澪「も……萌え萌えキュン☆」

澪「私……アナタのことが……」

　ギターやベース、ドラムが鳴る部屋もその時は静かだった。

唯「ふ、ふぁいおー、ふぁいおー」
律「い、言え!!　早く言っちまえ!!」
紬「な、なんか私達、微妙に惨めですねー」

扉の影からは三人。影と言ってもあからさまにバレバレの位置から澪を応援している。

男「う、うん……」

唯「たん」
律「唯、黙って」

澪「す、す、あの……私……」

　かれこれ、もう数十分こんな感じだ。顔を真っ赤にさせて、整った顔が不安に歪む。
彼女の恥ずかしがり屋は普段から重々承知だが。これは……生殺しもいい所だった。

支援

澪「す、す、す……」

眼をつぶって、絞るようにして声が出る。

澪「好き!!」



律唯紬「言ったー!!!!」


澪「――――」

小刻みに身体を震えさせながら、澪が赤顔を強めていく。

男「あ、あの」

澪「ひゃ、ひゃい!!!」

早くかけよwww
支援

いらいら

おい続きは？
期待してるんだぞ

男「その、俺も好きだよ。澪のこと」

澪「……っ!?　ホント……?」

澪は、もう一回ホント?　と聞いてきて俺が頷くと泣き笑いのような顔になった。
本当に、一見してクールビューティーなのに表情がクルクルと回るように変化するなぁ。

律「せ、成功したよおい」
紬「記念にパシャ☆」
唯「カップリャーだね」

壁際三人組の声が筒抜けなのだが、澪はまったく気づいていないようだ。

おい、これで終わりじゃないよな

もしかして…終わりじゃないよな

おいww

早くしろ

はやくしろ

澪ちゃんスレ建てすぎだろ消えろゴミクズ

萌え死にました

流石だよ

ぐはぁ

脳カタワ

書いてくれｗｗｗ

ｗｋｔｋ

澪ちゃんの脇もぺろペロペロリンチョ

きゅん

え？これだけ？

　　　 .┌┐
　　　／ /
　.／　/ i
　|　( ﾟДﾟ)＜はい終了バナナ
　|（ﾉi　　|）
　|　 i　　i
　＼_ヽ＿,ゝ
　　 U" U

満足

まだ？

おそい

澪ちゃんおはようおはよう

まだ？