目が覚めたら、見知らぬ場所にいた

目が覚めたら、見知らぬ場所にいた。どうやら、誰かの部屋らしい。部屋には机とベッド、そして本棚が置いてある。
どうしよう、家に帰らなくては。明日までにTSUTAYAに銀河英雄伝説全巻を返さなくてはならないのだ。

みんなの力を貸して欲しい。さて、まず何をしよう。

>>5

ｋｓｋ

ロープを買ってきます

パンツ脱ぐ

オナニー

>>1
俺に銀英伝貸せ

代行ありがとうございます

オナニーをした。しかし何も起こらなかった。

何をしよう
>>13

出口を探す

本棚を調べる

鳥をつけて見た。

おや、目の前に紙切れが…
紙切れには『本棚』と書いてある。
何をしようか……

>>13

kskst

オナニー

本棚を調べる。

壁を殴る

本棚を調べてみた。

おや、またもや紙切れが…

紙切れにはなんて書いてあった？


>>16

オナニー

オナニーせよ

オナニーをしてみた。

あれ？精子で文字が完成したぞ。
なになに、『つくえのした』と書いてあるな。

さてどこを調べようか？

>>20

kskst

オナニー

机の中

トイレ

よし、オナニーで検索かけてみるか！


おや、トップページに『つくえのした』と出たぞ！

さて、どこを調べよう？


>>23

もう面倒だ。つくえのしたでも調べてみるか。

おや、紙切れが1枚と、あるものが出てきたぞ。

紙切れには『これを使え』と書いてある。

これはなんだ？


>>25

オナニー

ああ、これはオナニーか。
こんなもん捨てちまえ。

ポイー

おや、ゴミ箱から声がするぞ。

もしやお前は>>28じゃないか！

kskst

オナニー

これは酷い

おお、お前はオナニーではないか！


オ ナ 二 ー が 仲 間 に な っ
た

さてオナニーよ。何をしようか？


オナニー『>>32』

kskst

クソスレ終了

オナニー『クソスレ修理しようぜ』


そうだな。修理するには道具が必要だ。

机を探すか……

おっ、>>35があったぞ！これで修理できる！！

kskst

クソスレ終了

何かと思ったら、カブトムシゼリーじゃないか！

仕方が無い。修理は、あとにしよう。

さて、気を取り直して探索探索♩

>>38するか！

kskst

オナニー

さーて、オナニーすっかねー。

しかし、息子は嫌がっている。

やるorやらない

>>42

気がついたら密室がの続編かと思ったら全然違うじゃないか

ヤる

>>1000

やる

1000回やってみた。

勇者は死亡した。

コンティニューしますか？


>>47

やらない

する

kskst

オナニー

オナニー

1001回目のオナニーをした。

あれ？気づくと僕は知らない部屋に居た。

何をしよう？

>>53

kskst

kskst

オナニー

かそく

オナニーでもすっかー。

おかずおかず♫おかずはどこかなー。

あっ>>57にいれてたんだ！

kskst

オナニー

あー。そうだそうだ

PCのオナニーフォルダだったよ。あへー。


PCをひらくとメールが届いていた

from >>60

本文 >>62

かそく

kskst

未来の自分

オナニーしろ

見てみると、未来の自分からのメールだった。

なになに？『オナニーしろ。そしてベッドのした。』だと？

ベッドのしたを調べるか。


そこには大量の>>65が…

kskst

ねずみ

ギャーねずみだぁあああああああぁぁぁぁぁ


どうする？

1 地球破壊爆弾を使う
2 オナニー
3 なにもしない

>>70

ｋｓｋ

kskst

4 トロサーモン祭り

おっ、寿司屋でトロサーモン祭りやってんじゃん！気晴らしに行ってみっか。

『大将！トロサーモン4つ』

『すまんねーにいちゃん、トロサーモン切らしてるんだよ』

1 憤怒
2 自慰
3 静寂

>>73

kskst

クソスレ終了

『こんなクソみたいなスレ（寿司屋レジェンドの略）居てられっか！帰る！』

『すまんね、にいちゃん。これ、お詫びに』

大将は

1 脱出用の鍵
2 脱出用の地図
3 こはだ

をくれた


>>76

http://i.imgur.com/yauDl3F.jpg

