【とある寺院の】にゃもあみだぶつのお話【超人気僧】

初めましてにゃ！正真正銘の現役僧侶「れとにゃん」だにゃ！

死ね

にゃ〜！！閉じるのはちょっと待ってにゃ！気持ちはわかるけどにゃ…

今からこのれとにゃんが、この場を借りて、宗教否定派の人を完全論破してみせるにゃ！！

まずはじめに、れとにゃんは僧侶だけれども、お肉やお魚を食べるし、お酒も飲むし、

座禅や滝行や断食などの修行は一切しないし、それに、霊感は全くない…というよりも

そもそも、霊とか祟りとか、そんな非科学的なもの、全く信じてないにゃ〜

…とんだ生臭坊主かと思うかにゃ？

でもでも、これがお釈迦様が説いた、本当の「仏教」の教えであり

「南無阿弥陀仏」＝にゃもあみだぶつの教えだにゃ。

神とか仏とか、そんなもん、絶対信じないし、宗教なんて、ようはどれも詐欺集団でしょ？

…という宗教大っ嫌いな方は、このスレを読んで頂けますと、必ずや

「こういう考え方なら、納得できる。初めて宗教ってものに共感できたわ〜」

…と思って頂けることを、お約束しますにゃ。

エッヘン！ではでは、まずはそもそも、お釈迦様って、誰？仏教って、何？私、気になります！

という話からにゃ。これは、たったの一言だけでいいにゃ。

たった一言で、仏教とは何かが、まるっと全部説明できるにゃ！

仏教とは…今から約2500年前に、インドのシッダッタという王子様が、

全ての人間の様々な悩みを解決するために説いた、様々な例え話。

…これが「仏教」という宗教だにゃ。

阿頼耶識の下の識ってなんだっけ？

今も昔も、人間の悩みは尽きないにゃ。お金が欲しい、仕事が欲しい、友達がほしい、

三次元の恋人がほしい、無理ならいっそ二次元の世界に入りたい…

そして、自分は何も悪いことなんてしていないのに、不運な目ばかり合うのはなぜ？

なぜ一番くじで、しょうもない景品ばかり当たるかにゃ〜…

南無阿弥陀仏て浄土宗と浄土真宗が唱えてるだけ違うの？

>>11
その通りだにゃ〜。でも別に、そのどちらかの宗派に勧誘しようとしたり、

その宗派だけが正しいとか言うつもりはミジンコもないにゃ。

無神論者でも多宗教信仰でも、どうぞお気軽にお付き合い願うにゃ〜。

シッダッタさんは、釈迦族という民族の王子様だったので「お釈迦様」とも、

また、全ての人間の悩みの解決方法を「悟った者」という意味の「仏陀」とも呼ばれているにゃ。

ここでは「お釈迦様」と呼ばせて頂くにゃ。

それでは、お釈迦様はどうやって、全ての人間の悩みを解決したのか。

それも、れとにゃんがさくさくっと、２つのキーワードだけで説明するにゃ。

この２つのキーワードだけで、人間のあらゆる悩みが解決できちゃうんだにゃ〜。

まずは一つ目のキーワード。それは「縁起」だにゃ。

縁起とは、すべての事象には、必ず理路整然とした原因があり、

たとえ信じられないような「偶然」は起こる可能性があるとしても、

「奇跡」なんて絶対にありえない、という事だにゃ〜。

宗教というと、ようするに「神」や「仏」という人間の上位互換的な存在によって

信じるものだけに何か良い事が訪れる！病気が治る！奇跡が起きる！

…というのが宗教と思っているかもしれないけどにゃ、

仏教とは、それとは全く真逆の考え方だにゃ。

つまり、神や仏に祈っても願ってもすがっても、一発逆転の奇跡なんて起きないにゃ。

「良い子のみんな！信じるものがすくわれるのは、足元だけだぞ！」

…それが、お釈迦様が説いた教えだにゃ〜。

今、あなたに何か悩みがあるのならば、そこには必ず原因があるので、

その合理的、現実的な解決方法を、一緒に考えてみましょう。

…というのが、縁起に沿ったお釈迦様の考え方だにゃ。つまりお釈迦様とは、

今でいうところの、セラピスト、カウンセラー的な存在だったにゃ〜。

「でも待ってほしいのん…うち、本当に何もわるい事なんてしてないのに、

原因なんてないのに、嫌なことばかり起きるのん…それはどう説明するのん！」

…という人のために、お釈迦様は、あるもう一つのキーワードを使うことによって

その悩みに、合理的な「原因」を作り上げたにゃ〜。

もう一つのキーワード、それが「四苦八苦」だにゃ！

四苦八苦とは、人生には、嫌なことしか起きない、という考え方だにゃ。

人間は必ず老いて病んで死んでいくし、好きな人や物や事は必ず離れていくし、

逆に嫌な人や物や事は必ず寄ってくるし、欲しいと思った物は絶対に手に入らない。

それが人生のフラグ、大前提、常識、平常運転だにゃ〜。

なんて酷い考え方かと思うかにゃ？でも残念な事に、これが現実だにゃ。

「努力は必ず実る！夢は信じればきっと叶う！」と人生前向きに信じる事も大切だけど、

それで本当に成功できる人間は、最初から才能がある、ごく一部の優れた人間だけにゃ。

俺の生死観は色即是空に回帰する
そこに神の介入の余地はない
故に宗教は要らない

四苦八苦とは、なにも人生に悲観して引きこもりましょう、と言っているのではなくて

ただ、人生に「覚悟」を持ちましょう、という、何と言うかこう…「jojo的」な教えだにゃ。

最初から最悪の事態を「覚悟」しておけば、例え物事がうまくいかなくても

