1 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:
男「でも、こんなところで何してんだろう…」
女「う……く……」
男「泣いてるっぽいよな。フラれたとかそういうオチかな?」
男「あー、でも見ちゃったからには素通りできんなぁ…」
男「あの〜…大丈夫ですか?」
2 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 02:48:17.12 ID:zUYUzH/KO
男「うぉ、めっちゃ可愛い子ガイル!」
3 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 02:50:02.63 ID:6X2rOe5XO
女「かかったな!あほが!!!」
俺「!?」
4 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 02:53:02.96 ID:nQk4K6fR0
女「…ほっといてください」
男「いや、そう言われてもね…第一、こんな公園で泣いてたら変な人に絡まれるよ?」
女「もう、絡まれたことがあります…」
男「そ、そうなのか…大丈夫だった?」
女「…私、ちょっと武芸には嗜みがありますから」
男「あ〜…っていうか、何してるのさ」
女「…いい加減ほっといてくださいよ。もういいんです」
男「いや、そんなこと言われると余計ほっとけないでしょ。ほら、とりあえず下向いてないでさ」
女「だから…って、え?」
男「へ?な、何ですか?俺の顔見た途端に…何か顔についてます?」
5 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 02:54:26.52 ID:U0n8094JO
え?何?「俺」の人?
女「お、お前は・・・!」
男「な、なんだよ?」
女「悪く思うなよ。貴様には死んで貰う!!!」
男「なんだって!?」
女「ハァッ!」
男「う、うわあああああ!!!」
7 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 02:58:07.05 ID:nQk4K6fR0
女「…」
男「ちょ、ちょっと…一体何ですか?人の顔凝視したままフリーズしないでくださいよ…恥ずかしくなるじゃないですか」
女「し、失礼ですが…もしかしてあなたは男さんですか?」
男「は?何で俺の名前知ってるんですか?」
女「会えた…漸く会えた…」
男「…は?あの…俺を探していたとかっていうオチですか?」
女「すみません、今までのご無礼をお許しください、男様」
男「えっ」
女「私は女と申します。この度、あなたの身の回りのお世話をさせていただくことになりました」
男「…はい?」
女「ただし、当然報酬は貰っていくぞ。貴様の命をなッ!!!」
男「うわああああああ!!!」
9 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:03:51.29 ID:nQk4K6fR0
男「え〜と…事情がよく分からないんですが」
女「申し訳ありません、詳しくご説明させていただきたいので、これからお時間ありますか?」
男「ま、まぁあるけど…大学の帰りだし」
女「では、男様のお部屋にあがらせていただいてもよろしいですか?」
男「はぁっ!?家に来るんですか!?」
女「…ダメでしょうか?」
男「ダ、ダメではないけどさ…ほら、一人暮らしで部屋が汚くてさ」
女「大丈夫です。掃除、洗濯、炊事など全て私がしますので」
男「え?」
女「男様の身の回りのお世話、それが私に与えられた仕事ですので」
10 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:04:53.54 ID:U0n8094JO
11 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:04:57.75 ID:nQk4K6fR0
>>5 違うです
普段はvipで書いてるけど、規制喰らって書けないからこっちで
12 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:06:39.34 ID:6X2rOe5XO
男「そ、それじゃお言葉に甘えちゃおうかなw」
女「・・・のるな。」
男「えっ?」
女「調子にのるなと言っているッ!!!」
男「ひぃっ!」
女「ハァッ!」
男「うわあああああ!!!」
13 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:11:29.27 ID:nQk4K6fR0
ー男の家ー
男「…要するに、あなたはメイドみたいなものってことでいいんですか?」
女「みたいなもの、ではなく、正式にメイドです」
男「どうして俺なんですか?」
女「男様のご両親が、我が社に依頼なされました」
男「…何してんだよ、あの二人は…!」
女「他に何かご質問はありますでしょうか?」
男「え〜と…じゃあ一ついいかな?」
女「何でしょうか?」
男「…ここに住むの?」
女「勿論です」
男「…ぅぁー」
14 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:15:16.11 ID:nQk4K6fR0
女「様々なご要望にお応えするためには、四六時中傍にいさせていただく必要がありますので」
男「そう言われても…」
女「これに関しては、男様のご両親から承ったことですのでご了承のほどを」
男「…過保護すぎるんだよ、まったく。妹は何か言ってませんでした?」
女「妹様のご意見は伺っておりませんので」
男「やっぱりか、あいつ絶対反対してたろうし…」
女「それでは、本日よりよろしくお願いします」
男「はぁ…よろしくお願いします」
ID:6X2rOe5XOがいちいち茶々入れるのが何故か壺った。
16 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:20:13.06 ID:nQk4K6fR0
男「ところでさ」
女「何でしょうか?」
男「公園で何で泣いてたんですか?」
女「っ///」
男「あれ、触れちゃいけなかった?」
女「…いえ、男様がお聞きになったことはお答えすることが私の義務ですから答えます」
男「あ、いや、無理に言わなくてもいいんだけど?」
女「…簡潔に申し上げれば、道に迷っていました」
男「…」
女「…///」
男「…そ、そうなんだ」
女「だっ、大丈夫です!家事はちゃんとこなせますので!!」
男「いや、別にあなたの能力を疑ったわけではないんですけど」
18 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:26:09.64 ID:nQk4K6fR0
男「それと、その…堅苦しいから、その敬語やめてほしいんですけど…ムズムズするんだ」
女「し、しかし…」
男「これは命令、って言ったら?」
女「…わかりまし、いや、わかっ…た」
男「うん、公園で話してた時みたいに、地でいいからさ」
女「そう言われましても…」
男「戻ってるよ、口調」
女「あぅ…」
男「そうだ、無理に感情を殺してるみたいだけど不自然だからやめて?」
女「ひぅ…」
19 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:33:13.93 ID:nQk4K6fR0
男「そういえば、あなたは年齢いくつ?」
女「…15歳です」
男「…あ、嘘でしょ?なんだ、冗談も言うんだね〜!」
女「う、嘘じゃないです!」
男「…ほんとなの?」
女「はい」
男「…俺、警察には厄介になりたくないんだけど。ご両親は?」
女「いません。孤児院で育ちました」
男「…ごめん」
女「いえ、両親のことは覚えていませんですしお気になさらずに」
男「…口調、何とかならないの?」
女「あ!ご、ごめんなさい…私、初めてのお仕事…だから…」
男「う〜ん…じゃあ、俺がお兄ちゃんって思ってみたらどうだ?」
女「…へ?」
男「家族みたいなもんだと思ってくれればいいよ。家族対して敬語は変でしょ?」
20 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:34:26.88 ID:U0n8094JO
こいつ何を……( °Д°)
21 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:41:26.16 ID:nQk4K6fR0
女「お兄ちゃん…ですか?」
男「うん、俺には妹がいるし同じ感じならいいかなって(ナデナデ)」
女「!」
男「っと、ごめん…嫌だった?」
女「え!?あ、いえ、そんなことは…///」
男「そっか、よかったよ」
女「うぁ…///」
男「じゃあ、改めてよろしく!女ちゃん!」
女「は、はい…」
男「じゃあ、今日は俺がご馳走するからちょっと座ってて」
女「え?あ、私がやりますから!」
男「ダメ。今日は女ちゃんを歓迎するんだから、俺が作る。明日から頼むから」
女「で、でも…」
男「ほら座っててよ。あ、ごめんね、何も暇つぶしできそうなのないけど…」
22 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:43:35.73 ID:zUYUzH/KO
やっと男が女を料理するんだな。
取手のとれるティファールが
今、繋がる。
23 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:48:25.71 ID:pix5+Uc+0
24 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:48:49.32 ID:nQk4K6fR0
女「…おい、しい…」
男「そう?よかった!」
女「…私、誰かの手料理初めて食べました」
男「そっか〜、じゃあこれからも俺がたまに作ってあげるよ」
女「そ、それは私の仕事です!」
男「いいじゃん、たまにはさ〜。俺、料理好きだから気分転換にもなるし」
女(こ、この人凄いマイペースです…振り回されてる気しかしない…)
男「あ、そういえばお風呂いつ入る?」
女「わ、私はいつでも…」
男「何だったら、一緒に入るかい?」
女「えっ!?///」
男「冗談だよ〜、妹はよく一緒に入ってくれってせがんでくるけどね」
女「あぅ…」
25 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 03:54:48.06 ID:nQk4K6fR0
女(いつの間にか寝る時間に…ずっと男さんのペースに呑まれたままだったなぁ…)
男「さて、もちろん家にはベッドは一つしかないわけだけど」
女「あ、私は床で…」
男「却下!だよ?」
女「え…」
男「女の子を床に寝かせるとか、やっちゃダメなことだから」
女「でも、男さんにはいいようにしてもらってますけど…これでもメイドですから」
男「…メイドじゃないよ?今の女ちゃんは、俺の“妹”だ」
女「…」
男「ふ〜む…まぁいっか。一緒に寝よう?」
女「っ!?///」
男「あ、心配しないでいいよ?襲ったりしないから」
女「そっ、そういう意味では…!」
26 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:01:35.77 ID:nQk4K6fR0
男「嫌ならいいけど…」
女「いえ、そういうわけじゃ…っていうか、普通逆なんじゃ…」
男「何が?」
女「女の私が別にいいって言ってるのが…」
男「あぁ、確かにそうかもね〜。でも、仲のいい兄妹なら普通じゃない?」
女「そ、そうなんですか…?」
男「うちは妹から一緒に寝てほしいってねだってくるからね、だから今みたいなこと言っちゃったのかも」
女「…わ、私は男さんがしたいようにしてもらえれば…」
男「う〜ん、そこに女ちゃんの気持ちはないでしょ?」
女「…」
男「そうだね、この際だからちゃんと言っておこっかな。ここにいる間、メイドとしての立場を忘れなさい」
女「そ、そう言われても…」
男「こう言わないと女ちゃんはどこか遠慮しちゃうでしょ?」
27 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:11:30.12 ID:nQk4K6fR0
女「でも…仕事ですから」
男「家族がいなくて、甘え慣れてないのは分かるけどね。だからこそ、俺には甘えてくれていいんだよ」
女「あぅ…」
男「幸いにも、俺は過保護な親がいるおかげでお金には困ってないし。だから、女ちゃんは我儘を言うことが仕事ね?」
女「そう言われても…ちょっと困ります」
男「まぁすぐには無理かな?とりあえず、今日は一緒に寝よう?」
女「…は、はい」
男「よいしょっと…」
女「…失礼します…」
男「“失礼します”は変でしょ?そんなこと言わなくてもいいの」
女「は、はい…」
28 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:14:24.39 ID:zUYUzH/KO
ティファール以外に繋がるものが思い付かない。
29 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:16:33.09 ID:pix5+Uc+0
女「そ、それじゃお言葉に甘えちゃおうかなw」
男「・・・のるな。」
女「えっ?」
男「調子にのるなと言っているッ!!!」
女「ひぃっ!」
男「ハァッ!」
女「うわあああああ!!!」
30 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:17:50.49 ID:zUYUzH/KO
寺生まれってすごいと思った。
31 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:21:42.51 ID:nQk4K6fR0
男「…(ギュッ)」
女「え!?、おっ、男さん!?」
男「…こうやって抱きしめられたこともないんでしょ?家族の温もりは心地いいんだよ?」
女「やぅ…///」
男「まだ分からないかもしれないけど…頑張って女ちゃんのお兄ちゃんになってみせるからね」
女「…」
男「…どうかした?」
女「…凄い、心の奥がふわふわします…」
男「お、じゃあお兄ちゃんらしいことができてるみたいだ、よかった」
女「…安心、する…」
男「そうでしょ?誰かに抱きしめてもらうのって気持ちいいんだよ?まぁ、女ちゃんが俺に気を許してくれたみたいで安心したよ」
32 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:23:36.70 ID:zUYUzH/KO
女「でもお尻がなんかカチカチ………!?」
男「うん、ごめん」
33 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:25:34.89 ID:pix5+Uc+0
34 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:27:09.67 ID:nQk4K6fR0
女「…あれ、朝…?」
女「いつの間に寝て…って、男さんは!?」
男「あ、起きたかい?朝ご飯だよ〜」
女「ご、ごめんなさい!私がやらなきゃいけないのに…!」
男「だから〜…仕事熱心なのはいいことだけど、妹が絶対にしなきゃいけないことじゃないんだからさ」
女「ご、ごめんなさい…」
男「いいって、可愛い寝顔が見れたんだし」
女「っ///」
男「凄い安心しきった感じだったよ〜」
女「わっ、忘れてください!」
男「無理だよ〜、写真撮ってあるし」
女「なっ!?」
35 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:28:53.97 ID:SKvyh7IeO
支援
これはいいSS
36 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:32:34.34 ID:nQk4K6fR0
男「ほらっ」
女「やぁぁぁぁ…」
男「誰かが隣にいることって、安心するでしょ?」
女「え…?」
男「昨日ちらっと言ってたよね、寝付きがあまりよくないって」
女「は、はい、確かに言いました…」
男「昨日、俺よりも早く寝ちゃったんだよ?」
女「そ、そうなんですか?」
男「暫くしたら、女ちゃんが俺に腕を回してきてね。抱き枕みたいだったなぁ」
女「えぇっ!?ほ、ほんとですか!?」
男「嘘は言わないよ。俺、理性を保つのに必死だったんだから」
女「〜〜〜っ!!///」
男「あんな感じで甘えてくれればいいよ。妹が増えたみたいで、俺も嬉しいからさ」
37 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:36:44.90 ID:zUYUzH/KO
男「本物の妹だったらどうなってたことか」
女「!?」
38 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:40:17.32 ID:nQk4K6fR0
女「あぅ…」
男「あ、そういえば朝はパンだけどいいかな?」
女「え?あっ、はい!大丈夫です!」
男「そっかぁ、じゃあスクランブルエッグとか作ったし、早速食べよう?」
女「は、はい」
男「そういえば、今日も俺は大学行かなきゃダメなんだけど…いない間どうするの?」
女「ついていくつもりでしたけど…」
男「それ、本気で言ってる?」
女「え?えぇ、本気ですけど…」
男「…まぁ、女ちゃん大人びてるし大学生って言い張ればバレないとは思うけど」
女「バレても、男さんには迷惑をかけませんから」
男「…他人行儀だなぁ、まったく…」
39 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:40:35.02 ID:pix5+Uc+0
俺の中では女が「べるぜバブ」のゴスロリ金髪ボイン悪魔で変換されてる
40 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:43:19.41 ID:zUYUzH/KO
>>39 なんだそれ?ジャンプの漫画かなんかか?
