「残念だなぁ。昔の勢いがなくなっちゃいましたね。ほら、前に新進党を小沢さんが無理に解党させようとした時に岡田さん、すごい剣幕で小沢さん怒鳴りつけてましたよね?」
「あぁ、まだあの当時はまだ若かったから、勢いに任せたというか・・・」
「俺、あの時の岡田さん、すごい好きでしたよ。まさに『正義を突っ走る!』って感じで。」


274:2010/01/14(木) 14:20:17.86 ID:cf8a8RU30
そういえばそんな時期もあった。
悪に立ち向かうのが正義だと信じていた。
いや、今でもその気持ちはあるが、その中に諦めの気持ちも混じっているのは否定できない。
この世界にいると気が変になりそうになる。
自分が正しいと思って主張してきたものも、党の支持団体が反対をすれば撤回しなければいけない。
国民の為ではなく、支持団体のための政治になっている事に気付いた時は、もう遅かった。
俺は党の幹部になっていたし、それなりの責任を問われる立場。
支持母体を失えば、党の存続だけではなく、自分の議員生活も危ないのだ。
結局自分が可愛いんだ。
あぁ、俺はつくづく最低な男だ。売国奴と言われても仕方ないな・・・。
そういえばそんな時期もあった。
悪に立ち向かうのが正義だと信じていた。
いや、今でもその気持ちはあるが、その中に諦めの気持ちも混じっているのは否定できない。
この世界にいると気が変になりそうになる。
自分が正しいと思って主張してきたものも、党の支持団体が反対をすれば撤回しなければいけない。
国民の為ではなく、支持団体のための政治になっている事に気付いた時は、もう遅かった。
俺は党の幹部になっていたし、それなりの責任を問われる立場。
支持母体を失えば、党の存続だけではなく、自分の議員生活も危ないのだ。
結局自分が可愛いんだ。
あぁ、俺はつくづく最低な男だ。これでは、売国奴と言われても仕方ない。
275:2010/01/14(木) 14:21:16.21 ID:cf8a8RU30

「あの、岡田さん。俺を放置して一人で妄想するのやめてもらえませんか?」
「誰が妄想するか!」

苛立ちを抑えながら話を続けた。

「とりあえず空港を出たら別行動だからな!」
「なんか芸能人の元旦恒例のハワイ旅行みたいになってるじゃないすか」
「冗談言ってる場合か。とにかく、要人の会談以外の場所で俺たちが一緒にいる機会をなくす事が大事なんだ。」
「はいはい・・・わかりましたよ」
「分かれば良いんだ。」
276:2010/01/14(木) 14:22:42.62 ID:cf8a8RU30
ヤツにしては珍しく大人しく食い下がった。
しかし、この時、俺は前原が何かたくらみを持っている事に気付くべきだった。

もちろん、その時の俺にそのような事も考える余裕もなかった。
自分の席に戻ってヘッドホンをし、空港に着いた後の事を考えることに集中した。
277自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 14:23:01.56 ID:5kPiN+9N0
>>260
どんな職場か知らないけどやめておきなよ
そこまで無理してほしくない
規制解けるまで待ってる
頭から草生えても待ってるから
278自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 14:27:01.09 ID:5kPiN+9N0
あ、投下されてたね・・
無茶しやがって(`;ω;´)ゞ
279:2010/01/14(木) 14:32:36.63 ID:cf8a8RU30
とりあえず今日はここまでです。
出来るだけ二人のキャラを本人に近づけてみた。
そうそう、一応>>224の記事をベースに色付けしてるので、そちらも読んでいただければ、より一層楽しんでいただけるのではないかと思います。
この記事を掘り出してくれた>>224にはホントに感謝しています。

あと、ちょっと焦りすぎて>>274でかなりミスしてます。ややこしくなってすみません。
メモリースティックだけ忘れて帰らないように気をつけます。

>>277、心配してくれてありがとう。その気持ちが嬉しいです。あぁ涙でディスプレイが見えないお
280自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 15:28:08.74 ID:SmZF8QFp0
岡前キタ-!!!そうそう、オカラッシュは意外にもガクト好きなんだよなw車の中で聞いてるらしいし。
しかし前パラ本人ってこういうキャラなの?wそれにしても>>1は事務所勤務で陳情…まさか業界の人?前々から妙に文章の中身リアルだし…。
281自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/14(木) 19:42:01.89 ID:I8HHJMKx0
岡前は自分の中で一番注目してるCPなので嬉しい。
>>1には無理せずに頑張ってほしい。
282自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/15(金) 00:12:34.85 ID:GIEbTJD10
うp本当に乙
だけど>>1は本当に大丈夫だったのか?ほんと無理しないように頼むよ

岡田のガクトもだけど5秒ルールで吹いたwww
続きはプレッツェル食べながら正座して待ってます
あと自分は>>224なんだけど、そのお礼はネタ投下してくれた>>221に言ってくれ
2人の名前と外遊って入れてぐぐって、出てきたのを貼っただけだからw
283自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/15(金) 21:39:43.82 ID:pa/my4kY0
今日は>>1も忙しかったみたいだね
だからって毎日うpされてもうp主の職場環境が心配になるけど
こども大臣な前○の続きを楽しみに待ってます
284自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/17(日) 13:22:06.79 ID:Zeruz4Y60
>>1大丈夫かな?心配になってきた
285自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/17(日) 15:08:21.36 ID:5ECiicCY0
小沢の秘書寮の写真見た人いる?
トイレとお風呂がスケルトン素材でできてる奴。
やっぱり小沢は見るのが好きなんだろうか・・・?
286自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/18(月) 14:32:12.22 ID:87bXufuM0
>>285
あれはネタ提供だよなw
皆さんの妄想の裏はわが党が保証します、みたいな
いや妄想を上回る事実に少なからずびびってしまうううう
287自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/19(火) 17:28:06.38 ID:x1+tQOOz0 BE:498779633-2BP(3351)
!vip2:stop: `´
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP332使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/324)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/324)
2881:2010/01/19(火) 18:55:08.36 ID:PWL8kTbQ0
>>280ウフフ…。
>>281ありがとうございます。無理しない程度にやっていきます。
>>282正座してプレッツェルw 貼ってくれてありがとう。そして>>221にも多大なる感謝を。ありがとう。
>>283心配かけてすみません。職場は全然大丈夫なんだけど、急激に忙しくなってしまって。
>>284大丈夫、バレてないと思います。
>>285しかし小沢さんのような人の秘書になれば寮に住まわせてもらえるんですね・・・ある意味うらやましい。透明バスタブは遠慮するけど。
>>286皆さんの妄想の裏はわが党が保証しますってwww吹いたww

本当にいつもご迷惑ばかりですみません。ここ4,5日でちょっと忙しい事がありまして。
てかなに、スレスト?このスレ、友愛されんの?やっぱ内容がマズかったかな・・・反省。
どうしよう、どこか避難所(パー速とか)に移動した方がいいんでしょうか?
2891:2010/01/19(火) 20:44:30.85 ID:4iuViYbB0
一応、念のためですが、スレストでやられてしまった場合、パー速VIP@VIPServiseの方へ移動したいと思います。
他に良い案があれば提案よろしくお願いします。
290自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/22(金) 04:21:06.93 ID:nRTIcJTt0
異議なし
スレタイの検索ワードだけさらっと置いといていただければ
しっかし今の政治話はフィクションよりもフィクションじみて
どんな超展開を狙っても現実は更に斜め上ってなんだこりゃ
291自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/22(金) 10:38:45.85 ID:vnuZD1sL0
前原と岡田のボケ突っ込みコンビが面白い
続き楽しみにしてます
292自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/22(金) 22:49:26.61 ID:68uhsEmR0
>>221です

