友人Ａの思い出

友人だったＡについて語る。
長文、駄文になるが静かに聞いてくれ。

Ａとは高校の同級生だった。
Ａはどちらかというと内気な性格だった。
自分から話をしに寄ってくる事もなければ、遊びに誘ってくる事もなかった。

だが、付き合いは良く誘いは断らない奴だったので（断るのが下手なだけだったのかもしれない）、決して嫌われ者ではなかったし、気は強かったのでイジメられっ子でもなかった。

そんなＡと俺は帰宅部仲間で、学校帰りにはいつもゲーセンに寄って遊んでいた。

親友という訳ではなく、遊び仲間という感じだった。

高校は男子校だった為に、俺もＡも女っ気が全く無い3年間を過ごし卒業した。

2人とも浪人し、予備校も同じだった。
予備校時代は俺が違う友人とつるみだし、ゲームもあまりやらなくなった為、Ａと話す機会は減った。

思えばこの頃からＡの孤独化は進んでいたのかもしれない。

一浪し、俺とＡは別々の大学に進学した。
地方が少し離れているので会うのは難しくなった。

俺は大学でサークルと遊びにハマってしまった。
パチンコ、麻雀、飲み会、合コンと遊びに遊びまくって2年間でとった単位はわずか。
中退を余儀なくされた。

この2年の間、実家に帰る事は度々有ったのだが、Ａとは連絡しなかった。

中退して暫くはバイトしながら生活していた。
仕送りを断たれて金が無かった為に遊びも質素になり、あまり金がかからないゲームを再びやり始めた。

そんな時に、ふとＡの事を思い出した。

わくわく

そういえばアイツどうしてるかな？
たまには電話でもしてみるかと思い立った俺はＡに電話をかけた。

Ａはすんなりと電話に出た。
驚くほどＡは変わっていなかった。

相変わらずゲーセンに行きまくっているらしく、家庭用ゲームにも詳しかった。久しぶりのゲーム話に俺もＡも盛り上がった。

しかし、大学生活の話になると急に話は弾まなくなった。

うるうる(;_;)

Ａはサークルには入らずにバイトもしていないと語った。
暫く話すうちに俺はピンときた。

コイツは今、心底孤独なんだ…。

確かにＡの内気さ、積極性の無さなら大学で孤立する可能性はある。
Ａは会話が若干下手くそになっている感じすらした。

俺は自分の思い出を語ったり、Ａの事を訊ねるのが可哀想な気がしてきて、話をゲームに戻していた。

俺はフリーターの身でありながらＡの事が心配になった。
俺はＡを元気づけようと思い、「大学辞めて最近暇だからお前んち遊びに行くよ」と言った。

Ａは「汚いから来ない方が良い」と答えた。

しかし、俺は久しぶりにＡに会いたかったし、気分転換もしたかったので「多少汚いぐらい平気だから遊ぼう」と言いくるめ、話はまとまった。

俺は新幹線ではるばるＡの住む所に向かった。
久しぶりに懐かしい友達に会える事と思いっきりゲームの話が出来る事に俺の心は踊っていた。
Ａの住む県は俺の兄貴も住んでいたので兄貴とも会う予定も組んでいた。


Ａは俺を駅まで迎えに来てくれた。


俺はＡの姿を見て、内心は激しく戸惑った。

Ａは少し太り、髪型は全く変わっていなかった。
顔色は蒼白く、眉毛もヒゲもボーボーで鼻毛も少し出ていた。
上着は高校時代に見た事がある物で、襟元がよれよれになっていた。
とても普通の生活をしている人間には見えなかった。

俺は「変わってないなぁ、元気にしてたか？」と、平静を装い話したが、Ａの方も戸惑っているのがすぐに分かった。

俺も高校時代は身だしなみなんか全く気にしない奴だったが、大学時代にそれを学び、小綺麗な格好になっていたからだと思う。

俺はお土産を渡して「わざわざ迎えに来てくれてありがとな」と言った。
すると、Ａの口から俺が予測してなかった言葉が出た。


「大学本当に辞めたのかよお前馬鹿だね〜。可哀想に」

表情と言い方は冗談ではなく、悪意に満ちていた。

疲れたので休憩します。

ちなみにノンフィクションです。

>>13
お疲れ〜
続き楽しみにしてるぜ

ほ

し

の

あ

き

(☆∀☆)ｷﾗﾘﾝ

ほ

>>１に期待保守

>>1友人だったＡって、過去形なのな

>>１待ち保守

予想外の出迎えの言葉に俺は驚いたが、Ａを責める気には何故かならなかったし、
久しぶりの再会で喧嘩するのも嫌だったから軽く流した。

「本当に勿体無い事したよ。お前は頑張って俺みたいになるなよｗ」

結局、お土産に対する礼の言葉は無いままＡの家に向かう事になった。

家に向かう間、Ａは静かだった。

俺から話をふってもＡは
「あぁ、そうだな」とか
「ふふふ…」
と答えるだけで話の流れを断ち切っていた。

電話では話は下手だったが元気な声を出していたＡだったのだが…。

駅からの長い路を歩き終え、Ａが住むアパートについた。

「本当に汚いからからね？覚悟出来てる？」

Ａは苦笑いしながら鍵を開けドアを開いた。

ドアを開けると目の前に段ボールの壁が現れた…。

まさしく壁だった。
積み上げられた段ボールは天井にまで達する高さで、恐らくはワンルームであろうＡの部屋はドアの外からは全く見えなかった。
段ボールの周りは大量のゴミで埋めつくされ、どこまでが玄関なのか解らなかった。

「これは…結構凄いな…。」

立ち尽くしているとＡは段ボールと壁の僅かな隙間を抜けて奥へと消えていった。

仕方が無いので意を決し、Ａに習い隙間を抜けて奥へと入っていった。


中はもっと酷かった。

ところどころにそびえる段ボールのタワーと大量のゴミ。
一面に広がるゴミの海に俺の足をスネまで沈み、床は全く見えなかった。
異臭漂う真っ暗な部屋の中、パソコンの画面だけが不気味に光っていた。

Ａは俺に「凄いだろ？」と言いながら、パソコンで何かやっていた。

>>29
×俺の足を→○俺の足は

マジキチ

支援

支援支援

「これでも少しは掃除したんだぜ？」
Ａは少し申し訳無さそうにそう言った。

「荷物どこ置けばいいかな？」
「あぁ、適当でいいよ。ふふふ…。」

俺は荷物を棚の上の僅かなスペースに置き、座る場所が見当たらなかった為に立ったまま話し始めた。

「ちょっと暗いな、電気つけようぜ。」
「電気？壊れててつかないよ？」
「はぁ？蛍光灯替えろよ？」
「いやぁ、替えようとは思ってるんだけどね…。」
「思ってるってお前、そんなに時間かからないだろ？」
「ん？あぁ、そのうち替えるよ。ふふふ…。」
「お前どこで寝てるんだ？布団は無いのか？」
「布団はそこら辺に埋まってる。」
「………。ちょっと暑いな。クーラーつけてもいい？」
「あぁ、壊れてるんだ。」
「はぁ？ｗｗｗ」

聞けば聞くほど部屋の惨状が分かってきた。
それはもう部屋と呼べる物ではなかった。

灯りは玄関の電灯だけ。
掃除機、扇風機、エアコン、冷蔵庫は故障。
テレビとゲーム機も不調。まともに動く電気機器はパソコンと洗濯機だけ。
台所はビールの空き缶とコーラのペットボトルで埋まり、自炊は不可能だった。
少なくともこのまま此処で遊ぶのは無理に思えた。

Ａが人を部屋に入れたのは初めてとの事だった。
俺は変わり果てた部屋と友人に呆れはしたものの、このまま放っておく訳にもいかない気がした。
そこで言った。

「このままじゃ遊べないし、寝れないから掃除するぞ。」

Ａは「んぇ？」とカン高い声を出して驚いていた。

「いいっていいってｗ近いうちにやるから。」
「お前が良くても俺は良くない。勝手にやるからパソコンしてていいよ。」

俺は近くのスーパーに蛍光灯、手袋、ゴミ袋、雑巾、マスクなどを買いに行った。
流石に悪いと思ったのかＡも付いてきた。

スーパーの中で何故かＡはビクビクとキョドっていた。
どうかしたのかと尋ねると、このスーパーには大家や近所の人が来るからとの事だった。

呆れながらも必要な物を購入し、帰路についた。

帰り道、俺はいささか腹が減ってきた。

「そういえば腹減らないか？飯食おうぜ。近く良い店ある？」
「え、もう食うの？軟弱だなｗまだ良いよ。」
「もう昼過ぎじゃん。朝はいつ食べたんだ？」
「食べてないよ。ふふふ…。」
「はぁ？腹減らないの？」
「ん？さぁ、別に普通だろ？」

何故かＡは誇らしげだった。

仕方なく飯は少し我慢してアパートに帰った。

二人でアパートの階段を登っていると、上の階の方から扉を締め鍵を掛ける音がした。

階段を降りてきたその女の人はＡのアパートの住人のようだった。
大学生っぽいその人は「こんにちは〜」と挨拶してきたので俺も挨拶を返し、すれ違った。
Ａの反応が無い事に少し違和感を憶え振り返ると、後ろから付いてきてるはずのＡの姿が無かった。

Ａｗｗｗｗｗｗ

今北支援>>1続きカモン！

すみませんちょっと飯を食います。

>>1待っとるよ

保守してるからゆっくりメシくってきな

まだかなー

パねぇよＡｗｗｗｗｗ

ほ

（え・・・？）

俺は階段を降りてＡを捜した。
Ａはすぐに見つかった。
駐輪場の隅の方からＡは出てきた。

「どうかした？」
「ん？見られると面倒なのでね。」

Ａは少しバツが悪そうにそう応え、今度は一気に階段を上っていった。

俺は更にＡの事が心配になった。

「本当にやるの？適当でいいよ？」
と、Ａは言ったが、俺は徹底的にやるつもりだった。
俺は少し強めに言った。

「このままじゃ駄目なのは本当はお前も分かってるんだろ？だったら今やれ。遅すぎると色々と手遅れになる。」

俺の熱意を受け、Ａも少しやる気が出たようだった。

色々と手遅れになるっつーかなっているよな・・・

予想通り作業は難航した。

ベランダがわりと広かったので段ボールなどを一旦全て外に出し、蛍光灯を交換した。
そして手袋を装着し、ゴミを掴んで袋にガンガン入れていった。
必要かもしれない物はＡに捨てていいか聞いた。

袋が15袋ぐらいに達した時に、ようやくフローリングの床が見え始めた。
作業中Ａは流石に悪いと思ったのか「もっと掃除しとけば良かったな、すまん。」と言ってきた。

文章にすると短いが本当に熾烈な作業だった。
日はとっくに暮れていた。

結論読めた・・・・希ガス

大方片づけ終え、流石に腹が減ったので居酒屋に行く事になった。

酒を呑みながら昔話や同級生の事などを話した。
酒の力もあってかＡも良く喋ってくれた。
かなり酔っているように見えた。
しかし、Ａは
「あの時どうだったから失敗だった。」
「アイツのせいで俺の人生は変わってしまった。」
などと、女々しく生産性の無い発言も目立った。

15袋ってｗｗｗ


イイ奴なのな>>1
ダチになりてぇわｗ

Ａさんは遠慮しときますm(_ _)m

俺は何となく気遣って今の生活の事や女の話は全く振らなかったのだが、意外にもＡの方から話を振ってきた。

「そういえば＊＊＊ですら彼女いるらしいじゃんｗどうすんだよお前はｗｗｗ」

それを聞いて
（あぁ、なんだ。コイツもやる事はやってきたんだな〜）
と、少し安心して話を膨らませようとした。

それが不味かった。

うんうん

ほうほうそれで？

「おぉ〜マジか！？いいなぁ、俺は付き合っても長続きしないんだよなぁ。可愛いのか？その彼女？」
「ん、あぁ、いや見た事は無いんだけどな。」
「そうか〜。でも良いなぁ〜。お前、初彼女出来たのいつぐらいだったの？」
途端にＡがキョドり始めたのが見てとれた。

「ん？いや、まぁ良いじゃないか。ふふふ…。」

会話がほんの一瞬だけ途切れた。
明らかに場の空気が変わった。
それ以上突っ込むのが怖くなり、俺は話を変えた。

「なんだよ、秘密主義かよｗまぁ、でも一人が気楽だよな。よし、帰ったら何から片づける？」

「ん、そうだな〜。ふふふ…。」

書き溜めしてる？

部屋に戻り、段ボールなどを軽く整理して床や窓などを磨いた。
かくしてようやく部屋は部屋らしくなった。

Ａはそうとう泥酔しており、掃除が終わった時には朦朧として布団にぶっ倒れて「眠い」を連発していた。

結局、今日はこのまま眠る事になり、俺は持参してきた寝袋に入り床についた。

>>59
してない。
遅いのは勘弁して下さい。

>>59
>>1は電話だぜ？
まあ俺も電話だけど。

>>62
あ、そうだったか
まあ気にしないでかんばって

風呂に入ってきますんで40分ほどお待ち下さい。

そして定期保守

ほしゅ

ほす

そろそろか？

次の日、携帯のアラームで目覚めたのは9時だった。
Ａはまだ寝ていたので俺はテレビをつけ、ゲームを勝手にやり始めた。
Ａのデータはどれもこれもかなり極めてあり、プレイ時間が400時間を超えるものも有った。

色々見てるとＡが起きた。

Ａはまだ少し気持ちが悪そうだったが、俺に掃除してくれた礼を述べて、近くの自販機で缶コーヒーを買ってきてくれた。
俺は「俺の部屋が汚れた時は手伝ってもらうからなｗ」と茶化した。

それから昼過ぎまでゲームして遊んだ。
この時、Ａも2ちゃんねらーである事が分かった。
久しぶりに高校の時のような感じで遊んで俺は楽しかった。
Ａも楽しそうだった。

俺は「この後、兄貴の所に行かないといけないんだが、最後に飯食わないか？」と誘った。
Ａは了承した。

飯を食い終わり駅に向かう途中、Ａは久しぶりにゲーセンに行かないかと言い出した。
俺は何年もゲーセンに殆ど入らなかったし大して興味も無かったのだが、Ａが行きたそうだったし時間は有ったので付き合う事にした。
昔は格ゲーばかりやっていたＡだったが、最近は音ゲーにハマっているという事は聞いていた。