とりあえずくだらん個人的主張は控えろ。
体に電流流すぞ。
41 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:46:05.03 ID:pix5+Uc+0
42 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:47:06.29 ID:nQk4K6fR0
女「…一つ質問してもいいですか?」
男「うん、いいよ〜?」
女「男さん、最初に会った時と随分印象が違うんですけど…やっぱり、今のが地ですよね?」
男「そうだよ、初対面の人に対してはそれなりに気を遣うだけだからね」
女「そうですか…(天然…なのかな)」
男「?」
女「あ、それだけです」
男「そう…じゃあ、とりあえずそろそろ準備して行くけど…」
女「大学ですか?」
男「うん、でも、やっぱり手ぶらだとおかしいよね…あったあった、こんなものしかないけど」
女「鞄…ですか?」
男「それ持ってたら、何とか偽装できるんじゃない?」
43 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 04:53:43.19 ID:nQk4K6fR0
男「とりあえず、小クラスで出欠を取るのはお互い顔見知りばっかりだし、どうにもならないと思うからどこかで暇つぶししててくれない?」
女「はい、分かりました。図書館とかにいますね」
男「大講義だったら一緒にいても大丈夫だろうし」
女「メールで呼んでいただければ、すぐに行きますから」
男「大学の構内がどうなってるかなんて、まだ分かんないでしょ?俺が迎えに行くよ」
女「す、すみません…」
男「謝らないでよ〜、もう」
女「えっと、大学にはどうやって行くんですか?」
男「はい、これ」
女「ヘルメット…バイクですか?」
男「うん、二輪の免許持ってるからね〜。後ろに乗ってくれればいいよ」
44 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 05:00:55.09 ID:nQk4K6fR0
男「お待たせ〜、小クラスの講義は終わったし、行こうか」
女「はい、次の講義はどのようなことを学ぶんですか?」
男「う〜ん、次のは教養科目だから専門的なことじゃないんだけど、環境問題についての授業だよ」
女「大学の講義…私には分からないと思いますけど、男さんの代わりにノート取りますね」
男「そんなことしなくていいよ?俺普段からあまりノート取らないし」
女「え?じゃあテスト前とかはどうしているんですか?」
男「友達と一緒に勉強するのが普通かな〜。さて、教室着いたよ?」
女「…広いですね」
男「大学はこんなものなんじゃないかな?」
45 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 05:07:30.53 ID:nQk4K6fR0
男友「よーす…って、後ろの子は誰だよ?」
男「妹だよ〜」
女「えぇっ!?」
男「どうかした?」
女「い、いえ…そ、そんなに堂々と言うものなんでしょうか…?」
男友「めっちゃ美人じゃねぇか!っていうか、お前の妹ってまだ高校生だろ?」
男「この子はね、新しい妹なんだよ〜」
女「あわわ…」
男友「…はぁ?新しいってどういうことだよ?あれか、再婚云々とかか?」
男「違うよ、まぁ勝手に俺が妹ってことにしただけ」
男友「い、意味が分からないんだが…っていうか、その子の同意はあるのか?」
男「同意っていうか…まぁ、女ちゃんから押しかけて来たようなものだからね」
女「あぅ…」
男友「…状況が全く飲み込めないんだが、とりあえず可愛いからいいや!」
男「相変わらずだね〜、男友は」
46 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 05:09:33.76 ID:nQk4K6fR0
眠たいので寝まーす
こっちって落ちたりするのかな?
勝手がよく分からないけど、また後で続き書けたら書きます
おつ
続き書いてくれ
48 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 08:29:19.52 ID:BdL8qCCe0
天才ホッシャーだがVIP寄生虫の俺にようやく手腕を奮うチャンスが!
49 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 10:11:35.60 ID:Ep+uU/SaO
ほしゅ
50 :
1:2009/06/28(日) 10:20:10.05 ID:a4YksmH+0
ちょっと寝たからちまちま書き続けます
その夜
男「ねえ、女ちゃん」
女「ほぐがあぎゃぎゃぎゃぎゃwwwwwww」
男「……女ちゃん?」
女「ほぎゃぎゃぎゃwwwwぱおーんwwwぱおーんwwwww」
男「……」
女「ぐぎゃぺおあああうりうwwwwうすっぶはめめめめまはにwwww」
男「……ほぎゃぎゃぎゃwwwばろっべヴぁりヴぁりヴぁりうすwwww」
51 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 12:09:23.86 ID:r2/FC5vYO
52 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 12:12:01.73 ID:zUYUzH/KO
>>51 ラブストーリーの始まりの定番といったらこれしかないだろ。
53 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 13:53:13.25 ID:ZVLs9fbMO
54 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 16:31:32.37 ID:qtUXfQTCO
ほ
55 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 18:42:41.74 ID:haTZlGZnO
さ
誰だ勝手に1を名乗ってるやつww
宿題があるのですぐにいなくなるかもしれませんが
ちょっと書いていきますね
男友「ねぇ、女ちゃん…だったよね?ちょっといいか?」
女「な、なんでしょうか」
男友「男が言ってたこと…本当か?」
女「え?あ、妹…ということでしょうか?」
男友「それそれ、妹とかってこと。やっぱ気になるからさ」
女「えっと、少し長くなるのですけど…」
男友「おぅ、説明してくれるとありがたい」
〜女説明中〜
女「…というわけなんです」
男友「メイドさんなのかよ…っていうか、あいつの両親もほんとに過保護だな」
女「それは…分かりますけどね」
男友「なるほどねぇ…やっぱりあいつが勝手に言い出したことなんだな?」
女「はい」
男友「…微妙に嬉しそうじゃん?」
女「えっ…えぇっ!?」
男「どうしたの?静かにしなきゃダメだよ?」
女「ご、ごめんなさい…」
男友「動揺させちゃったか、ごめんな。でも、女ちゃんは断ることもできたのに言うがままにしてるんだろ?」
女「で、でも男さんがおっしゃったことを無下にはできませんから…」
男友「でも、仕事する上で“妹”なんて立場、絶対に不必要じゃん」
女「それは…そうですね」
男友「何だかんだ言って、女ちゃんも毒されちゃってるんだよ、あいつにさ」
女「毒されてるって…!男さんの悪口は許さないですよ!」
男友「違う違う、あいつ天然の女誑しだからさ。気をつけなってことだよ」
女「はい!?」
男友「あいつ凄い自然に女の子を誑かしちゃうからさ、あいつのこと好きな子が多いんだぜ?」
女「そ、そうなんですか…」
男友「だから、告白するなら今のうt」
女「なっ、何を言っているんですか!!///」
男友「ん?女ちゃんはまだあいつのこと好きじゃないのか?(ニヤニヤ)」
女「わっ、私は男さんに仕えている身ですから!恋愛感情を抱くなど…抱く、なんて…」
男友「ほら、段々尻すぼみになっちゃってるけど…いまいち否定しきれないんじゃね?」
女「…うぅ」
男友「まぁ、まだ会ったばかりだしな。そこまで整理しきれてないかもしれないが…一緒に住んでたりして触れ合うことが多いなら、本当に惚れるかもしれんぞ」
女「…私は、それでも告白なんて…できないです」
男友「ふ〜ん…あいつ、女ちゃんみたいなちょっと年下っぽような子が一番世話したくなるようなタイプだと思ったけどな」
女(ほ、ほんとは15歳なんて、とてもじゃないけど言えない…)
男友「それに、最近はご主人さまと執事とかいろいろあるじゃん。だから大丈夫でしょ」
女「そ、そういう問題なんでしょうか…?」
男友「楽に考えてみなよ。俺は彼女持ちだし、第三者として気楽に見れるからな〜」
女「は、はぁ…分かりました」
『キーンコーンカーンコーン』
男友「お、終わったぜ」
女「そ、そうですね」
男「疲れた…ずっと話してたみたいだったけど、何をひそひそ喋ってたの?」
女「あぅ…///」
男友「天性の女誑しのお前には言ってやらんよ」
男「失礼だな、俺のどこが女誑しなんだよ〜」
女「…やっぱり、自覚はないんですね…」
男「さて、家に着いたよ〜…女ちゃん?」
女「ひゃい!?」
男「どうしたの?講義終わってから、何だか変だけど…体調悪い?」
女「そ、そういうわけではないです!し、心配なさらずに!」
男「そう…?バイク乗ってる時も、凄い遠慮しちゃってる感じで…」
女「そっ、そんなことは!!」
男「…?」
女(男友さんに言われてから、変に意識しちゃって…うぅ〜///)
男「…あれ?おかしいな、電気点けたままだったっけ…?」
女「え、いえ、私が最後消しておいたはずです」
男「だよね〜?誰か部屋にいるのかな?」
女「…鍵はしたんですか?」
男「うん、したよ」
女「…私が先に中の様子を見てきます」
男「何言ってるの、ここは男の俺が行って然るべきでしょ?」
女「私の仕事は、男さんの護衛という意味合いも持っていますので…って、勝手に入らないで…!」
『ガチャッ』
男「ただいま〜…?」
??「あ、帰って来た!!」
女「女の子の声…?」
男「あれ、妹じゃん」
妹「にぃに、久しぶり〜!!」
女「にぃに…??」
男「あぁ、妹は俺のこと“にぃに”って呼ぶんだよ。もう高校生なのにね〜」
妹「…誰なの?その人」
男「この子は、メイドとしてやってきた子だよ〜。父さんたちから聞いてない?」
妹「えっ…えぇ〜!?この人が!?女の人とは言ってたけど、こんな綺麗な人が来るなんて聞いてないよ!?」
男「ほら、女ちゃん挨拶」
女「は、はい…えっと、この度男さんに仕えることになりました女と申します。よろしくお願いします」
妹「つ、仕える…?(ピクッ)」
男「堅苦しいなぁ〜、同じ妹同士なんだから、そんな遠慮しちゃダメだって」
妹「妹同士ぃ…?(ピクピクッ)」
女「で、でも…やはり妹というのは私たちだけの話ですから」
妹「私たち“だけ”の話…うがぁーーー!!!」
男「あ、沸点突破しちゃった?」
女「えっ、え?」
妹「さ、さっきから聞いてれば…二人でイチャイチャと…!!」
女「イ、イチャイチャって…///」
男「ほら、妹ダメだろ?同い年なんだからさ」
妹「嘘!?この人同い年なの!?」
女「そ、そういえば…高校生とは伺っていましたけど…」
男「二人とも、仲よくしなきゃダメだよ〜?妹同士ね?」
妹「(ピクピク)」
女(う、うわ〜…怒ってる…)
妹「…にぃには渡さないわよ(ジロッ)」
女「う…」
男「さて、と…今日はもうすることないし家でゆっくりしよっかな」
64 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 21:16:33.65 ID:nQk4K6fR0
男「そういえば…妹、今日平日だけど何でここにいるのさ?」
妹「きょ、今日は祝日じゃないの!」
男「あ、そうか…今日って祝日か。祝日でも講義があるせいで忘れてたよ」
妹「だから今日中には帰らなきゃいけないんだけど…(チラッ)」
女(み、見てる…)
妹「…決めた。週末も来るから!」
男「週末も?そりゃどうして?」
妹「ど、どうしてって…そ、そう!にぃにの世話するために!」
男「世話って…そのために女ちゃんが家に来たんだよ?」
妹「あ…!で、でも、一人より二人の方が効率いいし!」
女「…私の仕事…」
妹(ジロッ!)
女「あぅ…」
勃ってきた
66 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 21:20:35.91 ID:BdL8qCCe0
面白いしPCで書き込める喜びを噛み締められるしVIPたすも捨てたもんじゃないな
67 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 21:25:11.83 ID:nQk4K6fR0
男「俺は妹が家に来るのは構わないけどさ、宿題とか大丈夫?」
妹「も、持ってくるわ!」
男「そこまでしなくてもいいんじゃ…」
妹「べ、別ににぃにのためじゃないわ!女さんと仲良くするためだから!!」
女(えー…どう解釈しても嘘にしか聞こえない…これってツンデレ…?)
