死神「お迎えにきました」老人「ほうか…」

死神「あなたの死亡予定時刻はあと5時間後になります」

老人「その程度か…まあ、思い残すこともないですわい」

死神「そうでしょう。だからこんなに直前にきたんです。」

老人「本来はどのくらいで？」

死神「ピンキリですが…早い人だと1ヶ月前には…」

老人「そうかそうか…つまりワシは幸せな人生を送った…と」

死神「ええ、まぁ」

レーダーセーフティーパッケージがあれば大丈夫

ｶﾞﾗｯ…

医者「老人さんおはようございます」

老人「おはよう」

医者「なんだか顔色がいいですね」

老人「お迎えがきたからな…」

医者「……ははっ、ご冗談をいう余裕もありますか」

老人「本気じゃ」

医者「……」

死神「私は医者には見えてませんよ」ﾎﾞｿｯ

老人「……医者さん、相談がある」

医者「………なんです？」

桐谷美玲に一発やらせてもらえるんだろ？

悪魔に会ったら最強にしてもらいたい

ギャルのパンティーをくれぇぇぇぇ！

老人「ワシはあと数時間後に逝く…その時までにこの装置を外してくれんか」
(心臓の鼓動を表すあれ)

医者「…私の独断ではどうも出来ないんですよ」

老人「ほうか…」

医者「ご家族がきてから相談しましょう。」

老人「ほうじゃの」

医者「それと、簡単に逝くなんて言わないでくださいね」

老人「…ほうじゃの」

医者「それではまた…」

老人「時間もあまりない、早めに頼むぞ」

医者「……」ｶﾞﾗｯ…

死神て死者の魂を導くとかどこかで聞いたがもしかして天使と同じようなもんなのかな

終わらない鎮魂歌をうたおう

>>8
大野の死神くんだとほぼ同じだな

前の話何故か婆さんに姿見えてたよな

死神「医者もわかってたみたいですね」

老人「あやつはいい医者じゃ。こんな寂れた町には惜しいくらいの」

老人「さて、家族がくるまでもう一眠りするわい」

死神「…貴重な残り時間をお大事に…」

老人「ふふっ…ワシが生きた時間に比べると残りなど閃光のように儚いわ」

死神「…おやすみなさい」

>>8
死神な天使もいるみたいだぞ
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%AB

一時間半後

娘「あら、お父さんまだ寝てるのね」

孫「おじいちゃんお寝んねしてる？」

娘「そうよ、だから静かにね」

孫「うん！！」

娘「ほらっ、シーッ」

孫「わわっ…！」

娘「さぁ、お花の水を替えにいこうか」

孫「」ｺｸｺｸ

ｶﾞﾗｯ…

期待

は、はよ

わくわく

死神「老人さん、ご家族がきましたよ」

老人「んん…」

老人「あれからどのくらいたった？」

死神「残り三時間半くらいです」

老人「ふむ…急がねば」

死神「…一つ聞いても？」

老人「うむ…」

死神「なぜこの装置を外しことを最後に望むのです？」

老人「……それは」
ｶﾞﾗｯ…

娘「あら、お父さん起きたの？」

孫「おはよー！じいちゃん！」

娘「こらっ！病院では静かにね」

孫「」ｺｸｺｸ

老人「ははは…おはよう」

何故こんな時間にこんな続きが気になるのを書いた！？答えろ！
もう寝なきゃやばいんだが

はよ書け
そして眠らせてくれ

孫「おじいちゃん、今日はお外出れる？」

老人「…おじいちゃん今日は出れないんだ。ごめんな」

孫「むー…じゃあ早く出れるようにお寝んねしてよ？」

娘「こらこら、さっき起きたばっかりなんだから、無茶言わないの」

孫「むー…」

老人「すまんの孫ちゃん。そうだ、お小遣いあげるから下の売店でお菓子買っといで」ｺﾞｿｺﾞｿ

孫「わーいっ！」

娘「お父さん、あんまり甘やかしちゃ…」

老人「なーに、老い先短いじじいの楽しみを奪わんといてくれ」

娘「お父さん…」

孫「お母さん、いってくるね！おじいちゃんありがとっ！」

老人「ほいほい」

ｶﾞﾗｯ…

だいたい3〜4分ペースか
キューピー見れるな

既に泣いた

老人「さて、娘…」

娘「はい…？どうしたのお父さん？」