>>1忙しい中乙!
スレストの対処法はそれでいいと思う

このネタを元に楽しい話を作ってくれて嬉しい
記事を発掘してくれた>>224にも感謝
自分でも探してみたが生きてる記事が見つからなかったんだ
293自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/23(土) 02:42:00.78 ID:BVFVjhb/0
自慢気に朝三暮四の解説を試みる脱税総理の後ろでみずぽが慌ててて可愛い
フォローしてやりたそうな、どうにもできなそうな様子になんとなくこのスレ思い出した
294自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/23(土) 22:21:45.69 ID:eCv2CCh30
ちょwこのスレカオスwww
自分は昨日の国会でユリ姐×みずぽに萌えてしまったクチです。
295自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/25(月) 22:22:35.58 ID:vKhE8P2n0
>>293
みずぽの顔がだんだん険しくなっていくのにワロタw

そういえば今日の国会始まる前、みずぽが菅の席に座って身を乗り出してポッポと話してたw
296:2010/01/26(火) 22:51:45.60 ID:LD7g/9lr0
やっと解除キターーー!!本当に長い間お待たせしました。このスレを保守してくださった皆さんにも感謝。

>>290賛同サンクス。てか本気で斜め上を行ってるので自分も時々不思議な気持ちになる。
>>291ありがとうございます。続き落として行きます。お待たせして申し訳ないっす。
>>292お待ちしてました!いやいや、本当に良いネタをありがとうございます。
>>293それリアルタイムに見てたんだけど、みずぽの狼狽した様子が。亀は横でニタニタしてたし。鳩は本当に頼りないヤツだ。
>>294先日の百合子氏からみずぽへ質問の時の視線が女王様すぎてワロタw「さぁ、答えなさいよ」みたいな。でも質問の内容は優しいのな。
>>295なんか最近見てると、鳩はみずぽの尻に敷かれているんじゃないかと。

知ってる人も多いかもしれないけれど、予算委員会の閣僚の席順、前ちゃんと岡田が隣同士なんですよ。もう彼らを直視できなくなってしまったw
昨日の前さんが自民の町村氏に逆ギレする場面のあと、岡田がなにやら前さんに呟いてて、そのあと前さんが笑ってた。何を呟いたんだ岡田・・・。そんな二人は仲良く仙谷さんの誕生日パーリィに行きました、と。
そして静香ちゃんはみずぽが答えるときは、9割の確立でみずぽのケツをガン見してる件。鳩や菅の時は寝てるくせにな。
さて、前置きが長くなりましたが、続き落としていきますね。
297:2010/01/26(火) 22:52:48.23 ID:LD7g/9lr0
>>276のつづき。


「最終着陸姿勢に入りますので、これからのお手洗いのご利用はお控え下さい。」

もう着くのか。考え事が多すぎて、あまり眠れた気がしなかった。
さて。到着したらとりあえず車で宿泊先へ移動だな。
飯は・・・胃の調子が悪いから軽めのモノにしておこう。

あぁ、思い出した。前原・・・アイツ、ちゃんと分かってるだろうな。

後方を向くと彼はまだ眠っているようだった。

くそ、可愛らしい顔しやがって・・・って、おいおい何考えてるんだよ俺。
きっと疲れが溜まってるんだな。まぁしばらく休めそうにないが。
298:2010/01/26(火) 22:53:45.33 ID:LD7g/9lr0
空港から数十分の移動で宿泊先に到着した。
なかなか高そうな所じゃないか。俺的にはもう一つグレードを下げても良かったのだが。
この費用全部、党費から出てるんだろうな。まあいい。

ポーターにチップを渡し、出て行ってもらうとようやく一人だけになれた。
ベッドに大の字になり、天を仰ぐ。
「ふぅ」
大きくため息をついた時だった。

携帯の呼び出し音が鳴った。
少しくらいゆっくりさせてくれよ・・・。
299:2010/01/26(火) 22:54:48.46 ID:LD7g/9lr0

「もしもし?」

少し電波が悪いようだ。

「もしもし!」
「おお、聞こえた聞こえた!」

その声に聞き覚えがあった。ヤツだ。

「何の用だ」
「いや、空港で携帯借りたんですけど、ちゃんと通じるかなって思って。そういえば岡田さん、海外でも使える携帯持ってたじゃないですか。試しにかけてみたんですよ」
「・・・もう用が無いなら切るからな」
「あ!ちょっと待って!」

終話ボタンを押す直前で手を止めた。
300:2010/01/26(火) 22:55:44.80 ID:LD7g/9lr0

「あの・・・もしよかったら夕食、一緒にどうですか?」
「お前な、飛行機の中で言っただろ?一緒の行動はなるべく避けろって」
「本当にちょっとで良いんです、俺一人で食べるの寂しいし」
「食欲ないんだよ!誰かさんのせいでな。一人が寂しけりゃ現地の女でも誘って一緒に食ってろ!」

切った後、携帯をベッドへ叩き付けた。
ヤツはどこまで暢気なんだ?
勝手に付いて来たくせに・・・俺の立場も考えろバカ。

しかし呼吸が落ち着くと、無性にモヤモヤしてきた。
確かにあの言い草はなかった。我ながら大人げない。
301:2010/01/26(火) 22:57:31.60 ID:LD7g/9lr0
床に転げ落ちた携帯を拾い上げると、着信履歴から番号を呼び出した。
ヤツが電話に出たら開口一番に謝るべきなのか?
いや、それとも悪びれた素振りは見せない方が効果的なのか?

おいおいおい・・・俺、どうするんだよ・・・!!!

お、繋がったか?

「The mobile you have rung is switched off or out of our service area.」

なんだよアイツ、英語上手い・・・ってこれ、電源切れてるアナウンスだろ!

なんで電源切ってるんだよアホ!
あぁ、手汗びっしょりだし。

ヤツの宿泊先は・・・ふぅ、思い出した。
302:2010/01/26(火) 22:58:30.58 ID:LD7g/9lr0
彼の宿泊先のフロントへ電話をしたが、やはり彼は留守だった。
あぁ、やっぱり言い過ぎたな。

言うにしてももう少し言い方があった。
どっちにしろ考えても埒があかない。

そして腹が減った。食欲はないとは言いつつ、何か軽いものが食べたい。
最上階にバールがあったな。軽くつまんでくるか。

303:2010/01/26(火) 23:00:03.23 ID:LD7g/9lr0
足を運んでみたものの、あまり人の気配がしない。カウンター席に着くとビールを頼んだ。
そしてビールと一緒に出されたおつまみ・・・これ、どこかで見覚えあるぞ。
あぁ、前原が機内で食べてたあの変な形のスナックだ。
俺は食べなかったが。・・・うまいのか?

そう思いつつ、一口つまんでみる。
おお、塩味がきいてて、なかなかうまい。

「Hey, sir」

声の主はバーテンだ。
304:2010/01/26(火) 23:01:01.21 ID:LD7g/9lr0
サーって俺の事か?
周りに人いないし、たぶん俺だろうな。いや、絶対俺だな。

彼は俺の後ろを指さしている。
指差す方を振り向くと満面の笑みのヤツが立っていた。

「電話、してくれたんですよね?フロントの人が伝えてくれました」
「あ、あぁ・・・」
「隣、いいですか?」

俺が返事をする前に強引に座って来た。
コイツ、遠慮する気ゼロだな。
305:2010/01/26(火) 23:01:59.21 ID:LD7g/9lr0

「あ、プレッツェル食べてたんですか?これ、うまいですよね!」
「おい!それ俺の・・・」

まぁいい。

「俺もビール頼んじゃおうかな。岡田さん、2杯目いきますか?」
「いや、俺はもういいよ。明日は大事な会見がある」
「あ、そうでしたね。忘れてた。」
「忘れんなよ!その為に付いて来たんだろ!」

疲れるヤツだ。
306:2010/01/26(火) 23:02:57.64 ID:LD7g/9lr0
そして俺のスナックをまるで自分のもののように食べる前原。
しかし、何と言うべきか・・・微妙にこのゆるい空気が心を落ち着かせるのだ。