男「そっか、仲良くするんだよ〜?(ナデナデ)」
妹「う、うん…///」
女(…いいなぁ〜、ナデナデしてもらって…って、私何を考えてるの!?羨ましく思うなんて…!)
男「…女ちゃん?さっきからクネクネしてるけど…」
女「ひゃう!?だ、大丈夫です!!」
妹「…やっぱり怪しい」
68 :
◆wVeAd/dZWI :2009/06/28(日) 21:26:43.40 ID:nQk4K6fR0
さて、宿題やるために落ちます
ID変わっちゃうと思うので、一応トリを
69 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 23:17:48.85 ID:a35lSPfh0
wktk支援
70 :
◆wVeAd/dZWI :2009/06/28(日) 23:39:27.68 ID:nQk4K6fR0
妹「…そういえば、もうすぐ夕飯だけど…」
女「あ、今日こそは私がやります!昨日はご馳走していただいたので」
妹「!?」
男「そう?じゃあ、お願いしようかな。妹の分もよろしくね〜」
妹「むぅ…」
男「難しい顔して、どうしたの?」
妹「…別に」
男「そんなことないでしょ?妹はすぐに顔に出るから分かりやすいよ」
妹「…私もにぃにの作ったご飯食べたいな」
男「あぁ、そういうことか。う〜ん…じゃあ、今週末作ってあげるからさ」
妹「今日じゃないの?」
男「今日は我慢ね?女ちゃんにお願いしちゃったから」
妹「ぶぅー」
71 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/28(日) 23:48:01.86 ID:a35lSPfh0
待ってたぜ
これはハム速に乗るw
73 :
◆wVeAd/dZWI :2009/06/29(月) 00:12:28.44 ID:mW1nx9kR0
妹「…おいしいけど悔しい」
女「あはは…」
男「やっぱりおいしいねぇ、流石メイドとしてスキルを磨いていただけはあるよね〜」
女「あ、ありがとうございます!」
妹「ぐっ…料理できるようにならなきゃ…」
『プルルル』
男「ん、電話…もしもし」
妹「…ねぇ」
女「何でしょうか?」
妹「…にぃにのこと好き?」
女「へっ…?い、いえ!?好きとかそういうわけでは…!」
妹「ほんとに?私が見た感じ、気になってると思うんだけど」
支援
75 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:18:13.88 ID:mW1nx9kR0
女「それは…」
妹「やっぱり気になってるんでしょ?」
女「あぅ…は、い…」
妹「…絶対に負けないから」
女「そ、そのようなことを言われても…」
妹「…まぁね、こっちが勝手に敵対意識燃やしてるだけなんだけど…私の勘だと、今までの誰よりも手ごわそうだから」
女「えぇ…?」
妹「知らないと思うけど、にぃにって高校までで10回以上告られてんの」
女「す、凄いんですか…?私は普通の学校に通ったことがないので分からないんですが…」
妹「それ以前の問題でしょ。好きな人に告白することが、どれだけ勇気いるかわかるでしょ?」
女「…そうでしょうか?」
妹「も〜、まどろっこしいわね!あなた、今からにぃにに告白できる?」
女「むっ、無理です!!」
76 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:24:46.66 ID:mW1nx9kR0
妹「その、恥ずかしくてできないとかっていう感情を乗り越えて自分の気持ちを伝えようとした猛者が10人以上いるのよ?」
女「やっぱり凄いです…」
妹「それだけ、にぃには女の子を好きにさせちゃうのよ。魅力的だから」
女「それは…確かにそうですけど…」
妹「でも、にぃには一回も付き合ったことないんだよ。妹の私でも、にぃにがどうして誰とも付き合わなかったのか分からない」
女「…」
妹「私のことが好きっていうオチが、一番嬉しいけどね」
女「えっと…妹さんと男さんって、兄妹なんですよね?」
妹「…別に隠すことじゃないから言うけど、私とにぃには血が繋がってないのよ」
女「そ、そうなんですか?いろいろと複雑なんですね…」
妹「…私は、にぃにが拾ってくれた子だから」
女「…?」
男「ん、じゃーねー。また明日」
妹「あ…誰からの電話だったの?」
男「あぁ、男友からだよ」
77 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:29:53.73 ID:mW1nx9kR0
女「男友さん、ですか…あぅ///」
男「…?どうしたの?」
女「い、いえ…!(また思い出しちゃった…)」
妹「どんな内容?」
男「今週末、予定空いてないかっていうお誘いだね〜」
妹「…まさか、出かけるの?」
男「うん、誘われたから」
妹「私はどうすれば一一一」
男「大丈夫、“妹も、女ちゃんも一緒に出かけるけどいい?”って聞いといたからさ」
女「わ、私もですか!?」
男「当たり前でしょ〜?家族なんだから」
妹「…相変わらず、にぃにはマイペースだわ」
女「そ、そうですね…同意します」
78 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:35:35.70 ID:mW1nx9kR0
妹「じゃあ、今日はもう帰るけど…(チラッ)」
女「えっと…」
男「結構遅い時間だな…送っていくよ」
妹「え、いいの?」
男「可愛い妹を、こんな時間に一人で駅に行かせるわけにはいかんでしょ〜」
女「な、なら私も行きます!」
男「あ、女ちゃんは留守番していてくれればいいよ?」
女「そうです、か…」
妹「…」
男「うん、すぐ帰ってくるから待っててね?じゃあ、行こうか」
妹「ん、分かった」
女「…いってらっしゃい、です」
女「…今までずっと一人だったのに、男さんがいないだけで辛い…」
あぅ・・・に萌えてきたかもしれん
80 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:42:03.68 ID:GRQ1eL920
81 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:42:11.44 ID:mW1nx9kR0
妹「…よかったの?」
男「ん、何が〜?」
妹「分かってて恍けてるでしょ」
男「…まぁね。女ちゃんのこと?」
妹「やっぱり…どうして置いてきたの?」
男「へぇ、普段から俺に好きって言ってくる妹からそんな言葉が出てくるなんてねぇ?」
妹「っ///」
男「相変わらず損な性分だなぁ、妹は」
妹「とっ、とにかく!何で置いてきたの?」
男「家族の温もりを知らないって聞いただけで、妹のことを思い出してな。ちょっと急に甘やかしすぎたかも」
妹「…あの子も、私みたいに家族いないの?」
男「と言ってたな。デジャビュを感じて…お前と同じように扱ってしまった」
妹「私と同じって…まさか!?」
デジャビュクソワロタwww
83 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:47:57.81 ID:GRQ1eL920
支援!
84 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:49:23.86 ID:mW1nx9kR0
男「ん?あぁ、一緒に風呂入ったとか想像したか?」
妹「ちっ、違うわよ!!///」
男「おーおー、赤くなってるぞ?(ニヤニヤ)」
妹「〜〜〜っ///ほんと変わってないわね…その意地悪なところとか」
男「まぁ、人の性格がそんなコロコロ変わるわけないし」
妹「私も最初はビックリしたわ。凄い優しくて天然なにぃにが、こんなに狡賢い性格だったなんて」
男「あの日にバレなかったら、今でもそのまま演じてたろうな」
妹「…いつまでその偽物のにぃにを演じるの?」
男「そんなの、ずっとに決まってるだろ?」
妹「…疲れたりしないの?」
男「…父さんと母さんが、こういう俺を望んだんだ。俺自身、父さんたちを裏切りたくないからな」
妹「普段から世話になってるし?」
男「あぁ。過保護すぎるぐらいに甘やかして育てられたにしては、ちゃんと一人前になったと思うぜ?」
85 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 00:58:55.99 ID:mW1nx9kR0
妹「父さんたちが今のにぃにを見たら卒倒するわよ」
男「違いねぇな。ほら、着いたぞ?」
妹「じゃあ、今週末にまた来るから」
男「あぁ、じゃあまたな」
妹「…やっぱり、最後にもう一つだけ」
男「何だ?」
妹「…女さんにも、本物のにぃにを見せた方がいいと思う」
男「へぇ、何故?」
妹「いつまでも偽物のにぃにを演じ続けてたら…私の知ってる本当のにぃにが壊れちゃうような気がする」
男「…せめて、家でくらい普段通り過ごせってか」
妹「うん」
男「そうだな…今すぐには無理だが、ある程度女ちゃんの信用を得てから決める」
妹「ハァ…狡賢いって、ほんとににぃにのためにあるような言葉だと思う」
男「妹はそんな俺が好きなんだろ?(ニヤニヤ)」
妹「っ!うるさいうるさい!!///」
男「可愛いやつだな」
妹「もう!にぃにの演技に付き合わされて、“何も知らないツンデレっぽい女の子”を演じさせられてるこっちの身にもなっ一一一」
男「分かってる、いつもすまないな(ナデナデ)」
妹「っ…」
男「じゃあ、またな。父さんたち、よろしく頼むぞ?」
86 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:06:39.50 ID:mW1nx9kR0
女「ま、まだなのかな…遅いな…寂しい、な…」
女「どうして…ずっと一人だったのに…寂しいのにも慣れたはずなのに…」
男「ただいま〜」
女「!お、お帰りなさいです!」
男「留守番してもらっちゃって悪かったね。ありがとう(ナデナデ)」
女「あぅ…///」
男「さて、じゃあお風呂入って今日はもう寝ようか」
女「は、はい…」
男「先に入ってくれていいよ?」
女「え、えと…ひっ、必要ならばお背中をお流ししますが!?」
男「…判断しにくいところだけど、また仕事の方?」
女「そ、そんなことはありませ…!あ、あれ?」
87 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:09:11.78 ID:GRQ1eL920
男「そ、それじゃお言葉に甘えちゃおうかなw」
女「・・・のるな。」
男「えっ?」
女「調子にのるなと言っているッ!!!」
男「ひぃっ!」
女「ハァッ!」
男「うわあああああ!!!」
89 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:12:15.65 ID:mW1nx9kR0
男「じゃあ、純粋に俺と一緒にお風呂に入りたいのかな?」
女「っ!!///ちっ、違いますそういうわけじゃ!!私そんなやましいこと…!」
男「恥ずかしがらなくてもいいと思うけどなぁ〜」
女「おっ、おかしいじゃないですか!女の私が自分から一緒に入りたいとか…!!」
男「兄妹で入るのって変?」
女「兄妹でも、血が繋がっていないじゃないですかっ!」
男「意識の問題だと思うのに…まぁいっか〜、じゃあ先に入っててよ」
女「え?は、はい…?」
男「いいからいいから」
女「わ、分かりました…お先に失礼します…」
90 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:18:39.30 ID:mW1nx9kR0
女「あぅ…何であんな恥ずかしいことに…」
女「男さん、やっぱり掴みどころのない人だなぁ…いい人なのは間違いないと思うけど」
『ガラッ』
女「っ!?」
男「やっほ〜、湯加減どう?」
女「え、え…ひゃふぅ…」
男「えっ、女ちゃん大丈夫?顔が急に真っ赤になっちゃって…」
女「ら、らいじょうぶれふ…ひっくりしちゃったらけれす…」
男「…流石にこれは予測してなかったなぁ。大丈夫じゃなさそうだし、一旦出るか」
女「ひゃい…?」
『ガラッ』
男「まだ刺激が強かったみたいだから、俺は後でちゃんと入るよ。ゆっくり浸かってきてね〜」
女「…はふぅ」
91 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:22:46.68 ID:mW1nx9kR0
女「…ハッ!?」
女「えっと…あれ、お風呂…途中からなんか意識がない…?」
女「…って、しまった!長湯しちゃってるかも!?」
『ガラッ』
女「すみません、上がりました!」
男「うん、分かった〜!さっきはごめんね〜」
女「さっ、き…?あっ!!」
男「じゃあ、入ってくるねぇ〜」
女「男さんがお風呂入ってきて…やぁぁぁ…///」
92 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:23:04.36 ID:WiXIiKrEO
はやくっ!!