老人「…ワシももうお迎えがきた」

娘「……」

老人「最後の老人の願いを聞いてくれんか？」

娘「やだお父さんったら…」

老人「娘…」ｼﾞｯ…

娘「…」

老人「ここに死神さんがおる。話の通りだとあと三時間ほどでワシは逝く…」

娘「やだ…そんな冗談……死神さんなんていませんよ」

老人「ワシにしか見えん」

娘「やだ…お父さん…そんなこと言わないで」

老人「娘、最後に頼みがある」

娘「やだ…やだよお父さん」

老人「ワシが逝くまえに、この装置を外してくれんか？」

娘「大丈夫、お父さんいま弱ってしまってるだけよ。」

娘「先生も体調は良くなってるっていってたから…」

娘「お父さん……」

老人「…娘、頼む。」

娘「……」

ｶﾞﾗｯ…

医者「おや、娘さん来てらっしゃいましたか」

娘「あぁ先生、いいところに」

医者「えぇ、私もお話ししたいことが」

娘「…っ！」

娘「はい…」

医者「すいません老人さん、少し席を外します」

老人「あぁ…」

医者「では娘さん、こちらへ」

ｶﾞﾗｯ…

支援

眠いけど寝れないこれはきっと死神の魔力のせいだ

老人「…」

死神「大切な人が亡くなるとき、冷静でいれる人なんて一握りです」

死神「多くの人は後悔が浮かびます。もっと大切にすれば、優しくすれば」

死神「そうすればもっと一緒にいれたのに」

死神「もっと幸せだったかもしれないのに」

老人「それでも、寿命はまってくれん」

死神「…そうですね。」

死神「その辛さを一度知れば、もう一度失うのは気が狂うほどの辛さです」

老人「婆さんが逝ったとき、娘は一日泣き続けた」

老人「しかし次はそうはしていられない」

老人「ワシの後始末をするのは娘じゃ。それに孫ちゃんがいる。」

老人「強くいなければならない」

死神「だからこそ余計に辛いのです」

ほんまなんなんやめろや

支援

死神「老人さん、あなたの願いは娘さんにさらに辛い思いをさせるものです」

老人「わかっておる」

死神「それでも、外すことを望みますか？」

老人「ふふっ…死にゆくとき、人はわがままになるのかもしれん」

老人「残るものに辛い思いをさせても、逝くときは後腐れなくいきたいのだ」

死神「人間が最も大切なのは自分だから…ですか？」

老人「いいや…きっと娘もいつか気づく。その時のために…かもしれん」ﾌﾌｯ

老人「これもジジイの勝手な解釈かもの」

死神「…」

さるよけ

ｶﾞﾗｯ…

医者「…」

娘「…」

老人「(涙を堪えるか…ワシの思う以上に強い子じゃ)」

老人「娘よ…」

娘「はい」

老人「…この装置を外してくれるか？」

娘「私は…お父さんの意思を尊重したい」

娘「でもこのままじゃ…きっと後悔ばかりしてしまう」

娘「お父さん、その装置を外すことはそんなに大切なこと？」

娘「もう少し生きていられた…私や孫といられた時間を失ってまでやらなきゃいけないこと？」

老人「…うむ」ｺｸｯ

娘「……うん…うん。」

医者「……では娘さん、同意書にサインを」

娘「はい…」

はよしろ

桐谷美玲「とっとと書けよこのクズ」

医者「では装置を外します」

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ


娘「…」
老人「…」


ｶﾞﾗｯ…


孫「ただいま！」
孫「あっ！」

孫「おじいちゃんお外出られるの！？」

老人「ううん、今はまだダメじゃ」

孫「なあんだ…」

娘「ほら、また今度…たくさん遊んでもらえるから悲しい顔しない！」

孫「うんっ！」
孫「あっ！」

孫「」ｼｰｯ

娘「うん、えらい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

昨日爺さん亡くなった俺にはタイムリーなスレ

さるよけ

医者「ではこれで…また後で検診にきます」

娘「はい、ありがとうございます」

ｶﾞﾗｯ…

老人「…さて、娘よ、ワシは少し疲れた。ちょいと休むことにするよ」

娘「わかりました。」