ゲーセンはわりと混んでいた。
いわゆるボタンを押すタイプのゲームは先客がいたので、Ａは某ダンスゲームにコインを入れた。

大勢のギャラリーの中でＡのダンスは始まった。

俺はすぐにその場から逃げ出したい気持ちになった。

目と口を見開いて短い手足をバタつかせるＡの姿はどう見ても異様だった。
一曲目が終わるとＡは汗まみれで俺に寄ってきた。

「自己ベストが出たｗ今日は調子良いｗｗｗ」

俺は無理矢理作った笑顔で「マジか！？良かったな！」と返した。
Ａには悪いが、頼むから早くゲームオーバーになって欲しかった。

動画撮っとけばよかったのに

その後、ボタンを叩くタイプの音ゲーにも付き合わされたが、これまた目と口を開け放ってバシバシとボタンを叩くＡは基地外じみていた。
俺は「すげえな。相変わらず現役なんだな、やり過ぎに注意しろよ。」と労った。
Ａは「お前ならちょっと練習すれば俺ぐらいになれるよｗ」と満足げに語った。

兄と会う時間が有った為、俺とＡはゲーセンを後にした。

いよいよ>>1とＡの今生の別れの時が…

駅についた。

別れ際にＡは「あんな部屋二度と来るんじゃないぞｗ」と言った。
俺はＡの会話のパターンにだいぶ馴れていたので悪意が無い事は分かったが、俺もかなりイライラしていたので、最後だけ少し厳しめに言った。

「こういう時は『あんな部屋で良けりゃまた来いよ』って言うんだよ！『来るな』っていう言葉だと刺があるだろ！お前はもう少し物の言い方勉強しろ！」

Ａはちょっとビックリして確かにそうだなと非を認めて「また会おう」と言った。

「またな！元気でな。」

俺はＡと別れた。

思ってた展開よりさわやかになった

無事に兄と会い、兄の所に泊めてもらった俺は次の日に帰路についた。

帰りの新幹線の中でＡの事を思い出した。
すっかり暗い人間になっていたＡだったがＡらしさは残っていた。
俺はもっと厳しい意見を言うべきだったかもしれないと少し後悔した。
しかし、俺もＡももう大人同士。
俺はアイツの親じゃない。
出来る事はやったと心に言い聞かせ続けた。

そして俺はまた平凡な日常に帰って行った。


第一部　　完

一部・・・？

一部乙

一部・・・だと・・・？

乙

明日が早いんでそろそろ寝ます。

明日の９時頃再開しますので宜しく。

続きがきになる

じーざすくらいすと
続きが気になって今日は寝れないわ

ゆっくり休んでくれ>>1よ

寝る前の保守
>>1お疲れさま

ボス

>>1です。
保守ありがとうございました。

>>82に9時と書いてしまいましたが、夜の9時です。

早めに目が覚めたので7時ぐらいまでなら今から書けますが人いますかね？

>１おはようノシ

おはようございます。
ちょっとしか書けませんが再開してみます。

第二部


それから暫くして俺は一般企業の契約社員になった。

配属先は元々住んでいた所からはかなり遠い場所だった為に俺は寮に入った。
慣れない土地と仕事に苦労しながらも何とか社内での居場所を作り、遊び仲間も出来た。

ある程度落ち着いた時、お節介な俺はＡの事が再び気になった。
もうすぐ正月だしアイツも実家に帰るかもしれないと思い、電話を手にとった。

あの大掃除から約半年が経過していた。

Ａは電話にすぐに出た。

Ａはわりと元気な声だった。
俺はまず引っ越した事を伝え、正月に実家に帰るのなら遊ばないかと誘った。
Ａは金があまり無く、就活も上手く行っていないので帰省出来そうもないと語った。
俺は少し落胆した。

「そうかぁ、じゃあまた今度な。ゴミはちゃんと捨ててるか？」
「ん、あぁ実はあんまり捨ててない。」
「ところでお前笑ってるけど何が面白いんだ？」

会話の中にはところどころでＡの笑い声が入っていたのだが、タイミングが明らかにおかしかった。
あまり俺の話を聞いていないような感じがした。

淡々として、それがなんか切なくて
そんな文章きらいでないな

「今ちょっとね…。ふふふ…。」
「何だよ気持ち悪いなぁ。何か見てるのか？」
「ん？あぁ、面白い動画を見てるんだよ。」

聞くと、どうやらパソコンでネタ動画を見るのが最近の楽しみらしい。
俺は（相変わらずだなぁ）と思いつつもホッとした。

>>1いいやつだな。

「なんだ、そうだったのかよ。気が狂ったのかと思ったじゃねえか。」
「ふふふ…。すまんな。」
「お前、笑う時は『は』で笑った方が良いぞ？男が『ふ』だと気持ち悪いだろ。」
「かもしれんな。まぁ、良いじゃねえか。ふふふ…。」

これ以上会話してもあまり話を聞いてくれなさそうだったので、俺はじゃあまた暇な時は遊んでくれよと言い電話を切った。

前回よりも短い電話だったのだが、Ａの孤独さは充分に伝わってきた。

Ａは明らかに会話が下手になっていた。
声を出す事があまり無いのではと思うほど滑舌が悪く、反応も鈍かった。
もしかしたら、自分の話下手さを動画のせいにして誤魔化そうとしていたのかもしれない…。

俺は複雑な気分になったが、Ａの声色は明るかったので、Ａなりに楽しんでいるのかもしれないと思う事にした。


それから更に半年が過ぎた。

おはよう>>1
見てるぞ

〜１０年後〜

俺は会社で人間関係のゴタゴタに巻き込まれたり、社内で付き合っていた彼女と別れたりしてすっかり仕事に対する熱意を失っていた。
相変わらず夜遊びだけはマメで、週末はしょっちゅう夜の街に繰り出していたのだが、内心は同じ毎日に飽きがきていた。
真剣に転職を考え、ナーバスになっていた時期だった。

そんな時に電話がなった。

相手はＡだった。
俺は珍しいなと思いながら携帯を手にとった。

Ａは今年の盆は実家に帰るから遊ぼうと誘ってきた。
俺はＡが電話してきてくれた事を喜び、もともと帰省するつもりだったので快く承知した。

「でもお前大丈夫なのか？卒論とかで忙しいんじゃないの？」
「あぁ、大学は辞めたから大丈夫。」
「………えっ？」

そろそろ限界です。
昼過ぎにまた少し書きます。

>1乙
楽しみにしてるぞ

凄く続きが気になる

保守！
dat落ち防げるかな

ほしゅ

ほしゅ

ほっしゅどぽてと

ほしゅほしゅ

今北 ほしゅ

ほしゅの あき

何この無駄に保守するスレは

ここ…
+だよな…？

タスとも言うな

＋の保守目安が分からない

>>115こんぐらいなら余裕で３日は持つだろ

名作の予感

不安な展開だけど続きが気になる

俺は自分の耳を疑った。
（辞めた…？）
Ａは確かにそう言った。


「辞めたってお前！何で辞めたんだよ！？いつ？」
「まぁ、良いじゃないか。お前だって中退だろ？」
「いや、そうだけどあと一年だったんだろ？何かやっちまったのか？」
「ん？いやいやいやｗそういう訳じゃないんだけどな。ふふふ…。」

詳しく聞こうとしたが、どうやらＡは本当に単純に『辞めたかったから辞めた』のだという事しか解らなかった。
俺はもしかしたら家庭の事情かもしれないと思い、突っ込むのを止めた。

「お互い大変だな。中退者同士で盃を交わそうじゃないか。」

かくして俺とＡは再び会う事となった。

待ち合わせ場所は遠い日に俺とＡが通いつめていたゲーセンだった。

俺が着いた時にＡはまだ来ていなかったので店内の喫煙コーナーで煙草を吸いながら待つ事にした。

高校生っぽい連中が格ゲーで遊んでいるのを見て、（俺にもこんな時代があったなぁ）とセンチメンタルな気分に浸った。
ゲーセンには俺が学生時代遊んでいた古いゲームもまだ幾つか置いてあり、懐かしい気持ちで一杯になった。


そんな俺をやたらと見つめてくるハゲ親父が一人いた。
それがＡだと気付くのに俺は数秒かかった。

21か22だよな…Ａ…

「おぉ！？よぉ！久しぶり！」

「ふふふ…。」

Ａはうなづきながら接近してきた。

Ａは以前より更に太っており、前髪はたったの1年でかなり後退していた。
服装は前回のファッションに負けず劣らずの投げやりだった。
黒いＴシャツには白い毛玉が無数に付いていて、下は軍パンだった。

俺はＡの頭について触れるべきか触れないべきか迷ったが、全く触れないのも逆に気を遣わせるかもしれないと思い、冗談っぽくからかう事にした。


「随分と貫禄が付いたなｗ社長になる準備は出来たみたいだなｗいつなるんだ？」

Ａはツボにハマったらしく爆笑した後に、
「うるせえｗ別に良いだろ！」
と言った。

俺は胸をホッとなでおろした。

俺とＡは格ゲーの対戦台に目を移した。

かつてお互いが技を競いあったそこに、今は高校生達が群がっていた。
当時のゲームとは内容は違っていたが、微妙に殺伐とした雰囲気はあの頃のままだった。

「俺等もこんな感じだったんだろうなぁｗ」
と俺が言うとＡは
「そうだったんだろうな…。」
と答え対戦台に向かって行きコインを入れ乱入した。


「ちょっとコイツラの目を覚ましてやるよ。」

また、夜に書きます。
保守ありがとう。

まってるぞおおおおおお

Ａは大丈夫なのか…
と、今起きた俺が心配してみる

やべえ、非常にwktkしてきた！
続き頑張って書いてくれ！！！

> 「随分と貫禄が付いたなｗ社長になる準備は出来たみたいだなｗいつなるんだ？」


うますぎるｗｗｗｗ

>>129
俺もこの>>1の返しはうま過ぎると思ったんだ。


もしかして>>1は…

てかこのスレをＡに見られている可能性は無いのか？

ts

再開します。

結果はＡの圧勝だった。
俺はそのゲームについては全く素人だったが、明らかに実力差がある事は見てとれた。

「俺も昔はコイツラのレベルだったのかと思うと情けないよ。」
と、Ａは勝ち誇っていた。
俺は言った。
「お前容赦ないな。ちょっと大人気無いんじゃないか？次、乱入してきたら負けてやれよ。」
しかし、Ａは答えた。
「子供に勝負の世界の厳しさを教えるのも大人の役目だろ？」

俺の目には高校生達よりもＡの方が子供っぽく映って見えた。

人生って一度しかないんだよな・・・　・・・

で，Aはいつ死ぬんだ？

「お前ぐらいの強さになると潰すのもいいけど、育てるのも大事じゃね？レベルが違うんだから友達同士対戦させてやれよ。」
「ん？ふふ…。俺は目の前の敵は全て倒すのがポリシーなんだ。」
Ａは乱入してくる高校生達を画面の中で次々とぶちのめし、終いには誰も乱入しなくなった。


俺はそろそろ飯を食いに行こうぜと言った。
Ａはまだまだという感じだったが、誰も乱入してこないのが分かるとさっさとクリアーして席を立った。

高校生達は少し離れた場所から台を観察して何やら喋っていた。

「フッ、話にもならんな。」

Ａはゲームのキャラさながらの台詞を吐いた。
俺には酷く滑稽に見えた。
Ａと俺が台から離れていくと、再び学生達で賑わいだしたようだった。


店を出た後、学校帰りによく寄っていた小さな喫茶店に行く事になった。

食事をとりながらＡは、ゲーセンの客のレベルが低すぎる、OBとして恥ずかしいと語った。

俺はＡに「恥」という言葉の意味を教えてやろうかとも思ったが、徒労に終わりそうだったので止めておいた。
昔のＡは格下を潰すような男じゃなかった。
俺はＡに以前とは違う憎らしさを感じ始めていた。

まだ午後2時をまわったぐらいだったので、これからどうするか話し合った。

俺はまだ開いてる居酒屋も少ないし、カラオケでも行って時間潰そうかと提案したが、Ａが頑なに拒否した為に却下となった。

Ａはもう一軒寄りたいゲーセンがあると言い出した。

俺はだいぶウンザリしていたので、それは一人の時に行ってくれないかと頼んだ。

Ａはかなり不満そうだった。

話はなかなかまとまらなかったが、とりあえず繁華街をブラブラしてみる事になった。

前回から感じていた事ではあったのだが、Ａは歩調を合わせようとは少しもしなかった。
その為に俺は非常に歩き辛かった。

途中、パチンコやゲームショップに入ったりした。
Ａはゲームショップの美少女ゲームを指差し、
「こういうの買ってる奴って殴りたくなるよなｗ」
と言った。

俺はそういうのが好きな友人も何人かいたし、Ａの意見に乗っかる気にもなれなかったので、
「別に構わんだろ。誰を傷つけてる訳でもないし。家族持ちでやってる人も結構いるんだぞ？」
と、言った。

Ａは
「お前やけに詳しいなｗもしかしてやるのかよｗ」
と笑った。

俺は適当にあしらった。

Ａは、
「やっぱりゲーセン行かない？」
「本当にちょっとだけだから。」
と、しつこく俺にせがんできた。

俺は特に目的が有った訳ではなかったが、Ａとゲーセンに行くのはもう御免だったので、きっぱりと断った。
それから会話らしい会話は殆ど無かった。

そうこうしているうちに日は傾き始めていた。

おいおい

お前さんはどんだけ俺をジラせばきがすむんだい？

さあ続きを

飲み屋もぼちぼち開きだしていたので、俺とＡは適当な店に入り、生ビールを頼んだ。

俺は店に入った時から、かなり機嫌が悪かった。
Ａへの嫌悪感はかなり強い物となっていた。
普段は俺はなかなか怒らない人間だったのだが、仕事が上手くいってなかったストレスも有ったのかもしれない。

俺の苛立ちに気が付いてか、Ａはキョドりながら何故か左耳を触り続け、横目で俺の顔を見ていた。
目は若干泳いでいた。

その態度が俺の怒りを更に加速させた。

この流れではヤバイな

Ａ死亡フラグｗｗｗ

すみません
人が来たので多分暫く書けません
ごめんなさい

ｽﾞｺｰ

まさか・・・Ａか？

>>1死亡フラグｗｗｗ

> 146 名前：ローカルルール変更議論中＠VIP+[] 投稿日：2009/05/25(月) 20:17:30.33 ID:1N7IBnSCO
> すみません
> 人が来たので多分暫く書けません
> ごめんなさい


人　＝　A

>>131はこの展開の伏線だったのなｗｗｗｗ

勝手に56すなｗｗｗｗｗｗ

再開します。

>>1ｷﾀ━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━!!!!