93 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:29:38.23 ID:mW1nx9kR0
女「…真面目にしてなきゃいけないのは分かってます。主にメイドとして!」
女「でも…男さんに振り回されてばかりで、何か私情けないです。主にメイドとして!!」
女「メイドたるもの、多少のことで感情を動かしていてはいけないのです!」
女「…はぁ。男さんがいないだけで、寂しいとか言ってた私が言えた言葉じゃないなぁ…」
女「とっ、とりあえず!お背中流すためにお風呂に突入します!いくら男さんでも、急に女の子の私が入ってきたら驚くはず!」
女「覚悟を決めて…」
『ガラッ』
女「男さん!お背中流しに来ましたっ!!」
男「ん、女ちゃんか〜。ありがとう」
女「…」
94 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:36:12.46 ID:mW1nx9kR0
男「どうしたの?」
女「い、いえ…反応が薄いなと思いまして…」
男「だって、自分で言ってたじゃん。だから、途中で入ってくることもあるかな〜って」
女「…そうでした」
男「じゃあ、お願いするよ…っとその前にさ」
女「はい、何ですか?」
男「女ちゃん、体とか髪、洗った?」
女「え?そんなの洗ったに決まって…あれ?」
男「あ、やっぱり記憶にない?じゃあついでだし、一緒に洗っちゃおうか」
女「そ、そんな!?///」
男「いいじゃん、ほら、脱いじゃえ脱いじゃえ!」
女「や、やめてください!いくら男さんでも脱がされるのは…!」
男「ご、ごめん…」
女「うっ、そんなに露骨にしょんぼりしないでください…何だか罪悪感が…」
男「…とりあえず、髪とか体洗わなきゃいけないんだからさ、もう一回入りなよ?」
女「は、はい…」
95 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:45:11.68 ID:mW1nx9kR0
女「…何で凄いモヤモヤするんでしょう。私、特に間違ったことしてないと思うのに…それに」
女(男さんの申し訳なさそうな顔見てしまってから…)
男「女ちゃん、出たよ〜」
女「あ、はい…分かりました」
男「じゃあ、ゆっくりしてきてね〜」
女「…はい」
ー風呂ー
『チャプン』
女「…気分が晴れないです…はぁ〜…どうしてでしょうか…」
女(私、客観的に見て男さんのことで一喜一憂しすぎてるな…メイドなのに)
女「急に妹って言われて…戸惑ってもいいはずなのに、やっぱり嬉しくて…」
女「そろそろ出ようかな…」
96 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 01:50:26.48 ID:mW1nx9kR0
女「…あれ?男さん…寝ちゃってる」
男「…zzz」
女「…隣で寝てもいいのでしょうか…(ゴソゴソ)」
女「男さんの隣…安心します…」
『ギュッ』
女「っ!?男さん起きて…?」
男「…zzz」
女「…寝ている、のですね。寝ながらに抱きしめられるのは…ちょっと恥ずかしいです」
女「でも、とても安心して…温かくて…この場所を失いたくないな…」
女「でも、いつかは…この生活も終わっちゃうんですね…」
女、だんだん積極的になってるな
だが、それも一興。
98 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 02:17:19.87 ID:mW1nx9kR0
ー週末ー
妹「にぃに、お待たせ!」
男「妹も到着したし、じゃあ行こうか?」
男友「そうだな!じゃあレッツゴーだぜ!」
女「えっと…どこに行くのですか?」
妹「そうそう、私も聞いてないんだけど…」
男「今日は、とりあえず買い物かな」
妹「何の?」
男友「女ちゃんの必要なものだ!」
女「えっ?」
妹「ど、どういうこと!?」
男「服とかお洒落するためのアクセサリーとか…そういう類のものかな?」
女「そっ、そんな!気を遣っていただかなくても…!」
男「でも、年頃の女の子が服二着しかないっていうのはねぇ〜」
妹「…私の服でもいいんじゃない?背は一緒ぐらいだし…」
男「でも、胸の大きさが…」
妹「(ピクッ)」
99 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 02:23:21.32 ID:mW1nx9kR0
女「ひ、必要なものは全部自分で揃えますので…!」
男「お金はどうしてるの?」
女「最低限のお金は、毎月決められた日に指定の口座に振り込まれるんです」
男友「最低限ってねぇ、大体いくらくらい?」
女「毎月二万円が…」
妹「毎月二万って…少ない、よね?」
男「暮らせないことはないけど、それだと趣味とかにお金が使えないね〜」
男友「俺は間違いなく金がなくなってるだろうな」
妹「服なんて買ってたら、すぐになくなっちゃうじゃん!」
男「だから、俺たちが工面するってわけだよ?」
女「でも…!」
男「その代わりに、メイドとしてのお仕事の方、期待してるよ?」
女「あ、はい…」
妹「…にぃに、相変わらず丸めこむのが上手いんだから」
100 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 02:35:02.13 ID:mW1nx9kR0
男「まぁ、今すぐ必要なのは下着とかと服ぐらいでしょ?歯ブラシとかの小物は家にあったし…」
女「し、下着…」
男「あ、大丈夫だよ?妹に見てもらうし」
妹「…仕方ないなぁ」
女「あぅ…」
男友「買い物済んで時間が余ってたら、その時はカラオケとかにでも行けばいいからな!」
男「荷物を家に置いてきてからじゃないといけないけどね〜」
妹「…観念した方がいいわよ。にぃに、結構頑固なところあるから」
女「そ、そうですか…分かりました。じゃあ…」
男「決まりだね〜、よし行こうか」
男友「サクっと終わらせて、早いとこ遊ぼうぜ!」
男「女の子の買い物は時間がかかるんだから、そう急かしちゃダメだろ?」
女「…ありがとうございます、男さん」ボソッ
101 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 02:37:37.61 ID:mW1nx9kR0
寝まーす
お休みなさい
おつ
乙
期待してるよ
いちお保守
105 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 15:07:24.91 ID:4Ce5Kvh+O
ほしゅ。
保守
107 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 16:13:26.58 ID:9L3kE1yF0
間隔短くね?+は半日に一回保守でおk
108 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 18:02:37.96 ID:jvUg97/o0
ほしゅ
109 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 18:56:57.35 ID:mW1nx9kR0
男「さて、衣類の買い物はとりあえず終わったけど…」
女「あぅぅ…///」
妹「相変わらずショックが抜けてないみたいだよ?」
男友「まぁ、あれはなぁ〜」
妹「男友さんが悪いんじゃないですか!あなた、女の敵ですよ!?」
男友「悪い悪い、そんなに怒んないでよ〜。折角の可愛い顔が台無しだぜ?」
妹「あなたに言われても嬉しくありません!」
男「え〜と…落ち着くまで休憩してく?」
女「い、いえ…休憩は結構です…」
男友「何だよ〜、軽いスキンシップのつもりだったのに…」
妹「軽いスキンシップであんなことされたら困ります!」
男友きもいおw
111 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 19:10:53.96 ID:mW1nx9kR0
〜回想〜
男「とりあえず下着のフロアに来たけど…」
妹「にぃにたちはここで待っててよ」
男友「別についてってもいいんじゃね?」
女「そ、それはちょっと…」
妹「男友さんって、変態なんですね」
男友「その侮蔑の色が籠った目で射抜かれるとゾクゾクするね」
妹「…」
男「ほっといて行ってきたら〜?」
妹「にぃに…うん、そうするわ。女さん行きましょ?」
女「は、はい…」
112 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 19:19:56.36 ID:mW1nx9kR0
妹「とりあえず、どんなのが好みなの?」
女「好みと言われても…今までこんな下着を自分で選ぶような機会がなかったですし」
妹「…そういえば家族がいないんだったっけ」
女「あれ?私…」
妹「あ、にぃにから聞いたのよ。だから、あなたのことを気にしてるのね」
女「き、気にしてるって…どうしてですか?」
妹「前ちょろっと言ったでしょ?私も家族いなかったのよ」
女「え…やっぱり、そういうことだったんですか?」
妹「私は、文字通りにぃにに拾ってもらったの。気付いたら知らない場所に一人でいて…お金も何もなくてね」
女「えっと、捨て子…ですか?」
妹「それがよく分からないのよね〜、実際。その気付いた時より前の記憶、今でもないからさ。
マンガとかだと、どこかの施設が私を追ってきたりしそうなパターンだけど…そういうのもないし」
女「私と同じような境遇なんですね」
妹「そうだね。私と女さんが違うのは、にぃにとの付き合いの期間ぐらいかも」
女「男さんは…どうして妹さんを助けたのですか?」
113 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 19:32:13.77 ID:mW1nx9kR0
妹「それはにぃにしか分かんないでしょ?聞いてみたことはあるけど、はぐらかされたし」
女「…可哀そう、と思ったんでしょうか?」
妹「それは違うと思うな。そうだな…妹が欲しかったとか、そういうちょっと危ない感じの方が寧ろしっくりくるかも」
女「えぇっ!?」
妹「…女さん、にぃにだって男なんだからさ。聖人君子じゃないんだよ?」
女「で、でも…想像できません…」
妹「…まぁ、女さんは知らないもんね」
女「え、何をですか?」
妹「ううん、こっちの話…っと、とりあえず話してる間に適当に見繕ってみたけど?」
女「わぁ、凄いですね…こんなに可愛らしい下着とかもあるんですか!」
妹「あ、でもよく考えたら女さん大人びてるし可愛いのは似合わないかも?」
女「いえ、妹さんが選んでくださったのですから!」
妹「…あぁやりにくいなぁ、もう。にぃにを奪い合うライバルだってのに…」
114 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 19:59:04.03 ID:mW1nx9kR0
妹「とりあえずいろいろあるんだから、そこの試着室で着てみたらどう?」
女「そ、そうですね!試してみます!」
妹「じゃあ、その間私は自分の見てるからさ。終わったら呼んでくれる?」
女「はい!」
『シャッ』
女「凄いなぁ…こんなにあるんだ(ヌギヌギ)」
女「えっと…まずこのフリルが付いたのを…う〜ん、妹さんの言うとおり可愛い系のは私には似合わないのかな…パッとしない」
女「あ、でもこれなんかは…うん、違和感がないかも」
「おっ、どういうやつ?」
女「えっとですね、黒のレース…って、え?」
「黒のレースかぁ」
女「そ、その声…男友さんですかっ!?」
男「あれ、バレた?」
115 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 20:21:30.76 ID:nT6hUkp5O
男www友wwwwww
116 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 20:23:11.54 ID:mW1nx9kR0
女「どっ、どうしてそこにいるんですか!?」
男友「どうしてって、女ちゃんが困ってないか確かめに来ただけさ」
女「困ってないです!だから戻ってください!」
男友「そう?あ…」
女「何ですか!?」
男友「男に見せてやらなくても大丈夫かい?(ニヤニヤ)」
女「っ!?///ってしまっ…!(グラッ)」
男友「どうし…た…」
女「…」
男友「…あ〜、急いで服着ようとしたせいで態勢崩したんだね、分かります。それで試着室から出てきちゃったと…」
女「キャーーーーー!!!」
男友「ちょっと待て〜ぃ!!今悲鳴を上げられたら俺が非常に困るっ!!とにかく逃げる!!」
妹「どうしたの、女さん!?って…男友さん!?」
女「み、見られた…」
妹「ほんとに!?一発殴ってくる!とりあえず女さんは試着室に早く入って!」
女「は、はひ…うぅ…」
117 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 20:31:51.06 ID:mW1nx9kR0
〜回想終わり〜
男友「でも、本気で殴られた時は流石に痛かったぜ?不可抗力であれはちょっとなぁ」
妹「しっ、仕方ないじゃないですか!男友さんが覗いた人みたいに逃走するから!」
男「まぁ自業自得だよね〜」
男友「まったく…危うくM属性に目覚めちまうとこだったぜ」
妹「…」
男「女ちゃん、許してやってね?」
女「は、はい…元はといえば、私が転んだのが原因ですし」
妹「服着ようとして転んだんだっけ?女さん鈍くさいタイプには見えないけど…男友さんに何か言われたの?」
女「へっ…?あっ…!///」
男友「おぉ〜おぉ〜、やっぱり意識しちゃってんじゃん(ニヤニヤ)」
妹「男友さん!あなた女さんに何言ったんですか!?」
男友「べっつにぃ〜?大したことじゃないよね〜、女ちゃん?」
女「あぅ…///」
妹「めっちゃ困ってるじゃないですか!もう一発殴りますよ!?」
男友「別にいいけど、Mに目覚めたら妹ちゃんの責任だかんな?」
妹「うっ…キモイ」
118 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 20:32:04.26 ID:HSLpnn620
男友コロスコロスコロスコロス僕の女ちゃんに手を出すなんて・・・
アリエナイアリエナアリエナイ
アリエナイアクエリアスアリエナイアリエナイ
119 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 20:40:30.25 ID:mW1nx9kR0
男「ふぅ、家に到着〜っと」
妹「たくさん買ったね〜。にぃにの手料理早く食べたい!」
男「一人暮らしし始めてから覚えた程度だから、そんなに期待されてもなぁ〜…」
女「…」
妹「それでも食べたいの!って、女さん?さっきから静かだけど…どうかした?」
女「はいっ?あ、いえ!別に何でもありませんよ!?」
男「…隠してるのバレバレだよ?」
女「あぅ…す、すみません…」
妹「どうしたの?」
女「えっと…非常に申し上げにくいことなのですが…」
男「ん?何かな?」
女「…スーパーの買い物を終えた辺りで気づいたので正確にはいつからか分かりませんが、私たちを尾行している人がいます」
男賢者乙w
121 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 20:49:26.22 ID:mW1nx9kR0
妹「尾行…?何それ、穏やかじゃないね…っていうか、にぃに」
男「何?」
妹「前のあの人たちじゃない?」
女「えっと…あの人たち、とは?心当たりでもあるのですか?」
男「前に、絡まれてる女の子助けに入ったことがあってね。そしたら難癖つけられて…あの時は困ったよ」
妹「全員にぃにが倒しちゃったけどね」