「さっきの電話。悪かった、少しきつく言い過ぎた。すまない。」
「全然気にしてないですよ、全然。あ、そうだ」

そう言うと、彼は鞄の中から小さな袋を取り出した。

「さっき、出店で見つけたんですけど、よかったら。気に入ってもらえるか分からないですけど」
「あぁ、ありがとう」
307:2010/01/26(火) 23:04:34.45 ID:LD7g/9lr0

中身は小さなカエルの置物だった。

「岡田さん、カエルの置物好きだって言ってたから。」
「おお!よく知ってたな。そうなんだよ、俺、カエル大好きなんだよ!」
「喜んでもらえて良かった。だけど岡田さんが笑ってる所、久しぶりに見たような気がしますね」
「え、俺っていつもそんなに怒ってる?」
「24時間のうち20時間は怒ってるんじゃないかって噂です。クソ真面目だし、頑固だし、仏頂面だし、全然融通利かないし、冗談すら通じないし、つきあいにくい。
実家金持ちのクセにケチだし、ご飯は全部ワリカン!ありえない!雑談してるだけで怒るし、理屈っぽく議論好きで、プライド高いし、その割に仕事しないし。」
308:2010/01/26(火) 23:06:21.63 ID:LD7g/9lr0
「・・・お前ら陰でそんなに悪口言ってたのか」

「俺は言ってないですよ、これ言ってたの全部枝野です。」
「・・・誰でもいいよ」
「まぁそんな暗い顔しないで!飲みましょう!ジャスコ東南アジア進出に向けて乾杯!」
「・・・お前、絶対一緒になって悪口言ってただろ」

しかし飲み始めると意外と気が合った。

「あの狸オヤジ、絶対引きずり下ろしてやりましょう!ね、岡田さん!」
「そうだな」
「昔みたいにガツンって言ってやりましょう!で、俺がまた代表やるんで、岡田さんは幹事長お願いします」
「いや、そこは違うだろ・・・」
309:2010/01/26(火) 23:07:47.14 ID:LD7g/9lr0
彼とは派閥こそ違えど、政治的な考えは結構似ていたのだ。

議論と同時に酒の速度もかなり進んで来た。
もう時刻は日付が変わる手前だった。

「もうそろそろお開きにしようか。明日もあるしな。」
「でも明日は昼からだし、もう少しいいじゃないですか。あ、そうそう。ずっと忘れてたんですけど、実はカエルの置物と一緒にブランデー買って来たんですよ。」
「忘れすぎだろ」
「ちょっと部屋で飲み直しませんか?岡田さん、ブランデー好きでしたよね?」
「・・・仕方ない、ちょっとだけだぞ」

その時、ニヤリと微笑んだ彼の顔が、やけに印象に残っている。
結局、俺の部屋で飲み直すことにしたのだった。
310:2010/01/26(火) 23:08:44.10 ID:LD7g/9lr0

「うまい。」

ブランデーが入ったグラスをテーブルに置き、背もたれにふんぞり返った。

「いやぁ、それにしてもここの景色は最高ですね、岡田さん。本当に良い眺めです。」
「あぁ、そうだな。だけど、こんな景色を共有するのが俺で悪かったな」

俺の冗談に背後からヤツは笑いながら答えた。
311:2010/01/26(火) 23:10:50.42 ID:LD7g/9lr0

「岡田さんが珍しく冗談を。あとで枝野にメールしておきます。」
「お前ら、また俺の悪口を言う気だな?」
「まさか。嫌だな、すぐ本気にするから。でも俺、そんな岡田さんのバカ正直な所が大好きです。」
「・・・それ褒めてるつもりか?」

しかし、なんだか、むず痒い気持ちになる。

「岡田さんは、どうっすか?」
「どう、って何が?」
「俺の事・・・やっぱり嫌いですか?」
312:2010/01/26(火) 23:12:24.89 ID:LD7g/9lr0

返答に困った。嫌いとか、好きとか、そういう感情ではない。
なんて表現すればいいんだ。

「岡田さん、聞いてます?」

「あぁ・・・。いや、嫌いじゃないんだ。ただ・・・」
「ただ?」
「・・・俺は、お前が羨ましかったのかもしれないな。俺はこんな性格だし、人望がない。お前は若手中心グループのリーダーだし、まだ将来が有望だ。何も畏れを感じず、まっすぐに生きている。
ただ、人を信じすぎて嘘を見抜けないのはアレだが・・・。まぁ、今日、お前の事をうざったく思う裏側で、お前の動向が一日中気になっていたのも事実だ。」
313:2010/01/26(火) 23:13:30.71 ID:LD7g/9lr0
「なんか重いなぁ。いや、そんなに深く考えないで下さい。好きか嫌いか、2択で答えて下さい、どうぞ!」
「好き・・・かも」
「かも?男らしくない回答ですね」
「好き・・・だ・・・」
「え?何?」
「好きだって言ってるだろ!この野郎!」
「・・・その言葉を待ってたんですよ、岡田さん。」

ヤツは両手をポン、と俺の方に置いた。
そしてちょうど、うなじの辺りをペロリと舐めた。

「ちょ、ちょっと、お前!何やってるんだよ!」

しかしヤツは止める事無く、舌を這わせ続ける。
耳の裏を舐められた時には、身体に電気が走ったかのような感覚だった。
314:2010/01/26(火) 23:14:25.76 ID:LD7g/9lr0

「お、おい・・・飲み過ぎたか?」
「いいえ、全然。」
「お、俺は男だぞ?!」
「知ってますよ。」
「正気か?!何、ちょっ、そこはダメだ・・っ、ふぅ・・おい!」

ヤツは俺を無視してワイシャツを脱がせた。

「おいおい、冗談だろ?お前・・・」

しかし、そうは言いつつ、今までに体験したことのない事に妙に期待しているのだ。
しかもコイツ、よく見れば実は艶っぽいな。いやいやいや、俺は何考えてるんだよ。
お、お、お、おいお前!そこはダメだ!!
315:2010/01/26(火) 23:15:22.93 ID:LD7g/9lr0

「乳首、弱いんですね」

ニヤリと微笑むと、徹底的にそこばかりを攻め続ける。
くそっ、やめろ!このままだと気が変になりそうだ。

「な、なぁ、前原。ちょっと冗談が過ぎるんじゃないか?俺は・・・」
「口ではそんな事言ってるけど・・・張ってますよ。」

ヤツの視線の先には俺の膨張したソレがあった。
くそ、なんでだよ。不覚にも・・・。

「そういうことですよね?岡田さん。」

何も言えなかった。俺の負けだ。
もうこの状況じゃ、何を言っても説得力がない。
316:2010/01/26(火) 23:16:21.34 ID:LD7g/9lr0

「好きにしてくれ」

待ってました、と言わんばかりに、ヤツは俺のファスナーを下し、ソレを取り出した。
そして躊躇することなく、口内へ含んだ。

舌を這わせ、舐め回すようにしながら快感を与える。
コイツ、こんなのどこで学習したんだ?
いや、そんな事はどうでもいい。

いやらしい音を立てながら、ますます激しく舐め上げる。
快楽に身を任せ、気がつけば腰を動かしていた。
317:2010/01/26(火) 23:17:21.30 ID:LD7g/9lr0

「なぁ、俺たち・・・本当に・・・いいんだよな?」

やはり少し背徳感というものを覚える。
そして、もう関係を持った以上、後には引き返せないという気持ちがそう言わせるのだ。

「だって俺たちは・・・痛っ!いきなり歯立てんなよ!」
思わずヤツの頭を叩いた。
「痛っ!」
頭を叩いた反動で自分のソレにも衝撃が来た。

「・・・すまない。今の言葉は撤回。続けてくれ。」
318:2010/01/26(火) 23:18:17.09 ID:LD7g/9lr0

頭を押さえつけていた手に、より一層、力が入る。
あぁ・・・だんだん目の前が白くなっていく。
視線を落とすと、ヤツの紅潮した顔が見える。まつ毛が長く、それがまたそそる。