いつもは俺が会話の切り込み役だったが、その時は俺はただ沈黙しＡを観察していた。

まだ客の入りは少なく、店内は静かなものだった。
Ａは両手を揉んだり耳を触ったりしていたが、遂にゴニョゴニョと喋りだした。

「そ、そういやさ。Ｂってどうなったか知ってる？」

Ｂは俺とＡの同級生で、俺は卒業後も何回か遊んだりしていた。
Ａと同じくゲーセン仲間だった。

「さぁ、知らん。何で？」

俺は煙草に火を着けながら答えた。

「いやぁ、アイツ結構ヤバかったじゃん。ネトゲ廃人になったとか噂聞いたぞｗ」

「お前は廃人じゃないのか？」
俺は笑顔で返した。


Ａは一瞬戸惑った後に
「ふふふふふ…。」
と、お得意の笑いで会話を一旦途切れさせた。

フラグ立ちすぎｗｗｗｗｗｗｗｗ

「Ｂには敵わねえよｗアイツは本当絶対にヤバかったってｗｗｗふふ…！」

Ａは無理矢理に楽しそうなフリをしていた。
どうにか盛り上げて場の空気を変えようとしているらしかった。
盛り上げ方を知らない奴が、ただ大きな声を出しても空回りするだけだという事を再認識した。

いつもならフォローしてやる俺だが、今はこの空気を変えてやるつもりは無かった。

俺は話した。
「この場にいない奴の話をしても仕方がねえだろ。」

「お前は今何をやってるんだ？」


ビールを一気に飲んで早く酔おうとしてるＡに俺は問いかけた。

Ａはニタニタして頭を触りながら
「まぁ、良いじゃないか。」
と答えた。

「お前今までに働いた事は有るのか？」

Ａは口を尖らせながら、
「ん、働かないと生活出来ないじゃねえか。」
とぼやいた。

「ほう、そうか。」
だが、俺には確信めいた物が有った。

俺とＡは、しばし会話を中断し酒と飯を頼んだ。

「今は働いてるのか？」

「ん？あぁ今はちょっとなｗふふふ…。まぁ、良いじゃねえか。」

Ａは飯を食うのに忙しそうなフリをしていた。

薬関係か

「まぁ、良いからゲームの話でもしようってか？」

「ハッｗハハハハハッｗ」

Ａは笑う事でプライドを保とうとしていたのかもしれない。

だが、Ａの目には涙が浮かびつつあった。

身辺事情を尋ねただけでココまで動揺する奴が何故に今日のような高慢な態度をとれるのか不思議だった。

俺はトドメを刺すかどうしようか迷ったが、Ａに考える時間を与えるのも良いかもしれないと思い、トイレに席を立った。

便所だと人間は冷静になるというのは本当だった。

俺はもうこれ以上言わなくてもＡはもう不愉快な態度はとらないだろうと推測した。

だが、言い過ぎだとは全く思わなかった。
俺はただ質問しただけなのだから。
胸を張って答えられないクセに大人面しているＡが悪い。

でも、まぁこのくらいで勘弁してやるか…と決心した。



俺は席に戻った。

Ａの様子が変わっていた。

Ａの目は完全に座っていた。
物凄い上目使いで俺を睨みつけていた。
テーブルの上に有ったウィスキーがいつの間にか空いていた。

今日はここまで

ハッｗハハハハハッｗ

>>163
お疲れー
Ａが変貌しそうで怖いな･･･ｗ

>>1に惚れたので支援ﾌﾌｰﾌ。

>>1酉つけてもらうとありがたいんだが
期待しつつ保守

おやすみ〜(＃^.^＃)

明日の朝を楽しみにしてるよ

レジー・マッケンジー

お疲れさまー^^
又明日ねぇー

明日も楽しみにしてます

Aの行く末が楽しみ
>>1よがんばって買いてくだしあ

おいついた
wktkは不謹慎ですよねそうですね

>>1は本当に焦らしが上手いなぁ(´；ω；｀)

そろそろ来るか？早くしろ！ｗｋｔｋが止まらん

文章巧いから、焦らされても身悶えしながら>>1を待っちゃうw
ホント、テクニシャンなんだからっ♪

すみません。
今日は多分夜からしか書けません。

めんどうなので、まとめを後で用意してくれ。

ほす

と

フッ
フフフ

>>180
Ａ乙

保守ピタル

早く夜になーれ。

帰りにゲーセンで高校生蹴散らすから遅くなる

>>184
お…おつ

応援ありがとうございます。
再開します。

ktkr

キタ--------

「お前…！もうこれ空けちまったのか！？」

俺もＡも酒は大好きだったが、けして酒に強いタイプではなかった。
ボトルを頼む事自体がかなり珍しかった。

店に入ってから、ものの20分そこらである。
Ａはウィスキーのボトルだけでなく、ビールと俺が頼んだ冷酒まで飲み尽くしていた。

「はぁ！？ちょっと待て！お前俺のまで飲んだのかよ！？」

「いいじゃ…ねぇかよ。べっつに…ｗ」

低く小さなうなり声をＡは出した。
首は左右に落ち着きなく揺れ、奇妙な笑みを浮かべていた。

やべｗｗ
残業中に再開とかｗｗ

「大丈夫か！？おい？トイレ行ってこいよ！お前ヤバいぞ！」

Ａは座りきった目で俺を見ながら
「いいから、話そうぜぇｗヒヒヒ…。」
と笑った。
顔色は死人のように真っ青で唇だけがヤケに紅かった。


「いや、今のお前ヤバいぞ！？いいからトイレで吐いてこ…」
「ハァ―――――ッハッハッハッハッハッ！！！！」

ベジータのような笑い声が店内に響き渡った。
客が一斉にこちらを見た。

「俺の何がヤバいってんだよ！？ｗｗｗヤバいのはお前だくぁwせdrftgyふじこｗｗｗｗｗｗ」

ｶﾞｼｧｧﾝ――――――――――――――

テーブルに身を乗りだし俺を指差したＡの肘がグラスに当たり、床で砕けちった。


店員が2人飛んできた。

1人は落ちたガラスを拾い集め始めた。
もう1人は迷惑そうな笑顔で「どうかなさいましたか？」と俺に訊ねた。

「すみません。連れが少し飲みすぎてしまったようなので、そろそろ帰ります。お勘定先にお願いしていいですか？」

Ａは俺を指差した時とほぼ同じ体勢のままテーブルに突っ伏していた。
それでも目は開いていて口をクチャクチャさせていた。

レジで勘定を先に済ませてもらった俺はトイレを借りる事を店員にことわった。

テーブルに戻るとＡは同じ体勢だった。
おい、トイレに行くぞと一声かけてから無理矢理立ち上がらせた。
Ａはもう一人では歩けなかった。

トイレに着いた時にはＡは俺の言葉に完全に無反応で顔色はますます青くなっていた。
吐かせようとしたが、トイレにいる事すら理解出来ていないようだった。
支える力を弱めるとＡは床に顔を庇いもせずに崩れ落ちた。
呼吸は弱まっていた。

俺は店員に救急車を呼んでもらった。

ドキドキ

俺と店員に肩を支えられながらＡは店の前の階段を下った（店は2階だった）。
その間も俺はＡに声をかけ続けたが、反応は全くなかった。
Ａは階段の横のスペースに横たえられた。

外は人通りは殆ど無く、小雨が降り始めていた。

救急車はすぐに来るとの事だった。
店員は何かあった時の連絡先にと店のマッチをくれた。
俺が謝罪と礼をすると店員は店に戻っていった。


俺は下唇を噛み締めた。
後悔の念が襲ってきていた。
何かあったら、Ａの両親になんて謝ればいいんだろう…。

俺は道路から目立つ場所に立ちながら救急車はまだかとキョロキョロしていた。



その時、右耳と右肩に燃えるように熱い痛みを感じた。

振り返るとＡがいた。

Ａの手には、どこで拾ったのか棒のような物が握られていた。

超展開ktkr

「………………！？」

立ち尽くす俺にＡは目を見開き、食い縛った歯を剥き出しにしながら凶器を振り下ろした。


しかし、攻撃は大きく逸れ、バランスを崩したＡは背中から地面に激突した。

Ａは激しく嗚咽し、大量の吐瀉物を吐くと再び動かなくなった。


俺は耳たぶから血を流しながら立ち尽くしていた。

遠くからは救急車のサイレンの音が聞こえてきていた。

休憩

飯食って来ます。

行ってらっしゃい



気になるな

何か知らんが泣きそうだ

泣けば良いじゃない

そうよそうよ

1と飲みに行ったら楽しそうだな

リアルに書き込み待ちってツライな。

In帰宅中の電車内

悲しくなる・・・

ディナー楽しみすぎだろ
残業中の俺に気を使え

学校で課題して発狂してしまった俺のために早く続き書いてくれ

ゆっくり食い過ぎました！
すみません！
間もなく再開します。

酒コワス

俺とＡは救急車に乗せられ、俺は職員に連絡先を聞かれた。

俺も酔っていると判断されたのか、それ以上の質問は無かった。

俺とＡは並んだベッドに横たえられ、点滴を受けた。
耳は軽傷らしかったが、何故か原因は聞かれなかった。
どうせ酔っ払いの喧嘩だろうと思われたのかもしれない（まぁ、似たようなものなんだが）。
俺も警察沙汰は嫌だったので黙っていた。

点滴を受けている内に気持ち良くなり、俺の意識は薄くなっていった…。

俺は白い部屋のベッドの上で目が覚めた。

横には俺の母がいた。

「ここは………？」
俺は間の抜けた質問をした。
「＊＊病院よ。」

「………Ａは？」

母は俺を怒る事なく、状況を説明してくれた。

しむら、うしろうしろ！

俺は8時間以上も眠り続けていた。
Ａは命に別状は無く、Ａの父親に連れられてついさっき帰った。
ＡとＡ父は、飲みすぎて迷惑をかけたと母に何度も謝罪した。
Ａ父は非常に厳格そうな人で、俺の目が覚めるまで待ってＡに謝らせると言った。
俺がなかなか目覚めなかったので、母がもう夜も遅いので構わずお帰り下さいと言うと
電話で必ず謝らせますと言い、申し訳無さそうに帰っていった。


俺はとりあえずＡが無事だったと聞き、ホッとした。
今度は母が俺に質問した。
「あなたその耳の怪我はどうしたの？」

（やっぱりな…。）

あの時のＡは正常ではなかった。
記憶が無い可能性は有ると思った。
だが、もしも憶えていて黙っているのなら許せない事だ。

「耳？あれっ？何だこれ？覚えてない。転んだのかな？」

母にはこれ以上は心配はかけたくなかった。

その後すぐに俺は退院した。
実家に戻ると、久しぶりに父に説教された。

そして俺は静かにＡからの電話を待った。

退院した日の夜に電話はかかってきた。

電話に出るとＡは飲みすぎて迷惑をかけたとあっさり謝罪してきた。
だが、なんだか言葉がやけに固かった。


「もしかして、横に親父さんいるのか？」
「はい、そうです。」
「分かった。一人の時にまた掛けてきてくれないか？俺もちゃんと話したい事あるし。」
「はい。分かりました。本当にすみませんでした。」
電話は切れた。

（よっぽど厳しい親父みたいだな…。）

深夜に再び電話は鳴った。

ｗｋｔｋ

「もしもし？」
「あぁ、もしもし？Ａだけど…。」

Ａは俺に謝ってきた。
Ａは店の場所と名前すら憶えていなかった。

俺が耳を怪我した時の事を憶えてるかと聞いたが、憶えてないようだった。
俺はあの一件は無かった事してやったが、もう二度とＡと会う気はしなかった。
記憶は曖昧だが、グラスを割ったりしたのは憶えているようだった。


「お前…いい加減自分の飲むペース分かる歳だろ…。」
「あぁ、すまん。」
「店の中での会話少しも憶えてないのか？」
「いや…最初の方は結構憶えてる…。」
「………！ そうか…。」

「じゃあなあ。達者でな。」
「あ、ちょっと待って」

Ａは何か言いたげだった。

Ａ『おう1、ウヰスキー呑みにいこう、フフフ』

俺はさっさと電話を、いや、Ａとの関係を切りたかった。



「んだよ？」
「あぁ、実はさ…。」
「はぁ？早く言え。」
「俺本当は働いた事無いんだ…。」
「………！」

追いついた!

