徐倫「ねえパパ」承太郎「なんだ」

徐倫「パパ最近少しお腹出てきたんじゃない？」

承太郎「……っ！？」

徐倫「何ていうかァ〜おっさんみたい〜｣ｼﾞﾛｼﾞﾛ

承太郎「…………｣ｶﾞﾀｯ

徐倫「あら？パパどこ行くの？」

承太郎「………風に当たってくる」

徐倫「今日は少し肌寒いから、走りに行くなら風邪引かないようにね｣ﾆﾔﾆﾔ

承太郎「っ！｣ｷﾞｸ

徐倫「lol」

それは肉じゃない
スゴ味だ

４部から筋肉なくなってきたよな

徐倫「ねえパパ、バレンタインって知ってる？」

承太郎「…………」

徐倫「チッ、無視かよォ……ねぇパパー、私の友だちにジャパニーズがいるんだけどさー、その子に教えてもらったんだ」

承太郎「………何が言いたい」

徐倫「いやぁ……パパってぇー昔ジャパンに住んでたんでしょお？バレンタインとか縁があったのかなぁーって」

承太郎「……ふん」

徐倫「パパってダサいじゃん？学生時代モテなかったでしょ」

承太郎「……あっちへ行ってろ」

徐倫「ナニヨ……」

徐倫(どうやってチョコ渡そうか……)

１巡後かな

チョコレート、ディ・ス・コ

ほんわかな気分だな

続けて

プッチに勝てていればこんな未来があったのかもしれないな

徐倫「ねえパパー」

承太郎「……」

徐倫「ねえねえねえねえ」

承太郎「なんだ」

徐倫「あのねー実はーそのォー」

承太郎「………」

徐倫「あ、その今読んでる本って凄く面白いわよね！私も大好き！何て言うかすごいキュートだわ！」

承太郎「お前も読むか？ヒトデに関する論文だが」

徐倫「え、えっと……」

承太郎「……言いたい事があるなら早く言え」

徐倫「実は…その…ちょっと欲しいゲームがあってね…」

承太郎「そういうのはあいつに言え」

徐倫「ママにもそう言われたんだけどォ───────ッ！！！」

仲良し親子いい…
舞城西尾乙一にこういうほっこりif物は望めないからなぁ

徐倫「ていうかパパってママのこと『あいつ』とか『おい』って呼ぶの多いわよね」

承太郎「……」

徐倫「ファーストネームで呼ぶのが恥ずかしいの？恥ずかしがり屋？アメリカ人には分かんない感覚だわ〜」

承太郎「何が言いたい」

徐倫「……ママ、ときどきすっごく寂しそうな顔するのよ、知ってる？たまには優しくしてあげてもいいじゃない」

承太郎「……ふん」

徐倫「今日優しくするの、分かった？」

承太郎「……」

徐倫「わ、か、っ、た、？」

承太郎「……し」

徐倫「次にパパは『仕方ねえ』と言うわ」

承太郎「仕方ねえ………っ！？」

徐倫「ワァオ！当たっちゃった！私ってすごーい！」

承太郎「…………」

徐倫「パパ？どうしたの？」

なんやこの子ええ子やなあ
とても鉄格子でムラムラした娘さんとは思えんくらいや

徐倫「風邪ぇ！？うっそぉ！！！！」

承太郎「…………やかましい」

徐倫「あのパパがァー？えー！えー？うっそー！信じらんなーい！きゃはは！」

承太郎「…………」

徐倫「うふふ、いつにも増して大人しいのね」

承太郎「……」

徐倫「おでこに肉って書いていい？」

承太郎「…………」

徐倫「ていうかせっかくママがゾウスイ作ってくれたんだから、早く口開けてよ、ほらっ！あーん！」

承太郎「クソッタレ……」

承り太郎がおいとかアイツとか言うのはちょっと想像出来ませんね

徐倫「あーッ！もうやってらんない！」

承太郎「おい徐倫、待て」

徐倫「もう嫌！私部屋に戻るから！」

承太郎「お前が教えてほしいと言ってきたんだろう」

徐倫「だからもう無理なのッ！何コレ！こんな棒っきれで飯なんか食ってられるかッ！！！！」

承太郎「…………そうか」

徐倫「『そうか』だとォ！？せっかくアンタと一緒にオハシで食べたいと思ったのに……はっ！」

承太郎「…………」

徐倫「へ、部屋に戻るッ！」

おい肉の字書けるのかよこのアメリカンｗｗｗ

徐倫「パパー」

承太郎「っ！」

徐倫「ハッピーハロウィーン」

承太郎「……何をしている」

徐倫「何をォ？」

徐倫「そりゃあ友達とハロウィーンパーティに招待されて？意気揚々と行くと？みーんな素敵なボーイフレンドがいて？私だけ一人で？居場所が無くて帰ってきて用意してたハロウィーン衣装に着替えてパパの前に立ってるんじゃない」

承太郎「…………」

徐倫「何か言ってよ」

承太郎「似合ってるぞ」

徐倫「嬉しくないッ！」

臆病者のボンボンor解体好きの変態
好きな方をどうぞ

>>19
どっちもパパが殴り飛ばすよ

親子ゲンカが想像したくないレベルに苛烈

徐倫「グガー！スピー！」

承太郎「……」

徐倫「ぐー……は、は、はっくし！ぐす…」

承太郎「…………｣ﾌｧｻ

徐倫「うーん……むにゃむにゃ」

承太郎「やれやれだぜ」

徐倫「なぁーんてね」

承太郎「っ！？」

徐倫「むにゃむにゃ……びっくりしたぁ…？くー……」

承太郎「……」

徐倫「聞いてるの？ロメオ？」

承太郎「っ！？」

ロｗｗｗｗメｗｗｗｗロｗｗｗｗｗｗ

ロメオ終了のお知らせ

徐倫「ふわあ〜、ちょっとパパ」

承太郎「起きてたのか、徐倫」

徐倫「起きてたのかじゃないわよ、行ってきますも言わないの？」

承太郎「…………そうだな、すまない、行ってくる」

徐倫「行ってらっしゃい」

徐倫「ねえパパ」

承太郎「……｣ﾋﾟﾀ

徐倫「次はいつ帰ってくるの？」

承太郎「………分からないな」

徐倫「寂しいわ」

承太郎「徐倫……」

徐倫「…………」

徐倫「なんてね、冗談よ冗談、ジョリーンジョーダンよ、ハハハ」

承太郎「……仕事は、早く終わらせてこよう」

徐倫「えっ？あ、う、うん！」

これはロメオさんスタプララッシュ喰らってくたばりますわ

あーんロメ様しんだー

徐倫「こにちわ」

承太郎「こんにちは」

徐倫「こ、こにちわ？」

承太郎「こんにちは」

徐倫「…………次」

承太郎「こんばんは」

徐倫「こんぶぇっわ」

承太郎「ば」

徐倫「va？」

承太郎「ば」

徐倫「……次」

うるせェェェェーーーーーーッ！！
次だァーーーーーッ！！！

友達の兄貴とFFはよ

承太郎「ん？今日は米なのか…」

徐倫「……｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

承太郎「これは赤飯か」

徐倫「……｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

承太郎「ん？どうした徐倫」

徐倫「えっ！あ、あのね、その、わたしね……その…」

承太郎「？」

徐倫「や、やっぱりパパには言わないっ！｣ﾌﾟｲ

承太郎「付いてるぞ…｣ﾋｮｲ

徐倫「あ、ほっぺたに…！」

承太郎「……」

徐倫「え……えへへ、ありがとぉパパ！」

>>31
生理か?