女「え…男さん、お強いんですか?」
男「あ〜…まぁね〜。格闘技をちょっと齧ったことはあるよ」
妹「ちょっとじゃないでしょ?父さんたちが強くないと心配だからって、わざわざ格闘技習わせるんだもん」
女「…やっぱり凄いですね」
男「過保護だよね〜。まぁそれはともかく、可能性がないわけじゃないと思うけど…違うんじゃない?」
妹「何で?それ以外には思い当たるのがないんだけど」
男「半年くらい前だし、一人暮らしだから住所も違うじゃん?県外ではないけど、結構遠いし」
122 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 21:42:57.25 ID:UuhSJxnp0
追いついた支援
123 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 21:46:32.48 ID:mW1nx9kR0
妹「そういえば、ここにぃにの家の近くだもんね」
男「それより、女ちゃんよく気づいたね」
女「一応メイドとしての嗜みの一つですので…それよりも、あまり驚かれないんですね」
妹(メイドってそんなこともやるんだ…ビックリ)
男「あ〜…されたことあるからねぇ」
女「えっ?」
妹「にぃにのこと好きすぎて、ストーカーになっちゃった人もいたの。私が怒鳴ったら逃げてったけど」
女「…」
男「唖然としてるね〜」
女「す、すいません…って、それよりもどうします?」
男「尾行してるだけなんでしょ?それに、距離も結構離れてるみたいで害を与えようとしてるわけじゃなさそうだし…ほっておこう?」
妹「そうね、危害を加えるつもりなら警察とかに行くべきだと思うけど…」
女(…た、逞しいなぁ、この人たち)
124 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 21:53:45.64 ID:mW1nx9kR0
男「それより、いつまでも家の前で話し込んでるのも不自然だからさ」
女「あ…そ、そうですね。中に入りましょうか」
妹「漸くにぃにの手料理食べられる〜!」
男「女ちゃん、少し机の周りとか片付けておいてくれる?」
女「分かりました、お任せください!」
男「…ふと思ったけど、結局敬語は抜け切らないんだねぇ」
女「へ?あ…す、すいません…」
男「そのままでいいよ?女ちゃんはそっちの方が楽でしょ?強要しちゃってごめんね」
女「いえ、そんな…」
妹「まだぁ?」
男「はいはい、今から取りかかるから。女ちゃん、片付け終わったら妹の相手でもしててね〜」
妹「何それ!私をそんな子供扱いしないでよ!」
男「俺の中では、未だに泣き虫のままだからさ」
妹「ちょっ、にぃに!!///」
125 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 21:58:10.96 ID:mW1nx9kR0
すんません、ちょこちょこと抜けてたんですけど
作業なかなか終わらないんで、一度ちゃんとやってきます
だいぶ進んではいるので、日付変わるぐらいに戻ってこれたら…いいなぁなんて
女「あぅ…///
>>118さん、そ、そんなに興奮なさらないでください…私は大丈夫ですので…」
127 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/29(月) 22:48:35.13 ID:4Ce5Kvh+O
保守
128 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 00:40:57.76 ID:ZOYQRFNi0
妹「いただきま〜す!」
男「どうぞ〜」
女「は、はい、いただきます」
妹「ん、普通においしい!」
男「当たり前じゃんか、一人暮らし始めてから覚え始めたんだから…特別おいしくなるわけないよ」
女「でも、まだ料理始めてから2ヵ月くらいですよね?」
男「そうだね、今6月だから…ちょうど2ヵ月くらいかな〜」
女「それだけでここまでできるようになるのは凄いと思います!」
妹「昔からにぃにはそつなくこなせるもんね」
男「まぁ、料理は割と好きな方だから覚えも早いかも」
妹「…私も作れるようにならなくちゃ」
129 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 00:47:23.63 ID:ZOYQRFNi0
妹「ご馳走様でした!」
男「お粗末さまでした〜」
女「皿洗いとかは私がやっておきます」
男「あぁ、いいよいいよ、今日は俺がやっておくからさ」
女「え、でも…」
男「また明日から頑張ってくれればいいからさ、今日は休んでいてよ」
女「は、はい…ありがとうございます」
男「妹は今日泊まっていくんだよね〜?」
妹「もちろんそのつもり!パジャマ持参してるし!」
男「じゃあ、ちょっと休憩したらどっちかお風呂入ってな〜。今日は3人だから、時間かかると思うし」
女「えっと…妹さんお先に入ります?」
妹「女さん先入っていいよ。私にぃにと一緒に入るから」
女「えっ…えぇっ!?」
男「妹ももう高校生だろ?いい加減一人で入りなよ〜」
妹「にぃにがいない時は一人で入ってるわよ!今日はにぃにと一緒に入るんだから!」
130 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 00:49:25.29 ID:9q/ii2BkO
男「気持ちい」
妹「キッコーマン」
131 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 00:51:59.85 ID:ZOYQRFNi0
女「で、でも…」
妹「遠慮はいいけど…あ、もしかして気になる?」
女「そっ、そういうわけでは!!」
妹「女さんは一緒に入ったことないの?」
女「それは…あぅ///」
妹「その反応、やっぱりあるのね…まったく、にぃにときたら…」
男「結局どうするのさ〜?もうすぐ洗い物終わるから、それまでに決めといてね〜」
妹「分かった〜!で、どうする?私がにぃにとお風呂入るのは決定事項だけど…」
女「わ、私は一人で…」
妹「そう、じゃあ先に入ってくれても構わないけど…」
女「わ、わかりました。お先に失礼します…」
妹「ん、ちゃんと温まってきてね」
132 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 00:57:30.88 ID:ZOYQRFNi0
女「はふー…私はあんな積極的なことできない…」
女(って、それ以前に私は男さんに仕える身なんですから!!)
女「…最近、男さんとの距離がよく分からなくなってきました…優しすぎて…ブクブクブクブク」
女「…出ましょう」
『ガラッ』
女「上がりましたー」
男「分かった〜!で、妹は…」
妹「一緒に入るけど?」
男「はいはい、まったく…いつまでも子供だなぁ〜」
妹「こっ、子供じゃないっ!!///」
女(仲良さそう…いいなぁ…私もあんな風に…)
133 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 01:06:25.26 ID:ZOYQRFNi0
男「ハァ、今日も一日疲れた〜っと」
妹「…まだ天然のにぃにを演じてるの?」
男「無茶言うなよ、いくら何でもまだ数日しか経ってないじゃねぇか。っていうか、お前この話するためにわざわざ一緒に風呂入ったろ」
妹「それもあるけど…やっぱりにぃにと一緒にお風呂入るのが一番落ち着くのよ」
男「…まったく、可愛いこと言ってくれやがって」
妹「できるだけ早く、女さんにも普通に接してあげて」
男「恋のライバル増えるかもしれないんだぜ?それなのにか?」
妹「それは…」
男「自分で言うのも何だが、間違いなく女ちゃんは俺に依存してきてる。ほっとけないからって兄貴面したはいいが、予想以上に早い」
妹「…」
男「もともと家族ってものを知らなかったにしても、お前よりも圧倒的に早いぞ。まぁ、お前の時の経験も少しはあるが」
妹「…私にも分かんないの。にぃにのこと好きなのは間違いないけど…何でか分かんないけど、女さんにはにぃにの本当の姿知ってほしくて…」
男「お前がそんだけ女ちゃんを認めてるってことだろ?お前も妙なところで義理堅いからな、フェアじゃないと気が済まないんだろうさ」
134 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 01:13:00.72 ID:ZOYQRFNi0
妹「そんな風に考えてるのかな、私」
男「悩め悩め。まぁとりあえず…ほれ、前みたいに体洗ってやるから」
妹「…うん」
男「…」ゴシゴシ
妹「…」
男「…お前も随分成長したな」
妹「それは体のこと?」
男「何でもそっちに結び付けんな。それも含めってのは確かだが…感慨深いよ」
妹「にぃに…」
男「まぁ、胸はまだまだみたいだがな」
妹「ちょっと、せっかくしんみりしてたのに!!にぃにのえっち!!///」
男「今さら隠されてもなぁ〜…お前のは見慣れてるし」
妹「悪かったわね!ひんぬーでっ!///」
135 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 01:13:36.29 ID:2azh/guc0
追いついた。支援
136 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 01:18:15.08 ID:ZOYQRFNi0
男「おいおい、そうは言ってないだろ?全然ないわけじゃないし」
妹「う〜…っ!」
男「ははっ、機嫌直せよ。んで、下は生えてきたか?」
妹「っ!?///」
男「…そうか、生えてないのか…すまん」
妹「ちょ、ちょっと!謝らないでよっ!?」
男「いや、気にしてたことを蒸し返してしまって…」
妹「そうやって気の毒そうな顔しないでよぉ!」
男「いや、実際気の毒に思ってるんだが…」
妹「〜〜〜っ///」
これなんてエロゲ?
138 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 01:24:34.53 ID:ZOYQRFNi0
男「…おいおい、そこまで拗ねなくてもいいだろうよ」
妹「知らないっ。今日ほどにぃにのこと憎たらしく思えた日はないわ」
男「久しぶりのコミュニケーションだったからいいだろう?」
妹「…ス」
男「ん?」
妹「…キス」
男「おいおい、キスしないと許さないってか?」
妹「そう」
男「…ファーストキス、だろ?」
妹「そうよ」
男「…今までキスはねだられたことなかったが、本気なんだな?」
妹「…私のことを一番分かってくれてるにぃにが言うんだから、女さんと対等でいたいっていう気持ちもあるのかもしれない」
男「あぁ」
妹「でも、焦りがないっていったら嘘になるから」
男「分かった、キス…だな」
139 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 01:31:21.46 ID:ZOYQRFNi0
妹「!…いいの?」
男「何で不思議そうな顔してんだよ」
妹「だって、今まで誰とも付き合わなかったりして…」
男「あ〜…そいつはまぁ、守りたいものがあったからな」
妹「それって…」
男「…察しろよ」
妹「…っ(ポロッ)」
男「あ〜もう!泣くんじゃないって…ほんと泣き虫は変わってないなぁ」
妹「あ、りがとう…」
男「まったく…」
『チュッ』
『カタッ』
男「!」
妹「にぃにとキスしちゃった…あれ、どうしたの?」
男「…何でもない」
140 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 01:53:17.01 ID:uq7PEQHvO
保守
141 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 02:07:00.68 ID:zgowdh3EO
携帯から
パソコンが急停止しおった
どうしよう…
142 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 02:15:33.95 ID:uq7PEQHvO
携帯からでもいいから続きお願いします
143 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 02:23:26.49 ID:zgowdh3EO
>>142 ごめんなさい、どうせ今日の朝早いし今はここまでで
その代わり、今日は頑張りますんで
144 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 02:29:49.10 ID:uq7PEQHvO
了解したッス!
145 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 02:32:14.91 ID:e/5kCkmKO
146 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 02:37:40.97 ID:BfRtDHxhO
ほ
しゅ
149 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 11:22:30.26 ID:7v28HPfhO
追いついた支援
150 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 15:15:04.51 ID:ox8h+TuzO
支
炎
152 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 16:46:02.88 ID:No6Lvvjd0
放
153 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 16:55:36.54 ID:No6Lvvjd0
火
154 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 18:40:28.84 ID:ZOYQRFNi0
ハロー
1ですが、今日は予定外のことが起こったので少し遅くなってしまいました
とりあえず開始のメドは9時…くらいかもしれません
できれば今日中に完結させたい
おかえり
156 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 19:19:13.65 ID:LKPrGJnJ0
まってたよ
157 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:08:23.48 ID:kWzWCjw90
今日で完結するのか。
期待しつつも残念な気がするぜ。
158 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:14:31.90 ID:ZOYQRFNi0
>>157 完結させたあと発展させた方がよい?
実は姉スレが少なかったから姉スレでもと思っていたんだが
159 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:16:03.74 ID:kWzWCjw90
>>1の文章が読めるならいいやw
発展も欲しいが次回作もあるなら楽しみだしw
160 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:25:30.22 ID:ZOYQRFNi0
女「男さんに明日の朝のこととか聞いておかなきゃ…男さ〜…」
男「分かった、キス…だな」
女(えっ…?キスって…妹さんと…?)
『チュッ』
女(…ぁ!)
『カタッ』
女(しまっ…!?逃げなきゃ…!)