ほわああああああ無職発言キターーーーー！！！

こ、これが>>1のじらしかwww

Ａが俺に心を開いてくれた瞬間だった。

「………そうなのか。金はどうしてるんだ？」
「金は親から貰ってる。」
「じゃあ今実家にいるのか？」
「いや、前と同じアパート。」

Ａは家賃と光熱費も親に出して貰っているそうだった。

世間的には情けない事実だが、正直に話してくれたＡを責める気なんか俺は更々無かった。

どうでも良いって言われたらそれでおしまいだが>>１も大学中退の社会不適合者だぜ

>>224、うしろうしろ！

のろすぎるペースどうにかしろ

>>224
かがみかがみ！

「そうだったのか。まぁ、無職の時期は誰にだってあるから気にすんな。でも、そろそろ何かやるんだろ？」
「あぁ…帰ったらバイトでも探すよ。」
「おぉ、そうだな！頑張れよ。」
「あぁ…。」

「………長い付き合いじゃねえか。俺には隠さず話してくれよ。」
「あぁ…すまんな。」
「そんなに卑屈になるなよ。ゲーセンじゃ自信満々だったじゃねえかｗ」
「うるせえｗｗｗ」


会話はとても長く長く続いた。


Ａはまた遊びに来てくれと言った。
俺は必ず行くと約束した。

俺は静かに電話を切った。

窓からは、眩しい朝の光が差し込み始めていた…。



第二部　　完

ケータイで打ってるにしては早いが
この調子だと夏休みになっても
誰一人死なないぜ。

ちょっと・・あきてきた・・

電話だから遅さは仕方ない。

だから俺はリアルタイムじゃなく、夜に見るようにしてる。

というより、>>1が今何才かだけ教えてくれ

それで、あと南部構成か予測できるから

おれは４１歳でぇ独身でございます
ネタばれですまんが、Ａは今横にいる

>>233

えっ！Ａって俺？

今日はここまでです。

あら？なんか不評？

遅いのは本当に申し訳ないんだが、なんせこういうの書くの初めてなんで色々考える時間が長いんだ。

ストーリーは決まってるんだけど、いざ文にしてみると変だったり、伝わりにくかったりして四苦八苦してます。
あと、邪魔が入る事も結構多いんです。

年齢はまだ知らない方が良いと思います。

支援

がんばれ

支援

よく考えたらメールに書き貯めといて貼り付ければいいね。次からそうします。

明日は休載致します。
明後日の夜に再開しますので良かったら読んで下さい。

おｋ

ぼちぼちでいいからな

支援

このペース嫌いじゃないよ

支援

１日の終わりに楽しませてもらってますー。

３部も楽しみ。まったりがんば。

見てますよー支援

まあ あれだ


楽しみにまってるから

支援

ゆっくりでいいよ。
明後日楽しみにしてます。
つ�C

>>1の文章好きだな
続き待ってるよ

>>236
ストーリーは決まってるって……ノンフィクションなんだよね…？

まぁとりあえずお疲れさん。
ここまできて、まだＡを許せてしまう１の寛大さに驚きだぜｗ

楽しみにしてるから頑張って！

>>250
構成やプロットのようなもんじゃない？

俺もヒキニートだからAと自分が重なってしまうorz
部屋きれいだけど

Aの狂気に全米が震撼

>>250
ホントに起こったことなら、流れ＝ストーリーはそりゃ決まってるだろ

俺も明日から本気出すお！

３部ってことは、やっとスタンドがでてくるのか？

ほしゅえん

俺も今の状態が続いたらＡみたいになっちゃうのかな…。

怖い。

早く内定決めないと…

僕の大切なRA〜
一人で見ていた夕焼け〜

ほし

>>250
フィクションだろ、当然。
そう思っていたが。

がんばれ

第３部

スターダストクルセイダーズ

>>257
大丈夫！自覚が有るなら大丈夫だよ！

仕事なんて一番不安に思ってる頃に、あれ？って感じで決まるから！
大丈夫！頑張れ！

>>263
イイ人発見

わぁ、こんなに大勢が読んでくれたとは。
支援ありがとう。

実は、どうしても訂正しておきたい箇所が有りますので訂正しておきます。

>>217
「俺はあの一件は無かった事にしてやったが」
↓
「俺はあの一件は俺の心の奥にしまっておく事にしたが」

訂正前の表現だと読んだ人の中には、「俺はＡにあの一件を教えた」と捉える人も結構いるよね？
Ａは自分が俺を殴りつけた事を知りません。

ここだけは訂正しておきたいのでご理解の程よろしく。

マイペースで語って下さい

中書き

それから、この話は殆ど実際に俺が体験した事を元に書いていますが、話にドラマ性や臨場感を持たせる為に、事実を曲げて書いてある部分もかなり有ります。

↓以下、若干ネタバレ注意






例えば、
>>39
で振り返るとＡの姿が無かったと有りますが、鍵の音を聞いて逃げ出すＡに俺はすぐに気が付いていました。

>>195
実際は小雨は降っていません。
快晴でした。

他にも沢山有りますが、話の大筋は事実です。

これをフィクションとして読むかノンフィクションとして読むかは人それぞれです。
お好きな脳内設定でお楽しみ下さい。

これからもご支援ヨロです。

そんくらいかまわん、続き待ってるよ

説明不要だよ　支援してる

支援！

　　 /ヽ　/ヽ
　　':'　ﾞ''"　 `':,　　＜支援
　 ﾐ　　 ･ω･　;,
　:; . っ　　　 　,つ
　 `:;　 　 　　,;'　ﾓﾌｯ

>>263

257です。ありがとう。勇気でた。
まさか、俺のチラ裏的なコメに反応があるとは思ってなかったから嬉しかった。
明日も面接あるから頑張るよ(｀･ω･´)

>>272
うまくいかなかったら一緒にゲーセンでカクゲーやろうぜ
フフフ

>>267
おまいさんは本当に丁寧な奴やなぁ。事実どうこうよりおまいさんの文章のファンだからいくらでも待つぜ！


>>272
ついでだから応援してやんよ！がんがれ！！リラックスしろよ！
つ温かいお茶

>>272
お前ならできる。大丈夫だ！
(｀・ω・)b

>>257
貴方みたいになりたくないから>>273は頑張ってるワケで

↑↑↑↑↑↑
逆ｗｗｗｗｗｗ（涙）

>>277
それはそれであってる

保守 ﾌﾌｰﾌ

フフフ

>>267
いまさらだが律儀な人だ
その程度はたいした事ではない

ほしゅ

一晩待っての昼休みだ！


…って、3部は！？

支援

今北産業

俺中退したて…
あ…れ…目からフフフ

>>281
３部は今日の夜からですよ

>>283
大丈夫だ
１も中退みたいだし

>>275
>>276-277

257です。さっき面接終わりました。
>>275、>>276-277のおかげでいつもより頑張れた気がする。
まだ結果判んないけどありがとう。
もしまた駄目でも頑張るよ。

>>273
フフフ…俺は負けない…フフフ…


そんなワケでそろそろ>>1の邪魔になるから潜ります。


ありがとう(･ω･)ﾉｼ

>>286
がんばってもお前みたいな屑はどこも必要としてねぇよ
んー･･･　今回はダメだったけど次頑張ろう！とか思ってんの？
ばかじゃねーのｗｗ
れんたん用意しとけ

>>287
どうした？なにがあったんだ
待合室で暇だから聞いてやるよ

>>288
きもいよ、お前
づら被ろうかどうしようか悩んでるなんてお前になんか
いえねーよｗｗ
てか、なんかどうでもよくなってきた
るっくすは自信あるからなｗｗ
？？？俺、意味不明ｗｗｗ

すまん
わかるw
っていうかお前おとこだろ！
こっちはおんななんだよ！
ハゲでもいけるからいーじゃねーか！

つか、女かよｗｗ
らーめん吹いた　オッサンって書かなくてよかったわ
いちもつ握ってくれませんか？

にぎにぎ

あ /// かたくなってきた

ふぅ…とか言うと思った？そんなのじゃ興奮しねぇよｗｗ
ぅほっ、うほっうほっ！

俺も女DAZE

>>293
つ バナナ
病院おわた
いまからバスなんで

>>294
ハゲおんな仲間？

俺禿げてないwwwwふっさふさと言うかロングDAZE

俺女うぜぇ他板でやれ

と
り
あ
え
ず
、
縦
読
み

み読逆ずえありと

>>289
ありがとう
途中から涙が止まらんかったわｗｗ

そかー
携帯じゃ立て読み解らんかったわｗ

んー、ハゲカミングアウトしちゃった☆

つ>>290は釈由美子だろ
斜め

ミスってた
○>>299
×>>289

さらにミスってた

釣って来る…

○吊ってくる
×釣って来る

さようなら…orz

さ・さよなら・・・

何という連鎖反応

>>276-277の俺が慰められたぜ

ｲ�`

いや、あんたスゲーよ

なんだかカオスだねｗ

さて、お待たせしました。
実は殆ど書けませんでしたが、ゆっくり張っていきます。

第三部



あの事件から一年が経った。

俺は某有名企業の工場の期間社員になっていた。
人生初めての工場の労働と交代制勤務は最初は非常に辛いものだったが、2ヶ月も経つと身体はすっかり慣れていた。

職場の人達の支えも大きかった。
最初のうち俺は失敗も結構していたが、その度に先輩達は休憩中の喫煙室で「ドンマイ」と俺を慰めてくれた。
昼食や遊びにも積極的に誘ってくれた。
本当に良い人達に恵まれた。
ただし、女っ気は全く無い職場だった。

Ａは俺に何回か電話を掛けてきていた。

話す度にＡは徐々に昔の自信を取り戻しているようで、少しずつ明るくなっていた。
Ａは、通信販売系の会社に勤め始めたらしい。

あの後、Ａの父からも電話が有り丁寧な謝罪が有った事もあり、俺はあの一件は酒の席のそそうとして許していた。



そんなある時に、Ａが俺に旅行の話を持ち掛けてきた。

「実はさ、今度旅行に行こうと思ってんだけどお前来ない？」
「旅行？まぁ、日にちと場所によるけど…何処に行くんだ？」
「浅草。」
「浅草？渋いなぁ。結構近いじゃん。なんで浅草なんだ？」

聞くところによると、最近ハマっているゲームに浅草が出てきたのを見て、気分転換に行ってみたくなったらしい。

「う〜ん、そうだな…。日にちさえ合えば良いよ。日帰りだろ？」
「いや、旅館に泊まってみたいから一泊する。」
「え？俺もか？」
「そうだよ。ふふふ…。」

俺は友達同士での旅行は好きだったが、果たしてＡと一緒に行って楽しいかどうか少し不安があった。

しかし、アイツも仕事を始めたらしいし、前回の帰省のような事にはならないだろうと思い了承した。
日にちの都合を合わせ、旅行は2週間ほど先に決まった。


「おぅ、じゃあ楽しみにしてるぞ！頼むから旅行に行ってまでゲーセンとか言い出さないでくれよｗ」
「言うわけねぇだろ！ｗんじゃそういう事で…またな。」


この時のＡは以前と比べると少し落ち着きのある喋り方だった事を今でも憶えている。

旅行の日はやってきた。


某駅前で合流してから、一緒に浅草に向かう事になっていた。

Ａはもう駅前で待っているらしい。
俺は駅に着き、携帯で連絡を取りながらＡの姿を探した。

後ろから声をかけられ、俺は振り返った。


俺は目をパチクリさせた。

Ａは見違える程スマートになっていた。
薄いグレーのジャケットと濃いめのジーンズを履き、髪は少し栗色に染めていた。
広がっていたオデコは良い具合に隠されており、眉毛も凛々しく整っていた。
キャスター付きの白い旅行鞄に手をかけていた。


「うおわあああああああああああああああ！！！！！！！！！？？
Ａ！！！！！！！！！！！！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

「ふふふ…。よお！」

Ａは少し照れ臭そうにしていた。

この時の俺は恐らく、周りから見るとそうとうキョドっていたと思う。

「てめえぇぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗお前に何があった？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

「ん、別に普通だろ。」
Ａは誇らしげだった。

「いやいやいやいやｗｗｗ普通っていうか、あのなぁｗｗｗ」

大学デビューなどでイメチェンした奴は多数見てきた俺だったが、この変化にはビビった。
声が変わっていなかったのが、妙に面白かった。

俺達は再開を軽く喜び合った後、電車に乗った。

電車の中では2人とも静かにしていて大して喋らなかったが、Ａが以前よりも自信に溢れている事は伝わってきた。
俺はこの変化にかなり動揺していた。
俺はＡの変化が嬉しい気持ちも有ったのだが、何だか寂しい気持ちもあり、やりずらさを感じ始めていた。

俺が望んでいたはずのＡの変化。
望んでいたからこそ俺はあの時、部屋を掃除した。
それなのに俺は、やりずらさを感じて始めている。



浅草に着いた。

駅を出て右の方に進むと、すぐに巨大な雷門が見えてきた。

短いけどここまでです。

乙。

続き楽しみにしてるよ

この後まさか…

>>317乙

おいついた
続き楽しみだ

>>319その後まさか！あ

今後が楽しみ

無事全部終わったら、何年前の話、>>1とＡは今どうなのか？みたいな事を書いてもらえると嬉しいなぁ(^з^)-☆

無駄がない文章

すきだ

何かＡって、良くも悪くもいいキャラしてんなぁｗ

久しぶりに素晴らしい文章に出会えた

続き待ってる

. 　　∩_＿＿_∩゜.:+＿＿_∩:　:.+　
ﾜｸ.　| ノ 　　 　　ヽノ　　 　　ヽ+.:　　
:.ﾜｸ/　　●　　 ● | ●　　 ● | ｸﾏ 　　
　　ミ 　''　( _●_)''ミ''　( _●_)''ミ　ｸﾏ　
.　/ 　.＿　 |_/__ノヽ__　 |_/__ノヽ
　-(＿＿_.)─(＿＿)__.)─(＿＿)─

>>1


|:::::::::::::::::::::::::::::::　Aになにがあったクマ〜？　
|"￣￣ﾞﾞ`∩:::::: 　
|,ノ　　ヽ,　ヽ::::::::::::::::::::::::: 　
|●　　　● i'ﾞ￣ﾞﾞﾞ`''､::::::::::::::::
|　(_●_)　　ﾐノ　　ヽ ヾつ::::::::::
|　ヽノ　　ノ●　　 ● i::::::::: 兄ちゃん、怖いクマー
｛ヽ,__　　 ）´(_●_)　｀,ﾐ:::::::
| ヽ　　　/　 ヽノ　 ,ノ::::::

てｓｔ

なんとなく>>１がＡをうらやむ展開になりそうなんだが・・・

がんばれ>>1

Ａの改善を望んでたハズが、いざ垢抜けた？Ａを目の当たりにした途端寂しさを感じてる１ｶﾜﾕｽ

　　 /ヽ　/ヽ
　　':'　ﾞ''"　 `':,　　＜支援
　 ﾐ　　 ･ω･　;,
　:; . っ　　　 　,つ
　 `:;　 　 　　,;'　ﾓﾌｯ

おもしれえ・・！今追いついた　支援

ほしゅ

支援(`･ω･´) ｼｬｷｰﾝ

支援

とっても支援

ほす

>>1がんばれ(｀・ω・´)