娘「じゃあ孫ちゃん、お外の広場でオヤツ食べようか」

孫「」ｺｸｺｸ

孫「またね、おじいちゃん」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

老人「うむ…」

ｶﾞﾗｯ…

老人「ふぅ…」

死神「お疲れ様。だいぶ堪えたでしょう」

老人「うむ…すまんの、装置を外す理由、また後でええか？」

死神「ええ…天界まで少しかかります」

死神「その時にゆっくりと聞かせてもらいますよ」

老人「そうか…安心したわい」

老人「じゃあ…少し…休ませて…もらう」

死神「はい。」

死神「…おやすみなさい」

支援

ふむ

支援

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿

ｶﾞﾗｯ…

医者「娘さん、いらっしゃいましたか」

娘「ええ…」

医者「…」

娘「孫は疲れて眠っちゃいました」

娘「お父さんも気持ち良さそうに眠っています」

医者「…」

娘「先生、ありがとうございました」

医者「…私は、医者として間違っていたのかもしれない」

娘「……」

娘「先生は、優しい人です」

医者「…治療とは、何が一番良いものなのか、答えは人によって違います」

医者「私は、患者の思うままに、それが患者には一番良い治療なのだと思う」

医者「ただ、それでは残される人の心は治療できない」

医者「答えを出したのは、貴方です」

娘「私も正しいのかはわかりません」

娘「でも先生、みてください」



娘「気持ち良さそうな……寝顔でしょう」ｸﾞｽｯ



医者「ええ…ほんとうに」

しえん

さるよけ

面白い

死神「…行きましょうか」

老人「ああ…」

死神「さて、天界までは少し長いです」

死神「少しお話を、お聞かせ願えます？」

老人「大したことではないがの」

死神「なぜ装置を外すことを？」

老人「ワシが死ぬ時、ワシの顔を見ていてほしかった」

老人「ワシと一緒にいてほしかった」

老人「装置があっては、娘はワシじゃなく装置に心を奪われる」

老人「装置の鼓動と共に、残されるものは一喜一憂する」

老人「その間、ワシを見ていても、ワシを見ることはない」

老人「それが悲しいことだと知るのは、逝く者の顔を見てからだ」

老人「悲しい音とは対称的な、幸せに満ちた顔をな」

アフィ死ね

おわりです


あの装置が逝く人の生命を表すなんて悲しいと思ってます。
僕は江戸時代のような、一定時間ごとに老人の眠った部屋を見に行って、ふとした時「あ、逝ったのね」っていう感じの死に方に憧れています
そう思ってスレをたてました

でもそれは現代では残される人にとっては辛いことじゃないかと思います。

駄文で失礼しました。

お疲れ様

悪魔「どうやら僕の出番はなさそうですね」

今北だけど乙

装置「ワタシってなんのために存在してるんでしょうね」

天使「それは考えない方が幸せというものです」

技術的な点を。

装置というのが何なのかいまいちわからなかった人がいるんじゃないか。
>>7の(心臓の鼓動を表すあれ)だけでは説明不足で、もう少し具体的な描写を盛ればよかったかもしれん
孫娘に質問させて医者か老人が簡単に説明するとか。

>>1も分からなかったんじゃないか

いいんじゃないかな？
そう言う捉え方もあるんじゃないか？
1の意見に賛否両論あると思うけど。
様々な死に方を選べるようにした方がいいかもな。

死神の物語の短編集というか、いちエピソードとしていいものだと感じた

>>57
突発的に立てて、時間的にも急いでたのでちょっと考えが浅かったです

だいぶ無駄にした設定もあると思いますし、次は時間のある時にゆっくりと考えて書きたいです

糞つまんね＾＾；
>>1はもうSS書くのやめたほうがいいよ＾＾；

乙！面白かったぞ

親父が元気な時逝く時はぽっくり逝って欲しいと思ってた
親父が倒れた時もっと生きて欲しいと思った
装置に繋がれて無理矢理生かされてる親父を見て何をどうしたら良かったのか分からなくなった