「なぁ・・・、もうそろそろダメだ・・・うっ・・・」

限界に近付いたと同時に、口から抜き取った。
勢い良く白液が飛び散った。

「ふぅ・・・はぁ・・・」

ため息が漏れた。
それと同時に、何かが、自分の中で吹っ切れたような気がした。
319:2010/01/26(火) 23:23:11.01 ID:LD7g/9lr0

ぐったりと背もたれに身を任せていると、上にヤツが乗って来た。
「良かったですか?」
「あぁ・・・最高だった。」
「そう言ってもらえて嬉しいですよ。そうだ、」

ヤツは立ち上がってバッグから何か取り出した。

「これが役に立ちそうで良かった」
「お前、それ・・・」

間違いなくそれは大人の玩具だった。
電源をオンにしたりオフにしたりして遊んでいる。
320:2010/01/26(火) 23:24:18.91 ID:LD7g/9lr0

「なんでそんなモノ持って来てるんだよ!」
「いいじゃないですか。やっぱり現地の商品はすごいですね。速度が違う!」
「いやいやいや、そんな事はどうでもいいんだよ・・・。しかもお前、そんな店にも行って来たのかよ」

そういえば、前原がやたら飛行機の中で不敵な笑みを浮かべているのを思い出した。

まさか、コイツ・・・
321:2010/01/26(火) 23:25:16.34 ID:LD7g/9lr0

「このタイミングを狙ってたのか?」
「まぁ日本じゃ、なかなかこういう事はできないですしね。」
「いつからだ?」
「え?」
「いつから俺の事を・・・」
「・・・俺はずっと昔から岡田さんの事、好きでしたよ。その思いがつもりにつもって、どうしようもなくて。正直、やり方は強引でした。すみません。でも、岡田さんが俺を受け入れてくれて・・・素直に嬉しかった。」

俺は前原の身体をしっかりと抱きしめた。

「ありがとう。」
「いいえ、こちらこそ。」
322:2010/01/26(火) 23:26:14.27 ID:LD7g/9lr0

これが俺たちの始まりだった。
結局、海外の出張が終わるまで、ほとんど夜は会っていた。
もちろん日本に戻ってからもだ。

そして今、俺の横で眠っているコイツ・・・。
本当に可愛らしい顔しやがって。

よし、そろそろ俺も寝るか。
枕元の電気を消して、目を閉じた。


323:2010/01/26(火) 23:36:45.25 ID:LD7g/9lr0
以上です。エロ系苦手な人ごめんなさい。

落としてみて、話が長過ぎたことに今更気付きました。だって規制されてる間、ストックが溜まりに溜まって・・・
とにかく、膨大な量を読んで頂き、ありがとうございました。
岡田はちょっとツンデレの要素があると思います。昨日の逆ギレ騒動を見たら分かると思いますが、前歯さんは、ガンガン攻めるタイプだと。理性がぶっ飛んで関西弁で攻めまくり。

そんな事を書いているうちに、結構この組み合わせ、気に入ってしまいました。
・・・明日からまた直視できなくなるな。ふぅ。

えっと、次は社民重野ですね。頭切り替えて書きます。
岡田前髪はぶっ飛んだ話だったので、今度はちょっと温かい話にしようかな、と思っております。
324自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/27(水) 14:22:17.71 ID:xbtQandv0
>>1来てた!乙!
正座して待ってたよ!

すっとぼけながらも着々と事を進める前橋さんイイね
案外オカラのテンションが高くて笑ったがw
前園さんはオカラとおもちゃ使えなかったらどうするつもりだったんだろう…、自分用?w

重野話も楽しみにしてるよ!
というか、>>1のせいで鳩みずぽに続きオカラ前田も直視出来ないぞどうしてくれるww
325自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/27(水) 15:45:15.86 ID:layXKKDm0
>>1きてたー!待ってた、乙!
煎餅さんはそんな怪しげなものをオカラに使うのか?それとも自分に使うのか?
どっちにしろもう正視出来ないwww正視出来ない人が増えていくwww
ちょっと温かい重野話の投下も、正座して待ちます
326自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/27(水) 22:34:12.69 ID:o6Sli7ed0
続きキター!!!オカラッシュ可愛いよオカラッシュ・・・
いいのを読ませてもらいました。サンクス。
重野話も期待してます‼
327:2010/01/27(水) 23:32:40.12 ID:eonV6EHh0
>>324,325
器具を岡田に使うのか、それとも自分用に使うのか・・・

そこまで想定して書いてなかったです。なかなか鋭いご指摘をサンクス。
書いた自分が言うのも変だけど、なんか気になってきた。
自分で使う・・・前歯さんが一人でやってるのを自然と想像できてしまう自分が嫌だw
いや、きっと前歯さんは岡田を落とす自信があったんだよ、うん、きっとそう・・・ふぅ。

実はお恥ずかしい話ですが、今日はずっと鳩と自民の森代議士の事を妄想していました。
あんなに可愛くてロリ声で、しかもドSときた。鳩は絶対昨夜、森さんで抜いたに1000ワオンポイント。
昨日は残念ながらナンパは失敗に終わったが、改めて会いたいと思い、平野に森との食事をセッティングさせる鳩。
首相命令には逆らえず、渋々と森に連絡する平野。
鳩は「あなただけに(下半身を)見せたい!」を今日こそ実現するのだ、と意気揚々と待ち合わせのレストランへ向かう。
しかし到着したレストランに居たのは幸夫人だった。
「あなたからお食事に誘ってくれるなんて嬉しい!」喜ぶ幸。「これは一体どういうことなんだ!おい平野!」叫ぶ鳩。
一方その頃、別のレストランにて森と密会する一人勝ち平野。
こんな事を考えてたせいで、官房長官の顔を見る度に吹き出してしまいました。

元ネタが不明の人はこちらを参照してください→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000021-maip-pol
328自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/28(木) 01:06:55.57 ID:Gmf9DFDK0
>>327
規制解除?おめ!
上の方のを見ると前川さんがされる側っぽかったから、これも自分が使うんだと思った>器具
しかし、わざわざこの機を待ってたってことは、日本に居るうちから一人で下準備をしてたってことで…ふぅ

>あなただけに(下半身を)見せたい!
森さんへのデートの誘いかと思ったけど、間違ってなかったようだw
みずぽといい森さんといい、案外ぽっぽは浮気性なのなwww
ほんと>>1は最高だw
329自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/28(木) 20:36:31.93 ID:eZQoi7iU0
>>1乙!規制含めて本当に乙!
まんまと国会正視できない組に入りましたw
前さんのテンションが可愛すぎてやばいわww
しかし>>327の妄想聞くと平野話も書いてほしくなる
平野って内閣の中でも地味キャラだから>>1にぜひ料理してほしいw

重野リクエストした身として重野話も楽しみにしてるよ!
330自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/29(金) 15:11:49.12 ID:yIaSDZ7J0
ポポはキツイ女が好みなんだな
辛にしろみずぽにしろ森てんてーにしろw
クニヲはドSっぽいけど、兄貴があんなのだったら情けないだろうな・・・
331代議士 ◆aWfrM7UWWY :2010/01/29(金) 22:57:33.65 ID:G3YDi8ExO
最近、北沢さんと谷垣さんと原口さんとふくたんを応援してる。

原北長前岡麻垣康三茂で維新起こして欲しい
332自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/30(土) 01:46:44.76 ID:X3OuirlZ0
てんこ盛りすぎだろwww
333自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/30(土) 08:45:58.52 ID:N6U2pGDcO
せめてアルファベットの頭文字表記でw
334:2010/01/30(土) 15:24:25.47 ID:CLZBNIeB0
>>328
あぁ、なるほど〜。そういえば以前書いたのは前さんがされる方でしたね。忘れて(ry
でもあの二人、どっちでも行けそうな気が。その日の気分によって交代してるとか。
>>329
正視できない組へようこそ\(^o^)/しかしまだ国会は始まったばかり、これからが正念場・・・ふふふ
平野さんはボケーっとしてるように見えて案外やり手なんです。きっとすごいテクニックを(ry
順番は後の方になりますが、平野話もリクに追加しておきます。
>>330
おとぽっぽの女の好みもアレだけどね・・・ある意味強烈な兄弟。
>>331
なんすかその最強メンバーwwきたざーさん、光の戦士、前歯、岡田はミンスの中でも右派、保守層だから案外うまくやれるかも。
なんかこのメンバーだけで内閣構成できそうですね。