161 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:27:50.53 ID:ZOYQRFNi0
>>159 ありがとうございます
といっても、次回作はまだ姉スレとしか決めてないので
いつになるか分からないんですけどね
で、今日中になんて言っておいてごめんなさい
ひょっとしたら友達に麻雀の面子として召喚されるかもです…
まだ決まってはいないので、それまでにできるだけ書いておきます
飯食べながらですけど
162 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:31:42.40 ID:kWzWCjw90
おうw
のんびりやってくれw
163 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:34:40.37 ID:ZOYQRFNi0
女(…うっ、く…何で…何でこんなに苦しいのでしょうか…)
女(キスというのは好きな人にやるもの…だから、男さんは妹さんのことを…)
『ポロッ』
女「え…な、みだ…?」
女(どうして悲しんだりするんですか私は…メイドなら祝福を…しゅく、ふくを…)
女「…無理、ですよぉ…私は…男さんに頼りすぎてたんですね…」
『ガラッ』
女「!な、涙拭かなきゃ…」
男「出たよ〜、女ちゃん、お風呂の掃除頼んでいいかな〜?」
女「は、はい!」
男「…」
164 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:36:42.99 ID:ZOYQRFNi0
正式決定してしまいました
10時〜ですので、それまで頑張って書きます
165 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:43:55.05 ID:ZOYQRFNi0
女「お風呂掃除終わりました」
男「ありがとう、じゃあ…そうだな〜、そろそろ寝ようか?」
妹「一緒に寝るよ!にぃに!」
男「はいはい、分かった分かった」
女「…」
男「ん?女ちゃんも一緒に寝よう?」
女「えっ!?いっ、いえ!私は結構ですので!」
男「そう…?」
女「はい、私のことはお気になさらずに!」
男「…間違いないみたいだな」ボソッ
妹「にぃに、何か言った?」
男「何でもないよ、じゃあ寝ようか」
女「はい、お休みなさい」
妹「お休み〜!」
166 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 20:54:05.21 ID:ZOYQRFNi0
女「…目が覚めてしまいました。お二人は…まだ眠っていらっしゃいますね」
女「ハァ…少し散歩でもしてきましょうか…」
ー外ー
女「清々しい空気です…少しだけモヤモヤが晴れたような…」
??「女さん」
女「えっ…?あ…お、お久しぶりです」
??「覚えていらっしゃったようですね、といっても、まだ一週間程度しか経っていませんが」
女「社長…」※メイド派遣会社社長。以下『社』
社「まったく、人手が足りないからといって私自ら足を運ばねばいけないなんてね」
女「御苦労さまです」
167 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 21:01:18.90 ID:ZOYQRFNi0
社「私みたいにフットワークが軽い人じゃなかったらどうするつもりなのか…」
女「まだまだお若いではないですか」
社「フフッ、そう言ってくれるのは嬉しいけどね」
女「それで…ご用件をお伺いしたいのですが…」
社「…そうだね、雑談をしにきたわけではないくらい分かるよね」
女「…」
社「…貴方の仕事ぶり、依頼された男さんに仕えるようになってから見させてもらったわ」
女「え…?」
社「あなたも尾行されてることぐらい気付いていたでしょ?」
女「!あの時のは…」
社「そうよ、うちの会社の者。で、あなたの仕事の様子を観察させてもらってたの」
女「何故、そんなことを?」
社「決まってるでしょ?あなたがメイドに相応しい仕事をこなせているかを確認するため」
女「…!」
社「ここ数日の働きぶり等見させてもらって、といっても、本当はもうちょっと長いんだけど…結論を出した」
168 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 21:07:09.51 ID:ZOYQRFNi0
社「あなたを、男さんのメイドから解任します」
女「えっ…?」
社「あなたはもう一度我が社の育成プログラムの上級のみを受けてもらってから、新しい依頼者の元へと行くことになるわ」
女「どっ、どうしてですか!?」
社「…身に覚えはあるんじゃないの?」
女「そ、それは…」
社「あなた、男さんに言われたからといってメイドとしての最低限のラインを越えちゃったらダメじゃない」
女「あぅ…」
社「だから、男さんへのメイドとしての貢献度が圧倒的に足りないわ。育成プログラムではいい成績だったのに」
女「…」
社「だから、あなたの今回のお仕事は今日が最後。明日こちらから迎えを出すから、指示に従ってね?」
女「…はい、分かりました…」
169 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 21:07:55.52 ID:ZOYQRFNi0
ごめんなさい、ちょっと早まったみたいなので
これで落ちます
明日こそ終了させたい!!
追い付いた
保守
姉でも発展でもあぅ・・・があるならいいよw
172 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 22:35:45.09 ID:gT0BioMw0
急がなくても気長に待つお
173 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/06/30(火) 23:26:48.89 ID:uq7PEQHvO
保守
保守は3日に一度で十分
だが保守
176 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 21:19:19.37 ID:iTvHC5i70
それでも保守
177 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 21:38:24.98 ID:6iXyfzJNO
これでもかと保守
178 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/01(水) 22:31:21.32 ID:BE7qC/1a0
保守してくれた人ありがとう
ID変わってるからトリも確認用に
では、遅くなってしまいましたが再開です
179 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 22:36:02.19 ID:BE7qC/1a0
『ガチャッ』
女「…」
男「お帰り〜」
女「えっ!?」
男「おっと、ごめんごめん。驚かせちゃったかな?」
女「は、はい…ちょっとビックリしました。起きていらっしゃったんですね」
男「ん、女ちゃんが外に出ていったからね〜。それで目が覚めたんだよ」
女「起こしてしまいましたか?ごめんなさい…」
男「構わないよ〜。それで、さっき外で話していた人は誰?」
女「っ!?み、見ていらっしゃったんですか!?」
男「うん、ちょっと気になったからさ」
女「えっと…」
男「…何か変なこと考えてない?」
180 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 22:45:33.74 ID:BE7qC/1a0
女「へっ?ど、どういうことですか?」
男「勘違いならいいんだけどさ〜、何か…思いつめたような表情してたし」
女「そっ、そんなことは…!」
男「そっか、じゃあいいんだけどね。えっと、ごめん話をそらしちゃって。で、さっきの人は…」
女「…私が所属しているメイド派遣会社の社長です」
男「へぇ、あの人が?まだ若そうだったけど」
女「そうです、まだ若い方ですよ。30代だったはずです」
男「凄いね、30代で社長なんて。あぁ、ひょっとしてあの人が設立した会社とか?」
女「確かそうだったはずですよ」
男「随分立派な人なんだなぁ、自分で会社興しちゃうなんて」
女「…そんなことないと思いますけど」
男「そうかなぁ?まぁいいけどね、それで、あの人から何を言われたの?」
181 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 22:57:34.26 ID:BE7qC/1a0
女「えっと…世間話とか…」
男「嘘はつかないでほしいなぁ、女ちゃん?」
女「えっ…?」
男「女ちゃんは嘘がつけない子だよ〜。表情にどうしても出ちゃうんだからさ」
女「う、嘘では…」
男「…何か女ちゃんにとって嫌なことを言われたんでしょ?」
女「っ…」
男「ほら、図星じゃない?顔に思いっきり出てるよ〜」
女「あぅ…」
男「何を言われたのか言ってごらん?俺が抗議しておくからさ?」
女「そんな!?私のためにそんなことをしていただかなくても…!」
男「女ちゃんは、俺の“妹”なんだから当然だよ?」
女「妹…私も妹ちゃんと同じ“妹”なんですか…?」
s
183 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 23:05:20.46 ID:BE7qC/1a0
男「そうだよ〜?当たり前じゃ…」
女「だったら!私も…っ、ごめんなさい、忘れてください…」
男「…何が言いたいのかな?言ってくれないと分かんないけど…」
女「いえ、何でもないです…あと、社長さんに言われたことは…明日でも構いませんか?」
男「そう、話してくれるのならいつでもいいよ?困ってるのなら、相談してくれていいから」
女「ありがとうございます…男さん、優しいんですね」
男「誰にでもってわけじゃないけどね〜(ナデナデ)」
女「…///」
男「さてと…妹をそろそろ起こさなきゃなぁ」
女「あ、私が起こしてきます!」
男「そう?じゃあ俺は朝食の準備しておくから、よろしくね?」
女「朝食も私が作りますよ!」
男「いいのいいの、仕事は分担した方が早く終わるでしょ?」
女「わ、分かりました…じゃあ、行ってきます」
男「うん、よろしくね〜」
184 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 23:11:57.20 ID:BE7qC/1a0
女「妹さ〜ん、朝ですよ〜?起きてくださ〜い」
妹「んぅ〜…もうちょっとぉ…」
女「男さんがご飯作っていますよ〜?」
妹「にぃ、に…?んぁー…(ガバッ)」
『チュッ』
女「っ!?ななななな…!?」
妹「やは〜、にぃにとキス〜…って、あれ…?」
女「あわわわわわわわわ…」
妹「女さんがどうして…って!?ウソ!?今私がしたのって…!!」
女「あぅぅ…///」
妹「ご、ごめんなさい!!女さん、今の忘れて!ほんとごめん!!」
女「わ、忘れてと言われましても…と、とりあえず朝ごはんですので…お、お先に失礼します!」
妹「行っちゃった…やば、私とんでもないことやっちゃったよぉ…どんな顔して女さんと会えばいいのよ…うぁぁぁ…3分前の私死んでほしい!」
185 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 23:19:03.23 ID:BE7qC/1a0
男「女ちゃん、妹は起きた〜…?って、どうしたの?顔赤いけど」
女「いっ、いえ!何でもありませんです!!」
男「…隠すのがほんとに下手だなぁ。まぁ、今回は追及しないけど〜」
女(私のファーストキスが妹さんって…やぅ…///)
妹「お、おはよ〜…」
男「おはよう、珍しくちゃんと起きてきたね…ん?」
妹&女「…(チラッ)」
妹&女「!」
妹&女「…///」
男「…何かあったの?」
妹&女「「なっ、何でもない!」です!」
男「ん〜…?」
186 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 23:33:34.03 ID:BE7qC/1a0
妹「あっ、今日ちょっと用事入っちゃってさ!帰らなきゃいけなくなったから!」
男「そうなの?そっかぁ、残念だけど仕方ないね」
妹「そ、そんなわけでご飯食べたあとすぐ出るから!」
女「…///」
男「女ちゃん、さっきから顔ずっと赤いけど…熱あったりする?」
女「えっ!?あ、大丈夫ですので!熱はないです!!」
男「ほんとに〜?まぁいいけど…」
妹「ごちそうさま!じゃあちょっと準備してくるっ!」
男「え、もう食べたの…って、行っちゃった…変なの」
女「…ひゃぅ…」
187 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/01(水) 23:41:15.18 ID:BE7qC/1a0
男「さて、と…妹は嵐のように去っていっちゃったし、今日はこれで特に予定はなくなっちゃったけど…」
女「えっと、どうされますか?」
男「ん〜…俺は特にやらなきゃいけないことはないから、女ちゃんは何かしたいことある?」
女「えっと…家でゆっくりしていたいかも、です」
男「ん、分かった。今日はのんびりしていようか」
女「はい、ありがとうございます」
男「あ、のんびりする前に…ちょっと掃除でもしようか」
女「あ、はい。分かりました!私が…」
男「女ちゃんはこっちよろしくね?俺は向こう側とベランダやっておくから」
女「えっと…」
男「はい、じゃあ掃除開始!」
女「は、はい!」
紫煙
189 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:07:24.03 ID:BE7qC/1a0
ー夕方ー
『ピンポーン』
男「ん…誰だろう?」
女「あ、私が出ますよ」
男「あぁ、いいよいいよ。俺が出るから」
女「え、でも…」
男「いや、一応ここは男の一人暮らしの部屋ってことになってるからさ。いきなり女の子が出てきたらおかしいでしょ?」
女「あ、そうですね…」
男「うん、お利口さんだね〜(ナデナデ)」
女「あぅ…///(そんなお子様じゃないのに…落ち着く…)」
男「じゃあ出てくるよ」
女「はい、待っていますね」
190 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:09:22.00 ID:sMGoSn1tO
なにこのスレ
続けろ
191 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:13:09.09 ID:y48Z8uLN0
男「はい、どなたですか〜?」
?「すみません、男さんのお宅…ですよね?」
男「はい、そうですけど…」
?「女さんはいらっしゃいます?」
男「え?女ちゃんを知って…あ、ひょっとして今朝の?」
?「あら、女さんからお聞きしていましたか?私はメイド派遣会社の社長です」
男「それはどうも〜、わざわざお越しいただいてしまって…えっと、どうなされたんですか?」
社「女さんに今すぐ準備してほしいと伝えていただけませんか?」
男「準備してほしい、ですか。分かりました。女ちゃ〜ん」
女「はい、えっとどなたでしたか?」
男「今朝女ちゃんが話していた、社長さんだよ」
女「えっ!?」
男「今すぐ準備してくれって言ってたけど…どこか行くの?」
女「そんな…!?明日じゃなかったの…!?(ダダッ)」
男「あ、女ちゃん…!?」
192 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:20:54.26 ID:y48Z8uLN0
女「社長!」
社「あら、女さん。準備できましたか?」
女「準備じゃなくて…明日じゃなかったんですか!?」
社「あー、それがねぇ…秘書のやつが“今すぐ連れて帰ってくるべきです”ってうるさくて」
女「でも、私は明日のつもりで…!」
社「少しでも一緒にいたから、男さんと別れるのが辛いのは分かるけど…」
男「あの〜、すいません、ちょっといいですか?」
社「あら、男さん…お見苦しい所をお見せしてしまい申し訳ありません」
男「いえ、それは構わないんですが…えっと、お別れ、というのはどういうことですか?」
社「そのままの意味です。女さんはメイドとしての仕事を全うできていないようですので、男さんには他のメイドを改めて派遣させていただくことになりました」
男「…女ちゃんはよく家事をやってくれていますけど」
社「私たちの会社からの評価ではダメだったということなんです。ここ数日の女さんの行動を吟味した結果ですよ」
女「…」
男「ここ数日?ずっと女さんを監視していたんですか?」
193 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:28:50.68 ID:y48Z8uLN0
社「そうですね、外にいる間やプライベートなことに抵触しない程度には」
男「…そんなことまでしていたんですか」
社「我が社のクオリティ…メイドとしてのスキルレベルを、一定以上に保つためですから」
男「…俺は女ちゃんがメイドで構わないんですが」
女「…ごめんなさい男さん、さようならです」
男「え…?女ちゃん…急にどうしたの?」
女「いえ、社長が決定なさったことですから、私が逆らうことではありません。また一から出直してきます」
社「賢明な判断よ。じゃあ、荷物をまとめてきてちょうだい?」
男「っ…」
女(これで…いいんです。男さんには妹さんがいるし…何より…見てるのが辛い、ですから…)
194 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:36:31.61 ID:y48Z8uLN0
女(短い間でしたけど…男さんとの生活、とても満たされたものでした)
女(今まで生きてきた中で、一番色濃い思い出…)
女(お別れは嫌ですけど…でも、これ以上男さんと妹さんが一緒にいるのを見るのも辛いから…)
女「準備、できました」
男「女ちゃん…!」
社「うん、じゃあもう行くわよ?車は前に停めてあるし。ほんとは違法だけど」
女「はい…最後に、男さん」
男「何…?」
女「ありがとうございました。どうか…私のこと、忘れないでくださいです(ニコッ)」
男「!」
女「では…お元気で…(ポロッ)」
男「…あ〜、もうダメだわ」
女「え…?」
wktk!
