1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
これから投稿するのはデート・ア・ライブの短編
デート・ア・ライブ アンコールに載ってる
狂三スターフェスティバルのアナザーエンディングになります
出来れば上記を読まれた後に読むのが望ましいと思います
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:39:24.39 ID:AKOQGnbc0
黙れカス
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:39:40.96 ID:tzTutQOD0
とりあえずお茶にしましょう
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:40:19.72 ID:CN7+Lxs/0
ま、満足…
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:40:44.07 ID:oOm2e2Cf0
???「――ようやく見つけましたわよ、『わたくし』」
俺と狂三の前に現れたのは『狂三』だった。
狂三「わたくしの意に添わない分身体は消えてもらいますわ」
そう言うと本物の狂三は狂三を影の中に引きずり込もうとした
士道「――狂三っ!」
思考するよりも早く俺の体は自然に動いていた。
狂三「――士道さんっ!」
士道「……クッ」
白い腕に引きずり込まれそうになる狂三の手を握り絶対に離すまいと腰に力を入れた。
狂三「あらあら、往生際が悪いですわよ? それとも士道さんも一緒にわたくしに食べられたいんですの?」
士道「……くぁっ」
とてつもない力で影に引きずり込まれそうになりながら必死に堪えた
士道「――この手は絶対に離さない!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:41:02.23 ID:AByRA8DxP
琴里が1番可愛い
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:41:21.02 ID:oOm2e2Cf0
狂三「このままでは、士道さんまで死んでしまいますわ。わたくしのことはいいですから早く逃げて下さいまし!」
士道「お前を見殺しにして逃げるくらいなら死んだ方がマシだ!」
狂三「わたくしはこうなることはわかっていました……今日、デートして頂けて充分満足ですわ。ですから早く!」
士道「俺の気持ちはどうなるんだよ!? お前はそれでよくても俺は嫌だ! お前が殺されるところなんて見たくない! それに俺たちのデートはまだ終わっちゃいない! 短冊だってまだ結んでねぇだろ!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:42:00.25 ID:oOm2e2Cf0
狂三「……ああ、ああ、そうでしたわ。士道さんはこういう方でしたわね。でも、わたくしは……」
士道「わかってんだろ? 俺はこういう性格だから。このまま諦めるなんてこと出来ねえんだよ!」
俺は渾身の力を振り絞って狂三の手を引っ張った。
士道「うおおおおおおおおおおおお!!」
――絶対に諦めない!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:42:57.56 ID:idTdno5W0
きょうぞうちゃんの画像まだ?
まだ?
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:43:47.88 ID:oOm2e2Cf0
狂三「な、なんなんですの! 火事場の馬鹿力とでも言いたいんですの?」
士道の想像以上の怪力に本物の狂三は驚愕を隠しきれなかった。
それもその筈。
影に呑まれたかけた分身体を腕力だけで救い出して見せたのだから。
士道「……はあはあ。狂三、大丈夫か?」
狂三「……ええ。でもどうしてわたくしなんかの為に……」
士道「決まってんだろ。もっとお前とデートしたいんだよ。誘ったのはお前の方だからな。文句は言わせねえ」
狂三「……士道さん」
狂三は今にも泣き出してしまいそうな表情で士道を見つめた。
狂三「このまま逃がすと思っていますの?」
銃口を狂三に向けながら本物の狂三は冷徹な視線を浴びせてきた。そして何の躊躇いもなく引き金を引いた。
無慈悲な容赦ない一撃が狂三を貫く。絶体絶命。
全てが終わってしまったかに見えた。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:44:44.77 ID:oOm2e2Cf0
――ガキィンッ
???「――鏖殺公ッ!」
しかし、弾丸は狂三に到達する前に一閃、両断されてしまった。
士道「――十香!」
十香「シドー、大丈夫だったか? それから……ん? 狂三?」
私服姿の狂三と霊装を纏った本物の狂三を交互に見ながら十香は頭を傾げた。
十香「どうなっているのだ?」
どうやら状況が飲み込めていないらしい。
それも致し方ないことであろう。本来、狂三の下僕である筈の分身体を殺そうとしているのだから。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:45:39.55 ID:oOm2e2Cf0
狂三「十香さん、邪魔をしないで下さいまし?」
本物の狂三はすこぶる機嫌が悪そうに十香を睨み付けた。
十香「よくわからんがシドーに危害を加えるつもりなら容赦はしないぞ」
鏖殺公を構えながら十香は視線を鋭くした。
狂三「あらあら、今の十香さんが、わたくしに勝てると思っていますの?」
十香に銃口を向けながら本物の狂三は嘲り笑った。
十香「シドー、早く逃げろ! あいつの言う通り今の私では時間稼ぎしか出来ない」
士道「……十香」
十香「いいから早く!」
士道「……悪い、十香。恩に着る――行くぞ、狂三ッ!」
」俺は、狂三の手を取って走りだした。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:46:17.64 ID:oOm2e2Cf0
士道「……はあはあ、大丈夫か?」
どれくらい走っただろうか。息を切らしながら狂三の顔を見た。
狂三「……はあはあ、だ……い、じょう……ぶ、ですわ」
男の俺がこんなに息を切らしてしまうくらい走ったんだ。
女の子の狂三が大丈夫なわけがなかった。
息も絶え絶えになってしまっている様子を見るに休憩が必要なのは明らか。
士道「少し休むか? なんとか逃げ切れたみたいだし」
狂三「……はい、そう……させ、て……ください、まし」
俺は近くのベンチに狂三を座らせた。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:46:55.31 ID:oOm2e2Cf0
士道「本当に大丈夫か?」
座っていることさえ辛そうに息を切らしている様子に一抹の不安を覚える。
狂三「……ええ、ほんとに、士道さんは無茶をしますわね?」
士道「悪かったって。でも無我夢中でさ。」
狂三「でも、士道さん、らしいですわ」
