昔飼ってた雑種犬が俺を裏切った話

立ったら描く

書かなくていい

前に話したんだが焼き直しだあれは遠い昔
俺は小学五年生で家には雑種犬がいた

俺はタロウ（仮）が大好きだったしタロウも俺になついていた
あの日までは

そう、ウルトラの父が家に来たんだ

ある日の夕方いつものようにタロウと散歩に出掛ける俺
２キロくらいの山沿いの道を歩いていると

野良犬があらわれた

>>5
ワロタ

タロ吉のはなしか

ウルトラの父「デュワ？」
タロウ「デュワッ！」

その野良犬が急に俺を襲ってきて俺に噛みついたんだ
俺は必死にタロウに助けを求めたけどタロウはいつの間にかどこかに逃げて行った

タロウはそのとき生後半年ビビりまくりアホみたいなポーズでうずくまった
本当にアホみたいなポーズだった

俺はタロウを守らなきゃと思った
だからタロウを守るように野良犬の前にたちはだかった
野良犬もあとずさりを始め
それで解決のはずだった

だが当時の俺はバカだった
今は賢いが

当時の俺はちょっと頭のネジがとんでた

タロウに犬を倒せってけしかけてみたんだ
それで飛び付いたタロウとその犬が戦ってたんだけどしてお互い噛みつきまくって
これはヤバイって思って俺は二匹を引きはがそうとして野良犬の体を掴んだらそいつが急に俺に噛みついてきやがった

俺はプレッシャーに耐えきれず顔面から野良犬に特効した
驚いて俺の顔面に噛みつく犬
まあ噛みついたというか牙が頬をかすった

あまりの痛さに叫び声をあげてタロウに助けを求めようとしたんだけど
気が付いたらきなくなってた

そしたらタロウが俺の後頭部に銃口をつきつけて「悪いな、相棒」って言いながら俺を売りやがったんだ

野良犬は逃げていき
タロウもいなかった

俺は安堵したタロウは逃げてくれたかと
かつ心配した
タロウは家まで帰れたのかと

スレタイワロタ

だけどタロウがどこに逃げて行ったのかも気になって
身体が痛いのを我慢して必死にタロウを探したんだ
けど見つからなかった

仕方なく家に帰ったらカーチャンが迎えてくれたんだけど何かおかしかったんだよね
まるで犬をあやすような感じで接してくるの
そして気が付いたんだ
俺がタロウになってた

俺はタロウを守ったことを誇り家に帰ると
親が血相を変えて車に俺を押し込み医者に連れていかれた
タロウは水を飲んでいた

ワロタ

俺は結局全治1ヶ月だったんだけどタロウは勿論無傷
俺はそれ以来タロウと散歩に行くのを辞めた

タロウは俺の顔を見ると「フッ…」と鼻で笑った
そのとき俺は、生まれて初めて言いようのない殺意を覚えたんだ

俺はお湯に怒られ医者に怒られいろんな検査と手当てを受けた
帰る頃にはタロウは寝ていた
犬のクセに人前で寝ていた

「くッ……イヌのくせにいィィィィィ！！！！」
俺は叫んだ
そう、心の底から雄たけびを上げたんだ

俺はタロウとの絆が深まったと勘違いしていた
だが
現実はタロウの中で俺の家族内の序列が下がっていた
今までは
母＞妹＞俺＞父＞タロウ
だったのに
母＞妹＞タロウ＞父＞俺
になったようだった

母、妹、父、タロウ「死ねばよかったのに」

父が言うには
たまに犬ってそういうことするらしい
野良犬にビビった飼い主を守った飼い犬が飼い主より序列が上と勘違いするケース

「ふっ…貴様の父親は犬以下だな」
組んだ前足の上に顎を乗せ、タロウは上目使いで囁いた
「そして、今の貴様は……それ以下なんだよ、クククク」

だがマジレスで待って欲しい

おかしくないか？
タロウが逃げてりゃ俺も逃げれた
タロウは逃げるどころか動けなくなったんだ
だから俺は野良犬と対峙するしかなかった
しかもタロウは野良犬とのいざこざの間に家に帰ったんだぜ？
本来なら
俺＞＞＞＞その他家族＞タロウ
になるべきだろ？