>>323
それはネタバレに値しますぅぅぅぅぅぅーーーーーーーっっっ

まさか>>1がAってことではないよな

追いついた
おもしろいぞ

tes

>>343
それ俺も思った。
うん。
じきにわかるよ。
きっと。

>>346
そ
う
じ
き

…そうじき…？

>>347
>>344からの縦だと、大手掃除機

つまりダイソン

Ａとつるんでたら大損するって事か？

>>348
もう>>1じゃなくて　おま
えが続き書け
るんじゃねえか？

>>348
深読みしすぎwww

まだかな

>>1ﾏﾀﾞｰ？

遅くなってすみません。
最近多忙な為に書く暇がなかなかありません。

とりあえずちょこっとだけ貼ります。

それからエピソード的なものは後書きで書こうと思ってます。
色々想像しながら読んで貰えて嬉しいです。

「ほぅ・・・。これが、例のあれか。」
「うん。あれだな。」

雷門の周りは観光客で一杯だった。
俺は何となく、年配の人が多いのをイメージしていたのだが、若い人達も結構いた。
外国人観光客も多かった。
「ところで雷門って何なんだ？」
「・・・分からん。」

俺とＡは写メを撮った後、仲見世通りを歩き浅草寺に向かった。

通りは人波に溢れており、沢山の土産物屋が並んでいた。
あちこちから良い匂いが漂っていた。

「これ真っ直ぐで着くんだよな？」
「え〜と、多分その筈・・・。」
ガイドブックを見ながらＡは答えた。

この時、俺はＡの二の腕が少し逞しくなっている事に気がついた。

俺達は歩きながら雰囲気を堪能した。
土産をチョロチョロと見て廻ったが、買うのは明日でも良いだろうという事で先を急いだ。

俺は煙草が吸いたくなったので、喫茶店によらないかと持ち掛けた。
浅草はコーヒーも名物の一つらしい。
俺達は通りを横の方に曲がり、喫茶店に入った。

凄く落ち着いた雰囲気の店だった。

Ａの立てた計画によると、浅草寺を見た後は花やしきに行くらしい。
ここで俺はＡの変化について突っ込んでみる事にした。

「いやぁ、しかしお前変わったよなぁ。就職デビューって奴か？」
「ん、そんなに変わってないだろ？ふふ…。」
「いや、変わってるってｗ最近はゲームあんまりやってないの？」
「昔ほどはやらないな。やりたいけどやる暇が無い。新作とかチェックはしてるんだけどね。」

Ａは最近はその浅草が出てきた某ゲーム以外はやっていないそうで、ゲーセンにもそんなに行っていないらしい。
かと言って、ゲーム以外の趣味は相変わらずパソコンぐらいしかないらしい。

「お前、腕がゴツくなったよな？仕事って肉体労働なのか？」
「いや、違うよ。筋トレやってっからな。前よりはゴツくなったかもしれんな。」
Ａは他人事のように答えた。

（筋トレ・・・？Ａが・・・？）
Ａは何となく嫌味ったらしい喋り方は相変わらずだったが、キョドり気味だった目はその時はすっかり落ち着いていた。

「へぇ〜、どうやらようやく人間になれたらしいなｗ」
「ははは。お陰さんでなｗ」

Ａはコーヒーを飲みほしながら笑った。
それからＡは問いかけてきた。

「お前まだ煙草吸ってるんだな。辞めないのか？」
「あぁ、辞めたいんだけどなかなかなぁ。煙いか？すまんな。」
「ん、いや別に俺は平気なんだけどね。身体に悪いぞ。金も掛かるだろ？」
「そうなんだよな…。」
「………そろそろ行くか？」
「おう。」

俺達は店を出て浅草寺を目指した。

Ａと俺は浅草寺を見て廻った。
敷地内は広く緑が広がり、仲見世のような窮屈さは無かった。


御参りし、五重の塔などを写メに収めた。
俺はいささか眠かった。

寺を出た俺達は花やしきへと向かった。
日本最古の遊園地らしい。

花やしきの前まで来た。
人は全く並んでいなかった。
中で良く分からん無人の遊具がグォングォンと回ってるのが見えた。


Ａは、
「どうする？入る？カップルばっかりだったりして…。内容ちゃちそうじゃない？」
と突然怖じ気づきだした。

「う〜ん。折角来たから入ろうぜ。男二人の遊園地もそのうち良い笑い話になるだろ。」
「………う〜ん。」
「それに結構地元の子供の遊び場みたいな事書いてなかったか？いるの子供だけだろ？」


Ａは、
「………良し！覚悟が出来た。逝くぜ！！」
と叫んだ。


入園料を支払い、俺達はゲートをくぐった。

入って少し進み、水辺のある広場っぽい所に出ると多数のファミリーとカップルがキャイキャイやっていた…。

「う〜ん…。やっぱりちょっと俺達浮いてるなｗ」

Ａの方を見た。
そして、（あれ・・・？）と思った。

Ａは不機嫌そうにキョドっていた。

「だから俺は嫌だったんだよ…。クソッ…。」

耳を触りながらオドオドする姿は以前と何ら変わらないものだった。

「お、おいおいｗ覚悟出来てたんだろ？堂々と行こうぜ？」
俺は落ち着かせようとしたが、一度動揺したＡはもう元には戻れなかった。

「ふ、ふふふ…。俺はお前とは違うのでね。羞恥心という物があるんだ。」

何故かヤケに響く声だった。
しかもＡは周りをちらちらと見ながら言った。
まるで周囲にちゃんと聞こえた事を確認しているように…。
Ａの顔は真っ赤になっていた。

何人かがこっちを見てた。

ﾏｰﾀﾞｰ？

とりあえずここまでです。
明日明後日は書けるか微妙ですが、なるべく頑張ります。

沢山のご支援本当にサンクスです。

>>361乙
☆ゅはまかせろ

あー続き気になる

>>1乙。

追いついた　楽しみにしてるぞ

>>361
乙です

　　　＿＿＿
　 　 ／　　　　＼　　　　　　 ＿＿＿
　 ／ﾉし 　 u;　　＼　　　;／(＞)＾　ヽ＼;
　 |　⌒ 　　　　　　 )　;／ 　(＿　 （＜） ＼;
　 | 　　、 　　　　　 );/　　 /rｪヾ__）⌒:::　 ヾ;　　　　　み、みんなだって保守ってるお。
　 |　　＾　 　　　　　| i　　 ｀⌒´-'´　　u;　　ﾉ;;　　　　 俺だけじゃないお ！
　 |　　　　　　 　 　|　＼ヽ　、　 ,　　 　　／;
　 |　　;j 　 　 　　　|／ ＼-^^ｎ ∠　　 ヾ、
　 ＼　　　　　　 ／ ! 、　/￣~ﾉ　＿＿/　i;
　 ／　　　　 　⌒ヽ ヽ二)　 /（⌒　　　 ノ
　/　　　　　　　r、 ＼ / 　./　 ￣￣￣/

Ａは>>1の別人格

会話は心のなかの葛藤。

Ａの父親は>>1の理想としている父親像

>>1はまだＡが自分だとは気付いていない。

しかしこの人はいつもいいところで話を止めるね。
この止め方もうまいよな。次を期待させる止め方だ。

続きが楽しみだ

>>368禿同

そしてこの壮大な物語は
まさかの夢オチへ・・・

　　　　　　　,.ｨ , - ､.＿　　 　 、
.　　　 　 ,ｲ/ l/　　　 　 ￣￣｀ヽ!__
　　 　 ﾄ/ |'　{　　　　　　　 　 　 　 ｀ヽ.　　　　　　　　　　　 ,ﾍ
　 　 Ｎ│ ヽ. `　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 　 　 /ヽ　/　 ∨
　　 N.ヽ.ヽ、　 　 　 　 　 　 ,　　　 　 　 }　　　　l＼/つまり　　`′
.　　ヽヽ.＼　　　　 　 　 ,.ｨｲﾊ　　　　 　 |　　 ＿|　>>１が
　　 ヾニｰ　__　_　-=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 　 |　　＼　　Ａの彼氏に
.　　 　 ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ　　　>　なったんだよ！！
.　　　　 　 l 　 ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐'　l‐''´冫)'./　∠__
　　　　　　 ﾞiｰ- ｲ'__　ヽ､..＿__ノ　　 ﾄr‐'　　　　/
　　　　　　　l　　 `＿__,.、 　 　　　./│　　　　/＿
.　　　　　 　 ヽ.　 }z‐r--|　　 　 ／　 ﾄ,　　　 　 　 |　 ,、
　　　　 　 　 　 >､`ｰ-- '　　.／　 ／　|ヽ　　　　　l／　ヽ　　 ,ﾍ
　　　　　　_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ 　 ./　 ＼､　　　　　　　＼/　ヽ/
-‐ '''" ￣ /　 :| 　 ,ゝ=＜　　　　　　/　　　 |　`'''‐-　､.._
　　　　　/　　 !.／l　　　 .＼　　　 ./　　　　│ 　 ＿
　 　 　 _,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､　 _/,´＼　 ./|._ , --､　|　i´!⌒!l　 r:,＝i
.　　 　 | 　 　 | l.　/　 　 |=　　ヽ/ |　.|l⌒ｌ ｌﾆ._ | ﾞｰ=':|　|. L._｣
　 　 　 l.　 　 |　l./ 　 　 .!　 　 /　| i´|.ｰ‐' | /　|　 　 |.　!　　 l
.　　　　 l.　　 |.　.!　　　　.|　　/ 　.!.|"'|.　　 l'　 │-==:|.　!　==l　　 ,. -‐;
　　　　　l　　 |　　l. 　　　.|　/　　 | i＝!ｰ=;: l　　 |　 　 l.　|　　 |　/ 　 //

保守

>>368
狂おしい程に禿同。

>>1乙 凄くおもしろい｡

わくわくさん

やっと追い付いた

>>1乙
楽しみにしてるよー

千はどこ?

股上股下3000円��

>>1どこ？

楽しみ

まだかのう

ほしゅ

ほし

　　　　　　　,.ｨ , - ､.＿　　 　 、
.　　　 　 ,ｲ/ l/　　　 　 ￣￣｀ヽ!__
　　 　 ﾄ/ |'　{　　　　　　　 　 　 　 ｀ヽ.　　　　　　　　　　　 ,ﾍ
　 　 Ｎ│ ヽ. `　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 　 　 /ヽ　/　 ∨
　　 N.ヽ.ヽ、　 　 　 　 　 　 ,　　　 　 　 }　　　　l＼/分かったぞ！　　`′
.　　ヽヽ.＼　　　　 　 　 ,.ｨｲﾊ　　　　 　 |　　 ＿|　この手法で>>１が
　　 ヾニｰ　__　_　-=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 　 |　　＼　　１０００まで消化
.　　 　 ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ　　　>させようとしているんだ！！
.　　　　 　 l 　 ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐'　l‐''´冫)'./　∠__
　　　　　　 ﾞiｰ- ｲ'__　ヽ､..＿__ノ　　 ﾄr‐'　　　　/
　　　　　　　l　　 `＿__,.、 　 　　　./│　　　　/＿
.　　　　　 　 ヽ.　 }z‐r--|　　 　 ／　 ﾄ,　　　 　 　 |　 ,、
　　　　 　 　 　 >､`ｰ-- '　　.／　 ／　|ヽ　　　　　l／　ヽ　　 ,ﾍ
　　　　　　_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ 　 ./　 ＼､　　　　　　　＼/　ヽ/
-‐ '''" ￣ /　 :| 　 ,ゝ=＜保守　　　　/　　　 |　`'''‐-　､.._

　　　　　　　　　　　　,.．-‐ ' '"￣￣""'' ｰ- ．.,_
　　　　　　　　　 ,／´ 　　　　　　　　　　　　　　　"'''ｰ―-- ＿＿
　　　　　　　 .／ 　　　 　, 　 　 ::|　　 　　　 l 　　　　　＜"￣
　　　　　　 ／ 　　　 　 /　　 /i ::| 　　　　　 l　　　　　　 ヽ
　　　　 　 / 　　　　 l,;:/　　./ .l .::| 　　　　　 ﾄ､ 　 、 　　　＼
　　　　　/ 　 / 　　 l;:/ 　 / ./ | ::| 　　　　_i .l ﾍ 　 i;,　　　 ､ ﾍ
　　　　 / 　 l'　　　 l:/　 　_ムイ.::|､ .　　　 ｢`ﾄ､ ﾞ,　.l;;,　　　 ヽ ヽ
　　. 　 l 　 .l 　　 .　l .-ｰ"/　.　l ::| l　　　 λ.:|. .`ﾄ　| ', 　　 　 ﾄ､＼
　　　　l　　.l 　 　.　l.　　/　___　.l::|　i　　　.ハ:l 　 l　.| :;　 i: 　　l　.` ＼
　.　 　l　　,;l　 　 　 l,　/七ﾆ=ミﾐ!|　 ! 　　/. ,ll-＝�X.! ;　.i:;,　.　i　　 　｀
　 　 ./ 　 ,;;|　 　　　|〃.Y._.j 　.Yﾞ 　 .! 　/. K　}ヽ`iﾍi '　i;;; l　.　l
　.　/ｨ'　 ,;;;:|　i　　:　ﾊ{ .{　~　　i　　 　l./ 　{. ~　 } ﾚ',l,　l;;;;; l 　, l　保守だってヴぁ
　／'/ 　,;:'''.l .ﾊ 　 :　l ﾍ.ゞ 　　j　　　 ′.　 l 　. ﾉ ' /;l　l;;;;;; |　　l
."　/ 　,:'　,..l 儿 　 ;　',　.``ｰ'''´　　　　 ，　 `"''´. ,;;;;;:l./;;;;;; |ヽ　|
　/　,..．''" λ;;;;|: 　 ';;. ',　　　　　　_ 　　 　 　 　　:;;;;;;;;;;;|;;;;; |　ﾍ |
.." 　　　 ／"l;;:'ﾍ 　 ':;;,,.'.､　　　　　 ￣´ 　 　　,,.;;;;;;;;;;;;/|;;;; |　　ﾞ!
　　　　 '"´　ﾚ'　.ヽ 　'::;;､　`'ｰ-,．．＿　,. ．τ/|;;;;;;;;;;;/ .|;;;,!
　　　　　　　　　　 ヽ　';;ヾУ"　j　　　|　`ヽ/V　|;;;;;;;;/　 |;;,!
　　　　　　　　　　　 ヽ '';Xヽ　f"　　　.`i　　`＼. |;;;;/　　 |;!
　　　　　　　　　　　,,x'ヽ　'!　　!_,,........,,,,,|　　　 j`|;;/ 　.　 |'
　　　　　　　 　.　,<ヽヽヾ.､':, 　 !　　　　|　　　//ﾚ>,
　　　　　　　　　λ.ヾ.､＼ヽ` 　 i . 　　 | 　　//.//λ
　　　　　　　　　,!　＼ヾ.､＼ヽ　 ﾍ　.　 | 　 //.//./ ヽ