オナニー

『はい、オナニーだ！大事にしな』

『あ、ありがとう大将。』

僕は、それを踏みつけた。

1 fin
2 まだまだ続くよ

脱出って何の話だ？

>>81

kskst

1

踏みつけたのはフィンだった。

あれ？ここはスキューバダイビングの練習場かー。

どうりでフィンがあるわけだ。

さて、ここでなにをする？

>>84

加速

このスレを終わりにしたい！

ふはははははは

終わりだと思ったか愚民どもめが！


終わらないぞ！地球が廻るかぎり！

ふはははｗｗｗｗwｗ



でも正直、誰もこないと悲しいな。

ねぇ


誰か雑談しようよ。

お友達呼んできたら喜ぶからさ。

しょうがない。脱出ゲームの続きやるか。

あっ、そうだ。

まとめサイトのみなさーん。

このスレまとめちゃってもイイですよ。

面白いかは読者が決めることですが。

じゃあ、しりとりでもやる？

アメリカ

カナダ

ダイビング

あっ俺はダイビングにきていたんだ。

あっぶね！


さてダイビングの練習場で何をする？


>>100

kskst

kskst

kskst

kskst

kskst

kskst

めんまのお願いを叶えてあげる

『めんまねー、かきたまがいいの！』

クソスレ伸びなくて悲しいね！でも大丈夫！次があるよ！

>>102
ありがとう。君のそのレスが私の活力でさす。

受験に落ち
恋に落ち
このスレも落ちるのか……

このスレが>>1000まで行ったら俺、結婚するんだ。

こんなかわいそうな>>1に巡り会えるとは…

kskst

kskst

僕には好きな人がいた

その女の子は、僕より年上だった。その当時僕は小学校1年生で、彼女は高校生くらいだった。

僕が学校帰りに神社に寄ると、彼女はいつも同じ場所に座っていた。それを眺めているだけで幸せだった。これが『好き』ってことなのかな？なんて思ったりして

なんかこのスレ不思議な気持ちになる

そこの神社では5年に1回お祭りがあるんだ。納涼花火大会。僕はそれが楽しみだった。
その年も僕は花火大会へ行った。そのには彼女の姿が…綺麗だった。浴衣をきた彼女は一段と大人っぽくて、一段と遠い存在に思えてきた。それが悲しかった。

ずっと見ているだけだった彼女に話しかけるのは億劫だった。でも、これを逃したら一生話しかけることができないような気がしたんだ。

お祭りは終盤にさしかかっていた。

この花火大会は普通と違って、露店とかお神輿とか全部片付けてから、町内の人みんなで花火を見て終わりになる。
もう露店は片付けが終わっていて、みんな花火を今か今かと待ちわびていた。

夜の明かりに映えた、紺色の浴衣。僕はその浴衣に向かって、ゆっくりと、それでもしっかりと近づいて行った。

その時

すると突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す
「JI-I-SA-Nは」「どこだ！」ステージにばあさんの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはばあさんの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのＴシャツをきたじいさんがターンテーブルをいじりながら目でばあさんに合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「 ここでTOUJO！　わしがONRYO！　鬼のGYOUSO！　ばあさんSANJYO！　
　違法なMAISO！　じいさんTOUSO！　壁からわしが呼ぶGENCHO！
　（ドゥ〜ン　ドゥンドゥンドゥ〜ン　キュワキャキャキャッキャキュワキャ！）
　年金減少！　医療費上昇！　ボケてて大変！　食事の時間！　冷たい世間を生き抜き！　パークゴルフで息抜き！
どこだJI-I-SA-N老人MONDAI！　そんな毎日リアルなSONZAI！　SAY　HO！（HO！）　SAY　HO　HO　HO　HO！」
じいさんのプレイも好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージがマシンガンのようにばあさんの口から飛び出していく
本物のヒップホップ。それがここにあるのだ

