41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:26:07.56 ID:xGfJ+7Xv0
貴音『響の見る月はとても綺麗ですねっと』
響『…え?』
響き『…あー 確かにあの時の月は綺麗だったよなー♪』
響『おっきくてまんまるなお月さまでさぁー♪』
春香「…貴音さん、響ちゃんにそんな遠回しに告白しても伝わらないって…」
千早「そうね…」ズズズ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:26:50.21 ID:N8+i7x4+0
し
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:27:06.19 ID:xGfJ+7Xv0
貴音『…あなたは本当に、いけずです///』
貴音『これは少し…』
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:27:48.32 ID:xGfJ+7Xv0
貴音『…おしおきが必要かもしれませんね』ニコ♪
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:28:08.85 ID:N8+i7x4+0
し
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:31:01.17 ID:xGfJ+7Xv0
響『え!? ちょ、ちょ、ちょっと!!』
響『たか‥ね///ちょ、ちょっとまっ・・て!! ・・あっ///』
貴音『ふふふっ♪』チュッチュッチュ
響『//////////////』
千早「ぶーーーーー!!!」
春香「・・う、うわぁ〜///お二人がすごいことになっちゃってるよ///」
千早「っけほ!!っけほ!!」
春香「ちょww千早ちゃん、大丈夫?ww」
千早「…あの二人は一体に何をしているのかしら///」
千早「ま、真昼間からお茶の間に放送できない状況になっているわね…」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:31:01.14 ID:hH8k/JHW0
ほう・・・ほう・・・
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:32:18.02 ID:xGfJ+7Xv0
響『んっ//あっ! //た、たかね…//』チュッチュッチュ
貴音『ひびき///』チュッチュッチュ
TVレポーター&俺『うわ〜!!!\(^o^)/ 生きていて、、よかっ(ry』
TV『…』
ピンポンパンポーン♪
TV『しばらくお待ち下さい』
春香「…」
千早「…」
千早「…春香、テレビのリモコン取ってくれる?」
春香「ヴぇ!?/// あ、えーと、はい!」
千早「…悪いわね」リモコン ポチッ!
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:33:27.53 ID:xGfJ+7Xv0
春香「…」
千早「…」
春香「…え、えーと///」
春香「そ、そういえば、昨日のサザエさんの最終回みた?千早ちゃん!」
千早「え!? …ええ/// もちろん観たわ」
春香「まさか、あんなどんでん返しがあるなんてびっくりしたよねww」
千早「そうね、まさかマスオさんにあんな過去があったなんてね」
春香「タマが喋りだしたときはこの世の終わりかと思っちゃったよ!」
千早「ええ、まさに今世界は終わろうとしているから間違いではないわ」クスッ
春香「…そっか! そうだよねww」
春香「それで途中で波平さんの髪の毛がぬ(ry」
---------
------
---
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:34:47.50 ID:xGfJ+7Xv0
春香「ドラえもんが最後、のび太くんのママとあんなことになっちゃうなんてww」
春香「もう、ホント可笑しかったねww」
千早「ええ♪」
春香「ふふふっ♪」
千早「…」
春香「あははははっ…っと」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:35:31.19 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」
春香「…」
春香「…ねぇ、千早ちゃん」
千早「…なーに?春香」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:36:40.43 ID:N8+i7x4+0
し
猿食らうから連投前にどっかに書き込んだ方がいいで
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:36:52.45 ID:xGfJ+7Xv0
春香「……世界が」
春香「世界が終わるって分かっていても世の中、あまり変わらなかったね」
春香「みーんないつも通り」
春香「響ちゃんと貴音さんとの仲も周知の事実で今さらって感じだもんねww」
千早「…そうね」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:41:28.92 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」
千早「…今、生きている人達は」
千早「…死んだことのない人達だから」
千早「…死ぬことに現実感が持てないのよ、きっと」
千早「私だってたぶんそうよ、春香」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:43:33.28 ID:xGfJ+7Xv0
春香「…そっか」
春香「…そうだよね」
春香「私だって未だによくわからないもん」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:45:32.13 ID:N8+i7x4+0
し
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:45:50.05 ID:xGfJ+7Xv0
春香「通学途中にいつもあいさつする駄菓子屋のおばあちゃんも、いつも通りやさしくって」
春香「いつも見かける猫は、塀の上でいつも通り、眠たそうにあくびをしていたよ」
春香「電車もバスも普通に走っていたし…」
春香「…そのおかけで今日も千早ちゃん家に来れたんだけれどもねw」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:46:36.50 ID:xGfJ+7Xv0
春香「……それにそれに!!」
春香「家を出る時もお母さんは『車には気をつけるのよ〜♪』だって言われてさww」
春香「ホント可笑しくってww」
千早「…」
春香「…」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:48:59.19 ID:xGfJ+7Xv0