今ちょうど重野話書いてます。もうしばしお待ちを。それにしても社民の内ゲバは凄まじいすね。
335自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/30(土) 19:37:42.38 ID:uQmZsxNpO
なるほど、夜の政権交代か…
336自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/30(土) 21:10:41.78 ID:17qWEZFfO
前から後ろからさんに前も後ろも弄られるオカラッシュ…
ちょっと見てみたいと思ったのはきっと怖いもの見たさだからでしょうか
337自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/30(土) 22:33:08.36 ID:vOrCRi7d0
内ゲバは左翼お得意だからね
重野話wktkしながら待ってます
338自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/30(土) 23:34:19.86 ID:fLit+ZtpO
腐女子わきすぎワロタ
339自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/30(土) 23:44:37.91 ID:/K0n3dcJ0
>>334
>おとぽっぽの女の好み
女の好みで思い出したが
おとぽって家庭教師してたときに教え子とでき婚したんだっけか…

思い切りスレ違いでスマン
340代議士 ◆aWfrM7UWWY :2010/01/31(日) 16:38:17.87 ID:MnuFThMzO
>>338
最近見た空想政治SS
麻生「俺がお前で」鳩山「お前が俺で!?」
http://moeyousottenandesuka.blog39.fc2.com/blog-entry-310.html

国分「秘書逮捕された時どう思った?
鳩山「その、汚い手をどけろ、小沢

小沢「学園都市計画は儂が立案したのだぞ! アレイスター!
小沢「ああん、ダメ・・・そんなに激しく突かれたらイっちゃうよぅ


【ゲンダイ】78坪の豪邸と高級ワインのセレブ生活の谷垣が鳩山首相の金銭感覚を批判し、庶民気取りをするとは白々しい

このニュースで谷垣さんスゴいと思った
341自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/31(日) 22:22:08.80 ID:ZHM4GRSu0
そういえばぽっぽとおとぽが滝クリを二人でハメるエロパロ見たことある

いや、政権交代とおとぽっぽの話題で思い出しただけだけど
342自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/31(日) 22:38:28.37 ID:nnktl/7CO
>>327
なんだか森さんがポッポにストーカーされてないか心配になってきたw
343自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/01/31(日) 23:40:37.98 ID:VwzvjQmC0
最初「自民の森代議士」と聞いて、ナチュラルに森元総理を思い浮かべてたわ
あんなに可愛くてロリ声……まあ丸々してて可愛いよね、うん、うん
と自分を納得させていた

森雅子の方ね
344自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/01(月) 00:22:17.52 ID:Vhb3Fl6e0
森元さんとぽっぽのからみはさすがに無理だわ
345自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/01(月) 17:20:34.60 ID:1ksGiVtr0
森元クソワロタwww
346自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/03(水) 12:29:28.92 ID:2kUdE9nR0
前張りさんのテンションの高さにわろた
たまに京都弁が出るのがいいよね
小沢さんがアレなことになってから額のツヤがよくなって元気そうだ
347自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/05(金) 19:44:10.66 ID:b6UANXaN0
福島大臣はお手洗いに行っていて質問を受けられませんでした(´;ω;`)
348:2010/02/05(金) 22:59:10.30 ID:37Sh+AZ10
大変遅くなってしまい、申し訳ないです。
最近やたらと忙しくなってしまって。
ところで>>340のSSが斜め上すぎてツボったww
>>314あのマンガは結構トラウマw
>>339もしかして邦夫ってバツイチ?自分が知ってる邦夫嫁は元タレントのピザだわ。
森元との絡みは・・・さすがに自分も無理です・・・
>>346もうね、最近の前歯は生き生きとしてるwwおざータイーホとかになったら裸踊りでもしちゃいそうな勢いwww
>>347みずぽカワイソス・・しかし、みずぽが席を外している時、偶然にもキヨミも席を外してたんだよね。きっとトイレで悪口でも言い合ってたんじゃ・・・

さて、重野話落として行きますねー
349:2010/02/05(金) 23:00:44.69 ID:37Sh+AZ10
「党首も政審会長も落ち着いて!ほら、座って座って。」

彼は引きつった笑顔でなだめに入った。
安堵する間もなく、再び緊張の空間が出来上がった。

あぁ、これで寿命は3年縮まったかな・・・。
背中に嫌な冷や汗が流れているのを感じた。

彼の名前は重野安正。一応、幹事長だ。
350:2010/02/05(金) 23:01:33.72 ID:37Sh+AZ10
そしてテーブルを挟んで睨み合いを続ける二人の女。
党首の福島みずほ、そして政審会長の阿部知子。

この二人が顔を合わせるとろくな事が無い。
どうか何事もなく会議が終わりますように。
そう願った、彼の思いは見事に打ち砕かれた。

恐る恐る二人の顔を見る。
先に口を開いたのは阿部だった。
351:2010/02/05(金) 23:02:22.99 ID:37Sh+AZ10

「このままだと、確実に参院選は負ける。」

貴女に言われなくても分かってるわよ、という表情で睨みつけるみずほ。

「だから言ったの、この前の衆院選で党首は鞍替え出馬するべきだ、って。」
「そんな安直な考えで出来る事じゃないわ。」
「怖かったんでしょう?・・・落ちるのが。」
「やめて」
「・・・そりゃ、勝負に出るより確実に当選できる方を選ぶのは当たり前。でも、それって党のトップの人間がやる事?バカバカしい。」
「やめなさい」
「結局あなたは自分が可愛いだけよ。党首が落選なんて人生において最大の汚点だものね!」

ドスッという鈍い音が部屋に響き渡った。
352:2010/02/05(金) 23:03:19.14 ID:37Sh+AZ10

みずほが両手で力いっぱいテーブルを叩いたのだ。
ゆっくりと立ち上がり阿部に詰め寄る。

「これ以上、侮辱するようなら絶対に許さない。」

しかし阿部も一歩も引く様子がない。

「えぇ、その調子で頑張って。だけど。いつまでその強気な態度を保っていられるか・・・楽しみに拝見させてもらう。」
「・・・。」
「とにかく私は政審会長を下りる。貴女の下ではこれ以上やれない。」

「まぁまぁ、二人とも落ち着いて。党首も席に戻って。」

353:2010/02/05(金) 23:04:07.10 ID:37Sh+AZ10
重野は、まだ興奮しているみずほを阿部から引き離した。
すると今度は阿部が席を立った。

「阿部さん、どこへ?」
「こんな幼稚な人と話をしても時間の無駄。もう私、帰るから。」
「え、それは困りますよ、まだ人事について何も話し合ってないですよ」

阿部を引き止めようとすると、後方から声が飛んできた。

「重野、止めなくて結構よ。私もこの人と話す気になれないわ。もう結構!消えて!」

みずほの言葉を聞いて、阿部の顔面から血の気が引いて行くのを彼は見逃さなかった。
354:2010/02/05(金) 23:04:56.47 ID:37Sh+AZ10

「・・・重野さん、あなたきちんと党首から目を離さないでよ。それが貴方の仕事なんだから!幹事長のくせに、そんな事もできないの?!」

最後の一言は余計だ!
喉まで出かかった言葉をなんとか抑えた。

阿部が去った後、今度はみずほと二人きりになった。
これはこれで相当気まずい。
355:2010/02/05(金) 23:05:46.02 ID:37Sh+AZ10