真赤な大輪の花が夜空に舞った。


下駄の音、盆踊りの歌、そんな夏っぽい音よりも僕にとって花火の音は『夏』を感じさせた。心臓がどんっ！って鈍く押される感覚は、あんまり好きではなかったけども……

なにこの>>1...
かわいそすぎワロタ

しばらくの間、僕は空に舞ういくつもの光に目を奪われていた。線香花火も嫌いじゃないけど、やっぱり大きいほうがすごいな。

最後の光が空へと放たれ、5年に1度の花火大会は幕を閉じた。

僕はハッとして彼女が居た方向を向いた。彼女の姿は無かった。

僕は走った、彼女はまだ近くにいるはずだから。

心の準備はできていた。好きと伝えるだけでいい。それでいいんだ！

途中、かったばかりの下駄の緒が切れてしまった。

僕は裸足ではしった。痛くなんかないんだ。痛くなんか……

結局、僕は彼女を見つけることができなかった。

僕は泣いた。痛かった。悲しかった。辛かった。悔しかった。


もう会えない気がする。

なんでだろう。

僕は会いたくて、会いたくて、震えながら眠った。

次の朝、僕は痛みとともに目を覚ました。足の裏の擦り傷だ。昨日は無我夢中で走っていたから気づかなかったのだろう。

絆創膏を貼って僕は家をとびだした。

神社へ行かなくては。

彼女に合わなくては。

焦りと不安で心はいっぱいだった。

神社についた。しかし、彼女の姿は無かった。

僕は考えた。

彼女は学校にいっていて、夕方にここへ来るはずだ、と。幸い、僕は学校が休みだったので神社で待つことにした。

境内の近くには栗の木があって、イガイガした栗が地面に転がっていた。トンボも秋色の服を着はじめていて、もう秋といってもいい時期だった。

夏の終りの涼しげな気候と空腹で、僕は眠りについてしまった。お昼過ぎのことだった。

僕が起きたのは、外も真っ暗になった頃合いだった。いつもなら家でご飯を食べている時間だ。

僕の頭には色んな考えが浮かんでいた。

今日、彼女がいつも座っているところに寝ていたから、彼女は不機嫌になって帰ってしまったのだろうか？

それとも、昨日の変な予感の通り、 もう一生会えないのではないだろうか？

僕は不安と恐怖に押し殺されそうになりながら、家に帰った。お母さんに怒られたけど、それどころではなかった。

次の日も、その次の日も僕は神社に通った。学校が終わったらすぐに帰る仕度をして、誰よりも早く学校を出た。

そして、日が暮れるまで境内の隅っこで彼女の姿を探していた。


…でも、彼女を見ることはできなかった。


ああ、あの時の変な予感は正しかったんだ。あの時がラストチャンスだったんだ。

僕は涙を流した。

そして、5年の歳月がたった。僕は6年生となっていて、今日はあの花火大会の日だった。

あの日以来、僕は神社には一回も足を運んでない。嫌なことを思い出したくはなかったから。でも彼女のあの浴衣姿だけは強く、脳裏に焼き付いている。

『なぁ、今日の祭り一緒に行かね？』

仲のいい友達が花火大会に誘ってきたけれど、ぼくはその誘いを断った。神社に行くだけで、泣いてしまいそうだったし、これ以上引きずりたくはなかったからだ。

僕はその夜、ぼーっと空を眺めていた。こうしているのが一番楽なんだ。

両親は花火大会の役員だから、家には僕が一人だった。

何も考えずに空を眺めていると
『ピンポーン』とインターホンが鳴った。

親ではないだろうし、知らない人が来た時は対応しなくていいと言われているので、僕は無視をした。

チャイムは2、3回鳴ってから止んだ。

誰だったんだろう。と思いながら再びぼーっとしていると。