>>57
ここで機械の説明や専門用語なんて無粋すぎる
この指摘はナンセンスと言わざるを得ない

>>52
乙
でも俺は看取られたいし看取りたいな
最初と最後くらい人に囲まれたっていいじゃない

すげぇ
乙

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ
割とガチで

>>65
いや、説明不足だと情景が確定しないから読者は余計な深読みをする。
死に瀕する人につながっている装置、ということは生命維持装置か？というような。

最近のアレは、緑=心拍、青=最後に測った血圧、黄=血中酸素濃度、白=呼吸　を示す。
これを孫娘に説明するのは2行使うだけですむので、ちょっと挟んでおいたほうがよかったかと。

「また死後の結果を見せたのか」

>>69
それがナンセンスだと言っている

乙

乙

>>71
話の核となるものが説明不足なのはいかんよ。
実物を知ってる人と見たことない人で基本情景の受け取り方が違ってくるからな

>>74
病院のイメージで大体の想像つくだろ

追いついた

おつかれ

ドラマとかならいいけど、文章の場合使い方とかじゃなくて正式名称なりは必要だろ

てか俺は生命維持装置だと思ってたけど違うのか

>>75
まぁな。読者が補える範囲の不足ではある。

こういう話に弱い

>>71
生命維持装置だと思ってて話がよく繋がらなかったぞ…

別にssなんだからそれくらいええだろ
こまけぇこたぁってやつだわ

すいません、自分の説明不足で混乱が起こってるみたいで

自分のイメージでは
↓これのつもりでした
http://i.imgur.com/Cvjz2Da.jpg

>>74
これは医者を主役にした物語ではない
人の有り様、死に方、生き方を死神視点で書いたものだ
知識不足は読み手の問題

何度も言わせるな、ナンセンスだ

>>78
読書が補えるなら不足じゃないだろ

>>82
むしろ病院で死ぬ間際につながってる機器とかこれと点滴くらいしかしらないわ

>>85
ペースメーカーとかそういう埋め込まれ系だと思った

>>83
知識のない読み手にも容易にわかるように、かつ簡潔に描写するのがベストなんだよ。
不測のミスリードをしてしまう読者がゼロになるように書く。意外と難しいんだよ。

なんかウゼーな一言書いて下がれよ

俺医者だけどなんかよかったよ

泣かされた

>>87
常識すら持たない者のために物語のレベルを下げろと言うのか
不愉快だ、一生ラノベ読んでろ

元が説明不足だとしても「装置に心奪われる」「装置をみて一喜一憂する」で説明になってると思うんだけどな

>>86
あーなるほどその発想はなかった

心電図、くらい書いてよかった気はするが粘着してるのはキモい

>>92
それだと最終盤まで保留したまま読むか、あるいは最終盤でやっとなんの話か判明する、ということになる。

朝の乙

>>95
それじゃあ駄目なの？
俺はそういうの好きなんだけど

そもそも句点使ってるやつなんかに構うなよ

>>97
この話はミステリーじゃないからな
最終盤で開示されるのが主人公の意図というこの構成で問題はないが、
肝心の「装置」がどういうものなのかはより早い段階で明確にしておいたほうがスマートに読ませられるはずだ。

この子はあれだな、先に黙ったら負け神経症の患者だな
句点ちゃんは99割きもちわるい法則がまた裏付けられてしまうのか

「心電図の波形よりワシを見ていて欲しかった」ってことかい

>>99
ごめんスマートは求めて無いや
素人が適当言ってごめんね
先生の作品が出来たら是非読ませて下さいね

すごいなぁ
>>1がもしアドバイスを求めるような発言をしていたならまだしも、
勝手に講釈垂れ始めてただ周りの人間を不快にさせるだけだなんて何のためにやってるのか本気でわからない
しかも読んだ人間自身が「別にそうじゃなくてもいい」と言ってるのにお構いなしに講釈…

こんなんで不快なのかお前ら かわいいな

やっぱり人間って自分勝手な生き物だな

残り5時間だから機械を外したのではなく、機械を外したから残り5時間になったんだよな
機械外したら短命になるって言ってたし前者なら機械外したことで早く逝くはず