「ドア閉めて」

みずほの命令通りに会議室の扉を閉めた。

「頭痛い・・・」

彼女は両手で顔を覆った。

「薬と水、持って来ましょうか?」
「えぇ、お願い。」

給湯室に辿り着くと、深くため息をついた。
あぁ、弱ったなぁ・・・。どうしてこうなった。
そして自分は一体ここで何をしているのだろうか、そういう気分にさせられる。
356:2010/02/05(金) 23:06:35.99 ID:37Sh+AZ10

「だいたい、水汲みなんて幹事長の仕事じゃないだろう。はぁ・・・」

気がつくと、コップから水が溢れ出していた。

「おっと、いけない。」

キュッ、っと蛇口をひねり、水を止める。
そして再びため息。

救急箱から鎮痛剤を取り出し、ポケットへ入れた。
357:2010/02/05(金) 23:07:31.36 ID:37Sh+AZ10

「あぁ、しまった。スピーチの原稿がまだ仕上がってない。今日は徹夜だなぁ。」

自分の仕事さえも満足にできない日々が続いている。
彼は人一倍、他人に気を配り、自分からやる事を決していとなわない。
お人良しすぎるのだ。

「党首、水です。」
「ありがとう。」

みずほは水を飲みきり、ゆっくりとグラスをテーブルに置いた。
358:2010/02/05(金) 23:08:27.28 ID:37Sh+AZ10

「ねぇ重野。」
「何ですか?」
「あー・・・やっぱり何でもない」
「そうですか。もう私はこれで失礼しても良いですか?残ってる仕事があるので。」
「あぁ・・・待って。」

目を閉じたまま、彼女はゆっくりと話はじめた。
359:2010/02/05(金) 23:09:16.05 ID:37Sh+AZ10
「私、やっぱり党首には向いてないのかな。」
「どうしたんですか、急に。」
「自信がなくなっちゃったの。楽しくて、すごくやりがいのある仕事だけど。自分には向いてないのかな。
だって、こんな少人数でも対立しちゃうし、それに阿部さんは絶対に私を認めてくれないし。」
「彼女には何を言ってもダメですよ。根っから貴女を嫌ってるから。」
「ちょっと、やだ、随分とストレートに言うのね」

緊張が溶けたのか、みずほの表情に笑顔が戻った。
360:2010/02/05(金) 23:10:05.69 ID:37Sh+AZ10
「冗談はさておき。ちょっとくらい不協和音があるからって、それがどうしたって言うんです?
 全ての人間を納得させ、従えさせる人間を党首と呼ぶなら、この世には党首なんて人間は一人もいなくなってしまいますよ。」
「それもそうね」
「お互いに納得して妥協できるラインを探って行きましょう。私はいつでも党首の味方ですから。」
「ありがとう、重野。」

大丈夫、と目で合図を送り、部屋を後にした。
361:2010/02/05(金) 23:11:03.00 ID:37Sh+AZ10
彼女だけは自分が守らなければならない。

「一人前の政治家、そして社民の党首として立派に育てて欲しい。」

尊敬する村山、そして前の党首の土井にそう頼まれたのだ。

最初のうちは彼女の軽率な発言のせいで、揚げ足を取られる事が多く、何度も尻拭いをさせられた。
その度に、泣いて落ち込む彼女を励ました。時には厳しく追及したり、まるで年の離れた妹を躾けるようなものだった。
今では、大臣にもなり、結構立派に仕事をしてくれていると思っているのだが、なかなか完璧とは言えないものだ。
362:2010/02/05(金) 23:11:50.71 ID:37Sh+AZ10
あれから自分の部屋に戻ってからも、あの女たちの事を考えていた。
水と油の相性の福島と阿部を扱えるのは重野だけだ。
もちろん自分の仕事は後回し。

「とりあえずコーヒーでも」

息抜きも必要だと思い、再び給湯室に向かった。

「おや?」

数十メートル離れた給湯室の電気がついているのを確認できた。
おかしいな、さっきはきちんと電源を消したはずなのに。

不思議に思いながら給湯室を覗くと、先客がヤカンで湯を沸かしていた。
そして重野の気配に気付き、こちらを振り向いた。
363:2010/02/05(金) 23:14:40.16 ID:37Sh+AZ10
とりあえず、今日はこの辺りまでにしておきます。

重野の話を書いてるつもりなのに、なんか存在感薄っw
リクした人が喜んでもらえるかどうか、自信なくなってきたw

しばらく忙しい日々が続きそうですが、みなさんよい週末を送って下さいねー。
364自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/06(土) 17:20:31.05 ID:yOrgw7oP0
>>1乙!
続きが気になる…
頑張るみずぽかわいいよ
リクした人ではないが、
政治家は他の皆さんのキャラが濃すぎるからなーw
365自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/06(土) 22:45:16.37 ID:GR2g36hP0
重野リクした人だけど>>1ありがとう!
女で苦労する男と書くとすごい誤解されそうだw
ここまででも普段は影の薄い重野の存在感をぎゅんぎゅん感じるから大丈夫です
まさにこういう尻拭いが似合う苦労性な重野を求めていたんですよ
あと、やっぱりみずぽが可愛い・・・
続きも楽しみにしてます
366自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/10(水) 02:48:46.88 ID:xRWnnED/0
阿部知子って雰囲気がオアシズの大久保さんに似てるよなーと思ってたせいか
みずぽ=光浦、阿部=大久保で脳内再生してしまった

すごく…居たたまれないドロ沼展開でした…
367自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/12(金) 21:27:32.47 ID:oKIWEYAb0
初めてこのスレ覗いたよ
どの話も真剣に読みふけっている自分がいたwここ最高だわw
>>1さん重野の続き楽しみにしてます!
368自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/13(土) 00:39:40.27 ID:B+jKCXt10
あべともないわーって思ってたクチだけど、
最近の彼女の動きっぷりをみると党内抗争も
激しくなりそうで楽しくなってきたわw
みずぽの座を狙うあべとも、みずぽを守る重野、
みたいな展開もありだと思う。
369自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/16(火) 18:51:51.09 ID:5pmw1XPF0
内閣でのみずぽの立場がどんどん弱く…
370自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/17(水) 00:03:03.92 ID:rCVBCsd80
今日も基地移設案だせなかったしなあ
どうすんだこのgdgd防衛&外交。
371自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/17(水) 23:46:49.85 ID:CizpIUJa0
社民党内で女の戦い? 阿部氏「仁義なさ過ぎる」と福島党首糾弾

 社民党の阿部知子政審会長は17日、福島瑞穂党首が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を米軍キャンプ・シュワブ
内陸部(名護市など)などへ移設するとした国民新党案を批判したことについて「(政府、与党の)沖縄基地問題検討委員会
以外の場で批判するのは仁義がなさ過ぎる」と苦言を呈した。

 同時に「(移設先が)沖縄県外であってほしいという思いはあるが、それを委員会以外の場で批判し合ったら、何のための
委員会か分からなくなる」と指摘した。官邸で記者団に語った。

 福島氏は15日に内陸部案を批判。これに対して国民新党の下地幹郎政調会長が「非常に不愉快」と反発していた。
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100217/stt1002172016010-n1.htm