どんっ！

花火が鳴った。

そして5年前と同じ、大きな光の粒が空を泳いでいた。

綺麗な色、そして心臓に響く『夏』の音。


花火が僕を5年前にタイムスリップさせてくれてるような心地がした。


なんだろう。神社に行きたくなってきた。

いや違う、行かなくてはいけない気がした。

僕は走った。

今なら会える。そんな気がしたから。

神社についた時には、花火も佳境に入っていた。

僕は登り慣れた石段を足早に登った。

石段を登り切って、まっすぐのびた参道の先を見ると、見たことのある、あの浴衣が見える。

僕は興奮でわけがわからなくなりながらも、その浴衣姿に近づく。


その時。

どんっ！という大きな音と共に、観客の『おぉ』という歓声が湧き上がった。

今年から使用された、ラストの大玉花火。

僕は後ろを振り向き、その見たこともないほど大きな花火に魅せられていた。

そしてそれと同時に、よくわからない既視感、そして不安感に襲われた。



…浴衣姿は、もう無かった。

あのー。見てる人がいなければ落としますよ。いたら続けますよ。

kskst

kskst

kskst

負けないで

もう少し

最後まで

働きたくないでござる

kskst

普段も一人なのにさ、2chでも一人になっちゃうなんてさ。

俺は見てないけど俺のちんぽは見てるよ

>>142
あなたのちんぽに乾杯。

やっぱり、神様の能力値配分にはいささか疑問が残るよ。

頭がいいわけでもない
運動神経抜群でもない
イケメンでもない

どうすればいいのさ？

「世の中を変えたければ自分を変えろ。
それがいやなら、目と口を閉じ、耳を塞いで孤独に暮らせ」

だってさ。

別に、自分を変えることが『いや』な訳ではないんだよね。わからないんだよ。何をすりゃいいのか…

容姿を変えてみようか？整形？染髪？

本を読めば、何か変わるかもしれない。でも何を読もう。

全部変えちまえばいいだろ
誰も知っている人がいない田舎にでもいって住み込みで働けかす





浴衣少女のお話は終わりなの

今まで。僕の人生を変えた本といえば『涼宮ハルヒの憂鬱』かな。高校時代にこの本に出会ってれば、もっと有意義な学生生活を送れた気がする。
これを見てる学生諸賢には涼宮ハルヒの憂鬱を強く推す。
まぁ見てる人は皆無だと思うけどね。

>>150
実は最近まで住込で働いていたんだ。警備の仕事。

でもそれも1ヶ月で辞めちゃったんだ。

趣味といえば妄想に耽ることだった。頭の中の世界は可能性に満ち溢れていて、僕はしばしばその世界に逃げ込んでいた。

だから、その妄想の世界を生かせないかと思って、作家を目指そうかななんて思ってた頃もあったんだ。でも僕の文才は見ての通りなんだよね。もうただのオナニーでさ。読者を引き込もうなんてサラサラ思ってないから…

でもさ、僕には何かしらの才能があるってどこかで確信してるところがあるのも事実なんだ。
それがなんの才能かなんて全くわからないし、それがわからないまま死んでいく可能性だってある。
というかプロスポーツ選手とか、タレントとか、一握りの人間だけが目に見える形で自分の才能を発見できた人たちなんだよね。
多数の人間は自分の持つ才能に気づかず、社会の歯車となって死んでしまう。

お前みたいな頭の悪いド底辺見てるとちょっとホッとするよ

死んだ後になんて何も保証されてないんだからさ、『今』をできるだけ充実させることが一番なんだと思う。だとして、充実させるためには何が必要だと思う？
お金？恋愛？権力？

>>156
そうか。ある意味で役立ってるならそれもそれでいいかも。

どんな煽りでも、このスレに立ち寄って一言もらうだけでもなんだか嬉しいですね。

なんかこのスレは落としたくないな。

おうやっとおいついたぞ
それで>>131の続きはないのか？

俺もやっと追いついたー

物語の続きですか？それでは書かせてもらいますね

家に戻ると郵便受けの中に何か入っていた。

送り主の名前も消印も何もない、ただの大きな包み。

ただ、僕の名前が書いてあるだけだった。


部屋に戻って開けてみると、中には天体望遠鏡が入っていた。それと一緒に『5年後に会いましょう』と書いてある1枚の便箋。

5年後？なんのことだろうか。

僕には『5年』といえば花火大会くらいしか思いつかなかった。

空をぼーっと眺めるのが日課となっていた僕はその日から望遠鏡で空を眺めた。


夏は天の川が綺麗に見える。

僕の住む地域は昔から七夕で有名だったから、織姫と彦星の話は耳にタコができるくらい聞かされていた。

会いたいのに会えない。

….僕と彼女みたいだった。

それから数年。僕は中学校を卒業し、地元の公立高校に入学した。

中学時代はサッカー部で毎日が忙しく、毎日が風のように過ぎ去って行った。

それと同時に望遠鏡を覗くこともなくなってしまった。

高校に入って僕は、天文部という部活があることを知った。それを知った途端、また望遠鏡を覗きたくなったのだ。

その夜、僕は神社に行った。

神社は町の高い所にあるから絶好の観察ポイントになっている。

神社の大きなお社は固く閉ざされていて、本殿は大きな影の闇を落としている。

この大きなお社は、祭りが行われる年の4月1日から、納涼花火大会こ8月31日の間だけ扉が開かれるらしい。

町の伝承によると、その中には織姫が閉じ込められていて、5年に1回、4月1日から8月31日までの間だけ自由の身になれるらしい。

僕はこの言い伝えが好きだった。

来年は花火大会か……

と言いながら僕は望遠鏡を覗いた。
春の夜空は気持ちいいほど晴れ渡っていて、星たちは彼らの存在を一生懸命伝えてるかのように、キラキラと輝いていた。

なんか頑張れ

僕は天文部に入ることに決めた。

しかし、天文部は部員がいないため、人が集まらない限り入部できないらしい。

僕は部員を探し求めたが人数を集めることは出来なかった。


そこに天文部の顧問をしていたおじいちゃん先生がやってきて、鍵を渡してくれた。

『これは、屋上の鍵じゃよ。天文部もなくなって、使う機会もなくなったから、この鍵も必要ないんじゃ。よかったら君にあげよう。』

ぼくは毎日のように屋上で空を仰いだ。

星を見るたび、浴衣姿の彼女を思い出すのは少し辛かったけど、彼女の姿を忘れないためにも星を見た。

このスレこわい

そして高校2年生の春。

僕のクラスに転校生がやってきた。

長い黒髪をした、綺麗な女の子。
そう。そこには僕が小学生の頃から
追いかけては離れていってしまっていた彼女の姿があった。

ぼくは彼女に声を掛けることが出来なかった。なんて声を掛ければいいか全くわからなかったのだ。

しかし、この問題はすぐに解消した。

彼女の方から声をかけてくれたのだ。
その一言目に
『また、会うことができたわね。』
という言葉が出てきた時、僕はやっと確信を持つことができた。

目の前にいるのは、あの彼女だ。

それから僕たちは、一緒に時間を過ごすようになっていた。休日は2人で遊びに行ったりもした。でも不思議とこの時、恋愛感情というものは全くなかった。

ただ、憧れの人と一緒にいることができる。それだけで満足だった。

そして、夏を迎える少し前、ジメジメとした教室で授業をうけていると、隣の彼女の席から紙飛行機が飛んできた。

それを開くと。

“ 大事な話があるから ”

とだけ書いてあった。


僕は正直、告白をされるのかと思った。というかドストレートなアプローチだなぁと内心嬉しかった。

告白をされたら、なんて返事をしよう。もちろん、彼女とこれからも一緒にいたい。だから告白をうけたらOKを出すつもりでいたが、どうやったらカッコいい言い返しが出来るかを考え考え、気づけば放課後になっていた。