ようやく会話に支障をきたさない程度にはなったらしい。しかし、無理は禁物だ。
士道「少し、横になるか? でもベンチだとちょっと堅いか」
言ってから気が付く。琴里がいたら何がしかペナルティーを科されてそうだ。
狂三「――それでしたら、こうさせて貰いますわ♪」
狂三は俺の膝に頭を乗せて膝枕の体勢になってしまう。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:47:35.18 ID:oOm2e2Cf0
士道「ちょ、ちょ、ちょ、狂三!?」
突然のことに俺は素っ頓狂な声をあげてしまう。
狂三「よいではありませんの、よいではありませんの。士道さんかわいいですわ♪」
士道「お、おまっ――か、かわいい!?」
狂三「はい、とてもかわいいですわよ?」
士道「な、なに言ってんだよ!?」
狂三の茶化すような言い方に顔を真っ赤にしてしまう自分が情けない。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:48:06.44 ID:oOm2e2Cf0
士道「……ったく、大丈夫ならもうどけよ」
狂三「何を言っていますの? わたくし達は今デートをしているのですわよ?」
士道「だから?」
正直、まったく意図がわからない。
狂三「膝枕なんて恋人っぽいと思いませんこと?」
士道「いや、それ逆だろ? 膝枕って普通は女が男にするもんだろ」
狂三「まあ、士道さんったら。わたくしに膝枕して欲しいんですの?」
狂三が頬っぺたに手を当てながら、わざとらしく言ってくる。
狂三に膝枕をして貰えることを想像して思わず生唾を飲んでしまう。
狂三「いい……ですわよ、士道さんなら――」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:48:39.10 ID:oOm2e2Cf0
士道「――じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて……」
狂三「どうぞ、いらっしゃいまし?」
狂三が膝をぽんぽんと叩きながら言ってくる。ここに頭を置けと言わんばかりに。
士道「――よいしょ……っと」
狂三「……どうですの?」
士道「ど、どうって!?」
思わず声が裏返ってしまう。
だって、ぱねぇ。マジぱねぇ。
すげえ、やわらけえ!ロリータ服の生地の感触も最高!
狂三の膝枕、最高!!狂三の膝、最高!!
マジ気持ちいい!!!最高!!!頭おかしくなりそう!!!
言えねええええええええええええええええええええええええ!!!
こんなの言えねえよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:50:25.50 ID:h7GmaQ5TO
保守
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:50:30.88 ID:oOm2e2Cf0
狂三「……わたくしの膝枕、気持ちいいですの?」
頬を朱に染めながら狂三が問いかけてくる。
士道「……お、おう! 頭おかしくなるくらい!」
言っちまったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
狂三「……そ、そうですの」
狂三が顔を真っ赤にしてしまった。俺も顔を真っ赤にした。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:51:04.31 ID:oOm2e2Cf0
狂三「――し、士道さん! あれを見て下さいまし!」
狂三が空を指さしながら言ってくる。
照れ隠しか? かわいい奴め。
俺は促されるがまま空を見上げた。
士道「――すげえな」
そこには満点の星空が広がっていた。
狂三「……きれー、ですわね」
星空に見惚れてる狂三の顔は本当に普通の少女のようで。
この広大な星空を眺めていると、精霊とかそんなことどうでもよくなってきて。
――ただ純粋にこの子を愛してあげたい。
そう思ってしまった。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:51:45.23 ID:h7GmaQ5TO
ほ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:51:52.33 ID:oOm2e2Cf0
士道「……ああ、綺麗だな。――でも狂三の方がもっと綺麗だよ」
狂三「な、なにを言ってますの……?」
顔を真っ赤にしながら狂三が言ってくる。
でも、構わず続けた。
士道「――俺、狂三のことが好きだ……付き合ってくれ!」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:52:42.23 ID:2/G5LkQX0
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_/⌒、 '. ‘, {ノ:i|ニニ=∧`¨´/ニ/:〈/ / / , `ヽ
/: ̄\\\ い ̄ ̄ ̄ ̄}{ ̄ ̄ ̄/ / / //´ ̄∨
│ このスレは狂三さん?が監視してます。 │
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:52:52.63 ID:oOm2e2Cf0
狂三「し、士道さん……」
狂三は顔を真っ赤にしながら、しかし、少し悲しげな表情をしていた。
士道「……ダメ、かな?」
狂三「――ダメなわけありませんわ! でも、わたくしには……もう時間がありませんの」
士道「ど、どういう……」
狂三「わたくしは、分身体。本物のわたくしが使った時間分しか生きられませんの……」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:53:42.53 ID:oOm2e2Cf0
士道「――時間なんて関係ねえ! たとえ残り時間が少なくても、その残された時間で俺は精一杯、お前を愛してやる!」
狂三「……ほ、本当にいいんですの? わたくしなんかで」
士道「なんかなんて、言うんじゃねえ! 俺の手を握れ! あの時、握れなかった手を」
狂三「……わたくしも、わたくしも! 士道さんのことが大好きですわ!」
――狂三は手を握った。
――あの時、握れなかった手を。
――握りたかった手を。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:54:07.34 ID:daaxj1BmO
デートアライブって面白いの?ハーレムもの?
>>14のキャラデザは良いけど
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/20(土) 20:57:35.94 ID:oOm2e2Cf0
すまん、少し落ちる
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:2012/11/11 20:47:46ID:2TLOe39oO [11/15回(携帯)]
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり