あかざあかりちゃんが住むとやまがいなかってまじ？

あかぱす～

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日本語がわからん

とやまが　いなか　ってまじ？　

山はあかりちゃんがいてもいなくても田舎だろ

あかぱす～

やま　じゃなくて　とやまだよ

15びょうであかりちゃんのAAはるなんてたいしたものだよぉ

あかぱす～

夕ごはんどうしようかしら

ちくわのいそべあげ！

ますのすし！

あかぱす～

赤座あかり殺す

ひえっ

こわい

あかぱす～

赤座あかり殺す

その宣言は

当初七森中学に郵送された

小さな匿名の便箋でしかなかった

当然七森中学は

赤座あかりの近辺に警戒の目を光らせる事になり

両親への警告や

友人への集団下校集団登校を推奨することにした

赤座あかりの近辺は俄かに緊張感を増した

なんか始まった

次に事が起こったのは

さらなる便箋の郵送であった

赤座あかり殺す

白い紙にシンプルな黒い文字で書かれたその紙は

七森中学及び

赤座あかりの自宅にも届いた

最早愉快犯といえない状況に

七森中学は警察への通報を決意

度重なる脅迫の手紙に高岡市警は

事件性が濃厚であると判断

直ちに赤座あかり住居周辺に

見回りと職務質問の網を張ることになる

しかしその対応をあざ笑うかのように

物事の推移は

噛み合った歯車が

自然とその力を連動させるように

ゆるやかに進んで行くことになる

次に起こったのは

七森中学と赤座あかりの住居及び

その周囲の交友関係における

便箋の郵送であった

赤座あかり殺す

単純であり

それ故に恐怖を想起させる

便箋が約15通程七森町各家庭に届けられた

公共の反応を楽しむ愉快犯か

赤座あかりに恨みをもつ者か

またその範囲の広さから集団犯行か

全ては謎に包まれたまま

何ら手がかりも掴めないまま

赤座あかり周辺は

緊張と恐怖

それに伴う疲弊で

徐々に疲労の色を濃厚にしていった

霞みを掴むように

または伝説にある古の生き物を捕まえようとする様に

その実態はようとして知れず

霧の山中を歩くような捜査に

高岡市警もお手上げといったようで

ただ赤座あかり本人やその周辺に

危害が及ばぬようにすることだけに

人員のリソースを割くことになる

緩やかに緊張のある日々が過ぎていく中で

やがて便箋の通知は三度目にして

収まりをみせた

疲労の色が深くなっていた赤座あかり周辺では

それに反する様に安堵と緊張の緩みを見せ始めた

おそらく愉快犯だったのだろう

これ以上何か起こることはない

今まで張りつめた糸のように生活していた

赤座あかりの周辺が

楽観的な推測に頼ってしまったのは

当然の帰結であった

赤座あかり殺す

その文字を赤座あかりは再び目にすることになる

スクランブル交差点の色が青へと変わり

群衆が染める様に道路を進んで行く

その中にあって赤座あかりは

帰路へ着く前の買い物へと

足を運んでいた

その頬に疲労の影が差していたのは

おそらく古くからの友人であれば誰でも

気が付いただろう

最近ご飯食べてる？

その言葉を赤座あかりはよく耳にしていた

音程の低い音楽が歩行者通行の時間を報せている

ざわざわと低い唸りの様な雑踏

白黒の横断歩道

行き交う大勢の足

その一つがぽつりと止まった

その瞬間を誰も意識していないだろう

皆携帯電話に目をやりながら

また時計を見ながら

お喋りをしながら

忙しそうに

他人など意識していない様に

歩いているのだから

しかし立ち止まる足は尚も増えていく

二人、三人

十人、二十人

その異変を察知した人も

立ち止まった人に視線を移す

その人が向ける視線の先へと

目を向けると

同じように立ち止まる

連動する様に

まるで体が動かなくなる領域が広がっていくように

徐々に人々は足を止めて皆同じ一点を見つめる

赤座あかりもその異変に遅まきながら気づく

頭の中ではここ何日もの出来事に考えが及んでおり

すぐにはその異変を察知することができなかった

しかし赤座あかりが

人々と同じように

その方向へ

視線の集まる斜め上空へと顔を上げると

何が異変か

それはすぐに理解できた

大型モニターに映し出された文字列

白い背景に

黒い文字で無機質に

赤座あかり殺す

それだけが書かれていた

赤座あかりは大きく目を見開く

どうして？なんで？

赤座あかりは震えだし

大きな紫の瞳は恐怖に染まり

歯がガチガチと鳴って

お団子が揺れた

お団子ゆらゆら

震える自分の体を

包み込むように両腕で抱きしめる

なんで？どうして？

赤座あかりは俯いて震えていた

そしてすぐに死への恐怖から

野生の獣のような目を周囲に振る

誰が自分を殺そうとしてるのか

今まさに危険が迫っていないか

それは動物的な本能で探る様に

赤座あかりは敵意をもって周りに目を向けた

殺す？

なんだあれ？

あかざ・・・？あかり？

え？

どういうこと？

こわい・・・？

そういった声が聞こえてくる中で

誰も赤座あかりを見向きもしない

皆大型モニターに視線が釘付けで

赤座あかりの存在など意識している者はいない

不意に赤座あかりは少しばかりの安堵を覚えた

しかしすぐに内股になる

恐怖からの安堵で尿意を催した

赤座あかりはすぐにそこから去りたい気持ちも合わさって

猛烈にその場から走って立ち去った

その日のニュースは当然例の大型モニターの件が

トップとして躍り出た

名前は伏せられていたが

おそらくネットを介して

赤座あかりの名が出回っている事だろう

赤座あかりは今日の出来事が幻でない事を

確認すると同時に

自分の存在が日本中に拡散される

恐怖を覚えた

当然両親は警戒し

警察も緊急で見張りの増員を決定した

但し全国にその情報が出回ってしまった以上

あからさまに警察が赤座あかり宅を警護すれば

物好きな野次馬が

赤座あかり宅周辺に集まるかもしれない

極力目立たない形での警護という形となった

赤座あかりは心身の疲労から引きこもり

家は暗幕を落としたかのように

暗い雰囲気が漂う事になった

あかりの何が悪かったのか

それを赤座あかりは考えるようになり

答えのない堂々巡りは

赤座あかりの思考緩やかに衰退させ

日々を胎児のように丸まって過ごすようになっていった

お団子だけは

残していった日常の証であるかのように

毎日結われて赤座あかりの頭部に装着されていた

42 ： ◆Peach.A.d2 ：2014/04/06(日) 21:39:53.63 ID:n+uxF1850

あっかりあっかり

http://livedoor.4.blogimg.jp/hatima/imgs/d/b/db2350fe.jpg

うれしいいいいいいいいいいいいいいいい

赤座あかり殺す

狂ったようにその文字が躍った瞬間を

赤座あかりは知らない

スクランブル交差点の大型モニターに

その文字を投影する手口は

電子的犯行に長けたものであるという推測を

捜査本部にもたらしていたが

まさかここまで大々的にジャックされるとは

露ほども思っていなかった

公営放送及び民事放送

さらには各地方放送を含め

こその日日本中の電子映像媒体に

赤座あかり殺すの文字が

ノイズと共に踊る事となった

>>43
よかったなぁあかぱす～

全ての国民は

赤座あかり殺すという

無機質な文字を知る事となった

それは一大的に社会現象となり

いったい誰がどういった目的で

どういった手口で行ったのか

赤座あかりとは誰か

実在するのか

そういった話は

情報規制が敷かれた中でも

ネットの隅でまことしやかな噂で広がることとなった

また公営放送をジャックされるという

前代未聞の出来事に政府――

――特に防衛関係諸部は危急の危機感を抱き

その原因追及に躍起となった

放送電波乗っ取りにより誤情報さえ流せるという体制では

緊急時の国家安全保障に重大に関わる事態である

防衛各所は赤座あかりへの聞き込みから

その犯行の手口を洗い出そうと血道を上げた

赤座あかりは否応なく日の下へ出され

交友関係や普段の活動範囲

普段見るテレビや本

思想などの直接的情報

それら全てを赤座あかりに熱心に聞き込み

赤座あかりは疲労による眩暈の中

その質問の奔流に

なす術なく対応していた

そしてとうとうそれは起きた

赤座あかり殺す

その文字を世界の人々が目にした

文明栄えるアメリカでも

過去の栄光の歴史に囲まれるフランスでも

古代の英知を宿すギリシャでも

サバンナでたくましく生きるアフリカでも

自然と共に過ごすインディアンでも

老獪なる仙人が潜むとされる中国奥地の秘境でも

その文字を目にすることとなった

電子媒体ではない

ラジオ放送のような無線音声でもない

印字された紙が配られたわけでもない

その文字は天にあった

蒼天に掲げる様に

その文字は空へ浮かんでいた

空を背景に浮かぶ文字は

世界のどこからでも見ることが出来た

人類がかつて見たことのない

奇跡のような光景だった

赤座あかり殺す

その文字列は正しくは

発信者の意思を正しく表層化させたものではない

ある固有の概念を言語を通して伝えた時

別の概念を持つ生物に正しく伝わるとは

必ずしも限らない

論理哲学論考に著された様に

言語と概念は厳密に一致しないのだ

では誰がこれを発信したか

別の概念を持つ何者が発信したか

それは赤座あかりを迎えにいくことになる

天使が現れる事で答えは出された

赤座あかりのこの世の生を頂き

そして天使として迎える

そういう意味を込めて伝えた言葉は

人に正しく伝わらなかった

後にそれは伝えられることとなる

この事態の帰結ではあるが

赤座あかりという少女の

人としての生の最後を語ろうと思う

赤座あかりは疲労に顔を青く染めていた

呼吸は浅く全身に力は入らず

人形のようにただ死を待つ様子であった

その頭上に光が差し込んだのは

おそらく深夜が訪れた頃

赤座あかりを包むように

柔らかく光るは

どんな人工の光でも表現できない程

神々しかった

赤座あかりは遂に

自分が死ぬんだと思った

ただ頭の片隅に安堵があった

この恐怖と緊張からの解放への安堵

そして自分には

こんな光の中に包まれて

死の世界へと運んでくれるという

幸いなる瞬間が訪れたという

幸せ

細くなった頬に涙が流れ赤座あかりは力なく

しかししっかりと微笑んだ

幻だ

と赤座あかりは頭の片隅で思っていた

しかしその光に包まれるほどに

逆に頭ははっきりし

意識が輪郭を取り戻し始めた

そして響いたの典雅の声

まるで名うてのヴァイオリニストが

荘厳な讃美歌を奏でるように

赤座あかりに話しかけた

あかりちゃんは天使なので天使として迎えます

今日からあかりちゃんは正真正銘天使なので

人としての生を捨て天使としての生を授けます

そう

あかざあかりちゃんはてんし！

かわいい！

そうして赤座あかりちゃんは天使となった

天使となったのだ

なったのだ

あかぱす～

糞コテだ
別にこれが前行ってたSSじゃあないよ今度しっかりスレ立てて書くし

あかぱす～

TENGA

てがぱす～

めでたい！

にゃんぱすめでたい

あかざあかりちゃんかわいい

あの

はい

あっかり

あかりちゃん

　　　　）
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　　( つ旦O
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