それが当たり前なんだと思えて、ダメージも小さく、心が楽になるにゃ〜。

４×９＋８×９で１０８つの煩悩数ｗ

>>22
レスありがとうございますにゃ。

あとで「だれもがすんなりと納得出来る死生観」も

書き綴っていくにゃ。こうご期待だにゃ！！

そして、四苦八苦がフラグの、嫌なことしか起きないはずのこの世界で、

もしもあなたに、友人や恋人がいたり、他人に優しくしてもらったり、

欲しいと思ったモノを当たり前にポチッと買う事ができたりしたならば、

それは本来ありえない事、つまり「有り難い」事だと、感謝することが出来るにゃ。

それがお釈迦様の説いた仏教、縁起と四苦八苦の教えだにゃ。めでたし、めでたし。。。

「ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ…いやいや！ちょっと待ってなのん！奇跡は起きないって言ったけど、

うちの近所のお寺では、普通に祈祷や占いや御祓いとかして、御札とかも売ってるのん！

それに、仏教では、魂の輪廻とか死後の世界とか、非科学的なことも説いてるのん！

それはどう説明するのん！それともここが田舎だから、うち騙されてるのん…？」

ここからは、そもそも「仏」って何？

同じ仏教なのに何で宗派の違いとかあるの？

天国とか極楽とか黄泉とか浄土とか、

死後の世界って、本当にあるの？…という話をしていくにゃ。

そうだにゃ〜…例えばここに、背中にネジをつけた女子高生ロボットなんかを作れる、

天才幼女がいるとするにゃ。その幼女が、好き嫌いして、

晩御飯のピーマンを食べ残したとするにゃ。

あなたなら、どうやってその幼女に、ピーマンを食べさせるかにゃ？

幼女に、乳幼児の年齢別必要栄養素の統計グラフを見せて、

好き嫌いすると、成長にどれほどの支障があるのかを懇々と諭しても

何も効果は無いにゃ〜。それよりも、好き嫌いする子、お片づけしない子、

夜更かしする子に対する、魔法の言葉があるにゃ。

それが「オバケがでるよ〜」だにゃ。

「食べ物を粗末にすると、もったいないオバケがでるよ〜！」

これで、はかせ…じゃない、幼女はピーマンを食べるにゃ！

ちなみに、夜更かしする子には『ねないこだれだ』がテキメンらしいにゃ！

…れとにゃんには関係ない話だけどにゃ…

…ええと、何が言いたいかと言えば、実は、仏教に出てくる

「仏」とか「浄土」とか「地獄」とかいう話は、この「もったいないオバケ」

と同じ意味合いの、言わば、「子供だまし」のおとぎ話、例え話なんだにゃ。

…わかりやすいように、もう一つ、例え話を入れるにゃ。

悪い王様「人生は一度きり。死んだら無になるだけ。それならば、

他人が苦しもうが悲しもうが知ったこっちゃない。

わがまま放題、悪行三昧、自分のしたい事をするぜ！」

お釈迦様「いいえ、人間には魂があり、この世で悪行を重ねたら、

来世で、地獄という恐ろしい世界に堕ちるんだよ〜」

王様「なにそれ怖い！すぐ改心します！財産は全部、国民に分け与えます！」

…これが「地獄」という言葉の正しい使い方だにゃ〜。

実はこの悪い王様は、自分がいつ財産目当てに誘拐されるか、強盗に殺されるかなど、

常に不安でいっぱいだったにゃ。しかし全財産を捨てたことで、その悩みから解放され、

しかも国民から愛され、幸せな一生をおくる事ができたにゃ〜。

この例え話からもお分かりの通り、仏教という宗教は、

魂や死後の世界が、あるとか無いとかを議論したり証明したりするための宗教ではなく、

あくまでも、私たち生きている人間が、生きている間に、

どうすれば悩みの少ない人生を送る事が出来るかを説いた教えだにゃ〜。

つまりは、先ほどの例とは逆に、例えばある男が人生に悲観して、

「現世はもうダメポ…魂が輪廻転生するんなら、来世に期待して、早いとこ死にます！僕、死にます！」

…という人に対しては、

お釈迦様「いやいやいや、死後の世界があるかないかなんて、分からないよ。

もしかしたら、死んだら全員、ネオエク○デス的な永遠の無が待っているのかも。

それに例え本当に来世があるのだとしても、いまのあなたの人生は、たった一度限り。

だから、いのちをだいじに、辛くてもそれが四苦八苦の人生、みんな同じく苦しい。

でもその苦しみから逃げるのではなく、苦しみを受け止めて、もう少し頑張って生きてみない？」

…という話になったかもしれないにゃ。

…というわけで、長くなったけれど、ここからが「仏」のお話にゃ。

何度も言うように、これはあくまでも例え話、

こう考えれば、悩みの少ない人生を送れるかもよ、というお話だにゃ。

ところで…だれか…まだ読んでいるかにゃ〜…

れとにゃん、気になります！

まあ…お寺でいつもこういう法話をしてるのだけどにゃ…

…くじけずに続けるにゃ〜！

まずは、キリスト教やイスラム教の「神様」って、何人いるか知っているかにゃ？

…まあ、人ではない神様を何「人」と数えるのはおかしいけどにゃ…

あっ・・・ もう終わった？

なんやこのスレ..

話てのは、話す人がいて聞く人もいないと成立しないというありがたいお話だったのですね。

やらせて