次の日からタロウの俺に対する態度が変わる

餌を持っていくと早くよこせと唸る
散歩は常時タロウペース
そして俺が撫でても尻尾を振らないくせに他のやつにはケツまで振りやがる

犬と人間が同じ思考だと思うなよ

タロウ「人間のくせに犬にも勝てんのかこのクソ>>1が！」
じゃないの？

そんなことはどうでもいい
なぜ父親のランクが下がった

「イヌはヒトより偉い」と野良犬からテレパシーを送られたからだよ

>>34ふざけんなよ
犬も人間も関係ないだろ？なんであのときの状況で俺が序列下がるんだよ

具体的にタロウは俺の何を下にみたんだよ？

>>38
野良犬如きに遅れをとったからじゃない？

>>36母より下だったんだ親父

人間社会でもさ
いくら勇気ふるっても貧乏くじ引いた奴は
見下されるし序列が下がるだろ

実はタロウと野良犬は仲間で
>>1を試した

タイトルだけでワロタｗ

>>39てめえは結末確認してないだろうが
小5の俺は小型野良犬を撃退したんだよ

2013年の最も情けないスレタイ大賞あげる

過誤記憶って奴かな
本当は>>1がアホみたいなポーズでうずくまってて
タロウが野良犬を撃退したんだ

結局タロウはわけあって親戚の家に引き取られた
そのとき
俺は涙ながらにタロウと一緒に親戚の家に向かった

>>44
タロウ「いいから餌を持って来い、雑種！」

>>40
話の筋から考えれば「父＞犬＞お前」になるところが
「犬＞父＞お前」になったのが分からない
もし事実なら何の落ち度もなくランクの下がった父親の方が可哀想だ

片道一時間の道のり
親戚といっても親戚経由で誰かが飼うらしい
疎遠どころか名前も知らない県外の人だ
多分これが別れになるだろう
俺は親父が運転する車の助手席に乗りタロウを膝にのせた

>>49親父は多分素でランクを下げた

親父は俺よりなめられていたかもしれない

俺の膝に爪を立ててなんとかアタッシュケースに前足をかけるタロウ
肛門が目の前にくる
やはりなめられてる

犬って臭いで人の心を読むらしいからな
>>1の邪心、器の小ささが気取られてしまったんだろう

でも
俺はタロウは
俺との別れを察知して悲しそうな声くらいあげてくれると確信していた

グッパイタロウ
元気でなタロウ

俺はちょっと涙ぐみながら田舎にむかう
いや、俺んとこも田舎だがな

そして大きめの農家らしきところについた

そのときタロウは歓喜の声をあげた

「さあ、オレのアヌスを舐めな」
タロウはにやりと笑うと、俺の眼前に濡れた菊穴を突きつけた
俺は思わず……

今まで聞いたことがないような声をあげタロウは農家のオッサンの足に飛びついていた

オッサン「タロウ、元気にしてたか？久し振りだなあ」

タロウ「クゥーン…クゥーン」

幸せそうでよかった

心が折れた

走馬灯のように俺の頭の中では記憶の検索作業と推測作業が始まる

タロウは仔犬で貰ってきて8ヶ月間ウチで育ち
親父の転勤で飼えなくなったわけだが

このオッサンは


誰だ？

うちの犬は俺が飯食ってると口の中に無理やり口突っ込んできて舌で食ってるものとろうとする
なぜか俺にしかしない
飯のときだけは舐められてるけど普段はめっちゃ言うこと聞く

ここからが問題です
オッサンの正体は？

今までの文章に答えは隠れています

タロウの実の父親

>>1の親父

未来の>>1

しらねぇよめんどくせぇなそりゃタロウも愛想つかすわ

なんだ作り話か

農家のオッサンは母ちゃんの親戚の知り合いでさ

引っ越し決まってから慣らし運転で日中農家でくらしてたんだとさタロウは

そりゃあデカイ農家は犬も居心地いいわな

これでおしまい？