196 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:39:17.25 ID:xIc2FWN9O
きた!
197 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:43:48.17 ID:y48Z8uLN0
男「もうこれ以上我慢なんてしてられっか。お別れ?ふざけんなよ!?」
女「えっ…えっ?男さん…?」
男「社長さん!」
社「…何でしょうか?」
男「女ちゃん“が”いいので、このまま女ちゃんにメイド続けさせてやってくださいよ」
社「それはできかねます。わが社の評判を下げる真似はしたくありませんので…」
男「評判だのクオリティだのってそんなことはどうでもいいですよ、この際。あなたの会社は、依頼主がこの子でいいと言ってるのに拒否するんですか?」
社「それについては、先にご両親にご説明させていただいておりますが」
男「そんな話、俺は聞いてないだろうが!だから認めねぇぞ!」
女(お、男さん…口調が…)
社「こちらは女さんについての処遇を変えることはできません。ですのでご了承を…」
男「じゃあ、こっちにも考えがある」
社「…何でしょうか?」
男「女ちゃんとあんたの会社の契約、解除してくれ。俺が女ちゃんを引き取る」
198 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:51:24.34 ID:y48Z8uLN0
女「な…!?お、男さん…!?」
社「…本気ですか?それに、親権は…」
男「親権なんて関係ないだろ。女ちゃんの本当の両親はいないんだし?」
社「それは…ですが、現時点での親は私ということに…」
男「あんたが本当の親だったら俺も意見変えてたかもしんねぇけどさ。あんた、女ちゃんのこと“娘”として扱ってるか?」
社「…」
男「メイド派遣会社の『一商品』として扱ってるだけに見えるんだよ。そんなの親じゃねぇ。だから、これを決めるのは本人だろうが」
女「…えっ?」
男「女ちゃん、君が決めるんだ。ここに残るか、それとも会社に戻るか」
女「わ、たし…」
女(私は…!!)
199 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 00:58:58.23 ID:y48Z8uLN0
女「ここに…残りたいです…!」
社「…」
男「…だそうだ。あんたの会社から、今日を以て女ちゃんは契約を解消。んで、うちで引き取る。いいよな?」
社「…分かりました。本人にそう言われてしまってはどうしようもありませんね」
女「っ!」
社「女さん、いいご主人さまに巡り合ったものね?もう会うことはないと思うけど、幸せに暮らすのよ?」
女「…いいの、ですか?」
社「あなたが決めたことでしょう?将来有望だったあなたがいなくなるのは痛手だけど…例え戻ってきても、以前みたいに素晴らしいメイドにはなれないだろうから」
女「…っ、ありがとうございます…!」
男「…では、女ちゃんは責任をもって預かりますので」
社「分かりました、お願いしますね。親権とか…」
男「あぁ、そういった面倒な話はうちに任せてください。以前、同じような経験がありますので」
社「そう。分かりました、では…そうね、言う必要はないかもしれないけど…またのご利用、お待ちしております」
男「…ありがとうございました」
女「今までありがとうございました…母さん…」
200 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 01:05:47.55 ID:y48Z8uLN0
男「…行っちまったか」
女「男、さん…」
男「言っただろ?女ちゃんは俺の“妹”だって。これからもずっと、な」
女「…嬉しくて、温かい気持ちでいっぱいで…胸がつまりそうです…」
男「そう言ってくれると、頑張って啖呵きった甲斐があるな」
女「凄いかっこよかったです…!」
男「そっか、嬉しいよ。あぁ、それと…これからもよろしく頼むよ?」
女「はい…!よろしくお願いします…!」
男「もういろいろと遠慮しちゃダメだからな?俺は本当のお兄ちゃんになるわけだから」
女「そうですね…本当の…」
男「まずは…そうだな、俺のことをお兄ちゃんとか、それに近い何かで呼んでみてくれよ」
女「あぅ…///」
男「ほら、恥ずかしがらずに」
女「意地悪です…お、お兄ちゃん…///」
〜end〜
201 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/02(木) 01:09:46.95 ID:y48Z8uLN0
オワタ
とりあえず大体最初の予定に近い展開で終わらせることができてほっとしています
次は姉スレのつもりですが、ネタが決まるまで惰性でここの後日談とか書いたりするかもしれないです
では、とりあえず今日はあとオマケを書いて終了!
202 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/02(木) 01:14:01.29 ID:y48Z8uLN0
〜オマケ〜
女「そういえば…お、お兄ちゃんは…」
男「言い慣れてないなら、まだ無理しなくてもいいぞ?もうちょっと一緒に生活してりゃ、そのうち違和感なくなるだろうし」
女「は、はい…じゃあ、男さん」
男「うん、何?」
女「…ひょっとして、今のが本当の男さんですか?」
男「…あぁ、そうか。さっきキレたせいで口調が…」
女「やっぱりそうだったんですね!騙していたんですか!?」
男「いや、騙していたつもりはないんだが…」
女「許さないです!妹さんは知ってるんですか!?」
男「あ、あぁ、一応…」
女「〜〜〜っ、何で今まで…!」
203 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 01:20:08.85 ID:y48Z8uLN0
男「いや、初対面の人に対してはあっちの方が印象よく見えるだろ…?」
女「でも、私との初対面の時はどちらかというと今の方が近いじゃないですか!」
男「いや、まさかこんなに深い付き合いになると思ってなかったからなぁ…あれで終わりだと思ったから」
女「うぅ〜、なんか許せないです…」
男「ごめんごめん、許してくれよ。代わりに、今朝女ちゃんが言いかけたこと、してあげるからさ」
女「私が言いかけたこと、ですか…?それはいったい…」
『チュッ』
女「っ!?///」
男「これがしてほしかったんでしょ?で、ギリギリで理性が働いちゃって中途半端な感じになった」
女「なっ、なっ…!?」
男「ははっ、まだまだ初だなぁ、俺の新しい妹は」
女「あぅ…新しい妹…///」
204 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 01:20:39.02 ID:Oh8sfuzZO
イマイチ理解に苦しんだ。結局なに?みたいな…
ゴメン
乙でした!
激しく乙
208 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 01:30:01.65 ID:y48Z8uLN0
男「あ、それと…お風呂の覗きはよくないと思うぜ?」
女「っ!?」
男「いや〜、まさか女ちゃんが覗きなんてするとは思わなかったけどねぇ」
女「ぐ、偶然ですっ!!っていうか、気づいてたんですか!?」
男「まさか、この俺が気付かないわけないだろ?これでも目聡い方だしな〜」
女「今までどうして黙って…」
男「当たり前だ、今までは天然なお兄ちゃんを演じてたんだからな。バレちまった以上、これについても隠す必要ないし」
女「お、男さんは意地悪です!!///」
男「何とでも言うがいいさ!(ギュッ)」
女「っ、い、いきなり抱きしめないで…!」
男「あれ、嫌だったか?(ニヤニヤ)」
女「あぅ…嫌じゃ…ない、です…」
男「素直だねぇ〜。ツンデレ演じてるうちに本当にツンデレっぽくなっちゃった妹に見習わせたいぐらいだ!」
女「妹さんも演技入っていたんですか?」
男「今じゃほとんどあれが本当の状態になってるけどな!ま、とりあえずこれからもこっちの口調で接していくからよろしくな!」
女「は、はい!」
〜ほんとのend〜
209 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 01:33:19.69 ID:y48Z8uLN0
>>204>>206 文章力なくて伝わらない部分もあったかと思いますが、ごめんなさい、これが俺の限界です…
というか、多分最初に設定決めずに見切り発車しちゃったせいだとは思いますけど
自分で最後の方こじつけだな〜って思っちゃってるぐらいなんですよね
でも、読んでくださってありがとうです
寝落ちしたから今見たけど朝からニマニマしちまったw
211 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/02(木) 09:37:43.21 ID:Oh8sfuzZO
>>1自分が勝手に先を妄想してただけなんで
乙でした。
次の作品を期待します。
ご愛読ありがとうございました!!
>>1先生の次回作にご期待下さい!!
萌えた
214 :
79、88:2009/07/02(木) 22:12:08.00 ID:YZZs3KLY0
すごいよかった
俺は理解できないとこもなかったし
激しく乙
面白いは面白いんだが結局ただの女誑しなだけ?
どうせならどっちか選ぶかハーレムエンドならハーレムエンドで、
最終的なとこまできっちり書いてほしかったぜ
まぁおつ
乙
エロス期待
217 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/03(金) 13:44:21.08 ID:h88jOpmPO
>>215 ちょうどいい感じのとこで一旦区切っただけですよ
姉スレのネタ思い付くまで、ここをのんびり書いてくつもりなので
あと、続きは明日書こうかな〜と思ってます
218 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/03(金) 16:05:17.31 ID:3ZIFCfZ00
>>3がいいなバキみたいで
でもアホがより阿呆がの方が個人的にはよかった
219 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/03(金) 20:52:22.05 ID:1HCuZDSp0
220 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 02:18:16.22 ID:DZhq48Vd0
妹「にぃに久し振り〜!」
男「おぅ、来たか」
女「お久しぶりです、妹さん」
妹「もう最悪!来る途中で痴漢遭っちゃってさぁ…」
男「俺が慰めてやろうか?」
妹「ちょっ!?///な、何を言って…ってあれ?」
男「どうした?」
妹「女さんの前なのに…言葉」
女「あ、本当のことを話してもらいましたよ」
妹「い、いつの間にっ!?」
男「あ〜、お前が先週帰ってからいろいろとあったなぁ」
女「えっと…私も、正式に妹さんの家族になることになりました」
妹「はい…?って、まさかとは思うけど…にぃに?」
男「お前の想像通りだろうぜ?」
妹「どっ、どうしてそんなことになってるのよー!?」
ktkr!!!!