春香「……明日も」
春香「世界は続くんじゃないかな、きっと…」
千早「…」
千早「…もしかしたら」
千早「世界中の人々たちが私たちのことを騙しているのかもしれないわね」クス
春香「…それで、実はドッキリだよ〜ん♪!!って亜美と真美が玄関からプレートを持って入ってきたりして」クス
春香「全人類が仕掛け人のドッキリなんて、なんだか楽しそうだね♪」
千早「もしそうだったら、後でプロデューサーにはきついお灸を据えないといけないわね♪」クス
春香「そうだね♪…ふふふっ♪」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:49:28.59 ID:N8+i7x4+0
し
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:49:37.59 ID:xGfJ+7Xv0
春香「…」
春香「…私ね、千早ちゃん」
千早「…ん?」
春香「アイドルになって本当によかったなーって思うんだ」ニコ♪
春香「大好き歌を… 大好きなみんなと一緒にあんな大きなステージで歌えて…」
春香「…ほんっとうに楽しかった!♪」
千早「…」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:51:33.71 ID:xGfJ+7Xv0
春香「もちろん、トップアイドルなんて呼ばれるようになるまでいろんな事があったけれど…」
春香「みんなが一緒にいてくれたから、ここまで頑張って来られた」
千早「…ええ。765プロの団結力は誰にも負けないわ♪」
春香「あー、ほんっとうにみんなに出合えてよかったなー」
春香「…千早ちゃんと仲良くなれてほんっとうによかった…」ニコ♪
千早「春香…」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:52:32.03 ID:xGfJ+7Xv0
春香「…」
千早「…」
春香「…私、何だか」
春香「…少し眠くなって来ちゃったかな♪」
千早「!?」ビクッ
千早「…そう」
千早「…よかったら私の膝を貸してあげようかしら?」膝ポンポン
春香「え?いいの?やったー♪ 千早ちゃん、だーいすき♪」
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---
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:53:01.42 ID:N8+i7x4+0
し
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:53:15.79 ID:bHl//pTw0
し
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:53:50.65 ID:e2ZRGEGa0
なんかギャグマンガ日和思い出した
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:54:02.41 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」ナデナデ
春香「…」
千早「…春香」ナデナデ
春香「…なーに?千早ちゃん」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:56:58.40 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」
千早「私も…」
千早「765プロのみんなに…」
千早「そして…」
千早「春香に出会えて本当によかった」
春香「…うん」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:58:12.60 ID:xGfJ+7Xv0
千早「私が家にひきこもっていた時、さっきは冗談で誤魔化したけれども」
千早「…本当に辛かったわ」
千早「本気でアイドルを辞めようと思っていたし、消えてしまいたいって思っていたわ」
春香「…うん」
千早「けれども…」
千早「こんな私のために春香は、765プロのみんなはあんな素敵な歌を作ってくれて」
千早「最後まで私のことを… 信じて待っていてくれた」
千早「あのステージで私は初めて自分自身のために歌うことできたの」
千早「素直な気持ちで、私は歌が好きって言えるようになったわ」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 01:59:09.80 ID:N8+i7x4+0
し
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:00:25.35 ID:xGfJ+7Xv0
春香「…うん」
千早「それなのに私は…」
千早「何も、してあげられていない…」
千早「今、世界が終わろうとしているこの瞬間ですら!!」
千早「……私は」グス
千早「…私は、あなたの頭を撫でていることだけしかできないの」グス
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:01:50.89 ID:bHl//pTw0
し
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:02:15.40 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」グス
春香「…」
春香「…そんな顔しちゃったら駄目だよ、千早ちゃん」クスッ
千早「…」グス
春香「…何もしてあげられてないなんてことないよ」
春香「だって今、私は、千早ちゃんに…」
春香「膝枕されて」
春香「頭ナデナデされてもらって」
春香「なんて世界一、しあわせものなんだろう」クスッ
春香「…」
春香「…そばにいてくれるだけで、しあわせだよ」
春香「…それだけで、いいの」ニコ♪
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:04:14.40 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」
千早「…そうね」グス …ニコ♪
千早「…私も」
千早「世界が終わろうとしているこの瞬間に」
千早「あなたを膝枕して」
千早「あなたの頭を撫でることができるなんて」
千早「宇宙一、幸せ者なんだわ、きっと」クスッ
春香「…ふふっ♪」クスッ
春香「…」
春香「……ちはやちゃん」
千早「……ん?」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:07:02.21 ID:xGfJ+7Xv0
…だいすきだよ
…ありがとう
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:08:27.11 ID:xGfJ+7Xv0
千早「もう、春香ったら///」バシッ!