放課後、僕と彼女は屋上にたっていた。こんなところで屋上の鍵が役に立つなんて！

グッジョブ先生。

『で、話ってなんだい。』
僕は自分のできるカッコいいの限りを尽くす。

『あのね。実は……あの神社、今年いっぱいで取り壊されることになったの。』


唖然とした。告白じゃなかった衝撃に加え、神社が取り壊されるだって？？

『そう。だから、お祭りも今年で最後。もう会えなくなっちゃうんだよ…』


僕には何が何だかわからなくなってきた。お祭りが最後で？会えなくなる？？


彼女は、よくわからない一言を残して去って行った。

その日、家に帰って僕は色々と考えた。

5年ごとに出会った彼女
花火が終わるといなくなってしまう彼女
もう会えなくなると言う彼女

その時、ハッと思い出した僕は机の引き出しから一枚の便箋を取り出した。

『5年後に会いましょう』

と書かれた便箋。

これを見て僕は、やっと気づいた。

8月31日。例年より残暑がきつく、この日も蒸し暑かった。

僕はその夜。彼女を学校の屋上へ誘った。屋上は花火が一番綺麗に見える。お別れをするならばここだと思っていた。


『たこ焼き買ってきたよ』
彼女は笑顔とともに屋上へやってきた。その笑顔は、今思うと作り笑いだったようにも見えた。

花火までにはもう少し時間がある。

僕は彼女とたくさんの思い出を語り合った。

涙が出そうだったけど、ここで泣いたら悲しいお別れになるだろうなって思ったから我慢した。

彼女は少し泣いていた。

そして花火が始まった。
その一発一発がカウントダウンのように僕の心を焦らせた。

僕が喋り始める前に、彼女の口が開いた。


『本当はね。10年前からずっと、あなたと仲良くなりたかった。でも神様は本当に残酷で………それでも最後はあなたと時間を過ごすことができて、嬉しかった。』

10年前も5年前も、彼女は僕を待っていたのだ。あの紺色の浴衣は彦星を待ち続けていたのだ。

僕は自分の不甲斐なさと、変えることの出来ない運命を憎んだ。

花火の音は、相変わらず僕の心臓を攻撃する。

『僕は、ずっとあなたを追いかけてました。これからも、会えなくなっても、僕はあなたを追いかけます。そして……あなたの彦星になります！』

僕は正直何を言ってるか自分でもわからなくなっていた。別れとはこんなにも辛く、悲しいものなのか。

『ありがとう。最後に、私から1つお願い。目をつむってくれる？』


僕は目をつむった。

彼女の下駄の音が徐々に近づいてくるのがわかる。

もう会えなくなるのに……クソッ！俺には何も出来ないのか…….