222 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 02:29:16.04 ID:DZhq48Vd0
男「…とまぁ、大体こんなことがあってな。あまりにも頭にキテたせいであんまり覚えてはないんだが」
妹「ハァ…そんなことがあったのね。っていうか、やっぱり私の勘は正しいみたいだわ…」
女「えっと…」
妹「ん?何かしら?」
女「いえ…やっぱり何でもないです」
妹「何よ、言ってくれないと気になるじゃない」
女「えっと…先週あったこと気にしてないのかなって思っただけで…」
妹「先週あったこと?何かあったっけ?」
女「覚えていらっしゃらないのなら構わないです…」
妹「??」
男「とりあえず今日は泊まっていくのか?」
223 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 02:36:47.44 ID:DZhq48Vd0
妹「あ、うん。お父さんたちには言ってあるし大丈夫」
男「そうか、じゃあ今日は予定通りパーティでもやるかな〜」
女「えっ?本当にしていただかなくてもいいんですけど…」
男「遠慮するなって。新しい家族なんだから、歓迎会があって然るべきってもんだ」
妹「あ、ちょっとその話の前にいい?」
男「ん、何だ?」
妹「その新しい家族ってことだけどさ、女さんが家族になるのはいいんだけど…お父さんたちは知ってるの?」
男「あぁ、まだ言ってなかったな、そういや」
女「えぇっ!?言ってないんですか!?」
妹「…お母さんから何も言われてなかったからそうかと思ったけど、やっぱりそうなのね」
男「いや〜、妹の件でもすんなり引き受けてくれたし、今回も大丈夫だろみたいな?」
女「そ、そんないい加減なことで大丈夫なんですか!?」
男「いいのいいの、俺ん家の両親は凄い甘いからな」
妹「そこにつけこんで散々悪いことしてるのがにぃにだもんね〜?」
男「おいおい、人聞きの悪いことを言うなよ。別に法を犯してるわけじゃないんだぜ?」
女(…やっぱり、今でもこの男さんは慣れないなぁ)
224 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 02:47:51.90 ID:DZhq48Vd0
妹「で、新しい家族を祝ってのパーティだっけ?」
男「おう、他にも誰か呼ぼうかな〜って思ってるんだが、二人ともいいか?」
妹「私は別に構わないけど…男友さんはちょっと嫌だなぁ」
男「ぷっ…デパートのこと、未だに引きずってんのか?第一、あれは女ちゃんの方が被害でけぇじゃねぇか」
女「おっ、思い出させないでください!!///」
妹「でも、あのせいでちょっと軽薄っぽいイメージになっちゃったしなぁ…なんか苦手だもん」
女「わ、私もちょっと苦手意識が…」
男「ありゃりゃ、あいつも嫌われたもんだねぇ…でも、他にお前らの知り合いって…」
『ピンポーン』
男「ん?誰だこんな朝から…ちょっと見てくるわ」
妹「はーい…女ちゃん」
女「はい、なんですか?」
妹「改めて聞かせてもらうけど…にぃにのこと好き?」
女「っ!///えっ、と…」
225 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 02:56:18.23 ID:DZhq48Vd0
妹「…前は一応は否定してたけど、今は否定もしないのね」
女「そ、そういうわけじゃ…!」
妹「いいの、別に。女さんがにぃにのこと好きでもさ」
女「え…?」
妹「同じにぃにの妹になっちゃったわけだし?でも、今一緒に住んでるだけ私不利かなぁ…」
女「一緒に住んで…あぅ…///」
妹「ほら、そうやってちょっとしたことに恥ずかしさを覚えるんだったら、やっぱり好きなんでしょ?」
女「…正直、好意は持っています。でも…自分にはよくわからなくて…」
妹「…ハァ、小学生じゃないんだしさ。まぁいいけど、これからは同じにぃにの妹であり、にぃにを奪い合うライバルね?」
女「えっ?あ、いえ私は…」
妹「文句言わないの。それとも、私がにぃにと結婚しちゃってもいい?」
女「ダメです!!」
妹「っ…!?」
女「私は…!って、きゅ、急に私は何を…」
妹「だ、大丈夫。いきなり感情がバッって出てきたからビックリしただけ。でも、やっぱり嫌なんだね」
女「ご、ごめんなさい…」
妹「謝らないでよ〜、もう…私がいじめてるみたいじゃない」
226 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 03:03:01.48 ID:DZhq48Vd0
女「そういうわけでは…!そ、それより!男さん遅くないですか?」
妹「あれ、そういえばそうだよね…どうしたのかな?見に行ってみる?」
女「はい」
妹「にぃに〜、どうしたの〜って、あれ…?」
女「いない…ですね。どこかに行かれたのでしょうか…?」
妹「私たちに何の断りもなしに?そんなことしないと思うけどなぁ…探しに行く?」
女「えっと…心配ですけど、あてもなく探し回るよりは待っていた方がいいと思います」
妹「そうね…まだそんなに時間経ってないし、近くに飲み物でも買いにいったのかも…」
男「ただいま〜」
妹「あれ、帰って来た…っていうかにぃに?どこに行ってたの…って、うげっ!?」
女「どうしたのですか?」
??「へぇ〜、そこにいる子が新しい家族ってわけ?」
男「そうだよ〜」
女(口調が天然さんバージョンになってる…)
妹「あ、あんたは…!!」
227 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 03:11:20.08 ID:DZhq48Vd0
??「お久しぶりね〜、妹ちゃん?あなたのお兄さんの彼女のお帰りよ?」
女「彼女!?」
妹「うぅ〜…!!こいつの存在を忘れてた…!」
男「隣さん、あんまり妹を挑発しないでやってくださいよ〜」
隣「えぇ?いいじゃん、っていうか、妹ちゃんも将来のお姉ちゃん相手に“こいつ”呼ばわりは酷いわよ」
妹「うるさい!いちいちちょっかいかけてくるのはそっちでしょう!?」
女「えっと…この人は?」
男「紹介するね。この人はここの隣に住んでる人で、隣さん」
隣「よろしく〜♪」
女「えぇ!?隣って空き部屋じゃなかったんですか?」
男「隣さんは旅行行くのが趣味らしくてね、先月から旅行に行ってたんだ」
妹「暫く姿を見せなかったから、てっきり引っ越したのかと思ってたのに…!」
隣「まさか!私は男くんに首輪つけられてるから、ここに帰ってくるしかないのよ〜?」
妹「なんか気障っぽいのがムカつく〜!!」
228 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/05(日) 03:19:20.21 ID:DZhq48Vd0
女「そ、そうなんですか…えっと…女といいます。先々週あたりから、男さんの家でお世話になっています」
隣「お、男さんの家で…?(ピクッ)」
妹「私たちの新しい家族だもん!」
隣「え、えっと…事態が呑み込めないんだけど…説明してくれないかしら?まさか、本当に家族になったわけじゃないんでしょ?」
男「ううん、本当に家族になる予定だよ?」
隣「え…じゃあ、さっきの家族って単語も全然意味合い違ってくるじゃない!?仲がいい子って意味で家族って言葉を使ったんじゃなかったの!?」
男「え〜と、ごめんなさい、かなり本気だったんだけど…」
隣「…そう。やっぱり男くんって面白いなぁ…今まで会ったどんな人とも違うわ」
男「ありがとうございます〜」
妹「褒められてたのかしら?」
女「…どうなんでしょうか?」
229 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/05(日) 05:09:38.99 ID:txigum7+O
230 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/05(日) 07:32:47.16 ID:ef25AN8G0
wktk
231 :
千葉 繁:2009/07/05(日) 07:35:31.42 ID:cWjfnLERO
可愛い
山路 綾
佐藤 けい
青山 由起子
中村 香織
232 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/06(月) 16:41:07.74 ID:nA4+X8ck0
ほ
233 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/06(月) 17:20:35.81 ID:laFIW0rJ0
し
234 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/06(月) 21:27:09.34 ID:FLD0uG9+O
ゅ
235 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/06(月) 22:04:05.57 ID:nCmYmcp80
保守
236 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/07(火) 17:55:15.23 ID:0yN7ZtGF0
ほしゅ
237 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 13:23:57.00 ID:rZnsXGAd0
保守してくれた人ありがとう!
gdgdだったからもうやめようかなと思ったけど、頑張ってみます
238 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 13:36:20.25 ID:rZnsXGAd0
隣「なるほどねぇ〜、っていうか妹ちゃんも血が繋がってなかったなんて初耳よ」
男「言う必要がなかったですから〜」
隣「ありまくりよ!私のライバルになるじゃない!」
妹「この女ぁ…!!」
女「えっと…私は…?」
隣「なにー!?まさかあなたも…!?」
女「あぅ…」
男「…奪い合ってんなぁ〜」ボソッ
妹「ふ、ふんっ!別にいいもん!にぃには私のこと好きって言ってくれたし!」
男(!?巻き込みやがった…!)
隣「嘘言わないの!っていうか、好きっていう言葉は“家族として”でしょ!?」
女「わ、私はそれなら家族になりたくないかも…」
妹「お、女さんが積極的になってる!?」
男(…飛び火しなくてよかった)
239 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 13:44:07.19 ID:rZnsXGAd0
妹「ようやく戻っていったわ…」
女「えっと…悪い人ではなさそうに見えたんですけど…」
男「まぁ、悪い人ではないけどな。ただ…」
女「ただ?」
男「…どうも演じてる方の俺がきな臭いと感づいてるような節もある」
妹「そうよね、多分今のにぃにの方がバレてることはないと思うけど…」
女「私は気づかなかったのに、凄いんですね」
男「とりあえず、あの人は油断ならないからな。俺も正直苦手だ」
妹「へぇ、にぃにが特定の人のこと苦手なんて言うところ、初めて聞いたかも」
男「それだけ受け付けないんだよ」
女「じゃあちょっと安心ですよね」
妹「うん…っていうか、さっきから女さん凄い素直よね」
女「え…あっ!?」
男「全部聞かせてもらってたぞ〜?(ニヤニヤ)」
女「やぁぁぁ…///」
240 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 13:50:51.88 ID:rZnsXGAd0
男「まぁ、好いてくれることは俺にとって嬉しいことでもあるからな」
妹「何よ、やっぱり先週のお風呂場で言ってくれたことは嘘だったの?」
女(先週のお風呂場…あの時の…)
男「嘘じゃないさ。俺にとって、守るべき人が二人に増えただけだ」
妹「ど、堂々と言われるとちょっと恥ずかしいんだけど///」
女「そうですね…はい///」
妹「でも…にぃにはどうするの?」
男「何が?」
妹「私たち二人とも、にぃにのことが好きだってことは分かってるでしょ?」
女「ちょ、ちょっと妹さん!?私は…!」
妹「今さら隠さなくてもいいの。さっきの会話のせいで、勘のいいにぃににはバレバレだって」
男「…要するに、どっちを選ぶのかってか?」
妹「そう。私、にぃにのことは誰よりも分かってるつもりではいるけど…やっぱり、考えてることまでは分かんないから」
女「…(そわそわ)」
男「…お前たちは聞きたいのか?その答えを」
妹&女「「え…?」」
241 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 13:56:43.34 ID:rZnsXGAd0
男「だから、俺がどっちかを選んでもいいのかってことだが」
妹「それは…仕方ないじゃない」
女「…」
男「妹はいいかもしれないけど、女ちゃんは難しい顔してるぞ?」
妹「う…」
女「ご、ごめんなさい…」
男「ほんとはな、俺がこんなややこしい状態になる前に決めればよかったんだってことは分かってる」
男「でもこうなってしまった以上、どっちか片方だけを選ぶなんて俺にはできねぇよ。優柔不断だとしても」
妹「でも!そうしたら私たちは…!」
男「だから、俺はバカみたいな話だけど二人とも幸せにすることに決めた」
女「え…?」
妹「ど、どういうことよそれ?」
男「ゲームでいう『ハーレムエンド』みたいなものだと思えばいいさ。俺にとって、二人とも大切な存在だからな」
妹「ちょっと!それじゃあ私は…」
女「私は!それでもいいです…」
妹「えっ!?女さん!?」
242 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 14:14:14.57 ID:rZnsXGAd0
女「私は、今のままの生活が続いてほしいです…今の関係が壊れるくらいなら、どちらかを選ぶなんてしなくてもいいです…」
男「…だってさ。どうするよ、妹?」
妹「…私も今のまま過ごしていけたらいいと思う。でも、いつかはどちらかを選ばなきゃいけないじゃない」
男「だから、さっき言ったろ。二人とも幸せにするって」
妹「え…まさか、一生選ばないの!?」
男「そのつもりで言ったんだがな。嫁が二人ってのもいいだろ?」
妹「な…!?」
女「私は妹さんも好きですから…3人で暮らしたいです」
妹「じょ、常識外れじゃない!」
男「別に常識に縛られる必要はないだろ?」
妹「だからって…あぁ、もういいわ…何だか馬鹿らしくなってきた」
男「いいと思うよ、そうやって簡単に折れてくれるところ」
妹「褒めてないでしょ、それ…」
女「えっと…よろしくお願いしますでいいのでしょうか?」
男「いいんじゃない?これからもよろしくな、二人とも」
243 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 14:16:39.15 ID:rZnsXGAd0
ごめんなさい、書こうと思ったけどネタが思いつかなかったのでやっぱり強引にEND
妹か女かはっきりしてほしいという声があったのですが、
実は最初からどちらかを選ぶというルートにするつもりはありませんでした
ごめんなさい
じゃあ、ネタ完成したし姉スレ建ててきます
244 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 14:31:09.77 ID:Y8jnz7lB0
数年振りにvip来たがやはり天才はいるもんだなぁ
245 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 15:42:39.67 ID:0Iq4DOCG0
ヒャッホゥ!姉スレに行って来るぜ!!
246 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 17:19:40.45 ID:OqtcIqmn0
姉スレどこー?
247 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/08(水) 18:49:26.66 ID:xJd5xdp40
男の取り合いなんてのも見たい
もっとこう
激しい
誰か姉スレのURL頼む。
っていうか
>>1、貼って行けよw
249 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 01:22:04.22 ID:ZoDvxCi8O
スマソ
一旦寝たら姉スレ落ちたw
規制解除されたからvipで書いたけど、
やっぱり改めてこっちで書こうと思う
今は宿題やるから、また今度
おつ。
楽しみにしとるよw
251 :
◆wVeAd/dZWI :2009/07/09(木) 16:10:13.93 ID:ZoDvxCi8O
テスト近いので、大変です
でも書きます
すぐ書かなきゃヤバいっぽいです
なので、家帰ったら書きます
252 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 16:28:10.27 ID:0lWQAT7TO
落ちた姉スレって姉がメラゾーマ使えるようになるスレ?
253 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 17:26:39.72 ID:ZoDvxCi8O
>>252 メラゾーマってなんぞw
姉が超能力者になったってやつです
254 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 17:35:30.51 ID:9m2M3oLY0
姉が読心術で弟の恥ずかしい所を弄くりまわしたSSだよ
255 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 17:36:22.26 ID:0lWQAT7TO
やっぱりそれかww
10レスくらいしか見てなかったんだけどな
256 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 17:47:19.43 ID:ZoDvxCi8O
あの設定はめんどいから、もうやめるつもりです
普通でいいよねー?
いいよー
258 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 18:00:50.67 ID:ZoDvxCi8O
>>257 ありがとうございます
んじゃ個人的な大好きなニヤニヤしたくなる感じにします
もうすぐ帰宅
259 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/09(木) 23:34:47.29 ID:3L7LcW420
火の玉使えるやつ?
今読み終わった
>>1乙
妹「にぃにがお兄ちゃんでよかった」の人だったか
>>260 まさか特定してくれる人がいるとは!
何か嬉しいですw
262 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/11(土) 18:55:22.88 ID:oyihScM40
ほ
263 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/11(土) 19:38:11.01 ID:4XOEPIKu0
さぁ、姉SSはまだか!
264 :
ローカルルール変更議論中@VIP+:2009/07/13(月) 21:54:36.26 ID:KkaKx+ED0
裸になって5日か・・・。
忙しいのかな
おい、姉スレができてるぞ!