国民新党も絡めて話が進むと面白いのだが、とリクしてみる。
372自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/20(土) 22:51:51.56 ID:eA4hnBrP0
余談スマン、ちょwww携帯厨wwwこれwwwwww
http://kz.fam.cx/php/up/img/044.html
373自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/24(水) 00:40:53.06 ID:tejJy0LM0
冬季五輪ってこんなに人気あったっけと思うくらい日々の政治ニュースが少ない
爆弾抱えたネタ打ち内閣の存在を忘れるほど小さい扱いなのは非常に残念でござる
ところで1氏はまだ寄生虫かね
374自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/02/28(日) 02:22:48.68 ID:7GAHJOWh0
前張さん他8階の人達逃げてー小沢さんが自然発火させるって言ってるー
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
375ハードM ◆hardMV6uso :2010/03/03(水) 23:48:57.26 ID:kM8m3ibp0 BE:784850827-2BP(461)
なんとなく上げときますね
376自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/03/07(日) 15:19:04.32 ID:1gBdl/iV0
ネタはいくらでもある
あとは邪まな妄想力があれば
377自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/03/07(日) 21:17:09.34 ID:ANuHgzP1O
始めて来ますたけど
もう終り??〜
前原とみずぽで誰か投下しる!
378自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/03/08(月) 22:09:34.33 ID:V380paZa0
だねえ
保守がてらSS投下しながらまったりと>>1を待つってのもいいかも
どうだろ?
379自治スレにて名無し変更議論中@VIP+:2010/03/12(金) 00:52:38.11 ID:98ZupgaA0
>>378
確かに、ここは保守したい
といってもSS書けないし、人任せだけど…
380名も無き被検体774号+:2010/03/16(火) 17:05:37.77 ID:MlnW48X10
しかし>>1がリアル方面で無事であればいいんだが
まじで
381>>1が居ぬ間に箱x妻--1/9--:2010/03/16(火) 23:46:48.90 ID:paT7xi/i0
後悔の念が募っていく。徐々に。でも確実に。
息が詰まりそうなのは、そこが暗く狭いだけではなかった。

「こんなところに閉じ込めて、私をどうするつもりだ?」
「ですから、どうもしませんよ。なにをそんな焦って…。」
「とにかく!仕事があるんだ。早く私を解放したまえ。」
「つれないですね、もうお忘れですか?匿ってほしいと飛び込んできたのは貴方だ。」
押し問答を繰り返しながら、抱きしめる腕にゆっくりと力が篭る。
不愉快だとかそういう感情ではない。
それよりもただ…困惑している?まさか!この私が?いや、この状況は確かに異常だが…
「お前に匿ってもらおうとしたのではないんだ。」

「でも、飛び込んだ先に私がいた。そして貴方は私に潜り込んだ。」
「あれは仕方がなかった。…君も分かっているだろう。」
「はは、エレベータの中は貨物で一杯でしたからね。」
「…くっ…。」
「それはそうですよ。あれは貨物運搬用だった、そして貴方は職員用には乗らなかった。」
そう言って目を細める。
幼い子に言い諭すように、ゆっくりと言葉を選んでいるのが気に触る。
382--2/9--:2010/03/16(火) 23:50:48.25 ID:paT7xi/i0
「職員用には乗れない事情があったのではないですか?だからこんな埃塗れの…。」
「黙れ!」
「怒鳴らないで落ち着いて。私が守っている限り、貴方は汚れずに外へ逃げられるんです。」
「恩を着せるつもりか。」
「そうじゃない。利口な貴方なら分かるでしょう?」
落ち着き払ったその態度が余計に神経を逆撫でする。
言われていることは耳に入る。入った傍から逃げていく。うまく掴めないもどかしさだけがはっきりと感じられる。
「何を望んでいる?事によっては検討の余地もある。だから」

言葉を発しながら後悔が押し寄せるのが分かった。違う、そんなことを言いたかったわけじゃない。
言葉の選び方を完全に誤ったことに気づいたが、今更どう言い直せばいいのかまでは考えが回らない。
「そうじゃない。でもその言い方は貴方らしいですね、ミスター…」
「!!やめろ!」
「ミスター検討中?」

「やめろと…言っている。」
そう応えるのが精々だった。
焦っていると思いたくはないが、体の自由が利かないだけで気持ちの余裕まで奪われている気さえする。

「まあこれが世に知られたらミスターお荷物なんて呼ばれるかもしれませんね。」
「私を馬鹿にしているつもりか?」
「まさか。でもそうだな。貴方がそんな顔するから、少しだけいたずらしたくなったのかもしれない。」
完全に見くびられていることに憤るより先に眩暈に襲われる。
383--3/9--:2010/03/16(火) 23:53:12.23 ID:paT7xi/i0
「おかしなことを言っている間に早く蓋を開けてくれないか。」
「それがものを頼む態度ですか?」
「何を言ってる。人でもない君が…あ、いや、そういうことじゃないんだが。」
こいつは何を言っているんだ。
自分までおかしくなりそうだ。
「落ち着いて。深呼吸して下さい。そうでなくてもあなたは急ぎ過ぎている。」
「ここが息苦しいだけだ。まだ仕事があるので。」
「普段の方が息が詰まっているみたいですがね。今はほら、軽口を叩く余裕すらある。」
何を言っているのか、何を考えているのかは相変わらず分からない。
それでいて、ここまで自分の気持ちを踏みつけられることに、形容し難いむず痒さをも覚える。
違う。こんな奴に甘えたい訳じゃない。
状況が異常すぎて、判断がつかないだけだ。そうとしか考えられない。

「もっと素直になってもいいんですよ。」
「…そんなことは無理だ…立場と言うものがある。」
「でも、貴方はまた私に会いに来てくれた。嬉しいですよ。」
肩を包まれ、そっと髪を撫でられる。
狭い中で、篭った自分の熱気が違う匂いと混じる。なぜか嫌じゃない。
しばらく思い出すこともなかった遠く懐かしい感情を呼び起こされる。
快い圧迫感と言ってもいいかもしれない。でもだめだ。溺れてしまってはいけない。いけないのは承知している。
ただもう少しだけこの温かさに揺られているのも悪くない……。
384--4/9--:2010/03/16(火) 23:55:13.34 ID:paT7xi/i0
「いいんですよ。」
「!!」
甘い葛藤を読まれたような気がして顔を上げる。
髪が当たり、軽い乾いた音がした。
素材のせいか、ぶつかった感触はなく柔らかく押し戻す圧力だけを感じた。
「会見なら事務方に処理させればいい。貴方も、山井さんですら省のことは知らないときている。」
「それは…」
言葉に詰まる。
突然、盟友の名前を出されたことでこの時間を邪魔されたような気がする一方、早く現実に戻らなければいけないという焦りの中に一気に戻されたようでもあった。
「…彼も、頑張っている。これまでの政務官とは比較にならない」
「かなり買ってますね。一生の友、でしたっけ。」
「もしかして、嫉妬しているのか?」

「はい?」
にこやかに聞きかえすその瞳の奥で何かがキラリと光ったような気がした。
せっかく温かく包まれていたというのに、却って弑逆心を煽ってしまったのではないかと背に寒いものを感じる。
「嫉妬…。そう言われると、そうかもしれませんね。」
「いや、私はそういうつもりで言ったのではないし、悪いが君の気持ちには応えられない。」
腕を突っぱね、背中の面を使って蓋を開けようとしたが、軽々と戻される。
「今更何を言っているんですか?」
しっとりと、まとわりつくように四肢を絡め取られる。
385--5/9--:2010/03/16(火) 23:57:27.78 ID:paT7xi/i0
「まだそんな風に逃げられるとお思いでしたか。」
「逃げる、なんて…」
「勤怠ランプは"外出中"でしたよね。」
「なぜそんなことを!」
「まだ戻れる。時間で言えばその通りです。」
「…」
こいつは何を知っているのか。何をしたいのか。
「目的なんか、始めからありませんよ。」
「それならどうして…。」
「言ったでしょう。少しいたずらしたくなっただけです。でも…」
少しだけ、切なそうに眉をよせる仕種をした、ような気がした。

心が揺らぎそうになったのを感じた瞬間、更にきつく抱きしめられていた。
「貴方がいけないんだ!」
呼吸が止まりそうになる。
「あの日、あんなに怯えた瞳で乗り込んできたのは貴方だ。」

「匿わずにいられなかった。本当に困っていたのは見て取れたから、後悔はしていない。でも。」
全身を拘束されて、浅く呼吸するのが精いっぱいだった。
386--6/9--:2010/03/17(水) 00:00:20.13 ID:paT7xi/i0
中でもがいていることに気づかないのか、まるでお構いなしにまくし立てる。
「あれだけで終わりだと思ってた!だから忘れようとしたんです。あれは…一時の気の迷いだと。」
気の迷いも何も、ただ逃げたかっただけだ。
そう言いたいのに声が出せなかった。
「なのに貴方はまた現れた。疲れた、怯えた瞳はそのままで…。」
「…。」
「あんな顔、誰にも見せたくない。できることなら守りたかった。」
やはり理解できない。何を言っているのだ。
言われるまでもなく、市民に弱気な顔なんか向けられる訳がない。政治家なら、まして大臣職なら当然のことだ。
「本当に貴方はご自分のことをお分かりでない。」
「!!」
「分かりますよ。貴方が何を考えているかなんて。」