テスト前の俺がHOSHU

ほ

し

ゅ

の

か

ﾏﾀﾞｶﾅｰ
dkdkwktk

>>394
ID惜しいな、右左ティンポ

>>395
394のIDは右左ｱｲﾗﾌﾞﾃｨﾑﾎﾟで惜しいと思うが

ホシュ

保守

　　　　　　　　,.- '´ ￣￣ ｀　 - ､
　　　　　　　 r'　　 _,.　-―-- .、　 ヽ
　　　　　　　l　r '´　　　　　　　 ｀ヽ 　l
　　　　　　　l'.......-―.::::::￣￣:::::::::::‐.`L.._
　　　　 ,-:::´::::::::::-::‐ ''　￣￣ 　‐-､:::::::::::::ヽ
　　　r':::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　lヽ:::::::::::::::i
　　.i'::::::::::r:､:::::l　　　＿　　　　　　 i:::::::::::::::::::::!
　　.l::::::::::i:rヽヾ　 ri't:Tヾ、 ;::::- ､　!:::::::::::::::::::/
　 　 ヽ:::::lヽ.、　　　 ￣ノ　:.'`-'ヽ`ir' )::::::::::;r'
　　　　 ` ヽﾆ:. 　 　　 ,. 　 ::.`　　 'i:.r'::;;-'´
　　　　　　　 l::. 　 ,,..--`-:く　　 /'-' ´
　　　　　 　 ｲ :.　　"'''''''"';;;;:ﾐ　.!
　　　　r:::'::::::l　 :..　　　　　　`/
　,.-:':::::::::::::::::!ヽ 　 ､.　　　　i'
':::::::::::::::::::::::::::i　ヽ　　 ￣　/!ヽ、
::::::::::::::::::::::::::::::i,.--ヽ.＿,〃´l:::::::::ヽ、
::::::::::::::::::::::::::::::l　 ＿/_i_l 　 ,!、:::::::::::::::ヽ

　　　　　ホッシュ [Sred Hossu]
　　　　　（1875〜1934　イギリス）

VIP+は１日放置しても落ちん
保守ばっかでスレ埋めないように

友達が例の殺人犯だったってオチじゃねぇだろうな?

きっと、いま付き合ってまってのがオチだろ？

>>402
だから「友達だった」なのか

>>371
＞ そしてこの壮大な物語は
＞ まさかの夢オチへ・・・

ゅ

つづきワクテカ

. 　　∩_＿＿_∩゜.:+＿＿_∩:　:.+　
ﾜｸ.　| ノ 　　 　　ヽノ　　 　　ヽ+.:　　
:.ﾜｸ/　　●　　 ● | ●　　 ● | ｸﾏ 　　
　　ミ 　''　( _●_)''ミ''　( _●_)''ミ　ｸﾏ　
.　/ 　.＿　 |_/__ノヽ__　 |_/__ノヽ
　-(＿＿_.)─(＿＿)__.)─(＿＿)─

わくわくてかてか

てかてか…(´;ω;`)

保守

まだかー

早く>>1来いてくだしあ

ホシュ

ほっしゅっしゅ

ぬるっぽ＼(^o^)／

追いついた！
つーか何だこの話
先の予想が全くつかんｗ

>>1は放置プレイがしたいのか

なるほど望むところだ

ちくしょう！
追いついちまった…

続きマダカナー

>>414
ガッ！

ほしゆ

「くそっ、リア充ばかりだね……うふふ」
キョドりながら悪態をつくAは、すっかり昔の姿に戻ってしまったかのようだった。
「なあ、どうしたんだよ。とりあえずあれ乗ろうぜあれ」
俺は花やしき名物のジェットコースターを指差すと、嫌々そうなAの背中を押して木造のコースターに乗り込んだ。
他の客はファミリーかカップルという浮きまくりの状態の中、ジェットコースターは静かに発進した。

>>419
！

ジェットコースターのスピードは大した事はないのだが、古さと民家風建物の間を疾走するという状況に、俺には異様にスリリングを感じた。
そんな中、横目でAを見ると不自然な格好をしていた。
前方のバーを握ってはいるのだが、頭を低くして両肘でこめかみ辺りを押さえて必死の形相をしている。
「ジェットコースターそんな怖かったのか？無理やり乗せて悪かったかな」
俺がそう思った次の瞬間、目に飛び込んできた光景に俺は一瞬目を疑った。
Aが肘で押さえていた辺りから、徐々に頭髪が浮き上がり、後ろにずれてきたのだ。

「ふぉぉぉぉおおぉ！」

叫びとも唸りともとれるAの声が俺の耳に飛び込んできた。

すみません、短いですがとりあえずここまで。
また来ます。

うふふ、は違うんじゃないか？

>>422
おつです

>>419>>421は雰囲気違う気がするんだが本物？
気のせいだったらすまん

>>1は酉付けたら？

うふふ、バレたか。更新してくれないから勝手に続き書いちゃった。うふふ

>>427
てめえええええええええええええええええ

乙

わろた

本物の>>1です。

長らく更新出来ずすみませんでした。
少し書いた分貼ります。

また今日の夜に頑張って書きます。
ちゃんと完結させますのでご安心下さい。
支援本当にありがとうございます。

俺は焦ったが、「とりあえず荷物を預けに行こう」と言い案内所に向かった。

歩きながらＡは物凄く不機嫌そうな顔をしていた。
挙句の果てに「もう出よう。」とか言い出した。

「ええっ！？まだ何にもしてないじゃん！」
「お前よく平気だな？生憎と俺は普通の神経を持ち合わせているのでね…。」
「いや、お前他人の目気にしすぎだろ？気持ちは分かるけど、あんまり気にしてると逆に変だぞ？」
「はは…。俺はまだ人生捨てたくはないんだ。頼むからもう勘弁してくれ。」

勘弁して欲しいのはこっちの方だった。

「人生ってｗｗｗお前大げさだなｗ折角ちょっと格好良くなったんだから堂々としろよｗ」
「ふふふ…」
会話は途切れた。


「え…。いや、ふふふじゃねえよ。遊園地に来て遊ばないとか有り得ないじゃん？」
「悪いが一人で楽しんできてくれ。外で待ってる。」
「な、なぁにぃ〜！！！？」

俺まで頭がおかしくなりそうだった。
Ａは例えるなら駄々をこねる子供だった。
軽く半泣きだった。

「お前ふざけるなｗｗｗまさか俺に一人で遊べってのか！？」
「そういう事だ…。」
Ａは少しも悪びれずに言った。
まるで俺が悪者のような言い方だった。

「そんなの通る訳ねえだろ！何の罰ゲームだそりゃ！？」
「大きな声出すなよ。恥ずかしい。」
「てめえに言われたくねえよｗｗｗｗｗｗ」

俺も退くに退けなくなった。
収拾がまるで付かなかったが、俺がこのまま出るのだけは絶対に許さんと押し通し、Ａは渋々ついてきた。

（はぁ…）
心の中で溜め息をつきながら荷物を預け、乗り物券を購入した。

とりあえずこれだけです。
短くてすみません。
また夜に来ます。

>>434
乙！

乙！期待してるぞ！

are

こんな奴がいるとガックシするよ…

くそっAめ。少し見直したのに。
つかまだまだ続くということだな。
正直楽しみだ。

ほ

し

Ａは本当に自意識過剰だな。

とりあえずお疲れ様

追いついてしまった；；
更新待ってます!!!!!!!!

俺が>>1なら酒の件でもう二度とＡと会わないと誓う。似た経験があるから
軽い精神疾患の症状が見られるしこういう人間は必ず周りを巻き込んだ事件を起こす
自分によほど自信と余裕があって家族に迷惑かかっても大丈夫っていうならいいけど、そうじゃないなら>>1、あんたは間違ってる

>>434
今夜だな！
wktkして待ってるぞ！

追いついてしまった…
完結していると思ったのにw

ふぉぉぉぉぉage

>>445
思い出として語ってることにそんなこと言ってもな

楽しみ!!

まってる

続きが気になる

ベジータ｢ぬるぽだ、くそったれぇ｣

>>453
悟空｢オラ、ガッしたくなってきたぞ、ちち〜｣

クリリン「なにそれこわい」

支援上げ

さあ、待ちに待った夜だ!

フフフ…

↑おまｗｗｗ

ﾌﾌﾌ･･･ﾌﾌﾌ･･･ﾌﾌﾌ･･･

ぼぉくぅ

ﾄﾞｫｫﾗｧｧえぇぇもぉぉんんんん　んんん

あげ

大変お待たせしました。
今から貼ります。

>>462
きったあああああああああああああああああああああ

いつまでもＡのオーラに呑まれている訳にもいかない。
俺は気を取り直して何に乗るか考えた。

俺が一番乗りたかったBeeタワーは残念な事に強風の為に稼働停止中だった。
次に乗りたかったのがローラーコースターだった。
俺はもともと絶叫系が結構好きな人間だった。

しかし、ここでまたしても意見が別れた。
Ａは絶叫系が大嫌いらしい。

俺が
「遊園地と言えばこれだろ」
と言うとＡは、
「こないだも＊＊＊で事故があったじゃないか。こういうのは危ない。」
「髪型が乱れるかもしれないから嫌だ。」
などと言った。

周りに人があまり居なくなっていたからか、Ａは少し平静さを取り戻していた。

「へぇ、お前がそんなに苦手だったなんて知らなかったよ。これはもう乗って貰うしかないなｗ」
「えええっ！頼む、これだけは許してくれ！本当に嫌なんだ。無理無理。」

Ａが余りにも嫌がるので、最初の乗り物はスペースショットで勘弁してやる事にした。

スペースショットはいわゆる打ち上げ型の絶叫アトラクションだ。
客はタワーを囲む椅子に座った状態で真上に高速上昇する。
これも割りとスリルが有りそうだった。


「ええっ！これもこういうのかよ。もっと普通のにしないか？」
「何だよ、普通って。」
「え、う〜、いや分からんけど…。」
「よし、乗るぞ。」
「えええっ！マジで乗るの？！やめてくれッ！勘弁してくれ！」
「ほら、目の前で騒ぐな。係員さん笑ってるぞｗ」
「う…。いや、やっぱり無理だ！頼むからやめてくれッ！」
「二人、お願いします。」
「あぁぁぁー！」

Ａはそうとう苦手らしく、最後まで抵抗していたが、ベルトを付けられると観念したようで大人しくなった。
恐怖のあまり、周りの事など見えていないようだった。

そのパニックぶりが面白かったので、俺は何だか楽しくなってきていた。

スペースショットはなかなか面白かった。

発射されて一番上まで行った時に浅草の町が少し見えた。
ちょっとちゃちかなと思っていたが、結構スリルも有った。

Ａは、発射して上昇、下降してる最中に「うっ、うおぉぉぉぉぉぉ！」とか「あぁぁぁぁぁ！」とか叫んでた。


降りてきたＡは若干乱れた髪型を気にしながら、
「二度と乗らねえ…。」
と言ったが、笑顔だった。
周りは高校生か中学生っぽいのが増えてきていたが、Ａはもう気にならないようだった。

ちょｗｗｗｗおまｗｗｗｗ絶叫系は髪の毛が乱れるってｗｗｗｗ
俺が空想で書いた>>421とまさかのシンクロｗｗｗｗ

「結構面白かったなｗよし、休む暇は無いぞ。次はアレにしようか。」
「え…。えええっ！アレは絶対にヤバい。頼むからもう勘弁してくれ！」

何だかんだでＡは楽しそうだった。
結局、色々乗りまくって、乗り物券が尽きたので追加購入した。
最初からフリーパスを買うべきだった。


予定より随分長く遊んでから花やしきから出た。

Ａは、「いやぁ、たまには遊園地も面白いな。」と笑っていた。

最初はどうなる事かと思ったが、普通に面白かった。
ただ、Ａの気分の変わりやすさがかなり驚きではあった。

花やしきを後にした俺達は、浅草六区ブロードウェイを歩いて宿に向かう事にした。

ブロードウェイは劇場がいっぱい並んでいて、古風な雰囲気が漂っていた。
そこをノタノタと歩いた。
途中で某有名噺家がラーメンを売っていた。
握手してもらってラーメンを買った。

それから、有名店の天丼を食いに行った。
20分ぐらい並んでから食えた。
海老がデかくて美味かった。

Ａはすっかり機嫌が良くなっていて、ずっとニタニタしていた。
話す感じや気配が昔に戻っていた。
遊園地ですっかり心が童心に返ってしまったらしい。

（あぁ、コイツ最初のうちは無理して格好つけていたんだな…）と何となく思った。


天丼を平らげた俺達は、いよいよ今夜の宿へと向かった。

宿へと歩きながらお節介な俺はまたしてもＡについて考えていた。

めでたく社会復帰を果たしたＡだが、メッキが剥がれてみればオーラは以前のままだった。
Ａに対するやりずらさは消えていたが、再び心配になってきていた。

俺はＡが友人に恵まれていた高校時代を知っている。
しかし、今のＡは他人からはかなり取っ付きにくいタイプだ。
卑屈で、何かにつけて一言多く、よくキョドる。それが今のＡだ。
もしかして今も孤独なんじゃあないだろうか…？

