792 名前: 転載希望です :2013/08/12(月) 09:33:41
日本の児童ポルノ規制法改正案が論議=表現の自由を叫ぶ漫画家と犯罪抑止を訴える政府のせめぎあい―華字紙
配信日時:2013年8月9日 13時50分
2013年8月8日、日本の華字紙・日本新華僑報は、「児童ポルノ規制法改正案」について
各方面から賛否両論が上がっていることを紹介した。
日本の古典的名著『源氏物語』の光源氏は、18歳のときに9歳の少女、若紫を引き取った。
だが、それは父性愛からのものではなく、少女の一生を囲い込もうとした「幼妻育成計画」であった。
日本では、幼い少女を好む男性のことを「ロリコン」と呼ぶ。
成人マンガを販売する書店には、「ロリコン」向けの書籍が大量に並んでいる。
国際社会が日本を「児童ポルノ大国」と呼ぶのもうなずける。
自民党、公明党、日本維新の会は現行の禁止法よりも規制範囲の広い「児童ポルノ規制法改正案」を共同で提出した。
現行法では第三者への提供、販売が禁止されているが、改正案では児童ポルノ作品の所持も規制の対象となる。
改正案が成立すれば、漫画家たちも作品の発表前に審査を受けることになる可能性がある。
つまり、虚構の描写について児童ポルノに関与しているとの疑いを受ければ、禁止されてしまうことになる。
マンガ・アニメ大国である日本では、この改正案は多くの愛好者や各種団体から
「表現の自由を妨げる」との反発を招いている。
では、日本はそれほど頭を悩ませながら現行の児童ポルノ規制法を改正する必要があるのだろうか。
答えは、イエスである。
警察庁の公開しているデータによると、2010年、児童ポルノ犯罪件数は09年から4割以上増加しており
2000年の統計開始から最多を記録している。
児童ポルノの所持禁止は、もはや国際社会の共通認識となっている。
G8で規制をしていないのは日本とロシアだけだ。
だが、今回提出された改正案に、漫画家たちは結束して反対している。
提出のタイミングもあまり良くない。2009年から、政府は「クールジャパン」計画を進め
マンガ・アニメは日本の「ソフトパワー」として輸出されているため、作品への規制強化は、ソフトパワーを削ぐことになる。
児童ポルノ作品が実際に犯罪に関係するのかは、深く検討していくべき問題だろう。
(翻訳・編集/岡本悠馬)
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