鼓動が乱れる。絡み付く呼気が自分のものなのかの区別もつかない。
「誰よりもプライドが高く、頭を下げることが苦手な貴方が、前大臣に頭を垂れて教えを乞うた。」
思い出したくもない。でもあの時は仕方がなかった。
「その素直さにほだされたのは確かです。」
だからなんだと言うのか。
「あれは、前大臣だからそうしたのかと思ってた。」
当然じゃないか。引き継ぎをしただけだ。
「なのにあの日、そして今日。独りぼっちで…あんな顔を見せられて…。」
あんな顔ってなんだ。ひとつも心当たりがない。
387--7/9--:2010/03/17(水) 00:02:22.78 ID:paT7xi/i0
「守ってあげたいと思った。」
「ふざけないでくれ!」
黙って聞いていれば、なんのつもりだ。
「いいから放したまえ。今日の会見はやると言ってしまった以上キャンセルできない。」
「できるんですか。その状態で。」
狭い中でもがいていたせいで髪もシャツもすっかり乱れてしまっている。
スーツにも不自然な皺が寄ってしまっているだろう。
「それでもやらなければいけない。」
やらない訳にはいかない。自分には立場というものがある。

「…そうですか。」
きつい感触がゆっくりと緩む。
「振られちゃったのかな。はは、そりゃこんなことしたら嫌われても仕方がないですね。」
やっと解放されて、大きく息を吐く。
「お詫びという訳じゃないですけど、お車なら地下に用意しておきます。」
「!なんでそんなことまで…。」
「今ならまだ会見には間に合う。一度帰って着替えてからでも余裕があります。」
こんな姿にされてしまったことを改めて強調されたようで、またこの後の行動を読み取られているようで、忘れていた屈辱感が甦る。
388--8/9--:2010/03/17(水) 00:04:15.74 ID:NS3ab43a0
「ほらそんな顔しないで。」
「いいから出してもらおうか。」
これまでの遣り取りからしたらあっけないほど素直に蓋が開く。
全体的に湿り気を帯びて柔らかくなっているのが上気した自分の体から発散したもののせいだと無言のまま苛む。
それがどうにも恥ずかしく、早くこの場を離れたい、帰ってシャワーを浴びたい、早く忘れなければと気ばかり焦る。
「今ならまだ電車もあります。でも、風邪をひいてはいけないから車でお帰り下さい。」
「そんなことしようにも、連絡をしたら…」
「大丈夫です。それくらいは手配してあります。」
一介の事務用リサイクル段ボールごときが一体どんな権限で…!
つい口をついて出そうになったが、寸でのところで押し留めた。
扉が開く。
「貴方は心配しなくていいんですよ。お気をつけて。」
その言葉には応えず、嘘を吐くなと軽く憤りながら眼鏡を外し、レンズを拭う。
389--9/9--:2010/03/17(水) 00:06:04.53 ID:NS3ab43a0
果たして、地下出口には黒塗の公用車が待っていた。
「まさか…。」
まだ着いたばかりのようで、こちらに気付いた様子はない。
咄嗟に物陰へ隠れてしまったが、その必要がないことは分かっている。
乗ってしまえば、いくら道路が渋滞しようとも20分とかからず帰れる。
…あんな奴の据膳に食らいつく訳には…。
呼吸を整えるようにゆっくりと携帯電話を取り出す。
つい数日前まで世話になっていたタクシー会社の番号は発信履歴からすぐに見つかった。
いろいろなことが脳裏を過り、親指に力が入らない。
逡巡しながら電話帳情報をランダムに呼び出し、思いを振り切るように発信ボタンを押した。

まだ、19時を少し過ぎたばかりだった。
390>>1が居ぬ間にお邪魔しましました。:2010/03/17(水) 00:14:57.10 ID:NS3ab43a0
勢いで書いてしまったはいいけどどこに上げたらいいか分からなかったのです。
叩かれたら逆切れしそうなくらいドキドキしています。すんません。
箱x妻を考え出したらなんだか止まらなくなりまして。
彼のナルシスっぷりとキョドり具合が段々面白くなってしまった自分の負けです。
所々文章が変なのはどうにもご容赦ください。
3レスくらいでまとめるつもりだったんすけど、長くなっちゃってすみませんでした。
しかし段ボールの性別って一体どっちなんでしょうね〜。

読んでくれた人、ありがとあーした!
391名も無き被検体774号+:2010/03/17(水) 01:14:16.81 ID:irmt2wVl0
>>1の身を案じてたら違う人が来てた!乙!
不思議な感覚で読んだよ
公用車を準備できるダンボールにワロタw
392名も無き被検体774号+:2010/03/17(水) 01:52:59.84 ID:0aUyWMKB0
>やらない訳にはいかない。自分には立場というものがある。

そんだけ繰り返しておいて結局会見バックレとかなwwwwww
393名も無き被検体774号+:2010/03/17(水) 03:41:05.78 ID:2qGfwQY40
ダンボールかっこえええ
素晴らしい梱包力、じゃない包容力w
394381-390:2010/03/17(水) 09:49:20.18 ID:jX+b4O100
>>391-393
ああああ温かい反応ありがとうございますマジ感謝っす!

このスレ見て、政治家でこんなお話作れるんだと知り、衝撃を受けた者です。
中でもみずぽの可憐さと前鉄のアッパー具合には脳天撃ち抜かれました。
勝手にスレ使っちゃってますが前述の保守ついでってことでどうかひとつー。

>>1が無事でありますように。
これで名無しに戻ります。貴重な経験ができました。
395名も無き被検体774号+:2010/03/19(金) 00:02:03.00 ID:gukluKU10
すごい才能を見た。なんとなく安部公房の「箱男」思い出した。
他に勇者はいないか?
396名も無き被検体774号+:2010/03/24(水) 21:25:24.88 ID:i8KZ9fX50
397Delenda est Sinae. ◆BNtLtHPLMjif :2010/03/28(日) 11:31:52.03 ID:ILOh8eOc0
テスト
398Delenda est Sinae. ◆CatoA1wPMQ :2010/03/28(日) 11:32:44.65 ID:ILOh8eOc0
テスト
399名も無き被検体774号+:2010/03/30(火) 22:08:29.96 ID:749JiPkT0
結局郵貯は上限2000万までに決めるみたいですが
いい歳した大人がネタ臭いドタバタ劇をやってた裏の駆け引きは?とか気にしてみる

菅氏「聞いてない」亀井氏「耳が悪いんだよ」 郵政改革法案、閣内の混迷深刻
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100328/plc1003282052008-n1.htm

 菅氏「私は(限度額の)数字を知りませんでした」
 亀井氏「全部申し上げました」
 菅氏「聞いてません」
 亀井氏「菅さんとの電話はテープにとっておかないといけない。あんた、耳が悪いんだよ!」

 谷垣総裁「論評のしようがない」とあきれ顔。

 みずぽ消費者・少子化担当相「離婚間際の夫婦はもっと会話がなくなりますから。大丈夫です!」

 菅氏「がんがん議論をしている間は離婚なんか絶対しない。うちの嫁さんとの関係と同じですから」

 仙谷国家戦略担当相「(限度額が)変わってもらわなければ困る」
400名も無き被検体774号+:2010/04/02(金) 17:17:15.51 ID:vArfJz/yQ
若林「私は代打だから」

続きのネタが思い付かないw
401名も無き被検体774号+
>>400
ふと綾波を思い出した

まじで>>1はどこ行ったんだろう…