彼女の顔が僕の顔に近づいてくる。彼女そして彼女は………


『5年後に会いましょう』と呟いた。


僕はハッとした。その瞬間、大玉花火の大きな音と光が町全体を包んだ。





目を開くと、そこに彼女の姿は無かった。



一完一

終わった。自分でもよくわからないまま終わってしまった。

kskst

kskst

kskst

僕は『一人』が好きだ。でも『孤独』が嫌いだ。

kskst

kskst

kskst

kskst

東京か

腹が減った
しかし喉を通らない

>>193
どうしました

とっきょー

>>194
あんさんは>>1でいいんだよな？

そうですよ。代行スレに頼んだんでIDは違いますが。

kskst

俺は言ってもなんだけど頭いいんだと思う
偏差値は72
けど育った環境が劣悪で、二回自殺に失敗した
そのへん、バランス取れてるんだと思う
俺はあんたが羨ましいよ

>>199
武器があっても諸刃の剣となる場合もあるんですね。僕が他人から羨ましがれる存在ではないです。一生懸命生きてください。

ありがと、でも生きる気にはなれないや
機会を伺うだけ、残りは惰性

環境って大事ですね。

kskst

kskst

5分の1を消費した。このまま>>1000まで行けるとは思えないけど、色んな人と話がしたい

大学受験しようかな。

kskst

kskst

kskst

がんばって1000まで伸ばすといいよ

>>210
ありがとうございます。

kskst

kskst

>>213
ありがとうございます。

名前つけました。

kskst

kskstじゃあつまらない

スレタイで始まるSSを書きまくれ！
いっぱい書けば、だんだん上手くなる

さあ！

http://i.imgur.com/l9dkyU5.jpg

>>217
そうですね。なにかしないと始まりませんよね。

>>218
頑張って笑えるようになります。

目が覚めたら、見知らぬ場所にいた。

あたりは真っ暗で僕は椅子のようなものに座っている。

ここはどこだろう。周りも真っ暗だから動こうにもどこへ移動すればいいかわからない。

それに加え、なぜか座ってる部分がフィットするというか、きれいに椅子がフィットしてくれているというか、かなり座り心地が良い。ここならしばらく座っても大丈夫という安心感が、僕をここに居座らせる。

wktk

wktk

序盤の流れは正直笑った
花火の話ははじめの方読んでないけど最後らへんよかったまる

よくわからんが>>1が1000まで伸ばすスレか

ほらみてるやつはいるぞ
頑張れ

しかしここはどこだろう。

周りは静かで少しだけ水の音がする。
川？水辺であることは分かる…

おや？僕の視線の右側に光るものがある。ボタンだろうか？
おいおい、こんなの押せるわけないだろ。なんのボタンだよ。

ボタンは幾つかあって、それらが固有の光を放つ。

その光はまるで僕たちを誘ってるようだった。


座っている高さで丁度いい所にボタンがあるってことは座りながら押すのが正しいのか？


もしこれを押したらどうなるのだろうか？

電気が点けばいいのだが、椅子の下から針が出てきたりしたらどうしようか？

それはないか……

最後まで頑張ってくれ
東京オリンピック開催より応援してるから

なかなか気になる展開
期待age

僕は意を決してボタンを押した。


『ピッ』

その瞬間、ぼくのお尻のあたりに違和感を感じた。


やばいっ


と感じた僕は急いで立ち上がり、恐る恐るお尻のあたりを触った。


湿っている。


戦慄した。まさかぼくの予想が当たっていたとは……

ぼくのお尻に針が刺さって……


その時、目の前がパッと明るくなって見覚えのある人物が僕に声をかけた。

『あんたはやく出てきなさいよ』

僕は家のトイレにいた。

面白い。

トイレかよwww

トイレｗｗ

どうでした？

>>234
予想外の展開www
結構好きな感じの話だwww

>>235
よかったです！

てす

この調子でＳＳ書きまくろうｗｗ

>>238
難しいですねー。考えがすぐに出てこないですね。うーむ。

伸びてて羨ましいわ文才じゃ足りないから立場くれ

>>240
このスレを使いたいということですか？

kskst

kskst

kskst

筆貸してもらっても文才なけりゃ睡眠もとってない
朝飯食ったら寝る

みなさんねたんでしょうかね

規制でかきこめなくなったらどうしよう。

僕が規制かかってdat落ちなるのが一番残念ですね。

kskst

やっと1/4ですね。

1000まで行く気かよ

じゃあ>>255について軽く語ろうと思います。

kskst

kskst

進撃の巨人

今話題のアニメ『進撃の巨人』
見たことないんでよくわかりませんが、巨人vs人間の壮大なアクションアニメかもしれませんし、巨人と人間との恋愛を描く青春ラブコメかもしれません。

粘り強いｗｗｗｗ

じゃあ次は何にしようかね。

ホントどこに行っても巨人、ダンロン子供が好きそうなものばかりだ
流行りもの題材にしなきゃvipじゃ特に伸びんわな
それもSSじゃな

ハンタ
宇宙兄弟
キングダム
この中から見たことないやつ選んでそれタイトルにＳＳ作って

>>1
お前別スレ出張して懇願してんじゃねえよｗｗｗ
まず俺のリクエストに応えろやｗｗｗ

なんてとこに出張してんだよｗｗｗ
vipでももっとマシなとこあんだろ
俺は寝る