俺はＡが俺以外の誰かと親しげに喋る姿が想像出来なかった。

（交友関係について後でちょっと訊いてみるかな…）
と、俺は決意した。

俺達は少し道に迷ったが、なんとか宿の前に辿り着く事ができた。

今日はここまでです。
明日も今日ぐらいの時間になると思います。
保守ありがとうございます。

宿で掘られるのか…

　　　　　　　　 _,r'´::::::::::::::::::::::::::｀'､.　 　　　 /　　入　遠　ほ
　　　　　　　　{::::::::rr-‐-‐'^i::::::::::::::i.　　　　 !　　 れ　慮 　ら
　　　　　　　 　ﾞl'´ﾞ《　　 __,,,ゝ:::r､:::::l　　　　 |　　 て　 し
　　　　　　　　　ﾄ=r;､ ﾞ"rｨｧ‐ﾘﾒ　}:::::}　　　　ヽ　　み　.な
　　　　　　　　　 ﾞi`"l　　￣　 　 ｿ::::ヽ　　　　l′　ろ　 い
　　　　　　　　　　ﾞi. ゝ^ 　 ,　　/ヾヾヾ､　　　ヽ,　 よ　 で
　　　　　　　　　　 ヽ　ﾞこ´　 /　　　　 ヽ､ 　　∠_
　　　　　　　　　　　 ヽ､　 ／__,∠､　　　　｀'-､ 　　^ー――
　　　　　　　　　　　　　｀ﾞｸ'ﾞ´　　　｀　　 　ﾞ'､　ヽ
　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　　〉 ヽヽ
　　　　　　　　　　　　ｨ　　　　　　　　　　　　　　 ヽヽ
　　　　　　　　　_,,-'´:::　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞi
　　　　　　　 ／　　　 ｀　　　　　　　　　　　　　 　 　 }
　　　　　 ／　　　　　　　　　,-ｨ‐r'´´　　　　　 /　　　l
　　　__r'〈　　 　　　,ノ　 　／ ``｀l 　　　　　　/　　 　 l

おつ

まさかのシンクロｗおどろいた

ほ

おつ
このAってさ、


やっぱやめた

おつ

追いついたっ！

保守

いつもすごく楽しみです！☆

ほ

保守イラネ
レス無駄にするな

捕手

A＝>>1

>>12で吹いたｗｗｗｗ

ほ

ホシュピタル

保守

なんか飽きてきた

ゅしほすーで

まだぁ？

すいません、来週まで書けそうもありません。
すいませんです

(ﾟДﾟ)

ゅしほでーすしながら待ってます

な…なんだと…

俺の知り合いにまさに>>1みたいな奴とAみたいな奴いるんだけどまさか…。

>>1って九州出身じゃないよね？

浅草近場って有ったから違うと思う。

>>492
(ﾟДﾟ)

機動戦士ﾀﾞﾝﾊﾞｲﾝ

お前ら保守やめようよ
この板はなかなか落ちないんだし
スレを無駄に消費するのがもったいない

ほ

し

のせ

支援上げ

ほっ

オモロー

ここはどの位で落ちるの？

教えてエロい人www

１日１回でおｋ

２日放置でも残ってるスレもあるぞ

ほ→し→ゅ→汁　完成でＡがこのスレに降臨

ほ

し

に

な

っ

た

少

年

尉

保守やめろや

>>510->>517
ＧＪ

>>518
そこはＡだろｊｋ

ほし

の

お

う

もはやこいつら荒らしだ

保守するなとか正義感ぶって言ってる奴なんなの？ｗ

一日１レスあればスレ落ちないのに無駄な保守カキコで
スレ消費すんなよ、ってのは全く当たり前の指摘だろ
それが正義感ぶって云々って発想になる方がさっぱりわかんねえよ

はらいたい

はらたいら

>>527
面白い文章が連載されれば、感想書きたくなるのも当たり前のことだろ。
1の物語だけ見たいんなら、あとでまとめサイト見なよ。

感想？

>>530
まとめサイトとは？

説明しよう！まとめサイトとは色んな事がまとめてある由貴である。

Ａ「それはうまいのか？ふふふ」

>>530
はあ？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ちょ、マジで目を疑ったわ
こんな底なしのアホがいるのか！？
ほんの一部だが
>>510-518
>>520-524
こんなのが感想か？おまえには感想に見えるのかよ！？
いやーびっくりだわ。考えられへん。
ちゃんとスレ遡って検証してみろや
どれだけ無意味な保守レスが垂れ流されてるか
それもしないでわけわからんことのたまってんじゃねえよカス

と、>>535が顔を真っ赤にして仰ってますが…ｗ

そりゃ>>530の的外れぶりを見りゃ顔真っ赤にもなるだろ
こっちが恥ずかしいわ的な意味で

>>1がさっさと書きゃ保守問題なぞ起こらないんだ、そもそも

保守問題噴いたｗｗｗｗ
急かさずゆっくり待とうや
このまま落ちてってもいいのかよ
とにかく保守は荒らしだ

>>530は驚くほどバカ、あぁ確かにバカだ
だが俺が気になってる事はそんな事より>>535のどこを縦読みかって事だ。
俺が携帯だから縦読みに気付いてないだけだよな？いくら>>535でも顔真っ赤でマジレスした訳じゃないよな？なっ？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣　ヽ,
　　　　　　　　　　　喧嘩をやめゅてぇ〜♪　　　　/　丶　/　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ//,　{ﾟ}　 /¨`ヽ　{ﾟ}　,ﾐヽ
　ふたりをとゅめてぇ〜♪　　　　　　　　／　く　ｌ　　 ヽ._.イｌ　　　 , ゝ　＼
　 .ｎi 7　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ／⌒　ﾘ　　　ﾍ_/ﾉ　　　' ⌒＼ ＼
l^l | | ｌ ,/)　　　　　　　　　　　　　　　　(　　￣￣⌒　　　　　　　　　　⌒￣　＿)
', U ! ﾚ' /　　　／￣￣　ヽ,　　　　　　　｀￣￣｀ヽ　　　　　　　　　　　/´￣
/　　　 〈　　 /　　　　　 　 ',　　　　　　　 .ｎ　　 .|　　　・　　　　・　　 |
　　　　　ヽっ{ﾟ}　　/¨`ヽ　{ﾟ}, 　　　　　 l^l.| | /）ﾉ　 　　　　　　　　　｜
　 ／´￣￣ .ｌ　　 ヽ._.イｌ　　',　　　　　 | U ﾚ'/／)　　　　　　　 　 　ﾉ
／　　ｨ-r--ﾉ　　　ﾍ_/ﾉ　　　',　　　　ﾉ　　　 ／　　　　　　　 　　∠＿
　　 ,/　　　　　　　　　　　　　 ヽ　ｒニ 　　　　|　 f＼　　　　　　ﾉ　 　 ￣`丶.
　 丿'　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､　 `ヽ　　　l　|　　ヽ＿＿ﾉー─-- ､_ 　　）
. !/　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、 |　　　|　|　 　　　　　　　　　/　　/
/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !jl　　　|ﾉ　　　　　　　　　　,'　　/
　.l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　 |　　　　　　　　　　| 　 ,'
　.|　　・　　　　　　　　　　　　　　　　　　丶　　　ヽ　　　　　　　　　|　 /
　!　　　　　　　　　　　　　　　　　ア!、,　　|　　　｜　　　　　　　　,ﾉ　〈
./　　　　　　　　　　　　・　　　./'　　(　 ヽ_＿＿__ﾉ　　　　　　 　ヽ.__　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　ヽ.＿>　　　　　　　　　　　　　　＼__)

>>540
>>540がバカっていうコンセンサスさえ形成できれば
別に俺が顔真っ赤でもなんでも構わんよｗ

アホらし・・・

まぁ、どうみても保守が悪いだろ。

>>442は間違っちゃいないが口が悪い。

まぁ、冷静になれよ

笑えも感心もできんレスはもういいから落ち着いて>>1を待とうぜ。

ま、そんなわけで>>1よ、なるべく早く続きを頼む。

あのさ…俺ひらめいたんだけどさ、1000レスに至ったら"次スレ"建てればいいんじゃね？？…ふふふ。

>>546
禿同

>>546-547
お前らLR見にいってみろ
■空気の読み違いに注意してください
スレは皆の共有物。空気を読んでスレの完成度をひたすらあげていくことを目指しましょう。

無駄な保守やスレチの雑談はgdgdなスレになっていくんだよ
このスレできれいに終われるなら、それに越したことないんだよ

反論あるなら訊きます

×訊きます
○聞きます

>>548
お前のIDの語尾が00ってトコが気に入らんな

>>550
そうかすまない
明日まで待ってくれ
このレスで俺は猿

>>551
すみません、全部ボクが悪いです
ボクが厨二病全開でIDの事を書いてしまった
ばっかりに、あなただけでなくこのスレ全ての人に
ご迷惑をおかけしてしまったのです
猿のはボクです
でもIDが変わった頃にはボクもひっそり復活するので
その時またお会い出来る事を祈りますポイズン

おはようございます
　　　　　　　　　　　　　　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪
　　　　　　　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ａ　　Ａ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 @@@@@　　　　　　　　　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ ´ε(｀　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 γ"　　 　 ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣ヽ　,--､　Y　 ﾞi　　o｡｡｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　||三●）三三三mn三Ε∃
　　　　　　　　　　　　　　　　（＿彡＿へ--ｲ〓| `ヽ ノ　ﾟ ﾟ
　　(^ヽ 　　　　　　　　　＿＿i〓〓〓〓〓〓〓ヽ__ノ
　　 〉　`―――'⌒￣￣　　　i〓〓〓γ⌒ヾ〓〓/
　　(___,､....,,＿＿,,.､＿＿.　　　ヽ〓Ｏ000o　　,）ノ
　　　　　　　　 　　　　　 ￣￣￣　（　　　ヽ　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ）,,　　,/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (　　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `'''"

VIPだからしょうがないじゃないの

>>544
いきなり無関係な>>442にとばっちりきて吹いたｗｗｗ

支援してくれた人には悪いんですがっ。
ネタ切れです。。
すいません、もう無理ですっごめんなさい

>>556
？？？？？？

>>1早くきてくれ〜

>>534
謎肉スレでＫＹ発言してスルーされた浮きまくり馬鹿m9(^Д^)

何がふふふだｗ

ふふふｗｗお前は偽者だろｗ俺にはお見通しだぜｗｗふふふふふふふｗｗｗｗ

>>535
２ちゃんにきて荒らすな、とかｗ
お前の噛み付きぶりも、荒らしみたいなもんだろｗｗｗ
さて。もう飽きたから猿
あとでまとめみるから誰か作っといて

>>561
二度とくんなよー

釣りでした
うふふふ

ほ

誰が嵐だって？俺はKAT-TUN派だよ。

さていよいよその来週になったわけだが…

待ちまつ

終了？

遅ぇーよ

言っちゃ悪いが、１が今週は書けないとか言っちゃうのが一番の駄目な所だろ…
何様と思われても仕方の無い事だが、書けないんだったらスレ立てしないで欲しいとまでは言わないが、一日の中で少しも内容を書けないほど急がしいのか？

所詮にちゃん

求めるものが少しでもあるなら
ほかにいけ

╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋

楽しみにしてたのにぃ…





今日無いの？

1の来週来るってのは
月曜のいつもの時間って意味だったんでないかな？

そう思う。
まあまあ、>>1も、本当は書きたいことだろうし、
仕事などで予期せぬトラブルがあったのかもしれん。
オフを犠牲にしてまで書く必要ないと思うし。
ある程度アタマもすっきりしないと文章にするのは難しいだろうし、
ちゃんと完結してくれるのを期待しつつ、気長に待とうじゃないか〜。

残念だな。とりあえず１が来るまで保守するか

明日こそ！
オナガイスマス

ごめん。
ちょ無理だわ、続き。
中途半端だけど続行不可。


ごめんよ･･･

えええええええ
>>1いいいいいいいい？

つかホントに１か？
仕事忙しくなった？

餅兵衛あがらず･･･

本当にｽﾏｿ！

餅かいな！


んじゃせめてＡが今どうしてるか>>1との付き合いはとでうなってるかだけでも置いていってよ

つか勝手なこと言ってるなｽﾏｿ(´･ω･｀)

>>578
Σ(´д｀)‥え？

今北産業。
Aが社長になる準備が出来たのと>>442の顔が赤いのは解った。

>>1は忙しい人なんだな

ごめん、オチなんてないんだ。
Ａは昔の自分だと思ってくれていいよ。

A=>>1？

>>1
嫌ならいいんだけど
時間できた時でいいから気がむいたら続き下さい
プラスはすぐ落ちたりしないから・・・
他にも1日1保守程度で1ヶ月以上もってる所もあるしねー

ごめん。もう忘れてくれ！

お前ら釣られるの好きだなｗ
まぁマッタリ待とーぜ

>>588

忘れられない(/_･､)

続けろ！
俺はまってるぞ！

>>588
(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ(ﾟﾛﾟ)ﾑﾘ

誰か続きを頼むよ。
もう許してくれ…

どの部分が事実で､どの部分がフィクションかおしえてくれたら許す

ID:PMadl1aiO は偽者・・・？

うそーん

すまん、全部フィクションだ。

mjsk

１の書き方じゃないっぽくね？
とりあえず本物が来るまでのんびり待とうよ
そんで１にはトリつけてもらおうｗ

いつのまにすごい事になってますね。
お待たせしてすいません今夜、完結にします。
ではまた

頼むから偽物は荒らさないで下さい。

>>588
Finなのか…( ´・ω・｀)

偽者現れ過ぎ
トリ付けてよ

だから続きはないと(ry

>>604
いいからお前書け

>>604
俺達をwktkさせたのにこのオチは酷過ぎだろ

えっ？終了なの？

まさか本当にAに消されたんじゃあるまいな

>>600
>>600
>>600
>>600
>>600
>>600
>>600

もう今夜ちょと過ぎた(´･ω･｀)

だから続きはないと(ry

Finファンネル…( ´・ω・｀)

>>611

いいからおまえ書け

こんなときにひょこっと現れたりするんだよな




しないよな

ほんと頭わりいな。
とっとと酉付けりゃよかったのに

>>1氏ね

これでほんとに終了だとしたらマジで１は死んでほしい

みんな、ごめんよ…

>>617
いいからお前書け

やっと追いついた('A`)
続きは-?