春香「…」
千早「…はるか?」
春香「…」
千早「…ねぇ、春香?」ポンポン
春香「…」
千早「……本当に、眠っているみたい」
千早「…私が立ち上がったら頭を打って『痛いよ〜千早ちゃん!』って言って…」
千早「目を、醒まさないかしら…」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:09:42.94 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」
千早「…くっ」グス
千早「…うぅ、、」グス
千早「…あーもう!私ったら!」グス
千早「見送る側になった人は笑顔で見届けるって春香と約束したのにッ!!」グス
千早「私は!」グス
千早「こんな!」グス
千早「酷い顔をしちゃってッ!!」グス
千早「…なのに」
千早「…この子はなんて、幸せそうな顔をしているのかしら」グス
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:11:04.89 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」
千早「これじゃ…」グス
千早「向こうで春香にまた心配させてしまうわね、私」…ニコ♪
千早「…」
千早「…春香」ナデナデ
千早「私も、大好きよ」ナデナデ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:12:24.16 ID:bHl//pTw0
し
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:12:33.03 ID:iJlZqdxi0
〜翌朝〜
千早「春香、もう朝よ春香。春香ってば」
千早「………」
千早「し、しんでる…」
ないですよね
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:13:16.33 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…」
千早「…私も、薬が効いてきたみたい」
千早「…それに、もうそろそろ、例の時間のはず」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:16:19.23 ID:xGfJ+7Xv0
…ゴゴゴゴゴゴゴ!!
千早「…凄い揺れね」
千早「そして、夕方でも無いのに空があんなにも赤いだなんて」
千早「…」
千早「…でも」
千早「…なんて、美しいのかしら」
千早「そう思えるのも、きっと」ナデナデ
千早「あなたのおかげよきっと …春香」ニコ♪
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:17:21.53 ID:xGfJ+7Xv0
千早「…今度、対戦するときには少しは勝たせてあげようかしら」クスッ
千早「…はるか」
春香「…」
千早「…」ナデナデ
春香「…」
千早「…」チュッ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:18:03.31 ID:xGfJ+7Xv0
…おやすみなさい ニコ♪
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:25:03.25 ID:xGfJ+7Xv0
これで終わりです。
SS初投稿だから全くの手探りからスタート\(^o^)/
てか、ずっとROM専だったから代行ですが、自らスレを立てるなんて初めてだばかやろー 泣
だから、ID:N8+i7x4+0氏の助言、本当に助かったよサンクス
途中何度か書き込みがありましたが、話のプロットはギャグマンガ日和ではなく
高橋聖一氏の「よいこのSF劇場」を参考にしています。
また機会があったら、いつかSS投稿してみたいなー
最後に、代行してくれた方、支援してくれた方、ありがとー
歯磨いてねろよー ノシ
乙 ノシ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:25:25.88 ID:N8+i7x4+0
し
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:25:46.80 ID:e2ZRGEGa0
新しいコピペの誕生
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:26:00.77 ID:bHl//pTw0
おつ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 02:26:16.85 ID:N8+i7x4+0
おつ
よかった
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