>>1はなんなの？しぬの？

恐らく昨日でちょうど一年だったはずだ

なぜ酉をつけなかったのか

ってか釣りだったからネタ切れ？

だーかーらー、ごめんなさいと言っているでしょう？
ご め ん な さ い ー

>>1｢俺…京都に行く…、そんで、役者になる…｣
Ａ｢お、おれも！！｣


りっぱな大人になりましたとさ

〜〜第3部完〜〜

なにがごめんなのかわからないから。

釣りだからごめんか
続き書く気力とか時間なくてごめんか

>>626
いいからお前書け

>>627
そんなこと言わずにお前が書け

眼鏡を外すとゆっくりと唇を近付ける。
Ａは一瞬肩を強張らせたけど、嫌がらなかった。
互いににそっと目を閉じて唇が触れ合うと静かに離れる。

Ａ「い…>>1…」
俺「…互いに惚れ合ってる…かな」

>>628
じゃあお前書け

>>630
いやいやお前が書け…といいたいとこだが

空気読めてない電話！お前だよ！
書きたがってそうだからお前が書け>>629

俺「何者だ。」

Ａ「キーッ！」

面白い。俺とやろうってのか？
いいだろう。
お前ならは・・。

俺「俺の荒んだこの心を！！愛と希望に満ちた心に変えてくれるのか！！！！」

俺はしがみつくそいつの首を掴み、地面へと振り下ろした。

>>631
やっぱりお前書け

>>633
なんでやねん
言いだしっぺのお前が書け

訳がわからん

じ、じゃあ、オレが･･･

>>636はいいから>>635が書け

私も>>635が書いたほうがいいと思う！

やめて！

いいよいいよ！
皆書きたくないならじゃあ俺が書くよ！

>>640
どーぞどーぞ
( ・∀・)つ

>>641
ところでお前書け

しょーがねぇなーｵﾏｲﾗ

夜まで待ってろ

はい！！！
まってますｗｗｗｗ

何？途中で>>1が居なくなるのって流行ってんの？

>>642
じゃあお言葉に甘えて。

俺『かなり雰囲気変わったけど、何があったんだ？』

A『ふふふ』

俺『なぁ？教えてくれよ。』

A『ふふふふ』

結局、教えてもらえなかった。
真実は闇の中だ。
ふふふふふ。

第三部 完

ありがと、悪くない終わりかただった

>>647
第四部はおまえ書け

うわー、マジでこれで終了なのか。けっこう楽しみにしてたのにな。
結局Ａは>>1で、オチばれしたから餅下がったってこと？？
フィクションだとしても、部屋の片付けの描写とか臨場感あったからな。
素で文章力あると思うよ。
なんか、適当にまとめても納得するだろうし、あんま気負わずに書いて欲しいな。
IDなんて、よっぽど調べない限り、分からないんだし、
本物登場ってことで、しれっと戻ってきなよ！>>!

>>649
だまれビッチ
お前書け

Aはおもむろに肛門を俺の鼻へ近付けた。

くんくん…。

俺の鼻毛が縮れた。


そう､俺の鼻毛を縮こまるせることが今回の旅行の目的だったのだ。

>>650

仕方ねーな。
誰かが言ってくれるの待ってんだろ？






お前が書け。

>>652
お前は奴の気持ちを分かってないようだな
罰としてお前が書け

>>653

わかってないのはお前だ。
罰としてお前も書け。

>>654
なんで俺が罰受けるんだよ
関係ない人間を罰した罰でお前が書け

>>655

俺はもう書いたから、先に罰を与えた罰としてお前書け。

　　　　　　　　　　　　　　　　_,　-─-､ -― ―ｰ　､
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,　 '´　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ､
　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　 　 ／　 ／ ／　 　 　 .i　　ヽ　ヽ　＼.　　　 ヽ
　　　　　　　　　/ /／ 　/　　 / /　　ﾄ　|　 i　 ヽ　 ヽ　　 　 ﾍ
　　 　 　 　 　 / // 　 / ｉ　　/ / /　.ハ i　　!　 ||　　ﾊ　　　　ﾊ
.　 　 　 　 　 / //　 ./　 i 　/ ｲ .ll 　|　| |　 .|i　 ||　　 ﾊ　　　　ﾊ
　　　　　　　,' , i l　　| !　|　 ﾚ ｌ|｀ﾄ!､_|__.|_|_ /ﾘ　ｲ|　 　 ﾊ　 　 　 i 　　喧嘩はもうやめて
　　　　　　　| | | | 　 Ｎ_,戈´!ヽ!V　 ﾋ!　ﾚレ'メノﾘ l. 　 　 i　 　 　 | 　　
.　　 　 　 　 ', ! i ヽ　ヾ､ゝ弋　 　　　 ＿＿　　　　|　　　 |　i　　　|　 ＿ --― ､
.　　　　 　 　 ＼!＼＼ゝ _, -　　　 　 '´￣　｀ﾐ､ｏ. |　　　 | i |　ﾊ　i　　　二⊃ ノ
　 　, -―　　 　 | !　　io'⌒ ,　　　　.:::::::::::::::　　　 | |　　i | i　l　ﾊ .ﾍ
　　(　⊂二￣　 |.'　 / |:::::::　　 　 　 　 　 　 　 　 | |　　i | | 　l　ﾊ　ﾍ
.　　　　　 　 　 / 　/　,|　　 ___. -― ､　　 　 　 　 ! ! 　 |.| |　　l　ﾊ　 ﾍ
　　　 　 　 　 /　 / 　ﾉl　　 ヽ.:.:.:._:.:_:.}　　,-､　　 .l |　　l | |i 　 i|　 ﾊ　､ﾍ
　　　　　　　/／⌒Ｙヽ ヽ　 　Ｖ　　 .ﾉ　 /　ﾉ-､　l l　　.l | | |　 i|　　ﾊ　ﾍﾍ
　　　　　　／, ｨ‐ ､ |　}　! ＼　 ￣￣ 　/-く　　Ｖ/l　　////|　 ｉ|　 i　ﾄ､ ﾄ､＼
.　　 　 ,〃| ´, ｨ‐-| |　| ﾉ　 i ＼ 　 　,-' ､　 ＼　',/　 //, --― ､i　.|　l } }　 } }
.　　 ／/ ,.| ´　_＿ﾄ'　ヽ'⌒ マ^｀iニ,へ　 ＼_　｀ } ／.／　　　　　＼!ﾘ リ　.ﾉﾉ
　　/　 l/ ！ ´ 　, }　　}　 　 .／　（ _　 ＼　 　／ ノ/　　_ ____　　　 ヽ.　／
.　　 　 !　 ﾊ 　イ-'､　,ﾉ　　 /　 　 !Y{｀ 　 　 ./ ／./,　'　　　　｀ヽ､　　ﾍ
　　　　　　　＼　　 　}　/__/　 ／｜　　　　 / ´/ /'　 ／　　　　　 ヽ　 .}
　　　　　　　/　　　 ｨ'／　 |／ 　 .{　 　 　 / 　 ｉ .| ／　　　　　　　　ﾍ　|
.　　　　　　/　　　 ／　 　 .! 　 　 /　　　　|　　 ﾚ'　　　__,____　　　　　ﾍ.|

>>656
うっさいんじゃヴォケ
罰受けたくないから>>657お前が書け

書け書け戦争勃発

>>657

やっと出てきたか。
元はといえばお前が原因。
早く書け。

>>659
なにが書け書け戦争じゃ
お前が書け

いや、そんな、巻き込まないでくださいよ
お前が書け

>>662

お前誰に書けって言ってるか解らない罰として、お前書け。

>>663
たぶん俺に言ってるんだろうけど
レスアンカーつけれない罰で>>662が書くに賛成

>>664

決まったな。
>>662早く書け。

>>662期待age

なんかみなさんすみません

実は、当初はAを持ち上げてから、奈落の底に落とすプランだったんですが、途中から伏線入れるのが無理やりぽくなってしまって。
でも、人物像は全て本物です。事実と違うのは、Aはヲタじゃなく結構池麺で、僕がゲームヲタで道程なことです

初めてスレ立てて、初めて書いた小説に、皆さんがレス入れてくれて、嬉しくて筆が進みましたが、ヤッパ難しいですね







くらい書いて見ろよ>>1め！

>>667
じゃあ、お前が書け

>>668
やっぱお前書け

>>669
いやいやここは俺が

えー、やってきました。
京都！

第四部　〜京都老舗編〜

俺はＡに連れられるがまま京都に来た。
ここは何かが違った。
京都というより狂徒だった。
そんな時、Ｂがこんなことを口にした「まじ、茂キックスうまし。ﾌﾟｼｭﾙｼｭﾙ」


俺はＡとＢを家まで乗せて帰った。
雨の日だった。

>>670
じゃあ、マジでお前書け

じゃあ俺が書くよ！(･ω･)ノ

俺「本当にごめん」
A「いいからかけよ」
俺「もう許してくれよ」
A「せっかく京都まできたんだからちゃんと書けよ」

たしかにAの言う通りなんだ。でも今の俺には続きなんて書く資格はなかった。

>>673
お前は書くな

>>671
すいません。
雨は降ってなかったです。
あとＢの笑い方もフィクションです。
すいません。

１来てくれ〜

>>671
つまらんな
じゃ、おれが書いてやるかな

いや、ここは僕が。

いやいや、以前遊園地編を書いた俺が

お前ら全員で書け。
そして、俺が読む。

え〜何？終わりなの？マジいみふ

>>671
Aはなぜわざわざ俺を京都に…？

茂キっクソ

>>681
ごめん、私女だけど私も読む

>>684
ネカマ乙だからお前が書け

>>684

よし。おまえはわいがカイたるさかいに。

>>686
じゃあ、わたしは貝になります。

>>687
貝合わせしたい

　　　　　　　 ／￣￣￣＼
　 　 　 　 ／　　　　　　　 ＼
　　　　　/　　 ─　　　─　　ヽ
　　　 　 |　　 （●） 　（●）　　|
　　　　　＼　　 （__人__）　__,／
　　　　　／　　　｀ ⌒´　　　＼
　　　＿/((┃))＿＿＿＿_＿i　|　ｷｭｯｷｭｯ
..　／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
／　 /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. 　＼
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　

.　　　　 　 　／￣￣￣＼
.　 　 　 　／　─　 　 ─ ＼　　＋
　　　 .　/　　（●） 　（●）　ヽ
　 　. 　 |　　　　（__人__）　 　 |　　+
.　 　. 　 ＼　　　｀ ⌒´　 __,／
　 　 .　　 ／　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　+
　　　　　.|.￣￣￣￣￣￣￣￣.|　　ﾄﾝ
　　　　_（,,)/　 　 　 Y　　 　 ヽ (,,）_
　..　／.　| l 　 o 　　l　　 o 　 l. |　 ＼
　／　 　 | ヽ、＿_ ,人_ ＿_ ,ノ ｜　 　＼

ＡとＢを乗せて帰っている途中にどうやら肩がこったようだ。
二人も乗せるから当然だ。
Ａに「そろそろ肩こってきたな。」って言ったらＡは

「あ、そう」
って言った。

いつの間にかＢが落ちていったからなんとかなったが、あのままだったらと思うと
いまだにびびってしまう。

あの時Ｂが言っていたのだが、どういう意味だったのかいまだにわからない。

もう何ていったかすでに忘れているが。

まぁなんだ。
ＢごめんよＢ

電話がなった。

Aからだった。

そして物語は急展開を迎えた。

電話の向こうはＡなのだが
口調が女なのだ。

息遣いや伝わってくる雰囲気まで女を感じた。

おもわず俺は勃起した。

写生しながら射精した。

社製の射製で･･･

俺「…傑作だ!!」

このダジャレといえる状況に気付き、感動してしまった。

Ａ「え!?」

俺の叫び声に驚いたみたいだ。

なにそれ！？

富士島くんは言った「なにそれ！？」

しかし、富士島くんは日本にはいなかったから現地の人には言葉が通じなかった。

富士島くんは考えた。そして語尾にある言葉をつけ足してみる事にした。

「なにそれニダ？」

すると現地人は笑いながらこう言った。

現地人「ふふふзチサネリキアヘヤンタなにそれにだエツニヘリンムサカフチふふふ」

>>699
仕事中なのに吹き出してしまったｗｗｗｗ
書類にコーヒーつくとこだったｗｗｗｗ

仕事中にvipかよｗｗｗｗ

あ、今から外注費の支払いいってくらあ〜

もはや此処には俺もAもいない…。
居るのは富士島くんと現地人。

そして新たな物語が今始まろうとしていたッ。

>>702
が、なんとここで

もう>>1は来ないのぉ？

と、富士島は空気を読まずに>>1を求めた

「富士島､け〜わい。」
と現地人が覚えたての日本語で言った｡

だが富士島はKYの意味がわからないのでとりあえずDJと返しといた

現地人「お〜ゥ！ＤＪ！ムクリ９９９タカサハナむるマヤアディージエイ！ﾁｮｳム！ﾁｮｳム！」

なんだかわからないが奥から出してきた茶色い丸い固まりを口に押しつけてくる。
うんこか？食べなきゃやばいかな…と思い意を決して食べてみた。




母を思い出した…

違ったこれは細木数子

1は何をしたかったわけ?

追い着いたのに残念だなあ
描写が簡潔で無駄が無く面白かったよ

フフン

続きが気になる

まだ諦めきれないでいる

悲しい

などと意味不明なことを気がついたら口走っていた

現地人「富士島、アタマ、ダイジョブカ？」

ショックだった

ショックといえばさぁ

この前江ノ島いったんだよ
ぜんぜんいい女いねーｗｗｗ
さすが2月ｗ

>>716
この文深く考えると
なんかこわいな

終わり？中断？

>>718
このスレを発見したΑが>>1に……………………。

ふふふふふ。

ふふふふふふふふふ
　角　　　　　飛
香桂銀金玉金銀桂香

>>721
金玉厨乙

>>718
攻撃をかいくぐって反撃に移ろうと踏み込んだその時だった

>>400

>>724
これはもう保守ではないのだよ

a

b

ｃ

>>725
まじで！！？？

>>401
俺も本当にそんな気がして、ゾクっとしたんだ
ちょうどだいたい1年だしな